DX3rd 『レネゲイドラヴァーズ』(GM:すかいはい)

本編ログ | 雑談ログ

GM:それでは、早速セッションを始めていきましょう
GM:まずはPCの自己紹介からです
GM:簡単な感じでいいのでPC番号順にやっていきましょう
GM:まずはPC①の彩里いろはさんからお願いします
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjo2BGgw
彩里いろは:「やっほい、彩里いろはだよん。まあ、私に任せなさいって」
彩里いろは:彩里いろは(あやさと・いろは)です。(※名前変換可能)
彩里いろは:三つ編みとゆるく着た制服が特徴の女子高生。17歳です。
GM:あっ変換機能付きだ
彩里いろは:いつもマイペースに過ごしており、ゆるゆるです。学園のイケメンにもそこまでキャーキャーしておりません。
GM:周囲の女子たちがキャーキャーしているというのに
彩里いろは:かっこいいなーと思ってはいますが、近寄りづらいなーとも思って、遠巻きにしている感じ。
GM:なるほど、なるほど。
彩里いろは:乙女ゲームの主人公らしく、幼い頃に男の子と会ったことのある思い出とか、よくわかんないけど謎の鍵を所持していたりします。
GM:謎の鍵!これは使える(メモりながら)
彩里いろは:覚醒枠なのでまだ覚醒していませんが、モルフェウスとサラマンダーのクロスブリードになる予定です。RC型。《氷の塔》で範囲攻撃します。
彩里いろは:目覚めたばかりの能力にわたわたしたいなあと思っております!
彩里いろは:そんな感じで!ハーレムエンド目指してがんばります。よろしくお願いします!
GM:目指す先がそれでいいのか!よろしくお願いします!
GM:それでは最後にハンドアウトも確認しておきましょう
GM:ロイス:水間早希(みずま・さき) 推奨感情 P:友情/N:不安
GM:キミは聖レネゲイド学院に通う普通の女子高生だ。その日も授業が終わり、クラスメートの朱崎怜司や友人の水間早希とともに下校していた。しかし、学園から出ようとしたその時、突如飛来した真紅の槍がキミたちを襲い、水間早希を守ろうとしたキミは命を落とした。次に目を覚ました時、キミは得体の知れない怪物となり、そしてなぜかイケメン男子たちの住む学生寮に入寮することになってしまったのだった。
GM:キミは命を落とし、イケメン男子たちの住む学生寮で共同生活をすることになるようです
彩里いろは:ふしぎなこともあるものだなあ
GM:実にふしぎだ
GM:シナリオロイス友人の水間早希(みずま・さき)で推奨感情はP:友情/N:不安
彩里いろは:はーい、P:友情○/N:不安にて、初期ロイスで取得いたしました!
GM:ありがとうございます!
GM:それでは次にいきましょう
GM:PC②の朱崎怜司さんお願いします
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY_7idGAw
朱崎怜司:「あァ?なんだァ……用がねぇなら話かけるんじゃねえよ……!」
朱崎怜司
☆Profile☆
朱崎 玲人
誕生日: 5月11日
クラブ: 帰宅部
チャームポイント: ややぼさぼさの白髪
趣味・特技: 戦闘、音楽(聴く専)
好物: フライドチキン(辛いやつ)、甘い物

朱崎怜司:というわけで朱崎怜司です、身長も高くガラが悪い白髪です
朱崎怜司:見た目は怖いですがイケメンです
GM:イケメンを強調してくる
朱崎怜司:暇な時はひとりでアンテナモジュールを使ってラジオを聞いたりしてますね
GM:寂しい人だ
朱崎怜司:古いCDプレイヤーを持っています、覚えてないけどなんとなく持っているとほっとしたりします
朱崎怜司:性能的にはバロール/ブラックドッグのRC型です、覇王幻魔眼を持ってるのでシーン一回ごとに高攻撃力を出せますよ!
朱崎怜司:時の棺も持ってるぜ!
GM:つよいぜ
朱崎怜司:ガラが悪いキャラがPC2でも大丈夫なのか・・・頑張ります!以上です
GM:ありがとうございます!
GM:それでは最後にハンドアウトを見ていきましょう
GM:ロイス:マスターレイス11(ラムダ) 推奨感情 P:執着/N:不安
GM:キミは聖レネゲイド学院ユニバーサル寮支部に所属するUGNチルドレンだ。学園に通いながら生徒の中に潜むマスターレイスの正体を探っていたキミだったが、この日の授業も終わりクラスメートの彩里いろはとともに下校することになった。そんな最中、キミはマスターレイスからの襲撃を受け、キミの目の前で彩里いろはは命を落としてしまう。しかし、死んだはずの彩里いろははオーヴァードとして覚醒し蘇ったのだった。
GM:そんなわけでOPはPC1と合同!
GM:キミの前でPC1は命を落とします
朱崎怜司:目の前で死ぬとは・・・
GM:シナリオロイスはマスターレイス11(ラムダ)で推奨感情はP:執着/N:不安
朱崎怜司:マスターレイス!ぶっ殺してやるぜ!
GM:長髪で、目元を仮面で隠した男。強敵だ!
GM:それではよろしくお願いします!
GM:では、次にいきましょう
朱崎怜司:よろしくお願いします!
GM:PC③の青桐御影さんお願いします
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYp4SnFww
青桐 御影:「3年の青桐御影だ。よろしく。……まだ、何か?」
青桐 御影:☆Profile☆
青桐 御影
誕生日: 1月14日
クラブ: 帰宅部
チャームポイント: 眼鏡
趣味・特技: ペン習字
好物: たらこスパ

青桐 御影:という感じで、どうにもとっつき難い感じのクールキャラです。
青桐 御影:過去に姉を亡くしていて、その写真が入ったロケットを肌身離さず持ち歩いてたりぐじぐじしてたりします。
GM:ぐじぐじしてるんだ
青桐 御影:立ち直れていない!
GM:いいよ!そういう心の傷すごくいい!
青桐 御影:性能的には《地獄の氷炎》で作った強い武器を《オーバーロード》で更に強くして殴るだけの構成!
青桐 御影:あ、それと支部長なのでエンブレム「サラウンドレポート」を持っています。情報収集ではお役立ち!
GM:便利だぜ
青桐 御影:以上!がんばって落とされます!
GM:みんな落とされる気満々だな!?ありがとうございます!
GM:それではついでにハンドアウトも確認しておきましょう
GM:ロイス:“リヴァイアサン”霧谷雄吾 推奨感情 P:信頼/N:隔意
GM:キミは聖レネゲイド学院ユニバーサル寮支部を取り仕切るUGN支部長だ。後輩の女の子たちからのアプローチをかわしながら仕事に励むキミのもとに聖レネゲイド学院理事長の霧谷雄吾から連絡が入った。彼が胸元をはだけながら言うには、学園の生徒である彩里いろはという少女がFHの襲撃を受け、オーヴァードとして覚醒したのだという。霧谷はキミに少女の保護とFHに狙われた理由の調査を命じたのだった。
GM:支部長らしく霧谷が胸元をはだけながら新たな任務を下すOPです
青桐 御影:胸元をはだけながら。
GM:シナリオロイスは“リヴァイアサン”霧谷雄吾で推奨感情はP:信頼/N:隔意
GM:言わずと知れたUGN日本支部長にして理事長です
青桐 御影:確かに隔意かもしれない。はだけながら……
GM:うーむ。彼はどうしてしまったのでしょう
GM:では、そんな感じでよろしくお願いします
GM:それでは次にいきたいと思います
GM:PC④の翠谷昴さん、お願いします
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkL-gGAw
翠谷昴:「翠谷昴。お近づきになれて嬉しいよ。——よろしくな」
翠谷昴:☆Profile☆
翠谷 昴
誕生日: 10月25日
クラブ: 帰宅部
チャームポイント: 結われた黒髪
趣味・特技: 家事・ダンス
好物: オレンジのヨーグルトムース

翠谷昴:と、いう訳で。軽薄で自信家なイケメン高校生、翠谷昴です
翠谷昴:プレイボーイとのうわさだ!
GM:チャラい系だ!チャラい系!
翠谷昴:生まれは「結社の一員」ゆえUGN、だが両親については記憶にない、生まれついてのUGN育ち
翠谷昴:レネゲイドの親和性を研究として被検体としての幼少時代を送り、ある種、自分は二の次な子供だったのですが
翠谷昴:ゆえに「他人を喜ばせる事」の為に動いた結果、幸運も重なって女子に非常にモテることとなりました!
GM:どうしてそんなことに
翠谷昴:「誰かに喜ばれると嬉しい」そんな成功体験ゆえですね……!
翠谷昴:更にUGNエージェントとしての成績も優秀。公私ともに上手く行った俺は外面はチャラっぽい、自身家なイケメンに成長しました
GM:非の打ち所がない……!?
翠谷昴:だがそこには、自分でも気づいていないある種の「寂しさ」のような物が心の底に!
翠谷昴:そんな奴です
GM:その寂しさの正体とはいったい……?
GM:ありがとうございます!
GM:それでは最後にハンドアウトの確認にいきましょう
GM:ロイス:冬芽樹一郎(とうが・じゅいちろう) 推奨感情 P:感服/N:脅威
GM:キミは聖レネゲイド学院ユニバーサル寮支部に所属するUGNエージェントだ。学園に眠るインフィニティコードがFHの手に渡るのを防ぐため任務でその秘密を探っていたキミの前に、御曹司で長髪の美形男子・冬芽樹一郎が現れる。彼はキミを壁際に押さえつけ、顔を近付けながら警告した。これ以上何かを探ろうとするのは得策ではない、と。ただならぬ雰囲気を醸し出す冬芽はいったい何者なのだろうか。
GM:よく分かりませんが壁際に追い込まれるようです
翠谷昴:ふむ。迫られるなら男より女子の方が嬉しいんだが
GM:シナリオロイスは冬芽樹一郎(とうが・じゅいちろう)で推奨感情はP:感服/N:脅威
GM:長身で黒髪の長髪、女子からの人気も高い人物です
翠谷昴:まあいいさ。何時でもウェルカムだぜ。了解!>ロイス
GM:よろしくお願いします!
GM:それではPCの自己紹介はこれで終了しましたので
GM:最後にPC間ロイスを取っていきたいと思います
GM:順番はPC1からPC2、PC2から3、3から4、4から1という感じでお願いします
彩里いろは:朱崎くんとはクラスメートですが、あまり話したこと無さそうだなあ。 好奇心○/疎外感 で取得します
彩里いろは:いつも一人だから気になるけど近寄りがたいなー みたいな
朱崎怜司:青桐・・・真面目そうだしいろいろ言われていそうだ 誠意/敵愾心○ で取りましょう
青桐 御影:翠谷くんは優秀だけどどこか危なっかしさを感じる、ということで、有為○/不安 で取得します。
翠谷昴:彩里さんは、そうだな、可愛らしいUGNとしても一男子としても気にかけている相手とのことで庇護○/隔意で取りましょう
GM:では、これで全員PC間ロイスは取り終わりましたね
GM:それでは最後に改めてハンドアウトを読み上げてセッションに入っていきたいと思います
GM:トレーラー
GM:東京近郊N市に存在する聖レネゲイド学院。
その学園の一角にある “ユニバーサル寮”に住むのはイケメン男子ばかり。
学業優秀、スポーツ万能、眉目秀麗な彼らは学園中の女子たちの憧れの的だ。
彼らのことを自分とは縁遠い存在だと思っていた一人の少女はひょんなことから命を落とし、異能の力を身に付けてしまう。
そんな少女を待ち受けていたのは——イケメン男子たちとの共同生活!?
なんと“ユニバーサル寮”に住む男子たちは全員が彼女と同じ能力者で、しかも世界を守る組織の一員だったのだ!
絆と裏切りにほんの少しの恋心を加え、ドキドキの学園生活が始まる!

GM:ダブルクロス The 3rd Edition 『レネゲイド・ラヴァーズ』
GM:ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。
GM:それではシナリオ 『レネゲイド・ラヴァーズ』始めていきたいと思います!よろしくお願いします!
彩里いろは:よろしくお願いしまーす!
青桐 御影:よろしくお願いしまーす!
翠谷昴:よろしくおねがいします!
朱崎怜司:よろしくおねがいします!
GM:それではまずはオープニングフェイズからです
GM:最初のOPはPC4、翠谷くんからです
GM:シーンに登場して侵蝕率を上げてください
翠谷昴:了解!
翠谷昴:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 9[9]+31 → 40

翠谷昴:40!よし、さあ来い!
GM:キミが放課後、学園に存在するとされるインフィニティコードの調査を行なっているシーンです
GM:調査のため学園を歩いていると女性徒から人気の高いキミは軽率に声をかけられたりする
女性徒:「昴くーん!どこ行くのー?」
GM:嬉しそうな声をした女性徒がキミに手を振る。
翠谷昴:にこやかに手を振ったり、軽口で返したりしよう
女性徒:「暇だったらどっか遊びに行こうよー?」
翠谷昴:「野暮用さ。ちょっと危ない……な」くちびるに指をあて
GM:女性徒は頬を赤らめて目を逸らす。
女性徒:「もう昴くんったらまたそうやってー」
翠谷昴:「ははっ、悪い悪い。……ありがとう。だが今日は少しばかり外せない」
女性徒:「えー、超残念ー」
翠谷昴:「週末なら空いてるから、その時ならいつでも、だ」にこっ
女性徒:「必ずだよー。じゃあ、また一緒に遊び行こうねー」
翠谷昴:「おっと、今日はそろそろ遅い。暗くならないうちに早く帰った方がいい」
女性徒:「……うん。ありがと。またね、昴くん」
翠谷昴:「ああ。君達に何かあったら、俺も悲しいから。それじゃあ、な」笑顔で手を振ろう
GM:女性徒は小さく手を振るとドギマギした様子を隠すように急ぎ足でその場から去っていく。
翠谷昴:「……さて、と」女子の去って行くのを確認した後、真顔に
GM:キミが調査を進めているインフィニティコード、それはレネゲイドの進化やその根源に関わるとされているものですが、その実態は今もって謎の包まれています。
GM:学園に存在しているとされるものも未だに正体がつかめていないような状態です。
翠谷昴:(「……調査の下ってからそれなりに経つが……影も形も掴めない」)
翠谷昴:(「むしろ『何もなさ過ぎる』。どうなっているんだ……」)
翠谷昴:端末を取り出して先日までの調査結果を確認。独り方針を再検討しています
GM:では、その時、キミは長身で髪の長い男がキミの前方に立っていることに気が付く。
GM:男は妖しく微笑む。
冬芽樹一郎:「やあ、翠谷昴くん、だったね」
翠谷昴:「……冬牙」男の眼差しに気付き、言うよ
冬芽樹一郎:「なんだか近頃学園のことを調べ回っているようじゃないか」
GM:男はキミの傍に歩み寄る。
翠谷昴:「……ああ。この学園、敷地も広いし見て周れば周るだけ、発見があってね。つい夢中になってしまってな」微笑む
翠谷昴:近付く冬芽を、真っ直ぐ見据えよう
冬芽樹一郎:「へえ。キミにしては下手な嘘だ」
GM:男はキミの襟首を掴み、キミの体を壁に押し付ける。
冬芽樹一郎:「学園の先輩からの優しいアドバイスだ。危ない目に遭いたくなければそういう軽率な真似は慎んだ方がいいぞ」
翠谷昴:「……嘘?」警戒は緩めない。だが冬芽の鋭い動きに、壁に押し付けられる!
翠谷昴:「……っ」だがそれ自体にはさして動じない。眼差しも緩めない
GM:冬芽は妖しげな瞳でキミの眼差しを覗き込むようにして威圧する。
翠谷昴:「……はは。これは手厳しいな、先輩」負けない。正面から受け止める
冬芽樹一郎:「キミが探ろうとしているあれは非常に危険な代物だ」
冬芽樹一郎:「調べるのなら女の子の電話番号くらいにしておくといい」
翠谷昴:「何の話をしているのかわからないが」襟を掴む手を、逆に握り
冬芽樹一郎:「……!」
翠谷昴:「やめろと言われて……それも好奇心をそそられるものを探るなと言われても黙っていられないのが男の子だ」
翠谷昴:「判るだろう、先輩?」逆に、同じように顔を近づけ、冬芽の眼差しを覗き込み
冬芽樹一郎:「……バカバカしい」
GM:冬芽は忌々しそうな表情でキミから手を離す。
冬芽樹一郎:「分不相応だと言っているのさ」
GM:冬芽はその長い髪をかきあげる。
翠谷昴:「心配してくれるのは嬉しいよ。女子じゃなくても、俺のファンだというのなら、男にだってそれなりの誠意で返すのは吝かじゃない」
翠谷昴:離された後、こちらも表情を和らげ
冬芽樹一郎:「とにかく警告はしたよ。それでも危険に飛び込むというのなら――」
冬芽樹一郎:「覚悟はしておくことだ」
GM:冬芽は踵を返し、その場から去ろうとする。
翠谷昴:「ありがとう。肝に銘じておくよ」
冬芽樹一郎:「フン、喰えない男だね、キミは」
GM:冬芽は去っていく。
翠谷昴:「……よくいわれるさ」ぽつりとこぼし、去って行く冬芽の背を見送るよ
翠谷昴:「さて、と」今の冬芽の態度を反芻
翠谷昴:「……やはり。何かある、か」
翠谷昴:独り呟き歩き出す。以上です!
GM:では、翠谷くんのオープニングはこれで終了です。
GM:シナリオロイスをまだ取っていない場合はここで冬芽樹一郎に取っておくとよいでしょう。
翠谷昴:そうでした!では、改めて取得します!
翠谷昴:ハンドアウト通り、冬芽樹一郎/感服/脅威で。表は感服
GM:了解しました。
GM:それでは改めてシーンを終了しましょう。
GM:次はPC①とPC②の合同オープニングになります
GM:最初はPC①だけの登場ですが、ここではまだ侵蝕率を上げる必要はありません
GM:なぜならあなたはまだオーヴァードではないからだ!
彩里いろは:上げられない!
朱崎怜司:上がらないのだ・・・!
GM:そんなわけでまずは回想シーンからです。
GM:キミは夢を見ていました。
彩里いろは:はーい
GM:それはとても怖い夢。
GM:夢の中でキミは子どもの姿になっていて、必死に何かから逃げています。
GM:教会の鐘の音が鳴る中、その裏手にある鬱蒼とした森を一人怯えながら走っています。
彩里いろは:「…っ」怖くて後ろを振り向けず、前だけを見て必死に走っています。
GM:背後からは獣のような唸り声を発する怪物がキミのことを追ってくる。
GM:振り返れば、虫のようでも獣のようでもある怪物が爛々とした赤い目でキミを見たまま四足で地面を駆けているのが分かっただろう。
彩里いろは:超怖い!
GM:怪物の駆ける速度は早く、徐々にキミとの距離は縮まっていく。
彩里いろは:「ひっ…だれか……た、たすけ…」足がもつれて転びそうになる。
GM:恐怖のせいかそのままキミは躓いて転んでしまう。
彩里いろは:「ううっ…」怪物の荒い息が近づいてくるのが分かる。「うひゃあっ」転ぶ!
GM:奇怪な唸り声がキミのすぐ後ろまで迫っている。
GM:怪物が醜く鋭い爪を振りかざしながらキミに歩み寄る。
彩里いろは:「や、やだ…やだ、誰か来て…たすけて…」
彩里いろは:なす術もなく、頭を抱えてうずくまっています。
GM:怪物の醜い口から体液がこぼれ落ち、地面を溶かす。あと一歩でその爪は、牙はキミの体を引き裂くだろう。
彩里いろは:「———!」
名も知らぬ男の子:いろはの手が突然引っ張られ……怪物の爪は空を切る!
彩里いろは:「ひゃっ…!?」驚いて目を見開く
名も知らぬ男の子:「……」怪物を庇いながらいろはを抱きかかえているような姿勢だ
GM:少年の顔は夢の中でははっきりしない。
彩里いろは:「あなたは…?」突然現れた男の子を見つめている。事態を理解しきれていない。
GM:怪物はキミたちを見て奇怪な唸り声をあげている。
名も知らぬ男の子:「大丈夫……」いろはにそう言った後
名も知らぬ男の子:「僕の目の黒いうちは、手出しはさせないぞ!怪物!」
名も知らぬ男の子:では次の瞬間、怪物はダメージを受けていると思います
彩里いろは:いろはが目をギュッとつむってしまったので、倒される瞬間は分からないのだ!
GM:わけもわからないまま怪物は地面に倒れている!
彩里いろは:「ふわっ…」怖くて目をつむる。「………あ、あれ…?」目を見開くと怪物が倒されている。
名も知らぬ男の子:「……ほら、大丈夫」
名も知らぬ男の子:「さ、ここから離れよう」手を引いて行きましょう
彩里いろは:「…あ、ありがとう…」
彩里いろは:「……(あなたは、誰……?)」引っ張られていきます。
GM:夢の中の場面は移り変わる。
GM:キミは少年に手を引かれて鬱蒼とした森の中を歩いていた。
彩里いろは:「………」恐怖心を残しつつも、導かれるまま歩き続けています。
GM:夢中であちこち走り回ったせいで、帰り道も分からなくなっていた。
GM:薄暗い森はどこまで続いているかも分からない。
彩里いろは:「…ねえ、いま、どこにいるの…?わたしたち、おうちに帰れるの…?」おずおずと聞きます。
名も知らぬ男の子:黙って歩いていた男の子は、その声に振り返り、いろはの手をぎゅっと握ります。
名も知らぬ男の子:「だいじょうぶだよ。僕がついてる」
彩里いろは:「うん…」
GM:その時、けたたましい鳴き声と翼の音を立てて黒い生き物が森の陰から飛び立つ!
GM:何匹ものコウモリだ!
彩里いろは:「ひゃああっ」悲鳴をあげて男の子にしがみつきます。
名も知らぬ男の子:「!!」とっさにいろはの手を引き、ぎゅっと抱きしめて庇う。
彩里いろは:「……」男の子の顔をそっとうかがいます。はっきり見えないけれど。
名も知らぬ男の子:「だいじょうぶ、僕が守るから……!」その声はわずかに震えている。
名も知らぬ男の子:それでも、いろはを離そうとはしない。
彩里いろは:「…どうして…、どうしてわたしを守ってくれるの…?」
名も知らぬ男の子:「……僕は、寂しかったんだ」
名も知らぬ男の子:「ずっとずっと、独りぼっちだと思ってた」
名も知らぬ男の子:「だけど、キミがいてくれたから——」
彩里いろは:「え……」
名も知らぬ男の子:そこまで言って、少年はハッとしたように体を離す。
名も知らぬ男の子:「えっと……もう、怖くない?」
彩里いろは:「あ……」その問いに、コウモリが飛び去ったことに気づきます。
彩里いろは:「…うん、もうだいじょうぶ」
名も知らぬ男の子:「うん。二人なら、平気だよね」少年は安心したように微笑む。
名も知らぬ男の子:「さあ、行こう」そして、再びいろはの手を取り、歩き出す。
彩里いろは:「…」男の子の手をぎゅっと握る。「うん…。二人なら、だいじょうぶだね」
GM:夢の中の場面は再び移り変わる。
GM:やがてキミたちは森の中の大きく開けた空間に出る。
GM:明るい光に満ちたその空間には大きな樹が立っている。樹には黄金に輝く何かが実っており、それが光を放っているのだ。
GM:大きな樹の傍ではモノクルを付けた研究者風の若い男性が何を調べているようだ。
GM:男はキミたちがやってきたことに気付きそちらを向く。
アルフレッド・J・コードウェル:「……少年と少女か」
彩里いろは:「…あ…」ぱちぱちと瞬きしながらそれを見ている。
GM:少年にはこの男が圧倒的な力を持った生き物だということが理解できたようだ。
名も知らぬ男の子:女の子の前に立って守る様にして博士を睨み付けます
アルフレッド・J・コードウェル:「……心配することはない。私はキミたちに危害を加えるつもりはない」
アルフレッド・J・コードウェル:「それよりもどうやってこの場所に入ってきた?ワーディングは張っていたはずだが」
名も知らぬ男の子:「そ、そんなこと」男のただならぬ様子に僅かに震え、でも逃げずに返す
アルフレッド・J・コードウェル:「本当だとも」その様子を見て男はかすかに微笑む。
アルフレッド・J・コードウェル:「……いや、待てよ。そういうことか。もしそうだとすれば私がどれほど手を尽くしてもこれに干渉できなかった理由にも説明がつく」男は何やら考えこむ。
彩里いろは:「…な、なに…?」おろおろとしています。
アルフレッド・J・コードウェル:「おそらく時間と空間がねじ曲がっているのだろう。私のような、別の場所からやってきた人間はこの場所に存在するモノに影響を及ぼすことはできないらしい」
アルフレッド・J・コードウェル:「そしてその原因――特異点となっているのは……キミの方か」男はいろはに歩み寄る。
名も知らぬ男の子:「し、心配ない」いろはちゃんに返し
彩里いろは:「……っ」不安にかられて男の子の方に寄る。
名も知らぬ男の子:「!? この子にさわるな!」割って入るように、叫ぶ
GM:その声に男はピタリと動きを止める。
彩里いろは:男の子の背中にしがみついて、モノクルをつけた若い男を精一杯にらむ。
名も知らぬ男の子:「この子に、手出しさせない。ぼくが、僕が守るって決めたんだ!」
名も知らぬ男の子:今にも殴りかからんばかりの気迫で。いろはちゃんを背に
彩里いろは:「……!」
彩里いろは:「(どうして…?)」
アルフレッド・J・コードウェル:「私にそんな口を効くとは。面白い少年だ」男は愉快そうに笑う。
アルフレッド・J・コードウェル:「この森から出たいかね」
彩里いろは:「で…出れるの?おうちに帰れるの?」
アルフレッド・J・コードウェル:「方法は一つだけある」
名も知らぬ男の子:「かえ、れる……?」
アルフレッド・J・コードウェル:「キミならばあれに触れることができるかもしれない」男は樹に生った黄金に光る物体を指差し、いろはに言う。
彩里いろは:「…わたしが…?」
アルフレッド・J・コードウェル:「そうだ。この時間の中でキミだけが、だ」
名も知らぬ男の子:「そんな話っ……危険だよ……!」いろはちゃんに
アルフレッド・J・コードウェル:「あれは謂わば、人類を進化へと導くものだ。無限の始源などとも呼ばれている」
彩里いろは:「……?」
アルフレッド・J・コードウェル:「あの怪物に襲われた時、キミは怖かったかね」
彩里いろは:「で、でも……」男の子の方を見て
彩里いろは:怪物のことを言われて泣きそうな顔になる。「も、もうあんなのやだよっ…」
彩里いろは:「こんなところ、もういたくないよ…っ」黄金に光る物体に向かって走っていく。
アルフレッド・J・コードウェル:「恐怖を感じるのはキミに力がないからだ。大切なものを守ろうと思えば、怖さを振り払うだけの力が必要になる」
アルフレッド・J・コードウェル:「ただし、その力を得るためにはそれに見合っただけの代償を払う必要もあるだろう」
アルフレッド・J・コードウェル:「今は意味が分からなくてもいずれ理解できる時がくる」
名も知らぬ男の子:「! ま、まって!だめだ……っ!」いろはちゃんに追い縋る!しかし、恐怖に震える彼女を止めることが出来ない!
彩里いろは:「わ、わたし…わたし、おうちに帰りたいの…っ」
GM:走り去った際に、いろはは少年が腕から血を流していることに気が付く。
彩里いろは:「……っ」男の子の方を振り返る。
GM:キミを助けた際に負傷したものかもしれない。
GM:いろはの目の前には金色に輝く物体がある。
GM:手を伸ばしさえすればそれに手が届く。
名も知らぬ男の子:「……!」興奮状態で自分の怪我には気付かない。でも、同時にいろはちゃんの為にどうする事も出来ない自分に打ちひしがれてもいる
彩里いろは:「あ……」何かを言おうとする。しかし、すでに金色の物体に触れている。
名も知らぬ男の子:そう、自分の怪我なんて些細な事。でも——
GM:いろはが金色に輝くそれに触れた瞬間、眩い光が放たれる。
彩里いろは:「———」言葉が途切れる。光にかき消される。
GM:光は次第にその勢いを増し、森を覆い尽くしていく。
GM:コードウェル博士はただじっとその様子を見つめている。
名も知らぬ男の子:「————!」おなじく、辺りに満ちる光に呑みこまれる
GM:やがて、光が収束する。
GM:気が付くといろはは教会の裏手に立っていた。
彩里いろは:「……え…」
GM:しかし、先ほどまでの怪しげな森は元々存在しなかったかのように掻き消えていた。
GM:そして、キミと一緒にいた少年の姿も、そこにはない。
彩里いろは:きょろきょろと辺りを見回す。「…あの子は……?」
GM:返事はどこからも返ってくることはない。
GM:だが、キミの手に何かを握り締めているような感触がある。
彩里いろは:「………」泣きそうになってこらえる。言えなかった言葉を反芻する。
彩里いろは:「……? これ…」
GM:手を開くとそこにあったのは一本の鍵だ。
彩里いろは:「……」きょとんとした顔で鍵をまじまじと見つめます。
GM:金色の鍵は、何に使うものなのか、どこの鍵なのかも分からない。
GM:ただそれはそうしてキミの掌にあった。
彩里いろは:でも、大切なものであることは分かる。なくしてはいけないものだということも。
彩里いろは:「……」ぎゅっと鍵を握り締める。あの男の子は、あの黄金の物体は決して夢ではないと、その鍵が教えてくれている気がする。
彩里いろは:「……おうちに、帰らなきゃ…」少女は、家へむかって駆けてゆく。
GM:そこでキミの夢は終わる。
水間早希:「いろは。いろは」
GM:誰かがキミの体を揺さぶっている。
水間早希:「起きてよ、いろは。もう授業終わっちゃったよ?」
彩里いろは:「うにゃ…うにゃうにゃうにゃ」
彩里いろは:「うにゃにゃ?」ぼんやりと身を起こします。
水間早希:「もう放課後だよ。いつまで寝てるの」
GM:キミが目を覚ますとショートカットの快活そうな少女が傍に立っている。
GM:キミの友人の水間早希だ。
彩里いろは:「………。夢…?」まだ夢と現実の境目でぼんやりしています。
水間早希:「まだ寝ぼけてる」
水間早希:「何の夢見てたの?」
彩里いろは:「…むむ…」眉をしかめます。「…うーん、あれ?なんだっけ…。忘れちゃった」
水間早希:「何それ。もう、いいから帰ろう。遅くなっちゃうよ」
彩里いろは:「うん…そうだねえ。いやー、よく寝ちゃったわー」ふにゃふにゃ笑いながら帰り支度をすませます。
GM:同じ教室内では別の男子学生も筆記用具などを片付けている。
GM:クラスメートの朱崎怜司である。
GM:というわけで怜司くんもここで登場です。
GM:シーンに登場して侵蝕率を上げてください
朱崎怜司:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+8[8] → 41

GM:いい感じだ
GM:早希は怜司くんに声をかける。
水間早希:「ねえ、怜司くん。折角だし私たちと一緒に帰らない?寮の話とか聞かせてよ」
彩里いろは:「な、なななな」早希の腕を掴んで、小声で問いただします。「なぜ…なぜそんなことを」
朱崎怜司:「……あァ?」目付きも柄も悪い白髪の男だ、背も高い!
水間早希:「べ、別に私だってあいつに興味があるわけじゃないって。おっかないし」
水間早希:「私はただちょっとでもあの人のことが知りたくて……」
GM:早希は小声で言う。
彩里いろは:「あの人…?」
水間早希:「なんでもない!」
水間早希:「ね、言いでしょ、怜司くん?寮の前までとかでもいいから」
彩里いろは:「ううう…」朱崎くんの視線を感じてびくびくしています。「(朱崎怜司くん…。目つきが怖いんだもん…)」
朱崎怜司:「……」ぎろり、彩里さんを睨んだ、気がする
GM:早希はあっけらかんとしている。
彩里いろは:「(何を考えてるかわからないし…。…もー、早希に理由があるなら付き合うけどさ…)」
彩里いろは:と言うわけで、こちらも声をかけます。「…ど、どうかな。一緒に帰ろうよ」
朱崎怜司:「……別に、いいけどよ」意外とあっさり承諾するぞ
水間早希:「やった!じゃ、決まりね」
水間早希:「そうと決まったら行こう、いろは!怜司くんもさっさと帰り支度する!」
朱崎怜司:「……へっ……まさかこいつらが"アレ"なわきゃあねえしな……」そう呟いて少しだけにやりと笑う
彩里いろは:「(OKしてくれるんだ…。意外といい人なのかな…?)」朱崎くんへの好奇心が頭をもたげます。
朱崎怜司:「馬鹿言うんじゃねえよ、俺はもう準備は出来てる、てめえらこそ誘ったからにはさっさと準備しやがれ」ぎろり
彩里いろは:「できてますう、できてますよー」お手上げポーズをとりながら、かばんを取りに走っていきます。
水間早希:「……ひっ!情報源じゃなきゃ誰がこんなやつ声をかけるもんか」
彩里いろは:「…あ、そういう感じなんだ……」
GM:そんなわけでキミたちは3人で下校することになりました。
GM:学校の構内、寮までの道をキミたちは並んで歩いています。
水間早希:「ねえねえ、怜司くん!寮だと他の人たちってどんな感じなの?」
朱崎怜司:「あァ?他の奴らのことなんざ俺が知るか」
水間早希:「えー、だって一緒に住んでるんでしょ?」
水間早希:「いろはも興味ない?あの寮のこと」
彩里いろは:「んー…。まあねえ、なんだか有名だしねえ。朱崎くんがいる寮」なんか目的が見えてきたなあ、と思っています。
彩里いろは:「こう…選りすぐり?エリートメンバー? そんな感じだよねえ」
水間早希:「何その薄い反応ー。いろはってホントに女子?」
水間早希:「そうそう、そのエリートメンバー!まあ、中には怜司くんみたいなのもいるけど」
彩里いろは:「こ、こんなに一生懸命話に乗ったのに!」
彩里いろは:「本音がどんどん出てる!」
水間早希:「一生懸命しなきゃいけない時点でおかしいでしょ!」
朱崎怜司:「ケッ……まさか本当にそんなことの為に呼んだのかよ、くだらねえ」
水間早希:「くだらないって、あんたねえ!このままじゃホントに情報ゼロじゃん!」
水間早希:「ちょっとはあの人のこと知れると思ったんだけどなー」
朱崎怜司:「それはこっちの…………チィッ……」何かを言いかけてやめる
彩里いろは:「ま、まあまあ…。ほら、私もさ。寮生活がどんなものか、気になるし」
水間早希:「そんなこと言って、いろははどうなのよ?誰か好きな男子とかいないの?」
GM:早希は横目でいろはを見る。
彩里いろは:「えええ、何で急にそんな話になるのーっ!」
水間早希:「だってー、気になるじゃんー」
水間早希:「ね、怜司くん?」
朱崎怜司:「……ハッ、こんなオカメインコみてえなとぼけた顔の女に興味はねえよ」
彩里いろは:「おかめいんこ」
彩里いろは:「じゃ。じゃあさっ。朱崎くんはどういう女の子が好みなのかなあー」
水間早希:「……オ、オカメインコ。よし、いろは!こいつを殴ろう!女の敵だ!」早希は笑いそうになっている。
GM:では、キミたちがそうして話をしていると。
GM:突如、空から無数の赤い槍が降ってくる。
GM:そのうちの一本が早希の足をかすめ、早希はその場に転ぶ。
朱崎怜司:「ハッ、俺は——」そう言いかけた時、槍に気付く
彩里いろは:「え」
水間早希:「何……これ……!」
GM:血を流しながら早希は逃げようとするが、果たせない。
GM:続けて、第二波がいろはと早希を襲う。
朱崎怜司:「……ハッ……こんな時にきやがったか」
彩里いろは:「…っ!さ、早希」手を伸ばす。
GM:鋭く尖った無数の血の槍だ。
水間早希:「バカ!いろは!あんた、何を……!」
彩里いろは:早希を助け起こそうと動き、自分に迫る槍に気づかない。無防備に背中をさらす!
水間早希:「私のことはいいからさっさと一人で逃げ……!」
朱崎怜司:「面白えじゃねえかッ!」二人に向かう槍を吹き飛ばす!
GM:圧倒的な槍の数に怜司ですらも阻みきれない!
GM:血の槍は、無慈悲にいろはの背中へと何本も突き刺さった。
彩里いろは:「な、え、だって…」事態を飲み込めていない。
朱崎怜司:「……ッ!……なんだこの出力は……ッ!!」
彩里いろは:「———………!」
マスターレイス11(ラムダ):「さて、今度の適合者は当たりかな」
GM:仮面を付けた男が地面に立ち、遅れて《ワーディング》を展開する。
マスターレイス11(ラムダ):「確かめさせてもらうとしようじゃないか」
朱崎怜司:「……!!」彩里さんに突き刺さった槍を見て
GM:目元を仮面で覆った男はキミたちに歩み寄る。
朱崎怜司:「……テメエがマスターレイスか」
マスターレイス11(ラムダ):「マスターレイス11(ラムダ)。偉大なるアルフレッド・J・コードウェルの子だ」
マスターレイス11(ラムダ):「どきたまえ。キミに用はない」
彩里いろは:「かはっ……」口から血が零れる。痛みを実感するより前に、意識が朦朧とし始める。
朱崎怜司:「テメエになくても俺にはある」
朱崎怜司:「テメエをぶっ殺すって仕事がなァッ!!」漆黒と雷を纏った槍をマスターレイスに放つ!
マスターレイス11(ラムダ):「キミでは役不足なんだよ、DEATH/SPARK」
GM:マスターレイスはその攻撃を軽々と弾き、反対に無数の血の槍を放つ!
マスターレイス11(ラムダ):「キミの戦闘能力ではこの攻撃は防げまい」
朱崎怜司:「ふざけん……ぐ……がッ……うがああッ……!!」弾ききれない血の槍が突き刺さる!
彩里いろは:「(………? なに…?何が起こってるの…)」不明瞭な視界で、突然巻き起こった戦闘を見ている。
GM:次の瞬間、マスターレイスは怜司の目の前に立っていた。
マスターレイス11(ラムダ):「どきたまえと言ったろう」
朱崎怜司:「……く、そ……ッ!!」ちらりと彩里さんの方を見る、その一瞬の隙にマスターレイスが目の前に
GM:強力な力でその体を吹き飛ばす!
彩里いろは:「(早希……朱崎くん…っ。や、やだ。だれか…。誰か来て、たすけて)」
朱崎怜司:「が、はァあっ!!」吹き飛ばされる、いとも簡単に
GM:マスターレイスは怜司を一瞥すると、いろはたちの方に向かう。
マスターレイス11(ラムダ):「片方は軽傷か。しっかりと殺しておかなければな」
GM:いろはの隣では、早希が倒れたままだ。
GM:仮面の男は片方の手に血の槍を作り出し、それを早希に向ける。
彩里いろは:「(怖い…こわい、このままじゃ殺される、怖い、こわい)」動けないまま、思考だけが動く。
マスターレイス11(ラムダ):「残念だが助けは来ないよ」
朱崎怜司:「こ、の……やろォ……ッ!!」体が動かない、体の再生が間に合わない
マスターレイス11(ラムダ):「キミたちはこのまま私の実験材料として命を落とすんだ」
マスターレイス11(ラムダ):「無限の始源へと至る糧となれることを喜びたまえ」
彩里いろは:「(そ、そんなの…、そんなのだめ。…早希を殺させない…)」早希へ向かって手を伸ばす。届かないことは分かっている。
朱崎怜司:「てめェ……手を……出すんじゃ……ッ……!」言葉をひねり出すのが精いっぱいだ
GM:マスターレイスは早希めがけて血の槍を振り下ろそうとする!
彩里いろは:「早希は……」
彩里いろは:「守る……っ」
彩里いろは:その時、先ほど見た夢の内容がフラッシュバックする!
彩里いろは:自分を守ってくれた見知らぬ男の子。謎の男。男の言葉。恐怖を振り払うための力。
マスターレイス11(ラムダ):「キミたちは弱い。故に、ここで死ぬんだ!」
彩里いろは:その時、いろはの伸ばした手の先から炎が生まれ、早希を守るように包み込む!
マスターレイス11(ラムダ):「これは……!?」
GM:マスターレイスの持つ血の槍が炎に飲み込まれる!
彩里いろは:炎はやがて竜のような形になり、マスターレイスへも攻撃しようとします。
彩里いろは:「怖い…けど、でも…守らなきゃ…」ぶつぶつ呟いている。
GM:攻撃を受け、マスターレイスはのけぞる!
マスターレイス11(ラムダ):「この力は……!」
GM:マスターレイスは再び血の槍を生成し、いろはに向けて放つ!
彩里いろは:二匹目の炎の竜が生まれ、槍を食らう!
GM:その威力にマスターレイスは思わずたじろぐ!
マスターレイス11(ラムダ):「これは……インフィニティコードの適合者どころではない!」
マスターレイス11(ラムダ):「これではまるで……!」
朱崎怜司:「なんだ……これ……あいつ……ッ……!」
彩里いろは:「…わたしは…」意識を失いかけている。
GM:そこでマスターレイスは倒れていたはずの怜司に視線を向ける。
マスターレイス11(ラムダ):「ヤツももうじき復帰するか。ここは退却させてもらうとしよう」
マスターレイス11(ラムダ):「その力、必ず私がもらうよ」
GM:マスターレイス11(ラムダ)はエネミーエフェクト《見えざる道》を使用してシーンから退場します。
GM:赤い血風に掻き消され、彼の姿はこの場から消える。
朱崎怜司:「……この……待ちやがれ……!……チィッ……!」ようやくリザレクトが完了した頃には既にマスターレイスの姿はない
彩里いろは:それと同時に、炎の竜も霧散する。
彩里いろは:早希が無事なのを確認して、その場に倒れます。
GM:怜司の目の前でいろはは倒れている。
朱崎怜司:「……クソッ」二人の倒れた少女を見て乱暴に地面を蹴る
朱崎怜司:「……あの野郎……ぶち殺してやる……」二人をかついで行きましょう
GM:では、このシーンはこれで終了!
朱崎怜司:マスターレイスに執着/憤懣○でロイスを取ります!
GM:了解です!
GM:では、最後のオープニングにいきましょう
GM:PC3、青桐御影さんのオープニングです
GM:シーンに登場して侵蝕率を上げてください
青桐 御影:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 5[5]+36 → 41

青桐 御影:はい!
GM:時間的に言えば、先ほどのオープニングの少し前くらいからスタートします
GM:終業のチャイムが鳴った直後くらいですね
青桐 御影:了解です
GM:放課後、授業が終わりキミは仕事を行おうと支部に向かっているところです。
GM:そんなキミを待っていたかのように女性徒が廊下に立っていたりする。
GM:ショートカットの快活そうな少女だ。
青桐 御影:「……」ちらりと一瞥して、そのまま通り過ぎようとする。
水間早希:「あ、あの、先輩、お忙しいところすみません!」
青桐 御影:「……僕に、何か?」
水間早希:「実は、先輩にと思って、お菓子作ってきたんです。よかったら食べてください!」
GM:少女はキミに手作りらしいクッキーの入った袋を差し出す。
青桐 御影:「お菓子……いや」
青桐 御影:「悪いが、受け取らないことにしている。キリがない」いかにも面倒くさいといった素振りで手を振る。
水間早希:「あ、そ、そうですか。ごめんなさい」
青桐 御影:「……」
水間早希:「それじゃ私、友達を待たせているので、これで。ご迷惑おかけしました!」
青桐 御影:「ああ。早く行くといい」言い終える前に歩き出している。
GM:少女はそのまま走り去る。
青桐 御影:「……時間は有益に使った方がいい。僕なんか気にするよりも」と独り呟き、支部のある空き教室へ向かう。
GM:学園内にある支部へと到着したキミは早速政務に取り掛かることになります。
GM:学園に存在するとされるインフィニティコードのこと、暗躍するマスターレイスのことなどUGNにとって対処しなければならない問題は山積みです。
青桐 御影:「人手が足りないな……いや、どれだけ人手が要るのかも分からない。状況は闇」大量の書類に目を通し、ため息をつく。
GM:では、そんな風にキミが仕事を続けていると、不意に部屋のドアがノックされます。
青桐 御影:「……開いてますよ」書類から顔を上げず、言葉だけ。
GM:入ってきたのはUGN日本支部長にして理事長の霧谷雄吾です。
GM:霧谷はドアにもたれかかり、大人の色気を醸し出すポーズで言います。
霧谷雄吾:「お久しぶりです、青桐さん」
青桐 御影:「理事長……いえ、日本支部長として、ですか?霧谷さん」さすがに少し驚いた顔で。
霧谷雄吾:「ご明察です、青桐さん」
GM:霧谷は腕を上げ、姿勢を組み替える。
霧谷雄吾:「この学園内で事件が発生しました」
青桐 御影:「事件?」
霧谷雄吾:「ええ。FHによって一般生徒二名が襲撃され、チルドレンの朱崎さんがその場に居合せました」
GM:霧谷はセクシーな所作で後ろ手にドアを閉じ、部屋に入る。
青桐 御影:「FH……!やはり、この学園内にまで……」苦々しげに唇を噛む。
青桐 御影:「……それで、被害は」
霧谷雄吾:「結果として一名は軽傷程度でしたが、もう一名は死亡し、そして」
GM:霧谷はキミにデスクに体を寄せ、再び大人の色気を醸し出すポーズを取る。
霧谷雄吾:「オーヴァードとして覚醒しました」
青桐 御影:「……!」ぎょっとして少し身を引く。
霧谷雄吾:「その生徒の名を彩里いろはと言います」
GM:霧谷はジャケットを脱ぎ始める。
青桐 御影:「……そう、ですか。しかし、即座にジャーム化しなかったのは不幸中の幸い」
青桐 御影:「冷房、入れましょうか」
霧谷雄吾:「ええ、全くです。そこで青桐さんには」
霧谷雄吾:「暑いわけではありません」
霧谷雄吾:「そこで青桐さんにはその少女の保護をお願いしたい」
GM:霧谷はシュルリと自らのネクタイを解く。
青桐 御影:「は、はあ……保護、ですか。僕が」
霧谷雄吾:「どうやら彼女を襲った敵は彼女の能力に興味を持っているようです」
青桐 御影:「やっぱり、暑いのでは」
霧谷雄吾:「また再び彼女が襲われないとも限りません」
霧谷雄吾:「いえ、ですから暑いわけではないのです」
青桐 御影:「はあ……はい。確かに、それならば保護と周辺監視が必要ですね」
霧谷雄吾:「ええ。しかし、敵はあのマスターレイスだと言います。彼女の身はなるべく近くに置いておいた方が安全でしょう」
GM:霧谷は指先で自分のワイシャツのボタンを一つ外す。
霧谷雄吾:「そこで私は彼女を支部に置きつつ保護対象とすることを提案します」
青桐 御影:「支部に……と、言うと」少しずつ霧谷さんから距離を取る。
霧谷雄吾:「学園内にあるユニバーサル寮。あそこなどはうってつけなのではないでしょうか」
青桐 御影:「は……?確かに我々の居室もあるあそこなら監視の眼は行き届きますが」
青桐 御影:「しかし、あそこは男子寮ですよ?」
霧谷雄吾:「もちろん、部屋の位置や共同生活の仕方など彼女のプライバシーには配慮します」
GM:霧谷は胸元をアピールするように体を仰け反らせる。
霧谷雄吾:「この場合、最も優先すべきは彼女の安全です」
霧谷雄吾:「事件が解決するまでの間、という期間付きということで我慢していただくしかないでしょう」
青桐 御影:「しかし……いえ、確かに。悠長なことを言ってはいられませんが……」
青桐 御影:「そう、ですね。……朱崎が問題など起こさなければいいのですが」
霧谷雄吾:「彼女にもあとで了承は取ります。これも彼女を守るためと思ってください」
霧谷雄吾:「朱崎さんですか。彼もああ見えて、任務に対しては真面目なチルドレンです。きっと上手くやってくれるでしょう」
GM:霧谷は微笑むと腕を振り上げて素早く2番目のボタンを外す。
青桐 御影:「分かりました。他に手もありませんし……」
青桐 御影:「あの、やっぱり冷房」
GM:「ええ。それではお願いいたします。それから彼女の能力の」
霧谷雄吾:「だから暑いわけではないんですよ!」
霧谷雄吾:「なぜFHが彼女を狙うのか、彼女の能力についても調べていただく必要があるでしょう」
青桐 御影:「そうですね。身辺警護と並行して、そちらの調査も進めます」
GM:霧谷は先ほど投げ捨てたジャケットとネクタイを拾う。
霧谷雄吾:「よろしくお願いします、青桐さん」
GM:霧谷はシュルリとネクタイを絞め、華麗にジャケットを羽織る。
霧谷雄吾:「何かありましたらまたこちらからも連絡いたしますので」
青桐 御影:「ええ。FHの犠牲者なんて、一人だって出したくはない。特に、僕の目の届くところでは」
霧谷雄吾:「ええ。私としても同じ考えです」
GM:霧谷はドアを開け、そこにもたれかかって大人の色気を醸し出すセクシーなポーズで言う。
霧谷雄吾:「FHによる犠牲者など断じて出すわけにはいきません」
GM:霧谷は軽快な動作でドアを開け、セクシーさすら感じさせる笑みをあなたに向けると去っていく。
霧谷雄吾:「それでは」
青桐 御影:「はい、お任せください」
青桐 御影:霧谷さんが去ったあと、一人うつむき考え込む。
青桐 御影:「保護……誰かを守るなんてことが、僕の力でできるだろうか」
青桐 御影:「……姉さん」
青桐 御影:胸ポケットからロケットを取り出し、その中の写真を眺める。
青桐 御影:そこには青桐御影の亡き姉の姿が写っていた。
GM:では、青桐さんのオープニングはこれで終了!
GM:シナリオロイスは霧谷雄吾に対して取得してください
青桐 御影:上司/霧谷雄吾/信頼○/隔意 で取得します
GM:よかった。軽蔑とかじゃなかった
青桐 御影:理解はできないけど軽蔑はしないよ!
青桐 御影:今のところ……
GM:今のところ……
GM:それではオープニングフェイズはこれで終了です。
GM:ここからはミドルフェイズに入っていきたいと思います
GM:最初のシーン。シーンプレイヤーはいろはちゃん。
GM:他のPCも全員登場です
GM:いろはちゃんもこのシーンからは侵蝕率を上げてくださお
朱崎怜司:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+10[10] → 51

朱崎怜司:リザレクトしたから・・・
青桐 御影:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 3[3]+41 → 44

翠谷昴:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+2[2] → 42

彩里いろは:1d10+34 「償い」にて覚醒しました!
DoubleCross : (1D10+34) → 7[7]+34 → 41

GM:いろはさんが目を覚ますと寮室のベッドじみた場所で寝かされています。
彩里いろは:「……う…」
彩里いろは:目を覚まします。「……?」ぼんやりと考えている。
彩里いろは:「!」諸々を思い出してガバっと身を起こす!
GM:いくつもの血の槍で貫かれたはずのキミの体には傷一つない。
彩里いろは:「早希っ…、あれ…、ええと…。ゆ、夢?」きょろきょろしてます。
GM:この辺で他のPCたちにも出てきてもらいましょう。
GM:このシーンはPCたちが顔合わせをするシーンになりますので、会話したり自己紹介をしたりするとよいでしょう
GM:進行役が必要な場合は霧谷が服を脱ぎながら登場します
青桐 御影:「目が覚めたか」いろはさんに声をかけます。
朱崎怜司:「……」壁の隅っこに背もたれてながらいろはさんを睨むように見ているぞ
青桐 御影:「キミに起きたことは夢じゃない。残念ながらね」
彩里いろは:「へう」びっくりします。
彩里いろは:「…え、ええと」びっくりしすぎて言葉が出てこない。「夢じゃないってことは…」
朱崎怜司:「死んだんだよお前は、一度な」
彩里いろは:「…!」
青桐 御影:「朱崎……ものごとには順序があるだろう。いきなりそんな言い方をするな」ため息をつき、髪をかき上げる。
朱崎怜司:「事実だろうが……それに、結果的には死ななかった」
青桐 御影:「ああ。幸か不幸か、な」
彩里いろは:「……あの」ぎゅっとシーツを握り締めます。「教えてください。私が…何に巻き込まれたのか」
青桐 御影:「おっと、済まない。説明を何段階かすっ飛ばすことになるけど」
青桐 御影:「一番シンプルな言い方をするなら、そうだな——キミは超能力者になってしまった、といったところか」
朱崎怜司:「ハッ、超能力者、ねえ……」
彩里いろは:「むむむ…」ぼんやりと記憶にある光景を思い出しながら、両手を伸ばしてみる。何も生まれない。
青桐 御影:「そして、僕やそこの朱崎、それから君を一度『殺した』奴——マスターレイス11も、同じ超能力者」
青桐 御影:「僕たちの世界では『オーヴァード』と呼んでいるけどね」
青桐 御影:そこまで言って、小さくため息。
青桐 御影:といった感じで、青桐たちの所属するUGNと、マスターレイス11の所属するFHについて
青桐 御影:そして、UGNがいろはさんを保護しようとしていることを説明します。
GM:了解です。
青桐 御影:「つまり、僕たちはキミの味方で、君を襲った奴は敵だ。それだけ理解してくれればいい」
彩里いろは:「は、はあ…。大変なことに巻き込まれてしまった…」
翠谷昴:「……こんなことになってしまって、すまないと思っているよ。——本当にな」
翠谷昴:会話のちょうど合間の所で、寮室にやってきました
彩里いろは:「ええと…。この人も?」
彩里いろは:青桐さんに聞きます。
青桐 御影:「ああ。UGNのオーヴァード。名前は翠谷昴……と、紹介の必要はないか。有名人らしいからな」
翠谷昴:「(青桐さんの紹介を受ける形で)翠谷昴。お近づきになれて嬉しいよ。——とでも言う所なんだけどな。こんな状況でもなければ」
翠谷昴:気落ちと云うか、済まなそうに
彩里いろは:「……。(青桐御影先輩、あなたも同じくらい有名人です…)」
朱崎怜司:「……ケッ」隅っこで不機嫌そうに
彩里いろは:「…えあ、ど、どうもです…彩里いろはと言います」ぺこぺこします。
青桐 御影:「僕は3年の青桐御影。まあ、それはどうでもいい」
青桐 御影:「重要なのはキミの今後だ」
翠谷昴:「そんなに畏まらなくて大丈夫さ。それはむしろ俺達の方だ」少し、雰囲気を緩めて。あまり暗いのも宜しくなかろうという判断
彩里いろは:「私の今後、ですか?えーと、家に帰れればそれで…」
青桐 御影:「……それは、少し難しい」
翠谷昴:「それなんだが。……俺達も出来れば何事も無く返してあげたいところなんだが……」
青桐 御影:「FHの連中は、なぜかキミの能力に興味があるらしい。これからキミのことをしつこくつけ狙う可能性がある」
彩里いろは:「……つ、つまり」
青桐 御影:「もちろんUGNとしては一般人が襲われるのを指をくわえて見ているわけにはいかないが」
青桐 御影:「キミの普段の生活範囲をくまなく見張っているわけにもいかない」
青桐 御影:「あー……それで、だね……」一旦言葉を切って、気まずそうに周りを見る。
朱崎怜司:「……ったく、まだるっこしい奴だな」
朱崎怜司:「ここに住めって話だよ、オカメインコ」いろはに近付いて
彩里いろは:「は」
彩里いろは:「え」
彩里いろは:朱崎くんの顔と、青桐先輩の顔と、翠谷くんの顔を順々に見て。
翠谷昴:「……お」単刀直入な朱崎くんにちょっとびっくり
青桐 御影:「ああ……」眉間を押さえる。
彩里いろは:「え、えええええ…」ふにゃふにゃと悲鳴をあげます。
翠谷昴:「(ふうっと息を吐き、肚を決めたように真顔になって)悪いな、こんな事になって。だが……やるからには絶対、悪いようにはしない」
彩里いろは:「……。むむむ…」しばらく腕を組んで考え、「ま、まあ…そういう事情ならば仕方ないですものねっ」
青桐 御影:「ず、ずいぶん物分かりがいいな」少しびっくり。
朱崎怜司:「ごちゃごちゃうるせえよりはマシだ、もう一人の奴だったらこうはいかなかったろうぜ」
翠谷昴:「……まったく、肝が据わっている事だな(感嘆したような息)。これは大物かもしれない」
彩里いろは:「あ…あ、そうだ、早希は!」
GM:では、そこで霧谷がネクタイを解きながら部屋に入ってくる。
霧谷雄吾:「概ね説明は済んだようですね」
霧谷雄吾:「早希さんならば軽傷で済みました。あなたが守ったおかげです」
彩里いろは:「私が……」
霧谷雄吾:「UGNが治療をすればまた明日から普通に学校に通えるでしょう」
青桐 御影:「霧谷さん。脱ぐ必要はありませんよ」
霧谷雄吾:「分かっています、青桐さん」
GM:霧谷は不満げな顔でネクタイを締め直す。
彩里いろは:「早希、無事なんですね。良かった…」安堵した表情になります。
霧谷雄吾:「先ほどの説明にもあったかもしれませんが、私はUGN日本支部長にしてこの学園の理事長、霧谷雄吾といいます」
翠谷昴:「霧谷理事長。そうか、よかった。いや、勿論ネクタイじゃなくて水間さんの方が」
GM:霧谷はそのまま自らの首元を押さえ、ハンサムなポーズで立っている。
霧谷雄吾:「急に環境が変わり、不安に思う気持ちはよく分かります。しかし、これもあなたの身を守るためです。事態が鎮静化するまでの間、ご協力いただければと思います」
彩里いろは:「……」ぎゅっと眉根が寄るが、すぐにパッと笑います。「だっ、だいじょうぶですってば!全然平気!」
霧谷雄吾:「そう言っていただけると助かります。彩里さんの生活に不便がないよう私の方でもサポートしていくつもりです。何かあればすぐに声をかけてください」
彩里いろは:「…はい」頷きます。
霧谷雄吾:「皆さんも、彩里さんのことをよろしく頼みます」
翠谷昴:「俺達もすぐに家に帰れるよう全力を尽くすさ。すこしの間だけ、耐えてくれると助かる」
青桐 御影:「ここで生活してもらう以外、キミに何かを要求するつもりはない。キミはただ我々に守られていてくれればいい」
朱崎怜司:「せいぜい騒がしくするんじゃねえぞ」ぎろり
翠谷昴:「ああ。任せて欲しい理事長。無理を強いてる以上、お釣を着けて俺達が守ってみせる」
彩里いろは:「あ、あはは…よろしくおねがいしまーす…」苦笑します。
GM:そして霧谷は、いろはさんに缶ジュースめいたものを手渡す。
霧谷雄吾:「しばらくは大変でしょうが、頑張ってください。はい、コレ。学園島から取り寄せたものです。美味しいよ」
GM:オーヴァードアカデミア専用アイテムのスペリオルミックスです
GM:メジャーアクションで使用することで、そのシナリオの間、シーンへの登場による侵蝕率の上昇をマイナス1するというものです
彩里いろは:「(学園島ってなんだろう…)」受け取ります。
彩里いろは:買ってよかったディスカラードレルム!飲みます!
霧谷雄吾:「彩里さんはこのシナリオ中、シーンに出る機会が妙に多くなりそうな予感がしますので、少し元気を付けておいた方がいいかもしれません」
彩里いろは:「よくわかんないけど、いただきますねえ」
霧谷雄吾:「それでは彩里さんの荷物は早いうちに部屋に運び込むように手配しておきます」
霧谷雄吾:「今日のところはゆっくり休むとよいでしょう。それでは」
GM:霧谷はジャケットを脱ぎながら立ち去る。
彩里いろは:「あっ、ありがとうございますー」ジュースを飲みながら答えます。「青春の味がしますう」
翠谷昴:「相変わらず妙な脱ぎ癖のある旦那だな……」見送る
青桐 御影:「……彩里さん。くれぐれも、無理はしないように」少し不安げに念を押す。
青桐 御影:「少しでも異常や違和感があったら、すぐ朱崎にでも言うといい。同じクラスだろう」
朱崎怜司:「おい、なんで俺がそこまで面倒見なきゃいけねえんだよ」
翠谷昴:「この場にいない他の面々については、後日また紹介する。今日は無理はするなよ(微笑む」シナリオには出てこないがな!
彩里いろは:「あはは…大丈夫ですってば! おかげさまですっかり元気ですし!」腕をぶんぶん回して元気アピールをします。
青桐 御影:「彼女を守れなかったのはお前の責任でもあるだろう……なんて言い方は、したくないんだがな」片眉を上げて朱崎くんを睨む。
朱崎怜司:「ケッ」顔を背ける
彩里いろは:「(それにしても…)」改めて三人を眺めます。「(…イケメンはオーヴァードになりやすいのかな?)」
翠谷昴:「ふっ」心配なさそうだな、とばかりに朱崎くんの様子を見て微笑み
青桐 御影:「……」そんないろはさんと目が合って、なんとなく目を逸らす。
翠谷昴:「ん?」いろはさんの目線に、優しく微笑み
彩里いろは:「あは、あははは…」なんだか照れて、頬をかきます。
彩里いろは:「(……、がんばる。がんばれ、うん、がんばる!)」
GM:では、シーン終了!
GM:ロイスの取得や感情変更がが可能ですよ
彩里いろは:ロイス取得はまだとっておきますー
朱崎怜司:ロイスは今は保留で!
青桐 御影:保護対象/彩里いろは/庇護○/不安 ロイス取得します
翠谷昴:今のところは、様子を見ます。いろはさんにはすでに取っているぜー
GM:了解しました。
GM:それでは改めてシーン終了です。
GM:次のシーンも続けてシーンプレイヤーはいろはさん!他の3人も登場してください!
彩里いろは:41+1D10-1
DoubleCross : (41+1D10-1) → 41+8[8]-1 → 48

青桐 御影:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 1[1]+44 → 45

朱崎怜司:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+5[5] → 56

翠谷昴:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

GM:寮に入居したいろはさんの登校初日になるシーンですね
GM:他の3人と洗面所で出くわしたり、朝食を食べたりして学校に向かうような感じのあれです
GM:いろはさんが目を覚ますと、そこは昨日眠りについたままの寮の部屋です。
GM:いくらか私物が運び込まれたりはしているが、キミの家ではない。昨日あったことはやはり夢などではなかったようだ。
彩里いろは:自分の身に起こっていることが現実であることを実感する。ぼんやり、枕元に置いてある金色の鍵を見やる。
GM:金色の鍵はいつもと何も変わらぬままそこにある。
彩里いろは:「…夢じゃない。あれも、これも。……」昨日と同じように手を伸ばしたり、握ったり開いたりしてみたあと、
彩里いろは:「……よっし!」気合を入れなおして、ぱたぱた部屋を出て行きます。
彩里いろは:洗面所にむかう!
GM:キミが洗面所に向かうとそこには既に先客がいるようで水音がしている
彩里いろは:「…あ。着替えてくればよかったかなあ」寝巻き姿の自分に気づき。「まあいっか…」
朱崎怜司:「……ふー……」洗面所に入ると朱崎がいる!髪の毛が濡れているし上半身がはだけている!
彩里いろは:「……ひゃ」ドアを開けた格好のまま固まる。
彩里いろは:「あか、ああああ朱崎くん!」
朱崎怜司:「……あァ?……あァ、そういやいたんだったな、お前」
彩里いろは:「うえ、ああ、ええといました!おはようございまひゅ」噛んだ
朱崎怜司:「何言ってんだ……朝からとぼけた奴だな、お前は」
彩里いろは:「ううう…」ドキマギとしつつ、必死に平静を保とうとします。「隣、隣使うからっ」
彩里いろは:ぼさぼさの髪をとかしたり、顔を洗ったりします。
彩里いろは:チラチラと朱崎くんを見ています。
朱崎怜司:「……なんだよ」いつにもまして機嫌が悪そうな顔をしながら髪を拭いている
彩里いろは:「え、えっと…。髪型、そっちの…おろしてる方でもかっこいいと思うよっ」
朱崎怜司:「あァ?……そうかよ」
朱崎怜司:「……チッ、もう行く……お前もほどほどで来ねえと食いっぱぐれるぞ」何もなければこのままなんとなくバツが悪そうに立ち去ろう
彩里いろは:「うん…」ごしごしと顔を拭きながら朱崎くんを見送る。
彩里いろは:「(…悪い人じゃないよね)」
GM:顔を洗い終わって一度部屋に戻ったいろはさんは朱崎くんのアドバイス通り、食堂に向かうべく廊下を歩いています。
GM:すると、向こうからやってくる影が。
彩里いろは:制服に着替えて、てこてこ歩いています。
青桐 御影:青桐がその正面から歩いてくる。なんだか足取りがおぼつかない様子だ。
彩里いろは:「あ、青桐先輩。おはようございまーす」
青桐 御影:「ん……?ああ……」ぼんやりした様子で片手を上げて、そのまま
青桐 御影:ふらふら~っといろはさんの方に倒れこんでいく。
彩里いろは:「ひゃ、ひゃああっ」
彩里いろは:必死に支えます。
青桐 御影:「あ、と……っと、わあああっ!」
青桐 御影:では、支えられてなんとか倒れずに済んだ。
彩里いろは:「なななな、なな何がっ!なぜっ!」
青桐 御影:「す、済まない……って、彩里さん!?」
青桐 御影:「い、いや待ってくれ、違うんだ。これは、その……」
彩里いろは:「…低血圧ですか?」
青桐 御影:「ああ……いや、うん。生来朝が弱い上に、最近寝不足で……」顔を覆う。
青桐 御影:「ああぁ……みっともないところを見せた」
彩里いろは:「あは…。…先輩の秘密、知っちゃいましたね?」
青桐 御影:「う……」
青桐 御影:「……他の連中には、秘密にしてほしい」
彩里いろは:「…。えへ。どうしようかなあ」
青桐 御影:「同じ高校生で支部長やってるんだ、威厳が損なわれるようなことは、どうにも……」
青桐 御影:「な……っ!?」
彩里いろは:「完璧に見える支部長の意外なかわいい秘密を…知ってしまったら…ふっふっふ」
青桐 御影:「キミ、そういう奴……ごほん。そういう子だったのか……」顔を覆った手が、ぷるぷる震える。
彩里いろは:「えへへ…。隠してほしかったら」びしりと指をつきつけます。「今度、遊んでください」
青桐 御影:「へ?……いや、そういうのは、僕なんかより他の相手の方が……」
彩里いろは:「だめですよー、先輩にお願いしてるんですよー!」
青桐 御影:「どうしても……?」
彩里いろは:「…」しゅんとします。「…もしかして…そんなに、嫌ですか?」
青桐 御影:「あ、いや……とんでもない。ただ」
青桐 御影:「キミが楽しめるかどうか、自信がないだけで」両手を上げて、降参のポーズ。
彩里いろは:「心配ご無用!ですっ。じゃあ、決まり!」
青桐 御影:「あ、ああ……なんだか、掌で転がされた気分だ」
彩里いろは:「今週末、空けておいてくださいねーっ」ぱたぱた立ち去っていきます。
青桐 御影:「なんとかするよ……」小さく手を振ります。
GM:青桐と別れたいろはは食堂へと向かう。
彩里いろは:「ふんふーん」鼻歌を歌っています。
GM:食堂からは香ばしいパンやこんがりと焼けたベーコンの匂いなどが漂ってくる。
彩里いろは:「ふふふー」朝食の乗ったプレートを持って席につく。
彩里いろは:「…」一人なのは気にしないことにする。「いただきまーす」
GM:今日の朝食は、狐色に焼けたバターロールにカリカリに焼いたベーコン、プレーンオムレツにサラダなど、洋食のメニューのようだ。
翠谷昴:ではそこで、同じくプレートに朝食を取り分けた翠谷が現れる。声をかけよう
翠谷昴:「よ、おはよう。昨日はよく眠れたかい?」
彩里いろは:「…」バターロールを食べようとしたところで止まる。「翠谷先輩!」
翠谷昴:「ああ、悪い悪い。邪魔しちゃうところだった。いいよ、食べながらで」にこやかに言って、そのまま向かいに座る
彩里いろは:「えへへ…。昨日ですねっ。たくさん眠れましたよう」
彩里いろは:「…わ、私と一緒でいいんですか?誰か、他にいるんじゃ…」
翠谷昴:「そうか、よかった。この寮は粗忽者ばかりだけど、設備はしっかりしているからな。夜はゆっくり眠れるはずだ」
翠谷昴:「ここは男子寮だからな(少し苦笑)。あまり俺……いや、男と一緒に朝食ってのも、少ないんだよ」
翠谷昴:「まあ、仲の良い奴がいない訳じゃない。今日は少し、奴らと時間があわなかったな(笑」
彩里いろは:「そうなんですか…?」首をかしげつつ。「…あ、じゃあ」
翠谷昴:「ん?」優しげに返事
彩里いろは:「先輩が一人で朝ごはんを食べる時は、私が声かけてもいいんですね」おずおずと聞きます。
翠谷昴:「お……」ほんの少しだけ、驚いた様子
彩里いろは:「あ、いや…違うんですよ!ほ、ほら、一人でご飯ってさみしいじゃないですか!ええと…」わたわたします。「うん…違わないかな…あのう…」
翠谷昴:「……そうだな。俺なんかでよければ。何時でも声をかけてくれよ」
彩里いろは:「…あわ…ありがとうございます、えへへ…。私がさみしかっただけなんですけど…」
翠谷昴:「判ってるよ(笑)。うん、全然違わない。あまり楽し話は出来ないかもしれないけど、そうしてくれると俺はすごくうれしいかな」
翠谷昴:「なら尚更だ。俺の眼の前で、女子がさみしい思いなんて許せないからな(いたずらっぽく」
翠谷昴:「(ちょっと辺りを窺い、ナイショ、のジェスチャーで)本当の事言うとさ、おれもちょっとさみしかったんだ、よろしくな」にっ
彩里いろは:「え…」びっくりしてから、噴出すように笑います。
彩里いろは:「ふふふ…じゃあ仲間ですねっ」こっちもナイショのジェスチャーを真似します。
翠谷昴:「ああ。ふふっ(笑って返し)、さてと、じゃあ秘密仲間同士、朝食をいただくか」
彩里いろは:「はーい、いただきます!」
GM:キミたちはそうして楽しげに会話をしながら朝食を食べ終える。
彩里いろは:「(先輩、優しいなあ…。話に聞いてたのと、全然違うじゃん)」
翠谷昴:食べ終えるよ。楽しい朝食だったぜ
GM:朝食を終えたいろはは翠谷と別れて自室で身支度を整え、寮の玄関へと向かう。
GM:ちょうどその時、他の3人もやってきたようだった。
彩里いろは:スカートについた埃をはらっていると、3人に気づく。「あれ」
青桐 御影:「おはよう。通学には同行させてもらう。一応、護衛という奴だ」先ほどとは打って変わって、冷静な様子。
翠谷昴:「悪いな。まあ、つきっきりってわけじゃないからさ、短い時間だけよろしく頼むよ」明るく言う
青桐 御影:「……朝の件、くれぐれも頼む」それに、小さくつけ加える。
彩里いろは:「うへへ…」先ほどの様子を思い返して、青桐さんにふにゃふにゃ笑います。「大丈夫ですー」
朱崎怜司:「お前の近くにいるのがマスターレイスに会う一番の近道だからなァ……あの野郎は必ず俺がぶっ殺してやる」
青桐 御影:「……」眼鏡を直すふりをして顔を覆う。恥ずかしい。
彩里いろは:「一人だと寂しいですからねえ」翠谷先輩にはそう返事。
彩里いろは:「うれしいです!」
彩里いろは:「朱崎くん…」苦笑。「頼もしいなあー」
GM:キミたちは寮を出て4人で学校へと向かう。
青桐 御影:「しかし……」
翠谷昴:「やめろって(クツクツと苦笑」>寂しい
GM:寮から学校へと向かう道すがら、すれ違う度に周囲の生徒たちがざわついているのが分かる。
青桐 御影:「全員で固まっていると、流石に目立つか」
彩里いろは:「あー……。そうみたいですねえ」
女性徒:「何、あの子……?」「ユニバーサル寮の人たちとどうして」「えー、昴くーん」
翠谷昴:「そう、だな。じゃあ俺は(周りの女の子たちの様子も鑑み)少し離れるか。能力的にも多少距離をとっても問題ない」
彩里いろは:「むむ…、仕方ないですね」
GM:では、そこでパタパタと走りながら一人の少女がやってくる。
水間早希:「おっはよー、いろはー!」
GM:元気良く手を上げ、挨拶をする。
水間早希:「って」
水間早希:「ええええええええええええ!!?」
彩里いろは:「…早希!」駆け寄ろうとして
朱崎怜司:「……ケッ」めんどくさそうな顔をする
青桐 御影:「キミは、昨日の……」
水間早希:「いろは、何、この状況。いつの間にこんな……」絶句している。
翠谷昴:「おっと」早希ちゃんにスペースを開け
水間早希:「あ、ありがとうございます」
彩里いろは:「あーー…ああ、えっと、な、何だろうね…?」
水間早希:「い、いろは。だって、全然ユニバーサル寮になんて興味ないって……」
彩里いろは:「ち、違くて、違うよう!こ、これは…その…」おたおたしてます。
水間早希:「う、裏切り者ー!!」
GM:早希の明るい絶叫が朝の学び舎に響く。
GM:と、いったところでシーン終了としましょう。
GM:ロイスの取得と購入判定が可能です!
朱崎怜司:ロイスは保留、購入は・・・
朱崎怜司:RC型なので駄目もとのアルティメイド服だ
朱崎怜司:1dx=>20
DoubleCross : (1R10[10]>=20) → 2[2] → 2 → 失敗

朱崎怜司:おわり
GM:終わった!
彩里いろは:2・・・
青桐 御影:ロイス保留、購入はボディアーマー
青桐 御影:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 4[3,4,4]+2 → 6 → 失敗

青桐 御影:ひ、低い……
青桐 御影:おわり
GM:うむむ、残念
翠谷昴:俺もロイスは保留。ボディアーマー、狙ってみます
彩里いろは:まずはロイス取得!
彩里いろは:翠谷くんどうぞー
翠谷昴:あ、すみません。では
翠谷昴:2dx+4>=12
DoubleCross : (2R10+4[10]>=12) → 9[4,9]+4 → 13 → 成功

GM:お、成功ですね
彩里いろは:エリート!
翠谷昴:やったぜー!では、いろはさんどうぞ!
彩里いろは:ありがとうございます!では改めてロイス取得。
彩里いろは:-先輩/青桐御影/意外とかわいい○/疎外感/ロイス
-先輩/翠谷 昴/安心感○/不安/ロイス

GM:青桐さん、意外とかわいいと思われてる
彩里いろは:感情はころころ変化していく予定です!
彩里いろは:では購入。ボディーアーマー狙います。
GM:ころころと!さすがだ!
GM:購入判定どうぞ
彩里いろは:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[9,10]+9[9] → 19 → 成功

青桐 御影:すごい
GM:うわっ、高い。さすがはPC1だ
朱崎怜司:これがPC1力・・・
彩里いろは:自分でもびっくりしてます!
GM:では、無事にUGNボディアーマーは入手できました。
彩里いろは:以上です!
翠谷昴:す、スゴイ…
GM:これで全員判定終わりましたので、改めてシーンを終了します。
GM:れねらば!
GM:前回までのあらすじ
GM:幼い頃に名も知らぬ少年と邂逅したおぼろげな記憶を持つ少女、彩里いろは
GM:ある日、学校帰りにマスターレイスを名乗る存在に襲われ、オーヴァードという超人になってしまう!
GM:そして始まったのは3人のイケメン男子たちとの共同生活だった--!
GM:というわけで前回の続きからスタートします
GM:ミドルの3シーン目から
GM:シーンプレイヤーはいろはさん
彩里いろは:48+1d10-1
DoubleCross : (48+1D10-1) → 48+4[4]-1 → 51

GM:このシーンはいろはさんが勧誘されるシーンになりますので、他の3人は様子を見て助けに現れなかったり現れたりするとよいでしょう
GM:教室でもクラスの皆から質問責めにあったいろはさんはなんとか午前中の授業を終えました。
GM:チャイムが鳴った瞬間、キミのもとにクラスメートたちが群がってくる
彩里いろは:上手い答えを言い出せず、ナントカ逃げ出せないかと隙をうかがっています。
女性徒:「ねえ、どうやったらあの寮に入れるの?」「昴様、寮だとどんな感じ?」
彩里いろは:「ええっと…私もよくわかんなくて…そのう…」キョロキョロしています。
GM:では、そこで突如として《ワーディング》が張られる。
彩里いろは:「うう……つ、つまりは…ええと…」「
彩里いろは:「わ、わかんないーー!」立ち上がって逃げ出そうとします。
彩里いろは:「……!」
GM:先ほどまで騒いでいた生徒たちはぷっつりと意識を失う。
彩里いろは:周囲の女子生徒が次々と倒れていくのを前に、言葉を失い立ちすくむ。
GM:倒れた生徒たちの間に長身で長髪の顔立ちの良い男が立っている。
冬芽樹一郎:「やあ、彩里いろは君」
彩里いろは:「……え、ええと…」
冬芽樹一郎:「私は冬芽樹一郎。この学園の三年だ。君の先輩に当たるね」
彩里いろは:「(見たことある人…かっこいいって皆が言ってて…)」
冬芽樹一郎:「新しい生活はどうだい、彩里くん?」
冬芽樹一郎:「新しい生活、新しい体、新しい人生だ」
彩里いろは:「…な、何…? あなたは…」警戒して、じりじりと後ずさります。
冬芽樹一郎:「そう警戒しなくてもいい」
冬芽樹一郎:「私はキミの力について話がしたいだけなんだ」
翠谷昴:よし、ではここで登場しよう!
彩里いろは:「(この人もオーヴァード。……寮では見かけなかった。知らない人)」
冬芽樹一郎:「キミは素晴らしい力を手に入れた。その力、もっと自由に使ってみたいとは思わないか?」
翠谷昴:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+5[5] → 54

彩里いろは:無意識に腹を押さえる。癒えたはずの傷が痛むような気がする。「(…こわい)
冬芽樹一郎:「キミがその力を振るいさえすれば、どんなことだって思いのままだ」
彩里いろは:「そ、んなこと、突然言われたって…わ、わかんないよ…」
冬芽樹一郎:「例えば、私がさっきやったみたいにね」冬芽は気を失っている生徒たちに視線を落とす。
彩里いろは:「…!」
冬芽樹一郎:「どうだい、私と一緒に来ないか?力の使い方を教えてあげよう」
翠谷昴:「俺達のかわいい後輩に、そう強く迫らないでやってもらえるかな。先輩」
GM:男はいろはの頬に手を伸ばし、触れようとしたところで止まる。
翠谷昴:何時の間にやらクラスの戸口に立っていて、そう言い放つよ
彩里いろは:「翠谷先輩…!」
冬芽樹一郎:「翠谷くんか。邪魔をしないでくれるかな。私が用事あるのは彼女なんだ」
翠谷昴:「中々手が早いじゃないか。堅そうなお人だと思っていたが、どうしてどうして油断できないな」にっ
冬芽樹一郎:「さあ、答えを聞かせてくれ、彩里くん」
GM:冬芽は、伸ばしかけた手でいろはの顔に触れ、自分の方を向かせる。
翠谷昴:「そうはいかない。悪い道に誘おうとする先輩から後輩女子生徒を守ってやるのも、俺の務めなんでね」
彩里いろは:「やっ…」逃げ出そうとするが、冬芽に動きを阻まれる!
彩里いろは:翠谷先輩の方に目線で助けを求める。
翠谷昴:その目線の先に既に俺はいない。だがその時、最早冬芽の背後に迫っている!
GM:いろはの顎をつかんでいた武骨な指先が離れる。
翠谷昴:「そういうことさ冬芽先輩。女子の誘い方にしては——ちょっと強引だな」
彩里いろは:「いや、嫌だ…!」
青桐 御影:1d10+45 登場します
DoubleCross : (1D10+45) → 4[4]+45 → 49

翠谷昴:既に冬芽先輩の手首を掴んでいよう
青桐 御影:「何を……やっている!」教室に駆け込んでくる。ワーディングの気配を察知したのだ。
冬芽樹一郎:「危ないなぁ。私はちょっとした質問をしていただけなんだが」
翠谷昴:見た目特に変わった点はないが、掴んだ俺の手にはかなりの力がこもっている!
冬芽樹一郎:「ヤツまで来たか。これではさすがの私も多勢に無勢だ」
青桐 御影:「っ……!無事か、彩里さん」肩で息をしている。
GM:青桐が教室に入ると、生徒たちはワーディングの影響で意識を失っている。
翠谷昴:「支部長か。助かる。ちょっと悪い虫が現れたようだ」
彩里いろは:「…青桐先輩……!」冬芽から逃げ出し、青桐先輩の元へ走ります。
青桐 御影:ではこちらからも駆け寄り、彩里さんの手を取って引き寄せる。
冬芽樹一郎:「私の質問に対する答えはノーということでいいのかな、彩里くん」
朱崎怜司:1d10+56 登場しよう
DoubleCross : (1D10+56) → 4[4]+56 → 60

彩里いろは:「わ、私は…」口を開く。
翠谷昴:青桐さんに駆け出す彩里さんの無事を眼で確認するが、冬芽への警戒は弱めない
彩里いろは:「私は…自分の選んだことで、誰かを悲しませたり傷つけたり…したくない…」
冬芽樹一郎:「キミは望みさえすればどんな願いだって叶えることのできる力を持っている」
彩里いろは:眼を見開く。
冬芽樹一郎:「それをただ無駄にして日々を過ごすというのかい?」
彩里いろは:「…どんな願いもかなえる力…」
翠谷昴:「そこまでにしてもらえるか、先輩。引き際って奴は大事だぜ」
青桐 御影:「……退いてもらおう、冬芽。彼女を貴様らの玩具にはさせない」彩里さんの手を取ったまま、きつく冬芽を睨む。
冬芽樹一郎:「その方が良さそうだ」
冬芽樹一郎:「彩里くん、私はいつだってキミを歓迎するよ。その力をどう使うかじっくり考えておくといい」
翠谷昴:「彼女は冬芽先輩もう沢山だ、と言っている。だがまだやるっていうなら——ここからは俺が相手になる」ぐっと顔を寄せて
彩里いろは:「…」きゅっと青桐先輩の手を握りしめる。
彩里いろは:「私の、力……」
朱崎怜司:「チッ、もう帰るところかよ」ドア部分に持たれ、ドアに足をひっかけながら
冬芽樹一郎:「それには及ばないよ、翠谷くん。これ以上、相手が増えると私もさすがに面倒だしね」
GM:冬芽は《瞬間退場》を使用。
GM:戸口に立つ怜司に視線を送るとその場から姿を消す。
朱崎怜司:「……ケッ」視線に毒づく
朱崎怜司:「騙されてんじゃねーぞオカメインコ、そんな力なんかあるわけねえだろうが」
青桐 御影:「……行った、か」冬芽が去ったのを確認し、息をつく。
彩里いろは:「朱崎くん…」不安そうな顔で朱崎くんを見ます。
翠谷昴:「……やれやれ、油断のならない先輩だな」
彩里いろは:呆然と立ち尽くしている。
青桐 御影:「朱崎……貴様、どこで何をしていた」
翠谷昴:手の中からさっと消えた冬芽。自分の掌を見て。ほぅっと息を吐く
青桐 御影:「このクラスで彼女と……」と言いかけて、彩里さんの手を握ったままだと気づく。
青桐 御影:「あ……済まない」ぱっと手を離し、顔をそむける。
朱崎怜司:「おーおー、青桐、色づきやがったなァ」
彩里いろは:「え?…あ、あわっ」こちらも手を握り締めていたことに気付いて赤面します。
青桐 御影:「っ……誤魔化すな、朱崎。今後、可能な限り彩里さんから離れるなよ」
青桐 御影:「それとも、女子と一緒にいるなんて恥ずかしいか?まるで小学生だな」ふん、と鼻を鳴らす。
朱崎怜司:「んだとテメエ……」ぎろりと睨む
翠谷昴:「まあまあ、二人とも。こんな所でやり合うなよ」あいだに入ろう
青桐 御影:「翠谷……ああ、確かに」周囲を見回す。
翠谷昴:「……駆けつけてくれたのは、グッドだったけどな。助かった」二人交互に微笑みウィンクをし
翠谷昴:「……彩里さん、大丈夫か?悪い、もっと早くに駆けつけるべきだった」そしていろはちゃんに視線を落とし
彩里いろは:「…皆…」しゅんとしている。
彩里いろは:「…あ、…いえ!そんなことないです!先輩たちが、来てくれたから…」
彩里いろは:「私…何も無かったし…」手が少し震えている。「…大丈夫です!」
青桐 御影:「あの……」彩里さんの様子に何か言いかけ、「いや、何でもない」
彩里いろは:「と、とにかく皆を起こしたりしないとです!」
翠谷昴:「彩里さん……本当に大丈夫か?少し休まなくても、平気か」まっすぐ見
青桐 御影:「……悪いが、僕はもう戻る。全員固まっていると、またうるさくなるからな」
GM:《ワーディング》が解けた影響で生徒たちは自然と意識を取り戻し始めているようだ。
青桐 御影:「朱崎、お前はサボるなよ。これは任務だ」
朱崎怜司:「……チッ」大人しく乱暴に席に座る
青桐 御影:そう言い残して、教室から足早に立ち去ろう。
彩里いろは:「だいじょう、ぶ…です!ほら先輩も!戻らないと皆に驚かされてしまいますよー!」翠谷先輩の背中を押します。
翠谷昴:「……おっと、そうだ。わかった(様子を見て微笑み返し)」
翠谷昴:「一応、この子達のフォローも必要だな。朱崎、何かをする必要はないが、」
翠谷昴:「ちゃんと視ててやってくれよ」
翠谷昴:背中を押され押され、教室から出て行くよ
彩里いろは:あ、では教室から出て、先輩と2人きりになったところで
朱崎怜司:無茶苦茶不機嫌そうになってるね
彩里いろは:「……先輩」こっそりと呟きます。
翠谷昴:「俺が見ててやれれば一番いいんだが……ん?」呟きに気付くよ
彩里いろは:「本当は大丈夫じゃないから…その、」
彩里いろは:「また、駆けつけてきてくれるって…そ、そう思ってていいですかっ」最後は早口気味だ。うつむいています。
翠谷昴:「……」呟きを最後まで聞き
翠谷昴:「……ああ」ぐっと手を握って言う
翠谷昴:「今回は遅くなって悪かった。また何かあったら、俺が絶対にすぐ行く。今度は、怖い思いなんてさせない」
彩里いろは:「先輩…」顔を上げる。
彩里いろは:「信じてます」やわらかく微笑みます。
翠谷昴:「『そう』思ってていい。——任せろ」こちらも力強く微笑んで、言う
翠谷昴:「そうだ。やっぱりそうやって笑っている顔が一番かわいいぞ。俺も力がわいてくるってもんだ」
彩里いろは:「え、ええ」
彩里いろは:「いや、その、あのう…」照れた
彩里いろは:「は、早く行ってくださいーっ」ぐいぐい背中を押します。
翠谷昴:「……ははっ悪い悪い」その様子に、ただ楽しそうに笑って、背中を押されて去って行くよ!
GM:では、シーン終了!
GM:ロイスの取得と購入判定が可能です
朱崎怜司:ロイスはなしだ!
朱崎怜司:アルティメイド服を諦めない
朱崎怜司:2dx=>20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 7[5,7] → 7 → 失敗

朱崎怜司:おわり
彩里いろは:ロイスなし!
彩里いろは:アルティメイド服は私がもらう!
翠谷昴:ではぼくは青桐さんに対して新規ロイスを。信頼○/隔意で!
彩里いろは:2dx=>20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 3[1,3] → 3 → 失敗

彩里いろは:おわり
青桐 御影:ロイスなし、メイド服を狙ってみる!
GM:みんなしてメイド服を
青桐 御影:3dx+2>=20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 8[3,4,8]+2 → 10 → 失敗

翠谷昴:ロイスは以上!じゃあこちらもアルティメイド服狙いだ!
青桐 御影:ダメダー
翠谷昴:2dx+4>=20
DoubleCross : (2R10+4[10]>=20) → 10[6,10]+5[5]+4 → 19 → 失敗

翠谷昴:グワーッ
GM:すごい惜しい
彩里いろは:惜しい!
翠谷昴:あと一点!
GM:では、改めてシーンは終了!
GM:ここからはイベントフェイズ平日編です
GM:いろはさんと3人が交流をしていくシーンになります
彩里いろは:ヤッター!
GM:3シーンで全員順番にやってもらうことになりますが誰とのシーンにするかは、いろはさんに選択してもらいます
翠谷昴:ヒューッ
朱崎怜司:ワオー!
GM:1D10 ROC
ダイス目

1 学校帰りに野良ジャームに襲われる。協力して敵を倒さねばならない。
2 もうすぐ試験間近だ。放課後の教室か寮のラウンジで遅くまで一緒に勉強をすることになる。
3 お昼休み、たまたま一緒になったキミたちはお弁当を持って屋上へと向かった。
4 今日は寮の買い出し当番だ。2人で夕食の材料や日常の必需品などを買い出しに行くことになる。
5 今日は寮の料理当番だ。2人で夕食の準備をすることになる。
6 雨の中、一緒に帰ることになる。しかし傘は一本しかない。2人で入っても体が濡れてしまいそうだが……。
7 PC①のことをやっかんだ女性徒たちが因縁を付けているところに男性PCが出くわす。助け出すべきか、それとも見て見ぬふりをするべきか。
8 学校帰りに捨てられている子犬を拾う。確か寮はペット禁止だったはずだがどうしたものだろうか。
9 オーヴァードになった反動か、PC①が体調を崩して寝込んでしまう。男性PCが看病をすることになる。
10 お風呂上がりに薄着で髪を乾かす男性PC と出くわす(PC①のPLが希望する場合はシャワーシーンでもよい)。妙にドキドキした気持ちのまま会話を交わす。
11 任意。PLが自由にシチュエーションを決定する。
GM:イベントの内容はこちらの乙女ゲー汎用イベントチャート日常編によって決定されます
GM:チャートについてはダイスを振って決定してもいいし、この中から自由に選んでも構いません
GM:また、やりたいシチュエーションが決まっているのであればこれ以外のシチュエーションでやってもいいです
GM:というわけでいろはさん
GM:最初のシーンは誰にしましょうか
彩里いろは:朱崎くん!
GM:では、このシーンのシーンプレイヤーは朱崎くん!
GM:いろはさんも同時に登場だ
朱崎怜司:来たぜ!
朱崎怜司:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+9[9] → 69

GM:他の二人は少しおやすみです
朱崎怜司:たけぇ
彩里いろは:51+1d10-1
DoubleCross : (51+1D10-1) → 51+7[7]-1 → 57

青桐 御影:スヤァ
彩里いろは:それでですねー、7番がいいです!
彩里いろは:あ、ちがう
彩里いろは:4番だ!4番!
GM:4  今日は寮の買い出し当番だ。2人で夕食の材料や日常の必需品などを買い出しに行くことになる。
彩里いろは:それそれ!
朱崎怜司:買い出しダー!
GM:では、こちらのイベントでいきましょう
GM:授業が終わり、寮に帰ってきた朱崎くん。
GM:ふと食堂のそばに立ち寄ると霧谷が何やら楽しそうに作業をしている。
霧谷雄吾:「ふんふふーん」
朱崎怜司:「……」
霧谷雄吾:「おや、朱崎さん、気になりますか」
朱崎怜司:「……ならねえ」
霧谷雄吾:「そうですか、やはり気になりますよね」
霧谷雄吾:「実はですね」
霧谷雄吾:「彩里さんも新しく寮のメンバーに加わりましたので寮の買い出しや料理の担当ローテーションを作り直していたのです」
霧谷雄吾:「どうです、なかなかいい出来でしょう」
GM:霧谷は手作り感溢れる円形の表を見せる。
霧谷雄吾:「そして新ローテーションによる初の買い出し当番は~」
霧谷雄吾:「どぅるるるるるる」ドラムロールを口ずさみ始める。
朱崎怜司:「……」嫌な予感
霧谷雄吾:「朱崎さんと彩里さんです」
朱崎怜司:「……」嫌な予感が当たった顔
霧谷雄吾:「よろしくお願いします」
朱崎怜司:「お、おい、待て!なんで俺があいつと買い出しに行かなきゃ……今まで一人だったじゃねえか!」
霧谷雄吾:「それが新体制というものです」
霧谷雄吾:「こちらのメモに必要な品はリストアップしてありますので、行ってきてください」
霧谷雄吾:「さあ、早く行かないと夕食の準備に間に合いませんよ!」
彩里いろは:では、ちょうど寮に帰宅した私が鼻歌を歌いながらそこに通りかかります。
彩里いろは:「らー、ららららーららー♪」
彩里いろは:「らー………」
霧谷雄吾:「おや、彩里さん。ちょうどいいところに」
彩里いろは:「うひゃっ、う…歌ってませんよう、何も歌っていませんから」わたわたしつつ。
彩里いろは:「何ですか…?なになに?」2人の顔を交互に見ます。
霧谷雄吾:「いいのです。歌はリリンの生み出した文化の極みです」
朱崎怜司:「オカメインコのさえずりなんざどうでもいいんだよ!……お前、俺と買い出しになんか行きたかねえよな……!」
霧谷雄吾:「突然ではあるのですが、実はこの寮では当番制で毎日買い出しや料理をしていまして」
霧谷雄吾:「そしてなんと今日の買い出し当番は朱崎さんと彩里さんだったのです!」
彩里いろは:「超聞かれてるう!」
彩里いろは:「え、ええと…買出しですかっ」
霧谷雄吾:「そうです。頼まれてくれますね」
彩里いろは:霧谷理事長の目力に押されてコクコクと頷きます。「い、いいい…行きます行きますっ」
霧谷雄吾:「やったぜ!」
朱崎怜司:「なっ……マジかよ……ッ!!」どうにも妙な反応であり、ただ行きたくないとかそういうわけでもないらしい
霧谷雄吾:「そういうわけなので朱崎さん、よろしくお願いします」
彩里いろは:歌を聴かれてて恥ずかしいので逃げ出したい。
彩里いろは:「ほほほほら!行こうよう朱崎くん!スーパーは待ってちゃくれないよう!」
彩里いろは:朱崎くんの手を引っ張っていきたいです。
朱崎怜司:「……ぐ……っ……お、おい、俺はまだ一緒に行くなんて言ってねえ……買い出しなんざ一人で……おい!!」割と簡単に引っ張られます
GM:では、いろはさんに手を引っ張られる形で、二人は近くの大型スーパーへとやってきました。
GM:メモには食料品た飲み物の他に歯ブラシやトイレットペーパーなどの日用品がリストアップされており、結構な量になっている。
彩里いろは:「わあ、ずいぶんあるねえ」朱崎くんが持っているメモをのぞきこんでいます。
朱崎怜司:「……別に大した量じゃねえよ……まあ、お前が来た分増えてるかもな」
彩里いろは:「そ、そこまで食べたりしないようっ」
GM:無事に全ての買い物品を見つけて購入することができるかは〈知覚〉か〈意志〉か〈調達〉で難易度7の判定としましょう
彩里いろは:判定あるの、これ!?
朱崎怜司:「どうだかな、割と食う方だろお前、そんな顔してる」
朱崎怜司:判定とは・・・
GM:どちらか片方が成功すればオーケーだよ
GM:折角なので判定してもらおうというGMの気遣いです
朱崎怜司:この程度、俺の意志の力で十分だぜー!
朱崎怜司:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[1,4,5,6,8]+1 → 9

朱崎怜司:意外と危ないじゃねえか
彩里いろは:「す…好き嫌いないのは良いことなんだよう!朱崎くん!」
彩里いろは:折角だから私も判定しておこうかしら
彩里いろは:〈意志〉で振るぜ!
彩里いろは:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[5,5,6,8,10]+2[2]+3 → 15

GM:つ、強い
朱崎怜司:たかい!
彩里いろは:ヒャッハー!
GM:では、朱崎くんと彩里さんは問題なくリストにあるものを見つけ、買い物カゴに放り込んでいく
彩里いろは:「もーっ!ほら行くよ!」ぷんすかしながら朱崎くんの腕を掴み、引っ張っていきます。
GM:途中で彩里さんが商品を見比べて「こっちの方が安い」とか気付いたりするのでしょう
彩里いろは:「朱崎くんっ!賞味期限は長いやつを選ぶの!」とか言います。
朱崎怜司:「お、おう……意外と買い物慣れしてんだな、お前……」頭をかく
彩里いろは:「ふふふ…朱崎くんはイメージ通り買出し慣れしてない…」得意げになっています。
朱崎怜司:「チッ……!」なんかちょっと悔しそうにしてる
GM:そんな感じで買い物を終えて会計を済ませると、買い物袋はパンパンに膨らんだものが4つくらいになっている。
GM:あとは二人でこれを持って寮に帰るだけです。
彩里いろは:「多いねえ」と言いながら、とりあえず二つ持とうとします。
朱崎怜司:「……待て、てめえはこれだけ持ってろ」一番軽い袋を一つだけ目の前に置きます
彩里いろは:「え……」キョトンとした顔で朱崎くんの顔をのぞきこむ。
朱崎怜司:「はっ、落とされでもしたら困るんだよ!」
彩里いろは:「…朱崎くん、優しいね」
朱崎怜司:「ちげえっつってんだろ!」
彩里いろは:「ま、待ってよう!歩くの早いよう!」
GM:あとは寮までの道を二人で会話しながら歩いていったりするとよいでしょう
彩里いろは:てってこ追いかけます。
朱崎怜司:では、しばらく歩いていった後、不意に立ち止まります
彩里いろは:「うにゃっ」ぶつかりそうになる。
朱崎怜司:「……」立ち止まって店を眺めてますね
彩里いろは:「………」そちらを見る。
朱崎怜司:ケーキ屋です
彩里いろは:「あ!」ぱーっと顔が輝きます。
朱崎怜司:「……!……な、なんだ、もしかして行きたいんじゃねえよな……?」
彩里いろは:「あのケーキ屋ねえ、すっごい評判なんだよねえ。私も早希にそれはもう自慢されてさあ、ミルクレープが特にいいって…」
彩里いろは:「……」朱崎くんの方を見ます。
朱崎怜司:「ミルクレープだと!馬鹿にしてやがる……あそこで一番美味いのはだな……!」
彩里いろは:「………」
朱崎怜司:「……じゃ、なくて、だな……し、仕方ねえ、俺も疲れたからな、ちょうどいいから休むぞ、いいか、ちょうどいいからだぞ」
彩里いろは:「え、あ、う…、うん」コクコクと頷きます。
彩里いろは:「…意外な一面…」ボソッと呟く。
彩里いろは:店内に入りたい!入りたいです!
GM:では、二人がケーキ屋さんに入ると店員さんが微笑んでお辞儀をする。
店員:「いらっしゃいませ」
GM:ケースの中には苺のタルトやミルクレープ、カボチャのプディングに栗を乗せたモンブランなど様々なケーキが並んでいる。
店員:「店内でお召し上がりにもなれますよ」
朱崎怜司:「好きなもの食っちまえよ、俺も適当に食う」
朱崎怜司:「フォンダン・オ・ショコラとベイクドチーズケーキ」
店員:「かしこまりました」
彩里いろは:「ええっと、じゃあ私はミルクレープ!」
GM:店員はフォンダン・ショコラとベイクドチーズケーキ、ミルクレープをケースの中から取り出し、皿に乗せる。
店員:「お会計は1380円になります」
朱崎怜司:「……ああは言ったけどミルクレープも美味いんだよな……」ぼそぼそ
GM:先ほど効率良く買い物を済ませたキミたちの懐には十分なお金が残っているので、問題なく会計を済ませることができる。
店員:「ごゆっくりお召し上がりください」
彩里いろは:「わーい、得したねー」ほこほこと笑っています。
彩里いろは:ケーキを食べる。
GM:では、窓際の席に座り、キミたちは二人でケーキを食べることになります。
彩里いろは:ケーキを食べる朱崎くんを眺める。
朱崎怜司:「……うん……うまい……うん……」
朱崎怜司:「……!」
朱崎怜司:「な、なんだよ……!」
彩里いろは:「ケーキ、好きなの?」
朱崎怜司:「…………」
朱崎怜司:「おかしいかよ……」スプーンをくわえたまま
彩里いろは:「…………」
彩里いろは:「おかしくないよ!おかしくないけど………ぷふっ」笑う
朱崎怜司:「わ、笑ってんじゃねえかてめえ!」顔が真っ赤だ
彩里いろは:「だ、だって…美味しそうに食べてるから…か、かわいい…」笑ってる
朱崎怜司:「……っ……だから……だから買い出しは一人でいいっつったんだ……!」
彩里いろは:「ご、ごめんごめん…、もう笑わないから……」
彩里いろは:「……え、じゃあ…いつも一人でここに来てたの…?」
朱崎怜司:「……悪いかよ、一人で来ちゃあよ……!」しおしおとチーズケーキを食べる
彩里いろは:「……ううん…そ、そうじゃなくて…」
彩里いろは:「ええと、一人じゃさみしいなって思って!せっかくの美味しいケーキなんだからさっ」
朱崎怜司:「……」
朱崎怜司:「別に、寂しいなんて思った事はねえよ……」
彩里いろは:「…朱崎くん…」
朱崎怜司:「……今までもこれからも一人で生きてくだけだ」
彩里いろは:「……。 …朱崎くんが…一人が好きなら、いいの。でも……」
彩里いろは:言葉に詰まる。沈黙が痛い。何を言うか迷って、ケーキに視線を落として、
彩里いろは:「私は、一人は…さみしいから、えっと、そう!」
彩里いろは:「2人ならさ!ケーキ、分け合えるんだよ!」
彩里いろは:「私の選んだミルクレープ、朱崎くんに半分、上げられるし! 私は朱崎くんの選んだふたつ、分けてもらえ……」
朱崎怜司:「……な……っ」
彩里いろは:「………」照れたように笑います。「……分けて?」
朱崎怜司:「……」目を逸らしながら皿を彩里のほうに少し押し出す
朱崎怜司:「……ミルクレープ」
朱崎怜司:「ミルクレープ、もらえんだろうな……?」
彩里いろは:「……っ」顔が輝く。「もちろんだよう!」
朱崎怜司:「……食いすぎんじゃねえぞ!」
GM:では、ここでシーン終了!
GM:ロイスの取得や感情変更のみ可能です
GM:何もなければ次にいきますが、どうします?
彩里いろは:ま、待ってー!
GM:オーケー、待ちます
彩里いろは:ロイスはネガティブ感情を変更します。
彩里いろは:-クラスメート/朱崎怜司/好奇心○/不安/ロイス
彩里いろは:購入判定はひたすらアルティメイド服を狙おう!
彩里いろは:2dx>=20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 2[1,2] → 2 → 失敗

彩里いろは:おかしいなあ
朱崎怜司:オカメインコ/彩里いろは/感服○/恥辱/ロイス
朱崎怜司:アルティメイド服!
朱崎怜司:2dx=>20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 4[2,4] → 4 → 失敗

朱崎怜司:おかしいなあ
朱崎怜司:以上!
GM:では、シーン終了!
GM:次のシーンです
GM:それではいろはさんは次のキャラクターを選択してください
彩里いろは:長くなってしまって申し訳ないぜ
彩里いろは:次はダイスで決めさせてください!
彩里いろは:1d2 1:青桐くん 2:翠谷くん
DoubleCross : (1D2) → 1

GM:では、シーンプレイヤーは青桐くん!
青桐 御影:来た!
GM:彩里さんも登場です
彩里いろは:よろしくお願いします!
青桐 御影:よろしくお願いします!
彩里いろは:57+1d10-1
DoubleCross : (57+1D10-1) → 57+10[10]-1 → 66

青桐 御影:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 1[1]+49 → 50

青桐 御影:ひっく……
GM:イベントチャートはどうしますか?
彩里いろは:どうしようかなあ。とりあえず振ってみます。
彩里いろは:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

GM:10  お風呂上がりに薄着で髪を乾かす男性PC と出くわす(PC①のPLが希望する場合はシャワーシーンでもよい)。妙にドキドキした気持ちのまま会話を交わす。
彩里いろは:ワアwww
青桐 御影:なんと
彩里いろは:じゃあシャワーシーンで
GM:じゃあ
彩里いろは:私には全国の乙女の期待を背負っている
GM:どういう期待だ!?
GM:じゃあ、まずは青桐さんの方の描写から
青桐 御影:らじゃ!
GM:1日の仕事を終えたあなたは寮に戻り、シャワーを浴びることにしました
GM:熱いお湯が、あなたの1日の疲れをほぐしていく。
青桐 御影:「このままじゃ駄目だ。何をやってるんだ、僕は……」シャワーを浴びながら一人呟く。
青桐 御影:熱い湯が髪を濡らし、細く引き締まった体を流れ落ちていく。
青桐 御影:FHの襲撃、彩里さんの保護、インフィニティコードについて……問題は山積だというのに
青桐 御影:意識が仕事に集中しきれていない。
青桐 御影:「……クソッ」自分の頬を叩き、気合を入れる。
青桐 御影:「色気づいただと……朱崎め、余計なことを」
青桐 御影:シャワーを止め、髪をかき上げる。
青桐 御影:気持ちを入れ替えて仕事に戻らねば。時間はあまり多くない。
GM:では、青桐くんがお風呂場から出ようとドアに手をかけた時、そのドアが外側に開かれる。
GM:と、いうわけで彩里さんの側に。
GM:寮に戻り、自室で過ごしていた彩里さん。
GM:いい時間になり、キミはお風呂にでも行こうという気になる。
彩里いろは:ぼんやりと金色の鍵を眺めていました。
彩里いろは:「……私の力…。…なんでも叶える力…って、そんなの」目を閉じれば、鮮明に描き出せる。幼い頃の記憶。
彩里いろは:名前も知らない男の子が必死に自分に向かって叫んでいる。それに何も言えなかった自分。
彩里いろは:「………ううう」ベッドに寝転んだまま、足をバタバタさせる。
彩里いろは:「……ううっ」自分の頬を叩き、気合を入れる。
彩里いろは:「こんなんじゃだめだめ……。よしっ、お風呂にでも行こうっ」
彩里いろは:気持ちを入れ替えるべく、お風呂に向かいます!
GM:では、お風呂場に向かったあなた。
GM:服を着替える前に何気なくお風呂場のドアに手をかけたところで、既に誰かが入っていることに気が付きます。
彩里いろは:「……あ、そういえばお風呂掃除って誰かしてるのかなあ…?もう終わったのかなあ」
GM:そして同時にあなたは脱衣場に置いてある衣服や眼鏡が青桐御影のものであることに気が付く。
彩里いろは:先に様子を見ておこうとドアに手をかける。そして誰かがいることに気付く。
彩里いろは:「あれ、これって」
青桐 御影:ではそこで、丁度出ようとドアに手をかける。
GM:その時、内側からも誰かが力を加えたせいか、ドアが自然と開いていく。
彩里いろは:「青桐せんぱ」
青桐 御影:「済まない、もう出ると……こ……」眼鏡を外していたせいで、一瞬誰だか分からず反応が遅れる。
青桐 御影:「————!!?」
GM:青桐の細いが決して華奢ではない、鍛えられた体はお湯で濡れている。入浴のため眼鏡はしていないようだ。
彩里いろは:「い」
彩里いろは:自然と開いていくドアに思わず視線が寄せられる。真正面に現れた男性をそのまま見る。
彩里いろは:口がちょうど「い」の形で固まる。
青桐 御影:「あ、あ、あ、あ」ドアに手をかけたぎこちない姿勢でフリーズしている。
GM:青桐の下半身は上手いこと湯けむりで隠れているが、その鍛えられた肢体は露わだ。
青桐 御影:「彩里ッ!?すす、す、済まない!」慌ててドアを閉めようとするが、手が滑って虚しく宙を切る。
彩里いろは:「ひゃ」一瞬で全身が真っ赤になる。
彩里いろは:「ひゃあーーーーっ!」反射的にドアを閉めます。
青桐 御影:「ま、待てっ!悲鳴はまずい!社会的に!」彩里さんを止めようとして、バタバタと風呂場から飛び出し
青桐 御影:「あっ————」足をもつれさせ、彩里さんに向かって倒れこんでいく。
彩里いろは:今度は「あ」の形で固まる。何がなんだかわからないまま、押し倒されます!
青桐 御影:そのまま、もつれ合ってバターンと押し倒す形になり
青桐 御影:「……」彩里さんの顔を間近で見つめている。硬直状態。
青桐 御影:髪から、ぽたぽたと雫が落ちる。
彩里いろは:「……」青桐先輩の顔が視界に広がっている。
彩里いろは:三つ編みが床に広がる。頬に、首元に、雫が流れ落ちる。
彩里いろは:「せ」
青桐 御影:「あ」
彩里いろは:「先輩」
青桐 御影:「その」
彩里いろは:「はう」
青桐 御影:「……済まない」その姿勢のまま一言。
青桐 御影:言ってから、ぎくしゃくと体を起こす。
彩里いろは:「………」
彩里いろは:「こちらこそ……」湯でタコのようになった顔を両手で覆います。
青桐 御影:「……」いそいそと服を着る。濡れたままだが気にしていられない。
彩里いろは:「………せ、先輩。あの」
青桐 御影:「あ、うん。……何だ」
彩里いろは:「…………わ、私たち…今、何も無かったことに……」
青桐 御影:「……ああ」小さく頷く。
青桐 御影:「……いや、いやいや。そもそも何もない、何もしてない」
青桐 御影:「というか、今のは事故だから、お互い、そういうのじゃないし……」
彩里いろは:「あ、ああそうですねえそうです、何もされてない何もしてない何もない。……」
彩里いろは:「……そういうの?」
青桐 御影:「……え」
青桐 御影:(おーおー、青桐、色づきやがったなァ)
青桐 御影:朱崎の言葉が脳内にリフレインする。
青桐 御影:「な、何をばかなっ……」とっさにあげた声が上ずる。
青桐 御影:「と、とにかく」
青桐 御影:「別に、何も、なかった。……だよな?」
彩里いろは:コクコクと頷きます。
彩里いろは:「なかった!」
青桐 御影:「ああ。それでいい……」
青桐 御影:眼鏡を押し上げるふりで顔を隠そうとして
青桐 御影:まだ眼鏡をかけていないことに気づく。
青桐 御影:「……っ」
青桐 御影:動揺を隠しながら、改めて眼鏡をかける。
彩里いろは:「………」よろよろとお風呂場から出ていこうとして、ロケットが落ちていることに気付く。
彩里いろは:「あ、これ……先輩のですか? さっき落ちちゃったんですかねえ」拾い上げる。
青桐 御影:「っ……!」慌ててそれを取り上げる。
彩里いろは:「あ、あの……」
青桐 御影:「あ、済まない……」
彩里いろは:「…大事なものなんですね」
青桐 御影:ロケットを開いて、中を見せる。「姉の写真が入ってるんだ」
彩里いろは:「……!」
青桐 御影:「姉は生真面目で強い人だったから、僕もそうなれるように、と思って……」
青桐 御影:「……悪い。変なことを話した」
彩里いろは:「…先輩……」
青桐 御影:「これも、なかったことにしておいてくれ」
青桐 御影:そう言って、風呂場を出ていこうとします。
彩里いろは:「…私、先輩の全部を知ってる訳じゃないけど」
彩里いろは:青桐先輩の背中に声をかけます。
青桐 御影:「……」その声に立ち止まる。
彩里いろは:「でも…私の知っている青桐先輩は……いつも毅然としてて、すごく頼りになる…かっこいい人です」
青桐 御影:「……」小さく息を吐く。肩が震える。
青桐 御影:「ありがとう。……気休めでも嬉しいよ」
彩里いろは:「…先輩に、弱いところがあっても。誰にも言いませんから…その」
彩里いろは:「大丈夫ですからっ」
青桐 御影:「……ああ、ありがとう」
青桐 御影:「済まない」
青桐 御影:小さく言って、今度こそ去っていきます。
彩里いろは:「………」上手い言葉が見つからない。
彩里いろは:「(…青桐先輩……)」
青桐 御影:「(何を……やっているんだ、僕は!)」
GM:では、二人がそうやって別れたところでシーン終了!
GM:ロイスの取得、感情変更と購入判定が可能です
彩里いろは:ロイスのポジティブ感情変更です!
彩里いろは:-先輩/青桐御影/尽力○/疎外感/ロイス
彩里いろは:春のアルティメイド服祭り!
彩里いろは:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 4[2,4,4] → 4 → 失敗

彩里いろは:どうなってんだよう!
彩里いろは:以上です。
青桐 御影:保護対象/彩里いろは/庇護○/劣等感/ロイス に感情変更
青桐 御影:今回はボディアーマーを狙おう
青桐 御影:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 8[2,5,8]+2 → 10 → 失敗

GM:惜しい。
青桐 御影:以上!
GM:では、改めてシーン終了です。
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは翠谷くんです
翠谷昴:了解
GM:彩里さんも登場でお願いします
彩里いろは:はーい
彩里いろは:66+1d10-1
DoubleCross : (66+1D10-1) → 66+9[9]-1 → 74

彩里いろは:ガツガツ上がる
翠谷昴:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 6[6]+54 → 60

翠谷昴:全シーン登場ですからね……!
GM:GMもその辺については心配しています
GM:さて、では要望通り翠谷さんが女の子を口説いているようなシーンでいいんでしょうか
翠谷昴:ぼくはよいですよ!
彩里いろは:そこに通りかかって動揺したいです!
GM:お昼休みの教室。
GM:午前も終わり、お昼ごはんタイムとなった。
GM:教室では生徒たちのお喋りする声が騒がしい。
GM:翠谷くんの席の近くではそうした輪から外れた大人しめの少女が勉強道具を片付け、一人でお昼の用意をしようとしている。
翠谷昴:「さて、と」授業が終って席を立つ。今日の昼はどうするか——
翠谷昴:「む」気付くよ
翠谷昴:「よ。——弓川(仮)さん?今日は一人?」
GM:女性徒が通り過ぎざま、彼女にぶつかるが見向きもしない。
弓川:「ひ、ひとり、です……いつも……」
GM:声をかけられると大人しめの少女、弓川はビクビクしながら答える。
翠谷昴:「ふむ、そうか。実はさ、今日俺も一人なんだ」
弓川:「え」
翠谷昴:「だからといっちゃなんだけど……よければ、今日は俺と昼、付き合ってくれない?お弁当があるんなら、お茶の一杯くらい奢るよ?」
弓川:「で、でも……」
GM:少女は周囲の女生徒たちを気にするような素振りを見せる。
翠谷昴:「ん。ああ……」周囲を軽く見渡して
翠谷昴:周りの女の子は、やっぱり俺の行動に動揺してる感じでしょうかっ
GM:やはり弓川さんの方に疎ましそうな視線を向けていたりしますね。
翠谷昴:よし。ではその中でいつも俺と楽しく過ごしている、中心的女の子に近づいて
翠谷昴:「安原(仮)さん」とても距離が近い
安原:「どうしたのー、翠谷くん?」
GM:なぜ話しかけられたか分からないという風に言う。
翠谷昴:「今日は……特に俺とお昼一緒にって約束、なかったよね?」
安原:「……そうだけど?」
GM:安原は見るからに美人な少女で、制服も今風に着崩している。
翠谷昴:「ならさ、ごめん、ついでに弓川さん、ちょっと借りていいかな。俺ちょっと昼食ついでに、委員会で彼女に聞きたい事があって」
翠谷昴:ちょっと申し訳なさそうに、言う
安原:「昴の好きにすれば。別に、あいつあたしらのもんじゃないし」
GM:見るからに嫌そうだが、キミにそう言われたのならば仕方がないという感じだ。
安原:「いいっしょ、みんな」
GM:安原に声をかけられ、他の女子たちも渋々といった様子で頷く。
翠谷昴:「そうだったな、はは、ごめん。——ありがとう」ぐっと、手を取って
安原:「いいよ、もう。さっさと行きなよ」
GM:安原は微かに頬を染める。
翠谷昴:「今日のネイル、かわいいな。新しいやつでしょ?今日の分の埋め合わせは、明日でも……何なら今日でも、必ずするから」
安原:「へっ、気付いたの?」
GM:安原は自分の爪に視線を落とす。可愛くネイルが塗られている。
安原:「……今度、必ずね」
翠谷昴:「もちろん。俺が安原さんが着飾って気付かなかった事って、今までないっしょ?」
翠谷昴:「……うん、ありがと。俺はこういう優しい安原さん(と、僅かに他の女子にも流し目『全員に』言ってる)」
翠谷昴:「、好きだよ」
翠谷昴:微笑んで、そして適当に周囲にもフォローして、弓川さんを連れて出る
GM:女子たちは全員赤くなって翠谷くんを見送る。
彩里いろは:その頃私は、お弁当片手にぽてぽてと廊下を歩いていたのでした。
彩里いろは:「(三年生の教室…緊張するなあ、怒られないかなあ)」
GM:翠谷くんに連れられた弓川は一度立ち止まる。
彩里いろは:「(…翠谷先輩、一緒にお弁当しませんかって言ったら…どういう顔するかなあ)」
彩里いろは:そんな事を考えながら歩いている。
翠谷昴:「さて、と。じゃあどこで昼にしようか。食堂でもいいし、屋上でも——」楽しそうに弓川さんに言い、そして——
GM:では、そんな彩里さんの視線の先に翠谷くんと大人しそうな少女が話をしている光景が見える。
弓川:「翠谷さん、どうして、私なんかに声をかけてくれたんですか」
彩里いろは:「あ!」駆け寄ろうとします。「翠谷せんぱ———」
翠谷昴:「どうしてって。弓川さん、いつも一人だろ?このクラスになってから、ずっと見てたけど……」
弓川:「声かけてくれてすごく嬉しかったけど、でもクラスにはもっと可愛い子いっぱいいるし……」
翠谷昴:「見た目は関係ないよ。何か理由があるかとは思ったが、やっぱり俺の前で女子が寂しそうにしてるなんて、耐えられない」
翠谷昴:真っ直ぐ見詰めて、少し微笑んで言う!
翠谷昴:ここを目撃されるという訳ですね……!!
彩里いろは:「……あ……」振ろうとした手が宙をさまよう。
GM:では、この辺で翠谷くんも彩里さんの方に気が付く。
翠谷昴:「……!」気付く。視線。その一瞬で、彩里さんと目が合う
彩里いろは:「……先輩。えっと…」反射的にお弁当を後ろ手に隠す。
彩里いろは:「…こんにちは」あいまいに微笑みます。
翠谷昴:「……彩里さん」こちらも微笑み返そう。邪気も後ろめたさもない、優しい微笑みだ
彩里いろは:翠谷先輩の横にいる女子生徒を見てしまう。聞こえてしまった会話を反芻する。
翠谷昴:「昼休みに、こんな上級生の教室までどうした?何か困った事でもあったか」一瞬見えたお弁当。でも敢えて聞く。
彩里いろは:「……困ってる事…は、無いです。ええと」言いよどむ。
翠谷昴:「……そうか」うなづく
彩里いろは:「(…3人で、食べましょう……って訳には、いかないよねえ)」
彩里いろは:「…それではっ!」そのまま踵を返し、ぱたぱたと去っていきます。
GM:では、走り去った彩里さんは気が付くと屋上にやってきていました。
翠谷昴:「……あっ、」彩里さんと、呼ぼうとして、その時にはもう走り去ってしまわれている!
彩里いろは:あの朝のことを思い出す。
彩里いろは:(俺の眼の前で、女子がさみしい思いなんて許せないからな)
彩里いろは:「(……じょ、女子は…私一人じゃ、ないの、当たり前だもんね)」
彩里いろは:「(…恥ずかしいなあ、何だか…思い上がってたみたい)」
彩里いろは:テンパりながらスタスタと歩いていきます。
彩里いろは:人が少ない方へと無意識に身体が動く。階段を上る。
彩里いろは:気付いたら屋上にいました。
GM:では、キミが屋上で物思いに耽っているとドアが開き、誰かがやってくる。
彩里いろは:一人でぼんやりとしています。
翠谷昴:「……よ」背後から、首筋にお茶のパックを当てて登場する!
彩里いろは:「ひゃ!」
彩里いろは:「…え、…あ」目を丸くします。
翠谷昴:「や。ついさっきぶり、だけどね」少し微笑んで
彩里いろは:「翠谷先輩…、あ、あの…さっきの人は?」キョロキョロとします。
翠谷昴:「……フラれちゃったよ」ばつが悪そうに笑って
彩里いろは:「……」じっと翠谷先輩の顔を見る。
翠谷昴:「……あの子、弓川さん、だけど。俺が思ってるより強い人だった」
翠谷昴:見詰められる視線を受け止めつつ
彩里いろは:「私…あの、本当は。先輩と…お弁当食べようかなって思って…」
彩里いろは:「……翠谷先輩、私…。先輩のこと、前から知ってたんです」
彩里いろは:「…その。いろんな女子と…付き合ってるとか、そういう噂を聞いて」
翠谷昴:弓川『私なら、もう大丈夫です。翠谷くんに今声をかけてもらっただけで、とても、力が出たから、だから、今はあの子の方に行ってあげてください。だから——!』
翠谷昴:「……うん。そうだね、特別付き合ってる訳じゃないけど、その噂は否定しない」
彩里いろは:「……さみしそうにしてる女の子は、放っておけないから?」
翠谷昴:「UGNとして、学泉の先輩として君を守ると決めた事に嘘はない。でも、色々な女の子にこうやって声を掛けている事も、本当さ」
翠谷昴:「……ああ。俺の目の前で、助けを……とまでは行かなくとも、」
翠谷昴:「寂しそうにしてる、手を伸ばすことが必要な子がいたら、放っておけない」
彩里いろは:「……」
彩里いろは:「…優しいですね、先輩は」笑います。
翠谷昴:「……ありがとう。でも」
翠谷昴:「それで今、誰かを傷つけてしまったなら、俺は謝らないといけない」
彩里いろは:「翠谷先輩…」
翠谷昴:「……なんだろうな」少し、ばつが悪そうに
翠谷昴:「こんな気持ち、初めてだよ。今まで、この考えに沿ってやってきて、後悔なんてなかったはずなんだけどな。今は少し、胸に霧がかかったみたいだ」
彩里いろは:「そ。それは…」声が少し震える。
彩里いろは:「どうして。って、聞いていいんですか…?」
翠谷昴:「どうして、か。……それは」
翠谷昴:「……判らない。少し時間をくれないかな。UGNとしてなのか、それ以外としてなのか」
翠谷昴:「まだ少し混乱しているんだ。絶対に、絶対に応えを出してみせるから」
彩里いろは:「…先輩が、してくれた約束は、嘘じゃないって、思ってます」
彩里いろは:「だから…待てます。私…待ってます」
翠谷昴:「ああ。俺も、長くは待たせない。どんな結論だろうと、必ず伝えるよ」
彩里いろは:こくんと、頷きます。
GM:では、屋上でそうして会話を交わす二人。
GM:遠くから、ショートカットの快活そうな少女が悲しそうな顔でじっとそちらを見ていた。
水間早希:「いろは。青桐さんともあんな風に……?」
GM:早希は自分の服の端を強く握りしめた。
GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得、感情変更と購入判定が可能です
翠谷昴:ロイス、彩里さんのポジティブを庇護から幸福感に。それとダメ元でアルティメイド服だ
翠谷昴:3dx+4>=20
DoubleCross : (3R10+4[10]>=20) → 10[1,10,10]+6[6,6]+4 → 20 → 成功

彩里いろは:ウ、ウオオオーッ!
翠谷昴:か、買えてしまった!
GM:おお、これで彩里さんにメイド服を着せることが
彩里いろは:ぜひ朱崎くんに!
青桐 御影:ww
朱崎怜司:まさかのこっち
翠谷昴:よっしゃ、了解!さしつかえなければ、朱崎くんに譲渡しますよ!!!
朱崎怜司:じゃあ頂きます!
翠谷昴:ヤッター
彩里いろは:執事!エプロン!ギャルソン!可能性は無限大!
青桐 御影:やったぜ!
GM:欲望だ
彩里いろは:こちらは安定のロイス感情変更です!
-先輩/翠谷 昴/信頼○/隔意/ロイス

彩里いろは:そしてアルティメイド服を狙ってみよう。
彩里いろは:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 6[2,5,6] → 6 → 失敗

彩里いろは:はい!!
翠谷昴:駄目だったか……
彩里いろは:以上です!
GM:では、次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは彩里さん!
GM:他のPCの登場はなしで!
彩里いろは:嫌な予感がするよう
GM:そんなことないよう
彩里いろは:74+1d10-1
DoubleCross : (74+1D10-1) → 74+5[5]-1 → 78

GM:授業が終わり、キミが学校から帰ろうとすると、外は酷い土砂降りだ。
彩里いろは:「はー……」土砂降りを前にぼんやりと立ちすくむ。
GM:そうしていると、キミは誰かが土砂降りの中で差さずに立っていることに気が付く。
GM:その人影--水間早希はキミのことをずっと待っていたようだ。
GM:早希は髪も服も完全に濡れてしまっている。
彩里いろは:「傘持ってたっけ…」かばんを漁ろうとして
彩里いろは:「!」
彩里いろは:「さ、早希! ど…どうしたのっ」かばんから傘を取り出し、もたもたと開く。
彩里いろは:早希に駆け寄ろうとします。
水間早希:「どうしてもいろはと話がしたかったから」
水間早希:「ねえ、いろは。お願いがあるんだけど」
彩里いろは:「……な、なに?」ただならぬ雰囲気を感じ取る。
水間早希:「私のこと、いろはと同じ寮に入れるように話をしてもらえない?」
彩里いろは:「え……。え?」
水間早希:「いろはが入れたんだから、私のことだって、なんとかならない?」
彩里いろは:「さ、早希…?」早希の顔色を伺う。
GM:早希の顔は暗く、沈んでいる。
彩里いろは:「………」とりあえずとして、早希を傘の中に引き入れます。
GM:大人しく引き入れられる。
水間早希:「いろはが翠谷先輩と仲良さそうにしてるところ見た」
水間早希:「青桐さんともああいう風に仲良くしてるの?」
彩里いろは:「え、あ」
彩里いろは:「な、何か誤解してない、早希…」顔が強張る。
水間早希:「答えられないの、いろは」
水間早希:「私の方がずっとあの人のこと好きなのに」
彩里いろは:「……!」
水間早希:「何とも思ってないって、いろは、そう言ってたよね。だったら」
水間早希:「だったら私と変わってよ」
彩里いろは:「わ、私…青桐先輩とは、別に…早希の思ってるような関係じゃ、無いよ。ただ」ずきずきと胸が痛む。
彩里いろは:「ただ。……私は、早希の願いは…叶えられないよ」
水間早希:「どうして。たまたま選ばれただけなのに。どうしてそれが私じゃなくていろはなの」
GM:早希はキミの体にすがりつくようにして泣く。
彩里いろは:「………」唇を噛む。
彩里いろは:「…早希……。早希、早希」名前を呼ぶ。それしかできない。
彩里いろは:早希の体を抱きしめる。
水間早希:「もう、いいよ」
GM:早希はキミの体を突き飛ばすようにして離れる。
彩里いろは:「ひゃ……」突き飛ばされる!
水間早希:「いろはは私のこと助けてくれないんだ」
水間早希:「自分で、なんとかする」
彩里いろは:手から傘が滑り落ちる。土砂降りを浴びて、全身が濡れていく。
彩里いろは:「ま、待って…早希、それって、どういう事…」
水間早希:「知らない。でも、なんとかする」
GM:早希はフラフラとした足取りで雨の中を去っていこうとする。
彩里いろは:「なんとかって…。そんな事できないよ……ねえ、こっちを向いてよ、早希…」
彩里いろは:手を伸ばし、早希の腕を掴もうとする。
GM:早希はその手を振り払う。
彩里いろは:呆然と見送ります。
水間早希:「やめて。あんたなんて友達じゃない。この」
水間早希:「裏切り者」
彩里いろは:「………っ」
GM:土砂降りの雨の中、水間早希は姿を消す。
彩里いろは:「わ。私だって…」声が漏れる。
彩里いろは:「わかんないよ…なんで私なのか、なんて、わかんないよう……」
彩里いろは:俯いた頬に、雨粒が流れていく。
GM:その様子を遠くから見つめる影があった。
GM:長身で長髪の、目元を仮面で覆った男。マスターレイス11(ラムダ)だ。
マスターレイス11(ラムダ):「あの少女、実に興味深い。これは使えそうだ」
GM:男はそう言うと口元を歪め、妖しく微笑んだ。
GM:シーン終了。
彩里いろは:早希のロイス、ネガティブを表にしておきます。
彩里いろは:購入はなしで!
GM:了解です。
GM:では、改めて次のシーン。
GM:次はマスターシーンになります。
GM:土砂降りの雨の中、水間早希はどこかの軒先でしゃがみ込んでいた。
GM:彼女の視線の先で水が滴り落ちる。
水間早希:「……」
水間早希:「……いろはに、酷いこと言った」
水間早希:「謝らないと……」
水間早希:「でも、どうすればいいんだろう」
水間早希:「全然分かんないや」
GM:その時、妖しい声が響く。
マスターレイス11(ラムダ):「どうもしなくていいとも」
水間早希:「誰……?」
マスターレイス11(ラムダ):「悪いのはキミじゃない。彼女の方だ。そうだろう?」
水間早希:「そんなこと……」
マスターレイス11(ラムダ):「あるさ」
水間早希:「だったら、私はどうすれば……」
マスターレイス11(ラムダ):「決まっている。キミが思うとおりにすればいい。キミが彼女になればいい」
水間早希:「そんなことが、できるの?」
マスターレイス11(ラムダ):「それができるんだ。私の力なら。キミがそれを望むならね?」
水間早希:「わ、私は……」
水間早希:「いろはになりたい」
マスターレイス11(ラムダ):「いいとも。その願い、私が叶えよう」
GM:マスターレイス11(ラムダ)の手に血の槍が生成される。
GM:その槍が早希の体を貫く。
GM:水間早希は死亡する。
GM:続けて、マスターレイス11(ラムダ)はブラム・ストーカーのエフェクト《抱擁》を使用します。
GM:死んだはずの早希の指先がピクリと動く。
マスターレイス11(ラムダ):「さて、しばらくは調整に時間がかかりそうだ」
GM:マスターレイス11(ラムダ)は早希の体を抱えてその場から去る。
GM:マスターシーンはこれで終了。
GM:次のシーン。シーンプレイヤーは青桐さん。
GM:朱崎くんと翠谷くんも一緒に登場してください。
青桐 御影:はいっ
青桐 御影:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 3[3]+50 → 53

青桐 御影:上がらぬ……!
朱崎怜司:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+4[4] → 73

翠谷昴:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+2[2] → 62

GM:夜。
GM:寮にいたあなた方は霧谷雄吾から呼び出しを受けました。
GM:しかも、彩里いろはに見つからないように、という話でです。
GM:あなたたちが支部ルームにやってくると霧谷雄吾は口を開く。
霧谷雄吾:「なかなか雨が止みませんね」
GM:霧谷は珍しく服を脱ごうとはしない。
青桐 御影:「ええ。前線が近いとか」直立して答える。
霧谷雄吾:「今日は金曜。明日からはいよいよ三連休が始まります」
翠谷昴:「確かに。明日に響くかなければいいんですが」雨の音だけを耳に聞いて
朱崎怜司:「三連休?それがなんだってんだよ」
霧谷雄吾:「皆さんにはたっぷりと遊んでいただきたいところなのですが」
青桐 御影:「……」口ごたえはせず、僅かに眉を寄せる。
霧谷雄吾:「悪い知らせです」
翠谷昴:「……」気配だけを張りつめ、聞く>悪い知らせ
霧谷雄吾:「彩里さんのご友人の水間早希という生徒が行方不明だそうです」
朱崎怜司:「水間……あいつか」
翠谷昴:「それは……」
青桐 御影:「水間……というと、あの、ショートカットの?」
霧谷雄吾:「ええ。彩里さんの一緒にFHの襲撃の現場に居合わせた彼女です」
霧谷雄吾:「この時間になっても家に帰っておらず、何も連絡がないのだそうです」
青桐 御影:「っ……まさか……!」
霧谷雄吾:「ただの家出か何かであってくれるとよいのですが、こうも立て続けだと、FHの関与を疑わざるを得ません」
霧谷雄吾:「おそらくは今度こそFHが本格的に行動を開始したのではないかと私は考えています」
翠谷昴:「……そうですね。警察の出番、というだけで済みそうにないか」何となくだが、予感がある
青桐 御影:「警戒しておくべきだった……彩里さんの友人で、襲撃現場に居合わせた人物」
朱崎怜司:「……チッ」
青桐 御影:「FHが目をつける理由は充分……」
霧谷雄吾:「ええ、私としてもオーヴァードに覚醒しなかった彼女の方にまでは気を向けていませんでした。不覚です」
翠谷昴:「悔やんでも悔やみきれないが……それは無事に彼女を発見してから、か。了解した理事。俺達で探しに出ればいいんだな?」
霧谷雄吾:「ええ、まずは彼女の居場所について調べるところからです」
霧谷雄吾:「それにもしFHに何らかの動きがあるとしたら今のうちにマスターレイスやインフィニティコードについて改めて探っておく必要もあるでしょう」
朱崎怜司:「……あいつには、知らせねえんだな?」
青桐 御影:「了解……一刻も早く彼女を見つけ出し、FHの蛮行を止めなければ」
霧谷雄吾:「彩里さんにこのことを伝えるかどうかについては……皆さんの判断にお任せしたい」
霧谷雄吾:「ただでさえオーヴァードに覚醒したてのこの状況で友人が失踪したとなるとそのショックは計り知れないでしょう」
青桐 御影:「……知らせる理由がない。余計な不安を煽ってどうする?」
霧谷雄吾:「彼女に今の事態を受け止めきれるだけの強さがあるかどうかは……私よりも彼女と接する時間の長い皆さんの方が余程ご存知だと私は考えます」
朱崎怜司:「……ハッ、聞いただけだ。余計な事される方が困るっての」
翠谷昴:「……わかった。この寮にいれば、彩里さんに危害が及ぶ事もそうそうないだろう。水間さんの安否も、心配させる前にすぐに掴んでしまえばいい」
霧谷雄吾:「彼女に知らせない方がいいと皆さんが判断したのであれば、この霧谷、一つ策があります」
青桐 御影:「策、ですか?」
霧谷雄吾:「いくらこの寮にいさせるといっても、あなたがたもここで生活をしているのです。彼女もあなたがたの行動に気付く可能性があります」
霧谷雄吾:「そこで、このカレンダーをご覧ください」
翠谷昴:「カレンダー?これは……」
GM:霧谷はカレンダーに書かれた三連休の赤丸を示す。
霧谷雄吾:「一、ニ、三」
霧谷雄吾:「休日は3日」
GM:続けて霧谷はあなたがた三人を順に指差す。
霧谷雄吾:「一、ニ、三」
霧谷雄吾:「あなたがたも3人」
翠谷昴:「…………(何とも言えない予感)」
霧谷雄吾:「つまり、誰か1人が彩里さんを遊びに連れ出し、その間に他の二人が調査を進める」
霧谷雄吾:「これを3日間繰り返すのです」
青桐 御影:「はあ」気の抜けた返事。
翠谷昴:「う、うん?」
霧谷雄吾:「どうです、この私の完璧な策は。これならば彼女の気付かれることなく調査を進めることができます」
青桐 御影:「……あの、失礼ですが」
霧谷雄吾:「何でしょう」
朱崎怜司:「……」
青桐 御影:「それが、策ですか……?」
霧谷雄吾:「そうですが……?」
青桐 御影:「そうですか……」眼鏡を押し上げるふりで顔を覆う。
霧谷雄吾:「何ですか、その反応は。脱ぎますよ」
霧谷雄吾:「つまり、次の乙女ゲーイベント休日編については情報収集と並行して進めていくということなのです」
翠谷昴:「何ですかイベント編って。イベント休日編って!」
青桐 御影:「まあ……常に誰か一人が彼女のそばにいる、というのは」
青桐 御影:「身辺警護の意味でも有意義だと思います」
翠谷昴:「悪くない、か」>そばに
霧谷雄吾:「そうでしょう、いい考えでしょう」
青桐 御影:「手を抜いたりサボったりする者がいなければ、ですが」朱崎くんを横目で睨む。
翠谷昴:「それに理事の言うとおり、連休の三日間、俺達三人が捜索に出て、全く彼女に悟らせずにいられるか、というのも微妙な所だ」
朱崎怜司:「……ケッ……それで決まったんだろ?なら俺はそれで構わねえよ」
霧谷雄吾:「ふふん」霧谷は得意げだ。
翠谷昴:「まあ、イベント休日編とかそう言うのは置いといて。いいんじゃないか、一人は警護、残りは捜索」
霧谷雄吾:「それでは明日からの三連休ではそういった形で調査を進めていくことにしましょう」
青桐 御影:「了解」
翠谷昴:「ん、了解しした」
朱崎怜司:「……適当にやらあ」
霧谷雄吾:「翠谷さんはやたらと乙女ゲーイベント休日編にこだわりますね?怪しい……」
霧谷雄吾:「それではよろしくお願いします」
霧谷雄吾:「今日はもう眠いので解散!皆さんも明日に備えてください」
GM:霧谷はパジャマに着替え出す。
青桐 御影:「……では、失礼しました」諦め顔で退出。
翠谷昴:「いや、特にそういう訳では……わ、判った!全力で当たるって!」押し切られた!そして解散へ!
翠谷昴:俺も部屋に戻るのだ
朱崎怜司:「……ハッ」
朱崎怜司:「話すかどうかはてめえで決めろ、か」
朱崎怜司:部屋に戻ろう
GM:では、三人全員が自分の部屋に戻ったところでシーン終了!
GM:ロイスの取得や購入が可能です
青桐 御影:霧谷さんへのロイス感情を……
青桐 御影:いや、保留します。
青桐 御影:購入はボディアーマー狙い!
朱崎怜司:ロイスは何もなし
翠谷昴:ぼくも霧谷さんへのロイス感情、信頼を表にしておいたままでいいものかだぜ!でもそのままだ!
青桐 御影:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 7[1,4,7]+2 → 9 → 失敗

青桐 御影:残念!以上!
GM:む、残念。
朱崎怜司:どうしよう
朱崎怜司:おとなしく応急手当にしとこう
朱崎怜司:2dx=>8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 7[6,7] → 7 → 失敗

朱崎怜司:応急手当キットすら買えやしない
翠谷昴:じゃあ応急キット、ねらってみよう
翠谷昴:3dx+4=>8
DoubleCross : (3R10+4[10]>=8) → 9[4,7,9]+4 → 13 → 成功

翠谷昴:やった、購入!
翠谷昴:以上です
青桐 御影:さすが優男
GM:では、改めてシーン終了!
GM:れねらば!
GM:前回までのダブルクロス、三つの出来事!
GM:一つ、彩里いろはは三人の男子たちと学園での日常を過ごす
GM:二つ、水間早希が彩里いろはに自らの心情を吐露する
GM:三つ、マスターレイス11(ラムダ)によって水間早希が連れ去られてしまう
GM:というわけで次のシーンからは乙女ゲー汎用イベント休日編になります
GM:この一連のシーンでは通常と少し異なるルール運用があります
GM:シーンは彩里いろはさんと男性PCとのイベントによって進みますが、シーンに登場しなかったPCは舞台裏の判定として情報収集を行うことが可能です
GM:逆にシーンに登場しているPCは情報収集を行うことができません。ただし
GM:彩里いろはさんはシーンに一度〈知覚〉によって難易度7の判定に挑戦することができます
GM:この判定に成功するか、直接他のキャラクターから事件について聞くかどちらかの方法によって情報収集を行うことが可能になります
GM:また、青桐さんの持つエンブレムのサラウンドレポートは自分がシーンに出ている時でも、舞台裏の判定として情報収集を行う時でも全員に効果を発揮できるものとします
GM:説明は以上!
青桐 御影:エンブレム有効!やった!
GM:さあ、誰からシーンを進めていくか決めていきましょう
GM:ちなみにイベントの内容は次のチャートによって決定されます
GM:乙女ゲー汎用イベントチャート休日編
1  街で野良春日恭二に襲われる。協力して野良春日恭二を倒さねばならない。
2  休みの寮で二人で過ごすことになる。穏やかな時間が流れていく。
3  二人で買い物をしに街へ向かう。洋服やお洒落な小物など、目移りしながら選んで購入する。
4  ゲームセンターに立ち寄ることになる。UFOキャッチャー、ガンシューティング、プリクラなど様々なゲームで遊び回り、気晴らしをする。。
5  2人でカラオケに行くことになる。歌を歌ったり、お互いの歌声を聞いたりしながら過ごす。
6  映画館へと向かう。アクション、サスペンス、恋愛などの多様なムービーの中で2人が一番楽しめるものは何だろうか。
7  水族館に遊びに行く。巨大な水槽の中を泳ぎ回る色とりどりの魚たちを見て癒される。
8  プラネタリウムに行くことになる。満天の星空の下、2人でロマンチックな雰囲気を満喫する。
9  遊園地のチケットを2人分もらう。メリーゴーランド、ジェットコースター、観覧車などのアトラクションに乗り楽しい時間を過ごす。
10  学園の近くで行われているお祭りに出向くことになる。賑やかなお祭りの雰囲気の中、夜の屋台を二人で楽しむ。
11  任意。PLが自由にシチュエーションを決定する。

GM:10面ダイスを振って決めてもいいし、好きなものを選んでもいいし、なんなら望みのシチュエーションにしてもいい
GM:それでは最初のシーンプレイヤーは朱崎くんにしましょう
朱崎怜司:いえす!
彩里いろは:よろしくだぜ!
GM:いろはさんも一緒に登場してください
彩里いろは:78+1d10-1
DoubleCross : (78+1D10-1) → 78+8[8]-1 → 85

朱崎怜司:73+1d10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+2[2] → 75

GM:イベントの内容はどうしましょうか
朱崎怜司:とりあえずダイス振ってみます?
彩里いろは:振ってみましょうか。
GM:どうぞどうぞ
彩里いろは:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

GM:7  水族館に遊びに行く。巨大な水槽の中を泳ぎ回る色とりどりの魚たちを見て癒される。
GM:水族館です。
朱崎怜司:ほう、水族館
彩里いろは:薄暗いぜ!
GM:薄暗いです。
彩里いろは:高まってきたぜ~!
朱崎怜司:薄暗さ・・・
GM:このまま水族館にしてもいいし、別のを選んでもいいよ
彩里いろは:どうしましょう、朱崎くん的にOKです?
朱崎怜司:いってみましょう!水族館!
彩里いろは:そういうことになった!
GM:では、水族館だ!
GM:土曜日の朝。
GM:朱崎怜司くん、キミが寮内を歩いていると向こうからやってきた霧谷雄吾がすれ違いざま肩を叩き、何かを渡してくる
GM:見るとそれは市内にある水族館のチケットのようだ。二枚ある。
霧谷雄吾:「ガンバ」
朱崎怜司:「ガンバじゃねえだろおい!」
朱崎怜司:「……チッ、まあどこ行くかなんて考えてなかったから手間がはぶけたっちゃあはぶけたか……」
霧谷雄吾:「何ですか。任務については分かっているでしょう、朱崎さん」
霧谷雄吾:「いいじゃないですか、薄暗くムードのある水族館。きっとムフフな感じになりますよ」
朱崎怜司:「ケッ……わかってらぁ、行きゃいいんだろ行きゃあよ」
霧谷雄吾:「そうそう、分かればいいんです。分かれば」
朱崎怜司:「……」イラッ
霧谷雄吾:「ほら、さっさと誘いに行く!」
朱崎怜司:「チッ!!」ずかずか歩いていく
霧谷雄吾:「反抗期かな……?」
GM:霧谷は困惑した様子でキミを見送る。
GM:そして朱崎さんは彩里さんの部屋の前にやってくる。
彩里いろは:私は部屋でクッションを抱えて、物思いにふけっています。
朱崎怜司:「……誘うっつったってよ……」ドアの前で
朱崎怜司:「おいオカメインコ、いるだろお前!」ドアをどんと叩いて
彩里いろは:「……うう」ぼんやりしている。
彩里いろは:「うひゃあ!」
朱崎怜司:「あー、なんだ……出かけるぞ!」
彩里いろは:「なななっ、なんですか!」部屋から呼びかける。
彩里いろは:「……え?」
彩里いろは:クッションを置いて立ち上がると、ドアノブに手をかけます。
彩里いろは:少しだけドアを開く。
朱崎怜司:なんだか居心地が悪そうな顔をした朱崎がいるぞ
彩里いろは:そこにいる身長の高い男の子を見上げて首を傾げます。
彩里いろは:「あ、朱崎くん…、出かけるって……」
朱崎怜司:「暇なんだろお前」ギロリ
彩里いろは:「そんなこと…ないよう?」目が泳いでいる。
朱崎怜司:「じゃあ暇ってことにしておけ、行くぞ」腕を掴んで
彩里いろは:「ひゃあ!ちょ、ちょっと待ってよう…行くってどこー!」もう片方の腕をパタパタさせながら、連れてかれる。
朱崎怜司:じゃあこのまま水族館につきましょう!
GM:そんなわけでキミたちはユニバーサルガーディアンズ水族館というN市市内にある大きな水族館へとやってきた
彩里いろは:経営者出てこい!
GM:経営者、誰なんだろうなぁ
朱崎怜司:誰なんだ・・・
彩里いろは:ちなみに今日の私はレースのついたカットソーにショートパンツという出で立ちです。
GM:私服スタイルだ。
朱崎怜司:こっちはなんかとげとげしいデザインのシャツとかジーパンとかだろう
朱崎怜司:「着いたな」
彩里いろは:「へぷっ」腕を掴まれたままの勢いで朱崎くんにぶつかって立ち止まる。
GM:水族館の正面には巨大水槽やアーチ型のトンネル水槽、魚に触れるコーナー、イルカショーなど人気の展示を紹介する看板が立っている。
朱崎怜司:「なにやってんだ、しっかりしろ」
彩里いろは:「うう…私悪くない…」鼻を押さえつつ。「水族館…。こういうとこ、好きなの?」
朱崎怜司:「……別に嫌いじゃねえな、静かではあるからな」
彩里いろは:「静かなとこが好きなんだ…。…あ」
朱崎怜司:「なんだ」
彩里いろは:「いつも音楽聴いてるのも、だからなのかなって思って。…誰かがうるさいのが嫌だから?」朱崎くんを見上げる。
朱崎怜司:「……」 少し沈黙してから 「チッ……つまんねえ事聞いてんじゃねえよ、さっさと入るぞ」
彩里いろは:「あ…、…わわっ」引っ張られていく。
彩里いろは:「歩くの早いよ、朱崎くん!」
GM:水族館の中に一歩足を踏み入れると10メートル以上もある巨大な水槽がキミたちを出迎える。
GM:太陽の光が差し込む中をイワシの群れや大きなサメ、色鮮やかなクマノミなどが泳いでいる幻想的な空間だ。
彩里いろは:「わあ…」頬に水槽の光が当たる。「…きれいだねえ」
朱崎怜司:「……お前は、水族館はどうだよ、好きなのか?」
彩里いろは:「え?」
朱崎怜司:「どうなんだ、嫌いなのかよ」
GM:彩里さんと朱崎さんのすぐ目の前を巨大なエイが勢い良く泳ぐ。
彩里いろは:「うーん、考えたことなかったなあ…。」首をひねる。「でも…嫌いじゃないよ」
彩里いろは:「静かで、きれいで…。落ち着くよね」
朱崎怜司:「……そうかよ」
彩里いろは:「…友達とわいわい盛り上がるのも、楽しいけど…。ほら、私、こんなだから」照れくさそうに笑います。
GM:クラゲやイカはプカプカと浮かんだまま光を受けて透き通っている。
朱崎怜司:「こんなって、どんなだよ……はっきり言え」
彩里いろは:「ええっと、だから、こう…動きがとろいんですよう!言わせないでよう!」
朱崎怜司:「ハッ、そりゃ悪かったなァ」意地が悪い笑い方だ
彩里いろは:「もーっ」頬をふくらます。
GM:キミたちの歩く先はアーチ型トンネルの水槽へと変わる。360度を魚たちが泳ぐ、不思議な空間だ。
彩里いろは:「…で、でねっ。さっきの話の続きなんだけど」
GM:真上を巨大なノコギリザメが横切ったり、足元でアザラシがのんびりと浮かんでいたりする。
朱崎怜司:「あァ?」
彩里いろは:「静かなのもいいなーって思うのは、あんまり、喋らなくてもいいからなの」
彩里いろは:「……」表情に陰が差す。
彩里いろは:「…ほ、ほら、私…うまいこと言えないから…喋らなくてすむならいいやって思うこともあるから」
朱崎怜司:「……」
彩里いろは:「私のせいで…誰かを悲しませたり、怒らせたり…したくなくて…」
彩里いろは:「でも…私の起こした行動で、誰かが傷ついていく。そうなら」
彩里いろは:言葉が小さくなっていく。歩調がどんどん遅くなる。
朱崎怜司:「おめえよお……」こっちも立ち止まり、振り返ろう
彩里いろは:「私、もう嫌だよ。何もしたくない……どうしたらいいか分かんないよ…」
彩里いろは:泣きそうになった、真っ赤な顔で唇を噛んでいる。
GM:不思議そうな面持ちでそちらを見たペンギンがそのまま泳ぎ去る。
彩里いろは:「……助けてよう…」
朱崎怜司:「……」歩み寄る
彩里いろは:微かに顔を上げる。
朱崎怜司:「馬鹿なのかてめえはよォ」いろはの頭をがっと掴んで
彩里いろは:「…、わ」掴まれる
GM:小さく妖精じみた数匹のクリオネが二人の横を泳ぐ。
朱崎怜司:「俺がなぐさめられるとでも思ってんのか」
彩里いろは:「……」
朱崎怜司:「……この先、休憩できるカフェがあるって書いてある」
朱崎怜司:「あざらしケーキとペンギンケーキがあるらしいぞ」
彩里いろは:「……」
彩里いろは:目を丸くする。
朱崎怜司:「お前、あざらし食え、俺はペンギンにする」
朱崎怜司:「二人なら、ケーキ分けられるんだろ」
彩里いろは:「………。……う、うう」
彩里いろは:「うううーーーーっ」ぼろぼろ泣き出す。
朱崎怜司:「おい馬鹿オカメインコ、泣くんじゃねえ……あーくそっ……!だから無理だっつったろーが……!!」
彩里いろは:「わ、分けれる…う、うう…わけれるよう…」
朱崎怜司:「……悲しませたり、怒らせたりしただけじゃねえだろ、お前はよ」
彩里いろは:「…え…?」
朱崎怜司:「なんでもねえよ、めそめそしてる暇があったらさっさとケーキ食いに行くぞ」
彩里いろは:「う…」ぐすぐすと鼻をすする。「…うん!」
彩里いろは:「朱崎くん…あのね。これだけ聞いていい?」
朱崎怜司:「あんだよ」
彩里いろは:「あ…あのね。もしも、朱崎くんに…なんでも、願いが叶えられる力があったとしたら」
彩里いろは:「朱崎くんは…どうする?」
朱崎怜司:「なんでもねぇ……」 しばらく考えて
朱崎怜司:「世界征服でもしてやるかァ」
彩里いろは:「………。……ええ」
朱崎怜司:「……おい馬鹿、冗談だろーがどう考えてもよォ!」
彩里いろは:「だって…朱崎くんならそういう事言ってもおかしくないし……。……ぷくく」
彩里いろは:「ぷ、ふ、ふふふ……」笑う。
朱崎怜司:「てめ、さっきまでボロボロ泣いてやがったくせに……!」
彩里いろは:「…な、泣いてないもん!」
朱崎怜司:「……へっ、何でも願いがかなえられるなんて言うからしゃらくせえんだ、そんなもん好きな菓子にでも使っちまえ」
彩里いろは:「好きなお菓子?ふふふ」
彩里いろは:「じゃあ、えっとね、三段重ねのショートケーキがいいなあ…ふふふっ」
朱崎怜司:「あァ、そりゃ悪くねえな」
彩里いろは:朱崎くんの顔を見上げて満足げに笑う。
彩里いろは:「(……朱崎くんの楽しそうな顔…好きだな)」
GM:では、二人がそうして笑い合いながら水族館の喫茶スペースに向かったところでシーンを切りましょう。
GM:あ、シーンを切る前に。
GM:いろはさんは〈知覚〉で難易度7の判定に挑戦することが可能ですが、どうしますか?
彩里いろは:おお、やっておきましょう。
GM:では、判定をどうぞ。
彩里いろは:3dx+1>=7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 9[3,8,9]+1 → 10 → 成功

GM:おお、普通に成功した。強い。
彩里いろは:ダイスならたくさんあるからのう
GM:では、いろはさんは朱崎くんの様子から彼が何やら隠し事をしていることを察知する。
彩里いろは:ほほう…何かのう
GM:次のシーンから情報収集を行うことが可能になります。
彩里いろは:はーい
GM:というわけで青桐くんと翠谷くんは舞台裏の判定として情報収集を行うことが可能です
GM:調べられる項目は今のところ次の通り
GM:・水間早希について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度6
・マスターレイス11(ラムダ)について〈情報:UGN〉〈情報:FH〉難易度9
・冬芽樹一郎について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度7
・インフィニティコードについて〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度9

翠谷昴:了解です
青桐 御影:「サラウンドレポート」の効果で<情報:>技能の判定はふたりともダイス+1個!
GM:さすがの支部長だ
翠谷昴:やったーありがとうございます!ではどうするかな。低いものから確実に調べて行こう
翠谷昴:〈情報:UGN〉で、冬芽を調べようと思います
青桐 御影:それじゃあ、僕は水間さんについて調べます
翠谷昴:4dx+3>=7
DoubleCross : (4R10+3[10]>=7) → 8[1,4,5,8]+3 → 11 → 成功

GM:おお、楽々成功
翠谷昴:成功!サラウンドレポートで4個。ありがたい……
青桐 御影:4dx+2>=6
DoubleCross : (4R10+2[10]>=6) → 9[5,8,8,9]+2 → 11 → 成功

青桐 御影:あ、技能は<情報:UGN>です
GM:二人とも成功ですね。
GM:では、情報を開示だ。
GM:・冬芽樹一郎について
GM:聖レネゲイド学園三年の長髪の美男子。お金持ちの御曹司で成績も優秀、女子たちからはとても人気がある。学園にある何かの存在を探っているようであり、翠谷昴に対して警告を与えた。彼自身も強力な力を持つオーヴァードで、FHと関わりがあるようだ。
GM:以上です。
GM:次に水間早希について
GM:聖レネゲイド学園に通う明るい性格の女の子。彩里いろはのクラスメート。学園内に片想いをしている相手がおり、ユニバーサル寮に入ることになった彩里いろはに強い嫉妬心を抱いていた。現在行方不明で、自宅にも帰っていない。
GM:この情報を調べたことで、新たな情報収集項目が出現しました
GM:・水間早希の行方について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度8
GM:以上です。
GM:これでこのシーンの情報収集は終了!
青桐 御影:了解です。水間さん……
翠谷昴:オス!早希ちゃん……あと冬芽
GM:彩里さんと朱崎さんはロイスの取得と調達が可能ですよ
彩里いろは:ロイス! 感情変更します。
-優しい人/朱崎怜司/安心感○/不安/ロイス

朱崎怜司:こっちはロイスの変更はなし
彩里いろは:調達はなしでー。以上です!
朱崎怜司:購入はー・・・普通に応急手当キットでも狙っておこう
朱崎怜司:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[4,9] → 9

朱崎怜司:買えた!以上!
GM:お、成功だ。
GM:では、改めてシーンを終了しましょう。
GM:次のシーン。シーンプレイヤーは青桐くん。
青桐 御影:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 6[6]+53 → 59

GM:彩里さんも一緒に登場してください。
彩里いろは:85+1d10-1
DoubleCross : (85+1D10-1) → 85+2[2]-1 → 86

彩里いろは:よかった!
GM:さて、イベントの内容はどうします?
彩里いろは:遊びに行くことを約束しているので、寮でゴロゴロ以外の選択肢ですね。
GM:青桐さん、お姉さんとの思い出の場所とかないですか
青桐 御影:特に考えてませんでしたけど……遊園地かお祭りあたりでしょうか
彩里いろは:じゃあお祭りがいいです!
GM:じゃあ、お祭りに行きましょう。
青桐 御影:ラジャ!
彩里いろは:青桐先輩に浴衣を着せたい!
彩里いろは:ラジャー
GM:休日二日目。日曜日。
GM:何気なく寮の廊下を歩いていた青桐さんは霧谷雄吾が何やらポスターを壁に貼っているところに出くわします。
霧谷雄吾:「ふーっ、これでよし」
GM:額の汗を拭う。
青桐 御影:「霧谷さん。……これは?」
霧谷雄吾:「今日、近所で行われるユニバーサルガーディアンズ祭りのお知らせです。地元の伝統的なお祭りで、今日はその宵宮なのですよ」
霧谷雄吾:「青桐さんもよかったら誰かと行ってみたらどうです?」
霧谷雄吾:「ああ、まだこんなにポスターがある。忙しい、忙しい」
青桐 御影:「お祭り、ですか。しかしそんな時間は……いや」
GM:霧谷はポスターの山を抱えて去って行く。
GM:この辺で彩里さんも登場するとよいのでは
彩里いろは:では普通に廊下を歩いてきます。
青桐 御影:「彼女の目を逸らすいい口実にはなるか……ちょうど、約束のこともある」
彩里いろは:「……お祭りかあ」ポスターを眺めている。
青桐 御影:「っ!あ、彩里さん」
彩里いろは:「あ」青桐先輩に気付く。「…ああ、青桐先輩!」
青桐 御影:「ちょうどいいところに。この間の約束の件なんだが……」
彩里いろは:「は、はい!」
彩里いろは:「(……うう)」1人で勝手に先日の騒動を思い出して照れている。「(…先輩、クール……)
青桐 御影:「一緒に遊びに行く、という話。そのポスターのお祭りが今日なんだ」
彩里いろは:「…え、あー…約束。そうですよ!」
彩里いろは:「…ってことは、もしかして」
青桐 御影:「ああ、えっと……もし予定が空いていれば、行ってみないか?きっと楽しめる」
彩里いろは:「……」早希の顔が脳裏にちらつく。
青桐 御影:「……どうした?もしかして、都合が悪いとか」
彩里いろは:けれど、この話を提案したのはそもそも自分だし、何より先輩は悪くない。
彩里いろは:なんでも叶えられるという力の話、朱崎くんは笑い飛ばしてくれた。…だから、大丈夫、
彩里いろは:「いいえー、大丈夫です!」
彩里いろは:「予定はばっちり空いてますので…。ぜひ、行きましょうっ」
青桐 御影:「それはよかった」表情を緩める。
青桐 御影:「じゃあ、夕方ごろにユニバーサルガーディアンズ神社の鳥居で待ち合わせよう。いいかな?」
彩里いろは:「はーい…あ、じゃあ、浴衣で集合ですね!」
青桐 御影:「浴衣……か」少し、遠い目をする。何かを思い出すような。
彩里いろは:「…? 先輩?」
青桐 御影:「そうだな。お祭りといえば、浴衣。悪くない」
彩里いろは:「そうですよねえ、そうですよう」満足げに笑う。「ふふ…ではっ、準備をしてきます!」敬礼ポーズ!
青桐 御影:「ああ、僕もタンスの奥から引っ張り出してこないとな」にっこり笑って手を振る。上機嫌に見える。
彩里いろは:そのまま一度別れる感じですかね!
彩里いろは:じゃあ、ぱたぱたと部屋に戻りながら、
彩里いろは:「(……だから、大丈夫。……大丈夫だけど、でも)」
彩里いろは:「(……早希…)」
彩里いろは:親友の後姿を思い浮かべます。
GM:夕刻。ユニバーサルガーディアンズ神社の大鳥居の前。
GM:ユニバーサルガーディアンズ神社は歴史のある神社であり、年に一度こうして盛大なお祭りが開かれるのだ。
GM:祭りには多くの屋台が並んでおり、既に人が集まってきている。
青桐 御影:鳥居のそばで柵か何かに背を預けて待っていよう。
彩里いろは:白地に金魚の柄が描かれた浴衣を着て、神社の前に向かってきます。
青桐 御影:落ち着いた紺の浴衣に、下駄履きといった格好。
彩里いろは:「青桐先輩っ」ぱたぱたと小走りにやってくる。
青桐 御影:「彩里さん」手を上げて応える。
青桐 御影:「浴衣でそんなに走ると、危ない」
彩里いろは:「わっ、とと…」先輩の言葉と同時、足がもつれる。先輩の胸に寄りかかるような形になる。
青桐 御影:「おっと……」とっさに支え、抱きとめるような状態になる。
彩里いろは:「……ご、ごめんなさい」頬が赤くなる。
青桐 御影:距離が近い。フラッシュバック。風呂場での一件……
青桐 御影:「……っ!そ、そんなつもりじゃ……っ」
彩里いろは:「……先輩?」
青桐 御影:慌てて離れる。
青桐 御影:「ああ、いや……何でもない」目を逸らし、眼鏡を直す。
彩里いろは:「あう、その…」こちらも慌てて目をそらす。
彩里いろは:「い、行きましょうか…」
GM:お祭りではたこ焼きやリンゴ飴、金魚すくいに射的など様々な屋台が並んでいる。
青桐 御影:「さすがに人が多いな……」
GM:そう、人が多いのだ。このまま普通に歩いているとはぐれてしまいそうなほどだ。
彩里いろは:「はぐれないようにしないとですね…。…はう」キョロキョロしたり、人にぶつかったりしている。
青桐 御影:「ああ、確かに……。彩里さんは特にね」
彩里いろは:「…な、なんですかその目はっ」頬がふくらむ。
青桐 御影:「いや、えっと。別にのんびりしてるとかじゃなく……」
彩里いろは:「じゃあ、何ですかっ。とろいっていうのは分かってますっ」
彩里いろは:昨日に引き続きそういう話になったのでヤケ気味だ。
青桐 御影:「あ、その……えっと。僕が言いたかったのは、とりあえず気をつけないと、っていうことで別に……」
彩里いろは:「……」先輩の顔をじっと見つめる。
青桐 御影:「……」少し気まずげに見つめ返し、
青桐 御影:突然、彩里さんの手を取る。
彩里いろは:「あ…」
青桐 御影:「つまり……はぐれないように、こうしておこう、って言いたかったんだよ」
彩里いろは:「……」うつむく。先輩の顔が見れない。
彩里いろは:心臓が早鐘のように打つ。
彩里いろは:「はい…」消え入りそうな声で返事。
青桐 御影:「それじゃ、行こう。せっかくのお祭りだ、楽しまないと」そう言って、彩里さんの手を引く。
彩里いろは:「…」されるがままに手を引かれます。
彩里いろは:「先輩は、食べたいのとか、やりたいもの、ありますか?」屋台を指差そう。
青桐 御影:「そうだな……」
青桐 御影:「金魚すくい、とか」
彩里いろは:「金魚すくい?」
彩里いろは:自分の浴衣を見る。金魚が描かれている。
青桐 御影:「……まあ、そういうこと」
青桐 御影:「屋台より、君の浴衣のことが頭に浮かんで……」
彩里いろは:「え、あ、あの」
彩里いろは:「あのう…」真っ赤になっている。
青桐 御影:「似合ってる。さっき言いそびれた」
彩里いろは:「へ、…変な勘違いされちゃいますよ、そういう事言うと」
彩里いろは:「……っ」猛烈に真っ赤になっている。
青桐 御影:「勘違い?大丈夫だろう」
青桐 御影:「この雑踏じゃ、君以外には聞こえてない」
彩里いろは:「…う、ううう」先輩の顔を見つめてしまう。雑踏の中、知っているのは先輩だけだ。
彩里いろは:先輩しか見えない。
彩里いろは:「……う、あ、その!」青桐先輩の手を引く。「わ…私、お面が欲しいです!」
青桐 御影:「お、お面?」面食らって目を丸くする。
彩里いろは:「かわいいやつっ。探しに行きましょう!」
青桐 御影:「ずいぶん、子どもっぽいな……」ため息をついて、少し笑う。
青桐 御影:「ああ。気にいるのが見つかるといいな」
青桐 御影:手をつないだまま、彩里さんに歩調を合わせて歩く。
彩里いろは:「も、もう、バカにしないでください!」相変わらず先輩の顔は見れない。
GM:では、そうして手を繋いで歩くキミたちはいくらかお祭を満喫した。
彩里いろは:お面を買ったり、たこ焼きを買って2人で食べたりしましょう!
青桐 御影:射的とか輪投げとかもしよう!
彩里いろは:わーいっ
GM:その後に少し休憩しようと神社の裏手の階段までやってきていた。
彩里いろは:ではですね、階段に腰掛けています。
GM:では、お面や綿飴やたこ焼き、射的の景品などお祭の戦利品を手にキミたちは神社の裏手の階段に座っている。
GM:祭りの喧騒は遠く、この辺りは休むにも丁度いい場所だ。
青桐 御影:「少し、はしゃぎすぎたかな」彩里さんの隣に腰掛けている。
彩里いろは:「ふふふ…そうですね。どうしましょう、これ」両手に大きなぬいぐるみを抱えている。射的の景品だ。
青桐 御影:「さすがに、僕の部屋には置けないな」苦笑する。
青桐 御影:「もらっておいてくれるか?」
彩里いろは:「えへへ…もちろんですっ」ホクホク顔です。
彩里いろは:「…はしゃいじゃいましたねえ…。……」
彩里いろは:遠くの喧騒に耳をすませている。
青桐 御影:「ああ。お祭りなんて、ずいぶん久しぶりだから」
彩里いろは:「……」横に座る先輩の顔を見る。
青桐 御影:「……子どもみたいだな」
彩里いろは:「……子どもですよ、私たち」
青桐 御影:「あ……」
彩里いろは:「先輩…。…今日、楽しかったですか?」
青桐 御影:「……」少しの間、固まったように動かなくなり
青桐 御影:「……どうして?」
彩里いろは:「なんだか……無理を、してるんじゃないかって。思って」
青桐 御影:「まさか。どこか、楽しんでないように見えた?」
彩里いろは:「……」ゆっくり首を横に振る。「……ううん、すごく楽しそうにしてくれて」
彩里いろは:「嬉しかったです。私」
彩里いろは:「私も…すごく楽しくて」
彩里いろは:「だから……」目をそらす。「……つらかったです」
青桐 御影:「つらい?……それは、なんで」
彩里いろは:「だって…だって、先輩と一緒にいると、楽しいし、どきどきしたりとか、しちゃって」
彩里いろは:「ごめんって思うのに、でも、楽しい気持ちは止められなくて、…大丈夫だって思ったのに、やっぱり」
彩里いろは:「……今が楽しいと…それ以外のこと、忘れちゃうのが、つらくて」
青桐 御影:「……」
彩里いろは:「…私何言ってるんだろう、ですよね」無理やり笑う。「ごめんなさい、先輩」
青桐 御影:「……謝らないでくれ」
彩里いろは:「……」
青桐 御影:「お祭りに誘ったのは、あのときの約束があったからで」
彩里いろは:じっと黙っている。
青桐 御影:「正直僕は、君を遊びに誘おうなんて、気が進まなかった」
青桐 御影:「だけど……その」
青桐 御影:「君の手を引いて、一緒に出店を回って遊んでいるうちに、夢中になっていた」
彩里いろは:「…そう、だったんですか」
青桐 御影:「約束や任務のことなんか関係なく楽しかったから、君にも……楽しんでほしいと、思ってたんだ」
青桐 御影:「だから、君がつらかったり、悲しんでいたりする姿は見たくない」
彩里いろは:「…なんで、あの時、あんな約束したんだろって、何回も考えたんです」
彩里いろは:「結局、私、浮かれてて…。ほかの女の子と、なんにも変わらなくて…」
彩里いろは:「後悔とか、しないようにしても、しちゃうし、どうしてこんな事したんだろって、これからもずっと思うだろうけど、でも」
彩里いろは:「でも…」目が潤んでいる。
彩里いろは:「今日は、本当に、楽しかった、んです」
彩里いろは:「ぜんぶ、忘れられたんです」
青桐 御影:「忘れられた……」
彩里いろは:「……私、性格悪いですよね」
青桐 御影:「……」無言で、彩里さんに手を伸ばす。
彩里いろは:「……あ」
青桐 御影:ゆっくりとした動作で、その目元の涙を拭う。
彩里いろは:「せ、んぱい」
青桐 御影:「僕は……」
青桐 御影:「君がどんなに後悔していても、そのままの君でいて欲しいと……そう思ってしまう」
青桐 御影:「だから……」
彩里いろは:「……」
青桐 御影:そこで言葉を切り、伸ばした手を彩里さんの肩へ。
彩里いろは:ぴくりと肩が震える。
青桐 御影:「だから、ごめん。こうすることしかできない」
青桐 御影:彩里さんを引き寄せ、抱きしめる。
彩里いろは:「せんぱ…」
彩里いろは:抱きしめられる。
GM:その時、ヒューッという高い音が空に上っていく。炎の花が夕闇の空に咲いて、散った。
彩里いろは:先輩の胸で、かさついた着物の感触を、先輩の体温を感じる。
GM:それを皮切りに花火が次々と打ち上げられる。赤や青、緑の花火が夜空に美しく映える。
GM:お祭りの最後を彩る花火だ。
彩里いろは:「花火、鳴ってるから…」
青桐 御影:彩里さんの息遣いが、体温が、肌に伝わってくる。
彩里いろは:「…皆、それ、見てますよね」
青桐 御影:「……ああ」
青桐 御影:「……もう少し、このまま」
彩里いろは:「……うう」
青桐 御影:お祭りが終わってしまうまで、もう少しだけ。
彩里いろは:「泣くんじゃないって、言われたのに…」
彩里いろは:「……ひ、うう」
彩里いろは:「……もし、もしですけど」
青桐 御影:「……」
彩里いろは:「もし、先輩に、なんでも願いを叶える力があって、それ、使えたら」
彩里いろは:「先輩は。先輩は…お姉さんと、また出会いますか?」
青桐 御影:「僕は……」
青桐 御影:「きっと、そんな力があったら」
青桐 御影:「今、この時を守るために使うよ。わがままかもしれないけど」
彩里いろは:「……」
彩里いろは:「…ずるいです」
青桐 御影:「過去に失ったものと同じぐらい、今大切なものがあるんだ」
彩里いろは:「……ずるい…」
GM:最後に一際大きい花火が二人の頭上の空に上がった。
GM:祭りはもう終わりのようだ。
GM:青桐さん以外の三人のPCは情報収集の判定を行うことが可能です
朱崎怜司:社会弱者の力を見るがいい・・・!
GM:青桐さんは任意の対象にサラウンドレポートの効果を及ぼすことも可能だぞ
翠谷昴:了解です!今回は支部長のサポートはナシですが、インフィニティコードについて調べてみたい!
翠谷昴:あ、サラウンドレポート可能だった!
青桐 御影:全員の<情報:>判定ダイス+1!
彩里いろは:お祭りの帰り道に早希の行方を聞いたことにしよう
翠谷昴:ありがとうございます!では振ってみましょう
朱崎怜司:ヤッター!
彩里いろは:ありがてえ!
翠谷昴:4dx+3>=9
DoubleCross : (4R10+3[10]>=9) → 9[6,8,9,9]+3 → 12 → 成功

翠谷昴:成功だぜ!
彩里いろは:5dx>=8 水間早希の行方について〈情報:噂話〉 コネつき!
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 10[1,1,3,6,10]+8[8] → 18 → 成功

彩里いろは:ヒャッハー!
GM:強い!
青桐 御影:ヒュー!
朱崎怜司:ではマスターレイス11について
翠谷昴:つよーい!
朱崎怜司:3dx+1=>9 UGN!
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[9,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

朱崎怜司:これが社会弱者の力だ
青桐 御影:弱者とは一体
GM:高いよ!
彩里いろは:さすが!
GM:では、順番に公開していきましょう。
翠谷昴:達成値19!社会弱者っょぃ……
GM:インフィニティコードについて
GM:レネゲイドの究極の可能性、レネゲイドの根源、レネゲイドの謎を解く鍵とされるもの。願望を実現するための強力な力を持つレネゲイドで、そのうちの一つを聖レネゲイド学園の生徒である彩里いろはが幼少の頃、特異点の力によって迷い込んだ空間で体内に取り込んでいる。インフィニティコードは通常は金色の小さな鍵の状態となって休眠状態にある。
GM:新しい情報収集項目が追加されました
翠谷昴:な、なんと……!
彩里いろは:も、持ってゆーっ
GM:・インフィニティコードの力の引き出し方について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度12
GM:以上です。
GM:次に水間早希の行方について
GM:行方不明となった水間早希はマスターレイス11(ラムダ)によって殺害され、彼の持つ《抱擁》によって蘇生、オーヴァード化した。現在はマスターレイス11(ラムダ)のもとで潜入工作に適したオーヴァード能力を植え付けるような調整を受けているようだ。
GM:以上です。
朱崎怜司:やろうー!
彩里いろは:ゆ、許せねえーっ!!
GM:最後にマスターレイス11(ラムダ)について
翠谷昴:ラ、ラムダの野郎ーーー!!
GM:強力な戦闘能力を持ち、コードウェル博士の子を名乗るFHエージェントの1人。シンドロームはブラム・ストーカー/オルクスで血の槍を用いた広範囲攻撃を得意とする。マスターレイスの中でもインフィニティコードの探究を専門としており、レネゲイドの知識にも長け、他人のオーヴァード能力を特定の方向へと調整することが可能な力を持つ。その正体は冬芽樹一郎。
GM:以上です。
彩里いろは:な、なんだってえ
GM:これで残る情報収集項目は一つだけだ!
朱崎怜司:まさかあいつだったとは・・・
彩里いろは:まったく思いあたらなかった…!
GM:ふふふ、騙されたろう
青桐 御影:意外な正体……!
翠谷昴:えーそんなそんなまさか冬芽先輩が!?バカな、そんなことが……
GM:というわけで情報収集はここまで!
GM:いろはさんと青桐さんはロイスの取得と購入判定が可能です
青桐 御影:ロイスどうしようか……!
彩里いろは:どうしよう・・・
GM:迷っているなら保留でもいいのよ
彩里いろは:-ずるい人/青桐御影/感服:○/劣等感/ロイス 
彩里いろは:これで!
GM:キャッ
彩里いろは:やーん
青桐 御影:彩里さんへのロイス感情を「庇護○/後ろめたさ」に変更で!
青桐 御影:情報を隠していることへの後ろめたさ
彩里いろは:なるほど
青桐 御影:購入、どうしよう
青桐 御影:ちょっと頭がはたらいていない!
GM:了解です。
GM:ヒロさんが稀に見るほどぼんやりしてるw
青桐 御影:彩里さんにやられてしまった……
彩里いろは:ええい、私は購入なしです!
GM:特になければ買わなくてもいいんですよー
青桐 御影:あ、ボディアーマー買ってないじゃん!狙います!
青桐 御影:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 9[1,2,9]+2 → 11 → 失敗

GM:む、惜しい
青桐 御影:財産1点消費して調達!
GM:おお、買った!
青桐 御影:以上です!
GM:それでは、改めてシーン終了としましょう。
GM:次のシーン。シーンプレイヤーは翠谷くんです。
GM:彩里さんも登場してください。
翠谷昴:はいな。侵蝕率上げます
翠谷昴:1dⅹ+62
彩里いろは:86+1d10-1
DoubleCross : (86+1D10-1) → 86+2[2]-1 → 87

彩里いろは:よっしゃあ!
翠谷昴:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 5[5]+62 → 67

彩里いろは:もっとかわいく喜ぼう
彩里いろは:やった~
GM:なぜ急にw
翠谷昴:パワフルだぜw
GM:というわけでこのシーンのイベント内容はどうしましょうか
彩里いろは:イベントチャート、二番を希望します!
GM:2  休みの寮で二人で過ごすことになる。穏やかな時間が流れていく。
彩里いろは:ですです!
翠谷昴:イエス!
GM:場所は……どこがいいですかね?
GM:彩里さんの部屋とかかな
彩里いろは:やーん
翠谷昴:ゴゴゴゴゴ
彩里いろは:ハッ、しかしこれは乙女ゲークロス
GM:もしくは寮のラウンジとかでもいいよ
彩里いろは:翠谷先輩の部屋を希望したいです、が
翠谷昴:いいですよ!>我が自室
GM:おお、なるほど。では、そうしましょう。
彩里いろは:やった~!
GM:いろはさんから行く感じでいいですかね?それとも翠谷くんが招待します?
彩里いろは:先輩に何かプランがなければこちらから押しかけます
翠谷昴:多分ですね、こいつ寮の自室に女の子呼んだこととか無いと思うんですよw
GM:ないの!?
彩里いろは:ほほう…
GM:女ったらしのくせに・・・
GM:では、いろはさんがやって来るパターンでいきましょう。
彩里いろは:はーい
翠谷昴:だからですね、今回は踏み込まれてイニシアチブを奪われてしまう展開ですね……!
GM:休日、三日目。
翠谷昴:了解ー
GM:翠谷くんは寮の自分の部屋にいます。
GM:任務で彩里さんを連れ出さないといけなくなったため、どこに行くか考えていたりするんでしょうね。
翠谷昴:オッス了解です
翠谷昴:「……これは、まずいか」開いていた端末の電源を落とし
翠谷昴:前回の情報収集までで集めた情報についてです。
翠谷昴:任務の為に彩里さんには色々伏せつつ調査を進めたけど、ますます慎重にならざるを得なくなった
翠谷昴:「…………」
翠谷昴:彼女を傷つける訳にはいかない。でも、いつかは話さざるを得ない。その時、自分、いや自分たちはどうするか
翠谷昴:「…………だが」でも今日彼女をエスコートするのは自分の番、そちらも重要だが、まずはプランを考えねば
翠谷昴:そんな事を考えつつ、いや頭の片隅に追いやりつつ、デートコースを考えています!
翠谷昴:「水族館に、夏祭り……なら、今日は敢えて近場のショッピングモールに連れ出すか……?案外新鮮かも(ぶつぶつ」
彩里いろは:そんな翠谷先輩の部屋の前に、私は立っています。
彩里いろは:ちなみに今日の私は淡い色の柔らかな素材でできたワンピースを着ています。
彩里いろは:「(……朱崎くん…何か、隠してた)」
彩里いろは:「(昨日、青桐先輩に聞いても…結局教えてくれなかった…)」
彩里いろは:「(…2人とも、何か知ってる。…何を知ってるのか、私だって…なんとなく、わかる)」
彩里いろは:「(…翠谷先輩は……教えてくれるかな)」
彩里いろは:ドアをノックします。「…翠谷先輩っ」
翠谷昴:「……!」急なノックに反応する
彩里いろは:「えっと…聞きたいことがあって」
翠谷昴:「……しまった」何故考えなかったのか、彼女の方から来る場合に
翠谷昴:では端末を閉じて、ドアを開けよう
彩里いろは:「いないかなあ…」
彩里いろは:そこでドアが開く。「…わ」
翠谷昴:「……よ、おはよ。どうした?何か用事かい?」にこやかに応対する
翠谷昴:「聞きたい事、だって?」
彩里いろは:「…え、えと」いつもと変わらない先輩の姿に少し動揺する。
彩里いろは:「あ…はい。聞きたいことが、あって」
彩里いろは:「あの……」先輩の顔をじっと見つめます。
彩里いろは:先日のお昼休みのことがフラッシュバックする。
彩里いろは:「せ…先輩!」
翠谷昴:「ふむ。何だ、街の洒落てるセレクトショップとかだったら、確かに俺以上に知ってる奴は寮にいないぜ」にっと
翠谷昴:「……っと」いつもと違う様子に、調子を改める
翠谷昴:「…………ん?」優しげな様子で、でもまっすぐに>先輩!
彩里いろは:「あ、あのう」照れて目をそらす。
彩里いろは:「ふ、2人で…話したいことがあって、それで…。ええと、そう…そうです!お邪魔してもいいですかっ」
翠谷昴:「……わかった。いいよ、ラウンジで……って様子じゃ、なさそうだな」
彩里いろは:「……他の人には、あんまり聞かれたくない、ですから」服の裾を握り締める。
翠谷昴:真剣な様子に、少し苦笑いしつつ。公共の場で話す事じゃなさそうだ!
彩里いろは:「…」見守られてるような視線が恥ずかしい。
翠谷昴:「ああ。それじゃあ、どうぞ」
彩里いろは:「は、…はいっ」
彩里いろは:お部屋にお邪魔します!
翠谷昴:「……支部長には、ナイショだぜ(指を口に当てて含み笑い」
彩里いろは:「え、あ、あ、あ、あの」
彩里いろは:「な、ななななぜそこで支部長のなな名前がでるのでしょうか」
翠谷昴:「何故って。俺も彩里さんも、怒られてしまうからな。あの堅物支部長に知られたら」含みがあるのかないのか!
翠谷昴:「っはは、大丈夫だって。取って食ったりなんかしないよ」
彩里いろは:「ううう…」何も言い返せない。
彩里いろは:「あう、も…もーっ」頬をふくらます。
彩里いろは:お…お部屋に入るもん!
翠谷昴:「……まあでも、少し照れくさい所はあるんだぜ。女子を部屋に招待なんて。正直、自慢できるセンスとかないからな」促して案内するよ
翠谷昴:小ざっぱりとした部屋である。ベッドに、テーブル。小さなラック。掃除は行き届いている。
彩里いろは:「……はわ」先輩の部屋を眺める。
翠谷昴:印象的には、汚い所は何もない。だが
翠谷昴:物はかなり少ない。本当に、必要最低限の生活器具しか揃っていない
彩里いろは:「………」
翠谷昴:一般的な女子高生の部屋を基準にして考えると、むしろ殺風景と言ってもわれてもおかしくないレベルの部屋である
彩里いろは:自分の部屋が脳裏に掠める。
彩里いろは:寮ではなくて…元々の家にある、自分の部屋。好きなものをたくさん集めた部屋。
彩里いろは:「先輩…」なぜだか不安な気持ちになって、翠谷先輩を振り向きます。
翠谷昴:「はは、案外、地味だろ?俺の部屋も」
彩里いろは:「……地味とか、そうじゃなくて…」困った顔。
翠谷昴:そんないろはさんの表情をうけて、わかってるとばかりの顔で。いつも通りの顔で
翠谷昴:「まあ、俺も半年近くこの支部に配属になったものだからさ。また異動って事もあり得る。物は少ない方がいい」
翠谷昴:「まあ、座ってくれよ。お茶、淹れるぜ」
彩里いろは:「……はい」促されるままに座る。
翠谷昴:無地のクッションを取り出して。寮であると同時にUGNの支部なので、これ位の用意はある
翠谷昴:誰かが来て、任務について詰めたりとかあるかもだからね!
彩里いろは:シンプルで地味な柄のクッションを眺める。「…これ、先輩が選んだんですか?」
翠谷昴:「ああ。ここに来たばかりの頃、多少なりとも色々揃える時にね」
翠谷昴:「……まあ、ここは男ばかりだから誰かが来ても気にしないかと思ったんだけど、」
翠谷昴:「女子を招待するなんて日が来るとはな、失敗だった。もう少し、可愛らしいものを選んでおけばよかったよ」少し、ばつが悪そうな笑顔
彩里いろは:「……」先輩の服装を眺める。どんな格好ですか?
翠谷昴:カチッとした白のカットソーに、それに合う黒のロングパンツ。物は非常に良いが、華やかではない。動きやすさを重視してるように見える
彩里いろは:「……あ…。この部屋に、女子が来たこと、ないんですか…?」
翠谷昴:「ここは男子寮だぜ。こんなむさくるしい所に、わざわざ女子を呼べないよ。行くとしたら、俺の方からだな」
翠谷昴:お茶を入れて持って来る。とても上手く淹れられた紅茶
彩里いろは:「……あの、その…」目線が泳ぐ。
彩里いろは:「あ、あわ…ありがとうございます」
翠谷昴:「いえいえ。(体面に座る)……それで、聞きたい事って何だい?俺に応えられる様な事だったらいいんだが」
彩里いろは:「……聞きたいことは…今、何が起こってるのかって…事、だったんです、けど」
彩里いろは:「…でも。それを聞いても…翠谷先輩は、答えてくれないって…そうも、思ったんです」
翠谷昴:「…………(真面目ないろはさんの様子に、はぐらかす事は出来ないと悟る)」
翠谷昴:「そう、だね。確かに今この学園で色々なことが動いている。俺が学園に来たのだって、それは無関係じゃない」
彩里いろは:「……」
翠谷昴:「そしてそれは、彩里さんの言うとおり、そうそうに話す事は出来ない」
彩里いろは:「…ですよねえ」
翠谷昴:「(一旦言葉を切って)……危険だから、で納得してくれると嬉しいんだが」少しだけ、申し訳なさが表情や口調から見える
彩里いろは:「……」先輩の表情を見て、思わず口の端を歪めて笑う。
彩里いろは:「ふふふ…そんなの、ずるいです。…聞けないじゃないですか」
彩里いろは:「…大丈夫です。今は…別のこと、聞きたくて」
彩里いろは:「…翠谷先輩の…好きなもの、聞きたくて」
翠谷昴:「…………」謝ることはできない。そんな表情をさせてしまう自分に、謝る資格はない
翠谷昴:「好きなもの?そうだな、食べ物のことかい?」
彩里いろは:「何でもいいんですよ。食べ物でも、テレビでも、歌手でも」
翠谷昴:だからなのかそうではないのか、いつも通りの口調で答える>好きなもの
彩里いろは:「とにかくですね…誰にも渡したくないものとか…、そういうの。好きなものって言われて、浮かぶもの」
翠谷昴:「食べ物は……オレンジかな。柑橘系だ。あとはヨーグルトなんかもいい。それと……」そこまで言って、言葉を切る>好きなもの
彩里いろは:「…それと?」
翠谷昴:「…………」まっすぐに、だけど動揺したように、彩里さんを見て
翠谷昴:しばらく見て、眼を逸らして
翠谷昴:「……はは。君も、大概ずるいな」困ったように、微笑み
彩里いろは:「…翠谷先輩」
翠谷昴:「うん?」
彩里いろは:「わ…私、先輩のこと…分かんないんです、ずっと」
彩里いろは:「先輩…すごく優しい人で…私の話、聞いてくれて…、でも、それは私に限ったことじゃなくて」
彩里いろは:「だって、誰にでも優しくて…で、でも」紅茶のカップをぎゅっと握っている。
彩里いろは:「でも…でも、先輩は、優しいけど…じゃあ、誰が先輩に優しくしてくれるんだろうって」
彩里いろは:「あ、あの…。私、子どもっぽいって言われるけど、かわいいもの好きで、見ると癒されるなーってこと、あって」
彩里いろは:「そういうの、先輩には、あるのかなって」
彩里いろは:答えを探るようにして先輩の目を見る。
彩里いろは:「こんな…寂しい部屋で、先輩は…さみしくないんですか?」
翠谷昴:「……俺は。俺は誰に優しくしてもらわなくてもいいって。そう思ってたよ」
彩里いろは:「…」目を見張る。
翠谷昴:「俺が誰かの事を脅かす何かと戦って、それでその人が助かった時、嬉しかった。それはUGNの一員として当然のことだと、今でも思ってる」
翠谷昴:「そうでなくても、誰かに優しくして、その人が嬉しかったり、何か救われたりしていたら、それで俺も嬉しかった」
翠谷昴:「それで充分だし、それでよかった。だから、誰に優しくしてもらわなくてもいいって、そうも思っていたよ」
彩里いろは:「そんなの…」言葉尻が弱弱しく消える。先輩の言葉を聴いている。
翠谷昴:「でも、でもな。癒されるもの、か。……そういうのも、実はない訳じゃない」
彩里いろは:「…そんなの、悲しいです…」
彩里いろは:「…え?」
翠谷昴:「最初は、任務の行きがかり上、助けるだけの筈だったんだが」
翠谷昴:「見ていると、これが何だか、のんびりとしていると云うかほんわかとしていると云うか」
彩里いろは:「……あ、あの。えと」目が泳ぎ始めました。
翠谷昴:「物怖じしない、んだろうな。俺に対しても割と正面から自然体でさ。かと思ったら、他の男(冬芽だけかもしれないし、他にいるかもしれない)に」
翠谷昴:「も割とかなりちょっかい掛けられたりして。……正直、目が離せなくなってた」
彩里いろは:「えあ、あう、その」
翠谷昴:「……ふふっ(そこまで言って少しだけ笑い)」
翠谷昴:「彩里さん、今、寂しくないのかって聞いたよな?前までは、そんなことなかった。けど、今は少しだけ、寂しいって気持ちはある」
彩里いろは:「……」気恥ずかしさで目を逸らしている。
彩里いろは:「…え」先輩に目を向ける。
翠谷昴:「“その子”を目で追って、“その子”の為に色々考えて。それで、気が付いたんだ」
彩里いろは:「な…にを、ですか」
翠谷昴:「この日々が終って、また何事も無く、以前の俺の様な暮らしに戻ったら。そうしたら、俺はきっと“さみしい”」
彩里いろは:「……」
翠谷昴:「ある意味、その子のお陰だな。自覚してなかったんだ。……気付かされてしまった」はにかむように笑って
彩里いろは:「さみしいに…決まって、ます。他の人を、優先してばっかりじゃ。だから」
彩里いろは:「わ…私が、先輩の生活、変えられるなら、いくらでも…やります」
彩里いろは:立ち上がって、翠谷先輩の部屋で両手を広げます。
彩里いろは:「あ、あのっ。この部屋を、にぎやかに、しましょうね!」
彩里いろは:「いろんな…物、置いて、先輩の…好きなものを見つけて、さみしくないようにっ」
翠谷昴:「お……」ぽかん、と立ち上がった彩里さんを見
彩里いろは:「…それで…朱崎くんも、青桐先輩も、呼んで、遊びに来てもらって…それで」
翠谷昴:「……ああ。ああ、そうだな」眩しいものを見上げるように
彩里いろは:「ええと、そのう……」真っ赤になっています。
彩里いろは:「や…。……約束、ですよ」はにかみます。
翠谷昴:「……ありがとう」立ち上がって、手に手を添えて、言う
彩里いろは:「…あ…」
翠谷昴:「約束、だ。絶対に守る」
彩里いろは:「……」こくんと頷きます。照れて言葉が出ない。
彩里いろは:「…約束してばっかですね、ふふ」
翠谷昴:「そうだな。けど、俺は嬉しい。この約束があれば、俺はきっと、大事なものを見失わない」
GM:穏やかな時間が流れる中、2人は何でもないとても大切な約束を交わし合った。
GM:それでは翠谷くん以外の三人は情報収集が可能です
GM:といっても項目はあと一つしか残っていませんが
彩里いろは:大人の事情会議によりいろははまだ何も知らないので
彩里いろは:他の男の子にお任せ!
彩里いろは:2人がダメだったら判定に挑戦します
翠谷昴:今回はぼくは出来ないので、お二人様、御願いします!
青桐 御影:ふふ、挑戦しましょう
朱崎怜司:たのんますぜー
GM:最後に残った情報収集項目はこちら
GM:・インフィニティコードの力の引き出し方について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度12
青桐 御影:サラウンドレポートの効果で<情報:>ダイス+1個!
青桐 御影:<情報:UGN>で振ります
青桐 御影:4dx+2>=12
DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 10[2,4,4,10]+1[1]+2 → 13 → 成功

青桐 御影:いった!
GM:おお、さすが!
彩里いろは:かっこいいぜ
翠谷昴:やったぜ支部長!
朱崎怜司:いえー!
GM:では、最後の情報を開示しましょう
GM:・インフィニティコードの力の引き出し方について
GM:彩里いろはの持つインフィニティコードは持ち主が強い願いを望んだ時に起動して黄金に輝く果実の姿となる。そして、持ち主のロイス一つを代償にしてその願いを叶えるものである。また、起動している間に持ち主がジャーム化した場合、インフィニティコードは戻る場所を失い、次の所有者を求める状態となる。その状態であれば他の人間が新たな持ち主となることができる。
GM:そしてこの情報を調べたことをトリガーにして、シーンの最後にちょっとしたイベントが起こります。
彩里いろは:おおう
GM:彩里さんはこの後、翠谷くんの部屋を出て自室に戻りますかね?
彩里いろは:戻ります!
GM:では、自室へと帰ろうとしていたいろはさんの前にある人物が現れる。
冬芽樹一郎:「やあ、彩里君。しばらくぶりだね。どうだい、この寮の居心地は?」
GM:背の高い長髪の美男子、冬芽樹一郎だ。
冬芽樹一郎:「みんな気の良い奴らばかりだろう?まあ、私はこの寮の住人じゃないから、知ったことじゃないんだが」
彩里いろは:「……?」見知らぬ男性に顔をあげ、
彩里いろは:「……っ!」
彩里いろは:動揺して立ちすくむ。
冬芽樹一郎:「そんなに驚くことないだろう。って、驚くか」
彩里いろは:「あ…。や………やだっ」逃げようとします。
冬芽樹一郎:「キミの力について話がしたいんだ。私についてきてくれるかな」
彩里いろは:「……ち、力のこと…?」そう言われると逃げられない。
冬芽樹一郎:「そう。私ならばキミの持つ力を目覚めさせることができる」
彩里いろは:「……わ、…わかった」
冬芽樹一郎:「おや、存外素直じゃないか」
彩里いろは:「……い、今だって、怖いです。けど」
彩里いろは:「……わ、私。このまま何も知らないままなのも…だめだと思うから」
彩里いろは:「あなたが教えてくれるっていうなら、…聞かなきゃって」冬芽を見据える。
冬芽樹一郎:「いい子だ。だが、その目は気に入らないな。もう少しだけ私に従順になってもらおうか」
GM:「Eロイス:砕け散る絆」を三度使用する。
彩里いろは:「え、あう、あの」
GM:彩里いろはさんの持つ朱崎怜司、青桐御影、翠谷昴へのロイスを消去します。
彩里いろは:ウワーッ
GM:条件を満たすまで同じ人物に対するロイスは再取得できず、他のロイスで空欄を埋めることもできません。
GM:ロイスを再取得するための条件はロイスの対象ともう一度会話を交わすことです。
GM:簡単でしょう?
彩里いろは:あ、あうあう
GM:彩里さんの心の中から三人に対する思いが消失する。同時に彼らのもとに帰りたいという気持ちもなくなっていく。
彩里いろは:「……あ」
彩里いろは:思い出が心から抜け落ちていく。
彩里いろは:寮に入ってからのこと。この3日間の全て。先ほど交わした会話も。色の無いものへと変わっていく。
彩里いろは:「……」目から光が失われる。
冬芽樹一郎:「さあ、一緒に来てくれるね。彩里君?」
GM:冬芽はキミの肩に手を回す。
彩里いろは:「……。はい」されるがままだ。
冬芽樹一郎:「それでいい」
GM:男は満足げに微笑む。
冬芽樹一郎:「安心したまえ。キミがいなくなっても代わりは彼女がしっかりと務めてくれるさ」
彩里いろは:「……彼女…?」きょとんと冬芽を見上げる。
冬芽樹一郎:「いや、キミは何も気にしなくていい。ただキミの持つ力のことだけを考えていればいいのさ。私がそれを引き出してあげよう」
GM:彩里いろははそうしてユニバーサル寮から姿を消した。
GM:シーン終了!
GM:雪崩れ込むように次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは青桐さん!朱崎くんと翠谷くんも登場してください!
青桐 御影:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 8[8]+59 → 67

青桐 御影:よしよし
朱崎怜司:75+1d10
DoubleCross : (75+1D10) → 75+10[10] → 85

翠谷昴:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 7[7]+67 → 74

GM:三日目の休日の夜がいいかな。
GM:集めた情報を持ち寄って交換し、今後の対策について話し合った後のような場面を想定してほしい。
GM:会議は一旦解散となり、キミたちは自室に戻ることになった。
GM:まずは朱崎くんからかな。
朱崎怜司:いえす!
GM:キミはなんとなく玄関近くを通りかかる。
GM:すると、そこでキミは彩里いろはと出くわします。
GM:彼女はどこか落ち着きのない様子でキョロキョロと辺りを見回している。
朱崎怜司:「……んあ?」
朱崎怜司:「おい、なにしてんだオカメインコ」
彩里いろは:「あ、朱崎くん」
彩里いろは:「お、お疲れ様です!朱崎くんこそこんなところで何をしてるの?」
朱崎怜司:「ああ?何寝ぼけてんだてめえ」
彩里いろは:「あ、いや、だって、こんな時間に部屋にいないのも珍しいなーって」
朱崎怜司:「あァ……別に、そういう気分の時だってあらぁな」
彩里いろは:「そうだよねー。気分転換も大事だもんね」
彩里いろは:「そうだ、朱崎くん。一つ聞きたいことがあるんだけど」
朱崎怜司:「あんだよ」
彩里いろは:「青桐さんの部屋ってどこだっけ?」
朱崎怜司:「あァ?なんだってんなとこに用があんだよ」
彩里いろは:「実は青桐さんと約束しててねー。あ、どんな約束かは秘密だよう?」
朱崎怜司:「チッ、そうかよ……んなもん事前に聞いとけっつの……」
彩里いろは:「ごめんねえ。私、とろいとこがあるから」
彩里いろは:「むー、酷いなぁ、朱崎くんは」膨れる。
朱崎怜司:「ハッ、ちげえねえな」
朱崎怜司:とまあ、普通に教えてしまいましょう
彩里いろは:「ありがとうね、朱崎くん。それじゃ、また明日」
朱崎怜司:「あァ……おいオカメインコ」
彩里いろは:「……どうしたの、朱崎くん?」
朱崎怜司:「次あの女に会ったらよ、フォンダンショコラも勧めてやれよ、ミルクレープも美味いけどな」
彩里いろは:「あの女?」
朱崎怜司:「あー、水間、だったか?」
彩里いろは:「わ」一瞬、言葉に詰まる。
彩里いろは:「わかったよう。早希にオススメしておくね。朱崎くんは優しいなー」
朱崎怜司:「ケッ、冗談言うな、さっさと行け」
彩里いろは:「うん。おやすみ、朱崎くん」
GM:彩里いろははパタパタ歩きながら去って行く。
GM:青桐御影の部屋。
GM:キミが部屋にいるとコンコンとドアを叩く音がする。
青桐 御影:「ん、誰だ?」誰かが会議で伝え忘れたことでも言いに来たのか、とか考えながらドアを開けます。
GM:すると、そこには彩里いろはが立っている。
彩里いろは:「こんばんは、青桐さん。……忙しかったりしました?」
青桐 御影:「え、いや別に……こんな時間にどうした?」少し面食らいます。
GM:見慣れた制服姿の彩里いろはは普段と何も変わる様子はない。
彩里いろは:「どうしても青桐さんと話したいことがあって」
青桐 御影:「構わない、けど……」
彩里いろは:「ありがとうございます。……お部屋に入ってもいいですか?」
青桐 御影:「え、ああ。そうだな。立ち話よりはいいか」
青桐 御影:ドアを開け、彩里さんを部屋に通します。
彩里いろは:「わーい、青桐さんの部屋だー」少し喜んでいるようだ。
青桐 御影:「散らかっていて済まない。人を上げることなんてほとんどないから」
彩里いろは:「あ、そうなんですか。でも、青桐さんらしくていいです」てこてこと部屋に入る。
青桐 御影:とは言うものの、特段散らかっている様子はない。男子高校生の部屋としては非常に整頓されている。
彩里いろは:「お邪魔しますっ」
GM:彩里いろははベッドに腰掛ける。
青桐 御影:「あ、そっち……」迷わずベッドに座られて、ちょっとびっくり。
彩里いろは:「あっ、あっ!?違いましたか!違いましたね!?」
青桐 御影:「いや。君がいいなら構わない。そのままで」
彩里いろは:「……青桐さん、やっぱり優しい」
彩里いろは:「いいなぁ」
青桐 御影:「え?」
彩里いろは:「青桐さんもよかったらこっちに座りませんか」
青桐 御影:「ああ、えっと……」神社の境内、階段に隣り合って腰かけたことを思い出す。
青桐 御影:「……そう、だな」彩里さんの隣に少し間を空けて座り、眼鏡を直す仕草。
彩里いろは:「……」
彩里いろは:「お話というのはですね、えっと……。青桐さんの気持ちが聞きたくて」
青桐 御影:「気持ち、っていうと、あの」ぎこちなく彩里さんの方を向く
青桐 御影:「昨夜の……神社のこととか」
彩里いろは:「神社?」
彩里いろは:「ああ、そうです」
彩里いろは:「その……急すぎるって思われるかもしれないんですが、青桐さんが私のことどう思ってるのか知りたくて」
青桐 御影:「……っ」顔が赤くなる。
彩里いろは:「ねえ、青桐さん。私は青桐さんのこと好きですよ」
GM:彩里いろははキミの体にもたれかかる。
青桐 御影:「すき、と、いうのは」
彩里いろは:「愛してるってことです」
GM:キミのすぐ目の前に彩里いろはの顔がある。
青桐 御影:「……!!」
彩里いろは:「私、青桐さんになら何をされてもいいと思ってるんです」
青桐 御影:動揺。口を開くが、言葉が出てこない。
GM:彩里いろはの三つ編みがキミの肌に触れる。甘い匂いが鼻孔をくすぐる。
彩里いろは:「ねえ、青桐さん」
GM:彩里いろはの唇が動く。
彩里いろは:「キス、してください」
青桐 御影:「あ、あやさと、さ……」
GM:青桐くんはそこで気付いてもいい。
GM:彩里いろははいつもキミのことを「先輩、青桐先輩」と呼んでいた。
GM:キミのことを「青桐さん」などと呼んだことはない。
青桐 御影:彩里いろはの両肩に手を伸ばし
青桐 御影:ぐっと、自分から引き離す方に押しやる。
GM:引き離されて彩里いろはは困惑した様子だ。
彩里いろは:「青桐さん……?」
彩里いろは:「私のこと、嫌いですか?」
青桐 御影:「その、そういうのは……ずるい」
彩里いろは:「じゃあ、いいじゃないですか。青桐さんの、したいようにしてください」
青桐 御影:うつむいて、大きく深呼吸。
青桐 御影:「君も僕も、多分、状況に流されてるんだと思う」
青桐 御影:「特に君は、あの日以来非日常の連続で、きっと少し不安定になってる」
彩里いろは:「そんなことないです。私、この事件のずっと前から青桐さんのことを知っていて、青桐さんのことが好きでした」
彩里いろは:「だから、今こうして青桐さんの近くにいられることがすごく嬉しいんです」
青桐 御影:「……その、言い方」
彩里いろは:「……?」
青桐 御影:「そうやって、嘘をついたり、僕のことを『青桐さん』なんて呼んだり」
青桐 御影:「そういうのもやめた方がいい」
彩里いろは:「う、嘘なんて吐いてないですよ。私は本物の彩里いろはです!」
青桐 御影:「……本物の?」
彩里いろは:「……!」
青桐 御影:彩里さんの腕を掴み、ぐいと引き寄せる。
彩里いろは:「あ、青桐さん……!?」
青桐 御影:「彩里さん。僕を、いつも通りに呼んでくれないか」まっすぐ目を見据えている。
彩里いろは:「い、いつも通りって……えっ……?」
GM:視線が泳ぐ。
青桐 御影:掴んだ腕をひねり、偽の彩里さんをベッドに押し倒す。
彩里いろは:「きゃっ!?」
青桐 御影:「そういう演技はもういい。お前は彩里いろはじゃないな?だったらなぜこんな……」
青桐 御影:言いかけて、会議での情報交換を思い出す。
彩里いろは:「私は……」
青桐 御影:水間早希。連鎖的に思い出す、受け取らなかったクッキーのこと。
青桐 御影:マスターレイス11。オーヴァード能力の調整。潜入工作に適したオーヴァード能力。
青桐 御影:「……水間」
彩里いろは:「水間早希なんてもういない」
GM:彩里いろははイージーエフェクト《鍵いらずの歩み》を使用。
GM:体を液状に変化させて青桐の手をすり抜けて、ドアの近くに立つ。
青桐 御影:「ッ!待て、水間さん!」
彩里いろは:「私だって誰かに好きになってもらいたかった。ただそれだけなのに」
GM:彩里いろはは部屋を出て、走り去る。
青桐 御影:「それは……っ」動揺する。一瞬、追うのが遅れる。
青桐 御影:「くっ……待ってくれ!」廊下へ走り出て偽彩里を追う。
GM:部屋を飛び出した彩里いろはは廊下を歩いていた翠谷くんとぶつかる。
翠谷昴:「わっ……っとと。大丈夫か」
翠谷昴:ぶつかるが、すかさずいろはさんを支える
彩里いろは:「あ、翠谷先輩。すみませんっ」
青桐 御影:「翠谷!その子を捕まえろ!」
彩里いろは:「た、助けてください。翠谷先輩!」
彩里いろは:「青桐さんが私のこと偽者だって言って、力ずくで私を……」
翠谷昴:「いや、それは……彩里さんが廊下を走るなんて珍し……何!?」>捕まえろ!
彩里いろは:「翠谷先輩なら私のこと、信じてくれますよね?」
GM:彩里いろはは潤んだ瞳で翠谷くんのことを見上げる。
翠谷昴:「……まあ、(彩里さんに)落ち着けよ。それで、どうしたんだ一体」彩里さんの肩を掴み、青桐さんとの間に入る形で向いあう
青桐 御影:「その子は、水間早希だ。例のマスターレイスが何かしたんだろう」
GM:翠谷くんは彩里いろはの服装がわずかに乱れており、争った形跡があることが分かる。
翠谷昴:「青桐支部長はいい奴さ。彩里さんを疑う訳じゃないが、まずは話を聞いてみないとな」にこり>信じて
彩里いろは:「信じてください、翠谷先輩。私は本物の彩里いろはです」
翠谷昴:「しかし……(眉をしかめる」>争った形跡
青桐 御影:「翠谷!逃げられるぞ!」
翠谷昴:「……支部長、それだけの剣幕なら、確証があるんだよな」
翠谷昴:肩を掴んだまま
彩里いろは:「み、翠谷先輩……!?」少し狼狽する。
青桐 御影:「当たり前だ!説明は後でする!」エグザイル能力による逃走を警戒し、焦っている。
翠谷昴:「わかった。ならここは一先ず手伝おう」>青桐先輩
彩里いろは:「ど、どうしてですか、翠谷先輩」
翠谷昴:「すまないな、彩里さん。支部長は堅いが理由もなくこんな事をする奴じゃない」
翠谷昴:「なに、少し調べるだけさ。それで晴れて疑いが晴れたら、俺が幾らでもこいつに埋め合わせをさせてやるから」ウィンク!
彩里いろは:「私は……」
彩里いろは:「私はどこからどう見たって間違いなく彩里いろはなのに」
翠谷昴:「これでいいんだよな支部長。さあ調べるなら手早く頼むぜ」彩里さんへの手は離さない
朱崎怜司:「おい、なんの騒ぎだァ」
彩里いろは:「朱崎くん。朱崎くんなら……!」すがるような声を上げる。
翠谷昴:「朱崎。ああ、悪い。大したこと無いさ、すぐに終わる」
朱崎怜司:「……おいオカメインコ」
彩里いろは:「あ、朱崎くん」
青桐 御影:「朱崎、その子は……」
朱崎怜司:「別に俺はどうだっていいんだがな……お前」
彩里いろは:「朱崎くんなら私だって信じてくれるよね。さっきだって話したし……」
朱崎怜司:「ミルクレープ以外もちゃんと食った事あんだろうなァ、水間」
彩里いろは:「ど、どうして」
彩里いろは:「私とあの子と何が違うっていうの?」
朱崎怜司:「なんでかね……最近」
朱崎怜司:「あいつ、俺がケーキの話する度、アホみてえな顔してたからなァ」
彩里いろは:「そんなの……知らないっ!」
GM:この辺で彼女の能力について説明をしておきましょう。
GM:彼女はエグザイルのエネミーエフェクト《究極擬態》を使用しています。
GM:外見的には完全に彩里いろはに成り済ましており、特定の条件を満たさない限り通常の判定では正体を見破ることができません。
GM:見破るための特定の条件とは、本物の彩里いろはに会うこと!
GM:まあ、会えればの話ですがね。
彩里いろは:「諦めるもんか!私は……私は……!」
GM:そして彩里いろははエグザイルのエネミーエフェクト《神出鬼没》を使用!ほどけるように体が消え、シーンから退場する!
GM:このまま去った彩里いろはを追うためには〈情報:UGN〉か〈知覚〉で難易度9の判定が必要だ!
青桐 御影:GM、サラウンドレポートは有効でしょうか!
GM:有効としましょう!
青桐 御影:ありがたい!
青桐 御影:では<情報:UGN>でサラウンドレポートの効果込で振ります
青桐 御影:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 10[2,5,7,9,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

朱崎怜司:ヒューッ!
青桐 御影:うひゃ
翠谷昴:でかーい!
GM:では、青桐さんは彩里いろはの偽者が学園内にある教会施設へと逃げ込んだことを瞬時に突き止める!
青桐 御影:「教会だ、急ぐぞ!」学園内の監視カメラや支部職員の情報を合わせ、目的地を割り出す!
朱崎怜司:「さァて、どう来るかね」教会へ向かおう
翠谷昴:「さすがだ、支部長!だが……」割り出された目的地へすぐ向かう準備!霧谷さんへの連絡は道すがら!
翠谷昴:「……くそっ、大当たりってことかよ」独り、くやしそうにごちる
GM:おそらくこのシーンがミドル最後となるので、ロイスの調整や購入がある方は今のうちにどうぞ!
翠谷昴:ううーん、朱崎くんに、最後の一枠は朱崎くんに取りたかったところだが……!
翠谷昴:水間さんにロイスを取ろう!すまない朱崎くん~
朱崎怜司:いいんだぜ
青桐 御影:下級生/水間早希/庇護/悔悟○/ロイス 取得します
青桐 御影:スマヌ!
翠谷昴:下級生/水間早希/庇護○/不安/ロイス で取得!
朱崎怜司:同級生/水間早希/同情/隔意○/ロイス
青桐 御影:調達は……一応応急手当を買っておこう!
GM:みんなして早希ちゃんにロイスを
青桐 御影:4dx+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 9[1,5,5,9]+2 → 11 → 成功

朱崎怜司:3dx 同じく応急手当
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[8,8,10]+4[4] → 14

朱崎怜司:買えた
翠谷昴:同じく応急キットを
翠谷昴:3dx+3>=8
DoubleCross : (3R10+3[10]>=8) → 6[2,5,6]+3 → 9 → 成功

翠谷昴:イエス!
青桐 御影:以上!
翠谷昴:同じく!
朱崎怜司:いじょう!
GM:では、最後に
GM:教会の屋根の上に立つ、目元をマスクで覆った長身の男はキミたちを見下ろしながら言った。
マスターレイス11(ラムダ):「役者は揃った。舞台の幕を上げるとしようじゃないか」
マスターレイス11(ラムダ):「いよいよだ。いよいよインフィニティコードが我が手に」
GM:シーン終了!
GM:れねらば!
GM:前回までのあらすじ。
GM:休日に彩里いろはを娯楽施設に誘い出し、その隙に調査を進める作戦に出たUGN。
GM:だが、その最終日、気付かぬところで彩里いろははさらわれてしまう。
GM:そして3人の前に現れたのはもう一人の彩里いろはだった。
GM:3人は彼女の違和感に気付き、後を追って学園の教会施設へと向かう!
GM:今、血で血を洗うカラテが繰り広げられようとしていた!
GM:クライマックスフェイズ!
GM:シーンプレイヤーはいろはさん。他の3人は少し遅れての登場となります
彩里いろは:87+1d10-1
DoubleCross : (87+1D10-1) → 87+1[1]-1 → 87

彩里いろは:ジュースの最低値は1なので、1上げます。
GM:お願いします
彩里いろは:侵食率88!
GM:よい高さだ。
GM:彩里いろはさん、キミは教会の祭壇の奥で縛り付けられていた。
彩里いろは:えっ
GM:勝手に逃げ出されると困りますからね。拘束はします。
彩里いろは:清純派らしく縛り付けられています!
GM:清純派アピールを始めた。
GM:目元を仮面で覆った長身の男、マスターレイス11(ラムダ)がキミの傍らに立っている。
GM:男は指でキミの頬を撫でる。
マスターレイス11(ラムダ):「彩里いろはくん、キミはその身にインフィニティコードを宿している。そんなもの、どこで手に入れたのやら。道理で学園中を隈なく探しても見つからないわけだ」
彩里いろは:「………っ」ピクリと体が震える。
マスターレイス11(ラムダ):「インフィニティコード、それはあらゆる願いを叶えるレネゲイドの進化の力だ」
彩里いろは:「願いを叶える、力……」
マスターレイス11(ラムダ):「そう。望みさえすれば、キミは新しい世界のイヴになることだってできるんだよ」
彩里いろは:「私が…? 私が望むこと…?」
GM:「キミにだって叶えたい願いの一つや二つ、あるんじゃないか?それが思いのままさ」
GM:男は口元を歪めて笑う。
彩里いろは:「………」緩慢な仕草でマスターレイスの顔を見上げる。
彩里いろは:「……私は…」
GM:では、その時、教会の扉を開け、1人の少女が入ってくる。
GM:彩里いろはさんと寸分違わない姿をした少女だ。
GM:彼女はキミのことを一瞥したのち、マスターレイスに向かって叫ぶ。
水間早希:「どうして!?絶対バレないって、そう言ったのに!」
GM:男は少女の肩に手を置く。
マスターレイス11(ラムダ):「落ち着きたまえ。たった一度失敗だけじゃないか。次はもっと上手くやればいい」
彩里いろは:「………え」ぼんやりとやってくる少女を見ていたが、だんだんと目が丸くなる。
彩里いろは:「わ、私……?」
マスターレイス11(ラムダ):「どうせ彼らはもうあの女の存在を認識することはできないんだ」
GM:その言葉に少女は深く頷く。
GM:さて、この辺でルール説明をしておきましょう。
GM:マスターレイス11(ラムダ)は先ほど寮に忍び込んだ時に朱崎怜司、青桐御影、翠谷昴の3人に対してオルクスのエネミーエフェクト《失われた隣人》を使用しています。
GM:効果は3人が彩里いろはというPCを認識できなくなるというもの!
彩里いろは:あうあう
朱崎怜司:なんたる!
青桐 御影:あわわ……
GM:そう、この後、3人がこの場に来ても彩里いろはさんの存在に気付くことはできない
GM:このエフェクトを破るためにはマスターレイス11(ラムダ)の〈RC〉と〈意志〉で対決して勝利する必要がある!
GM:ただし彼のRCの能力は非常に高い。
朱崎怜司:うぬぬ
翠谷昴:ヌゥーッ……
彩里いろは:むむー
青桐 御影:ぐぬぬ
GM:GMから提示する解除方法はもう一つあります。それは彩里いろはさんがインフィニティコードの力を使うこと。
彩里いろは:おおう!
GM:ただし、この場合はその後、何が起きるか保証はできません。
彩里いろは:おおう……
翠谷昴:で、ですよね!
青桐 御影:こわい
GM:もちろんPLからの提案も受け付けているぞ。
GM:というわけでルール説明は以上!
GM:セッションに戻りましょう。
GM:少女は祭壇の前に立ち、いろはさんの方を振り返る。
水間早希:「あなたがいけないんだよ、いろは」
GM:少女はキミと同じ声で、同じ唇で言う。
彩里いろは:「…あ、の、…あ…」言葉を失っている。
水間早希:「あなたが私のことを裏切ったから」
彩里いろは:「(夢じゃ、なくて、ここにいる私は…幻覚とかじゃ、なくて……)」
彩里いろは:目の前の少女の言葉を聞いて、ビクリと体が震える。
彩里いろは:「………え、あ……」
彩里いろは:「な……なんで」
水間早希:「早希だよ。水間早希。……そんな人間、もうこの世にはいないけど」
彩里いろは:「……!」
水間早希:「私があなたの代わりになる」
彩里いろは:「さ……。早希、なんで、早希が、私の……」
彩里いろは:「…っ」
水間早希:「いろはが私のことを助けてくれないなら、こうするしか……」
彩里いろは:「待って…待ってよう…」雨に濡れながら、突き飛ばされて別れた時のことが頭をよぎる。
水間早希:「もう、遅いよ。いろは」
彩里いろは:青桐先輩たちへの感情は弱まっている。すごしてきた思い出も、色あせたものになっている。けれど。
彩里いろは:「…早希」
彩里いろは:目の前の少女とは、ずっと友達だった。彼らと出会う前から。
彩里いろは:「でも……。私は……、早希と一緒にいたいよう……」
水間早希:「その名前で……私を呼ばないで!」
マスターレイス11(ラムダ):「さて、時間のようだ」男は指を鳴らす。
彩里いろは:「…嫌だよ、早希」瞬きする。視界が潤む。
GM:マスターレイス11(ラムダ)はメジャーアクションを使用して隠密状態になる。
彩里いろは:「早希!」
GM:その時、教会の扉が開かれる。他の3人も登場してください。
翠谷昴:了解
朱崎怜司:朱崎怜司の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:85->91)
青桐 御影:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 2[2]+67 → 69

翠谷昴:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 6[6]+74 → 80

GM:祭壇の前に立つ少女は笑顔で3人の方を向く。
彩里いろは:「助けに来てくれたんだね、みんな!」
GM:話しているうちに違和感に気付くことはあるかもしれないが、この時点ではキミたちは彼女が彩里いろはでないことを知ることはできない。
彩里いろは:「……あ…」早希に、自分の声が届かなかったことを悟る。
青桐 御影:「彩里さんっ!」そちらに駆け寄ります。
翠谷昴:「彩里さん!無事か」警戒は緩めないが、僅かばかり胸をなでおろす
彩里いろは:「心配かけてごめんねえ。でも、もう大丈夫だから」
朱崎怜司:「……大丈夫だと?」
翠谷昴:彩里さんの確保に向かう青桐さんの様子を確認しつつ、周囲を探っている
彩里いろは:「……」
彩里いろは:「うん。あの仮面の人もさっきまで近くにいたんだけど、みんなが来た途端姿を消しちゃったから。逃げた……のかな?」
彩里いろは:「…ねえ、早希……」届かないことを悟りつつ、言葉が零れる。
水間早希:「……」
朱崎怜司:「チィッ、逃げ足の速ぇ野郎だ……」
彩里いろは:「……私は……"早希"がいいんだよう……」
彩里いろは:「ど、どうする?追いかける?それとも一旦寮に戻る?」
水間早希:「……ッ!」
青桐 御影:「逃げた……?君を置いて、一人でか?」
翠谷昴:「仮面のヤツ……常況が状況だ、マスターレイス11、冬芽センパイと見るのが妥当って所か」
彩里いろは:「………っ」抑えきれずに涙が零れる。
彩里いろは:「う、うん。さすがに4人全員と戦うのは不利だと思ったのかな……?」
朱崎怜司:「……つーかよぉ、お前、本当に本物か?」
GM:その時、少女はふらついて倒れかかる。
青桐 御影:「っ!」とっさに支えます。
朱崎怜司:「!」
翠谷昴:「彩里さん!」
彩里いろは:「青桐、先輩。ごめんなさい。ちょっと疲れちゃったみたいで……」
青桐 御影:「!」
青桐 御影:「今、青桐先輩って……」
翠谷昴:「……大丈夫か」青桐さんに支えられた彩里のさんの様子を窺いつつ
彩里いろは:「……?私、何か変なこと言いました?」
青桐 御影:「いや……いつも通りだ」
彩里いろは:「えへへ。変な先輩」
GM:彩里いろはは嬉しそうに笑う。
朱崎怜司:「へらへら笑ってんじゃねーよ、ったく……」
GM:彼らの話す祭壇の奥。
GM:涙を零すいろはさんのの耳元で男が囁く。
マスターレイス11(ラムダ):「あそこは元々はキミの居場所だった。だが、彼らがキミに声をかけることは二度とない。嫉ましいだろう?」
彩里いろは:「…………」
マスターレイス11(ラムダ):「しかし、キミにはそれを可能にする力がある。そう、その胸のインフィニティコードだ」
マスターレイス11(ラムダ):「心から願うんだ。自分の居場所を取り戻したいと。インフィニティコードはそれを叶えてくれる」
彩里いろは:「……っ」唇を噛んでマスターレイスを睨み付ける。
マスターレイス11(ラムダ):「そうしなければキミは一生一人ぼっちだ。彼がキミを心配することも、ああして支えてくれることもないんだぞ」
GM:目標値を出しておきましょう。
GM:12dx+6
DoubleCross : (12R10+6[10]) → 10[1,1,2,3,4,4,5,5,5,6,9,10]+5[5]+6 → 21

朱崎怜司:たっか!
青桐 御影:高い!
翠谷昴:21!
彩里いろは:うえーん
GM:達成値は21。
GM:4人全員判定に挑戦することは可能です。
GM:誰か1人でも成功すればエフェクトは破ったことになります。
彩里いろは:「……ひと、」喉がつっかえる。「…一人は、やだ」
彩里いろは:「やだ……やだよう」
マスターレイス11(ラムダ):「そう。一人ぼっちは嫌だろう。キミだって誰かにその手を握ってほしいはずだ。だったら答えは決まっているよね?」
青桐 御影:「あ、その……一人で、立てるか?」支えている少女に言います。
彩里いろは:「………」
彩里いろは:「だ、だいじょぶです。気合で……!」
翠谷昴:「彩里さん?」
GM:少女は青桐の手を取ってふらつきながら立ち上がる。
青桐 御影:「ああ、済まない……」彼女を立たせ、手を離します。
彩里いろは:嫌がるように首を振る。「……やっ…やだっ…けど…」
GM:《失われた隣人》を破るための判定は〈意志〉で目標値は21。噛み合うエフェクトやDロイスがあるならそれも使用可能です。
翠谷昴:「……」
彩里いろは:「……このままじゃ、私……っ、私、ぜったい、後悔するの」
青桐 御影:「本当に、済まないんだが」
翠谷昴:……が、勿論大したボロは出さないんですよね?(笑)
青桐 御影:「マスターレイス11が一人で逃げたのなら、『本物の彩里さん』はどこに行った?」
彩里いろは:「……私はっ……!」
マスターレイス11(ラムダ):「後悔なんてするもんか。キミはただインフィニティコードの力で願いを叶えて幸せになる。それだけさ」
翠谷昴:疑う訳じゃない。疑う訳じゃない、が、先程の状況から鑑みて、念のため、
翠谷昴:イージーエフェクト〈真偽感知〉密かに目の前の彩里さんを検める!
GM:《真偽感知》の効果は彼女の声は彩里いろはと全く同一だと出る。嘘を吐いている様子もない。
彩里いろは:「本物の?それってどういう意味ですか、先輩?」
GM:だが、青桐の言葉に少しだけ動揺していることが声から分かる。
翠谷昴:うす(笑) (「……ん。やはりさっきの偽物って線はなさそうか」)
朱崎怜司:「……」頭をかきながらあたりを見ている
マスターレイス11(ラムダ):「さあ、インフィニティコードの力を使うんだ、彩里いろはくん。それだけがキミが救われる唯一の道だ」
青桐 御影:「水間早希は彩里いろはに成り代わろうとした。マスターレイス11は彩里いろはを連れ去った。僕たちに追われた水間早希はこの教会に逃げ込んだ……」
翠谷昴:(「……だが」)「支部長?」 二人の会話の様子に
青桐 御影:「簡単に言うと、そんな状況で、マスターレイス11が彩里いろはを置いて逃げるわけがない。彩里いろはが、こうも平然と話せるわけもない」
彩里いろは:「……」
青桐 御影:「それに、水間早希なら、僕たちと……いや、僕と一緒にいようとするんじゃないか……そう、思って」
彩里いろは:「考えすぎですよう、青桐先輩。そんなことあるわけないじゃないですか」
青桐 御影:「……驚かないのか?君の親友が、君自身に成り代わろうとしたと聞いて」
翠谷昴:「……なるほど、な」>話せるわけもない
彩里いろは:「お、驚いてますよ?でも、ビックリしすぎちゃってなんだか現実味が湧かないというか……」
GM:彩里いろはは助けを請うようにちらりと後ろに視線を送る。
マスターレイス11(ラムダ):「さあ、彩里いろはくん。キミの願いを言うんだ」
彩里いろは:「…………」
彩里いろは:姿の変わってしまった友達を見つめている。
マスターレイス11(ラムダ):「もう決まっているんだろう?その力でキミの居場所を取り戻すのさ」
彩里いろは:「……私の、願いは。……私の、力は」
彩里いろは:「……こんなことでっ、こんな…悲しいことのために、使うものじゃないって……っ!」
彩里いろは:「……教えてくれたのっ!」
彩里いろは:〈意志〉判定します。
GM:どうぞ!
彩里いろは:7dx+3
DoubleCross : (7R10+3[10]) → 10[1,3,3,5,6,8,10]+7[7]+3 → 20

彩里いろは:えっ
翠谷昴:ああーっ
朱崎怜司:ぬあー!
彩里いろは:えっと、いや、予定より回ってビックリしたが……まだ、私には力がある!
青桐 御影:これは……!
彩里いろは:Dロイス:特異点の効果します。判定に使用したダイスの出目をすべて10にする。
翠谷昴:そうだ!特異点ーっ!
彩里いろは:7dx+13
DoubleCross : (7R10+13[10]) → 10[2,2,3,3,4,8,10]+1[1]+13 → 24

GM:成功だ!
朱崎怜司:こえたー!
青桐 御影:やった!
翠谷昴:やったー!!
GM:キミの声は朱崎怜司に、青桐御影に、翠谷昴に届く!
GM:3人も判定するならしてもいいよ!
青桐 御影:振るだけ振っておく!
朱崎怜司:やるだけやっておこう
青桐 御影:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[5,7,9]+2 → 11

朱崎怜司:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,7,8,10]+2[2]+1 → 13

青桐 御影:ですよね
翠谷昴:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,3,8,9]+1 → 10

翠谷昴:ダメ!
GM:彩里いろはの言葉に応え、マスターレイスが叫ぶ。
マスターレイス11(ラムダ):「思い直すんだ。それではキミはキミの居場所を取り戻すことはできないぞ!」
彩里いろは:「いいの……いいのっ!それでも!」
GM:彩里いろはの胸で、鍵が黄金に輝く果実の姿へと変わる。キミが一言、願いを発すればこれはその全てを叶えるだろう。
彩里いろは:失っていた、三人への感情を思い出していく。彼らとの強い絆を感じて、思い出が色づいていく。
マスターレイス11(ラムダ):「いくら叫ぼうともキミの声は彼らには届かないんだ!」
彩里いろは:「……っ」
マスターレイス11(ラムダ):「キミは彷徨っている子どもと同じだ。日常に帰るためにはこの力に頼るしかない!」
彩里いろは:「…私にも……できることはあるって、悲しませるだけじゃないって…教えてくれたの」
彩里いろは:「…私の言葉に、笑ってくれたの」
マスターレイス11(ラムダ):「教えてくれた……!?」
朱崎怜司:「……!」
彩里いろは:「そうだよ…そうだよう!…朱崎くんが、青桐先輩が、翠谷先輩が…教えてくれた!」
青桐 御影:「……!」
朱崎怜司:「なんだ……気のせいか……?」
翠谷昴:「……!」
彩里いろは:「だから……っ!私!」
翠谷昴:「いや、これは…」
彩里いろは:「私は…っ、私自身の力で、……皆の元に帰るの…っ」
青桐 御影:「今の声は……っ」
彩里いろは:「だから……」
彩里いろは:「…………たすけて」
彩里いろは:三人に呼びかける。
青桐 御影:「彩里さんッ!!」呼びかけに、応える!
マスターレイス11(ラムダ):「そんな言葉……聞こえるはずが……!」
翠谷昴:「……ははっ」別段、周りを探りもせず、その場でのみ笑う
水間早希:「いろは……!?」
彩里いろは:「私の声を…、聞いて……っ」
GM:彩里いろはの胸元で光が収束して消え、小さな金色の鍵へと戻っていく!
GM:3人に視界にはマスターレイス11の傍らで拘束される彩里いろはの姿が映る!
朱崎怜司:「……ハッ……聞きのがしゃあしねえだろ、こんな声をよ」
翠谷昴:「やれやれ、俺はこんな目の前の状況に囚われて、何を躊躇っていたんだろうな、恥ずかしい」
翠谷昴:「……俺のことを呼んでくれているんだ。迷う事なんかないじゃないか」
彩里いろは:「……っ」やっぱり涙が零れる。
青桐 御影:「そこにいたのか、彩里さん」
青桐 御影:「……気づかなくて、すまなかった」
マスターレイス11(ラムダ):「バカな!私の力を破ったというのか……!?」
朱崎怜司:「間抜けな姿してんじゃねえか、そっちのほうがらしいぜ」
マスターレイス11(ラムダ):「計算外だ!こんなことが……!」
GM:マスターレイス11は血の槍を構えて3人に飛びかかる!
翠谷昴:「そういうことらしいぜ、センパイ。貴方が目を付けた女の子は、貴方が——いや、俺達が思うより遥かに強靱らしい!」
朱崎怜司:「てめえもなァ……やっと姿現しやがったなァ!!」暗黒の槍で血の槍を受け止める!
青桐 御影:「僕は……」一瞬、水間早希に目をやる。
水間早希:「……」
翠谷昴:瞬間、振り向きもせず俺の手から、花びらのように血が迸り——
翠谷昴:——一瞬のうちに天へ昇り、雨のように降り注ぐ!冬芽ではない、彩里さんにだ!
彩里いろは:「……あ、う」ぽかんとそれを見る。
青桐 御影:「この力で、守りたいんだ。大切なものを。彼女の世界を」
朱崎怜司:マスターレイスが邪魔しそうならそれを抑えてやるぜ!
青桐 御影:そう宣言し、まっすぐに彩里さんへ駆け出していく。
GM:翠谷くんの放った血の雨がいろはさんの拘束を断ち切る!
マスターレイス11(ラムダ):「貴様……ッ!」
翠谷昴:「——動くな!」力強く、彩里さんに叫ぶ
GM:マスターレイス11は妨害しようとするが、朱崎くんの遮られてそれを果たせない!
水間早希:「大切な、もの……」
彩里いろは:「…っ」ビクリと体を強張らせる。
GM:彩里いろはさんの手足が自由になる!
翠谷昴:もちろん彩里さんには傷一つつけてないぞ 「——な、問題ないだろ」解き放たれた彩里さんに、学園プレイボーイのニヒルな笑み
彩里いろは:「……っ、あ」その瞬間、拘束が断ち切られたことに気づく。
GM:そこに青桐くんがたどり着く!
青桐 御影:拘束の解けた彩里さんを、抱きとめるようにして支える!
彩里いろは:よろけて、青桐先輩の胸に背中から倒れ掛かる形になる。
青桐 御影:その彩里さんをしっかりと受け止める。
青桐 御影:「……何度目だろうな、この距離は」
翠谷昴:「……ま、今回は支部長に花を持たせてやるよ」支えられる彩里さんを確認し、ひとり呟く
彩里いろは:「……」青桐先輩の顔を見上げる。
青桐 御影:その目を、照れずに見つめ返す。
青桐 御影:「君のことは、僕たちが守るよ。だから」
青桐 御影:「君は、君自身の守りたいもののために、戦ってくれないか」
彩里いろは:「…私の、守りたいもののために……」涙をぬぐう。泣いていられない。
彩里いろは:「……戦います」敵を見据える。
朱崎怜司:「よおマスターレイス、どんな気分だ。てめえの計算がつぶされた気分はよォ」
マスターレイス11(ラムダ):「最悪の気分だとも」
GM:マスターレイス11(ラムダ)は水間早希を伴って飛び退る。
翠谷昴:「最悪な気分ついでだ。ここらで一つ遺恨を断っておかないか」彩里さんと、水間さんを視線だけで交互に見
翠谷昴:「貴方については、俺たちも最悪に腹が立っている」
GM:彩里いろはさんは3人にロイスを取り直すことが可能だ
彩里いろは:では、取り直します。
彩里いろは:-勇気をくれた人/朱崎怜司/安心感:○/不安/ロイス
-ずるい人/青桐御影/幸福感:○/劣等感/ロイス
-優しい人/翠谷昴/好意:○/寂しそう/ロイス

彩里いろは:前回からまた感情をいじったりして、以上!
GM:オーケー!
朱崎怜司:「おい、マスターレイス11、ずいぶん好き勝手やってくれたが……これ以上はやらせねえ」
マスターレイス11(ラムダ):「ほほう?キミごときに何ができるというんだい?」
朱崎怜司:「ケッ、このオカメインコが戦うっつったんだ」
朱崎怜司:「俺の目の黒いうちは、もう手出しはさせねえよ」
マスターレイス11(ラムダ):「ふん、実にくだらないな」
マスターレイス11(ラムダ):「しかし、まさか私の計画がこうも狂わされるとは思わなかった。こうなれば多少無理をしてでも、直接彼女の体を切り開いてインフィニティコードを取り出すとしよう」
彩里いろは:「……っ」言葉に詰まって、朱崎くんを見る。
水間早希:「私のものにならない日常なら、そんなの要らない!全部めちゃくちゃにしてやる!」
GM:水間早希が叫び、その腕が異形へと変化する!
朱崎怜司:「おい何ぼーっとしてんだオカメインコ!」
彩里いろは:「……あ、う、はいっ!」
朱崎怜司:「守りてえんだろ……あの女をよ」
彩里いろは:「………!」
彩里いろは:「うん!」
水間早希:「守る?私を?ふざけないで!あなたが私を傷付けた癖に!」
彩里いろは:「それでもっ!」
彩里いろは:「私は…、早希と一緒に…私の日常に、帰るの!」
彩里いろは:「……そう決めたっ!」
水間早希:「どうして……」
水間早希:「そんな優しくしてもらう資格、私にはないのに……」
マスターレイス11(ラムダ):「お喋りの時間は終わりだ」
青桐 御影:「……マスターレイス11。返してもらうぞ」
青桐 御影:「僕たちの、この学園の日常を!」
マスターレイス11(ラムダ):「日常……日常ね。そんなのは偉大なる力の前では紙切れ同然の儚いものさ」
翠谷昴:「……水間さんには、俺がしゃしゃり出る必要はなさそうだな」
マスターレイス11(ラムダ):「さて、私の計画を邪魔した愚か者どもに制裁を与えねば」
朱崎怜司:「さァて……ぶち殺してやらァ!マスターレイス11!!」
GM:マスターレイス11(ラムダ)は血の槍を構え、吸血鬼じみた翼を広げる!
GM:彼の放った圧倒的なレネゲイドがキミたちの体を蝕んでいく!
GM:衝動判定だ!
GM:〈意志〉で難易度は9!
翠谷昴:ウオオーッ
彩里いろは:7dx+3>=9
DoubleCross : (7R10+3[10]>=9) → 9[2,3,4,8,8,9,9]+3 → 12 → 成功

青桐 御影:3dx+2>=9 とーう!
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 10[3,8,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

朱崎怜司:6dx+1=>9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[1,2,3,5,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

翠谷昴:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,1,4,8] → 8

翠谷昴:失敗!!!
GM:翠谷先輩は暴走を受ける!
朱崎怜司:91+2d10
DoubleCross : (91+2D10) → 91+9[5,4] → 100

朱崎怜司:ぴったりー
彩里いろは:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+16[8,8] → 104

青桐 御影:69+2d10
DoubleCross : (69+2D10) → 69+19[9,10] → 88

彩里いろは:あがったなあ…
青桐 御影:悪くない!
翠谷昴:82+2d10
DoubleCross : (82+2D10) → 82+12[2,10] → 94

翠谷昴:よしよし!
マスターレイス11(ラムダ):「この圧倒的な力の差を見せつけられても向かってくるか。実に愚かだ」
翠谷昴:「まったく、女子生徒人気だけじゃなく、能力まで被り気味と来た」いろはさんと青桐先輩の元に駆け寄り、言う
マスターレイス11(ラムダ):「その愚かさを悔いるがいい!」
翠谷昴:「愚かなのはどちらかな。貴方には随分借りが出来たな——ただで済むと思うなよ」言い放つ!その瞳には危険な光!
GM:マスターレイス11(ラムダ)が血の槍を構える!
GM:戦闘開始だ!
GM:エネミーはマスターレイス11(ラムダ)と水間早希の2人。
翠谷昴:戦闘開始了解ー!
GM:マスターレイス11(ラムダ)は行動値20。水間早希は行動値10。同エンゲージです・
GM:説明はこんなところかな
彩里いろは:はーい
GM:では、早速戦闘に入っていきましょう!
青桐 御影:ラジャー!
朱崎怜司:ヒヒヒーッ!戦闘だァー!
GM:まずはセットアップからです。
GM:マスターレイス11(ラムダ)オルクスの変異種専用エフェクト《万色の檻》を使用!ラウンド中、あらゆる判定のダイスが+4個される!
彩里いろは:できることない!
GM:水間早希はなし!
青桐 御影:とくになし!
翠谷昴:《スタートダッシュ》したい!
朱崎怜司:なーい!
GM:《スタートダッシュ》どうぞ!
マスターレイス11(ラムダ):「この空間は既に私が掌握している。あらゆるデータは解析済みだ」
翠谷昴:了解!本来乙女ゲ男子としては、女子より後ろに下がるなんて断固としてナシとしたい所ですが——!
翠谷昴:ここは周りを見て「支部長、朱崎——彩里さんを頼んだ」
翠谷昴:離脱!戦闘移動分後ろに下がる!以上ですー
青桐 御影:「ああ。全力で臨め」
朱崎怜司:「ハッ、好きにやれよ」
GM:では、イニシアチブプロセスに参りましょう!
GM:まずは行動値20のマスターレイス11から!
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《コンセントレイト:ブラム・ストーカー》+《紅の刃》+《血の宴》を使用!
GM:対象はいろはさん、朱崎くん、青桐くんの3人。
彩里いろは:やーん
GM:命中判定いきます
GM:16x7+6
GM:16dx7+6
DoubleCross : (16R10+6[7]) → 10[1,1,3,5,6,6,6,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,4,4,7,7,8,8]+10[5,6,6,10]+2[2]+6 → 38

GM:達成値は38です。
青桐 御影:ぬう、ドッジ!
彩里いろは:回避~!
彩里いろは:6dx>=38
DoubleCross : (6R10[10]>=38) → 10[1,6,7,8,9,10]+9[9] → 19 → 失敗

彩里いろは:回ったけど、むりむり!
青桐 御影:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 8[4,5,5,5,6,6,6,8,8]+1 → 9

青桐 御影:むり!
朱崎怜司:ドッジ!
朱崎怜司:5dx-1
DoubleCross : (5R10-1[10]) → 9[4,6,6,6,9]-1 → 8

朱崎怜司:むりむり
GM:では、ダメージの前に《ヘルズブラッド》を使用。ダメージダイスを+4個します。
GM:ダメージロールいきます。
GM:8d10+5
DoubleCross : (8D10+5) → 38[7,9,3,3,2,5,5,4]+5 → 43

GM:43点。装甲は有効です。
朱崎怜司:うむ、死ぬな
彩里いろは:装甲値あっても死にます。
朱崎怜司:マスターレイスぶっ殺してやるという気持ちとともにこやつのロイスを昇華して復活します!
青桐 御影:8点引いて35食らって、1残る!
彩里いろは:マスターレイスにロイスを取得して即昇華!
GM:げ、青桐さんが固い!
青桐 御影:これが実験体のパワーだ
青桐 御影:侵蝕1番低いのに!
翠谷昴:つよい~
GM:キミたちのもとに無数の血の槍が降り注ぎ、体を貫く!
彩里いろは:「……っ!」覚醒した時と同じ光景に、無意識に体が強張る。貫かれる!
青桐 御影:「ぐっ……!大丈夫か!」自らも血の槍に貫かれながら、叫ぶ!
彩里いろは:「……怖い、けど……怖がってちゃ、だめだから……っ」前を見据える。
朱崎怜司:「くっそォ……ざけやがって……ッ!!」こちらも槍に貫かれるも、立ち上がるぞ
マスターレイス11(ラムダ):「おや、存外にタフじゃないか。だが、何発これに耐えられるかな」
GM:それでは次は行動値10の翠谷くんと水間早希ですが、PC優先なので翠谷くんの番!
翠谷昴:かしこまり!ではマイナーアクション!
翠谷昴:ボルトアクションライフルの効果で狙いをつける。射撃+5!
翠谷昴:掌から放たれた血の花弁が、小さく竜巻のように渦を巻く!
翠谷昴:そしてメジャーアクション、《天からの眼》《滅びの一矢》《血の宴》《殺戮領域》のコンボ。マスターレイスと水間さんを撃つ!
翠谷昴:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[2,2,2,4,5,6,6,7,9,9,9,10,10]+10[1,4,6,9,10,10]+10[5,7,9]+10[8,10]+10[7,9]+10[6,10]+10[7]+10[10]+1[1]+5 → 86

GM:命中判定をどうぞ
GM:ま、マジか
青桐 御影:な
彩里いろは:え
翠谷昴:お、oh……
青桐 御影:すごいよ!?
朱崎怜司:わあ
彩里いろは:ウワー!
GM:マスターレイス11はダメ元で回避!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,3,3,7,9,9,9,10]+4[4]+1 → 15

GM:うん、無理!
GM:水間早希は素手でガードします。
朱崎怜司:素手ガードだとぉ!
GM:まだ武器を作成していないので、それしかないんです!
翠谷昴:血の槍で貫かれた仲間達に目をひそめつつも、撃つ!天から襲い掛かる羽根の様な、花の様な血の鱗!
翠谷昴:9d10+18
DoubleCross : (9D10+18) → 48[5,7,4,9,1,10,2,3,7]+18 → 66

翠谷昴:装甲有効66点
GM:つ、強い
彩里いろは:ろくじゅうろくてん
青桐 御影:ひええ……
GM:水間早希は《デモンズウェブ》を自分に使用してダメージを軽減。
GM:66-3d10
DoubleCross : (66-3D10) → 66-24[10,7,7] → 42

GM:し、死ぬかと思った
朱崎怜司:デモンズウェブ来たかー
朱崎怜司:高い!
彩里いろは:いい出目出してる
翠谷昴:24点、確かにさり気に高い軽減値……!
GM:マスターレイス11は普通に受ける!
翠谷昴:「……すまないな、水間さん。だが少し大人しくしていてくれ」だがその眼には、普段の様子とは違う、僅かに喜色の色(加虐暴走中!)
GM:彩里いろはの姿した水間早希は自らの身体を醜く変形させて盾とし、その攻撃を受け止める!
水間早希:「誰だろうと、私の邪魔をするのなら……!」
翠谷昴:「…………悲しい事だな」>邪魔をするのなら 僕は以上!
彩里いろは:「…早希……」
GM:次は同じく行動値10の水間早希の番!
GM:マイナーで《骨の剣》+《猛毒の雫》を使用
GM:武器を作りつつ、1点でもダメージが入ると邪毒5レベルです
朱崎怜司:ひー!
青桐 御影:うげっ
彩里いろは:ヒャー!
GM:さらにメジャーで《命の剣》+《伸縮腕》+《コンセントレイト:エグザイル》+《アドレナリン》+《踊る髪》+《吸収》を使用
GM:1点でもダメージが入るとさらに硬直とこのラウンド中、あらゆる判定のダイス-4個です
彩里いろは:ギャー!
GM:攻撃の対象はいろはさん!
朱崎怜司:おあー!
彩里いろは:そうだと思ったーーー!!
GM:命中判定いきます
青桐 御影:ぐええ
GM:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,3,4,4,5,5,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,3,5,7,8,9,10]+10[1,1,3,10]+5[5]+4 → 39

GM:達成値は39です。
彩里いろは:絶対無理だよーー!
朱崎怜司:ならここで〈時の棺〉!
GM:では、判定は失敗となる!
彩里いろは:わーー!
GM:水間早希は刃めいて醜く変形させた腕でいろはさんに斬りかかろうとするが……!
彩里いろは:「……っ!」咄嗟の事に回避できない!
水間早希:「いろはも私と同じ苦しみを味わえ!」
朱崎怜司:「……おらぁッ!!」暗黒の塊がいろはと早希の間に浮かぶ!打ち破ろうとしてもすりぬけ、しかしいろはには届かない暗黒の壁!
彩里いろは:「……あ、」
GM:肉の刃が弾かれる!
水間早希:「これは……!」
彩里いろは:「朱崎くん……っ!」
朱崎怜司:「言ったろ、そうそう手出しはさせねえよ……先に言っとくがこんなこたぁ何度も出来ねえからな」
水間早希:「朱崎くんまで、私の邪魔を……!そんなにいろはのことが大事なの……!?」
彩里いろは:「う、あ…」コクコクと頷く。「ありがとう…」
朱崎怜司:「……このオカメインコが何のために戦ってるのか、お前何度も聞いてるだろうが」
水間早希:「そんなの……」
朱崎怜司:「ついでに言やあ」
朱崎怜司:「おいオカメインコ、ついでによォ」
彩里いろは:「え…」
朱崎怜司:「ミルクレープだけで自慢げなこの女に自慢しかえしてやろうぜ」
彩里いろは:「……っ、あ、……も、」
彩里いろは:「もちろんだよう!」
GM:では、次は行動値9のいろはさんの番!
朱崎怜司:いろはを見て、ヘッと笑い再び敵に向き直る
彩里いろは:「……ふ、」こちらも思わず笑みが零れる。
彩里いろは:「ごめんね、早希。…やっぱり、私の思い出は…私だけのもので」
彩里いろは:「早希にはあげられなくて、…早希は、私にはなれなくて」
水間早希:「いろは……」
彩里いろは:両手を構える。「……だから、…私は…"早希"の顔が、見たいよ…っ」
水間早希:「だったら、だったら私の何が悪かったの」
GM:早希は涙を零す。
彩里いろは:「……悪くないよ、なんにも、悪くないよ」
彩里いろは:構えた両手が、やがて祈るように組まれる。
彩里いろは:マイナーアクション。《氷の回廊》。
彩里いろは:エンゲージ離脱します!左に5m移動します。
GM:了解!
彩里いろは:メジャーアクション。《コンセントレイト:モルフェウス》《氷の塔》《砂の刃》《クリスタライズ》。
彩里いろは:対象は、マスターレイス、そして早希!
GM:命中判定をどうぞ
彩里いろは:8dx@7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[2,2,5,5,6,7,7,7]+6[4,4,6] → 16

彩里いろは:ひ、ひく!
GM:早希は骨の剣でガード!
GM:マスターレイス11はドッジ!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[2,2,4,5,7,9,9,9]+1 → 10

GM:ああ、ギリギリ回らない!
彩里いろは:よ、よかった…
彩里いろは:あ、《砂の刃》があるので、この攻撃に対するガード値は-5されます!
GM:ゲーッ!?ガードした意味がない!
彩里いろは:ではダメージいきます。
GM:どうぞ。
彩里いろは:2d10+23
DoubleCross : (2D10+23) → 17[9,8]+23 → 40

彩里いろは:装甲値無視!
GM:な、つ、強い……
彩里いろは:わあー!
GM:早希はこれで戦闘不能!
GM:ガードも装甲も削られてはどうしようもない!
彩里いろは:わーー!!
GM:マスターレイス11はまだギリギリ立っているぞ!
翠谷昴:ギリギリ
朱崎怜司:ギリギリかー・・・!
GM:聞かなかったことにしなさい。
水間早希:「いろは……」
GM:少女はキミの攻撃を受け止めるようにして立つ。
彩里いろは:いろはの周囲から炎が生まれる。円を描くようにして生まれた炎は、やがて竜の形を作る。
彩里いろは:「……ごめんね」炎の竜が二匹、襲い掛かる!
彩里いろは:「早希……っ」
水間早希:「ごめんじゃないよ、いろは」
GM:早希の体は炎に包まれる。
水間早希:「謝るのは私の方」
GM:彼女はそのまま倒れ、彼女の体を覆っていた炎は消える。
彩里いろは:「やだ、早希、やだよ…っ」
青桐 御影:「水間、さん……っ」
彩里いろは:「こんなので終わりなんて、やだ…っ」立ち尽くす。
GM:吸血鬼じみた翼でその炎から脱したマスターレイス11がその傍らに降り立つ。彼も軽傷では済まなかったようだ。
マスターレイス11(ラムダ):「使えない女だ。最後まで何の役にも立たなかったな」
GM:そう言って水間早希の体を蹴飛ばす。
マスターレイス11(ラムダ):「まあ、いい。全員私の手で仕留めればそれで済むことだ」
青桐 御影:「貴様ぁッ!」
彩里いろは:「……っ!」
マスターレイス11(ラムダ):「何を怒っている?この女はキミたちを騙そうとした裏切り者じゃないか」
青桐 御影:「それが……乙女の心を弄んだものの言うことかッ!!」
翠谷昴:「……!」唇の端の笑みが増す。怒りと、最高の一撃を叩きこめることへの期待だ
マスターレイス11(ラムダ):「心だって?全く理解し難いな。まあ、その必要もないか。キミたちは全員ここで死ぬんだからね」
GM:マスターレイス11(ラムダ)はイニシアチブプロセスで《加速する刻》を使用!
GM:再行動する!
朱崎怜司:「ヘッ」
朱崎怜司:「殺してみろよ」
GM:マイナーはなし!メジャーで《コンセントレイト:ブラム・ストーカー》+《紅の刃》+《血の宴》を使用!
GM:対象は青桐くんと朱崎くん!
GM:命中判定いきます
GM:16dx7+6
DoubleCross : (16R10+6[7]) → 10[2,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,7,8,8,9,10]+10[2,2,2,7,10]+6[2,6]+6 → 32

GM:達成値は32!
朱崎怜司:うぬーう
朱崎怜司:ドッジしかねえ!
朱崎怜司:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,5,7,7,10]+1[1]+1 → 12

青桐 御影:うむぅ
朱崎怜司:まあ無理よ
青桐 御影:リアクション放棄して受けることって可能ですか?
GM:リアクション放棄は可能です。
青桐 御影:では、そうします!
GM:ダメージいきます。
GM:4d10+5
DoubleCross : (4D10+5) → 23[4,7,9,3]+5 → 28

GM:28点!装甲は有効!
青桐 御影:戦闘不能!リザ!
青桐 御影:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 7[7]+88 → 95

GM:次々と放たれる血の槍がキミたちの体を貫いていく!
マスターレイス11(ラムダ):「ほらほら。さっきまでの威勢はどうしたんだい?」
青桐 御影:「この程度……ッ!」あえてかわそうともせず、正面から受ける!
青桐 御影:腕を、脚を、血の槍に貫かれるが、決して倒れない!
朱崎怜司:なんとなく霧谷さんのロイスを昇華して復活しよう
朱崎怜司:そのまま倒れている
彩里いろは:「先輩…!?」
青桐 御影:「貴様に、日常を踏みにじられた彼女たちの痛みに比べれば……」
マスターレイス11(ラムダ):「バカか、キミは?こんな女どもの日常なんてものにいったいどれほどの価値がある?」
青桐 御影:「あるさ、僕の命を懸けるだけの価値が!」
彩里いろは:「青桐先輩…っ!」
マスターレイス11(ラムダ):「だったらそのキミの命ごと、私が消し去ってやろう」
GM:マスターレイス11(ラムダ)はさらに《夜魔の領域》を使用。
GM:行動値0で未行動になる!
翠谷昴:次の行動の機会を窺っている。視線は、青桐さん。そして冬芽
GM:このラウンド中に倒しきれなければさらにもう一発攻撃が飛ぶ!
翠谷昴:まだ動いてくるか!さすがマスターレイス強い
彩里いろは:キツい!
GM:次は行動値8の朱崎くんの番!
朱崎怜司:マイナーはなし!メジャーで〈コンセントレイト:バロール〉+〈黒星の門〉+〈黒の鉄槌〉+〈雷の槍〉+〈覇王幻魔眼〉!
GM:全力で来たか!
朱崎怜司:当然全力だ!
朱崎怜司:11dx7+3+3
DoubleCross : (11R10+3+3[7]) → 10[1,1,2,2,2,5,5,7,8,10,10]+10[2,2,7,9]+10[5,10]+10[7]+10[9]+5[5]+6 → 61

朱崎怜司:ワオ
彩里いろは:おー!
GM:うわ、マジか
青桐 御影:ヒュー!
GM:だが、避けるしかない!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[2,2,3,5,7,7,9,10]+3[3]+1 → 14

GM:だめ!命中です!
朱崎怜司:7d10+14+10+20
DoubleCross : (7D10+14+10+20) → 35[9,1,1,7,4,5,8]+14+10+20 → 79

GM:これはHPギリギリでなくてもどうにもならないよ!
彩里いろは:つよ!
翠谷昴:つ、つええー!
朱崎怜司:装甲は有効です
GM:マスターレイス11は一度戦闘になる!
GM:演出があるなら今のうちにどうぞ
朱崎怜司:「……へへへ……」倒れながら笑う
マスターレイス11(ラムダ):「何を笑っている?血を流しすぎて気でも狂ったか?」
朱崎怜司:「この程度かァ、てめえよォ……」立ち上がり
マスターレイス11(ラムダ):「何……?」
朱崎怜司:「この程度で俺を殺す気か……冗談じゃねえ、足りねえよ」
朱崎怜司:「てめえの攻撃じゃあ」漆黒の槍を作り出す!
朱崎怜司:「俺どころか!!」雷の槍を作り出す!!
マスターレイス11(ラムダ):「2本だと!?」
朱崎怜司:「オカメインコやそこの女すら!!」二つを掛け合わせ、禍々しい槍を作りだす!!
朱崎怜司:「殺せねえよォ!!!」投擲!!
GM:血の槍を放って防ごうとするが触れたそばから消滅していく!
マスターレイス11(ラムダ):「バカな……!?」
朱崎怜司:「いい加減、観念しやがれェ!!」
マスターレイス11(ラムダ):「こんなことが……!」
朱崎怜司:巨大な槍がマスターレイスを貫く!!まるでマスターレイス11がいろはを貫いた時のように!その槍を、返すかのように!!
GM:禍々しい槍を受けたマスターレイス11の体から血が吹き出す!
GM:膝をつき、地面に倒れる。
彩里いろは:「……っ」無意識に腹を触っている。マスターレイスが倒れる様子を見つめている。
GM:しかし、地面に広がった血が寄り集まるように彼の体が再生していく。
GM:《不死不滅》を使用。
彩里いろは:「そんな……っ!」
朱崎怜司:「……ケッ、まだやれんのか」
GM:戦闘不能状態から復活します。
マスターレイス11(ラムダ):「マスターレイスの名をナメるなぁ!」
GM:吸血鬼じみた翼が広がる!マスターレイス11のレネゲイドがさらなる高まりを見せる!
青桐 御影:「……まるで、吸血鬼だな」
マスターレイス11(ラムダ):「もはや容赦はない。一人残らず、無惨に、殺してやる!」
朱崎怜司:「俺はもう疲れた、おい青桐」
朱崎怜司:「どうにか出来ねえなんてこたぁ言わねえよなァ」
青桐 御影:「僕を誰だと思っている」
GM:次は行動値4の青桐さんの番!
青桐 御影:「滅びるまで何度でも……!殺し直してやる!」
青桐 御影:マイナーアクションで《氷炎の剣》《地獄の氷炎》、侵蝕95→100
青桐 御影:メジャーアクション、《コンセントレイト:サラマンダー》《フレイムタン》にオートアクションの《オーバーロード》、攻撃対象はマスターレイス11
GM:では、そこでマスターレイス11は《ジャミング》を使用!判定のダイスをマイナス4Dする!
マスターレイス11(ラムダ):「この空間は既に私が掌握している。そう言ったはずだ!」
青桐 御影:「っ……だからどうしたッ!」
GM:青桐さんの目の前で空間が歪む!敵までの距離がつかめない!
青桐 御影:青桐小春へのロイスをタイタス化、昇華して判定ダイス+10します
青桐 御影:「(あの日守れなかったものを……何もかもを、守るために!)」
青桐 御影:命中判定いきます!
GM:来い!
青桐 御影:16dx7-1
DoubleCross : (16R10-1[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,6,6,6,7,7,8,8,10,10,10]+10[1,6,6,6,6,8,9]+10[5,8]+10[8]+10[10]+10[10]+10[9]+10[7]+10[8]+2[2]-1 → 91

青桐 御影:へ
彩里いろは:!?
GM:う、うわー
翠谷昴:本日最高値!こ、こうでなくちゃー!
GM:マスターレイス11はドッジ!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,6,6,6,7,7,7,10]+2[2]+1 → 13

GM:避けようがない!
彩里いろは:ww
GM:ダメージを!
青桐 御影:10d10+53 うりゃー!
DoubleCross : (10D10+53) → 56[10,4,4,1,6,9,3,5,7,7]+53 → 109

朱崎怜司:やるぅー
青桐 御影:三桁ー!
彩里いろは:なにこれ
翠谷昴:ひゃくきゅう!
GM:復活エフェクトで回復した分のHPがあっても余裕で耐えられない!
GM:マスターレイス11は再度戦闘不能!
青桐 御影:「もう二度と、何も!」右手を突き出し、強く握りしめる!
青桐 御影:「失わない、失わせない!」空気が悲鳴を上げるほどの低温とともに、氷の剣が現れる!
青桐 御影:「そのために、今ここで……」右腕を一振りすると、氷の剣が掻き消え
青桐 御影:どず、鈍い音が響き、マスターレイス11の胸を突き破って氷の剣が生える。
マスターレイス11(ラムダ):「何だ、この……力は……!」
GM:マスターレイス11の口から血が溢れる。
マスターレイス11(ラムダ):「ここまで届くはずが……!」
青桐 御影:「砕けて落ちろ————吸血鬼」マスターレイス11の肉体が急速に凍結していく。
マスターレイス11(ラムダ):「があああ……ッ!」
GM:マスターレイス11はもがくが、その体は次第に自由を失っていく!
青桐 御影:「お前は、ここで、終わるんだ」その有り様を、ただ見据える。
GM:マスターレイス11の体は完全に動くのを止め、そして次の瞬間、その体が粉々に砕け散っていく!
マスターレイス11(ラムダ):「私は……必ずインフィニティコードを手に入れるぞ、UGN……!」
彩里いろは:「……っ!」ビクリと体が震える。
GM:男はいろはさんの方に手を伸ばすが、届かず、その手すらも粉砕していく。
青桐 御影:「……だったら僕は、何度だって戦う。何度だって、守ってみせる」
青桐 御影:「彩里さんを。この、僕たちの日常を」
マスターレイス11(ラムダ):「は、ははははははは!愚かだ!実に愚かだ!」
GM:男の最後の叫びが教会に残響した。
GM:その体は完全に砕け散った。
彩里いろは:「……」放心してその様子を見ていたが、
彩里いろは:「…っ、早希!」
彩里いろは:我に返り、あわてて早希に駆け寄る。
GM:教会には倒れた早希だけが残されている。
翠谷昴:「……さよなら、だなセンパイ。貴方の事、そう嫌いじゃんかったんだぜ」 宙に散って行く冬芽の残骸を前に
朱崎怜司:「ほざいてやがれ、そうやってずっとな」砕け散ったそれを見る事も無く
GM:水間早希はうっすらと目を開ける。
彩里いろは:「早希、早希、ねえ…早希!」
水間早希:「いろは……?」
彩里いろは:「……早希」
彩里いろは:目に涙を浮かべている。
GM:水間早希の姿がほどけるようにして、元に戻っていく。
GM:快活そうなショートカットの少女の姿だ。
彩里いろは:「………”早希”」泣き笑いだ。
水間早希:「ごめんね、いろは」
彩里いろは:ぶんぶんと首を横に振る。
水間早希:「わたし、これからいっぱいいろはに謝らなくちゃ」
彩里いろは:「……ううん、いいの、もう…いいの」
彩里いろは:「…早希、あのね」
水間早希:「うん」
彩里いろは:「…謝らなくて、いいから、…だから」
水間早希:「うん」
彩里いろは:「ごめんねは…悲しいから、」
彩里いろは:「ありがとって…言って」
水間早希:「そんなのいくらでも言うよ。どれだけ言っても、言い足りないくらい」
水間早希:「ありがとう、いろは」
彩里いろは:「………う」緊張の糸が解ける。
彩里いろは:「うううう~~~~~っ」早希に飛びついて、思い切り泣く。
水間早希:「何で泣くのさ」
GM:キミの腕の中で早希もくしゃくしゃになって泣いている。
彩里いろは:「だって…だってえ……っ、うえ」言葉にならなくなっている。
水間早希:「うう、いろは……いろは……!」
GM:早希もただキミの名前を呟きながら涙を流した。
GM:戦闘はこれにて終了!
GM:それでは最後にお待ちかねのバックトラックです!
朱崎怜司:ひひー!
青桐 御影:はいな!
彩里いろは:はーい!
GM:まず初めに今回のEロイスは砕け散る絆3つ分です
翠谷昴:ッシャアー!
彩里いろは:振る!
GM:最初に下げるかどうか決めてください
青桐 御影:振らない!
朱崎怜司:当然振るわ!
朱崎怜司:123-3d10
DoubleCross : (123-3D10) → 123-20[9,7,4] → 103

朱崎怜司:いえーい!
彩里いろは:117-3d10
DoubleCross : (117-3D10) → 117-10[3,6,1] → 107

翠谷昴:振らないよ!
彩里いろは:よし!
朱崎怜司:103-4d10 一倍!
DoubleCross : (103-4D10) → 103-18[1,8,4,5] → 85

朱崎怜司:無事帰還!
青桐 御影:1倍振りで!
彩里いろは:107-5d10 一倍!
DoubleCross : (107-5D10) → 107-17[6,7,1,1,2] → 90

GM:では、続けてタイタスになっていないロイスの数だけ侵食率を引き下げてください
彩里いろは:ほどよく!
青桐 御影:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-23[4,10,2,4,3] → 84

青桐 御影:ばっちし!
翠谷昴:通常振で
翠谷昴:109-6d10
DoubleCross : (109-6D10) → 109-38[5,10,4,6,6,7] → 71

GM:皆さん、無事に帰還できたようですね
翠谷昴:よし
GM:おめでとうございます
GM:これにてバックトラックは終了です。
GM:ここからはエンディングフェイズになります。
GM:最初のエンディング。シーンプレイヤーはいろはさん。他の3人も登場です。
GM:事件の翌日。
GM:支部にあるミーティングルーム風の場所にあなたたちは集められました。
GM:霧谷雄吾はおもむろに口を開きます。
霧谷雄吾:「今回の事件への対応、ご苦労様でした」
彩里いろは:背筋を伸ばしてソファに座っています。
霧谷雄吾:「支部の皆さんのおかげで当面の危機は去ったようです」
霧谷雄吾:「が、結果として彩里さんにはご迷惑をおかけすることになってしまいました。大変申し訳なく思っています」
彩里いろは:「あう、い、いえ」ふるふると首を横に振る。
霧谷雄吾:「というわけで、あなた方には合宿に行ってもらいます」
彩里いろは:「………」
彩里いろは:「え?」
青桐 御影:「……あの」
朱崎怜司:「あ?」
霧谷雄吾:「何でしょう」
翠谷昴:「いやいや。多少トラブルはありましたが、まあ無事に——」彩里さんとは別のソファに腰掛け、話を聞いていたが
翠谷昴:「——何?」
青桐 御影:「すみません、今なんと?」
霧谷雄吾:「まあ、皆さんの困惑もご尤もです。説明しましょう」
霧谷雄吾:「当面の危機は去ったと言っても、今後またFHによる事件に巻き込まれないとも限りません。彩里さんが今のままではやはりまだ少し危うさが残ります」
霧谷雄吾:「そこで私は、彩里さんにより上手くレネゲイドをコントロールできるようになってもらわなければならないと考えました」
青桐 御影:「はあ」
彩里いろは:「な、なるほど」
霧谷雄吾:「そのために最も良い方法は何か」
霧谷雄吾:「そう、合宿です」
彩里いろは:「なるほど…」
翠谷昴:「それは、まあ重要ではあるが……」
霧谷雄吾:「短い期間ではありますが、あなたたち4人には日本支部の所有する合宿プライベートビーチで強化合宿を行ってもらいます」
朱崎怜司:「ほぉ」
青桐 御影:「ビーチ、ですか」
霧谷雄吾:「……と、いうのは対外的な言い訳でして。皆さんにも少しはゆっくりと体を休める時間があってもいいのではないかと思ったのです」
翠谷昴:「……ふふっ、なるほど」何か得心が言ったとばかり薄く笑み>プライベートビーチで強化合宿
彩里いろは:「……」顔がほころぶ。
霧谷雄吾:「あと、私の方でも皆さんのいない間に色々準備することがありまして。要するに体の良い厄介払いですよ。ぐふふ」
青桐 御影:「それは、しかし……」と、少しためらい、彩里さんの様子を見る。
青桐 御影:「……そう、ですね。了解です」
朱崎怜司:「ケッ、俺は本気の特訓でもいいんだがなァ」ふんぞり返って座ってる
翠谷昴:「ははっ、実際にそう説明してくれると有り難い。休息、という訳ですね」>休める時間・ぐふふ
霧谷雄吾:「なあに、心配しないでください、青桐さん。学校への休暇申請は私の方で出しておきます」
霧谷雄吾:そう言って霧谷はペンを手に取って紙に向かう。
霧谷雄吾:「ゴールデンレトリ……ん?いや、ハムス……ああ、もうグチャグチャになっちゃった。いいやこれで」
青桐 御影:「お心遣い、痛み入ります」頭を下げる。
霧谷雄吾:霧谷は顔を上げ、キミたちを見る。
霧谷雄吾:「それでは皆さん。気を付けて行ってきてください」
翠谷昴:「…………ん、んん?」
彩里いろは:「ご、ゴールデン…?」
翠谷昴:>霧谷の様子に
霧谷雄吾:「今回の事件は色々と心身の負担も大きかったでしょうから少しでもゆっくりしてくるとよいでしょう」
彩里いろは:「…。はい、行ってきます!」笑顔だ。
霧谷雄吾:「うるさいなあ、もう。書き直すよ……」ブツブツ言いながら霧谷は新しい用紙を手に取る。
朱崎怜司:「なんなんだ一体……」
青桐 御影:「……きっと深い事情があるんだろう」
GM:というわけでこのシーンは一旦終了!
GM:次のエンディング。シーンプレイヤーは……翠谷くんかな。
翠谷昴:オッケイ!
GM:そんなこんなで皆さんは海にやってきました。
彩里いろは:早いな!w
GM:現地ではUGNの合宿所兼宿泊施設としてコテージが用意されており、砂浜はプライベートビーチというだけあって貸し切り状態です。
GM:太陽が燦々と照り付け、白い砂浜と青い海が広がっています。
翠谷昴:「ふう。さすがにこの時期にのビーチは眩しいな。いや絶景絶景」
翠谷昴:白砂の上に立ち、プライベートビーチを眺めて言う。ほうと一息
朱崎怜司:「思ったより静かそうじゃねえか、悪かねえな」
彩里いろは:「貸し切りだもんねえ」太陽の日差しに、眩しそうにしている。
青桐 御影:「ああ、少し落ち着かないぐらいだ」
霧谷雄吾:『そろそろ海に着きましたか?折角の海なので水着に着替えて泳いだらどうでしょう』というメールが4人の携帯に入る。
彩里いろは:「わあ!」顔がパッと輝く。「タイミング、ぴったりのメールですねえ」
翠谷昴:「……ん。支部長の気遣いも至れり尽くせりだな」
翠谷昴:「少々裏がある気がしないでもないが、お言葉に甘えさせてもらうか」
彩里いろは:「甘えちゃいます!」ワクワクしている。
青桐 御影:「そうだな。今は思い切り楽しむべきか」
彩里いろは:「そうですよう!せっかくの海ですよう!」
彩里いろは:「ほら、朱崎くんも!」
朱崎怜司:「ったく、海くらいではしゃぎやがってよ……」
青桐 御影:「協調性のない奴だな、全く」肩をすくめる。
朱崎怜司:「ヘッ、お褒めの言葉をどうも」
彩里いろは:「…じゃ、じゃあ私、先に行っちゃいますから!着替えてきちゃいますからっ!」落ち着きがない。
翠谷昴:「ははっ、まあ朱崎も、たまのリゾー……っと、合宿なんだ。楽しめよ(笑)」
彩里いろは:早く海で遊びたいので、ぱたぱたとコテージに向かっていく。
彩里いろは:ほほう…
翠谷昴:「ああ。(UGNの施設だから大丈夫だろうが)気をつけてな。じゃ、俺達も着替えるか!」
GM:そんな感じでまずは彩里さんが着替えを終えたところからですね。
彩里いろは:ふんふんと鼻歌を歌いながら、ワンピースの水着に着替えました。
彩里いろは:日焼け対策のために、パーカーを羽織っております。
GM:露出度も控えめだ。
彩里いろは:清純派だからね!
GM:では、そんな感じで彩里さんが水着に着替えて砂浜に戻ると既に他の3人がいるようです。
彩里いろは:浮き輪を抱えて走っていこう。何せ楽しみにしていたのだ。
翠谷昴:そこで、浜にいる俺達が気付くわけだ
彩里いろは:「わ、三人とも早い…お、お待たせしました~」小走りに三人の下に向かう。
翠谷昴:「お、お帰り。早かったね。さすがの気合だ」ウィンク
彩里いろは:そしてカメラは男子三人をじっくりと写す訳です。そう…水着姿を!
朱崎怜司:「てめぇが時間かかりすぎなんだろうが」
青桐 御影:「そんなに慌てなくていいから、転ばないように」
GM:3人全員の水着姿が映った画面から台詞に合わせて一人一人クローズアップされていく。そういう仕様だ。
翠谷昴:了解!よし、カメラが来たぞ!
翠谷昴:と、いう訳で、俺はハーフスパッツ丈の体にフィットしたタイプの水着だ
翠谷昴:上に一応の薄いパーカーを羽織ってはいるが、何時でも脱ぐことができる!
翠谷昴http://m.aumall.jp/item/176175602/ こんなタイプのですな!
彩里いろは:セクシー!
翠谷昴:「うん、その水着、似合ってるな。可愛いと思う」微笑みかける!
青桐 御影:青桐の水着は無地のトランクスタイプ。飾り気のない地味な水着に、無駄な肉のついていない体。
青桐 御影:ストイックな雰囲気だが、どうにも少し落ち着かない様子だ。
青桐 御影:「ううん……慣れが必要だな、こういうのにも」
朱崎怜司:朱崎の水着は黒字のサーフパンツだ
朱崎怜司http://m.aumall.jp/item/174868362?l=true これの三枚目みたいなやつ
彩里いろは:ワイルド!
朱崎怜司:なんか眩しそうにして椅子に座ってる
朱崎怜司:「ヘッ、浮き輪なんか持ってやがる」
彩里いろは:「…」客観的な、自分の状況を、ここに来てようやく自覚する。
彩里いろは:男子三人。女子一人。海。水着。合宿。
彩里いろは:「……は、はい…」
彩里いろは:「(……い、いいのかな……?これ……?)」
青桐 御影:「何というか……済まないな、せっかくの息抜きに、こんな面子で」
彩里いろは:「や、そんなこと無いです!大丈夫です!」ぶんぶんと両手を振る。
彩里いろは:「……あ、遊びましょう!早く!日が暮れちゃいますよう!」
彩里いろは:浮き輪を抱えて、海へと走っていく。
朱崎怜司:「別に泳ぎてえわけじゃあねえんだけどな」そんなこといいつつ海に行くのだ
翠谷昴:「……ははっ。まあそうだな。折角の海だ。男だらけではあるが、忘れられないくらい楽しませてみせるさ」
翠谷昴:パーカーを脱いで脇の荷物へ。軽く屈伸して、俺も海へ!
青桐 御影:「遊ぶといっても、何をしたらいいのか……」
青桐 御影:「……慣れが必要だな」他の二人に続くように、海へ。
彩里いろは:じゃあ、そう言ってる青桐先輩の背中を思い切り押そう。
青桐 御影:「わ、うわわわっ!?」
GM:海の水はひんやりと冷たく、暑い太陽と砂に熱された体にはとても心地良い。
青桐 御影:バシャーン!バランスを崩してすっ転ぶ!
彩里いろは:「ふっふっふ!」どや顔
青桐 御影:「……っぶは!い、いきなり何を……」
彩里いろは:波をかき上げて、青桐先輩にぶつける。
朱崎怜司:「ハッ!いいザマじゃねえか青桐!」
彩里いろは:「頼れる支部長が、私に負けてる…ふっふっふ!」笑っている。
青桐 御影:「わっ、わっ、ちょっと……この」
翠谷昴:「支部長も、この機会だ。一つ海の遊びを覚えていくのも悪くないかもな!」波間の中、何時の間にやら用意されたビーチボールを手に!
彩里いろは:「そうですよう、楽しみましょうよ、青桐先輩!」
青桐 御影:「負けてない!」ばしゃっと水を跳ね上げ、彩里さんに浴びせ返す。
彩里いろは:「ひゃあ!」笑いながら朱崎くんの背中に逃げる。
青桐 御影:「あ、朱崎!そこをどけー!」
朱崎怜司:「あァ!?なんだてめ、がっ!!」水をかけられる!
GM:青桐の跳ね上げた水はそのまま思い切り朱崎くんにかかる!
彩里いろは:「ふふふ、あはははっ!」
朱崎怜司:「……てめえら、覚悟はできてんだろうな!」
青桐 御影:「覚悟だと?いい機会だ……」
青桐 御影:「僕が先輩で支部長、お前は後輩でチルドレン!格の違いをわからせてやる!」
朱崎怜司:「上等だァ!その格どん底にまで落としてやらぁ!!おいオカメインコ!てめえもただで済むと思うんじゃねえぞ!!」
彩里いろは:「あはは、助けて、翠谷先輩!」
彩里いろは:二人から逃げるように翠谷先輩のほうへと向かう。
翠谷昴:「おっと!俺を頼るとはお目が高い。……任されよ!」
朱崎怜司:「翠谷ごと潰してやるよ!!」水をばしゃばしゃかけるぞ
翠谷昴:彩里さんを庇うように立ち、二人の水遊びに参戦だ!
彩里いろは:翠谷先輩からビーチボールを受け取り、笑いながら逃げ回る。
翠谷昴:「ははっ、朱崎も支部長も、優雅さって物が足りないな。そらそらっ!」
翠谷昴:時にかわし、時にばしゃばしゃと水を掛ける
青桐 御影:「この……っ、一人だけ慣れてる!ずるいぞ!」
彩里いろは:「ふふふ、青桐先輩が慣れてないのが悪いんですよう!」
翠谷昴:折を見て、彩里さんを守る動きも忘れない。……その様子は、とても楽しそうであった。
彩里いろは:「ほら、朱崎くん!パス!」ビーチボールを元気よく投げる。
朱崎怜司:「おっと……おい青桐、隙が多いんじゃねえか!」ビーチボールを青桐くんに飛ばすぞ
青桐 御影:「わ、っと……!舐めるなよ!そらっ!」飛んできたボールを弾き、翠谷くんに。
翠谷昴:「よし、いいボールだ支部長。慣れてきたな!……よっ」やって来たボールを危なげなく飛ばし、彩里さんへ。……渾身のウィンク!
彩里いろは:「……っ」翠谷先輩のウインクにばっちり照れて、
彩里いろは:「はあい!」ボールを受け止めるため、大きく両手を伸ばしました。
GM:そうしてキミたちは賑やかに海を満喫していました。
GM:しばらくすると、青桐さんはUGNへの報告物をまとめなければいけないと言ってコテージに戻り、朱崎くんも騒がしいのを嫌ったのかいつの間にか姿を消しています。
GM:気が付くと砂浜には彩里さんと翠谷くんの二人だけになっている。
彩里いろは:貝殻を拾っていましょう。
彩里いろは:「…二人がいなくなると、本当に静かですねえ」
翠谷昴:では俺は荷物から飲み物をもってやってくる
翠谷昴:「そうだな、何だかんだで、あいつらも結構楽しんでたみたいじゃないか」笑いながら
彩里いろは:「…そうですねえ」
彩里いろは:「…ふふ」思い出したかのように笑っている。
彩里いろは:「翠谷先輩、聞いてくださいようっ」翠谷先輩の隣に座ろう。
翠谷昴:「……ああ。何だい」こちらも微笑み、真っ直ぐ受けよう
彩里いろは:「あの二人とも、いつも大人っぽくて…かっこいいけど、今日は…すごく、普通の高校生みたいで」
彩里いろは:「それがすごくうれしかったんです」
翠谷昴:飲み物は脇に、自然に。女子にこう、接近されること自体は慣れているが……
彩里いろは:「…?」翠谷先輩の顔を見上げる。
翠谷昴:「……そうだな。あいつらだって……俺もだけど、歳自体は彩里さんとそう変わらない高校生だ」
翠谷昴:「たまに忘れそうになるけどな。俺も少し新鮮だったよ」ちょっと、ばつが悪そうに笑って
彩里いろは:「…ですよね」はにかむように笑う。
彩里いろは:「あのですね、先輩。あの…今更かも、なんですけど」
翠谷昴:「ん(微笑み返し)……ああ」何だい?と見詰め返し
彩里いろは:「あの時…教会で、捕まってた時、…あう」照れたように目をそらす。
彩里いろは:「…最初に、駆けつけてきてくれて、ありがとうございました」
翠谷昴:「その事か。それなら礼には及ばないよ。俺は当然の、それこそ当たり前のことをしたまでだから」
彩里いろは:眩しそうに目を細める。「…そうやって、約束守ってくれるから。翠谷先輩は、優しいです…」
翠谷昴:「……むしろ、俺は謝らなければいけないよ。教会で戦った時、無事だったとはいえ、俺は彩里さんを守り切れなかった(※HP0からの復活」
翠谷昴:「無傷で勝利、という訳にはいかない相手ではあったが。情けない話さ」
彩里いろは:「…」
彩里いろは:「そんな事、ないです」首を横に振る。
彩里いろは:「……私も、みんなに守られてばっかじゃ…頼ってばっかりじゃ、ダメだって、思ったんです」
翠谷昴:「……そうか。うん、そうだな、悪い。そんな風に受け取らせる気はなかったんだ」ばつが悪そうに微笑んで
彩里いろは:「…」翠谷先輩の顔を見上げる。
彩里いろは:「あ、あの…先輩」
翠谷昴:「話の腰を折ってしまったな。……なんだい」見返しつつ
彩里いろは:「…私には、何でも願いを叶える力があるって、話のことなんですけど」
翠谷昴:「ああ」
彩里いろは:「どうしようって思っちゃって…そんなのどうして私が持っちゃったんだろうって、思って」
彩里いろは:「あの…二人に、聞いてみたんです。そんな力を持つことができたら、どうするって」
彩里いろは:「…でも、翠谷先輩には、聞けなくて」
彩里いろは:「…先輩は。優しい先輩のことだから、…きっと、自分のためじゃない事に使うんだろうなって、思ったから」
翠谷昴:「インフィニティ・コード。願いを叶える力か。それをどうするか……」
彩里いろは:「……」
翠谷昴:「確かにそうだな。少し考えてみたが、俺は、自分の為にこう使ったら嬉しい、楽しいという事が思い浮かばなかった」
彩里いろは:「…」目を伏せる。
彩里いろは:「……私も、何に使っていいか、ぜんぜん分からなかったです」笑う。
翠谷昴:「まあ、だからと言って『誰かの為にこう使う』っていうアイディアも、少し思いつかなかったけどな」自分に苦笑
彩里いろは:「ふふ…困っちゃいましたね」
彩里いろは:「…先輩、だから私、考えたんです」
翠谷昴:「難しい話だよ、ある意味な。だから……ん?それは……」>考えたんです
彩里いろは:「私、先輩に言いましたよね、先輩の部屋を賑やかにするって」
翠谷昴:「……」
彩里いろは:「私がしたい事は…叶えたい願いは、そういう事で、だから」
彩里いろは:「だから、…私は、翠谷先輩にこう聞くことにしようって!」
翠谷昴:「彩里さん……」
彩里いろは:「先輩は…私に、何を、叶えてほしいですか?」
彩里いろは:「私の力で、叶えられない事は、無いですから!……たぶん」照れたように笑う。
彩里いろは:「私の力で…何でも願いを叶えられる力で、私が翠谷先輩にできること。…それを、聞きたいんです!」
翠谷昴:「君、は……は、ははっ」軽く吹きだし
翠谷昴:「くくっ、あははははっ(楽しそうに)…………そうか、俺に、叶えて欲しいこと、か」
彩里いろは:「……」真っ赤になっている。
翠谷昴:「いや、ごめんごめん。笑うつもりはなかったんだ。……ありがとう、すごく嬉しい」
彩里いろは:「は、恥ずかしい事言ったのは、分かってます……」体育座りで縮こまっている。
翠谷昴:「でも、そうだな。今の君の言葉で、出来たよ。君にして欲しい事が」
彩里いろは:「……」縮こまったまま、先輩の顔を見る。
翠谷昴:「これからも、君の為でも、誰かの為でも、俺の為でもいい。……ずっと健やかで、楽しい日常を送っていて欲しい」
彩里いろは:「え……」
翠谷昴:「嬉しい事があったら笑って、悲しい事があったら……涙しても怒ってもいい。そして、苦しい事があったら頼って欲しい」
彩里いろは:「……」
彩里いろは:「そんな事で、……そんな事しか、できないけど」
翠谷昴:「力が沸いて来るんだ。君と一緒にいると。だから、その君が俺にこうまで言ってくれたことが嬉しいし、君の為に力を振るえるなら、それはとても嬉しい」
彩里いろは:「…それでも、先輩が…そう願ってくれるなら。先輩が、そう言ってくれるなら」
翠谷昴:「さっき言ったろ。俺は願いを叶える力をどう使うか」
彩里いろは:「…」うなずく。
翠谷昴:「俺は、確かに周りの為に力を身に着けることが多かったけど、でもそれはある意味、俺が望んで、目指して力をて入れた面もある」
翠谷昴:「だから、何か叶えたいことが出来たら、それは今まで通り、俺が目指して、力をつけて叶える」
翠谷昴:「……でも、それだけじゃどうしても叶えられない事もあるかもしれない。……その時に、君に少しだけ背を押してもらいたいんだ」
彩里いろは:「…ふふ」目を細める。笑う。
翠谷昴:「……『俺がいつか願う望みを叶えるために、一緒に力を貸してほしい』。それが、俺が彩里さんに望む願いだよ」
彩里いろは:「そしたら…、私、こう言うしかないです。『もちろん』って」
翠谷昴:「その為なら、俺に出来る事だって何でもするさ。……俺と、君の為に」
彩里いろは:「先輩と…私の、ため」
翠谷昴:「……ああ」手に手を重ねて
翠谷昴:「頼むぜ」ウィンク。微笑む
彩里いろは:「…先輩が、私のこと、見てくれたみたいに。私も、先輩のこと、見てなきゃ」
彩里いろは:「一緒に、ですもんね」手のひらの温かさを感じて、こちらも微笑む。
翠谷昴:「よろしくな」静かな、でもとてもまっすぐな返事
GM:それではシーン終了。
GM:次のエンディング。
GM:シーンプレイヤーは朱崎くん。いろはさんも登場です。
GM:夕刻。晩ご飯のバーベキューをみんなで食べ終え、後片付けを済ませた彩里さんはお散歩をしています。
彩里いろは:なんだか浮ついた気持ちになっているので、落ち着く必要があると感じました。
GM:何気なくコテージの裏へと彩里さんの足は向きます。
彩里いろは:「ふーん、ふんふん」鼻歌を歌います。
GM:すると彩里さんはそこに誰かがいることに気が付く。
GM:人気のない場所で1人、朱崎くんが古いCDプレイヤーで音楽を聞いているようだ。
彩里いろは:「るーるるる、るら~らら~~」テンションが上がってきて、作詞作曲自分の歌がどんどん生まれていく。
彩里いろは:「らー……」歌がフェードアウトする。
朱崎怜司:「……チッ、下手な歌歌いやがって」
彩里いろは:「……で、デジャヴ…」
彩里いろは:「……」照れ隠しのように目をそらしつつ、朱崎くんの元に近寄っていきます。
彩里いろは:「い、いつもそれ…聞いてるね」
朱崎怜司:「あ?……ああ……」何度か直したあとまである、明らかに古いものであり……そもそもオーヴァードとしての力を使えばこんなものはあまり必要ではないはずだ
彩里いろは:「……」その様子に、いつもと違うものを感じる。
彩里いろは:「…隣、いい?」朱崎くんの横を指差す。
朱崎怜司:「……チッ、せっかく静かだと思ってたのによ」そう言いつつ逃げもしない、良いということなのだろう
彩里いろは:「……」はにかんで笑い、ちょこんと横に座る。
彩里いろは:「ねえ、それ」CDプレーヤーのことだ。「…大事なもの、なんだね」
朱崎怜司:「……どうだかな」
朱崎怜司:「覚えてねえんだよ、いつから持ってたのかも、なんで持ってんのかも」
彩里いろは:「え…?」目を丸くする。
朱崎怜司:「……ただ、なんとなく捨てられねえんだ」
彩里いろは:「………」
彩里いろは:「……わ、私も…持ってる。そういう、もの」
朱崎怜司:「……なに?」
彩里いろは:懐から金色の鍵を取り出す。いつでも持ち歩いている。
朱崎怜司:「鍵、か?」
彩里いろは:「……うん。私の持つ、力…インフィニティコード…。それが、この鍵なんだって」
彩里いろは:他人事みたいな言い方で話す。
彩里いろは:そのまま、この鍵を持つことになった経緯も話します。迷い込んだ森の話。
彩里いろは:知らない男の子に助けられ、この鍵を持つことになったこと。
彩里いろは:「……夢だったのかなって思ってたくらいで…こんなにはっきりとは、ずっと覚えてなくて。でも、どうしてか鍵を持ってて」
彩里いろは:「…オーヴァードに覚醒したときに、思い出したの」そこで言葉を切って、朱崎くんの顔を見る。
朱崎怜司:「……」
彩里いろは:「…朱崎くん?」
GM:朱崎くんのCDプレイヤーには古い傷がある。
GM:幼い頃、誰かを守るために戦った時に懐にあったCDプレイヤーに付いてしまった傷だ。
GM:もうその記憶は朧げなものになってしまっていて、それが確かなものだったかも分からない。
GM:もしかしたらただの夢だったのかもしれない。
GM:だが、怯える誰かのために勇気を奮って戦ったような、そんな思いだけがキミの心のどこかに残っていた。
GM:先ほどの彩里さんの話はキミの朧げな記憶を、微かに呼び起こした。
彩里いろは:「…ご、ごめんね。朱崎くんの話してたのに…私、自分の話しちゃった…」
朱崎怜司:「……ハッ、夢だろそんなん」ぺしりと弱いでこぴん
彩里いろは:「ひゃう」でこぴんされる。
彩里いろは:「も、もう」額を押さえて頬をふくらます。
朱崎怜司:「その鍵はともかく、なーんでわざわざお前なんか助けんだよ」馬鹿にしたように
彩里いろは:「な……なっ!ひどい!」
朱崎怜司:「なァにを今更」
彩里いろは:「……」
朱崎怜司:「……なんだよ」
彩里いろは:「…でも、でもね。今更だけど…今更だけど、ずっと気にしてることでもあって」
朱崎怜司:「……」
彩里いろは:「…あの時にね、ケガしてる男の子に何も言えなかったの…すごい後悔しててね」
彩里いろは:「…その時の気持ち、思い出したら……私、"ごめんね"って言おうと思ってたの。ずっと。でも」
彩里いろは:「…朱崎くんがね、言ってくれたでしょ。私にもね、誰かを悲しませたりとかだけじゃないって」
彩里いろは:「あれね、すごい嬉しかったんだよう」
彩里いろは:「そしたらね、"ごめんね"じゃダメだなって、思ったの」
朱崎怜司:「そう、かよ」顔を逸らして
彩里いろは:「…」はにかむ。
彩里いろは:「…誰かがね、優しいことしてくれたのに、”ごめんね”じゃ…悲しいから」
彩里いろは:「そしたら、ありがとって言ってくれるのが、一番、嬉しいよね」
彩里いろは:「…」おずおずと朱崎くんの様子を伺う。
彩里いろは:「…今日の私、恥ずかしいことしか言ってないね……」照れ隠しに笑う。
朱崎怜司:「……全くだな」そう言った後
朱崎怜司:「……礼言われたくて助けたわけでもねえんじゃねえか、とも思うけどよ」
朱崎怜司:「そう言われたら……まあ……喜ぶんじゃねえか」
彩里いろは:「…本当?」
彩里いろは:「そっか。…そっかあ」
彩里いろは:「だったら…私も、嬉しいなあ」
朱崎怜司:「……まあ、お前のそれは夢か妄想だと思うけどなっ!」
彩里いろは:「ええ、ちょっとう!」
彩里いろは:「もー、朱崎くん、優しいのかそうじゃないのか分かんない…」頬を膨らましている。
朱崎怜司:「優しくねえよ!」
彩里いろは:「でも、優しいよねえ」
朱崎怜司:「どこがだよ……!」
彩里いろは:「…教えてほしいの?」顔をのぞきこむ。
朱崎怜司:「……!……!!」
彩里いろは:「んー?」ニヤニヤしている。
朱崎怜司:「と……とにかく……俺は信じねえからな!!」
朱崎怜司:微かに呼び起こされたその記憶。
朱崎怜司:自分が守ったその少女に、かつて抱いた初めての感情
朱崎怜司:「認めてたまるか、このオカメインコがッ!」
彩里いろは:「あ、そ、そろそろそのオカメインコっていうの、やめよーよう!」
彩里いろは:「ねえ!こら!こっち見てよう!」
朱崎怜司:「うるっせえっ!ばーか!!オカメインコ!!」
彩里いろは:「…、ふふ」噴出すようにして笑う。
彩里いろは:こっちを見ない、身長の高い男の子の背中にもたれかかるようにして、自分の額をくっつける。
朱崎怜司:「何笑って……っ……!!……」
彩里いろは:「…………朱崎くんとね、こういう会話してると、楽しいの」
彩里いろは:「だからね、……ありがと」
朱崎怜司:「……俺に、礼なんて言ったって……別に…………」
彩里いろは:「……ケーキ、また、一緒に食べようね」
朱崎怜司:「…………い……いろは……」小声
彩里いろは:「………」
彩里いろは:「…………あっ!」
朱崎怜司:「こ、これで満足かよ、満足だな、じゃあもういいだろ!!」
彩里いろは:「やだっ!」
朱崎怜司:「なっ!」
彩里いろは:「ちゃんと聞こえなかったなー」
彩里いろは:「もう一回言ってほしいなー」
朱崎怜司:「調子に乗るなオカメインコが!俺はもう寝る!!」逃げる!顔は絶対に見せない!
彩里いろは:「あ、逃げた!…ふふっ」
彩里いろは:「ふふふ!朱崎くん!待ってよう! …また、遊ぼうねえ!」笑いながら、追いかける。
GM:それではこのシーンはこれで終了します。
GM:次のエンディング。シーンプレイヤーは青桐さん。いろはさんも一緒に登場です。
GM:夜。慣れない環境のせいか、それとも寝る前に4人でやった花火の興奮のせいか、彩里さんは寝付けずに目を覚ましてしまいます。
GM:・このままもう一度眠る
・砂浜に行ってみる

彩里いろは:⇒砂浜に行ってみる
GM:空には満天の星空が広がっている。
GM:夜の砂浜は昼間の賑やかさとは打って変わって静かだ。
彩里いろは:「…」波が押し寄せる音に耳をすます。
GM:打ち寄せる波の音だけが聞こえる。
彩里いろは:「……」
GM:すると、砂の上を歩く音がする。
GM:向こうの方からも誰かがやってくるようだ。
彩里いろは:「………あ」振り返る。ちょっとビクリとした。
GM:煌々とした月に照らされた青桐が波打ち際を歩いている。
青桐 御影:「……あ」
青桐 御影:こちらも彩里さんに気づき、片手を上げる。
彩里いろは:「……ふふ」手を振って返す。
彩里いろは:小走りに寄っていきます。
青桐 御影:「走って転ばないように」こちらも、少し歩調を上げて迎える。
彩里いろは:「先輩、お父さんみたい」
青桐 御影:「それに、深夜の一人歩きは……」と言いかけて、ややムッとした顔。
青桐 御影:「さすがにそれは、歳上すぎるな」
彩里いろは:「じゃあ、お兄さん?」
彩里いろは:面白がっている。
青桐 御影:「……妥協ラインかな」
彩里いろは:「ふふ、お兄さん」くすくす笑っている。「眠れないんですか?」
青桐 御影:「まあ、普段から夜型でもあるし……それに、今日ははしゃぎすぎた」
青桐 御影:「夜風に当たれば頭も冷えると思ったんだけどな……」
彩里いろは:「…前にも言ったじゃないですか。私たち、子供ですよって」
彩里いろは:「先輩はもうちょっと、くだけてもいいと思いますよっ」先に歩き出しながら言う。
青桐 御影:「あ、うん……」困ったように頭をかく。
青桐 御影:「慣れてないんだ、どうにも」
彩里いろは:「……」振り返る。
彩里いろは:「…それじゃ、これから、ですね」微笑んでいる。
青桐 御影:「これから……」
青桐 御影:「……」少し、考えこむような無言。
彩里いろは:「……?」青桐先輩の言葉を待っている。
青桐 御影:「……僕は」
青桐 御影:「また、大人のふりを続けるよ。あと数年。本当の大人になるまで」
彩里いろは:「え…」
青桐 御影:「こうして君と話してる間は、うん……悪くないと思えるよ。歳相応の、高校生の自分も」
青桐 御影:「だけどそれも、もうしばらく、この合宿が終われば、おしまいだ」
彩里いろは:「……」
青桐 御影:「事件が終わって、後始末もきれいさっぱり片づけて、君は普段通りの生活を取り戻す」
青桐 御影:「そうしたら僕と君も、事件の前の関係——、つまり、接点ゼロに戻る」
彩里いろは:「接点、ゼロ……」
青桐 御影:「いや、オーヴァードとしての相談には乗るけど……それだけだ」
青桐 御影:「君には、君の日常があるんだから」
青桐 御影:そこで言葉を切る。彩里さんの反応を待っている。
彩里いろは:「……」
彩里いろは:「寮で暮らしてたこと、…記憶修正っていうんですか…そういうの、されちゃって」
彩里いろは:「お母さんもお父さんも、私がちょっとの間家にいなかったことなんて何にも知らないようになっちゃって」
彩里いろは:「…そうやって、片付いていって…。確かに、私は…普段の生活を取り戻すかもしれない」
青桐 御影:「……」
彩里いろは:「………」青桐先輩の目を見る。
彩里いろは:「……くまの、ぬいぐるみが」
青桐 御影:「……くま?」
彩里いろは:うなずく。
彩里いろは:「大きなぬいぐるみが、今、私の部屋にいるんです。寮じゃない、本当の私の部屋に」
彩里いろは:青桐先輩を指さす。
彩里いろは:「…先輩が、お祭りの射的でとってくれた、大きなぬいぐるみが」
青桐 御影:「あの、ときの……」
彩里いろは:笑みが零れる。「……接点ゼロになんか、ならない」
彩里いろは:「だって。きっと、そのぬいぐるみ見て…私、青桐先輩のこと思い出しますから」
青桐 御影:「……」何か言おうと口を開くが、言葉が思いつかない。
彩里いろは:「先輩の日常に、私がいなくなっても。もう、私の日常には、先輩がいるんです」
青桐 御影:「僕は……、僕は」
彩里いろは:「……」
青桐 御影:「それじゃ、ダメなんだ」
彩里いろは:先輩に近寄る。「……どうして?」
青桐 御影:「……」その瞳を見つめ返せず、目をそらし、
青桐 御影:「——水間早希。君の親友」
彩里いろは:「……」ピクリと反応する。
青桐 御影:「彼女が、あんなに思いつめたのは、僕のせいだ」
彩里いろは:「先輩……」
青桐 御影:「僕はきっと、彼女の日常に踏み込んだ。そして、そのまま彼女の想いを、踏みにじった」
青桐 御影:「僕が、普通の人々に関わりすぎれば、きっとまた同じことが起きる」
彩里いろは:「……」困ったように笑う。
青桐 御影:「だから……僕はこちら側、君はそちら側」
青桐 御影:「それで、いいはずなんだ……」
彩里いろは:両手を伸ばす。
彩里いろは:背を伸ばして、青桐先輩を抱きしめる。
青桐 御影:「!!」ビクリと、微かに震える。
彩里いろは:「青桐先輩、そんなの…できっこない、です」
彩里いろは:「…境界なんて、そんなの、無い」
青桐 御影:「…………」
彩里いろは:「…早希は、なんで先輩のこと好きになったのかな…。かっこよかったから、とかかなあ…」
彩里いろは:「きっと、先輩のこと見てたんです。ずっと」
彩里いろは:「…先輩が、早希のこと知らなくても。早希は先輩のこと知ってて、見てた」
青桐 御影:「……」両腕が宙を彷徨う。彩里さんを引き離すことも、抱きしめることもできない。
彩里いろは:「同じ学園に通ってるんだもん…同じ、世界に生きてるんだもん。……関わらないことなんて、無理です」
青桐 御影:「そんな……それじゃあ」
青桐 御影:「僕はまた、君を、傷つける」
彩里いろは:強く、先輩を抱きしめる。
彩里いろは:「……大丈夫です。…誰かを傷つけても、誰かを悲しませても、誰かを怒らせちゃっても、大丈夫」
彩里いろは:「それでも、それでもね、誰かに優しくすることもできるの」
彩里いろは:「だって…そのままの君でいいって言ってくれたのは、青桐先輩なんだから」
青桐 御影:「……あ」
彩里いろは:「泣かないで、先輩」
青桐 御影:「……彩里さん、僕は」両手が彩里さんに触れる。
彩里いろは:「うん」
青桐 御影:「僕は……君の日常を守りたい。君のそばで」
青桐 御影:「君と一緒に」
青桐 御影:彩里さんの体を、強く抱きしめる。
青桐 御影:「——ずっと、ずっと」
彩里いろは:「そしたら、私。ありがとって、何度でも、先輩に言うから」
彩里いろは:「ずっと、です」
青桐 御影:「ああ」
青桐 御影:「絶対、離さない」
GM:波打ち際で抱きしめあったまま、2人はお互いの体温を感じながら少しの間2人だけの時間を過ごした。
GM:では、このエンディングは終了。
GM:それでは最後のエンディング。シーンプレイヤーはいろはさん。他の3人も登場してください。
GM:キミたちが合宿を終え、寮へと戻ってきたところです。
GM:いろはさんが自分の部屋に戻ろうとしていると、空き室だったはずのあなたの隣の部屋で荷物を運び込んでいる気配があります。
彩里いろは:「……?」
彩里いろは:首をかしげて、隣の部屋の様子を伺う。
GM:部屋の中で荷物を整理しているのはキミと同じくらいの歳のショートカットの少女のようだ。
彩里いろは:「………」
彩里いろは:「……………ん?」
GM:快活そうなショートカットの少女、水間早希は顔をあげる。
彩里いろは:「え?」
水間早希:「あ、いろは!」
彩里いろは:「な、え?さ、早希?」
水間早希:「実は私もしばらくここの寮にお世話になることになったんだ」
水間早希:「その、私もいろはと同じで、オーヴァードになっちゃったから……」
彩里いろは:「いや、え、あ」
彩里いろは:「あ、そ、そっか……」
水間早希:「いろはやみんなにはいっぱい迷惑をかけちゃったから。これからは心を入れ替えて……」
彩里いろは:「うん……」シュンとした顔をしている。
水間早希:「各キャラの好感度をいろはに教えるNPCポジションとしてがんばる!」
彩里いろは:「うわあメタだあ!」
水間早希:「私はやる気だよ!燃えてるよ!」
彩里いろは:「こ、コメントに困るよう!!」
水間早希:「でも、NPCって何のことだろう?霧谷さんが言ってたんだけど……」
彩里いろは:「…う、ううんと、あの人の言うことは気にしなくていいんじゃないかな…」
彩里いろは:「あ、あれ、ていうか」
水間早希:「なんか突然脱ぎ出したりするもんね……」
水間早希:「うん?」
彩里いろは:「早希もしばらく寮に…ってことは、あのう、わ、私、まだ家に帰れないの…?」
霧谷雄吾:「そのことについてですが」ぬっと姿を現す。
彩里いろは:「ひゃあ!」
霧谷雄吾:「人の顔を見て驚くなんて失礼ですよ、まったく」
彩里いろは:「だ、だって…」
彩里いろは:「ま、まあそれはともかく!な、何ですか?」
霧谷雄吾:「マスターレイス11を撃退し、当面の危機は去りました。しかし、彩里さんがインフィニティコードの力をその身に宿している限りまたヤツらは必ず襲ってくると考えられます」
彩里いろは:「う……」マスターレイス11の最後を思い返す。まったく否定できない。
彩里いろは:「た、確かに……」
霧谷雄吾:「そのこともあり、彩里さんにはオーヴァードの先輩として水間さんに色々と教えてあげながら、もうしばらくこの寮に留まってもらいたいのです」
彩里いろは:「うえ、えええええ…」ふにゃふにゃとした悲鳴をあげる。
水間早希:「よろしくね、いろは」にっこりと笑う。
彩里いろは:「………」早希の顔をまじまじと見て、
彩里いろは:「…でも、早希と一緒なら、いいやっ」笑顔になる。
水間早希:「ありがと、いろは。私もいろはと一緒なら……」
彩里いろは:「うん!」
水間早希:「野蛮な朱崎くんや女たらしで有名な翠谷先輩がいても怖くない!」
彩里いろは:「い、いや、そんな事ないよう!」わたわたと手を振る。「あの二人は優しいから!」
水間早希:「……やっぱいろは、何かあったなー。その辺詳しく聞かせてもらおうか」
彩里いろは:「え、や、あの」言いよどむ。
朱崎怜司:「誰が野蛮だとコラ」
水間早希:「ひゃあ、野蛮人!」
彩里いろは:「ひゃあ!噂をすれば!」
朱崎怜司:「おい、なんでこいつがこんなとこにいやがんだ!」
霧谷雄吾:「まあ、そんなわけで皆さんを一度寮から追い払ったのは彼女の入寮の準備のためだったというわけです」
霧谷雄吾:「これからよろしくね」
彩里いろは:「お、怒らないでよう!」早希にピッタリ張り付いている。
水間早希:「そ、そうだそうだー!」
朱崎怜司:「先に喧嘩売って来たのはそっちだろうがッ!」
彩里いろは:「こ、怖いよう!」
彩里いろは:「あ、あのね!朱崎くんはともかく、翠谷先輩はただの女たらしじゃないからね!」
水間早希:「た、ただの感想ですー!喧嘩じゃありませんー!」
翠谷昴:「まあまあ朱崎。朝から女子を怖がらせるなよ」背後からにこやかに朱崎くんの肩に手を当て、登場
朱崎怜司:「ともかくってなんだともかくって……!」
朱崎怜司:「……ケッ!」翠谷を見て
水間早希:「あ、翠谷先輩!女たらしじゃないって本当ですか?」
翠谷昴:「悪いね、朱崎も根はいい奴なんだぜ。おはよう(にこっ」
彩里いろは:「女たらしだ!」
水間早希:「やっぱり女たらしだった……」
翠谷昴:「彩里さんの言った事かい?ふふーん、本当さ。俺は、『ただの』女たらしじゃないんだぜ」バチーン!とウィンク
彩里いろは:「ひゃあ!」真っ赤になって早希に張り付く。
水間早希:「お、女の敵~!」顔を赤くして言う。
彩里いろは:「ち、違うもん、もっとまともな人だって、この寮にはいるし…、たぶん…」
翠谷昴:「俺と一緒の時間を過ごした子には、一生ものの思い出になるひと時を約束するよ。それだけの自信がある」力強い笑み
彩里いろは:「どんどん口説き文句が出てくるこの人!」
水間早希:「ば、バリア!バリア貼る!」
翠谷昴:「水間さんも、興味があったらいつでも言ってくれてOKさ」と、まあ台詞の最後に付け加えて一歩さがる。青桐くんのスペースを譲る様に(笑)
青桐 御影:「さっきから騒々しいな。一体何をやってるんだ」苛立った声とともに登場。
彩里いろは:「あ」
青桐 御影:「合宿気分のまま寮内で無闇に騒いで——」
水間早希:「青桐さん」
青桐 御影:「え」
青桐 御影:「み、水間さん」
水間早希:「2年の水間早希って言います。いろはのクラスメートです!」
彩里いろは:「え、あの」
水間早希:「なんだか同じ寮に住むことになってしまいましたので、これからお友達としてよろしくお願いします!」
GM:彼女は元気よくそう言って笑う。
青桐 御影:「えっ……」
青桐 御影:「えええええ!?」
朱崎怜司:「露骨に態度かえやがってこの女……!」
霧谷雄吾:「来て早々賑やかでいいことです」
彩里いろは:「あの、これは、そのう」おたおたと両者を見ている。
翠谷昴:「くっ、くっくく……」青桐先輩の狼狽ぶりに吹きだし
霧谷雄吾:「それと、これからは彼女の部屋を訪ねるとこれまでに集めたスチルやBGMが再生できるようになるので、活用するとよいでしょう」
彩里いろは:「オプション追加された!」
水間早希:「スチル……?BGM……?よくわかんないけどがんばる!」
青桐 御影:「割と洒落にならない!」
水間早希:「いろは。私、今すごく楽しいよ」
彩里いろは:「…。……そっか」
水間早希:「いろはが私のことを助けてくれたおかげ」
水間早希:「本当に、本当に、ありがとう」
彩里いろは:「……っ」
彩里いろは:「……まっ、まあ、でも、でもね、早希!」
水間早希:「うん」
彩里いろは:「何度も間違えたって、でも、それでもいいんだよって、教えてくれたのは、この寮の皆だから!」
GM:水間早希は顔を上げ、3人を見る。
彩里いろは:「一緒に、皆で!初めていこうよう!」
水間早希:「うん。これからもよろしくね、いろは」
彩里いろは:「うん!」
青桐 御影:「僕からも、これからよろしく。水間さん」
水間早希:「よろしくお願いします、青桐さん。もう吹っ切れましたからね、私!これからは全力でいろはのことを応援していきますよ!」
彩里いろは:「お、応援って…」
青桐 御影:「いや、はは……」
水間早希:「いろはの恋を応援するの!」
彩里いろは:「こ、恋って!」
水間早希:「恋だよ、恋!私は恋のキューピッドになる!」
彩里いろは:真っ赤になりながらあわあわと早希の口をふさごうとする。
水間早希:「それで、いろははこの3人の中の誰が一番モガモガ」
彩里いろは:「わーー!!わあーーー!!」
翠谷昴:「おっと。彩里さんの恋かい?そいつは聞き捨てならないな」自信げな様子で
彩里いろは:「あう、あ、その」
彩里いろは:あわあわと朱崎くんに視線を寄せる。
朱崎怜司:「あァ?恋だと……?オカメインコが図に乗ってるんじゃねえぞ!」なんかやたらイライラしてるぞ!
彩里いろは:「や、え、その」
彩里いろは:あわあわと青桐先輩に助けを求める。
青桐 御影:「ずいぶん色気づいてるな、二人とも?」
朱崎怜司:「てっ……めっ、青桐……ッ!!冗談も大概にしやがれ!!」
青桐 御影:「全く、本人の気持ちも聞かず浮かれるとはな……」眼鏡を押し上げる。キラーン!
彩里いろは:「わーーー!!」
翠谷昴:「ははっ、そうさ。命短し恋せよ何とやら……ってね。俺は色気に生きる男だぜ」唇の端が上る。自信たっぷりだが、どこか楽しそうな様子だ
彩里いろは:「やーー!!」
彩里いろは:早希の手を引っ張って、走り出します。
彩里いろは:「し、知らな…知らないもん!!」
水間早希:「わっ、ちょっと」
朱崎怜司:「なっ、逃げやがった!!」
水間早希:「ふふふ、これからもっともっと楽しくなりそうだね、いろは」
彩里いろは:「……っ」涙目で、文句を言おうとして、
水間早希:「まあ、その分、色々大変そうだけど」手を引かれながら3人の方を振り返る。
彩里いろは:「……ふふっ」噴出すように笑って、
彩里いろは:「……うわ追いかけてきたあ!」
翠谷昴:「……ふふっ。これからますます、面白いことになりそうだな」遠ざかる二人を見送り
水間早希:「きゃー、逃げろー!」
朱崎怜司:「おい待てコラ!!変な誤解させたまま行くんじゃねえ!!」追いかける!
青桐 御影:「朱崎ッ!そうやって追い回すから野蛮と言われるんだろうが!」その朱崎くんを追いかける。
翠谷昴:「……まあ、それはそれとして」やはり楽しそうなみんなを追う!
水間早希:「ありがとね、いろは」
GM:元気よく走りながら少女はもう一度小さくそう言った。
GM:では、最後に。
GM:その騒ぎを離れ、寮の外ではキミたちの方を見上げる人影がある。
マスターレイス11(ラムダ):「私の従者をああも簡単に倒すとは。どうやら認識を改める必要がありそうだ」
GM:髪の長い長身の男――マスターレイス11(ラムダ)冬芽樹一郎だ。
GM:従者からのフィードバックか、男の左手は凍傷を負ったかのように酷く焼け爛れている。
マスターレイス11(ラムダ):「また会う日を楽しみにしているよ、UGNの諸君」
マスターレイス11(ラムダ):「そして、我が愛しのインフィニティコード。彩里いろは君」
GM:男は不敵に笑うと姿を消した。
GM:シーン終了。
GM:これでエンディングは終了!セッションの全行程は終わりとなります!
彩里いろは:おつかれさまでしたー!
青桐 御影:お疲れ様でしたー!
朱崎怜司:おつかれさまでした!
翠谷昴:おつかれさまでしたー!
GM:最後までお付き合いいただきありがとうございました!
GM:最後に高速で経験点の配布だけして終わりにしたいと思います
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:皆さん、最後までセッションにご参加いただきありがとうございました!1点です!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:まずシナリオをクリアしたことで5点、Eロイスが砕け散る絆3つなので3点,Dロイスはマスターレイス11の変異種1つで1点
GM:合計で9点です
GM:・最終侵蝕率による経験点
GM:これは偶然にも全員5点でした
GM:・よいロールプレイをした
GM:皆さん、とてもよかったと思います。1点です
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
GM:皆さん、協力してやれていたと思います。同じく1点です
GM:・セッションの進行を助けた
GM:皆さん、円滑なセッション進行にご協力いただきありがとうございました!1点です!
GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:いつもスケジュール調整に協力していただいてありがとうございました!1点です!
GM:というわけで合計は……
GM:全員経験点は19点ですね。
GM:何かに使ってください。
彩里いろは:いただきます!
青桐 御影:いただきます!ありがたや!
翠谷昴:有り難く。頂きます!
GM:それでは改めまして、ダブルクロス The 3rd Edition シナリオ『レネゲイド・ラヴァーズ』
GM:終了となります。
朱崎怜司:おつかれさまでした!
GM:皆さん、お疲れ様でした!
彩里いろは:お疲れ様でした!
青桐 御影:おつかれさまでしたー!ありがとうございました!