DX3rd 大N市・第三地区『淵より来るもの』(GM:クオンタム)

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キャラシート

PC1 御厨柴門(キャラシート(PL:ぽぽ)
PC2 鷲尾瞳(キャラシート(PL:ぺんさん)
PC3 士騎朝輝(キャラシート(PL:白金)
PC4 入間誠時(キャラシート(PL:優水)

目次

プリプレイ

GM:ぺ!
GM:大N市セッションをはじめましょう。まずは自己紹介から。
GM:PC1の御厨くん、お願いします。
PC1 御厨柴門(キャラシート(PL:ぽぽ)
御厨 柴門キャラシート
GM:あっえらい、貼ってくれた
御厨 柴門:「スカボロー・フェア。御厨柴門」
GM:立ち絵がきゃわいい
御厨 柴門:「輸送部隊キャラバン・サライに所属している」
御厨 柴門:「N市は巨大な街で支部も多いからね。ワープ能力者がある程度はいるとしても物資や人員の輸送は必要ってわけ」
GM:そういうこと! ワープだって万能じゃないのだ
御厨 柴門:「第三支部なんかは規模も大きいし特にお得意さまだね」
GM:転送先の状況把握とかも必要だぞ。詳しくは珪素さんGMの『謳歌せよエノラゲイ』を読もう。
御厨 柴門:「わりと個人主義の連中が多いけど、仕事に関してはプロフェッショナルだと思ってる」
どどんとふ:「士騎朝輝」がログインしました。
御厨 柴門:「免許?必要なのは運転技術だろ?」
御厨 柴門:ってな感じでエフェクトでヴィークルを出して乗って攻撃する
御厨 柴門:シンプルなヴィークル乗りです。
御厨 柴門:巨匠の記憶で情報にも強めで
御厨 柴門:暴走すると耐久も上がる
御厨 柴門:クライマックスでアージも使えばそこそこの火力も出るかなって感じです
御厨 柴門:ちょっとぶっきらぼうな感じですけど基本は良いヤツです
御厨 柴門:だいたい善よりのジェイソン・ステイサム
御厨 柴門:という感じでよろしくお願いします
GM:異形の捕食者は攻防一体でいいですね。ただこれ、よく考えると
GM:クライマックスは常に飢餓の変異暴走でダイス-5がかかってる……?
御厨 柴門:どの辺は
御厨 柴門:その辺は
御厨 柴門:暴走するかどうかを考えて切り替えればいいので
GM:ははー、なるほどなあ
GM:命中を捨ててダメージを取るモードとスイッチできるんですね。良い構成だ
GM:じゃあ、御厨くんのハンドアウトはこれ!
GM:PC1:御厨紫門
ロイス:"サクラストーム"結木なつき 推奨感情:庇護/隔意
君はN市のオーヴァードだ。
N市第三地区の一角で、君は結木と名乗る少女と遭遇する。

彼女は近隣都市・K市に住むUGNイリーガルで、ここ第三地区へ"増援"としてやってきたらしい。
"増援"。――君が知る限り、第三地区で目立った事件は起きていないはずだ。
もしかしたら水面下で何かが起きているのかもしれない。君は結木を連れ、N市第三支部へ向かう事になる。

GM:結木は高校生くらいのふわふわした女の子です。君の1歳年下くらいかな。
GM:第三地区、というかN市にはあまり慣れてないようなので、面倒見てあげてね……!
GM:という感じで、次にいきましょうか。PC2の瞳ちゃん、お願いします。
PC2 鷲尾瞳(キャラシート(PL:ぺんさん)
鷲尾瞳:UGNチルドレンの鷲尾瞳です。よろしくおねがいします。
GM:瞳ちゃんすき・・・
鷲尾瞳:PLの趣味をぽんぽこ載せた子で、銀髪クール中学生の超真面目なチルドレンです
GM:体型がスレンダーとも聞いています
鷲尾瞳:その通り!
鷲尾瞳:まだ若いのに規律に忠実。協力者でも不真面目な人にはがりがり噛み付いていっちゃうぞ。
鷲尾瞳:でも根は気弱なのでそんな強く言えないこともあるし、表に出さないけど不要って言われるのを滅茶滅茶怖がってる。そんな子です。
GM:kawaii
鷲尾瞳:シンドロームはピュアモルフェウス。性能はシンプルに実験体で肉体を上げて、後は剣を作って最大レベル咎人の剣で攻撃するだけ!
鷲尾瞳:今回は200点環境なので、真面目なキャラ性通り白兵を沢山上昇させました。更にクリスタライズで装甲無視と、砂の結界でカバーも出来るぞ。
GM:これ、実験体の理想的な構成って感じで好きなんですよね。Dロイスでダイス確保して剣作って殴るだけ。
鷲尾瞳:私も綺麗にまとまってて好きだな~と思ってるので嬉しい!総じて小器用に纏まったアタッカーって感じですね。
GM:アタッカーなのにカバーできるのも優等生チルドレンっぽくていい感じ!
鷲尾瞳:今回はイリーガルが二人いるっぽいので、チルドレンとしてしっかり二人を管理するぞ!と気合を入れていきます。よろしくおねがいします。
GM:はい、よろしくどうぞ! では瞳ちゃんのハンドアウトはこちら。
GM
PC2:鷲尾瞳
・ロイス:"リッターシルト"藤原奈央 推奨感情:連帯感/食傷
君はN市のUGN関係者だ。N市には詳しくてもいいし、あまり詳しくなくてもいい。
拝田の後任として第三支部に新規着任した支部長の藤原は、
第三支部に所属する、あるいは偶然第三支部にやってきた君からN市の情勢を聞こうとする。

そこに舞い込んできたのは、近隣都市・K市UGN支部壊滅の連絡。
そしてFHのマスターエージェント"マスターアビス"出現というニュースだった。

GM:壊滅というか、具体的には『音信不通になって、人員も一人もいない』という感じの状況です。
鷲尾瞳:とんでもないことになってしまった
GM:絶対にヤバいので、奈央ちゃん支部長をうまく補佐してあげてください。よろしくね。
鷲尾瞳:K市は精鋭中の精鋭が集められた強豪支部だったはず……それが何故……
鷲尾瞳:はーい!奈央ちゃんとも仲良くお話したいぜー
GM:じゃあ次!PC3の士騎くん、お願いします。
PC3 士騎朝輝(キャラシート(PL:白金)
士騎朝輝:はーい、通りすがりオーヴァード 士騎朝輝です。
士騎朝輝:蹂躙するナラシンハで活躍した 自由を愛する流離いの旅人です。
士騎朝輝:人並の良識と人並みの倫理観を持ってるけど、オーヴァードとしての力は強く束縛を嫌う為 UGNからしてみれば頭が痛い存在だと思います。
GM:成田さんも士騎くんのおかげで追加入院するはめになりましたしね
士騎朝輝:お見舞いまでしてあげたのに!
士騎朝輝:藤原支部長とも事件を解決したとかしないとかで顔見知りの仲です。と言うことになったハズ。
GM:そういうこと! 以前の事件で絆は深まったぞ!
GM:以前の事件(諸事情あってログが残っていない)
士騎朝輝:性能はヴァジュラで行動値と攻撃力を上げて暴走すると紅蓮の憎悪で攻撃力が上がり、制限エフェクトは暴走時使用で高倍率のクレイジードライブ
士騎朝輝:200+2verはそこにさらに復活エフェクトのメカニカルハートを積み 技能値を上げました。イージーエフェクトは不燃体。通常の炎や寒さに完全耐性だ。
士騎朝輝:家事の中に取り残された子犬とかを助けたり、高熱の金属棒を掴んだりするのに有用だと思います。
GM:ワンワン!ワンワンワ!
士騎朝輝:そしてDロイスは鬼切の古太刀、村雨丸。ガンガンEロイス斬する 氷の魔剣士です!
GM:Eロイス解除、地味だなーと思ってたんですけど
GM:あれGM側からするとだいぶいやらしいんですよね
GM:武器性能も高いし、優秀
士騎朝輝:一見地味に見えるものこそが切り札という主人公Dロ!
士騎朝輝:オーヴァードは助け合いの精神で人当たりも悪くありません。 以上ですかね。
GM:協力的なPCはそれだけでえらい!
GM:ありがとうございます。じゃあ、士騎くんのハンドアウトはこれ。
GM:というかこのメンバー、ここまでで全員10代なんだな・・
GM:PC3:士騎朝輝
ロイス:"マスターアビス" 推奨感情:執着/敵意
遭遇は突然だった。
N市第三地区を歩いていた君の前に現れた、異形のジャーム。
彼は自身を"マスターアビス"と名乗り、君に襲いかかってきた。

本格的な戦闘になる前に"マスターアビス"は姿を消したが、
もしあれが本物のマスターエージェントだとしたら、放っておくわけにはいかない。
君は第三支部へ連絡し、"マスターアビス"討伐に向けて動く事になる。

士騎朝輝:敵はマスターエージェント。厄介なことになりましたね。藤原支部長も。
GM:野生のマスターエージェントです。彼、と書いてありますが
GM:実際は男性なのか女性なのかも判別がつかないくらいに異形とお考えください。
士騎朝輝:成程。
士騎朝輝:しかし、UGNがピンチになったら謎の凄腕オーヴァード『ホワイトミュート』が颯爽と助けに現れると聞きますからね。
GM:そうよ!ホワイトミュート様がいれば全部解決なのよ!
士騎朝輝:ホワイトミュートにおいしい所を取られないように頑張りますよー
GM:士騎くんは藤原支部長と知り合いなので、奈央ちゃんが襲われているところを助ける流れでもいいかなと思ったんですが
GM:PC2のOPとの関係上、多分奈央は出せないなこれ……w モブ市民が襲われているのを颯爽と助けてあげてください。
士騎朝輝:了解です!
どどんとふ:「優水」がログインしました。
GM:優水さんが来たので自己紹介の続き!
PC4 入間誠時(キャラシート(PL:優水)
GM:入間くん、見慣れないキャラシだと思ったら優水さん手作りhtmlだったんですね
優水:あい!
優水:手作りしました
GM:名前!
入間誠時:名前!
GM:ということで、200点版入間くんの紹介とかをお願いします。
入間誠時:入間誠時です。何でも屋をやってます。
GM:ん?今なんでもするって
入間誠時:トラウマとかあって自棄気味にギャンブルや薬に手を出してたらボロボロになって覚醒したよ!って人です
入間誠時:悪い人いじめ大好きな悪い人です。
入間誠時:性能としては嫌がらせ特化のサブアタッカー。
入間誠時:反撃、行動値デバフ、行動キャンセルとシーン攻撃とか単体にしたりと
入間誠時:とにかくやなやつだぞ!
GM:時の棺はやめろ 繰り返す 時の棺はやめろ
入間誠時:いっぱい閉じてやるぜ
入間誠時:悪は許せないぜなので、色んな事件へのモチベーションは高いです。以上、よろしくお願いします!
GM:隠された世界も嫌なんだよな・・タゲコントロールの強さはFGOやメギドでみんな知っているはずだ
GM:はいどうも!よろしく!
GM:じゃあ入間くんのハンドアウトがこれ。
GM:PC4
ロイス:"フィールティ"伊崎拓也 推奨感情:懐旧/不安
K市。N市からほど近い小規模な都市だ。
ちょっとした用事でK市を訪れた君は、K市支部が壊滅した事を知る。

所属メンバーは一人を除いて全員行方不明。君の友人の伊崎も例外ではない。
いったい何があったのか。たまたま難を逃れたK市のイリーガル、結木なつきがN市第三支部にいる事を知った君は、情報を求めて第三支部へ向かう事になる。

GM:最初は『泉崎』でしたが、izumizaki がタイピング超面倒なことに気づいたので
GM:izaki に縮めました。
入間誠時:配慮!
GM:伊崎くんは男子高校生のイリーガルですね。ちょっとした顔見知りでもいいし、ある程度連絡を取り合う友達だったとしてもいいです。
入間誠時:伊崎……いいやつだったのに……
入間誠時:ちょっとした顔見知りぐらいにしましょうか。
GM:なんにせよ、K市にきたついでにちょっと支部に顔を出してみようかな~と言う感じのOPとなります。
GM:はいはい!
入間誠時:心配だぜ〜
GM:----
それは闇の底からやってきた。
それは闇であり、深淵そのものであった。

問うてはならない。
見てはならない。
考えてはならない。

深淵を覗く時、深淵もまたあなたを覗いているのだから。

ダブルクロス The 3rd Edition 『淵より来るもの』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

GM:ということで、改めてOPに入っていきましょうか。
GM:順番はPC逆順。入間→士騎→瞳ちゃん→御厨 で行きます。
GM:なんにせよ、セッション開始だ! よろしくね!
入間誠時:よろしくお願いします!

OP01 : 『失踪』

GM:入間くんのOPです。登場をどうぞ。
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:37->46)
GM:ちなみに入間くん、K市に来た用事はなんか考えてますか?
入間誠時:仕事関係の何かですかね!
入間誠時:ちょっと誰かのおばあちゃんの面倒を見に来たとか
GM:あっ、思ったよりゆるい
入間誠時:何でもやります(何でも屋)
GM:了解です。じゃあおばあちゃんの面倒を見終わったあたりにしましょう。
入間誠時:はーい

GM:――入間はなんでも屋だ。頼まれれば庭仕事から汚れ仕事までなんでもこなす。
GM:血なまぐさい仕事ばかりではないのだ。たとえば『一人暮らしのおばあちゃんの倉庫整理を手伝って欲しい』とか、そういう事もよくある。
GM:K市。N市からやや離れた、小さな地方都市。
GM:おばあちゃんの家を後にした君は、その足でK市支部に向かっている。一週間ほど前、知人の伊崎からメッセージがあったからだ。
GM:君のスマホなりPCなりに届いたメッセージは、
伊崎拓也:『入間先生お久しぶりっす!伊崎です!』
入間誠時:スマートフォンです。機能性を求めてシェアが一番でかいやつを持っている。
伊崎拓也:『K市支部は相変わらず人手不足なんですが、先々月くらいにカワイー女の子が入ったんですよ』
伊崎拓也:『マジでかわいいんす! 趣味がお花の世話とかマジ女の子! 女子!』
伊崎拓也:『K市に来たら支部に顔だしてくださいね。紹介するんで!』
GM:という、浮かれきったものでした。
入間誠時:そのメッセージに、少し笑う。
入間誠時:「……相変わらずだな、こいつは」
GM:K市支部は、市街地から離れた小さな雑居ビルです。もう君の目と鼻の先に見える。
GM:君は普通に正面玄関から訪ねてもいいし、意表をついて屋上から入ったり、窓ガラスをぶち割って侵入してもいい。
入間誠時:まあ、顔を出せと言われたし、ちょっとつついていってやろう。というわけで。
入間誠時:そうですね。いつもの癖で《地獄耳》とかしておこう。まずは軽く雰囲気を確かめる感じで。
GM:クレバー!
GM:ならすぐに分かるでしょう。
GM:静かすぎる。
GM:K市支部は10人ほどの小規模支部だ。決して騒がしい場所ではないが……
GM:PCの駆動音、人の話し声といった生活音すらろくに聞こえない。代わりに聞こえてくるのは、
GM:注意深く中を動き回る、誰かの足音。
入間誠時:「………」
入間誠時:あからさまに様子がおかしい。聴覚のみにリンクしていた《地獄耳》を、視覚にまで強化しつつ、足音を忍ばせて内部へ。
GM:中は静まり返っている。オフィスに偽装した机、ウォーターサーバー、書類棚……ぱっと見た限り、支部の施設に異常はないように思える。
GM:そして、
???:「――あん?」
???:物陰から君の様子を伺っていたらしい、長身の青年が顔を見せる。
GM:君は見覚えがあるでしょう。以前一緒に仕事をした、UGN第七支部のエージェント――ノーヴェ。
ノーヴェ:「おめーかよ! 警戒して損した」
入間誠時:「……ノーヴェくんか。状況は?」
入間誠時:彼が何かをしたとは考えない。一度仕事をすればそのぐらいはわかる。
GM:ノーヴェの方も同じだろう。支部で何かがあったのは間違いないが、君を疑う感じではない。
ノーヴェ:「状況? ンなんこっちが聞きてえよ」 オフィスを見回す。
ノーヴェ:「一週間くらい前から音信不通になった。で、様子を見に来たらこれだ」「誰もいねえ」
入間誠時:「…一週間前」
ノーヴェ:「入間。お前、ここの支部と付き合いあったのか? 集団失踪が趣味とか、そういうのじゃねーんだよな?」
入間誠時:確か、メールを受け取ったのもその頃だ
入間誠時:「ちょっとした知り合いがいてな。浮かれたメールが一週間ほど前に来てたから」
入間誠時:「顔でも出してやろうと思ったら、この有様だ」
入間誠時:「少なくとも、今から失踪しまーすってテンションじゃあ、なかったぜ」
GM:入間くんの言う通り、ちゃんとした支部でした。
GM:支部長の”グリダーヴォル”は君と同じ裏社会出身の男性。用心深く、仕事には手を抜かない人物だった。
ノーヴェ:「そうかよ。んじゃあ、あれだ」
ノーヴェ:「異形のジャームがあちこちを徘徊してる。俺が確認した限りでは4体以上」
ノーヴェ:「元からそういう街ってわけでも、なかったんだよな。わくわくジャーム放し飼いランドってわけでは」
入間誠時:「あちこち……この街のか」さきほど手伝いをしたおばあちゃんのことを思い出す
GM:これももちろん違います。K市は普通の街でした。
GM:というか、そんな状況なら伊崎がのんきにメッセージを送ってくるわけがない。
入間誠時:首の後ろをとん、と叩く。
入間誠時:「嫌な感じだな。いきなりの集団失踪にジャームの出現」
入間誠時:「あんまりほっときたくはない感じだが……手がかりになりそうなモン、なんか見つけた?」
ノーヴェ:「あァ。様子を見てこいって言われただけだったのに、とんだ貧乏くじだぜ」
ノーヴェ:「いや――」
GM:ということで、ハンドアウト通りK支部メンバーの一人が第三地区にいる情報を掴めるのですが
GM:入間くんは好きな方を選んでいいです。自分の情報網で掴むか、ノーヴェから聞くか。
GM:自分の情報網の場合は、今サッと情報屋を洗う感じかな。
入間誠時:ノーヴェくんから聞いちゃおう!
ノーヴェ:「ジャームがパソコンやらなにやらを無駄にいじったらしくてよ。記録があちこち飛んでんだ」
ノーヴェ:「分かった事といえば、ひとつ。イリーガルが一人だけ難を逃れてる」
ノーヴェ:「結木なつきって女だ。第三地区にいるらしい……知ってるか?」
入間誠時:「情報でも欲しかったのかねえ」ジャームのすることだ。さして意味のある推論ではない。
入間誠時:「……いや。知らないが。第三地区か」
入間誠時:「…行ってみるかな」
入間誠時:「伊崎のことも何かわかるかもしれん」
ノーヴェ:「頼むわ。俺はもうちょいこっちを漁る。うろついてるジャームどもの退治もあるしな」
入間誠時:「オーケイ。退治とかはお前に任せときゃ安心だ」
ノーヴェ:「本音をいやあ、お前も一緒に戦ってくれりゃあ楽でよかったんだけどな!」
入間誠時:「こっちは情報の方を探る。何かわかったら共有する」
入間誠時:「それじゃ、またな」
入間誠時:ってところで
ノーヴェ:「おう。お前まで行方不明になんなよ」
入間誠時:演出でいいなら縮地退場したい!
GM:いいよ!
入間誠時:ありがとう!
入間誠時:「まだまだ、消えてやらんさ」
入間誠時:そう、言って笑うと。その姿はすでに消えていた。
GM:K市支部に何が起きたのか。現時点ではまだ、全くわからない。
GM:分かっていることといえば――気味が悪いという事だけだ。
GM:----
GM:シーンカット。ロイスのみ可能です。
GM:シナリオロイスは"フィールティ"伊崎拓也。
入間誠時:シナリオロイス取りましょう。
入間誠時:バカ/伊崎拓也/楽しいやつ:○/食傷/ロイス
GM:バカ!ウカツ!
GM:というところで入間くんのOPは終了!

OP02 : 『邂逅』

GM:PC3のOPです。士騎くんは登場ダイスをどうぞ。
士騎朝輝:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 1[1]+37 → 38

GM:ひくっ! さて、第三地区での日常シーンになるわけですが
GM:君は何をしてますか? GMの推奨プランは、公園で日向ぼっこでもしながら新支部長の藤原とLINEで会話するプランです。
士騎朝輝:では推奨プランに乗ります!
GM:OK!

GM:とある日の昼下がり。第三地区の公園にて。
GM:緑豊かなこの『第三地区グリーンパーク』は、市民の憩いの場だ。
GM:ちょっとした湖。保全された森林。木々のトンネルの中を抜ける遊歩道。
GM:もちろん、この男――”ホワイトミュート”にとっても、おおいに憩いの場であったことだろう。
GM:士騎くんのスマホには以前一緒に仕事をした藤原奈央というUGN支部長から、リアルタイムでメッセージが送られてきてます。
藤原奈央:『――ってわけで、あたしが昨日から第三地区の新支部長ってわけ。拝田父のかわりにね』
藤原奈央:『話が急すぎると思わない? 後任をやってくれないかーって打診があったのがつい先週よ!』
藤原奈央:『これだからUGNはブラックだーとか言われるのよ。まったくもう』
GM:電話先の奈央はぷりぷり怒っているように聞こえる。といっても、彼女は普段からそんな口調なわけだが。
士騎朝輝:「あぁ、それはご苦労さんだよなぁ。元の支部とかどうするんだよ?」
士騎朝輝:日除けのドーム天井下にあるベンチに座ってスマフォを動かして返答。返答しながら今日の寝床は此処だな。とか思っている。
藤原奈央:『しばらくは掛け持ちね。拝田父から直指名を受けた以上、こっちの仕事はちゃんとやるけど』
藤原奈央:『よく考えたら後継者として綾がいるじゃない。拝田綾』
藤原奈央:『あいつが支部長やるって話になるかもしれないし……仕事は山積みよ』
士騎朝輝:「綾に支部長とか、それこそ正気じゃないよなぁ。眼を瞑って10秒考えてみろよ」
士騎朝輝:「俺、今、少し笑ったからな」
藤原奈央:『…………』
藤原奈央:『…………そうね。あれに支部長をやらせたら、支部機能が三日で停止しそうだわ』
士騎朝輝:「風通しは良くなりそうだよなぁ。綾だけに。まあ、そこらへんも含めて、有能美少女支部長に教育させよう。って事だろ。後進のために頑張れよ」
藤原奈央:『頑張るけどさあ~……!』
藤原奈央:『あんたの方はどう? どうせまた仕事もせずにフラフラしてるんでしょ』
藤原奈央:『今日寝るところもないんじゃないの?』
士騎朝輝:「俺を何だと思ってるんだよなぁ。寝るとこ位あるぜ。なにせ此処は上に日除け雨除けの天井ついてるんだ」
藤原奈央:『あら、そうなの? もし寝るところがないなら、うちの仕事手伝ってくれれば』
藤原奈央:『宿泊費込みで報酬も用意しようと思ったんだけど。案外ちゃんとしてたのね』
士騎朝輝:「…………ちょっとだけ考えさせてくれ。5分くらい」
藤原奈央:『ぷっ』
藤原奈央:『はいはい。ゆっくり考えなさいな』
士騎朝輝:宿泊費込み報酬も用意。この季節の野宿は体質的に問題はないが結構キツい
GM:ではこのあたりで、士騎くんは知覚判定してください。難易度は6。
士騎朝輝:2DX+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[2,5]+1 → 6

GM:ピッタリ成功!
GM:なら気づきます。君の座っているベンチの向こう。木々の先にある湖に、
GM:黒い人型の何かが浮いている。人間に近い形だが、昆虫のような、あるいは鎧のような、鋭角なシルエット。
GM:水面から僅かに浮き上がり、音もなくこちらに向かってきている。
士騎朝輝:「UGNで一番頑張ってると言っても過言じゃない、誰かのために働ける立派な超絶美少女スレンダー有能支部長。依頼の話を……」LINEを打つ手を止める。
士騎朝輝:目を細めてそちらに視線を飛ばし、愛剣の村雨丸を手に取る。
士騎朝輝:《ワーディング》
???:そよ風のようにワーディングを受け止める。どころか、逆に《ワーディング》を展開。
GM:怖気のするようなワーディングです。どう考えてもまともな存在ではない。
GM:ジャームだ。間違いなく。
士騎朝輝:「まったく、嫌になるよなぁ」周囲の人間を確認。「なぁ、村雨丸」
???:『――――マスター』 10mほどの距離でピタリと止まる。
???:『アビス。――――マスター』
???:『僕は――――"マスターアビス"』
???:『――――知っているか』『"マスターアビス"…………』
GM:くぐもった、ノイズ混じりの声。性別も年齢も判然としない。
士騎朝輝:「案外、礼儀正しいよなぁ。さて、こいつは困った。名前を返すのが礼儀か?」
士騎朝輝:「質問に答えると初耳だ。悪いな。そっちの業界はとんとご無沙汰でなぁ」
???:『――――。』
GM:君の発言が聞こえたのかどうかはわからない。ただ、
GM:その物体……"マスターアビス"は、そのまま君から離れようとします。音もなく遊歩道を滑っていく。
GM:君は追いかけて殺してもいいし、ヤバそうなのでこのままバイバイしてもいいです。
士騎朝輝:「見て見ぬふりして、通りすがるわけにもいかないよなぁ」
士騎朝輝:鞘から飛び出そうとする村雨丸を抑えるのも限界だ。マスターの名を冠する者を、その"意味"を知る身としては野放しにするわけにもいかない。
士騎朝輝:なにより、ジャームと言うだけで、その存在は見過ごすことはできないのだから。
"マスターアビス":振り向かずにそのまま滑っていく。君の殺気を認識しているのかどうかも分からない。
"マスターアビス":進行方向には、自販機やあずまやがある休憩エリア。平日の日中とはいえ、一般人もいるはずだ。
士騎朝輝:駆けて、正面を塞ぐ。
士騎朝輝:「まったく、俺が生命保険に入ってからトラブルってのは来て欲しいよなぁ」
士騎朝輝:鞘に収まった村雨丸を親指で弾き相手の眼前へ飛ばし、相手の視界を塞ぎつつ、そのまま柄を中空で掴んで斬りつける。
士騎朝輝:飛燕が舞うが如き刀の軌跡の上を、白く凍てついた空気の帯が斬撃の名残のように揺らめき輝いた。
士騎朝輝:「もっとも、住所不定無職身分証明書なしなんだけどな!」
"マスターアビス":リアクションもせずに両断される。身体が真っ二つに裂け、
"マスターアビス":次の瞬間、断面から伸びた肉の触手が絡み合い、縫い付け合うようにして縫合される。
"マスターアビス":無傷。 『――――"マスター"――――』
"マスターアビス":『――――"アビス"』 Eロイスが発動します。
GM:士騎君は白兵判定をどうぞ。達成値20以下の場合、Eロイス"衝動侵蝕"が発動し、衝動判定になります。
GM:ガチ! ガチガチガチ!
GM:"マスターアビス"の異形の鉤爪が伸び、村雨丸を離さない。そして、
GM:おぞましい《ワーディング》を展開。このまま距離を詰めたままだと、確実に侵蝕される……!
士騎朝輝:携帯をタップ 藤原奈央に直電でつなぎっぱなしにする。音を流す。
士騎朝輝:エフェクトの使用は?
GM:もちろん使用可能!
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》
士騎朝輝:8DX7+10
DoubleCross : (8R10+10[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,9,9]+5[1,5]+10 → 25

GM:判定は成功!
GM:なら君は遺産の力で、Eロイスが発動する寸前に無効化できる。
士騎朝輝:「はったり だと嬉しかったんだけどなぁ。名乗るだけはあるな」
藤原奈央:『ちょ……!』
藤原奈央:『士騎!? なにやってんのあんた!?』 電話口で声。
士騎朝輝:「マスターアビスってやつが目の前にいるんだよなぁ」
藤原奈央:『はあああ!?』
"マスターアビス":『僕は……』『"マスター"……』 壊れたテープのように繰り返すだけ。ワーディングが強まる。
士騎朝輝:「最悪なことに斬っても手応えがない。村雨丸で斬りつけてるのにだ」
士騎朝輝:「状況伝えたからな。藤原どうにか対応できると信じる。足止めは頑張ってやってやるから」
藤原奈央:『と、とにかく増援を送るわ。悪いけどなんとか踏みとどまって!』
藤原奈央:『UGNは、そういうイカれ野郎から平和を守るのが仕事なんだから……!』
"マスターアビス":『――――』
GM:理由はわからないが、唐突に"マスターアビス"が離れます。
"マスターアビス":『――――"マスター"――――』
"マスターアビス":『――――守らなければ――――』
"マスターアビス":《瞬間退場》。
士騎朝輝:「お前のそう言うところ好きなんだよなぁ……ん?」
GM:ぐちゃりと地面に溶けて消えました。
藤原奈央:『軽口叩いてる場合じゃないでしょ! もういいから、戦いに専念しなさい!』
士騎朝輝:「溶けた?いや、逃げられた」
藤原奈央:『えっ』
藤原奈央:『ど、どっち方面? 足跡は? 痕跡は?』
士騎朝輝:「最後の言葉は―"マスター"――――――――――守らなければ――――」
士騎朝輝:「地面に吸い込まれるように消えたよなぁ。要領を得ないと思うだろ?でも、そうとしか言いようがないぜ」
士騎朝輝:「公園の監視カメラで後で確認して見ろよ」
藤原奈央:『わかった。……ねえ、それ』
藤原奈央:『殺ったと思う?』
藤原奈央:『絶対殺ってないわよね。アンタの言う通り、逃げたわけよね』
士騎朝輝:「核を消した手応えがなかったからなぁ。絶対に生きてるぜ、あれ」
士騎朝輝:「苦労するよなぁ、藤原は。着任早々、これだ」
藤原奈央:『ハードモードすぎるでしょ……ふざけてんの……?』
藤原奈央:『…………士騎。支部長として、この"リッターシルト"が正式に依頼を出すわ』
藤原奈央:『"マスターアビス"? 第三支部は、マスターアビスの追撃および討伐に入る』
藤原奈央:『そいつと交戦した経験を生かし、本支部に協力すること。報酬はUGN第三種基本報酬に成果報酬上乗せ。どう?』
士騎朝輝:「本当のマスターエージェントか自称者かは、この際、問題じゃないよなぁ、あれは ”本物”だぜ」
GM:第三種基本報酬。イリーガルへの報酬の中でも最上級のもの。それに、働き次第で追加報酬。
GM:士騎の腕を買っているのもあるが、本物のマスターエージェントにはそれだけの金を払う価値がある。
GM:野放しにしていい存在ではないのだ。
士騎朝輝:「ハードモードすぎるぜ……で、それ、ふざけてんのか?」
藤原奈央:『うっ』
藤原奈央:『な、なによ。足りないっての!? 言っておくけどこれでもかなりギリギリ高めのところを……!』
士騎朝輝:「オーヴァードは助け合いだろ?」
藤原奈央:『…………』
藤原奈央:『あんたってほんと』
藤原奈央:『変わり者よね……』
士騎朝輝:「友人から金をせびる程、困窮はしてないんだよ」
GM:ということで、士騎くんは第三支部へ向かうといいでしょう。この公園から数ブロック歩いたところだ。
藤原奈央:『こっちも、タダほど高いものはないって知ってるからね。報酬は無理にでも押し付けるわよ』
藤原奈央:『ま、お金の話はあとでしましょ。支部の場所覚えてるわよね?』
藤原奈央:『覚えてないなら、誰か迎えに出すけど』
士騎朝輝:「ははは。ああ、いいよなぁ。利己的な物言いをすると、なんとなく説得力あるように聞こえるからなぁ」
士騎朝輝:「此処からなら20分で行けるな。冷たい麦茶を用意して待っててくれ」
藤原奈央:『了解。用心しなさいよ』 通話が切れる。
士騎朝輝:「熱いキスでも構わないけどな…って切られたなぁ」
士騎朝輝:「笑うなよ、村雨丸。タイミングの問題だ、こういうのはな」
士騎朝輝:肩を竦め呼吸を整える。先程まで軽口を叩いていたが、その実、骨まで寒気がする。
GM:マスターアビス。――深淵。奈落。淵。
GM:まだどこかに潜んでいるかもしれない。壊れた音声テープのような口調は、どう考えてもまともではなかった。
GM:一般人があの《ワーディング》をもろに受ければ、オーヴァード覚醒を通り越してジャーム化一直線でしょう。
士騎朝輝:さっきまで相対していた存在は果たして現実だったのか。真夏の陽炎の如き悪夢。
士騎朝輝:だが、そこで折れる心など持ってはいない。決意を新たに村雨丸を握る。
士騎朝輝:「次は斬る」
士騎朝輝:「斬って凍らせる」
士騎朝輝:眩しそうに太陽を仰ぎ見て支部に向かう。
GM:ではシーンカット。ロイスのみ可能です。
GM:シナリオロイスはマスターアビス。
士騎朝輝:"マスターアビス" 執着/殺意〇 で
GM:安定の殺意!

OP03 : 『分岐』

GM:瞳ちゃんのOPに入りましょう。登場をお願いします。
鷲尾瞳:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 9[9]+37 → 46

鷲尾瞳:高いよ~
GM:みんな高いな!
GM:では、瞳ちゃんは第三支部に来ています。瞳ちゃんって第二あたりの所属でしたっけ?
鷲尾瞳:実はまだ全然決まってないんですよね
GM:あっそうなんだ。所属をまだボカしたいなら
鷲尾瞳:最初に大N市に参加した時、大N市の企画の骨格がまだ決まってなかったから
GM:ははー
GM:じゃあ、所属はまだボカしましょう。どこかに所属したい!みたいなのが出てくるかもしれないしね。
GM:瞳ちゃんと奈央は少し面識があって、N市の情勢を聞くために招かれた。そんな感じでどうですか?
鷲尾瞳:それで問題ないです!
GM:オッケオッケ!

GM:大N市第三支部。前支部長の拝田は以前オーヴァードとしての能力を奪われており、その能力がなかなか戻らないため、先日自主退任を行った。
GM:その後任として拝田から指名があったのが、拝田と旧知の仲であった彼女だった。
藤原奈央:「はい。鷲尾、麦茶でよかった? 冷たいコーヒーもあるけど」
GM:"リッターシルト"藤原奈央。N市外で支部長をやっていた女子高生だ。
鷲尾瞳:「ありがとうございます、気を使っていただいて。では、麦茶を」
藤原奈央:「ん。作業しながらで悪いけど、今日あんたを呼んだのは……」 たまにパソコンをいじっている。
藤原奈央:「N市の生の情勢を知りたいのよ。資料で見てもやっぱり限度があるし」
藤原奈央:「たとえば、"崩落戦"や"防衛戦"。あるいは、他の支部で起きてる、今一番ヤバい事件」
藤原奈央:「鷲尾の主観でいいわ。この町がどんなところなのか、話してくれる?」
GM:ということで、瞳ちゃんは好きな事件について説明していいです。
GM:説明したという体で全部ほにゃららでぼかしてもいいし、
GM:好きな事件、ぺんさん的に一押しなログなどがあれば、それを紹介してもいいでしょう。
鷲尾瞳:「それなら、お役に立てると思います。そうですね、端的に言ってしまえば」
鷲尾瞳:「現在、世界でも最も危険な地域の一つだと考えています。事件の頻度も、その危険度も通常の都市とは比べ物になりません」
藤原奈央:「……そうね。はっきり言って異常よ、異常」
藤原奈央:「これだけ支部があって治安維持が精一杯って時点で、中東の戦場なみにヤバい場所だわ」 麦茶をすする。
鷲尾瞳:「はい。それに加え、“荒天龍”“スターゲイザー”を始めとして、レネゲイドの拡散以前から活動している超越的オーヴァード」
鷲尾瞳:「そして十数に及ぶマスターエージェントの侵入。ここまでの危険因子が一箇所に集まった例は、UGNの歴史上存在しません」
鷲尾瞳:「それでも街の治安が保たれているのは、十三支部体制がそれだけ有効に働いているということでしょう」
藤原奈央:「十数……」 絶句する。
藤原奈央:「そーね。改めて考えれば、治安維持ができてるってだけで十分すぎるわ」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとしての見解を、もう一つ付け加えるなら」
藤原奈央:「うん?」
鷲尾瞳:「今回の拝田前支部長の引退と、藤原支部長の就任は十三支部体制を維持していけるかどうかの、大きな分岐点だと思います」
藤原奈央:「……………………」
藤原奈央:「プレッシャーかけるのが趣味なの……?」
藤原奈央:胃がキリキリしてそうな顔で麦茶を飲む。
鷲尾瞳:「趣味は書類整理です。申し訳ありません。プレッシャーをかけようとしたのではなく」
鷲尾瞳:「藤原支部長は重要な任務を任せられるほど、UGNから期待されていると」
鷲尾瞳:「元気づける……そうですね。励まそうとしています。」
藤原奈央:「!」
藤原奈央:「そ……そうよねー! そう! 鷲尾の言う通りだわ!」 得意満面で胸を張る。
藤原奈央:「スレンダー美少女で! 現役女子高生で! 防御能力に優れていて、カリスマもあって!」
藤原奈央:「天才美少女だもの! 期待されて当然よね、うんうん!」
鷲尾瞳:「はい。自信を持ってください。藤原支部長はUGNに必要な人材です」
鷲尾瞳:ちなみにここで話しているマスターエージェントがどれくらいヤバイ連中なのかは
鷲尾瞳https://t.co/ocURi58iCO?amp=1
鷲尾瞳:この辺のログを読んでくれるとわかるぞ。こういう奴が十人くらいいるのが大N市という街なのだ。大変だぞ。
GM:参考資料!
GM:あっしかもぺんさん、自分がつい最近GMしたログを……策士だ
GM:なら、ふんぞり返っていた奈央がふいに眉をひそめる。
藤原奈央:「……K市」
藤原奈央:「鷲尾。K市支部に行ったことはある?」
鷲尾瞳:「スレンダー美少女の部分は支部長としての適正か判断しかねますが……K市ですか」
藤原奈央:「連絡が入ったわ。K市支部のメンバーが全員行方不明で、支部機能が停止中だって」
藤原奈央:「なにか知ってる?」
鷲尾瞳:「訪れたことはありません。ですが、あの支部は本部候補のエージェントも数人所属する、優秀な支部だったと聞いています。」
鷲尾瞳:「その全員が行方不明?信頼できる情報なのですか?」
藤原奈央:「うん。現地に行ったエージェントからの報告だから。――あ、ちょっと待って」
藤原奈央:「通話だ。なんだろ」 ノートパソコンのマイクをONにする。
GM:瞳ちゃんは知るよしもないが、さっきから時々ノートパソコンをいじっていたのは、士騎とのメッセージのやりとりだった。
鷲尾瞳:「……」表情は心做しか固くなっている。藤原支部長の方を横目で見ながら一口麦茶を飲みます。
GM:では、奈央と瞳ちゃんに飛び込んでくるのは、
GM:何かが激しく動く音。刀で硬質なものを切り裂く音。
GM:――ガキン!ガチガチ!
GM:歴戦のチルドレンの瞳ちゃんならすぐに分かります。……戦闘中だ。
藤原奈央:「ちょ……!」
藤原奈央:「士騎!? なにやってんのあんた!?」
鷲尾瞳:「K支部からの通信ですか?」立ち上がる。
藤原奈央:「違うわ。第三支部の近くにいるイリーガル。でも、これ……!」
"マスターアビス":『"マスター"……』
"マスターアビス":『僕は――』『マスター』『――――アビス』
:『マスターアビスってやつが目の前にいるんだよなぁ』
:『最悪なことに斬っても手応えがない。村雨丸で斬りつけてるのにだ』
藤原奈央:「はあああ!?」
鷲尾瞳:「マスターエージェントが……この近くに?」
鷲尾瞳:「藤原支部長、指示を。UGNチルドレンとして、イリーガル一人に任せておくわけには行きません。応援に向かいます」
鷲尾瞳:とかなんとか言ってるうちにアビスさんは撤退してしまうわけだ
GM:そんな感じ! もし瞳ちゃんが無断で飛び出したとしても間に合わなかっただろう。
GM:通話はすぐに終わった。士騎くんのOPの流れの通りに。
GM:幸い、目撃者である士騎はこっちに来るらしいが――それだけだ。事態はなんら好転していない。
藤原奈央:「…………」 頭を抱えている。
GM:瞳ちゃんは、マスターエージェントとかいうヤバい仕事には絡みたくないのですぐに帰ってもいいし
GM:協力を申し出てもいいです。
GM:もちろん、帰ろうとすると奈央が引き止めてきます。
鷲尾瞳:「藤原支部長。指示をお願いします」直立したまま藤原支部長に。逃げ出す様子はない。
藤原奈央:「……ええ、わかってるわよ。アビスだかカオスだか知らないけど、やってやろうじゃない」
藤原奈央:「支部長権限で"リッターシルト"が命じるわ。――“マクガフィン”、鷲尾瞳!」
藤原奈央:「"マスターアビス"を探し出し、なんとしても倒すわよ!」
鷲尾瞳:「了解しました、“リッターシルト”。“マクガフィン”、UGNチルドレンとして、任務遂行に全力を尽くします」

GM:ではシーンカット。ロイスのみ可能です。
GM:シナリオロイスは藤原奈央。
鷲尾瞳:ロイス/"リッターシルト"藤原奈央/P:尽力○/N:食傷/ロイス
鷲尾瞳:これで行きます。着任してすぐマスター相手は大変だろうし、彼女のためにも頑張るぞ!
GM:わーいやったー!

OP04 : 『荷物』

GM:最後のOP。御厨くんのOPなんですが、すみません
GM:作ったはずのヒロインの立ち絵が消えてしまったので、新規錬成します。
御厨 柴門:はい
御厨 柴門:なるほど
御厨 柴門:イイヨー
GM:おまたせしました! 御厨くんのOP.
GM:登場をどうぞ。
御厨 柴門:はーい
御厨 柴門:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 10[10]+32 → 42

GM:みんな高いな~
御厨 柴門:同じくらいになった
GM:さて、ハンドアウトの通り、御厨くんは迷子のシナリオヒロインちゃんを道端で拾うわけなのですが
GM:逆に言うと、何をしてるかはある程度自由です。買い出しの帰りとか。
GM:なんかぽぽさんの希望があれば伺いましょう。緊急の用事以外ならばだいたい大丈夫。
GM:GMの推奨プランは、第三支部へ藤原奈央あての荷物を届ける感じですね。旧支部から重要書類を移送する感じ。
御厨 柴門:じゃあ、それで行きましょう
GM:ウェイウェイ!

GM:じゃあ、君はN市の道を走っている。自分の……おそらくは錬成した……車でだ。
GM:表の国道は激混みだが、“キャラバン・サライ”は渋滞にひっかかるような間抜けではない。
GM:地元民しか知らない、細い街路を進むことで、君は第3支部近くまでやってこれている。
案内音声:『200メートル先を右折です』
御厨 柴門:ハンドルを操作し滑らかに移動する
御厨 柴門:書類一つ運ぶのに大層な事だとは思うけれど、荷物の内容には興味が無い
案内音声:『50メートル先を左折です』 道路に人影はなく、すいすい進めるだろう。
御厨 柴門:案内音声を聞きながらも
御厨 柴門:その場でより最適なルートがあればそちらを選んでいく
御厨 柴門:ナビは情報にすぎない
GM:運び屋たるもの、ナビに頼って走るようでは成り立たないのだろう。本当のナビは御厨の頭の中にある。
案内音声:『ルートが変更されました。最適なルートを再検索――――』
GM:というところで、道路に誰かがふらふら飛び出てきます。
GM:運転で判定してください。難易度は8。
御厨 柴門:「ちぃッ!」
御厨 柴門:3d6+6>=8
DoubleCross : (3D6+6>=8) → 12[4,4,4]+6 → 18 → 成功

GM:3D6で振ってるw
御厨 柴門:3dx+6>=8
DoubleCross : (3R10+6[10]>=8) → 10[1,9,10]+4[4]+6 → 20 → 成功

御厨 柴門:ゴメンね
GM:上がってんじゃねーか!
御厨 柴門:急ブレーキを踏むまでもなく
御厨 柴門:きわめて自然に対象を避けて停車する
案内音声:『100m先、斜め左方向です』
GM:卓越した運転技能! ドライブレコーダーの衝撃検知すら作動していない。
御厨 柴門:サイドウィンドを開けて相手を見る
結木なつき:「おろ?」 たいして驚く様子もなく車のほうを見る。
結木なつき:「大丈夫ですか? 何かありましたか?」
御厨 柴門:「…ここは車道だ。それくらいは見てわかんないかな」
御厨 柴門:相手が敵でないかを警戒しつつ車を降りる
結木なつき:「わかりますよ~。まだ小さいのにドライバーなんて、えらいですねえ」
GM:身のこなしは素人そのものです。車に対しても反応が鈍かった。
御厨 柴門:「君はずいぶん大きいのに交通ルールも守んないのはどうかと思うな、僕は」
御厨 柴門:「怪我はないか?」
結木なつき:「いやあ、そんなあ。私なんかまだまだでして」 恥ずかしそうに頬をかく。
結木なつき:背丈は御厨と同じくらい。年齢も多少年下だが、似たようなものだろう。
御厨 柴門:一般人に怪我をされたりして警察沙汰になると無免許なので色々と面倒くさいのだ
結木なつき:「はい? ……あ、ケガですか?」
結木なつき:「大丈夫! 元気いっぱいです!」
GM:多少会話しただけでも分かる。頭のネジが緩いタイプの女だ!
GM:面倒事になる可能性のほうが早い。君はさっさと立ち去ってもいいし、彼女ともう少し会話してもいい。
御厨 柴門:「そうか、そりゃ良かった」
御厨 柴門:「一つ。アドバイスしとく。今のは普通の相手だと最低でも大怪我で最悪死んでる」
結木なつき:「ふむふむ?」
御厨 柴門:「君がどうなろうと知ったこっちゃないけど。他のドライバーが可哀想だから教えておくよ」
御厨 柴門:「車道にフラフラとでてくるな」
結木なつき:「まあー。心配してくれてるんですね、ありがとう!」 御厨の頭を撫でる。
御厨 柴門:「…ッ!」
御厨 柴門:「何してんだ?」
結木なつき:「はい? ……あっごめんね! 怒らせるつもりじゃなかったの!」
結木なつき:「あと、死ぬことはないと思いますよ~。私、オーヴァードっていって、人よりも頑丈なんです」
GM:オーヴァード。普段なら妄想好きの狂人の戯言だが……チルドレンの御厨は、それが妄言でない事を知っている。
GM:性格にも機密厳守にも、いろいろ問題のある女なのは間違いないだろう。
御厨 柴門:凄く、嫌な顔をする
御厨 柴門:(とてつもなく楽な仕事だったはずだ)
御厨 柴門:(書類を届けて、あとはバーガーセットでも食べに行こうって時に)
結木なつき:「あっ、これ言っちゃいけないんだっけ……? ごめんなさい! 今のは無し!」
結木なつき:「支部にいかなくちゃ。またね!」
御厨 柴門:「おい、待て」
御厨 柴門:「支部?支部って言ったな」
結木なつき:「……はい? あ、私ですか?」
結木なつき:「はい! ここの近くの、えー、第三支部ってところに行くんです」
結木なつき:「知ってますか? このあたり、道が複雑で……」
GM:そろそろ小学校の下校時間だ。この厄介な女を放置しておくと、レネゲイドに関する秘密を小学生にペラペラ喋りかねない。
GM:御厨は今、チルドレンとしての選択を迫られていると言っていいだろう。しかも大変嫌な選択を。
御厨 柴門:「クソッ…面倒事は沢山なのに」
御厨 柴門:「オーヴァードで支部に行こうとしてる。ただの野良じゃないんだったら。所属を言ってみてくれ」
結木なつき:「はい? ……あっ、えー、私のことですね? 所属とか!」
御厨 柴門:馬鹿っぽいがウソはつかなさそうだと判断する
御厨 柴門:そうして他人を信用して失敗する事もあるが知ったことではない
結木なつき:背筋をぴしりと伸ばす。
結木なつき:「K市UGN支部所属のイリーガル。"サクラストーム"の結木なつきです!」
結木なつき:「今回は支部長の命令で、第3支部に増援としてやってきました~」
GM:増援。……現時点で、この地区で騒ぎが起きているという情報は入っていない。
GM:そんな情報があれば、キャラバンの情報網にもチルドレンとしての連絡網にもひっかかるだろう。
御厨 柴門:「K…か」
結木なつき:「はい。いいところなんですよ~、みんなも凄く親切で」
御厨 柴門:「そんな事は聞いてないし興味もないね」
御厨 柴門:「僕は“スカボロー・フェア”」
御厨 柴門:「この街のUGNに所属している。当然第三支部の場所も知っている」
結木なつき:「はい?」 さっきから聞き返しが多い。聴力に若干の問題があるのかもしれない。
結木なつき:「あ、あなたの事ですね。“スカボロー・フェア”?」
結木なつき:「かっこいい名前!」
御厨 柴門:「コードネームだ。初対面の相手に本名を名乗るのは迂闊すぎる」
結木なつき:「なるほどなるほど」
結木なつき:「よかったら、第三支部の場所を教えてもらってもいいですか? スカボロさん」
御厨 柴門:「…面倒事は嫌なんだ」
御厨 柴門:「乗って」
御厨 柴門:車を指さす
結木なつき:「はい?」
結木なつき:「……えっ、いいんですか? 車!」
御厨 柴門:「教えても良いけど、あんたがちゃんとたどり着けるか物凄く不安だ」
御厨 柴門:「荷物が届かないのはイライラする。それなら僕が運んだほうがマシだ」
結木なつき:「いやあ、それほどでも……えへへ」
結木なつき:言いながらも助手席に乗り込む。さすがにシートベルトの存在は知っているようで、ちゃんと締める。
御厨 柴門:「ちょうど、僕も第三支部へ行くところだった…おい」
結木なつき:「はい?」
御厨 柴門:「車に乗るならルールがある」
御厨 柴門:「助手席は…乗ってしまったなら仕方ないか」
結木なつき:「……ルール? あ、たしかにルールは大事ですね」
御厨 柴門:「一つ。その辺に勝手に触らない事」
御厨 柴門:「二つ。車を汚したりしない事。ゴミとかはちゃんとくず入れがある。多分大丈夫だと思うけど煙草もダメだ」
結木なつき:「ふむふむ」
結木なつき:「汚しませんよ~。タバコもそう。身体に悪いじゃないですか!」
結木なつき:「知ってますか? 未成年はタバコを吸ってはいけないんですよ」
御厨 柴門:「知ってるよ!」
御厨 柴門:運転席に乗り込む
結木なつき:「三つ目はありますか?」
御厨 柴門:エンジンを始動しギアチェンジ
御厨 柴門:「僕の配達予定が少し遅れた」
案内音声:『おはようございます。目的地までのガイダンスを開始します』
案内音声:『この先、斜め左方向です』
御厨 柴門:「ちょっとスピードを出すし狭い道も通る
御厨 柴門:ナビの音声を切る
御厨 柴門:「三つ。あんまり喋らないこと。揺れると舌を噛むぞ」
結木なつき:「わかりました!」
結木なつき:旅行用と思しきボストンバッグを膝に抱えて、しっかり席に座る。
御厨 柴門:発車する
御厨 柴門:「…荷物。後ろに置いても構わないけど。どうする?」
結木なつき:「えっいいんですか! 優しい!」
結木なつき:「でも大丈夫ですよ~。中は着替えとかお花の種とか、そんなのばっかですし」
結木なつき:「あっ、お花好きですか? いろんな種があるんですよ~」
結木なつき:「ええと、これがひまわりでしょう。で、マリーゴールドにアカンサスに……」
御厨 柴門:「運ぶ荷物に興味は持たないね」
御厨 柴門:「でも、花の香りは嫌いじゃない」
結木なつき:「!」
結木なつき:「それはよかった! お花好きな人に悪い人はいませんし!」
御厨 柴門:「大事な荷物ならしっかり抱えててくれる?運転中に助手席から荷物が転がったりされると迷惑だ」
御厨 柴門:車はスピードを上げ街を走る
御厨 柴門:少し向こうにN市UGN第三支部の建物が見えようとしていた。

GM:シーンカット。ロイスのみ可能です。
GM:シナリオロイスは"サクラストーム"結木なつき。
御厨 柴門:はーい
御厨 柴門:とります
御厨 柴門:突然の乗客/結木なつき/庇護○/面倒事
御厨 柴門:以上です
GM:面倒事w
GM:どうも! ではこれでシーンカット。
GM:次のシーンはミドル。合流シーンです……というところで、いったん休憩にしましょう。

MP01 : 『躊躇』 (マスターシーン)

GM:一週間前、K市UGN支部。
GM:3F建ての小さなオフィスビルを装ったUGN支部だ。もう深夜だが、支部長室には明かりがついている。
GM:"グリダーヴォル"池宮久光。
GM:沈着冷静なこの男にしては珍しく、眉を潜めている。
"グリダーヴォル"池宮久光:「……」
"グリダーヴォル"池宮久光:「……"マスターアビス"」
"グリダーヴォル"池宮久光:「こいつがそうなのか? ……こいつが……」
"グリダーヴォル"池宮久光:パソコンのトラックボールマウスをクリックし、画面上に並んだ写真を何度も確認している。
"グリダーヴォル"池宮久光:「もしそうなら、こいつは」
"グリダーヴォル"池宮久光:「こいつはジャームですらない」
"グリダーヴォル"池宮久光:「もっとヤバい、関わってはいけない奴だ」
GM:椅子にもたれかかり、眉根を抑える。
"グリダーヴォル"池宮久光:「…………」
"グリダーヴォル"池宮久光:「…………大仕事になるな。色々な意味で…………」

MP02 : 『合流』

GM:ミドルに入りましょう。第三支部での合流シーンになります。
GM:シーンプレイヤーは御厨くん。他のPCも登場可能です。
GM:ということで、出たい人はどうぞ!
鷲尾瞳:出ますとも!
鷲尾瞳:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 6[6]+46 → 52

入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:46->49)
士騎朝輝:OPでエフェクト使った分の侵蝕上げて38→42
士騎朝輝:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+9[9] → 51

御厨 柴門:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

GM:みんなだいたい同じ!
GM:さて。全員同時だとわちゃわちゃするので、ちょっとタイミングをずらしたいと思います。具体的には、
GM:マスターアビスと戦った士騎くんはみんなに話をする必要があるので
GM:どうでもいい情報を持っている人からにしましょう。最初は奈央&鷲尾&御厨&(結木なつき)。
GM:軽く話をしたところで、士騎&入間も登場という感じを想定してます。それでいいかな!
入間誠時:オーケイ!
GM:俺は絶対に最初から出たいぜという人がいれば言うんだよ。
GM:特になさそうかな。じゃあ、このプランでいこう。
御厨 柴門:イイヨー
鷲尾瞳:どうでもいい情報とはね

GM:N市第三支部。応接室もかねた支部長室には、全部で四名の姿がある。
GM:チルドレンの御厨、鷲尾。支部長の藤原奈央。
GM:そして、K市イリーガルの結木なつきだ。
鷲尾瞳:藤原支部長の後ろに控えています。まるで彫像のように直立している。
藤原奈央:「配達ありがとう御厨。長旅で疲れてると思うけど」
藤原奈央:「帰るのはちょっと待ってほしいの。もうひと働きしてもらうかもだから」
藤原奈央:受領証にサインし、御厨に渡す。
御厨 柴門:受け取ります
御厨 柴門:「別口?あんまりいい予感はしないけど」
御厨 柴門:「あと受け取りはもう一枚欲しいね」
御厨 柴門:折り畳みを解除した書類を渡しながら
御厨 柴門:「臨時の乗客だ」
結木なつき:「です!」
御厨 柴門:「受取人はそちらで良いだろ?」
御厨 柴門:「行きがかりの乗客だけど、仕事は仕事なんでね。きっちりしときたいんだ」
御厨 柴門:話を聞きながら受け取り書にサインを求める
藤原奈央:「うん。さっき身元も照合したけど、K市のイリーガルで間違いない」
藤原奈央:「"増援"ってのは意味がわからないけど……まあ、ひとまずこっちで預かるわ」
藤原奈央:「鷲尾」
藤原奈央:「入間と士騎が来る前に、現在の状況をざっと説明をお願いできる?」
藤原奈央:「結木も“別口”に関わってもらうかもしれないからね。とにかく戦力がほしい」
鷲尾瞳:「はい。了解しました、“リッターシルト”」
鷲尾瞳:「結木なつきさん。貴女はK市の現状はご存知ですか?」
結木なつき:「はい? K市ですか?」
結木なつき:「いえー。先週あたりから里帰りをしていたので」
結木なつき:「また伊崎くんが命令無視をしましたか?」
鷲尾瞳:「いいえ。約一週間ほど前から、K市支部との連絡が途絶しています。支部員も全員、行方がわかりません」
結木なつき:「ええっ!」
結木なつき:「それは大事では!」
鷲尾瞳:「はい。貴女もK市のイリーガルなら、なにか情報を得られるのでは……と期待していたのですが。その様子だと何も知らないようですね」
結木なつき:「みっ、御厨さん! すぐにK市に行きましょう!」
御厨 柴門:「…嫌だね。なんで君は話を最後まで聞かないんだ?」
御厨 柴門:「一つ。人が大事な話をしてる時は静かにしろ」
結木なつき:「だってだって!」
鷲尾瞳:「それは、やめておいたほうがいいでしょう」
鷲尾瞳:「現在、もう一つ大きな問題がこの地区で起こっています」
鷲尾瞳:「“マスターアビス”をご存知ですか?」
結木なつき:「マスター?」 きょとんとして、御厨を見る。
御厨 柴門:「マスターだって?」
御厨 柴門:「マスタークラスが噛んでるのか?」
結木なつき:「すごいんですか? それ」
藤原奈央:「すごい、という月並みな表現で済むならよかったんだけどね」 書類にサインし、
藤原奈央:御厨に渡しながら肩をすくめる。
御厨 柴門:「マスターアビスは知らないがマスタークラスといえばFHのステータスだ。名乗るにも相当な実力か功績が必要なはず」
鷲尾瞳:「彼の姿が、第三地区で目撃されました。イリーガルと交戦し、逃走。現在行方を追っています」
鷲尾瞳:「ファルスハーツにおける、コードネーム呼称法則のひとつです」
GM:マスターエージェント――ある特定の分野に特化した、上級エージェント。
GM:並大抵の力量で名乗る事はできない。マスタークラスというだけで強敵であることは間違いないのだ。
鷲尾瞳:「特定分野で卓絶した実力を持つ……FH内で最も優れた能力を持つエージェントにのみ、名乗ることが許される称号です」
鷲尾瞳:「アビスがどういった分野を指しているのかは不明ですが。恐らくは戦闘に絡む物でしょう。最大級の警戒を払うべきです」
藤原奈央:「幸い、ついさっき“アビス”と交戦したやつが今こっちに向かってるわ」
藤原奈央:「別件っていうのはそれ。"マスターアビス"を探し出して潰すことよ」
御厨 柴門:「まさか、追加の仕事ってそれじゃないだろうな?」
藤原奈央:「それです…………」
御厨 柴門:「クソッ……今日はついてないな」
鷲尾瞳:「不満ですか?“スカボロー・フェア”。UGNチルドレンなら、司令には従うべきだと思いますが」
結木なつき:「そうですよスカボロさん! 平和を守るUGN戦士として、マスターなんとかを野放しにしていいんですか!」
御厨 柴門:「ああ、勿論従うさ。僕だってUGNだからね。仕事を受ける以上はやってやるさ」
御厨 柴門:「予定外の親切心を出したばっかりにさらに厄介事を振られた僕のツキの無さを悔やむくらいいだろ」
入間誠時:では、そんなお話の中、こん、とノックオンが一つ。
入間誠時:扉に黒ずくめの長髪の青年が立っている。
藤原奈央:「来たわね。入っていいわよ」 モニターで扉の前を確認してから開ける。
入間誠時:「予定外の仕事っていうのはつきものだよな、こーいう稼業してると」
入間誠時:「悪いが話は聞いてた。"マスターアビス"だったか?」
藤原奈央:「そ。K市問題に加えて"マスターアビス"まで……頭が痛いわ」
藤原奈央:「多分、会ったことある奴はいないわよね。あたしも初対面だけど」
藤原奈央:「イリーガルの入間よ。K市支部に行って、現地の状況を見てきたって言ってる。そうよね?」
入間誠時:頷く。
鷲尾瞳:「始めまして。UGNチルドレン、“マクガフィン”鷲尾瞳です」斜め45度の一礼
入間誠時:「”黒の檻”入間誠時。K市支部は付き合いあるやつに会いに行っただけだが」
入間誠時:「難を逃れたやつがいるってんで来てみたらこっちはこっちで大事件ときたもんだ」
結木なつき:「K市イリーガルの結木です! あっ、名前はダメなんだっけ」
結木なつき:「“サクラストーム”! “サクラストーム”です!」
結木なつき:ぺこぺこお辞儀する。
入間誠時:「オーケイオーケイ。あんたがその難を逃れたイリーガルだな」
入間誠時:「無事で何よりだ。伊崎とか知ってる?」
御厨 柴門:「”キャラバン・サライ”の”スカボロー・フェア”」
御厨 柴門:「宜しく、輸送が専門だ。やる以上はどんな場所にも送り届けて見せるさ」
藤原奈央:「"スカボロー・フェア"と"マクガフィン"はチルドレンよ。まだ若いけど練度については間違いないから、安心して」
藤原奈央:自分のことは棚に上げて言う。(18歳)
入間誠時:「UGNのチルドレンつったらそこらの大人より有能だろ」
入間誠時:「あー、よろしく。俺は何でも屋やってる。庭仕事から汚れ仕事、なんでもござれだ」
入間誠時:「もしなんか頼みたくなったら連絡先を渡すから言ってくれ」
結木なつき:「……あ、伊崎くん? 伊崎くんの話ですか?」
結木なつき:「お友達ですよ~。旅行に行く前も会ったばっかです!」
鷲尾瞳:「お褒めに預かり光栄です、“リッターシルト”。それで、“黒の檻”。K市支部の現状は?」
入間誠時:「……K市支部の人員は誰1人としていない。第七支部からエージェント…”ノーヴェ”が調査に来てて、カチ合った」
結木なつき:「誰ひとり……伊崎くんもですか?」
御厨 柴門:「最悪の場合壊滅か。より悪い情報しか入ってこないな」
入間誠時:「うん、俺のトコにも一週間前にメッセが来てたよ」
入間誠時:「…伊崎も、いなくなってた。で、ノーヴェの言うことには、街中にジャームが徘徊してる」
入間誠時:「少なくとも4体」
鷲尾瞳:「"ノーヴェ"もK市支部に」
藤原奈央:「ん? 鷲尾、知り合いなの?」
藤原奈央:「ノーヴェってあれでしょ、第七の。ガラの悪い機械化兵」
藤原奈央:「……支部が機能停止したからには、当然ジャームも野放しになるわよね」
鷲尾瞳:「はい。以前、同じ任務に応りました。ガラはたしかに悪いですが、信頼できるチルドレンです」
鷲尾瞳:「彼は今何処に?」
入間誠時:「…あー、信頼できるってのは俺からも補足しとく。あいつは戦闘馬鹿だが変なことはしない」
入間誠時:「もうちょいK市当たるって言ってた。ジャームの掃討もあるし……」
入間誠時:「まだ暫くかかるんじゃねーかな」
GM:入間くんに言った通り、ノーヴェはK市にとどまっています。ガネシュ・カルキや、近隣区画のイリーガルと合同でジャーム討伐にあたっている。
GM:戦力自体は足りているようですが、しばらくは戻ってこないでしょう。
GM:※成田さんからは「お前とガネシュだけでなんとかしろ」と命令されていたが、面倒なので他メンバーと協力している
鷲尾瞳:「そうですか。"リッターシルト”。我々も現地に行くべきでしょうか?K市支部の消失と、"マスターアビス”の出現は無関係とは思えません」
藤原奈央:「んんー、どうかな……正直、こっちをこれ以上手薄にしたくもないのよね」
藤原奈央:「"マスターアビス"の力量にもよるけど、戦力は大いに越したことはないわ」
藤原奈央:「ねえ、どう思う? ――そろそろ入ってきていいわよ」
藤原奈央:手元のキーボードを操作し、支部長室の扉を開ける。
鷲尾瞳:「詳しい情報を得るためにも、一度現場を見ておいても……いえ、支部長がそう仰るなら、構いません。従います」
入間誠時:首筋を叩き、考える仕草。同時に起こる事件がつながっているのはよくあることだ。
入間誠時:そして、視線を移す。
GM:というところで、士騎くんも入ってきてください。アビスと交戦して生き延びた男!
御厨 柴門:空いた扉を見る
士騎朝輝:一つ縛りにして後ろに細く流した明るい茶の長髪。端正だが何処か挑発的な顔立ち。
士騎朝輝:スリムスラックスに気崩したシャツ、グリーンのネクタイを緩く締め、その上に校章のようなワッペンがついた灰色のブレザーを着ている。
士騎朝輝:端的に言うと学生服の少年。だが、無造作に掴まれている美しい拵の鞘入りの刀がただただ異質だった。
藤原奈央:「紹介するわ。イリーガル……ですらないんだけど」
藤原奈央:「過去に何度もUGNに協力してるフリーランスよ。名前は士騎朝輝」
士騎朝輝:「どう思うって言われてもなぁ。K市の方は成田の奴に任せても良いと思うが、あいつ、あれでクソ真面目だからな」
藤原奈央:「そうなの? なんか資料を見た限りだとヤバそうな人ってイメージしかないけど。今度挨拶にいっておこうかな」
藤原奈央:"成田支部長は意外と真面目"という一文を手元のメモ帳に記載する。
士騎朝輝:「ヤバい奴ではあるなぁ。俺4発殴られたぜ」と、手をひらりと振って口の端を上げて
鷲尾瞳:「"リッターシルト”の受けた印象は間違っていません。支部員に日常的に暴力を振るう危険なオーヴァードです。挨拶はやめておいたほうがいいでしょう」
鷲尾瞳:「士騎さん、ですか。私はUGNチルドレンの"マクガフィン”、鷲尾瞳です。先程の会話は聞かせていただきました。無事で何よりです」
士騎朝輝:「よろしく。士騎朝輝だ。こっちは相棒の村雨丸。ま、通りすがりのオーヴァードだ」
士騎朝輝:皆を見回す。
御厨 柴門:「七支部は何度か行ったけど物資回りの管理はしっかりしている支部だ。支部長はやたらと忙しそうだったけどな」
入間誠時:「……アビスと交戦した、か。なるほど」
入間誠時:「よろしく。入間誠時だ」
入間誠時:「第七は……あー。俺が行った時は支部長は外しててな……」
入間誠時:肩をすくめてよくわからない、の仕草!
結木なつき:「はえー。大きな町の支部長さんは大変なんですねえ」
結木なつき:ウォーターサーバーから水を注いでみんなに配っています。多分、K市に居た時からこういう事はやっていたのだろう。
士騎朝輝:そして写メで撮る。
鷲尾瞳:「すみません、何故今撮影を?」
入間誠時:「……おっと。撮るなら一言ぐらいくれ。ハズしてたら恥ずかしいだろ」
入間誠時:なつきちゃんからお水を受け取っている「サンキュ」
結木なつき:「あっ写真ですか? 写真ですよ御厨くん! ピースピース!」
士騎朝輝:「旅の思い出。会った奴の写真は撮ることにしてるんだよなぁ、それも、なるべく自然な表情をな」
入間誠時:「…ちぇ。それで不意打ちってわけか。油断ならんやつだなこれは」
士騎朝輝:「そう。だから無断でだ。良く怒られる。お前は乗りが良いな、入間。好感触だ」
入間誠時:「そいつぁどーも。仲良くやれるとこっちも嬉しい」
御厨 柴門:「何でピースしなきゃいけないんだ」
結木なつき:「えっ、写真はピースするものじゃないですか。知らないんですか?」
士騎朝輝:ピースしてるなつきちゃんを撮る。
結木なつき:「ピースピース!」
藤原奈央:「あんまそいつを甘やかすんじゃないわよ。手当たりしだいに写真撮るんだから」
鷲尾瞳:「記録に残すと、問題が生じることもあります。次からは許可を得てからにしていただけると」
士騎朝輝:「お前、藤原と気が合うだろ?ほぼ同じこと言ってるんだよなぁ」と瞳に返して。
士騎朝輝:「少しは甘やかしてほしいよなぁ。麦茶もまだだし。なぁ、村雨丸」
鷲尾瞳:「UGNに所属する者として、当然の意見だと思います」
入間誠時:「ま、悪いことしたらこっちがとっちめてやるから気にしなさんな」
入間誠時:>写真
藤原奈央:「ついでに言うと、遊んでる場合でもないのよ。"マスターアビス"について、ちょっとでも情報がほしいの」
藤原奈央:「どう? 相対した感じの印象とか、発言の内容とか」
御厨 柴門:「僕を撮ったのならデータをくれないか?」
御厨 柴門:「自分の写真って言うのは色々使い勝手があるんだ」
御厨 柴門:「自然な感じの写真は自分で撮ろうと思っても撮れないからね」
御厨 柴門:免許の偽造や交通違反などのアリバイ作りの文書偽造に使う
GM:偽造して常にゴールド免許!
藤原奈央:「データは遠慮なく没収していいからね、御厨」 冷蔵庫から麦茶を出してコップに注いでいる。
士騎朝輝:「わかったよ。そろそろ藤原が怖くなってくる頃だよなぁ。いいよ、じゃあ、まずはアビスの事から言おうか」
士騎朝輝:軽く咳払いして、御厨に向かって 分かってるやつだ。と返してから口を開く。
士騎朝輝:「さて実際、交戦して、見てみろよ。俺は無傷だ。傷一つついてない」
士騎朝輝:服にも埃や汚れ一つなし。
結木なつき:「ふんふん?」
鷲尾瞳:「つまり想定しているほどの戦闘力はない、と?」
御厨 柴門:「君が強いのか相手が弱いのかイマイチ判断できないな。前者だと嬉しいけどさ」
藤原奈央:「同感ね。マスターエージェントなんて指先ひとつで殺せる、って言ってくれると心強いわ」
入間誠時:「紙一重の無傷か余裕の無傷か」
入間誠時:「……他の印象は?」
士騎朝輝:「それで尚、俺はあれを"本物"だと思った」
結木なつき:「本物?」
入間誠時:表情を引き締める。
士騎朝輝:「傷がついてないのは、何のことはない。攻撃されてないからなんだよなぁ」
士騎朝輝:「あいつが使ったのはワーディングだけなんだが」眉を顰める。
士騎朝輝:「あんなの、耐性がない奴が引っかかったら、その場でジャーム行きだ」
入間誠時:「攻撃してこなかったのか?」首をとん、と叩き
入間誠時:「………なるほど。それはそれで『攻撃』だ」
藤原奈央:「えー……ちょっと待って」
藤原奈央:「ワーディングだけでそれ? 怪物じゃない」
藤原奈央:「マスターエージェントの名は伊達じゃないってことか」
入間誠時:「つまりヤバイってことだな。どうする?」
士騎朝輝:「怪物だなぁ。で、藤原の頭を悩ませる事がもう一つ」
藤原奈央:「どうするって、そんなの決まって……えっ」
藤原奈央:「まだあんの!?」
士騎朝輝:「俺としては、これをどうにかしないとヤツはどうにもできないと思うけどなぁ」
士騎朝輝:「"村雨丸”で斬っても手応えがない。って言ったろ?その力は知ってるよなぁ」
GM:あっごめんなさい、村雨丸は
GM:効果はあります!衝動侵蝕もちゃんと無効化できた!
士騎朝輝:あ。そうか。じゃあ、ちょっと言いなおしましょう。
士騎朝輝:「正確には、能力の一端は消せたんだが、アレはかなり不死身度が高い。核が複数あると推測してるぜ」
鷲尾瞳:「士騎朝騎さん。一つよろしいですか?」胸の前で手を上げて
士騎朝輝:「2つでも、3つでも」
士騎朝輝:どうぞと手で返して。
鷲尾瞳:「失礼ですが、貴方がただ気圧されていてそう感じた……という可能性はありませんか?」
藤原奈央:「ほ、ほんとに失礼なこと聞くわね!?」
藤原奈央:「でもまあ、可能性としてはなくもないか。どうなの?」
入間誠時:「この直截さ。純粋培養チルドレンって感じだ」
入間誠時:「や、そーいうのも偏見か。悪いな」
藤原奈央:「間違ってはいないんじゃない。純粋培養チルドレンって、少なからず変わったところがあるし……」
入間誠時:「ま。そーだけどさ……気にしてるかもしんないだろ、そーいうの」
士騎朝輝:「俺は繊細なところがあるからなぁ」嘯き笑う。
鷲尾瞳:「申し訳ありません。しかし、いくらマスターエージェントとは言え、ワーディングだけでジャーム化させるというのは」
鷲尾瞳:「信じがたい情報です。……何か私が間違ったことを言っていますか?」周囲の反応に対して
士騎朝輝:「そういう奴がいても良いし、可能性を潰すって意味じゃ大事な発想だよなぁ」
御厨 柴門:「正確な情報を求めるってのは悪い事じゃないと僕は思うね」
御厨 柴門:「ただ正確な情報ってのは主観じゃ得難いってのも確かさ」
御厨 柴門:「つまり僕は士騎くんの事を良く知らない。つまり支部長の保証があるなら」
御厨 柴門:「わりと信用できる情報なんじゃないかな?」
入間誠時:「いいや、間違っちゃいないさ。ただ入り方があまりにどストレートだってだけ」
士騎朝輝:「自己申告より他者評価だよなぁ。なぁ、藤原、俺がそういう奴だと思うか?」
藤原奈央:「んー、そうね」 士騎を見る。
藤原奈央:「あたしから言わせて貰えば、こいつの実力……特に胆力は折り紙付きよ」
藤原奈央:「こいつ、仮に両手足切り落とされて惨敗したとしても心は絶対屈しないタイプだもん」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。……了解しました。"リッターシルト”がそう言うのなら、私も彼の言葉を信じます」
入間誠時:「……ま、ビビってたら涼しい顔して『俺は無傷だ』なんて言わんよな」
結木なつき:「ふんふん。じゃあ、マスターアビスさんはやっぱりスゴヤバいってことですねえ」
御厨 柴門:「ついでだ。自己紹介の続きといこう」
御厨 柴門:「僕は君達の事も良く知らない。それぞれ得意なことぐらいは話しておくべきじゃないか?」
藤原奈央:「あ、そうね。チームになるんだから名乗りは大事よ」 もう決定事項のように扱っている。
藤原奈央:「順番にいきましょっか。時計回りで入間、士騎、結木で御厨であたし」
入間誠時:「あー、アビス討伐に俺も入れるならその分仕事ってことで報酬頼むな」
入間誠時:「それさえありゃ喜んでご協力させていただきますとも」
入間誠時:「あいさ」
藤原奈央:「もちろんよ。あたし、デキる人間に報酬は惜しまない女だから」 ウインクする。
藤原奈央:「入間はたしか、領域使いよね。”裏”向けの情報で以前見たわ」
入間誠時:「センキゥ」手を軽く上げて
入間誠時:「で、自己紹介の続きだな」
士騎朝輝:「支部の金は大丈夫か不安になるよなぁ。あんま安請け合いするなよ藤原 おっと自己紹介どうぞ」
入間誠時:「能力は領域内の重力の操作。相手を縫いつけたり、痛い目に遭わせたり……」
入間誠時:「ついでに、諜報の真似事もできる。領域には魔眼の機能もついてるからな。領域が届くならなんでも見聞きできる」
入間誠時:「ま、嫌がらせに特化してると思ってくれ。破壊力はそんなでもないってことを付け足しとく」
藤原奈央:「応用が効くのはいいことね。羨ましい事だわ」 ちょっと機嫌を損ねた口ぶりで。
藤原奈央:「オッケー。じゃあ次、士騎かな。お願い」
結木なつき:「あ、私書記しますねー。こういうのいつもやっていますから」
結木なつき:部屋の端のホワイトボードをひっぱってくる。
士騎朝輝:「いいね。作戦会議っぽい雰囲気だな」
士騎朝輝:「さて、俺は応用が効かないから、羨ましがられることはないよなぁ」
藤原奈央:「軽くでいいからね。時間かかるし、そもそもオーヴァードの能力を全部口で説明するのは難しいし」
藤原奈央:「……他人の能力を聞いてるとコンプレックスが刺激されるとか、そういうのじゃないからね」
士騎朝輝:「白状してる。白状してる」
藤原奈央:「いいから! さっさと説明!」
士騎朝輝:「俺はサラマンダー/ブラックドッグの剣使いだ。反射神経の暴走強化と空間冷却の恣意的暴走を白兵能力に組み合わせてる」
結木なつき:「反射シンケイのぼう走……」 頑張って書記している。
士騎朝輝:「つまり戦闘中は常に暴走状態になることと引き換えに、高速高出力戦闘を可能にしている」
士騎朝輝:「わかりやすいよなぁ。そして村雨丸は」
士騎朝輝:抜き放たれる村雨丸。殺気高ぶれば水気を増し、斬らば勢いよく露が流れ刃の鮮血を洗いおとす妖物殺しの遺産である。
士騎朝輝:「ジャームの能力を黙らせる力を持った遺産だ」
士騎朝輝:刀身から迸る飛沫が一瞬で凍りつく。氷片をぼろぼろと落とすと、音もなく鞘に納める。
結木なつき:「うおっ」 思わず目を丸くする。
入間誠時:目を細める。
入間誠時:「頼もしいな」
御厨 柴門:「暴走のコントロールか」
御厨 柴門:「なるほど」
藤原奈央:「暴走するやつは苦手? 御厨」
藤原奈央:UGNの中には苦手意識を示すものもいるので、支部長としては作戦前に確認を取るようにしている。
御厨 柴門:「いいや、同じタイプだと思っただけさ」
藤原奈央:「同じタイプか。……鷲尾」
藤原奈央:「ちょっと順番変更。鷲尾の前に御厨にしましょ」
士騎朝輝:「同じタイプ。暴走を利用するタイプか?冷静な奴に思えたんだがなぁ」
鷲尾瞳:「正規の訓練を受けることをおすすめします。暴走を利用するタイプは、他のオーヴァードに比べてジャーム化しやすい傾向にありますから」
御厨 柴門:「それは人によるんじゃない?」
御厨 柴門:「”キャラバン・サライ”は知ってる?この街の輸送屋さ」
御厨 柴門:「つまり僕の専門は輸送や護送。目的地まで荷物や客を送り届けるのが仕事だ」
御厨 柴門:「能力もそのまま色んな乗り物をどこにでも出せる。空だろうが海だろうが届けるさ」
GM:みんなは知っていてもいいし、知らなくてもいいです。N市を駆け巡るUGN輸送部隊――それが”キャラバン・サライ”。
藤原奈央:「支部長用の機密書類とかね」 今回届けてもらった書類ケースをちらりと見せる。
藤原奈央:「まあ、今回は予期せぬオマケもついてきたけど……」
結木なつき:「御厨くん、運転手さんなのに戦えるんですか?」
御厨 柴門:「戦闘能力って意味じゃ専門じゃないけどね。所謂ヴィークルを扱った戦闘は一応こなせる」
御厨 柴門:「他にも、こういう流通に関わる部隊は情報にも強い。情報収集なら戦闘よりは役に立つさ」」
藤原奈央:「あっちから来てくれる、ってこともないだろうしねー」
士騎朝輝:「さしあたっては俺達をマスターアビスまで届けるのが仕事か」
御厨 柴門:「帰りの便が要らないなら届けるだけでも良いけど?」
藤原奈央:「だぁー! それはダメ、絶対ダメ!」
藤原奈央:「帰ってくるまでが遠足って小学校で言われたでしょ!」
士騎朝輝:「アフターサービスまで完璧にこなしてこその運び屋だと思うんだよなぁ」
御厨 柴門:「それは置いておいて僕の場合は士騎くんと違って暴走のコントロールを主に防御に使う」
御厨 柴門:「荷物が無事でも荷物を運ぶやつが死んじゃあシャレにならないからね」
御厨 柴門:「戦闘も、暴走の極限を超えればある程度はやれるつもりだ。ちょっと運転が荒っぽくなるけどね」
藤原奈央:「クレイジータクシー……」
士騎朝輝:「エチケット袋は各自用意した方が良いよなぁ、それ」
入間誠時:「俺もなんか羨ましくなってきたな。暴走を力に変えられるやつ」
士騎朝輝:「入間止めた方が良いんじゃないか。暴走する何でも屋って流石に仕事取れそうにないぜ」
入間誠時:「ふ。そりゃそーだ。仕事がないとつまらんしな」
藤原奈央:「……さすがに暴走メンバーが二名もいると心配になってきたわね。鷲尾、抑えられる?」
藤原奈央:「万が一の時の話よ。士騎も御厨もそのあたりは大丈夫だと思うけど」
藤原奈央:そのままの流れで、瞳ちゃんの能力紹介を促す。
鷲尾瞳:「はい。問題ありません。」
鷲尾瞳:「私の能力はモルフェウスの錬成能力を生かした近接戦闘力の向上ですが」
鷲尾瞳:「集団戦闘カリキュラムも履修済みです。それ以外にも、交渉・情報収集・潜入任務の経験もあります」
鷲尾瞳:「お二人の侵蝕率管理の他、必要な部分は私が補います。ご安心を」
士騎朝輝:「優等生だよなぁ。これは心強い」
御厨 柴門:「真面目な人が居ると本当にやりやすいね。うちはいい加減な人が多いからね」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして必要な能力を身に着けているだけです」と言いながらこころなしか嬉しそうな顔をしています
藤原奈央:「鷲尾はあちこちの任務に参加してるけど、評判は上々よ。あたしほどじゃないけど美少女だしね」
藤原奈央:「かわいいからってナメると痛い目見るから、そこんとこよろしく」
鷲尾瞳:「可愛いかどうかはチルドレンの適正には関係ありません」
士騎朝輝:胸を見比べる。
藤原奈央:視線に気づいて消しゴムを士騎くんに投げつける。
入間誠時:「…機械的かと思ったけどそーでもなさそうだな」
入間誠時:「優等生って俺は縁なかったからなあ。どういうもんかちょっとわからんが」
入間誠時:「ま、仲良くやろうぜ」
藤原奈央:「あたしはサラマンダーの防御特化。もちろん、"マスターアビス"の攻撃からも守ってあげるけど」
藤原奈央:「《ワーディング》はなあ……あれは防御するようなエフェクトじゃないし……」
藤原奈央:「まあ、大抵の攻撃なら無効化できるから安心してちょうだい。"リッターシルト"の名は伊達じゃないわ」
士騎朝輝:「硬いよなぁ この消しゴム」当たったところを抑えて「ああ、藤原の防御能力は桁が違う」
御厨 柴門:「で、残りは結木さんの番か」
結木なつき:「……あ、私ですか? 私ですね!」
結木なつき:「支援ができます!」
結木なつき:「あと、お花の世話も得意です。がんばります!」
入間誠時:「そりゃ頼もしい。どんな感じの支援が得意なんだ?」
入間誠時:「それと、花の世話についても後で教えてくれ。難しい品種のこととかな」
士騎朝輝:「花か…」大葉、花屋の娘だったな。と思いだし。さて、今何をやってるだろうか。
結木なつき:「こう、他の人に力を……たまにお花も舞って……」 説明が苦手!
結木なつき:「とにかく支援ができます!」
結木なつき:「あ、お花についてはいっぱいお話できますよ~。なにが好きですか? 今の時期は……」
入間誠時:「あ、それは今はおいといて…後で教えてくれりゃいいから、な?」
入間誠時:お花について語り出しそうだったので止める!
入間誠時:「……まあなんか、力を底上げするなり精度を上げてくれるなりしてくれるってことか」
鷲尾瞳:「お花の世話。オルクスシンドロームでしょうか」
御厨 柴門:「K市の地理は詳しいかい?」
結木なつき:「それなりには!」 >地理
御厨 柴門:「それで十分だ」
御厨 柴門:「助かるよ」
鷲尾瞳:「先程から薄々感じていましたが、結木なつきにはもう一度イリーガル向けの講習を受けてもらったほうがいいですね」
鷲尾瞳:「今回の任務の危険性も理解しているのかどうか、不安になってきました」
藤原奈央:「そうねー。まあ、K市も人数が少ないからそのあたりまで手が回んなかったんでしょ」
入間誠時:「……講習ってイリーガルやるなら受けなきゃいけないもんなのか?」
士騎朝輝:「支援能力者がいれば戦力は跳ね上がるから、有難いよなぁ。でも、いいのか?相手が相手だ」
結木なつき:「えっ、UGNは人を助けるのが仕事ですよね?」
結木なつき:「御厨くんにもここまで送ってもらったし……道案内でもなんでもやります!おまかせください!」
士騎朝輝:「ここまでやる気の人間を止めるのは俺の信条に反するな」
GM:ということで、次のシーンから情報収集に入れます。
藤原奈央:「……よし。じゃあ改めて」
藤原奈央:「このメンバーを中核として、"マスターアビス"討伐戦に移るわ。休憩入れて、30分後に支部入り口に集合で」
藤原奈央:「調査に入りましょ。いったん解散」
入間誠時:「オーケイ。そんじゃま、後でな」
入間誠時:普通に歩いて出て行く。
鷲尾瞳:「了解です。では、また30分後に」45度礼をしてから部屋を去ります
士騎朝輝:「逃げても、別に俺は責めないぜ」にやっと笑って皆を見送る。
御厨 柴門:「えっと、何人乗りの車両を出せばいいんだ?」
御厨 柴門:「人数と機材の量をデータで送っておいてくれ」
藤原奈央:「了解。キャラバンにも正式依頼出しておくわ」
御厨 柴門:「助かるよ」
御厨 柴門:部屋から出ます
御厨 柴門:「結木さん、簡単な事でいいから」
御厨 柴門:「街の様子を教えてほしい」
御厨 柴門:などと話しながら
結木なつき:「わかりました! K市はですねー、クルクルちゃんまんじゅうが町おこし銘菓でして……」
藤原奈央:「士騎も休んどきなさいよ。麦茶ならそこにポットで出しといたから」
士騎朝輝:「サンキュ 休憩はお前もな。流石に激務過ぎるよなぁ、実際それで支部を回せるんだから、感服はするけどな…の前に、ちょっといいか?」
藤原奈央:「ん? なーに?」
士騎朝輝:「実際、お前は凄いという話だけどな。こういう任務の前にちょっと言っておいた方がすっきりすると思ってな」
士騎朝輝:麦茶を飲んで一息。
藤原奈央:「えっなに急に」
士騎朝輝:「藤原、お前、攻撃能力を使えないことを気にしてるみたいだけどなぁ。それ、自分の努力が足りないとか、努力の仕方が間違ってるとか、頑張ってるのに形にできないのが辛いとか、私は人を導く立場なのにとか、大凡の事が出来て初めて一人前なのにとか、色々思ってテンパってそうだよなぁ」
藤原奈央:「ほんとになに急に!?」
士騎朝輝:「マスターエージェントとやり合うかもしれないのに、拗らせたら大変だろ?」
士騎朝輝:「行きずりの人間のお節介は旅の醍醐味だぜ。つまらないと思ったら終わった後で捨てればいい」
士騎朝輝:いつものような皮肉気な笑みだ。
士騎朝輝:「藤原が攻撃能力使えないのは、純粋に誰も傷つけたくない想いが強いんだろ。その掛け値なしの優しさは恥じる事じゃないし、お前が誰かを傷つけてでも守りたい人が出来るか、本当に許せない奴が現れたら、自然に能力は発現するさ」
士騎朝輝:「だから、気にするな。と言いたいんじゃないな、俺は変わらないで欲しい。今の自分は凄いんだって肝心なところで自分自身を認めて欲しいんだよなぁ」
士騎朝輝:「お前は本当に凄い奴なんだから」
士騎朝輝:旅で出会った好ましいものが、また何時か再会する時に同じ笑顔でいたとしたら、これほど素晴らしい事もない。だから、変わらないで欲しい。そういうことだ。
藤原奈央:「……あっ、なるほど」
藤原奈央:「あ、あんた……元気づけてくれてんのね? びっくりした……脳の寄生虫にやられたのかと思った……」
藤原奈央:「だいじょーぶよ。いつも言ってるでしょ?」
藤原奈央:「あたしは天才で! スレンダー美少女で! 支部長なのよ!」
藤原奈央:「凄いのよ! 誰に言われなくたって、あたしは自分自身を認めまくってるの!」
藤原奈央:「……まあ……」
藤原奈央:「礼は……いちおう……言っといてあげる。ありがとう」
士騎朝輝:「褒められるの好きな癖に、よく言うよなぁ」からからと笑う。「どう、いたしまして」
士騎朝輝:「あぁ、でも、傷つくのは自分だけで良いって思ってるなら、それはマゾだ。不健全だよなぁ、止めとけよ」
士騎朝輝:今までの台詞を帳消しどころか台無しにする駄目な言葉が飛んだ。
藤原奈央:「誰が!! マゾよ!!」

GM:シーンカット! ロイスと調達が可能です。
GM:PC間ロイスというシステムがあると、PC間のやりとりが潤滑になるという情報をNASAから得ているので
GM:取りましょうか。PC1→2→3→4→1で。
GM:あ、別にこれは今じゃなくてもいいです。後でもね!
GM:とにかくロイスとか調達をせよ!
入間誠時:ロイスだー!
入間誠時:御厨くんに、第一印象ロイス!
鷲尾瞳:士騎くんにロイスを取ろう
御厨 柴門:鷲尾瞳/真面目○/堅い
士騎朝輝:友人 藤原奈央 親愛〇/呆れ を取りまして 協力者 入間誠時 共感〇/隔意 フリーランスとノリに共通するものがあるなと言う感じ
入間誠時:同行者/御厨紫門/親近感:○/隔意/ロイス 仕事人としての親近感ととっつきづらそうな隔意!
鷲尾瞳:チームメイト/士騎朝騎/P:好奇心○/N:猜疑心/ロイス
御厨 柴門:購入もする
鷲尾瞳:何者なんだろうな、と不信感をちょっといだきつつ、悪い印象もないので好奇心という形で表に出てきている、と言う感じのロイスです
鷲尾瞳:ボディーアーマーを欲しがろう
鷲尾瞳:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[1,10]+3[3] → 13

鷲尾瞳:お、買えた。装備しておきます。
士騎朝輝:よし。アームドスーム 手配師使用
士騎朝輝:アームドスーツ
士騎朝輝:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 8[3,4,6,8]+5 → 13

士騎朝輝:財産2点使用で購入 ウェポンケースに入れます。
御厨 柴門:着ぐるみは強いけど見た目がなw
御厨 柴門:アームドスーツだ
御厨 柴門:2dx+11>=15
DoubleCross : (2R10+11[10]>=15) → 10[4,10]+1[1]+11 → 22 → 成功

入間誠時:んー、メイド服かなあ
御厨 柴門:同じくウェポンケースに入れときます
入間誠時:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 8[3,4,8]+3 → 11

鷲尾瞳:おわり
入間誠時:今は温存!失敗で以上!
士騎朝輝:以上
御厨 柴門:瞳ちゃん アームドスーツの方が良ければ
御厨 柴門:ボデマと交換しても良いよ
鷲尾瞳:どうしようかなあ
鷲尾瞳:一応行動値一番高いし私はボデマでいいかな
御厨 柴門:OK

MP03 : 『計画』

GM:次のシーンに行きましょう。情報収集。
GM:シーンプレイヤーは御厨くんです。ほかの人は任意登場。
GM:登場ダイスをどうぞ。
鷲尾瞳:出ます。情報収集技能は5まで伸ばしてある!
鷲尾瞳:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 8[8]+52 → 60

士騎朝輝:1D10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 4[4]+51 → 55

御厨 柴門:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 5[5]+49 → 54

入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:49->50)
GM:現在チャレンジ可能なものは次の通りです。
GM
■K市とK市支部について <情報:UGN> 難易度7(入間が挑戦する場合、-1)
├■???
└■???
■"マスターアビス"について <情報:FH>難易度8
└■???
 └■???

○第三支部の支部長交替について <情報:UGN>難易度5

GM:一番下は任意。ほかは必須です。
入間誠時:じゃあK市についてやりましょうか
入間誠時:せっかくボーナスもあるし
鷲尾瞳:FHの情報なんて持ってないよ~
鷲尾瞳:一旦様子見しようかな。新しい情報で難しいのが出たらやりたい。
士騎朝輝:マスターアビスやりましょう 情報FH持ってますし
GM:(なんで持ってるんだろう……)
入間誠時:財産もあるしいけるだろう!
入間誠時:UGN!
入間誠時:3dx>=7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 9[5,5,9] → 9 → 成功

御厨 柴門:追加情報出たらエフェクト切りたいかな
士騎朝輝:技能から過去を察する系の奴
士騎朝輝:コネ 要人への貸し使って振ります。
入間誠時:難易度そのままで振ってしまったけど成功!
士騎朝輝:4DX+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 8[5,6,8,8]+3 → 11

士騎朝輝:成功です。
GM:やる!
GM:では、まず二つの情報を開示します。
GM:■K市とK市支部について
■K市とK市支部について

N市から5駅ほど離れた地方都市。
K市支部は非戦闘員含めて10人だが、少数精鋭として評価が高かった。
一週間ほど前から音信不通になっている。

第七支部のエージェントが調査した結果、支部に人員は一人も残っていなかった。
最後の記録は『"マスターアビス"を発見した』というもので、
"マスターアビス"と交戦して全滅した可能性が高い。

GM:入間くんのOPでも語られた通り、K市内には複数の異形ジャームが出現しており、支部に侵入したものも居ます。
GM:そのせいで記録が破損しているのも、何があったのか確認に時間がかかっている要因のひとつですね。
GM:次。マスターアビスについて。
■"マスターアビス"について

『アビス計画』で生み出されたマスターエージェント。

完全に発狂しており、意思疎通は不可能。
他者との連携が困難なためか、特定のセルが"アビス"を抱える事はない。

得意分野は生命力の活性化。
現在はN市第三地区に潜伏しているという情報があり、
一刻も早く見つけ出して討伐する必要がある。
GM:追加情報が発生します。
■K市とK市支部について
├■結木なつきについて <情報:UGN/噂話> 難易度7 (御厨が挑戦する場合、-1)
└■伊崎拓也について <情報:UGN/噂話> 難易度8
■"マスターアビス"について
└■アビス計画 <情報:FH/裏社会> 難易度11
 └■???
鷲尾瞳:アビス計画とはね
GM:振りたい人は振りなされ!
御厨 柴門:アビス計画いっとくか
鷲尾瞳:UGN持ってるし伊崎くんについて調べようかな
御厨 柴門:巨匠の記憶&コンセ
GM:あっ、第三支部の支部長交替について <情報:UGN>難易度5 もあります。まあ必須じゃないけど……
GM:白い巨匠!
入間誠時:奈央ちゃん…
御厨 柴門:6dx7>=11
DoubleCross : (6R10[7]>=11) → 10[1,2,3,3,5,8]+5[5] → 15 → 成功

鷲尾瞳:入間くんが情報弱いから難易度低い奈央ちゃんは残しときたいな~って感じなので
鷲尾瞳:伊崎くん調べます。社会2にコネでダイスは+2、DBで+1、合計5
鷲尾瞳:5DX+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 10[1,1,2,7,10]+8[8]+5 → 23

GM:えーつよっ
鷲尾瞳:大成功
入間誠時:ひええ
鷲尾瞳:UGNチルドレンですから
御厨 柴門:浸蝕+4で58
■伊崎拓也について

結木の同僚である、K市のUGNイリーガル。
コードネームは"フィールティ"。キュマイラ/ウロボロスの男子高校生。

妄想衝動持ちの上に猪突猛進気味で、話を聞かないところがある。
ただ、誰かを守ろうとする意志はとても強く
将来的には正規エージェントになる事も視野に入れていた。

当初は他のK市メンバーと同様、行方不明と思われていたが
N市内で伊崎らしき少年を目撃したという情報が複数寄せられている。
鷲尾瞳:N市で……
鷲尾瞳:こわいよお
GM:N市内というか、第三地区内かな。
GM:これでK支部の生き残り(暫定)は結木と伊崎の二名に増えました。
■アビス計画について

FHで推進されていた次世代強化兵の開発計画。
『レネゲイドの深淵へ至る』がコンセプト。

多重合成した遺産への適合、超高侵蝕域での人格安定など
従来のオーヴァードでは至れなかった高みを目指した。

結果として何体かが"マスターアビス"としてリリースされたが、
『正常な意思疎通ができない』『深刻な記憶障害を持っている』『能力が偏りすぎて連携に向かない』など改善点は多い。
GM:新情報が追加されます。
GM
■K市とK市支部について
├■結木なつきについて <情報:UGN/噂話> 難易度7 (御厨が挑戦する場合、-1)
└■伊崎拓也について
■"マスターアビス"について
└■アビス計画
 └■マスターアビスの潜伏地点 <情報:UGN/裏社会>難易度13 または<運転>難易度15

○第三支部の支部長交替について <情報:UGN>難易度5

GM:ということでロールに入りましょう。場所の希望とかある人はいますか?
GM:こだわりの車内インテリアを見せたいとか・・・
御厨 柴門:あれですね、向かい合わせに座る座席がある
御厨 柴門:特殊部隊用のトレーラー
御厨 柴門:あの場所で会話したくないですか?
GM:いいですね!さすが運び屋!
鷲尾瞳:いいですね~
入間誠時:いいですね!
士騎朝輝:ソウルハッカーズだね
GM:じゃあそこにしましょう。御厨くんも話す事を考えると
GM:走行中よりも、どこかに駐車中ってことになりますね。
GM:UGNが管理してるホームセンターの駐車場にしましょう。トレーラーが止まってても不思議じゃない感じの。

GM:ケーホクホームセンター。大きな駐車場を持ちいつも客で賑わっている、大型スーパーや電気店が併設されたホームセンターだ。
GM:もちろん実際は違う……第三支部のサテライト拠点のひとつであり、資金源の一つでもある。
GM:そんな駐車場に停まったトレーラーのコンテナ内で、君たちは情報交換をしている。
藤原奈央:「さて」
藤原奈央:「実際どうかしら。分かった事を順番に共有しましょ」
御厨 柴門:「今回は運搬力と装甲を重視した。乗り心地は最高とはいかないけど」
結木なつき:「乗り心地、いいですよ! 秘密基地みたいですし!」
士騎朝輝:「凄いよなぁ。これがレネゲイドで作られてるんだからなぁ、こういう能力にこそ俺は憧れるよなぁ」
鷲尾瞳:「作戦の内容を考えれば、いい選択だと思います。"スカボロ・フェア”」
入間誠時:「これなら急な襲撃があっても耐えられる」
鷲尾瞳:「では、私達から報告を」と、隣の入間くんに目配せして
入間誠時:「ああ」
入間誠時:「俺たちはK市支部について洗ってた。鷲尾くんにはそれぞれの人員について」
入間誠時:「で、あるイリーガルのことがわかった。だよな」
鷲尾瞳:「はい。K市支部のメンバーは結木なつき以外行方不明となっていますが」
鷲尾瞳:「その中で一人、N市で目撃されたイリーガルが居ました。伊崎拓也。コードネームは"フィールティ"」
結木なつき:「伊崎くん!」
結木なつき:「よかった~! 元気だったんですねえ」
入間誠時:「……」
鷲尾瞳:「彼のものと思われる目撃証言が多数報告されています。ただ、彼自身との連絡は取れていない……そうですね?"黒の檻”」
入間誠時:「ああ。メッセージも…」
入間誠時:スマートフォンのメッセンジャーアプリを立ち上げて、見せる。
入間誠時:こちらから、いくつかメッセージを送っている。
入間誠時:『大丈夫か』『何をしている』『そちらの様子は』などだ。
士騎朝輝:「これ寝床にも不自由しないしなぁ、村雨丸」トレーラーの壁をこんこんと叩く。「で、その伊崎拓也は入間の知り合いか」
藤原奈央:「返事は来てないか。無視する理由もないしなあ」
士騎朝輝:「どんな奴なんだ。と、言うか、生きていたらどんな行動をとる奴だ?って聞く方が良いか」
鷲尾瞳:「"マスターアビス”から、何らかの影響を受けている可能性が高いと思われます。見かけたとしても、接触は慎重にお願いします」と、特に結木さんに念を押す用に
結木なつき:「ふむふむ」 分かっているのか分かっていないのか。
藤原奈央:「言いにくいけど、その伊崎こそが"マスターアビス"って可能性も否定はできないわね……」
入間誠時:「…何かしらの異常事態下にあることは間違いない。そして、K市支部だが」
入間誠時:「最後の記録が『マスターアビスを発見した』というものだった。ドンピシャ。ってワケだ」
入間誠時:「…そうねえ。あいつは…」
入間誠時:「ま、バカだな。猪突猛進。人の話を聞かない。でも、悪いやつじゃない」
入間誠時:「他の奴らを守りたいってよく言ってたよ」
入間誠時:肩を竦める。
士騎朝輝:「好感はもてるよなぁ。状況を考えるとぞっとしないけどなぁ」
結木なつき:「そうなんですよ~。私が旅行に行く前も、まじめな顔で"お前の事は僕が守る"って言ってました」
結木なつき:「里帰りくらいで大げさですよねえ」
入間誠時:「思い込みが激しいのがオーヴァード化したことでさらに強化されたのか、妄想衝動持ちってことまでなぜか俺は知っている」
入間誠時:多分何か苦労をかけられたのだろう。
鷲尾瞳:「彼がまだ戻れる事を祈りましょう」
入間誠時:頷く。
御厨 柴門:「そうだな」
士騎朝輝:「大胆な告白だ」
士騎朝輝:「一度くらいは言われてみたいよなぁ」
鷲尾瞳:「告白……?」全く意味がわかっていない
入間誠時:「じゃあ、そっちだ。マスターアビスについて調べてたんだろ?」
藤原奈央:「あんたは言う側じゃないの……? そうね。"マスターアビス"についての進捗も聞きたいわ」
入間誠時:「守るって言った言葉をこそ守れるようになりたいもんだよ」
藤原奈央:「理想は、能力原理とかシンドロームとかが割れることなんだけど。御厨、士騎、実際どう?」
士騎朝輝:「言う相手がいないんだよなぁ。それに暴走型だしな…あ。アビスの話な」
士騎朝輝:「少し突いてみて分かったことだが」何処をとは言わない。
士騎朝輝:「あれは実力でなったマスターエージェントか怪しい」
士騎朝輝:「その名も『アビス計画』で生み出された代物だ」
藤原奈央:「……なるほど。人工調整された怪物ね」
藤原奈央:「ちゃんと調整できてるのか怪しいけど」
御厨 柴門:「それだ『アビス計画』」
鷲尾瞳:「マスターエージェントに"なった”のではなく、マスターエージェントとして"作られた"物だと」
士騎朝輝:「だが作ったは良いが、完全に発狂してて意思疎通は不可能。他者との連携が困難で、特定のセルが"アビス"を飼う事はない」
士騎朝輝:「ジャーム兵器ですらない欠陥兵器って事だよなぁ。アビス計画の方は御厨が当たりつけてたか」
入間誠時:「……研究成果ってやつか。ゾッとしないね」
入間誠時:幼い頃垣間見たFHのようすを思い出す。
藤原奈央:「生命力の活性化っていうのも、士騎の証言と一致するわね」
藤原奈央:「両断されても再生した。レネゲイドを励起させる。まんま”活性化”だわ」
御厨 柴門:「そうだね。僕もマスターアビスについて調べるつもりだったんだけど」
御厨 柴門:「”キャラバン・サライ”のネットワークに『アビス計画』が引っかかった」
御厨 柴門:「正直にいうと関わり合いになりたく無さが10割増しってとこだね」
藤原奈央:「さすが運び屋。流通に携わる者は情報にも強いってことね」
藤原奈央:「……うわ本当だ。記憶障害に、人格障害?」
藤原奈央:「相変わらずFHの考えることは分からないわ……分かりたくもないけれど」
御厨 柴門:「兵器開発ってのはさっき聞いた通り。『レネゲイドの深淵に至る』なんて御大層なコンセプト付きだ」
御厨 柴門:「が、問題はそれじゃない」
御厨 柴門:「多重合成した遺産への適合実験、高浸蝕での人格安定」
御厨 柴門:「人格の安定って面では失敗したみたいだけど」
藤原奈央:「安定したらヤバかったわね。そんな怪物が日常生活にしれっと潜んでたら、たまったもんじゃないもの」
鷲尾瞳:「どちらも可能とは思えません。曖昧模糊なコンセプトといい、それを実行に移すのはFHらしい無謀さですね」
士騎朝輝:「FHって言ってもそこらへんのアプローチはピンキリなんだよなぁ。FHの一言で切って捨てるのは危ないぜ」
御厨 柴門:「一番の問題は"マスターアビス"が数体リリースされたって事だ」
御厨 柴門:「今回の奴は”意思疎通が困難”で失敗したやつみたいだね。まさに人格の安定に失敗したってわけだ」
入間誠時:「おいおい、複数体いんのかよ、そんなヤバいやつが」
士騎朝輝:「日常生活に潜む。っていう問題はそこまで気にしなくて良いと思う」
士騎朝輝:「藤原、公園の監視カメラに俺との交戦記録が映ってたよなぁ。その外見を皆に開示しておこうぜ」
藤原奈央:「あれは戦闘形態、かもしれないけどね」 士騎が交戦したマスターアビスについての外見をみんなにも共有する。
藤原奈央:地表から30cmほどの高さを浮遊する、黒い人型をした異形ジャーム。日常生活に溶け込む事は、たしかに難しいだろう。
御厨 柴門:「深刻な記憶障害を持つとか能力に偏りがあるとか」
御厨 柴門:「ろくでもない結果をそのまま放り出したのかな。それとも制御できなかったのか」
鷲尾瞳:「数体ということは、K市で発見されたジャームもその一体であると?」
藤原奈央:「K市のジャームについてはどうかな。どっちかっていうと、御厨の言う通り」
藤原奈央:「制御できなかった"アビス"の一体が偶然現れた。K市のジャームは"アビス"が率いていたもので、K市支部は数で圧倒されて敗れた」
藤原奈央:「そういう線のほうが可能性としては高そう」
士騎朝輝:「どちらにせよ、尻ぬぐいはUGNなんだからなぁ。尊敬するぜ、本当に。なぁ入間」
入間誠時:「まあ、UGNのがやんなきゃいけないことが多いってのは同意だな」士騎くんに
御厨 柴門:「とにかく士騎くんが遭遇したのはそのうちの一体って事になるんだろうな」
藤原奈央:「そうね。"マスターアビス"って連呼してたみたいだし、そこはもう決め打ちでいいでしょ」
士騎朝輝:「あれは、同族を探してたって事なのかもなぁ。寂しさに負けるようなら旅には向かないよなぁ」
藤原奈央:「……もっと"マスターアビス"の情報が欲しいわね。潜伏場所も割り出さなきゃだわ」
藤原奈央:「ほっといたら、いつ一般人に被害が出るかわかったもんじゃないもの」
御厨 柴門:「FHも動いてるかもしれないけど、やすやすと組むわけにはいかないからね」
入間誠時:「………そうだな」
入間誠時:「FHと組むことになったら、俺は降りるからな」
士騎朝輝:「………」
藤原奈央:「状況次第ではあるけどねー。FHと組むのが最適なら、時に手を組むのも無しじゃないわ」
藤原奈央:「ま、流石に今回はそういう線はないでしょ。大丈夫よ」
入間誠時:「……なら、安心だ。最後まで使ってくれ」
士騎朝輝:「何処かで戦いの幕が開くなら、罪無き人が傷つく前にそこを通りすがらなきゃな」
GM:ということで、次シーンも引き続き情報収集になります。
藤原奈央:「――よし。方向性は決まったわね」
藤原奈央:「引き続き情報を集めるわ。"アビス"の居場所を掴み次第、戦闘に入る可能性があるから」
藤原奈央:「御厨、いつでもトレーラー出せるようにしておいてね。ガソリン補給するなら今のうちよ」
御厨 柴門:「心配してくれてありがとう。だけど僕のオアシスロードにガソリンは必要ないんだ」
藤原奈央:「え? ああ、そうか。能力で錬成したやつだから……?」
藤原奈央:「燃費問題とも無縁か。経費浮いていいなぁ」

GM:シーンカット。ロイス、購入が可能です。
GM:あとホームセンターだと描写したので
鷲尾瞳:ロイスはまだ大丈夫!
入間誠時:ロイス保留!
GM:ホームセンターにありそうなものは購入難易度が-1されます。
鷲尾瞳:購入は何がいいかなー。盾とか?
御厨 柴門:ロイス保留
GM:例:大槌
御厨 柴門:クリスタルシールドはホームセンターには…
士騎朝輝:ロイス保留で強化素材購入します。 手配師使用
GM:ないよそんなファンタジーなもの!
士騎朝輝:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 10[4,7,8,10]+3[3]+5 → 18

GM:おっ、買えている
入間誠時:メイド服はないよな…
入間誠時:というわけで購入!
入間誠時:メイド!
鷲尾瞳:ジェラルミンシールド挑戦してみます
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[1,4,10]+8[8] → 18

士騎朝輝:買えた。即使用 村雨丸の攻撃力+1
鷲尾瞳:お、買えた。装備しよ。
入間誠時:あ、《紡ぎの魔眼》しちゃおう
入間誠時:忘れてた
御厨 柴門:クリスタルシールド
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+1した(侵蝕率:50->51)
GM:紡ぎの魔眼、侵蝕1なのずるい
入間誠時:6dx+3>=20
DoubleCross : (6R10+3[10]>=20) → 7[3,5,5,5,7,7]+3 → 10 → 失敗

入間誠時:さっきより低い!
入間誠時:しっぱいです
GM:がっ……だめっ……!
御厨 柴門:2dx+11>=24
DoubleCross : (2R10+11[10]>=24) → 10[8,10]+9[9]+11 → 30 → 成功

入間誠時:以上!
GM:強すぎw
御厨 柴門:ヒャッホー
入間誠時:うひゃー
御厨 柴門:やっぱりあるんですよ
御厨 柴門:ホームセンターに
御厨 柴門:ガラスコーナーとかよく見たら
GM:ありましたね……!「これ取っ手つけたら盾じゃん」みたいなやつが
GM:日用品っぽく偽装されて置かれている

MP04 : 『懸念』

GM:MP……これいくつだ?1、2が合流で今のが3だから、4か。
GM:■MP04
GM:引き続き情報収集シーンです。先に残っている情報をお見せしましょうか。
■K市とK市支部について
├■結木なつきについて <情報:UGN/噂話> 難易度7 (御厨が挑戦する場合、-1)
└■伊崎拓也について
■"マスターアビス"について
└■アビス計画
 └■マスターアビスの潜伏地点 <情報:UGN/裏社会>難易度13 または<運転>難易度15

○第三支部の支部長交替について <情報:UGN>難易度5
GM:こうです。3個しかないので、誰かが1回失敗しても大丈夫な計算。
鷲尾瞳:出るよ~
入間誠時:出ます。侵蝕をミドルのうちに稼ぐ!
GM:シーンプレイヤーは入間くん。ほかも自由!
御厨 柴門:でるでる
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:51->54)
入間誠時:シーンプレイヤーだったぜ
鷲尾瞳:いや、私が一番高いしやめておくか
御厨 柴門:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 2[2]+58 → 60

士騎朝輝:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 2[2]+55 → 57

鷲尾瞳:3人で何とか出来るならなんとかしてもらおう
御厨 柴門:じゃあ潜伏地点で
GM:では瞳チャンは様子見!
GM:運転は市内を駆けずり回って探す感じかな。財産も使えるものとします。
入間誠時:紡ぎと財産があるのでどれでも対応可能!
御厨 柴門:巨匠の記憶&コンセ 運転で
御厨 柴門:8dx7+6>=15
DoubleCross : (8R10+6[7]>=15) → 10[2,3,3,4,6,6,9,10]+10[2,8]+10[7]+3[3]+6 → 39 → 成功

入間誠時:ヒューッ!
入間誠時:じゃあこちらはなつきちゃんについて。
御厨 柴門:浸蝕+4で64
GM:ナッキー!
入間誠時:噂話、コネ使用。エフェクトはなし!
入間誠時:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 8[2,2,6,7,8]+1 → 9 → 成功

入間誠時:OK
GM:やる!
士騎朝輝:じゃあ支部の交代劇します。 コネ使います
士騎朝輝:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,7,8,9] → 9

GM:全員そつなく成功させてくるな・・!
士騎朝輝:これ直接、奈央ちゃんに聞いただけじゃw
GM:多分そうですねw
GM:下手すると最初から知ってた可能性もある
GM:じゃあ順番にいきましょう。まずは結木なつきから。
■結木なつきについて

K市支部所属のUGNイリーガル。
コードネームは"サクラストーム"、シンドロームはオルクス/バロール。
後方支援に特化したタイプで、仲間複数の能力を引き上げる。

夏休みを利用して一週間ほど前から里帰りしており、"マスターアビス"遭遇戦には参加しなかった。

生まれつき耳が聞こえにくいようで、それが天然気味な性格を更に後押ししている。
趣味は花の手入れ。結木が来てから支部が華やかになったと、支部のメンバーからは慕われていた。
GM:コードネームは、ちょうどK市に初参戦したときに桜の時期で
GM:領域展開したら桜の花が領域内でばーっと渦巻いたところから命名されました。
■"マスターアビス"の潜伏地点

調査の結果、対象は第三地区内の商業区画、オフィスビルの空きフロアに潜んでいる事が判明した。
ホームセンターからは車で10分もかからない距離だ。

目立った行動は起こさずじっとしているようだが、
すぐそばに商店街があるため、放置はできない。
ただちに現地へ赴き"マスターアビス"を倒すべきだろう。

なお、オフィスビルはあまり広くないため、大人数での大攻勢は難しい。
ビルを包囲したのち、少数精鋭で突入するしかないだろう。
GM:広くないといっても、運転攻撃できるくらいの広さはあります。
■第三支部の支部長交替について

前支部長は拝田啓介という成人男性。
拝田は以前オーヴァードとしての能力を奪われており、その能力がなかなか戻らないため、先日自主退任。
表向きは長期休暇とされているが、復帰する可能性は低いと考えられている。

現支部長は"リッターシルト"の藤原奈央。もとはN市外の支部長だった。
拝田とは旧知の仲であり、今回は拝田からの直指名を受けて引き継ぎを行った。
まだ前支部に残した仕事も多く、N市の情勢についてはあまり詳しくない。

シンドロームはピュアサラマンダーの起源種で、極めて高い防御力を誇るが、攻撃力は皆無。
嫌いなものは天才と巨乳。
GM:ということで、第三支部の情報については
GM:ほぼ既知の情報でした。結木についても既知な感じがあるけど……。

GM:先程のトレーラー。再び集まって、君たちは情報共有をおこなっている。
GM:鷲尾と結木は外で見張り&休憩中だ。
士騎朝輝:「今更だけどなぁ。ほんっとうに裏も何もなかったんだなぁ、これ」
士騎朝輝:一人ごちる。まあ、妙な政治劇やら陰謀がなければ良かったのだが
入間誠時:「耳が悪かったんだな……結木くん」
入間誠時:「とにかく支援っていうのもその通りで能力の底上げ。K市支部についてはこんなもんか」
入間誠時:少し、首の後ろを押さえる。なんとなくの嫌な予感。
士騎朝輝:「入間の友達、かわいそうだよなぁ。耳が不自由なのも、かわいそうなのは勿論だけど」
入間誠時:…付合が気のせいならばいいが。
入間誠時:「ああ、伊崎か。……なんつーか……もうダメかもな」
士騎朝輝:「応援してやってくれ。生きてたらだが。そして、その為には、アビスの居場所だよなぁ」
御厨 柴門:「…だから突然の乗客に深入りするべきじゃないんだ…」
御厨 柴門:「僕の方はこれだ。アビスの潜伏場所が割れた」
御厨 柴門:「あきらかに人の流れがおかしい。まるでそこだけ空白地帯みたいだ」
御厨 柴門:「一般人は誰も気づいてないみたいだけど」
士騎朝輝:「プロなら気付いたって事か。自信家め」
士騎朝輝:「嫌いじゃないんだよなぁ。そういう物言い」
GM:御厨の言う通りだ。"マスターアビス"の発する凶悪なワーディングのせいか。人が無意識のうちにオフィスビル周辺を避けている。
藤原奈央:「近いわね……!」
入間誠時:「……今すぐにでも打って出られるな」
藤原奈央:「主要な逃げ道は支部のメンバーに塞がせるわ。あたし達で突入して"アビス"を叩くのがよさそうだけど……」
藤原奈央:「御厨、屋内戦闘大丈夫?」
藤原奈央:「オフィスビルよ。このバカでかいトレーラーじゃ、さすがに入れないでしょ」
御厨 柴門:「車両のサイズは自由に変えられる」
御厨 柴門:「超小型車でもバイクでもだ」
御厨 柴門:「専門分野だからね、戦闘面では君の方が頼りになってくれるんだろ?」
藤原奈央:「オーケイ! 立ち回りの心配はしなくていい、ってことね」
入間誠時:「餅は餅屋、ってやつだ」
士騎朝輝:「期待以上を約束するぜ。出来るだけ良い格好はしなきゃなぁ なぁ、村雨丸」
士騎朝輝:「それに溜まってたツケは返す主義でな」アビスを思い出し、村雨丸の藍色の柄を握る。「俺が真っ先に斬る」
入間誠時:「………」
士騎朝輝:「どうした。何でも屋?急に黙って」
藤原奈央:「――よし、支部に連絡はしたわ。すぐに動けるって」
藤原奈央:「やるわよ! 各自、5分で準備を済ませること……ん?」
入間誠時:「ちょっと気になることがある。思い過ごしか考えすぎかも知れんが」
藤原奈央:「言いなさいな。報・連・相は大事よ」
入間誠時:「なら、言う。"マスターアビス"。複数体が放たれている。得意能力は生命の活性化」
入間誠時:「そして、『意思の疎通が困難』」
入間誠時:「……結木なつき。後方支援に特化。仲間複数の能力を引き上げる」
入間誠時:「……耳が聞こえづらい」
藤原奈央:「意思疎通が困難って、そういう話なの……?」
藤原奈央:「もっとこう、認識が狂っているとかそういうものかと思ってたけど」
入間誠時:「耳が聞こえづらい、ってのが客観でのことかもしれないし、本人がそう思い込んでるだけかも知れない」
入間誠時:「…ま、だから考えすぎかも知れん、って話だ」
士騎朝輝:「そういう風に疑うのは、そういう世界で生きてきたって事か」
入間誠時:「さーな。無関係じゃないかもしれんが俺はそう感じたってだけだ」
GM:入間くんの懸念があるので
GM:ここにいるメンバーは多数決で選べることにしましょう。結木が怪しい場合、連れて行かないという手もある。
士騎朝輝:「随分と不自由な考えではあるよなぁ。けど、そういう疑念は生き残るには大事ではある」
士騎朝輝:「人間としては心底どうかと思うが、個人的には好きな方だぜ 入間」
士騎朝輝:「俺が友人だったら、これくらいでは友情が壊れない程度にはな」笑う
入間誠時:「…悪いな、御厨」
入間誠時:「俺も、何もないことを祈るよ」
藤原奈央:「鷲尾……に確認を取ってる時間はないわね。この場のメンバーで決めるわ」
藤原奈央:「結木を戦闘に参加させるかどうか。連れて行きたくない人は、今ハッキリ言っていいわよ」
入間誠時:「………割と自覚ないんだが、俺、そこまで酷い事言ってるか」士騎くんに
士騎朝輝:「あの女、殺人犯かもしれないぜ。くらいにはなぁ」
入間誠時:「…殺人犯は殺人犯だろう。親だろうと友人だろうと変わりなく」
入間誠時:「……俺は、彼女が戦闘に参加しても良いと思う。これは気を使ってるとかじゃない」
入間誠時:「何もないなら何もないことがわかるし、何かあるなら何かあることがわかる」
御厨 柴門:「…少なくとも」
御厨 柴門:「彼女は僕の乗客だ」
御厨 柴門:「客に深入りはしない主義だけど、客を疑ったりはしない。彼女が望む場所まで送り届けるのが僕の仕事だと思っている」
入間誠時:「……御厨くん」
御厨 柴門:「そして、それは君達も同じだ。入間くん、士騎くん」
御厨 柴門:「もちろん支部長も鷲尾さんもだ」
御厨 柴門:「疑って失敗するより。僕は信じて失敗する方が良い」
入間誠時:「……そうか、俺、疑り深いのか………」
士騎朝輝:「あぁ、成程、これは筋金入りのUGNチルドレン(理想主義者)だよなぁ」
御厨 柴門:「戦闘に関していうなら君のアドバイスはもっともだと思う」
御厨 柴門:「でも、僕の車に誰を乗せるかを決めるのは僕だ」
御厨 柴門:「で、当然だけど君にも乗ってもらいたいんだけど」
御厨 柴門:「入間くんも僕の乗客だからね」
入間誠時:「……そうだな。自由意志は尊重されるべきだ」
入間誠時:「…きみのそーいう姿勢、かなり好きだぜ、御厨くん。…サンキュな」
士騎朝輝:「俺は自分の意志があるなら自由にさせる。それが、この世で一番尊んでる感情だからな」
士騎朝輝:「誰の自由も踏みにじらないし、踏みにじらせない。問題があったら、それはその時だ」
士騎朝輝:「責任が俺にあるなら、追及しても構わないぜ」
藤原奈央:「いいじゃない。八方美人するわけじゃないけど」
藤原奈央:「小さな可能性を疑ってかかる入間も、信じて失敗するほうを取る御厨も」
藤原奈央:「マイペースな士騎も好きよ。……よし」
藤原奈央:「結木は連れてくわ。K市や"フィールティ"の情報を考慮すると、連れて行くリスクよりもリターンのほうが大きい」
藤原奈央:「なんかあったらその時は臨機応変に対処。いいわね」
入間誠時:「オーケイ。了解だ」
士騎朝輝:「マイペース、俺だけ扱いが軽くないか?」不満に感じる事無く皮肉気に笑う
藤原奈央:「褒めてんのよ? 非常事態でも冷静にごはんを食べられるやつは強い、ってメーテルも言ってるの。知らない?」
士騎朝輝:「藤原が漫画とかアニメが好きなのは今ので知ったぜ」
入間誠時:首を傾げている。
御厨 柴門:「あ、煙草吸う人居ないよね?一つ、僕の車は禁煙だ」
御厨 柴門:「汚れは、トレーラーだから別にいい」
藤原奈央:「まだ18歳でーす」 今も学校の制服を着ている。
入間誠時:「臭いが苦手でね。吸わないよ」
士騎朝輝:「高い」

GM:シーンカット。ロイス、購入ができます。
GM:次のシーンはミドル戦闘です。ちゃんと装備を整えてセーブしておくんだよ。
入間誠時:御厨くんと士騎くんにロイスをとる!
入間誠時:ちがう!御厨くんはとってる!
入間誠時:感情を変えよう
御厨 柴門:残り二人のメンバーに取ろう
入間誠時:同行者/御厨紫門/親近感:○/隔意/ロイス→同行者/御厨紫門/感服:○/羨望/ロイス
GM:羨望!
入間誠時:かっこいいなー!
御厨 柴門:入間誠時/信頼○/隔意
御厨 柴門:士騎朝輝/優秀○/不真面目
士騎朝輝:うーんロイス残り1枠なので保留で
入間誠時:同行者/士騎朝輝/信頼:○/軽薄/ロイス
御厨 柴門:入間さんは言動が信頼できそうだから
入間誠時:いいやつだなーと思ってます
入間誠時:ありがてえ…
御厨 柴門:士騎くんは煙草があれば吸いそうだから
GM:ああ、たしかに
GM:『高い』であって、嫌いとか苦手とは言ってないですしねw
GM:購入もするんだよ!
入間誠時:三度目のメイド服
入間誠時:《紡ぎの魔眼》
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+1した(侵蝕率:54->55)
士騎朝輝:応急手当
入間誠時:6dx+3>=20
DoubleCross : (6R10+3[10]>=20) → 9[2,3,4,4,8,9]+3 → 12 → 失敗

士騎朝輝:1DX+5
DoubleCross : (1R10+5[10]) → 5[5]+5 → 10

士騎朝輝:買えた。
入間誠時:情報収集も終わったし!財産8払います。
入間誠時:財産11→3
GM:本当に終わったかな……?
御厨 柴門:購入機会ってこれで最後?
入間誠時:装備。これでアルティメットだ。
入間誠時:以上!
GM:いえ、まだあります。
御厨 柴門:なるほど
GM:あと1回か2回くらいかな。
御厨 柴門:じゃあリアクティブアーマーで
御厨 柴門:3dx+11>=24
DoubleCross : (3R10+11[10]>=24) → 10[3,10,10]+10[9,10]+7[7]+11 → 38 → 成功

御厨 柴門:おっと普通に買えた
GM:強すぎw
御厨 柴門:コートにすればよかった
GM:というか調達が素で11あるのはすごいな・・
GM:ではシーンカット!続きは明日の21時からだよ~
GM:おたの死みに!
御厨 柴門:ウェポンケースにセットしておきます
御厨 柴門:死w
入間誠時:死のプレゼント!

MP05 : 『泡影』 (マスターシーン)

GM:一週間前。K市支部前。
GM:支部メンバーが勢揃いし、一人の少女を囲んでいる。
"ラクチスマ"三野明美:「――ほら伊崎。なんか言うことないのか?」 ベリーショートヘアの女子大生。
"ラクチスマ"三野明美:「一週間も里帰りしちまうんだ。結木ともしばらくお別れだぞ」
結木なつき:「お別れだなんてそんな~」 旅行用のバッグを抱えている。
結木なつき:「おおげさですよー。ほんとに里帰りするだけなんですから」
"ラクチスマ"三野明美:「故郷で幼馴染と再会して結ばれる、ってのはよくあることだろ」 からからと笑う。
伊崎拓也:「明美さんに言われなくても分かってますよ」 高校生くらいの男子。
"フィールティ"伊崎拓也:「事故に気をつけろよとか、変な男に引っかかるなとか、そりゃ色々言いたいけど……」
"フィールティ"伊崎拓也:「なんで支部のメンバーが全員いるんすか! 二人きりにしてくださいよ!」
"ベルサマフラ"三野裕司:「ヘタレめ。これだから伊崎はダメなんだ」 伊崎と同い年くらいの、目つきの悪い少年。
"ベルサマフラ"三野裕司:「見送りなんだから、全員いるのは当然だ。なあ支部長」
"グリダーヴォル"池宮久光:「…………」
"グリダーヴォル"池宮久光:「……判断を」
"グリダーヴォル"池宮久光:「……誤ったか」 つぶやき、支部の中に入っていく。
結木なつき:「?」
"フィールティ"伊崎拓也:「あー」
"フィールティ"伊崎拓也:「その……結木。覚えてるか?」
"フィールティ"伊崎拓也:「いちばーん最初に会ったとき、言っただろ。"必ずお前を守る"って」
結木なつき:「はい? ……あ、最初にあった時ですか? はい!」
結木なつき:「桜が咲いてましたね!」
"フィールティ"伊崎拓也:「約束する」
"フィールティ"伊崎拓也:「どんなに離れていても、どんな状況でも……」
"フィールティ"伊崎拓也:「僕がお前を守ってみせるよ」

MP06 : 『交戦』

GM:■MP06 : 『交戦』
GM:セッションを再開しましょう。マスターアビスの潜むビルに突入し、やつをぶち殺すシーン!
GM:全員登場です。
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:55->64)
鷲尾瞳:倒すぞ~
士騎朝輝:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 4[4]+57 → 61

鷲尾瞳:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 4[4]+60 → 64

御厨 柴門:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 3[3]+64 → 67

GM:時間帯は、そうだなあ。情報収集シーンのすぐあとを想定しているので
GM:お昼過ぎかな。
鷲尾瞳:完全に理解しました
GM:UGNが事前に人払いを行い、オフィスビルをひっそりと包囲。君たち精鋭チームは、非常階段経由で5Fに到達した。
GM:なんのテナントも入っていないフロア。大きな鉄扉の向こうに、”マスターアビス”がいる……はずだ。
GM:メンバーはPC4人と奈央、結木です。戦闘前に話したいことがあれば今のうちでしょう。
GM:セーブもしておいたほうがいいぞ!
入間誠時:セーブ!
入間誠時:「………」《地獄耳》を展開。
入間誠時:まだ、様子を窺うだけだ。
GM:中から物音はしません。ただ、微かにぶつぶつと
GM:何かを呟いている声が聞こえる。
御厨 柴門:「何か聴こえるのか?」
御厨 柴門:小声で
入間誠時:「……なんかブツブツ言ってるな。独り言か」
GM:入間くんには、『――守らなければ――』という感じの声が聞こえるでしょう。
入間誠時:「…………」
GM:士騎の証言と一致する。"マスターアビス"で間違いない。
入間誠時:「『守らねば』……か」
藤原奈央:「最終確認よ。あたしと結木、入間が後衛として支援」
藤原奈央:「士騎、鷲尾が前衛。御厨は中衛で遊撃。連絡事項があれば、今しなさい」
鷲尾瞳:「では、私から一つ。確認しておきたいことがあります。よろしいですか?」
鷲尾瞳:「士騎朝騎と貴女の関係性についてです」
結木なつき:「……?」
藤原奈央:「あたし?」
士騎朝輝:「俺?」
入間誠時:「はあ?」
鷲尾瞳:藤原支部長に向けて非常に真面目な顔で
鷲尾瞳:「はい。“マスターアビス”との遭遇時。それから先程の支部長室でも、かなり親しげな会話を交わしていましたが……お二人は恋人同士なのですか?」
藤原奈央:「はっ……!?」 ギリギリでボリュームを落とす。
藤原奈央:「なな……な、なに言ってんのいきなり……!?」
御厨 柴門:「それで何か問題があるのかい?」
鷲尾瞳:「冗談や好奇心で聞いているのではありません。これは優先順位に関わる重要な質問です」
士騎朝輝:「妙な所から妙なモノが飛んできたなぁ」こちらは笑いをかみ殺す。
藤原奈央:「……」 鷲尾が言う事なら、と憤懣を噛み殺している。「ど、どういうこと。戦いに影響が出るかもって?」
鷲尾瞳:「この後の戦闘で、我々全員の命が危険に晒された場合。士騎朝騎。貴方がただの、通りすがりの善意の協力者であるなら」
鷲尾瞳:「結木なつきと同様、我々UGNは貴方の命を最優先で守ります。ですが、貴方が“リッターシルト”の恋人で、覚悟の上で任務に同行しているなら」
鷲尾瞳:「我々は貴方よりも、部外者である結木なつきと“黒の檻”の命を優先的に守らねばなりません」
入間誠時:「……???」横で聞いていて、変な顔になっている。
士騎朝輝:「成程なぁ。これは本気でマジで聞いてるみたいだぜ。元々、冗談を言うようなタイプではないとは思ってたけどなぁ」
御厨 柴門:「ふうん、一応理屈は通ってるね」
鷲尾瞳:「……何か私はおかしなことを聞いているでしょうか。今の問は不要な物でしたか?」
藤原奈央:「こ、ここまでクソマジメだと怒る気にもなれないわね……!」
藤原奈央:「違うわよ。ただの知り合いで、友人で、仕事仲間ってだけ!」
藤原奈央:「ま、まあ? 士騎が本気であたしの事が好きなら、そのときはまあ……検討してあげなくも? ないけど?」
藤原奈央:「あ、あたしはそんな安い女じゃないし……あと、やっぱりこういうのはもう少し友達として付き合ってから……」 ごにょごにょいっている。
鷲尾瞳:「申し訳ありません。もっと端的な質問にするべきだったかもしれません」
士騎朝輝:「俺が闘いに手を抜くかという意味では不要だけどな、そっちの闘いに影響するなら意味はあるよなぁ」
結木なつき:「私はだいじょうぶですよ~。UGNイリーガルとして覚悟はできてます!」
鷲尾瞳:「士騎朝騎。貴方は藤原支部長のために、命を懸けて戦うだけの理由はあるのでしょうか」
結木なつき:ぐっと両拳を握ってアピールする。
士騎朝輝:「色々思うところはあるし、戦う意味は三つばかり持ってきてるけど、俺は通りすがりの善意の協力者だよ」
入間誠時:「あー……なんていうか、俺のこともあんま気にしなくていいからな?俺だって仕事でやってんだから」
士騎朝輝:「ただ、藤原の事は好きだぜ」
藤原奈央:「なっ!」
藤原奈央:「も、もう……もういいでしょ! わかったでしょ鷲尾!」
藤原奈央:「この話は終わり! はい、やめやめ!」 小声。
藤原奈央:顔を真っ赤にしながら話を切り上げようとする。
藤原奈央:「戦闘前なんだからね……!?」
御厨 柴門:「誰と誰が恋人とかは正直どうでも良いさ。戦いに覚悟があるかどうかって事だろ」
御厨 柴門:「恋人同士の方が連携が取れる事だってあるしね」
鷲尾瞳:「了解しました。つまり、士騎朝騎も、我々と共に最後まで戦う覚悟があるということですね」
藤原奈央:「こ、この浮世離れチルドレンどもときたら……」
入間誠時:「……鉄面皮に見えて、けっこー女のコなんだな……」
士騎朝輝:「藤原支部長のために、命を懸けて戦うだけの理由はあるかって聞かれたら、三つの意味の一つだよなぁ。藤原の前で良い格好がしたいからな」
鷲尾瞳:「それと結木なつきは軽々しく覚悟という言葉を使わないでください。我々の指示があったらまっさきに逃げること。いいですね」
鷲尾瞳:「女の子だからではありません。関係性の把握はオーヴァード同士の戦いで重要だからです。UGNチルドレンとして必要な質問をしただけです」
鷲尾瞳:「時間を取らせて申し訳ありませんでした」目礼して。「私からは以上です。いつでも戦闘に移れます」
入間誠時:「オーケイオーケイ」手をひらひらさせてわかった、というように。
入間誠時:「取り敢えず、向こうが動く気配はなさそうだぜ。いつ突入しても変わらんだろ」
士騎朝輝:「藤原は準備はどうだよ?変な影響はないと良いんだけどなぁ」
藤原奈央:「支部長は常在戦場よ。いつでも……」 士騎と目があったので慌ててそらす。
藤原奈央:「常在戦場よ!」
GM:ということで、突入する場合は
鷲尾瞳:「“リッターシルト”は第三支部の後任に選ばれた優秀な支部長です。このような会話で問題が生じるわけがありません」
GM:全員1dx+行動値を振ってください。一番高かった人が最初に突入したものとし、ちょっとした気づきを得られます。
入間誠時:ほほう
御厨 柴門:1dx+7
DoubleCross : (1R10+7[10]) → 7[7]+7 → 14

鷲尾瞳:1DX+9
DoubleCross : (1R10+9[10]) → 10[10]+4[4]+9 → 23

GM:高い!
入間誠時:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 9[9]+4 → 13

鷲尾瞳:優秀なチルドレンなんだよな~
士騎朝輝:「良くわかってるじゃないか。その通りだぜ」
士騎朝輝:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 6[6]+4 → 10

入間誠時:さすが瞳ちゃん
藤原奈央:「うっさいわよ!……カウント3、2、―――」
藤原奈央:「――突入!」 扉を開け、他のメンバーを送り込む。
GM:最初に踏み込んだ瞳ちゃんは、がらんとしたコンクリート打ちフロアの真ん中にいる人影に気がつくでしょう。
GM:異形ではない。
GM:高校生男子くらいの姿に――――見えた。一瞬だけだ。
"マスターアビス":『――――』
GM:次に見たときにはもう、報告にあった黒い異形のジャームが浮かんでいる。
鷲尾瞳:「?今、一瞬……」
入間誠時:「どうした、鷲尾くん」
"マスターアビス":『――――ユー』『ジー』『――――エヌ』
鷲尾瞳:「伊崎……」
入間誠時:「…………」
"マスターアビス":"衝動侵蝕"。
GM:Eロイスが発動します。衝動判定。
GM:難易度は9です。
御厨 柴門:「来るぞ!」
入間誠時:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[1,3,5,9] → 9 → 成功

藤原奈央:「鷲尾! なにがあったか知らないけど、集中!」
入間誠時:ギリ!
鷲尾瞳:「いえ、一瞬アビスの姿が……!」入間の問に応えようとするが、それよりも早く攻撃が来る!
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+15(2d10->8,7)した(侵蝕率:64->79)
御厨 柴門:思い出の一品
鷲尾瞳:2DX+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 6[1,6]+4 → 10

士騎朝輝:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[1,6] → 6

GM:入間くんの上がりが高い……!
御厨 柴門:2dx+2>=9
DoubleCross : (2R10+2[10]>=9) → 6[3,6]+2 → 8 → 失敗

鷲尾瞳:成功だ
入間誠時:「いい……終わって、からだ!」今知る必要はない。知らない方がいい。
鷲尾瞳:2d10+64
DoubleCross : (2D10+64) → 7[6,1]+64 → 71

御厨 柴門:うおっと
御厨 柴門:67+2d10
DoubleCross : (67+2D10) → 67+8[7,1] → 75

士騎朝輝:2d10+61
DoubleCross : (2D10+61) → 13[6,7]+61 → 74

御厨 柴門:変異暴走によりダイス-5個
鷲尾瞳:「しかし……。いえ、申し訳ありません。今は“リッターシルト”の指示に従います」
御厨 柴門:「チッ…こいつ」
鷲尾瞳:逡巡する様子を見せるが、入間くんの声を聞き、意識を切り替えます。
GM:士騎の報告に……そして情報にあった通り。
士騎朝輝:「鷲尾は……気になることがあるみたいだよなぁ。藤原、余裕があったら気を割いておけよ。もっとも、その余裕があるが、怪しいがな!」
GM:ただ接近するだけで、敵対者の生命力――レネゲイドが励起される!
"マスターアビス":『守らなければ――――――』
"マスターアビス":『――――”マスターアビス”を』
入間誠時:「………」
GM:セットアップ。
GM:あ、エンゲージを書いてない。距離は10mです。
GM
"マスターアビス"

10m

御厨 鷲尾 士騎 入間
御厨 柴門:怨念の呪石を使います
GM:殺生石!
入間誠時:セットアップは、なし!
GM:そうか、シーン1回だからミドルから使えるんだなこれ……。
鷲尾瞳:セットアップはありません
御厨 柴門:「こういうのはさ、自分からエンジン入れたいんだよね!」
御厨 柴門:浸蝕+3 ダメージ+2D
"マスターアビス":《ヴァイタルアップ》。HPを60増加させ、侵蝕率を220%に。
"マスターアビス":《ワイルドグロース》《完全獣化》《進化の末脚》《螺旋の悪魔》。暴走して攻撃力と行動値を増加。
入間誠時:あ、あわわわわ…
士騎朝輝:暴走状態 《紅蓮の憎悪》発動 攻撃力+9 《加速装置》《ヴァジュラ》行動値+12 攻撃力+9 74→79
御厨 柴門:「スピード…出すからさ。巻き込まれない様に注意してよね」
御厨 柴門:速度への飢えが
御厨 柴門:自分を駆り立てていく
入間誠時:「……了解」じっと、”マスターアビス”、を見つめている。観ている。
鷲尾瞳:「うっ……この、圧力……!士騎朝輝の報告通り……気を抜けば本当に……!」より禍々しい姿に変化した“マスターアビス”を見て、息を呑む
GM:イニシアチブに入りましょう。まずはNPCの結木が支援します。
結木なつき:《領域の加護》《導きの華》《要の陣形》《未知なる陣形》。PC4人の次のメジャー、達成値と攻撃力を+8。
結木なつき:「怯えちゃだめです! UGNは、平和を守るんですから!」
結木なつき:「がんばって!」 床に手を付き、君たち四人に力を送り込む。
結木なつき:力の余波か、コンクリートを突き破って小さな花が二、三本咲いた。
GM:マスターアビスの手番。
御厨 柴門:「花か…」
御厨 柴門:「良いね」
藤原奈央:「戦場に不似合いな……」
入間誠時:「……なるほどね」
士騎朝輝:「……来るぜ!」
鷲尾瞳:「……!」
入間誠時:GMの温情により許可が出たので、《灰色の庭》を使用します。
GM:効果はどんなのだい
入間誠時:”マスターアビス”の行動値を-9だ!
GM:やる……! 行動値は差し引きで13。
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+2した(侵蝕率:79->81)
GM:イニシアチブに入りましょう。行動値16、士騎くんの手番。
入間誠時:動こうとしたアビスを、重さが封じる。
入間誠時:「……抑えた。士騎。頼んだぜ」
"マスターアビス":『――――。』 音もなく浮遊していたが、つま先が地面に付く。
"マスターアビス":『――――"マスター"』『アビス…………』
士騎朝輝:「やるな、入間。これで、俺が」
藤原奈央:「ナイスよ結木、入間! アタッカー、ゴー!」
鷲尾瞳:「これは、"黒の檻”の」
士騎朝輝:士騎を中心に氷煙と氷霧が螺旋を描くように吹き上がり虚空を白へと染め上げていく。纏った風が吹雪へと姿を変え、氷煙が触れたモノは全ての動きを止め沈黙し、周囲を冷たく静かな死が支配する。
士騎朝輝:ジャームをも連想させる狂濃度の暴走出力。空気すら氷結していく埒外の異常凍結現象。それが、氷の剣鬼が刀を抜く先触れだった。
GM:行動どうぞ!
士騎朝輝:「先んじれるぜ!!」
士騎朝輝:エンゲージして攻撃します。
"マスターアビス"
士騎

10m

御厨 鷲尾 入間
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》79→83
士騎朝輝:9dx7+18
DoubleCross : (9R10+18[7]) → 10[4,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[2,4,5,6,6,8,8,10]+10[2,7,7]+10[2,7]+3[3]+18 → 61

GM:うわたっか!
入間誠時:ヒュー!
"マスターアビス":暴走しているのでリアクション不能。OPで見せた通り、潤沢なHPで受けるタイプなのだ。
"マスターアビス":ダメージをどうぞ。
士騎朝輝:オートでアームドスーツ展開して白兵ダメージ+3します。
士騎朝輝:7d10+32
DoubleCross : (7D10+32) → 35[5,3,8,8,6,1,4]+32 → 67

士騎朝輝:諸々有効。
GM:やる……! 生存してます。
"マスターアビス":重力から立ち直った。ふわりと浮き上がり、両手の鉤爪が鋭利に尖る――――が。
士騎朝輝:前傾した姿勢から霞むような速さで駆け抜けながら振り抜かれる一撃。
士騎朝輝:それは絶望を感じる間があるほど遅くはなく、村雨丸がその身を通りすがった後に、虚空に刻まれた氷の軌跡と血まで凍結した自身に気付き、そこで初めて絶望する程の鋭刃だった。
士騎朝輝:「気付きがあればだけどなぁ。さて、手応えは、どうだよ」
士騎朝輝:1点でもダメージ通れば解除できるEロイス有れば解除で。
"マスターアビス":解除可能なEロイスは無し!
"マスターアビス":『――――』 身体が寸断され、中央から真っ二つになりかけ、
"マスターアビス":『――――守らなければ』 そのままの状態で行動する。
"マスターアビス":《原初の黒:ライトスピード》《破壊の爪》《三頭の魔獣》。
"マスターアビス":一回目は、そうだな。目の前にいる士騎くんを殴ろう。
"マスターアビス":21dx7+4
DoubleCross : (21R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,2,2,3,4,5,5,6,7,7,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,4,5,5,7,8,8]+10[4,7,8]+4[2,4]+4 → 38

鷲尾瞳:「……反撃が来ます!士騎朝輝!」
GM:リアクションとかをどうぞ!
士騎朝輝:リア不!
"マスターアビス":4d10+65 なら死ね!もろもろ有効。
DoubleCross : (4D10+65) → 20[8,5,2,5]+65 → 85

GM:士騎くんは、奈央ちゃん支部長の8d10軽減もありますが
GM:そのまま喰らいますか?
士騎朝輝:期待値で死ぬので喰らう!
GM:OKです。
士騎朝輝:《リザレクト》
士騎朝輝:83+1d10
DoubleCross : (83+1D10) → 83+5[5] → 88

GM:メジャー二回目行きましょう。どっちを殴ろうかな。
GM:choice[御厨,入間]
DoubleCross : (CHOICE[御厨,入間]) → 入間

GM:入間くんになりました。
入間誠時:来た
GM:さっきのメジャーに《原初の赤:伸縮腕》を追加。
鷲尾瞳:私を無視しているだと……
GM:21dx7+4
DoubleCross : (21R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,10,10,10]+10[1,1,2,3,7,8,9,10,10]+10[5,7,7,7,10]+10[1,1,2,7]+4[4]+4 → 48

GM:次ラウンドで殴ってあげるから安心してね!
鷲尾瞳:入間くんカバーする?
GM:リアクションをどうぞ。
入間誠時:《迎撃する魔眼》。同エンゲージでないので行ける!
入間誠時:不要!
鷲尾瞳:了解!
GM:反撃だ! 判定をどうぞ。
入間誠時:4dx7+4
DoubleCross : (4R10+4[7]) → 10[1,6,8,9]+10[7,8]+6[2,6]+4 → 30

入間誠時:OK!
"マスターアビス":よしよし。こっちもダメージを出そう。
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+7した(侵蝕率:81->88)
"マスターアビス":5d10+65
DoubleCross : (5D10+65) → 31[1,3,9,10,8]+65 → 96

入間誠時:ダメージ!
入間誠時:4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 22[1,5,6,10]+12 → 34

入間誠時:まあまあ!で、ダメージ食らってリザレクト!
"マスターアビス":喰らいます。まだまだ生存。
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:88->94)
入間誠時:あ、メイド服分忘れてたけど攻撃力変わらないのでそんな感じで。
"マスターアビス":二回目。三本の鉤爪が杭のように射出され、入間に突き刺さる。
入間誠時:「……なるほど、ね」その、射出される軌跡を視ている。
"マスターアビス":『――――』『"アビス”――――』
入間誠時:その軌跡を遡るように、黒い枝のような重力の塊が、
"マスターアビス":『"約束"――――』
入間誠時:”マスターアビス”にたどり着く。それは、ダメージというよりは……
入間誠時:痛みを、苦痛を与える、楔だ。
入間誠時:「………”マスターアビス”………」
入間誠時:「……『を』守る……?」
"マスターアビス":同時に、もう片方の鉤爪で士騎を引き裂いている。
"マスターアビス":身体が二つに裂けたのを逆に利用した。異形の戦法だ。
"マスターアビス":『――――アビス――――』
士騎朝輝:成す術もなく食らう。と言うより避けることも受ける為の行動も端から放棄している。
士騎朝輝:再生が効く内は相手に肉薄することしか考えていない狂戦士の戦い。
士騎朝輝:目を逸らさない。傷ついた体を氷のギブスで繋ぎ止め、出血を凍結で塞ぐ、体の再生はまだ効いている。剣士の距離を維持し続ける。
GM:行動値9。瞳ちゃんの手番。
鷲尾瞳:「怪物……!カバーします、士騎!」
藤原奈央:「ダメよ! 支援はあたしと結木に任せなさい!」
藤原奈央:「あんたはアタッカーよ鷲尾。長期戦になる前に、一気にケリをつける……!」
鷲尾瞳:はーい。マイナーで《スーパーランナー》《インフィニティウェポン》。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》
鷲尾瞳:「……!了解です。"マクガフィン”、行きます!」
GM:ヴォーパルソード!
士騎朝輝:「な。藤原が指示を間違えることはないよなぁ、優秀な支部長だからな」
鷲尾瞳:マスターアビスにエンゲージしながら、武器を作成。白兵攻撃します。とう。
鷲尾瞳:7DX7+9
DoubleCross : (7R10+9[7]) → 10[3,3,3,3,7,8,10]+10[1,8,10]+10[6,8]+6[6]+9 → 45

鷲尾
"マスターアビス"
士騎

10m

御厨 入間
士騎朝輝:「その結果、俺が厳しい目に合うんだがなぁ」
鷲尾瞳:コンセ3レベルは頼りになる!
GM:いい忘れてましたが、結木の支援の達成値&ダメージ+8も忘れないでね!
"マスターアビス":暴走リア不。ダメージをどうぞ。
鷲尾瞳:そうだった!
GM:(多分みんな忘れている気がする……)
鷲尾瞳:じゃあ+8で53です。
士騎朝輝:あ。ダメージ+8点忘れてた。
入間誠時:(忘れてた…)
GM:HP計算はなんかうまいことしておきます。大丈夫!
鷲尾瞳:メジャーアクションだけだから!
士騎朝輝:達成値は覚えてた。
GM:ということで、チャン瞳はダメージをどうぞ。
鷲尾瞳:6d10+39+8
DoubleCross : (6D10+39+8) → 27[7,2,1,9,2,6]+39+8 → 74

鷲尾瞳:装甲などは有効です
GM:高いな……!
鷲尾瞳:藤原の声を受けて、軽やかに駆け出す。同時に手の中に無数の粒子が寄り集まり、純白の長剣が錬成される。
"マスターアビス":死ぬので復活します。《魔獣の証》。
"マスターアビス":侵蝕率が220%なので、結構なHPが回復しました。
鷲尾瞳:どう動くべきかは既に想像してある。攻撃後の隙をついて"マスターアビス”の懐に飛び込み、結果を創造する。
鷲尾瞳:相手が人を模しているならば人に対する技術も有効なはず。フェイントを交えながら、演舞のような滑らかな、軽くも見える動きで斬撃を六つ、"マスターアビス”の異形に叩き込む
鷲尾瞳:重さを感じさせないその斬撃はしかし、硬質な“マスターアビス”の外殻を深々と切り裂いた。
鷲尾瞳:「手応えはありました、これで……」
士騎朝輝:「良い剣だ。なぁ、村雨丸」
藤原奈央:「なんだ、大した事ないじゃない! これで……!」
"マスターアビス":『僕は――――』『"マスター"』 切り裂かれ、黒い泥のようになって地面にぶちまけられる。
御厨 柴門:「いや…おかしいぞ」
御厨 柴門:「まだ動いてる」
"マスターアビス":『――――”マスターアビス”』 黒い泥が集まり、復活する。
"マスターアビス":ところどころひび割れてはいるが、限りなく元の姿に近い。
御厨 柴門:「意思疎通は難しいって話だったな。クソッ…」
御厨 柴門:結木なつきの方を一瞬見る
結木なつき:「諦めちゃだめです! 起き上がるなら、何度だって戦うまでです!」
結木なつき:「私もがんばりますから!」 後ろで精一杯支援している。
GM:御厨くんの手番。
御厨 柴門:「…解った」
御厨 柴門:「飛ばすぞ、オアシスロード」
"マスターアビス":『――――――。』
御厨 柴門:マイナーでヴィークルモーフィング&スーパーランナー
御厨 柴門:モーフィングカーを作成し登場
御厨 柴門:そのまま接敵して
GM:ブッブーン
御厨 柴門:巨匠の記憶&コンセで殴る
GM:情報収集だけでなく、戦闘でも猛威を振るうというのか、巨匠の記憶……!
御厨 柴門:4dx+6+8
DoubleCross : (4R10+6+8[10]) → 10[3,9,10,10]+9[4,9]+14 → 33

御厨 柴門:ダメージ出します
"マスターアビス":暴走でリア不。ダメージをどうぞ。
御厨 柴門:あ
御厨 柴門:ごめんなさい
士騎朝輝:コンセコンセ
GM:!
GM:達成値がいい感じだったから、コンセがないのわからなかったな……w 振り直してもいいです。
御厨 柴門:4dx7+6+8
DoubleCross : (4R10+6+8[7]) → 10[5,6,9,9]+2[2,2]+14 → 26

GM:下がった!
御厨 柴門:ホラ下がったw
GM:振り直しは下がるんですよねw
GM:ダメージをどうぞ。
GM:結木の支援で攻撃力は+8!
御厨 柴門:5d10+10+8
DoubleCross : (5D10+10+8) → 18[2,3,1,4,8]+10+8 → 36

"マスターアビス":ううっ、前二人が痛かったな……まだ生存してます。
御厨 柴門:何処からともなくエンジン音が響き
御厨 柴門:黒いスポーツカーが御厨を包み込むように出現
士騎朝輝:「あぁ、チェーンタイヤにしておけよ。此処には"俺”がいる」
結木なつき:「うわっ」
御厨 柴門:「氷で滑るくらいが丁度いいんだ!」
藤原奈央:「前衛二人はあたしが上手いこと守るわ。人身事故は気にしなくていいわよ!」
藤原奈央:「御厨! ゴー!」
御厨 柴門:体当たりしつつドリフトで室内を駆け巡る
"マスターアビス":『――――。』 衝突され、コマのように空中で回転する。悲鳴もあげない。
御厨 柴門:「チッ…加速が足りないか」
"マスターアビス":『――――守る』『――――ユー、ジー、エヌ』
"マスターアビス":『守らなければ――――』
藤原奈央:「手応えはあるわ。確かにヤバいやつだけど、前評判ほどじゃない……!」
GM:入間くんの手番。
入間誠時:はーい
GM:残りHPは、入間くんがすごく頑張れば倒しきれるかもしれないくらいのHPです。
入間誠時:うむ
入間誠時:マイナーなし。
鷲尾瞳:「はい。衝動喚起と生命力には目をみはる物がありますが……それだけです。ここで仕留めましょう」
士騎朝輝:「初撃の俺の腕が良かったんだよなぁ。なぁ、村雨丸」
入間誠時:《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》/《紡ぎの魔眼》、これにRコントローラーを乗っける!ダイスさらに+5 !
入間誠時:(やばいやつじゃない……)
GM:マルチタプ使うよ
入間誠時:「………」
"マスターアビス":『僕が――――』
"マスターアビス":『”マスターアビス”を――――』
GM:判定どうぞ!
入間誠時:13dx7+15
DoubleCross : (13R10+15[7]) → 10[2,3,3,3,6,6,6,7,8,8,8,9,10]+10[1,7,7,9,10,10]+10[5,6,6,9,9]+10[3,10]+10[7]+1[1]+15 → 66

GM:ゲゲゲゲーッ
入間誠時:がんばった!
GM:(これは死んだかな……)
"マスターアビス":暴走リア不。ダメージをどうぞ。
入間誠時:ダメージ!
御厨 柴門:デカい 達成値 デカいよ
入間誠時:7d10+20
DoubleCross : (7D10+20) → 27[2,1,5,10,2,6,1]+20 → 47

入間誠時:んんんんん
GM:うおお、マジか
御厨 柴門:ダイスにちっちゃい妖精のせてんのかい
御厨 柴門:う ダメージは微妙な所なのか
"マスターアビス":魔獣の証のレベルは8。HP80で復活してました。
鷲尾瞳:高いなあ
"マスターアビス":御厨くんの攻撃で残りHP44だったので、倒れます。
入間誠時:80!
入間誠時:ぎ、ギリギリ……!
GM:マスターアビス(?)戦闘不能です。戦闘終了。
御厨 柴門:ヤッター
GM:演出をどうぞ。
入間誠時:演出します!
入間誠時:「……お前」
"マスターアビス":『僕は――――』
鷲尾瞳:はてなをつけないで
入間誠時:「…………”マスターアビス”を守るって言ってるように聞こえるんだよな、さっきから」
入間誠時:「それに………」
"マスターアビス":『”マスター”――――』
入間誠時:目を伏せる。
入間誠時:「………知り合いだったかもな。お前とは」
入間誠時:「でも、ここまでだ」
御厨 柴門:(僕にはUGNを守るって聞こえた…けど)
入間誠時:『”マスターアビス”』の周囲を、平面状の目が取り囲む。
鷲尾瞳:「"黒の檻"。話は終わってから……でしょう」
入間誠時:360度。球形に。
"マスターアビス":『――――”アビス”――――』
入間誠時:「………」
"マスターアビス":『――――UGN』
入間誠時:そして、その目から、黒い楔が生えてくる。
入間誠時:逃すことなく、貫いていく。
"マスターアビス":『――――――。』
入間誠時:その外殻の隙間を縫って。
GM:”マスターアビス”が全身を貫かれ、
GM:浮遊能力が失われていく。20cm、10cm...0。
GM:外殻が砕け散ります。
結木なつき:「………………」
結木なつき:「………………え?」
入間誠時:そして……見る。
GM:一人の少年が倒れる。鷲尾瞳も、最初に見たのが錯覚でなかったと確信するだろう。
GM:調査時に、K市メンバーの顔写真で見た顔だ。
"フィールティ"伊崎拓也:「………………」
入間誠時:「───伊崎」
結木なつき:「伊崎くん!?」
結木なつき:駆け寄ってゆさぶる。
鷲尾瞳:「伊崎拓也、やはり……」
GM:もちろん、伊崎の反応はない。生きているのかどうかも不明だ。
藤原奈央:「どういうこと……? こいつがダブルクロスだった……?」
士騎朝輝:「藤原、救護班の手配だよなぁ、こういう時は」
入間誠時:歯を嚙む。目はそらさずに、倒れる彼を見る。
藤原奈央:「わかってるわよ!」 スマホで救護班を手配。同時に、ジャーム用の拘束具も。
GM:次のシーンは追加情報収集があります。情報を抜き終わるとトリガーシーンがあり、クライマックスへいけるように。
鷲尾瞳:「離れてください、結来なつき。まだ"マスターアビス"の影響が残っているかもしれません」結木さんの肩を持って、伊崎くんから引き離します
GM:ということで、このシーンの目的は達成だ。伊崎が復活する様子もない。
GM:会話したい人はするとよいでしょう。
結木なつき:「は、離して……! 伊崎くんなんですよ!」
結木なつき:「なんで伊崎くんが……!?」
御厨 柴門:「落ち着け、結木なつき」
鷲尾瞳:「わかりません。兎に角危険です。彼も貴女を危険に晒したくはないと思っているはずです」
結木なつき:「ううっ」
士騎朝輝:「それを、ちゃんと調べるのがUGNだろ」
御厨 柴門:「君が騒いでも事態は変わらない」
鷲尾瞳:「"スカボロ・フェア"。彼女をお願いできますか」と言って、御厨くんに彼女を任せたいです
結木なつき:「どうしてこんな……」 がっくりと項垂れて、言うことを聞く。
御厨 柴門:「…解った」
御厨 柴門:「とりあえず、彼はUGNに任せよう」
御厨 柴門:「君はいったん落ち着くべきだ」
結木なつき:「……はい……」
御厨 柴門:「まだ…終わったと決まった訳じゃないさ」
鷲尾瞳:「……申し訳ありません、"黒の檻"」結木さんの背を見送ってから、入間くんに向かって深々と頭を下げます
入間誠時:「……なんで君が謝る」
入間誠時:さっきから、立ちつくしている。
鷲尾瞳:「私は"マスターアビス"が、伊崎拓也ではないかと気づいていました。部屋に突入する際、一瞬だけですが、元の彼の姿が見えたのです」
入間誠時:「……うん」
入間誠時:「チラっと聞こえたよ。君が呟いたのが」
鷲尾瞳:「任務遂行のためとは言え、それを貴方に黙っていました。私の判断で、貴方に彼を傷つけさせてしまいました。申し訳ありません」
入間誠時:「……だから、俺も、あいつを『観て』た。……」
入間誠時:「あいつを傷つけたのは、俺の判断だ。少なくとも、あれが”マスターアビス”ではないだろうことは気づいていた」
入間誠時:「それでも……やらなきゃならなかった。あいつは、ジャームになっていた」
入間誠時:「……それまでどうだったか、なんて、終わっちまえばなくなるんだ」
入間誠時:突き放すような言葉を紡ぎながらも、痛みを堪えているように見える。首筋をさする。
鷲尾瞳:「……彼が、貴方の友人だったことも、ですか?」頭を上げて、君の目を見つめて。
入間誠時:「俺は昔のあいつとはそれなりに仲良くやってた。でも、今のあいつとは」
入間誠時:「殺しあうだけの、関係だ」
入間誠時:その目を見つめ返して、言う。
鷲尾瞳:「……そう、ですか」
鷲尾瞳:視線に耐えかねるように、目を伏せる。
入間誠時:「……すまないな。育ちが悪くて、こんなんになっちまった」
入間誠時:「行こうぜ。まだ、やることが山とある」
鷲尾瞳:「……いえ。こちらこそ。申し訳有りません。必要のない事を聞いてしまいました」
入間誠時:「いいって。あんま気にすんなよ」肩をぽん、と叩いて歩いていく。
鷲尾瞳:「……はい。ありがとうございます、"黒の檻"」
鷲尾瞳:「貴方は、優しい人ですね」
入間誠時:「どーかな」手をひらひらさせながら。
鷲尾瞳:入間くんの背中を追って部屋を出ていきます。
GM:----
GM:シーンカット。ロイスのみ取得可能。
GM:購入は次のシーンが最後です。そしておそらく、次のシーンがクライマックス最後のシーンでしょう。
入間誠時:同行者/鷲尾瞳/誠意:○/寂しさ/ロイス
入間誠時:これで7枠!
入間誠時:以上です。
御厨 柴門:ウマッタ
士騎朝輝:応急手当使います。
士騎朝輝:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 13[5,8]+5 → 18

御厨 柴門:七枠埋まってます
鷲尾瞳:ブルーゲイルほしいな~
鷲尾瞳:買お
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3R10[10]) → 2[1,1,2] → 2

士騎朝輝:そしてアームドスーツを再びウェポンケースに。
鷲尾瞳:だめだ。この子凹んでる。
士騎朝輝:このシーンは購入できぬのだ
鷲尾瞳:ロイスだけ入間くんに取ります。
士騎朝輝:私は以上
鷲尾瞳:協力者/入間誠時/P:誠意○/N:悔悟/ロイス
鷲尾瞳:以上!
御厨 柴門:以上で終わりかな
GM:はいはい!

MP07 : 『真相』

GM:情報収集パートです。項目を先に提示しましょう。
GM:あ、いや
GM:先に軽く、PC1とヒロインのシーンをやったほうがいいな。
鷲尾瞳:いちゃつくのは大事!
GM:シーンプレイヤーは御厨くん。他の人はこのあと情報パートになるので
GM:そこを見て出るかどうか決めてください。
GM:御厨くんは登場をどうぞ。
御厨 柴門:ヘイヨー
御厨 柴門:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 10[10]+85 → 95

GM:た、高い
GM:----
GM:N市第三支部。凱旋は決して華々しいものではなかった。
GM:”マスターアビス”――そう思われていた人物の正体が、行方不明だったK市イリーガルの伊崎だったからだ。
GM:超高侵蝕域に足を踏み入れていたせいか、異常な体力だった。かろうじて生存しているが、伊崎は意識不明。
GM:今は暫定的に御厨のトレーラー内に簡易ベッドを入れ、四肢を拘束されています。
GM:このまま目を覚まさなければ、”キャラバン・サライ”を通じて本部へ移送されるかもしれない。……医学サンプルとして。
GM:ということで、トレーラーを結木が訪ねてきます。
結木なつき:「あの」 色とりどりの花をかかえている
結木なつき:「伊崎くんにお花をあげてもいいですか?」
御厨 柴門:「…あまり、見ない方が君の為だと思うけど」
結木なつき:「……」
御厨 柴門:「それでも、僕にそれを止める権利はない」
結木なつき:「御厨くんの車なのに?」
御厨 柴門:「アドバイスはするさ。でも」
御厨 柴門:「乗客が何処へ行くかを決めたのなら」
御厨 柴門:「僕はそこまで送り届けるだけさ」
御厨 柴門:「それが僕の車の中でもね」
御厨 柴門:トレーラーの扉を開ける
結木なつき:「伊崎くん……」 花を持ってよたよたと中に入る。
"フィールティ"伊崎拓也:「…………」 目を覚まさない。死んだように眠っている。……いや、既に死んでいるのかもしれない。
御厨 柴門:格納庫は二重になっている。
GM:ジャームであることは間違いない。そしてUGNはジャームに温情をかける組織ではないことを、御厨は知っている。
御厨 柴門:伊崎が拘束されている場所には強化ガラスで区切りが成されている
御厨 柴門:「彼は…どんな人だった?」
結木なつき:「伊崎くんは……」
結木なつき:「私の勘違いだったら、恥ずかしいんですけど」
結木なつき:花を枕元に置く。 「私の事を、たぶん、好きでいてくれた人だと思うんです」
結木なつき:「お花の世話をいつも手伝ってくれて」
結木なつき:「里帰りする前も、すごい深刻そうな顔で……"僕が必ずお前を守る"って言っていて……」
結木なつき:「…………」 ぐしぐしと涙を拭う。
結木なつき:「私、どうすればいいんでしょう。御厨くん……」
御厨 柴門:「それを決めるのは、僕じゃない。でも」
御厨 柴門:「今、君は無事に生きているなら。彼の約束はまだ守られてるんじゃないか?」
御厨 柴門:「彼がなぜこうなったかは知らない」
御厨 柴門:「でも、それはきっと君を守る為だったはずだ」
結木なつき:「伊崎くんが守ってくれた、命……」
結木なつき:「……私」
結木なつき:「この命を、大事にします。町のみんなを守るために、使います……!」
御厨 柴門:「そうだね。それが良いだろうさ」
御厨 柴門:なつきの方を見て考える
御厨 柴門:「彼は」
御厨 柴門:「このままだと研究所に送られる事になる」
御厨 柴門:「サンプルとして」
結木なつき:「え?」
御厨 柴門:「実際、そういう仕事は多いんだ」
結木なつき:「…………伊崎くん…………」 がっくりと肩を落とす。
GM:さすがに、騒いでもどうにもならないと理解しているのかもしれない。
御厨 柴門:「でも、まだ時間は稼げる」
御厨 柴門:「これは僕の車で」
御厨 柴門:「彼は僕の乗客だ」
結木なつき:「……!」
御厨 柴門:「発車までは時間がある、何か手段があるかもしれない」
御厨 柴門:「…手段がない場合も覚悟が必要だけど」
御厨 柴門:「それでも構わないか?」
結木なつき:「はい!」
結木なつき:「私はUGNですから。覚悟はできています」
結木なつき:「……戦って、生き抜いて……伊崎くんのぶんまで、がんばります!」
御厨 柴門:「そうだった。最初から君はそう言っていたね」
御厨 柴門:「僕も、力を貸すさ」
御厨 柴門:「面倒事は慣れているんだ」
結木なつき:「……ありがとう、御厨くん」
結木なつき:「あなたに出会えて、ほんとによかったです!」
御厨 柴門:「…そうか」
御厨 柴門:少し照れた顔をする
結木なつき:ぎゅむぎゅむと御厨くんの手を握る。
GM:じゃあこのあたりで、御厨くんのスマホに連絡が入った事にしましょうか。
GM:藤原奈央からだ。追加調査が必要な項目がある。
GM:結木をここに残していっても、トレーラーから締め出してから向かってもいいです。
御厨 柴門:「支部長が何か手がかりを見つけたみたいだ」
結木なつき:「あっ、じゃあ出たほうがいいですね」
御厨 柴門:「ここは一度閉める」
御厨 柴門:「ああ、そう簡単には誰も入れやしない」
御厨 柴門:「行こう」

GM:あらためて、情報収集パートです。
GM:先に言っておくと、K市の支部施設が復旧してあちらから情報が得られるようになりました。
GM:なので難易度も低め。項目は4つです。
鷲尾瞳:登場します。侵蝕も一番低いしね。
GM
■K市の異形ジャームについて <情報:UGN>難易度6
■"マスターアビス"に関する報告(1) <情報:UGN><情報:FH>難易度5
└???
 └???

鷲尾瞳:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 5[5]+81 → 86

GM:いい出目! 士騎くんと入間くんはどうしますか?
士騎朝輝:1D10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 5[5]+88 → 93

入間誠時:出るか
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:94->99)
GM:5,5,5w
GM:コンプリート!
鷲尾瞳:入間くん!侵蝕大丈夫かい!
御厨 柴門:これは今のシーンと同じでいいですか
GM:はい、大丈夫です。御厨くんも登場しっぱなし!
GM:ということで、情報に挑む人は判定をどうぞ。
御厨 柴門:ヤッター
入間誠時:なんか項目4つっぽいし!
入間誠時:一番簡単なアビスの報告行きます
鷲尾瞳:固定5あるから難しいの出てきたときに備えておきたいな~
士騎朝輝:GOGO
入間誠時:素!
入間誠時:5dx>=5
DoubleCross : (5R10[10]>=5) → 10[1,4,5,9,10]+10[10]+8[8] → 28 → 成功

GM:つえー
入間誠時:こんな時にそんなまわんなくていいんだよ?!?!
GM:異形ジャームについて行く人はいるかな。
士騎朝輝:情報FHなので開いた奴をみたいですね
GM:OKOK! じゃ、まずアビスについて(1)を開示しましょうか。
GM:これはK市支部長の報告書の抜粋です。
GM
■"マスターアビス"に関する報告(1)
――K市に"マスターアビス:Λ(ラムダ)"というエージェントが潜んでいる事が発覚した。
エータ、シータ、ラムダといった個体がいるらしいが、他の個体は確認されていない。

この"アビス・ラムダ"は、人間と数十体のレネゲイドビーイングが融合したジャームだ。
全ての人格が溶け合った結果、深刻な記憶障害と認識障害が発生している。
具体的には、記憶や認識の書き換えが頻繁に発生する。

赤い鳥が目の前をよぎった場合でも、やつは青い蝶を見ているかもしれない。
人間と話しているつもりでも、やつは犬や猫と話している感覚かもしれない。
これが、"アビス・ラムダ"との意思疎通がほぼ不可能とされる理由だ。

……問題は、意志疎通が『ほぼ不可能』なだけで『多少は可能』ということだ。
この部分が迷彩になり、奴の異常性を見抜くのに時間がかかってしまった――――。

GM:----
■K市の異形ジャームについて <情報:UGN>難易度6
■"マスターアビス"に関する報告(1)
└■"マスターアビス"に関する情報(2) <情報:UGN><情報:FH>難易度5
 └???
----

GM:(2)がオープンしました。
GM:あ、難易度は5じゃないや。4だ。
GM:だんだん下がります。
士騎朝輝:じゃあ、やってしまいましょう。 情報FHで
士騎朝輝:3DX+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 3[1,1,3]+3 → 6

鷲尾瞳:たのんだぞ
GM:あぶねえw
鷲尾瞳:あらまあ
士騎朝輝:金もあるから!
鷲尾瞳:じゃあK市異形ジャームについても調べちゃお
GM:いけいけ!
鷲尾瞳:6DX+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 10[3,7,8,8,9,10]+6[6]+5 → 21

GM:瞳ちゃん、なんか情報が安定して強くない?
鷲尾瞳:優秀なUGNチルドレンなんだよな~
GM:K市の方から開示しましょう。
■K市の異形ジャームについて
K市の異形ジャームの討伐が完了した。倒したジャームの数は8体。

検死の結果、8体すべてがジャーム化したK市支部メンバーだった。
K市メンバーは全10名。第三地区にいる伊崎と結木を合わせれば数も合う。

彼らはやはり"マスターアビス"と交戦したようだ。支部に未送信の報告書が残っていた。
"アビス"の生命力活性化を受け、人の姿を失うほどにレネゲイドウィルスの侵蝕が進んだと推測される。

ジャームの脅威が消えた事で、K支部の機能復旧は急ピッチで進んでいる。
じきに詳細な記録が得られるはずだ。

鷲尾瞳:うわ~
GM:こういうことで、K市と連携して情報を収集できています。
入間誠時:ぎええ
鷲尾瞳:嫌なことを聞いてしまった
GM:K市支部は死んでるから、現地のノーヴェ(やガネシュさん)が送ってきてくれる感じかな。
鷲尾瞳:そんな感じにしましょう
GM:自動成功でないのは、暗号化されたデータの解凍などが必要なのだと思ってください。
GM:次。マスターアビスの(2)。
■"マスターアビス"に関する報告(2)

他の個体はどうか知らないが、少なくとも"アビス・Λ"は完全に支援タイプとして設計されている。
生命力――つまりレネゲイドを極限まで引き上げれば、
経験不足の新米エージェントでも、極めて強力なオーヴァードとなるからだ。

"マスターアビス"の得意分野は生命力の活性化。
わずか5分間の接触で、他者の侵蝕率を400%以上に引き上げる。
それが次世代戦術支援ユニット"マスターアビス:ラムダ"の正体だ。

これほどの高侵蝕域で自我を保てるオーヴァードはFHでも稀有なようで
FHも"マスターアビス:ラムダ"を持て余している。放し飼いにしているのが現状だ。
GM:■"マスターアビス"との報告(3)と、映像記録 <情報:UGN><情報:FH>難易度3 が追加されました。
GM
■K市の異形ジャームについて
■"マスターアビス"に関する報告(1)
└■"マスターアビス"に関する情報(2)
 └■"マスターアビス"との報告(3)と、映像記録 <情報:UGN><情報:FH>難易度3

鷲尾瞳:5分で400%はヤバすぎ
鷲尾瞳:1Rで80%じゃん!
鷲尾瞳:御厨くん~
御厨 柴門:難易度が低いw
鷲尾瞳:最後の情報よろしく!
御厨 柴門:UGNでコネも使います
御厨 柴門:6dx+1>=3
DoubleCross : (6R10+1[10]>=3) → 7[1,1,2,6,7,7]+1 → 8 → 成功

GM:みんなそろそろ力尽きはじめているw
GM:映像記録は後ほど流します。報告(3)。
■"マスターアビス"との報告(3)と、映像記録

完全に発狂した"アビス・Λ"と確実に意思疎通を図る方法が、一つだけある。
奴の領域――つまり、超高侵蝕域に身を置く事だ。

先月の任務で、我々は侵蝕率が極めて高い謎のジャームに偶然遭遇した。
言語機能すら失ったと思われたその個体は、我々では意思疎通不可能だったが
"アビス"だけは、そのジャームの意図や発言を正常に理解できているようだった。

怪物と話せるのは怪物だけ。

"アビス"にとっての生命活性化は、生まれ持った支援行動であると同時に
『普通にお話できるお友達』を作れる、唯一無二の手段なのだ。

GM:第三支部・防音会議室。
GM:室内には君たち四人と藤原奈央。
藤原奈央:「…………」 口数が極端に少ない。
藤原奈央:「いい?」
藤原奈央:「何も言わず、この映像を観て」
藤原奈央:「破損していたK市支部の記録を復元したものよ」
入間誠時:押し黙ったまま、麦茶を飲んでいる。
鷲尾瞳:「"リッターシルト"内々での話がある、ということでしたが……"サクラストーム"は同席させないのですか?映像?」口数の少なさを不安に思ったのか、早々に口を開きます
藤原奈央:「させない」
士騎朝輝:「先に見ておいたか?あんまり良い物じゃないみたいだなぁ」壁に寄りかかっている。言われて画面に視線を移す。
士騎朝輝:こういう時の藤原奈央の判断は確かである。と認識している。
御厨 柴門:「させないと、決めるだけの内容なんだね?」
鷲尾瞳:「"マスターアビス"関連の情報なら、彼女にも知る権利があると思うのですが……彼女がショックを受けることを懸念しているのでしょうか」
藤原奈央:「…………」
入間誠時:「……きっと、観ればわかる」
藤原奈央:「…………観ればわかるわ」
GM:室内が暗くなり、プロジェクターで壁に映像が映し出される。
GM:K市支部の壁面に取り付けられた監視カメラの映像だ。画質がやや悪い。
鷲尾瞳:不思議に思いながらも、指示に従ってそれ以降は口を噤みます。
GM:日付は一週間前。K市支部前。
GM:支部メンバーが勢揃いし、画面に映っていない誰かを見据えている。
GM:――――全員が膝をつき、苦しみに喘いでいるが、外傷は見当たらない。そのかわり、
GM:ほぼ全員、身体のどこかしらが異形化している。
鷲尾瞳:「……酷いですね。これは確かに、彼女には見せるわけには……」異形化しかけている支部員を見て
御厨 柴門:「問題は、それじゃない…な?」
"ラクチスマ"三野明美:「――――やめろ!」
"ラクチスマ"三野明美:ベリーショートヘアの女子大生。右脚が鎧や虫を思わせる硬質なものに変わりつつある。
"ラクチスマ"三野明美:「やめろ伊崎……もう目を覚ませ」
"ラクチスマ"三野明美:「そいつは敵なんだ。……"マスターアビス"だぞ!」
???:「お別れだなんてそんな~」
???:「おおげさですよー。ほんとに里帰りするだけなんですから」
▼ "マスターアビス"視点

入間誠時:「………」
鷲尾瞳:「……え?」
"フィールティ"伊崎拓也:「……分かってますよ、そんなの!」
"フィールティ"伊崎拓也:「僕が一番……最初に、聞いたんだ、支部長から!」
"フィールティ"伊崎拓也:男子高校生。既に身体の半分近くが異形化している。
"フィールティ"伊崎拓也:「そ、それでも」
"フィールティ"伊崎拓也:「僕は……約束した。あいつを守るって」 ゆっくりと画面奥へ歩いていく。
"フィールティ"伊崎拓也:「あるはずだ。正気に戻す手段が……」
"ベルサマフラ"三野裕司:「やめろ姉さん。もう伊崎はダメだ……支部長も」 男子高校生。左腕が異形化している。
"ベルサマフラ"三野裕司:「僕らだけで殺るしかない。町の平和は、僕らが守るんだ……!」
"グリダーヴォル"池宮久光:『く、ソ……』
"グリダーヴォル"池宮久光:スーツの切れ端が引っかかった、元は男性だったらしき人物。
"グリダーヴォル"池宮久光:いちばん異形化が激しく、衝動を押し殺すので精一杯に見える。
"グリダーヴォル"池宮久光:『判断、を、誤ッタ……これは』 『たダのジャーム化、でハ、………………ナい』
"グリダーヴォル"池宮久光:『こ、こいつ』 『こいつの』
"グリダーヴォル"池宮久光:『"眷属"に――――作り変えラれている』
▼ "マスターアビス"視点

藤原奈央:「………………」
鷲尾瞳:「"リッターシルト"。これは、」
鷲尾瞳:「最後まで見なければなりませんか」
"グリダーヴォル"池宮久光:『記録――――記録を』
"グリダーヴォル"池宮久光:『記録だけハ』
"グリダーヴォル"池宮久光:『破壊しなケれば――――』
"グリダーヴォル"池宮久光:『"マスター――――アビス"』
"グリダーヴォル"池宮久光:『我々が――――守らなければ――――』
藤原奈央:「……見なさい」
藤原奈央:「もう終わるから」
士騎朝輝:「………」険しそうな表情で眉を顰め、ギリと音がするほど脇に差していた村雨丸を握る。
御厨 柴門:「……」
"フィールティ"伊崎拓也:「…………大丈夫だ。もうこれ以上、手出しはさせねえ」
"フィールティ"伊崎拓也:「結木。覚えてるか?」
"フィールティ"伊崎拓也:「いちばん最初に会ったとき、言っただろ。"必ずお前を守る"って」
???:「はい? ……あ、最初にあった時ですか? はい!」
???:「桜が咲いてましたね!」
"フィールティ"伊崎拓也:「……約束する」
"フィールティ"伊崎拓也:「どんなに離れていても、どんな状況でも……」
"フィールティ"伊崎拓也:「僕がお前を守ってみせるよ」
???:「――――あぁ」
GM:少女が満面の笑顔を浮かべる。
結木なつき:「はじめてです!」
結木なつき:「伊崎くんの声が――ようやく、はっきり! 聞こえました!」
結木なつき:「ありがとう、伊崎くん!」
GM:映像が終わる。
入間誠時:首の後ろをせわしなく掻いている。
鷲尾瞳:「……」口元を抑えて、青白い顔で俯いている
鷲尾瞳:「これは、つまり。彼女が……」
GM:奈央がリモコンを操作すると、支部内の監視カメラがうつります。
GM:結木は花壇の世話をしている。『気分転換がしたい』と言っていた。
GM:クライマックス戦闘の補助効果を選択可能です。
[プランA]速攻暗殺。シーン1回、誰か一人がイニシアチブに即座に行動を行うことが可能。行動しても行動済みにならない。
[プランB]包囲体勢。1ラウンド目、全員の攻撃力を+10。2ラウンド目、全員の攻撃力を+5。
GM:これはクライマックスまでに決めてくれればいいでしょう。
藤原奈央:「他の支部にも応援は要請したけど。……時間がないわ」
藤原奈央:「ただちに、倒す。支部長決定よ」
御厨 柴門:「だから…面倒事は嫌いだ。予定外の客を乗せるなんてするもんじゃない」
御厨 柴門:「ああ、そうさ。解ってる」
御厨 柴門:「彼女を送り届ける先が変わっただけだ」
入間誠時:「………想像の」
入間誠時:「数倍以上、ヤバかった」
士騎朝輝:「まったく、嫌になるよなぁ、入間」
士騎朝輝:「お前の予想は当たっていたわけだ。俺はああ言った以上は責任を取るぜ」
入間誠時:「………ああ。嫌になる」
入間誠時:「こんな予想、外れてくれた方が良かったよ」
士騎朝輝:「これじゃ、ますます捻くれるよなぁ」
士騎朝輝:「だが、世界は守らなきゃいけない。だろ?」
士騎朝輝:「まだ、何かやるべきことがある奴は特にだよなぁ。俺は…人の自由意思を踏みにじったジャームは、俺の明確な敵だ」
入間誠時:「マジにな。少しぐらい信じさせてくれたっていいだろって感じだ」
入間誠時:「………とーぜん」
入間誠時:「何も知らないまま踏みにじられるような奴らが増えるのはごめんだね」
鷲尾瞳:「……"リッターシルト"。その。我々で戦うというのは、決定事項なのですか」
鷲尾瞳:うつむきがちに、藤原支部長に視線を向けて尋ねます
藤原奈央:「……放置はできないわ。1秒でも早く始末しないといけない」
藤原奈央:「これまであたしが出会ったジャームの中でもダントツでヤバいやつよ。戦闘能力がどうこうって話じゃない」
藤原奈央:「"完全に発狂していて"、"意思疎通が不可能"。……"得意分野は生命力の活性化"」
藤原奈央:「すべて情報の通りだった」
御厨 柴門:「本当に、そうなのか」
御厨 柴門:「会話していたと思っていたのは幻想だったのか?」
士騎朝輝:「裏を取るか、もう少し?」
藤原奈央:「客観と主観の話、あったわよね。御厨」
藤原奈央:「もし戦う理由が必要なら……そうね」
藤原奈央:「時間をかけずに取れる手が、ひとつだけあるわ。あいつが本当にジャームなのか裏を取る方法……」
藤原奈央:「"正面切って話しに行く"」
藤原奈央:「不意打ちのチャンスは失われるけどね」
鷲尾瞳:「私は反対です!」話に行く、と言う意見を聞いて反射的に立ち上がる
御厨 柴門:「それでいい。なんなら正面から行くのは僕だけでも構わない」
御厨 柴門:「僕を囮にして不意打ちをした方が成功率も増すだろう。でも」
御厨 柴門:「もう一度だけ、話はしておきたい」
鷲尾瞳:「正気ですか……?"スカボロ・フェア"。映像を見ていたでしょう。短時間でも彼女に接触するのは危険です!」
鷲尾瞳:「その会話をしている間にも、汚染が進む可能性が……」
士騎朝輝:「そうか。じゃあ、そういう事でいいんじゃないか」
入間誠時:「……御厨くんがそう決めたなら」
入間誠時:「それでいいだろ」
藤原奈央:「………………」
藤原奈央:「あたしは鷲尾と同じで、反対よ。危険すぎる。でも」
藤原奈央:「誰を乗せるか。どこに行くか決めるのは自分――――だったわね。御厨」
御厨 柴門:「そうだ、彼女には」
御厨 柴門:「行き先の変更を伝えないといけない」
御厨 柴門:「君達が冷静でいてくれて、助かるよ」
鷲尾瞳:「"リッターシルト"……彼を行かせるのですか……?」
藤原奈央:「冷静に考えなさい、鷲尾。囮はたしかに必要だわ」
藤原奈央:「奴がスキを見せたら、火力のある士騎とあんたがやりなさい」
鷲尾瞳:「しかし……無責任ではないのですか。危険に晒されるのは貴方ではなく、"スカボロ・フェア"なのですよ……」
御厨 柴門:「ありがとう鷲尾さん。僕は、割り切れる側だと思っていたんだけれどね」
御厨 柴門:「やっぱり客の要望を聞いたうえでないと納得できないみたいだ。面倒な事にね」
御厨 柴門:「面倒事は嫌いなんだけどな」
士騎朝輝:「危険に晒される選択をしたのは御厨自身なんだ。汲んでやれよ」
藤原奈央:「ほんと。凄まじい面倒ごとを拾ってきたものね、御厨」 苦笑している。
GM:ということで、このシーンは
GM:みんなが戦う決意を固めたところでシーンカットになります。もう主目的は達成したので、好きに話したりするとよいでしょう。
GM:セーブしたり、装備を整えたり……。
GM:次がクライマックスとなります。
鷲尾瞳:「それは、そうですが……。しかし、その……」
御厨 柴門:「僕の我儘なんだ。存分に囮にしてくれて構わない」
入間誠時:瞳ちゃんの肩を軽く叩く。
入間誠時:「……優しいよな、鷲尾くんは」
鷲尾瞳:「……」無言でそちらに目を向ける
鷲尾瞳:「……そんなことは、有りません。私はただ、UGNチルドレンとして、必要な意見を述べているだけで……」
入間誠時:「それでもさ。人ってやつぁ納得するためにはいろんなコトが必要なんだよ。ヤバイことでもさ」
入間誠時:「……割と、君のは私情に見えるけどな、俺には」
士騎朝輝:「自分で選択した事を止めさせられると一生後悔し続けるぜ」
士騎朝輝:「だから、止めてやるなよ」
士騎朝輝:「フォローも後始末も俺がやっても良いから、やらせてやって欲しい」
入間誠時:「俺も、士騎と同意見だ」
入間誠時:「……護る、ってほどのことはできないが、相手の動きを止めるぐらいはできる」
鷲尾瞳:「……」しばしの逡巡の後
鷲尾瞳:「……わかりました。"スカボロ・フェア"が全力を出すのに必要だと言うなら」
鷲尾瞳:「それが"リッターシルト"の命令なら、従います。UGNチルドレンなら、指令に従うべきです」
藤原奈央:「納得いかない命令なら、拒否する権利もあるんだけどね。チルドレンには」
藤原奈央:「……ごめん鷲尾。戦力が必要なの」
藤原奈央:「力を貸して」
鷲尾瞳:「その権利は使いません。私を必要だと言ってくれる、信頼できる支部長の命令ですから」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。もったいない言葉を頂きました」と藤原氏部長に一礼。
士騎朝輝:「言っておくけどなぁ、御厨。魅入られてると判断したら、覚悟はしておけよ。幸い痛みはないと思うけどなぁ」
御厨 柴門:「なんかさ」
御厨 柴門:「まるで僕が死ぬ前提みたいに話してるけど」
藤原奈央:「し、死ぬまでは考えてないわよ! ちょっとしか……」
御厨 柴門:「僕はちゃんと仕事を終えて帰るタイプの人間なんだ」
御厨 柴門:「まあ、ヤバいと思ったなら頼むよ」
士騎朝輝:「任せておけ。仕損じは無しなんだよなぁ」鯉口を緩く動かす。
士騎朝輝:「それに、帰ってきてもらわないと困る。写真のデータ渡さなきゃなぁ、だろ?」
鷲尾瞳:「通りすがりの善意の協力者に、そこまでやらせるわけには行きません」
御厨 柴門:「言っとくけど、僕の車を簡単に切れると思ってもらうと困るんだけどね」
御厨 柴門:「ああ、そうだね」
御厨 柴門:「楽しみにしてるよ」
士騎朝輝:御厨君を写メで撮る。
士騎朝輝:「ん。良い顔だ。きっと生きて帰れるぜ」
入間誠時:「じゃあ俺は幸運を祈っとくか」
入間誠時:「お互いにな」
鷲尾瞳:「写真は許可を取ってからと言ったはずですが」
士騎朝輝:「芸術性を優先させてほしいよなぁ…しかし知り合った女子全員に言われるのは問題だ」
藤原奈央:「ふー……」 椅子によりかかる。
藤原奈央:「写真にツッコミをいれる気力すら惜しいわ。何よこれ」
藤原奈央:「着任数日でマスターエージェントって……しかもマスターエージェントの中でも、明らかにイカれたやつ……」
藤原奈央:「どうせなら、もっと弱いやつに当たりたかったなあ」
士騎朝輝:「ハードモードだよなぁ」
入間誠時:「……災難の中の災難だな」
入間誠時:「お疲れ、支部長サン。終わったら何か美味いモンでも奢るよ」
入間誠時:「……あれ?そっちが雇い主だったな。これじゃ逆か」
入間誠時:「ま、いいや。報酬とは別口ってコトで」
藤原奈央:「"終わったら"ね。さらっと言ってのけるじゃない、気に入ったわ」
藤原奈央:「うん。パーッと打ち上げしましょ、みんなで。焼き肉とか」
藤原奈央:「士騎も悪いわね。あんた、考えてみればイリーガルですらなかったのに」
入間誠時:「そう来なくちゃな」
鷲尾瞳:「"リッターシルト"。女子高生が真っ先に提案するのが焼き肉というのはイメージ的にどうかと思います」
御厨 柴門:「それを言うなら僕は戦闘要員じゃないんだけど」
藤原奈央:「い、いいでしょ!? 好きなのよ焼肉!」
藤原奈央:「うぐっ……」 御厨のつっこみに小さくなる。
士騎朝輝:「自分の意志で囮するってやつが今更だよなぁ」
士騎朝輝:「それにいいじゃないか、焼き肉。俺はやる気が出て来たよ」
鷲尾瞳:「はい。横暴だと思います。"スカボロ・フェア"は自らの発言に責任を持ってください」
鷲尾瞳:「……まあ私も、焼き肉は嫌いでは有りませんが」
御厨 柴門:「話に行くついでに囮になるんだ。戦闘しに行くとは言ってない」
士騎朝輝:「俺はさ、今回の話、三つ理由があるって言ったよな」
藤原奈央:「鷲尾も今回で、ロボットみたいに見えて実はそうでもないやつだってわかったわね……理由?」
入間誠時:「ん」士騎くんに耳を傾ける
鷲尾瞳:「そういうのは屁理屈というのです。……3つの理由。一つは"リッターシルト"への好意でしたね」
藤原奈央:「ああ、戦う理由? ビルの、突入前に言ってた」
藤原奈央:「それはもういいから!」 顔を赤くする。
士騎朝輝:「そ。一つは、藤原の前で良い格好がしたいから。って事にしておいただろ」
藤原奈央:「金と名誉って感じでもないわよね。あんたの場合」
藤原奈央:「金と名誉が好きなやつなら、タダで人助けして野宿なんてしないもの」
士騎朝輝:「二つ目はさ。ジャームが相手だからだ。相手がマスターであろうが、そうじゃない本当に弱いジャームであっても、俺は戦う道を選んでいたよ」
御厨 柴門:「まあ納得できる理由だね」
御厨 柴門:「で、もう一つは?」
士騎朝輝:「いや二つ目の話はまだ続きがある。それはジャームが憎いからとかじゃなくてなぁ。ジャームが世界を破壊するからだ」
入間誠時:「世界を……」世界を守らなきゃいけない。さっきの言葉を思い出す。
藤原奈央:「……? 同じじゃないの? 破壊するやつ=憎い、じゃなくて?」
士騎朝輝:「UGNに今更いう事じゃないけどな、どんな弱いジャームでも、その特異能力は世界を滅ぼす可能性があるだろ?」
士騎朝輝:「世界を滅ぼされたら、…旅ができなくなる」
御厨 柴門:「旅か」
御厨 柴門:「それは良い理由だと思う」
士騎朝輝:「俺が旅をする世界が減ったら困るからなぁ。つまり、これが二つ目だ」
御厨 柴門:「じゃあ三つめは?」
藤原奈央:「一つ目と二つ目だけで、戦う理由としては十分だと思うけど」
士騎朝輝:「帰りのタクシーは予約してあるんだ。キャンセルするなんて勿体ないよなぁ」
士騎朝輝:御厨君を見て笑います。
御厨 柴門:「予約?してたっけ?」
御厨 柴門:「臨時の客は本当に面倒事なんだけど。でも」
御厨 柴門:「まあ指名されてるなら仕方ないね」
御厨 柴門:「一つ。料金は割増しで」
御厨 柴門:「二つ。行き先は焼肉屋で構わないよね?」
士騎朝輝:「三つ。車内は禁煙で。だろ?」
士騎朝輝:「OK」
御厨 柴門:「君は戦いの後に吸いそうな雰囲気あるからな」

GM:シーンカット。次のシーンはクライマックス戦闘です。
GM:ロイス、購入が可能。
御厨 柴門:ロイスは埋まってるので購入かな
御厨 柴門:ここまで財産が減っていないの予想外のうれしさ
GM:ほ、ほんとだ
GM:財産20も残ってんじゃねーか!
御厨 柴門:リアクティブコートだー
鷲尾瞳:アビスさんにロイスとろう。すごい怖がってるし。
士騎朝輝:応急手当。
士騎朝輝:3DX+5
DoubleCross : (3R10+5[10]) → 7[1,3,7]+5 → 12

士騎朝輝:使用
入間誠時:ブルーゲイルに挑戦しよう
士騎朝輝:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 6[5,1]+18 → 24

入間誠時:5dx+3>=20
DoubleCross : (5R10+3[10]>=20) → 9[4,6,7,8,9]+3 → 12 → 失敗

御厨 柴門:4dx+11>=36
DoubleCross : (4R10+11[10]>=36) → 9[2,4,8,9]+11 → 20 → 失敗

士騎朝輝:おおー、だれか助けてくれ
入間誠時:届かず!
GM:びくびく瞳ちゃん
御厨 柴門:金!使わずにはいられない!
御厨 柴門:14点使って購入
GM:あのクズと同じことをしている自分に荒れているッ!
GM:それでも財産6点残ってるのすごいな御厨くん……・w
鷲尾瞳:敵/"マスターアビス”結木なつき/P:同情/N:恐怖○/ロイス
鷲尾瞳:本当は戦いたくないけど……命令だからがんばります
御厨 柴門:ウェポンケースに入れておく
GM:ほんとに戦いたくなさそうw
御厨 柴門:予備装甲は2枚確保できたか
御厨 柴門:まあまあってとこだけど
GM:大丈夫だよ……Eロイスもいっぱいあるし、クオンタム社製ボスはやさしい性能だから……。
御厨 柴門:この敵だからなw
入間誠時:大丈夫かなあ
入間誠時:あ、以上で!
鷲尾瞳:ブルーゲイルに挑戦します
士騎朝輝:瞳ちゃん、応急手当買わない?w
GM:ミドルで御厨くんの硬さが発揮できなかったのが申し訳なかったw
鷲尾瞳:応急手当でもいいよ!どうせブルゲなんて買えないもんな
GM:士騎くん、そんなにHP必要なタイプでしたっけ
鷲尾瞳:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,2,3,6] → 6

鷲尾瞳:手が震えて応急手当も買えませんでした
GM:ブルブル瞳ちゃん
士騎朝輝:いや、奈央ちゃんがいるとHP満タンだと1撃は耐えられるかもと
GM:あっなるほど
GM:ということで、今日のセッションはここまでにしましょう。
GM:明日は21時から! クライマックス戦闘だよ~。
御厨 柴門:はーい
GM:真マスターアビスの力をお楽しみに!
GM:ミドルのカスなんかとは比べ物にならないパワーを見せてやるぜ!
入間誠時:伊崎くん…

MP08 : 『約束』 (マスターシーン)

GM:半年前。K市市街地・東区。
GM:高校生くらいの少女がひとり、桜並木を歩いている。
結木なつき:「ふふんふーん♪」
結木なつき:「たのしみですね~。まさか学校に行けるなんて!」
結木なつき:「学費を出してくれたお父さんお母さんに感謝しないとー」
GM:少女はずっと病気を患っており、遠く離れたO市の病院で過ごしていた。実家もO市にある。
GM:16歳でようやく病気を克服した彼女は、親のすすめもあってK市の進学校を受験。みごと合格したのだ。
GM:お父さんお母さんは、「外の世界を見てくるといい」と言っていた。
GM:優しい両親。新しい生活。少女は浮かれていた。
異形ジャーム:『――――"マスター"』
異形ジャーム:『"マスターアビス"』
GM:だから、迫る脅威に気が付かないのも、仕方がない事だった。
GM:背後から忍び寄る異形のジャームにも、展開される《ワーディング》にも、少女は気が付かない。
異形ジャーム:『――――守らなければ――――』
GM:ジャームの鉤爪が、少女の背めがけて振り下ろされ、
"フィールティ"伊崎拓也:「さ」
"フィールティ"伊崎拓也:「せ、る」
"フィールティ"伊崎拓也:「かああああッ!」
結木なつき:「へ?」
GM:――――バギャ!
GM:間一髪!
GM:飛び込んできた少年が、少女を抱きかかえてその場を跳ぶ。
GM:ジャームの鉤爪は、少女のスマートフォンだけを粉砕した。
結木なつき:「おお……?」
"フィールティ"伊崎拓也:「危なかった……! 大丈夫か!?」
GM:K市UGNの"守護者"。"フィールティ"――伊崎拓也と、
GM:のちのK市イリーガル。"サクラストーム"結木なつきの、最初の出会いだった。

CF01 : 『深淵』

GM:クライマックスです。全員登場。
GM:まずは御厨くんと結木の会話シーンが入ります。
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:99->106)
士騎朝輝:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 6[6]+93 → 99

鷲尾瞳:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 9[9]+86 → 95

鷲尾瞳:高いのやだ……
御厨 柴門:1d10+95
DoubleCross : (1D10+95) → 1[1]+95 → 96

御厨 柴門:ヨシ!
GM:ひっ瞳ちゃん

GM:N市第三支部、中庭。花壇の世話をしている少女がいる。
結木なつき:「ふんふーん♪」
GM:……"マスターアビス"。彼女がもしその気になった場合、大量の人員を抱えるこの支部は、ジャームの巣窟と化す。
GM:そのため、支部には最小限の人員を残しています。周囲の一般人を避難させつつ、
GM:万が一、藤原率いる『処理部隊』が敗北したときの後処理に控えている。
GM:ということで、御厨くんは二人きりでお話できます。
GM:描写されてませんが、残りのメンバーも近くに隠れて会話を聞いていると考えてね!
御厨 柴門:通路から中庭にゆっくり歩いていく
御厨 柴門:「僕はさ、車に乗るのが好きなんだ」
結木なつき:「はい?」
結木なつき:「あっ、御厨くん」
結木なつき:「車のお話ですか? 運転がすきなんですね~」
御厨 柴門:「風を切って走るのが気持ちいいし、色んな景色を見る事が出来る」
御厨 柴門:「この街には、綺麗な花の咲く場所も幾つかある」
結木なつき:「はいー。K市ほどじゃないですけど、自然も多いですしね~」
御厨 柴門:「花見山とか、まあ名前がそのままなんだけれど」
御厨 柴門:「四季の花が綺麗な所さ」
結木なつき:「……伊崎くんにも」
御厨 柴門:少しずつ近づいていく
結木なつき:「見せてあげたいですね。目が覚めたら」
結木なつき:「いっしょに見に行きたいです」
御厨 柴門:(意思を保つんだ。暴走のコントロールと同じだ)
御厨 柴門:「うん、そうだね」
御厨 柴門:「その場所に、花見山霊園という小さな墓地がある」
結木なつき:「花……」「あっ、おはかですか?」
御厨 柴門:「彼は、そこに埋葬されるように僕が掛け合う事にした」
御厨 柴門:「残念だけれど、花に包まれて眠る事が出来るなら」
結木なつき:「!」
御厨 柴門:「彼も安らかに眠る事ができるだろうし」
結木なつき:「そうですか……」 まだ伊崎が元に戻る事をどこかで信じている。
御厨 柴門:「君が行った時も気持ちが安らぐんじゃないかと思ってさ」
結木なつき:「はい。もし伊崎くんが目を覚まさなかったら……よろこぶと思います。お花、好きでしたから」
結木なつき:「はい!」
御厨 柴門:「君に」
御厨 柴門:「僕の声がどれだけ届いているのか、解らない」
結木なつき:「ほえ?」
御厨 柴門:「でも、君がお喋りが好きで」
御厨 柴門:「花が好きな、優しい人だと言う事は解る」
結木なつき:「はい! お花はすきですよ~」
御厨 柴門:「そうだね」
御厨 柴門:「君の様に優しい人が、周囲の人達の声が聞こえなくなった時の恐怖は」
御厨 柴門:「想像しても足りないだろう」
結木なつき:「いやあ、えへへ……聞こえないなんてほどじゃないですよ~」
御厨 柴門:「僕も、君と同じ様になれば。声が届くのかもしれないけれど」
結木なつき:「今もこうしてお話できてますし!」
御厨 柴門:「本当にそうなら嬉しいね」
御厨 柴門:「でも、それは獸の呻き声がたまたま会話しているように聞こえるだけにすぎないんだ」
結木なつき:「?」
御厨 柴門:「伊崎君もそうだったように。僕も君を色んな所へ連れて行ってあげたかった」
結木なつき:「……?」
結木なつき:「御厨くん、大丈夫です? どうかしましたか?」
御厨 柴門:「でも、それはできない。僕にできる事は君が安らかに眠れる場所へと運ぶことだけだ」
結木なつき:「え」
結木なつき:「えっ……!?」
御厨 柴門:「もう君は引き返せない、解っているはずだ」
結木なつき:「ど、どういうことですか!」
御厨 柴門:「いくら聞こえなくとも、いくら見えなくても」
御厨 柴門:「伊崎君の言葉は聞こえたはずだ!」
結木なつき:「き、聞こえましたけど……! どういうことですか!」
御厨 柴門:「君が、マスターアビスであり。この事件の元凶だと言う事だ」
結木なつき:「……………………!!?」
結木なつき:「そ、んな……」
結木なつき:「……だと、したら」
結木なつき:「なんで、わざわざこうして、お話しにきたんですか? 敵なのに……」
御厨 柴門:「なんでだろうね。君の話す言葉が嫌いじゃなかったからかな」
結木なつき:「………………だとしたら」
結木なつき:「許せません」

▼ "マスターアビス"視点

結木なつき:「K市のみんなを弄んで……伊崎くんをひどい目にあわせて!」
御厨 柴門:「そうだろうね、僕の声は君には届かない」
御厨 柴門:「だから、僕は君を殺す」

▼ "マスターアビス"視点

結木なつき:「戦いは苦手だけど、K市の、最後の一人として……あなたを、止めます!」
結木なつき:「伊崎くんみたいに、町を守ってみせます!」
藤原奈央:『――――戦闘開始!』
GM:衝動判定です。難易度は11。
御厨 柴門:「やってくれ」
御厨 柴門:「みんな」
鷲尾瞳:11!
鷲尾瞳:3DX+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 7[3,5,7]+4 → 11

入間誠時:6dx>=11 頼む
DoubleCross : (6R10[10]>=11) → 7[1,2,5,6,6,7] → 7 → 失敗

鷲尾瞳:成功した
入間誠時:だめ
鷲尾瞳:2d10+95
DoubleCross : (2D10+95) → 16[8,8]+95 → 111

鷲尾瞳:うわっ
士騎朝輝:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,4,7,9] → 9

鷲尾瞳:きっつ
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+12(2d10->2,10)した(侵蝕率:106->118)
御厨 柴門:イッピン
士騎朝輝:99+2d10
DoubleCross : (99+2D10) → 99+13[5,8] → 112

御厨 柴門:3dx+2>=11
DoubleCross : (3R10+2[10]>=11) → 9[2,3,9]+2 → 11 → 成功

御厨 柴門:耐えたけど、どうせ暴走するんじゃい
御厨 柴門:2d10+96
DoubleCross : (2D10+96) → 14[5,9]+96 → 110

GM:みんなちょい高めだな……!
士騎朝輝:暴走 《紅蓮の憎悪》発動 攻撃力+12
GM:"マスターアビス"の……本当の"マスターアビス"のワーディングが吹き荒れる。
GM:先の戦闘の非ではない。ただその場にいるだけで生命力が……レネゲイドが活性化し続け、止まらない。
結木なつき:《ラビリンス》。周囲200mの生命力を活性化。
結木なつき:瞬時に草木が成長し、コンクリートを突き破って花が咲き乱れる。
結木なつき:一面の花畑が広がる。
"マスターアビス"結木なつき:「……私に、力を……!」
"マスターアビス"結木なつき:「伊崎くん!」
赤の幻灯花 灰の幻灯花 青の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
御厨

10m

鷲尾 士騎 入間
[18] 灰の幻灯花
[17] "マスターアビス"結木なつき
[09] 赤の幻灯花
[09][侵蝕111/昇華0] 鷲尾瞳
[06] 青の幻灯花
[05][侵蝕110/昇華0] 御厨柴門
[04][侵蝕112/昇華0] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[04][侵蝕118/昇華0] 入間誠時 [暴走]
GM:戦闘を開始します。エンゲージは上記の通り。
鷲尾瞳:み、御厨くん!
[NPC]藤原奈央 (侵蝕率120%)
ラウンド1回ずつ、下記二つの効果を使用可能。

『天才の根性』
《炎陣》《氷盾》。装甲12+ガード値47で視界内カバーリングを行う。対象1名。
バッドステータスは奈央が受けるが、超過したダメージは本来のターゲットが受ける。

『天才の奮励』
《閃熱の障壁》。視界内のPC1名がHPダメージを受ける直前に使用。
9d10のダメージを軽減する。対象1名。
GM:NPCカードもあります。有効に使ってね。
GM:また、御厨くん以外の人は
GM:登場演出をしても構いません。
鷲尾瞳:「はああああ!」合図とともに、上方から"マスターアビス”に向かって斬りかかる。
"マスターアビス"結木なつき:「!」 動きは遅い。避けることもできないが……
赤の幻灯花:ランプのような花をつけた、人の背丈ほどもある異形の花が"マスターアビス"を守る。
鷲尾瞳:「くっ……!」その軌道を遮ったのは赤の幻灯花。体ごと弾かれ、御厨の後方数mの地点で着地する。
"マスターアビス"結木なつき:「鷲尾さん……! まさか、あなたも……!」
藤原奈央:「"数十体のレネゲイドビーイングの集合体"……!」
藤原奈央:「結木に溶け合ったRBが、自動防御するんだわ。――入間、士騎!」
入間誠時:少し離れた場所に立つ。ほんの一瞬前にはそこには誰もいなかった。
入間誠時:「確かに耳が悪いどころの騒ぎじゃなかったな」
入間誠時:「珍しい花じゃないか。世話するのは難しそうだ」
"マスターアビス"結木なつき:「!」
"マスターアビス"結木なつき:「そんな……! 入間さんまで」
"マスターアビス"結木なつき:「騙してたんですか? ずっと!」
鷲尾瞳:「……やはり我々の言葉も姿も、届いていないようですね」
入間誠時:「……誰も、騙していない。君も、俺たちも。ただ、騙されてただけだ」
入間誠時:「けっこー応えるよな、こういうの。……伊崎のことまで……クソッ」
鷲尾瞳:「……はい。許せません。彼女ではなく、彼女をこのように捻じ曲げてしまった人たちが」
藤原奈央:「不意打ちのチャンスは失われたわ。でも」
藤原奈央:「それ以上に重要なこと……戦う覚悟と」
藤原奈央:「包囲ができた!」
"マスターアビス"結木なつき:「支部長さんに、入間さん……じゃあ、まさか……」
"マスターアビス"結木なつき:「まさか……!」
士騎朝輝:一迅の風が中庭に吹く。夏の暑い風がまるで木枯らしのように冷たい。
士騎朝輝:「旅の縁を自分で切るのは辛いよなぁ」
士騎朝輝:身を斬られたような沈痛な表情を一瞬だけ見せ、ゆっくりと花畑に向かって歩いてくる。士騎の歩みと共に足元から氷霧が広がり咲き乱れる花が凍っていく。
"マスターアビス"結木なつき:「……士騎、さん……!」
士騎朝輝:息を吐き、マスターアビスに顔を向ける。言葉を紡ぐ。
士騎朝輝:「例え無謀と言われようと、愚かと見られようと、それでも守らなければいけない矜持がある。こいつは一度乗せた客にどこまでも誠実であるべきだと思っている。それは相手がジャームであっても例外はなかった。まったく愚かで無謀だ。だが、だからこそ強い。その尊い矜持と決意に俺は喜んで力を貸そう」
士騎朝輝:何者か。と聞いてはくれないだろう。今回はそれでいい。そういう相手ではないからだ。
士騎朝輝:ただ、静かに村雨丸を抜き放った。
GM:戦闘を開始します。

ROUND-01

GM:セットアップ。
赤の幻灯花:《螺旋の悪魔》。暴走し、ウロボロスエフェクトの攻撃力アップ。
青の幻灯花:"楔の呪い"。青が生存中、復活以外のロイス昇華効果を封印。
入間誠時:うええ
灰の幻灯花:Eロイス"堕落の誘い"。これはさっきの衝動判定のときに使ったものとします。
灰の幻灯花:侵蝕率99%以下の者は即座に100%になり、衝動判定。
御厨 柴門:うわーい
鷲尾瞳:うわ~
"マスターアビス"結木なつき:《ヴァイタルアップ》。
"マスターアビス"結木なつき:侵蝕率が150増加し、400%に。
"マスターアビス"結木なつき:現HPとHP最大値を150増加。
入間誠時:400%
鷲尾瞳:おいおいおいおい
御厨 柴門:ヒュー
入間誠時:《灰色の庭》を”マスターアビス”に。行動値-12。
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+2した(侵蝕率:118->120)
入間誠時:多分…ここだろう!
GM:強いな……!
鷲尾瞳:ナイス灰色!
御厨 柴門:怨念の呪石を使用します 浸蝕+2で112
御厨 柴門:攻撃力+2D 暴走
士騎朝輝:《加速装置》《ヴァジュラ》112→117 行動値+16 攻撃力+12
御厨 柴門:+3だったな
御厨 柴門:113
GM:では、マスターアビスの行動値が17→5に。
入間誠時:「……なんも解ってないんだよなあんた」
入間誠時:「でも、あんたはもう、自分でそう意識しなくても……他の奴らを壊しちまう」
入間誠時:「………少し、止まっててくれ」「その内に、きっと……終わるから」
入間誠時:結木なつきの動きに重力を加える。
"マスターアビス"結木なつき:「重い……!」
[20][侵蝕117/昇華0] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[18] 灰の幻灯花
[09] 赤の幻灯花 [暴走]
[09][侵蝕111/昇華0] 鷲尾瞳
[06] 青の幻灯花
[05][侵蝕400] "マスターアビス"結木なつき
[05][侵蝕113/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
[04][侵蝕120/昇華0] 入間誠時 [暴走]
GM:セットアップは終わりですね。イニシアチブに入りましょう。

Initiative

鷲尾瞳:「……"黒の檻”。どれほど禍々しく、恐ろしく、邪悪に見えたとしても……彼女は被害者です」剣と視線をマスターアビスに向けながら。
鷲尾瞳:「出来る限り、苦痛を感じさせないように。速やかに終わらせます。UGNチルドレンとして全力を尽くします」
入間誠時:「…………そうだな」
入間誠時:「俺は、苦手だから。頼んだ、鷲尾くん」
GM:最速は……灰を抜いて士騎くんか!
GM:行動値20。士騎くんの手番。
士騎朝輝:「一人で背負う事もないよなぁ、入間。お前にも旅の縁は出来てるんだからなぁ」
入間誠時:「……士騎」
士騎朝輝:ピシピシと音を立て空気が凍り罅割れ、そして沈黙した。士騎の足元から霜が走り地面を花壇を建物を銀色に染め上げる。
士騎朝輝:肌が雪のように白化する、明るい茶の髪が蒼白へと変質する。ただ立つだけで周囲を極寒の冬へと変えてゆく暴走形態。
士騎朝輝:「まずは俺が黙らせてくるぜ。なぁ、村雨丸」
藤原奈央:「……ちゃんと」
藤原奈央:「帰ってくんのよ、士騎!」
士騎朝輝:「あぁ、今の言葉で、その気になった!」
士騎朝輝:オーロラを纏った氷の剣鬼が憐みを帯びた殺気を漲らせる。
士騎朝輝:青の幻灯花にエンゲージ攻撃します。
赤の幻灯花 灰の幻灯花 青の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
士騎 御厨

10m

鷲尾 入間
GM:判定をどうぞ!
士騎朝輝:プランBで攻撃力+5はつくんでしたっけ
GM:そうだ、つきます。フィールド効果:包囲体制。
GM:1ラウンド目、全員の攻撃力を+10。2ラウンド目、全員の攻撃力を+5です。
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》《クレイジードライヴ》117→126
士騎朝輝:12DX7+10
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[1,1,1,4,5,5,6,7,8,9,10,10]+10[1,2,2,5,9]+6[6]+10 → 36

青の幻灯花:イベイジョンで自動命中。しょせんは花なのだ。
GM:ダメージをどうぞ。
士騎朝輝:オートでアームドスーツ展開 白兵ダメージ+3
士騎朝輝:4d10+11+3+12+12+16+10
DoubleCross : (4D10+11+3+12+12+16+10) → 24[10,4,6,4]+11+3+12+12+16+10 → 88

士騎朝輝:諸々有効。
GM:つ、強すぎる……! 死ぬよそんなの!
GM:花だぞ!
青の幻灯花:死にます。復活もなし。
青の幻灯花:《ラストアクション》。
士騎朝輝:1点でもダメージ通ればEロイス解除!
GM:まず、楔の呪いが解除されます。そして、
青の幻灯花:《熱狂》《堕ちる絶望》。
青の幻灯花:対決に負けると衝動判定が発生し、シーン中の白兵攻撃力を+15です。
青の幻灯花:意志で対決をどうぞ。
青の幻灯花:7dx+5
DoubleCross : (7R10+5[10]) → 10[1,1,2,4,6,10,10]+10[2,10]+1[1]+5 → 26

士騎朝輝:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,4,5,8] → 8

GM:衝動判定です。難易度は15。
士騎朝輝:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,3,4,6] → 6

士騎朝輝:暴走だから意思判定もリア不でしたね!
GM:いつもどおり侵蝕をあげておくれ!
士騎朝輝:126+2d10
DoubleCross : (126+2D10) → 126+10[9,1] → 136

[20][侵蝕136/昇華0] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[18] 灰の幻灯花
[09] 赤の幻灯花 [暴走]
[09][侵蝕111/昇華0] 鷲尾瞳
[05][侵蝕400] "マスターアビス"結木なつき
[05][侵蝕112/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
[04][侵蝕120/昇華0] 入間誠時 [暴走]
GM:攻撃演出などがあればどうぞ。
士騎朝輝:構えを取る。戦闘に携わる者なら、それが内懐まで肉薄した鍔迫り合いの最中に、相手の攻撃を捌き、一撃を見舞うものであると解るだろう。
士騎朝輝:本来ならば、このような間合いの外では用を成さぬ、必殺の型。否、この距離は士騎朝輝の間合いの内であり、稲妻よりも速く敵に届く、紛れもない刃圏であった。
士騎朝輝:踏み込みと共に叩き込まれる寒波の渦。吹雪と共に死神の影が疾る。
士騎朝輝:「まず厄介なのは、この青い奴だよなぁ。戦闘の幅が減る」
青の幻灯花:図体がでかいとはいえ、ただの花だ。回避行動など取れるわけもない。
GM:ただし、"マスターアビス"によって極限までレネゲイドを注ぎ込まれた花。
GM:斬られた瞬間、瘴気にも似た黒い空間が周囲に広がり、士騎を覆う。
GM:それだけで、公園で"偽マスターアビス"と対峙したときと同じ感覚が襲ってくるだろう。
藤原奈央:「――――士騎ッ!!」
士騎朝輝:「往生際が悪いやつだ。藤原、今はまだ大丈夫だ。けど、お前 本当にヤバい時に限って優しいよなぁ」
士騎朝輝:黒い霧を凍らせていくが、吸い込んだ後では凍結の意味は薄いだろう。だが重要なのは…
士騎朝輝:「こいつの核は氷葬した」
"マスターアビス"結木なつき:「お花が……!」
GM:マスターアビスの認識がどうなっているのか、客観的には知りようもない。ただ、
GM:『支援する要領で力を極限まで送り込むと、どんな敵も動かなくなる』ということだけは知っている。
GM:次の手番です。灰が動く。
灰の幻灯花:行動値18。行動します。
灰の幻灯花:こちらの行動は単純です。《雨粒の矢》のみ。
灰の幻灯花:対象はPC全員。
灰の幻灯花:6dx+7
DoubleCross : (6R10+7[10]) → 8[2,2,6,7,7,8]+7 → 15

鷲尾瞳:ほう……
GM:リアクションをどうぞ。
鷲尾瞳:回避してみます。肉体型だからね。
士騎朝輝:リア不!
鷲尾瞳:9DX+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[1,2,2,2,5,5,7,8,10]+4[4]+1 → 15

GM:スゲー!
鷲尾瞳:ドッジ!優秀なチルドレンなんだよな~!
入間誠時:リア不、普通に食う!
GM:御厨くんも暴走でリア不か。こいつらみんな暴走してるな・・・
御厨 柴門:変異暴走なのでガードが出来るのだ
御厨 柴門:偉いぞ
GM:えらーい!
御厨 柴門:ガード
灰の幻灯花:2d10+6 もろもろが有効。
DoubleCross : (2D10+6) → 10[4,6]+6 → 16

御厨 柴門:ダメージが低いのが逆に怖いんですけど
入間誠時:あ、装甲10だから…
士騎朝輝:24→18 生存
入間誠時:7−6!1残った!
御厨 柴門:ガードと装甲で弾いた
GM:えらーい!
入間誠時:入間誠時のHPを-6した(HP:7->1)
GM:黒い雨が降り注ぐ。長く浴びると、レネゲイドを活性化するのかもしれないが……
GM:今の時点では脅威ではないだろう。
御厨 柴門:今の時点…
GM:この花は、"マスターアビス"に溶け合った数十体のRBの意識の残滓とも言えるものです。
GM:マスターアビス本体の意志と関係なく、敵対者に攻撃を仕掛ける自動防御機構。
入間誠時:「………」衝動がざわめく。回避行動が取れない。……じっと、マスターアビスと花を、見る。
"マスターアビス"結木なつき:「大丈夫……おちついて、落ち着いて……!」
"マスターアビス"結木なつき:「伊崎くんがくれた命なんだから……!」
GM:行動値9。赤と瞳ちゃんが同値なので、瞳ちゃんの手番。
鷲尾瞳:迷っています
鷲尾瞳:行動します。マイナーで《インフィニティウェポン》《スーパーランナー》
GM:kurugaii
鷲尾瞳:侵蝕は111から4上がって115
赤の幻灯花 灰の幻灯花 青の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
鷲尾瞳:エンゲージしつつ武器作成。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
鷲尾瞳:赤の幻灯花に白兵攻撃します。
GM:OK!
鷲尾瞳:9DX7+9
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[3,4,4,5,5,6,9,10,10]+10[1,6,7]+10[7]+10[7]+5[5]+9 → 54

GM:うわたか!
鷲尾瞳:優秀!
赤の幻灯花:イベイジョンで命中。なので、
灰の幻灯花:《原初の紫:崩れずの群れ》。赤をカバーします。
鷲尾瞳:やめてください
GM:あと上のエンゲージ表、まだ青が残ってますね。
赤の幻灯花 灰の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
GM:ただしくはこう。ダメージをどうぞ。
鷲尾瞳:6d10+63
DoubleCross : (6D10+63) → 38[5,10,7,5,3,8]+63 → 101

鷲尾瞳:装甲無視です
GM:だから強いって!
御厨 柴門:強い
灰の幻灯花:倒れます。復活もなし。
灰の幻灯花:《原初の黒:ラストアクション》。《原初の虚:堕ちる絶望》。
鷲尾瞳:やめてください
GM:意志で対決です。負けると衝動判定。
灰の幻灯花:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 10[5,5,6,7,9,10]+4[4]+5 → 19

鷲尾瞳:意思は強いぞ!
鷲尾瞳:4DX+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[4,6,7,9]+4 → 13

GM:強かったが……!
鷲尾瞳:おごご
GM:衝動判定です。難易度は15。
鷲尾瞳:高いって!
鷲尾瞳:4DX+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[1,1,3,9]+4 → 13

鷲尾瞳:うわー!暴走します!カバーリングが!
鷲尾瞳:2d20+125
DoubleCross : (2D20+125) → 27[18,9]+125 → 152

GM:せっかくとったカバーが!
GM:何そのダイス!?
鷲尾瞳:間違えた
GM:びっくりした……
鷲尾瞳:2d10+125
DoubleCross : (2D10+125) → 11[10,1]+125 → 136

鷲尾瞳:つらつら
GM:演出をどうぞ!
[20][侵蝕136/昇華0] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[09] 赤の幻灯花 [暴走]
[09][侵蝕136/昇華0] 鷲尾瞳 [暴走]
[05][侵蝕400] "マスターアビス"結木なつき
[05][侵蝕112/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
[04][侵蝕120/昇華0] 入間誠時 [暴走]
----
[18] 灰の幻灯花 [戦闘不能]
[06] 青の幻灯花 [戦闘不能]
鷲尾瞳:黒の雨を切り裂いて、白い刃が戦場を駆け抜ける。狙いはまだ動いていない赤の幻灯花。
"マスターアビス"結木なつき:「いけない……!」 手をかざし、鷲尾の生命力を活性化せようとするが……間に合わず。
鷲尾瞳:「伊崎拓也の無念のためにも。結木なつきのためにも、"マスターアビス”貴方は今、ここで」振りかぶった剣が陽の光を受けたかのように輝く。
鷲尾瞳:「我々が必ず倒します!」突き立てた刃が幻灯花を深々と切り裂く……のみならず。刻まれた傷は刀身を遥かに超える長さまで広がり
鷲尾瞳:巨大な花を真っ二つに両断する。花びらが散り、冷風によって氷り、雪のように砕けた。
鷲尾瞳:おわり
GM:やはり同じだ。切り裂かれた途端、花の中から黒い瘴気が噴き出して鷲尾を覆う。
GM:鷲尾のレネゲイドを、急激に活性化させる……際限なく!
GM:そして今度は、黒い瘴気が更に広範囲に広がります。
GM:"マスターアビス"が、瘴気そのものを活性化した。
"マスターアビス"結木なつき:Eロイスが発動します。"衝動侵蝕"。
入間誠時:ウワーッ!
"マスターアビス"結木なつき:対象はPC全員。衝動判定、難易度は11。
入間誠時:衝動判定何回めだ…?!
鷲尾瞳:「……!?この力……!レネゲイドの侵蝕が、先程より……!?」
鷲尾瞳:「自分自身の能力を……活性化して……!」
藤原奈央:「まずい……!」
藤原奈央:「そりゃそうよね。……支援対象が単体の戦闘なんて、めったにない」
藤原奈央:「全員を活性化させる前提で造られてるのよ、こいつ!」
入間誠時:「…まだ、来るのかよ……!」今だけでも、衝動を抑えるのに必死だというのに
入間誠時:6dx>=11
DoubleCross : (6R10[10]>=11) → 9[1,2,7,7,8,9] → 9 → 失敗

入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+16(2d10->7,9)した(侵蝕率:120->136)
鷲尾瞳:4DX+4 もう暴走してるから意思判定に意味ないけど……!
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[1,6,9,10]+7[7]+4 → 21

鷲尾瞳:2d10+136
DoubleCross : (2D10+136) → 7[5,2]+136 → 143

御厨 柴門:まあ、ダイス-5個で振れないんですけど
御厨 柴門:2d10+110
DoubleCross : (2D10+110) → 10[6,4]+110 → 120

士騎朝輝:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,3,5,10]+5[5] → 15

士騎朝輝:リア不だよ。
士騎朝輝:136+2d10
DoubleCross : (136+2D10) → 136+18[9,9] → 154

御厨 柴門:ウゲェー
[20][侵蝕154/昇華0] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[09] 赤の幻灯花 [暴走]
[09][侵蝕143/昇華0] 鷲尾瞳 [暴走]
[05][侵蝕400] "マスターアビス"結木なつき
[05][侵蝕120/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
[04][侵蝕136/昇華0] 入間誠時 [暴走]
----
[18] 灰の幻灯花 [戦闘不能]
[06] 青の幻灯花 [戦闘不能]
赤の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
士騎朝輝:士騎の身体から際限なく氷煙が溢れ渦巻いていく、レネゲイドが活性化し続け、真夏の陽光が冷たい光へと貶められていく。
御厨 柴門:「暴走をコントロールするんだ、意思を強く保て」
鷲尾瞳:「わかっています、わかっては……!う、くっ……!」必死に息を整え、暴走を抑えようとする。それでも体の震えと、全身から吹き出る冷や汗は止まらない
GM:イニシアチブ。行動値9、赤の手番。
赤の幻灯花:《極光螺旋》《オリジナルツール》。
赤の幻灯花:《コンセントレイト:モルフェウス》《仮初の器》《クリスタライズ》《原初の赤:氷の塔》《原初の黒:憎悪の炎》。
GM:装甲無視のRC攻撃です。命中するとダメージに加え、次のメジャーダイスを+5し、赤への憎悪を付与。
入間誠時:うわっ
入間誠時:これどうします?
GM:あ、対象は単体です。
入間誠時:あ、単体か
GM:対象は御厨くん。
御厨 柴門:OK
赤の幻灯花:7dx+20
DoubleCross : (7R10+20[10]) → 10[1,4,4,4,5,9,10]+10[10]+8[8]+20 → 48

GM:コンセないのに回るなこいつ・・・w
入間誠時:コンセ抜けてる!
入間誠時:あれ、元々ない?
GM:あっそう!こいつコンセない子!
GM:固定値で当てる子でした。リアクションをどうぞ。
御厨 柴門:ダイスが振れないのでガードかな
鷲尾瞳:奈央カバーの使い所では!
御厨 柴門:いや これは受けます
御厨 柴門:ダメージ軽減で受ける
士騎朝輝:色々なオートがある!
鷲尾瞳:憎悪不味くない?
御厨 柴門:ちょうど120%
御厨 柴門:火力をここで補強しておかないとまずい
鷲尾瞳:トドメさせないけど平気かなあと思ったけど火力の問題なら仕方ないか
GM:奈央ちゃん支部長のNPCカードも忘れずにね! HPダメージ直前に使用です。
GM:ではダメージ。
赤の幻灯花:5d10+47
DoubleCross : (5D10+47) → 21[1,10,1,3,6]+47 → 68

GM:うわっ低い
GM:装甲は無視。
御厨 柴門:低いのが逆に困るなーw
御厨 柴門:ガードは有効ですよね
GM:もちろん!
GM:何かエフェクトは使いますか?
御厨 柴門:ガード宣言しなければよかったな
御厨 柴門:使います
御厨 柴門:赤河の支配者 異形の加護 異形の捕食者を同時に使う
GM:1点でも通れば憎悪を付与。命中時点で次のメジャーダイスを+5です。
GM:防御フルコンボ……!
御厨 柴門:赤河と異形の効果にそれぞれ3D10をプラス
御厨 柴門:同時ですが便宜上 先に異形の捕食者から使います
御厨 柴門:68からガード12を引いて56
御厨 柴門:56-8d10
DoubleCross : (56-8D10) → 56-45[6,5,1,8,6,7,4,8] → 11

御厨 柴門:45点軽減して 45点攻撃アップ
GM:ダメージが通った!奈央のNPCカードは使いますか?
御厨 柴門:赤河の支配者
御厨 柴門:の分
御厨 柴門:がまだあります
GM:なんだって
御厨 柴門:更に屍人なので
御厨 柴門:11-6d10+6
DoubleCross : (11-6D10+6) → 11-29[7,2,6,6,2,6]+6 → -12

御厨 柴門:弾きました
入間誠時:硬い…
GM:つえー
鷲尾瞳:つよいぞー!
御厨 柴門:憎悪も受けない
赤の幻灯花:密林の奥地に生えていそうな、無数の触手が蠢く花だ。
赤の幻灯花:触手の先端は注射器のようになっている。それが一斉に振るわれ、御厨に殺到する。
赤の幻灯花:『刺して』『活性化させる』個体。
御厨 柴門:何処からともなくエンジン音が聞こえる
御厨 柴門:「さあ、走ろう。どこまでも」
藤原奈央:「えっ、……硬っ!」
藤原奈央:防御に入ろうとしていたので、愕然とする。
御厨 柴門:「全てを喰らって動力を燃やせ!」
御厨 柴門:「スーク・アル・カマル!」
GM:防御エフェクトの侵蝕率も上げてね!
御厨 柴門:御厨の影が相手の攻撃を吸い込んでいきエンジン音はさらに力強く鳴り響く
藤原奈央:「やる……! ガソリン補給が要らないって、こういうことだったの」
藤原奈央:「いい車じゃない!」
御厨 柴門:浸蝕+12
御厨 柴門:132
士騎朝輝:「暴走を防御に回すタイプって言ってたものなぁ…さぁ、エンシンが温まって来たなら此処からが本番だよなぁ」
"マスターアビス"結木なつき:「いいえ、させません!」
"マスターアビス"結木なつき:「あなた達は――ここで、止めます!」
GM:あっ、泊められない
GM:行動値5。同値だ。
GM:御厨くんの手番。
御厨 柴門:ダイス+5は貰える?
GM:もちろん! 命中時点でもらえます。
GM:あと、地形効果で1ラウンド目は攻+10。
赤の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
士騎朝輝:「サーキットは凍ってるくらいがちょうど良いんだったよなぁ。準備は整えておいたぜ」
藤原奈央:「いける。このタイミングなら……! 御厨っ!」
御厨 柴門:「来い、オアシス・ロード」
鷲尾瞳:「羨ましいですね……慣れている方たちは……軽口を叩く余裕があって……!」
鷲尾瞳:震える手で必死に剣を握り締めながら、二人に向かって。
御厨 柴門:マイナーでヴィークルモーフィング
御厨 柴門:100%超えているのでモーフィングカーⅡをだす
御厨 柴門:浸蝕+2
士騎朝輝:「泣き喚いて現状変わるんなら、泣き喚くんだよなぁ、多分な」そんな台詞を嘯く。余裕がないのは事実だが、悟らせることもない。
御厨 柴門:メジャーで巨匠の記憶+コンセ
御厨 柴門:灰色の幻灯花に止めを刺す!
GM:おのれ……! 誰もカバーしません。とどめをさせます。
鷲尾瞳:これ、別にエフェクト要らないんじゃ?
御厨 柴門:ホントだw
鷲尾瞳:死人はリアクションできないし……
GM:あ、そうですね。宣言なしで殺せます。
御厨 柴門:メジャーはただの運転攻撃にしておきます
GM:オッケー!灰の花がグシャリと潰れて、今度こそ土に還る。
御厨 柴門:御厨を包むように現れた漆黒のスポーツカーが花を潰す
御厨 柴門:「こんな花は君に似合わない」
"マスターアビス"結木なつき:「ううっ」 花が無残な姿に変わるのを見、思わず目をそらす。
御厨 柴門:「僕は、そう思う」
"マスターアビス"結木なつき:「どうしてこんな事ができるんですか。優しかった御厨さんは、全部嘘だったんですか……!」
御厨 柴門:「僕は、別に優しくなんかない。ただ、約束を守りたいんだ」
御厨 柴門:「君の事を思って死んだ伊崎君の約束を、せめて」
藤原奈央:「…………御厨…………」
GM:イニシアチブ。特に行動がなければ、行動値5のマスターアビスの手番。
入間誠時:はい!
入間誠時:メイド服を脱ぎます!
入間誠時:行動値は7に。
GM:ほう! じゃあ君の手番だ!
入間誠時:で、マイナーで暴走を解除。
入間誠時:青の幻灯花にトドメを刺す!
入間誠時:攻撃方法は《黒の鉄槌》のみ。
GM:OKです。誰もカバーはしないので、判定も不要。
GM:トドメをさせました。侵蝕だけあげておいてくれ!
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+1した(侵蝕率:136->137)
入間誠時:OK!
入間誠時:御厨と結木のやりとりの裏で。
入間誠時:静かに黒い牙が青い花の亡骸を食んでいた。
藤原奈央:「よし……!」 ガッツポーズを決める。
藤原奈央:「いいわよ入間。さすが冷静ね」
入間誠時:「……そうでもないさ」
[20][侵蝕154/昇華0] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[09] 赤の幻灯花 [暴走]
[09][侵蝕143/昇華0] 鷲尾瞳 [暴走]
[07][侵蝕137/昇華0] 入間誠時 [暴走]
[05][侵蝕400] "マスターアビス"結木なつき
[05][侵蝕132/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
----
[18] 灰の幻灯花 [完全死亡]
[06] 青の幻灯花 [完全死亡]
入間誠時:首を、叩く。
GM:全てが同時進行だ。結木と御厨の会話、入間の行動、そして、
GM:"マスターアビス"の能力の発動。
"マスターアビス"結木なつき:行動します。行動値17なのに、やっと動けた……
"マスターアビス"結木なつき:《オリジン:レジェンド》《オリジン:プラント》《オリジン:サイバー》《オリジン:ヒューマン》。各種達成値を増加。
"マスターアビス"結木なつき:《コンセントレイト:オルクス》《要の陣形》《未知なる陣形》《領域の加護》《導きの華》《悪魔の影》《死神の瞳》《ハザードコール》。
"マスターアビス"結木なつき:対象はPC全員で、HPダメージは無し。ハザードコールは濃縮体でLv21。
GM:命中すると次のメジャー達成値と攻撃力を+8。次の攻撃にリアクション不可になり、次の攻撃で受けるダメージを+10d10し、侵蝕率を即座に+21します。
鷲尾瞳:うおおおお!
GM:なんか妨害的なものがなければ判定します。
御厨 柴門:ウゲェー
士騎朝輝:奈央ちゃんのカバー貰っていい?
鷲尾瞳:助けて入間くんー!
入間誠時:妨害…どうします?
士騎朝輝:侵蝕+21がキツすぎる
入間誠時:よし、ここだな!
士騎朝輝:あ。棺よ!!
入間誠時:《時の棺》
GM:おお……!
入間誠時:それは通さねえ!
御厨 柴門:棺ー
御厨 柴門:ヤッター
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+10した(侵蝕率:137->147)
GM:なら、アビスの攻撃は失敗。
"マスターアビス"結木なつき:「戦いが苦手でも……支援しかできなくても!」 花畑に手をつく。
"マスターアビス"結木なつき:「レネゲイドには、こういう使い方が、あるんです!」
GM:背筋が凍りつくほどの《ワーディング》!
入間誠時:「………使い方は、知ってるわけだ」
藤原奈央:「まずい……!」
入間誠時:それを塗りつぶすように。
士騎朝輝:(やばいな。避ける本能を殺してる俺にこれは致命の一撃だ)
GM:全員が理解します。これを食らうと、ジャーム化が一気に近づく。
御厨 柴門:「クソッ…これはヤバい」
入間誠時:領域が結木を覆う。
鷲尾瞳:「ま、まだ侵蝕を!?……これ以上は、もう……保たな……!」
入間誠時:「悪いけどな、使わせない」
"マスターアビス"結木なつき:「…………!」
"マスターアビス"結木なつき:「力が……!?」
GM:力が拡散せず、領域内で霧散する。
士騎朝輝:(泣き喚くか?そんなことできないだろう。だって村雨丸。あぁ、そうだな…どうやら)
入間誠時:領域に、無数の穴が空く。
入間誠時:ブラックホールのように、その力を飲み込んでいく。
士騎朝輝:「旅の縁っていうのはこうやって俺を助けてくれる」
藤原奈央:「まだよ。全員、わかってるわね」
御厨 柴門:「入間君の力か!」
藤原奈央:「まだ……"アビス"には、傷をつけられていない」
藤原奈央:「こっからが本番。倒すわよ!」
入間誠時:「…これをしたら、どうなるか、わかっててやってるよな」
士騎朝輝:入間君に向けてサンキューとハンドサインを出す。
入間誠時:結木さんに。
入間誠時:まともな返答は期待していないが。
鷲尾瞳:「これが……"黒の檻”の……!」
GM:結木は、これがジャーム化に結びつくものだとは知っていません。認識と記憶が完全に破綻している。
GM:『力を送り込めば』『危険な敵を無力化できることがある』としか分かっていない。
"マスターアビス"結木なつき:「くっ……!」
入間誠時:「攻撃だと、認識してやってる」
入間誠時:「その時点で、ただの被害者じゃあない」
入間誠時:「その結果が……例えあんたの、想定と違うものだったとしてもだ」
入間誠時:その声に、怒りが滲む。
"マスターアビス"結木なつき:「はい?」
"マスターアビス"結木なつき:「FHの極悪人に何を言われようと、私の心には響きません!」
"マスターアビス"結木なつき:「……でも、やっぱり、強い……!」
鷲尾瞳:「……っ」その言葉に、まるで自分が切られたかのように顔を歪め。
GM:クリンナップ。敵の行動は特になし。

ROUND-02

GM:セットアップ。
御厨 柴門:(認識が狂っているだけで彼女の心に邪悪はない、それが僕にとってせめてもの慰めだ)
御厨 柴門:なし
鷲尾瞳:ありません
士騎朝輝:《加速装置》154→156
士騎朝輝:行動値2→18
入間誠時:《灰色の庭》アビスちゃんに
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+2した(侵蝕率:147->149)
GM:行動値はいくつ下がるんだい!
入間誠時:行動値−12!
"マスターアビス"結木なつき:《赤方偏移世界》。自分の行動値を+16。差し引きで+4。
入間誠時:ま、まじか…
赤の幻灯花:《螺旋の悪魔》。攻撃力を増加。
GM:イニシアチブ。最速は士騎くんの手番!
入間誠時:あれ、
入間誠時:元の行動値が17だから、
入間誠時:+4なら21だったり……します…?
GM:あっほんとだ
GM:失礼失礼!
御厨 柴門:ウワーッ
"マスターアビス"結木なつき:「あなたのその攻撃は、もうわかりました」
"マスターアビス"結木なつき:「自分を支援することだって、できるんです!」
GM:重力を中和している。完全とはいかないが。
入間誠時:「……ッ……もう、通用しないか!』
"マスターアビス"結木なつき:「そして……」
"マスターアビス"結木なつき:「今の反応。わかりました」
"マスターアビス"結木なつき:「やっぱり"これ"が、あなた達の急所――――!」
"マスターアビス"結木なつき:《コンセントレイト:オルクス》《要の陣形》《未知なる陣形》《領域の加護》《導きの華》《悪魔の影》《死神の瞳》《ハザードコール》。
入間誠時:《隠された世界》
GM:効果は先程と同じです。
GM:おおっ
鷲尾瞳:入間くん~!!
入間誠時:対象を単体に!
GM:やってくれるわ……!
入間誠時:再選択をお願いします!
鷲尾瞳:神かな……?
GM:侵蝕もあげるのだぜ!
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:149->157)
GM:ひええ
入間誠時:く、高い出目が出た
"マスターアビス"結木なつき:対象は、そうだな。
"マスターアビス"結木なつき:御厨君。
御厨 柴門:ダヨネー
"マスターアビス"結木なつき:PC1とヒロインですからね!
"マスターアビス"結木なつき:11dx7+10
DoubleCross : (11R10+10[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[2,5,5,10]+3[3]+10 → 33

GM:命中すると次のメジャー達成値と攻撃力を+8。次の攻撃にリアクション不可になり、次の攻撃で受けるダメージを+10d10し、侵蝕率を即座に+21。
GM:奈央のカバーも使えます。
GM:リアクションをどうぞ。
御厨 柴門:ドッジ
GM:いや、そもそも暴走してるからリアクションもないんだけど……w
GM:違う!変異暴走か!
GM:便利だな~
御厨 柴門:ダイス-5個だけどなw
御厨 柴門:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[8,8]+1 → 9

御厨 柴門:ダメー
GM:ではバッドステータスを受けてもらいます。侵蝕率アップも。
GM:ハイテク計算マシーンによると、侵蝕155になると予想されています。
御厨 柴門:浸蝕155
"マスターアビス"結木なつき:今度は両手を広げ、《ワーディング》に乗せて瘴気を放つ。
"マスターアビス"結木なつき:この中庭全体を覆い尽くすつもりだ。
GM:これが本来の"マスターアビス:ラムダ"の"支援行動"。
GM:チーム全体の侵蝕率を、短時間で大幅にアップさせる……!
入間誠時:その瘴気を、領域がカーテンのように黒い幕を下ろして覆う。
入間誠時:だが、先ほどのような全てを飲み込むものではない。これはあくまで広範囲への出力を減退させるものだ。
GM:瘴気が流れる先は――
藤原奈央:「……御厨!」
入間誠時:「…悪い、これが限界だ!耐えてくれ!」
御厨 柴門:車を前進させそれ以上の拡散を防ぐように進む
御厨 柴門:「暴走を…コント…ロールしろ。まだ、倒れる事は出来ない…。僕には君を最後まで届けなければならない…んだ!」
"マスターアビス"結木なつき:「!」
"マスターアビス"結木なつき:「どうしてそこまで……FHで、敵なのに……」
"マスターアビス"結木なつき:「どうしてそんなに、真っ直ぐな目で……!」
"マスターアビス"結木なつき:「どうして!」 Eロイス発動予兆が発生します。
鷲尾瞳:「礼を言います……"黒の檻”……貴方がいなければ、我々はもう、既に……」
御厨 柴門:「止まる…ものか。スカボロー・フェアが止まるのは。目的地に着いたとき…だ!」
GM:士騎くんの手番。次の攻撃が達成値30未満の場合、"衝動侵蝕"が発動。
GM:30以上ならオープニングと同じように無力化できます。Eロイスカウントは増える。
GM:行動値18。士騎くんの手番。
GM:あ、当然ながら赤に攻撃した場合は無力化不可! アビスに攻撃した場合のみですね。
[21][侵蝕400] "マスターアビス"結木なつき
[20][侵蝕154/昇華0] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[09] 赤の幻灯花 [暴走]
[09][侵蝕143/昇華0] 鷲尾瞳 [暴走]
[07][侵蝕157/昇華0] 入間誠時 [暴走]
[05][侵蝕155/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
----
[18] 灰の幻灯花 [完全死亡]
[06] 青の幻灯花 [完全死亡]
赤の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
士騎朝輝:「さぁ、行くぜ。村雨丸。通りすがらなきゃなぁ」マスターアビスに攻撃します。
藤原奈央:「……信じてるわよ……!」
藤原奈央:「信じてるからね!」
士騎朝輝:「本当にヤバいピンチになら」
士騎朝輝:「白い沈黙(ホワイトミュート)が颯爽と助けに来るだろ」
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》《クレイジードライヴ》156→165
士騎朝輝:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[2,3,3,3,4,5,5,8,8,9,9,9,10]+6[3,3,4,4,4,6]+10 → 26

士騎朝輝:ここはロイス切ろう
鷲尾瞳:ダイス目がー!
GM:なんだって……!
GM:4以上出ないとダメなのだぞー!
士騎朝輝:126+1D10
DoubleCross : (126+1D10) → 126+1[1] → 127

鷲尾瞳:士騎くんー!
御厨 柴門:アワワ
入間誠時:あわわわわ
GM:衝動侵蝕無効化とは別に、攻撃自体は命中します。
GM:ダメージをどうぞ。
士騎朝輝:駄目だ。本当にすまん。マスターアビスのロイスを昇華
鷲尾瞳:だ、大丈夫なのか
入間誠時:む、無理しないで
GM:えっ2個め……!?
士騎朝輝:1個目
鷲尾瞳:気にするな!
士騎朝輝:あ。マスターアビスのロイスを斬ったよ。ってだけ!
入間誠時:あ、そうか
GM:当てるまで切り続けるのかと思ったw
入間誠時:良かった…
鷲尾瞳:ダイス目はしょうが無い。それに士騎くんはかっこいいから大丈夫!
"マスターアビス"結木なつき:ガード。《魔人の盾》。
士騎朝輝:3d10+12+12+11+3+15+16
DoubleCross : (3D10+12+12+11+3+15+16) → 9[5,3,1]+12+12+11+3+15+16 → 78

GM:あ、地形効果があります。2ラウンド目は全員の攻撃力+5。乗ってる……?
士騎朝輝:さらに+5 83
GM:OK!
"マスターアビス"結木なつき:ダメージを大幅に軽減しました。まだ立っています。
士騎朝輝:1点でも通ったらEロイス解除です。
GM:解除可能なEロイスは無し。達成値30を超えていないので、衝動侵蝕も発動する……!
士騎朝輝:溜めに溜めた力を爪先から爆発させる。狙いは一点、正面からの直接打撃。最大出力の心臓破り。
士騎朝輝:氷煙を尾のように靡かせて、0.1秒で敵の眼前。止まることなくコンマの世界で弾かれる冷たい凶器。
"マスターアビス"結木なつき:「ッ!」
士騎朝輝:黄白の電荷と純白の凍気を帯びた渾身の右腕(いっとう)が心臓を粉砕する。
"マスターアビス"結木なつき:腕をクロスさせて防御する。完全に素人の身のこなし、なのだが……
"マスターアビス"結木なつき:侵蝕率が異常だ。そして、レネゲイドによる肉体の強化も。
士騎朝輝:(まずい。当たりが異様に浅いよなぁ、これ)
"マスターアビス"結木なつき:腕をクロスする。ただそれだけで、藤原奈央並の防御性能を発揮している。
"マスターアビス"結木なつき:「負け……」
"マスターアビス"結木なつき:「ません!」 "衝動侵蝕"。
GM:衝動判定です。難易度は9。
GM:いや、12だ。
GM:対象はPC全員。
御厨 柴門:これは攻撃扱いではないですよね?
GM:ないよ~。
入間誠時:7dx>=12
DoubleCross : (7R10[10]>=12) → 9[2,3,5,6,8,8,9] → 9 → 失敗

入間誠時: うえーん
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+16(2d10->8,8)した(侵蝕率:157->173)
士騎朝輝:165+2d10
DoubleCross : (165+2D10) → 165+14[5,9] → 179

入間誠時:エフェクトレベルが上がりました
鷲尾瞳:もうやだよ~
鷲尾瞳:5DX+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[1,2,2,9,9]+4 → 13

鷲尾瞳:2d10+143
DoubleCross : (2D10+143) → 15[10,5]+143 → 158

御厨 柴門:ダイスは振れないさ
御厨 柴門:155+2d10
DoubleCross : (155+2D10) → 155+6[4,2] → 161

御厨 柴門:低めだ
[21][侵蝕400] "マスターアビス"結木なつき
[20][侵蝕179/昇華1] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[09] 赤の幻灯花 [暴走]
[09][侵蝕158/昇華0] 鷲尾瞳 [暴走]
[07][侵蝕173/昇華0] 入間誠時 [暴走]
[05][侵蝕161/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
----
[18] 灰の幻灯花 [完全死亡]
[06] 青の幻灯花 [完全死亡]
藤原奈央:「やっぱり……くそ……!」
藤原奈央:「長期戦は不利だわ。あと3分、いや」
藤原奈央:「2分も保たない……!」
藤原奈央:「全員、速攻! ここで決めるしかない!」
GM:瞳ちゃんの手番。
入間誠時:首の後ろにきつく爪を立てている。既に血が滲んでいる。
鷲尾瞳:「う、く、あああああ……」感情が抑えられない。今にも泣き出しそうな顔で、それでもなんとか戦意だけは保っている。
鷲尾瞳:暴走したレネゲイドが体内を駆け周り思考を乱している。モルフェウスの力の源は武器を、そして思い描いた理想を創造するための想像力だ。
鷲尾瞳:平常心を失っては、まともに戦えない。このままでは……。
藤原奈央:「鷲尾……鷲尾」
藤原奈央:「鷲尾……!」
藤原奈央:「戦いなさい! 戦って」
藤原奈央:「勝て! 生きろ!」
士騎朝輝:「鷲尾!」
士騎朝輝:「剣だけは振れよ。絶対に当てられはする相手だ」
入間誠時:「鷲尾くん……」自らも余裕がない。彼女の様子を見て、心がざわつく。
御厨 柴門:「鷲尾さん…」
鷲尾瞳:心が折れそうになった瞬間、仲間の声が聞こえてくる。
士騎朝輝:「チルドレンの訓練より楽なはずだ。お前の人生はこの2分で塗りつぶされる程度に脆弱じゃないよなぁ」
士騎朝輝:「剣を!」
士騎朝輝:「振れ!!」
鷲尾瞳:長剣の柄と鍔が変形し禍々しい装飾が付け足されている。怪物になった伊崎の姿を連想させるような。それが徐々に、元の姿に戻っていく。
鷲尾瞳:「……っ!う、くっ、ふ、ああああああ!」
"マスターアビス"結木なつき:「……まだ動く!?」
鷲尾瞳:マイナーで暴走解除。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
鷲尾瞳:赤の幻灯花に白兵攻撃します。
GM:えっそっち!
赤の幻灯花
"マスターアビス"結木なつき
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
鷲尾瞳:10DX7+9
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[2,2,2,4,4,7,9,9,10,10]+10[2,3,7,7,9]+10[1,6,9]+3[3]+9 → 42

赤の幻灯花:イベイジョンで自動命中。
赤の幻灯花:ダメージをどうぞ!
鷲尾瞳:5d10+63
DoubleCross : (5D10+63) → 32[3,7,10,2,10]+63 → 95

鷲尾瞳:装甲無視です
GM:しまった……こいつ、憎悪の炎を黒で取っちゃってたのか
GM:死にます。花が全部倒れた今白状すると、花のファイナルアタックは全部ラストアクション堕ちる絶望だったのですが
GM:こいつは御厨くん攻撃にリソースを割いてしまったので、ラスアクができない……!
GM:落ちます。ラストアクションもなし。
鷲尾瞳:そうだったのか……!
鷲尾瞳:嬉しい誤算だ
GM:使えないゴミ花め!
"マスターアビス"結木なつき
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
鷲尾瞳:「ああああああああ!」
鷲尾瞳:純白の長剣が本来の姿と輝きを取り戻す。雄叫びとともに振るわれた白銀の一閃が黒の瘴気を、その向こうに咲き乱れるアビスの眷属を両断する!
赤の幻灯花:ボロボロとちぎれ、地面に落ち、
赤の幻灯花:黒い泥になって消える。
藤原奈央:「まだよ、まだ……まだ!」
藤原奈央:「"マスターアビス"を……!」
GM:イニシアチブ。入間くんの手番。
入間誠時:はい。
鷲尾瞳:「大丈夫、まだ行ける……行けます……!私はUGNチルドレン"マクガフィン”です……」
入間誠時:「………」
士騎朝輝:「あぁ、尊敬するよなぁ、鷲尾。やるべきことをやったぜ、お前」
入間誠時:彼女が苦しむ姿を見て、心がざわついた。歓喜に。
入間誠時:解っている。これは、奴に───マスターアビスに励起されたレネゲイドの暴走だ。
鷲尾瞳:「彼女の眷属にはなりません……これ以上、彼女を悲しませることも……!」
入間誠時:それでも、いつも思う。それは本当にレネゲイドだけのせいなのかと。
鷲尾瞳:侵蝕は10上がって168になりました
入間誠時:マイナーで暴走解除。
鷲尾瞳:「皆さんの、声が聞こえました……その、お陰です」
入間誠時:「………」
入間誠時:「感謝するなら、俺以外にしとけ」
入間誠時:「…ホント、嫌になるぜ。自分のヤなトコ思い知らされるのはさ」
入間誠時:頭を搔く。
御厨 柴門:「いや、それでも。ここに立ってくれているだけで」
御厨 柴門:「皆の力が支えになっている」
入間誠時:「……いいやつだよなあ、君は」
入間誠時:「君が、結木くんに敵視されちまうのは結構キツイよ」
鷲尾瞳:「はい。我々の絆は……こんな力には負けません。……そうですよね?」
入間誠時:「俺だけが、悪者の方がやりやすいぜ」
入間誠時:そう言って手を”マスターアビス”へと差し出す。
入間誠時:メジャー行動。
士騎朝輝:「その心配はしなくて良いよなぁ、入間」
士騎朝輝:「花を一番枯らしてるのは俺だからなぁ」
入間誠時:《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》/《紡ぎの魔眼》Rコントローラー二回め、ダイス+5。
GM:判定をどうぞ。
入間誠時:少し、笑う。
入間誠時:17dx7+4
DoubleCross : (17R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,6,6,6,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,3,4,8,8,10,10]+10[1,1,7,8]+10[5,10]+4[4]+4 → 48

GM:あ、すみません。判定と前後してしまうのですが
入間誠時:おっと
GM:Dロイスが発動します。
入間誠時:なっ
???:"守護者"。対象を自分に変更。
御厨 柴門:伊崎ーッ
入間誠時:お……お前は!!
"マスターアビス"結木なつき
"フィールティ"伊崎拓也
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
"マスターアビス"結木なつき:「……だめ!」
"マスターアビス"結木なつき:「……きちゃだめ! 死んじゃう!」
GM:リアクションは無し。ダメージをどうぞ。
鷲尾瞳:嘘だろお前……
御厨 柴門:格好良いよ伊崎君
入間誠時:……伊崎くん…
入間誠時:5d10+16
DoubleCross : (5D10+16) → 30[6,6,9,2,7]+16 → 46

"フィールティ"伊崎拓也:『――さ――』『せ、る、』『…………か…………!』
入間誠時:諸々有効!
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を+4した(侵蝕率:173->177)
入間誠時:「な………」
"フィールティ"伊崎拓也:一度仮死状態に陥ったため、Eロイス"妄念の姿"が半分解除されています。
入間誠時:「伊崎!!」
GM:半分異形、半分人の姿でマスターアビスをカバー。
"フィールティ"伊崎拓也:『ああああァァアアア!』
"フィールティ"伊崎拓也:《虚無への回帰》でダメージを無効化。
入間誠時:重力の杭は止まらない。そのまま、伊崎を刺し穿つ。
"フィールティ"伊崎拓也:『守るんだ……! 守る……!』
"フィールティ"伊崎拓也:『守る…………!』
入間誠時:「………伊崎」
"マスターアビス"結木なつき:「伊崎くん…………!!」
入間誠時:「くそッ……!!」
GM:イニシアチブ。御厨くんの手番。
入間誠時:ロイス変更。
士騎朝輝:「愛と正しさは時として両立しえないからなぁ、難しいよなぁ…この野郎!」
"マスターアビス"結木なつき:「だめ! 逃げて!」
"フィールティ"伊崎拓也:『言っただろ……!』『約束した……!』
"フィールティ"伊崎拓也:『僕が…………』
"フィールティ"伊崎拓也:『どんなときも…………!』
入間誠時:バカ/伊崎拓也/楽しいやつ:○/食傷/ロイス→友人/伊崎拓也/楽しいやつ/悔悟:○/ロイス
鷲尾瞳:「"フィールティ”……貴方は、そんな姿になってまで、まだ、彼女を……」
GM:伊崎はいまのでメジャー放棄カバーを行った判定です。行動値は4。
GM:行動値5、御厨くんの手番。
士騎朝輝:「それは違う、鷲尾 まだ、じゃない、もう、それしかないんだ」
士騎朝輝:「それでしか思考ができない。それが世界を破壊するジャームだ」
御厨 柴門:「だから…嫌なんだ。ジャームは…人の心を残しているかの様に」
御厨 柴門:「見えるからッ!」
御厨 柴門:マイナーで暴走解除
"フィールティ"伊崎拓也:『守る…………!』
"フィールティ"伊崎拓也:『必ず…………!』
御厨 柴門:メジャーで巨匠の記憶&コンセ
御厨 柴門:マスターアビスを狙います
GM:来い!
御厨 柴門:ダイスマイナスが無くなります
御厨 柴門:13dx7+6+8
DoubleCross : (13R10+6+8[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,5,6,7,8,8,8,8]+10[1,2,5,8,10]+4[3,4]+14 → 38

"フィールティ"伊崎拓也:《軍神の守り》《イージスの盾》。
"フィールティ"伊崎拓也:結木なつきをカバー。
御厨 柴門:クソー
御厨 柴門:4d10+12+8+45
DoubleCross : (4D10+12+8+45) → 22[7,8,3,4]+12+8+45 → 87

"フィールティ"伊崎拓也:87-3d10
DoubleCross : (87-3D10) → 87-14[2,4,8] → 73

"フィールティ"伊崎拓也:こんなん出目が良くても耐えられないよ……!
"フィールティ"伊崎拓也:"妄念の姿"で取得したエフェクトが発動します。
御厨 柴門:「信じたくなるんだ」
御厨 柴門:「でも、それは影だ。君達の淡い想いでの影に過ぎないんだ!」
御厨 柴門:エンジンが爆発的に回転し加速
御厨 柴門:結木さんに向かって突撃する
"マスターアビス"結木なつき:「逃げて!!」
"フィールティ"伊崎拓也:逃げない。御厨の攻撃に真っ向から立ち向かう。
御厨 柴門:「退くわけないよな!」
御厨 柴門:「ああ、解ってるさ!」
御厨 柴門:そのままパワーで押しきる
"フィールティ"伊崎拓也:御厨を庇うように錬成した車を止め、
"フィールティ"伊崎拓也:ぶちぶちと身体中が崩壊する。動いているのが奇跡のようなものだった。
士騎朝輝:「ちゃんと運んでやるしかないよなぁ。御厨。一度乗せた相手なんだから…俺が言うまでもないか」
御厨 柴門:「言われるまでもない、君も彼女もちゃんと連れて行ってやるさ」
"フィールティ"伊崎拓也:『――――必ず』
"フィールティ"伊崎拓也:《ラストアクション》。
"フィールティ"伊崎拓也:《瞬間退場III》。結木なつきを退場させる。
"マスターアビス"結木なつき:「伊崎く――――!」
御厨 柴門:「な、にッ?」
入間誠時:「伊崎ッ………」
"フィールティ"伊崎拓也:泥のように溶ける力。深淵へのゲートを開き、その中を移動していた。
"フィールティ"伊崎拓也:最後の力で、結木なつきをゲートに送り込んだ。
"フィールティ"伊崎拓也:『――――元気で――――』
入間誠時:「………ッッ!!!」
鷲尾 士騎 御厨

10m

入間
鷲尾瞳:「"マスターアビス”が……消え……た……?」
御厨 柴門:「約束を…守ったって言うのか」
鷲尾瞳:自体を認識できず、呆然とした顔で立ち竦む
御厨 柴門:「馬鹿野郎ッ!」
GM:伊崎の死体だけが残りました。多分死んでいるだろうが、必要ならばとどめを刺してもいい。
入間誠時:「クソ………クソッッ!!」
GM:ここで希望する人は次のシーン、クライマックス2へ行く事が可能です。"マスターアビス"追撃戦ができる。
GM:生きて帰れる保証はまったくありませんが、とにかくぶち殺したいぜという人は次のシーンに登場できます。
GM:戦闘終了。希望者がなければバックトラックに入ります。
[20][侵蝕179/昇華1] 士騎朝輝 [変異暴走:闘争]
[09][侵蝕168/昇華0] 鷲尾瞳 [暴走]
[07][侵蝕177/昇華0] 入間誠時 [暴走]
[05][侵蝕165/昇華0] 御厨柴門 [変異暴走:飢餓]
▼ 見学室抜粋(折り畳み)

士騎朝輝:止めを刺そうと首を刎ねようとするが…
士騎朝輝:「藤原…どうする?」
士騎朝輝:村雨丸を止める。
藤原奈央:「……………………」
藤原奈央:「ジャームとオーヴァードの違いは分かる?」
鷲尾瞳:「あ……」敵が逃げたのだ、とわかった瞬間。力が抜け、へなへなとその場にへたり込む。
士騎朝輝:「その心に自由があるかないかだな」
藤原奈央:「帰ってこれたかどうかよ。帰ってこれない奴がジャームで、帰ってきた奴だけがオーヴァード……」
藤原奈央:「……戦闘終了! 支部長命令よ!」
藤原奈央:「すでにアビスのことはN市の全支部に伝えてあるわ」
藤原奈央:「次は……必ず、倒す!」
鷲尾瞳:「……」伊崎の死体を見つめ、ぼんやりとその話を聞いている
GM:ということで、そろそろ伺いましょう。追撃に移る方はいますか?
入間誠時:歯をギリギリと軋らせている。爪が食い込むほどに手を握りこんでいる。
入間誠時:「……解った」
入間誠時:追撃はしません。
鷲尾瞳:「う、う……」
鷲尾瞳:「うう……」
入間誠時:「…畜生」
士騎朝輝:奈央ちゃんの肩を労う様に叩く。
藤原奈央:「……情けないって」
藤原奈央:「思ってんでしょう。士騎」
藤原奈央:「支部長が陣頭指揮をとってたくせに……」
士騎朝輝:「いや、嫌な決断させたよなぁ。って思ってるよ」
士騎朝輝:「後、お前が本当に優しくて良い奴で…冷静に状況を見れる凄い奴だともな」
士騎朝輝:「本当は一番あいつをどうにかしたいの、お前だもんな。それくらい俺にもわかるぜ」
士騎朝輝:大きく息を吸って吐く。
士騎朝輝:わざとらしいくらい明るい声で告げる。
入間誠時:本当ならば殺したい。その肉を引き裂いて、バラバラにしてしまいたい。
入間誠時:そのぐらいの、怒り、いや。憎悪がある。
入間誠時:それでも、これ以上はダメだ。アレと、同じものになる。
御厨 柴門:「…ああ」
御厨 柴門:「僕達は、生きてる。まだ生きてやる事があるんだ」
御厨 柴門:伊崎君の死体を見て
御厨 柴門:「伊崎君が、死んでもやり切ったように」
鷲尾瞳:「ううううううううう……!」
鷲尾瞳:こらえていた涙が溢れ出し、剣を濡らす。
鷲尾瞳:「うああああ……!あっ、う、あぁぁぁぁぁぁぁ……!」悔しさと、それ以上の安堵で胸を満たされて、UGNチルドレンではなく、怯えた少女のような情けない声で、泣き続ける。
入間誠時:「……」息を大きくついて、泣いている瞳ちゃんを軽く撫でる。
入間誠時:「……多分、全員な」
藤原奈央:「くそ……くやしいな」
藤原奈央:「強くならないと、もっと……」 声を押し殺して泣いている。
士騎朝輝:「胸で泣くなら貸すぜ?スレンダー美少女有能支部長」
藤原奈央:「……うっさいわよ、この軽口お人好しバカ剣士……!」
士騎朝輝:いや、強引に頭を抱いて胸を貸そう。
藤原奈央:「くっ……うううううっ……!」
士騎朝輝:「そうだよ。散々、罵倒してくれ。今はそういう気分だ、俺もなぁ」
士騎朝輝:優しく頭を撫でる。その手は…意外なことに冷たくはなかった。
御厨 柴門:皆を眺めて座り込む
GM:座り込んだ場所にも一面の花。
GM:"マスターアビス"の活性化を離れ、徐々に枯れつつある。
GM:伊崎ももう動いていない。死んでいる。
御厨 柴門:「僕は君に負けたんだね」
GM:その声に応じる者は、もう誰もいない。




GM:――――K市。
GM:半年前。
"フィールティ"伊崎拓也:「――――させ、る、かああああッ!」
結木なつき:「へ?」
GM:――バギャ!
GM:間一髪。飛び込んできた少年が、少女を抱きかかえてその場を跳ぶ。
GM:ジャームの鉤爪は、少女のスマートフォンだけを粉砕した。
"フィールティ"伊崎拓也:「危なかった……! 大丈夫か?」
結木なつき:「おお……?」
結木なつき:「どうしたんですか? 急に飛び出すと危ないですよー」
"フィールティ"伊崎拓也:「お、お前……!」
"フィールティ"伊崎拓也:「のんきな事言ってる場合じゃ」
"フィールティ"伊崎拓也:「……!!」
"フィールティ"伊崎拓也:少女の顔を見たとたん、頬を赤く染め、慌てて目をそらす。
"フィールティ"伊崎拓也:「は、話はあとだ。君……オーヴァードだよな!?」
"フィールティ"伊崎拓也:「こいつはジャームっていう化け物で…………」
結木なつき:「はい?」
"フィールティ"伊崎拓也:「あとでちゃんと説明するよ。とっ、とにかくこいつを倒そう! 一緒に!」
結木なつき:「……? ……あっなるほど、戦うんですか?」
結木なつき:「わかりました! よくわからないけど、がんばります!」
"フィールティ"伊崎拓也:「オーケー! いい返事だ!」 両手に黒い爪を生成する。
"フィールティ"伊崎拓也:「安心しろよ。君のことは――――」
"フィールティ"伊崎拓也:「僕が必ず、守ってみせる!」
GM:――――今から半年ほど前。K市市街地、東区にて。
GM:ちょうど、桜の舞い散る時期のことだった。



バックトラック

GM:バックトラックに入りましょう。
GM:今回のEロイスは14個。
GM
■"フィールティ"伊崎拓也
・妄念の姿 [解除条件:死亡]
・衝動侵蝕
・衝動侵蝕

■マスターアビス
・超越者の戯れ
・衝動侵蝕
・衝動侵蝕
・衝動侵蝕
・衝動侵蝕 [未使用]
・衝動侵蝕 [未使用]
・衝動侵蝕 [未使用]

■青の幻灯花
・楔の呪い (*2)

■灰の幻灯花
・堕落の誘い (*2)

GM:振りたい方はどうぞ。
御厨 柴門:振らない理由が無い
御厨 柴門:165-14d10
DoubleCross : (165-14D10) → 165-64[5,7,4,4,8,1,1,8,1,6,5,2,9,3] → 101

入間誠時:振ります
入間誠時:177-14d10
DoubleCross : (177-14D10) → 177-79[6,5,3,9,10,5,9,8,5,1,5,5,3,5] → 98

士騎朝輝:179-14d10
DoubleCross : (179-14D10) → 179-75[10,7,1,10,1,7,7,6,7,5,4,1,5,4] → 104

入間誠時:戻った
士騎朝輝:1倍
入間誠時:一倍
士騎朝輝:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-29[8,6,10,4,1] → 75

入間誠時:98-6d10
DoubleCross : (98-6D10) → 98-28[5,2,1,9,10,1] → 70

御厨 柴門:1倍です
入間誠時:ぐあっ
入間誠時:4点!
御厨 柴門:101-6d10
DoubleCross : (101-6D10) → 101-33[8,5,6,9,3,2] → 68

御厨 柴門:4点
御厨 柴門:あ違う
鷲尾瞳:振ります
士騎朝輝:5点
御厨 柴門:9が1になります
鷲尾瞳:168-14d10
DoubleCross : (168-14D10) → 168-76[8,8,2,8,2,1,6,5,7,7,4,4,5,9] → 92

御厨 柴門:屍人なので
鷲尾瞳:1倍
鷲尾瞳:92-6d10
DoubleCross : (92-6D10) → 92-27[4,2,5,4,7,5] → 65

鷲尾瞳:4点です
GM:ということは、ぽぽさんは5点ですね。
御厨 柴門:76なので5点
GM:経験点は日曜日にやりましょう。この戦闘後テンションのまま、合同だけやっちゃいたい。
鷲尾瞳:はーい
入間誠時:OK!
御厨 柴門:ほいさ
士騎朝輝:YES
GM:合同EDは、今の戦闘後すぐを考えてますが
GM:それでみんないいかい!
鷲尾瞳:大丈夫です。
御厨 柴門:イイヨ
士騎朝輝:はい
GM:ではそうしましょう。
鷲尾瞳:焼き肉食べに行く空気じゃないよ
GM:この状況で焼き肉食べにいけるやつ
GM:絶対にジャームでしょ

合同エンディング : 『不屈』

GM:第三支部、支部長室。君たちは思い思いの形で身体を休めている。
GM:ソファでも、仮設ベッドでも、椅子でもいいだろう。藤原もソファにだらしなく倒れ込んでいる。
GM:外傷はない。K市メンバーと同じで、ただの一人も。
GM:多少の傷があったとしても、オーヴァードの力ですぐに治癒している……だが。
GM:励起しきったレネゲイド。ジャーム化がすぐそこにある感覚が、君たちの心を揺さぶり続けている。
藤原奈央:「…………」 赤くなった目をこする。
鷲尾瞳:マットレスの上にぺたんと座り込んで、頭から毛布にくるまっています。顔は真っ青で、夏だと言うのに身体はまだ震えている。
鷲尾瞳:「……皆さん。先程は、申し訳有りませんでした。見苦しいところを、お見せして」目を赤く晴らし、スン、スンと鼻を啜りながらも、なんとかいつもの表情を取り戻して。
入間誠時:ソファの一つに持たれて、天井に顔を向けている。
士騎朝輝:皆の分の飲み物を淹れて、備え付けの机に置いていく。
御厨 柴門:「気にしないで良いさ、皆同じだ」
入間誠時:「……いや、謝ることじゃないだろ」
入間誠時:「発露の仕方が違ったってだけだ。俺だって酷いモンだった」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして、情けないです。私より"スカボロ・フェア”や、"黒の檻”の方が、ずっと泣きたいはずなのに」
御厨 柴門:「…そうか」
士騎朝輝:「気持ち、切り替えようぜ…起こったことは覆らない」
入間誠時:「おいおい、やめてくれよ。別に泣きたいワケじゃない」
御厨 柴門:「いや、そうなんだ」
士騎朝輝:「反省と対策を立てるのは大事だけどな。そら、温かい物飲もう」
御厨 柴門:「僕は泣いても良かったんだな」
入間誠時:「………」
御厨 柴門:コーヒーを受け取ります。
入間誠時:「泣けるやつは、泣けばいいんだ」
士騎朝輝:「泣け。泣け。写真で撮るけど他には見せないから」わざとらしいほどの普段通りの声。
士騎朝輝:「藤原、ウェットティッシュ使うか?指はやめた方が良いと思うんだよなぁ」
入間誠時:体を起こしてこちらもコーヒーのカップを取る。
鷲尾瞳:「あ……ありがとう、ございます」マグカップを受け取りながら。「……それでも、謝らせてください。彼女が、逃げ出した時。私は……心の底から安堵してしまいました」
御厨 柴門:砂糖とミルクを多めに入れたコーヒーを飲む。
入間誠時:「………ん」
鷲尾瞳:「"リッターシルト”が違う命令を出していても……きっと……私は彼女を追えなかった……」
鷲尾瞳:「怪物に……あんな怪物になると思うと、本当に、怖くて……」話しているうちに、再び涙ぐんでいる。
入間誠時:「……俺は」
入間誠時:「あそこで支部長サンの言葉がなかったら1人でも行ってただろうな」
入間誠時:「だから、助かったよ」
入間誠時:奈央ちゃんを見ながら。
士騎朝輝:飲み物とウェットティッシュを渡す。
藤原奈央:「……ん」
藤原奈央:ウェットティッシュを取る。涙でメイクがとれたのを気にして男性陣の方を向いていなかった。
藤原奈央:「UGNとしては」
藤原奈央:「命を捨ててでも倒すべきだったのかもしれない。あれは野放しにしてはいけない存在だから」
藤原奈央:「ただ……」
藤原奈央:「一時的にでも、あんた達は、あたしの部下だもの」
藤原奈央:「あたしの許可なく死ぬことは許さないわ。戻る気無しで戦場に行くことも許さない」
藤原奈央:目元を拭う。
士騎朝輝:「つまり、みんな、帰ってきてくれて有難うって言ってるんだな。なぁ、藤原」
藤原奈央:「ううう、うるっさいわね!」
藤原奈央:「士騎あんた、わざとらしいくらいいつも通りで逆に腹立ってきたわ!」
士騎朝輝:「理不尽だよなぁ、それ。信用の分の誠意を頑張って出してるんだがなぁ……あんま良い所見せられなかったからな」
入間誠時:「……いや、あそこで追わない判断をできたのは大したモンだ」
入間誠時:「ちゃんと各支部にも連絡を入れてある。…今まで通りってワケじゃない。情報だって、共有されてんだ」
鷲尾瞳:「……はい」一度、毛布でぐしぐしと顔を拭いてから「こうして……今話せているのも。"リッターシルト”の判断のお陰です。本当に、ありがとうございます」
御厨 柴門:「そうだね」
御厨 柴門:「つまり、追うんだね」
御厨 柴門:「彼女を」
藤原奈央:「ええ。今回以上の面倒事になるわよ」 御厨に。
藤原奈央:「面倒事は嫌いって言ってたけど、御厨はどうする?」
御厨 柴門:「嫌いだね、面倒事は」
御厨 柴門:「でも、仕事をやり終えられない事はもっと嫌だ」
御厨 柴門:「伊崎君は埋葬してもらう、それくらいは出来るんでしょ?」
鷲尾瞳:「かっこよかったです」
藤原奈央:「同感。中途半端なままで仕事を放っておくのは、支部長としてのプライドにかかわるわ」
士騎朝輝:「客が途中で勝手に降りたもんな。御厨は我慢できないよなぁ」
御厨 柴門:「支部長なら」
鷲尾瞳:「かっこよかったですよ、士騎朝輝は」
鷲尾瞳:「"リッターシルト”が好意を寄せるだけはあると感じました」
入間誠時:ぷ、と吹き出す。
入間誠時:「ま、何でもかんでも恋愛ゴトにする必要はないと思うけどさ」
入間誠時:「でもけっこーいい感じだよな、支部長サンと士騎」
入間誠時:からかうように。
士騎朝輝:「なんか、皆、いつも通りになってきたよなぁ」困ったように笑う。
士騎朝輝:「藤原の事は好きだけどな。まあ、向こうがどう思ってるかは別だから、そこは気を付けた方がいいぜ」
藤原奈央:「なっ……!」
藤原奈央:「なっ、なっ……! なんっ……」
藤原奈央:「なんなのよあんた達はーっ! 揃いも揃って!」
士騎朝輝:「だって、俺の扱いがなんか悪くなる傾向にあるんだからな、これ」
入間誠時:「くくく」
御厨 柴門:「それじゃあ士騎くんは」
御厨 柴門:「しばらく旅はお預けか」
御厨 柴門:「予約はだいぶ先になりそうだね」
士騎朝輝:瞳ちゃんに向けて声を掛けよう。
士騎朝輝:「お前も格好良かったぜ。鷲尾瞳 俺はさぁ、昔、ああいう時に村雨丸を振れなかった事が一回だけあってな。つまり、お前の方が格好良くて強い」
士騎朝輝:本当かどうかは誰にも分らない。嘘かもしれない。いや、きっと嘘だろう。
士騎朝輝:けれど、これが士騎朝輝が送れる最高の称賛だった。
鷲尾瞳:「あ、う、その……。いえ、UGNチルドレンなら、躊躇う事無く剣を振えるべきです。それに、あの時剣を振るえたのは、貴方が居てくれたからです」
鷲尾瞳:「……その、振れなかった時、というのが、いつの事かはわかりませんが」
藤原奈央:「アドバイスなら、御厨のことも忘れちゃだめよ」
鷲尾瞳:「きっと、その時。貴方の隣に、士騎朝輝のような人が居たなら。貴方も剣を振れていたはずです」
藤原奈央:「"暴走を制御しろ"。繰り返してたあの言葉があったから、あたしも冷静でいられたんだもの」
鷲尾瞳:「……はい。士騎朝騎だけではありません。皆さんが居たから……私はUGNチルドレンとして、最後の線を超えずに済みました」
藤原奈央:「……鷲尾」
鷲尾瞳:「貴方達と戦えて、良かったと思っています」
士騎朝輝:「はははは。それはそうだな。ま、その時に、藤原がいたら…絶対に戦え。って言われてたよなぁ」
藤原奈央:瞳ちゃんを抱きしめる。
藤原奈央:「怖かったでしょ。よく頑張ったわね」
藤原奈央:「力を貸してくれてありがとう。……鷲尾だけに言う事じゃないけどさ」
鷲尾瞳:「……っ!?」思いもよらなかった行動に、身を固める
御厨 柴門:「いや、うん。僕からもありがとう」
士騎朝輝:(あぁ、こいつの、こういうところが好きなんだよな)瞳ちゃんを抱きしめる奈央ちゃんに視線を向ける。
御厨 柴門:「彼女と話す機会をくれて」
藤原奈央:「正直、ヒヤヒヤしたわよあれ……!」
鷲尾瞳:「そんな……私は、UGNチルドレンとして……ただ……」
藤原奈央:「……話した甲斐は、あった?」
御厨 柴門:「囮とかいったけれど、結局は僕の我儘だったから」
士騎朝輝:(でも、手は出せないよなぁ。旅には一緒についてきてくれそうにないもんな、こいつ…)
鷲尾瞳:口ではそう言いながら、目元にはまた涙が。
御厨 柴門:「あった、かな」
士騎朝輝:「そこがいいんだけどな」一人ごちる。
御厨 柴門:「うん、話せてよかったよ」
入間誠時:ぼんやりと、また天井を眺めている。
士騎朝輝:唇の端を上げて笑う。
藤原奈央:「そ、よかったわ。……よしよし」 瞳ちゃんの背中をさすっている。
士騎朝輝:「おーい、結構、功労した俺には何もなしなのか?労われよなぁ」
藤原奈央:「むっ」
藤原奈央:「う、むむ……」 士騎くんを抱きしめにいくか、握手くらいで済ませるか、蹴っ飛ばすか迷い、
鷲尾瞳:「も、申しわけありません。何度も、こんな……」藤原支部長の胸に顔をうずめて、また泣き始める
藤原奈央:「う……うっさいわよ、バカ! 今は鷲尾のケアが先なの!」 結局瞳ちゃんを慰めたまま。
士騎朝輝:肩を竦めてその光景を写メを撮る。
士騎朝輝:「あぁ、御厨。旅はお預け?まさか、旅は続けるさ。予約は絶対に使うけどなぁ、また、当てのない旅烏だよなぁ…」
入間誠時:そんなやりとりも、聞こえていないかのようだ。
御厨 柴門:「そう?予約は二人分の席でも構わないけどさ」
鷲尾瞳:「あ、い、いえ、わ、私より士騎朝騎を優先して……何なら二人きりに……あっ」
御厨 柴門:「入間くんも鷲尾さんも、必要な時はいつでも」
御厨 柴門:と言って連絡先を渡す
御厨 柴門:「どこまででも運んであげるさ」
藤原奈央:「頼もしい限りだわ。最初はとっつきにくいやつだと思ったけど」
藤原奈央:「"運び屋"の名は伊達じゃないってことね」
御厨 柴門:「勘違いしてもらっちゃ困るけど」
御厨 柴門:「一つ。嫌な奴はそもそも乗せない」
御厨 柴門:「二つ。料金はちゃんと貰う」
士騎朝輝:「三つ。車内は禁煙」
御厨 柴門:「そうだね」
入間誠時:暫く、反応しないままだったが、遅れてテーブルに置かれた連絡先に気づく。
鷲尾瞳:「私はまだ未成年です」
入間誠時:「………サンキュ」ポケットにそれをねじ込み、立ち上がる。
入間誠時:「ちょっと、風に当たってくる」
士騎朝輝:「そっか。あの時、鷲尾は席を外してたよなぁ」
士騎朝輝:「入間!」
藤原奈央:様子がおかしいのには気づいていたが、何も言わない。そうした方がいい人物もいるからだ。
入間誠時:「…うん?」
士騎朝輝:100円を弾く
士騎朝輝:「コーラ買ってきてくれ。何でも屋」
入間誠時:顔面に当たる。
士騎朝輝:「帰ってくるだろ?これで、お前」
藤原奈央:「はあっ!?」
入間誠時:「……別に、いなくなるわけじゃないさ」100円玉を拾いながら
入間誠時:「りょーかい。コーラね」
入間誠時:手をひらひらと振る。
士騎朝輝:放っておくと、ふらりと消えそうだから…いらないお節介をした。良くないことかもしれないが
藤原奈央:「まったく……変な気の回し方をするわよね、あんた。さっきから変に明るい口調なとこといい」
藤原奈央:「でもまあ、うん」
藤原奈央:「空気が明るくなったのは、事実だわ。えらい」
藤原奈央:「褒めてあげる」
士騎朝輝:「…なぁ?もしかしてだけどな」
士騎朝輝:「初めて褒められた」
鷲尾瞳:パシャリ。
士騎朝輝:屈託のない笑顔で応える。
鷲尾瞳:藤原支部長と、彼女に向かって笑顔を浮かべる士騎を、携帯のカメラで撮影する
藤原奈央:「えっはじめて? 嘘よね? そこまで塩対応じゃ……は!?」
藤原奈央:「……写真?」
鷲尾瞳:「士騎朝騎に、これまでの仕返しです」
士騎朝輝:「肖像権!」
御厨 柴門:(仕返し…割と本人が喜ぶだけじゃないかな…)
鷲尾瞳:「撮られる方の気持ちが、これで少しは分かったのではないですか?」
士騎朝輝:「一方的に被害者なのは藤原だけだよなぁ。俺、結構嬉しいぜ。それ、送ってくれよ」
鷲尾瞳:「渡しません。……ただ、どうしてもというのなら」
鷲尾瞳:「先程の写真と交換です。それなら構いませんよ」
鷲尾瞳:「……UGNチルドレンとして。今日のことを忘れたく有りませんから」
鷲尾瞳:「次にまた、彼女と会う時まで」
士騎朝輝:「交渉もUGNチルドレンはできるらしいよなぁ、わかったよ。じゃあ、交換。あぁ、写る光景は思い出だ」
士騎朝輝:「ただぼんやり過ごしている時に ああ こんなこともあったなって 苦笑しながら思い出せる出来事になったら それは意味がある」
士騎朝輝:「そんな日が来るように願おうぜ」データを送信した。
御厨 柴門:そんなやり取りを眺めて
御厨 柴門:「君達、相当にタフだよね」
鷲尾瞳:「そうでなければ、UGNチルドレンは務まりませんから」
御厨 柴門:「落ち込んでなんかいられないな」
御厨 柴門:「ああ、そうだね」
御厨 柴門:「僕は次は負けない」
御厨 柴門:「だから、この戦いが終わったら」
御厨 柴門:「また皆で集まって」
御厨 柴門:「笑えるといい、と僕は思う」
藤原奈央:「同感だわ」
藤原奈央:「約束よ。この仕事を終えたら、皆で集まって、笑って……」
藤原奈央:「焼き肉ね」
士騎朝輝:「今、外に出てる、あいつも入れてな」
鷲尾瞳:「お願いできますよね、"スカボロ・フェア”」
御厨 柴門:「ああ、いいさ」
御厨 柴門:「良い店を仲間に聞いておくよ」

GM:ということで、本日のセッションはここまで。
GM:次回は個別EDです。9/8(日)の14時から。
GM:おつかれさまでした!
入間誠時:おつかれさまでした!
鷲尾瞳:お疲れさまでした!超楽しかった!
鷲尾瞳:エンディングも楽しみ~
御厨 柴門:お疲れさまー

ED02 : 『秘密』

GM:第三支部裏手、休憩エリア。
GM:自販機が立ち並ぶ、支部員たちの憩いの場だ。近くには喫煙室もある。
GM:普段ならば他の構成員でにぎやかな場所だが、今は人気に乏しい。"マスターアビス"対策で分散した構成員がまだ戻りきっていない。
GM:"アビス"の足取りを追う必要がある……掴めるかは不明だが。
入間誠時:自販機の隣で、壁に背をつけて地を見つめている。
入間誠時:その手の中にはすっかりぬるくなったコーラが。
入間誠時:首の後ろがひどく、からっぽのような気がして。
入間誠時:ゆるく、首を横に振る。
入間誠時:さっきから、それを繰り返している。
鷲尾瞳:「……入間さん?」
士騎朝輝:鷲尾の声と同時、足音を立てずに背後から近づいて、肩を叩く。
士騎朝輝:人差し指を折らないまま。
入間誠時:「ぅわっ……」鷲尾瞳の声に顔を上げ…と思ったところで肩を叩かれ驚きの声を上げる。
士騎朝輝:「なんだ。振り向けよなぁ。指ささって、もっと、面白いことになるはずだったのになぁ」
入間誠時:「……悪い」軽口も返さず、手の中のコーラを差し出す。
入間誠時:「随分経ってたんだな。待たせちまった」
鷲尾瞳:「やめてあげてください、士騎朝騎。入間さんには冗談に付き合う余裕は無いように見えます」士騎くんとは違い数歩離れた距離から。
入間誠時:「………鷲尾くん」
鷲尾瞳:「申し訳有りません。一人にしておいたほうが、いいのかもしれないとも考えたのですが。つい、貴方の様子が気になって」
士騎朝輝:「だから、問題なんだよなぁ」顔色や表情をじぃと見る。「お節介をやきたくなるからなぁ」
入間誠時:なんとなく、普段より鷲尾瞳の言葉が柔らかく感じる。少し考えて、コードネームでなく、名前を呼んでいるからだと気づく。
入間誠時:元々顔色が良い方ではないが、ほんのすこし、いつもより白いのがわかるかもしれない。
士騎朝輝:コーラ受け取り。重症だよなぁ。と、内心呟く。
入間誠時:「あー……まあ、そっか。こんだけ遅いしな……」
入間誠時:ふう、とため息をつき。
入間誠時:「自分でもこれで元気です、ってのは無理あると思うよ」
士騎朝輝:「そうだよなぁ。でも、分かりづらいよりは、良いさ」
士騎朝輝:「何も表に出さずにため込んで、気付いた時には手遅れ。とかの方が困るよなぁ。うん、入間は素直で助かるぜ」
士騎朝輝:「………悪い、茶化してるわけじゃないんだが」
鷲尾瞳:「その。“マスターアビス”を討てなかったのは、入間さんのせいでは有りません。最善を尽くした上で、なお彼らが上回ったと言うだけで」
入間誠時:「………」瞼を軽く伏せる。突然変わってしまうもの。もしかしたら、表に出さなかっただけかもしれない。
入間誠時:「勿論、自分の責任だ、なんて言うつもりはないさ。全員がベストを尽くした。……けどさ」
鷲尾瞳:「責任を感じたり、気に病むようなことではありません。だから、その」
士騎朝輝:「心配してるんだぜ、鷲尾は、ついでに俺もな。お前の問題ではあるし、伊崎とお前の関係はわからない。踏み込んで良い領域かはわからないが…まだ俺達はチームだろ?」
士騎朝輝:「俺の中では友人までいってるけどなぁ」
鷲尾瞳:「……そう、ですね。理解した上で、割り切れないものがあるから、苦しんでいるのですね、入間さんは」
入間誠時:「……ん。ああ。正直、すげーありがたいって思ってる、今。ホントに」
入間誠時:「そいつは嬉しいな。俺もお前とはけっこー気が合う気がしてた」友人、と言う言葉に
入間誠時:「……俺は、本当にさ。あのまま、”マスターアビス”を……結木なつきを追いたかった」
入間誠時:「1人でも、自分がどーなってもなんでも、追いかけて、八つ裂きにしたかった」
鷲尾瞳:「立派なことだと思います。私には、抱けない感情でした」
士騎朝輝:「それは、なんで?」
入間誠時:「……憎いからさ」
士騎朝輝:「何が憎かったんだ?入間は」
士騎朝輝:いつものような軽口は鳴りを潜め、言葉の響きも静かで真剣だ。
入間誠時:「…」
鷲尾瞳:「……」士騎の雰囲気につられてか、こちらも静かに入間くんの言葉を待ちます
入間誠時:「伊崎がさ」
入間誠時:「ああやって、バケモノに変えられちまって。それで……そしたら、もうそれは俺たちにとって、敵なわけだろ」
士騎朝輝:「あぁ、そうだな。それは、俺達オーヴァードにすら自由にならない唯一のルールだよなぁ」
入間誠時:「そんな、殺されるような存在になって……俺だって、もうそれは仕方ないと思って……だから、あいつを俺は」
鷲尾瞳:「……はい。もしも、彼の人格が残っているように思えても。もうもとに戻すことは出来ない……倒すしか無いような相手です」
入間誠時:「…それなのにさ。あいつは、結木なつきを守った。……自分を変えちまったやつを、何に代えても守った」
入間誠時:「好きだったんだろーな」
入間誠時:「……最後のメッセにもさ。かわいー女の子が来たって、あってさ……」
鷲尾瞳:「……“マスターアビス”は、守ってはいけない相手でした」
入間誠時:「なんつーか、それが……すごい………悔しくてさ」
士騎朝輝:「好きだったんだなぁ、世界を敵に回しても良いほどに」
鷲尾瞳:「入間さんは、何も間違っていません。彼を倒すことは、終わらせることは、彼にとっても救いだったはずです」
入間誠時:「その、すべてをさせた結木なつきが、許せないって思った」
入間誠時:「全部、めちゃくちゃにしておきながら、それでも守られて、姿を消した」
入間誠時:「………なんか、なんつーかだよな。別に何も間違っちゃいなかっただろーと思うのに」
入間誠時:「それを追えなかった、追う力のなかった自分が腹立たしいんだよな」
入間誠時:「………結木なつきは伊崎のすべてを壊したんだ」
士騎朝輝:「それは違うぜ」
鷲尾瞳:「それは……」言葉を探すような間「……はい。私も、士騎朝騎と同じ意見だと思います。きっと」
士騎朝輝:「お前は立ち止ったよなぁ。こうして悶々と考えてもいるだろ」
士騎朝輝:「結木なつきはお前を壊すことはできなかった」
士騎朝輝:「俺は結木なつきが何をどこまで思っているかは知らないが、全部が全部、あいつの都合よくいったわけじゃない」
士騎朝輝:「お前が足を止めて、自分の意思で堕ちることを拒んだんだから」
鷲尾瞳:「伊崎さんは、貴方を忘れてしまったのかもしれません。それでも、彼女には、貴方と伊崎さんの繋がりは、絆だけは、壊すことが出来なかった」
鷲尾瞳:「私もそう思います。だから、あの」
鷲尾瞳:「貴方が怒りを抱いたことも、その上で立ち止まったことも、今苦しんでいることも。全部、意味のあることだと思います」
入間誠時:「……」腕を伸ばして、手を開く。閉じて。また開く。
入間誠時:「あー……うまく、言えないけどさ。そー言ってもらえると……っていうか」
鷲尾瞳:「貴方がここに居るということが。伊崎拓也が、“マスターアビス”に屈しなかったことの証明だと、そう、思います」
入間誠時:「自分では、そういう風に考えられなかったから……さ」
入間誠時:「今。けっこー。いや、すげー嬉しい」
入間誠時:「…そーだな。伊崎が俺のこと全然気づかなくて、あいつのことだけ見てて、っての、ショックだったんだよな」
鷲尾瞳:「そうではないかと、心配していました。最初に、伊崎拓也と戦った時」
入間誠時:「自分がよく知ってると思ってた……仲が良いとか、なんでもいいけどさ。良い関係を築けてた。そう思ってたやつが」
鷲尾瞳:「貴方は、ジャームに成れば、それまでの関係性は全て、終わってしまう。ただ殺し合うだけの関係になると言っていました」
入間誠時:「……ああ」
鷲尾瞳:「あの時から。本当は、今のようなことを言いたいと、ずっと思っていました」
入間誠時:「……」
鷲尾瞳:「ジャームになっても、もし死んだとしても、共に過ごした時が無くなるわけではないと。だから……傷ついていることを隠さないでほしいと」
鷲尾瞳:「ようやく言えました。これで貴方の痛みが、少しでも和らいだなら。UGNチルドレンとして、嬉しく思います」
入間誠時:「……………」首の後ろを摩る。
士騎朝輝:「自分がソイツにとってどうでも良い存在だったかもしれない。なんて類の想いは誰にでもあるし、誰でも怖いよなぁ。だからさ」
士騎朝輝:「生きてる内に、こんな風に話しておこうぜ」
入間誠時:「……サンキュな。……」目を伏せ、また開き。
士騎朝輝:「俺達にはまだそれが出来るんだからなぁ。…後悔しなくて良いようにな」
入間誠時:「……けっこー昔にさ。似たような、つーにはちぃとばかしキツいことがあってさ」
士騎朝輝:「あぁ」
入間誠時:「身内が豹変しちまって、まあ、それまでの生活は全部ダメになって」
入間誠時:「……そーいうのを、ずっと引きずってるんだよな」
入間誠時:「伊崎のことは……比べるモンでもねーけど」
入間誠時:「でも、ずっと、救いがあったなって、おかげで思えるようになった」
鷲尾瞳:「あったのではなく、貴方が救いになったのです。きっと」
士騎朝輝:「俺は、お前の悲しみに完全に寄り添う事なんて出来ないけどな、あぁ、そうだ、覚えておけよ」
士騎朝輝:「お前に会えて、良かったって思ってる旅人がいるってことくらいはなぁ」
士騎朝輝:「そう。捨てたもんじゃない人生に思えるだろ?そういう奴がいれば」
入間誠時:頭をくしゃくしゃと掻く。
入間誠時:「なんつーか……すごい、お前ら俺のこと良いヤツだと思ってないか?」
士騎朝輝:「まさか、お前が、俺の事を良いヤツだと思うべきなんだよなぁ」軽口が戻る。
士騎朝輝:「鷲尾に至っては言うまでもないことだからな」軽く手を広げて笑う。
入間誠時:「あー……。確かにそうだな。こんなヤツと会えて良かったなんて言うんだから、大したヤツだよ」少し笑う。
入間誠時:「鷲尾くんは……マジで良い子だよな。うん」
鷲尾瞳:「私はUGNチルドレンとしての責務を果たしているだけです。イリーガルの心理的なケアも、我々の努めですから」
士騎朝輝:「バカやれそうな気が合う男友達ってのは、まあ、貴重だよなぁ?だから会えて良かったんだよなぁ」
入間誠時:「そこまでできる奴も中々いないぜ。チルドレンでも優秀ってことだ」
入間誠時:「くくっ、違いないな」
鷲尾瞳:「それは、はい。普段の訓練の賜物です」「……ところで、士騎朝騎はそろそろ藤原支部長のところへ行かなくていいのですか?」
士騎朝輝:「おっ、結構話し込んでたなぁ。これ以上、待たせると藤原の機嫌が悪くなりそうだ」
鷲尾瞳:「御厨紫門とのミーティングが終わったら、なにか話があるような口ぶりでした。あまり小人を待たせるのはよくないと思います」
士騎朝輝:「そうするよ」
士騎朝輝:「あぁ、そうだ。入間、リベンジはするだろ?藤原、当てにしてたぜ。力を貸してやって欲しいんだよなぁ」
士騎朝輝:そんなことを言いながらコーラを手で弄びながら出ていこう。
入間誠時:「ああ、勿論。……またな」軽く手を振って見送る。
士騎朝輝:「行きずりの人間のお節介は旅の醍醐味だぜ。つまらないと思ったら帰った後に捨てればいい」最後に言って歩き去った。
入間誠時:「………」
入間誠時:「鷲尾くんは行かなくて良いのか?」
鷲尾瞳:「はい。藤原支部長と士騎朝騎は二人きりに成りたがっていると思います」
入間誠時:「そうか……」そうか?と思っているが深くは追求しない。
鷲尾瞳:「それに、まだやらなければならないことが残っていますから。」
鷲尾瞳:「入間さん。すこし屈んでもらってもいいですか?」
入間誠時:「?」
入間誠時:訝しげにしながらも言われるままに屈む。
鷲尾瞳:「……」真面目な表情のまま、君の目の前まで近づく。「暫くそのままで、お願いします」
入間誠時:「お、おう……」じっとする。
鷲尾瞳:少し大きめに息を吸って、吐いて。手を伸ばしかけ、一度逡巡してから。
鷲尾瞳:入間くんの頭を恐る恐る撫ではじめます。始めは髪を梳かすように。
鷲尾瞳:それから、首の後ろ側を優しく労るように。
鷲尾瞳:「……あの。私は、苦しい時、辛い時、傷ついている時。その……これをされて、とても安心した……ので……」
入間誠時:「……?!??!?」硬直。
鷲尾瞳:「申し訳有りません。チルドレンとして、こういった訓練は、受けていなくて。私がしてもらった方法しか知らなくて、あの」
鷲尾瞳:「……嫌、ですか?」
入間誠時:「あ、う、あ」想定外の事態に動揺している。
入間誠時:「あ、そ、そんなことは、ない、が」
鷲尾瞳:手を止めて尋ねる。身長差でわずかに見上げるような姿勢で。
鷲尾瞳:「……そうですか。もしも、泣きたくなったら」
鷲尾瞳:「遠慮しないでください。今は私しか、見ていません」
入間誠時:少しどころではなく恥ずかしい。大の大人がこんな小さい少女に撫でられているのだ。
鷲尾瞳:「私は、UGNチルドレンですから。秘密は必ず守ります」
入間誠時:「………」
入間誠時:「ありがとな………」
入間誠時:かつて。
入間誠時:自分をこのように撫でていたひとの。
入間誠時:首の後ろ。
入間誠時:……それが空になるのを見たことがある。
入間誠時:その時から、ずっと感じている、空白。
入間誠時:それが今は少しだけ、和らいだ……
入間誠時:……そんな気が、した。
鷲尾瞳:「構いません。UGNチルドレンとして、必要な事をしただけです。……ただ、入間さんも。このことは秘密にしておいて頂けると」
鷲尾瞳:「一応、異性同士ですから。誰かに仲を勘違いされることが、無いとも限りません」と士騎くんが去ったほうを少し気にして。
入間誠時:「ああ。俺も、秘密にしておきたいな、これは」
入間誠時:「鷲尾くんも勘違いされたら、困るだろ」
鷲尾瞳:「はい。UGNチルドレンに、色恋にかまけている暇はありませんから」
入間誠時:ノーヴェの話をした時、K市支部に行きたがっていたことを思い出す。
入間誠時:少し、笑って
鷲尾瞳:「……」最後にもう一度頭の後ろを優しく撫でてから、距離を取る
入間誠時:「鷲尾くんぐらい優秀なら、平気だと思うけどな」
入間誠時:体を起こす。
鷲尾瞳:「優秀だからこそ、です」
鷲尾瞳:「いつか、いつか貴方が。貴方の涙を拭ってくれる人と出会えるよう。私は祈っています」
入間誠時:「………」本当は。隣にいる人間を作りたくはない。けれど。
入間誠時:「……ありがとな。……きっと、そのうち」
入間誠時:「そんな日も……来るかもな」
入間誠時:そう言って笑った。
鷲尾瞳:それを見てこちらも、誇らしげに笑います。

ED03 : 『東雲』

GM:――大N市第三支部、支部長室。
GM:高校の制服に身を包んだ少女が、スマートフォンを置いて一息つく。
藤原奈央:「ふう……」
藤原奈央:「足取りは掴めずか。……そうよね。文字通り命をかけて、最後の執念で逃したんだもの」
藤原奈央:「よっぽどの幸運……悪運かな。がない限りは、ダメだ」
藤原奈央:「はーっ」 机に突っ伏す。
GM:というところで、士騎くんも入ってきて構いません。ノックをしてもいいし、無言で入ってきてもいい。
士騎朝輝:「そこまで、わかってるならな。いい加減、休めよなぁ」
士騎朝輝:ノックせずに入ってきて、労う様に、少し呆れたように言う。
藤原奈央:「ノックくらいしなさいよ」 強く咎めはしない。支部長として一応示しをつけただけだ。
藤原奈央:「入間と鷲尾は? まだ外?」
士騎朝輝:「なにか、しらないが、追い出されたんだよなぁ」
藤原奈央:「追い出されたあ?」
藤原奈央:「士騎、あんた、また変なこと言ったんじゃないでしょうね」
士騎朝輝:「どれだけ、信用がないんだ、俺は。普通にしてただけだぜ」
士騎朝輝:「………俺の普通に問題があるとか、言わないよなぁ。言うなよ!」
士騎朝輝:「まぁ、だが、鷲尾が言うには、俺が藤原を待たせてるから、早く行ってやれ。って事だったからなぁ」
藤原奈央:「あはは……うそうそ。そりゃ確かに、住所不定で、所属不明で、戦闘時は暴走してるけれど」
藤原奈央:「気遣いはできる男だもんね」
藤原奈央:「って、はあ!?」
藤原奈央:「鷲尾、まだなんか勘違いしてるの!?」
藤原奈央:「い、いい!? あたしとあんたは別にまだそんなんじゃないからね! ただの! ビジネスパートナー!」
士騎朝輝:「いや、だって、お前ね。自分の言った台詞、覚えてるか?」
藤原奈央:「え? なにが?」
士騎朝輝:「確か…士騎が本気であたしの事が好きなら、そのときはまあ……検討してあげなくも? ないけど?」
士騎朝輝:「だろ、そして、俺が、直後に」
士騎朝輝:「藤原の事は好きだぜ」
士騎朝輝:「って言ってしまったからなぁ。絶対に誤解してるなぁ、あれ」
藤原奈央:「こっ、こ……言葉の綾よ、あれは!」
藤原奈央:「まったくもう……! あとで呼び出して説教しなきゃ……!」
藤原奈央:顔を真赤にして顔をそむけ、窓の外を観る。
藤原奈央:「士騎。あんたさ」
藤原奈央:「なんて言ってたっけ。あんたの許せないもの」
士騎朝輝:「何個かあるけどなぁ。世界を破壊する者、人の自由を踏みにじるもの、何も関係ない奴を自分の都合だけで巻きこむやつ」
士騎朝輝:「どれだよ?我ながら心当たりが多すぎる」苦笑をする。望む答えを見つけるのが地味に困難だ。「一言で言えばジャームではあるが」
藤原奈央:「そうよね。ジャームが好きなやつなんて、この世にはそうそういないわ。UGN側なら特に」
士騎朝輝:同じように窓の外を見る。同じ風景を目に焼き付けておきたかった。
藤原奈央:「あたしもあんたと同じ。人の自由や尊厳を踏みにじったり、自分の都合だけで他人を巻き込むやつは許せない」
藤原奈央:「けど」
藤原奈央:「今回、もういっこ許せないものがあるってわかったわ」
士騎朝輝:「それは?」
藤原奈央:「生きて帰る気なしで、戦場に赴こうとする奴よ」
藤原奈央:くるりと豪華な椅子を回して、士騎くんに向き直る。
士騎朝輝:「……それは、UGNの奴じゃなくても?」
藤原奈央:首肯する。 「だめ。ジャームとオーヴァードの違いは、帰ってこれたかどうかだもの」
藤原奈央:「"帰ってこれなくてもいい"というのは、"ジャームになって世界を破壊してもいい"と同じくらい、無責任なことだわ」
藤原奈央:だからこそ、あの場で全員が悔しさを噛み殺し、冷静に撤退したことを内心では喜んでいる。
士騎朝輝:眩しそうに奈央ちゃんを見て目を細める。
藤原奈央:口には出さない。命を捨てて戦うべきだったかもしれないと、今でも迷っているからだ。
藤原奈央:「……どう? あんたは、どう思う?」
藤原奈央:「間違ってるかな……支部長として」
士騎朝輝:「俺、お前のそう言うところ好きだぜ、本気で。検討して欲しいくらいに」
藤原奈央:「そっ! そーいうのはいいから!」
士騎朝輝:「お前以上に正しい奴がいるかよ!胸張れよ、意地と同じくらい張っても許されるぜ」
藤原奈央:「ほ……ほんと? ほんとのほんとにそう思う?」
藤原奈央:「支部長のくせに甘っちょろいとか、こんなやつにはもう頼まれても協力したくないぜとか、思わない?」
士騎朝輝:「自信なさ気に言う言葉じゃないんだよなぁ。いつも通り、天才で、有能で、美少女な自分モードでいいんだよ」
藤原奈央:「ううう、うっさいわね! 天才でスレンダー美少女で有能支部長なあたしだって、たまには自分の正しさについて疑いを持つこともあるのよ!」
藤原奈央:「た、たまに。……たまにね!」
士騎朝輝:「頼まれなくても、協力してやるよ。俺なら。世界中の誰もがお前の敵でも、お前が同じ言葉を言うのなら、俺はな力を貸すさ」
士騎朝輝:「………なぁ?だからか?」
士騎朝輝:「俺にだけ、ちゃんと、帰ってこい。って言っただろ…周りに比べて、あれは俺に何か、危なっかしいとこがあったか?」
藤原奈央:「うっ」 口ごもる。
藤原奈央:「あ、あれは……いや別に……危なっかしいとかそういうのじゃなくて……」
士騎朝輝:「じゃなくて?」ずいと一歩詰め寄る。
藤原奈央:「そっ、その、なんていうか」 ずりずりと椅子のキャスターを使って後ろにさがる。
藤原奈央:「あ、あの中だと、あんたとの付き合いが一番長いし……」
藤原奈央:「死なれると寂しいなあみたいな……か、帰ってきてくれないと、張り合いがないなあって言いますか……」
藤原奈央:「それだけよ!!」
藤原奈央:「それだけだったら!」
士騎朝輝:「そっか。そうかぁ」にやにやと笑う。
士騎朝輝:「嬉しかったぜ。俺はさぁ、ああいう言葉 借金があるから、って前置き無しに言われたの 初めてだった」
士騎朝輝:「誰かに、そう望まれるのは嬉しいよな」
藤原奈央:「……結木はどうだったのかしらね」
藤原奈央:「あいつの主観は謎だわ。感情を読んだり、推測していいような存在じゃない」
藤原奈央:「それでもあいつは、K市のみんなに帰ってきてほしいと、心から思ってたのかな」
士騎朝輝:「どうだったんだろうな。思ってるかもしれない」
士騎朝輝:「だが、あいつの言うK市は俺達帰ってきたやつが見ているK市じゃない」
士騎朝輝:「自分の都合の良い世界、異星だろうな」
士騎朝輝:「……で、どうするんだよ?そいつのリベンジさ」
藤原奈央:「あー。異星か」 思わずぷっとふきだす。 「そうね。違いないわ」
藤原奈央:「どうするですって?」 椅子から立ち上がり、びしりと士騎に人差し指をつきつける。「決まってんじゃない!」
藤原奈央:「ファフ……こないだ観たアニ……SF作品でやってたわ。恐怖の異星人の襲来で、地球人類が滅亡寸前に追い込まれるの」
藤原奈央:「悪意ある異星人に対して人類が取るべきリアクションは、いつだって一つよ」
藤原奈央:「ぶちのめす!」
士騎朝輝:パチパチパチと拍手。
士騎朝輝:「勇ましいよなぁ。大変だなぁ、UGN」
藤原奈央:「なんなのよその雑な拍手はーっ!」
藤原奈央:「そう、大変なのよ。生きて帰れる望みがないかもしれない戦いだわ」
藤原奈央:「住所不定の旅人は、厄介事になる前に逃げても全然構わないんだけど?」
藤原奈央:「いえむしろ逃げるべきだわ。ただちに。即座に。ダッシュで」
士騎朝輝:「そうだなぁ、そろそろ湯ノ浦にでも行くのも悪くないしなぁ」
藤原奈央:「……あっそ。そーでしょーねー」 むすっと口を尖らせてそっぽを向く。
士騎朝輝:「まぁ、でも、偶然、住所不定の旅人が、目的地に行く途中で、UGNの前を通りすがるかもしれないしなぁ」
藤原奈央:「む」
士騎朝輝:「たまたま、その時、知り合いがいて、困ってたら、力を貸すかもしれないよなぁ」
士騎朝輝:「ほら、オーヴァードは助け合いだしな」
藤原奈央:「正気?」
藤原奈央:「それがたまたま、恐怖の極悪非道外道異星人との戦いでも?」
士騎朝輝:「それが、さっき、言われてしまってなぁ」
藤原奈央:「?」
士騎朝輝:「……信じてるわよ……!信じてるからね!」
藤原奈央:「なっ……!」
士騎朝輝:「まだ、そうなら、やるしかないよなぁ」
士騎朝輝:「どうなんだよ?」
藤原奈央:「~~~っ」 真っ赤になって口元をもごもごさせる。
藤原奈央:「……おーけー。あたし、約束の撤回は許さないからね。男子が女子とかわした約束は特に」
藤原奈央:「約束よ士騎朝輝。つぎ偶然通りがかった時は、今回みたいに」
藤原奈央:「あたしに力を貸しなさい。必ずね!」
藤原奈央:にゅっと右手の小指をつきだす。
士騎朝輝:「古風な女だよなぁ、藤原は」
士騎朝輝:小指を絡める。
藤原奈央:「ゆびきりげんまん、……嘘ついたら向こう100年タダ働きの上、死後は"嘘つきの軽口住所不定男"として第三支部の正面に剥製としてかざる」
藤原奈央:「ゆーびきった」
藤原奈央:「約束だかんね」 にっと笑う。
士騎朝輝:「それは、いいけどな!お前さ」くくっと笑う
士騎朝輝:ププっと必死で笑いを堪える。
藤原奈央:「は? 何よ」
士騎朝輝:「100年ずっと、お前の傍にいるって事だよなぁ、それ」
藤原奈央:「!!!」
藤原奈央:「……言葉の! 綾よ!!」
藤原奈央:「さっさと出てけ!!」
士騎朝輝:「あぁ、はいはい、そろそろ行くよ。その前に言うことあった。捨て台詞だ」
士騎朝輝:「お前さぁ」
士騎朝輝:「わざとらしいくらいいつも通りでムカツクって言ってたけど」少しだけ不機嫌そうに、少しだけ拗ねた様に視線を逸らす「マイペースな士騎も好きよ。って言ってたのはお前だろ?だからそういう方向で頑張ったんだけどなぁ」そんな軽口を言って出て行った。
藤原奈央:「なっ、な、な……!」 椅子に座りかけていたが、がたりと音を立てて立ち上がる。
藤原奈央:もちろんその時にはもう士騎はいない。
藤原奈央:「バカ! バカ士騎!」
藤原奈央:「バーカ!!」

士騎朝輝:歩く。夜明け前の空の下を歩き続けながら思い返す。
士騎朝輝:実はあの時、速やかに伊崎の首を刎ね、足は追おうとしていたのだ。
士騎朝輝:追えばマスターアビスの存在を氷葬していた確信がある。その為に旅の果ての終着を受け入れればだが。
士騎朝輝:アレを凍らせ斬った結果、自分がジャームになっても、あそこ迄の特異性を得ることはなく、アレを世に放ち続けるよりはマシだとすら感じていた。
士騎朝輝:白状すれば、衝動の波に晒されながら村雨丸を振るい続けるのは楽しかった。何処までも何時までも続きがしたかった。
士騎朝輝:冬と刃を喜悦と共に撒き散らす羅刹。それが結局は本当の自分ではないかと思えた。
士騎朝輝:本当の自分を見つけ、旅は終わり、UGNは少しばかりの被害で士騎朝輝だった残骸を始末する。おぞましい悲劇は広がることなく、これで目出度し、目出度し。
士騎朝輝:悪くはない結末のハズだ。
士騎朝輝:だが、心に刻まれた声があった。淵より来るものより暖かく強烈な光が、冷たいだけの氷のような思考を消し飛ばした。
士騎朝輝:『……ちゃんと』
士騎朝輝:『帰ってくんのよ、士騎!』
士騎朝輝:逝けば、二度と逢えなくなる。声を交わすことも出来なくなる。
士騎朝輝:そして、藤原奈央は、堕ちた士騎を切り捨てたふりをして、誰も見ていないところで、散々、怒って泣いて悲しんで、その傷を閉まったまま強くあろうと立ち上がってしまう。
士騎朝輝:あぁ、それは絶対に嫌だ。
士騎朝輝:そんな事は我慢できない。
士騎朝輝:士騎朝輝はあの少女の顔を曇らせたくはなく、心に疵を残したくなく、何よりも、自分の帰りを願ってくれる少女の笑顔を、何時かまた見たいと心の底から望んだのだ。
士騎朝輝:だから、足を止めて、振り返って…
士騎朝輝:なんて……思い出すだけで気恥しい。氷をも溶かす理不尽な精神の熱量、時間差で襲い掛かってくる羞恥に思わず頭を抱える。
士騎朝輝:「まったく、自分の心だけは案外自由にならないらしいよなぁ」
士騎朝輝:「大体、あいつ、支えてくれるヤツが山ほどいるだろうになぁ」
士騎朝輝:自分に呆れる。そこまで青臭く、単純な人間だと思っていなかったのだが。
士騎朝輝:「いや、これこそが本当の意味で自分の心の自由に従って選択した事か。案外、安い男だよなぁ、俺も」
士騎朝輝:気の抜けた溜息をつき皮肉気に自嘲する。
士騎朝輝:「………だがまぁ」
士騎朝輝:今なら分かる。あの羅刹たらんとした氷の感情は衝動に酔っていただけ、ただ暴走していただけだと、そこには結局、本当の自分自身などなかったと。
士騎朝輝:帰ってきたからこそ分かるのだ。
士騎朝輝:「旅の縁に助けられた。だって?あぁ、その通りだよ、村雨丸」
士騎朝輝:「そうだな、これだから、やめられないよなぁ」
士騎朝輝:言いながら、眩しそうに空を仰ぎ、歩き続ける。
士騎朝輝:悲劇があった。救われない恋(あい)の前に敗北もした。だが、世界は依然として続き、この道(いま)の先には、新しい出会いと、懐かしい再会があるだろう。
士騎朝輝:「未知(あした)はきっと楽しくて、振り返る日々(きのう)は輝かしい」
士騎朝輝:「さぁ、行こう。通りすがろう。新しい世界が俺達を待っている」

ED04 : 『黄昏』

GM:数日後。N市第三地区、町外れ。
GM:花見山霊園。山に囲まれ、四季の花が美しい公園墓地。
GM:石造りの緩やかな坂を登る、少年と大人の影がある。
本宮正尚:「こちらです。"スカボロー・フェア"」
GM:本宮正尚。コードネームは"ナモロド"。表向きはこの墓地を管理する寺の住職であり、
GM:R事案によって命を落とした人や、ジャーム化したものの死体を埋葬・管理するUGNの特殊エージェントでもある。
GM:御厨の提言もあり、K市メンバーは全員がここに埋葬されています。
御厨 柴門:「ありがとう、"ナモロド"」
御厨 柴門:案内されるままに住職の後をついていく。
本宮正尚:「いえ。仕事ですので」
本宮正尚:「気を悪くされたら謝るのですが、珍しい事ですよ」
本宮正尚:「エージェント……チルドレンでしたか。が、こうして墓参りに来るというのは」
本宮正尚:「お知り合いでしたか? どなたかが」
GM:立ち並ぶ墓石の中を先導する。Cエリアに入り、小階段を登り、11列目を曲がる。
GM:真新しい墓石が10個並んでます。
GM:9個!
御厨 柴門:「殆どは知らない。相手からしてみれば」
御厨 柴門:「僕の事なんか解らないかもしれないくらい」
御厨 柴門:「でも、言わないといけない事があってさ」
御厨 柴門:手持ちのビニール袋には缶入りの酒やソフトドリンクなどが入っている。
御厨 柴門:「本当は、花とか供えると良いのかもしれないんだけど」
本宮正尚:「……」 黙って話を聞いている。ここを訪れたエージェントのメンタル・ケアも、"ナモロド"の仕事だ。
御厨 柴門:「詳しくなくて」
本宮正尚:一人にしてくれと言われれば去り、そうでない場合は吐露される心中をただ聞いて受け止める。
御厨 柴門:成年のエージェントの墓には酒を、チルドレンの墓にはソフトドリンクを置いていく
本宮正尚:「花ですか」
本宮正尚:「前向きに別れを受け止めるのであれば、そのあたりに咲く彼岸花などよいかもしれませんね」
GM:Cエリアは山のすそだ。すぐそばの山肌に、赤い花が生えている。
本宮正尚:「花言葉は"転生"。あるいは、"また会う日を楽しみに"」
本宮正尚:「世間では不吉と言われることもございますが。良い花ですよ」
御厨 柴門:その言葉を噛みしめる様に頷く。
御厨 柴門:「次に来るときはそうします」
GM:カラスが鳴く。日没も近い。
御厨 柴門:「ここは、春は桜が綺麗ですよね」
御厨 柴門:「春先に近くを走っていると良く見えます」
御厨 柴門:「だから、ここが良いかなと思ったんです」
本宮正尚:「ええ。墓石の掃除は大変ですがね」
本宮正尚:「桜がお好みで? それとも、花自体が?」
御厨 柴門:「いえ、ここで眠る人が多分。好きだったと思うので」
御厨 柴門:「少し、一人にしてもらっても良いですか?」
御厨 柴門:「表の門とか、閉めておくので。先に帰って頂いても大丈夫です」
本宮正尚:「承知しました。なに、時間はお気になさらず」
御厨 柴門:「ありがとう」
本宮正尚:「積もる話もございましょう。……帰り道は暗いので、それだけお気をつけを」
御厨 柴門:軽く礼をする。
GM:御厨に礼を尽くすよう、深々と礼をして去っていく。
GM:ゴーン。ゴーン。夕闇にまぎれ、遠くからかすかに別の寺の鐘が聞こえる。
御厨 柴門:"ナモロド"を見送ったあと伊崎君の墓の前に立つ。
御厨 柴門:「なあ、君は」
御厨 柴門:「最後まで、彼女の事は解ってたんだよな」
御厨 柴門:しゃがみこんで墓石と目線を合わせる。
御厨 柴門:「他の何も解らなくなっても、それだけは解ってたんだよな」
御厨 柴門:「それが”好き”って事なのか?」
御厨 柴門:「最後に残った絆があったんなら、君をジャームと呼ぶべきじゃないんだろうけど」
御厨 柴門:「格好良かったよ、君は」
御厨 柴門:一呼吸置く。
御厨 柴門:「好きって事は強いな」
御厨 柴門:「君は他の全てを捨てても彼女を守ったし」
御厨 柴門:「以前闘ったヤツは、他の何を置いても好きな人を手に入れようとしてたよ」
御厨 柴門:「でも、君は死んで。僕は彼女を殺さないといけない」
御厨 柴門:「放っておくと、君はまた立ち上がってきそうだ。彼女の為に何度でも」
御厨 柴門:「前に会ったヤツが言ってた、まあ次に会う時はそいつは敵なんだろうけど」
御厨 柴門:「終わってしまった者がまだ動いているのは、見ていられないってさ。その点は僕も同じだ
御厨 柴門:「だから、君に約束をしよう」
御厨 柴門:「彼女は必ず僕がここに連れてくる。一緒に眠れれば安心だろう?」
御厨 柴門:「僕には君の”好き”は解らないけれど。それが何より大事なら」
御厨 柴門:「ここで一緒にいれば安らかに眠れると信じたいんだ」
御厨 柴門:「僕は一度始めた仕事は終わらせないと気が済まないから、その辺は信じて待ってて欲しい」
御厨 柴門:「頼もしい仲間もいるからさ」
御厨 柴門:立ち上がる。
御厨 柴門:「君達にもそういう仲間が居たように」
御厨 柴門:振り向いて歩き出す。
御厨 柴門:「次は何か花を持ってくるよ」

御厨 柴門:墓参りを終え、僕は石段を降り車に乗る。
御厨 柴門:夕日が地平に沈み始め夕闇が迫る中、僕は車を走らせた。
御厨 柴門:花見山霊園の駐車場から国道へと繋がる曲がりくねった道の途中で。
御厨 柴門:…。
御厨 柴門:僕は一人の少女とすれ違った。
御厨 柴門:花束を抱えふらりと頼りなげに歩く姿。
御厨 柴門:余りにも普通の笑顔。
御厨 柴門:思わず車を止めて声を掛けたくなる様な誘惑に耐えて僕はそのまま車を走らせる。
御厨 柴門:今、一人きりで彼女に相対する事はできない。
御厨 柴門:バックミラー越しに彼女を見ようとしたが、既に人影は写っていない。
御厨 柴門:陽が落ちた山道は暗い闇に閉ざされようとしていた。
御厨 柴門:僕は思う。
御厨 柴門:ああ、少女の背後には余りにも深い虚ろが口を広げている。
御厨 柴門:ある人は恐怖によって。
御厨 柴門:ある人は憎悪によって。
御厨 柴門:ある人は怒りによって。
御厨 柴門:ある人は優しさによって。
御厨 柴門:そして、ある人は愛によって。
御厨 柴門:あの深く暗い淵に飲まれてしまうのだろう。
御厨 柴門:”マスターアビス”結木なつき。
御厨 柴門:彼女は『淵より来るもの』なのだ。


それは闇の底からやってきた。
それは闇であり、深淵そのものであった。

問うてはならない。
見てはならない。
考えてはならない。

深淵を覗く時、深淵もまたあなたを覗いているのだから。

ダブルクロス The 3rd Edition 『淵より来るもの』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。






GM:ということで、第三支部セッションはこれにて全行程完了です。
GM:お疲れ様でした!
御厨 柴門:お疲れさまでしたー
入間誠時:おつかれさまでした!
士騎朝輝:お疲れさまでした!!
御厨 柴門:いやー もちろん滅茶苦茶楽しいのもあるんですけれど この敵、このホラー感が参加してて最高でした
御厨 柴門:ありがとうございます
鷲尾瞳:めちゃめちゃ良かった……