ダブルクロス The 3rd Edition 『アカデミアの休日』(GM:CAT)

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主な登場人物

芙蓉堂太一(さささ)
Aランクサポーター / 高等部二年
無所属(情報屋)
朝倉侑生(めかぶ)
Aランクアタッカー / 中等部二年
風紀委員会
夏川ミナ(クオンタム)
Aランクスペシャリスト / 高等部一年
風紀委員会
アルマテーラ王女
ティエラ王国第一王女
錠前絡
王国執事
甲斐断二
高等部二年/番長連

◆トレーラー◆

学園島に王女がやって来た!その名はティエラ王国の第一王女、アルマテーラ。
ティエラ王家はUGNにとっても大口の出資者であり、
オーヴァードと人間が共存を目指す学園があると聞いた王女の強い希望で
学生として体験入学が決まったのだ。
公務から解放されて喜ぶ王女だが、継承者争いのゴタゴタで命を狙われているという噂もあって…?

Double Cross The 3rd Edition
「アカデミアの休日 〜遠い国から来た王女〜」

ダブルクロス…それは裏切りを意味する言葉。

◆ハンドアウト◆

PC1…芙蓉堂太一(PL:さささ) キャラシート
初出セッション…『激闘のアカデミア!~7人の暗黒裏番長編~』 (GM:CAT)
シナリオロイス…アルマテーラ・フォンド・ティエラ 推奨感情(P:興味/N:隔意)
ひょんな事からアカデミアを訪れた王女の案内役を仰せつかった君。
彼女の印象次第ではアカデミアの将来が左右される…重大な役割だ!
何としても良い思い出をたくさん作らなくては。
芙蓉堂太一:「芙蓉堂太一だよ。君の知りたいことは何かな。教えてあげようか、まあ、わかる範囲で」
芙蓉堂太一:「その代わり、君の知ってるとびきり面白い情報をくれると嬉しいなあ……」
芙蓉堂太一:アカデミアではAランクの生徒として生活しつつ、裏では情報屋として動いている学生。二年生。
芙蓉堂太一:糸目。一見ぼんやりに見えるタイプだよ。実際ぼんやりという噂もあるよ。
芙蓉堂太一:アカデミア外に双子の弟がいるとかいう設定もありますが、多分今回は関係ないでしょう。
芙蓉堂太一:今回はPC1ですがピュアハヌで全くの支援タイプです。ダイス数増加なら任せろ! じゃらじゃら!
芙蓉堂太一:あと160点ということでスピードフォースを取得したので、最速で二人を支援できるはずです。みんな速いんだもの。
芙蓉堂太一:ミドル判定でも2回支援可能なので活用してってください。
芙蓉堂太一:なんか大役を任されるみたいで大丈夫なのかなあってなってますが、まあなんとかなるよね。
芙蓉堂太一:そういう感じでよろしくお願いします。
GM:態度はのんびり!行動は早い!
GM:君の情報収集能力に学園の未来がかかっている。頑張ってほしい
GM:続いて!

PC2…朝倉侑生(PL:めかぶ) キャラシート
初出セッション…『ポスト・レヴ/新星のアカデミア』 (GM:DT)
シナリオロイス…錠前絡(じょうまえ・からめ) 推奨感情(P:有為/N:憤懣)
案内役とは別に、王女の護衛役を務めることになったのは君だ。
しかし、元々王女の執事である錠前が何かにつけて突っかかってくる。
少しばかり度がすぎるような気もするが…?
朝倉侑生:「ボクの名前、覚えてくれた? 朝倉侑生、だよ」
朝倉侑生:「大丈夫、絶対に忘れられない名前にしてあげる★」
朝倉侑生:アカデミア界ナンバー1!弟にしたい系小悪魔アイドル★(当社調べ)
朝倉侑生:朝倉侑生(あさくら・ゆうき)です。中等部二年生、Aランク、風紀委員所属。
朝倉侑生:実はアカデミアの外では有名人、天才子役としてちやほやされて来ましたが、
朝倉侑生:覚醒を機にやって来たアカデミアでは全くの無名状態。そのギャップにコンプレックスを抱いています。
朝倉侑生:ちなみに同じく天才子役として活動してた双子の姉は、順調にトップアイドルへと駆け上がっているようです。
朝倉侑生:名前が知られてないなら仕方ない!このアカデミアってとこでもトップアイドルになるだけよ!
朝倉侑生:シンドロームはエンジェルハイロゥとハヌマーン。
朝倉侑生:とにかく誰よりも早く動いて、シーン攻撃や範囲攻撃をぶちまけようというキャラです。
朝倉侑生:そんな感じかなあ。超自信家の天真爛漫な美少年です★応援よろしくお願いします。
朝倉侑生:以上!
GM:アイドルが…理由あって、アカデミア!
GM:小悪魔系の魅力に翻弄されちゃわないようにGMも頑張ります
GM:最後は!

PC3…夏川ミナ(PL:クオンタム) キャラシート
初出セッション…『輝けるブラン・ニューデイズ』 (GM:すかいはい)
シナリオロイス…甲斐断二(かい・だんじ) 推奨感情:(P:親近感/N:食傷)
番長連に所属する男子生徒、甲斐が王女に一目惚れしてしまったらしい。
甲斐は素直で正直者ではあるのだが、思いのままに暴走しがちな男。
応援するにしろ諦めさせるにしろ、目を離さないほうが良さそうだ。
夏川ミナ:「高等部一年生、Aランクスペシャリスト。“ジェミニ-フィフス”の夏川です。風紀委員を務めています。」
夏川ミナ:「風紀を乱す生徒は63秒以内に鎮圧、排除、無力化可能です。よろしくお願いします。」
夏川ミナ:そういう風紀委員です。ロボット!
夏川ミナ:ロボットなので羞恥心とかもあまり無いし、犯罪者に対する慈悲もありません。
夏川ミナ:ただ、前回の事件で人間らしさというものを少し学習したぞ!
夏川ミナ:詳しくはすかいはいさんGMの『輝けるブラン・ニューデイズ』を読んでくれよな!約束だぜ! http://silicon14.uijin.com/brandnew_h.html
夏川ミナ:性能はエンハイ/ハヌマーンの感覚白兵。双子座のゾディアックウェポンで殴るだけ!
夏川ミナ:クライマックスでは行動値58で動き、風紀パンチ(威力が高い)を叩き込みたいと思います。
夏川ミナ:あと、白兵タイプですがスカート着用です。風紀委員なので制服です。
夏川ミナ:スパッツははいてたりはいてなかったり。
夏川ミナ:そういうロボット!よろしくお願いします!
GM:不良を殺すロボットがやってきた!
GM:殺人ロボットが人の心に触れ、変わって行く成長物語…期待したい
GM:そんなわけで、この三名でセッションを進めていきます
夏川ミナ:そうですよ。将棋ロボットだって心はあるんだ。
GM:よろしくお願いいたします
夏川ミナ:よろしくお願いしまーす!
朝倉侑生:よろしくお願いしまままーす!
芙蓉堂太一:よろしくおねがいします!
GM:では、まずはPC1芙蓉堂くんのOPからだ

◆オープニング1◆登場PC…芙蓉堂太一

GM:侵蝕値の上昇をお願いいたします。
芙蓉堂太一:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+8[8] → 41

GM:こいつは最初から景気がいいね
芙蓉堂太一:が、がんばる

GM:幾重もの情報封鎖で隠された、太平洋に浮かぶ孤島。
GM:そこにはオーヴァードと一般人の共生を目指して作られた、学園都市"オーヴァードアカデミア"が存在した。
GM:絶えず事件が起こるこの学園に、君は通っている。
GM:今は登校時間だ。ぽかぽかと暖かな陽気、ときおりかすかに風が吹き、街路樹を揺らしている。
芙蓉堂太一:「うーん、いい天気。眠くなっちゃうよね」のんびりと歩きながら、何か面白いことがないか抜かりなく探しているぞ。
GM:この学園にも時折このように平和な時間が訪れるのだ……
GM:だがその時!
GM:バラバラバラバラバラバラ
GM:上空から響く爆音!
芙蓉堂太一:「おーっと、なんだなんだ」糸目を軽く開け、上を見上げる。
GM:空に浮かんでいるのはMI-26!
GM:定員80名、長さ40.025m。史上最大の貨物容積を持つ軍用および民間用輸送ヘリコプターである!
芙蓉堂太一:「……なんだこれ」双眼鏡を取り出しとっくり眺めます。
芙蓉堂太一:なんか所属がわかるような識別記号とかないですかね
GM:ティエラ王国の紋章が付いています。芙蓉堂君はそれを知っていてもいい
芙蓉堂太一:「あー。あれ本で見た。……王国所属のヘリ? なんでまた」スマホでパシャパシャ写真を撮るよ!
GM:そのヘリコプターは徐々に降下し、強い風を起こしながら…芙蓉堂君から少し離れた場所に着陸した。
芙蓉堂太一:風で髪がぶわってなります。
GM:ドアが開き現れたのは、見慣れない管楽器や弦楽器を手にした楽団。
そして楽団が演奏を始めると、今度はヘリの中からアカデミアの制服に身を包んだ少女が現れる。

芙蓉堂太一:「……」楽団にはさすがにびっくりして動けなくなっているぞ。
GM:少女の傍には、眼鏡をかけたスーツ姿の男性が付き従っており……二人は歩みを進め、やがて芙蓉堂君の前までやって来た。
GM:少女は胸の前で手を合わせ、恭しく一礼。
アルマテーラ:「初めまして。わたくし、ティエラ王国第一王女アルマテーラ・フォンド・ティエラと申します」
芙蓉堂太一:「……は、え? いや、どうも、こんにちは……」
芙蓉堂太一:「……王……?」
芙蓉堂太一:(し、しまったー!!!)
芙蓉堂太一:(アカデミアの外とはいえ、僕に知らないことがあったのショック! ティエラ王国の王女の顔なんて知らねえよ!!!)
芙蓉堂太一:(油断は大敵……! いつ何があるかわからない……! 情報網を引き締めないと……!)ごくりと唾を飲みます。
???:「君。失礼ではないかね。王女が名乗っているのだ、君も姓名を述べたまえ」
GM:メガネの男がきつい口調で注意してくる。
芙蓉堂太一:「え、は、はい! 芙蓉堂太一といいます……。ええと、その、お見知り置きを」ぺこりと礼。
アルマテーラ:「芙蓉堂様ですね。わたくし、かねてよりこのオーヴァード・アカデミアに興味を抱いておりましたが」
アルマテーラ:「この度、学園側のご厚意により体験入学を実施いただけるとのことで訪問いたしました」
芙蓉堂太一:「体験入学」ははあ、とアカデミアの制服を眺める。
アルマテーラ:「芙蓉堂様はこの学園、オーヴァード・アカデミアの生徒の方とお見受けしますが、間違いありませんか?」
芙蓉堂太一:「それはその……えーと、光栄です。一生徒として大変喜ばしいと……」むにゃむにゃ言うぞ。
芙蓉堂太一:「あ、はいそうです。僕はアカデミアの二年生に所属してます」
芙蓉堂太一:(しまったなあ……こういう時のなんだろ、礼儀作法?そういうのってどうやるの?)
アルマテーラ:「やはり、そうですか。早速生徒の方とお会いできて、大変うれしく思います。どうぞよろしくお願いいたします」
GM:王女は春風のようにふわりと優しい微笑みを浮かべた。ロイヤル!
芙蓉堂太一:(うわっ眩しい!)
芙蓉堂太一:「こちらこそ、えー、拝謁にあずかり……えーと、よろしくお願いします」90度お辞儀!
GM:微笑む王女は、君が顔を上げるのを待っておずおずと切り出した。
アルマテーラ:「もし、ご迷惑でなければ。芙蓉堂様にこの学園の案内をお願いしたく思いますが、いかがでしょう?」
芙蓉堂太一:「え?」10度くらいのところで固まる。
芙蓉堂太一:「僕が、案内ですか?」
???:「失礼ながら王女、それは早計というものです」
GM:メガネの男が割って入る。
???:「なまなかな生徒では王女の案内役は務まりますまい」
???:「この男子生徒が学園の情報に精通した人物……たとえば、情報屋などであればまだ話は別ですが。そんな都合の良い事はありえません」
芙蓉堂太一:む、とプライドを刺激される。
芙蓉堂太一:「おや、偶然ってあるもんですねえ」ない眼鏡をクイッと上げる。
???:「む……?」
芙蓉堂太一:「僕は芙蓉堂太一。アカデミアではそこそこ名の知れた……情報屋で通ってます」
???:「何……だと」
アルマテーラ:「まあ」
芙蓉堂太一:「僕にこの校内で知らないことはない……わけではないけど、アカデミアのデータになら自信がありますよ」
GM:さすがに王女も驚いた様子だ。
アルマテーラ:「"最初に出会ったものがもっとも良い運命へと導く"……ティエラに伝わる、古い諺です」
アルマテーラ:「わたくしは、わたくしの直感と芙蓉堂様のお言葉を信じたいと思います。構いませんね、錠前」
芙蓉堂太一:(あっ、やべえ、ムキになってとんでもないこと言いだしちゃったぞ僕)でももう引っ込みがつかないのだ。
???:「は、承知しました。王女、それはそれとして、まずは学園経営陣への挨拶を済ませなくてはなりません」
アルマテーラ:「心得ています。では、芙蓉堂様。また後ほどお目にかかりましょう」
芙蓉堂太一:「まだその辺済ませないで僕に声かけたんですか!!」
芙蓉堂太一:「ええ、案内の件、できる限りのことはしますとも」と言わざるを得ないのだ。
アルマテーラ:「はい。わたくし、少々浮かれていますもので」
GM:王女はすこしはにかんで頬を染めている。
芙蓉堂太一:「……」ちょっとだけ見とれてしまう。
アルマテーラ:「では、失礼いたします」
GM:王女たちは、楽団の演奏とともに去って行った…
芙蓉堂太一:「はい、その、また。僕も失礼します」90度お辞儀。
GM:周囲で一連のやりとりを見ていた生徒たちは唖然としている。
芙蓉堂太一:(……あー、なんか巻き込まれた。巻き込まれたけど……)腰を曲げたまま考えている。
GM:キーン コーン カーン コーン
芙蓉堂太一:(こんなビッグチャンス、なかなかないじゃないか。王女の体験入学なんて面白いことを間近で見られる……ナイスだ)姿勢を元に戻す!
一般生徒:「あっ!やばい!始業時間だ!」「急げ!」「こうなったら、この力を使って…!」
GM:あわてて校舎へ向かう生徒達!
芙蓉堂太一:「……っと、急がないとね」とことこと走り出す。足は遅い。
芙蓉堂太一:(まずは名所のリストアップからかな……国語の時間はヒマだし、いけるいける)
GM:では、シーンカットな
GM:シナリオロイス…アルマテーラ・フォンド・ティエラ 推奨感情(P:興味/N:隔意)ですが
GM:いかがいたしやしょう
芙蓉堂太一:そのまま○興味/隔意で取得します!
GM:了解!
GM:◆オープニング1 END◆

◆オープニング2◆登場PC…朝倉侑生

朝倉侑生:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 7[7]+30 → 37

朝倉侑生:回っちゃった
GM:てへっ

GM:オーヴァード・アカデミアの治安を守る生徒自治組織の中でも最も権威と力を持つ風紀委員。
GM:その長たる人物が、いま君の目の前に居る"サイレント・ノイズ"ことベアトリス・ハックマンである。
GM:君は彼女から、突然このアカデミアにやってきたティエラ王国の王女、アルマテーラについて説明を受けていた所だ。
ベアトリス・ハックマン:「と、いうわけで学校の案内は高等部の芙蓉堂という生徒が担当する」
ベアトリス・ハックマン:「だが、彼一人では王女に物理的な危険が迫った場合対処しきれない。よって、風紀委員から護衛を付ける事になった」
ベアトリス・ハックマン:「そこで君の出番というわけだ」
朝倉侑生:「その芙蓉堂って人も災難だねえ」ぶかぶかのカーディガンから指を覗かせて、今日もあざとい。
朝倉侑生:「ボク?」小首をかしげる。目がきらきらと輝く。
ベアトリス・ハックマン:「そう、キミだ」
朝倉侑生:「このボクが…王女様の護衛をするという…大役を!」
朝倉侑生:言いながら一歩ずつベアトリスさんに近づく。
朝倉侑生:「できる、」顔が
朝倉侑生:「訳だね!」近い。
ベアトリス・ハックマン:「そ、そ……そうだ」
GM:慌てて顔を背けるベアトリス・ハックマン!
ベアトリス・ハックマン:「いけない、私には常陸や命が……」
朝倉侑生:にこにこ微笑みながらその様子を見ている。
GM:と、その時。風紀委員室のドアがノックされる
ベアトリス・ハックマン:「ど、どうぞ!」
朝倉侑生:「んん」
GM:ドアを開けて入ってきたのは、眼鏡をかけた執事服の男。
錠前絡:「失礼。私はアルマテーラ王女の執事を務める、錠前絡という者だが」
錠前絡:「王女の護衛を務める人物とはどちらだろうか?」
朝倉侑生:ベアトリスさんの手を優雅にとった格好でメガネの男の人を見る。
朝倉侑生:「はーい、ボクです★」
錠前絡:「君が護衛を……?」
GM:錠前は白手袋をはめた手で眼鏡をかけ直し、上から下まで朝倉君の姿を眺めまわす。
錠前絡:「君は見た所、中等部の生徒のようだが」
錠前絡:「あらゆる危険から王女を守りつつエスコートするには、経験が絶対的に不足しているのではないだろうか?」
朝倉侑生:「確かに、中等部だけどさー。人を年齢で判断するって、どーかと思うよ?」唇をとがらせる。
GM:眉間に皺を寄せる錠前。
錠前絡:「王女は今回、学園生活を完璧にシミュレートするため、王国からの護衛などは傍に置かないというお考え」
錠前絡:「つまり王女の安全は君一人にかかっている。その責任を負えるのかな?」
朝倉侑生:「つーまーり、『こんな弱そーーな子供に任せておけるか』とでも言いたいのかな~?
朝倉侑生:するりと錠前さんにまで近づく。
朝倉侑生:「良い事言うね~、おじさん。このボクを誰だと思ってるのかな~」
錠前絡:「名乗っていないのだから知るはずもない」
GM:錠前のメガネは冷たく光るばかり。表情が読めない。
朝倉侑生:(あっこの人冗談通じないタイプだ)
錠前絡:「それから、私はおじさんではない。まだ28だ」
朝倉侑生:「……じゃあ絡くん」
GM:くん、と言われた瞬間、錠前のこめかみが若干ひきつったような気がする。
朝倉侑生:「まー、絡くんが心配する気持ちも分かるけどさ、仕事を任された以上は絶対やりとげるって」
ベアトリス・ハックマン:「彼の能力は、風紀委員長であるこの私も保証します」
朝倉侑生:「そーそー!」にこっとウインク。「ボクの名前は朝倉侑生。…信用してよ、ね?」
GM:錠前は素早いダッキングでウインクを回避。
錠前絡:「彼が護衛として適任でないと判断する根拠が揃えば、人員の交代をお願いしても構わないだろうか?」
朝倉侑生:「何それー!」
GM:ベアトリスは憤る朝倉君を手で制し、応じる。
ベアトリス・ハックマン:「約束しましょう。最も、その必要は無いと思いますが」
錠前絡:「結構。それでは失礼する」
朝倉侑生:「えー、何あれヒドいよ!あの人絶対モテないよ!」
朝倉侑生:絡くんが去ったドアを指差して怒っています。
ベアトリス・ハックマン:「まあ少し落ち着け。どうも、ティエラ王国は王位の継承について色々揉めているらしい」
ベアトリス・ハックマン:「王女の身の安全については色々神経質にもなるのだろう」
朝倉侑生:「ふーん…王女様も、なんとなくここに来たって訳じゃなさそうだねえ」
朝倉侑生:「まあいいけど! …芸術祭の時も洪水騒ぎの時も、その辺の警備とか避難誘導とかで終わっちゃったし」
朝倉侑生:「ぜーーったい、王女様を守って、目立ってやるもんねーー!」
朝倉侑生:「危険とか、むしろ来いよって感じだよ!コテンパンにしてやるよー!」
朝倉侑生:「見てろよー、絡くん!そして全校生徒!」
朝倉侑生:プンスカ怒りながら、決意を固めます。
ベアトリス・ハックマン:(大丈夫かな……)
GM:ベアトリス・ハックマンはやや不安げに君を見つめるのだった。
GM:というわけで、シーン終了
GM:シナリオロイスは錠前絡(じょうまえ・からめ) 推奨感情(P:有為/N:憤懣)ですが
GM:いかがいたしますか
朝倉侑生:ポジティブ感情は執着、ネガティブ感情は憤懣で、ネガティブ表で!
GM:ラジャー!
GM:◆オープニング2 END◆

◆オープニング3◆登場PC…夏川ミナ

GM:侵蝕率の上昇をお願いします
どどんとふ:カウンター値に「侵蝕率」は存在しません
夏川ミナ:何かおかしいと思っていました
夏川ミナ:侵蝕の欄がなかった
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:35->40)

GM:ティエラ王国の王女、アルマテーラの来訪に伴い風紀委員には校内の重点警備が言い渡されていた。
GM:人員が不足するため、番長連との共同作業である。
夏川ミナ:バカみたいに巨大なガントレットをガシガシ打ち付け、
夏川ミナ:不良生徒を威圧しながら歩いてます。
夏川ミナ:“何か変なことをすればただちに武力で鎮圧する”という意思表示。
甲斐断二:「警備じゃ警備じゃ!パトロールじゃあ!怪しい奴はひっ捕らえるぜよ!」
夏川ミナ:「はい。ひっ捕らえます。」
夏川ミナ:甲斐君の言葉にコクコクと頷いている。
GM:君の隣にいる巨漢は、番長連の甲斐断二。
甲斐断二:「頼もしいのう、夏川!ワシも負けられん!」
夏川ミナ:「はい。アルマテーラ様に万が一の事があればアカデミアの危機ですので。」
夏川ミナ:「ああいった不良生徒は」 走る。
夏川ミナ:視線の先には、中等部の生徒からカツアゲしようとしている不良っぽい生徒!
夏川ミナ:当然、ボディブローを叩き込んで昏倒させます。
夏川ミナ:「速やかに排除しなくてはなりませんね。失礼しました」 お辞儀してパトロールに戻る。
甲斐断二:「そうじゃのう!こういった不良生徒は」
GM:視線の先には、校舎内でバイクを乗り回す不良生徒。
夏川ミナ:「あ、バイク。」
GM:力強いラリアットで弾き飛ばす!
夏川ミナ:吹っ飛ぶバイクを目で追います。
甲斐断二:「ガハハハ!ぶっとばす!これが男じゃい!」
夏川ミナ:「はい。私は女性ですが、そのスタンスには賛同します。甲斐断二」
夏川ミナ:「あなたは仕事熱心なようですね。良い番長です。」
甲斐断二:「ガハハハ!おんしとはなかなか、気が合うのう!んん…?あれは?」
夏川ミナ:「む。」 甲斐君の顔を見上げた後、
夏川ミナ:甲斐君の視線を追います。
GM:甲斐が目を細める。廊下の先に居るのは、学園経営陣に挨拶を済ませたアルマテーラ王女。
夏川ミナ:「あれは、アルマテーラ王女ですね。」
夏川ミナ:「なるほど。資料通り気品にあふれる方です。」
GM:そう、王女は学長たちと談笑しながらロイヤルに歩いているのだ
夏川ミナ:「ロイヤルな空気を感じます」
甲斐断二:「……」
GM:その時!どこからともなく響く激しいギターサウンド!
夏川ミナ:「む」
BGM♪:Baby Baby Baby Baby Baby Baby Baby
BGM♪:俺のすべては お前のものさ
GM:この曲は布袋寅泰の「スリル」だ!
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……?」
夏川ミナ:当然、知らない!
甲斐断二:「お……おお……お」
甲斐断二:「王女が好きじゃあ~っ!」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……?」
夏川ミナ:甲斐君を見上げます。
GM:甲斐は猛然と廊下をダッシュ!
夏川ミナ:「甲斐断二?」
夏川ミナ:「あっ」
夏川ミナ:どっちに向かってますか?というか、聞くまでもなさそうですけど
夏川ミナ:王女様の方向ですか?
GM:王女の方ですね。
GM:そのまま王女に抱きつかんばかりの勢いです
夏川ミナ:当然、追いかけます。
夏川ミナ:「甲斐断二」 キュッ
夏川ミナ:素早いフットワークで先回り。
夏川ミナ:手甲を巨大重機のような形に展開。
夏川ミナ:「落ち着いて下さい。」 ブン殴ります。
甲斐断二:「ぬおふっ!?」
夏川ミナ:王女の反対方向にふっとばす!
夏川ミナ:ッ ド ガ ン!
GM:両手を万歳姿勢に上げていた甲斐は、そのまま後方に飛行移動!
GM:壁に当たって跳ね返り、夏川さんの前に戻ってくる!
夏川ミナ:「む」
甲斐断二:「儚く美しく、高貴にして力強さを感じさせる…あれこそ、まさにワシの理想の姫様ぜよ!」
GM:目がキラキラしている!
夏川ミナ:「あ、まだ落ち着いていませんね。」
夏川ミナ:再度ブン殴ります。ピンボール。
甲斐断二:「ほげらっ!!」
GM:移動。戻ってくる。
甲斐断二:「身分違いの恋が何じゃいーっ!ワシは必ず王女のハートを射止めてみせる!」
夏川ミナ:「つまり、甲斐断二。あなたはこう言いたいのですね」 ブン殴ります。ピンボール。
夏川ミナ:「“ワシは王女様に一目惚れしたぞ”」
甲斐断二:「その通りじゃ……ぬるげのふ!!」
GM:移動し、三度戻ってくる。
甲斐断二:「そして二人は海の見える小さな教会で幸せな結婚式をして…誓いのチッスをするんじゃい~!」
夏川ミナ:ブン殴ります。ピンボール……
夏川ミナ:ではない。スカートを翻してジャンプ。
夏川ミナ:地面に叩きつけ、追い打ちで踏みつける。
GM:その攻撃で甲斐はようやく気絶し、その場に倒れた。
夏川ミナ:「いいですか甲斐断二。アルマテーラ王女様に粗相があってはいけません」 踏みつけたまま説教をはじめる。
夏川ミナ:「交際を迫るにしても手順というものがあると、第四図書館の“恋愛HOWTO!これであなたもマスターラブ!”で読みました」
夏川ミナ:「先ほどの貴方のやり方は」
夏川ミナ:「甲斐断二?」
夏川ミナ:つま先でツンツンつつく。
GM:甲斐は白目をむいて痙攣していたが、くわっと目を見開く。
甲斐断二:「恋が走り出したら、ワシが止まらないんじゃ…グフフ…」
夏川ミナ:「そういった事はデスロードでやって下さい。」 側頭部を踏みつける。
甲斐断二:「げぶし!」
夏川ミナ:(……甲斐断二)
夏川ミナ:(番長連の中でも屈指の正直者。豪快な性格、恵まれた体格を持つ)
夏川ミナ:(正直な性格が災いし、思いのままに暴走しがちな男でもある……なるほど。)
夏川ミナ:「情報通りですね。どうしたものでしょう」 グリグリ踏みつけながら考えこむ。
夏川ミナ:「むう。こんな時に滝さんやロコロコさん、夏澄さんがいらっしゃればよかったのですが」
GM:放っておけば王女に接触しトラブルを起こすことは確実
GM:しかし、王女の来訪に伴いあちこちでゴタゴタしている上に
GM:あまり大事に見せるわけにもいかないという状況なのだ
夏川ミナ:甲斐君にロイスを取ります。
GM:おお、どうぞ
夏川ミナ:番長連の要注意人物/甲斐断二/親近感/○警戒/ロイス
夏川ミナ:「甲斐断二。とにかく、風紀委員として貴方の行動を看過するわけにはいきません」
夏川ミナ:踏みつけたまま。
夏川ミナ:「要注意人物としてマークさせて頂きますので、そのつもりで。」
GM:甲斐はその言葉を聞いているのか、居ないのか。
GM:ただ口から泡を吹いていた……
GM:そして。
GM:廊下の片隅で、遠巻きにその様子をうかがいドン引きしている一般生徒たちに、一人の少女が話しかけている。
此花リリー:「ねえ、どうしたの?何があったの?なんだか恋の騒ぎの予感がしちゃうな」
GM:高等部一年のオーヴァード生徒、此花リリー。
一般生徒:「ああ、なんだか…番長連の甲斐が、王女様に一目ぼれしたみたいだよ」
此花リリー:「そうなんだ。いいね!あったかくなってきたし、やっぱりみんな、恋をしないとね!」
GM:Cランクの無害なオーヴァード、此花リリーはとても嬉しそうに微笑んだ……
GM:◆オープニング3 END◆

◆ミドルシーン1◆登場PC…芙蓉堂太一、朝倉侑生(全員登場可)

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:40->47)
芙蓉堂太一:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+2[2] → 43

朝倉侑生:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 1[1]+37 → 38

GM:お、侑生君だけ抑えた

GM:王女の来訪に伴って、授業は特別編成となった。
GM:芙蓉堂君は4時間目の授業時間に校内の案内を担当します
GM:拒否権はありません
芙蓉堂太一:ひえー
夏川ミナ:ない・・・
朝倉侑生:ファイト!
GM:そんなわけで、教室に王女がやってきます。同級生たちは恐れおののいて遠巻きに見守るばかり。
アルマテーラ:「芙蓉堂様、改めてよろしくお願いいたしますね」
芙蓉堂太一:「は、はい。よろしくお願いします」緊張だ!
朝倉侑生:アルマテーラ様の後ろに控えて優雅に微笑んでいます。
夏川ミナ:朝倉くんの横。後ろで手を組んで気をつけの姿勢。
アルマテーラ:「朝倉様、夏川様も、今回護衛の任を務めてくださるとのことで、大変申し訳なく思いますがよろしくお願いいたします」
芙蓉堂太一:(しかし風紀委員が二人もつくなんて聞いてないや……。まあ、本職の護衛の人よりは気が楽かな)
夏川ミナ:「いえ。アカデミアには様々な危険が潜んでいますから、風紀委員として当然の務めです。」
アルマテーラ:「様々な危険が」
夏川ミナ:「はい。番長とか。」
アルマテーラ:「番長……そのような生物が居るのですね。不勉強で申し訳ありません」
朝倉侑生:「もー、ミナちゃん、妙な不安煽っちゃダメだよ~」
芙蓉堂太一:「生物というか……生物かな……」
夏川ミナ:「む。」
朝倉侑生:「王女様はボクらがしっかーり守りますから、ご心配なく★」キザに胸に手を当ててウインク。
アルマテーラ:「実に心強く、また、うれしく思います」
夏川ミナ:「……」 しげしげと朝倉くんを見ている。
朝倉侑生:横目でミナちゃんを見返してふふんと笑う。
夏川ミナ:普段の朝倉君のしごとっぷりとか、そういうのを思い出す。
夏川ミナ:あと、さっきの甲斐君のブザマも思い出す。
夏川ミナ:「朝倉侑生」
朝倉侑生:「なーに?」
夏川ミナ:「あなたが真面目なタイプでよかったです。いっしょに頑張りましょう。」
夏川ミナ:ぺこりと頭を下げる。
朝倉侑生:真面目と言われることは普段あまり無いので、ミナちゃんにちょっと面食らう。
朝倉侑生:「…まーね~!ふっふん、どんどんボクのこと頼っていいからね~!」でも嬉しいので得意げになっている。
芙蓉堂太一:校内のどこから案内するとかって決まってますか?
GM:ふふふ、それはですね
夏川ミナ:順路!
アルマテーラ:「それでは芙蓉堂様、どちらへ参りましょう」
GM:選択肢発生!
芙蓉堂太一:なんと
朝倉侑生:選択肢が!
GM:王女をおかしなところに案内するわけにはいかない。
GM:もしもこのアカデミアが見限られてしまえば…出資の打ち切り…予算の枯渇…恐ろしいことになるだろう
夏川ミナ:「この通り、風紀委員がついています。“ア・リトル・バード”芙蓉堂太一」
夏川ミナ:「リラックスして臨んで下さい。可能な範囲で補助します」
夏川ミナ:「万が一粗相があれば出資は打ち切られ、アカデミアの予算は枯渇し、学園島自体が立ちゆかなくなる可能性もありますが」
夏川ミナ:「リラックスして臨んで下さい。」
朝倉侑生:「ファイト★」
芙蓉堂太一:「ああ、夏川さんと朝倉くんならとても安心……」
芙蓉堂太一:「うわちょっと待って胃が痛くなってくるから」
夏川ミナ:「……?」 芙蓉堂君は私の事を知ってるのかな?と首をかしげてます。
芙蓉堂太一:「ま、まあ、とにかく護衛の方はお願いね。僕はほら、サポーターだからさ」
GM:なお、選択肢に困ったら《情報:アカデミア》以外の情報技能を使って調査が可能です。
GM:達成値に応じてヒントが貰えるぞ。
夏川ミナ:ほうほう!
芙蓉堂太一:おー
GM:何でアカデミア以外かというと、王女の嗜好を調べるのにアカデミアは関係ないからだ
夏川ミナ:じゃあ、UGNの権力を通じて王女の嗜好を調べてみたいです!
夏川ミナ:あ、でも芙蓉堂君に任せたほうがいいのかな。
夏川ミナ:情報屋だし・・・
朝倉侑生:とりあえずお任せしてみたい!PC1に!
芙蓉堂太一:こっちが援護の風かける手もあるぜよ!
夏川ミナ:そうだぜ!PC1の力を見せてくれ!
GM:まずは選択肢を出そう。以下の三つだ。
1.アカデミア・タワー
2.クリスタル囲碁部部室
3.伝説の木"ケラスス"
夏川ミナ:2はナイですね。
芙蓉堂太一:いやもしかしたら王女様がボードゲームマニアかもしれない
朝倉侑生:アカデミアタワーは無難なとこではありますが
夏川ミナ:もし芙蓉堂君がいかないなら、ここは私がいこうかな。
夏川ミナ:情報:UGNで王女様の趣味嗜好を調査したいです。
芙蓉堂太一:お願いしたい!
夏川ミナ:まかされた!
GM:おっけー
芙蓉堂太一:そして援護いります?
夏川ミナ:いいんですか!
夏川ミナ:ほしい!
芙蓉堂太一:ではオートで夏川さんに《援護の風》使用。侵蝕率2上昇します。
夏川ミナ:ダイス7も増えるのかこれ・・・やばいな・・・
GM:これがデカい
夏川ミナ:コネ:UGN幹部でダイスを+2。社会1なのでダイス10個。
芙蓉堂太一:あ、8個かな
夏川ミナ:8個!?
芙蓉堂太一:超血統パワーがあるので
夏川ミナ:ヤベェー
夏川ミナ:11dx+1 情報:UGN
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 10[1,3,3,5,6,7,7,7,8,8,10]+3[3]+1 → 14

朝倉侑生:回ったー!
夏川ミナ:だめだめ!
朝倉侑生:十分ですよ!
GM:十分だよ!
芙蓉堂太一:いけるいける
GM:情報全開示!
夏川ミナ:さあ!気になる観光スポットとか、好きな人のタイプとかスリーサイズとかを開示しなさい!
GM:王女はオーヴァードではないが、オーヴァードと人間の共存というアカデミアのテーマに興味を示している。
両者の共存を象徴するような、すごい高い塔などがうってつけだろう。
囲碁はよく知らないし特に興味も無い。

GM:以上です。
夏川ミナ:酷いw
芙蓉堂太一:じゃあ夏川さんの情報収集に適切な助言を飛ばしたという感じで
夏川ミナ:芙蓉堂くんと朝倉君を集めてこそこそ話してます。
夏川ミナ:「大丈夫です。こんなこともあろうかと」
夏川ミナ:「UGNよりアルマテーラ王女様の趣味嗜好を」 懐から紙を取り出す。
夏川ミナ:先ほど暴れたので、端っこがグシャグシャにちぎれている。
夏川ミナ:「……“囲碁は”で途切れています」
朝倉侑生:「日本文化に興味が…?」
夏川ミナ:「でしたら、クリスタル囲碁部の部室でしょうか。」
朝倉侑生:「どー思う、太一くん?」
芙蓉堂太一:「いや、でもちょっとそれチャレンジングだよね!?」
夏川ミナ:「む。では、芙蓉堂太一。あなたはどう思いますか」
芙蓉堂太一:「安定を選ぼうよ、こっちのすごい高い塔とかさあ」
芙蓉堂太一:「うってつけのがあるじゃない。ね」
夏川ミナ:「ああ。全高666mの。」
夏川ミナ:朝倉くんを見る。
夏川ミナ:「朝倉侑生。私もアカデミアタワーが良いかと思います。あなたはどうでしょうか」
朝倉侑生:「そーだねー、初めてのデートは、やっぱり無難なところに行きたいよねえ」
朝倉侑生:「ボクもそれでオッケーだよ~」ひらひらと両手を振る。
夏川ミナ:懐からメモを取り出し、「初めてのデートは無難なところ」とメモっている。
夏川ミナ:「危うく囲碁部に案内するところでした。ありがとうございます、芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「いやいや。それよりもその美味しい情報、助かったよ。本職としては悔しいけどね!」
朝倉侑生:「うむうむ。 それじゃー早速、王女様をご案内しなくっちゃねえ」
GM:王女はきょとんとした表情で君たちの返事を待っています
芙蓉堂太一:「そうだね。ええと、王女様。では、これからアカデミアの象徴とも言うべき場所にご案内します」
アルマテーラ:「まあ、それは楽しみです」
GM:というわけで、カメラが切り替わり、キミ達は学園内のアカデミア・タワーへとやってきた。
芙蓉堂太一:さくさく
夏川ミナ:やってきた!
朝倉侑生:カメラで映すのがたいへんな高さだ
アルマテーラ:「ああ、こちらの高い塔。ヘリの中から拝見し大変気になっておりました」
芙蓉堂太一:「こちらがアカデミア・タワーです。全高666m。建設には一人のオーヴァードの少年のすごい尽力があったとされています」
アルマテーラ:「666m…これは実に立派なものですね。ティエラの王宮の中庭にも、これと近いものがあります」
夏川ミナ:「タワーの頂上にはオーヴァードと人間の共存を掲げたモニュメントが設置されていますね。アカデミアのテーマに沿った建築物と言えます。」 その横で補足する。
アルマテーラ:「オーヴァードと、人間の、共存」
GM:王女は頷きながら、真剣にそのモニュメントを見つめている。
朝倉侑生:「…王女様はオーヴァードじゃないよねえ?」
アルマテーラ:「はい。わたくしは、オーヴァードではありません。ですが…」
アルマテーラ:「少し個人的なお話をしても構いませんでしょうか?」
夏川ミナ:「?」 首をかしげる。
芙蓉堂太一:「あ、それぜひ聞きたい……えーと、どうぞどうぞ」
朝倉侑生:「どうぞ★」
アルマテーラ:「ありがとうございます。私は王宮で生まれ育ち、特に不自由の無い暮らしをしてきました」
アルマテーラ:「ですが、王位を継ぐとなれば、そのような生活を送った事の無い人々の事を考えて行動しなければなりません」
夏川ミナ:メモをとっている。
アルマテーラ:「望まずとも大きな力を持ち、平凡な日常を送ったことのない人間。そして、そうでない人間。この関係は、何かに似てはいませんでしょうか?」
夏川ミナ:「あ、なるほど。」
朝倉侑生:「ん~」モニュメントを見上げる。
芙蓉堂太一:「……王女様は、ご自分を重ね合わせて?」
アルマテーラ:「そうなのです。わたくしは、そのためにこの学園へ参りました」
アルマテーラ:「オーヴァードである皆様が、この学園でどのように過ごされているか。それを学ぶ事が、わたくしの、そしてティエラ王家のためになると考えたのです」
夏川ミナ:「理解できます。私も、一般の学生生活を知るべくアカデミアに派遣されましたので。」
芙蓉堂太一:「ははあ……」
朝倉侑生:「そ~だねえ、ミナちゃんは特に参考になる例だと思うよー。ぜんぜん普通の生活してないもん」
夏川ミナ:「そうなのでしょうか?」
夏川ミナ:首を傾げる。
GM:そんなやりとりに、王女は口元を抑えて笑う。
芙蓉堂太一:「僕なんかはわりと平凡にやってるから参考にならないかもですけどね」データがみっちり入ったスマホをいじりながら。
アルマテーラ:「芙蓉堂様は何故平凡なのか、それも参考にさせて頂きますね」
芙蓉堂太一:「朝倉くんだって、注目される立場だったんでしょ? 近いんじゃないのかな」
芙蓉堂太一:「えっ、僕はいや、参考になるかどうか……」
夏川ミナ:「……」 その横からじっと芙蓉堂君を見ている。
夏川ミナ:「しかしアルマテーラ王女様。そうなりますと」
夏川ミナ:「無難なスポットよりも、よりエキセントリックでアカデミアらしい。そういうスポットのほうが良いのでしょうか。」
アルマテーラ:「いえ、いいのです。この塔を見ていても色々な事がわかります。きれいに清掃がされていますし、皆が大事にしているようです」
アルマテーラ:「案内して頂き、ありがとうございます」
GM:\パーフェクトコミュニケーション/
芙蓉堂太一:やったぜ
朝倉侑生:「なんだかんだ解説とかでよく使われてるんだよね、このタワー」
朝倉侑生:やった~
芙蓉堂太一:「気に入っていただけて、良かったです」タワーを見上げる。
芙蓉堂太一:なんだか、数字でしか見ていなかったタワーが、王女様の目を通すと違って見えた気がしたのだ。
夏川ミナ:「予算の八割がつぎ込まれました以上、活用しないとただのバカだぜと生徒会の方がいっていました。」
夏川ミナ:「はい。よかったです。」 こくんと頷く。
GM:キーン コーン カーン コーン
GM:そうこうしているうちに、四限目終了のチャイムだ。
夏川ミナ:「あ、チャイム。」
GM:校舎のあちこちで、生徒たちが購買や食堂へ移動し始める。
芙蓉堂太一:「授業は長いのに、こういう時は早いなあ」
朝倉侑生:「移動にするのに結構時間かかっちゃったからねー」
夏川ミナ:「ごはん……」 お腹が鳴る。
朝倉侑生:「おなかすいた~!」
アルマテーラ:「昼食の時間ですね。すみません。実は、ひとつお願いがあるのですが……」
芙蓉堂太一:「はい?」
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:「食堂の場所でしょうか」
アルマテーラ:「はい、その通りです。わたくし、学生食堂というものに興味があります」
アルマテーラ:「これは王女としての立場に関係なく、わたくし個人の興味ですが、案内をお願いしてもよろしいでしょうか」
朝倉侑生:「え、じゃあ早く移動しないとヤバいじゃん!」手を打つ。
芙蓉堂太一:「それなら、このまま行きましょうか、食堂」
芙蓉堂太一:「今はカツ丼大盛り週間ですよ」
アルマテーラ:「カツ丼。聞いた事の無い食材ですが、興味深いです」
夏川ミナ:「豆知識として、アカデミアの食堂は席取り競争が非常に激しい事があげられます」
夏川ミナ:「とうぜん風紀委員としてお守りします。いきましょう。」
朝倉侑生:「さっさと行かないと混んじゃうよ~!ほらほら、早く早く!」
アルマテーラ:「ありがとうございます。それでは参りましょう」
GM:シーン終了!PC間ロイスを取る人はここで取ってもいいぞ
夏川ミナ:とる!
夏川ミナ:PC間ロイスは芙蓉堂くんだ。
夏川ミナ:裏情報屋/“ア・リトル・バード”芙蓉堂太一/○興味/脅威/ロイス
芙蓉堂太一:取りましょうー。朝倉くんに○興味/隔意で取得。
芙蓉堂太一:お買い物はまだできませんか?
GM:買い物もできるよぉ
夏川ミナ:うわーい!
朝倉侑生:ではミナちゃんに取得。
先輩/夏川ミナ/誠意:○/食傷/ロイス

夏川ミナ:そう!2歳も先輩なのです!
朝倉侑生:うそだー
芙蓉堂太一:よしではさっそくスペリオルミックスを調達しようかと
GM:挑むねえ
芙蓉堂太一:ラッキーメダル:ホワイト使用で達成値+1だ
朝倉侑生:UGNのボディーをアーマーしてやるぜ!
夏川ミナ:どうしようかなー。どうせダイスは1なので大したものが買えないはず。
夏川ミナ:アカデミアボディアーマーを狙います。
芙蓉堂太一:5dx+3=>15
DoubleCross : (5R10+3[10]>=15) → 10[5,6,7,8,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

芙蓉堂太一:おっしゃあああ
夏川ミナ:すっご!
GM:うわああ
朝倉侑生:あ、すげえ
夏川ミナ:1dx+1=>12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 6[6]+1 → 7 → 失敗

夏川ミナ:だめ!
朝倉侑生:1dx+1>=12 ボディのアーマー
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 4[4]+1 → 5 → 失敗

朝倉侑生:ま、負けた
芙蓉堂太一:さっそく飲ませていただきます。ごきゅごきゅ。
夏川ミナ:社会1など所詮こんなものだった・・・以上です。
朝倉侑生:右に同じ
夏川ミナ:ごきゅごきゅ可愛いw
芙蓉堂太一:これでガンガン支援を飛ばせるという寸法
朝倉侑生:頼れるう!
GM:では、芙蓉堂君は次シーンから登場侵蝕-1ね
芙蓉堂太一:はーい
GM:以上でよろしいか!
朝倉侑生:おっけい!
芙蓉堂太一:よろしいです
夏川ミナ:へい!
GM:◆ミドルシーン1 END◆

◆ミドルシーン2◆登場PC…芙蓉堂太一(全員登場可)

朝倉侑生:出るぜ!
朝倉侑生:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 8[8]+38 → 46

芙蓉堂太一:45+1d10-1
DoubleCross : (45+1D10-1) → 45+6[6]-1 → 50

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:47->57)
夏川ミナ:高い!
朝倉侑生:ゴンゴン上がる

GM:王女を連れて食堂へやってきた君たち。学生食堂は非常に混む!
GM:しかし王女を目にした一般生徒たちは恐れおののき道を開けてくれるのだ。
芙蓉堂太一:恐れおののき
夏川ミナ:容易に想像できるw
一般生徒:「気品…」「まぶしい」「目がやられた」「ロイヤル!」
夏川ミナ:「すごい。これがロイヤルパワーですか。」
芙蓉堂太一:「まあ進むのが楽でいいよね」
朝倉侑生:「なんかちょっとボク的には複雑」唇をとがらせつつ
GM:この子王女に対抗心を…w
芙蓉堂太一:「国家レベルと芸能界を比べちゃダメだよ」
夏川ミナ:「……」 朝倉くんを見る。
夏川ミナ:「仕方がありません。ロイヤルですので。」 ぽんぽんと朝倉君の肩を叩く。
朝倉侑生:「もー!ミナちゃんに慰められるとなんか余計に悔しいよ!」
アルマテーラ:「メニューがたくさんありますね……これは、迷ってしまいますね」
GM:券売機の前に立つ王女は、心なしかわくわくしている様子だ
朝倉侑生:「ではでは王女様、どれにしましょーか? ボクのオススメはねー、このオムライストマト特盛りスペシャル」
芙蓉堂太一:「王女様は好きな食べ物とかありますか?」口調も少しは慣れてきた感じで。
夏川ミナ:「私のおすすめはこちらの“花椒山盛り!アカデミア名物・地獄のデス激辛麻婆豆腐”です」
芙蓉堂太一:「夏川さん攻めすぎ!」
アルマテーラ:「そうですね…子羊や鴨のテリーヌなどが好きですが」
夏川ミナ:「テリーヌ」
夏川ミナ:「テリーヌ?」
芙蓉堂太一:「僕はだいたい日替わりA定食にしてますね……テリーヌ」
朝倉侑生:「テリーヌ…」
アルマテーラ:「せっかく学園に来ていますので、珍しい食べ物に挑戦してみたい気もします」
GM:選択肢発生!
夏川ミナ:デーレン!
芙蓉堂太一:ででーん
GM:王女に食べ物を薦めよう!だが、とんでもないものを食べさせるわけにはいかない
GM:アカデミアの食堂に見切りを付けられれば、予算削減、食堂閉鎖、餓死…!恐ろしいことになるだろう
夏川ミナ:ごはんがなくなっちゃう!!
夏川ミナ:しにたくない!
朝倉侑生:トマトー
夏川ミナ:朝倉君そんなにトマト好きなの・・・w
GM:選択肢は以下の三つ!
1.海の幸全開!とれたてぴちぴち海鮮丼
2.アツアツを食べて心もホット!鍋焼きうどん
3.一杯注文でもう一杯!?大盛りカツ丼

芙蓉堂太一:どれもおいしそうだぜ
GM:今回も情報収集で王女の食嗜好を調査することができます
夏川ミナ:夏川は社会弱者所詮はただの隙みせ・・・次は
芙蓉堂太一:では今回はやってみたいです
朝倉侑生:おお!
夏川ミナ:いけーPC1!
GM:どうぞー
芙蓉堂太一:〈情報:UGN〉でコネ:UGN幹部とラッキーメダル:ホワイト使用します。
夏川ミナ:ホワイトメダル地味に便利だなあー
芙蓉堂太一:7dx+1 固定値低いけどがんばる
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[2,3,5,6,6,6,9]+1 → 10

朝倉侑生:10!
GM:OK!
芙蓉堂太一:やった!
GM:情報全開示!
GM:ちなみにこの情報、最大値が10です
芙蓉堂太一:あぶねえ
夏川ミナ:あぶねー!
朝倉侑生:パーフェクトだぜー!
GM:ふだんは子羊や鴨などを食しているが、逆に言うとちょっと食べ飽きている。
王女は極度の猫舌である。
ティエラ王国には海がなく、新鮮な海産物を食べる機会に恵まれない。
食べる量は人並みである。

GM:以上!
朝倉侑生:猫舌かわいい
芙蓉堂太一:「もしもし? すみません"以前"はお世話に、ええ、ええ」UGN幹部にこっそり電話だ。
芙蓉堂太一:「なるほど、海産物。ありがとうございます。はい、いえいえ、何かあればまたよろしくお願いします。では」電話を切る。
朝倉侑生:王女様を遠巻きにする生徒達に向けて、隙あらば手を振ったりしている。
一般生徒:\キャー/
夏川ミナ:「まだ風も肌寒いので、やはりこのアツアツうどんか」
夏川ミナ:「激辛麻婆豆腐しかないのではないでしょうか」 メニューの前で首をひねっている。
芙蓉堂太一:「ふふふ、そろそろ僕のコネを使うべき時が来たよね」
朝倉侑生:「せっかく大盛り週間なんだから、カツ丼でもいいんじゃない?」
朝倉侑生:「んん?」
夏川ミナ:「何か有益な情報が得られたのでしょうか。芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「王女様、ズバリここはとれたてぴちぴち海鮮丼などがいいのではないでしょうか」
夏川ミナ:「え」
アルマテーラ:「カイセンドン……何とも、不思議な響きです」
アルマテーラ:「ですが、芙蓉堂様が薦めるものとあれば、わたくし挑戦してみたいと思います」
朝倉侑生:「カイセンドン…」
芙蓉堂太一:「要するにお魚ですね。ここ、島ですから海の幸は豊富です」
アルマテーラ:「なるほど、カイセンドンとはお魚のことなのですね」
夏川ミナ:「麻婆豆腐……」
GM:王女は震える手で食券を購入し、海鮮丼を受け取ってテーブルに着く。
GM:みなさんもそれぞれ好きな物を注文するといいでしょう。
芙蓉堂太一:「麻婆豆腐は夏川さんが食べればいいじゃない……」
夏川ミナ:海鮮丼を運ぶ王女を寂しく見送る。
夏川ミナ:「麻婆豆腐……」
朝倉侑生:「うんうん、また今度に食べてもらおーね」
芙蓉堂太一:「なんだこの、正しいことをしたはずなのに湧く罪悪感は」
夏川ミナ:朝倉くんの一言で多少立ち直ったので、自分で真っ赤な麻婆豆腐を頼んで席に持っていきます!
芙蓉堂太一:自分はいつもの通り、無難に日替わりA定食を注文するよ。
芙蓉堂太一:今日はミックスフライ!
朝倉侑生:(いや、あれは無理かな…)と思いながらミナちゃんを横目にしつつ。
朝倉侑生:トマトカレーを持って席につくよ!
夏川ミナ:エビ!トンカツ!からあげ!
アルマテーラ:「芙蓉堂様、この緑色のペーストと黒いソースはどのように使えばよいのでしょうか」
GM:助けを求める表情だ!
芙蓉堂太一:「ああっ、はいはい。ええと、このソースはこちらの小皿に入れて、魚をつけて食べるんです」
芙蓉堂太一:「緑色のはスパイスで、つけすぎると辛いですからちょっとだけ」
アルマテーラ:「なるほど。ありがとうございます」
アルマテーラ:「お箸の使い方は錠前に教わったので大丈夫だと思います」
芙蓉堂太一:「ああ、(あのなんかめんどくさそうな)執事さん……」
夏川ミナ:「お箸は慣れるまでなかなか苦労すると言いますが、流石です。」
GM:つやつやと赤く輝くマグロを取り、小皿の醤油とわさびにつけて恐る恐る口に運ぶ王女。
GM:その表情がぱっと明るくなった!
朝倉侑生:「どーお、王女様?」
アルマテーラ:「これは……大変美味です。わたくし、このように美味しいものを初めて食べました」
夏川ミナ:「そんなに」
GM:イカ、ウニ、サーモン、イクラ…次々と口に運んで行く。
朝倉侑生:(ひょいひょい食べるなあ)もくもくカレーを食べてる。
GM:\パーフェクトコミュニケーション/
芙蓉堂太一:「よかった」糸目なのでよくわからないが心底ホッとした顔をしている。
朝倉侑生:やった~!
夏川ミナ:「……」 次は自分も海鮮丼を頼んでみよう、と思いつつ
夏川ミナ:黙々と麻婆豆腐を平らげていく。
朝倉侑生:「よかったね~、さっすが情報通のオススメは外れないね~」
芙蓉堂太一:自分のミックスフライをもぐもぐしているが味はあんまりわからないぞ。
芙蓉堂太一:「まあねー。僕も海鮮丼にしても良かったかな」もぐもぐ。
アルマテーラ:「皆さんに案内をお願いして良かったと、心から思います」
GM:王女はご満悦である。やったね!
芙蓉堂太一:(なんていうか、ちょっと嬉しいな)などとほっこり。
GM:しかしその時!
BGM♪:Baby Baby Baby Baby Baby Baby Baby
BGM♪:俺のすべては お前のものさ
夏川ミナ:麻婆豆腐を平らげ、おかわりの海鮮丼を持ってきた。
夏川ミナ:「あ、この音楽。」
朝倉侑生:「今のとこ何か危険そうな事もないし、平和でなにより…」
朝倉侑生:「なにより…?」
甲斐断二:「ぬおおおおーっ!」
芙蓉堂太一:「うわー、なんか聞こえてきたし夏川さんは食べ過ぎだし」
甲斐断二:「王女ーっ!ワシの作った味噌汁を呑んでくれーい!!」
夏川ミナ:王女様の前に出ます。
夏川ミナ:海鮮丼はテーブルに置く。
GM:グラグラと煮えたぎった鍋を持ち、甲斐断二がこちらに向かって駆け込んでくる!すごく危ない!
芙蓉堂太一:「……番長連の甲斐くん?」いつも通りデータは知っているのだ。
夏川ミナ:「危険人物です。」
朝倉侑生:王女様の手を優雅にひいて、退避させる。
朝倉侑生:「アルマテーラ様、お手を拝借★」
GM:<白兵>判定で9以上を出し、速やかに撃退せよ!
芙蓉堂太一:自分も王女様の横に立ちましょう。
GM:何か他の方法があればそれでも可!
朝倉侑生:ここはミナちゃんの出番じゃないかな~!
夏川ミナ:えっへっへー!
芙蓉堂太一:支援いりますかっ
夏川ミナ:ほしいです!
芙蓉堂太一:では《援護の風》でダイス+8個、侵蝕率+2!
夏川ミナ:ありがたい・・・これで《光の舞踏》を使わなくてすみます。普通に白兵判定。
夏川ミナ:9dx+6=>9
DoubleCross : (9R10+6[10]>=9) → 9[2,3,3,5,6,6,7,8,9]+6 → 15 → 成功

朝倉侑生:ウオーッ
芙蓉堂太一:やった!
GM:しゅごい
夏川ミナ:「芙蓉堂太一。お願いがあるのですが」
芙蓉堂太一:「お願い?」
夏川ミナ:「はい。私の海鮮丼を持っていていただけますか」 テーブルを指す。
芙蓉堂太一:「あ、ああ、そんくらいなら別になんでも」海鮮丼をひょいと持ち上げる。
夏川ミナ:「ありがとうございます。」 朝倉君とアルマテーラ王女に突進する甲斐断二に左ストレート。
夏川ミナ:吹っ飛ぶ前に鍋だけ掠め取りたい!
甲斐断二:「なにぬね!?」
GM:鍋だけを空中に残し、飛んでいく甲斐!
夏川ミナ:明らかに熱そうなので、裏拳で鍋を弾きます。ちょうど海鮮丼があったあたりに鍋が着地。
朝倉侑生:別の席に座って王女様と食後の紅茶をいただいています。
朝倉侑生:「おー。華麗」
芙蓉堂太一:「わお」
GM:王女は紅茶をフーフーするのに夢中で何が起きたのかわかっていません
朝倉侑生:かわいい
夏川ミナ:「ごはんは粗末にしてはいけないと言われましたので」
夏川ミナ:「あ、お茶。」
アルマテーラ:「……?何か、あったのでしょうか?」
芙蓉堂太一:(夏川さん、戦闘力は思ってた以上だな……。それに甲斐くん、なんだかこっちも情報を更新しなきゃいけないみたいだぞ)
朝倉侑生:「何でもないですよー。王女様が気にするような事はなんにも」
芙蓉堂太一:「そうそう、王女様はゆっくりティータイムをお楽しみください」
芙蓉堂太一:海鮮丼を夏川さんに手渡しましょう。
夏川ミナ:「はい。二人の言う通りです。」 海鮮丼をぱくぱく食べ始める。
アルマテーラ:「?」
GM:何だかわからないが、海鮮丼が美味しかったので上機嫌な王女であった。
GM:このシーンはここまで!
夏川ミナ:へい!
朝倉侑生:うす!
芙蓉堂太一:はーい
GM:ロイス・調達あればドゾー
芙蓉堂太一:夏川さんにロイス取得します。○興味/隔意で。
夏川ミナ:後輩/“メテオール”朝倉侑生/○信頼/疎外感/ロイス
朝倉侑生:太一くんに取得しよーかな。好奇心/憤懣:○ で。
芙蓉堂太一:おっ憤懣
朝倉侑生:憤懣:○ なのは「情報通って割りにボクのこと注目してないよね!?」という意味です。
GM:怒ってるw
芙蓉堂太一:ww
朝倉侑生:調達はボディーアーマーいくぞ~!
夏川ミナ:朝倉君はいい子だし麻婆豆腐のフォローとかもしてくれたけど、やはりコミュ力高くて住む世界が違うな・・・みたいな疎外感です。
朝倉侑生:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

朝倉侑生:だよね~
夏川ミナ:スペリオルミックス!
夏川ミナ:1dx+1=>15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

夏川ミナ:全然だめ!
芙蓉堂太一:ボディアーマー調達します。ラッキーメダル:ホワイト使用。
芙蓉堂太一:5dx+3>=12
DoubleCross : (5R10+3[10]>=12) → 10[1,5,6,8,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

芙蓉堂太一:わお
夏川ミナ:すごすぎw
GM:調達王…
朝倉侑生:王…!
芙蓉堂太一:とりあえず当面の欲しいものはまかなったので、次からは人のお使いにも行けるよ!
GM:ヒューウ
GM:おねだりしちゃおうねぇ
夏川ミナ:あ、あと甲斐君のN感情を警戒から憤懣に変更しておきます。
夏川ミナ:こいつはもう警戒対象じゃない!狩り<ハント>の対象だ!
GM:怒った!
GM:殺される!
朝倉侑生:殺そう!
GM:◆ミドルシーン2 END◆
GM:あ、シーン終了でいいかな?
芙蓉堂太一:オッケーです!
夏川ミナ:はいはい!おっけーです!
朝倉侑生:おけー!

◆ミドルシーン3◆登場PC…芙蓉堂太一(全員登場可)

芙蓉堂太一:52+1d10-1
DoubleCross : (52+1D10-1) → 52+3[3]-1 → 54

朝倉侑生:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 6[6]+46 → 52

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:57->64)
夏川ミナ:高いってば!
GM:やべえ
朝倉侑生:早くジュース飲まなきゃ…

GM:あっ
GM:という間に、放課後!
朝倉侑生:あっ!
GM:生徒達はあわただしく部活や、帰宅の準備を整えている。
夏川ミナ:「アルマテーラ王女様は」 その様子を眺める。
夏川ミナ:「部活には所属されていないのでしょうか。」
夏川ミナ:「アフロ部……とか。天才倶楽部。夜間飛行部など、色々ありますが。」
GM:なぜその三つを出したw
芙蓉堂太一:「なんで危険な方から挙げるの」
夏川ミナ:「執事風支援部(メイドもいるよ)もありますね。」
朝倉侑生:「そこはちょっとボクとのキャラ被りが怖くてさ~」
GM:と、キミ達がそんな話をしていると
GM:王女の下へ、眼鏡をかけた執事がやってくる。
錠前絡:「では王女、宿泊先へ向かいましょう」
朝倉侑生:「あ!絡くん!久しぶり!」
夏川ミナ:「くん?」 そっちを見る。
夏川ミナ:どう見ても大人だ。
錠前絡:「君にくん付けで呼ばれる筋合いはない」
錠前絡:「まあ、今日の所はまっとうに護衛の務めを果たしていたようだが…」
芙蓉堂太一:「執事さん」
朝倉侑生:「うん、王女様の執事の、絡くん。ミナちゃんはおじさんって呼ぶといいよ」
錠前絡:「おじさんでもない。まだ28だ」
GM:若干苛立った様子でメガネをかけ直している。
芙蓉堂太一:「錠前絡、年齢28、と」メモ。
夏川ミナ:「絡おじさんでよろしいでしょうか。」
夏川ミナ:「絡おじさま?」
朝倉侑生:「絡おじさんくん~」
芙蓉堂太一:「まあまあ、絡お兄さんも困るだろうし」
錠前絡:「遊んでいるな。キミ達、私で遊んでいる」
錠前絡:「まったく……さあ、行きましょう王女」
アルマテーラ:「……」
夏川ミナ:「む。」 普通に見送ろうとする。
GM:王女は少し考え込んでいたようだが、やがて意を決したように口を開く。
アルマテーラ:「皆様、もしよろしければ」
アルマテーラ:「わたくしも皆さんと一緒に下校してみたいと思うのですが、いかがでしょうか」
錠前絡:「王女、わがままを言ってはいけません。この中に本日の宿泊先…エリュシオン寮に所属している生徒は居ないはず」
朝倉侑生:「ボクはいーよ!」
芙蓉堂太一:「王女様がされたいのなら、送るくらいはしますよ」
夏川ミナ:本当にちょっとだけ目を見開く。驚嘆。
夏川ミナ:思った以上にこの王女様はしっかりしていて、強い人なのかもしれない。
夏川ミナ:「はい。こちらとしても、何かを話しながらいっしょに下校するのは青春の1ページとして大事だと考えます。」
錠前絡:「む……」
朝倉侑生:「あははは、何それ」ミナちゃんの言葉にケラケラ笑っています。
夏川ミナ:「重要なことです。」 頬をふくらませる。
芙蓉堂太一:「僕も、案内役として王女様のご希望は聞き届けたいんですが、どうでしょう?」執事さんに向けて。
アルマテーラ:「そうです。下校の時間であっても、無駄にするわけにはいきません」
GM:多勢に無勢、錠前は気圧された様子だ。
夏川ミナ:「絡お兄さま」
錠前絡:「呼び方を統一したまえ」
夏川ミナ:「おじさまとどちらが良いでしょうか。とりあえずお兄さまと呼ばせていただきますが」
夏川ミナ:「人生はなにごとも経験である、と先日図書館で読んだ本に記されていました」
夏川ミナ:「いかがでしょうか。一日の護衛任務の締めくくりとして、いっしょに下校する許可を頂けないでしょうか。」
錠前絡:「……」
芙蓉堂太一:「ルートに関しては僕もよく知ってますし」
朝倉侑生:「せっかく王女様がボクらと帰りたいって言ってくれたんだもん!ね?」
朝倉侑生:渾身のウインクを絡くんに飛ばす。
夏川ミナ:飛んでいくウインクを目で追う。
GM:錠前はブロッキングでウインクを回避。
錠前絡:「君たちの意見はともかく、王女のご意向とあれば致し方ない」
錠前絡:「ただし、絶対に王女を危険に晒さない事。無事に送り届ける事を約束したまえ」
芙蓉堂太一:「了解です。まあ、僕はともかくこの二人がなんとかしてくれますよ」
アルマテーラ:「ありがとう、錠前。それでは皆さん、参りましょう」
夏川ミナ:「ありがとうございます。絡お兄さま」 ぺこりとお辞儀します。
朝倉侑生:「もちろんです、王女様★ 絡くんもバイバイ★」優雅に一礼。
夏川ミナ:「バイバイ★」 朝倉君の真似をして後に続く。
芙蓉堂太一:この人も大変だなあと思いつつぺこりと一礼。
錠前絡:「……」
GM:悔しげな顔の錠前を後にして、君たちは教室を出るといい。

朝倉侑生:「じゃ」絡くんが見えなくなったところで口を開く。
朝倉侑生:「どこ寄り道する?」
アルマテーラ:「まあ」
アルマテーラ:「よろしいのですか?」
朝倉侑生:「だってせっかく王女様がボクらと一緒に帰ろうって言ってくれたんだもん!楽しまなきゃ損だよ!」
朝倉侑生:「ねっミナちゃん★」ミナちゃんに向かって指をくるくると回す。
夏川ミナ:「はい」 真似して朝倉君にくるくると指を回す。
夏川ミナ:いつもの無表情だが、みんなと寄り道ができるのでちょっとだけ嬉しそう。
夏川ミナ:「朝倉侑生の意見に同意します。まだ日没には早いので。」
芙蓉堂太一:「そう来ると思った……」スマホに地図を表示して。
芙蓉堂太一:「僕は案内役だから、王女様の希望に従いますよ」
アルマテーラ:「それでは…もしもご迷惑でなければ、是非お願いしたく思います」
芙蓉堂太一:「この辺だと、駅の方とかいろいろありますね」
夏川ミナ:「流石に海水浴という時期ではありません。やはり駅前でしょうか。」
GM:このシーンは選択肢は無いので、自由に提案してみてね
朝倉侑生:あ、やった
夏川ミナ:あ、なかった!身構えてたのに!
芙蓉堂太一:なんか王女様の休日というと買い食いなイメージがあります
夏川ミナ:あるあるー!
芙蓉堂太一:「アカデミア12不思議スポットなら案内できますけど」
朝倉侑生:「Rファイトしよーよー。アウトサイダーズ(仮)呼ぶからさー」
朝倉侑生:自分のカッコイイ所を見せたいだけだ。
夏川ミナ:「第四図書館に赴き、どうすればスムーズに友人と恋人が出来るかに関してカンファレンスを行うのはいかがでしょうか」
夏川ミナ:もちろん、自分がやりたいだけだ。
朝倉侑生:「それやって楽しいのミナちゃんだけでしょー!」
夏川ミナ:「むう」
アルマテーラ:「皆様が普段過ごされているようにしていただければと」
芙蓉堂太一:「普段……というとまあ、駅前のお店とかかな、やっぱり」
朝倉侑生:「なんかオススメあるの?太一くん」
芙蓉堂太一:「ええと、ゲーセン……は王女様には縁がないとして、喫茶店『ワーテルロー』はコーヒーが美味。女子に人気の雑貨屋は『ポプラ』」
芙蓉堂太一:「それからクレープ『アリオン』は男女問わず大繁盛だし、ウィンドウショッピングなら他にもいろいろ」
アルマテーラ:「楽しそうです。案内していただけますか?」
芙蓉堂太一:「もちろんです。ちょっと人は多いですけど」
夏川ミナ:「アリオン」 目を見開く。
夏川ミナ:人気のお店だが、なかなか行く機会がなかったのだ。
夏川ミナ:「ぜひ行きましょう。何事も経験であると本に書いてありました。」
朝倉侑生:「アリオンは決定っぽい~」
夏川ミナ:「それに、皆でコーヒーを飲みながら “私はブラックで” “オットナー” というやり取りは青春の1ページとして必要だと認識しています」
朝倉侑生:「誰がミナちゃんに変な知識を与えてるんだろう」
芙蓉堂太一:「……ほんとに普通のお店ですけど、その」頭を掻く。
芙蓉堂太一:「王女様がどんな風にアカデミアを見るのか、僕、だんだん興味が湧いてきました」
アルマテーラ:「わたくしも、とても楽しみです」
GM:王女はそう言って、春の日差しのようにあたたかな微笑みを浮かべた。
GM:ロイヤル!
GM:【Double Cross】

GM:【Double Cross】
GM:学園中央駅。各校舎と市街区、学生寮などを繋ぐ路面電車の駅である。
GM:バスターミナルも併設するこの駅は学園島の交通の中心だ。
夏川ミナ:みたいなことを王女様に説明してます。
夏川ミナ:学園島パンフレットを読みあげているだけ。
夏川ミナ:芙蓉堂君みたいな知識は無い!
芙蓉堂太一:じゃあ、実際に道端でこっちのお店がこうでーとか説明する!
芙蓉堂太一:自分で入ったことのない店も多いぞ。
朝倉侑生:護衛役らしく、一応周囲の取り巻きを注意深く眺めています。
アルマテーラ:「なるほど、たくさんのお店が集まっているのですね。学園島の経済の中心とも言えそうです」
芙蓉堂太一:「そうですね。外に比べて絶対数は少ないけど、一通りのことはできます」
朝倉侑生:女子生徒と目が合ったらウインクしたり手を振ったりしている。
GM:\キャー/
夏川ミナ:「朝倉侑生が手を振るとなぜ悲鳴があがるのでしょうか」
夏川ミナ:首をかしげる。
芙蓉堂太一:「魅力ステータス高いもんねえ」ダブルクロスにはそんなパラメータはない。
夏川ミナ:「魅力ステータスが」
夏川ミナ:『魅力ステータスを上げると気持ちが届き、悲鳴があがる ※ステータスの上げ方は別途調査』 しっかりとメモる。
朝倉侑生:「ボクの気持ちが届いたんだよ、きっと★」
芙蓉堂太一:「外だともっとすごかったんじゃないの?」
夏川ミナ:「外」
朝倉侑生:「それをボクに聞いちゃ、情報屋として名折れじゃないかな~★」
芙蓉堂太一:「ぐぐ、そう言われるとあれだよね。言い訳のしようもない」
アルマテーラ:「注目されると言う事は、期待される事でもあります。朝倉様は、注目される事についてプレッシャーなどはないのでしょうか?」
夏川ミナ:「そうですね。プレッシャーによって十分なパフォーマンスが発揮できないことなどありませんか」
夏川ミナ:「もし困っているようでしたら、あなたが注目されないよう可能な範囲で協力しますが」
朝倉侑生:「ふふん、皆ボクをナメてるよ!」
朝倉侑生:「プレッシャー、むしろどんどん欲しいし!どんどん期待してほしいくらいだよ!」
朝倉侑生:「皆の期待以上のパフォーマンスができたら、それってスッゴイ事でしょ?ボクのこと、かっこいいって思ってくれるでしょ」
アルマテーラ:「朝倉様は、強く、意欲的な方なのですね。尊敬いたします」
芙蓉堂太一:「へえー、すごいな朝倉くんは」データベースの自信家、の記述の前に「非常に」をつける。
朝倉侑生:「ふふん、ボクならぜーーったい、皆に後悔させないパフォーマンスができるもんね!」得意気。
夏川ミナ:「アルマテーラ王女様はどうなのでしょうか」
夏川ミナ:「朝倉侑生のように、プレッシャーがかかればかかるほど。注目されればされるほど燃え上がるものでしょうか。」
アルマテーラ:「わたくしは、注目を集めている事を意識するといつも緊張してしまいます」
芙蓉堂太一:「ああー、僕もそっちですね。注目されることとかめったにないけど」
アルマテーラ:「一国の王女としてはお恥ずかしいことですが、芙蓉堂様も同じなのですね。少しホッとしました」
芙蓉堂太一:「……王女様もそうなんですか。僕と違って皆の前に立つ機会も多そうだから、すごく大変そうですけど」
朝倉侑生:「…アルマテーラ様、今も緊張してるの?」周囲の取り巻きを遠目に眺める。
アルマテーラ:「昔、錠前に教わったのですが、なるべく自分の意識を外に置いて、俯瞰で見るように振舞うのがコツのようです」
夏川ミナ:「“自分”を“自分”から切り離す事で一個のユニットとし、心理面に関係なく一定のパフォーマンスを発揮させる手法ですね」
アルマテーラ:「はい。今もそうですし、いつも大変ではありますが、ティエラの名を汚さないためにも、プレッシャーなどに負けず振舞えるようにならなくては」
芙蓉堂太一:「なるほど……」王女様の情報もがっつりメモっているし、身長も目測で測っていたりする。
夏川ミナ:(注目されたい朝倉侑生と、注目されると緊張してしまうアルマテーラ王女)
夏川ミナ:(私とはまた異なるタイプの人間として、この二人からは学べる事が多いかもしれません)
夏川ミナ:二人を交互に見ている。
芙蓉堂太一:(王女様、って実際緊張のし通しなんだろうなあ……)ぴんと背筋を伸ばした王女の様子を見る。
芙蓉堂太一:(僕には想像もつかないようなプレッシャーに囲まれて。……なんだろう、なんていうか……)
芙蓉堂太一:(この人のことが、もっと知りたくなった)
朝倉侑生:「……」王女を眺める。この会話の間も全く崩れない、王女の名に恥じぬ高貴な所作。
朝倉侑生:「…でもまー、今はとりあえず、アルマテーラ様はただの学生ってことでいーんじゃない?」
朝倉侑生:「絡くんもいないし♪」
夏川ミナ:「む。」
夏川ミナ:「たしかに、そうですね」
芙蓉堂太一:「そうそう、どこでも案内しますよ。お疲れだったら喫茶店でも入りますか?」
アルマテーラ:「ふふ。ありがとうございます」
アルマテーラ:「疲れは大丈夫ですが、皆様とゆっくりとお話できる場所が良さそうですね。お願いいたします」
夏川ミナ:「皆でコーヒーを飲みながら “私はブラックで” “オットナー” というやり取りは青春の1ページとして必要だと認識しています」 リピートする。
朝倉侑生:「うんうん、わかったわかった」
芙蓉堂太一:「そしたら、こっちの裏道の方にある店が静かでいいですよ。さっき言ってた『ワーテルロー』ってところ」
朝倉侑生:「さっそく行きましょーか、王女様♪」
アルマテーラ:「はい、参りましょう♪」

GM:喫茶店『ワーテルロー』

GM:ってどんな喫茶店ですか(聞く)
芙蓉堂太一:えーと、なんか照明が明るすぎないでしっとりしたジャズとかかかってそうな
芙蓉堂太一:自家焙煎が売り
GM:いい店知ってんじゃん…!
芙蓉堂太一:ふふーーん
夏川ミナ:じょうほうやー!
夏川ミナ:すごーい!
芙蓉堂太一:集中したい時にいいお店だよ!
ダンディな店長:「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか」
朝倉侑生:「うわ、超穴場じゃん。やるねー、太一くん」こそこそと囁く。
夏川ミナ:「ブレンドコーヒーを。ブラックで」
夏川ミナ:「砂糖やミルクは結構です。ブラックで」
朝倉侑生:「わー、おっとなー」
芙蓉堂太一:「おっとなー」
夏川ミナ:「……」 得意げ!
アルマテーラ:「では、わたくしはカフェオレを」
芙蓉堂太一:「僕はカフェオレ砂糖抜きで」
朝倉侑生:「クリームソーダ!」
夏川ミナ:「クリームソーダ?」 振り返る。
夏川ミナ:「あ、美味しそう。」
芙蓉堂太一:「あっ、この店の隠れ人気メニューを選ぶとは! 朝倉くんすごいね」
朝倉侑生:「そうなの? いやー、さすがボク!見る目あるね~」
ダンディな店長:「ではブラックコーヒー、カフェオレ、カフェオレの砂糖抜き、クリームソーダですね」
夏川ミナ:「……ふ」 ちょこっとだけ笑う。
夏川ミナ:「まさに青春といった、そのような感覚があります」
夏川ミナ:「これが理想的な学園生活というものなのですね」
芙蓉堂太一:「夏川さんは変わってるよねえ」
芙蓉堂太一:「青春の真っ只中にいて、自分から青春って言うんだもんなあ」
アルマテーラ:「確かに夏川様は変わった方です」
朝倉侑生:「でも最近のミナちゃん、なんか表情がゆるーくなってきたんだよ」
夏川ミナ:「……」 自分の頬をぺたぺたと触る。
夏川ミナ:「そうでしょうか」
朝倉侑生:「笑うと可愛いんだから、どんどん笑えばいいのに~。こうやって♪」営業用笑顔をキメる。
夏川ミナ:「笑うと、友人や恋人もたくさんできますか」
夏川ミナ:真似して、かなりぎこちない笑みをキメる。
朝倉侑生:「ぎこちないな~」ケラケラと笑っている。
芙蓉堂太一:「まあ、ゆっくり慣れればいいんじゃないの? いきなりどばっと友達が増えるわけもなし」
アルマテーラ:「はい、無理に笑うよりも、楽しい時間を過ごすことで、自然と笑みが湧くこともあるでしょう」
芙蓉堂太一:「そうそう。笑うのとか青春とかってさ、ガチガチに意識するもんじゃないでしょ。気がついたらそうなってるものだよ」
夏川ミナ:「はい。王女様のようなキラキラとした笑みを会得できるよう、努力します」
ダンディな店長:「お待たせしました」
夏川ミナ:「む」
GM:注文した飲み物がキミ達の前に運ばれてくる。
夏川ミナ:朝倉君のクリームソーダに釘付けになっている。
夏川ミナ:はじめて見る!
アルマテーラ:「なんとも鮮やかな緑色ですね……」
朝倉侑生:目線に気づく。食レポっぽい動きでアイスクリームを掬って食べる。
朝倉侑生:「んー、おいしい~★」
芙蓉堂太一:カフェオレを一口飲んでふう、と息をつく。
夏川ミナ:「朝倉侑生と同じものを頼めば」 コーヒーを啜る。
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「はい?」カップを置いて。
夏川ミナ:「そちらの角砂糖を取っていただけますか」
芙蓉堂太一:「……あー、はいはい。どうぞ」ちょっと笑いを堪えながら角砂糖のポットを渡す。
夏川ミナ:「……なぜそのような顔を」 憮然としながら角砂糖をちゃぽちゃぽ入れる。
芙蓉堂太一:「これ地顔だからね」
芙蓉堂太一:(夏川ミナ、UGNチルドレン、笑うのは苦手、苦いのも苦手、と)
GM:王女はカフェオレを吹いて冷ましながら、そんなやり取りをにこにこして眺めている。
GM:楽しい時間を提供できたようだ。
GM:\パーフェクトコミュニケーション/
夏川ミナ:やったー!
芙蓉堂太一:わーい
朝倉侑生:いえー!
夏川ミナ:1個角砂糖を入れては啜り、結局5個くらい投入してあまったるくなったコーヒーを啜ってます。
夏川ミナ:「アルマテーラ王女様。アカデミアはこのように」
夏川ミナ:「下校時間の、ちょっとした寄り道ですら。楽しいことが溢れています」
夏川ミナ:「学園生活の参考になりましたでしょうか」
アルマテーラ:「はい。人であれ、オーヴァードであれ、王族であれ。皆で過ごす楽しい時間に変わりはありません」
朝倉侑生:「ちがうよ、アルマテーラ様」
アルマテーラ:「?」
朝倉侑生:「ここにいるのは、皆ただのアカデミアの学生だよ」
GM:王女はハッとしたように目を見開き、頷いた。
アルマテーラ:「申し訳ありません。確かにその通りです」
アルマテーラ:「今はわたくしも、一人のアカデミアの学生として楽しみましょう」
夏川ミナ:「……ふふ」 微かに笑いながら
夏川ミナ:角砂糖をもう1個落とし、コーヒーを啜る。
芙蓉堂太一:「謝らなくていいんですよ」
芙蓉堂太一:「ここの店、静かだし、席は離れてるし、だから緊張しなくてもいいんです、王女様」
アルマテーラ:「申し訳ありませ……あっ」
アルマテーラ:「はい。良いお店を選んでくださって、ありがとうございます」
芙蓉堂太一:「美味しかったでしょ? カフェオレ。僕の一押しです」糸目なのでわかりづらいが笑っているのだ。
アルマテーラ:「はい、それはもう。ティエラではあまりコーヒーを飲む習慣が無いのですが、美味しく頂きました」
GM:王女は輝くような笑顔を見せた。ロイヤル!
芙蓉堂太一:「よかった」うわー眩しいなあ
夏川ミナ:あ!お店を出る前に
GM:さて、注文したものを飲み終えた君たちは、喫茶店『ワーテルロー』を後にし
GM:あっどうぞ!
夏川ミナ:朝倉くんのクリームソーダって全部飲んじゃいましたか?余ってますか?
GM:飲む気だ!
朝倉侑生:「…」ミナちゃんの目線に気づいて、クリームソーダを飲み干すのをやめる。
夏川ミナ:「……」
朝倉侑生:「はい、あーん♪」
夏川ミナ:「!」
夏川ミナ:「あー」 口を開けます。
朝倉侑生:「ん」華麗にかわして自分で食べる。
夏川ミナ:「!!!」
夏川ミナ:これまで朝倉くんが
夏川ミナ:一度も見たことないくらい目を見開いて、ショックを受けている!
夏川ミナ:「……ずるい」
朝倉侑生:「ふふーん、聞っこえない♪」
朝倉侑生:そんな感じでお店を出るよ!
夏川ミナ:空になったクリームソーダを何度も振り返りながら、トボトボとお店を出ます。
GM:王女はその光景から顔を背け、肩を震わせてツボっていた……

GM:アイアイ。では喫茶店『ワーテルロー』を後にして
GM:次なる目的地へ向かおうとしていた、その時…!
GM:突然、どろりと空気が濁るような感覚がキミ達を襲う。
芙蓉堂太一:「!」咄嗟に王女様の様子を見る。
夏川ミナ:「む。」 手甲を装着する。
夏川ミナ:周囲を警戒する。
GM:王女は放心状態だ。そして君たちには変化が無い……つまり《ワーディング》だ!
朝倉侑生:「ん~?」挑戦的な笑みが浮かぶ。
芙蓉堂太一:王女様を守るように立ちましょう。
GM:《知覚》判定で7以上出せば、ワーディングの出処が明らかになるでしょう
夏川ミナ:する!
朝倉侑生:まかせろ!
夏川ミナ:9dx+1=>7
DoubleCross : (9R10+1[10]>=7) → 10[3,4,6,6,8,8,8,10,10]+10[1,10]+4[4]+1 → 25 → 成功

朝倉侑生:9dx+1>=7
DoubleCross : (9R10+1[10]>=7) → 10[2,2,4,4,4,6,9,9,10]+10[10]+4[4]+1 → 25 → 成功

GM:!?
GM:!?!?
夏川ミナ:わーい!
夏川ミナ:兄妹そろって成功だよー!
朝倉侑生:仲良し!
芙蓉堂太一:2dx+1>=7
DoubleCross : (2R10+1[10]>=7) → 9[5,9]+1 → 10 → 成功

芙蓉堂太一:おう
GM:た、達成値高すぎ!
芙蓉堂太一:ダメ元だったのにいけた
GM:全員成功!
GM:では、キミ達は三人とも 数十メートル離れたビルの窓からこちらにライフルを向けている人物に気が付きます
GM:《ワーディング》を使ったのはこいつだ。そして今は王女に銃口を向け、引き金を引かんとしている!
夏川ミナ:「サバイバルゲーム部」
夏川ミナ:「ではないですね?」
芙蓉堂太一:「実銃だろうなあ……」
夏川ミナ:朝倉君と芙蓉堂君が動かなかったら、王女様をお姫様抱っこして遮蔽物に飛びます!
朝倉侑生:「今いいとこなのにさー」指を向ける。「お邪魔だよ?」
朝倉侑生:こっちはスナイパーに向かってRC狙撃を仕掛けたいですね。
夏川ミナ:あっそうか、RC型!
GM:射程:視界だからね…!
芙蓉堂太一:じゃあその狙撃に支援したい
夏川ミナ:ならやはり王女様をお姫様だっこして物陰に飛び込みます。白兵タイプの自分はここでは役に立たない。
夏川ミナ:「つまり」
夏川ミナ:「お二人に任せます」
朝倉侑生:白い光が指先に生まれ、閃光の弾丸となる。
GM:狙撃手の行動値は12。この一撃で仕留められなければ反撃可能性があります
GM:頑張ってネ!
夏川ミナ:しとめてくれー!
朝倉侑生:「お任せあれ★」
朝倉侑生:じゃあ真面目に判定に挑んだほうがいいのか!
芙蓉堂太一:ふう、と息を吐きだすとそれが透明の小鳥の形に変わり、朝倉くんの弾丸にまとわりつく!
夏川ミナ:(鳥?)
夏川ミナ:(……“ア・リトル・バード”) 物陰から二人の動向を見守る。
芙蓉堂太一:というわけで《援護の風》を朝倉君に。ダイス数+8個。侵蝕率+2。
朝倉侑生:うす!ありがたい!
GM:ヤッチマイナ!
朝倉侑生:確実にいこうかな。《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の手》を使用します。侵食率3
朝倉侑生:侵蝕率3上昇!
夏川ミナ:がんばれー!
朝倉侑生:17dx@8+2
DoubleCross : (17R10+2[8]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,8,8,10]+10[5,8,10]+4[2,4]+2 → 26

朝倉侑生:ぬぬ!あんまり回ってない!
GM:狙撃手は《イベイジョン》で回避値は10固定。命中!
朝倉侑生:ダメージ出します!
GM:アイサー
朝倉侑生:3d10
DoubleCross : (3D10) → 10[4,3,3] → 10

朝倉侑生:うむ
GM:ん?ちょっと待った
GM:《光の手》だと攻撃力が無いっすね…!
朝倉侑生:いま反省しています
朝倉侑生:すいませんエフェクト追加で!
GM:ラジャー!
朝倉侑生:《破壊の光》を追加し、侵蝕率2上昇しつつ、攻撃力固定値2が足されます!
朝倉侑生:えーと、なので、いまの攻撃のダメージは12!ガード値とか有効!
GM:オーケー
GM:この狙撃手はすごく低いHPに設定してあるのでこれで倒れます
夏川ミナ:風邪気味だったのかな
GM:狙撃しないで寝てろ!
GM:なにか演出があればどうぞだ!
夏川ミナ:(かなりの距離がありますが) 朝倉君を見る。
夏川ミナ:(彼なら問題ないでしょう。そう判断します)
朝倉侑生:楽しげに笑う。まっすぐに敵を見つめ、光を放つ。
芙蓉堂太一:(風を乗せたから、きっと届くはず。頼んだよ朝倉くん!)
朝倉侑生:小鳥によって軌道が調整される。狙撃手の眉間へと、閃光が穿たれる!
朝倉侑生:「ばーん♪」
GM:撃たれた狙撃手はライフルを取り落とし、仰向けにひっくり返った。
狙撃手:「バカな……この距離で、下から当てるなど……」
狙撃手:「ガクッ」
GM:狙撃手を撃破!《ワーディング》も解除されるぞ。
朝倉侑生:透明な羽が舞う中でにっこりと微笑む。
芙蓉堂太一:イージーエフェクト《蝙蝠の耳》で狙撃手の様子をサーチ。
GM:おお、そんなものが
GM:では、狙撃手は息はあるものの行動不能で
GM:ビルの中で誰かにふん縛られている物音が聴こえます
芙蓉堂太一:縛られてる!
GM:君たちの勝利!王女は無事だ。
アルマテーラ:「……?」
芙蓉堂太一:「王女様! 大丈夫ですか」駆け寄る。
アルマテーラ:「いま、何が……?」
GM:ワーディング影響下にあったため、王女には何が起きたのかよくわかっていないのだ。
夏川ミナ:「ふむ」
夏川ミナ:まだ警戒してお姫様だっこしたまま。
夏川ミナ:「これは、説明をした方が良いのでしょうね。やはり」 駆け寄った芙蓉堂くんに。
芙蓉堂太一:「うん、また同じようなことがあったら危険だよ」
アルマテーラ:「?」
夏川ミナ:「といっても、私達もまだ状況を的確に把握できたわけではありませんが」
夏川ミナ:「オーヴァード能力者がワーディングと同時にビルから狙撃を仕掛け、それを朝倉侑生が撃退しました」
朝倉侑生:「ぶい♪」ピースサインしつつ、皆に歩み寄る。
芙蓉堂太一:「僕も手伝いました」なんとなくアピール
アルマテーラ:「……!」
夏川ミナ:「えらいです」 二人を労う。
アルマテーラ:「それは……皆様、大丈夫なのですか?お怪我などされていませんか?」
芙蓉堂太一:「ええ、僕たちは平気です。それより、王女様も大丈夫ですか?ワーディングで気分が悪くなったりとか」
アルマテーラ:「はい、平気です。皆様に感謝いたします、わたくしの身を守ってくださって。でも…」
GM:王女は悲しげに眼を伏せ、項垂れる。
夏川ミナ:「……?」
アルマテーラ:「申し訳ありません。本日は、急ぎ寮へ向かいたいと思います」
夏川ミナ:その言葉を聞いて、朝倉くんと芙蓉堂くんの方を見る。
朝倉侑生:「……まー、そうだね。危ないもんね」
芙蓉堂太一:「そうですね。セキュリティがしっかりしたところにいた方がいい」
アルマテーラ:「皆様と、もっとお話をしたかったのですが。残念です」
夏川ミナ:追従してこくんと頷く。
夏川ミナ:「はい、残念ですが」
夏川ミナ:「仕方のない事です。安全が第一ですので」
芙蓉堂太一:「あの……僕も。僕も、王女様と話ができてとても楽しかったです」
芙蓉堂太一:「安全が確保できたら、またいろいろと案内、させてください」
アルマテーラ:「はい。また、学園で……よろしくお願いいたしますね」
GM:王女は弱々しく、無理に笑顔を作って見せる。
GM:と、ここから移動することでこのシーンは終了します
芙蓉堂太一:(……余計なことしやがって。でも、一体誰が?)狙撃手のいたビルの方を睨む。
夏川ミナ:「絡お兄さま……おじさま?にもお願いされましたので。私達にお任せ下さい」 ぺこりと頭を下げる。
朝倉侑生:ベアトリスさんに聞いた言葉を思い出す。王位継承問題。絡くんの神経質な態度。過剰な心配。
芙蓉堂太一:(知りたいな。一体何が起きてるのか。何が動いてるのか)腕を組んで考え込む。
朝倉侑生:(……)
朝倉侑生:「…。ほらほら、そんなシリアスな顔してたら悲しくなっちゃうよ~★」両手を広げる。
芙蓉堂太一:「ああ、まあ、そうだね」首を振り。「とにかく寮に向かいましょう」
夏川ミナ:「アクシデントはありましたが、最後まで下校と寄り道を楽しみましょう」
夏川ミナ:そう言って、王女様をお姫様だっこしたまま寮に向かいます。
夏川ミナ:何かあった時はすぐに逃げられるように。
GM:まだだっこしてたのかw
夏川ミナ:やめろって言われなかったから・・・
GM:王女も何かちょっと言い出せなかったんだろうね
GM:と、そんなわけでシーンをカット……する前に
GM:ロイス調達なんかありますか!
朝倉侑生:ぼであま!
夏川ミナ:王女様にロイ・・・うーむ!7枠になっちゃうぞ!
朝倉侑生:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 9[9]+1 → 10 → 失敗

GM:あるある
朝倉侑生:おっ!
芙蓉堂太一:何か欲しいものある人ー代理するよー
芙蓉堂太一:ロイスはなしで
朝倉侑生:財産点を2点払って購入しちゃいます。UGNぼであまゲット!
夏川ミナ:スペリオルドラゴンミックスがほしいでーす!
GM:新商品!?
芙蓉堂太一:オッケー!
朝倉侑生:ロイスはなし!
芙蓉堂太一:スペリオルミックスをラッキーメダル:ホワイト使用で
夏川ミナ:どうしようかなあ。一発耐えられればリザレクトの侵蝕が浮くと考えて、ボディアーマーを狙います。
芙蓉堂太一:5dx+3=>15
DoubleCross : (5R10+3[10]>=15) → 10[2,3,3,5,10]+10[10]+3[3]+3 → 26 → 成功

GM:ス、スゲー
芙蓉堂太一:成功!夏川さんに渡します。
夏川ミナ:すげえー!?
夏川ミナ:やったー!のみますゴクゴク!
GM:これが購入王…
夏川ミナ:次から登場侵蝕が-1!
夏川ミナ:2dx+1=>12 ボディアーマー
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[8,9]+1 → 10 → 失敗

朝倉侑生:よかったー
朝倉侑生:惜しい!
夏川ミナ:財産・・・ううっ、どうしよう。情報収集が控えてるから・・・
GM:迷い…戸惑い…
夏川ミナ:使おう!大丈夫だ!情報屋もいるし!
夏川ミナ:財産2点使ってゲット!
夏川ミナ:ロイスはすっごく王女様に取りたいけど、もうちょっとだけ我慢します。
夏川ミナ:以上!
朝倉侑生:同じく保留!以上です。
GM:らじゃーっ
GM:◆ミドルシーン3 END◆

◆情報収集◆登場PC…芙蓉堂太一(全員登場可)

朝倉侑生:1d10+57 出るよっ
DoubleCross : (1D10+57) → 8[8]+57 → 65

夏川ミナ:うおーっ登場する!
芙蓉堂太一:56+1d10-1
DoubleCross : (56+1D10-1) → 56+6[6]-1 → 61

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:64->71)
GM:あばばば
夏川ミナ:おえええ
朝倉侑生:あわわわ
GM:ミナちゃん…状況によっては無理せず休むんじゃよ…!
夏川ミナ:情報収集だからやすめばよかった・・・

GM:ともかく謎の狙撃手、ティエラ王国の抱える問題など、不明な点が多すぎる。
GM:王女も自分の命が狙われた事自体は不思議とは思っていない様子だった。
GM:君たちは情報収集をする必要があるだろう。
GM:気になる情報収集項目は…
・ティエラ王国《情報:アカデミア》《情報:UGN》6
・アルマテーラ王女《情報:UGN》《情報:噂話》7
・王女を狙う刺客《情報:UGN》《情報:裏社会》9
夏川ミナ:ほうほうほう
夏川ミナ:社会は限りなく雑魚ですが、アカデミアとUGNと両方のコネがあります!
朝倉侑生:持ってる固定値はUGNだけです!コネならある!
芙蓉堂太一:支援するよ! 二人ともできるよ!
芙蓉堂太一:アカデミアの固定値は高いけど他はなし。ただしUGNはコネがあります。
夏川ミナ:ミナかゆーきくんが支援貰って難易度9を抜いて、あとは素でがんばればいいのかな
芙蓉堂太一:そうですね。固定値ある人にがんばってもらいたい
朝倉侑生:UGNにコネがあるミナちゃんにお願いしたいなあ
夏川ミナ:わーい!じゃあ殺人ロボットらしく刺客情報を集めます!
朝倉侑生:ボクは王国についてを狙おう
芙蓉堂太一:じゃあ夏川さんに《援護の風》でダイス+8個! 侵蝕値2上昇!
夏川ミナ:情報:UGNで王女を狙う刺客をいきたいと思います。コネ:UGN幹部でダイス+2。
夏川ミナ:援護の風で合計+10!なんだこれは強い!
GM:ヒューッ
夏川ミナ:12dx+1=>9 王女を狙う刺客
DoubleCross : (12R10+1[10]>=9) → 6[1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,5,6]+1 → 7 → 失敗

夏川ミナ:!!?
夏川ミナ:財産!!
夏川ミナ:使った!!
朝倉侑生:あああ
夏川ミナ:ごめん・・・・
芙蓉堂太一:わー
芙蓉堂太一:こういう時もある!
朝倉侑生:いいのよ!
GM:ダイスは仕方ない…!
芙蓉堂太一:朝倉くんのダイスも《Aランク:サポーター》で増やせますがいりますか?
朝倉侑生:おねがいします!
芙蓉堂太一:はーい!では《Aランク:サポーター》でダイス数+2個! 侵蝕値も2上昇!
夏川ミナ:おわー、サポーター便利だなー
朝倉侑生:ティエラ王国について、《情報:UGN》で振ります!コネはないが固定値ならある!
朝倉侑生:4dx+1>=6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 9[2,3,6,9]+1 → 10 → 成功

芙蓉堂太一:やった!
朝倉侑生:よかった!
夏川ミナ:強い!
GM:ヤッホイ
GM:では情報開示します
GM:・ティエラ王国
人口200万人。現国王はアルマテーラの父だが、高齢のため近々退位すると噂されている。
元々はさほど豊かな国ではなく、ティエラ王家の外交・政治手腕によって発展してきた部分が大きい。
UGNにとっては大口の出資者であり、アカデミアもその恩恵を多く受けている。

GM:以上!
朝倉侑生:ふむー
芙蓉堂太一:ではアルマテーラ王女について《情報:UGN》で。〈コネ:UGN幹部〉を使用します。
夏川ミナ:スポンサーだー
芙蓉堂太一:8dx=>7
DoubleCross : (8R10[10]>=7) → 10[2,2,3,4,5,6,6,10]+1[1] → 11 → 成功

芙蓉堂太一:ほっ
GM:さすが抜かりない
夏川ミナ:やる!
朝倉侑生:さっすがー!
芙蓉堂太一:このポジション逆に緊張する!
GM:では情報開示な!
GM:・アルマテーラ王女
ティエラ王国の第一王女。兄が2人、弟が3人、妹が6人居るが、
アルマテーラは最も王に相応しい素質を持つ人物として王位を継ぐことが決まっている。
アルマテーラ自身は非オーヴァードだが、UGNと協力している事も有り、
側近の中にはオーヴァードが多く居るらしい。
左手の薬指にはめている指輪はティエラ王家に伝わる秘宝のようだ。

GM:→・ティエラ王家の秘宝《知識:レネゲイド》7/9《情報:UGN》8/11 が調査可能になりました

GM:以上!
朝倉侑生:薬指に!
夏川ミナ:薬指!?
芙蓉堂太一:ほほう……
芙蓉堂太一:これ、開示される情報は2パターンで別々なやつですか?
GM:同じじゃよ!
芙蓉堂太一:了解!
GM:得た情報についてロールをしてもいいし、次に進んでもいい
GM:また情報収集をする時には、いったんシーンはカットします
夏川ミナ:情報収集がダメだったので、こっちはトボトボ帰ってきます。
芙蓉堂太一:「はい、はい、ええ。王女のことで……そうですか。ありがとうございます」UGN幹部をまた電話で便利に使っている。
夏川ミナ:「なにかわかりましたか」
朝倉侑生:「んん、んむむむ?」スマートフォンを眺めながら首をひねっている。
芙蓉堂太一:「王女のプロフィールはだいたいわかったよ」
芙蓉堂太一:「あとこれ、朝倉くんが当たってる辺りのことに使えない?」メモ用紙を見せる。
朝倉侑生:「んむ?」
夏川ミナ:「む。」 朝倉くんの後ろから背伸びしてメモを覗き込む。
芙蓉堂太一:ティエラ王国のおおまかな情報が記されている感じで。そこから詳しく当たるのだ!
朝倉侑生:「うっわあ、今調べよーとしてたことが全部書いてあるよ!すごい!」
朝倉侑生:メモを参考にしながら、UGNを経由して情報を集める。
夏川ミナ:「……」 顔が曇る。
夏川ミナ:「私も刺客について調査を進めたのですが、芙蓉堂太一。貴方のようになかなか上手くいかず」
夏川ミナ:「出来ることといえば格闘くらいで。なんというか」
夏川ミナ:「情けない事です」 肩を落とす。
芙蓉堂太一:「お疲れ様。まあ、僕くらい上手くやるのはちょっと難しいかもねえ」にっと笑い。
夏川ミナ:「むう……」
芙蓉堂太一:「……でももし、また直接王女様が狙われることがあったら」
夏川ミナ:「?」 少し顔をあげる。
芙蓉堂太一:「その時に役に立つのは、僕の情報網なんかじゃなくて、直接戦える人の力だよ」
夏川ミナ:「……あ、なるほど」
夏川ミナ:「適材適所」
夏川ミナ:「そういうことでしょうか。芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「向き不向きってあるじゃん。僕は基本裏方だからね。夏川さんが輝ける時、出てくるかもしれない」
芙蓉堂太一:「そうそう、それ。まあ、危険はないに越した方がいいんだけど……」
夏川ミナ:「そうですね」
夏川ミナ:「私が輝く時が来ない事を祈りながら、がんばってみます」
夏川ミナ:芙蓉堂君にググーッとお辞儀します。
夏川ミナ:「アドバイスありがとうございます。芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「どうもどうも」お辞儀を返す!
朝倉侑生:「あはは、二人して変なの~」
夏川ミナ:「……」 笑われたのと、さっきのクリームソーダの件を思い出して
夏川ミナ:右手を伸ばして、朝倉君のほっぺたを無言で引っ張ります。
朝倉侑生:「いひゃい!なんでー!」 超アップ写真にも耐えうるすべすべの肌が伸びる。
夏川ミナ:「なんででしょう」 首を傾げる。
夏川ミナ:「そちらこそ、情報はつかめたのですか」
朝倉侑生:「もー、もちろんだよ!」ほっぺをさすりつつ。「ティエラ王国、アカデミアのスポンサーなんだね。知らなかったなー」
朝倉侑生:そんな調子で調べた情報を話します。
夏川ミナ:説明を聞いたり、朝倉君のスマホを横から覗きこんだりして情報を把握!
朝倉侑生:「ほーら、ちゃんと調べてるでしょ~」ミナちゃんに向かって得意気に胸を張る。
夏川ミナ:「むうー」
夏川ミナ:「普段は不真面目そうに見えるのに、こういう時にちゃんと仕事をするのはずるいです」
朝倉侑生:「ふふ、ボクのこと好きになっていいよ★」
芙蓉堂太一:「にしても、まだまだ気になることはいろいろあるなあ」
芙蓉堂太一:「引き続き、調査しないといけないよね」心なしか楽しそうです。
朝倉侑生:「…太一くん、今までで一番ノリノリじゃない~?」
芙蓉堂太一:「そりゃもう、専門分野だしね! 普段アカデミアの外のこと調べる機会ってそんなにないし」
芙蓉堂太一:楽しいなあと言いつつ、そうかあ、王位継承するのかあ、などと裏で考えています。
朝倉侑生:「ふーん」 やっぱりこの人もアカデミアの外にはあまり興味が無いのかなー、と思いつつ。
朝倉侑生:「じゃあ、どんどん調べなくっちゃね~」
夏川ミナ:ロイス感情変更したいです!
GM:オッケーですぞ~>感情変更
夏川ミナ:芙蓉堂くんのP感情を信頼に。
夏川ミナ:あと、侑生くんのP感情を信頼から憧憬にします。
朝倉侑生:マジかよ!やったぜ
芙蓉堂太一:信頼された~
夏川ミナ:芙蓉堂君はちゃんとアドバイスしてくれたし、侑生君は頼れるお兄ちゃんだし・・・
朝倉侑生:お兄ちゃんだよ!(年下)
夏川ミナ:14歳!
GM:ではシーンカットな!調達とかなんかあるかい!
夏川ミナ:します!といってもめぼしいのはだいたい揃えちゃったんですよね。
GM:まだミドルも4シーン目だというのに
朝倉侑生:保健室利用許可証でも狙ってみようかなあ
芙蓉堂太一:ロイスはなし、調達は皆の欲しいものがあればそれで
朝倉侑生:2dx+1>=10
DoubleCross : (2R10+1[10]>=10) → 9[5,9]+1 → 10 → 成功

朝倉侑生:おあ!買えたよ!
芙蓉堂太一:おおー
GM:買った…!
夏川ミナ:すごい!
朝倉侑生:待ってろよせんぱい!
GM:保健室の主!
夏川ミナ:芙蓉堂君のアドバイスに従い、私の輝ける日に備えます。
夏川ミナ:つまり長所を伸ばす!強化素材!
夏川ミナ:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗

夏川ミナ:だめー。以上です。
芙蓉堂太一:ではその購入を引き継ぎましょう。〈ラッキーメダル:ホワイト〉使用!
芙蓉堂太一:6dx+3=>15
DoubleCross : (6R10+3[10]>=15) → 8[1,1,3,8,8,8]+3 → 11 → 失敗

芙蓉堂太一:あらら
夏川ミナ:惜しい!
芙蓉堂太一:どうしよう、財産点余ってるから買っちゃおうかなあ
夏川ミナ:攻撃力が+1されるだけなので、まあ取れれば程度で・・・w
GM:財産10もあんの!
夏川ミナ:たけえな!
朝倉侑生:ためらうな!金は使えるときに使え!
芙蓉堂太一:財産点4点支払って購入、夏川さんに渡しましょう。
夏川ミナ:どっかで聞いた台詞だなあ
朝倉侑生:ふふ~ん
夏川ミナ:やったー!ゾディアックウェポンに使って攻撃力を+1!
夏川ミナ:フォウくんを食わせました。以上です。
芙蓉堂太一:もぐもぐ!
朝倉侑生:あっああ
夏川ミナ:芙蓉堂君ありがとう!
朝倉侑生:フォウくん…
芙蓉堂太一:いえいえ!
GM:ではシーンカットな~
GM:◆情報収集シーン1 END◆

◆情報収集シーン2◆登場PC…朝倉侑生(全員登場可)

朝倉侑生:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 2[2]+65 → 67

朝倉侑生:うむ、いいぞ
芙蓉堂太一:出ましょう!
夏川ミナ:おやすみます!
GM:抑えるね、侑生くん…!
朝倉侑生:ゆっくり休むんじゃぞ
芙蓉堂太一:65+1d10-1
DoubleCross : (65+1D10-1) → 65+6[6]-1 → 70

夏川ミナ:がんばってねー
夏川ミナ:(手を振る)
芙蓉堂太一:まあまあ
朝倉侑生:がんばるよ!

GM:残る項目は二つ
・王女を狙う刺客《情報:UGN》《情報:裏社会》9
・ティエラ王家の秘宝《知識:レネゲイド》7/9《情報:UGN》8/11
朝倉侑生:支援いただきつつ、刺客情報をサーチします!
芙蓉堂太一:じゃあ援護の風飛ばしますか。
芙蓉堂太一:あっ
朝倉侑生:どうしました!
芙蓉堂太一:サポーターは自分には使えないんですよね。うーんと、サポーターを朝倉くんに使ってもらって、援護は自分に使うという手もある
朝倉侑生:じゃあそっちにしましょ!
芙蓉堂太一:ダイス数大丈夫でしょうか! 大丈夫そうならそっちでいこうかと
朝倉侑生:ダイス4、固定値1かあ
朝倉侑生:財産1…
芙蓉堂太一:不安なら援護の風した方がいいかな
芙蓉堂太一:そういえばこっちはまだ財産点が6もあるんだった。いきましょう。
朝倉侑生:すいません、事故が怖いので、援護の風で!
朝倉侑生:おねがいします!
芙蓉堂太一:では、朝倉くんに《援護の風》でダイス数+8個、侵蝕値+2!
朝倉侑生:わーい!
朝倉侑生:では〈情報:UGN〉で刺客情報をサーチします。
朝倉侑生:10dx+1>=9
DoubleCross : (10R10+1[10]>=9) → 10[2,2,4,6,6,8,10,10,10,10]+10[1,5,7,10]+9[9]+1 → 30 → 成功

夏川ミナ:???
朝倉侑生:?
芙蓉堂太一:すごい
GM:????
夏川ミナ:めっちゃわかったw
GM:ええーなにこれ…
朝倉侑生:これはきっと…刺客の好きな子のタイプとかまで把握できた…
GM:知ってどうするの!?
朝倉侑生:どうするんだろう…
GM:では情報を開示!
GM:・王女を狙う刺客
アルマテーラの兄弟・姉妹のいずれかを次期国王に即位させたい権力者、
あるいは親族が雇った殺し屋たち。王女を殺して何かを奪おうとしている者も居るようだ。
雇い主は学園島には来ていないので、本シナリオでは手が出せない。


王女が非オーヴァードであり、王女の側近の中にオーヴァードも含まれる事から、
オーヴァードの暗殺者が多く選ばれている。
狙撃手と、接近して狙う隠密チームが居る。
GM:達成値が高いのでおまけ情報を付けよう。
GM:隠密チームのメンバーは至近にしか攻撃できず、エンゲージ離脱エフェクトも持っていない。
GM:以上!
朝倉侑生:ほほー!
芙蓉堂太一:なるほど
芙蓉堂太一:じゃあこっちはティエラ王家の秘宝を《情報:UGN》で。〈コネ:UGN幹部〉使用します。
GM:どうぞー
芙蓉堂太一:8dx=>11
DoubleCross : (8R10[10]>=11) → 9[1,1,1,3,3,4,7,9] → 9 → 失敗

芙蓉堂太一:財産点2消費して11に!
GM:マネーパワー!
GM:情報開示いたしましょう
芙蓉堂太一:持ってて良かった財産点
GM:・ティエラ王家の秘宝
ティエラ王家に代々伝わる指輪。
ある人物によって封印が施されており、邪心を持って王女から奪おうとすると
強烈なダメージを与える仕組みになっている。

その正体はEXレネゲイドである。人間とコミュニケーションを取る能力はないが、
持ち主が願えば、一国の人間を自由に操るほどの圧倒的カリスマ性を発揮することができる。

GM:以上!
芙蓉堂太一:ほほう……
朝倉侑生:すごいやつだ…
朝倉侑生:情報項目は以上になるのかな。追加はなしですか?
GM:ないデス!
芙蓉堂太一:全情報開示―!
朝倉侑生:おー!了解です!
朝倉侑生:「たーいちくん!ボクもUGNのすごい人と話したい!」スマートフォン片手にやって来る。
朝倉侑生:「情報集めるからさー…、紹介してよ!ね?ね?」
芙蓉堂太一:「うーん、僕のコネなんだけどなあ。まあいいか」連絡先を教えましょう。
芙蓉堂太一:こちらにはその幹部から追加情報のメールが届きました。ピロリン!
芙蓉堂太一:働き者だなあ。
GM:すごい使われてるUGN幹部
朝倉侑生:「やったー♪ ふんふーん、もしもし…」通話を始めている。
朝倉侑生:「…えっ、ボクのこと知ってるの?ありがとー! ふんふん…、んー、ありがとう、じゃあお返しに…」 盛り上がっている。
朝倉侑生:「…え、そんなに教えてくれるの?やった★ …うん、じゃあね~!」
朝倉侑生:通話を終了し、太一くんに笑顔。「すごい良い人だねー、色んな事分かっちゃったよ!」
芙蓉堂太一:「でしょ。いい人だし口が軽いんだよね……」
朝倉侑生:「ボクのこと応援してるって言ってくれたんだ★」
芙蓉堂太一:「へえ、やっぱり朝倉くんは外だとよく知られてるんだねえ。さすが」
朝倉侑生:「まーね!」ドヤ顔。「それじゃー、分かった事報告するよー!」得意気に、情報収集結果を報告します。
芙蓉堂太一:「ふんふん、これはやっぱり夏川さんの出番かもね」
朝倉侑生:「だね~。ボクらにできるのは、ココに来た奴等をやっつけるくらいかー」
芙蓉堂太一:「兄弟で継承争いかあ……」王女の悲しげな表情を思い出す。
芙蓉堂太一:そういえば、あの時もずっと指輪をはめていたな、と思いこちらも報告!
芙蓉堂太一:「あの指輪、だいぶとんでもないものだったみたいだよ」
朝倉侑生:「んむー、王女様が指輪使っちゃえば、あんなに悩むこともなさそーなのにねえ」
朝倉侑生:「国民の気持ちが分からない~とか言ってたけどさ」
芙蓉堂太一:「使ったら使ったで、複雑なのかなあ。強制してるみたいでさ」
朝倉侑生:「その気持ちは分かるなあ」フムフムと頷く。
芙蓉堂太一:「でも、全員がそう考えられるわけじゃないしね。人を操ってでも支配したい奴もいるはずだよ」
芙蓉堂太一:「そういう奴らから……守らなきゃ」
朝倉侑生:「……」ニヤニヤしている。
芙蓉堂太一:「? なに?」きょとんとした顔で。
朝倉侑生:「ふふ~、太一くん、すっかりアルマテーラ様に夢中だね~?」
芙蓉堂太一:「ええ? 夢中? 僕が?」
朝倉侑生:「アルマテーラ様の話になると、なんか雰囲気変わるよ~!無自覚なの~?」
芙蓉堂太一:「いや、だって仕事でしょ? ちゃんとこなさないと体面に関わるし……こんな面白いことそうないし……」
芙蓉堂太一:「雰囲気……ううう、そんなことになってた?」頭を掻く。
朝倉侑生:「はいは~い、表向きはそういう事にしておかないとね~!絡くんに怒られちゃうもんね~」
朝倉侑生:「なってた、なってた」
芙蓉堂太一:「うーーん」首を傾げながら。
朝倉侑生:「今度の寄り道は、二人きりにしてあげよっか~?」
芙蓉堂太一:「ええっ、いいよいいよ、そんな、別に話が弾むわけでもなし。王女様だってその、迷惑でしょ」あたふたと手を振る。
芙蓉堂太一:「僕は……その、なんていうか、そういうの、いいんだ」
朝倉侑生:「…ん~?」
芙蓉堂太一:「僕は、人を助けたり、背中を押す役がいいんだ。自分は別にいいんだよ。そういうの」
朝倉侑生:「(…エリスくんを呼びたいな~)」
芙蓉堂太一:「朝倉君はそういうのしたいのかもしれないけどね? 手伝ってあげなくもないよー」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:「…ボクはいーの! まったくもー」唇を尖らせる。
朝倉侑生:「つまんなーいの!ほーら、さっさとミナちゃんと合流しよ~」
芙蓉堂太一:ロイスの感情変更します。
芙蓉堂太一:アルマテーラ王女への感情を○強い興味/混乱 に変更します。
芙蓉堂太一:「そだね。行こうか」
GM:フフフ…いいでしょう
GM:ではシーンカットを。ロイス調達あればどぞ!
朝倉侑生:ブルーゲイルでも狙ってみるかー
朝倉侑生:2dx+1>=20
DoubleCross : (2R10+1[10]>=20) → 8[2,8]+1 → 9 → 失敗

朝倉侑生:むりー
朝倉侑生:ロイスはなし!以上!
芙蓉堂太一:じゃあブルーゲイル代理購入! ラッキーメダル:ホワイト使用!
朝倉侑生:まじで!
芙蓉堂太一:6dx+3=>20
DoubleCross : (6R10+3[10]>=20) → 8[2,2,2,2,5,8]+3 → 11 → 失敗

芙蓉堂太一:あーさすがに無理か
朝倉侑生:大丈夫だよ!気持ちがうれしいよ!
芙蓉堂太一:やさしい
芙蓉堂太一:ロイスはなしで!
GM:◆情報収集シーン2 END◆

◆ミドルシーン4◆登場PC…芙蓉堂太一(全員登場可)

芙蓉堂太一:72+1d10-1
DoubleCross : (72+1D10-1) → 72+1[1]-1 → 72

朝倉侑生:1d10+67 出るよ!
DoubleCross : (1D10+67) → 6[6]+67 → 73

夏川ミナ:なんかRファイトで風紀委員が活躍する気配を感じたため、出ます!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:71->80)
朝倉侑生:おおう
夏川ミナ:(。-ω-)
夏川ミナ:なんでこんなにたかいの君・・・
朝倉侑生:テンションあがってる…?
芙蓉堂太一:1上昇か。
芙蓉堂太一:ミナちゃんがんばって

GM:明けて、翌日!
夏川ミナ:コケコッコー!
GM:この日は王女の為に学園側が変な気を回して特別イベントを開催しやがった。
朝倉侑生:しやがった
芙蓉堂太一:しやがった
GM:その名もRファイト・エキシビジョンマッチ!
GM:生徒達からも時々「結局どっちが強いの」と言われている番長連と風紀委員の激突!
GM:当然賭けが発生し、屋台も出る。もはや校内はお祭り騒ぎだ。
夏川ミナ:「実際、どちらが強いのでしょうね」
夏川ミナ:「ケースバイケースだと思いますが」
夏川ミナ:3つくらい買い込んだジャンボフランクを頬張ってます。
芙蓉堂太一:「風紀委員は必要次第で武装を許可されている委員会で、番長連は生徒の自主的な……自警団みたいなものです」王女に説明をしましょう。
アルマテーラ:「なるほど。やはり、そういった秩序が必要なのですね」
GM:説明に頷く王女。昨日と比べると、やはり多少元気がない。
芙蓉堂太一:「そうですねえ。どうしてもいざこざや事件は起こりますし」
アルマテーラ:「このイベントを見ている限りでは、学園の生徒は皆とても楽しそうですね」
芙蓉堂太一:「みんなお祭り好きですからねー」王女様の方を見て。
朝倉侑生:「ん~。一対一じゃケンカしたくないな~」
夏川ミナ:「アルマテーラ王女様に楽しんでもらえるのなら」
夏川ミナ:「まあ、どのような形でも戦いには臨みます。エキシビジョンでも。」 朝倉くんの口にフランクフルトを突っ込みます。
朝倉侑生:「むぎゅ」
夏川ミナ:「お肉を食べて、精力をつけて、がんばりましょう」
朝倉侑生:「んにゅ…、もっちろんだよ! 腕が鳴るね~!」
アルマテーラ:「えっ、夏川様と朝倉様も参加されるのですか……!?」
夏川ミナ:「どうでしょう。風紀委員から誰が出場するかはビーちゃん……委員長が決めるはずですが」
芙蓉堂太一:「でも、王女様も今は生徒でしょ? 楽しんでいってください」
夏川ミナ:「そうです。血沸き肉踊るローマの奴隷剣闘士ショーのような勇ましさを是非お楽しみ下さい」
アルマテーラ:「やはりこうした祭事やスポーツを通して一体感を高めるのも、重要な……と、いけません。今はいち生徒として楽しむことですね」
GM:そこで特設試合会場にアナウンスが響き渡る。
アルファ井東:「レディースアンジェントルメーン!Rファイトエキシビジョンマッチ!始めるぞー!」
朝倉侑生:「あれ、みあちゃんじゃない」
夏川ミナ:「赤手みあさんではない……」
夏川ミナ:心持ちシュンとしながら実況を聞いてます。
アルファ井東:「実況は俺、放送部二年アルファ井東!今回も赤手みあだと思った?残念賞!」
アルファ井東:「ドヤ顔ギャグが思いつかない時は俺の出番ってワケさ!そこんとこヨロシク!」
芙蓉堂太一:「そんな制度になってたんだ」
アルファ井東:「今日のスペシャルゲストはティエラ王国の王女、アルマテーラ~!」
GM:立ち上がってお辞儀する王女に万雷の拍手が注がれる。
朝倉侑生:イージーエフェクト《スポットライト》を使用します。
夏川ミナ:www
夏川ミナ:役に立ってるw
GM:ナイスw
アルファ井東:「解説席には学園の情報通、芙蓉堂太一~!」
芙蓉堂太一:横でライトに入らないようにしながら拍手。
芙蓉堂太一:「っとと、えっ僕解説なの!?」
芙蓉堂太一:(聞いてないぞ……!! こんな目立つなんて!)
夏川ミナ:「そうだったとは」 パチパチ拍手してます。
朝倉侑生:王女様、そして太一くんにライトがあたるよ!
朝倉侑生:「ふふふ~」ニヤニヤしながら手を動かしている。
アルファ井東:「そして気になる対戦メンバー!まずは番長連のモンスターどもだ!」
GM:おどろおどろしいBGMと共に番長連のメンバーが姿を現す。
無道ささき:「わっはっは!あたしが来たからには負けないぞ!」
アルファ井東:「言わずと知れた番長連のトップ!無道~、ささき~!」
夏川ミナ:「すぐ寝るという評判ですが、大丈夫なのでしょうか」 パチパチと拍手。
甲斐断二:「ぬおおお~っ!ここで活躍して王女にいいところを見せ……惚れさせるんじゃい~!」
芙蓉堂太一:「うわ、なんか来た」
アルファ井東:「番長連一の暴走特急!甲斐~、断二~!」
朝倉侑生:「誰か止めなかったのかなあ…」
芙蓉堂太一:「止められなかったんだろうなあ」
真北登:「待って」
真北登:「何、このメンツ……本当に待って」
夏川ミナ:「あ、あれは」
朝倉侑生:「……!」
アルファ井東:「番長連一のスケコマシ!四股番長、真北~登~!」
夏川ミナ:「四股番長ですね。」
真北登:「やめて!彼女も見てるんですよ!?」
芙蓉堂太一:「彼は凄まじい女癖の持ち主との噂が流れてますね」王女様に。
芙蓉堂太一:「……実際はどうなのかな。本人に今度インタビューしてみたいところです」Todoリストに追加しておこう。
アルマテーラ:「まあ。嘆かわしいことです」眉をひそめる。
朝倉侑生:「アイツ倒す!」
朝倉侑生:「よし倒す!」
夏川ミナ:「……朝倉侑生?」
夏川ミナ:「どうかしましたか?確かに、不純異性交遊の極みですが」
夏川ミナ:「あなたがそこまでやる気を出すのは珍しいのでは」
朝倉侑生:「…!あー、…ち、違うよこれは!その!」
朝倉侑生:「…な、なんでもいいでしょ~!ほらほらミナちゃん、選手まだいるよ…」
夏川ミナ:「む」
アルファ井東:「対するは風紀委員チーム!」
朝倉侑生:指を差した先には誰もいない。
夏川ミナ:「いない……」
芙蓉堂太一:「3対3みたいだねえ」
朝倉侑生:「も、も、…もー!」
アルファ井東:「風紀委員チーム?あれ、オイ!何してんの?ホレ!」
GM:観客達がざわめき始めたところっで、ベアトリス・ハックマンが息せき切って駆け付けてくる。
夏川ミナ:「あ、ビーちゃん。」
ベアトリス・ハックマン:「誰も居ないんだが!?」
ベアトリス・ハックマン:「なんで……どうしてこうなる!」
アルファ井東:「おおっと……風紀委員チーム、まさかのメンバー不足で不戦敗か!?」
どどんとふ:「若槻常陸」がログインしました。
若槻常陸:「ビーちゃんゴメンねえ。今日、ちょっと調子悪いんだよね」観客席。車椅子の少女が声かける。
朝倉侑生:「あ」
朝倉侑生:「常陸ちゃんだ~」手を振り返す。
夏川ミナ:「む。」
若槻常陸:「代わりに、応援してあげるからね。フレ~」手をゆったりとふる。
ベアトリス・ハックマン:「はああ……天使か」
芙蓉堂太一:「……先輩。今日は一人なのかな?」
夏川ミナ:「普段は、あの」
夏川ミナ:「格闘技の方が傍にいらっしゃるのですが。今日はお一人のようですね」
芙蓉堂太一:格闘技の方とはちょっとやらかしたことがあるのでちょっとほっとするよ。
夏川ミナ:やらかしてた・・・
夏川ミナ:「あれ、ということは」
夏川ミナ:朝倉くんの脇腹をつっつきます。
夏川ミナ:「私達が出ないと、ビーちゃん一人なのではないでしょうか」
朝倉侑生:「そうだねえ」
ベアトリス・ハックマン:「くっ……私は一人でも戦うぞ……寂しくなどない!」
GM:涙目だ。
夏川ミナ:「かわいそう」
朝倉侑生:「そうだねえ」
芙蓉堂太一:「二人で行ってあげたら?」
夏川ミナ:「はい。行ってまいります」 観客席のフェンスに足をかける。
朝倉侑生:いじっていたスマートフォンをしまう。「…せんぱいはラインに既読つかないし!」
朝倉侑生:「よし!目立つよ~!」観客席のフェンスを乗り越える。
芙蓉堂太一:「いってらっしゃいー」手を振る。
アルマテーラ:「お二人とも、どうかお気をつけて」
夏川ミナ:スカートが捲れないよう、膝を抱えてくるくる縦回転して観客席から落下し、
夏川ミナ:ストンッと下のアリーナに着地します。完璧な着地だ!
若槻常陸:「おお。乱入。楽しそうだねえ」その様子をニコニコと見守る。
若槻常陸:「私も元気なときにやってみようかなあ」
朝倉侑生:イージーエフェクト《スポットライト》を使用。ド派手な照明を当てながら、観客席に降り立ちます。
GM:乱入エントリーに沸き立つ観客席!
GM:\オオオオオオオ/
芙蓉堂太一:(あ)空いた席を見る。(二人きりじゃん……いや、周りにいっぱい人がいるけど)
GM:王女は芙蓉堂くんを見てニコリと微笑む。
芙蓉堂太一:(……参ったな、朝倉くんが変なこというからこっちまで変なこと考えちゃうよ)
ベアトリス・ハックマン:「お、お前達……!」
夏川ミナ:「私達が来ました。大丈夫ですよ」
夏川ミナ:「さみしくありません」
夏川ミナ:こくこくと頷く。
朝倉侑生:「そっこーで倒して、風紀委員の実力を見せつけちゃおーね♪」
芙蓉堂太一:「も、盛り上がってますねー」額の汗を拭く。
アルファ井東:「おおっとぉ!どうやら土壇場で風紀委員のメンバーが揃ったようだ!」
アルファ井東:「風紀委員長、ベアトリス・ハックマン!鉄拳粉砕マシーン・夏川ミナ!小悪魔アイドル・朝倉侑生!」
夏川ミナ:「鉄拳粉砕マシーン」
夏川ミナ:「鉄拳粉砕マシーン……」
朝倉侑生:《スポットライト》により四方八方から照明が当たります。
朝倉侑生:「小悪魔ってなーに★」投げキッス。
GM:\キャー/
芙蓉堂太一:「ベアトリス・ハックマンはSランクのスペシャリスト。要するに得意分野ではめちゃくちゃに強いということです」王女に解説。
ベアトリス・ハックマン:「フ……残念だったな、ささき。このメンバーで負けはない」
ベアトリス・ハックマン:「学園の秩序たる風紀委員の真価をみせてやろう」
無道ささき:「言ったなー!番長連だって面白いメンツを揃えたんだぞ」
真北登:「面白いって言った!」
夏川ミナ:「面白いといえば、馬の方はいらっしゃらないのですか」
甲斐断二:「ぬおーっ!馬面は日課のダート訓練中じゃい~!」
朝倉侑生:「馬だ…」
夏川ミナ:「乗せて貰いたかったのですが。残念です」
アルファ井東:「ダラダラやってらんねえぜー!第一試合始まるぞー!」
夏川ミナ:「ビーちゃん、朝倉侑生。誰からまいりましょうか」
朝倉侑生:「ん~。やる気満々の人がいるな~?」
ベアトリス・ハックマン:「フッ、私自ら出よう。おそらく、先鋒は様子見してくるはずだ。確実に一勝を上げて勢いに乗る」
朝倉侑生:「かっこい~!さっすが元戦闘部隊~」
夏川ミナ:「なるほど」
夏川ミナ:「ビーちゃんならば安心です。よろしくお願いします」 ぺこっと頭をさげる。
朝倉侑生:「まさかリーダーが一番最初に出てくるとは誰も予想しないもんね」
朝倉侑生:「がんばれ~、ベアトリスさん★」
夏川ミナ:こくこく頷く。
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「がんばれ~★」 真似して送り出す!
ベアトリス・ハックマン:「はふぅ…かわ…かわいっ」
ベアトリス・ハックマン:「では行くぞ!」
アルファ井東:「さーあ第一試合のオーダーが入ったぜー!ななっ、なんと!?この組み合わせは!」
アルファ井東:「ベアトリス・ハックマンvs無道ささき~!!」
アルファ井東:「なんてこった!グラウンド・ゼロ!学園で一番敵に回したくない二人の女が激突だ!」
ベアトリス・ハックマン:「えっ」
朝倉侑生:「…」
夏川ミナ:「おや」
無道ささき:「おお!」
芙蓉堂太一:「なっ、双方リーダーをぶつけてきた!?」
朝倉侑生:「…あっちも同じ事考えてたかな~」
アルマテーラ:「お二人とも、そんなに強いのですか?」
芙蓉堂太一:「そりゃもう。無道さんはAランクのアタッカーで、攻撃専門だし……これはどうなるかわかりません」
芙蓉堂太一:「初手からすごいファイトが見られそうです」スマホを構えて撮影の姿勢だ。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一、ちゃんと解説をしていますね。良い事です」
真北登:「先輩の作戦、モロに被りましたね……」
若槻常陸:「そういえば、私ビーちゃんに勝ったことないや」一人観客席で呟く。
若槻常陸:「うーん、なんでだろう。支援型だからかなあ」
夏川ミナ:《ウサギの耳》でそれを聞き取っている。
夏川ミナ:(……)
夏川ミナ:(支援型だからでは?)
どどんとふ:「フォース=ライブラリ」がログインしました。
皐月原真琴:若槻さんの横の男子生徒が立ち上がる。
皐月原真琴:「おい登ー!ちゃんと勝てよお前ー!ぜったい勝てよー!」
皐月原真琴:「番長連に賭」
皐月原真琴:「……ダチとして!応援してるからなー!勝てよー!」
真北登:「真琴君、あんなに一生懸命応援を…!うん、やっぱり、持つべきものは友だな」
GM:感激する真北。
フォース=ライブラリ:真琴さんの後ろの席に金髪の小さい女の子がちょこんと座っている。
フォース=ライブラリ:常陸さんの言葉にこっそりうなずきながら、手元の本をめくっている。
フォース=ライブラリ:「それで。」 ペラペラ
フォース=ライブラリ:「真琴さんはどの程度つぎこんだのでしょうかね。」
どどんとふ:「滝瑞果」がログインしました。
滝瑞果:「気になるね~」フォース=ライブラリの足元から声!
滝瑞果:既に踏まれているッ!
皐月原真琴:「それはもう、今月のバイト代を……」
皐月原真琴:「フォー」
皐月原真琴:「それ何?」
フォース=ライブラリ:「はて。気付いたらここにいたので。」
滝瑞果:「やあ」爽やかに片手を上げて挨拶します。挨拶は大事だ。
フォース=ライブラリ:涼しい顔をしているが、冷や汗が頬を流れている。
フォース=ライブラリ:足をさり気なくをっとどけながら軽く会釈して返している
滝瑞果:「王女目的に競技を観戦していたら、非常に素晴らしいスペースを発見し」
滝瑞果:「這ってきたのさ……」
皐月原真琴:「大丈夫かこれ……フォー、肩車するか?平気か?」
芙蓉堂太一:「王女様王女様、あちらはどうか見ないでファイトに集中してください」滝さんの方を手で隠しながら
アルマテーラ:「?」
芙蓉堂太一:「いや、ちょっと見苦しいものが……」
GM:そんな観客席の混乱をよそに試合は進行!
アルファ井東:「それでは第一試合!ファイト、カマせーッ!」
夏川ミナ:試合を見ながら器用に 『@若槻常陸 支援型だからでは』 と風紀委員LINEグループに送信している。

◆ROUND 1◆ (ベアトリス・ハックマン vs 無道ささき)

GM:そうしてベアトリス・ハックマンと無道ささきの戦いが始まった。
GM:それは、アカデミアの伝説として語り継がれる一戦であった。
GM:光が生まれ…闇が生まれた。光は昼、闇は夜となった。これが第一日目である。
ベアトリス・ハックマン:「フッ……」
ベアトリス・ハックマン:「さすがは無道ささき」
無道ささき:「お前もさすがだったぞ、ベアトリス……」
GM:ドウ!両者同時に倒れる!
アルファ井東:「ああーっと!第一試合は…ダブルノックダウン!まさかのドローゲームだーッ!」
アルファ井東:「いきなり波乱の幕開けとなったぞ!これは…このエキシビジョン・マッチ!どうなってしまうのかーッ!」
夏川ミナ:「なんという」
朝倉侑生:「…超すごいもの見ちゃったような、結局なんにも起こってなかったような…」
芙蓉堂太一:「す、すごい。最強の矛同士がぶつかり合ったような……!」
芙蓉堂太一:「さすがにここまでの領域は僕もそう見たことがありません。すごい戦いだった……」目をぱちぱちしている。
アルマテーラ:「わたくし、感動いたしました。まさか人があのような動きをすることができるとは……」
フォース=ライブラリ:「……しまったのです。見逃してしまいました。」 いつのまにか真琴さんの肩に乗っている。
皐月原真琴:「なんつー戦いだ。アカデミアトップクラスはやっぱバケモン揃いだな……!」
皐月原真琴:フォーちゃんを肩車している。
真北登:「惜しいな…!あの、最後の一発さえ無ければ。いや、でもそうしたら三手前で詰んでいたかな」
滝瑞果:「すごい動きだった……くっもう少しで見えたのに……」
若槻常陸:「ビーちゃん、後輩のハードル上げ過ぎじゃない?大人げない……」ちょっと引いている。
夏川ミナ:「となると、つまり」
夏川ミナ:「私と朝倉侑生でなんとかするしかない。そういうことですね。」
朝倉侑生:「ふふー、腕が鳴るね!そーいうの大好きだよ」
朝倉侑生:ミナちゃんの言葉に笑って答える。
朝倉侑生:「じゃー、次はボクが出るね!」ぴょんっと立ち上がる。
朝倉侑生:「いま出れば…一番目立てるよね~?この緊張感、さいっこーだよ~!」
アルファ井東:「二回戦のオーダー、カモン!おおっとぉーこれはまた面白い組み合わせじゃないかぁ!」
朝倉侑生:「ん?」
夏川ミナ:「朝倉侑生。風紀委員の威信がかかった戦いですから」
アルファ井東:「朝倉侑生!vs、真北登!」
夏川ミナ:「勝ったらクリームソーダをごちそう……真北?」
夏川ミナ:「朝倉侑生?」
朝倉侑生:「…」
朝倉侑生:「倒す」ぼそっと呟く。
アルファ井東:「こいつはまさかの色男対決だー!女生徒のみんなも大・注・目!」
滝瑞果:「男同士か~」女生徒は残念そうに、王女様の凝視可能位置へと這っていきます。
夏川ミナ:這うのが基本ムーブw
芙蓉堂太一:「おっと、朝倉くんと真北くんだ。朝倉くんは射程の長い攻撃が得意、真北くんは白兵型ですね」
アルマテーラ:「朝倉様、大丈夫でしょうか?少々気負っているように見受けられますが……」
GM:王女は手を合わせて祈りながらハラハラして見ている。
朝倉侑生:「色男ねー…、なんなら魅力対決にする~?そーいう方が…得意だよ♪」
真北登:「いやいや、そんなの無理だし!」
朝倉侑生:「ふーん?…せっかくだから、超全力でいかせてもらうよ~、お兄さん」
真北登:「なんでこんな状況になってるのか、よくわかんないけど」
真北登:「僕だってやるからには全力で行く!」
芙蓉堂太一:「多分……自分の方がモテるはずだ、とか考えてるんだと」
アルマテーラ:「まあ……勝負の最中にそんなことで大丈夫なのでしょうか」
芙蓉堂太一:「おそらく、朝倉くんは……そういう方がやる気が出るタイプ」
芙蓉堂太一:「見守ってましょう。彼の射撃、結構凄かったですよ」にこっと笑う。
アルマテーラ:「……はい!」
アルファ井東:「それでは第二試合だ!いざ尋常に!ファイト、カマせーッ!」
GM:ここからは普通に戦闘方式!

◆ROUND 1◆ (朝倉侑生 vs 真北登)

GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
朝倉侑生:なし!
真北登:なし!
GM:◆イニシアチブ◆
GM:真北登の行動値は7ぽっち
GM:そして朝倉君の行動値は20!
GM:圧倒的速さ!
朝倉侑生:うむ!
夏川ミナ:7って別に特段低いわけじゃないんですけど
夏川ミナ:なんか片方がおかしいんですね
GM:さあ!真北のヤロウをやっちまってくださいよ!
朝倉侑生:すみません、セットアップで《スピードスター》使用したということで!
GM:◆もう一度セットアップ◆
朝倉侑生:《スピードスター》使用!
GM:では真北君も《マキシマイズ》を使います
朝倉侑生:侵蝕率3上昇。ダメージに+20追加されます。
GM:HP-20、C値-1
真北登:(手加減して勝てる相手じゃない。肌で感じる!)
朝倉侑生:(…別に、本気で倒したい訳じゃないんだけどさ)
朝倉侑生:(こんな機会、二度と無いかもしれないし…やれる事は、全力でやっちゃうよ~)
GM:◆イニシアチブ◆
GM:朝倉君からゴー!
朝倉侑生:ういす!
GM:ちなみに互いの距離は5mです。
朝倉侑生:ではマイナーアクションで後退します。更に5m下がる。
朝倉侑生:メジャーアクション!真北くんに攻撃します。
朝倉侑生:《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の手》《滅びの光》。
GM:カモン!
朝倉侑生:10dx@8+2
DoubleCross : (10R10+2[8]) → 10[1,5,6,6,8,8,9,9,9,10]+10[1,5,7,7,8,9]+4[3,4]+2 → 26

朝倉侑生:まあまあ…
GM:ガード値はないのでドッジ!
真北登:8dx+3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 9[1,1,3,5,6,7,7,9]+3 → 12

GM:命中!
朝倉侑生:よかったー!
朝倉侑生:3d10+22 ダメージ!ガード値・装甲値有効~!
DoubleCross : (3D10+22) → 22[5,7,10]+22 → 44

GM:ブフォア!
GM:こんなんHP-20してなくても死ぬわ!
朝倉侑生:わー!わー!
朝倉侑生:(…せんぱい、何してるかなあ)
朝倉侑生:(寝てるといいな)
朝倉侑生:慣れた足取りで距離を取る。
朝倉侑生:指を構え、挑戦的に微笑む。閃光を穿つ。
朝倉侑生:「…くらっちゃえ!」
真北登:「っつ…!」
GM:間合いを離されぬよう食らいつこうとしたが、攻撃に飛び込む形になってしまう。
真北登:「ぐあうっ!」
朝倉侑生:容赦ない威力の光の弾丸が真北くんを襲うよ!
GM:被弾し、特設試合場の床を転がる真北!起き上がる力は無い!
真北登:「ああ、そっか……今日は、一人で戦ってるんだった」
朝倉侑生:「…ふふ~ん、さーて、お兄さんはどういう反撃を…」
朝倉侑生:「あれ」
朝倉侑生:「あれえ?」
アルファ井東:「決着ゥ~!!!」
アルファ井東:「第二試合!勝者!朝倉~、侑生~!!」
芙蓉堂太一:「あ、ほら。朝倉くん勝ちましたよ。一撃KOです」王女様に。
朝倉侑生:「……」歓声の中、憮然とした顔で真北くんに近寄る。
朝倉侑生:「…手加減したでしょ?そーいうの、よくないと思うな~」手を差し出す。
アルマテーラ:「まあ!やりました、朝倉様!おめでとうございます!」軽く跳ねる。
真北登:「や……ホントに、全力ではやったんだよ。君が強かった」
滝瑞果:「朝倉の戦いは“最初の一発”だ。完勝か負けか……真北のやつも油断してたわけじゃないだろうが」
芙蓉堂太一:(……さっきはああ言ったけど、まあ、もうちょっと深い事情があるのは知ってるよ、朝倉くん)
滝瑞果:「強敵相手であるほど、単独でやった経験がなかったってわけだな」玄人の感想
芙蓉堂太一:(でもまあ、勝手に大っぴらにするのは信頼関係にもとるよね)
朝倉侑生:「ふーん…。ボクは朝倉侑生。覚えてないと損するよ?」
朝倉侑生:真北くんを助け起こします。
真北登:「うん、覚えた。名前も顔も戦い方も。次は負けないからさ」
真北登:手を取って起き上がり、痛みに顔をしかめながら笑って見せる。
芙蓉堂太一:「真北くんも強いんですけどね、高速で完封されてはどうしようもない」
朝倉侑生:「……」真北くんのさわやかな笑顔を眺め。「…もー、やんなっちゃうな…」小さく呟きつつ。
真北登:「?」
朝倉侑生:「それはこっちの台詞!次だって負けないからね~!」くるりと踵を返します。
アルファ井東:「おっとぉ!戦い終わって男同士のアツい友情か!これが青春、これぞ青春!」
アルファ井東:「ともかく、小悪魔アイドルの活躍により戦いは風紀委員が一歩リードだ!」
朝倉侑生:オーディエンスに笑顔を振りまきながら、皆のところに戻ろう。
夏川ミナ:「む。」
夏川ミナ:「えーと」
夏川ミナ:ハイタッチを求めます。
夏川ミナ:授業で手をあげるときのように、背筋をのばしてピシッと片手を上げる。
朝倉侑生:「……ん?」投げキッスを送るのをやめ。
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:「ん★」
朝倉侑生:いたずらしようとしたのを思い直して、ハイタッチを返す。
夏川ミナ:「なんでしょう、今の沈黙は」 パチーン。
夏川ミナ:「勝利後はハイタッチを求めるのがセオリーと聞いていましたが、やはり何か間違いがあったのでしょうか」
朝倉侑生:「ミナちゃんは動きが固いんだよ~、もっとゆるーくでいいんだよ」
アルファ井東:「泣いても笑ってもこれが最後!勝負の第三試合だ!」
朝倉侑生:「ん、じゃあ出番だよ、ミナちゃん★」
夏川ミナ:「ゆるーく、ゆるーく」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:「ねえねえ」ミナちゃんの後ろから肩を叩く。
夏川ミナ:「はい?」
夏川ミナ:振り向く。
朝倉侑生:「はい」肩を叩いた手のひらで、振り返ったミナちゃんのほっぺをつつく。
夏川ミナ:「んに」
夏川ミナ:「……?」
夏川ミナ:つっつかれたまま、不思議そうな顔。
朝倉侑生:「あんまり考え込まない方がいいと思うな~?」
朝倉侑生:「セオリーとか考えないで、やりたい事をやればいいんじゃないかな~?」
夏川ミナ:「ふむ」
夏川ミナ:「ゆるーく、ですか」
朝倉侑生:「そうそう♪」
夏川ミナ:「……うん。なんとなく、わかった気がします」
夏川ミナ:「ゆるーくやってまいります。いえ、やってくるから」
夏川ミナ:侑生君のマネをしてぎこちなくウインクを飛ばします。
夏川ミナ:「いってくるね。侑生」
朝倉侑生:「…うん」
夏川ミナ:そのままてこてこ歩いてエントリーする。
甲斐断二:「真北!負けはしたが、ナイスファイトじゃったぜよ!あとはワシに任せい!」
アルファ井東:「行ってみようかァ!夏川ミナ!vs!甲斐断二~ッ!」
朝倉侑生:「応援してるよ!」その後姿に声をかけます。
夏川ミナ:「はい」 背中を向けたまま、片腕をあげて応じる。
滝瑞果:「ミナちゃーん!ミ、ミーッ、ミアアーッ!!ミアーッ!!」転落防止柵から落ちそうだ!
滝瑞果:「生足を見せてくれェェ~~ッ!」
アルマテーラ:「何でしょう?聞いた事の無い動物の鳴き声が」
芙蓉堂太一:「学園島にのみ生息するタキオオカブトムシの断末魔です。聞かない方がいいやつですね」
アルマテーラ:「そうなのですか。恐ろしい……」あわてて耳を塞ぐ王女。
夏川ミナ:アリーナの中央ともなれば、さすがに滝さんの声を聞き分けるのは困難・・・というわけでもなく
夏川ミナ:しっかり《ウサギの耳》でキャッチしている。
夏川ミナ:「甲斐断二」
夏川ミナ:「あなたには罪状が三つあります」
甲斐断二:「ぬ!」
夏川ミナ:「ひとつ。パトロール中に職務を放棄し、アルマテーラ王女様に駆け寄ろうとしたこと」
夏川ミナ:「ふたつ。高温のお味噌汁が入った鍋を持って学生食堂を疾走したこと」
甲斐断二:「むぐっ」
夏川ミナ:「みっつめの罪状は」 ――ガ ッ シュン!
夏川ミナ:ふたご座のゾディアックウェポン。巨大手甲を展開する。
夏川ミナ:「クリームソーダを味わうことができなかった私の前に出てきた事です」
夏川ミナ:「別に、ぜんぜん怒っていませんけど。」
甲斐断二:「えっ!最後のは何の話じゃい!?」
夏川ミナ:「こっちの話です。100%私事です。」
夏川ミナ:「やりたいことをゆるーくやることにしたので、八つ当たりさせて頂きます。」
朝倉侑生:「…そんなに飲みたかったの~…?」
朝倉侑生:苦笑しながら呟く。
アルマテーラ:「夏川様、大丈夫でしょうか……あんなに身体の大きな生徒と戦うなんて」
アルマテーラ:ハラハラしている。
芙蓉堂太一:「オーヴァードの戦いは、直接の身体能力とはまた別なんですよ」
芙蓉堂太一:「夏川さんは……データ上で知っているだけですが、強い」
滝瑞果:「そして」
滝瑞果:「エロい」玄人の解説
アルマテーラ:「成程……では、わたくしも夏川様を信じて見守る事にいたします」
芙蓉堂太一:蝙蝠の耳持ちなのでいちいち野次が耳に入ってしまうぞ!
芙蓉堂太一:(わー、なんかさっきから僕偉そうに解説しちゃってるけど、勝ってくれよ夏川さん)そわそわ
芙蓉堂太一:(あと余計なこと言う人がだんだん近づいてきている気がする……!)
夏川ミナ:(エロい……) 《ウサギの耳》でキャッチしている。
朝倉侑生:「…エリスくんどこにいるんだろう…」
滝瑞果:「王女とお近づきになりたぁい……」カサカサ
どどんとふ:「エリス・トリオン」がログインしました。
遠くのエリス・トリオン:地面にふと霧がたちこめ、這う変態を覆い隠す。
朝倉侑生:「あ」
遠くのエリス・トリオン:「テメー警備の当番サボってこんなとこで何してやがる」踏みつけ。グシャ!
滝瑞果:「グエエ、エリス――ッ!!この世全ての自主規制表現が具現化した邪悪野郎ーッ!」
遠くのエリス・トリオン:「黙れ雑巾女とうとうテメェの立場を理解してスタジアムの拭き掃除たァ殊勝なこったが」
遠くのエリス・トリオン:「テメェの持ち場はここじゃねえ。サボりが二人になったら流石に見つかるだろうが馬鹿が」
遠くのエリス・トリオン:そのまま画面外に引きずっていきます
滝瑞果:「なんだテメェこの、アタシが雑巾ならテメェは【コンプラ】【コンプラ】このグエエェェェ……!」
どどんとふ:「遠くのエリス・トリオン」がログアウトしました。
朝倉侑生:「仕事がんばってるんだなー、エリスくんも」
アルファ井東:「それじゃあ第三試合!レディー!ファイト!カマせーッ!」

◆ROUND 1◆ (夏川ミナ vs 甲斐断二)

GM:◆セットアップ◆
夏川ミナ:「“ジェミニ”」
夏川ミナ:「起動します」 《スピードスター》!ラウンド間攻撃力を+18して自分はリアクション不可能に。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+5した(侵蝕率:80->85)
甲斐断二:セットアップ《異形の転身》で8m前進移動!
夏川ミナ:うわっこっちきた!
甲斐断二:「ぬおおおう!夏川!おんしとは不思議と縁があるのう!」
甲斐断二:「おんしが何を怒っとるかイマイチわからんが!ワシも番長のはしくれ!」
甲斐断二:「戦いとあらば容赦はせんのじゃあ!」
GM:気合と共に甲斐の制服のボタンが全て弾け飛ぶ!
GM:ズシン!ズシン!岩山のような筋肉を見せつけながら前進!
GM:◆イニシアチブ◆
夏川ミナ:手甲を更に大型に展開させ、飛んできたボタンを弾いている。
GM:夏川ミナ:18 甲斐断二:3
GM:当然ミナちゃんの先攻だ!
夏川ミナ:6倍!つまり6回殴れるということよ!
GM:そんな理屈はない!?
夏川ミナ:とりあえず、ウェポンケースからゾディアックウェポンを装備します。
夏川ミナ:もうこれ、エンゲージは同じですか!
GM:まだ2m離れています
夏川ミナ:ならマイナーで2m戦闘移動!
夏川ミナ:「とにかく正義の裁きを受けよということです」 走る。
夏川ミナ:「あなたには――」
夏川ミナ:《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》。
夏川ミナ:10dx8+6
DoubleCross : (10R10+6[8]) → 10[2,3,3,4,4,6,8,9,9,10]+10[4,4,8,10]+10[10,10]+6[5,6]+6 → 42

GM:たっか
甲斐断二:《イージスの盾》でガード!
甲斐断二:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[4,10,4] → 18

夏川ミナ:あっこいつ防御型か!
GM:ガード値は18だ
夏川ミナ:何かが甲斐断二の顔面に叩きつけられますね。柔らかい。
夏川ミナ:すなわち、あらかじめ脱いでおいた夏川ミナのベスト。
甲斐断二:「ぬうっ!何じゃいこれは!?」
夏川ミナ:振り払った時にはもう遅い。ガードの甘い側面に回り込んでいる。
夏川ミナ:「あなたには、弁護クラブを呼ぶ権利があります」 ――――正拳突き!
夏川ミナ:5d10+1d10+29
DoubleCross : (5D10+1D10+29) → 29[5,3,8,7,6]+3[3]+29 → 61

GM:ウワーオ…
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6した(侵蝕率:85->91)
GM:えーと、ガード値引いても
GM:しんでる!
夏川ミナ:やったー!
夏川ミナ:そのまま殴り飛ばして、OPリフレイン!
夏川ミナ:壁に叩きつけます!
甲斐断二:「ぐおおおおおーっ!?」
夏川ミナ:「やっ」
夏川ミナ:“加速”と“武器”の力で、強引に殴り飛ばす。
甲斐断二:「ぬおおお……認めん、認めんぞ!このワシがワンパンでKOなどと……!」
甲斐断二:「認……め……」
GM:甲斐は立ったままピクリとも動かなくなった。
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「ふー」
アルファ井東:「勝者!夏川~、ミナー!!」
朝倉侑生:「つっよーい」パチパチと拍手。
芙蓉堂太一:「おー、輝いてる輝いてる」ぱちぱち。
夏川ミナ:滝さんとか、侑生君とか、色々な人が見てる前で負けるのは何故か嫌だった。胸を撫で下ろす。
アルファ井東:「エキシビジョン・マッチは風紀委員チームの勝利だァー!」
GM:会場は割れんばかりの拍手に包まれ、外れの券が宙を舞う。
皐月原真琴:「うおおおお畜生ォオオー!!」
皐月原真琴:ビリビリに券を破いている。
朝倉侑生:「いえーい★風紀委員が地味とか言わせないぞ~」ひらひらと観客に手を振っている。
若槻常陸:「うんうん。みんなすごいねえ。いつでも引退できるよ」
若槻常陸:「ちゃんと単位取らないと」
芙蓉堂太一:「どうですか! 王女様!」拍手に負けないような声で。
アルマテーラ:「はい!素晴らしい試合でした!」こちらも可能な限りの大声で。
アルマテーラ:「夏川様も、朝倉様も、とてもお強いのですね!」
芙蓉堂太一:「楽しめたみたいで、良かったです!」なんだかキラキラした様子の王女様に、少しびっくりしながら。
フォース=ライブラリ:もぐもぐとホットドッグを食べながら手元の券を確認している。
フォース=ライブラリ:「はあ。予想外でしたね。」 『風紀委員チーム』と書かれたその券をいそいそと仕舞う。
朝倉侑生:「ミーナ、ちゃ~ん」片手を上げてミナちゃんを出迎える。
夏川ミナ:「む」
朝倉侑生:いたずらっぽい笑み。ハイタッチ待ちのポーズ。
夏川ミナ:「いえーい」 棒読み。
夏川ミナ:ハイタッチしようとします。
朝倉侑生:「いえい★」その手を避けて、額にでこぴんします。
夏川ミナ:「あう」 デコピンされる。
夏川ミナ:「……ハイタッチ……」
朝倉侑生:「なんでもやってあげると思ったら大間違いだもんね~」ケラケラ笑っている。
夏川ミナ:「……」 指を伸ばして、
夏川ミナ:デコピンします。1回、2回!
夏川ミナ:「えい。えい」
夏川ミナ:「なら、こっちもおかえしです。」
夏川ミナ:ぺちんぺちん。
朝倉侑生:「いた!うひゃ!」
朝倉侑生:「おとなげないー!先輩でしょー!」
夏川ミナ:「知りません。えい。えい」
芙蓉堂太一:「……何やってるんだろ、あっち」遠くから二人の様子を見ながら。
芙蓉堂太一:「早く戻ってきてくれないと、僕一人じゃ王女様を護衛できないよ」
フレデリカ・ソールド:「ちょっと、そこのガキ共!はしゃいでないでこっち来な!」
GM:声をかけてきたのはオーヴァード教師、フレデリカ・ソールド!
GM:”魔女”とも”鬼教官”とも呼ばれる、恐ろしい教師である。
朝倉侑生:「はしゃいでないよ! 何ー?」
夏川ミナ:「なんでしょうか。魔女先生」
フレデリカ・ソールド:「アンタら二人とも、侵蝕が高すぎ!エキシビジョン・マッチでそんなに張り切るんじゃないよ、まったく!」
GM:激しい剣幕で怒鳴りながら、《リプレッション》を使用。夏川ミナの侵蝕率を-15してください。
夏川ミナ:すごい!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を-15した(侵蝕率:91->76)
朝倉侑生:おー!
GM:すぐさま、傍らに控えていた生徒がエフェクトの使用回数を回復。
GM:さらに《リプレッション》で朝倉侑生の侵蝕率を-15してください。
朝倉侑生:やったー!
朝倉侑生:侵蝕率66になりました。
GM:すげえ下がったな…?
朝倉侑生:下がりすぎて心配なのでちょっと確認します
朝倉侑生:いや、合ってる!
GM:おう!
フレデリカ・ソールド:「はしゃぐのも結構だが、自分の身体を一番大事にするもんだよ!まったく!」
GM:悪態をつき、魔女は去って行った。
夏川ミナ:「本に書いてあったツンデレというやつなのでしょうか」
夏川ミナ:軽くなった身体でピョンピョンと小ジャンプしながら呟く。
アルマテーラ:「皆様、お疲れ様でした」
朝倉侑生:「違うと思う~」髪型を整えながら答える。
朝倉侑生:「あ、アルマテーラ様!ボクの活躍、見てくれた~?」
アルマテーラ:「はい。とても輝かしく、苛烈で、そして優美なものでした」
朝倉侑生:「えへへー」王女様の言葉にご満悦だ。
芙蓉堂太一:「おつかれー」手を振ります。
夏川ミナ:「あ、解説の芙蓉堂太一。」
夏川ミナ:ぱたぱた手を振ります。
芙蓉堂太一:「解説の芙蓉堂太一です。なんだよあの無茶振り」
芙蓉堂太一:「あの」王女様に話しかけましょう。
アルマテーラ:「はい?何でしょう、芙蓉堂様」
芙蓉堂太一:「王女様は、二人みたいに、その、ああやって表舞台で華やかに戦ってる人の、方が……」だんだん声が小さくなっていく。
芙蓉堂太一:「いや、なんでもない。なんでもないです!」
アルマテーラ:「……いいえ。芙蓉堂様」
アルマテーラ:「芙蓉堂様がわたくしに解説してくださったので、わたくしはとても助かりました」
芙蓉堂太一:「え、あの。その」慌てる。
アルマテーラ:「人を楽しませる事もまた、ある意味では立派な戦果といえるではないでしょうか」
芙蓉堂太一:「楽しませられてましたか。僕」
芙蓉堂太一:「……良かった」微笑む。
アルマテーラ:「はい。それはもう。ただこの学園の生徒は、少々お祭り好きが過ぎるような気がしますけれど……うふふ」
GM:王女は会場のどんちゃん騒ぎに、口元を抑えて笑い続けている。
芙蓉堂太一:「それは否定できないな……」
朝倉侑生:「…ミナちゃん、こういう時は」
朝倉侑生:「そーっと、気配を消して、二人きりの空間を演出するのが、マナーだよ」
夏川ミナ:「……こういう時は?」 こそこそ。
夏川ミナ:「わかりました。ラブ空間を作り上げるというわけですね。」
朝倉侑生:「そうそう。ラブだよ。ラブ」ひそひそ。
夏川ミナ:「後は若い人達でごゆっくり……?」 ミナはこそこそと撤退します!
芙蓉堂太一:「そこ、聞こえてるよ!!」蝙蝠の耳は鋭いのだ
夏川ミナ:「いえ。どのみち私達はビーちゃんのお見舞いというか、慰めというか、よくやったぜみたいなそういうのもありますので」
夏川ミナ:(……生徒会の方々も多いこの会場なら)
夏川ミナ:(暗殺者とてそうそう、手出しもできないでしょう)
夏川ミナ:「ちょこっとだけ抜けさせて頂きます。」
朝倉侑生:「だいじょーぶ、いざとなったらすぐに駆けつけるよ~、速さには自信あるもん~」
夏川ミナ:「ねー。」 侑生くんに同意を求める。
朝倉侑生:「ね~★」
芙蓉堂太一:「頼むよー。……まったく。ほんとみんなお祭り好きなんだから」
アルマテーラ:「はい。それでは、また後で」
GM:王女も優雅にお辞儀をして見送ろう。
朝倉侑生:「はーい、二人とも!また後でね~」ひらひらと手を振り、ミナちゃんとともに人ごみの中に消えていく。
アルマテーラ:「本当に、こんなに楽しいのは久しぶりです。今夜はぐっすり眠れそうな気がします」
GM:芙蓉堂君に向かってぽつりとそんなことを呟く。
芙蓉堂太一:「それはエキシビジョン、大成功ですね」
アルマテーラ:「ずっとこんな日が続けば良いのですけれど」
アルマテーラ:「そういうわけにもいきませんものね……」
芙蓉堂太一:「えーと、その一助になれたこと、誇りに思い……」
芙蓉堂太一:「……そう、ですね」王女はじき国に帰り、自分もいつもの日常に戻る、そんなことをふと思い出してしまう。
芙蓉堂太一:「お祭りとか休みの日って、そうなんですよね。いいところで終わっちゃうんだ」
アルマテーラ:「……はい」
GM:王女の瞳に物悲しい色が浮かぶ。
アルマテーラ:「だからこそ……今この時は、めいっぱいに」
アルマテーラ:「後悔のないように過ごしたいと思っています」
芙蓉堂太一:「僕も、後悔したくない」
芙蓉堂太一:「残りの時間、きっとずっと楽しく盛り上げますから。案内役として!」
アルマテーラ:「頼りにしています。芙蓉堂様」
芙蓉堂太一:「えへへ」なんとなくにやけてしまう。
芙蓉堂太一:「はい。任せておいてください。アルマテーラ様」
錠前絡:「王女、そろそろ下校時間です」
GM:二人の間に割って入るように錠前が登場。
GM:ベアトリスとささきが長時間戦っていたので、もう下校時間なのだ
錠前絡:「暗くならぬうちに、寮へ移動されるべきかと」
芙蓉堂太一:「ああ、もうそんな時間なんだ」
アルマテーラ:「残念です。では、また明日……」
GM:と、王女が言いかけたところで君は気が付く。
GM:明日は祝日。アカデミアも休みだ。
GM:アカデミアの休日の…休日!
夏川ミナ:デートに誘えるじゃん!
芙蓉堂太一:わお
朝倉侑生:誘っちゃえよ!
錠前絡:「王女、明日はお休みです。学園へ来る必要も、案内役の彼と会う必要もありません」
錠前絡:「さほど見るべきものもない島です。安全のため、寮に籠って過ごすのが最良かと」
芙蓉堂太一:「あの、休みの日だからこそ、自由にあちこちを見るのに時間を使える、と思うんですよね」
芙蓉堂太一:手を上げて発言。
錠前絡:「何?」
芙蓉堂太一:「それに、休日の学生たちの様子もなかなか見るに値するものがあるんじゃないかと」
錠前絡:「理解できんな。王女にそのような無為な時間を過ごさせようというのかキミは」
錠前絡:「今の状況で休日に出かけるなど。王女にもしものことがあったらどうするつもりかね」
芙蓉堂太一:「無為? 僕らの過ごしてる毎日が無為ですか?」
芙蓉堂太一:「それは」ぐっと詰まる。
アルマテーラ:「あの……」
アルマテーラ:「芙蓉堂様の案内ならば、きっと楽しい時間を過ごせると思います。それに」
アルマテーラ:「朝倉様や夏川様が護衛をしてくだされば、どのような危険も乗り越えられるように思います」
錠前絡:「しかし、王女……!」
芙蓉堂太一:「アルマテーラ様」
アルマテーラ:「はい…!」
芙蓉堂太一:「うん、僕、やっぱり後悔したくないんです」錠前の方を向き直り。
芙蓉堂太一:「護衛には細心の注意を払います。確かに、もしものことがあってはいけない」
芙蓉堂太一:「王女様に、アカデミアの休日を楽しませてあげては、くれませんか」
錠前絡:「……」
GM:王女と芙蓉堂君、二人に見つめられて錠前は溜息をつく。
錠前絡:「全く信用ならない。君の言っていることは、ただの精神論だ」
錠前絡:「だが、しかし……それが王女の望みとあらば仕方がない」
芙蓉堂太一:「ほ、ほんとですか」
錠前絡:「王女の送り迎えは我々が行うぞ」
芙蓉堂太一:「はい!」
錠前絡:「まったく……」
芙蓉堂太一:「大丈夫、島内の危険ポイントやセキュリティレベルの軽重はばっちり把握してますし」
芙蓉堂太一:「護衛二人もあの通り、実力は折り紙付きです」
アルマテーラ:「はい!」
GM:王女が嬉しそうな声に、今日一番の笑顔を添える。
芙蓉堂太一:(うわ)
芙蓉堂太一:(……笑ってもらえるの、すごい嬉しい……)
芙蓉堂太一:「最高の休日にしましょう。アルマテーラ様」こちらも照れ笑い。
錠前絡:「参考までに聞くが、君は王女をどこに連れて行くつもりかね」
GM:選択肢発生!
GM:王女に最高の休日をプレゼントするため……君はどこを選ぶべきか!運命の選択!
1.もう食べられないよ~学園島の名産食い倒れデート
2.うきうきウィンドウショッピングデート
3.ムーディーにキメる……水族館デート
朝倉侑生:これって判定ボーナスはあるんですか?
GM:今回は情報は特にない!今まで過ごしてきた中で得た情報から判断していただきたいぜ!
芙蓉堂太一:では3の水族館デートで! デートなの!?
GM:オーケイ!
夏川ミナ:デートデート!
朝倉侑生:ひゅー!ひゅー!
芙蓉堂太一:ひゃー
錠前絡:「水族館……?まあ、下賤な場所を選ばなかった事は認めよう」
芙蓉堂太一:「なかなかいい設備あるんですよ。ジンベエザメもいるし」
錠前絡:「では、明日はくれぐれも王女に危険のないように!」
アルマテーラ:「もう、錠前……!申し訳ありません、芙蓉堂様」
芙蓉堂太一:「了解です。よろしくお願いします!」頭を下げる。
芙蓉堂太一:あの、錠前さんに《真偽感知》使ってみてもいいでしょうか?
GM:お、いいですよ
GM:どの発言に対して使う感じでしょうか
芙蓉堂太一:「では、明日はくれぐれも王女に危険のないように!」この辺で、ほんとに王女のこと心配してるかどうかを調べたいです。
GM:オーケー。では、特に判定も必要ありません
GM:錠前さんの発言は100%本意です。心から王女が心配で仕方がないのです
芙蓉堂太一:やはりかー
夏川ミナ:いいひとだ!
朝倉侑生:よかったー
芙蓉堂太一:ではにこりと笑って、「ご心配、お疲れ様です。僕らに任せてください」と言っておきましょう。
芙蓉堂太一:侵蝕率も2上昇だ
GM:急に余裕の生まれた芙蓉堂くんに怪訝そうな顔をしつつも、錠前は王女を連れて去って行く。
アルマテーラ:「芙蓉堂様、おやすみなさい。明日はよろしくお願いしますね!」
芙蓉堂太一:「はい、また明日!」
GM:そんな感じでシーンを終了…する前に
GM:一方その頃。
甲斐断二:「はあ……」
甲斐断二:「王女の前で、みっともなく負けてしまったのう…カッコ悪いのう……」
甲斐断二:「しょせんワシなんかじゃあ王女とは釣り合わんのかのう~…」
此花リリー:「そんなこと、ないよっ」
甲斐断二:「ぬぬっ!?」
此花リリー:「恋はね。押して」
此花リリー:「押してー」
此花リリー:「押しまくる!」
此花リリー:「まだまだチャンスはあると思うな!」
甲斐断二:「お、おんしは一体……?」
GM:(つづく)
GM:シーンカット前にロイス調達!ある人は!
夏川ミナ:つづきやがった!
朝倉侑生:ミナちゃんへのロイス感情変更しまーす
朝倉侑生:ポジティブを誠意から友情に変更!
夏川ミナ:友情!
朝倉侑生:ユウジョウ!
GM:ユウジョウ!セイシュン!
朝倉侑生:調達は特になし!大丈夫!
朝倉侑生:以上です!
夏川ミナ:あっ、強化素材で+1してたのにダメージ増やしてなかったな・・・
GM:おお
GM:まあどの道死んだから…!
夏川ミナ:いきてる!
芙蓉堂太一:ロイスはなし。調達はじゃあブルーゲイルをまた試してみましょうか。
夏川ミナ:こっちもブルーゲイルー!
夏川ミナ:2dx+1=>20
DoubleCross : (2R10+1[10]>=20) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

朝倉侑生:よしよし
夏川ミナ:クリームソーダ・・・
芙蓉堂太一:6dx+3=>20 ラッキーメダル:ホワイト使用
DoubleCross : (6R10+3[10]>=20) → 10[5,6,9,9,9,10]+2[2]+3 → 15 → 失敗

芙蓉堂太一:うーん財産点使っても届かない
夏川ミナ:おしい!
GM:調達王が初めて買い逃した!
朝倉侑生:しかたない!
芙蓉堂太一:以上です!
GM:では
夏川ミナ:王女様にロイスをとりたい!
GM:◆ミドルシーン4 END◆
GM:あっ失礼!
GM:どうぞ!
夏川ミナ:王女様/アルマテーラ・フォンド・ティエラ/○庇護/劣等感/ロイス
夏川ミナ:この人はあんなにキラキラ笑顔をつくれるのに、私の笑顔はどうしてキラキラしないのか・・・
夏川ミナ:以上です!これで7枠になっちゃった!
朝倉侑生:む、 ボクもここで王女様にロイス取得しちゃおうかなあ
朝倉侑生:取得しちゃえ!
夏川ミナ:ボス用にとっておこうかと思ったんですけど
夏川ミナ:ここまで仲良くして取らないのはなーって思っちゃってw
朝倉侑生:王女様/アルマテーラ・フォンド・ティエラ/庇護:○/隔意/ロイス
芙蓉堂太一:ひごひご
GM:みんなが庇護してくれる…
朝倉侑生:別に王女とか国民とか、人とオーヴァードとか、そんなに分けて考えなくてもいいのになーって思ってるので
朝倉侑生:でも王女様かわいーし好きだよ!以上!
GM:やっほう
GM:では、今度こそ
GM:◆ミドルシーン4 END◆
GM:【Double Cross】
どどんとふ:「フォース=ライブラリ」がログアウトしました。

◆ミドルシーン5◆登場PC…芙蓉堂太一(全員登場可)

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「朝倉侑生」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
GM:【Double Cross】
GM:翌日!
朝倉侑生:1d10+66 出るよ~
DoubleCross : (1D10+66) → 3[3]+66 → 69

芙蓉堂太一:75+1d10-1
DoubleCross : (75+1D10-1) → 75+1[1]-1 → 75

芙蓉堂太一:76ですね
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:76->80)
夏川ミナ:ぴったし!
GM:ジャスト…

GM:今日の空は薄曇りといったところ。ある意味、絶好の水族館日和である
GM:待ち合わせ場所は水族館前の広場だ。
芙蓉堂太一:では、黒ジャケットの下にパーカーを着た格好で、早めに来て待っている。
芙蓉堂太一:そわそわ
朝倉侑生:そんな太一くんを少し離れた茂みから見守っています。
朝倉侑生:華やかな色合いの小洒落た服装。わざとらしく大きなサングラスを装着している。
夏川ミナ:こちらも見守ってます。両手にはカモフラージュ用の人工枝葉。
夏川ミナ:そして休日なのに制服。
夏川ミナ:「わたしも」
夏川ミナ:「それ、かけたほうが良いのでしょうか」
夏川ミナ:いろんな角度から不思議そうにサングラスを見てます。
朝倉侑生:「んー」
朝倉侑生:「ミナちゃんはボクほど目立たないからな~」
朝倉侑生:「というか、何で制服なのさー。せっかくの休日だよ~?」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……こ」
朝倉侑生:「こ?」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「これしか持っていないだけです」 顔をそむける。
芙蓉堂太一:(……あそこの二人は何やってるんだ)《蝙蝠の耳》で全部聞こえているぞ!
夏川ミナ:(……やはり休日で制服なのはおかしいのでしょうか) 芙蓉堂君の私服と、侑生君の私服を見たあと
夏川ミナ:自分の制服をぺたぺた触っている。
朝倉侑生:「………」首をかしげる。
朝倉侑生:「そっかあ、じゃあ……ん」
朝倉侑生:太一くんを見よう。「そろそろ待ちきれなくなってきたかな~?」
GM:と、そうこうしているうちに約束の時間だ。
GM:一台のリムジンが止まり、中から王女と執事が降りてくる。
芙蓉堂太一:時間だわ二人がなんか隠れてるわでそわっそわです。
夏川ミナ:「そわそわしていますね。芙蓉堂太一」
夏川ミナ:「寝起きのモンゴルキヌゲネズミのようで……あ、リムジン。」
アルマテーラ:「おはようございます、芙蓉堂様」
GM:王女は襟元まできっちり留めたボウタイ付きの白いブラウスにロングスカートという格好だ。
GM:立ち絵は制服だがそうなのだ。
GM:錠前は当然いつもの執事スタイルだ。
芙蓉堂太一:清楚!
芙蓉堂太一:「あ、どうも。おはようございます」二人にお辞儀。
錠前絡:「おはようございます。……来ているのは君だけか?」
芙蓉堂太一:「ええと、今日は護衛二人は……」二人が隠れているあたりに視線をやる。
錠前絡:「……ふむ」
夏川ミナ:あ、じゃあ射撃で判定します。
GM:射撃!
夏川ミナ:『います』『隠密護衛です』『ふたりにはないしょに』 と書いた紙くずを投げつけます。
夏川ミナ:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 9[1,1,1,1,2,7,7,8,9,9]+1 → 10

夏川ミナ:いい感じに投げた!絡くんの後頭部あたりに!
夏川ミナ:当然バレないよう、投げた後はすぐに枝でカモフラージュ!
朝倉侑生:10!
GM:10もあれば狙った通りに投げられるでしょう!
GM:錠前は後頭部に飛んできた紙屑をキャッチ。開いて中を確認し、顔をしかめた。
錠前絡:「そういう事か。まったく」
夏川ミナ:(はい。そういうことです。)
夏川ミナ:《ウサギの耳》で聞き取ってコクコク頷いている。
芙蓉堂太一:(何かやったな……)と思っています。
朝倉侑生:(よろしくね、絡くん★)
朝倉侑生:投げキッスを送る。
夏川ミナ:飛んで行く投げキッスを目で追う。
GM:錠前はバック転で投げキッスを回避。
アルマテーラ:「どうしたのですか?錠前」
錠前絡:「いえ、別に。芙蓉堂君といったな。この先の案内は君に任せるが、くれぐれも王女に妙な真似をしないように」
芙蓉堂太一:「は、はい。ご心配なく。僕に任せてください」なんでこの人いきなりバック転したんだろうなあと思いながら。
アルマテーラ:「錠前、失礼な事を言わないで。芙蓉堂様はそんな方ではありません」
GM:王女は珍しくムッとした表情をしている。
夏川ミナ:(そうです。ここまでの行動から察するに、芙蓉堂太一はそこまで大胆な行動が取れる男性ではありません)
夏川ミナ:(たぶん) 曖昧に頷いている。
錠前絡:「失礼いたしました。では、私はこれで。後ほどお迎えに上がります」
GM:錠前はお辞儀をし、風のような速さで去って行った……
芙蓉堂太一:「じゃあ、行きましょうか、アルマテーラ様」錠前が去ってから、王女の方を向き直り。
アルマテーラ:「はい。夏川様と朝倉様は、遅れていらっしゃるのでしょうか?」
朝倉侑生:そこで芙蓉堂くんにラインが届きます。
芙蓉堂太一:「ん?」スマホを取り出し確認。
朝倉侑生:『ごめーん、行けなくなっちゃった★』
朝倉侑生:『二人きりで楽しんでね★』
芙蓉堂太一:「はあ!?」ラインの画面と、バレバレの木の枝を見比べてから。
芙蓉堂太一:「……」
芙蓉堂太一:「……えーと、二人に関しては大丈夫です。気にしなくて問題ないです」
アルマテーラ:「そうなのですか……?ええと、わかりました」
芙蓉堂太一:「何かあったらきっとすぐに助けに来てくれます。大丈夫大丈夫」
夏川ミナ:「この偽装に加え、LINEによる気配り」
夏川ミナ:「デートを影で支える護衛役としては完璧なのではないでしょうか」
朝倉侑生:「うむうむ、さすがボク達」満足げにうなずく。「完璧な隠蔽工作だねえ」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「あとで朝倉侑生と芙蓉堂太一もLINEに登録します。」
夏川ミナ:「あなた達だけずるいです」
朝倉侑生:「え、そこなの?」
アルマテーラ:「それでは今日は、芙蓉堂様と二人きりですね。よろしくお願いいたします」
芙蓉堂太一:(余計な気を回して……まったく……)
芙蓉堂太一:「はい、よろしくお願いします。アルマテーラ様」二人きり、という言葉に少し動揺しながら。

GM:君たちが訪れた学園島水族館は、島の近海だけでなく世界中から様々な水生生物を集めた施設である。
GM:当然利用しているカップルはそこそこ多く、アカデミアの生徒も居たりする。
GM:だが、館内は薄暗いので王女と二人でもまあバレることはないだろう。
芙蓉堂太一:「こちらの水槽は、イワシの群れを展示してますね」銀色の魚が泳ぐ筒状の水槽の前で。
夏川ミナ:右のほうに泳いでいくイワシの群れを目で追う。
夏川ミナ:左のほうに泳いでいくイワシの群れを目で追う。
朝倉侑生:ミナちゃんのスマートフォンをいじって、ラインの登録をしている。
アルマテーラ:「とても大きな群れですね!それに、まるで金属のような光沢です」
芙蓉堂太一:「結構美味しいですよ。僕は焼いて食べるのが好きです」わりと見当はずれな解説をしたりする。
アルマテーラ:「このお魚も、食べられるお魚なのですか。それは実に興味深いです」
芙蓉堂太一:「召し上がってた海鮮丼みたいに、新鮮なものは刺身にすることもありますねえ」
アルマテーラ:「サシミ……」
GM:王女のイワシを見る目が、徐々に食卓のおかずを見る目に変わって行く。
芙蓉堂太一:あ、なんか外したかな、とか思い別の水槽を指差す。
芙蓉堂太一:「あ、あっちは熱帯魚ですね。カラフルで綺麗ですよ」
アルマテーラ:「暖かい海のお魚ですね。ああ、本当です。とても鮮やかな色!」
夏川ミナ:「どうも、デートというよりは食材紹介のようになっていますね」
夏川ミナ:こそこそと物陰に隠れながら熱帯魚コーナーについていきます。
朝倉侑生:「これは由々しき問題だねえ」
朝倉侑生:太一くんにメッセージを送信しよう。
朝倉侑生:『もっと ロマンチックな空間を 演出するべし』
朝倉侑生:『あなたの方が綺麗です と 言うべし』
夏川ミナ:入力中のメッセージを横から覗き込む。
夏川ミナ:うんうん、と頷いてます。
芙蓉堂太一:受信。(なんだこれ、バラエティ番組か!)
芙蓉堂太一:「……こ、こいつが結構好きなんですよね。ルリスズメダイ。サンゴ礁に住んでるそうです」とりあえず青い魚を示す。
アルマテーラ:「綺麗な青色ですね。わたくしも好きです」
芙蓉堂太一:「その、でも、あ、あな……」口に出しかけ。
朝倉侑生:「お」
夏川ミナ:「む」
芙蓉堂太一:「……アナゴ、も、寿司にすると結構美味、です」
夏川ミナ:「……」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:「3点」
夏川ミナ:朝倉君と目をあわせます。
夏川ミナ:(あなたのスマートフォンを) (借りて) (良いですか)
夏川ミナ:目で言う。
朝倉侑生:(もちろん)
朝倉侑生:スマートフォンを差し出します。
アルマテーラ:「アナゴ、スシですか」
GM:王女は突然の話題の変化に目をぱちくりさせている。
芙蓉堂太一:(言えるかー!!! そんな脈絡もなく言えるかー!)
夏川ミナ:じゃあ、やっぱり侑生君からLINEでメッセージが届きますね。
芙蓉堂太一:「ええ、甘辛いタレをつけると美味しいんですよ!」ははは、と引きつった笑いで。
芙蓉堂太一:おっと受信。
夏川ミナ:『まじめにやってください 夏川ミナ』
夏川ミナ:『なぜそこでアナゴの話になるのか、理解不能です 夏川ミナ』
夏川ミナ:手でバッテンマークをつくって首をふってます。
夏川ミナ:横に。
アルマテーラ:「甘辛……タレ……」
芙蓉堂太一:『そっちの指示の方が理解不能!』手短に打って返します。
朝倉侑生:「へたれー」画面を覗き込みながらつぶやく。
芙蓉堂太一:(ああこれ絶対へたれとか思われてるな! でも仕方ないだろ!)ちらりと王女の方を見て。
芙蓉堂太一:(……そんなに頑張ったって、どうせすぐお別れなんだから)
GM:その王女は、一つの水槽の前で足を止めている。
GM:見ているのは熱帯魚の一種だ。何匹もの個体が、身を寄せ合って泳いでいる。
GM:水槽前の説明書きには「この水槽の中に居るのは、全員が同じ親から生まれた兄弟です」と書かれている。
夏川ミナ:「ふむ」
夏川ミナ:「兄弟。家族ですか」
芙蓉堂太一:「興味が?」横に立って水槽を眺める。
アルマテーラ:「あ、はい」
GM:どことなくぼうっとしていた王女は、我に返って振り向いた。
芙蓉堂太一:「ああ、これ、全部兄弟なのか。……そうかあ」
アルマテーラ:「この子達は、兄弟で力を合わせて生きていくのですね。生存率を高めるためであるとか、そういった理由なのでしょうけれど」
芙蓉堂太一:「……」刺客の件を思い出す。
芙蓉堂太一:「そうですね。ちょっと羨ましいな」それから、自分の家族のことも。
アルマテーラ:「芙蓉堂様にもご兄弟が?」
芙蓉堂太一:「いますよ。島の外です。家には全然帰ってないから、もうずいぶん会ってないや」
アルマテーラ:「そうなのですか。それはきっと寂しいことでしょう」
夏川ミナ:「……」
芙蓉堂太一:「向こうはどうかなあ。昔、すごい怪我させちゃったんですよ。覚醒した時です」ぽつぽつと話し始める。
芙蓉堂太一:「ああ、まあ、別にここの生徒では珍しくない話なんですけどね。すいませんいきなりこんな話」
アルマテーラ:「いいえ。そうなのですね……オーヴァードであるということで、そのような苦しみを背負うこともあるのですね」
芙蓉堂太一:「上手く仲良くできればいいんですけどねー。なかなか難しいです。人間とオーヴァードも。オーヴァード同士も」
芙蓉堂太一:「王族同士も、そうなんでしょう?」
アルマテーラ:「……その様子では、きっとティエラの現状についてもご存知なのですね」
GM:そう言って、王女は苦笑する。
芙蓉堂太一:「まあ、一通りですけど」
アルマテーラ:「兄弟はたくさん居るのですが、あまり会って話す事もできないのです」
アルマテーラ:「本当に。仲良くするというだけのことが、どうしてこんなに難しいのかと……」
朝倉侑生:「…んー」つまらなさそうに唇をとがらせる。
芙蓉堂太一:「……」
芙蓉堂太一:LINEで朝倉くんに送信しよう。
芙蓉堂太一:『僕のやり方でやらせてもらう』
芙蓉堂太一:「王女様。あの、僕が一番好きなところに行っても構いませんか」

朝倉侑生:「……ん」
朝倉侑生:そのメッセージをミナちゃんに見せます。
夏川ミナ:「実際のところ、どちらが幸福なのでしょうね」
夏川ミナ:ケータイのメッセージを見ながら、今の二人の会話を反芻している。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一やアルマテーラ王女様のように、肉親との間で確執があるのと」
夏川ミナ:「最初から肉親が居ないのと」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:ミナちゃんの横顔を眺める。
夏川ミナ:「私には判断できかねます」
夏川ミナ:いないからだ。
朝倉侑生:「………。……んーーー、んん」首をひねる。
朝倉侑生:「あ。でもさー」
夏川ミナ:「?」
朝倉侑生:「ボク、4歳のときにね、ドラマで両親のいない捨てられた子供を演じてそれはもう高い評価を受けたんだけど」
朝倉侑生:「そのドラマはねー。捨てられた子供がね、新しい家族を見つける話だったんだよ」
夏川ミナ:「はい。資料で見ました」
夏川ミナ:「子役として、あなたの出世作でもあったと……新しい?」
朝倉侑生:「…!えらい!えらいよミナちゃん!」
朝倉侑生:思わずミナちゃんの頭を撫でつつ。
朝倉侑生:「うん、だからさー、家族はね~。これから出会って、つくることもできるんだって」
夏川ミナ:「んむ」 わしゃわしゃ撫でられてます。
夏川ミナ:「婚姻を結ぶとか、そういった意味ではなく」
夏川ミナ:「たとえ肉親がいなくとも、新しい家族という精神的な拠り所を見つけ、人間として成熟していくということでしょうか」
朝倉侑生:「ミナちゃんがそう思ったならそーいうことなんじゃないの~?」
朝倉侑生:「ボクは昔出演したドラマの話をしただけだから、しーらなーい」
朝倉侑生:照れてる。
夏川ミナ:「むう」
夏川ミナ:「今日……は残念ながら、護衛の任務がありますので」
夏川ミナ:「今度、私が納得行くまでこの話に付き合って頂きます」
夏川ミナ:侑生くんのほっぺたをムニムニとつねる。
夏川ミナ:「絶対です」
朝倉侑生:「んみゃんみゃ」
朝倉侑生:つねられている。
GM:ミナちゃんと侑生君がそんなやり取りをしている時……
BGM♪:(例のBGM)
甲斐断二:「ぬおおおおおお~!!」
甲斐断二:「王女にワシのパワフルな泳ぎを見せてTORICOにするんじゃい~!!」
GM:大水槽の中に、ふんどし一丁で泳ぐ甲斐の姿が!
夏川ミナ:「うわ」
朝倉侑生:「うわあ…」
朝倉侑生:「…マイナス五億点……」
GM:当然、こんなものを見せたら休日がぶちこわしだ!
GM:王女の眼に入らないように速やかにご退場願うしかない。
夏川ミナ:死んでほしい~~~!
夏川ミナ:ど、どうすれば!
朝倉侑生:死~~~!
芙蓉堂太一:魚が死ぬ前にどうにかしないと
朝倉侑生:殺~~~!
GM:魚死ぬのw
GM:白兵、射撃、RC、交渉いずれかの判定で8以上を出そう。
夏川ミナ:わーい!
芙蓉堂太一:援護するよ援護ー
夏川ミナ:侑生くん、エフェクト使ってかっこよく撃退する?
朝倉侑生:ここは太一くんの援護なしに
芙蓉堂太一:おっ
朝倉侑生:護衛二人の力だけで倒したいな…!
夏川ミナ:あーw
朝倉侑生:まずはボクから挑戦してみる!
芙蓉堂太一:ならば私は見守りましょう!
GM:ヒュウ…!
夏川ミナ:たしかに、ここで護衛二人ががんばらないと
夏川ミナ:なんかコソコソしてるだけの面白い人達になりますね
朝倉侑生:やめろ
朝倉侑生:えーっと、普通に素振りすればいいかな。
GM:エフェクトを特に使わないならばそうなります
朝倉侑生:射撃で素振り!
朝倉侑生:ん!いや…やっぱエフェクト使います!
GM:オッケー
朝倉侑生:《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の手》!
夏川ミナ:がんばえー!
朝倉侑生:10dx@8+1>=8
DoubleCross : (10R10+1[8]>=8) → 10[1,4,5,6,6,7,8,8,9,10]+10[1,6,8,10]+6[5,6]+1 → 27 → 成功

夏川ミナ:やった!
芙蓉堂太一:すげえ
GM:高っwww
朝倉侑生:どやっ
夏川ミナ:巨大手甲を展開しようとして、
夏川ミナ:(……)
夏川ミナ:水槽を殴る→危険
夏川ミナ:水を伝って振動で攻撃する→魚が全滅する→危険
夏川ミナ:(……)
夏川ミナ:「朝倉侑生」
夏川ミナ:「どうしましょう」
朝倉侑生:「こーいう時はね~。ボクにお任せしてくれればいいのっ」
朝倉侑生:得意げに笑って、指でピストルの形をつくる。
夏川ミナ:「はい。あなたにお任せします」
夏川ミナ:「射撃の腕は、おおいに信頼していますので」
朝倉侑生:にやりと笑う。
朝倉侑生:少し高めから、弓なりに軌道をたどるようにして、甲斐に閃光の矢が降り落ちるように狙いを定め、撃つ。
朝倉侑生:「ばーん★」
GM:水面に入った光は屈折し……しかし、それすらも計算のうち!
甲斐断二:「うぎゃあああ~!目が!目がぁー!ゴボッ!呼吸が!ゴボゴボ!ゴボ……」
GM:微動だにしなくなった甲斐はゆっくりと浮上していく……!
朝倉侑生:「………」
朝倉侑生:「死んだかな」
芙蓉堂太一:「あっアルマテーラ様、ほら、イソギンチャクが綺麗ですよ」さりげなく視線を誘導する。
アルマテーラ:「不思議な生き物ですね。なんだかお花のようでもあります」
GM:君たちの活躍により、王女の目が汚される事は避けられた!
GM:ミッションコンプリート!
夏川ミナ:やったー!
芙蓉堂太一:わおー
朝倉侑生:ふふーん
朝倉侑生:隠密活動により侵食率が3上昇しました!
夏川ミナ:「でも、アルマテーラ王女様は気づいていないようですね」
夏川ミナ:「グッジョブでした。朝倉侑生」
夏川ミナ:無表情で親指を立てる。
朝倉侑生:「まーねっ♪」こちらも親指を立てて答える。
GM:そして芙蓉堂君が見せたいものとは…?
芙蓉堂太一:深海魚の水槽に行きたいです!
GM:オーケイ

GM:では、薄暗く静かな深海魚コーナーにやってきます。
芙蓉堂太一:「ここ、地味なんですけど、好きなんです。静かで」ぼんやりとした光に照らされながら歩く。
アルマテーラ:「はい……」
GM:王女は周囲をキョロキョロ見渡し、少しおっかなびっくりという感じで付いて来てます。
芙蓉堂太一:「……アルマテーラ様。あの。ちょっとだけ話を聞いてもらいたいんです。いいでしょうか」
アルマテーラ:「はい。もちろんです」
GM:そう言って、アルマテーラはきっちりと姿勢を正す。
夏川ミナ:「……」 静かに見守っている。
朝倉侑生:「……」その隣で静かに見守っている。
芙蓉堂太一:「……さっきの水槽の、綺麗な海の下には、こんな暗い海域があります」
芙蓉堂太一:「僕らは、アルマテーラ様にアカデミアをずっと案内してきました。できるだけ、綺麗な部分を見てもらえるように」
アルマテーラ:「……」
芙蓉堂太一:「でも、さっき話した通りです。オーヴァードと人間、オーヴァード同士、いつもいつでも仲良しでいられるものじゃない」
芙蓉堂太一:「いろいろな確執がありました。僕は、情報屋です。だから、よく知ってる」チョウチンアンコウの水槽を見つめながら話し続ける。
芙蓉堂太一:「全貌をご存知になったら、幻滅するかもしれませんね」目を開けて少し笑う。
アルマテーラ:「そんな……」
芙蓉堂太一:「でも」
芙蓉堂太一:「アカデミアは、それらをなんとか解決してきた。僕らはどうにかやってきたんです」
芙蓉堂太一:「サンゴ礁の海に潜れば、暗い深海があります。アカデミア・タワーの地面深くには、頑丈な基礎があります。ふたつはきっと、同じものです」
芙蓉堂太一:「僕は、だから、全部ひっくるめてアカデミアが好きなんです」
GM:その言葉に、王女は優しく微笑み……眼からは涙の粒が零れ落ちた。
芙蓉堂太一:「あなたにも、そんな風にアカデミアを好きになってもらいたいし、その、王族同士の問題だってそういう風にこう、どうにか……」
芙蓉堂太一:「あああ、すみません泣かないで!」
アルマテーラ:「……違うのです、芙蓉堂様。わたくしは」
アルマテーラ:「とても、素敵だと思います。この学園も、この学園に通う生徒達も」
芙蓉堂太一:「そう思ってくれますか」
夏川ミナ:同意するようにこくこく頷いてます。
夏川ミナ:「クリームソーダも、風紀の仕事も、食堂の麻婆豆腐も」
夏川ミナ:「全部新鮮で、楽しくて、学園生活です」
朝倉侑生:「…」ミナちゃんを横目で見る。
朝倉侑生:「…そーなら、良かったねえ」
アルマテーラ:「……それだけに、自分の愚かさが情けなくなってしまって」
アルマテーラ:「わたくしは、オーヴァードと人との関わり方を学ぶためにこの学園へやって来たと、そう言いました」
アルマテーラ:「それは建前の理由なのです。つまり、表層の。綺麗な海です」
芙蓉堂太一:「……他の理由があると」
アルマテーラ:「はい。王位を継げば、わたくしには自分の人生を自分で決める自由は無くなります」
アルマテーラ:「外に出ることも、食事をすることも、友と語り合う事も」
アルマテーラ:「そして……恋をすることも」
GM:王女は頬を染めて俯く。
芙蓉堂太一:「恋」
朝倉侑生:「……」思わずミナちゃんを見る。
朝倉侑生:(恋だって)
夏川ミナ:「恋」
夏川ミナ:自分は任務でアカデミアに送り込まれてきたけれど、
夏川ミナ:「友達を作れ」「恋愛をしろ」「部活か委員会をしろ」の任務は、なんのノルマもない。すべてが自由だ。
夏川ミナ:「……むう」
夏川ミナ:じっと王女様を見てます。
アルマテーラ:「わたくしは、それが怖くてたまらなかった。何かが変わらないかと、縋るようなつもりでこの島へ来ました」
アルマテーラ:「そのようなわたくし個人の我儘で、皆さまを振り回し、危険な目に合わせ」
アルマテーラ:「皆様の気持ちを裏切っていたのです。なんとも浅ましく、恥ずかしい限りです」
芙蓉堂太一:(ああ、この人は、こんなに切実な気持ちでここにいたのか)
芙蓉堂太一:(それを、僕はすぐにお別れだなんて思って)
朝倉侑生:「……」目を細める。二人を見つめる。
芙蓉堂太一:「……いいんですよ。裏切っちゃいましょう」片目だけ閉じてウィンク。
アルマテーラ:「芙蓉堂様……」
芙蓉堂太一:「だって今は、アカデミアの学生なんでしょう? 難しいことは考えなくていいんです」
芙蓉堂太一:「ここはオーヴァード・アカデミア。恋も学びも思うまま!」少し格好つけてそう言い放つ。
アルマテーラ:「はい。……ありがとうございます。芙蓉堂様」
GM:王女は目元を拭い、今度は嬉しさをいっぱいに浮かべた笑顔を見せた。
GM:が、すぐに両手で頬を抑えて顔を背ける。
アルマテーラ:「本当は、このことは誰にも言うつもりはなかったのです」
アルマテーラ:「何故話してしまったのでしょう。芙蓉堂様は…不思議な人です」
GM:王女の白い頬がみるみる紅潮していく。
芙蓉堂太一:「僕だって、弟の話は誰にもするつもりなかったんですよ」
アルマテーラ:「では……この事は、二人だけの秘密ですね」
芙蓉堂太一:「はい。僕のデータベースの中の一番のトップシークレットにしておきますね」人差し指を立てて。
芙蓉堂太一:「世界と引き換えでも、絶対買えない情報です」
アルマテーラ:「ふふふ……」

朝倉侑生:「………」
夏川ミナ:くいくいと隣の朝倉君の服をひっぱります。
朝倉侑生:ミナちゃんを見る。
夏川ミナ:立てた人差し指を口に当てている。
夏川ミナ:(……) こくこく
朝倉侑生:立てた人差し指を口に当てる。
朝倉侑生:こくこくと頷き返す。
夏川ミナ:「あ」
朝倉侑生:「ん」
夏川ミナ:「クリームソーダも、風紀の仕事も、食堂の麻婆豆腐もそうですが」
朝倉侑生:「うん」
夏川ミナ:「朝倉侑生とこうして隠密行動をとっている時間も」
夏川ミナ:「非常に楽しい学園生活の中の一コマであると感じます」
朝倉侑生:「……。そー」
夏川ミナ:「はい。引き続き護衛任務、がんばりましょう」
朝倉侑生:「ん」頷く。「……」
朝倉侑生:ついっと顔を背ける。
朝倉侑生:照れている顔は見られたくない。
夏川ミナ:「……?」
朝倉侑生:「……まったく、もー。もーだよ。もー」

GM:と言う感じで、いいシーンが終了……なのだが……
GM:水族館のバックヤード。
GM:びしょ濡れになった甲斐断二が、息も絶え絶えに床に転がっている。
GM:溺れているところをスタッフに見つかり大目玉をくらったのだ。
甲斐断二:「も……もうダメじゃあ……」
甲斐断二:「ワシと王女は結ばれん運命なのか……」
此花リリー:「諦めるのはまだ早いんじゃないかなっ」
GM:いつの間にそこに居たのか、甲斐のとなりに此花リリーがしゃがみ込んでいる。
甲斐断二:「しかし、味噌汁作戦もスイミング作戦も失敗……もう打つ手がないんじゃが……」
此花リリー:「んー?ないこともないよ」
此花リリー:「ちょっと面白い話も聞いちゃったし、ね」
甲斐断二:「……?」
GM:困惑する甲斐に、リリーは花のようににっこりと微笑むのだった。
GM:以上!
GM:ロイス!調達!なんかあればどぞ!
夏川ミナ:ロイスは7枠取ったし、感情変更もなし!
夏川ミナ:侑生くんをSロイ・・・いや・・・うん。そういうキャラじゃないはずだ・・・がまんがまん・・・
夏川ミナ:調達します。ブルーゲイル。
夏川ミナ:3dx+1=>20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 9[3,5,9]+1 → 10 → 失敗

夏川ミナ:だめー!購買のブルーゲイルおにぎりはうりきれでした。
芙蓉堂太一:アルマテーラ様へのロイス感情を変更! ○好意/困惑で。
芙蓉堂太一:ブルーゲイル調達代行しましょうか。〈ラッキーメダル:ホワイト〉使用!
芙蓉堂太一:6dx+3=>20
DoubleCross : (6R10+3[10]>=20) → 9[1,5,5,5,6,9]+3 → 12 → 失敗

芙蓉堂太一:おーう
夏川ミナ:たいっちゃん!
芙蓉堂太一:俺はここまでだ……ぐふっ
GM:珍しく失敗
夏川ミナ:まあ侵蝕が一番高いので、戦闘で使えるか微妙なラインではありますけどねw
夏川ミナ:あれば攻撃力が5上がる・・・スピードスター使いにとって、そういう優れたヤクがブルーゲイル・・・
夏川ミナ:そうだよなあ侑生の兄貴ィ!
どどんとふ:「朝倉侑生」がログインしました。
朝倉侑生:おうよ!
夏川ミナ:あ!セットアップでかぶっちゃう!
夏川ミナ:だめだこれ!
朝倉侑生:妹分!
朝倉侑生:ミナちゃんをSロイ…いや、違う…違うんだ…
朝倉侑生:王女様へのロイス感情を変更します。
朝倉侑生:ポジティブ:庇護→親近感に。親近感:○/隔意 で。
朝倉侑生:普通の女の子らしい一面知っちゃったからね!知っちゃったのは秘密だけど!
朝倉侑生:調達はなしー。以上です!
GM:オーケイ!
GM:ではこれでシーンカット!
GM:◆ミドルシーン5 END◆

セッション四日目

どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「朝倉侑生」がログインしました。

◆マスターシーン◆PC登場不可

GM:◆マスターシーン◆PC登場不可
GM:学園島内、ティエラ王国の関係者が宿泊するホテルの一室。
GM:三名の人物が、目をギラつかせながら言葉を交わしていた。
暗殺者:「フフフ……学生が護衛に付くと聞いた時は、チャンスだと思ったがな」
暗殺者:「奴等存外隙が無いな」
暗殺者:「どうしよう」
暗殺者:「困ったね……」
暗殺者:「狙撃手を失ったのが致命的だった」
暗殺者:「マジどうする……」
GM:彼らの表情は深刻だ。
仮面の少女:「そんな暗い顔してちゃ、幸福が逃げていっちゃうよ」
GM:いつの間にか窓辺に腰かけている仮面の少女。
GM:暗殺者たちは腰を浮かせ、それぞれの得物を手にした。
暗殺者:「貴様……どこから現れた」
仮面の少女:「どこでもいいじゃない!ねえ、これから、楽しいパーティに行きましょう」
GM:少女は場違いに明るい声を出し、小首を傾げる。
暗殺者:「残念だが、こっちは暇じゃないんでな。パーティーはお前一人で行け」
暗殺者:「命があればの話だがな」
GM:三名の暗殺者は眼光も鋭くにじり寄る。
仮面の少女:「んん?ごめんなさい。勘違いさせちゃったかなあ」
仮面の少女:「わたし、貴方たちを誘いに来たんじゃないの」
仮面の少女:「……命令しに来たんだよ」
GM:少女の身体から、目に見えそうなほどのプレッシャーが膨れ上がった。
GM:そして……
GM:◆マスターシーン END◆

◆ミドルシーン6◆登場PC…朝倉侑生(全員登場可)

朝倉侑生:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 3[3]+72 → 75

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+5(1d10-1->6-1)した(侵蝕率:80->85)
芙蓉堂太一:76+1d10-1 出るよー
DoubleCross : (76+1D10-1) → 76+10[10]-1 → 85

芙蓉堂太一:わお
夏川ミナ:ナカヨシ!
GM:朝倉君だけ控えめやね
朝倉侑生:上がらなくなっちゃった…
朝倉侑生:慎み深い性格が出ちゃいましたな~
GM:慎み深い…?
朝倉侑生:もーっ

GM:アカデミアの休日の休日…から、明けて翌日!
GM:今日もまた、王女の案内、ないし護衛を務めるべく学校へやって来た君達だ。
GM:だが、学校内が妙に騒がしい。
GM:アカデミアが騒がしいのはいつものことだが、今日の様子は少し違う。
GM:不穏な空気……生徒達がヒソヒソと小声で何かを話し、キミ達をチラチラと見ている……気がする。
夏川ミナ:「む」
夏川ミナ:「これが朝倉侑生の言うところの、注目されてキラキラ輝くという状況でしょうか」
朝倉侑生:にこやかに女子生徒に手を振ってみます。
一般生徒:「ざわ……ざわ……」
朝倉侑生:「うーむ」手を下げる。「なんか嫌な感じだね~」
芙蓉堂太一:「うーむ、嫌なんだよなあこういうの」注目されるのは苦手だ!
芙蓉堂太一:話を聞けそうな人いませんかね。
GM:話を聞きたそうにしていると、噂好きの生徒が一人近づいてきます。
一般生徒:「ねえねえ、あの噂って本当なの?」
朝倉侑生:「んん?」
芙蓉堂太一:「どの噂? 聞かせてもらってもいいかなあ」自分が知らない噂があるのが我慢できない。
夏川ミナ:「何かあったのでしょうか」
一般生徒:「ティエラ王国の、王女……アルマテーラさん。本当は、アカデミアの視察じゃなくて恋人探しに来たって、噂になってるんだけど……」
夏川ミナ:「えっ」
芙蓉堂太一:「なっ……」
朝倉侑生:「ぶっ」
勝手な一般生徒:「男探しに来たとか、王女様も案外俗っぽいよな」
身の程知らずな一般生徒:「おれ、恋人にしてもらえないかな~」
夏川ミナ:「芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「……何?」
夏川ミナ:「私達の中ではあなたがいちばん情報通で、いちばんアルマテーラ王女様と親密に接していると思いますが」
芙蓉堂太一:「そうだね。それは否定しない……けど」
夏川ミナ:「根も葉もない噂でしたら名誉毀損にあたりますから、取り締まらねばなりません」
夏川ミナ:「実際、どう思われますか」
夏川ミナ:既に手甲を装着し、あっちの方で号外新聞をばらまいている生徒を排除する構えに入っている。
芙蓉堂太一:(根も葉もない、わけじゃないことは僕は知っている。でも、約束したんだ。誰にも言わないと)
朝倉侑生:「ちょっと二人とも、目が笑ってないよ~。こわ~い」ひらひらと両手を振る。
夏川ミナ:「……むう」
夏川ミナ:(先日の水族館での会話は私達しか知らないはずですが)
夏川ミナ:(明らかに面白半分の尾ひれがついた噂。いったい誰が)
朝倉侑生:話しかけてきた一般生徒に、スッと近寄ります。
朝倉侑生:「ねえねえ」顔を近づける。気づいたら手をとっている。
一般生徒:「ドキッ…な、なに?」
芙蓉堂太一:何とも言えずに口を結んでいる。
朝倉侑生:「ん? 教えてほしいんだけど」
朝倉侑生:「その噂、どこから聞いたの?」顎をクイッと持ち上げる。
一般生徒:「ハヒュン!こ、これは私の友達の友達から聞いたんだけど、その子は仮面を着けた女の子に聞いたって!でも、そのことは絶対内緒なんだって!口外法度なの!」
芙蓉堂太一:「仮面を!?」
一般生徒:「あっ喋っちゃった、テハハ」
朝倉侑生:「そっか。じゃあ、今のはボクたちだけの秘密だね★」流し目ウインク。
一般生徒:「オゴーッ!」
夏川ミナ:「あ、死にそう」
GM:ウインクがまともに被弾した生徒は当然失神した。
朝倉侑生:「教えてくれてありがと、お姉さん…って、あれ」
朝倉侑生:「あれ~、どうしちゃったんだろ~★」
朝倉侑生:女子生徒が医療班に保健室へ連れていかれるのを見送る。
GM:と、君たちがそんなやり取りをしていると
夏川ミナ:「しかし、今ので事情はだいたい把握できましたね」
夏川ミナ:「スムーズな情報収集、見事です。朝倉侑生」
朝倉侑生:「ボクはただお姉さんとお話しただけだよ~★」ニコニコしています。
芙蓉堂太一:「ディオゲネスクラブが絡んでる可能性……」むむむ
芙蓉堂太一:ところでこの噂をどうにかすることってできますか?
GM:当然なんとかしたいであろう。が
GM:キミ達を囲んでいた人だかりが、ざわめきながら二つに割れる。
芙蓉堂太一:おっと
GM:その場にやってきたのは、騒ぎの当事者。
アルマテーラ:「……」
GM:王女は俯き、青い顔をしている。
芙蓉堂太一:「お、おはようございます」とにかく声をかけよう。
アルマテーラ:「……おはようございます」
GM:消え入りそうな声だ。
朝倉侑生:唇をとがらせて、周囲を見渡す。
朝倉侑生:「ボクこういうのきらーい」周囲の視線を感じてそう呟く。
夏川ミナ:「アルマテーラ王女様。お手を拝借」
夏川ミナ:侑生くんの真似して手を取ります。
夏川ミナ:「ここは騒がしく、お話もできませんので」
夏川ミナ:「ひとまず。こちらへ」
錠前絡:「その必要はありません」
夏川ミナ:「ぬ」
GM:王女の後ろに付き従っていた錠前が進み出て、夏川さんの手を引き離す。
錠前絡:「本来はもう数日滞在する予定でありましたが、王女は本日帰国します」
錠前絡:「ゆえに案内は不要。護衛も本来の、ティエラ王国の者が務めます」
芙蓉堂太一:「えっ」
朝倉侑生:「絡くん、怒っちゃってるの~?」
夏川ミナ:「ちなみに、理由をご説明願えますか」
錠前絡:「……私は怒ってはいない」
錠前絡:「実はここ数日、キミ達の護衛を物陰からこっそり観察していたが」
錠前絡:「キミ達になんら落ち度は無かった。この噂についても、どこから出たものか……」
夏川ミナ:「……」
錠前絡:「しかし、こういう事態になってしまった以上、滞在し続ける事はできない」
錠前絡:「王女がそれを望んでいないからだ」
芙蓉堂太一:「……アルマテーラ様。申し訳ありません」王女に声をかける。
芙蓉堂太一:「辛い思いをさせました。……僕が一番得意な分野で出し抜かれた。本当にすみません」
アルマテーラ:「……芙蓉堂様が謝ることはありません」
アルマテーラ:「いいえ。これはきっと、浮かれていたわたくしへの罰なのです」
アルマテーラ:「立場を忘れ、個人的な楽しみに没頭していたわたくしがいけないのです」
夏川ミナ:「そんなことはありません!」
夏川ミナ:「……?」
朝倉侑生:「…」面白げにミナちゃんを見る。
芙蓉堂太一:夏川さんの方を少しびっくりして見る。
夏川ミナ:「あ、いえ。そんな事はないと、私は考えますが」
夏川ミナ:「……」 口を噤む。
朝倉侑生:「ボクもそ~思うな~」能天気そうに両手を広げる。
アルマテーラ:「夏川様も、朝倉様も……ありがとうございます」
GM:王女は寂しそうに、それでもほんの少し、微笑んだ。
芙蓉堂太一:「そう、そうです。そんなことありません」
芙蓉堂太一:「たった数日の休日を楽しむことの何がいけないんだよ!」絞り出すように。
アルマテーラ:「芙蓉堂様。短い間でしたが……」
アルマテーラ:「今日まで、本当に……ありがとうございました」
芙蓉堂太一:「僕は、それがこんな罰に値することだとは思いません。絶対です」
芙蓉堂太一:「……アルマテーラ様」
芙蓉堂太一:(僕は、あなたに、アカデミアを好きになってもらいたかっただけなのに)
朝倉侑生:「えー、これで本当にバイバイなの~?つまんなーい」
GM:王女は深々と下げた頭を上げるやいなや、顔を覆って踵を返す。
GM:スーツにサングラスの男達。ティエラ王国のSP達が、その周囲を囲んでガードする。
GM:その姿が遠くなっていく。
芙蓉堂太一:呼び止めようと上げかけた手が、力なく下がる。
朝倉侑生:「あー、ちょっと待ちなよ~アルマテーラ様ー!」
朝倉侑生:「本当に言いたいこと言ってないでしょー!も~!」
夏川ミナ:「これでは青春のアカデミア生活とは言えません」
夏川ミナ:「私はいま、非常にモヤモヤしています」
錠前絡:「……実に遺憾ではあるが」
GM:その場に一人残っていた錠前が呟く。
錠前絡:「だがある意味では、これで良かったのかもしれない」
芙蓉堂太一:「どういう意味ですか」
錠前絡:「王女は、ずっとこの学園に居られるわけではない」
錠前絡:「君たちと打ち解け、楽しく過ごすのはいいだろう。だが、国に帰れば君たちは居ないのだ」
夏川ミナ:「なるほど。一理ありますね」
朝倉侑生:「えー、一理あるの~?」思わず笑う。
夏川ミナ:「楽しかった日々に二度と戻れないのは、つらいと思いますので」
夏川ミナ:「だったら最初から知らない方が良い。という考えはあるかと思います」
芙蓉堂太一:「だからって、こんな別れ方……」語尾が弱まる。
芙蓉堂太一:(……噂話。情報。僕が扱ってきたもの。それがこちらに牙を剥くと、こんなことになるなんて)
芙蓉堂太一:(僕は甘かった。覚悟なしにこんな武器を振り回して、隙を見せて、一番守らなきゃいけなかった人を傷つけた)
朝倉侑生:「でもー、ボクも太一くんの言う通りだと思うよ~?」
朝倉侑生:「だからって、こんな別れ方、超つまんないよ!サイテーサイアク!」
夏川ミナ:「それには同意します。非常に後味が悪く、キラキラしていません」
芙蓉堂太一:「……」うなだれて首を振る。
錠前絡:「オーヴァードとはいえ……どうしようもない事というのはあるものだ。キミたちは、キミ達の日常に帰って……」
朝倉侑生:「やーだー!絶対やだー!」絡くんに抗議。
GM:と……君たちがやり場のない思いに包まれていたその時!
GM:爆撃のような音、そして複数の人間の叫び声。
GM:空気の色が変わるような感覚……《ワーディング》だ!
夏川ミナ:「む」 手甲を展開する。
芙蓉堂太一:「!!」
朝倉侑生:「えー?」
錠前絡:「……アルマテーラ様!?」
GM:錠前は、王女の去った方向へと走り出す。
GM:生徒達はワーディングの使える者とそうでない者が入り混じり、軽いパニックだ。
芙蓉堂太一:その後を追って走りましょう。ハヌマーンのくせに足は遅いけど!
夏川ミナ:アカデミアに王女様がいるかぎり、まだ私は護衛だ。追うぞ!
朝倉侑生:(あ、絡くんって)と思いつつ。追うよ!

GM:爆音の起きた地点へ辿り着くと、SP達が悉く地面に倒されている。
GM:王女の姿は無い!
夏川ミナ:「これは」
夏川ミナ:《ウサギの耳》。周囲の息遣いを把握。
芙蓉堂太一:「アルマテーラ様!」辺りを見回す。
芙蓉堂太一:あ、こっちも《蝙蝠の耳》
夏川ミナ:(襲撃者が居るはずですね。どこかに)
夏川ミナ:「――逃げたか、潜んでいるか。どちらにしても討ち取ります」
朝倉侑生:「んん~?」楽しげに口の端がつり上がる。
GM:手がかりは得られない。襲撃者は、既にこの場を遠く離れている!
芙蓉堂太一:なんだとー
夏川ミナ:討ち取れないじゃない!
錠前絡:「おい、しっかりしろ!王女は何処へ!?」
GM:錠前がSPの一人を助け起こして問い詰める。
SP:「う……隠密チームと…仮面の……男女」
SP:「すまない。王女は……連れていかれた……!」
朝倉侑生:「…男女?」首をかしげる。
芙蓉堂太一:「また仮面か!」
錠前絡:「何故だ。何故王女を連れ去る必要が……!?」
夏川ミナ:「……? 確かに、言われてみればそうですね」
夏川ミナ:「暗殺するなら、SPを倒した時点で王女様を殺害してしまえば良い」
夏川ミナ:「実際、狙撃事件の際は迷わず王女様を狙っていたはずです」
芙蓉堂太一:「生かしたままである必要がある……? でもどうして」
錠前絡:「わからん。とにかく、王女を探さなければ…しかし、ええい。何の痕跡も残っていないとは!」
GM:錠前は悔しげに歯噛みし、地面を殴りつける。
錠前絡:「虱潰しに探し回るしかないのか…!いや落ち着け、いやいやしかし」
芙蓉堂太一:何か判定でわかることありませんか!
GM:あるぜ!
GM:《情報:アカデミア》で8以上を出せば手がかりを得られる!
芙蓉堂太一:得意分野ー!!
芙蓉堂太一:やります!
朝倉侑生:いっちまえ~!
夏川ミナ:情報屋!
芙蓉堂太一:いきます
芙蓉堂太一:7dx+4=>8
DoubleCross : (7R10+4[10]>=8) → 10[1,3,4,4,5,10,10]+9[3,9]+4 → 23 → 成功

芙蓉堂太一:ふははははは
GM:うわあああ
朝倉侑生:すげえ!?
夏川ミナ:がんばったー
GM:愛よ
芙蓉堂太一:余った経験点をアカデミアにつぎ込んだ甲斐があった
GM:では情報を開示!
・番長連の甲斐が、モルフェウス彫金部の生徒に頼みこんで女性用の指輪を作らせたらしい。
・港の近く、海の見える小さな古い教会に、最近ディオゲネス・クラブの出入りがあったようだ。
GM:以上!
夏川ミナ:嫌な予感しかしないw
芙蓉堂太一:甲斐を殺そう
朝倉侑生:ひどいなあw
芙蓉堂太一:では、透明な小鳥を生み出し、アカデミア中に飛び回らせる。
芙蓉堂太一:小鳥たちは情報という名の餌を口に、再び手元に戻ってくるという寸法だ。
芙蓉堂太一:「手がかりが掴めたよ。教会だ」目を開く。
朝倉侑生:「え」透明な羽をつまもうとしてた。それくらいの一瞬だった。「…早!」
錠前絡:「教会?なぜ、そのような場所に…」
夏川ミナ:「教会というと、港の近くにあるものでしょうか」
芙蓉堂太一:「うん。それから……あの甲斐くんって人、どうにかならないのかな、夏川さん」ぱっと見わからないが、ひしひしと怒っている。
芙蓉堂太一:「断言はできないけど、すごく嫌な予感がします。急がないと!」錠前さんに。
朝倉侑生:「指輪…指輪…?」首をひねっている。
錠前絡:「指輪だと?それはティエラ王家の秘宝のことか」
夏川ミナ:「なるほど。私はノイマンではありませんが、思考回路にピーンときました」
朝倉侑生:「あっそうそうそれそれ、こないだ調べたやつ!」
芙蓉堂太一:「邪心をもって奪おうとするととんでもないことになる、だっけ」
錠前絡:「その通りだ。あの指輪には、私の封印術を施してある。邪心を持って奪おうとすれば、致命的な傷を負うだろう」
錠前絡:「まったく邪心なく、純粋な気持ちで王女の指輪を外せるような者が居れば話は別だが」
夏川ミナ:「無理では?」
錠前絡:「当然だ。そんな者が居るわけがない」
朝倉侑生:「絡くんが…」
芙蓉堂太一:「いや……もしかしたら」青ざめる。
朝倉侑生:「でも~、そんなことができる、って、思っちゃった人はいるかもだよ?」
朝倉侑生:芙蓉堂くんを横目に見る。
錠前絡:「な、なんだと。どういう事だキミ達。説明しろ」
芙蓉堂太一:「その、甲斐くんて人なんですけど、なんていうか、猪突猛進というか、真っ直ぐというか」
芙蓉堂太一:「ほんとに迷惑な人なんだけど、もしかしたら……」
錠前絡:「……」
夏川ミナ:「番長連の中でも屈指の正直者。豪快な性格、恵まれた体格を持ち」
夏川ミナ:「正直な性格が災いし、思いのままに暴走しがちな男でもある……とファイルにはあり、実際その通りでした」
夏川ミナ:「エキシビジョンの時点で病院送りにしておくべきでした。申し訳ありません」
錠前絡:「つまりその、なんだ」
錠前絡:「何かがどうにかなって、指輪を外すかもしれないと?」
芙蓉堂太一:「はい。……しかも多分、それを仕組んでいる奴が裏にいる」
錠前絡:「あ……案内しろー!!!その教会に!」
芙蓉堂太一:「はい!」
芙蓉堂太一:(甲斐断二ー!! お前、僕の許さないリストに入れてやるからな!!)
夏川ミナ:「朝倉侑生。芙蓉堂太一」 走りながら
朝倉侑生:「…ミナちゃん」くいくいと服の裾を引っ張る。
夏川ミナ:「はい、なんでしょう」
夏川ミナ:「先にどうぞ。朝倉侑生」
朝倉侑生:「こーいう時は、レディファーストだよ★」
夏川ミナ:「……」 数秒考える。
夏川ミナ:「言語化が難しいのですが、先ほどから胸がモヤモヤしています」
夏川ミナ:「王女様への……憐憫?甲斐断二への憤懣?」
夏川ミナ:「とにかく、不要な感情を抱く事で戦闘中に十全なパフォーマンスを発揮できないかもしれません」
夏川ミナ:「申し訳ありません」
朝倉侑生:「いーんじゃないのー?」
芙蓉堂太一:「それは僕も同じだよ。もう頭の中グチャグチャだ」
芙蓉堂太一:「だから、気にすることないよ。現時点の最高を叩き込んであげればいいんじゃないかな」
朝倉侑生:「太一くん良い事言う~!ボクもそれに賛成!」
芙蓉堂太一:「僕こそ、こんなに腹が立ってるのに自分じゃ攻撃することできないんだから、やになるよね」はあ、と息をつく。
芙蓉堂太一:「何かあったら二人とも、よろしくお願いするよ」
夏川ミナ:「そういうものですか」
夏川ミナ:「はい。攻撃は、とりわけ甲斐断二への攻撃はお任せ下さい」
芙蓉堂太一:「うん、もう僕の分までガツンと。サポートはするから」
朝倉侑生:「お任せあれ★」演技がかった仕草。
夏川ミナ:「お任せあれ」 スカートを翻しながら華麗にガードレールを飛び越える。
朝倉侑生:「…それでね、ミナちゃん」ミナちゃんの隣に着地しつつ。
夏川ミナ:「はい」
朝倉侑生:「さっき言いかけたことなんだけど! ティエラ王国の秘宝ってさー、実は、あったでしょ」
朝倉侑生:「色々…」
夏川ミナ:「色々……はい」
夏川ミナ:胸ポケットから出した手帳をめくる。
夏川ミナ:「EXレネゲイドだとか、そういう事ですね」
夏川ミナ:「アカデミア風に言うと、なかなかにヤベエ一品であると認識しています」
朝倉侑生:「そーそー!それそれ!」
朝倉侑生:「だからさー、気をつけた方がいいのかなーって思ったんだよね」
朝倉侑生:「太一くんは王女様に一生懸命だからさ…。そういう事に気をつけるのは、ボクら風紀委員の仕事かなって」
夏川ミナ:「……」
朝倉侑生:「む、何その顔ー!ちゃんと仕事してるでしょ、ボク!」
夏川ミナ:「はい」
夏川ミナ:「情報収集の時もそうでしたが、普段は少々不真面目そうに見えるのに」
夏川ミナ:「そうやって突然まじめになるのは、ずるいと思います」
朝倉侑生:「ボクのこと、好きになっちゃった?」いたずらっぽく笑う。
夏川ミナ:「好きという感情は相変わらず理解不能ですが」
夏川ミナ:にこりと小さく笑う。
夏川ミナ:「あなたと一緒に仕事ができて、良かったと感じています」
朝倉侑生:「……」まじまじとミナちゃんの笑顔を見る。「…そっか」
朝倉侑生:「じゃ、きっとボクの事好きになっちゃったんだねー!」言いながらミナちゃんを追い越す。
朝倉侑生:照れてる。
夏川ミナ:「そうなのでしょうか」 わけも分からず競争しだす。
夏川ミナ:口元に笑みを浮かべたまま。
GM:錠前も上半身が並行に移動する奇妙な走り方で君たちの後を追う!

GM:シーンカット!前に、調達ラストチャンス!
GM:ロイスも何かあればどうぞだ。
GM:Sロイスを取りたければ取ってもいいんじゃ
夏川ミナ:よくわからないのですが、朝倉侑生くんをSロイスに指定します。
朝倉侑生:うわああ
芙蓉堂太一:きたーー
朝倉侑生:あああ
GM:ひやうおあー
朝倉侑生:いやっ…こっちは…ダメ…そんな…ち、ちがう…そんな…
夏川ミナ:後輩/“メテオール”朝倉侑生/○ずるい/疎外感/Sロイス
朝倉侑生:わああ
GM:もちろんOK
GM:さて、あとは?
朝倉侑生:こ、こっちは何もなし!なしです!
芙蓉堂太一:甲斐断二へロイス取得。親近感/○許せん で。
夏川ミナ:ぜったいにゆるさん
GM:私も許せない
朝倉侑生:GMまで
GM:やっちまってくださいよ皆さん
GM:調達はもういいかな?
朝倉侑生:大丈夫です!
芙蓉堂太一:皆さんが大丈夫ならOKです!
夏川ミナ:いいです!
GM:オーケイ。
朝倉侑生:大丈夫ですよ!
GM:◆ミドルシーン6 END◆

セッション最終日

どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
どどんとふ:「朝倉侑生」がログインしました。

◆クライマックスシーン◆登場PC…全員登場

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+2(1d10-1->3-1)した(侵蝕率:85->87)
朝倉侑生:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 9[9]+75 → 84

芙蓉堂太一:85+1d10-1
DoubleCross : (85+1D10-1) → 85+4[4]-1 → 88

夏川ミナ:あ、やばい。100%いかないぞ
GM:衝動判定で20くらい上がればいいんですが(よくない)
夏川ミナ:しんじゃう!!

GM:君たちは、ディオゲネスクラブの出入りがあったという海岸沿いの小さな古い教会へとたどり着いた。
夏川ミナ:「“ドアをぶち破る”のと“静かに開ける”の二通りがありますが」
夏川ミナ:斜面を駆け下りながら手甲を展開する。
朝倉侑生:「そりゃあ、決まってるよねーっ」先頭にいる太一くんに声をかける。
芙蓉堂太一:「うん、どうせだしぶち破っちゃおう」
GM:しかし、その時。仮面を着けた黒衣の男が数名、教会を守るようにキミ達の前に立ちはだかる。
錠前絡:「隠密チームの連中か……!」
GM:錠前の手首から細い鎖が垂れる。そのまま腕を振るうと、黒衣の男達を縛り上げた。
夏川ミナ:「あ、そうか。こちらもいらっしゃいましたね」
夏川ミナ:「わ」
朝倉侑生:「…あの仮面」
朝倉侑生:「って」
錠前絡:「こいつらは私が引き受ける!」
芙蓉堂太一:「錠前さん!」
朝倉侑生:「絡くん!何それ!超かっこいー!」
朝倉侑生:目を輝かせながらそこを横切る。
錠前絡:「ええい、いいから行け!王女を任せる……君たちにしか頼めん」
夏川ミナ:「お任せください。絡お兄……」
夏川ミナ:「おじさま?お兄さま」
朝倉侑生:「まっかせてよ!ボクの活躍、見に来てね★」
朝倉侑生:せっかくなのですれ違い様にウインクします。
芙蓉堂太一:「行こう、夏川さん、朝倉くん。急ごう!」
夏川ミナ:「どうせ破壊するならば、ちょうどいいので」
夏川ミナ:「あれをぶち破り華麗に乱入することで、映画の如きワンシーンを演出しましょう」
夏川ミナ:「不意打ちも兼ねて一石二鳥です」
芙蓉堂太一:「あれ……?」教会を見る。
芙蓉堂太一:「まさか」
夏川ミナ:「はい」 こくり。
夏川ミナ:「王子様の登場は劇的なものであるべきと、恋愛Howto本に書いてありました」

GM:…
GM:教会内部。
GM:王女を抱きかかえる甲斐断二…その顔は仮面に覆われている。
甲斐断二:「う……おおお……王…女……」
アルマテーラ:「離してください!貴方は誰なのですか!?」
GM:その様子をくすくすと笑いながら眺める、仮面の少女。
GM:ディオゲネスクラブが一人、"カルペ・ディエム"だ。
カルペ・ディエム:「そうね。貴方は彼の事を知らないものね」
カルペ・ディエム:「でも、彼は貴方に恋焦がれていたんだよ。だから貴方を救いにきたの」
アルマテーラ:「救いに……?いったい、何を」
GM:甲斐は王女の左手の薬指、王家の秘宝たる指輪に手をかける。
アルマテーラ:「いけません!この指輪は!」
GM:驚愕する王女をよそに、甲斐は指輪を引き抜いていく。
カルペ・ディエム:「貴方が苦しいのは自由が無いから。自由が無いのは貴方が王女だから」
カルペ・ディエム:「だから貴方は、王女でなくなってしまえばいい。その指輪を捨てて、ね」
アルマテーラ:「それは……!」
GM:やがて甲斐は指輪を完全に引き抜き、それをカルペ・ディエムに向かって放り投げた。
アルマテーラ:「……!?」
カルペ・ディエム:「不思議かしら?何故、指輪を奪っても彼が傷つかないのか」
カルペ・ディエム:「それは彼に、あなたを救いたいという、その気持ちしかないからよ」
GM:カルペ・ディエムは指輪を手にし、くるくると楽しそうに回ってみせる。
カルペ・ディエム:「さあ。貴方に恋をしているその男が貴方を守ってくれる。もう、どこへでも、好きなところへ行っていいんだよ?」
アルマテーラ:「わたくしは……わたくしは」
GM:青ざめた顔の王女は拳を震わせる。
甲斐断二:「お…お……我が……最愛…の」
甲斐断二:「王…女……!」
GM:どこかちゃちな作りの指輪を手にした甲斐が、王女に迫る!
GM:だが……その時!
:ガッシャアアアン!
:重機のような巨大なシルエットが、ステンドグラスを粉々に粉砕する。
芙蓉堂太一:色鮮やかなステンドガラスと共に、飛び込む人影。
アルマテーラ:「!」
芙蓉堂太一:(ああ、だから僕にはこういう派手な役は向いてないんだってば!)
芙蓉堂太一:(でも、もし、人生に一度だけ主役になれるその時が来るなら……)膝をつき、顔を上げる。
朝倉侑生:イージーライト《スポットライト》使用。
朝倉侑生:人影にどこからか光が差し込む。その表情を照らし出す。
芙蓉堂太一:(それは、今しかないだろ!?)立ち上がり、声を張る。
芙蓉堂太一:「王女様、今、助けに来ました!」
夏川ミナ:「……」 その後方、
夏川ミナ:巨大手甲パンチをステンドグラスに叩き込んだ姿勢でそれを見ている。
朝倉侑生:「うーん、今、絶対キマったねえ」満足げにうなずきながら、光を差し込ませて遊んでいる。
夏川ミナ:「今回は何点ですか。朝倉侑生」
夏川ミナ:「今の芙蓉堂太一は」
朝倉侑生:「うーん」
朝倉侑生:「王女様に採点してもらおっか?」
アルマテーラ:「芙蓉堂様…朝倉様、夏川様……!」
GM:王女は目を潤ませ、君たちへ駆け寄る。
芙蓉堂太一:「アルマテーラ様!」手を握り、引き寄せる。
アルマテーラ:「どうしてこの場所がわかったのですか?……いえ、愚問でした」
アルマテーラ:「芙蓉堂様なら、何でもご存知ですものね」
芙蓉堂太一:「はい、僕は何でも知ってるんです」にっと笑い、仮面の二人に向き直る。
芙蓉堂太一:「それで、ついでに言うと今ものすごく怒ってる」
夏川ミナ:「私もです」 すとん、
夏川ミナ:スカートを抑えながら芙蓉堂君の横に着地。
夏川ミナ:「あのような悪質極まりない噂を流した事、万死に値します」
朝倉侑生:「ボクも♪」
朝倉侑生:にっこりと笑って、ミナちゃんの反対側に立つ。
芙蓉堂太一:「指輪を返せ」
カルペ・ディエム:「あら。婚礼の儀式に横入りなんて、怒られるのはそっちじゃない?」
カルペ・ディエム:「彼もそう言っているわ。ねえ、"タウラス"」
タウラス:「う……ぐ、ぐおおお……!!」
夏川ミナ:「これは私の推測なのですが」
夏川ミナ:「明らかに正気を失っていますね、甲斐断二」
夏川ミナ:「より具体的に言うと、仮面によって自我を奪われているのではないかと思います」
朝倉侑生:「いつもの手段だねえ」
タウラス:「王…女……王女…!」
芙蓉堂太一:「片方が嫌がってるのに婚礼も何もないよ!」手をまだ握っていたことに気づき、慌てて離す。
アルマテーラ:「そうです。わたくしの婚礼の相手は、わたくしが決めます」
アルマテーラ:「婚礼だけではありません。例え辛くとも。選べる道が少なくとも、わたくしの生き方はわたくしが決めます」
アルマテーラ:「それを決めるのは、貴方たちではありません!」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……うん。その通りです」
夏川ミナ:小さく頷く。
朝倉侑生:「思ってること言えるじゃん」小さく呟く。
朝倉侑生:「そっちのがいいよね」頷く。
芙蓉堂太一:王女の顔をまじまじと見、そして、頷く。
芙蓉堂太一:アルマテーラ王女へのロイスをSロイスにします。
芙蓉堂太一:感情は○思慕/不安
朝倉侑生:Sロイス!
GM:OKです>Sロイス
GM:ヒュウーッ
朝倉侑生:ヤッター!
芙蓉堂太一:「王女がそう望むなら、僕はその背中を押すだけだ」
芙蓉堂太一:「お前らの好きにはさせない!」
カルペ・ディエム:「ふう。結婚式が盛り上がるように色々手を尽くしたのに。結局、こうなってしまうのね」
カルペ・ディエム:「仕方がないなあ」
GM:教会の長椅子の下から、黒衣に仮面の暗殺者たちがぞろぞろと現れる。
朝倉侑生:「……」彼女の持つ指輪に気づく。
朝倉侑生:「…おねーさん。それ、ボクにちょーだい?」
カルペ・ディエム:「フフ。ダ・メ」
GM:小首を傾げて応じる。
朝倉侑生:「ちぇ~」こっちも冗談めかして答える。
朝倉侑生:目は笑ってない。
カルペ・ディエム:「この指輪があれば、私達の力はもっと強くなる。仲間もたくさん増えるわ」
アルマテーラ:「皆様、申し訳ありません。わたくしには戦う気持ちはあっても、力がありません」
夏川ミナ:「問題ありません。アルマテーラ王女様」
夏川ミナ:「力ならここにあります」
夏川ミナ:「あなたの力は、ここに居ます」 手甲を構える。
アルマテーラ:「はい。皆様の力を、お貸しいただけますでしょうか」
芙蓉堂太一:「僕らに任せてください。大丈夫。きっとやり遂げます」
朝倉侑生:「仰せのままに★」
夏川ミナ:「お任せあれ」 ぎこちなくウインクを飛ばす。
GM:君たちの言葉に、それまで青ざめ、強張っていた王女の顔が明るく輝いた。
芙蓉堂太一:一歩前に出る。王女を背に守るようにして。
カルペ・ディエム:「あら、あら。そこにも一つ、恋の花が?素敵ね」
カルペ・ディエム:「フフ……恋の花を摘みなさい。明日の月日など、ないものよ」
GM:カルペ・ディエムの全身からおぞましいほどの殺意が迸る!
GM:衝動判定だ!難易度は9!
朝倉侑生:ヤー!
夏川ミナ:ほっほっ、風紀委員の意志を見せてやろうかのう
芙蓉堂太一:いくぜ!
朝倉侑生:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[4,5,7,8] → 8 → 失敗

夏川ミナ:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[4,6,8,9] → 9 → 成功

芙蓉堂太一:5dx+3=>9
DoubleCross : (5R10+3[10]>=9) → 10[4,5,5,10,10]+5[4,5]+3 → 18 → 成功

夏川ミナ:強い!
朝倉侑生:もうだめだ
芙蓉堂太一:ふはは
GM:朝倉くんがやられた!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+15(2d10->9,6)した(侵蝕率:87->102)
芙蓉堂太一:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+11[9,2] → 99

朝倉侑生:2d10+84
DoubleCross : (2D10+84) → 8[4,4]+84 → 92

朝倉侑生:あっいかない!
夏川ミナ:どうせ攻撃され・・・あっ
GM:暴走は侑生くんのみか…何かロールが有ればするといいです
朝倉侑生:カルペ・ディエムの殺意にあてられ、挑戦的に笑う。
朝倉侑生:「あはっ!」
朝倉侑生:「皆に見てほしいなー、こんな所…! いっぱーい、活躍できちゃう、ね!」
朝倉侑生:演技かかった仕草で両手を広げる。
芙蓉堂太一:(僕がもっとしっかりしていれば、王女を、指輪を守れた……?)自責の念が不意に起こるが、押しとどめる。
芙蓉堂太一:(今はそんなこと考えてる場合じゃない! 目の前のことだけを見るんだ!)
GM:エンゲージは下記のようになっています
(カルペ・ディエム/暗殺者3/暗殺者4)
 |
 5m
 |
(甲斐断二/暗殺者1/暗殺者2)
 |
 10m
 |
(芙蓉堂太一/朝倉侑生/夏川ミナ)
夏川ミナ:「ゆるーくですよ、朝倉侑生」
夏川ミナ:「ゆるーく、ゆるーく」
朝倉侑生:「わかってるよ!やりたいようにやるんだから」
GM:◆戦 闘 開 始◆

◆ROUND 1◆ ◆セットアップ◆

夏川ミナ:「“ジェミニ”」
夏川ミナ:「起動します」 《戦いの予感》《スピードスター》。
夏川ミナ:行動値が18→58になり、ラウンド間の攻撃力も+58です。
GM:ひどすぎる
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7した(侵蝕率:102->109)
朝倉侑生:「ボクに任せてってば…!」
朝倉侑生: 《スピードスター》使用。
朝倉侑生:ラウンド間の攻撃力は+20です。たいしたことないね!
GM:う、うそつけー!
カルペ・ディエム:コンボ『デリリウム・トレメンス』
カルペ・ディエム:《速攻態勢》《王者の威勢》を使用します
カルペ・ディエム:範囲選択、至近のトループ行動値+6、攻撃力+10
夏川ミナ:うわっ、コンボ名がかっこいい
芙蓉堂太一:こちらは特になしです
GM:カルペ・ディエムの掲げた指先から桃色の花弁が生まれ、幻惑するように飛び回る。
GM:その花びらを受けた暗殺者たちは喉を掻き毟り、殺気立った吠え声を上げる!

◆イニシアチブ◆

GM:さあ始まるぜ!高速のビジョン見逃すな!
芙蓉堂太一:《スピードフォース》使用。メインプロセスを行います。侵蝕値4上昇。
夏川ミナ:もっと速いのがいた!
カルペ・ディエム:《加速する刻》使用!
GM:行動値順ではカルペ・ディエムが先ですが
GM:演出の都合上芙蓉堂くんが先にどうぞ…w
芙蓉堂太一:わあ、すいません
芙蓉堂太一:ではマイナーで5m後退。
GM:ほう
芙蓉堂太一:コンボ『ガラスの小鳥』。メジャーで夏川さんと朝倉くんに《風の渡し手》《エンジェルヴォイス》使用。侵蝕値7上昇。
芙蓉堂太一:次のメジャーアクションのC値が-1、ダイスが+5個になります。
GM:ヒャオー
芙蓉堂太一:(僕の力は攻撃には使えない。それでいいと思ってた)
芙蓉堂太一:(それなのに今は、自分の手で相手を殴れないことが悔しくて仕方ない)唇を噛む。
芙蓉堂太一:(でも、自分のできることをやるしかないんだ。二人をサポートするんだ)
芙蓉堂太一:手を振ると、そこに透明の小鳥が何羽も生まれる。小鳥は二人の周りを飛び回り、軽やかな声でさえずる。
芙蓉堂太一:その歌は、心に勇気を与える歌だ。
GM:エンゲージはこうなった
(カルペ・ディエム/暗殺者3/暗殺者4)
 5m
(甲斐断二/暗殺者1/暗殺者2)
 10m
(朝倉侑生/夏川ミナ)
 5m
(芙蓉堂太一)
夏川ミナ:「うん」
夏川ミナ:「助かります。高速戦闘はレネゲイド制御が難しいので」
夏川ミナ:引き絞るような奇妙な構え。腰を落とし、片手を後ろに引いている。
朝倉侑生:手を上げるとそこに一匹の小鳥が止まる。
朝倉侑生:「…うん」
朝倉侑生:「いこっか。ミナちゃん」
夏川ミナ:こくんと頷く。
夏川ミナ:「はい」
夏川ミナ:「いっしょに頑張りましょう。朝倉侑生」
夏川ミナ:タイミングを図り、侑生くんと一緒に攻撃を仕掛けようとする。
朝倉侑生:「……」その意図に気づく。にやっと笑い返して、両手を広げる。
朝倉侑生:「そーだね、一緒にやっちゃおーか」
カルペ・ディエム:「フフフ。芙蓉堂太一くん、あなたの力は私と似てるかもね」
カルペ・ディエム:《タブレット》《狂戦士》《戦乙女の導き》でタウラスを支援します。
カルペ・ディエム:「自分では手を汚さずに人を戦わせる。まるで王様みたいな力だと思わない?」
芙蓉堂太一:「王様ねえ、裸の王様じゃなきゃいいんだけど」肩を竦める。
タウラス:タウラスもイニシアチブに《異形の転身》で戦闘移動。5m前進します
GM:エンゲージがどんどん細切れに…
(カルペ・ディエム/暗殺者3/暗殺者4)
 5m
(甲斐断二/暗殺者1/暗殺者2)
 5m
(タウラス)
 5m
(朝倉侑生/夏川ミナ)
 5m
(芙蓉堂太一)
GM:くっ甲斐断二の消し忘れ
GM:こうじゃ
(カルペ・ディエム/暗殺者3/暗殺者4)
 5m
(暗殺者1/暗殺者2)
 5m
(タウラス)
 5m
(朝倉侑生/夏川ミナ)
 5m
(芙蓉堂太一)
夏川ミナ:分身の術かな?
GM:仮面の力恐るべし
GM:ともかく、イニシアチブの割り込みは以上だ!
GM:最速は…夏川ミナ!行動値58!
GM:化け物か!?
夏川ミナ:はははは!
夏川ミナ:こわかろう!
GM:こわい!
朝倉侑生:こわい…
夏川ミナ:「“ある一人の人間のそばにいると、他の人間の存在など全く問題でなくなることがある”」
夏川ミナ:「――“それが恋というものである。” だそうです」 構えは解かない。
夏川ミナ:「あなたの気持ちそのものを否定するつもりはありません」
夏川ミナ:「だからこそ、間違ったやり方で自ら芽を摘むべきではない……と」
夏川ミナ:「私は、そう思います。“タウラス”」
夏川ミナ:「“甲斐断二”。」
夏川ミナ:じっと仮面の巨漢を見据える。
タウラス:「ぬ、うっ……!」
GM:タウラスは来るべき大質量の破壊力に備え、両腕をクロスしてガード姿勢に。
夏川ミナ:「そんな仮面に負けるような人間なのですか、貴方は」
夏川ミナ:「5秒後に攻撃します。それまでに正気に戻って下さい、甲斐断二」
朝倉侑生:「……」首を傾げる。「やさしーい」
タウラス:「お前に……愛、の、何が……わかる…!」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「4」
タウラス:「これが……我が愛……我が魂……!」
夏川ミナ:「3」
タウラス:「王女……へ……捧ぐ」
夏川ミナ:「2」
タウラス:「愛、の、形……!」
夏川ミナ:「……わかりました」
夏川ミナ:「なら、私は仲間への友愛と親愛をもって」 1。
夏川ミナ:「それに立ち向かいます」
夏川ミナ:マイナーで戦闘移動してタウラスのエンゲージへ。
夏川ミナ:コンボ『破壊します』。 《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》。
芙蓉堂太一:《Aランク:サポーター》使用。夏川さんの判定のダイスに+2個。
芙蓉堂太一:侵蝕値2上昇します。
夏川ミナ:あ!オートでウェポンケースからゾディアックウェポンを装備します。そしてタウラスを殴る!
夏川ミナ:18dx6+6
DoubleCross : (18R10+6[6]) → 10[1,1,3,3,3,4,4,4,6,6,6,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,1,3,3,5,6,7,7,7,10]+10[1,6,8,8,10]+10[2,5,8,10]+10[6,7]+10[5,10]+10[7]+10[8]+5[5]+6 → 91

朝倉侑生:ええ!?
夏川ミナ:わーい!
芙蓉堂太一:すげえ
GM:ふ、ふごおお
夏川ミナ:リアクションは可能ですよ!
GM:勝負所よな…
タウラス:《ピンポイントガード》、《スプリングシールド》、《イージスの盾》でガード。
夏川ミナ:ひゃー
タウラス:35+4d10
DoubleCross : (35+4D10) → 35+26[5,5,9,7] → 61

夏川ミナ:ひゃー
朝倉侑生:うひゃあ
GM:ガード値61!ダメージをくれ!
朝倉侑生:「ゼロ」
朝倉侑生:ミナちゃんの背中をぽんと押す。
朝倉侑生:「助けてあげてよ、ミナちゃん」
朝倉侑生:「ミナちゃんならできるよ、きっと。…絶対」
芙蓉堂太一:同時に風を起こし、背中を押す。夏川さんのスピードをさらに増す!
夏川ミナ:侑生くんが“横”で発したその言葉を“背中”に受ける。
夏川ミナ:ゾディアックウェポン、ジェミニの適合者。超加速。
夏川ミナ:その勢いのまま、
夏川ミナ:「お任せあれ★」
夏川ミナ:……“タウラス”を殴りつける!
夏川ミナ:10d10+1d10+89
DoubleCross : (10D10+1D10+89) → 59[6,1,9,9,5,6,7,10,3,3]+2[2]+89 → 150

夏川ミナ:ッ ド ン!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+10した(侵蝕率:109->119)
GM:ちょっと訂正・甲斐(タウラス)はダメージグローブを装備しているのでガード値は62でした
GM:焼 け 石 に 水
夏川ミナ:1ふえた!
朝倉侑生:「むう」唇を尖らせる。「…ボクの台詞とられてない?」
夏川ミナ:衝撃波で教会の椅子がいくつか吹き飛ぶ!
GM:クロスガードしたタウラスの腕から、筋繊維が裂け、骨の軋む音が響く!
タウラス:「おおおお……ぐおおおおおっ!」
夏川ミナ:「正気に……戻ってください、」
夏川ミナ:「甲斐、断二」 巨体を殴り飛ばす。
GM:後退したタウラス。呼吸も荒いその身体から、蒸気機関のように湯気が迸る。
GM:ようやくガードを下げたその顔は……未だ、仮面に覆われている。
夏川ミナ:「む……」
タウラス:「倒……れ、ぬ」
タウラス:「我が……愛を…届けるまで……!」
GM:続いては行動値20!朝倉侑生の手番!
朝倉侑生:「ボクちょっと感心してきちゃった」
朝倉侑生:「そんなに好きだなんてさー…うん。そーだねえ、だからミナちゃんの言う通りだよね」
朝倉侑生:「間違ったやり方じゃダメ、って事……」言いつつ、教会の奥にいる、カルペ・ディエムを見据える。
朝倉侑生:「教えてあげるよ、おねーさん達♪」
朝倉侑生:「人の夢をいじって遊んでたら、正義の味方に怒られちゃうんだよ~?」
朝倉侑生:手を振り上げる。光の球体が生み出され、膨らむ。
朝倉侑生:「あはっ」
朝倉侑生:マイナーアクションで暴走を解除します。
朝倉侑生:メジャーアクション!《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《滅びの光》《破滅の天使》《スターダストレイン》。
タウラス:その判定に《魔獣の咆哮》でダイス-5!
芙蓉堂太一:オートで《援護の風》を朝倉くんに使用。ダイス数が+9個。侵蝕値2上昇。
GM:ダ、ダイスマイナスの意味が!
芙蓉堂太一:打ち消してやんよ!
朝倉侑生:あっGM!
GM:へいへい!
朝倉侑生:なんとこの攻撃は《破滅の天使》の効果により
朝倉侑生:エフェクトにより達成値を下げられることは無いらしいんじゃ
朝倉侑生:あっでもダイスは下げられるのかな
GM:おう!下がらないのは達成値であってダイス数は下がると思ってた!
朝倉侑生:ですねー!失礼しました!
朝倉侑生:では命中判定します!対象は敵全員。
夏川ミナ:そうですね。達成値だ
夏川ミナ:でもカバーはできないんだぜー!
GM:これだw
GM:ひどすぎるww
朝倉侑生:22dx@7+2 いくぜ!
DoubleCross : (22R10+2[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,5,5,5,5,6,6,6,6,8,8,9,9,10]+10[1,3,5,6,7]+5[5]+2 → 27

夏川ミナ:C値6だよ侑生にいちゃん!
朝倉侑生:はわわ
GM:ワンモア!
GM:芙蓉堂くんの支援効果でC値が-1だったのね
夏川ミナ:侵蝕100いってないからC値7で合ってた!
GM:なるなる…
朝倉侑生:低い…
朝倉侑生:ジェネシフトすればよかった………
夏川ミナ:あたれーあたれー
GM:これは全員回避固定値以上なので当たります。ガードエフェクトは…
タウラス:《スプリングシールド》、《イージスの盾》でガード
タウラス:10+4d10
DoubleCross : (10+4D10) → 10+27[6,7,8,6] → 37

夏川ミナ:かってえ!
芙蓉堂太一:ぬう
朝倉侑生:かたい…
朝倉侑生:ジェネシフトすればよかったー!ちくしょう!
朝倉侑生:ダメージいきます
カルペ・ディエム:《氷盾》でガード値+10
GM:暗殺者どもはエフェクトなし!ダメージどうぞ!
朝倉侑生:Aランク:アタッカーを使用します。ダメージロール+4。
朝倉侑生:3d10+28+4-5
DoubleCross : (3D10+28+4-5) → 19[9,7,3]+28+4-5 → 46

夏川ミナ:良いダメージだぞー!
芙蓉堂太一:いけー
朝倉侑生:46!ガード値とか装甲値とか有効!
GM:ぬぐぐぐっ、これは
GM:タウラス生存、カルペ・ディエムがギリギリ生存、暗殺者が全滅!
朝倉侑生:なに!くそう!
朝倉侑生:教会に、光の矢が雨となって降り注ぐ。
朝倉侑生:「あはははははっ!」
GM:薄く光る葉が重なり合い、カルペ・ディエムを守護する……が、それすらも撃ち抜く!
芙蓉堂太一:透明な小鳥を宙に飛ばす。光の矢はそのレンズ効果によって的確に屈折し、敵を穿つ!
カルペ・ディエム:「かはっ……すごいね。あなた、破壊をするのが楽しそう。こっち側に向いているんじゃないかな?」
朝倉侑生:「人の恋路をジャマする奴はなんとやら~」
朝倉侑生:「あは」カルペ・ディエムに微笑む。
朝倉侑生:「ボクもそう思う♪」
GM:タウラスは床板を引き剥がして防御をしていた。ステンドグラスの破片で光が乱反射し、ダメージは少ない!
夏川ミナ:(普通のオーヴァードならばひとたまりもないはずですが)
夏川ミナ:(ディオゲネスクラブ……と、仮面適合者。やはり別格ですね)
朝倉侑生:「でも、そんなやる気もないし…キミ達のせいで、学園生活が楽しめなくなっちゃう人が出てきちゃうんだって」
朝倉侑生:「それはね、面白くないからね~」
朝倉侑生:「……ところで、その指輪。そろそろボクにくれない?」
カルペ・ディエム:「そうだね。譲ってあげてもいいけれど」
カルペ・ディエム:「その前に。せっかくだから、一度使ってみましょうか」
GM:というわけで、次はカルペ・ディエムのターン
カルペ・ディエム:マイナーはなし
カルペ・ディエム:メジャーでエネミーエフェクト《怒れる心》を使用します
カルペ・ディエム:対象はシーン《選択》、射程は視界、自動成功、憎悪を付与
カルペ・ディエム:鬼のようなエフェクトですね
朝倉侑生:なに!
GM:憎悪の対象は…シーンに登場している中から一人を選択
夏川ミナ:むう!
芙蓉堂太一:ひええ
GM:だ・れ・に・し・よ・う・か・な
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 1

夏川ミナ:あぶねー!!
GM:ジャジャーン
GM:芙蓉堂くんです!
朝倉侑生:よ、よかった
芙蓉堂太一:ぐえええー
朝倉侑生:よくないけど!
芙蓉堂太一:よくねえww
朝倉侑生:ごめんw
カルペ・ディエム:「さあ、貴方たち……」
カルペ・ディエム:「控 え よ」
GM:カルペ・ディエムが指輪をかざして命ずる。圧倒的な支配のオーラ!
夏川ミナ:「!」
夏川ミナ:「これは」
芙蓉堂太一:「……!」
カルペ・ディエム:「そして、心得なさい。貴方たちの敵は……芙蓉堂太一、そいつよ」
GM:指輪の輝きが、君たちの心を、人格を塗りつぶしていく。
夏川ミナ:ギギギッと、ぎこちなく芙蓉堂君の方を向く。
夏川ミナ:「これは、なんとも」
芙蓉堂太一:先ほど抑えたはずの自傷衝動が再び湧き起こる。顔を歪める。
朝倉侑生:「…あ、はは」頭を押さえ、芙蓉堂くんを見る。
夏川ミナ:「厄介な“遺産”ですね」
朝倉侑生:「ゴメンね、太一くん」笑みが歪む。「止められないや、これ」
GM:カルペ・ディエムの手番はこれで終了…次は芙蓉堂君だね
芙蓉堂太一:「僕は……僕がもっと……そうすれば、こんなことには」自責の念が止まらない。
GM:あ、芙蓉堂君はスピードフォースでもう行動済みか
芙蓉堂太一:そうですー
GM:じゃあタウラスの手番だ
タウラス:マイナーは《形状変化:剛》。攻撃力をアップ
夏川ミナ:筋肉!
タウラス:メジャーは《コンセントレイト:キュマイラ》《吹き飛ばし》《オールレンジ》《貪欲なる拳》をミナちゃんへ。
夏川ミナ:うわーん
タウラス:25dx6+2
DoubleCross : (25R10+2[6]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,3,4,5,5,5,5,6,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,10]+10[1,4,6,7,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,2,7,9,9]+10[7,9,10]+10[3,7,10]+10[6,6]+3[1,3]+2 → 65

夏川ミナ:うわーん!!
朝倉侑生:つよ!
芙蓉堂太一:つええ
GM:そして君はリアクション不能!
夏川ミナ:そう、《スピードスター》のあとはスキが大きく、硬直に相手の超必殺技が刺さりやすいのです
GM:これがスピードスター使いの弱点よーッ
夏川ミナ:きなさい!
タウラス:7d10+1
DoubleCross : (7D10+1) → 35[8,8,2,1,8,3,5]+1 → 36

GM:装甲は有効です
夏川ミナ:ムウーッだめ!ガードが出来てもぎりぎりで死んでしまう。
夏川ミナ:よって、 甲斐断二/親近感/○憤懣/ロイス これをタイタス昇華して復活します。
GM:タウラスは片腕を直角に曲げ、至近距離から肘を叩きつける!
GM:何の変哲もないクロス・ボンバーだが、重量級のタウラスがキュマイラの力を乗せて放つそれは
GM:まさに爆撃のような破壊力を持つのだ!
夏川ミナ:ここまで甲斐断二を完封し、殴り飛ばしてきたが
タウラス:「おあああーっ!」
夏川ミナ:「う」
夏川ミナ:……ここにきて逆に殴り飛ばされる!
夏川ミナ:「さすがに番長連。伊達ではありませんね」
朝倉侑生:「ミナちゃん!」思わず声を上げる。
GM:《吹き飛ばし》の効果により、ミナちゃんはタウラスのエンゲージから4m飛ばされます
(カルペ・ディエム)
 10m
(タウラス)4m(夏川ミナ)
 5m
(朝倉侑生)
 5m
(芙蓉堂太一)
夏川ミナ:「大丈夫です」 手甲をつきたて、ガリガリと教会の床板を抉り取って静止。
夏川ミナ:「あちらが番長連なら、こちらは風紀委員ですから」
夏川ミナ:「ね」 ぱちんとぎこちなくウインク。
朝倉侑生:「…ん、あ」
朝倉侑生:(…今、パニクってるなあ、ボク)
朝倉侑生:「そーだねっ!」
GM:◆クリンナップ◆
夏川ミナ:ないぜ!
芙蓉堂太一:なしー
朝倉侑生:なしー
GM:クリンナップは全員無しと

◆ROUND 2◆ ◆セットアップ◆

夏川ミナ:もうセットアップに使えるエフェクトがない・・・
夏川ミナ:よって無しです。
芙蓉堂太一:なしです
朝倉侑生:同じく無しです
夏川ミナ:もうウサギの耳くらいしかできません。
カルペ・ディエム:こちらは《先陣の火》で行動値+10
芙蓉堂太一:ぐえー
夏川ミナ:ほわああ
朝倉侑生:ひどい!
GM:ひ、ひどくはない!

◆イニシアチブ◆

カルペ・ディエム:おなじみ《加速する刻》で行くぞッ
朝倉侑生:ひどい…
夏川ミナ:こっちは操られてるのに!
カルペ・ディエム:例によってマイナーはなし
カルペ・ディエム:メジャーでコンボ『デウス・ウルト』
朝倉侑生:かっこいいコンボ名!
カルペ・ディエム:《狂戦士》《戦乙女の導き》《癒しの水》《ヨモツヘグリ》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》
カルペ・ディエム:シーン(選択)、射程:視界の対象に支援。生きている奴は回復、戦闘不能になっていた奴はHP1で復活
芙蓉堂太一:ぎえー
朝倉侑生:何!
夏川ミナ:やべー!
朝倉侑生:ちょっとーー!!ボクの活躍を!
GM:もう一回倒せるドン!
芙蓉堂太一:うるせー!w
朝倉侑生:ww
カルペ・ディエム:えーと、タウラスの回復量は…
カルペ・ディエム:4D10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 15[7,3,3,2]+8 → 23

カルペ・ディエム:カルペ・ディエムが天に向かって両手を掲げる。
カルペ・ディエム:床を突き破って幾本もの枝が伸び、そこに咲くのは深紅と漆黒の毒々しい花。
カルペ・ディエム:「さあ、もう一度。パーティーを続けましょう」
カルペ・ディエム:甘い芳香と共に花弁を散らす。
GM:花弁が散った後、倒れ伏していた暗殺者たちが再び起き上がる。
朝倉侑生:「なっ」
芙蓉堂太一:「嘘だろ!」
夏川ミナ:「むう。そういうのは困ります」
GM:エンゲージはこうだな…
(カルペ・ディエム/ゾンビ暗殺者3/ゾンビ暗殺者4)
 5m
(ゾンビ暗殺者1/ゾンビ暗殺者2)
 5m
(タウラス)4m(夏川ミナ)
 5m
(朝倉侑生)
 5m
(芙蓉堂太一)
朝倉侑生:「ボクの大活躍が無かったことになるっていうのはー」
朝倉侑生:「すっごーい、ムカつくー」
夏川ミナ:「数で押されると不利です」
夏川ミナ:「“タウラス”は後回しに。まずは数を減らすのを優先することを提案します」
タウラス:あ、タウラスは《異形の転身》で戦闘移動。5m後退してゾンビ暗殺者1&2のエンゲージに入ります
夏川ミナ:ありがとう!
朝倉侑生:わーい!
GM:どういたしまして!
芙蓉堂太一:では甲斐弾二へのロイスをタイタス化、昇華して憎悪を打ち消します。
芙蓉堂太一:これまでの失態、弟を傷つけてしまった時のこと。全てが頭の中で渦巻き、自分への憎悪に変わる。
芙蓉堂太一:だが。ふとアルマテーラ王女の視線が目に入る。
芙蓉堂太一:(僕は……)
芙蓉堂太一:ぱん、と自分で自分に平手打ちの音。
GM:この戦場では《ワーディング》が使われていない。王女も祈るように手を合わせ、君たちの戦いを見守っているのだ。
芙蓉堂太一:「甘ったれるな、芙蓉堂太一! 何やってんだ。いいから前に進め!」自分で自分を鼓舞する声を上げる。
芙蓉堂太一:一歩前に踏み出す!
芙蓉堂太一:ということで、《スピードフォース》使用。メインプロセスを行います。侵蝕値4上昇。
朝倉侑生:「お」その様子に目を丸くする。
芙蓉堂太一:マイナーなし。メジャーで朝倉くんに《エンジェルヴォイス》使用。侵蝕値4上昇。
朝倉侑生:やったー!
芙蓉堂太一:「朝倉くん! 信じてるよ。本当の敵は誰か、わかってるんだろ!」
芙蓉堂太一:次のメジャーアクションのC値が-1、ダイスが+5個。
芙蓉堂太一:透明の小鳥が、高らかに歌を歌う!
朝倉侑生:「…え」
朝倉侑生:小鳥を目で追う。目を細める。
芙蓉堂太一:「王様の力なんか、お前に使わせてなるもんか!」カルペ・ディエムを睨み付ける。
GM:次はカルペ・ディエムと朝倉君は同行動値…なので、PC側優先。朝倉君の手番ですね
夏川ミナ:いけー!
朝倉侑生:おす!
朝倉侑生:「…太一くん、そんな事言えるんだね~。いっつも、僕には関係ありませーんみたいな顔してたのにさ」
芙蓉堂太一:「ここまで来てそれもカッコ悪いでしょ」
朝倉侑生:「あは」
朝倉侑生:(…じゃあ、ボクはカッコ悪かったなあ)
朝倉侑生:(…。うん。ボクはこーいう人達が好きだな)
朝倉侑生:(……絶対、言わないけどね!)
朝倉侑生:芙蓉堂くんへのロイスをタイタスにして、憎悪を打ち消します。
GM:OK
朝倉侑生:芙蓉堂くんの生み出す小鳥。人に闘志を与える歌。暖かい歌だ。
朝倉侑生:(そーだよね)
朝倉侑生:(本当はまっすぐだから、こーいう歌が生み出せるんだよね)
朝倉侑生:(超かっこいーじゃん)
朝倉侑生:「……あは!ムカつく!」
朝倉侑生:メジャーアクション。カルペ・ディエムのエンゲージに範囲攻撃します。
朝倉侑生:《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の手》《滅びの光》。
GM:今回はエネミー側の邪魔エフェクトは無いぜ
夏川ミナ:いけー!
朝倉侑生:17dx@6+2
DoubleCross : (17R10+2[6]) → 10[1,1,3,3,3,3,4,4,5,6,6,6,6,7,10,10,10]+10[2,3,3,4,4,6,6,8]+10[5,5,10]+2[2]+2 → 34

朝倉侑生:ぬあー!回らない!なんで!
夏川ミナ:いけるいける!
GM:いや十分な伸びでは…命中!で、えーと
タウラス:《命のカーテン》《崩れずの群れ》。カルペ・ディエムをカバーリングします
朝倉侑生:なに!
芙蓉堂太一:お、おのれー
朝倉侑生:ダメージします!
朝倉侑生:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 16[5,6,1,4]+11 → 27

タウラス:タウラスのガードエフェクトは《スプリングシールド》、《イージスの盾》
朝倉侑生:ぬあー!ひどい!
タウラス:スプリングシールドはこれが最後の一発だ
夏川ミナ:( ゚д゚)かたそう
タウラス:10+4d10
DoubleCross : (10+4D10) → 10+11[5,3,2,1] → 21

朝倉侑生:ちょ、ちょっとはあたる!
GM:おう!ゾンビ暗殺者3&4は天に還りました。
芙蓉堂太一:さらばゾンビ
朝倉侑生:手を差し向ける。光の矢が降り注ぐ。
朝倉侑生:命中はろくに定まっていない。全力はすでに使い果たした。
タウラス:「女子に、手を…出すとは……言語道断……!」
朝倉侑生:「でも」
朝倉侑生:「当たれ!」
GM:タウラスはカルペ・ディエムへの攻撃を背中でガードする。
GM:もっとも、庇われた本人は呆れたようにそれを眺めているのだが。
ゾンビ暗殺者:「あ……あ……光が」
ゾンビ暗殺者:「あたたかい……」
朝倉侑生:「言ってることはかっこいーんだけどなあ」
朝倉侑生:「悔しいな」ぼそっと呟く。
(カルペ・ディエム)
 5m
(タウラス/ゾンビ暗殺者1/ゾンビ暗殺者2)
 5m
( )4m(夏川ミナ)
 5m
(朝倉侑生)
 5m
(芙蓉堂太一)
GM:続いてはカルペ・ディエムの手番か
カルペ・ディエム:《癒しの水》でタウラスをさらに回復しておきましょう
夏川ミナ:私より速いとは・・・
カルペ・ディエム:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 17[3,1,6,7]+8 → 25

朝倉侑生:悔しい…
夏川ミナ:ば・・・バカ回復しすぎ!
芙蓉堂太一:おのれええ
カルペ・ディエム:「さあ。もっと、もっと見せて。あなた達の激情」
GM:続いてミナちゃん!
夏川ミナ:「はい。お見せしましょう」
夏川ミナ:マイナーで戦闘移動してタウラス、ゾンビ1・2のエンゲージへ。
夏川ミナ:憎悪を消さないといけない……しかたないので、王女様のロイスをタイタス昇華します。
夏川ミナ:「ただし」
夏川ミナ:「一瞬ですよ」 その場から消える。
夏川ミナ:コンボ『広域破砕処理を行います』。 《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》、そして《獅子奮迅》。
夏川ミナ:狙いはタウラス含めた3人!
芙蓉堂太一:オートで《援護の風》を夏川さんに使用。ダイス数が+9個。侵蝕値2上昇。
タウラス:《魔獣の咆哮》。ダイス-5
夏川ミナ:こんにゃろー
夏川ミナ:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,7,9,9,9,9,10,10,10]+10[2,2,2,4,5,7,8,10]+5[2,2,5]+6 → 31

GM:全員命中!タウラスは《崩れずの群れ》でゾンビ暗殺者1をカバーリングします。ガードエフェクトは《イージスの盾》のみ。
タウラス:4d10
DoubleCross : (4D10) → 19[8,6,4,1] → 19

GM:ダメージをどうぞだ。
夏川ミナ:姿が見えないまま教会の長椅子が次々と薙ぎ倒される。
夏川ミナ:床板が砕け散り、壁にヒビが入る。
夏川ミナ:人外の高速移動による“助走”の後に、
夏川ミナ:「――――やあああああああっ!!」
夏川ミナ:4d10+1d10+31
DoubleCross : (4D10+1D10+31) → 29[10,7,8,4]+8[8]+31 → 68

朝倉侑生:すげえ!?
夏川ミナ:衝撃波!扇状に薙ぎ払う!
GM:うひい
芙蓉堂太一:風がその攻撃にさらに力を与える!
夏川ミナ:「“ジェミニ”」
夏川ミナ:「“オーバードライブ”……ふう」
GM:これは…ゾンビ暗殺者2が昇天、タウラスも一旦ダウンだ
夏川ミナ:「見せました」
朝倉侑生:一旦!?
夏川ミナ:一旦だと・・・
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+14した(侵蝕率:119->133)
(カルペ・ディエム)
 5m
(タウラス/ゾンビ暗殺者1/夏川ミナ)
 10m
(朝倉侑生)
 5m
(芙蓉堂太一)
タウラス:「ぐぼぁあっ!」
タウラス:咄嗟に近くに居た暗殺者の一人を庇い、血反吐を吐くタウラス。
タウラス:だがその眼光は未だ力を宿している!
タウラス:《魔獣の証》で復活します。
朝倉侑生:「つっよいなー、ミナちゃん」唇をとがらせる。「……ずっるい」
芙蓉堂太一:「ナイス、夏川さん」立て続けの支援に消耗しつつもまだ立っている。
夏川ミナ:「ここは朝倉侑生にならって“私の事、好きになっちゃった?”と聞くべきでしょうか」
朝倉侑生:「………」何かを言いかけ、留め、「……うるさいなー!もう!」
夏川ミナ:「?」 首をかしげる。
夏川ミナ:「ともかく、私の侵蝕にはそれほど余裕がありません」
夏川ミナ:「次で、決めます」
朝倉侑生:「ん。そーだね」
芙蓉堂太一:「まったくこいつら、しつこいったらないよね……」
GM:続いては、ゾンビ暗殺者の手番
GM:ゾンビ暗殺者って何だろうな…
夏川ミナ:殺の修練場で出てきそう
朝倉侑生:出てきそうw
GM:で、ミドルの情報収集で分かっていると思いますが
GM:こいつらはエンゲージを出るエフェクトが有りません
朝倉侑生:そうだ!
GM:なのでミナちゃんを攻撃するのは仕方がない…アー仕方ない
夏川ミナ:むー!
夏川ミナ:もうロイスが4つしかないのだぞ!
ゾンビ暗殺者:マイナーなし
ゾンビ暗殺者:メジャーで夏川ミナへ白兵攻撃します
ゾンビ暗殺者:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 9[1,2,3,3,7,8,9]+2 → 11

夏川ミナ:うーん、うーん
朝倉侑生:かわいい
夏川ミナ:ドッ・・・ガー・・・うーん・・・
夏川ミナ:ドッガハンマー・・・
GM:どっち!?
GM:なお、ゾンビ暗殺者はカルペちゃんの支援で攻撃力+5が乗っています
夏川ミナ:うーむ
夏川ミナ:賭けてみるか・・・ドッジ。
夏川ミナ:5dx=>11
DoubleCross : (5R10[10]>=11) → 10[2,2,4,4,10]+1[1] → 11 → 成功

夏川ミナ:よし!
朝倉侑生:よかったー!
芙蓉堂太一:ナイス!
GM:同値回避とは…!
ゾンビ暗殺者:「仲間たちの仇…取らせてもらうぜ」
ゾンビ暗殺者:「殺(シャア)!!」
夏川ミナ:「あ、暗殺者っぽい掛け声ですね」
GM:至近距離から目にもとまらぬ動きで逆手持ちのナイフを繰り出す!
朝倉侑生:「えっ何」
芙蓉堂太一:「大丈夫、夏川さんなら……」
夏川ミナ:巨大な手甲が唸る。殴る……のではなく、
夏川ミナ:「せい」 回し受け。
夏川ミナ:手甲の重さと勢いでナイフを弾く。
芙蓉堂太一:「ほらね」
GM:キィン……折れたナイフが宙を舞い、壁に突き刺さった。
ゾンビ暗殺者:「そんな……バカな!」
朝倉侑生:「…むー」唇をとがらせる。
ゾンビ暗殺者:「何百と言うターゲットの血を吸い続けてきた俺の妖刀が…!?」
夏川ミナ:「む、結構な業物だったのですね。申し訳ありません」
夏川ミナ:「あなたには弁護クラブを呼ぶ権利が……」
夏川ミナ:「生徒ではないので、ありませんね」
ゾンビ暗殺者:「ないのかよ!」
夏川ミナ:「そもそも敵ですから」
ゾンビ暗殺者:「ちくしょう……絶対に弁償させてやる……絶対にだ!」
夏川ミナ:話しながら視線はタウラスの方に。
夏川ミナ:さすがに同じ受けが二度は通用しないだろう。
タウラス:「フゥーッ、フゥーッ」
GM:ダメージは大きい。気迫で立っている状態だ!
GM:次は…芙蓉堂君は行動済みかな
芙蓉堂太一:です!
GM:ではタウラスの手番!
GM:目の前のミナちゃんを狙うのもいいけれど
GM:エンゲージを離して安全圏に居る奴って攻撃したくなるよなあーっ!
朝倉侑生:やばい
芙蓉堂太一:げ
朝倉侑生:超ヤバイ
タウラス:マイナーなし
タウラス:メジャーでコンボ:『ローリング投げっぱなしジャーマン』
タウラス:対象は…
朝倉侑生:プロレスだ!?
タウラス:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

タウラス:芙蓉堂くんだな
タウラス:《コンセントレイト:キュマイラ》《グラップル》《オールレンジ》《貪欲なる拳》《伸縮腕》
芙蓉堂太一:来やがったよコンチクショー
タウラス:25dx6+2
DoubleCross : (25R10+2[6]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,5,6,6,7,7,8,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,2,3,5,5,5,7,7,8,9,9,10]+10[3,3,6,8,9,10]+10[2,5,6,8]+5[2,5]+2 → 47

芙蓉堂太一:ぐえー
朝倉侑生:ヒエッ
芙蓉堂太一:ドッジしますドッジ
GM:がんばれ
芙蓉堂太一:5dx+2>=47
DoubleCross : (5R10+2[10]>=47) → 7[3,4,4,5,7]+2 → 9 → 失敗

芙蓉堂太一:はいだめー
タウラス:ではダメージを
タウラス:5d10+16
DoubleCross : (5D10+16) → 30[4,9,9,3,5]+16 → 46

GM:装甲は有効
芙蓉堂太一:ヒイ 装甲入れても36ダメージです倒れます
芙蓉堂太一:両親へのロイスをタイタス昇華して復活!
タウラス:タウラスは巨体に似合わぬ俊敏な動作で芙蓉堂くんの背後へ。脇から手を回し、腹を抱きかかえてロック!
タウラス:「ぬおおおおおああああ!この技を喰らえいっ!」
芙蓉堂太一:「っな!?」
タウラス:そのまま後方に反り返ってブリッジ姿勢から……まさかの跳躍!
タウラス:空中で高速回転し、砲弾のごとき勢いで床へと投げ放った!
タウラス:恐るべき殺人技!
芙蓉堂太一:「っぐああっ!」
芙蓉堂太一:衝突のあまりの威力に一度動かなくなり……そして、また立ち上がる。
芙蓉堂太一:「まだっ! まだ僕は立ってなきゃいけないんだ!」
芙蓉堂太一:王女を庇うように両腕を広げる。
タウラス:「ぬう……その意気やよし!おんし、男じゃのう!」
GM:タウラスの顔に笑みが浮かぶ。対照的に、カルペ・ディエムは眉をひそめる。
GM:◆クリンナップ◆何もないので省略

◆ROUND 3◆ ◆セットアップ◆

夏川ミナ:なし!
芙蓉堂太一:なし!
朝倉侑生:なしー
タウラス:《ヒュドラの怒り》使用。メジャーアクションのダイスと攻撃力が増加し、暴走状態になります。
タウラス:「ぬおおおお!全力全開じゃい~っ!」
カルペ・ディエム:「は!?」
朝倉侑生:「…何か」
朝倉侑生:「様子おかしいよね?」
GM:タウラスは上着を脱ぎ捨て、筋肉を見せつけるようにアピール!
GM:その仮面には、罅が入り始めている。
夏川ミナ:「先ほどまでの“タウラス”とは様子が異なりますね」
夏川ミナ:「非常に鬱陶しいノリになっているように思えます」
夏川ミナ:「というより、甲斐断二に戻りつつあると言ったほうが適切ですか」
芙蓉堂太一:「もう一息でなんとかなる、かな」鼻血を拭う。

◆イニシアチブ◆

GM:エネミー側の割り込みは無いぜ
芙蓉堂太一:では《スピードフォース》使用。メインプロセス行います。侵蝕値4上昇。
GM:ゴーゴー
芙蓉堂太一:マイナーなし。メジャーで朝倉くんに《エンジェルヴォイス》使用。侵蝕値4上昇。
芙蓉堂太一:次のメジャーアクションのC値が-1、ダイスが+5個。
朝倉侑生:ありがとう!
芙蓉堂太一:「朝倉くん、頼んだ……頼んだよ。君ならできる」透明の小鳥が飛び回る。
芙蓉堂太一:「僕の手持ちのデータにはそう書いてあるんだ」笑う。
朝倉侑生:「あはっ、何それ」
朝倉侑生:「そーだよ…それで、ボクのこと、いっぱい人に伝えてね!」
芙蓉堂太一:「オッケー、宣伝は任せといて」鳥が晴れやかに歌う。
朝倉侑生:「ん、じゃー…こっちも」ウインクする。「お任せあれ★」
GM:というわけで、朝倉君の手番
朝倉侑生:ほーい!
朝倉侑生:マイナーはなし。
朝倉侑生:メジャーアクションでタウラス・暗殺者その1に範囲攻撃します。
朝倉侑生:「…」息を吐いて、ミナちゃんの後姿を見る。
タウラス:こちらはおなじみ《魔獣の咆哮》でダイス-5するよ
朝倉侑生:ひどい!
GM:ひどくない!
朝倉侑生:もう自分は限界だ。次の一撃で能力は使えなくなる。
朝倉侑生:だからといって、次の一撃で本当にできるかどうかなんてわからない。
朝倉侑生:でも。
朝倉侑生:初期ロイスの双子の姉のロイスをタイタス化して、ダイスを増やします!
GM:おお…キヤガレー!
朝倉侑生:うい!《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の手》《滅びの光》!
朝倉侑生:22dx@6+2
DoubleCross : (22R10+2[6]) → 10[1,2,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[2,2,3,4,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[2,2,4,5,6,6,10,10]+10[1,2,6,8]+10[1,6]+10[8]+3[3]+2 → 65

朝倉侑生:ほああ
GM:んんんんん!
夏川ミナ:いったー!
芙蓉堂太一:ふおお
GM:当然命中。タウラスは暴走中につき、ガードエフェクトも使用できず!
GM:ダメージを!
朝倉侑生:うす!
朝倉侑生:7d10+11
DoubleCross : (7D10+11) → 39[2,5,1,8,10,3,10]+11 → 50

GM:!!!
朝倉侑生:ど…どうだー!装甲値は有効だよ!
GM:そ、そのダメージは……
GM:一気二人殺!
朝倉侑生:よ…よかったー!よかったーー!!
GM:ゾンビ暗殺者&タウラス、戦闘不能!
朝倉侑生:歪な光の球体が生まれる。
朝倉侑生:息を吐いて、手を差し向けて、敵をにらむ。
夏川ミナ:「朝倉侑生」
夏川ミナ:「ゆるーく、ゆるーく、ですよ」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:ミナちゃんの背中を見る。
朝倉侑生:「うん。ゆるーく」
朝倉侑生:「…やりたい事を、やればいーんだよね」
夏川ミナ:「そうです。あとでクリームソーダを飲みにいったりです」
朝倉侑生:「あはっ」
夏川ミナ:「先輩の私が言うのですから、おそらく間違いありません」
夏川ミナ:「おそらく」
朝倉侑生:「…普段は子供みたいでこっちの言う事全部聞いちゃっていじられっぱなしなのに」
朝倉侑生:「こーいう時だけ先輩ぶるのはずるいんじゃないかな~」
夏川ミナ:「あ、これは先程の逆ですね」
夏川ミナ:「好きになっちゃいましたか」 棒読み。
朝倉侑生:歪だった球体の形が整えられる。
朝倉侑生:「ぜーったい」
朝倉侑生:「言わない!」
朝倉侑生:光が一層輝く。
夏川ミナ:「むう」 横に一歩退く。撃ちやすいように!
朝倉侑生:透明な小鳥が舞う中、光の矢が振り落ちる。
朝倉侑生:手でピストルの形をつくる。
朝倉侑生:「ばーん!」
GM:眩い輝き。光線は過たず暗殺者とタウラスの仮面を焼き、粉々に砕け散らせた。
甲斐断二:「お……おおお……」
GM:甲斐は二歩、三歩とよろめき、王女へと近づく。
甲斐断二:「王女……」
芙蓉堂太一:その前に立ちふさがる。
GM:芙蓉堂君の後ろに身を隠す王女を見た甲斐は、差し出しかけた小さな指輪を自分の拳の中へと握りしめた。
甲斐断二:「王女……幸せに……なるんじゃぜ…」
GM:巨体がうつぶせに崩れ落ち、轟音を立てた。
芙蓉堂太一:「……」少しだけ悲しげな顔で、甲斐を見つめる。
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……さて、“カルペ・ディエム”。貴方にはいくつかの選択肢があります」
夏川ミナ:「ひとつ。大人しく指輪を返した後、我々に捕まる」
夏川ミナ:「ふたつ。指輪を返さず、この閉鎖空間で三対一の戦闘を続行する」
夏川ミナ:「みっつ。それ以外の何かステキなアイデアを貴方が提示する」
夏川ミナ:「私のオススメは一番です。如何でしょうか」
芙蓉堂太一:「僕たちはまだまだいけるよ?」不敵に笑うが、嘘だ。限界は近い。
カルペ・ディエム:「フフ。それって実質私にはみっつめの選択肢しかありえないんだけどな」
夏川ミナ:こちらも身体が重い。殴りかからない。
夏川ミナ:「お伺いしましょう」
カルペ・ディエム:「貴方たちの"激情"、結構面白かった。また会いましょう」
GM:カルペ・ディエムは突然、指輪を宙に向かって放り投げる。
夏川ミナ:「あ」
芙蓉堂太一:「!」思わず指輪を目で追う。
朝倉侑生:「ちょ…」手を伸ばそうとする。
GM:全員の視線が外れたその隙に、カルペ・ディエムは《瞬間退場》します
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ!

夏川ミナ:「ふー」 エキシビジョンで自分が脱いだベストでやったのと同じような事。
夏川ミナ:次に攻撃が来ると身構えていたので、小さく息を吐く。
夏川ミナ:「疲れました」
夏川ミナ:「……あ、指輪」 そっちを見る。
朝倉侑生:「わ、あ」指輪をつかもうとして、それは指先を掠める。
朝倉侑生:「うひゃ!」べしゃっと地面に倒れる。
芙蓉堂太一:「……」ダッシュしてスライディングキャッチ。地面に倒れながらもなんとか指輪を受け止める。
芙蓉堂太一:「な、なんとか無事みたいだよ……」よろよろと立ち上がる。
アルマテーラ:「ああっ、皆様!皆様、大丈夫なのですか。すぐに治療を!お医者様を呼ばなければ!」
GM:王女も慌てふためきながら駆け寄ってくる。
朝倉侑生:「もー!やってらんないよ!ばか!帰る!」
朝倉侑生:倒れたまま文句を言っている。
芙蓉堂太一:「まあ、大丈夫です。僕らオーヴァードですから」
夏川ミナ:じゃあ、その朝倉くんをひょいっとお姫様だっこします。
朝倉侑生:「!?」
夏川ミナ:「そういう事です。オーヴァードは頑丈ですので、へっちゃらのぷーです」
芙蓉堂太一:「さすがに疲れたけど……」手の中の指輪を見る。
朝倉侑生:「ちょ、ま、な」
夏川ミナ:「疲れましたね」 抱っこしたまま。
アルマテーラ:「本当ですか。本当なのですね……よかった」
アルマテーラ:ほっと胸を撫でおろし、その場にへたり込む。
夏川ミナ:「朝倉侑生も帰りたがっていますし、絡お兄さまもお待ちかねのはずです」
夏川ミナ:「みんなで帰りましょう」
朝倉侑生:「何これ!ちょっと待って!太一くんもアルマテーラ様も無視してないで…ちょっとー!」
芙蓉堂太一:(……この指輪がなければ、王女様は、自由に……?)一瞬湧いた雑念。だが、頭を振って振り払う。
芙蓉堂太一:「いいじゃん、お似合いお似合い」
アルマテーラ:「お二人がそういう事とは、気が付かず申し訳ありません」
芙蓉堂太一:「大丈夫ですよ、アルマテーラ様」声をかけ、指輪を差し出す。
アルマテーラ:「あ……」
朝倉侑生:「待っ…はあ!?ちょ…こら!ねえ!」
芙蓉堂太一:「お返しします」そっと手を取り、薬指に指輪を嵌める。
夏川ミナ:「しーっ」 無理やり侑生くんを教会の外に運搬していく。
GM:指輪をした王女は、陽光のような、やわらかな微笑を浮かべる。
芙蓉堂太一:「うん、やっぱり、その指輪はあなたが一番似合ってる」
芙蓉堂太一:血で汚れた顔をくしゃりと歪める。
アルマテーラ:「芙蓉堂様……」
GM:王女は、自分の袖でその血をそっと拭う。
芙蓉堂太一:「ちょ、えっ、汚れますよ!?」
アルマテーラ:「いいのです。服が汚れるくらい」
アルマテーラ:「芙蓉堂様は、私の心を守ってくださったのですから」
芙蓉堂太一:「……」
芙蓉堂太一:「はは」照れくさそうに笑みを浮かべた。

夏川ミナ:教会の外に侑生くんを運びだした、
夏川ミナ:ところでかくんとへたり込みます。
夏川ミナ:「む」
朝倉侑生:「信じらんない…ほんと信じらんな」
朝倉侑生:「わ」
夏川ミナ:「すみません。思っていたよりも疲労の度合いが激しかったようです」
朝倉侑生:「それはいーよもー!」
朝倉侑生:のたのたとミナちゃんから離れる。
夏川ミナ:「あの場では “あとは若い人同士でごゆっくり” を実行するべきだと思ったので」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:「ボクもそう思うけどさ」
朝倉侑生:「だからってこの運び方はないよ」
夏川ミナ:「咄嗟に手が出てしまいました。申し訳ありません」
朝倉侑生:「もう絶対しないでよー!ほんとさー!ほんとに…もー!」両手を上げて抗議。
朝倉侑生:こっちもへたり込んだままだ。
夏川ミナ:「そんなに嫌でしたか」
夏川ミナ:「むう。やはり私は、まだ人との接し方に問題があるようですね」
朝倉侑生:「嫌だよ!ボク女の子扱いされることだけはほんっとーに嫌いなんだから!」
朝倉侑生:「……んー」
朝倉侑生:「まー、これからじゃなーい?」
朝倉侑生:「こーいうのは、ゆるーく、ゆるーくだからねー」
夏川ミナ:「そうですね。ゆるーく、ゆるーく」
夏川ミナ:「さしあたり、貴方の機嫌を直していただくところから頑張ります」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:「ふ~ん?何してくれるんだろーなー」
朝倉侑生:ケラケラと笑う。「ミナちゃんにはそんな事できなーいよー」
夏川ミナ:「むう……」
朝倉侑生:「……」首をかしげ、その様子を見ている。
朝倉侑生:「帰ろっか。ミナちゃん」
朝倉侑生:「ね」
夏川ミナ:目をぱちぱちさせる。
夏川ミナ:「はい。帰りましょう」
GM:◆クライマックス END◆

◆バックトラック◆登場PC…全員登場

GM:バックトラックの時間だヒャアー!
夏川ミナ:わーいわーい
芙蓉堂太一:おらっしゃー
朝倉侑生:ヒャッハァー!
GM:帰還できるかできないか!すべてはダイスの出目次第!
朝倉侑生:こわい
芙蓉堂太一:こえー
GM:Eロイス《歪んだ囁き》と《傲慢な理想》×2の三つ!
GM:振りたい奴だけ振るがいい!
夏川ミナ:ふるよ!
朝倉侑生:ふる!
芙蓉堂太一:ふる!
GM:ふるふる
朝倉侑生:129-3d10
DoubleCross : (129-3D10) → 129-14[10,2,2] → 115

夏川ミナ:133-3d10
DoubleCross : (133-3D10) → 133-15[8,5,2] → 118

芙蓉堂太一:132-3d10
DoubleCross : (132-3D10) → 132-16[5,10,1] → 116

夏川ミナ:2倍かな。
朝倉侑生:同じくー
夏川ミナ:118-8d10
DoubleCross : (118-8D10) → 118-50[10,8,5,2,10,6,5,4] → 68

GM:ヘイヘイ!
芙蓉堂太一:二倍で。
夏川ミナ:安全!帰還!
朝倉侑生:115-8d10
DoubleCross : (115-8D10) → 115-46[9,9,3,4,5,4,6,6] → 69

芙蓉堂太一:116-8d10
DoubleCross : (116-8D10) → 116-46[9,2,6,4,1,5,10,9] → 70

朝倉侑生:下がったー
GM:全員帰還成功!オメデトー!オメデトー!
芙蓉堂太一:帰還ー!
朝倉侑生:やったー!おかえりー!ただいまー!
夏川ミナ:3点だ!
夏川ミナ:ただいまただいま!
GM:ハッピーエンドの準備が整った!!
朝倉侑生:結婚式!
GM:だれの!
芙蓉堂太一:!?
朝倉侑生:ええっ
GM:◆バックトラック END◆

◆エンディング1◆登場PC…全員登場

GM
GM:こうして、学園島で起きたティエラ王国王女誘拐事件は解決した。
GM:王女に関する心無い噂話も、情報屋と真実追求報道部などの活躍によって解消。
GM:王女は当初の予定通りの日程で学園生活を終え、今日、帰国前のセレモニーに参加する。
GM:その直前に、キミ達は王女の控室へと呼ばれていた。
夏川ミナ:「“ジェミニ”夏川ミナ、参りました」
夏川ミナ:ぴしっと気をつけ姿勢。
朝倉侑生:「“メテオール”の朝倉侑生も参りました~★」
芙蓉堂太一:「どうも。芙蓉堂です」少し落ち着かない様子で。
GM:王女はアカデミアの学生服ではなく、大きく肩を出した白いドレス姿。頭には王冠を頂いている。
芙蓉堂太一:(……綺麗だな……)ぼんやりと眺めている。
アルマテーラ:「皆様、お疲れの所をお集まりいただきありがとうございます」
朝倉侑生:「なんだか久しぶりにアルマテーラ様に会った気がするよ~」
アルマテーラ:「そうですね。なんだかごたごたしてしまって、少し残念です」
芙蓉堂太一:(なんだか、下手な口を利いちゃいけないような感じもする)
アルマテーラ:「皆様には本当にお世話になりっぱなしで、感謝してもしきれません」
夏川ミナ:「いえ。それが我々の役目ですので」
芙蓉堂太一:「そんなことは、ありません。僕たちもアルマテーラ様を案内できて、とても楽しかった」
夏川ミナ:「それに、アカデミアにいらっしゃる間はアルマテーラ王女様は“生徒”ですから」
夏川ミナ:「お友達の案内をしたり、世話をするのは当然のことです」
朝倉侑生:わざとらしくウムウムと頷いている。
アルマテーラ:「夏川様は、何に取り組むにも、とても真剣でいらっしゃいますね」
アルマテーラ:「芙蓉堂様も、わたくしと過ごす時間を楽しんでいただけたのなら、こんなに嬉しい事はありません」
芙蓉堂太一:「……はい」少し笑う。
アルマテーラ:「錠前も、皆様には感謝してもしきれないと言って……」
錠前絡:「王女!」
朝倉侑生:「あ、そういえば絡くんは…おっと」
GM:足早に近づいてきた錠前がメガネをかけ直し、咳払いをする。
錠前絡:「私はそのような事は言っておりません。学生にしてはそれなりに評価はできると言っただけのこと」
朝倉侑生:「いや~、照れるな~」
錠前絡:「くっ、何がだ!」
夏川ミナ:「絡お兄……おじ……? お兄さまの最初の態度から考えると」
夏川ミナ:「こうして評価して頂けるのは頂けるのは嬉しい事ですね」
錠前絡:「ぬうっ……!」
GM:眉間にしわを寄せる錠前。王女はその様子を見て、口元を隠し、笑いを堪えている。
芙蓉堂太一:そんな王女を見て、自然と笑顔になる。
朝倉侑生:「でも、絡くん、最初はあんなーに怖い顔してたけど」
朝倉侑生:「今はどーう?ボクの事好きになっちゃったでしょ」
朝倉侑生:「素直に言っていいんだよ?」ウインク。
夏川ミナ:飛んで行くウインクを目で追う。
錠前絡:「……ふん」
GM:ウインクを躱さず、正面から受け止める。
錠前絡:「まあ、君たちの協力もあり、暗殺者どもを捕える事ができた。ティエラへ帰り、首謀者共へ突きつければ、王女の状況も少しはマシになろう」
錠前絡:「その点は……なんだ。つまり」
錠前絡:「……している」
朝倉侑生:「うーん?」
錠前絡:「か、感謝していると言ったのだ!何度も言わせるな!」
GM:ものすごい小声で早口だ。
朝倉侑生:「うーん、よくわかんないな~!もっかい聞かなきゃかなー、あはははは!」
夏川ミナ:《ウサギの耳》でそれをキャッチしている。
夏川ミナ:「“感謝している”と……あ、言い直してくれましたね」
芙蓉堂太一:「やあ、嬉しいですねえ、そういうの」
夏川ミナ:「ずっと思っていましたが、我々の護衛をこっそり見守っていてくれた事といい」
夏川ミナ:「もしかすると絡お兄さまはいい人なのではないでしょうか」
錠前絡:「なっ……」
GM:あまりにストレートな言葉に、開いた口がふさがらなくなっている。
朝倉侑生:「おっ、照れてる照れてる」
アルマテーラ:「ふふ。錠前の負けです」
芙蓉堂太一:「まあもう今では見るからにいい人だよね」
錠前絡:「ぬ……んむ……」
朝倉侑生:「太一くんが言うとなんだか説得力があるねえ」
芙蓉堂太一:「備考欄に書いちゃおう。いい人って」
錠前絡:「なんだ備考欄って!」
朝倉侑生:「ボクの事好きって書いといて!」
夏川ミナ:「書きましょう」
錠前絡:「書くか!バカ!」
芙蓉堂太一:「はいはいっと」
係の人:「王女、そろそろ記者会見が始まります。準備お願いしまーす」
アルマテーラ:「あ、はい。いま参ります」
朝倉侑生:「あれえ、もうそんな時間?」
アルマテーラ:「行かなければなりません。ずっとこのままお話していたいのですが」
夏川ミナ:「アルマテーラ様」
アルマテーラ:「はい」
夏川ミナ:「またタワーに登りたくなったり、食堂のごはんを食べたくなったり、水族館に行きたくなったらいつでもアカデミアへおいで下さい」
夏川ミナ:「私はいつでも、“アルマテーラ・フォンド・ティエラ”の友達です」
芙蓉堂太一:(……夏川さんは、いつも適切なことを言う)
アルマテーラ:「夏川様……」
アルマテーラ:「ありがとうございます。心から、嬉しく思います」
朝倉侑生:「そーだねえ」
朝倉侑生:「そしたら、次は、アルマテーラ様じゃなくて、アルマテーラちゃんって呼んだ方がいいのかもしれないし」
芙蓉堂太一:(朝倉くんは、いつも思ったことを真っ直ぐに言う)
朝倉侑生:「あとねー、アルマテーラ様」
アルマテーラ:「はい」
朝倉侑生:「今度ね、ミナちゃんがぜひ食べてほしいメニューがあるって言うから」
朝倉侑生:「そのときは、ボクも混ぜてね★」
アルマテーラ:「はい。是非、ご一緒しましょう」
芙蓉堂太一:(僕は……)
芙蓉堂太一:「アルマテーラ様」
芙蓉堂太一:「どうか、元気で、幸せでいてください」短い言葉に、精一杯の気持ちを込める。
GM:王女は口を開き、何かを言いかける。
アルマテーラ:「……」
アルマテーラ:「……はい。芙蓉堂様も、どうぞお元気で」
芙蓉堂太一:「辛いことがあっても、僕らはいつでも味方です」
芙蓉堂太一:「それを覚えていてください」
アルマテーラ:「はい……。わたくしも、遠く、ティエラの地から。皆様の事を思っています」
GM:押し殺すような声。
GM:王女は頭を下げ、記者会見の場所へと向かう。
芙蓉堂太一:「……」こちらも口を開きかけ、また閉じ。
芙蓉堂太一:じっとその背中を見送る。
朝倉侑生:「………」その様子を横目に見る。
夏川ミナ:「良いのですか。芙蓉堂太一」
夏川ミナ:「何か言いたいことがあったのでは」
芙蓉堂太一:「いや、僕はもう、あれで十分」
朝倉侑生:「…綺麗だって言ってあげればよかったのに~」
朝倉侑生:「王女様のドレス姿、素敵ですねーって…」
芙蓉堂太一:「明日には別の世界なんだからさ。これくらいがいいんだよ」やせ我慢をする。
芙蓉堂太一:「そんなの照れくさいよ!」
GM:王女の後ろをついて行こうとした錠前が振り返り、そんなキミ達の様子を一瞥する。
錠前絡:「……」
朝倉侑生:「そ~かな~、喜んでくれるんじゃない……ん?」
朝倉侑生:絡くんの視線に気づく。
錠前絡:「残念ながら、アルマテーラ様の兄弟は」
錠前絡:「王宮の権力と金にしか目が向いていない連中に取り込まれている」
GM:独り言のように、そっぽを向いて呟く。
錠前絡:「よって、王位を継ぐ資格を持つのはアルマテーラ様以外にいない。私はずっとそう思っていた」
夏川ミナ:「過去形ですか」
錠前絡:「うむ。それは、王女の気持ちを考えず…一つの道を押し付ける事になってしまうと気付いたからだ」
朝倉侑生:「ってことは」
朝倉侑生:「アルマテーラ様は王位を継がなくなるかもってこと?」
夏川ミナ:「……あ、なるほど。」
錠前絡:「可能性は低いがな。私は色々と、道を模索してみようと思う」
錠前絡:「やってみもせずに諦めるわけにはいかないからな」
朝倉侑生:「あっは!良い事言う!」
芙蓉堂太一:「……」
芙蓉堂太一:「あの、僕が言うのもなんなんですが、アルマテーラ様のこと、どうかよろしくお願いします」頭を深く下げる。
朝倉侑生:「ボクもそーいうの好き!やりたい事は、やんなきゃね…」
朝倉侑生:言いながら太一くんへ視線を向けよう。「およ」
芙蓉堂太一:「どうか、あの人が自分で選びたい道を選べるように」
錠前絡:「精一杯の努力はする。この島の、勇敢な騎士たちに笑われないように」
錠前絡:「では、さらばだ」
芙蓉堂太一:「……はい!」
GM:錠前も、どこか足早に去って行く。
朝倉侑生:「ばーいばーい。また会おうね~」
夏川ミナ:「絡お兄さまも、いつでもアカデミアへおいで下さい」
夏川ミナ:「お元気で」 ぺこりと頭をさげる。
芙蓉堂太一:「さようなら」ぽつりと呟く。
芙蓉堂太一:「これで……さようなら、だね」
芙蓉堂太一:(それでも、王女様の前の道が少しでも多くあるなら)ぎゅっと手を握り締める。
芙蓉堂太一:(それでいいんだ)
夏川ミナ:「寂しいものですね」
朝倉侑生:「だねー。短い時間だったけど、なんかすっごい長く感じたなーって」
芙蓉堂太一:「これから、また日常に戻るのかあ……」
夏川ミナ:「暗殺騒動やディオゲネスクラブなど色々ありましたが、よく考えてみれば」
夏川ミナ:「我々もまた、王女様の案内をしながらアカデミア内を観光していたと言えるのですね」
夏川ミナ:「楽しい任務。楽しい休日でした」
朝倉侑生:「ボクらも休日を楽しんでたってこと?あは」
芙蓉堂太一:「アカデミアの休日、だね」
芙蓉堂太一:「で、休みの日は、いつもいいところで終わっちゃうんだ」
朝倉侑生:「…太一くん」その顔を覗き込む。「ちょーっと、忘れてることない?」
芙蓉堂太一:「ん?」
朝倉侑生:「王女様はもちろんだけど」
朝倉侑生:「ボクらだって、明日からは、こんな風に毎日顔を合わせることもないでしょ」
朝倉侑生:「学年違うし、ボクなんか中等部だし、っていうかボクが一番二人と会わなくなる気がする」
芙蓉堂太一:「……そっか」
芙蓉堂太一:「そうだよねえ、思えば不思議な取り合わせだ」
夏川ミナ:「さみしいですね」
夏川ミナ:「ようやく、二人と仲良くなれた気がするのですが」
芙蓉堂太一:「うん。王女様と、それから三人でいれて。すごく楽しい休日だったよ」
朝倉侑生:「ボクの事で聞きたいことがあるときは、ぜひぜひ相談してね★なんでも答えるよ★」
芙蓉堂太一:「じゃあ、それ以外で困ったことがあったらいつでも呼んでよ。情報屋に任せて」
芙蓉堂太一:すっと手を差し出す。
朝倉侑生:「ボクも、学園一の情報通の腕は信用してるからね」
朝倉侑生:にこっと笑って、その手に自分の手を重ねる。
夏川ミナ:「?」 不思議そうに見ている。
夏川ミナ:「それは、何かの儀式でしょうか」
朝倉侑生:「青春の1ページの中じゃ、大切な儀式だよ」
芙蓉堂太一:「まあ、そうとも言うかな。わりとキラキラだと思うよ?」
夏川ミナ:「そうなのですか」
朝倉侑生:「ほーらほら、ミナちゃんも早くおいでよ」
夏川ミナ:「む」 手をうろうろさせる。
夏川ミナ:「こうで良いでしょうか」
夏川ミナ:一番上に手を乗せる。
芙蓉堂太一:「そうそう」
夏川ミナ:「二人の行動を見るに、手を乗せた際は抱負も語らなくてはいけないのですね」
芙蓉堂太一:「え? いやそれは必須ではないけども」
朝倉侑生:「あはははは!何それ!」
朝倉侑生:「せっかくだから言ってほしーよ!聞きたい!」
夏川ミナ:「“ジェミニ”夏川ミナです。友情を育み、勉学に励み、恋愛を経験するという任務を達成すべくアカデミアにやってまいりました」
夏川ミナ:「現在は風紀委員として活動しています。何かあれば、いつでも高等部までご連絡ください」
朝倉侑生:「ぷはっ!真面目!」けらけら笑いながら聞いている。
夏川ミナ:「真面目すぎますか」
朝倉侑生:「この真面目は面白いからこれでいーよ~」
芙蓉堂太一:「夏川さんらしいよねえ。いいんじゃない?」
朝倉侑生:「いいよね~」
夏川ミナ:「……」 本当にちょこっとだけ
夏川ミナ:「ふふ」 
夏川ミナ:小さく笑う。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一、朝倉侑生。ありがとうございます」
朝倉侑生:「うん」こっちも笑い返す。演技かかってない、普通の笑い方で。
芙蓉堂太一:「こっちこそ。ありがとね」目を薄く開け、微笑む。
朝倉侑生:「……で、これ、どーすんの?円陣でしょ?」太一くんに言う。
朝倉侑生:「何か掛け声とか。あるの?」
夏川ミナ:「掛け声ですか」 手を乗せたまま。
芙蓉堂太一:「えーと、音頭取らなきゃだよね。えー」
朝倉侑生:「そしたらミナちゃん、ぐいっと押してね。掛け声に合わせて」
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:「こうですか」 ぐいぐい押す。
朝倉侑生:「あっ早い!早いよ!もー!」
芙蓉堂太一:「はいはい、今からやるから」すう、と息を吸い。

芙蓉堂太一:「アカデミアッ! オー!」
朝倉侑生:「おーっ★」
夏川ミナ:「おー」

GM:◆エンディング1 END◆

◆エンディング2◆PC登場不可

GM:椅子に座る王女に、眩しいフラッシュが次々と浴びせられる。
GM:いくつものマイクは、報道部、暗黒報道部、真実追求報道部など。
GM:王女は記者たちの質問に一つずつ答えていく。
記者:「今回、アカデミアで様々な生徒たちと交流を持ったかと思いますが。印象はいかがだったでしょうか?」
アルマテーラ:「皆、自由で、優しく、強い方ばかりでした」
アルマテーラ:「ある生徒は……そうですね。とてもしなやかな感性を持ち、自信と魅力に溢れていました」
アルマテーラ:「そして誰かのために憤ったり、不自由な考え方を諭してくれたり、とても親しみやすい方でした」
アルマテーラ:「また、ある生徒は、自分に足りないものを探すためにとても真剣に考えをめぐらせる方でした」
アルマテーラ:「その、未知を恐れずに向かっていく強さと勇敢さに、わたくしは学ぶものが大きかったと思っています」
アルマテーラ:「それから、ある生徒は…様々な情報を持ち、それをわたくしのために一生懸命に使ってくださいました」
アルマテーラ:「情報とは力です。力を蓄えることは恐ろしく、常にその扱い方を問われるものです」
アルマテーラ:「理性をもって、人々の幸せのために力を使えると言う事は、わたくしはすばらしいことと感じます」
記者:「ありがとうございます。では、次に」
記者:「王女は学園島の様々な場所をご覧になったと思いますが。一番印象に残った場所はどちらでしょうか」
アルマテーラ:「どの場所も、みなそれぞれにすばらしく……」
GM:王女は言葉を切り、少し考えて言った。
アルマテーラ:「水槽です」
記者:「はい?」
アルマテーラ:「わたくしの心を捕えたのは、なんといっても深海魚の水槽でした」
GM:顔を見合わせ、ざわめく記者たち。
GM:その様子を見て、王女はくすりと笑うのだった。
GM:◆エンディング2 END◆

◆エンディング3◆登場PC…夏川ミナ、朝倉侑生

GM:アカデミア中央病院
GM:ここには、今回の事件による怪我人が入院している。
GM:番長連の甲斐断二もその一人だ。
夏川ミナ:相変わらず制服を着てます。手には花束。
夏川ミナ:番長連のささきさんからだ。
夏川ミナ:事情を話したところ「でも悪い奴ではないから」と言われたし、私も実際そうだと思う。
夏川ミナ:「失礼します。」
甲斐断二:「ぬぬぬぬぬぬぬううう……!」
GM:病室へ入ると、そこには
GM:「反省中」と書かれた巨岩を背負い、脂汗を垂らしながらスクワットをしている甲斐の姿があった。
夏川ミナ:「失礼しました」
夏川ミナ:くるりと背を向ける。
甲斐断二:「ぬお!待ってくれい、夏川!ぐわーっ!」
GM:気が緩んだ拍子に巨岩の下敷きに!
夏川ミナ:「あ、死にそう」
夏川ミナ:「ふう」
夏川ミナ:ごろごろと岩を押して救助します。
夏川ミナ:「何をしているのですか。甲斐断二」
甲斐断二:「うう…す、すまんのう。あれだけ迷惑をかけておいて、今また助けられてしもうた」
甲斐断二:「番長連の一員ともあろうものが情けない」
夏川ミナ:「そうですね。王女様に一目惚れしたところまでは良いとして」
夏川ミナ:「数々の逸脱行為、更にはディオゲネスクラブに操られての王女様の拉致など」
夏川ミナ:「かなり大変でした」
夏川ミナ:「主に私たちが」
甲斐断二:「ぐふう……め、面目ないのう」
夏川ミナ:「……」
GM:甲斐は床に額をこすりつける勢いで土下座姿勢である。
夏川ミナ:「ただ」
夏川ミナ:「覚えていますか?私が……“タウラス”だった貴方に言った事なのですが」
甲斐断二:「むう?」
夏川ミナ:「“ある一人の人間のそばにいると、他の人間の存在など全く問題でなくなることがある”」
夏川ミナ:「……“それが恋というものである。”」
夏川ミナ:「私も、恋や愛に関しては手探り状態ですし」
夏川ミナ:「あなたの気持ちそのものを否定するつもりは、ありませんよ。甲斐断二」
夏川ミナ:「職務熱心なあなたがやりすぎてしまうくらい、恋とは強烈なものなのでしょうから」
甲斐断二:「……夏川は優しいのう」
甲斐断二:「しかしわしは、肝心の……自分の好きな相手。王女の心も見えとらんかった」
甲斐断二:「そんな恋心は、やっぱり間違いだったんじゃのう」
夏川ミナ:「今回に限ればそうですね」
夏川ミナ:「ただ、恋とは最小の世界。“わたし”と“あなた”、二人だけの世界だそうですから」
夏川ミナ:「究極的には、結ばれた二人が幸せであればそれで良いのかもしれません」
夏川ミナ:「つまり恋愛において “このやり方が正しい”“このやり方は間違い” という概念は厳密には存在せず……」
夏川ミナ:首を傾げる。
夏川ミナ:「むう。これではまるで、私が恋愛のタツジンのようですね」
甲斐断二:「なあに、ワシよりはよっぽど達人じゃぜ」
甲斐断二:「夏川が恋をする相手は、きっと幸せじゃろうな!」
夏川ミナ:「そうでしょうか」
夏川ミナ:「……どちらにしても」
夏川ミナ:「やり方を変えながら新しい恋を探すことを提案します」
甲斐断二:「おお!ワシも早く自分のやり方を見つけて、新たな恋にレッツチャレンジじゃあ!」
甲斐断二:「そして海辺の小さな教会で誓いのチッスをするんじゃい~!ガッハッハッハ!」
GM:甲斐は背を向けて、遠く窓の外を眺め、高笑いをした。
夏川ミナ:「そうですね。誓いのチッスという表現については、かなり鬱陶しいのでやめたほうが良いと思いますが」
夏川ミナ:花を花瓶に生ける。
夏川ミナ:「恋愛初心者として、お互いがんばりましょう。甲斐断二」
夏川ミナ:「競争ですよ」
甲斐断二:「そりゃあいい!ワシも負けんぞう!ガッハッハッハ!」

GM:夏川ミナが去り、病室に一人になった甲斐はまだ高笑いを続けている。
甲斐断二:「ガッハッハッハッハ!ガッハッハッハッハ!」
GM:ぐしゃぐしゃに濡れた顔。小さな指輪を眺め、また笑い続ける。
甲斐断二:「ガッハッハッハ!ガッハッハッハッハ!」
GM:……
GM:今は泣け……ただ、心のままに!
GM:流した涙の中から、お前の新たな恋はきっと始まるのだから…!
GM:……





喫茶店『ワーテルロー』

GM:照明が明るすぎず、しっとりしたジャズがかかっており
GM:自家焙煎のコーヒーが売りの喫茶店だ。
朝倉侑生:わざとらしく大きいサングラスをかけて席に座っている。
夏川ミナ:わざとらしく大きなサングラスを装着してます。
夏川ミナ:そして、手元には念願のクリームソーダ。
朝倉侑生:頬杖をついてその様子を見ている。
朝倉侑生:足元には大量の買い物袋。
朝倉侑生:「うーんと」
夏川ミナ:「なんれひょう」 もごもご。
朝倉侑生:「おいしい?」
夏川ミナ:「はい、かつてないほどに」
夏川ミナ:「上に載っているアイスクリームのせいで、たまに頭痛が……キーンと……しますが」
夏川ミナ:「かつてないほどに、むぐむぐ」
夏川ミナ:夢中でアイスクリームをメロンソーダ部分にひたしてぱくついてます。
夏川ミナ:一口一口が小さいので、全然量が減らない。
朝倉侑生:「そっかー」こちらはカフェオレを啜っています。
夏川ミナ:「あなたこそ良かったのですか、クリームソーダではなくて」
朝倉侑生:「こないだ頼んだし~、違うやつにしてみよーかなーと思って」
夏川ミナ:「違うやつといえば、貴方が見立ててくれたこれもですね」
朝倉侑生:「うんうん!そーだよ!」大仰に頷きながらミナちゃんの格好を眺める。
朝倉侑生:膝丈の白いシャツワンピースに華奢なパンプス。
朝倉侑生:「さっすがボクのセンスだね!超かわいいよ~、ミナちゃん」
夏川ミナ:サングラスをかけたまま、自分の格好をまじまじと見る。
夏川ミナ:「そうでしょうか。貴方がそう言うなら良いのですが」
夏川ミナ:「こういう、ふわふわした服は初めて着ましたし」
夏川ミナ:「この小ぶりな靴も、まるでアルマテーラ王女様が履かれるような靴で」
朝倉侑生:「変な感じ?」
夏川ミナ:「変……変……」
夏川ミナ:「変……というか……」
朝倉侑生:「うん」
夏川ミナ:「胸がそわそわするような、頭がぼーっとするような」
夏川ミナ:「不思議な気持ちです」
朝倉侑生:「……」
朝倉侑生:手をのばす。
朝倉侑生:ミナちゃんのサングラスを外す。
夏川ミナ:「あ」 サングラスを目で追う。
朝倉侑生:「うん」
朝倉侑生:「やっぱり超可愛い」
朝倉侑生:満足げに笑ってこちらもサングラスを外します。
夏川ミナ:「うん」
夏川ミナ:「朝倉侑生も、サングラスをかけていないほうが良いと思います」
朝倉侑生:「ん? あはは、そ~だねえ」
朝倉侑生:ところでこちらはサルエルパンツが特徴的な私服姿です。
夏川ミナ:男の子ルック!
朝倉侑生:「他の服もぜったーい似合う奴選んだからね~!あとで着たら見せてよね~!」
夏川ミナ:「はい。先日、ラインを登録して頂きましたので」
夏川ミナ:「実際に装着した姿を撮影し、それを送らせて頂きます」
朝倉侑生:「あははは!楽しみ!太一くんにも見せてあげよ~」
夏川ミナ:「わたし一人では何も買えなかったと思います。本当に」
夏川ミナ:「ありがとうございます。朝倉侑生」
朝倉侑生:「…んー」
朝倉侑生:「あのさー、ミナちゃん。こないだの戦いのときの話なんだけど」
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:「なんれひょう」 もぐもぐ。
朝倉侑生:「自分で言うのすっごーい嫌なんだけど、超カッコ悪くなってたとき、あったでしょ」
朝倉侑生:「能力使うのがもーギリギリでさー。ぶるぶるーってなってたときに。ミナちゃんが声かけてくれて」
朝倉侑生:「……声かけてくれたのがー、それがー、だからー…」
夏川ミナ:「……あ」 ようやく思い当たる。
夏川ミナ:「なるほど。あの時ですか」
夏川ミナ:「気がついたら声をかけていたのですが、まずかったでしょうか」
朝倉侑生:「もー!忘れてたの!いや忘れてほしーんだけど……その」不機嫌そうにむすっとする。顔を背ける。
朝倉侑生:「ありがとーっていうか…」
朝倉侑生:「…やっぱ今のなし!だめ!こーいうのボク向いてないからパス!」
夏川ミナ:「忘れてはいません。王女様を守るために教会で戦うというシチュエーションは凄まじく劇的でしたから」
夏川ミナ:「ただ、朝倉侑生の事を“超カッコ悪い”とは思わなかったので、思い出すのが遅れていました」
朝倉侑生:「何それー」
夏川ミナ:「たくさんの暗殺者を撃ちぬいた一撃、見事でした」
朝倉侑生:「……」
夏川ミナ:「私が“タウラス”の攻撃を受けた際、声をかけてくれたのは大変励みになりました」
夏川ミナ:「体力が限界に近い中、最後の一撃を放つ姿は格好良いと感じました」
朝倉侑生:「…む、む、む」
夏川ミナ:「これらの要素から、超カッコ悪いというのは否定します」
朝倉侑生:机につっぷす。「何それ……信じらんない…ほんと信じらんない……」
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:むぐむぐとアイスクリームを口に運ぶ。
夏川ミナ:「あ、そうだ。こちらも言わなければならないことがあったのでした」
朝倉侑生:「……何?」
夏川ミナ:「いえ」
夏川ミナ:「今回の任務では……今日の買い物もですが。貴方には大変お世話になりました」
夏川ミナ:「水族館で隠密護衛をしたのも、本当に楽しかったです」
夏川ミナ:「学部は異なっても、貴方ともっと一緒にすごして、もっとお話をしたい。そう思います」
朝倉侑生:「ブッ」
朝倉侑生:噴出す。
夏川ミナ:「うわ」 吹き出したカフェオレを避ける。
朝倉侑生:「ミナちゃ…ぷっ、ちょ…あははははは!な、なにそれ!」
朝倉侑生:「告白みたいになってるよ~!あははは、他の人にそんな風に言っちゃダメだからね~」
夏川ミナ:「む……」
夏川ミナ:「では、ええと」
朝倉侑生:「うん?」
夏川ミナ:「もっとゆるーく……そう」
夏川ミナ:強力なパンチを繰り出していたとは思えない、細い手を差し出す。
夏川ミナ:「これからもよろしくね、侑生」
朝倉侑生:「うん、気楽にね」
朝倉侑生:微笑んで、こちらもその手を握り返す。
朝倉侑生:「こっちこそ。キミに会えて楽しーよ、ミナちゃん」

◆エンディング4◆登場PC…芙蓉堂太一

GM:青く晴れ渡った空の下。一台の巨大なヘリがローターを回転させ、爆音を響かせている。
GM:ティエラ王国の紋章がついたMI-26。
GM:王女たちを乗せ、これよりティエラ王国へと帰還するのだ。
芙蓉堂太一:ヘリポートの隅にぽつんと立っている。
芙蓉堂太一:挨拶をするつもりはない。気付かれるつもりもない。ただ、見届けたかっただけだ。
芙蓉堂太一:「……いい天気だなあー」空を見上げたりする。
GM:ヘリの音がいよいよ大きくなり始める。間もなく離陸するのだろう。
芙蓉堂太一:「……」
芙蓉堂太一:(言いたいこと、か。ありすぎて困るくらいあって……何も言えなかったなあ)
GM:その時。
GM:白いシルエットがひとつ、ヘリのドアを開けて地面に降りた。
GM:その人影は走ってこちらへ近づいてくる。
芙蓉堂太一:(え?)
芙蓉堂太一:(ちょっ、ちょっと待って)周りを見渡すが、当然誰もいない。
GM:ドレスのスカート、その長い裾を持ち上げ、息を切らせて走ってくる。
GM:銀色の髪をなびかせて。
芙蓉堂太一:「アルマテーラ、様」
芙蓉堂太一:慌ててこちらからも駆け寄る。
アルマテーラ:「はあっ、はあっ、はあっ……」
GM:立ち止まったアルマテーラは苦しそうに項垂れ、呼吸を整える。
芙蓉堂太一:「な、何やってるんですか! 出発するところじゃあ」
GM:王女は、汗の浮かんだ顔を上げた。
アルマテーラ:「わたくしは――」
GM:ヘリの音が大きく、聞き取れない。
芙蓉堂太一:「えっ?」聞き返す。
アルマテーラ:「わたくしは!」
GM:せいいっぱい、声を張り上げている。
アルマテーラ:「本当は!!昨夜、お別れの挨拶をたくさん考えて来たのです!!」
アルマテーラ:「眠れなくなるほどに、考えてきたのです!!」
アルマテーラ:「でも、言えなかった!!」
芙蓉堂太一:ぽかんとした顔で、立ちすくむ。
アルマテーラ:「言いたくなかったのです!」
芙蓉堂太一:「ぼ、僕は」
芙蓉堂太一:「――」下を向き、考え、意を決してまた前を向く。
芙蓉堂太一:「僕だって、言いたくない! でも、言えないじゃないですか!」
芙蓉堂太一:「もっと一緒に学園を見たかったとか! 沢山楽しいことしたかったとか! そんなわがまま言えないじゃないですか!」
GM:その眼いっぱいに涙をためて、王女は君を見つめている。
芙蓉堂太一:「僕は、まだお礼も言えてないのに」
アルマテーラ:「お礼……?」
芙蓉堂太一:「ずっと、昔のことばかり気にして、目立つことを避けて、そして、この島に閉じこもって」
芙蓉堂太一:「そんな僕を変えてくれたのはあなたです! 僕は、いろんなこと、考えられるようになった!」
芙蓉堂太一:「外のこと、これからのこと。今まで考えたこともなかったようなこと。あなたのおかげなんです!」軽くにじんだ涙を拭う。
アルマテーラ:「そんな……そんな、わたくしの方こそお礼を言わなくてはなりません」
アルマテーラ:「誰かが何かを変えてくれることを、漠然と期待していたわたくしに、貴方は言ってくださいました。恋も学びも、思うままだ、と」
アルマテーラ:「わたくしは、わたくしの思うように生きることを諦めません。この先も、ずっと!」
芙蓉堂太一:「僕……僕は」
芙蓉堂太一:「そんなあなたのことを、何よりも眩しいと思います」
芙蓉堂太一:ポケットをあちこち探り、何かを取り出す。
芙蓉堂太一:「あの、これ」アルマテーラの手を取り、小さなものを握らせる。
アルマテーラ:「……これは」
芙蓉堂太一:塗装の少し剥げた、ラッキーメダル:ホワイト。
芙蓉堂太一:「こんなものしかなかったんです。どうか、持っててください」
芙蓉堂太一:「僕の、お守りです」
アルマテーラ:「わたくしの、宝物にいたします」
GM:王女は微笑み、そのメダルを胸に抱いた。
アルマテーラ:「……手紙を、送ります」
芙蓉堂太一:「待ってます。それに」
芙蓉堂太一:「僕、これからのこと考えたんです。……いつか、きっとあなたに会いに行く!」
芙蓉堂太一:「いつになるか、どんなことになってるか、わからないけど。やってみもせずに諦めるわけにはいかないって錠前さんも言ってました」
アルマテーラ:「……はい」
GM:微笑んだ王女の眼から、ぽろぽろと透明な滴が零れ落ちる。
アルマテーラ:「はい。待っています。きっと、きっとですよ」
芙蓉堂太一:『噂話と渡り鳥は、千の峰を越えてもやって来る』たどたどしいティエラ語のことわざ。調べたばかりのものだ。
芙蓉堂太一:「僕は"ア・リトル・バード"。必ずあなたのところにたどり着きます」
芙蓉堂太一:「待ってて」
アルマテーラ:「はい……」
アルマテーラ:「待ちます。また会える日を……!」
芙蓉堂太一:小さな手を握り締める。
GM:その時。
GM:素早く……ほんの一瞬、王女の唇が、芙蓉堂太一の唇に重なった。
GM:次の瞬間には、王女はキミの手を振りきり、駆けだしている。
芙蓉堂太一:「!」あまりのことに呆然とし。
芙蓉堂太一:「アルマテーラ様……アルマ」ヘリの音で聞こえないように呟く。
芙蓉堂太一:「大好きだよ」声にならない声。
GM:王女を乗せたヘリはゆっくりと離陸し、空の彼方へと消えていく。
芙蓉堂太一:その様子をじっと見守っている。晴れ晴れとした顔で。
芙蓉堂太一:大きく手を振り、それからヘリに背を向けると、歩きだした。
芙蓉堂太一:『これから』に向けて。



これは、人類の危機でもなく、オーヴァードの変革にも関わりの無い、小さな物語。
しかし関わった者たちにとっては、確かに大きな意味を持つ物語。
学園島へやってきた王女と、それを迎えた三人の少年少女の物語だ。
Double Cross The 3rd Edition
「アカデミアの休日 〜遠い国から来た王女〜」

~Fin~





▼ オマケ:コミカライズ