ダブルクロスThe 3rd Edition 『スレイヤーズ・オブ・アークエネミー:震夜』 GM:すかいはい

プリプレイ

雨宮ひばりhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtpnSFgw (PC1:米ット)
高峰シズクhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8NG0GAw (PC2:クオンタム)
鳳来祐介http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuL-LGgw (PC3:猫口@)
和歌谷 勲http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYnLfZGQw (PC4:優水)

GM:まずはPCの自己紹介からです。
雨宮ひばり:いくぜ!
GM:PC①から順に、キャラクターシートを張って簡単に自己紹介をお願いします。
雨宮ひばりhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtpnSFgw
雨宮ひばり:おう!俺が雨宮ひばりだ!人呼んで"グローリーファントム"の雨宮ひばり!
GM:グローリーファントム!格好良い!
雨宮ひばり:かつては人間だったものの、死んでレネゲイドビーイングとして蘇ったオーヴァード戦士です。
雨宮ひばり:自分の死と再生に"地下の王"が関わっているとの情報を元に、この町にやってきました。
GM:地獄のオーヴァード戦士だ!
雨宮ひばり:レネゲイドビーイングとしての姿は、小さな旅人です。
雨宮ひばり:どのくらい小さいかというと、身長15cmくらい。
GM:実際小さい!
雨宮ひばり:戦闘時は背中に担いだ大剣(本人比で大剣)を振り回して戦います。
GM:小さい大剣……
雨宮ひばり:以上!よろしくな!
雨宮ひばり:何度でも蘇ってやるぜ!
GM:ありがとうございます!
GM:それではNハンドアウトの確認もしておきましょう。
雨宮ひばり:はい!
GM:Nハンドアウト(PC①)
ロイス:シスター 推奨感情 P:好意/N:懐旧

GM:キミは魔街地下に潜むとされる震夜を引き起こしたジャーム“地下の王”を求め(地下の王を倒したい、地下の王の力が必要であるなど理由は好きに決定してよい)、この街へとやってきた。一夜の宿を借りた街の教会で目を覚ましたキミは、シスターと言葉を交わす。今日は街で大きなお祭りのある日なのだという。しかし、キミは教会のシスターや街の様子に奇妙な違和感を感じていた。どこかがキミの知っているものと致命的にズレてしまっているような、そんな感覚だ。この時から、キミの数奇な運命は廻り出したのだった。
GM:というわけでシナリオロイスは教会のシスターに。
雨宮ひばり:はい!推奨感情通りに取るぜ!
GM:赤毛のロングヘアで司祭服を着た胸の大きい女性です。歳は24歳くらいかな。
雨宮ひばり:1個年上だ。
GM:そうなのです。
雨宮ひばり-シスター/シスター/好意:○/懐旧/ロイス
GM:では、そんな感じでよろしくお願いします。
GM:それでは次にいきましょう。
GM:PC②の高峰シズクさん、カモン!
高峰シズク:ヤー!
高峰シズクhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8NG0GAw
高峰シズク:高峰シズク。先日15歳になったばかりの中学三年生です。
GM:夢の中学生!
高峰シズク:中学生ヒロインだぞ!つよい!
高峰シズク:バカ明るいとか声が大きいとかそういう性格ではないのですが
高峰シズク:常に前向きで、どんな時もプラス思考で行くポジティブな性格!
高峰シズク:このポジティブさでひばりおにいを支えたい・・・
GM:健気な子だ・・・
高峰シズク:シンドロームはオルクス/ノイマン。元から知識欲旺盛なので大抵の情報には通じてます。
高峰シズク:フレーバーの為に貴重な経験点10点も割いたので、是非キャラシを見て頂きたい!
高峰シズク:性能としては、《生き字引》でミドルを支えつつ
GM:貴重な経験点を知識に!
高峰シズク:妖精の手、妖精の輪、勝利の女神、力の法則というオートエフェクト後乗せサクサク戦法で行こうと思います。
高峰シズク:アドヴァイスもあるからメジャーも腐らないです。
GM:強いぜ。
高峰シズク:以上!今回はPC2なので、いつもとは違うPC2らしいロールで行きたいと思います。
高峰シズク:よろしくね!
GM:PC2らしさ!よろしくお願いします!
GM:では、Nハンドアウトの方も見ていきましょう。
高峰シズク:んい!
GM:Nハンドアウト(PC②)
ロイス:シスター・ミキ 推奨感情 P:尊敬/N:隔意

GM:キミはこの街の教会に住む少女だ。教会を切り盛りするシスター・ミキはキミの姉である。慈悲の心を持って誰にでも優しく接する清廉な人物である彼女はキミにとって尊敬できる人物だ。妹であるキミも彼女の徳深い人柄によって救われることは多い。近頃、彼女は明日に迫った街のお祭りの準備で寝る間も惜しんで忙しくしている様子だ。祭りの間に何か彼女の手助けをすることができるとよいのだが。
GM:シナリオロイスはキミの姉の高峰ミキ。
GM:教会を1人で切り盛りする清廉潔白な女性です。
高峰シズク:おねえ・・・偉い
GM:孤児院の子どもたちや街の人からはシスターとかシスター・ミキと呼ばれることが多いです。あと、胸は大きい。
高峰シズク:ということは、なんとなく24歳な気がしますね
GM:24歳くらいです。
GM:では、そんな感じでよろしくお願いします。
高峰シズク:やー!
GM:それでは次にいきましょう。
高峰シズク:あっ、そうだ
高峰シズク:姉を初期ロイスにしたかったんですけど、シナリオロイスに被るからやめたんですよね
高峰シズク:初期ロイスにはしないほうがいい・・・?
GM:今回はRハンドアウトの内容次第ではシナリオロイスが書き換わる可能性がありますので、初期ロイスにはしない方がいいかもしれませんね。
高峰シズク:あ、OKです。じゃあ問題なくこのままでいきます。
高峰シズク:ありがとうございます!
GM:よろしくお願いします。
GM:それでは次にPC③の鳳来祐介さん、お願いします。
鳳来祐介http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuL-LGgw
鳳来祐介:鳳来祐介!ストレンジャーズの防衛隊員です!
鳳来祐介:家庭環境の変化とか、引っ込み思案な性格から周囲からなんとなく孤立してしまい
鳳来祐介:そんな街から出たかったのと、自分を鍛え直すため防衛隊所属になりました。
鳳来祐介:今は任務もひと段落ついて街に帰ってきたところです。
GM:久しぶりの帰郷ですね。
鳳来祐介:ですね!性格は未だにちょっと影はあるけどナントカ人と話せるぞ!
鳳来祐介:シンドロームはモルフェウス/ウロボロス
鳳来祐介:行動値20で先手をとり、ARショットガンを原初の赤:マルチウェポン+混色の氾濫でぶっ放して相手の行動値を下げるプランです。
鳳来祐介:割とそれだけの性能なので情報収集はからっきしだ!
GM:早くて強い……。なんということだ
鳳来祐介:俺の二丁ショットガンでデバフかけたい!
鳳来祐介:以上!よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:それではハンドアウトを見ていきましょう。
GM:Nハンドアウト(PC③)
ロイス:剣持小百合(けんもち・さゆり) 推奨感情 P:好意/N:悔悟

GM:キミはこの街を故郷とするオーヴァードだ。しばらくこの街を離れていたキミは久しぶりに故郷へと帰ってきた。故郷の街は変わらぬ姿でキミを出迎えた。そして、幼馴染みの剣持小百合もまた、変わらぬ笑顔でキミを出迎えてくれた。明日からは街のお祭りも始まるらしい。小百合とともに過ごす穏やかな時間の中で、キミはしばらくぶりの故郷の暖かさを受け入れていた。
鳳来祐介:小百合さんはどんな子でしょうか…
GM:シナリオロイスの小百合は明るい性格で、孤立するキミを助けたりしていましたが、キミが街を離れてからは落ち着いた性格になっています。
GM:今は大学生で、美大に通っています。
鳳来祐介:ほうほう…同い年くらいですかね
GM:同い年ですね。
GM:黒髪のロングヘアで、胸は普通くらい。絵を描く時だけメガネをかけます。
GM:だいたい属性はそんな感じですね。
鳳来祐介:ありがとうございます。推奨感情通りシナリオロイス取ります。
GM:了解です。
GM:それでは次にいきましょう。
GM:最後に、PC④の和歌谷勲さんお願いします。
和歌谷 勲http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYnLfZGQw
和歌谷 勲:和歌谷勲だ!!よろしくなーっ、へへっ!
和歌谷 勲:24才のショタ顔オレンジ髪の俺サイコー系男子です。
GM:明るく若い!
和歌谷 勲:何事も体力で解決するのが一番だけど皆にはそれを強制しない!俺が助ける!
和歌谷 勲:普段は体育教師をやってます。
和歌谷 勲:マブダチの早見くんが結婚すると聞いて隣町から馳せ参じました。
GM:早見は黒髪でメガネの知的な感じの男で、理科教師をしています。
GM:今回の結婚はキミの後押しのおかげもあったとか、なかったとか。
和歌谷 勲:理系!!
GM:理系です。キミのことは常々体力バカと呼んだりしています。
和歌谷 勲:へらへら笑いながら受け流す!もっと頼りにしろとかいってる!
和歌谷 勲:シンドロームはキュマイラ/モルフェウスで、バジリスクのキュマイラです。
和歌谷 勲:コードネーム"小さな王"もバジリスクの由来だそうですが本人はそんな事知りません。
GM:ほうほう。
和歌谷 勲:パッション系明るい脳筋を目指したいと思います!よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:それではハンドアウトの方も見ていきましょう。
GM:Nハンドアウト(PC④)
ロイス:早見有次(はやみ・ゆうじ) 推奨感情 P:友情/N:不安

GM:キミは隣街を拠点として活動するオーヴァードだ。エージェントとしての活動の中でこの街にもよく顔を出す。この街に住む早見有次とは仲の良い友人である。そんな彼が結婚することになったと聞き、キミはそれを祝うためにこの街を訪れた。明日からのお祭りに合わせて結婚式も開くことにしているのだという。最初は彼の結婚の知らせに戸惑っていたキミだったが友人の幸せそうな様子を見て、キミはいつの間にか心から祝福する気持ちになっていたのだった。
和歌谷 勲:いやー結婚!
和歌谷 勲:めでたいですね
GM:早見はキミのことを「論理的でない」とか「単細胞」とか言ってよくバカにしてきますが、なんだかんだで誰よりも信頼している様子。
GM:祝ってあげてください。
和歌谷 勲:勿論祝福しますとも
和歌谷 勲:いやーよかったなー
GM:なんて幸せな男だろう。
GM:では、そんな感じでよろしくお願いします。
和歌谷 勲:よろしくお願いしまーす
GM:それではPCの自己紹介はこれで終了。
GM:最後にPC間ロイスを取ってもらいましょう。
GM:今回は逆順で、PC1から4、PC4から3、PC3から2、PC2から1といった感じでお願いします。
雨宮ひばり:ふむ。
高峰シズク:ふむふむ
和歌谷 勲:ふむり
GM:まだ会ったことのないであろう人たちは、会った時の感情を想定して取ってもらう感じでいいです
鳳来祐介:ふーむ
雨宮ひばり:和歌谷には妙に親近感を覚えるから親近感で取っておくぜ!
和歌谷 勲:鳳来くんに対しては弟みたいな感じで面倒見たいとか思うかな
和歌谷 勲:庇護!
雨宮ひばり-同行者/和歌谷勲/親近感:○/不信感/ロイス
高峰シズク-おにい/雨宮ひばり/○好奇心/不信感/ロイス
鳳来祐介街の人/高峰シズク/庇護/○疎外感/ロイス
和歌谷 勲-若者/鳳来祐介/庇護:○/不満/ロイス
高峰シズク:この人、なんで小さいんだろう。まさか宇宙からの侵略者か何かじゃ……
GM:ありうる……
和歌谷 勲:もっと頼れ!みたいな
鳳来祐介:頼る!おもにミドルで!
GM:情報収集じゃん!
和歌谷 勲:体力で情報収集
和歌谷 勲:後乗せサクサクDロイスもあるからどんどん頼ってくれよな!
GM:よし、ではPC間ロイスの取得は完了。
GM:最後に、もう一度今回のトレーラーを読み上げてセッションを始めていきたいと思います。
雨宮ひばり:はーい
トレーラー

ことの起こりは9年前。
日本のとある地方に小さな街があった。
小さくも、人情と活気に満ち溢れた平和な街。
だが、地の底から噴き上がった暗黒の影によってこの街が飲まれた時。
――悲しき運命は流転し始めた。
闇の鎖に囚われた悲劇は、廻り廻ってまた悲しむと苦しみを繰り返す。
それは終わらない悲劇が始まった夜。

ダブルクロス The 3rd Edition 『スレイヤーズ・オブ・アークエネミー:震夜』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

GM:と、いうわけでデモンズシティシナリオ『スレイヤーズ・オブ・アークエネミー:震夜』!
GM:始めていきたいと思います!
GM:よろしくお願いします!
高峰シズク:やー!お願いします!
和歌谷 勲:いえーい!!よろしくお願いします!
雨宮ひばり:よろしくお願いします!
鳳来祐介:宜しくお願いします!

オープニングフェイズ:シーン01 Scene player:鳳来祐介

GM:まずはオープニングフェイズからです。
GM:最初はPC3、鳳来祐介さんのオープニングからです。
GM:さあ、シーンに登場して侵蝕率を上げてください。
鳳来祐介:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+5[5] → 44

GM:まずまず。
GM:キミは、久方ぶりにこの街の土を踏んだ。ついに故郷に帰り着いたのだ。
GM:夕刻、天窓から炊煙が立ち上がり、そこかしこの家から美味しそうな夕食の香りが漂ってくる時間だ。
鳳来祐介:「……嫌いだ。この匂いは。」
GM:街の人たちは通り過ぎざま、ちらりとキミの方を見て、見覚えがあるような思い出せないようなそんな顔をする。
GM:小さいが、活気に満ちた街を歩いていると、キミはやがて一軒の家の前にたどり着く。
GM:その家の庭では、キミと同い年くらいの女性がベンチに座り、スケッチブックを手にしていた。
GM:風が吹き、女性の黒い長髪が揺れる。
GM:見紛うはずもない、幼馴染の剣持小百合だ。
鳳来祐介:(…僕を、あれだけ噂にしておいて。)街の人たちを一瞥して心の中で毒づき、前を向く。
鳳来祐介:(―――小百合)
GM:その女性はふと顔を上げ、キミの存在に気付く。女性は驚き、色鉛筆を持つ手を止める。
剣持小百合:「あ」
GM:しばし唐突な出合いに呆然としていた彼女は、やがて鈴のような声でつぶやいた。
鳳来祐介:「……何、描いてた?」
GM:それを聞き、小百合は慌てたようにメガネを外すとスケッチブックを閉じて立ち上がる。
剣持小百合:「バカ。長い間街を離れておいて、一言目がそれなの?」
鳳来祐介:「………ごめん。久しぶり、小百合。」小百合の元へ歩いていく
剣持小百合:「……戻ってきてくれて、ありがとう」
GM:小百合もゆっくりとキミの方に歩み寄る。
GM:そして、今にも涙がこぼれかけたまなじりを笑顔に変えて、続く言葉を紡いだ。
鳳来祐介:「…ただいま。」
剣持小百合:「おかえりなさい」
剣持小百合:「何日くらいこっちにいるの?それともずっとこの街に住むつもり?」
鳳来祐介:「ん。どうなるか、わからないかな。でも、」
鳳来祐介:「出来るなら…小百合と一緒にいたい。」
GM:小百合はキミの胸を軽く拳を当てる。
剣持小百合:「虫がよすぎる。ずっと、一人ぼっちにさせた癖に」
剣持小百合:「……泊まる場所とか、もう決まってる?」
鳳来祐介:「……ごめん。ほんとうに、ごめん。」その手を握る
鳳来祐介:「…泊まる場所は決まってない。」
剣持小百合:「祐介だったら、父さんも母さんもきっと歓迎してくれると思うけど、どうする?」
剣持小百合:「うちに……泊まっていかないかって、言ってるんだけど」微かに頬を赤らめて言う。
鳳来祐介:「……。」
鳳来祐介:「……お願い。」
鳳来祐介:「アテもないからさ、泊めて。」視線をわずかにそらしつつ。
剣持小百合:「おっけー。なんか、子どもの時みたいだね」
剣持小百合:「夕飯、作るね。祐介の好きなもの」
鳳来祐介:「ありがとう。」(子供のときみたいだ)
剣持小百合:「あ、荷物持とうか。疲れたでしょ」
GM:小百合はキミの荷物に手を伸ばす。
鳳来祐介:「大丈夫、自分で持つよ。」下ろしていた荷物を担ぐ。
鳳来祐介:《テクスチャーチェンジ》で外見を変えたARショットガンだ
剣持小百合:「祐介、いつの間にか力持ちになった?」
GM:少し不思議そうに言う。
鳳来祐介:「ん。そう、かな。」
剣持小百合:「私は……すっかり貧弱になっちゃったなー」
GM:細い指先で胸ポケットにしまったメガネを弄びながら言う。
鳳来祐介:「……その分、俺が補うからさ。」
剣持小百合:「どうだか。どれくらい強くなったかまだ分からないし」
剣持小百合:「時間はたっぷりあるし、今まで何してたのか聞かせてよ」
鳳来祐介:「ああ、いいよ。」荷物を担ぎ直し、小百合の手をとる
剣持小百合:「え、ちょっと」わずかにたじろいだ小百合はその手を取って前に出る。
鳳来祐介:「いっぱい話そう。小百合のことも、聞かせて。」
剣持小百合:「手を引っ張るのは私の役目だったでしょ」
剣持小百合:「私の話なんて後回しでいいよ。さあ、行こう」
剣持小百合:「……私は、祐介が戻ってきてくれただけで十分なんだから」
鳳来祐介:頷いて、手を握ったまま歩き出す
鳳来祐介:(どれくらい強くなったか、か。)背負ったショットガンの重みを感じながら
鳳来祐介:(確かに、あの頃より随分強くなった。)
鳳来祐介:(けど……足りなかった。)
GM:では、夕暮れの中、キミたちが家に入っていくところでシーンエンドだ。
GM:シナリオロイスは剣持小百合に対して取得しておいてください。
鳳来祐介:想い人/剣持小百合/好意/○悔悟/ロイス
鳳来祐介:これで取得!
GM:了解です。

オープニングフェイズ:シーン02 Scene player:和歌谷勲

GM:では、次のシーンにいきましょう。
GM:次はPC④、和歌谷勲さんのOPです。
和歌谷 勲:はいさ!
和歌谷 勲:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 1[1]+29 → 30

GM:低いぜ。
GM:キミは久しぶりにこの街へとやってきた。
GM:時刻はまもなく夕刻。天窓から炊煙が立ち昇り、そこかしこの家から夕食の香りが漂ってくる時間だ。
和歌谷 勲:「フンフフンフー」
和歌谷 勲:鼻歌歌いながら歩いている
GM:懐かしい街の顔ぶれに挨拶を交わしたりしながら歩くうち、キミは一軒の家の前にたどり着く。
GM:その家の前では一組の男女と司祭服の女性が立ち話をしている。
高峰ミキ:「それでは明日はその段取り通りに行いますね。よろしくお願いいたします」
早見有次:「ええ、よろしくお願いします」
和歌谷 勲:「っと…いたいたーっ」
GM:メガネをかけた白衣姿の男が礼をすると、司祭服の女性は立ち去る。
GM:その間際、司祭服の女性はキミに会釈をする。
和歌谷 勲:司祭服の女性に会釈をしてから白衣の男にぶんぶん手を振る!
和歌谷 勲:「ゆーじーっ。おーひさっ!」
早見有次:「よお、本当に来たんだな。予定より随分と早かったじゃないか」
早見有次:「声がデカイんだ、お前は」
和歌谷 勲:「そりゃー来るさ。あったりまえだろー!居ても立ってもいられねって!」
和歌谷 勲:「えーそうー?ゆーじのが声ちいさいんじゃねーのー?」
早見有次:「適切な距離を考えろ。叫ばなくとも十分に聞こえる」
早見有次:「しかし、ああ、まさか、オレが妻をもらうことになるとは。年貢の納め時というやつかな」
和歌谷 勲:「へっへへー。じゃあこんぐらいでー」声を落とす
GM:早見の隣で、5歳ほど年下のショートカットの少女は恥ずかしそうに俯いている。
和歌谷 勲:「うんうん、いやー、びっくりだよなー。お前が!結婚!」
和歌谷 勲:にやにやしつつ小突く
早見有次:「うむ。オレもその、なんだ、ビックリだよ」
早見有次:「……これも、お前のおかげだ」
和歌谷 勲:「俺はしてとーぜんのことしただけだって!オムレツ・オブジュースっていうの?」
和歌谷 勲:「俺みたいなスーパーな奴が友達助けんのはあったりまえだろー」
早見有次:「それを言うならノブレスオブリージュだ。しかも使い方を間違っている」
和歌谷 勲:「えー」口をとんがらせる
早見有次:「あまりお前がアホなことばかり言っていると感謝して損した気分になるだろうが」
和歌谷 勲:「大丈夫、損はしてねーから、間違いなく!」
和歌谷 勲:「これからもお前のことメンドー見るつもりだしさっ」
早見有次:「まあ、感謝をしているのは事実だが」
早見有次:「これからって……家庭を持つんだぞ、オレは。どう面倒を見るつもりだ」
和歌谷 勲:「んー?困ったときとか、さ。あるだろ、これから。」
和歌谷 勲:「そう言うときとか、力になるのが俺の役目だし!」
早見有次:「お前はオレの何なんだ」苦笑する。
和歌谷 勲:「マブダチ!!」
和歌谷 勲:にっかーと笑って答える。
早見有次:「ああ。そうだったな。親友」
GM:早見も笑顔で応える。
GM:そこで傍らの少女が早見の服の袖を引いて言う。
中条アスカ:「せ、先生。私、明日の準備してますね」
早見有次:「……明日からは先生はなしだぞ。もう夫婦になるんだからな」
中条アスカ:「は、はい。先生」
和歌谷 勲:「…へへ。」笑顔でその様子を見守る。
GM:少女は頬を赤らめながら答えると家の中に入っていく。
和歌谷 勲:「可愛い子だよな、アスカちゃん」
和歌谷 勲:「……俺も勿論出来る範囲では助けるけどさー。でも、アスカちゃんにしか助けてもらえないことはアスカちゃんに助けてもらうんだぜー」
早見有次:「言われるまでもない。大切にする、つもりだ」
和歌谷 勲:「……うんうん」目を細めて頷いている
和歌谷 勲:「良かったよなあ」
早見有次:「明日の式には来てくれるんだろう、親友?」
和歌谷 勲:「あったりまえだろ!」ぐっ
和歌谷 勲:「お前の晴れ姿、楽しみにしてるぜっ」
早見有次:「ああ。改めて礼を言うよ」
和歌谷 勲:「いーって」少しはにかむ。
和歌谷 勲:「…うん。幸せにな。有次」
早見有次:「それは、これからさ」
早見有次:「明日は街のお祭りもあるんだ。ゆっくりしていけよ」
GM:それではシーン終了!
和歌谷 勲:シナリオロイス!
GM:お願いします!
和歌谷 勲:-マブダチ/早見有次/友情:○/胸騒ぎ/ロイス
和歌谷 勲:こうで!
GM:了解です!

オープニングフェイズ:シーン03 Scene player:高峰シズク

GM:それでは次のシーン。
GM:PC②、高峰シズクさんのOPです。
GM:シーンに登場して侵蝕率を上げてください。
高峰シズク:やー!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:36->40)
GM:順調に上がっています。
GM:キミは街の中心にある教会にいた。
GM:間もなく日が暮れ、教会付きの孤児院にも炊煙が立ち昇る頃だ。
GM:身寄りのない子どもたちを引き取っている教会は、この時間帯は非常に賑やかだ。
GM:キミの耳にも、子どもたちの騒ぐ声が聞こえてくる。
高峰シズク:「ほら、みんな!ちゃんと手を洗って。もうすぐごはんだよー」
GM:子どもたちはボールを投げて遊んだり、キミの服の裾を引っ張ったりと非常に元気がいい。
子どもたち:「えー、まだ遊ぶー!」
高峰シズク:「駄目です。チャイムが鳴ったらボールは片付け……ちょ、ちょっ」
高峰シズク:「そこ引っ張らな……や、やめてー!」
高峰シズク:子供達ときゃいきゃいしてます。いつもの風景。
高峰ミキ:「こら、あなたたち。お行儀よくしないとダメですよ」
GM:そこに赤髪の司祭服姿の女性がやってくる。キミの姉の高峰ミキだ。
高峰シズク:「あっ、おねえ!」
GM:ミキは手に結婚式用の飾りを持っている。
高峰ミキ:「明日、街でお祭りがあるせいか子どもたちもはしゃいでいるみたいね」シズクに向かって言う。
高峰シズク:「うん。もうさっきからすっごい元気だよー」
高峰シズク:「おねえ、それ何?」 飾りを指差す。
高峰ミキ:「ああ。明日、教会で結婚式があるのよ。今はその準備中」
高峰ミキ:「子どもたちの元気が良すぎてあんまり進んでいないけれどね」
高峰シズク:「えっ」
高峰シズク:「おねえ、ただでさえお祭りの準備で忙しいのに。大丈夫?」
高峰シズク:スカートの裾をぐいぐい引っ張ってくる子供達を両手でなだめる。
高峰ミキ:「大丈夫よ。だって一生に一度の大事な式ですもの。手を抜くわけにはいかないわ」
子どもたち:「早見先生とアスカお姉ちゃんが結婚するんだってー」
GM:子どもたちが無邪気そうに言う。
高峰シズク:「ええっ!」
高峰シズク:「あの二人そんな関係だったんだ。ははー、知らなかったぁ」
子どもたち:「シズクは結婚しないのー?」
高峰シズク:「あははは。しないよー!」
高峰シズク:「私、まだ15歳だもん」
子どもたち:「ええー、つまんないー」
高峰ミキ:「シズクにはそういうのはまだ早いわよね。もう少し大きくなってから」
高峰シズク:「むう。おねえにそう言われると、逆に結婚したくなってくるなぁ」
高峰ミキ:「あら、私を残して結婚するつもりなの?お姉ちゃん、寂しくなっちゃうわ」
高峰シズク:「あははは。この教会も、おねぇ一人じゃ大変だもんね」
高峰シズク:「っていうか、本当に大丈夫?結婚式とかお祭りとか」
高峰シズク:「私、手伝うよ」
高峰ミキ:「大丈夫よ。それに、シズクには別の仕事も頼みたいの」
高峰シズク:「? 別?」
高峰ミキ:「今、街の外から教会に止まりに来ている人がいるのだけど、もしその人が街のことやお祭りのことが分からないみたいだったらシズクが色々教えてあげてほしいの」
高峰ミキ:「そういうのも教会の立派な仕事の一つよ」
高峰シズク:「わ、珍しい。うちに泊まってるんだ」
高峰ミキ:「そう。旅の人なんですって」
高峰シズク:「男の人?女の人?」
高峰ミキ:「それは……会ってからのお楽しみということにしましょうか」悪戯っぽく微笑む。
高峰シズク:「ええー、いじわる!」
高峰シズク:「でもオッケー。この妹めにお任せください、お姉さま!」
高峰ミキ:「偉いわ、シズク」
GM:その時、子どもたちがシズクとミキの服の裾を引っ張る。
子どもたち:「おーなーかー空いたー」
高峰ミキ:「きゃっ、コラ。引っ張らないの」
高峰シズク:「あっ、ごめんごめん。すぐ用意するからね~」 子供を撫でる。
高峰ミキ:「ごめんなさいね、シズク。もうちょっとだけ子どもたちの相手をお願いできる?」
高峰ミキ:「結婚式の準備もまだ残っていて」
高峰シズク:「うん、分かった。おねえもあんまり無理しないでね」
高峰ミキ:「平気よ。明日は年に一度のお祭りなんだから。私だって頑張るわ」
高峰ミキ:「それじゃあ後は任せたわね」
高峰シズク:「ほらーっ、みんなご飯の前におかたづけ!手洗いとうがいをしなさーい!」
高峰シズク:姉を見送って、また子供達の世話に戻る。
GM:高峰ミキはそう言って再び教会の中に入っていく。その足取りはどこかふらついているようにも見える。
子どもたち:「「「はーい!」」」
高峰シズク:「(……おねえ、本当に大丈夫かなあ)」
高峰シズク:「(こういう時こそ私がちゃんとしなくちゃ。旅人さんの事もお願いされたんだし。)」
高峰シズク:「旅人さん、どんな人かなー。仲良くできるといいなぁ~……」
GM:それではシーン終了!
高峰シズク:おねえにロイス!
高峰シズク-おねえ/高峰ミキ/○尊敬/隔意/ロイス
高峰シズク:これでシナリオロイスを取得します。
GM:妹!ありがとう!

オープニングフェイズ:シーン04 Scene player:雨宮ひばり

GM:それでは次のシーンにいきましょう。
GM:最後はPC①、雨宮ひばりさんのOPです
雨宮ひばり:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+2[2] → 39

GM:けたたましい目覚まし時計の音でキミは目を覚ます。
GM:2006年7月12日7時12分。デジタル時計の表示が時刻を示している。
GM:窓からは眩しい朝の日差しが差し込む。
雨宮ひばり:「ん……あ……?」 重たい眼をあけると、日の光が目に入ってくる。
GM:そこは、昨夜宿を乞うた教会の一室だ。
雨宮ひばり:「!?」 ガバッと飛び上がり、自分の剣を探そうとしたところで
雨宮ひばり:「……そうか、俺は…。」
雨宮ひばり:昨晩のことを思い出します。
GM:昨晩、デモンズシティにやってきたキミは教会のシスターと言葉を交わし、こうして宿を借りたわけです。
GM:そこで、コンコンとドアがノックされる。
GM:ガチャリとドアが開く。
雨宮ひばり:自分の体をまじまじと見ていたが、ドアの方に視線をやる
GM:ドアのところに立っているのは司祭服を着た赤毛の女性だ。
GM:彼女の胸は大きめで、司祭服の上からもその豊満な体のラインは分かる。
GM:その女性――高峰ミキは優しく微笑む。
高峰ミキ:「おはようございます。昨夜はよく眠れましたか?」
雨宮ひばり:「おう、サンキューな、姉ちゃん。」 手を振る。
高峰ミキ:「……?」
GM:言ったあとにシスター・ミキはしばらく部屋の中を見渡す。
高峰ミキ:「あら、どちらに……」
雨宮ひばり:「どうした?何もいじっちゃいないぜ。」
雨宮ひばり:ベッドの上に立ってシスターを見上げながら
雨宮ひばり:小さい体で見上げると、シスターはとても巨大に見える
GM:シスター・ミキはキミを見つけて言う。
高峰ミキ:「ああ、そんなところにいらっしゃったのですね。あまりに小さいお客人なものですから、まだ慣れなくて」
雨宮ひばり:「何から何まですまねぇな。俺に出来ることがあったら何でも言ってくれ。一宿一飯の恩ってやつだ。」
高峰ミキ:「お客様なのですから、あまり気を遣わないでくださいまし」
高峰ミキ:「『困っている人がいたら助けよ』。聖母様もそうおっしゃっておりますわ」
雨宮ひばり:「その教えに感謝しねーとだな。」
雨宮ひばり:「……しばらく厄介になることになるかも知れねえ。よろしくな、姉ちゃん。」
高峰ミキ:「感謝でしたら、天にまします我らの父に」
高峰ミキ:「いつまででも、ごゆっくりなさってください」
高峰ミキ:「それではすぐに朝食の支度をいたしますね。準備ができましたら食堂の方に下りていらしてください」
雨宮ひばり:「おっと、準備ならもうできてるぜ。俺はいつでも臨戦態勢だからな。」
高峰ミキ:「そうですか?頼もしいですわ」
GM:シスター・ミキは先に立って歩き出す。
雨宮ひばり:そう言って、脇に置かれていた剣を背負いベッドを飛び降りる。シスターの後に続きます。
GM:食堂では、キミの食卓にパンとスープが並べられている。
雨宮ひばり:俺の食卓…?
GM:キミが座るべき食卓!
GM:というような意味です。
GM:あ、サイズは普通サイズです。
GM:パンやスープも普通サイズだ。
雨宮ひばり:食堂に辿り着くまでの間によじ登っていたシスターの肩から、皿の横に飛び降りてパンをかじり始めます。
GM:高峰ミキは向かいの席に腰を下ろそうとしたんですが、それではキミの姿が見えなくなることに気付いて隣の席に座ります。
GM:キミが食事をする様子を見ながらシスター・ミキは穏やかな笑みを浮かべる。
雨宮ひばり:パンを高々と持ち上げて下からかじっていく。
高峰ミキ:「……やはり少し多すぎましたでしょうか?」
雨宮ひばり:「そうでもないさ。ちょうどいいくらい……まぁ、多少残しちまっても多めに見てもらえると……」 パンを更に戻し、口の中身を飲み込む。
高峰ミキ:「ええ、それはもちろん」
雨宮ひばり:「……助かる、かもな」 更に置かれたパンはあまり減っていない。
GM:高峰ミキはくすりと微笑む。
高峰ミキ:「この街にはどうしていらっしゃったのですか?やはりお祭りが目当てでしょうか?」
雨宮ひばり:「祭り?祭りがあるのか。」
高峰ミキ:「ええ。一年に一度の盛大なお祭りですよ。近くの街からも人がやってきて一年の中で一番賑やかな日なんです」
雨宮ひばり:「……」 その言葉を聞いて、少し考え込む。
高峰ミキ:「この街は決して大きくはありませんが、街の人たちはみんな優しくて活気があって、私の自慢の街なんです」
高峰ミキ:「まあ、私が自慢するのも変な話なのですが」
雨宮ひばり:「……姉ちゃんが自慢するって程なら、見に行ってみるのも悪くねーかもな。」
高峰ミキ:「ええ。旅人さんもぜひお祭りを楽しんでいらしてくださいね」
雨宮ひばり:「……ああ。そうさせてもらう。祭りをやってたとは知らなんだ。」
高峰ミキ:「今日はこの教会で結婚式がありまして、残念ながら私はそちらの準備で手が離せず、ご一緒することはできないんですが」
高峰ミキ:「ご存知なかったですか?結構規模も大きくて有名なお祭りだと思っていたのですが」
高峰ミキ:「もし何か分からないことがあれば、妹がおりますので、代わりに彼女が案内を差し上げます。何でも言ってください」
雨宮ひばり:「ああ、この街に来たのは最近なもんで。」
高峰ミキ:「うーん、周りの街やなんかでも知られているとは思うのですが……。まあ、ご存知ないものは仕方ありませんわね」
高峰ミキ:「『人生は色々ある』。聖母様もそうおっしゃっております」
雨宮ひばり:「で、美人姉妹の妹さんの方はどこに行きゃ会えるんだ?」
高峰ミキ:「美人だなんて嫌ですわ。すぐに街に出るのでしたら呼んできますわね」
雨宮ひばり:「助かるぜ。姉ちゃん達なしじゃ俺も目立ってあんまし動き回れないみてーだしな。」
高峰ミキ:「大丈夫ですわ。この街の人たちはみんな優しい人たちばかりですもの」
高峰ミキ:「でも、ちょっとは気を付けた方がいいかもしれません」
雨宮ひばり:「ああいや、優しいか優しくないかって問題じゃなくてな……まあいいか。」
高峰ミキ:「それじゃあ、妹のシズクを呼んできますわ」
GM:高峰ミキはペコリと頭を下げると退出する。
雨宮ひばり:「おう。」 退出したのを見て、スープの方に手を付け始める。
GM:では、シーン終了!
GM:オープニングフェイズはこれで終了。

ミドルフェイズ:シーン05 Scene player:雨宮ひばり

GM:ここからはミドルフェイズになります。
GM:最初のシーン、シーンプレイヤーは引き続きひばりさん。
GM:お祭りを見に行くシーンになります。
GM:他のPCも登場したい人は登場して構いません。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:40->50)
GM:シズクさんは登場してもいいし、ひばりを一人で人混みの中に放り出してもいい。
高峰シズク:当然出・・・ウワーッ
GM:フフフ
高峰シズク:私がついてないと潰れたトマトになってしまいそうなので、出ます
雨宮ひばり:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+2[2] → 41

雨宮ひばり:落ちついている
GM:では、ひばりさんが大きな皿に入ったスープに悪戦苦闘していると。
GM:パタパタと駆けてくる足音がある。
高峰シズク:ガチャリ!
高峰シズク:「おはようございますっ!」
高峰シズク:「街の案内をする高峰シズ……あれ?」
高峰シズク:きょろきょろ見回す。
高峰シズク:「旅人さーん?どちらですかー?」
GM:パッっと見たところ食堂に人の気配はないような気がする。
高峰シズク:「……??」
高峰シズク:屈みこんで、テーブルの下を覗きこんだりしている。
雨宮ひばり:食卓の上には皿に乗ったパンと、
雨宮ひばり:ひっくり返ったスープ皿が置かれています。
雨宮ひばり:スープ皿の周りはスープでテーブルが汚れてしまっている。
高峰シズク:何気なく、そのスープを拭きとろうと布巾を持って近寄る。
高峰シズク:「どこか行っちゃったのかな?雨宮ひばりさん」
雨宮ひばり:近寄ると、スープ皿の下で何かが動いている
高峰シズク:そっ、とスープ皿を持ち上げてみる。
雨宮ひばり:持ち上げられたスープ皿の下では、小さな旅人があぐらをかいて髪を拭いていました。
高峰シズク:「えっ」
高峰シズク:「…………!!???」
雨宮ひばり:「ちっ、しくじったぜ……俺としたことが……んあ?」 見上げる
雨宮ひばり:目が合います
雨宮ひばり:「……!」
高峰シズク:「かっ」
高峰シズク:「かわいい!!!」
高峰シズク:ひょいっと雨宮さんをつまみ上げて
高峰シズク:頬ずりする!
雨宮ひばり:「……そうか、姉ちゃんの妹さんってのが…っておい!」
高峰シズク:「ちっちゃい!私、こんなちっちゃい人はじめて見ました!」
高峰シズク:「ほんとに!一度も見たことない!」 かなり興奮しながら指で雨宮さんを撫でる。
雨宮ひばり:「奇遇だな、俺もこんなことされたのははじめてだ……おいまて!やめ!」
雨宮ひばり:パシッと指を両手で払いのける
高峰シズク:「はっ」
高峰シズク:「ご、ごめんなさい……ついつい」 雨宮さんをテーブルに置いて、
高峰シズク:姉と同じようにすぐ横の椅子に座る。
雨宮ひばり:「おいおい、ホントに姉妹かよ。全然似て……いや似てるんだけどよ…。」
雨宮ひばり:改めてまじまじと嬢ちゃんを見る
雨宮ひばり:「……いや、そっくりだな。」
高峰シズク:「そうですか?まだまだおねえみたいに立派なシスターじゃないですけど……」
高峰シズク:「でも、ほんとにびっくりしました!こんな小さな旅人さんだなんて!」
高峰シズク:いろんな角度から雨宮さんをしげしげと見る。
雨宮ひばり:「はっ。ナリはこんなだけどな、ハートのデカさじゃ誰にも負けねーぜ?」 ニヤリと笑い、自分の胸を軽くトントンと叩いてみせる。
高峰シズク:人差し指を伸ばして
高峰シズク:雨宮さんの胸をつんつんとつつく。
高峰シズク:勢い余ってどすんとつつく。 「あっ!」
雨宮ひばり:「うぐっ!?」
高峰シズク:「ああっ、ご、ごめんなさい!」
雨宮ひばり:「お、おう……気にしちゃいねーぜ。蚊に刺されたようなもんだ。」 胸を押さえながら
高峰シズク:「えっと、雨宮ひばりさん。おねぇから聞いてるかもしれませんけど、今日はお祭りの日なんです」
高峰シズク:雨宮さんの頭を人差し指で撫でながら言う。
高峰シズク:「よかったら私と一緒に行きませんか?案内しますから!」
高峰シズク:「出店もいっぱいですよ~。おいしいもの、ありますよ~!」
雨宮ひばり:「……そうだな。嬢ちゃんとももう少し話してたいところだったが。」
雨宮ひばり:「案内頼むぜ。嬢ちゃん。」
高峰シズク:「はいっ!」
雨宮ひばり:「ついでにこの街の案内もしてもらえると助かるな。」
雨宮ひばり:身軽に跳躍し、嬢ちゃんの腕を足場にしてから肩に飛び乗る。
高峰シズク:「それは勿論ですよー。あんまり大きくないですけど、私の自慢の街ですから」
高峰シズク:「よっとっと」 ひばりさんを落とさないように気をつける。
高峰シズク:「雨宮ひばりさん、そこで大丈夫ですか?落ちないですか?」
雨宮ひばり:「十分大きいと思うがな。特に今の俺にとっちゃ。」 そう言いながら、空いている嬢ちゃんの胸ポケットに滑り込む。
高峰シズク:「ふひゃっ」
高峰シズク:「く、くすぐった……あはは、あはははは!」
雨宮ひばり:「おっとすまねー。大丈夫だったか?」
高峰シズク:胸元で小さいものがもぞもぞ動いている奇妙な感覚に笑みをこぼす。
高峰シズク:「はい、大丈夫です。ふふふふ」
高峰シズク:「ハムスターとか、リスみたい」
高峰シズク:「さっ、行きますよ~。落ちないでくださいね!」
高峰シズク:そう言って、てってこ教会を出ていこうと思います。
GM:では、教会を出て街に向かったキミたち。
GM:街の活気に溢れた様子が自然と目に入ってくる。
GM:特に今日は屋台や出し物などがいくつも出ており、いつも以上に賑わっているようだ。
雨宮ひばり:「……」 周りから見られない程度に顔を出してその様子を伺っている。
高峰シズク:時折ひばりさんを撫でて存在を確かめながら、街やお祭りの案内をする。
高峰シズク:「そういえば、雨宮ひばりさんはどこから来たんですか?」
雨宮ひばり:「……あー、そうだな。嬢ちゃん。」
高峰シズク:「ここらでは見かけない方ですけど……」 なでなでしている。
雨宮ひばり:「その堅苦しい呼び方は嬢ちゃんのクセかなんかなのか?」
高峰シズク:「へっ」
雨宮ひばり:「雨宮ひばりさん、なんていちいちフルネームで呼ばれてちゃケツが痒くならぁ。」
高峰シズク:「てへへ……あまりに初めての存在だから、その、緊張してしまってですね……」
高峰シズク:「じゃあ“おにい”って呼んでもいいですか?」
高峰シズク:「おねえから聞きましたから。しばらくの間は教会に泊まっていかれるって」
高峰シズク:「一緒に暮らすなら家族も同然!雨宮さんは今日からしばらく私のお兄ちゃんです!」
雨宮ひばり:あまりの勢いに逆にぽかーんとして聞いてました。
雨宮ひばり:「……あ、ああ。いいんじゃねえか?嬢ちゃんがそれでいいなら。」
高峰シズク:「むっ、なんだか不服そうですね」
高峰シズク:「ひーちゃん、の方がいいですか?」
雨宮ひばり:「……好きなように呼べ。」 ぷいと胸ポケットの中で前の方を向いてしまう。
高峰シズク:「あ、ひーちゃんは昔飼ってたハムスターと同じ名前です」
雨宮ひばり:「ひばりの『ひ』ですらねえのかよ!」
高峰シズク:ころころ笑いながら胸元の雨宮さんを撫でる。
高峰シズク:「じゃ、おにい。行きましょう」
高峰シズク:「お祭りはまだまだ!これからです!」
雨宮ひばり:「……おにい、ね。まぁフルネームで呼ばれるよりは上出来だ。」
雨宮ひばり:小さく呟きつつも、笑っている
GM:では、最後に。
GM:ここで、ひばりさんは違和感を感じるかもしれない。どうにも自分の伝え聞いていた街の様子と異なるようだ、と。
雨宮ひばり:「……」 再び街の様子を伺い始めている。
雨宮ひばり:目付きは真剣、黙って何かを考え込んでいるように見える。
GM:ひばりさんがその違和感を抱いたところで一旦シーンを終了しましょう。

ミドルフェイズ:シーン06 Scene player:鳳来祐介

GM:それでは次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは祐介!
GM:他のPCはひとまず登場不可です。
高峰シズク:へい!
GM:祭りの当日の朝、小百合と一緒に過ごす場面ですね。
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:44->45)
GM:祭りの日の朝。
GM:目を覚まして起きた来たキミは、リビングルームでスケッチブックを抱えている小百合を見つける。
GM:集中して絵を描いているようでキミには気付いていないようだ。
鳳来祐介:「…おはよう、小百合。」
GM:ビクリとしてから小百合は振り向く。
剣持小百合:「おはよ、祐介」
鳳来祐介:「…何、描いてるんだ?」
剣持小百合:「勝手に見るのはダメだって」
GM:小百合は慌ててメガネを外し、胸ポケットにしまうと立ち上がる。
鳳来祐介:「見てないって。」
GM:その時、不意に小百合の腕がコーヒーカップにぶつかり、その中味がスケッチブックへとこぼれてしまう。
剣持小百合:「あ」
鳳来祐介:「あ」
GM:慌てて、小百合はスケッチブックを拭くが、既に絵には黒く大きなシミが出来てしまっており、取れそうもない。
鳳来祐介:「小百合、火傷しなかったか。」ティッシュを数枚抜いて、床にこぼれたコーヒーを拭く
剣持小百合:「私は大丈夫。でも……」
鳳来祐介:「……。」
GM:小百合は少し悲しげな表情をするが、すぐに明るい笑顔を見せる。
剣持小百合:「ううん。大丈夫。絵はまた描けばいいから。祐介、ずっとこっちにいるんでしょ?」
剣持小百合:「だったら時間はいくらでもあるし」
鳳来祐介:「……ずっと。」誰にも聞こえない声で呟く。
剣持小百合:「どうしたの、祐介?」
鳳来祐介:「ん。…ずっとだな。」
剣持小百合:「それよりさ、今日はお祭りの日だよ。祐介も知ってるでしょ?」
鳳来祐介:「祭り。もうそんな時期だっけ。」
鳳来祐介:祭りにはあまり参加したことが無いのだ
剣持小百合:「うん。一年に一回のお祭り」
剣持小百合:「折角だし、一緒に見に行かない?」
鳳来祐介:参加したのも、小百合に手を引かれて行った数回のみだ。
鳳来祐介:「ああ、一緒に見に行こう。」
剣持小百合:「あ、昨日来たばっかりで疲れたりしてない?もし、祐介が疲れてるんなら来年でもいいんだよ?」
鳳来祐介:「…いや、行こう。」
鳳来祐介:「来年まで待てない。」
剣持小百合:「お祭りならまたいつでもあるのに……」
剣持小百合:「でも、そう言ってくれると嬉しい。じゃあ、すぐに着替えてくるね」
GM:小百合はテーブルの上にスケッチブックを置いたまま自分の部屋へと戻る。
鳳来祐介:「……。」スケッチブックを見る
鳳来祐介:スケッチブックに手を伸ばすが…しばし考えてやめる
鳳来祐介:「勝手に見るのはダメ、だよな。」
鳳来祐介:一人呟いて、自分も服を着替えるため部屋に戻る
GM:では、シーン終了。

ミドルフェイズ:シーン07 Scene player:和歌谷 勲

GM:次のシーン。シーンプレイヤーは勲さん。
和歌谷 勲:はーい
和歌谷 勲:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 7[7]+30 → 37

GM:結婚式を直前に控えた早見とそれまでの時間潰しのためにお祭りを見物しに行くというシーンになります。
GM:結婚式は夕方に行われる予定だ。
和歌谷 勲:お祭りエンジョイするぜ
GM:早見は、時間潰しに街を散策しながらもどこか落ち着かない様子だ。
早見有次:「どうにも、落ち着かんな」
和歌谷 勲:「ゆーじぃ、せっかくのお祭りなんだしそうソワソワすんなってー」
和歌谷 勲:なんかそこらで買った食べ物をもぐもぐしつつ
早見有次:「お前の言うことも、もっともだが、アスカが花嫁衣装をちゃんと着れているか心配で……」
早見有次:「あ、オレにもたこ焼をよこせ」
GM:キミの持つたこ焼に手を伸ばす。
和歌谷 勲:「そーんな心配するなよってー。はいはい、慌てない慌てない。ほいたこ焼き」
早見有次:「むぐむぐ……まあ、オレが心配したところでしょうがないか」
和歌谷 勲:「まあお前らしいけどさ、そーやって心配するの。でも何事も何とかなるもんだよ」
早見有次:「オレはいいさ。だが、アスカはきっと不安なはずだ」
早見有次:「歳の差もあるし、その、2人の関係というのもある。決断はしたもののいざとなるとな」
和歌谷 勲:「ンーンン…」もぐもぐ。目を上に上げて考えている。
和歌谷 勲:「とか言って、お前が不安なんじゃねーの?」軽く額を小突く
和歌谷 勲:「…だいじょーぶ、ってお前がアスカちゃんに言ってやるんだよ」
早見有次:「それは……そうかもしれん」
早見有次:「そうだな。オレがビクビクしていてはアスカまで不安になる」
和歌谷 勲:「そぅそ。バーンと構えとけって!そーすりゃアスカちゃんも安心出来る」
早見有次:「お前は体力バカだし、単細胞だが、こういう時だけは頼りになる」
早見有次:「また、礼を言わねばならんな」
和歌谷 勲:「へへっ。お前が俺の代わりに色々悩んでくれるからだよ」
和歌谷 勲:「むつかしーことはそんなわかんねーけど、俺はお前に出来ないことが出来る」
和歌谷 勲:「お前も、俺に出来ないことが出来る」
和歌谷 勲:「だからさ、それでいーんじゃねーの。かたっくるしくしなくってもさ」
早見有次:「……そうだな」
GM:早見は吹っ切れたように笑う。
早見有次:「おい、さっきからお前ばかり食べてズルいぞ。そっちのフランクフルトもよこせ」
和歌谷 勲:「んー、良い顔じゃん!もぐもぐ」
和歌谷 勲:「わーかったわーかった焦るなって!はい、フランクフルト。アメリカンドッグもいる?」
早見有次:「だまれ。お前はいつも通り能天気そうな顔だな」
早見有次:「む、もらおう」
和歌谷 勲:「いいだろー、へへへ」
和歌谷 勲:「ほい!まいどありーっ」アメリカンドッグを渡す
早見有次:「いつも疑問に思うが、よくそれで教員採用試験に受かったものだ」
早見有次:「もぐもぐ」
和歌谷 勲:「そりゃあ、なんか、こう…それが俺の才能?カリスマ?みたいな??」
和歌谷 勲:「俺なら皆を引っ張って行けるからねー」
早見有次:「教師に求められるスキルとはまた違う気もするがな……」
和歌谷 勲:どうやったのかはわからないがそこそこの成績で突破している。
早見有次:「まあ、いいさ。それもお前の……魅力ということなのだろう」
和歌谷 勲:「にひひ。そゆこと!」歯をだして笑う。
GM:早見はキミのその笑顔を眩しげに見る。
早見有次:「……あと何時間もしないうちに夕方だ。オレも覚悟を決めるとしよう」
早見有次:「俺の一世一代の大舞台だ。お前も見に来て……せいぜい笑ってくれ」
和歌谷 勲:「カクゴねえ。…緊張しすぎ。喜ぼうぜー」
和歌谷 勲:「ああ!みんな笑顔の式にしようぜ!」
早見有次:「ああ、そうだな。笑顔の式だ。それだけは間違いない」
和歌谷 勲:「だろ、だろ!やー、楽しみだなーっ」
早見有次:「オレも楽しみだ」
GM:早見は微笑む。
和歌谷 勲:「幸せって奴を見せてくれよな!」
和歌谷 勲:笑い返す。
GM:では、シーン終了!

ミドルフェイズ:シーン08 Scene player:高峰シズク

GM:次のシーン。シーンプレイヤーはシズクさん。
GM:ひばりさんも一緒に登場です。
雨宮ひばり:出まーす
高峰シズク:胸に入ってますからね。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:50->60)
高峰シズク:ちょっとー!!!!
GM:他のPCは出てもいいし、出なくてもいい。
雨宮ひばり:!?
GM:高いぜ。
雨宮ひばり:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+8[8] → 49

鳳来祐介:うむむ、登場します
鳳来祐介:あ、どうしようかな…
GM:どっちでもいいですよ
鳳来祐介:出ます
GM:後から全員登場のシーンもあるので、出てもいいし、出なくてもいいのだ
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:45->55)
鳳来祐介:アバッ!?
GM:みんな景気が良いなぁ。
GM:勲さんはどうします?
和歌谷 勲:まだ低いけど出ない!
GM:了解です。
GM:それではこのシーンは引き続き、お祭りのシーンになります。
雨宮ひばり:平和・・・
高峰シズク:じゃあ、さっきの続きで
GM:街の通りは賑わっており、屋台が立ち並び、サーカスのテントが建ったり、神社じみた格好をした子どもたちの行列が道を歩いていったりする。
高峰シズク:おにいを胸ポケットに入れててこてこ歩いてます。手には買いたてのフランクフルト。
高峰シズク:「ほら、おにい。見えますか?毎年来るんですよーあのサーカス」
雨宮ひばり:「嬢ちゃんも毎年来てんだな。」 胸ポケットの中でくつろぎながら、嬢ちゃんの顔を見上げる
高峰シズク:「はい!そりゃあもう何度も何度も」
高峰シズク:「これで何回目かなあ。数え切れないかも」
雨宮ひばり:その様子をみて、笑みをこぼす。
高峰シズク:言いながら細かくちぎったフランクフルトをふーふーして冷まし、胸ポケットの雨宮さんに差し出す。
GM:シズクさんは街の人たちからも人気があるのでしょう。屋台の前を通る度に声をかけられたりもする。
肉屋のおばちゃん:「あらー、シズクちゃん!うちの牛たん焼き食べていかない?」
高峰シズク:「あっおばちゃーん!食べる食べるー!」
雨宮ひばり:「おいおい、自分が何歳か分からなくなるような年でもねーだろうに。」
雨宮ひばり:小さくちぎられたフランクフルトを齧りながら、呆れたように
高峰シズク:「いやあ、最近忙しいもので。てへへ」
肉屋のおばちゃん:「いつも教会のお手伝いを頑張ってるシズクちゃんには特別サービス!はい!」
高峰シズク:「見て下さいおにい!牛タンですよ牛タン!」
高峰シズク:「ネギまで乗ってます!」
雨宮ひばり:「おっ、いいな!」
高峰シズク:「牛タンのはじまりは仙台なんですよ。米軍が使わなかった牛さんの舌を上手に活用するために・・・」
GM:では、そこに男女の二人組が通りかかる。
GM:小百合は黒い長髪をまとめ、少しだけオシャレな格好をして祐介の隣を歩いている。
剣持小百合:「祐介、お祭り久しぶりでしょ?どう、感想は?」
鳳来祐介:「…ん、楽しい。」小百合に微笑む
剣持小百合:「もっと楽しそうにしてもいいんだよ?」
鳳来祐介:「…子供のころみたいに?」
剣持小百合:「そう、子どもの頃みたいに。せっかく戻ってきたんだし」
鳳来祐介:「そっか。…戻ってきたんだもんな。」
剣持小百合:「でも、やっぱ無理かな?変わらないように見えても、お互いすっかり変わっちゃったし」
鳳来祐介:「じゃあ、逆のことをしよう。」
鳳来祐介:小百合の手を握る
剣持小百合:「逆?」
鳳来祐介:「今度は、僕が小百合を引っ張る。」
剣持小百合:「それは……嬉しいけど……。昔と違うから、なんだか恥ずかしい」
高峰シズク:じゃあそのあたりで
高峰シズク:「あっ」
剣持小百合:「あっ」
高峰シズク:「小百合さーーん!こんにちはーっ!」
高峰シズク:左の胸ポケットが不自然に膨らんだ女の子がぱたぱた駆けてきます。
剣持小百合:「シズクちゃん!こんにちは。シズクちゃんも来てたんだ」
高峰シズク:「はい。今日はおにいも一緒です!」
剣持小百合:「祐介、覚えてる?教会のシスターの妹さん。こんなに大っきくなったんだよ」
剣持小百合:「しかもお姉さんに似て美人で……おにい?」
鳳来祐介:「ん……覚えてる。」あんまり覚えていない
高峰シズク:「こんにちは!鳳来祐介さんですよね」
高峰シズク:「高峰シズクです。小百合さんからお話はいっぱい聞いてますよ~」
鳳来祐介:「…どうも。」軽く頭を下げる。
剣持小百合:「あれ、おにいって、シズクちゃん、お兄さんいたっけ?」
高峰シズク:ぺこりと頭を下げる。
高峰シズク:「? いないですけど」
鳳来祐介:職業柄、左胸ポケットのふくらみを警戒してしまう
高峰シズク:「義理のおにいちゃんというか……期間限定というか……」
高峰シズク:「ほら、おにい。おにいも挨拶しないと」
剣持小百合:「なんか段々怪しい響きが……」
鳳来祐介:「…そのお兄さんはどちらに?」
雨宮ひばり:「……あー、そのな。嬢ちゃん。」 胸ポケットから、声。
雨宮ひばり:ひょい、と顔を出します。
雨宮ひばり:「もうちょっと秘密というか、周りを驚かせないように配慮してもらえるとだな……」
高峰シズク:「ええ。かわいいから大丈夫だと思いますけど」 人差し指で雨宮さんの頭を撫でる。
GM:小百合は卒倒しかかる。
鳳来祐介:「!」”祭”と書かれた団扇に《テクスチャーチェンジ》したショットガンをいつでも撃てる状態にする
鳳来祐介:「小百合!」小百合の体を支える
雨宮ひばり:「どうも。」 困ったような顔をしながら鳳来くんに片手を挙げて挨拶
GM:小百合は支えられて辛うじて意識を保つ。
鳳来祐介:「……小百合、落ち着いて。無理しなくていい。」
剣持小百合:「ば、化け物!悪魔!よ、妖精!?」
剣持小百合:「何これ、祐介!スケッチした方がいいのかな!?」
GM:小百合はすっかり気が動転しているようだ。
鳳来祐介:「………。」
高峰シズク:「びっくりですよねー!私もこんなちっちゃい人、はじめて見ましたもん!」
雨宮ひばり:「あー、やっぱそういう反応が普通ってことだよな……そっちの兄ちゃんは冷静そうだけどよ。」
剣持小百合:「シズクちゃん、すごいお友達がいるんだね。私も初めて見た……」
剣持小百合:「あはははは……」
雨宮ひばり:「いや俺だって他に見たことねーよ!?」
高峰シズク:「鳳来さんは冷静ですね~。見慣れてるんですか?小さい人」
鳳来祐介:「………動転してる。顔に出ないだけだよ。」
高峰シズク:「そうとは……」
高峰シズク:繋がれたままの二人の手を見る。
高峰シズク:「……あっ、ごめんなさい!もしかして私たち」
高峰シズク:「タイミング悪かったですか?」
剣持小百合:「えっ、いや、これは……」
GM:小百合は祐介の方に視線を送る。
鳳来祐介:「……小百合。」
剣持小百合:「うん?」
鳳来祐介:「何か…持ち運びのできそうな入れ物…バッグかなにかを探してきてくれないか。」
剣持小百合:「バッグ……。うん。分かったけど」
GM:小百合はそう言ってキミたちのもとから離れていく。
高峰シズク:それを普通に見送ります。
雨宮ひばり:「……」 鳳来くんの様子をじっと見ている
鳳来祐介:「……どういうつもりだ。」怒気を孕んだ声で高嶺さんに
高峰シズク:「えっ」
鳳来祐介:「小百合が卒倒しかけたのを見ただろう。軽率に見せるな。」雨宮さんを見つつ
雨宮ひばり:「済まねーな。」 手をひらひら
高峰シズク:「ご、ごめんなさい……おにいと一緒なのが嬉しくって、ついつい」
高峰シズク:「大事なんですね。小百合さんの事」
鳳来祐介:「……。」
鳳来祐介:「で、その人は誰だ。」ごまかすように話題を変える
高峰シズク:「そりゃあもう、旅の一寸法師さんです!」
高峰シズク:「ね、おにい」
雨宮ひばり:「まぁ冗談はおいといて、だな。」
雨宮ひばり:「雨宮ひかりだ、よろしくな。訳あってこの街に来てる。」
鳳来祐介:「訳…?」
高峰シズク:両手をお皿のようにして、胸の前でおにいが挨拶する用のステージを作っている。
雨宮ひばり:「ああ。元の体に戻るために、"地下の王"ってのを調べてんだ。」
雨宮ひばり:「お前も地元の奴なら知らねえか?」
高峰シズク:「ふむふむ」
高峰シズク:「地下の王。鳳来さん、ご存知ですか?」
雨宮ひばり:「この嬢ちゃんにも聞いたんだが、こんな調子でな……。」
高峰シズク:「地下街も地下鉄もないですしねー、この街」
鳳来祐介:「知らないな。来る街を間違えたんじゃないのか。」
高峰シズク:鳳来さんの言葉にうんうん頷いてます。
高峰シズク:「どんな格好なんですか?その、おにいの探してる地下の王さんは」
雨宮ひばり:「知らねえ。」
高峰シズク:「はりゃ」
雨宮ひばり:「だが、俺には分かるんだ。一度死んで、こんな姿で蘇っちまったのは絶対にその"地下の王"ってのが関係してるって……な。」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:「ふぅーむー……」
GM:では、その辺で。
GM:1人の少年がキミたちのもとに駆け寄って来る。教会の子どもたちのうちの1人だ。
雨宮ひばり:素早く嬢ちゃんの胸ポケットに隠れる
高峰シズク:「おにい。いま」 何か言おうとしたところで子供に気付く
少年:「シズクー」
GM:手を振りながらキミたちの方にやってくる。
高峰シズク:「あっ。やっほー」
高峰シズク:「どうしたのー?」
少年:「シズクにプレゼントがあるんだー」
高峰シズク:「えっ!ほんと!」
少年:「お小遣い貯めて買ったんだぜー。何だと思う?」
高峰シズク:しゃがみこんで男の子と目線を合わせる。
高峰シズク:「んー、なにかな~。いっこくらいヒント貰える?」
少年:「えー、そうだなー。じゃあ、ヒント!屋台で売ってたやつ!」
高峰シズク:「ええ……範囲広すぎじゃないかな、それ……?」
少年:「これ以上のヒントはだめ!」
高峰シズク:「う~~~~ん……」
高峰シズク:「よし、わかった!きっとあれ!」
高峰シズク:「ペンダント。十字架の形してるやつ。どうかな?」
少年:「シズクすげー!どうして分かったの!?」
GM:少年は手のひらに乗せたアクセサリーを見せる。十字架を模した綺麗なペンダントだ。
GM:少年は答えを当てられたことに本気で驚いているようだ。
高峰シズク:「ふふふふ。それはねー」
少年:「それはー?」
高峰シズク:「それはねー!」
高峰シズク:「……全然わかんなかったから、私が欲しいのを言っただけです。はい」
高峰シズク:胸を張って言う。
少年:「えー、何だよそれー!?ズルじゃん!」
少年:「でも、いっか。正解だったし、シズクにあげる」
高峰シズク:「えへへへ。でもこれ、本当に欲しかったんだ~」
少年:少年がペンダントを差し出そうとした時。
GM:ちょうど同じタイミングで小百合も戻ってくる。
高峰シズク:「ありがとう。大事にするね」 ペンダントを受け取ると、男の子を抱き締めて頭を撫でる。
GM:あ、ペンダントはまだ受け取られると困ります。
高峰シズク:おっと!じゃあ受け取らない!
剣持小百合:「ごめん、祐介。お待たせ。ハンドバッグみたいなのしかなかったけど、これでも大丈夫?」
鳳来祐介:「ああ、それで大丈夫だ。」
剣持小百合:「カバンなんて何に使うの?」
GM:その時。
GM:突然、キミたちのそばの道を米軍の軍用車が猛スピードで走り抜ける。
剣持小百合:「きゃっ!」
GM:小百合は思わず祐介の体に抱きつく。
鳳来祐介:「!」
雨宮ひばり:「……?」 少年に見られないように注意しながら、車が走り去った方向を見る。
高峰シズク:男の子を庇うように抱きかかえる。
少年:「うわっ!」
鳳来祐介:小百合を支えながら車を見る。軍用車が、こんな街中で?
鳳来祐介:《テクスチャーチェンジ》で偽装したショットガンを握りしめる。
GM:その時、少年が持っていたペンダントは衝撃で地面に落ちる。
GM:その上を軍用車のタイヤが通過していく。
少年:「あっ!」
高峰シズク:その瞬間をしっかりと目撃する。
少年:「せっかくシズクのために買ったのに……」
少年:「ちょっとだけでもいいから時間が戻ればいいのに……」
高峰シズク:「ありがとう。大丈夫だよ、その気持ちだけで」 男の子の背中をぽんぽんと撫でる。
高峰シズク:「ごめんね。受け取れなくて」
高峰シズク:「……」
鳳来祐介:「……時間が、戻る。」
少年:「シズクは悪くないよ。来年はもっとお金貯めて、もっといいの買うから!覚悟してろよな!」
雨宮ひばり:「……」 黙ってその成り行きを見守っている
高峰シズク:「ほんとかなあ~?」
高峰シズク:「そう言って他の女の子にプレゼントしたら許さないからね!」
少年:「約束だよ!絶対!」
剣持小百合:「ごめん、祐介。いきなりくっついちゃって」
鳳来祐介:「ん、あ、大丈夫。」
剣持小百合:「時間が戻れば……私の描いた絵も元通りになるのかな……」
GM:小百合は何気なくそう呟く。
鳳来祐介:「………。」じっと小百合を見る
剣持小百合:「ごめん。何でもない」
剣持小百合:「あ、そうだ。これから教会で結婚式があるんだって」
剣持小百合:「近所に住んでる、私と同い年の子の。よかったらみんなでお祝いに行かない?」
高峰シズク:「あ、そうそう、そうです。うちのおねえが準備の真っ最中です、式!」
鳳来祐介:「みんなでか。」
高峰シズク:腕時計を見て、式の時間が近づいている事に気付く。
少年:「俺、先に教会に戻ってるから!」
高峰シズク:「うん。私達もすぐ行くからねー」
高峰シズク:「走って転ばないでね!気をつけてねー!」
GM:少年は元気に駆け出していく。
剣持小百合:「行こうよ、祐介。花嫁衣装、見てみたいし」
鳳来祐介:「…ん、じゃあみんなで行こう。」
剣持小百合:「じゃ、決まりね」
高峰シズク:「おや、おやおやー」
高峰シズク:「小百合さんも花嫁衣装に興味が?お相手は誰かな~」 ちらちらと鳳来さんを見る。
剣持小百合:「そ、そういうんじゃないですー!女の子だったら誰でも興味はあると思うんだ」
鳳来祐介:「……。」自分の持ってたハンカチをハンドバッグに入れ、シズクに渡す。
高峰シズク:「?」
鳳来祐介:「雨宮をこの中に。そっちの方が落ちにくい。」
高峰シズク:ぽん、と手を叩く。 「おおっ」
高峰シズク:「えへへへ。優しいんですね、鳳来さん。ありがとうございます」 バッグを受け取ります。
鳳来祐介:「雨宮が見られると困るだけだ。」
雨宮ひばり:「……」 腕を組んで考え込んだ体勢のまま、嬢ちゃんにつままれてハンドバッグの方に移される。
雨宮ひばり:難しい顔をしている。
高峰シズク:「おにい、ずっとそこで苦しかったでしょ。はい!」 バッグにそっと移す。
高峰シズク:「おにい?」
雨宮ひばり:「ん?ああ、すまねー。ちょっと考え事をな。」
剣持小百合:「祐介はこういう人だから。ごめんね、シズクちゃん」
高峰シズク:「いいえー、本当は優しい人っていうのはよく分かりますから」 雨宮さんを人差し指で撫でながら笑う。
鳳来祐介:「……小百合、そろそろ行こう。」小百合に
鳳来祐介:恥ずかしそうに頭を掻く
剣持小百合:「うん。行こっか」
高峰シズク:「じゃ、おにい。私達も戻りましょっか。教会」
雨宮ひばり:「……ああ。」
高峰シズク:「時間的に、もうちょっと地下の王さん探しをしてもいいですけど……大丈夫です?」
高峰シズク:「そこらへんにいないかなあ」 きょろきょろと屋台に並んでる客とかを見る。
雨宮ひばり:「ああ。特に急いでるわけでもねーしな。嬢ちゃんのとこに厄介になるのが延びるだけだ。」
雨宮ひばり:「……なあ、嬢ちゃん。」
高峰シズク:「はいはい!」
高峰シズク:バッグを胸元に抱えているので、結局距離的には先程と大差ない。
雨宮ひばり:「いい街だな。」
雨宮ひばり:「平和で、みんな幸せそうで。」
高峰シズク:「……なんで急に?」
高峰シズク:「そうです。平和で、幸せで。」
高峰シズク:「私の生まれ育ったところ」
高峰シズク:「大好きな街です。」
雨宮ひばり:フッと笑う。
雨宮ひばり:「いいね。嬢ちゃんの笑顔を見てると俺にも希望が湧いてくるぜ。」
GM:それでは会話を交わしたキミたちが教会に向かったところでシーン終了です。

ミドルフェイズ:シーン09 Scene player:和歌谷 勲

GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは勲さん。
GM:他のPCも全員登場になります。
和歌谷 勲:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 10[10]+37 → 47

和歌谷 勲:フッ
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:55->56)
高峰シズク:たのむぞー
高峰シズク:たのむぞー
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:60->68)
GM:教会で結婚式が行われるシーンになります。
雨宮ひばり:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+2[2] → 51

GM:街の中央にある教会。
GM:祭りもたけなわの最中、早見とアスカの結婚式が行われています。
GM:街の人たちも、祭りのために外からやってきた人たちもそれを祝福し、教会の周辺は暖かな雰囲気に包まれている。
和歌谷 勲:にっこにこしながら二人の方を見ている。
高峰シズク:「ほらっ、おにい、おにい!見て下さい!花嫁衣装ですよ!」
GM:祭壇の前で婚礼衣装を着た2人が立っている。
剣持小百合:「いいなぁ。綺麗だなぁ」
雨宮ひばり:「姉ちゃんの準備も間に合ったみてーだな。」
和歌谷 勲:「やー…すげー… カンガイぶかいなー…あいつがなー……」
鳳来祐介:「…ん。」
GM:シスターである高峰ミキが2人に向かい誓いの言葉を述べる。
高峰ミキ:「健やかなるときも、病めるときも、これを愛し、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
早見有次:「誓います」
高峰ミキ:「では、誓いのキスを」
GM:2人は口づけを交わし、周囲からは拍手が巻き起こる。
和歌谷 勲:「ひゅー!やったなぁ…」拍手しながら目を細める。
高峰シズク:「きゃー」「おにい、おにい!見ましたか?誓いのキスですよ!」
高峰シズク:ことあるごとに大興奮!
雨宮ひばり:「ああ。」 バッグの中で拍手している。
剣持小百合:「……!」憧れるような熱っぽい表情でそれを見ている。
GM:シスター・ミキが2人の結婚の誓いを承認する。
GM:壇上から下りてきた早見は勲さんに言う。
早見有次:「約束通り、笑顔の式だ。親友」
和歌谷 勲:「ああ!すっげーよ、ホント、見てるだけでこう… こう…」笑いながらもちょっと涙ぐんでいる
和歌谷 勲:「あのお前がなーーっ」
早見有次:「なんだよ、その言い方は」嬉しそうに笑っている。
GM:それから早見は照れくさそうに周囲の人たちに礼を述べながら頭を下げる。
和歌谷 勲:「とにかくうれしーんだよ、ほんっと良かった!」
和歌谷 勲:「いいもんだな、こーいうの。俺も結婚したくなって来た!へへへ」
早見有次:「喜びすぎだ、バカ。だが、ありがとう」
高峰シズク:つられてこっちも涙ぐんでいる。
高峰シズク:「よ゛がっ゛た゛です゛ねえええ……うっ、うう~」
鳳来祐介:「…やっぱり、憧れる?ああいうの。」小百合に
剣持小百合:「うん。今まではずっと先の話だと思っていたけど、同い年のアスカが結婚するのを見ると、やっぱり良いなあって」
鳳来祐介:「…そっか。」
高峰シズク:「おにい、私よりも年上なんですよね。結婚するとしたらどうするんですか?」
高峰シズク:「やっぱり小さい女の子がいいんですか?」
雨宮ひばり:「お前、俺を馬鹿にしてないか?いや無意識なのか……?」
GM:そして、式はいよいよ最後となった。
GM:全員が教会を出ると、花嫁のアスカは集まった人たちに向けてブーケを投げる。
高峰シズク:「はあうっ!おにい、見て下さい!ブーケですよブーケ!」
肉屋のおばちゃん:「キャー!私よ!次は私が結婚するのよ!」
高峰シズク:「受け取った人が……こう、次の……結婚を!」
和歌谷 勲:「(こういうのって男がとっても良いんだっけ…)」ぼんやり!
鳳来祐介:「小百合、ブーケ欲しい?」
剣持小百合:「え、欲しいけど……」
剣持小百合:「でも、あの争いの中に入っていくのは無理だよ」
鳳来祐介:「じゃあ、よっと。」小百合を持ち上げてブーケをとりやすくする
剣持小百合:「えっ、祐介!ちょっと!恥ずかしいよ!」
GM:放られたブーケは綺麗な放物線を描いて飛ぶ。
和歌谷 勲:背伸びして手を伸ばす。背が低い!
高峰シズク:「おにい、おにいも私の為にブーケとってください」
高峰シズク:「これまで私、一度も取ったことな……ってあー!」
雨宮ひばり:「いや、あれは嬢ちゃんが取りに行くもんだろ……おっ」
高峰シズク:「最終的に私の手に入ればいいんですっ!あー!ブーケー!」
和歌谷 勲:「おおっ…?」
GM:そして、ブーケは小百合の手の中へと見事に収まった。
GM:小百合は困ったように祐介を見る。
鳳来祐介:「とれた?」
剣持小百合:「え、え、これどうしよう」
鳳来祐介:「ん、取れたな。」小百合を地面に下ろす
高峰シズク:「と……取れなかった……」 しゅーん
和歌谷 勲:「おおお…」
GM:周囲から一斉に暖かい歓声が湧き起こる。
剣持小百合:「あ……顔から火が出そう……」
和歌谷 勲:「おめでとさーん!」完成を小百合さんの方に投げかける
剣持小百合:「ありがとう……祐介……」小百合は祐介の体にもたれかかるように寄り添う。
鳳来祐介:「ん、おめでとう。」小百合の肩を抱く
GM:早見とアスカもその光景を幸せそうに見つめている。
GM:では、その時。
GM:突如、悲鳴が上がる。
雨宮ひばり:「まぁ、嬢ちゃんにはまだまだ先があるからな。気を落とすな……」
雨宮ひばり:「!?」
和歌谷 勲:「いやー、今日は良い夜…――!?」
鳳来祐介:「…!」
高峰シズク:バッグを持ったままそっちを向きます。
GM:「おとーさん、あれなに?」「何だ、あれは……!?」「こっちに向かって来るぞ!」
和歌谷 勲:目つきが険しくなり、悲鳴の方向を向く。
GM:人々が西の空を指差して、口々に叫ぶ。
GM:その先には沈み行く太陽を遮る小さな黒い影があった。
GM:影は次第に膨れ上がっていき、見る間に大きくなる。
和歌谷 勲:「は……ン、だよ」
和歌谷 勲:「どーなってんだよ…!」
和歌谷 勲:影の方に走り出す!
和歌谷 勲:「今日は!有次の一番幸せな日なんだ!!…なんかするってならゆるさねーぞ!!」
GM:その影は体から幾本もの影の腕を生やした、巨大な真っ黒い獣の姿へと変わっていく。
GM:影の目が開き、ギロリとキミたちを睨む。
GM:これが、後に、地下の王と呼ばれることになる存在だ。
和歌谷 勲:「…!!」一瞬怯むが、それでも向かう!必死に!
和歌谷 勲:「バケモンなら…!俺だって覚えがある…!」ビシィ!手の中心が石化!
鳳来祐介:「……小百合、下がってくれ。」
剣持小百合:「祐介……」
鳳来祐介:「大丈夫だ。僕はあの頃より、強くなった。」《テクスチャーチェンジ》を解除。手に持った荷物が二丁のショットガンに。
高峰シズク:「おにい」
高峰シズク:「あれ、なんだか分かりますか?」
高峰シズク:走り出した勲さんの後姿を見ながら、バッグの中のおにいに尋ねる。
雨宮ひばり:「分かんねえ。まさか、"地下の王"……」
雨宮ひばり:「嬢ちゃん!近付けるか?」
高峰シズク:「はいっ。行きましょう」
高峰シズク:「もし死んじゃったらごめんなさい、おにい」 鞄を持って駆け出す。
GM:だが、それよりも速く、街の中央に現れた黒い獣は、大きく口を開けた。
GM:その巨大な顎の奥から、瘴気じみた真っ黒い霧が噴き出す。
GM:同時に、黒い獣の体から生えた無数の影の腕が、街を破壊しながら放射状に伸びていった。
雨宮ひばり:「なっ……!?」
和歌谷 勲:「…!!」
GM:その瞬間。
GM:人々の悲鳴と絶叫がこだました。
鳳来祐介:「っ…!」
和歌谷 勲:「な…んだよこれ、…っけわかんね…!有次ッッ!!」
雨宮ひばり:「……ッ!」
高峰シズク:「おにい、近づけばなんとかなりますか?」 悲鳴を聞いても走るのは止めない。おにいの言った通り獣に近づく。
高峰シズク:「もし何かで攻撃してみるなら私も一緒にやってみます。私、オーヴァードですから」
雨宮ひばり:「……さらっととんでもねーこと言ってくれたな。嬢ちゃん。」
高峰ミキ:「シズク!ダメ!」
高峰シズク:「……」 おねえの声を背中に受ける。
鳳来祐介:《水晶の剣》
鳳来祐介:「……僕は、絶対に小百合だけは守り切って見せる。」小百合に振り返って言う
鳳来祐介:右手に持ったショットガンに対レネゲイド特殊弾を装填する。
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+4した(侵蝕率:56->60)
剣持小百合:「祐介。私……」
和歌谷 勲:走りながら石化した手から剣を生成、伸びて来た影の腕を切り払いながら進む。
和歌谷 勲:「俺が…みんなを…みんなの為に俺はやる…何より…めちゃくちゃにされてたまるかってんだ…!」
早見有次:「勲!お前……!」
高峰シズク:とんでもないところでジャンプすると、引き裂かれて落ちてきた布団がクッションになってケガはしない。
高峰シズク:一瞬だけ立ち止まると、偶然目の前にガラスの雨が落ちてくる。収まったのを見てからまた走り出す。
雨宮ひばり:「……?」 嬢ちゃんの不可解な動きに眉をひそめる
GM:巨大な黒い獣は眼下に少女の姿を認める。
GM:巨大な黒い獣の体から生えた無数の影の腕が、少女めがけて殺到する。
GM:そして――。
GM:このシーンはここで終了します。
高峰シズク:調達とか出来る雰囲気じゃない!

ミドルフェイズ:シーン10(マスターシーン)

GM:次のシーンはマスターシーンになりますが、登場したいPCは通常通り侵蝕率を上げて登場することができます。
GM:ただし、シズクさんだけは登場不可とします。
高峰シズク:ぎゃーん!
雨宮ひばり:なるほど。
雨宮ひばり:じゃあ登場する。
和歌谷 勲:登場しよう
雨宮ひばり:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+8[8] → 59

鳳来祐介:登場しましょう
和歌谷 勲:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+10[10] → 57

鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:60->69)
鳳来祐介:うげえ
GM:このシーンは地下の王によって街が破壊されたあとのシーンになります。
GM:日が没し、夜の帳が街を覆い始める。
GM:街は何もかも破壊し尽くされ、まだそこかしこで火の手が上がっている。
GM:中心部にあった教会も無惨な廃墟と化してしまった。
GM:そんな教会の前で慟哭する女性の声がある。シスターの高峰ミキだ。
GM:ミキは、焼け焦げた少女の遺体を抱え、うずくまっている。
GM:彼女は素手で懸命に地面を掘り返そうとしているようだ。
雨宮ひばり:「う……ん……?」 そこから少し離れた所で、目を覚ます。
雨宮ひばり:「!」 ガバっと飛び起き、背中の剣に手を回す。
雨宮ひばり:「……何が起きた?」
和歌谷 勲:「…ウソ、 だろ」 呆然と、目の前に広がる光景を眺めている。
和歌谷 勲:「……こんな こんなのってウソだ」
和歌谷 勲:うわごとめいて繰り返す。
鳳来祐介:「………う…あ……。」よろよろと起き上がる
GM:地下の王の姿はない。辺り一面にはただ瓦礫の山が広がっている。
鳳来祐介:「……さ、…小、百合……!」瓦礫を掻き分け、小百合を探す
雨宮ひばり:「おい!嬢ちゃん!……嬢ちゃん?」 高峰シズクの姿を探す
GM:視界に入る場所には高峰シズクの姿はない。
雨宮ひばり:「くそっ……!おい!大丈夫か!」 瓦礫の山を軽々と飛び越え、鳳来の方に駆け寄っていく。
鳳来祐介:「小百合!小百合ーッ!」
和歌谷 勲:「ゆーじ… アスカちゃん…」よろよろと歩きながら二人の名を呼ぶ。
和歌谷 勲:「………ウソだ……俺がみんなをまもれないなんて」
和歌谷 勲:「…まもれなかった……?」膝をつきながら呟く。
和歌谷 勲:「そんなの、ウソだろ…俺、頭悪ぃから…さ… 間違ってるって…言ってくれよ、ゆーじ」
和歌谷 勲:「いつもみたいに、俺のバカな勘違い…違うって…言ってくれよ」
GM:返事は帰ってこない。
GM:必死に地面を掘り返そうとしている高峰ミキ以外、周囲に人の生きている気配はない。
鳳来祐介:「………また、護れなかったのか。……僕は。」
雨宮ひばり:「おい!……ちっ!」 鳳来に呼びかけるのを諦め、シスター・ミキの方に今度は駆け寄る。
高峰ミキ:「みんなが……ちゃんと……天国に行けるように……」
GM:シスター・ミキは虚ろな表情で地面を掘る。
高峰ミキ:「心の優しい子だったから。きっと、てんごくに」
GM:高峰ミキは嗚咽を漏らす。
雨宮ひばり:「姉ちゃん!おい!姉ちゃん!」 虚ろな顔をしたシスター・ミキの目の前までようやく到達し、叫ぶ。
雨宮ひばり:「はぁっ……はぁっ……あんたは無事だったみてーだな。」
高峰ミキ:「旅人さん。ここに……みんなを埋めているんです。ちゃんと天国に行けるように」
GM:シスター・ミキは焼け焦げた少女の遺体を抱えながら虚ろな表情で言う。
雨宮ひばり:「……他の子たちは。」
高峰ミキ:「大丈夫」
高峰ミキ:「大丈夫です。私は必ず取り戻してみせます。昨日までの平和な街を」
GM:高峰ミキは、そう言うと再び泣き崩れる。
雨宮ひばり:「……姉ちゃん。」
雨宮ひばり:奥歯を噛みしめ、シスター・ミキが泣き崩れるのをただただ見ていることしかできない。
GM:では、シーン終了。

ミドルフェイズ:シーン11 Scene player:鳳来祐介

GM:次のシーン。
GM:まずは祐介さん。登場してください。
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:69->78)
鳳来祐介:やべえ
GM:キミは、久方ぶりにこの街の土を踏んだ。ついに故郷に帰り着いたのだ。
GM:夕刻、天窓から炊煙が立ち上がり、そこかしこの家から美味しそうな夕食の香りが漂ってくる時間だ。
鳳来祐介:「………。」
GM:街の人たちは通り過ぎざま、ちらりとキミの方を見て、見覚えがあるような思い出せないようなそんな顔をする。
GM:小さいが、活気に満ちた街を歩いていると、キミはやがて一軒の家の前にたどり着く。
鳳来祐介:今までの光景との差異を探しながら歩いていく。
GM:差異はない。今までと全く同じ光景だ。
GM:その家の庭では、キミと同い年くらいの女性がベンチに座り、スケッチブックを手にしている。
鳳来祐介:(同じ、同じか…。)
GM:キミが何かしない限り、この世界は寸分違わずそこにあるだろう。
GM:風が吹き、女性の黒い長髪が揺れる。
鳳来祐介:「……小百合。」
GM:見紛うはずもない、幼馴染の剣持小百合だ。
GM:その声に、女性は驚き、色鉛筆を持つ手を止める。
GM:小百合は顔を上げ、キミの存在に気付く。
GM:しばし唐突な出合いに呆然としていた彼女は、やがて鈴のような声でつぶやいた。
剣持小百合:「戻ってきてくれたんだ」
鳳来祐介:「…ただいま、小百合。」
GM:今にも涙がこぼれかけたまなじりを笑顔に変えて、小百合は続く言葉を紡いだ。
剣持小百合:「おかえり、祐介」

GM:ここで、場面が移り変わります。
GM:勲さん、登場してください。
和歌谷 勲:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 2[2]+57 → 59

GM:キミは久しぶりにこの街へとやってきた。
GM:時刻はまもなく夕刻。天窓から炊煙が立ち昇り、そこかしこの家から夕食の香りが漂ってくる時間だ。
和歌谷 勲:「………。………」何とも言えない顔をして歩いている。
GM:懐かしい街の顔ぶれに挨拶を交わしたりしながら歩くうち、キミは一軒の家の前にたどり着く。
GM:その家の前では一組の男女と司祭服の女性が立ち話をしている。
高峰ミキ:「それでは明日はその段取り通りに行いますね。よろしくお願いいたします」
和歌谷 勲:家の前に来て、顔を少し伏せると笑顔を作って顔を上げる。
早見有次:「ええ、よろしくお願いします」
GM:メガネをかけた白衣姿の男が礼をすると、司祭服の女性は立ち去る。
GM:その間際、司祭服の女性はキミに会釈をする。
和歌谷 勲:司祭服の女性に会釈。
和歌谷 勲:そして、早見くんに向かってダッシュ。
和歌谷 勲:「…ゆーじ。……えーっと。元気だよな?なっ?」
早見有次:「よお、本当に来たんだな。予定より随分と早かったじゃないか」
和歌谷 勲:笑いかける。
早見有次:「……?何だ?」
和歌谷 勲:「そりゃ来るさ… …うん。」
和歌谷 勲:「いや、なんでもねーんだ。…ただなんか…懐かしくなっちまってさ」
早見有次:「オレが大事な式の前に風邪でもひくと思ったか?体調管理は万全だ」
和歌谷 勲:「だよねー。まー、あとは落ち着いてどーんと構えときゃ完璧!だな!」
早見有次:「懐かしい?確かに会うのは久しぶりだが」
GM:早見の隣では、5歳ほど年下のショートカットの少女が恥ずかしそうに俯いている。
和歌谷 勲:「はははっ。ちょーっと今日はおセンチなの。」
早見有次:「何だ、それは。お前にしては珍しいな」
早見有次:「明日の式にはちゃんと来てくれるんだろうな、親友?」
和歌谷 勲:「そうなんだよねー。俺もマブダチの門出にちょっとこー?サービスになってるのかもな!」
和歌谷 勲:「もっちろん行くさ!」
早見有次:「それを言うならナーバスだ」
和歌谷 勲:「そうそれ!」指をビッと突きつけて
和歌谷 勲:「やっぱお前は頭良いよなー」
早見有次:「だが、心配してくれるのはありがたい。改めて礼を言うよ」
和歌谷 勲:「へへへー。あったりまえだろー。お前にはサイコーに幸せな結婚式してもらわなきゃ困る!」
早見有次:「さあ、どうなるかな」
早見有次:「とにかく、明日は街のお祭りもあるんだ。ゆっくりしていくといいさ」

GM:では、ここで場面が移り変わります。
GM:次は、シズクさん。登場してください。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:68->75)
高峰シズク:高いって!
GM:キミは街の中心にある教会にいた。
GM:間もなく日が暮れ、教会付きの孤児院にも炊煙が立ち昇る頃だ。
GM:身寄りのない子どもたちを引き取っている教会は、この時間帯は非常に賑やかだ。
GM:キミの耳にも、子どもたちの騒ぐ声が聞こえてくる。
高峰シズク:「ほらー、みんな。もうすぐご飯だよー。手あらってー!」
GM:子どもたちはボールを投げて遊んだり、キミの服の裾を引っ張ったりと非常に元気がいい。
子どもたち:「えー、まだ遊ぶー!」
高峰シズク:「だーめーでーすー。チャイムが鳴ったらボールは片付けるっ!」
高峰シズク:スカートを引っ張られたり、腕にぶら下がられたり、普段通り子供達の相手をする。
GM:そこに赤髪の司祭服姿の女性がやってくる。キミの姉の高峰ミキだ。
高峰ミキ:「こら、あなたたち。お行儀よくしないとダメですよ」
高峰シズク:「あっ、おねえ!」
GM:ミキは、普段通り、何も変わらない優しい笑みをあなたに向けた。
高峰シズク:こちらもにっこり笑って姉に手を振る。
高峰シズク:「……」
高峰シズク:《完全演技》を一瞬だけ解除します。
高峰シズク:「……おにいが居れば、なんとかなると思ったんだけどなぁ」
高峰シズク:「でも、仕方ないや。まだやれる事はいっぱいあるんだから」
高峰シズク:「がんばろうっ」

GM:では、ここで場面が切り替わります。
GM:最後に。雨宮ひばりさん。登場してください。
雨宮ひばり:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+4[4] → 63

GM:けたたましい目覚まし時計の音でキミは目を覚ます。
GM:2006年7月12日7時12分。デジタル時計の表示が時刻を示している。
GM:窓からは眩しい朝の日差しが差し込む。
雨宮ひばり:「んむ……」 眼をぼんやりと開ける。
GM:そこは、昨夜宿を乞うた教会の一室だ。
雨宮ひばり:「あ?……は!?」 ガバっと起き上がる!
雨宮ひばり:「ここは……!?」
GM:そこで、コンコンとドアがノックされる。
雨宮ひばり:時計を見たり、自分の体を確かめてみたりして。
雨宮ひばり:「……何がどうなってやがる。」
GM:部屋のドアが開く。
GM:ドアのところに立っているのは司祭服を着た赤毛の女性だ。
GM:その女性――高峰ミキは優しく微笑む。
雨宮ひばり:「……あんたか。」
高峰ミキ:「おはようございます。昨夜はよく眠れましたか?」
雨宮ひばり:「あー……俺がここを訪ねて、宿を借りたのが昨日、だったか?」
雨宮ひばり:キョロキョロと見渡すシスター・ミキに、大きく手を振って場所を示しながら話しかける。
高峰ミキ:「ひょっとして、まだ寝ぼけていらっしゃいます?」
GM:シスター・ミキはくすりと笑う。
高峰ミキ:「起きて朝食を食べたらきっと目も覚めるのではないでしょうか」
高峰ミキ:「すぐに朝食の支度をいたしますね。準備ができましたら食堂の方に下りていらしてください」
雨宮ひばり:「おう。」
GM:シスター・ミキはそう言って立ち去る。
雨宮ひばり:シスター・ミキが出て行った後で、つぶやく。
雨宮ひばり:「時間が…戻った……?」
雨宮ひばり:「……いや、んなわけはねーんだ。時間は、戻らない。」
雨宮ひばり:「どうやら、とんでもない街に迷い込んじまったらしい……な。」
GM:では、シーン終了!
GM:四人ともロイスの取得と購入が可能です!
高峰シズク:購入!
和歌谷 勲:購入はボディーアーマー!
猫口:水晶は出来ます?
和歌谷 勲:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 6[4,6]+1 → 7 → 失敗

和歌谷 勲:んー、しっぱい!
雨宮ひばり:ロイスはなしで。
和歌谷 勲:以上!
高峰シズク:どうしようかなー
雨宮ひばり:購入はボディアーマーにしとくかな
雨宮ひばり:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 6[3,6,6]+3 → 9

高峰シズク:ボディアーマーをねらってみましょう
高峰シズク:4dx+1=>12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 9[3,6,8,9]+1 → 10 → 失敗

雨宮ひばり:だめでした
高峰シズク:財産2使って購入します。
GM:使った!
猫口:だめもとブルーゲイル
猫口:2dx>=20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 3[1,3] → 3 → 失敗

猫口:あばば
高峰シズク:3ww
GM:あ、《水晶の剣》も可能です!
猫口:ではします
猫口:《水晶の剣》 78→82
GM:それでは改めてシーン終了としましょう。

ミドルフェイズ:シーン12 Scene player:鳳来祐介

GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは祐介さん。
GM:お祭りの日の朝のシーンになります。
鳳来祐介:82+1d10
DoubleCross : (82+1D10) → 82+1[1] → 83

GM:目を覚まして起きて来たキミは、リビングルームでスケッチブックを抱えている小百合を見つける。
鳳来祐介:「……おはよう。小百合。」
GM:集中して絵を描いているようでキミには気付いていないようだ。
GM:その声にビクリとしてから小百合は振り向く。
剣持小百合:「おはよ、祐介」
GM:小百合は慌ててメガネを外し、胸ポケットにしまうと立ち上がる。
GM:その時、不意に小百合の腕がコーヒーカップにぶつかり、カップが倒れそうになる。
鳳来祐介:その光景は見覚えがある
鳳来祐介:今度はコーヒーカップが落ちる前にキャッチする
鳳来祐介:「ほら、危ないぞ。」
GM:では、カップはキミの手の中に収まる。
剣持小百合:「あ、ありがと……。この絵、まだ描きかけだけど、大切な絵だからよかった」
鳳来祐介:「……大切な絵か。」
鳳来祐介:「完成したら、見せてくれるか?」
剣持小百合:「完成したらでいいの?」
鳳来祐介:「…じゃあ今、見ていい?」
剣持小百合:「……少し、恥ずかしいけど」
GM:小百合はスケッチブックを開く。
GM:綺麗な色彩で描かれた幻想的な絵だ。
GM:武器を持った旅人のような少年と妖精のような羽根を生やした少女が手を繋いでいる場面が優しいタッチで描かれている。
GM:絵はまだ未完成のようで、ところどころ色が塗られていなかったりする。
鳳来祐介:「不思議で、優しい絵だな。完成が楽しみだ。」
剣持小百合:「いつか、祐介が帰ってきたらと思って描いてたんだけど、本当に急に戻ってくるからビックリしちゃった」
剣持小百合:「完成したら祐介にあげるつもり」
鳳来祐介:「……僕に?」
剣持小百合:「また、祐介がどこに行ってもいいように」
剣持小百合:「……もらってくれる?」少し不安そうに言う。
鳳来祐介:頷く。
鳳来祐介:「絶対、大切にするよ。」
剣持小百合:「よかった」嬉しそうに微笑む。
剣持小百合:「完成までもうちょっとだけ待っててね」
鳳来祐介:「ん。待ってる。」
剣持小百合:「あ、そういえば今日は街のお祭りの日だよ。祐介も知ってるでしょ?」
鳳来祐介:「…………。」
鳳来祐介:「知ってる。」
剣持小百合:「そりゃあ知ってるよね。祐介だってこの街に住んでたんだし」
剣持小百合:「もし用事とかないんだったら一緒に見に行かない?」
鳳来祐介:「行く前に、ちょっと街を回ってきていい?」
鳳来祐介:「お祭りまでには戻ってくるからさ。」
剣持小百合:「うん。いいよ。久しぶりに街に戻ってきたんだもんね」
鳳来祐介:「……じゃ、またね。」
剣持小百合:「それじゃ、私は出かける準備して待ってるね。行ってらっしゃい」
鳳来祐介:財布や手荷物に偽装《テクスチャーチェンジ》したショットガンを携えて家から出る
鳳来祐介:(あいつは…見ない顔だったな。)
鳳来祐介:(どこから来たのか、何故”混ざった”のか。出来るだけ情報を集めないと。)
鳳来祐介:家を振り返る
鳳来祐介:(小百合。何度繰り返すことになっても、君だけは守って見せる。)
鳳来祐介:(完成した絵も、見てみたいしな。)
鳳来祐介:街へと歩き出す
GM:では、ここで一度シーンを切りましょう。

ミドルフェイズ:シーン13 Scene player:高峰シズク

GM:と、いうわけで次のシーンからはやりたいことがある人は自由に行動してもらおうと思います。
GM:特に何もない場合は淡々と結婚式の場面まで日常のシーンが進行していくことになります。
雨宮ひばり:とりあえず、嬢ちゃんと会う場面を指定しようか。
GM:じゃあ、まずは雨宮さんとシズクちゃんが会うシーンにしましょうか。
高峰シズク:やったー感動の初対面だー
GM:あとからそこに祐介さんと和歌谷さんもやってくる感じにしましょう。
GM:場所はどこがいいですかね?
高峰シズク:最初と同じところ・・・だと二人が合流しづらいのかなあ
高峰シズク:教会の外とか?
雨宮ひばり:そうですね。孤児院から教会に来るところ
GM:他の人がいないところで話がしたいのであれば、教会なので礼拝堂とかもあります。
GM:とりあえずシーンプレイヤーはシズクちゃん!
GM:ひばりさんも登場してください。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:75->81)
高峰シズク:よしよし
高峰シズク:10じゃなかった
雨宮ひばり:63+1d10
DoubleCross : (63+1D10) → 63+9[9] → 72

GM:では、子どもたちの世話を終えたシズクちゃんが孤児院から出てきたところだ。
高峰シズク:「えっと、旅人さんは教会の食堂にいるんだよね……」
高峰シズク:「どんな人かなあ」
高峰シズク:てってこ歩いていこうとします。
雨宮ひばり:孤児院から嬢ちゃんが出てきて教会に向かうところで、上の方から声がかかる。
雨宮ひばり:「おう、嬢ちゃん。ここにいたか。」
高峰シズク:「!」
雨宮ひばり:嬢ちゃんの頭にコツンと何かがぶつかる。
雨宮ひばり:「危うく入れ違いになるところだったみてーだ……おっと、もしかして分からねーのか。」
雨宮ひばり:「あれだ、姉ちゃん……あー、シスター・ミキの行ってた客、って言えば分かるか?」
高峰シズク:おにいはどこか屋根とかに居る感じですか?
雨宮ひばり:具体的に言うと、頭の真上というかコツンと何か当たったあたりから声がしますw
高峰シズク:乗ってるww
高峰シズク:「はい!わかります、わかります」
高峰シズク:「忘れないですもん。こんな特徴的な人」 そう言って
高峰シズク:両手で胸ポケットをぐいと広げます。
高峰シズク:「はい、どうぞ。“おにい”」
雨宮ひばり:「はっ、助かるぜ。」 ニヤリと笑う。
雨宮ひばり:胸ポケットにぴょーんと飛び込みます。
高峰シズク:すっぽりキャッチ!
雨宮ひばり:「……で、だ。嬢ちゃんは知ってんのか?何がどうなってんのか。」
雨宮ひばり:腕組みをして、嬢ちゃんの顔を見上げている
高峰シズク:ぶんぶんと首を振ります。
高峰シズク:「いえ!なにがなんだか、さっぱりです!」 横に振る。
高峰シズク:「おにいは?どうですか?」
雨宮ひばり:「時間が……巻き戻ってる。」
雨宮ひばり:「……ように見えるな。まるで。」
高峰シズク:「戻ってますねえ……」
高峰シズク:「あ、でも」
高峰シズク:「戻ってるのに気付いてるのは、一部だけなんじゃないかなあって思います。子供達の反応とか。」
雨宮ひばり:「姉ちゃんの反応もそんな感じだったしなぁ……」
雨宮ひばり:「あれだ、よくあるのはオーヴァードだけが影響を受けてないケースだ。」
雨宮ひばり:「この街に他のオーヴァードの知り合いはいねーか?」
高峰シズク:おにいの頭を人差し指で撫でる。 「なんらかの理由で?」
雨宮ひばり:「うぐっ」 撫でられる
高峰シズク:「うーん。ものすごく面倒なことに、この街にはいないんですよね……」
雨宮ひばり:「理由なんて知らねーよ。単なる経験論だ。」
高峰シズク:「でも、他の街のオーヴァードさんでしたら心当たりがあります」
高峰シズク:「経験論!」
高峰シズク:「おにい、ちっちゃくてもやっぱり大人なんですね!かっこいい!」
和歌谷 勲:1d10+59 では、この辺りで登場しましょう。
DoubleCross : (1D10+59) → 4[4]+59 → 63

和歌谷 勲:ぽん、と後ろからシズクちゃんの肩を叩きます。
雨宮ひばり:「ふっ。やっと俺の凄さが分かってきたようだな。こう見えてもかつては"グローリーファントム"と……」
雨宮ひばり:「!」
高峰シズク:「いひゃっ」
和歌谷 勲:「よーうシズクちゃん久し振りーっ!誰と話してんの?」
和歌谷 勲:「このスペシャルな先生におせーてよー?」
高峰シズク:「和歌谷さん!」 ぱあっと笑顔になる。
高峰シズク:「丁度いいところに。えへへ~」
和歌谷 勲:「へへーっ、元気そうじゃんー」
和歌谷 勲:「んー?なんか俺のヘルプがひつよーな予感?予感?」
和歌谷 勲:わくわく
高峰シズク:「はい!ひつような予感です、予感!」
和歌谷 勲:「いぇーい!やったぜ予感!」両手を前に突き出してサムズアップ
高峰シズク:ぱあっと笑顔のまま目を見て
高峰シズク:「先生、オーヴァードですよね。」
雨宮ひばり:「そうだな。能力を使ってた。」 嬢ちゃんのの胸から声が。
和歌谷 勲:「ふおっ……そーか…ついにシズクちゃんもそこに辿り着いたか…」わざとらしく腕組みをして
和歌谷 勲:「…って今の誰?」
高峰シズク:「私の左胸に住んでる精霊です」
和歌谷 勲:「つーか…能力使ってた……って『いつ』?」目つきが鋭くなる
高峰シズク:「そりゃあ、“前回”です」
高峰シズク:「ね。おにい」
和歌谷 勲:「精霊さん!ちゃー、つーことはあれか!レイイームズビートルズ!みたいな奴か!」
高峰シズク:胸ポケットを広げる。
雨宮ひばり:「よっ」 軽く手を挙げて挨拶
和歌谷 勲:覗き込みながら「…そーか、じゃあシズクちゃん達も… …うおっとお!?」
和歌谷 勲:「すげー!ちっちぇえ!」
高峰シズク:「すごいでしょう!」
雨宮ひばり:「雨宮ひばりってんだ。よろしくな。結婚式んときもいたんだが……ま、気付いちゃいねーよな。」
和歌谷 勲:「すげーよすっげー!こんなん初めて見た!俺は和歌谷勲!ってんだ、よろしくな、ひばりっち!」
高峰シズク:両手を胸の前でお皿のようにしてくっつけ、おにいが挨拶する為のステージを作る。
和歌谷 勲:「やー…結婚式のときは全然気付かなかったなー そうか、いたんだなぁ」
高峰シズク:「ちっちゃくて可愛いですから。言われないと気がつかないですよね」
雨宮ひばり:「あんたがうなだれてたときもいたぜ。……立ち直っては…いるみてーだな。」
和歌谷 勲:「きづかねーきづかねー!可愛い子って中々居ても通り過ぎちまうんだよなー。」
高峰シズク:「うなだれてた?」
和歌谷 勲:「…………んー………だって。俺ならなんとかするし。チャンスがあるなら…生かすっきゃねーだろ。」
和歌谷 勲:「…あれ…そーいやあんときシズクちゃんって…」
高峰シズク:「あんとき……?むむ?」
雨宮ひばり:「いい眼だ。嫌いじゃないぜ。そういう希望があんのは。」
和歌谷 勲:「や。シズクちゃんはどこにいたのかなーっと」
高峰シズク:「そうです!希望は大事!すっごく!」
和歌谷 勲:「へへ、ジンセー何とかなる!が俺のモットーなの!なんたって最強の俺が居るんだからな!」
高峰シズク:(私はおにいとずっと一緒にいたはずだから)
高峰シズク:(私がいないってことは……)
高峰シズク:おにいの頭を人差し指で撫でつつ、首をかしげる。
雨宮ひばり:「確かに、嬢ちゃんはあんときはいなかったな。なぜかは分かんねーが……」
雨宮ひばり:「ま、他に人影もほとんど見えてなかったしな。いたのは嬢ちゃんの姉ちゃんと、こいつと……」
雨宮ひばり:和歌谷さんを示す
高峰シズク:「おにいも入れて1、2、3人」
雨宮ひばり:「あとひとりだ。」
鳳来祐介:《テクスチャーチェンジ》を解除する。ショットガンを外壁に偽装していたのだ。
鳳来祐介:誰もいないはずの場所から鳳来が出現する
鳳来祐介:「全員事情が分かっているのなら話は早いな。」
高峰シズク:「わっ!」
和歌谷 勲:「そう、確かそこのこんな…うわっ!」
雨宮ひばり:「……!」
高峰シズク:「こんにちは、鳳来さん」
鳳来祐介:「……何周目だ?」
高峰シズク:「おにいの事とか、今夜起こること。鳳来さんも覚えてますか?
和歌谷 勲:「…へっ」
雨宮ひばり:「兄ちゃんも能力使ってたもんな。探しに行く手間がはぶけたぜ。」
和歌谷 勲:「何周…?とか?あんの?これ」
雨宮ひばり:「……何周目。」
高峰シズク:「えっ」
高峰シズク:「あ、あのう……」 おずおずと手をあげる
雨宮ひばり:「その言い方だと、あんたも何周もしてるってことか。」
高峰シズク:「ちなみに、みなさんは何周目なんでしょう?」
雨宮ひばり:「……2回目だ。この街には前回初めて来た。」
高峰シズク:「そう、それです!鳳来さんも何周も!」
和歌谷 勲:「…2周め…だよな。でいいんだよな。こういうのは。うん。」指を折って数えている
雨宮ひばり:「嬢ちゃんと、兄ちゃんが何周もしてて、こいつと俺が2回目。」
雨宮ひばり:「……ってことだな?」 嬢ちゃんの顔を見て、確認をとろうとする。
高峰シズク:「やったー!周回仲間です!」 鳳来さんの手を握ってぶんぶん上下に振る。
高峰シズク:「はい!えっとですねー」
鳳来祐介:「………。」高峰さんの胸ポケットにいる雨宮さんを見る
和歌谷 勲:「しゅーかいなかま…なんかすげーな!」よくわかってないぞ!
高峰シズク:「おにいと出会ったのが前回じゃないですか」 おにいの頭を撫でる。
高峰シズク:「それが丁度300周目だったので、今が301周目です」
雨宮ひばり:わずかに眉間にしわを寄せながら、聞く。
和歌谷 勲:「……サンビャク。すげー。俺だったらぜってー覚えてねー…シズクちゃん、先生になれるんじゃね?」
鳳来祐介:「…そう、こいつはここにいないはずだった。今まではな。」
高峰シズク:「へへへ……わたし、ノイマンですので!頭が!」
和歌谷 勲:「すげー!ノイマンすげー!」そう言った後に真顔になり
和歌谷 勲:「……そーとー、しんどかっただろ、シズクちゃん」
高峰シズク:「そうですね。私、おにいと前回ではじめて会いました」
高峰シズク:「すっごいしんどいです!」
和歌谷 勲:「ちぇっ…こういう、しんどい奴とか助けに行くのが俺の役目だってのに… 今まで来てやれなくってごめんなー」ぽんぽん。肩叩く
雨宮ひばり:「……」
雨宮ひばり:嬢ちゃんと初めて会ったときのことを思い返している。
高峰シズク:「へへへー」 くすぐったそうにします。
雨宮ひばり:>高峰シズク:「ちっちゃい!私、こんなちっちゃい人はじめて見ました!」
雨宮ひばり:>高峰シズク:「ほんとに!一度も見たことない!」 かなり興奮しながら指で雨宮さんを撫でる。
雨宮ひばり:嬢ちゃんが前回興奮しながら街を案内してくれていたことも、思い出される。
高峰シズク:「もう、ほんとにしんどいんですよー。ループしてる事、みんな覚えてないし」
高峰シズク:「スープはこぼしちゃだめよって子供に注意しても毎回こぼすし」
高峰シズク:「牛タンをおごってもらえる時と、おごってもらえない時があるし」
和歌谷 勲:「みてーだな。俺の周りも覚えてる奴いねーの。」
和歌谷 勲:「…心細せーよなあ、そういうのって。…でもさ、これからは俺もいるし、なんとかなるよ、まじ」
和歌谷 勲:「今度から牛タンおごってもらえなかったら俺に言え!俺がおごる!」
高峰シズク:「和歌谷せんせい……!」
雨宮ひばり:「ああ、そうだな。嬢ちゃん。」
雨宮ひばり:胸ポケットの中から、嬢ちゃんの胸をドンと1回強めに叩く。
雨宮ひばり:「ナイスガッツだ。よく頑張った。」 ニヤリと笑って見上げる。
高峰シズク:「おうっ」
高峰シズク:「お、おにい。乙女の胸ですよ。15歳ですよ。もう少しやさしく……」
高峰シズク:指を伸ばしておにいの頭を撫でる。
鳳来祐介:「聞いていいか。」雨宮さんに
雨宮ひばり:「ははっ、わりぃわりぃ……おう、何だ。」
鳳来祐介:「どうやってここに来たんだ?それと、来る途中に何か変わったことは無かったか?」
雨宮ひばり:「この街に……か。」
高峰シズク:「そういえば、それ私も知らないです。おにい、気が付いたら教会に泊まってましたし。」
雨宮ひばり:「いや。それが俺にも分からねーんだ。」
雨宮ひばり:「死んで、気付いたら……教会の中で生き返ってた。この姿でな。」
高峰シズク:「おにい、死んだんですか!?」
和歌谷 勲:「生き返ったあー?!なんだそれ!すっげーな!」
雨宮ひばり:「あ?嬢ちゃんには前回言わなかったか?」
高峰シズク
高峰シズク:「どんな格好なんですか?その、おにいの探してる地下の王さんは」
雨宮ひばり:「知らねえ。」
高峰シズク:「はりゃ」
雨宮ひばり:「だが、俺には分かるんだ。一度死んで、こんな姿で蘇っちまったのは絶対にその"地下の王"ってのが関係してるって……な。」

高峰シズク:「いやあ、あまりにさらっと言われたのでてっきり聞き違いかと……」
高峰シズク:「おにいは生まれた時から小人さんってわけじゃなかったんですね」
高峰シズク:胸ポケットの上からひばりさんを優しく撫でる。
雨宮ひばり:「それも前回言ったよな!?俺が"地下の王"を探してるのは元の姿に戻るためだって!」
高峰シズク:「も、もちろん覚えてます!そういえばそうだったなあとか思ってません!」
高峰シズク:「ノイマンですから!頭が!」
雨宮ひばり:「……まあいい。そんなわけだからこの街の外がどうなってるかなんて俺には分からねーんだ。わりぃな兄ちゃん。」
鳳来祐介:「……なにか、覚えてないのか。死ぬ前の記憶だとか。」
鳳来祐介:「糸口になるかもしれないんだ。…少しでもいい。」縋るように雨宮さんに掴みかかる
和歌谷 勲:うむ、というかんじで真面目そうに会話を聞いている
雨宮ひばり:「……」 鳳来さんの眼を見る。
高峰シズク:「あわわ、鳳来さん。お、おにいを潰さないであげてください」
鳳来祐介:「……あ。」雨宮さんを高嶺さんの手の上に下ろす
雨宮ひばり:「……記憶なら、ある。前にいた街のな。」
雨宮ひばり:「……いや、前にいた、というか何というか……」 嬢ちゃんの掌を見下ろしながら、頭をガシガシ掻く
高峰シズク:歯切れの悪さに首をかしげる。
雨宮ひばり:「……正直、最初は信じちゃいなかったけどな、今の事態を考えればまぁ……そういう可能性もやっぱあるか。」
鳳来祐介:「………頼む、教えてくれ。」
雨宮ひばり:「いや、でもな。俺の前いた街のことなんて知っても仕方ねーと思うぜ」
和歌谷 勲:「…言いたくねー理由とかあったりすんの?」
雨宮ひばり:「……あまり、いい街じゃあなかった。」
高峰シズク:「むう」
高峰シズク:「治安が悪かったり?」
和歌谷 勲:「ふーん」
雨宮ひばり:「ここなんかより、死がもっと近い街だった。俺が死んだのも……。」 言葉を濁す。
高峰シズク:「……」 おにいを胸ポケットに入れて、
高峰シズク:やさしく頭を撫でる。
雨宮ひばり:「……なんだよ、嬢ちゃん。」
高峰シズク:「ううん。おにい、大変だなあって」
高峰シズク:「私が支えてあげたいなあって。そう思っただけです」
高峰シズク:「ちっちゃいですし」
雨宮ひばり:「……」
雨宮ひばり:「みんなの希望として戦ってた俺が、嬢ちゃんに支えてもらえるとはな。」
雨宮ひばり:「……悪い気分じゃねーな。」
高峰シズク:「えへへ……私、前向きさには定評がありまして」
和歌谷 勲:「あ、俺も俺もー!」挙手!挙手!
和歌谷 勲:「前向き仲間!」
高峰シズク:「前向き仲間!」
高峰シズク:「わーい!」
和歌谷 勲:「いぇーい!」
鳳来祐介:「……。」雨宮を一瞥して、目を伏せて考え込む
雨宮ひばり:2人の様子を見ながら、追究しようとする鳳来さんから目を逸らしている
鳳来祐介:「……ともかく、雨宮が現れて何か変化が起きているのかもしれない。」
鳳来祐介:「僕たちはみんな”一周”している。だから…」
鳳来祐介:「何か変化があれば必ず分るはずだ。」
雨宮ひばり:「……そうだな。何か変化があったことを探そう。」
高峰シズク:うんうんと頷く
和歌谷 勲:「…そだな。ドーカン。気ィ付けて行こうぜ」
雨宮ひばり:(これでいい。俺が余計なことなんて言ってもこいつらの……)
鳳来祐介:「……教会で結婚式があるまでまだ時間はある筈だ。」
GM:それでは情報収集に移りましょう。
GM:今の時点で可能な項目は次の通り。
・高峰ミキについて〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度6
・剣持小百合について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉〈情報:軍事〉難易度7
・早見有次について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉〈情報:学問〉難易度7
・時間のループについて〈情報:噂話〉〈裏社会〉〈情報:軍事〉難易度9

GM:これ以外にも情報収集の結果やRハンドアウトの内容によって新たに出現する項目もあります。
高峰シズク:知識:爆発物がない・・・
鳳来祐介:小百合について調べたいですね
和歌谷 勲:有次について調べたーい
GM:爆発物・・・
高峰シズク:この中では一番情報が得意なので、時間のループについていってみましょう。
高峰シズク:コンボ『それは知ってます』 時間のループについてを《生き字引》で判定。
高峰シズク:6dx+1=>9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[3,3,7,8,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

和歌谷 勲:すげー
高峰シズク:よし!知ってた!
GM:おお、余裕で成功だ。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+1した(侵蝕率:81->82)
雨宮ひばり:既に知っているとは
鳳来祐介:3dx+1 剣持小百合について、情報:軍事
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[1,3,6]+1 → 7

鳳来祐介:成功!
和歌谷 勲:3dx+1>=7 早見有次について 情報:学問
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 10[3,6,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

和歌谷 勲:成功!
高峰シズク:二周目だし、みんな攻略wiki見てる疑惑
GM:雨宮さんはどうします?
雨宮ひばり:ということは、残っているのはシスター・ミキの情報項目だけなのでは
雨宮ひばり:調べよう
雨宮ひばり:3dx+3>=6
DoubleCross : (3R10+3[10]>=6) → 9[1,7,9]+3 → 12 → 成功

高峰シズク:おねえの個人情報が・・・
GM:おお、成功。
GM:それでは順番に情報を開示していきましょう。
・時間のループについて
震夜の起きた2006年7月12日、後に地下の王と呼ばれることになるジャームによって多くの死者とジャーム化する犠牲者が出た。現在のこの街はその2006年7月12日を何度も繰り返しており、震夜が起きる度に前日の夜まで時間が巻き戻っている。この時間のループは一時的に作り出された幻のようなものだが、その中で徐々に何らかのレネゲイド存在の力が強まってきているようだ。
GM:さらにこの情報を調べたことで新たな情報収集項目が出現します。
高峰シズク:なんらかの存在!
和歌谷 勲:それは…
GM:・ループの中心について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度11
GM:次!
・剣持小百合について
鳳来祐介の幼馴染。美大に通う大学生。19歳。周囲から孤立しがちな鳳来祐介を守るために昔は明るく活発に振る舞って彼を庇っていたが、本来は大人しい性格だった。最近視力が低下して眼鏡をかけるようになったが、昔と関係性が変わってしまうような気がして眼鏡をかけている姿を鳳来祐介に見られるのを嫌っている。
2006年7月12日の震夜の事件が起きた際に死亡している。
GM:次にいきます。
雨宮ひばり:あっこの情報…!
・早見有次について
 和歌谷勲の友人。理科教師をしているオーヴァード。和歌谷勲の応援もあって、恋人と結ばれ、街のお祭りの日に教会で結婚式を挙げることになった。友人の和歌谷勲に対しては表面上は冷たく接することも多いが、心の中では誰よりも信頼している様子。
2006年7月12日の震夜の事件が起きた際にジャーム化して死亡している。
雨宮ひばり:あっもっとつらい……
GM:最後!
・高峰ミキについて
街の中央にある教会を1人で切り盛りするシスター。24歳。赤髪のロングヘアで胸は大きめ。誰に対しても平等に接する高潔な人物で、街の人たちからも慕われている。先日、黄金に輝く杯が出てくる奇妙な夢を見たと語っていた。
GM:以上です。
和歌谷 勲:…!
和歌谷 勲:既に知ってた体で早見くんのことを話しておこうかな…
和歌谷 勲:震夜のこととかはシズクちゃんの話でわかろう
高峰シズク:じゃあさきにどうぞ!
和歌谷 勲:「えっとー…身近なことで解ること、一応… "前回"の事も含めて話しとくな」
和歌谷 勲:ってな感じで情報収集の結果を話します。
高峰シズク:椅子に座り、おにいを膝の上に乗せて話を聞く。
和歌谷 勲:「やっぱさー納得いく訳ないじゃん。訳解んないじゃん。あんとき何が起こったのかもわかんなくってさ」
和歌谷 勲:「……せっかくのチャンスなんだ。俺は何とかするって決めた。…みんなの知ってることも教えて欲しい」
高峰シズク:「むう。たしかに、結婚式の日に死んでしまうなんて悲しすぎます」
鳳来祐介:「…僕も、なんとかしたい。この状況を。」(そして、小百合を)
鳳来祐介:そう前置きしたあと情報を話します
和歌谷 勲:神妙な顔で聞いている
鳳来祐介:「知ってるのはそれくらいだ。……前の周から変わりは無い。」
高峰シズク:「ぬうー……小百合さんまで死んじゃうんですね……」
雨宮ひばり:「……」 嬢ちゃんの膝の上で腕を組んで話を聞いている。
雨宮ひばり:「あと気になるのは嬢ちゃんの姉ちゃんだな。あんときに見たひとりだ。」
雨宮ひばり:「妙な話も拾ってきた。」
雨宮ひばり:こちらも情報収集の結果を話す。
和歌谷 勲:「黄金の…杯…?」
和歌谷 勲:その単語に反応を示す。
高峰シズク:「ええっ。そんな話、私ぜんぜん知らないです」
高峰シズク:「おにいが来たから流れが変わったのかな……」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:考え込む。
高峰シズク:「あ、とりあえず私の方で調べた事も話しますね」
高峰シズク:ということで、時間のループについての情報を色々説明します。
和歌谷 勲:「ふーんむ。レモネイド存在が…」考え込む
高峰シズク:「あの時出てきた真っ黒な影。あれがおにいの探してる地下の王さんみたいですね」
雨宮ひばり:「ああ。」
和歌谷 勲:「んー……ちょっとさ。心当たりッつーか…気になってることあるんだよね」
雨宮ひばり:「繰り返される時間の中で、何かが強まっている……?」
和歌谷 勲:「みんなはそゆの、ない?」顔を見渡しながら
和歌谷 勲:「言い出すタイミングなかったこととか… 何か、夢だと思ってたよーなこととか…いや、俺があるんだけどさ」
鳳来祐介:「……あるのか、心当たり。」
和歌谷 勲:「うーん。ちょっと、ミキさんの話と関係してることなんだけどさ…」
和歌谷 勲:ここでRハンドアウトを公開したい!
高峰シズク:「えっと、心当たりというか、聞きたい事なら」
GM:オーケーですよ!
和歌谷 勲:では公開!
Rハンドアウト(PC④)
ロイス:黄金の杯 推奨感情 P:有為/恐怖
お祭りの夜、突如として街に巨大な影の怪物が出現した。怪物は街を蹂躙し、多くの死者が出た。後に“震夜”と呼ばれることになる事件だ。
その事件の最中、キミの友人の早見有次は命を落とした。結婚式を終え、幸せの絶頂にあった彼は怪物によって無惨に殺されたのだ。
だが、それから、キミの目の前で時間が巻き戻り始めた。その直前、キミは遠くの空で輝きを放つ黄金の杯を目にしたのだった。
そして気が付くとキミはお祭りの前日の夜にいた。
和歌谷 勲:以上!
GM:というわけで、勲さんはシナリオロイスをRハンドアウトのものへと書き換えてください。
和歌谷 勲:了解です。
GM:このシーンが終わると、次のシーンでハンドアウトシーンが発生します。
和歌谷 勲:早見有次のロイス→ 謎の物体/黄金の杯/探究心:○/恐怖
和歌谷 勲:「えーと、それで…なんか、"前回"の前の晩にもさ、似た夢見てたんだよな」
雨宮ひばり:「……夢?」
和歌谷 勲:「いや…夢?よくわかんねーんだけど」
和歌谷 勲:「この街に来て、結婚式があって……怪物が暴れてさ……んで、黄金の杯を見たんだ」
和歌谷 勲:首を傾げています。
雨宮ひばり:「夢……黄金の杯。姉ちゃんの話とも似てんな。」
和歌谷 勲:「ああ。…しょーじき、すっかり忘れるとこだった。」
和歌谷 勲:「で…わり、シズクちゃんも話したいことあるんだよな?」
高峰シズク:「あ、話したい事というか、聞きたい事というか」
高峰シズク:「私はおにいと会ってからずーっといっしょに居たはずなんですけど、」 口元に手を当て、首をかしげる
高峰シズク:「私がいなかった“あの時”っていつなのかなって」
雨宮ひばり:「は?」
和歌谷 勲:「……へ」
雨宮ひばり:「いつってそりゃお前、今日の朝に戻ってくる直前の……」
雨宮ひばり:「……戻ってきたタイミングが、違うのか?」
高峰シズク:「ええっ」
鳳来祐介:「………どういう事だ」
高峰シズク:「も、もしや私だけ仲間はずれなのでは……!?」
和歌谷 勲:「…戻るって、ワープするみたいに戻…るわけじゃ…なかった…よな」
和歌谷 勲:「え?…どゆこと?」
雨宮ひばり:「ああ。さっき嬢ちゃんも言ってたじゃねえか。このループは幻みたいなもんだって。」
雨宮ひばり:「それなのに、戻るタイミング……いや、戻ったように感じるタイミングか、それがズレてるってことは……うーん?」
高峰シズク:「うーん……?」 おにいと一緒に唸る。
和歌谷 勲:「くっそー…ゆーじみてーに頭良くねぇのが辛いぜ…」頭をくしゃくしゃする
鳳来祐介:「まだ情報が足りないのかもしれない。」
鳳来祐介:「黄金の杯と、ループの根源についてもっと調べてみるか?」
高峰シズク:「実際、和歌谷せんせい。黄金の杯……?って、どんなのなんでしょう」
和歌谷 勲:「んーと…なあ。あれは…確か……」
GM:では、ここで一旦シーンを切りましょう。
GM:ロイスの取得と購入が可能です。
和歌谷 勲:ロイス取りましょう
和歌谷 勲-個人的教え子/高峰シズク/親近感:○/心配/ロイス
鳳来祐介:ロイス取ります
鳳来祐介同行者/雨宮ひばり/○有為/不信感/ロイス
雨宮ひばり-同行者/鳳来祐介/感服:○/疎外感/ロイス
高峰シズク:ロイスはなしで、シューターズジャケットをねらってみます。
高峰シズク:5dx+1=>13
DoubleCross : (5R10+1[10]>=13) → 8[2,2,4,7,8]+1 → 9 → 失敗

和歌谷 勲:ボディーアーマー狙います。
GM:惜しい。
高峰シズク:dame!
和歌谷 勲:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 6[1,6,6]+1 → 7 → 失敗

和歌谷 勲:だめじゃん
雨宮ひばり:トラックスーツを狙う
鳳来祐介:じゃあ自分で買おう!シューターズジャケット!
鳳来祐介:3dx>=13
DoubleCross : (3R10[10]>=13) → 10[7,8,10]+1[1] → 11 → 失敗

雨宮ひばり:3dx+3>=22
DoubleCross : (3R10+3[10]>=22) → 8[5,6,8]+3 → 11 → 失敗

鳳来祐介:あ、財産2で買えるけどどうしよう…
GM:足りない!
GM:どうします?
鳳来祐介:うーん、やめときましょう
鳳来祐介:情報収集があるので温存しときます
GM:了解です。
GM:それでは改めてシーン終了。

ミドルフェイズ:シーン14 Reverse-Handout Scene:和歌谷 勲

GM:次のシーンは勲さんのハンドアウトシーンになります。
GM:侵蝕率を上げる必要はありません。
和歌谷 勲:了解です。
GM:お祭りの日の夕方。結婚式の場面になります。
GM:友人の早見に誘われたキミは彼の結婚式へとやってきました。
GM:結婚式はつつがなく執り行われ、終わりを迎えようとしています。
和歌谷 勲:「やー…良かったなあ。何だかんだしあわせそーじゃん。」感慨深げに呟く
GM:花嫁衣装を着た少女と腕を組んだ早見は笑顔でキミに言う。
早見有次:「ああ。とても幸せだ。お前のおかげだよ」
和歌谷 勲:「へへ、まあ、俺のおかげってのはそのとーりだな!」目を細めてにかーっと笑う
早見有次:「バカ。普通そこは謙遜するところだろうが」
和歌谷 勲:「えっそーなの?!」
早見有次:「だが、その方がよっぽどお前らしい」
和歌谷 勲:「あー。だろ?だろーっ?」嬉しそうに早見を小突く
和歌谷 勲:「やーほんと。お幸せにだぜー!アスカちゃん、ゆーじのことよろしくなーっ」
中条アスカ:「は、はい!不束者ですが、よろしくお願いします!」
GM:花嫁衣装の少女は恥ずかしそうに赤くなっている。
早見有次:「さあ、そろそろ結婚式も終わりだ。戻ったら……」
GM:その時。突如として悲鳴が上がった。
和歌谷 勲:「……はい?」
GM:人々が西の空を指差して、口々に叫ぶ。
和歌谷 勲:そちらの方を向く。
GM:その先には沈み行く太陽を遮る小さな黒い影があった。
GM:影は次第に膨れ上がっていき、見る間に大きくなる。
和歌谷 勲:「…なんだありゃ?日食…にしては……大き………」
GM:その影は体から幾本もの影の腕を生やした、巨大な真っ黒い獣の姿へと変わっていく。
早見有次:「何だ……あれは……」
GM:影の目が開き、ギロリとキミたちを睨む。
和歌谷 勲:「…!!有次!アスカちゃん!逃げ…、」
和歌谷 勲:足がこわばる。睨まれて、動けない。
GM:街の中央に現れた黒い獣は、大きく口を開けた。その巨大な顎の奥から、瘴気じみた真っ黒い霧が噴き出す。
GM:街中に広まったその黒い霧にわずかに触れた瞬間、早見に異変が起きた。
早見有次:「ぐわあああああ!?」
和歌谷 勲:「霧…?!なんだこれ気持ちわり…… 有次?!」
GM:早見は腕を押さえながらその場にうずくまる。
中条アスカ:「先生!大丈夫ですか!?」
和歌谷 勲:「おいっ、ゆーじ!どうした!!」早見のもとに駆けつけるというには遅い速度で辿り着く
GM:アスカが近くに駆け寄る。
GM:早見の腕が振るわれ、次の瞬間、アスカの頭部が吹き飛んだ。
和歌谷 勲:「……ゆ………、」
GM:ドサリと花嫁衣装を着た少女の体がその場に倒れる。
早見有次:「あ……」
和歌谷 勲:「な、あ、アスカちゃん…っ?…は?なん、だよこれ」
和歌谷 勲:「ゆーじ!ゆーじ、大丈夫か!待ってろ、今助けを…」
GM:立ち上がった早見の体は醜い獣のように変貌し、先ほどまでアスカと腕を組んでいた左腕は肉の刃へと変わり果てている。
和歌谷 勲:「あ……」
和歌谷 勲:その姿を見て息を呑む。
和歌谷 勲:直感する。彼もまた変わってしまったのだと。そして、それは
和歌谷 勲:……おそらくは、取り返しのつかない……
早見有次:「オレ……が……アスカを……?」
和歌谷 勲:「ゆーじ!しっかりしろ!大丈夫だ!大丈夫だから!!」それでも、叫ぶ。
和歌谷 勲:何とかならないなんて、わけがない。
和歌谷 勲:何とか出来ないなんて、わけが…ないのだ。
GM:異形に変じた早見は一歩ずつキミに歩み寄る。
和歌谷 勲:「ホラ…俺、ツテとかもちょっとあるからさ…!助かる!お前も!アスカちゃんも…!」
GM:肉の刃と変わり果てた早見の腕が独りでに上がり、キミに振り下ろされようとしている。
和歌谷 勲:手を広げて呼びかける。
早見有次:「やめろ……やめろ……!ああ、クソ。ダメだ」
早見有次:「なあ、勲。オレからの最後の頼みだ」
和歌谷 勲:「…!なんだよ、有次…!」
早見有次:「オレを殺してくれ」
和歌谷 勲:「…なに」「いっ」「て」
和歌谷 勲:言いながら、身体は防衛を始める。腕は硬質化を始め、石へと変じて行く。
早見有次:「オレがアスカを殺したんだ。これから幸せになるはずだったあいつを」
早見有次:「そして、このままだと次はお前を」
和歌谷 勲:「…違うだろ!お前のせいじゃ…だって、お前…あんなに…あんなに、お前だって…!」
和歌谷 勲:「お前だって、幸せになるはずだったんだろ!!!」
和歌谷 勲:腕から刃が生じる。
GM:早見の肉体がブクブクと膨れあがり、さらに怪物じみた姿へと変わる。
和歌谷 勲:「くそっ!くそっ!なんとかなるんだよ!なんとかならねーことなんてねーんだよ!!」
GM:瞳から血の涙が流れる。
早見有次:「すまない。勲」
GM:肉の刃が振り下ろされる。
和歌谷 勲:「だから、だから…!!目を、醒ませ、よおおおお!!!」
和歌谷 勲:刃を、石の刃と化した腕で受け止める。
GM:刃同士がぶつかり合う。
和歌谷 勲:「頼む…頼む頼む頼む頼む頼む…!この俺が…頼んでんだよ…」何回も、繰り返し呟く。
早見有次:「やっ……ってくれ……」
和歌谷 勲:「何とか…なれよおおおおおおお!!!」
和歌谷 勲:叫びながら、腕を、振った。
早見有次:「あああああああああああ!!」
GM:早見の瞳から理性の光が掻き消える寸前、その肉体は切り裂かれ、早見有次は死んだ。
和歌谷 勲:呆然と、立ち尽くす。
和歌谷 勲:「え?」
和歌谷 勲:「今俺、」
和歌谷 勲:「は…?」
和歌谷 勲:「いや、いやいやいや、ないない」
和歌谷 勲:「あるわけねーでしょこんなん…」
和歌谷 勲:虚ろに、そんな独り言が漏れる。繰り返される。
和歌谷 勲:「夢…そうだ、夢だよ、はは、こんなんさ……はは、ははは」
和歌谷 勲:「だって、あいつ…わらってて、アスカちゃんも… 幸せになるって……」
GM:そこでキミは、あることに気が付く。
GM:視線のずっと先。街の遠くの方で、宙に浮かぶ黄金色の杯が存在している。
和歌谷 勲:「…… なんだ、あれ」
和歌谷 勲:「…おかしな…夢だなぁ…早く醒めろってんだ…はは、」そう言いながら、その杯から目が離せない。
GM:黄金色に輝くそれは、しかし青白く禍々しい光を放っている。
和歌谷 勲:何度も瞬きをする。
GM:黄金の杯の近くに誰かがいるように見える。
和歌谷 勲:「あんな遠いのに… …あれ、誰だ…?なに、やって…」
GM:では、次の瞬間。
GM:まるで時間が巻き戻ったかのように周囲の景色が再生を始める。
和歌谷 勲:「……?何…だ?…なんだこれ……」
GM:そして、気が付くとキミは、この街へとやってきていた。
GM:前日の夕方。早見の家へと向かうために一度通った道を歩いていた。
和歌谷 勲:「………?」
和歌谷 勲:「…変な……夢、見たなぁ……」
GM:では、ハンドアウトシーンは終了。
GM:さて、それでは次のシーン。
GM:あ、その前に!
高峰シズク:ヌッ!
GM:このハンドアウトシーンを公開したことで、ループが起こる直前にキミたちは黄金の聖杯がある場所に向かうことができるようになります。それによってトリガーイベントが発生します。
高峰シズク:おおー
和歌谷 勲:おお!
GM:また、新たな情報収集項目が追加されます。
鳳来祐介:トリガー!
雨宮ひばり:おおー
GM:・黄金の杯について〈情報:UGN〉〈情報:学問〉〈知識:レネゲイド〉難易度12

ミドルフェイズ:シーン15 Scene player:高峰シズク

GM:では、改めて次のシーンにいきましょう。
GM:さて、何かやりたいことがある人はいますでしょうか
高峰シズク:今の話をきいて、
高峰シズク:まずは情報、とくに黄金の杯について調べる必要があると感じたので、情報収集をしたい!
鳳来祐介:情報収集をしたいです!
和歌谷 勲:情報収集!
GM:じゃあ、シズクちゃんをシーンプレイヤーにして引き続き、情報収集のシーンにしましょう。
高峰シズク:わーい。じゃあ出ます。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:82->85)
雨宮ひばり:出よう
GM:他にも何かしたい人は登場するように!
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:83->88)
雨宮ひばり:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+7[7] → 79

和歌谷 勲:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 7[7]+63 → 70

高峰シズク:生き字引があるので、残項目はどっちもいけるなあ
高峰シズク:ループの中心についてを調査したいです。
GM:残る項目は2つ!
高峰シズク:こいつのせいで私は何度も…!
・ループの中心について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度11
・黄金の杯について〈情報:UGN〉〈情報:学問〉〈知識:レネゲイド〉難易度12

和歌谷 勲:じゃあ黄金の杯駄目元で行こうかな
雨宮ひばり:黄金の杯について〈知識:レネゲイド〉で調べます。
GM:調べたいものを調べるとよいでしょう。
鳳来祐介:ループの衷心について
鳳来祐介:中心だ
和歌谷 勲:知識!その手が
高峰シズク:ループの忠臣蔵
雨宮ひばり:4dx+0>=12
DoubleCross : (4R10+0[10]>=12) → 9[5,5,9,9] → 9 → 失敗

雨宮ひばり:無理でした
和歌谷 勲:黄金の杯行くぜ
GM:む、残念。
和歌谷 勲:3dx+1>=12 学問!
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 3[1,3,3]+1 → 4 → 失敗

和歌谷 勲:ひくっ!
和歌谷 勲:失敗です
高峰シズク:君達!
鳳来祐介:3dx>=11 情報:噂話
DoubleCross : (3R10[10]>=11) → 9[2,7,9] → 9 → 失敗

GM:さては情報収集あまり得意でないな!
鳳来祐介:財産2消費して11!!
高峰シズク:すごい!
和歌谷 勲:祐介くん!!
GM:おお、素晴らしい!
鳳来祐介:にできますか?
和歌谷 勲:かっこいい!
GM:もちろん財産点の使用は可能!
高峰シズク:じゃあ私は、二人が失敗した黄金の杯にいってみます。
鳳来祐介:やったぜ!財産2消費!スッカラカンだ!
鳳来祐介:財産 2→0
高峰シズク:コンボ『それは知ってます』。生き字引を使用してダイスを+1。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+1した(侵蝕率:85->86)
高峰シズク:7dx+1=>12
DoubleCross : (7R10+1[10]>=12) → 8[2,3,3,5,6,8,8]+1 → 9 → 失敗

高峰シズク:知らないんじゃない?
高峰シズク:財産を3使って12に!
GM:知らなかった。
GM:!!!
和歌谷 勲:お金のパワーは偉大だった
GM:では、成功!
・ループの中心について
ループの中心となっているのは高峰シズクである。高峰シズクを死亡させないようにしている何者かが繰り返しループを発生させているようである。もし高峰シズクが死を受け入れればその時点でこのループは終わりを迎えるだろう。
雨宮ひばり:!
GM:以上です。
高峰シズク:・・・?
GM:次!
和歌谷 勲:ア
黄金の杯について
聖杯と呼ばれる遺産の一つで、持ち主の願いを叶える力がある。ただし、この聖杯は地下の王によって作り上げられた紛い物である。黄金の杯の持つ「Eロイス:愚者の契約」によって持ち主の願いは歪んだ形で叶えられる。また、願いを叶える代償として人々の恐怖と悲しみの感情をエネルギーに変えて汲み上げる力がある。
GM:以上です。
和歌谷 勲:ア…ア……?
鳳来祐介:…ア……
高峰シズク:じゃあ、とりあえず情報収集を終えて待ち合わせ場所の礼拝堂に戻ってきます。
高峰シズク:「分かりましたよー、黄金の杯のこと」
雨宮ひばり:「おう、戻ったか。」 こちらは鳳来さんがループの中心について突き止めた情報をすでに共有したということで。
鳳来祐介:「………。」返事は無い
和歌谷 勲:「よっ、シズクちゃんお帰りーーー」ちょっと声が妙に明るい
高峰シズク:「よっ!」 真似して手をあげる。
高峰シズク:「黄金の杯っていうのは、なんでも地下の王さんが作った……」
高峰シズク:と、一通りの説明をします。
和歌谷 勲:「…じゃー、そいつが何らかの悪さしてるのは確かな訳だ」うんうん
雨宮ひばり:「願いを叶える……か。なるほどな。」
高峰シズク:「はい。これを粉砕してしまえばよいのでは?」
和歌谷 勲:「俺もそー思う!」
鳳来祐介:「……かも、しれないな。」
雨宮ひばり:「嬢ちゃんがループしたのが300回ってことは……その分だけエネルギーとやらが汲み上げられてるってことだ。」
和歌谷 勲:「誰かの願いの為に… そのせいで、人が死んでるのかな」
雨宮ひばり:「……地下の王がそれで何をしようとしてるかまでは分かんねーけどな。」
高峰シズク:「ぬーん」
高峰シズク:「でも、そもそもなんでループしてるんでしょう?」
雨宮ひばり:「誰かの願いっつーかよ。」
鳳来祐介:「こっちで得た情報を言おう」
和歌谷 勲:「…!」
雨宮ひばり:「兄ちゃんが持ってきた情報と合わせりゃ、話は見えてくるぜ?」 鳳来さんのほうを見る
和歌谷 勲:「や…だって…さ、それは…」
和歌谷 勲:しゅーんとした感じになる
鳳来祐介:「……彼女が、それを知らないままいるわけにもいかないだろう。」
和歌谷 勲:「それは…そーなんだけど…」
雨宮ひばり:「……」 嬢ちゃんの肩に飛び乗る。
和歌谷 勲:「いや…そうだよな……」
高峰シズク:「?」
高峰シズク:肩にのったおにいの頭を撫でる。
鳳来祐介:「……ループの中心は、おそらくお前だ。」高峰から目を逸らさずに、端的に情報を話す
高峰シズク:「あー」
高峰シズク:話を聞き終わり
高峰シズク:驚くというより、一人で納得する。
高峰シズク:「あー……」
高峰シズク:「なるほど……ぬーん。」
高峰シズク:「あの、すみません。私からお話をする前におにいに一つ聞きたいんです」
雨宮ひばり:「話?」
高峰シズク:「はい。ちょっと、今のでピーンと……ノイマンが……」
雨宮ひばり:「ああ、それはいいが……案外平気そうだな。」
高峰シズク:「えへへ。私、前向きですから」 おにいを撫でる。
和歌谷 勲:「……ノイマン……すげーな」少し元気のない調子で
鳳来祐介:「……前向き、か。羨ましいな。」
雨宮ひばり:「……もっとショックを受けるようなら、発破でもかけてやろうと思ってたんだがな。」
雨宮ひばり:「……大丈夫だ。希望はいつだってある。」
雨宮ひばり:おとなしく撫でられている
和歌谷 勲:「…助けるよ、シズクちゃん」
和歌谷 勲:「シズクちゃんも、他のみんなも…」
和歌谷 勲:「だってそうだろ?なんとかならないことなんて、ねーんだからさ」
高峰シズク:「そうですそうです。案外、なんとかなったりします」 うんうん頷く。
雨宮ひばり:「ああ。嬢ちゃんを見捨てて黄金の杯を壊してはい終わり、じゃ納得できるわけもねーしな。」
高峰シズク:「おにい……」
雨宮ひばり:「嬢ちゃんがこんだけガッツ出してんだ。俺もちっとは良いとこ見せねーとってこった。」 自分の胸を軽くトントンと叩いてみせる
高峰シズク:「ふふふ。やっぱり頼もしいですね、おにいは」
高峰シズク:「これでおっきければ私の彼氏になってほしかったのに」
雨宮ひばり:「はっ、お子様が10年はえーよ。」
雨宮ひばり:「おっとわりぃ。で、聞きたいことってのは。」
高峰シズク:「あ、そうそう。おねえの事を聞きたいんです」
高峰シズク:「お祭りの夜。私、毎回死んじゃってるからわからないんですよね」
高峰シズク:「私が死んだ後におねえがどうしているのか。生きているのか死んでいるのか、笑ってるのか泣いているのか」
高峰シズク:「おにいは見たんですよね。どうでしたか」
雨宮ひばり:「……そうか、そういや言ってなかったな。」
雨宮ひばり:「……泣いてた。悲しんでた。」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:おにいを撫でる。 「ありがとうございます、おにい。それなら納得です」
雨宮ひばり:「ああ。今思えば、あれは……」
雨宮ひばり:「……?」
高峰シズク:「毎回、毎回、毎回……1回目も300回目も同じなんです」
雨宮ひばり:嬢ちゃんの言葉に違和感を覚える。顔を見つめる。
高峰シズク:Rハンドアウトを公開します。
Rハンドアウト(PC②)
ロイス:誰かの手 推奨感情 P:親近感/隔意
 お祭りの夜、突如として街に巨大な影の怪物が出現した。怪物は街を蹂躙し、多くの死者が出た。後に“震夜”と呼ばれることになる事件だ。その事件の最中、キミは怪物に襲われた姉をかばって死亡した。だが、薄れゆく意識の中、誰かの優しげな手がキミの手を掴んだ。そして、気が付くとキミはあの悲劇が起きた日の前日の夜の教会にいた。まるで時間が巻き戻ったかのようだ。何が起きたかは分からないが、キミは一度死んだ。それだけは確かなようだ。

高峰シズクhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7dG0GAw
高峰シズク:「あっ死んだなって思ってから、元に戻る前に」
高峰シズク:「いつもいつも、優しい手が。私の手を握って、ひっぱってくれるんです」
GM:それではシズクさんはシナリオロイスを書き換えてください。
高峰シズク:「今思えば……きっとあれは……」
高峰シズク:かきかえました!
GM:それではこのシーンが終わったら、次のシーンはシズクさんのハンドアウトシーンになります。
GM:それまでは自由に会話してください。
和歌谷 勲:「…そっか。………そっか……」
鳳来祐介:「………。」幾度目かのループで見た光景を思い返す
鳳来祐介:虚ろな目で少女の死骸をかき抱くシスターの姿を
鳳来祐介:(自分も、同じなのかもしれない。)
雨宮ひばり:「……きっと、嬢ちゃんの考えてる通りだと俺も思うぜ。」
高峰シズク:「うん」
高峰シズク:「最初は、なんで私だけーって思ってたんですけど」
高峰シズク:「っていうか死にまくりですし、今も思ってるんですけど」
高峰シズク:「でも……そのお陰で、私はまだここに立ててるんですね」
鳳来祐介:「……話してくれてありがとう。…それと、すまなかった。」
高峰シズク:「むっ?」
鳳来祐介:「…言うの、辛そうだったから。」
鳳来祐介:(あの夜、すべてはあの”最初の夜”に起きたはずだ。)
鳳来祐介:(自分が見た中で…なにか、今と変化はなかったか…何か。)
鳳来祐介:しばし目を閉じて、再び開く。
高峰シズク:「……?」
鳳来祐介:Rハンドアウトを公開します
Rハンドアウト(PC③)
ロイス:地下の王 推奨感情 P:執着/脅威
 お祭りの夜、突如として街に巨大な影の怪物が出現した。怪物は街を蹂躙し、多くの死者が出た。後に“震夜”と呼ばれることになる事件だ。その事件の最中、幼馴染みの剣持小百合はキミの目の前で死亡した。別れの言葉を告げる時間すらもなかった。彼女を殺した怪物は米軍の特殊爆弾投下によって倒れ、姿を消した。だが、それから、キミの目の前で時間が巻き戻り始めた。その直前、キミは倒れたはずの怪物の体がブクリと膨れ上がるのを目にしたのだった。そして気が付くとキミはお祭りの前日の夜にいた。

鳳来祐介:「僕の知ってる事も、全部話そう。」
GM:では、祐介さんはシナリオロイスを書き換えてください。
GM:シズクちゃんのハンドアウトシーンが終わったら次は祐介さんのハンドアウトシーンにしましょう。
鳳来祐介想い人/剣持小百合/好意/○悔悟
→仇/地下の王/執着/○憎悪

GM:というわけで祐介さんはループの直前に地下の王の体が再生を始めている場面を目撃しています。
鳳来祐介:「………原因はおそらくあの怪物らしいが、生半可な手段じゃ倒せない。」
鳳来祐介:「しかも、ループを繰り返す度にどんどん大きく変質している。」
高峰シズク:「つまりそれって」
高峰シズク:「このままループを繰り返せば……」
鳳来祐介:「………成長の先に何があるかはわからない。が…」
鳳来祐介:怪物が街の人を、小百合を殺戮する光景を思い返し、眉を顰める
雨宮ひばり:「少なくとも、ハッピーエンドにゃならねーだろうな、それじゃ。」
和歌谷 勲:「…ヤバイってこと…だよな」
鳳来祐介:「あまり好ましくはなさそうだ。」
GM:祐介さんのRハンドアウトが公開されたことで、自動的に情報が一つ開示されます。
高峰シズク:おおっ
・地下の王について
震夜の原因となったジャーム。巨大な黒い影の獣の姿をしており、米軍が投下した非核新型特殊爆弾によって活動を停止した。しかし、時間が一度ループする度に地下の王の力は少しずつ蘇っている。このまま時間のループが続けばいずれ地下の王は完全に復活し、震夜と同じ事件がもう一度起きるだろう。

高峰シズク:「うーん」
高峰シズク:「やっぱり、地下の王さんの完全復活だけは阻止しないと」
高峰シズク:ぐっと拳を握る。
GM:では、そこで。
GM:教会の鐘の音が鳴る。
GM:窓からは夕焼けが差し込んでいる。
雨宮ひばり:「……」 嬢ちゃんの肩から、その横顔を見つめている。
鳳来祐介:「まずい、もう時間か。」
GM:どうやらそろそろ結婚式が始まるようだ。
鳳来祐介:「行こう。間に合わせないと。次がある保証はどこにもないんだ。」
和歌谷 勲:「……ああ」
和歌谷 勲:「…ゆーじ…… 必ず…待っててくれよな…」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:「今度こそ、抜け出したいなあ……」
高峰シズク:小声で呟く。
雨宮ひばり:肩に乗ったまま、嬢ちゃんの頭の後ろを撫でる
雨宮ひばり:「俺がいる。どんなときでも希望は捨てんな。」 耳元で、嬢ちゃんに聞こえるよう呟く。
GM:それではシーン終了!
GM:ロイスの取得と購入が可能です。
高峰シズク:ロイス!
雨宮ひばり:トラックスーツ
GM:感情変更とかでもいいです。
雨宮ひばり:3dx+3>=22
DoubleCross : (3R10+3[10]>=22) → 4[1,1,4]+3 → 7 → 失敗

雨宮ひばり:ぜんぜんだめ!
鳳来祐介:ロイス保留
和歌谷 勲:ボディーアーマー!
和歌谷 勲:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 9[2,6,9]+1 → 10 → 失敗

和歌谷 勲:財産点2払って購入。
鳳来祐介:シューターズジャケット
GM:おお、買った。
鳳来祐介:3dx>=13
DoubleCross : (3R10[10]>=13) → 6[3,6,6] → 6 → 失敗

鳳来祐介:失敗だ!以上です。
GM:オーケー。それでは改めてシーンを終了します。
高峰シズク:あっ、こ、購入!
GM:あ、どうぞ!
高峰シズク:おにいのためにトラックスーツを狙ってみます。
高峰シズク:5dx+1=>22
DoubleCross : (5R10+1[10]>=22) → 8[1,1,3,7,8]+1 → 9 → 失敗

高峰シズク:だめでした
GM:だめでしたか
GM:次のシーンはシズクちゃんのハンドアウトシーンになります。
雨宮ひばり:なぜいい感じの服がみつからないんだろう…?
高峰シズク
-いっぱい会った/和歌谷勲/○連帯感/不安/ロイス
-たくさん会った/鳳来祐介/○誠意/隔意/ロイス

GM:サイズの問題では……?
高峰シズク:ごめんねおにい・・・私が芸術:裁縫を持っていれば・・・

ミドルフェイズ:シーン16 R-Handout Scene:高峰シズク

GM:というわけで、次のシーンはシズクちゃんのハンドアウトシーン!
GM:侵蝕率は上げなくてもいいです。
高峰シズク:へい!
GM:お祭りの日の夕方。
GM:高峰ミキが教会で準備を進めていた結婚式はつつがなく執り行われ、終わりが近くなってきました。
高峰シズク:ちなみにこれは、まだおにいが居ない時ですか?
GM:そうですね。
GM:キミが認識している1回目の出来事です。
高峰シズク:初回!
高峰シズク:「はぁー、綺麗だなあ……」 花嫁衣装にぼーっと見惚れてます。
GM:参加者たちの暖かい雰囲気の中、司祭役を務めていた高峰ミキがキミのそばにやってくる。
高峰ミキ:「結婚式も無事に終わりそうね。シズクも色々お手伝いしてくれてありがとう」
高峰シズク:「ううん。私は大した事してないよ」
高峰シズク:「段取りとか、今日の司祭役とか……やっぱりおねえが一番すごい」
高峰ミキ:「そんなこと……。私はみんなが少しでも幸せになればと思って、ちょっと頑張ってみただけ」
GM:高峰ミキは困ったように笑う。
高峰シズク:「もう。おねえは他の人の幸せを優先しすぎだよ」
高峰シズク:「たまには自分の幸せが先でもいいんじゃない?ほら、いい人見つけたり」
高峰ミキ:「いい人って……。シズクが家を出て行くまでは私はそういうのいいわ」
高峰ミキ:「シズクなら大きくなったら私くらいのシスターにはすぐになれるわ。まあ、シズクにその気があればだけれど」
高峰シズク:「ほんと?なれるかな?」
高峰ミキ:「もちろん。シズクは誰よりも優しい子だもの」
高峰シズク:「えへへへ……おねえにそう言われると、自信がつくなあ」
高峰シズク:照れくさそうにもじもじします。
高峰シズク:「今日は?もう結婚式はこれでおしまい?」
高峰ミキ:「ええ。あとは――」
GM:その時。突如として悲鳴が上がる。
高峰シズク:「え」
GM:人々が西の空を指差して、口々に叫ぶ。
GM:その先には沈み行く太陽を遮る小さな黒い影があった。
GM:影は次第に膨れ上がっていき、見る間に大きくなる。
高峰シズク:「……!?」
GM:その影は体から幾本もの影の腕を生やした、巨大な真っ黒い獣の姿へと変わっていく。
高峰シズク:「え?え?」
高峰ミキ:「何……あれ……」
GM:高峰ミキは呆然とそれを見る。
GM:影の目が開き、ギロリとキミたちを睨む。
高峰ミキ:「あ……」
高峰シズク:「こっち、見た……?」
高峰シズク:「……おねえ!中!教会の中はいって!」
GM:黒い獣の体から生えた無数の影の腕が、街を破壊しながら放射状に伸びていく。
高峰ミキ:「シズク!逃げて!」
高峰シズク:「おねえも一緒じゃないと、嫌……!はやく、こっち!」
高峰ミキ:「今からじゃもう間に合わな――」
GM:影の腕がキミたちの方に届く!
高峰シズク:「……!」
高峰シズク:姉のため、教会のドアを抑えていたのをやめ
高峰シズク:全力でおねえの方に走ります。そして、
高峰シズク:「おねえ!」
高峰シズク:突き飛ばす。
高峰ミキ:「え」
GM:影の腕はシズクの腹部を貫く。
高峰シズク:「…………う……」
高峰シズク:「……い、った……」
GM:貫かれたところから夥しい量の血が流れている。
高峰シズク:痛みに顔をしかめると、喉の奥から熱い血を吐き出す。
高峰シズク:「……」
高峰シズク:力を振り絞っておねえの方を見ます。
GM:呆気にとられていたミキは、キミのそばに駆け寄ってその体を揺さぶる。
高峰ミキ:「シズク!シズク!」
高峰ミキ:「どうして、あなたが……」
高峰シズク:「…………おねえ」
GM:高峰ミキは司祭服が血で汚れるのも気にせずキミの体を抱える。
高峰ミキ:「死んじゃ嫌。死なないでシズク……」
高峰シズク:「……ごめん。たぶん、私はこれで死んじゃうと思う」
高峰ミキ:「こんなこと、私、望んでいない……」
高峰シズク:「おねえ……人の為に、無理しすぎないでね」
高峰シズク:「たまには……」
高峰シズク:「……。」
高峰ミキ:「自分の……幸せ……」
高峰ミキ:「そうじゃない。そうじゃないの、シズク……」
高峰ミキ:「どうして、私は……」
GM:高峰ミキは泣き崩れる。
GM:その声が次第に遠くなり、聞こえなくなっていく。
GM:キミは真っ暗な暗闇の中にいた。
高峰シズク:(私は、天国に行けるのかな)
高峰シズク:(小さい頃におねえに迷惑いっぱいかけたから、地獄かなあ……)
高峰シズク:(おねえと一緒のところがいいな……)
GM:そんな時、キミの手を誰かがつかんだ。
高峰シズク:「……?」
GM:柔らかくて優しい手だ。
高峰シズク:「――だれ?」 暗闇に呼び掛ける。
GM:返事はない。
GM:その手はキミのことを暗闇の中から引き上げようとしているようだ。
高峰シズク:優しく柔らかな手には覚えがある気がするし、はじめてな気もする。
高峰シズク:まっくらな中では何もかもがあやふやでわからない。
GM:だが、1人ではそれが果たせず、その手はキミの手を離してしまいそうになる。
高峰シズク:「……」 手をぎゅっと握る。
GM:その時、もう片方の手を別の誰かがつかむ。
GM:ゴツゴツした、だが優しくて暖かい手だ。
高峰シズク:二つの手の感触を確かめながら、小さく呟く。
高峰シズク:「……たすけて」
高峰シズク:「私、まだ死にたくないよ。」
高峰シズク:「また、おねえと一緒に暮らしたい……」
GM:キミは暗闇の中から体を引き上げられる感覚を味わう。
GM:次の瞬間。
GM:キミは街の中心にある教会にいた。
高峰シズク:「……」
GM:姉と一緒に暮らす、見慣れた場所だ。
高峰シズク:「…………あれ?」
高峰シズク:「おねえ?おねえ!」
GM:間もなく日が暮れ、教会付きの孤児院にも炊煙が立ち昇る時間帯のようだ。
GM:身寄りのない子どもたちを引き取っている教会は、この時間帯は非常に賑やかで、キミの耳にも子どもたちの騒ぐ声が聞こえてくる。
高峰シズク:気が付くと子供達に囲まれ、服の裾をひっぱられたりしている。
高峰シズク:ついさっきまでの出来事が夢か何かのようだ。
高峰シズク:「……戻った……?」
GM:そこに赤髪の司祭服姿の女性がやってくる。キミの姉の高峰ミキだ。
高峰シズク:「!」
高峰ミキ:「こら、あなたたち。お行儀よくしないとダメですよ」
GM:高峰ミキは子どもたちをたしなめるように言う。
高峰シズク:そこに慌てて駆け寄ります。
高峰シズク:「お、おねえ!おねえ、」
高峰シズク:「大丈夫?なんともない?ケガとかしてない!?」
高峰ミキ:「シズク?どうしたの?ケガなんてしてないわよ」
高峰シズク:「……お祭りの日の夜の、まっくろいお化けみたいなやつの事は?」
高峰ミキ:「何言ってるの。お祭りは明日でしょう。それに、真っ黒いお化けだなんて」
高峰シズク:「……」
高峰ミキ:「シズク、あなた疲れているんじゃない?今日は早く寝たらどう?」
高峰シズク:おねえの言葉を聞いて、頭の中が急にクリアになっていく。
高峰シズク:思考速度が何百倍にもなったような感覚。脳の記憶領域が一気に増設されたような感覚。
高峰シズク:ノイマンの力。《完全演技》。
高峰シズク:「うーん、そっか。そうかも」
高峰シズク:「きのう夜更かししちゃったし……うん、今日は部屋に戻るね!」
高峰ミキ:「それがいいわ。晩ご飯、あとで部屋に持っていくわね」
高峰シズク:「うん。ちっちゃい子の世話、おねがーい」
高峰シズク:手を振って自室へ向かう。
高峰ミキ:「ええ。任せてちょうだい」
高峰シズク:一人で夕闇に包まれた廊下を歩きながら呟く。
高峰シズク:「なんとかしなきゃ」
高峰シズク:「大丈夫。なんとかなる……希望はあるよ。」
高峰シズク:「まだ、私は生きてるんだから。」
GM:シズクを見届けたあと、高峰ミキはポツリと呟く。
高峰ミキ:「……あなたを死なせはしない。絶対に」
GM:そして、キミはそこから300回の時間のループを経験することになった。
GM:シーン終了。

ミドルフェイズ:シーン17 R-Handout Scene:鳳来祐介

GM:次のシーンは祐介さんのハンドアウトシーンです。侵蝕率を上げる必要はありません。
GM:お祭りの日の夕方。
GM:キミは幼馴染の小百合と一緒に知人の結婚式を見に来ていました。
GM:その結婚式も終わりに近づいています。
剣持小百合:「ウエディングドレス、綺麗だなぁ」うっとりとしたように呟く。
鳳来祐介:「…ん、き、きれいだね。」小百合の手に自分の手を伸ばすが、すぐに引っ込めてしまう
GM:花嫁が集まった人たちに向けてブーケを放る。
鳳来祐介:(僕の、意気地なし…)どうしても、小百合に触れる勇気が出ない。
GM:小百合はぼんやりとそれを見ている。
鳳来祐介:「……あ…」ぼんやりとブーケが宙を舞うのを眺めてしまう
GM:ブーケは他の人の手の中へと収まる。
GM:小百合は少し寂しそうにそれを見ながら拍手をする。
GM:周囲からも一斉に暖かい歓声が湧き起こる。
剣持小百合:「……いいなぁ」
鳳来祐介:「……ん、そうだね。」
鳳来祐介:『とってあげよっか?』『手、繋がない?』言いたい言葉が出てこない
鳳来祐介:言葉を探して視線が右往左往する。思考がまとまらない。
剣持小百合:「そろそろ結婚式も終わりだね。お祭りに戻ろっか」
鳳来祐介:「ん、あ…」
鳳来祐介:今を逃したら…
鳳来祐介:「あのさ、その…」
剣持小百合:「ん、どうしたの?」
GM:その時、突如、悲鳴が上がった。
剣持小百合:「何……?」
鳳来祐介:「俺と、」
鳳来祐介:「……?!」
GM:人々が西の空を指差して、口々に叫んでいる。
鳳来祐介:「なんだ、あれ…!」
GM:その先には沈み行く太陽を遮る小さな黒い影があった。
GM:その影は体から幾本もの影の腕を生やした、巨大な真っ黒い獣の姿へと変わっていく。
GM:影の目が開き、ギロリとキミたちを睨む。
剣持小百合:「ウソ、でしょ……」
鳳来祐介:「……小百合!逃げて!」
GM:小百合の表情が恐怖で引きつっている。
剣持小百合:「え、祐介。でも、どこに……」
GM:黒い獣の体から生えた影の腕が建物を破壊しながら伸びていく。
鳳来祐介:「とにかく、遠くへ!」小百合を護るように、怪物の前に立つ
鳳来祐介:(誰かわからないけど、よしてくれよ)
鳳来祐介:(今さっきやっと勇気が出たところなんだ)
GM:影の腕はキミたちの方に迫る。
鳳来祐介:《テクスチャーチェンジ》を解除、ショットガンを構えて迎撃を試みるが…
GM:キミはそれに対処することができない!
鳳来祐介:(小百合と話すのも久しぶりなんだよ)
鳳来祐介:「おお…あああああーーッ!!!」二丁ショットガンを撃ち込むが、効果は薄い!
GM:影の腕はショットガンの一撃を受けてもすぐに再生して、突き進み。
GM:そして、キミの見ているそばで小百合の体に直撃した。
GM:小百合の体は吹き飛び、数度地面をバウンドして止まった。
鳳来祐介:(だから、やめてくれよ)
鳳来祐介:「あ、さ、ゆり……?」
剣持小百合:「ゆ……すけ……」
GM:小百合はキミの方に弱々しく、手を伸ばす。
鳳来祐介:ショットガンを捨て、小百合に手を伸ばす。
GM:その手は、キミに届く前に地面に落ちた。
GM:それ以上、小百合の声は聞こえてこない。
鳳来祐介:「嘘だろ、嘘って言えよ。なあ。」
GM:返事はない。
鳳来祐介:ふらつく足取りで小百合に近付き、手を取る。怪物がいることも忘れてしまったかのようだ。
鳳来祐介:数年ぶりに触れたその手は、ぞっとするほど冷たかった
鳳来祐介:「今、今、言おうとしたのに。」
鳳来祐介:「まだ、小百合の絵も見せてもらってないのに。」
鳳来祐介:「…どうしてこうなるんだよ。」
GM:その時、キミの無線に通信が入る。
菅原泰道:『鳳来二曹。こちらはストレンジャーズ隊長の菅原泰道だ』
鳳来祐介:「……。」
菅原泰道:『新たな作戦である。至急、街の入口付近に参集するよう要請する』
菅原泰道:『……二曹、聞こえているのか?』
鳳来祐介:「…………殺すんですか、この怪物を。」
菅原泰道:『それは我々の作戦目的とは異なる』
鳳来祐介:「こいつをここで殺す作戦なら、指示に従います。」
菅原泰道:『街を封鎖し、住人を一人として外部に出られないようにする。それが作戦内容だ』
鳳来祐介:地面に落ちたショットガンを拾い上げる
鳳来祐介:「こいつは、どうするんです。」
菅原泰道:『日米安全保障条約に基づき、アメリカ軍が受け持ち、対処することとなった』
鳳来祐介:「誰だ、それは。」無線を握りしめる
鳳来祐介:「これは僕の復讐だ。小百合を傷つけたこいつは僕が殺す。」
菅原泰道:『……国民の安全を守るための判断だ』
菅原泰道:『鳳来二曹!命令に従え!』
鳳来祐介:「僕が、殺す。」無線を地面に叩きつけて踏みつける
鳳来祐介:バキ バキッ!!
GM:無線が途切れる。
鳳来祐介:「お前は僕の手で殺す。」ショットガンを構え、怪物に向き直る
GM:巨大な影の獣が咆哮する。
鳳来祐介:「首だけになっても喉元に食らいつくぞ。」ショットガンに特殊弾を装填《水晶の剣》
GM:黒い獣の体から無数に生えた影の腕がうねる。
鳳来祐介:「手だけになっても、この銃弾がお前を貫く。」両腕を交差させて左右から迫る影の腕に発砲!
GM:影の腕が吹き飛ぶ。
GM:だが、黒い獣はそれを気に留めることもなく、大きく口を開けた。
GM:その巨大な顎の奥から、瘴気じみた真っ黒い霧が噴き出す。
鳳来祐介:「ぶッ…!ぐおッ…!!」黒い霧が体を苛む
GM:その霧に触れた瞬間、キミの体は激しい痛みと熱によって蝕まれていく。
鳳来祐介:「ぐ、あああ!!!」苦し紛れにショットガンを乱射!
GM:ショットガンは命中するが、黒い獣はびくともしない。
GM:そして、黒い獣はキミ目掛けてその巨大な脚を振り下ろした。
鳳来祐介:「あ、ああ、おおあああああ!!」避けることも忘れてひたすらにショットガンを放つ
GM:ショットガンで吹き飛んだ箇所から影が集まるようにして再生していく。
GM:怪物の巨大な脚はキミを踏み潰し――。
GM:一度、キミの意識はそこで途切れた。
GM:次に目を覚ました時、キミは瓦礫の下にいた。
鳳来祐介:「……う………。」
GM:体はあちこち激しく痛んだが、死んではいないようだった。
鳳来祐介:「ゲホッ!…ぐ、ここは……」
鳳来祐介:霞む目を見開く
GM:瓦礫の下敷きになり、身動きは取れない状況だ。目だけは開くことができる。
GM:街はまるで焦土のように変わり果てている。先ほどの怪物の姿はない。
鳳来祐介:「あ、ぐ…………!!」瓦礫をどかすべく腕に力を込める
GM:そこで、少し離れたところから声が聞こえてくる。
ストレンジャー隊員:「何か聞こえたぞ!誰かそこにいるのか!?」
GM:ちらりと見えたのはキミと同じストレンジャーズの制服だ。
ストレンジャーズ隊員:「待ってろ!すぐに助けてやる!」
GM:男はキミに手を貸し、瓦礫を持ち上げようとする。
鳳来祐介:瓦礫が払いのけられた瞬間、隊員に掴みかかる
ストレンジャーズ隊員:「何だ!?いきなりどうした!?」
鳳来祐介:「あいつは……どこだ…!」
ストレンジャーズ隊員:「あいつ……?」
鳳来祐介:「銃をくれ、あいつを殺すんだ。僕は。」鬼気迫る表情で隊員に迫る
ストレンジャーズ隊員:「もしかして、あのジャームのことか?」
ストレンジャーズ隊員:「ヤツなら、アメリカ軍の特殊爆弾によって活動を停止したと聞いている。もう大丈夫だ」
鳳来祐介:「………死んだ…………?」
ストレンジャーズ隊員:「ああ、そうだ。だからお前も落ち着け」
鳳来祐介:「…………なあ、教えてくれよ」瞳が狂気の色を帯びる。
ストレンジャーズ隊員:「な、なんだ」
鳳来祐介:「小百合を殺されて、仇は別の誰かに取られた。」
鳳来祐介:「僕は、この銃口をどこに向ければいいんだ。」
ストレンジャーズ隊員:「お前、少し気がおかしくなってるんだ。部隊に戻って休んだ方がいい」
鳳来祐介:「お前らか、それともアメリカ軍か?なあ、どこに向ければいい?」
GM:その時、キミの視界に映った遠くの方に奇妙なものがいた。
鳳来祐介:隊員の背中越しにそれを見る
鳳来祐介:「………!」
GM:真っ黒い影が集まったかのような巨躯が、まるで力を取り戻し始めているかのようにブクリと膨れ上がったのだ。
鳳来祐介:隊員から銃を奪い取り、その方角目掛けて走る
ストレンジャーズ隊員:「おい、待て!」
GM:だが、次の瞬間。キミの目の前の景色が消失する。
GM:そして時間が巻き戻ったかのように周囲の風景が再生を始めたのだ。
鳳来祐介:「……なんだ、これ?」
GM:やがてキミは、前日の夕方、小百合の家へと向かうために一度通った道を再び歩いていた。
鳳来祐介:「これは…一体、どうなってるんだ…?」
鳳来祐介:街並みを見渡す。つい昨日通った道だ。
GM:辺りは見慣れた街の景色だ。
鳳来祐介:きょろきょろとあたりを見ながら、無意識に昨日の行動をトレースする。
GM:歩みを進めると、キミは一軒の家の前にたどり着く。
GM:その家の庭では、キミと同い年くらいの女性がベンチに座り、スケッチブックを手にしている。
鳳来祐介:(僕はこの道を通って、小百合の家にたどり着いて、それで…)
鳳来祐介:「……小百合。」
GM:少女は何年かぶりにキミを見たかのように驚き、言った。
剣持小百合:「戻ってきてくれたんだ」
剣持小百合:「おかえり、祐介」
鳳来祐介:「…………。」逡巡の後、
鳳来祐介:「ああ、ただいま。小百合。」
GM:それから、キミは時間が繰り返す度に小百合を失い、ただの一度も復讐を成し遂げることはできなかった。
鳳来祐介:(ああ、そうだ、あの子の言うとおりだ。)
鳳来祐介:(301回、僕は小百合を失い、あの怪物はのうのうと生き延びた。)
鳳来祐介:(情報も、状況も変わってきている。)
鳳来祐介:(今度こそ殺してやる。”301回分”の苦しみを与えてから、惨たらしく殺してやる。)
GM:ハンドアウトシーンはこれで終了です。

ミドルフェイズ:シーン17 Scene Player:高峰シズク

GM:次のシーン。
GM:このシーンは結婚式が終わって地下の王が出現し、シズクさんが死亡するシーンになります。
高峰シズク:しにたくない
GM:他のPCもシーンに出たい人は登場してください。
GM:とりあえずシーンに登場する人は侵蝕率を上げてください
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:86->87)
高峰シズク:あ、低い。よかった
和歌谷 勲:1d10+70 でるー
DoubleCross : (1D10+70) → 3[3]+70 → 73

鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:88->98)
雨宮ひばり:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+9[9] → 88

高峰シズク:うわあ
鳳来祐介:死ぬのでは…?
GM:教会の鐘の音が鳴る。
GM:人々の悲鳴が聞こえ出す。
GM:また、あの黒い獣が街に出現したようだ。
和歌谷 勲:「逃げろ!みんな!できるだけあの黒いヤツから離れて!」ありったけの声で叫ぶ
鳳来祐介:二丁のショットガンを抜き放ち、獣に発砲!
鳳来祐介:「小百合は…小百合はどこだ…!」
GM:勲に誘導されて人々は逃げ出す。
GM:獣の体の端がショットガンで吹き飛ぶ。
和歌谷 勲:「ゆーじ!アスカちゃん!お前らも!絶対あいつに近寄んなよ!」
GM:だが、状況自体はさほど今までと変わっていない。
和歌谷 勲:そう言いながら自分は手を石化させ剣を創り出し、獣へと向かう
GM:黒い獣が咆哮する。
GM:獣の体から生えた影の腕が建物を破壊しながら伸びていく。
和歌谷 勲:「好き勝手させねーし…シズクちゃんも…ゆーじも…アスカちゃんも…みんな、みんな…」
和歌谷 勲:「まもるッつーの!」叫んで剣を影の腕に突き立てる
高峰シズク:「私たちはどうしましょうか、おにい」 胸ポケットに入ったおにいを撫でる。
高峰シズク:「私が死ななければとりあえずループはしないみたいですけど……」
高峰シズク:礼拝堂の中から、駆けて行く鳳来と和歌谷を見送る。
雨宮ひばり:「分かってんじゃねーか。なら、死ぬな。」 背中の剣に手をかける。
高峰シズク:「努力します!」
高峰シズク:「でも、もしやばそうな時は私から離れてくださいね。おにい」
雨宮ひばり:「まあ、気が向いたらな!」 嬢ちゃんの胸ポケットから飛び出し、背中の剣を抜き放つ。
雨宮ひばり:斬られた影の腕が嬢ちゃんの周りに落ちる
雨宮ひばり:そのまま嬢ちゃんの肩に着地。
高峰シズク:「……」 おにいを撫でようとして、流石にやめる。非常事態だ。
高峰シズク:「おにい」
高峰シズク:「もし私が死んじゃっても、私のこと忘れないでくださいね」
高峰シズク:「前のループの私を覚えてくれてる人がいるって事が本当に嬉しいって、今日わかりましたから」
雨宮ひばり:「……前向きな発言だってことにしておこうか。」
雨宮ひばり:「当然、嬢ちゃんのことを忘れたりはしねーよ。」
高峰シズク:「本当?」
高峰シズク:屋根を突き破ってきた影の腕を避ける。
雨宮ひばり:「ああ。こんないい女をひとりにしちゃあ、男がすたるってもんだ。」
高峰シズク:「もう。さっきはお子様が10年早いとか言ってたくせに」
高峰シズク:「でも、ありがとうございます。おにい」
雨宮ひばり:「……10年なんて、あっという間だぜ。それまで待てばいい。」
高峰シズク:「そのためにも今を生き残らないと、ですね!」 ようやく笑みが戻る。
GM:その時だった。
GM:鳳来と和歌谷が交戦中だった黒い獣の放ったひときわ大きな影の腕が、礼拝堂の建物に衝突した。
GM:鳳来と和歌谷の見ている中で礼拝堂の建物の一部が崩れていく。
鳳来祐介:「ぐ、うっ!!」
和歌谷 勲:「…は?」
和歌谷 勲:「な、んで… くそっ!!」崩れる建物に駆け寄る
GM:建物に向かうと、シズクの下半身は落下してきた瓦礫によって押し潰されていた。
GM:すぐには身動きが取れない状況のようだ。
GM:さらに衝撃によって建物のガス管が破損したのか、周囲では異音がしている。
GM:このまま近くにいれば遠からず爆発に巻き込まれるだろう。
和歌谷 勲:「…あ。」
和歌谷 勲:「シズクちゃん……!」
鳳来祐介:「げほッ……よせッ!」
和歌谷 勲:「待ってろ、今、助け、」
和歌谷 勲:当たりの状況にも構わず手を瓦礫にかけようとする。
高峰シズク:「先生、駄目です駄目!死にますよ!」
和歌谷 勲:「大丈夫…だって、ここでシズクちゃんが死んじまったら……まずいんだろ…」
和歌谷 勲:「俺はつえーから、死なねーの」瓦礫の一部を石化させ手と繋げ、持ち上げる。
雨宮ひばり:「ちっ……!」 こちらも瓦礫をどかしているが、新しく次々に崩れてくる瓦礫をどけきれない。
高峰シズク:「礼拝堂の中、今回は大丈夫かなと思ってたんですけど……だめでしたね。えへへ」
鳳来祐介:「……くそっ!」銃床で影の獣を殴り、押しのける
和歌谷 勲:「だから、」
和歌谷 勲:「だめとか……そんなことねーから…!!」
GM:黒い獣は気味の悪い咆哮をする。
雨宮ひばり:「くそっ……!おい!」 嬢ちゃんに声をかける
高峰シズク:「……だめです。私、この後のこと知ってるんです。もうすぐガスに引火します」
高峰シズク:「おにいも先生も離れてください。焼死って本当に苦しいんですよ!」
高峰シズク:「ほらっ、右向け右!鳳来さんのところまでダッシュ!」
高峰シズク:「……お願いします。二人が死ぬところなんて、見たくないんです……」
和歌谷 勲:「んなこと…言ったって…!!」
鳳来祐介:「……間に合わないか…!」
鳳来祐介:雨宮と和歌谷を掴んで無理やり引っ張る!
和歌谷 勲:「おわっ!!」
GM:シズクの言葉通り、ガスに引火したのか周囲で炎が燃え上がり始める。
鳳来祐介:「……」高峰と一瞬視線を合わせる
高峰シズク:寂しそうな、苦笑するような、複雑な顔が鳳来さんの目に映る。
鳳来祐介:「…………っ…!」そのまま二人を伴い崩れかけた礼拝堂を脱出する
和歌谷 勲:「…護るから、諦めねーから…!なんとかならねーことなんて、ねーんだ!シズクちゃん!」引きずられ離れながらそう叫ぶ
雨宮ひばり:「うぐっ……!…おい、嬢ちゃん!」
雨宮ひばり:「俺はぜってー忘れねーからな!」
高峰シズク:「……鳳来さん。先生、おにい……」
高峰シズク:「ありがとう」
GM:爆発が起こり、お互いの姿は炎に包まれて見えなくなる。
雨宮ひばり:「くっ……」
和歌谷 勲:「……っくしょ!!」地面を拳で殴る。
和歌谷 勲:「…そうだ…あいつらは…?ちゃんと…逃げたのかな…」小さく、呟いて辺りを見回す
GM:高峰シズクは死亡した。
GM:シーンプレイヤーが死亡したため、このシーンはここで終了します。

ミドルフェイズ:シーン18 Master Scene

GM:次のシーンはマスターシーンですが、登場を希望するPCはシーンに出ることが可能です。
GM:ただし、シズクさんだけは登場不可となります。
GM:黄金の杯が現れるシーンですね。
和歌谷 勲:1d10+73 出ます
DoubleCross : (1D10+73) → 6[6]+73 → 79

雨宮ひばり:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+7[7] → 95

GM:すべてが破壊された街。
GM:街の外れで、宙に浮かんだ黄金色の杯が青白い光を放っている。
GM:その下に、誰かがいるようだ。
GM:血と泥で汚れた司祭服の姿の女性――高峰ミキだ。
GM:彼女は焼け焦げた少女の遺体を抱えたまま黄金の杯に祈りを捧げている。
GM:高峰ミキは悲壮な表情で懸命に祈りの言葉を唱えている。
和歌谷 勲:その後ろに人影がひとつ。
雨宮ひばり:一心に祈るシスター・ミキに不意に声がかかる。
雨宮ひばり:「……やっぱり、あんただったんだな。」
GM:高峰ミキはハッとした表情で振り向く。
高峰ミキ:「どうして」
雨宮ひばり:「そしてあれが……黄金の杯だな。」 それには答えず、上空を見上げる
雨宮ひばり:「『夢に出てきた』……だったか?」 和歌谷さんに。
和歌谷 勲:「そうそう…『夢』で見たんだ。ここでこの杯がすげー光ってんの」
高峰ミキ:「あれは……私の願いを叶えてくれる。そういう物です」
和歌谷 勲:「夢じゃなかったんだなあ」
高峰ミキ:「夢だったのなら、どれほどよかったか」
和歌谷 勲:「……それは、ドーカン。」
高峰ミキ:「でも、大丈夫。街はすぐに元通りになります」
雨宮ひばり:「あんたも……覚えてたのか」
和歌谷 勲:「…元通りじゃない奴らもいる」
雨宮ひばり:さして驚いた様子もなく言う
和歌谷 勲:「覚えてて、ずっと何回も何回も、こーいう景色を見てさ」
和歌谷 勲:「何回も何回も痛い思いして死んでさ」
和歌谷 勲:「それってホントに元通りなのかな。俺頭わりーからよくわかんねんだけど、」
和歌谷 勲:「…ひばりっち、どー思う?」
高峰ミキ:「でも私は、こうするしかないのです。他に、あの子が生きる手段がどこにあるというのですか!」
雨宮ひばり:「嬢ちゃんも言ってたろ?色々巻き戻しても、本当に時間が戻ってるわけじゃねーって。」
雨宮ひばり:「……こうするしかない、ねー……」
雨宮ひばり:シスター・ミキの様子をチラと見たあと、再び上空の黄金の杯を見据え、背中の大剣を抜いて構える。
和歌谷 勲:「………ひばりっち」
和歌谷 勲:少し牽制するような声で
雨宮ひばり:『大丈夫だ。』 声に出さず、口の動きだけで和歌谷さんに伝える。
和歌谷 勲:それを見てこく、と頷く。
GM:シスター・ミキは不安そうにあなたたちを見ている。
和歌谷 勲:「…シスター、なんで諦めちゃってんの」
和歌谷 勲:「巻き戻して、生き返すのは良いけどさ。それが続かないように、何とか出来るかもしんないじゃん」
和歌谷 勲:「知ってる?あのバケモン、こうやって繰り返す度に強くなってるんだってさ」
高峰ミキ:「私は……諦めたくないからこうして……」
雨宮ひばり:「諦めねーのはいいことだ。」
高峰ミキ:「……この杯が、よくないものであることは気付いていました。でも、先ほども言ったように他に方法がないのです」
雨宮ひばり:「……気付いてたんなら話は早ぇ。」
雨宮ひばり:大きく跳躍し、黄金の杯めがけて大剣を振りかぶる!
高峰ミキ:「何をするの!?やめて!」手を伸ばし、制止しようとする。
GM:2人は〈知覚〉で判定をしてみてください。難易度は7。
雨宮ひばり:!
和歌谷 勲:3dx>=7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 5[1,2,5] → 5 → 失敗

和歌谷 勲:気付きませんでした
雨宮ひばり:3dx+1>=7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 8[4,7,8]+1 → 9 → 成功

GM:では、ひばりさんはシスターの抱えている焼死体が高峰シズクのものであることに気付く。
雨宮ひばり:では、シスター・ミキが叫んだと同時に剣をピタリと止める。
雨宮ひばり:聖杯には触れないまま、着地。
高峰ミキ:「……」
和歌谷 勲:「……シスターなりの、足掻き、なんだよな。これ」
高峰ミキ:「私は……」
雨宮ひばり:「分かってる。あんたが嬢ちゃんのことをどんだけ大切に思ってるかは。」
和歌谷 勲:「………でも。なんとか生きて、あの子がさ。この先に進めるようにしたいんだよ」
GM:その時、黄金の杯が祈りを聞き届けるように脈打ち始める。
雨宮ひばり:「そういうこった。正直、今回は壊すつもりはねーんだ。ビビらせて悪かったな。」
GM:その鼓動は次第に短い間隔になっていく。
雨宮ひばり:「でもな、いずれはこの繰り返しも限界は来る。」 鼓動を聞きながら、シスター・ミキの眼をみつめる。
高峰ミキ:「シズクが、前に進めるように……」
GM:それに合わせ、荒れ果てた街並みが徐々に再生していく。
雨宮ひばり:「ああ。嬢ちゃんが本当に生き延びられるようにするためにも……」
雨宮ひばり:「あんたにも協力してもらうぜ、シスター・ミキ。」
GM:破壊された家は元の姿を取り戻し、死体は起き上がる。まるで時間が巻き戻っているかのようだ。
高峰ミキ:「私は……」
高峰ミキ:「……これで、みんな元通り」
和歌谷 勲:「また…後で」
GM:高峰ミキは巻き戻っていく時間の中、考え込むように俯く。
GM:次の瞬間、キミたちの意識は途切れ、祭りの日の前へと戻っていった。
GM:シーン終了。

ミドルフェイズ:シーン19 Scene Player:雨宮ひばり

GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは雨宮さん。
GM:おそらくはこのシーンがミドルフェイズ最後のシーンになるかと思います。
雨宮ひばり:95+1d10
DoubleCross : (95+1D10) → 95+6[6] → 101

雨宮ひばり:ほほう
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:87->88)
高峰シズク:ムッ!
和歌谷 勲:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+4[4] → 83

GM:。他のPCも登場可能ですが、シズクさんは初めはドアの外で話を聞いているとかの方がいいかもしれません。
高峰シズク:あ、了解です。そうします。
GM:けたたましい目覚まし時計の音で雨宮は目を覚ます。
GM:2006年7月12日7時12分。デジタル時計の表示が時刻を示している。
GM:窓からは眩しい朝の日差しが差し込む。
雨宮ひばり:起き上がり、ベッドの上にどっかりと腰を下ろす。
GM:そこで、コンコンとドアがノックされる。
GM:部屋のドアが開く。
雨宮ひばり:「……さて、どうなるか。」 やがて開くであろうドアをみつめている。
GM:ドアのところに立っているのは司祭服を着た赤毛の女性だ。
GM:その女性――高峰ミキは雨宮さんを見るなり言う。
高峰ミキ:「あなたにお願いがあります」
雨宮ひばり:「おっと。『昨夜はよく眠れましたか?』じゃないんだな。」
高峰ミキ:「力を貸してください。私はシズクを助けたい」
高峰ミキ:「……だって、もう全て知ってしまわれたのでしょう?」
雨宮ひばり:冗談めかして笑ったあと、シスター・ミキの視線を受け止める。
雨宮ひばり:「まあな。少なくともあんたの想いの重さは伝わってる。」
高峰ミキ:「私はあの子を……シズクを死なせたくないのです。たった一人の家族で、大切な妹だから」
高峰ミキ:「正しい歴史ではあの子は命を落としています。未来ではシズクはとっくに死んでしまっている。そんなの、私は嫌なのです」
高峰ミキ:「でも、もしも、時間を繰り返す以外にあの子を救う手段があるのなら……」
高峰ミキ:「そんな方法があるのなら、私はいくらでも協力します」
雨宮ひばり:「大丈夫さ。あんたが嬢ちゃんを救う希望を捨てない限り。」
高峰ミキ:「そう言っていただけるのでしたら」
高峰ミキ:「ただ、一つだけ……。時間が巻き戻る前、あなたたちと話をしてから私はずっとこのループのことを思い出そうとしていました」
高峰ミキ:「でも、どうしても何か大切なことを忘れてしまっているような気がして、それだけが気がかりなのです」
雨宮ひばり:「大切なことだって分かってるなら話は早い。そいつを調べることから始めるか。」
高峰ミキ:「あなたならば、もしかしたら何か知っているのではないですか?」
雨宮ひばり:「……そうだな。俺もあんたの話を聞いて、この街に来た意味が分かったところだ。」
高峰ミキ:「この街に来た意味……?」
雨宮ひばり:「俺の知っていることを話す。いままで黙っていて悪かった。」 ドアの方に頭を下げる。
高峰シズク:ことり、と音がして
高峰シズク:「……お互い様です。今のおはなし、盗み聞きしてたましたから」 苦笑する。
高峰ミキ:「シズク……?」
高峰シズク:しずかにベッドに座る。 「おねえ。あのね」
高峰シズク:「私もおねえの事を助けたいの」
高峰シズク:「私がいっぱい死んで……おねえもきっと、いっぱい泣いたんだよね」
高峰ミキ:「そんなの、シズクの辛さに比べたら……」
高峰シズク:「……うん。辛かった。何度も諦めようかと思った」
高峰シズク:「でも、戻る度におねえが笑ってくれたから」
高峰シズク:「シズクならきっと将来いいシスターになれるわ、って言ってくれたから。頑張れたんだ」
高峰ミキ:「シズク。私はあなたが幸せに生きてくれたら、それでいいのよ」
高峰シズク:「……大丈夫。おにいなら、きっと助けてくれるよ」
高峰シズク:「おねえと、私を助けてくれる!」
雨宮ひばり:「ああ。絶対に助けるさ。俺がこの街に来たのは……」
雨宮ひばり:Rハンドアウトを公開します!
雨宮ひばり:いいでしょうか!
GM:どうぞ!
雨宮ひばり:では公開!
Rハンドアウト(PC①)
ロイス:PC② 推奨感情 P:好意/不安
 キミは9年後、つまり現在のデモンズシティから“震夜”が起きた日のデモンズシティへとタイムスリップしてきた。街や人々の様子を観察するうちにキミはその事実を確信するに至った。9年後の未来でデモンズシティにやってきたキミは、短い時間ではあったが街の教会でPC②という人物と言葉を交わしていた。9年前のPC②はまだ幼いが、未来の時間の中でもキミはPC②と出会っている。何が起きているのかは分からないが、それだけは確かなようだ。

GM:Rハンドアウトの内容通り、9年後の2015年ではシズクさんは成長して24歳となっています。
GM:つまり、正しい歴史では高峰シズクは死亡していない。
高峰シズク:!
雨宮ひばり:「俺がこの街に来たのは……希望を届けるためだったんだ。」
GM:この時間のループでは本来死ぬはずのない高峰シズクが繰り返し死亡し続けるという歪みが発生しているということです。
高峰シズク:「……!」
高峰シズク:それを聞いて、くしゃりと顔が崩れる。
GM:そしてRハンドアウトの公開と同時に、地下の王が高峰ミキに対して使用していた「Eロイス:砕け散る絆」の効果が解除されます。
GM:効果の内容は高峰ミキが自身に対して取得していたロイスを消滅させるというもの。
GM:それによって消されていた自分自身についてのある記憶が蘇ります。
GM:そして最後の情報収集項目が発生します。
GM:・ループの原因について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度15
高峰シズク:「じゃあ、じゃあ……私、9年後も生きてられるんですか」
高峰シズク:「わたし、死なないで……ちゃんと大人になって、おにいとも話せて」
高峰シズク:「街のみんなともお別れしなくてよくて、もっと、いろいろ」
高峰シズク:「う……うぅー……」
高峰シズク:ぼろぼろ泣きだしてその後は言葉にならない。
高峰ミキ:「ああ、そうか。だったら死んでいたのは――」
高峰ミキ:「死んでいたのは、私の方だったんですね」
高峰シズク:「…………………………」
高峰シズク:「……え……?」
高峰シズク:「大丈夫ですよね?おにい……9年後も、おねえは生きてますよね……?」
雨宮ひばり:「……言ったろ。この街に来たのは最近なんだ。……あー違う。9年後の、最近な。」
雨宮ひばり:「だから知らねえ。俺が知ってんのは嬢ちゃんが9年後に教会にいたってことだけだ。」
高峰シズク:「……そんな、」
高峰シズク:何か言おうとしたところで、頭痛がして額を抑える。
高峰シズク:何か思いだせそうな、そんな感覚。
高峰シズク:情報収集します。 ループの原因について。
高峰シズク:コンボ『それは知ってます』。《生き字引》を使って意志技能で判定。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+1した(侵蝕率:88->89)
高峰シズク:7dx+1=>15
DoubleCross : (7R10+1[10]>=15) → 9[1,4,5,8,8,9,9]+1 → 10 → 失敗

和歌谷 勲:ここだ!ここで俺だ!
高峰シズク:せんせぇ!
GM:なんと!
和歌谷 勲:Dロイス:頂点に立つ者を使います。
和歌谷 勲:達成値に+10だ!
和歌谷 勲:侵蝕83→88
高峰シズク:最終達成値は20!
GM:では、判定は成功!
和歌谷 勲:何か…先生が励ましてたのとか思い出して頑張って!
高峰シズク:思いだそうとするほど頭痛は強くなる。
高峰シズク:それでも勇気をくれる人達がいる。おにいや、おねえや、鳳来さん。
高峰シズク:瓦礫に潰された私を助けるのを最後まで諦めなかった和歌谷先生。
高峰シズク:「……思いだしてやる」
高峰シズク:「負けるもんか。地下の王なんかに!」
GM:情報収集の内容を開示します。
GM・ループの原因について
GM:“震夜”の事件が起きた際、地下の王によって命を奪われた高峰ミキはその間際で死にたくないと強く願った。その願いが「黄金の杯」によって聞き届けられ、代わりに高峰シズクが死亡するという形で歴史が変化した。しかし、高峰ミキは妹の死を受け入れられず、「黄金の杯」の力で自分も妹も死なない未来を探そうとしたためにこの時間のループが発生することになった。
GM:高峰ミキは地下の王の「Eロイス:砕け散る絆」によって自分自身の死の間際の記憶を失っている。この効果は誰かに記憶について言及されることによって解除される。
GM:高峰シズクはその瞬間、思い出す。
GM:自分が初めてのループだと認識していた記憶よりもさらにその前の記憶がある。
GM:鮮明に蘇ってきたその光景の中で、キミは血を流して倒れた姉にすがりついて泣いている。
高峰シズク:「……」
高峰ミキ:「ごめんね、シズク。私のわがままのせいで、ずっと辛い思いをさせて」
GM:高峰ミキは優しく微笑む。
高峰ミキ:「旅人さんは私にこう言ったの」
雨宮ひばり:「……」
高峰ミキ:「あなたのことを、本当に生き延びて前に進めるようにしてあげたいって」
高峰ミキ:「だからシズク、私の代わりに生きて。だって私はもうあなたより9年も長く生きたんだもの」
高峰シズク:「え……」
高峰シズク:「やだ、おねえ。私いやだよ」
高峰シズク:「私は……おねえと一緒に……おねえに、もっといろんなこと……」
高峰ミキ:「……旅人さん。9年後、シズクと会うのですよね」
雨宮ひばり:「……ああ。あんたに似て、とびきりの美人になってた。」
高峰ミキ:「私からお願いしてもいいですか」
雨宮ひばり:「……」 黙って続きを促す
高峰シズク:ぼろぼろ泣いていて、もう二人の会話を聞くのが精一杯。
高峰ミキ:「9年後に戻ったらまたシズクと仲良くしてあげてもらえませんか」
雨宮ひばり:「……言われなくても、だ。9年後に戻れるかどうかはともかくな。」
高峰ミキ:「約束ですよ」
高峰ミキ:「ねえ、シズク。9年だけ我慢してちょうだい」
高峰シズク:「……が、……まん……?」
高峰ミキ:「そうしたら、“おねえ”の代わりに“おにい”があなたのそばにいてくれるから」
高峰シズク:「……う、うううう~っ……!」
高峰シズク:姉に抱きついて、胸の中で大声をあげて泣く。
高峰シズク:「おねえ……やだよ……おねえ……」
高峰シズク:(なにか、なにか……何か手は)
高峰ミキ:「それまでは寂しい思いをさせるけれど」
高峰ミキ:「変わらない毎日がずっと続くよりも少しずつでも前に進んでいく方がきっといいはずだから」
高峰ミキ:「ねえ、そうでしょう?」
雨宮ひばり:「……」
雨宮ひばり:「……姉ちゃんは、どうしても無理なのか?」 腕組みをする。
雨宮ひばり:「さっきも言っただろ?俺が知ってんのは9年後に嬢ちゃんが生きてるってことだけだ。希望がまだあんなら……」
雨宮ひばり:「最後まで捨てないでいてくれ。頼む。」
雨宮ひばり:「……嬢ちゃん。」
高峰シズク:「……?」
高峰シズク:涙でくしゃくしゃになった顔をおにいに向ける。
高峰シズク:「なんですか……わたし、諦めませんから。おねえが助かる方法、考えますからね……ぜったい……!」
高峰シズク:「どんな奇跡でも……ひぐっ、起こしてみせますよ……ノイマンですから……!」
雨宮ひばり:「……方法はないわけじゃねぇ。」
雨宮ひばり:「まずは嬢ちゃんが前に進むために、黄金の杯をぶっ壊す。」
高峰シズク:「……」 涙をぬぐって話を聞く。
高峰ミキ:「……そうすれば、時間の流れは元に戻るはずです」
高峰ミキ:「私はそのまま死を受け入れる。それで、シズクは生きることができる」
雨宮ひばり:「ああ。時間の流れが元に戻ったなら、その後に姉ちゃんが死ぬのを嬢ちゃんが防げばいい。」
高峰シズク:「……!?」
高峰ミキ:「そんなこと……!?」
雨宮ひばり:「……希望は、ゼロじゃねえんだ。」
雨宮ひばり:「だって、ノイマンなんだろ?」
雨宮ひばり:「最初の時とは違って……な。」
高峰シズク:「……」
雨宮ひばり:そう言いながらも、表情は厳しいままだ。
高峰ミキ:「黄金の杯を壊すだけならば可能性はあります」
高峰ミキ:「今の獣は力を失って弱っています。もしあの獣が防ぎにきても、万に一つの勝ち目もあるかもしれません」
高峰ミキ:「しかし、時間が戻ってしまえば、元の強大な力を持ったままの獣に立ち向かわねばならないのですよ」
高峰ミキ:「私を助けようとしてシズクまで命を落とすかもしれない。今度は死んでしまえば生き返ることはできないのです」
雨宮ひばり:「分かってるさ。これは単なる俺のわがままだ。最後まで諦められねータチなんでな。」
高峰シズク:「……私、ぐすっ。そうです。ノイマンです」
高峰シズク:「おにいの言う方法。計算しても……成功する確率は低いです。だいぶ低い」
高峰シズク:「――でも、私も、おにいの言ってるその方法。やってみたいです」
高峰ミキ:「そんなの危険すぎる」
高峰シズク:「うん、危ない。危ないし……やっぱり助けられないかもしれない」
高峰シズク:「それでも、おにいと同じなの。諦めないでやってみたいの」
高峰シズク:「おねえや皆が助かる希望があるなら、やってみたいの!」
高峰ミキ:「それだけじゃない。折角未来で生きていられることが分かったのに、あなたまで死んでしまうかもしれない」
高峰ミキ:「それでもいいの?」
高峰シズク:「……死にたくないよ。もう死ぬのはたくさん」
高峰ミキ:「だったら……!」
高峰シズク:「でもおにいが教えてくれたの!どんな時にも希望はあるって。諦めるなって」
高峰シズク:「だったら、頑張ってみたいの!お願い!」
高峰シズク:「おねえも諦めないで……私と一緒に、生きる為に、ぎりぎりまで頑張って……!」
雨宮ひばり:「……いい覚悟だ。」
雨宮ひばり:「本当によく似てるよ、二人は。そっくりだ。」
高峰ミキ:「……そう。そうね。いくらでも協力するって言ったものね」
GM:高峰ミキは涙を流しながら顔を上げる。
高峰シズク:「ごめんね、おねえ」
高峰シズク:「結局わたし……わがままなまま。まだまだ子供なの」
高峰シズク:「もう少しだけ、迷惑かけさせて」 涙を流しながらおねえに抱きつく。
高峰ミキ:「違うわ。あなたはただ優しいだけ。誰よりも優しい子」
高峰ミキ:「私よりもずっと立派なシスターになれる。ね、そうでしょう、旅人さん?」
GM:泣きながら抱きしめかえす。
雨宮ひばり:「……ああ。あんたら二人より優しい奴なんて見たことねえ。」
高峰ミキ:「あの黒い獣はまだ力を蓄えている途中でしょうが、私たちが杯を壊そうとしていることには気付いたはず」
高峰ミキ:「杯を壊そうとすれば、きっと邪魔をしに現れるでしょう」
高峰シズク:こくりと頷く。
雨宮ひばり:ニヤリと笑う。
高峰ミキ:「皆さんだけが頼りです。シズクの望んだ未来を叶えてあげてください」
雨宮ひばり:「望むところだ。"地下の王"にも一発挨拶かましてやる。」
高峰シズク:「頼りにしてますからね。おにい」
高峰シズク:おにいを手の上に乗せて、持ち上げると
雨宮ひばり:ベッドの上から嬢ちゃんの手の上に飛び乗る。
高峰シズク:小さなおでこにキスする。
高峰シズク:「私、もう諦めませんから。」
雨宮ひばり:「いい顔だ。諦めが悪い女は嫌いじゃねぇ。」
雨宮ひばり:こちらも、嬢ちゃんの口元にキスをする。
高峰シズク:「……ふふっ。ふふふふ」
高峰シズク:「元の大きさに戻ったら、もう一回お願いしますね。おにい」
雨宮ひばり:「嬢ちゃんが忘れてなかったらな。」
GM:それではシーン終了です。
GM:ロイスの取得と感情変更、購入が可能です。
GM:それと雨宮さんはシナリオロイスをRハンドアウトのものに書き換えておいてください。
雨宮ひばり-仲間/高峰シズク/好意:○/不安/ロイス
雨宮ひばり:これに書き換えます!
GM:了解です。
高峰シズク
-おにい/雨宮ひばり/○好奇心/不信感/ロイス
 → -おにい/雨宮ひばり/○慕情/不安/ロイス

高峰シズク:これに変更します。
高峰シズク:そして購入・・・購入・・・?
高峰シズク:鳳来さんの為にシューターズジャケットを狙います。
高峰シズク:5dx+1=>13
DoubleCross : (5R10+1[10]>=13) → 10[2,3,4,6,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

和歌谷 勲:ブルーゲイルを狙おう。
和歌谷 勲:4dx+1>=20
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 9[3,4,4,9]+1 → 10 → 失敗

高峰シズク:買えた!あとで合流したら渡す!
和歌谷 勲:失敗!以上!
GM:了解です。
雨宮ひばり:ボディアーマーに挑戦
雨宮ひばり:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[2,7,8,9,10]+2[2]+3 → 15

GM:おお、成功。
雨宮ひばり:着ます。
GM:では、改めてシーン終了です。
GM:次は雨宮さんのハンドアウトシーンになります。

ミドルフェイズ:シーン20 R-Handout Scene:雨宮ひばり

GM:“震夜”の事件から9年後。
GM:2015年7月11日。
GM:キミはデモンズシティへとやってきた。
GM:遠くの方にはクレーターの跡が見える。
GM:9年前の明日、“震夜”と呼ばれる事件によって街は甚大な被害を被ったのだ。
GM:街にはまだ瓦礫が残っており、外とも隔離されたままだが、少しずつ復興し始めていた。
雨宮ひばり:「……死の臭いがするな。」 街の大通りを歩いている。
GM:日は既に落ち、辺りは暗くなっている。
雨宮ひばり:レネゲイドの存在が明るみに出ている街があると聞きつけ、今日この街にやってきたのだ。
雨宮ひばり:もちろん、一度入れば街から出ることはできないが……
雨宮ひばり:「思ってたのと違うな。」 道行く人たちの姿を見ながら。
雨宮ひばり:「あまり……いい街じゃあない、か。」
GM:治安はあまりいいとは言えないようで、夜間にこのまま外を歩いていては犯罪に巻き込まれてもおかしくはない。
GM:幸い、街の中央には教会があるようだ。
雨宮ひばり:絡んで来ようとする男たちに、背中の剣を見せつけ追い払ったりしている。
雨宮ひばり:ふと、教会が目に入る。
GM:あそこに行けば、一晩の宿くらいは借りることができるだろう。
雨宮ひばり:では、教会の扉をノックする。
高峰シズク:ちょっと間をおいて、ぱたぱたと駆けてくる音がする。
高峰シズク:扉の向こうで、何かを伺った気配があったあと
高峰シズク:胸が大きめで、ほのかな赤毛のシスターが出てきます。
高峰シズク:「……こんばんは?」
高峰シズク:「どうされましたか。こんな時間に」
雨宮ひばり:「すまんね、シスターの姉ちゃん。夜遅くに。」 出てきたシスターと眼を合わせる。
雨宮ひばり:シスターよりも少しだけ背は高い。
雨宮ひばり:「今日この街に来たもんだが、宿がなくてな。」
雨宮ひばり:「そこにこの立派な建物が目に入ったというわけさ。」
GM:教会は立派な建物だが、あちこち修繕の跡が見られるようだ。
高峰シズク:「あら、そうでしたか」
高峰シズク:「それは――」
高峰シズク:旅人の顔をしげしげと見つめる。
雨宮ひばり:「……?」
高峰シズク:「――こほん」 咳払いする。
雨宮ひばり:「俺の顔がそんなに珍しいかい。オーヴァードとはいえ、見た目は普通のつもりなんだがな。」
高峰シズク:「あ、いえ。別にそういうわけでは!」
高峰シズク:「ちょっとピーンと……ノイマンが……えへへ」
高峰シズク:「とにかくです!『困っている人は全力で助けよ』。と聖母様も言っています」
高峰シズク:「空き部屋でよければ、是非泊まっていってください。旅人さん」
雨宮ひばり:「ほんとに聖母様ってのがそんなこと言ってんのか……?」
雨宮ひばり:「まあいい。助かるぜ。」
高峰シズク:「多分……おそらく……メイビー……」
雨宮ひばり:「それにしても、姉ちゃんもオーヴァードとは……ほんとにオーヴァードが多いんだな、この街は。」
高峰シズク:「そうなんです。それはもう、ものすごく大変だったんですよ」
高峰シズク:「9年前に“地下の王”が現れて。街がめちゃくちゃになって」
高峰シズク:「私も、今のご近所さん達も、だいたいその時にオーヴァードになっちゃったんです」
雨宮ひばり:「ほう、"地下の王"。」 初めて聞く名前だ。
高峰シズク:「はい、地下の王です」 旅人さんを迎え入れ、教会の扉を施錠する。
雨宮ひばり:「そんなすげえ奴ならぜひ会ってみたいもんだ。」 案内されながら
高峰シズク:「むう。そんなに楽しいものでもないですよ」
雨宮ひばり:「おっと、そりゃそうだよな。すまねぇ。」
高峰シズク:「大きいし、強いし、怖いし……旅人さん強そうですけど、きっとやられちゃいますよ」
高峰シズク:「……?」
高峰シズク:「そもそも旅人さん、どうしてこの街に?」
高峰シズク:空き部屋まで案内しながらふと尋ねる。
雨宮ひばり:「この街ならオーヴァードも大手を振るって歩けるって聞いてな。ツテを使って入らせてもらった。」
高峰シズク:「そ、それだけですか!?一度入ったらそうそう出られないのに!?」
高峰シズク:「てっきり私は、こう……大いなる運命に招かれてやってきたとか、そういうのをずっと考えてたんですけど……」
雨宮ひばり:「ずっとって……大袈裟な言い方するなー……。」
高峰シズク:「むー」
雨宮ひばり:「力が有り余ってんでね。こんな俺でも、この力を使えばだれかの希望になれるんだ。悪い話じゃあない。」
雨宮ひばり:「姉ちゃんも何か困ってんなら力になるぜ?一宿一飯の恩ってやつだ。」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:「ありがとうございます。でも、大丈夫」
高峰シズク:「いっぱい助けてもらいましたから」
高峰シズク:その小さな声は、扉を開ける音にかき消されて聞こえない。
雨宮ひばり:「?」
雨宮ひばり:「あ?なんか言ったか?」
高峰シズク:「ふふー、気のせいじゃないですか?」 明かりをつける。
高峰シズク:「さっ、この部屋です。ちょっと狭いですけど。」
雨宮ひばり:「いや、十分広いぜ。悪ぃな。」
高峰シズク:「じゃあ私は戻りますけど……何か困ったことがあったら言ってくださいね」
高峰シズク:「このあたりで宿を見つけるの難しいですし。なんなら、しばらくこの部屋を使ってくれてもいいんですよ?」
雨宮ひばり:「そりゃ嬉しいね。随分と優しいシスターもいたもんだ。」
高峰シズク:「困っている人は全力で助けよ、ですから」 へらっと笑う。
雨宮ひばり:「そういや、名前をまだ聞いてなかったな。」
雨宮ひばり:「……つか、俺も言ってねえな。」
高峰シズク:「……名前」
高峰シズク:「そうですね。そういえばそうでした」
高峰シズク:じっと雨宮さんの目を見る。
高峰シズク:「私の名前、知らないですよね。旅人さん」
雨宮ひばり:「……は?」
雨宮ひばり:「知らないですよねも何も、聞いてねーって言ってんじゃねえか。」
雨宮ひばり:「まあいいや。とにかく、こういうときは自分から名乗るべきだな。……コホン。俺は人呼んで……」
GM:では、その時。
GM:部屋の窓を突き破って現れた細長い影の腕が、雨宮さんの胸を貫いた。
高峰シズク:「……!!」
雨宮ひばり:「!?」
高峰シズク:「おにいっ!」
GM:内側からレネゲイドウイルスが暴走させられているのか、雨宮さんの傷口はまともに再生しない。
GM:雨宮さんの胸の傷口から血が流れ、急速に体温が低下していく。雨宮さんは自分がこれから死ぬのだろうということが理解できる。
GM:雨宮さんの胸を貫いた影の腕は部屋の中を這い、シスターへと迫っていく。
高峰シズク:おにいの背中の剣を借りる。無理やり振りまわして、その影の腕を追い払う!
GM:シスターであるキミは、この影の腕を知っている。
雨宮ひばり:「ぐっ……今の……は……!?」 眼が霞む。シスターが影と戦おうとするのが見える。
GM:雨宮さんは一目見て確信する。あの影の腕は、恐ろしいものだ。
GM:そして、何か途方もない手段でシスターの命を奪おうとしている。
GM:一度それに飲み込まれたら魂まで擦り切れてしまうような、そんな方法で――。
雨宮ひばり:どんどん視界がぼやけていく中、最後に聞いたシスターの言葉だけは不思議とはっきり聞こえた。
高峰シズク:「この、腕……間違いない」
高峰シズク:「地下の、王!」
GM:影の腕がシスターの体に触れようとしている。
高峰シズク:扱いなれない大剣は振りまわすのにも一苦労で、影の腕を追い払う事はできそうにない。
高峰シズク:それでも頑なに部屋からは出ようとしない。
高峰シズク:「やだ……やだ。せっかく会えたのに。せっかく、9年……」
高峰シズク:「やだ……おにい……!」
高峰シズク:涙を流しながら大剣を振るう。まるで、死ぬならこの旅人と一緒に死ぬとでも言わんばかりにその場からは逃げない。
GM:その光景を見ても死に行こうとする雨宮さんの体はピクリとも動かない。
GM:その時、雨宮さんの耳にどこからか不思議な声が聞こえてくる。
雨宮ひばり:(地下の……王……) 最期に聞こえたその言葉だけは、いやに耳に残った。
雨宮ひばり:その記憶を最後に、意識が暗転する。
不思議な声:『あなたの命は、今失われようとしています』
GM:暗転した意識に、声だけが聞こえる。
不思議な声:『ですが、私はあなたの命をほんの少しだけ生きながらえさせることができます。もし、あなたが一つだけ条件を飲んでくれるのならば』
雨宮ひばり:「誰…だ……!?」 先ほどまでは出そうとしても出なかった声が出る。
GM:声はその問いには答えず、話を続ける。
不思議な声:『条件は“地下の王”を倒すこと。ただ一つです』
雨宮ひばり:目を開くが、あたり一帯は闇に飲まれている。宙を浮いているかのような感覚がする。
雨宮ひばり:「……"地下の王"。」
不思議な声:『そう、それがあなたの倒すべき敵』
不思議な声:『ただし、この契約を結んだ時、あなたは無数の運命が交差する十字路へとその身を投げ出すことになる』
不思議な声:『覚悟して選ぶことです』
雨宮ひばり:「……やるぜ。」
雨宮ひばり:最期に会った、名も知らないシスターの顔が思い浮かぶ。
不思議な声:『このまま死にゆく方が安穏な道かもしれません。それでも、やるのですか?』
雨宮ひばり:「ああ。"地下の王"とやらを倒す。そうすりゃ、立ち上がれんだろ?」
不思議な声:『ええ、私があなたの命を長らえさせている間に地下の王の力を排除することができれば、必ずや』
雨宮ひばり:「あんな死に方じゃ……死んでも死にきれねえよな。」
雨宮ひばり:「契約成立だ。任せた。」
不思議な声:『それでは、お願いします。あの子の望んだ未来を叶えてあげてください』
GM:それを最後にその声は聞こえなくなる。
GM:再び闇と静寂が戻ってくる。
GM:そして――。
GM:けたたましい目覚まし時計の音でキミは目を覚ます。
GM:2006年7月12日7時12分。デジタル時計の表示が時刻を示している。
雨宮ひばり:「……あの子の?あっ、オイ――」 と闇に向かって叫ぶが……
GM:窓からは眩しい朝の日差しが差し込む。
雨宮ひばり:雨宮ひばり:「ん……あ……?」 重たい眼をあけると、日の光が目に入ってくる。
雨宮ひばり:「ん……あ……?」 重たい眼をあけると、日の光が目に入ってくる。
雨宮ひばり:「!?」 ガバッと飛び上がり、自分の剣を探そうとしたところで
雨宮ひばり:「……そうか、俺は…。」
雨宮ひばり:ふと、自分の体を見つめると体が小さくなっている。
雨宮ひばり:自分が今いるベッドも見覚えがあるものだが、巨大だ。
雨宮ひばり:「……ここ、は…?」
雨宮ひばり:デジタル時計には9年前の日付。
雨宮ひばり:「……ちっとばかし小さい体だが、まあいい。命を生かしてもらってんのに贅沢は言えねーよな。」
雨宮ひばり:「まずはここがどこなのか、から探る必要がありそうだな。」
雨宮ひばり:「"地下の王"……待ってろよ。ぜってー許さねえ。」
GM:では、雨宮さんのハンドアウトシーンはこれで終了です。

クライマックスフェイズI:シーン21 Scene player:雨宮ひばり

GM:クライマックスフェイズ1。
GM:シーンプレイヤーは雨宮さん。PCたちは全員登場です。
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:98->105)
和歌谷 勲:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+7[7] → 95

高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:89->97)
雨宮ひばり:101+1d10
DoubleCross : (101+1D10) → 101+1[1] → 102

GM:キミたちの眼前には青白く不気味な光を放つ黄金の杯が浮かんでいる。
GM:地下の王も、キミたちの存在を察知してすぐに現れることだろう。
鳳来祐介:「作戦は…あるんだな?」
鳳来祐介:「この”周”がおそらく最後のチャンスだぞ。」
高峰シズク:「壊しちゃいますからね。これを」
高峰シズク:「壊せば、もうループはできない」
和歌谷 勲:「繰り返すのを止めて、あのバケモンも何とかする!んだよな?んで、シズクちゃんが助かるんだよな?」
雨宮ひばり:「……ああ。」
高峰シズク:「そうです!私は助かってばんばんざいですし、もちろん街の人も助けてばんばんばんざいです!」
高峰シズク:指先で、胸ポケットに入ったおにいの頭をそっと撫でる。
和歌谷 勲:「っしゃ!なら、任せとけ!やり方さえ解れば俺の力でなんとかなる!」
和歌谷 勲:屈伸運動している
和歌谷 勲:「この俺が全力出すんだからな…覚悟しとけよバケモン!」
鳳来祐介:「……わかった。」
鳳来祐介:二丁のショットガンを銃身をクロスさせるように構える
雨宮ひばり:「……最後まで、希望は捨てねえ。」
雨宮ひばり:「まずはちゃっちゃと黄金の杯を壊させてもらおうぜ。」 背中の大剣に手をかける。
GM:キミたちの少し後ろでシスター・ミキは祈るように手を合わせて立っている。
高峰ミキ:「ループの中であっても、あの獣の力は強大です。……どうか、ご武運を」
高峰ミキ:「シズク。最後まであなたに戦いを強いることになってしまって、本当にごめんなさい」
高峰シズク:「ええー?なんでおねえが謝るの?」
高峰シズク:「おねえはずっと私を支えてきてくれたんだから。謝る必要なんて、どこにもないの。」
高峰シズク:「私に……ううん」
高峰シズク:「わたし達に!まかせて!」
高峰ミキ:「シズク……」
高峰ミキ:「私はずっとあなたを救うつもりで、あなたに救われていたのかもしれないわね」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:杯を壊すまでは、いい。
高峰シズク:問題はそのあとだ。もししくじれば、おねえは死んでしまう。
高峰シズク:そうなればおねえとは二度と会えない。かすかに足が震える。
雨宮ひばり:「戦うのは嬢ちゃんだけじゃないぜ。」 嬢ちゃんの胸ポケットの中から、声をかける。
高峰シズク:「……おにい」
鳳来祐介:「誰かを救いたいと思っている人間も、一人じゃない。」
和歌谷 勲:「みーんな。助けるぜ!勿論、ミキさんもな!」
雨宮ひばり:「嬢ちゃんも、姉ちゃんも……最後まで絶対に諦めんじゃねーぞ。」
雨宮ひばり:「……そうだ、希望は必ず、ある。」 小さく呟く。
高峰シズク:「……はい!」
高峰ミキ:「……本当に、ありがとう」
雨宮ひばり:にっと笑って、嬢ちゃんの胸をドンと叩く。
高峰シズク:「ふぎゅ」
GM:その時。
GM:影が集まるようにして、巨大な獣が姿を現していく。
GM:その禍々しい巨躯……地下の王だ!
高峰シズク:「――来た」
和歌谷 勲:「おいでなすったな!」
和歌谷 勲:屈伸から一回飛んで立ち上がる
和歌谷 勲:「もう…誰も死なせねー…からな!」
鳳来祐介:「……。」
GM:巨大な影の体に爛々と光る目が開き、キミたちを睥睨する。
GM:影の獣が咆哮する!
GM:地下の王の強大なまでの力にキミたちのレネゲイドがざわつき始める!衝動判定だ!
GM:衝動判定は〈意志〉で難易度は9!
高峰シズク:まけるかー!
高峰シズク:6dx+2=>9
DoubleCross : (6R10+2[10]>=9) → 8[3,4,5,6,8,8]+2 → 10 → 成功

鳳来祐介:5dx 意志
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,6,6,9,10]+3[3] → 13

和歌谷 勲:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 9[6,6,9] → 9 → 成功

和歌谷 勲:あっぶな
和歌谷 勲:95+2d10
DoubleCross : (95+2D10) → 95+6[4,2] → 101

鳳来祐介:105+2d10
DoubleCross : (105+2D10) → 105+12[7,5] → 117

高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+11(2d10->10,1)した(侵蝕率:97->108)
雨宮ひばり:「さあ……これで終わりにしようぜ!」
雨宮ひばり:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 8[1,1,1,2,6,7,8]+1 → 9 → 成功

雨宮ひばり:102+2d10
DoubleCross : (102+2D10) → 102+12[6,6] → 114

高峰シズク:獣の咆哮にも気押されず、毅然と見据える。
GM:全員成功か!やる!
高峰シズク:「はい!戻るんです、私達は!」
高峰シズク:「もとの日常に!」
和歌谷 勲:「この先に!な!連れてくんだ!みんなを!」
鳳来祐介:「……そうだ、戻るんだ。小百合の元に。」
鳳来祐介:「お前は邪魔だ。殺してやる。」
GM:地下の王の体から生えた無数の影の腕がキミたちへと殺到する!
GM:戦闘開始だ!
GM:エネミーは地下の王(行動値14)と影の腕(行動値15)×3。
高峰シズク:はやっ
GM:あくまでボスですから。
高峰シズク:ふふ・・・それくらい強くなくては面白みがないというものよ
GM:エネミーは全て同エンゲージ。PCたちのエンゲージとの距離は5mです。
鳳来祐介:つよい…
GM:この地下の王は「Eロイス:悪夢の鏡像」、「Eロイス:変異する悪夢」を持つ、いわばループの中の幻めいた存在です。
GM:ただし2ラウンド以内に地下の王を倒せなかった場合には、これまでのループで蓄えた力を使って復活しようとします。
GM:地下の王が復活すると、「Eロイス:破壊神顕現」が発動し、デモンズシティでは再び震夜が起きることになります。
和歌谷 勲:なんと
高峰シズク:ヤバイ…!
鳳来祐介:あ、戦闘前にシューターズジャケット貰っていいですか!
GM:アイテムの受け渡しは今のうちにどうぞ
高峰シズク:前回のシーン終わりに購入したシューターズジャケットを鳳来さんに受け渡します。
鳳来祐介:ありがとうございます…慈悲…
高峰シズク:「鳳来さん!」 そう言って
高峰シズク:大量のショットシェルが詰まったトランクケースを投げ渡す。
高峰シズク:「こっそり調達しておきました。300回で、ノイマンですから」
高峰シズク:「もう景気良く、ぱーっと使ってください!」
鳳来祐介:「……ありがとう。」視線を地下の王に向けたままトランクケースを受け取る。
鳳来祐介:「全部、奴にぶちこんでやる。」
GM:説明はざっとこんなところですかね。
高峰シズク:2ラウンド以内に倒さないとまた同じ事が起きてしまうということですね。
高峰シズク:全力で行かせてもらう!
GM:そういうことです。
鳳来祐介:早く倒さねば…!
GM:では、早速戦闘を開始していきましょう。
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアップからです。
高峰シズク:セットアップはなしです。
GM:エネミーはいずれも何もなし。
鳳来祐介:なし
和歌谷 勲:なし!
雨宮ひばり:なし
高峰シズク:寂しいセットアップw
GM:全員何もなしというのも珍しいw
GM:では、イニシアチブです。
GM:まずは行動値18の鳳来さんの番です。
鳳来祐介:やったぜ!
鳳来祐介:ではマイナーで右に5m戦闘移動。エンゲージを切ります。
鳳来祐介:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:マルチウェポン》《混色の氾濫》《ペネトレイト》!
GM:範囲攻撃か!
高峰シズク:いけー!
鳳来祐介:対象は地下の王と影の腕1、2、3!
和歌谷 勲:やれー!
GM:命中判定をどうぞ
鳳来祐介:12dx7+4 射撃
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,4,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,2,2,4,8,9]+10[1,7]+10[10]+5[5]+4 → 49

高峰シズク:回った…!
和歌谷 勲:ヒュウ!
GM:うお、高いな
GM:シズクちゃんは支援はなしでいいですか?
高峰シズク:そうですね。この後なにがあるかわかりませんし
高峰シズク:この出目なら妖精は無しで良いと判断します。
GM:了解です。
GM:では、エネミーは全員ドッジを試みます。
GM:まずは地下の王から。
GM:11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[2,3,4,5,5,6,8,8,8,9,10]+3[3]+4 → 17

GM:失敗。
高峰シズク:ほっ
鳳来祐介:ほっ…
GM:次に影の腕1,2,3を順番に。
GM:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,3,4,7,7,8,9,10,10,10]+7[2,6,7]+2 → 19

GM:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 8[1,1,2,3,4,4,5,6,6,8]+2 → 10

GM:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 9[2,3,6,6,6,7,7,8,9,9]+2 → 11

GM:全員失敗です。
雨宮ひばり:よし!
鳳来祐介:こえーっ
GM:ダメージをどうぞ。
鳳来祐介:5d10+36 装甲値無視。さらに命中で行動値-10です。
DoubleCross : (5D10+36) → 26[1,6,9,5,5]+36 → 62

高峰シズク:つっよ!
和歌谷 勲:つよい!
GM:62点!?
GM:影の腕も取り巻きとはいえ、決して雑魚ではなかったんですよ。
GM:だが、これには耐えられない!
高峰シズク:やったー!
鳳来祐介:やったぜ!
和歌谷 勲:ありがとう祐介くん!
雨宮ひばり:おっしゃあ!
GM:影の腕は全滅!
GM:地下の王はダメージを喰らい、行動値4に!
鳳来祐介:迫りくる影の腕をサイドステップで避けつつ、ショットガンによる射撃!
GM:地下の王の体が弾ける!
鳳来祐介:腕を全滅させた後、リロード!地下の王目掛けて更に射撃!
GM:影の腕が弾ける!
GM:地下の王の体から影の飛沫が飛び散る!
地下の王:「……!」
鳳来祐介:「殺す。殺す、殺す。」
鳳来祐介:「僕から逃れられると思うな。」
鳳来祐介:「僕は”アドラステイア”(逃れ得ぬ者)だ。」
GM:キミを見下ろす地下の王の瞳に、微かに恐れの色がよぎった。
鳳来祐介:CLING!CLING!弾倉を再び交換、リロード!
GM:地下の王は咆哮する!
GM:次は本来ならば行動値14の地下の王の番だったのですが、鳳来さんの攻撃によって4まで低下しています。
GM:なので、攻撃力6のシズクさんの番です。
高峰シズク:攻撃力6!
GM:行動値6!
高峰シズク:鳳来さん、今ので侵蝕ってどれくらい上がりましたか?
高峰シズク:それによって鳳来さんのところにいっていつでもカバーできるようにするかどうかを決めたい!
鳳来祐介:あッ!
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+11した(侵蝕率:117->128)
鳳来祐介:このくらいです
高峰シズク:結構あがってる・・・けど良く考えたら私は行動放棄カバーだからこの手番はカバーできないし
高峰シズク:次のラウンドは鳳来さんまた先手をとれそうなんですよね。どうしようかな・・・
雨宮ひばり:待機するというのは
鳳来祐介:カバーされなくても大丈夫ですよ、たぶん。
高峰シズク:ほんと!じゃあ、後ろに2m下がってエンゲージを切ります。
高峰シズク:そういうことでマイナーは戦闘移動。2m後退。
地下の王

5m

雨宮 和歌谷 5m 鳳来

2m

シズク
高峰シズク:メジャーはコンボ『あれは見た事あります』。
高峰シズク:おにいに《アドヴァイス》!次のメジャーのダイス+2、C値-1!
GM:クリティカル値低下!厄介な!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:108->112)
高峰シズク:おにいを地面に置きながら耳打ちする。
高峰シズク:「地下の王さん……地下の王の攻撃は大振りです」
雨宮ひばり:嬢ちゃんの胸ポケットから跳躍し、地面に着地している。手には大剣。
高峰シズク:「一度空振りすれば次の攻撃まで2.3秒のインターバル。おにいならかいくぐって一撃、いけます」
高峰シズク:「……私の分まで、お願いします。」
高峰シズク:一歩後ろに下がる。
雨宮ひばり:「まかしとけ。一撃だけじゃねえ。何発だって撃ち込んでやる。」 背中を嬢ちゃんに向けながらサムズアップ
和歌谷 勲:その横で、クラウチングスタートのポーズをとっている。
高峰シズク:「はい。信じています」
高峰シズク:(信じてます、おにい)
高峰シズク:(……私を支えてくれた、私のヒーロー)
高峰シズク:両手を組み、祈る。
GM:では、次は行動値5の雨宮さんと和歌谷さん!
雨宮ひばり:先に頼むぜ!
高峰シズク:いけえ!
和歌谷 勲:OK!
和歌谷 勲:マイナー《インフィニティウェポン》+《ハンティングスタイル》
和歌谷 勲:武器生成&接敵!侵蝕101→105
地下の王 和歌谷

5m

雨宮 5m 鳳来

2m

シズク
和歌谷 勲:手がパキパキと音を立て、石化して行く。
和歌谷 勲:その石から生じるのは刃!
和歌谷 勲:「よーーい、どんっ、っとぉ!」
和歌谷 勲:走り、跳躍!地下の王のすぐ傍へ!
和歌谷 勲:メジャー!《コンセントレイト:モルフェウス》+《咎人の剣》+《カスタマイズ》+《クリスタライズ》!
GM:また装甲無視かー!
和歌谷 勲:対象は地下の王!
和歌谷 勲:11dx7 白兵攻撃だ!
DoubleCross : (11R10[7]) → 10[2,2,4,7,7,7,8,8,8,10,10]+10[1,2,2,2,2,4,10,10]+10[2,10]+10[10]+3[3] → 43

高峰シズク:ひゃあー高い
和歌谷 勲:なかなか!
GM:うおおおお、マジですか
GM:シズクちゃんは支援はどうします?
高峰シズク:これは・・・
高峰シズク:キリが良いので使っちゃいます。《勝利の女神》。達成値を+18。
和歌谷 勲:ワオ
GM:あーっ、ダメージダイスが増える!
高峰シズク:達成値を61に!
和歌谷 勲:達成値は61!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:112->116)
GM:では、ドッジを試みます。
GM:11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 9[2,3,4,6,7,7,7,7,8,9,9]+4 → 13

GM:全然ダメ!ダメージを!
和歌谷 勲:ではダメージ!
和歌谷 勲:7d10+39 装甲無視
DoubleCross : (7D10+39) → 33[1,5,7,4,9,5,2]+39 → 72

GM:地下の王はここで古代種専用エフェクト《インペリアルガード》を使用!ダメージを-2Dする!
鳳来祐介:つよい!!
GM:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[4,9] → 13

和歌谷 勲:105→117
GM:でも、十分痛いよ!
高峰シズク:「先生!仇を討ってください!」
和歌谷 勲:「まっかせとけ!シズクちゃん!」
高峰シズク:「何度も死んでしまった、早見さんと、アスカさんと、」
高峰シズク:「私の仇を!お願いします!」
和歌谷 勲:「………ああ!!」
GM:周囲の人たちが、まるでループの中の亡霊じみて和歌谷の行く手を阻もうとする。地下の王に操られているのだろう。
和歌谷 勲:跳躍姿勢から両手を亡霊をかき分けるように振る。
和歌谷 勲:「お前らも……」
和歌谷 勲:「楽にしてやるっ!!」
和歌谷 勲:「救われねーものなんか、俺の手にかかりゃあ、ねえ!!」
和歌谷 勲:そして、両手をあわせ、それは一本の剣となる!
和歌谷 勲:「お前は!!俺らのとこにゃ、いらねーんだっ!!」
和歌谷 勲:振り下ろす!!
地下の王:「……!!」
GM:影の体が斬り裂かれてゆく!
和歌谷 勲:地面まで斬り下ろして刃を抜く。
和歌谷 勲:「…っしゃ!行ける…!」
GM:地下の王が苦悶の雄叫びをあげる!
GM:まだ死にはしないが、かなりの痛手だ!
GM:次は雨宮さんの番!
雨宮ひばり:「……」
雨宮ひばり:「一度『攻撃すれば』次の攻撃まで2.3秒のインターバル……だな。」
雨宮ひばり:苦悶の雄叫びをあげている地下の王を見上げながら、剣を持つ手に力を入れる。
雨宮ひばり:待機します!
GM:では、次は行動値4の地下の王の番。
GM:マイナーはなし。
GM:メジャーで《餓えし影》+《貪る顎門》+《背教者の王》+《喰らわれし贄》+《原初の黒:始祖の血統》+《コンセントレイト:ウロボロス》を使用。
GM:範囲(選択)なのですが、PCたちは見事にバラけてるので……
高峰シズク:わーい
GM:目の前にいる和歌谷さんに攻撃します。
和歌谷 勲:きやれーっ
GM:22dx7+6
DoubleCross : (22R10+6[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9]+10[1,1,2,3,3,8,9,9,10]+10[3,5,5,10]+10[8]+10[8]+1[1]+6 → 57

高峰シズク:はわわわ
和歌谷 勲:ははは
雨宮ひばり:高い
和歌谷 勲:ドッジ!
和歌谷 勲:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[3,5,6,6,7,8,9] → 9

和歌谷 勲:だめ!
GM:ダメージを喰らったらバッドステータスの放心だぜ!(意味ないけど)
GM:では、ダメージいきます
GM:侵蝕率は299%なので《背教者の王》だけで攻撃力は29上がるのだ。
GM:32+6d10
DoubleCross : (32+6D10) → 32+13[1,1,1,5,1,4] → 45

和歌谷 勲:お、おう!それでも死ぬ!
高峰シズク:1がいっぱい!
GM:45点ダメージ。装甲は有効。
和歌谷 勲:地下の王にロイス即昇華! -敵/"地下の王"/ヤバイ/俺の方がすごい:○/タイタス昇華
和歌谷 勲:で、復活します。
GM:地下の王はキミめがけて巨大な腕を振り下ろす!
GM:その影は触れたところからキミの体内のレネゲイドを溶かしていく!
和歌谷 勲:「うおあっ?!」
和歌谷 勲:じわじわと侵蝕される…が!
和歌谷 勲:がしっと腕を石化した腕で掴み
和歌谷 勲:「…へ。へへ。なるほど、こりゃやべーし効くな」
和歌谷 勲:「でも!!俺の方が!!すごい!!」そう言って、振りほどき、立ち上がる!
和歌谷 勲:「王様対決はこの"小さな王"、和歌谷勲サマの勝ちだ!!」
和歌谷 勲:ドヤ顔!
GM:地下の王は感情のこもらない瞳で不可解そうにキミを見下ろす!
GM:では、最後に待機していた雨宮さんの番!
GM:あ、ちなみに
GM:和歌谷さんはバッドステータスの放心です(意味ないけど)
GM:さらに地下の王は《喰らわれし贄》の効果でシーン中の攻撃力+15。
GM:というわけで、改めて雨宮さんの番。
雨宮ひばり:「おっと、よそ見してるヒマはねーぞ?」 地下の王の足元から声が響く
地下の王:「……!」
雨宮ひばり:「怪獣大決戦としゃれこめねーのは残念だけどな……こいつで!」 剣から、そして全身から光を放ち始める!
雨宮ひばり:マイナーで《完全獣化》+《オリジン:ヒューマン》+《知恵ある獣》+《シャインブレード》+《ハンティングスタイル》!
雨宮ひばり:地下の王のエンゲージへ移動!
雨宮ひばり:目がくらむまばゆい光の中、雨宮ひばりのまわりにうっすらと2メートルほどの人影が立ち上っている。
GM:黒い獣が、その人影を睨み付けて吠える。
雨宮 地下の王 和歌谷

5m

★ 5m 鳳来

2m

シズク
雨宮ひばり:両手にはより強く輝く剣。雨宮ひばりと同様にその巨大な剣をふりかぶる。
雨宮ひばり:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《急所狙い》!
GM:ここで地下の王は《原初の白:フラッシュゲイズ》を使用。雨宮さんの判定のダイス-6個です。
高峰シズク:アドヴァイス効果も忘れないでね!
高峰シズク:あわわわ
和歌谷 勲:あわわ
GM:噴き上がった影が、光を塗り込めるように雨宮さんの体にまとわりつく。
雨宮ひばり:オーケイ!その前にマイナーの侵蝕を上げます。
GM:では、命中をどうぞ。
雨宮ひばり:114→131。ダイスボーナス追加。
雨宮ひばり:9dx6+3
DoubleCross : (9R10+3[6]) → 10[1,1,2,2,3,6,6,7,10]+10[1,1,6,10]+10[3,9]+10[6]+2[2]+3 → 45

高峰シズク:《妖精の手》します。
雨宮ひばり:サンキュー!
高峰シズク:最後の2を10に。振り足しをどうぞ!
雨宮ひばり:1dx6+53
DoubleCross : (1R10+53[6]) → 4[4]+53 → 57

高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:116->120)
GM:ダイスを減らしてもこれか!
高峰シズク:そしてダメージロール前に《力の法則》も乗せます。
高峰シズク:コンボ『一回で駄目なら百回』。そして『結局は暴力が一番』。
高峰シズク:おにいのダメージロールを+5D10!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:120->124)
雨宮ひばり:「うおおおおおぉぉっ……!」 人影が振り上げている剣の光が見る見る強くなっていく……!
地下の王:「……!!」
高峰シズク:手を組んでおにいの為に祈る。ただそれだけ。
高峰シズク:この人ならきっとこの状況を変えてくれる。私達に希望をくれる!
高峰シズク:「……信じてます」
高峰シズク:「おにい!」
雨宮ひばり:ダメージ出します!
GM:どうぞ!
雨宮ひばり:11d10+32
DoubleCross : (11D10+32) → 53[2,3,9,3,3,6,1,8,6,3,9]+32 → 85

鳳来祐介:ヒャー!つよい!
GM:そ、そのダメージはマズイ……!
和歌谷 勲:すごい!
高峰シズク:勝ったぞー!
雨宮ひばり:「こいつで!終わりだ!」
雨宮ひばり:「ハァッ!」 一気に剣を振り下ろす!
雨宮ひばり:光の中の人影も同じ動きで巨大な剣を一気に振りおろし、地下の王を斬る!
GM:巨大な光の剣によって地下の王は両断される!
地下の王:「…………!!?」
高峰シズク:「……!」
GM:真っ二つになった地下の王の体は影となって霧散していく。
GM:だが、次の瞬間、霧散した影が再び寄り集まり、巨大な獣の形を成す。
GM:《虚無への回帰》を使用。ダメージを0に。
高峰シズク:「まだです。まだ動きます」
和歌谷 勲:「…しぶてー……」嫌悪の表情を僅かに表す
GM:地下の王は再度、咆哮する!
高峰シズク:「もう一息……もう一息のはず……!」
雨宮ひばり:「……ちっ、粘るか!」 光は弱まり、人影は消えている。
鳳来祐介:「今ので、一回だ。」
雨宮ひばり:剣と体はまだうっすらと光を放っている。
GM:そう、再生はしたものの、地下の王は確かに消耗していることが分かる。
鳳来祐介:「あと300回だな。」
高峰シズク:「そうですね」
高峰シズク:「いっぱいやられてきた分、仕返しさせて貰わないと」
高峰シズク:くっと拳を握る。
高峰シズク:「だから独り占めはだめですよ、鳳来さん!」
高峰シズク:にぱっと笑う。
鳳来祐介:「……ん。そうだな。」
鳳来祐介:「みんなが、いるもんな。」
鳳来祐介:意識を憎悪の衝動に塗りつぶされそうになるが、なんとか理性を保つ
GM:1ラウンド目はこれで終了。
GM:2ラウンド目に入ります。
GM:まずはセットアップからです。
鳳来祐介:なし
高峰シズク:どう、しようかな・・・
GM:地下の王は何もなしです。
和歌谷 勲:なし
雨宮ひばり:ない
雨宮ひばり:あ、侵蝕あげてなかった。
雨宮ひばり:131→135
高峰シズク:セットアップは無し!
GM:では、イニシアチブ。
GM:地下の王は「Eロイス:さらなる絶望」を使用。
高峰シズク:はわわわわ
雨宮ひばり:!?
GM:影の腕を1体復活させます。
和歌谷 勲:ぐげえ
鳳来祐介:ゲゲーッ!
雨宮 地下の王 影の腕 和歌谷

5m

★ 5m 鳳来

2m

シズク
GM:地下の王の体から破壊されたはずの影の腕が生えていく!瞬く間に戦闘態勢を構築する!
GM:というわけで、行動値18の鳳来さんの番です。
鳳来祐介:ヨッシャー!
鳳来祐介:マイナーなし
高峰シズク:「まだ再生するなんて……!」
鳳来祐介:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:マルチウェポン》《混色の氾濫》《ペネトレイト》!対象は地下の王と影の腕!
鳳来祐介:混色の氾濫はこれで打ち止めだ!
GM:来い!
鳳来祐介:あと、さっき射撃の固定値が4になってましたが、1の間違いでした
鳳来祐介:これからは1でやっていきます
GM:む、了解です。では次からは修正でお願いします。
鳳来祐介:12dx7+1 射撃
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,5,6,6,7,8,9]+10[3,5,7]+5[5]+1 → 26

鳳来祐介:うむむ…
高峰シズク:《勝利の女神》。
鳳来祐介:ありがとうございます!
高峰シズク:達成値を+18!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:124->128)
GM:ワンチャンあるかもしれないと思ったらなかった!
GM:ドッジを試みます。
GM:まずは地下の王から。
GM:11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[1,1,3,4,6,6,7,8,9,10,10]+10[3,10]+6[6]+4 → 30

高峰シズク:こ、こわっ
鳳来祐介:あ、あぶねえーーッ!?
GM:勝利の女神がなければ!
GM:次は影の腕。
GM:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,7,10]+2[2]+2 → 14

高峰シズク:《力の法則》します。鳳来さんのダメージロールを+5D!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:128->132)
GM:こちらもダメ!ダメージを!
鳳来祐介:達成値44で5d、力の法則で5dだから…
鳳来祐介:10d10+36 装甲値無視、命中で行動値-10!
DoubleCross : (10D10+36) → 53[5,10,3,2,3,7,6,8,6,3]+36 → 89

GM:地下の王は古代種専用エフェクト《インペリアルガード》を使用!自身へのダメージを-2Dする!
高峰シズク:これが復讐者だ!
GM:89-2d10
DoubleCross : (89-2D10) → 89-15[7,8] → 74

鳳来祐介:グッ、結構減らしたな!
GM:全然ダメ!影の腕は再び破壊される!
GM:地下の王も一旦戦闘不能!
GM:ループに囚われている亡霊めいた街の人たちが鳳来の体にまとわりつく。
街の人:「死にたくない」「死ぬのは嫌だ」「このままにしてくれ」
高峰シズク:ノイマンの高速演算。影の腕と地下の王、周囲の人間の動き。全てを計算し鳳来に伝える。
鳳来祐介:「お前ら等、知るか」
鳳来祐介:「僕は小百合だけいればいいんだ。」
鳳来祐介:揺るがぬ!こともなげに街の人間を振り払い、影の腕にショットガン射撃!
GM:影の腕は微塵に吹き飛ぶ!
鳳来祐介:「腕を捥がれるのが好きか?化け物。望みどおりにしてやる。」
鳳来祐介:BRATATATATATATATATATAT!!!!
鳳来祐介:二丁ショットガンが火を噴く!防ぎ得ぬ物理的圧力!破壊力!レネゲイドを内から苛む特殊弾の毒!
鳳来祐介:「二回目」
GM:地下の王の影じみた体が端から消し飛んでいく!
高峰シズク:鳳来さんがそう呟くと同時に、周囲の建物の壁面や屋上から無数の白煙があがる。
高峰シズク:あらかじめ仕込んでおいた迫撃砲、グレネードランチャー、ロケットランチャー。
高峰シズク:何度もループする事で完全なる調達を果たした重火器類!
高峰シズク:「そしてこれが、三回目です!」
高峰シズク:ショットガン射撃に合わせ、地下の王に叩きこむ!
GM:数え切れぬほどの銃弾の雨を受け、地下の王の体は消し飛ぶ!
GM:戦闘不能になった瞬間、《原初の虚:魔獣の証》を使用。
GM:戦闘不能状態から復活します。
鳳来祐介:「まだだ。まだ殺ってない。」
鳳来祐介:「まだ殺せる。」
GM:しかし、吹き飛んだはずの影はそのまま空中に停滞し、そして吠えた。
GM:もはや獣の形すらも成していない。
GM:殺意と憎悪がただ黒い霧のように凝り固まったような存在だ。
GM:それが、キミたちに向かって咆哮する。
GM:鳳来さんの番は終了。
雨宮ひばり:「……これ以上粘られれば、むこうの勝ちか。」
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+11した(侵蝕率:128->139)
GM:地下の王の行動値は4まで低下し、本来ならばシズクさんの番ですが。
GM:ここで地下の王は申し子専用エフェクト《インターセプト》を使用。
GM:イニシアチブで行動します。
鳳来祐介:こ、こいつ~~
高峰シズク:!?
和歌谷 勲:ウワー
GM:マイナーはなし
GM:メジャーアクションで《餓えし影》+《貪る顎門》+《背教者の王》+《喰らわれし贄》+《灰燼に帰すもの》+《原初の黒:始祖の血統》+《原初の灰:ヴァリアントグロウス》+《コンセントレイト:ウロボロス》を使用
GM:シーン(選択)で対象は4人全員!
高峰シズク:くるがいい!
鳳来祐介:こい!
GM:22dx7+6
DoubleCross : (22R10+6[7]) → 10[1,1,3,5,5,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,2,3,3,4,6,6,6,8,8,10]+3[1,2,3]+6 → 29

雨宮ひばり:ドッジ。
和歌谷 勲:ドッジ!
和歌谷 勲:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,4,5,7,8,9,9] → 9

GM:達成値は29。
高峰シズク:HPは満タンですが固定値だけで死ぬ予感がするので、ドッジを選択します。
鳳来祐介:6dx+1 ドッジ!
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[5,6,7,8,8,10]+9[9]+1 → 20

和歌谷 勲:あ
雨宮ひばり:13dx
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[2,3,3,5,6,6,7,8,8,9,9,9,10]+7[7] → 17

高峰シズク:5dx+1=>29
DoubleCross : (5R10+1[10]>=29) → 10[4,8,8,8,10]+10[10]+2[2]+1 → 23 → 失敗

高峰シズク:コンボ『一回で駄目なら百回』。
高峰シズク:自分に《妖精の手》します。最後の2を10に。
和歌谷 勲:鳳来さんにDロイス:頂点に立つ者! 達成値に+10!
高峰シズク:1dx+31
DoubleCross : (1R10+31[10]) → 2[2]+31 → 33

高峰シズク:ドッジは成功!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:132->136)
和歌谷 勲:侵蝕は122に。
鳳来祐介:達成値30でドッジ成功!
雨宮ひばり:私と和歌谷さんがドッジ失敗か。
雨宮ひばり:行動放棄カバーします。
高峰シズク:おにいー!
GM:では、命中したのは雨宮さんだけですね。
GM:ダメージいきます。
GM:72+3d10
DoubleCross : (72+3D10) → 72+14[4,4,6] → 86

GM:カバーしているのでを二倍で喰らってください。
雨宮ひばり:もちろん耐えられない!戦闘不能!
雨宮ひばり:でも戦闘不能の前に《ラストアクション》だ!
高峰シズク:!
GM:オーケー!来い!
雨宮ひばり:「へっ、最後の悪あがきか。来いよ。つきあってやる。」
雨宮ひばり:地下の王が動くのを察知すると、その言葉と共に再び急激に光が強まる。
GM:形のない黒い影が膨れ上がり、影の牙や爪が現れて手当たり次第に周囲を破壊し始める!
高峰シズク:「最初は上から覆いかぶさるように牙が」 一歩下がる。牙を回避。
高峰シズク:「それをフェイントとして、次に地面から爪が」 スカートを翻して飛ぶ。爪を蹴って着地する。
高峰シズク:「最後に影が。とりこまれると即死」 遮蔽物を生かして回避。
高峰シズク:300回以上見てきた動き。姿形が多少変わったところで今更当たるわけがない。
和歌谷 勲:「っぶね… え、祐介くん!!」
和歌谷 勲:「避けろ、君の機動力なら行ける…右だ!!」
鳳来祐介:「……ッ!」
鳳来祐介:めいっぱい右に飛んで攻撃を回避!
和歌谷 勲:そう言いながら向かおうとする影を石の剣で切断!
鳳来祐介:「……すまない…!」
和歌谷 勲:「良いって…うおお!?」
和歌谷 勲:だが自分への攻撃には対応できぬ!
雨宮ひばり:「おりゃあっ!」 和歌谷さんの前に強い光と、その中の人影が立ちはだかる!
和歌谷 勲:「…!ひばりっち…!!」
高峰シズク:「……おにいっ!?」
GM:和歌谷を噛み貫こうとした影の牙が怯む!
雨宮ひばり:影の牙、影の爪が光の中の人影を次々に斬り裂き、ついには人影がかき消える。
高峰シズク:「だめ!だめ、おにい!やだ!」
高峰シズク:「おにい!」
GM:獣のような形をした黒いの霧が、光の人型を失った雨宮を睨み据える。
鳳来祐介:「……やられたのか?いや…違う!」
和歌谷 勲:「……!」
雨宮ひばり:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《急所狙い》
雨宮ひばり:「……ちっ、いい加減……ぶっ倒れろ!」 体が発していた光も消え、手元の剣だけに光が集中している。
GM:地下の王は《原初の白:フラッシュゲイズ》を使用。判定のダイス-6個する。
GM:放心と合わせればダイスは-8個だ。
GM:雨宮の体は影によって塗り潰されていく。
高峰シズク:やばい・・・!
雨宮ひばり:5dx7+3
DoubleCross : (5R10+3[7]) → 10[2,6,7,7,10]+3[1,2,3]+3 → 16

高峰シズク:《妖精の手》!
高峰シズク:最後の3を10に。振り足しを!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:136->140)
雨宮ひばり:1dx7+23
DoubleCross : (1R10+23[7]) → 10[7]+10[9]+10[10]+10[7]+10[10]+1[1]+23 → 74

高峰シズク:・・・?
鳳来祐介:!?
高峰シズク:???
雨宮ひばり:!
和歌谷 勲:!!
GM:だ、ダイス1個で……!?
GM:地下の王はドッジ!
GM:11dx+4
DoubleCross : (11R10+4[10]) → 10[4,4,7,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,3,10]+7[7]+4 → 31

高峰シズク:こわっ!
GM:出目はいいが、回避は失敗だ!
雨宮ひばり:「ぐっ……!」 生身の、小さい体に影が纏わりつく。体が重くなる。
GM:その様子を見て、獣のような黒い影は笑う。
高峰シズク:「――おにい!」 声が届く。
雨宮ひばり:「……嬢ちゃん。」
雨宮ひばり:「分かってる。大丈夫だ。」
雨宮ひばり:「負けるかよ……希望を…捨ててたまるかよ!」 手に持つ剣は放さない。剣の纏う光はどんどん強くなる。
高峰シズク:「9年後に……」 涙をこぼす。この戦いが終わればきっと、おにいとは……
雨宮ひばり:「うおおおおぉぉぉっっ!!!」
雨宮ひばり:影に纏わりつかれたまま、その場で剣を振り抜く!
GM:獣のような黒い影が浮かべていた笑みが消える。
高峰シズク:「9年後に、また会うために!お願いします!」
高峰シズク:「勝って!おにい!」
雨宮ひばり:8d10+32
DoubleCross : (8D10+32) → 56[10,4,9,10,10,6,4,3]+32 → 88

GM:《原初の虚:魔獣の証》で回復したHPは40点。
GM:これは……
GM:耐えられない!
雨宮ひばり:剣が纏う光が巨大化し、宙を浮く黒い影を両断する!
雨宮ひばり:侵蝕141→145
GM:影は光の剣に触れた箇所から瞬時に消滅していく!
地下の王:「…………!!!??」
GM:黒い影は苦悶の雄叫びをあげる!
GM:その不気味な断末魔だけを残し、地下の王は消え去る!
雨宮ひばり:こちらも、剣を振り抜いてそのままぶっ倒れる。
雨宮ひばり:剣も粉々に砕けている。
GM:これで戦闘は終了。
高峰シズク:すぐさまおにいに駆けよって抱きあげます。
高峰シズク:小さな体をぎゅっと抱きしめる。
GM:あとには黄金の杯だけが残されている。
鳳来祐介:「……地獄で待ってろ。」掻き消えつつある影に向かって
和歌谷 勲:シズクちゃんを見て頷くと、黄金の杯のもとへ。
和歌谷 勲:「…さて。やりますか」
鳳来祐介:「あと、297回だ。」
鳳来祐介:「……。」和歌谷さんに頷く
鳳来祐介:「そうだ。ここから、だな。」
雨宮ひばり:力を使い果たし、嬢ちゃんの手の中で静かにしている
和歌谷 勲:剣と化した腕を振り上げて。
和歌谷 勲:皆を見回してから頷き。振り下ろす。
GM:黄金の杯は砕け散る!
和歌谷 勲:「こっから…未来が始まる。……ほら。何とかなるんだ」
GM:すると、周囲の風景はほどけるように薄れていく。
GM:そして、キミたちはいつの間にか淡い光に包まれた空間にいた。
GM:もうじき、全ての時間が元に戻るのだろう。
高峰シズク:「……戻れるんですね」 おにいを優しく撫でる。
高峰シズク:「元の……あれ?」
高峰シズク:涙をぬぐう。
高峰シズク:「おかしいな……嬉しいはずなんですけど」
高峰シズク:まさかこのループを抜け出せるとは思わなかった。ずっとこのままだと思っていた。
高峰シズク:嬉しさのあまり、ぽろぽろと涙をこぼす。
高峰シズク:「私……なんで泣いちゃうんだろう……」
高峰ミキ:「……シズク」
和歌谷 勲:ぽんぽん、とシズクちゃんの肩を叩いてやる
鳳来祐介:「……まだ、早い。」手を伸ばしシズクの涙を拭う
鳳来祐介:「これからお姉さんを助けに行くんだろう?」
高峰シズク:涙の一しずくがおにいの顔にかかる。
高峰シズク:「……!」
高峰シズク:「そう、です。おねえも、みんなも、助けます」
雨宮ひばり:「……その意気だぜ、嬢ちゃん。」
高峰シズク:「……おにい!」
雨宮ひばり:嬢ちゃんの掌の上で、起き上がる。
雨宮ひばり:「嬢ちゃんの声が聞こえんのに、寝てるわけにもいかねーからな。」
高峰シズク:「えへへ……ありがとうございます」
高峰シズク:照れくさそうに涙をぬぐう。
高峰ミキ:「……ここからの未来は、何が起きるかもう誰も知りません。どんな道を選ぶにせよ、チャンスはたった一度きり」
和歌谷 勲:「だーいじょうぶ」
和歌谷 勲:「なんとかならねーことなんてねえ!…やれるさ!」
雨宮ひばり:「……最後まで、希望を捨てんじゃねーぞ。絶対に助けるからな。」
雨宮ひばり:真剣な表情で、嬢ちゃんの眼を見る。
高峰ミキ:「ええ。それなら――」
高峰ミキ:「未来は皆さんにお任せしました。私も精一杯、私にできることをします」
高峰シズク:おねえを、先生を、おにいを見て力強く頷く。
高峰シズク:そして、おにいに向かって胸ポケットをぐいと広げます。
高峰シズク:「行きましょう!」
雨宮ひばり:ふっと笑い、よろよろとポケットに入る。
鳳来祐介:「…ん。」頷く。
和歌谷 勲:「おう!」
GM:キミたちは眩い光に包まれる。そして――。
GM:シーン終了。

クライマックスフェイズII:シーン22 Scene player:高峰シズク

GM:では、ここからはクライマックスフェイズ2です。
GM:シーンプレイヤーはシズクさん。他のPCも全員登場です。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:140->149)
高峰シズク:つらい
鳳来祐介:鳳来祐介の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:139->140)
和歌谷 勲:122+1d10
DoubleCross : (122+1D10) → 122+10[10] → 132

雨宮ひばり:145+1d10
DoubleCross : (145+1D10) → 145+4[4] → 149

GM:時間は、正しい流れへと戻った。
GM:シズクさんと鳳来さん、和歌谷さんの3人は教会の前にいる。
GM:しかし……。
GM:シズクさんの胸ポケットの中には確かにそこに入ったはずの雨宮さんの姿はない。
GM:時間の流れが元に戻ってしまったのなら、未来から来た雨宮がここにいるはずがないのだ。
高峰シズク:「え」
鳳来祐介:「……そうか、雨宮は…本来ならばここにいなかった人間…。」
和歌谷 勲:「えっと…何か良くわかんねーけど…お別れなのか…ひばりっち」
和歌谷 勲:「またな、ぐらい言っときゃ良かったな…」
GM:そして、キミたちの周囲で聞こえるのは人々の悲鳴と、そして獣の咆哮!
鳳来祐介:「僕たちでやるしかない…」
高峰シズク:「!」
鳳来祐介:「行こう。」
高峰シズク:「はい!」
和歌谷 勲:「…待ってろよ…!」
高峰シズク:(……おにい。見ててください!)
GM:キミたちはあの運命の時に戻ってきた。
GM:今、キミたちの目の前にいるのは本来の力を持った地下の王だ!
GM:エネミーは地下の王(行動値60)と影の腕(行動値65)×10です。
高峰シズク:ちなみに距離は・・・?
GM:距離は先ほどと同じ5メートル。
GM:ただ、もしこれらと戦闘になった場合、その瞬間皆さんは全滅します。
  影の腕1 影の腕2 地下の王 影の腕3 影の腕4
影の腕5 影の腕6 影の腕7 影の腕8 影の腕9 影の腕10

5m

シズク 鳳来 和歌谷
高峰シズク:死んじゃう!
GM:なので、可能なのはたった一度ずつの判定のみ。
GM:周囲にはあなたちの見知った人たちもいる。
GM:高峰ミキは人々を少しでも逃げさせようと必死に誘導している。
GM:剣持小百合は怯えながら誰かの姿を探そうとしている。
GM:早見有次は中条アスカに寄り添い、懸命に彼女を励まそうとしている。
GM:その時、巨大な顎の奥から瘴気じみた黒い霧が噴きだし、黒い獣の体から生えた無数の影の腕が、街を破壊しながら放射状に伸びていく!
GM:では、ここから皆さんに判定に挑戦してもらいましょう。
GM:判定にはエフェクトやDロイスの効果は使用可能ですが、いずれも一度しか挑戦することはできません。
GM:判定の前に使用しておきたいものがあるのでしたら、それも許可しましょう。
GM:ただし、チャンスは一度きりです。
高峰シズク:こちらは・・・なし。このまま挑みます。
鳳来祐介:判定の種類と難易度は!
GM:剣持小百合を助けるのなら鳳来さんは〈射撃〉で難易度35の判定に成功する必要があります。
GM:和歌谷さんが暴走した早見からアスカを助けるのなら難易度は〈白兵〉で20。
GM:もし、早見の暴走そのものを止めるのなら難易度は〈意志〉か〈RC〉で難易度は30です。
GM:シズクさんが地下の王から高峰ミキを助けるのなら〈白兵〉で難易度40の判定に成功する必要があります。
GM:ただし、この判定だけはシズクさんが失敗した場合でも雨宮さんが一度だけ代わりに判定を行うことが可能です。
高峰シズク:Hakuhei!!
雨宮ひばり:!
鳳来祐介:私から判定してもいいでしょうか
鳳来祐介:剣持小百合にロイス取得。
鳳来祐介想い人/剣持小百合/○純愛/悔悟/ロイス そしてSロイスに指定します。
GM:Sロイス!
高峰シズク:タイミングが不明ですが、セットアップDロイスをここで使いたいと思います。
高峰シズク:Dロイス“魔街の王”。ラウンド間、勝利の女神のレベルを+3。
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:149->151)
鳳来祐介:では《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:マルチウェポン》で判定。
鳳来祐介:故郷の街、ストレンジャーズのロイスをタイタスにして昇華。
鳳来祐介:ダイス+10、C値-1します
高峰シズク:!
鳳来祐介:ふ、振るぞ…!
鳳来祐介:23dx6+1
DoubleCross : (23R10+1[6]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,4,4,5,5,5,6,6,6,6,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,4,5,7,8,8,9]+10[2,5,6,8]+5[5,5]+1 → 36

鳳来祐介:あ、あぶねえーーー!!!
和歌谷 勲:うおお
高峰シズク:・・・!!!!
高峰シズク:愛!の力!
雨宮ひばり:おおおっ!
GM:判定は成功!
GM:小百合めがけて影の腕が伸びていく。ループの中で何度も見た光景だ。
鳳来祐介:「…小百合!小百合ーーッ!!」人込みの中から小百合を見つけ、駆ける!
剣持小百合:「祐介……!?」
鳳来祐介:(チャンスは一回…!)
GM:小百合はキミの方を振り向く。
鳳来祐介:(手、震えてくれるな。銃、壊れてくれるな。)
鳳来祐介:(僕は…僕は…!)
GM:二人の前に影の腕が迫る。
GM:わずかでも照準がずれればおしまいだ。
鳳来祐介:「小百合を、助けるんだ!!」BRATATATATTATATAT!
GM:ショットガンの弾が命中し、影の腕が破裂する!
鳳来祐介:極度の集中!狙い澄ましたショットガン射撃が小百合に迫る影の腕を撃ち落とす!
GM:影の飛沫が二人の目の前で飛び散る!
鳳来祐介:140→146
GM:呆気に取られてその様子を見ていた小百合は、その場にへたり込む。
鳳来祐介:「小百合…!」小百合に駆け寄り、その肩を抱く。
剣持小百合:「よかった……」
GM:小百合はボロボロと泣き出す。
鳳来祐介:「……ん、よかった。ほんとうに。」
剣持小百合:「ありがとう、祐介。こわかった……」
剣持小百合:「あ、メガネ外すの……忘れてた……」
GM:では、次は和歌谷さんの番!
和歌谷 勲:《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》で判定します。アスカ救出判定!
和歌谷 勲:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,1,4,5,5,6,6,7,7,7,9,10]+10[1,4,5,6,7]+2[2] → 22

和歌谷 勲:ぎりぎり!
和歌谷 勲:132→134
和歌谷 勲:136!
GM:地下の王が放った黒い霧に触れて暴走した早見は、肉の塊じみた姿に変貌しながらアスカに斬りかかろうとする。
GM:キミは、その光景を覚えている。
和歌谷 勲:「ゆーじっ…!!アスカちゃん…!!」
和歌谷 勲:駆ける。腕を石に変えながら。
和歌谷 勲:そして、その肉の腕を斬り落とした。
早見有次:「い……さお……」
和歌谷 勲:「…なんでだよ、…ゆーじ……間に合う…はずだったのに」
和歌谷 勲:「俺は………また……」
早見有次:「違う。お前は間に合ったんだ」
早見有次:「お前のおかげで、オレはこの手でアスカを殺さずに済んだ」
和歌谷 勲:「………お前が、変わっちまってるのを見た時、さ」
和歌谷 勲:「俺は、アスカちゃんを殺したお前が悲しむことを真っ先に思った」
和歌谷 勲:「でもさ…俺は…本当は……」
和歌谷 勲:腕を振り上げ、有次に斬り掛かる
早見有次:「ありがとう、勲」
和歌谷 勲:「……お前を、助けたかったんだよ、…有次」
GM:早見は倒れる。
和歌谷 勲:「何とか……なるって……」
和歌谷 勲:「俺が…出来てなくてどうすんだよって感じだよな、はは…」
和歌谷 勲:そして、アスカに歩み寄り、肩を抱く。
中条アスカ:「せんせい……ウソですよね、せんせい?」
GM:震えながらその光景を見ていたアスカは早見に歩み寄ろうとする。
和歌谷 勲:「……俺も……ウソだって……今も、思ってる」
和歌谷 勲:「…アスカちゃん。」
和歌谷 勲:「ここは、危険だ。…逃げよう」
中条アスカ:「どうして、あの人を殺したんですか」
和歌谷 勲:「………。」
中条アスカ:「嫌です。先生のそばにいます」
和歌谷 勲:「……アスカちゃん」
和歌谷 勲:「…ここにいたら、君まで死んじまうだろ…」
和歌谷 勲:腕を少し強く引っ張り、立ち上がらせる。
中条アスカ:「だったら、殺してください。あの人と同じように」
和歌谷 勲:「…俺のこと、憎んでも良いよ。でもさ…君は生きてくれ」
和歌谷 勲:「殺せねーよ!…俺は!!全部!あいつのために…畜生!」
和歌谷 勲:軽く当て身をし、アスカの身体を抱える。
中条アスカ:「嘘つき!あなたはただ、諦めただけです!殺してしまった方が簡単だって!先生を助けることを!」
GM:涙を流したままアスカは気を失う。
和歌谷 勲:「…………。」
和歌谷 勲:その言葉が、反響する。
和歌谷 勲:「……俺が諦めたから 間に合わなかったのか?」
和歌谷 勲:「なら、…俺は………」
和歌谷 勲:そう呟いて、その場を離れる。
GM:最後に、シズクちゃんの番だ!
高峰シズク:ヤー!
高峰シズク:絶対に助けるぞ!
高峰シズク:おねえを助ける。白兵で判定します。
GM:皆を逃がそうとその場に残って誘導していた高峰ミキの目の前に地下の王が迫る。
GM:その巨大な顎が高峰ミキを噛み潰そうとする。
GM:判定をどうぞ。
高峰シズク:5dx+2=>40
DoubleCross : (5R10+2[10]>=40) → 10[2,4,9,9,10]+2[2]+2 → 14 → 失敗

高峰シズク:当然、駄目!
高峰シズク:おにいに判定をお願いしたい!
雨宮ひばり:ロイスを取得します。
雨宮ひばり-仲間/高峰ミキ/尽力:○/不安/ロイス
高峰シズク:おねえを突き飛ばし、自分も避ける。しかしすぐに次の攻撃が来る。
雨宮ひばり:マイナーで《完全獣化》+《オリジン:ヒューマン》+《シャインブレード》。侵蝕149→163
雨宮ひばり:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《急所狙い》
高峰シズク:しゃ、シャインブレードは抜いてもいいんじゃ…!?
雨宮ひばり:いや!侵蝕160突破でダイス+5、エフェクトレベル+2にする!
高峰シズク:おにい!帰ってきてくださいね!
雨宮ひばり:おう!
雨宮ひばり:白兵で判定します。
雨宮ひばり:15dx7+7
DoubleCross : (15R10+7[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,5,5,7,8,8,9,9,9]+10[3,6,6,7,9,9]+6[1,2,6]+7 → 33

高峰シズク:コンボ『千回で駄目なら一万回』。《勝利の女神》をひばりさんに。
高峰シズク:達成値を+27!
雨宮ひばり:……よし!
雨宮ひばり:達成値は60だ!
GM:判定は……成功!!
高峰シズク:高峰シズクの侵蝕率を+4した(侵蝕率:151->155)
雨宮ひばり:侵蝕163→167
高峰シズク:(諦めちゃだめ。希望を捨てちゃだめ)
高峰シズク:拳銃を撃ち放し、地下の王を迎撃する。相手は一瞬怯んだだけだ。
高峰シズク:(おにいにまた会うんだから) 拳銃を捨て、サブマシンガンを撃つ。
高峰シズク:一瞬怯んだだけだ。
高峰シズク:(おにいに……!) 懐を探る。予備のマガジンがもうない。
高峰シズク:「……おにい……」
高峰シズク:攻撃を避ける事はできる。でも、それじゃあおねえを助けられない!
高峰ミキ:「シズク。諦めないで。きっと」
GM:高峰ミキはシズクの手を握る。
高峰ミキ:「きっと大丈夫」
雨宮ひばり:高峰シズクと高峰ミキに影の攻撃が殺到する寸前。
雨宮ひばり:高峰シズクは姉ではない、誰かの手に肩をそっと抱き寄せられる感覚を覚える。
高峰シズク:姉の手を握り、ぎりぎりまでどうあがくかを考え、
高峰シズク:「……!?」
高峰シズク:「え……」
雨宮ひばり:ゴツゴツした、だが優しくて暖かい手だ。
高峰シズク:(この手、覚えてる。そうだ)
高峰シズク:(私はいつも、この手に……)
雨宮ひばり:そう思った次の瞬間、2人を襲おうとしていた影が突然激しい光に包まれる。
雨宮ひばり:光が消えると、襲っていた影も消えている……
雨宮ひばり:光が消える直前、光の中にこちらを振り返りながら笑い掛ける人影が見えた。
高峰シズク:「……」
高峰シズク:ぽろぽろと涙をこぼしながら笑い、手を振る。
高峰シズク:「――またね。おにい」
高峰シズク:「ありがとう」
GM:クライマックスフェイズ終了。
GM:それでは、お待ちかねのバックトラックです。
GM:まずはEロイスの分から。
GM:今回のEロイスは6つです。6D分の侵蝕率を下げるかどうかを決めてください。
高峰シズク:さげます!振ります!
鳳来祐介:無論下げます!
和歌谷 勲:振ります!
鳳来祐介:146-6d10
DoubleCross : (146-6D10) → 146-23[8,6,2,1,4,2] → 123

和歌谷 勲:136-6d10
DoubleCross : (136-6D10) → 136-25[9,1,3,5,1,6] → 111

高峰シズク:155-6d10
DoubleCross : (155-6D10) → 155-29[6,7,3,3,3,7] → 126

鳳来祐介:そして二倍振り!
雨宮ひばり:振る!
雨宮ひばり:167-6d10
DoubleCross : (167-6D10) → 167-33[9,1,6,8,1,8] → 134

鳳来祐介:123-8d10
DoubleCross : (123-8D10) → 123-43[3,6,8,7,6,3,6,4] → 80

和歌谷 勲:111-5d10 一倍!
DoubleCross : (111-5D10) → 111-37[6,10,5,6,10] → 74

鳳来祐介:返ってきたぞ!
高峰シズク:ここで死んだら本当にただのバカになってしまうので、2倍振りします。
鳳来祐介:3点!
高峰シズク:126-12d10
DoubleCross : (126-12D10) → 126-67[10,1,3,8,1,7,2,4,9,2,10,10] → 59

高峰シズク:バカ回避!3点!
GM:すごい下がった
和歌谷 勲:5点!
雨宮ひばり:2倍
雨宮ひばり:134-12d10
DoubleCross : (134-12D10) → 134-79[1,6,9,10,10,6,9,5,8,4,1,10] → 55

雨宮ひばり:嬢ちゃんよりも低い
高峰シズク:すごいさがったw
GM:皆さん、無事に帰還できたようですね。
GM:おめでとうございます。
GM:バックトラックはこれで終了です。
高峰シズク:はーい!
和歌谷 勲:いえす!
鳳来祐介:はーい!
GM:ここからはエンディングフェイズです。
GM:まずは雨宮さんのエンディングからいきましょう。
GM:シズクさんも登場してください。
GM:要するに、雨宮さんのハンドアウトシーンの続きですね。

エンディング:雨宮ひばり

GM:“震夜”の事件から9年後。
GM:2015年7月11日。
GM:地下の王によって胸を穿たれた雨宮さんは血を流して教会の床に倒れていた。
GM:視界の先では、教会のシスターが影の腕に襲われている。
GM:キミの大剣を持って必死に抵抗しているが、あの覚束ない様子ではそう長く保たずに殺されるだろう。
高峰シズク:「やだ……いやだ。嫌!」
高峰シズク:「9年、9年待ったのに……ずっと待ってたのに。やっと会えたのに」
高峰シズク:「助けて……おねがい、起きて!」
高峰シズク:「“おにい”!」
GM:その時、あのループの中で地下の王を倒し、この時代に戻った雨宮の意識はハッキリとしてくる。
GM:雨宮さんの傷を蝕んでいた地下の王の力が消え去って行く。
高峰シズク:「あっ!」 大剣がはじきとばされ、転がる。
高峰シズク:最後まで諦めずに剣を拾いに行こうとする……が。
GM:影の腕がその間に割り込む!
高峰シズク:「……!」
GM:影の腕が高峰シズクへと伸びる!
雨宮ひばり:高峰シズクが影の腕に捉えられる寸前、何者かが肩を持ちその体を強く引く。
高峰シズク:「   」
高峰シズク:「……、え」
高峰シズク:ゆっくりとそちらに目をやる。
雨宮ひばり:引き寄せられた先には、温かく大きい体。
雨宮ひばり:「悪ぃ、ちっと長く寝ちまってたみてーだ。」
雨宮ひばり:「……"嬢ちゃん"。」
高峰シズク:「……………!」
高峰シズク:思わず抱きつく。
高峰シズク:思い出よりだいぶ大きいけれど。頼りがいがあって、優しくて、温かい体。
高峰シズク:「……もう。遅いですよ、おにい」
高峰シズク:「私、9年も待ったんですから」
雨宮ひばり:「うっぷ!無茶言うなよ。」 続いて襲い掛かってくる影の腕に手をかざすと、影の腕の先が光で焼き切られる
雨宮ひばり:「それに言ったろ?10年くらいなんてあっという間だってな。」
高峰シズク:「わっ!」 のたうつ影の腕の残骸を避け、つま先で蹴っ飛ばす。
GM:ビクビクと蠢きながら影の腕は消滅していく!
GM:ループは破れた。もはや地下の王を再生させる力はない。
GM:蹴り飛ばされた影の腕の残骸は力なく横たわり、完全に消滅する。
高峰シズク:「……そうですね」
高峰シズク:「あの頃のこと、まるでついさっきの事みたいに思い出せます」
高峰シズク:「9年後からやってきて私たちを救ってくれた、ヒーローのこと。」
雨宮ひばり:抱き付いた嬢ちゃんをそのまま抱きかかえ、立ち上がっている。
高峰シズク:「わわわっ」 しがみつく。
雨宮ひばり:「……ま、俺にとっちゃついさっきの事なんだけどな……。」
雨宮ひばり:「悪かったな、別れの挨拶もできなくて。」
高峰シズク:「いいんです。状況が状況でしたし……それに、私はちゃーんと覚えてますよ」
雨宮ひばり:「そうか。そりゃ良かった。」
高峰シズク:「最後、私とおねえが危なかったとき――」
高峰シズク:「助けてくれましたよね。おにい」
高峰シズク:「……も、もし人違いだったらとても恥ずかしいので、覚えがなくてもハイって言ってくれるとありがたいです!」
雨宮ひばり:「さあな。姉ちゃんが助かったのは嬢ちゃんが頑張ったからじゃねーか?」
雨宮ひばり:いたずらっぽく笑ってはぐらかす。
高峰シズク:「もー!9年越しのお礼を言わせてくださいよー!」
高峰シズク:両手をおにいの首にまわしているので、おでこをどんどんと胸板にぶつける。
雨宮ひばり:「ははっ、嬢ちゃんは9年ででかくなったな。」
雨宮ひばり:「……良かったな。姉ちゃん、助けられて。」
高峰シズク:「はい!9年で、ノイマンですから!」
高峰シズク:「背も伸びましたし、おねえみたいに……あれ?」
高峰シズク:「おねえが助かった事、なんで知ってるんですか?」
雨宮ひばり:ニヤっと笑うのみだ。
雨宮ひばり:「そうだ嬢ちゃん、ならこのことは覚えてるか?」
高峰シズク:「?」
高峰シズク:「ふふふ、おにいと話した事ならぜんぶ覚えていますよ。ノイマンで――」
雨宮ひばり:不思議そうな顔をした嬢ちゃんの隙をついて、唇を奪う。
高峰シズク:「!!!」
高峰シズク:もともと抱きかかえられていたので、さしたる抵抗もできない。
高峰シズク:「ん~っ……!」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:室内が静かすぎて、心臓のドキドキがおにいに聞かれないか心配になる。
雨宮ひばり:「……」
雨宮ひばり:しばらくして、唇を離す
高峰シズク:「ぷは」
高峰シズク:「……び、び、」
高峰シズク:「びっくりしました……!」
高峰シズク:「……」
高峰シズク:「――えへへ。うぇへへへ」 笑いながら胸板に額を押し付ける。
高峰シズク:「きっと忘れちゃってるだろうな、と思ってました」
雨宮ひばり:「俺も物覚えは良い方でね。」 額を押し付けてくる嬢ちゃんの頭を撫でてやる
雨宮ひばり:「助けられて……また会えて、良かった。」
雨宮ひばり:「最後に言ったもんな。絶対に助ける……って。」
高峰シズク:目を細め、気持ち良さそうに撫でられる。
高峰シズク:「この9年、いろんな事があったんです」
高峰シズク:「街がめちゃくちゃになって。治安も悪くなって、オーヴァードもジャームもいっぱい増えて」
高峰シズク:「でも、おにいの言葉があったから頑張ってこれたんですよ」
高峰シズク:「希望は必ずある。諦めるな……って。」
高峰シズク:「……ありがとう。おにい」
高峰シズク:涙を一筋こぼしながら、9年越しのお礼を述べる。
雨宮ひばり:「気にすんな。一宿一飯の恩ってやつだ。」
GM:では、2人がそうして抱き合っているところにパタパタと足音が聞こえてくる。
高峰シズク:「あの……それでですね。たいへん恥ずかしいので、一度しか言わないのですけど」
高峰シズク:「……も、もし、もしですよ。おにいが嫌でなければ、もう一度、その」
高峰シズク:「さ……さっきのをして頂けると……」
高峰シズク:真っ赤になって顔をそむける。足音には気付かない。
雨宮ひばり:「ははっ。そうかい。とびきりの美人にそういわたんじゃ、しない理由はないな。」
高峰シズク:「……おにい」 微笑み、静かに目を閉じる。
雨宮ひばり:そう言って嬢ちゃんのあごを持ち、引き寄せる。
雨宮ひばり:顔が近付く……
少年:「シスター、旅人さんの案内まだ終わんないのー?」
GM:その時、急にドアが開く。そこに生意気そうな少年が立っている。
少年:「シスター?何やってんの?」
GM:少年はドアの近くに立って怪訝そうにキミたちを見ている。
高峰シズク:「え?」 ぱっと目を開ける。
高峰シズク:「えっ!えっ!?あわ、あわわわ!」
雨宮ひばり:「おっと。」 ぱっと手を離す
高峰シズク:「きゃあ!」 急に手を離されたのでバランスを崩し、
高峰シズク:おにいに寄りかかるような形でずっこける!
雨宮ひばり:「ボウズ、部屋に入るときはノックをするのがマナーだぜ……っと!?」
雨宮ひばり:「おいちょっ、ぐあっ!?」
雨宮ひばり:ガターンとふたり一緒に床にずっこける
少年:「……」少年は不愉快そうな顔をする。
少年:「シスター、何で見ず知らずのヤツとベタベタしてるのさ」
高峰シズク:「ご、ごめんなさいおにい……今どきますから、あいたた」
雨宮ひばり:「9年経ってデカくなっても、嬢ちゃんは嬢ちゃん、か。」
高峰シズク:「見ず知らずじゃないですよ」
高峰シズク:「この人は“震夜”の時に私やシスター・ミキを助けてくれたヒーローなんですから」
少年:「こいつが?だって9年前って言ったら、こいつその時おれとそんなに変わんないじゃん」
高峰シズク:「そうねー……なんて説明すればいいかなぁ……」
雨宮ひばり:「はっ、分かっちゃいねえなボウズ。」
少年:「何だよ」
雨宮ひばり:「男ってのは、ガタイのデカさじゃねー。ハートのデカさで決まるもんだ。」 ニヤリと笑い、自分の胸を軽くトントンと叩く
雨宮ひばり:「俺だって9年前はボウズより小さかったんだぜ?」
少年:「わけわかんない。そんなに小さかったらシスターのことなんて守れっこないだろ」
高峰シズク:少年の至極まっとうな返事にくすくす笑う。
少年:「なんだよ、もうー!2人しておれのことからかって!」
雨宮ひばり:「ま、とにかくだボウズ。」
雨宮ひばり:「しばらくここに厄介になるんだ。よろしくな。」
雨宮ひばり:少年の髪をクシャッと乱暴に撫でる
少年:「……」
GM:少年は雨宮さんの手を振り払う。
少年:「げー!?何だよ、それ!最悪!」
高峰シズク:「もう。一緒に暮らすからには、家族も同然なんですよ」 少年をたしなめる。
高峰シズク:「おにいと仲良くしましょ。ね?」
少年:「こんなやつが家族ー!?何だよ、おにいって……」
少年:「でも、シスターにそう言われたら……」
少年:「よろしくな、アンタ」
GM:少年はムスッとしたまま雨宮さんに向き直る。
高峰シズク:「そうそう、えらいえらい!」 少年の頭を優しく撫でる。
雨宮ひばり:その挨拶を聞いて、はっと思い出した顔をする
雨宮ひばり:「おっと。そうか、そういや名前をまだ言ってなかったな。」 嬢ちゃんにニヤっと笑う
高峰シズク:「くす」
高峰シズク:「そうでしたね。今さらですけど」
雨宮ひばり:「俺は人呼んで"グローリーファントム"。"グローリーファントム"の雨宮ひばりだ。」 少年に握手の手を差し出す。
雨宮ひばり:「よろしくな。」
少年:「……ふん」
GM:少年はそっぽを向きながらその手を握る。
少年:「いいか、ひばり!あんまりシスターに気安いことすんなよ!」
GM:少年はそう言うと、部屋から走り去って行く。
雨宮ひばり:「おう!考えとくぜ!」 見送る
高峰シズク:「もう。普段は素直な子なのに、どうしちゃったのかなあ」
高峰シズク:戦いで倒れた家具などを片付けながら溜息をつく。
高峰シズク:「ね、おにい」
雨宮ひばり:「ん?」
高峰シズク:「……この街で暮らしていくのって、外よりもだいぶ大変だと思いますけど」
高峰シズク:「おにいと一緒なら、きっと頑張れると思うんです」
高峰シズク:じっとおにいの目を見て、微笑む。
高峰シズク:「明日から、よろしくお願いしますね。おにい!」
雨宮ひばり:嬢ちゃんの笑顔をみてこちらも笑う。
雨宮ひばり:「ああ、こちらこそ。」
高峰シズク:とてとて歩いていき、おにいの頬にキスして部屋を出て行く。
雨宮ひばり:「!」
高峰シズク:9年前に私を助けてくれたヒーローと、これからは一緒。
高峰シズク:そんな幸せをかみしめながら、今夜は眠ろう。
雨宮ひばり:不意討ちでキスされて驚き、部屋を出て行く嬢ちゃんの背を見つめる。
雨宮ひばり:ひとりになった部屋で、つぶやく。
雨宮ひばり:「……なるほど、嬢ちゃんの言った通りだな。」
雨宮ひばり:「こんないい場所があるもんな。他に宿を見つけるのが、そりゃ難しいわけだ。」
雨宮ひばり:キスされた頬にそっと触れる。
GM:雨宮さんのエンディングはこれで終了。

エンディング:和歌谷 勲

GM:では、次は和歌谷さんのエンディングです。
GM:何かエンディングの希望とかはありますかね?
和歌谷 勲:そうですね…
和歌谷 勲:震夜直後のすこしと、9年後の描写が出来たら割となんでも良いのですが
GM:震夜の少しあとくらいにアスカと話をして、それから未来の描写をするような感じでGMは考えております
和歌谷 勲:じゃあそれで!
GM:了解です。
GM:震夜の事件より少し後。
GM:外の街からやってきていたあなただったが、街の封鎖に伴って外に出ることはできなくなってしまった。
和歌谷 勲:事件後、始めのうちはすぐに帰れると思っていた。
和歌谷 勲:そうして、元の日常に戻り、ここには二度と戻って来ないつもりだった。
GM:街は震夜の事件によって廃墟と化している。復興までは相当な時間がかかることだろう。
和歌谷 勲:「………。」廃墟を眺めるその顔にかつての快活さはない。
GM:そんなキミのもとに一人の女性が歩み寄ってくる。
中条アスカ:「……和歌谷さん」
和歌谷 勲:「…アスカちゃん」
中条アスカ:「あの時のこと、謝ろうと思って」
和歌谷 勲:「…………。」
中条アスカ:「私、あなたに酷いことばかり言いました。あなただって傷ついているはずなのに」
和歌谷 勲:「……仕方、ないよ。……あんな……」
和歌谷 勲:蘇る記憶。目を軽く伏せ、首をゆるく振る。
和歌谷 勲:「俺は……君の大切な人を……殺したんだ」
中条アスカ:「……なんとかなる、じゃないんですね」
和歌谷 勲:「絶対助けるって、そのつもりでいて。でも本当はもっとやれたはずなんだ。なんとかなったはずだったんだよ」
和歌谷 勲:「…なんとかなる、を、俺は自分で放り捨ててさ……それに、気付いたんだよ」
和歌谷 勲:「俺はもう、あんな風になんとかなる、なんて笑って言えない。…有次に……悪い」
中条アスカ:「考えすぎ、です。和歌谷さん、いつも明るくて元気がいいんだってあの人が言ってましたよ」
和歌谷 勲:「…そっか。柄じゃないよな。こーゆーの。……はは」眉を下げて力なく笑う。
GM:アスカは悲しげに目を伏せる。
中条アスカ:「……私たち、これからどうなるんでしょうか。街は封鎖されたままだし、外との連絡も取れないし」
和歌谷 勲:「………そうだよな……」少し考えるようにして、
和歌谷 勲:「この封鎖がどういうもんなのかとか…今はなんもわかんねーけど……」
和歌谷 勲:「この街に、ずっと、みんなをいさせるわけには、行かないって、思ってる」
和歌谷 勲:また。あのような事件が起こるとも解らない。
中条アスカ:「そう、ですよね。ずっとこのままじゃいられませんよね」
中条アスカ:「じゃあ和歌谷さんはこれから、どうするつもりなんですか?」
和歌谷 勲:「…俺に出来ることをやるよ。この封鎖から、この街から。みんなが出て行けるように…」
和歌谷 勲:「そのうち…みんな、出て行けるさ。……、」
和歌谷 勲:大丈夫。なんとかなる。
和歌谷 勲:その言葉は、口に上る前に噛み砕かれて消えた。
GM:それから街に9年の月日が流れたが、封鎖が解除されることはなかった。
GM:ある反GPO組織のアジト。
GM:9年後、キミはその組織のリーダーを務めていた。
和歌谷 勲:「………」アジトの一室で目を閉じて黙考している。
GM:魔街解放を謳うその組織はGPOとの敵対やFHとの協調を行いながら、大きな勢力となっていた。
和歌谷 勲:髪は伸び、快活そうな印象は消え失せている。その周りには積まれた本の山。
和歌谷 勲:「あと、少し… 今度こそ…"みんな"を……」
GM:そこで部屋のドアがノックされる。
和歌谷 勲:「入れ。」
GM:喪服を着た女性が入ってくる。キミの部下である構成員だ。
中条アスカ:「……失礼します」
和歌谷 勲:「…アスカか。なにか動きがあったのか?」
中条アスカ:「FH魔街支部支部長の鷺沼秀から連絡がありました」
和歌谷 勲:「!」
和歌谷 勲:「そうか……向こうは何と?」
中条アスカ:「彼らはマスターレイスという助力を得たことで、新たな反抗作戦を計画しているそうです」
中条アスカ:「そこで“リーダー”と話がしたいと」
和歌谷 勲:「マスターレイス……」
和歌谷 勲:「情勢が大きく動きそうだな。解った。話をしに行く」
中条アスカ:「ええ。よろしくお願いします、“リーダー”」
中条アスカ:「準備ができましたらお声かけください」
GM:そう言ってアスカは部屋から出ていこうとする。
和歌谷 勲:「……もう9年にもなるな」
GM:アスカの足が止まる。
中条アスカ:「急にどうしたのですか、リーダー」
和歌谷 勲:「……いや。日付を見てな。思い出していた。あの時のことを」
中条アスカ:「私は……片時も忘れたことはありません」
和歌谷 勲:「………そうだな」
中条アスカ:「……和歌谷さん」
和歌谷 勲:「……何だ?」
中条アスカ:「私はたまに分からなくなります。あなたがしているのは本当に正しいことなのですか?」
和歌谷 勲:「……さあ、な。 俺に解っているのは…あの日の全てを隠し通し。この街を変えちまった奴らが許せないってことぐらいだ」
中条アスカ:「では、こんな戦いを、いつまで続ければいいのですか。これも、仕方のないことなのでしょうか」
和歌谷 勲:「あれは…本当に起こったことだった。あの事件を、全て明らかにするまで…俺は止まれない」
中条アスカ:「何のために、ですか」
和歌谷 勲:「…………。」
中条アスカ:「……失礼しました」
和歌谷 勲:「……いや、いい」
中条アスカ:「準備ができるまでお待ちしております、リーダー」
和歌谷 勲:「ああ。すぐに準備を済ませる。先に行って待っていてくれ」
中条アスカ:「はい。それでは」
GM:そう言って喪服を着た部下は退室する。
和歌谷 勲:アスカが去った部屋で、一人呟く。
和歌谷 勲:「無二の友人を失った…………俺の為、さ。 ……有次」
和歌谷 勲:「もう。どうにもならねぇんだ。……もう、な」
和歌谷 勲:そうして、小さな荷物を持ち上げると、部屋を後にした。
GM:和歌谷さんのエンディングはこれで終了です。

エンディング:鳳来祐介

GM:次に、鳳来さんのエンディングです。
GM:何かエンディングの希望はありますでしょうか
鳳来祐介:u-mu,
鳳来祐介:九年後の世界で復讐代行者として生計を立ててるって感じでどうでしょう。
GM:ふむ、そんな感じでもいいですよ。
GM:小百合はどうしてましょう?
鳳来祐介:小百合と一緒に暮らしてても構いませんかね?
GM:それはもちろんです。
鳳来祐介:仕事のことは絶対に言わないですね。
GM:ああ、では小百合は探偵か何かをしてると思ってるんですね。
鳳来祐介:じゃあ時々小百合の仕事の手伝い兼ボディガードをしつつ復讐代行業を営んでいる感じで
GM:震夜の事件の後の描写はこちらで勝手にやってしまっても大丈夫ですか?
鳳来祐介:うーん、大丈夫です。
鳳来祐介:特に思いつかなかったのでお任せします!
GM:えへへ、了解しました
GM:震夜の事件より少し後。
GM:震夜の事件の直後。
GM:まだ火の手の収まらぬ中、どうしても家に戻りたい言い出した小百合にキミは付き添うことになった。
鳳来祐介:「……家に?」
剣持小百合:「ごめん、祐介。どうしても取ってきたいものがあって」
鳳来祐介:「でも、早くこの街を出ないと。」
剣持小百合:「大切なものなの。……ダメなら、諦めるけど」
鳳来祐介:「………うん。いいよ。」
鳳来祐介:「早く取りに行こう。」
剣持小百合:「ごめんね。わがままばっかり言って」
鳳来祐介:「ん、大丈夫だよ。小百合のためなら、なんだってやるさ。」
剣持小百合:「祐介、なんだか急に頼もしくなったよね?」
鳳来祐介:「…そうかな?」
GM:そう言って小百合は微笑む。
剣持小百合:「うん。前までだったら、もっとこう……」
剣持小百合:「いいや、行こう!」
鳳来祐介:「……ん。」ちょっと気になったが小百合に付いていく。
GM:自宅に着くと小百合は一目散にリビングルームに向かう。
GM:そして、テーブルの上に置かれているスケッチブックを抱きしめる。
剣持小百合:「よかった。あった……」
剣持小百合:「祐介が守ってくれたものだから。無くしたくなくて……」
鳳来祐介:(あれは…)
鳳来祐介:「…よかった。」
剣持小百合:「もう大丈夫。行こう、祐介」
鳳来祐介:(僕はやっと、あの絵が完成するところが見られるんだな。)
鳳来祐介:「………よかった。」
剣持小百合:「何でそんなに何回も言うの。変なの」
鳳来祐介:「ん、ごめん。行こうか。」
GM:キミたちが家から出ると、向こうから歩いてくる人影がある。その人影はキミの見慣れた制服を着、銃を持っている。
GM:ストレンジャーズの隊員だ。
GM:男はオーヴァード能力で察知したのか、キミがエフェクトで隠している銃を見て言う。
ストレンジャーズ隊員:「その銃、ストレンジャーズの隊員か?こんなところで何を?無線を聞いていなかったのか」
鳳来祐介:「…鳳来二曹であります。」敬礼しつつ身分証を提示する。
鳳来祐介:「無線は戦闘中に破壊されました。民間人を救出したところです。御指示を。」
ストレンジャーズ隊員:「そうか。では、すぐに任務に参加してもらおう」
鳳来祐介:「任務…?」
ストレンジャーズ隊員:「この街は封鎖することになった。民間人を一切外部に出さないようにだ」
鳳来祐介:「………今、なんと?」
ストレンジャーズ隊員:「鳳来二曹にもその封鎖任務に当たってもらう。その民間人を連れて行くことはできない」
鳳来祐介:「……見捨てるんですか。何もなかったことにするんですか。」
鳳来祐介:「この街を。」
ストレンジャーズ隊員:「そうではない。国民の安全を守るためだ」
鳳来祐介:「僕に、小百合を捨てろと言うんですか。」
ストレンジャーズ隊員:「任務を行えないのか」
ストレンジャーズ隊員:「一つ、確認しておきたいことがある」
ストレンジャーズ隊員:「その民間人はこの街に出現した例のジャームを目撃したか?」
鳳来祐介:「……。」
ストレンジャーズ隊員:「そうか」
GM:男は躊躇いなく小百合に向けて銃のトリガーを弾く。
GM:銃弾が小百合の足を貫く。
鳳来祐介:「小百合!!」
剣持小百合:「痛……っ!?」
GM:その場に倒れ、気を失う。
鳳来祐介:「お前は、今、一番してはいけない事をした。」
GM:足からは止めどなく血が流れる。
ストレンジャーズ隊員:「我々の任務には情報封鎖も含まれている」
鳳来祐介:宙に持っていたストレンジャーズの身分証を投げ、それをショットガンを抜き撃つ。
ストレンジャーズ隊員:「貴様ができないのならば私が代わりにやろう」
鳳来祐介:「僕はもう、ストレンジャーズじゃない。」
ストレンジャーズ隊員:「貴様……何のつもりだ?」
鳳来祐介:「ただの民間人だ。」
鳳来祐介:そのままストレンジャーズ隊員に二丁ショットガン射撃!避ける隙間もない面制圧攻撃だ。
ストレンジャーズ隊員:「何を……!?」
GM:ストレンジャー隊員は反応する間もなく蜂の巣にされる!
鳳来祐介:息も絶え絶えの隊員を足で踏みながらショットガンの銃口を頭に付ける
ストレンジャーズ隊員:「バカが……後悔するぞ……」
ストレンジャーズ隊員:「一時の感情に流され……大局を見失う愚か者め……」
鳳来祐介:「小百合を傷つけた人間を、僕は許さない。地獄で悔いろ。」BLAM!!
GM:ストレンジャー隊員の頭部が弾け飛ぶ。
鳳来祐介:小百合に駆け寄って足を治療する。
GM:足の傷は深いが、幸い命には別状はないようだ。
鳳来祐介:「ごめん、小百合。」そのまま小百合を抱き上げて、小百合の家に戻る。
鳳来祐介:「……帰ろう。大丈夫。小百合のことは僕が守る。」
鳳来祐介:「僕が、守る。」
剣持小百合:「……祐介。また助けてくれたんだ」
GM:微かに意識を取り戻した小百合が言う。
鳳来祐介:「……小百合。」
鳳来祐介:「これからずっと、僕が君を助けるよ。」
剣持小百合:「……それじゃ本当に、昔と逆になっちゃうよ」
鳳来祐介:「……。」ふっと微笑む
GM:小百合は微笑み返して再び気を失う。
鳳来祐介:小百合を抱き上げたまま、破壊と混沌が渦巻く街へと消える。
鳳来祐介:― 鳳来祐介 二曹
鳳来祐介:”震夜”作戦中、消息不明。
GM:9年後。
GM:デモンズシティにある一軒の事務所。
GM:その一室で、車椅子に乗った女性がキャンバスに向かって筆を走らせていた。
GM:キャンバスに描かれているのは、明るく優しげな花や昆虫の絵だ。
GM:車椅子の女性――剣持小百合はデモンズシティではそれなりに名の知られている画家になっていた。
GM:もちろん、街の中でだけだが。
鳳来祐介:事務所のソファーに寝転んでまどろんでいたが、目を覚ます
鳳来祐介:「………ん。……くぁ…。」あくび
剣持小百合:「おはよ、祐介」
GM:小百合は車椅子でキミに近寄る。
鳳来祐介:「おはよ、小百合。」頭をかきながら返す
剣持小百合:「夢でも見てたの?」
鳳来祐介:「…ん。昔の夢。」
剣持小百合:「昔の?」
鳳来祐介:「……あの日だよ。」
剣持小百合:「……9年前か。街はすっかり変わっちゃったね」
鳳来祐介:「………そっか。今日で丁度9年になるんだ。」壁に掛けられたカレンダーを見て
剣持小百合:「正確には明日でだけどね」
剣持小百合:「私も、あの頃よりずっと体弱くなっちゃったし。祐介にも迷惑かけっぱなし」
鳳来祐介:「……僕はちっとも迷惑だなんて思ってないよ。」
剣持小百合:「本当に?」
鳳来祐介:「小百合と一緒にいられるだけで、僕は幸せだ。」
剣持小百合:「……すぐそういうこと言うんだから」
GM:頬を赤らめる。
剣持小百合:「祐介、じゃあさ。一つお願いがあるんだけど」
鳳来祐介:「ん、なに?」
剣持小百合:「ちょっとだけでいいから、体持ってくれない?」
鳳来祐介:「いいよ。そらっ。」小百合を抱き上げる。
GM:キミに抱きかかえられると、小百合は体を少し伸ばしてキミの唇にキスをする。
剣持小百合:「……えへへ」
剣持小百合:「恥ずかしいな。こうしてもらわないと届かないから」
鳳来祐介:ふっと微笑んだ後、今度はこちらから小百合の唇にキスする
剣持小百合:「んっ……」
GM:小百合はまどろんだような表情になったあと、頬を赤らめて抗議する。
剣持小百合:「もう……下ろしていいから……」
鳳来祐介:「ごめんごめん。」
鳳来祐介:「大好きだよ。」昔はためらった言葉を、9年の間に何回言っただろうか。
剣持小百合:「私も大好き。これからもよろしくね、祐介」
GM:そこで、事務所のチャイムが鳴る。
剣持小百合:「あ、お客さん」
剣持小百合:「私、奥に行ってるね」
鳳来祐介:「ん。何かあったら呼んでね。」返事をしつつ事務所のドアへ向かう
GM:事務所には、入り口のドア付近に20歳前後の青年が立っていた。
GM:青年は殺気立った様子で、いかにも落ち着きがない。
鳳来祐介:「どうも、依頼ですか?」
青年:「そうです。お願いが、あります」
青年:「殺してほしいやつがいます」
鳳来祐介:「……ルールが三つ。」
鳳来祐介:「一つ。君に起こったことを虚偽なく話してほしい。」
鳳来祐介:「二つ。依頼を受けるかどうかは僕の裁量次第だ。お金とか正義とか法律じゃない。」
鳳来祐介:「三つ。復讐が終わったら…。」
鳳来祐介:「生きること。」
青年:「生きる、こと……?」
鳳来祐介:「ん、そう。」
鳳来祐介:「復讐は何も生まない。何にも。けど…」
鳳来祐介:「マイナスをゼロにできる。」
青年:「……今は、よく分かりません」
鳳来祐介:「それでいいよ。今わかんなくても。」
鳳来祐介:「僕もこれに気付くまでずいぶん掛かったし。」
青年:「あなたも……?」
鳳来祐介:「………そうだよ。」
鳳来祐介:「で、どうする?ルール守れる?」
青年:「ルールだってなんだって守ります」
青年:「そいつは……僕の恋人を殺しました。しかもそれだけでなく……」
GM:青年は辛そうに目元を押さえる。
青年:「だからどうか」
鳳来祐介:「……恋人を、ね。」
青年:「三年前にデモンズシティで会って、そんなに長い付き合いだったわけじゃないけど」
青年:「それでも、大切な人でした」
鳳来祐介:「…………。」
鳳来祐介:「写真、ある?仇の。それと名前。」
青年:「あり、ます」
GM:震える声で言った青年は封筒を手渡す。
GM:封筒の中には仇の写真と名が記されている。
鳳来祐介:「………じゃあ、家で待ってて。」
GM:デモンズシティでも名の知れた大物だ。彼を相手にするのなら、かなり危険な仕事になることは間違いない。
青年:「え、そんなあっさり」
鳳来祐介:「ん、問題あった?」
青年:「いや、な、ないですけど。いいんですか、こんな簡単で」
鳳来祐介:「こいつは君の恋人を殺した。殺す理由は、それで十分でしょ。」
青年:「……分かりました。お願いします」
GM:青年は頭を下げる。
鳳来祐介:「殺したらまた連絡するよ。」
青年:「……はい」
GM:青年は震える声で答え、事務所から去る。
鳳来祐介:「…………。」戸棚を開けてショットガンを取り出し《テクスチャーチェンジ》をかける
鳳来祐介:手帳とペン。いかにも”探偵っぽい”アイテムだ。
剣持小百合:「祐介ー?もしかしてお仕事?」
GM:奥の部屋から小百合の声が聞こえる。
鳳来祐介:「ん、仕事。」
鳳来祐介:「ちょっと猫を探してくるよ。」
剣持小百合:「そう。気を付けて行ってきてね。あんまり危ないところには行かないで」
鳳来祐介:「……ん。夜までには帰ってくるよ。」
剣持小百合:「行ってらっしゃい」
鳳来祐介:「行ってきます。」事務所を出ていく。
鳳来祐介:小百合に背を向けた瞬間から表情が変わる。復讐者の顔に。
鳳来祐介:鳳来の姿が混沌渦巻く街へ消えた数時間後
鳳来祐介:デモンズシティの一角は地獄と化した。
GM:鳳来さんのエンディングはこれで終了です。
GM:最後はシズクちゃんのエンディングになります。
GM:何かやりたいことはありますでしょうか?
高峰シズク:!

エンディング:高峰シズク

GM:それでは最後はシズクさんのエンディングです。
高峰シズク:はいさ!
GM:雨宮さんも一緒に登場になります。
GM:2015年7月12日。
GM:昼過ぎ頃。某時刻。
GM:シズクさんは今晩の夕食の材料を買いに商店街へと出かけることになりました。
GM:昨日、教会にやってきた旅人とも一緒です。
高峰シズク:買い物バッグを片手にうきうき歩いてます。
高峰シズク:シスターの服ではなく私服。スカートで、シャツで、胸ポケットがある。
高峰シズク:「ふんふんふーん♪」
雨宮ひばり:上機嫌の嬢ちゃんの隣を歩く。
雨宮ひばり:鼻歌を歌う嬢ちゃんの顔を横目にみながら。
GM:商店街……とは言ってもデモンズシティでは日本の他の街の風景と少し異なっている。
雨宮ひばり:黙っているが、口元は笑っている。
GM:薄汚れた雑多な街並みに店舗と混じって市場のように様々な店が露店を開いていたりするのだ。
GM:街の外からあまり物が入って来ないため品揃えは良くないが、賑やかさだけはある。
高峰シズク:「おにい、覚えてますか?いっしょにお祭りを見てまわったの」
高峰シズク:「おねえ以外の人とお祭りをまわったの、あれがはじめてだったんです。楽しかったなあ……」
雨宮ひばり:「だーから朝から言ってんだろうが。俺にとっちゃつい2日ほど前の話だって。」
雨宮ひばり:「……ったく。」 楽しそうにする嬢ちゃんの様子を見て、笑う
高峰シズク:「ぬーっ。私にとっては9年なんです、9年!」
GM:街の有名人でもあるシズクが商店街を通るとあちこちから声がかかるぞ。
GM:「シズクちゃん!今日はササミ肉が安いのよ!」
高峰シズク:「あっ、おばちゃん!」 肉屋のおばちゃんに手を振る。
GM:「魚だよー、魚!新鮮じゃないけど美味しいよー!シズクちゃんならちょっと新鮮な魚をサービスしちゃおう!」
GM:「久しぶりにイチゴを仕入れられたんだ!どうだい、一つ!」
高峰シズク:「……ほんとに色々あったんです。登録市民と非登録市民で二分割されたり、治安がすっごく悪くなったり、街の外に出られなくなったり」
高峰シズク:「でもこの通りの活気は変わらないんですよね」
雨宮ひばり:「……みてえだな。この街に来たときはもっと死の臭いがしてたと思ってたんだが。」
雨宮ひばり:商店街の様子を見渡しながら。
肉屋のおばちゃん:「シズクちゃんのところは大所帯なんだからいっぱい買って行ってちょうだい!」
高峰シズク:「えへへ、じゃあ今日はササミにしようかな!」
肉屋のおばちゃん:「毎度あり!あら、そっちの殿方は?」
肉屋のおばちゃん:「も、もしかしてシズクちゃんのボーイフレンド!?」
肉屋のおばちゃん:「イヤだわー。シズクちゃんももうそんな歳になったのね。私ももう10歳若かったら……」
高峰シズク:おもむろにおにいと腕を組みます。
高峰シズク:「よくぞ聞いてくれました」
高峰シズク:「そうです!私の運命の人です!」
高峰シズク:「9年前からの!」
肉屋のおばちゃん:「運命!!素敵ねえー!……9年前!?」
肉屋のおばちゃん:「アンタも隅におけないわねえ。そんなちっちゃな頃からシズクちゃんのことを狙ってただなんて」雨宮に言う。
雨宮ひばり:「おっと、中々こっぱずかしい言い方してくれるな。運命の人、か。」
雨宮ひばり:「だが、そういうのも嫌いじゃねえぜ。」
肉屋のおばちゃん:「……あら?アンタ、どこかで会ったことあったかしら?見覚えがある気がするんだけど……」
雨宮ひばり:「いや見覚えはないだろ……」
高峰シズク:「だって。ある日いきなりやってきて私を励まして、助けて、去っていったんですよ」
高峰シズク:「完全に運命!じゃないですか」 キャー、と顔を覆う
肉屋のおばちゃん:「それは運命だわねー!」
GM:キャー、と顔を覆う。
高峰シズク:「でしょー!」
高峰シズク:「あのころのおにいってば本当にちっちゃいのに、頼りがいがあって・・・」
肉屋のおばちゃん:「そりゃあ9年前はこの男もちっこいわよねえ」
高峰シズク:「うん。それがこんなおっきくなって帰ってくるもんだから、私びっくりしちゃった」
肉屋のおばちゃん:「何、アンタそんなに背が伸びたの?」
雨宮ひばり:「ガタイのデカさは関係ねーよ。」
雨宮ひばり:「9年前も言っただろ?ハートのデカさじゃ誰にも負けねーって。」
高峰シズク:「ふふ、そうでしたね」
肉屋のおばちゃん:「あらやだ、素敵。私がもう10歳若かったら……」
高峰シズク:「だ、だめ!おにいは渡しませんよ!」
高峰シズク:「おにいは私のおにいです!」
雨宮ひばり:「それに困ってる美人が目の前にいたんだ。助けない理由がねーよ。」
高峰シズク:「美人だなんてそんな……てへへ……」
肉屋のおばちゃん:「もう!見せ付けてくれちゃって!こうなったら私もいい人ゲットするわ!」
肉屋のおばちゃん:「あらやだ、つい話し込んじゃったわ。はい、シズクちゃん。包んどいたわ」
肉屋のおばちゃん:「それから、こっちのステーキ肉はサービス。運命の人に出会えた記念よ」
高峰シズク:「!」
高峰シズク:「ありがとう!おばちゃん大好き!」
高峰シズク:肉がぎっしり詰まった袋を受け取る。
肉屋のおばちゃん:「またいつでもいらっしゃいね~!」
高峰シズク:「おにいと一緒にまた来ますよー!」
GM:2人はそんな感じで他の店にも寄ったりして買い物を済ませます。
高峰シズク:「こんな感じに、昔からの人もけっこう残ってるんですよ」 隣を歩くおにいに。
GM:2人が買い物袋を抱えて歩いていた、その時。
GM:突然、路地裏の方で銃声が鳴る。
GM:一瞬だけ商店街が静まり返るが、またすぐに元の活気が戻る。
雨宮ひばり:「……みんな、あんま気にしてねえな。」
雨宮ひばり:銃声と同時にとっさに嬢ちゃんに手渡してしまった荷物を再び受け取りながら
高峰シズク:「うん。銃声くらいなら、まあ、昔で言うところの救急車が通る程度の事ですから……」
高峰シズク:「でも、今のはちょっと近かったですね」
高峰シズク:路地裏に目をやる。
鳳来祐介:路地裏へと向かう人の流れに逆らうように、一人の男が歩いてくる。
GM:向こうから歩いて来るのはシズクさんにはよく見覚えがある男だ。
雨宮ひばり:「……おっ?」
高峰シズク:「あっ」
鳳来祐介:「………ん。」男が顔を上げる
鳳来祐介:「……久しぶりだね。」
高峰シズク:「鳳来さん!おひさしぶりです!」
雨宮ひばり:「よう。元気だったか?」 手を挙げて挨拶する
雨宮ひばり:「嬢ちゃんから聞いたぜ。無事助けられたそうじゃねえか。」
高峰シズク:無言で両手を矢印の形にして、おにいが帰ってきた事をアピールしてます。
鳳来祐介:「……ん。……そうか。」
鳳来祐介:「この街に来るのが目的、そう言っていたな。」
高峰シズク:「昨晩来て、私が危ういところを助けてくれたんです」
高峰シズク:「やっぱりおにいはヒーローでした!えへへへ!」 腕を組みます。胸は姉に似て大きい。
高峰シズク:「そう、小百合さんにとっての鳳来さんみたいな……」
鳳来祐介:「………」
鳳来祐介:「なれてるのかな、僕は。」
鳳来祐介:「小百合にとってのヒーローに。」
高峰シズク:「小百合さん、この間うちに来た時に言ってましたよ」
高峰シズク:「私がこうして絵を描き続けていられるのは、あの時祐介が助けてくれたからだ。今も祐介が支えてくれてるからだ、って」
高峰シズク:「誰がなんと言おうと、鳳来さんはヒーローです。小百合さんの」
雨宮ひばり:「そいつから希望をもらってる奴がひとりでもいるなら、そいつは立派なヒーローさ。」
高峰シズク:おにいの言葉にうんうん頷きます。
鳳来祐介:「…ありがとう。」
高峰シズク:「鳳来さん、今日はお仕事ですか?」
鳳来祐介:「……ん。そうだよ。いつもの猫探し。」
鳳来祐介:「猫も見つかったから、もう帰るところだけどね。」ちらっと路地裏を振り返って見る
雨宮ひばり:「あー……なるほどな。」 路地裏の方をちらっと見やる
GM:雨宮さんはそこから強い死の気配を感じ取ることだろう。
雨宮ひばり:「ま、これからは俺もこの街の住人だ。何か困ったときはよろしくな、お互い。」
高峰シズク:「あまり小百合さんを一人にさせちゃ駄目ですよ。街角の美人画家って評判なんですから。」
高峰シズク:「悪い男に……へっへっへっ、取られてしまうかもですよ~」
鳳来祐介:「そうだね。早く帰ったほうがよさそうだ。」
鳳来祐介:「また困ったことがあったら言ってね。僕は”探偵”だから。」雨宮さんの眼を見据えて言う
雨宮ひばり:手をひらひら振って応える
鳳来祐介:再びちらっと路地裏を見る。自警団が集まって、付近の住民に聞き取りをしている様子がうかがえる。
鳳来祐介:「じゃあ、また。」手を振って歩き出す。
高峰シズク:「小百合さんにもよろしくお伝えくださいね!またねーっ!」
高峰シズク:その後ろ姿に手をぶんぶん振ります。昔と違って鳳来さんの表情も随分柔らかくなった気がする。
GM:そのまま男の姿は見えなくなる。
雨宮ひばり:「あいつもあいつなりに元気にやってんだな。」
高峰シズク:「はい。探偵のお仕事もけっこう順調らしくて」
高峰シズク:「小百合さんも幸せそうですし、本当によかった……」
高峰シズク:「……あの日、運命を変えられて」
雨宮ひばり:「……嬢ちゃんと同じだな。自分の力で運命を変えたんだ。」
GM:鳳来と別れた2人はある廃ビルの前を通りかかる。
GM:すると、その中から数人の男たちが出てくるのが目に入る。
GM:シズクさんは彼らに覚えがあることだろう。
GM:片方は魔街の解放を目的に活動している反GPO組織、もう一方はファルスハーツの魔街支部だ。
GM:年は若いが威厳を備えた少年が、反GPO組織のリーダーに対して冷淡な声で言う。
鷺沼秀:「このボクと手を組むんだ。しっかり自分たちの有用性を証明してみせろ」
和歌谷 勲:「…わかっているさ。お前らの望み以上の働きを見せてやる」
高峰シズク:「あ」 何か声をかけようとして口を押さえる。
鷺沼秀:「フン、一応期待をしておこう」
和歌谷 勲:「ああ。楽しみにしててくれ」笑みも見せず低く言う。
雨宮ひばり:嬢ちゃんを抱き寄せ、少年の方の一団が去るのをじっと待つ
高峰シズク:「……」 おにいの腕の中でじっとしてます。
デフロット・バイル:「くだらねえ作戦なんざどうでもいい。それよりも……あんた、強いんだろう?俺はそっちの方に興味があるね」
GM:大柄で背の高い金髪の青年が笑みを浮かべて、和歌谷に言う。
和歌谷 勲:「そうか。なら、それもお前の目に入るようにしておこう」
デフロット・バイル:「……チッ、つまらねえ男だ」
鷺沼秀:「無駄話はそこまでだ。行くぞ」
鷺沼秀:「では、作戦通りにな」
和歌谷 勲:「わかっている」
GM:2人はそう言ってその場から立ち去る。
中条アスカ:「それでは私はすぐに現地で任務に当たります、リーダー」
和歌谷 勲:「ああ、頼りにしている、アスカ」
GM:和歌谷の隣に立っていた喪服姿の女性も礼をすると去って行く。
雨宮ひばり:二人で抱き合って壁に寄り添っていたが、腕を離す。
高峰シズク:「……ナイスですおにい、ナイスです」 こくこく頷く。FHと反GPO組織の会合、何もなくとも口封じで襲われる可能性がある。
高峰シズク:心なしか顔も赤い。
雨宮ひばり:「……もう少しか弱い通行人のことも考えてくれると助かるんだがね。」 和歌谷さんに声をかける
雨宮ひばり:顔を赤くしている嬢ちゃんの頭を撫でながら
和歌谷 勲:壁の方の二人組に視線をやる。
和歌谷 勲:「……デートなら、他所でやれ。死ぬぞ。」
和歌谷 勲:「通行人にも気をやりたいがそうも言ってられないのが魔街だ」
雨宮ひばり:「そりゃ怖いな。せっかく昨日生き返れたってとこなのによ。」
和歌谷 勲:「そうか。…では、昨日お前はここに来たんだな、雨宮ひばり」
高峰シズク:ぺこりとおじぎします。 「お久しぶりです、先生」
和歌谷 勲:「久し振りだな、シズク。…この辺りには近づくなと言っておいただろう」
高峰シズク:「でも、一度挨拶したかったんです」
高峰シズク:「せっかくおにいが帰ってきてくれたから。先生に会いたくて」
和歌谷 勲:「…………」雨宮とシズクを交互に見る
高峰シズク:「9年ぶりの同窓会、です!」
和歌谷 勲:「………ふ。同窓会……か」
和歌谷 勲:「アイツもどうせなら呼べれば良かった」
和歌谷 勲:「…気にするな、戯れ言だ」
雨宮ひばり:「あー……その、なんだ。俺としてもあんたに別れの挨拶もできなかったしな。」
雨宮ひばり:「済まなかったな、色々と。」
和歌谷 勲:「………お前が謝ることは何もない」
和歌谷 勲:「俺がこうしているのは全て俺自身に責任がある」
和歌谷 勲:「…シズクが世話になった。…いや、これから世話になるのか…」
高峰シズク:「はい!これで教会にジャームの2人や3人、5人や6人攻めてきてもへっちゃらです!」
和歌谷 勲:「……悪いな。俺が手こずっているせいで…」
和歌谷 勲:「………いつか、必ず街に平和を取り戻す。それまで、どうか……」
雨宮ひばり:「……」
高峰シズク:「先生。」
高峰シズク:両手を差し伸べて、先生の右手を握ります。
和歌谷 勲:目を見開いて握られた手を見る
高峰シズク:早見さんを斬った方の腕。
高峰シズク:「他の人は……先生は変わっちゃったって言ってますけど、そんな事ないと思います」
高峰シズク:「あの頃も今も、先生は状況を変えようと前向きに努力してる人です。」
和歌谷 勲:「………」
高峰シズク:「……だから、あまり抱え込まないで」
高峰シズク:「なんとかなる、ですよ。先生!」
和歌谷 勲:「…ありがとうな、シスター・シズク」
和歌谷 勲:ほんの少し、困ったような顔をして
高峰シズク:「シスターで、ノイマンですから」 小さく笑います。
和歌谷 勲:「……そうか。」ぽん、とシズクの肩を叩き、雨宮さんを見る
和歌谷 勲:「教え子のこと。よろしく頼む」
雨宮ひばり:「ああ、任してくれ。」
和歌谷 勲:「…じゃあな。悪いが、そろそろ戻らにゃならん」
高峰シズク:「はい。先生もお気をつけて」
和歌谷 勲:「…………」踵を返して、ただ手をひらと振る。
和歌谷 勲:そのまま男の背は小さくなって行く
高峰シズク:その後ろ姿が見えなくなるまで見送ってから、またおにいと歩き出します。
雨宮ひばり:しばし無言で歩いてから、嬢ちゃんに話しかける
雨宮ひばり:「嬢ちゃんも……なってるんだな。先生とか他の奴らの希望に。」
高峰シズク:「んー。なれてる……のかな?」 首をかしげる。
雨宮ひばり:「嬢ちゃんも立派なヒーローってわけだ。」 いたずらっぽく笑いながら嬢ちゃんの方を向く
高峰シズク:「や、やめてください。なんかくすぐったいです!」
雨宮ひばり:「はっ、そりゃお互い様だろーが。」
高峰シズク:「子供の世話をしたり、みんなの悩み相談に乗ったり。やってる事は9年前と変わりませんし……」
雨宮ひばり:「それでいいんだよ。」
雨宮ひばり:「……9年前も、嬢ちゃんはくれてたしな。希望をよ。」
高峰シズク:「私が……?」
高峰シズク:「私、希望を貰ってばっかりだった気がします」
高峰シズク:9年前の事を思い出す。
雨宮ひばり:「そうか?」
雨宮ひばり:「俺は……悪くない気分だったぜ?嬢ちゃんが支えてくれるって言ってくれたとき。」
高峰シズク:「えへへ。私、前向きさには定評がありますから」 照れたように笑う。
高峰シズク:「……あの時」
高峰シズク:てくてく歩きながらさらっと言う。
高峰シズク:「300回目が駄目だったら、もう諦めようかなー?と思ってたんです」
高峰シズク:「死ぬのは苦しいし。もー全然状況は変わらないし。」
雨宮ひばり:「……」
高峰シズク:「そんな中で、一度も見た事ない旅人さんが出てきて、“大丈夫だ。希望を捨てるな”って言われたら」 おにいの口調をまねる。
高峰シズク:「なんか、すごく勇気が出るじゃないですか。クリアフラグが立った気、するじゃないですか」
高峰シズク:「だから支えられるだけじゃなくて、おにいの事も支えたいなって思ったんです。」
高峰シズク:「この人といっしょなら大丈夫。って思えたから。」
高峰シズク:静かにおにいと腕を組む。
雨宮ひばり:「ああ。大丈夫さ。希望はいつだってある。」 組んでいない方の手で嬢ちゃんの髪をそっと撫でる
雨宮ひばり:「これからもずっと……な。」
高峰シズク:「……これからもずっと、こうして撫でてくれますか?」
高峰シズク:「腕、こうして組んでくれますか?」
高峰シズク:あの頃よりはるかに大きくなったおにいを見上げる。
雨宮ひばり:嬢ちゃんの体をぎゅっと抱きしめる。
雨宮ひばり:見上げてくる顔に自分の顔を近付ける。
高峰シズク:「ひゃ」
高峰シズク:目をまんまるにして息をのんでます。
雨宮ひばり:「……」 しばらく無言でその目を見つめる。
雨宮ひばり:「もちろんだ。これからもずっと。」
雨宮ひばり:「俺が嬢ちゃんの……シズクの希望になってやる。」
高峰シズク:おにいの顔を間近に見ながらくすりと笑う。
高峰シズク:「じゃあ、私もずっとおそばにいます」
高峰シズク:「私もおにいの……ひばりさんの希望です!」
高峰シズク:おにいの手を引きます。
高峰シズク:「帰りましょ、おにい」
高峰シズク:「私達の家に!」
雨宮ひばり:フッと笑い、頷く。
GM:キミたちは街の中心にある教会へと戻ってきます。
GM:既にデモンズシティの家々でもそろそろ夕飯の支度を始めるような時間になっている。
GM:身寄りのない子どもたちを引き取っている教会は、この時間帯は非常に賑やかだ。
GM:子どもたちの世話をしているのは30歳を少し過ぎたくらいの年頃の赤毛のシスターである。司祭服の上からでも目立つほどに胸は大きい。
GM:シスター……高峰ミキはキミたちに気付くと顔を上げて髪をかき上げ、幸福そうな笑みを浮かべる。
高峰ミキ:「おかえりなさい、シズク。それに、雨宮さんも」
高峰シズク:「ただいま、おねえ!」
高峰シズク:「ごめんね。思ったより買い物長くなっちゃって」
高峰ミキ:「いいのよ。いっぱい2人で話したいこともあったでしょうから」
雨宮ひばり:「ああ。お陰で今の街の様子も見れた。」
高峰ミキ:「……ありがとう。シズク。雨宮さん」
高峰シズク:そう言われると帰り道の会話まで全部おねえに聞かれてたんじゃないかって気がして、赤くなって俯いてます。
高峰シズク:「……ありがとう?」
雨宮ひばり:「……ありがとう?」
GM:2人が声を合わせて問う様子を見てミキは思わず吹き出す。
高峰ミキ:「ふふ、なんとなく、お礼が言いたくなったの」
高峰ミキ:「雨宮さん。シズクの望んだ未来を叶えてくれて、本当にありがとうございます」
雨宮ひばり:「叶えたのはシズク自身さ。」
雨宮ひばり:そう言いながらも、まんざらでもない顔
高峰シズク:シズクと呼ばれた事に照れ笑いしながら、おねえに言います。
高峰シズク:「私がここにいられるのは、あの時おねえが諦めなかったからでもあるんだよ」
高峰シズク:「ありがとう。おねえ」
高峰ミキ:「シズク……」
高峰ミキ:「さ、さあ。それじゃそろそろ夕飯の支度をしましょうか」
GM:ミキは瞳を潤ませながら教会の中へと入っていく。
高峰シズク:ふとおにいの方を見ます。
雨宮ひばり:シズクと目が合う。
高峰シズク:「……くす」
雨宮ひばり:「……ふっ」
高峰シズク:子供たちが教会の中に入って静かになったところで、
高峰シズク:うんと背伸びして短くキスします。
高峰シズク:そして、二人いっしょに教会へ入っていく。
雨宮ひばり:シズクの手をひいて教会の中へ入っていく。
GM:2人の姿は教会の扉の向こうの明るく柔らかな光の中へと消えていく。
GM:昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
GM:時を刻まず、変わることを知らなかった世界は少しずつ、だが確実に。
GM:未来に向かって進み始めていた。
GM:ダブルクロスThe 3rd Editionデモンズシティ シナリオ『スレイヤーズ・オブ・アークエネミー:震夜』
GM:了。
GM:というわけで、セッションはこれで全て終了となります!
GM:お疲れ様でした!
鳳来祐介:おつかれさまでした!!
雨宮ひばり:おつかれさまでしたー!
和歌谷 勲:お疲れさまでしたー!
高峰シズク:おつかれさまでしたー!
高峰シズク:たのしかった!です!
GM:最後に、簡単に経験点の配布だけしてセッションを終えたいと思います。
GM:一つずつ項目を見ていきます。
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:皆さん、最後までセッションにご参加いただきありがとうございました!1点です!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:まずシナリオをクリアしたことで5点
GM:Rハンドアウトを公開したので追加で1点
GM:Dロイスは地下の王の持つ神格、古代種、申し子、輪廻の獣の4つで4点
GM:Eロイスは地下の王の持つ「砕け散る絆」、「悪夢の鏡像」、「変異する悪夢」、「破壊神顕現」、「さらなる絶望」、「尽きせぬ力」の6つで6点
GM:合計で16点です
GM:・最終侵蝕率による経験点
高峰シズク:Dロイス、4個もあったんだ・・・
GM:強そうなDロイスを手当たり次第に積みました
鳳来祐介:輪廻の獣を使ってこなくてよかった…
GM:あいつジャームだから使いたくてもロイスがなくて輪廻の獣使えないんですよ。なので完全に死にDロイスです
GM:最終侵蝕率についてはおのおので算出してください
雨宮ひばり:なるほど
鳳来祐介:そうとは…
雨宮ひばり:最終侵蝕率による経験点は2倍振りなので3点です!
高峰シズク:おにいと同じです。3点!
和歌谷 勲:5点!
鳳来祐介:5点!…だったっけ…
GM:あ、鳳来さんも二倍振りしてますね
鳳来祐介:あ、3点でした。申し訳ない
GM:では、その分が経験点になります
GM:・Sロイスがタイタスにならなかった
GM:Sロイスを取った人!
GM:鳳来さんだけでしたっけ
鳳来祐介:Sロイスとりました
GM:シズクちゃんは取っていなかったような気がしますね
高峰シズク:そうですね。おにいに取ろうかな、と思ったのですが
GM:では、鳳来さんは5点もらってください
GM:・よいロールプレイをした
鳳来祐介:いただきます!
GM:これは自薦か他薦でいきましょう
GM:他の人のロールでよかったところとかがあったら挙げてみてください
雨宮ひばり:シズクちゃんがかわいかった
和歌谷 勲:鳳来さんがすごい、切実さとか鬼気迫る感じとか出てて好きでした
鳳来祐介:和歌谷さんの明るさと、EDとのギャップが良かったと思います!
雨宮ひばり:鳳来さんもすごかったなぁ。
高峰シズク:エンディングのギャップはすごかったですねー
和歌谷 勲:シズクちゃん、ループ描写の仕込み方とか細部でのロールに確かな力を感じました
雨宮ひばり:シズクちゃんはRハンドアウトの内容からキャラをかなり練ってきてましたねー
鳳来祐介:シズクちゃん、かわいい…。Rハンドアウトや状況をしっかり把握してロールされていたのがすごかったです
和歌谷 勲:ひばりさん。かっこいい兄貴分という感じで、飄々とした感じがこう、良さがありましたね
GM:ひばりさん、最後の判定でシズクちゃんとミキを助けるところがすごくよくて実はGMはあそこで泣いていました
高峰シズク:おにい:常に胸ポケットに入ってて元気づけてくれてありがとう!クライマックス2やEDで助けてくれた時が本当にかっこよかったので、EDで思う存分恩返ししました。
高峰シズク:あそこ、すっごいよかった!
鳳来祐介:ひばりさん!まさにヒーローでした…!
高峰シズク:消えるおにいにお礼言いながらこっちも泣きそうに・・・
雨宮ひばり:へへへ……あそこ喋りかけたかったのをぐっと我慢した甲斐がありましたw
高峰シズク:先生:ミドルでガス引火直前まで助けようとしてくれたり、私が死ぬとループ解除の事を教えるのを躊躇っていたり、おにいとは違った前向きさが嬉しかったです。EDのギャップはさすが優水さんだった…
GM:あえて姿を見せないのがすごくよかったですよね
GM:「なんとかなる」という口癖が変貌さを表すのに一役買っていてよかったですね
雨宮ひばり:鳳来さんはRハンドアウトシーンのもどかしいロールがツボでした。
和歌谷 勲:なんとかなる、かなり意識的に使ってましたがこう…良かったです
高峰シズク:EDでの先生との会話、 「もう“なんとかなる”って言ってくれないんですか」って言おうか迷いました
高峰シズク:多分今の先生は意図的に言わないようにしてるから、悩んだ末にこっちから・・・
和歌谷 勲:なんとかなる、って言われて反論するか迷ったんですがシズクちゃん見てたら言えなかった…
和歌谷 勲:説得力…真直ぐな瞳…
GM:鳳来さんのハンドアウトシーンでのロールは「過去だとこんな感じだったのか」と思わされる感じで感心しましたね
雨宮ひばり:それまでのシーンとの対比にもなっているという
高峰シズク:鳳来さん:地下の王絶対殺すマンとして安心と実績の殺意が感じられて最高でした。とにかく小百合さんを大事に思っているのがロールのあちこちに反映されてて(おにいを見せたのを怒るところとか)、Sロイスも文句のつけようがない!
鳳来祐介:ありがたや…
高峰シズク:鳳来さん、小百合さんを撃たれた瞬間にストレンジャーズの身分証撃ち抜くの
高峰シズク:あれ最高にかっこよかったですね
GM:おかげでストレンジャーズ隊員は散々な目に遭いました
GM:無線は壊されるし
高峰シズク:仕事を頑張った結果があれ!
鳳来祐介:ストレンジャーズ隊員…
和歌谷 勲:かっこ良かった…
高峰シズク:シズク、Dロイス戦闘用人格にしてRハンドアウト公開後はすんごく冷淡になる子も考えてたんですが
高峰シズク:なんか、そっちにしなくてよかったなあと今しみじみしています
GM:いい子でした、シズクちゃん。
鳳来祐介:いい子だったなあ…シズクちゃん…
和歌谷 勲:シズクちゃんは本当にいい子
雨宮ひばり:優しい子でよかった…
鳳来祐介:あと本当に強い子ですね…
GM:しかもエロい。
GM:というわけで、みなさん1点ずつもらってください!
和歌谷 勲:ヘーイ!いただきます!
鳳来祐介:ありがとうございます!
鳳来祐介:頂きます!
高峰シズク:わーい!
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
GM:これも自薦か他薦で!
GM:戦闘中のあれのおかげで助かったとか、あの発言のおかげでロールしやすくなったとかあったら挙げてみてください
和歌谷 勲:シズクちゃんはロール面での気遣いが本当にありがたかった…
和歌谷 勲:鳳来さん、行動値デバフは本当に助かりました。あれがなければもっと苦戦していたと思います。
鳳来祐介:シズクちゃんのロール方面での気遣いほんとに助かりました。
雨宮ひばり:話を振ってくれるのほんとにありがたかったなぁ
鳳来祐介:ロールに迷って何も言えなくなったときにトスしてくれたことに感謝いたします
高峰シズク:えっ、そんなトスしましたっけ・・・!
高峰シズク:先生はループの話とかになるたびに、「つらかったなあ大変だったよなあ」と親身になってくれたのが本当にいい人でしたねー
雨宮ひばり:というかシズクちゃん、全員と知り合いってことにしてくれた時点でかなり助かりましたよね。
鳳来祐介:確かに!他の三人を見事に繋いでましたね…。
雨宮ひばり:そのおかげで自然に話を振れるポジションにいた感じ
高峰シズク:街の住人が私しかいなかったから・・・w
和歌谷 勲:シズクちゃんの存在はありがたかった…
高峰シズク:鳳来さん、おにいと先生が私を助けようとしてるところで冷静に二人をひっぺがすところとか
和歌谷 勲:雨宮さん、戦闘での作戦の立て方とか(エンゲージ管理とか)止めへの着実な一手とかがすごかった。
高峰シズク:小百合さんにバッグ調達頼むところとか、すんごくクレバーでしたよね
雨宮ひばり:ああ、あのひっぺがすところは助かった
和歌谷 勲:あのひっぺがしてくれた所、信頼感があった…
高峰シズク:あの冷静さは進行上かなり助かった気がする
GM:他の3人はループする度にまた街にやってくることになるんですが、シズクちゃんだけはずっと街にいるんですよ。
GM:そういう構造でした。
鳳来祐介:バッグ調達は、胸ポケットというサンクチュアリから雨宮さんを追放してしまいかねなかったので
鳳来祐介:若干申し訳なく思ってます
GM:ループのおかげで目出度くバッグも消えていました
鳳来祐介:おにいの整域は
鳳来祐介:聖域は守られた…
GM:ループに感謝するがいい
高峰シズク:おにい、サイズ上どうしても勝手に胸ポケットから出したりおろしたりしがちだったんですが
高峰シズク:「おにいを地面に置きながら」って言うと、米ットさんが「地面に飛び降りながら」とか返してくれたのが流石でした
GM:あ、あとシズクちゃんが死ぬときに「焼死ってすごく苦しいから早く逃げて」って言ってたの
GM:あれ好きでした
高峰シズク:あっ、うれしい!
雨宮ひばり:勝手に胸ポケットを定位置したのにちゃんと応えてくれたシズクちゃんもありがたかった……
GM:そんなわけで、皆さん1点ずつもらってください!
鳳来祐介:わーい!
高峰シズク:あの台詞、こちらも好きなので・・・
高峰シズク:いただきます!
和歌谷 勲:いただきます!
鳳来祐介:頂きます!
GM:・セッションの進行を助けた
GM:皆さん、円滑なセッション進行にご協力いただきありがとうございました!1点です!
GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:毎回スケジュール調整に協力してくださってありがとうございました。1点!
GM:これで経験点項目は全てですね。
GM:さて、合計は……?
雨宮ひばり:23点!
和歌谷 勲:25点!
鳳来祐介:28点!
高峰シズク:23点です。おにいと同じ!
GM:承認!
GM:それでは皆さん経験点をもらってくださいませ
和歌谷 勲:ありがとうございます!いただきます!
鳳来祐介:ありがとうございます!もぐ…もぐ…
雨宮ひばり:経験点はおいしいね
高峰シズク:ふふふ・・・
GM:というわけで、経験点の配布はこれで終了です。
GM:セッションは全て終わりとなります。
GM:お付き合いいただき大変ありがとうございました。
GM:皆さん、お疲れ様でした!
和歌谷 勲:ありがとうございました!贅沢なセッションでした!
鳳来祐介:ありがとうございました!お疲れ様でした!!楽しかったです!
高峰シズク:ただでさえRハンドアウトありなのに、急遽救出フェイズを入れてもらったりGMには感謝しきりです
高峰シズク:すかいはいさんありがとう!
高峰シズク:とっても楽しかった!
雨宮ひばり:救出フェイズは嬉しかったですね…
雨宮ひばり:いいセッションでした!楽しかった!
GM:そう言っていただけると僕もGMしたかいがあります。