トーキョーN◎VA『アマデウス』 GM:すかいはい

プリプレイ

RL:というわけで、アクトを始めていきましょう
RL:まずはキャストの自己紹介からです
RL:最初はフェイト。エリック・スタインからお願いします
RLhttp://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2ti5GQw
エリック・スタイン:「『良い探偵は良いバーを知っている』 ――父さんの言葉だよ。さ、行こうか」
エリック・スタイン:死んだ父のあとを継いだ探偵です。見た目は17歳くらい。
エリック・スタイン:見た目は、というのは幼少時の記憶が皆無で、正しい年齢がよくわかんないから。
エリック・スタイン:このご時世に紙の手帳と万年筆とクラシックなアメリカンバイクを愛する変わり者!
エリック・スタイン:そういうことで、スタイルはフェイト◎カブトワリ●ハイランダー。
エリック・スタイン:探偵としての仕事をこなしつつ、身を守る為のピストルカラテを身につけてます。
RL:キーはフェイトではなくカブトワリなのですね
エリック・スタイン:キー!
エリック・スタイン:常にフェイトとして生きているので、カブトワリ的なナニはあくまで表には出さないのですが、えーと、そうなると
エリック・スタイン:フェイト◎●になるのかな・・・ちょっとお待ちください!
RL:キーはそのキャストの本質ですね。ペルソナは表向きの姿という感じです
エリック・スタイン:あ、そうなるとフェイト◎●かな。カブトワリ的技能を出すのはどうしても必要に迫られた時ですから。
RL:なるほど。キャストとしては、どこまでも探偵というわけですね
エリック・スタイン:そうですね。
エリック・スタイン:父の遺した言葉を手帳にメモっているので、これをハイランダーの《隠れバディ》演出として使っていきたいと思います。
RL:おお、なるほど。
エリック・スタイン:そんなところです!
RL:了解です!
RL:それではそんなエリックのハンドアウトを見ておきましょう
①フェイト用ハンドアウト
コネ:マリア 推奨スート:ハート
キミは探偵である。キミには、マリアという名の親しい友人がいる。マリアは、メジャーデビューを夢見て活動しているストリートミュージシャンだ。簡単な依頼を終え、プライベートな時間を彼女と一緒に過ごしていた時のこと。彼女は近々メジャーデビューをかけたオーディションがあると話し、オーディションへの熱い思いをキミに語った。しかし、マリアの話の中に繰り返し出てきた「アマデウス」という名前がキミはほんの少しだけ気になった。
RL:というわけで、シナリオコネはマリア。
RL:マリアは北米出身の不法滞在者で、N◎VAには身寄りもなく、この街でデビューすることを夢見る小柄な金髪のロッカーガールです。
エリック・スタイン:あ、ちっちゃかった。かわいい
RL:そう、かわいいのだ
RL:コネはしっかりと取得しておくのだぞ
エリック・スタイン:ラジャー!コネは「相手にどう思われてるか」でしたっけ
RL:そう!そうなのです!
エリック・スタイン:そうだったとは・・・
エリック・スタイン:では推奨どおりマリアへのコネはハートで取得!
RL:了解です。よろしくお願いします
RL:では、次のキャストにいきましょう
RL:お次はイヌ。神成ツバメさん、お願いします
RLhttp://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6LGpGgw
神成ツバメ:「――うるさい、黙れ、団体行動を乱すな!」
神成ツバメ:栗色の短髪/光るデコ/太い眉毛
神成ツバメ:というわけで、ブラックハウンド機動捜査課所属の警察官です。21歳、男性。
RL:若い!
神成ツバメ:好きなワードは「確実」「安定」「効率的」、嫌いなワードは「長年の勘」「こだわり」「なんとなく」。
RL:なんと生真面目な
神成ツバメ:わかりやすくクソ真面目で頭でっかちな性格をしています。
神成ツバメ:しかし押しには弱いぞ!言う事を聞かせたい時は強引に迫ろう!
神成ツバメ:スタイルはイヌ◎/カタナ●/カブト。
神成ツバメ:同じブラックハウンドだった父に、幼い頃から剣術を叩き込まれました。
RL:おお、親父殿
神成ツバメ:エリックさんと違って、こちらは父に対しては「古臭い事にいちいちこだわって」って反発している状態です。
神成ツバメ:そんなところですかね!よろしくお願いします!
RL:よろしくお願いします!
RL:それでは神成さんのハンドアウトを確認しておきましょう
②イヌ用ハンドアウト
RL:コネ:赤星ジョージ 推奨スート:ダイヤ
RL: キミは特務警察ブラックハウンドの隊員だ。パトロール中にキミは知人の赤星ジョージと出くわした。赤星ジョージはちんけなダフ屋をやっているチンピラで妙に業界に詳しく、キミもメディア関連の事件で情報を聞き出したことがある。キミがそんな彼から芸能人のサイン入りディスク(偽物)を売りつけられようとしていた時、レイ課長から連絡が入った。どうやら新たな殺人事件が起きたらしい。
RL:シナリオコネは赤星ジョージで推奨スートはダイヤです
神成ツバメ:こいつ、情報を聞き出すとか、できるのかな…
RL:できない可能性が……?
神成ツバメ:あれ……?
RL:そ、捜査はできるといいんですが
神成ツバメ:だ、大丈夫です!たぶん!やる気はあります!
RL:やる気があるなら大丈夫!
RL:では、そんな感じでよろしくお願いします
神成ツバメ:がんばります!
RL:では、次のキャストにいきましょう。
RL:次はクグツ。ソフィー・三司馬さんお願いします
RLhttp://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgIixHAw
ソフィー三司馬:「ハァイ。素敵なビズの匂いね?私も混ぜてちょうだい」
ソフィー三司馬:昔はやんちゃなニューロしてたけど、今じゃ立派な企業戦士。
ソフィー三司馬:金髪を風になびかせ、千早のためならエンヤコラ。
ソフィー三司馬:そんなクグツ/ミストレス/ニューロです。
ソフィー三司馬:大人っぽさとセクシーさとちょっとしたお茶目さを出していきたい。できるのかよ
RL:ちなみに、ペルソナとキーは何ですか?
ソフィー三司馬:ペルソナがクグツでニューロがキーですな
RL:ほうほう。根っこの部分はまだニューロなのですね
ソフィー三司馬:ですね。時々指がタイプする感じにワキワキする癖があります
RL:そんな癖が
ソフィー三司馬:両親は健在で、仲もいいデス。母親はオーストラリア人。
RL:おお、ハーフですね。
ソフィー三司馬:技能的には人を動かして自分では動きません…!
RL:面倒くさがりなのかなぁ
ソフィー三司馬:ひ、人を使うのが得意…的な…
RL:なるほど!
ソフィー三司馬:とはいえ、情報収集ではストリームマップとチャイナドールが火を噴くぜ
RL:やったぜ
ソフィー三司馬:そんな感じでお願いします
RL:それでは、ソフィーのハンドアウトを見ておきましょう
③クグツ用ハンドアウト
RL:コネ:ルンチャイ 推奨スート:クラブ
RL:キミは千早重工後方処理課第三班に所属しているエージェントである。ダーティーワークをこなす日々の中、キミは出社前にルンチャイという男の経営する馴染みの喫茶店に立ち寄った。店内に奏でられるハザード前のクラシックはいつもと変わらずにキミを出迎える。キミがコーヒーの香りを楽しんでいると後方処理課第三班班長の小上紫乃から至急出社するようにとの連絡が入った。少し早いが、仕事の時間だ。
RL:喫茶店のマスターにコネを取ることあんの
RL:まあ、いいや。取得してください
RL:ルンチャイは真面目で無口な男なのでキミとも馬が合うことでしょう
ソフィー三司馬:おざなりィ!?
RL:いい人ですよ
ソフィー三司馬:オーケー…何か意味があると信じて取得しますよ!
RL:意味はある!あるのだ!
ソフィー三司馬:だろうな…!推奨通りクラブで取得しておきましょう
RL:ありがとうございます!
RL:では、最後のキャストにいきましょう
RL:最後はカブキ。リョージさん、お願いします
RLhttp://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY04OFGAw
リョージ:「うぇーい、リョージっす。『シャークサッカー』今度新譜出すんでよろしく」
リョージ:売れないパンクバンド『シャークサッカー』のヴォーカル兼ベーシスト。風刺の利いた曲が得意。
リョージ:風体はツンツン頭にピアスのわかりやすいパンクス。体型はひょろひょろで態度はだるだる。
リョージ:ライフパス的には、子供の頃、透き通る歌声を買われて歌手としてメディアにも多少露出していました。今は見る影もなく掠れた声。
リョージ:昔のことは忘れたいが、スポットライトの味は忘れがたいらしく、バンドをメジャーにすべく活動中。
リョージ:スタイルは◎●カブキ/カリスマ/トーキー。感情型。
RL:めっちゃカブキ!
リョージ:カブキってるぜ!
リョージ:範囲化した精神攻撃でどうにかする予定! あと《ニュースソース》でミドルもがんばります。
RL:強いぜ
リョージ:イエーイ
リョージ:そんな感じです!
RL:ありがとうございます!
RL:では、そんなリョージのハンドアウトはというと
④カブキ用ハンドアウト
RL:コネ:マクドナルド 推奨スート:クラブ
RL:ミュージシャンであるキミに千載一遇の機会がやってきた。決して表に姿を現さないという伝説のミュージシャン・アマデウスがプロデュースした新曲の歌手を決めるオーディションが開かれるのだ。もし受からなかったとしても、伝説のミュージシャンに近付ける良いチャンスだ。会場へと向かう途中、キミはこのオーディションについての情報を知らせてくれたマクドナルドという男と会う。マクドナルドは業界には詳しいものの頭のネジが緩んだような男で、キミによく分からない激励の言葉を贈るのだった。
RL:なんとあのアマデウスの歌を歌えるかもしれないのだ!
リョージ:すごいぞ!
RL:オーディションに受かればスターダムをのし上がれるのは間違いない!
リョージ:これは狙っていくしかないぜ
RL:そして、シナリオコネはマクドナルド
リョージ:よく分からない激励の言葉とは
RL:なんか会話の受け答えがおかしいことで有名な男です
リョージ:楽しみだなあ
RL:コネを取っておいてください
リョージ:では、シナリオコネはクラブで取得します。
RL:ありがとうございます!
RL:では、キャストの自己紹介はこれで終了。
RL:キャスト間コネクションを取ってもらいましょう。
エリック・スタイン:よしきた。
RL:フェイトからイヌ、イヌからクグツ、クグツからカブキ、カブキからフェイトという感じで取ってください
RL:コネは相手からどう思われているのかなので、相談したりしながら取るといいでしょう
エリック・スタイン:僕はリョージに対して「面白い奴だな」って思ってますね。
リョージ:おお、じゃあ感情ですかね
神成ツバメ:ツバメはエリックくんについて「仕事に変なこだわりを持ち込むとは何事だ」って思ってます。
エリック・スタイン:ですね!
エリック・スタイン:となると、ツバメ君は理性かなあ。
神成ツバメ:それが一番しっくりきますかね
エリック・スタイン:おっけい!
リョージ:リョージ→ソフィーさんは「いい姉ちゃんじゃん」みたいな。感情ですかね。
ソフィー三司馬:いい姉ちゃんヤッター
ソフィー三司馬:ソフィー→ツバメくんは、真面目なのはいいけどちょっとカタ過ぎ、と微笑ましく見守る感じでしょうか
神成ツバメ:ほほう、そうなると感情かなあ
ソフィー三司馬:ですね。どうも感情が多くなるw
RL:ありがとうございます!
リョージ:今回ビジネスライクな人があんまりいないですしね
RL:キミたちもっとサツバツとしてもいいのよ
RL:では、キャスト間コネクションはこれで終了。
RL:それからアクトの間、各キャストは外界と同じだけの報酬点をもらえるのでどっかその辺にメモっておくとよいでしょう
ソフィー三司馬:エリックくん外界高っ
エリック・スタイン:おっと、そんな便利機能が
RL:これでアクト前に準備はだいたい終了ですね。
神成ツバメ:はーい
ソフィー三司馬:あ、手札置場作ってなかった
エリック・スタイン:ふふふ、僕は探偵だからね。社交性がないと死ぬのさ
RL:最後にトランプとタロットの準備をしましょう
RL:全員、手札置き場を作って手札を四枚引くがいいよ
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:リョージが「リョージ」のカードを受け取りました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「ソフィー三司馬」のカードを受け取りました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:神成ツバメが「神成ツバメ」へカードを渡しました。
どどんとふ:神成ツバメが「神成ツバメ」のカードを受け取りました。
エリック・スタイン:作りました。そして引きました。4枚!
リョージ:こちらもOKです
神成ツバメ:OK!
ソフィー三司馬:OK~
RL:それでは、次にニューロデッキから自分のキーとなるタロットを用意してください。
RL:それがキミたちの切り札だ!
どどんとふ:「リョージ」が「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札を参照しています。
どどんとふ:「エリック・スタイン」が「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札を参照しています。
どどんとふ:「神成ツバメ」が「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札を参照しています。
どどんとふ:「ソフィー三司馬」が「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札を参照しています。
エリック・スタイン:切り札を掴みとれ!
リョージ:オッケーです
ソフィー三司馬:こちらもおK
神成ツバメ:おっけーです!
RL:了解です。それではこれでアクト前の準備は全て完了
RL:アクトトレーラーを読み上げていよいよアクトに入っていきましょう
アクトトレーラー
天才は逝ッちまった。ある日、突然に。
しかし、誰も彼の「死」を認めはしなかった。
強すぎる光は影を遺した。
影は、新しい光となった。
アマデウス――神に愛されし天才。
サリエリは、アマデウスを殺す。
その曲は、鎮魂歌(レクイエム)となるのか?


トーキョーN◎VA  THE AXLERATION 『アマデウス Amadeus』
運命の扉は16ビートとともに開かれる。

RL:というわけで、トーキョーN◎VA  THE AXLERATIONシナリオ 『アマデウス Amadeus』!始めていきたいと思います!
RL:よろしくお願いします!
エリック・スタイン:宜しくお願いしまーす!
リョージ:よろしくお願いします!
神成ツバメ:いえーい!よろしくお願いします!
ソフィー三司馬:よろしゃーす!

RL:まずはオープニングフェイズから。
RL:最初のオープニング、シーンプレイヤーは神成さんです。
RL:シーンカードをめくります。
RL:かくて、運命の扉は開かれた。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「アラシ」
RL:アラシ……?
神成ツバメ:……?
ソフィー三司馬:そっそれは基本ルルブにないスタイル!
エリック・スタイン:ゲームセンター?
ソフィー三司馬:とりあえず捨てて、引き直すのも手です
どどんとふ:RLが「アラシ」を捨てました。
RL:まったくもう!これだからどどんとふは!
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「トーキー」
RL:シーンカードはトーキー。
神成ツバメ:トーキー!
RL:明るさ、公平さ、そういったイメージのシーンになるのかもしれない。
神成ツバメ:かもしれない運転!
RL:オープニングは他のキャストは登場不可ですが、登場判定に失敗して手札を回しておくことは可能です
リョージ:では手札回させてください
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ダイアの2」
ソフィー三司馬:あ、自分も回しておこう
どどんとふ:リョージが「ダイアの2」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:以上!
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「クラブの3」
どどんとふ:ソフィー三司馬が「クラブの3」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
ソフィー三司馬:OKです
RL:エリックはどうします?
エリック・スタイン:ぬ!
エリック・スタイン:僕は・・・そうだなあ。良い手札が揃ってるので失敗はしなくていいや。このままでいこう。
RL:了解です。
RL:では、改めて神成さんのオープニングを描写していきましょう。
RL:タタラ街の路上。
RL:ひしめき合うブラックマーケットの中、神成はパトロールをしています。
神成ツバメ:むっつりとした顔で辺りを見回したりしてます。
RL:すると、どこからか派手でロックな歌が聞こえてくる。アマデウスの曲『Move On』です。
RL:『Move On』はストリートの住人のみじめな人生を血を吐くように歌い上げて人気を博したロックでブルースな曲です。
神成ツバメ:「…うん、何事もないならいいけど。……うるさいなあ、しかし…」ぼやいている。
神成ツバメ:「……ん」歌に気づく。
RL:では、キミが歌の歌の聞こえる方に視線をやると顔見知りのダフ屋、赤星ジョージが歌っている。
神成ツバメ:「…なんだっけ、この曲」流行に疎い!
神成ツバメ:「………」赤星を発見し、眉間のシワがひとつ増える。
神成ツバメ:そちらに近寄っていきます。
RL:赤星ジョージはチンピラめいた格好で、立てた髪に、メガネをかけた憎めない感じの小悪党ですね。
RL:赤星ジョージはキミに気が付くとニヤリと笑って近寄ってくる。
赤星ジョージ:「よう、神成さん。いいところに」
神成ツバメ:「お前がそういう風に言う時はな、絶対よくないんだ。そうに決まっている」
赤星ジョージ:「まあまあ、そう怖い顔をしないでくれよ」
赤星ジョージ:「今回はだな、なんとあの有名ミュージシャン・メロディのサイン入りディスクが手に入ったんだ。どうだい買わねえか?」
RL:そう言って赤星ジョージは小型の音楽ディスクを取り出す。
神成ツバメ:「うるさいな、生まれつきこういう顔なんだよ。……なに?」
RL:ディスクにはゴシック体で「メロディ」とプリントされている。あからさまな偽物だ。
赤星ジョージ:「そうだなぁ。シルバー3枚……いや、神成さんならシルバー1枚でいい!」
神成ツバメ:「そうか、わかるぞ」ディスクを取り上げてひらひらと振る。「つまりだな、いよいよ逮捕されたいんだろう?」
赤星ジョージ:「げ、バレちまった?」焦ったように言う。
赤星ジョージ:「あー、大事な商売道具!」
神成ツバメ:「……」ため息。
赤星ジョージ:「オレは業界にツテがあるんだ!次はちゃんと本物を手に入れるさ……!だから許してくれよ!」
赤星ジョージ:「この通り!」手を合わせて拝むように言う。
神成ツバメ:「はいはい…」ディスクを返します。「…お前な、こんな用事のために俺に声をかけたのか?」
赤星ジョージ:「いやー、何、いい小遣い稼ぎになると思ってさ」
神成ツバメ:「こんなものに騙されるバカがどこにいる」
赤星ジョージ:「やっぱダメかぁ。一日やってまだ一枚しか売れてねえもんなぁ」
神成ツバメ:「売れたんだ…」
RL:そこで神成さんのポケットロンに通信が入る。
RL:ブラックハウンド機動捜査課課長のレイからだ。
神成ツバメ:「ああ、悪い。ちょっと待ってくれ」通信に出ます!
赤星ジョージ:「おっ、助かった!今のうちに……」
RL:赤星はソロリソロリと離れていく。
レイ:「神成か?オレだ」
神成ツバメ:「あっ、こら待て赤星!……って」
レイ:「ああン?取り込み中か?」
神成ツバメ:「あ、はい、課長!俺です!大丈夫!」慌てています。
レイ:「事件だ。しかも今回は殺しの山だぞ」
神成ツバメ:「!」背筋が伸びる。
レイ:「現場のデータを送るから、すぐにそちらに向かってくれ」
神成ツバメ:「殺人、ですか。…了解!」
レイ:「あー、クソ!本当だったらオレも現場に行きたいんだが、この大量の事務仕事がな……!」
神成ツバメ:「…とか言いながら、また現場にやってくるんじゃないでしょうね?俺が言うことでもないですが、いい加減……」
神成ツバメ:小言が始まりそうな語り口だ!
レイ:「分かってる、分かってるよ!なんでお前にまで説教されなくちゃならないんだ!」
レイ:「現場の捜査の方は神成に任せたからな!」
神成ツバメ:「あっちょっと!話はまだ終わってません!」
レイ:「話は以上!至急、現場に向かうこと!」
RL:そう言うと通話は切れる。
神成ツバメ:「つまりですね、自分の立場を弁え…、…ああ、ったく」不満げにポケットロンを見つめる。
神成ツバメ:「……」息を吐く。
神成ツバメ:「…よし、しっかりやらないと」
神成ツバメ:気合を入れなおして、現場に向かいます。
RL:では、キミが現場に向かったところでこのシーンは終了。
神成ツバメ:はい!

RL:次のオープニング。シーンプレイヤーは三司馬さんです
RL:他のキャストは登場判定に失敗して手札を回しても構いません
エリック・スタイン:僕の手札は完璧さ。回さない!
神成ツバメ:失敗します!
どどんとふ:RLが「トーキー」を捨てました。
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「クラブの2」
どどんとふ:神成ツバメが「クラブの2」を捨てました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:神成ツバメが「神成ツバメ」のカードを受け取りました。
どどんとふ:神成ツバメが「ソフィー三司馬」へカードを渡しました。
エリック・スタイン:待てよ?これ完璧か?
リョージ:回しておこうかな
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「スペードの2」
どどんとふ:リョージが「スペードの2」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:おわり!
エリック・スタイン:まあいいか・・・
RL:では、ソフィーのシーン。
RL:シーンカードをめくりましょう。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カリスマ」
RL:カリスマ!洗練された雰囲気とかそんな感じのシーンなのでしょうか
ソフィー三司馬:洗練しなくちゃ…!
RL:スラムにぽつんと建つ喫茶店。
RL:ルンチャイという男が経営する落ち着いた雰囲気の店で、場所の割には人気があるようだ。
どどんとふ:エリック・スタインが「神成ツバメ」へカードを渡しました。
RL:いわゆる知る人ぞ知る穴場というやつなのでしょう。
RL:ソフィーは職場である千早重工への出社前にこの店へとやってきました。
RL:落ち着いた外見の無口な店主ルンチャイがキミに声をかけます。
ルンチャイ:「ああ、三司馬さん。いらっしゃい」
ソフィー三司馬:「ハァイ。いつものお願いね」
ルンチャイ:「かしこまりました」
RL:少しして、キミの前にコーヒーカップが置かれる。
ソフィー三司馬:「ありがと。うん、今日もいい香り」
ルンチャイ:「……」コーヒーを出し終えると、ルンチャイは無言でグラスを磨いている。
RL:店内には今日もハザード前のクラシック音楽が流れている。
ソフィー三司馬:この店で、ホロ表示させたニュースにざっと目を通しつつコーヒーを楽しむのはソフィーの定番スタイルの一つ。
ルンチャイ:「……三司馬さんは」
RL:グラスを磨いていたルンチャイは珍しく口を開く。
ソフィー三司馬:「ん?」
ルンチャイ:「三司馬さんはこうした音楽よりもやはり流行りの曲の方がお好きですか?」
ソフィー三司馬:「うーん…そうね。普段はもっとポップなもののほうが好みかしら」
ソフィー三司馬:コーヒーを一口すする。
ルンチャイ:「ああ、やはり」
ルンチャイ:「ちなみに、今流れているのはモーツァルトの『交響曲第41番ジュピター』という曲です」
ソフィー三司馬:「モーツァルト。詳しくは無いけれど…この店とこの時間には、こういう音楽の方が合っているのじゃないかしら」
ルンチャイ:「そう言っていただけると」
ルンチャイ:「私はどうも流行の音楽よりも、こういう曲の方が落ち着くようで」照れ臭そうに笑う。
ソフィー三司馬:「ふふふ。それが店長のスタイルなのね」
ルンチャイ:「スタイル……。ええ、そうなのかもしれません」
RL:そこでソフィーのポケットロンに通信が入る。
RL:相手は後方処理課第三班班長の小上紫乃のようだ。
ソフィー三司馬:「あら、失礼。会社からだわ」
ルンチャイ:「ええ、どうぞ」
ソフィー三司馬:通信に応答しましょう。
小上紫乃:「おはようございます。三司馬さん。後方処理課第三班班長の小上紫乃です」
ソフィー三司馬:「おはようございます。これから出勤する所ですが…班長直々にこうして連絡という事は」
ソフィー三司馬:「至急の用件ということですわね?」
小上紫乃:「ええ、朝早くに申し訳ありませんが、至急であなたにお願いしたい仕事がありますの」
ソフィー三司馬:ソフィーの指先がぴくぴくと反応する。
小上紫乃:「つきましてはすぐに社の方に来ていただけますでしょうか」
ソフィー三司馬:特別なビズの匂い。とびきりレッドか、確実にホットな…
ソフィー三司馬:「承知しました。直ちに向かいます」
小上紫乃:「すみません。早朝手当は付けさせていただきますわ」
小上紫乃:「それではお待ちしております」電話の向こうでペコリと頭を下げる気配がする。
ソフィー三司馬:「お気になさらず。どんなお話が飛び出すか…楽しみです」
ソフィー三司馬:通信を終了。残りのコーヒーを一息で流し込む。
ルンチャイ:「おや、お仕事ですか」
ソフィー三司馬:「ええ。残念だけど、コーヒーブレイクは時間切れみたい」
ルンチャイ:「そうですか。いつもお忙しいですね」
ソフィー三司馬:「いつも、いつもね。でも、とても充実してるのよ?」
ルンチャイ:「それはよいことだと思います」
ルンチャイ:「リラックスなさりたい時はまたいつでもいらっしゃってください」
ソフィー三司馬:「ありがと。行ってくるわ」
ソフィー三司馬:コーヒーの代金を支払い、店の出口へ。
RL:ルンチャイは黙って頭を下げる。
ソフィー三司馬:ふと足を止め、ルンチャイに尋ねる。
ソフィー三司馬:「店長はどう?このお仕事、充実しているかしら」
ルンチャイ:「……」
ルンチャイ:「ええ。こうして好きな音楽を流しながら好きなコーヒーを淹れられるのですから」
RL:少し間があってそう答える。
ソフィー三司馬:「そう。変な事聞いてごめんなさいね。それじゃ」
ルンチャイ:「お気をつけて」
ソフィー三司馬:朗らかな笑みを返し、軽く手を振ってソフィーは店を後にした。
RL:ソフィーが喫茶店を出たところでこのシーンは終了です。
ソフィー三司馬:了解

RL:次のオープニング。シーンプレイヤーはリョージです。
リョージ:ういす!
RL:他のキャストは登場判定に失敗して手札を回すことが可能!
神成ツバメ:大丈夫です!
ソフィー三司馬:大丈夫かな
RL:オーケー。では、シーンに移りましょう。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「マネキン」
どどんとふ:RLが「カリスマ」を捨てました。
RL:シーンカードはマネキン。従順さ、健気さ、そんなイメージのシーン。
リョージ:健気……
RL:このシーンはアマデウスのオーディション会場へと向かう前にマクドナルドと会うシーンになります。
RL:ストリートの雑多な通りの一つ。
RL:キミはCME主催のオーディション会場へ向かっています。
リョージ:口笛など吹きながら、ベースを背負って歩いている。
RL:では、その途中でキミは見知った顔を見つけます。マクドナルドだ。
RL:マクドナルドはサイバーサングラスをかけたドレッドヘアの大柄な男です。彼は今日もいつも通り鼻歌を歌っています。
リョージ:「時間は……まだイケるかなっと……。ありゃ」立ち止まる。
RL:その曲はアマデウスの『TOTAL ECLIPSE』ですね。
RL:『TOTAL ECLIPSE』は前衛的な歌詞に複雑的な電子音を多用した長大なプログレッシブ・ナンバーで、特にアルバムバージョンは一曲で32分もの長さがあることで有名です
マクドナルド:「フンフンフーン」
リョージ:「おーい、マックじゃん」声をかけてみる。
マクドナルド:「ン?俺に用か?それとも俺がお前に用があるのか?」
リョージ:「ハッハ、相変わらずだねー。俺が声かけたんだから、俺がお前に用で……アレ?」首を傾げる。
マクドナルド:「なるほど。だから面白いんだな」
マクドナルド:「で、なんでこんなところを歩いているんだ?それとも道がお前を歩いているのか?」
リョージ:「……相変わらずね、アンタ」安タバコをくわえて火をつけます。
マクドナルド:「俺は相変わらずなのか?」
リョージ:「おお、それそれ。オーディションだよ、オーディション!」大きく手を広げる。
マクドナルド:「オーディション?お前が受けるのか?俺が受けるのか?」
リョージ:「ヒャヒャヒャ! お前も受けたきゃ受けりゃよかったのに。でも、勝つのは俺だぜえ」
リョージ:ふう、と煙を吐き出す。
マクドナルド:「なるほど。なら、オーディションに勝てるように頑張るといいんだな」
リョージ:「えー、それは応援してくれてんのかな? サンキュ」
マクドナルド:「応援されているのがお前なら、俺は応援してるんだな」
リョージ:「せっかくお前が教えてくれたチャンスなんだから、ま、頑張るさあ」
リョージ:「そう、メジャーになるチャンスだ。絶対逃がせねえよなあ」少しだけぎらりと目に光が宿る。
マクドナルド:「なるほど。俺が教えたのか。だったらますます応援しないといけないんだな」
マクドナルド:「それで、メジャーになるのはお前か?それとも俺なのか?」
リョージ:「あー、ちっと待って、えー、わかんなくなってきた」
マクドナルド:「お前が分からなくなると俺はもっと分からないんだな」
リョージ:「えー、オーディション受けるのは俺で、教えてくれたのはマック。で、勝つのは俺で、メジャーになるのは俺」
リョージ:「うし、整理できた。俺俺!」
マクドナルド:「なるほど。だからお前は急いでいたのか?それとも急いでいたのは俺なのか?」
リョージ:「そう、そうだよ! 急がなきゃなんねんだよ、俺。オーディション受けて、勝って、メジャーになんの!」
マクドナルド:「急いでいるのなら、急ぐといいんだな」
リョージ:ギターケースを抱え直し、タバコを携帯灰皿でもみ消す。
リョージ:「おう! よくわかんねえけど、やってやるぜ! あのアマデウス様にお目見えだあ!」
マクドナルド:「アマデウス」
マクドナルド:「なるほど。頑張るといいんだな」
リョージ:「? おう! 頑張るぜ。お前もなんか……いろいろがんばれよなー」ガッツポーズを決める。
マクドナルド:「俺も頑張るんだな」真似をしてガッツポーズをする。
リョージ:というところで、マクドナルドさんに別れを告げましょうか。
マクドナルド:「それとも頑張らないのが俺なのか?」
RL:マクドナルドはキミを見送りながら再び鼻歌を口ずさみ出す。
リョージ:こちらも口笛を吹きながら、会場へと向かいます。
RL:では、キミがオーディション会場へと向かったところでシーンを切りましょう。

RL:それでは最後のオープニング。シーンプレイヤーはエリック。
RL:他のキャストは登場判定に失敗して手札を回すことができます。
ソフィー三司馬:こちらは大丈夫です
神成ツバメ:同じく大丈夫!
リョージ:うーん、回しておこうかな
RL:どうぞどうぞ
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ダイアの3」
どどんとふ:リョージが「ダイアの3」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:以上です!
RL:オーケー。では、改めてシーンの描写に移りましょう。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カブトワリ」
RL:シーンカードはカブトワリ。
エリック・スタイン:ワオ。不穏だ。
RL:運命の変える力、銃弾……そういう……
エリック・スタイン:ポジティブ!
RL:このシーンは探偵であるキミが仲の良い友人の女性マリアと話をするシーンですね。
RL:まずは軽い依頼を一つこなしたところからにしましょう。
エリック・スタイン:一仕事終えた後ですよね。場所はどっか、カフェとかバーですか?
RL:場所は……エリックの事務所でいいですかね?
エリック・スタイン:お、事務所でも良いですよ。
RL:どういう事務所とか、設定はあります?
エリック・スタイン:そうですね。そこそこの広さの事務所にたった一人。このご時世に紙の本が山ほど積まれている。
エリック・スタイン:あと、アンティークな物理ダーツとかもあるかも。
RL:では、デスクの前に立った依頼人の中国系の女性は不思議そうに事務所内を見渡している。
RL:愁林(スーリン)という名前で、チャイナドレスを着たスタイルのいいカゲです。
RL:彼女は常にヘッドホンを付けてアマデウスの『Woman from Mars』を聞いています。
RL:『Woman from Mars』は火星人の恋人について歌った切なくて甘いラブソングです
エリック・スタイン:「いい歌だよね、それ。伝説の“アマデウス”……」
RL:愁林は暗殺者なのですが標的を探すのが致命的に苦手で、時折こうしてキミに人捜しの依頼に来るのです。
エリック・スタイン:「で、君がお探しの青い鳥がコレさ。」 メモ帳の切れはしを渡します。
RL:肌が白く、クールな表情を崩さない愁林はその言葉を聞いて微かに微笑む。
愁林:「謝謝!助かったアル!これで次の仕事もばっちりネ!」
愁林:「あたしの暗殺拳が火を噴くネ。アチョー!」その場で拳法の型を繰り出し始める。
エリック・スタイン:「あ、君そういう喋り方なんだ」
エリック・スタイン:吹き出しかけたブラックコーヒーをなんとか飲み込む。
愁林:「長い付き合いという設定なのに知らなかったアルか!?」
エリック・スタイン:「いや、知っていたよ。知っていたとも!探偵だからね」
愁林:「おお、さすが探偵アル!なんでもお見通しネ!」
愁林:「……あたし、中国人からの依頼しか受けないことにしてるけど、エリックのことだけはちょっぴり信用してるアル」
エリック・スタイン:「そう、なんでもお見通し……今日の君の懐がかなり寂しいのもお見通し」
愁林:「アイヤー!?なんであたしが10元しか持ってないこと知ってるアルか!?」
エリック・スタイン:「探偵だからね。ふふふ」
愁林:「さ、さすがアル。恐れいったアル……」
愁林:「というわけで、また何かあったら依頼に来るネ。再見!」
エリック・スタイン:「再見。生きてたらまた会おう!」
エリック・スタイン:スタイルの良い後ろ姿に手を振る。
愁林:「ふふふ、エリックのことを暗殺するのはこのあたしアル!それまで死んじゃ駄目アルヨ!」
RL:チャイナドレス姿のクールな女性は手を合わせて礼をすると元気良く去っていく。
RL:入れ替わるようにして事務所のドアがノックされる。
エリック・スタイン:「知ってるぞ。ああいうタイプの女性って、なんだかんだで結局最後まで殺しに来ないんだよね」
エリック・スタイン:「はーい、どちらさま?」
RL:ドアが開いて顔を覗かせたのはキミと仲の良い、小柄で金髪の少女マリアだ。
マリア:「エリック、もう仕事は終わったのかしら?」
RL:マリアは手に紙箱のようなものを下げており、不安と嬉しさが入り混じったような顔をしている。
エリック・スタイン:「うん、2秒前に終わったよ。未来の大・ロックスター」
エリック・スタイン:「それは?」 目ざとく紙箱に視線をやる。
マリア:「止めてよ。そういう言い方」言葉とは裏腹にまんざらでもなさそうに頬を赤らめる。
マリア:「あ、こ、これはまだ駄目よ」紙箱を後ろに隠す。
エリック・スタイン:「ん。なんだい、気になるじゃないか」
マリア:「これは……その、依頼料代わり、なの」
エリック・スタイン:「いつものコーヒーでいいかい?……依頼料?」
マリア:「コーヒーなら私が淹れるわよ」
エリック・スタイン:「お願いするよ。どうも僕は前世でコーヒーの神様と喧嘩したらしい」
RL:マリアは事務所の勝手を知ったようにコーヒーを淹れながら言う。
エリック・スタイン:「泥水以上の味になった試しがない」
エリック・スタイン:いつも通り、マリアにコーヒーを淹れてもらいます。
マリア:「それならいっそ紅茶の神様に媚びを売っておいた方がいいかもしれないわね」
マリア:「依頼っていうのは……あなたに私の新しい曲を聞いて正直な感想を言ってもらいたくて」
エリック・スタイン:「それは駄目だな。父さんが言ってた……“探偵は仕事の合間にブラックコーヒーを飲め”ってね」
エリック・スタイン:「君の?」
マリア:「……それって単なる格好付けなんじゃないかしら?」
マリア:「そう。オーディションのために新しく作ったの」
エリック・スタイン:「死ぬまで格好つけ続けるのがハードボイルドなんだってさ」
エリック・スタイン:「オーディション。」
マリア:「そう。今日この後、オーディションがあるの。それに合格できればメジャーデビューへの道が開ける」
マリア:「しかも、あのアマデウスがプロデュースした曲を歌えるのよ」
エリック・スタイン:「この後!?」
エリック・スタイン:「あ、アマデウス!?」
マリア:「驚きすぎ」肩をすくめて笑う。
エリック・スタイン:「だ、だってアマデウスだぞ。伝説の……君こそ随分落ち着いてるじゃないか」
エリック・スタイン:ソファに腰をかけて、じっくり曲を聴く構え。
マリア:「落ち着いてなんかないわよ。今から緊張で心臓が破裂しそう」
マリア:「だから、そのオーディションのための曲をエリックに聞いてもらえたら少しは緊張が和らぐかなって思ったの」
マリア:「それで、これは依頼料……のつもりだったんだけど」
RL:マリアはそう言いながら手に持っていた紙箱を開ける。
エリック・スタイン:「ん」
RL:中に入っていたのは手作りらしきカップケーキだ。見た目は美味しそうだが、やはり既成品に比べると少し不格好だ。
マリア:「私、探偵さんに払えるお金なんてないから。今時手作りなんてCDよね」
エリック・スタイン:「ふふっ。君、こういう女の子らしいところがあるよね」
エリック・スタイン:「十分すぎるよ。この上ない依頼料だ」
マリア:「何よ、女の子らしいって。……それじゃ、依頼受けてくれる?」
エリック・スタイン:返答がわりにカップケーキをつまみ上げてぱくつきます。美味しい!
エリック・スタイン:「もふぃろん」
エリック・スタイン:「あ、美味しい」
マリア:「そう。それじゃあ――」
RL:マリアはポケットロンを操作して音楽を再生する。
RL:端末からマリアの歌声が流れ出す。
RL:夢を追いかける気持ちを綺麗なメロディに乗せて力強く歌い上げた曲だ。
エリック・スタイン:「……」 その歌声に聞き入る。
マリア:「ど、どうかしら?」
RL:再生が終わるとマリアは緊張した様子で問いかける。
エリック・スタイン:「……チャンスは……」
マリア:「……?」
エリック・スタイン:「『チャンスは無数に転がっている。絶対諦めない者の眼前にのみ。』」
マリア:「どういう意味?」
エリック・スタイン:「父さんの言葉さ。マリア、僕はいい加減な気休めは言わない事を信条にしてるけど」
エリック・スタイン:「最高にクールだよ!君の強い意志が伝わってくる!」
マリア:「よかった……」安心したように微笑む。
エリック・スタイン:「僕が保証する。これならメジャーデビューは間違いなしさ!」 立ち上がってマリアの手を握る。
マリア:「ありがとう。私、絶対にオーディション受かってみせるわ」
エリック・スタイン:「うん。時間、大丈夫かい?なんなら送るけど」
マリア:「あ、そうね。そろそろ行かないと」
マリア:「その……エリックもよかったら応援に来てくれないかしら?」
マリア:「そうすればきっと勇気が出ると思うの」
エリック・スタイン:「そりゃあ勿論。……僕みたいな探偵でも入れてくれるの?オーディション会場」
マリア:「公開会場でオーディションらしいから。探偵さんが拳銃を構えて入ろうとしたりしない限りは大丈夫よ」
エリック・スタイン:「よし。ならば私めがお供いたしましょう、お嬢様」
エリック・スタイン:ベストの上にコートを羽織り、愛用の黒いハットを被る。胸ポケットに時代遅れの紙の手帳を突っ込む。
マリア:「いつも言っているけれど、今時そんな格好の探偵なんてなかなかいないわよ?」
エリック・スタイン:「いつも言っているけれど、だからこそいいのさ」
マリア:「よく分からないわ。その理屈」
マリア:「それじゃ、エスコートをお願いできるかしら」
エリック・スタイン:「うん。古臭いバイクで悪いけどね」
エリック・スタイン:事務所を出て、ガレージにとめてあるクラシックなアメリカンバイクにまたがる。
マリア:「あ、でもあのバイクだけはちょっと好きよ」
エリック・スタイン:「好き?これが?」
RL:バイクの後ろに乗り、エリックの腰に手を回す。
マリア:「ええ、だって――」
マリア:「(こうしてエリックと触れ合っていられるし)」
エリック・スタイン:マリアが何か呟いたところでバイクを出す。
マリア:「……会場までお願いね」
エリック・スタイン:「オーライ。オーディション前の景気づけだ。張り切って行こう!」
マリア:「あまり無茶して飛ばし過ぎないように!」
エリック・スタイン:勢いよくアクセルをひねり、バイクを加速させ――
エリック・スタイン:「……ちぇっ」
エリック・スタイン:今日は安全運転で行こう。
RL:では、シーン終了!
RL:というわけで、オープニングフェイズは終了。

どどんとふ:「ソフィー三司馬」がログインしました。
どどんとふ:「RL」がログインしました。
どどんとふ:「」がログインしました。
どどんとふ:「エリック・スタイン」がログインしました。
どどんとふ:「リョージ」がログインしました。
RL:それではここからはリサーチフェイズです。
RL:最初のシーン、シーンプレイヤーはソフィー。
ソフィー三司馬:イェース
RL:オープニングの続きで、後方処理課第三班で任務を受けるシーンになります。
ソフィー三司馬:ラジャーです
RL:他のキャストが登場するなら登場判定の難易度は〈社会:N◎VA、企業〉で10というところですが、場所的に出てきにくいかもしれません
エリック・スタイン:少し様子見しようかな。こちらは今のところオーディション会場に行って応援するだけだし。
RL:なるほど。
RL:この後でも合流できるシーンはありますので、とりあえずその点はご安心を。
リョージ:こっちもオーディション参加してますしね
神成ツバメ:こっちは事件の捜査をしないと!
RL:では、ひとまず他のキャストは登場なしということで。
RL:それではシーンの描写に移りましょう
RL:おっと、シーンカードをめくらないと
どどんとふ:RLが「カブトワリ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「レッガー」
RL:レッガー!表すのは悪事、無欲、欲望!
RL:そんなわけで場所は千早重工後方処理課のオフィス。
RL:後方処理課第3班の班長、小上紫乃に呼び出された三司馬さんは早速任務の説明を受けることになります。
小上紫乃:「おはようございます、三司馬さん」
RL:スーツ姿のお淑やかそうな女性がキミに言う。
ソフィー三司馬:「おはようございます」
ソフィー三司馬:爽やかに朝の挨拶。
小上紫乃:「早速ですが、仕事のお話です」
小上紫乃:「あなたに系列会社の内偵をお願いしたいのです」
ソフィー三司馬:「内偵……ですか」
ソフィー三司馬:少し考えるような素振り。
小上紫乃:「調査対象は千早の音楽部門であるCME所属の日野正二という男です」
小上紫乃:「彼はアマデウスのプロデュースを成功させましたが、最近の動向や経理に不審な点があるようです」
ソフィー三司馬:「成程。また、えらいビッグネームが飛び出しましたね」
ソフィー三司馬:アマデウス、ならびに日野正二の名は当然知っている。
小上紫乃:「アマデウスについては三司馬さんもご存知なのですね」
ソフィー三司馬:「あれだけ手広くやっていたら、当然知ってますわ」
小上紫乃:「しかし、そのアマデウスについての交渉は彼が一手に引き受けているため、不透明な状態で千早でも全貌を把握しきれてはいないのです」
小上紫乃:「これは非常によろしくありませんわ」
ソフィー三司馬:「ええ…イヌでなくても臭いますね」
小上紫乃:「もしも内偵の結果、対処が必要な場合は速やかに処理をお願いします」
ソフィー三司馬:「しかるべく。…例により、方法は自由に?」
ソフィー三司馬:悪戯っぽく笑って見せる。
小上紫乃:「ええ。あなたにお任せします」
小上紫乃:「千早を揺るがす火種ならば消さねばなりません」
ソフィー三司馬:「千早に拾われて意味を持った身です。お任せください」
ソフィー三司馬:深く、一礼をする。
小上紫乃:「よろしくお願いいたします、三司馬さん」
RL:そう言って紫乃はキミに調査費用として3シルバーを渡す。
ソフィー三司馬:しかと受け取ったよ
RL:では、このシーンはあとはキミが退出したら終了だ。
RL:演出とかは何かあるかな?
ソフィー三司馬:踵を返し、ハイヒールの音も高らかに退出する。
ソフィー三司馬:颯爽とした足取りとは対照的に、その表情は玩具を前にした子供のように輝いているのだった。
ソフィー三司馬:という感じで!
RL:では、シーン終了!
RL:ということで、シーンに登場しなかったキャストは舞台裏の判定が可能です
RL:といっても情報収集の項目はまだないので、可能なのはアウトフィットの購入くらいですけどね
神成ツバメ:はーい
RL:特になければあえてしなくてもいい
神成ツバメ:こちらは特になし!
リョージ:特になしかな……
エリック・スタイン:こちらもなしにしておこうかな。
RL:オーケーです。では、改めてこのシーンは終了。

RL:次のシーン。
RL:シーンプレイヤーはリョージ。
RL:エリックも自動登場にしましょう。
RL:いよいよオーディションの場面です。
リョージ:おおっ
RL:公開会場でのオーディションなので、他のキャストも登場は可能。
RL:登場は〈社会:N◎VA、メディア〉で難易度10です
神成ツバメ:様子見しよう。
RL:何気なく通りがかった感じでもいいですし、オーディションの主催がCMEなのでそちらから嗅ぎ付けて来てもいい。
ソフィー三司馬:とりあえず様子見で
RL:では、登場しているのはひとまずリョージとエリックだけということで。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「ヒルコ」
RL:捨てる!
どどんとふ:RLが「ヒルコ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「イヌ」
RL:イヌ!表すのは復活、遅延、発展など!
神成ツバメ:俺だ!
RL:キミだ!
RL:CME主催のオーディション会場。
RL:会場にはリョージやマリア、そのほかの数組のインディーズバンドがいます。
RL:にわかに緊張した雰囲気が漂っている。
RL:オーディションのトップバッターはリョージからのようだ。
審査員:「それでは準備をお願いします」
RL:リョージは舞台に上がるよう促される。
RL:舞台脇ではマリアがその様子を見守っている。
マリア:「……いよいよ始まるのね。私の夢への第一歩よ。見ていてね、エリック」
リョージ:そわそわと靴ひもをほどいたり結び直したりしていたが、その声にがばっと立ち上がる。
リョージ:ベースギターを抱え、つかつかと舞台へと歩いていく。
エリック・スタイン:人ごみの前の方でハットを抑えてステージを見ている。
エリック・スタイン:「一番手は……マリアじゃないな。うん。トップバッターは緊張しがちだから結果オーライだ。」
エリック・スタイン:「彼はどうかな?」 リョージを見る。
リョージ:(大丈夫、大丈夫。メンバーもみんな応援してくれてんだ。いけるって!)
リョージ:すう、と深呼吸してから、舞台へと飛び出す!
RL:審査員の視線が一斉にリョージに集中する。
審査員:「それでは最初の方。お願いします」
RL:審査員たちは真剣な様子でリョージを見つめ、手元の用紙に何やら書き込んだりしている。
リョージ:「どーも! エントリーナンバー1番、リョージ!」ステージ慣れした様子でマイクに向かい、軽くお辞儀。
リョージ:「曲は、『カンブリアン・エクスプロージョン』!」ちらりと舞台袖に目をやる。オケが流れ始めるはずだ。
エリック・スタイン:「カンブリア爆発」 くすりと笑う。 「クールな曲名だ」
RL:では、音楽が流れ出そうとしたその時。
RL:何やら焦げ臭い。
RL:そして、舞台からはモクモクと煙が湧き起こる。
リョージ:「……な!?」
エリック・スタイン:「そういう演出……じゃないな」
RL:どうやらこれは……。
RL:火事だ!
日野正二:「オーディションは中止だ!け、警察を呼べ!」
RL:審査員席の男が立ち上がり、叫ぶ。
リョージ:「中止? 中止ってオイ!」腕で喉をかばいながら叫ぶ。
リョージ:「俺の歌、聞けよォォ!」
日野正二:「中止は中止だ!」
RL:集まっていた観客も騒然となる。
RL:日野の指示に従って警備担当のSSSが速やかに観客たちを退避させ始める。
リョージ:「はー、何すかこれ、ついてねえ……」
エリック・スタイン:勝手にステージにあがってリョージ君の肩をぽんと叩く。
エリック・スタイン:「火事じゃあ仕方ないさ。僕も聞きたかったよ、君の歌」
エリック・スタイン:「機会があったら今度きかせてね。『カンブリアン・エクスプロージョン』……」
リョージ:「ども……ってアンタ誰よ」
エリック・スタイン:「身内さ。あと探偵」
エリック・スタイン:「マリア!ここはいったん避難しよう!」
マリア:「で、でもオーディションが……」
RL:幸いにも火はすぐに鎮火されたようだ。
RL:が、オーディションの再開はこの様子だと難しいだろう。
リョージ:「ああ、身内ってそういうことね」ベースを持ち直し、ひとまず舞台からどきましょうか。
リョージ:「あー、クソ。ほんっと肝心な時ツイてねえの、俺!」ぶつぶつと毒づきながら。
エリック・スタイン:「本当に爆発するのかと思ったよ。彼の演出で」
マリア:「さすがにそんなパンクな演出、なかなかないわよ」
RL:では、そこでキミたちは警備担当のSSSが何か発見したようで、先ほどのプロデューサーらしき男と話していることに気が付くでしょう。
エリック・スタイン:「そうかな。ほら。彼、度胸ありそうだし……ん」
エリック・スタイン:「(脅迫状?)」
日野正二:「脅迫状だと?こんなもの私は知らん!」
SSS:「しかし、こうして発火装置も……」
リョージ:「アア?」振り返る。
RL:日野正二はその手に何やら脅迫状らしきものを持っている。
RL:覗こうとすれば内容を確認することができるかもしれない。
リョージ:覗きたい!
エリック・スタイン:では、何時の間にか隣からしげしげと覗きこんでます。
リョージ:ではつかつかと歩いていって後ろから見てみましょう。
RL:脅迫状にはこう書かれている。
RL:「オーディション参加者に告ぐ。アマデウスに関わる者は、この世から消え去る運命にある。すみやかにアマデウスのすべての音楽活動を中止せよ――サリエリ」
エリック・スタイン:「サリエリだって?」
リョージ:「キョーハクジョー、だな、これ」
日野正二:「な、何だねキミたちは」
エリック・スタイン:「しかもこのご時世に、紙。ははあ、クラシックだなあ」
リョージ:「参加者っす。つまり関係者!」
日野正二:「オーディションの参加者か」
エリック・スタイン:「僕も関係者です。そして探偵」 N.I.K.鑑札をちらつかせる。
エリック・スタイン:「まさかこのクラシックな脅迫状の通り、中止にされるので?」
日野正二:「探偵だと?」訝しげに言う。
リョージ:「ははーん、さてはさっきの火事もこいつの仕業ってワケか?」
リョージ:「ゆっるせねえ!」指をぱきぱきと鳴らす。
日野正二:「ああ、オーディションはこの騒動が収まるまで一時中止だ。アマデウスの新曲の話も白紙に戻す」
エリック・スタイン:「ふむ。」
マリア:「そんな……中止だなんて……」
リョージ:「はあ!? ちょっと待ってくれよ……くださいよ! そんな……!」
日野正二:「残念だが、キミたちも次の機会を待つことだ」
日野正二:「こんな身に覚えのないことで命を狙われては敵わん!」
リョージ:バンドメンバーが快く送り出してくれた昨日の様子が目に浮かぶ。頭がぐらぐらする。
リョージ:「そりゃそうっすけど! でも!」
エリック・スタイン:ぽんとリョージ君の肩を叩く。
エリック・スタイン:「待ちたまえよリョージ君。簡単な話じゃないか」
リョージ:「あん?」
エリック・スタイン:「騒動が収まりさえすればオーディションを再開する。そうでしょう、日野さん?」
日野正二:「それは……その通りだが……」
エリック・スタイン:「ならば問題ありません。“問題が起これば解決に迫られる。探偵は常に解決役であれ”……と父さんも言っていました」
エリック・スタイン:「探偵、エリック・スタインがこの事件を解決してご覧にいれましょう」
日野正二:「フン、チンケな探偵に何ができるというのだ。勝手にするがいい」
リョージ:ぽかん、とエリックを見つめる。
リョージ:「あ、アンタが解決してくれんの」
エリック・スタイン:「するとも。さっき言っただろう、君の曲を聴きたかったって」
マリア:「エリック……。本当にやってくれるの?」
エリック・スタイン:「もちろんだよ。僕としても、こんな幕引きじゃあまりに後味が悪い」
リョージ:「はは、だったら話は早えや。俺、なんでも協力する。そっちの子はライバルみたいだけどなんでもいいや」
日野正二:「一つ警告しておくぞ、探偵。事件の捜査をするのは勝手だが、アマデウスについては不用意に探ろうとするな」
エリック・スタイン:「理由を伺っても?」
日野正二:「……アマデウスは正体不明のミュージシャンだ。そうであることに意味がある」
日野正二:「警告はしたぞ」
RL:そう言って日野はシーンから退場する。
エリック・スタイン:「……なるほど。どうにもキナ臭い」
リョージ:「正体不明ねえ……まあ、確かにだからカッコいいわけだけど」
リョージ:「ま、いいや! とにかく手伝うからさ! 使い走り程度には役に立つぜ?」エリックの肩をバシバシ叩く。
エリック・スタイン:「本当に来るのかい?どうにも不穏だし、キャンディでも食べて待っていた方がいいと思うのだけれど」 リョージを見る。
エリック・スタイン:「言って聞き入れそうなタイプではないよね、君。ふふ」
リョージ:「こいつは俺の参加してるオーディションだ、俺もなんかしねえと気が済まねえの」
マリア:「……なんだか嫌な予感がする。脅迫状にはアマデウスに関わる者は殺すなんて書かれていたし」
RL:マリアは不安そうにエリックを見る。
エリック・スタイン:「嫌な予感がするのは事実だけどね……こんなところでマリア、君の夢を頓挫させるわけにもいかない」
リョージ:「そうだよ。どうせならステージの上できっちりやり合おうぜ、姉ちゃん」
マリア:「そうよね。私は夢のためにこんなところで止まるわけにはいかない」少し微笑む。
マリア:「信じてるわ、エリック。どうか気を付けて」
エリック・スタイン:「信じられたよ、マリア。吉報を待っていてくれ」
リョージ:「うし、じゃあさっさと解決してステージに戻ろう!」がし、と拳を突き合わせる。
エリック・スタイン:「じゃ、行こうか。幸いアシならある……古いバイクだけど」
エリック・スタイン:とことこ歩きながらふむ、と唸る。 「しかし」
エリック・スタイン:「『カンブリアン・エクスプロージョン』?新曲かい?」
エリック・スタイン:「僕はてっきり『考えるカンガルー』を演ると思っていた」
リョージ:「? ん? おお。今回のために新録して……って」
リョージ:「何、アンタ俺たちの曲知ってんの? マジかよ!」
エリック・スタイン:「ああ、マジさ。先週のストリートライブは良かった」
リョージ:「ヒャヒャヒャ、そりゃすっげー嬉しいわ。探偵さんも俺らのファンか!」
エリック・スタイン:「うん。まあ今回の優勝はマリアだろうから、そこのところが残念だけどね」 悪戯っぽくウインクする。
リョージ:「わっかんねえぜ? 芸術の女神サマは気まぐれだ。そんで俺は俺の勝ちを確信してる!」
マリア:「もう、バカじゃないの……」恥ずかしそうに顔を背けている。
リョージ:「ま、どっちにしろ、オーディションが再開されなきゃわかんねんだ。さっさと解決しちゃおうぜ」
エリック・スタイン:「そうだね。ストリートから当たるか、警察に紛れこむか、企業に泣きつくか……ふふっ、ワクワクしてきた」
RL:では、2人が調査に乗り出したところでシーン終了!
RL:神成さんとソフィーは舞台裏の判定が可能ですよ
ソフィー三司馬:ヘイヘイ
神成ツバメ:むっむっむ
ソフィー三司馬:じゃあN◎VAの購入に失敗して手札を回します
RL:オーケーです
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「クラブの4」
どどんとふ:ソフィー三司馬が「クラブの4」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:すごいもの購入してる
神成ツバメ:N◎VAのww
エリック・スタイン:石油王かな
RL:神成さんはどうします?
神成ツバメ:俺もN◎VAの購入に挑戦して手札をまわします。
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「ハートの5」
どどんとふ:神成ツバメが「ハートの5」を捨てました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:神成ツバメが「神成ツバメ」のカードを受け取りました。
神成ツバメ:以上で!

RL:では、舞台裏の判定が終わったので、次のシーンにいきましょう。
RL:次のシーン、シーンプレイヤーは神成さん。
RL:事件現場を捜査するシーンですね
神成ツバメ:はーい!
RL:登場するのであれば〈社会:N◎VA、警察〉で難易度は10です
ソフィー三司馬:登場したいネー
RL:登場判定をするがよい
エリック・スタイン:僕も登場しよう!
神成ツバメ:わーいわーい
リョージ:登場します!
ソフィー三司馬:あ、しまった出られない…
エリック・スタイン:《隠れバディ》で判定します。スートはダイヤ。
エリック・スタイン:隠れバディLv4だと達成値が+4らしいので、外界8+4で10を超えるのですが
エリック・スタイン:この場合は手札切らなくてもいいんでしょうか?それとも何かしら切った方が良いですか?
RL:判定するには必ず手札は使う必要はありますね
エリック・スタイン:おっと。じゃあ隠れバディじゃなくて普通に社会:N◎VAで出ようかな。
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「ダイアの4」
エリック・スタイン:外界8+4で登場します。
どどんとふ:エリック・スタインが「ダイアの4」を捨てました。
RL:了解です。
リョージ:〈社会:N◎VA〉で登場判定します。スートはダイヤ。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ダイアの6」
リョージ:カード6の外界6で12!
どどんとふ:リョージが「ダイアの6」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:登場します。
ソフィー三司馬:私は登場判定に失敗します
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「クラブの6」
どどんとふ:ソフィー三司馬が「クラブの6」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
ソフィー三司馬:以上
RL:では、登場するのはソフィー以外の三人ですね
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「エグゼグ」
RL:シーンカードはエグゼク。表すのは威力、転落、必然!
RL:神成は事件現場――ガイシャの自宅の前にやって来ました。
RL:アパートの前にはどうも見慣れたバイクが止まっています。
RL:なんというか、レイ課長が普段乗り回しているものによく似ているかもしれない。
神成ツバメ:緊張した面持ちで自宅前までやってきましたが、
神成ツバメ:バイクを発見した途端、眉間に皺が何本も寄ります。
神成ツバメ:「………」何か言いたげに深く深く息を吐き、
神成ツバメ:「…………ったく………」諦めたように深く深く息を吐く。
RL:事件現場の自宅では捜査が行われおり、ドアの鍵は開いているようだ。
神成ツバメ:ずかずかと大股で、アパートの中に入っていきましょう。
RL:ドアを開けて部屋に入ると、キミに気付いたレイが可愛らしい笑顔を作る。
レイ:「えへへ、来ちゃった(ハートマーク)」
神成ツバメ:「あ、そっか…。全く、しょうがないなあ」こちらも首を傾げ、
神成ツバメ:「…と言うとでも思いましたかっ!!」
神成ツバメ:ずかずか詰め寄る。
レイ:「いやー、やっぱ管理職の仕事ばっかだと疲れるし、こういう息抜きも必要だよなー」
レイ:「って、駄目か!?」
神成ツバメ:「うそだ!息抜きしかしてないでしょう!」
神成ツバメ:「駄目に決まっている!」
レイ:「そんなことねえよ!オレだっていつも退屈な仕事ばっかでウンザリなんだ!」
レイ:「いいから捜査しようぜ、捜査!」
神成ツバメ:「た・い・く・つ・で、あろうが!」ブルブル震えた指を差す。
神成ツバメ:「あなたの仕事がいかに責任をともな……あーーもう!」
レイ:「あー、しかしまあ、こんなとこお前以外のやつに見られたらヤバイから内緒な?」手を合わせて拝むように言う。
神成ツバメ:「………」照れたように目をそらす。
神成ツバメ:「……。……今回で最後ですからね」
レイ:「さっすが、神成!話が分かる!」
レイ:「とりあえず現場を案内するぜ。といっても、オレも来たばっかだけどな」
神成ツバメ:「はい!そうとなれば、一刻も早い解決を目指しましょう!」
レイ:「分かってるじゃねえか。捜査はスピードが命だからな」神成の頭をガシガシと撫でる。
RL:レイは先に立って歩き出す。
神成ツバメ:「……あ、当たり前でしょう。俺だって警察官のはしくれですから…」
RL:神成は現場に踏み込んだ途端、大音量で音楽が流れていることに気付くだろう。
神成ツバメ:「……」行き場をなくした手で頭に触れる。
神成ツバメ:「……あっ、はい!」レイ課長に続きます。
RL:現場にあるオーディオから、アマデウスの曲『Cucumber Pudding』がエンドレスに流れているのだ。
神成ツバメ:「って、うわ!なんですかこれ!」
RL:『Cucumber Pudding』は恋人のためにキュウリ・プリンを作る少女の気持ちを描いたパワーポップです。
神成ツバメ:きゅ、きゅう
レイ:「アマデウスの曲、だな。どうにも嫌な気分だぜ」
神成ツバメ:「アマデウス……、ああ、アマデウスか」流行に疎い神成でも、その名前は知っている。
神成ツバメ:問題なさそうなら、オーディオの音楽を止めたいです。
RL:いいですよ!
神成ツバメ:じゃあ嫌そうな顔で音楽を止めます。
神成ツバメ:「まったく、悪趣味な……」
エリック・スタイン:じゃあ音楽が止まったところで、現場の入口の方からわちゃわちゃ声がしたい!
リョージ:わちゃわちゃ!
レイ:「あン?」不審そうに振り返る。
レイ:「やべ、人だ。どうすっかな……」
神成ツバメ:「…ん?」こちらも振り返る。
エリック・スタイン:「だから怪しいものじゃないって。探偵と……ワトソン君。助手だよ」
リョージ:「そ、助手助手! 臨時の!」
エリック・スタイン:「今の“アマデウス”だろう?ちょっとピーンときてさ……」 無理やり中に入ろうとして、下っ端警察官と押し問答している。
神成ツバメ:「……ああ!?」顔が赤くなる。動揺と怒りで。
神成ツバメ:やはり大股で、エリック君たちに近寄っていきます。
レイ:「おい、神成。オレ、隠れるからな。こんなところにいるのを知られたら……ん、知り合いか?」
エリック・スタイン:「やあツバメちゃん!ご機嫌いかがかな?」 にこやかに手を振る。
神成ツバメ:「あんな奴と!知り合いなんかじゃないです!」 知り合いだ。
神成ツバメ:「こ、こ、この……このエセ探偵!またお前か!何しにきた!」
神成ツバメ:「あとツバメって呼ぶな!」
エリック・スタイン:「いやあ、オーディションが中止になってしまったのさ。ねえ、リョージ?」
リョージ:「その通りー。ってこのお巡りさん知り合いなの?」
エリック・スタイン:「うん。このあたりの警察でもとびぬけて真面目で、融通がきかなくて、でも最終的には協力してくれる。かわいい人さ」
神成ツバメ:「違う!協力した覚えはない!」
神成ツバメ:「オーディション…?っていうか誰だその横の男は」
レイ:「あ、つーか、もう片方はオレの方の知り合いかよ」気まずそうに頭をかく。
リョージ:「あっ、レイじゃん? なんだよ、こんなとこにいていいのかよー」手をぶんぶんと振る。
レイ:「いや、マズイ。すげーマズイ」リョージに答える。
リョージ:「俺、リョージ。一年後にはN◎VA中に俺の歌が響き渡ると思うから、ま、ヨロシク」ツバメに右手を差し出す。
神成ツバメ:「いや違う、だからお前らは一体どこでここを嗅ぎ付けて、えっ」
神成ツバメ:「あ、おう」握手を返す。
神成ツバメ:「…じゃない!」
エリック・スタイン:「ほらね」 その様子を見てニヤッと笑う。
レイ:「こいつ、こう見えて結構いい歌、歌うんだぜ」神成に解説する。
神成ツバメ:「へえ……。」感心したように頷き、「…じゃない!」
レイ:「捜査現場、入るなら入ってもいいぜ」
レイ:「その代わりさあ、ここでオレに会ったの秘密にしておいてくれない?」
エリック・スタイン:そこでピラッと紙の手帳をめくり、先程の脅迫書の書き写しを見せますね。
エリック・スタイン:『アマデウスに関わる者は、この世から消え去る運命にある。すみやかにアマデウスのすべての音楽活動を中止せよ――サリエリ』
レイ:「……あン?何だこりゃ」
エリック・スタイン:「この臭い、殺人だろう。そしてさっき流れてたのは……アマデウスのやつ。キュウリ・プリン」
神成ツバメ:「…っな……」
レイ:「Cucumber Puddingな」
エリック・スタイン:「そうそう、それそれ」
神成ツバメ:「そこはどうでもいいんですよ!」
レイ:「分かってるよ。で、この殺人とその脅迫状が関係あるって?」
エリック・スタイン:「うん。この脅迫状はアマデウスの新曲オーディションに届いたものだ」 と、いきさつを説明する。
リョージ:「おかげで中止になってえらい目にあったぜ」
レイ:「……神成はどう思う?」
神成ツバメ:「どうって…」
エリック・スタイン:「オーディションは即座に中止になったから人死には出なかったけどね。もし中止にしなかったら……」
エリック・スタイン:ガイシャの死体があったであろう、人の形をした白線を見る。
エリック・スタイン:「繋がりがあると思わないかい。ツバメちゃん」
神成ツバメ:「……」嫌そうにエリックを見返す。
神成ツバメ:「…お前が来ると、だから嫌なんだ。ペースが乱れる」
レイ:「どうする?判断はお前に任せるさ、神成。オレは遊びに……いや、息抜きに来ただけだからな」
神成ツバメ:「…判断するほどの情報、俺はまだ持ってないですけど」
神成ツバメ:「ここでこいつを追い返すほど、馬鹿じゃないですよ」
レイ:「ふむ。なるほどな」
レイ:「育ってるなぁ、うちの捜査官は」
神成ツバメ:「……」照れている。
RL:レイは床の白線を見下ろしながら話し出す。
レイ:「……ガイシャは芸能リポーターのキリー林田。他人のプライバシーを歯牙にもかけねえ最低のパパラッチってやつだな」
エリック・スタイン:「御世辞にも、あんまり良い噂は聞いてないね」
レイ:「現場ではアマデウスの曲が流されていたが、今のところガイシャとアマデウスとの関係は不明」
リョージ:「熱狂的なファンだったとかじゃねえのか」
レイ:「かもな」
レイ:「ただのファンか、それとも本当にアマデウスと何か関係があるのか」
神成ツバメ:「アマデウスに関わる者、か…」
レイ:「そういや神成は芸能界に顔が利くコネがあるんだったか?その線から当たってみるのもいいかもしれねえな」
レイ:「神成は引き続き事件の捜査に当たってくれ」
神成ツバメ:「…はっ!」びしりと敬礼。
リョージ:「くはっ」その様子にうっかり吹き出す。
リョージ:「すげー、そんなビシッとした敬礼初めて見たよ、お巡りさん」
神成ツバメ:「………」無言で流す。
レイ:「それからオレの方は……」
レイ:「そろそろ戻らないとヤバイ」真剣な顔で言う。
神成ツバメ:「……課長。分かってるなら早く。ご自分の職務を全うしてください」
レイ:「事件の捜査は任せたぜ、神成」
神成ツバメ:「ああ、はいはい…」
エリック・スタイン:「いや、よかったよかった。“事件を最短で解決するなら警察と協力しろ”……と父さんも言っていたし」
エリック・スタイン:「いつも通り協力していこう、ツバメちゃん」 にっこりと笑って応じる。
神成ツバメ:ギロリとエリックくんをにらむ。
リョージ:「んじゃ、またそのうちライブ見に来てくれよ、レイ」ひらひらと手を振る。
神成ツバメ:「分かってるな。事件の関連が分かるまでだ。お前を認めたわけじゃないからな」
神成ツバメ:「いつも通りじゃない!ツバメって呼ぶな!」
エリック・スタイン:「寂しいなあ。僕は君のこと割と好きなんだけど」
神成ツバメ:「それからそこのお前!」リョージさんに。
リョージ:「俺?」自分を指さす。
神成ツバメ:「人が真面目にやっているのを、笑うな!」鼻息が荒い。
リョージ:「ああ、さっきの。ハイハイ、了解しましたっと」敬礼の真似をして応える。
神成ツバメ:「分かってないだろう!」
リョージ:「ハハ、バレたー?」一歩踏み込み、こつん、と人差し指でツバメの眉間を軽く叩く。
リョージ:「すげえ皺寄ってんの。癖になるぜ」
RL:レイはくすりと笑いながらキミたちを見送る。
神成ツバメ:「なっ…」
神成ツバメ:「…なっ、あ……」言い返そうとした時には、すでに二人は別のところに興味が向いているので、
神成ツバメ:「あーー!」頭を抱えて無意味に叫んだ。
RL:シーン終了!
RL:ソフィーは舞台裏の判定が可能ですよ
ソフィー三司馬:んー、そうですね
ソフィー三司馬:フェスラー公国の購入に失敗して手札を回しておこう…
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「ハートの7」
どどんとふ:ソフィー三司馬が「ハートの7」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:オーケー。

RL:では、次のシーンに移りましょう。
RL:シーンプレイヤーはソフィー。
RL:いよいよここからは情報収集が可能になります。
ソフィー三司馬:ありがてえ…
RL:場所は……どこがいいかな?
エリック・スタイン:そういえば前シーンの3人、チーム組めばよかったですね(2回目)
リョージ:oh
エリック・スタイン:チームの概念をよく忘れてしまう・・・
リョージ:同じくです
神成ツバメ:です
ソフィー三司馬:情報収集といえばストリートかしら<場所
RL:なるほど。では、ストリートにしますか
RL:そして、RLはリサーチフェイズのそれぞれのシーンでPSを渡そうと思って忘れていたことに気付きました
ソフィー三司馬:おお
神成ツバメ:ふお!
エリック・スタイン:プレイステーション!
RL:違う!
神成ツバメ:www
ソフィー三司馬:承りました
RL:ソフィーには「PS:小上紫乃からの任務をこなす」
RL:エリックには「PS:『アマデウス』について探る」
RL:リョージには「PS:『アマデウス』に近付く」
RL:神成には「PS:殺人事件を捜査する」が与えられます
リョージ:おお
神成ツバメ:アイサー!
RL:達成できるように頑張ったり頑張らなかったりするとよいだろう
エリック・スタイン:探るなって言われたけど、探っちゃおう!
ソフィー三司馬:やるぜ~
RL:では、情報収集のシーンです。
RL:ソフィーはN◎NAのストリートで調査を開始した。
どどんとふ:RLが「エグゼグ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「タタラ」
エリック・スタイン:タタラ場で暮らそう
RL:シーンカードはタタラ!賢明、慢心、洞察力などを暗示する!
神成ツバメ:リサーチシーンっぽい!
ソフィー三司馬:慢心…
RL:調べられる項目は今のところ以下のとおり
◆キリー林田
〈社会:N◎VA、メディア、ストリート〉達成値10、12、15、18、21
〈社会:警察、メディア〉12、15

◆アマデウス
〈社会:N◎VA、メディア〉10、15、18、21
〈コネ:赤星ジョージ、マクドナルド、ルンチャイ、愁林〉15

◆サリエリ
〈社会:警察〉12、15
〈社会:メディア、ストリート〉15

◆脅迫状
〈社会:警察、メディア、企業〉12、15

◆日野正二
〈社会:企業、メディア〉12、16、18、21
〈社会:メディア、ストリート〉15、16、18
RL:以上の5つです。
エリック・スタイン:多い!
ソフィー三司馬:ふむふむ
ソフィー三司馬:登場する人はいないかな
エリック・スタイン:おっと
エリック・スタイン:当然出る!
リョージ:登場したい!
神成ツバメ:スートが合わない……
エリック・スタイン:RL、登場はN◎VAかストリートでしょうか?
RL:〈社会:N◎VA、ストリート〉といったところですかね
RL:ソフィーはどこで調べます?ホワイトエリアかな?
ソフィー三司馬:そうですねえ。千早の関連企業を調べるわけですし
RL:では、難易度は〈社会:N◎VA、ストリート〉で12といったところかな。
ソフィー三司馬:実際高い
ソフィー三司馬:しかしチームなら…一人でも出られれば…!
エリック・スタイン:とりあえず、先程の流れで
エリック・スタイン:リョージ、ツバメとバンドを組みたい!
リョージ:組みたい!
神成ツバメ:俺ベースな!
リョージ:俺もベースな!
エリック・スタイン:僕もベース!
RL:バンドじゃない!チーム!
神成ツバメ:ハッ
神成ツバメ:というわけで、三人でチームを組みたいです。
RL:了解です。
エリック・スタイン:僕の手札ならまず確実に出られますが、ツバメ君かリョージ君どうします?手札消費したい?
神成ツバメ:お願いしますー
リョージ:じゃあお願いします!
エリック・スタイン:ほいほい!
エリック・スタイン:じゃあ社会N◎VAで判定します。外界が8の、
どどんとふ:エリック・スタインが「ダイアの9」を捨てました。
エリック・スタイン:8+9で登場!
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、エリックは登場判定に成功!
RL:他の2人も望むならシーンに登場することが可能です
リョージ:登場します。
神成ツバメ:出ます!
RL:了解です。では、全員登場ということで。
RL:まずはソフィーが調査をしているところからですね。
RL:好きに演出したり情報収集をしたりするとよいでしょう。
ソフィー三司馬:ではストリートを眺めながら、リングキーボードを嵌めた指をせわしなく動かしている。
ソフィー三司馬:身内といえど千早の関連企業。そうそう簡単にボロは出さない。
ソフィー三司馬:「ど・こ・か・ら・崩そうか、な」
ソフィー三司馬:では日野正二を〈社会:企業〉で調査したいです
RL:了解です。
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「クラブの9」
ソフィー三司馬:クラブ9+感情5+ストリームマップ2、査察身分証1、チャイナドール1に、報酬点3点
ソフィー三司馬:これで21点
エリック・スタイン:すげえ!
RL:おお、お見事!
神成ツバメ:おお!
リョージ:おおー
RL:では、〈社会:企業〉から探れる情報は全公開ですね
どどんとふ:ソフィー三司馬が「クラブの9」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
◆日野正二
RL:12 CMEのクグツ。アマデウスのプロデュースや交渉を一手に引き受ける。
RL:16 日野を通じてアマデウスから楽曲を提供されたミュージシャンの多くが姿を消している。
RL:18 アマデウスのマネージメントに関して、かなりの額の不正経理を発見できる。
RL:21 アマデウスの交渉を完全に独占しており、アマデウスの正体を知るのは業界では日野ただ1人だ。
RL:〈社会:メディア、ストリート〉で抜ける情報はまだ残っていますが、日野に関してはひとまずはこんな感じです
ソフィー三司馬:「”神に愛されし”…といっても、これじゃあ見過ごせないわねえ」
ソフィー三司馬:目を閉じたまま、IANUSを駆け巡る情報を整理する。
ソフィー三司馬:(これだけじゃあ足りないな。もう一手欲しいとこ…)
リョージ:では、ごちゃごちゃとした話し声が聞こえてきます。
ソフィー三司馬:何の気なしにそちらを振り向きましょう。
リョージ:「だからツバメちゃんはさー、もうちょっとなんつーの、こう、余裕? みたいな」
神成ツバメ:「誰が!何で!余裕がないって!?」
神成ツバメ:「あとツバメちゃんって呼ぶな!」
エリック・スタイン:「僕はいいと思うけどな、ツバメちゃん……」
リョージ:「ほらもー、そういうとこまさにじゃん? 欲しい情報も逃げてっちゃうぜ」
神成ツバメ:「お前もか!俺に言わせれば、どうしてお前はそう、鼻から口からチャラチャラと……」
ソフィー三司馬:「あら。リョージ君?相変わらずズルズルしてるわねー」
ソフィー三司馬:見知った顔に親しげに話しかけつつ、同行のメンツを見て首を傾げる。
ソフィー三司馬:「…バンドのメンバー変えたの?方向性がわからないんだけど」
リョージ:「あ? ソフィー姉さん。どもっす!」手を上げる。
神成ツバメ:「…ん」ソフィーさんを見る。
リョージ:「これはバンドじゃねーっすよ。探偵とお巡り。わけわかんねーのはそうだけど」
リョージ:「俺らアマデウス事件を捜査中なんで!」勝手に名づける。
ソフィー三司馬:「成程。そりゃそうよね、ツバメ君…ツバメちゃんが楽器やるとは思えないし」
エリック・スタイン:「そういうこと。はじめまして、ミス・ソフィー。探偵のエリックだ」
ソフィー三司馬:「あら、丁寧にどうも。リョージ君の知り合いにしては出来た紳士ね」
神成ツバメ:「べらべら喋るんじゃあない!」リョージさんの頭を小突く。
リョージ:「ういてっ。なに、ツバメちゃん姉さんと知り合い? N◎VAもずいぶん狭いねー」
神成ツバメ:「なんで、今、言い直したんですか…三司馬さん」
ソフィー三司馬:「そりゃま、このへんじゃだいぶ名物の堅物イヌだし?って、ごめんごめん。ツバメ君はついからかいたくなるのよね」
リョージ:「わかるー」
エリック・スタイン:「わかる、わかる」
神成ツバメ:「何がだ!」
ソフィー三司馬:「ま、それはともかく。今の話は興味深いな」
神成ツバメ:「…あなたも、アマデウスについて、何か情報を?」胡乱な目を向ける。
神成ツバメ:「(…芸能関係の情報…、この人を通じてなら、掴める…。でも、しかし…)」
ソフィー三司馬:「ええ。こっちの情報と、そっちの情報…いい感じにギブ・アンド・テイクしたいとこ」
リョージ:「ははあ、姉さんお仕事中? こっちはまだまだ捜査中ってとこだけど、それで良ければ」
リョージ:「プライベートでもしたいっすねー、ギブ・アンド・テイク」
ソフィー三司馬:「ま、それはこの件の決着次第かな?」
神成ツバメ:「!」目を白黒させている。
リョージ:「なに、まずかった? ツバメちゃん」
神成ツバメ:「ま、待て、どうしてお前らは話を勝手に…」
エリック・スタイン:「美人で有能な女性とあれば、そりゃあ共同戦線を張るのが男じゃないのかい?」
リョージ:「そそ。いいじゃんよ、せっかくのツテだろ?」
ソフィー三司馬:「お上手ね、エリック君」
ソフィー三司馬:「お仕事だから仕方ないけど…なんだかきな臭い匂いもしてきたし、ちょっと怖いと思ってたの」
エリック・スタイン:「ああ、ならご安心を。僕が傍に居る限り、あなたを危険には晒しません」
エリック・スタイン:抜け駆けしてソフィーさんの手を取り、にこりと微笑む。 「よろしく、ミス・ソフィー」
リョージ:「おっ、かっこいいじゃん」ケラケラと笑う。
ソフィー三司馬:「ありがとう。フェイトって素敵よね。善良なN◎VA市民を守る正義の味方」
ソフィー三司馬:エリックに向かってにっこりと微笑む。
神成ツバメ:「…!」ソフィーさんの言葉にぴくんと反応する。
神成ツバメ:「ま、待て、善良な市民を守るのは、そんなエセ探偵じゃなくて俺たち警察だし、女性を守るのも男性の使命!」
神成ツバメ:「だから三司馬さん、そんな奴じゃなくて、協力していくというのなら俺も……」
エリック・スタイン:ツバメちゃんの様子を見てくすりと笑う。 「つまり?」
神成ツバメ:「つまり、つまり俺たち4人のチームワークをだな、」
神成ツバメ:「ん!?」
ソフィー三司馬:「そういうこと。よろしくね」
エリック・スタイン:「決まりだ!4人のチーム!」
ソフィー三司馬:会心のウィンク。
神成ツバメ:「う、ん、ん、ん………!?」ウインクに赤面する!流されている!
リョージ:「ハハハ、いいじゃんいいじゃん、ヨロシク!」
神成ツバメ:では、そのままの流れで四人で情報を共有したいです。
RL:了解です。
ソフィー三司馬:イエス。チームも組ませてくださいな
エリック・スタイン:わちゃわちゃ情報共有しましょう。
リョージ:そして情報収集もしたい!
ソフィー三司馬:すべし
神成ツバメ:しよう!
RL:どうぞどうぞ
神成ツバメ:アマデウス以外ならどれでも抜けます!
リョージ:報酬点入れるとアマデウスの21が抜けるんですが、いっていいでしょうか
ソフィー三司馬:スゲー
神成ツバメ:お願いします!
ソフィー三司馬:なんというサクサク調査団
エリック・スタイン:じゃあ頼もう!
リョージ:では、〈社会:メディア〉でアマデウスについて判定します。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ダイアのK」
RL:おお、絵札
リョージ:カード10、外界6、ニュースソース2、報酬点3で21!
どどんとふ:リョージが「ダイアのK」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、全ての情報を公開しましょう
◆アマデウス
RL:10 ニューロエイジを代表するミュージシャン。ライブにも登場せず、プロファイルが未公表で正体不明。
RL:15 曲のバリエーションも多彩かつ多作。とてもひとりの活動とは思えないほど。時期によって曲調も全く違い、今のアマデウスは6代目だという噂すらある。
RL:18 アマデウスは、CMEの日野正二という『クグツ』を通してしか仕事をしない。
RL:21 アマデウスには、ゴーストがいるという噂がある。
エリック・スタイン:おばけ!
リョージ:なるほど
RL:新しいキーワード「アマデウス・ゴースト」が手に入ります。
ソフィー三司馬:おお
神成ツバメ:更なるキーワードが!
◆アマデウス・ゴースト
RL:〈社会:企業、メディア、ストリート〉12、14、16
RL:以上です。
リョージ:ラジャー!
神成ツバメ:エリックくんはいかがなさいます?
神成ツバメ:こっちはキリー林田をストリートで判定しようかなあ
エリック・スタイン:うーん、そうだなあ
エリック・スタイン:あっ、キリーの21を抜けそうだったのだけど
エリック・スタイン:そういうことならツバメ君に任せる!
神成ツバメ:お、まじですか。じゃあ任されましょう!
神成ツバメ:〈社会:ストリート〉でキリー林田について判定します。
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「ハートのJ」
神成ツバメ:カードが11、生命を9、報酬点を1支払って、達成値21点!
エリック・スタイン:生命たかっ
RL:あ、絵札は一律で10にしかならないのです
神成ツバメ:!
神成ツバメ:じゃあ、報酬点を2点支払います!
ソフィー三司馬:イエアー
RL:オーケー!それなら大丈夫です!
神成ツバメ:失礼しました!
RL:では、〈社会:ストリート〉での情報を公開しましょう
◆キリー林田
RL:10 芸能界のゴシップを追い回すリポーターで、悪質なパパラッチ。
RL:12 カラオケになると、必ず『Cucumber Pudding』を歌うという評判だった。これが驚くほど上手かったらしい。
RL:15 あれだけ芸能人のゴシップが好きだったにも関わらず、アマデウスの正体を追うことはなかった。
RL:18 若い時に本気で音楽を目指したことがあったという。
RL:21 酔っ払うと『Cucumber Pudding』は本当は自分の曲なのだと漏らすことがあった。
RL:以上です。
神成ツバメ:なんと…
エリック・スタイン:じゃあ僕も行こう!
エリック・スタイン:キリー林田の、警察・メディアの方を調べたいです。
エリック・スタイン:こう、ツバメちゃんと一緒にガイシャの情報を辿っていった感じで・・・
RL:よいでしょう!
神成ツバメ:なかよし!
エリック・スタイン:じゃあ《隠れバディ》で判定します。スートはクラブ。
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「クラブの8」
エリック・スタイン:感情4+隠れバディ4+8で16!
RL:では、判定は問題なく成功ですね。
RL:社会:警察から分かる情報を公開します
◆キリー林田
RL:12 キリー林田はサリエリという殺人鬼に殺された。
RL:15 現場には、次の殺人を予期させるような脅迫状が残されていた。
RL:以上です。
エリック・スタイン:「……“死体は喋らない。しかし死体は誰よりも雄弁に語る”と言うけれど」
エリック・スタイン:「そのまんまだな、これ」 ツバメ君の横で警察の報告書を読みながら頭をかく。
神成ツバメ:「うるさいな。記述することに意味があるんだ」
エリック・スタイン:「しかし、またサリエリか。脅迫状の差出人でキリー林田の殺害容疑者」
エリック・スタイン:「次はサリエリをあたってみるかい?ツバメちゃん」
神成ツバメ:「だからなんだその呼び方は! …しかし、そうだな」腕を組む。
神成ツバメ:「キリー林田は、まるで自分がアマデウスに曲を提供したかのような振る舞いを見せたという」
エリック・スタイン:「うん。」 ツバメちゃんが持ってきた調査書類を見る。
神成ツバメ:「……なぜサリエリはその情報を掴めたんだ?そもそも、アマデウスっていうのは、一体なんなんだ…」
リョージ:「アマデウスの方にも、ゴーストがいたかもって噂があるぜ」
神成ツバメ:「なんだと」リョージくんに視線を向けます。
リョージ:「噂だけどな。ま、あれだけ手広くやってればそんな話も出ると思ってたけど……」
ソフィー三司馬:「さすがリョージ君、業界には強い。その線も追ってみる価値ありそう」
神成ツバメ:「…実際に、キリー林田のような人物がいた、ということか」
リョージ:「どうも、そのキリ―林田の話、気にかかるよなあ」
エリック・スタイン:「警告で済まさず、実際に殺しに行くくらいなんだ。あながちウソじゃないのかもね……ゴーストがいる“かも”って話」
神成ツバメ:「……」
リョージ:「そんで、次の殺人予告だ。嫌な予感がぷんぷんするよなあ?」
神成ツバメ:「……まだ、終わらないってことか…」
エリック・スタイン:「……どうするつもりなんだろうね?アマデウスに関わる人間を一人残らず消していくつもりなのかな?」
ソフィー三司馬:「一人ぼっちになっちゃうわね。そしたら犯人がわかるけど」
エリック・スタイン:「うん。Why done it(ホワイダニット)……何故犯行に至ったのか。そこも気になるところだよ」
リョージ:「しっかし、ゴーストね。……オーディションに勝ったとして、俺は、一体誰の曲を歌うことになってたのかな?」タバコを取り出し、ふう、とひと吹かし。
リョージ:「ま、そんなもんかなって感じではあるけど、なんかなあ、世知辛えなあ」
神成ツバメ:「……」横目でリョージくんを見る。
神成ツバメ:「…これ以上は、考えていても埒が明かないだろ」
神成ツバメ:「調査を進めよう。…アマデウスの正体も、分かるかもしれないし」
RL:では、シーン終了!

どどんとふ:「RL」がログインしました。
どどんとふ:「リョージ」がログインしました。
どどんとふ:「神成ツバメ」がログインしました。
エリック・スタイン:シーンプレイヤー俺!
エリック・スタイン:チーム4人でまとめて登場したいです。
RL:では、シーンプレイヤーはエリック!
RL:チームとして登場するかどうかは他のキャスト次第だ
RL:一応登場判定の難易度は〈社会:N◎VA、ストリート〉で10としましょう
リョージ:チームとして登場しつつ登場判定に失敗する事はできますか?
RL:もちろん可能ですよ。
ソフィー三司馬:ウェッヘッヘ…それじゃあ遠慮なく。
リョージ:では登場しつつ失敗!
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「ハートの3」
どどんとふ:ソフィー三司馬が「ハートの3」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ハートの8」
どどんとふ:リョージが「ハートの8」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
ソフィー三司馬:登場失敗で手札を回したぜ。でもチームなので出るぜ
エリック・スタイン:バンドを組みましたからね
神成ツバメ:ザ・フォーベースズ!
神成ツバメ:登場します!手札はまわしません~。
エリック・スタイン:じゃあ改めて、チームとして登場判定します。《隠れバディ》でスートはクラブ。
RL:エリックはシーンプレイヤーだから登場判定はないよ!
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「クラブの8」
エリック・スタイン:アアアッ!
どどんとふ:エリック・スタインが「エリック・スタイン」のカードを受け取りました。
RL:見なかったことにしてあげよう
エリック・スタイン:気のせいじゃないかな・・・。
ソフィー三司馬:何かあったかな?
神成ツバメ:?
リョージ:何もないよ?
エリック・スタイン:紙の手帳をペラペラめくりながら、いつもの雑多なストリートに降りてきました。
エリック・スタイン:「“ストリートを侮るな。”」
エリック・スタイン:「“ストリートは全てを観て、聞いて、覚えている”」
エリック・スタイン:調査はやはりストリート!足を使う!これに限る!
神成ツバメ:「……またそれか」時代遅れの装備にうんざりとした顔をしている。
ソフィー三司馬:「ワオ。クラシック・スタイル、徹底してるのねえ」
リョージ:「まーいいじゃん、俺ストリート好きよ?」
エリック・スタイン:「ふふ、さすが」
エリック・スタイン:「そして、これはこれでいいものだよ。ツバメちゃんとソフィーさんもどうだい。失われしペーパー・ノート……」
神成ツバメ:「失われしって、時代遅れだって自分で認めてるだろ、それ」
神成ツバメ:ため息をつきつつ、ストリートを見回します。とりあえず調査だ!
RL:さて、では何について調べますか?
リョージ:アマデウス・ゴーストについて〈社会:メディア〉で調べたいです。
RL:オーケー。では、判定をどうぞ。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ダイアの9」
リョージ:カード9、外界6、《ニュースソース》2で達成値17。
エリック・スタイン:おっ、いいカードだ
どどんとふ:リョージが「ダイアの9」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:おお、ではアマデウス・ゴーストについての情報は全て抜けますね。
RL:公開していきましょう。
RL:◆アマデウス・ゴースト
RL:12 アマデウスは幾人もの替え玉によって演じられているという噂がある。
RL:14 赤星ジョージ、マクドナルド、ルンチャイ、愁林の四人はアマデウス・ゴーストと何かしらの関わりがあるらしい。
RL:16 ただし彼らはアマデウス・ゴーストについては沈黙して決して語ろうとしない。
リョージ:なんだってー
RL:これは何者かの神業《完全偽装》が使用されているためです。話を聞き出すためには何らかの神業が必要になるでしょう。
RL:そして、この情報項目が明らかになったことで新しいものが追加されます。
エリック・スタイン:完全偽装!
RL:◆赤星ジョージ
〈社会:N◎VA、ストリート〉〈コネ:赤星ジョージ〉12

RL:◆マクドナルド
〈社会:N◎VA、ストリート〉〈コネ:マクドナルド〉12

RL:◆ルンチャイ
〈社会:N◎VA、ストリート〉〈コネ:ルンチャイ〉12

RL:◆愁林
〈社会:N◎VA、ストリート〉〈コネ:愁林〉12

RL:彼らに関しては情報収集を行うだけでなく、ウェブを介してなどで直接話を聞くといったことも可能です。
神成ツバメ:ふんふん
RL:ひとまずアマデウス・ゴーストについての情報は以上。
エリック・スタイン:なるほど・・・ちょっと世間話的な
RL:そうそう。
ソフィー三司馬:しかしアマデウス・ゴーストについては語ってくれないわけか
リョージ:マクドナルドと話すの大変だよ
RL:まあ、手番が残っている人は話を聞き出してみるのもよいでしょう。
RL:大変です。
RL:あ、もちろん手番が残っていなくてもただ会いに行ったっていい。
RL:好きにすればいい自由にすればいい。
エリック・スタイン:僕はサリエリの名前に2回も遭遇してるのでサリエリを調べたいな。
神成ツバメ:俺たちは自由だ!
神成ツバメ:やってみろよ、探偵!
エリック・スタイン:そのうえで、愁林もちょっとナンパしてみよう。
ソフィー三司馬:行け行けエリッくん
RL:その上でw
ソフィー三司馬:じゃあ先に脅迫状を潰しておこうかしら
エリック・スタイン:ハッキングだ!
神成ツバメ:お願いします!
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「クラブの8」
ソフィー三司馬:脅迫状について社会:企業で判定。
ソフィー三司馬:感情5にクラブ8、ストリームマップで+2 チャイナドールで+1 査察身分証で+1 しめて17点
RL:おお、高い!
どどんとふ:ソフィー三司馬が「クラブの8」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、脅迫状についてはクリアですね。
RL:情報を公開しましょう。
RL:◆脅迫状
RL:12 サリエリと名乗る者から、芸能界に関わる人物を中心に脅迫状が送られている。
RL:15 CMEの日野正二がその事実を揉み消すために躍起になっている。
RL:以上です。
ソフィー三司馬:ふーむ
エリック・スタイン:サリエリ、営業がんばってるなあ
ソフィー三司馬:ダイレクトメール感覚
神成ツバメ:そういうこと!?
RL:血文字のダイレクトメール……。
ソフィー三司馬:さて、お次はどなた?
エリック・スタイン:じゃあ、僕だ。
エリック・スタイン:なんかチートすぎる気がするけど、シーン1回とかの制限も書かれてないので
エリック・スタイン:《隠れバディ》でサリエリを調べてみようかな。『〈社会:警察〉12、15』の方に。
RL:オーケーです。
エリック・スタイン:スートはクラブ。感情4の隠れバディ4で8。これにカードが、
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「クラブの8」
どどんとふ:エリック・スタインが「クラブの8」を捨てました。
エリック・スタイン:これ。で8+8の16!
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、余裕で成功だ。
RL:◆サリエリ
RL:12 正体不明の殺人犯。
RL:15 現場には脅迫状が残されていた。脅迫状の内容はアマデウスに関わった者は全て殺すというもの。
RL:以上です。
エリック・スタイン:やばいやつだ!
エリック・スタイン:警察は何やってんだ!
RL:キミの隣にいるよ。
神成ツバメ:……?
エリック・スタイン:いや失礼、警察は頼りになるとずっと前から思っていた。
リョージ:ケケケ
神成ツバメ:はっはっは、エセ探偵もたまには良いことを言うじゃないか。
エリック・スタイン:バチバチーッ
神成ツバメ:ドドドドド
エリック・スタイン:じゃあ最後はツバメちゃんに調査してもらおう!
神成ツバメ:ふん、言われなくてもだ。
神成ツバメ:なにか運命的ななんかが働き、マクドナルド氏について調べなければならない気がする。
神成ツバメ:〈社会:ストリート〉で。スートはハート。
神成ツバメ:俺の生命は9。そして、カードを公開。
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「ハートの10」
どどんとふ:神成ツバメが「ハートの10」を捨てました。
神成ツバメ:10+9で,19。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:高い!
神成ツバメ:これが警察さ。
RL:そんな手札をこんなところで使うとは。
RL:では、神成さんはリョージから話を聞いて怪しいと感じたマクドナルドに連絡を取ってみたという感じにしましょうか。
RL:ひとまず情報も公開しておきましょう。
RL:◆マクドナルド
RL:12 夢島近辺をねぐらとするいかれたホームレス。いつもわけの分からないことを口走っている。また、よくアマデウスの『TOTAL ECLIPSE』を鼻歌で歌う。
RL:では、ウェブを介してマクドナルドにアクセスを取ったという感じですかね。
神成ツバメ:うん。ただでさえ信用できなさそうな男が、変な奴だというんだからな。
神成ツバメ:たぶん犯罪者だ。
リョージ:「マジかよ、マックならダチだぜ」って連絡先を教えた感じで
リョージ:犯罪者あつかいだ!
RL:き、決め付けている。
エリック・スタイン:彼、週3くらいで職質されているからね。しかたがないかもしれない。
RL:まあ、職質される回数は多いです。
エリック・スタイン:多かったw
神成ツバメ:あ、じゃあ、名前だけはちらっと聞いたことあることにしようかな。
RL:神成さんはイヌであることを明かして連絡を取ります?
神成ツバメ:俺は隠す気はさらさら無い、が、チームの奴らに止められたら話さない。
RL:あんまり止められない気もしますがw
神成ツバメ:じゃあ明かして連絡をとる!
RL:では、マクドナルドは初めは警戒している様子ですね。
エリック・スタイン:ええっ
エリック・スタイン:警戒するって概念、あったんだ
神成ツバメ:ww
リョージ:ひでえw
RL:そこからw
ソフィー三司馬:まさか奴が警戒できるとは…
マクドナルド:『ブラックハウンドが俺に何の用なんだな?』
マクドナルド:『もしかして俺は悪いことをしたのか?それともお前が悪いことをしたのか?』
神成ツバメ:「それを今から聞くんだ」皆に見守られながら、むすっとした顔でキーボードを叩く。
マクドナルド:『何を聞くんだな?』
マクドナルド:『そもそも俺が聞くのか?お前が聞くのか?』
神成ツバメ:「お前と、アマデウス。その関係について」
マクドナルド:『アマデウス』
神成ツバメ:「何を言っている。俺が聞いてるんだ。お前は答えればいい」
RL:その言葉が出ると、マクドナルドは一瞬固まったように返事が遅れる。
マクドナルド:『アマデウス……“神に愛されし”って意味なんだな』
神成ツバメ:「………」眉間の皺がひとつ増える。
マクドナルド:『なるほど。お前はアマデウスについて聞きたいんだな』
神成ツバメ:「そうだ。それを、お前に、聞く。お前は、答える」
マクドナルド:『お前が聞いて、俺が答える』
神成ツバメ:「そうだ」
マクドナルド:『つまり俺が答えるということなのか?それとも答えるのはお前なのか?』
神成ツバメ:「……!?」
神成ツバメ:「だから!答えるのが俺で聞くのがおま……」そこまで打ちかけて止まる。
マクドナルド:『……ウェブなんかじゃ俺が何を言っているか分からないだろう?』
神成ツバメ:「……?!」
神成ツバメ:「そうだな」気を取り直して、返事を打ち込む。
マクドナルド:『あんたさえ良ければ俺のアジトで会って直接話をするんだな』
神成ツバメ:『アジト?場所を教えろ』
RL:では、マクドナルドはキミにアドレスを渡します。
マクドナルド:『そこでアマデウスについて俺の知っていることを話すんだな』
マクドナルド:『それにしてもお前はアマデウスが好きなのか?それともアマデウスがお前を好きなのか?』
神成ツバメ:『そうか。協力を感謝する』
神成ツバメ:「……」この辺で後ろを振り返ろう。
神成ツバメ:「なんなんだこいつは!」
リョージ:「お疲れさん」ニヤニヤと後ろで笑ってます。
リョージ:「なんなんだろね。ま、そういう奴なのさ」
神成ツバメ:「俺が悪いのか!?俺がいったい何をした!」頭を抱えている。
エリック・スタイン:「ツバメちゃんが悪いのかな?それとも俺が悪いのか?」 おどけてマクドナルドの真似をする
リョージ:「ハハハハ、初対面の奴はみんな困るけど、ツバメちゃんの反応はまた一段とおもしれえー」
エリック・スタイン:笑いながらお疲れ様のコーヒーを差し出してます。
ソフィー三司馬:「まあ、一応アポは取れたわけだし次に繋がるでしょ」軽く肩を竦めて見せる。
マクドナルド:『では、アジトで待っているんだな』
マクドナルド:『俺がアジトで待つのか?それともアジトが俺なのか?』
神成ツバメ:「やめろ、エセ探偵。あとツバメちゃんって言うな」コーヒーを受け取り、立ち上がろう。
エリック・スタイン:『アジトが君なのかもしれないし、君じゃないのかもしれないね』 勝手に返答を打ちこむ。
神成ツバメ:「お前がアジトなら俺はアジト……、………!?」
マクドナルド:『なるほど』
リョージ:「ま、何にしろアジトに向かわなきゃな……っと」
リョージ:ここらで制御判定したいです。
エリック・スタイン:納得するんだ・・・w
エリック・スタイン:制御判定!
RL:制御判定で手札を回すというテクニックですな。
リョージ:ですです。感情で制御判定してもいいでしょうか?
RL:構いませんよ。
リョージ:では!
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ハートの2」
リョージ:スート合わず失敗。
RL:低い。
どどんとふ:リョージが「ハートの2」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:では、旧知のマクドナルドが関わっていたということに意外と動揺していたという感じで。
RL:では、キミは感情の制御判定に失敗して動揺してしまう。
リョージ:「あちっ!?」吸っていたタバコを取り落します。ずいぶん短くなっていたのだ。
エリック・スタイン:「おっと」
リョージ:「あーあー、あぶね。ヤケドするとこだったわ」足でもみ消す。
エリック・スタイン:「大丈夫かい?リョージ君」
エリック・スタイン:「ヤケドの方じゃなくてね」
リョージ:「ん、ああ。まあ」ぽりぽりと頭を掻く。
リョージ:「……マック、なあ。一体全体どういう繋がりなんだろうな。俺、全然知らなかったわ」
エリック・スタイン:「僕もさ。どうも予想以上に根が深いらしい」
ソフィー三司馬:リョージ君の肩にそっと手を置く。
ソフィー三司馬:「今気にしても仕方ないこと。確かめに行きましょ」
リョージ:「そっすね。ま、姉さんに慰めてもらえるなら落ち込み甲斐もあったかな!」少し空元気を出す。
神成ツバメ:むすっとした顔でそのやり取りを見ている。こういうときの振る舞いが苦手。
ソフィー三司馬:(…しかし、どうなのかしらね。”アジト”に行ったが最後、全員マカブられてエンドロールってオチは勘弁だけど)
ソフィー三司馬:心中でのみ、そう呟いている。
エリック・スタイン:ソフィーさんの心中を見透かしたかのように、輪からはぐれたところにいるツバメちゃんに声をかける。
エリック・スタイン:「何が待っているか分からない」
神成ツバメ:「……」
エリック・スタイン:「頼りにしているよ。神成警察官」
神成ツバメ:「…ああ、そうだな」虚を突かれ、珍しく素直に返事。
神成ツバメ:「お…お前に、言われなくても、だ!」
RL:では、シーン終了!

RL:次のシーンは神成さんがマクドナルドのアジトへと赴くシーンにしましょう。
RL:シーンプレイヤーは神成さん。
神成ツバメ:任せておけ!
RL:登場判定は〈社会:N◎VA、ストリート〉で8。
エリック・スタイン:回すほどの手札がないなあ。判定は失敗せず、チームとして出ます。
エリック・スタイン:ただし交渉役はツバメちゃんに任せるので、後ろの方に控えていようかな。
リョージ:登場判定(失敗)させてください!
RL:オーケーですよ。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ハートの5」
どどんとふ:リョージが「ハートの5」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:ありがとうございました!
ソフィー三司馬:手札回しはなし。チームで登場します
ソフィー三司馬:こっちも後ろで控えてる感じですが
どどんとふ:RLが「タタラ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「チャクラ」
RL:シーンカードはチャクラ。節制、不安定、調和などを表す。
RL:では、シーンの描写をしていきましょう。
エリック・スタイン:ちょうど不安定な相手のアジトだし・・・
RL:というわけで、神成さんはマクドナルドに渡されたアドレスへとやってきました。
神成ツバメ:俺が先頭に立ち、後ろには皆がいる。
RL:夢島にあったその場所はトタンやビニールシートを組み合わせて作った粗末な小屋です。
エリック・スタイン:「うん、相変わらずだなあ」 リラックスしている。
エリック・スタイン:足元をかけぬけていくネズミを目で追う。
リョージ:「おー、ここは初めて来るな」きょろきょろとしている。
神成ツバメ:「……とりあえず危険は無い…無いのか…?」訝しげな顔をしつつ、小屋の中を伺おう。
RL:これが彼の言っていたアジトのようです。
ソフィー三司馬:「……住めばミヤコってやつなのかしら?」根っからホワイトエリアに馴染んでいるソフィーには少々居心地が悪い。
神成ツバメ:ノックくらいはしたいところだけど、できるのかなw
RL:小屋の様子を窺ったのなら神成は二つのことに気付くでしょう。
RL:小屋の中は灯りも付けず真っ暗な状態であること。
RL:そして、アマデウスの曲『TOTAL ECLIPSE』が大音量で流れていることだ。
エリック・スタイン:「…………」
エリック・スタイン:「嫌な予感がしないかい」
リョージ:「……マック?」おそるおそる声をかけてみる。
RL:小屋の中から返事は返ってこないね。
ソフィー三司馬:「嫌な予感しかしない、って感じね」顔を強張らせている。
神成ツバメ:エリックくんの声を聞き終わると同時に、小屋の中に飛び込みます。
エリック・スタイン:「ツバメ!」
エリック・スタイン:中に何がいるかわからない。こちらもホルスターの拳銃に手をかけつつ、後を追って飛び込みます。
リョージ:二人に続く!
ソフィー三司馬:MP21を手に、殿を務めよう
RL:では、小屋の中に入った瞬間、鼻をつくような鉄臭い異臭がする。
RL:暗い室内では大音量で音楽を流すデックのモニターに照らされて大柄な男が座っている。
RL:彼がマクドナルドだ。
マクドナルド:「…………」
神成ツバメ:「おい……!」マクドナルドの様子を確認しよう。
リョージ:「おいっ、マック!」
RL:では、神成が確かめようとした瞬間、マクドナルドの体は倒れる。
RL:そして、二度と起き上がらない。
リョージ:「マッ……」血の気が引く。
RL:彼の足下には血だまりができている。
RL:既に死亡しているようだ。
エリック・スタイン:「……」 薄暗い室内を探します。
RL:では、エリックは〈知覚〉で12の判定に挑戦してもらおうか。
エリック・スタイン:知覚!
RL:他の人も同様の判定に挑戦することは可能だ。
エリック・スタイン:状況の酷似。犯人が同じなら、ここにもあるはずだ。
エリック・スタイン:キリー林田の時と同じもの。
エリック・スタイン:脅迫状が。
エリック・スタイン:知覚判定します。
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「スペードのA」
エリック・スタイン:とっておきたかったけど、ここは出さざるを得ないね!
エリック・スタイン:理性は6なので…えーと、6+10…?
どどんとふ:エリック・スタインが「スペードのA」を捨てました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:エースは11の数か固定で達成値21かのどちらかにできる札なのです。
エリック・スタイン:うわっ、もったいねえ。
神成ツバメ:もったいねえってw
エリック・スタイン:じゃない。いいタイミングで切れた。達成値21にしますw
RL:では、エリックはデックのモニターに残されたメッセージを見つける。
RL:キミの推理通りこれは脅迫状だ。
エリック・スタイン:「……」 『TOTAL ECLIPSE』が大音量で流れる中、それに気付く。
RL:『アマデウスに近づきし者、死の運命が待つ。次の曲は鎮魂歌とならん――サリエリ』
エリック・スタイン:「……やってくれるじゃないか。」
エリック・スタイン:皆にもそのメッセージの存在を教えます。
エリック・スタイン:自分の推理の先を行かれた事。そして顔見知りのマクドナルドが殺された事。二重に怒りを覚える。
RL:それ以外には証拠となるものはこの現場には何一つ残されていないようです。
リョージ:「……」奥歯を噛み締める。
神成ツバメ:「クソッ…ふざけてる……」イライラと拳を振り上げ、行き場を無くしたまま握り締める。
ソフィー三司馬:(自分の身の危険より、こっちの事態を心配するべきだったわね…間に合わなくてごめんなさい、Mrマクドナルド)
ソフィー三司馬:遺体に向かって手を合わせる。
リョージ:「マック。俺……オーディション頑張れって……俺」
リョージ:「畜生! なんだよ! 何なんだサリエリって野郎はよ!」床を踏みつける。
エリック・スタイン:「“次の曲”……残りの3人が危ないね。間違いなく」
ソフィー三司馬:「そうね…みんなショックを受けてるところに悪いけど、そのうちの一人は私の知り合い」
リョージ:「……マズいじゃねえかよ、そりゃ」顔を上げる。
エリック・スタイン:「幸い、ここにはツバメちゃんがいる。マクドナルドの……後の事は警察に任せよう」
エリック・スタイン:死体処理、とは流石に言わない。
リョージ:「よろしく頼む」頭を下げる。
神成ツバメ:「……本部に連絡をとる。ここは任せろ」ポケットロンを取り出そう。
神成ツバメ:「……」エリックと目が合い、すぐに逸らす。「言われなくても、だ」
RL:では、神成さんが連絡をすると、駆け付けたブラックハウンドがすぐに現場の処理に当たってくれることでしょう。
エリック・スタイン:「うん。信頼している」
ソフィー三司馬:「ありがとう。私の知り合いはルンチャイさん…行きつけの喫茶店のマスターね。すぐに保護したいけれど」
エリック・スタイン:「なら、まずはそのルンチャイさんから行こう。僕の知り合いの方は腕が立つから、そう簡単にはやられない……」
ソフィー三司馬:「本当?」
エリック・スタイン:ポケットロンで愁林に何か簡単な警告メッセージを送る事とかはできますか?
RL:そうしたメッセージを送ることならば可能でしょう。
RL:内容はどういったものにしますか?
エリック・スタイン:なら、アマデウスの事は一言も書かずに
エリック・スタイン:『キリー林田とマクドナルドが殺された。君は警察に行って保護して貰え』とだけ送ります。
RL:了解です。
RL:ちなみに、愁林からはすぐに返事が返ってきたりはしませんね。
ソフィー三司馬:うわあ
RL:もしかしたら後でシナリオに影響が出るかもしれないし、出ないかもしれない。
エリック・スタイン:はわわわ
リョージ:ひい
ソフィー三司馬:あっちもこっちも!
神成ツバメ:あーあー
ソフィー三司馬:これ行く前に調査しといたほうがいいかなあ
エリック・スタイン:残ってる項目は、えーと
エリック・スタイン:よりによってサリエリがまだ一つ開いてないのか・・・
RL:あと、実はまだ明かされていない項目も二つぐらいあります。
神成ツバメ:とりあえずは、各コネ、サリエリ〈社会:メディア、ストリート〉、日野正二〈社会:メディア、ストリート〉。
リョージ:報酬点使えばサリエリいけるかな……
ソフィー三司馬:うん、全部開けられる
エリック・スタイン:手札が微妙にアレなので、よかったらサリエリにいきたい!
神成ツバメ:こっちはなんでもいけるぜ!
RL:神成さん強い。
エリック・スタイン:じゃあ愁林に会いに行く前にサリエリを調査してみます。
リョージ:コネ系もいけるか
ソフィー三司馬:こちらはルンチャイを開けておいていいかな?
神成ツバメ:いいですよ!
リョージ:じゃあ愁林いってみましょうか
エリック・スタイン:あっリョージ君ありがとう
エリック・スタイン:こころおきなくサリエリにいける!
神成ツバメ:とりあえず俺は保留して、明かされてない項目待ちしてみましょう。
ソフィー三司馬:先に愁林開けてもらって結果見るのがいいかもね
エリック・スタイン:クレバー!
リョージ:じゃあ最初にやりましょうか?
エリック・スタイン:おねがいします!
RL:ちなみに、RL的には日野正二のもう一つの情報が難易度も高くオススメだったりします
ソフィー三司馬:な、なんだと
リョージ:おっと
神成ツバメ:ぬん
リョージ:ツバメくんは開けそうですか?
RL:まあ、好きに情報収集をしてみたりするとよいでしょう。
神成ツバメ:任せておけ!
エリック・スタイン:というか、僕のコネなんだから僕が愁林開けてもいいのかもしれないw
リョージ:サリエリもいけそうなんでそれでもいいですよ!
エリック・スタイン:じゃあそうしようぜ!バトンターッチ!
リョージ:イエイ!
エリック・スタイン:ということで、当初の予定通り愁林についていきたいとおもいます。
RL:了解です。
ソフィー三司馬:縁が大事
エリック・スタイン:使用技能は社会:ストリート。
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「ハートのQ」
エリック・スタイン:生命3+10で12を突破します。
RL:高い。余裕で成功ですね。
エリック・スタイン:隠れバディは使わない。……サリエリに対して結構怒っていて、手帳をめくっている余裕がないのだ。
どどんとふ:エリック・スタインが「ハートのQ」を捨てました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:◆愁林
RL:12 三合会の殺し屋。無口で血色が悪いが、顔立ちは整っている。チャイナドレスの両袖に“シャドウソード”を隠し持つ。また中国人以外からの依頼は絶対に受けない主義。常に小さなヘッドフォンをしており、アマデウスの『Woman from Mars』を聞いている。
RL:エリックが彼女にメッセージを送ってからしばらく時間が経ちましたが、返事はまだ返ってくる様子はありません。
RL:以上です。
エリック・スタイン:「……」 返事が返ってこない。可能性は二つ。
エリック・スタイン:仕事中で忙しいか。
エリック・スタイン:既に死んでいるか。
エリック・スタイン:「彼女の家の合鍵でも貰っておくべきだったかな。くそ」
RL:それとエリックが情報収集をしたことでわかりますが、愁林は“夜香来”という中華街のバーに顔を出していることが多く、そこに行けば直接彼女に会うことができるかもしれません。
RL:とりあえず他の人は情報収集どうします?
リョージ:では、サリエリについて〈社会:メディア〉で判定します。
RL:了解です。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ダイアの5」
リョージ:カード5、外界6、《ニュースソース》2、報酬点2で15!
どどんとふ:リョージが「ダイアの5」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、判定は成功!
RL:情報を公開します。
RL:◆サリエリ
RL:〈社会:メディア、ストリート〉
15 芸能界の内情に詳しいようだ。業界に関わりがあるか、過去に業界と関わりがあったものがその正体なのではないかと推測される。

RL:以上です。
エリック・スタイン:ええー!
神成ツバメ:えー!?
RL:何ですか、もう。
神成ツバメ:だ、だってさ…だってさー!
エリック・スタイン:サリエリの正体がわかるとおもってたから・・・
エリック・スタイン:他の人たのんだ!
RL:こんな中盤で分かっちゃったらつまらないじゃないですか。
ソフィー三司馬:達成値15の情報で核心はわかるまい!
エリック・スタイン:たしかにw
神成ツバメ:じゃあ、俺は日野正二について調べます。
RL:さあ、他の2人はどうします?
ソフィー三司馬:先に難易度高い方開けちゃってください!
ソフィー三司馬:キャーツバメチャーン
神成ツバメ:むん!任せろ!
エリック・スタイン:むん!
神成ツバメ:「……」赤星の安否は気になる。しかし。奴なら大丈夫だ。大丈夫だと思わなければ。自分の任務を全うしなければ。
神成ツバメ:というわけで、〈社会:ストリート〉で調べます。スートはスペード。
神成ツバメ:理性7、で、カードを公開します。
どどんとふ:神成ツバメが「スペードのQ」を捨てました。
神成ツバメ:す、すてちゃった!
RL:いいのよ。
神成ツバメ:えっと、7+10、報酬1点を支払って、達成値18点!
RL:無事成功!
RL:では、情報を。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:◆日野正二
RL:〈社会:メディア、ストリート〉
RL:15 サリエリの脅迫状を揉み消している。何か思い当たる節があるようだ。
RL:16 アマデウスについて調べようとした者を脅迫した、抹殺したという噂がある。
RL:18 アマデウスを利用して何らかの計画を起こそうとしているようだ。
RL:新しい情報収集項目が追加されます。
RL:◆日野の計画
〈社会:企業、メディア、ストリート〉16、18

RL:以上です。
ソフィー三司馬:新情報か。達成値高い方を開けたほうが良さそうな気もするねー。
エリック・スタイン:強敵をたおしちゃってー
リョージ:開けそうならお願いしたいです
神成ツバメ:姐さん、いっちゃってー
RL:で、できるというのか!?
ソフィー三司馬:日野の計画を社会:企業で。
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「クラブの10」
ソフィー三司馬:感情5に、クラブ10、 ストリームマップで+2 チャイナドールで+1 査察身分証で+1 しめて19点
どどんとふ:ソフィー三司馬が「クラブの10」を捨てました。
RL:高い!さすが!
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
神成ツバメ:ぱねえ
エリック・スタイン:すげえ
エリック・スタイン:報酬点すら使わない!
リョージ:ひゅー!
RL:では、情報を公開しましょう。
RL:◆日野の計画
RL:16 日野はアマデウスを手みやげに、千早のグループ企業であるCMEから他社へと移籍し、アマデウスが稼ぎ出す利益の全てを手中に収めようと考えている。
RL:18 この移籍計画の一環で、最近マリアというロッカーに接触した。
エリック・スタイン:あわわわ
リョージ:なんと
RL:新しい情報収集項目が追加されました。
ソフィー三司馬:また!増えた!
RL:◆マリア
〈社会:N◎VA、メディア、ストリート〉〈コネ:マリア〉12、15、16

神成ツバメ:マリアーッ!
RL:というわけで、ソフィーは日野が明確に千早を裏切ろうとしているということが分かった。
RL:以上です。
エリック・スタイン:「……すまない、ちょっと喉が渇いてしまった」
エリック・スタイン:「中華街に良いバーがあるんだ。少しそこに寄ってくるよ」
エリック・スタイン:いつもの軽口だが、顔はあまり笑っていない。
リョージ:「お、じゃあ俺もご相伴に預かろっかなー」何かを察する。
エリック・スタイン:「何か分かれば…すぐ、連絡する。」
ソフィー三司馬:手を振って二人を見送る。
神成ツバメ:「……気をつけろよ。エセ探偵」
エリック・スタイン:「ありがとう、リョージ君。昔から探偵モノはバディを組んで行動するのがお約束だからね」
エリック・スタイン:「ツバメちゃん、ミス・ソフィー。そちらも気をつけて」
リョージ:「そうそう、音楽もソロじゃちと寂しいしな!」
神成ツバメ:フン、と鼻を鳴らし、見送ります。
ソフィー三司馬:「こっちもここからはチームでなくてバディね。お相手が違うような気がして悪いけれど?」
神成ツバメ:「なっ……」顔を覗き込まれ、動揺して赤面する。
神成ツバメ:「あ、ばっ、なっ、も、問題はありません!行きましょう!」
RL:では、2人が別れたところでシーンを切りましょう。

RL:次のシーン。シーンプレイヤーはエリック。
リョージ:RL!購入判定したいです
エリック・スタイン:OKです。リョージ君とチームを組んで行動したいとおもいます。
RL:購入判定はメジャーアクションを使って〈信用〉で判定してもらうので、情報収集の代わりにやるか、舞台裏で判定するかといった感じですかねー。
エリック・スタイン:そうだったとは!
リョージ:あっそうか!
RL:というわけで登場は〈社会:N◎VA、ストリート〉で10です。
リョージ:シーン出てるから無理でした!
エリック・スタイン:もう情報項目も少なくなってきたし、ほしいものがあるならメジャーで買っちゃってもいいかもですね。中華街なら色々売ってそうだし・・・
エリック・スタイン:僕はシーンプレイヤーだから自動登場かな。
RL:ですね。
リョージ:では登場判定だけさせてください。チームとして登場で。
RL:オーケーです。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「クラブの4」
どどんとふ:リョージが「クラブの4」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:失敗!以上です。
RL:了解しました。
RL:他の2人はどうしますか?
ソフィー三司馬:ああ、そうか。このシーンは登場しないから…
ソフィー三司馬:うん。手札がいいのでこのままにします。
神成ツバメ:あっ、そうか。じゃあ、登場判定に失敗させてください!
RL:どうぞどうぞ。
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「スペードの3」
どどんとふ:神成ツバメが「スペードの3」を捨てました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
神成ツバメ:失敗しました!以上です!
RL:では、エリックとリョージの2人が登場ですね。
RL:2人は中華街にあるバー“夜香来”へとやって来ます。
エリック・スタイン:様々なコネを当たった結果、愁林に会うならば……ここだ。
エリック・スタイン:アマデウスに関して何か情報を聴き出せれば最良。
エリック・スタイン:そうでなくとも、安否を確認できればベター。
エリック・スタイン:「悪いね、リョージ君。愁林は僕のお得意様なんだ」
リョージ:「いーってことよ。こんなことになったんだ。そりゃ心配だろ」
エリック・スタイン:「……君はいいやつだなあ」 ようやくヘラッと笑う。
リョージ:「お、わかる? 俺いい奴よ。ついでにベースと歌も大したもんだぜ」エアベースをかき鳴らす。
リョージ:「ま、いい奴でも、ダチは助けらんなかったけどさ」
エリック・スタイン:「そうだな……だから」
エリック・スタイン:「もしこの中で何かあったら助けてくれ。エリック・スタインというダチを」
エリック・スタイン:バーのドアを開ける。
リョージ:「オッケー、任せときな。もうあんな思いはこりごりだ」
RL:キミたちがバーに入ると中国人のバーテンが声をかける。
マスター:「いらっしゃい。……何にする?」
RL:中華風の雰囲気のいい店だ。
エリック・スタイン:「そうだな。チャイナドレスのお嬢さんを一人」
エリック・スタイン:「愁林、来てないかい?」
マスター:「あんたら愁林の知り合いかい?そういやフェイトの顔馴染みがいるって言ってたっけな」
マスター:「愁林なら上の部屋で休んでるぜ。上がっていくといい」
RL:そう言ってバーテンはバーの隅の階段を指差す。
エリック・スタイン:お休み中のレディの部屋に!
エリック・スタイン:ちょっと緊張した面持ちで、リョージ君と一緒に上にいきましょう。
リョージ:ばたばたと上がっていきます。
マスター:「……あいつは腕が立つ。もしあんたらが殺人鬼だろうと平気さ」
エリック・スタイン:「……」
エリック・スタイン:(そう、彼女は腕が立つ。そう簡単にはやられない……)
エリック・スタイン:部屋の前に立ち、軽くノックする。
RL:返事はない。
エリック・スタイン:「……愁林?」
RL:部屋の中からは微かに音楽が聞こえてくるね。
RL:アマデウスの『Woman from Mars』だ。
エリック・スタイン:リョージ君に目で合図をします。3、2、1。
リョージ:軽く頷きます。
エリック・スタイン:扉をあけ、中にすべりこむ。
RL:部屋に入るとポケットロンを握ったままのチャイナドレス姿のスタイルのいい女性が血溜まりの中に倒れている。
エリック・スタイン:「……愁林!」
リョージ:「……!」
RL:既に血の気はなく、美しかった肢体はねじ曲がっている。
RL:死体のすぐそばには血で書かれたメッセージがある。
RL:『アマデウス。それは触れ得ざる者の名。関わる者に、死の制裁を――サリエリ』
エリック・スタイン:「……!」
エリック・スタイン:「また、先回りか……!」
リョージ:「サリエリ!!」
エリック・スタイン:室内に手掛かりになりそうなものは他にありますか?
RL:愁林が握りしめていたポケットロンはメッセージが送りかけの状態になっていたようですね。
RL:『ありがとう、エリック。忠告通りすぐに警察に助けてもらうことにする』
RL:そのメッセージが送信される直前の状態だ。
エリック・スタイン:それを見た途端、カッと頭が熱くなり
エリック・スタイン:床を殴りかける。
エリック・スタイン:手が直前で止まる。
エリック・スタイン:「……っ、……!」
リョージ:「……」ぽん、と肩に手を置いてやる。
エリック・スタイン:「探偵は……“常にクールであれ。傍観者であり、解決者であれ”」
エリック・スタイン:「……行こう、リョージ君」
エリック・スタイン:「ここにはもう何もない」
リョージ:「……悪意以外はな」
RL:エリックの言う通りそれ以外は探しても証拠となるものは何も残されていないようだ。
リョージ:「マジで腹が立つ……! クソッ」拳で手を殴りつける!
エリック・スタイン:友人の死体をそのままにしておくのは忍びない。そして今はツバメちゃんもいない。
エリック・スタイン:階下の人間になんとか事情を説明してバーを後にしたいと思います。調査を進めなければ。
RL:了解です。
リョージ:「お前はクールでいてくれ、エリック。俺、お前の分まで怒ってやっからよ!」口を歪める。
エリック・スタイン:「……」
エリック・スタイン:「ほんとに優しいんだな、君ってやつは」
エリック・スタイン:「ありがとう」
RL:では、バーテンは驚きつつもSSSに連絡を取ってくれるでしょう。
リョージ:「血の気が多いんだよ。ミュージシャンらしいだろ?」
リョージ:購入判定をしたいです。
RL:どうぞ!
リョージ:ではサイコストライクを。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ダイアの4」
リョージ:カード4、外界6、目標値が6なので成功です。
どどんとふ:リョージが「ダイアの4」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、購入成功ですね。
リョージ:やったー
エリック・スタイン:ひゅー
RL:それじゃあ2人がバーを出たところでこのシーンは切りましょう。
RL:では、舞台裏の判定です。
エリック・スタイン:おっけーです。愁林に頭を下げて出て行こう。
RL:神成さんとソフィーさんは舞台裏の判定をどうぞ。
ソフィー三司馬:おお、そうか。舞台裏でも情報収集はできるんだった
神成ツバメ:ええと、残ってる情報収集は
神成ツバメ
◆アマデウス
〈コネ:赤星ジョージ、マクドナルド、ルンチャイ、愁林〉15

◆赤星ジョージ
〈社会:N◎VA、ストリート〉〈コネ:赤星ジョージ〉12

◆ルンチャイ
〈社会:N◎VA、ストリート〉〈コネ:ルンチャイ〉12

◆マリア
〈社会:N◎VA、メディア、ストリート〉〈コネ:マリア〉12、15、16

ソフィー三司馬:アマデウスのコネ方面も残ってたか…
神成ツバメ:もう二人くらいいないけど…
ソフィー三司馬:うう…
RL:あ、ちなみに、アマデウスのコネからの情報収集は現段階だとほぼ意味がありません……。
ソフィー三司馬:あ、了解です
神成ツバメ:なんと
ソフィー三司馬:じゃあ自分は会う前にルンチャイを開けておきたいね。
RL:序盤だったらそっちからでもコネの人物に繋がれたよってくらいですね。
神成ツバメ:俺も赤星を開けよう。
RL:ほうほう。
神成ツバメ:ソフィーさんからどうぞ!
ソフィー三司馬:はいな
ソフィー三司馬:ではルンチャイを社会:ストリートで。
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「ハートの9」
ソフィー三司馬:生命3にハート9、 ストリームマップで+2 チャイナドールで+1 で15かな
RL:お見事。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「ハートの9」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、情報収集は成功ですね。
RL:◆ルンチャイ
RL:12 ハザードメモリアルパーク裏の喫茶店のマスター。落ち着いた外見の無口な男。流行の音楽を嫌っている。店内に流す音楽もハザード前のクラシカルなものばかり。しかし、彼が1人の時に流行歌であるアマデウスの『Wake Up The Dead』を聞いているところを見たものもいるという。
RL:以上です。
神成ツバメ:じゃ、次は俺です。
RL:オーケー。どうぞ。
神成ツバメ:赤星を〈社会:ストリート〉で調べます。スートはハート。
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「ハートの4」
神成ツバメ:生命9なので、4+9で、13.
RL:生命高いな、キミ!
神成ツバメ:ふふん!
RL:では、情報収集は成功。
どどんとふ:神成ツバメが「ハートの4」を捨てました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:◆赤星ジョージ
RL:12 タタラ街界隈を縄張りとするちんけなダフ屋。自称・芸能界通。「オレはアマデウスのレコーディングに参加したんだぜ」が酔った時の口癖で、テンションが上がるとアマデウスの『Move On』を歌い出す。
RL:以上です。
神成ツバメ:ムムム
RL:舞台裏の判定はこれで終わりですね。
RL:というわけで、次のシーンでは神成ソフィー組は予定通りルンチャイのところに行ってもいいし、変更して赤星のところに向かってもいいです。
エリック・スタイン:あからさまに死にそうな人と、うっすら死にそうな人

どどんとふ:「RL」がログインしました。
どどんとふ:「ソフィー三司馬」がログインしました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「ソフィー三司馬」のカードを受け取りました。
どどんとふ:「リョージ」がログインしました。
どどんとふ:リョージが「リョージ」のカードを受け取りました。
どどんとふ:「神成ツバメ」がログインしました。
どどんとふ:神成ツバメが「神成ツバメ」のカードを受け取りました。
どどんとふ:「エリック・スタイン」がログインしました。
どどんとふ:エリック・スタインが「エリック・スタイン」のカードを受け取りました。
RL:では、次のシーン。
RL:シーンプレイヤーはソフィーさん。
RL:登場判定は〈社会:N◎VA、ストリート〉で10です。
どどんとふ:RLが「チャクラ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カゲムシャ」
どどんとふ:RLが「カゲムシャ」を捨てました。
神成ツバメ:ソフィーさんとチームを組んで、俺も登場します!
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カゲ」
神成ツバメ:手札を回すのはしません。
RL:シーンカードはカゲ!変化、沈滞、急変を暗示する!
RL:了解です。
神成ツバメ:急変…
RL:では、2人が登場ということですね。
ソフィー三司馬:イエス
神成ツバメ:です!
RL:それでは2人がルンチャイの喫茶店に向かうシーンですね。
RL:スラムにある落ち着いた雰囲気の喫茶店。
RL:いつもならばそれなりに人気のある店だが、今日はどうやら営業していないようだ。
RL:店の扉は固く閉ざされている。
ソフィー三司馬:むむ。ルンチャイに連絡を取る事はできますか
RL:可能ですよ。
ソフィー三司馬:「ルンチャイさん、この店の店長なんだけど。今日はお店やってないみたいね」
神成ツバメ:「ううん…」眉をひそめ、その扉を眺める。
ソフィー三司馬:「勇み足だったかしら。連絡を取ってみるわ」
ソフィー三司馬:と、ツバメ君に告げてからルンチャイと連絡を取ろう。
RL:では、ソフィーさんがルンチャイにアクセスすると、慌てた様子で返事が帰ってくる。
ルンチャイ:「よ、よかった。ちょうど今連絡しようとしていたところだった。私は命を狙われているんだ……!」
ソフィー三司馬:「状況はだいたいわかってる。今どこに?」
ルンチャイ:「店の奥だ。だが、ヤツがもうすぐそこまで来ている。きっと間に合わない……!」
神成ツバメ:「……」ソフィーさんに目を向ける。
ソフィー三司馬:「ツバメ君、その扉壊していいから中に入って!」
神成ツバメ:「! はっ、はい!」
ソフィー三司馬:「ルンチャイさん、全て話して!あなたは隠している事があるでしょう!?」
神成ツバメ:装備している刀で扉を斬りつけます
ルンチャイ:「隠していること?ああ。いや、だが……」
ルンチャイ:「私には言えない……!」
RL:神成の刀によって扉は真っ二つになる!
ソフィー三司馬:「この期に及んで何を…!」
神成ツバメ:真っ二つになった扉を蹴り飛ばして、中に転がり込むようにして入る!
神成ツバメ:そのまま、ルンチャイを探します。
ルンチャイ:「駄目なんだ。その真実だけは、私の口から話すことはできない……!」
エリック・スタイン:登場します。
RL:では、登場判定を。
エリック・スタイン:《隠れバディ》を使って登場します。スートはクラブ。
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「クラブの9」
エリック・スタイン:感情4の手札9で成功。
どどんとふ:エリック・スタインが「クラブの9」を捨てました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:チームとして登場しつつ、登場判定させてください。
RL:オーケーです。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「スペードの6」
どどんとふ:リョージが「スペードの6」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:失敗! 登場はします!
RL:では、2人はシーンに登場だ。
エリック・スタイン:クラシックなバイクの爆音が響き、ソフィーさんの背後で止まる。
エリック・スタイン:「状況は!」
ソフィー三司馬:突然の登場に一瞬驚いて目を見張るが、すぐに持ち直す。
ソフィー三司馬:「保護対象も敵もこの奥。まだ情報は引き出せてない」
リョージ:「敵!やっぱり危ねえんじゃねえか!」バイクから飛び降りる。
エリック・スタイン:てくてく歩いていって
エリック・スタイン:「失礼、ミス・ソフィー」
エリック・スタイン:ルンチャイと繋がったままのソフィーさんの端末を拝借します。
エリック・スタイン:そして、ルンチャイに《真実》を使用。隠してる事を全部喋って貰う!
RL:アマデウス・ゴーストについて聞くということでいいんですね?
エリック・スタイン:そうですね。アマデウス・ゴーストについて。
RL:了解です。
RL:では、ルンチャイは自分の知っていることを話すでしょう。
RL:演出などがあればどうぞ。
エリック・スタイン:出来るだけ威圧感のある声色で話しだす。
エリック・スタイン:「 ルンチャイだな? 」
エリック・スタイン:「聞け。N◎VA治安維持軍、美作司令直属部下のエリック・スタイン特務大佐だ。命令によりお前を保護しに来た」
エリック・スタイン:「周囲に二個戦闘小隊を待機させている。32秒以内にお前をその場から救出できる。」
ルンチャイ:「軍だと……?いったい何が起きている!?」
エリック・スタイン:「説明は後だ!お前に聞きたい事は一つだけ!」
ルンチャイ:「わ、私は助かるのか……!?」
エリック・スタイン:「お前の知る“アマデウス・ゴーストの情報”を全て提供すれば、な」
エリック・スタイン:「提供して助かるか、提供せずに死ぬか」
エリック・スタイン:「2秒で決めろ」
ソフィー三司馬:(よりによってその名前を騙るって…怖いもの知らずね、この子!)あまりにも大胆な嘘に、呆れ顔になる。
ソフィー三司馬:(違う。全て覚悟の上なのね。リスクを取らなければ真実は見えない…)
ルンチャイ:「わ、分かった!話します!だから、助けてください!」
エリック・スタイン:すごく悪そうな笑みを浮かべる!
リョージ:あーらら、とその顔を見てニヤニヤする。
ルンチャイ:「アマデウスは……ゴーストだ」
ルンチャイ:「ゴーストというのは、二重の意味でさ」
神成ツバメ:ルンチャイを発見し、声をかけようとして…立ち止まる。
神成ツバメ:「――!」
ルンチャイ:「本物のアマデウスは何年も前にとっくに死んでいる。私はCMEの日野正二の指示でその代役を務めた」
ルンチャイ:「……アマデウスを死なせないために」
エリック・スタイン:「……!」
エリック・スタイン:紙の手帳にペンを走らせる。こういう時、電子媒体と違って操作音がしないからバレずに楽でいい。
ルンチャイ:「私は、アマデウスのゴーストだった。私だけじゃない。キリー林田も、マクドナルドも、愁林も。……赤星もそうだ」
エリック・スタイン:ルンチャイが喋った事を逐一メモしていく。
エリック・スタイン:「だが、赤星以外の3人は既に殺されたぞ」
ルンチャイ:「ああ、そうだ。ヤツが殺したんだ」
ルンチャイ:「日野正二はアマデウスに匹敵する才能を作り出すために、あらゆる手段を使っていたよ。違法ドラッグも、サイコアプリも、人体手術も」
ルンチャイ:「私の体は、その影響でかなりガタが来ている。私は、音楽を憎んだとも。アマデウスを」
ルンチャイ:「だが、ヤツは……赤星は、体だけでなく精神まで壊れてしまっていたのだろう。その憎しみを実際に行動に移したんだ」
エリック・スタイン:(全部ゲロってくれそうだから、話が終わったタイミングで保護してあげよう)
エリック・スタイン:そう書いた紙の切れはしをリョージ君とソフィーさんに渡しておきます。
ルンチャイ:「サリエリの正体は赤星ジョージだ。ヤツはアマデウスに関わる者を全て殺すつもりでいる」
エリック・スタイン:「一人残らずか……!」
神成ツバメ:「なっ、……」息を呑む。
ルンチャイ:「そう。次は……私の番だろう」
ルンチャイ:「さあ、これで知っていることは全て話した!助けてくれ!」
エリック・スタイン:「いいだろう、そこを動くな。総員突入 ……!?」
RL:その時。
RL:端末越しにアマデウスの曲「Wake Up The Dead」が流れる。複雑なリフの絡み合うスラッシュメタルだ。
ルンチャイ:「わ、私の曲だ!来る!ヤツが……!」
エリック・スタイン:「……ツバメちゃん!」 店内に怒鳴る!
エリック・スタイン:「そいつはシロだ!助けよう!」
ルンチャイ:「どこだ!?どこにいる!?」
RL:いつの間にか、ルンチャイの背後に仮面をした男が立っている。
エリック・スタイン:ベストの内側から銃を二挺引き抜いて店の中に飛び込むよ!
リョージ:店内に駆け込む!
RL:仮面の男は両手に持ったナイフを振り上げる。
リョージ:「ルンチャイさん! 死ぬな! 俺……!」
神成ツバメ:「貴様っ!」物陰から転がりでる!刀を振りぬく!
RL:仮面の男の持ったナイフが弾かれる!
サリエリ:「邪魔を……するな!」
エリック・スタイン:「ナイス、ツバメちゃん……!」
リョージ:「俺、アンタの曲! 『Wake Up The Dead』! 結構好きなんだよ!」店の奥になだれ込む!
神成ツバメ:ナイフを弾いた勢いで、そのまま仮面の男にタックルを仕掛けます!
RL:だが、サリエリはそのまま後ろに飛び下がる。
サリエリ:「さすがだぜ、神成のダンナ」
神成ツバメ:「っ!」
サリエリ:「この場は引き下がろうじゃないか。だが、まだだ」
サリエリ:「まだアマデウスは眠らない。オレは、アマデウスを完全にこの世から消し去らなければならない……」
神成ツバメ:「赤星、待て!動くな!」
RL:そう言ってサリエリはシーンから退場する。
リョージ:「おいっ!」その辺のものを投げつけるが、間に合わない。
神成ツバメ:「待て…、クソッ……!」去ってゆくサリエリを見て、歯噛みする。
ソフィー三司馬:「逃げ足が早いこと。でも、マスターが無事でよかった」
RL:ルンチャイは呆然とした様子だ。
ルンチャイ:「た、助かったのか……?ぐ、軍は?」
エリック・スタイン:トリガーを引き絞る0.1秒前だった銃を下ろす。
エリック・スタイン:「軍……?混乱してるのかい?」
エリック・スタイン:「軍は知らないけど、幸いここにはブラックハウンドの隊員がいる。警察に匿って貰うといい」
リョージ:「はあ……」ふらふらとルンチャイのところにやって来る。
リョージ:「良かった、良かったよ。やっと助けられた。俺何にもしてねえけど!」
ルンチャイ:「あ、あんたたちが助けてくれたのか。ありがとう。礼を言います」
神成ツバメ:「……応援を呼ぶ」押し殺した声で言う。
ルンチャイ:「警察がいるのか」
ルンチャイ:「頼む。ヤツを……ヤツを止めてくれ。きっとまだ犯行を続けるつもりだ」
エリック・スタイン:「でも、ゴーストはあんたで最後だろう。あとは全員殺されてしまった」
エリック・スタイン:「そしてあんたは今保護した。……これ以上誰を殺すって言うんだい?」
ルンチャイ:「ああ。だが、日野正二が新しいゴーストの候補を探すためにオーディションを開いているという話を聞いたことがある」
エリック・スタイン:「……」
リョージ:「……ゴーストの候補……ってもしかして、俺の参加したアレかあ!?」
ソフィー三司馬:「日野はまだこのアマデウスというシステムを手放すつもりがないのね。強欲な男」
ルンチャイ:「キミの言う通りゴーストは私で最後だ。おそらく、次に狙われるとすればそのオーディションの関係者だろう」
エリック・スタイン:「……マズいな」
エリック・スタイン:マリアにどこかで合流できないかメッセージを送れますか?
ルンチャイ:「アマデウス・ゴースト候補として日野正二に声をかけられている人物がいるならば、その人物が危ない」
RL:それは可能ですよ。
RL:マリアからはすぐに返事が来ます。「自分も話したいことがあったから会おう」と。
エリック・スタイン:『今どこにいる?君に会いたい。』とだけメッセージを送ると、すぐに返事が来た事に安堵する。
エリック・スタイン:じゃあ、ストリートの適当なところで待ち合わせを取りつけたいと思います。
RL:了解です。
リョージ:「あー、ルンチャイさん。こんな時になんだけど」頭を掻きながら話しかける。
RL:エリックを見送りながら疲労困憊した様子のルンチャイは立ち上がる。
ルンチャイ:「……どうしました?」
リョージ:「さっきも言ったけど、俺、『Wake Up The Dead』結構好きでさ。今ホンモノの作者に会えてスゲー感激してる」
リョージ:「特にさ! 間奏のギューン、デリデリデリデリ、ってとこ、あれすげえなって」
ルンチャイ:「苦い、思い出です。今はもうすっかり忘れ去ってしまっていた。いや、忘れようとしていた。店で流すのもクラシックばかりで……」
RL:ルンチャイは苦笑しながら話す。
リョージ:「ん、アンタが喜ぶかどうかはわかんねえなって思ってたよ」
リョージ:「でもさ、アンタの曲で喜んだ奴、いっぱいいるんだ。ここにも一人」
ルンチャイ:「あれは、私の曲だが、私の曲ではないのです。後に残ったのは痛みだけだった。だが――」
ルンチャイ:「キミのような若者がそう言ってくれるのなら、流行りの音楽も悪くはないですね」
リョージ:「だよな。音楽を憎むな、なんて俺には言えねえよ。でも、ほんのちょっとだけ覚えといてほしい」
リョージ:「へへ」笑います。
ルンチャイ:「ありがとう」笑い返す。
ソフィー三司馬:「いい感じね。頑固な人も魅力的だけれど、それだけじゃ疲れるもの」
ソフィー三司馬:こちらも笑顔を見せる。
ルンチャイ:「私も、今回の事件は少々疲れました」
ルンチャイ:「しかし、三司馬さん。まさかあなたに助けられるとは」
ソフィー三司馬:「ふふ。まあね、これも私の充実した仕事のうちなの」
ルンチャイ:「良いビジネスだと思います。後の仕事も上手くいくことを祈っています」
ソフィー三司馬:「ありがとう、マスター。これからは、自分が苦しむような嘘はダメよ?」
ルンチャイ:「さて。そうできるといいのですが。千早のような大企業は恐ろしいですから」
ソフィー三司馬:「まあ、そうね。千早をナメることは許されない…誰であっても」
ソフィー三司馬:「全部終わったらまた来るわ。美味しいコーヒーを淹れてちょうだい」
ソフィー三司馬:ひらひらと手を振って、その場を後にしましょう。
ルンチャイ:「ええ。お待ちしています」
RL:では、シーン終了!

RL:次のシーン。
RL:エリックがマリアと話すシーンですね。
RL:シーンプレイヤーはエリック。
RL:登場判定は〈社会:N◎VA〉で10というところですね。
エリック・スタイン:危ないぜってことに説得力が出るので、他の人も来るなら来てほしいなあ。
どどんとふ:RLが「カゲ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「クロガネ」
どどんとふ:RLが「クロガネ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「アヤカシ」
エリック・スタイン:合流したし、みんなが良ければ再度4人でチームを組んでもいいですか?
RL:構いませんよ。
リョージ:こちらはOK!
どどんとふ:RLが「アヤカシ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「バサラ」
RL:シーンカードはバサラ!表すのは意志、知力、決意!
神成ツバメ:組もう!
ソフィー三司馬:では出ましょう。登場判定はしない。
エリック・スタイン:ぼくらは無敵のチームさ!
リョージ:チームとして登場。登場判定はなしで!
神成ツバメ:同じく登場判定はなし!
エリック・スタイン:決意!
RL:では、場所はどこにしましょう?
エリック・スタイン:サリエリがどんな手を使ってくるかわからないから、狙撃を受けないような屋内がいいですね。レストランとか。
ソフィー三司馬:クレバー…
神成ツバメ:プロ…
エリック・スタイン:みんなおなかもすくころだろうし・・・
リョージ:ぐー
RL:では、イエローエリアあたりの手頃なレストランにでもしましょう。
エリック・スタイン:へい!
RL:マリアは席に着いて待っている。どことなく嬉しそうな様子だ。
エリック・スタイン:じゃあ、みんなでやってきましょう。ひらひらと手を振る。
ルンチャイ:「エリック!……その人たちは?」
RL:キミを見ると嬉しそうに立ち上がるが、連れを見て不審そうな顔をする。
エリック・スタイン:「やあマリア。急にすまないね、友達を紹介したくて」
マリア:「エリック!……その人たちは?」
マリア:「友達?」
リョージ:「よっす、また会ったなあ」手をひらひらと振る。
神成ツバメ:いつも通り、むっとした顔をしている。
マリア:「ああ、オーディションで会った。こんにちは」
エリック・スタイン:「うん。まあ、探偵仲間みたいなものかな。リョージ君は違うけど」
マリア:「探偵のお仲間?それがどうして」
ソフィー三司馬:「初めまして未来の歌姫さん。私はソフィー・三司馬、よろしくね」
マリア:「三司馬さん、ね。マリアよ。女の探偵さんもいるのね」
エリック・スタイン:「こうして探偵仲間でぞろぞろきたのは、ちょっと君に相談したい事があったからなんだけど……」
エリック・スタイン:「君も丁度話があるって?どうかした?」
マリア:「相談?私もエリックに話したいことがあったのだけど」
マリア:「私から話してもいいの?」
エリック・スタイン:「じゃ、レディファーストだ。どうぞどうぞ」
マリア:「そう。それじゃあ」
マリア:「私、メジャーデビューできそうなの」
エリック・スタイン:「なんだって?」
リョージ:ぴくっと眉を動かします。
マリア:「CMEの日野正二って人に話を持ちかけられて。あのアマデウスのプロデュースで歌を歌わないかって」
マリア:「なんだか夢みたいよね」
RL:マリアは心の底から嬉しそうに話す。
ソフィー三司馬:マリアについて〈社会:ストリート〉で調査させてください。
RL:了解です。
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「スペードの9」
ソフィー三司馬:理性7のスペード9で16。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「スペードの9」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
ソフィー三司馬:これだけでクリアだけど、ストリームマップとチャイナドールで達成値は19かな
エリック・スタイン:相変わらず情報にめちゃくちゃ強い
RL:オーケーです。では、判定は成功ですね。
RL:◆マリア
RL:12 メジャーデビューを夢見るストリートミュージシャン。最新メディア情報にも詳しく、アマデウスを目標にしている。
RL:15 オーディションにエントリーしたことがきっかけで、歌唱力を認められCMEの日野正二から直接声をかけられた。
RL:16 CMEとの接触後、サリエリから脅迫状を送られ、命を狙われているらしい。
RL:以上です。
マリア:「それで今度、マキシマムアリーナでライブをやることになったの。聞きに来てくれるわよね、エリック?」
エリック・スタイン:「ふむ」
マリア:「もし良かったら他の皆さんも」少し不安そうに言う。
エリック・スタイン:「もちろんだとも!君の晴れ舞台、必ず応援に行くよ。ねえ、みんな?」
リョージ:「一応ライバルだから悔しいけどなあ。ま、行ってやんよ」
ソフィー三司馬:「そうね。ぜひともお祝いさせてちょうだい」
ソフィー三司馬:(貴女の夢が本当にかなうのは、もう少し先になるけれど…ね)
マリア:「よかった。ありがとう、エリック。みんなも」
マリア:「あ、それでエリックの相談っていうのは……?」
エリック・スタイン:「うん。用事は二つあって、一つは彼が」
エリック・スタイン:「ちょっと気になる情報を小耳にはさんだらしいんだ」
エリック・スタイン:ツバメちゃんをちらりと見る。
マリア:「気になる情報……?」
神成ツバメ:「!」エリックの視線に反応する。
マリア:「何かしら。えっと、あなたも探偵さん?」神成の方を見る。
神成ツバメ:「……」マリアさんを一瞥する。「……あー」
神成ツバメ:「…いや。俺は神成ツバメ。ブラックハウンドに所属している」
マリア:「ブラックハウンドって警察よね。それがどうして……」
神成ツバメ:「今。アマデウスの関係者に、脅迫状が送られている」マリアさんの言葉を遮るようにして言う。
神成ツバメ:「内容は簡単だ。アマデウスに関わる者は全て殺すと」
RL:それを聞いてマリアは顔をしかめる。
マリア:「そう……」
マリア:「私にも危険が及ぶかもしれないということ?」
神成ツバメ:「そうだ」むすっとした顔で頷く。
マリア:「それで、私にどうしろというの?」
エリック・スタイン:「歌えばいい。ステージで、おもいっきり」
エリック・スタイン:「僕らが必ず犯人を捕まえる。君には指一本触れさせない」
マリア:「え」虚を突かれたような顔になる。
神成ツバメ:「なっ…!何を勝手に!」
マリア:「私、てっきり安全な場所に隠れて歌うのを止めろと言われるものだとばかり……」
エリック・スタイン:「少なくとも……僕の知ってるマリアという女の子は」
エリック・スタイン:「“危ないからメジャーデビューの機会を捨てて隠れてろ”って忠告を聞くほど、おしとやかな子ではないからね」
エリック・スタイン:「でも、もし君が怖いなら。警察に保護して貰うって選択肢もある」
神成ツバメ:「"も”じゃない! それしか…」
マリア:「ええ。そんなことを言われたらすぐにでもこの場から立ち去っていたかも」
神成ツバメ:「…!」マリアさんの方を見て唖然とする。
マリア:「申し出はありがたいけれど、お断りするわ。ずっと警察署にいたんじゃ歌のレッスンもできないもの」
マリア:「ありがとう、お巡りさん」神成を見て微笑む。
リョージ:「そんなもんだよなあ、ミュージシャンってのはよ」ニヤニヤする。
エリック・スタイン:「すまないね、ツバメちゃん。こういう人種なのさ」 くすくす笑う。
神成ツバメ:「なっ、んなっ、ばっ…はっ…」口をパクパクとさせる。
神成ツバメ:「……」眉間を押さえ、ため息を吐く。「…こういう奴らばかりか。お前の知り合いは」
ソフィー三司馬:「ツバメ君が悪いわけじゃないわよ。イヌとしては正しいもの」
リョージ:「あれだよ。スタイルってやつ。カブキにゃカブキの意地があんの」
マリア:「ごめんなさい。でも、歌を歌うことは私の夢だから」
神成ツバメ:「…必ず、一人にならないこと。何かあったら絶対に警察に連絡をとること。いいな」マリアさんに言います。
神成ツバメ:それで、マリアさんに連絡先を渡します。すぐ連絡がとれるようにしないと。
マリア:「分かったわ。お巡りさん。あなたのことを信用する」
神成ツバメ:「…そうか。そうしてくれ」苦虫を噛み潰したような顔だ。
RL:連絡先を受け取り、代わりに自分のアドレスを渡す。
マリア:「エリック、あなたにはこんな男前の知り合いもいたのね」
エリック・スタイン:「うん。……ツバメちゃんを紹介したのは失敗だったかな。マリアを取られてしまう」
神成ツバメ:「…!?」
マリア:「それじゃあ、ライブ思いっきり歌ってくるわ」
マリア:「応援に来てね、みんな」
RL:明るい顔でそう言うとマリアは立ち上がる。
ソフィー三司馬:「頑張ってね」
エリック・スタイン:「ああ、マリア。もう1個用事があるのを忘れてた」
マリア:「……もう一つ?」
エリック・スタイン:マリアの手を取ると、手の甲にキスします。
エリック・スタイン:「思ったよりタフな山でね。元気を貰いたかった」
エリック・スタイン:「で、今もらった。」
RL:マリアは頬を赤らめて手を引っ込めかけるが、すんでのところで押しとどめる。
マリア:「こんな、人のいるところで……」
神成ツバメ:唖然としています。
エリック・スタイン:「ごめん、ごめん」
マリア:「……ライブが終わったら、私からもっと熱いのをしてあげるわ。だからお願いね、探偵さん」
エリック・スタイン:「!」
エリック・スタイン:予想してなかった一言にちょっとびっくりしたまま、マリアを見送ります。
エリック・スタイン:「……これは元気が出てきたぞ。頑張ろう」
RL:小柄な金髪の少女は手の甲を愛おしそに撫でたりしながら去って行きます。
ソフィー三司馬:「ステージが始まる前から、熱さが最高潮ね」
ソフィー三司馬:ニヤニヤと笑う。
神成ツバメ:「んなっ、は、は、は…は、破廉恥だ!この非常事態に!公衆の面前で!」
リョージ:「憎いねえー」肘でエリックをつついたりしてます。
エリック・スタイン:ツバメちゃんの怒号にもこたえず、へらへら~っとしてます。リョージにもつつかれるまま!
ソフィー三司馬:「ツバメ君も多少は見習いなさいな。あなたの使う剣と一緒よ?」
リョージ:「んだよ、ほんとお堅いのなーツバメちゃんはー」投げキスでもしてやろう。
神成ツバメ:「聞いてるのか!このっ…色ボケ!エセ探偵っ!」
神成ツバメ:「はああっ!?」仰天したり、ソフィーさんを見て赤面したりしている。
エリック・スタイン:「聞いている、聞いているよ。ライブが終わったらもっと熱いのをくれるっていう話……」 聞いていない!
ソフィー三司馬:「ガチガチにカタいだけじゃダメ。時にはもっと柔らかくいかないとね」
ソフィー三司馬:指をのばして神成君の胸板をつつく。
神成ツバメ:「……!?……!!」卒倒しそうになってる。
RL:マリアのライブはマキシマムアリーナで行われる。
RL:キミたちがマキシマムアリーナに向かうといよいよクライマックスだ。
RL:このシーンはこれで終了。

RL:では、ここからはクライマックスフェイズ1になります。
RL:キャストは全員登場だ。
神成ツバメ:ヤー!
エリック・スタイン:ヘイヘイヘイ!
ソフィー三司馬:ゴッゴッゴー!
RL:マキシマムアリーナで熱唱するマリア。
リョージ:うおー
RL:観客のボルテージも最高潮だ。
RL:小柄な金髪の少女が汗だくになりながら全身で歌を歌っている。
マリア:「みんな私の歌を聞いてくれてありがとう!それじゃあ、次が最後の曲です!」
エリック・スタイン:(キラキラ輝いてる。とっても綺麗だ、マリア)
エリック・スタイン:それを見守る。
エリック・スタイン:本当なら最前列で思う存分応援したかったが、そういうわけにもいかない。奴は必ず来る。
神成ツバメ:緊張でイライラしている。落ち着きがない。
マリア:「聞いてください!『Kyrie eleison』!」
RL:マイクを持ち、全力で声を出す。
RL:曲のイントロが流れ始める。
RL:その時。
RL:ステージの影からマリアに忍び寄る仮面の男の姿があった。
エリック・スタイン:「――――!」
神成ツバメ:「ッ!」
リョージ:「やべっ!」
RL:男は両手にナイフを持ち、歌に集中するマリアまでの距離を一気に詰める。
RL:サリエリはここで神業《不可知》を使用してマリアを殺害しようとします。
エリック・スタイン:では神業《天罰》を使います。
エリック・スタイン:《不可知》による殺害を打ち消したい!
RL:オーケーです。では、《不可知》は打ち消されました。
エリック・スタイン:男がまさに駆けだそうとした刹那、
エリック・スタイン:足元に張られていた極細ワイヤーがその足に絡みつき、猛烈な勢いで巻き上げ機構が発動する。
エリック・スタイン:あっというまにステージの頭上。キャットウォークまでひっぱりあげられてほしい!
サリエリ:「……ッ!?」
RL:体勢を立て直し、男はキャットウォーク上に着地する。
サリエリ:「またしてもオレの邪魔を……!」
神成ツバメ:刀を抜き、男の元まで駆けようとして――つんのめりながらその足が止まる。
神成ツバメ:「なっ、あ、あ、あの…」
ソフィー三司馬:「ファンタスティック。やる!」
ソフィー三司馬:微笑を浮かべ、さっさと梯子を上っている。
エリック・スタイン:キャットウォークの上からひらひらとツバメちゃんに手を振る。
神成ツバメ:「あのっ、バカ!なんだそれは!聞いてないぞ!」
神成ツバメ:「またお前か!いつもそうだ!無茶!無計画!相談無し!」
リョージ:「ヘイヘイ、驚いてる場合じゃねえぞ! 行くぜツバメちゃん!」背中をどやす。
神成ツバメ:「わっ…わかってるよ!」慌てて梯子を上っていく。
リョージ:じゃあその後、最後尾を上っていこう。
エリック・スタイン:「すまないね、サリエリ。僕の大事な友人の晴れ舞台なんだよ」
エリック・スタイン:「台無しにされては困る」
サリエリ:「アマデウスはこの世から消し去らなければならない」
サリエリ:「全部終わらせてやる。もうたくさんなんだよ。アマデウスなんてクソ喰らえだ!」
RL:仮面の男は2本のナイフを構え直す。
ソフィー三司馬:「っと。さすがに足場が悪いわね」キャットウォークへ辿り着き、ハイヒールを脱いで片手に持つ。
リョージ:「それはまあ、多少は同感なんだけどよ」梯子からひょいと飛び降りる。
リョージ:「でも、マック達の命に代えられるほどのアレかってえと、俺にはわかんねえな」
サリエリ:「オレの歌も!オレの人生も!アマデウスを殺して奪い返す!」
神成ツバメ:キャットウォークに到着して、慌てて態勢を整える。
神成ツバメ:「……赤星っ!」
サリエリ:「……よお、神成さん。あんたも来たのか」
神成ツバメ:「クソッ…。諦めろよ。投降しろ…してくれよ」
サリエリ:「それはアマデウスに関わる者を全て殺した後でだ」
サリエリ:「だが、まずはオレの邪魔をするあんたらから殺すことにしよう」
神成ツバメ:「…!」苦々しい顔で仮面の男を見やる。
エリック・スタイン:「……これがゴーストの末路か。可哀想に」
エリック・スタイン:二挺の銃をホルスターから引き抜く。
ソフィー三司馬:「この人は結局、日野の目論見の犠牲者よね…それはわかっているけれど」
ソフィー三司馬:指をパキパキと鳴らす。
ソフィー三司馬:「千早の一員として始末をつけさせてもらうわ」
RL:サリエリは両手に持った2本のナイフでキミたちに襲いかかる!
神成ツバメ:「ふざけるな…」誰に言うでもなく吐き捨て、刀の柄を握る。
RL:ここからはカット進行だ!
エリック・スタイン:カーット!
どどんとふ:RLが「バサラ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「マヤカシ」
RL:マヤカシ!秘密、幻想、欺瞞!
神成ツバメ:秘密、欺瞞…
RL:敵はサリエリ1人。距離は近距離です。
RL:サリエリのCSは14。
RL:戦闘前の説明はこんなところかな。では、早速戦闘を始めていきましょう。
エリック・スタイン:は、はやっ
ソフィー三司馬:よーし
RL:まずはセットアッププロセスからです。
リョージ:《陣頭指揮》を使用します。
エリック・スタイン:タイプXしておきます。自分のCSを+2。
ソフィー三司馬:セットアップで閃鋼使用。CS8に+6で14に。
リョージ:目標値10で判定します。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「スペードのQ」
エリック・スタイン:ソフィーさんはっや!
リョージ:カードが10、理性が3で達成値13。成功!
どどんとふ:リョージが「スペードのQ」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
リョージ:カード分CSが上がるので、10上昇して17になります。
RL:は、早い!
エリック・スタイン:もっとはやいw
神成ツバメ:すごい早い
ソフィー三司馬:超速カブキ
リョージ:一回しか使えないけどね!
RL:サリエリはセットアップでタイプXを使用。
ソフィー三司馬:うむ。ソフィーはこのシーン中ずっとこの速度だ
神成ツバメ:俺もタイプXしておこうかな…。CS+2。
ソフィー三司馬:ぐわー!負けた!
エリック・スタイン:おまえもかー!
RL:CSに+2だ。
ソフィー三司馬:クヤシイ!
神成ツバメ:ヌヌヌ
RL:一方的に殴られて負けるの嫌だったんだもん
エリック・スタイン:かわいい
RL:では、セットアップは終了。
RL:イニシアチブプロセス!
RL:最初はCS17のリョージの番です。
リョージ:はい。では〈心理〉〈芸術:アレンジ〉を組み合わせて精神攻撃します。対象はサリエリ。
リョージ:《熱狂》《決定的瞬間》使用。
リョージ:判定します
RL:お願いします
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「クラブのA」
RL:エース!
リョージ:達成値を21にします。
どどんとふ:リョージが「クラブのA」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:精神攻撃へのリアクションだから〈自我〉か。
RL:こいつの〈回避〉用の特技なにも使えないじゃん!クソー!
エリック・スタイン:サリエリさーん!
RL:と、とりあえず判定をしましょう
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「スペードの4」
RL:自我でスートが合わずにリアクション失敗です。
どどんとふ:RLが「スペードの4」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:RLが「RL」へカードを渡しました。
どどんとふ:RLが「RL」のカードを受け取りました。
RL:ダメージをお願いします
リョージ:すみません質問です、ダメージカードにAを使う場合11で合ってますか?
ソフィー三司馬:まだAあんの!?
RL:ダメージの場合は11ですね。
リョージ:了解です。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「スペードのA」
リョージ:ダメージカード11、《熱狂》4、《決定的瞬間》4、ATスレイヤー2、マジックボルト1、サイコストライク1で合計23かな。
どどんとふ:リョージが「スペードのA」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:精神ダメージチャートだと、21以上なので魂魄消失で精神崩壊ですね。
RL:死んじゃうじゃん!だめ!
エリック・スタイン:サ、サリエリー!?
ソフィー三司馬:サリエリ…いい奴だったのに
ソフィー三司馬:いい奴ではないな
RL:サリエリは神業《チャイ》を使用して、その攻撃を失敗させる!
神成ツバメ:なにっ
リョージ:やっぱりか!
エリック・スタイン:カブキドットコム!
サリエリ:「オレの歌!オレの人生!」
リョージ:下のライブの盛況ぶりを見ながらベースギターを構える。
リョージ:「あっちに比べて観客は少ねえけど、俺、オンステージだ」
リョージ:下の音に合わせ、即興でベースをかき鳴らし、掠れた声で歌を歌う。
リョージ:詞はアマデウスのことを歌ったものだ!
リョージ:「アアアアアアア!」シャウト!
RL:だが、どこからか流れ出したアマデウスの曲『Move On』がその歌を掻き消す!
サリエリ:「お前なんかの歌には何の価値もない!アマデウスは全て飲み込んでいった!」
リョージ:「くっ……!」
リョージ:「うるせえ! 価値があるかないかは! 俺が決めるッ!」
RL:次はCS16のサリエリの番だ!
RL:ムーブで四人に接近。
RL:マイナーでキラーフェイスを使用して物理攻撃を+2
RL:メジャーで〈白兵〉+〈修羅〉+〈二刀流〉+〈死点撃ち〉を使用して雷牙2本で神成さんに攻撃だ
神成ツバメ:ヌン!
エリック・スタイン:バメちゃーん!
ソフィー三司馬:範囲を警戒してたけど単体攻撃だった!がんばれツバメちゃん
RL:判定は〈居合〉で達成値を増やしつつ
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「スペードの10」
RL:達成値は20。
RL:理性低かった。
どどんとふ:RLが「スペードの10」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:RLが「RL」へカードを渡しました。
どどんとふ:RLが「RL」のカードを受け取りました。
神成ツバメ:ええと、回避をしたい!
RL:では、〈回避〉で判定だ。
神成ツバメ:回避のスートはハート。で、生命9。
神成ツバメ:カードを公開します。
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「ジョーカー」
神成ツバメ:ジョーカーなので、ハートのAに指定します!
RL:ジョーカーはあらゆるカードの代わりとして扱える!
RL:では、達成値が21でドッジは成功だ!
神成ツバメ:やったー!
どどんとふ:神成ツバメが「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
サリエリ:「神成さん。あんたには世話になったが、それもここで終わりだ」
RL:サリエリは2本のナイフで神成に斬りかかる!
神成ツバメ:「…っ」
神成ツバメ:「……遅いんだよ!」キャットウォーク上で飛ぶようにして、その攻撃を避ける!
神成ツバメ:「なんでだよ……その仮面を外せよ! 赤星!」
サリエリ:「ハッ!腕がいいな!だが、いつまでそうして避け続けられるかな!?」
RL:では、次はCS14のソフィーの番!
ソフィー三司馬:ヘーイ
ソフィー三司馬:では《サポート》を使用します。
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「ハートのA」
ソフィー三司馬:達成値10以上なので成功。動かす対象は神成ツバメ!
どどんとふ:ソフィー三司馬が「ハートのA」を捨てました。
神成ツバメ:ムン!
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
ソフィー三司馬:ソフィーの指がピアノの鍵盤を叩くように閃くと、その瞬間戦場の全ては灰色に染まり、凍り付いた。
ソフィー三司馬:動くものはただ一つ…ソフィーの肉体から、光彩を纏ったヴィジョンがふわふわと宙を舞ってツバメの傍に立つ。
ソフィー三司馬:「ハロー。ニューロンが焼き切れる前に、手短に説明するわね」
ソフィー三司馬:ソフィーが手をかざすと、光のラインが空中に幾本も浮かび上がる。
ソフィー三司馬:それは足場の耐久度や敵の体勢、行動速度…全てを統合した演算結果のグラフィック表示だ。
ソフィー三司馬:「赤はリスクのライン、近づくほど危険よ。緑はリターンの期待値、近づくほどいい結果が得られる」
ソフィー三司馬:当然の事ながら二つの線は複雑に絡み合い、サリエリに向かって集中している。
ソフィー三司馬:「私にできることはここまで。どこまで踏み込むかは貴方次第ね。グッド・ラック」
ソフィー三司馬:軽く口づけして、ソフィーのヴィジョンは消える。世界に色が戻る…この間、実時間にして0.08秒!
神成ツバメ:「―――」瞬きをする刹那。
神成ツバメ:何をされたか考える余裕はなく、この非常事態において何されたのかは気にするべきではなく、気にしてない。
サリエリ:「ハッ!腕がいいな!だが、いつまでそうして避け続けられるかな!?」再びナイフを構え直す!
神成ツバメ:「…了解!」足を踏みしめる。姿勢を低く構え、サリエリに向かって、閃光のように駆け抜ける!
RL:では、神成さんの行動だ!
神成ツバメ:動きます!
神成ツバメ:ムーヴアクションはなし!
神成ツバメ:マイナーで、アサルトナーブスを起動。肉体ダメージ+2。
神成ツバメ:で、メジャーだ!
RL:来い!
神成ツバメ:常時発動の《居合い》に、《無風剣》《修羅》。サリエリに攻撃。
神成ツバメ:武器は降魔刀!
RL:判定をどうぞ!
神成ツバメ:スートはハート、生命9に、《サポート》によって達成値は+2.
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「ハートの9」
神成ツバメ:9+9+2で…達成値20!
神成ツバメ:あれ、ちがう!あと、居合いもあった!
神成ツバメ:ええと、ごめんなさい。《居合い》も含めて、21になりますね。
RL:21か!
RL:こちらは〈ハードラック〉を使用してドッジ!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「スペードの10」
神成ツバメ:ヌッ!
RL:理性が6、〈ハードラック〉のレベルが2なので達成値+4。
RL:合計して達成値20。
エリック・スタイン:す、すげー!あぶねえ!
神成ツバメ:よかったー!居合いを思い出してよかったー!
RL:ギリギリ届かないか。リアクション失敗!
どどんとふ:RLが「スペードの10」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:RLが「RL」へカードを渡しました。
どどんとふ:神成ツバメが「ハートの9」を捨てました。
どどんとふ:RLが「RL」のカードを受け取りました。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、ダメージを!
どどんとふ:神成ツバメが「RL」へカードを渡しました。
どどんとふ:RLが「RL」のカードを受け取りました。
神成ツバメ:ダメージ!
どどんとふ:神成ツバメがカードを公開しました。「クラブのA」
神成ツバメ:ダメージカード11、降魔刀+4、アサルトナーブスで+2、《無風剣》で+5…
神成ツバメ:あと差分値ダメージというのものが発生しますが私はどうすれば!
RL:攻撃側の達成値からリアクション側の達成値を引いたものがそのまま差分値になります
神成ツバメ:じゃあこの場合は1か…
RL:ですね。サリエリが頑張ったからな!
神成ツバメ:むむん!
RL:さて、合計は。
神成ツバメ:はい!23ダメージです。種別はS!
RL:防御で軽減しても、それは完全死亡ですね。
RL:なので。
神成ツバメ:!
RL:最後の神業《死の舞踏》を使います。
RL:攻撃が届くまえに神成くんを殺す!
神成ツバメ:きたか!
リョージ:では、《チャイ》使用、《死の舞踏》を打ち消します。
RL:では、《死の舞踏》は打ち消される。
RL:神成くんの攻撃が通ってサリエリは完全死亡だ。
リョージ:ベースギターに繋いだタップのスピーカーから、ひどいハウリング音が流れ、サリエリの気を逸らす!
RL:踏み込んできた神成を見て、サリエリは身を低くする。
サリエリ:「悪いが、バカ正直すぎるんだよ、あんた」
神成ツバメ:「…!」
RL:足元に仕込んでいたナイフが隙を突いて神成の目を狙って飛ぶ。が!
サリエリ:「うっ!?」
リョージ:ここでハウリング!
RL:ハウリング音によってナイフは狙いを逸れ、神成の顔すれすれの場所を飛ぶ。
神成ツバメ:頬を掠め、血が滲む。
リョージ:「っと、うるせーなあ畜生」顔をしかめ。
神成ツバメ:しかし、止まらない。止まれない!
リョージ:「せっかくのツバメちゃんの晴れ舞台だぜ、もっといい音でいこうや!」ベースをかき鳴らす!
神成ツバメ:「うるさい、うるさい…うるさいんだよ!」鞘から、刀を振りぬく。
神成ツバメ:「わかってるんだよ、そんなことは! お前が、ずっと…ずっと、言いやがって!」
神成ツバメ:下から、一閃。サリエリの全身を斬る。
RL:サリエリの体が両断される。仮面が割れ、地面に落ちる。
RL:赤星ジョージはその場に倒れ伏す。
神成ツバメ:「……っ、はあ、はあ……」荒い息を吐きながら、サリエリの、赤星の顔を見る。
神成ツバメ:泣きそうな顔をしている。
赤星ジョージ:「大した腕だなぁ、神成さん。いや、すげえや」
RL:赤星はいつものようにニヤついた笑みを浮かべているが、その表情はどこか穏やかだ。
赤星ジョージ:「ああ、クソ。もう音楽も聞こえねえや」
エリック・スタイン:「……」 後ろからその様子を見守る。
神成ツバメ:「なんでだよ…なんでこういうことになるんだよ…」
リョージ:ベースの演奏を止める。余韻だけが残る。
赤星ジョージ:「なのに、どうしてこんな安らかな気持ちなんだろうな」
赤星ジョージ:「ああ、そうか。オレは初めからこれが……」
神成ツバメ:「………」
神成ツバメ:「赤星。…待てよ、話は終わってないんだよ……」
神成ツバメ:「………」その場に立ち尽くす。
RL:その時。
RL:飛来した弾丸が赤星を撃ち抜く。
神成ツバメ:「……っ!」
RL:そして、拍手の音が聞こえてくる。
日野正二:「ご苦労様でした、皆さん」
RL:日野の前には武装した千早の特殊部隊が居並ぶ。
エリック・スタイン:「やはり……あんたか。日野さん……」
日野正二:「凶悪な殺人犯を退治してくれたこと、礼を言います」
日野正二:「ですが、あなた方はアマデウスについて知りすぎた」
日野正二:「ここで彼と一緒に死んでもらいましょう」
ソフィー三司馬:「神様にでもなったつもりかしら?なんでも自分の思い通りになると思ってる」
日野正二:「神とはアマデウスだ。そして、私はその神に仕えている」
日野正二:「お前たちはその神に唾吐く愚か者なのだ」
リョージ:「やれやれだ、ライブはまだ続くってか」
リョージ:「悪いけど、俺の人生も夢もまだまだ続くんだよ!」
日野正二:「キミの夢などアマデウスの偉大なる力の前ではちっぽけなものだよ」
日野正二:「歌は力なのだ!そのことを思い知らせてやる!」
リョージ:「抜かせ。ハリボテの神様拝んで腰の引けたステップ踊ってやがれ!」
ソフィー三司馬:「神に唾吐く、ね。結構よ。あなたが今やっていることは千早の名を汚す行為。例え神が許しても」
ソフィー三司馬:顔の横に出した指を折り曲げ、伸ばす。
ソフィー三司馬:「私は許さない」
日野正二:「ふん、抜かすがいい。どの道、貴様らはここで死ぬのだ」
日野正二:「それから、エリック・スタインくん、だったね。可愛いガールフレンドがいるようじゃないか。マリアといったか」
エリック・スタイン:「ああ。今も下で歌っている。可愛いだろう?」
エリック・スタイン:「僕のだから、あげないよ。」
日野正二:「キミがここで死んでも彼女のことは私が大切に扱ってあげよう。彼女は歌の才能だけでなく、見た目もいい。色々と使い道がありそうだ」
RL:日野は下卑た笑みを浮かべる。
日野正二:「だから安心するといい」
エリック・スタイン:「……ふう」
エリック・スタイン:「そんな事言わないでくれ、日野さん。あなたには礼を言わなきゃいけないんだ」
エリック・スタイン:おどけて銃を持った両手をあげる。
エリック・スタイン:「可愛いマリアの、メジャーデビューするという夢を叶えてくれた事と」
エリック・スタイン:「分かりやすい悪役として」
エリック・スタイン:「ブン殴っていい相手として」
エリック・スタイン:「この場に出てきてくれたお礼をしなければならない」
エリック・スタイン:1ミリの躊躇いもなく銃を向ける。
日野正二:「メジャーデビュー、か。ふん、何も知らないというのは幸せなことだな」
日野正二:「ブラックハウンドの小僧もここで始末すれば誰もこの件を知る者はいなくなる」
日野正二:「アマデウスはこれからも生き続けるというわけだ」
神成ツバメ:「…ふざけるな。どんなお題目を掲げようと、お前がやってることはただの犯罪だ…!」
神成ツバメ:刀を鞘に戻し、再び構えます。
日野正二:「さあ、やれ!やつらを殺せ!」
RL:日野が部隊へと指示を出す!
RL:というところでクライマックスフェイズ1を終了してクライマックスフェイズ2へ!
RL:再び戦闘だ!
ソフィー三司馬:ヒョー
神成ツバメ:来い!
エリック・スタイン:ぶっころしてやるー!うおおー!
リョージ:これシーンは切り替わってますよね?
RL:シーンは切り替わります
リョージ:よっしゃ
ソフィー三司馬:な、なに…!
RL:ま、マズイんですか
ソフィー三司馬:さっき閃鋼使わなきゃよかった!
ソフィー三司馬:あ、違うわ
ソフィー三司馬:閃鋼は使い捨てじゃないからもう一回使えばいいのか
RL:ああ、そうですね。

RL:クライマックスフェイズ2!
RL:早速カット進行だ!
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「ニューロ」
RL:シーンカードはニューロ!完成、失敗、称賛!
エリック・スタイン:失敗!!
神成ツバメ:称賛!
ソフィー三司馬:完成、だ!
リョージ:よーしいくぜー
RL:敵はまず千早重工後方処理課のトループ。人数は30人。CS4で近距離に。
ソフィー三司馬:ワラワラきやがって…!
RL:そこからさらに近距離の位置にCS9の日野正二とCS7のスナイパーがいるという感じです。
どどんとふ:エリック・スタインが「エリック・スタイン」のカードを受け取りました。
RL:それでは、戦闘開始だ。
RL:まずはセットアップからです。
エリック・スタイン:お約束のタイプX。CSを+2で、6→8へ。
神成ツバメ:タイプXを使用。CS+2。9→11。
ソフィー三司馬:閃鋼でCS+6、8→14に。
リョージ:《陣頭指揮》使用します。目標値10の判定。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「ハートの8」
リョージ:カード8、生命3で11。成功!
どどんとふ:リョージが「ハートの8」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:神成ツバメが「神成ツバメ」のカードを受け取りました。
どどんとふ:神成ツバメが「クラブのA」を捨てました。
リョージ:CSに+8で15になります。
どどんとふ:神成ツバメが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:敵は全員何もなしです。
RL:では、セットアップは終了。
RL:イニシアチブプロセスです。
RL:まずはCS15のリョージから。
リョージ:ムーブで一段階移動。トループに接敵。
リョージ:〈心理〉〈芸術:アレンジ〉を組み合わせて精神攻撃をします。
リョージ:《熱狂》《決定的瞬間》使用。対象はスナイパーと日野。
どどんとふ:リョージがカードを公開しました。「クラブのQ」
リョージ:カードが10、感情が9、常時発動の《マエストロ》が2で達成値21。
RL:21か!
どどんとふ:リョージが「クラブのQ」を捨てました。
どどんとふ:リョージが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:これを喰らったら確実に死ぬし、このタイミングで打つしかないな。
RL:日野正二が神業《タイムリー》を使用。判定を失敗にします。
リョージ:おのれー!
RL:ここでスナイパーを失うわけにはいかない!
日野正二:「ふん、こんなこともあろうかと仕込ませておいてもらったのだよ」
RL:日野が手元のスイッチを押すとリョージのギターが一時的に動作不良を起こす!
リョージ:「オーディションも中止になっちまったし、ここで俺の歌でも一発……と思ったんだがな!」
リョージ:「畜生、どこまでえげつねえ……!」きっと睨み付ける!
日野正二:「貴様の歌などアマデウスに比べればどれほどの価値もない!」
RL:次はCS14のソフィーの番!
リョージ:【だからッ! 俺の価値は俺が決めんだって言ってんだろーッ!」
ソフィー三司馬:《サポート》使用。
どどんとふ:ソフィー三司馬がカードを公開しました。「スペードの5」
ソフィー三司馬:理性7にスペードの5で目標値10をクリア
どどんとふ:ソフィー三司馬が「スペードの5」を捨てました。
どどんとふ:ソフィー三司馬が「トランプ」の山札からカードを引きました。
ソフィー三司馬:達成値+2でエリック君に行動させます。
ソフィー三司馬:射線と弾道の統合演算からニューロン・リンクしての視界共有は大技だ。
ソフィー三司馬:まして先ほどよりも人数の増えた戦場は不確定要素が増加している。
ソフィー三司馬:極度の負荷によってソフィーの物理肉体は痙攣するように小刻みに震える。
ソフィー三司馬:対して、彼女のヴィジョンは人魚のように優雅に宙を泳ぎ、エリックに寄り添う。
ソフィー三司馬:「大詰めよ。かっこよく決めてね」
ソフィー三司馬:背後から抱きかかえるようにして攻撃のルートを幾本も示し、ヴィジョンは消滅する。
エリック・スタイン:じゃあ、僕の手番……の前に
エリック・スタイン:神業を使います。《とどめの一撃》で日野さんを狙いたい!
RL:ほう!
エリック・スタイン:完全死亡ではなく、15の動脈切断で気絶を狙いたいです。
RL:だが、そう簡単には通さないぞ。二つ目の《タイムリー》でそれは打ち消す。
エリック・スタイン:やる!
ソフィー三司馬:もう一つもタイムリーだったか
RL:リサーチフェイズで使った《完全偽装》も合わせると日野はこれで神業は打ち切りだ。
神成ツバメ:やった!
RL:では、優越感に浸りながら神業の演出でもしよう。
エリック・スタイン:愛用の銃を一挺だけ構え、狙いを定める。
RL:エリックが銃を向けたのを見ると日野は端末を操作する。
エリック・スタイン:「“探偵は殺人者ではない”」
エリック・スタイン:「“ただ”」
エリック・スタイン:「“ただ、世の真実を暴け”……!」
エリック・スタイン:日野に向けて3連射!手足を撃ち抜くコース!
日野正二:「大事なゴーストを傷付けたくはなかったが、キミが暴力を振るうというのならば仕方がないな」
エリック・スタイン:「……何だと……」
RL:設置されていたセントリーガンがマリアに向けて弾丸を放つ!
エリック・スタイン:「!」
日野正二:「さあ、そのまま私を狙っていては愛する人の命はないぞ!」
エリック・スタイン:日野に撃ち込むつもりだった弾を、全弾セントリーガンに撃ち込む。
エリック・スタイン:弱いジョイント部位を狙って的確に!
エリック・スタイン:「くそっ!」
RL:セントリーガンは音も立てずに破壊される!
日野正二:「ふん、それでいいんだ」
エリック・スタイン:「あんたは……こうやってゴーストを使い捨ててきたのか」
エリック・スタイン:「これからも使い捨てて行くつもりか。彼らの歌や、曲や、命を」
日野正二:「アマデウスを守るためだ」
ソフィー三司馬:「まったく、どこまでも格を落とす下衆ね…!」
日野正二:「アマデウスの歌は人々に希望を与える。そのためならば安い犠牲だよ」
RL:では、続けて〈サポート〉で得たエリックの番!
エリック・スタイン:二挺の銃を構えて日野に全力で近づく!
エリック・スタイン:ムーブでリョージ君と同じエンゲージにいきます。
エリック・スタイン:マイナーでデッドポインター使用。射撃達成値を+1。
エリック・スタイン:メジャーは《貫きの矢》《必殺の矢》で、日野さんに射撃攻撃します。スートはダイヤ。
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「ダイアの10」
エリック・スタイン:外界8+カード10+デッドポインター1+ガンサイト二つで+2、あとサポートで+2。
エリック・スタイン:どちらにせよ達成値の最高が21らしいので、達成値は21だ!
RL:あ、達成値は別にいくつまででも上がりますよ!
エリック・スタイン:えっそうだったの!?
RL:上がるはず……
神成ツバメ:そうだったんだ…
エリック・スタイン:だったら23かな。
RL:あ、違う。達成値上限は基本的に21だって書いてありますね。
ソフィー三司馬:そう
ソフィー三司馬:21より上を認めるかどうかは卓による…だったはず
RL:RLが任意で達成値上限を上げてもいいと。
エリック・スタイン:青天井ルール・・・
RL:今回は折角クオンタムさんが気遣ってくれたので、21でストップにしましょう。
どどんとふ:エリック・スタインが「ダイアの10」を捨てました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:日野はドッジを。
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ダイアの8」
どどんとふ:RLが「ダイアの8」を捨てました。
エリック・スタイン:うひゃあ
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:RLが「RL」へカードを渡しました。
どどんとふ:RLが「RL」のカードを受け取りました。
RL:達成値は12!全然足りない!
エリック・スタイン:よ、よかった!
RL:ダメージをどうぞ。
どどんとふ:エリック・スタインがカードを公開しました。「スペードの7」
エリック・スタイン:常時効果の《黒羽の矢》で銃を二挺使う為、5と7で+12。カードが7で+19。で、
エリック・スタイン:差分値が9なので、9点の装甲無視と9点ダメージが上乗せされます。28点ダメージ。
RL:ゲーッ!?
エリック・スタイン:ど、どうだ!
RL:日野は〈バンザイ〉という特技を持っており、判定に成功すれば肉体ダメージの適用をカットのクリンナップまで遅らせることができます
RL:目標値は受けた肉体ダメージ!28!
エリック・スタイン:バ、バンザイ!?
RL:い、一応判定するか・・・
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ダイアのQ」
エリック・スタイン:うわあ、いいカードもってやがる
RL:外界と合わせて14!半分以上足りない!
ソフィー三司馬:>バンザイ失敗<
神成ツバメ:やった!
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:RLが「RL」へカードを渡しました。
どどんとふ:RLが「RL」のカードを受け取りました。
エリック・スタイン:か、完全死亡ですか!
どどんとふ:エリック・スタインが「スペードの7」を捨てました。
どどんとふ:エリック・スタインが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:そのダメージは普通に通る!何もなければ完全死亡だ!
エリック・スタイン:任意のダメージチャートを指定できる《ピンポイント》があればよかったのですが、特に無いので
エリック・スタイン:ごめん!死んで貰う!
RL:では、日野正二は死亡する!
エリック・スタイン:「……“探偵は殺人者ではない”」
エリック・スタイン:ソフィーが示してくれたルートを伝い、特殊部隊の中を間一髪ですり抜けて行く。
エリック・スタイン:「“探偵は殺人者ではない”」
エリック・スタイン:二挺の銃を日野に向ける。狙いは頭。
エリック・スタイン:「探、偵、は……」
エリック・スタイン:「……覚悟の出来てる奴だけが、やる仕事だ!」
エリック・スタイン:トリガーを引く。頭を撃ち抜く!
RL:日野はそのまま頭を撃ち抜かれる!
日野正二:「バカな……!」
日野正二:「なぜ……私が……死……」
神成ツバメ:「………」その様子を見る。
エリック・スタイン:「……すまない父さん。まだ半人前だな、僕は……」
スナイパー:「死んだか。だがヤツが死んでも、アマデウスは死なない。作戦行動を継続する」
RL:ヘッドフォンを付けたスナイパーは陶酔しきった顔でスナイパーライフルの引き金に義手の指をかける。
RL:では、次はCS11の神成さんの番!
ソフィー三司馬:「なぜ?…当然の報いよ」演算を中断し、荒い息を吐きながら呟く。
神成ツバメ:「……そうだ。だからお前はエセ探偵なんだ」
神成ツバメ:「理想を、空想を追いかけて。……勝手な奴だ」苛々とした口調で刀の柄を握る。
神成ツバメ:「…守りたい奴を守るために行動した。それだけのことだろ」
神成ツバメ:前方の部隊をにらみつける。
神成ツバメ:手番の前に、神業を使用したいです!
神成ツバメ:《死の舞踏》。対象は後方処理課のトループ!
RL:オーケーです。
RL:それを防ぐ神業はない!神業は通ります!
神成ツバメ:では、ダメージ指定も!20、昏睡状態で!
神成ツバメ:演出いきます!
RL:どうぞ!
神成ツバメ:「………」目を閉じ、静かに息を吐く。集中する。
神成ツバメ:「―――、はっ!」
神成ツバメ:後方処理課に向かって駆ける。刀を振りぬき、斬る!
RL:特殊部隊の隊員たちは構えた銃ごと一刀両断されていく!
神成ツバメ:ダン、ダン、ダン! 隊員たちの間を跳ねるように駆け抜け、体重を乗せた重い一撃を与えていく。
神成ツバメ:「………」 全員を斬ったことを確認し、刀を鞘に戻す。
RL:遅れて、30ほどいた隊員たちが同時にバタバタと倒れていく。
スナイパー:「あの人数を一瞬で……。大したものだ」
スナイパー:「だが、それでも。アマデウスは死なない。アマデウスの歌は消えない」
神成ツバメ:「クソッ……嫌になるな」苦々しくつぶやいた。
RL:次はCS11の神成さんの番!
神成ツバメ:待機します!
RL:了解です。
RL:では、イニシアチブプロセス。
RL:ここでスナイパーが神業《不可知》を使用します。
エリック・スタイン:!
神成ツバメ:なに!
リョージ:わー
ソフィー三司馬:なるほどネー
エリック・スタイン:あっやばい。
RL:一度行動させてもらう!神業以外では妨害もリアクションも不可能!
RL:ムーブはなし。
ソフィー三司馬:誰を狙うか…?
RL:マイナーでデッドポインターを使用。〈射撃〉判定+1。
RL:メジャーで〈射撃〉〈霞切り〉〈必殺の矢〉を使用してソリッドファントムでソフィーに攻撃。
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「スペードのJ」
RL:達成値は21。
どどんとふ:RLが「スペードのJ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「ダイアのQ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:RLが「RL」へカードを渡しました。
どどんとふ:RLが「RL」のカードを受け取りました。
神成ツバメ:神業を使用します。《難攻不落》。
RL:リアクションもできないので、そのままダメージにいきましょう
RL:何!?
神成ツバメ:そのダメージを打ち消す!
RL:くっ、了解です。
スナイパー:「アマデウスの歌を消そうとする者は俺が処刑する……」
RL:ヘッドフォンを付けたスナイパーは陶酔しきった顔でスナイパーライフルの引き金に義手の指をかける。
スナイパー:「さようなら……!」
神成ツバメ:ソフィーさんの前に躍り出よう。
RL:不可視の軌道を描いた弾丸はソフィーの頭部を撃ち抜こうとする。
神成ツバメ:その射線は通させない!ソフィーさんを抱きかかえてキャットウォーク上を飛ぶ。
スナイパー:「僕の狙撃を見切ったのか……!?」
神成ツバメ:すぐに降ろすよ!下心とかないからね!
ソフィー三司馬:「素敵なエスコートね、ツバメ君。ちょっと強引だけど」
神成ツバメ:「え、あ、いや…いや、別にそういう意味じゃないですから!」
スナイパー:「許さない。許さない。僕がアマデウスのために撃った銃弾をよくも……!」
RL:では、次はCS8のエリックの番!
エリック・スタイン:手番がきてしまった!
ソフィー三司馬:もしかして…手札が?
エリック・スタイン:いえ、それがびっくりするくらいいいんですよねw
ソフィー三司馬:ワーオ
神成ツバメ:か…かっこいー!
RL:何だよ、もう!
リョージ:おおー
エリック・スタイン:終わらせてやる!
リョージ:ではエリックくんに譲っていただいて、神業《神の御言葉》使用したいです。
RL:了解です。
リョージ:対象はスナイパー。ダメージチャートは17の士気喪失。
リョージ:演出いきます。
RL:それならばスナイパーは神業《とどめの一撃》をリョージに使う。お前も死ね!
リョージ:うわーやっぱりきたー
ソフィー三司馬:ならその《とどめの一撃》を《電脳神》で打消しだ。
エリック・スタイン:お前も死ねw
神成ツバメ:姐さん!
RL:うむ。これ以上使える神業はない。《不可触》ではどうにもならないからな。
RL:最初の《神の御言葉》が通ります。
リョージ:やったー!
RL:スナイパーは耳障りな音楽に、ソフィーに向けようとしていた銃口をリョージに向け直す。
スナイパー:「うるさい……!アマデウスの音楽が聞こえないじゃないか!」
リョージ:「ッ!」だが演奏は止めない!
ソフィー三司馬:「悲しいものね。仕える主を見つけても、人の本質(キー)は簡単には変わらない」
リョージ:「撃ってみろよ、狂信者野郎!」
ソフィー三司馬:連続のニューロン加速で体力は限界近い。だが、ギラギラと目を光らせるソフィー。
RL:ヘッドフォンを深く付け直しながらリョージ目掛けてスナイパーライフルの引き金を引く。
ソフィー三司馬:「思うままに力を振るえる、こんな状況になると…こんな顔で、笑ってしまう!」
鼻血を拭い、唇の端を持ち上げ、酷薄な笑みを浮かべる。

ソフィー三司馬:そのまま素早く指を奔らせ、一動作で建物の電気系統をジャック!
配線が過電流によってスパークし、次々と火花を噴き上げながらスナイパーへ絡みつく。

スナイパー:「消えろ!耳障りな音楽め!」
スナイパー:「これは……!?銃が……!」
RL:スナイパーは慌ててライフルを手放す。
神成ツバメ:「っな…、なんだこれ…!」
リョージ:つう、と汗が流れる。
リョージ:「ふー、なんかやってくれるって信じてたぜ! ソフィー姉さん!」
ソフィー三司馬:「そろそろラスト・ナンバーよ。リョージ君!」
スナイパー:「……っ!狙撃の体勢を立て直さなければ!」
リョージ:「おうよ!」ベースをかき鳴らす!
リョージ:「おい狂信者野郎! アマデウスは死なない。アマデウスの歌は消えない。そうかもしれねえな」
リョージ:「でもなあ、俺も俺の音楽を止めらんねえんだよ! お前に全部叩き込むまではなぁ!!」激しいベースソロ!
スナイパー:「これは……!?」
リョージ:「聴け! 俺のソウルナンバー!! テメエのヘッドフォンぶっ壊してやんよ!!」
リョージ:声の限りにシャウト!
スナイパー:「止めろおッ!」
リョージ:止めない!
RL:スナイパーはもだえ苦しみ、ヘッドフォンが外れ落ちる!
神成ツバメ:「め、迷惑な奴……ッ!」思わず耳を塞ぐ。
スナイパー:「なぜだ……なぜ……!」
RL:スナイパーはやがて力無くその場に崩れ落ちる。
リョージ:「なぜってそりゃあ、俺がとびっきり腹を立ててるからだよ」ギュウウン、ベースが唸りを上げ、音を止める。
スナイパー:「……アマデウスの歌は僕に希望をくれた。失った指先に感覚が戻った」
スナイパー:「アマデウスの歌は光なんだ……」
RL:もう銃を持つ気力もないようだ。
エリック・スタイン:「わかってる。歌は悪くないさ」
エリック・スタイン:「……そう。歌に罪はない」 倒れた日野を見る。
RL:では、戦闘はこれで終了!
RL:クライマックスフェイズは終わりです!
エリック・スタイン:ふはー!
リョージ:わーわー
ソフィー三司馬:よっし
神成ツバメ:勝利だ!

RL:では、ここからはエンディングフェイズになります。
RL:最初のエンディングはソフィーさんからです。
ソフィー三司馬:はいはい
RL:小上紫乃のところに報告に行くエンディングなのですが
RL:まずですね、ソフィーさんにはアマデウスの真実についてどうするか決めて貰おうと思います
ソフィー三司馬:これなー
RL:このまま放っておけばアマデウスの正体については民衆の間に広まっていき、アマデウスの伝説はやがて価値を失くすでしょう。
エリック・スタイン:あっ、広まっちゃうのか!
RL:まあ、《暴露》とかはしていないので、一部の人だけが知っているという状態でしょうが
RL:それでも、千早という企業としては痛手になります。
RL:放置しておくと、アマデウスについて知った誰かに利用されかねないし。
RL:なので、ソフィーさんはどうするか好きに決めるとよいでしょう。
RL:《完全偽装》を使うかどうか、使うとしたらどう使うか。
ソフィー三司馬:難問だ…
ソフィー三司馬:”アマデウス”のシステムをこのまま使い続けるのは厭だしなあ
ソフィー三司馬:《完全偽装》で情報を偽装することはできるんですよね
RL:ちなみに、千早や小上紫乃は普通にアマデウスの活動を継続させるつもりのようです。
ソフィー三司馬:グエー
RL:偽装することも可能ですね。
ソフィー三司馬:これがクグツの辛いところだな…では、アマデウスの正体については《完全偽装》で隠蔽しましょう。
RL:「アマデウスの正体」を隠すというだけでいいですかね?
ソフィー三司馬:と、いうと…
RL:ああ、さっき言っていたみたいに何か偽装したりとか形を変えたりとかはしなくていいのかなって。
RL:では、まずはシーンの描写をしましょう。
RL:ソフィーさんは後方処理課班長に小上紫乃の部屋へと呼び出されました。
小上紫乃:「今回の任務、お疲れ様でした。三司馬さん」
ソフィー三司馬:「はい。適度にスリリングな、刺激的なビズでしたわ」
RL:小上紫乃はどこかの令嬢のようにおしとやかに微笑む。
小上紫乃:「それでアマデウスについてですが」
小上紫乃:「情報の漏洩はありましたでしょうか?」
ソフィー三司馬:では神業《完全偽装》を使用。情報を隠蔽し、アマデウスは先刻急死した…ということにします。
RL:了解です。
ソフィー三司馬:「手は打ちました。稀代の天才音楽家、アマデウスは…つい先ほど命を落とした。とある歌姫のプロデュースを終えて」
小上紫乃:「アマデウスが命を落とした……!?」
小上紫乃:「三司馬さん、あなたはアマデウスのもたらす利益がどれほど莫大なものか分かっておられるのですか?」
ソフィー三司馬:「もちろんです。同時に、”アマデウス”というシステムの限界も」
小上紫乃:「限界……?」
ソフィー三司馬:「"アマデウス"は…幾人ものゴーストを抱える、歪んだシステムです。今回も多くの血が流れましたわ」
ソフィー三司馬:「必ず手に負えなくなります。ここが瀬戸際、損切りをするなら今」
ソフィー三司馬:「私の独断で決定したことについては、いかなる処罰も受けます。ただし…全ては、千早のため」
小上紫乃:「三司馬さん、そのお話は通りません。少なくともそう仰るのであれば、アマデウスを抱えることで我が社にどのような損があるのか明示していただかなければ」
ソフィー三司馬:リングキーボードを操作し、傍らのスクリーンに最新のミュージック・ヒットチャート表示させる。
小上紫乃:「これは?」
ソフィー三司馬:その中の一つ…ヒットチャート急上昇中の、”ゴースト・ライター”というタイトルの曲を流す。
小上紫乃:「ゴーストライター?」
ソフィー三司馬:「この曲、どうやらアマデウスのゴーストシステムの事を歌ったもののようですわ」
小上紫乃:「今回の事件に関わった者が曲を作ったのですか。興味深いですわ」
小上紫乃:「ですが、それが何か?」
ソフィー三司馬:「事件の事実を知る者が居る。しかも、この曲によってそれが広まる下地もできてしまっている」
ソフィー三司馬:「アマデウスがゴーストの集合であることが明るみになれば、向けられた熱狂は反転して憎悪になるでしょう」
ソフィー三司馬:「一度崩れた信用は容易に取り戻せません。積み上げるには、また気の遠くなるような年月を要する」
小上紫乃:「なるほど。おっしゃっていることは分かります。人気のある間にアマデウスという物語を終わらせる」
小上紫乃:「しかし、それは……」しばし考え込む。
小上紫乃:「社の意向はあくまでも、アマデウスプロジェクトの継続にありました。ですが」
小上紫乃:「三司馬さん、1つお聞きしたいことがあります」
ソフィー三司馬:「はい。何でしょう?」
小上紫乃:「今回の行動は社の利益を思っての行動ですか?それとも」
小上紫乃:「アマデウスの真実を目にしたが故の、情によるものですか?」
小上紫乃:「私はあなたの正直な考えが聞きたい」
ソフィー三司馬:「それは、もちろん」
ソフィー三司馬:「大恩ある千早のためですわ」
ソフィー三司馬:涼しい表情を崩すことなく答える。
小上紫乃:「そうですか」
小上紫乃:「ソフィー三司馬。降格、減給の上、指示があるまで自宅待機とします」
小上紫乃:「三司馬さん、あなたは甘い。企業に尽くすというのがどういうことか分かっていない」
ソフィー三司馬:「申し訳ありません」
ソフィー三司馬:深く頭を下げる。
小上紫乃:「今回のあなたのわがままは通しますが、次があるとは思わないことです」
小上紫乃:「もう下がって結構。後の処理はこちらで行います」
ソフィー三司馬:「失礼します」
ソフィー三司馬:指示に従い、班長の部屋を後にしましょう。
ソフィー三司馬:…
ソフィー三司馬:家に帰り着き、自室のドアを開ける。
ソフィー三司馬:乱暴にスーツを脱ぎ捨てて、ソフィーはベッドに転がった。
ソフィー三司馬:「はあ…」
ソフィー三司馬:ベッドサイドに立ててある家族の写真を眺め、溜息をつく。
ソフィー三司馬:「やっぱり、トゥルーでないとダメなのかしら」
ソフィー三司馬:張りつめた糸が切れたように、ソフィーはそのまままどろみ、眠りに落ちて行った。
RL:では、ソフィーさんのエンディングはこれで終了!

RL:次は神成さんのエンディング。
神成ツバメ:はいさい
RL:まずはブラックハウンドの基地でレイ課長に事件の報告をするところからですね。
神成ツバメ:ムン!
RL:キミは書類が山のように積み重なったレイのデスクの前に立っている。
RL:レイはそのデスクの上に行儀悪く足を放り出しながら言う。
神成ツバメ:後ろで手を組んで、背筋を伸ばして立っている。
レイ:「ご苦労だった、神成」
レイ:「事件はひとまず解決だな」
神成ツバメ:「はい! …まあ、一件落着、とは言えませんでしたけど」
レイ:「ま、報道されちゃあいないが、そんなもんだ。アマデウスも結局死んじまった」
神成ツバメ:「……」千早に勤める年上の知人の顔を思い浮かべる。
レイ:「浮かねえ顔だな、神成」
神成ツバメ:「あ……。すみません」
RL:レイは勢い良くイスから飛び降りるとキミの髪をワシャワシャとかき回す。
神成ツバメ:「……」苦々しい顔をしている。
神成ツバメ:「って、わ!なんですか!」
レイ:「あー、やめろやめろ!辛気臭くなるぜ!事件が解決したってのによ!」
レイ:「よし、分かった。今日一日は非番にしてやる。どこへなりとも行って来い」
神成ツバメ:「ぬあっ!ちょっと、やめてくださ……」「………え」
神成ツバメ:ゆるゆると顔を上げます。
レイ:「オレの前でそんな顔されてちゃ敵わねえんだよ」
神成ツバメ:「課長………。…すいません!ありがとうございます!」勢いよく頭を下げる。
レイ:「よくわかんねえけど、遊ぶなり休むなり好きなとこ行くなりしてお前なりの決着を付けてこい」
レイ:「頭なんか下げんなよ。まあ、そんなもんさ。デカなんて」
神成ツバメ:「……」
RL:ヒラヒラと手を振りながらレイはキミを見送る。
レイ:「それじゃあ、今回の捜査ご苦労だった」
神成ツバメ:「…そんなもん、ですか。……」
神成ツバメ:「……はいっ!失礼します!」
神成ツバメ:そう言って、部屋から出ようとして、
神成ツバメ:ドアの前で立ち止まり、振り返る。
神成ツバメ:「そうだ、課長。先に行っておきますけど」
神成ツバメ:「ちゃんと仕事してくださいね」
レイ:「ああ、何だ?」
レイ:「…………」
レイ:「オレは課長だ!さっさと行け!!」
RL:そう怒鳴りつけてからレイは笑みをこぼす。
レイ:「……あの分じゃあ、大丈夫そうだな」
神成ツバメ:怒声に逃げるようにして、退室していきました。
RL:では、場所は変わってホワイトエリアのマンション。
RL:神成はソフィー三司馬の部屋の前までやってきていた。
神成ツバメ:「………」困りきった顔でドアを眺めている。
神成ツバメ:インターホンを鳴らし、ノックまでしてみたが、返事がない。
神成ツバメ:「ちょ、ちょっと……み、三司馬さん?」ものすごく小声だ。
RL:キミが何気なくドアに手をかけると鍵は開いているようだ。
神成ツバメ:「外出中かな…」何気なくドアに手をかける。回る。開く。
神成ツバメ:「!?」
神成ツバメ:「なっ……!?」 様々な感情が頭を駆け巡り、嫌な予感に突き当たり、あわてて部屋に入り込みます。
神成ツバメ:そのまま三司馬さんの姿を探すよ!
ソフィー三司馬:「!?」
ソフィー三司馬:物音に驚いて、ベッドから身を起こす。
ソフィー三司馬:ワイシャツ一枚しか身に着けていない。
神成ツバメ:「三司馬さん、早まっちゃだめだ、人生はこれから……」「………」
RL:では、神成くんが廊下を進み、部屋に入るとベッドベッドから身を起こしたソフィーさんと鉢合わせする。
神成ツバメ:ワイシャツ一枚の三司馬さんを発見する。目が合う。
RL:ベッドの周りには脱ぎ散らかしたままの衣服が放置されている。
神成ツバメ:部屋全体が視界に映る。ベッドに向かって脱げてゆく衣服……くしゃっと皺の寄ったシーツ……ワイシャツ一枚の三司馬さん……
ソフィー三司馬:「……ツバメ…君?」
神成ツバメ:「……あっ!ちがっ!これはっ!」頬が紅潮する。慌ててドアを閉めよう。
RL:締め切られた空間で神成とソフィーは向かい合う。
神成ツバメ:ドア閉めるよ!閉めるまでに大分無駄な動きをしたけど!
ソフィー三司馬:[ああ…ごめん、鍵を閉め忘れてた?」
ソフィー三司馬:「ちょっと待っててね」
ソフィー三司馬:しばし間をおいて、部屋着に着替えたソフィーがドアを開ける。
神成ツバメ:真っ赤になって頭を抱えている。
ソフィー三司馬:「ちょっと散らかってて悪いんだけど、どうぞ」
神成ツバメ:「………」早口でぶつぶつ何かをつぶやいてから、室内に入ります。
ソフィー三司馬:小さなテーブルに2人分のお茶をカップで出し、クッションに座る。
ソフィー三司馬:「お疲れ様だったわね、お互いに」
神成ツバメ:「…その。…大丈夫、ですか?」
ソフィー三司馬:「…ん?」
神成ツバメ:「いや、色々…あなたが。その…千早で、動いたんでしょう」
ソフィー三司馬:「ああ、その事」
ソフィー三司馬:苦笑してお茶を啜る。
ソフィー三司馬:「そうね。あんまり大丈夫でもない、かなあ」
神成ツバメ:「……」
神成ツバメ:「俺は。何事もなかったかのように、あなたが全て隠蔽するかもと、思っていましたから」
ソフィー三司馬:「あら。私って、そういう風に見える?」
神成ツバメ:苦笑で答える。
神成ツバメ:「…だから、アマデウスが死んだと報道されていて…。どう言えばわからないですけど」
神成ツバメ:「赤星のことを思い出して、…アイツが、少しでも…楽になったらいいなと」
ソフィー三司馬:「優しいね。ツバメ君は」
神成ツバメ:「……それで、あなたにお礼を言いたくなったんです」
神成ツバメ:「それも、間違ってるのかもしれないですけど。でも、ありがとうって言いたかった」
神成ツバメ:「ありがとう。三司馬さん」
ソフィー三司馬:「やだなあ。もう」
ソフィー三司馬:ふいと顔を背ける。
神成ツバメ:「……?」
ソフィー三司馬:「こっちは、失敗したかも、バカやっちゃったかもって自己嫌悪になってるのに」
ソフィー三司馬:「そんなにまっすぐお礼を言われたら、後悔もできないじゃない」
ソフィー三司馬:顔を背けたまま、指で目元を拭っている。
神成ツバメ:「………」見てはいけないものを見てしまったような気持ちで目を逸らす。
神成ツバメ:「あ、あの!ええとですね!お、俺!今日は非番なので!」
神成ツバメ:「じょ…上司から、気分転換をしろと言われていまして!」
神成ツバメ:「三司馬さんが…付き合っていただけると、ありがたいのですが、その……」
ソフィー三司馬:「んー?」
神成ツバメ:「あの……そういうことです」真っ赤になっている。
ソフィー三司馬:「デートの誘いだとすると、やっぱりちょっとカタいなあ」
神成ツバメ:「………」更に真っ赤になっている。
ソフィー三司馬:「でも、ありがとう。私も今日は一人で過ごしたくない気分だし」
ソフィー三司馬:「エスコート、お願いしようかな」
神成ツバメ:「っ…は、はい!俺で……俺ですが!」
RL:では、神成さんと三司馬さんが2人で部屋を出て、街へと繰り出すところでこのシーンは終了だ!
RL:次はリョージのエンディング!

RL:まずは《暴露》の使い方から決めてもらいましょうか。
RL:どういう風な使い方をします?
リョージ:はい。ゴーストライターについて歌った歌を発表したいです。
リョージ:アマデウスそのものについてがっつり暴露するというよりは、仄めかす感じで。
RL:了解です。
RL:エンディングの内容については何かやりたいこととかはありますか?
リョージ:そうですねえ、元のバンドでライブとかできて、そこでその曲を歌えたらいいかなあとかちょっと考えてました。
RL:なるほど。では、そういう感じにしましょう。
リョージ:ありがとうございます!
RL:小さなライブハウス。
RL:そこでキミはバンドメンバーたちとライブを開いていた。
リョージ:「−−−−!」最後のシャウトを振り絞るように叫び、演奏が止まる。
RL:新曲も引っさげたキミの久しぶりのライブに観客たちは大盛り上がり。
RL:歓声が沸き起こる。
リョージ:「どうもありがとうー!!」汗だくになりながら、マイクに向かい叫ぶ。
RL:再び大きな歓声。
RL:バンドのメンバーたちも満足げな表情だ。
リョージ:「さあて、次が最後の一曲だ。とびきりニューロな新曲を用意してきたぜ!!」
リョージ:メンバーに目配せをする。
RL:メンバーたちも自信ありげに頷き返す。
リョージ:「聴いてくれ! タイトルは『ゴーストライター』!」
リョージ:神業《暴露》を使用します。
リョージ:その歌詞は、ゴーストライターとして活動する男の物語。
RL:では、その曲はN◎VA中に発信されていくことになるだろう。
リョージ:自分の曲を他人に奪われ、それでも自分でそれを何度も聞き返す男の物語。
リョージ:音楽を憎みながら、神に愛されし存在を憎みながら、それでもそこから離れられない、そういう物語だった。
RL:観客たちは初めは少し戸惑うが、やがてその曲を受け入れ、心の底から熱狂し出す。
リョージ:(俺にはこれしかできねえから。今回のこと、何かに残すには)
リョージ:(マック、愁林、ルンチャイさん、それから、赤星。アンタらのこと、歌にさせてもらう)
リョージ:「っああああああ!」最期のサビでひときわ大きく叫ぶ!
RL:観客たちも一際大きい歓声でそれに応える!
リョージ:「サンキュー! サンキュー! サンキュー!」嗄れた声で何度も呼びかける。
リョージ:「『シャークサッカー』! よろしく! ありがとう!!」大きく手を振った。
RL:演奏が終わっても観客たちはキミの歌を称えるように声援を送り続けていた。
RL:では、シーン終了!

RL:最後はエリックのエンディングだ!
エリック・スタイン:ヒャア!
RL:事件から数日後。
RL:マリアに話したいことがあると言われ、キミは彼女に会うことになった。
エリック・スタイン:場所はOPの事務所でもどっかレストランでもいいですが、どこらへんでしょう?
RL:待ち合わせの場所はキミの事務所にしようかな。
エリック・スタイン:じゃあ、自分で淹れたまずいコーヒーを飲みながら待ってます。
エリック・スタイン:「……これはひどい」
RL:ドアをノックする音が聞こえる。
エリック・スタイン:「どうぞ。かわいい歌姫さん」
RL:ドアが開く。少しだけ気恥ずかしそうな金髪の少女が顔を覗かせる。
マリア:「ごめんなさい。遅くなっちゃって」
エリック・スタイン:ひらひらと手を振り、ソファに座るよう促します。
エリック・スタイン:「いいんだよ。忙しいみたいだし、むしろ今日は来れないかと思ってた」
エリック・スタイン:「どうだい?念願のメジャーデビューの感想は」
RL:ソファに座るとマリアは言い難そうに口を開く。
マリア:「まだ夢みたいな気持ちよ。アマデウスが最後にプロデュースした歌手、だなんて」
マリア:「それでね、今日はエリックに大事な話があって来たの」
エリック・スタイン:「プレッシャーも相当だろうね。なにせ、あのアマデウスだ。君にかかる期待も……うん?」
エリック・スタイン:「なんだい?」
マリア:「私が所属しているCMEの人から話をされて」
エリック・スタイン:「うん」
マリア:「私みたいなミュージシャンがエリックのような人と付き合っているのはスキャンダルの元だって」
エリック・スタイン:「あー」
エリック・スタイン:肩をすくめる。 「なんとまあ、いかにも芸能界の方々が考えそうな話……」
マリア:「私、エリックはそんな人じゃないって何度も説明したんだけど、どうしても分かってもらえなくて」
マリア:「それで、あなたと縁を切るようにって」
エリック・スタイン:「うん」 コーヒーを一口啜る。
エリック・スタイン:「……そっかあ」
マリア:「……私、どうすればいいのかしら」
エリック・スタイン:(……ふむ) 考え込む。
エリック・スタイン:マリアの事は、好きだ。
エリック・スタイン:付き合いの長い友人として?それともそれ以上?それは自分でも良く分からない。
マリア:「エリックとは離れたくない。でも……」
エリック・スタイン:ただ、彼女が掴んだビッグチャンスをこんなところでフイにするのは。
エリック・スタイン:「マリア。」
マリア:「……エリック?」
エリック・スタイン:ちょっと乱暴に、髪の毛をくしゃっと撫でる。
エリック・スタイン:「君が掴んだチャンスだろう。こんなところでフイにしちゃいけない」
マリア:「な、何よ。やめてちょうだい」
エリック・スタイン:「僕だって、離れたくない……離れたくないが……」
エリック・スタイン:「場末の探偵なんかとは縁を切るべきだと思う。お偉いさんの言う事はもっともだよ」
マリア:「やっぱり、そうよね」
RL:マリアは泣きそうな顔になる。
マリア:「じゃあ、さようなら、エリック。……元気で」
RL:マリアはソファから立ち上がる。
エリック・スタイン:「ああ、元気で……いや、ちょっと待った」
エリック・スタイン:「待ってくれ。3分時間をくれないか」
エリック・スタイン:ポケットロンの呼び出しを見る。呼び出し人の名前は、ソフィー三司馬。
マリア:「3分?ええ、いいけれど」
エリック・スタイン:「ハロー?ミス・ソフィー?」
ソフィー三司馬:ホワイトエリアのマンション。ソフィーは缶ビールを空けながらリング・キーボードを叩いている。
ソフィー三司馬:「ハロー、ミスター・エリック」
エリック・スタイン:「良いニュースだと信じてこのコールに出たんだ。例の件、上手くいったかい?」
エリック・スタイン:「いや、上手くいったと言ってほしい。でないと……その。とてもマズいことになる」
エリック・スタイン:「僕の人生が」
ソフィー三司馬:「愚問ね。やってできない事はないわ」
ソフィー三司馬:「自宅謹慎中でヒマだったし?」
ソフィー三司馬:神業《ファイト!》を使用。エリック君の《天罰》を1回分復活させます
エリック・スタイン:愛してるぜ~っ!
ソフィー三司馬:言う相手が違うでしょ!
エリック・スタイン:「……さすが!これで僕のお姫様の機嫌も直りそうだし」
エリック・スタイン:「人生設計もリライトしなくて済みそうだ!」
ソフィー三司馬:「It's show time(”お楽しみはこれからだ”)、ね。グッドラック、名探偵さん」
エリック・スタイン:通話を切り、何かしらの電子データをプリントアウトしてマリアに駆け寄ります。
RL:では、エリックの《天罰》はどういう風に使いますか?
マリア:「エリック?その電話、いったいどこから……」
エリック・スタイン:はい。ルルブを読んだところ、天罰はなんでもできるが迷ったら他の神業1回分として考えると良い。とあったので
RL:ええ。他の神業1回分を目安にしてよいでしょう。
エリック・スタイン:エグゼクの《買収》と同じような形で、マリアのプロデューサーとしての地位を買い取りたいと思います。
RL:《天罰》でしたら可能ですね。
エリック・スタイン:父が残した手帳の一番後ろには、いくつかの番号が書いてある。
エリック・スタイン:『どうしても困ったらここに連絡しろ。ただし、人生に関わるピンチの時だけだ』
エリック・スタイン:好きな女性と永久に引き裂かれるかどうかの瀬戸際なのだから、間違いなく人生のピンチだろう。
エリック・スタイン:そして、コネを通じて空座となった“マリアのプロデューサー”の地位を買収した・・・
エリック・スタイン:「場末の探偵とは縁を切るべきだが」
エリック・スタイン:「新しいプロデューサーとは、仲良くするべきだと思うんだがね。どうだい?」
マリア:「え、それって……」
エリック・スタイン:プリントアウトした名刺を差し出します。
エリック・スタイン:“エリック・スタイン・アマデウス二世”
RL:マリアはポカンとした顔でそれを見る。
エリック・スタイン:“探偵 兼 マリア専属プロデューサー”
エリック・スタイン:「そういうことさ」 ウインクする。
マリア:「冗談、じゃないのよね?」
エリック・スタイン:「僕はいつだって大真面目さ。知ってるだろう?」
エリック・スタイン:「あんなつまらない理由で、君と離れてやるものかね」
RL:やがてマリアは涙ぐみながら笑い出す。
マリア:「もうバカじゃないの。もう少しマシな名前、思い付かなかったのかしら?」
エリック・スタイン:「む……」 言われてみればそうだ。
エリック・スタイン:「仕方ないだろ。その……かなり……焦ってたんだから」
エリック・スタイン:「君と離れるかどうかの瀬戸際だったから……」
マリア:「でも、ありがとう、探偵さん。あなたにはどれほど感謝してもしきれないわ」
マリア:「あ、それともこれからはプロデューサーさんとお呼びするべきかしら?」
エリック・スタイン:「お礼を言われるにはまだ早いさ。君をN◎VA……いや、世界一の歌姫にする仕事があるからね」
エリック・スタイン:「でも、そうだな。もしお礼をしてくれるのなら」
エリック・スタイン:「言葉じゃなく、レストランの時のお返しで頼むよ」
マリア:「お礼?何がいいかしら……」
マリア:「レストランの時のお返しって――」
RL:マリアは思い当たって真っ赤になり、うつむく。
マリア:「あ、あれはあの時の流れで……!」
エリック・スタイン:うつむく少女を満面の笑みで見守る。
マリア:「わ、わかってるわよ。とびきり熱いの、よね」
マリア:「は、恥ずかしいから目つむって……」
エリック・スタイン:ふいに真顔になり、マリアの肩と腰に腕をまわす。
エリック・スタイン:「マリア」
エリック・スタイン:「これからも、よろしく。」
RL:小柄な体の暖かい感触がキミに伝わる。
マリア:「ええ。これからも、ずっと」
RL:イエローエリアに一軒の探偵事務所がある。
RL:今どき珍しい古風なスタイルの探偵がいる事務所だ。
RL:だが、死人が生き続けちまうようなN◎VAの街の片隅には。
RL:存外そんな探偵が必要なのかもしれない。


RL:トーキョーN◎VA  THE AXLERATIONシナリオ 『アマデウス Amadeus』


RL:これで終了となります。お疲れ様でした!
エリック・スタイン:おつかれさまでしたー!!!
リョージ:お疲れ様でした!
ソフィー三司馬:お疲れ様でしたーあ
神成ツバメ:おつかれさまでしたー!
エリック・スタイン:超たのしかった!
リョージ:よかったー!
神成ツバメ:スタンディングオベーションしたい!してる!脳内が!
リョージ:わーわー!
ソフィー三司馬:ひゃっはー!
RL:それでは最後にパパッと経験点の算出をして終わりにしましょう!
神成ツバメ:はーい!
RL:項目を読み上げていきましょう
RL:・ルーラーの依頼を果たした
RL:みんな依頼したわけでもないのに、キャストの素敵なイラストを用意してくれたりしたので1点!
エリック・スタイン:わーい!
神成ツバメ:(目を逸らす)
ソフィー三司馬:やったあ
リョージ:やったー
RL:神成さん、ツイッターで描いてたじゃん!
ソフィー三司馬:搔いてた!
神成ツバメ:ハッ!よ、よかった!
ソフィー三司馬:描いてた
RL:次に会場の手配、連絡などを行った
RL:いつもスケジュールの調整に協力してくれてありがとう!1点!
ソフィー三司馬:イエーイ
リョージ:わーい
エリック・スタイン:平日まじりの進行だったのに、すっごいスムーズでしたね
神成ツバメ:ヒュー
RL:・アクトに最後まで参加した
エリック・スタイン:RLの力・・・
RL:みんなカゲムシャを使ったりせず最後まで参加してくれました!5点!
ソフィー三司馬:実は…
RL:まさか……
ソフィー三司馬:参加しました!わーい
エリック・スタイン:ほんものだよ!
神成ツバメ:ぴちぴちだよ!
リョージ:とれとれ!
RL:・よいロールプレイを行った
RL:みんなすごく良かったと思います!5点!
RL:時間がないので、ツイッターで思い出した時に褒めたりする!
ソフィー三司馬:ウィッス
リョージ:ほめる!
神成ツバメ:超良かった!!本当によかったー!ありがたやー!
エリック・スタイン:ふふん、僕は見学室で勝手に褒めちゃうからね
RL:・PSを果たした
RL:これも全員達成できたと思いますので、5点!
リョージ:やったー
神成ツバメ:うひょー!
ソフィー三司馬:やったぜ
RL:・他のプレイヤーを助ける言動を行った
エリック・スタイン:アマデウスの謎に迫ったからね!
RL:助けてなかったら1人、2人死んでたよ。5点!
神成ツバメ:神業の助け合い!喜び!
ソフィー三司馬:助け愛!
RL:・アクトの進行を助けた
RL:RLはいつも大助かりでした。5点!
ソフィー三司馬:イヤッホー
リョージ:ありがたく!
RL:・うまく神業を使った
RL:これは全員一つ一つ見ていきましょう
神成ツバメ:はーい
RL:まずはエリックから
RL:《真実》はルンチャイから情報を聞き出すことに成功しましたね。1点
エリック・スタイン:クライマックスで真実を使うと思ってたら、思わぬタイミングでやってきてびっくりしました
RL:だいたい《真実》とかはシナリオ上で使う場面が用意されていることが多いですね
RL:《とどめの一撃》は日野正二に使ったけど防がれてしまったので無し
エリック・スタイン:彼はしぶとかったなあw
RL:彼はもうクグツというよりタタラでしたね。
RL:《天罰》は会社のポストを買収するという使い方でマリアに希望を与えることができたので1点
RL:合計2点ですね。
エリック・スタイン:よかった。マリアが実は僕から離れたくて、天罰を使った事で絶望を与えてしまったとかそういうのじゃなくて。
エリック・スタイン:ヤー!2点頂きます!
RL:次は神成さん。
RL:《制裁》は未使用なので無し。
神成ツバメ:使うとこなかった!
RL:誰か1人くらい間に合わせで逮捕しておいてもよかったんですけどね。
リョージ:あっスナイパー
ソフィー三司馬:スナイパー…!
RL:まあ、生き残ってたのスナイパーくらいしかいないんですが。
神成ツバメ:あっ!!
神成ツバメ:あー!!
RL:《死の舞踏》は見事にトループを一掃させることに成功しました。1点です。
神成ツバメ:やったー!
RL:《難攻不落》は無事にソフィーさんを守ることができましたね。1点です。
RL:というわけで、合計2点。
神成ツバメ:難攻不落は銃弾をはじきとばしたりとか、そういう演出をするべきなのはわかっていましたが、欲望が勝ちました。
神成ツバメ:はい!2点頂きます。
RL:その欲望、解放しろ。
RL:次はソフィーさん。
神成ツバメ:きゃっ
ソフィー三司馬:はい…(首を差し出す)
RL:《完全偽装》は完璧とはいかないまでもアマデウスの正体を露見させずに社の利益を守ることができたので1点。
ソフィー三司馬:ありがたき慈悲…
RL:完全に暴露するぜみたいな使い方だったら経験点はあげられなかった!
ソフィー三司馬:危ない…危なかった
RL:《ファイト!》はエリックの《天罰》の回数を増やし、クオンタムさんがすごい感謝していたので1点。
ソフィー三司馬:PLに
エリック・スタイン:めっちゃくちゃ感謝してる!
RL:あと、ごめん。エリックは《天罰》を2回使っていたので、もう1点ですね。
エリック・スタイン:ファイトのおかげなので僕がもらっていいのかわかりませんが、RLがくれるのならありがたくいただきましょう。
RL:《電脳神》はリョージを凶弾から守ることで物語が完成に近付いたので1点。
RL:合計3点です。
ソフィー三司馬:ありがとうございます。頂戴します。
RL:最後にリョージの番です。
リョージ:うい!
RL:《チャイ》じゃ神成を殺そうとするダンマカを防いだんでしたね。
リョージ:はーい
RL:当然他人からは称賛されるので1点!
リョージ:やった!
神成ツバメ:ありがとうリョージくん!
リョージ:ほめて!
神成ツバメ:えらいぞ!すごいぞ!
RL:《神の御言葉》は上手いことスナイパーの精神をいたぶることができたので1点!
リョージ:いたぶった!
ソフィー三司馬:つよいぞリョージくん!
エリック・スタイン:えらい!
神成ツバメ:すごい!
リョージ:ふふん!
RL:《暴露》は新曲を発表するという少し変則的な使い方ではありましたが
RL:あの行為はおそらく世界を変えることになったのでしょう
リョージ:やったー!
RL:というか、ソフィーさんの言い訳がもっとキツくなってた
RL:なので、1点!
リョージ:ありがとうございます!
RL:合計3点ですね。
ソフィー三司馬:ありがとう…まじありがとう
リョージ:姉さんの役に立てて何よりだぜ
エリック・スタイン:ソフィーさん生きててくれてよかった・・・
神成ツバメ:ほんとうによかった・・・
リョージ:あそこほんと怖かった
RL:最後にシーンに登場したですが、これだ全員全て埋まっていると思うので5点です
RL:さーて、合計は?
ソフィー三司馬:え、ええと
神成ツバメ:たくさん!
ソフィー三司馬:35点?
RL:そんなに
リョージ:35点ですね
RL:N◎VAはかなり経験点がもらえるのだなぁ。
神成ツバメ:じゃあ私は34点かなあ
エリック・スタイン
[1] ルーラーの依頼をはたした
[1] 会場の手配とか
[5] アクトに最後まで参加した
[5] よいロールプレイ
[5] PSを果たした
[5] アクトの進行を助けた
[5] 他のプレイヤーを助ける言動
[5] アクトの進行を助けた
[5] シーンに登場した
+神業

エリック・スタイン:こうかなあ
神成ツバメ:しゅごい
RL:じゃあ、エリックも35点かな。
RL:というわけで、皆さんその分の経験点をもらってください!
エリック・スタイン:アクトの進行が2個ある!
エリック・スタイン:ヤー!いただきます!
ソフィー三司馬:いただきます!
神成ツバメ:いただきまーす!
リョージ:いただきますー!
RL:これで経験点の配布は終わり!
RL:今度こそアクトは終了です!
RL:お疲れ様でした!
リョージ:お疲れ様でしたー!
RL:遅くまでかかっちゃってごめんね!
神成ツバメ:お疲れ様でしたー!
エリック・スタイン:むちゃくちゃおもしろかったー!
リョージ:いやほんと楽しかったです。RLもおつかれさまです!
神成ツバメ:とんでもない!とんでもないですよ!
エリック・スタイン:RLも長らくおつかれさまで!
ソフィー三司馬:お疲れ様ですー
ソフィー三司馬:最高に楽しかったのだなあ~
神成ツバメ:すごい楽しかった…よかった…