ダブルクロス The 3rd Edition 『ホーリーテラー』(GM:すかいはい)
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キャラシート
PC1:カイル・A・カンテミール:(PL:クオンタム)
PC2:クラリッサ=ガーネット:(PL:米ット)
PC3:上越茜:(PL:アスハル)
PC4:観月 慧:(PL:銀河忍風)
プリプレイ
GM:それではまずはPCの自己紹介からです。
GM:PC1から順番にやっていくとしましょう。
GM:最初はPC1、カイル・A・カンテミールさんから。お願いします。
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0eDvGww
カイル・A・カンテミール:「うむ!我がカイル・アルビレオ・カンテミールである!」
カイル・A・カンテミール:そんな感じの我系王子、カイルです。クロドヴァとかいうちっぽけな母国が内戦に呑まれたので帰れなくなりました。
カイル・A・カンテミール:「我」は「オレ」ではなく「われ」です!オレではない!
カイル・A・カンテミール:戦争は何故起こるのか?ヒトの心に愛があれば争いも起こらないのではないか?
カイル・A・カンテミール:と考えた結果、自分自身もあらゆる人間を愛す事に決め、タチの悪いことにそれを布教しています。
カイル・A・カンテミール:戦闘能力皆無なのに色々な事件に首を突っ込んで死にそうになったりしてます。
GM:布教活動!怖いぜ!
GM:死なないで
カイル・A・カンテミール:怖いぜ・・・
GM:見た目とか性能とかはどんな感じですかね?
カイル・A・カンテミール:ええと、シンドロームはオルクス/ノイマン。米ットさんのとあるキャラを参考に(真似が違法)したRCドッジ代行型です。
カイル・A・カンテミール:RCでドッジしたり、妖精の手でドッジの達成値を増やしたり、特異点でドッジの達成値を増やしたりして
カイル・A・カンテミール:出来る範囲でみんなのロイスをまもりたいとおもいます。
GM:ドッジ代行!珍しいやつだ!
カイル・A・カンテミール:見た目は東欧系の美少年!プラチナブロンド!
カイル・A・カンテミール:王子様なのでえらそうですが、多分いいやつなので仲良くしてあげてください。
カイル・A・カンテミール:よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトの確認にいきましょう。
GM:PC①用ハンドアウト
ロイス:ヴェガ・鷹羽(たかば)・ルカーン 推奨感情 P:懐旧/N:不信感
GM:キミはクロドヴァ公国にいた過去があり、現在は日本でUGNに協力しながら平和に暮らしているオーヴァードだ。ある日、キミはクロドヴァから帰還した高間翔馬(たかま・しょうま)という男が公開した映像を目にする。そこにはキミがクロドヴァにいた頃に親しくしていたヴェガ・鷹羽・ルカーンという男が日本人と一緒に射殺される光景が映っていた。キミのもとに関連した事件の調査依頼が舞い込んで来たのはそれからしばらくしてのことだった。彼の身にいったい何が起きたのか探る必要があるだろう。
カイル・A・カンテミール:し、死んでる・・・
GM:ヴェガは少年時代に王族であるキミを街に遊びに連れ出したりした悪友みたいなやつですね。
カイル・A・カンテミール:めちゃくちゃ親友!
カイル・A・カンテミール:いいやつだったのに。
GM:褐色肌で長身。運動能力もよく、ルックスもイケメンだ。
GM:そんな彼が死んでしまうとは。
カイル・A・カンテミール:ヌーッ!ひどいぞ!
GM:都合のいいことにUGNからも調査依頼が来るようなので、これは探ってみるしかない!
カイル・A・カンテミール:自己紹介の通り戦闘能力はないですし、明らかにヤクい案件ではありますが
カイル・A・カンテミール:親友が殺されてしまっては黙っていられないぞ!オレは一人でも調査してやる!
GM:というわけでよろしくお願いします!
カイル・A・カンテミール:うす!
GM:では、次。
GM:PC2、クラリッサ=ガーネットさん。お願いします。
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsaXnHww
クラリッサ=ガーネット:「クラリッサ=ガーネット、です。みんなはクレアちゃん、呼びます。」
クラリッサ=ガーネット:そういう感じのUGNチルドレン!
クラリッサ=ガーネット:10歳です。
GM:幼女だ。
クラリッサ=ガーネット:数年前に記憶を失った状態でUGNに保護されたオーヴァードです。
クラリッサ=ガーネット:チルドレンとして各地で任務を遂行しつつ、自分のルーツを探していますが、
クラリッサ=ガーネット:あまり戦闘で強い能力ではない、どちらかというと落ちこぼれな方なのでそのことも気にしています。
GM:案外コンプレックスがあるのですな。
どどんとふ:「」がログインしました。
クラリッサ=ガーネット:見た目は当然、幼女です。髪の色は銀。色白。
GM:当然、幼女。
クラリッサ=ガーネット:シンドロームはブラム=ストーカーのピュアブリードで、ハートマーク型の従者を宙に浮かべることができます。
GM:能力も可愛い!
クラリッサ=ガーネット:この従者は敵の攪乱をしたりする程度で、攻撃とかは全然無理。
上越茜:勝手に変な語尾で喋り出したりしない?
クラリッサ=ガーネット:無口な子たちです!
GM:GMにお任せいただけるなら勝手にサムライ口調で喋らせることも
上越茜:たくさんいた・・・
GM:無口だった
カイル・A・カンテミール:ドセイ!ドセイ!
上越茜:アッセイ!アッセイ!
クラリッサ=ガーネット:単独では戦闘能力はありませんが、困っている人がいたら助けていきたいですね。
GM:優しいぜ。
クラリッサ=ガーネット:よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトも見てみよう。
GM:PC②用ハンドアウト
ロイス:“星詠”(ほしよみ) 推奨感情 P:好奇心/N:猜疑心
GM:キミはN市を中心に活動するUGNチルドレンだ。任務のために日本を離れていたキミはしばらくぶりにN市へと戻ってきた。そこでキミが目にしたのは海外のテロ組織によってNGO団体の日本人が射殺されたという映像付きのニュースだ。しかし、他の人たちには見えているらしきその映像だが、キミには全くそんなものが映っているようには見えなかったのだ。そんな折り、キミは星詠と名乗る不思議な言動の少女と出会う。この少女が何かそのことと関係があるのだろうか。
GM:イメージ的には二週間ほど任務で日本を離れている間に事件が報道されちゃって、という感じですね。
クラリッサ=ガーネット:不思議なことがあるもの、です。
GM:あとクレアちゃんのオープニングでは折角なのでその際のカイルさんとの悲しい二週間くらいの別れのシーンも描写しておこうかと思っています。
クラリッサ=ガーネット:!
GM:シナリオロイスの星詠は白い和服姿で、白髪、白い肌の不思議な言動の少女です。
GM:どうにも怪しいところはありますが仲良くしてあげてください。
クラリッサ=ガーネット:あ、少しクレアちゃんと似てる、です。
クラリッサ=ガーネット:仲良しする、です。
GM:では、次!
GM:PC3、上越茜さん。お願いします
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYzJ6PHgw
上越茜:はいさい!
上越茜:「上越茜よ。御一緒するのはこれが初めてかな? よろしくね」
上越茜:本部付き過程を経てN市支部長!
上越茜:とんとん拍子のエリートだ。
GM:すごい!エリート!
上越茜:精神的にも安定しており、個人の武勇も優れ、ほどほどにシビアな応対もこなせる
上越茜:標準的エージェントたる羽鳥さんと対になる、完全スタンダード型支部長として作られた
上越茜:派手な能力は一切ない。
GM:一切ないの
上越茜:手に持ったチェーンを伸ばして、打つ!
上越茜:打擲!
上越茜:それが強力だ。あとは回数限定だがエンブレム補正などでほどほどにミドルもやれる。
GM:格好良い!
上越茜:あと、精神的に安定していると言ったが、復讐者PCなのでそれ関連だとちょっと我が強くなるぞ。
上越茜:HPが減ってからが本番だ。
GM:復習者!初期ロイスにある兄上ですな
GM:今回は場合によっては兄上の登場もあるかもしれません。
上越茜:イエス! 双子の兄だが、覚醒直後にレネゲイド性の違いで解散したきり、宿命の敵です。
GM:レネゲイド性の違いで
上越茜:出てきたらぶち頃がします
GM:落ち着いて。
上越茜:それ以外では、突発卓のミドル1から出てきそうな支部長ロールを目指します。以上!
GM:どんな感じだろう……。
GM:では、お待ちかねのハンドアウトです。
GM:PC③用ハンドアウト
ロイス:“リヴァイアサン”霧谷雄吾 推奨感情 P:信頼/N:不安
GM:キミはUGN・N市支部の支部長だ。N市では現在、“明きアルデバラン”というカルト宗教が流行していた。“星詠”という謎の少女を教祖とし、高間翔馬を導師とする“明きアルデバラン”は世界の終末と救済を説き信者を増やしていた。教団内で不審な死亡事故が相次いでいることからレネゲイドの関連が疑われたが、今のところその痕跡も一切見つかっていないのだという。改革派の躍進により危うい立場にある霧谷雄吾はキミに何か高間翔馬に怪しい点がないか調査するようにと依頼した。
上越茜:アルデバラン・・・・牡牛座!
GM:どうもN市内で怪しいカルト宗教が流行っているようなので、その調査をしてほしいということらしいです。
GM:そう、牡牛。いったい何の関係があるのか……
上越茜:怪しいカルト宗教だァ~? どうせくだらない詐欺師の仕業だろ~
上越茜:とりあえずまとめてぶっとばしてやるぜ
GM:ジューシー!
GM:おっと、案外武闘派だ!
上越茜:星なんざ詠まれる前に打ち倒しゃ良いんだよォーッ
上越茜:真面目に調査します。ついでに支部員の模範とかを目指すぞ!
GM:シナリオロイスは霧谷さん。最近評判が良かったからガルパンの映画を見に行ったら非常に面白かったそうなので、仲良くしてあげてください。
GM:では、次!
GM:PC4、観月慧さん。よろしくお願いします
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY9MG1Fgw
観月 慧:承知
観月 慧:「ボクは観月慧。これでもUGNのエージェントだよ。仲良くしてね」
観月 慧:ひょんなことから"遺産"の弓を手にし、オーヴァードに覚醒。その後紆余曲折を経てUGNのエージェントになりました
GM:遺産!強力な力だぜ
観月 慧:現在はUGN改革派である"ミリオンサンズ"の部下として働いています
観月 慧:普通の人もオーヴァードもみんな仲良くできたらいいよね。でも軍隊はなんか物騒だしちょっと嫌だな
GM:良い人だ。
観月 慧:…みたいな感じで、微妙にズレがありますが戦力としてそこそこなので使われています
GM:それはもうこき使います。
観月 慧:見た目は中学~高校生ぐらいの背丈にショートの黒髪、中性的かつ年齢より幼い顔をしています
GM:おお、童顔だ。なんということだろう。
上越茜:合法・・・・
観月 慧:胸は特に押さえつけずとも男子と見紛うばかりの平坦っぷり
観月 慧:戦闘時には遺産の弓を用いて敵を狙い撃ちます!外したくはない!
GM:胸をアピールしてきたのは女性PCの中では観月さんが最初です。
GM:ふっ、そう簡単に当てられるかな!
観月 慧:曲がりなりにも改革派である以上、色々と考えて行動したいです。以上!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトだ!
GM:PC④用ハンドアウト
ロイス:“ミリオンサンズ”アッシュ・レドリック 推奨感情 P:尊敬/N:恐怖
GM:キミは改革派の先鋒であるアッシュ・レドリックの懐刀だ。近頃の改革派の急進に彼はとてもご満悦な様子だ。しかし、ある日突然その彼を襲った自爆テロ事件が発生した。テロの犯人から爆発物の類は一切見つからないという奇妙な事件だったが、その言動からカルト組織“明きアルデバラン”の関係者であることが推察できた。自分が狙われる理由がさっぱり分からないというアッシュはキミを“明きアルデバラン”の拠点があるN市の支部へ送り、教団を探るようにと命じたのだった。
GM:というわけで、調査のためにN市支部に送られることになったキミです。
GM:オープニングではカルト教団による自爆テロ事件が起きる!
観月 慧:自分の命を粗末にするなんてどうかしてるよ
GM:N市でぼんやりと調査をしてもらえればと思っています。
観月 慧:( 'Д')<しらべるのだ
GM:ぼんやりしていそう!
GM:というわけで、よろしくお願いします。
観月 慧:よろしくお願い致します!
GM:PCの自己紹介はこれで終了。
GM:ここからはPC間ロイスの取得に移りたいと思います。
GM:ロイスはPC1から2、2から3、3から4、4から1という感じで取ってください。
クラリッサ=ガーネット:茜支部長に取ります
カイル・A・カンテミール:つまり我は幼女に取るのだな。
GM:つまりカイルはクレアの、クレアは上越さんの、上越さんは観月さんの、観月さんはカイルさんのロイスを取るというわけです。
クラリッサ=ガーネット:取る、です!
クラリッサ=ガーネット:-支部長/上越茜/友情:○/隔意/ロイス
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんはカイルにはどんな感じの態度ですか?
カイル・A・カンテミール:朝起こしに来たり・・・一緒に登校してくれたり・・・
上越茜:-同僚/観月慧/信頼:○/警戒/ロイス
上越茜:まあ、アッシュ派だからな、くらい
クラリッサ=ガーネット:どうしようかな>どんな感じ
GM:カイルの愛至上主義を胡散臭い目で見てるとかそんな感じですかね?
カイル・A・カンテミール:信用されていない!
クラリッサ=ガーネット:じゃあ、そうします。でもお仕事はお仕事、です。がんばる、です。
カイル・A・カンテミール:なんてことだ・・・
カイル・A・カンテミール:護衛?役/クラリッサ=ガーネット/○庇護/憐憫/ロイス
観月 慧:王子様/カイル・A・カンテミール/好奇心/隔意/ロイス
上越茜:扱いが微妙に雑な奴だw
観月 慧:王子様/カイル・A・カンテミール/好奇心:○/隔意/ロイス
観月 慧:以上で取得します
カイル・A・カンテミール:クレアはきっと愛を知らぬが故に我の理想が信じられぬのだろう。可哀想に・・・
GM:カイルはあちこちの事件に首を突っ込んでるそうなので、観月さんとも縁はありそうですよね。
カイル・A・カンテミール:だが安心せよ。我がついているからな!的な感情で取ります。
観月 慧:モノホンの王子様に好奇心だけど愛の押し売りはちょっとなー…みたいな感じです
GM:結構女の子らしい感情だ。
GM:では、皆さんPC間ロイスは取り終わりましたね。
カイル・A・カンテミール:うむ、可愛い奴よ。今に愛の偉大さが分かるぞ観月!焦ることはない!
カイル・A・カンテミール:とりました!
GM:では、最後にもう一度今回のトレーラーを読み上げてセッションに入っていきたいと思います。
GM:トレーラー
四年前、東欧の小国クロドヴァで起きた内戦は未だ硬直状態にあった。
欧米諸国やFHが干渉を仕掛けることはあっても我々日本人、そしてUGNにとっては遠い異国の話であった。
しかし、2015年。年の瀬も押し迫った頃、事件は起きた。
紛争国クロドヴァに赴いていた日本人のNGO団体が現地のテロ組織によって捕らえられ、射殺されたのだ。
唯一、クロドヴァから生還した高間翔馬は映像とともにその事実を公表。
クロドヴァへの紛争介入を求める世論が高まりを見せる。
UGN内で組織の軍隊化、オーヴァードの権利の強化を唱える改革派はその勢力を増す。
その裏側で、カルト集団“明きアルデバラン”は胎動を始めていた。
ダブルクロス The 3rd Edition 『ホーリー・テラー』
ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。
GM:というわけでダブルクロス The 3rd Editionシナリオ 『ホーリー・テラー』!始めていきたいと思います!
GM:よろしくお願いします!
カイル・A・カンテミール:よろしくお願いします!
上越茜:お願いするのだ
クラリッサ=ガーネット:お願いします!
観月 慧:よろしくお願いします!
GM:まずはオープニングフェイズからです。
GM:今回はいきなりマスターシーンから。
OP01 : マスターシーン
GM:おそらく俺は死ぬのだろう。長身の褐色肌の男はそう理解した。
GM:壁に背を預けたままわずかに視線だけを動かすと、首に鋭い鉄片が突き刺さっているのが分かった。
GM:吹き飛んだ車の部品か何かに違いない。違和感だけはあるが、痛みは既に消えている。
GM:目の前では横転したジープが燃えている。
GM:ジープの周りには数人の人が倒れていた。ここまで案内してやった日本人たちだ。
GM:爆破の衝撃で車ごと崖下に転落し、放り出されたのだ。
GM:それはそうだ。あんなヤワな車ではロケット砲の爆発には耐えられまい。
GM:俺のクソッタレな人生もこれで終わりだ。
GM:ああ、これでいい。
GM:これで(あれは何だ?)、全て(白い)、終わりだ(少女?)。
GM:視界の端に何かが見えた。
GM:白い和装の少女だ。
GM:そんなものが、どうしてこんなところに?
GM:少女はぽっかりと穴の開いたような伽藍堂の目でただこちらを見つめていた。
GM:やめろ。嫌だ。やめてくれ。
GM:そのまま少女はゆっくりと近付いてくる。
GM:来るな。やめろ。やめろ。やめろ。やめろ。
GM:少女の伽藍堂の瞳に吸い込まれるように、褐色肌の青年の裂けた喉から言葉が引きずり出されていく。
GM:『死』
GM:『死にたく』
GM:『死にたくない』
GM:マスターシーン終了。
OP02 : カイル・A・カンテミール
GM:では、次のシーン。
GM:最初はカイルさんのオープニングからです。
GM:侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:0->8)
カイル・A・カンテミール:mu!
カイル・A・カンテミール:初期値が33なので、+8して41にします。
GM:了解です。
GM:では、ですね。
GM:キミは普段何をしていますか?
GM:王侯貴族的な活動とかですかね
カイル・A・カンテミール:ウーム。普段は学校に通ってますが
カイル・A・カンテミール:暇さえあればレネゲイド関連の事件を探したり、犯罪者を探したりしています。
GM:危険人物だ。
GM:じゃあ、学校帰りとかにしましょう。
カイル・A・カンテミール:学校帰り!
GM:校門前でキミのクラスメートたちは手を振り去って行く。特に女子たちからの声は多い。
カイル・A・カンテミール:「うむ!皆、気をつけて帰るのだぞ!」
GM:「じゃあね~、カイルくーん!」「また明日会おうねー!」
カイル・A・カンテミール:男子にも女子にもにこやかに手を振ってますね。
GM:「ねえ、どっか遊びに行こうよ~」「ちょっと、あんただけ抜け駆けはズルいって!」
カイル・A・カンテミール:「む、我は構わんぞ!遊ぶなら皆で遊べば良い」
カイル・A・カンテミール:「カラオケか?ゲームセンターか?どこへでも付き合おうではないか!」
女子生徒:「きゃー、本当に!?じゃあ、明日みんなで遊びに行こうよ!」
男子生徒:「チッ、プリンスだかなんだか知らねえがいけすかねえ野郎だぜ。チャンスさえあれば俺の得意の古武術で痛めつけてやるのによ!」
男子生徒:「やめとけよ。あいつプリンスあぜ」
カイル・A・カンテミール:「む、そこの貴様ら!」
カイル・A・カンテミール:「古武術をやってる貴様と、あと隣のモブ!」
男子生徒:「な、何だ!やるってのかー!?」かぶっていたテンガロンハットを飛ばし、拳を構える!
カイル・A・カンテミール:「貴様らも是非一緒に来い!共に遊び、親睦を深めようではないか!」
男子生徒:「マジか」
カイル・A・カンテミール:「うむ。マジだ」
カイル・A・カンテミール:「まあ、嫌なら無理にとは言わんが……」
女子生徒:「いえーい!いいじゃん!行こう、行こう!」
GM:ギャルっぽい女子がその背を叩く。
カイル・A・カンテミール:「ほれ。娘達もこう言っておる!」
男子生徒:「チッ、しょうがねえな。俺は古武術使いだから女には弱いんだ」
男子生徒:「やめとけよ。あいつプリンスだぜ」
カイル・A・カンテミール:「佳き事よ。か弱き女性や子供を守る為に使ってこその武であるからな」
カイル・A・カンテミール:「そう、そして我はプリンスである」
女子生徒:「それじゃあ、とりあえず街まで出ようよ!」
カイル・A・カンテミール:「で、あるな!何をするかはそれから決めれば良い!」
男子生徒:「チッ、古武術使いが街に行くなんざ柄じゃねえが、しょうがねえか」
女子生徒:「あたし、カラオケがいいなー。あとボウリングも行きたい」
カイル・A・カンテミール:「今日も楽しい放課後となりそうだ。ギャル子よ」
カイル・A・カンテミール:「古武術使いとの間を取り持ってくれた事、感謝するぞ」
女子生徒:「いいって、いいって。気にすんなし」
女子生徒:「私は……オカルトショップがいい……」それまで黙っていた地味めな少女が自己主張をする。
男子生徒:「やめとけよ。あいつプリンスだぜ」
カイル・A・カンテミール:「ほう?オカルトショップ……そんなものがあるのか、オカルト娘よ」
カイル・A・カンテミール:「そして我はプリンスだ」
オカルト娘:「うん……一人では……なかなか行きづらい……」
ギャル子:「っていうか、あんたさてはそれしか台詞のレパートリーないね?」
カイル・A・カンテミール:「やめてやれ!こやつもモブなりに頑張っておる!」
ギャル子:「そだね。頑張りは認めないと」
GM:という感じでキミたちは話しながら街へと向かいます。
カイル・A・カンテミール:「やはり日本は平和で良い。一人一人に愛が溢れ……平和……分かり合い……」
カイル・A・カンテミール:「……我がクロドヴァも、いつかこのような平和を取り戻せると良いのだが」
カイル・A・カンテミール:小さく呟きながら町へと向かいますね。
ギャル子:「そんじゃまずはどこ行こっか~」
GM:と、キミたちが街に着いて少ししたところで街頭のテレビモニターの映像が変わり、ニュース速報が流れ始めます。
カイル・A・カンテミール:「うむ。まずはオカルトショップに寄り」
カイル・A・カンテミール:「しかるのちにカラオケとボウリ……ん?」
ニュースキャスター:「今、入ったニュースです」
ニュースキャスター:「クロドヴァ公国で活動する日本のNGO団体に所属していた高間翔馬氏が現地のテロ組織に捕らえられ、NGOメンバーがテロ組織によって殺害されたことを明かしました」
ニュースキャスター:「これから高間翔馬氏が持ち帰った映像を公開します。ショッキングな部分が含まれますので、ご注意ください」
オカルト娘:「どういう……こと……?」
カイル・A・カンテミール:「なんだと……?」
GM:画面が切り替わり、不鮮明な映像が映る。
GM:数名の日本人と一人のクロドヴァ人が銃を持った男たちに囲まれている。
カイル・A・カンテミール:「皆、嫌な予感がする。血が苦手な者は見るな!」
カイル・A・カンテミール:言いながら、自分はモニタを注視する。
GM:顔に包帯を巻いた男、高間翔馬の簡単な説明の後に始まったのがその映像だ。
GM:銃を持った男たちは日本人の男女に何事かを怒鳴り散らす。
GM:クロドヴァ人の青年は必死に武装した男たちをなだめようとしているようだが、彼らは聞く耳を持たない。
GM:そのクロドヴァ人の青年にキミは見覚えがある。
GM:キミがクロドヴァにいた頃の友人、ヴェガ・鷹羽・ルカーンだ。
カイル・A・カンテミール:「――――!?」
GM:というわけで、ここから少し回想に入りましょう。
カイル・A・カンテミール:入ります!
GM:クロドヴァ公国。王宮の庭。
GM:かつてのキミはそこにいた。
GM:そこに褐色肌の長身の青年が身軽に柵を乗り越え、キミの前に現れる。
カイル・A・カンテミール:「うむ。王宮の中は平和だが……いかんせん退屈であるな……」
カイル・A・カンテミール:「そうは思わんか?ヴェガ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「同感。街にでも出向くかい?」
カイル・A・カンテミール:乗り越えてきた人物に笑みを向けます。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「よお、カイル」
GM:褐色肌の長身の青年、ヴェガも微笑み返す。
カイル・A・カンテミール:「良いな!ここのところ、貴様とはろくすっぽ遊べておらん」
カイル・A・カンテミール:「日が沈むまで付き合って貰おう。覚悟するが良い」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前が忙しすぎんだよ。帝王学の講義はどうした?」
カイル・A・カンテミール:「一週間先の分までとうに終わらせたわ。だがまあ、大臣が町には出るなと煩くてな」
カイル・A・カンテミール:この10年間、クロドヴァは少しずつ情勢が悪化していた。今思えばそういう意味でも心配されていたのかもしれない。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「まあ、俺の方も最近仕事が立て込んでたからな」
GM:彼は語学が堪能で、今は国内の貿易会社や観光会社の仲介などの仕事に携わっていると前から話していました。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……大臣が?そうか」
カイル・A・カンテミール:「商売は大いに繁盛していると聞いておるぞ。ふふふ」
カイル・A・カンテミール:「将来は宮殿でも建てるか?ハレムでも築くか?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……なあ、気付いてるか、カイル」
カイル・A・カンテミール:「ぬ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「国内の情勢がどうにもきな臭い。もしかしたらこの国で戦争が起きるかもしれん。……大臣が心配してるのもそのことだろうな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「まあ、明日明後日の話ってわけじゃあないだろうがな。もしそうなったらお前はどうする?」
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:少し考えてから口を開く。
カイル・A・カンテミール:「……我はな、常々悔しく思っておる。なぜ、我は公子などに生まれてしまったのかと」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「平民がよかったってか?今からなるなら、俺はいつでも大歓迎だがね」
カイル・A・カンテミール:「ふふ、まあ、半分はそうだ」
カイル・A・カンテミール:「王宮の外にも好き勝手に出られぬ。戦争の気配を感じ取っても、それを解決する為に奔走する事が許されぬ。籠の鳥だ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「なら、もう半分は?」
カイル・A・カンテミール:「もう半分は、公子として生まれた事を良かったと思っておる」
カイル・A・カンテミール:「“戦争が起きたらお前はどうする?”と言ったな、ヴェガ」
カイル・A・カンテミール:「我は必ず戦争を止める。公子としての力を最大限に使ってな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……戦争を止めるゥ?」
カイル・A・カンテミール:「うむ。金も、権力も、命も、なんでも使おう」
カイル・A・カンテミール:「……まあ、戦争がはじまる前に止められるのが一番良いがな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「おいおい、そりゃ無茶だ。いくらお前が公子でも一人の人間にできることと、できないことがある」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「戦争なんざはそのいい例だ」
カイル・A・カンテミール:「止められぬか。公子であっても」
カイル・A・カンテミール:「ならばヴェガよ、貴様はどうするのだ?戦争が起きてしまったら……」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「まあ、俺だったら……高みの見物を決め込むね。巻き込まれるのなんざごめんだからな」
カイル・A・カンテミール:「ふふふふ!お前はそう、素直に物を言うから好きだぞ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「おや、幻滅させたかと思ったがね」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「せいぜい自分の身に火の粉がかからないように逃げ回る。デカすぎる物の前で、それが一人の人間にできる限界ってもんだ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……お前も、そうするのがいいぜ」
カイル・A・カンテミール:「ふむ。なら、無茶ついでにもう一つ我の望みを言っておきたいのだが」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「望み?」
カイル・A・カンテミール:「ああ。もし戦争が起きてしまって。我が戦争を止めに行く時が来たとしたら」
カイル・A・カンテミール:「貴様は高みの見物で構わん。遠い異国の地からで構わん」
カイル・A・カンテミール:「“がんばれカイル。お前なら戦争を止められるぜ”」
カイル・A・カンテミール:「そう祈ってはくれんか?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……了解。他ならぬお前の頼みだ。それぐらいはな」
GM:ヴェガは目を細めて言う。
カイル・A・カンテミール:「……うむ」
カイル・A・カンテミール:「すまんなヴェガ。感謝するぞ」
カイル・A・カンテミール:満足そうに頷く。
カイル・A・カンテミール:「あ!あと、もし我が死んだら墓に日本のお菓子を……マッシュルームにチョコがかかったやつ……あれを添えてくれ!あれは旨い!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あ、昔お前が食わせてくれたやつか。あれは美味かった」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「オーケー。貿易商にかけあって……って、縁起でもねえこと言うな」
カイル・A・カンテミール:「ふふふふ。お前はなんか変な、コーンみたいな形のやつが好きであったな。」
カイル・A・カンテミール:「将来お前が宮殿を立てた暁には、あれを山程差し入れてやろう」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「おい、どう考えてもあっちの方が美味かったろ!?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「宮殿ねえ。カネとはとんと縁がねえからなぁ」
カイル・A・カンテミール:「なんだと?マッシュルームの方に決まっておる!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「いいや、コーンだ!」
カイル・A・カンテミール:「くっははは!我々の間ですらこうした諍いが起こるのだ」
カイル・A・カンテミール:「まったく……ヒトというものは……度し難い。戦も起こるわけよ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「違いねえ」
カイル・A・カンテミール:「決めたぞ。まずは手始めに、マッシュルーム派とコーン派の和解から我は目指そう」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「どうかねえ。宗派の溝はそう簡単には埋まらねえぞ」笑って言う。
カイル・A・カンテミール:「やってみせるとも。我は第三公子、カイル・アルビレオ・カンテミールであるからな」 ニッと笑う。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「へっ、頼もしいね。せいぜい頑張れよ、カイル」
GM:それから少しした頃だった。
GM:キミは日本へと留学することになり、やがてクロドヴァでは内戦が勃発した。
GM:時間は現在へと戻る。
GM:キミの目の前のモニターでは映像が流れ続けている。
カイル・A・カンテミール:我が日本留学に来たのは、ひとえにクロドヴァの情勢を鎮めるためだった。
カイル・A・カンテミール:日本のUGNや政財界とのコネクションを深め、民の血が流れる前に解決をはかる。
カイル・A・カンテミール:それが、なんだ?けっきょく戦争は起きてしまった。今やクロドヴァに帰る事もできぬ。
カイル・A・カンテミール:そして、目の前で。
カイル・A・カンテミール:「――ヴェガ!何をしている貴様!」
カイル・A・カンテミール:「高みの見物はどうした馬鹿者!」
GM:日本人の女性が助けを求める声を上げるが、銃を持った男はそれを聞き入れず引き金を引く。
GM:その間に割って入ったクロドヴァ人の青年、ヴェガは銃弾を受ける。
カイル・A・カンテミール:「……!」
GM:それからもしばらく映像は続き、数人の男女が殺害されやがて途切れる。
ニュースキャスター:「この日本人NGO団体に対するテロ行為について、政府は——」
ギャル子:「…………」
男子生徒:「あんなの古武術じゃねえ……」
カイル・A・カンテミール:「……うむ。古武術ではない」
カイル・A・カンテミール:「そして、すまぬ。皆」 頭を下げる。
カイル・A・カンテミール:「知っての通り、我は今のニュースの。クロドヴァの王子だ」
GM:級友たちは青ざめた顔でキミを見ている。
カイル・A・カンテミール:「こんな言葉では足りぬであろうが、深く謝罪する」
カイル・A・カンテミール:「我が民の罪は、我の罪も同じだ」
ギャル子:「い、いいって。そんなの……」
カイル・A・カンテミール:ちなみに、ヴェガが死ぬシーンはモニタでは流れてない感じですか?
GM:いや、映像の中にもヴェガが死ぬシーンはありますね。
カイル・A・カンテミール:なんてこった。
GM:あ、ただマスターシーンのあれはモニタで流れたものとは全く別です。
カイル・A・カンテミール:ですよね!
オカルト娘:「カイルさんが……悪いわけじゃない……」
GM:そう答える級友たちはやはりどこかぎこちない。
カイル・A・カンテミール:「オカルト娘よ。その言葉、ありがたく受け取っておく」
カイル・A・カンテミール:友人たちの顔を見て苦笑します。
カイル・A・カンテミール:「すまぬ。我には少し行くべきところが出来た。オカルトショップやカラオケには付き合えぬ!」
カイル・A・カンテミール:「我儘を言って悪いが、今日はここで失礼する。また学校で会おう!」
男子生徒:「チッ、しょうがねえ。お前との決着はまた今度にしてやるよ」
モブ男:「やめとけよ。あいつプリンスだぜ」
ギャル子:「うん。また明日……」
カイル・A・カンテミール:「うむ。今度一度、古武術を目の前で披露してくれ。約束だぞ」
オカルト娘:「さようなら……カイルさん……」
男子生徒:「ば、バカ野郎!古武術ってのはそう簡単に見せるもんじゃねえんだよ!」頬を染める。
カイル・A・カンテミール:ふっと笑って、深々と一礼して、背中を向けて去ります。
カイル・A・カンテミール:「……ヴェガ。ヴェガよ」
カイル・A・カンテミール:「“何があった”とは聞かぬ。お前の事だ、色々あったのだろう」
カイル・A・カンテミール:「“何があった”と聞いても、お前はもう応えてはくれぬのだろう」
カイル・A・カンテミール:「……我は止めるぞ。あの日お前に言った通りだ」
カイル・A・カンテミール:「こんなふざけた戦争など、必ず……」
GM:その後、しばらくして独自調査を行っていたキミのもとにUGNから一連の事件の捜査を依頼する連絡があり、キミは支部へと呼び出されることになる。
GM:というところで、カイルのオープニングは終了。
GM:次は上越さんのオープニングです。
上越茜:はいさい
カイル・A・カンテミール:あっ、ヴェガさんにロイス!
GM:あっ、どうぞ!
カイル・A・カンテミール:-親友/ヴェガ・鷹羽(たかば)・ルカーン/○友情/悔悟/ロイス
カイル・A・カンテミール:キノコタケノコ戦争なんかしなければよかった・・・
GM:そういう悔悟……
OP03:上越茜
GM:では、上越さんは侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
上越茜:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 1[1]+38 → 39
上越茜:ふっ
GM:低い!羨ましい!
上越茜:これが支部長パワよ
GM:さすだ……。
GM:シーンは支部にいるあなたのもとに霧谷からの連絡が入るところから始まります。
GM:支部はなんか特殊な形の支部だったりしますか?
上越茜:N市ですよね
GM:表向きは劇場だとか表向きは新聞社だとか
上越茜:ごく普通のオフィス系のビルですね
GM:N市はどんな自由な発想で作ってもいいんですよ
GM:ちっ、普通だった。
上越茜:どういうことだってばよ……
上越茜:ちって
GM:では、普通のオフィスビルの一室。
GM:そこにキミの支部長ルームがあります。
上越茜:上下スーツ姿。ショートカットを櫛でまとめている。
GM:おお、凛々しい姿だ。
上越茜:書類にハンコでも押していましょう。
GM:では、キミが事務仕事に勤しんでいますと
GM:そこに日本支部長・霧谷雄吾からの連絡が入ります。
上越茜:「ん……写りが悪くなってきたかな。印鑑変えるべきかしら」強く押しつける。
上越茜:べき。下の机にちょっと罅が入った。
GM:支部長室のモニターに温和そうな男性の姿が映る。
上越茜:「…………」見なかったことにして、モニターに応える。「あ、霧谷さん。お久しぶりです」
霧谷雄吾:「ちょっと遅いけど、メリークリスマス!お久しぶりです、上越さん。霧谷雄吾です」
上越茜:「メリークリスマスです……て、え、もうそんな時期?」
上越茜:「うわ、気付きも……昨日何してたかしら」
霧谷雄吾:「歳の瀬ですからねえ」
霧谷雄吾:「上越さんはサンタさんからクリスマスプレゼントはもらえましたか?」
霧谷雄吾:「ちなみに私はサンタの衣装をもらいました。クリスマスにもらっても使い道がないのですが、どうすればいいのでしょうか」
上越茜:「サンタさんもあたしにまで届けていたらオーバーワークでしょうから、辞退しました」
霧谷雄吾:「おや、お優しい。まあ、上越さんのことですから、ロマンチックな夜を過ごしていたりしたのでしょう」
上越茜:「恵まれないチルドレンには、サンタさんの正体だっていって日本支部長のこと教えておきましょうか?」
霧谷雄吾:「それはやめてください」
霧谷雄吾:「やめ……やめろ!!」
上越茜:「くっ。……嫌味ですか」
上越茜:「どうせ私は28にもなって共に過ごす相手も時間もいませんが!」
上越茜:「いえ、やめましょうこの話!」
上越茜:「誰も幸せにならない気配がしますよ!」
上越茜:「それで、プレゼントの代わりにどのような無理難題が?」
霧谷雄吾:「そうです。私はこんなどうでもいい話をするために連絡したわけではありません」
霧谷雄吾:「最近巷を賑わせているクロドヴァ公国での日本人殺害事件についてはご存知ですか?」
GM:霧谷はサンタ帽を脱ぎ、真面目な顔になる。
上越茜:「ああ……ワイドショーはもちきりですからね。受付のテレビでも流れていますよ」
霧谷雄吾:「では、その手引きをFHが行っていたという事実によって、現在改革派の勢力が増しているという件については?」
上越茜:「……それは初耳でした」
上越茜:「我々は後手に回ったと?」
霧谷雄吾:「後手、と言っていいのか分かりません。今分かっているのはFHが事件を起こしたテロ組織を支援していたという事実だけです」
上越茜:「あそこの内乱も、頭の痛い問題ですね……」
霧谷雄吾:「ええ。我々UGNとしては傍観せざるを得ない状況だったのですが」
霧谷雄吾:「問題は……このままでは日本がその紛争に巻き込まれるかもしれないということです」
上越茜:「一度だけ、本部研修で寄ったことがありますが……露店がFH製ナイフでケバブを削ってましたよ」
上越茜:「巻き込まれる?」
霧谷雄吾:「ケバブいいなぁ」
霧谷雄吾:「ええ。このままクロドヴァへの報復、軍事介入を求める世論が高まればいずれは」
霧谷雄吾:「そして、FHの殺害事件への直接的な関与という事実がある限り、改革派の立場もますます強いものとなるでしょう」
上越茜:「実働するのは、日本支部になると?」
上越茜:「しかし」
上越茜:「ですけど、どうするんです? 今からクロドヴァに飛べと言われるなら、そうしますが」
霧谷雄吾:「いえ、それはさすがに無理がありますので」
霧谷雄吾:「一連の事件を起こした張本人を探っていただきたい。彼がぶち上げた事件の真相に何か怪しい点が見つかれば、それが解決の糸口になるかもしれない」
上越茜:「ぶちのめして済むならそれが一番早いんですけど……」
霧谷雄吾:「上越さん、案外武闘派ですね」
上越茜:「褒め言葉と受け取っておきます」 案外、の点で。
霧谷雄吾:「一連の騒動を起こした男、高間翔馬。彼は現在“明きアルデバラン”という宗教団体を組織しています」
GM:顔に包帯をぐるぐる巻きにした男と白い和装の少女の写真が画面に映る。
霧谷雄吾:「カルト団体の教祖はこの星詠と呼ばれる少女。高間翔馬は導師というよく分からない立ち位置のようですね」
上越茜:「カルト団体……?」
霧谷雄吾:「新興宗教というやつです。世界の終末とそれによる救済を説いているそうで」
上越茜:「確か、件の映像を持ってきた人間ですよね。……なんですかそれは。キナくさい臭いがプンプンじゃないですか」
霧谷雄吾:「そうです。胡散臭いでしょう」
霧谷雄吾:「まあ、ただの宗教団体であれば、わざわざUGNが出張るほどのことではないのですが、実は内部で不審な死亡事故が相次いでいまして」
上越茜:「偶発的に生まれたオーヴァードが、神気取りで宗教団体を立ち上げることは、珍しくはありませんが……」
上越茜:「クロドヴァやFHにまで関わっているとなると、確信的ですね」
霧谷雄吾:「それが試しに潜入させてみたエージェントの報告によるとレネゲイドの痕跡は一切検知できなかったそうなのです」
上越茜:「……それは」
上越茜:「嫌ですね」
霧谷雄吾:「嫌でしょう」
霧谷雄吾:「しかもその後でそのエージェントは宗教にハマり、UGNを辞めて入信してしまう始末です。もう本当にどうしましょう」
上越茜:「何やってるんですか!?」
霧谷雄吾:「わ、私に怒られても困りますよ」
上越茜:「エージェントだってホイホイ出てくるものじゃないんですから!」
霧谷雄吾:「ええ。貴重な人材を失いました。痛手です……」
上越茜:「はあ、それで」
霧谷雄吾:「まあ、というわけで、その明きアルデバランという宗教団体を調査していただきたいのです」
上越茜:「そうですね。それで、私の方にまで来たと」
霧谷雄吾:「そうです。上越さんは非常に優秀な支部長ですし」
霧谷雄吾:「それにN市は地理的にも近い」
上越茜:「分かりました。取り急ぎ、手続きを」 机の罅を書類で何気なく隠しながら立ち上がる。
霧谷雄吾:「これはもううってつけでしょう」
上越茜:「潜入とかしなきゃいけないですかね。嫌だなあ……」
霧谷雄吾:「おや、潜入、お嫌いですか?」
上越茜:「災害に見せ掛けて本殿壊したら、団体も自然崩壊したりしません?」
霧谷雄吾:「うーん。信者たちは民間人だからなぁ。上越さんに余罪をたっぷり付けていいなら……」
上越茜:「考えてみれば、隠蔽費の予算もカツカツですしね」
霧谷雄吾:「カッツカツです」
霧谷雄吾:「ああ、そうだ。それとこの件、我々の方でも至急解決するべきだと思いまして。私が本部に直接掛けあって応援をもらえるように頼んでみました」
上越茜:「それは助かります。誰ですか?」
霧谷雄吾:「観月慧という女性のエージェントですね。可愛いですよ。嬉しいでしょう?」
霧谷雄吾:「しかし、いつもだったらこうすんなりとは行かないのに私、ビックリです。何かあったのかなぁ」
上越茜:「私を何だと思ってるんですか。えーっと……」
上越茜:資料を漁る。「あ、この子ですか? ん、でも女性……年齢……」
上越茜:「同姓同名の別エージェントはいないですよね」顔写真とプロフィールが噛み合わない
霧谷雄吾:「まあ、日本人は若く見えますからねえ」
上越茜:「嫌味ですか……」肩を落とす
上越茜:「その子だけですか?」
霧谷雄吾:「その人だけです。女子同士仲良くしてあげてください」
上越茜:「了解です。……って、ちょっと待って下さいレドリック派じゃないですかこの子」
霧谷雄吾:「UGN本部の話でもして盛り上がればいいんじゃないですかね」
霧谷雄吾:「では、調査の方はよろしくお願いします」
上越茜:「あたし、腹芸とか出来ませんよ?」
霧谷雄吾:「いや、なんか……」
霧谷雄吾:「頑張ってください」
GM:通信は切れる。
上越茜:「……いや、そりゃあ、まあ、頑張り、ます、けど!?」
霧谷雄吾:「あ、それとイリーガルの少年や別任務に当っていたチルドレンにも声はかけておきましたので、よろしくお願いします」
上越茜:「ウチの支部やイリーガルで今空いてる子……って」
上越茜:一人ドンピシャで思い当たる。
上越茜:「……良くないと思うんですけど。ああ、でも、あの子なら間違いなく首突っ込んでくるか……」
霧谷雄吾:「いや、いい!彼ならクロドヴァの情勢にも詳しいし、きっと役に立つはずです」
上越茜:「ってことは、護衛のあの子もついてくるから」
上越茜:「まだ15と、10ですよ。……あまり、こういう案件を扱わせたくないです」
霧谷雄吾:「そこが上越さんの腕の見せどころ」
霧谷雄吾:「表向きはカルト団体の捜査ですし、なんとでも誤魔化しは効きます」
上越茜:「割と適当に言ってませんかリヴァイアサン!」
霧谷雄吾:「では、頑張ってください」
GM:今度こそ通信が切れる。
上越茜:「はあ……そうですね。遊ばせておくよりはよっぽど良いですね」
上越茜:「霧谷日本支部長も、良い年末を」
霧谷雄吾:「ええ、ありがとうございます。あ、無事に事件が解決したら新しい机でもクリスマスプレゼントしましょう」
GM:本当に今度こそ通信が切れる。
上越茜:「……バレてたし」
上越茜:「はーぁ」椅子を引き肩を回す。「新興宗教か。何事もなく終わればいいのだけど」
上越茜:「カイル君……良い子なんだけど、良い子なんだけどなあ……個人的に」
上越茜:部屋を出る途中で斜めに傾ぎ、壁に頭をぶつける。
上越茜:「……愛とか、欲しいわ。そのへんの年末セールで売ってないかしら」
上越茜:上越茜は、青春の全てを仇敵との因縁で費やした(現在進行形)、武闘派支部長である。
上越茜:姿勢をしゃんとして、部屋を出ていきます。
GM:では、上越さんのオープニングはこれで終了!
上越茜:ロイスはまだ無しにしておきます。
GM:オーケーです。
OP04:観月 慧
GM:次は観月さんのオープニングです。
GM:まずは侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
観月 慧:30+1d10
DoubleCross : (30+1D10) → 30+7[7] → 37
GM:UGN本部。アッシュ・レドリックの執務室。
GM:キミは今回アッシュの移動の際の護衛役か何かとしてそこに呼び出されている。
GM:眼鏡姿の知的めいた男は優雅に紅茶のティーカップを傾けながら、キミに話を振る。
アッシュ・レドリック:「改革派の勢力は順調に増しているな、観月くん。喜ばしいことだ」
観月 慧:「ハイ。これもアッシュさんの活躍あってのことです」適度な笑みを浮かべながら答える
GM:時系列的にはテレビのニュースで例の事件の報道がされた少し後という辺りですね。
アッシュ・レドリック:「全ては私の計画通りといったところか。……ここまで世論が戦争を歓迎する方向へ傾く事態になるのは少々予想外だったが」
観月 慧:「歓迎…ハイ、そうですね」
観月 慧:「これからもっと忙しくなりそうです」
アッシュ・レドリック:「うむ。いや、その点は大丈夫だろう」
アッシュ・レドリック:「何か大きなきっかけでもない限りはこのまま事件も下火になり沈静化していくことだろうからな」
GM:少し複雑そうな顔をして言う。
観月 慧:「きっかけ…」少しの間目を伏せ、また戻す
GM:その時、部屋の表の方がざわつき始める。
アッシュ・レドリック:「……何だ、騒がしいな?」
観月 慧:耳を、澄ます
観月 慧:《蝙蝠の耳》で何か聞き取れますでしょうか
GM:どうやら乱闘か何かが起こっているようですね。
GM:数人の人が一人を追っているような音です。
GM:と、そこで部屋の扉が開く。
観月 慧:「…誰かが追われているようです。侵入者でしょうか?」
GM:立っているのはスーツ姿の特徴のない顔立ちの男だ。
観月 慧:そう言いながら立ち上がり、扉に向き直る
GM:『敬虔なる信徒はその信仰心により己の命を以って裁きを下すだろう』
観月 慧:「…面会のお約束は?」
スーツ姿の男:「……終末の刻は来たれり。不信心者に星の裁きを」
GM:男はキミたちの方に向かってくる。
アッシュ・レドリック:「キミ、ここがどこだか分かっているのかね?」
観月 慧:念のため《ワーディング》を使用しつつ、男の前に立ちふさがる
観月 慧:同時に《熱感知知覚》で不審な熱源がないか探知
GM:《ワーディング》では男は昏倒しない。
GM:《熱感知知覚》は……そうですね。
GM:男の体から何か熱源のようなものが膨れ上がっていくのを感知することができる。
GM:男の体は一見すると何の異変もないが、それは間違いなく爆発の前触れだ。
観月 慧:左手をウエストポーチのベルトにかざす
観月 慧:瞬時に円柱形のポーチが開き、"弓"が展開する
スーツ姿の男:「間もなく救済が訪れる」
観月 慧:「下がってください!」右手で弓を持ち、握りを男の首にあてつつ強引に後退させる
アッシュ・レドリック:「キミ、丸腰の相手に何を……!」アッシュは言われるがままに後退する!
GM:そして、スーツ姿の男の体を中心に爆発が起ころうとする!
観月 慧:扉から部屋を出て、そのまま男を壁に押し付ける
スーツ姿の男:「神の裁き……救済を……」
観月 慧:「………ッ!」左手を、男の胸に当てる
観月 慧:触れた部分から衣服がパキパキと凍り付いていく…当然、人の肌も
観月 慧:((…駄目か))目に見えて、温度は下がらない。ならば…
観月 慧:弓を捨て、髪を一本引き抜き、男の胸に当て
スーツ姿の男:「終末の刻は……来たれり……」
観月 慧:「ごめんね」射貫く
GM:男は胸を射抜かれ、その場に崩れ落ちる。
GM:だが、次の瞬間。
観月 慧:髪を中心に生成された"氷の矢"が、そのまま心の臓を貫いた
GM:まるで機械的に作動しているかのように、キミの目の前で熱源が膨れ上がり、爆発が起きる!
観月 慧:「ああ」"やっぱり駄目だ"と言う前に、爆炎に飲まれる
GM:爆風がキミを飲み込もうとする!
アッシュ・レドリック:「ひ、ひいっ……!?」
観月 慧:では出来る限り急いで扉を閉めようと動きます
GM:離れたところでその光景を見ていたアッシュは腰を抜かす。
観月 慧:閉められるのなら閉めたうえで爆風に飲まれたい!
GM:では、扉を閉めてところでキミは爆発に巻き込まれる!
GM:ここで一旦シーン内の時間を進めましょう。
GM:それから少ししてキミは再びキミはアッシュの執務室に呼び出されます。
GM:部屋の前に大きな穴の開いた執務室でアッシュは苦々しい顔をして座っている。
アッシュ・レドリック:「……怪我の具合はもういいのかね、観月くん」
観月 慧:「…ハイ。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」
アッシュ・レドリック:「いや、キミが無事ならばいい」
観月 慧:まだ少し傷も残っているが、常人ではない。しばらくすれば治るだろう
アッシュ・レドリック:「先の闖入者。その言動から出元を当たったところ新興宗教団体、“明きアルデバラン”の者である可能性が高いと分かった」
観月 慧:「アッシュさんこそ、御無事で何よりでした…吹き飛んだ扉を見た時は生きた心地がしませんでした」
アッシュ・レドリック:「……私も今度ばかりはもうダメかと思った」
観月 慧:「…ただの宗教団体がUGN本部に刺客を送り込めるとは思いません」
観月 慧:「一体何があるのでしょうか?」
アッシュ・レドリック:「ああ。全くだ。厳重な警備をくぐり抜けて、ここまでやってくるなど普通ならあり得ん」
アッシュ・レドリック:「それに問題なのは私を狙った動機だ。恨みを買うようなことはいくらでもしているがね。ポッと出の宗教団体に狙われる覚えなどない」
アッシュ・レドリック:「そして、もう一つ。……例の男の体を調査したが、そこからは一切の爆発物もレネゲイドの痕跡も発見されなかった」
観月 慧:「…本当ですか、それは?」
観月 慧:《ワーディング》で倒れず、謎の熱源で爆発する人間…てっきり、レネゲイドの力によるものだと思い込んでいた
アッシュ・レドリック:「事実だ。実際爆発の根源を見つけられなかったからこそ、キミの対応も遅くなったわけだからな」
アッシュ・レドリック:「だが、これが本当なら……あの男はその言葉通り信仰の力で爆発したとでもいうことになる」
アッシュ・レドリック:「全く解せん話だ」
観月 慧:「信仰…ですか。私も信じていないわけではないですが」
アッシュ・レドリック:「信じる神仏でもあるのかね?」
観月 慧:「いえ、その…人並みです。一つに傾倒しているわけではないですし」
アッシュ・レドリック:「ふん、日本人らしいな」
アッシュ・レドリック:「例の宗教団体、“明きアルデバラン”の拠点も日本のN市にあるそうだ」
観月 慧:「"アルデバラン"…牡牛座のα星ですね」
観月 慧:「そういえば、『星の裁き』がどうとか言っていましたが」
アッシュ・レドリック:「詳しいな。そう、牡牛座の一等星だ」
アッシュ・レドリック:「その宗教団体の教祖も星詠などと名乗り、何かと星になぞらえた教義を唱えているらしい」
アッシュ・レドリック:「全くくだらんことだ」
観月 慧:「…それで、日本と言うことはつまり」
アッシュ・レドリック:「ああ。観月くん。キミを本部からの応援という形で、N市支部へ派遣する。その宗教団体について探ってほしい」
アッシュ・レドリック:「私を狙うどういう理由があるのか、そしてカルト集団にどんな秘密があるのか」
観月 慧:アッシュの指令を受け、姿勢を正す
観月 慧:「承知致しました。至急日本に飛び、調査を開始します」
アッシュ・レドリック:「頼んだぞ、観月くん」
アッシュ・レドリック:「……ことによっては私もN市まで出向くことになるかもしれん。まあ、さすがにその必要はないだろうが」
観月 慧:「ハイ…それでは、失礼します」そう言って、退室しようとします
GM:アッシュは割れた紅茶のカップを手にしながらキミを見送る。
観月 慧:最後に一礼して、扉の無い部屋から出ていく
観月 慧:「………」コツコツと、人気のない場所まで歩き
観月 慧:「………ん~~~」両手を組んで、大きく伸びをする
観月 慧:「やっぱりどうも肩がこっちゃうなあ…使ってくれるのはありがたいけど」
観月 慧:「さて、と…専門は"牛"じゃなくて"蠍"だと思うけど」
観月 慧:「久々の日本だから、頑張らないとね」よし、と気合を入れてまた歩き出す
観月 慧:「あ、そうだ服どうしよう。目立つのは駄目だろうし…」
観月 慧:「…ま、いいや。適当になんとかしよっと」
観月 慧:そこまで言って、緩んだ表情を引き締める。向こうから、こちらへ歩いてくる足音が2…いや、3人
観月 慧:((N市支部か…どんな人たちがいるんだろう))
GM:では、観月さんのオープニングはこれで終了!
観月 慧:ロイス取得は保留します!
GM:オーケーです!
セッション二日目
OP05:クラリッサ=ガーネット
GM:では、次はクレアちゃんのオープニングです。
GM:キミはUGNの任務で二週間ほど日本を離れることになりました。
GM:あ、とりあえず侵蝕率でも上げてください。
クラリッサ=ガーネット:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+9[9] → 42
GM:というわけなので、まずはカイルとの別れのシーンからやりましょう。
クラリッサ=ガーネット:はい、です
GM:カイルは回想シーン扱いなので、侵蝕率は上げなくてもいいよ。
GM:どういう場面がいいですかね?カイルの自宅とか?
クラリッサ=ガーネット:護衛なのでカイル様のおうちにいる、です
GM:では、カイルの自宅だ。
GM:カイルの部屋……UGNから支給されたマンションか何かかな。
GM:ある日の朝。
GM:護衛であるクレアはいつものようにカイルのことを起こしに来る。
クラリッサ=ガーネット:こんこん、こんこん
クラリッサ=ガーネット:「カイル様。朝、です。」 ドアをノックしている。
クラリッサ=ガーネット:「入る、です。」 入る。
GM:カイルの部屋は……人並みに片付いていたり散らかっていたりするのだろうか。
カイル・A・カンテミール:「うむ、入れ!」
カイル・A・カンテミール:綺麗に片付いてますね。育ちが良いので、きっちりしている。
クラリッサ=ガーネット:「……」 すでに起きているのを見て、がっかりしたような顔をしている。
カイル・A・カンテミール:「む……どうしたのだクレア、その顔は」
カイル・A・カンテミール:「世界の終わりのような顔をしおって」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまを起こすおしごと、今日もできなかった、です。」
カイル・A・カンテミール:「……はっはっ!そういう事か!」
カイル・A・カンテミール:「前に言ったかもしれんが、我の寝起きはかなり悪いのだ。きっとクレアにも迷惑をかけるであろう」
クラリッサ=ガーネット:「いつもそう言ってるのに、クレアちゃんより早起き、です。」
カイル・A・カンテミール:「頑張って早起きしておるのだ」 しゃがみこんで、目線をあわせると
カイル・A・カンテミール:ワシャワシャとクレアちゃんの頭を撫でる。
カイル・A・カンテミール:「誰かに迷惑をかけられるぶんには全く構わんが、他人に迷惑をかけるのは好かぬからな。ふふふ」
クラリッサ=ガーネット:「んむー……!」
クラリッサ=ガーネット:「そういうのはいらない、です!」
カイル・A・カンテミール:「おお、すまぬすまぬ。言っているそばから迷惑をかけた」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの部屋をあとにして、リビングに行ってしまいます。
カイル・A・カンテミール:「……もしクレアが迷惑でないのなら」 去っていった事に気づかず、背中を向けて喋っている。
カイル・A・カンテミール:「次は、早起きを頑張らずに遅くまで寝ているとしよう」
カイル・A・カンテミール:「女の子に起こしてもらうというのは、なかなか気持ちの良い体験であろうからな!」 振り向く。
クラリッサ=ガーネット:いない
カイル・A・カンテミール:「……うむ」
クラリッサ=ガーネット:向こうの部屋から食器をカチャカチャ並べる音が聞こえている。
カイル・A・カンテミール:頭をぽりぽりとかきつつ、リビングに向かう。
GM:というわけで、この日からキミは二週間ほどUGNの任務で海外に出向くことになっています。
カイル・A・カンテミール:「しかし、聞いておるぞ。クレアよ」
カイル・A・カンテミール:「明日から海外に行くのであろう。……大丈夫か?」
カイル・A・カンテミール:「財布は二つに分けて一つは靴の中に入れておくのだぞ。スられるぞ!」
カイル・A・カンテミール:「そして、変な男にはついていかないようにせよ。警察官もだ!日本以外の警察官はあくどいぞ!」
カイル・A・カンテミール:おせっかいなアドバイスを山程投げかけてくる。
クラリッサ=ガーネット:リビングに冷蔵庫から出した朝食を並べて座って待っている。
クラリッサ=ガーネット:カイルさまのアドバイスを聞いて頬を膨らせている。
クラリッサ=ガーネット:「平気、です。クレアちゃんは任務で行く、です。」
カイル・A・カンテミール:「ならば良いが……」
カイル・A・カンテミール:「どこの国へ行くのだ?我は聞いておらん」
カイル・A・カンテミール:「治安の悪い国でなければ、良いのだが」
クラリッサ=ガーネット:「どこの?」
クラリッサ=ガーネット:「……」 目が泳いでいる
クラリッサ=ガーネット:「そ、そういえば、どこに行くか知らない、です。」
カイル・A・カンテミール:「ふうむ。クレアが行く国のニュースには気を配っておこうと思ったが」
クラリッサ=ガーネット:誤魔化すかのように一心不乱にパンにジャムを塗っている
カイル・A・カンテミール:オレンジマーマレードを塗ったパンをサクサクと食べている。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。」
カイル・A・カンテミール:「ちゃんと帰ってくるのだぞ」
クラリッサ=ガーネット:「……ん。」
カイル・A・カンテミール:「……我を起こすという大任が残っておるからな、お前には」 小さく笑う。
クラリッサ=ガーネット:「んむー……!」 笑われたような気がしてパンを頬張ったまま膨れる
クラリッサ=ガーネット:「もちろん帰ってくる、です。」
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんはりっぱなチルドレンなの、です。」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまの護衛もクレアちゃんのおしごと、なので。」
クラリッサ=ガーネット:パンをもぐもぐしたまま得意そうに言う。
カイル・A・カンテミール:「うむ。我の戦闘力は皆無であるからな」
カイル・A・カンテミール:「だからこそ、クレアと離れるのは心細い。帰りを待っておるぞ」
クラリッサ=ガーネット:「えっ……ふふん、しかたない、です。」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまはさびしがりやさん、です。」
GM:では、そうしてクレアがUGNの任務でニューヨークあたり(治安が悪い)に旅立ってから二週間後。
GM:任務を終えたキミはN市へと戻ってきます。
GM:しかし、どうも街の雰囲気がピリピリしているようです。
GM:落ち着かない雰囲気というか、街の人たちが皆何かに不安を抱いているような感じだ。
クラリッサ=ガーネット:空港からの帰り道でその様子に気付いて足を止める。
GM:キミが足を止めると、街角のTVモニターにワイドショーの映像が流れているのに気付く。
ニュースキャスター:「こちらが高間翔馬氏の持ち帰った映像です。ご覧ください」
GM:モニターの映像が切り替わる。
GM:そこに映し出されたのは晴れ渡るような青空とたまに走るノイズの音だ。
クラリッサ=ガーネット:「……?」 首をかしげる
GM:延々とその映像だけが続いている。
GM:だが、キミと一緒にTVモニターを見ていた街行く人たちは何かショッキングなものでも見たかのように目を背けたりしている。
クラリッサ=ガーネット:「……?」 しばらく映像を眺めたあと、反対側に首をかしげる。
ニュースキャスター:「テロリストによる非道な虐殺の光景です。このようなことを許してもよいのでしょうか」
クラリッサ=ガーネット:「え?」
コメンテーター:「政府は一刻も早くクロドヴァ公国と交渉を進めるべきでは?」
コメンテーター:「彼らテロリストの身柄引き渡しに応じないようなら、軍事力による介入もやむを得ないでしょう」
クラリッサ=ガーネット:近くで映像をまだ見ている親切そうなお姉さんの裾を引っ張ってみます。
GM:街行く人たちは神妙な面持ちでそのワイドショーを聞いているようだ。
クラリッサ=ガーネット:「どういうこと、ですか?」
親切そうなお姉さん:「お嬢ちゃん、知らないの?クロドヴァのテロリストが日本人のNGO団体を捕まえて射殺したって」
親切そうなお姉さん:「日本中その話題で持ち切りよ。さっきの映像、あなたも見たでしょう?」
クラリッサ=ガーネット:「???」
クラリッサ=ガーネット:「さっきのに、映ってた、ですか?」
親切そうなお姉さん:「ええ、そうよ。しっかり映ってたじゃない。女の人が撃たれるところや外国人の青年がそれを庇おうとするところ……思い出すだけで恐ろしいわ」
親切そうなお姉さん:「そのうち戦争が起きるかもしれないって。……まあ、あなたみたいな小さい子にはまだ難しいかもしれないわね」ふふ、と笑う。
クラリッサ=ガーネット:「???」 分からない。さっき流れていた映像は確かに青空がずっと映っているだけのものだったはずだ。
親切そうなお姉さん:「日本でも何があるかわからないし、あなたも早くご両親のところに帰った方がいいわ。それじゃあね」
GM:親切そうなお姉さんは去って行く。
GM:すると、いつの間にかキミの傍には白い和服姿で白髪、白い肌の少女が立っている。
星詠:「……あなた、あれが見えるの?ううん、見えないの、って言った方が正しい?」
GM:少女は透き通るような声でそう言う。
クラリッサ=ガーネット:「?」
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんのこと、ですか?」
クラリッサ=ガーネット:少女に尋ねる。
星詠:「そう。あなたのこと。クレアちゃんって言うの?」
クラリッサ=ガーネット:「クラリッサ=ガーネット、です。みんなクレアちゃん、呼びます。」
星詠:「そう。わたしは星詠。そう呼ばれている」
クラリッサ=ガーネット:「星詠。」
星詠:「あなただけみたい、あれが見えていないのは。探せばもっといるのかもしれないけれど、今はあなただけ」
星詠:「それとも、この物語に関わる人の中ではあなただけなのかもしれない」
クラリッサ=ガーネット:「他のひとはみんな見えてた、ですか?」
星詠:「そう。それが真実だから」
クラリッサ=ガーネット:「?」 首をかしげる
星詠:「あそこで語られたことが全て真実」TVモニターを指差す。
星詠:「わたしはあなたに興味がある。あなたがこれからどうなるのか」
クラリッサ=ガーネット:「……?」 難しそうな顔をする
GM:「……わたし、そろそろ帰らないと怒られちゃう」
星詠:「またね、クラリッサ=ガーネット」
クラリッサ=ガーネット:「あっ、まって……」
クラリッサ=ガーネット:「行っちゃった、です。」
GM:少女はキミのもとから去って行く。
クラリッサ=ガーネット:TVモニターに目を移すと、先ほどのニュースが再び読み上げられている。
クラリッサ=ガーネット:「……クロドヴァ。」
クラリッサ=ガーネット:その言葉が入っていたことに改めて気付き、カイルさまのことが心配になり急いで家に向かいます。
GM:では、クレアのオープニングはこれで終了!
GM:次からはミドルフェイズになります。
クラリッサ=ガーネット:あっ、シナリオロイス取る、です
GM:お、どうぞどうぞ。
クラリッサ=ガーネット:-街で出会った少女/星詠/好奇心:○/猜疑心/ロイス
GM:了解です。
MF01
GM:ミドルフェイズ、最初のシーンは支部で全員が顔合わせするシーンにでもしようかと思っています。
GM:シーンプレイヤーは上越さん。
GM:他の人も登場したい人は登場するがいいでしょう。
カイル・A・カンテミール:全員!つまり、登場だ!
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:41->48)
上越茜:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 9[9]+39 → 48
観月 慧:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+3[3] → 40
GM:クレアちゃんはどうします?
クラリッサ=ガーネット:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+3[3] → 45
クラリッサ=ガーネット:カイルさまと合流して色々調べ始めたところで呼び出された感じかなぁ
GM:そんな感じですね。
GM:カルト組織“明きアルデバラン”の調査のため、ということでキミたちはN支部へと集められました。
上越茜:では、支部の一室。四人にしてはやや広めの会議室で、ホワイトボードの前に立っています。
上越茜:「全員揃ったかしら」
カイル・A・カンテミール:「うむ!我、カイル・A・カンテミールはここにいるぞ!」
カイル・A・カンテミール:「もちろん、クレアもおる。」 ぽむぽむとクレアちゃんの頭を撫でる。
クラリッサ=ガーネット:「いる、です。」 カイルさまの横に座っている
上越茜:「初対面の人もいるから、自己紹介しておくわね。N市支部長の上越茜です」
上越茜:「久しぶりになるかしら。相変わらずね、あなたたちは」
上越茜:くすくす笑う。
観月 慧:そんな二人とやや離れた席で、3人を見て一人うんうんと頷いている。
観月 慧:シャツにフード付きのパーカー、ジーンズにスニーカーという服装。机の上には黒いキャップ
カイル・A・カンテミール:「うむ。茜も相変わらず美しい。何よりである」
カイル・A・カンテミール:席を立って
カイル・A・カンテミール:観月さんに握手を求めにいこうかな!
カイル・A・カンテミール:「お初にお目にかかる。我はクロドヴァ第三公子、カイル・アルビレオ・カンテミールである」
カイル・A・カンテミール:「もっとも、今はただのUGNイリーガルだ。よろしく頼む!」
観月 慧:「へぇ、王子様なんだ!初めて会ったよ!」
観月 慧:「ボクの名前は観月慧。こちらこそよろしくね、王子様」
観月 慧:カイル君の手を取り、握手を交わす
カイル・A・カンテミール:「うむ。慧か……呼びやすい、良い名であるな」
カイル・A・カンテミール:ぎゅっぎゅっと力強く握手したあと席に戻る。
上越茜:「カイルは相変わらず上手いんだから」「観月は、N市は初めてで良いのよね」
観月 慧:「うん。この町は初めてだよ」
観月 慧:「…あ、です。すいません」
上越茜:「敬語じゃなくても良いわよ。やり辛いでしょう?」
観月 慧:「あ、いいですか?」
観月 慧:「いやー、向こうじゃずっとかしこまってて肩こっちゃって」
観月 慧:「話の分かる人で助かりました。ありがとう…ございます、支部長」
上越茜:「慣れてるわ」そう言って「じゃあ、人も揃ったことだし、今回の任務の概要を説明させてもらうわね」
カイル・A・カンテミール:「やはり茜は気が利くな。何故この歳になっても独り身であるのか、理解できん」
カイル・A・カンテミール:「そう、それだ!招集を受けたは良いが、此度の任務とは何だ?」
上越茜:ホワイトボードに頭をぶつける。
クラリッサ=ガーネット:「……あ、です。」
カイル・A・カンテミール:「茜?どうかしたか?」
上越茜:「い、いいえ、なんでも……オブラートが欲しくなっただけ」
上越茜:「クレアも、ちょっと長くなるけれど、聞いていてね」
クラリッサ=ガーネット:こくこくと頷く。
観月 慧:あちゃー、という表情を手で隠す
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまも座って聞く、です。」
クラリッサ=ガーネット:ぐいぐい引っ張る
カイル・A・カンテミール:「オブラートか。後ほど薬局で買っておくとしよう」 ぐいぐい引っ張られて、クレアちゃんの隣に座る。
上越茜:というわけで、霧谷さんから受けた依頼を繰り返す感じで良いでしょうか?
GM:オーケーですよ。オープニングでは概要だけで省略してしまった部分があったので、そこだけは描写しましょう。
上越茜:あ、なんか重要なことでしたら
GM:カルト組織内で発生している不審死という部分ですね。
上越茜:はいはい
GM:以前、教団に潜入したエージェントが撮影した「星喰みの儀式」と呼ばれる宗教行為の映像が霧谷から上越さんに渡されています。
GM:モニターには薄暗い教団内の様子が映る。
上越茜:PCからスクリーンに映すぜ
GM:白い装束を着た信者たちの前に、顔に包帯を巻いた男と白い和装の少女が現れる。
GM:男が何事か言うと、少女の姿がかき消え、四足の獣が現れる。
GM:白い獣は信者の一人に飛びかかり、牙を剥く。信者たちの悲鳴。
カイル・A・カンテミール:「ふむ。いかにもカルトといった趣であるが」
クラリッサ=ガーネット:「……あ。」 その映像の途中で声を出している。
カイル・A・カンテミール:「クレア?どうかしたか?」
GM:画面が揺れ、映像が途切れる。
クラリッサ=ガーネット:白い和装の少女は髪も白かったりするでしょうか
GM:そうですね、少し前にクレアが会った少女、星詠で間違いないです。
GM:こうして信心が足りない者、信仰に疑いを持っている者は儀式の度に白い獣によって命を奪われ、他の信者たちは信仰心を強くするという算段のようです。
上越茜:これでも、レネゲイドというか、オーヴァードは観測されていないんですか?
GM:ええ。映像を渡した時、霧谷が言っていたこととしては。
霧谷雄吾:「『正直これどう見てもレネゲイド関連のなんかじゃない?』と潜入したエージェントに聞いてみたのですが」
カイル・A・カンテミール:率直w
霧谷雄吾:「やはり現場にはレネゲイドの反応はなく、持ち込んだ機器にも一切の異変はなかったということでした。困る」
上越茜:こまる
GM:とのことでした。
クラリッサ=ガーネット:「星詠、です。クレアちゃん、この子と話した、です。」
観月 慧:「…それ、ほんと?」
カイル・A・カンテミール:「ふうむ。茜よ」
カイル・A・カンテミール:「これがレネゲイド絡みでないと?我はどうにも信じられんぞ」
GM:まあ、レネゲイドが介在していないとなればUGNも手を出すことはできませんし、これが本物の超常現象なら警察もお手上げということなのです。
上越茜:「ただの手品師による危険な振興宗教だったら、警察に任せればいいんだけど」
クラリッサ=ガーネット:「……」
観月 慧:「ね、クレアちゃん。よかったら、話してくれない?」
クラリッサ=ガーネット:観月さんの言葉に首をかしげる
上越茜:「どちらにせよ、うちのエージェントが取りこまれている以上、我々が相対すべきね」
上越茜:「レネゲイドがあっても無くても、少なくとも彼らは、オーヴァードに匹敵する何かを持っているってことになるから」
上越茜:「それでクレア。この子を見たっていうのは、どこで?」
クラリッサ=ガーネット:「N市に戻ってきてから、です。」
クラリッサ=ガーネット:「街でクロドヴァのニュースが流れてて、そのとき、会いました。」
カイル・A・カンテミール:「なんと!」
カイル・A・カンテミール:「この街にいる。そういうことか」
カイル・A・カンテミール:「まあ、考えてみればこの街のカルトであるから居てもおかしくはないか……」
観月 慧:「あの映像か…で、何て言ってた?」
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんだけ、ニュースの映像が見えてない、言ってました。」
観月 慧:「?見えて、ない?」
カイル・A・カンテミール:「……?」
上越茜:「ニュースの映像が見えてない……?」
クラリッサ=ガーネット:こくこく頷く。
カイル・A・カンテミール:「クロドヴァのニュースが流れていたということは」
カイル・A・カンテミール:「……見たのであろう?あの残虐にして凄惨極まりない光景を」
観月 慧:「えーと…クレアちゃん"だけ"ってことは」
上越茜:「クロドヴァって、あの・・・・・・」カイルをちらと見る。「人質の映像」
カイル・A・カンテミール:「……うむ」 頷く。
クラリッサ=ガーネット:「まわりのひとは、見えてた、言ってました。」
クラリッサ=ガーネット:横目でちらっとカイルさまの顔を見る。そのことを言おうと思っていたところに呼び出されてしまったのだ。
観月 慧:「そう、なんだ」
観月 慧:「…」
GM:ちなみに高間翔馬が公開した人質の映像に関してはYouTubeなどにもアップされているので、この場でも見ることは可能です。
上越茜:「待って。どういうこと? じゃあクレア、見えないの?」
観月 慧:「ねえ、"見えてない"って、どんな風に"見えてた"の?」
カイル・A・カンテミール:「待て待て、クレアの口は一つしかない。順番に行こうではないか」
上越茜:そうですね。PCがあると思うので、それに繋いで再生しましょうか。
観月 慧:「あ、ごめんごめん」
クラリッサ=ガーネット:色々と同時に聞かれてあわあわしている
カイル・A・カンテミール:言いながら、ぽむぽむとクレアちゃんの頭を撫でている。
クラリッサ=ガーネット:ぽむぽむと撫でられてむーっとするが、それで落ち着く。
上越茜:「ごめんね、逸ったわ。……それで、このニュースの映像が、あなたにはどう見えてるの?」
カイル・A・カンテミール:自分もパソコンの画面を覗き込む。
上越茜:「カイルは見たくないなら……って」
上越茜:当初はミュートにしていたが、溜息をつくと音声もつける。
観月 慧:数秒前までとは違い、真顔で顔色一つ変えずに映像を見ている
GM:では、上越さんがネット越しに映像を再生すると、3人には何度もテレビのニュースで見たテロリストの殺戮の光景が映る。
GM:が、クレアの目に映っているのは、青空とそれからノイズの音だけだ。
カイル・A・カンテミール:「見るとも。自国の出来事から目をそらして、何が公子か」
カイル・A・カンテミール:人前でみっともなく動揺しない。人の上に立つ者は、常に堂々と。そういう教育を受けている。
カイル・A・カンテミール:平然と映像を見ている。少なくとも、表向きは。
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの顔を心配そうに見ている。
クラリッサ=ガーネット:「……あの、カイルさま。」
カイル・A・カンテミール:「うむ?」
クラリッサ=ガーネット:「……な、なんでもない、です。」
クラリッサ=ガーネット:「……青い空が映ってる、です。」
カイル・A・カンテミール:「……?」
観月 慧:「………」
観月 慧:「…あおぞら?」
上越茜:「…………」苦虫を噛み潰したような表情をするが、すぐに気丈な支部長の顔になる。
クラリッサ=ガーネット:「ときどきジリジリ音、します。」
上越茜:「ジリジリ? ……音声もないのね」
クラリッサ=ガーネット:戸惑いながら支部長の質問にも頷く。
観月 慧:「ふぅん…」
上越茜:再生が終わるのを見計らって、ウィンドウを閉じる。
カイル・A・カンテミール:会話をよそに勝手にシークバーをいじり、クロドヴァ人の青年が射殺されるところを繰り返し見ていた。
上越茜:「……カイル」
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:「おっと、すまなかった。ぼうっとしておった!」
上越茜:バーを操作する手を止めさせ、映像を閉じる
クラリッサ=ガーネット:「……?」 支部長が声をかけて、カイルさまの様子が変なことに気付く。
観月 慧:カイルを横目で見ながら、何やら思案中
上越茜:「さて、なんだか一気にキナくさくなってきたわね」
クラリッサ=ガーネット:「星詠は、さっきの白い女の子はクレアちゃんだけが見えてない、言っていました。」
カイル・A・カンテミール:「うむ。何故クレアだけが見えないのか。そこもおかしなところではあるな」
上越茜:「確認するけど観月? あなたも映像は問題なく見えてたわよね?」
カイル・A・カンテミール:観月ちゃんの方を見る。
観月 慧:「問題ある映像なら問題なく」
カイル・A・カンテミール:「……うむ、確かに問題だらけの映像であるな」
カイル・A・カンテミール:「やはり見えぬのはクレアのみ、という事か」
上越茜:「……えっとクレア。先にまとめて聞いておくけど、その後、女の子はどこに行ったの?」
観月 慧:「でも変だよね。街中の人たち含め、クレアちゃんだけその…青空が見えるのは」
観月 慧:クレアに何か聞こうとしたが、支部長が話しかけたのでまた一人思案に戻る
クラリッサ=ガーネット:「……う。……見失った、です。」 目を逸らしながら
上越茜:「いえ、いいのよ。その時点じゃ知らなかったわけだしね。突然消えたってわけじゃないんでしょうし」
クラリッサ=ガーネット:「ううー……」 申し訳なさそうにしている
カイル・A・カンテミール:ぽむぽむとクレアちゃんの頭を撫でる。
カイル・A・カンテミール:「良い良い。気に病むことはないぞ、クレア」
上越茜:「観月。何か仮定とか思いつく?」
観月 慧:「そうだなあ…」
観月 慧:「単純に考えれば、特定の人間にだけ別の映像が見えるような細工がされてる…ってとこだろうけど」
観月 慧:「この映像、その点は色々と調べられてるんでしょ?」
上越茜:「ん、いえ……そもそもこれ自体が異常だってことは、今分かったわけだしね」
上越茜:「ただ、再生機材にしかけがあるならともかく、こうしてコピーされて拡散された映像までそうなってるとなると」
上越茜:「手段はこの際、問題じゃない」
観月 慧:「うーん…クレアちゃんが見る度に誰かが何か細工してるとも到底思えないし…」
上越茜:「『どっちが本物か』よ。問題は」
観月 慧:「!」
観月 慧:思ってもみなかったところを突かれ、支部長へ向き直る
クラリッサ=ガーネット:「?」
上越茜:「だから加工された結果が青空なのか、それともあの映像なのかって話なんだけど……」
上越茜:「後者だとなかなかまずいって話。なにせ、誰にもバレずにこれだけ騒ぎが起きてるわけだからね」
上越茜:「もしかしたら、正しいのはクレアかもしれないってことよ」
上越茜:ハテナマークを浮かべるクレアちゃんに解説。
クラリッサ=ガーネット:「星詠はそこで語られたことが真実、言ってました。」 パソコンを指さす
クラリッサ=ガーネット:「だからクレアちゃんだけが本物見えてない、違いますか?」
カイル・A・カンテミール:「ふうむ。加工、加工。」
カイル・A・カンテミール:「どちらかが贋作か」
観月 慧:「クレアちゃんにそう言ったってこと、は…」
観月 慧:「いや…うーん、どうなんだろう?」
上越茜:「クレアに会ったその子が嘘をついているかもでしょう?」
クラリッサ=ガーネット:「!」
観月 慧:「…ね、ちょっと思ったことがあるんだけど、言っていい?」
上越茜:「もっと自分を信じなきゃ駄目よ」
上越茜:「なに、観月」
観月 慧:「えっと、人間みんな…んー、日本人だけかな?と、それはいいとして」
観月 慧:「ほら、周りに流されることってあるじゃない?」
上越茜:「まあ……誰にでもあることね。多かれ少なかれ」
観月 慧:「だからさ、例えばクレアちゃんの見た方が本物でも、他の人がみーんな"もう一方"の方を見てたら」
観月 慧:「…見てる人にとっては、そっちの方が"本物"になるよね?」
上越茜:「な、なかなか哲学的なことを言うわね……」
観月 慧:「え、そう?」
観月 慧:「…まあ、結局どっちが本物かはわからないけどね。そういうことも、あるかもって」
上越茜:「その人にとって真実とは何かみたいな……あー駄目。知恵熱とか出そう」
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんもよくわからない、です。」
クラリッサ=ガーネット:ふう、とパソコンの近くに椅子を持ってきて座りなおしている。
上越茜:頭を押さえる。「カイルは、どう思う?」
カイル・A・カンテミール:「うむ」 頷く。
カイル・A・カンテミール:「さっぱり分からん!」
カイル・A・カンテミール:「ので、行こうではないか。クレア」 立ち上がる。
クラリッサ=ガーネット:「……」
クラリッサ=ガーネット:「……?」 反応が一瞬遅れるが、結局よくわからずに首をかしげてカイルさまを見上げる
カイル・A・カンテミール:「……?」
カイル・A・カンテミール:「出会ったのであろう?教祖と」
カイル・A・カンテミール:「ならば“明きアルデバラン”よ!直接乗り込み、話を聞く!」
クラリッサ=ガーネット:「え!?」
クラリッサ=ガーネット:「あああ危ない!です!いつもの無茶、よくない、です!」
観月 慧:「ちょ、ちょっと待って!いきなり!?」
カイル・A・カンテミール:「相互理解には会話が不可欠。そして対話は重要よ」
カイル・A・カンテミール:「同じ街におるのだから、とりあえず行ってみるのがよかろう」
上越茜:「とりあえずってあなた……ああ、でもまあいいかこの際」
クラリッサ=ガーネット:「?」 支部長を振り返る
クラリッサ=ガーネット:「止めない、ですか?」
上越茜:「映像が見える条件は、片手間でも調べられるし、すぐに結果は出ないわ」
上越茜:「特定国家の外国人限定なのか、幼い女の子限定なのか、従者使い限定なのか・・・」
上越茜:「だったら私たちは、もう少し分かりやすいアプローチをした方が良い」
観月 慧:「分かりやすい…うーん、まあ確かに分かりやすいけど」
上越茜:「もちろん、カイルの案そのままの突貫ってわけじゃないわよ。・・・それで済むなら早いんだけど(ぼそり)」
上越茜:「やっぱり壊るとしたら建物の構造を・・・建築業者・・・要石か大黒柱を外部から・・・」(ぶつぶつ)
カイル・A・カンテミール:「茜?何か今、とても力強い言葉が聞こえた気がするが?」
観月 慧:「…まあ、それで済むなら早いよね(ぼそり)」《蝙蝠の耳》でキャッチしていたのだ
上越茜:「ま、新興のカルト宗教って言うんなら、逆にタイミングさえあえば、見学とかあるかもしれないしね」
観月 慧:「そうか、入信希望者…ってことなら」なるほどと頷く
クラリッサ=ガーネット:「んむー……支部長がそういうなら、きっと大丈夫、です。」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまだけに任せると、また無茶をする、です。」 頬を膨らませてカイルさまの袖をくいくいひっぱる
カイル・A・カンテミール:「うむ。流石にいきなり殺しにかかられる事もあるまい」
上越茜:「映像の見え方については、まずは支部の人員や関係者に問い合わせてみるとして」
上越茜:「あーそれいいわねー。楽で」>いきなり殺しにかかられる
上越茜:「っと」口を押さえる。
カイル・A・カンテミール:「ハハハハ!茜はなんとも冗談が上手い!」
上越茜:「あはは、全くカイルも駄目よ。あなたも要人なんだから、そういう時はちゃんと身の安全を優先してね」
観月 慧:「支部長、結構お転婆なんですね」
クラリッサ=ガーネット:「支部長、時々こわい、です。」 観月さんに
観月 慧:「みたいだね」
上越茜:「あーあー聞こえない聞こえないー」
クラリッサ=ガーネット:「支部長の机、こっそり見るとぼこぼこへこんでる、です。」
観月 慧:「あ、こっちは聞こえてますから」にこり
上越茜:「え、まじ? 勘弁して……」というわけで、あちこちに連絡して、資料とか、手続きとか進め始めます
カイル・A・カンテミール:不意にしゃがんでクレアちゃんと目線を合わせる。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさま?」
カイル・A・カンテミール:「確かに我は何かにつけて無茶をしておる。あらゆる事件に首を突っ込んでおる」
カイル・A・カンテミール:「お前にも何かと迷惑をかけて……そこのところは、悪いと思っておるのだぞ」
カイル・A・カンテミール:「この間などSOGに痴れ者扱いされて殺されかけたしな。ふふふ」
クラリッサ=ガーネット:「うっ……わ、分かってるならいい、です。」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまが無茶したぶんはクレアちゃんがなんとかする、です。」
カイル・A・カンテミール:「うむ。その上でだ」
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんはカイルさまの護衛な……その上で?」
クラリッサ=ガーネット:自分の発言を止め、首をかしげる
カイル・A・カンテミール:「……うむ。"世から戦いを無くす"という大それた願いを叶えるには」
カイル・A・カンテミール:「我はこれからも大いに無茶をして、たくさん死にかけねばならぬだろう」
カイル・A・カンテミール:「我が護衛にはいろいろと迷惑をかけるが」
カイル・A・カンテミール:「我への愛想が尽きるまで、よろしく頼むぞ」
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんのウェーブのかかった髪をわしゃわしゃと撫でる。
クラリッサ=ガーネット:「うゅっ……」 撫でられる
クラリッサ=ガーネット:「……まったく、カイルさまは困ったひと、です。」
クラリッサ=ガーネット:「護衛としてほっとけない、です!」
クラリッサ=ガーネット:撫でてくる手を振り払って、部屋を先に出ていきます。
クラリッサ=ガーネット:ちょっとスキップぎみに歩いて出ていく。
GM:では、このシーンはこれで終了!
GM:ロイスの取得と購入判定が可能ですよ
クラリッサ=ガーネット:カイルさまに取る、です!
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんにはPCロイスで取得済み!
上越茜:購入! させて頂こう
カイル・A・カンテミール:ロイスはもうちょっと我慢しよう。購入かな。
クラリッサ=ガーネット:-護衛対象/カイル・A・カンテミール/庇護:○/依存/ロイス
上越茜:紡ぎの魔眼+コネ:手配師でダイス+6だ アームドスーツ!
上越茜:8dx+3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 10[3,4,4,6,7,9,9,10]+3[3]+3 → 16
カイル・A・カンテミール:紡ぎの魔眼すげえ・・便利だ・・・
GM:こっこんなところでエフェクトを!
上越茜:すごいんですよこれ
上越茜:HRまじ邪法
上越茜:購入!
カイル・A・カンテミール:無理であろうが、我も少し高めを狙ってみるか。アルティメイド服。
上越茜:装備だぜ
カイル・A・カンテミール:3dx+2=>20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 5[1,4,5]+2 → 7 → 失敗
カイル・A・カンテミール:ユニクロが閉まっていた!
観月 慧:UGN・N市支部長/上越 茜/好意:○/脅威/ロイス で取得します
カイル・A・カンテミール:こちらは以上デース!
観月 慧:とりあえず応急手当を
クラリッサ=ガーネット:《赤色の従者》+《血の絆》を使います。
観月 慧:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[1,7]+1 → 8
上越茜:仲間/カイル・A・カンテミール/心配:○/一言多い/ロイス で取っておきます
観月 慧:girigiri
クラリッサ=ガーネット:----
クラリッサ=ガーネット:部屋を出たところで、微笑みながら目を閉じている。
クラリッサ=ガーネット:両手を胸のところに合わせ、息を大きく吸い——
クラリッサ=ガーネット:そのまま両手を広げると、左胸からピンク色のハートマークが飛び出てくる。
クラリッサ=ガーネット:「……準備完了、です。」
クラリッサ=ガーネット:大きなハートマークはいくつかの小さいハートマークに分裂して、スカートの中に収まっていく。
クラリッサ=ガーネット:以上です。
GM:では、改めてシーン終了です!
MF02
GM:次のシーン。シーンプレイヤーはカイル。
GM:他のPCも自由に登場が可能です。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:48->49)
カイル・A・カンテミール:む、低い
クラリッサ=ガーネット:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+3[3] → 48
GM:カイルが明きアルデバランの拠点に乗り込むシーンですね。
上越茜:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 9[9]+49 → 58
観月 慧:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+3[3] → 43
上越茜:めっちゃ上がる・・・・
GM:明きアルデバランの拠点であるN市市内の白いビル。
クラリッサ=ガーネット:あっ、さっきのシーンでエフェクト使用してたので48→56です
GM:その前にはマスコミや警察が集まり、警戒態勢を敷いているようだ。
カイル・A・カンテミール:「うむ。分かってはいたが」
カイル・A・カンテミール:「すさまじい人だかりよな!」
上越茜:「いえ・・・いくらなんでもおかしいわ」
上越茜:「どうしてこんな……今の時点で、そんなに目立つ情報は流れてないはず」
観月 慧:「でも、あの映像を持ち帰った人が教祖なんでしょ?」
カイル・A・カンテミール:「否。持ち帰ったのは教祖の少女ではない」
カイル・A・カンテミール:「高間翔馬……だったか。確かそんな名前であったな?」
クラリッサ=ガーネット:こくこくとその横で頷いている。
観月 慧:「ん?…あーそうかそうだった」
観月 慧:「えーと…導師だっけ、高間の方は」
上越茜:「ああなるほど、そっちの筋か」
上越茜:何度か頷く。「大体、ああいう映像を実名で出すかな……」
上越茜:スーツは目立つので、パンツスタイルにカジュアルなテーラードジャケット。
GM:まあ、観月さんの言う通り、例の映像によって世間が騒いでいる今の段階で警察やマスコミとしても明きアルデバランに注意を払っておく必要はあるということなのでしょうね。
カイル・A・カンテミール:ちなみに、正面玄関から堂々とご挨拶出来る感じでしょうか?
GM:とりあえず正面玄関から挨拶をしてみるぐらいは可能ですね。
カイル・A・カンテミール:マスコミの間をすり抜けて、勝手にずいずい歩いて行く。
カイル・A・カンテミール:褐色肌にプラチナブロンド。どう見ても外国人だが、着ているのは学ラン。
カイル・A・カンテミール:明らかに目立つ。
カイル・A・カンテミール:めちゃくちゃ目立つ。
クラリッサ=ガーネット:その後ろを銀髪の少女がとことこ追いかけて行っている。
GM:マスコミや警察が不審そうな目で見ていたりはします。
上越茜:「あっ、ちょっと! もう! 全く……自分の外見に無頓着なんだから!」
観月 慧:「あーあー…」
観月 慧:呆れ顔だが、《蝙蝠の耳》で周囲を警戒している
カイル・A・カンテミール:「頼もう!」 ビルの前で大声を張り上げる。
カイル・A・カンテミール:「我はクロドヴァ第三公子、カイル・アルビレオ・カンテミールである!」
上越茜:「ストーップ!」
カイル・A・カンテミール:「”明きアルデバラン”に話を伺いに参った!中に入れて頂――」
上越茜:クロドヴァ……のあたりで口をふさぎたい!
カイル・A・カンテミール:「クロド……もごごごっ!」
カイル・A・カンテミール:ふさがれる!
GM:ちょっと辺りが騒然となったりはします。
クラリッサ=ガーネット:「あっ、やっぱりいまのはだめだった、ですか?」 支部長に
カイル・A・カンテミール:「……茜よ、何をする!日本人にとって挨拶は美徳であろう!」
上越茜:「落ち付きなさい! 情報を、明かしすぎ!」ついでに首とか極まっているがいるが気付かない。
上越茜:「あっちはクロドヴァであんな目にあってるのよ! いきなり王子なんて名乗ったらどうなるか……!」ぼそぼそと。
カイル・A・カンテミール:「挨拶を途中で、お、オゴッ」
GM:そこで、扉が開き、金パツ髪に中性的な容姿をした元UGNエージェントっぽい雰囲気の少年が現れる。
菅生桃:「……どちら様ですか。導師様は信者の方か、アポのある方にしかお会いになりません」
上越茜:元UGNエージェント
上越茜:顔分かります?
観月 慧:例の潜入してた人ですか?
GM:例の潜入してすっかり取り込まれてしまった人です。上越さんなら顔も分かるでしょう。
上越茜:それ
カイル・A・カンテミール:ヒエー
上越茜:向こうも顔知ってますよね……
観月 慧:資料にあれば、顔と名前は知っていよう
上越茜:いや、霧谷さんの部下なら知らないか……?
GM:菅生桃(すごう・もも)という名前の任務にも真面目だった少年です。
カイル・A・カンテミール:名前まで女の子っぽい
クラリッサ=ガーネット:「どちらでもない、です。」 他の3人がその顔を判別する前で応対している
カイル・A・カンテミール:「……」 茜さんの柔らかな感触を味わいつつ呼吸も止まりかけている。
上越茜:「あなた……」カイル君の危機に気付かずにその少年の顔を見つめる。
菅生桃:「……げっ」
上越茜:「げっ、て」
菅生桃:「も、戻りません!ボクはUGNには戻りませんからね!」
上越茜:カイルくんを放し、詰め寄る。
クラリッサ=ガーネット:「わっ!」 支部長に押しのけられる
観月 慧:「おっと」クレアちゃんの肩を支える
上越茜:UGN、のあたりで口に指突っ込む
カイル・A・カンテミール:「……げっほ!げっほ!」
カイル・A・カンテミール:「ゴホッ……何だ?知り合いか?」
菅生桃:「ボクは信仰の道に目覚めたんです。星詠様だけが我々を救ってくださ……ひゃう!?」
クラリッサ=ガーネット:「支部長、ゆび、ゆび。」
上越茜:「どいつもこいつも大声で……!」
上越茜:「ああもう、頭痛いわ……」
観月 慧:「うーん、なんだか親近感を覚えるなあ」
上越茜:こう、喉笛を掴もうと思ったら勢い余って
上越茜:親指を口に入れて相手の頬を掴んでる感じ
菅生桃:「け、けほっ!?」
菅生桃:「と、とにかくあなたたちみたいにあからさまに調査のために来た人たちには導師様はお会いになりません!」
上越茜:「あっと」思わず引き抜く。
菅生桃:「お、おえっ……!うう……」
上越茜:ぱっぱと手を払い、どーしようかなーって顔になる。
クラリッサ=ガーネット:「…調査、だめ、でした。」
カイル・A・カンテミール:「そこをなんとか曲げてはもらえんか。ちょっとばかし話をするだけで良いのだ」
カイル・A・カンテミール:「土産も……あ、土産がなかったな。」
カイル・A・カンテミール:「しまった。ケーキでも買ってくるべきであったか?」
GM:と、そこで彼は無線機を手に取る。
観月 慧:聞き耳を立てる
菅生桃:「え、導師様……ええ。カイル・A・カンテミールとかいう……クロドヴァ公国の王子を名乗っていますが、どこまで本当だか怪しいものです」
菅生桃:「え、マジですか!?そ、そんなあ!」
上越茜:「マジですかと来たわよこの子……」
クラリッサ=ガーネット:「ケーキならクレアちゃん、買ってこれる、です!」
クラリッサ=ガーネット:後ろでのんきにカイルさまと話している
カイル・A・カンテミール:「うむ。ならば出直しだ、クレア。我と共に不二家にケーキを買いにいこうか」
カイル・A・カンテミール:後ろで暢気に話している。
菅生桃:「……導師様があなた方にお会いになるそうです」
カイル・A・カンテミール:「あるいはコージーコーナーが……うん?」
クラリッサ=ガーネット:「?」
観月 慧:「え、いいの?」
上越茜:「あら……許可は出るのね」
菅生桃:「ボクにもなぜだか理由は分かりませんが……。とにかくお会いになるそうです」
菅生桃:「それと導師様はケーキなどという安っぽいものは食べませんので、ボクにください」
カイル・A・カンテミール:「ケーキが好きか。気が合うな!我も好きだ!」
菅生桃:「ぼ、ボクはあなたなんかと気が合いたくありませんよっ!」
観月 慧:「まあまあ。怒るとカワイイ顔が歪んじゃうよ?」
カイル・A・カンテミール:「そうなのか?我は気が合って嬉しいが――ふむ」
カイル・A・カンテミール:「なんにせよ好都合よな。クレアよ、ケーキは買わんで済みそうだ」
クラリッサ=ガーネット:うんうん、と嬉しそうに頷く。
上越茜:「はあ……ともかく、導師さまに合わせて頂戴」
菅生桃:「ええ。導師様のところでご案内しますので、ボクに付いてきてください」
上越茜:「教祖さまもご一緒なのかしら」
菅生桃:「星詠様はいつも導師様とご一緒です」
上越茜:「それは話が早くて助かるわ。二人に聞きたかったことがあるの」
GM:では、あなた方は桃に案内されながら白い建物の中の階段を登って行きます。
上越茜:(……本拠地か)
上越茜:観月さんにだけ聞こえるような小声で「観月」
観月 慧:「はいはい」同じく小声で
上越茜:「何かあったら、カイルとクレアを連れてすぐに逃げられるようにしておいて」
上越茜:「二人は攻撃型じゃないから」
観月 慧:「了解。いざとなったらしんがりはボクが」
上越茜:「状況次第ね。もっとも、桃は私のことを知ってるから、そうそうないと思いたいけど……」
カイル・A・カンテミール:堂々とついていきます。
クラリッサ=ガーネット:カイルさまと一緒についていく。その途中で桃さんに声をかけます。
クラリッサ=ガーネット:くいくい、と先頭を行く桃さんの裾を引っ張る。
菅生桃:「ボクに何か用ですか、ちびっ子さん?」
菅生桃:「もしやあなたも信仰心が目覚めましたか?そう、星詠様のお力は素晴らしいのですよ!」
クラリッサ=ガーネット:「星詠、みんなのことを救ってる、ですか?」
クラリッサ=ガーネット:「あなたもつらいことあった、ですか?」
菅生桃:「星詠様はこの世界の真実をお伝えになります。いえ、星詠様のお言葉を導師様がお伝えになると、それが真実になる、のでしょうか」
クラリッサ=ガーネット:「真実。」
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんにだけ見えないもの、です。」
菅生桃:「そのお言葉はどう生きるべきか分からない信者たちにとって救いになっています」
クラリッサ=ガーネット:「真実がわかると、救いになる、ですか?」 首をかしげている
菅生桃:「あなたには真実が見えないんですか?ふふん、それは可哀想ですね。星詠様の救いを得たいならボクがいつでも取り次いであげますよ」
クラリッサ=ガーネット:「……?」
クラリッサ=ガーネット:「んむー……むずかしい、です。」
菅生桃:「……星詠様のおかげでボクもいつ終わるかも分からない戦いを続けなくてもよくなったんですから」
GM:と、話していると大きな扉の前に着きます。
菅生桃:「ここに星詠様と導師様がいらっしゃいます」
菅生桃:「失礼いたします」
GM:扉が開く。
カイル・A・カンテミール:「ん?貴様は一緒にこないのか?」
カイル・A・カンテミール:「好きなケーキの話などが出来ると思ったが……うむ。まあ、次の機会にすれば良いか」
菅生桃:「も、もちろん行きますよ!お二人のそばに控えていられるのはボクの一番の幸せですからね!」
カイル・A・カンテミール:「それは何より!好きな人間の側にいれるのは嬉しいものよな!」 言いながら
カイル・A・カンテミール:扉の前で深く一礼。
カイル・A・カンテミール:そして部屋に入る。
菅生桃:「好きとかじゃありません!これは信仰です、信仰!」
上越茜:「真実、ね。本当なら、兄の居場所でも占ってほしいものだわ……」呟いて、扉から部屋に踏み込む。
観月 慧:部屋に入る前に、右目をパチパチと二回瞬き
観月 慧:三回目の瞬きで、視界を《熱感知知覚》に切り替える
GM:厳かな祭壇の前に顔に包帯を巻いた男が白い和装の少女と手を繋いで立っている。
GM:感知できる熱源は2人の人体のものだけのようだ。……今のところは。
クラリッサ=ガーネット:少女の方におずおずと手を振る
星詠:「…………」クラリッサに感情の篭もらない視線を向ける。
クラリッサ=ガーネット:「……?」 星詠の反応に、眉間にしわをよせる
高間翔馬:「お待ちしておりました。カイル・A・カンテミールさん」
高間翔馬:「お連れの方々も」
上越茜:(お連れね。UGNにさほど興味を持っていないのか。桃を籠絡しておきながら)
カイル・A・カンテミール:「む、我の名前は既に知っていたか。これは光栄」
高間翔馬:「ええ。ヴェガさんからあなたのお名前は聞いておりました」
カイル・A・カンテミール:「いかにも。カイル・アルビレオ・カンテミールである。ご多忙のところ――」
カイル・A・カンテミール:「――ヴェガだと!?」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガを知っておるのか!?」
高間翔馬:「もちろんです。彼はいわば私の命の恩人です。彼のおかげで私は窮地を脱し、祖国まで帰り着くことができたのですから」
カイル・A・カンテミール:「そうか」
カイル・A・カンテミール:「そうであったな……そうであった。ヤツが命を賭けて守ったのが、貴様であったか」
高間翔馬:「あなたとは無二の親友であったとか。なんとかお礼を述べておきたいとは思っておりました」
カイル・A・カンテミール:「良い」
カイル・A・カンテミール:「ヤツにも色々な考えがあり、その末に貴様を守ったのであろう」
カイル・A・カンテミール:「礼を述べるなら、我ではなくヤツに。ヴェガに……祈ってやってくれ。それで全ては報われる」
高間翔馬:「……そうですか。あなたはお優しいのですね」
カイル・A・カンテミール:「どうであろうな。我儘で、どうしようもない頑固者だと自覚しておる」
高間翔馬:「ほう、そうなのですか?」
カイル・A・カンテミール:「……こほん」 人前でみっともなく動揺したので、ちょっと自分を取り戻す。
高間翔馬:「それで、今回ここにいらした理由は他にあるのでしょう?」
上越茜:「……故人について話している所、割り入って申し訳ありません」
上越茜:「確認したいのですが、あの映像は、あなたが撮ったものですか?高間翔馬さん」
高間翔馬:「構いませんよ。あなた方もお客人には代わりない」
カイル・A・カンテミール:「……」 高間を見る。
セッション3日目
GM:顔に包帯を巻いた男、高間翔馬はわずかに思案してから口を開く。
高間翔馬:「あの映像は直接私が撮ったものではありません」
高間翔馬:「NGO団体の仲間に活動の記録をカメラで撮り続けていた者がおりまして。あの時も隠し持ったカメラを回していたのです」
高間翔馬:「逃げる時にそのことに気が付いた私は咄嗟にそのカメラを持ち出しました。そして、その内容を公開することに決めたのです」
高間翔馬:「……仲間たちの死をなかったことにはしたくなかったものですから」
高間翔馬:「これで答えになっていますでしょうか」包帯の間から覗く口元に笑みを作る。
上越茜:「そうでしたか。いえ、辛いことを口に出させてしまい申し訳ありません」
上越茜:「私はてっきり、――テロ組織がわざと映像を持ちかえらせたのかと、そう思いまして」
上越茜:「我々はここまでするぞという、見せしめのために」
高間翔馬:「……なるほど。そこまでは私も考え至りませんでした」
上越茜:「失礼を承知で言いますが、その可能性は全くありえませんか?」
上越茜:「たとえば、その組織は隠し撮りを見落としたフリをして、何か映像に細工などをしていたりとか」
高間翔馬:「ええ。もしかしたらそういった意味合いもあって、気付いていても見逃されたのかもしれません」
カイル・A・カンテミール:(……) 考え込んでいる。無い話ではないだろう。なにより、クレアの件もある。
クラリッサ=ガーネット:「……」 星詠の様子を見ている。
高間翔馬:「ですが、あの映像に関しては」
高間翔馬:「一切の仕掛けなどはありません」
上越茜:「原本は……元になったテープはどちらに?」
高間翔馬:「テープは帰国してすぐに取り上げられてしまったので私の手元にはありません」
上越茜:「なるほど、それは当然の対応ですね」
上越茜:「私の確認は以上です――ただ」
高間翔馬:「しかし、鑑識が調査を行ってもテープからは改竄された痕跡などは全く見つからなかったそうです」
高間翔馬:「それが、真実です」
高間翔馬:「……ただ?」
上越茜:「真実ですか。……個人的ですが。私は、あの映像は公開すべきではなかったと思いますよ」
高間翔馬:「ほう。それはなぜ?」
上越茜:「たとえ真実でも、あれほど凄惨な映像を公共の電波に載せるなんて」
上越茜:「それこそテロのようなものだ。そう思います」
上越茜:やや挑発的に言う。
観月 慧:「あの、そのことで一ついいですか?」
高間翔馬:「ええ、どうぞ」
観月 慧:「えーとですね、こういう事件は今までにも色々ありましたけど」
観月 慧:「ネットに流出したものならともかく、公共の放送では"ああいった部分"は普通、見せませんよね?」
観月 慧:「なんで今回は許可されたんですか?」
高間翔馬:「さて、私は政治事に詳しいわけではありませんので。そこでどういう力が働いたのかまでは分かりません」
高間翔馬:「ただ、私は仲間の犠牲を存在しなかったことにはしたくなかった。その一心だったということだけはご理解いただければと思います」
観月 慧:「そう…ですね。その気持ちは大事だと思います」
観月 慧:「…あ、ありがとうございました」温度に染まった視界の端に悩むクレアを捉え、一歩下がる
クラリッサ=ガーネット:高間翔馬と支部長たちのやりとりを聞きながら、眉間にしわを寄せて考え込んでいる。
クラリッサ=ガーネット:「……真実」 その言葉が引っかかって、小さくつぶやく。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。どうした?」
GM:白い和装の少女は高間翔馬の隣で表情一つ変えずに佇んでいる。
カイル・A・カンテミール:「まだ気になっておるか。自分だけ映像が見えなかった事が」
カイル・A・カンテミール:「……気になるならば、直接聞いてみたらどうだ?ほれ、教祖とは一度話したのであろう」
クラリッサ=ガーネット:「え。」
クラリッサ=ガーネット:「でも、星詠、手を振ってくれない、です。」
クラリッサ=ガーネット:チラっと星詠の方をまた見る。
カイル・A・カンテミール:「む」
星詠:「……」目を逸らす。
高間翔馬:「知り合いかな?」
クラリッサ=ガーネット:その様子を見て頬を膨らませている。
星詠:「クラリッサとは、街で会った」
GM:クレアの方に視線を戻す。
クラリッサ=ガーネット:「……覚えてもらえてた、です。」
カイル・A・カンテミール:「それはほれ、照れておるのよ。……のう、そこの!星詠殿と言ったか!」
カイル・A・カンテミール:「そのクレアがな。自分一人だけ映像が観れぬから、どうもふてくされておるのよ」
クラリッサ=ガーネット:「ふてくされてない、です!」
カイル・A・カンテミール:「もし何か分かるなら、説明をしてやってくれぬか。こいつが難しい顔をしておるのは我としても気になる」
カイル・A・カンテミール:「む、そうであったか。ならば良い!」 わしゃわしゃと髪の毛を撫でる。
クラリッサ=ガーネット:撫でられながらカイルさまをぽかぽか叩いて抗議している。
星詠:「それは、当然。あなたには――」
高間翔馬:「……映像が?」
GM:高間翔馬は星詠の言葉を遮るように言う。
高間翔馬:「映像というのは、私が公開した例の映像ですか?」
カイル・A・カンテミール:「左様。なあ、クレア?」 ぽかぽか叩かれながら答える。
クラリッサ=ガーネット:「えっ、あ……」 言っていいものか、困って支部長の顔を見る。
上越茜:「……うん。大丈夫よ、言ってみて」
クラリッサ=ガーネット:「……はい、です。クレアちゃんには見えないみたい、です。」
高間翔馬:「そう、ですか」
クラリッサ=ガーネット:「さっきの人は真実わかると、救いになる、言ってた、です。」
クラリッサ=ガーネット:「でもクレアちゃんには真実は見えてない、です。」
GM:高間翔馬は少し考え込むようにしてから、顔を上げてキミたちの方を見ると言う。
高間翔馬:「申し訳ありません、皆さん。私はそろそろ礼拝の時間ですので、お話はここまでとさせていただきたい」
カイル・A・カンテミール:「むっ」
上越茜:「……!」
観月 慧:「後でお時間、またいただけませんか?」
高間翔馬:「ええ。そうですね。いつでもアポを取っていただけましたら」
高間翔馬:「菅生さん。彼らのお見送りを」
菅生桃:「はい、ボクにお任せです!」
クラリッサ=ガーネット:「あっ……」
クラリッサ=ガーネット:「あっ、あの!」
星詠:「……」じっとクレアの方を見ている。
クラリッサ=ガーネット:何か言おうとしていたがもたもたしている内に言えずに終わる。
カイル・A・カンテミール:「うむ。名残惜しいところではあるが」
カイル・A・カンテミール:「忙しいところ時間をくれたこと、礼を言おう。」
高間翔馬:「あなたとお話することができてよかったです、カイルさん」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガは」
カイル・A・カンテミール:「軽薄であるし、時にいい加減なヤツではあったが、人を見る目は確かであったはずよ」
カイル・A・カンテミール:「高間翔馬。貴様がヴェガに守られたということは、なにかしらの運命の導きもあったのだろう。これからもよろしく頼む」
カイル・A・カンテミール:頭をさげる。
GM:高間翔馬はわずかに驚いた顔になる。
高間翔馬:「俺は……」
高間翔馬:「いえ、もちろんです。よろしくお願いします。カイルさん」
カイル・A・カンテミール:「――うむ。では、失礼する!」
高間翔馬:「それではまた」
上越茜:「そうね。どうもありがとう」
上越茜:桃に言う。
菅生桃:「ふふん、ボクには篤い信仰心がありますからね!このぐらいは当然です!」茜に答える。
上越茜:「そう。流石ね。素晴らしい信仰心だわ」奇妙に表面的な笑みを浮かべつつ、桃の頭を撫でる。
上越茜:そのまま頭部を鷲掴みにして確保。
上越茜:「クレア、いいの?」
クラリッサ=ガーネット:「あ、ううう……です……。」
菅生桃:「あだだだだだだ!痛い!」
上越茜:「信仰心が強いなら、当然、外部向けの勧誘もしているわよね?」
上越茜:ぎりぎり。「だったらあなたに担当されたいなあ私。どう? 今晩。そのあたりのオフィスビルで。」
上越茜:そのあたりのオフィスビル=UGN本部
上越茜:の隠語
菅生桃:「え、ええ、まあ、それは……」
クラリッサ=ガーネット:苦しむ桃さんの横で、支部長の言葉に悩んでいる。
菅生桃:「す、素敵な勧誘文句ですね……割れる!割れちゃいます!どこにでも付いていきますから!」
上越茜:片手間に元部下を恫喝しつつ、「――星詠!」
観月 慧:「………!」
星詠:「…………」
観月 慧:((う、うう、耳が…))音量調節が間に合わなかった
上越茜:教祖に声を掛ける。「この子、あなたに世話になったのよ。」
上越茜:「また、良かったら、話をしてあげてくれないかしら?」
カイル・A・カンテミール:「そうよな。対話は大事よ」
カイル・A・カンテミール:「星詠と言ったか。我からもお願いしたい」
クラリッサ=ガーネット:「!」
クラリッサ=ガーネット:慌てて、星詠の方を見て、
クラリッサ=ガーネット:とりあえずコクコクと首を縦に振る
星詠:「ええ、面白くなるのは、これから、だもの。ねえ、クラリッサ」
クラリッサ=ガーネット:「!」
GM:それまで無表情だった星詠は微笑んでそう言った。
クラリッサ=ガーネット:言葉の意味はよくは分からないが、笑顔を返す
カイル・A・カンテミール:クレアの頭をぽむぽむと撫でる。
カイル・A・カンテミール:「うむ、ようやっと笑ったなクレア」
カイル・A・カンテミール:「うんうん唸っておるから、どうにも心配であったのよ。やはりお前は笑っている方が良い」
カイル・A・カンテミール:「少しは気も晴れたか?大丈夫か?」
クラリッサ=ガーネット:「んゅぅ……」 撫でられる
クラリッサ=ガーネット:「……支部長、ありがと、です。」
上越茜:「ん? いいわよ、別に」
上越茜:「次に会った時は、ちゃんとあなたから話しかけられるようにね」
上越茜:片手を腰にやって小さくウインク。
クラリッサ=ガーネット:「はい、です。星詠には聞きたいこと、あります。」
上越茜:「さて。じゃあ一旦、帰りましょうか。煙に巻かれた感じだけど、全く収穫が無かったわけでもないし」もう片手では桃を捕えている。
菅生桃:「わ、割れるように頭が痛い!なんですか、その馬鹿力!本当に女ですか!?」
観月 慧:「そういうこと言うと、危ないんじゃないかな~?」
GM:彼は悲鳴をあげながら引きずられていく。
観月 慧:片方の耳を抑えながら、一番後ろを進む
観月 慧:"目"にも"耳"にも、怪しいものは引っかからなかった…はず、だ
上越茜:「あはは。非力のあまり、うっかり指がずれて眼に入ってしまうかもしれなーい」収穫(物理)
上越茜:さわやかに恫喝しながら引きずっていきます。
菅生桃:「ひええ!?訂正します!ビューティフォー!ビューティフォーですよ、茜さん!」
GM:では、ここでシーン終了です。
カイル・A・カンテミール:ほい!
GM:ロイスの取得と購入判定が可能ですよー
カイル・A・カンテミール:どうしようかな。とりあえずロイスはまだなし!
上越茜:重要人物/高間翔馬/興味/疑念:○/ロイス
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの服を調達する、です。
クラリッサ=ガーネット:アルティメイド服相当のやつを…
カイル・A・カンテミール:えらいぞクレア・・・!
カイル・A・カンテミール:あとでプリンをかってやろう
クラリッサ=ガーネット:プリン!
クラリッサ=ガーネット:じゃなかった、それはおしごとだから当然、です。
従者:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 7[3,5,7] → 7 → 失敗
クラリッサ=ガーネット:ぜんぜんだめだった
カイル・A・カンテミール:どれ、我もアルティメイド服を狙ってみようではないか
観月 慧:"明きアルデバラン"導師/高間翔馬/親近感/猜疑心:○/ロイス
カイル・A・カンテミール:男の娘というものが流行っておるのだろう!知っておる!
カイル・A・カンテミール:3dx+2=>20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 9[3,8,9]+2 → 11 → 失敗
クラリッサ=ガーネット:スカートからふよふよハートマークが出て周囲にただようが、特に服とかを持ってくる気配はない
カイル・A・カンテミール:かわいいww
GM:この従者……
観月 慧:2dx+1>=20 ためしにアルティメイド服
DoubleCross : (2R10+1[10]>=20) → 9[7,9]+1 → 10 → 失敗
観月 慧:全然ダメ!
観月 慧:以上です
上越茜:ハッハッハ・・・・・
上越茜:どうやらこの完全なる支部長の出番のようですね
上越茜:コネ:手配師でダイス+3、紬ぎの魔眼でダイス+3、
カイル・A・カンテミール:でっ伝説の!
上越茜:更にエンブレム:リーダーズマークで社会判定の達成値+5!
上越茜:8dx+8
DoubleCross : (8R10+8[10]) → 9[1,1,5,6,6,6,8,9]+8 → 17
クラリッサ=ガーネット:あわわわわ
上越茜:ごめんね
GM:足りない!
上越茜:私は役に立たない駄目支部長です・・・
GM:可愛い!
カイル・A・カンテミール:財産というものがあるぞい
観月 慧:支部長にはまだその拳があるじゃない!
カイル・A・カンテミール:茜にはなかった!
カイル・A・カンテミール:友の遺したもの/高間翔馬/○連帯感/悔悟/ロイス
カイル・A・カンテミール:いっぱい話したので、やはり彼には取っておこうではないか。
カイル・A・カンテミール:今度こそ終わり!
上越茜:王子に言われるとすごく悲しいな!!!
GM:では、改めてシーン終了。
MF03
GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは茜さんで、菅生桃を引きずっていく道中のシーンにしましょう。
GM:観月さんも同時登場だ。
カイル・A・カンテミール:猪を仕留めた狩人みたいだ
クラリッサ=ガーネット:自分で歩かないなんて桃さん気楽だなぁ
上越茜:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 2[2]+59 → 61
観月 慧:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+7[7] → 50
GM:カイルとクラリッサは好きに登場したりしなかったりするといいだろう。
上越茜:よし!
上越茜:何がよしか分からない
カイル・A・カンテミール:当然出るのだ。まだ50にもなっておらぬ!
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:49->57)
カイル・A・カンテミール:なった
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの護衛なので当然出る、です
クラリッサ=ガーネット:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+9[9] → 65
上越茜:なんかいる・・・
菅生桃:「痛い痛い!だからもっと優しく引きずってくださいってば!ボクをいたわる気持ちはないんですか!」
GM:路上で中性的な容貌をした少年の声が響いている。
カイル・A・カンテミール:「茜よ、こう言っておるし離してやったらどうだ?かなり痛そうだぞ」
クラリッサ=ガーネット:「支部長、怒るとこわい、です。」
カイル・A・カンテミール:「うむ、我も少し怖い。黙っておれば魅力的な女性ではあるのだが……」 クレアに
上越茜:「これでも手加減してるくらいよ。てっきり私、洗脳とかそういう手段かと思ったら・・・」
上越茜:「馬鹿らしいんだから」と言いつつ、十分に本部から離れたと判断したところで開放する。
観月 慧:「頭、大丈夫?」他意は無いぞ
菅生桃:「洗脳だなんてとんでもない。ボクは心から明きアルデバランに……はっ、チャンス!」
GM:菅生桃はそのまま逃げ出そうとする。
菅生桃:「やーいやーい!今回の件は導師様に報告してやりますからね!あと、ボクの頭はいつだって優秀で」
上越茜:すぱぁんと、桃の足が払われるぞ。
上越茜:「やらすか、馬鹿」茜は一見、髪飾りに手を当てているだけだ。
菅生桃:「ひゃあっ!?」顔からすっ転ぶ。
カイル・A・カンテミール:「大丈夫か少年? ……少女?少年」
観月 慧:「あーもー…大丈夫?ほら」右手を差し出す
上越茜:「別に取って食おうってんじゃないのよ。てか、アンタは導師様の何にそんなに気に入ったわけ?」
菅生桃:「少年です……すみません、ありがとうございます」
観月 慧:その、握り返した手が
観月 慧:妙に、冷たい、気がしただろう
上越茜:「ウチにいた頃のあなたはもっと……もっと……」
上越茜:桃くん、雰囲気とか変わってます?
観月 慧:「いいっていいって…あんまり下手な事しない方が、いいよ?」
GM:擦りむいて赤くなった鼻を擦りながら観月の手を握っていた桃は訝しむ。
菅生桃:「はい?変なこと、ですか?」
GM:桃の雰囲気は……
GM:以前はがむしゃらに任務に打ち込んでいた少年で少し思い詰めていたところがあったのですが、そこは和らいでいるようです。
カイル・A・カンテミール:解脱してしまったのか
上越茜:そんなんだったの桃くん!?
GM:ただ、それとは別の種類の危うさは感じます。何かに怯えているというか、追い込まれているというか、そういった類の。
クラリッサ=ガーネット:「支部長を怒らせる、あぶない、です。」 横から声をかけている。
クラリッサ=ガーネット:「もしかしたら命の危機、です。おとなしくしてる方がいい、です。」
菅生桃:「お、おとなしくします……」
上越茜:「クレア・・・あのね、私これでも傷つくのよ・・・?」
クラリッサ=ガーネット:はっとした顔をしたりしている
GM:と、そこで。
GM:キミたちの前に十数人ほどの男女が現れる。
カイル・A・カンテミール:「ん」
カイル・A・カンテミール:「少し遅い見送りか?手土産か?」
菅生桃:「あ、皆さん!ボクのことを助けに来てくれたんですね!?」
観月 慧:「…んー、嫌な足音がしてるとは思ったけど」
GM:菅生桃の表情がぱあっと明るくなる。
GM:どうやら明きアルデバランの信徒たちのようだ。
GM:だが、彼らは一様に虚ろな目をしている。
カイル・A・カンテミール:「ふむ。そういった雰囲気ではないな」
GM:『敬虔なる信徒はその信仰心により己の命を以って裁きを下すだろう』
上越茜:「・・・・・・ん」
信者たち:「終末の時は来たれり」
クラリッサ=ガーネット:スカートの中からハートマークがぱぱぱと出てきてクレアの周囲を旋回し始める。
クラリッサ=ガーネット:「えっ?」 スカートの中から出てきたハートマークを見て驚いている
上越茜:「何、あなたたち・・・・・」
観月 慧:「…不信心者に星の裁きを?」
観月 慧:「支部長、下手に触るとボン!…かもよ?」
信者たち:「不信心者に星の裁きを」観月の言葉をなぞるように言う。
信者たち:「間もなく救済が訪れる」
上越茜:「ああ、・・・言われてみれば似てるわね」 例の映像と
菅生桃:「あ、あれ?何か様子が変ですね……?」
クラリッサ=ガーネット:「え?え?」 信者たちと観月さんを交互に見ている。
GM:では、ここでクレアとその従者だけは〈知覚〉で判定が可能だ。
カイル・A・カンテミール:ヒロインパワー!
GM:難易度は6といったところかな。
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃん、がんばる、です!
クラリッサ=ガーネット:1dx+0>=6
DoubleCross : (1R10+0[10]>=6) → 2[2] → 2 → 失敗
従者:3dx+0>=6
DoubleCross : (3R10+0[10]>=6) → 8[2,7,8] → 8 → 成功
カイル・A・カンテミール:えらい!
GM:では、クレアの従者は気が付く!
GM:キミたちの前に現れた明きアルデバランの信徒たちはその腹部に何かをくくりつけている。
GM:明滅する機械のようなそれからはレネゲイドと火薬の反応を感知することもできる。
GM:まず間違いなく爆発物だろう。
クラリッサ=ガーネット:宙に浮くハートマーク群が信者たちの腹部周囲に集まり、服をめくったりしはじめている。
カイル・A・カンテミール:「何か話があるのなら、我は一向に構わんぞ!」 無防備に近寄ろうとする。
カイル・A・カンテミール:物理的www
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの眼前に出て近寄るのを止めるハートマーク群も。
GM:他の3人はもちろんその存在に気付くことはできない。
クラリッサ=ガーネット:「……?」
カイル・A・カンテミール:「ん。なんだクレアの……クレアのぽわぽわハートよ」
カイル・A・カンテミール:「近寄ってはいかんか。なんだ?何がある?」
カイル・A・カンテミール:「クレアよ、どうした!」
クラリッサ=ガーネット:「なにか変、です。」
信者たち:「……終末の刻は来たれり」
クラリッサ=ガーネット:ハートマークが集まっているあたりを指さすと、腹部の明滅する機械が露わになっている。
上越茜:「うげっ」 機械を見つけて表情を苦くする
観月 慧:「あれ?」
GM:ああ、露わになっても、それは3人には見えません。
上越茜:おお
カイル・A・カンテミール:なんだって!
クラリッサ=ガーネット:!
観月 慧:「…ねえ、"やっぱり"何もないよ?あの時と一緒」
上越茜:「クレア、あなた何を・・・」
上越茜:言い掛けて、奇妙なハートマークの動きに気付く。
クラリッサ=ガーネット:「なにか機械、見える、です!」
クラリッサ=ガーネット:「この子たちも変、思ってる、です!」
カイル・A・カンテミール:「ふむ」
カイル・A・カンテミール:クレアの様子を見て、さすがに近寄るのをやめる。
カイル・A・カンテミール:「よくはわからぬが、クレアが変だというのならそうなのであろう」
カイル・A・カンテミール:「我には見えん。クレアを信じよう」
観月 慧:「…あ、そうか」
観月 慧:「ねえ支部長、今回もあの映像と同じ感じじゃない?」
上越茜:「っていうと?」
上越茜:「クレアのハートが急に小学生男子みたいなことをやってるだけじゃ・・・・・・って、ああ、成程」
観月 慧:「"クレアちゃんだけ見えてる"」
観月 慧:「ってことだと思うな、ボク」
菅生桃:「ああ、もう!なんだからよく分からないけど、いいから早くこっちに来てボクを助けてくださいよ!」
GM:信徒たちは一斉にキミたちの方に走り寄ってくる。
GM:と、同時にクレアにのみ知覚することのできる熱源反応が高まっていく!
信者たち:「……神の救済はここに」
クラリッサ=ガーネット:「あ、あ……!」
クラリッサ=ガーネット:同時に、ハートマーク群が一斉に鼓動しはじめている。
上越茜:「まずいってことは分かったわ! クレア、何か気付いたら何でも言って」
上越茜:「っていうのは良くないわね! レネゲイドの反応は? ある?」
クラリッサ=ガーネット:コクコクと頷く。
クラリッサ=ガーネット:続いて、ハートマーク群が淡く光り始めている。
クラリッサ=ガーネット:クレアの従者がレネゲイドを鎮静化するときに見られる現象だ。
クラリッサ=ガーネット:すなわち、強いレネゲイド反応がそこに起こっている!
カイル・A・カンテミール:「待て!貴様ら、何か用があるのなら言え!」
上越茜:「……」全く感じない。やや顔を青くする。「カイル、下がってなさい!」
GM:信徒たちはカイルの言葉に答える様子はない!
カイル・A・カンテミール:「下がらぬ!下がっては話が――ぬう!」
上越茜:カイルの首根っこを引っ張って背後に。「観月、戦闘よ!」
観月 慧:「駄目駄目、聞く耳持ってないよ」
カイル・A・カンテミール:「どうなっておる?あのFHですら」
カイル・A・カンテミール:「黙れだの死ねだの、我の言うことには何かしら応じてくれるというのに」 引っ張られる。
カイル・A・カンテミール:「ハシシでもキメておるのか……ええい、わからぬ!」
上越茜:「あなたFH相手に何してるの!?」 髪飾りに手を当てる。臨戦態勢!
クラリッサ=ガーネット:「カイルさま!あぶない、です!」
観月 慧:ウェストポーチが展開し、"遺産"の弓が本来の姿に戻る
観月 慧:クルクルと器用に回しながら、信者たちに向けて構える
菅生桃:「ええ、ちょっと!あなたたち何をしてるんですか!?ああ、もう!よく分からないけど、ボクも隠れます!」隅の方で身をかがめる。
上越茜:この桃野郎・・・!
カイル・A・カンテミール:「うむ、下がっておれ。危ないと思ったら逃げよ!」
信者たち:「この世界の救済を……!」
GM:キミたちの眼前に知覚不可能な危険物を身に付けた狂信者たちが迫る!
GM:では、戦闘開始だ!
GM:エネミーは狂信者のトループが3つ。行動値はいずれも5。
GM:3体とも同じエンゲージで、キミたちのエンゲージからの距離は5メートルです。
上越茜:ちなみに距離は?
上越茜:あ、失礼
GM:ほぼ5メートルです。
カイル・A・カンテミール:言い直さなくてもw
カイル・A・カンテミール:よかろう!我は安全地帯でふんぞり返りつつ戦闘タイプの二人が片付けてくれる!
GM:よく見ると4メートル96センチだったりするのですが、キミたちがそれに気付くことはできない……。
上越茜:これもクレアちゃんだけが気付けるのか・・・!
カイル・A・カンテミール:クレアちゃん優秀だなあ
GM:それではラウンド進行を開始しましょう。
クラリッサ=ガーネット:照れる、です
狂信者1 狂信者2 狂信者3
カイル クラリッサ 上越 観月
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアッププロセスから。
GM:エネミーは何もなしです。
カイル・A・カンテミール:《得意領域》。RCダイスを+5。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:57->60)
クラリッサ=ガーネット:コンボ『ミルフィーユ』。《血の戦馬》+《ブロックモード》、従者を消滅させて自分も行動済みになります。
クラリッサ=ガーネット:侵蝕65→70
上越茜:《苛烈なる火》。攻撃力+6。
上越茜:HPが5も減ってしまった・・・・
観月 慧:セットアップ、無しです
クラリッサ=ガーネット:周囲に漂っていたハートマーク群がクレアの体を掬い上げるように集まり、大きなハートマークになる。
クラリッサ=ガーネット:そのハートマークに座り、宙に浮いていく。
クラリッサ=ガーネット:緊張で生唾をゴクリと飲むと、座っているハートマークの鼓動もまた早くなっていく。
上越茜:「世界の救済がしたいなら、まず隣人に優しくしなさいっての!」
上越茜:髪飾りを引き抜き、下に打ち振る。
上越茜:一瞬。小さな櫛だったはずの髪飾りが、無数の金属棒が寄り集まった鞭に変ずる。
上越茜:以上だ
カイル・A・カンテミール:「ふうむ」 懲りずに声をかける。
カイル・A・カンテミール:「あの通り、茜は割と気性の荒いタイプの女性でな。そのせいで私生活でも損を……いや」
カイル・A・カンテミール:「それは良い。とにかく貴様ら、穏便に済ませられぬか?」
カイル・A・カンテミール:「まずは話しあおう!対話こそが相互理解への第一歩よ!」 両手を広げる。
GM:信徒たちは全く聞く耳を持たずにカイルの方に向かってくる!
GM:では、セットアッププロセスはこれで終了。
上越茜:「ねえ、なんで私、今、背中から撃たれたの?!」
上越茜:どうぞ!
GM:イニシアチブプロセス。まずは行動値11のクラリッサから。
クラリッサ=ガーネット:行動済み、です!
GM:ほんとだ!
カイル・A・カンテミール:なんてトリッキーな幼女だ!
クラリッサ=ガーネット:でもそのイニシアチブに
GM:おお。
クラリッサ=ガーネット:コンボ『エクレア』。
クラリッサ=ガーネット:《異形の転身》による戦闘移動で信者たちにエンゲージします。
クラリッサ=ガーネット:侵蝕70→77
クラリッサ=ガーネット:クレアの乗ったハートが宙を滑るように動いて信者たちの上に到達、
クラリッサ=ガーネット:そこから小さいハートマークが分裂するように信者たちの周りに漂い、移動を阻害する。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ!お前もあまり無理をするでないぞ!」 声をかける。
GM:い、移動できないのはキツい!
GM:信者たちは虚ろな瞳で頭上のクレアを見上げる。思うように動くことができていないようだ。
GM:では、次は行動値6の観月さんとカイルの番です。
カイル・A・カンテミール:先に動きたいぜ!
観月 慧:王子、どうぞ!
カイル・A・カンテミール:じゃあ動きます。マイナーなし。
カイル・A・カンテミール:メジャーで《アドヴァイス》を観月さんに。ダイス+1のC値-1だ。
カイル・A・カンテミール:「――やむを得ん。力がなくば対話が出来ぬ時もある」
カイル・A・カンテミール:「慧よ!我が、クロドヴァ第三公子たるカイルが命ずる!」
カイル・A・カンテミール:「否。汝に頼む!」
観月 慧:「えっ、何、何?」
カイル・A・カンテミール:「 “殺すな”! 」
観月 慧:「…」表情が、一気に、冷める
観月 慧:「うん…頼まれたよ」
カイル・A・カンテミール:「うむ。礼を言う」
カイル・A・カンテミール:「命が尽きれば理解もできなくなる。対話もできぬからな」 一歩下がる。邪魔にならないように。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+4した(侵蝕率:60->64)
GM:では、続いて観月さんの番だ。
観月 慧:「…もう"破っちゃってる"けど、ね」その呟きは、カイルに聞こえたのか、否か
観月 慧:オートアクションで必中の弓を装備状態ということで、マイナー無し
観月 慧:メジャーで《居合い》+《炎の刃》+《アマテラス》。狂信者3に射撃攻撃します
GM:それでは命中判定をどうぞ
観月 慧:3dx9+10+10+7
DoubleCross : (3R10+10+10+7[9]) → 8[2,6,8]+27 → 35
GM:た、高い!?
GM:狂信者3はドッジを宣言!
GM:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 9[1,3,3,8,9]+2 → 11
クラリッサ=ガーネット:ドッジの達成値は-14されます
カイル・A・カンテミール:ひどいw
GM:ま、マイナス3
GM:達成値マイナス3です
GM:まあ、実際はマイナスはないので0ですけど
GM:では、ダメージをどうぞ
観月 慧:33+4d10 諸々有効
DoubleCross : (33+4D10) → 33+20[2,5,9,4] → 53
GM:だ、ダメージも高い!
GM:狂信者3のトループはその一撃で戦闘不能だ!
観月 慧:右手で髪をかき上げ、手に残った髪の毛を弓につがえる
観月 慧:((…無茶な頼み事してくれるよね、王子様は))
観月 慧:髪が凍り付き、そこに氷が折り重なることで氷の矢が完成する
観月 慧:が…先端が、奇妙だ。子供向けの吸盤付きの矢のように、皿のように平たくなっている
観月 慧:((これで倒れてくれないか…))力を入れることなく、軽く弦が引かれ
観月 慧:「な!」矢が放たれる。鏃の形状を考えればあり得ない速さで信者の一人へと向かい
観月 慧:その形状故突き刺さることは無く、腹部に強烈な衝撃を加える
GM:その衝撃に狂信者は吹き飛ばされ、地面を転がる!
GM:的確に爆破箇所を貫いたためか、今度は爆発が起きることもない!
観月 慧:…耳を澄ませる。どうやら心音は消えていないらしい
観月 慧:「…うん、"今度は"殺さなかったみたい」
観月 慧:侵蝕率:50→59
カイル・A・カンテミール:「死んでは……おらぬか。よくやった!」
GM:では、何もなければ今度は敵のターンになります。
上越茜:イニシアチブでアームドスーツ脱ぎます
GM:なっばっ!?
カイル・A・カンテミール:脱衣!
GM:では、同じく行動値5となった茜さんの番!
上越茜:はいさい!
上越茜:(・・・・あ)
上越茜:観月さんを見て。(このこ、良い子だ。珍しいな)
上越茜:観月さんのロイスを 良い子:○/隔意 に変えます
GM:良い子!
上越茜:「(カイルの言葉、大体プロは笑って流すかなのに)」マイナーで戦闘移動。敵にエンゲージ
上越茜:メジャーで《紬ぎの魔眼》《コンセ:バロール》《瞬速の刃》
上越茜:10dx8-1
DoubleCross : (10R10-1[8]) → 10[1,4,5,6,6,7,10,10,10,10]+10[3,4,7,10]+10[9]+6[6]-1 → 35
GM:こ、こいつも高い!
上越茜:あ、狂信者1に攻撃!
クラリッサ=ガーネット:ドッジの達成値-14、です
カイル・A・カンテミール:ははは!ど、どうだ!うちのクレアの味は!
GM:……。
GM:それでも俺にはドッジしかないんだ!
GM:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 4[2,3,3,4,4]+2 → 6
GM:達成値マイナス8です。
上越茜:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 23[5,3,9,6]+15 → 38
GM:いい火力だ!
GM:装甲を差し引いてもこれは戦闘不能になる!
上越茜:どうだ!?
上越茜:良かったぜ!
上越茜:ジャケットの上着を投げて、一瞬、狂信者たちの視界を遮る。
上越茜:次の瞬間、狂信者1を、側面から強烈な衝撃が襲う!
GM:わずかにたじろいでいた狂信者たちはもろにインパクトを受ける!
上越茜:蛇のようにのたくる鋼の鞭がしなり、狂信者たちを吹き飛ばし・・・
上越茜:「うん。相変わらず良い仕事ね、クレア」と、後からゆっくりとエンゲージに入ってくる。
GM:何が起きたのかを理解できないまま、狂信者たちは茜の攻撃を喰らい地面に倒れていった!
クラリッサ=ガーネット:「がんばる、です。」 上空から返事。
クラリッサ=ガーネット:ハートマークの群れは茜支部長の進路を開けている。
狂信者2 クラリッサ 上越
カイル 観月
GM:それでは最後に残った狂信者2の番。
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《ウルトラボンバー》+《痛みの水》+《アームズリンク》を使用
カイル・A・カンテミール:やっぱりウルボンじゃないか(憤怒)
上越茜:なんか変なの混ざってるー!!!
クラリッサ=ガーネット:うわっ
GM:範囲攻撃で対象はクラリッサと茜さん!
GM:命中判定いくぜ!
上越茜:きませい!
クラリッサ=ガーネット:こいっ
GM:10dx+5
DoubleCross : (10R10+5[10]) → 9[3,4,5,5,6,7,7,7,8,9]+5 → 14
クラリッサ=ガーネット:その達成値を-14です
GM:ちょ、ちょっと待って。
カイル・A・カンテミール:ひどい・・・なんだこの娘は・・・
上越茜:ロイスだ! ロイスを切るんだ!
観月 慧:当たらなければどうということは無い・・・
GM:トループにロイスなんてないよ……
GM:では、リアクションをどうぞ!命中すると固定値30点のダメージと放心が飛ぶぞ!
クラリッサ=ガーネット:茜支部長の進行方向のハートマーク群が、残っている信者に殺到する。
カイル・A・カンテミール:ウルボンだからリアクションはできんのではないか!
観月 慧:あ、そうか
観月 慧:ウルボンは卑怯だ・・・
GM:ほんとだ!リアクションないじゃん!やったぜ!
カイル・A・カンテミール:我の《運命の切り替え》もできない・・・つらい・・・
上越茜:クソァ!
クラリッサ=ガーネット:くっ
GM:では、リアクション不可なので攻撃は命中!
GM:ダメージいくぞ!
GM:30+1d10
DoubleCross : (30+1D10) → 30+2[2] → 32
カイル・A・カンテミール:やった!出目は低いぞ!
クラリッサ=ガーネット:耐えられない!
上越茜:装甲値がない! 素通し!
GM:32点。装甲は有効。そして、1点でもダメージが入るとバッドステータスの放心です。
クラリッサ=ガーネット:こちらも装甲0なので32点食らいます。HP27→0、戦闘不能
カイル・A・カンテミール:まあ、急にばくはつしたらビックリしますよね
上越茜:今この瞬間に放心食らって意味ある!?
GM:ない……
上越茜:32点くらってHP18残ります。
GM:次弾以降の信者爆弾が当たりやすくなるという算段でした。
上越茜:他の信者が死んでなければな・・・
上越茜:ああ、だから移動禁止が辛かったのか
GM:そうです。勝手に爆発して死ぬことになる。
GM:信者が腹部に抱えていた機械の明滅が次第に早くなる。
クラリッサ=ガーネット:ハートマーク群が急に残った信者の腹の機械に殺到する!が……
信者たち:「神の裁き……救済を……」
観月 慧:「同じだ…あの時と…」
上越茜:「! クレア、待――」
GM:クレアのハートマーク群も間に合わず、信者たちの体ごと炸裂し、大きな爆発が起きる!
GM:その爆発はクレアと茜を巻き込む!
カイル・A・カンテミール:「……!!」
カイル・A・カンテミール:「クレア!茜!」
クラリッサ=ガーネット:殺到したハート型従者たちが吹き飛ぶ!
クラリッサ=ガーネット:「……っ!」 ハートマーク群が吹き飛ぶと同時に、左胸を苦しそうに抑える。
上越茜:「……カイル! クレアを!」 爆風の中からよく通る声が響く。
カイル・A・カンテミール:「うむ!」 クレアの元へ駆ける。
カイル・A・カンテミール:茜の心配をしていないわけではない。むしろ信頼しているからこそ、茜は無視してクレアのもとに走る!
クラリッサ=ガーネット:乗っていた上空の大きなハートマークも次第に力を失い、地面にふよふよと不時着する。
カイル・A・カンテミール:「……クレア!無事か!」
カイル・A・カンテミール:ならば、不時着したハートごとクレアを抱きかかえる。
クラリッサ=ガーネット:「かはっ…!うっ……」 左胸を押さえている
カイル・A・カンテミール:「クレア。クレアよ」 頭を撫でる。
カイル・A・カンテミール:「痛かったな。よくぞ頑張った。もう大丈夫だ」
カイル・A・カンテミール:「苦しいなら、それが収まるまで我がついている。安心せよ」
クラリッサ=ガーネット:「はぁっ……はぁっ……!」 カイルさまが一緒に抱きかかえたハートは掻き消え、直接抱きかかえられる形に。
クラリッサ=ガーネット:「カ、カイル、さま……」
クラリッサ=ガーネット:「ごめんなさい、です。止められなかった、です。」
クラリッサ=ガーネット:顔を隠すように、カイルさまの腕に埋もれさせる
カイル・A・カンテミール:「……止められなかったのは、我も同じよ」
カイル・A・カンテミール:「結局こうなってしまうか。辛いなあ、クレアよ……」 頭を撫で続ける。
観月 慧:カイルに続き、支部長の方へ駆け寄る
上越茜:「……ちくしょう」
観月 慧:「ごめんね。ボクが注意出来てれば…」
観月 慧:支部長に肩を貸す
上越茜:爆熱の中心で、信者の衣服の残りを掴んで地団太を踏む。
上越茜:「間に合わなかった……ううん、大丈夫」
上越茜:シャツの肩や袖、あちこちがボロボロに焼け落ちているが、足取りははっきりしている。
観月 慧:「…」
観月 慧:パーカーを脱ぎ、支部長に渡す
観月 慧:「男物で、サイズも小さいけど…いい?」
上越茜:「ああ、っと……」リザレクトすら起きていない。素の体力によるもの。
上越茜:「……ありがと。頂くわ」借りたパーカーを羽織る。
菅生桃:「あ……ひ、ひぃっ!?」
GM:隅で震えていた菅生桃の目の前に吹き飛んだ肉片が落下してくる。
GM:青ざめた顔をした菅生桃は這うようにしてこの場から逃げ出す。
菅生桃:「ボクが……UGNなんかに心を許そうとしたから……裁きが下ったんだ……」
菅生桃:「戻らなきゃ。教団に戻らなきゃ。星詠様と導師様に謝って、もっと強い信仰を……」
観月 慧:捕まえられませんか?
カイル・A・カンテミール:当然、クレアを気遣っていてそれには気づかない。
GM:捕まえても構いませんが、今の彼はおそらく必死で抵抗するでしょう。
観月 慧:「…アレ、どうする?」桃が這いずる音は、しっかりと聞こえている
上越茜:「……当然、捕まえ……」
上越茜:「……いえ。少し放っておくわ。あの様子だと……」
上越茜:「迂闊に力づくは出来ないわ。今のが第二陣、第三陣と来られたら・・・」
GM:と、ここで全員〈知覚〉で判定してみてください。
観月 慧:む
カイル・A・カンテミール:まかせろ!
カイル・A・カンテミール:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[3,9]+1 → 10
上越茜:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[5,9] → 9
観月 慧:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[3,10]+9[9]+1 → 20
クラリッサ=ガーネット:5dx+0
DoubleCross : (5R10+0[10]) → 10[1,1,4,4,10]+3[3] → 13
GM:みんな高いな!
観月 慧:めちゃ気づいてる
GM:では、四人はキミたちを遠くから見ていた褐色肌の長身の青年の存在に気付く。
GM:サングラスをかけた褐色肌の青年はぽつりと呟く。
カイル・A・カンテミール:「……あれは」 遠くからでも見間違うはずもない。
カイル・A・カンテミール:あの褐色肌。長身。
クラリッサ=ガーネット:「……?」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの腕に押し付けていた顔を上げる
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……カイル。まさかこんなことになるとはな」
GM:青年はそのまま身を翻し、姿を消す。
上越茜:「今のは……資料の?」
観月 慧:「『カイル。まさかこんなことになるとはな』…か」
上越茜:「……? そう言ったの?」
観月 慧:「うん、確かに」
カイル・A・カンテミール:「ふふ……ふふふ」
カイル・A・カンテミール:「ふふふふふ!そうかそうか!」 その横でクレアを抱きかかえたまま笑う。
カイル・A・カンテミール:「ヴェガ。この一件、お前が噛んでおったか!」
カイル・A・カンテミール:「どうにもおかしいと思っておった。ふふふふ!」
カイル・A・カンテミール:「生きててくれてよかった!」
上越茜:「カ、カイル・・・?」
クラリッサ=ガーネット:「……?」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの腕の中で首をかしげる。カイルさまの顔を見上げている。
上越茜:「・・・・ああもう! とにかく。一旦ここから離れるわよ」
上越茜:「観月は追撃が来てないか確認。カイルはクレアを離さないように! 」
上越茜:鞭を髪飾りに戻し、差し直す
カイル・A・カンテミール:「承知した!」
カイル・A・カンテミール:「クレアよ、説明は後でするが」
カイル・A・カンテミール:「映像の中で死んだはずの我の親友が生きておった。何か裏があるぞ」
カイル・A・カンテミール:「探ろうではないか!事情を!」 お姫様抱っこしたまま立ち上がる!
クラリッサ=ガーネット:「えっ、あ、あう。」 お姫様抱っこされたままだ
観月 慧:「了解。とりあえず…近くには来てないかな」目を凝らし、耳を澄ます
観月 慧:弓はウェポンケースに収納、しかし手は離さない
GM:では、シーン終了です。
GM:ロイスの取得や感情変更のみ可だよ!調達はまた今度!
カイル・A・カンテミール:感情変更ができる!
クラリッサ=ガーネット:とくになし
上越茜:なしー
カイル・A・カンテミール:ヴェガのロイスの○友情/悔悟、これのNを悔悟から憤懣にしておきます。
カイル・A・カンテミール:何を企んでいるか知らぬが、友である我に相談してくれればよかったのに。まったく。
カイル・A・カンテミール:P表は変わらず。以上!
観月 慧:カイル君のP感情を憧憬に変更します
観月 慧:以上
GM:では、改めてシーン終了です。
セッション4日目
GM:ダブルクロス!前回までの3つの出来事!
GM:日本へと帰国したクラリッサ=ガーネット。しかし、彼女にだけはテロの映像が見えなかった。
どどんとふ:「クラリッサ=ガーネット」がログインしました。
GM:カイルたちはカルト集団“明きアルデバラン”の拠点へと乗り込み、教団内部の様子を知る。
GM:その帰り道、狂信者たちからの襲撃を受け、辛くもそれを撃退する!
GM:次のシーン。
GM:ここからは情報収集のシーンとなります。
GM:シーンプレイヤーは観月さん。
GM:他の人もシーンに出たい場合は登場するとよいでしょう。
カイル・A・カンテミール:当然、我も出るぞ。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:64->68)
観月 慧:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+6[6] → 65
クラリッサ=ガーネット:侵蝕がきついのでおやすもうかな…
カイル・A・カンテミール:ケーキでも買いにいったんでしょう、きっとw
上越茜:クレアちゃんは休むと良いぞ
上越茜:私は出る! 買いたいものがあるからな
クラリッサ=ガーネット:ではお部屋でおちこんでます
上越茜:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+2[2] → 72
GM:買い物目当てとは。
上越茜:女子力高く、応急手当とかが欲しい
カイル・A・カンテミール:あ、女子力アピール!婚活!
GM:そんなわけで狂信者たちを撃退したキミたちは支部へと帰還します。
カイル・A・カンテミール:「クレアは少し疲れたようだ。まあ、子供であるから無理もあるまい。」
カイル・A・カンテミール:「この一件、やはり何かきな臭い。我も調査する!」
上越茜:「構わないわ。あの子は活躍できるところでしてもらうとしましょう」
観月 慧:「………」上の空なのか、聞くだけ聞いているのか、返答はない
上越茜:「そうね。何かあるのは確実だわ……観月?」
カイル・A・カンテミール:「慧よ、どうした?貴様も疲れたか?」
観月 慧:「………」
観月 慧:「え?あ、ごめん!大丈夫だよ」
カイル・A・カンテミール:「ふむ。ならば良いが」
観月 慧:「うん。調査だよね…うん」
カイル・A・カンテミール:「女子は身体を大事にせよ。疲れたなら我と茜が動く故、貴様は安心して休むが良い!」
観月 慧:「平気、平気。これでも本部から来たエージェントだもんね」
観月 慧:「それに、年下が頑張ってるのに休んでるわけにはいかないもの」
上越茜:「無理はしないでよ? さて……」
GM:と、そこに現場の後処理を行っていた支部のUGNエージェントから簡単な報告が入ったりする。
エージェント:「現場の方の処理は完了したぜ、ヒヒヒ」
カイル・A・カンテミール:「胡乱だ」
エージェント:「けど、やっぱ爆発物の破片やそれに類するものは一切現場には残されちゃいなかった」
上越茜:「本当? 見えていないだけじゃなくて?」
GM:「おいおい、この俺が調べたんだ。間違いねえさ」
エージェント:「いいや、ちゃんとあらゆる機器を使って調べたさ」
観月 慧:「…見えず、触れず…ね」
カイル・A・カンテミール:>クラリッサ=ガーネット:「なにか機械、見える、です!」
上越茜:「生身の人間が信仰パワーで破裂したってわけ? 冗談きついわ」
カイル・A・カンテミール:クレアの発現を思い出している。
GM:現場の写真などが送られてくるが、やはり3人の目にも爆弾か何かの残骸が落ちているようには全く見えない。
エージェント:「ともかく、こちらで調査できることは以上だ。ヒヒ、早く爆発が見てえぜ~」
カイル・A・カンテミール:「ふうむ。火薬の匂いならばクロドヴァで嗅ぎ慣れておるが、そういった匂いはしなかったしな」
カイル・A・カンテミール:「ご苦労であった。貴様も調査の際は十分に気をつけるが良い!」
観月 慧:「…この写真も」
カイル・A・カンテミール:支部長に先駆けて勝手にエージェントを労っている。
GM:エージェントからの通信はいとも容易く切れるぞ。
上越茜:「……あっちょっ、もう!」
上越茜:「映像の見え方についての調査も聞きたかったのに」
観月 慧:エージェントへの労いも忘れ、写真を見ている
観月 慧:「クレアちゃんだったら、何か"見える"のかな?」
カイル・A・カンテミール:「どうであろうな。後ほどクレアにも見てもらうか」
カイル・A・カンテミール:「少なくとも、我にはなんの変哲もない道路にしか見えぬ。——茜もであろう?」
カイル・A・カンテミール:外国人特有の顔の近さ。ずかずかと茜さんの横にいって写真を見せる。
上越茜:「あ、そうね。うん」
上越茜:(うわっまつげ長っ)
上越茜:「ありえるとしたら、何らかの隠蔽エフェクトが掛かっていて」
上越茜:「それが何故かクレアだけは対象に含んでいない……そういうものかと思ったのだけれど」
上越茜:まじまじとカイルを見つめた後、一歩引く。「……爆発した後も見えず触れず、じゃあ」
カイル・A・カンテミール:「——けれど?」
上越茜:「隠蔽エフェクトだとしても、少し強すぎる気はするわね」
カイル・A・カンテミール:「ふうむ。やはり、いくつかの線で調査せねばならぬな」
カイル・A・カンテミール:「見えぬ爆破装置。クレアにだけ見える映像。あと」
観月 慧:「…彼?」
カイル・A・カンテミール:「……うむ」 頷く。
カイル・A・カンテミール:「“死んだはずなのに生きておった、我の親友”。ヴェガだ」
カイル・A・カンテミール:「我は真相を知りたい。力を貸してくれ、茜。慧。」
カイル・A・カンテミール:頭を下げる。
上越茜:「…………」
観月 慧:「…やめてよ」
上越茜:「それもあったわね」くしゃりと下げられた頭に手を置いて、掻き回す。
観月 慧:「そういうことしてくれなくたって力は貸すし」
カイル・A・カンテミール:「うぬっ!?」 くしゃくしゃされる!
観月 慧:「あっ」
上越茜:「全くもう。当り前でしょ? 私は支部長よ。あなたにわざわざお願いされなくても、それくらいやるっての」
観月 慧:「…」わしゃわしゃと髪をかき混ぜる
観月 慧:「…まぁ、今言うことじゃないか」
上越茜:「……?」
カイル・A・カンテミール:「うむ。頼もしい女性に囲まれて我は嬉しい限りよ」
カイル・A・カンテミール:「年長者として、クレアが戻ってくる前に成果の一つも挙げねばな!」
上越茜:観月を気にするが、まだ追求するまではしない。
上越茜:「とりあえず優先すべき調査はその三つと、明きアルデバランについてね。」
観月 慧:「じゃ…どれから調べようかな」
GM:と、いうわけで現在調査可能な項目は以下の5つ。
カイル・A・カンテミール:5個も!
GM:・ヴェガ・鷹羽・ルカーンについて〈情報:UGN〉〈情報:軍事〉難易度8、11
・星詠について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉〈情報:ゼノス〉難易度7
・FHの動向について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度9
・高間翔馬について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉難易度7
・テロ映像について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度8
カイル・A・カンテミール:む、軍事。
観月 慧:ゼノスとな
GM:明きアルデバランについては高間翔馬と星詠の2つに分かれてる感じですね。
GM:爆弾については残念ながら現段階では情報が少なすぎて調査不可能だ。
カイル・A・カンテミール:コネ:傭兵があるので我はヴェガに行ってみるとしよう。なにせ親友であるからな。
上越茜:UGNは固定値だけで8出せるな
GM:固定値すごくないですか!?
カイル・A・カンテミール:たっけえ!
上越茜:技能1、コネ:薬王寺で+2、リーダーズマークで5あるけど
カイル・A・カンテミール:ヤベェー
上越茜:リーダーズマークは残り二回だからなー
観月 慧:UGNは固定値3で今ならダイス3か。財産も5ある
GM:観月さんも情報戦に強い。
上越茜:じゃあまあFH行ってみるか
カイル・A・カンテミール:ならば我はヴェガだ!
上越茜:どうせ今回じゃ全部出せないし
カイル・A・カンテミール:コネ:傭兵を使ってダイスを+2。母国の兄が傭兵部隊にいる。そこ経由。
観月 慧:テロ映像にしてみようかなあ
カイル・A・カンテミール:ヴェガについてを情報軍事で!
カイル・A・カンテミール:6dx=>11
DoubleCross : (6R10[10]>=11) → 10[2,3,6,6,9,10]+8[8] → 18 → 成功
カイル・A・カンテミール:うむ。さすが我である。
上越茜:すごいぜ
GM:おお、高い。
観月 慧:3dx+3>=8 テロ映像について、UGNで
DoubleCross : (3R10+3[10]>=8) → 6[1,3,6]+3 → 9 → 成功
観月 慧:危ない
上越茜:FHについて、さっきのコンボで
上越茜:3dx+8
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 10[1,8,10]+6[6]+8 → 24
カイル・A・カンテミール:上がいたw
上越茜:お前・・・
GM:た、高すぎ!?
上越茜:これが支部長力よ
GM:では、順番に情報を公開していきましょう。
GM:・ヴェガ・鷹羽・ルカーンについて
GM:まずは難易度8の情報から。
GM:クロドヴァ人の青年。語学に堪能で、現地で貿易会社や観光会社の仲介などをして生計を立てていた。日本人のNGO団体にガイドとして雇われた際に、テロ事件に遭遇。日本人を逃がそうとして射殺されたとされる。
カイル・A・カンテミール:うむ。ここまでは我も知っている情報だ。
GM:次に難易度11の情報。
GM:貿易会社や観光会社などの仲介をして生計を立てていたというのはカヴァーであり、長い間UGNエージェントとして活動していた形跡がある。
GM:情報は以上です。
カイル・A・カンテミール:!?
カイル・A・カンテミール:なんだと・・・
GM:そして、この情報を入手したので、次のシーンでカイルにイベントが起きます。
GM:では、次の情報。
GM:・テロ映像について
GM:帰国した高間翔馬が会見で『私の話すことは全て真実である。ここにはクロドヴァのテロリストが日本のNGO団体とクロドヴァ人の青年を殺害する残酷な光景が映っている』と語り、公開した映像。
GM:テープにはその通りの内容が収められている。ただし、海外から帰国するなどして最近映像を目にした人などは映像には青空とノイズしか映っていないと言っているようだ。
GM:以上です。
カイル・A・カンテミール:青空条件はそっちか!
GM:次!
観月 慧:国外かー
GM:・FHの動向について
GM:クロドヴァで起きた日本人殺害テロ事件で、FHがテロ組織にNGO団体の情報を流したり武器を提供するなどした証拠が見つかっている。それがきっかけとなり、UGN改革派はその勢力を急激に増している。
GM:ただ、FHの一部では明確な証拠があるにも関わらず、今回の事件には自分たちは全く関与していないと否定している者もいるようだ。
上越茜:なと
上越茜:なんと
GM:新たな情報収集項目がオープンします。
GM:・UGN改革派の動向について〈情報:UGN〉11
カイル・A・カンテミール:きな臭い!
上越茜:くっ追加情報とは
GM:そして、FHの動向についての情報を入手したことにより、次のシーンで茜さんにイベントが発生します。
上越茜:ほう・・・
カイル・A・カンテミール:スカウトがきたりするのかな・・・
GM:先にカイルのイベントがあるので、次の次、かな。
GM:まあ、やたらと達成値が高かったので、言ってしまうとですね。
カイル・A・カンテミール:おっ
GM:どうも上越さんと縁のあるFHエージェントがあなたと話したがって、上越さんの居場所を探しているようです。
上越茜:縁のあるFHエージェント
上越茜:そんな奴いたかな・・・・・・
GM:しかもかなり強力な力を持つオーヴァードである様子だ。
カイル・A・カンテミール:オフ会だw
GM:とりあえず情報は以上です。
カイル・A・カンテミール:なら、資料を手にドタドタと茜さんのとこに乗り込んできます。
カイル・A・カンテミール:「茜、茜よ!支部長なら知っておるか!?」
カイル・A・カンテミール:ヴェガ・鷹羽・ルカーン
カイル・A・カンテミール:「ヴェガ・鷹羽・ルカーン。UGNエージェントとしてのこやつの顔を!」
上越茜:「……」
カイル・A・カンテミール:クロドヴァで表向きは貿易商をしていた事と、UGNエージェントとしての活動記録。それが記された資料を探し当てた。
上越茜:「えっ」
上越茜:資料をひったくる。
カイル・A・カンテミール:「むっ」 ひったくられる。
上越茜:「……ホントだ」
カイル・A・カンテミール:「……うむ。我も驚いておる」
カイル・A・カンテミール:「初耳だ」
上越茜:「そう来たかあ。……うーん、クロドヴァはFHの立場が強いから」資料を追っていく。
上越茜:「UGNの中には、身内にも秘密なエージェントがいるってのは聞いたことはあるけど……彼がそうだったのね」
カイル・A・カンテミール:「FH。FHか」
カイル・A・カンテミール:茜の言うとおり、母国クロドヴァはFHの立場がだいぶ強い。
上越茜:「ただ、例の事件への関与だけど、これも変なのよね」
カイル・A・カンテミール:「うん?何がどう変だ」
上越茜:「犯行声明よろしく、かのテロ事件は我々の仕業だーワハハーって言ってるかと想ったのだけど」
上越茜:「むしろ、関与を否定してるみたい」
カイル・A・カンテミール:「? やっておらぬというのなら、本当にやっておらぬのではないか?」
上越茜:「セル間の動きの違いだったら、わざわざ否定なんてしないだろうし」
上越茜:「あなたもクレアもどんだけ素直なのよ」
上越茜:「状況証拠は十分すぎるくらい揃ってる・・・」
カイル・A・カンテミール:「ふふふふ、そう褒めるでない。我とて照れる」
カイル・A・カンテミール:「……うむ。そして、まだ調べられる事は多そうだ」
観月 慧:[
観月 慧:「一つは調べがついたよ」
観月 慧:入り口に資料を持って立っている
カイル・A・カンテミール:「む!」
上越茜:「観月。何か分かった?」
観月 慧:「うん。あの映像、どうにも気になったから調べてみたんだけど」二人の傍まで歩いてくる
観月 慧:「…どうもクレアちゃん以外にも"見えてない"…んだか"見えてる"んだか」
観月 慧:「ともかく、例のショッキング映像が青空とノイズにしか見えないって人が結構いるみたい」
カイル・A・カンテミール:「ふむ」 慧ちゃん用のアールグレイをカップに注いで差し出しながら。
カイル・A・カンテミール:「クレアだけではない。そういうことか」
上越茜:「共通の条件はある?」
観月 慧:「えっとね…あ、美味しい。ダージリン?」適当に言っている
観月 慧:「…って違う違う。えーと」
観月 慧:「最近、国外…日本の外ってことね、から来た人がそうみたいなんだ」
観月 慧:「クレアちゃんも、最近どこか国外に行ってたりした?」
カイル・A・カンテミール:「うむ。クレアは海外……どこだったかは聞いておらぬが……から戻ってきたばかりよ。なあ、茜?」
カイル・A・カンテミール:「丁度あのニュースが街頭で流れた日であったか。帰ってきたのは」
上越茜:「ええ。任務と調整でしばらく海外に行っている」
観月 慧:「そっか。それなら大体確実…とも言えないか。凄く引っかかる点が残ってるし」
上越茜:「実際はもう少し後ね。」
上越茜:「でも、おおよそ同時期なのはそう・・・・引っ掛かる点?」
観月 慧:「ボク」そう言いながら、自分を指差す
カイル・A・カンテミール:「慧?」
上越茜:「……あっ、そっか。あなた、本部付きだものね」
観月 慧:「そ。クレアちゃんと同じで、映像が流れた後に外国から帰ってきてるのに」
観月 慧:「青空もノイズも見えないし」
カイル・A・カンテミール:「ふむ。そういえば、慧はクレアと違って“こっち側”であったな」
カイル・A・カンテミール:「ふーむ?なんだ?まだ何か仕掛けがあるのか?」
カイル・A・カンテミール:「もう少し手を進める必要があるか……」
観月 慧:「どうだろう…うーん、健康診断に引っかかってたりはしないんだけどなあ」
上越茜:「もう少し踏み入る必要があるわね」
カイル・A・カンテミール:「で、あるな。我はまだまだ元気いっぱいだ」
観月 慧:「そうだね。じゃ、もうちょっと頑張ろうか」
カイル・A・カンテミール:再度調査に出ようとして
カイル・A・カンテミール:キッチンに戻ります。ラップを張った皿にメモをはりつける。
カイル・A・カンテミール:『クレアへ』
カイル・A・カンテミール:『我が作ったホットケーキである。我はまた調査に出るので、おなかがすいたらこれを温めて食べるが良い』
カイル・A・カンテミール:『わからんことだらけなので、お前の助けが必要だ。疲れがとれたら手伝ってくれ。よろしく頼む』
カイル・A・カンテミール:そして出ていきます。
GM:では、このシーンはこれで終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入が可能です。
上越茜:応急手当!
上越茜:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 10[5,8,10]+10[10]+4[4]+3 → 27
カイル・A・カンテミール:!?
GM:すごい。
上越茜:おまえなに
観月 慧:3dx+1 応急手当
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[1,7,10]+4[4]+1 → 15
カイル・A・カンテミール:そのサイコロ、何か細工をしておらんか
カイル・A・カンテミール:我はー、うむ。アルティメイド服。
カイル・A・カンテミール:4dx+2=>20
DoubleCross : (4R10+2[10]>=20) → 8[4,6,6,8]+2 → 10 → 失敗
カイル・A・カンテミール:だめだw
GM:では、このシーンは改めて終了。
GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーはカイル。
カイル・A・カンテミール:おっと。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:68->73)
GM:このシーンはですね、カイルの前にヴェガが現れるシーンになります。
カイル・A・カンテミール:なんだって!
GM:他のPCも登場は可能だ。
上越茜:次で出る事が確定してるし、今回はやめておこうかな
クラリッサ=ガーネット:カイルさまがんばって
カイル・A・カンテミール:任せるがいい!
観月 慧:ここはでは任せましょう
GM:クレアちゃんや観月さんも出てもいいのですよ?
クラリッサ=ガーネット:とりあえず任せてみる、です
クラリッサ=ガーネット:(こそこそ)
クラリッサ=ガーネット:73+1d10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+6[6] → 79
カイル・A・カンテミール:ホットケーキは食べてくれたかな・・・
GM:では、カイルとクレアがシーンに出るということで。
カイル・A・カンテミール:はい!
GM:それではキミたちは街に調査に出ています。
カイル・A・カンテミール:「ううむ、事件の調査でなければ」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまのとなりを早足で歩いています。
カイル・A・カンテミール:「日頃のねぎらいも兼ねて、クレアに甘味の一つでもご馳走してやるのだがなあ」
カイル・A・カンテミール:さりげなく歩く速度を緩める。
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんは平気、です。帰ったらホットケーキもある、です。」 すこし歩く早さが楽になって肩の力も抜ける
カイル・A・カンテミール:「はっは!あんなものでいいなら我がいくらでも作ってやろう!」
カイル・A・カンテミール:「のう、クレアよ」
クラリッサ=ガーネット:「それよりもカイルさま、クレアちゃんを置いて調査行く、ひどい、です。」 ぷんぷん
クラリッサ=ガーネット:「?」 声をかけられて首をかしげる
カイル・A・カンテミール:「ん?ああ、すまぬすまぬ!」 頭を撫でる。
カイル・A・カンテミール:「すっかり疲れた様子であったからな。本当はクレアと一緒に調査に出たかったのだぞ?」
カイル・A・カンテミール:「これでも我は頼りにしておるのだ。気高くも麗しい我が護衛、クラリッサ=ガーネットをな」
カイル・A・カンテミール:わしゃわしゃと撫でる。
クラリッサ=ガーネット:「……」 撫でられているが、顔はあまり晴れない
カイル・A・カンテミール:「……どうしたクレアよ?何か気に障ったか?」
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃん、頼りにならない、でした。止められなかった、です。」
カイル・A・カンテミール:「ぬ」
カイル・A・カンテミール:「先の戦いか?」
クラリッサ=ガーネット:コクコクと首を縦に振る
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの方は向けない
カイル・A・カンテミール:丁度人の流れも少ない。立ち止まり、ベンチに腰掛ける。
クラリッサ=ガーネット:「……?」
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。我が母国の事を知っておるか?」
クラリッサ=ガーネット:「……?」 しばらく考えて、
クラリッサ=ガーネット:「……あ。」 小さく声を出す
クラリッサ=ガーネット:「……知ってる、です。」
クラリッサ=ガーネット:遠慮がちにカイルさまに言う。
カイル・A・カンテミール:「うむ。」
カイル・A・カンテミール:「クロドヴァでは内戦が起き、FHの勢力も日本よりずっと強い」
カイル・A・カンテミール:「一歩間違えれば我もFH入りしていたかもしれぬ。”戦争を止められず、贖罪の為にFHの手先となったバカな公子”とか、そんな形でな」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさま……」
カイル・A・カンテミール:「……だから、我は今こうしてクレアと話せるのが嬉しいのだ」
カイル・A・カンテミール:「我はUGNに入れたし、茜や慧やクレアと出会えた」
カイル・A・カンテミール:「クロドヴァの戦は止められなかったが、“これから”止めれば良い。」
カイル・A・カンテミール:「クレアも過去の事にとらわれるな!次は我も協力する!」
カイル・A・カンテミール:「一人でだめなら、二人でだ。次こそ共に止めよう!」
クラリッサ=ガーネット:「二人で?」
カイル・A・カンテミール:「そうよ。なにかこう、日本のコミックにもよくあるであろう?」
カイル・A・カンテミール:「ダメだったことも、誰かと協力すればなんとかなる。そういうものよ」
カイル・A・カンテミール:「我はクレアを頼りにしておる。クレアも、たまには我を頼ってはくれんか?」
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃんは、カイルさまに助けてもらえばできるかも、です。」
クラリッサ=ガーネット:「でも、カイルさまは強い、です。きっとクレアちゃんの護衛もいらない、です……。」
GM:と、その時。キミたちの後ろのベンチにさり気なく誰かが腰掛ける。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「おいおい、俺はクロドヴァで女の口説き方までお前に教えたっけか?」
カイル・A・カンテミール:「……!」
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃんはさっき調査に行くのに置いて行かれたことも気にしているのだ…
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「しかもこんな小さい女の子をなぁ」
GM:サングラスをかけ、首元までを覆うカジュアルな服を着た褐色肌の青年——ヴェガ・鷹羽・ルカーンは軽く手を上げてカイルに挨拶する。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「よう、カイル。久しぶりだな」
クラリッサ=ガーネット:「!」
カイル・A・カンテミール:「そうよな。そういえば口説き方は教えてくれんかった」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまにかけられた声の主を見る。
カイル・A・カンテミール:「女の子はだいたいお前が抜け駆けして独り占めしておったからな——のう、ヴェガよ」
カイル・A・カンテミール:「この大馬鹿者め!生きているなら生きていると、連絡の一つも寄越さんか!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あのな、王族がナンパかしてたらそれこそ大スキャンダルだろ?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「よう、お嬢ちゃん。俺はヴェガ。ヴェガ・鷹羽・ルカーン。こいつの友達だ」クレアに微笑みかける。
クラリッサ=ガーネット:ぱちぱちと大きくまばたきをして、ヴェガさんの顔を見る。
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまの、ともだち。」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そう。腐れ縁ってやつ」
カイル・A・カンテミール:「これはクラリッサ=ガーネット。我の友であり、護衛であり、毎朝起こしにきてくれる可愛い奴よ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「日本に来て、こんな可愛い子を手に入れてたとはね」
クラリッサ=ガーネット:ぺこりと頭を下げている
カイル・A・カンテミール:「ふふふ、羨ましかろう。やらんぞ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、欲しかねえよ。俺の方がモテるんだからな」
カイル・A・カンテミール:「……世間話をしに」
カイル・A・カンテミール:「ここまで来たわけではあるまい?いや、我は世間話でも構わぬが」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、すまん。あまり長々と説明してる時間はなくてな」
GM:ヴェガはフッと真剣な表情になる。
カイル・A・カンテミール:顔を引き締める。
カイル・A・カンテミール:「何があった。ヴェガよ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「今は詳しいことについては聞かないでもらえると助かる」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「監視を撒きながらここまで来るのも大変だったんだぜ。とりあえず要件だけを話させてくれ」
カイル・A・カンテミール:「良い。すまぬが、クレアもそうしてやってくれ」
クラリッサ=ガーネット:ヴェガさんの言い方に首をかしげながら一緒に聞く。
カイル・A・カンテミール:「こいつがここまで真面目な顔をする事はそうそう無い」 苦笑する。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前も調べはついてるのかもしれん。俺はずっとUGNで働いていた」
カイル・A・カンテミール:「うむ。調べた」
クラリッサ=ガーネット:「!」 はっと驚いた顔をして、カイルさまの方を見る
カイル・A・カンテミール:「凄まじく驚いた」
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんにもこくんと頷く。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「悪いな。隠していて。だが、お前にも明かすことはできなかったんだ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「その任務として調査していたのが高間翔馬だ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ヤツは危険だ。おそらくかなり大掛かりな計画を進行している」
カイル・A・カンテミール:「……!」
カイル・A・カンテミール:「“星詠”の方もグルか?まさか」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「何かしら協力関係にあるのは間違いないだろうな」
カイル・A・カンテミール:「……」 クレアの方をちらと見る。
クラリッサ=ガーネット:「……」 ヴェガさんの話を黙って聞いている。ヴェガさんを見ている。
GM:では、クレアは〈知覚〉で判定してもよいでしょう。難易度は8といったところかな。
カイル・A・カンテミール:がんばれー!
クラリッサ=ガーネット:従者がいないので感覚がダイス3個ぶんくらいいつもより研ぎ澄まされている…
カイル・A・カンテミール:あ、よかったらクレアちゃんに《アドヴァイス》してもいいですか?
クラリッサ=ガーネット:!
GM:む、それは構いませんよ。
カイル・A・カンテミール:ならばクレアに《アドヴァイス》。次のメジャーのダイス+1のC値-1だ。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+4した(侵蝕率:73->77)
クラリッサ=ガーネット:こ、これなら…!
クラリッサ=ガーネット:6dx9+0>=8
DoubleCross : (6R10+0[9]>=8) → 8[2,3,6,7,8,8] → 8 → 成功
カイル・A・カンテミール:演出はあとでする!
カイル・A・カンテミール:はっはー!
GM:くっ、成功されたか。
GM:では、ヴェガの方を見ていたクレアには……いや、クレアにだけは気付くことができる。
GM:彼の服の襟元から何気なく覗いた首。
GM:その首には鋭く大きな穴が空いており、そこからどろどろと血が流れ出ている。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ん?どうした、お嬢ちゃん?」クレアに微笑みかける。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。どうした?」
クラリッサ=ガーネット:「……」 気付く
クラリッサ=ガーネット:「……???」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「話を続けてもいいか?」訝しみながら言う。
カイル・A・カンテミール:クレアの様子が気になる。が、ヴェガの方もあまり余裕はないのだろう。
クラリッサ=ガーネット:[
クラリッサ=ガーネット:「え、あっ……はい、です。」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「それで、俺は直接、高間翔馬に接触してみるつもりだ」
クラリッサ=ガーネット:そう言いつつ、今度はヴェガさんが話す口の方をじっと見ている。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ヤツには何か秘密がある。そこで必ず暴き出してみせる」
クラリッサ=ガーネット:声が出ているのが口なのか、首の穴なのかを見ようとしています。
クラリッサ=ガーネット:どちらから声が出ているように聞こえているでしょうか。
GM:そうですね。様子からすると、彼は普通に口を開いて喋り続けていますね。
カイル・A・カンテミール:「危険だぞ。奴は“ヴェガに助けられた”と言っておった」 クレアを気にしながら言う。
カイル・A・カンテミール:「お前が生きているということは、彼奴がウソをついている事になる。何かしら黒い算段をしておる可能性が高い」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。分かってる。だから、カイル」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前も教団まで来てくれないか?時間は指定する。お前が立ち会ってくれるなら心強い」
クラリッサ=ガーネット:その話を話半分に聞きながら、目に見えてうろたえている。
カイル・A・カンテミール:「よかろう。友の頼みとあれば断る理由などないわ!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「悪いな、カイル。それじゃ頼んだぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「っと、まずい。そろそろ行かなくちゃな」
カイル・A・カンテミール:「うむ。連絡先は——だ。常にチェックしておるからな」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガ」
クラリッサ=ガーネット:「あっ」 ヴェガさんが去ろうとするのを見て
カイル・A・カンテミール:手を差し出す。 「お前が生きていてくれて、我は本当に嬉しい」
カイル・A・カンテミール:ありがとう。我が友よ」
クラリッサ=ガーネット:ヴェガさんの服をつかんで止めようとして、しかしカイルさまが手を差し出すのを見て自分の手は思わず引っ込める。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。俺もお前とまた会えて嬉しいよ」その手を握り返す。
カイル・A・カンテミール:「くれぐれも気をつけよ。達者でな!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「じゃあ、また連絡するぜ。カイル」
GM:それだけ言うとヴェガは身を翻し、シーンから退場する。
クラリッサ=ガーネット:「……あっ。」
クラリッサ=ガーネット:わたわたしている内にヴェガさんの姿は見えなくなってしまっている。
カイル・A・カンテミール:「言うだけ言って帰りおった。あいも変わらず自分勝手なやつよ」
カイル・A・カンテミール:ベンチに腰掛ける。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ」
クラリッサ=ガーネット:びくっとカイルさまの言葉に反応する。ヴェガさんが立ち去った方をぼーっと見ていた。
カイル・A・カンテミール:「我は……親友が生きていた事に気づけない程度には、鈍感で間抜けでどうしようもない男ではあるが」
カイル・A・カンテミール:「可愛い護衛の様子にならば気づける」
カイル・A・カンテミール:「……何があった?」
クラリッサ=ガーネット:「……う、その、です。」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまのともだち、前からここに穴があいてた、ですか……?」
クラリッサ=ガーネット:気まずそうに、自分の首のあたりを示します。
カイル・A・カンテミール:「ふふ、ふ!そこに穴が開くと、まあ普通の人間は死ぬな!」
カイル・A・カンテミール:「残念だが死人の友達はおらぬ。死人は喋らぬし蘇らぬ」
カイル・A・カンテミール:「……」
クラリッサ=ガーネット:「……また、クレアちゃんにだけ」
クラリッサ=ガーネット:「見えてた、ですか?」
カイル・A・カンテミール:「……そのようだ。少なくとも、我には以前と変わらぬヴェガにしか見えなかった」
クラリッサ=ガーネット:不安そうに、自信なさげにカイルさまに尋ねる
クラリッサ=ガーネット:「……血もたくさんでてた、です。」
カイル・A・カンテミール:頷く。
カイル・A・カンテミール:「我はクレアの言葉を信じる」
クラリッサ=ガーネット:「……」
カイル・A・カンテミール:「どうも、モニターの件といい今回と言い」
クラリッサ=ガーネット:「……やっぱりカイルさまは信じてくれた、です。」
カイル・A・カンテミール:「我は“見えぬ”側のようだ」 苦笑する。
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃんはカイルさま信じられなかった、です……」
クラリッサ=ガーネット:「ヴェガさんが帰る前に言わないといけなかった、です……」
クラリッサ=ガーネット:また落ち込みはじめている。
カイル・A・カンテミール:うなだれたクレアの頭を撫でる。
カイル・A・カンテミール:「何を言っておる!むしろ礼を言いたい気分よ!」
クラリッサ=ガーネット:いつもなら嫌がって手を払いのけるはずが、おとなしく撫でられている。
カイル・A・カンテミール:「“あなたの友達の首に穴があいていましたよ”など、我とてなかなか言えぬわ。怖くてな」
クラリッサ=ガーネット:「えっ?」 撫でられながら
カイル・A・カンテミール:「え?ではない。怖くて言えぬわ、そんなもの」
カイル・A・カンテミール:「気がふれたと思われるかもしれぬし、気分を大きく害するかもしれぬし……だからクレアも言えなかったのであろう?」
クラリッサ=ガーネット:首を縦に振る
カイル・A・カンテミール:「ほれ!ならやはり、礼を述べるは我の方だ!」
カイル・A・カンテミール:「ありがとうクレア。教えてくれて」
カイル・A・カンテミール:「今日この時、お前が傍に居てくれて本当に良かった」
クラリッサ=ガーネット:ぱちぱちと驚いて2回まばたきをする
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃんがいてカイルさま良かった、ですか?」
カイル・A・カンテミール:大きく頷く。 「うむ!」
クラリッサ=ガーネット:「ほんと、ですか?」
カイル・A・カンテミール:「ほんとのほんとだ。我では決して見えぬものに気づいてくれたのだからな」
カイル・A・カンテミール:「先ほども言ったであろう」
カイル・A・カンテミール:「クレアの事は。頼りにしている」
カイル・A・カンテミール:にっと笑う。
クラリッサ=ガーネット:「……」 笑顔から顔をそらす
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんがいてカイルさまが良かったなら、」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまと一緒にいてあげてみる、です。」
GM:というわけで、今後カイルが“明きアルデバラン”の拠点に向かうとイベントが発生するようになります。行きたい時はいつでも言うとよいでしょう。
カイル・A・カンテミール:やったー!
GM:シーン終了!
GM:購入とかは次回セッションの時にやるので、考えておくように!
クラリッサ=ガーネット:あっ、エフェクト使います!
GM:む、どうぞ。
カイル・A・カンテミール:なんと!
クラリッサ=ガーネット:あっ次回だった!覚えておこう!
セッション5日目
GM:前回のシーン、よく考えたら二人とも何も判定をしていなかったので、一度ずつ情報収集の判定を行ってよいこととしたいと思います。
クラリッサ=ガーネット:!?
クラリッサ=ガーネット:ほんとうだ!
GM:残っている項目は3つ
GM:・星詠について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉〈情報:ゼノス〉難易度7
GM:・高間翔馬について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉難易度7
GM:・UGN改革派の動向について〈情報:UGN〉11
クラリッサ=ガーネット:うぬぬ
GM:もちろんクレアちゃんは従者を作ってから判定してもいいよ。
クラリッサ=ガーネット:判定の代わりに従者を作って従者に判定してもらう、でもいいでしょうか
クラリッサ=ガーネット:やったー!
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんはどれにいきます?
クラリッサ=ガーネット:従者は技能がないので、簡単なのだと嬉しいかな
クラリッサ=ガーネット:星詠についていきます
カイル・A・カンテミール:なら因縁的にも星詠ちゃんか!
GM:そう、クレアちゃんはメジャーアクションで従者を作ると自分は行動済みになるのだ。残念ながら。
カイル・A・カンテミール:ならば改革派に行こうではないか
カイル・A・カンテミール:三つある要人への貸しの一つを使用。改革派について情報:UGNで。
カイル・A・カンテミール:7dx=>11
DoubleCross : (7R10[10]>=11) → 10[1,2,3,4,8,9,10]+7[7] → 17 → 成功
GM:た、高い。
カイル・A・カンテミール:うむ、さすがは霧谷だ・・・
クラリッサ=ガーネット:コンボ「ティラミス」。《赤色の従者》+《血の絆》で従者を作成。侵蝕79→87
従者:5dx+0>=7 星詠について
DoubleCross : (5R10+0[10]>=7) → 10[3,4,6,9,10]+5[5] → 15 → 成功
カイル・A・カンテミール:ヒュー
GM:こいつ、ただの従者ではない。
クラリッサ=ガーネット:従者がぜんぶやってくれた
GM:では、順番に情報を開示します。
カイル・A・カンテミール:まさか従者が本体でクレアちゃんが従者なのでは・・・
GM:・UGN改革派の動向について
GM:非道なテロ活動に協力するFHに対して断固とした態度を取るべきとして改革派はUGN内でその勢力を拡大している。が、事件発生後の対応があまりにも迅速すぎ、事件が起きる前からその発生を予測していたかのような節もあるようだ。扇動の中心であるアッシュ・レドリックならばより詳しい情報について知っている可能性がある。
クラリッサ=ガーネット:あっあやしい、です
カイル・A・カンテミール:アッシュ!貴様か!
GM:そして、この情報を調べてしまったことで。
GM:ちょっとしたイベントが……というか、痛くもない腹を探られるのは愉快ではないとして、ある男が観月さんに釘を差しにやってききます。
GM:では、次!
GM:・星詠について
GM:新興宗教団体“明きアルデバラン”の教祖とされる少女。彼女の語る言葉は全て真実になるとされている。一部ではその正体はレネゲイドビーイングだとする噂があるが、彼女からレネゲイドの痕跡は一切検出されていない。
GM:また、白い獣が現れ信仰に疑いを持つ信者の命を奪うという『星喰みの儀式』で、白い獣が現れる時に決まって彼女の姿が消えているという話があるようだ。
カイル・A・カンテミール:なんと。
クラリッサ=ガーネット:ぐうぜんー
GM:情報は以上です。
カイル・A・カンテミール:「ふむ、クレアよ」 携帯電話をしまう。
カイル・A・カンテミール:「アッシュ・レドリックとはどういう男なのだ?知っておるか?」
クラリッサ=ガーネット:「?」 首をかしげている
カイル・A・カンテミール:「いやな。霧谷のツテで調べて貰ったのだが……」 と、調べた情報を共有します。
カイル・A・カンテミール:「なにか、想像を絶するほどの強力な予知能力があるとか、そういった人物なのかと思ってな」
クラリッサ=ガーネット:「UGNのえらいひと、です。」
クラリッサ=ガーネット:「たくさんエージェントがついてるはず、です。」
カイル・A・カンテミール:「ふむふむ」
クラリッサ=ガーネット:「でもいつも対応早いわけではない、思います。」
カイル・A・カンテミール:「ふむ。そうか」
カイル・A・カンテミール:「此奴も何か企んでおるのか……?ふーむ……」 考えこむ。
クラリッサ=ガーネット:「うーん、です……」 一緒に考え込んでいる
カイル・A・カンテミール:「ふっ。ふふふ」
クラリッサ=ガーネット:考え込んでいると、ベンチの後ろからハート型従者がぴょこっと出てきます。
カイル・A・カンテミール:「我もわからぬ。クレアもわからぬ。歳も人種も違う我らではあるが」
カイル・A・カンテミール:「今だけは我もクレアも全くの平等よ。少し嬉しいぞ」 ハートを見る。
クラリッサ=ガーネット:「?」 首をかしげる。ハート型従者も一緒に傾く。
カイル・A・カンテミール:「ああ、気にするな。クレアと一緒に悩めるのが嬉しかっただけだ」
クラリッサ=ガーネット:「!」 目を見開く。ハート型従者も少し鼓動し始めている。
クラリッサ=ガーネット:そのままハート型従者は隠れるようにクレアちゃんのスカートの中に納まっていく
カイル・A・カンテミール:「相変わらず便利なものよな、クレアのそれは!」
クラリッサ=ガーネット:「……カイルさま、意外とあまえんぼさん、です。」
クラリッサ=ガーネット:「あっ、この子、星詠のこと調べてきてくれてた、です。」
カイル・A・カンテミール:「ふふふ、そうよ。わかっておるではないか」
クラリッサ=ガーネット:というわけで先ほどの星詠についての情報を共有します。
カイル・A・カンテミール:「我は常日頃から自制しておるだけで――星詠の事を?」
クラリッサ=ガーネット:「です。」
カイル・A・カンテミール:「ふーむ」 ヴェガの事を思い出す。
カイル・A・カンテミール:「高間を守って死んだはずのヴェガが生きておった」
カイル・A・カンテミール:「そして、星詠のそれか。うーむ」
カイル・A・カンテミール:「クレアよ」
カイル・A・カンテミール:「我は今一度アルデバランの本拠へ赴き、彼らから話を聞きたいと思っておる」
クラリッサ=ガーネット:「分かった、です。クレアちゃんも護衛がんばる、です。」
カイル・A・カンテミール:「ふふふふ、助かる。なにせ我は弱いオーヴァードであるからな」
カイル・A・カンテミール:「取って喰われてしまうかもしれぬ。優秀な護衛が必要だ」
クラリッサ=ガーネット:小さく握りこぶしを作ってやる気を表明している。
クラリッサ=ガーネット:「まったく、カイルさまはいつも無茶する、です。」
クラリッサ=ガーネット:「しょうがないひと、です。」
カイル・A・カンテミール:「うむ。正直なところ、我も無茶などしたくないのだがな」
カイル・A・カンテミール:「人の上に立つものとして生まれた以上は……民を平和にする義務がある。この生命をかけて頑張らねばならぬさ」
カイル・A・カンテミール:「さあ、支部へ戻ろう!黙ってアルデバランへ行くと茜達に殺される!」
カイル・A・カンテミール:「しっかりと許可を貰おうではないか。行くぞクレア!」
クラリッサ=ガーネット:「黙って行かないのはえらい、です。」 カイルさまの手を取って支部へ向かいます。
GM:そんなわけで、購入判定やロイスの取得、感情変更などがあれば今のうちにどうぞ。
GM:特になければシーンを終わるよ!
クラリッサ=ガーネット:購入ー
クラリッサ=ガーネット:アルティメイド服でしたっけ
従者:5dx>=20
DoubleCross : (5R10[10]>=20) → 8[1,3,5,7,8] → 8 → 失敗
クラリッサ=ガーネット:そんなものはなかった
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんのP感情を変更しよう。
カイル・A・カンテミール:よく考えたら、前回の終わり際にヴェガの事を教えてくれたりしたので
カイル・A・カンテミール:-護衛?役/クラリッサ=ガーネット/○庇護/憐憫/ロイス これのP感情を信頼に変更します。
GM:了解です。
カイル・A・カンテミール:購入はアルティメイド服を狙います。
カイル・A・カンテミール:4dx+2=>20
DoubleCross : (4R10+2[10]>=20) → 9[3,5,5,9]+2 → 11 → 失敗
GM:残念……。
カイル・A・カンテミール:ダメ。以上!
GM:では、改めてシーン終了です。
MF**
GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは茜さん。
GM:他のPCも登場可能です。
上越茜:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 10[10]+72 → 82
上越茜:あっ
観月 慧:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+4[4] → 69
GM:上がった。
上越茜:なんか上がりそうだなとは思ったんだ・・・
カイル・A・カンテミール:少し様子をみようかな。
GM:最近出目が良かったですからね。
GM:では、場所は……支部にしようかなぁ。
GM:このシーンは茜さんのもとに来訪者があるシーンになります。
GM:まずは先ほど手に入れた応急手当キットを使ったりしてもいいし、残る情報収集項目を調べたりしてもいい。
上越茜:来訪者・・・・一体だれかな?
観月 慧:N○Kの集金かな・・・
上越茜:何もなければ、とりあえず資料とにらめっこしてるか
上越茜:手当ついでにトレーニングルームでウォーミングアップとかしてるかも
上越茜:SOGの集金?
GM:ついでの意味が分からない。
観月 慧:そういえば応急手当が二個あるんですよ無傷なのに
上越茜:有難く頂きたいかもしれない・・・
GM:使ってあげてもよいでしょう。
上越茜:うーんうーんなのだ
観月 慧:クレアちゃんにも上げようかな1個…
観月 慧:ではとりあえず一つお使いください
上越茜:とりあえず自分の分から
上越茜:18+2d10
DoubleCross : (18+2D10) → 18+12[6,6] → 30
上越茜:続いて観月さんからもらった分
上越茜:30+2d10
DoubleCross : (30+2D10) → 30+4[2,2] → 34
上越茜:なんかさっきから、出目が交互に来てない?
GM:うーむ。
上越茜:情報収集は先にやります?
GM:そうですね。
上越茜:ではそっちからやっときましょう
GM:今後出てくるかもしれないものを除けば、項目は残り1つ。
GM:・高間翔馬について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉難易度7
観月 慧:こちら先に振ってみましょうか?
上越茜:とりあえずお願いします
観月 慧:では情報:UGNで振ります
観月 慧:3dx+3>=7
DoubleCross : (3R10+3[10]>=7) → 10[4,9,10]+3[3]+3 → 16 → 成功
観月 慧:やった
GM:おお、大成功だ。
上越茜:流石だぜ
GM:では、さくっと情報を。
GM:・高間翔馬について
GM:宗教団体“明きアルデバラン”の導師。世界に終末が近付いており、教祖である星詠の言葉を信じればそこから救われると説き、短期間で多くの信者を得ている。
GM:海外から帰国した際、彼の提案で日本の病院に残されていた頭部レントゲン写真と骨格を照合。間違いなく高間翔馬本人であることの確認が取れている。
GM:観月さんは2枚のレントゲン写真を入手します。
上越茜:れんとげん
観月 慧:レンとゲン
GM:これでいつでもオートアクションで骨格の違いを見比べることが可能だ。
上越茜:気軽過ぎる!
GM:情報は以上です。
観月 慧:ではレントゲンと手に入れて帰ってくる感じですかね
上越茜:じゃあ、支部長室の奥にあるトレーニングルームで、トレーニングがてら傷の手当をしてます。
上越茜:背後で、首から上が吹っ飛んだ木人君がぶんぶんと腕を振り回している。
観月 慧:コンコン、と入り口からノックの音
上越茜:「ん、どうぞ」
観月 慧:「お邪魔しま…?」木人君に目を奪われ、言葉が詰まる
観月 慧:「…あ、えっとね、うん」
観月 慧:「そう、導師様のこと、調べてきたよ」
上越茜:「ああ、助かったわ。どうにも調子が悪くって」積み重なった木人くん残骸に座り、腕や足に包帯を巻いている。タンクトップ姿。
観月 慧:肌を覆う白さに少し顔を顰めるも、すぐ元に戻し近づく
上越茜:「それで、彼はどう? 素性は確か」
上越茜:「素性は確かだった?」
観月 慧:「素性は…どうだろう。でも確かに本人みたい」
観月 慧:「帰国してから撮ったレントゲンを前に撮ってたのと比べたら、骨格は同じだったんだって」
上越茜:「ああ、歯の照合とか? 生きてても出来るのね」
観月 慧:「そうそう、歯形とかね。前に推理モノで読んだことがあるけど」そう言いながら、封筒から出したレントゲン写真を見比べている
上越茜:きゅ、と二の腕に巻いた包帯の端を噛んで縛る。「つ……」
観月 慧:「でもね、それ、わざわざ自分で撮るように言ったんだって」
観月 慧:「あ…」
GM:その2枚のレントゲン写真に映った歯型や骨格は残念ながらキミたちには全く同じようにしか見えない。医師の判断も同様だったそうだ。
上越茜:「自分で? 持病でもあったわけでもなし……」
観月 慧:「………」
観月 慧:「あ、うん。そうなんだ。よっぽどのことがないと、レントゲンなんて撮らないしね」
上越茜:「こっちで把握できてる過去は、今のところ平々凡々って感じだし」
観月 慧:「そうだね…うーん、アプローチの方法を変えてみるべきかなあ」
上越茜:「どうにも、とっかかりがね。こっちもクレアに見せてみようかしら……」
上越茜:「ところで観月」
観月 慧:「なぁに?」
上越茜:「あなた、さっきの戦いから、時々、何か言おうとしてる気がするのだけど」
上越茜:「何かあるなら、言った方が良いわよ。年少者もいないことだし」
観月 慧:「………」
観月 慧:「えっとね、大したことじゃないんだ」レントゲン写真を封筒に仕舞う
観月 慧:「ただ、なんていうか」
観月 慧:「カイル君が…眩しい?みたいな…ね」目線は相手から外している
上越茜:「ん」足を組みかえる。「……続けて?」
観月 慧:「…さっき、彼がボクに言ってたじゃない?」
観月 慧:「…"殺すな"ってさ」
観月 慧:「…今更そんなこと言われたってさ…ハハ」
観月 慧:「困っちゃうよね?」
上越茜:「……それでも、あの子にとって、人を鼓舞する時の言葉はあれなのよねー」
上越茜:苦笑する。
観月 慧:「いやね、別に彼がキラキラした綺麗なものばっか見ててあんなこと言ってるとは思ってないけどさ」
観月 慧:「やっぱり面と向かって言われるとさ」
観月 慧:とす、とその場に座り込む
観月 慧:「辛いよ」
上越茜:「…………」眼を丸くして、「……でも」細める。
上越茜:「辛いなら、それは良いことじゃない」
観月 慧:「え?」
上越茜:「だって、麻痺してないってこと。割り切れてないってことでしょ?」
観月 慧:「あ……うん」
観月 慧:「そうなる、のかな」
上越茜:「あなたがどんな経験を経て、今のその位置にいるかは知らないけど」
上越茜:「殺すなと言われて、その為に、自分を辛くしてまで努力出来るのは」
上越茜:「カイルにとっても、そういう人間と共闘出来るのは幸せなことだし、あなたは良いエージェントだと思うわよ」
観月 慧:「………」茜の顔をまじまじと見ている
上越茜:「て、ゆーか」
上越茜:手を伸ばして、観月の額をつく。
観月 慧:「あたっ」
上越茜:「あなた、本当に改革派の本部エージェント? 正直なんか騙されてない?」
観月 慧:「え…?いや、まあどんなとこかは知ってるつもりだけど」でこをさすりながら答える
上越茜:「絶対向いてないわよー。何なら私がだめになった後任とか任せたいくらいなんだけど」
観月 慧:「んー、そこまで言ってくれるのは嬉しいけど、支部長って柄じゃないかなあ」
観月 慧:「それに、支部長がダメになるって何年後さ?」
上越茜:「そうね、何年後とかなら、まだ良いんだけれど」
上越茜:「ところで、なんかUGN支給品の傷薬とか持ってたらくれないかしら」
観月 慧:「え?あー…そういえば」
上越茜:「見ての通り、クールダウンはしたんだけど、まだ万全じゃなくって」
観月 慧:支部長室の方に置いていた鞄から、何かを取りだして戻ってくる
背後の木人くん:「グググ……ビ、ガガッ……我が倒れようと、いずれ第二第三の木人君が……」
観月 慧:「こんなのでいいかな?こっちに出るときに支給されて」
背後の木人くん:「だが……貴様はその時は年老いて生きてはいまい……グハハハーッ!」
観月 慧:「あ、うん、さっきからぼそぼそ聞こえてたけどそれ空耳じゃないよね?なんか言ってるよね?」
上越茜:「誰が行き遅れだーっ!」破壊する。
上越雫:では、その時。
GM:では、その時。
GM:突如、キミたちの目の前の空間が歪み出す。
GM:その歪みが弾け、周囲数メートルのトレーニング機器や木人くんを消し飛ばしながら、一人の男が現れる。
観月 慧:支給品を放り投げ、ケースから弓を取り出し構える
上越雫:「この《ディメンジョンゲート》っていうのやっぱり苦手だなぁ」
GM:現れたのはシンプルなシャツとジーンズに、サイズの合わないぶかぶかのコートを羽織った男——顔は上越茜とよく似ている。
観月 慧:「…君、誰?」手には既に髪と氷の矢
上越茜:「…………」
上越雫:「まあ、いいや。目的地にはちゃんと着いたみたいだし」
上越雫:「あ、キミは茜のお友達かな?妹がお世話になってます」観月さんに微笑みかける。
上越雫:「やあ、茜。お兄ちゃんに会えなくて寂しかったかい?」おどけたような口調で言う。
観月 慧:「…いもうと?」
上越茜:「レ」歪みが形を為す頃には、「イィー————ッ!」 既に鎖が抜き放たれている。
上越茜:一振りで音速を超過し、敵の座標に叩きつける。
上越雫:「元気そうね、茜。でも、今日は殺し合いじゃなくて話し合いをしに来たんだ」
上越雫:「元気そうだね、茜。でも、今日は殺し合いじゃなくて話し合いをしに来たんだ」
GM:軽く身を逸らしてその攻撃を躱す。
上越茜:「話し合い? ハッ、話し合いね……相も変わらず、そのふざけた力であちこち飛び回っているようでなによりだけど!」
観月 慧:状況が、掴み切れない。男を的にしたまま、二人の言葉を脳内で反芻している
上越茜:「私の鎖の届く範囲に、二度と現れるなって言ったわよね!」瞳孔すら開いているように見える。
上越雫:「ねえ、お友達のキミからも少し落ち着くように茜を説得してよ」観月に笑いかける。
上越雫:「それともやっぱりちょっとは大人しくさせなきゃ話を聞いてもらえないかなぁ」
観月 慧:「…ボクもよくわかんないんだけど」
観月 慧:「あなたが相手ってのが絶望的にマズいってのはわかったよ」
上越雫:「うん、勘はいいみたいだね」
上越茜:「その、へらへらした、笑いを……ッ! 」更に大きく鞭を振るう
上越雫:「それで、茜。自分から静かになるのと、静かにさせられるのとどっちがいい?」
上越茜:「支部の最奥に、侵入したFHが無事で済むと思われる方が」
上越茜:「よっぽど問題なのよ!」 だが先ほども言った通り、コンディションは万全ではない。
GM:上越雫はわずかに飛び退いてその攻撃を躱す。
上越雫:「……怪我してる茜をあまり可哀想な目には遭わせたくないんだけど」
上越雫:「仕方ないな」
GM:上越雫が手をかざすと、そこに膨大な熱を伴ったドス黒い暗黒がわだかまる。
上越雫:「茜も知っている通り、僕の能力は支部の最奥で使うにはあんまり向いてないんだけど」
GM:そのドス黒い暗黒は黒い灼熱の奔流となって茜の体を飲み込む。
上越雫:「仕方ないよね?」
観月 慧:「なくはない!」男に向けて矢を射る!
上越茜:「…………ッ!」一瞬、鎖の柄で受け止めるも、「——ぁッ!」
GM:その矢は男の体に着弾する直前に消滅するが、雫の注意は観月の方に向く。
上越雫:「ああ、そうか」
観月 慧:既に次の矢をつがえている
上越雫:「お友達が危ない目に遭った方が茜も素直に話を聞いてくれるかな」
上越茜:ルームの反対側の壁に叩きつけられる。僅かに飛び散った余波だけで、木人君が融解した。
上越茜:「やめ……なさい……ッ!」
上越雫:「悪いね、名前も知らないキミ。たまたま居合わせたってだけなのに運がなかった」
観月 慧:男に向き合ったまま、茜と男を結ぶ直線状に移動する
観月 慧:直線上に
GM:男は観月の方にゆっくりと歩み出す。
観月 慧:男に向かって再び射る
上越雫:「僕のこと、茜からは何も聞いてなかった?」
GM:手をかざすとその矢が一瞬で融解する。
観月 慧:「生憎と会って間もないものでね」
上越雫:「それなりに強いオーヴァードなんだ、僕」
上越茜:「観月!」
観月 慧:「ならよかった。それなりにやりようがある相手で」
観月 慧:射る、射る、射る…もはや弦を引く動作すらない。矢が、勝手に飛んでいくように見える
上越雫:「茜、この子をどういう目に遭わせて欲しい?今ならリクエストを聞いてあげるよ」
GM:触れるだけで矢を消滅させながら、雫は観月に接近する。
GM:そして、その首をつかむ。
観月 慧:「あ゛ぁ゛っ゛」
GM:ジュッと焼けるような音がする。
観月 慧:「あ゛…ア゛…」
観月 慧:その相手の首を、掴み返す
上越雫:「……?」不思議そうに首を傾げる。
観月 慧:そっちが熱するなら、こっちは冷やす
上越茜:「観づ、」倒れた身体を強引に動かす。「——雫、ィィィィイイイイイイッ!」
観月 慧:《氷の理》なのであくまで演出だぞう
上越雫:「なるほど、我慢比べか。面白いね!」
上越茜:「させ、」その隙をついて「るかっ!」観月を掴む雫の腕めがけて鎖が走る。
上越雫:「へえ」腕に鎖が巻き付く。
上越茜:鎖を引いて雫を引き離し、二人の間に割り込む。
GM:雫は微笑みながら茜を正面から見据える。
上越茜:「……何の、用よ……っ!」僅かに冷静さを取り戻す。
観月 慧:首を放され、倒れ込む。掴まれた部分が醜く焼け、ただれている
上越茜:こいつに全力で暴れられたら、この支部が持たない。
上越雫:「さっきも言ったろ?話をしに来たんだって」
上越雫:「茜たちが追ってるテロ事件の話だよ」
上越茜:出力任せのめちゃくちゃな次元跳躍と、空爆じみた重熱爆撃。それを呼吸するように振りまく。
上越茜:己と同シンドロームにして対極の存在。上越雫。
上越茜:「……あのテロ、あんたも関与してたの? 随分と可愛らしくなったものね」
上越雫:「ああ、逆。全くの逆さ」
上越雫:「あ、大丈夫?お友達の子」小さく手を振る。
観月 慧:息をするのも苦しい、が、倒れたままで力強く男を見据えている
上越雫:「今回の件で、キミたちが得た情報は確かだよ。つまり、事件にFHが全く関与していないというのは事実だ」
上越茜:奥歯が砕けそうなほど表情を歪めつつ、観月を護るように立つ。
上越茜:「……だったら」
上越茜:「奴らのおかしな能力は何よ。見えないものも、見えるものも……入り乱れてて分かりゃしない」
上越雫:「別におかしな能力を持っているのはFHに限らないだろう?」
上越茜:「…………」
上越雫:「UGNかゼノスかもしかするとそれ以外のオーヴァードか」
上越雫:「それとも本物の神様かもしれないけどね」
上越茜:「まさか、あんたから神なんて言葉を聞くとは思わなかったわ」
上越雫:「嫌だなぁ。こう見えても案外信心深いんだよ?」
上越雫:「まあいずれにせよUGNとしては、FHが何も動いてないのに軍備増強やら戦争への参画やら進めちゃったら色々マズイんじゃない?」
上越雫:「そう思って忠告に来てあげたんだ」
上越茜:「わざわざそれを言いに、妹の職場にまで押し掛けたわけ?」
上越雫:「うん、まあ、そうなるね」
上越雫:「それと茜への激励の意味もあるかな」
上越茜:「…………殺してやりたい」
上越雫:「FHにはレネゲイドの真実が明らかにされたり、騒乱が起きることを望む連中は多くてね」
上越雫:「そんなやつらは今回の事件、否定も肯定もせずだんまりを決め込んでいる」
上越雫:「ただFHでも戦争が起きるのを喜ばない者たちは関与を否定しているってわけで。まあ、僕もその一人だね」
上越雫:「だから茜たちには頑張ってもらいたいんだよ」
上越茜:「…………だったら今すぐ私の前から消えろ」
上越茜:「あんたは、いずれ必ず私が殺す」
上越雫:「怖いなぁ、折角兄妹が久に再会したっていうのに」
上越雫:「怖いなぁ、折角兄妹が久しぶりに再会したっていうのに」
上越茜:「圧倒的に、徹底的に、破滅的に潰して砕いて貫く。……」
上越茜:「でも、私は今は支部長なの。……せいぜい、そうやってへらへらしてろ」
上越雫:「上に立つ人間っていうのは大変だ」
上越雫:「まあ、僕の情報を有効に使ってくれるならいいけどね」
上越雫:「あの一帯でFHがあんな作戦を進行するなら、立場上間違いなく僕のところに話が通る」
上越雫:「でも、今回の場合それはなかった。FHはなんら作戦行動を起こしていないと思ってくれ」
上越雫:「話はそれだけだよ」
上越茜:「そう」
上越茜:「だったら、さっさと消えなさい」
上越雫:「うん。それじゃまたね、茜」
GM:そう言ったあとに雫は観月の前にしゃがみ込む。
上越雫:「お友達のキミも、またね。キミも結構面白かったよ」
観月 慧:その言葉に、舌を出したウインクで応える
GM:微笑み返すと男は立ち上がり、キミたちから距離を取ったところで《ディメンジョンゲート》を開く。
上越雫:「じゃ、バイバイ」
上越茜:「二度と来るな!」
GM:ゲートの向こう側に男の姿は消える。
上越茜:「……………」ゲートの歪みが完全に消えるまで、睨みつけ続ける。
上越茜:「、…………………観月!」
観月 慧:「ぁ゛………た゛、い゛…じょ、う、ぶ」
上越茜:歪みが消えたのを確認すると、観月の傍に屈みこむ。「無茶して……呼吸は! 出来っ……」
観月 慧:倒れたまま、答える。目からは、堪えていた涙が少しずつ零れ始める
上越茜:下の階に連絡。観月から貰ったばかりの応急手当で処置しようとする。
観月 慧:処置しようとする茜を手で制する
観月 慧:「…い………い、よ」
観月 慧:そのまま、ゆっくり…ゆっくりと手を突きながら上体を起こす
上越茜:「な、何がよ、ばか! 馬鹿! 兄貴の攻撃をまともに受けるなんて、正気じゃないわよ……っ!」
観月 慧:「これ…ぐらい、ヘヘ…初めてってわけでも、ない、し」
上越茜:強引に抱き起こそうとするも、触れられない。
上越茜:自分が力任せなことしか出来ないのを自覚しているが故でもあるし、
上越茜:……彼女を間接的に傷つけたのは自分だ。
上越茜:「良いから、お願いだから、寝ていて……今、医療班を呼んだから」
上越茜:「ごめん……ごめんなさい……」
観月 慧:「…なんでさ」
観月 慧:「…あー、アー…ウ、うん」
観月 慧:「よし……あのね、ボクだって事情は殆どわかってないけど」
観月 慧:「…なんで茜さんが謝るのさ?」
上越茜:悔しさと情けなさ。大粒の涙が零れそうになり、手の平で拭う。
上越茜:「あいつは……私たちが覚醒した時から、ずっと世話してくれたUGNエージェントを殺して」
上越茜:「FHへと出ていったの」
観月 慧:「…そう、なんだ」
上越茜:「それからずっと、私とあいつは、殺し合いを続けてる……」
上越茜:「カイルには言えない。クレアにも……私は支部長だから」
観月 慧:「ふぅん…じゃあさ」
観月 慧:「ボクには、言える?」
上越茜:「え………」
上越茜:小さくしゃくりあげる。「だ……駄目よ。あなたには、何も関係ないもの」
観月 慧:「ボクと茜さんは同じUGNの仲間だし、今は一つの事件のために協力してる」
観月 慧:「関係なくなんてないよ…それに」
観月 慧:弱弱しく立ち上がり、茜の額をつく
観月 慧:「…さっきはボクの話を聞いてくれたからね」
観月 慧:「おあいこだよ」
上越茜:「う…………」
上越茜:つかれて、背後にへたりこむ。
上越茜:「ダメよ……絶対、駄目なんだから」
上越茜:俯いて「…………ごめん」
観月 慧:「んぅ…じゃあね」
観月 慧:茜の隣までよろよろと歩き、そのまま座り込む
観月 慧:「…二人が戻ってくるまで、もうちょっと時間、あると思うから」
観月 慧:「こうしててあげるよ」
観月 慧:茜に寄りかかる
上越茜:「……わたし、3つも年上、なのに……」
観月 慧:「…お母さんがね、よくこうしてくれたんだ」
観月 慧:「だからって、別にこういうのに歳の差とかないと思うよ」
上越茜:「ごめん。……ごめんなさい……」
上越茜:その場で、静かに泣く。
上越茜:消え入るように「……………あり、がと……」
観月 慧:手を後ろに回し、軽くたた…こうとして、やめる
観月 慧:「…こっちこそ、ありがと、ね」
GM:では、シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能です。
上越茜:観月さんへのロイスを 感謝:/羞恥:◎ に変更
GM:羞恥!
上越茜:恥ずかしい! 顔がまともに観れない!
上越茜:購入するのはもちろん応急手当。なぜならそれも彼女にとっては特別なものだからです。
上越茜:あ、いや。
上越茜:アルティメイド服にしよう。
上越茜:最後のリーダーズマーク使用。紡ぎの魔眼を重ねて
GM:観月さんに着せて楽しむつもりですな。
上越茜:アルティ執事服とか・・・?
GM:そっちか!
上越茜:やめよう。ポンコツ支部長は俺の望む所ではない。
GM:はい。
観月 慧:茜さんのロイスのP感情を信頼:○、N感情を不安に変更します
上越茜:7dx+8
DoubleCross : (7R10+8[10]) → 8[1,4,5,7,7,7,8]+8 → 16
上越茜:クソァ!
GM:信頼!
上越茜:このポンコツ女が!!
上越茜:不安にされた!
GM:難易度20には届かずだ。
上越茜:こんなに脅威たっぷりだったのに。
観月 慧:未来が不安なのよ…
観月 慧:じゃあ私もアルティメイド服で…
観月 慧:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 7[4,6,7]+1 → 8 → 失敗
観月 慧:駄目!以上!
GM:む、残念。
GM:では、改めてシーン終了です。
セッション6日目
GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーはカイル。
GM:茜さんと観月さんも登場可能です。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:77->80)
クラリッサ=ガーネット:でます!
クラリッサ=ガーネット:登場可能って言われてないけどいいのかな
GM:あ、このシーンでは「Eロイス:悪意の伝染」が使用されており、シーンの途中までクラリッサは登場することができません。
クラリッサ=ガーネット:!?
GM:レネゲイド的ななんらかの力がクラリッサがこの場所に来ることを阻害しており、途中で迷子にさせてしまうのです。
観月 慧:登場します
観月 慧:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+3[3] → 72
GM:このシーンはヴェガに言われた通りに明きアルデバランへと向かうシーンになります。
GM:明きアルデバランの教団施設前。
GM:教団の前では相変わらず、警察やマスコミ関係者が張り込んでいるようだ。
GM:今のところヴェガの姿はない。
カイル・A・カンテミール:「クレア?クレアよ!どこだ!」
カイル・A・カンテミール:キョロキョロ探してます。はぐれてしまったか。
GM:そう、クレアの姿もない。
観月 慧:「おかしいね…ついさっきまでいたはずなのに」
観月 慧:手当された首を隠すように白いスカーフを巻いている
カイル・A・カンテミール:「今度はクレアと一緒に行くと約束したのだが。ううむ」
カイル・A・カンテミール:「クレア!どこに――」
GM:と、そこで教団施設の扉が開き、高間翔馬が現れる。
GM:マスコミや警察たちの対応のためであろうか。
カイル・A・カンテミール:「――む」
観月 慧:「…見て、導師様だ」
GM:『集まった人々はクラリッサ=ガーネットが導師を殺害する姿を目撃する』
GM:そんな彼に近付いていったのは一人の少女――クレアだ。
観月 慧:「………あれ?」
カイル・A・カンテミール:「なんだと?クレア」
GM:高間翔馬はクレアの方を見る。
GM:クレアは凶悪な笑みを浮かべると、懐からナイフを取り出す。
GM:そして、それを高間翔馬の体に突き刺す。
クラリッサ=ガーネット:「死ね、ですッ!」
カイル・A・カンテミール:「……ほう」 観察する。
観月 慧:「…!」瞬き三回視界を切り替え、目を凝らす
GM:観月の目にもクレアが彼を刺した場面が映る。
観月 慧:《蝙蝠の耳》及び《熱感知知覚》。クラリッサから人間らしい体温や心音は見聞きできますか?
GM:そうですね。クラリッサからは人間のもののような体温や心音を感じ取ることはできる。機械や従者などではない。
GM:さらにクラリッサはその場にうずくまる高間翔馬へと火炎瓶めいたものを投げ落とす!
GM:クラリッサの足元で高間翔馬の体は一気に炎上する!
カイル・A・カンテミール:「おお。周到だな」
観月 慧:「んー………」
高間翔馬:「ああああああ!?なんで……ボクが……こんな……」
カイル・A・カンテミール:「……!」
カイル・A・カンテミール:「すべてが」
カイル・A・カンテミール:「幻覚ではない、か!」 駆け出す。
警察:「現行犯だ。あの少女を捕らえろ!」
カイル・A・カンテミール:何かで消火してもいいですか?
カイル・A・カンテミール:だめなら、人の波に阻害されます。
GM:消火するものがあればいいよ!
GM:警察たちは一斉にクラリッサへと殺到する!
カイル・A・カンテミール:とりあえず学ランを脱いで燃えてる人に駆け寄り、それで叩く。
カイル・A・カンテミール:「地面を転がれ!死にたくなければ!」
カイル・A・カンテミール:「水も何もないなら消火に一番向くのはそれだ。やれ!」
カイル・A・カンテミール:「さっさとしろ!“菅生桃”!」
高間翔馬:「あ……あ……」男は刺し傷が深いのか力なくうなだれるのみだ。
カイル・A・カンテミール:火傷も顧みず“高間翔馬”をひっつかみ、強引に地面を転がす。
クラリッサ=ガーネット:「やってやった、です」
GM:クラリッサはオルクスのエネミーエフェクト《見えざる道》を使用して姿を消し、シーンから退場する。
観月 慧:「あっ…」
観月 慧:((しまった、直ぐに取り押さえるべきだった…!))
観月 慧:そう考えると同時に、高間の消火に加わる
GM:同時に「Eロイス:悪意の伝染」の効果も解除されます。
GM:クラリッサはいつでもシーンに登場可能だ。
クラリッサ=ガーネット:わーい
クラリッサ=ガーネット:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+9[9] → 86
クラリッサ=ガーネット:間違えました。87だったので侵蝕は96
カイル・A・カンテミール:「――慧も手伝ってくれんか!犯人の方はひとまず捨て置け!」
カイル・A・カンテミール:「まずは此奴を助ける!」
カイル・A・カンテミール:「あと」
観月 慧:「はいはい、次は何?」
カイル・A・カンテミール:「……クレアも手伝ってくれ!」
カイル・A・カンテミール:そっちに目を向ける。
クラリッサ=ガーネット:「なにがあった、ですか?」
カイル・A・カンテミール:「なに、趣味の悪い出し物よ」
警察:「クソ!犯人を見失った!どこに……」
警察:「……!」
警察:「少女がいたぞ!確保しろ!」
GM:警察たちはクラリッサの方に一斉に向かう。
カイル・A・カンテミール:「……と話している場合ではないか」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさま、はぐれるなんてだらしない、です。」
クラリッサ=ガーネット:「!?」
クラリッサ=ガーネット:警察が一斉に向かってくるのに気付き、驚いている
観月 慧:「…あーもう、しょうがないなあ」
観月 慧:トン、とジャンプし、クレアと警官隊の間に着地する
カイル・A・カンテミール:「説明は後だ。このまま捕まってもつまらぬ」
カイル・A・カンテミール:「慧よ!足止めは頼んだぞ!」」
カイル・A・カンテミール:その間にクレアちゃんをお姫様だっこして教団施設の中に走ります。
観月 慧:「はーいはい、みんなちょっと落ち着いてね」
警察:「高間翔馬への傷害および殺人未遂で逮捕させてもらう!」
GM:警察たちはクレアを取り囲もうとする。
観月 慧:《炎の理》
観月 慧:クレアを取り囲もうとした警官たちの前に小さな火を生じさせる
警察:「少年!その少女を庇うのならば、キミも罪に問われるぞ!」
警察:「うわっ、熱い!だめ!」
クラリッサ=ガーネット:「えっ、えっ?」
クラリッサ=ガーネット:警察とカイルさまの顔を交互にキョロキョロ見ている。
GM:炎に怯え、警官隊は思うように進むことができない!
カイル・A・カンテミール:「はははは!クレアを守って罪に問われるならそれも良い!」
カイル・A・カンテミール:「だが、無実の罪を着せられるのはなんとも釈然とせぬ。すまんな!」 駆け抜ける。
観月 慧:「…いいよ。どうせ、余罪でいっぱいだ」カイルに聞こえないよう、ぼそりとこぼす
観月 慧:「…ボク、こういう大人な役回りは似合わないと思うんだけどな」
クラリッサ=ガーネット:「???」
カイル・A・カンテミール:「すまんなクレア。後ほどちゃんと説明してやるゆえ」
カイル・A・カンテミール:教団本部の扉は蹴り開けられますか?
GM:鍵がかかっていたりするわけではないので、判定なしで入ることは可能です。
クラリッサ=ガーネット:「……」 しばらく考え込んで、
クラリッサ=ガーネット:お姫様抱っこしているカイルさまの腕にギュッと抱きつく
カイル・A・カンテミール:「……うむ!」 それを見て笑みをこぼしたあと、
カイル・A・カンテミール:扉を蹴り開けて中へ転がり込みます。
カイル・A・カンテミール:「クレア!扉を閉めよ!」
クラリッサ=ガーネット:すぐさまスカートの中からハート群が出てきて扉を閉める!
クラリッサ=ガーネット:ハート群は鼓動が早くなっている。
GM:では、ここで一度シーン終了!
GM:シーンの終了時にノイマンのエネミーエフェクト《疑心暗鬼》が使用されます。
カイル・A・カンテミール:なんだって
GM:クラリッサはこのシナリオの間、「種別:コネ」のアイテムを使用できなくなります。
クラリッサ=ガーネット:ひい
GM:殺人罪なんて犯してしまうとコネに頼ることもできなくなるのです。
カイル・A・カンテミール:なんてことだ
GM:a,
GM:あとはロイスの取得や感情変更、購入がある人はどうぞ。
クラリッサ=ガーネット:アルティメイド服
従者:5dx+0>=20
DoubleCross : (5R10+0[10]>=20) → 9[2,4,5,7,9] → 9 → 失敗
カイル・A・カンテミール:アルティメイド服かな。
カイル・A・カンテミール:5dx+2=>20
DoubleCross : (5R10+2[10]>=20) → 6[2,2,2,2,6]+2 → 8 → 失敗
カイル・A・カンテミール:全然ダメ!以上です。
観月 慧:えーと、じゃあアルティメイド服
観月 慧:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 8[4,4,8]+1 → 9 → 失敗
観月 慧:駄目!以上
観月 慧:そういえばクレアちゃん応急手当使います?
クラリッサ=ガーネット:あっ、使う!
クラリッサ=ガーネット:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+12[7,5] → 13
観月 慧:じゃあすれ違いざまにポケットかどこかに忍ばせた感じで
上越茜:イケメン・・・
クラリッサ=ガーネット:以上です!
カイル・A・カンテミール:「クレアよ」 ドアが閉まった後、声をかける。
カイル・A・カンテミール:「お前は戯れに人を刺し殺したり、燃やしたりしたいと思うか?」
クラリッサ=ガーネット:「?」
クラリッサ=ガーネット:首を横に振る
カイル・A・カンテミール:それを見て破顔する。
カイル・A・カンテミール:「うむ、うむ!」
カイル・A・カンテミール:「大丈夫だ。順番に我が説明してやろう」
クラリッサ=ガーネット:「……カイルさま。」 ギュッとつかむ
カイル・A・カンテミール:クレアの頭を撫でながら、静かに話しだす。
カイル・A・カンテミール:「我が見たのは――」
クラリッサ=ガーネット:静かに聞く
GM:では、改めてシーン終了です。
MF**
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは観月さん。
GM:他のPCも登場可能です。
GM:アッシュ・レドリックが観月さんに連絡をしてくるシーンになります。
観月 慧:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+2[2] → 74
GM:他の3人はどうします?
カイル・A・カンテミール:時系列的には、今のシーンのあとですよね
GM:ですね。
カイル・A・カンテミール:じゃあ出ないかなー。分断してしまった。
上越茜:ちょっと様子見で。
上越茜:アッシュさんと話が終わってから出よう
GM:場所は……どこがいいですかね。一度支部に戻って茜に報告がてら話をしましょうか。
観月 慧:え、教団本部の方はほっぽって大丈夫ですかね!?
観月 慧:中に突入されたりしません?
観月 慧:派手に暴れつつ警官隊を引き付ける感じにしましょうか?
GM:教団内では信者たちがクレアとカイルを探し回ってはいますが、今のところは大丈夫でしょう。
GM:あと、たぶん警官隊は捜査令状がないと建物の中に入れないとかそんなんです。
観月 慧:なるほど
観月 慧:じゃあ警官を撒きつつ、支部に引き上げてきた感じで
GM:あれが公共施設とかだったら話は別だったのに……。
GM:では、支部に戻ってきた観月さんのもとに連絡が入る。
観月 慧:「と……と、と」支給品の方の携帯電話を取り出す
GM:キミの上司のアッシュ・レドリックからのようだ。
観月 慧:「あー、ア…ウ、うん…よし」
観月 慧:「はい、観月です」着信に応じる
アッシュ・レドリック:「調査の方は順調かね?」高貴さと陰謀臭さを兼ね合わせたような声。
観月 慧:「…はい。先日本部に現れた男と似た連中に襲われました」
観月 慧:「"明きアルデバラン"の関与は間違いないかと」
アッシュ・レドリック:「そうか。やはり手がかりはそちらにあったというわけだな」
アッシュ・レドリック:「しかし、どうも不必要な情報まで調べ上げようとしているようだな、観月くん?」
観月 慧:「…と、言われますと?」
アッシュ・レドリック:「キミたちが改革派の内情まで知る必要は一切ないぞ」
観月 慧:「………」
アッシュ・レドリック:「事件の調査に何か関わっているとでも言うのかね?」
観月 慧:「…いえ、どうやら調査の方向が少しズレていたようです」
観月 慧:「こちらの支部のエージェントには私から忠告しておきますので」
アッシュ・レドリック:「……キミは」
観月 慧:「はい」
アッシュ・レドリック:「キミは今後UGN内で出世するつもりはあるか?」
GM:しばし考え込むようにした後にアッシュはそう言う。
観月 慧:「………」
観月 慧:「私は、世の人のために働ければ、それで」
観月 慧:「それが評価され、出世に繋がれば、勿論嬉しくは思います」
アッシュ・レドリック:「……そうか。ならば、私の知っていることを話しておこう」
アッシュ・レドリック:「今回の件、私の思っている以上に大きな事態になっているのかもしれん」
アッシュ・レドリック:「UGNの内部にも政争、というものはある。それは分かるな?」
観月 慧:「それは、承知しています」
観月 慧:「…ということは、まさか」
アッシュ・レドリック:「さて、キミの予測がどこまで合っているものか」
アッシュ・レドリック:「改革派は様々なしがらみから、ある一時だけでもUGN内での発言力を強化する必要に迫られたのだ」
アッシュ・レドリック:「そこで考え出されたのが、紛争地域での活動で話題となっていたNGO団体を利用することだ」
観月 慧:「………その、NGO団体というのは」
アッシュ・レドリック:「高間翔馬という男の所属していたものだ。紛争国の平和をどうこうと謳ってな」
アッシュ・レドリック:「現地のガイドと偽ったUGNエージェントを派遣し、危険地域へと誘導させる。彼らが銃弾の一発でも浴びればそれでよかった」
観月 慧:「一発では…済まなかった、と?」
アッシュ・レドリック:「ああ。事態は私の想像以上に大きくなった。テロ事件。日本での報道。世論の激化」
アッシュ・レドリック:「私はチャンスは逃さん主義だ。改革派の支持を集めるために利用できるだけは利用させてもらった」
観月 慧:ぎり、と奥歯を噛みしめる
アッシュ・レドリック:「当初の計画は逸れる形にはなったが、概ね期待通りの成果だった。本部であの自爆テロ紛いの事件が起きるまではね」
観月 慧:「火の粉が降りかかったので、腰を上げたと?」
アッシュ・レドリック:「ああ。私の命を狙うような者がいるとは思えなかった」
アッシュ・レドリック:「あの高間翔馬という男では私まで情報をたぐることはできまい」
アッシュ・レドリック:「それに、現地で活動させたあのエージェント——ヴェガ・鷹羽・ルカーンも映像通りならば死亡している」
アッシュ・レドリック:「……私が知っている情報はここまでだ。この情報はキミの好きにしたまえ」
観月 慧:「…はい。ではお言葉通り」
観月 慧:「好きにさせていただきます」
アッシュ・レドリック:「不穏……」
観月 慧:「では失礼します」そのまま一方的に通信を切る
GM:通信は切られる。
上越茜:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 6[6]+83 → 89
上越茜:「観月!」
上越茜:息せききって駆けこんでくる。
観月 慧:「………」
観月 慧:「あ、茜さん…」
上越茜:「どうしたの、何があったの?」
上越茜:「さっき、クレアが高間を刺したとかカイルが警察に追われてあの教祖の所に逃げ込んでるとか……」
観月 慧:「ああ、うん。大体その通りなんだけど…」
上越茜:「……」手に持っている携帯を見る。「誰かから連絡?」
観月 慧:「…そんなとこ」
上越茜:「あー、うーん」「……っと……」「その……」
上越茜:「私が聞くと、まずい話だった?」
観月 慧:「いや…なんだろう」
上越茜:若干、挙動不審気味
上越茜:観月さんの目が割と見れない。
観月 慧:「…うん、"好きにしたまえ"って言ったのはあっちだもんね」
観月 慧:「ね…こっちばっかりで悪いんだけど」
観月 慧:「また、ちょっと…話、聞いてくれない?」
上越茜:「え……あ、その……それは、うん……」 らしくもなく、返事が窮している。
上越茜:「あっと……ごめん、ちょっと待って。」
観月 慧:「あ……うん。ボクの方こそ、ごめん。いきなり…」
上越茜:つかつかと、壁際に向かって歩いていく。
上越茜:そのまま、かるーく、あくまで自分の頬を叩いて目を覚ます要領で、壁にかるーく、かるーく、額をぶつける。
上越茜:が
上越茜:づん!!!
上越茜:「…………」
観月 慧:「ッ!?」
上越茜:なんということでしょう
上越茜:あんなに綺麗だった支部のビルに
上越茜:蜘蛛の巣状のデコレーションが。
上越茜:匠の技だ。
上越茜:「……うん、よし」
上越茜:額を離し、かるく額をさすって観月さんに振り向く。
上越茜:「ごめん、落ち着いたわ。2シーン前の醜態は忘れて」
観月 慧:「あ、うん。よくわかんないけど、忘れる」
上越茜:「それで、どうなってるの? カイル達も……それから今の電話も」
上越茜:「分かってることは全部教えて。正直、結構ややこしくなってると思う」
観月 慧:「えっと…」
観月 慧:「…教団拠点のビルの前でカイル君と様子を見ていたら、中から高間導師が出て来て」
観月 慧:「その彼を途中ではぐれたクレアちゃん…に"見える"何者かが刺して、火をつけた」
観月 慧:「そいつは直ぐに姿を消したけど、その後で…またクレアちゃんが来て」
観月 慧:「大騒ぎになった。カイル君は後から出てきたクレアちゃんと拠点の中に」
観月 慧:「ボクは群がる警官の目を引く囮役…を終えて戻って来たとこ」
観月 慧:「倒れた高間…こっちも"そう見えてる"だけかもしれないけど、彼の生死はどうなってるかわからない」
上越茜:「……慧の目から見て、そのクレアに、何かおかしな点はあった?」
観月 慧:「ごめん、今はちょっと自分の目は信じられないかな」
観月 慧:「でも、ボクもカイル君も、周りの人も先に出てきた方のクレアちゃんと後から出てきたクレアちゃんは」
観月 慧:「同じ姿に見えていたのは確かだよ」
上越茜:「なら、同じ現象と見ていいわね」
上越茜:髪を軽くかき上げる。
観月 慧:「…で、ここからはさっきの通信の話だけど」
上越茜:やや苛立ち気味に、不作法なびんぼうゆすりする。
上越茜:「ええ。誰からの?」
観月 慧:「ボクの上司」
上越茜:「うわ」
観月 慧:「UGN中枢評議員のアッシュ・レドリック様だよ」
上越茜:「このタイミングで? あなたに手を引けとか、そういうのじゃないでしょうね」
観月 慧:「まあ、クギは刺されたけど、色々教えてくれたよ」
上越茜:「関わりがあったの? 」
観月 慧:「うん」
観月 慧:「…今回の火種は、ボク達の方だよ」
上越茜:「どういうこと?」
観月 慧:「正確には、改革派…」
上越茜:「……観月。言いにくいのは分かるけど」
観月 慧:「大丈夫。ちゃんと言える」
観月 慧:「あのクロドヴァでの事件は、元はUGN内部での発言力を高めるために仕組まれたものだったんだ」
上越茜:「!」
観月 慧:「それで狙い通りになったのはいいけど、本部で襲われたことでほっとくこともできなくなったみたい」
上越茜:「………………」
上越茜:「馬」
観月 慧:「…馬鹿みたいだよね。悪い奴を取り締まるために悪いことをするなんてさ」
上越茜:「っっっっっっっ鹿じゃないの…………!」
上越茜:真横に拳を振るう。風圧で、壁のヒビが更に匠の技に。
上越茜:「ってか、本部が襲われた? あいつらで?」
上越茜:初耳の情報だ。
観月 慧:「あれ?そっちに話…いくわけないか。言ってもなかったし」
上越茜:「アッシュが居る場所でしょう? そこらの宗教法人が、恨み辛みで突きとめられるものじゃない」
上越茜:「…………語った言葉が的中する、巫女……」
観月 慧:「そう
観月 慧:「そう。それに、さっきの件の仕掛け人は他ならぬ身内だからね」
上越茜:「どういうこと?」
観月 慧:「クロドヴァの貿易商、その正体はUGNエージェント…」
観月 慧:「さっき、資料見てたでしょ?ヴェガ・鷹羽・ルカーンだよ」
上越茜:「ああ……」
上越茜:「ああ! そうか……」
上越茜:「今は、当のヴェガが『あちら側』にいる……」
上越茜:「うちの馬鹿みたいに、取り込まれた? それで利用された復讐に加担……理には敵うけれど」
観月 慧:「…ただ、やっぱりクロドヴァで何があったのかはわからないよ」
GM:というわけで、最後の情報収集項目が出現します。
GM:・ヴェガ・鷹羽・ルカーンの動向、およびその計画について〈情報:UGN〉〈情報:軍事〉難易度14
上越茜:あっ結構高い
上越茜:リーダーズマーク使いきった……
観月 慧:とりあえず振ってみていいでしょうか
上越茜:どうぞどうぞ
GM:どうぞどうぞ。
観月 慧:情報:UGNで
観月 慧:3dx+3>=14
DoubleCross : (3R10+3[10]>=14) → 5[1,4,5]+3 → 8 → 失敗
観月 慧:財産が…一点足りない…
上越茜:い、いちたりない・・・
カイル・A・カンテミール:登場します。
カイル・A・カンテミール:といっても教団本部にいるので、事前に調べていた体。
GM:ぐ、足りない。
GM:カイル!?
上越茜:待て、支部長パワーを見せてくれる!
カイル・A・カンテミール:む、ならば茜を待とう。
上越茜:紡ぎの魔眼で侵蝕+1、ダイスは7個だ
上越茜:7dx+3
DoubleCross : (7R10+3[10]) → 10[2,4,4,8,10,10,10]+10[1,9,10]+8[8]+3 → 31
観月 慧:支部長パワー爆発
GM:す、すげえ!?
上越茜:クレア!
カイル・A・カンテミール:全部承知のうえで動いてたムーブをしたかったが、ダメだったかw
カイル・A・カンテミール:引き下がろう。
上越茜:クライマックス戦闘は頼んだぜ!
クラリッサ=ガーネット:どういういみだろう
カイル・A・カンテミール:ドッジ代行しかできんがな!
上越茜:というわけでオラーッこの支部長様の前に情報出せーッ(ゲシゲシ)
GM:しょうがないにゃあ
GM:クロドヴァでNGO団体の日本人たちとともに紛争に巻き込まれて命を落とした彼はレネゲイドビーイング“星詠”と出会った。
GM:“星詠”は「Eロイス:愚者の契約」と、その効果によって対象に取得させるソラリスのエネミーエフェクト《蝕む声》を使わせ、対象の語る言葉を耳にした人間たちにその言葉が真実だと完全に誤認させる力を持つ。
GM:ヴェガはその力により、自らを高間翔馬だと偽り、会見を見た多くの日本国民をEロイスとエネミーエフェクトの対象として、何も映っていないテープをテロ事件の映像だと錯覚させた。
GM:彼の最終的な目的は周囲にはクロドヴァ人にしか見えないように認識させた信者たちに爆弾テロを起こさせ、改革派の計画を乗っ取る形で日本を戦争に引きずり込むことである。
GM:教団の施設内に信者たちにも立ち入りが禁じられていた部屋があり、爆弾はそこで製造されている可能性が高い。
GM:情報は以上です。
GM:今後、施設内の爆弾製造ルームに向かうことでクライマックスフェイズに突入することが可能になります。
GM:次のシーンがクライマックス前最後のシーンになる気がするので、突入する前にそこでカイルたちと合流してもいい。
上越茜:OK!
上越茜:端末を見て。「……丁度、調査結果が来たわ。例の映像が、見えるか、見えないか」
上越茜:「キーになっているのはテロ映像本体じゃなくて、その前。高間の会見を、見てるかどうか」
観月 慧:「…会見の方?」
上越茜:「それに触れてるかどうかで、結果が変わる。ただ、観月は違うのよね」
観月 慧:「うん。見たのは録画だったし・・・」
上越茜:「だけど……今の話で、仮定は立つわ」
上越茜:「この仕掛人はヴェガ。彼は改革派のエージェント、貴女の同僚だったんでしょう?」
観月 慧:「う、うん。といっても、彼のことは今回初めて知ったんだけど」
上越茜:「だったら、あなたは別口で、洗脳元と接触していたんじゃない?」
観月 慧:「…そうか。うん」
観月 慧:「もしかしたら、あの本部襲撃の時、彼もどこかにいたのかもしれない」
上越茜:「ともかく、危険よ。この規模・深度の影響力……ただのオーヴァードじゃありえない」
観月 慧:「…どうしよう、あの二人、今は敵の真っただ中にいる」
上越茜:「十中八九、ジャームが関わってる。ヴェガか、高間か、それともあの女の子か……」
上越茜:「急ぐわよ、慧!」
観月 慧:「うん!」
GM:では、シーン終了!
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能です。
上越茜:応急手当!
上越茜:紡ぎ魔眼!
上越茜:7dx+3
DoubleCross : (7R10+3[10]) → 10[2,2,3,6,7,7,10]+6[6]+3 → 19
上越茜:get!
GM:た、高い!
上越茜:使って良いですか?
観月 慧:bunannnioukyuuteate
GM:構わない!
観月 慧:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[3,4,10]+1[1]+1 → 12
観月 慧:kaeta
上越茜:2d10+34
DoubleCross : (2D10+34) → 13[7,6]+34 → 47
上越茜:まだだ! まだ癒せる!
観月 慧:HP高いなあ
GM:それでは改めてシーン終了です。
観月 慧:あ、その前に固定ロイスのアッシュをN感情表にしてタイタスにします
観月 慧:以上
GM:おお、了解でアッシュー!?
上越茜:以上だぜ
MF**
GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーはクレア。
クラリッサ=ガーネット:96+1d10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+3[3] → 99
GM:カイルも同時登場です。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:80->88)
GM:茜と観月はあとから登場だ。
GM:では、教団施設内に飛び込んだカイルとクレア。
GM:信者たちはクレアのことを探し回っており、どこかに身を隠すためには判定が必要となるだろう。
GM:〈回避〉か〈知覚〉で難易度は8だ。どっちか1人が成功すればOKです。失敗すると酷い目に遭ってもらう。
カイル・A・カンテミール:なんてことだ
クラリッサ=ガーネット:知覚かなぁ
クラリッサ=ガーネット:侵蝕でダイスが2個増えたので3つ振ります。
クラリッサ=ガーネット:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 5[1,4,5] → 5 → 失敗
GM:あ、一応この判定はドッジ扱いなので、ドッジに使えるエフェクトは使用可能です。
クラリッサ=ガーネット:だめ!
カイル・A・カンテミール:!
カイル・A・カンテミール:ならば我に任せよ。《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》でドッジ判定します。
カイル・A・カンテミール:セットアップがないとダイスが増えないのだけど、問題なかろう
カイル・A・カンテミール:6dx7+5=>8
DoubleCross : (6R10+5[7]>=8) → 10[1,2,3,4,5,7]+1[1]+5 → 16 → 成功
カイル・A・カンテミール:全然回らないけど成功!
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:88->91)
GM:おお、さすがだ。
GM:では、カイルは導師殺しの犯人としてクレアを探し回る信者たちの目を容易にかいくぐることができるでしょう。
GM:クレアちゃんは危ない。
クラリッサ=ガーネット:物音を立ててしまって信者に見つかったりしています。
カイル・A・カンテミール:ドジっ子!
信者:「足音が聞こえたぞ!あっちか!?」バタバタと走る音。
GM:足音は徐々にキミたちの方に近付いてくる。
クラリッサ=ガーネット:「!」
クラリッサ=ガーネット:「ううっ……ごめんなさい、です。」
カイル・A・カンテミール:「いかんな。話してなんとかなる相手であろうか?」
カイル・A・カンテミール:「考えてみればヴェガの事やら何やら、もろもろ話を聞きに来ただけであるし。事情を説明すれば……」
信者:「ウオー!殺せー!」
GM:物騒だ!
カイル・A・カンテミール:「む、これはダメそうだぞ!」
クラリッサ=ガーネット:「あ、ダメそう、です。」
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんを再びお姫様抱っこします。適当な小部屋を探す!
カイル・A・カンテミール:「捕まるのはともかく、殺されるのは面白くない。クレアよ!隠れるぞ!」
クラリッサ=ガーネット:「です!」 おとなしくカイルさまの腕に飛び乗って運ばれる。
信者:「虐殺がしたい!俺は虐殺をするために教団に入ったんだ!」
カイル・A・カンテミール:「……捕まるとかなり面白くなさそうだぞ!」 逃げる!
GM:それでは、キミたちは近くの小部屋に滑り込む!
GM:どうやら倉庫か何かのようだ。
GM:雑多な物も多い。この場所ならばしばらくは身を隠すことができそうだ。
クラリッサ=ガーネット:「……」 誰もいないのを確認
クラリッサ=ガーネット:「……あのっ、カイルさま。」
カイル・A・カンテミール:「うん?」
カイル・A・カンテミール:身を潜めていたが、パンパンと埃を払って立ち上がる。
クラリッサ=ガーネット:「その、さっきは……」 ごにょごにょ
クラリッサ=ガーネット:「ありがとう、です。」 徐々に小さくなる声で
カイル・A・カンテミール:「む、どうした。抱き上げてしまったのが気に入らなかっ……」
カイル・A・カンテミール:「ふふふふ。なんだ、そんな事か」
GM:では、そこで。
GM:そんなキミたちの前に白い和装の少女が現れる。
GM:レネゲイドビーイング専用エフェクト《ファーコンタクト》を使用して出現させた星詠の分身体だ。
星詠:「こんにちは、クラリッサ」
クラリッサ=ガーネット:「!」 ビクッ
クラリッサ=ガーネット:「ほ、星詠」 振り返って星詠がいたことに気付く
星詠:「そんなに怯えなくて、いい」
星詠:「インタビューに来たの。テレビの、ニュースみたいな」
クラリッサ=ガーネット:「?」 首をかしげる
クラリッサ=ガーネット:パチパチとまばたきをして、
星詠:「この世界にあなたの味方は、一人もいない。あなたの言葉は、誰も信じてはくれない」
星詠:「それって、どういう気持ちかしら」
星詠:「今のあなたの気持ち、私に聞かせて?」
クラリッサ=ガーネット:「……」 星詠の質問を黙って聞いている。
カイル・A・カンテミール:「ふむ」 横で腕組みしてじっと話を聞いている。
カイル・A・カンテミール:「対話は重要だ。人と人との分かり合いだ」
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。思ったままを言うがいい。我がついている」
カイル・A・カンテミール:クレアの肩に片手をそっと置いて、動向を見守る。
GM:星詠は首をかしげて不思議そうにカイルを見る。
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃんだけみんなと同じもの見えない、すごく怖い、です。」
GM:星詠は嬉しそうにその言葉を聞いている。
カイル・A・カンテミール:「……星詠よ。なぜ喜ぶ?」
カイル・A・カンテミール:「クレアは怖れておる。悲しんでおる。それを聞いて何故喜ぶのだ?」
星詠:「私、人間に興味があるの」
GM:顔の向きだけを変えてカイルを見る。
星詠:「だからたくさん食べたのだけど、ちっともお腹がいっぱいにならなくて」
星詠:「それがね、この子のおかげでようやく満たされそうなの。だから、すごく嬉しくて」
カイル・A・カンテミール:「クレアのおかげ、だと……?」
星詠:「さあ、続けて、ちょうだい、クラリッサ」
クラリッサ=ガーネット:「星詠、いじわる、です。」 眉間にしわをよせて星詠をにらむ。
クラリッサ=ガーネット:にらんでも反応が返ってこないので、ひと呼吸置いて、再び話し始めます。
星詠:「いじわるじゃ、ないわ。私はあなたのこと、もっと知りたいの」
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃんの言うこと、カイルさまは信じる、言ってました。」
星詠:「……信じる?」
クラリッサ=ガーネット:コクリとうなずく。
星詠:「それは、なぜ?あなたの話す言葉なんて、何一つ真実じゃない、のに?」
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃんも、分からなかった、です。」
星詠:「分からない?」
クラリッサ=ガーネット:「本当はもう、クレアちゃんも自分の見たもの、信じられなかった、です。」
GM:星詠は忌々しそうな顔でクレアを睨みつけている。
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃん、自分のことも信じられてなかった、です。」
クラリッサ=ガーネット:「でも、それでもカイルさまは。」 黙って話を聞いていたカイルさまの顔を見上げる。
カイル・A・カンテミール:黙って話を聞いている。
カイル・A・カンテミール:じっとクレアを見ていた。目が合う。
クラリッサ=ガーネット:目が合って、カイルさまに向かって静かに微笑む
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃんも、カイルさまがいてくれて良かった、です。」
星詠:「なに、それ」表情がひきつる。
カイル・A・カンテミール:「ふふふ。星詠よ、少し誤解しておったようだな」
カイル・A・カンテミール:「クレアは我の可愛い護衛よ」
カイル・A・カンテミール:「毎朝起こしにきてくれる。朝ごはんを作ってくれる」
カイル・A・カンテミール:「学校の帰りは迎えに来てくれる。我といつも一緒にいてくれる」
カイル・A・カンテミール:「クレアの味方は一人もいない?誰もクレアの言葉を信じぬだと?」
カイル・A・カンテミール:「あのような三文芝居で!我の、クレアへの信頼は揺るがぬぞ!」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまにギュッと体を寄せている。
カイル・A・カンテミール:ぽんぽんとクレアの背中を叩き、抱き寄せる。
星詠:「だめよ!違う!そんなのは間違っている!折角!」
星詠:「折角、もう少しで満たされそうだったのに!もう少しで、人間を理解できそうだったのに!」
クラリッサ=ガーネット:「……星詠?」
クラリッサ=ガーネット:スカートの中からハート群が出てきて、星詠との間に浮かんで牽制している。
カイル・A・カンテミール:「……星詠よ!貴様の事も見捨てるつもりはない!」
カイル・A・カンテミール:「人を理解したいのならば、このような胡乱な行いはもうやめよ」
カイル・A・カンテミール:「我やクレアがそばにいよう。ヒトを理解する手助けをしよう!共に来い!」
GM:声を荒げた星詠は、うずくまって吐き気を押さえるかのように手で自分の口元を押さえる。
GM:彼女の口からは白い光めいたエネルギー体めいたものが溢れる。
GM:星詠は何度もえづき、そして笑い出す。
星詠:「たった1人、あなたの味方ができたくらいで何が変わる、クラリッサ?」
星詠:「69億9999万9999人は、今だってあなたの敵よ」
GM:その時、人が近付いてくる気配がある。
星詠:「ほら、あなたを捕まえに、人が来たわよ」
クラリッサ=ガーネット:「……」 星詠を悲しそうな目で見ている。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。そんなことはないぞ」
カイル・A・カンテミール:「確かに今は敵が多いかもしれぬ。それはヤツの言う通りかもしれぬが」
カイル・A・カンテミール:「ヒトは分かり合えるものだ。必ずな」
カイル・A・カンテミール:「謂れ無き罪ならば誤解をとこう。仲間を作ろう」
カイル・A・カンテミール:「憎しみではなく、愛を以って生きる。そのために我が居る。安心せよ!」
カイル・A・カンテミール:クレアを守るように一歩前に出る。
クラリッサ=ガーネット:ハート型従者の内の1つがカイルさまの頬をチョンチョンとつつき、カイルさまの周りを旋回する。
星詠:「愛?それで、戦争が、止められるのかしら」心底理解できないというような顔をする。
カイル・A・カンテミール:「止めている最中だ。アルデバランと我々との戦争をな」
クラリッサ=ガーネット:「『次こそ共に止める』」
クラリッサ=ガーネット:「……です!」
カイル・A・カンテミール:「――よくぞ言った」
カイル・A・カンテミール:「そういうことだ!」
星詠:「そう。あなたたち、2人で戦争を?」
星詠:「面白いのね」
上越茜:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 7[7]+91 → 98
観月 慧:74+1d10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+2[2] → 76
上越茜:「2人、じゃないわね」
上越茜:星詠の背後の壁に、キィン、と斜めの線が走る。
上越茜:更にもう一つ。更にもう一つ。三角形の軌跡が闇に走り、
上越茜:――そのライン通りに、切りぬかれた壁が外側から、蹴り飛ばされる!
星詠:「なぜ――」
カイル・A・カンテミール:「そうよ。二人ではない」 その壁を見る。
カイル・A・カンテミール:「待っておったぞ茜!よく我とクレアを見つけてくれた!」
観月 慧:「とりあえず、もう2人追加ね」茜に続き、部屋に侵入する
上越茜:差し込んだ光を背に、鎖鞭を鳴らして入ってくる。
上越茜:「あなたたちの声は、よく通るからね。流石は王族とその護衛って感じかしら」
上越茜:「サンキュ、慧。やっぱりハヌマーンが一人いると柔軟性が違うわね~」
観月 慧:「そう言われると、やっぱり嬉しいもんだね」
星詠:「どうして、誰も彼も……」
GM:壁がぶち破られた衝撃を受け、星詠の分身体は掻き消えていく!
上越茜:「戦争、ね。クロドヴァ出身のレネゲイドビーイングがそう言うの、嫌な予感しかしないわ……」
星詠:「ええ。戦争は、止められないわ。人がたくさん死んで、私はたくさん食べる。楽しみ、だわ」
GM:星詠はシーンから退場する。
観月 慧:「とりあえず退いてくれた…か。二人とも、大丈夫?」
クラリッサ=ガーネット:「支部長。観月さん。」
上越茜:「ハロー。全く、好き勝手動くんだから」軽くウィンクする
カイル・A・カンテミール:「すまぬが上層へ急ぎたい。ヴェガが言っておったのだ」
カイル・A・カンテミール:「“高間翔馬に接触してみる。ヤツには何か秘密がある”――とな」
カイル・A・カンテミール:「奴は我と一緒に来て欲しいと言っておった。」
カイル・A・カンテミール:「今頃は上で高間と何か話しておるかもしれん。急がねば!」
観月 慧:「その…あの」
観月 慧:「…茜さん、どうする?とりあえず行ってみるのも手だと思うけど」
上越茜:「ん。決まってるでしょ」
上越茜:「ここまで来たらとりあえず正面突破よ。真っ向から殴り抜けて」
上越茜:「叩くのよ。で、どうしようもない悪い奴だったら叩き潰す」
カイル・A・カンテミール:「お、おお……茜よ……」 少し怯えている。
カイル・A・カンテミール:「虐殺はいかんぞ。虐殺は」
クラリッサ=ガーネット:「いつもの支部長、です。」
クラリッサ=ガーネット:頼もしそうに支部長が話すのを見ている。
観月 慧:「どっちにしろ、叩くことは叩くんだね…」
上越茜:「失礼ね!?」
上越茜:『良いカイル。虐殺な無差別に蹂躙すること」
上越茜:「私は蹂躙するけど、ノット無差別」
上越茜:「イコール、ノット虐殺。オーケー? りぴーとあふたーみー?」
カイル・A・カンテミール:「ノット虐殺。アイムオーケー」
カイル・A・カンテミール:-暴れん坊支部長/上越茜/○信頼/脅威/ロイス
クラリッサ=ガーネット:「あっ、支部長。」
上越茜:「よしよし、良い子。……で、本題に映るけど」
上越茜:「ん、なに?」
クラリッサ=ガーネット:「あっ、クレアちゃんは後でいい、です。」 支部長に話を譲る
上越茜:「ん。そうね……結論から言うわ。敵の能力は、一度、『自分の声』を聞かせた相手に対する幻覚能力」
上越茜:「一度『掛ける為の声』を聞かせたら、以降は自由に幻覚を見させられるみたい」
カイル・A・カンテミール:「ふむ」
カイル・A・カンテミール:「その幻覚というのは、もしや、あれか?」
カイル・A・カンテミール:「我らが見えて、クレアだけが見えぬ。あれか」
上越茜:「そう。カイルや私はテレビの『会見』で。観月は恐らく直に使われてる」
観月 慧:「さっきのクレアちゃんの偽物も、同じカラクリだろうね」
上越茜:「で、クレアは上手いこと、その『きっかけの声』を聞かずにすり抜けてた。……んだけど」
上越茜:「さっきのクレアとの会話を見る限り、向こうがわざと外してたのかもしれないわね。それは分からないけど」
クラリッサ=ガーネット:「会見?」 首をかしげている。見た記憶がないのだ。
カイル・A・カンテミール:「まあ、あのまがい物はさすがに偽だと気づくがな」
カイル・A・カンテミール:「クレアが我に黙ってあのような真似をするわけがない。必ず我に相談する!」
上越茜:「で……容疑者は三人。星詠。高間。そしてヴェガ」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガだと?」
上越茜:「ヴェガがUGNエージェントだったってことは、カイルは知ってたわよね」
カイル・A・カンテミール:「うむ。我も大いに驚いたがな」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガは死んだ。そう見せかけて裏で動き、この不可解な事件の解決に向けて動いている……と」
カイル・A・カンテミール:「我はそう思っておる。違うのか?」
上越茜:「星詠は恐らくレネゲイドビーイング。NGOとか宗教法人を自分で立ち上げるとは思い辛い」
クラリッサ=ガーネット:「あっ、クレアちゃんが言おうとしたのもそのヴェガさんのこと、です。」
観月 慧:「…っていうと?」
クラリッサ=ガーネット:「ここに穴、空いてました。」 のどの部分を示す
クラリッサ=ガーネット:「血が出てて……クレアちゃんにだけ見えた、です。」
カイル・A・カンテミール:「左様。我にその穴は見えなかった」
クラリッサ=ガーネット:自分にだけ見えた、の部分は自信なさそうに言うが、カイルさまにも言ってもらえて表情を戻す
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんに頷く。
カイル・A・カンテミール:「自信を持つが良いクレア。我が護衛よ」 にっこりと笑って、頭を撫でる。
クラリッサ=ガーネット:おとなしく撫でられる。少し口元も緩む。
上越茜:「……慧。あなた、まださっきのレントゲン写真持ってる?」
上越茜:クレアの言葉に顔をしかめた。
観月 慧:「え?あー…ちょっと待って。急いでたから…」
観月 慧:ごそごそと鞄をあさる
観月 慧:「…あ、あったあった。置いてきてたかと思った」
観月 慧:封筒からレントゲン写真を取り出す
観月 慧:「ね、クレアちゃん。いきなりだし、そもそもわかりづらいと思うんだけど」
観月 慧:片手に1枚ずつ持って、クレアに見せる
観月 慧:「これ、同じに見える?」
クラリッサ=ガーネット:「?」 そのまま観月さんの取り出した写真を見ます。
クラリッサ=ガーネット:どう見えますか?
GM:クレアが2枚のレントゲン写真を見比べてみると分かることだが、日本にいた頃に撮られた高間翔馬のものと帰国してから撮った高間翔馬のものは骨格も歯型も大きく異なっている。
GM:素人目に見ても明らかに別人であることが分かるだろう。
クラリッサ=ガーネット:「違うガイコツ、です。」 率直に言う。
GM:さらに、帰国後の高間翔馬の写真には喉の骨の部分に大きな損傷が見られるようだ。
カイル・A・カンテミール:「我には――ふむ。全く同じにしか見えぬが」 後ろから覗き込んでいる。
カイル・A・カンテミール:「これも、幻覚の一部」
カイル・A・カンテミール:「そういうことか」
観月 慧:「やっぱり、か」
GM:高間翔馬は日本に帰国した時、既に誰かと入れ替わっていたとここから推測できる。
上越茜:「ありがとう、クレア。お陰で助かったわ」
上越茜:「高間は、ここに帰ってきていない……」
カイル・A・カンテミール:「待て。待て待て待て」
カイル・A・カンテミール:「ならばあれは誰だ。最初に話したあの高間は」
クラリッサ=ガーネット:「こっちは骨が壊れてる、です。でも壊れてなくても違うガイコツ、です。」 帰国後の方の写真を示す。
クラリッサ=ガーネット:帰国後の写真の、のどのあたりだ。
クラリッサ=ガーネット:「……ヴェガさんの首のけがと似てる、思います。」
観月 慧:「喉…ってこと、は」
観月 慧:「…つまり、ボク達が高間に見えていた男は」
上越茜:「なりすましていた。幻覚能力で」
上越茜:「ヴェガ・鷹羽・ルカーン。彼が、星詠と組んで」
上越茜:「この事件を、引き起こしている。そう考えるのが、自然よ」
カイル・A・カンテミール:「ふーむ」
カイル・A・カンテミール:「そうか。ヴェガか……」
カイル・A・カンテミール:「……そうか……」
観月 慧:「…あんまり、驚かないんだ」
カイル・A・カンテミール:しばらく無言になります。肩を落とす。
上越茜:「…………」目を細める。
上越茜:「それでも、やるしかないわ」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまに話しかけようと口を開いて、また閉じるのを繰り返している。
クラリッサ=ガーネット:手も出したり引っ込めたりしている。
上越茜:「慧。周囲を軽く走査してくれる?」
上越茜:「ネタは割れたわ。相手は催眠能力であって、隠蔽能力じゃない」
上越茜:「あの爆弾を作っている場所があるはず」
観月 慧:「…うん、わかった」
観月 慧:目を閉じ、聴覚に神経を集中する
観月 慧:施設の中の、様々な音が聞こえてくる中、目当ての場所を探る
上越茜:で、クレアの前に屈みこむ。
上越茜:「クレア」
クラリッサ=ガーネット:「!」 カイルさまの方ばかりみていたので、突然呼ばれてビクッとする
上越茜:「あなたが、どうしてカイルの護衛に選ばれたか、考えたことはある?」
上越茜:あ、ちなみにカイルからは少し離れた位置で話してるつもりです
カイル・A・カンテミール:こちらは相変わらず無言で肩を落としてます。その会話は聞こえていない。
クラリッサ=ガーネット:「?」
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんが、どうして選ばれたか……?」
クラリッサ=ガーネット:少し考えて、
クラリッサ=ガーネット:「……?」 首をひねる
上越茜:「護衛。ただ命を護るためじゃない。確かにカイルは危なっかしいけど、そこじゃないわ」
上越茜:「だいたい、純支援型同士をコンビにするのっておかしいでしょ」
クラリッサ=ガーネット:「護衛は護衛するのが仕事、違った、です?」
上越茜:「そうね。だけど、それは命だけじゃないわ」
上越茜:「心もよ」
クラリッサ=ガーネット:「心。」
上越茜:「カイルは、普段は迷わない。勇猛で、無謀で、まず行動するわね」
クラリッサ=ガーネット:それにはすぐにコクコク頷く。
上越茜:「でもクレアは、逆に少し引っ込み思案ね。色々と考えてるけれど、言葉にするのが苦手」
クラリッサ=ガーネット:少し間をおいて、ゆっくり頷く。
上越茜:「だけど……カイルは、本当に大事な所で、迷うわ。迷わざるをえない、そんな性質」
上越茜:「自分の命が掛かった場所でも関係なく躊躇う。彼には、その時が来る。それは決して弱さじゃない」
上越茜:「だから……そんな時、あなたは彼の代わりに動けるようになってほしいの」
クラリッサ=ガーネット:「あっ……」 言われて、今までのカイルさまの言動が思い返される。
上越茜:「それは私みたいな、割り切ってるエージェントには出来ないことよ。」
上越茜:「普段から一緒にいて、一緒に悩める子じゃないと駄目なの」
上越茜:「だから……今、どう動けば良いか、分かるわね? UGNエージェント、《スウィートハート》クラリッサ=ガーネット」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまと一緒に……」 小さくつぶやく
クラリッサ=ガーネット:「分かったかも、です。」
クラリッサ=ガーネット:顔をあげ、支部長の目をまっすぐ見て、答える。
上越茜:「よし」微笑む。「じゃあ、私はこれから行く道を掃除してくるから、がんばれっ」
クラリッサ=ガーネット:ハート型従者が飛び出してきて、ハート全体を震わせて支部長を見送る。
上越茜:立ち上がり、観月さんの所に行く。
観月 慧:「見つけたよ…聞き取った、が正しいけど」
観月 慧:「地下でせっせと作ってる。かなりの人数」
上越茜:「さっすが。……地下ね。お誂え向きだわ」
上越茜:「操られてるのは助けたいけれど……そういえばあの間抜け、まだ居るのかしら……」
観月 慧:「…さっき"見た"のが別人だといいんだけど」
観月 慧:「じゃ、ゴミ拾いしつつ先に行く?出来るだけ人のいないとこを通るけど」
上越茜:「どれの話?」
上越茜:「人のいない所……」
上越茜:「上に居る人間を、なるべく背後から昏倒させられるルートって選べる?」
観月 慧:「…がんばります」
上越茜:「貴女のそういう所が好きよ」
上越茜:親指を立てて笑う
観月 慧:「…!」カァ、紅がさす
観月 慧:「じゃ、じゃあボク達先に行くから、後から来てね!」カイルとクレアに声をかけ、部屋を後にする
カイル・A・カンテミール:少しだけ顔をあげる。無言でそれを見送ります。
クラリッサ=ガーネット:とことことカイルさまに近づき、近くの箱にちょこんと座る。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ」
カイル・A・カンテミール:「公子として。ヒトの上に立つ者として、褒められた事ではないが」
カイル・A・カンテミール:「我は今、悲しい。心が乱れている」
カイル・A・カンテミール:「いつものように動けぬ」
カイル・A・カンテミール:ヴェガが黒幕だったことが辛い――のではなく。
カイル・A・カンテミール:「奴が黒幕であるとして……何か思うところがあったとして……」
カイル・A・カンテミール:「奴は、親友であるはずの我に、何一つ打ち明けてはくれなかった」
カイル・A・カンテミール:「それがどうしようもなく悲しいのだ」
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:「友からの信頼すら得られぬ我に、何ができようか」
カイル・A・カンテミール:「母国の戦争など……止められるわけがない……」
カイル・A・カンテミール:黙りこむ。
クラリッサ=ガーネット:「……」
クラリッサ=ガーネット:座っている箱の上に乗って、
クラリッサ=ガーネット:「めっ、です。」 カイルさまのおでこをこつんと押す。
カイル・A・カンテミール:「ぬ」
クラリッサ=ガーネット:「ヴェガさんはカイルさまに秘密にしてたことあった、です。」
クラリッサ=ガーネット:「そしたらヴェガさんのこと、カイルさまは信じない、ですか?」
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:「……否。そんな事はない」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガは我の友だ。唯一無二の」
カイル・A・カンテミール:「何の理由もなくこんな事をするやつではない。何かしらの理由があり、大義があるはずだ。」
カイル・A・カンテミール:「我はまだそれを聞いておらぬ」
カイル・A・カンテミール:「ならばまだ、対話と理解の道は残されておる。そう我は信じておる」
クラリッサ=ガーネット:うんうんと嬉しそうに頷く。
クラリッサ=ガーネット:「……だれになんて言われても人を信じてる、です。それでこそカイルさま、です。」
クラリッサ=ガーネット:「いつもの、おひとよしのカイルさま、です。」
カイル・A・カンテミール:「おひとよしか」 くすりと笑う。
カイル・A・カンテミール:「……クレア」
クラリッサ=ガーネット:「はい、です。」
カイル・A・カンテミール:「我は毎日、同じ夢を見るのだ」
クラリッサ=ガーネット:「夢?」
カイル・A・カンテミール:「そうだ。戦争を止めようと思っても止められぬ。誰も我の話を聞いてはくれぬ」
カイル・A・カンテミール:「我は民に理解と愛を説くのだが。誰一人として聞いてはくれぬ」
カイル・A・カンテミール:「ついには我も言葉に詰まり、そして目覚める……」
カイル・A・カンテミール:「……朝、目を覚まして、いつも思うのだ」
カイル・A・カンテミール:「誰か一人でも“大丈夫。お前なら出来る”」
カイル・A・カンテミール:「“戦争を止められる”と言ってくれるヒトがいれば」
カイル・A・カンテミール:「あの夢の中でも、我は決して希望を見失わずに済むのに……とな」
カイル・A・カンテミール:こつん、と、箱に乗ったままのクレアに額を預ける。
クラリッサ=ガーネット:「大丈夫、です。」 そのまま、カイルさまの頭を撫でる。。
カイル・A・カンテミール:「……」 撫でられる。
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまはいつもみたいに、たくさんお話しする、です。」 撫で続けながら
クラリッサ=ガーネット:「いつもの『対話が重要』、です。」
クラリッサ=ガーネット:「……無茶しても優秀な護衛、います。大丈夫、です。」
カイル・A・カンテミール:「……うむ」
クラリッサ=ガーネット:「……カイルさまが戦争を止められるか、クレアちゃんにはわからない、です。」
クラリッサ=ガーネット:「でも、カイルさまと一緒に。」
クラリッサ=ガーネット:「一緒にがんばりたい、です。」 預けられたカイルさまの頭をぎゅっと抱きしめる。
カイル・A・カンテミール:「こんな我と」
カイル・A・カンテミール:「一緒にきてくれるか。クレア」
カイル・A・カンテミール:抱きしめられたまま顔をあげて、クレアの顔を見る。
クラリッサ=ガーネット:目が合い、嬉しそうに顔をにへっと崩す
クラリッサ=ガーネット:「……まったく、カイルさまはあまえんぼうさん、です。」
クラリッサ=ガーネット:「喜んで、です。」
カイル・A・カンテミール:ぎゅーっとクレアを抱き返したあと、
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:朝の布団をなんとか引き剥がすように、がばっと自分の身体を離します。
カイル・A・カンテミール:「――迷いは晴れた!」
カイル・A・カンテミール:「いま一度ヴェガと会い、対話する。」
カイル・A・カンテミール:「これより茜と慧のあとを追う。行くぞ、クレア!」
クラリッサ=ガーネット:2人の周囲を舞っていたハート群が集まり、融合して大きなハートになってクレアちゃんを掬い上げる
クラリッサ=ガーネット:「はい、です!」
GM:では、シーン終了!
GM:このシーンがミドル最後のシーンになりますので、ロイスの調整、アイテムの購入、使用などがあれば今のうちにしっかりとどうぞ。
上越茜:応急手当!
上越茜:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 6[2,4,6,6]+3 → 9
カイル・A・カンテミール:アルティメイド服。
カイル・A・カンテミール:5dx+2=>20
DoubleCross : (5R10+2[10]>=20) → 10[1,6,6,7,10]+7[7]+2 → 19 → 失敗
GM:即使ってもいいよ!
上越茜:使う!
カイル・A・カンテミール:おっ。財産を使います。2→1でゲット。
上越茜:47+2d10
DoubleCross : (47+2D10) → 47+12[9,3] → 59
GM:おお、とうとう念願のアルティメイド服を。
上越茜:全回復!
上越茜:カイル君もメイドに!
カイル・A・カンテミール:ドッジ代行型は固定値が重要だ・・・
上越茜:そう、固定値は大事だ・・・
クラリッサ=ガーネット:支部長にハードコートを
カイル・A・カンテミール:クレアちゃんへのP感情を慕情に変更。
カイル・A・カンテミール:で、Sロイスにしたいです。
クラリッサ=ガーネット:!!
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃんもカイルさまのロイスをSロイスにしていいでしょうか。
カイル・A・カンテミール:バカ王子なので好意とか純愛とかはまだ分からないけど、クレアと一緒がいいのだ。
上越茜:クレアちゃんは観月さんの応急手当もらっとかなくていい?
観月 慧:あげるよー
クラリッサ=ガーネット:やったー
クラリッサ=ガーネット:13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+8[4,4] → 21
従者:5dx+0>=9 ハードコート
DoubleCross : (5R10+0[10]>=9) → 9[4,5,7,8,9] → 9 → 成功
観月 慧:じゃあ無難に応急手当
GM:ギリギリ成功!
観月 慧:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[1,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
観月 慧:あれまあ
観月 慧:じゃ、これもクレアちゃんにあげよう
クラリッサ=ガーネット:ハート群が支部長に似合う良さ気なコートを持ってきてバサッと被せて去っていった。
カイル・A・カンテミール:GM、Sロイス指定はいいですか?
クラリッサ=ガーネット:やったー!
クラリッサ=ガーネット:21+2d10
DoubleCross : (21+2D10) → 21+6[5,1] → 27
クラリッサ=ガーネット:全快
GM:Sロイス、オーケーですよ!
上越茜:ハートすごい
カイル・A・カンテミール:よかった。じゃあさっきの通りクレアちゃんへの感情を変更してSロイス指定します。
クラリッサ=ガーネット:-護衛対象/カイル・A・カンテミール/庇護:○/依存/Sロイス
GM:キミたちは!
クラリッサ=ガーネット:こちらは感情の変更はありませんが、今までの護衛としての気持ちとは違う何かができました。
GM:違う気持ち!
クラリッサ=ガーネット:なんだろう
GM:愛ですよ!
GM:では、改めてこのシーンは終了します。
GM:次はいよいよクライマックスだ!
上越茜:ヤッター!
上越茜:侵蝕がきつい!
クライマックス-01
GM:全員登場で、シーンプレイヤーはカイル!
クラリッサ=ガーネット:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+7[7] → 106
観月 慧:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+8[8] → 84
上越茜:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 1[1]+91 → 92
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:91->101)
カイル・A・カンテミール:む、超えてしまったか。
GM:一気に上がりましたね。
GM:教団施設内の地下にある一室。
GM:そこでは、機械工場めいたプラントが次々と爆弾を作り続けている。
GM:果実のように無数の爆弾が並ぶ光景はまるで植物園か何かのようだ。
GM:ヴェガ・鷹羽・ルカーンは白い和装の少女と手を繋ぎ、その機械の端に腰掛けている。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「よお。よくここが分かったな」
上越茜:「……タチの悪いユーモアだわ。クロドヴァ流かしら」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「人払いはしておいたぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「信者どもから巻き上げた金で用意した生産工場だ。大したもんだろ?」
観月 慧:「急に人が移動し始めたから、何事かと思ってたけど」
上越茜:「有難い限りね」
上越茜:「そのまま、そこのレネゲイドビーイングごと、UGNに身柄を預けてくれると」
上越茜:「とても助かるのだけど」
観月 慧:「そうそう。それにお仲間なんだよね?」
観月 慧:「…"だった"、だったりする?やっぱり」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「残念ながらそういうわけにはいかないな。ここで捕まっちまっちゃあ、長い時間をかけて準備をしてきた意味が無い」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、そっちのお嬢ちゃんはUGN本部で会った時以来だな。もっともその時はもう俺の姿は見えちゃいなかったろうが」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あんたこそ、俺を倒す理由があるのかい。ケイ・ミツキ?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「もし何かが違えば、今頃あんたが俺の立場だったかもしれないんだぜ?」
観月 慧:「でも今は、君が"そっち"でボクは"こっち"だ」
観月 慧:「いくらウジウジしてたってね、人殺しをする奴を目の前にしてじっとしてられるほど」
観月 慧:「情けなくはなりたくないんだ、ボク」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、どうあってもやる気かい。まあ、そりゃそうだよな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「やり合うにしてもここじゃマズイだろ?別の場所に移動しようぜ」
観月 慧:「あと、一つ訂正。外国の人にはよく間違えられるけどね、"ミツキ"じゃなくて"ミヅキ"だよ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ミヅキ、ミヅキな。日本人の名前ってのはややこしいよな。俺も苦労したぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「この建物の屋上なら誰も来ないだろう。ついてこいよ。案内するぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「もしあんたらのチェーンや弓矢がかすりでもしたら一気に大爆発だからな。……ドカン!ってな」
上越茜:「……そうね。あなたの親友も、そろそろ来る頃だし」
GM:キミたちを先導してエレベーターの方へ歩き出そうとしたヴェガは不意に足を止める。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……カイル」
カイル・A・カンテミール:その視線の先に現れる。
カイル・A・カンテミール:当然、クレアも一緒だ。
上越茜:「話は屋上で、ってさ。カイル」
上越茜:「それで良い?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「日本の警察は優秀だと聞いていたんだが、あっさり取り逃しちまったみたいだな」クレアを見て言う。
カイル・A・カンテミール:「ふふ、ふ!」 思わず吹き出す。
カイル・A・カンテミール:「むしろ日本の警察もまだまだよな。あんな三文芝居に引っかかるとは」
クラリッサ=ガーネット:大きなハート型従者に乗ってふよふよ浮かびながら黙っている。
カイル・A・カンテミール:堂々とエレベーターへ向かいます。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「三文芝居と来たか!見抜けるお前がどうかしてんだよ」
GM:ヴェガは先に立って歩き出す。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『誰も私たちの姿を見ることはできない』
クラリッサ=ガーネット:星詠の様子をちらっと見る。
GM:途中、教団内で何人か信者たちとすれ違うが向こうがこちらに気付く様子はない。
カイル・A・カンテミール:「あれも貴様の脚本か、ヴェガ。だとしたら全くもって情けない」 その中を平然と歩く。
カイル・A・カンテミール:「この事件が終わったら色々と観劇に連れ回して、脚本の基礎というものを教えてやる。覚悟せよ」
GM:星詠はヴェガと手を繋ぎ、表情を変えずに歩いている。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「こいつの能力が効いていないお嬢ちゃんが事件に関わってきたからな、ちょうどいい頃合いだと思ったのさ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「この教団もそろそろ潮時だったからな」
GM:エレベーターの扉が開き、ヴェガはその中に乗り込む。
カイル・A・カンテミール:「事情は茜や慧から聞いた。だが、解せぬ事もある」 エレベーターに乗り込む。
上越茜:「やはり、アイデアはあなたが発案なのね」
カイル・A・カンテミール:「日本を戦争に引きずりこむ。その意図を聞かせよ」
カイル・A・カンテミール:「正当性があるならば。貴様の意図に我が共感したならば」
カイル・A・カンテミール:「我は、貴様に協力しても良い。」
カイル・A・カンテミール:断言する。
クラリッサ=ガーネット:ふよふよと浮かんだままエレベーターに乗っていく。カイルさまをじっと見ている。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そう。俺一人で戦争の火種を撒いたのさ。大したもんだろ?」茜に答える。
GM:全員が乗り込むとエレベーターは上昇し始める。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そうだな。その質問の答えは2つある」カイルに言う。
上越茜:「…………」勘弁して欲しいなー、とカイルの言に苦笑する。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「まず1つはこいつの里帰りだ」星詠の頭を荒っぽく撫でながら言う。
観月 慧:「里帰り…?」
観月 慧:「つまり…日本生まれのRBが、クロドヴァに?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。こいつのことはクロドヴァの谷底で見つけた」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だが、元々はこの国で大昔に神と呼ばれていたものの1つさ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「この日本って国も大昔から戦争をしてたそうだ。海の外の国とだって争うこともあった」
カイル・A・カンテミール:「うむ。まあ、日本に限った話ではないがな」
カイル・A・カンテミール:「人類の歴史は戦いの歴史よ……それで?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。で、そんな時この国では祈願のために神を作り、ともに船に乗せたそうだ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「その神ってのは、木像だったり、画だったり、“それ以外”だったりしたらしい」
カイル・A・カンテミール:「その一角、一柱が、それか。」
カイル・A・カンテミール:「星詠。」
クラリッサ=ガーネット:「それ以外?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そう。こいつは戦争でクロドヴァに連れて来られ、置き去りにされた神……いや、神と呼ばれていたものだ。だからこんな格好をしているのだろうよ」
GM:星詠は表情を変えずに黙っている。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「で、まあ、そうなったら生まれた国に帰らせてやらにゃあならんだろう?」
観月 慧:[
観月 慧:「まあ…わからなくはないよ」
カイル・A・カンテミール:「帰らせればよかろう。なぜ戦を起こす?」
カイル・A・カンテミール:「まるで戦の中でしか生きられぬ。そう言っておるように聞こえる」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「戦の神が、戦を連れて帰ってきただけの話さ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「これが一つ目の答えだ」
カイル・A・カンテミール:「良い。続けよ、ヴェガ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「二つ目は」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「戦争を利用してやるためだ」
カイル・A・カンテミール:「……」 ヴェガを見ている。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「家族も友人も恋人も俺自身も」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「みんな戦争に利用されて死んだ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だから今度は俺の番だ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「戦争が起きれば信者はもっと増える!次の教団でいくらでも金は稼げる!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「俺が起こした戦争だ!俺が戦争を利用して、コケにして、貪り尽くしてやるのさ!」
上越茜:「…………」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前も俺と来い、カイル」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「2人でクソッタレな戦争とやらをバカにしてやろうぜ」
カイル・A・カンテミール:「ふうむ、成程。そういう事か」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「協力するだろう?お前と俺なら、できる。また昔みたいによ……」
カイル・A・カンテミール:ヴェガのロイス感情をP表からN表にします。悔悟が表。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……カイル?」
カイル・A・カンテミール:「協力は」
カイル・A・カンテミール:「できぬ。ヴェガよ」 頭を下げる。
カイル・A・カンテミール:「すまなかった。我はずっとお前と一緒にいたが」
カイル・A・カンテミール:「そんな思いに気づく事すら出来なかった」
カイル・A・カンテミール:「そこまで思いつめていたとは。こうなるまで気づけぬとはな。」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そうかい。残念だ」
カイル・A・カンテミール:「……我は常々言っておっただろう。憎しみではなく愛を以って生きよと」
カイル・A・カンテミール:「仮に我らが手を組んだとして。その戦から生まれる憎しみはどうする?誰が背負う?」
カイル・A・カンテミール:「やめよヴェガ!戦は何も生まぬ。戻ってこい!」
カイル・A・カンテミール:「憎しみしか生まぬ!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「愛、か」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「それで戦争が止められたか!?止められなかったじゃねえかよ!お前にはよ!」
GM:エレベーターが屋上に着き、扉が開く。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……もうじきだ。ここで作られた爆弾をくくりつけたクロドヴァ人が都内のあちこちでテロを起こす手筈になっている」
GM:ヴェガは屋上へと踏み出しながら話す。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「もちろん実際にテロを起こすのは日本人だがね」
観月 慧:「…お得意の幻術ってわけね」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そういうこと。頭のいい女は好きだぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「もしそうなればもはや次の戦争を止める術はない」
上越茜:「だけどそれも、あなたたちを倒せば、止められる」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「カイル、お前の言う愛とやらも何の役にも立たない」
カイル・A・カンテミール:「否。これが第一歩だ」
カイル・A・カンテミール:「この戦を止める。止めてみせるぞ!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「倒す?俺たちを?」嘲るように言い、ヴェガは振り返る。
クラリッサ=ガーネット:ふよふよと浮くハート型従者に乗ったまま、カイルさまの傍に寄りそう。
GM:屋上から見える空は不快になるような曇天だ。
上越茜:じゃらりと鎖を伸ばす。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「さっきも言ったろう?こいつの力は神の力だぜ?」
観月 慧:ウェポンケースを展開する
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、そういやお前にだけはずっとこいつの力を使いそこねてたな。おかげで苦労させられた」クレアに言う。
上越茜:「個人で出来る事なんて、限界があるわよ」
クラリッサ=ガーネット:座っている大きなハートから小さいハートの群れが分裂して周囲を旋回し始める。
上越茜:「神だから何? あなたたちは二人は、二人でしかない」
上越茜:「——憎悪で生きる人間より、愛で生きる人間の方が」
上越茜:「強いに、良いに、決まっているでしょう?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「分かってるとも。人一人の力で戦争を止めることはできないし、引き起こすことだって出来やしない」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だが、こいつの力だけは別だ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『戦争だ。この国でも戦争が始まった』
GM:ヴェガの裂けた喉から溢れ出た白い光が、星詠の口へと吸い込まれていく。
GM:その瞬間、周囲で異変が起きる。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『空を爆撃機が飛び交い、戦車が地を覆う』
GM:遠くの空から聞こえてくるのは飛行機の音。そして、爆弾が投下される音だ。
上越茜:「…………ッ!」
GM:建物の周囲にいた警察やマスコミたちはその光景を見て一斉に逃げ惑う!
クラリッサ=ガーネット:「!!」 思わず空を見上げる
観月 慧:「……………」
上越茜:頭を押さえる。幻覚だ。それは分かっている。分かっていても、止められない!
カイル・A・カンテミール:クレアの手を握る。
上越茜:「イカれてる……紛争地帯のオーヴァード……戦争の申し子……!」
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。戦争が起きれば、これは現実になる」
クラリッサ=ガーネット:「……カイルさま。」 手を握り返す。
カイル・A・カンテミール:「ヒトが焼ける臭いがするぞ。家を焼かれた子供がそこらで野垂れ死ぬぞ」
クラリッサ=ガーネット:「戦争は起こってない、です。現実、違います。」
GM:なお、警官隊のトループは星詠のDロイス神格の効果によって戦闘不能になります。
上越茜:いたのかよ!
カイル・A・カンテミール:「うむ。まだ起こっておらぬ」
カイル・A・カンテミール:「これを現実にさせぬ為にも、止めねばならぬ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そら、危ないぞ。いつまでもそんなところにいたら」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『お前たちも爆弾に当たってしまう』
GM:キミたちの頭上に爆弾が落下してくる!
GM:ヴェガは「Eロイス:愚者の契約」と《蝕む声》を再び使用します。
カイル・A・カンテミール:「我に力をくれ。クレア!」
GM:対象はカイル、クレア、茜、観月の4人。4人は〈意志〉判定で対抗することができ、もし全員が判定に失敗した場合は爆撃を受けて死亡します。
カイル・A・カンテミール:「こんな戦を。現実にしてはならん!」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの手を握り返す。
観月 慧:首に巻いていたスカーフと包帯を、一気に剥ぎ取る
GM:また先に効果を受けていなかったクレアだけは今のタイミングで何か1つエフェクトを使用しても構いません。
観月 慧:一片の白が、風に乗り、焼けた空高く昇っていく
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんには見えてない、です。」 爆弾が降ってくるのが見えるが、震える声でカイルさまに伝える。
クラリッサ=ガーネット:!
クラリッサ=ガーネット:セットアップの《ブラッドモード》を使用してもいいでしょうか!
GM:構いません!
クラリッサ=ガーネット:では使用!同じエンゲージの任意のキャラクターの達成値を-16!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「今度こそ嘘を吐いたな、お嬢ちゃん。あんたにもあの焼けるような炎がしっかりと見えるはずだ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「さあ、これが戦争だ、カイル!俺を利用した戦争を!今度は俺が利用してやるのさ!」
クラリッサ=ガーネット:×《ブラッドモード》 ○《ブロックモード》
クラリッサ=ガーネット:侵蝕106→108
GM:《蝕む声》の判定をします!
GM:12dx+5
DoubleCross : (12R10+5[10]) → 10[1,2,2,2,5,5,6,8,9,9,10,10]+4[3,4]+5 → 19
クラリッサ=ガーネット:「見えない、です!」
GM:Dロイス潜入者の効果で達成値を+5する!
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの手を再び強く握る!
カイル・A・カンテミール:意志判定をするぞ!
クラリッサ=ガーネット:オートアクションで《リモートブラッド》を使います。
上越茜:達成値8か……
GM:マイナスを受けて達成値は8!全員〈意志〉判定を!
カイル・A・カンテミール:7dx+1=>8
DoubleCross : (7R10+1[10]>=8) → 8[2,3,3,3,7,7,8]+1 → 9 → 成功
観月 慧:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 9[3,5,9,9] → 9 → 成功
カイル・A・カンテミール:勝利!
観月 慧:負けてられない
上越茜:5dx>8
DoubleCross : (5R10[10]>8) → 10[1,2,3,6,10]+4[4] → 14 → 成功
クラリッサ=ガーネット:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[5,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功
カイル・A・カンテミール:素で勝ってる・・・こわ・・・
GM:キミたちの目の前で爆弾は炸裂し、凄まじい爆炎がその身を包む!
クラリッサ=ガーネット:「……っ!」 思わず目をつぶってしまう!
上越茜:目を見開き、真正面から爆風を浴びる。
観月 慧:切り替えた視界が真っ赤に染まる
カイル・A・カンテミール:クレアの手を握り、爆風を受ける。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ははははは!どうだ!これがこいつの力だ!日本だけじゃない!いずれ全ての国がこの光景で塗り替えられる!」
カイル・A・カンテミール:「否!断じて否だ!」
上越茜:「————へえ」
カイル・A・カンテミール:「……UGNと我が居る限り、そうはさせぬぞ。ヴェガ!」
上越茜:「随分と牧歌的な光景ね。この程度の花火で、随分と嬉しそうじゃない」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「何……!?」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさま……!」 その言葉に、閉じていた目を開く。
観月 慧:「これぐらいならね」傷がほぼ癒えた首を撫でる
カイル・A・カンテミール:無傷で現れる。
上越茜:爆炎を、鎖鞭が切り裂く。問答は済ませた。ここからは戦闘だ。
観月 慧:「さっき、もっと熱いのをもらったから」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「こいつの力は、間違いなくお前たちに効いていたはずだ……!それが、なぜ!」
GM:爆炎が晴れ、屋上の風景が戻ってくる。
上越茜:「もと本部エージェントなのに、そんなことも分からない?」
GM:そこにはもう爆撃機も戦車も見当たらない。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「何だと……!?」
上越茜:「たとえあなたの幻覚が絶対でも、それを信じ込まされたとしても」
上越茜:「たかだか爆撃程度で、私は断ち切れない。——私は《グリンカムビ》。過去現在未来における、最強の鞭の名」
上越茜:「そして……私たちはUGNよ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「くっ……!いいだろう、だったら直接この手で始末するだけだ!俺とこいつの力でな!」
上越茜:「堕ちた全てに屈さない為に。どうしようもない暴虐に抗うために或る存在」
上越茜:「”絶対の暴力”なんてものを信奉した時点で、あなたも、あなたが見下す盲目の狂信者と何も変わらないのよ。ヴェガ・鷹羽・ルカーン!」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガよ」
カイル・A・カンテミール:「我はまだ理解の道を諦めてはおらぬ。だからこそ、今は戦うぞ」
クラリッサ=ガーネット:握っていたカイルさまの手を離し、宙に浮くハート型従者の上で体勢を立て直す。
カイル・A・カンテミール:クレアの暖かさを名残惜しみながら、ぐっと手を握る。
カイル・A・カンテミール:「全力で殺しに来い!我が友よ!」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさま。」 離れ際に小さく、カイルさまの耳元で
クラリッサ=ガーネット:「……信じてくれてありがとう、です。」
カイル・A・カンテミール:「……こちらこそ」
カイル・A・カンテミール:「ありがとう。クレア」
カイル・A・カンテミール:それだけ言って、前を向く。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「いいだろう。始めようじゃないか、俺とお前の戦争を」
観月 慧:「…なんで"琴"じゃなくて"牡牛"かは知らないけど」ケースから取り出した弓を、ヴェガと"星詠"に向ける
観月 慧:「今は二人とも、ボクにとっては赤星"アンタレス"」
観月 慧:「…色々言える立場じゃないけど、一思いに射貫かせてもらうから」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……それじゃあ最後に聞いておこうか、ケイ・ミヅキ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「もしお前が今の俺の立場になっていたとしても、俺と同じことをしなかったと本当に言えるのか?」
観月 慧:「そんなことしたら」
観月 慧:弓の周辺に、風が巻き始める
観月 慧:「…お母さんと、天国のお父さんに」
観月 慧:「…顔向けできないじゃないか」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「天国の、ね。まあ、だったらお前とも殺し合いだな」
観月 慧:「だから、ボクがボクである内は」
観月 慧:「"しなかった"って言うよ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、そうかい。いい覚悟だ」
観月 慧:((…"してない"とは…言えるのかな…))苦笑しながら、矢の準備をする
GM:ヴェガはサングラスに手をかけ、投げ捨てる。
GM:ジャームの力で願いを叶え続けた代償として光を失った白い目が露わになる。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「さあ、勝負だ!カイル!」
カイル・A・カンテミール:「——うむ。これもまた相互理解の道よ」
カイル・A・カンテミール:「来い!ヴェガ!」
GM:では、今日のセッションはここまで!
GM:最後にマスターシーンっぽいものを挟んで終わりましょう。
クライマックス-1.5(マスターシーン)
GM:都庁前。
GM:腹部に特殊な爆弾を抱えた男が建物の前に立ち、その建物を睨む。
信者:「……救済の時は来たれり」
GM:その日本人の男は周りの人たちからは褐色肌の外国人にしか見えない。そういう“暗示”だ。
GM:クロドヴァ人の男は都庁へと進み出ようとした。
GM:その眼前に立ちはだかったのは、シンプルなシャツとジーンズにサイズの合わないぶかぶかのコートを羽織った男だ。
上越雫:「さて、可愛い妹のためだ。一肌脱ぐとしようじゃないか」
GM:男はコートを翻しながら身軽に跳躍すると、膨大な熱を伴った暗黒の球体を手のひらから放つ。
上越雫:「生憎、力任せに薙ぎ払うのは得意分野でね」
GM:爆弾をくくりつけていた男の体は一瞬で溶解する!
上越雫:「次は皇居か。……ん、僕以外にもう一人?ああレドリック卿か。じゃあ、そっちの方は彼に任せておこうかな」
上越雫:「大方、事態が急すぎて自分以外に動かせる人員がいなかったんだろうな。ああ、面白い」愉快そうに笑う。
上越雫:「さてと、このままのペースでいくとたぶんすぐに撃ち漏らしが出ちゃうだろうから」
上越雫:「それまでの間にしっかり頼んだよ、茜」
GM:雫は周囲のものを消し飛ばしながらディメンジョンゲートを開くとその中に姿を消し、次のポイントへと向かった。
GM:マスターシーンっぽいもの終了!
上越茜:ヤッター!
クライマックス-02
GM:ヴェガはキミたちを見据えたまま口を開いた。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『白い獣が現れ、逆らう者たちを喰い殺す』
星詠:「私、人間を、知りたいの。だから、たくさん食べる」
GM:星詠の体が白い糸のようにほどけていく。
GM:そして、それが再び一つの形へと紡がれ、巨大な白い獣の形を成していく!
GM:白い獣は透き通るような甲高い声で鳴く!
GM:その名状しがたい雄叫びはキミたちの体内のレネゲイドをも昂ぶらせる!
GM:衝動判定だ!〈意志〉で難易度は9!
上越茜:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,2,4,4,7,9] → 9
上越茜:ジャスト!
カイル・A・カンテミール:7dx+1=>9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[1,2,5,5,6,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
上越茜:92+2d10
DoubleCross : (92+2D10) → 92+15[10,5] → 107
カイル・A・カンテミール:余裕!
観月 慧:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[1,4,5,8] → 8 → 失敗
カイル・A・カンテミール:101+2d10
DoubleCross : (101+2D10) → 101+10[8,2] → 111
観月 慧:む
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+10した(侵蝕率:101->111)
観月 慧:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+11[1,10] → 105
観月 慧:間違い、元が84なので95です
クラリッサ=ガーネット:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 8[2,3,8]+1 → 9 → 成功
クラリッサ=ガーネット:ほっ…
クラリッサ=ガーネット:108+2d10
DoubleCross : (108+2D10) → 108+11[8,3] → 119
クラリッサ=ガーネット:高い
カイル・A・カンテミール:「口にした事が真実になる」
カイル・A・カンテミール:「いや、真実になると“誤認させる”か――良い」
カイル・A・カンテミール:「ならば我も言ってやる!」
カイル・A・カンテミール:「我らは勝利する!そしてお前たちも殺さぬ!」
カイル・A・カンテミール:「黙殺し、叩き潰すための勝利ではなく。平和のため、対話の為の勝利だ!」
カイル・A・カンテミール:雄叫びに臆さず、吠える!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、テメエにできるかよ、カイル!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前がこんな極東の島国まで来て手に入れたものは、そんなガキ1人か、カイル?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「俺が手にした力を見せてやるよ!」
カイル・A・カンテミール:「おお、見せてみよ。全力で来るがいい」
カイル・A・カンテミール:「茜も、慧も、そしてクレアも!我とは比べ物にならぬほど強いぞ。ふふふふ!」
カイル・A・カンテミール:「我は弱いが。しかし、お前を止めてみせよう!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「抜かしやがれ!」
クラリッサ=ガーネット:「……」 宙に浮く大きなハートに乗ったまま、黙ってヴェガさんを見つめている。
GM:白い獣が甲高い声で吠える!
観月 慧:「………」弓を持つ手の首を、もう片方で確かめる
観月 慧:「あぁ、もう、誰もかれも…」
上越茜:「あはは、オトコノコって感じねー。嫌いじゃないけど」
観月 慧:「煩いなァ」
観月 慧:誰にも聞こえぬ程の、しかしハッキリとした呟き
観月 慧:「そんなに叫ばなくてもわかるからさ…」
観月 慧:「早いとこ始めようよ」
上越茜:「——警戒すべき相手を間違えたら、一瞬でもっていくわよ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「一瞬でカタが付くのはそっちの方さ。さあ、始めるぞ、星詠」
GM:それでは戦闘開始だ!
カイル・A・カンテミール:きやがれ!
GM:エネミーはヴェガと星詠の2体。行動値はヴェガが15で、星詠が10。
GM:2体とも同エンゲージで、キミたちのエンゲージからの距離は5メートル。
GM:そして、もし3ラウンド目の終了時までにエネミーを倒しきれなかった場合。
上越茜:どうなる
GM:ダラダラと自爆テロの対処をしている上越雫は普通に標的の取り逃しを出してしまうので、大惨事が発生することになります。
カイル・A・カンテミール:あの野郎ww
上越茜:そっちかよ!
上越茜:クソ兄貴!
観月 慧:あいつから先に血祭りにあげようぜ!
GM:国際情勢や都市機能に大ダメージだ。
上越茜:むしろ兄貴が
クラリッサ=ガーネット:無慈悲なバッシングがお兄さんを襲う
上越茜:テロを始末する時に都市機能を巻き込みそう
カイル・A・カンテミール:ああ・・・巻き込みそう
カイル・A・カンテミール:あっ巻き込んじゃった、まあいいや、くらいのノリで
GM:その辺はアッシュ・レドリックがそばで必死に阻止しています。
上越茜:アッシュー!
観月 慧:上手いこと被害を抑えつつ巻き添えになってくんねぇかな…
GM:上司に対して辛辣!
GM:というわけで、それまでになんとか頑張って敵を倒してください。
カイル・A・カンテミール:我は回数制限付きドッジ代行というクソザコキャラなので、アタッカーに任せよう。
GM:それではラウンド進行を開始しましょう。
クラリッサ=ガーネット:はーい
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアッププロセスから。
カイル・A・カンテミール:《得意領域》。RCダイスを+6。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:111->114)
クラリッサ=ガーネット:コンボ「ミルフィーユ」。《血の戦馬》+《ブロックモード》。侵蝕119→124
クラリッサ=ガーネット:従者が消滅。ラウンド間、同エンゲージの任意のキャラの達成値を常に-16。さらに《コウモリの羽根》の効果で常時飛行状態になります。
GM:エネミーは2人とも何もなし。
上越茜:《苛烈なる火》! 攻撃力+9、HP5消費。
観月 慧:無し
GM:セットアップの演出がある人はどうぞ!
クラリッサ=ガーネット:周りを漂っていた小さなハート群がカイルさまの周りを一周旋回した後、大きなハートに融合していく。
カイル・A・カンテミール:既に話術でその場の空気を支配している。
上越茜:鎖は既に抜いている。
カイル・A・カンテミール:「さあクレアよ。我らは弱いオーヴァードであるが」
クラリッサ=ガーネット:宙を浮く大きなハートに足をぶら下げながら腰かけている。
カイル・A・カンテミール:「精一杯やろうではないか。我らにできることを!」
クラリッサ=ガーネット:「はい、です!クレアちゃん一緒にがんばる、です!」
GM:では、セットアップは終了。
GM:次にイニシアチブプロセス。
クラリッサ=ガーネット:コンボ「エクレア」。《異形の転進》でエンゲージします。
クラリッサ=ガーネット:侵蝕124→131
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃんの乗ったハートが宙を滑り、ヴェガと星詠の上空に陣取る。
クラリッサ=ガーネット:乗っているハートから小さなハートが分裂し、2人の周りに漂い始める。
GM:それではまずは行動値15のヴェガの番から。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「さっき、星詠の力を邪魔したのはお嬢ちゃんだな?だったら、お前から先に始末させてもらうとするかな」
GM:マイナーはなし。
GM:メジャーで《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《言葉の刃》+《封じ手》+《無限の腕》+《コンセントレイト:ノイマン》を使用してクレアを攻撃します。
カイル・A・カンテミール:うげー
上越茜:絶対交渉攻撃だと思った
GM:あっ、あと《領域調整》もだ!
GM:では、命中判定いきます。
GM:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,2,4,4,5,5,6,7,7,8,9,10,10,10]+10[5,5,5,6,6,8,10]+5[3,5]+5 → 30
クラリッサ=ガーネット:えーっと、これ当たるとどうなるんだろう
GM:ダメージと、あとバッドステータスの重圧が入ります。
クラリッサ=ガーネット:重圧…!
GM:というわけで達成値は-16されるので
GM:14か!キツイな!
クラリッサ=ガーネット:ドッジしてみるです
カイル・A・カンテミール:やばいなブロックモード・・・w
クラリッサ=ガーネット:5dx+1>=14
DoubleCross : (5R10+1[10]>=14) → 10[2,2,5,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
上越茜:このくらいの経験点代だと地獄のようだ
カイル・A・カンテミール:!
GM:普通に避けた!
観月 慧:おおー
カイル・A・カンテミール:クレアちゃん助けてかっこいいところ見せるつもりが!
カイル・A・カンテミール:「……クレア!気をつけよ、来るぞ!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『軍用ヘリが現れ、機銃の掃射を開始する』
GM:プロペラ音を鳴らしながら突如ヘリがクレアの眼前に降下!機銃の雨がクレアを襲う!
クラリッサ=ガーネット:「……!」 下のヴェガを警戒していたところで思わぬ攻撃が!
クラリッサ=ガーネット:ハート群がヘリに向かって行き、妨害する。
クラリッサ=ガーネット:乗っているハートがヘリの後ろに回り込み、機銃を回避していく。
GM:ハート群にまとわり付かれると、軍用ヘリは次第にその輪郭を失い消滅していく!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「チッ、思ったよりも厄介だな、このガキ!」
クラリッサ=ガーネット:「カ、カイルさま。ありがとう、です……。」
上越茜:「いいわよ、クレア! やるじゃない!」
カイル・A・カンテミール:「明日の朝、我を起こすという大任があるのだからな。万が一があっては困る。ふふふ」
クラリッサ=ガーネット:ハートに悠然と座っているように見えるが、よく見ると両手は思い切り座っているハートを握りしめている。
クラリッサ=ガーネット:腕はぷるぷると震えている。
GM:では、ヴェガの行動は終了。
GM:行動値11のクレアは既に行動済みなので
カイル・A・カンテミール:「……クレア、大丈夫だ!」 クレアにも届くように叫ぶ。
カイル・A・カンテミール:「我がついている。恐れることはない!」
GM:次は行動値10の星詠の番。
カイル・A・カンテミール:「勝利を携え、帰るぞ!」
観月 慧:皆の輪に加わることなく、ぷつり、ぷつりと髪を抜いている
観月 慧:呟きは、先程より小さい
GM:星詠はマイナーで《完全獣化》+《破壊の爪》+《オリジン:アニマル》+《オリジン:レジェンド》を使用。
カイル・A・カンテミール:こっちが脳筋か!
上越茜:破壊の爪でレジェンド・・・?
GM:メジャーで《アドレナリン》+《コンセントレイト:ソラリス》+《タブレット》+《ポイズンフォッグ》を使用して範囲選択でカイル、茜、観月の三人に攻撃します!
カイル・A・カンテミール:ひょー
上越茜:《孤独の魔眼》!
GM:ああ、もう!なんでそういう!
上越茜:ハハハーッ!
GM:では、命中判定!
クラリッサ=ガーネット:待った!
GM:なに!
クラリッサ=ガーネット:《ブロックモード》の「同じエンゲージにいる任意のキャラが行うあらゆる達成値-16」の効果対象から、
クラリッサ=ガーネット:今だけ一時的に星詠を外します。
GM:よかろう!死にさらせーッ!
カイル・A・カンテミール:く、クレア!裏切ったというのか!
GM:19dx7+4
DoubleCross : (19R10+4[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,4,4,6,6,7,7,7,7,8,9,10,10]+10[2,3,4,6,9,9,9,10]+10[4,5,8,10]+5[1,5]+4 → 39
GM:命中の達成値は39!
上越茜:ガード値0でガード!
クラリッサ=ガーネット:星詠の攻撃の直前、支部長の元に小さいハートが飛んできている。
クラリッサ=ガーネット:ハート全体をかしげ、支部長に何か尋ねているように見える。
カイル・A・カンテミール:「――茜!」 そのハートを追う。茜と目が合う。
上越茜:ハートを撫で、カイルとクレアに一瞬目配せし、星詠の正面に出ます。
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:「――承知した!」
上越茜:自信と戦意、高揚に満ち満ちた背中!
上越茜:「——さあ」
クラリッサ=ガーネット:ハートも『わかった!』と言わんばかりにくるっと回って合図する
星詠:「あなたは、クラリッサと違って、泣きわめいたり、叫んだりしてくれる?」
上越茜:「来なさいな、戦場帰りの神様」
GM:白い獣は鋭い牙を閃かせて飛びかかる!
GM:ダメージいきます!
クラリッサ=ガーネット:その合図と同時に、星詠の周りだけハート群が晴れる
GM:22+4d10
DoubleCross : (22+4D10) → 22+23[5,10,2,6] → 45
GM:45点!装甲は有効!
上越茜:装甲で12点減らして
上越茜:33点食らい、残り17!
GM:普通に立ってる!?
上越茜:おてごろかかく
GM:ゆっ許せないぜ!
カイル・A・カンテミール:タフいなーw
GM:白い獣は不揃いな牙の生えた大口で茜に噛み付き、その体を抉る!
上越茜:「ぐっ……う—————!」
観月 慧:「あ………」その様が、目に入る
上越茜:背後のカイルと観月を庇うかのように、正面からそれを受け——
クラリッサ=ガーネット:「!」 心配そうに見ている
上越茜:——ガシィッ! よろけかけた足が、背後に踏みとどまる!
カイル・A・カンテミール:“茜の”心配はしない。視線すら向けない。
カイル・A・カンテミール:「茜は」
カイル・A・カンテミール:「……恐ろしいぞ?」
星詠:「……!」
上越茜:「良い牙ね。まあ、ほどほどには、だけど」
上越茜:「でも、グリンカムビを断ち切るには、研ぎが足りないわ——出直してきなさい!」
クラリッサ=ガーネット:支部長の言葉に、ほっと息をついている
星詠:「あなたも、私の邪魔を……!」
上越茜:傷口から血液と、僅かにエネルギーめいた血液を零しながら、星詠を投げ飛ばす!
上越茜:「私を泣き叫ばせたいなら、この三倍は持ってきなさい!」
GM:受け身を取って着地した獣は怒りに満ちた雄叫びをあげる!
GM:次は行動値6の観月さんの番!
観月 慧:マイナーで暴走状態を解除
観月 慧:弓を持たぬ手で頭を押さえ、精神を集中する
観月 慧:((落ち着け…落ち着け…))
観月 慧:((…"強いぞ"って、言ってくれたじゃないか))
観月 慧:((強いとこ…見せない、と))
観月 慧:深く息を吸い、吐く───
観月 慧:「じゃ…ボクの番、だね」
観月 慧:メジャーで《居合い》+《炎の刃》+《アマテラス》+《クロスバースト》。星詠を対象に射撃攻撃
観月 慧:6dx+10+10+7 命中判定
DoubleCross : (6R10+10+10+7[10]) → 4[1,3,4,4,4,4]+27 → 31
GM:ドッジ!
クラリッサ=ガーネット:《ブロックモード》の対象に戻します
GM:これも減るのか!ちくしょう!
カイル・A・カンテミール:極悪w
GM:13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[2,3,4,4,5,6,6,8,8,9,9,10,10]+7[3,7]+4 → 21
GM:回ったのに……達成値は5まで減る!
GM:攻撃は命中!
観月 慧:ではダメージを
観月 慧:45+4d10
DoubleCross : (45+4D10) → 45+24[5,8,8,3] → 69
観月 慧:諸々有効
GM:い、いいダメージだ!
GM:だが、まだ立ってるぞ!
星詠:「あなたは、何を隠してる?」
観月 慧:「隠す?ボクが?…何を?」弓に、矢羽以外針のように細い氷の矢を
星詠:「その弱くて醜いもの、私に見せて」白い獣が笑う。
観月 慧:"4本"番える
観月 慧:「…それはね、つい最近見せちゃったから」弦を引き
観月 慧:「キミには………見せてあげない」射る
観月 慧:同時に番えられた4本の弓は、勢いこそあれど的外れな方向に飛んでいく
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、どこを狙ってやがる?」
観月 慧:矢はそのまま屋上を飛び出す…ギリギリのところで
観月 慧:Uターンし、星詠の四肢に突き刺さる
観月 慧:「そこを狙ったんだよ」
GM:四肢を貫かれ、白い獣は引き裂かれるような悲鳴を上げる!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「バカな!?こんなメチャクチャな……!」
観月 慧:「ボクね、お肉はちゃんと焼いた方が好きなんだけど」左手を、かざし
星詠:「あなたの心の奥は、きっと……」
観月 慧:「今回は、レアにしといたげる」鳴らす───氷の矢が、燃え上がる
GM:炎に包まれた白い獣は再び雄叫びをあげる!
観月 慧:───観月慧の持つ、出自不明の"遺産"の弓
観月 慧:その真価はハヌマーンシンドロームの能力強化
観月 慧:これは"矢を飛ばす"のではなく
観月 慧:風により、"矢を飛ばせる"弓である───
観月 慧:「あなたの幻に比べたら負けちゃうんだろうけどね…メチャクチャで、ごめんね」
観月 慧:侵蝕率:95→108
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、だが、この程度で神の力が破れるかよッ!」
GM:白い獣は炎から脱し咆哮する!
GM:次は行動値3のカイルの番!
カイル・A・カンテミール:おう!
カイル・A・カンテミール:マイナーで5m移動して、ヴェガやクレアと同じエンゲージへ。
カイル・A・カンテミール:メジャーは《アドヴァイス》を茜に。次のメジャーのダイスが+2、C値が-1。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+4した(侵蝕率:114->118)
上越茜:有難い!
カイル・A・カンテミール:血と叫びが飛び散る中、ゆうゆうと進む。
カイル・A・カンテミール:歩きながら背中の方向にいるタフな支部長に叫ぶ。
カイル・A・カンテミール:「――カイル・A・カンテミールが命じる」
カイル・A・カンテミール:「分かっておるな、茜!」
上越茜:「はいはい、いつものでしょ——」
カイル・A・カンテミール:「うむ。そして今回は念のため、もうひとつだ」
カイル・A・カンテミール:「まあ、茜には不要であろうが」
上越茜:「ん?」
クラリッサ=ガーネット:「?」 上空で首をかしげて聞いている
カイル・A・カンテミール:「死ぬな!」
カイル・A・カンテミール:「確かに命じたぞ!」
上越茜:「…………」
カイル・A・カンテミール:一度も振り向かず、クレアのすぐ横まで歩いて行く。
上越茜:にやりと笑う。彼女にそう言える奴は、なかなかいない。
上越茜:「仰せのままに、我が儘王子様」
クラリッサ=ガーネット:乗っているハートがふわふわとカイルさまの横まで降下する。星詠とヴェガの周りにはハート群が漂ったままだ。
カイル・A・カンテミール:「……あ」 振り向く。
カイル・A・カンテミール:「わ、分かっておるな?殺してはいかんぞ?」
カイル・A・カンテミール:「なるべく……穏便に……」
上越茜:「分かってるでしょ」
上越茜:「――努力は!!! するわ!!!」
カイル・A・カンテミール:「……うむ!やれ!」
上越茜:では私のターンだ
GM:どうぞ!
上越茜:マイナーで《終末の炎》 HP10消費 HP残り7
上越茜:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《瞬速の魔眼》オートで《紡ぎの魔眼》そしてDロイス《復讐者》使用
上越茜:星詠に攻撃!
GM:やれるものなら!やってみやがれ!
上越茜:「でもカイル、人に言ってばかりじゃなくて」
上越茜:「私の言うことも、ちゃんと聞くべきよね?」
カイル・A・カンテミール:「ム」
上越茜:「——クレア、もっと上空に退避。慧、そこなら大丈夫だと思うけど、念のために姿勢は低くしておいて」
上越茜:「カイル」
上越茜:「頑張って避けろ」
カイル・A・カンテミール:苦笑する。
カイル・A・カンテミール:「ふ、はは」
カイル・A・カンテミール:「――努力する!」
クラリッサ=ガーネット:「大丈夫、です。」
カイル・A・カンテミール:飛び退く!
クラリッサ=ガーネット:横のカイルさまに
カイル・A・カンテミール:あ、飛び退かない!
観月 慧:「…了解」
クラリッサ=ガーネット:そのまま上空に戻っていく。
カイル・A・カンテミール:その場で腕組みをする。クレアが大丈夫というなら、大丈夫だ!
観月 慧:弓を身体の前に持ち、姿勢を低くする
上越茜:姿勢を低く。右腕を背後に振りあげる。鎖の音がする。じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら———
上越茜:16dx6-1
DoubleCross : (16R10-1[6]) → 10[1,2,2,2,3,4,6,6,7,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,4,5,6,6,6,8,8,8,8]+10[1,2,4,4,7,9,10]+10[1,8,10]+5[2,5]-1 → 44
上越茜:まあ、うむ、こんなものか
GM:ドッジーッ!
カイル・A・カンテミール:まわったー!
GM:13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,1,1,1,2,5,7,7,7,7,9,10,10]+8[4,8]+4 → 22
GM:だ、だめだ。ブロックモードもあるので、全然駄目!
上越茜:5d10+79
DoubleCross : (5D10+79) → 27[5,7,9,1,5]+79 → 106
カイル・A・カンテミール:つえー
観月 慧:やヴぁい
上越茜:背後に振り上げられた鎖鞭が、黄金色の輝きを纏って伸長する。
星詠:「私に食べさせて、あなたのその、憎しみ!」
上越茜:長く。どこまでも長く。空や雲すら割ったが如く円形の残光を発し——正面に居る星詠めがけて、振り抜かれる!
GM:白い獣は警戒し、飛び退こうとする!
上越茜:「――食いつくして」 「みろ」
上越茜:獣の肩先数メートルの所を、もはや槍めいた勢いで、鞭の先端が通過!
GM:が、その攻撃を見て踏みとどまる。
GM:違う。これを。これを食べれば。私は。
星詠:「満たされる」
上越茜:—————ガォン!!!
GM:大きな口を開いた白い獣の体を鞭が貫通!
上越茜:大気が爆ぜる爆音と共に、ソニックブームで周囲の全てが吹き飛ばされる。
GM:爆発が収まると、そこには何も残っていない。
カイル・A・カンテミール:「……!」
上越茜:「…………ちゃあ」
GM:白い獣の姿は完全に消滅している。
カイル・A・カンテミール:「……すまぬ。星詠」
カイル・A・カンテミール:「悲しき戦の神よ」
クラリッサ=ガーネット:ハートにしがみついたまま、目を開ける。
観月 慧:倒れこそしなかったものの、衝撃で数m後ずさっている
クラリッサ=ガーネット:「……おわった、ですか?」
上越茜:輝きを失った鞭を戻し、髪を掻き上げる。
上越茜:「ごめんカイル……。だって、衝撃波だけ当てようとしたのに、食べに来るんだもん……」
カイル・A・カンテミール:「……良い。全ては我の力不足よ」
カイル・A・カンテミール:「茜が無事であったことを嬉しく思う。気にする事はない」
クラリッサ=ガーネット:「星詠……」
上越茜:「その顔やめてよ……弱いんだから」
上越茜:「……さて。ご自慢の神様は、どうやら御隠れになられたようだけれど」
上越茜:「どうかしら元エージェント。降参する気はある?」
GM:星詠は戦闘不能。そして古代種専用エフェクト《イモータルライフ》を使用して復活、《瞬間退場》でこっそり退場しておきます。
カイル・A・カンテミール:いきてたー!
上越茜:テ、テメー!
観月 慧:「ん…?」視界の端に、動く熱源を…感じた、ような
カイル・A・カンテミール:これ、知覚判定して成功したらこっそり気づいちゃだめですか?w
カイル・A・カンテミール:誰にも教えないよ!ほんとだよ!
GM:気付きたいなら〈知覚〉で対決かなw
クラリッサ=ガーネット:気付きたいなぁw
カイル・A・カンテミール:4dx+1 うおおお頑張れ王子!
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,6,7,10]+10[10]+2[2]+1 → 23
観月 慧:自分もやっていいでしょうか
GM:観月さんはイージーエフェクトがあるので、3d10ぐらいボーナスをあげましょう。
クラリッサ=ガーネット:8dx+0 えいさっ
DoubleCross : (8R10+0[10]) → 8[2,3,3,3,4,7,7,8] → 8
観月 慧:わーい
観月 慧:5dx+1+3d10
観月 慧:5dx+1 まずは素でこう
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 6[4,5,5,6,6]+1 → 7
観月 慧:7+3d10 ボーナス+
DoubleCross : (7+3D10) → 7+17[2,5,10] → 24
GM:あ、普通に判定ダイスに足していいよ!
上越茜:あーやっちゃったーって顔して対
GM:判定ダイスに3d10増やす感じで
観月 慧:あ、じゃあ振りなおします
GM:どうぞどうぞ
観月 慧:8dx+1 えい
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[1,2,3,3,5,6,7,9]+1 → 10
GM:では、こっちも
GM:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 7[3,4,4,4,5,7,7] → 7
カイル・A・カンテミール:かわいい達成値だ
上越茜:バレバレだ・・・
GM:知覚の技能が2だから達成値9にはなるよ!
カイル・A・カンテミール:「そもそも茜よ、嫁入り前の身体であるぞ。もう少し大事に――」
カイル・A・カンテミール:言いかけたところで、ひっそりと再生する星詠に気づく。
カイル・A・カンテミール:「……ふふふふ!そうかそうか!」
観月 慧:((…違う、幻とかじゃ、ない))
クラリッサ=ガーネット:「?」 カイルさまの様子に首をかしげる。隣で小さいハートが『あっち!あっち!』と懸命にアピールしているが気付かない。
観月 慧:立ち上がり、そちらの方に弓を───
カイル・A・カンテミール:「やめよ!」
観月 慧:「……ッ」
カイル・A・カンテミール:「――否。命を張っておるのは慧も同じであったな」
カイル・A・カンテミール:「やめよ。だが、二度は止めぬ。」
観月 慧:「…敵わないね、君には」
カイル・A・カンテミール:ヴェガの方を向く。自分が死ぬのはいいが、他人の命まで同じ天秤に乗せるのは圧政だ。本位ではない。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「バカな……星詠が……。ありえねえ……!」茜に答えて言う。
カイル・A・カンテミール:「……うむ。礼を言う」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だが、まだヤツの力はこの体に残っている!お前たちを始末するには十分だ!」
観月 慧:去りゆく熱源は見据えたまま、弓は、ヴェガの方へ
上越茜:「一回だけいっておくけど」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「いいぜ。一度だけ聞いてやる」
上越茜:「あなたには情状酌量の余地がある。もとは、あなたも被害者なのだからね」
上越茜:「あなたが憎悪や、仇討ちの為に戦うというなら——私に止める筋合いはないわ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「バカが。……それが答えだ」
上越茜:「……OK。戦って決着をつけましょう」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。問答は仕舞いだ」
GM:1ラウンド目は終了!
GM:2ラウンド目!
上越茜:「……あああ、もう、ホントこういうの向いてないなあ私……!」
GM:まずはセットアップからです。
カイル・A・カンテミール:《得意領域》。RCダイスを+6。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+12した(侵蝕率:118->130)
カイル・A・カンテミール:ミスった!
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を-9した(侵蝕率:130->121)
観月 慧:こちらは無し
上越茜:《苛烈なる火》。HP−5、攻撃力+9.
GM:ヴェガは何もなし。
クラリッサ=ガーネット:《ブロックモード》継続。侵蝕131→133
GM:では、セットアップは終了。
GM:まずは行動値15のヴェガの番から。
GM:マイナーはなし。
GM:メジャーで《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《言葉の刃》+《封じ手》+《無限の腕》+《領域調整》+《コンセントレイト:ノイマン》を使用して観月に攻撃!
観月 慧:ぬう
GM:Dロイス潜伏者の効果で達成値+5して判定をします
GM:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,6,7,9,9,10,10]+10[1,3,5,7,9]+5[2,5]+10 → 35
カイル・A・カンテミール:レアなDロイスを・・・
上越茜:潜伏してたもんな
クラリッサ=ガーネット:コンボ「ワッフル」。《リモートブラッド》を使用し、《ブロックモード》の影響を受けている判定の達成値を-5します。
クラリッサ=ガーネット:侵蝕133→135
観月 慧:相殺した
GM:《妖精の手》!
観月 慧:むっ
GM:1dx7+19
DoubleCross : (1R10+19[7]) → 10[7]+5[5]+19 → 34
GM:達成値は34!頑張った!
観月 慧:ドッジしてみます
観月 慧:6dx>=34
DoubleCross : (6R10[10]>=34) → 9[3,4,5,8,8,9] → 9 → 失敗
カイル・A・カンテミール:《運命の切り替え》。慧のドッジを代行します。
観月 慧:だめー
GM:よっしゃあ!当たった!
観月 慧:あ、もう振っちゃった…
カイル・A・カンテミール:失敗直後だから大丈夫!
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:120->123)
GM:いや、失敗した後で大丈夫ですよ。そういうエフェクトです
カイル・A・カンテミール:《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》。
カイル・A・カンテミール:13dx7+8=>34
DoubleCross : (13R10+8[7]>=34) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,6,7,8,8,8]+10[1,2,4,10]+6[6]+8 → 34 → 成功
カイル・A・カンテミール:同値!回避!
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:123->126)
GM:ギリ成功か!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「さっきのお返しだぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『無数の矢が飛来し、その体を貫く』
観月 慧:「………悪趣味」
GM:その瞬間、どこかから射られたかのように現れたのは何十、何百という数の矢だ!
観月 慧:視界が、数多の矢で埋め尽くされる
クラリッサ=ガーネット:「させない、です!」
GM:それらが観月の視界を覆うように飛来する!
クラリッサ=ガーネット:ヴェガの目前にハート群が殺到し、その視界を遮る!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「報復は戦争の基本だろ?あんたとは違うが、回避不能の攻撃ってやつだ」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガよ。そういえば」 クレアに合わせ、既に領域を展開している。
カイル・A・カンテミール:「我の能力を見せるのは初めてであったか?王宮では戦いもなかったからな」
カイル・A・カンテミール:「見せてやろう」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「チッ、ガキめ!どこまでも邪魔を!」顔に群がるハートを振り払う!
クラリッサ=ガーネット:「……っ!」 ハートが振り払われると同時、苦しそうに左胸を押さえる。
カイル・A・カンテミール:『――――――無数の矢は雲散霧消し、慧の身体をかすめもしない』
カイル・A・カンテミール:ハートを振り払うヴェガの眼前で、矢が全て消え去る!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……何だ、これは」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「何をした」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「何をした、カイル!!」
カイル・A・カンテミール:「はははは!なあに」
カイル・A・カンテミール:「 “全ての事象を打ち消した”。 ただそれだけよ」
カイル・A・カンテミール:「もっとも弱く、誰も殺せず、しかしもっとも強い。これこそが我の力だ!」
カイル・A・カンテミール:「さあ続けるぞ。我が友よ!」
観月 慧:「…成程、君らしいや」
上越茜:「はあ。これがあるから怖いのよね……」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ふざけやがって……!」
上越茜:「クレアで減衰して、カイルが打ち消す。言っておくけど——」
上越茜:「その子たち、うちの支部屈指の、無敵コンビよ」
クラリッサ=ガーネット:「今度はカイルさまが力を使うまでがんばれた、です……。」 胸を押さえながらも、嬉しそうに笑う。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「まあ、いいさ。もう次の準備はできてる」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『弓を射た兵士たちは行軍を開始する』
GM:武器を構えたゲリラ兵が何十人も出現し、殺到する!
カイル・A・カンテミール:「む……これは、多いな」
カイル・A・カンテミール:我が能力は効果範囲も持続時間も短い。全てを打ち消すのは当然、無理だ。
GM:《ブリッツクリーク》を使用!再行動だ!
観月 慧:「ッ…今度は何さ!?」
GM:先ほどと同じ組み合わせで今度は茜を攻撃!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そら、そっちがガラ空きだぞ、カイル!」
GM:命中判定!
カイル・A・カンテミール:「――ぬかった!」
カイル・A・カンテミール:代行が必要なら言ってくれ!
GM:再びDロイス潜伏者の効果も使用!
GM:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,2,2,6,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,1,2,4,5,6,6,6,8,10]+6[5,6]+10 → 36
GM:達成値は36!
上越茜:先ずは判定するぜ!
クラリッサ=ガーネット:再びコンボ「ワッフル」。先ほどと同様、《リモートブラッド》で
カイル・A・カンテミール:がんばれー
GM:《ジャミング》を使用!ドッジ判定のダイス-3個!
クラリッサ=ガーネット:《ブロックモード》の影響を受けている判定の達成値を-5します。
クラリッサ=ガーネット:侵蝕135→137
GM:つまり……命中の達成値は15か。
上越茜:ドッジ!
上越茜:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[3,4,6]+1 → 7
上越茜:無理
カイル・A・カンテミール:代行はいるかい!
GM:よし!当たった!
カイル・A・カンテミール:一回の攻撃で茜さんいくつ上がりますっけ
上越茜:11
GM:ちなみにダメージが入るとバッドステータスの重圧です。
カイル・A・カンテミール:あ、じゃあ代行しよう。
カイル・A・カンテミール:《運命の切り替え》。茜のドッジを代行。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:126->129)
上越茜:代行して下さい
カイル・A・カンテミール:《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》。
カイル・A・カンテミール:13dx7+8=>15
DoubleCross : (13R10+8[7]>=15) → 10[1,2,4,4,4,5,5,7,8,9,9,9,10]+10[1,1,4,6,7,9]+5[5,5]+8 → 33 → 成功
カイル・A・カンテミール:ドッジは!成功!
GM:だ、だめだ。攻撃が当たらん。
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:129->132)
クラリッサ=ガーネット:再びハート群がヴェガの目前に殺到する。
上越茜:ウルボンさえあれば・・・
GM:茜に殺到したゲリラ兵たちは武器を振り下ろす!
カイル・A・カンテミール:「言ったはずだぞ」
カイル・A・カンテミール:「――嫁入り前の女子の身体は、大事にすべきだと!」
上越茜:「…………」腕を上げようとして、やめる「ん。お願い」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前に、戦争を止められるものか、カイル!」
クラリッサ=ガーネット:ハート群がヴェガの視界を遮れるのは一瞬だ。
クラリッサ=ガーネット:だが、ヴェガの視界が晴れた時には。
カイル・A・カンテミール:――視界が晴れた時にはゲリラ兵達の武器だけが消え、
カイル・A・カンテミール:「ほれ。下がるがいい」
カイル・A・カンテミール:一拍遅れて兵士たちもすべて消え去る。
カイル・A・カンテミール:「止めたぞ。止める!」
カイル・A・カンテミール:「これからもだ!止め続けるぞ!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「これは……!テメエ、どこまでやる気だ!」
カイル・A・カンテミール:「ふふふ。貴様が――こちらに戻ってくるまでか」
カイル・A・カンテミール:「それとも我が力尽きるまでか?どちらであろうな?」
上越茜:「はは。格好良いなあ、カイルは」
観月 慧:「…真っ直ぐだね、君は。本当に」
GM:では、次は行動値6の観月さんの番!
カイル・A・カンテミール:さりげなく数歩下がる。慧の為に射線を開ける。
観月 慧:マイナー無し
観月 慧:メジャーで《居合い》+《炎の刃》+《アマテラス》+《クロスバースト》。ヴェガを対象に射撃攻撃
カイル・A・カンテミール:この戦いは、もはや口先だけでは止められない!
観月 慧:そしてアッシュのタイタスを昇華し、判定ダイス+10
観月 慧:((…こんな風に戦うのは、本当…初めてだな))
観月 慧:7dx+10+12+7 命中判定
DoubleCross : (7R10+10+12+7[10]) → 10[2,3,3,5,5,9,10]+7[7]+29 → 46
観月 慧:あっダイス足してない…
観月 慧:何してんだ…
GM:足してない!振り直していいよ!
観月 慧:ありがとう!
観月 慧:17dx+10+12+7 本当はこう
DoubleCross : (17R10+10+12+7[10]) → 10[2,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,6,7,9,10,10]+8[6,8]+29 → 47
観月 慧:同じ!
観月 慧:ほぼ
GM:少し上がった!
GM:では、《領域調整》+《言葉の盾》+《リフレックス:ノイマン》を使用してドッジ!
カイル・A・カンテミール:オゲーッリフレックス!
GM:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,6,6,6,8,9,10]+10[4,6,8]+1[1]+5 → 26
GM:ち、ちくしょう!
GM:攻撃は命中!
観月 慧:ではダメージ
観月 慧:55+5d10
DoubleCross : (55+5D10) → 55+35[7,10,5,4,9] → 90
観月 慧:諸々有効
GM:高い!高いって!
GM:だが、まだだ!まだギリギリ死なない!
カイル・A・カンテミール:がんばってる!
観月 慧:「…さっき、"回避不能の攻撃"って言ってたけど」弓を構え
観月 慧:「これでもね、実は結構外したこと、あるんだ…」矢を番え
観月 慧:「だからさ、あなたにも避けられるかもしれない」弦を引き
観月 慧:「………よ?」射る
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。外したって構わんぜ」
観月 慧:カイルの作った射線を真っ直ぐに飛んでいく
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『巨大な壁が出現し、矢を防ぐ』
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「まあ、これならどう飛ぼうが関係ないがな」
クラリッサ=ガーネット:次の瞬間、ヴェガの周りを漂っていたハート群がさっと退いていく。
GM:矢の直線軌道上に巨大な壁が出現してそれを防ごうとする!
観月 慧:風による軌道修正を行うことなく、矢が壁に突き刺さり…止まる
観月 慧:「…まいったな、防がれちゃったね」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、所詮はこんなもんさ」
観月 慧:「"矢"は」
観月 慧:指を、鳴らす
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「認識してしまっているものを超えることなんかできやしねえ」
観月 慧:矢が超自然の火を発する。風に煽られたそれは、壁を走り
観月 慧:ヴェガ・鷹羽・ルカーンに迫る───
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「なっ、これは……!?」
GM:回避も間に合わず、その炎を受ける!
カイル・A・カンテミール:「――!」
観月 慧:「………」
クラリッサ=ガーネット:「!」 退いたハート群はクレアちゃんの周りに戻ってきて周囲を旋回している。
GM:同時に、眼前に立ちはだかっていた巨壁も消滅する!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「炎の操作か。ナメた真似を……!」
上越茜:「風と氷、それに炎までを、これだけの精度で……」
観月 慧:「そういうことしてくる人も、いないわけじゃなかったからね」
観月 慧:「うん…やりすぎたかと思ったけど、喋れてるんなら大丈夫そうだね」
上越茜:「流石は現役の本部エージェント……一味違うわね」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「おいおい、喋れるってことはまだ俺の能力は使えるってことだぜ」不敵に笑う」
観月 慧:侵蝕率:108→121
クラリッサ=ガーネット:「むう……です。」 鮮やかな攻撃にうなっている
観月 慧:「うん。確かにあなたの言う通り」
観月 慧:「でもね…そうじゃないと」
観月 慧:「カイル君があなたと話せないじゃない」
観月 慧:「ね?」と、カイルにウインクを射る
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「話なんぞとっくに終わってる!あとは俺がヤツを殺して終いだ!……カイル!」
GM:次は行動値3のカイルの番!
カイル・A・カンテミール:(はじめから、なんとなく分かっていた事ではある)
カイル・A・カンテミール:(FHにしても。SOGにしても。ギルド。ゼノス。UGNですらも)
カイル・A・カンテミール:(我が“戦いをやめてくれ”と言ってそれでやめてくれるほど、単純な組織ではない)
カイル・A・カンテミール:(我一人の理想でどうにかなるものではない)
カイル・A・カンテミール:(ましてや、ヴェガが――戦争に対する復讐の為に戦争を起こすのなら)
カイル・A・カンテミール:「――他人の復讐を止める権利など、我には無い」
カイル・A・カンテミール:一歩前に出る。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「へっ、分かってるじゃねえか、カイル」
カイル・A・カンテミール:メジャーで茜に《アドヴァイス》!次のC値-1、ダイス+2!
カイル・A・カンテミール:「――これ以上の犠牲を出すわけにはいかぬ!茜!」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガを!殺」
カイル・A・カンテミール:「………………………ッ!」
上越茜:ばっちぃん。
カイル・A・カンテミール:「うごっ!?」
上越茜:振り向いた所のカイルの額を、平手ではじく。
観月 慧:「うわ」目を丸くしながら、思わず呟く
上越茜:カイルの首が80度回転! ゴウランガ!
クラリッサ=ガーネット:「!」
カイル・A・カンテミール:当然、もんどり打って倒れ・・・かける。
カイル・A・カンテミール:なんとか耐えている。
上越茜:「慣れないことやってんじゃないっての」
カイル・A・カンテミール:「な、んだと」
カイル・A・カンテミール:「我は公子としての……上に立つ者としてのケジメと、つとめを……」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの元に、ハートが一つふわふわと飛んでくる。
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの頭にぴたっと着地する。
カイル・A・カンテミール:「ぬ……」
上越茜:「言っておくけど、あんたがどれだけ頑張っても、憎しみの連鎖は止まらない」
クラリッサ=ガーネット:「……」 カイルさまを上空から黙って見ています。
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:飛んできたハートをそっと撫でる。
上越茜:「止めようと思わない人間は大勢いるわ。別に、それはいわゆる悪人だけじゃない。あなたにとって好きな人、大切な人、さして関係がないひと、仲間だと思ってる人……」
上越茜:「どこにだっている」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまがハートを撫でたのを見て、口元を緩ませる。
上越茜:僅かに表情に影が差す。
カイル・A・カンテミール:「……分かっておるよ。我の理想は、夢想に過ぎぬ」
カイル・A・カンテミール:「それでも」
上越茜:「それでも?」
カイル・A・カンテミール:教育を受けてきた。人前でみっともない姿は晒すなと。
カイル・A・カンテミール:涙を一筋こぼす。
カイル・A・カンテミール:「それでも我は、人が死ぬところをこれ以上見たくはない!」
カイル・A・カンテミール:「争いと、憎しみの連鎖を止めたい!」
上越茜:「だったら、支部長として、一つ命じてあげる」
上越茜:「——戦え」
カイル・A・カンテミール:「!」
上越茜:「戦わせないために、戦い続けろ」
上越茜:「誰が何て言ったって。アンタを見てくれない人が大勢いるように、」
上越茜:「あんたを見てくれる人も、大勢いる」ちらりとクレアを
クラリッサ=ガーネット:カイルさまのことをまっすぐ見ている。
クラリッサ=ガーネット:大丈夫、と言わんばかりにカイルさまに頷く
上越茜:「諦めるな。逃げるな。知ったようなクチを叩く諦観主義者たちを、不戦の戦で、ブチのめせ」
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:「………………」 慧と、茜と、クレアを見る。
クラリッサ=ガーネット:先ほどの小さなハートはカイルさまの頭を離れ、カイルさまの胸に寄り添っている。
カイル・A・カンテミール:そのハートを、そっと握りしめる。
上越茜:「……さて。それじゃ、ちゃんと見てなさい。あなたが今、勝てない相手をね」
カイル・A・カンテミール:「――ふふははは!否、見るだけではない!」
上越茜:鞭を振るう。手首のスナップだけで、その先端が音速を超える。
カイル・A・カンテミール:「目が覚めた」
カイル・A・カンテミール:「カイル・アルビレオ・カンテミールが命じるぞ。茜よ!」 鞭を振るう茜に命じる。
カイル・A・カンテミール:クレアのハートとともに、堂々と宣言する!
カイル・A・カンテミール:「殺すな!」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガ・鷹羽・ルカーンは、決して殺すな!」
カイル・A・カンテミール:「憎しみの連鎖を、生むな!」
カイル・A・カンテミール:「命じたぞ!」
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+4した(侵蝕率:133->137)
上越茜:「ハッ——」
クラリッサ=ガーネット:ハート群がカイルさまの周りを嬉しそうに旋回する!
観月 慧:「…そうこなくっちゃ、ね」
上越茜:「だったら、従わせてみなさい! この《グリンカムビ》をね!」
クラリッサ=ガーネット:「それでこそカイルさま、です!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「くだらねえ!その戯言も、結局は俺に勝てなきゃあ何の意味もねえんだ!」
上越茜:イニシアチブに何も無ければ
上越茜:そのまま私のターンだ!
カイル・A・カンテミール:いってくれー!
GM:次は行動値1の茜さんの番!
上越茜:《コンセ:バロ》《瞬速の刃》《紡ぎの魔眼》!
上越茜:更に高間のロイスを昇華し、ダイス+10!
上越茜:24dx6-1
DoubleCross : (24R10-1[6]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,5,6,6,7,8,8,9,9]+10[3,4,4,5,5,6,8]+10[4,7]+3[3]-1 → 42
上越茜:「待たせた悪かったわね、ヴェガ。」
上越茜:「それじゃあ勝負といきましょうか。あなたの執念と、カイルの願いと、私の暴力!」
上越茜:「何が、一番強いのかをね!」
クラリッサ=ガーネット:ドッジをするなら《ブロックモード》が働きます。達成値-16。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「勝負。勝負か。いいねえ、分かりやすくて」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だが、こっちも準備は万端整ってる」
GM:その攻撃は……ガード!
カイル・A・カンテミール:ドッジ・・・じゃない・・・!
上越茜:5d10+21
DoubleCross : (5D10+21) → 31[9,1,2,10,9]+21 → 52
GM:ヴェガの体から鮮血が噴き出す。
GM:同時に、茜の体の同じ部位が、全く同じように裂ける。
カイル・A・カンテミール:領域を可能な限り展開。所詮は局所的に事象を打ち消す事しかできない。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『鞭の一撃は自らの身をも引き裂く』
カイル・A・カンテミール:ヴェガに致死ダメージがいかないよう、出来る限りの制御をするつもりだった。
GM:《復讐の領域》を使用!
カイル・A・カンテミール:「……なんだと?茜!」
上越茜:「…………っ!」
GM:こちらが受けた47点分!茜にもダメージを喰らってもらう!
GM:ヴェガはこのダメージで戦闘不能になる!
GM:そのため、《アクアウィターエ》を使用して戦闘不能状態から復活!
上越茜:「っ、……!」口の端からごぼりと血の塊を零し、膝をつく。
観月 慧:「茜さん!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『体に受けた傷が修復され、元に戻る』出血したまま立ち上がる。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「俺の方が一枚上手だったってわけだ」
上越茜:「っ……やって、くれる、わね……っ!」肩から袈裟がけに、肉体が大きく抉られている。
カイル・A・カンテミール:二人の姿からは目をそらさない。
上越茜:「争いは、ただ互いを傷つけるだけ……って?」カイルのロイスを切って復活する。
上越茜:「はーっ、あんたも、カイルに色々教えたいってわけ……」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「まさか。戦争には報復がある。ただそれだけのことさ」ヴェガの能力はあくまでも幻覚の一種だ。治癒ではない。
上越茜:倒れ込んだまま軽口を叩くが、自分のエネルギーを返されたせいか、治癒が遅い。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「さあ、勝負を続けようぜ。勝つのは俺だがな」自分に幻覚をかけ続けることでヴェガは立ち続けているが、当然それも限界がある。
上越茜:「げほっ……この……!」
GM:というわけで、復活エフェクトはこれで打ち切りだ。あとは直接戦闘能力でボコる!
上越茜:来いよウラーッ
GM:2ラウンド目はこれで終了!
観月 慧:やってやります
GM:3ラウンド目!
GM:このラウンド中にヤツを倒せなければ大事件が起きるぞ!
GM:まずはセットアップから!
クラリッサ=ガーネット:最後のラウンド…!
上越茜:セットアップなし! もう無理!
観月 慧:こちらは無し!
カイル・A・カンテミール:「ヴェガよ。貴様の能力は治癒ではない」
カイル・A・カンテミール:「治ったように見せかけている。そう長くは戦えまい」
GM:ヴェガはセットアップはなしだ!
クラリッサ=ガーネット:《ブロックモード》継続。侵蝕137→139
カイル・A・カンテミール:「ゆえに、何度でも繰り返すぞ!」
カイル・A・カンテミール:「攻撃は我とクレアが打ち消す!貴様は殺さぬ!誰も殺さぬ!生きて和解の道を探す!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「どう違う?結果は同じさ。俺は生き続け、戦争は起きる!」
カイル・A・カンテミール:「否!戦争は起こさせぬ」
カイル・A・カンテミール:「そのうえで、我も茜も慧もクレアも貴様も納得するような都合のよすぎる道を探してやる!」
カイル・A・カンテミール:《得意領域》。RCダイスを+6!
カイル・A・カンテミール:カイル・A・カンテミールの侵蝕率を+3した(侵蝕率:137->140)
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「舐めるんじゃねえ!」
GM:では、セットアップは終了!
観月 慧:「まったく、我儘というか欲張りというか…」そう言いつつも、笑みがこぼれている
GM:まずは行動値15のヴェガの番から!
クラリッサ=ガーネット:「大丈夫、です。優秀な護衛、います。」 その様子を見降ろしながら上空でつぶやく。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だったらまずはその優秀な護衛さんから、無くしちまおうか。なあ、お嬢ちゃん?」
GM:メジャーアクションで《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《言葉の刃》+《無限の腕》+《領域調整》+《コンセントレイト:ノイマン》を使用してクレアに攻撃!
カイル・A・カンテミール:クレアをメジャー放棄カバー!
GM:何!?
クラリッサ=ガーネット:「…!」 ハートに座ったままビクッと震える。
上越茜:カ、カイルーッ!?
観月 慧:王子!?
GM:カバーリングにはまだ早い!とりあえず命中を出すぞ!
GM:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,5,6,6,6,7,9,10,10]+10[2,4,8,10]+10[2,9]+2[2]+5 → 37
カイル・A・カンテミール:そ、そうだ・・・ファンブルする可能性もある・・・・
クラリッサ=ガーネット:ヴェガさんと目が合い、体が竦む。
クラリッサ=ガーネット:ヴェガさんと目が合い、体が竦む。
カイル・A・カンテミール:「クレア!」
GM:《妖精の手》も使用する!
GM:1dx7+45
DoubleCross : (1R10+45[7]) → 4[4]+45 → 49
GM:命中の達成値は49!
クラリッサ=ガーネット:ドッジします…!
クラリッサ=ガーネット:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,6,8,8,10,10]+4[3,4]+1 → 15
クラリッサ=ガーネット:ぜんぜんだめ!
カイル・A・カンテミール:なら、やはり行動放棄カバーだ!
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『クラリッサ=ガーネットは全てを失う』
カイル・A・カンテミール:クレアをかばいます。
GM:OK!
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃんを見たヴェガさんに対し、ハート群が殺到していく、が……
GM:クレアの視界からカイルの、茜の、観月の姿が掻き消える。
クラリッサ=ガーネット:「!」
クラリッサ=ガーネット:「えっ……あっ」
GM:孤独の中、やがて自身の体も手足の先から徐々に消滅していく。
クラリッサ=ガーネット:「……!」 周りを慌てたように見渡す
GM:だが、そこには誰もいない。記憶のないキミにはすがる相手もいない。
GM:何もない空間でキミは意識を、肉体を、少しずつ削り取られていこうとする。
クラリッサ=ガーネット:「見え……」 見える、と言おうとした言葉が詰まる。
クラリッサ=ガーネット:「だめ、やめ、や……」
カイル・A・カンテミール:――クレアの意識と肉体が消える直前、
カイル・A・カンテミール:暗闇から手が伸びる。
クラリッサ=ガーネット:「や、いや。」 すでに何も見えない。光も。目の前には……
カイル・A・カンテミール:褐色肌。学生服。
クラリッサ=ガーネット:「……」 何も見えない、はず。
クラリッサ=ガーネット:でも、何となく前に手を伸ばす。
:「――――クレア!」
クラリッサ=ガーネット:手を伸ばさなきゃいけない気がする。
:「そうだ!手を伸ばせ!」
:「我がいる限り。決して、クレアを一人になどさせぬ」
:「我が護衛よ。クラリッサ=ガーネットよ」
カイル・A・カンテミール:「――こちらに、戻ってこい!」
カイル・A・カンテミール:手を掴む!
GM:クレアの聴覚はその声を、クレアの視覚はその姿を、クレアの感覚はその手の温もりを捉える!
カイル・A・カンテミール:打ち消さない。打ち消しきれない。ヴェガの力は強すぎる。
カイル・A・カンテミール:だから、自らヴェガの生み出した虚無の領域に突っ込んだ!
クラリッサ=ガーネット:「……?」 手を掴まれた感覚が、ある。
クラリッサ=ガーネット:声も聞こえた。
クラリッサ=ガーネット:「カイル、さま……?」
GM:ダメージを出す!
GM:29+5d10
DoubleCross : (29+5D10) → 29+26[3,6,3,6,8] → 55
カイル・A・カンテミール:当然、死ぬ!
カイル・A・カンテミール:高間翔馬のロイスを昇華して復活!
GM:55点!装甲無視!
カイル・A・カンテミール:「―――あああああ!」
クラリッサ=ガーネット:光も見えない暗闇の中に、カイルさまが見える……気がする。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「カイル……!テメエ!」
カイル・A・カンテミール:能力を開放。ヴェガの領域を打ち消し、
カイル・A・カンテミール:――落ちてきたクレアをキャッチする!
カイル・A・カンテミール:「ハァーッ!ハァーッ……!ははははは!」
クラリッサ=ガーネット:「!」
クラリッサ=ガーネット:急に周りが見える!乗っていたハートから放り出され、自由落下し——
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの胸に飛び込む!
カイル・A・カンテミール:「よく戻ってきた。クレアよ」 荒い息をごまかしつつ、頭を撫でる。
上越茜:「クレア! カイル!」
観月 慧:「二人とも!」
クラリッサ=ガーネット:「え?あ……えっ?」
上越茜:「ああもう……心臓に悪いんだから……!」 クレアが攻撃を受けている時から、ずっと叫んでいた。安堵の息をつく。
カイル・A・カンテミール:「何度でも。何度でも何度でもも何度でも」
カイル・A・カンテミール:「受け止めるぞ。ヴェガ!」
クラリッサ=ガーネット:遅れてふわふわと近くに降りてきた大きなハートは、バクバクと鼓動している。
カイル・A・カンテミール:「我ら4人に、諦めはない!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……バカが!そのズタボロの体で、何発受け切れる!?」
カイル・A・カンテミール:「クレアが居る限り、何発でもだ」
カイル・A・カンテミール:クレアをそっとおろし、頭を撫でる。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だったら何度でも喰らわせてやるよ!」
カイル・A・カンテミール:「そうだな?我が護衛よ!」
クラリッサ=ガーネット:「……!」 大きなハートの上におろされる。
上越茜:「っいい加減にしろ、この出戻り教祖野郎!」
上越茜:「親友だったんだろうが! ジャームだろうがなんだろうが、少しは、答えなさいよ!」
クラリッサ=ガーネット:「……カイルさま。」
クラリッサ=ガーネット:ヴェガさんに怒鳴る支部長を横目に見ながら、カイルさまに話しかける。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、俺のことかい、そりゃあ。文句だったら戦いが終わった後に聞いてやるさ」
カイル・A・カンテミール:「なんだ。クレアよ」
上越茜:「……ああ、もう! 手足吹き飛ばして鎖でふんじばったら言うこと聞くようになんないかなアレ……!」
観月 慧:「あ、茜さん、ちょっと落ち着いて…」
上越茜:今更だが、ヴェガに 共感/憤怒:○ でロイスを取る。
カイル・A・カンテミール:共感!
GM:共感している!
上越茜:復讐者だからね……
上越茜:その私がカイルに揺さぶられてんだからお前も聞けよテメーッって感じ
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまがいつも無茶する、ほんとはクレアちゃん、とっても心配、です。」
カイル・A・カンテミール:「うむ」 頷く。
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまいつもぼろぼろ、です。」
カイル・A・カンテミール:「うむ」
クラリッサ=ガーネット:おろしてくれたカイルさまの手をぎゅっとにぎる。座っているハートは早い鼓動を続けている。
カイル・A・カンテミール:クレアの手をぎゅっと握り返し、静かに聞く。
クラリッサ=ガーネット:「……でも、カイルさまが無茶するのは、いつも。」
クラリッサ=ガーネット:「みんなのこと、だいじに思ってるから、でした。」
クラリッサ=ガーネット:「だから、えっと、その……」
カイル・A・カンテミール:「……うむ」 言葉に詰まったクレアをそっと撫でる。
カイル・A・カンテミール:「今日からは少し改めようと思う」
カイル・A・カンテミール:「“誰一人殺さぬ。戦争を止める”」
カイル・A・カンテミール:「“そのためなら我は死んでも良い”――――が信条であったが、自分の事ももう少し大事にしよう」
カイル・A・カンテミール:「これからもずっと、クレアと共に居たいのでな」
クラリッサ=ガーネット:「……えらい、です。」 目を細めて笑いかける。
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんも、帰ったらカイルさまとたくさんお話ししたい、です。」
カイル・A・カンテミール:「ふふ。プリンスであるからな」 にっと笑う。
カイル・A・カンテミール:「――さあ、前を向くのだクレア!慧と茜を守るぞ!」
クラリッサ=ガーネット:「はい、です!」 乗っているハートがくるっと周り、ヴェガさんの方を向く。
GM:次は行動値6の観月さんの番!
GM:ヴェガの行動は終了。次は観月さんの番だ!
観月 慧:手番の前にロイスを取得します
観月 慧:凄い子/クラリッサ=ガーネット/感服:○/不安/ロイス
GM:ほう!
観月 慧:では改めて自分の手番
観月 慧:マイナー無し
観月 慧:メジャーで《居合い》+《炎の刃》+《アマテラス》+《クロスバースト》。ヴェガを対象に再び射撃攻撃
GM:来い!
観月 慧:7dx+10+12+7 命中判定
DoubleCross : (7R10+10+12+7[10]) → 7[2,4,6,6,6,7,7]+29 → 36
カイル・A・カンテミール:これは・・・妖精の手無しでも行けるはずだ!
GM:じゃあ、妖精の手はなしでいいですか?
カイル・A・カンテミール:・・・なしでよい!
GM:《領域調整》+《言葉の盾》+《リフレックス:ノイマン》を使用してドッジ!
クラリッサ=ガーネット:ドッジするなら《ブロックモード》で達成値-16!
カイル・A・カンテミール:オゲーッ!
観月 慧:ヌウーッ…
GM:14dx7-11
DoubleCross : (14R10-11[7]) → 10[3,3,4,4,5,5,5,7,7,7,10,10,10,10]+10[1,2,4,6,6,7,7]+10[6,7]+2[2]-11 → 21
カイル・A・カンテミール:こええええ!
観月 慧:こわいぜ・・・
クラリッサ=ガーネット:あっぶ
GM:-16がなければ……!回避は失敗!
上越茜:クレアーッ!
観月 慧:ダメージを出します!
GM:ダメージをどうぞ!
観月 慧:4d10+55
DoubleCross : (4D10+55) → 25[5,8,9,3]+55 → 80
GM:た、高っ……!
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃんの座っている大きなハートから次々と小さなハートが分離していき、
GM:その攻撃には耐えられない。
GM:戦闘不能だ!
クラリッサ=ガーネット:攻撃準備に入る観月さんの周囲を旋回し始める。
観月 慧:「さて、それじゃ…」弓を、構え直す
観月 慧:「もうそろそろ終わらせて、文句の一つでも聞いてもらおうかな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ふん、そんな原始的な武器でどこまでやれるのか見せてもらおうじゃねえか……!」
観月 慧:番える矢は、鏃も矢羽も無い、最早ただの氷の円柱である
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、何だそりゃあ!テメエもそろそろ限界ってわけか、ご同輩?」
観月 慧:「うん、限界ってのは正しいかもね。これ以上だと」
観月 慧:キッ…と、目が鋭さを増す
観月 慧:「今のあなたじゃ、死んじゃいそうだし」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……何?」
観月 慧:射る。風を吐き出しながら、茜が抉ったはずの肩に勢いよく命中する
観月 慧:刺さりはせずとも、かなりの衝撃が襲う
クラリッサ=ガーネット:射られる瞬間をハート群がヴェガの視界を遮り隠す。
GM:ヴェガの体は吹き飛ばされ、屋上のフェンスに衝突!地面に倒れる!
観月 慧:続けて射る。もう一度射る。さらに射る。射る。射る。射る
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「が……っ!バカな……!」
観月 慧:茜が袈裟懸けに抉った傷を、綺麗になぞっていく
GM:立ち上がろうとしたヴェガは圧倒的な矢の猛攻の前に、完全に倒れ伏す!
観月 慧:また…射ようとして、止まる
カイル・A・カンテミール:最早“殺すな”とは口にしていない。ただ見守っていた。
観月 慧:「…………」パチパチ、パチリ
上越茜:「……うわあー……容赦ない……」
観月 慧:「…息もしてる。心臓も動いてる。体温も…まあ、うん」
観月 慧:「早く処置した方がいいと思うけど…」
観月 慧:顔を、カイルの方へ向ける
カイル・A・カンテミール:「……うむ。我の我儘によく付き合ってくれた」
観月 慧:「…ちゃんと、生きてるよ」
カイル・A・カンテミール:「礼を言う」
カイル・A・カンテミール:「ありがとう」 深く頭を下げる。
観月 慧:「いいよ。たまには、こういうのも悪くない…いや、うん。いいね」
上越茜:「……アッシュが、精神性とか全然違うのに慧を囲ってた理由、分かっちゃうなあ……」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「カイル……お前……」
カイル・A・カンテミール:「……ヴェガ」
カイル・A・カンテミール:歩み寄る。
観月 慧:弓は放さない。が、構えはしない
カイル・A・カンテミール:「しっかりせよ。死なせぬぞ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、クソ……だったら俺は……」
カイル・A・カンテミール:「言ったであろう。三文芝居の代償に、たっぷり観劇に連れ回してやると」
カイル・A・カンテミール:「……だったら?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……ここで死ぬわけには行かねえ」
GM:ヴェガは血を流したままふらふらとした足取りで立ち上がり、逃げ出そうとする。
カイル・A・カンテミール:「どこへ行く」
カイル・A・カンテミール:「どこへ逃げる。ヴェガ!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「どけ。俺は生きる」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「放せ!このままだと……!」
上越茜:「このままだと……?!」
カイル・A・カンテミール:「……離さぬ!そのようなケガでいつまでも持つものか!」
カイル・A・カンテミール:「治療を受けさせる!話はそのあとだ!」
クラリッサ=ガーネット:「です!」 小さいハート群がヴェガさんにまとわりついている
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……このままだと、お前の前でくたばっちまうだろうが」
GM:ヴェガはその場で倒れる。
カイル・A・カンテミール:「!」
クラリッサ=ガーネット:「!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……俺の体はとっくに死んじまってる。星詠の幻覚で動かしていただけだ」
上越茜:「……・……」
観月 慧:「幻、覚………」
カイル・A・カンテミール:「助からぬか」
カイル・A・カンテミール:「どうやっても?」
観月 慧:そうだ、彼のまやかしの爆炎ですら、自分の目は誤認していたではないか
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「その能力も使えてあと1度。それが消えれば、まあ……そういうことだ」
カイル・A・カンテミール:>「治ったように見せかけている。そう長くは戦えまい」
カイル・A・カンテミール:先ほどの自分の言葉が脳裏に蘇る。
カイル・A・カンテミール:「そうか」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「助からんね。どうやったって」
カイル・A・カンテミール:どっかと腰を下ろす。
観月 慧:ギリ、と強く唇を噛む。赤い線が顎の方へ流れていく
クラリッサ=ガーネット:「……」
カイル・A・カンテミール:「……バカなやつよ!せっかく拾った命を、まったく!」
上越茜:「……死に際に」
上越茜:「希望はある?」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの背中を見つめている。
カイル・A・カンテミール:「こやつは満足していると思うぞ」
上越茜:血の線を引きながら近づく。
カイル・A・カンテミール:「繋いだ命で、一番やりたい事をやった」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そうだなあ……メシが腹一杯喰いたいね。けどまあ、そりゃあ無理そうだから」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「偉そうに俺のことを語ってんじゃねえ、カイル」笑いながら言う。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「一言だけ。カイル」
カイル・A・カンテミール:「偉そうな人間として育った。これからも変わらんだろうな」 苦笑する。
カイル・A・カンテミール:「うむ。聞こう」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:『お前なら戦争を止められる』
カイル・A・カンテミール:「――――ふ」
カイル・A・カンテミール:「高みの見物で構わん。遠い異国の地からで構わん」
カイル・A・カンテミール:「覚えて」
カイル・A・カンテミール:「くれていたか」 目元を拭う。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あーあ、消えちまったよ。そいつが最後のマヤカシだ」
カイル・A・カンテミール:「大馬鹿者。口にしたことは真実になるのであろうが」
カイル・A・カンテミール:「マヤカシではない。真実にするぞ」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガ・鷹羽・ルカーンの友。カイル・アルビレオ・カンテミールが誓おう」
カイル・A・カンテミール:ヴェガの手を握る。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。そうしてくれや」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「俺はまあ……しばらく休むぜ」
カイル・A・カンテミール:「うむ」
カイル・A・カンテミール:「しばしの別れだ。また、いずれ。」
カイル・A・カンテミール:「いずれな。友よ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……おう。また会おうぜ」
GM:ヴェガの手が下りる。
GM:エネミーはこれで全て戦闘不能。戦闘は終了だ。
カイル・A・カンテミール:(さらばだ。ヴェガ)
カイル・A・カンテミール:(……ありがとう)
GM:というわけで、クライマックスフェイズは終了!
観月 慧:タイミングを逃しましたが侵蝕率:121→134です
GM:最後にバックトラックをやって終わりにしよう!
カイル・A・カンテミール:かえるぞー!
GM:今回のEロイスは4つ分!初めに4d10だけ引き下げるかどうか選ぶがいい!
上越茜:帰ろう……私たちの世界へ……
カイル・A・カンテミール:ふっておきます!
上越茜:131-4d10
DoubleCross : (131-4D10) → 131-20[5,1,7,7] → 111
カイル・A・カンテミール:140-4d10
DoubleCross : (140-4D10) → 140-26[9,9,1,7] → 114
観月 慧:振ります
観月 慧:134-4d10
DoubleCross : (134-4D10) → 134-20[3,10,6,1] → 114
カイル・A・カンテミール:これならば戻れるはず。1倍振り。
クラリッサ=ガーネット:139-4d10
DoubleCross : (139-4D10) → 139-16[1,6,4,5] → 123
カイル・A・カンテミール:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-38[10,8,1,10,9] → 76
カイル・A・カンテミール:帰還!5点!
上越茜:1倍で……行けるかもしれない……
上越茜:111-4d10
DoubleCross : (111-4D10) → 111-13[1,1,10,1] → 98
カイル・A・カンテミール:あっぶねえ!?
上越茜:www
観月 慧:1倍
GM:1多い!?
カイル・A・カンテミール:何だこの出目はw
上越茜:お前はそうだと思ったよ茜ェ!
観月 慧:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-24[5,3,8,7,1] → 90
クラリッサ=ガーネット:2倍振り!2倍振りします!
クラリッサ=ガーネット:こわい!
上越茜:1倍振りとは1がたくさん出る事を意味する言葉ではない
クラリッサ=ガーネット:ロイス枠が1つ余ってて、タイタスなしなので5、2倍して10個振ります。
クラリッサ=ガーネット:123-10d10
DoubleCross : (123-10D10) → 123-53[1,10,4,3,4,10,1,4,8,8] → 70
クラリッサ=ガーネット:ほっ…
GM:なかなか下がった。
カイル・A・カンテミール:よかった・・・
GM:皆さん無事に帰還できたようですね。おめでとうございます。
GM:では、バックトラックは終了。
クラリッサ=ガーネット:やったー!
Ending : 観月 慧
GM:ここからはエンディングフェイズとなります。
GM:まずはPC4、観月さんのエンディングから。
観月 慧:よろしくお願いします
GM:アッシュ・レドリックから任務終了の命を受けて、UGN本部に戻ろうか戻るまいかというところからスタートしましょう。
GM:事件から数日後。
GM:宗教団体“明きアルデバラン”の導師・高間翔馬が死亡し、教祖・星詠は消息を絶った。
GM:高間が公開した映像は全てでっち上げだったということになり、事件の報道も次第に沈静化し、戦争を求める世論も少しずつ落ち着きを見せ始めていた。
GM:導師の悪評が広まったことも合わさり、教団の信者たちは瞬く間に減り“明きアルデバラン”は解散した。
GM:クレアが高間を殺害した事件は、彼女の過去の経歴がないのをいいことにUGNが教団内の内紛ということで処理したらしい。
GM:一連の事件の黒幕であったヴェガ・鷹羽・ルカーンの存在や、高間翔馬の身代わりとして殺されかかった菅生桃の存在は公表されることはない。
GM:……少なくとも今のところは。
GM:観月慧の日本での任務は終わった。
GM:キミにはアッシュ・レドリックから事後処理が済み次第UGN本部に帰還するようにとの命令が下っている。
GM:が、UGN本部に帰還するため空港へと向かうキミの手にはアッシュとの会話を記録したテープがあった。
GM:改革派の陰謀の実態。それがあればキミの今の立場を変えることもできるだろう。
観月 慧:N市滞在に当たり数日過ごしたビジネスホテルを後にし、空港へと向かう電車の中
観月 慧:彼女たちへの別れは、簡素な手紙に込めて支部の職員に託してきた
観月 慧:まともに話したのは、あの屋上で血を流した日の夜が最後だった
観月 慧:別れがつらかったからか、合わせる顔が無かったからか…自分でも、なんでこんな子供みたいな真似をしたのか
観月 慧:「…わかんないね、やっぱり」
観月 慧:手の内の携帯端末には、先のアッシュとの会話が録音されている。バックアップも、4つとった。全部、自分が持っていては意味が無いが
観月 慧:対面式の4人掛けの席に一人で座りながら、流れる景色に目だけを向けている
観月 慧:「…これで、よかったのかな」
GM:その時。
GM:キミの前の席にシンプルなシャツにジーンズ姿、その上にブカブカのコートを羽織ったどことなく剣呑な雰囲気の男が座る。
上越雫:「やあ。ここ、空いてるかい?」
GM:その姿にキミは見覚えがある。
観月 慧:「…どうぞ」窓の外に顔を向けたまま、答える
上越雫:「久しぶりだね。えっと……茜のお友達の子」
観月 慧:「慧。ミヅキ・ケイ」
観月 慧:「…あなたは、レイさんだっけ?」
上越雫:「ケイね。オッケー。覚えた、覚えた」
上越雫:「あ、お友達の子は僕のことちゃんと覚えてくれてるんだ。嬉しいなぁ」
観月 慧:聴覚は平時通り常人並、だが、自分の赤星の鼓動だけが妙にうるさく聞こえてくる
観月 慧:「…あんなに滅茶苦茶にされたからね。忘れられないよ」
観月 慧:顔を雫の方へ向け、首を撫でる
上越雫:「あ、そうそう。怪我の具合はもうなんともない?心配だったんだ」
観月 慧:「他人(ひと)より頑丈だからね。ボクたち」
上越雫:「はは、それもそうか。いいよね、頑丈なの。面白くて」
観月 慧:「そういうもんかな」
観月 慧:「で、偶然ボクに会って、何の用?」
観月 慧:「…喧嘩なら、場所を変えてほしいな。もちろん、2本の足で」
上越雫:「嫌だなぁ。僕がそんな野蛮な人間に見えるかい?」
上越雫:「今日はお礼を言いに来たんだよ。キミと、茜に」
観月 慧:「お礼…?一体、何の」
観月 慧:「そっちから情報提供は受けたけど、こっちからも何かしてたっけ?」
上越雫:「ん?決まってるじゃない」
上越雫:「キミたちのおかげで戦争は無事に回避されそうだ。ありがとう」
上越雫:「茜には直接会うとまたすぐ襲われそうだから、キミから伝えておいてくれると嬉しいな」
観月 慧:「ああ…そういえば、そんなことも言ってたね」
観月 慧:「でも、悪いね。ボクは二度と…とまでは言わないけど、当分茜さんには会わないよ」
上越雫:「あ、そうなの?それはまたどうして」
観月 慧:「別に、本来の職場に戻るってだけだよ」
上越雫:「ふうん。キミはそれで満足?」
観月 慧:「こんな形だけど、仕事に満足感を期待するほど子供じゃないよ」
観月 慧:「…今までやってきたことを、また続けるために戻るだけだよ」
上越雫:「なるほど。FHとは少し違うんだな」
上越雫:「ちなみに」キミの持つ携帯端末を指差す。
上越雫:「それは要らないのかい?」
観月 慧:「やめてよ。任務外で失くすと目玉なんだ」
上越雫:「じゃあ、ちょっと借りるだけなら?」
上越雫:「そいつを有効利用したがってる人に心当たりがある。大目玉が嫌なら、後からその人のところに返して貰いに行くといい」
観月 慧:「あなた、妹に盗聴器でも仕掛けてるの?」
観月 慧:一体どこで知られたのか。この男は、コレの中身を間違いなく知っている
観月 慧:心当たり、誰だろう。あの男が失脚して喜ぶ人間なら、内にも外にも確かにいよう
上越雫:「妹から聞かなかった?僕は天才だって。その能力の範疇さ」
観月 慧:そういえば、そんなことを聞いていたかもしれない。どうだったろうか?思考で記憶が陰る
上越雫:「まあ、お礼が言葉だけってのも味気無いし、たまには他人のためになることをするのも悪くないと思っただけだよ」
上越雫:「だから、そんなに気にしないで」そう言ってキミの携帯端末を取り上げようとする。
観月 慧:携帯端末に触れるならば、そこから指は離れない。恐ろしく冷たい。皮膚が凍るほどに
上越雫:「わお。さすがは本部エージェント」携帯端末に触れたまま手を止める。
観月 慧:「悪いけど、色々入ってるから。これは、渡せない」隅々まで凍り付いたソレを、握りつぶす。破片がいくつか床に落ちた
上越雫:「あーあ。大事な証拠品が」
観月 慧:もう片方の手で触れていた、肩掛け鞄も隅々まで凍結し、罅割れている。バックアップも、おしゃかだ
観月 慧:「どうしても何か持っていきたいんだったら、アレでも持って行ってよ。着替えぐらいしか入ってないけど」
観月 慧:そう言って、上の荷物棚を指差す
上越雫:「セキュリティが徹底してるなぁ」彼は凍りついた指先を見つめる。
上越雫:「うん。よし、オーケー」その指先が微かに明滅する。
観月 慧:やられた
GM:それから上の荷物棚を見上げる。
上越雫:「ああ。それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな」
上越雫:「そういえばキミには僕が戦争を止めたがっていた理由って話してなかったよね」
観月 慧:「…そうだね。そんな暇、無かったし」少し鋭くなった目で雫を射る
上越雫:「お友達の子は、学生の時とかに授業中、教室がテロリストに襲撃されるって妄想したことある?」
GM:無邪気そうに笑って言う。
観月 慧:「校庭でヒーローが悪の怪人と戦ってるとこなら」
上越雫:「あ、面白いな!そういうのでもいいよ」
観月 慧:「で、それがどうしたのさ?」
上越雫:「学校に突然現れた怪人。教室は大パニックに陥る。でも、そこに駆け付けたヒーローが颯爽と現れて怪人をやっつけてくれる。そういうのだろ?」
観月 慧:「そこまで複雑じゃなかったかな。校庭でのアクションシーンぐらいだよ」
上越雫:「あ、そうなの?案外想像力が豊かじゃないな」
観月 慧:「物騒じゃないって言ってほしいな」
上越雫:「うん、確かに。じゃあさ、もしそのアクションシーンが日常だったら?」
観月 慧:「ぞっとしないね。そんな非日常な日常」
上越雫:「でしょう?ヒーローが悪の怪人と殺し合うのがどこにでもある一風景だとしたら、一気につまらなくなっちゃうよ」
上越雫:「僕たちの能力もそういうことだと思うんだよね」
観月 慧:「…まぁ、ね」
上越雫:「つまらなくてくだらなくて退屈な日常があるからこそ、僕たちの異能は輝くんじゃないかって、そう思うんだ」
観月 慧:「ふぅん。輝かせたいんだ?」
観月 慧:「…どんな風に?」
上越雫:「そうだなあ。例えば」
GM:雫は通路の向かい側の席に目をやる。そこには幼い子どもと話す母親の姿がある。
上越雫:「戦場で兵士が敵兵士の銃弾に撃たれるよりも、平凡に毎日を過ごす母親の頭がいきなり吹き飛んだ方が絶対に面白い。そう思わないかい、ケイ」
GM:雫は母親の頭に重なるように手をかざす。
観月 慧:バラバラに崩れた鞄が歪な矢となり、雫の胸を的にしている
観月 慧:周りに気づかれるかなど、気にしてはいない
上越雫:「……冗談だよ」手を下ろす。
上越雫:「そんなに怖い顔をしないで」
観月 慧:「……真に迫った嘘は、時に人を殺すって」
観月 慧:「今回のことで、わかってるはずだよね?天才のお兄さん」
観月 慧:矢が再びバラバラと崩れる
上越雫:「なるほど。そいつは言い得て妙だ」
観月 慧:「…もし本当にやってたらね、どんなに逃げても、ボクが死ぬまで」
観月 慧:「その赤星(しんぞう)目がけて飛んでってたから」
観月 慧:「…軽くあしらわれちゃうんだろうけどね」
上越雫:「ああ、それじゃあやっておくんだったかな。失敗した」
GM:雫は席から立ち上がり、キミの荷物を持って歩き出す。
上越雫:「じゃあ、またね」
上越雫:「荷物、ちゃんと取りに行きなよ」
観月 慧:去って行く雫に、一応、手を振る
GM:上越雫は手を振り返し、歩き去る。
観月 慧:「………」
観月 慧:周りに散らばったごみを、茶とおにぎりを買った時のビニール袋に入れていく。派手にやりすぎた。写真でも撮られてなければいいのだが
観月 慧:「…参った。まさか本当に持ってかれるなんて」
観月 慧:財布もパスポートもチケットもポケットの中だ。手続きが面倒な弓もある。が
観月 慧:「…このままじゃ、私服(コレ)で本部に行かなきゃならないかもしれない」
GM:向かい側の席の親子はキミの様子には気付かず、穏やかげに会話を続けている。
観月 慧:FHのエージェントを放っておいていいのだろうか、"星詠"を逃がした責任を彼一人に押し付けたままでいいのだろうか
観月 慧:これから、このまま、自分はやっていけるのだろうか
観月 慧:「………今は、いいかな」
観月 慧:どうせ帰ったら絞られるのだ。今はただ、電車に揺られていよう
観月 慧:気分を切り替えるために、茶のペットボトルのキャップを捻った
GM:それからさほど時間を置かずして。
GM:UGN本部からN市支部への当日中の出向命令がキミのもとに下されることになるのだった。
GM:観月さんのエンディングはこれで終了!
GM:その顛末については茜さんのエンディングに続く!
Ending : クラリッサ=ガーネット
GM:では、次はクレアちゃんのエンディング!
GM:事件からしばらくして。
GM:キミはカイルのアパートに向かうために街を歩いていた。街の様子はいたって穏やかだ。
クラリッサ=ガーネット:とことこ歩いています。ケーキの入った箱を大事そうに抱えている。
GM:テロ事件の報道をすっかりされなくなったようで、以前の殺気立った様子も見られなくなってきているようだ。
GM:と、そんなキミの目の前に白い和服姿で白髪、白い肌の少女が立つ。
クラリッサ=ガーネット:よかったよかった
星詠:「……クラリッサ」
クラリッサ=ガーネット:「?」 行く手を遮られ、ケーキの箱から目を離して前を見る。
クラリッサ=ガーネット:「!」
クラリッサ=ガーネット:「星詠!」
星詠:「私には、一つだけ理解できないことがある」
クラリッサ=ガーネット:あの屋上での戦いのときに星詠が退場していたことは後でハート型従者からの情報で知ったのだ。
クラリッサ=ガーネット:「……!?」 急に話し始めた星詠を警戒しつつも、眉を寄せる。
星詠:「あなたは、空っぽだった。空っぽだった、はず」
星詠:「なのに、なぜ?あなたは、何を手に入れた?どうやって、それを?」
クラリッサ=ガーネット:「……?」
星詠:「あなたの中にある感情は、私の知っているものではない。それは、何?」
クラリッサ=ガーネット:「???」 矢継ぎ早に質問してくる星詠に対して、少し警戒を解きつつ首をかしげる。
星詠:「答えて、クラリッサ」
クラリッサ=ガーネット:「星詠、クレアちゃんにまたインタビューしにきた、です?」
星詠:「私には、それだけが不可解」
クラリッサ=ガーネット:「え、ええと、です。待って、待って。」
星詠:「待つ」
クラリッサ=ガーネット:「星詠が知りたい、クレアちゃんが何を持ってるか、です?」
星詠:「そう」
GM:白い和装の少女はじっと視線を向ける。
クラリッサ=ガーネット:「何を持ってるか……」 少し遠くの方を見る目に
クラリッサ=ガーネット:「……クレアちゃん、前に星詠に言いました。クレアちゃん、自分のことも信じられてなかった、です。」
GM:星詠はこくりと頷く。
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんがほんとに優秀な護衛なのか、クレアちゃんが真実を話せてるのか」
クラリッサ=ガーネット:「……今もクレアちゃん、ほんとは信じられてないかも、です。」
クラリッサ=ガーネット:星詠から目線を落として、手元のケーキの箱を見つめる。
星詠:「なら、悲しんだり怒ったり、するはず」
星詠:「あなたの感情は、それではない」
クラリッサ=ガーネット:「……ヴェガさんが、爆弾がクレアちゃんに当たる言った、星詠は覚えてる、です?」
星詠:「知っている」
クラリッサ=ガーネット:「あのとき、クレアちゃんは爆弾見えない言いました……嘘をついた、です。」
星詠:「なぜ、嘘を?」
クラリッサ=ガーネット:「……」 顔をあげて、星詠の顔を見る。
クラリッサ=ガーネット:目を細めて、照れくさそうに笑う。
クラリッサ=ガーネット:「……信じてたから、です。」
GM:白い和装の少女は首を傾げる。
星詠:「……信じて、いた?」
クラリッサ=ガーネット:うなずく。
クラリッサ=ガーネット:「……カイルさまが、クレアちゃんのこと、信じてくれる。」
クラリッサ=ガーネット:「そのことを、クレアちゃん信じてた、です。」
星詠:「それが、あなたの、手に入れたもの?」
クラリッサ=ガーネット:「うーん……いつのまにか持ってた、です。」
星詠:「……そう。私の、知らないもの」
星詠:「ちなみに、それは」ケーキの箱を指差して言う。
クラリッサ=ガーネット:「ほんとは、自分のことも信じたりとか、カイルさまの他のことを信じたりとか、たくさんできるようになりたい、です。」
クラリッサ=ガーネット:「でも今は……それだけで大丈夫、です。」 最後は恥ずかしそうに目を逸らしながら言う。
クラリッサ=ガーネット:「あ、これはケーキ、です!」 掲げる
星詠:「……ケーキ」
GM:素早く箱を開けると、ケーキの一つを手でつかみ頬張る。
星詠:「……甘い」顔をしかめる。
クラリッサ=ガーネット:「ケーキだから甘い、です。」
星詠:「そう」
星詠:「クラリッサ。今日は、あなたの中にあるものが気になったから、来ただけ」ケーキを頬張りながら言う。
クラリッサ=ガーネット:「あっ!食べてる、です!?」
クラリッサ=ガーネット:箱を急いで閉めて、大事そうに抱えなおす。
星詠:「私はそれよりも、もっと食べたいものを見つけた」ケーキをモグモグしながら言う。
クラリッサ=ガーネット:「クレアちゃんのぶん……」 中をちらっと開けてみてシュンとしている
クラリッサ=ガーネット:「えっ?もっと食べたいもの?えっ?」 遅れて反応する
星詠:「ケーキの話はしていない」
星詠:「綺麗な、憎しみ」
星詠:「また、いずれ、会いましょう。クラリッサ」
GM:ケーキを飲み込みながら白い和装の少女は雑踏の中に消えて行く。
星詠:「甘い……」
クラリッサ=ガーネット:「あっ、待って……」
クラリッサ=ガーネット:「……また見えなくなった、です…。」
クラリッサ=ガーネット:星詠を追うのはあきらめて、またカイルさまとクレアちゃんのアパートに足を進める。
クラリッサ=ガーネット:その道中で、星詠の言葉が頭の中で繰り返されていく。
クラリッサ=ガーネット:(『綺麗な、憎しみ』……?)
GM:では、クレアちゃんのエンディングはこれで終了!
Ending : 上越茜
カイル・A・カンテミール:待機!
クラリッサ=ガーネット:グッイブニン!エブリワン
カイル・A・カンテミール:ファイン センキュー
上越茜:ビハインド ユー
観月 慧:アンドュー
GM:それでは次は茜さんのエンディングです。
上越茜:よっしゃー! ヴェガ野郎めぶっ殺してやらァ!
GM:事件から数日後。
GM:キミの手元には突然現れた上越雫が置き去りにしていったアッシュ・レドリックの会話データ、そして誰のものかよく分からないカバンがあった。
GM:この会話データが交渉のテーブルにおいて強力な武器になるのは間違いない。
上越茜:兄貴殺す
GM:もう帰った!
上越茜:クソァ!
GM:あと、着替えなどの私物が入った誰のものか分からないカバンは何の役に立つかはまだ不明だ。
上越茜:一体誰のものなんだ・・・全く分からない・・・
上越茜:というわけで
上越茜:どんなところだろう
GM:どうもN市で単独行動をしていたことについて、アッシュ・レドリックが支部長であるキミに一応挨拶をしておきたいそうで。
GM:アクシズである彼が短時間ではあるがキミの支部を訪れるという栄光にキミは預かっていた。
上越茜:ほうほう・・・・良い度胸だ
上越茜:野郎ども生かして返すんじゃねえぞ
GM:怖い。
GM:眼鏡姿の知的めいた男は不敵な笑みを浮かべてキミの前の椅子に腰掛けている。
アッシュ・レドリック:「事件の解決、ご苦労だった。上越支部長」
上越茜:かっちりとしたスーツ姿でそれに応じる。先日の怪我は一切のぞかせない。
どどんとふ:「クラリッサ=ガーネット」がログインしました。
上越茜:「レドリック評議員に労って貰えるとは光栄です。優秀な部下が、頑張ってくれました」
アッシュ・レドリック:「それは結構」
アッシュ・レドリック:「だが、それも私と私の部下の協力あってこそのものだということはゆめゆめ忘れないようにしてくれたまえよ」
GM:男はかすかに蔑むような笑みを浮かべる。
上越茜:「当然、それは仰られる通りです。むしろ逆に、我々の方が端役と言えたかもしれません」
アッシュ・レドリック:「ふん、よく分かっているではないか」
上越茜:笑みに笑みを返す。
上越茜:「ええ、全く。敵となった彼の素性を思えばこそ」
アッシュ・レドリック:「…………」不意に笑みが消える。
上越茜:「そうよね? ……つまるところあなたは、裏切り者を自らの手で処断したかった」
アッシュ・レドリック:「さて。私にはクロドヴァ人の危険勢力の男に知り合いなどおらんが」
アッシュ・レドリック:「言いがかりはよしてくれたまえ。これでは優秀なキミへの評価も改めねばならん」
上越茜:「全く、そうでしょうね。クロドヴァへのUGNの態度は、今だ傍観に近い……」
上越茜:「私の評価は、今更そう変わるものでもありませんよ」
上越茜:「遊撃兵として運用するには、私闘に走りがちだったせいでね」
アッシュ・レドリック:「我々UGNとしては世界の秩序を守るために余計な犠牲を生むような争いに首を突っ込む必要などないからな」
アッシュ・レドリック:「そうだな。私がキミに期待しているのも忠実なコマとしての働きだけだ」
アッシュ・レドリック:「……つまるところ、キミは何が言いたいのだね?くだらん言いがかりで私の時間を浪費させるのが目的なら早々に失礼させてもらうが」
上越茜:「だとしたら、私はあまり期待には応えられないわね」
上越茜:「でも、あなたとしても困るのではないかしら」
アッシュ・レドリック:「……何?」
上越茜:「あなたの忠実な、だけどあなたの派閥ゆえに野心家あふれる優秀な駒達に」
上越茜:「あなたの策に従った結果、哀れにもレネゲイドビーイングに取り込まれ、堕ちた同胞が出たという噂が立ったら」
アッシュ・レドリック:「私を脅すつもりか?」
上越茜:「事実を言っているのよ。貴重な本部クラスを稚拙な策で使いつぶす将に、彼らはついていくかしら」
アッシュ・レドリック:「フン。だが、それは、キミの妄想に過ぎん。たかがキミ一人が言っているだけではな」
上越茜:「そう思う? 天下のミリオンサンズが」
アッシュ・レドリック:「言葉などいくらでも塗り替えることができる。そうだろう?」
上越茜:「私が、ただの推測や、口頭だけで、これを申し出ているって?」
アッシュ・レドリック:「…………」
上越茜:——おまえのひみつをしっている。
アッシュ・レドリック:「まさか」
上越茜:——かくたる証拠と共に。
上越茜:「部下にパワハラしすぎじゃない? 録音なんて、今時ブラック企業対策には必須だし」
アッシュ・レドリック:「目的は何だ」わずかに焦りの色を見せる。
上越茜:「失礼ね。私だって一応もと本部エージェント。改革派が崩れたら、今のUGNは立ち行かなくなるってことくらい分かってる」
上越茜:「だけど」
アッシュ・レドリック:「ああ。そもそも私の失脚が狙いならば、ここで私に話す必要はあるまい。取り引きがしたいのか?」
上越茜:「それは貴方達が、常に互いを高め合う、理念を持った武闘派だからこそのリスペクトよ」
アッシュ・レドリック:「…………」
上越茜:「才能と実力だけはある純な子を、拾った時の恩を盾に、騙して従えて飼い殺しにするのは」
上越茜:「それをするのは、ただの害悪だわ」
上越茜:「そう思わない?」
アッシュ・レドリック:「優秀な人材が欲しいと?」
アッシュ・レドリック:「それともしばらく彼女と行動をともにして情が移りすぎたのかね?」
上越茜:「さあ、どうかしら。私は別に、特定の誰かのことなんて言ってないし?」
上越茜:「でも、そうね、あなたがそこまで思い当たる子がいるのなら」
上越茜:「その子は私が預かるわ」
アッシュ・レドリック:「……それでキミの気が済むのならばよかろう。すぐに移籍の手続きを取らせよう」
アッシュ・レドリック:「ただの挨拶のつもりが、まさかこんなことになるとは」目頭を押さえる。
上越茜:「それはどうも、レドリック評議員」
上越茜:「だけれど」
上越茜:「気が済む? とんでもない! あなたがそうやって、軽率に部下を落とし続ける用なら」
上越茜:「私闘に走って理念を逸れたものを、UGNは許さない」
上越茜:何気なく髪飾りに触れる。優雅に、やや目を伏せた笑み。「……お互い、肝に銘じておきましょう?」
アッシュ・レドリック:「くっ……」眼鏡がわずかにずり落ちる。
アッシュ・レドリック:「キミのおかげで改革派はしばらく表立った行動を自重する必要がありそうだ。礼を言うぞ」
GM:アッシュは苦々しげに言う。
上越茜:「私も、優秀な支部員が増えて万々歳です。これからも末長くよろしくお願いしたいですね」
アッシュ・レドリック:「もちろんだとも。それでは失礼しよう」
GM:彼は尊大に立ち上がると、腹立たしげな歩き方で去って行く。
上越茜:「……………はー、あ」
上越茜:「~~~~っくあーーーーーーーーーーきっつ……!」
上越茜:背もたれに体重を預け、大きく伸びをする。
上越茜:勢いでシャツの第一ボタンが弾ける。そのまま天井を仰ぐ。
上越茜:アッシュとて、無警戒にここを訪れたわけではない。どこかにいたはずの護衛や、彼自身の圧もある。
上越茜:あれほどの激闘のクールダウンとしては、なかなかにハードだった。
上越茜:「ったく……だけど、ホントに」
上越茜:——私闘に走って理念を逸れたものを、UGNは許さない。
上越茜:あれは自分にも言い聞かせた言葉だった。
上越茜:「気をつけないとなー……危なっかしい子もいるし……」
上越茜:「ちゃんと見ててあげたいって、そう思っちゃうんだもの」
GM:その夜。マンションの茜さんの部屋。
GM:激しい戦闘と舌戦をこなしたキミはようやく家に帰り着いた。
上越茜:「ふー……」
GM:やっと一息つける時間だ。
GM:誰のものか分からなかったカバンは結局誰のものか分からずじまいだったため、キミが持ち帰って保管することになってしまった。
上越茜:支部のカッチリさとは真逆の、安物のマンションの一室。
上越茜:一歩入ると、足の踏み場もないほどの、ゴミ袋やら弁当の空き箱やら服やらが散乱している。
上越茜:誰の物か分からないカバンは、かろうじて無事なベッドに置く。
上越茜:部屋の隅には、ファッション雑誌やらの微妙に乙女っぽいグッズが
上越茜:全く使われた形跡なく積み上がっていた……。
上越茜:「疲れた……早いところ寝よう……侵蝕痛が数日後に来るようになったら終わりだ……」
上越茜:そのままスーツを脱ぎ、靴下を片方だけ脱いで、ボタンの外れたYシャツ姿でベッドに倒れ込む。
GM:では、キミが布団に潜りこもうとしたその時、不意にチャイムが鳴る。
上越茜:「……化粧落とさないと……そういや今朝したっけ……」
上越茜:「んー……」
上越茜:何度も響くそれに、やや不機嫌そうな表情で、廊下を進む。
上越茜:「はいはーい……」
上越茜:扉を開ける。
観月 慧:「こ…こんばんは」
観月 慧:片手に妙に膨らんだコンビニのビニール袋を持って立っている
上越茜:寝巻代わりのYシャツはボタンが開き、着崩れている。その胸元は身長相応に豊満である。
上越茜:眠気眼を擦り、それを見る。
観月 慧:「…えっと、あの」
上越茜:——————ドキャア!!
上越茜:神速で扉が閉められる。
観月 慧:「あっ」
上越茜:風圧が観月さんの前髪を揺らす。
上越茜:「待っ……て待って待って待って!!」
観月 慧:「あ、はい。うん」ドアの外から返答が聞こえる
上越茜:「え? 何!? 観月! なんで!? っていうか見た!? 見られてないわよね今の私!?」
観月 慧:「はぁ…ボクの他には」
観月 慧:「…うん、いなかったみたいだけど」
上越茜:「いやぁあぁあああ! だめそれいちばんだめなやつ!」
上越茜:「ハッ……そんな! まさか、これもプランの自動的な修正の結果なの……!?」
上越茜:ちなみに
GM:ちなみに?
上越茜:閉めた拍子に蝶番がぶっ壊れているため、観月さん普通に入って来れます
GM:なんでそんな馬鹿力で!
上越茜:ていうかそのまま内側に倒れる。
観月 慧:「あっ」
GM:では、壊れたドアは内側に倒れます。
上越茜:「あっ」
観月 慧:「……………」
GM:部屋の中やそこにいる茜さんの姿が観月さんの目に映る。
上越茜:廊下にぺたんと座り、首を左右に振っている茜。
観月 慧:「あの…駄目だと思うけど、入って、いい?」
上越茜:「…………もう、どうにでもどうぞ……」
観月 慧:「そ…それじゃあ、お邪魔します…」
上越茜:まあ、そんな感じで、なんかわちゃわちゃした後に
上越茜:散らかってるゴミを壁際に寄せて、なんとか人の入れるスペースを作るよ!
上越茜:壊れたドアは……まあ、うん……
上越茜:良い奴だったよ……
観月 慧:壊れたドアは
観月 慧:水道水と《氷の理》で一時的に固定しました
観月 慧:多分ちょっとは大丈夫
上越茜:なんて最強エフェクト……
GM:器用!では、観月さんの応急処置により、ドアは一応元通りになっている。
上越茜:これで侵蝕が0とは信じられない……普通ならジャーム化してもおかしくない……
観月 慧:「いやー、溶接した方がいいとは思ったんだけど、火事になると困るし…」
上越茜:「う、ううん……ありがとう、ございます」
上越茜:敬語!
GM:部屋の中もある程度片付いたため、キミたちは2人して落ち着いて座って話をすることも可能だ。
上越茜:「えっと、そ、それで、観月」
上越茜:「どうしてここに……あ、いえ、このような場所にあらせられたので……?」
観月 慧:「え?あっ、あー…そうだ、そうだった」
上越茜:平身低頭!
観月 慧:コホン、と一呼吸おいて
観月 慧:「…えー、私、観月慧。本日付けでUGN・日本N市支部へと転属になんで土下座!?」
観月 慧:「あ、あの茜さん?話し続けて大丈夫?」
上越茜:「え? あ、ああ、うん、大丈夫よ。随分と早かったわね」
上越茜:「……てかホント早っやいなあの三途野郎……まさかこれ狙ってたわけじゃあるまいし……」 ぼそぼそと。
観月 慧:「あ、やっぱり知ってたんだ。ちょっと理由あって本部に連絡したら」
観月 慧:「『本日付けでN市支部へ転属となりましたので直ちに戻ってください』なんて言われてさ」
観月 慧:「一体、何がどうなってるの?」
上越茜:「え?! い、いやー初耳よ! すごく驚いたわ! でもN支部にようこそ、歓迎するわ」
観月 慧:気が抜けているので、聴覚は人並みレベルなのだ!
観月 慧:「あ、うん。ありがと…」
上越茜:あからさまに不審な態度を取る。
上越茜:「と、とにかく。良かったわ。カイルたちも喜ぶだろうし……私としても嬉s……頼もしいし」
観月 慧:((…アレの中身が盗られて、そのせいだと思ったけど…あいつ、何したんだろう…))
観月 慧:「え?あ、うん。そう言ってもらえるのは嬉しいな…」
観月 慧:「…で、その件で茜さんに話を聞こうと思ったら自宅に帰ったって言うから」
観月 慧:「ここまで来たんだけど…ごめんね、休んでたみたいなのに」
観月 慧:「あの、とりあえず挨拶しに来ただけだから、すぐに帰るし」
上越茜:「えっ」
上越茜:「あ、うん、そう、そうね」
上越茜:ちょっとしゅんとする
観月 慧:「…?」
観月 慧:「…あ、大丈夫!ここで見たものは誰にも言わないから!」
上越茜:「え、あ、お、おうふっ……!」
上越茜:先ほどの醜態を思い返して机に突っ伏す。
観月 慧:「え、えーっと…あの…」
観月 慧:「…あれ?」
観月 慧:ふと、あるものが、目に入る
観月 慧:「ねえ…これ、どうしたの?」
GM:ベッド上にはキミの見慣れたカバンが放り出されている。
観月 慧:ベッドの上の鞄を指す
上越茜:「これ、って……」
上越茜:ちょっと顔を歪める。「……兄貴が置いていったのよ。アッシュ関連のデータと一緒に」
観月 慧:「う…」
上越茜:「どうせいつもの気紛れよ。あいつはそういう奴だわ」
観月 慧:(『そいつを有効利用したがってる人に心当たりがある。大目玉が嫌なら、後からその人のところに返して貰いに行くといい』)
観月 慧:「…まんまと掌の上ってことか」
上越茜:「?」
観月 慧:「…それ」
観月 慧:「ボクの」
上越茜:「……………は」
上越茜:「……えぇええぇぇぇぇぇぇぇ……」
上越茜:溜息のような声。
上越茜:確かにそうだ。少し考えれば、すぐにでも分かることだった。つじつまは合う。
上越茜:アッシュが機密を述べる相手など、己が駒以外にはいまい。
GM:観月さんはそのデータを使ってキミを移籍させるための交渉ができた人物が茜さん以外にいないことに気付いてもいい。
観月 慧:「………あの」
観月 慧:「最近、誰かお偉いさんと会ったり、した?」
上越茜:「ぎく」
上越茜:ぎく、という顔をして目線を逸らす。
観月 慧:「…あー、うん。いいよ、言いたくないなら」
上越茜:「え?」
観月 慧:「…言いたいんだったら、聞くけど?」
上越茜:「むう」
観月 慧:とす、と床に座る
上越茜:「あのね。慧。私は、思うのだけど」
観月 慧:「うん」
上越茜:「あなた、自己主張しなさすぎよ」
上越茜:「……経歴から言えば、それは当然かもしれない。だけど」
観月 慧:「そ…」
上越茜:「あなたのことだから、意に沿わない任務だって、たくさんやってきたんでしょう。文句ひとつ言わずに」
観月 慧:"そんなことはない"、と言えるだろうか。少なくとも、本部にいた時、あの男の指示で動いていた時は、言えなかったはずだ
観月 慧:「まあ…うん。でも色々取り計らってくれたことは確かだし」
上越茜:「あいつは良いように使っていたみたいだけど、——あなた、すごく強いのよ」
観月 慧:「ほら、遺産(コレ)の扱いが難しかったのもあって、どうなるかわからないところも…あの…」
上越茜:「並のオーヴァードなら、有頂天になって雑魚ども相手にヒャッハーしててもおかしくないの」
観月 慧:「…そうだね。ボクのオーヴァードとしての能力が他人よりちょっと凄かったから」
観月 慧:「自分の下にそこまで!?」
観月 慧:「いや、言いたいことはわかるけどさ…」
上越茜:「探せばUGNにだって一杯いるわよ。でも、そいつらの半分くらいはあなたよりは下ね」
上越茜:「それは、きっとあなたの美徳なんだろうけど。でも、……見ててお節介はしたくなるのよ」
上越茜:「でもN市なら。見てて思ったでしょう?」
観月 慧:「…あの子たちの、こと?」
上越茜:「カイルは言わなくても分かるでしょう。それにクレアだって、肝心な所だとすごい強い子なんだから」
観月 慧:「それは、うん。思った」
上越茜:「ああなれとは言わないけど。てかこれ以上増えても困るし」
上越茜:「でも、力は、心に沿って振るった方が、きっと悔いなく闘える。オーヴァードなら尚更よ」
上越茜:「そういうわけで」「
観月 慧:「心に…沿って…」
上越茜:「勝手だけどアッシュを脅して引き抜きしました。諦めて」
観月 慧:「………」あまりに平然と言われて、目を丸くする
観月 慧:「…はい、諦めました、支部長」
観月 慧:少し困ったような、でもどこか嬉しそうな、そんな顔で
上越茜:「……こんなだから年食ったって感じちゃうのよね・・・・・・」
観月 慧:「歳食ったって…ボクと3つしか違わないじゃない」
観月 慧:「まだ若いよ、茜さん」
上越茜:「あなたに言われると嫌味にしか思えないわ。高校生でもまだ行けるんじゃないの、慧」 軽く頬を引っ張る
観月 慧:「はいひゃひゃひゃ、いひゃい、いひゃいっへ」
上越茜:(男子高校生……)
GM:ちなみにアッシュの露骨な意趣返しか、観月さんは今後の住居のアテもないまま放り出されていたりします。
上越茜:(……あ、これ深く考えちゃだめっぽいやつ)
観月 慧:「ふう…」引っ張られた頬をさする
上越茜:「よし、じゃあ慧。今日は泊まっていきなさい」
観月 慧:「え?」
観月 慧:「いや、悪いよ。疲れてるんでしょ?」
上越茜:「いいのいいの。むしろ疲れてるからこそ……」
上越茜:ごそごそと、ゴミを掻きわけて、冷蔵庫を漁る。
上越茜:「ほら」 ぽーいと、缶を放る。
上越茜:「そのうち歓迎会はするけど、前夜祭ね」
観月 慧:「わっ…とと」危うく取り落としそうになるが、なんとか受け取る
上越茜:「25なら、行けるクチ?」 缶ビールだ。
上越茜:そう言いながら、自分はワンカップを取りだす。
観月 慧:「…嫌いじゃ、ないかな」
上越茜:「じゃ、お近づきの印に、ってことでね」
上越茜:「いやーホント嬉しい。カイルとクレアには、流石に付き合わせられないからね」
観月 慧:「ボクもよく止められたけどね…」苦笑しながら、プルタブに指をかける
上越茜:「あはは、でしょうねー。じゃあ、この前の激闘と、それを乗り越えた私たちの未来に——」
上越茜:「かんぱーい」
観月 慧:「…カンパイ」
GM:缶がぶつかり、小気味良い音を立てる。
GM:出会ったばかりの2人のオーヴァードの新しい未来が、何の変哲もないマンションの一室で始まった。
GM:では、茜さんのエンディングはこれで終了!
上越茜:ありがとうござました!
GM:それでは最後はカイルのエンディングです。
カイル・A・カンテミール:はい
Ending : カイル・A・カンテミール
GM:キミの目の前には日本とは違う、どこか牧歌的で懐かしい街の風景が広がっていた。
GM:家々の煙突からは煙が立ち、夕暮れの空に少しずつ星が見え始めている。
GM:戦争の気配などどこからも感じられない。平穏なクロドヴァの光景だ。
カイル・A・カンテミール:慣れ親しんだ光景だ。すぐに分かる。
カイル・A・カンテミール:(ああ)
カイル・A・カンテミール:(夢だな。これは)
カイル・A・カンテミール:日本に来てからは悪夢ばかりだった。
カイル・A・カンテミール:クロドヴァは血に染まり、民同士が殺し合い、
カイル・A・カンテミール:我がどんなに呼びかけても戦いは止まらない。
カイル・A・カンテミール:それが、今回は妙に平和だ。ずっと追い求めていた光景なのに不思議な気持ちになる。
GM:いつの間にかキミのそばに立っていた褐色肌の長身の青年が声をかける。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「よお、カイル」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「見ろよ、星が綺麗だぜ」空を見上げて言う。
カイル・A・カンテミール:「おう、ヴェガか」 空を見上げる。
カイル・A・カンテミール:「故郷の……クロドヴァの星空はやはり良い。日本は明かりが過剰であるからな」
カイル・A・カンテミール:「びっくりしたぞ。星ひとつ見えぬ夜というのがあるとは」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、そりゃあ俺もだ」
カイル・A・カンテミール:星を掴むように空に手を伸ばす。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「見えるか?あっちのがオリオン座だ。あの明るい星が3つ続いてるところさ。お前は知らんだろ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「おいおい、そんなことしても届きやしねえぜ」
カイル・A・カンテミール:「ぬっ、バカにしおって!」
カイル・A・カンテミール:「オリオン座くらい知っておる。貴様こそ、オリオン座の近くにあるふたご座を知らんであろう」
カイル・A・カンテミール:「カストルとポルックス。双子なのか、親友なのか、恋人なのかは知らんが」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「じゃあ、そっちのオリオン座をずっと右に行ったのは牡牛座だ」
カイル・A・カンテミール:「仲の良いことよ。彼らは戦争など起こさずに何百年もこのままなのだろうな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「バーカ。双子座って言うんだから、双子に決まってるだろうが。……たぶんな」
カイル・A・カンテミール:「おうし座は本で読んだが、さっぱり牛の形に見えん」
カイル・A・カンテミール:「今回の事件で思い知った。やはり我は“見えない”側なのかもしれぬな。ふふ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、そうかもな。けどよ、カイル」
カイル・A・カンテミール:「うん?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「大昔に星座を考えた誰かだってもしかしたらそこまではっきりと見えてたわけじゃねえかもしれんぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「なんせあんな意味のない星の海だ。一発で見分けろったってそりゃあ無理だろ」
カイル・A・カンテミール:「ふ!まあ、言われてみれば確かにそうであるな!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「でも、星座を作っちまった誰かは」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「その意味のないものに意味をこじつけて見えるようにしちまったんだ。すげえじゃねえか」
カイル・A・カンテミール:「そうよな。その誰かはきっと」
カイル・A・カンテミール:「そのこじつけが……何百年も後の世にまで伝わって愛されるとは思ってもおらんかったろうが」
カイル・A・カンテミール:「凄いのはその通りよ。文字通り、人が視る星の世界を変えたのだから」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「だろうな。だからまあ、お前も精々意味をこじつけてやりゃあいいさ」
カイル・A・カンテミール:「?」
カイル・A・カンテミール:「我が?」
カイル・A・カンテミール:満点の星空を見るのをやめて、ヴェガの方を向く。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「おう。大昔の名前の知らん誰かにできたんだ。何百年後に生きるお前にできん理屈はないだろ?」
カイル・A・カンテミール:「何をこじつける。人が戦う理由か、人が争いをやめぬ理由か」
カイル・A・カンテミール:「それとも」
カイル・A・カンテミール:「“愛と対話があれば、戦いは終わる”という、我の夢か?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……さて。そこから先はお前で考えるんだな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あーあ、柄にもないこと言っちまった」照れくさそうに笑う。
カイル・A・カンテミール:「ふふふふ。まったくだ。貴様らしくもない」
カイル・A・カンテミール:「だが、嬉しいぞ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「何だよ。気色悪い」
カイル・A・カンテミール:「気色悪いとはなんだ。こうして友との語らいができたのだ、喜ばせろ」
カイル・A・カンテミール:「――そしておそらく、これが最後の語らいなのであろうな。」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ、たぶんな」
カイル・A・カンテミール:「莫迦者め。我の友でありながら、さっさと一人で逝きおって」
カイル・A・カンテミール:「良いかヴェガ。我は必ず成し遂げてみせるぞ」
カイル・A・カンテミール:「“きっと戦争を止められる”。あれを夢やまぼろしで終わらせてなるものか」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ああ。言葉は真実になるぜ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「……いや、してみせろ」
カイル・A・カンテミール:「してみせるとも」
カイル・A・カンテミール:「貴様は天国だかなんだか、とにかくそこらへんから、我の偉業を眺めておれ。ふふふ」
カイル・A・カンテミール:ヴェガに片手を差し出す。握手の形。
カイル・A・カンテミール:「誰も傷つかぬ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「俺は地獄行きだろうな。だが、王宮は建ててハーレムは作るぜ」
カイル・A・カンテミール:「利用もされぬ。復讐も生まぬ」
カイル・A・カンテミール:「……あと、頑張った奴が王宮を建ててハーレムを作れる」
カイル・A・カンテミール:「そんな世界を、必ずや。」
GM:ヴェガはその手を強く握る。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「しっかりやれよ」
カイル・A・カンテミール:小さく笑う。
カイル・A・カンテミール:「任せろ、友よ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前ならきっとやれる」穏やかげに笑い返す。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「下手こくなよ、親友」
カイル・A・カンテミール:「我一人では、下手をこくかもしれんがな。ふふふふ」
カイル・A・カンテミール:「頼れる仲間と、かわいい護衛がおる。安心せよ」
カイル・A・カンテミール:「……本当に」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あー、心配して損した。そんときゃさっさとくたばっちまえ」
カイル・A・カンテミール:「ありがとう。ヴェガ」 頭を下げる。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そいつは俺の台詞だ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ありがとうよ、カイル」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「俺の戦争を止めてくれて。礼を言うぜ」
カイル・A・カンテミール:「礼。礼か」
カイル・A・カンテミール:「そう。これだけは聞いておきたかったのだった」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガよ。貴様は、満足であったか」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ん、何だ?」
カイル・A・カンテミール:「己の取った行動に……後悔など、しておらんか?」
カイル・A・カンテミール:「我は後悔のしっぱなしだ。ああすればよかった、こうすればよかったといつも思っておる」
カイル・A・カンテミール:「だからこそ、貴様には聞いておきたい」
カイル・A・カンテミール:「後悔していたとしても。満足していたとしても。きっと、我の糧になるであろうから」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そんなもん決まってる。後悔ばかりの人生さ。けどな」
カイル・A・カンテミール:「……けど?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「最後は」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「最後の瞬間だけは満足だった」
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:彼の最後を思い出す。
カイル・A・カンテミール:笑いながら、『お前なら戦争を止められる』と言ってくれた。
GM:あの時、ヴェガ・鷹羽・ルカーンは最後に残された能力を使ってキミの前から逃走することもできた。
GM:だが、その代わり彼はただ祈った。
カイル・A・カンテミール:「……まったく」
カイル・A・カンテミール:「ほんとうに、莫迦な奴よ。貴様は」
GM:その祈りが、あらゆる虚偽を創りだした彼の最後で唯一の心からの言葉だった。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「ハッ、お前にだけは言われたくねえ」
カイル・A・カンテミール:「ふふ。だが、我も大いに莫迦であるからな」
カイル・A・カンテミール:「そんな莫迦と親友でいられた事を」
カイル・A・カンテミール:「ヴェガ・鷹羽・ルカーンと最後の瞬間に友で居られた事を、我は嬉しく、誇りに思うぞ」
カイル・A・カンテミール:「これからもずっとな」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あー、やだやだ。そういうのは柄じゃねえって言ってんだろ?」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「けどまあ、俺もだ。お前が友達でよかった」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「それが俺の数少ない誇りの一つだ」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そら、満足したらさっさと行きやがれ。お前の今の居場所はここじゃねえんだろ」
カイル・A・カンテミール:「ぬ」
カイル・A・カンテミール:「そうだ。そうよな」
カイル・A・カンテミール:周囲を見渡す。
カイル・A・カンテミール:もう懐かしきクロドヴァの景色は闇夜に呑まれ、星々しか見えない。
カイル・A・カンテミール:「そうよな。我にはまだやることがあり、戻る場所がある」
カイル・A・カンテミール:目元を拭う。
カイル・A・カンテミール:「貴様と、最後にこうして」
カイル・A・カンテミール:「もう一度――話せた事を」
カイル・A・カンテミール:目元を拭う。
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「なんだよ、泣いてんのか?」おどけたように言う。
カイル・A・カンテミール:「喧しい!……ふふ、はははは!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「そんな顔、嬢ちゃんに見せるなよ」サングラスをかけ、目元を覆う。
カイル・A・カンテミール:「ああ。それならば」
カイル・A・カンテミール:「――さらばだ、ヴェガ・鷹羽・ルカーン!」
カイル・A・カンテミール:「我が友よ!」
カイル・A・カンテミール:「
カイル・A・カンテミール:「我は、必ずやり遂げるぞ!」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「あばよ。達者でな、親友」
ヴェガ・鷹羽・ルカーン:「お前なら、きっと——」
GM:深い闇と、星空が消える。
GM:そこでキミは目を覚ます。
GM:頭には何やら柔らかい感触がある。
カイル・A・カンテミール:「――――。」 涙が頬を伝っていくのを感じる。
カイル・A・カンテミール:そして、柔らかい。
カイル・A・カンテミール:ゆっくりと眼を開く。
クラリッサ=ガーネット:カイルさまが目を覚ますと、頭側から顔を覗き込んでいるクレアちゃんと目が合います。
カイル・A・カンテミール:「……ク、」
カイル・A・カンテミール:「レア?」
クラリッサ=ガーネット:「っ!」
カイル・A・カンテミール:涙を拭くのも忘れてクレアを見ている。
クラリッサ=ガーネット:口をパクパクさせています。カイルさまの頭の下の柔らかい感覚がじたばた動く。
カイル・A・カンテミール:「おっ、おお……?」
カイル・A・カンテミール:まだ寝起きで頭が働いていない。これは。
カイル・A・カンテミール:この、生まれてこの方まるで経験したことのない、この体勢は。
カイル・A・カンテミール:「……枕にしては」
カイル・A・カンテミール:「ずいぶんと」
カイル・A・カンテミール:「暖かいなあ……クレアよ……」 身体を回転させて、腰にしがみつく。
カイル・A・カンテミール:放っておけばこのまま二度寝するつもりだ!
クラリッサ=ガーネット:「ひゃっ……!」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまを膝枕したまま、背がぴーんと伸びる。
カイル・A・カンテミール:毎朝起こしに来るクレアよりも早く、頑張って起きていた理由。
カイル・A・カンテミール:ひとつは、日本に来てからは悪夢続きで、寝起きに泣いていることが多い事。
カイル・A・カンテミール:そしてもうひとつは、
カイル・A・カンテミール:――単純に、寝起きがものすごく悪い。
カイル・A・カンテミール:「そういうわけで……うむ。おやすみ……」
カイル・A・カンテミール:公子が本来見せるべきではない、とことん情けない姿を見せまくっている。
クラリッサ=ガーネット:「カ、カイルさま意外とねぼすけさん、です……」
カイル・A・カンテミール:「だからそう、言ったであろう……むにゃ」
カイル・A・カンテミール:「情けないところを見せないように頑張って早起きしていると……」
クラリッサ=ガーネット:小さくつぶやく。カイルさまの布団の頭側に座ったままだ。
カイル・A・カンテミール:「……ヴェガにな。会ったのよ」
カイル・A・カンテミール:膝枕されたまま。
クラリッサ=ガーネット:「……」
カイル・A・カンテミール:「夢の中でな……平和なクロドヴァだった」
カイル・A・カンテミール:「後悔しっぱなしだったが、最期の瞬間だけは満足だった。そう言っておった」
クラリッサ=ガーネット:「……さいごの。」
クラリッサ=ガーネット:カイルさまの頭をじっと見て、撫でる。
カイル・A・カンテミール:「うむ」 撫でられる。
カイル・A・カンテミール:「ヴェガを討つべきだったのか、協力すべきだったのか、今でもわからぬ」
カイル・A・カンテミール:「星詠を逃したのが正しかったのか、誤りであったのか、今でもわからぬ」
クラリッサ=ガーネット:「……」 撫で続ける。
カイル・A・カンテミール:「それでも、死んだ本人が満足したと言っておるのだ」 心地よさそうに目を瞑る。
カイル・A・カンテミール:「なら、囚われるのはこの朝で終わりにしようと思う。明日からは平常運転だ」
カイル・A・カンテミール:「……我についてきてくれるか?クレア」
クラリッサ=ガーネット:「……きっと。」
カイル・A・カンテミール:「ん」
クラリッサ=ガーネット:「……ヴェガさんが満足した、きっとカイルさまとたくさんお話しできたから、です。」
カイル・A・カンテミール:「……お話」
カイル・A・カンテミール:「対話、か」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまとたくさんお話しする、クレアちゃんもすごく嬉しい、です。」
カイル・A・カンテミール:「うむ。我もクレアと話すのは楽しいし、嬉しい」
カイル・A・カンテミール:「我の夢物語を真面目に聞いてくれる、数少ない存在であるからな」
クラリッサ=ガーネット:「えへ……」 照れる
クラリッサ=ガーネット:「……それがカイルさまの力、思います。」
カイル・A・カンテミール:「我の力?」
クラリッサ=ガーネット:「みんなとお話しする、カイルさまの夢のお話を教えてくれる、それが。」
カイル・A・カンテミール:「……そうだな」
カイル・A・カンテミール:「我は弱いオーヴァードではあるが」
カイル・A・カンテミール:「誰であっても、対話する。そして我の理想を説く」
カイル・A・カンテミール:「それだけは誰にも負けぬつもりよ。ふふふ」
クラリッサ=ガーネット:「……それがクレアちゃんを頑張る、思わせてくれる、です。」
クラリッサ=ガーネット:「きっと、ヴェガさんも……」
クラリッサ=ガーネット:「それがカイルさまの力、です。」
カイル・A・カンテミール:「――ならばクレアよ!」 跳ね起きる。
カイル・A・カンテミール:クレアの前で胡座をかく。
カイル・A・カンテミール:「我はこれからも、その力をどんどん使っていくぞ」
クラリッサ=ガーネット:「!」 慌てて後ろにのけぞって跳ね起きるカイルさまの頭を避ける
カイル・A・カンテミール:「天国のヴェガに笑われぬように。星詠がこれ以上暴れずに済むように」
カイル・A・カンテミール:「茜や慧が危ない仕事を受けずに済むように」
カイル・A・カンテミール:「我とクレアが、平和に暮らしていく為に」
カイル・A・カンテミール:「その力で、戦いの芽を無くしていく!」
クラリッサ=ガーネット:「……」
カイル・A・カンテミール:「ゆえにクレア」
カイル・A・カンテミール:クレアの両肩に手を置く。
クラリッサ=ガーネット:座ったままスリスリとカイルさまに近づく。
カイル・A・カンテミール:「これからも、ついてきてくれ。我と共にいてくれ」
カイル・A・カンテミール:「我が挫けそうな時があったら、支えてくれ。」
カイル・A・カンテミール:「命令ではなく、我の……願いだ」
カイル・A・カンテミール:すりすり近寄ってきたクレアの顔をじっと見ている。
クラリッサ=ガーネット:そのまま、頭をカイルさまの胸にこつんと当てます。
カイル・A・カンテミール:「む」
クラリッサ=ガーネット:「もー、まったく、です。」
クラリッサ=ガーネット:「仕方ない、です。クレアちゃんが支えてあげる、です。」
カイル・A・カンテミール:「……」
カイル・A・カンテミール:「……ふふふふ」
クラリッサ=ガーネット:「あまえんぼさんのカイルさまのお願いだから……カイルさま?」
カイル・A・カンテミール:クレアを抱きしめ、ふわふわの髪の毛をいつものように撫でる。
カイル・A・カンテミール:「いや、なんでもない」
クラリッサ=ガーネット:頭を胸から離して、急に笑い始めたカイルさまの顔を見る。
カイル・A・カンテミール:「ただ嬉しい。本当に嬉しいだけだ」
クラリッサ=ガーネット:そのまま顔を持ち上げて、急に笑い始めたカイルさまの顔を見る。
カイル・A・カンテミール:泣き笑い。涙を流しながら、それでも嬉しそうに泣いている。
カイル・A・カンテミール:応援してくれた友がいて、支えてくれる人がいる。
カイル・A・カンテミール:「……ありがとう。クレア!」
カイル・A・カンテミール:そのままクレアちゃんに抱きついて、幸せそうにしてます。
クラリッサ=ガーネット:「どういたしまして、です。」 嬉しそうにするカイルさまを見て、抱きつかれたまま微笑む。
GM:では、そこでカイルはテーブル上に置かれた紙箱に気付く。
カイル・A・カンテミール:「……?」
カイル・A・カンテミール:いつもの朝食ではない。
カイル・A・カンテミール:「クレアよ。何ぞ土産があるのか?」
クラリッサ=ガーネット:「あっ」 あっ
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまが元気出してほしい思った、です。クレアちゃんケーキ買った、です!」
カイル・A・カンテミール:「なにやら、微妙に数が足りぬ気もするが……」 箱を開けて中を見ている。
カイル・A・カンテミール:「まあよい。この数なら問題なかろう」
カイル・A・カンテミール:「行くぞクレア!」
カイル・A・カンテミール:「身支度を整えたら、出発だ!」
クラリッサ=ガーネット:「はい、です!」
カイル・A・カンテミール:「慧と離れてしまったのは残念であるが」
カイル・A・カンテミール:「今回頑張った茜にも、ケーキのおすそ分けと行こうではないか」
クラリッサ=ガーネット:「カイルさまのぶんと支部長のぶん残ってる、です!」
クラリッサ=ガーネット:得意げにしている
カイル・A・カンテミール:「ふふふふ。さすがは我が可愛い護衛よ」 得意気にするクレアちゃんの頭を撫でている。
カイル・A・カンテミール:そうこうしているうちに、身支度も終えている!
クラリッサ=ガーネット:なお、箱の中には他にケーキが1つ食べられた形跡が残っている。
カイル・A・カンテミール:「うむ。良い天気だ」
カイル・A・カンテミール:「友に恵まれ。仲間に恵まれ」
カイル・A・カンテミール:「……愛にも恵まれ」
カイル・A・カンテミール:「我は本当に幸せ者だ」
カイル・A・カンテミール:「さあ、クレア!出発だ!」
カイル・A・カンテミール:クレアの手を引いて、外に飛び出す!
クラリッサ=ガーネット:パタパタと慌てて身支度を終え、カイルさまに寄ってくる。
クラリッサ=ガーネット:「はい!出発する、です!」
クラリッサ=ガーネット:手を繋いで外に出る2人の周りを小さなハートがくるっと旋回!
GM:カイルとその愛らしい護衛は街に出る。
GM:空には雲一つない綺麗な青空が広がっていた。
GM:カイルのエンディングはこれで終了!
GM:ダブルクロス The 3rd Editionシナリオ 『ホーリー・テラー』!これで終了です!
GM:お疲れ様でした!
カイル・A・カンテミール:おつかれ!さまでしたー!!
観月 慧:お疲れ様でした!
クラリッサ=ガーネット:ありがとうございましたー!
カイル・A・カンテミール:クレアチャンいい子だった!
クラリッサ=ガーネット:楽しかった…ヴェガさん良い人だった…
クラリッサ=ガーネット:カイルさまもかっこよかった!
カイル・A・カンテミール:ヴェガ、こんなにいいやつだと思わなかった・・・!
アフタープレイ
GM:それでは最後にちゃちゃっと経験点の配布をしてセッションを終わりにしましょう!
カイル・A・カンテミール:へい!
GM:ヴェガはいいやつです。
カイル・A・カンテミール:そう、いいやつなのだ。
GM:項目を一つずつ読み上げていきましょう。
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:皆さん、最後までセッションに参加いただきありがとうございました!1点です!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:まずシナリオをクリアしたことで5点、
GM:Eロイスが愚者の契約3回分と悪意の伝染で合わせて4点
GM:Dロイスは星詠の古代種、神格、羅刹の3つで3点
GM:合計で12点です
GM:・最終侵蝕率による経験点
上越茜:めっちゃ持ってる
カイル・A・カンテミール:羅刹だったのか!
GM:神だし……
観月 慧:神・・・
GM:最終侵蝕率による経験点はおのおので申告するがよい
カイル・A・カンテミール:5点です!
カイル・A・カンテミール:5点だったよな・・・?
カイル・A・カンテミール:うん、5点だ!
観月 慧:1倍振り90点帰還で5点です
上越茜:5点だ!
クラリッサ=ガーネット:3点!そしてSロイスで5点!
カイル・A・カンテミール:あっSロイス
カイル・A・カンテミール:Sロイスで更に5点!
上越茜:すごい!
GM:そんなものが!もらってください!
クラリッサ=ガーネット:やったーSロイス!
GM:茜さんと観月さんも取ってよかったのですよ。
GM:では、次!
GM:・よいロールプレイをした
GM:これは自薦か他薦でいきましょう
GM:他のPCのロールで好きだったところとかがあればあげてみてください
カイル・A・カンテミール:ヴェガがいいやつだった・・・
GM:ヴェガはNPC!
上越茜:クレアちゃんが健気だった
GM:クレアたやん
上越茜:ちょっと劣等感が起点にありそうな感じが良いよね・・・
クラリッサ=ガーネット:えへへ……
カイル・A・カンテミール:茜さんは最後の
カイル・A・カンテミール:「殺せ!」って言おうかどうか、本当にPLも迷ってたところなので
クラリッサ=ガーネット:劣等感が起点なのは意識してたのでそこを言ってもらえると嬉しいです。
カイル・A・カンテミール:あの激励というか説教というか、あれはよかったなー
上越茜:ヤッター!
上越茜:言わせねえよって感じだった
観月 慧:茜さんが支部の二人のみならず外から来た観月のことも色々と気にかけてて
観月 慧:時に叱咤激励してくれる様は頼もしくありました
クラリッサ=ガーネット:ミドルで支部長がかがんでクレアちゃんにがんばれって言ってくれたところ、すごく安心感があったなぁ。
カイル・A・カンテミール:お母さんポジなのでは・・・?
カイル・A・カンテミール:あるいは、食堂のおばちゃんポジ
上越茜:まだ若いのに!!
上越茜:28!
上越茜:剣心と同い年だよ!
カイル・A・カンテミール:剣心と同い年、ものすごく微妙だなあw
上越茜:カイル君は、当初は口説かれる想定もしてたけど
上越茜:危なっかしすぎて気が付いたらおかんに
カイル・A・カンテミール:最初は男も女も関係なく口説く方針も考えてたんですが
カイル・A・カンテミール:結果的に茜さんに超説教してもらえたので、これで大正解でしたね!
カイル・A・カンテミール:ベチーンとひっぱたいて貰えたし・・・
上越茜:でもクソ強かったね・・・クレアちゃんと合わせ撃ち、クソすぎるだろ・・・
カイル・A・カンテミール:GMには悪いことをした・・・
上越茜:観月さんは・・・
上越茜:いい・・・
観月 慧:よかった…
クラリッサ=ガーネット:カイルさま、迷いがありながらも有言実行しようとしていく強さが好きです。
上越茜:カイルさま、ここがダブルクロス世界でなければ・・・
上越茜:観月さんの自宅での話はほぼ本音です
GM:あれ、ほとんど告白だったような……
上越茜:(茜の)自宅での話。 めぐ先輩の時と手法としては同じだよね!
カイル・A・カンテミール:こ、こっちだって自宅で事実上の求婚したもんね!
カイル・A・カンテミール:(クレアに)
上越茜:GMには積極的に組み合わせてる方向に動かして頂いて助かったけど
上越茜:銀河さんをちょっと振り回しちゃった感あるね! 是非もないネ!
カイル・A・カンテミール:いいコンビだったぜ~
観月 慧:いえ、こちら一人だけ外から来てたので
GM:観月さんの攻め力は本当に高かった
GM:でも、もうN市支部所属!部外者とは言わせないよ!
観月 慧:N市の皆さんに翻弄?されてるのはよかったと思いますね
GM:それにしてもまさかアスハルさんと銀河さんにイチャイチャされることになるとは
観月 慧:茜さんに気を使ってもらったりとか、カイル君のやり方に合わせたりとか、クレアちゃんの強さを見たりとか
GM:そういうわけで皆さん1点ずつもらってください!
クラリッサ=ガーネット:やったー!
カイル・A・カンテミール:はーい
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
上越茜:わーい
観月 慧:ありがたく
GM:これも自薦か他薦で!助けられたことがあったらあげてみてください!
カイル・A・カンテミール:カイルは偉そうなやつなので、決め打ちロールをすることが多いのですが
カイル・A・カンテミール:文句言わずにちゃんとついてきてくれたクレアちゃんのおかげでとても助かりました
カイル・A・カンテミール:ありがとう!
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃん、最初の方はカイルさまとあんまり打ち解けてない感じだったので
クラリッサ=ガーネット:カイルさまがぐいぐい絡んできてくれたのはかなり安心できましたねー
カイル・A・カンテミール:よかったー
GM:茜さんと観月さんはいなかったら戦闘が終わっていなかったので、とても助かったし、強かったです。
クラリッサ=ガーネット:支部長のぐいぐい攻めてく姿勢も助かったなぁ
カイル・A・カンテミール:支部長、脳筋なんだけどポンコツじゃないしっかりしたお姉さんでしたね
上越茜:脳筋ロール、楽。
GM:なんて雑な感想。
上越茜:カイルくんとクレアちゃんをフォローする心境になっていた。
観月 慧:観月は元いたところがところなだけに、カイル君の理想も軽んじかねないところもあったのですが
カイル・A・カンテミール:そう、我とクレアだけだと戦闘は終わらなかったのだ・・・逃げるしかなかった・・・
観月 慧:そのまま押し通されてしまう凄みがありましたよ
上越茜:観月さん、カイルの言葉に頑張ろうとしたところ見ただけで
カイル・A・カンテミール:アタッカーは偉大よ。
上越茜:「あ、この子良い子だ・・・」ってなってロールの方向性が決まった
クラリッサ=ガーネット:あー、あのミドルのね
上越茜:ちなみに今更だけど、上越茜はカイル君はリスペクトしてるけど
観月 慧:面と向かってあれだけ堂々と言われたので、乗ってみる気になったのです
上越茜:兄の存在があるので、絶対に分かりあえないとは思ってるぞ!
カイル・A・カンテミール:www
上越茜:そのときは敵に回るとも思っている!
クラリッサ=ガーネット:なるほどなぁw
カイル・A・カンテミール:あれと分かり合うのは無理じゃないかなー
上越茜:クライマックスでの説得あたりを読むと、『私を敵に回してでも』みたいなニュアンスが微妙にあるぞ
カイル・A・カンテミール:殺せ茜!肉体言語で語り合え!
カイル・A・カンテミール:勝ったほうが正義だ!
観月 慧:恩人の形見剥ぎ取って着てるような奴だし…
上越茜:いえ、茜が兄を絶対殺すマンなので、カイル君には従えないなーって感じ
上越茜:ブラザースレイヤー
カイル・A・カンテミール:そうですね
カイル・A・カンテミール:あの兄と対峙しても、カイルは絶対に「殺すな」って言っちゃう。
カイル・A・カンテミール:そして茜さんにぶん殴られて気絶してる間に戦闘が進む
GM:ほとんど完全に茜さんへの嫌がらせのためだけに遺品を着てますからね、あいつ……。
上越茜:想像しやす過ぎる
クラリッサ=ガーネット:そうだ。クレアちゃんは正直、自分での信条とかがない子なので
クラリッサ=ガーネット:カイルさまのそういう信条があるところが指標としてかなり助かったんでした。
カイル・A・カンテミール:でもやってみて分かったんですけど
カイル・A・カンテミール:戦闘能力無しの不殺キャラ、めっちゃきつい!
カイル・A・カンテミール:みんなが合わせてくれなかったら口先クソ野郎で終わるところだった!
クラリッサ=ガーネット:でも合わせやすかったですよー
GM:ふふふ、キツイでしょう。格好良いことを言いながらボスをぶん殴ることも出来ないのですよ。
カイル・A・カンテミール:そうなんですよ
カイル・A・カンテミール:シナリオ中7回くらい、カイルに戦闘能力を持たせなかった事を後悔しました
GM:多いw
観月 慧:そんなに
カイル・A・カンテミール:でも最終的にはこの性能でよかった・・・!
カイル・A・カンテミール:ボスはやっぱぶん殴りたいからw
GM:それと今回は見えないものが見えたり見えなかったりするというとても面倒なシナリオだったのですが、プレイヤーの皆さんも色々と合わせてくれて非常に助かりました。
GM:では、皆さん1点ずつもらってください!
カイル・A・カンテミール:一人だけ見えてるクレアちゃんは大変そうだったけど、がんばった。
カイル・A・カンテミール:いただきます!
上越茜:やったー
観月 慧:ミステリアスで面白かったですよ
GM:頑張ってくれた。
観月 慧:ありがたく頂戴いたします
GM:・セッションの進行を助けた
GM:皆さん、円滑なセッション進行にご協力いただきありがとうございました!1点です!
GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:平日進行が中心でご迷惑もおかけしましたが、皆さんのおかげで無事にセッションを終えることができました。1点!
カイル・A・カンテミール:ヘイヘイ!
GM:これで経験点項目は全て。
GM:さて、合計は何点かなー。
GM:GMは計算を放棄する……。
カイル・A・カンテミール:
[1] セッションに最後まで参加した
[12] シナリオの目的を達成した
[1] よいロールプレイをした
[1] 他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
[1] セッションの進行を助けた
[1] 場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
+最終侵蝕率による経験点
カイル・A・カンテミール:これだな!
クラリッサ=ガーネット:クレアちゃんはカイルさまより2点低く、観月さんと支部長より3点高いです。
GM:クイズみたい。
カイル・A・カンテミール:なんかそういうクイズみたい
カイル・A・カンテミール:この中で嘘をついてるのは誰か?ってやつ・・・
カイル・A・カンテミール:我は27点かな。
上越茜:22点か
観月 慧:22点ですね
クラリッサ=ガーネット:つまり……クレアちゃんは25点!(ありがとうございます!)
GM:それでは皆さん経験点をもらってください!
GM:経験点の配布はこれで終了!
クラリッサ=ガーネット:もぐもぐ!もぐもぐ!
カイル・A・カンテミール:いただきまーす!
カイル・A・カンテミール:バクバク!
観月 慧:ありがたく頂きます
GM:改めまして、セッションの全工程はこれで終了となります!
GM:大変お疲れ様でした!
クラリッサ=ガーネット:お疲れ様でした!
カイル・A・カンテミール:おつかれさまでしたー!たのしかったー!
上越茜:ありがとうございまーす!!!
カイル・A・カンテミール:ありがとうすかいはいさん!
観月 慧:皆さまお疲れ様でした!
上越茜:皆さんめっちゃおつかれさまでした! ありがとう!
観月 慧:ご一緒させていただき誠にありがとうございました