GM:
GM:登場ダイスをお願いします。
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:32->38)
GM:
GM:――一年前。
GM:OA町支部のイリーガルであった君に、ある作戦への協力を要請されていた。
GM:町の外れの工場跡を拠点としていた、FHの制圧作戦。そのセルは、倫理を著しく踏み外した人体実験を行っているのだという。
GM:君に依頼されたのは、FHとの交戦――ではなく。その拠点に実験体として囚われている者の捜索・確保・保護であった。
GM:戦闘から距離を取らせようという判断があったのだろう。それが君を慮ってのことなのか、君への不信によるものかは、分からない。
GM:
GM:君は工場跡の中でも、実験施設と思しき箇所の捜索に当たっていた。
GM:辺りに人の気配はない。遠くから戦闘音が聞こえてくる。
秋津湊:それでも《探知する光》と《雑踏の王》を使用して周囲を把握しながら捜索していきます。
秋津湊:こちらに敵がこないとも限らない、それに第一目標の実験体を見逃してしまったのならば話にもならないからだ。
GM:動体には今の所遭遇しない。警備用のシステムがあったようだが、別動するUGNの働きによりダウンしているようだ。
GM:しかし、足を進めるにつれ、不快な悪臭が君の鼻孔に届く。腐敗した血肉のソレ。あるいは君も、知ったものかもしれない。
秋津湊:眉をひそめて、ため息をつく。
秋津湊:いくらでも目にしてきたそれ、どこも似たようなものだという懐かしさが湧き上がる。
GM:悪臭が強くなる方へ向かっていけば、ハエが小うるさく飛び回るゴミ袋が通路の脇に投棄されていたりする。
GM:黒い液体がどろりと淀むその中身のことは、あまり考えない方が良いだろう。よもや、消費期限を過ぎた畜肉ということはあるまい。
秋津湊:中身をエフェクトで観測しながら先へと進む。
秋津湊:全く、どうかしている。
GM:……やがて、君は『動き』を検知した。
GM:それは何らかの機械が駆動する音であり、人がペンで紙に何かを乱記しているような気配であり、閉じた扉から漏れ出る照明の光であった。
秋津湊:観測した『動き』に向かって歩みをすすめる、ためらいなく扉を開く。
GM:真っ先に君の目についたのは、巨大な機械だ。
GM:金属加工に用いるようなプレス機だ。それが、機動している。重厚なハンマーが、頑丈そうな鉄の箱に詰められた何かを、圧縮している。
GM:褪せた血のようなもので汚れたその箱からは様々なコードが乱雑に伸び、計測機器へと繋がっているようだ。その計測機器の前で、白衣の痩せぎすの男が一心不乱に何かを記録している。
研究員:「ハッ……ハーッ……すごい! すごいぞ!」 過呼吸気味だ
研究員:「動いている! まだ動いている! 放出エネルギー量も減少しない! コントローラブルだ! すごい! やった!」
秋津湊:じゃあ、機械に向けて攻撃を行います。機械が止まるなら異音を立てて止まるだろう。
GM:問題なく止まる。市販のプレス機と同じだったのだろう。
GM:異常を検知した機械は、緊急機能が働いたのか、アラートを上げながらハンマーを巻き戻す。圧縮は止まった。
秋津湊:「アンタ、ここで何をしてた? 全く、興味はないんだけどこういうのは聞けって言われててね」
研究員:「アーーー!?」
研究員:「なっ……なんて……なんてことを……!!」 血走った目でガクガクと首を振る
秋津湊:「どうせろくでもないことだろうから、止めてもいいよな」
研究員:「ひどすぎる! 今までで最高の成果だったのに! 君の罪は……100m9秒で走るアフリカ人の足を折ったくらいにひどい!」
研究員:「ろくでもないだと!? 違う! これはエネルギー革命! 21世紀の産業革命……レネゲイドの可能性への挑戦だ!」
研究員:「どうしてこんな……ひどい……」 ふらふらと泣き崩れます
秋津湊:「ひどい、ね。アンタの方がそう言われるんじゃあないのか」
研究員:「ええい無知蒙昧! 物分りの悪い子供だ! 成果を見せねば分からんのか!」
秋津湊:「それで、何をやってたんだ? あー……抵抗はしないでくれよ、こういうの嫌いなんだ」
研究員:研究員は飛び上がり、先程まで圧縮していた箱を引っ張ってくる
研究員:「耐久実験だよ! これを見たまえ!」
秋津湊:じゃあ、見ます。
GM:目が合った。
GM:……そう大きくもない箱である。少なくとも、人間が入るようなものではない。
GM:だが、その中にあったのは。人間の肌の色をした何かと、髪の質感ある何かと、血の色の液体と
GM:眼。黒い目だ。それは確かに動いて、生きて、君を見ている。
???:「…………」
研究員:「……ブラックドッグのシンドローム、そしてエグザイルのシンドローム! 知っているかね。エグザイルシンドロームの持ち主は、身体の形をいかようにも変えられる」
研究員:「それはつまり、収納に最適な形の人間が作れるということ。そしてその人間が強力なブラックドックシンドロームを持ち、エネルギーを発生させることができれば」
秋津湊:「人間発電機か」
研究員:「そう! 理想のエネルギー源だ! ……しかも、フフ……こいつを量産できると言ったら……君はどうするかね!?」
研究員:「私の技術を世に広めたくなったりしないか!?」
秋津湊:「いや、全く。大したものだよ」
研究員:「そうか! 分かってくれたか!!」 嬉しそうに首を振る
秋津湊:「そう、こんなもの大したものじゃあないな」
秋津湊:研究員の足に向かって弾丸を放つ。
研究員:「ともかくこのD4検体はいよいよ到達した成功例だ。方法論は頭の中にある。こいつを使って……」
研究員:「オギャーッ!?」 撃たれると派手に吹っ飛んで悶える
研究員:「ひどい!!」
研究員:「乱心したか!! わ、わ、私を撃つなんて!!」
秋津湊:「あー……」 箱を手に取る
???:「…………」
秋津湊:「どうなんだろうな、正直なところ分からない」
秋津湊:「アンタの言うことは理解も出来るし、その考えに至るのも分かる」
研究員:「じゃ、じゃあ何故!? 何故撃ったりした!!」
研究員:「手が滑ったのか!?」
研究員:ガクガクと首を振る
秋津湊:「やっていたことに吐き気を催すような不快感もないし、憤っているわけでもない」
秋津湊:「うーん……」 少し考えてから
秋津湊:「この子、まだ生きてるから。アンタから取り上げるのならこうしたほうが早いだろ」
???:「……ゥ……」 それに応じるように、箱から、何か、音が漏れた。圧縮が止まったことで、余裕ができたのか
???:それは呼吸であり、声であった。何らかの意志であった
秋津湊:「それにアンタみたいなのUGNは許さないから、ここで僕が殺しても変わらないなと思ったからさ」
???:もちろん、言葉になるほどのものではない。だが、圧縮されてメチャクチャになった身体で、きっと瞼すら下ろせない剥き出しの瞳で、それでも君を見て、何らかの意志を持っていた。
秋津湊:「えーっと……あとは質問ある? 僕から話はないけど」
研究員:「な……なら助けたまえ私を! 自分の頭で考えてくれないか!!」
研究員:箱を指差し 「君が荷物を持ち!」 自分を指差し 「私を助け!」 扉を指差す 「外のUGNを吹っ飛ばす!!」
研究員:「どうしてこうしないんだ!?」
秋津湊:「ああ、それなら簡単だ」「だって」
秋津湊:「アンタもう、死ぬからさ」
研究員:「ふぇ……?」
秋津湊:「■■」何かを呟き「甦れ」
秋津湊:すると研究員が撃たれた部位から何かが侵蝕し、内側から破裂する。
研究員:「ぱひっ!?」
研究員:弾けるように跳ね、倒れる 「い、痛い!」
研究員:「そんな……私は罪のない研究者だぞ!? 戦う力もないのに!!」
研究員:「ひどいことをするな!! これは暴虐であり未来の損失だ!!」
秋津湊:「そうかもな、もしかしたら本当にアンタが世界を変える可能性もあるかもしれないけど」
秋津湊:「今の僕には関係ないね」 研究員の侵蝕が進み、内側から外へとなにかが膨らみ続ける
秋津湊:「それに、死ぬ理由に戦う力は関係ないだろ」
研究員:「ひ、ひどい、いや、待って待って、ちょっとシャレにならな……ハヒーッ……ヒーッ……!」 自らの内で膨らむ終末の気配に、過呼吸気味で狼狽する
秋津湊:外のものを意味するように、目をそちらに向ける。
研究員:「い、いやだこんなの、カンベンしてくれ、ヒイイィィ――!!」
GM:何事もなければ爆死します。
秋津湊:じゃあ、爆死を見届けます。
研究員:「イピッ」
研究員:奇音を漏らし、パン、と爆ぜます。当然、生きているわけがない。
秋津湊:部屋をエフェクトで観測して他に生体反応がないか捜索する。
GM:ありません。辺りにあるのは、中身がいっぱいのゴミ袋と、おびただしい数の空になった消臭スプレーだ。
秋津湊:箱をいくつも持ち歩く事は出来ないだろうが、それでももう一つ二つは持てるだろうから。
秋津湊:「だから嫌なんだ」 ひとつため息をついて
秋津湊:研究員が爆ぜたところに研究員とは違う何かの肉塊がある、それに向かい
秋津湊:「眠れ」
秋津湊:それだけを言ってから箱をもって部屋から退出します。
???:「ィ……は……ッ」 少しずつもとに戻りつつある箱の中のソレは、定期的に発声、あるいは呼吸を繰り返していた。
秋津湊:箱を見て、生きていることを再確認する。
秋津湊:この子はこのあと生きることが出来たとしても、様々な問題が待ち受けているなんてことは分かりきっている。
秋津湊:だが、まぁ、それでも元気でいてほしいと思う。生きているのならばその方が良いだろう。
秋津湊:「もう会うことはないだろうけど、頑張れよ」 と箱に話しかける。
GM:
GM:戸塚紀子、といった。
GM:FHの実験体として家族ともども捕えられ……そして唯一生存した彼女は、OA町支部の保護下に入った。
GM:凄惨な実験の記憶はUGNの記憶処置により覆い隠され、家族は事故として死んだ……ということになったのだが。
GM:無理にオーヴァードへと覚醒させられた影響か、完全に記憶を改変することは叶わず……
GM:特に、『自分を助けてくれた誰か』の存在は、強くその脳に焼き付いてしまっていた。
GM:――現在。
GM:OA町は大規模な節電中である。ニュースでは、発電所で事故があったと報道されていた。
GM:もちろん君は、UGNから発電所がFHに制圧されたという情報を聞いている。
GM:町は現在、他地区からの給電や、無事な発電所の稼働によりどうにか回っているが、それでも厳しい節電状態には変わらない。
GM:日が沈む頃にはほとんどの店が閉まり、街灯すらも最低限。夜が来れば、人々は暗闇の恐怖を思い出したかのように息をひそめる。
GM:
GM:……だというのに。
GM:夕方。君の部屋のチャイムが鳴る。
秋津湊:勉強の手を止めて、鬱陶しそうに立ち上がり
秋津湊:自分の部屋のドアを開ける。
戸塚紀子:「あ、やっと出てきた」
戸塚紀子:「おそーい!」
"イコアウス"戸塚 紀子
――女子高生
秋津湊:「きみか……」
戸塚紀子:「わたしです! 今何やってたの?」
戸塚紀子:「ゲーム? 暇だよね?」
秋津湊:「勉強だよ、相変わらず失礼なやつだな」
戸塚紀子:「えー、そうなの? ホントにホントに?」
秋津湊:「節電で夜の灯火規制があるだろ。だから明るい内にやってた」
戸塚紀子:「あ、そっか。湊はマジメだー」
秋津湊:「本当だよ……」 ため息をつく
秋津湊:「趣味だからね」
戸塚紀子:「勉強が趣味。うーんそれは……良い趣味をしているというのか、悪い趣味をしているというのか……」 顎に手をあてて考える
秋津湊:「それで、きみはなんで僕の部屋に来たんだ」
秋津湊:「いいだろう、放っておいてくれ」
戸塚紀子:「あ、うん。明日ね、おじさんの誕生日なんだけど」 おじさんというのは、彼女の面倒を見ているUGN関係企業の夫妻のことだ
秋津湊:「おじさん、ね」
戸塚紀子:「そのためにご馳走を作ってあげたいの。だけど、調べてみたら明日、行きたいスーパーがお休みしちゃうみたいで……」
戸塚紀子:「できれば今日から仕込みしたいし! だから買い物に行きたくって」
秋津湊:「……それで僕になんの関係が?」
秋津湊:「きみがおじさんのためにご馳走作るのは良い」
戸塚紀子:彼女の趣味は料理であった。君にも何かと理由をつけて弁当を持たせたがることがある。それをどう扱うかはさておき……
秋津湊:「そしてスーパーに行くのも分かる、だけどなんで僕の部屋が間に挟まるんだ?」
戸塚紀子:「だけどほら、危ないじゃない? わたし、女子高生ですし……」
戸塚紀子:「……最近は夜も早いし。おばさんに心配されちゃって」
戸塚紀子:「だからね、わたしはこう言ってやったのです。『湊くんについていってもらうから大丈夫!』って」
秋津湊:「……」 ため息をつく
戸塚紀子:「……」 君の顔を覗き込み 「……ダメ?」
秋津湊:「僕に連絡はなかったんだが?」
戸塚紀子:「寝ぼけて触ってたら、スマホ、また壊しちゃって……」 まだ能力を制御しきれておらず、精密機器をよく壊してしまうのだ
秋津湊:「……駄目とは一言も言っていない」「ただ連絡を――」
秋津湊:理由が能力によるものならば仕方がないと諦める。
秋津湊:「いいよ、行こう」「きみ、自転車は?」 部屋の中に戻って簡単に外出の用意してから部屋を出る。
GM:「やった! ありがと」 「自転車? ないよ。歩き。だから遅くなっちゃうと思って」
戸塚紀子:「やった! ありがと」 「自転車? ないよ。歩き。だから遅くなっちゃうと思って」
秋津湊:「僕はタクシーじゃないぞ」 ため息を吐きつつ、部屋に鍵をかける。
秋津湊:「今度からはもっと早くに家を出て、自転車を買うべきだ」
秋津湊:「そうしたら僕に頼む必要がなくなって、時間短縮が出来る」
秋津湊:「そして僕は勉強を邪魔されない」
戸塚紀子:「早く家を出るのは、そうしまーす。自転車も……うーん。そうなんだけどね」 曖昧に笑う。まだ自分を養ってくれる夫婦に対して気後れする所があるのだろう……君に対しては遠慮ないくせに。
戸塚紀子:「それに、危ないのは変わんないよ。だから自転車買ったら、一緒に行こ?」
戸塚紀子:「おばさんもその方が安心してくれるよ。湊くんのこと買ってるみたいだし」
戸塚紀子:「色男~」 肘で脇腹をつつく
秋津湊:「はぁ……きみは何かを勘違いしているようだけど僕はそんなんじゃあない」
秋津湊:「せいぜい荷物持ちか、なにかあった時に盾になるくらいだよ」
秋津湊:カツカツとアパートの二階の階段を降りる。
秋津湊:「それに色男って茶化すのはやめてくれ、冗談でもそういうのはきみくらいだ」
戸塚紀子:「そうかな、そうかな」 落ち着きなく後についてくる
戸塚紀子:「わたしは湊くん、わたしのこと守って、助けてくれると思うけどなあ」
秋津湊:「そうだよ」 トタン屋根の駐輪場に向かう
戸塚紀子:「ほら! じゃあ安心だ」
戸塚紀子:「頼みますよ、湊くん! 信じてるからね!」
秋津湊:「違う。僕が同意したのは前半だ。後半はそれはきみの妄想。きみはどうして僕に期待するんだ」
戸塚紀子:「えー。どうしてって、別に……直感?」 実際、自分でも分かっていない様子ではある
秋津湊:「他にもそういうのが似合うやつはいるだろう、A組の佐島とか女子に人気みたいじゃないか」 自転車の細いチェーンロックを外す
戸塚紀子:「そうだねー。佐島くんはカッコいいし、話してて楽しい!」
秋津湊:「だろ? 佐島くんは良いやつだからお似合いだよ」 自転車を駐輪場から出す
戸塚紀子:「でもそれとわたしが湊くんのことを信じてること、関係ないじゃん?」
秋津湊:「確かに関係ないけど……きみは僕みたいなやつと一緒に居て楽しいのか?」
秋津湊:「もっと有意義に青春を送ったほうがきみのためだよ」
戸塚紀子:「……」 そこまで言われると、少し不安げな表情になる 「……湊くん、わたし、ウザい?」
秋津湊:「なんでそういう話になるんだ?」
戸塚紀子:「だってなんか……遠ざけようとしてる……」
戸塚紀子:「あの、ほんとに嫌だったらそう言ってね。今日だって、本当に今日しかできない勉強してたとかなら」
秋津湊:「うーん……」 考え込む
戸塚紀子:「わたし一人で行くし……えっと……へへ……」 何故か照れるような、誤魔化すような笑みを浮かべる
秋津湊:「いや、勉強はいつでも出来るし、連絡は欲しかったというのはあるけどそのくらいだよ」
秋津湊:「そうじゃなきゃ、下まで降りないだろ」
戸塚紀子:「へへ、だよね。ごめんね」 また笑う。多分彼女自身、湊がそう言うことを予想していたのだろう
戸塚紀子:「じゃあ行こう! 後ろ乗せて乗せてっ」
秋津湊:「きみは不可解だな」
戸塚紀子:「えー?」
秋津湊:「しおらしくなったり、笑ったり忙しいなと」
戸塚紀子:「湊くんはいつも冷静だけど」
戸塚紀子:「うん、わたしはそんなもんなのです。女子高生だから」
秋津湊:「女子高生を理由にするのならもっといい男を捕まえたほうがそれっぽいよ」
秋津湊:「じゃあ、行こうか。しっかりつかまったほうが良い」
戸塚紀子:「またそういうこと言う! 今はそういうのはいいんです!」
戸塚紀子:後ろに腰を下ろし、腕を回してしっかり君につかまる 「いつかイケメンの彼氏作って自慢してやる」
秋津湊:「その自慢は楽しみだね、いつか聞かせてよ」 自転車を漕ぎ出す。
GM:帰路。
GM:目当ての高級食材を取り扱うスーパーが遠くにあったこともあり、買い物を終えた頃には、辺りはすっかり薄暗くなってしまっていた。
戸塚紀子:「思ったより時間かかっちゃったね。早く帰らないと……」 相変わらずしっかりと君につかまっている彼女が言う
秋津湊:「きみ、本当に容赦なく買ったね」
秋津湊:「正直言って、重い」
戸塚紀子:「容赦なんてしません! 一年に一度の記念日だもん」
戸塚紀子:「それはその……ごめんね。容赦はしなかったけど、全部必要なものだから……」
戸塚紀子:「あ! そしたら明日、うちに来てよ。一緒に食べよう!」
秋津湊:「ただでさえきみを乗せているから重いよ」
戸塚紀子:「お、重くてごめんなさい……」 素直にへこむ。実際、食べるのが好き系女子であった
秋津湊:「いや健康的でいいとは思うよ、変に軽いより心配しなくて済む」
戸塚紀子:「……言われてみると湊くんは軽そうだなあ。ちゃんと食べてる? 明日食べに来る?」
秋津湊:「うーん……社交儀礼とかではないなら食べに行くよ」
秋津湊:「なんというか、そういうの察するの苦手だから正直に言ってほしい」
戸塚紀子:「社交儀礼なもんかー! 全然いいよ!」
戸塚紀子:「わたしが作るゴハンなのです。食べさせる人だってわたしが決めて良いはず! ……おじさんもおばさんも、嫌だとは言わないよ、絶対」
秋津湊:「美味しいものだったら嬉しいね」
戸塚紀子:「それはもちろん! 腕にヨリをかけて――」
GM:その瞬間、《ワーディング》が発動した。
GM:辺りは人通りの少ない、倉庫や畑なんかの多いエリアだ。
戸塚紀子:「……へ?」 ワーディングを察しはしたが、それが何かがわからないようで、辺りをキョロキョロと見回す
秋津湊:「はぁ……」 ため息をついて、自転車を止める。
秋津湊:「紀子。多分、危険なことが起きると思うから僕から離れないほうが良いよ」
戸塚紀子:「う、うん……」 雰囲気が変わったのを察し、素直に頷く
GM:それから、ほんの数秒後
GM:―――――
GM:―― 倉庫 屋根上
清河朱鷺江:「対象、停止せず。オーヴァードだ。攻撃に入る」
清河朱鷺江:「……運が悪かったね」
GM:―――――
GM:……近くの倉庫の屋根上で、何かが閃いた。
GM:次の瞬間、稲妻のような電撃のレーザーと、灼熱の榴弾が同時にその場へと降り注ぐ!
秋津湊:紀子ちゃんに覆いかぶさるようにして盾になります。
戸塚紀子:「わああっ!?」
GM:自転車を止め、備えていたのが幸いした。攻撃は直撃せず、しかし余波だけで、君の服は焼け、自転車が転倒する。
秋津湊:「そうだね。目を閉じて、耳を塞いだほうがきっといい。その方が怖くないかもしれない」 覆いかぶさりながらもいつもの調子で話しかける
戸塚紀子:「み、みゃ、湊く……」 慌てていた様子だが、君にそう言われると、すぐに落ち着いて
秋津湊:「きみは僕が守るよ」
秋津湊:「きみに頼まれたからね」
戸塚紀子:「……分かった。そうする」 言われた通り、ぎゅっと目を閉じ
戸塚紀子:「湊くん、信じてるから」 両手で耳を塞ぐ
GM:……ほどなく、次の砲撃が来る。さらに道の角から、機械化した兵士のような、パワードスーツのような影も見えてくる。
秋津湊:「……こういうの本当に嫌なんだよね」 そう誰に聞かせることもなく、小さくつぶやく。
秋津湊:平穏に過ごし、戦いから離れたい。偽らざる本心だ。
GM:しかし、その願いを聞き届ける者はなく。
GM:日常を砕かんとする鎚は、いよいよ振り下ろされる。
GM:- - - -
GM:シーンを切ります。シナリオロイスを取ってください。
GM:戸塚紀子です!
秋津湊:-友人/戸塚紀子/庇護:○/憐憫/ロイス
秋津湊:これで取得します! 以上!
GM:OKです。ではシーンを終了します。
◆ Middle 1 嵐は静かに吹き始め Scene Player : ノーヴェ
[11][侵蝕38/昇華0] 秋津湊
[09][侵蝕38/昇華0] 鷲尾瞳
[08][侵蝕38/昇華0] 速水 やどり
[06][侵蝕44/昇華0] ノーヴェ
[03][侵蝕43/昇華0] 天城康介
GM:合流シーンです。視点はノーヴェから始まりますが、今のうちに全員登場しておいてください。
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:44->53)
ノーヴェ:たかーい
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:38->43)
鷲尾瞳:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 9[9]+38 → 47
天城康介:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 5[5]+43 → 48
速水 やどり:38+1d10 シーンイン
DoubleCross : (38+1D10) → 38+2[2] → 40
GM:
GM:――宿泊施設への襲撃後。
GM:館川歩波を医療ヘリに乗せた後、ノーヴェ自身もOA町の病院に運び込まれた。
GM:OA町支部からの指令は、療養である。今はしっかりと消耗を回復し、傷を癒やせということだ。
GM:……しかし、あの夜に感じた、ノーヴェの中の機械部分への不調はもうない。確かに少々損耗こそしているが……
ノーヴェ:ベッドから起きて身支度を始めてます。もとよりたいした荷物もない。
GM:動こうと思えば動ける。そういう状態である。
看護婦:ではそこに看護婦が現れ、ぎょっとした顔で君を見る
看護婦:「ちょ、ちょっと! 絶対安静にしてくださいって、支部から命令が来ていたでしょう!」
看護婦:「いけませんよ!」
ノーヴェ:「いや、もう治った。退院する」
ノーヴェ:「機械化兵だぞ? 全く問題ねーんだよ。俺の経験もそう言ってる」
看護婦:「はーっ……第七支部は支部長以下みんなそうだって話は聞いていましたけど……」 こめかみを押さえて
看護婦:「いけません! 機械とか経験とか! そんなことより医学を信用してください」
ノーヴェ:「うるせェー! いろいろ……いろいろあんだろ! 館川をあそこまでボロボロにしたやつもブチ殺さねーといけねえし!」
ノーヴェ:「あと、えー……裏切り者がいるならそいつもブチ殺さないといけないし、UGNをナメた奴もブチ殺さないといけない」
看護婦:腰に手を当てる 「気持ちは分かります! ですが、私にも命令を預かった意地ってものがあります。なんとしてもベッドに戻ってもらいますからね。ここは通しません!」
ノーヴェ:「おいやめろ、触んな!」 非オーヴァードの人間は脆いのでだいぶ苦手!
看護婦:「ダメです! ブチ殺すとかそんなこと言って! ケガで気が立ってるんですよ!」
看護婦:「ベッドに戻りなさい!」 ぐいぐいと押し込み
ノーヴェ:「いや待て俺はいつもこんなん……ああクソ!」
GM:では、そんなすったもんだをしていると
ノーヴェ:ここってUGN病院ですよね……?
ノーヴェ:いや支部って言ってるからUGN病院だな!
GM:UGN病院というか
GM:普通の病院だけどUGN専用のフロアがあって、この看護婦さんもオーヴァードだ
ノーヴェ:非ニンジャのクズじゃなかった
ノーヴェ:しぶしぶベッドに潜り込みながら説得にかかる。
ノーヴェ:「聞いてくれよ。UGNをハメた奴がOA市のどっかに潜んでるんだって」
看護婦:「はいはい、分かってます。だけど他にも動いている人はいるんです」
ノーヴェ:「守らなきゃいけないだろ? 無辜の……市民を! みんなの美しい命を!」
ノーヴェ:「この女……!」
看護婦:「それは健康な人の仕事。あなたは何? 健康? 違うでしょ!」
看護婦:「あんなひどい攻撃を受けて、レネゲイドも随分疲弊してました。今はきっちり休んで……」
GM:話している傍らで、君は感知できます。《ワーディング》だ。
ノーヴェ:「男はケガを押してでも行動しなきゃいけない時があるんだって。襲撃があった時とか……」
ノーヴェ:「すぐ近くでワーディングが……」
ノーヴェ:「張られた時とかほら! ほらほらほら!」
ノーヴェ:「ワーディングきてんじゃねェーか!」
GM:この病院が巻き込まれたわけではない。ただ、そう遠くない地点で展開されたということが分かる。
看護婦:「あらま……」
ノーヴェ:旋風のようにベッドから飛び起きます。掛け布団が舞い上がってしばらく滞空してから落ちる。
ノーヴェ:「というわけで、仕事だ! 俺! 退院!」
看護婦:「わっ!」 掛け布団をキャッチ
看護婦:「あ、こら! 待ちなさーい!」 そうは言っても、掛け布団を手にした看護婦では君を止めることはできないだろう
ノーヴェ:ここのフロア、何階でしょう
ノーヴェ:上の方……?
GM:5階
ノーヴェ:ファイヴ!
GM:もちろん君なら飛び降りても問題ない
ノーヴェ:「残念、待ちませーん」 そう言って窓枠に飛び乗り、
ノーヴェ:「悪いなねーちゃん。OA支部に報告ヨロシク」
ノーヴェ:手を振りながら、背中を下にして落ちます。
ノーヴェ:壁やパイプを蹴って着地し、《蝙蝠の耳》も併用してワーディングのあった方向を目指す。
GM:ではここで一旦場面転換します
ノーヴェ:「さて、騒いでんのは誰だ。……いや」
ノーヴェ:「誰でもいい。ストレス解消に付き合えよな!」
GM:――OA町 上空
GM:速水やどり、鷲尾瞳、天城康介。
GM:"ISLOC"の繰る全方位ステルスヘリコプターで移動中のこの3名もまた、その《ワーディング》の気配を察知した。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……ヘェ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「強引なIntroが響いてんじゃねェの」 無論、操縦桿を握るこの男もだ。
天城康介:「……一旦、支部に顔を出すって話だったよな」
天城康介:視線で、どうする、とやどりちゃんに問いかける。
速水 やどり:「……しかし、そうも言っていられなくなりましたね」
速水 やどり:……連れてきた戦力は、十分なはずだ。ならば、先に向かう。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「yeah.俺たちでも感知できるくらいだ」
鷲尾瞳:「はい。この状況。FHによる攻撃の可能性が高いです」
速水 やどり:「進路を転換してください。《ワーディング》の方角へ。……お二人とも、戦闘の可能性が高いですがよろしいですね」
天城康介:「大丈夫、いけるさ。……”マクガフィン”は当然降りるとして」
鷲尾瞳:「私はUGNチルドレンで、現在は任務中です。いつでも戦闘に移れます」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「yah.任せとけよ。V.I.P.なP.A.R.T.Y.に乗り付けるのは得意とするトコだ」
天城康介:やや間があったのは、名前を口にしかけたためか。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「お前たちを会場のサプライズ・ゲストにしてやっからよ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:鳥の群れを避けながら、進路を大きく転換する
鷲尾瞳:「……しかし心配ですね。この距離まで感知できるということは、もしかしたら"ノーヴェ"も……」
鷲尾瞳:「彼が無茶をしていなければいいのですが」
天城康介:「……無茶をする、って信じてるんだな」
鷲尾瞳:「できれば裏切って欲しい信頼です」
天城康介:「じゃあ、俺はそいつが君を裏切らないことを祈る。……さて」
天城康介:「……待っててくれって言っても来るよな、速水支部長も」
速水 やどり:「えぇ。……微力ですが、支援はできますから。ここまできて、置いていかれるのはナシです」
天城康介:「……分かった。なら」
天城康介:「ちゃんと捕まっててくれ、やどり」
天城康介:支部長を名前で呼んで、手を伸ばす。
速水 やどり:「えっ……は、はいっ、天城さんっ」手を取り、腕に収まる。
GM:
GM:
GM:――OA町。ワーディング発生地域
GM:秋津くんの目の前に、機械化した機械化した兵士のような、パワードスーツのような姿の人型が結集しつつある。
GM:複数だ。体高は2m以上になろう。ブレードと銃を持ち備えており、疑うまでもなく戦闘用だ。
GM:更に建物の上には、依然電撃と榴弾の砲撃を放つオーヴァードが居座っている。
戸塚紀子:「…………」 君の背後には、目を閉じ、耳を塞いだ戸塚紀子
秋津湊:「あー、無駄だと思うけど見逃してくれないかな?」 砲撃を放ったオーヴァードに向かって話しかける。
清河朱鷺江:「……見逃すなら」
清河朱鷺江:「最初から撃ちはしない。逃さないと決めたからこそ撃っている」
秋津湊:「特に見逃す理由にはならないと思うけど僕らは一般人で積極的に君たちの邪魔をしたりするつもりはないからさ」
清河朱鷺江:「オーヴァードということは、UGNと繋がっているだろ? ならば無理だ」
秋津湊:「まぁ、そうだろうね。ただ、こういうのは一応言っておくと気が変わる人もいるし」
清河朱鷺江:「……気の毒とは思う。だが、ここをこの時間に通りがかった不幸を悔いて欲しい」
清河朱鷺江:「私にも。……譲れない理由がある」
秋津湊:「いや、別に悔いはしないけど。ただ、その方がお互いのためだと思うよ」
秋津湊:「僕が戦ったらきみ、死ぬよ」
秋津湊:「別に死にたいわけじゃないんだろ。もし、死にたいのなら一人で死んでほしい」
秋津湊:「で、きみの譲れない理由っていうのは死ぬ理由には十分なのか?」
清河朱鷺江:「……死ぬことは恐ろしい」
清河朱鷺江:「だけど、胸の空洞を埋められないまま生きるのは、空しい。それだけのこと」 右手の巨大な砲を構え
清河朱鷺江:「その自信。市井のイリーガルにどれだけやれるか。見せてもらおうかな……!」
秋津湊:「それは、仕方ないな。こればかりは僕ときみとではスタンスが明確に違う」
GM:再度の砲撃。さらに機械の兵士が銃を構え、引き金を引く!
秋津湊:「それを見なかったことにすれば、死ぬことはないのに」
秋津湊:手の中に銃を生み出し、こちらもそれに応じる。
ノーヴェ:銃弾は発射されません。銃身が全て寸断され、一番外側にいた兵士数人も昏倒する。
ノーヴェ:「"麻雀"って」
ノーヴェ:「――あるよなァ~。アレと同じだと思うんだよな」
清河朱鷺江:「……!」 引き金を引く瞬間、その闖入者に砲口を向けた。
清河朱鷺江:レーザーが道路を焼いて焦熱のラインを描き、榴弾が乱れて着弾する
ノーヴェ:一撃で兵士を昏倒させた。二名の首根っこを掴んで高く掲げている。
ノーヴェ:「やられ役っぽいザコを連れている。2翻」
ノーヴェ:「UGNと繋がってるオーヴァードに喧嘩を売った。3翻」 《蝙蝠の耳》で会話を聞いていた。
ノーヴェ:「白昼堂々大砲をブッ放して、市民の自転車と道路に被害を与えている。えー、8翻くらいか?」
ノーヴェ:「役満だぜお前」
秋津湊:「きみはどちらだい? 僕と彼女、どちらに殺されたい方かな」 銃口ははじめからノーヴェの方へ向けている。
秋津湊:この中で一番強い対象――それを真っ先に感じ取っていた。
ノーヴェ:「どっちでもねーよ。俺はUGNだからな」
ノーヴェ:「あいつを殺す方だ」 兵士二名を清河さんにぶん投げます。機械化兵の腕力!
清河朱鷺江:「……ッ……会話で意識を逸らして……!」
ノーヴェ:「UGNを」
ノーヴェ:「ナメてんじゃねーぞ! 女ァ!!」
秋津湊:「じゃあ、僕と彼女を守って欲しいね。僕たちは善良な一般市民なんだ」
ノーヴェ:「守る? ハハハ! その落ち着きっぷり、俺の護衛なんか必要ねーように見えるけどな!」
ノーヴェ:「いいぜ、守ってやる。……"ノーヴェ"だ。そう呼べ!」
秋津湊:「それはきみが決めることじゃないだろ?」
清河朱鷺江:「くっ……応戦! 敵は二名だ。慌てるな。数と装備は当然勝ってる」
秋津湊:「ノーヴェ、分かったよ。頼む」
清河朱鷺江:投げ飛ばされた兵士を砲で受け止め 「この騒ぎだ。援軍も来る……慌てずに対処しろ」
ノーヴェ:返事が来る前にもう兵士たちの中に飛び込んでます。敵を盾にしつつ乱戦に持ち込んでいる。
ノーヴェ:倒した兵士は人間砲弾として都度大砲女に投げつけている!
GM:ではそのまま1トループくらいは畳んでよい!
GM:だが戦力は残存・整列し、君たちに照準を構えている。……確かに大した装備だ。練度もそう悪いものではないだろう。
GM:すくなくとも、ノーヴェが一週間で片付けた一山いくらのトループよりは上だ。
ノーヴェ:ほんとにショボい仕事しか回ってこなかったんだな……!
清河朱鷺江:「……攻撃開始だ。私がリードする。この"ランチャー・ジェミナス"に続け!」
"ランチャージェミナス" 清河 朱鷺江
――FH クライェル・セル 戦闘隊長
秋津湊:「さて、この隙に離れられれば良いんだけど……」 周辺をエフェクトで探る。
秋津湊:「そう上手くはいかないか……!」
GM:まあ、多少安全な所に戸塚を追いやるくらいはできたとして良い!
GM:頑丈そうな塀の影とか……
秋津湊:じゃあ、そっと移動させて隠しておきます。
清河朱鷺江:「だ、大丈夫? なんか地面、揺れてない?」 小声で君に尋ねる
GM:まちがい
戸塚紀子:「だ、大丈夫? なんか地面、揺れてない?」 小声で君に尋ねる
秋津湊:「ヒーローが助けに来てくれたから、そのせいだよ」 全然うまくないジョークを言う
秋津湊:「今ならここに身を隠せるから、じっとしててね。安全になったら戻るから」
戸塚紀子:「わ、わかった……あの」
戸塚紀子:目を閉じ、耳を押さえたまま 「ケガ、しないでね……」
秋津湊:「うーん……」 何かを考え込んで
秋津湊:「大丈夫だよ、怪我をするつもりはないから」
秋津湊:「それに僕としては僕のことよりきみ自身のことを心配してほしい」
戸塚紀子:「わたし自身のことも心配してるけど! わたしだって、ケガとかするのは嫌だし……」
戸塚紀子:「……だけど、湊くんのことも心配だから。さっきみたいなワケ分かんないこと言うの、普通じゃないってことでしょ?」
GM:……あまり話している余裕はない。敵は隊列を整えつつある。
秋津湊:「そうだね、普通じゃないと思うよ」
秋津湊:「でもなんとかなるよ。僕はいつもと同じだろ?」 いつもの調子で話し続ける
戸塚紀子:「っぅ……湊くんが言うならそうだって信じるけど!」
戸塚紀子:「……目! 早く開けさせてよね!」
秋津湊:「ああ、それは大丈夫。すぐに終わるから」「それじゃ行ってくる」
戸塚紀子:「待ってるから!」
秋津湊:それに頷いて、ノーヴェが暴れている方へと歩みを進めていく。
GM:
GM:■ ――OA町 休耕地遭遇戦
["ランチャージェミナス"清河朱鷺江]
│
5m
│
[CトルーパーC/D]
│
10m
│
[CトルーパーA/B]
│
10m
│
[秋津/ノーヴェ]
ノーヴェ:kyori tooin
GM:あれ、10mは動けたよね……? 5mに詰めとく?
ノーヴェ:俺は23m動けるぜ!
GM:だよね! なら大丈夫だ
セッション二日目
["ランチャージェミナス"清河朱鷺江]
│
5m
│
[CトルーパーC/D]
│
10m
│
[CトルーパーA/B]
│
10m
│
[秋津/ノーヴェ]
GM:□1R 特殊ルール
・クリンナッププロセスで敵の増援(複数)が到着する。
・速水やどり、鷲尾瞳、天城康介は戦場に存在せず、行動できない。
GM:
GM:――夕日も沈みつつある、紫雲の休耕地。文明の灯りは弱々しく、暗闇が迫ってきている。
GM:そんな中、異質なほどに光を帯びるのは、機械化した兵士たちと、"ランチャージェミナス"の赤い左目。
清河朱鷺江:「……戦闘開始だ。逃がすなよ!」
GM:
GM:という訳でセットアップです。宣言してください。
清河朱鷺江:コンボ:FORTNITE 《装甲強化》+《加速装置》+《氷の城塞》。ラウンド中、装甲値を+20、行動値を+12。さらに移動しない限り被ダメージを-9します。
GM:他トルーパーはなし。
ノーヴェ:えぇ……(絶望)
清河朱鷺江:巨大な砲を構えたまま、そこを起点に白銀の装甲を展開していく。
秋津湊:なし
ノーヴェ:《加速装置》《ヴァジュラ》。暴走して行動値と攻撃力をアップ。
ノーヴェ:行動値は6+12で18に。
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+5した(侵蝕率:53->58)
GM:ではイニシアチブに移ります。まずはこちらの"ランチャージェミナス"から
清河朱鷺江:マイナーでコンボ:HALO 《アーマークリエイト》+《ハンドレッドガンズ》+《ジャイアントウェポン》
清河朱鷺江:今までの砲は演出! ここからが本番だ
ノーヴェ:ジャイジャイ
清河朱鷺江:メジャーでコンボ:CALL OF DUTY 《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《スタンボルト》+《炎の刃》+《アマテラス》+《エネルギーマイスター》
清河朱鷺江:命中すると放心。さらにガードした場合、HPを12点失います。
清河朱鷺江:対象は~
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1
清河朱鷺江:秋津くんだ。行くぞ……!
清河朱鷺江:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 6[1,1,1,1,3,4,6,6,6]+4 → 10
GM:ひっどい
GM:リアクションお願いします
秋津湊:うーん、でも私も感覚型。避けられる可能性は低いぞ! ドッジ!
秋津湊:2dx>=10
DoubleCross : (2R10[10]>=10) → 9[8,9] → 9 → 失敗
GM:名勝負じゃん
秋津湊:うーん、惜しいw
GM:ダメージ出します
GM:2d10+35
DoubleCross : (2D10+35) → 17[8,9]+35 → 52
ノーヴェ:ダメージはめちゃくちゃ高い!
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+9(1d10->9)した (侵蝕率:43->52)
GM:ダメージダイスでこの威勢!
秋津湊:《リザレクト》でHP9点!
清河朱鷺江:展開した装甲は流線型を描き、照準用のスコープと砲口以外は完全な防御態勢。
清河朱鷺江:その砲口が、吠える。一つの口から炎の榴弾と雷のレーザーを同時に放出し、君を爆撃する!
秋津湊:それをそのまま受けて吹き飛びます、下手に避けると紀子に流れ弾が来る可能性があるからだ。
秋津湊:「――■」なにか呟き、「甦れ」
GM:辺りには稲妻の残滓が残り、君の感覚系を狂わせる。放心が付与されているよ。
秋津湊:損壊した部位が急激に再生して、立ち上がる。
秋津湊:「やっぱり、受けると痛いね」
清河朱鷺江:「……少しも逃げなかった。戦い慣れてる……運がないのはどっちだか!」 後半は自虐するように
GM:では次、ノーヴェくんの手番です。どうする?
秋津湊:「それはお互い様かな、運が良ければどちらも出会わずにすんだ」
ノーヴェ:もちろん殴るぜ!
ノーヴェ:マイナーで戦闘移動します。トルーパー1・2のエンゲージへ。
["ランチャージェミナス"清河朱鷺江]
│
5m
│
[CトルーパーC/D]
│
10m
│
[CトルーパーA/B/ノーヴェ]
│
10m
│
[秋津]
ノーヴェ:で、《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《獅子奮迅》。範囲攻撃します。
ノーヴェ:バリクラはさすがに切れないけど、そのかわり火力エフェクトは全乗せ。
GM:全開で来たな……来い!
ノーヴェ:コンセ8なのだけが不安なんだよな……腐りませんように。
ノーヴェ:11dx8+4
DoubleCross : (11R10+4[8]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,8,8,9,10]+10[4,5,7,8]+3[3]+4 → 27
ノーヴェ:あっあと一応宣言します。アームブレードをオートで装備。
GM:1,2ともにガード。《球電の盾》でガード値+10
ノーヴェ:ほええ
ノーヴェ:じゃあダメージ。アームブレードの効果でガード値を-5。
ノーヴェ:3d10+21+9
DoubleCross : (3D10+21+9) → 12[2,7,3]+21+9 → 42
ノーヴェ:ひくっ!
GM:ダメージ適用直前、《電磁バリア》を相互に使用。どちらも被ダメージを1d+6減少
GM:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 4[4]+6 → 10
GM:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 5[5]+6 → 11
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+12した(侵蝕率:58->70)
GM:装甲値と合わせてまだまだ健在!
ノーヴェ:「このアマァ~」
ノーヴェ:「俺を無視とはいい度胸じゃねーか!」 身を沈め、弾丸のように加速。10mの距離を瞬時に詰める。
ノーヴェ:「おら邪魔だどけ! あいつを殺れねーだろーがッ!」
GM:迎撃するトルーパーは、君の攻撃態勢に合わせてエネルギーの障壁を展開する。
GM:先の不意打ちとは違い、隊列の整った十全の防御だ。手応えがないではない。最前列の二、三人を片付けられてはいるが……!
ノーヴェ:「そう。そうそう」
ノーヴェ:「こういうのでいいんだよこういうので!」 むしろテンションが上っている。
清河朱鷺江:「……それは、そうだ」
清河朱鷺江:「あなたの戦法を見れば、放って置いてもそんな風にトルーパーの網にかかると分かってる」
清河朱鷺江:「……にしても、それで勢いが増すのか。度し難い……」 複雑な顔をして
ノーヴェ:「次でその網もブチ破るぜ」
ノーヴェ:「それまでに殺してみろよォ! ハハハハハーッ!」
ノーヴェ:トルーパーたちを相手に暴れ続けています。
GM:では次、秋津くんの行動です。どうする?
秋津湊:「このままノーヴェに任せられるのなら任せたいけど、仕方ないな」
秋津湊:「嫌だ、本当に嫌なんだ」 自分に言い聞かせるように言う
秋津湊:マイナー:コンボ『死者の眠る棺』
秋津湊:《骨の銃》《死招きの爪》
秋津湊:攻撃力:25の武器作成
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+6した (侵蝕率:52->58)
秋津湊:先程生んだ銃に弾丸が装填される。弾丸は骨。
秋津湊:メジャー:コンボ『死と再生』
秋津湊:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《異形の祭典》
GM:来るか……!
秋津湊:対象は四体なのでCトルーパー1~4を狙います。
GM:いいでしょう。判定どうぞ!
秋津湊:(5+5)dx7+9 <射撃>
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[2,2,3,6,7,8,10,10,10,10]+10[2,4,4,5,6,8]+10[8]+4[4]+9 → 43
GM:ゲエ……! 全員ガードです。《球電の盾》でガード値+10。
GM:ダメージどうぞ!
秋津湊:5d10+4d10+25 諸々有効です
DoubleCross : (5D10+4D10+25) → 28[3,5,7,4,9]+29[6,8,5,10]+25 → 82
ノーヴェ:めちゃくちゃ強いw
GM:なにそれ……
GM:まず《電磁バリア》を相互に使用。被ダメージを1d+6減少
GM:1d10+6 1
DoubleCross : (1D10+6) → 6[6]+6 → 12
GM:1d10+6 2
DoubleCross : (1D10+6) → 5[5]+6 → 11
GM:1d10+6 3
DoubleCross : (1D10+6) → 7[7]+6 → 13
GM:1d10+6 4
DoubleCross : (1D10+6) → 7[7]+6 → 13
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+8した (侵蝕率:58->66)
GM:無理だな。1,2はこれで倒れます。3,4は生存
ノーヴェ:よ、よかった……獅子奮迅に意味があった!
秋津湊:弾丸をそれぞれのトループに一発ずつ命中させていく
秋津湊:「■■、■■、■■、■■■■、■■■、■■■■■……」ブツブツと何かを呟き
秋津湊:「――甦れ」
GM:先ほどと同じく、整然とした隊列によるエネルギー障壁で対応しようとするが……
秋津湊:トループを内側から破壊されていく、命中したそれは内側が膨らみひしゃげていくように壊れていく。
トループ:「ガギッ……」「ビ……ぅツ!」「ガガッ!」
秋津湊:そして破壊痕が見えるのならば、そこにはなにかの肉塊によって詰まっており、その圧力で破壊されたと分かる。
GM:絞り出すような断末魔。残骸ばかりが飛散し、外装のネオンが痙攣するように明滅。
秋津湊:「ふぅ……」 息を吐き出す 「数多すぎ」
清河朱鷺江:「ッ……!」 その凄惨な光景に、スコープの向こうの赤い目を思わず閉じる……
清河朱鷺江:が、すぐに鋭く命令を飛ばす 「……敵は危険だ! 出し惜しみをするな。すべて阻むつもりでかかれ!」
秋津湊:「もう一度言うけどさ、このまま逃げるなら僕は見逃すよ。そして関わらないでほしい」
秋津湊:「僕はこういうの嫌なんだ、そうしてくれると非常に助かる」
清河朱鷺江:「……それを信じて背を向けて、一目散に逃げられるほど。遊びのように優しい世界は見ていない」
清河朱鷺江:「そこに歩兵もいることだしな。勝ったつもりでいるんじゃないぞ……!」
秋津湊:「まだ続けるのか。残念だ」
GM:というわけでCトルーパーが動きます。
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2
ノーヴェ:空気を読んで半々にするトルーパー
GM:双方にだな。マイナーなし。メジャーで《アタックプログラム》+《オウガバトル》。
GM:PDWで射撃攻撃です。喰らえー!
ノーヴェ:でっ伝説の
GM:3dx+8
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 9[1,8,9]+8 → 17
GM:3dx+8
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 4[1,2,4]+8 → 12
GM:リアクションせよ!
ノーヴェ:ガード……すらできないんだった。暴走リア不です。
秋津湊:(2+1)dx ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]) → 5[3,5,5] → 5
秋津湊:命中!
GM:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 13[9,4]+14 → 27
GM:3dx+8
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 10[7,10,10]+7[5,7]+8 → 25
GM:後者は違う
GM:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 10[1,9]+14 → 24
ノーヴェ:無駄に回ってるw
GM:秋津くんに27点、ノーヴェくんに24点! 諸々有効です
秋津湊:うーん、もう一回《リザレクト》! いやー、つらいっす!
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+2(1d10->2)した (侵蝕率:66->68)
ノーヴェ:よかった。HP33なので9点残って生存。
GM:電気障壁を張りつつも、合間合間にPDWで銃撃を放ってくる。
GM:その動きは精密にして攻防一体。君たちの攻撃によって数を減らされながらなお、有効打を実現するだろう。
秋津湊:蜂の巣になりながらも、呟く。「■」「――甦れ」
ノーヴェ:「ナメんじゃねェーぞッ!」 持ち前のタフネスとフットワークで致命傷を凌いだ。
秋津湊:銃弾によって穴だらけになった体を修復し、体内に残った弾丸が排出される。
清河朱鷺江:「……抵抗をしなければ、楽に終わらせてやる。私に約束できるのはそれだけ」
清河朱鷺江:「その動き……機械化兵。いや、それにその外見……"ノーヴェ"か!」
ノーヴェ:「抵抗するなとか言うなら襲ってくる理由くらい話せよな。……あん?」
ノーヴェ:「なんだよ? そんな有名になったつもりはねーぞ」
???:「……そうだな。お前はそんな格じゃない」
ノーヴェ:「あァ!?」
???:「だが"敵"の戦力を共有するのは当然のことだ」
ノーヴェ:「………………テメー」
ノーヴェ:「敵つったな? 今」
GM:という訳でクリンナッププロセスです。約束通り敵の増援が出ます。
ノーヴェ:「藤方ァ……!」
■OA町 休耕地遭遇戦 2R
[Cトルーパー7/8]
│
5m
│
["ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋]
│
5m
│
[Cトルーパー3/4/5/6]
│
10m
│
[ノーヴェ]
│
10m
│
[秋津]
GM:
GM:駆動音を立て、同種の機械兵が更に姿を現す。
GM:そして、"ランチャージェミナス"の隣に、音もなく降り立った影は。
藤方旋:「……気安く呼ぶなよ、数打ちの機械風情が」
ノーヴェ:-敵/"サイクルコーム"藤方 旋/興味/○殺意/ロイス
藤方旋:「攻撃は失敗だった。まさかお前のほうがピンシャンしてるなんてな」
"サイクルコーム"藤形 旋
――元UGNエージェント 離反者
ノーヴェ:「館川は死んだぞ。残念だ。いい奴だったのに」
ノーヴェ:「テメーが殺した。落とし前をつけて死ね」 動揺を誘うためのブラフ。
藤方旋:「デタラメを抜かすなよ、ロボット野郎。死体を運ぶために医療ヘリが飛ぶか?」
藤方旋:「ああ、その後に死んだのかな……それなら残念だ。館川は生かしてあげたかったが」
藤方旋:「どうせお前を庇い立てしたんだろ。バカだぜ」
ノーヴェ:「ははッ、バレてんのかよ! じゃあいいや」
ノーヴェ:「どのみち死ね!」
藤方旋:「抜かせ。こっちがお前をスクラップにしてやる。薄気味悪いガラクタが……!」
GM:
GM:□2R 特殊ルール
・速水やどり、鷲尾瞳、天城康介は、現時点では戦場に存在していないが、セットアッププロセスを通常通りに行える(対象も戦場にいるかのように選択できる)。
・その後、それぞれの行動手番でシーン内の好きな地点に登場し、メインプロセスを行うことができる。
・クリンナッププロセスで敵の増援(単数)が到着する。3R目で敵は退却態勢に入る。
GM:
GM:――OA町 マンション屋上
GM:主戦場から離れているそこは、しかしこの戦況を俯瞰して見るにはピッタリだ。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……Von Voyage」
"ISLOC"瓜浜ソラト:ヘリの扉は開け放たれている。とはいえ、まだその屋上までは十数mあるが……
天城康介:見送る言葉に、ぐっと親指を立てて。
速水 やどり:「ここまでありがとうございました」小さく一礼。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「大理石のガール(瞳ちゃんのことだ)はメインステージまで送ってやる……だから早く行きな」
天城康介:「じゃあ行くぞ。見た感じ、ギリギリ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「会場、アッタまってるぜ」
天城康介:「間に合ってないみたいだからな」
速水 やどり:「はい、お願いします」
天城康介:やどりちゃんを抱き上げて、足場の縁に足をかける。
速水 やどり:(からだがちかいです……)ほんの一瞬の熱を、即座に瞬き一つで押し殺す。
天城康介:そして、生身のまま、躊躇なく空中へ飛び出す。
天城康介:無論、オーヴァードとはいえ、十数mを飛び降りて無事に着地できるわけではない。
天城康介:着地の衝撃は、肉を、骨を砕き、抱えている相手も無事では済まない……はず、だが。
速水 やどり:「……」悲鳴を押さえて、強く天城君を抱きしめて捕まる。
天城康介:「……!」
天城康介:着地の直前。自己への、自分たちへの認識を、書き換える。─おれたちは、ここには、いない。
天城康介:ふっ、と。落下とは違う無重力感が一瞬、ふたりを包んで。
天城康介:─屋上の数十cm上へ、落下速度を殺して転移。そうすることで、五体無事に着地する。
天城康介:「……よし、到着だ。頑張ったな、やどり」
天城康介:抱えていた小さな身体を、そっと地面に下ろして立たせる。
速水 やどり:「……いえ、着地、ありがとうございました」僅か、名残惜しむようにしてから、手を離す。
天城康介:「うん、それじゃあ」
天城康介:「行ってくる。……鷲尾のやつが、派手に終わらせちまう前に」
速水 やどり:「行ってらっしゃい。……私も後方から支援させてもらいますから」
天城康介:小さく頷いた直後。
天城康介:初めからそこには誰もいなかったかのように、少年の姿が掻き消える。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……Jackpot」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「良い位置に下ろした俺……"ISLOC"……ヨロシク」
GM:
GM:改めてセットアップに入りましょう。
GM:"ランチャージェミナス"は以前変わらずコンボ:FORTNITE 《装甲強化》+《加速装置》+《氷の城塞》です。
天城康介:こちらはありません。
GM:藤方、トルーパーはなし。
速水 やどり:《常勝の天才》Lv7。シーン内のPCのラウンド中火力+28。
速水 やどり:侵蝕+6して46。
GM:ヒィーッ!
ノーヴェ:ヴァジュラはシーン持続なので無し。
秋津湊:なし!
鷲尾瞳:ないです
GM:以上か。ではイニシアチブ順に進めていきます。
GM:"ランチャージェミナス"。メジャーでコンボ:CALL OF DUTY。対象は……
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2
ノーヴェ:マジか・・w
GM:ノーヴェ!
秋津湊:がんばれ!
鷲尾瞳:避けろノーヴェ君!
鷲尾瞳:暴走中じゃん
ノーヴェ:暴走してんだよォ!
GM:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,1,2,6,7,10,10,10,10]+10[3,4,5,7,9]+10[3,7]+3[3]+4 → 37
ノーヴェ:無理だわこれ
ノーヴェ:暴走リア不。
GM:ヤバ……
GM:4d10+35
DoubleCross : (4D10+35) → 18[2,3,10,3]+35 → 53
GM:命中すると放心!
ノーヴェ:コンセ2しかないのに困る……。リザレクト。
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:70->79)
清河朱鷺江:電流のレーザーと、灼熱の榴弾。一つの砲口から同時に放たれる砲撃がノーヴェを焼く。
ノーヴェ:「陰口ゴミ野郎と比べると――」 直撃を食らう。
ノーヴェ:「――お前は直球だな! そういうのは好きだぜ!」
ノーヴェ:「だが、第七支部の自慢はタフネスと闘争心だ。本当に殺すつもりならあと100発は撃ち込め」 ボロボロになったコートを脱ぎ捨てて立つ。
清河朱鷺江:「ッ……そんなに言うなら……!」
ノーヴェ:加速とかはしなくていいからね
藤方旋:「……違うな。違うだろ」 "ランチャージェミナス"の肩に手を置き
藤方旋:「手ぬるいよな。ああ言うからって、本当に100発撃ち込むか? 機械ヤロウの口車に乗るな」
藤方旋:「『これだけでいい』」
GM:という訳で藤方が動きます。マイナーなし。メジャーでコンボ:必然/弱しきは挫かれる
GM:《コンセントレイト:バロール》+《死神の瞳》+《魔王の腕》 命中で次のダメージが+7Dされ、硬直を受けます
ノーヴェ:硬直w
秋津湊:ノーヴェ~!
GM:対象はもちろんノーヴェ。行くぞ!
GM:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[2,2,5,5,5,6,7,7,8,8]+10[1,8,9,10]+10[3,4,9]+10[8]+1[1]+7 → 48
ノーヴェ:やっぱり暴走リア不。
GM:toiu
GM:という訳で効果を受けてください。君の身体を重い圧迫感が襲う……!
ノーヴェ:襲撃時に受けた違和感と同じ感じですか?
GM:ええと、それとは違うな。訓練の時のやつの強化版です。
ノーヴェ:それとも、いつもの模擬戦のアレ……?
ノーヴェ:なるほどね!
ノーヴェ:「……へェ!」 ずしりとその場に釘付けにされる。
ノーヴェ:「訓練の時のあれは手抜きか。食えねえ奴だぜ」
藤方旋:君を見下すような目で見て 「……恐れを知らない」
藤方旋:「お前もそうだが、それはお前の精神が強靭だから……鍛えられたからじゃない。だよな?」
ノーヴェ:「あ?」
藤方旋:「……何もないからだ。知ってるぞ? お前。生産2年と経ってないんだってな」
藤方旋:「その人格も『積み重ねたもの』じゃない。どこかから持ってきた複製品なんだろ」
藤方旋:「……人間は『積み重ね』だ。そんな原理原則を一足で飛ばしたオマエが気に食わなかった」
藤方旋:「その姿を見れてせいせいしてるぜ。……目的の10%くらいは達したな」
ノーヴェ:「ハハハハ! 意外と面白い奴だったんだなお前!」
ノーヴェ:「二つ教えてやるよ。俺が複製品かどうかなんて、俺自身も知らねえ」
ノーヴェ:「そして二つ目。第七支部の掟だ……UGNをナメた奴は、"絶対に"・"殺す"」
ノーヴェ:「好きなだけ喋れ! 死ぬんだからよ!」
ノーヴェ:「クハハハハァーッ!」
藤方旋:「……カラッポの道具風情が。オマエの行き先は廃棄場だ」 苛立たしげに
藤方旋:「今度こそ送り込んでやる……!」
秋津湊:「ノーヴェ」「知り合いと会って昂ぶるのは分かるけど」
秋津湊:「さっきの話は守ってくれよ?」 紀子を守ってくれの合図
ノーヴェ:「問題ねえよ! こちとらプロだ」
ノーヴェ:「裏切りモンと違ってな。くははッ」
秋津湊:「そう? それなら良かった」
GM:ではイニシアチブを進めましょう。湊くんの手番だ。どうする?
秋津湊:「で、きみ――ああ、そういえばどっちも名前聞いてないな。男の方」
藤方旋:「ん?」
秋津湊:「きみがノーヴェに対してなにか思い入れががあるのは分かったけどさ」
秋津湊:「そんな理由できみは死んでもいいのか?」
藤方旋:「…………はあ?」
藤方旋:「何言ってんだお前。どこの誰だか知らないが」
藤方旋:「お前はどうでもいいんだよ。そこらで死ね。俺はそいつだけは確実に壊してやるって決めてんだ」
藤方旋:「間に入るならついでに死ね」
秋津湊:「気に入らないから離たがるのは分かるけど、そうしたところできみを追うやつはいるだろ」
秋津湊:「ノーヴェくんが相当な嫌われ者ではない限りさ、そういう繋がりはどうしてもあるものだ」
秋津湊:「じゃあ、きみがノーヴェを殺したらきみのことを殺したくなるほど不愉快に感じる人がでるだろ」
藤方旋:「……ならそれも殺すだけだ。道具に肩入れして私怨で暴れるヤツなんて、死んでも良いだろうが」
藤方旋:「そんなのはUGNだってゴメンだろうよ。……もう良いか?」
藤方旋:「金属に肩入れしてるやつの声は陰気でイヤだぜ」
秋津湊:「もう良いよ、少なくともいまノーヴェを殺されると僕が困るから、きみを殺すよ」
秋津湊:マイナーで16m前進の戦闘移動
[Cトルーパー7/8]
│
5m
│
["ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋]
│
5m
│
[Cトルーパー3/4/5/6]
│
4m
│
[秋津]
│
6m
│
[ノーヴェ]
秋津湊:ノーヴェより敵の前に進むことでこちらに注意を引きつける。
秋津湊:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》 対象はCトルーパーの5で
GM:新しい方に行くか……判定どうぞ!
秋津湊:常勝の天才があるいまならワンチャン殺せる
秋津湊:(5+1+5)dx7+9 <射撃>
DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[3,3,4,4,5,6,6,7,9,10,10]+10[3,6,7,9]+10[9,9]+10[3,7]+5[5]+9 → 54
GM:ガード。《球電の盾》。ガード値+10
GM:ダメージどうぞ!
秋津湊:6d10+4d10+25+28 諸々有効
DoubleCross : (6D10+4D10+25+28) → 35[9,6,2,4,7,7]+21[3,8,2,8]+25+28 → 109
GM:ヒェ……
ノーヴェ:つっよ
速水 やどり:わお
秋津湊:ズタズタのスクラップになれ……!
GM:隣の6が《電磁バリア》を使用。
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5した (侵蝕率:68->73)
GM:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 4[4]+6 → 10
GM:いやーさすがに耐えられない! 5は壊滅します。
秋津湊:銃からトループにそれぞれ骨の弾丸をぶち込んでいく。
GM:増援に現れたトルーパーも油断なく電磁バリアを張って、君の攻撃に備える。
GM:……だが、阻むには至らない! トルーパーの一群が再び、無残なる有機的爆死を遂げる!
秋津湊:「■■■、■■、■■■、■■■■、■■■……」何かをブツブツと呟く、そして近づいたため機械のセンサーが最後の言葉を拾う
秋津湊:「……ユミ、アキラ」「――甦れ」
秋津湊:そして弾丸を撃ち込まれた機械兵たちは内側から肉塊の膨張でひしゃげ、破壊されていく。
トループ:「よみ、が……」 「……アガッ!?」
GM:辺りに散らばるのは残骸だ。拾った音声の意味を解する機能は、もうない。
秋津湊:「これは」 僅かに聞こえていた指示に、攻撃後に気づく
秋津湊:最適な部位破壊だ、必要以上の威力を発揮している。
藤方旋:「……これは悪趣味なのが来たな。何だあれは」
秋津湊:「……なるほどね」
清河朱鷺江:「攻撃が……さっきより精確になってる。守りの隙間を撃ち抜いて。見切ったっていうの? ……それとも」
清河朱鷺江:「状況を……見極めている、誰かが……?」 思わず天を仰ぐ
GM:イニシアチブを進めましょう。瞳ちゃんの手番だ
GM:好きな所に登場してメインプロセスを行ってください
鷲尾瞳:じゃあ清河ちゃんたちのエンゲージに出現して、藤方さんを攻撃します。
鷲尾瞳:マイナーで《インフィニティウェポン》。メジャーで《咎人の剣》《コンセントレイト:モルフェウス》
[Cトルーパー7/8]
│
5m
│
[鷲尾/"ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋]
│
5m
│
[Cトルーパー3/4/5/6]
│
4m
│
[秋津]
│
6m
│
[ノーヴェ]
鷲尾瞳:ボーナスもなにもないので肉体のみだ。振ります。
鷲尾瞳:6DX7+9
DoubleCross : (6R10+9[7]) → 10[2,2,2,3,6,8]+10[10]+10[10]+6[6]+9 → 45
鷲尾瞳:殺意
GM:ヒッ
ノーヴェ:6dxの数字じゃないw
GM:それは……切るか。
鷲尾瞳:なにっ
GM:ガードします。《魔人の盾》+《ピンポイントガード》でガード値を+55
鷲尾瞳:うおおっ
GM:ダメージどうぞ!
鷲尾瞳:5d10+39+28
DoubleCross : (5D10+39+28) → 19[4,2,3,4,6]+39+28 → 86
鷲尾瞳:装甲・ガード有効です
鷲尾瞳:うわっダメージは低い
GM:装甲と素のガード値を重ねて、ちょっと通った……!
GM:……OA町、上空。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……あれが敵の中心だろ。あのBadそうなGuyとフリースタイルにバトルしてるようだが」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「あそこでいいか?」
鷲尾瞳:「問題ありません。上空からなら兵士たちの網にかからず直接二人を狙えます」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「Yar.……俺の仕事はお前らをここに連れてくるコトだけだ。だから大理石のガール。お前がここをゴールにするなら、このままサラバさせてもらう」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「帰りにまた来てやるよ。Good Luck Girl.」
鷲尾瞳:「最後までその口調のままなのですね……。それと私は大理石ではありません。UGNチルドレン、"マクガフィン”です」
鷲尾瞳:「はい。また後ほど。次は乗客が二人ほど増えているかもしれませんが」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「MacGuffin……Yar」 指を振り 「覚えとく」
"ISLOC"瓜浜ソラト:(MacGuffin……名乗りはするがな。Girl。それはあんまり空虚な呼び名じゃないのかい)
鷲尾瞳:「"ノーヴェ”……それに"ランチャージェミナス”。貴方達が……」何かを言いかけ、小さく首を振ってから。ヘリから飛び出します。
GM:君の足が離れれば、ヘリは音も影もなくその場から離脱する。
鷲尾瞳:星の光が歪む。ヘリにかけられた光学迷彩が歪み、夜の闇から溶け出すように銀髪の少女が現れる。
清河朱鷺江:「……!!」 天を仰いでいた彼女だけが、その瞬間を視認できた
清河朱鷺江:「"マク……ッ、上!」 その名を呼びかけ、隣の少年への警告を優先する
鷲尾瞳:こちらも清河を見ている。だが視線が交差したのは一瞬。
鷲尾瞳:手に握られた純白の剣が煌めくと同時。重力加速度を振り切るように彼女の体が加速する。夜を切り裂くかのように、"サイクルコーム"めがけ一直線に!
藤方旋:僅かに首を上に向け、その剣閃を認める。すぐさま手を掲げ、そこへ重厚な黒い円盤……魔眼を生成。盾とする。が……!
鷲尾瞳:「はああああああ!」刃をねじ込むように、強引にその盾を掻い潜る!
藤方旋:「……ッ……だと……!」 倦怠の表情は警戒に、そしてやがて驚愕に変わる。掲げた手が裂け、血が弾ける!
鷲尾瞳:「"サイクルコーム”、そして"ランチャージェミナス”ですね」
藤方旋:盾で致命打をやり過ごし、わずかに距離を取って体勢を整える 「俺たちの名前……どっかから湧いてきた野良じゃない」
鷲尾瞳:剣についた血を振り払いながら二人に向き合う。
清河朱鷺江:「……"マクガフィン"。UGNチルドレン。間違いなく……」 装甲の裏、眉根を下げる 「今になって会うなんて」
藤方旋:「増援だってのか!? こんなに早く……聞いてないぞ……!」
鷲尾瞳:「貴方方はUGNの定めた複数の規律に違反しています。よって我々はこれから貴方達を制圧、捕縛し然るべき裁きを与える予定です」
鷲尾瞳:「到着している戦力は私だけではありません。抵抗するなら、罪状はより重くなります。UGNチルドレンとして、現時点での降伏をおすすめします」
清河朱鷺江:「それは聞いてあげられない。悪いけど……うん。確かにFHなんてろくでもない。UGNのやってることは、大部分で正しいってもう分かる」
清河朱鷺江:「……でも譲れない。私はようやくここまで来れた。私はようやく……」 自分の胸に握った手を当てて 「取り戻せる!」
鷲尾瞳:「"ランチャージェミナス”。貴女の傷が癒えていないのは、訓練生の時からわかっていました」
鷲尾瞳:「貴女がUGNを裏切った責任の一端は、貴女により添えなかった私にもあると思っています。ですから」
鷲尾瞳:「……貴女が抵抗するなら、私も全力で貴女を止めるつもりです。今の私なら止められると、証明するつもりです」
鷲尾瞳:長剣の切っ先を清河に向けながら
鷲尾瞳:「UGNチルドレン"マクガフィン”、戦闘に移ります」
清河朱鷺江:「……」 寂しそうな笑みを返し 「瞳ちゃん。立派になったね……背も伸びて」
清河朱鷺江:「瞳ちゃんなら、うん。この胸の寂しさを埋められたかもしれないって思う……でも」
清河朱鷺江:「やっぱり駄目だ……ゴールがすぐそこにある。だから絶対に止められない。ここまでの道に報いるためにも」
清河朱鷺江:「……"ランチャージェミナス"から通達! 敵増援あり! 損耗は抑えよ。可能な限り無事のままの撤退を!」 少女ではなく、指揮官のような声を張り上げる
鷲尾瞳:「いいえ。止めます。貴方の握っている希望は私が断ち切ります」
鷲尾瞳:「それから、"ノーヴェ”」
鷲尾瞳:「現在貴方に戦闘許可は出ていないはずです。これが終わったら規律違反について。貴方にも話を聞いてもらいます。いいですね」視線は切らずに。
ノーヴェ:「よう。久しぶり」 特に悪びれた様子もない。
ノーヴェ:「相変わらずカタい奴……! そいつは俺の獲物だからな。手ェ出すんじゃねえぞ!」
ノーヴェ:「俺が殺る!」
秋津湊:「ノーヴェ、頼むよ。本当に」
鷲尾瞳:「変わっていないのは貴方の方です。まだ負傷も治りきっていないのに無茶を重ねて……」
鷲尾瞳:「ここからは我々だけで戦います。貴方は休んでいてください。お願いですから」
GM:ではイニシアチブに戻りましょう。続いて速水支部長の行動です。
速水 やどり:はい。ノーヴェ君の5m後方に出現します。
GM:好きな地点にあらわれてメインプロセスを行ってください。ちなみにPDWの射程は20mだよ!
速水 やどり:あっそういうのもある! 出現位置ちょっと考えます!
鷲尾瞳:あ、侵食は10上がって57になります
秋津湊:20m以内に入ってきてほしいですね
速水 やどり:タゲ分散の方が重要そうですね
秋津湊:理由はすごく単純で対象を少しでも分散させたいから……
秋津湊:そういうこと! ごめんね! 小学生なのに!
ノーヴェ:暗黒射撃兵器PDW
速水 やどり:そういうことならノーヴェ君の1m前方に出現しましょう。
速水 やどり:一番遠いやつから19mの位置……
[Cトルーパー7/8]
│
5m
│
[鷲尾/"ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋]
│
5m
│
[Cトルーパー3/4/6]
│
4m
│
[秋津]
│
6m
│
[ノーヴェ]
│
1m
│
[速水]
速水 やどり:あ、後方ではなく前方です! すいません! これだと7/8のタゲから外れてしまう……!
[Cトルーパー7/8]
5m
[鷲尾/"ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋]
5m
[Cトルーパー3/4/6]
4m
[秋津]
5m
[速水]
1m
[ノーヴェ]
速水 やどり:ありがとうございます。メインプロセス入ってマイナーは放棄して、メジャー。
速水 やどり:《アドヴァイス》Lv7+《弱点看破》Lv5。対象は天城君。
速水 やどり:対象のラウンド中火力+15。次のメジャーアクションのダイス+7個、C値-1。
GM:ヒエェ……
天城康介:……つまり、火力が、+43?
速水 やどり:侵蝕+7して、53まで。
GM:赤子でも並のオーヴァードを撲殺できるよ
速水 やどり:「……現着しました。N市からの応援部隊です」前線に現れ、ノーヴェ君と秋津君にも届くような声で言う。
ノーヴェ:「おッ、はじめて見た」
藤方旋:「……間違いなしか。聞いてない……聞いてないし、計算外だろ、この速度は。しかもこっちに奇襲をかけただと?」
ノーヴェ:「あんた、アレだよな? 第九の?」
速水 やどり:「これより合流して、敵性勢力の排除にあたります」その姿はどう見ても子供だが、声色は凛として澄み渡っている。聞いているだけで、その冷静さが伝播してくると思うほどに。
速水 やどり:「はい。"リトル・ライト・ブルー"。N市第九支部長です」
藤方旋:「一体何に乗って……クソッ、せめてあの暴れガラクタだけでも……!」
ノーヴェ:「いいねいいね。形勢逆転だ」
ノーヴェ:「藤方ァ! 父ちゃん母ちゃんでも見分けつかねーくらいに顔面ボコボコにしてやっから動くんじゃねーぞォ!」
ノーヴェ:「テメーは」
ノーヴェ:「絶対ェ~~~」
ノーヴェ:「殺す!」
速水 やどり:「制圧を。……皆さん、よろしくお願いします」もう一度澄んだ声を響かせる。
藤方旋:「……クソ兵器め。鉄クズ加工してそこらのビルの鉄骨にしてやる……!」
GM:ではイニシアチブを進めましょう。6はノーヴェくんとトルーパーが動くタイミング
GM:手番はノーヴェくんです。どうする?
ノーヴェ:マイナーで硬直解除。メジャーで隠密します。
ノーヴェ:あれ、マイナーで硬直解除ってできましたっけ。できたよね……
GM:できるできる
ノーヴェ:できなきゃ困るな。じゃあやっぱり同じだ。
鷲尾瞳:「させません。その前に貴方を鉄の檻の中に入れて差し上げます」
秋津湊:「……ふぅ」 ため息をつく
ノーヴェ:瞳ちゃんがそう言った時には、間近にいた速水さんすら気づかないくらい迅速に姿を消してます。
鷲尾瞳:「同じセリフをお喋り人形相手にでも吐いていてください」
藤方旋:「口を出すなよチルドレン、がッ……」 言った隙に、ノーヴェを見失う
鷲尾瞳:「貴方の話し相手にノーヴェは贅沢すぎます」
ノーヴェ:どこかに潜んで藤方を殺すチャンスを伺っている……ように見せかけるため、ずっと殺気を撒き散らしていた。
藤方旋:「……ナメてやがる! どこに消えた! アイツだけでもここで……!」
ノーヴェ:実際はほとんど戦闘不能だ。よほどの事がない限り出てこない。
GM:では次、トルーパーの行動です
鷲尾瞳:「……上手く気を惹きつけられたようですね。何よりです」ノーヴェが姿を眩ませたのを感じて呟きます
GM:"ランチャージェミナス"の命令通り、撤退の姿勢に入りますが、もちろんみんなというわけではない。
GM:まず安全圏の7/8。こちらは退却の姿勢です。その場から離れるように20m移動
鷲尾瞳:珍しく敵を罵倒していたのはこのためだ。感情的になっていたわけではない。
GM:負傷した3/4はその場で攻撃します。6は無傷なのでマイナーで瞳ちゃん、藤方等のエンゲージに入りメジャーアクションで射撃。
[Cトルーパー7/8]
25m
[鷲尾/"ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋/6]
5m
[Cトルーパー3/4]
4m
[秋津]
5m
[速水]
1m
[ノーヴェ]
GM:こうなる。ターゲットを選定しますが、神の見えざる手により、秋津くんは一発狙われたらもう狙われないようにします
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3
GM:……これはこれで……
ノーヴェ:な、なんだこれ・・
GM:あ、いや違う。最後のやつは同じエンゲージ狙えないから
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1
GM:瞳ちゃん2発、あとは秋津くん!
鷲尾瞳:私じゃん
秋津湊:キツイなぁ
GM:マイナーなし。メジャーで《アタックプログラム》+《オウガバトル》。
GM:3dx+8 瞳ちゃん1
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 8[3,7,8]+8 → 16
GM:3dx+8 瞳ちゃん2
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 9[2,5,9]+8 → 17
GM:3dx+8 秋津くん
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 9[3,5,9]+8 → 17
GM:安定感……
ノーヴェ:最初のやつだけちょっと落ちこぼれだ
鷲尾瞳:う~ん
秋津湊:(2+1)dx>=17 ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]>=17) → 8[5,8,8] → 8 → 失敗
鷲尾瞳:ドッジします。多分そっちのほうが目がある。
鷲尾瞳:6DX+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[1,3,5,5,7,9]+1 → 10
鷲尾瞳:6DX+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[2,4,4,4,8,8]+1 → 9
ノーヴェ:防具もないもんねえ
鷲尾瞳:えーんえーん
秋津湊:ダメージよこしな!
GM:2d10+14 瞳ちゃん1
DoubleCross : (2D10+14) → 11[3,8]+14 → 25
GM:2d10+14 瞳ちゃん2
DoubleCross : (2D10+14) → 13[9,4]+14 → 27
GM:2d10+14 秋津くん
DoubleCross : (2D10+14) → 15[10,5]+14 → 29
鷲尾瞳:ううっ流石にリザレクトします
鷲尾瞳:1d10+57 一
DoubleCross : (1D10+57) → 5[5]+57 → 62
秋津湊:おら!《リザレクト》!
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+1(1d10->1)した (侵蝕率:73->74)
鷲尾瞳:62になりました。HPは5
秋津湊:なんぼのもんじゃい! 儂は不死身じゃあ!
GM:トルーパーはそれぞれの状況を判断し、機械的に動作する。
GM:離脱可能なものは全力でその場を離れ、そうでないものは少しでも君たちを足止めし、傷つけんとする構えだ。
GM:……あるいは、視認できるかもしれない。そもそも彼らが、何のためにここにいたのか?
GM:離脱するトルーパーに気を配るなら、何らかの物資を運んでいることに気付けるだろう。
秋津湊:「――湊」「甦れ」 呟く
秋津湊:銃弾を押し返すように傷が修復する、その最中に離脱するトルーパーに気づく。
鷲尾瞳:「う、くっ……!まだリザレクト再生圏内……戦闘続行可能です」銃弾に貫かれ服に血が滲むが、倒れない。少女の体とは思えない頑強さ。
GM:では次の手番です。天城くん!
GM:好きな所に登場して、メインプロセスを行ってください。
天城康介:はい、では出現位置は、瞳ちゃんたちのエンゲージの1m前方、別個のエンゲージで。
天城康介:マイナー:完全獣化/一角鬼
天城康介:メジャー:C:キュマイラ/獣の力/獣王の力
[Cトルーパー7/8]
25m
[鷲尾/天城/"ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋/6]
1m
[天城]
4m
[Cトルーパー3/4]
4m
[秋津]
5m
[速水]
1m
[ノーヴェ]
天城康介:侵蝕は63ですが、判定後上昇なので、今回はダイスボーナスなし。
GM:来い!
天城康介:トループ6に攻撃!
天城康介:16dx6+4
DoubleCross : (16R10+4[6]) → 10[1,2,2,3,3,3,4,4,5,5,6,6,8,8,10,10]+10[1,2,6,6,10,10]+10[3,6,7,10]+10[3,5,10]+1[1]+4 → 45
天城康介:達成値45で。
GM:ガードです。《球電の盾》でガード値+10
天城康介:ではダメージ!
天城康介:5d10+26+28+15
DoubleCross : (5D10+26+28+15) → 25[4,6,9,1,5]+26+28+15 → 94
天城康介:94点、ガードと装甲は有効。
GM:3から6へ《電磁バリア》
GM:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 4[4]+6 → 10
GM:うむ、無理ですね。戦闘不能!
天城康介:イェア!では。
天城康介:戦場となった休耕地の中心。ゆらりと、陽炎のように空間が歪む。
天城康介:視線を逸らす。瞬きをする。その場にいる誰もが、偶然同時に視界を閉ざした、次の瞬間。
天城康介:「……」
天城康介:全体の印象としては、甲冑を纏う騎士。その姿はあちこちが焦げ、ひび割れ、歪んではいるが。
清河朱鷺江:「……! 前方至近!」 気付いた"ランチャージェミナス"が声を上げるが、遅い
GM:そのトルーパーは秋津を射撃し、警戒していた所だ
天城康介:その、螺旋槍状に変形した右腕を、弓を引き絞るように大きく振りかぶり…。
天城康介:空間自体を捻じり切りながら、兵士たちへと突き出す。
トループ:「ガバッ……!?」
トループ:反射で銃を向ける。あるいは引き金を引いた者もいただろう。だが結論から言って、それはすべて無為であり、失敗だった。
天城康介:「……悪いな。まずは、数を減らす」
天城康介:螺旋槍の先端が、兵士たちのひとりに到達した直後。そのひとりを中心として、更に空間が捻じれて。
天城康介:捻じれに巻き込まれ、或いは放った銃弾が己自身を襲い。兵士たちが、ばたりばたりと倒れてゆく。
清河朱鷺江:「……馬鹿な!」
天城康介:「……というわけで、増援その3だ。続けるって言うなら、相手になる」
トループ:全滅である。文字通り渦が巻いたように、トルーパーであったものたちの残骸が、円を描いてその場に積もる。
天城康介:螺旋槍を引き戻し、返り血を…実際には一滴たりとも付着してはいないが…振り払うような仕草をして。
天城康介:歪んだ兜の奥に除く瞳で、ふたりのオーヴァードたちを睨み付ける。
藤方旋:「……挨拶代わりに全滅とはやってくれる。くそっ、せめてノーヴェ、あのヤロウだけでも……!」
GM:というわけでクリンナップです。予告通り増援が一体出ます。
ノーヴェ:姿は見せません。ただ、藤方に向けてずっと殺気は放ち続けている。
ノーヴェ:確実に殺れるチャンスがあるなら殺るつもりだ。
メイド服の女性:ぱんぱん、と手を叩いて。
メイド服の女性:退却中のトルーパーとすれ違うように姿を現す。
メイド服の女性:「はいは~い。そこまで、そこまで。朱鷺江ちゃんも、旋くんも、熱くなり過ぎなんだよね」
GM:天城くんは見覚えがあります。"プランナー"に見せられた写真の女性だ。
鷲尾瞳:「……!何者ですか、貴女は!」
速水 やどり:「敵方の増援ですか」
天城康介:「……!」
天城康介:「……ああ、敵だ。詳しいことは」
天城康介:「……後で、ちゃんと話す」
秋津湊:「…………」 ため息を吐く
メイド服の女性:「問われれば~、答えずにはいられません。こう見えて律儀な女でございます」 ふざけた様子でお辞儀する
鷲尾瞳:この状況でこの余裕。そして藤方と清河に対する口調。只者ではない。女性の方に注意を向ける
メイド服の女性:「"メイド・オーバー・アース(MOE)"。コードネームじゃない名前なら、羽根野モエ。ご覧の通りの傭兵よ」
鷲尾瞳:「ふざけてないで早く答えてください。貴女が"ランチャージェミナス”を誑かしたのですか?」
GM:……それは。"プランナー"から聞いていた名前とはまったく異なる名である。
天城康介:そのことを、不可解に思いながらも。
"メイド・オーバー・アース(MOE)"
羽根野 モエ
――傭兵
天城康介:「……これもアンタの”プラン”の内かよ」
天城康介:呟いた言葉、特に”プラン”という単語は。誰かの耳に届いていたのか、どうか。
羽根野モエ:「たぶらかすのは"クライェル"さんのお仕事かなあ。あたしはホント、ただの傭兵。お金目当てで働いてるの。で、今の仕事は皆を無事撤退させること」
藤方旋:「……あと一人殺したら。そうすればすぐにでも……」
清河朱鷺江:「 」
清河朱鷺江:「……いえ、はい。その通りですね。引き際ですか。せめてこれ以上の被害を出さないことを……」
秋津湊:「そいつはどうも、帰ってくれるならこれ以上嫌なことしなくて助かるよ」
[Cトルーパー7/8/メイド服の女性]
25m
[鷲尾/天城/"ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋/6]
1m
[天城]
4m
[Cトルーパー3/4]
4m
[秋津]
5m
[速水]
1m
[ノーヴェ]
GM:↑ 6はしんでる
ノーヴェ:しんでる!!!
天城康介:誰が一体こんなひどいことを!
鷲尾瞳:地の文に殺される6番
■OA町 休耕地遭遇戦 3R
GM:□3R 特殊ルール
羽根野モエ:「……と、いうわけで。もうケンカなんてやめません?」
羽根野モエ:緊張感のない声だ。大声を張り上げている訳ではないが、全員の耳元までよく届く。
羽根野モエ:「こっちがそっちを見逃してくれるなら、もう手出しはしませんし……」
羽根野モエ:「……そっちがまだやるっていうなら、まあ逃げられる子は逃げますけど。そうでない子は死ぬまで戦っちゃうかもしれませんねー」
羽根野モエ:「どうでしょ。あたしとしては、かなーり平和的な提案のつもりなんですけど」
GM:……斯様に彼女は言っているが、そもそもこの場にいるFHセルのトルーパーは、何らかの物資を持って退却しようとしている。
ノーヴェ:なんらか・・・
天城康介:「……あんた、突然一体何を」
GM:そもそも敵を生かして還すということ自体、今後の交戦においては敵の利益になる可能性があるだろう。
天城康介:甲冑の奥、困惑したような声を漏らす。
秋津湊:「さっきも言ったけど……僕としてはそうしてくれると面倒がなくて助かるよ」
鷲尾瞳:「貴方方のやっていることはケンカでは済みません。貴方達を見逃すわけにはいかない。そうですね、"リトル・ライト・ブルー”」
GM:しかしその一方で、君たちが態勢を整えないまま交戦に入っているのも事実だ。
秋津湊:「ただ、まぁ、なんだろうね。そう、気分がよくないな。やっぱり」
羽根野モエ:「イヤですねえ。突然も何も。……そりゃ、あなたたちが対したオーヴァードでなかったら朱鷺江ちゃんが撃って終わりでしたけど」
秋津湊:「はじめに僕がそう言ってたのにそっちは攻撃してきた、ならキミたちも相応の誠意を見せてほしいよ」
秋津湊:「その運んでいるものをおいたりとかさ」
羽根野モエ:「そうじゃないんですもん。頭が固いですよね。やっぱり元チルドレンだからかな? 旋くんは退却の支援をしに来たはずなのに勝手にアツくなってるし……」
秋津湊:「……はぁ」「だめだなやっぱり、良くない傾向だ」
羽根野モエ:「あはは、それは承諾しかねまーす。そしたら退却の意味がないですもん。差し引き損かな」
秋津湊:「"リトル・ライト・ブルー"だっけ……? ごめん、僕が口をだすと良くないから頼むよ。支部長ちゃん」
藤方旋:「…………」
清河朱鷺江:「…………」
GM:双方はどちらも黙って推移を見ている。彼らも自分の旗色が悪くなっていたのを察してはいたからか。
天城康介:「……俺は、支部長の判断に従うよ。そういう立場だし、それに……」
天城康介:奇妙な提案をしてきた、メイド服姿の女性を─”レコ”と認識している相手を、見て。
羽根野モエ:天城くんの視線に気付いてウィンクを返してくる
天城康介:そのウィンクに、プランナーにそうしたような、嫌そうな顔をして。
天城康介:「……あいつのことは、ちゃんと話す。だから今は、決めたことを命令してくれ」
速水 やどり:「……私たちの任務は"クライェル"セルの打倒です。ここで引いていくれと言われて、はいそうですかと従うとでも?」揺れている内面を《完全演技》で押し留め、毅然たる態度で応える。
羽根野モエ:「そこはほら、決着は後日、ってことで……あー……」 言いつつ、表情がちょっと微妙に
羽根野モエ:「つまりNoってことですか? 決意はお固め?」
速水 やどり:「えぇ。残念ながら」
羽根野モエ:「なるほど。残念無念です。それじゃせめて、これ以上の負傷をしないように頑張りましょ」
GM:セットアッププロセスに入ります。羽根野はなし。
鷲尾瞳:ないです
速水 やどり:ないです
秋津湊:ないです!
ノーヴェ:どうしようかなあ
GM:"ランチャージェミナス"は引き続き《装甲強化》+《加速装置》+《氷の城塞》。ラウンド中、装甲値を+20、行動値を+12、移動しない限り被ダメージを-9
GM:"サイクルコーム"藤方旋。こちらもなし
天城康介:こちらもありません。
ノーヴェ:いや。加速装置使っても追い越せるのが藤方くんくらいしかいないな。なし。
GM:ではイニシアチブ処理していきます。
羽根野モエ:こちらは待機
清河朱鷺江:"ランチャージェミナス"は以前と同様にコンボ:CALL OF DUTY 《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《スタンボルト》+《炎の刃》+《アマテラス》+《エネルギーマイスター》
清河朱鷺江:対象は天城くんです。お前は……ヤバイ!
清河朱鷺江:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[2,3,4,4,4,7,7,7,8]+10[1,2,7,9]+10[4,7]+10[8]+3[3]+4 → 47
GM:わあ。リアクションどうぞ
天城康介:殺意!では一応ドッジを。
天城康介:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 7[1,2,3,4,5,5,6,6,6,7]+1 → 8
天城康介:うわーっ回らねえ!
天城康介:ダメージをください。
清河朱鷺江:5d10+35
DoubleCross : (5D10+35) → 27[6,5,2,8,6]+35 → 62
GM:放心付与!
清河朱鷺江:重装甲を要塞じみて展開したまま、天城くんに向けて砲撃を放つ。
清河朱鷺江:「引けるものは退却しろ! 可能な限り足止めはする!」
天城康介:いただきます!そしてリザレクト!
天城康介:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 6[6]+63 → 69
天城康介:「ッ……!そりゃあ、そうなるよ…な…!」
天城康介:甲冑がひしゃげ、砕け、しかし瞬時に肉体ごと再構成される。
GM:では次いで藤方ですが、こいつも
藤方旋:待機です。実際有効打はないし、それよりノーヴェを気にしている
GM:ということで秋津くんです。どうする?
秋津湊:こうどうしまーす
藤方旋:「……あの鉄クズ男。気配だけはあるのに姿は見せねえ……どこだ?」
秋津湊:マイナーでトループと同じエンゲージに戦闘移動!
GM:ヒェ
[Cトルーパー7/8/"MOE"羽根野モエ]
25m
[鷲尾/天城/"ランチャージェミナス"清河朱鷺江/"サイクルコーム"藤方旋/6]
1m
[天城]
4m
[秋津/Cトルーパー3/4]
9m
[速水]
1m
[ノーヴェ]
秋津湊:「……長引き過ぎてる。だからかな、これはよくない」
秋津湊:「だから嫌なんだ、戦うのは」
秋津湊:メジャー:コンボ『死と再生』
秋津湊:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》
秋津湊:対象はトループ3
秋津湊:(5+1+5)dx7+9 <射撃>
DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[1,2,4,4,5,5,6,6,6,9,9]+10[2,8]+10[7]+1[1]+9 → 40
GM:ガードします。《球電の盾》でガード値+10
GM:ダメージどうぞ!
秋津湊:5d10+4d10+25 諸々有効です
DoubleCross : (5D10+4D10+25) → 33[10,7,10,1,5]+14[4,5,3,2]+25 → 72
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5した (侵蝕率:74->79)
GM:いやー、それは何をしても耐えきれませんね。戦闘不能です
GM:電磁バリアの1d10で50くらいでてくれないと……
秋津湊:攻撃は変わらない、先程と同じように骨の弾丸を機械兵に撃ち込んでいき――
トループ:電磁障壁で多少は防ぐが、もはや数も少なく、大した防護になっていない。
秋津湊:「■■、■■■、■■■■、■■、■■■、■■■、■■、■■■■……」ブツブツと呟く「……カエデ、アキ、ケンヤ、ミツル」
秋津湊:「――甦れ」
トループ:辿る末路も変わらず。異音を発しながら、残骸と散っていく。
秋津湊:弾丸の箇所から異形の腕が、足が生えて内側から破壊されていく。
羽根野モエ:「うわあ、何かしらあれ。怖いなー」
秋津湊:「フー……」「ああ、全く」
羽根野モエ:「人名を呟きながら甦れ、ってことは、そういうことなのかしら? 南無南無」
秋津湊:「うん、やっぱり言っておこうかな」
秋津湊:「きみ、あんまり人と交渉するの向いてないと思うよ。僕が言うのもなんだけどさ」
秋津湊:「なんというか……ああ、うん、やる気にさせる。そういう人だと思うから」
羽根野モエ:「うふ。そうね。傭兵ですもん。本当は腕一本売りながら生きてるから、難しい事はあんまり。教養もないしね」
羽根野モエ:「それでもやる必要がある時はやるのが傭兵。辛いところよ。慰めてくれる、優しい坊や?」
秋津湊:「慰めてあげる理由がないね」
秋津湊:以上です!
羽根野モエ:「あらあら。後ろの可愛い女の子は見返りもなしに助けてあげてるのに」
GM:では次の手番。瞳ちゃんですね。どうする?
鷲尾瞳:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》
GM:殺意……
鷲尾瞳:藤方さんを攻撃します。
鷲尾瞳:7DX7+9
DoubleCross : (7R10+9[7]) → 10[2,3,3,5,6,6,9]+4[4]+9 → 23
鷲尾瞳:まあまあ
藤方旋:ドッジします。
羽根野モエ:《援護の風》+《ウィンドブレス》。達成値を+7d+15
鷲尾瞳:うわっそういうタイプか
速水 やどり:うわーっ 面倒くさい手合い
秋津湊:死んでくれ~~!!
藤方旋:3dx+16
DoubleCross : (3R10+16[10]) → 9[1,3,9]+16 → 25
藤方旋:よーしよし。ドッジ成功
秋津湊:死んでくれ~~~!!
鷲尾瞳:うーん
GM:なんだそのロイスバーストを示唆するうーんは
GM:やめてくれ! GMは君たちを守りたいんだ!
ノーヴェ:20%の確率で失敗だぞ鷲尾!耐えるのだ!
鷲尾瞳:ノーヴェくんがそう言うなら……
ノーヴェ:めっちゃ殴って欲しいけど・・・
鷲尾瞳:ドッジされます。ウィンドブレスめ……
ノーヴェ:実際これ、藤方くんが仮に落ちたりするとなんかメリットはあるんでしたっけ
ノーヴェ:さっきちょっと言ってたような気がするけど・・
鷲尾瞳:硬直とかが飛んでこないかな
GM:考えてないので落ちた時に考えることになります
ノーヴェ:ww
鷲尾瞳:おっ面白そう
秋津湊:あ、はい。正直で助かりますw
GM:やめろ!
天城康介:ステイステイ!
鷲尾瞳:OKわかったw
ノーヴェ:正直ないぬはえらい
鷲尾瞳:じゃあ演出に行きますね
GM:君が攻撃を試みたとき、わずかに風が吹いた。最初は微風であり、誤差の範囲。ほとんど気にかける必要はなかった。
鷲尾瞳:「余所見を……!」ノーヴェに意識を割いている藤方に向かって踏み込む。純白の剣が再び煌めく。
GM:しかしその風は、自然のものではない。意志により操作される気流。
藤方旋:「……んっ」 風と、君の攻撃に気付き、藤方が飛ぶ。その速度は異様なまでに速く
鷲尾瞳:先程までの戦闘で藤方の動きは掴んだ。今度こそ確実に捉えられるはず……だったが
藤方旋:「……なんだこれ」 その気流に乗ってから、本人も驚いた顔をする
羽根野モエ:「無事に退却させる、が、あなたの所のリーダーからのお願いなので」 その回避を見届け、手を組み指を揺らす
鷲尾瞳:「な……っ!今の一撃を避けられるはずが……」振り抜くより先に間合いの外へ離脱した藤方を見て驚愕する。
藤方旋:「……『俺のリーダー』なんてものはもういない。俺にあるのは俺の意志だけだ」 苛立たしそうに言い捨て
GM:ではイニシアチブを進めて行きましょう。次はノーヴェくんの手番だが……
鷲尾瞳:「申し訳ありません、逃しました!追撃をお願いします!」
ノーヴェ:うーむ
ノーヴェ:トループのエンゲージに入れば、PDW反撃は気にせず殴れるけど
ノーヴェ:もえもえと藤方くんが未行動だし、トループの防御を抜こうとすると侵蝕8は上がっちゃうな。
鷲尾瞳:待機するのはどうです?
ノーヴェ:そこまでやってもこいつの火力だとトループが落とせない可能性が高い! やめよ。
ノーヴェ:待機します。
GM:OKです。ではトループが動く
GM:後方のトルーパー7/8はマイナーアクションで後退、メジャーでそのまま退場します
GM:残存するCトルーパー4は攻撃。対象は……
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2
GM:速水支部長!マイナーなし、メジャーで《アタックプログラム》+《オウガバトル》です。
鷲尾瞳:あ、侵食は6上がって68になります
速水 やどり:来いっ
GM:3dx+8
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 8[1,2,8]+8 → 16
GM:リアクションどうぞ!
速水 やどり:ドッジ!
速水 やどり:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3
速水 やどり:喰らいます。ダメージください。
GM:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 7[6,1]+14 → 21
GM:21点。諸々有効です
GM:的が小さい……!
速水 やどり:28から素通しで7点で生存。
トループ:残存数の少ないトループだが、もはや退却の目はないと見ているのだろう。君たちに少しでも傷跡を残さんと、引き金を引き続ける
トループ:その対象は君へと向かった。数は少なく、遮蔽もあるが、常人であれば一発で行動不能になるような銃撃の雨だ
速水 やどり:「ッ……」銃弾に体を貫かれるが、オーヴァードの再生力で耐える。痛みは表に出さない。思い描く理想の支部長なら、こんなことでは揺れない。
清河朱鷺江:状況を冷静に見てはいるが、速水支部長が撃たれるその光景からだけは、明らかに目をそむける
清河朱鷺江:「……もうすぐ。もうすぐなんだから」
GM:で、イニシアチブを進めます。残るは天城くんだ。どうする?
天城康介:では4を殴りましょう。
速水 やどり:あれ、よく考えなくても私の手番飛んでる?
天城康介:……ほんとだ。8でしたよね行動値。
秋津湊:飛んでますねw
GM:あっ
鷲尾瞳:まあ支援だし今からでも
GM:やっべえ。すみませんつい……何かしますか!
速水 やどり:確実に落としてもらうための支援を天城くんに飛ばします!
速水 やどり:《アドヴァイス》Lv7+《弱点看破》Lv5。
速水 やどり:対象のラウンド中火力+15。次のメジャーアクションのダイス+7個、C値-1。
速水 やどり:侵蝕+7して60まで。
天城康介:有難い…!
鷲尾瞳:ちょっとまってもらっていいですか?
速水 やどり:はい、待ちます
鷲尾瞳:いや、これ実際もしも次のRも清河藤方が残ってるなら戦場の魔術師で私と秋津くんも支援してもらったほうがいいなあと思ったんだけど
鷲尾瞳:流石にこのRで撤退するかな。どうなんだろう。
GM:退却します!
鷲尾瞳:消えるのか……
秋津湊:ア、ハイ。分かりました
天城康介:Oh…
鷲尾瞳:じゃあ単体でいいよいいよ!
鷲尾瞳:止めちゃってごめんね
速水 やどり:「……敵性トループへのとどめ、お願いします。天城さん」声が飛ぶ。
天城康介:「……了解だ、支部長」
天城康介:その、努めて冷静であろうとしているような言葉に、思うことがないわけではない、が。
天城康介:というわけで改めて判定だ!
天城康介:マイナーなし、メジャーでトループ4に攻撃します。
GM:OKです。判定どうぞ!
天城康介:侵蝕は70へ。
天城康介:17dx6+4
DoubleCross : (17R10+4[6]) → 10[2,2,2,3,4,5,6,6,7,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,3,3,5,6,7,8]+10[7,8,9]+10[4,6,10]+10[8,9]+5[1,5]+4 → 59
天城康介:よい出目。
GM:めっちゃダイス投げるな……ガードします。《球電の盾》でガード値+10
天城康介:あ、組み合わせはC:キュマイラ+獣の力+獣王の力です。宣言が前後しました、すみません。
天城康介:ではダメージ!
GM:大丈夫! ダメージをどうぞ
天城康介:6d10+26+15
DoubleCross : (6D10+26+15) → 29[3,4,6,8,5,3]+26+15 → 70
天城康介:70点、ガード・装甲有効で。
羽根野モエ:「……」
GM:後方の彼女が一瞬指を揺らしかけましたが、何も起きませんでした。問題なく戦闘不能です。
天城康介:変則的とはいえ”領域”使い、その動きを認識してはいる、が。
天城康介:突き出した螺旋槍で、そのまま兵士たちを薙ぎ払う。今為すべきことは、こちらだと。
天城康介:「……逃げた奴にはもう追いつけない。残った奴らは無力化した。あとは……」
天城康介:「……あんたたちは、どうする」
トループ:支部長の支援も受けた君の攻撃は精確無比だ。彼女を傷つけていた銃手を、寸分違わず打ち払った。
天城康介:最初からいたふたりに。そして何よりも、メイド服姿の女性に。問いかける。
藤方旋:「……クソッ。あの野郎結局最後まで……」
羽根野モエ:「……それはもちろん。もうこれ以上ここに残る理由はありませんので」
羽根野モエ:《スピードフォース》。"MOE"の手番になります。で、マイナーで二人のエンゲージに入り、終了。
羽根野モエ:で、そのまま《瞬間退場》《瞬間退場II》で二人を連れて退場します。
羽根野モエ:「お騒がせ申し訳ありませんでした。……できれば、このままずっと見逃してくれれば、仕事が楽になってありがたいんですけどね?」
羽根野モエ:片目を閉じると同時に竜巻が発生。それに乗ってその場から消えていく。
藤方旋:「クソッ……また逃がすことになるかよ!」
清河朱鷺江:「…………」
GM:残る双方もシーンより退場です。後には静けさだけが残る。
鷲尾瞳:「朱鷺江さん、待っ……!」伸ばそうとした手は吹き荒れる風によって遮られる。
秋津湊:「……眠れ」 この場に残った機械兵の内部から生まれた肉塊に告げる
秋津湊:すると跡形もなく、肉塊は自壊をはじめていく。
天城康介:「……それで済むワケないってのは、自分がよく分かってんだろうに。……あー、ええと」
天城康介:甲冑が、風化するようにボロボロと崩れていく。中から、普段通りの素顔と制服姿を晒す。
速水 やどり:「……逃がしましたか……」正直、助かった気持ちも半分だ。あまりに準備と情報が足りていない状態での戦闘だった。
鷲尾瞳:「……申し訳ありません。私がしっかりしていれば、少なくとも一人は持っていけたはずです」
ノーヴェ:「なんでおめーが謝んだよ。ちげーだろ」
ノーヴェ:死体の山の中から姿を現します。
鷲尾瞳:「……!ノーヴェ!無事ですか!?負傷の状況は?」
ノーヴェ:膨大な数の死体にまぎれて近づくなりなんなりするつもりだったが、普通に消耗も激しかった。
天城康介:「誰が謝るモンでもないだろ、こういうのは。……ああ、アンタが”ノーヴェ”で、とすると……」
鷲尾瞳:姿を表したノーヴェくんに真っ先に駆け寄り、傷の様子を見ます
ノーヴェ:「機械化兵ナメんなよ。ピンピンしてらあ」
天城康介:「……そっちのアンタは。この街のオーヴァード……だよな?」
ノーヴェ:「でも我ながらダセェ戦いだったな。ロクに仕留められてねえ」
天城康介:祈りのような仕草をしていた湊くんに、遠慮がちに声をかける。
秋津湊:「ああ、そんなところだよ」「で、」
秋津湊:「僕にとって非常に不本意な状況になった、保護してくれると助かるんだが」
速水 やどり:「ご協力、感謝します」秋津君に向けて頭を下げる。
鷲尾瞳:「仕留められなかったことより自分の体の方を気にするべきです。機械だからと言って貴方は無茶しすぎです」
速水 やどり:「えぇ。UGNで援助可能な範囲であれば、保護も請け負います」
秋津湊:「どうも、身を守っただけだよ。礼はいらないよ」
秋津湊:「その代わりさっきのお願いを聞いて欲しいっところだけど、どうなのかな」
天城康介:「……速水支部長、俺からも頼む。それと」
天城康介:「ここにいる連中みんなに、話しておきたいことがある。……落ち着いてからでいい、少し時間をくれ」
秋津湊:「きみたちにそんな余裕はないはないかもしれないけどさ。UGNに断られると、また不本意な状況になるから」
速水 やどり:「無論、その頼みは聞き届けますとも。敵性セルとの戦闘に巻き込んでしまったのは私たちですから」
秋津湊:「それはどうも、保護対象オーヴァードは僕ともうひとりいる。女の子だ」
速水 やどり:「……はい」天城君が零していた、『プラン』の一言を思い出し、頷く。
秋津湊:「呼びに行ってくるよ」 そう言って紀子ちゃんの隠れてる方へ向かう
戸塚紀子:「…………」
戸塚紀子:ぎゅっと目を閉じ、耳を塞いだままだ。本当に動いていない。
秋津湊:ちょいちょいと肩をつつく
戸塚紀子:「……あ。あっ」 ぱちっと目を開いて 「湊くん!」
戸塚紀子:「終わったの? 落ち着いた? もう大丈夫?」
秋津湊:「終わったから。もう出てきても大丈夫だよ」
戸塚紀子:「よかっ……た~~!」
戸塚紀子:安堵で溜息を吐きながら、君にしがみつく。
秋津湊:「うーん……そう喜ばれると困るかもな」
戸塚紀子:「……怖かった! 私のこと、思ってくれたのは信じてるけど、でも怖かったよ!」
戸塚紀子:「だけどこれで安心……え?」
秋津湊:「ちょっと面倒なことになってね、家に帰るのはもう少し先になるかも」
秋津湊:「まぁ、大丈夫だよ。UGNが守ってくれるから少しの間の辛抱だ」
戸塚紀子:「……それって、やっぱりFHのせいってこと? ……わかった」
戸塚紀子:湊くんが大丈夫だというなら、不安そうにしながらも頷く
秋津湊:「納得してくれて助かるよ。ああ、そう、もしなんか不都合があったら容赦なく言っても良いんじゃないかな」
戸塚紀子:「……食材……」
戸塚紀子:「持って帰れないかな……?」
秋津湊:「安い茶は飲めないだの、高級菓子がいいだの。せっかく巻き込まれたんだそのくらいの……」
秋津湊:「うーん……応相談かもね、とりあえず冷蔵庫に入れてその後のことは後で考えよう」
戸塚紀子:「……わかった。今は言う通りにするよ」
秋津湊:「じゃあ行こうか」 と手を引いて合流します
戸塚紀子:おとなしく手を引かれ……皆の目の前に姿を表します
戸塚紀子:おっかなびっくりといった様子だ。辺りの戦闘痕にも驚いている
秋津湊:「ということで、彼女の保護も頼む。悪い子じゃないから仲良くしてくれると助かるね」
戸塚紀子:「よ、よろしくお願いします」 頭を下げる。多種多様のUGN現場メンバーに囲まれるのは始めてなのだろう
鷲尾瞳:「了解しました。現状の説明については、安全な場所へ着いてから……でいいですね、"リトル・ライト・ブルー”」
速水 やどり:「N市第九支部支部長、速水やどりです。よろしくお願いします」戸塚さんに。
速水 やどり:「えぇ。OA町支部にまだ連絡も取れていませんしね……」
GM:ああ、ならそれくらいのタイミングで、一台の大型車両が君たちの元にやってきます。
天城康介:「……そっか。まだ何とかなってるけど、停電で大変だって話だし、この街の支部も色々大変……」
鷲尾瞳:「それと秋津さんは移動中も彼女の側を離れないようにしてください。精神面のケアは貴方が行ったほうが効果的だと思いますから」
天城康介:なんだな、と言いかけて。走り込んできた車両に視線を。
秋津湊:「ん? あれ、僕名乗ったっけ?」
GM:市販品のバンってやつです。一般家庭が持つには大きいサイズだ。
GM:君たちのそばで停車すると、背の高い女性が運転席から降りてくる。
松村令華:「……あなたたちは」
秋津湊:「まぁ、いいや。自己紹介しておくよ、秋津湊。コードネームは“カタコンベ”。知っている人も知らない人も好きに呼んでくれ」
松村令華:「UGN、ですね。到着が遅れてごめんなさい。まさかこんなに早く来るなんて思わなかったから」
ノーヴェ:「おたくは?」
"焦土の無慈悲(ミカエルプラン)"松村 令華
――UGN OA町支部 事務員
ノーヴェ:あ、じゃあ顔見知りかな。
ノーヴェ:OA町への派遣組だし
GM:あっと、そうだな。あんまり表には出ないから知らないで良いかも
ノーヴェ:了解です。じゃあ普通に知らないかな。
松村令華:「OA町支部の者よ」 身分証明書を見せる 「ただ事務員だけど、動けるのが私だけだったから」
ノーヴェ:「ああ、裏方か。そりゃあ知らない顔だ」
GM:で、証明書の名前を見て、速水支部長と、あとノーヴェくんは思い至っても良いかな。
ノーヴェ:「ノーヴェだ。館川や藤方……あー、裏切りクソ野郎と一緒にOA町に派遣されてた」
GM:松村というのはOA町支部の支部長と同じ苗字です。珍しいものではないが、彼に妻子があることも、特に隠された事実ではない。
松村令華:「ええ、あなたのことは把握してる。……入院してると思ってたんだけど」
ノーヴェ:「枕が変わると寝られないんだよ。繊細だからな」
鷲尾瞳:「これからもう一度入院させます」
GM:あとごめん、秋津くんもこれは連想しても良いね。
松村令華:秋津くんと戸塚ちゃんに向き合う 「……どうも、巻き込まれてしまったみたいで。ごめんなさい。不自由はさせるけど、こちらとしても出来うる限りのことはします」
松村令華:そして、最後に速水支部長へ。目を細めて 「……始めまして。良く来てくれました、支部長。あなたの力、頼らせてもらいます。……夫が直接挨拶できずにごめんなさい」
速水 やどり:「いえ。こちらこそ、はじめまして。よろしくお願いいたします」
天城康介:「……何はともあれ、これで一旦落ち着ける……」
天城康介:「……ってことで、いいんだよな」
秋津湊:「そうでなきゃ困るね」
鷲尾瞳:「行きましょう。我々にも休息が必要です」
戸塚紀子:「……なのかな」 やっぱりまだ少し不安そう
松村令華:「ええ、そのつもり」 車に向かって歩き始める 「乗って。ひとまず、そうね。落ち着ける場所に案内します」
松村令華:「今度は敵に漏れているということもないはず。今日まさに確保したばかりの物件だから。ちょっと荒れてるかもしれないけど……」
鷲尾瞳:と言いつつ、トレーラーに向かう前に、手をつないだままの秋津くんと戸塚さんをちらりと見て。それからノーヴェ君の手を見て。
松村令華:「到着する頃には掃除も終わってるはず」
ノーヴェ:「休めりゃどこでも構わねえよ。ついでにいえば、懲りずに襲ってくるならそれはそれでいい」
ノーヴェ:「今度こそ殺す」
ノーヴェ:ロクな戦果をあげられなかったので機嫌が悪い! ぶっきらぼうにそう言ってさっさと車に乗り込みます。
鷲尾瞳:「やめてください。仮に襲われても交戦は避けてください。お願いですから」ノーヴェくんの後を追って車に乗り込むよー
天城康介:「……ノーヴェが、"マクガフィン"の期待通りの奴だ、っていうことはよーくわかった」
天城康介:「じゃあ行こうぜ。……あー」
天城康介:「……天城。天城康介だ。よろしくな」
天城康介:湊くんとその友人、戸塚さんに名乗りと挨拶をしてから返事を待たずに、車に乗り込む。
秋津湊:「それじゃあ、行こう」「ああ、手はまだ繋いで居たほうが良いか?」 紀子ちゃんに確認する
戸塚紀子:「え? ……あっ、う……」 少し頬を赤くする。そういう接触が少し恥ずかしいことであることは分かっているが
戸塚紀子:「……」 結局、手は離さずに小さく頷いた。今はまだ、不安の方が強いのだろう
秋津湊:「分かった。きみが安心したなら離しても構わない」
秋津湊:そう言って車に乗り込んでいきます。
GM:……ほどなく、UGNたちを載せた車は出発する。
GM:向かう先は、未だ光の疎らな闇の中だ。
GM:シーン終了です。ロイス取得可
ノーヴェ:ノーヴェ:-敵/"サイクルコーム"藤方 旋/興味/○殺意/ロイス
藤方くんにはこれに変更したので、このままかなあ。瞳ちゃんは初期ロイスで取っている。
秋津湊:じゃあPC間ロイス、PC間ロイスは1から順番でいいのいかな?
GM:あ、今回それは特に決めてません。人数も多いしね
秋津湊:じゃあ、ノーヴェくんにとろうかな。助けてもらったし
GM:自由に、気軽に取っていってください!
鷲尾瞳:-敵/"サイクルコーム"藤方 旋/執着/○憤懣/ロイス これで取ります。
鷲尾瞳:PC間は一応ノーヴェくんに取ってるからOK
秋津湊:-/ノーヴェ/感服:○/食傷/ロイス
秋津湊:以上です
天城康介:モエさん…には一旦保留しときます。”レコ”のことも調べなきゃならんでしょうし。ここはやどりちゃんに取ろう。
天城康介:支部長/速水やどり/■親近感/恥辱、で。
ノーヴェ:秋津くんか支部長に取ろうかと思ったけど、もうちょい絡んでからでいいかな。無しにしよう。
ノーヴェ:ロイスは無しで以上です。
GM:速水支部長は大丈夫かな?
速水 やどり:あ、今回は保留しておきます! 申し訳ない! 以上で!
GM:OKです。ではシーンを終了します。
□先出し情報収集項目 ☆>次回以降新たに開く項目あり
☆OA町の現状について <情報:UGN><情報:噂話><情報:裏社会> 難易度6
☆クライェル・セルについて <情報:UGN> 難易度8
"ランチャージェミナス"清河 朱鷺江について <情報:UGN> 難易度9
"サイクルコーム"藤形 旋について <情報:UGN> 難易度9
☆"レコ"、あるいは"MOE"羽根野モエについて <情報:裏社会> 難易度8
◆ Middle 2 一夜の静寂 Scene Player : 速水やどり
[11][侵蝕79/昇華0] 秋津湊
[09][侵蝕68/昇華0] 鷲尾瞳
[08][侵蝕60/昇華0] 速水 やどり
[06][侵蝕79/昇華0] ノーヴェ
[03][侵蝕76/昇華0] 天城康介
GM:合流、兼、最初の情報収集なので、全員の登場を推奨します。
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+8(1d10->8)した (侵蝕率:79->87)
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:79->89)
速水 やどり:60+1d10 シーンイン
DoubleCross : (60+1D10) → 60+4[4] → 64
ノーヴェ:控えめに言ってこのダイスは死んでほしい
秋津湊:俺たち仲良しだぜ! ノーヴェくん!
天城康介:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 8[8]+76 → 84
天城康介:地味に高め。
鷲尾瞳:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 9[9]+68 → 77
鷲尾瞳:わー
GM:全体的に高いな!
天城康介:そして先ほどのミドル戦闘、リザレクト分の上昇を入れ忘れてたので、攻撃後(このシーン登場前)の侵蝕は「76」となります。
GM:はーい
GM:――OA町 廃喫茶店
GM:移動時間は5分にも満たなかった。君たちがやってきたのは、住宅街の合間にある、看板の降ろされた喫茶店である。
GM:扉には『開店準備中』の張り紙。カーテンの閉められた窓の向こうからは、暖色の薄い光が漏れている。
松村令華:「よいしょ、っと……」 鍵を開け、取り付けの悪さで重たくなっている正面扉から中へと入る
GM:照明の光量は押さえられているが、内側はきちんと清掃された喫茶店そのものだ。
松村令華:羽織っていた上着を脱ぎつつ 「ひとまず、ここね。奥にはベッドもあるけど、この人数だと何人かは寝袋を使ってもらうかも」
松村令華:「ベッド使いたい人いる?」 と君たちを振り返る
秋津湊:「紀子使えば?」
ノーヴェ:「一番弱ってるやつが使え。肉体的か、精神的にな」
ノーヴェ:「俺はそこらへんの床でいい」
天城康介:「……それで言やあ、お前ら二人だろ。俺らが来る前からやり合ってたんだから」
鷲尾瞳:「"ノーヴェ”に使わせて下さい。この中で一番消耗しています」
天城康介:「大丈夫なら、いいんだけどさ」
戸塚紀子:「え、いいのかな。私なんにもしてないのに……」 周囲の皆を見て
速水 やどり:「私も結構です、前線の戦闘員の回復と、民間人の保護が優先で」
秋津湊:「いいの、いいの。みんな良いって言ってるし」
鷲尾瞳:「"ノーヴェ”の自己申告を信用しないで下さい。第七支部の体制のせいで感覚が麻痺しているんです」
ノーヴェ:「お前、第七をブラック職場みてーに……いやブラックなのは事実か」
ノーヴェ:「ま、そいつは一般人だろ? 一般人を寝袋に突っ込んでエージェント様がベッドってわけにもいかねーだろ」
ノーヴェ:「紀子だっけ? 遠慮しねーで使えよ」
戸塚紀子:「ん。じゃあそうします。ありがとうございます」 ノーヴェにきちんと頭を下げて 「あの、連絡はできますか?」 と令華に
松村令華:「回線は一応UGNの秘匿回線と同レベルのセキュリティよ。自由に使って。wifiも飛んでるし……これがダメだと、OA町ではどこ行ってもダメになっちゃうけど」
松村令華:「電話も同じ。……あと、ベッドも別に一個だけっていうんじゃないからね?」 と言いつつ奥へ入っていく
秋津湊:「あと"リトル・ライト・ブルー"? 速水ちゃん? やどりちゃん?」 どれで呼べばいいか暗に聞いている。
天城康介:「……休憩がてら、改めて自己紹介しとくか。お互いにさ」
ノーヴェ:「俺の顔はだいたい知れ渡ってるみてーだけどな」 壁に寄りかかって目を閉じ、身体を休めている。
速水 やどり:「……では、非戦闘時は速水で。令華さん、でよろしいでしょうか」返答して。
秋津湊:「きみも使えば? その上で数が空いてたら僕も使うけど、小さな子を寝袋で寝かせたりすると紀子も安心して休めないからさ」
秋津湊:「みた感じ、小学生? 中学生? それで大人だったら悪いね」
速水 やどり:「……そう言われてしまうと、断りづらくなってしまうじゃないですか。ベッド」ちょっと呟いてから。
戸塚紀子:「そ、そうそう。ちっちゃな子はちゃんと休もうよ!」 これは速水支部長と瞳ちゃんに向けている
天城康介:「いいんじゃないか、こういう時くらい……こういう時こそ、ちょっとくらい我儘言ったって」
速水 やどり:「私も、改めまして。N市第九支部支部長、"リトル・ライト・ブルー"、速水やどり。……11歳です」
天城康介:それが出来ない子であろうことは分かった上で、そう言ってから。
鷲尾瞳:「私は第一支部所属、チルドレンの"マクガフィン”、鷲尾瞳です。休息については問題ありません。戦闘には慣れています」
天城康介:「天城康介。高校生だ。隣街でイリーガルエージェントをやってる。……名乗らきゃ駄目かな、"特異点の魔獣(モノケロス)"って」
天城康介:「所属支部とかは特にないから、今はやどりの……速水支部長の指揮下、ってことになる」
戸塚紀子:「11歳……支部長……」 やどりちゃんのプロフィールには困惑し、秋津くんの袖をひっぱる 「……えらいの? 子供なの?」
速水 やどり:「ふふ、えらい子供です」緊張を解くように、戸塚さんに笑いかける。
秋津湊:「偉くて子供かな、どっちもだよ」
秋津湊:「じゃ、改めて秋津湊。コードネームは“カタコンベ”。一応、この街のイリーガルってとこ」
秋津湊:「あんまり協力はしないから知られてないけど、一応データベースには乗ってるんじゃないかな」
戸塚紀子:「へえーっ……あ、お、お疲れさまです」 頭を深く下げる 「戸塚紀子です。女子高生……あの、オーヴァードです。戦ったりはできないけど」
秋津湊:「ああ、もしかしてそれで僕の名前知ってたの?」
戸塚紀子:「電気出したりすることはできて……今、町はあんまり電気使えないけど、いつでもケータイの充電とかできます。あ、コードがあればなんですけど……」 あわあわしている。慣れていない
ノーヴェ:「電気は生命線だ。それを維持できるってのは立派なもんだろ」
速水 やどり:「タブレットの充電、お願いするかもしれませんね……」
鷲尾瞳:「資料化されている事件は、ほぼ全て把握しています。それより、"カタコンベ”は今回の事件、今後も協力するつもりはあるのでしょうか?」
秋津湊:「あんま期待しないで上げてね、このこそれで携帯壊しちゃったりするからさ」
戸塚紀子:「そうですか? えへ……」 頭をかいて照れる
ノーヴェ:「そうだよ。堂々としてりゃいい」
秋津湊:「んー、出来るところなら関わりたくないというのが本音だけど」
戸塚紀子:「じゅ、充電なら大丈夫なんだよ! 直接触るとたまに壊しちゃうだけで……」
鷲尾瞳:「貴方方は巻き込まれただけのようです。望むなら、事件解決までセーフハウスで保護を受けてもらうことも出来ます」
秋津湊:「あいつら話通じないからさ、いま帰って襲ってこられても困るし。街の安全が分かるまで協力するよ」
天城康介:「……そうだな。休む前に、色々と確認したり、説明しなきゃいけないこともある。まずそっちから……でいいかな」
天城康介:やどりちゃんに、ひとまずやることを確認する。
ノーヴェ:「待てよ。俺だけハブるんじゃねえ」
ノーヴェ:「N市第七のノーヴェだ。元FH実験体の機械化兵」
秋津湊:「ふーん? きみたちだけで十分なら思う存分ゆっくりしたいね」
ノーヴェ:「名前もコードネームもノーヴェだ。そのまま呼んでくれりゃいい」
戸塚紀子:「FHの……実験体」 小声で反芻
天城康介:「ああ、悪い、道中で鷲尾……ええと、"マクガフィン"から色々聞いてたから、すっかり知った気になっちまった」
速水 やどり:「正直、敵の戦力が分かっていない状態ですから。協力してくださるなら、是非にお願いしたいです。後程謝礼も用意いたしますので」
秋津湊:「じゃあ……協力するよ。速水ちゃんみたいな子にお願いされて断ったら嫌なヤツだしね」
秋津湊:「……」今の返答をしてから少し考え込んで「やっぱりそっちに引きづられてるな」 と呟く
速水 やどり:「ご協力、感謝します」頭を下げる。
松村令華:「自己紹介は終わった? こっちからも二人、良いかしら」
GM:奥から出てきた彼女は、一人子供を連れている。速水支部長よりさらに年下だろう。令華に促され、一歩前に出る。
松村ガーデ:「……"プラズムスター"松村ガーデ。UGNチルドレンです」 その表情は固い。やはり緊張しているのだ
"プラズムスター"松村 ガーデ
――UGN OA町支部 チルドレン
松村ガーデ:その手には端子も何もなく、電源ボタンとランプだけがついている奇妙な機械がある。
鷲尾瞳:「彼女も今回の任務に協力を?」ガーデちゃんではなく冷華さんの方に聞きます
松村令華:「私の娘。そうね。支部への連絡については彼女を介して欲しいの」
天城康介:「……ええと、つまり。一家で支部長と、エージェントと、チルドレンを……?」
松村令華:「通信能力……というと曖昧かしら。電気信号を読み取り、発信し、再現する。そういうことに長けた子だから」
天城康介:目を丸くして、令華さんに尋ねる。
松村令華:「そうなるわね。私はもう事務員だし、この子も養子ではあるけど」 ガーデの頭を撫でつつ
松村令華:「この喫茶店の内部清掃もしてくれたの。あとベッドメイクもね。……使えそうなのは4つ。一つはこの子に使わせてあげて」
天城康介:「そっか。……いや、ごめん。変なコト聞いちまった」
天城康介:あまり立ち入ってはいけない事情があるのかもしれない、という思いと。羨ましさに似た何かを覚えて、押し黙る。
鷲尾瞳:「了解しました。事件解決まで、よろしくおねがいします。"プラズマスター”」と言いながらガーデちゃんに一礼。
速水 やどり:「かしこまりました。……よろしくお願いしますね、ガーデさん」こちらも、少しなにか眩しいものを見るように。
松村ガーデ:「問題ありません。……よろしくお願いします、みなさん」 返すように頭を深く下げ……すぐ頭を上げる
松村ガーデ:「連絡が来ました。再現します」
秋津湊:「どうもよろしく。"プラズムスター"? 松村ちゃん? ガーデちゃん?」
ノーヴェ:「この町の通信は信用しねえ」
ノーヴェ:「裏切り者がいるんだからな。オーヴァードを経由しようがなんだろうが、読まれる可能性はある」
ノーヴェ:「重要な情報は口頭で伝えさせてもらう」
松村令華:「もちろん、そうして欲しいけれど。……この子はもう少し特殊よ」
松村ガーデ:そう言うと、彼女を中心に光が舞い、一つの像を結ぶ。それはやがて、男性の姿を結ぶ
天城康介:「……立体映像?」
松村令華:「……この子の端末は『家族用』の独自規格だから。安全性は高め。……もちろん、読まれる可能性は当然、否定できないけど」
松村義彦:『……テスト。問題なく伝わっているか』
松村ガーデ:こくこくと頷く
松村義彦:すると、咳払いをして話し始める 『……手短に行こう。OA町支部、支部長。"インジゲイト"松村義彦だ』
松村義彦:「"リトル・ライト・ブルー"、"マクガフィン"、そして……"モノケロス"。急事への参援、感謝の言葉もない」
松村義彦:「そして"ノーヴェ"、"カタコンベ"、"イコアウス"。……襲撃を受けたと聞いた。救援間に合わず申し訳ない。無事で良かった」
ノーヴェ:「俺は襲撃受けんの二回目だ。まァ、二回目は勝手に首突っ込んだだけだがな」
ノーヴェ:「治安のいい町で嬉しいぜ」
秋津湊:「過ぎた話を掘り返す趣味はないよ。で、平穏な日常に戻りたいんだけどどうなってるのかな?」
速水 やどり:「"インジケイト"。あなたの町でまず最初に連絡ができず、現場での対応を優先したことを謝罪しておきます」一礼して。
松村義彦:「言葉もない。……他に離反者がいないかどうかの調査は、急ピッチで進めている。セキュリティの再確立もだ」
松村義彦:「……いや。確かに連絡もなく、想定より到着が早かったが、結果として三名のオーヴァードの救出が叶った。敵の戦力も削減できたのだ。感謝する」 速水支部長に
松村義彦:「……危険性の話をすれば、FHに顔を見られた。それだけでリスクには繋がる」 と、秋津くんに
松村義彦:「君たちの日常を守るのが我々の務めではある……が、現時点では力が及んでいないのが実情だ」
松村義彦:「この件については、可能な範囲でも協力してもらえるとありがたい。……どうかな?」
秋津湊:「さっきも速水ちゃんにお願いされたから僕はいいですよ。ただひとつお願いがあるなら……そうだな」
秋津湊:「紀子に対してそういうのはやめてもらえると助かるかな、意味はわかるでしょ?」
松村義彦:「……もちろんだ。彼女についてはあくまで保護。誰も彼も、猫の手だろうと引きずり出すのは本望でない」
松村義彦:「君の能力を買って依頼している。……指揮については、"リトル・ライト・ブルー"に従ってくれ」
戸塚紀子:不安と困惑の入り混じった表情で秋津くんと支部長を交互に見ている
秋津湊:「分かったよ。速水ちゃんの能力はさっき見たからね。十分有能だと思うよ」
松村義彦:「助かる。……こちらからは以上。何か確認事項はあるか?」 全員を見回して
ノーヴェ:藤方くんの所属ってQA町だったんでしょうか?
ノーヴェ:つまりインジゲイトさんの部下だったかどうかなんですけど
GM:違いますね。別支部からのエージェントではあります。
ノーヴェ:「"インジゲイト"。なんか伝言はあるか?」
松村義彦:「伝言?」
ノーヴェ:「"サイクルコーム"。藤方にだ。あいつとあんたが生きて再会して会話するような状況はもうやってこない」
ノーヴェ:「一時的にとはいえ、預かったエージェントだったんだろ。伝言があれば俺が聞いとく」
松村義彦:「……そのような意味であれば」
松村義彦:「私から君に依頼することはない」 事務的な口調だ
ノーヴェ:「了解」
天城康介:一瞬、何かを言いかけて口を開くが。
天城康介:「……俺は大丈夫だ。色々迷惑をかけるかもしれないけど。よろしく頼む」
天城康介:それを飲み込んで、ありきたりの答えを返す。
速水 やどり:「かしこまりました、指揮を請け負い、事件の解決を目指します」
鷲尾瞳:「問題ありません。"リトル・ライト・ブルー”の支持に従い、事件解決に努めます」
秋津湊:「ああ、そうだ。一つあった」
松村義彦:「聞こう」
秋津湊:「松村さんはいつここに来るの? 奥さんと、まぁ、養子の子をこっちに送っておいて後方支援ってのも」
秋津湊:「適材適所を考えればそれもありだとは思うけどさ、そこんところどうなのかなって」
松村ガーデ:ザザッ 音声・映像が共に少し乱れるが、すぐに持ち直す
松村義彦:「私がそちらに向かう予定はない。支部内監査、通常業務、そして"クライェル"セルの対処。統括しなければならないことがいくらでもある」
秋津湊:「ふぅん? そっか、答えてくれてありがとう。言いにくいことだったでしょ」
松村義彦:「その点、そちらに向かわせている両名には大きな権限もなく、フットワークが軽い。効率面での判断だ」
松村義彦:「構わん。人でなしの自覚はある。でなければ為せないことをしているのだから」
松村令華:「…………」 そっと映像から目を離し
松村義彦:「では通信を終わる」
松村義彦:最後の言葉もそっけなかった。映像・音声は切れ、
松村ガーデ:後には少し汗ばんだ彼女が残り 「……途中、再現が乱れました。申し訳ありません」 君たちへ頭を下げる
秋津湊:「いや、別にいいよ。ちゃんと話は――出来たんだからさ」
鷲尾瞳:「構いません。貴方のお陰で"インジゲイト"が優秀な支部長である事がわかりました」
天城康介:「ああ、いや……ありがとうな。……ベッドを使わせてやってくれ、っていうのもよく分かったよ」
速水 やどり:「いえ。"インジケイト"との連絡は必要な事項でした。ありがとうございます」
松村ガーデ:「そうです。義父さんは本当に優秀な……んっ」
松村令華:制止するように汗を拭きながら 「ごめんなさい。ひとまず今夜のところはお開きにしましょう」
松村令華:「休む人は休んで、動ける人は今からでも動く。共有は明日の朝に。どうかしら?」
鷲尾瞳:「私は"リトル・ライト・ブルー”の判断に従います」
速水 やどり:「はい。……まだ、纏めなければならない情報がありますから」
ノーヴェ:「それでいい」
ノーヴェ:「消耗したやつは早く寝ろ。俺は今から動く」
鷲尾瞳:出ていこうとするノーヴェくんの腕を掴みます
天城康介:「ん、分かった。……まあ、やれることはやっとくさ」
ノーヴェ:「あァ?」
秋津湊:「紀子ももう休んだら? 疲れたでしょ」
鷲尾瞳:「今から動くではありません。貴方は間違いなく休む方です。"リトル・ライト・ブルー”の判断を聞くまでもなく」
ノーヴェ:「バカいえ。俺はロクに戦ってねえんだぞ」
ノーヴェ:「戦闘時間が一番短かったのは俺だ。俺の消耗が一番軽いに決まってんだろうが」
GM:もちろんその『戦闘』に入る前に病院送りになっていたことは知っていて良い。
戸塚紀子:「うん、そうしようかな。……おじさんとおばさんにだけ電話しよっと。心配してるだろうし……それとも支部から連絡、行ってるのかな」
戸塚紀子:いいつつ彼女も、松村母子と一緒に引っ込みます
秋津湊:「心配しているだろうし、一応お願いしてみたら?」
鷲尾瞳:「そもそも戦闘を行うべき状況では無かったはずです。今は休んで下さい。貴方の力はこのあとで必要になるんです」
鷲尾瞳:「その時のためにも今は休息すべきです。あの藤方とかいう男と相対した時、もう限界で戦えませんなんて事になったらどうするのですか」
ノーヴェ:「フン」
ノーヴェ:「確かにそのとおりだ。鷲尾もたまにはいい事言うな……」
鷲尾瞳:「私はいつもUGNチルドレンとして当然の事を言っているだけです」
ノーヴェ:「オーケーだ」
ノーヴェ:「裏切り者は殺す。昨日までの仲間に平然と手を出すようなやつは念入りにな」
ノーヴェ:「休んどこう。そういや腹も減ったな……鷲尾、お前でいい。なんか作ってくれ」
ノーヴェ:そう言ってそのへんの椅子にどっかと座ります。実際、相当に消耗していた。
鷲尾瞳:「わかってもらえたなら何よりです。料理……は構いませんが。食べ終わったらベッドを借りて下さい。床ではなく」
鷲尾瞳:念を押すように言ってからキッチンの方へ向かいます。
GM:それでは情報収集判定に入ります。
GM:
GM:◆ 情報収集 1
OA町の現状について <情報:UGN><情報:噂話><情報:裏社会> 難易度6
クライェル・セルについて <情報:UGN> 難易度8
"ランチャージェミナス"清河 朱鷺江について <情報:UGN> 難易度9
"サイクルコーム"藤形 旋について <情報:UGN> 難易度9
"レコ"、あるいは"MOE"羽根野モエについて <情報:裏社会> 難易度8
GM:
鷲尾瞳:ジェミナスさんやりたいです。因縁もあるし。
GM:あ、☆着け忘れてた。OA町の現状、セルについて、羽根野モエについてで次項目も出ます
ノーヴェ:戦闘に全振りしたから情報ショボいんだよなあ
秋津湊:大体の情報は抜けますね
天城康介:レコについて行きたいけど、裏社会8か。(持ってる技能は噂話のみ)
速水 やどり:大体やれます サイクルコームについてかなぁ
鷲尾瞳:私も裏社会は苦手ですね
ノーヴェ:サイクルコームは先に僕が行きたいですね。殺したい。
秋津湊:じゃあ、ムカつくからレコの情報抜きますね
ノーヴェ:ということで藤方クンについていきます。コネを使ってダイスを+2。
鷲尾瞳:ということで清河ちゃん振ります。てい。
ノーヴェ:5dx+1=>9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[5,6,7,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功
GM:振っていこ!
GM:殺意
天城康介:ああいや、財産点があるから5が出ればいいのか。ダイスボーナスも入ってるし。
速水 やどり:殺意がすごい
鷲尾瞳:5DX+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 9[2,4,6,7,9]+5 → 14
天城康介:というわけでレコについて、裏社会…はないので素振り。
天城康介:と、行ってくれてた。ありがたい。
鷲尾瞳:成功です
速水 やどり:クラィエルセルについてを振りに行けばいいかな
秋津湊:"レコ"、あるいは"MOE"羽根野モエについて <情報:裏社会> 難易度8 を調べます。情報屋のコネで裏社会のダイス+2
天城康介:そしたら、こちらで町の現状について、かな。
秋津湊:(1+2+2)dx+2>=8 <情報:裏社会>
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 9[3,3,6,8,9]+2 → 11 → 成功
GM:どうぞどうぞ! それで矛盾はないです
速水 やどり:クライェル・セルについて <情報:UGN> 難易度8 をコネ:UGN幹部起動して振ります。
鷲尾瞳:お願いします
天城康介:ではコネを使って、噂話で。
速水 やどり:5dx+4>=8
DoubleCross : (5R10+4[10]>=8) → 10[3,4,5,8,10]+7[7]+4 → 21 → 成功
天城康介:6dx+1>=6
DoubleCross : (6R10+1[10]>=6) → 8[1,2,2,2,2,8]+1 → 9 → 成功
天城康介:成功です。
速水 やどり:成功です。
GM:スルスル行く! 開示していきまーす
GM:
GM:・OA町の現状について
OA町は山間に無人の地熱発電所を有し、近隣地帯に電力を供給すると同時に、自身もその電力の恩恵で発展してきたエネルギー都市だ。
現在クライェル・セルに大型の発電所を制圧されているが、それで全ての発電所が停止している訳ではない。
ただし、その大半は政治的取引や訴訟回避のために他地域へ供給されているのが実情であり、
病院やサーバセンターなどの重要設備へ優先的に給電を行っているため、町民は節電生活を余儀なくされている。
なお、表向きは発電所で発生した大規模な事故が原因で発電がストップしているということになっている。
GM:
GM:・クライェル・セルについて
FHの新興セル。今までに大きな事件を起こしたことがないため、情報は少ない。
判明しているのは、強力な機械武装をした兵力を有していることと、機械技術に優れていること。
また、セルリーダーの"クライェル"に関しては輪をかけて情報が少ないが、
これはただ活動が少ないというだけでなく、高い情報隠蔽能力を持っていることに起因すると思われる。
どちらかといえば元UGNチルドレンの戦闘隊長、"ランチャージェミナス"清河朱鷺江をセルの顔と言っても良いだろう。
GM: →[追加] "クライェル"について
GM:
GM:また、この2件が開放されたことにより、新たな情報が追加されます。
鷲尾瞳:なんだろう
GM:・『OA町の現状について』『クライェル・セルについて』の複合
どちらにせよ、セル単体で見たときの脅威度はそこまで高くなく、現状ほどにOA町支部が対処に苦慮しているのは、客観的に見ると奇妙な事態である。
あるいは、UGN側に何らかの瑕疵があるのかもしれない。
→[追加] UGN OA町支部について
GM:
GM:・"ランチャージェミナス"清河 朱鷺江について
元UGNチルドレン。二年ほど前、鷲尾瞳と同じ施設で訓練を受けていたが、UGNへの不信を拭いきれず、脱走。
以来の足取りは判然としないが、傭兵のような働きをしている内にFHに流れ着き、"クライェル"セルに所属することになった。
FHの実験施設におり、過酷な実験に晒されていた。その過程でジャーム化直前まで暴走し、同じ境遇の友人及び自身に実験を行っていた研究員を虐殺。
UGNにより鎮圧を受け、記憶処理を施されていたが、完全なものとは行かず、わだかまりを抱えていた。不信の原因はそれだと思われる。
《ハンドレッドガンズ》《ジャイアントウェポン》で作成した巨大砲による炎と雷の砲撃が主な攻撃手段。高い装甲値で戦線維持にも貢献する。
切り札に《ギガノトランス》を持つ。
ノーヴェ:死んでくれ……
GM:要望がストレート
鷲尾瞳:殺さないで
天城康介:それをこちらに寄越せ。
鷲尾瞳:もう一回暴走して今度はクライェル三たちを殺してもらおう
GM:
GM:・"サイクルコーム"藤形 旋について
OA町・大N市外で活動していた、支援を専門とするUGNエージェント。"インジゲイト"松村義彦の教官時代の教え子の一人。
努力することに対してある種の信仰を抱いており、他人を『積み重ね』、つまり本人の経歴で判断する性分。
自身より経験豊富な者であれば歳下であろうと従う一方、遺産継承者やレネゲイドビーイングなど、理外の経路で力を得た者に対しては辛辣になる悪癖があった。
覚醒は幼少期。その際に暴走して家族を殺害しており、その際の心的外傷の悪影響を防ぐため、記憶処置を施されている。
《グラビティバインド》《悪魔の影》《死神の瞳》などによる敵の行動妨害、ダメージ増幅と得意とするサポーター。
ハヌマーンシンドロームとのクロスブリードであり、それに起因する攻撃エフェクトも持ってはいるが、高威力の反面精度が低く、戦闘ではあまり使われない(ノーヴェ・館川が負傷した宿泊施設の倒壊はこれに起因すると思われる)。
切り札に《黒星粉砕》を持つ。
GM:
GM:・"レコ"、あるいは"MOE(メイド・オーバー・アース)"羽根野モエについて
MOE羽根野モエは、自称した通りの傭兵である。FH等、UGNとは敵対する立場で雇用されることが多い。仕事の基準は報酬金額のコストパフォーマンスのみ。
現在はレネゲイドビーイング"レコルダーレ"との契約に基づき、"レコルダーレ"の護衛を行っている。
(都築京香が天城康介へ機能停止を依頼した"レコ"は、この"レコルダーレ"を指しているものと思われる)
基礎能力は低いものの、エフェクトの扱いに長け、ハヌマーンシンドロームに関するすべてのエフェクトを扱うことができる。
ただし、現在の契約内容によると、護衛に専念するため、【感覚】【精神】【社会】に関連するエフェクト(<射撃><RC>など)、《空蝉》を除く120%エフェクトは使用されない。
→[追加] "レコルダーレ"について
GM:
鷲尾瞳:あ、あとノーヴェくんに頼まれたので料理作る判定していいですか?
GM:いいよ! 夜食作成判定どうぞ
GM:場合によっては朝食作成判定もしてよいよ
鷲尾瞳:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,4,4,9,10]+3[3] → 13
鷲尾瞳:すごい美味しい夜食!
ノーヴェ:さすが瞳チャン
鷲尾瞳:チーズとベーコンのパン粥です。
天城康介:気合いが凄い。
GM:では深夜、喫茶店内は瞳ちゃんの夜食の匂いで満ちているだろう。
GM:常識人はそろそろ寝る時間でもある。
鷲尾瞳:「レシピ通りに作ったので、味に問題はないはずです。皆さんもよろしければ」
鷲尾瞳:律儀にエプロンと三角巾をつけて、出来上がった夜食を運んできます。
ノーヴェ:「相変わらず真面目の塊みたいなやつだな」 エプロンと三角巾を一瞥する。
ノーヴェ:パン粥だけでは絶対に足りないので、喫茶店の冷蔵庫にあった冷凍のスパゲッティを3パックくらい解凍して一緒に食べます。
速水 やどり:「ありがとうございます」目を少々擦りながら、パン粥を受け取る。
天城康介:ノーヴェほど肉体を酷使したわけでも、速水支部長ほど頭脳を回転させたわけでもなく、夜食は横目に見るだけにしながら。
天城康介:「……速水支部長、ちょっといいかな」
天城康介:遠慮がちに、声をかける。
速水 やどり:「? どうしたんです、天城さん」
天城康介:「話しておきたいことが、ある」
天城康介:そう言って、部屋の隅。灯りもあまり届かない、小さなテーブルを指さして、そこへ座る。
速水 やどり:「……お聞きしましょう」意図を察し、静かにテーブルへ移る。
天城康介:「悪い。……現状が現状だし、手短に」
天城康介:「俺が招集に応じたのは、もちろん、速水支部長が声をかけてくれたから、っていうのもある。でも」
天城康介:少しだけ、言葉を発するのを躊躇してから。
天城康介:「……”プランナー”に、会った。名指しで呼び出されて。そして」
天城康介:お願いされたこと…”レコ”を「機能停止」させてくれということ。そして「速度」という言葉があったことを口にして。
天城康介:「……見せられた写真は、たしかにあのメイド服の女の人……モエ、と名乗ってた人のだった」
速水 やどり:「……考えるべきことが増えてしまいましたね……」
天城康介:「たぶん、事態がどう転んでも、あの人の”プラン”の内なんだろう。……悔しいけど、そこは俺たちの手が届くもんじゃない」
速水 やどり:「……しかし、天城さんをわざわざ名指しで呼んだという事は、ゼノスそのものからの介入はないか……」ぶつぶつと、独り言ちて。
天城康介:「……このことをどう扱うかは、速水支部長に任せるよ。でもさ」
天城康介:「やどり」
天城康介:小さく、名前を呼ぶ。
速水 やどり:「……はい」
天城康介:「今回のことで嫌な想いをする奴は、少ない方がいいに決まってる。……そのために俺達は。俺は」
天城康介:「やどりと一緒に来たんだ。……それだけは、忘れないでくれると、嬉しい」
速水 やどり:「えぇ。……忘れませんとも。頼りにさせてもらいますけど、その。無茶はし過ぎないでくださいね。こうすけさん」
天城康介:「やどりもな。女の子が、こんな時間まで起きてちゃダメだ」
天城康介:ぽん、と。やどりちゃんの頭に手を置いて、軽く撫でるように。
速水 やどり:「……男の人でも、普通は寝る時間ですよ、もう」その手を払いのけたりはしない。しばらく感触を味わうようにした後、唇を尖らせて一言返す。
天城康介:「そうだった。……うん、まだやることはあるから、後でまたちゃんと言うけど」
天城康介:「おやすみ、やどり」
天城康介:手の中の感触を惜しむようにしながら、そう伝えた。
ノーヴェ:「しかし」
鷲尾瞳:「……」横目で撫でられている速水さんをちらっと見る
ノーヴェ:「旨ェなこのパン粥は。よくやったぞ鷲尾」
鷲尾瞳:「そうですか?実は、あまり料理の経験はなく、不安だったのですが」
鷲尾瞳:「"ノーヴェ”にそうと言ってもらえるなら、作ったかいがあります。元々貴方の要望で作ったものですから」
ノーヴェ:「そうか。いや、いつも食ってるガネシュのカレーには全く及ばねえが」
ノーヴェ:「行きつけの定食屋の生姜焼きくらいには旨ェよ。また作ってくれ」
ノーヴェ:「おかわり」
鷲尾瞳:「……」突き出された器をじっと見て
鷲尾瞳:「……いえ、今回限りにしておきます。元々私は戦闘員ですので。このようなことをしてる暇は本来有りませんし」
鷲尾瞳:「訓練を受けた者がやるべきです。それとおかわりは有りません。これは松村さん達の分ですから」
ノーヴェ:「本当に真面目の塊みたいなやつだなお前!」
鷲尾瞳:「天城さんもまだですよね?遠慮せず温かいうちにどうぞ。キュマイラシンドロームはカロリーの消費が激しいと聞いています」
ノーヴェ:「もったいねえ。剣の腕といい料理といい、もっと融通きかせりゃあ伸び幅もあるだろうに」
鷲尾瞳:「これから忙しくなるかもしれません。補給は出来るうちにしておいたほうがいいですよ」
鷲尾瞳:「余計なお世話です。それを言うなら貴方の方こそ、もっと規律を学ぶべきです」
天城康介:ああいや俺は、などと言いかけるが、結局は。ありがとうと小さく礼を述べて、食べ始める。
ノーヴェ:「お前らは冷凍のパスタ食べとけ! うめーから!」
ノーヴェ:「パン粥は俺が食べる」
鷲尾瞳:「支部長の野蛮さが移らないうちに第七支部から離れて、第一支部でUGN本来のあり方を学ぶべきです」
鷲尾瞳:「ダメです。次からその、ガネシュさんとかいう人にお弁当を用意してもらってください」
GM:では、秋津くんが寝袋で眠っていると、ほんのりと揺すられます。
秋津湊:「ん……紀子か?」 上半身を起こします
秋津湊:「どうした? なんかあった?」
戸塚紀子:「うん……紀子です」 眠たげな目で君を見る 「ごめんね、起こしちゃって」
戸塚紀子:「なんかあったっていうか……聞きそびれちゃって」
秋津湊:「ん、なに?」
戸塚紀子:「あのね……店の中、暗いでしょ? 節電中だし……だけどまさか、松村さんを起こすわけにはいかないし」
戸塚紀子:「他のみんなだって、疲れてると思うし。あっ、別に湊がどうでもいいわけじゃないんだけど……」
戸塚紀子:明らかに言いたい事の核心に触れず、どこかもじもじしている
秋津湊:「それで? ちょっと言いたいことがわからないんだけど……」
秋津湊:「あ、トイレ?」
戸塚紀子:「う」 息が詰まったような声を上げ、頬を赤くし
戸塚紀子:「……はい……」 うつむく
秋津湊:「いいんじゃない? 生理現象だし恥ずかしがることないって」
戸塚紀子:「そっ……それはそうだけど、生理現象だけど、でも、恥ずかしいでしょ!」
戸塚紀子:「汗の匂いとかイヤだし……ああもう、そうじゃなくて」 首を振り
戸塚紀子:「とにかく、トイレ、行きたいの。手伝って……?」
秋津湊:「分かった、暗いしオーヴァードとはいえ転んだりしたら痛いしね」
秋津湊:「それじゃ行こうか。手、繋ぐ?」
戸塚紀子:「う……ん」 ためらいがちに手を取る。その指は温かい
秋津湊:ではそのままトイレに誘導していく。
秋津湊:「じゃあ、ここで待ってるからさ。あ、それとも離れていたほうがいい?」
戸塚紀子:「え、えっ。そんなこと言われても。どうしよ……っ、う」 少し迷った挙げ句、早足でドアを開け
戸塚紀子:「湊くんの好きにして!」 とだけ言い捨ててトイレに入ってしまいます。施錠音
秋津湊:「………困るな」 とりあえずここで待っていることにする
GM:しばらく待っていると、水の流れる音がして
戸塚紀子:さらに少し後、おずおずと出てくる 「……ごめん」
秋津湊:「いや、別に謝らなくていい。こんな状況だからね」
戸塚紀子:「そうだけど、でもごめん。ごめんなの。……戻ろ」
秋津湊:「ふぅん? ……なにか困ったことがあるなら聞くけど」
戸塚紀子:「困ってるっていうか……落ち着いてるよね、湊くんは」 手は取らずにあるき出す
秋津湊:「こんな状況って言っただろ? きみがしおらしいときはなんかある時が多い」
秋津湊:「落ち着いてる、ね……まぁ、そうだと思うよ。馴れてるからね」
秋津湊:隣を歩いていく。
戸塚紀子:「馴れてるんだ、やっぱりこういうこと」
秋津湊:「否定はしないかな、嫌なんだけどね。正直なところ」
戸塚紀子:「嫌……うん、そうなんだよね。きっと」 小さく頷き 「こういう事件に馴れてるなんて。それだけ、大変なことがあったってことなんだろうし」
秋津湊:「うーん、そんなにきみが考え込むようなことじゃないと思うよ?」「ただ、なんだろ……」
秋津湊:「えーっと……ああ、そうだ。きみが怖いとか思うなら仕方ないんじゃないかな」
戸塚紀子:「ん……まあね。何が起こったのかは、結局よくわかってないけど、でもなんとなくは分かるし」
秋津湊:「なんだろ、そういうなにか考えてるなら吐き出してもいいと思うよ、僕はそういうのはっきり言わないと分からない方だしさ」
戸塚紀子:そう言われると、少し躊躇うが 「……実はね。わたし、ドキドキっていうか、緊張はしてるんだけど」
戸塚紀子:「そこまで怖いってことはないんだよね。あ、お店が暗くてトイレの場所が分からなかったのはそうだけど、でも……」
戸塚紀子:「湊くん、いるから。だからなんだか大丈夫。今もね」
秋津湊:「それは良かった。 夜中に起こされた意味があったよ」
戸塚紀子:「ごめんって。でもついてきてくれてありがと」 屈託なく笑う
GM:――翌朝
GM:店舗内にコーヒーの香りが漂う。戸塚が淹れたのだ。コーヒーが早い者は牛乳もある。
GM:君たちは、昨晩の内に収集した情報を共有するべく集まっていた。
松村令華:「……そろそろ娘が起きると思うから、そうしたら席を外させてもらうけど」 腕時計を見つつ
松村令華:「ひとまず分かったこと、報告し合いましょうか。情報の共有ね」
天城康介:「ああ。……って言っても、分かったことと言やあ……」
鷲尾瞳:「はい。私は"ランチャージェミナス”について、調査を行っていました。どうやら、UGNに記憶処理を受けた事に不満をいだいていたようです」
天城康介:今更の話だろうけど、と前置きして、OA市の現状について調べたことを伝えましょう。
速水 やどり:「"クライェル"セルについて、新興だからか情報が少ないですが……それ以上に、トップの情報隠蔽能力が群を抜いているようです。調査にはまだ時間をかける必要がありそうです」
松村令華:「記憶処理、か」 視線を落とし、思索するように押し黙る
鷲尾瞳:「それから、彼女が保護される以前のことですが……」という感じで、調べた情報全般を共有します
鷲尾瞳:他の人の報告を聞く間はちまちま牛乳を飲んでます。子供のうちはカフェインは控えたほうがいいらしいので。
松村令華:君たちの話を、コーヒーを飲みながら聞いている
秋津湊:「ふぅん?」「じゃあ、この間の戦闘で出てきてたメイド服のことなんだけど――」 と情報を共有します。
秋津湊:「レコルダーレっていうレネゲイドビーイングと契約してるんだってさ。そいつの護衛だって」
天城康介:「……レコルダーレ。レコ。……うん、そうか」
秋津湊:「略するとレコってなるのかな? ああいうの嫌だなぁ」 とコーヒーを啜る。
天城康介:コーヒーと牛乳を1:1で割った(というよりほぼ珈琲牛乳と化した)ものを、少しずつ啜るように飲みながら、頷く。
秋津湊:「それで、ノーヴェはどうだった?」
松村令華:「"レコルダーレ"……ね。語感が英語の単語と似てるから分かると思うけど」
松村令華:「記録とか、記憶とか。そういうものを意味するラテン語になる」
ノーヴェ:「藤方の情報を取った。半分は既知のもの、もう半分はそうでないものだ」
速水 やどり:(……メイド服の女性と、レコルダーレ……"レコ"は別物……? 天城さんの話とちょっと違うのが引っかかりますね……)
松村令華:「あるいは、『思い出す』」
ノーヴェ:「ふざけた奴だぜ。サポート専門ですって面しておいて、普通に攻撃力も有してる」
ノーヴェ:「あと性格が悪い」
ノーヴェ:藤方くんの情報については支部にあった資料とかも引っ張ってきています。
鷲尾瞳:「それも既知の情報では……?」
松村令華:「まあ、彼の性格には確かに問題があった。……それを言うなら、誰でも大なり小なりだから。よほどの問題行動に繋がらない限りは考慮されないけれど」
ノーヴェ:「そうだなァ。再認識したって感じだ」
鷲尾瞳:「松村さんの方からなにか情報は?」
ノーヴェ:「にしても、俺に向かってポンコツだのブリキ野郎だの鉄くずにして売り払うだのは普段は言わなかったぜ」
松村令華:「いいえ、ごめんなさい。私からは特に何も……今出ている情報以上のものはね」
松村令華:「新しめの情報よりは、地域図とか、その手の情報をまとめておいたわ。良ければ使ってちょうだい」
松村令華:と言うと、腕時計を見た彼女は席を立つ
天城康介:「……裏切ったふたりが記憶処置を受けてて、そして、”思い出す”レネゲイドビーイング、か」
鷲尾瞳:「……」
松村令華:「……ごめんなさい。そろそろガーデが起きるわ。ちょっと薬とか見てあげなきゃいけないから、席を外すわね」
秋津湊:「そういうの気にしないほうが楽に生きられると思うんだけどね」
天城康介:ああ、と令華さんに向けて頷いてから。
松村令華:「少し戻らないけど、何かあったら声をかけて。この店にあるものは自由に使ってくれて構わないから」 ということで奥に引っ込みます
秋津湊:じゃあ、松村さんが引っ込んだことと、紀子が近くに居ないことを確認します。
天城康介:「……何もかも忘れてなかったことにすんのと、抱えたまんま、それでも覚えてんのと」
天城康介:「どっちが、いいんだろうな。……自分じゃなくて、いなくなった誰かのためには」
天城康介:そう、自分に問いかけるようにつぶやく。
鷲尾瞳:「どちらであろうと。クライェルセルのしていることは見過ごせません」
秋津湊:では、問題ないことを確認したら「あ、ちょっといいかな?」
速水 やどり:「なんでしょう?」
天城康介:「そりゃあ……まあ、そうだな。今考えるべきはそっちだ。ごめん」
天城康介:「……ん、何だよ改まって」
秋津湊:「ああ、彼女、紀子のことなんだけどさ。出来るなら物騒な言葉とかは聞かせないようにしてくれると助かる」
戸塚紀子:キッチンの方から調理の音が聞こえてきます。ここでの会話は聞こえないだろう
秋津湊:「なんだろう、いわゆる忘れてたほうがいいくらいのことを忘れててさ。そういうので思い出しちゃうと困ったことになると思うんだよ」
秋津湊:「きみたちも今の状況で無用な手間はかけたくないでしょ?」
速水 やどり:「それは……配慮させていただきます」
秋津湊:「ああ、気になるならOA支部の情報調べても良いんじゃない? 面白くないことだと思うけど」
ノーヴェ:「元からそのつもりだ。一般人をビクつかせていいことは一つもない」 戦闘時以外、戸塚がいる時は常時柔らかめの口調にしていた。
天城康介:「……あの子も、か。わかった、気を付ける」
ノーヴェ:「何があったのかは知らんけどな。話したくねえってことはそういうことなんだろ」
秋津湊:「いやぁ、殺すとか控えてねっていう話だから。ノーヴェ、つい口に出すでしょ」
ノーヴェ:「あいつが居る時は控えてるぜ。戦闘時はさすがに知らん」
ノーヴェ:「ま、次の戦闘時に戸塚はいねえだろうから、そこは問題ねーと思うが」
鷲尾瞳:「彼女は協力者ではなく、保護される立場です。ここが戦場になるようなことがなければ、大丈夫でしょう」
速水 やどり:「……確かに、気になります。この支部の事は。そもそも他支部からの増援を受けておきながら、詳細情報が不明とはいえども新興のセル一つを相手にして、対処の遅れが大きすぎる……」小さめの声で。
天城康介:「……支部側に、何か問題があるかもしれない、ってことか?」
速水 やどり:「えぇ。……村松さんご家族の前では言えないので、こっそりと追及することになりそうですが」
秋津湊:「協力感謝するよ」「でも、どうなんだろうね。奥さんはなにか知ってるかも知れないよ」
鷲尾瞳:「私は"リトル・ライト・ブルー”の指示に従います。この支部を調べると言うなら、それでも構いません」
秋津湊:「ここに居ない人間を追求するのも難しいし、そういう心理的なガードを狙ってるのかも」
ノーヴェ:「だいたいの発端が秘密施設の襲撃だからな」
ノーヴェ:「情報管理が杜撰だったり、他の内通者がいても全然不思議じゃねェよ」
天城康介:「本当にチルドレンを”家族”として扱う人なら、俺としちゃ信じたいけど」
天城康介:自分が知るチルドレンの顔を思い出しながら。
天城康介:「……状況が状況だもんな。調べて届くところなら、ちゃんとやらなきゃ」
ノーヴェ:「俺としてはそもそも、藤方に対して何も言う事がねえッてのが信じられねえけどな」
ノーヴェ:「裏切った配下に対して"何も言うことはありません"ってのは」
ノーヴェ:「部下が裏切ろうが裏切るまいがどうでもいいですっつってンのと同じだ。好きなタイプじゃねえ」
ノーヴェ:「成田の方が1.1倍ほどマシだ」
天城康介:「うん。だから、分からない。松村さんが……こういう言い方で纏めちまっていいのかは分からないけど」
天城康介:「いい人なのか、悪い人なのか。……そういうのも含めた上で、これからのことを考えていかなきゃならない」
鷲尾瞳:「そうでしょうか?自分の感情を律して、支部長としてするべき事を行うのは、むしろ優れた性質だと思います」
天城康介:「……と、思うんだけど、どうだろう」
速水 やどり:「そうですね。……身の振り方は、調査の結果次第では考えるべきことですね」
ノーヴェ:「まだ事件の全貌も見えねえしな」
ノーヴェ:「優れた支部長かどうか、支部に問題があるのかどうかもじき分かるだろ」
秋津湊:「個人的にはいいひとであって欲しいね」
ノーヴェ:「"どちらに殺されたい方か"って聞かなくて済むからか?」
秋津湊:「今まで世話になった人だからね、そういう人には嫌と思うのが普通でしょ?」
ノーヴェ:「まったくだ。普通のはずなんだがなあ」
秋津湊:「それと、ノーヴェ」「聞こえてないかもだけど頼むよ」
ノーヴェ:「裏切って仲間に攻撃しかけてくるってのは、よっぽどの事なんだろなァ」
ノーヴェ:「あ?」
天城康介:「……そりゃあ、そうだよな。そいつが、それまでやってこなかったことに手を出すってのは」
天城康介:「ちゃんと、理由がある。……あるんだよ」
天城康介:決して友人ではなかった、けれども忘れられもしない、この世にいない少年のことを思い出しながら。
天城康介:背もたれに身を預け、天井を見上げる。
GM:- - - -
GM:ではシーンを切りましょう。ロイス、調達可能です。
速水 やどり:協力者/秋津湊/〇連帯感/隔意 でロイス取得したいです。
鷲尾瞳:NPCが多いからロイス迷うんだよな……
天城康介:あと2枠かあ。一旦保留しておきます。
秋津湊:今のところはなしで
ノーヴェ:どうするかな。購入チャンスがもうあまりないぞ。
鷲尾瞳:まだいいかな。
天城康介:購入はブルーゲイル狙い。出たら誰かに渡す所存。
天城康介:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 9[1,5,8,9] → 9 → 失敗
鷲尾瞳:購入はやどり支部長にブルーゲイルお願いしたい……私は普通に応急手当狙います
天城康介:ダメだった!
ノーヴェ:ライトニングリンクのHPは最小限確保できてるしな・・・
鷲尾瞳:多分この敵相手にはHPが大事だから。
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[5,6,7] → 7
速水 やどり:ブルーゲイル狙います
鷲尾瞳:購入は優秀じゃない
速水 やどり:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 9[1,7,9]+1 → 10 → 失敗
ノーヴェ:ミドルの敵、行動値いくつでしたっけ。ノーヴェのクライマックス行動値が21なんですよね
鷲尾瞳:ブルーゲイルって20もするんだっけ!
速水 やどり:財産10点ぶっ込みどころでしょう。詰めますか。
ノーヴェ:ブルーゲイルもあったほうがいい気がするんだけど・・・もえちゃんが22とかだっけ
鷲尾瞳:あんまり購入機会もないだろうし、お願いします
鷲尾瞳:もえちゃんが27でジェミナスさんが22ですね
鷲尾瞳:ノーヴェ君21だっけ
ノーヴェ:速すぎる・・・全員死んでくれ
ノーヴェ:6+16で22!
速水 やどり:このブルゲは鷲尾さんに。
ノーヴェ:22じゃん
天城康介:ブルーゲイル、セットアップ使用なので、ノーヴェくんには乗らないんですよね…痒い所に一歩届かない…。
ノーヴェ:それもそうじゃん!
ノーヴェ:回復しよ。応急手当。
秋津湊:んー、医療トランクを購入します。
鷲尾瞳:私が持っておくと藤方さんより早く動ける!ありがとうございます
ノーヴェ:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[4,5,10]+10[10]+3[3]+1 → 24 → 成功
ノーヴェ:死んでくれ……
ノーヴェ:自分に使います。
天城康介:こんな時に限って。
秋津湊:(1+2)dx+6>=20
DoubleCross : (3R10+6[10]>=20) → 10[2,3,10]+10[10]+5[5]+6 → 31 → 成功
ノーヴェ:いやこれ、どうかな
鷲尾瞳:医療トランクいいよね
ノーヴェ:瞳ちゃん回復させたほうがいい?
秋津湊:おら成功だ!
ノーヴェ:カバー持ちだし
速水 やどり:皆買い物うまいね?
GM:すげえ
鷲尾瞳:そうですね。この後防具買った時
ノーヴェ:あっいや、やっぱ自分に使おう。HP9だとライトニングリンク二回撃てない。
秋津湊:んー、そうだな。まずノーヴェくん医療トランク使っていいですよ
鷲尾瞳:行動値の問題で着れるのは私くらいかなって思う
鷲尾瞳:けどそうね!ライトニングリンクは大事!
ノーヴェ:えっいいの! 医療トランク、いくつ回復するんでしたっけ。
秋津湊:2d10ですね
ノーヴェ:よかった・・じゃあ医療トランクを一回だけ借りて、すぐお返しします。
ノーヴェ:9+2d10
DoubleCross : (9+2D10) → 9+17[9,8] → 26
秋津湊:ぶっちゃけ
秋津湊:この後の登場機会が少し少なめ方から回復していったほうがいいので
ノーヴェ:あー、たしかに
ノーヴェ:となるとどうしようかな。この応急、秋津くん使います?
秋津湊:いやー、先にノーヴェくん全開にしてください
ノーヴェ:了解です。ライトニングリンクは2回撃てるHPだけど、HP全快なら耐えられる攻撃も……あるといいな
ノーヴェ:26+2d10
DoubleCross : (26+2D10) → 26+12[10,2] → 38
秋津湊:全快で防具あれば雑魚の攻撃を一発は耐えられるだろうし
鷲尾瞳:敵の雑魚の攻撃は防具あれば全然耐えられるはず
ノーヴェ:HP38なので丁度全快しました。もし手番が余ったらアームドスーツとか買ってくれると嬉しい……!
ノーヴェ:以上です。
鷲尾瞳:私も2発でギリギリ倒れるくらいだったし。
ノーヴェ:トランクは秋津くんに返却!
秋津湊:返ってこい! 医療トランク!
鷲尾瞳:侵蝕低い人が持ってたほうがよくないですか?
鷲尾瞳:秋津くんは次休まなくて平気?
秋津湊:じゃあ、瞳チャンもっとく?
鷲尾瞳:じゃあ持っとく!
秋津湊:キミに渡す!
鷲尾瞳:休んでも回復できるぜ
GM:あっ、これ調達とロイスは大丈夫かな?
ノーヴェ:大丈夫ですと言おうとしたけど
ノーヴェ:どうするかなロイス……
鷲尾瞳:私は大丈夫!
速水 やどり:こっちは大丈夫
天城康介:はい、こちらは以上で!
秋津湊:大丈夫です
ノーヴェ:いや、まだミドル2なのだ。もう1シーンくらい出られるだろうし枠は開けとこう。
ノーヴェ:以上です。
GM:大丈夫だね! ではシーンを切ります
GM:
GM:□ 先出し情報項目
UGN OA町支部について <情報:UGN> 難易度7
"クライェル"について <情報:UGN> 難易度10
"レコルダーレ"について <情報:裏社会><情報:UGN> 難易度9
GM:◆◆◆ ここまでのあらすじ ◆◆◆
FHの新興セル・クライェルにより、発電所を占拠されたOA町。
対処にあたるUGN OA町支部であったが、"インジゲイト"松村義彦支部長の率いる支部の動作はどうにも精彩を欠く。
さらには"サイクルコーム"藤形旋という離反者すら出し、人的・情報的ダメージを負ってしまう。
"ランチャージェミナス"清河朱鷺江、そして"クライェル"の率いるFHの本懐は、未だ判然とせず……
先行き見えぬ状況下におき、集いしUGNは5人。
"プランナー"により送り込まれた"特異点の獣(モノケロス)" 天城康介。
"ランチャージェミナス"と奇縁持つチルドレン、"マクガフィン"鷲尾瞳。
未だ幼き大N市・第九支部長、"リトル・ライト・ブルー"速水やどり。
OA町にて"サイクルコーム"による裏切りの痛打を被った、ノーヴェ。
そして、"イコアウス"戸塚紀子に袖を掴まれし"カタコンベ"秋津湊。
ダブルクロス3rd Edition
『VS Υ』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
◆ Middle 3 敵 Scene Player : 速水やどり
[11][侵蝕87/昇華0] 秋津湊
[09][侵蝕77/昇華0] 鷲尾瞳
[08][侵蝕64/昇華0] 速水 やどり
[06][侵蝕89/昇華0] ノーヴェ
[03][侵蝕84/昇華0] 天城康介
GM:情報収集シーンです。登場判定をお願いします。
鷲尾瞳:敵だぞ
GM:登場は任意! 中途登場も可能です。判定前にちょっと演出入れるけどね。
鷲尾瞳:登場します。私はまだ侵食が低いので。
速水 やどり:1d10+64 シーンイン
DoubleCross : (1D10+64) → 10[10]+64 → 74
鷲尾瞳:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 7[7]+77 → 84
秋津湊:登場を控えよう
鷲尾瞳:出目がたかいな~
天城康介:出ておきましょう。レコルダーレの項目もあるし。
天城康介:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 6[6]+84 → 90
ノーヴェ:おっと!
ノーヴェ:おやすみます。もし10が出たら99になっちゃう・・
GM:太陽も昇り。
GM:白く明るい日差しがカーテンを閉じた窓の隙間から差し込む、そんな時間帯。
松村ガーデ:「おつかれさまです」
GM:君たちに遠慮がちに声をかけてくる者がいた。松村ガーデ。松村支部長の養子の娘だ。
GM:彼女の母、松村令華は、何らかの事由により、君たちが拠点としている廃喫茶店を離れている。
鷲尾瞳:「おはようございます、"プラズムスター”。体調の方は問題ありませんか?」
速水 やどり:「おつかれさまです、ガーデさん。昨晩はありがとうございました」
松村ガーデ:「ありがとうございます。だいじょうぶです」 丁寧に頭を下げる 「お休みも取りましたから」
天城康介:「ああ、おはよう。みんな、一応はちゃんと休めた、かな」
GM:……彼女の能力は、ブラックドッグ・エンジェルハイロゥ・ハヌマーンシンドロームによる『電気信号の解読』『映像・音声の再現』である。
GM:彼女の手に持つデバイスにより、独自規格の通信を行い、それを彼女だけが解読、再現するという役割。
天城康介:「……あれ。湊と、ノーヴェは?」
GM:もちろんそれとて解読は不可能ではないが、通常の通信に比べれば秘匿性は高い。
天城康介:姿の見えない二人はどうしたのか、と首を傾げながら。
松村ガーデ:「いえ。……本当はもう少し、仕事ができればいいんですけれど」 そう言う彼女の表情は申し訳な下げだ
速水 やどり:「いざという時の為に、"インジケイト"に連絡する余力は確保する必要がありますから。それも、あなたの立派な仕事です」
松村ガーデ:「既に外へ出ているのかもしれません。おかあさ……義母も、用があると言って離れていますから」
松村ガーデ:「……ごめんなさい」 やっぱりもう一度頭を下げる 「早くもっとちゃんと、たくさん働けるようになりたいです」
速水 やどり:ふと垣間見える言葉に、この親子は良好な関係を築けているのだな、と。何を思ってか、笑みの表情を作る。
鷲尾瞳:「"プラズムスター”は正規の訓練過程を終えていないのですか?」
松村ガーデ:「必要なぶんの訓練は終えています。通信を読み違えること、再現を損なうことは絶対にありません」 言い切る
天城康介:「……やってるだろ、ちゃんと。そりゃあ、子供だからって甘やかされる組織じゃないけどさ」
天城康介:「出来ることをやってるんなら、もっと……胸を張ったって、いいんじゃないのか」
松村ガーデ:「……ただ、どうしても体力が追いつかなくて。無理をすると無用に侵蝕も進んでしまいますし」
松村ガーデ:「……まだまだ、全然。全然です。支部長さん……"リトル・ライト・ブルー"や、"マクガフィン"に比べれば」
鷲尾瞳:「私も"モノケロス”と同意見です。訓練を積んだ上で、与えられた任務をこなしている以上、貴女が気に負うことは何もありません」
天城康介:「……って、本当の大人がここに居たら、ガキが生意気言うな、って怒られるんだろうけどな」
天城康介:小さく、笑う。
松村ガーデ:俯きがちだった顔を上げて少し笑う 「ありがとうございます。そう言ってもらえると、気が楽になります」
松村ガーデ:それから、速水支部長と瞳ちゃんを見る 「お二人も、まだ子供ですよね。でも、"リトル・ライト・ブルー"はもう支部長ですし、"マクガフィン"も戦っていて、すごいです」
松村ガーデ:「どうすれば二人みたいになれますか?」
速水 やどり:「私は、ちょっとした巡り合わせの結果ですから。無理をしてなれるものでも、なるものでもないかと。……目指すのは、悪いことではありませんが」
鷲尾瞳:「レネゲイドは、感染時点で能力の適正に大きな個人差があります。我々のように前線で戦えるようになるのは難しいと思います」
速水 やどり:「できることを懸命にしていくだけ、です。……そして、できれば理解ある家族を大切にしてくださいね。私から言えるのは、このくらいです」
鷲尾瞳:「逆に言えば我々が訓練を積んでも、貴女のように、通信に長けた能力を得ることは難しいでしょう」
松村ガーデ:「巡り合わせ……適性」 ある種の運命を示す言葉をゆっくりと噛み締め
鷲尾瞳:「我々のようになろうとするのではなく、貴女自身の適正を活かすために訓練を積むこと。それが重要だと私は考えています」
松村ガーデ:それでも、続く言葉に頷く「はい。たくさん頑張ってもっと……お義母さんと、お義父さんの。役に立てるように、がんばります」
松村ガーデ:「……二人とも、すごく立派なんです。私なんて、もったいないくらいに」
松村ガーデ:「だから、頑張ります。たくさん」
鷲尾瞳:「"プラズムスター”は、お義父さんとお義母さんのこと、好きですか?」
松村ガーデ:「……好きです」 少し恥ずかしそうに
松村ガーデ:「お義母さんは、私のことを、"プラズムスター"としてばかりじゃなく、優しくしてくれるから。……お義父さんは、厳しいけど、私のことをたくさん頼ってくれるから」
松村ガーデ:「だから私、好きな人の力になりたいです。好きっていうのはそういうことだって、お義母さんに教えてもらったから」
速水 やどり:「それは」自身の両親――疎遠である――を思い出し、ちょっと苦い顔をしかけてから、《完全演技》。一瞬で消して笑顔に変える。「よいことですね」
天城康介:家族の話題を、どこか遠い場所での出来事のように眺めていたけれど。
鷲尾瞳:「いい傾向です。オーヴァードにとって、他者との繋がりは時に大きな力になります。それがわかっているなら、貴女は立派なUGNチルドレンです」
天城康介:「……いいことだよ。誰かのために頑張る、っていうのは。それを、相手にも伝えられてたなら、もっといい」
松村ガーデ:「はい。私は運が良いって、分かります。私はたくさんいる、施設の子たちの中から選ばれたから……だからその分、たくさん頑張るんです」
鷲尾瞳:「ただ、無理はしないように。自分の分をわきまえて、他者に頼ることもチルドレンには必要です」
松村ガーデ:「はい。……私は戦闘に、適性はありません。だからそのようなことへの対処は、お願いします」 また頭を下げた
天城康介:「……しっかし」
天城康介:重い…わけではないけれど、湿度が高くなったような雰囲気を切り替えるように。
鷲尾瞳:「こちらこそ、よろしくおねがいします。この街で安全に連絡を取り合うには、貴女が必要ですから」こちらも45度の一礼
天城康介:「そうか、ノーヴェのやつ、いないのか。……くそ、起きたら文句のひとつでも言ってやろうと思ってたのに」
鷲尾瞳:「ノーヴェになにか問題が?」
天城康介:「あいつ、ほんとにパン粥ほとんど全部食べちまっただろ。……いや、確かにパスタも美味かったけどさ」
鷲尾瞳:「……そうですね。あの様子は、少し、はい」
鷲尾瞳:心做しか頬を赤くしながら。
鷲尾瞳:「ともあれ、彼には私から後で注意しておきます。今は調査を進めましょう」
天城康介:「……作った本人が食ってる横でそういう顔するから、ゆうべはなんも言えなかったんだよなあ」
鷲尾瞳:「私は普段と変わり有りませんが……」
天城康介:「まあ、うん。文句って言ったけど、別に怒ってるわけじゃない。むしろ……」
天城康介:良いものを見させてもらった、と言いかけて。
天城康介:「……そうだな、今は俺たちも、やることをやらなきゃ」
速水 やどり:「えぇ。やっていきましょう」
GM:では情報収集判定に入りましょう。項目はこちら!
GM:◆ 情報収集 2
UGN OA町支部について <情報:UGN> 難易度7
"クライェル"について <情報:UGN> 難易度10
"レコルダーレ"について <情報:裏社会><情報:UGN> 難易度9
GM:
鷲尾瞳:クライェルについて調べたいですね
GM:数は少ないがすべて必須です。これら全部が開示された時、次のシーンでイベントが発生します。
鷲尾瞳:支部長は支部について調べてもらっていいかなあ
速水 やどり:天城くんがレコやります? 結構難易度お高めですが
天城康介:とすると、こちらはレコルダーレについてかな。ダイス5つに財産点が3あるので、分は悪くないはず。
速水 やどり:財産があるならお任せしても大丈夫そうかな。支部について調べましょうか
天城康介:では情報:UGNの素振りでレコルダーレについて!
鷲尾瞳:因縁的にもいい流れだ。振りましょう。
天城康介:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,5,7,9,10]+4[4] → 14
天城康介:お、おう…。
速水 やどり:OA町支部について、コネ:UGN幹部起動して情報:UGNで挑戦しましょう
鷲尾瞳:6DX+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 10[1,4,5,6,6,10]+10[10]+3[3]+5 → 28
速水 やどり:良い出目……
鷲尾瞳:優秀なチルドレンなんだよな~
天城康介:瞳ちゃんが もっと すごい
速水 やどり:5dx+4>=7
DoubleCross : (5R10+4[10]>=7) → 9[3,7,7,7,9]+4 → 13 → 成功
速水 やどり:よしよし。
GM:優秀過ぎる……開示していきます。
GM:
GM:・UGN OA町支部について
ごく一般的な範囲で調べられる限り、OA町支部の支部員や活動に、FHとの接近に繋がりそうな情報は見られない。
支部員は勤務歴の比較的長いメンバーが多く、異動者も過去の経歴を見る限り不審点は見当たらず、不自然な痕跡の消去等も存在しない。
……ただし、これはあくまで一般的な支部メンバーでの範囲の話。これとは別に、重要メンバーとして情報が伏せられている者もいる。
すなわち、松村義彦支部長と、その妻子、松村令華と松村ガーデである。
→ "インジゲイト"松村 義彦について
→ "焦土の無慈悲(ミカエルプラン)"松村 令華について
→ "プラズムスター"松村 ガーデについて
GM:今回開示される辺りが最終情報項目ですね。次のシーンはイベントが発生するので、その次から調べられます。
GM:・クライェルについて
比較的活動歴の長いFHメンバー。現在は自身のコードネームを冠した新興セル、クライェル・セルのセルリーダー。
きわめて慎重で、きわめて臆病。それでいて自己主張は激しく、尊大で目立ちたがり……ではあるが、ハンパに名を上げるのは気に食わない。
つまるところ非常にワガママで、下積みは嫌だが、デカイことをやりたくてたまらないという子供じみた野心家である。
そんな人物であってもそれなりの立場を保てているのは、その機械技術、"工作員"としての情報技術が本物であり、
また、過去にかの"反逆の聖人"アルフレッド・J・コードウェルの下で働いたという実績があるからだという。
直接的な戦闘力は低いが、クライェル・トルーパーと称する攻防に優れた機械兵士を軍勢と統率し、生半可なオーヴァードを寄せ付けない。
また、それ以外にもいくつかの特殊兵器を保持しているものと見られる。
ただし、それらを十全に発揮するには膨大な電力を必要としている。発電所を占拠しているのはそのためかもしれない。
→ "クライェル"・セルの戦力について
GM:
GM:・レコルダーレについて
1966年製造のブラウン管テレビに憑依したサイバー系のレネゲイドビーイング。ジャーム化している。
直接的な戦闘能力はおろか、自ら移動する力すら持たない。郊外の家電店の倉庫で覚醒したものを、"プランナー"が見出したとされる。
いわゆる『記憶探索者』としての能力を持ち、忘れてしまったことを思い出したい、という依頼を受け、その記憶を呼び起こす仕事(?)をしていた。
しかし、ある時UGNの記憶処理を受けた者の記憶を回復させた際、その情動(混乱といっても良い)に強い興味を抱く。
その後能力の過使用によりジャーム化。現在"レコルダーレ"は、記憶処理により封印された記憶すら一瞬で、完全に思い出させる能力を持つ、と推測できるが……
戦闘能力は一切なく、耐久力もブラウン管テレビと同等である。
→ "レコルダーレ"の能力の全容について
GM:
GM:昼が近い。
GM:カーテン越しの陽光は夏ほどではないものの未だ存在感を発揮し、その静かな空間を照らし出す。
GM:現在、この場に松村ガーデは存在しない。小学校の勉強中なのだという。
GM:判明した情報……確信に近い推察も含めた……を共有するには適したタイミングだ。
天城康介:「……記憶処理って、普通に……って言っちゃ何だけどさ」
天城康介:「そんなに頻繁にされてるもんなのか。俺が、たまたまそういうケースにあんま触れてこなかっただけかもしれないけど」
天城康介:"レコルダーレ"についての資料を、テーブルの上に広げながら。
速水 やどり:「……事の大小を問わなければ、確かに珍しいことではありませんが……」
GM:君たちの認識に違いはない。少なくとも、石を投げれば特別な記憶処理を受けた者に当たる、という状態ではないはずだ。
GM:それでいて、その数は指折り数えられるほど少なくもない。
GM:"レコルダーレ"が記憶処理を受けた者の記憶を呼び起こしたのは『間違いなく偶然ではあるが、発生してもおかしくない偶然である』と見て良いだろう。
鷲尾瞳:「レネゲイドを秘匿しなければならない以上、多くのケースで必要になります。市井に溢れているわけでは有りませんが、我々のように」
鷲尾瞳:「レネゲイド関連の事件を取り扱う立場なら、むしろ今まで出会わなかったほうがめづらいいのではないでしょうか」
鷲尾瞳:めづらいいではなく珍しい、です。誤字!
天城康介:「もちろん、俺も見聞きしたのがゼロってわけじゃない。……受けるかどうか聞かれたことだってある」
天城康介:「……確か、聞いてくれたのは河合支部長だったかな。あの時はみんな、色々抱えてただろうに」
天城康介:「……あ、悪い。話が逸れちまった。……とにかくだな」
鷲尾瞳:「……『記憶探索者』のRBですか。"ランチャージェミナス”は、戦闘中、もうすぐ手が届く。というような事を口にしていました。」
鷲尾瞳:「"レコルダーレ”の能力には何らかの発動条件があるのかもしれません。それがわかれば、彼らの行動を先読みすることも可能かと」
天城康介:「思い出したい、って気持ちは大事だけど。爆弾に手を出す奴を、爆弾を守ってる奴を、爆弾そのものを放ってはおけない」
天城康介:「そういうことだと、思う」
速水 やどり:「えぇ。"クライェル"セルに対して手を打つ必要があるのは確実です。街に電力的被害が及んでいますしね」
鷲尾瞳:「その電力被害についてですが」小さく挙手して
鷲尾瞳:「発電所の占拠は、クライェルの兵士を十全に動かすための電力を確保するためのようです」
天城康介:「……実はロボット兵士の軍団だ、とかか?」
速水 やどり:「あの兵士軍団の装備……だけではなさそうですね」
鷲尾瞳:「未確認ですが、特殊な兵装を所持しているという情報もあります。ただ、重要なのは、彼らの狙いは電力そのものではないということです。」
天城康介:特殊な兵装、と聞いて一瞬何かを思い出したような、嫌そうな顔をする。
鷲尾瞳:「これだけの兵力を必要とする目的が隠されています。それについては、私では調査しきれませんでした」
速水 やどり:「いえ、ありがとうございます……最後は私の番ですね」きょろきょろと、周囲を一応確かめてから。
鷲尾瞳:「それと"クライェル”の素性についてもまとめておきました。目を通しておいて下さい」
鷲尾瞳:という感じで共有します
速水 やどり:「OA町支部について、一般職員レベルで不審な点は見当たりませんでした。……逆に言うと、幹部レベル……村松一家の情報だけが、不透明です」
速水 やどり:「……あまり、疑う真似をしたくないのは内情ですが。少々、まだ追及が必要なようです」
鷲尾瞳:「支部長レベルの情報が秘匿されているのは当然ともいえます」
鷲尾瞳:「特に家族の情報は。万が一外部に……FHに漏れたらその弱みを狙われる事になりかねません」
天城康介:「……あんな話をした後だってのにな」
天城康介:少女たち3人が交わしていた会話を思い出しながら。
速水 やどり:「……えぇ。ですが、不審は追及しなくてはなりません」支部長の顔で応える。
天城康介:「分かってる。……ごめん、やどり」
天城康介:仮面を被っているのは分かったうえで、あえて。普段、仕事ではないところでそうするように呼び掛ける。
鷲尾瞳:「……以前から感じていましたが。"モノケロス"は」
鷲尾瞳:「"リトル・ライト・ブルー"に好意を抱いているのですか?」至極真面目な顔を崩さず尋ねる
速水 やどり:「なっ」思わず顔が崩れる。
天城康介:「このタイミングで何の話だよ!?」
鷲尾瞳:「そして"リトル・ライト・ブルー"もそれを受け入れていると」
速水 やどり:「い、今はこ……天城さんのことは関係ないでしょう……!」
天城康介:「……あのな。俺は、やどりのことを……速水支部長のことを、尊敬してる」
天城康介:深呼吸一つを挟んで、努めて、声の調子を落ち着かせながら。
鷲尾瞳:「いいえ。重要な話です。"クライェル・セル"との交戦前、それから昨夜、そして今。任務中にも関わらず、貴方方はお互いのことになると、緊張感を失う傾向があります」
どどんとふ:「秋津湊」がログインしました。
鷲尾瞳:「好いている同士。お互いを意識してしまうのは理解できますが、部下や協力者の前では体面を繕うべきです」
速水 やどり:「……そうだったら、どれだけ……」こぼしかけて、咳ばらいを一つ。
鷲尾瞳:「人前で肉体的接触を図るのは今後控えてください。周囲の士気にも影響しかねません」
鷲尾瞳:肉体的接触……天城くんがやどりちゃんの頭を撫でていた事を指しています
速水 やどり:「肉体的接触」ものものしい言い方を。
天城康介:「……そりゃあ、まあ。やどりを子供扱いしちまってるのは、俺の悪いとこだとは思う、けどさ」
天城康介:「俺がしてやれることで、やどりが喜んでくれるなら、何だってしてやりたいと思ってる」
速水 やどり:「天城さん……」そういうことを言うから、甘えてしまう。……たとえ、自分が最後に本当に欲しいものが、手に入らないとしても。
天城康介:「それにさ、"マクガフィン"。鷲尾瞳」
鷲尾瞳:「そういった言動を慎むようにと言ったんです。"モノケロス"には自覚が……」「何でしょう。私になにか問題が?」
天城康介:やどりちゃんの手に、自分の手を重ねながら。瞳ちゃんにコードネームで、そして名前で呼びかける。
天城康介:「大切に思う相手に何かしてやりたい、っていうのは。同じだろ」
天城康介:「支部長もチルドレンも、イリーガルも。大人も子供も、男も女も」
天城康介:「……誰かのために何かをして、叶うならそれを覚えていてもらいたい、っていうのはさ。みんな、同じだ」
鷲尾瞳:「それは、そうかも知れませんが……。目の前で貴方方を見ていると、その」
鷲尾瞳:「……いえ、もういいです。私から言っても無駄なようです。彼のことは"リトル・ライト・ブルー"にお任せします」
速水 やどり:「……はい……」手を握られて語気が弱くなっている。
天城康介:「……何か気になることがあったなら、謝る。でも、ひとつだけ言わせてくれ」
天城康介:「パン粥を食べてるノーヴェと、それを見てるお前はさ、なんというか」
天城康介:「暖かかった。……俺は、そう思ってる」
鷲尾瞳:「な……」
鷲尾瞳:「な、なんですか。その含みのある言い方と表情は!私はただ、消耗したノーヴェに必要なものを用意しただけであって」
鷲尾瞳:「名指しで料理を作って欲しいと言われて、特別な感情を抱いたり、それ意外の意図があって用意したわけでは有りません。UGNチルドレンとして必要だと思ったからやったのです」
鷲尾瞳:「妙な言いがかりはやめて下さい。……"リトル・ライト・ブルー"も。黙ってないで彼の誤解を解いて下さい」
速水 やどり:「……はい、理解していますよ"マクガフィン"。えぇ」
速水 やどり:その顔にはほんの少しだけ笑みが浮かんでいる。
GM:シーンを終了しましょう。ロイス・調達判定のみ可能です。
鷲尾瞳:この流れ、天城くんにロイスを取るチャンスと見た!
天城康介:こちら、瞳ちゃんに「■誠意/不快感」でロイスを!
鷲尾瞳:協力者/天城康介/P:尊敬/N:恥辱○/ロイス
速水 やどり:協力者/"マクガフィン"鷲尾瞳/〇有為/恥辱 でロイス取得を。
鷲尾瞳:ここまで堂々と出来るのはすごいなーと思いつつ、やどりちゃんとのアレコレを見せられたり指摘されて恥ずかしい思いをしたので恥辱表です
天城康介:辱める意図があったわけではないが、結果的に辱めてしまったのだ…。
速水 やどり:調達判定……アームドスーツを買ってあげたいところだけど、工作員警戒でちょっと応急手当キットとか狙いましょう
鷲尾瞳:購入は応急手当欲しがります
天城康介:自分も、自分用の応急手当キットを。アームドスーツは届かない…!
GM:ああ、そうそう。応急手当トランク
鷲尾瞳:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,4,6,8] → 8
鷲尾瞳:お、買えた。
速水 やどり:2dx+1>=8 調達:応急手当キット
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 5[2,5]+1 → 6 → 失敗
速水 やどり:失敗! 以上!
鷲尾瞳:じゃあまずは医療トランク使います。
GM:医療トランクは瞳ちゃん持ってるので、その辺使っても良いからね!
天城康介:そういえば前シーンで渡して使ってたりしましたね…。ともあれ、まずは応急手当の調達。
鷲尾瞳:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 11[4,7]+5 → 16
天城康介:5dx>=8
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 10[4,4,6,10,10]+7[7,7] → 17 → 成功
天城康介:無駄に 回る
鷲尾瞳:そして自前の応急手当キット
鷲尾瞳:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 11[6,5]+16 → 27
天城康介:そして使用。
天城康介:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 16[9,7]+6 → 22
鷲尾瞳:あと一個あれば全快しそうだぜ
天城康介:こちらも、あと1回使えば全快しそう。ひとまず以上でしょうか。
鷲尾瞳:私は以上!
天城康介:あ、トランクとの併用ができるなら、瞳ちゃんは使ってしまってよいのでは?
鷲尾瞳:あ、トランクはもう使った!
天城康介:おっと、見落とし。失礼を。
天城康介:改めて、こちら以上で!
GM:では大丈夫ですね。シーンを切ります
◆ Middle 4 闇を背に Scene Player : 秋津湊
[11][侵蝕87/昇華0] 秋津湊
[09][侵蝕84/昇華0] 鷲尾瞳
[08][侵蝕74/昇華0] 速水 やどり
[06][侵蝕89/昇華0] ノーヴェ
[03][侵蝕90/昇華0] 天城康介
GM:全員の登場を推奨します。登場判定どうぞ!
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+8(1d10->8)した (侵蝕率:87->95)
秋津湊:ふふっ!
ノーヴェ:うーむ、さすがに2連続休みはちょっとなー
ノーヴェ:情報項目、あといくつでしたっけ
速水 やどり:1d10+74 シーンイン
DoubleCross : (1D10+74) → 5[5]+74 → 79
鷲尾瞳:出まーす
鷲尾瞳:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 4[4]+84 → 88
天城康介:出ましょう!
天城康介:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 5[5]+90 → 95
鷲尾瞳:全員推奨って言われちゃったらね
ノーヴェ:あっほんとだ!全員推奨!
ノーヴェ:でよ。
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:89->96)
GM:
GM:
GM:……全員が集まっていた。昼食、兼、定時情報共有の時間だ。
GM:先の情報収集で判明した点なんかも、ここで共有してくれて構わない。
GM:してくれてというか、したことにしてくれて!
鷲尾瞳:します!
ノーヴェ:したゾ!
秋津湊:はい、じゃあされました!
戸塚紀子:「支部長さんたちが……」 そこには結局、彼女も居合わせた。途中からうっかり耳にしてしまい、同席したのだ
戸塚紀子:そういう彼女は、昼食に野菜のスープとチキンソテー、ブレッドを人数分用意していた。結構なお手前だ。
戸塚紀子:「……ホントに大ごとになってるんですね」
鷲尾瞳:「あくまでまだ可能性の段階です。セキュリティが強固なのは、好ましい材料でもあります」資料を交え口調はいつもどおり淡々と真面目に。しかし戸塚さんが来てからは表現を選びながら現状説明したよ
鷲尾瞳:「OA支部に居た内通者も、支部長たちの情報を得られていない可能性が高い、ということですから。」
天城康介:「……そう考えると、いい話と言えなくもない、のか。なんとなく、スッキリしないものは感じるけど」
ノーヴェ:「支部長クラスの情報が隠匿されてるのは当然だろ? バレたら脅迫のタネになるしな」
ノーヴェ:これ、支部長たちの情報がふせられているって言っても
ノーヴェ:基本情報とかカムフラージュ用のダミー情報はわかるけど、それ以上はわからないみたいな感じですよね。全部がまったくわからないとかじゃなくて。
GM:そうですね。外部から見たときは、さも怪しくなさそうに、実態とは異なるデータでカモフラージュされている。
GM:で、内部から見ると、その通信内容とかは秘匿されている(ここも社会的にも不思議じゃない)。
GM:その上で、内通者が存在する可能性が高く、なおかつ一般支部員にその手のが見当たらなかった以上、どうしてもその辺が匂って見えるっていうことは念頭に置いておいてね!
秋津湊:「で、そのあたりのところは実際どうするの?」
秋津湊:「良いと考えるなら調べなくていいし、悪いと考えるなら調べるしかないし」
速水 やどり:「"クライェル"セルへの対処と並行して継続調査の予定です。……最初の疑いは、消えていませんから」
戸塚紀子:「なるほど、なるほど……やっぱりむつかしい話だなあ」
ノーヴェ:「それがいい。シロならシロで疑いが一つ晴れてさっぱりする」 やどりちゃんに
ノーヴェ:「クロなら……まあ、それはそれでさっぱりするわな」
鷲尾瞳:「彼らがクロであるとするなら、ここに留まるのも上策では有りません。他の拠点を探しておくべきです」
ノーヴェ:「実際、どうなんだ? そういうセーフハウスって鷲尾か速水の方で手配できたりするのか?」
ノーヴェ:「先に断っておくと、同じUGNでも俺は無理だ。戦闘専門だし」
鷲尾瞳:「手は付けていますが、難しいです。私に物資調達の適正は殆どありません。それに、土地勘も」
天城康介:「まあ、この中だと、この街に縁がある奴の方が少ないから……仕方ないっちゃ仕方ないか」
速水 やどり:「無理をすれば不可能ではないでしょうが、それ相応にリソースは消耗しますからね……疑いの段階で決行するのは厳しいものがあります」
秋津湊:「それにそころのところはしっかり用意しとかないと逆効果になりそうだから、無理に用意してリソース割くのもね」
天城康介:「……それにしてもさ」
天城康介:ふと、と。湊くんに視線をやって。
秋津湊:「逆に言えば二人の様子を探れるって思えば悪くないんじゃない? ……ん?」
天城康介:「ノーヴェに"マクガフィン"、速水支部長は当然として。妙に落ち着いてるというか……」
天城康介:「……冷めてるって風にも見えないのに。変わった奴だって言われたことないか、湊は」
秋津湊:「うん? ああ、変わってるんじゃないかな。たぶん」
秋津湊:「で、それがどうかしたの? “モノケロス”? 天城くん? 康介くん?」
戸塚紀子:「確かに変わってるけど……」 首を傾げて天城くんを見る
天城康介:「康介、でいい。……あー……」
天城康介:朝といい、今といい、気軽に他人に踏み込み過ぎだ、と。少し後悔めいたものを覚えつつも。
天城康介:「……うん、正直に言うぞ。俺は、お前がちょっと怖い。今と同じノリのまま、とんでもないことをしでかしそうで」
戸塚紀子:「なっ」 「なんですと」
秋津湊:「怖い、か」「……うーん、ひとつ参考に聞きたいんだけどどうしてそう思った?」
戸塚紀子:抗議したそうな目だが、どうにか二人のやりとりを見に回っている。
天城康介:「分からないから、だよ。……UGNの、戦闘専門の連中って、なんだかんだ真っすぐで分かりやすいやつが多くてさ」
天城康介:ノーヴェくん、瞳ちゃん。そして、もちろんここにはいないが、自分が初めて出会ったチルドレンのことを思い出しながら。
天城康介:「ああ、でもな。怖いのと同じくらいに、大丈夫だろ、って思ってもいる」
秋津湊:「どうしてかな」
天城康介:「夕べ、みんなに頼んだだろ」
天城康介:彼女の前で、死を思い起こさせる話はしないでほしい、と。そんなことを頼まれたのが、妙に印象強く残っている。
秋津湊:「ああ、うん。そうだね。 ……ああ、それで?」
天城康介:「人のために何かを頼めるやつのこと、人のために何かをしようとするやつのことは、信じることにしてる」
天城康介:「……そいつがいい奴か悪い奴かは、また別の話だけど。そこらはまあ、うん」
戸塚紀子:「そう、そうだよ!」 横から割って入る
天城康介:湊くんと、戸塚さんを交互に見てから。
秋津湊:「僕は康介くんにとっていい奴でいたいと思ってるよ」
戸塚紀子:「湊くんは信じられる! 信じられるし良い人です!」
戸塚紀子:「わたしが保証します! 保証しまくっちゃう!」
天城康介:「ふたりの様子を見てれば分かるし、そう思っててくれるなら」
天城康介:「さっき言っただろ。信じるよ」
秋津湊:「やっぱり紀子は僕のことを変に期待しすぎているでしょ」
戸塚紀子:「怖くもないです!」
戸塚紀子:「え……そんなことないよ。全然。当たり前だって」
戸塚紀子:「ただ普通に信じてるだけで……」
秋津湊:「でもそこのところは安心してほしいな、そういうことのないように気をつけてるからね」
秋津湊:「んー、嬉しいけど……まぁ、良いや。そういうの紀子らしいと思うから」
戸塚紀子:「そう。わたしらしい! ってことでひとつ……」
秋津湊:「あ、でももし僕が期待を裏切ってたらあんまりがっかりしないでほしいな」 と紀子に言います
戸塚紀子:「うーん、がっかりはするだろうけど……でも、大丈夫でしょ? だから大丈夫」
GM:まるで『もし世界が滅びたら』に対するみたいな、そんなこと起こり得ないと信じ切った、軽い返答である。
GM:では、そんな風に君たちが話していると、ぱたぱたという子供の軽い足音が聞こえてくる。
GM:奥からだ。姿を現したのは松村ガーデである。
松村ガーデ:「すみません。連絡です。緊急とのことで……お義母さんから」
ノーヴェ:「緊急だあ?」
松村ガーデ:彼女は端末を握り、松村令華の姿を投影しようとするが、すぐに止める。代わりに、音声。
鷲尾瞳:「状況になにか変化があったのでしょうか。聞かせて下さい」
松村令華:『ガーデ。音声だけでいい。皆、いる?』 声は落ち着いているが、喋りは速い
天城康介:「……ぅん?」
ノーヴェ:「問題ねえよ。何があった?」
天城康介:ああ、と軽く応じた後、音声だけであることに怪訝な顔をする。
松村令華:「ごめんなさい。要件だけ手短に伝えるわね……そこ、襲撃される可能性がある」
速水 やどり:「なっ」
松村令華:「昨晩の襲撃地点で、車の痕跡を探っている不審者がいた。距離がそこまでないから、特定されるかもしれない。……ガーデ、カウンター裏のセーフボックスを開けて」
松村ガーデ:音声で君たちがそれを聞く前に、喫茶店のカウンター裏から、パタパタ、と何かが開く音がする
秋津湊:「うーん、図らずもっていう展開だね」
松村令華:「身を隠すためのシェルター……なんて、立派なものじゃないけどね」 君たちが確認すれば、身を屈めれば大人も入れそうな空間が、計4つほど
ノーヴェ:「まあ、そうだな。秘密拠点が襲われるくらいなんだ。ここが襲われてもおかしくねえよな」 もう通信より外を警戒している。
天城康介:「さっきの懸念が、違う方向だけど大当たり、か。……逃げるか、隠れるか、迎え撃つかってとこだけど」
GM:《蝙蝠の耳》等ではまだ不穏な気配は感じ取れません。
ノーヴェ:4つってことは、そもそも全員入れない……?
GM:ですね
松村令華:「内部には栄養剤と睡眠薬がある。あと、身体を傷めないための、ごく軽い弛緩剤も。一旦閉じれば、開くのは内側からだけ。物理ロックよ」
鷲尾瞳:ガーデちゃんと戸塚ちゃんの分!
秋津湊:ここには七人いるぜ
松村令華:「非戦闘員はそちらに身を隠して。ガーデ、あなたも。……戦闘メンバーは警戒と迎撃をお願いできる?」
松村令華:「私もそっちに向かってる。必ず助けるから」
鷲尾瞳:「了解しました。休息は十分です。我々は迎撃に当たります」
天城康介:「……ってことなら、否応なしか」
鷲尾瞳:「戸塚さんと"プラズムスター"は当然、中に避難してもらうとして。"リトル・ライト・ブルー"、貴女は?」
速水 やどり:「……今回は、私も表で。僅かですが、皆さんの助けになれるはずです」
天城康介:「じゃあ……指示、頼む」
松村令華:「ごめんなさい。もし何かあれば……」 と言いかけた所で、
戸塚紀子:「……い」 カウンター裏を覗き込んでいた戸塚紀子が、声を漏らす
戸塚紀子:「いいよ、わたしは……それは、いい。いいです」
秋津湊:「あー……」
戸塚紀子:さっきまで何でもない顔をしていたのに、顔は血色を失い、大粒の汗が滲んでいる
戸塚紀子:ブルブルと凍えたように震える足取りで、皆の元へ
秋津湊:「紀子、無理だったら僕の近くに隠れてていいよ。無理じゃなかったらすぐそばにいる」
秋津湊:「まぁ、みんなが問題なければ僕も一緒に入るけど……そのあたりはどう?」 PCに意見を聞く
戸塚紀子:「ごめんなさい、わたしは……それは、いいです。嫌。イヤだよ。怖い……わ、わたしは、あそこに、入れない」
戸塚紀子:「……ごめん、湊くん。本当にごめん。また、面倒かけてる」
秋津湊:「あ、だめ? じゃあ近くで守るよ。それでいいならそうする」
速水 やどり:「……事情があるなら仕方ありません、今は判断の遅れの方が致命的になると思います。そのように」
GM:ぽっかりと口を開いた、暗く狭い空間。戸塚紀子の様相は、それを見て、『入る』ことを想定しただけで、恐怖に染まっている。
GM:――彼女に対する記憶処理は、完全ではない。秋津くんは、君に向けられる無条件の信頼の目をよく知っている。信頼と同じく、恐怖もまた。
鷲尾瞳:「以前と同じ戦力が来た場合、彼女を守りながら戦うのは……」反対意見を言おうとするが、支部長の言葉を聞いて口を閉ざします
ノーヴェ:「いいんじゃねえか。狭いとこより秋津のそばに居たほうが安心するってんなら、それが一番いいだろ」
松村令華:「……非戦闘員をシェルターに入れないまま戦うのね?」 君たちの会話をガーデから受信して聞いていたか、彼女が念押しするように言う
秋津湊:「これは本当に僕の落ち度だ、申し訳ない。だから変な責任とかは感じなくていいよ」
秋津湊:「まぁ、嫌がってますから」
天城康介:「そう、したいんだろ?……ならさ、迷ってるより、したいようにすればいい」
松村令華:「わかった。"マクガフィン"の意見にも一理がある。それなら……過去、組織戦を束ねていた者として進言させて欲しいんだけど」
天城康介:「俺たちがこうして集まってんのは、ちょっとくらいの我儘を通すためでもあんだからさ」
松村令華:「抗戦じゃなく、そこを離脱することも視野に入れた方が良い。もちろん、交戦も想定した上で」
ノーヴェ:「当然そうなるな。全滅するのが一番マズい」
鷲尾瞳:「その場合、"プラズムスター"も連れて離脱するという事ですね」
松村令華:「たとえ一人でも、非戦闘員を守りながらの防衛はきわめて困難だわ。……ええ、そうしてくれると助かる。私は、たとえ一人でも、シェルターにいるなら"プラズムスター"を助けに行くけど……」
ノーヴェ:「逃げも考慮するなら、”プラズムスタ―”も最初から外に出てたほうがいいと思うんだが」
秋津湊:「僕もそう思う」
ノーヴェ:「最悪、ここに一人置き去りだぜ。やべえ逃げよう、って時に扉開けて回収する余裕はねーしな」
速水 やどり:「離脱するとして、次の目的地はどうしましょうか」今からでも無理矢理セーフハウスを押さえさせるか。
松村令華:「……ごめんなさい。そうしてくれると安心できるわ。"プラズムスター"と"イコアウス"、両名を守って、その場を離脱することを目標にして欲しい」
松村令華:「目的地も、ごめんなさいね。そこ以外の所は用意できないと思う。ひとまずは支部を目指してくれればいい」 所在は知っていることにして良い
速水 やどり:「分かりました」
松村令華:「そして、そういう時は二手に分かれるのが鉄則よ。片方は速度と攻撃力で敵を叩き、引っ掻き回して離脱。もう片方は非戦闘員を護衛しつつ、静かに離脱」
松村令華:「……というところまで、提案させてもらいます。最終的には、あなたたちはあなたたちの判断で行動して。確認事項はある?」
ノーヴェ:「ない。まあ、あったとしても」
ノーヴェ:「悠長に話してる時間はねえ気がするな」
鷲尾瞳:「問題有りません。編成に関しては"リトル・ライト・ブルー"にお任せします」
GM:そうですね。ノーヴェくんの《蝙蝠の耳》でも、耳慣れた生活音に混じって何か物々しい足音や通信機で小声で話しているのが聞こえ始める頃だ。
天城康介:「了解だ。……その提案に乗るなら、分担は」」
天城康介:瞳ちゃんの返答に続いて、やどりちゃんに視線を。
速水 やどり:「……"ノーヴェ"、"マクガフィン"に攻撃部隊をお任せします。残りは護衛・離脱に回ってください」
ノーヴェ:だいたいの人数とかはわかりますか? 多いとか少ないとか。
秋津湊:「うーん……特に確認事項はないけど」
ノーヴェ:演出でケチらせるトループっぽいとか・・
GM:今はまだ少ない。あと、先だって交戦したトルーパーとは違います。
秋津湊:「良かったですね、令華さん」「襲われなくて」
GM:もっと軽装のザコだ。君がこの一週間でちょっと相手したことがある、一山いくらのやつ。もちろん、それだって数を揃えられれば面倒なことになる。
ノーヴェ:「くはッ」 思わず噴き出す。
松村令華:「……いえ。良くはないです。本当は私が直にガーデを守ってあげたかった……」
鷲尾瞳:「不謹慎ですよ、ノーヴェ」
ノーヴェ:「わかってるよ鷲尾。……来るぞ。さっき戦ったのよりザコいのが一塊」
ノーヴェ:「まだ数は少ない。集まってくる前に突破しようぜ」
秋津湊:「手間が少ない内に対処できるならそちらのほうが良いしね」
松村令華:「……では、いい? 私も可能な限り早く合流します。通信終了」 と、何事もなければ通信が切れます
鷲尾瞳:「はい。私とノーヴェなら問題有りません。では皆さん、後ほど支部で」
速水 やどり:「お願いします、お二人とも」
天城康介:「……頼む。その代わり」
天城康介:「こっちは全員、何がなんでも逃げ切って見せるからさ」
秋津湊:「ああ、そうだ。ノーヴェ」
秋津湊:「さっき、急に吹き出したけどなにか面白いことでもあったのかい?」
ノーヴェ:「いや? まったく? 何も」
秋津湊:「そう、聞けるなら聞きたかったんだけどね。使えるならジョークにしようかと思って」
松村ガーデ:「……」 通信を終えると、目を開き 「……あの、私、どうすれば」
ノーヴェ:「そんなんじゃねえよ。ただ単に、"秋津、思ってたより面白いやつだな”って思っただけで」
松村ガーデ:「皆さんの足を引っ張ってしまうかもしれません。運動は苦手ではありませんが、あくまでも年齢基準でのことなので……」
ノーヴェ:「襲われなくてよかったよな……あん?」 ガーデちゃんを見る。
秋津湊:「まぁ、僕と一緒に来て良いんじゃない? 紀子がいるし、一人でも二人でも変わんないよ」
天城康介:「……俺が言うのも何だけどさ。湊、何が悪いかっていやあ言い方じゃないか、言い方」
戸塚紀子:「……」 秋津くんの手を握り 「ごめんね、本当に」
天城康介:「ああ、まあ、つまり。一緒に来い、なんとかしてやる、って言ってるんだ、こいつは。そして、俺達もな」
松村ガーデ:「……わかり、ました。足を引っ張らないようにがんばります」 ぐっと端末を握る
天城康介:しゃがんで視線を合わせているような余裕はないけれど。せめて、身をかがめて、高さの差を少しでも埋めながら。
松村ガーデ:天城くんを見上げ返し、緊張の面持ちで頷く
ノーヴェ:「訓練受けたプロが撹乱を担当するんだ。お前は安心して足を引っ張りゃいい」
秋津湊:「謝んなくていいよ、紀子。やる気がないならこういう事してないしさ」
ノーヴェ:「頑張って逃げに徹しろよ」
ノーヴェ:ガーデちゃんに
戸塚紀子:「わかった。……ありがとう」 それでも力なく頷く
松村ガーデ:「はい。よろしくお願いします、"ノーヴェ"さん……"マクガフィン"」
GM:という訳で班分けについてそろそろ説明しましょう
GM:
◆ 予備拠点包囲突破戦
PCたちは2班に分かれ、それぞれの班ごとに3段階の判定を行っていく。
2班の判定は別シーンで行われているものとして扱い、班をまたいで判定を肩代わりしたり、支援を飛ばしたりといったことはできない。
判定内容については、判定を行う直前に明かされる。エフェクトの使用は、全面において自由。
イージーエフェクトに関しては、PLからの宣言により考慮する。
・正面突破班
敵の戦力を叩き、展開の足止めする役割。
主に<白兵>技能での判定となる。
・後方離脱班
非戦闘員を連れ、静かにその場を離脱、追撃を撒く役割。
<白兵><射撃>を主としつつ、他の判定も要求される可能性がある。
GM:
GM:シーンの進行は、正面1→後方1→正面2→ ... といった風に進めていきます。
ノーヴェ:キン肉マンリング分割方式!
GM:ということで班分けを決めてください。あと何か質問があればどうぞ!
ノーヴェ:ウーン
天城康介:白兵ということであれば、自分はどちらでも回れそうですが…。
速水 やどり:ロール通りの分配でも回れそうですが、どうしましょう
ノーヴェ:まあ、予定通りかな……PCの性格的には正面突破。
鷲尾瞳:やはり私は破壊します
秋津湊:予定通りで良いんじゃないでしょうか
ノーヴェ:ワイトもそう思います
天城康介:自分もそれがよいとおもいます。
GM:それでは班分けは
・正面突破班
ノーヴェ、鷲尾瞳
・後方離脱班
秋津湊 速水やどり 天城康介(戸塚紀子/松村ガーデ)
GM:ということになったものとして進めていきます。
鷲尾瞳:おねがいします
速水 やどり:はいさ
天城康介:イエッサー!
GM:数時間前
GM:――機械作業室にて。
"クライェル":「いや~」
"クライェル":「ホント役立たずだよなお前」
清河朱鷺江:「…………」
清河朱鷺江:男――"クライェル"の軽薄な罵りを、彼女は頭を下げたまま受け止めた。
"クライェル":「ちゃんとなぁ、いいか? 何も分からないガキにも分かるように、何を持ち帰って来いって、言ったよな?」
"クライェル":「そのための荷物持ちもつけてやった。クライェル・トルーパー! 最高の兵士だろ。なのになんだ?」
"クライェル":「敵の奇襲を受けて、トルーパーは半壊。機材は持ち帰れず、平気なツラで戻ってきて。すごいな」
"クライェル":「お前みたいのを何ていうか知ってるか? 厚顔無恥! ツラの皮が厚いっつうんだよ! なあ!?」
GM:……何の生産性もないその悪罵を、距離を置いて眺める影があった。
藤方旋:「……災難なこった」
羽根野モエ:「ええほんと。ああいうのがイヤだから、雇い主を選べる生き方してんですよねあたくし」
GM:現実、その叱責は不条理なものであった。そもそも、目撃者は始末せよという命令がそもそも、"クライェル"によるものだった。
GM:《ワーディング》で無力化できるならばそれで殺す。そうでなければ戦って殺す。その命令に従い……力及ばなかっただけのこと。
羽根野モエ:「旋くんも大変じゃない? あんな人の下で働くの」
藤方旋:「誤解をするな。俺はFHなんてバカの集いに混ざった覚えはない。俺は――」
どどんとふ:「ノーヴェ」がログインしました。
羽根野モエ:「"Υ(イプシロン)"?」
藤方旋:「そうだ」
羽根野モエ:「メンツを気にするよね、見栄っ張りっていうか」
GM:
"クライェル":「……ああ畜生、不安になってきた!」
清河朱鷺江:"クライェル"は手元の工具を少女へと投げつけた。彼女は頭でそれを受ける。流れた血が、銀の髪を汚す。
"クライェル":「計画の練り直しだ……イチから見直すぞ。そもそも何だ?」
"クライェル":「"レコルダーレ"。お前も本当に大丈夫なんだろうな?」
GM:……彼が声をかけたのは、背後のブラウン管テレビに向けてであった。それは、放送音声を組み合わせて返答を行う。
"レコルダーレ":「『確実です』。『物忘れ・痴呆』『記憶』『処置』『に効く!』『ことは明らかです』」
"クライェル":「けどなあ。結局僕はこの目で見れてないんだ」
清河朱鷺江:「……ですから、そのために私と彼を……」
"クライェル":「それだよ! 二人っていうのが気に入らない。考えてもみろ」
"クライェル":「二人とも記憶が戻ったら、オッケーだ。計画を進める。二人とも戻らなかったら、クソだ。この天才てれび君をブチ壊してトンズラする」
"クライェル":「……じゃあ、お前とアイツのどっちかの記憶が戻って、どっちかの記憶が戻らなかったら? 俺はどうすればいい!?」
清河朱鷺江:"ランチャージェミナス"は眉をひそめる。そんなことを彼が危惧したのは、これが初めてだった。
"クライェル":「そんなの計画に立てられない! 偶数ってのが最悪だ。いいか。分があれば突っ込む。分が悪けりゃ逃げる。それはいいとして……」
"クライェル":「半々だったらどうするんだ!? 決めようがないだろ! ああ~~ッッふざけやがって! 計画の立てようがない!!」
GM:
藤方旋:「……あんな奴が計画の根幹を握るなんて」
羽根野モエ:「人格と能力は関係ないからね~。それに、"Υ"は彼の能力がキモだもんね」
藤方旋:「だが気に食わない。……"ジェミナス"も気の毒だ」
羽根野モエ:「あらあら」
GM:
声:「――つまり」
GM:そこへ、唐突に。今までその場に存在しなかった声が響く。
声:「『あと一人』欲しい。そういうことだな?」
"クライェル":「おお、そうだ! それなら割り切れる! 三人のうち二人うまくいけば、覚悟を決めて突っ込むさ。二人ダメなら逃げだ。"Υ"なんて知ったことか!」
声:「分かった」
声:「心当たりがある」
GM:……その声には、一片の躊躇もなく。
GM:◆ 予備拠点包囲突破戦 第一フェイズ
・正面突破班 ... 戦線突破
何はなくとも迫る敵を打ちのめし、敵の戦列を乱さなくてはならない。話はそれからだ。
<白兵>か<射撃>で難易度12。一度ずつ成功する必要があります。
失敗した場合、反撃として任意のPCが2d10点を失って再挑戦できます。
・後方離脱班 ... 戦線突破
何はなくとも周辺の敵を打ちのめし、突破しなくてはならない。話はそれからだ。
<白兵>と<射撃>で難易度12。それぞれ一度ずつ成功する必要があります。
失敗した場合、反撃として任意のPCが2d10点を失って再挑戦できます。
ノーヴェ:うげー
GM:最初の判定はこんな感じです。どちらも2度の判定成功で突破。
天城康介:ヌゥーッ
鷲尾瞳:白兵固定値9あるよ~
ノーヴェ:えらいぞ鷲尾!
秋津湊:射撃は武器必要ですか?
鷲尾瞳:これ一度ずつ成功ってことは
GM:判定上不要ならなくて良い!
速水 やどり:ダメージを受ける任意のPCには……なれる……
GM:その辺は演出でよしなにしてください。
鷲尾瞳:二人いるなら二人共成功しないとダメってことでいいのかしら
天城康介:じゃあ頑張って普通に殴るさかい…。
GM:再挑戦時は別PCによるフォローみたいな感じでも良いよ。
ノーヴェ:侵蝕ボーナス含めて肉体10の白兵5だから、エフェクト無しでも多分いけるはず
GM:という訳でさっき話した通り、正面突破班からやっていきましょう。
鷲尾瞳:じゃあまず判定だけ振っちゃいますか
GM:あ、先に前振りだけさせてほしいかな……!
ノーヴェ:振れ振れ!
鷲尾瞳:完全なる理解
GM:
GM:……非戦闘員を伴った面々は、既に裏口から抜け出している。
GM:静かな店内。町並みも表立っては静かだが、少なくともノーヴェくんの《蝙蝠の耳》は明確に、敵対的な存在の接近を感知している。
GM:あるいは、瞳ちゃんの耳もだ。
GM:敵は接近しながら包囲を縮めつつある。もちろん、君たちがそれに気付いていることには、気付いていないままで。
鷲尾瞳:もう私の耳にも聞こえるくらい近くまで来ているわけね
GM:……すなわち、今こそ奇襲をかけるタイミングである。敵ではなく、君たちが。
GM:そういうこと! あんまり早まっても、相手は銃だからね。懐に飛び込めないのだ。
GM:銃だからというか、銃の装備が予想されるから、だ。
ノーヴェ:「そういや鷲尾」
ノーヴェ:「お前が作ったパン粥、他のやつにも随分と人気だったよな。おかわり、全部で何杯くらい出たっけ?」
ノーヴェ:「"7”杯とか、"8”杯とかだっけ。もっとか?」 日常会話に紛れ、だいたいの敵の数を確認している。
鷲尾瞳:「私が数えれたのは6杯までです。それと、他の人はおかわりしてません。残りは全部"ノーヴェ"が食べたんですから」
ノーヴェ:「そりゃそうだろ、一杯だけじゃ全然足りねえもん! 今日は10杯くらいいけるような気がするぜ!」
ノーヴェ:「ガネシュのカレーを引き合いに出したのは悪かったって。また作ってくれよ。全部俺が食ってやるから」
ノーヴェ:敵が出てきたら本気で全部自分で倒すつもりだ。先の戦闘でろくに活躍できなかった汚名返上のチャンス!
鷲尾瞳:「別にガネシュさんのことは気にしていません。……作るのは構いませんが。全部食べてはダメですよ」
鷲尾瞳:「貴方は毎回食べすぎなんです。……私と二人一緒に、でどうですか?」
鷲尾瞳:「私も一人より、貴方と一緒のほうが、その」
鷲尾瞳:「嬉しい……ので」
ノーヴェ:「はァん?」
鷲尾瞳:これは日常会話に紛れて作戦を確認しているのであって、それを言い訳にして普段言えないようなことを話しているわけでは有りません
ノーヴェ:可愛さの塊……
GM:素! 素!
ノーヴェ:「……まァ、そうだな。確かに」
ノーヴェ:「俺も同じだ。俺もお前と一緒のほうが嬉しい」 瞳ちゃんを見てにっこりと笑う。
ノーヴェ:「チルドレン様のおきれいな剣術と、俺の実戦闘法」
ノーヴェ:「――――どっちが強いのか! はっきりするからなァ!」
ノーヴェ:ドアを蹴破って外に飛び出します。一番乗り!
鷲尾瞳:「そ、そうですか。はい。なら、そうして下さい。私も、貴方の無理になら、いくらでも……」思わず目をそらしたその隙に
鷲尾瞳:「だ、だから一人で突っ込むのは止めてくださいと、言おうとしたのに……!」
鷲尾瞳:「一人で突出しないでください、ノーヴェ!二人で行動する時はチームワークを考えて……!」
鷲尾瞳:くどくどいいつつ、先に飛び出したノーヴェくんを追って行きます。判定だ!
GM:飛び出した君たちの目は、サブマシンガンを手にした軽装の兵士をそこかしこに捉える。その数、8!
GM:では判定どうぞ! <白兵>か<射撃>で難易度12だ。
ノーヴェ:判定だ! 白兵で振ります。
ノーヴェ:10dx+5=>12
DoubleCross : (10R10+5[10]>=12) → 9[2,3,4,5,6,6,7,8,8,9]+5 → 14 → 成功
ノーヴェ:こえー
鷲尾瞳:実験体パワ!肉体6にDB2個、固定値は9!いくよ~
鷲尾瞳:8DX+9
DoubleCross : (8R10+9[10]) → 7[1,3,4,4,5,5,7,7]+9 → 16
鷲尾瞳:訓練の成果です!
ノーヴェ:出目では勝ったのに……!
GM:難なし!
ノーヴェ:なら、自分勝手に飛び出したぶん瞳ちゃんよりも自由に先手を打ってます。
GM:兵士たちは確かに訓練を受けていたのだろう。練度も決して低くはなかった。
ノーヴェ:「てめーら……てめーらなァ~~~!」
ノーヴェ:「ザコい方じゃねーーーか!」
ノーヴェ:「ナメてんのかッッ!」
GM:だが、君たちの初動に対応できるほど柔軟で応用的ではなかった。まさしく君たちは奇襲を仕掛けられたのだ。
ノーヴェ:1人を裏拳で打ち倒し、2人目を肘打ちと手刀で即座に気絶させ、
ノーヴェ:3人目の射撃を、気絶させた兵士を使ってガード。肉の盾!
ノーヴェ:「1……2!」「3!」
ノーヴェ:「死ね!」 3人目も顔面が陥没する勢いで殴り倒す。
トループ:「撃て撃て! 本部、敵反撃! いえ攻撃を仕掛ける前に、逆に……おぶッ!」 ぶん殴り飛ばされる
鷲尾瞳:「何処で怒っているんですか。本隊が来ていたら我々だけでは手に追えませんよ」
トループ:「撃ちまくれ! 相手もジャームじゃない、運が良ければ死ぬ!」 敵はバラバラと弾丸を連射してくる
鷲尾瞳:目立つのはノーヴェに任せて、その背を守るように、彼を狙おうとした敵を着実に落としていく。
GM:ならばまったく造作もない。電柱やら塀やらの遮蔽も活かしつつ、難易度の低い訓練通りの動きで敵を殲滅できる。
鷲尾瞳:地面には輪切りにされたアサルトライフルと、昏倒する兵士が五人。
ノーヴェ:「チッ……!」
ノーヴェ:「たまたまだぞ。いいか鷲尾、これで勝ったと思うなよ!」
鷲尾瞳:先手は譲ったが、射線を向けられなかった分、その後はノーヴェより自由に動くことが出来た。その差だ。
ノーヴェ:「俺は本気を出してねーからな! 本気を出したら俺が8人全部瞬殺してた!マジでだ!」
鷲尾瞳:「この程度の兵に本気を出されたら困ります。私も勝ったとは思ってません。ここまで動けたのは貴方のお陰でもあります」
ノーヴェ:「うぐぐぐ……! そ、その無味乾燥な言葉が逆にムカつくぜ……!」
鷲尾瞳:「ノーヴェの動きは無駄が多い……もとい目立ちますから。彼らが目を取られてるうちに動き回れました。」
鷲尾瞳:「悔しがるなら貴方も、第七支部で喧嘩に明け暮れるのではなく、正規の訓練を大事にするべきです。その気になったらいつでもお付き合いします」
ノーヴェ:「鷲尾お前……マジで模範チルドレンっていうか」
ノーヴェ:「感情薄いよなあ。逆に心配になってくるぜ」
ノーヴェ:「大丈夫か? ちゃんと笑ったり泣いたりできるか? 大丈夫だよな?」
鷲尾瞳:「心配はいりません。UGNチルドレンの職務をこなすのに、感情はむしろ邪魔になります」
鷲尾瞳:「どんな時でも冷静な判断を下せる、それが優秀なチルドレンというものです」
ノーヴェ:「そりゃよかった。第七じゃはぐれメタルよりもレアだからな、そういうの」
ノーヴェ:「んじゃ、優秀チルドレンの”マクガフィン”さんよ。引き続き……」
鷲尾瞳:「はぐれメタル……?合金の一種ですか?」
ノーヴェ:「この"ノーヴェ"めと一緒に、時間稼ぎに付き合っていただけますと、幸いにございます」 おどけて一礼する。
鷲尾瞳:「んっ」
鷲尾瞳:一度息をつまらせて「ふ、巫山戯てないで、真面目にやって下さい。少しは貴方もチルドレンらしい振る舞いを……いえ、別に嫌いでは有りませんが……」
鷲尾瞳:「……兎に角行きましょう!索敵は頼みましたよ、ノーヴェ!」くるっと背を向けて先に進んでいきます
GM:
GM:背後。
GM:つまり、喫茶店の表側から銃声と戦闘音が聞こえた。
GM:裏口から出ようとする、2名の非戦闘員を伴う君たちもまた、それに合わせて行動を開始する。
GM:もし敵がこちらを包囲しようとしていたらば、表ほどではないにせよ、近くに兵士が潜んでいることは想像に難くない。
GM:数は少なくとも、君たちは非戦闘員を連れている。確実に仕留める必要があるだろう。
戸塚紀子:「……な、なんかすごい音、あっちから聞こえたんだけど」
秋津湊:「派手にやってるみたいだね」
戸塚紀子:「大丈夫かな? あっちの二人、大丈夫だと思う?」 今回はもう、目も耳も塞いでという訳にはいかないのだ
速水 やどり:「上手くやってくれている証拠、と信じるほかありません」
天城康介:「表が騒がしいってことは、ふたりとも元気にやってるってことだろ。……あいつらがさ」
速水 やどり:「私たちは、私たちで。OA町支部まで辿り着かねばならないのですから……振り向いている余裕は、正直ありません」
天城康介:「そう簡単に、途中で投げ出したりする奴らじゃないってのは。付き合いが短くても、なんとなくわかるよ」
戸塚紀子:「……分かり、ました。わたしも集中します。えっと、足引っ張らないように……」
松村ガーデ:「いざとなれば、映像・音声での撹乱はできると思います。近くにしか発生させられないのが問題ですが……」
松村ガーデ:「必要であれば、言ってください。頑張って意識を引きつけます」 こちらはそれなりに冷静そうだ
秋津湊:「ないよりはマシだね」 適当に石を拾ってる
秋津湊:「でも、あんまり無理はしないほうがいいんじゃない? 令華さん心配してたし」
松村ガーデ:「わかってます。……でも、できることがあるなら、頑張りたいから。それだけです」
秋津湊:「それは仕方ないね」
天城康介:「……じゃあ、表が賑やかなうちに」
天城康介:「行くか」
速水 やどり:「はい」
秋津湊:「いつでもいいよ」
GM:では判定に移りましょう。<白兵>と<射撃>でそれぞれ1回ずつ、難易度12の判定に成功してください。どうぞ!
天城康介:では、白兵はこちらで受け持ちましょう。
秋津湊:じゃあ、素撃ちで射撃の判定します。
速水 やどり:《アドヴァイス》が欲しければ一人には投げられる。
秋津湊:僕はいらないかなぁ
秋津湊:じゃあ、判定します。
天城康介:素振り(侵蝕ボーナス込みでダイス6つ、技能4)で振ろうと思ってるので、頂けると助かります。<アドヴァイス
秋津湊:(5+2)dx+7>=12 <射撃>
DoubleCross : (7R10+7[10]>=12) → 10[3,4,6,8,8,9,10]+8[8]+7 → 25 → 成功
GM:こわっ
天城康介:固定値以上にやる気が凄い。
速水 やどり:じゃあ天城くんに《アドヴァイス》Lv7。ダイス7個とC値-1をどうぞ。侵蝕は+4して83まで。
ノーヴェ:これ、『それぞれ1回ずつ』についてさっきぺんさんもちょっと聞いてましたけど
ノーヴェ:誰か一人が成功すればいい、ってわけじゃないんですよね。我々は実際両方振ったし。
GM:あ、いや、2回です。これは書き方が悪くって
GM:計2回成功してくれればいい。白兵と射撃で
天城康介:は、ではこちらも判定へ。
ノーヴェ:なるほどね!
天城康介:13dx9+4
DoubleCross : (13R10+4[9]) → 10[1,1,1,3,4,5,5,6,8,8,8,10,10]+8[5,8]+4 → 22
天城康介:増えたダイスのおかげで成功!
GM:なさけようしゃがない!
GM:……想定通り、敵の数は少ない。少ないが、ゼロでもない。
GM:そして、個別の練度は正面の者より僅かに上だ。いたずらに引き金を引くことなく、射線を通し、撃てると確信した瞬間に引き金を引いてくる。
天城康介:では、サクっと演出を。
秋津湊:「康介くん、頼んだよ」 じゃあ、指弾で石を弾いて注意をそらします。
天城康介:「……いる、よな。こういう場合、どんな場所に配置するのが効果的かな、速水支部長」
速水 やどり:「……仕掛けてくるなら、そこ、そこ、そこ……」視線を巡らせ、指を指す。
天城康介:「ん、OK……じゃあ」
GM:支部長の指摘は的確だ。それは秋津くんの指弾による僅かな敵の動きが裏付けている。
天城康介:湊くんが弾いた石が着弾するのを合図に。
天城康介:「行ってくる」
秋津湊:「助かるよ。僕、こういうの嫌だからさ」
天城康介:昨日の遭遇戦でそうであったのとは真逆に。瞬きひとつの間に姿が消えて。
天城康介:何かを殴打し、または抉るような音が、やどりちゃんが指さしたのと寸分違わぬ場所から複数回、響く。
天城康介:そして、物音がしなくなってほんの少しの間があってから。
天城康介:「いいぜ、片付いた」
天城康介:そう、なんでもないことのように声をかける。
戸塚紀子:「えっ……ワープした感じですか……?」 恐る恐るという様子で聞く
天城康介:「そういう能力、らしい。……俺は、そこに居ると思えばそうなる。それに」
天城康介:どこにもいないと思えば、と言いかけて。
天城康介:「……説明はまた今度、な。それより、今は」
速水 やどり:「お疲れさまです、天城さん。……えぇ、先を急ぎましょう」
戸塚紀子:「あ、そうですよね。ごめんなさい」 少し頭を下げて 「行こう、湊くん。はやく」
秋津湊:「そうだね」
GM:君たちは殺気の薄まった裏道を早足で駆けていく……
GM:
GM:◆ 予備拠点包囲突破戦 第二フェイズ
・正面突破班 ... 迫撃
どこかにこの襲撃を統括する本隊はあるはずだ。そこを叩けさえすれば、この状況を打破できるだろう。
<知覚>で難易度8の判定に成功した後、<白兵>で難易度13の判定に成功する必要があります。
これらの判定は別々のPCが行ってください。
失敗した場合、反撃として任意のPCが2d10点を失って再挑戦できます。一度成功した判定は再実行する必要はありません。
・後方離脱班 ... 遁走
今、君たちが念頭に置くべきなのは敵と遭遇しないこと。君たちを追う敵に、君たちの所在情報を与えないことだ。。
<情報:UGN><情報:裏社会>で難易度10の判定に成功した後、<知識:都市学>で難易度14の判定に成功する必要があります。
これらの判定は別々のPCが行ってください。また、どちらにも財産点を使用できます。
失敗した場合、反撃として任意のPCが2d10点を失って再挑戦できます。一度成功した判定は再実行する必要はありません。
GM:
ノーヴェ:んんん、知覚か
鷲尾瞳:知覚!
鷲尾瞳:難しいな~
GM:次の判定はこちらです。確認事項があれば今のうちに。
ノーヴェ:こっちはないぜ!
秋津湊:うーん、コネは使えないものとしてみていいですよね?
鷲尾瞳:イージーエフェクトでボーナスとかつくんだっけ
天城康介:んんーッ
GM:あ、コネも使って良いです!
鷲尾瞳:ノーヴェくんの耳なんてすごいピッタリだけど
GM:つまり、事前にどの程度周辺を把握してたか、っていう判定ですね。
秋津湊:あ、使えるんだ。了解でーす
GM:イージーは自己申告でお願いします。蝙蝠は使えるよ。
ノーヴェ:ああそうか。イージーボーナス次第では
ノーヴェ:ノーヴェが知覚という手もあるんだな
鷲尾瞳:瞳ちゃんは感覚が4、DBが2個、固定値が1あります
ノーヴェ:固定値あるんだ!?
ノーヴェ:ちなみにGM、《蝙蝠の耳》で広域音響索敵して本隊を探る、という使い方だとどれくらいボーナスつくんでしょうか
鷲尾瞳:なんかあったね
GM:達成値+2くらい。
ノーヴェ:ってことは、ノーヴェの知覚は4dx+2か。6dx+1の瞳ちゃんといい勝負な気がするな
ノーヴェ:瞳ちゃんの方が白兵達成値は確実に高い気がするので
ノーヴェ:知覚はノーヴェがなんとか抜いて、瞳ちゃんが白兵するというのはどうでしょう
鷲尾瞳:それでいいと思う!
鷲尾瞳:色々確率とか計算してたけど、どっちでも殆成功しそうな感じがする
GM:では進めていきましょう。例によって1から
GM:
GM:廃喫茶店に直接迫っていた戦闘員は、敵の先触れ……君たちの反応をうかがう斥候に過ぎないことは予測できた。
GM:つまり、どこかにこの襲撃を統括する本隊はあるはずだ。そこを叩けさえすれば、この状況を打破できるだろう。
GM:君たちは包囲を抜け、背後で非戦闘員を伴い離脱しようとしているメンバーも安心、ということだ。
GM:これは演出より先に判定かな。まずは<知覚>判定お願いします!
ノーヴェ:知覚!
鷲尾瞳:ノーヴェ君頼んだ!
ノーヴェ:4dx+2=>8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 5[1,4,5,5]+2 → 7 → 失敗
ノーヴェ:うえええ
ノーヴェ:HP2d10減らして再挑戦します。
鷲尾瞳:うわーお
ノーヴェ:38-2d10
DoubleCross : (38-2D10) → 38-17[7,10] → 21
ノーヴェ:4dx+2=>8 もう一度知覚判定。
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 9[5,8,8,9]+2 → 11 → 成功
GM:あっ自ら代価を
ノーヴェ:HP回復しといてよかったなこれ・・・
GM:OKです。HPは減らしておいてね~
GM:では次、瞳ちゃんです。<白兵>判定お願いします。難易度13!
鷲尾瞳:ノーヴェくんの傷は無駄にしないぜ
鷲尾瞳:8DX+9
DoubleCross : (8R10+9[10]) → 9[4,5,6,7,7,8,8,9]+9 → 18
鷲尾瞳:固定値だぜ~
GM:なんてヤローだ。成功です。
GM:……君の聴覚が捉える限り、敵は満遍なく、四方から迫ってくるように聞こえる。
GM:だが、探知に集中していれば、たとえば少しばかり他と違う層も聞き分けられるかもしれない。
ノーヴェ:「こっちだ。そこの路地から回り込むぞ」 《蝙蝠の耳》で音響索敵しながら先導。
GM:動けば動くほど、敵の陣容は見えてくる。敵の手の不自然に薄い所。それはつまり『足を止めている者がいる』という箇所だ。
ノーヴェ:「パソコンやらなにやら複数の精密機器の作動音がする。人が密集しているが、こっちへ向かってる感じじゃない」
ノーヴェ:「老人ホームのジジババどもが、団体でのんきにバスでも待ってるのか? そんなわけねーよなァ」
ノーヴェ:「指揮所があるはずだ。一気に潰すぞ鷲尾」
鷲尾瞳:「彼らの動きを見ても、指揮官が別にいるのは確実です。了解しました。貴方の感覚を信用します、ノーヴェ」
GM:……だが、その確信が君を逸らせたか。あるいはそいつだけが、頭の抜けた実力か、運かを持っていたのか。
GM:先導する君に向け、予期しない方角、生け垣を隔てた先から銃弾が降り注ぐ!
ノーヴェ:「あと」
ノーヴェ:「赤信号だ。5秒待て」
鷲尾瞳:「!」ノーヴェくんに突き飛ばされ、射線から逃れます
ノーヴェ:降り注いだ時にはもう飛んでます。店にあった木製モップをへし折り、簡易的な投げ槍にしていた。
トループ:「ゴッ……!」 あるいは、掃いて捨てるほどいる雑兵の中でも、良い目を持っていたのかもしれないが
GM:君の反撃で既に戦闘不能になっている。君の身体についた傷を、ここで彼の得られた成果を、彼が知ることはない。
鷲尾瞳:「ノーヴェ!また無茶を……!」射撃手が倒れると同時に、遅れてノーヴェ君に追いつき、踏み込みます。
ノーヴェ:「4、5」 着地する。
ノーヴェ:「無茶でもなんでもねーよ。お前をおんぶして富士山山頂まで登れるくらいの体力が有り余ってる」
トループ:他にも何人かの兵士が隠れていたが、最初に撃ち、またノーヴェに撃たれた者に比べれば、造作もなく対応できる。
鷲尾瞳:では造作もなく蹴散らします。先手さえ取れれば手こずる相手ではない。
鷲尾瞳:「おんぶは必要ありません!……私のほうが消耗は少ないんです。"ノーヴェ"は攻撃されるより先に気づいて居ました。私をかばうのではなく、自分の身を先に守るべきです」
鷲尾瞳:「山を登れても降りてくる体力が無ければ意味がありません」
ノーヴェ:「わかったよ! んじゃ、そんときゃお前におぶってもらうよ……そろそろ指揮所だ」
ノーヴェ:「鷲尾。スニーク&不意打ちの訓練とかは受けてるか?」
鷲尾瞳:「はい。次に無茶しようとしたら、ノーヴェを抱えて支部長たちに見せて回ります」
ノーヴェ:「俺、正直こっそり忍び寄ってどうこうっての好きじゃねーんだよな……こういうのはお前のほうが得意そうな気がする」
ノーヴェ:「おいそれはやめろ!」
鷲尾瞳:「貴方がむちゃするのをやめれば、私も止めます。……スニークのほうは一応。専門の方には及びませんが、カリキュラムは受講済みです」
ノーヴェ:「んじゃあ先手を頼む。さっきと逆だ」
ノーヴェ:「お前が切り込みで、俺が背中を守る。どうよ?」
鷲尾瞳:「はい。それが適任でしょう。……背中を預けます、ノーヴェ」
ノーヴェ:「オーライ。しくじンじゃねェぞ……!」
GM:……君たちが算段をつけた頃、空気が変わる。
GM:《ワーディング》だ。
GM:……《ワーディング》の展開は、当然君たち、後方離脱班も感知するところであった。
GM:それが何を意味するかは、推測できない。ただ事態が動いたことだけは確かであるし……
GM:それは君たちではなく、辺りに潜んでいるかもしれない兵士たちにも伝播することである。
松村ガーデ:「……!」 それを察した彼女は、不安げな表情で辺りを見回す。
秋津湊:「事態が動いちゃったみたいだね」
松村ガーデ:察するに、ここまでの事態には巻き込まれたことがなかったのだろう。
秋津湊:「どうする、このまま予定通り進む?」
天城康介:「……ここから先も蹴散らして進むか、それとも」
天城康介:「やり方を変えるか、だよな。……どうする」
松村ガーデ:「……どっちにしても、距離を取るしかないと思います」
速水 やどり:「……非戦闘員の安全確保を考えれば、目的地は変えられません。ただ、方針としては隠密性を重点に」
秋津湊:「良い判断だと思うよ」
秋津湊:「あ、そういえば。気になってたことがあるんだけど」
秋津湊:「康介くんってなんでここにいるの。別の街のイリーガルでしょ?」
天城康介:「……何だよ突然。そりゃあ、イリーガルとして招集を受けて……」
天城康介:「……ああ、いや。それも本当だし、俺の街……N市じゃあ、ちょっとこの街とは事情が違うのも確かだけど」
秋津湊:「イリーガルとして自分の生活圏とは遠い場所で任務するってどういう理由なのかなって思っただけ」
秋津湊:「別にお金が欲しいから、とかでもいいけど」
天城康介:「……”マクガフィン”には話したけどな。速水支部長の、やどりが手助けを望むんなら、っていうのが一番大きな理由だよ」
天城康介:それに、と。一言置いて、少し間があって。
天城康介:「あのブラウン管野郎。"レコルダーレ"が、ロクでもないことをしようとしてる」
天城康介:「……知っちまったら、やるしかないだろ」
秋津湊:「天城くんはそこで誰かがやってくれるといいなぁとかは思わないのか」
秋津湊:天城くん→康介くん
天城康介:「思うよ。そりゃあ、俺だって、痛かったり苦しかったりするのは嫌だ」
天城康介:「……嫌だけど、俺が何もしなかったせいで。誰かが、そして、誰かの大事な人が嫌な思いをするのは、もっと嫌だ」
天城康介:「それに、さ。……聞いたことないか。特異点、っていうの」
秋津湊:「あるけど……面倒な体質みたいだね」
天城康介:「ほんとにな。……でも、これも俺の力だって言うんなら」
天城康介:「俺が、受け止めなきゃならない」
秋津湊:「きみって聞いてる限りだと結構、息苦しそうだね」
天城康介:「……そうかな」
天城康介:苦笑いのような、半泣きのような。
速水 やどり:「……本当、いつも無理ばかりして。……いえ、無理をさせている立場で言えたことではありませんが」こちらも、苦い表情をして。
秋津湊:「でも、まぁ、よく分かったよ。きみが速水ちゃんのことが好きなの」
天城康介:「……待て湊。今の話で、なんでやどりの話に繋がった……!?」
秋津湊:「そういう面倒なこと気にしてまでやってるからずいぶん気にかけてるんだなぁ、と」
秋津湊:「あれ? 違った?」
秋津湊:「一番大きな理由って言ったし、そういうことかと思ったよ」
天城康介:「いや、違わないけどさ。……まあ」
天城康介:年頃の女の子らしくない表情をするやどりちゃんの頭に、ぽんと頭を置いて、そして離してから。
天城康介:「……俺は、俺が好きなようにやってるんだ。で、勝手に好きにして、最後の最後に言い逃げされるのは嫌だってのは知ってるからさ」
天城康介:「思ってることは、ちゃんと伝える。……そうしようって、決めたんだよ」
戸塚紀子:「好きなようにやって、思ってることはちゃんと伝える……」 なんとなしに反芻し
秋津湊:「いいことだと思うよ、僕は好きなだね」
速水 やどり:「……まったく、もう」ちょっと赤くなっている顔をタブレットで隠して。
GM:では判定に移っていきましょうか。まずは<情報:UGN>or<情報:裏社会>で難易度10です。
秋津湊:コネ:情報屋で<情報:裏社会>のダイス+2
天城康介:頼む…!
秋津湊:あとイージーエフェクト《探知する光》を使います。
GM:お、いいですね。達成値+2していいっすよ。
秋津湊:じゃあ判定します、よいしょ
秋津湊:(1+2+2)dx+2+2 <情報:裏社会>
DoubleCross : (5R10+2+2[10]) → 8[1,2,2,6,8]+4 → 12
GM:お見事! 成功です
秋津湊:クソみたいな出目でヒヤヒヤするぜw
GM:では君は、あらかじめ得ていた地形情報に加え、君自身の能力により更に正確化したデータを得ることができる。
GM:それを元に動作の判断を下せれば、敵にも気取られずに距離を取ることができるだろう。
GM:<知識:都市学>で判定してください。難易度14です。
速水 やどり:素振りで挑戦しましょう。精神6にDBが2つ。
速水 やどり:8dx>=14
DoubleCross : (8R10[10]>=14) → 10[1,4,4,4,7,9,9,10]+7[7] → 17 → 成功
天城康介:!?
速水 やどり:これがノイマンパワー……
GM:オッ、素で切り抜けた
GM:優しすぎたかな……? ともあれ成功です。君たちは時折敵の影を見かけたが、交戦せず(あるいは即座に始末し)、この場を切り抜けられた。
GM:気付けば《ワーディング》の範囲からも抜けている。
松村ガーデ:「……どうにかなった、んでしょうか?」 不安げに君たちへ尋ねてくる
秋津湊:「そうだと嬉しいね」
秋津湊:「速水ちゃんはどう思う?」
速水 やどり:「支部につくまでは油断はできませんが、ひとまずは安心かと」
天城康介:「……こっちが無事ってことは、残ったノーヴェと”マクガフィン”は」
天城康介:「……もうひと踏ん張りしてもらわなきゃならない、ってことだよな」
GM:一般戦術の観点から見れば、敵兵が自分たちを包囲しようと考えているのであれば、これ以上の展開はロスになる。
GM:そういうラインは越えた、という意味であれば、ひとまず安心できる。
秋津湊:「あの二人は大丈夫なんじゃないかな、強かったし」
戸塚紀子:「……ふうー。ともかくわたしたちは安心なんだね」 安堵の溜息
戸塚紀子:「まだ頑張ってる二人には悪いけど……安心しちゃう。怖かった……」
秋津湊:「そうそう、それでいいと思うよ。それに申し訳ないって思うよりも感謝するほうがいいんじゃないかな」
戸塚紀子:「あ、そうだね。ありがとうだ。ありがとうってちゃんと、後で合流したら伝えなきゃ」
戸塚紀子:「へへ」 はにかむように笑み、改めて湊くんの手を握る。ここまで、邪魔にならないよう離していたのだ
秋津湊:「はいはい、気が済むまで握ってていいよ」
秋津湊:「紀子も頑張ったしね、好きにすると良い」
戸塚紀子:「うん、うん!」 ぎゅっぎゅ握る 「おじさんの誕生日の料理には……結局間に合いそうになくて、それだけは残念だけど」
戸塚紀子:「湊くんと一緒で、みんなとも一緒で、良かった。わたし、安心でき……」
戸塚紀子:「……あれ!」 紀子が道の行く先を指す
秋津湊:じゃあそちらの方を見ます。
人影:その先、電柱に背を預けているのは一つの人影だ。ヒラヒラと揺れるようなシルエットは、こんな街中にも似つかわしくない。
天城康介:「……あれは」
人影:「……兵士の配置。僅かな目撃情報。連絡の途絶えた兵士の所在。『目撃されなかった』という事実」
人影:「それくらいの情報があれば、『どう逃げたか』は逆算できる。……こんな見晴らしの良い通りで、不意打ちできないのは残念ですが、仕方ない仕方ない」
天城康介:「羽根野……モエ……!」
羽根野モエ:「こんにちは、切り札です。ご覧の通り、最後に切られにやってきました」 片目を閉じて 「もうワンゲーム、お付き合いくださいませ?」
秋津湊:「うーん、断りたいんだけどダメかな?」
羽根野モエ:両手首を振るうと、軽く真空の刃が舞い、アスファルトを鋭く削る 「えへ、ダメでーす。今度はさっきより5割マシで参ります」
羽根野モエ:「ではいざ、"メイド・オーバー・アース"、参上!」
天城康介:「……くそ、"レコルーダー”の護衛が仕事じゃなかったのかよアンタ…!」
◆ 予備拠点包囲突破戦 第三フェイズ
・正面突破班 ... VS "ランチャージェミナス" "サイクルコーム"
???
・後方離脱班 ... VS "MOE"
???
GM:
GM:……敵本隊に近づくノーヴェくんは、《蝙蝠の耳》でその会話をおぼろげに聞き取った。
ノーヴェ:あっ、その会話って
ノーヴェ:離脱班の方の会話ですか?
GM:いや、そこではない! 遠く離れている。
ノーヴェ:そっちじゃない!
GM:本隊の方からだ。
声:「……"イコアウス"は逃走中……」
声:「……戦力が……もう少しあっちに回し……」
声:「……"ノーヴェ"がいるならば、このまま……」
GM:"ランチャージェミナス"清河朱鷺江と"サイクルコーム"藤方旋の会話だ。所在は既に視野に入っている、アパートの2回と見られる。
鷲尾瞳:「……ノーヴェ?」雰囲気の変化を察してノーヴェの様子を伺います
ノーヴェ:「しッ」
ノーヴェ:「あいつだ。大砲女と、裏切り陰険クソ野郎が話してる」
ノーヴェ:「場所はあのアパートの2F。気をつけろよ」
ノーヴェ:そのまま聴覚強化で二人の会話を伺います。
ノーヴェ:有益な情報がありそうなら持ち帰るし、周囲を警戒しているのならなるべく二人の死角に移動したいところだ。
GM:二人の会話からは、どうも"イコアウス"……つまり、戸塚紀子が狙いであったかのようなことが聞いて取れる。
鷲尾瞳:「……"ランチャージェミナス"と”サイクルコーム"ですか……。射程では完全に不利ですね。先に見つかれば一方的に叩かれるということですか」
GM:そして、離脱組にあのメイド服の女が差し向けられていることも。それだけでは不安なので、さらなる人員をこちらから回そうとしていることも。
清河朱鷺江:「……このまま、彼女一人に任せるのも……」 君が変わらず話を聞いていると、ふと間が空き
清河朱鷺江:「……ッ問題、でしょう!」
GM:"ランチャージェミナス"がそう言った瞬間、窓を吹っ飛ばしてレーザーと榴弾が飛んできました。会話を装い、敵を探知したら攻撃する。君と同じ手だ。
ノーヴェ:死ね!
GM:ただし、当然君はそれを予期できている。しかも命中まで猶予ある砲撃となれば、演出で避けられそうだ。
ノーヴェ:ひ、瞳ちゃんは……!?
GM:いいよ避けても防いでも! ここはまだ演出です!
ノーヴェ:よ、よかった……!
ノーヴェ:女の子を生贄に捧げて自分だけ避けるか、侵蝕96でリザレクトするか選べって展開かと思った
鷲尾瞳:一緒に避けようねえ
GM:レーザーと榴弾の混合砲撃は、君たちも先の戦闘で見た"ランチャージェミナス"の攻撃だ。
ノーヴェ:じゃあ、瞳ちゃんを抱えて跳びました。さすがに警告するほどの時間的な余裕もなし。
GM:敵としても少々無茶のある不意打ちであるが、君たちがそれに気付けていなければ命中は避けられないだろう。
GM:避けた!
ノーヴェ:そのまま物陰に着地して、すぐに下ろす。「あのアマァ~~~……!」
ノーヴェ:「藤方もろともブチ殺して燃えるゴミの日に出してやりてえ」
鷲尾瞳:「きゃっ!?ノーヴェ、急に一体何を……!?」と言いかけるが、直ぐに着弾した榴弾をみて表情を切り替える
清河朱鷺江:「……避けたのね」 右手を砲にした"ランチャージェミナス"が、窓からブロック塀の上に降り立つ
鷲尾瞳:「……こちらの位置を既に掴んで……!不味いです。この距離では明らかに我々のほうが不利……!」
清河朱鷺江:「本隊を叩いて時間を稼ぐ腹積もりでしょ? 当然分かってる」
清河朱鷺江:「……追い立てなさい。まずはその二人、確実に仕留める。全員はいらない。幾分かはあちらに回すように」
ノーヴェ:「おい鷲尾。お前、古い友達なんだろ? あいつと」
ノーヴェ:「なんとか説得してみろよ。その場で頭をふっとばして死んでくれとか、警察に自首しろとか」
鷲尾瞳:「何故そんな物騒な例えしか出てこないのですか。それでは説得になりません」
鷲尾瞳:「……本当は、止めたいと思っています。でも」
ノーヴェ:「でも? なんだよ」
鷲尾瞳:「”ランチャージェミナス"。いえ、朱鷺江……さん。貴女は聡明な人です」
鷲尾瞳:「貴女を止めれそうな言葉はいくつも浮かびます。このようなことしても、貴女の欲しい物は手に入らないかもしれない」
清河朱鷺江:「…………」
鷲尾瞳:「手に入れても、それが貴女を傷つける物かもしれない。どんな思いを抱いていても、それが罪なき人々を傷つけていい理由にはならない」
鷲尾瞳:「でも、貴女は全て分かった上で行動している。そうですね」
清河朱鷺江:「……そうよ」
清河朱鷺江:「あと一歩。この任務が成功すれば……ううん、たとえ失敗したとしても、帰還さえできれば、多分」
清河朱鷺江:「私の願いは果たされる。本当に、あと一歩なの。……たくさん悪いことも、つらいこともして、ここまで来た」
清河朱鷺江:「譲れないわ。瞳ちゃん……"マクガフィン"」
鷲尾瞳:「なら。私に出来るのは言葉を紡ぐことではありません。その一歩を踏み出せないよう、貴女をここで切り伏せることです」
清河朱鷺江:「それでいい。……おしゃべりが過ぎると、きっと私もあなたを追い詰めてしまう」
清河朱鷺江:「それでいいのよ」 砲口に炎が灯る
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして……いえ。貴女の友人として。それが私のするべき事だと思っています」
鷲尾瞳:「ノーヴェ。一つだけお願いしていいですか?」
ノーヴェ:「あん? なんだよ。言っておくが」
ノーヴェ:「俺はお前ほど器用じゃねーし、やれることも少ねえぞ。戦闘要員だからな」
鷲尾瞳:「殺して畑の肥料にするのは、"サイクルコーム"だけにして下さい。お願いします」
ノーヴェ:「ああん!?」
鷲尾瞳:「朱鷺江は私の友人で、まだ、ジャームではありません。私が彼女を連れ戻します」
ノーヴェ:「嘘だろお前! いつもの優等生っぷりはどこに……ああクソ!」
鷲尾瞳:「私はいつもと変わりません。手を取れるなら、手を伸ばす。それがUGNの理念のはずです」
ノーヴェ:「いいよ、わかったよ」
ノーヴェ:「考えてみりゃ、”もっと融通をきかせろ”って言ったの俺だもんな」
ノーヴェ:「やりてえようにやってみろ。上手いことサポートしてやる」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。もしも、上手く行ったら」
鷲尾瞳:「お礼に、私と朱鷺江ちゃん、二人で作った料理を振る舞います」
ノーヴェ:「そりゃよかったな。両手に花って言うんだろ? そういうの」
ノーヴェ:「男の夢らしい……夢が実現できるよう、全力で説得しろ!」
ノーヴェ:「いや、説得するのか力づくでいくのか知らんが、とにかく連れ戻せよ!」
ノーヴェ:気合を入れるようにぺちんと瞳ちゃんの尻をひっぱたいて、あとは戦闘態勢に入ります。
清河朱鷺江:「……勝手に呑気が極まることを!」
鷲尾瞳:「力づくで止めて、然る後に説得しま……きゃっ!ど、どさくさに紛れて変な所を触らないで下さい、ノーヴェ!」小言を言いつつこちらも戦闘態勢!
鷲尾瞳:それから清河ちゃんのロイスを変えるよ。
鷲尾瞳:友人/"ランチャージェミナス"清河 朱鷺江/P:友情/N:恥辱○/ロイス→4.友人/"ランチャージェミナス"清河 朱鷺江/P:友情○/N:恥辱/Sロイス ポジティブを表にして、Sロイスに指定!
鷲尾瞳:以上!
GM:OK! その決意、見届けた。
GM:では判定ルールを説明します。
GM:
鷲尾瞳:絶対生きて返すからな
GM:・正面突破班 ... VS "ランチャージェミナス" "サイクルコーム"
この判定は擬似的なラウンド進行として扱います。
<白兵>判定を行い、その達成値を合計して60になればクリア。ただし、達成値が10に満たない場合、反撃を受けてHPを2d10点を失います。
クリンナッププロセスで、"ランチャージェミナス"がランダムにいずれかのPCに対して攻撃を行います。
これは通常の攻撃と同様に処理を行いますが、ダメージは3d10点固定です(装甲・ガード有効)。また、放心を付与します。
2ラウンド目終了までに判定を終わらせられなかった場合、敵兵士の一部を取り逃がし、離脱組の次の判定が不利になります。
GM:
GM:大丈夫ならいってね。不明があればなんでも質問してね。
鷲尾瞳:絶対勝つ
ノーヴェ:ノーヴェも清河さんにロイスを取ろうかな。
GM:取るならばどうぞ!
ノーヴェ:ちょっとまってね!
ノーヴェ:-クソ女/清河朱鷺江/○執着/呆れ/ロイス
ノーヴェ:こうかな……さすがに瞳ちゃんの今の決意を聞いてN殺意○で取るほど感情ナッシングマンではない!
ノーヴェ:引き戻してやるよ!
GM:クソ女ですって! なんてやつ!
鷲尾瞳:よ!
GM:では判定に移りましょう。セットアップは不要だよね。
鷲尾瞳:不要!
ノーヴェ:達成値に絡むものはないので不要でーす。
GM:まずは瞳ちゃんからだ。どうする?
ノーヴェ:これ、ランダムダメージってカバーはできるんですか?
GM:できます。
鷲尾瞳:そう!カバー持ってるぜ!
GM:が、クリンナップなので基本的には行動済み。そういうエフェクト使ってねって感じです。
鷲尾瞳:じゃあ平気でしょ!コンセントレイトは噛ませず普通に振ります。
ノーヴェ:なるほどなるほど。じゃあ基本的には瞳ちゃんにカバってもらう感じかな。了解です。
鷲尾瞳:8DX+9
DoubleCross : (8R10+9[10]) → 9[1,2,2,2,3,6,6,9]+9 → 18
鷲尾瞳:まずまず!
GM:まずまずだ!
鷲尾瞳:ノーヴェくんも続いて続いて~
ノーヴェ:あっ振っていいんだ! 振っちゃおう。
GM:いいぞ!
ノーヴェ:エフェクトなしの素白兵します。
ノーヴェ:10dx+5
DoubleCross : (10R10+5[10]) → 10[1,2,2,3,3,3,4,7,7,10]+6[6]+5 → 21
ノーヴェ:優秀
鷲尾瞳:私より高い!
GM:あっこの野郎……
GM:まあいいか……ではそうだな。
GM:"ランチャージェミナス"を中心としつつ、君たちが今まで倒してきたような兵士たちが、君たちをジリジリと取り囲む。
GM:個別の戦力として見た場合、多少の差はあっても大したものではないことは分かっている。ただ敵は、数だ。
鷲尾瞳:「はあああああ!」雄叫びを上げ、純白の剣を振りながら、自分から包囲の中に突撃する。普段の彼女らしくない、無貌とも取れる突進。
GM:複数の銃口が、君たちを狙って火を吹く。住宅地の只中でも、《ワーディング》が展開されている以上それを咎める者もない!
GM:だが、眼前の小さな……さっきまで甘いことを言っていた……少女が迸らせる鬼気と、その技量は、銃弾を押しのけ、迫る!
鷲尾瞳:卓越した剣技で、その装甲と武装ごと兵士を薙ぎ払う。だが、この数を相手にしては、勢いが衰えるのは確実。そう、一人なら。
ノーヴェ:瞳ちゃんに続いてます。やや離れて彼女の背中を守るように動き、瞳ちゃんを狙う兵士から優先してて叩いている。
ノーヴェ:先ほどとまったく逆。というか、先程の鷲尾の動きを覚えておき、そのままトレースした。
ノーヴェ:「ははッ」
ノーヴェ:「案外面白いもんだな。サポートってのもよ!」
ノーヴェ:「おら行け! 好きに暴れろ鷲尾!」
ノーヴェ:-知り合い/鷲尾瞳/興味/○憤懣/ロイス(YE) これをP/N反転します。興味表。
ノーヴェ:「今のお前は、これまで見てきた鷲尾瞳の中でも最高レベルにいい感じだぜ!」
鷲尾瞳:「はい。私も……想像していたより、ずっと楽しいです。こうして、好き勝手に動いて」
鷲尾瞳:「貴方と一緒に戦うのは!」大振りな斬撃が、敵兵士を数人まとめて薙ぎ払う!
鷲尾瞳:あっ私もロイス感情変えます!
GM:変えろ変えろ!
鷲尾瞳:RE:同僚/“ノーヴェ”/憧憬:○/隔意/ロイス→2.RE:同僚/“ノーヴェ”/好意:○/不安/ロイス
ノーヴェ:わーいやったやった!
GM:そうして敵陣へ突っ込む二人を、冷静に見据える目がある。"ランチャージェミナス"。
GM:その少女が自分を救うと言ったとて、いやだからこそ、清河朱鷺江は引き下がれない。
GM:クリンナップです。"ランチャージェミナス"が攻撃します。
清河朱鷺江:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2
ノーヴェ:知ってた
GM:対象は瞳ちゃんだ。順当な流れだな!
ノーヴェ:あっそうか!PC2とPC4だからズレるんだ!
GM:そういうこと! 私は基本的にランダムはPC番号順です。
清河朱鷺江:3d10 装甲・ガード有効。放心付与
DoubleCross : (3D10) → 14[4,1,9] → 14
ノーヴェ:えらいぞ馴染さん……その調子でダメージダイスも全部1を出してくれ
鷲尾瞳:「私が受けます。ノーヴェはそのまま攻撃を!」そう言って、自ら"ランチャージェミナス”の射線に飛び込む
清河朱鷺江:「……!」 少女の本能が目を瞠り、兵士の本能が引き金を引く
ノーヴェ:「好きにしろ!」 この場は鷲尾の指示に従うと決めた。
清河朱鷺江:電流のレーザーと、榴弾。その過程で家屋を吹っ飛ばしつつ、君へ命中する。
清河朱鷺江:「自分から攻撃を受けて……前進するために、っそこまで……!」
鷲尾瞳:「この……程度……おおお!」彼女の放つ破壊の光を、真正面から受け……力任せに叩き切る!
清河朱鷺江:「……! 瞳ちゃん……」
鷲尾瞳:当然無事ではない。髪と服が焼け焦げ、手から血を吹き出しながら、しかし勢いは微塵も止めず、清河朱鷺江に迫る!
鷲尾瞳:残りHPは13です
清河朱鷺江:「……本当に、強くなって」 目を細める 「……羨ましい」
GM:では2ラウンド目です。現在合計値は39
ノーヴェ:なるほど。今回は終わるまで一気に片方のチームやっちゃうんですね
GM:そうですね。かかったラウンドによって次の判定が決まるので。
GM:ノーヴェくんから判定してください。<白兵>!
ノーヴェ:これ、行動値は関係あるんでしたっけ。具体的にはノーヴェが瞳ちゃんより先に判定していいのかですけど。
GM:あ
GM:瞳ちゃんじゃん。瞳ちゃんから頼みます!
ノーヴェ:関係あった・・
鷲尾瞳:「止まる気がないのは……私も同じです。朱鷺江!止めてほしいなら、まずは貴女から止まって下さい!」
GM:まあ、待機してくれれば順番は前後してくれて全然いいんですけど……
鷲尾瞳:DBと放心が打ち消しあって肉体で普通に降ります
鷲尾瞳:6DX+9
DoubleCross : (6R10+9[10]) → 8[2,2,2,3,4,8]+9 → 17
ノーヴェ:優秀!
鷲尾瞳:固定値の力~
GM:えらいっ。現時点で合計値は56です。
ノーヴェ:目標が60だから残り4か。
鷲尾瞳:ダイス10でファンブルしなければいける!
ノーヴェ:ファンブルしない限り絶対成功! 白兵判定します。
GM:これは100万くらいにしても大丈夫だったな……
ノーヴェ:おいやめろ
ノーヴェ:10dx+5
DoubleCross : (10R10+5[10]) → 9[1,2,2,3,5,5,6,6,7,9]+5 → 14
ノーヴェ:ヨシ!
鷲尾瞳:マスターズコネクション下さい
GM:問題ないね。合計値は70です。判定は成功。
GM:君たちは粗方の兵士を薙ぎ払う。もちろん、あちらへ援軍に行く余裕もないだろう。
GM:そしてその果て、"ランチャージェミナス"清河朱鷺江にいよいよ肉薄する!
ノーヴェ:「おめー」
鷲尾瞳:ノーヴェと瞳、二人の刃が振り抜かれると同時。"ランチャージェミナス"への行く手を阻む、最後の兵士が崩れ落ちる。
ノーヴェ:「いい加減にしろよ大砲女。そうそうねーぞこんなの!」
ノーヴェ:兵士を切り裂きながらランチャーちゃんを叱りつけている。
ノーヴェ:「俺が! サポートに回って!」
ノーヴェ:「クソ真面目の権化みてーな鷲尾が、なんか独断で勝手に動いて!」
ノーヴェ:「100億年に1度くらいのチャンスだよ! テメーは宝くじの一等をみすみす逃すのか? あァ!?」
鷲尾瞳:最後の兵士を切り捨て、切っ先を朱鷺江に向けながら。「私がクソ真面目の権化という点を除いて、"ノーヴェ"の意見に、全面的に同意します」
鷲尾瞳:「UGNは、私と貴女の関係性を把握してはいませんでした。私が今回の任務に選ばれたのは偶然です。このような機会は二度とありません」
清河朱鷺江:「何が宝くじよ! そんなこと関係ない……私は!」
清河朱鷺江:「取り戻す。この胸の空洞を……もう一度、絶対に! そうするしかないの! そうじゃなきゃ……」
清河朱鷺江:「……ここまでしてきたこと全部に言い訳が立たない!」 手の砲口は光を放つ。次射が来る。だが、このまま踏み込めれば君たちが早い。彼女もそれが、分かっているはずだ
ノーヴェ:「何が胸の空洞だパッドでも詰めてろ!」 瞳ちゃんと逆、散開して挟み撃ちの姿勢で動く。
鷲尾瞳:「違います。貴方は取り戻そうとしているのではなく、もう一度失おうとしているんです」
鷲尾瞳:「穴の中身を取り戻そうとして、それ意外の全てを。だから……!」
清河朱鷺江:「――ッ!」
GM:……刹那。
GM:君たちを阻んだのは砲撃ではなく、風圧だった。暴風の壁。
鷲尾瞳:閃光よりも早く、一閃する。純白の剣が"ランチャージェミナス"の砲身を切り裂こうとして……
GM:あるいは、ノーヴェならそれが何かを理解できるかもしれない。
藤方旋:「……アツくなってるなあ」
ノーヴェ:バーカバーカ!
鷲尾瞳:うおおー!
清河朱鷺江:「へ……」 攻撃を覚悟してへたりこんだ"ランチャージェミナス"を中心として発生するのは、竜巻
鷲尾瞳:百合の間に入る男かよ~!テメ~!
GM:その上空に浮遊するのは、"サイクルコーム"藤方旋である。
藤方旋:「……やっぱり吹っ飛ばすくらいしかできないか。結構力、溜めたんだけどな。妨害もせずにさ」
藤方旋:「まあいいや。おい"ジェミナス"。まさかホダされたなんて言わないよな」
清河朱鷺江:「……私は」
鷲尾瞳:「……っ!」あと一歩というところで、弾かれる。感情的になりすぎて、その存在を完全に失念していた
藤方旋:「その二人になら負けても良いってツラだったぜ。いいのかよ」
鷲尾瞳:「朱鷺江!その男の言葉に耳を貸さないで下さい」
藤方旋:「ここまで頑張ってきたんだろ? それを台無しにするのか。勿体ない」
清河朱鷺江:「……」 困惑の瞳で、君たちと、旋とを交互に見る
藤方旋:「まるで人を悪魔みたいな物言いだな。……分かってるだろ?」
鷲尾瞳:「貴方は負けようとしているのではありません!貴方は今、過去と向き合って、乗り越えようとしているんです。だから、だから」
藤方旋:「コイツはFHとしてやってきたんだ。悪いこともしてきた。全てはここで、"レコルダーレ"に記憶を蘇らせてもらうためだ」
鷲尾瞳:「居なくならないで 下さい!あの時のように私の居場所から!一緒に帰りましょう、朱鷺江!」
藤方旋:「やりたくないこともしてきた、努力。その結果が目の前にあるのに。どうしてお前たちはそれを奪いたがる」
藤方旋:「塾に行く同級生を遊びに引き止めるガキか?」
鷲尾瞳:「やめろ!"サイクルコーム"!朱鷺江の心をそれ以上傷つけないで下さい」
清河朱鷺江:「…………」 二人からかけられる言葉。目を閉じ、それをゆっくりと反芻する
藤方旋:「……お前も頑張ったんだろ?」
鷲尾瞳:「人を傷つけることを努力なんて言い換えて、彼女を惑わせないでください!朱鷺江……朱鷺江!」
ノーヴェ:「おい大砲女」
藤方旋:瞳ちゃんに向けて 「自分の居場所を手に入れるために、チルドレンとして真面目に頑張ってきたんだろ。そこの乱暴鉄クズ野郎と違って」
藤方旋:「尊敬するよ。そして、だからこそ分かるべきだ。努力は報われるべきだって」
ノーヴェ:「わかってんだろうな? どっちを信じるとかじゃねーぞ、こういうのは」
ノーヴェ:「おめーの人生なんだ。後悔しねー方を選べ」
ノーヴェ:「どっち選んでもUGNエージェントとチルドレンがなんとかしてやる」 それだけ言って黙る。
清河朱鷺江:「私は……」 彼女は悩んだ末、君たちの方へ手を伸ばしかけ
鷲尾瞳:「私が報いです!彼女は……朱鷺江はずっと傷ついてきました」
鷲尾瞳:「UGNを信じられなくなって。貴方のような悪人と出会って、FHとして人を傷つけて、自分の行いが間違っているとわかっていて」
鷲尾瞳:その手を掴みに行きます。風があろうと知ったことか!
鷲尾瞳:「あがき続けて……それでも自分の罪から逃げなかった。昨日だって今日だってずっと、傷つけることに悩んでいた、苦しんでいた」
鷲尾瞳:「報われるべきは努力だけじゃありません!罪を背負って、それでも正義を手放しきらなかった彼女の心だって!報われるべきです!」
清河朱鷺江:「瞳、ちゃん……」
鷲尾瞳:「朱鷺江。お願いだから手を取って」
清河朱鷺江:「私は……」 白く、細く。君と大差ないように見えない手指が伸びる
GM:君の手が、清河朱鷺江の伸ばした手の指先に触れた、その瞬間
藤方旋:……上から手を伸ばし、"ランチャージェミナス"の手首を掴み上げる
藤方旋:「悪いな。お前と激エモ説得バトルをする気はからきしない、マジでな」
清河朱鷺江:「っあ……!」
鷲尾瞳:「私は貴方を見捨てたくない。諦めきれないなら、私がきっと貴方を穴を埋めます。強くなって、貴方の記憶をもとに戻せるくらい、偉くなります。あと一歩とは言えません。でも、もっと正しい方法で。貴方の穴を埋められるくらい、だから……!」
鷲尾瞳:「朱鷺江!」
藤方旋:「……ここでお前が欠けたら"クライェル"がどれだけゴネるか分かったもんじゃないんだよ。そしたら俺の努力も水の泡だ」
藤方旋:「お前の望みは叶う。その努力を無駄になんかしない。……俺の努力もだ」
清河朱鷺江:「瞳ちゃっ……!!」
GM:風がひときわ強く吹き、竜巻が二人を連れ去るように飛んでいく。《瞬間退場》《瞬間退場II》で両者退場です。
鷲尾瞳:「忘れないでください!何を思い出しても!貴女を思う人がここにいます!それだけは忘れないで下さい、朱鷺江!」
ノーヴェ:「1、2。3……4」 それをよそに、指折り何かを数えている。
鷲尾瞳:風にのって消えていく朱鷺江に向かって、必死に声を張り上げて。
GM:それが届いたか、届かなかったか。君には知るすべもない。
ノーヴェ:「えー……これでいくつだ?」
鷲尾瞳:「……こんな時に、何を数えているのですか、ノーヴェ」
ノーヴェ:「麻雀だよ。点数計算が必要だろ」
鷲尾瞳:座り込み、うつむきがちになりながら訪ねる
ノーヴェ:「裏切った。館川を殺しかけた。能力を隠していた。兵隊の後ろにコソコソ隠れながら俺を挑発した。俺の足を止めた。鷲尾の邪魔をした」
ノーヴェ:「性格が悪い。俺とハヌマーンシンドロームが被っていてムカつく。目つきが悪い。喋り方がウザい。鷲尾の邪魔をした」
ノーヴェ:「まあ、役満だろ。鷲尾」 瞳ちゃんの頭にぽんと手を置く。
鷲尾瞳:「私が二度出てきてますよ」苦笑しつつ
鷲尾瞳:「あ……」
ノーヴェ:「俺は今回、全力でお前をサポートするつもりだったし、全力でサポートした」
ノーヴェ:「お前の邪魔をしたってことは、俺の邪魔をしたってことだ!」
鷲尾瞳:ノーヴェの手が置かれた瞬間、ふっと表情が緩まる。
ノーヴェ:「あいつをブチ殺すのは俺の仕事だ。取るんじゃねーぞ!」
ノーヴェ:「お前は大砲女を連れ戻すことに集中しろ。次もちゃんと手伝ってやるよ」
鷲尾瞳:「貴方はこんな時でも、いつもと変わらないんですね」
ノーヴェ:ぽんぽん頭を叩いたのち、きれいな銀髪をわしゃわしゃと撫でる。
鷲尾瞳:「それがとても、ありがたいです」
鷲尾瞳:「んっ……」髪が乱れるのも気にかけず、気持ちよさそうに目を細める。
ノーヴェ:「かわんねーよ」
ノーヴェ:「藤方……あっやべ名前言っちゃった。呪われる……あいつは、生まれがどうだの積み重ねがどうだの言ってたけど」
ノーヴェ:「そういうクソみてーな事気にするのは、自分に自信がねーって証拠だ」
ノーヴェ:「俺はいつだって俺だからな。変わんねーよ」
ノーヴェ:手を離す。
ノーヴェ:「仕事は終わりだろ。あっちに合流しようぜ」
鷲尾瞳:「それを聞いて、安心しました。貴方は、笑っていたほうがずっといいです」
鷲尾瞳:「……あの、申し訳有りません、ノーヴェ」離れていく指先を、遠慮がちに掴む
ノーヴェ:「あ? まだなんかあんのかよ?」
鷲尾瞳:「私は、貴方のように、強くないから」
鷲尾瞳:「もう少しだけ、このままで……いいですか」
ノーヴェ:「あァあ……!?」
ノーヴェ:《蝙蝠の耳》で周囲を索敵して、敵がいないのを確認してから
鷲尾瞳:「う……!」ビクッと肩を震わせる
ノーヴェ:「あーいいよ。いい、いい。この場においては、俺はサポート役だ……」
ノーヴェ:「好きに使え」 手を置いてしばらくぽんぽんしてます。
鷲尾瞳:「も、申し訳有りません。迷惑ですよね。こんな我儘を言ってしまって、UGNチルドレンとして恥ずかし……」
鷲尾瞳:「はい。ありがとうございます。すぐに、すぐに私も。元に戻りますから……」
GM:□先出し判定内容 VS"MOE"
今回の判定は擬似的なラウンド進行として扱います。ただし、セットアップは行われません。
1ラウンド中に、"MOE"へ攻撃を命中させられればクリア。
失敗した場合、戸塚紀子が拉致されます。
速水 やどり:ギャーッ!?
秋津湊:め、めんどくせぇ~!
天城康介:ぐ、グワーッ!?
GM:言っておくと、私は拉致されたパターン、拉致されてないパターンのシナリオを両方準備しています。がんばってください。
天城康介:仕事が丁寧。
セッション五日目
どどんとふ:「天城康介」がログアウトしました。
どどんとふ:「速水 やどり」がログアウトしました。
どどんとふ:「秋津湊」がログインしました。
どどんとふ:「速水 やどり」がログインしました。
どどんとふ:「ノーヴェ」がログインしました。
どどんとふ:「天城康介」がログインしました。
GM:
GM:包囲網を抜けたばかりで油断はならないとしつつも、一安心だと語っていた矢先に。
GM:その人影は、以前戦場の只中で見せた、なんでもないような表情のまま、君たちの前に立つ。
羽根野モエ:「……支援はこないか。ってなるとちょっと不安だけど」
羽根野モエ:「それでも任された仕事はやんなきゃなのです。何せメイドで傭兵なので」
羽根野モエ:「……じゃあ行くぞ。恨まないでよね!」
どどんとふ:「鷲尾瞳」がログインしました。
GM:駆け出す彼女は、君たちの撃滅を狙っている……ようには見えず。
GM:何か一つ、何か一点を見定めていることが分かるかもしれない。すなわち、戸塚紀子。
速水 やどり:「……!」視線を察し、戸塚さんを庇うように身を前に出す。それがいくらの役に立つか分からないが。
秋津湊:じゃあ、判定しますね。ダメージはいらないんですよね?
GM:・判定3 VS "MOE"
今回の判定は擬似的なラウンド進行として扱います。ただし、セットアップは行われません。
1ラウンド中に、"MOE"へ攻撃を命中させられればクリア。
失敗した場合、戸塚紀子が拉致されます。
GM:
GM:という訳で改めて説明は置いておきつつ、いらないよ!
GM:<ダメージ
天城康介:「……湊、その子を」
天城康介:安全なところへ、と言いかけて、そんな場所はどこにもないと気付く。
秋津湊:了解です、では固定ロイスのYE:仲間/“カタコンベ”の子供たち/遺志:○/憐憫/ロイスをタイタス昇華して色効果使います。
秋津湊:そのまま《オールレンジ》のみで、素手でぶん殴ります。
GM:イエローッ!?
秋津湊:(2+2+5)dx+1 <白兵>
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,4,5,5,8,8,8,8,10]+6[6]+1 → 17
GM:何回しとるねん!
GM:本来は《電光石火》+《切り払い》、さらに《援護の風》+《ウィンドブレス》が乗るところでしたが
秋津湊:DR出さないならRエンハンサーの+1が効かなくて済むなぁ。ということで95→97
秋津湊:みんながそれぞれ紀子に気を取られている間に既にモエさんをぶん殴ってます。
GM:色ロイスは達成値ゼロになるので、自動失敗です。攻撃は命中し、クリア!
秋津湊: ゴ ギ ャ ッ ! !
羽根野モエ:「エ゛ェ゛ーッ!?」 殴られて止まり、吹っ飛ぶ
秋津湊:「えーっと、ごめん」「もう殴ってもよかったんだよね?」
GM:もちろん、君自身の打撃力のみによるものではない。そうやって派手に衝撃を発散して、ダメージを低減する身体さばきもある、が。
天城康介:「……お前、ほんと」
天城康介:「そういうとこだぞ」
天城康介:呆れたような、けれど決して悪くは思っていない、そんな声で。
羽根野モエ:パッと起き上がり 「……ひっどおい! 人が真面目にやってやるぞってしてたのに、素手!? あのドギツイ銃ですらなく!!」
秋津湊:生成した銃を使わずに、あえて意識の外にあっただろう拳による打撃を選択した。
秋津湊:「その方が早いと思って」
羽根野モエ:「こんなギャグみたいな昇華されちゃ固定ロイスも報われないよ!!」 頭でもぶつけたか、意味不明なことを口走る
秋津湊:「いや、効率的でしょ。おかげで時間が稼げてる」「そうでしょ、ガーデちゃん」
秋津湊:ということで能力で撹乱してくれてるとありがたないなぁ~w
羽根野モエ:「こういう時はもっとなんか色々回想とか挟んでさ……」 服のホコリを払いつつ、再度仕掛けようと君たちの様子を伺って
松村ガーデ:「……ッ!」 声をかけられ、目を閉じ力をこめる。再現されるのは、壁。いっぱいに立ち入り禁止の標識が貼られた壁の幻像だ
秋津湊:「はい、ゲームオーバー。もうコンティニューしないでくれると助かるよ」
松村ガーデ:そして遅れて、「耳、ふさいで……!」 ビ ー ーーッ! という、高音! 小学生ブザーのめちゃくちゃデカい版みたいな音が辺りに鳴り響く!
戸塚紀子:「うひゃっ!?」 思わず耳を塞いで硬直する
天城康介:「ッ、あ……!」
羽根野モエ:「……いや、音は防げますけど、でもそっかあ……」
羽根野モエ:「視覚妨害されて、聴覚も防がれると、なるほど確かに。無策で突っ込んでもあたくし的にはオッケーなんですが」
羽根野モエ:ヘッドドレスを直し 「これで思わず横っ面を殴られたりしたらさすがによくない。あたしの本分は"レコ"さまの護衛ですからね」
GM:君たちはこの隙にこの場を離脱、ついでにこの女をぶん殴ったりできるだろう!
天城康介:その隙にやるべきことは、決まっている。幻影が、そして轟音の残響が消えた頃、そこにあるのは。
天城康介:いかに超人の脚力、振動を自在に操る魔人といえど、取り返しのつかないほど開いた距離。
天城康介:「……ったく、無茶しやがって。あんなことされりゃあ、こっちも」
天城康介:「張り切るしか無いだろ。なあ」
天城康介:走り続ける。普段は体内にだけ展開される”領域”、その制御に専念したがために、音の直撃を受けて揺れる意識を奮い立たせながら。
羽根野モエ:「……うーん」 遠くから腕を組み、それを眺める 「やっぱりあのカレは情報になかったよなぁ。陰気なパンチマンと違って現地のイリーガルでもなさそうだし」
羽根野モエ:「まだ不確定な要素があるのか……暗雲ですなあ」
秋津湊:----
秋津湊:「そうそう、速水ちゃん」 安全な場所まで移動を終えた頃に口を開く
速水 やどり:「なんでしょうか、"カタコンベ"」
秋津湊:「速水ちゃんってなんで支部長やってるの?」
秋津湊:「別に能力に不満があるとかじゃないけど、別にきみがやらなくていいんじゃないの」
速水 やどり:「……なった理由としては、ちょっとした巡り合わせ、以上の事はありませんね」
秋津湊:「ふぅん? じゃあ、ちょっとしためぐり合わせくらいならいつでも降りれるあったんじゃない」
速水 やどり:「私よりももっと相応しい人がいるだろう、という点なら、自分でも無理にやる必要はないと思いますが」
速水 やどり:「自分が任された以上、やれるだけはやる。……この居場所で、やれるだけを。私は、そう考えているだけです」
秋津湊:「へぇ、っていうことは今は自分が支部長をやっていること相応しいと思ってるんだ」
秋津湊:「任された以上っていうことは、他の人には任せられないってことでしょ。大変だね」
速水 やどり:「……なんだか、ちょっと話が捻くれた気がしますが……確かに大変ですけど……」
天城康介:「……実際さ、尋ねたことはあるんだよ」
天城康介:ぼんやりとその話を聞いていたが。つぶやくように、言葉を漏らす。
天城康介:「うちの街は、ひとつの街に13人の支部長がいる。その何人かに会った時、なんでやどりに支部長をやらせてるんだ、って」
秋津湊:「まぁ、そうだね」
天城康介:「……今思うと、その聞き方自体も、やどりや他の支部長に失礼だったんだろうけど、それは置いといてだ」
天城康介:「能力が、適性があるから。そんな答えも、もちろんあったけどさ」
天城康介:本人がやる気である間は、まあそのままでいいのではないか。そんな、適当とも思えるひとつの答えを思い出しながら。
天城康介:「……誰かがそれをやるって決めて、理由をきちんと教えてくれるなら。俺に出来るのは」
天城康介:「俺はこう思う、だからこうした方がいい、ってのを押し付けるんじゃなくて。俺はこの人のために何が出来るんだ、って考えて」
天城康介:「……それが、今の俺に出来ることなら全力でやる。それなんじゃないかって、俺は想う」
速水 やどり:「天城さん……」
秋津湊:「うーん」「やっぱり、康介くんさ」
秋津湊:「きみ破滅願望でもあるの?」
天城康介:「……なんで、そうなるんだよ」
秋津湊:「いや、速水ちゃんがやる気があって頑張るのを応援するっていうのはいいけどさ」
秋津湊:「それって、気づいたら取り返しがつかないことになってない?」
秋津湊:「速水ちゃんが正直、自分がだめになったときに正直にだめですって言えるなら良いけど」
秋津湊:「そういうことを許されなくなったらきみはどうするの?」
速水 やどり:「……」そんなことにはなりません、させません、と言い切れない自分がいる。
天城康介:「……うん、湊の言う通り。やどりはその辺り、あまり上手に言える子じゃない。そのくらいは、俺も知ってる」
天城康介:「だから、もしそれが、やどりの思い込みだけの話なら。無理矢理、引きずってでも休ませるし」
天城康介:「……周りがやどりにそうさせてるなら、その周りの連中を張り倒す。言ったろ、何でもしてやりたい、って」
天城康介:「……早速矛盾してる、ってのは分かってるよ。押し付けたくないって言ってた口が何言ってんだ、ってな」
秋津湊:「なるほどね。でもさ、康介くんひとつ抜け落ちてることがあるよ」
秋津湊:「きみが速水ちゃんにそうさせている、そういう状況を考えてないね」
秋津湊:「きみが原因だった場合、きみはどうするのかな」
天城康介:「……そうは」
天城康介:そうはならない、させない、という言葉。それを、断言できない。
速水 やどり:「……ともかく。私が支部長をやっているのは……えぇ、そうです。やりたいからですとも」
秋津湊:「な―んか話がずれちゃったね。っていうことだからさ、速水ちゃんはあんまり抱え込まないほうが良いんじゃない?」
速水 やどり:「……アドバイスとして、受け取っておきます」
天城康介:「……お前に悪意がないってのは分かってる。だから」
秋津湊:「ごめんね、なんか康介くんが元気なくなっちゃって」
天城康介:「ありがとう、って言っておく。でもな、湊」
秋津湊:「なんだい?」
天城康介:「お前、あの子にも……戸塚さんにも、今みたいな調子で絡んでんのか、普段」
天城康介:「だとしたら、お前……なんというか。凄い奴だな」
秋津湊:「紀子にはまぁ、そこそこ気をつけてるよ。きみたちはホラ、初めてあったから」
秋津湊:「上手く距離感が掴めないんだよね。気を悪くさせたならごめんよ」
松村ガーデ:「……あ。連絡です」 そんな君達の横で、戸塚と一緒に休んでいたガーデが顔を上げる
松村ガーデ:「お義母さんから。……ええと」
秋津湊:「どうかしたの?」
松村ガーデ:「支部じゃなく、私たちの家に来てください、って」
天城康介:「……家に」
天城康介:訝しむ気持ちが表に出そうなのを、なんとか押し留める。
秋津湊:「いいんじゃない? どのみち行くことになるし、多少順番が変わるだけでしょ」
秋津湊:「速水ちゃんはどう? 招待、受けるか受けないか」
速水 やどり:「……えぇ。行きましょう」
GM:長かったシーンを切ります。五人ともロイス・調達可! 即使用してもいいよ!
鷲尾瞳:わーい
天城康介:イエッフー
鷲尾瞳:トランク使っていいですか?
鷲尾瞳:とりあえず応急手当は狙う
秋津湊:ええよ
鷲尾瞳:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,2,3,6] → 6
鷲尾瞳:秋津君は使わなくて平気?トランク
鷲尾瞳:買えませんでした
天城康介:こちらも応急手当を狙いましょう。買えたら瞳ちゃんにお渡しする。
天城康介:5dx>=8
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 7[3,4,4,7,7] → 7 → 失敗
速水 やどり:応急手当を狙います。
鷲尾瞳:やどりちゃんは
天城康介:われわれは だめだ
秋津湊:うーん、そっち先回復で大丈夫かなって感じです。カバーはして欲しいw
速水 やどり:あ、なんでしょう
鷲尾瞳:アームスーツ狙ってみません?どう?
秋津湊:アームドスーツでも狙うかな
鷲尾瞳:じゃあ自分回復します
鷲尾瞳:2d10+27
DoubleCross : (2D10+27) → 12[7,5]+27 → 39
速水 やどり:アームドスーツ、やりますか
鷲尾瞳:あ、ちがう。14点まで減ってるから
鷲尾瞳:26点だ。
秋津湊:(1+2)dx+6>=15 <調達>
DoubleCross : (3R10+6[10]>=15) → 7[3,4,7]+6 → 13 → 失敗
速水 やどり:4dx>=15 調達:アームドスーツ
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 5[1,3,3,5] → 5 → 失敗
ノーヴェ:ムッ
鷲尾瞳:秋津くん買って買って~
ノーヴェ:ロイスはなし。で、どうするかな・・・防具があるといい感じではあるが
秋津湊:はい、財産2点使用で購入成功。 財産10→8
速水 やどり:あまりに出目がひどいけどどうしよう
秋津湊:瞳チャンどうぞ
鷲尾瞳:貰います!
ノーヴェ:加速装置使って行動値22なんだよなー
鷲尾瞳:やどりちゃんは諦めたほうがいいと思う……w
速水 やどり:諦め! 以上!
ノーヴェ:いや、そもそも期待値的にはまずHPを回復したほうがいいな。
ノーヴェ:応急手当買おう。
鷲尾瞳:ワイト
秋津湊:ノーヴェくんには次の機会があったら買うよw
ノーヴェ:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[3,4,10]+10[10]+4[4]+1 → 25 → 成功
ノーヴェ:し……シネ!
天城康介:今ので確信した。今回のダイスは、我々の敵だ。
ノーヴェ:これどうしましょうか。2d10ダメージ系を警戒して秋津・やどやどを回復するって手もありそうですけど
鷲尾瞳:ジェミナスさんの先手取れるから、防具買うより一回攻撃透かすつもりで先手で突っ込んだほうがいいと思うな
ノーヴェ:もうさすがにないかな。だったら自分で使っちゃうんですけど。
鷲尾瞳:ないない!
ノーヴェ:んじゃ使お! 自分を回復。
秋津湊:前衛組は回復しちゃっていいですよ
鷲尾瞳:それに秋津くんは休むしね
ノーヴェ:21+2d10
DoubleCross : (21+2D10) → 21+13[4,9] → 34
ノーヴェ:最大HPが38なのでほぼ全快。ロイスは1枠とっておいて、以上です。
鷲尾瞳:私も以上!ロイスはシーン中に色々取ったから大丈夫です
天城康介:ロイスは保留で…のこり1枠!
速水 やどり:ロイスは残り一枠を保留で以上で
秋津湊:ロイスとろーっと、ここで天城くんのロイスをとります。
秋津湊:-同行者/天城康介/好奇心:○/憐憫/ロイス
秋津湊:終わりです!
天城康介:こちらも以上となります。
GM:OKです。それではシーンを切ります。
◆ Middle 5 磁針、傾く先は Scene Player : 速水やどり
[11][侵蝕97/昇華1] 秋津湊
[09][侵蝕88/昇華0] 鷲尾瞳
[08][侵蝕79/昇華0] 速水 やどり
[06][侵蝕96/昇華0] ノーヴェ
[03][侵蝕95/昇華0] 天城康介
GM:最後の情報収集です。登場どうぞ!
鷲尾瞳:出ます!
鷲尾瞳:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 6[6]+88 → 94
速水 やどり:83+1d10 シーンイン
DoubleCross : (83+1D10) → 83+1[1] → 84
ノーヴェ:おっ、低めだ
秋津湊:俺は休むぜ!
鷲尾瞳:許容範囲
ノーヴェ:これなら休めるな。ごめんよ二人とも……ここは休ませておくれ。
ノーヴェ:休みます。
鷲尾瞳:おやすみよ~
松村令華:「ごめんね。大した表なしもできないけど」
GM:立派な一軒家の前で合流した彼女は、そう言って君たちをリビングに通した。
GM:清潔で温かみのある空間である。決して無機質ではないが、生活感は薄い。やはりUGNとして多忙だからか。
松村令華:「ちょっとガーデを休ませて、そうしたらまた出なきゃいけないの。慌ただしくて申し訳ないんだけど、好きにくつろいで」
速水 やどり:「いえ、おかまいなく。……ありがとうございます」
松村令華:君たちにちょっと笑いかけると、くたびれた様子のガーデを抱っこして2階へと運んで行きました。
鷲尾瞳:「この状況ですから。少しでも休息が取れる場所があるのはありがたいです」
松村令華:程なくして、足早に階段を降り、家を出ていく足音も聞こえることでしょう。
GM:君たちはようやく安息の場を得た。それが、今まさに疑念を向けている家族の家であるという点は気にかかる所だが……
鷲尾瞳:いつもより乱れた髪と所々が破けた服、それからやや赤みが指した頬。表情は普段どおりだが、疲弊は隠しきれていないのだ。
戸塚紀子:「……はい、これどうぞ」 コップに入ったオレンジジュースを君たちへ持ってくる 「飲んで良いって言われたから」
戸塚紀子:「瞳ちゃん、やっぱりそっち、大変だったのかな。こっちもそれなりに、敵はいたけど……怖い人も」
速水 やどり:「ありがとうございます」礼を言って受け取りはするものの、口はつけない。
鷲尾瞳:「問題は有りません。いつもの事です。それより、貴方達が無事で何よりでした」
速水 やどり:「正面突破部隊の方も、無事で何よりです。……本番は、まだこれからですから」
鷲尾瞳:「"クライェル・セル”の構成員との会話を聞いたのですが。彼らは戸塚さん、貴女の身を狙っているようでした」
戸塚紀子:「……うん」 頷く 「狙われてた、と思う。湊くんがパンチでやっつけてくれたけど……」
鷲尾瞳:「事態はまだ終息していません。我々も手を尽くして貴女を守るつもりですが。貴女自身も警戒をお願いします」
戸塚紀子:「わ、分かった。頑張って警戒します」 そうは言っても何をしたら良いか、という顔だ。訓練も受けていない、ただのオーヴァードである
鷲尾瞳:「……しかし未だに彼らの目的はわかりません。記憶を取り戻すだけが目的ではないのか……レコルダーレとどのような契約を行っているのか……」
鷲尾瞳:「余裕が出来た今、改めて調べておくべきかもしれません」
鷲尾瞳:という感じで情報収集の判定をしていいかなあ
GM:トスありがとうございます。項目はこちら!
GM:
GM:◆ 情報収集 3
"インジゲイト"松村 義彦 / "焦土の無慈悲(ミカエルプラン)"松村 令華 / "プラズムスター"松村 ガーデについて <情報:UGN> 難易度9
クライェル・セルの戦力について <情報:裏社会><情報:UGN> 難易度10
"レコルダーレ"の能力の全容について <情報:裏社会><情報:UGN> 難易度12
GM:
鷲尾瞳:UGNは大得意
GM:また、1d10振ってそのぶんの侵蝕率を上げてもらえれば、複数の項目を調査することも可能です。
鷲尾瞳:私はレコルダーレさんについて調べてみましょう
速水 やどり:とりあえず一回目、クライェル・セルについて調べます。
ノーヴェ:がんばれー!
速水 やどり:コネ:UGN幹部起動して社会2の侵蝕DB2の6個で。
鷲尾瞳:社会2にコネで+2、ダイスボーナスで+2の6個に技能は5。
鷲尾瞳:6DX+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 10[1,1,3,8,9,10]+9[9]+5 → 24
速水 やどり:6dx+4>=10
DoubleCross : (6R10+4[10]>=10) → 6[1,1,2,3,4,6]+4 → 10 → 成功
鷲尾瞳:訓練の成果です!
速水 やどり:ぎ、ギリギリ成功
速水 やどり:このまま侵蝕増加させて村松一家についても振っていいでしょうか
GM:すばらいな。もう一個の方も
GM:大丈夫です!
速水 やどり:84+1d10 再判定
DoubleCross : (84+1D10) → 84+7[7] → 91
速水 やどり:コネ:UGN幹部起動して先程と同じく。
速水 やどり:6dx+4>=9
DoubleCross : (6R10+4[10]>=9) → 10[1,6,7,7,10,10]+8[4,8]+4 → 22 → 成功
速水 やどり:開いた!
GM:フフフ……そんなに家庭のことが気になるのかい……
GM:すべて開きました。それじゃ見ていきましょう。はじめに言っておくと、長くなるからゴメンね。
GM:
GM:・"インジゲイト"松村 義彦について
30歳。男性。堅苦しく生真面目な性分ではあるが、内に熱い感情を秘める……というのが、彼を知る者の見解。
エージェント、教官職を経て二年前に支部長と抜擢されても堅実な仕事ぶりを発揮し、持ち前の白兵戦能力の鍛錬も怠ることはなかったという。
妻子ある身だが、本人は仕事人間、妻の方は養子にかかりきりということで、その仲はあまり芳しくないというのが周囲の見解。
過去に記憶処置を受けており、これについては五年ほど前から記憶の回復を願い出ていた。
立場的には不可能ではなかったが、記憶処置当時のUGNの技術の不完全さゆえ、回復には現在記憶の消失も伴う危険があるとされ、それを断念している。
以降も多方に手を伸ばして失われた記憶の回復を求めていたようだが、半年前から、その調査はぱったりと途絶えている。
その契機となっていると思しき日付のスケジュールは『テレビを見に行く』。
詳細は不明だが、詳細が不明であることこそ後ろ暗さの裏付けと見ても良いだろう。
GM:・"焦土の無慈悲(ミカエルプラン)"松村 令華について
28歳。女性。穏やかに振る舞うが淡々とした所があり、第一印象の良好さに反し、同僚からは少し怖がられている。
ギルド所属の傭兵を束ねるリーダーとして活動していたが、戦場で出会った現在の夫である松村義彦に説き伏せられ、ギルドを離脱し六年前に結婚。
以来、その氷結/寒冷に根ざす戦闘能力を積極的に振るうことはなく、事務職としてUGNに勤務していた。色々と気の回る女性として評判が良い。
二年前に養子として引き取ったUGNチルドレン、ガーデとは良好な信頼関係を築いている。対して、夫との不仲を周囲に疑われている。
五ヶ月前、長らく連絡を絶っていたギルド日本支部関連者と連絡を取っている痕跡あり。
詳細は不明だが、その連絡内容から、松村義彦の半年前のスケジュールを入手したものと思われる。
GM:・"プラズムスター"松村 ガーデについて
8歳。女性。電気信号の読解、音声再現、映像再現を高度な次元で実現するUGNチルドレン。松村夫妻の養子として生活している。
二年前に松村夫妻に養子として引き取られ、現在は家族として生活しながら、チルドレンとしての訓練・活動を行っている。
チルドレン育成施設での彼女は、最低限の成果こそ出せるものの能力はパッとせず、身体の虚弱もあってチルドレンとしての育成継続を危ぶまれていた。
が、のちの義母となる松村 令華とのコミュニケーションにより積極性を得て、現在は同種能力者の中でも屈指の実力を獲得している。
チルドレンとしての経歴、小学校への通学記録、三ヶ月に一度の健康診断、その他あらゆる観点から見ても、彼女に不審な点は見られない。
GM:・クライェル・セルの戦力について
主力となるクライェル・トルーパーは、銃器とその耐久力を活かした複数部隊での戦闘行動を得意とする。
なお、『決戦仕様』とされる高価個体については、追加で高速振動ブレードと《電磁障壁》が装備される。
その他には、周辺機械の動作へ不備を与えつつ、戦闘においては範囲攻撃を映像欺瞞により弱体化させるクライェル・ジャマー、
積極的な攻撃行動は取らず、反撃と範囲防御を行うクライェル・ガーダーなどが存在する。
ただし、どちらも運搬性が低く、派手さに欠けるとして"クライェル"は好まず、主力となるトルーパーが最大数である。
さらに、その中でも最大のものがZZZZZZZZZ
GM: → 【隠蔽された情報】"クライェル"最終兵器と、その所在について
GM:・"レコルダーレ"の能力の全容について
画面に表示する10秒程度の映像信号を見た者の、『人為的に処理された記憶』を復元する能力。
――であると同時に、その復元された記憶に対し、異常執着を持たせる能力。
この映像信号を目にした時点で、対象はきわめてジャームに近い状態にまで迫る。
特筆すべきはその効果のほどであり、その映像信号が毀損しないのであれば、遠隔通信や録画などによっても、効果を発揮することが確認されている。
Eロイス《虚実崩壊》の効果で、記憶処理を受けたことのあるオーヴァードに、その記憶を思い出させた上で、記憶に対するロイスを取得させる。
それと同時に、それ以外のロイスをすべてタイタスに変更して、衝動判定を行わせる。衝動判定には、思い出した記憶の内容に基づきボーナスやペナルティが課せられる。
この衝動判定に失敗した者は、ジャーム化する。
鷲尾瞳:最終兵器とその所在はこのシーンで調べられる……?
GM:これがトリガーとなり、次シーンでクライマックス直前シーンになり、
GM:そのシーン中で、成功するまで回してもらいます。
速水 やどり:回すぜ……
鷲尾瞳:煉獄
GM:共有演出ですが、次はクライマックス直前ということで、全員を引きずり出したいと思っているため。
GM:そこでということにして、一旦シーンは区切る感じでどうでしょうか。
速水 やどり:押忍、了解です
鷲尾瞳:ラジャー!
GM:ありがとう! ということで、シーンを切りましょう。ロイス・調達可です。
鷲尾瞳:トランク使っていいですか?
速水 やどり:ロイスは保留、調達は応急手当で
鷲尾瞳:2d6+26
DoubleCross : (2D6+26) → 5[3,2]+26 → 31
鷲尾瞳:うわっ2点足りない
速水 やどり:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 8[4,5,5,8]+1 → 9 → 成功
速水 やどり:D6になってる……
鷲尾瞳:あ、ほんとだ
GM:SWだぜ
鷲尾瞳:2d10+26
DoubleCross : (2D10+26) → 10[7,3]+26 → 36
鷲尾瞳:全快!
鷲尾瞳:何か買ったほうがいいものあるかなあ
速水 やどり:応急手当、一応自分に使おう……
速水 やどり:2d10+7 応急手当
DoubleCross : (2D10+7) → 18[10,8]+7 → 25
速水 やどり:優秀なキットだった……
鷲尾瞳:ボディアーマー狙おうかな。
鷲尾瞳:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,4,7,9] → 9
鷲尾瞳:終了
GM:OKです。ではシーンを切りましょう。
◆ Middle 6 Υ Scene Player : 秋津湊
[11][侵蝕97/昇華1] 秋津湊
[09][侵蝕94/昇華0] 鷲尾瞳
[08][侵蝕91/昇華0] 速水 やどり
[06][侵蝕96/昇華0] ノーヴェ
[03][侵蝕95/昇華0] 天城康介
GM:クライマックス直前です。全員登場してください。
GM:もう横並びだしね!
速水 やどり:91+1d10 シーンイン
DoubleCross : (91+1D10) → 91+1[1] → 92
鷲尾瞳:秋津くんも逃げられないぜ
鷲尾瞳:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 10[10]+94 → 104
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:97->102)
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:96->103)
鷲尾瞳:高いな~
ノーヴェ:死ゾ
天城康介:1d10+95 うおお!
DoubleCross : (1D10+95) → 3[3]+95 → 98
天城康介:よし。(衝動判定の存在を忘れた顔)
GM:……夕刻。
GM:あ、先に場所を決めましょうか……松村家から抜けて近くの児童公園とかでもいいぞ。
GM:様々な想定をするのであれば! 不用意に動く方が不自然に見られると思うなら家のままでもいい。
天城康介:庭付き一戸建てなら、家の庭とか…?
GM:あ、庭付きですね! 花壇みたいなスペースもある。さすがに手入れはされてないので雑草畑になってるけど。
天城康介:じゃあそんな感じでどうでしょう。庭に降りたり、窓開けて座ってたりで。
GM:そういうことにしましょう。
GM:傾きつつある赤い夕日が、庭先に降り注ぐ。
GM:君たちはそこで顔を合わせ、得られた情報を整理・共有していた。
ノーヴェ:《蝙蝠の耳》で常に索敵警戒しながら、壁によりかかってます。
秋津湊:ここにいるのPCだけって考えで良いですかね?
GM:NPCは自在です
GM:戸塚はまあソファで寝てたりするかも
GM:ガーデも自室で寝てる
秋津湊:じゃあ、まずは不在ってことで。
鷲尾瞳:「……以上が、我々が得た情報になります。なにか付け足すことはありますか?"リトル・ライト・ブルー”」おおよそ情報項目に書いてあるようなことをまんま告げました
速水 やどり:「……えぇ、付け加えることはありません」
ノーヴェ:「まったく」
ノーヴェ:「くだらねェ。どいつもこいつも、どんだけ今の自分に自信がねェんだ」
ノーヴェ:「揃いも揃って過去に縛られやがって」
秋津湊:「まぁ、昔が気になりすぎて先を狭めてるのは健全じゃないよね」
鷲尾瞳:「私の見解を述べるなら」
鷲尾瞳:「"インジゲイト"は既にジャーム化しているものと考えたほうがいいでしょう。"レコルダーレ”と接触し、記憶を取り戻したのなら」
鷲尾瞳:「正気を保つのはまず不可能です。万が一、ジャーム化していなくとも、説得は困難かと」
天城康介:「……いいとも悪いとも言えないよ、俺は。ただ、今、"クライェル"セルが、そして松村さんが」
天城康介:苦いものを噛んだような顔で。
天城康介:「何かをすることで、誰かが不幸せになるんなら。……止めなきゃならない」
秋津湊:「そうだね。でも "ランチャージェミナス" と"サイクルコーム"がまだなら、可能性はあるかもしれないよ」
秋津湊:「でも説得が困難なのは同意するかな」
ノーヴェ:「決意は堅いです、って感じだったからな」
速水 やどり:「えぇ。事ここに至っては、敵対は免れないかと。……ただでさえ多い敵戦力に、手強い相手が一人増えることになります」
鷲尾瞳:「……ただ。"ランチャージェミナス”と"サイクルコーム”は、まだ"レコルダーレ”の影響を受けていないように見えました」
鷲尾瞳:「"レコルダーレ”の能力は記憶復元と、それ意外の関係性の消失。彼らの記憶が蘇っているなら、私や、ノーヴェに感情を向けることも無かったはずです」
ノーヴェ:「わかる。鷲尾が説得したとき、大砲女は随分と人間臭いリアクションしてたしな」
ノーヴェ:「ジャームだったらもっと違う反応をしてたはずだ」
天城康介:「じゃあ……その二人は、まだ望みがあるって、思っていいんだな。こっち側に引き戻せる、って」
秋津湊:「ふぅん? じゃあそうするの?」
鷲尾瞳:「"サイクルコーム”もです。彼はノーヴェに異常な敵愾心を持っていました」
鷲尾瞳:UGNの定義では、ジャーム化を防ぐのは正の感情だけではない。怒りや執着などの負の感情も、絆と定義される。藤方は明らかにノーヴェへの絆を持っている
速水 やどり:「可能であれば、ジャームを増やしたくはないですからね。説得が可能かどうかは置いておくとして」
鷲尾瞳:「彼らが"レコルダーレ”の能力を受ける前に、破壊します」
鷲尾瞳:「それしか方法は思いつきません」
鷲尾瞳:「"ランチャージェミナス”に、これ以上の無茶はさせません。その兆候があれば切って止めます。」
秋津湊:「まぁ、目的がそれならそれで一応は止められるんじゃない? 無茶をする可能性は低くなる」
秋津湊:「やけっぱちになる可能性もあるけど……それはどちらにしても変わんないしね」
ノーヴェ:「奴らを叩くとして、戸塚はどうする。戦いの場に連れていくのか?」
ノーヴェ:「置いてったとしても連れて行ったとしてもリスクはありそうだが」
秋津湊:「それねぇ、難しいよね」
秋津湊:「まぁ、置いていってその隙にとか考えるとキリないし連れて行ってもいいと思うよ」
秋津湊:「少なくともここの支部長が敵方に回ってる以上は僕が守るのがベストなんじゃないかな」
天城康介:「……ガーデのことも、だよな。こっちはむしろ、万事上手くいったら……の話になっちまうけど」
秋津湊:とはいえGM、他に思いつくことあります?
鷲尾瞳:「そうですね。"ミカエル・プラン”が純粋な協力者なら、彼女に預けることも出来たでしょう。しかし、"インジゲイト”の離反が疑われる状況では……」
ノーヴェ:「万が一の場合、"連れてきてりゃあ守れたのに"って後悔は尾を引きそうだからな。連れていく、でいいと思うぜ」
鷲尾瞳:思い切って人妻とお話するのはどう?
GM:ないでしょうね。完全に安全なのは君たちの手で守ることだ。現在の情報に照らし合わせれば。
秋津湊:OK!
秋津湊:「令華さんと話してみる?」
速水 やどり:「……そうですね。話してみるべきでしょう。味方に付いてくれるなら良し、敵に回るなら各個撃破できて良し、ということで」
天城康介:「俺は、いいと思う。松村支部長とは結局、これまで一度もちゃんと話をしてないけど」
鷲尾瞳:「了解しました。私は、"リトル・ライト・ブルー”の判断に従います」
ノーヴェ:「6年近く連絡してなかったギルドに……おそらく極秘で連絡して”インジゲイト”の情報を取ってるんだよな」
ノーヴェ:「味方の公算が高い。もし敵なら速水の言う通り、他と合流される前に潰せるしな」
天城康介:「あの二人は……令華さんとガーデは、普通の親子みたいに見えたから」
天城康介:「だから、今は、信じていいと思う」
天城康介:信じたい、と言っているように聞こえる声で、そう口にする。
鷲尾瞳:「私も同意見です。彼女達は被害者のように思えます。傷ついた人々を守るのも、UGNの務めです」
松村ガーデ:あ、じゃあノーヴェは階上から降りてくる足音が聞こえる
松村ガーデ:程なくしてガーデが君たちの元に顔を出します。
ノーヴェ:「この期に及んで”信じる”とはなァ。育ちのいいことだぜ」 嫌味ではなく、割と純粋に褒めている。
ノーヴェ:「……」 足音を感知していたので、既にそちらを見ている。
松村ガーデ:「……お義母さんの話、してましたか?」
速水 やどり:「……えぇ。令華さんと、少々お話がしたくて」
松村ガーデ:「なんとなく、名前が聞こえた気がして……」 彼女もまたハヌマーンシンドロームのオーヴァードだ。聴力の強化があるのかもしれない
松村ガーデ:端末を握り 「わかりました。連絡を取ってみます」
松村ガーデ:目を閉じ、少し経つ。まるで電話のコール音を待つような時間
天城康介:何かに祈るように。指を組んで、その様子を見ている。
松村ガーデ:やがて目を開き 「……あ、つながり……」 と言いかけ
松村ガーデ:「……優先連絡。支部長からです。繋ぎます」
松村ガーデ:恐らく横から、支部長からの連絡が入ったのだろう。チルドレンとしての責務に従い、そちらを優先したのだ。
天城康介:「……この、タイミングで」
ノーヴェ:「おもしれェ。あっちから来やがった」
鷲尾瞳:「"インジゲイト”から……?」
秋津湊:「ふぅん?」
松村義彦:「……接続確認。問題はないか」 宙に投影された映像が君たちを見る
速水 やどり:「……えぇ、問題ありません」
松村義彦:「疎通しているな? では要件に入る」
松村義彦:「……度重なる襲撃があったと聞いた。それに関するこちらの不備は後に回させてもらう。急事の提案として……」
鷲尾瞳:「……」口を閉じ、彫像のように姿勢を正す。ここは支部長に任せるべきだと思っているのだ。
松村義彦:「"イコアウス"戸塚紀子。彼女だけでも、保護する手筈を整えた」
松村義彦:「委細は伏せさせてもらうが、これ以上に安全な所はない、という対処をさせてもらうつもりだ。彼女の養父母も確保している」
ノーヴェ:「ぶふっ」
秋津湊:「うーん」
秋津湊:「はっきりと言ってほしいな」
松村義彦:「ほどなく迎えが到着する手筈だ。もし彼らが来たら、彼女を……」
松村義彦:「……何か?」 二人の反応を見て、にわかに声が低くなる
秋津湊:「要するに彼女のおじさんとおばさんを人質にとってるから引き渡せでしょ?」
鷲尾瞳:「"カタコンベ”」
秋津湊:「いや、本当にごめんね。気になったからさ」
松村義彦:「……誤認だな。"カタコンベ"。馴れぬ連戦に猜疑心を大きくしているのは分かるが……」
松村義彦:「"ノーヴェ"。君もエージェントたるならば、不審な挙動は止せ」
ノーヴェ:「悪い、悪い。手回しの良さに感動していた」
ノーヴェ:「申し訳ありません。自重いたします」
秋津湊:「猜疑心ね。そんなのはじめから別にないから、安心していいよ」
松村義彦:「……速水支部長。君が判断してくれ」
天城康介:「……預けるのはいいとしても。その後はどうするんだよ」
松村義彦:「君たちも連戦で疲弊しているはずだ。その要員たる負荷を一つ、減らす。それだけのことだ」
速水 やどり:「……はい、迎えが来たならば、然るべき行動をとらせてもらいます」《完全演技》。……実際、引き渡すつもりはない。
松村義彦:「……」 目を細め
松村義彦:「……いや、よそう。Υ(ユプシロン)の駆動始点を切れ」
GM:彼がそう言うと、途端に辺り一帯の僅かな電力がダウンします。
松村義彦:「……"クライェル"、やはり聞いていたか。どこまでも悪趣味な男だ」 忌々しげにぼやく
鷲尾瞳:「……"インジゲイト”?これはどういう……?」
松村義彦:「速水支部長。君の演技は完全だったが、一つ言わせてもらうなら……疑念を、疑念として抱えたまま動くのは、支部長の仕事ではない、と」
松村義彦:「当然君は知っているはずだ。……君の両脇が沸き立っている状態での盲従など、らしくない。私は良く知っている」
GM:ちなみに、ダウンしているのは電力だけではない。君たち個人の通信端末の通信機能も、全て落ちています。
GM:エネミーエフェクト《通信支配》です。
速水 やどり:「……やはり、己の幼さが恨めしいですね」
鷲尾瞳:「……端末の通信機能が全てダウンしています。町の外への連絡が取れません」
ノーヴェ:「おい、いいか? 言っていいよな?」
ノーヴェ:「いい加減ムカついてきたぞ。さっきの秋津じゃねーが、はっきり言え」
ノーヴェ:「おめーは何をするつもりで、何を知っていて、俺達に何をさせたいんだ?」
松村義彦:「私が君らに言えるのは、即座に退去し、備えろ、ということだけだ」
天城康介:「……俺からも、聞きたいのはひとつだけだ」
松村義彦:「記憶の波濤が、忌々しい蓋を砕き割る。その混乱に備えるのが、UGNとしてできる最善だろう」
天城康介:「松村支部長。あなたは、令華さんと、ガーデを」
天城康介:「……家族を、どう思ってるんだ」
松村義彦:「どうも何も」
松村義彦:「私が彼女を愛していたのは過去のことだ。娘のことなど、一度 も
鷲尾瞳:「やめてください」
鷲尾瞳:「彼女もこの通信を聞いているんです。それ以上は」
GM:映像と音声が途切れる。
天城康介:その言葉に、はっとしたように。
松村ガーデ:「……あ」
松村ガーデ:「すみま、せん。再現を……再開します」
天城康介:「……ごめん。俺が、浅はかだった」
GM:その言葉と同時、映像と音声が再び形をなす
鷲尾瞳:「もういい、十分です。ガーデさん」彼女を抱きしめたい
松村義彦:「……"クライェル"! もはやことは動き出したのだ。その小心な執着は捨てろ。"レコルダーレ"の実験は手元の二人で行え!」
鷲尾瞳:「そうですね、"リトル・ライト・ブルー”」抱きしめます。
松村義彦:「その成果に納得が行ったら、作戦Υを駆動させ……」
鷲尾瞳:「今すぐ通信の停止命令を。お願いします」
速水 やどり:「えぇ。これ以上はもう、十分です……!」
松村ガーデ:「…………」 通信再現が途切れる。後に残るのは、何もかも理解できないといった、呆然とした様相の小さな少女一人だけだ
ノーヴェ:「はァ」 心底興味なさそうに頭をかいている。
秋津湊:「うーん、確認したかったことがあるんだけどいいか。その時、直接本人に聞こう」
鷲尾瞳:こんなの耐えられねえ……ガーデちゃんにロイスを取ります
GM:いいよ!
鷲尾瞳:守るべき人/松村ガーデ/P:庇護○/N:憐憫/ロイス
速水 やどり:私も……
速水 やどり:仲間/松村ガーデ/〇親近感/嫉妬 で取得を。
松村ガーデ:瞳ちゃんの腕の中で、それでも通信端末を強く握っている。言葉は発せそうにない。
鷲尾瞳:「大丈夫。大丈夫です。何も心配しなくて、大丈夫ですから」大丈夫ではないことはわかっている。でもそれくらいしか掛ける言葉が思い浮かばない。
秋津湊:「じゃあ、どうしようか。これから止めに行く?」
速水 やどり:「えぇ。……言動から推測するに、放っておいてはロクなことになりません」
天城康介:「……大丈夫に、しなきゃな」
秋津湊:「そのあたりどうなんだろうね。松村さん的には記憶を取り戻すから後を頼むみたいな感じだったけど」
鷲尾瞳:「貴女は我々が守ります。必ず。だから、辛かったら泣いてもいいんです」
GM:じゃあ、いい加減そこを判明させましょうか。最後の情報項目です。
天城康介:イェーイ!
速水 やどり:はいな
GM:◆ 情報収集 4
・【隠蔽された情報】"クライェル"最終兵器と、その所在について 【精神】30
GM:
鷲尾瞳:「チルドレンである前に、貴女は子供です。だから……」それ以上は言葉を紡げず、ただ彼女を抱きしめています
GM:これだけです。簡単だね!
ノーヴェ:かんたんだなあ
速水 やどり:かんたんかなぁ
秋津湊:頼む、特異点様!
天城康介:うわあい、かんたんだあ。
鷲尾瞳:とくとく
GM:一度失敗しても、1d10を振ってそのぶん侵蝕率を上げれば再挑戦ができます。
天城康介:あ、財産点使えますか?>GM
ノーヴェ:これ、根本的な問題として
ノーヴェ:抜けないとクライマックスにはいけない?
GM:財産点は使える!
GM:そして抜かなければクライマックスにいけない!
GM:どこにいけばいいかわかんないからね
天城康介:ならば抜かねば。
ノーヴェ:やどりちゃんの勝利の女神を考慮しても、素振りで成功する目は殆どないから
ノーヴェ:やっぱここはシンギュラギュラしてもらうしかないな・・
天城康介:ギュラギュラ
鷲尾瞳:失敗してもペナルティがないなら
鷲尾瞳:天城くんがシンギュラる前に我々が試しに振ってみてもいいかもですね
鷲尾瞳:奇跡怒るかもしれないし
ノーヴェ:それもそうですね。特異点をクライマックスに温存できればそのぶん楽になるし。
GM:怒られの発生しそうな奇跡だよ
天城康介:これで奇蹟が起きたら、それはそれで立場が…!
ノーヴェ:さすがに追加情報が発生することもあるまい・・・
秋津湊:アドヴァイスばらまく?
速水 やどり:最悪、やどりちゃんで何回かやれば女神と財産で抜けるようになるのでそれでも……
GM:とはいえ止めるすべはない。どうぞ!
鷲尾瞳:か、可能性は否定できない
天城康介:アドヴァイスもらうなら、こっちが判定する時に単体でもらえればそれでいい、かな。
鷲尾瞳:やっぱりやめよう!やどりちゃんと天城くんにお願いします
鷲尾瞳:我々は備えよう
ノーヴェ:OKOK
秋津湊:www
ノーヴェ:もう疑心暗鬼に陥っているw
ノーヴェ:やど天城で抜いてくれ!
速水 やどり:では天城君に《アドヴァイス》。ダイス+7個のC値-1.侵蝕96まで。
天城康介:ありがたい。そして精神の判定、の前に特異点の使用を宣言。達成値に+20します。
ノーヴェ:いけー!
天城康介:11dx9+20
DoubleCross : (11R10+20[9]) → 10[2,2,2,2,2,4,6,7,8,9,9]+5[2,5]+20 → 35
天城康介:あぶねえ!成功!
秋津湊:おつかれ!
速水 やどり:ありがとう!
天城康介:支援助かりました。
ノーヴェ:さすが特異点!
GM:OKです。これ演出どうしようかな……やどりちゃんのまとめた情報をフイッと見たらあれっこれじゃね? ってなる感じかな
GM:ともあれ、開示します
GM:
天城康介:あ、任せてもらえるならこちらで…。<演出
GM:お任せします!
GM:
天城康介:うす、では開示まち!
GM:・【隠蔽された情報】"クライェル"最終兵器と、その所在について
クライェル(大声で叫ぶ)。"クライェル"のコードネームと同等の名を持つ通信演算装置こそが、彼の持つ最初にして最高の傑作である。
作用は通信・放送への割り込み。その規模はきわめて広く、一般電波から暗号通信までを瞬時に乗っ取り、およそ外部との接続機能のある全ての映像端末に望む放送を流すことができる。
かのアルフレッド・J・コードウェルによる大規模な放送ジャックも、この装置の一助があったとされる。
UGNも件の放送ジャック以来、その手のセキュリティを万全にして備えているが、"クライェル"はその行程にすら密かに関与。
ただ一度だけ、それらすべての防備を突破して、日本全国を対象に通信ジャックを行うことができるという。
ただし、駆動については膨大かつ繊細に調整された電力が必要とされている。
発電所の莫大な電力は、単に兵器やこの装置を動かすためでなく、この試運転にも費やされているのだろう。
GM:あ、情報項目はこれでラスト! ちょっと表現が不明瞭だけど
GM:これは私の手落ちです。これにより、敵の本拠地である発電所の場所も特定できました。山の中だけど……
天城康介:調整が要るなら色々動いてるだろうし、その痕跡から場所を特定する、とかそんな感じですかね…ともあれ。
天城康介:軽く演出を!
天城康介:「……って言ってもな、手がかりがゼロだとさすがに動き様も」
天城康介:お手上げだ、とばかりに渋い顔をしていた、そのこめかみに。
天城康介:「あたっ」
天城康介:こつん、と軽い何かが飛んできて、当たる。
天城康介:地面に落ちたそれは、紙飛行機の形に折られた便せん。
天城康介:見覚えがある。便せんにも、そして。
天城康介:「……なあ、これって」
天城康介:折り畳まれていたそれを開き現れた、わざとらしいまでに可愛らしく書かれた文字にも。
天城康介:内容自体は、一見、ただの手紙。愛する相手に宛てて書かれる、ラブレターの体裁。しかし。
天城康介:見るべき者が読み解けば、この事態を打開する情報……例えば、追うべき者が居る場所を示すものとなろう。
便箋:そう。そこに秘されたのは、最後の情報隠蔽を突破する鍵となるコード。
天城康介:自分では理解できない。この場で、コレを読み解くに最も適した人物となれば。
速水 やどり:「それ、は……ここまで、『プラン』の内、ですか……」そのつぶやきは小さく。しかし、今までの情報・状況と合わせて、確信に至る。
便箋:それが何処から、如何に、何故飛んできたかは知る由もないが――
天城康介:「……分かるか、やどり」
速水 やどり:「えぇ。思えば最初から分かっていました。一番最初から、発電所の占拠を解決するのが我々の本来の仕事だった」
速水 やどり:「そして、彼らの計画。記憶の波濤。全国規模の強制的な記憶処置の解除……それが一次目的か二次目的かは分かりませんが。このままだと確実に世界は、壊れます」
便箋:判明する情報は、ただ発電所というだけでなく、どこに所在するかまでがハッキリと特定できる。
便箋:それは、発電所群中心のひときわ大型のもの……ではなく、大型機械を運び込める、第三の発電所だ。
天城康介:「……黄泉還りの、真逆」
GM:そして、君の憶測通り。全日本規模に対して"レコルダーレ"の放映が行われ、多くの者がそれを目撃したとしたら――
鷲尾瞳:「"レコルダーレ”の能力でそれを為すなら、ジャーム化する者も多数出るはずです。絶対に止めなければ……」
鷲尾瞳:「……しかし"モノケロス”。貴女は一体何処からこんな物を……?」
GM:……すべての記憶処置を受けた者に、影響は波及する。残念ながら、日本国民の多くは、"その時"――
GM:――アルフレッド・J・コードウェルの帰還の際に、記憶処置を受けてしまっているのだ。
GM:その封が切られることによる混乱の規模を、どうすれば予測できようか。
天城康介:「……女神様の加護、かな」
天城康介:この場に居る殆どの者には、速水支部長のことか、と思われるであろう、誤魔化すような言葉。
天城康介:けれど、ひとりだけは、”女神様”が誰を示すのか知っている。
秋津湊:「うーん……」
秋津湊:なにかを考え込んでいる。
GM:では、そんなタイミングを見計らったかのように。
GM:突如、君たちの頭上から風が吹いてくる。影が指す。プロペラの音が鳴る。
GM:前触れもなく現れたヘリコプターを、君たちは知っている。"ISLOC"瓜浜ソラトのものだ。
ノーヴェ:「タクシーか。気が利いてるな」
鷲尾瞳:「この風は、"ISLOC”……?何故ここに?」
"ISLOC"瓜浜ソラト:浮上停止したままのヘリから、身一つで飛び降りる 「……yeah.」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「迎えに来たぜ、girls。事件は片付いたか?」
天城康介:「……今ここに来てくれた、ってことは」
天城康介:「俺たちと同じ方を向いてくれてる、って考えて、いいのか」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「あのお嬢ちゃんに、これくらいの時間に行けば、帰りにちょうど良いだろうと言われてな」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「Ah Hmh? ……帰るんだろ?」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「俺たちの帰る場所へ……」
鷲尾瞳:「いえ、残念ながら。まだ帰るわけには行きません」
速水 やどり:「……残念ながら、まだ帰りには早いですが。いいタイミングです」
天城康介:「……いや、まだ終わっちゃいない。それに」
天城康介:「まだギリギリ、終わっちゃいないはずだ。タイムリミットを具体的に言われたワケじゃないけど」
天城康介:「やるべきことが、残ってる。それまで帰りの便は、おあずけだ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:ノーヴェくんを見て 「多少増えても構いやしねえが……Am?」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「オイオイオイ、待て待て待て」 両手を挙げ
"ISLOC"瓜浜ソラト:「"ISLOC"/ 」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「yeah,"ISLOC" オレは平和主義 かなり戦争嫌い 望む平々凡々」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「シゴトは運び。行って帰って。それだけだってキメてんだ」
ノーヴェ:「こいつの喋り方ムカつくな」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「Oh...」 ムカつくと言われるとちょっと傷つく
秋津湊:「僕は結構センスあるなぁって尊敬するね」
鷲尾瞳:「少々気に障ることは確かですが、今最も信頼できる人物であることも確かです」
速水 やどり:「運んでくださるだけで結構です。……パーティが始まる前に、間に合わせなくてはならないんですよ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……そうは言っても巻き添えってのはあるだろ。オレのヘリはオレの命。そうやすやすとは譲れねえ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……だがそっちのboyはナイスセンスだ。身を張れっつうなら悪くねえ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「実際ナンだ? オレが飛ばさなきゃ世界がひっくり返りでもするのかね? だとしたらオレも、少々考えざるを得ないが。Hmh?」
速水 やどり:「正にです」
ノーヴェ:「無意識に事態を把握できてるのも地味にムカつく」
秋津湊:「きみが運ばないとそうなるかな、笑っちゃうよね」
天城康介:「そうだよ。世界がひっくり返るかどうかの瀬戸際だ。だから」
天城康介:「命を懸ける価値が、ある」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……Oh Yeah」 君たちの真剣な表情を見て、サングラスがずり落ちる
"ISLOC"瓜浜ソラト:「あるのかい ソンなこと 笑っちゃうぜ 大真面目 あるのかよ 早々と ハイになる 世界転覆」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「ズンツク ズンツク」 何らかのリズムに乗り始めるが、すぐに落ち着き
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……で、どこ行きを所望だい。Boys and Girls」
天城康介:「ああ、場所は……」
速水 やどり:「第三発電所まで」
天城康介:場所を告げる言葉に、頷いて。
天城康介:開いた紙飛行機を、もう一度丁寧に、四角に折り畳んで。内ポケットへと、そっと仕舞った。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「OK OK。ちょいメンテする。待っといてくれ 逃げやしねえ」
鷲尾瞳:「松村ガーデと戸塚紀子の保護もお願いします。N市まで送っていただければ、後は現地の支部員が守ってくれるはずです」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「Oh それは勧められん。仮にも敵地ド真ん中 命賭けるつもりなんだろ。オーヴァードでも 訓練してなきゃ死ぬかもしれん」
"ISLOC"瓜浜ソラト:窓から顔だけ出して答える
速水 やどり:「……では、彼女たちにはここで待機していてもらいましょう。最速で"クライェル"さえ叩ければ問題ないでしょう」
松村ガーデ:「……」 その言葉を、聞いているのか、いないのか 様子は変わらず、力なく沈黙している
ノーヴェ:「来たいって言うなら止めねーがな。どうせすぐブッ潰して事態を収集するんだから、どっちでもいい」
鷲尾瞳:「……わかりました。支部長の指示に従います」
天城康介:「ああ、わかった。……湊」
天城康介:湊くんに、囁くように声をかける。
秋津湊:「……なんだい?」
天城康介:「俺が言うまでもないだろうけどさ」
天城康介:「ちゃんと、話はしとけよ。湿っぽい話じゃなくてさ」
天城康介:「……これが片付いたらああしよう、こうしようとか。そういう話の方が好きだろ、お前は」
秋津湊:「――そう、見える?」
秋津湊:「そう見えるんなら、そういう話をしてくるよ。いつも通りにね」
秋津湊:そう言って紀子の方へ向かっていきます。
ノーヴェ:ガーデちゃんの方に歩いていきます。
鷲尾瞳:「……」流石に今も抱いてはいないが、できるだけガーデちゃんの側に寄り添い、彼女の手を握っています。
松村ガーデ:ヘリコプターをぼんやりと見上げている 瞳ちゃんに握られる手の力は弱い。もう片手で通信用端末を握りしめている
ノーヴェ:「おい松村ガーデ」
ノーヴェ:「ショック受けてるか?」
松村ガーデ:びくりと肩を震わせ、君を見る
松村ガーデ:「……わかんない、です。ショック……ショックなんでしょうか」
鷲尾瞳:「無理に答えなくても、構いません」彼女の震えを感じて思わず。
松村ガーデ:「頭のなか、ぎゅうってしてて。考えなきゃいけないのに、なんにも考えなくて」
松村ガーデ:「飛んでるヘリコプター、あんなに近くの見るの、はじめてだなあって……」
ノーヴェ:「そりゃ一時的に頭がカラになってるだけだろ。俺らが行ったらさっきの事思い出すぞ」
ノーヴェ:「"私が彼女を愛していたのは過去のことだ"。"娘のことなど一度も"」
ノーヴェ:「お前はぜってェーに思い出して、反芻して、死にかけの金魚みたいになる」
鷲尾瞳:口は出さないが、彼女の手をより強く握る。
松村ガーデ:「――"愛したことはない"」 通信の乱れで、君たちが知り損ねた部分を、彼女自身が補完する
ノーヴェ:「お前はどうなんだよ、松村ガーデ」
ノーヴェ:「養子だろうがなんだろうが親だ。親のことは好きか? それとも嫌いになったか?」
松村ガーデ:「……好き」
松村ガーデ:「おとうさんのことも……おかあさんのことも」
ノーヴェ:「愛してないって言われてもか」 しゃがんで目線を合わせ、睨みつける。
松村ガーデ:視線を落としながらも、答える 「……すき。好き」
松村ガーデ:「おとうさんは立派で……おかあさんは優しくて。二人の力になりたい。好きだから」
鷲尾瞳:「……ガーデさん」
松村ガーデ:「好きっていうのは、そういうことだから……」
松村ガーデ:「……私、何がだめだったんだろう。力が足りなかったのかな」
松村ガーデ:「わかんない……」 瞳ちゃんに、縋るようにしがみつく
ノーヴェ:ガーデちゃんにロイスを取ります。
ノーヴェ:-同僚/松村ガーデ/○好意/嫌気/ロイス
ノーヴェ:「なにがダメだよ。ガキのくせにちゃんと分かってんじゃねーかお前」
ノーヴェ:「いいかおい」 ガーデちゃんの顔を掴んで、むりやりこっちを向かせる。
GM:むにゅう、と頬を歪ませながら君を見る
ノーヴェ:「いいか。お前にはいらねーだろうが、万が一困った時の呪文を教えてやる」
ノーヴェ:「”俺は俺”。”自分は自分”だ」
松村ガーデ:「俺は俺。自分は、自分」 反復し
ノーヴェ:「そうだ。他人からどう見られてるだとか、過去がどうこうだとか、くだらねー事を気にするやつは総じてクソだ」
ノーヴェ:「その点、おめーは最高だよ。何もダメなところがない」
ノーヴェ:「他人からどう思われようと、自分がやりたい事をやれ。愛してないって言われても好きって言い張れ」
ノーヴェ:「お前はお前。松村ガーデとして胸張って生きろ」
ノーヴェ:「わかったな」
松村ガーデ:言葉が怖いのか、純粋に君が怖いのか、あまり君を正視してはいなかったが
松村ガーデ:「……わかんない」
松村ガーデ:「でも、私は、松村ガーデ。……うん」 とだけ、返す
ノーヴェ:「少しずつ分かっていけ」 言い捨ててさっさと立ち去ります。後は瞳ちゃんがケアしてくれるだろう。
松村ガーデ:ノーヴェが立ち去ると、再びガーデは君にしがみつく
鷲尾瞳:「あの。全員クソとまでは言いませんが、私も、ガーデさんのことは立派だと思います」
鷲尾瞳:「自分の気持を曲げないことも、そうですし。今、私を頼りにしているのも」小さな方に手を回して、胸に抱くようにしながら。
松村ガーデ:「……頼りにしてるのに、立派なの?」
鷲尾瞳:「はい。それは、誰かと繋がろうとしているということですから。それが出来ているうちは、一人ではないとわかっているなら。貴女はきっと大丈夫です」
松村ガーデ:「一人じゃない……」 言葉に、ぐずるような波が混ざり始め、君の服に顔を埋める
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとしても、オーヴァードとしても、人としても、松村ガーデとしても。貴女は立派です。貴女と出会えたことを、私は誇らしく思います。」
鷲尾瞳:「……お義父さんに、なにか伝言はありますか」
鷲尾瞳:「それから、お義母さんにも。もしも会えたらですが」
松村ガーデ:「……おとうさんは、私のこと、嫌いかもしれないけど」
松村ガーデ:「私はおとうさんの働くところとか、トレーニングしてる所、カッコよくて好き。また見せてほしい」
松村ガーデ:「おかあさんも、好きだから。……会いたい。早く帰ってきて欲しい」
GM:……あるいは、彼女はもう『帰ってくるもの』『帰ってこれないもの』を直感しているのかもしれない。
鷲尾瞳:「わかりました。貴女ほどの適性はありませんが」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして。必ずその任務を果たします」
松村ガーデ:「うん……」 顔を離すと、ハンカチで顔を埋めていた部分を拭く 「……ごめんなさい。汚しちゃって」
鷲尾瞳:「構いません。貴女はまだ子供なんですから」立ち上がり、自分がノーヴェにやられたように、ガーデの頭をくしゃくしゃと撫でて
鷲尾瞳:「待っていて下さい。ここで、貴方達家族の家で」
松村ガーデ:「んっ」 気持ちよさげに目を細める 当初よりは、随分元気が戻ったようだ
松村ガーデ:「……わかりました。待ってます」
鷲尾瞳:頷いてからヘリに向かいます。
戸塚紀子:「……」 家の中、カーテンに半身隠すように、庭の方を見ている
戸塚紀子:いつのまにか目が覚めていたようだ。いきなりヘリなど現れては当然か
秋津湊:「紀子、起きてたんだ」 庭から入ってくる
戸塚紀子:「起きてたっていうか、起きちゃった」 笑いかける
秋津湊:「ヘリが近くならそりゃそうだね」
戸塚紀子:「……ねえ。結局どんなことになったの?」
戸塚紀子:「わたし、多分……湊くんに守られてて。さっきは、ちょっと狙われてたっていうのは分かるけど。でもやっぱり、よく分からないんだ」
秋津湊:「よくわからないって?」
戸塚紀子:「今どうなってるんだろうとか、そもそもどうしてこうなってるんだろうとかだよ。やっぱり気になっちゃう」
秋津湊:「とりあえず、状況としては僕にとっては甚だ不本意な状況ってやつだね。働かざるを得ない」
秋津湊:「本当に、嫌なんだけどね」
秋津湊:――本当にそうか?
秋津湊:「……まぁ、どうしてこうなってるのかに関しては」
秋津湊:「なんだろうね、せっかく嫌なこと忘れているのにわざわざ思い出したいって言う人達がいるからかな」
戸塚紀子:「嫌なことを、思い出したい……」
秋津湊:「僕としては……楽しいことみつけてそっちのこと考えたほうが良いと思ってるよ」
戸塚紀子:「……うん。そうだよね。そりゃそうだ」
秋津湊:「そうだな……きみはそういう状況になったら、思い出したいと思う?」
秋津湊:「今の生活を捨ててさ、そういうのだよ」
戸塚紀子:「うーん……何を思い出すのかは、わかんないけど。でも」
戸塚紀子:「今の生活を捨てるのはイヤだな。……そりゃあ、嫌なこともあるし、これが世界で一番ってわけじゃないんだろうけど」
戸塚紀子:「嫌なことと向き合うっていうのは、向き合わなきゃ嫌だっていう人がやんなきゃいけないことで」
戸塚紀子:「そういうわけでもないんなら、きっと今楽しいのが一番だよ。あっ、湊くんはでも、今嫌な仕事をしなきゃいけないんだっけ……?」
戸塚紀子:「大丈夫? 嫌なら私からあの人達に言ってあげようか?」 不安げに
秋津湊:「大丈夫だよ。みんな強いと思うけど、万が一があっちゃいけないし」
秋津湊:「そういう場面だからね、仕方ないよ。嫌でもやるしかない」
秋津湊:――本当にそうか?
秋津湊:「……」「それに、ほら、紀子を守るっていう話だしね。帰るまで」
秋津湊:――そうじゃないだろ
戸塚紀子:「……湊くん?」
戸塚紀子:君の目を覗き込み
戸塚紀子:「……やっぱり何か言いたいこと、あるの?」
秋津湊:「んー……、やっぱりダメだな。だから関わりたくなかったんだ」
戸塚紀子:「?」
秋津湊:「言いたいことはあるといえばある、もしかしたらちょうどいい機会なのかも知れない」
秋津湊:「きっときみが幻滅するような話だと思うけど聞く?」
戸塚紀子:「聞かせて」 即答
戸塚紀子:「……話したいことなら、聞くよ。わたし、それくらいしかできない。多分」
秋津湊:「じゃあ、話すけどさ」「正直なところ」
秋津湊:「すごくワクワクしてるんだよね、いま」
戸塚紀子:「……ワクワク……?」
秋津湊:「みんなには悪いとは思うけどさ、正直言って楽しい」
戸塚紀子:ちょっと考えて 「……不謹慎かも、ってこと?」
秋津湊:この戦いに巻き込まれてから、それについて考えないようにしてきた。
秋津湊:「そうだね、それに近いのかも」
秋津湊:あの女を殴りつけた時、みんなが紀子に注視していた。
秋津湊:だが、それでも僕はチャンスだと思って攻撃した。何もかもを忘れて、自身の求める飢えを満たすために。
秋津湊:「だからさ、多分、謝るのは紀子に対してが一番かなと思って」
秋津湊:「ごめんね、僕はきみを理由にしてこの事件――楽しんでいたよ」
戸塚紀子:そう言われると、ちょっと笑い 「あのね、不謹慎なのはよくないなって思う。でも、本当によくない……良くなさの中心は、それを人に知られることだと思うから」
戸塚紀子:「だからそこは、わたしと湊くんの二人の秘密。……へへ、二人の秘密」
秋津湊:「きみ、こういう時はひどい! とか言うものだと思うよ」
秋津湊:「そういうのありがたいと思うけど」
戸塚紀子:「それでね。謝るなんて、必要ないよ。……うーん、その、楽しむことでさ、わたしのこと守れなかったら、そりゃ謝ってほしいと思うけど」
戸塚紀子:「ひどいことはないじゃん! ……ちゃんとわたしのこと、守ってくれた。いつも気遣ってくれるし、一緒にいてくれる」
戸塚紀子:湊くんの手を取る 「それでいいじゃん。わたしはそれでいいよ。そういう湊くんを……そういう話をしてくれる湊くんを、わたしは信じてる」
秋津湊:「そう言ってくれると助かるね」
戸塚紀子:「助かってくれるなら……助かるね」 喋り方をちょっとマネして、また笑う
秋津湊:「じゃあ、ちょっと楽しんでくるよ。きみに吐き出したらちょっと正直になってもいいかなって思えてきた」
戸塚紀子:「うん。じゃあ、行ってらっしゃい。気をつけてね」
秋津湊:「ああ、そうだ」 と思い出したように
戸塚紀子:「ん?」
秋津湊:「帰ってきたらご馳走作ってくれると嬉しいね」「そういうのも好きだからさ」
戸塚紀子:ぱっと笑い 「作る作る! もう、すごいのだよ!」
戸塚紀子:「メチャおいしい~って言わせちゃうんだから!」
秋津湊:「楽しみにしてるよ」 そう言って歩き出す。
秋津湊:失ったものは積み重ねられる、そうして価値が築き上げられる。
秋津湊:だから希望を見出すのならば未来しかない、勝ち取らなければいけない。
秋津湊:戦え――内に秘めたいくつもの魂が叫び続ける。今は約束のために。
どどんとふ:「鷲尾瞳」がログインしました。
どどんとふ:「ノーヴェ」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:
GM:シーンを切ります。ロイス・調達可です
秋津湊:えーっと、どうしようかな。とりあえずアームスーツ買っておきます
速水 やどり:ロイスは満杯!
秋津湊:(1+2)dx+6>=15 <調達>
DoubleCross : (3R10+6[10]>=15) → 2[1,1,2]+6 → 8 → 失敗
ノーヴェ:ロイスはいっぱいだ。んーんー
速水 やどり:ノーヴェくんがアームドスーツほしいかボデマほしいかによって調達を変えます
秋津湊:糞出目~~~www
秋津湊:思わず笑っちゃった
ノーヴェ:アームドスーツはほしいんですが、ウェポンケースがないとランチャーちゃんに先を越されてしまいそうなので
ノーヴェ:ボディアーマーかな……! あるいは、秋津くんにアームドスーツ?
天城康介:ロイス、湊くんに取りましょう。「■連帯感/不安」で。
秋津湊:まぁ、財産7点使って買っておきます。財産8→1
鷲尾瞳:秋津くん、財産全部突っ込んでアームスーツ買えない?
秋津湊:で天城くんに渡そうかな
ノーヴェ:あっ買えてる
天城康介:あ、《完全獣化》型なので防具は意味をなさぬのです。
ノーヴェ:あとは強化素材かな。獅子奮迅するので1点でも大いに越したことはないはず。
鷲尾瞳:で、速水ちゃんがウェポンケース買えばいいんでね
秋津湊:あ、じゃあやどりちゃんがウェポンケースかな
ノーヴェ:おお!
鷲尾瞳:チルドレンなので頭がいいぜ
天城康介:なるほど、そういう手が。
速水 やどり:ではウェポンケース狙いましょう
ノーヴェ:あっそうか、秋津くん射撃じゃないか。アームドスーツ意味なかった
速水 やどり:4dx+1>=18
DoubleCross : (4R10+1[10]>=18) → 10[2,3,6,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
速水 やどり:は?
ノーヴェ:すげェ!
鷲尾瞳:秋津くんはなにかほしいのある?
速水 やどり:ノーヴェくんに渡します。
天城康介:お金持ち…!
ノーヴェ:やった! じゃあウェポンケースをもらって、中にアームドスーツを入れます。
ノーヴェ:秋津くん、ブルゲあるとよかったりするのかな
秋津湊:うーん、正直ボディアーマーと応急手当欲しいんだけど
鷲尾瞳:私が買える範囲で頼むぜ
秋津湊:ブルーゲイルあると白兵硬直マンより先手取れるかな
天城康介:では、狙うだけ狙ってみましょうかブルーゲイル。奇跡が起こるかもしれない。
鷲尾瞳:私は財産1点の社会2、DB込でダイス5個だからな
秋津湊:それくらいかなぁ、正直。
天城康介:5dx>=20
DoubleCross : (5R10[10]>=20) → 6[1,2,2,6,6] → 6 → 失敗
天城康介:全然だめだった!
鷲尾瞳:行動値を-3できれば、やどりちゃんの支援を受ける選択肢が生まれる
ノーヴェ:ノーヴェはナイフを買っておきます。
ノーヴェ:あっでもなるほど。瞳ちゃんもアームドスーツだといいのか。
鷲尾瞳:いや、私はもうアームスーツ貰ってる!
鷲尾瞳:今は秋津くんの話なのだ
ノーヴェ:ヌ!
ノーヴェ:あっなるほどなるほど
鷲尾瞳:対BCスーツ買います
鷲尾瞳:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,4,9,10]+2[2] → 12
鷲尾瞳:これで一応、装備すれば行動-4で
鷲尾瞳:やどりちゃんより遅く行動できるよ。秋津くんにあげる。
ノーヴェ:確実にとどめを刺すためにナイフにしようかと思ってたけど
秋津湊:じゃあ、もらって着ておこう。状況次第では抜こう
ノーヴェ:秋津くんブルーゲイルを狙ってみよう。
ノーヴェ:4dx+1=>20
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 8[3,7,7,8]+1 → 9 → 失敗
ノーヴェ:ダメ! 以上です。
鷲尾瞳:最初装備しといてイニチアシブで脱ぐかどうか判断するのはどう?
秋津湊:そのつもりだから安心して!
鷲尾瞳:OK!後医療トランクが残ってるけど誰が使う?
鷲尾瞳:HP的に天城くん?
秋津湊:天城くんで良いと思いますよ
天城康介:あ、では頂けますか。とはいえ22/29なので、それ以上に減ってる人がいればそちらに。
天城康介:いなければ使う!
天城康介:2d10+22
DoubleCross : (2D10+22) → 14[4,10]+22 → 36
ノーヴェ:よしよし
天城康介:溢れた。ありがとうございます。というわけでご返却。
秋津湊:ありがとう、医療トランク。俺の傷を一度も直さなかった者w
鷲尾瞳:助かったぜ医療トランク
ノーヴェ:トランクがなかったら危なかった
秋津湊:ロイスはなしで、おわり!
鷲尾瞳:私も以上かな。ロイスも満タン!
GM:ではシーンを終了します。
GM:
GM:- - - -
GM:
"クライェル":『……実験は成功だぜ』
"クライェル":『二人は記憶を取り戻した。すげェビビッたし……つうかどうやって止めるんだよコイツぅ……!』
松村義彦:「それでいい」
GM:通信機からの"クライェル"の言葉、その背後の騒音に無感情の返答をする彼。辺りには二人分の足音が響く。
松村義彦:片や、OA町支部支部長、"インジゲイト"松村義彦。
松村令華:片や、その妻、"荒野の無慈悲(ミカエルプラン)"松村令華。
GM:彼らが二人だけで歩くのは、暗く冷たい鉄の道――冷たく、凍りつくほどに、冷たく。
GM:窓の外の山肌は、白く凍りつきつつあった。
GM:
GM:
GM:◆ Trailer
GM: OA町。
GM: 山中に無人発電所を擁するこの都市にて、電力の供給が絶たれるという事件が発生した。
GM: 首謀したのはFHの小さな新興セル"クライェル"。
GM: これに対するため、OA町UGN支部は他支部からエージェントを召集。
GM: 以て事件は収束し、書類の一枚に片付けられる――はずだった。
GM:
GM: だが、事件の調査は遅々とし進まず、ついに一人の造反者を生む。
GM: 凶行の渦中を生き残った可能性を手繰り、新たな希望が集い赴く。
GM: そんなことも露知らず眠る街並みでも、悪意の腕が密かに伸びる。
GM:
GM: 駆動するのは現在への激憤。
GM: 同舟するのは過去への妄執。
GM: 相対する敵は――
GM:
GM: 造反せしUGN――OA町支部長。
GM: 再奮せしFH――クライェル・セル。
GM: 狂奔せしゼノスRB――"レコルダーレ"。
GM:
GM: ――統合作戦戦力、Code:Υ(ユプシロン)。
GM: それは三方より一成果のためにのみ集いし、刹那の盟約者たち。
GM:
GM:「さあ。幕を上げよう」
GM:「たとえそこに、奈落の如き絶望があったとしても」
GM:「……虚ろな偽りよりは、よほど正しい」
GM:
GM: ダブルクロス3rd Edition
GM:『VS Υ -我ら、その虚盾を砕く鉾- 』
GM: ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
◆ Climax 汝ら、その凶挙を阻む楯 Scene Player : 秋津湊
GM:クライマックスシーンです。全員登場してください。
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:103->111)
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:102->108)
速水 やどり:96+1d10 シーンイン
DoubleCross : (96+1D10) → 96+4[4] → 100
ノーヴェ:もう侵蝕ダイスには一切の期待をしていない
秋津湊:ファイト
GM:ヤバすぎ
鷲尾瞳:1d10+104
DoubleCross : (1D10+104) → 7[7]+104 → 111
鷲尾瞳:あらあら
天城康介:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 4[4]+98 → 102
天城康介:まあこうなるな。
GM:
GM:
GM:演出の前に、クライマックス戦闘についてお伝えします。
GM:
クライマックス戦闘は、2段階に分けて行います。
この2段階については、全て同一シーンであるとみなします。シーン持続エフェクトやシーン回数制限エフェクトの扱いに注意してください。
また、1段階目は、最大3つの戦場に分けて行います。
敵の陣容は以下の通りです。
1-Main:
松村令華、Cウォール、Cジャマー、Cトルーパー
1-Left:
藤方旋
1-Right:
清河朱鷺江
2:
松村義彦、羽根野モエ、"クライェル"、"レコルダーレ"、Cトルーパー決戦仕様
1-Left、および1-Rightについては、一人もPCが登場しなかった場合、1-Mainに登場します。
また、合計4ターン目のクリンナッププロセスまでに"レコルダーレ"を破壊できなかった場合、イベントが発生します(小規模の望ましくない影響が世界に及びます)。
鷲尾瞳:おい麗華!
GM:敵です
鷲尾瞳:何してくれとんねん
ノーヴェ:今すぐ自害しろ
天城康介:貴様ーッ!
速水 やどり:このーッ
GM:おかあさんに向けてなんてことを……!
秋津湊:困るなぁ
鷲尾瞳:う~ん
鷲尾瞳:これってエンゲージとかどうなります?
GM:原則10mです。そこはあまり凝らない。敵が複数いると間開けたりするけど……
鷲尾瞳:開けるのかよ!
GM:多少はね
ノーヴェ:1の三つは完全別なんですよね。視界攻撃とかでも別戦場には攻撃できない。
GM:その通りです
GM:逆に言えば、一人出しておけば《ギガノトランス》とかは防げる。
ノーヴェ:防げると言ってもそれ、一人に対して撃ってくるのかな
GM:そういうことです。
GM:で、ごめんなさい。もう記入忘れてた。
鷲尾瞳:打つなや
GM:LeftとRightは、敵を撃破すればMainにクリンナッププロセスで合流できます。
GM:その際の登場箇所は戦場の任意の箇所で構いません。
ノーヴェ:ほうほう
鷲尾瞳:これ逆にRが終わったらLに出るとかは出来ないんですね
鷲尾瞳:Lの次R行くとかMの次L行くとか
GM:想定した動きではないですけど、できても大丈夫です。
鷲尾瞳:完全に理解しました
秋津湊:うーん、戦闘終了条件って敵の全滅ですか?
秋津湊:それともレコルダーレの撃破?
GM:終了条件は敵の全滅! まあ逃げ出すクソもいるかもしれないけど……
秋津湊:了解しました。
速水 やどり:理解。
GM:……OA町、上空。
GM:目的地に近づくにつれ、君たちは肌寒さを感じ始めた。
GM:ヘリコプターで上空を進んでいるということを差し引いても異常、ということに気づき始めた頃。
GM:空には雪が舞い始める。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……こいつは」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「ちぃとばかしEmergencyを感じるぜ。俺は朝晩欠かさず天気予報を見ているが、こんな空模様は知らねえ」
ノーヴェ:「次は欠かさず天気図もチェックしろよ」 むろん、自然現象とは思っていない。
GM:あるいはノーヴェくんなら覚えがあるかもしれない。宿泊施設で襲撃を受ける前……君が目を覚ました時、ホテル内は異常な冷気に見舞われていた。
GM:データ的に言えば《苛烈なる冷気》です。結局効果は発揮されないので演出に過ぎないけど、非オーヴァードは到底活動できないし。
鷲尾瞳:「"ミカエル・プラン”。彼女も敵に回っているようですね」
天城康介:「……これも、誰かが忘れちまった雪なのかもな」
ノーヴェ:「つーか、そうか。俺はアホだ」
ノーヴェ:「最初に襲撃を受けた時だ。建物全体が異常なまでに冷え切っていた」
秋津湊:「それがこれってことかい?」
ノーヴェ:「同じだ。間違いなく」
ノーヴェ:「情報を抜いた時点で思い当たるべきだったな……"ミカエル・プラン"」
速水 やどり:「彼女もまた、敵……」残された少女の事を想い、拳を握りしめる。
鷲尾瞳:「戦力を集めておいて。最初から始末するつもりだったのですね」
秋津湊:「それで手遅れってわけでもないから問題ないよ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……不凍液はアンマ用意してないぜ。ってなると」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「悪いがオマエらを下ろしたあと、ちょいと離脱させてもらうことになるな。逃げ道はないぜ」
天城康介:「……そうだな。まだ、やれることはある。いつだって、何かはできる」
速水 やどり:「構いません。……ここまで運んでくださって、ありがとうございます」
天城康介:「悪かったな、無茶言って。……ああ、それと」
天城康介:「最初に会った時、無視して悪かった。……あんた、いい人だったんだな」
天城康介:珍妙な言動の運び屋に、ぐっ、と親指を立てて示す。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「Oh,Yer」 軽くヘドバンし 「気にするな。風は自由だ。誤解されることは慣れている」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「だがそう言ってくれるのは……嬉しいぜ」 親指を立てて返す
天城康介:小さく笑って、そして。
天城康介:「……そろそろ、かな」
天城康介:視線は、凍てつく眼下へと。
GM:では君がそう言うと、"ISLOC"が操縦桿を握り直す
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……おっと」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「気付かれた。捕まってな。ハードなドライヴ、行くぜ」
GM:その瞬間、ヘリが大きく斜めに傾き、直後に雷のレーザーと炎の榴弾がヘリのすぐ横を通過する!
GM:更に、不可視の荷重! 君たちも重力を感じるが、ヘリはみるみる高度を落として行く……!
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……光、音、風圧、熱。大体の存在感を欺瞞するのがオレの能力だが」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「敵は電気信号なんかにビンカンなのかね。生きづらそうだ。……行けるトコまで行くぜ」
ノーヴェ:バーを掴んで下界を見下ろしてます。「敵も多そうだな、これは」
ノーヴェ:《蝙蝠の耳》。今の攻撃で敵のだいたいの位置を把握した。
ノーヴェ:「左翼に藤方、中央に主力、右翼に大砲女だ。藤方は俺が殺る」
GM:敵の砲撃を躱しながら、ヘリコプターはどうにか、目的の発電所まで徒歩で向かえる地点に近づいていく。
秋津湊:「やるしかないね、楽しみだ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「Yer ... 今のうちに行っとこう。紳士的なエスコートはYes We Can't」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「つまり飛び降りる準備をしといてくれ。前よりは地表が近い。速度も落ちてる。ケガはしないだろ。寒くて幻は、見ちゃうかもしれないけどな」
秋津湊:「問題ないよ、その方が面白そうだし」
鷲尾瞳:「"ランチャージェミナス”は私が止めます。"ISLOC”。帰りは更に乗員が増えますが、構いませんね」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「派手にマッチをつけてくれ。孤独なSoulが凍えないように……」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「ヘ。いいぜ。暖を取るなら人は多いに越した事はない」
鷲尾瞳:「はい。彼女をもう、一人にはしません。彼女が私を忘れていても」
天城康介:「……分かった。なら、俺と、湊と、速水支部長は」
天城康介:それぞれの相手に狙いをつけた二人に、何か言うべきかと、一瞬思いはしたけれど。
速水 やどり:「"ミカエルプラン"を止めましょう」
天城康介:「……ああ」
天城康介:他人の懐に飛び込むことに躊躇しない、ある意味こちらも奇妙な仲間を、任せたとばかりに一瞬だけ見るだけに留める。
秋津湊:「ああ、そうだノーヴェ。一つ聞きたいんだけどさ」
ノーヴェ:「あん?」
秋津湊:「その藤方くんに同情とかそういうのってある? なんか今まで聞きそびれちゃったから聞くけど」
ノーヴェ:「なんだそりゃ。面白いこと聞くんだな」
ノーヴェ:「とどめを刺すのを躊躇わないか、とかそういう意味か?」
秋津湊:「“マクガフィン”がそういう事言ってるから、きみはどうなのかなぁって気になって」
ノーヴェ:「あァ、なるほどな」
秋津湊:「きみは命を狙われてるし、殺すのは全然いいと思うよ。当然だと思う」
秋津湊:「まぁ、それはそれとしてなにか彼も決意がありそうだし。どうなのかなって」
ノーヴェ:「ウーン。同情か」 考え込む
ノーヴェ:「マジな話、考えたこともなかった。興味のない事はやらない・考えない、が性分だからなァ」
秋津湊:「羨ましいね、そういう性分」
秋津湊:「それなら藤方くんもそういうことかい?」
秋津湊:殺すのかな? という意味だ
ノーヴェ:「わからん。今のままだと、たぶん殺すが」 特に感慨なく言う。
ノーヴェ:「同情かー。同情なー」
ノーヴェ:「戦いの中であいつをスゲー気に入って、生かした方がおもしろそうで、成田に俺が殺されないとしたら生かすかも」
ノーヴェ:「だから答えは"やりたいようにやる"になるな」
秋津湊:「なるほどね、ありがとう」
鷲尾瞳:「"やりたいようにやる”ではありません」横から口を挟む
秋津湊:「話はそれだけ、時間取らせて悪かったね」
ノーヴェ:「いやいいぜ。秋津のそういうズバズバ言うところは気にいってるからな」
秋津湊:「それなら嬉しい話だ、お互い頑張ろう」
鷲尾瞳:「UGNの規定では、ジャーム化していないオーヴァードは捕獲するべきと決まっています。無論やむを得ない場合はありますが、極力殺しは避けるべきです」
鷲尾瞳:「我々にとってはムカつく相手でも、他の誰かにとっては大切な人間かもしれません」
ノーヴェ:「第七支部の規定では、UGNをナメた奴は殺せって決まってるんだよ」
ノーヴェ:「上司の命令を守るのはエージェントとして当然だよなあ」
鷲尾瞳:「こういう都合のいいときだけ成田支部長を引き合いに出さないで下さい」
ノーヴェ:「わかったわかった。わかったよ」
ノーヴェ:「なるべく、できる範囲で、可能な限り、穏便に済ませよう」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。彼には私からも一言言いたいので。そのようにお願いします」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……よし、そろそろだ。歯を食いしばれ。この窓から道路が見えている内に飛び降りろよ。目算2秒だ」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「3、2、1……GOGOGO!」
ノーヴェ:「んじゃな。また後で」 ヘリの足場を勢いよく蹴って、左翼方向に跳んでいく。
鷲尾瞳:「はい。約束を果たせるよう、尽力します」
鷲尾瞳:ノーヴェくんとは反対方向へ向かって、ヘリから飛び出します
天城康介:「……よし、それじゃ」
天城康介:「行こう。あいつらが頑張ってる間、俺達も」
速水 やどり:「はい。着地、お任せします」
天城康介:ああ、と。やどりちゃんの手を握り、そして、湊くんにひとつ、頷いて。
秋津湊:「二人ともやっぱり仲いいね」
天城康介:「お前ら程じゃないよ。……そりゃあ、色々言われるのはわかるけどさ」
天城康介:「これが、俺たちだ。……先、行ってるぜ」
天城康介:そのまま、小さな身体を抱き上げて。ヘリの外へと飛び出してゆく。
秋津湊:「じゃあ、僕も行くかな」
秋津湊:「あ、結構良い乗り心地で楽しかったよ。えーっと……」 そういえば名前を聞いてない
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……"ISLOC"。瓜浜ソラト」
"ISLOC"瓜浜ソラト:「風を識る者だ」
秋津湊:「ありがとね。それじゃまた」 いつもの調子で――いや、いつもよりも弾んだ声音で答える
"ISLOC"瓜浜ソラト:「……フッ」
秋津湊:これからの戦いを思うと、心が踊る。
"ISLOC"瓜浜ソラト:「Von Voage」
"ISLOC"瓜浜ソラト:君たち全員を下ろしたヘリは、ほとんど垂直になりながら砲撃を避け、その場から低空飛行で離脱していった。彼の警告通り、退路はない。
GM:冬のように冷たく染みる寒気に苛まれながら、君たちは目的地を目指す……
セッション六日目
◇ Climax 1-main
GM:OA町 第三発電所
GM:建造の中に足を踏み入れても、その寒さは留まる所をしらない。むしろ一層苛烈に、君たちの身体を凍てつかせる。
GM:オーヴァードでなければ行動も能わないであろう……逆に言えば、レネゲイドウィルスに起因する極寒。
GM:君たちが調査した、"荒野の無慈悲(ミカエルプラン)"の能力にも合致するものだ。
GM:
■ OA町 第三発電所 上層
["荒野の無慈悲"松村令華/Cウォール/Cジャマー/Cトルーパー9/Cトルーパー10]
│
10m
│
[秋津湊/速水やどり/天城康介]
GM:
松村令華:「……やっぱり、来たのね」
松村令華:冷気の中心は、下層へ通じる大扉の前に、無数の機械戦力を伴い立っていた。
速水 やどり:「……えぇ。日常を護る楯こそが我々ですから。到底、看過できるものではありませんので」
松村令華:「楯ならば、予想される影響を最低限に抑えるという選択肢もあったはずだけど」
松村令華:「そうはしなかった。……被害の根絶を、決意して選び取ったのね」
松村令華:「羨ましい」
天城康介:「……そりゃあ、そういう風に天秤にかけるのが賢いやり方かもしれないけど」
天城康介:「まだ、どうにかできるかもしれない。……なら、やれる限りはやらなきゃ」
速水 やどり:「この選択肢こそが最善と、私は信じています。それを為せるだけの戦力があると」
天城康介:「俺の知ってる大人たちは、そうしてきた。これからもそうすると思う。だから」
天城康介:「俺も、そうする。……それが、覚えてる奴がするべきことなんだ、きっと」
秋津湊:「うーん……」
松村令華:「……羨ましいな。本当に」
秋津湊:「令華さんはなにが目的なんです?」
松村令華:「『もしかしたら』『万が一』を重ねて、結局何一つ結果を出せずにいそうな私とは大違い」
松村令華:「……あの人の力になること」
秋津湊:目的なんです?→目的なの?
松村令華:「同時に私は、あの人が『帰ってくること』にも最後まで賭けてた」
秋津湊:「それでずるずるとこうなったってことかな?」
松村令華:「あの人の命令を受けながら……もし、あの人が戻ってきた時。そして、後でこの事件が詳らかになった時、あの人が致命的な処断を受けないように立ち回ってたのよ」
松村令華:「言ってくれるね、秋津くん。……ある意味ではその通り。だけど、ずるずるとではない」
松村令華:「……ガーデも何もかも捨てて、ここに立っている私は。明確に決断をした私よ」
秋津湊:「うーん、それならやっぱり家族ごっこはするべきじゃなかったね」
秋津湊:「別に令華さんがどういう気持ちでそういう決断したのか分からないけどさ」
秋津湊:「放り出すような真似するなら、引き取るべきじゃなかったと思うよ」
松村令華:「……ふふ」 嘆息するような、自嘲敵な笑み
松村令華:「何でもしたたけよ。……あの人の意識をこちらに向けるために、できることは何でも」
松村令華:「……いつの間にか、あの人は私でなく、私の向こうを見るようになっていた。多分、処理された記憶の影響だとは思ってる。何かのきっかけで思い出したのね」
松村令華:「それをもう一度、私に向けてほしかった。……私は若い頃の無茶で、子供を作れなかったから」
松村令華:「だからガーデを使っただけよ。……あなたの囁くような倫理観なんて、この私にありはしない」
松村令華:「私はあの子を利用しただけ」
速水 やどり:「……」目を、伏せる。
秋津湊:「それなら仕方ないね」「最初から道具として利用してたのならそうなる」
天城康介:「何でも、って言うのなら、あなたは」
天城康介:それは、自分が何度も口にした言葉だ。だから。待つのではなく、止めにいくべきだった、とは。
天城康介:「……いや。考えて考え抜いて、それで「出来ること」をやったんだ、あなたは。なら」
天城康介:「……ごめん。俺から言えることは、何もない。だから、俺も」
天城康介:「出来ることを、やる」
天城康介:爪が手のひらに食い込むほど強く握った右手が、徐々に、ヒトの輪郭を失ってゆく。
秋津湊:「速水ちゃん、一つ確認したいんだけど」
速水 やどり:「……なんでしょう」
秋津湊:「令華さん連れ戻す? 連れ戻してもどうしようもないと思うよ」
秋津湊:「家族ごっこは終わっちゃったからさ」
速水 やどり:「……戻せる限りは、連れ戻します。終わったか終わっていないか……頭が冷えてから、考え直すこともできるはずです」それは、祈りにも似た言葉だが。
秋津湊:「分かった。じゃあ、そうすることにするよ」
速水 やどり:「……まず、黙らせますけども。時間の猶予も、あまりないので」毅然とした目で、令華達を見やる。
秋津湊:「あ、そうだ。速水ちゃん、きみにひとつ謝らなきゃ」
秋津湊:「ごめんね、きみ支部長に向いてるよ」
秋津湊:「すごい、残酷だ」
速水 やどり:「……その言葉への感想は、全部終わった後で」
天城康介:「……そうだな。終わらせなきゃ。……ああ、そうだ、湊」
秋津湊:「なんだい?」
天城康介:「全部終わったらさ、こっちに来いよ。……あの子の、戸塚さんのこともあるだろうけど」
天城康介:「お前みたいなやつが、多分、こっちには……N市のUGNには、ひとりくらい必要なんだ。多分」
天城康介:「……この返事も、後でまとめて、な」
秋津湊:「うん、考えておくよ。それじゃ始めようか」
松村令華:「……ええ、来なさい。この"荒野の無慈悲(ミカエルプラン)"を前に、何かできることがあるというのなら」
松村令華:「凍てつく枯野に屍を打ち棄てる。それ以外の未来を選び取れるなら!」
"焦土の無慈悲(ミカエルプラン)"松村 令華
――Code:Υ 防衛隊長
◇ Climax 1-Right
GM:OA町 第三発電所 右方
GM:氷礫の嵐が吹き荒れる。天の暴威だ。君の身体を容赦なく苛み、凍てつかせ、永遠へと続く眠りへ誘う。
GM:しかし、その発生源を君は目指さない。その地点に、彼女がいることは分かっている。
GM:雪と風の向こう。右手に砲を構えた少女が、銀の髪をなびかせて、立つ。曇った空に光はなく、辺りを照らすのは設備照明のみ。
■ OA町 第三発電所 右翼
["ランチャージェミナス"清川朱鷺江]
│
10m
│
[鷲尾瞳]
清河朱鷺江:「……発電所に突入した人は見えたから」
清河朱鷺江:「そっちの援護に行くつもりだったんだけど。……瞳ちゃんが来たのなら別だ」
清河朱鷺江:その両目は、冷たい夜の中でも煌々と赤く輝いている。元は片方の眼だけが赤く、それが彼女の射撃性能を一助していたことを、君は知っている。
鷲尾瞳:「それは、私が貴方の友人だからですか?」
清河朱鷺江:それが両に及んだということは、レネゲイドの侵蝕が進んでいるという証左に他ならない。
鷲尾瞳:声色は冷たく。だが希望を込めて。
清河朱鷺江:「……どうだろう。わからない。でも、あなたは私を絶対に止めると、私は信じてて」
清河朱鷺江:「それなら相手をしなくちゃいけない。"Υ"……つまり、ここにいるみんなにも、それなりの恩と義理があるから」
鷲尾瞳:「そう思ってくれているなら。貴方はまだ帰ってこられます。今すぐ止まって下さい」
鷲尾瞳:「でも、一人で止まるのが難しいなら、手を貸します。UGNチルドレンとして、そして友人として」
清河朱鷺江:「だーめ。恩と義理があるって言ったでしょ」 普通の少女のようにくすくすと笑う
鷲尾瞳:「胸の穴は、本当に埋まりましたか。朱鷺江」
清河朱鷺江:「ええ。私は取り戻した。ようやく私を、私の力を」 自らの砲に手を添え 「本当に、私のものにした。そんな気分」
清河朱鷺江:「ずっと苦しくて……悲しくて。……あの施設で、あなたと話していた時もなくならなかった、胸の詰まったようなのが、やっと。なくなったの」
清河朱鷺江:「私は私を取り戻した。だから、少しはお礼をしなきゃいけない。……"クライェル"とか、子供っぽくて乱暴で、性格も最悪だったんだけど!」
清河朱鷺江:「……彼らの行いで、私みたいに助かる人がいるかもしれないなら。今くらいは」
鷲尾瞳:「その代わりに無くした物に、貴女は気づいているはずです」
清河朱鷺江:「…………」
鷲尾瞳:「他の誰かに背負わせていいと思っているのなら」
鷲尾瞳:虚空から現れた、雪の中でさえ際立つ、純白の刃を朱鷺江へ向ける
鷲尾瞳:「その作られた思いごと、私が切ります。貴女が、私に向かって手を伸ばした時。そう決めました」
鷲尾瞳:「私は今度こそ間違えません。貴女に声をかけられたあの日。貴女の手を取ることではなかった」
鷲尾瞳:「首根っこを捕まえてでも、貴女を止めるべきでした。今からそうします」
鷲尾瞳:「たとえ貴女が私をどう思っていようが、関係ありません。覚悟して下さい」
清河朱鷺江:「……私の望みは」
鷲尾瞳:「私と一緒に帰ること。そうですね」
清河朱鷺江:「……いいえ。懐かしい記憶を、愛しい思い出を抱いて、人生の絶頂のまま終わること。この胸には、美しいあの日だけあればいい」
清河朱鷺江:「この僅かな義理を返済して、あとは純粋に、この過去に魂を浸して眠りたい。……だけど」
鷲尾瞳:「絶対に許しません。今回は、今回ばかりは、私の思いを優先させていただきます」
清河朱鷺江:砲撃を君へ向ける。その砲口の奥には、破壊の光が瞬く 「……うん。それを斬って私を攫もうというのが瞳ちゃんの願いなら、そんなことはさせない」
鷲尾瞳:「朱鷺江。貴女は、誰かを好きになったことはありますか?」
清河朱鷺江:「どうかな。覚えてない」
鷲尾瞳:「なら余計許せません。恋も知らないうちから、人生の絶頂を味わったなどと勘違いして、全てを終わらせるなどというのは」
清河朱鷺江:「……あはっ」
鷲尾瞳:「私が、鷲尾瞳が許しません。必ずもっと美しいものを、貴女に見せます」
清河朱鷺江:「瞳ちゃん、やっぱり立派になったな。まさかあなたの口から、恋なんて。私の友達みたいだ」 砲を優しく撫ぜつつ
鷲尾瞳:「はい。その通りですから」
清河朱鷺江:「……うん。そんなあなただから、相手をすることになる。分かってたよ、瞳ちゃんがそうすることは」
GM:……あるいはそれを、君への信頼と、読み替えてもいいのか。
GM:結論は出せない。そんな思考の隙もなく、銃爪は引かれる。
"ランチャージェミナス" 清河 朱鷺江
――Code:Υ 右翼防衛
◇ Climax 1-Left
GM:OA町 第三発電所 左方
GM:痛いほどの吹雪が渦巻いている。……そう、渦巻いている。
GM:発電所左方の異常は、接近すればすぐに分かった。自然発生の吹雪の流れではない。何らかの力の介入により、その気流は明らかに変異している。
GM:魔眼である。暗い空に浮かぶ漆黒の重力球体が、空気の流れを強力に歪めている。渦を巻かせている。
GM:まるで、接近を拒むように。……その下には、一人少年の姿があった。
■ OA町 第三発電所 左翼
["サイクルコーム"藤方旋]
│
10m
│
[ノーヴェ]
GM:
藤方旋:「…………」
藤方旋:「……ノーヴェか」
ノーヴェ:「ようダブルクロス。調子はどうだ?」 手をあげて挨拶する。
ノーヴェ:「UGNを裏切って、館川を病院送りにして、罪なき市民を大量に巻き込んで」
ノーヴェ:「なんかお目当てのものは得られたか?」
藤方旋:「……最悪の気分だ。オマエにだけは会いたくなかった」
藤方旋:「オマエの顔だけは見たくなかった。オマエにだけは……オマエにだけは」
ノーヴェ:「そりゃこっちだって同じだ。お前は鉄クズ鉄クズって一本調子で、話すのは1ミリも面白くねえ」
ノーヴェ:「面白くねえんだが、なんか違うな? これまでと」
GM:その様子は、君の知るよりさらに不機嫌に見える。それでいて、君に対していた刺々しさはない。
ノーヴェ:「"思い出したくないものでも思い出した"か?」
藤方旋:「……ッ!」
GM:頭上の魔眼が膨れ上がる。吹雪は一層に強くなる。
GM:その接近を拒絶するような、凍てついた気流。
ノーヴェ:「おいおいなんだよ! おい!」
ノーヴェ:「お前の事情を100%把握してるわけじゃねえが、ここまでの流れ的にそういうことだろ?」
ノーヴェ:「失われた記憶!」
ノーヴェ:「それを求めて、これまで築いてきた全部をなげうってまでそっちについたんだろうが!」
ノーヴェ:「欲しいモノを手に入れたんなら、もうちょっと嬉しそうにしろや!」
藤方旋:「……そうだ。築いてきた全部。積み重ねてきたもの全部」
藤方旋:「過去の訓練。勉強。戦果。そうやって重ねて、築いて。その上に人は立つ。誰だってそうだ」
藤方旋:「……自分が見えなくても、積み重ねてきた事実があれば、それを見れば。自分の立っている場所が見えて、自分が分かる」
藤方旋:「だから求めた。……消された過去もだ。オレにとって重要だったはずのものが、そこにあるからだ」
ノーヴェ:「わからんでもない。自分の記憶をイジられるってのはムカつく話だ」
ノーヴェ:「勝手に弄ったやつはもちろん。仮に過去の自分が望んだとしたら、過去の自分に対しても腹が立つよな……それで?」
ノーヴェ:「重要だったはずの過去が、そこまでお気に召さなかったか」
藤方旋:「…………ハハ」
藤方旋:「その通りだ……その通りだよ」
藤方旋:「その通りだよ畜生――ッ!!」
GM:……その身体が内から爆ぜる。暗いガスのようなものが辺りに満ちる。
GM:それは極小の魔眼だ。彼の身体より出で、すべてを喰らい、あるいは拒絶せんための、霧の壁。
ノーヴェ:「はァ~」 呆れた目でそれを見てぼやく。
藤方旋: 「……オマエが羨ましい」
ノーヴェ:「あ?」
藤方旋: 「オマエだけじゃない。機械だろうと、レネゲイドビーイングだろうと……記憶喪失者。あるいは裏切り者」
藤方旋:「大した積み重ねもないくせに、前向きになれる連中全部。全部全部全部!」
藤方旋:「後先考えないバカどもになれるものならなりたかった。……オレはそれができないから、過去に土台を見つけるしかなかった。過去よオレを肯定してくれと!」
藤方旋:「だってのに、このザマだ! ハハハハ! オレは何も知らずにのうのうと生きていただけで!」
藤方旋:「過去に基づいて生きるべきなら、オレなんてどうしようもない……なんで生きてるかもわかんねえようなヤツだった! オレが! ……笑えよノーヴェ!」
藤方旋:「オマエを散々バカにしたヤツは、オマエなんかよりずっとずっとどうしようもないクズだったんだよ!1 アッハハハハ!」
ノーヴェ:「………………」
ノーヴェ:「歴史がない」
ノーヴェ:ぽつりと言う。
藤方旋:「ハハハハ……あ?」
ノーヴェ:「俺の話だ。お前が言ってた通り、俺は生まれてたったの一年半だからな」
ノーヴェ:「性格も戦闘技能も、誰かに用意されたものでしかない。空っぽのがらんどうなんだよ」
ノーヴェ:「羨ましいかどうかって言えば、過去を思い出せるお前のほうが、ずっと羨ましい…………」
藤方旋:「ふ、ヒヒッ」
ノーヴェ:「…………わけ」
藤方旋:「違うだろおノーヴェ……」
ノーヴェ:「ねーーーーーーーーーーだろうがッッッ!」 思い切り地面を踏みしめる!
藤方旋:「オマエがそんなタマかよオオォォォ――――ッッ!!!」 魔眼が膨れ上がり、雷球めいて迸る!
ノーヴェ:隠し持っていた包丁を投擲します。隠れ家からくすねておいた。
ノーヴェ:「心底イライラするな! あの支部長もそうだし、お前もそうだ」
ノーヴェ:「お前ら全員八歳児以下だぞ!!」
GM:魔眼の霧が弾く。その先で小さな魔眼がたかり、跡形もなく喰らい尽くす
ノーヴェ:ゆっくりと歩いて距離をつめていきます。散歩でもするかのようにゆっくりと。
ノーヴェ:「…………いいか? どうしようもないクズだった藤方くんが元気になるよう、ノーヴェ先生が魔法のコトバを授けてやる」
藤方旋:「八歳児ィ!? 誰だよ! てめえーの姉ちゃんか!?」
ノーヴェ:「ガーデだよ! 八歳のガーデちゃんも涙を流して絶賛していたお言葉だ!」
ノーヴェ:「いいか聞けクソ根暗裏切りクソ野郎!」
ノーヴェ:「"俺は、俺"! 俺は俺だ!」
ノーヴェ:「笑えよノーヴェだとォ~~~? テメーの事情もテメーの人生も知ったこっちゃねえ!」
ノーヴェ:「歴史がなかろうが、生まれが歪だろうが、俺は俺という存在を誇る。……テメーは」
ノーヴェ:「そうやって! 一生! 死ぬまで!」
ノーヴェ:「他人を羨み続けてりゃいいぜェ~~ッ!」
ノーヴェ:「クハハハハハハハハハーッ!!」
藤方旋:「うるっせええぇぇぇーーーんだよ!! このビリビリ電子回路単細胞!!」
藤方旋:「分裂するだけまだアメーバの方が生産的で社会的だぜ!?」
藤方旋:「テメエがテメエでそれが結論だってなら、それこそ8歳児並みの自己中スクラップなんだろうがァ!!」
藤方旋:「1.5歳のバブちゃんにしちゃあ上等かもしれねえがなァ……! それならランドセル通って小学校で九九の暗誦でもしていやがれ!!」
藤方旋:「7の段を上手に言えるかなあァァ~~!?」
藤方旋:「特別サービスだ! テメエのクソデカイ図体を小学生並みにバラして……」
藤方旋:「……小学校のグラウンドにバラ撒いてやらァ!!!!」
ノーヴェ:「ふー……」
藤方旋:「……ッハー……」
ノーヴェ:「……十分だよな鷲尾。降伏しろとか今ならまだ間に合うとか一言も言ってないが」
ノーヴェ:「こんだけ話せば、十分だろ」
ノーヴェ:「殺す」
藤方旋:「社会性をかなぐり捨てるってのもなかなかイイ気分だ……ジャームってのはこんなんなんだな」
藤方旋:「ノーヴェ。それだけは感謝するぜ」
藤方旋:「死ね」
"サイクルコーム"藤形 旋
――Code:Υ 左翼防衛
GM:という訳で戦闘を開始しますが、混乱を避けるため、Mainから1ラウンドずつ処理していきましょう。
■ OA町 第三発電所 上層
["荒野の無慈悲"松村令華/Cウォール/Cジャマー/Cトルーパー9/Cトルーパー10]
│
10m
│
[秋津湊/速水やどり/天城康介]
ノーヴェ:ア!
GM:なんだ!
ノーヴェ:多分その想定だと思うんですが、Leftは最後にしてもらえるとありがたいです!
GM:そうしよう!
ノーヴェ:(シャワーを浴びてコーヒーいれたい)
ノーヴェ:わーい!
GM:改めて陣形は上に挙げた感じ。セットアップの宣言をしていて……
GM:していてください!
■ROUND-01
秋津湊:ウォールとジャマーの行動値はいくつですか?
GM:ウォールが4でジャマーが14!
秋津湊:了解です、うーん。防具を脱いでも間に合わんな!
秋津湊:セットアップはないです
天城康介:こっちはどう足掻いても最後尾なので、《フルパワーアタック》を宣言。
天城康介:行動値0に!
Cジャマー:《光の銃》。武器を作成して装備します
速水 やどり:セットアップはなしで!
GM:Cジャマーはなし
GM:なしはCウォールの方!
松村令華:《戦術》。味方全員のメジャーアクションのダイス数を+5します。
GM:で、以上ですね。ではイニシアチブ処理で行きましょう。
Cジャマー:メジャーアクションで《光速の剣》+《天からの眼》+《ピンポイントレーザー》+《アフターエフェクト》
Cジャマー:1点でもダメージが入った場合、このラウンド中のダメージを+15します。また、ガード不可・装甲無視です。
秋津湊:おーっと!高速の剣は隠密状態じゃないとつかえないぜ~!
GM:エッ!?
GM:ほんとだ……じゃあマイナーで《陽炎の衣》するね……
GM:ダメなお姉ちゃんでごめんね……
GM:対象は天城くんか速水支部長のどっちかです。負傷量が少ないやつをチクッて痛めつける機能だからな……
GM:1d2 速水/天城
DoubleCross : (1D2) → 1
天城康介:チクッ(とは)
Cジャマー:12dx+2
DoubleCross : (12R10+2[10]) → 10[1,1,2,2,4,5,5,9,10,10,10,10]+10[5,7,10,10]+4[2,4]+2 → 26
Cジャマー:3d10+3
DoubleCross : (3D10+3) → 11[2,1,8]+3 → 14
GM:あ、ごめん。ドッジは可能だ……一応振ってください!
GM:命中したら装甲無視の14点。さらにこのラウンド中、ダメージ+15
速水 やどり:4dx ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,3,5,9] → 9
速水 やどり:残11で生存!
GM:それは金属製のコーンのような三角錐の上に、球体を戴いたような外見の機械だった。
GM:球体が僅かに割れると、そこからレーザーが照射され、君を撃つ。
速水 やどり:「くっ……」レーザーで焦げた傷の痛みを、気力で抑え込む。
松村令華:「……人間相手には過ぎた兵器ね。まあ、これは余技だから良いのだけど」
GM:では次、速水支部長の行動です。どうする?
秋津湊:全力で支援して~!
速水 やどり:マイナーでエンゲージ切ったほうがいいかな。1m戦闘移動で前進。
秋津湊:うーん、いいと思いますよ。
天城康介:もし《戦場の魔術師》を節約するなら、湊くんへの支援を優先してもらえればと思います。
■ OA町 第三発電所 上層
["荒野の無慈悲"松村令華/Cウォール/Cジャマー/Cトルーパー9/Cトルーパー10]
1m
[速水やどり]
9m
[秋津湊/天城康介]
天城康介:(対複数攻撃持ちのため)
速水 やどり:ここで戦場の魔術師まで節約しなくていいかなぁ、という感じ
秋津湊:いや、時間制限がある以上は出し惜しみはヤバいですね
天城康介:ああ、確かに…。
秋津湊:1R以内に決着を目指すべきでしょう
速水 やどり:メジャー。《アドヴァイス》Lv8+《弱点看破》Lv6+《戦場の魔術師》Lv3。
速水 やどり:味方二人のラウンド中火力+18。次のメジャーアクションのダイス+8個、C値-1。
速水 やどり:侵蝕+10して110まで。
GM:ヤベー
天城康介:ありがたい…!
秋津湊:助かる~!
速水 やどり:「お二人とも、よろしくお願いします」敵陣を睨みながら、二人に言葉を届ける。聞くだけで頭が澄んでくる、凛とした声を。
松村令華:「いいわね、やどりちゃん。あの人の目を思い出すわ。昔の、あの人の目を」
松村令華:「私が好きになった目の、……半分」
GM:では次、秋津くんです。どうする?
秋津湊:マイナー:コンボ『死者の眠る棺』
秋津湊:《骨の銃》《死招きの爪》
秋津湊:攻撃力:31の武器作成
秋津湊:腕から銃を生み出す、異形の銃だ。
秋津湊:「みんな。ということで、食い過ぎないように頼むよ」 誰にともなくいう
秋津湊:メジャー:コンボ『死と再生』
秋津湊:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《異形の祭典》 対象は今は五体なので
秋津湊:敵全員にぶち込みます!
GM:来い……! やどりちゃん小学生パワーもお忘れなく!
秋津湊:(5+3+6+8)dx6+9 <射撃>
DoubleCross : (22R10+9[6]) → 10[2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,5,5,7,7,7,7,8,9,9,9,9]+10[1,2,2,2,5,8,10,10,10]+10[1,2,4,9]+4[4]+9 → 43
秋津湊:ま、こんなもんでしょ
GM:これは……うむ
秋津湊:銃から骨の弾丸が放たれる。
松村令華:ガード。《氷盾》
GM:トルーパー両者も《球電の盾》
Cウォール:同じくガード。《氷盾》+《蒼き悪魔》 9点のダメージを与えますが、それはそちらのダメージ処理の後に
Cジャマー:この時点ではなし
秋津湊:最悪!
GM:ダメージどうぞ!
秋津湊:5d10+4d10+31+18 諸々有効
DoubleCross : (5D10+4D10+31+18) → 31[6,5,5,8,7]+25[7,7,1,10]+31+18 → 105
秋津湊:うら! 死ね! 糞が!!
GM:ちょっと待ってね
Cジャマー:ダメージ適用直前、《隆起する大地》。ダメージを-1d+12します。
GM:1d10+12
DoubleCross : (1D10+12) → 2[2]+12 → 14
秋津湊:死ね!
松村令華:《氷雪の守護》。自身のダメージを-3dします。
松村令華:3d10
DoubleCross : (3D10) → 12[7,3,2] → 12
秋津湊:死んでくれ!
Cトルーパー:《電磁バリア》。これは他が生存できないので松村令華に撃ちます
Cトルーパー:1d+6
DoubleCross : (1D6+6) → 1[1]+6 → 7
秋津湊:ぶっ殺すぞ!
GM:全体的にダイスの元気がない……! 統合して
GM:松村令華
105-10-14-12-7=61点
Cトルーパー・ウォール・ジャマー
105-10-14=81(-各自装甲値)
GM:うむ。奥さん以外は全滅です……うーむ
GM:やっぱり吹雪の守護はチキらず乗せるべきだったか……それはそれとして《蒼き悪魔》で9点ダメージ受けてね!
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+6した (侵蝕率:108->114)
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+8した (侵蝕率:114->122)
秋津湊:じゃあノーヴェくんのロイスをタイタス消化して復活します!
秋津湊:HPは12!
秋津湊:骨の弾丸が吸い込まれるように敵に向かい、命中する。
松村令華:「……来るか」
秋津湊:「――…………」 ぶつぶつと呟き 「………………ミサキ、リョウ、サナエ」
GM:ジャマーが辺りの床をせり上げて壁とする。トルーパーは電磁の結界を帯び、松村令華はさらなる冷気で攻撃を阻む
秋津湊:「――甦れ」
秋津湊:骨だったのものが周囲の物質を喰らい、成長する。まるでもとに戻ろうとするかのように。
松村令華:……だが、ただ一人。それを抑え込んだ者がいた。
秋津湊:意識のあるのならば感じるだろう、自分の体が何者かに喰われていく感覚を。
松村令華:被弾地点を急速冷却し、その成長を留めたのだ。……周囲で、"クライェル"の機械たちが無残に四散する。
秋津湊:「やっぱり手の内は知ってるね、だけど無駄だよ」
松村令華:「……数字の上では分かっていたけど」表情を歪めつつ
秋津湊:「知っているからと言って、その程度じゃあ僕の攻撃は止まらない」
秋津湊:気を緩めれば、再成長が始まる予感を感じるだろう。これはそういうものだ。
松村令華:「ええ。恐ろしいわね。この嫌な存在感。まるで自分の中にもう一つの命が……」
松村令華:「……ふっ」 そこまで口にしかけて、何を思ってか自嘲気味に笑う
秋津湊:「僕にはたくさんの仲間がいる、令華さんが思っているよりも多くね」
秋津湊:「どうかしたかい?」
松村令華:「……別に」 首を振り 「そうね。仲間か。……本当、たくさん仲間がいた頃はよかった」
松村令華:[]
松村令華:「力になってくれる人がたくさんいて……だからこそ私は、ここにいる」
松村令華:「あの人の力に、なるために。……さ、来なさい。"荒野の無慈悲(ミカエルプラン)"を、あなたたちはまだ知らない」
GM:イニシアチブを進めましょう。松村令華ですが、待機します。
GM:行動手番は天城くんへ。どうする?
天城康介:はい。マイナーで《完全獣化/一角鬼/ハンティングスタイル》。行動値0なので、5m前進。中間地点で単独エンゲージに。
天城康介:侵蝕は116へ。
■ OA町 第三発電所 上層
["荒野の無慈悲"松村令華]
5m
[天城康介]
4m
[速水やどり]
1m
[秋津湊]
天城康介:《一角鬼》により素手の射程が延長されているため、白兵攻撃が届きます。
天城康介:メジャーで、松村令華に白兵攻撃。
GM:来るが良い
天城康介:■トルネード・スタブ(侵蝕+7)《C:キュマイラ/獣の力/獣王の力》
天城康介:21dx6+4
DoubleCross : (21R10+4[6]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,6,6,6,7,7,7,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,4,4,5,5,5,6,7,8,9]+10[3,7,7,8]+10[2,6,9]+10[6,6]+4[4,4]+4 → 58
天城康介:達成値58で。
GM:まあそうなる……そりゃそうだよな!
速水 やどり:ここでオートアクション。
速水 やどり:《勝利の女神》Lv3。
GM:やるならやれ!
速水 やどり:達成値+9。
天城康介:…!ありがたい、これで達成値67、ダメージが増える!
速水 やどり:侵蝕+4して114まで。
天城康介:こちら、侵蝕は123へ。
GM:だがこっちもこれしかない。行くぞ
松村令華:《リフレックス:サラマンダー》+《氷壁》+《スキルフォーカス:RC》 判定します
秋津湊:死ね~!
天城康介:ぐぅーッ!
松村令華:9dx8+8+9=>67
DoubleCross : (9R10+8+9[8]>=67) → 10[2,4,4,5,5,6,8,9,10]+10[6,8,8]+10[5,8]+7[7]+17 → 54 → 失敗
天城康介:こわっ!?
GM:くっっそ!!
速水 やどり:あっぶな
秋津湊:よっしゃ!
GM:実は勝利の女神をこっちも握っているんだが、それでも足りない……! 失敗です。ダメージどうぞ!
天城康介:更に怖いコト言わないで!?では!
天城康介:7d10+7+20+24+18
DoubleCross : (7D10+7+20+24+18) → 16[1,1,4,2,3,2,3]+7+20+24+18 → 85
天城康介:固定値は順に武器、フルパワーアタック、獣の力(獣王の力)、支援分となります。合計85、装甲有効。
GM:そりゃあ耐えられんよ! こっちは薄幸の美女じゃ!
GM:倒れます。復活エフェクトもない。
天城康介:では演出!
松村令華:君の移動を見て、冷たい風が更に強まる。機械の残骸たちは吹き集まり、それを核として氷の壁が生成され始める
天城康介:握り込んだ拳が肉を裂き、骨を砕き、輪郭が定まらぬ右手を起点として、ヒトの姿を失ってゆく。
天城康介:「……あなたが、あなたたちがしようとしていることを、俺たちは否定する」
天城康介:「たとえ、それで救われる人が、救われた人がいたとしても」
天城康介:凍土と化した地面を踏みしめ、一歩ずつ進むたびに。体は鎧に覆われ、人型の獣へと変わってゆく。
天城康介:「それを認めたら、俺たちは……俺は……!」
松村令華:「だとしても、私はあの人の力になる……私だけは、あの人を裏切らない!」 氷の壁は見る間に厚く重なっていく。だが、完成さえしなければ、それは文字通りの薄氷
天城康介:弓を引くように、右腕を振りかぶって。
GM:君の手ならば、届く
松村令華:「それが、好きだってことだから――!!」
天城康介:その宣言を、真正面から受け止めるかのように。
天城康介:螺旋の槍と化した右腕を、氷壁の上から抉り込む。
天城康介:ぞぶり、と。布を、肌を、筋肉を…臓腑を穿つ手応えを、感じながら。
GM:割れる、ではない。割ける。氷の壁の結束の垣間を走り、君は彼女を貫く。
松村令華:「ッ……!」 最後の抵抗とばかりに、君の腕を掴む。もちろん防ぐことはできない。ただ、最後まで抵抗をした。それだけだ
天城康介:「……俺は、俺とみんなを、裏切ってしまう。それは」
天城康介:「それは、駄目なんだ」
松村令華:「……っふふ……」
松村令華:「……可能性の獣(モノケロス)。あなただけは、分からなかった。あなたの存在だけは、想定できていなかった」
松村令華:「その強さが、疎ましくて……羨ましい」
松村令華:崩れ落ち、気絶します。戦闘不能です。
天城康介:「……それが、俺だ。そこに居るだけで、何かが狂っていく特異点」
天城康介:「でも、それでも。……進まなくちゃあ、ならないんだよ」
GM:……だが、"荒野の無慈悲(ミカエルプラン)"は終わらない。恐ろしい冬の嵐は、終わらない。
GM:倒れた松村令華の背後。深層へ通じる扉は、分厚い氷で覆われていた。その身より発せられる《苛烈なる冷気》によるものだ。
GM:それを突破する手段は、彼女の意志を従わせ解除させるか、圧倒的破壊力で撃ち貫くか、
GM:――彼女を死に到らしめ解除させるか。それのみだ。
セッション七日目
GM:◆◆◆ ここまでのあらすじ ◆◆◆
造反せしUGN――OA町支部長。
再奮せしFH――クライェル・セル。
狂奔せしゼノスRB――"レコルダーレ"。
共謀する三者の目的は、見た者の封じられた記憶を呼び覚ます映像を、日本全土に放映すること。
それはすなわち、人々の日常のため、UGNが記憶措置という蓋で封じた災禍の火種を、致命的なまでに燃え上がらせることに他ならない。
決戦の地は、OA町第三発電所。
その上層にて、速水やどり、秋津湊、天城康介の3名が、OA町支部長・松村令華と攻防を繰り広げている頃――
冷たく凍えるその外部にて、打倒すべき者と相対するふたりがいた。
■ OA町 第三発電所 右翼 / ROUND-01
["ランチャージェミナス"清川朱鷺江]
│
10m
│
[鷲尾瞳]
GM:肌を裂き、髪を凍らせんばかりの冷気の最中、戦端の口火を切るのは――
GM:セットアップから入りましょう。
鷲尾瞳:こっちはなにもないです
清河朱鷺江:相変わらずコンボ:FORTNITE 《装甲強化》+《加速装置》+《氷の城塞》
清河朱鷺江:ラウンド中、装甲値を+22、行動値を+16! さらに移動しない限り被ダメージを-12
鷲尾瞳:まだ早くなるのかい!欲張りな子だねえ~
清河朱鷺江:凍結する気中の水分すら取り込みながら、砲を中心として白銀の装甲を築き上げる。
清河朱鷺江:それはもはや城塞と言っても過言ではない。外敵を阻み、外敵を討つ城塞。君の目の前に立つのはそれだ。
清河朱鷺江:そして、防御と一体の砲の引き金は、既に引かれている……!
GM:イニシアチブに入ります。といってもミドルとそんなに変わりはしないけどね
鷲尾瞳:先手は譲るぜ
GM:マイナーでコンボ:HALO 《アーマークリエイト》+《ハンドレッドガンズ》+《ジャイアントウェポン》
鷲尾瞳:あ、加速装置のレベル上がってるんだ。行動値26だ。
GM:そりゃアガッてるさ! 装甲強化もモチロンだぜ……
GM:《ハードワイヤード》で取得してるアーマースキンと合わせて、既に装甲値は43にも達しているのだ。生半可なオーヴァードでは傷一つ着けられず、一方的な砲撃を約束するワケ。
清河朱鷺江:ということで、メジャーでコンボ:CALL OF DUTY 《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《スタンボルト》+《炎の刃》+《アマテラス》+《エネルギーマイスター》
清河朱鷺江:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,5,6,6,7,10,10,10,10]+10[2,3,6,7,9]+10[4,8]+10[10]+6[6]+4 → 50
GM:リアクションせよ!
鷲尾瞳:どう考えても避けれないし耐えられないよなあ
鷲尾瞳:でも一応ドッジしておきます。実験体、頼む!
鷲尾瞳:9DX+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,2,2,4,6,6,8,9,10]+4[4]+1 → 15
鷲尾瞳:ダメージください
清河朱鷺江:6d10+42
DoubleCross : (6D10+42) → 28[7,3,4,9,3,2]+42 → 70
清河朱鷺江:あと命中により放心です。
鷲尾瞳:HPが0になったので、タイタス昇華で起き上がります。天城くんのロイスを切ろう。
清河朱鷺江:壁のような吹雪の向こうで、砲火が瞬いた。
清河朱鷺江:次の瞬間には、電流の光線が君を包囲し、榴弾が着弾する。爆発。
清河朱鷺江:その余波すら、辺りの吹雪すら跳ね除けるほどの熱波。いわんやその発生源・中心に立っている君がどうなるかは、言うまでもあるまい。
鷲尾瞳:地面ごと、衝撃で体が吹き飛ばされる。宙に浮くような感覚。遅れて感じる凄まじい熱と痛み。
鷲尾瞳:だが長きに渡って積み上げた訓練の成果か、あるいは奇跡のような確率で、五体を失うことは避けている。眩む視界の中で、その瞳は清河朱鷺江を捉え続けている。
清河朱鷺江:「……生き残る敵はいる」
鷲尾瞳:「この程度」
鷲尾瞳:「チルドレンの訓練より、ずっと楽です。私と貴方の人生は、たった10秒で塗りつぶされるようなものではありません」
清河朱鷺江:「私の砲撃を受けて、当然。オーヴァードならそういう相手だっている。それでもなお、それすら焼いて滅ぼす火力を出すという戦い方を選ぶ人もいる」
清河朱鷺江:「……私は違う。撃ち続ける。敵の反撃を弾いて、一方的に砲撃を。そういう戦い方を選んだ」
清河朱鷺江:「あと一撃だ。それで終わりにするよ、瞳ちゃん」
清河朱鷺江:「……それで、あの10秒で得たものだけこそを、私のすべてにできる」
鷲尾瞳:「なら私は、それよりも早く終わらせます」
鷲尾瞳:こちらの行動でいいかな!
GM:いいぞ! 瞳ちゃんの手番です
鷲尾瞳:マイナー。《インフィニティウェポン》《スーパーランナー》
鷲尾瞳:移動して武器を作成しつつ、清河ちゃんにエンゲージします。
鷲尾瞳:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
鷲尾瞳:清河ちゃんに白兵攻撃だ!行きます
GM:彼女は至近においても、君から砲口をそらさない。たとえ自らの砲撃で至近爆発が起こっても、その防御で防ぐ自信があるのだろう。
GM:来い! 倒せるかな……!
鷲尾瞳:9DX7+9
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,6,6,7]+4[4]+9 → 23
鷲尾瞳:熱せられ陽炎を上げるコンクリートの中から、白い殻に閉じこもる彼女に向かって踏み出す。手には剣、体は地に濡れているが、その刃には一点の曇りもない。
清河朱鷺江:リアクションはない。ガードもできないしな……ダメージどうぞ。
鷲尾瞳:23はちょっと不安だな……!しかし私は装甲無視の力を信じるしかない
鷲尾瞳:3D10+63
DoubleCross : (3D10+63) → 20[10,7,3]+63 → 83
鷲尾瞳:ダメージはいい……!83点装甲値無視です!
GM:固定値の力では……
清河朱鷺江:HP70点。装甲を撃ち抜かれているので倒れます。戦闘不能。
清河朱鷺江:復活エフェクトもないが……
GM:ひとまず演出をしてください。
鷲尾瞳:うわっ!HP70!
鷲尾瞳:結構危なかったな……ありがとうダメージダイス……
GM:固定値で勝利確定はさすがに味気ないからね……!
鷲尾瞳:駆けながら。鷲尾瞳はあの日のことを思い出していた。白い箱で、彼女に声をかけられたあの日の記憶。
鷲尾瞳:同じように助けられた。同じように記憶を失い、同じ場所で同じように訓練を受けた。私と彼女で、何が違ったのか。
鷲尾瞳:失ったことを気にかけなかった冷たい私が正しかったのか。同じ記憶を失った少女を気にかけた、優しい彼女が間違っていたのか。
鷲尾瞳:そんな風に思いたくはない。あの日私と繋がろうとした彼女に報いたい。だから。
鷲尾瞳:「はああああああああ!」
清河朱鷺江:「……ッッ!」 装甲を内側から強化する。攻撃を受けながら再生する。それでも……
鷲尾瞳:全身のバネを使い、一息に剣を振り下ろす。轟音も熱気も生じない。代わりにキン、と言う音とともに
鷲尾瞳:清河朱鷺江の作り上げた城塞に、一筋の銀線が走り、その上部がゆっくりと滑り落ちていく。
清河朱鷺江:君の至近から砲口が火を噴く。焦りか、賭けか。だが結局は、君のほうが早かった。砲撃ははるか遠くに着弾し、轟音を上げる。
清河朱鷺江:どころか、その砲撃の反動で、防御城塞は自壊を始めた。君の入れた真っ直ぐな罅を起点とし。
清河朱鷺江:彼女の防御が、崩れていく。
鷲尾瞳:「……朱鷺江。」もはや剣を向けることはない。無防備になった彼女を見据えている。
清河朱鷺江:返す言葉も、あるいは攻撃もない。レネゲイドウィルスの侵蝕によるものか、赤く光のない瞳で君を見て、後ろめたそうに目をそらす。
鷲尾瞳:「あの日は貴方から、私に声をかけ、私が貴方の手を取りました。だから」
鷲尾瞳:「今日はその逆にしましょう。朱鷺江。今度こそ」
鷲尾瞳:「私の手を取って下さい」右手を清河さんに向かって差し出します。
清河朱鷺江:白い手指がぴくりと震える
清河朱鷺江:「……怖いことが」 ぽつりとこぼす。防御の向こうの彼女は、君と同じく苛烈なる冷気にまとわりつかれ、その白い髪を凍てつかせていた
清河朱鷺江:「未来について、怖いことが一つだけあって。……ここまでやって取り戻した今の私の記憶が、もう一度なくなっちゃったりしたら」
鷲尾瞳:「そんなことは私がさせません」
清河朱鷺江:「それだけが……それだけは、怖い。……他はどうなっても良い。だけど、この記憶だけは――」
清河朱鷺江:赤い眼が君を見上げる 「……瞳ちゃん」
鷲尾瞳:「私はUGNを正義の組織だと思っています。貴方が望み、実際に相対したチルドレンの意見を無下にするような組織ではないと」
鷲尾瞳:「そう信じています。もしも、違っていたなら。私がその間違いを正します」
鷲尾瞳:「そう出来るだけのものを、私は積み上げてきました。きっと大丈夫です」
鷲尾瞳:「私は優秀なUGNチルドレンです。そう、優秀なチルドレンになったんです。我儘の一つくらい、通せます」
清河朱鷺江:「……ふふ」
鷲尾瞳:「……それほどおかしい事を言った覚えはないのですが」
清河朱鷺江:「ホントに、ホントに立派になっちゃって。私が声をかけたあの頃は……」
清河朱鷺江:「……あなたがあの施設の壁と床の隙間に、いつか消えちゃうんじゃないかって思うくらいだったのにね」
清河朱鷺江:諦めた……あるいは、参ったという様子。あるいは、理解したのか。彼女はかぶりを振り、銀の巨砲を解いて……
清河朱鷺江:君の手を取る。君よりも大きい手だが、大差はない。
鷲尾瞳:「そんな私を鷲尾瞳として見てくれたのは。貴方が初めてでした」
鷲尾瞳:捕まれた手を思い切り引いて、そのまま彼女を抱きしめます
鷲尾瞳:「……あの時名前を呼ばれて。嬉しかった。それなのに、碌な答えも返せずに居たのが、ずっとずっと、悔しかった」
清河朱鷺江:「っ」 驚きで息を飲むが、拒みはしない。そっと君の背に腕を回す
鷲尾瞳:「私と出会ってくれてありがとうございます。そう、ずっと言いたかった。……朱鷺江」
鷲尾瞳:「あの日のお返し……に少しは、なりましたか?」
清河朱鷺江:「……あはっ、何それ、もう」 困ったような、だけど嬉しさのにじむ声だ
清河朱鷺江:「瞳ちゃん。あの日に比べたらずっと立派だけど……うん」
清河朱鷺江:「大げさ」 くすくす笑いつつ、しっかりと抱きしめ返す
清河朱鷺江:「……でもありがとう。その気持ちを私に繋いでくれて」
清河朱鷺江:「温かい……」
鷲尾瞳:しばしのあいだ目を閉じて、彼女のぬくもりを感じる。
鷲尾瞳:だが肌を刺す冷気は、吹き荒れる吹雪は止まっていない。
鷲尾瞳:まだ、彼女と離れたくない。でも、やるべきことが残っている。
鷲尾瞳:「……ノーヴェ」目を開き、小さく彼の名を呟いた。
■ OA町 第三発電所 左翼 / ROUND-01
["サイクルコーム"藤方旋]
│
10m
│
[ノーヴェ]
GM:吹雪は渦巻き、風の垣間には黒い筋が見てとれる。
藤方旋:その身体から発せられる、霧のような魔眼だ。それぞれが重力により、気流を操作しているのだ。
GM:制御された嵐の勢いは、あの日、君と館川歩波を陥れた夜に吹いていた嵐に似ている。凍てつくような冷気も、同じく。
GM:あの日と違うのは……一つ。
藤方旋:「ハハ、ハハハハ! 潰す、潰す潰す! レネゲイドが昂ってるのが分かるんだよ! どんな訓練、どんな実戦でもなかったくらいに……あの夜よりもずっとずっとなア!!」
藤方旋:「……だから今度こそお前を潰す! ゴミみたいにプレスされろ! バラバラにして風に乗せて、この町バラ撒いてやる! ノーヴェ!!」
藤方旋:「オマエを! 畜生! 絶対にだ!!」 魔眼のまとわりつく右手を前に突き出す
ノーヴェ:「……」 考えている。
ノーヴェ:藤方の言葉をよそに、ずっと考えている。重要なことだ……。
ノーヴェ:(どうするかなこれ。殺したらやっぱ鷲尾に怒られんのかな……)
ノーヴェ:(いやでも、これ見逃したら成田に殺されるんじゃないか? もちろん戦ったら俺が勝つけど)
ノーヴェ:(成田と鷲尾なら、鷲尾に怒られる方が嫌だよな。でもなー……どうするかな……!)
ノーヴェ:「……よし! わかった!」
ノーヴェ:「とりあえず戦おうぜ!」
藤方旋:「……何が」
藤方旋:「とりあえずだ! とりあえずで死ねええッノーヴェエエェェーー!!」
ノーヴェ:「くははははははッ! はははははははははーッ!!」
GM:セットアップに入りましょう。こっちはなんにもない。
ノーヴェ:軟弱軟弱!ブルーゲイルすら使えない貴様が私に勝てると思っているのか……!
ノーヴェ:《加速装置》《ヴァジュラ》。行動値を+16して、シーン中のブラックドッグ攻撃力を+12。
ノーヴェ:行動値は22になりました。
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+5した(侵蝕率:111->116)
GM:それだとあっても勝てないけどネ!
ノーヴェ:「さァ」
ノーヴェ:全身のリミッターを解除。肉体への負荷を度外視した高速戦闘モードに入る。
ノーヴェ:「いまさら口喧嘩でもねーだろ」
ノーヴェ:「勝ったほうが正義だ! 藤方ァ!」
藤方旋:「分かってるじゃねえか! つまり……」
藤方旋:「……オマエは今から負けて死ねェ!!」 差し出した右手を強く握る。魔眼混じりの気流が、君を急速に追い込んでいく……!
GM:ではイニシアチブを進めていきましょう。ノーヴェくんの手番だ。
ノーヴェ:「鏡に向かって言えよそういうのはよォ~~~!!」
ノーヴェ:行動! マイナーで戦闘移動して藤方くんのエンゲージへ入ります。
["サイクルコーム"藤方旋]
[ノーヴェ]
ノーヴェ:メジャーの前に、GMにひとつ質問したいんですが
GM:してみたまえ
ノーヴェ:これ、戦闘後に防具脱いでウェポンケースに入れるくらいの時間ってありますか?
ノーヴェ:ウェポンケースにアームドスーツが入ってるので、それによって着るかどうか決まるんですよね。
GM:ウェポンケースの効果はオートアクションだしあっていいよ!
ノーヴェ:わーいやったー!
ノーヴェ:じゃあ改めてメジャーアクションします。迷ったけど、討ち漏らしを考えると全力で行こう……。
ノーヴェ:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《クレイジードライヴ》《バリアクラッカー》。
ノーヴェ:15dx7+4 武器はアームブレードです。オートで装備。
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[2,3,3,4,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,5,8,8,9,10,10]+10[1,1,7,7,9]+10[2,4,8]+10[7]+10[10]+6[6]+4 → 70
ノーヴェ:!?
GM:ヒョエ……
ノーヴェ:装甲とガードを無視。回避は可能です。
GM:本来ならガードして《魔人の盾》+《ピンポイントガード》と言い、大体76くらいのガード値をしつつ、さらに装甲だけで15点ほど弾くのだが……
ノーヴェ:ヤバいなこいつ・・・
GM:UGN戦闘服IIを着こなす選ばれし者や
GM:とはいえ《バリアクラッカー》の前ではすべてが無力だ。ドッジもしません。ダメージどうぞ
GM:あ、いやまった
ノーヴェ:ヌッ
GM:せめてもの抵抗だ。《グラビティバインド》だけ入れておこう。達成値-12!
GM:ざまみろ!
ノーヴェ:さ、最後の最後まで性格の悪いやつ……!
ノーヴェ:ダメージダイスが2個も減っちゃった。ダメージを出します。
ノーヴェ:6d10+12+16+12+9 装甲ガードを無視。
DoubleCross : (6D10+12+16+12+9) → 33[5,9,9,3,2,5]+12+16+12+9 → 82
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+17した(侵蝕率:116->133)
GM:どうしようもない! こっちはHP60でした。戦闘不能です。
GM:復活エフェクトもない。好きにしやがれ!
ノーヴェ:「――"閃電歩"。"共鳴崩撃"」 ジャリッ
ノーヴェ:大きく腰を落とす。
ノーヴェ:「お前の言う通り、積み重ねも何もない。俺が生まれた時点で習得していた技だ」
ノーヴェ:「どっかの誰かのコピー技だよ」
ノーヴェ:「お前は――――」
ノーヴェ:「そのコピー技に」
ノーヴェ: 「やられる」
ノーヴェ:0.2秒でワン・インチ距離まで間合いを詰めた。
藤方旋:「負けら れ」 君の背後で、嵐が握撃する。重力と風圧が、虚無の一点を圧殺する
ノーヴェ:掌打で魔眼のガードも粉砕。ハヌマーンシンドロームの衝撃波を体内に送り込み、内外両側から破壊する。
ノーヴェ:「ッッッらァ!」
藤方旋:ポケットに突っ込んでいた左手を起点に、刹那で堅固無比なる防御すら展開する。だがそれすらも、砕き散らされ
藤方旋:「ねがはば……ッッ!?!?」
ノーヴェ:「ハァーッ」 残心。息を吐く。
藤方旋:目を剥き、弾けた臓器から溢れる血が口から、鼻から散って凍てつく気中に迸る。
ノーヴェ:「どうする藤方。まだやるか?」
ノーヴェ:「いくらでも相手になってやる。舘川のぶんまでな」
藤方旋:「ガッ……あっ……ぐ……!」 倒れ伏す。それでも片手を辛うじて突き立て、君を睨み上げる
藤方旋:「……っは……がぶっ、ごほっ、ハーッ……ノー、げふっ」 何か口にしようとしては咳き込み、悶える。その繰り返しだ
ノーヴェ:「……こんなもンか。予想通り、俺一人で十分だったな」
ノーヴェ:「お前のお仲間はこねえ。お前はここで死ぬ」
藤方旋:いつの間にか、霧のように溢れていた魔眼群も大人しくなっている。吹雪は止まないが、意志持つように渦巻いたりはしていない
ノーヴェ:「くたばる前に教えろよ。お前のその、態度の変わりようはなんなんだ?」
ノーヴェ:「まるで別人だ。戦い方にも罵倒にも精度がまったく足りていない」
ノーヴェ:「取り戻した過去とやらがそんなにショックだったか」
藤方旋:「……ッ」 右手を握り、苛立たしげに地を叩く
藤方旋:「……ハーッ……ク、ソ……ロボットがよ……」
ノーヴェ:「機械化兵とロボットを一緒にすんなよ。それとも」
ノーヴェ:「遺言にするのか? "ロボットがよ"を」
ノーヴェ:一歩一歩近づいていく。とどめを刺すためだ。
藤方旋:「同んなじだろうがよ……設計された通りに、ゴボッ、動きゃそれが『最善』だって分かってる……」
藤方旋:「技術だって在るものを使えば間違いないオマエみたいなのに……」
ノーヴェ:「あん?」
藤方旋:なんとか両手、片足で立とうとしたが、転び
藤方旋:そのまま伏せる 「……どうでもいいだろ、もうよ」
ノーヴェ:「いいわけねーだろ」 死なない程度に軽く蹴っ飛ばし、仰向けに転がします。
藤方旋:「ガバッ」
ノーヴェ:「オチや伏線が投げっぱなしの映画とか、小説とか、ムカつくだろ」
ノーヴェ:「テメー一人だけ気持ちよくなって死のうとしてんじゃねーぞ。知ってるか? 女の子に嫌われるんだぞそういうのは」
藤方旋:「ハーッ……そうだよ、ムカつくんだよ! 知りたくなるんだよ本当のことを!」 掠れた声を上げ
藤方旋:「オマエは攻撃に向かないと言われ、支援に徹した! 鍛えたんだ! だけど見ての通りだ。……オレの攻撃的制御もスゴかっただろうがよ?」
ノーヴェ:「レネゲイドコントロールって意味じゃあ、速水の方がよっぽど上だけどな。くははッ」
ノーヴェ:「努力は認めてやるよ。なぜそれを誇らない?」
藤方旋:「そっちをやってりゃオレはもっと強くなれただろうが! だってのに教官には……ガフッ。止められた。覚醒の時にオレが『そういうこと』をしでかしたからだとよ」
ノーヴェ:「はァん」
藤方旋:「覚えてもいない自分の咎で、自分の適切なあり方、適切な努力! それをさせられない、踏みにじられる! ムカつくだろうが! ……だから思い出しに行ってやったんだ」
ノーヴェ:「なるほどな。覚醒時に誰かを殺ってるクチか……そりゃ記憶も操作されるわな」
ノーヴェ:「いいじゃねーか。お前の事が好きになってきたぞ」
ノーヴェ:「ムカつくから、思い出しに行く。当然だよなあ」
ノーヴェ:「…………で?」
藤方旋:「……なるほど当然だったぜ。思い出して納得、オマエ相手に力を使って納得だ」
藤方旋:「頭の中もグチャグチャで、歯止めが聞かない。……オマエなんかに懐に入るのを許す。ヘッ……あのトルーパーを一人でも借りてくりゃ」
藤方旋:「オマエなんか楽勝だったのにな」
ノーヴェ:「おい、お前の事が嫌いになってきたぞ。あんな粗大ゴミ何人いようと瞬殺に決まってんだろ」
鷲尾瞳:「はい。私も、それは絶対にありえないと思います、"サイクルコーム”」
ノーヴェ:「あ?」
藤方旋:「あ? ナマ言うな金属製粗大ゴミ。オマエの手にかかりゃ粗大ゴミだろうと一瞬足を止めればオレなら……」
藤方旋:「……ケッ」
鷲尾瞳:視界の端から、見知った声が飛んでくる。戦闘を終えた鷲尾瞳だ。
鷲尾瞳:「"ノーヴェ”を足止めできても、私が駆けつけましたから。貴方に勝機はありません」
ノーヴェ:「鷲尾か。事情は聞いてたな?」
ノーヴェ:「こいつも他のクソみたいな連中と同じ。過去に引っ張られてるだけのアホったれだ」
ノーヴェ:「ここで殺してやったほうがこいつは幸せになれる。そうだな」
藤方旋:「ハッ。そうだよ。とっとと殺れ。もういい。もうどうでもいい」
藤方旋:「あの"ランチャージェミナス"と同じようにだ。……あっちの戦闘が終わったってんならそういうことだろ」
藤方旋:「アイツはアレで満足してるだろうが……ヘッ。こんなクソみたいな頭で生きてくよりは、ここで死ぬのも満足して死ぬのと同んなじだな」
ノーヴェ:「ほら見ろ。ご本人もこうおっしゃってる」
鷲尾瞳:「……いいえ。アホったれという点については同意しますが」
鷲尾瞳:「やはり彼は生きて返すべきです。このまま勝手にやって満足してお終いでは」
鷲尾瞳:「今までの暴言を悔いてもらうことができません」
ノーヴェ:「ああ……!?」
鷲尾瞳:「朱鷺……"ランチャージェミナス”は生きています。彼女自身の意志で投降しました」
鷲尾瞳:「死にたがりは貴方だけです。それも許しません」
藤方旋:「……」 首だけ瞳ちゃんに向けて 「嘘だろテメエ……」
ノーヴェ:「マジかよ……」
ノーヴェ:「ほんとにこっちに引き戻したのか。信じらんねえ」
藤方旋:「だってアイツは、オレがパニックになってる横で、メチャクチャ……見たことないくらい浮ついたツラしやがってて」
藤方旋:「……筋が通ったヤツだから、あのまま義理を果たしたら満足するだろうって……ああクソどもが……!」 また地面を殴り
藤方旋:「なんでジャームになんねえんだオレがよ……!」 凍った雪の層を苛立たしげに掻き毟る
鷲尾瞳:「貴方が慌てふためく顔は是非眺めてみたいところでしたが……。ノーヴェ、この様子だと貴方も上手くやったようですね」
鷲尾瞳:「嫌悪や怒りの感情も、ジャームになるのを防ぐ重要な繋がりになります。貴方が彼の感情を上手く逆撫でたお陰で」
鷲尾瞳:「まだ彼はこちら側にとどまっています。貴方のお陰です、"ノーヴェ”」
ノーヴェ:「え?」
ノーヴェ:「いやまあ、うん……そうだな。うん」
鷲尾瞳:「"サイクルコーム”。無駄な自傷を繰り返していないで、なにかするべきことがあるのではないですか?」
鷲尾瞳:倒れている藤方くんを冷たい目で見下ろして
藤方旋:「あァ……?」
鷲尾瞳:「"ノーヴェ”のお陰で、貴方は戻ってこれたのですよ、"ノーヴェ”のお陰で」ノーヴェのお陰、と言う部分を強調して
藤方旋:「あァ……!?」
ノーヴェ:瞳ちゃんの後方で、『やめろ』『逆らうな』『恐ろしい目にあうぞ』というハンドサインを藤方くんに送ってます。
鷲尾瞳:「鉄くずだのスクラップだの建築材の仲間だの散々罵ったのにも関わらず、"ノーヴェ”は貴方を助けたんですよ」
鷲尾瞳:「合いびき肉の仲間や生ゴミ、ハエにたかられる畑の肥やしにされても文句は言えない所を、UGNとしての規律を重んじてとどめを刺さなかったのです」
藤方旋:「事実だろうが! 助けてくれって頼んでもいやしねえ!」
ノーヴェ:『口答えしないほうがいい』『会うたびに説教されるぞ』『バカ!逆らうなって!』
藤方旋:ノーヴェくんの警告も無視し、大の字になる 「何が規律だ! とっとと殺りやがれその剣で!」
藤方旋:「どうなってもいいって言ってるだろ!」
鷲尾瞳:「卑しい裏切り者ではありますが、貴方も一度はUGNに所属していたなら……」
鷲尾瞳:「……わかりました。では、規則通り貴方を拘束させていただきます」
鷲尾瞳:何処からか拘束用のロープと手錠を取り出して
藤方旋:「なっ」「どうなってもいいっていうのはそうじゃなくて……一思いに……」
ノーヴェ:「待て」
ノーヴェ:ナイフを投擲します。藤方くんのすぐ横の地面に突き刺さる。
鷲尾瞳:「我々の任務はまだ終わっていません。本来なら速やかに施設へ送るところですがそれもできませんので……」
鷲尾瞳:「"ノーヴェ”、これは?」
藤方旋:「あぁ!?」 ノーヴェくんを睨む 「ちゃんと当てろやド下手!」
ノーヴェ:「んなことしたら鷲尾に怒られちゃうだろうが!」
ノーヴェ:「わからんなりに事情はわかった。藤方」
ノーヴェ:「マジで死にたいなら、そいつを使って死ね。この距離なら」
ノーヴェ:「俺が鷲尾を抑えられる。消耗しきった状態で首でも突けば、さすがのオーヴァードでも死ぬだろ」
ノーヴェ:「ここで全部投げ出して気持ちよく死ぬか」
ノーヴェ:「全部終わったあと、舘川と鷲尾のお説教を聞きながら身の振り方を決めるか」
ノーヴェ:「おめーの人生なんだ。後悔しねー方を選べ」
ノーヴェ:-敵/"サイクルコーム"藤方 旋/○興味/殺意/ロイス
ノーヴェ:「UGNエージェントの"ノーヴェ"が、面倒を見てやる」
藤方旋:「……ナメるなよ。オマエ。偉そうな口聞きやがって。それもどっかのオッサンが鼻歌混じりに組んだプログラムか?」
鷲尾瞳:「……」ノーヴェのすぐ横まで近づき、藤方くんの様子を見ています
藤方旋:ナイフをひったくるように取り 「オレができないと思ってんだろ? おい。そのガキ、マジで押さえてろよ」
鷲尾瞳:「"サイクルコーム”……!」思わず一歩踏み出そうとするが
藤方旋:その刃の先端を見て、自分の喉に突きつける。呼吸は、ノーヴェに与えられた傷とは別の要因で、みるみる内に荒くなっていく
藤方旋:「ハア……ハァッ……終わりだ……クソだった全部……これで、終わりだ」
藤方旋:「クソの詰まったオレの頭を動かす必要もない……あのことを思い出すこともないし……」
藤方旋:「戦う必要も……努力する必要ももうなくて……ッ」
藤方旋:「オレは説教なんて受ける必要もないし……」
藤方旋:「クソ野郎(ノーヴェ)は……ガキに怒られて……」
藤方旋:「……怒られ……」
藤方旋:ナイフを落とす。その口元は半笑いだ 「……クソがよ……」
ノーヴェ:「決まったな」
ノーヴェ:「鷲尾」 ぽんと背中を押す。
藤方旋:「さっきまで……死ねるなら良いってマジで思ってたのに」
藤方旋:「オレが死んで何が起こるかって考えたら……テメエが怒られるだけで……」
藤方旋:「それだけか? ってなっちまった。……クソだろ」
鷲尾瞳:「はい。彼を拘束します」藤方くんに近寄ってぐるぐる巻きにし始めます
ノーヴェ:「そうだぞ。俺が死ぬほど怒られるリスクを背負ってチャンスをくれてやったんだ」
ノーヴェ:「向こう100年ほど感謝しろよな。俺の銅像も建てろ」
藤方旋:「ああもう、クソだ……オレも……どいつもこいつも……」 束縛を受け
藤方旋:「……だがオマエがクソの中ではナンバーワンだぜ、なあオイ」
藤方旋:「死ねノーヴェ。クソ死ね。マジで死ね」
ノーヴェ:「ずっと言おうと思ってたんだがな」
ノーヴェ:「"死ね"は、殺す自信のないやつが吐く言葉だ」
ノーヴェ:「つぎ俺の敵に回ったら、"殺す"って言えよ」
ノーヴェ:持ってきたファーストエイドパックを藤方くんの顔面に投げつけて立ち去ります。
藤方旋:「おぶっ」 それを顔で受けて
藤方旋:「……クソが」
ノーヴェ:「くっくっく」
ノーヴェ:「くははははッ!」
藤方旋:「クソ……が……ッ!!」 低く、力を振り絞り、吠えるように唸る
鷲尾瞳:「彼の言葉を聞いてはいけません。次に会ったら素直に"ありがとう”と言うのですよ、"サイクルコーム”。」
鷲尾瞳:付け加えるように言ってからノーヴェくんを追って主戦場へ行きます。
鷲尾瞳:「しかし、ノーヴェ。彼が自殺を試みたら、本当に私を止めるつもりだったのですか?」
ノーヴェ:「あ? そうだよ」
ノーヴェ:「あいつの二言目まではな。さっきあいつがなんて言ったか聞いてたか?」
鷲尾瞳:「マジで抑えてろよ……ですか?」
ノーヴェ:「そうそう、それそれ。あれで気が変わった。お前が飛び出しても止めなかっただろうな」
ノーヴェ:「理由はわかるよな」
ノーヴェ:「俺は俺だからだ」
鷲尾瞳:「ふふっ」
鷲尾瞳:「はい。とてもノーヴェらしくて、良い答えだと思います」
ノーヴェ:「だろ。誰が言いなりになるかクソが」
ノーヴェ:「俺が誰かの言うことを聞くのは、そう」
ノーヴェ:「怒られるのが嫌な時くらいだ」
ノーヴェ:「行くぞ」
鷲尾瞳:「……っ、そ、そうですか。あの、では先程、私に怒られたくないと言っていたのは……。いえ、別に深い意味は無いというのはわかっています、いえ、当然わかっていますが」
鷲尾瞳:「そ、そうですね。まだ吹雪は止まっていません。支部長たちの元へ急がなければ……」
鷲尾瞳:吹雪の中にもかかわらず顔を火照らせながらノーヴェくんに付いていきます。
■先出し判定内容 第三発電所中枢へ
"荒野の無慈悲(ミカエルプラン)"松村令華の《苛烈なる冷気》は、彼女が意識を失った今も解除されていない。
"レコルダーレ"らの所在すると思しき発電所中枢へ通じる扉は、恐らくは備蓄された水を上手く使ったのか、分厚い氷に覆われている。
これを解除するか、もしくは力ずくに壁を打ち破らなければ、君たちは中枢に向かうことはできない。
以下どちらかの条件を達成すること。
・松村令華にとどめを刺す。
・発電所壁を破壊する。これは、装甲値が15、HPが80あるものとして扱う。
全員が行動した場合、1ターンが経過したものとみなす。
ノーヴェ:発電所壁、リフレックス切り払いとかしてこないといいな・・
GM:防御はさすがにしないよ……!
ノーヴェ:ならいくらでも手はあるぜ!
GM:
GM:……第三発電所、上層。
GM:戦闘は終わり、ごうごうという凍える風の音も落ち着きつつある。
GM:だがそれに反し、君たち三人の目の前の氷の壁は、厚い。
GM:あ、三人と言いはしましたが、ノーヴェくんと瞳ちゃんも好きなタイミングで合流してくれて良いです。
天城康介:「……変わらないんだな。あの人が、決意したことは」
速水 やどり:「……そのようですね」考え込むようにしながら、その言葉に応える。
秋津湊:「それで」「どうするの? 速水ちゃん」 倒れてる松村令華を見て
鷲尾瞳:「皆さん、ご無事でしたか!」壁を目の前にしたさん人に合流
秋津湊:「僕の意見を言わせてもらえれば殺したほうが早いと思うよ」
速水 やどり:「殺した方が早い。……えぇ。わかります。確かです」事実だ。
天城康介:「ああ、なんとかな。そっちは……上手く、いったのか。で、今は」
松村令華:彼女は既に意識もなく、動きはしない。しかしその氷の壁の中心に腰を下ろしている。その身を以て門番をしているかのように。
天城康介:「……ご覧の通り、だ」
秋津湊:「そうすれば時間的なことはもちろん、レネゲイドの侵蝕も抑えられるだろうし」
天城康介:敵は一掃したこと、いまだ持って道は塞がれていること、それを排除するために取るべき方法について、簡単に話しておきましょう。
秋津湊:「僕が確認したい事はさ、殺したほうが早いとかそういう当たり前のことを認識しているかどうかじゃなくて」
秋津湊:「速水ちゃんが殺さなかった場合、誰かがジャーム化したり、死んじゃったりしてもちゃんと後悔出来るかっていう話」
秋津湊:「支部長だけど、年齢は幼いしさ。そこのところはっきり自分で分かってないと、どう責任を感じればいいのかわかんなくなるよ」
速水 やどり:「……どうしたいか、の話ですらない。責任が取れるのか、ですらない。……本当に、踏み込んできますね」
秋津湊:「ああ、自分でもよくわからないならそれはそれでしょうがないと思うよ」「だけどさ」
秋津湊:「自分でやりたくてやっていることなんだからさ、そこのところ知りたいね」
秋津湊:「やっぱりやりたくなかったっていう話は悲しいでしょ」
天城康介:「……湊、お前は」
速水 やどり:「……背負う準備は、できています。遅れと皆さんの侵蝕、世界がどれだけ持つか。私の公算の上で、まだいけるという判断の元で。彼女は殺さずに、ここを力づくで押し通る。私はそう提案します」
天城康介:「そうした方がいい、だからそうする。……何度か、そう言ってたよな」
秋津湊:「ふぅん? ここで連れて帰っても元の家族に戻れる保証はないのに?」
天城康介:やどりちゃんの判断を聞いてから、そう問いかける。
秋津湊:「ガーデちゃんを思うならはやくちゃんとした親を見つけるほうがいいと思うよ」
秋津湊:「まぁ、そうだね。そう言ってたかも」
天城康介:「実際のところ、お前が何を考えてるのかは分からない。言われたからそうしてるのか、本当にお前が「いい」と思ったのか」
天城康介:「……そりゃあ、考えだしたらキリがないさ。ああすればよかった、もっと上手くできたんじゃないか」
天城康介:「……ひょっとしたら、誰も死なずに済む方法が、あったんじゃないか」
天城康介:「ああ、そうだ。忘れたことなんてない。忘れられるものか。俺は今、沢山の人の犠牲の上に立って、生きている」
天城康介:「……だからさ、湊。やどり」
天城康介:「この後どうなるか、それを考えるのは、誰かがやらなきゃならないことだ。やどりが、考えなきゃいけないことだ」
天城康介:「……それは、大事なことだ。でも、それと同じくらい。今出来ることをやるっていうのは、大事だ」
天城康介:「……俺は、やどりの判断を信じる。もしそれが間違って後悔することになったら、俺も悔やむ」
天城康介:「後悔ってのはさ。一人でしなきゃいけないもんじゃ、ないだろう」
秋津湊:「康介くん、きみはいい人だと思うよ。僕はそういうのを別に否定しないけどさ」
天城康介:[
天城康介:「ああ。今は、それでいい。……なあ、湊」
秋津湊:「もっと直接的に言うよ」「こう言ってる康介くんがジャームになったり、死んでもさ」
秋津湊:「なかったことにするのだけはいけないよ?」
速水 やどり:「なかったことになんか、できるわけがないじゃないですかっ」
秋津湊:「それならいいんだよ。責任をもったり、ちゃんと後悔できるなら」
天城康介:「……忘れちまっても、忘れさせられちまっても」
天城康介:「残るものは、あるんだよ」
秋津湊:「今戦ってる人たちってそういう人たちばかりだから、倒しても同じようなこと考えちゃったりしたら」
秋津湊:「悲しいでしょ?」
速水 やどり:「……忘れはしません、ええ」
速水 やどり:「背負いますとも。私の計算にかけて。UGNの理念にかけて。皆さんの力量にかけて。提案は変わりません。真正面から押し通る」
秋津湊:「それならこの話はおしまいだ、速水ちゃんの指示に従うよ」
天城康介:「……分かった。ああ、それとな」
天城康介:「……大丈夫、俺はちゃんと戻ってくるよ。話さなきゃいけないことが、沢山あるから」
天城康介:金属質の装甲に覆われた左手を、やどりちゃんの頭にそっと、添えるように乗せて、離す。
速水 やどり:「一人で後悔するのも、させるのも嫌ですからね、私は」天城くんに向けて。
速水 やどり:「では、作業を開始しましょうか」
ノーヴェ:「ぐだぐだ言ってたが」
ノーヴェ:「要はさっさと壊せばいいんだろ。なにも問題ねえよ」
GM:では改めて、判定内容をハッキリさせましょうか
ノーヴェ:「アイスみてーにサクッと割ってやる」
GM:□第三発電所中枢へ
"荒野の無慈悲(ミカエルプラン)"松村令華の《苛烈なる冷気》は、彼女が意識を失った今も解除されていない。
"レコルダーレ"らの所在すると思しき発電所中枢へ通じる扉は、恐らくは備蓄された水を上手く使ったのか、分厚い氷に覆われている。
これを解除するか、もしくは力ずくに壁を打ち破らなければ、君たちは中枢に向かうことはできない。
以下どちらかの条件を達成すること。
・松村令華にとどめを刺す。
・発電所壁を破壊する。これは、装甲値が15、HPが80あるものとして扱う。
全員が行動した場合、1ターンが経過したものとみなす。
GM:厳密なラウンド進行はしません。順序よく動いてくれ!
GM:ラウンド進行というか、イニシアチブ管理!
天城康介:あっ、セットアップ行動が可能なら《フルパワーアタック》は使っておく!
GM:その辺はちゃんと侵蝕を上げてくれれば問題ないです!
天城康介:はーい。では使用して侵蝕120に。
速水 やどり:天城君が殴る前に支援を天城君に飛ばしましょう。
速水 やどり:《アドヴァイス》Lv8+《弱点看破》Lv6。
速水 やどり:対象のラウンド中火力+18。次のメジャーアクションのダイス+8個、C値-1。
速水 やどり:侵蝕+7して。121に。
天城康介:ありがたく。ではそれを受け、《C:キュマイラ/獣の力/獣王の力》で攻撃。浸食は127に。
ノーヴェ:一発で割っちまってくれ!
天城康介:21dx6+4
DoubleCross : (21R10+4[6]) → 10[1,1,2,3,4,4,4,5,6,6,6,8,8,8,8,9,10,10,10,10,10]+10[1,3,3,3,6,6,7,7,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,3,4,7,8,8,8]+10[5,6,8,9]+10[6,8,9]+4[1,1,4]+4 → 58
秋津湊:よし!
天城康介:達成値58、そしてダメージが
GM:すっごい
天城康介:6d10+51+18
DoubleCross : (6D10+51+18) → 36[2,7,5,5,9,8]+51+18 → 105
天城康介:105点。
秋津湊:やったね
速水 やどり:お見事。
GM:うむ、お見事。君たちは眼前の壁を一撃でぶち抜ける。
天城康介:「……それじゃあ、指令(オーダー)通り」
天城康介:「推し通る……!」
天城康介:螺旋を描きながら突き出された槍腕は、氷壁の中心にある人影を掠めるように、しかしそれ以上の傷を与えることなく。
天城康介:一撃で、障害を粉砕する。
ノーヴェ:「おっ」
鷲尾瞳:「どうやら、我々が出るまでもなかったようですね」
ノーヴェ:「いいねいいね。一発じゃねーか」
GM:砕けた氷が、建材の破片と混ざり、気中に舞い輝く。
秋津湊:「有言実行ってやつかな? よかったね、速水ちゃん」
ノーヴェ:「出るまでもなかったな。まあ、俺や鷲尾でも一発で割れたと思うが」
松村令華:衝撃と損壊により、意識のない彼女の体が、頭を垂れるように俯いた。
速水 やどり:「……また、我儘を聞いてもらいましたね」小さく呟く。
天城康介:「言ってろ。……お前らが割るものは、この先にあるんだろ」
鷲尾瞳:令菓さんを抱えて、床に横たえたいです。
天城康介:ノーヴェに、そう軽口を返してから。
GM:君の空けた文字通りの風穴から、冷たい空気が発電所中枢へと流れ込む。無機質な暖色の工業灯が、行くべき道を照らし出している。
速水 やどり:「道は拓けました。"レコルダーレ"の機能停止、及び"クライェル"の殲滅。……この勢いで、実行しましょう」
天城康介:「……行こう。まだ、終わりじゃない」
松村令華:はい。瞳ちゃんによって安静な姿勢になります
天城康介:小さな支部長に、僅かな頷きを返して、前を見据える。
鷲尾瞳:「令華さん。ガーデさんは待っていますよ。貴方の帰りを」
鷲尾瞳:「『おかあさんも、好きだから。……会いたい。早く帰ってきて欲しい』。そう言っていました。だから、俯かないで下さい」
鷲尾瞳:聞こえているかは定かではないが、それだけ彼女に向かって囁いて、扉をくぐります。
GM:瞳ちゃんの言葉に返事はない。青ざめた頬には、流れた涙のように薄い氷が筋を描いて貼り付いている。
ノーヴェ:「お前、鷲尾と速水に感謝しろよ」 松村さんに。
ノーヴェ:「ここにいるのが成田だったら、2秒でブッ殺されてたぜ。お前」
ノーヴェ:「ガーデちゃんが大泣きするところだったなァ」
ノーヴェ:やはりそう言って奥に進みます。
GM:
GM:
■ OA町 第三発電所 中枢
["レコルダーレ"/羽根野モエ/"クライェル"]
│
10m
│
["インジゲイト"松村義彦/Cトルーパー決戦仕様1/2]
│
5m
│
[PCs]
│
5m
│
[PCs]
GM:PCは2つあるエンゲージのどちらかを初期位置にできます。イメージ的には前衛・後衛に分かれる感じですが、お好きにしてね!
GM:
GM:第三発電所、中枢。
GM:取るに足らないブービートラップや、嫌がらせじみた物理的閉鎖を君たちは難なく突破し、そこへたどり着く。
鷲尾瞳:瞳ちゃんは当然前衛!そうしないと移動距離が足りないぜ!
ノーヴェ:前衛を担当します。後ろに下がるようなキャラではないし、どうせ加速装置を使う。
GM:ゴウン、ゴウン、と何らかが駆動する重低音が響く。灯りは弱々しく、地上からの空気を送り込む大型ファンの回転で更にちらつく。
GM:その空間の奥にあるのは、見上げるほどの巨大機械。中心に据えられたのはブラウン管テレビ。
羽根野モエ:その横では見覚えのあるメイド服の女が気楽に手を振り
"クライェル":逆側では神経質そうな男が嫌そうな目で君たちを見ている。
天城康介:「……ほんと、何なんだアイツは」 頭痛を堪えるような顔で、メイド服姿の女性を見る。
天城康介:そうですね、自分も前衛で。
秋津湊:後衛に配置します。
速水 やどり:そうなると範囲切り的に後衛かな……
GM:そして、空間の中心に、機械兵の集団を従え、最前に立つ人影は、
松村義彦:UGN・OA町支部支部長を任じられた男だ。
["レコルダーレ"/羽根野モエ/"クライェル"]
10m
["インジゲイト"松村義彦/Cトルーパー決戦仕様1/2]
5m
[ノーヴェ/鷲尾/天城]
5m
[秋津/速水]
松村義彦:「……誤ったな」 彼は君たちに向け、淡々と告げる
鷲尾瞳:「"クライェル・セル”に告げます。外を防衛していたメンバーは全員拘束しました。貴方方も速やかな降伏と投降を」
ノーヴェ:「運がいいぜお前ら。今日は俺も優等生モードだ」
ノーヴェ:「土下座して降伏するなら半殺しですませてやらあな」
松村義彦:「お前たちは誤った。真実、UGNとしての務めを果たすならば」
松村義彦:「ここへ来るに用いた手段でもって、N市に戻り、来る混乱への備えをするべきだったのだ」
松村義彦:「この事態を唯一識るお前たちこそが、盾たる役目を果たすべきだったというのに」
速水 やどり:「……"インジゲイト"。我々は我々のなせる最善を為しに来ました」《完全演技》。こちらも、淡々と。
速水 やどり:「唯一識るからこそ、ここで止める」
"クライェル":「へ、く、く、クソが! スマシた顔しやがって!」
"クライェル":「外にいたメンバー? 知ったことか! あの女に貸し与えてた兵器を壊したくらいでいい気になるなよ……」
"クライェル":「……こっちのトルーパーは『決戦仕様』だッ! お前らにやすやすと負けたりしねえんだよ!!」 その声は終始上ずっていて不安定だ
天城康介:「……悪いけどさ。やるって決めて、ここまで来たんだ」
天城康介:「あとは、意地を通すだけ。……止められるなら、止めてみろ」
松村義彦:「だろうな。"リトル・ライト・ブルー"。……君の能力でもって判断した通り」
松村義彦:「ここで我ら"Υ(ユプシロン)"を止めるのが、被害をゼロにする最善なのだろう。……それが君たちの意地か」
速水 やどり:「えぇ。押し通させていただきます」
松村義彦:「ならばこちらも意地を通すのみだ」右手を前に、拳を固める。それだけで偏光が発生し、辺りの明暗がじわりと歪む
秋津湊:「うーん、松村さん。ちょっといいかな?」
松村義彦:「…………」 返事はない。話したければ話すと良いだろう
秋津湊:「今回の件と……まぁ、無関係ではないんだけどさ。なんで紀子を僕のところに通わせるのを黙認してたの?」
秋津湊:「そういうのがなければさ、少なくとも僕はここに居なかったと思うよ」
秋津湊:「正直な話さ、僕は紀子の近くに居たくなかったんだよね」
秋津湊:「可哀想な境遇だしさ、僕が助けたとはいえ何かの拍子で思い出したらもっと可哀想だからさ」
秋津湊:「第一、僕が助けたいと思って助けたわけじゃあない」「助けられたからそうしただけだしね」
秋津湊:「そういうわけだからさ、もっと平凡で、彼女を想ってくれる人と親しくしてくれるようにしてほしかったんだよね」
秋津湊:「まぁ」
秋津湊:「松村さんがそういうことに使うつもりなら仕方なかったけどさ」
秋津湊:「でもガーデちゃんみたいに引き取ればよかったんじゃない? 僕はそこのところがよくわかんないんだよね」
松村義彦:「瑣末事だな」 切り捨てるように言う
松村義彦:「その方が彼女は安定するからそうしたし、その方がお前も下手な真似を働かないと踏んだからそうした」
松村義彦:「関わらせなければこの場にお前を呼び寄せなかったなど、結果に過ぎないし」
松村義彦:「その方が彼女は安定するからそうしたし、その方がお前への軽い監視にもなると踏んだからそうした。支部長としての判断だ」
"クライェル":「……ヒ、ヒヒッ」 その後方で、耳障りな笑みを漏らす者がある
秋津湊:「なるほどね、そういう風に考えるのならそうだ」「じゃあ、最後の質問」
秋津湊:「いま、松村さんは楽しい?」
松村義彦:「どうでもいいな」 やはり切り捨てる 「やらねばならないことを殴って通す。……あるいは昂揚もあるかもしれんが」
松村義彦:「そんなものはどうでもいい。……俺は俺の為すべき正しさを、"Υ"としての結果を叩き出す」
秋津湊:「どうでもいいか、個人的には楽しそうだったら良かったよ」「いろんな人が松村さん達に振り回されたわけだしさ」
秋津湊:「そうじゃなきゃ、松村さん含めて可哀想だ」 ここで松村さんにロイスを取ります。
秋津湊:-敵/松村義彦/好奇心/敵愾心:○/ロイス
秋津湊:いつもの調子で言う、可哀想だなどと微塵も感じていないように。
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとしては全く同意できませんが。一つだけ付け加えるなら」
鷲尾瞳:「"インジゲイト”。貴方は間違っています。貴方が為すべきは、このような下らない悪事に手を貸すことではなく」
鷲尾瞳:「松村ガーデと松村令華。彼女達の元に戻ることでした。今の貴方は、微塵も正しくなどありません」
松村義彦:「"マクガフィン"。誤認を正すがいい。事態の首謀こそは俺。"レコルダーレ"を中心とした"Υ"を主導せしめるものは俺こそだ」
松村義彦:「……楽しみも、喜びも、家族の幸福も。俺には過ぎたものだったのだ。この嘘盾に守護された生の中で、徒に得るべきではならなかった」
松村義彦:「俺は俺の正しさを殴って通す。一時の犠牲を代価に、嘘偽りに狂うもののない世界を確保する」 静かに、しかし重々しく君たちの方へ歩み出す
松村義彦:「俺は、俺の正しさを――示す。歯を食いしばれ」
松村義彦:「貴様ら全員、割って通る」
"インジゲイト"松村 義彦
――Code:Υ 主宰
["レコルダーレ"/羽根野モエ/"クライェル"]
10m
["インジゲイト"松村義彦/Cトルーパー決戦仕様1/2]
5m
[ノーヴェ/鷲尾/天城]
5m
[秋津/速水]
GM:戦闘を開始します。それぞれセットアップから。
■ROUND-02
[27]羽根野モエ
[08][侵蝕121/昇華0] 速水 やどり
[07][侵蝕122/昇華1] 秋津湊
[07][侵蝕125/昇華1] 鷲尾瞳
[06][侵蝕133/昇華0] ノーヴェ
[06]"インジゲイト"松村義彦
[06]Cトルーパー決戦仕様1
[06]Cトルーパー決戦仕様2
[06]"クライェル"
[03][侵蝕120/昇華0] 天城康介
[00]"レコルダーレ"
羽根野モエ:《限界突破》。指定するのは《波紋の方陣》です。
ノーヴェ:一応確認したいんですが、これシーン持続エフェクトは効いたままでいいんですよね。
GM:いいよ! 同シーンです。
速水 やどり:《常勝の天才》Lv8。シーン内のPCのラウンド中火力+32。
鷲尾瞳:ありがとう
速水 やどり:侵蝕+6して127まで。
天城康介:わーい、獣化が効いたままだ!支援もありがたい。
鷲尾瞳:私は特にありません
ノーヴェ:よしよし。じゃあヴァジュラは効いてる。加速しても追い抜ける敵がいないから、セットアップは無しにしよう。
秋津湊:無しです
天城康介:《フルパワーアタック》を宣言。行動値0に。
GM:こちらもこれ以上のセットアップはなし。ではイニシアチブ順に進めますが
天城康介:侵蝕は124に。
GM:おっと、ごめんね。フルパワーしてね!
ノーヴェ:チブチブ
羽根野モエ:《スピードフォース》で即座に手番を実行します。
速水 やどり:うへぇ!
天城康介:グワーッ
ノーヴェ:はわわ
秋津湊:死んでくれ
ノーヴェ:瞬間退場かな?
鷲尾瞳:ばいばーい
羽根野モエ:しないわ! マイナーで《ライトスピード》。2度のメジャーアクションを行います
秋津湊:はーい、死んでくれ~!
速水 やどり:げぇつ
鷲尾瞳:うお!ライスピ!
羽根野モエ:《コンセントレイト》も5あるからC値の上昇も気にならないのだなあ。
天城康介:つよい。
速水 やどり:なんたる。
鷲尾瞳:来やがれ~
羽根野モエ:メジャー一回目。《音速攻撃》+《さらなる波》+《疾風剣》+《ブレインシェイク》+《吠え猛る爪》+《超振動閃》+《鉄風乱舞》+《風鳴りの爪》+《大裁断》+《かまいたち》+《獅子奮迅》+《浸透撃》+《疾風迅雷》を前衛エンゲージへ
ノーヴェ:エフェクトめちゃくちゃ多い
鷲尾瞳:多いよ~
羽根野モエ:命中すると放心付与、ラウンド中受けるダメージ+18、ガード不可、ドッジ不可、装甲無視です。
秋津湊:ハイ糞~!
天城康介:つまりリアクション不可なので、判定とダメージを出すといいんだぜ。
GM:というわけでリアクションはできないが、カバーリングはできるぜ! するならな! 対象はノーヴェくん、瞳ちゃん、天城くんです。
鷲尾瞳:先に達成値!
GM:あ、それもそうか
ノーヴェ:一見派手に見えるけど、我々のダイスなら放心はスルーできるレベルだし
ノーヴェ:超振動閃もまあ、あってもなくても死ぬであろうから意外と有情ですね。死ぬだけだ。
ノーヴェ:硬直とかがついてたらマジでヤバかったけど……
GM:あ、ちなみに使用武器は《崩壊の鼓動》により素で攻撃力5になった素手です。
GM:あっ……あとゴメン。上のコンボ、《コンセントレイト:ハヌマーン》が抜けてた。さすがに入れるね。
GM:11dx7+34
DoubleCross : (11R10+34[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,6,7,8,8,10]+10[2,2,3,7]+2[2]+34 → 56
GM:これもまちがい
GM:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[2,2,3,5,5,5,6,7,7,9,10]+4[2,2,2,4]+1 → 15
ノーヴェ:?
天城康介:リア不なのが逆に惜しい。
GM:達成値15。よわよわだ。まあガードもドッジもできないけど……
鷲尾瞳:リアクションは何もできません。《砂の結界》でノーヴェくんをカバーするよー。侵蝕は2上がって127です
ノーヴェ:アリガトウ……ヒトミ……トモダチ……
GM:ダメージ出します
GM:2d10+34
DoubleCross : (2D10+34) → 13[6,7]+34 → 47
天城康介:この固定値はこっちかー。
天城康介:”レコ”ことレコルダーレのロイスをタイタス化、昇華。復活します。
鷲尾瞳:2倍で94ダメージ!ボコボコにされます。藤方くんのロイスをタイタス化、昇華して復活しましょう。
ノーヴェ:カバーしてもらったので無傷!この御恩は攻撃で返すよ!
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:sakki
GM:さっき話した通り、放心付与、ラウンド中受けるダメージ+18、装甲無視です!
羽根野モエ:で、2度目のメジャーアクション
羽根野モエ:おんなじだけどね。《音速攻撃》+《さらなる波》+《疾風剣》+《ブレインシェイク》+《吠え猛る爪》+《超振動閃》+《鉄風乱舞》+《風鳴りの爪》+《大裁断》+《かまいたち》+《獅子奮迅》+《浸透撃》+《疾風迅雷》
羽根野モエ:を、今度は秋津くんとやどりちゃんのエンゲージへ
秋津湊:死ねよ!
速水 やどり:来いや!
羽根野モエ:《コンセントレイト:ハヌマーン》が抜けてる所まで同じ……! 命中で放心、ラウンド中受けるダメージ+18、ガード不可、ドッジ不可、装甲無視です。
羽根野モエ:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,6,6,7,7]+6[3,6]+1 → 17
羽根野モエ:振るわないな……!
秋津湊:命中だよ。ダメージください!
羽根野モエ:2d10+34
DoubleCross : (2D10+34) → 7[4,3]+34 → 41
羽根野モエ:《風鳴りの爪》の効果で2個とも振り直します
羽根野モエ:2d10+34
DoubleCross : (2D10+34) → 12[9,3]+34 → 46
秋津湊:天城くんのロイスをタイタス昇華して復活します。残りロイスは3だぜ
羽根野モエ:ウム。諸々貫通ダメージと放心を受け取ってください
ノーヴェ:イニチブ表に昇華枠も作ったから使ってね~
速水 やどり:死ぬ! "インジゲイト"のロイスをタイタス化して復活します。
羽根野モエ:"インジゲイト"が殺意と共に踏み出した瞬間、動いたのは彼女だった。
羽根野モエ:手首から先を縦に横に振る。それだけで、真空の刃が縦横無尽に駆け回る。
羽根野モエ:それらは設備や敵を傷つけることなく、ただ君たちだけを的確に切り刻む!
鷲尾瞳:「……来ます!下がって下さい、"ノーヴェ”!」体よりも先に剣が跳ね上がるように動き、ノーヴェを襲おうとした風の一撃を受け止める
羽根野モエ:「表なしは文字通り先手必勝。出会い頭の速度勝負」
羽根野モエ:「初手でこそベストを尽くすのは戦闘もメイド業も同じなんだよね。ま、護衛もしなきゃいけないのがツラいんですけど」
天城康介:「色々過積載なんだよアンタ…!」
天城康介:敵への脅威、言い換えれば恐怖心を糧に、レネゲイドが活性化。致命傷を瞬時に治癒する。
ノーヴェ:「ナイスだ鷲尾、えらいぞ。……しかしこいつ」
ノーヴェ:「このヘラヘラした喋り方。クソムカつくな」
ノーヴェ:「"自分だけは絶対死なないし絶対負けません"ってタイプだ。必ずブン殴ってやる」
羽根野モエ:「いつでもどこでもマイペースを乱さないのが信条ですの」
鷲尾瞳:「この数を相手にするには、貴方の力が必要ですから……!しかしこの速度は、ハヌマーンの中でも異常です。捉えきれるかどうか……!」
GM:で、ごめんね。"クライェル"のイニシアチブを入力し損ねていたので、今入れます。こいつは6です。
GM:ただこのラウンドは私のミスなので、待機するものとして扱います。申し訳ない!
鷲尾瞳:レコっちは0でいいのかい!
GM:こいつは0。一切動かない。
ノーヴェ:足も生えてないもんね
ノーヴェ:生えてても困るけど……
鷲尾瞳:偉いぞナマケモノ!
天城康介:いきなりワサワサ動かれてもな…。
鷲尾瞳:次はやどりちゃん、頼むぜ!
"レコルダーレ":事態の中心と思しきブラウン管のテレビは、最奥の機械の中部に位置し、何も表示されぬ画面で君たちを見下ろしているかのようだ。
GM:そのとおりです。速水支部長、行動どうぞ!
速水 やどり:はい。
ノーヴェ:やどりん!やどりん!
速水 やどり:マイナーで1m前進。エンゲージを切ります。
速水 やどり:メジャー。
速水 やどり:《アドヴァイス》Lv8+《弱点看破》Lv6+《戦場の魔術師》Lv3。
速水 やどり:3体の対象のラウンド中火力+18。次のメジャーアクションのダイス+8個、C値-1。
鷲尾瞳:ありがとうございます!
速水 やどり:秋津君、ノーヴェ君、瞳ちゃんに。
天城康介:ヤッチマエー!
秋津湊:サンクス!
ノーヴェ:この御恩は働きで返しします(二回目)
速水 やどり:侵蝕+10して137まで。
GM:OKです。
["レコルダーレ"/羽根野モエ/"クライェル"]
10m
["インジゲイト"松村義彦/Cトルーパー決戦仕様1/2]
5m
[ノーヴェ/鷲尾/天城]
4m
[速水]
1m
[秋津]
速水 やどり:「……皆さん、お願いします」背負う重みを感じながら、声をかける。レネゲイドに集中を齎す、凛とした声を。
ノーヴェ:「おい速水」 前を向いたまま背中で言う。
速水 やどり:「はい」
ノーヴェ:「気負うなよ」
ノーヴェ:「お前は"支部長だから全部背負わなきゃ"って思ってるのかもしれんし、実際それが支部長の仕事なんだろうが……」
ノーヴェ:「真面目すぎると損するぜ。いざとなったら誰かに責任なすりつけよう、ってくらい気楽にやれ」
ノーヴェ:「俺みたいな不良とかにな!」
速水 やどり:「……はい、働きに期待しています、"ノーヴェ"!」一際強く、ノーヴェ君に声を届ける。
速水 やどり:行動終了後、次のイニシアチブプロセス。Dロイス「触媒」に使用を宣言したいです。
GM:ヒューッ、いいでしょう。使え!
速水 やどり:対象はノーヴェ君! お願いします!
ノーヴェ:ウェイウェイ!
ノーヴェ:では行動します。まずはマイナーで戦闘移動して、トルーパーズと松村パパのエンゲージへ。
["レコルダーレ"/羽根野モエ/"クライェル"]
10m
["インジゲイト"松村義彦/Cトルーパー決戦仕様1/2/ノーヴェ]
5m
[鷲尾/天城]
4m
[速水]
1m
[秋津]
ノーヴェ:コンボ『六合壊神衝』。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《クレイジードライヴ》《バリアクラッカー》《獅子奮迅》。
ノーヴェ:トルーパー1・2とインジゲイトパパを殴ります。
GM:来たな……! 判定どうぞ!
ノーヴェ:130%を超えたのでダイスが1個増えるぞー
ノーヴェ:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,6,7,9,9,9,9,9,10]+10[1,3,3,5,5,10,10]+10[8,10]+10[1,9]+1[1]+4 → 45
鷲尾瞳:クリティカル値!
ノーヴェ:!
ノーヴェ:6か……!
ノーヴェ:というかこれ、アドヴァイスのダイスも増えてないじゃん! 振り直します。
GM:なおしたまえ!
ノーヴェ:24dx6+4
DoubleCross : (24R10+4[6]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,5,6,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,4,6,7,8,9,10,10]+10[3,4,7,9,9,10]+10[3,5,10,10]+5[2,5]+4 → 49
ノーヴェ:ヤッ
GM:トルーパーは高速振動ブレードでガード。《球電の盾》に加えて、さらに決戦仕様の切り札、《電磁障壁》! ガード値を+4d+10します
松村義彦:こちらはリアクションなし。突っ込んでくる君の攻撃を静かに見据えている
GM:ダメージどうぞ!
ノーヴェ:ウェポンケースからアームドスーツを装備します。行動値-2になって、攻撃力を+3。
GM:早着替え
ノーヴェ:5d10+12+16+12+9+18+32+3 装甲とガードを無視。
DoubleCross : (5D10+12+16+12+9+18+32+3) → 12[1,2,1,2,6]+12+16+12+9+18+32+3 → 114
ノーヴェ:うわダメージひっく!
鷲尾瞳:あっノーヴェ君
ノーヴェ:なんだい
鷲尾瞳:今着ると敵が生き残った時行動順変わっちゃう!
ノーヴェ:ムムム
ノーヴェ:そうか。着なければ松村パパが動く前にもう一度動けるんだな……
鷲尾瞳:まあ死ぬだろうから良いか
ノーヴェ:すみません、じゃあ早着替えはしません。ダメージは111!
ノーヴェ:3の差が命運を分ける事は、多分あるまい……
GM:ちょっとまってね
GM:トルーパーはダメージ適用直前、《電磁バリア》を相互に使用。被ダメージを1d+6減少。
"クライェル":《隆起する大地》+《浮遊する大地》。範囲へのダメージを3d+18軽減する
GM:しかし、装甲とガードが抜かれるか……減少ダメージを算出します。
GM:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 10[10]+6 → 16
GM:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 10[10]+6 → 16
GM:笑うわ
GM:3d10+18
DoubleCross : (3D10+18) → 22[8,4,10]+18 → 40
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+21した(侵蝕率:133->154)
GM:いやー、この流れだと万一があると思ったがなかったか。56軽減して55点だと、トルーパー2体はこれでスクラップになります
GM:40減らして71点受けて、松村義彦は生存。まったく無事。
ノーヴェ:ホッ
ノーヴェ:「お前らの動きは一度見てる」 速水が号令を出した時には、もう敵陣に飛び込んでいる。
ノーヴェ:「デラックス版だろうがなァ!」
ノーヴェ:アームブレードと体術で旋風のように蹴散らす。ザコには目もくれず、
ノーヴェ:"インジゲイト"を叩き伏せるべく迫る。
"クライェル":「うひいい! 止めろ止めろ! 僕の兵器をなぁ!」 設備に仕込んでいた因子を総動員して、道具や機材を念力じみた動きで飛ばし、君を止めようとするが……
松村義彦:「……」 対してその男は静かに、ただ待ち受けるように拳を構えている
ノーヴェ:右のブレードを振る。狙いは首元……と見せかけて、
ノーヴェ:本命は左の掌打。一撃で内臓破壊を狙っている。
松村義彦:首への斬撃を無駄ない距離を引いて躱し、足を僅かに動かす。
松村義彦:その動きだけで、"クライェル"によって飛ばされてきていたスパナを蹴り上げ、君の拳を下から僅かに殺しつつ、更に横合いから腕を打って打点を逸らす。
松村義彦:命中はする。だが狙い通りの打撃にはならない。 「……私も」
松村義彦:「君の動きは見ていた。訓練のそれではあり、今の君とは比べるべくもないが」
松村義彦:「対応は可能だ」
GM:そして、打撃を的中させた君は分かるだろう。手応えはあった。確かに一撃を入れられた。
GM:しかし同時に、手応えがない。自らの発揮した威力に対し、相手の反応が薄すぎる……それは、表情等ではなく、身体の殴り具合で分かることだ。
GM:この男は、外見をはるかに超える耐久力を得ているのかもしれないと推測できる――あるいは、ジャームとしての力によって。
ノーヴェ:「そうかい、そうかい」
ノーヴェ:「"正しさを示す"」「"全員割って通る"とか言ってたなァ」
ノーヴェ:「ちょこっとだけ気に入ったぜ松村義彦。あそこで日和るような悪党だったら興醒めだった」
"クライェル":「ヒイイィィ……嘘だろ……僕の兵器が……」
"クライェル":「……全滅? 一人の手で? ふっ、ふざけんなよ……! 決戦仕様だぞ!?」
ノーヴェ:「不退転の決意があるのはわかった。だからこそ聞いといてやる」
ノーヴェ:「ガーデになんか伝言は?」
松村義彦:「ない」
ノーヴェ:「だよなァ~~! くっははははははッ!」
ノーヴェ:「気に入ったぜェ! ブッ殺す!」
松村義彦:無駄な口を叩く必要なしと、距離を取って拳を構え直す。スーツが多少汚れ、裂けているが、先の一撃を受けてまったく健在であり……小揺るぎもしない!
GM:ではイニシアチブを進めましょう。秋津くんの手番だ
鷲尾瞳:行動値が同じだから
鷲尾瞳:選ぶことが出来るのだ!私から行きます
GM:それもそうだな……来い!
鷲尾瞳:マイナーで戦闘移動。ノーヴェ君、松村パパのエンゲージへ移動。
鷲尾瞳:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
GM:あ
鷲尾瞳:む?
GM:ご、ごめん……イニシアチブ行動していい? 一発攻撃受けたので……ちょっとだけ。行動割り込みとかじゃないから……
鷲尾瞳:どうぞどうぞ
ノーヴェ:瞬間退場かな?
GM:ありがとう!
松村義彦:イニシアチブで《バーサークセルフ》。暴走し、命中ダイスを+2。
松村義彦:さらにこの暴走により《野蛮なる本能》《拒絶領域》が起動。攻撃ダメージを常時+10しつつ、被ダメージを-15します。
鷲尾瞳:キレてる!
ノーヴェ:めちゃくちゃキレてるじゃねーか
GM:一撃を食らって火が入ったのだ。その拳を起点に、空間が歪む。
GM:以上! 改めて手番どうぞ! ごめんね!
鷲尾瞳:OK!《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》で攻撃します。
GM:判定どうぞ!
鷲尾瞳:肉体6にDB3に放心-2、アドヴァイスで+8
鷲尾瞳:15DX6+9
DoubleCross : (15R10+9[6]) → 10[1,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,9,9,9,10]+10[1,1,2,2,3,4,5,5,6,10,10]+5[1,3,5]+9 → 34
鷲尾瞳:振るわないな……!C6なのに!
GM:暴走中です。ダメージをくれ!
鷲尾瞳:行きます
鷲尾瞳:4d10+63+18+32
DoubleCross : (4D10+63+18+32) → 37[10,10,7,10]+63+18+32 → 150
鷲尾瞳:装甲無視です!
鷲尾瞳:103つ出てるw
GM:ヒェ……《拒絶領域》でダメージ-15し、135点
ノーヴェ:俺のダイス運が吸われたw
GM:だが生存しています。まだまだHPはあるぞ……攻撃する演出をすればなにか分かるかもしれない。
鷲尾瞳:まだあるの!?
速水 やどり:なんたるタフネス……
天城康介:純然たるタフネス…
鷲尾瞳:「ノーヴェ一人なら対応できても、二人なら……!」
鷲尾瞳:「はああああ!」
鷲尾瞳:ノーヴェが雑兵を蹴散らすのに一拍遅れて、"インジゲイト”へ飛び込む。
鷲尾瞳:城塞を一太刀で両断する、怪物殺しの剣を躊躇うこと無く全力で振るう。
松村義彦:瞳ちゃんが切り込んでくる方角へ、腕を振るう。重力波が迸る。
松村義彦:攻撃、に至るほどのものではない。だがそれは君の最善の斬撃を乱し、彼に受けさせる猶予を与える。
GM:光を吸収する漆黒の拳が、その斬撃を掴んで止める。
GM:刃に斬られたその手が、ボタボタと血をこぼす。だが、振り下ろした刃が致命点に至る前に。
鷲尾瞳:訓練通りのわかりやすい、しかしこれ以上無いほど鋭い一撃。剣圧で周囲の瓦礫と地面が裂かれ、風景が加工された写真のように変わる中
GM:剣への打撃。同時に後方への跳躍。剣圧を『踏む』かのような身さばきで、間合いを取り直す。
鷲尾瞳:「……"インジゲイト”……。人であれば、今の一太刀を受けれるはずがありません」
鷲尾瞳:「貴方は本当に……」
松村義彦:「自明だろう。そして無意味だ」 確かに与えた斬撃の傷は、ぶつぶつと泡立ちながら塞がっていく。裂けたスーツだけが、君の攻撃が現実だったことを物語る
鷲尾瞳:やはりガーデの直感は正しかったのだろう。"インジゲイト”松村義彦は既にジャーム化している。
松村義彦:「人間でなかろうと。俺の中に炎が在る。ならば為すべきことを為すために、砕いて、砕いて、道を作るのみ」
鷲尾瞳:「貴方の心無い言葉を聞いても、ガーデさんは、父である貴方を好いていました。またかっこいいところを見せてほしいと言っていました」
鷲尾瞳:「……彼女の願いを叶えられないことが、残念でなりません」
鷲尾瞳:「貴方が進む道は我々が断ち切ります。世界の盾が」再び剣を向けながら告げる。
鷲尾瞳:秋津くんあとは頼む!
松村義彦:「親に媚びいるような動きなど、鳥だってして見せる」
松村義彦:「取るに足らんな」
GM:……二度の打撃を、しかも常識であれば人間に耐えられるはずもない打撃を受けた彼は、未だ揺るぎなく屹立する。
GM:その姿は間違いなく……ジャームの妄執による耐久力だ。
GM:
◇ "インジゲイト"松村義彦について
Eロイス《覚醒する世界》を7個持ち、最大HPが+210されています。
ただし、この《覚醒する世界》は"レコルダーレ"の存在によるものなので、彼が破壊されるとこれら全てが失われ、HPも-210されます。
この時HPが210以下だった場合、即座に戦闘不能になります。
GM:
鷲尾瞳:+210!
天城康介:ヒェーッ
ノーヴェ:ほうほう
秋津湊:よし、では行動するぞ……
鷲尾瞳:あ!侵蝕10上がって137です!
GM:上げてね!
秋津湊:まず《異世界の因子》で《ライトスピード》を取得します。
GM:来たな……
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5した (侵蝕率:122->127)
秋津湊:「この状況、速攻しかないね」「じゃあ、やるか」
秋津湊:「頼むよ、カナエ――甦れ」
秋津湊:マイナーで《ライトスピード》を使用、メジャーアクションを2回行います
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5した (侵蝕率:127->132)
秋津湊:メジャー:コンボ『死と再生』
秋津湊:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》 対象は松村さん
GM:判定どうぞ!
秋津湊:(5+4+6+8-2)dx6+9 <射撃>
DoubleCross : (21R10+9[6]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,4,5,6,7,7,9,10,10]+10[6,6,7,8,10,10]+10[2,6,7,8,8,8]+10[1,3,4,8,10]+5[4,5]+9 → 64
GM:コンセで-4、アドヴァで-1、ライスピで+1のC値か……!
松村義彦:暴走によりリアクション不可。ダメージどうぞ。
秋津湊:7d10+4d10+31+32+18 諸々有効
DoubleCross : (7D10+4D10+31+32+18) → 41[9,6,3,5,3,8,7]+30[9,10,8,3]+31+32+18 → 152
秋津湊:死ね!!
GM:ナニコレ……
GM:《拒絶領域》でダメージ-15。装甲値が8なので23軽減して129。生存です。
秋津湊:はぁ~!?
秋津湊:じゃあ、もう一回殴るよ! 死んでくれ!
秋津湊:メジャー:コンボ『死と再生』
GM:判定どうぞ!
秋津湊:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》 対象は松村! 死ね!
秋津湊:(5+4+6-2)dx7+9 <射撃>
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,3,3,3,4,4,4,5,6,7,8,9,10]+10[6,7,9,10]+10[3,3,9]+1[1]+9 → 40
松村義彦:暴走によりリアクション不可。ダメージどうぞ!
秋津湊:5d10+4d10+31+32+18 諸々有効
DoubleCross : (5D10+4D10+31+32+18) → 10[1,1,1,2,5]+18[9,2,2,5]+31+32+18 → 109
羽根野モエ:《波紋の方陣》
ノーヴェ:えぇ・・・
秋津湊:死ねよてめ~~~!!
速水 やどり:使ってくるのかよぉ~ッ!
秋津湊:バーカ! 死ね!
羽根野モエ:9d10
DoubleCross : (9D10) → 42[9,1,6,8,1,7,3,1,6] → 42
秋津湊:死ね!
天城康介:ヘイトの たかまりを かんじる!
GM:《拒絶領域》、装甲でのべ65軽減して44点。生存です。
秋津湊:生存ですじゃねーんだよ!!
GM:《波紋の方陣》がなければ死んでた……
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5した (侵蝕率:132->137)
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5した (侵蝕率:137->142)
秋津湊:死んでろ!
ノーヴェ:本当にキツいなこれ
秋津湊:えーっと、ちょっとまってね……
秋津湊:よし、頑張ろう
秋津湊:――つまるところ、秋津湊の能力は一体何であるのか。
秋津湊:エグザイルには様々なエフェクトを解析し、自ら使用できるエフェクトが存在する。
秋津湊:レネゲイドの挙動の観測、解析、模倣だ。
秋津湊:今の変貌した世界ではいわゆる――魂と呼ばれるものもある種のレネゲイドとして観測出来るともいえる。
秋津湊:つまり、秋津湊に宿るのは。
秋津湊:無数の死者の魂だ。それが一人の人間の体に封入されている。
秋津湊:既に攻撃準備は終えて、高速戦闘用の肉体に変質している――かつて、自分が殺した実験体の少女の能力。
秋津湊:ノーヴェと“マクガフィン”に気を取られている隙に、いくつもの弾丸を“インジケイト”へ発射している。
秋津湊:弾丸は命中し、そして――
秋津湊:「メイ、マサキ、ユウヤ、イクミ」「――甦れ」
松村義彦:「……!!」 接近戦の最中、その銃弾は命中した。今まで何度もあったように、弾丸は発芽し、その身体を喰らい尽くす
秋津湊:着弾した骨には彼らの魂の挙動が乗せされている、そしてそれは命令どおりに――“インジケイト”の体を食らって再生しようとする。
GM:……だが、君の想定よりわずかに。わずかに、再生が遅い。
羽根野モエ:先ほど攻撃の際に振るわれた手を組み、指をひらひらと揺らしている。これにより発生した真空の刃が、秋津くんの弾丸を着弾前にいくぶんか損傷させていた。
羽根野モエ:「……思わず手出ししちゃったんですけど」
羽根野モエ:「支部長さんを抜くつもりなの、君たち!? やばいなあそれは……すっごく!」
羽根野モエ:実際、その額には冷や汗が滲んでいる。ここまでの攻勢は予想できていなかったのか
秋津湊:「きみは邪魔だ」
羽根野モエ:「あたしも必死なんです! 報酬がかかってるんですからね!?」
秋津湊:「はっきり言って不愉快だね、誰も彼もが真剣な中で――命を賭ける覚悟をしているのに」
秋津湊:「まだ、その程度の話をしている」
松村義彦:「……良い防御だった」 その身を喰らい、蘇ろうとしていたものを全て、その力で圧殺している
羽根野モエ:「何とでも言ってください! あたしには病気の両親と兄弟姉妹とおじいちゃんおばあちゃん叔父さん叔母さんその他一族郎党……」
秋津湊:「黙ってろ、不愉快だ」
羽根野モエ:「……がいたりいなかったりして、ほしいんですから、お金! こっちも必死ですよメチャクチャ!」
羽根野モエ:「そ、それならこっからいなくなればあたくしのお喋りも耳にせずに済むのでは……!?」
松村義彦:「……惑わされるな。そのまま続けろ」
松村義彦:拳を構え直す 「さあ」
松村義彦:「俺はまだ立っているぞ」
松村義彦:その姿勢に乱れはない。ただ、再生が間に合っていない。傷は重なっている。
GM:というわけでイニシアチブを進めましょう。ノーヴェくんの手番ですが、どうする?
ノーヴェ:待機します。単体で松村さんを殴ってもいいんだけど・・・
ノーヴェ:天城くんがもし落としてくれれば、待機手番でレコメイド達を獅子奮迅できる。
ノーヴェ:「マジでムカつくな。あのメイド」
ノーヴェ:「絶対殴る。顔面陥没するまで殴ってやる」
GM:OKです。では先に"クライェル"が動く……うーん
ノーヴェ:「頼むぜ~……」 天城の動きに合わせるため、ギリギリまで気を伺う。
鷲尾瞳:「……」いつもなら暴言になにか小言を言っているところだが、今回は黙っている
GM:まあ攻撃だよな。リニアキャノンで砲撃します。マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《スタンボルト》+《空間歪曲射撃》
GM:対象はやどりちゃんだな。殴り返してこなさそうなので……
速水 やどり:かかってこいや
GM:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,4,8,9]+10[9,10]+10[6,8]+6[6]+4 → 40
ノーヴェ:しょ、小心者!
GM:何をハッスルしているんだ……
GM:リアクションどうぞ! ただし
GM:ガードの場合はガード値-5、ドッジの場合はドッジダイス-2個です
速水 やどり:放心と合わせてドッジ不可。素手でガードします。
GM:手で受け止めてくれ! ダメージ出します
GM:5d10+8
DoubleCross : (5D10+8) → 26[1,7,5,6,7]+8 → 34
GM:命中したら放心だけど、もうなってるね!
速水 やどり:死! 秋津君のロイス切って復活します!
"クライェル":「くそっ、クソクソ……あのメスガキだ……!」
"クライェル":「ただ強いってだけじゃない。あのメスガキが口を挟んでから動きが変わってる……俺ほどじゃないが優秀な指揮官なんだ……」
"クライェル":「なら」 中央の装置から砲口が生えて、やどりちゃんを狙い、撃つ 「そっから叩くだろ!」
速水 やどり:「……っ、っ……!」砲弾をまともにうけ、吹き飛ぶ。それでも、弱音は、悲鳴は押し殺す。
"クライェル":「相手にやられたくないことをやるのが戦術の基本だ! ヘヘヘ! エッヘヘヘ!」
"クライェル":「……"インジゲイト"! それにクソメイド! 下っ端はとっとと下っ端を片付けろよォ!」
羽根野モエ:「え、えぇー。"レコ"さまが一番大事だからちゃんと守るってことにしたじゃないですか……さっきの手出しがギリギリですよ」
松村義彦:「……お前に命令を下される筋合いもない」
松村義彦:「……アレをやるぞ」 拳を握り込む
GM:松村の手番です。
鷲尾瞳:どうぞどうぞ
松村義彦:マイナーでコンボ:昇極 《破壊の爪》+《歴戦の獣牙》 素手の攻撃力を35に変更します
ノーヴェ:あっ、白兵キュマイラだ
鷲尾瞳:歴戦の獣牙は渋い
松村義彦:メジャーでコンボ:極打 《コンセントレイト:バロール》+《漆黒の拳》+《暴君の鎚》+《獣の力》+《獣王の力》+《黒星の門》
GM:装甲値無視のシンプルな攻撃です。加えて、何らかのバステを受けている場合威力を+12します。
"クライェル":そこへHPを20消費し《拡散する世界》を使用。この攻撃を 射程:視界 対象:シーン(選択) に変更します。
鷲尾瞳:しょうが無いなあ
秋津湊:天城くん!
ノーヴェ:うげー
天城康介:切り時かな。
ノーヴェ:時!
秋津湊:今がその時!
鷲尾瞳:助けて~
速水 やどり:時だぜ!
GM:もちろん対象は君たち全員! だが……?
天城康介:《隠された世界》。その攻撃、対象:単体として、再度誰を対象にするか選んでください。
GM:なんてやつ! でもこれ、この記述だと射程:視界は残るんだな……w
天城康介:そうなりますね…。
天城康介:へいへい、こちらはロイスがあと5枚あるぜ…。
松村義彦:誘われちゃしょうがねえな……天城くんを殴りに行きます。
天城康介:ヤッター!
松村義彦:悦ぶかよ!
松村義彦:25dx7+9
DoubleCross : (25R10+9[7]) → 10[1,2,2,2,2,3,3,3,4,5,5,6,6,6,6,7,7,7,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,3,4,5,7,7,9,10]+10[3,3,7,10]+10[3,8]+5[5]+9 → 54
松村義彦:リアクションどうぞ
天城康介:ガードしておきます。焼け石に水ではありますが。
天城康介:あ、放心受けてるのでダメージブーストが適用されます。
松村義彦:6d10+65+12
DoubleCross : (6D10+65+12) → 34[1,9,5,8,6,5]+65+12 → 111
松村義彦:装甲値無視です。
天城康介:固定値ィ!
天城康介:死ぬ!湊くんのロイスをタイタス化、昇華して復活!
天城康介:あと、エフェクト分の侵蝕上昇も。
天城康介:1d10+124
DoubleCross : (1D10+124) → 6[6]+124 → 130
"クライェル":「いや、あれは僕もメッチャつらいから最後の手段に……」
松村義彦:「今が『最後』だ。局面を弁えろ……やれ!」
松村義彦:その拳に宿る、光すら歪曲させる重力が、急速に強化される。君たち全員が、その『重さ』を感じる。
天城康介:その『重さ』が、5人のオーヴァードを捉える。その寸前。
天城康介:「……させる」
天城康介:常に、己の胸に秘めているものが。
天城康介:「もんか……!」
松村義彦:「……因果、絶叫。俺の拳は全てを砕いてきた。今も」
松村義彦:「それを、見……!?」
天城康介:己を縛るモノが、溢れ出して。
天城康介:
天城康介:建物が、人が、何もかもが崩れ、燃えている。
天城康介:巨大な昆虫のような何かが、人々を殺し尽くしている。
天城康介:怪物に対峙する者、既に倒れた者、瓦礫の下で泣き叫ぶ少年。
天城康介:―そんな光景の中に、自分たちだけが。”インジケイト”と”モノケロス”だけが、立っている。
松村義彦:「…………」
天城康介:「……ああ、そうだ。これが、俺の」
天城康介:「俺の、はじまりだ」
松村義彦:「……貴様は、何だ。何処から来た。何を為す。何故ここにいる」
松村義彦:「『お前だけが』。まったく想定外の存在だった。"ノーヴェ"、"リトル・ライト・ブルー"。"カタコンベ"……"マクガフィン"までも」
松村義彦:「想定し、計算していた。この計画の、敵として。……お前は、何なんだ?」
天城康介:「……そんなの、決まってる」
天城康介:光を歪める拳に応じるように、螺旋槍と化した右腕の切っ先を、真っすぐ向ける。
天城康介:「俺は、他の何にもなれない俺のまま」
天城康介:風景が、薄れてゆく。
天城康介:「今この時を必死に生きる、ただの、人間だ……!」
天城康介:…というわけで、このままこちらの手番、頂いてよいでしょうか…!
天城康介:(描写はクロスカウンター気味に)
GM:いいぞ! 判定は通常通りに進めるけどね!
天城康介:はーい!
天城康介:というわけで、松村さんからの攻撃に対してはタイタス昇華で復活して処理は完了しています。
天城康介:マイナー、戦闘移動。通常は5mですが、《縮地》で敵前衛と後衛の中間地点へ。
天城康介:メジャー、射程5mの素手で松村さんに攻撃。
GM:来い
天城康介:■トルネード・スタブ(侵蝕+7)《C:キュマイラ/獣の力/獣王の力》
天城康介:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,5,5,6,6,6,6,8,8,9]+10[3,9,9]+2[1,2]+4 → 26
天城康介:低い!だがリア不なのでダメージ算出へ。
松村義彦:暴走状態だ。リアクションはない。ダメージどうぞ!
天城康介:3d10+51+32
DoubleCross : (3D10+51+32) → 11[1,5,5]+51+32 → 94
天城康介:装甲有効、94点。
天城康介:び、微妙…!
GM:ハーッ、ハーッ……
羽根野モエ:《波紋の方陣》
天城康介:だよな…!
羽根野モエ:9d10
DoubleCross : (9D10) → 53[4,7,4,5,6,3,6,8,10] → 53
GM:ぐぐぐっぐぐg
GM:無理です。戦闘不能になります。
天城康介:や、やった…!では演出は軽く。
天城康介:現実ではない何処かでの衝突は、一瞬のこと。
天城康介:周囲の風景が、これまでと同じ地下空間に戻った、その時には。
天城康介:「……されて嫌なことをする、か。なるほどな」
天城康介:つい先ほど、彼の妻にそうしたように。
天城康介:「確かに、こいつは、効きそうだ」
天城康介:重力場に、甲冑の左半身を砕かれながら。”インジケイト”の腹部を、螺旋槍が深々と抉っている。
天城康介:―傍から見れば。二人の姿が一瞬消えた直後、このような状態で再出現した、と映るだろう。
羽根野モエ:そして、彼女はその再出現の瞬間を見逃さず、天城くんの攻撃に風の衝撃を与え、ダメージを大幅に軽減していた。
松村義彦:だが
松村義彦:「……がはっ」 その身体は崩れ落ちる。君に貫かれ、どさりと
松村義彦:「……俺は、まだ」
松村義彦:「為していない。この世界から、嘘偽りの盾を」
松村義彦:「偽りの喜びも、偽りの愛も、抱く事のない……世界を」
松村義彦:「俺は」
松村義彦:血を吐き、動かなくなります。戦闘不能です
天城康介:「……背負いきれないもんは、背負える奴が背負えばいい。それが、人間ってもんじゃないのか」
天城康介:ずるりと、血まみれの螺旋槍を抜きながら。そう、応えの返ってこない問いを口にして。
天城康介:「……道は拓いたぞ、ノーヴェ。やりたいように、ぶちかましてやれよ」
羽根野モエ:「……えっ」
"クライェル":「ど……どうするんだよ"インジゲイト"!? お前が倒れて!?」
"クライェル":「敵が……敵が来ちゃうだろ!?!?」
羽根野モエ:「え、マズいな。ホントに旦那様が負けちゃうなんて。あはは、どうしよう……たしかに来るな」
羽根野モエ:頭上のブラウン管テレビを見て 「……はあひどい。やれるだけやんなきゃだ」
ノーヴェ:これはノーヴェの手番でよろしいので!
ノーヴェ:待機してるから、正確には行動値0のレコさんがいるけど……。
GM:あ、そうだね! その通りです。天城くんの手番が終わり
GM:"レコルダーレ"は能動的な行動を取れません。待機しているノーヴェくんの手番です。
ノーヴェ:よしよし。
ノーヴェ:マイナーで戦闘移動します。レコ・モエ・クライェルのエンゲージへ。
ノーヴェ:コンボ『壊神衝』。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《クレイジードライヴ》《獅子奮迅》。対象は3人。
ノーヴェ:バリクラがあれば最高だったんだけどな……品切れだ。
GM:全力だな……来い!
ノーヴェ:16dx7+4 アドヴァイスは切れてるので元通り。
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,4,5,5,6,7,9,9,9,9,10]+10[3,3,5,6,10,10]+10[1,10]+10[8]+2[2]+4 → 46
ノーヴェ:ん、んんー
鷲尾瞳:女神!
速水 やどり:《勝利の女神》Lv3。
速水 やどり:達成値+9です。
ノーヴェ:達成値は55かー
速水 やどり:侵蝕+4して131。
ノーヴェ:作戦会議をするので、ちょっと待ってください
GM:あたし待~つ~わ
ノーヴェ:仕方がない。瞳ちゃんのロイスを切ります。
GM:ヒッ
ノーヴェ:YEロイス。この攻撃に対するリアクション値を0に。
GM:じゃあどうしようもないです。実はガードできるやつもいないんだよな……
"クライェル":《領域の盾》。羽根野モエにカバーリングさせます
ノーヴェ:バリクラがないから、ガードされると本当に困る……
鷲尾瞳:断れ!
秋津湊:ハヌマーンにはガードエフェクトはない!
GM:断らないんだよな! ダメージどうぞ。
ノーヴェ:ウェポンケースからアームドスーツを装備します。行動値-2になって、攻撃力を+3。
ノーヴェ:6d10+12+16+12+9+18+32+3 装甲有効、ガード値を-5。
DoubleCross : (6D10+12+16+12+9+18+32+3) → 32[9,2,7,3,5,6]+12+16+12+9+18+32+3 → 134
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+17した(侵蝕率:154->171)
羽根野モエ:《空蝉》。算出されるHPダメージを0にします
"レコルダーレ":こっちは無情にもぶち壊される。HPは10、装甲2でした。
羽根野モエ:が、戦闘不能直後に《救済の調べ》を使用。HP1で復活します
GM:処理は以上
鷲尾瞳:「ノーヴェ」駆け出す前に、君の背に向かってつぶやく。
鷲尾瞳:「貴方は無茶をしやすい性分ですし、本当は、UGNチルドレンとして、止めるべきなのかもしれませんが」
鷲尾瞳:「彼女には、私も貴方と同じ感情を抱いています」
鷲尾瞳:「私の分も、お願いして構いませんか」
ノーヴェ:「ほう?」
ノーヴェ:「珍しいなおい。いいのかよ鷲尾」
ノーヴェ:「優等生だろお前は。俺みたいになっちまうぞ」
鷲尾瞳:「成りたくても、貴方のようには成れません。……私だって」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンだって、偶には怒ります。例えば、好きな相手が何度も馬鹿にされたり、友人が傷つけられたりしたら」
鷲尾瞳:「……そういう女性は、嫌いですか?」
ノーヴェ:「ああ? 男も女も関係ねーだろそんなのは」
ノーヴェ:「ムカついた時にムカついたって言える奴が好きだぜ。"畑のこやしにされても文句は言えないんですよ"――とかな」
ノーヴェ:「だからよう。おい鷲尾!」 瞳ちゃんの剣をパクります。
ノーヴェ:「その頼み聞いてやるよ!」
鷲尾瞳:「べ、別に。あの時は怒っていたわけでは……あっ」
鷲尾瞳:気づいたときには腕の中からするりと剣を取られている。
"クライェル":「ヒッッ」
ノーヴェ:「ブッッッッ」
ノーヴェ:「殺す!」 そのまま敵陣に飛び込む。
"クライェル":「駄目だ駄目だダメダメ殺される殺される殺されるああぁぁぁ!!!」
ノーヴェ:クライェルにはアームブレードの一撃。モエには両の拳による打撃。
羽根野モエ:「ああもうマジで大人しくしててくださいよ!? 話し合ってたとーりに時間を稼ぎます!」
ノーヴェ:そして"レコルダーレ"に純白の剣を突き立てる。すべてを一瞬で行った。
羽根野モエ:それと同時に、情けない悲鳴を上げる"クライェル"を背に、メイド服の女は手元が歪むほどの気流を帯びて、腕を振るう
羽根野モエ:風圧で"クライェル"を吹っ飛ばし、自身は爆発的・局地的な突風でその拳をギリギリでいなし、
羽根野モエ:"レコルダーレ"への攻撃は、中核のみを風の防護壁で守り通した。
"レコルダーレ":ガザザッ 『極めて大規模な』『破壊活動』『検知されました』『存在が危ぶまれています』 無機質な放送音声の組み合わせが流れる
羽根野モエ:「ハァ、ハァッ……こ、これが本気の切り札(ラストマニューバー)なんだよね、あたしってば……デキる女なので!」
羽根野モエ:実際、刹那に君の攻撃を見切り、それに風の力のみで対抗せしめた。凄まじい出力であり……当然、オーヴァードへの負荷も高いと見れるだろう。
羽根野モエ:「さあそこのワイルドなイケメンさん!? そんなあたしとまだやり合います!?」 だらだらと汗を流しながら、それでも笑って君を見る
ノーヴェ:「カネ。カネ。カネのためか……」
ノーヴェ:「悪くはないはずなんだがな。どうにもお前の事は気に食わねえ」
ノーヴェ:「藤方も大砲女も松村も戦場に立っていたってのに、お前だけは」
ノーヴェ:「水族館のガラスの向こうからのんびり眺めてるような感じがする」
羽根野モエ:「水族館のガラス越しにこんな頑張っちゃうオンナいますぅ!?」
ノーヴェ:「次だ」
ノーヴェ:「次で殺す」
羽根野モエ:「え、エヘヘ……やっぱりまだやるんですね……」
羽根野モエ:「いやーこれ以上は……あたくしもジャーム化するわけにゃいかないんだけどなあー……」
ノーヴェ:鷲尾から奪った剣は風で弾かれた。結果的に、もとの持ち主のすぐ側の地面に突き刺さっている。
鷲尾瞳:再び剣を取る。「……ありがとうございます。ノーヴェ」ほんの一瞬だったはずだが、柄に残ったノーヴェの熱を感じながら。
[27]羽根野モエ
[08][侵蝕131/昇華2] 速水 やどり
[07][侵蝕142/昇華3] 秋津湊
[07][侵蝕137/昇華2] 鷲尾瞳
[06][侵蝕171/昇華1] ノーヴェ
[06]"クライェル"
[00][侵蝕137/昇華2] 天城康介
[00]"レコルダーレ"
セッション八日目
どどんとふ:「秋津湊」がログインしました。
どどんとふ:「ノーヴェ」がログインしました。
どどんとふ:「速水 やどり」がログインしました。
どどんとふ:「天城康介」がログインしました。
どどんとふ:「鷲尾瞳」がログインしました。
■ROUND-03
■ OA町 第三発電所 中枢
["レコルダーレ"/羽根野モエ/"クライェル"/ノーヴェ]
5m
[天城]
5m
[鷲尾]
9m
[速水]
1m
[秋津]
GM:(綺麗に散りやがって…)
GM:それではセットアップです
天城康介:どの道行動が最後なので、再び《フルパワーアタック》。
天城康介:侵蝕は141へ。
羽根野モエ:《限界突破》。《波紋の方陣》をこのラウンド中2回使用できます
鷲尾瞳:なにもないですわ
秋津湊:ないよ
ノーヴェ:加速装置は使っても意味なし。無しです
速水 やどり:……天城君へのロイスをSロイスに指定したいです。
GM:許可します。Sロイス……大事にするんだよ
天城康介:こちらはOKです。
速水 やどり:Sロイスをタイタス化して昇華。モードは「再起」。《常勝の天才》の使用回数を回復させます。
GM:ギヤーッ!?
速水 やどり:そのまま使用。
速水 やどり:《常勝の天才》Lv8。シーン内のPCのラウンド中火力+32。
速水 やどり:侵蝕+6して137まで。
GM:すれ違って肩がカスッただけで殺されそう
鷲尾瞳:やどりちゃん……あんたは最強の支部長や……
ノーヴェ:やどりちゃんもこれで昇華3個めか
速水 やどり:「……」前にいる人影を見やる。鎧の半身を砕かれて、なんとか立っているその影を。大切なひとを。
天城康介:「……ああ、大丈夫。たとえ、何かに押しつぶされそうでも、背負ったものが重すぎても」
天城康介:「やどりが、前を。先を。未来を見てる限り。俺は、お前の、味方だ。だから」
天城康介:「言ってくれ。俺が、俺たちが、どうすべきかを」
速水 やどり:「負けないで……!」ほんの僅か震える声が、戦場に響く。
天城康介:で、ここでやどりちゃんのロイスをSロイスに指定したく。
GM:許可しましょう! SSしていけ!
天城康介:ありがたい!こちらからは以上で。
羽根野モエ:「ねえアッチあれだけ暴れといて攻撃の手全然緩める感じないんですけど! 起動までの時間短くなんないの!?」
"クライェル":「知るか! 口出すなよ傭兵風情、今から手なんて入れたら余計に時間がかかる! オマエはオマエの仕事しろよ!!」
羽根野モエ:「信頼が重すぎませーん!?」
GM:という訳でイニシアチブに移っていきましょう。まずはこちらが動きます
羽根野モエ:《スピードフォース》で行動します。あんまり意味はないけど……マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》+《音速攻撃》+《さらなる波》+《疾風剣》+《ブレインシェイク》+《吠え猛る爪》+《超振動閃》+《鉄風乱舞》+《風鳴りの爪》+《大裁断》+《かまいたち》+《浸透撃》+《疾風迅雷》
羽根野モエ:おっと、《かまいたち》は抜きます。なんせ一番近くの最大脅威を狙うからね! 対象はノーヴェだ!
鷲尾瞳:ノヴェ!
ノーヴェ:ん、んんー
羽根野モエ:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,1,1,4,5,5,6,7,8,9,10]+10[1,6,8,10]+10[2,8]+10[9]+3[3]+1 → 44
鷲尾瞳:カバーできん!
GM:これくらい出るよなぁ……?
GM:ドッジ・ガード不可、装甲無視です。ダメージが出ます
ノーヴェ:まあどうしようもない。前ラウンドの流れ的に、ノーヴェだけ突出するのはわかってたしな
ノーヴェ:ダメージをどうぞ。
GM:5d10+34
DoubleCross : (5D10+34) → 23[2,3,6,3,9]+34 → 57
GM:放心付与、ラウンド中受けるダメージ+18
ノーヴェ:仮に装甲有効でもこれはダメだなー。落ちます
ノーヴェ:藤方くんのロイスを昇華して復活。
羽根野モエ:膨大な圧縮空気を両手に纏い、手刀めいた鋭さで突き出す。彼我距離は2メートル程であったが、
羽根野モエ:操作された空気圧、放たれる風圧、そしてそれが変じる真空の刃が、君を容赦なく包囲して切り刻む。
ノーヴェ:真正面から受けます。避ければどうせ後方のメンバーに当たる。
羽根野モエ:「これで一人! ……一人、ってカウントして良いですよね?」
羽根野モエ:「あなためちゃくちゃ暴れてたでしょ。まだ戦うのはよろしくなくない? それとも生還者とか呼ばれてるクチですか?」
ノーヴェ:「くはははッ」
ノーヴェ:「お前のクセか? それは」
羽根野モエ:「クセ……?」
ノーヴェ:「"そっちが見逃してくれるなら、こっちも手出しはしませんよ”――――だったなァ、前回は」
ノーヴェ:「いいか。ノーヴェ先生が世渡りのコツを教えてやる」
ノーヴェ:「相手に要求を呑んでほしいのなら」
ノーヴェ:「這いつくばってお願いしろ」 足元のコンクリートを踏み砕き、構える。
ノーヴェ:「もうホント無理なので見逃してくださいとな」
鷲尾瞳:「ノーヴェ……!」
羽根野モエ:「とか言ってあなたみたいな手合いはどーせ這いつくばっても聞いてくれないでしょ!?」 両手を十字に構えて
羽根野モエ:「あたしもどーせ、しませんけどね! そんなことだけは!!」
GM:ではイニシアチブを進めましょう。速水支部長の手番です。どうする?
速水 やどり:マイナーは放棄。
速水 やどり:メジャー。
速水 やどり:《アドヴァイス》Lv8+《弱点看破》Lv6+《戦場の魔術師》Lv3。
速水 やどり:3体の対象のラウンド中火力+18。次のメジャーアクションのダイス+8個、C値-1。
速水 やどり:対象は前ウランドと同じく、秋津君、ノーヴェ君、瞳ちゃん。
GM:ヒェ……
速水 やどり:侵蝕+10して147まで。
鷲尾瞳:毎度毎度本当にありがとうございます
秋津湊:助かる~!
GM:インドぞうでも倒すつもりか
ノーヴェ:この御恩は働きで返します(3回目)
速水 やどり:「敵戦力、残り僅かです。そのまま押し込んで……!」
ノーヴェ:「悪ィなおい。一番支援したいやつを後回しにさせちまってよ」
ノーヴェ:「見てろよ速水。働きで返す」
速水 やどり:「……これが最善ですから。えぇ、お願いしますとも」
"クライェル":「ほら見ろ、やっぱりあのメスガキをぶっ飛ばすべきだったんだ! そんな職人機械なんてどうでも良いんだよ!」
天城康介:「いいんだよ、それで。それでこそ、俺が信じる人だ」
羽根野モエ:「手数を減らすのが先で……ああもう!」 喋りが止まる。来る攻撃を予期している
GM:イニシアチブを進めます。次は秋津くんか瞳ちゃんが同値ですが、どうする?
秋津湊:ワイが先に動きます
鷲尾瞳:秋津くん……頼む
秋津湊:マイナーなし
秋津湊:メジャー:コンボ『死と再生』
秋津湊:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》
秋津湊:対象はメイドさん
秋津湊:「きみは」
秋津湊:「金が目的だったっけ?」
秋津湊:「じゃあ、そこまで頑張るならさ」
秋津湊:「死んでも仕方ないよね」
羽根野モエ:「……そっちだってお金がなきゃ死んでるくせに!」
秋津湊:「きみは最初出てきた時、僕は逃げてもいいって思ったけどそれを選択しなかったね」
秋津湊:「まずは一度目だ」
秋津湊:自分の過去である固定ロイス、グレイヴのロイスをタイタス昇華C値-1
GM:ヒッ
秋津湊:「次に出てきた時は紀子を狙ってたよね、そこでも僕は見逃したよね」
秋津湊:「これで二度目」
秋津湊:紀子のロイスをタイタス昇華してC値-1
GM:ヒェ
秋津湊:「そして、松村さんが倒れた時――きみは逃げても良かったと思うよ」
秋津湊:「でもそれを選択しなかった」
秋津湊:「三度目だ」
秋津湊:松村さんのロイスをタイタス昇華C
秋津湊:C値-1
GM:ヒィ
秋津湊:「これはもう――死に体ってことでしょ?」
羽根野モエ:……途中から、彼女の反応が、おしゃべりが消えていたのは。
羽根野モエ:今から君が為そうとする行いに、全力で抗う覚悟を、備えを固めていたからだろう。
秋津湊:ということでコンセのC7にアドヴァイスC-1、タイタスのC-3でC値3だ
秋津湊:判定します
秋津湊:(5+4+6+8)dx3+9 <射撃>
DoubleCross : (23R10+9[3]) → 10[1,2,3,3,3,4,4,5,5,5,5,5,6,7,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,4,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,10,10]+10[1,2,4,4,4,6,6,6,7,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[2,2,2,3,4,5,6,6,7,7,7,8,8,9,9]+10[1,4,4,5,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,1,4,5,6,7,7,9,10,10]+10[2,2,2,3,4,5,8,8]+10[4,4,5,8,8]+10[1,2,4,5,10]+10[2,4,6]+10[2,6]+10[3]+10[7]+2[2]+9 → 141
秋津湊:やどりちゃん、支援頂戴!
速水 やどり:《勝利の女神》Lv3。
速水 やどり:達成値+9。
GM:エェ!?
秋津湊:ありがとう! これで達成値150だ!
速水 やどり:侵蝕+4して151まで。
GM:《切り払い》+《電光石火》+《居合い》 判定直前に《リミットリリース》 あと《援護の風》+《ウィンドブレス》も自身に
羽根野モエ:20dx9+34
DoubleCross : (20R10+34[9]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,5,5,6,6,6,6,7,8,8,9,9,10,10]+7[1,4,7,7]+34 → 51
GM:命中です。ダメージどうぞ!
秋津湊:ここまで舐められてよぉ~~!!
秋津湊:許すわけねぇよなぁ~~~!!
秋津湊:16d10+4d10+31 諸々有効
DoubleCross : (16D10+4D10+31) → 74[6,5,2,7,3,2,5,8,3,2,3,1,10,4,9,4]+28[4,10,4,10]+31 → 133
鷲尾瞳:支援支援!
秋津湊:C(133+31+18)
DoubleCross : 計算結果 → 182
秋津湊:182点です!
羽根野モエ:倒れます。《波紋の方陣》で全部10が出ても無理だかんね!
秋津湊:183点だったわ、常勝の天才は31じゃない
秋津湊:己をすべてを込めた弾丸を放つ――それはただの一発。
秋津湊:それはただただ真っ直ぐに羽根野モエの心の臓をめがけて飛んでいき、
秋津湊:「――ミナト」「甦れ」
秋津湊:羽根野モエの体から秋津湊の面影を残した何かが突き破ってくる。
羽根野モエ:先と同じだ。攻撃の過程で弾丸を削り、軌道を逸らし、回避しようとした。
羽根野モエ:できなかった。体幹からもう一つの存在が、己を食い破り生えてくる。当然、耐えられない。
秋津湊:「お金で戦って、それに縛られてたんだ」
秋津湊:「なら、もう楽になれば?」
秋津湊:一人の人間が内側から突き破り、羽根野モエを絶命させる!
羽根野モエ:「……ああもう……」
羽根野モエ:「強いヤツ怒らせたあたしの負けか……へへっ。傭兵なんてこんなもんだよね」
羽根野モエ:「…………」 何事か呟いたが、それは君の耳には届くまい。戦闘不能です。ルール的にね!
秋津湊:「人の話は真面目に聞くべきだったね」 と聞こえてないだろうが倒れた羽根野モエに
秋津湊:「じゃあ、あとは頼んだよ」「もう、限界だからさ」
秋津湊:秋津湊の侵蝕率を+5した (侵蝕率:142->147)
GM:では瞳ちゃんの手番! どうする?
鷲尾瞳:クライェルくんを攻撃しようかな
秋津湊:それが良いと思います
GM:ヒッ やさしくしてくれ 痛いのは嫌いなんだ
鷲尾瞳:マイナーで戦闘移動。クライェル・ノーヴェ・レコルダーレとエンゲージ。
鷲尾瞳:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
鷲尾瞳:クライェルくんを対象に白兵攻撃を仕掛けます。
鷲尾瞳:15DX6+9
DoubleCross : (15R10+9[6]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,6,7,7,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,5,5,6,6,6]+10[4,5,7]+4[4]+9 → 43
"クライェル":血も涙もないよなあ! ガードしますがエフェクトはない。ダメージどうぞ!
鷲尾瞳:5d10+63+3+18+32
DoubleCross : (5D10+63+3+18+32) → 37[6,6,10,8,7]+63+3+18+32 → 153
鷲尾瞳:装甲無視!
"クライェル":《隆起する大地》+《浮遊する大地》
"クライェル":3d10+18
DoubleCross : (3D10+18) → 24[10,8,6]+18 → 42
"クライェル":なーんてな! 3d10で60くらい出ないと無理だったんだよな。倒れます。戦闘不能です
鷲尾瞳:おしっ!
"クライェル":「ヒッ……こ、このクソメイド! 何倒れてんだよ!? 回避には自信あるって言ってたじゃないか!!」
"クライェル":「やめろ、来るな来るな来るな!!」 念力のような見えない力で、機械材料やら壁材やらを、向かってくる君に向けて飛ばしまくる
鷲尾瞳:「大口をたたく割に、貴方は何も見えていないのですね、"クライェル”」
"クライェル":まったく秩序立っていない、ヤケクソの抵抗だ 「はあぁ!? クソガキが何生意気言ってんだよ!?」
鷲尾瞳:「彼女は個人としては考えられないほどの、卓越した能力を持っていました。ただ、それを"カタコンベ”の思いが上回っただけのこと」
鷲尾瞳:「称賛こそすれ、それを無能と罵るのは的外れにもほどがあります」
"クライェル":「黙れよメスガキ! そんなの知ったことか! やるべきことができなきゃ無能だろ! どいつも! こいつも!!」
"クライェル":「大体そういうテメー、UGNごときの子飼いチルドレンが何をクソ偉そうな能書きを……」
"クライェル":「……」 不意に、男が押し黙る。その目は君を見ていて、君を見ていない。その手に握った剣を、刮目している
鷲尾瞳:「黙るのは貴方の方です。……ノーヴェにこれ以上無理をさせるわけにも行きません」
鷲尾瞳:「ここで貴方を切ります」「……?」飛来するガラクタを撃ち落とし、迫ろうとするが
"クライェル":「……ははっ……」
"クライェル":「ハハ……あっはははは! よりによって『それ』かよ! 僕が最後に見るのは! 僕を斬って殺すのが……『それ』か!!」
鷲尾瞳:クライェルの変化を察知し、足を一瞬止める
"クライェル":「生きてたんだなァ……しかもその様子だと……何も『知らない』んだな?」 卑屈な笑みに唇を歪める
鷲尾瞳:「知りません。しかし……この剣に、私の過去に、何があろうと」
鷲尾瞳:「私は私です。UGNチルドレン"マクガフィン”、鷲尾瞳として」
鷲尾瞳:「為すべきことを!」
"クライェル":「……ひひッ。ひハハハハハ! "マクガフィン"! "マクガフィン"!! 架空を斬奪するヴォーパルの剣の担い手に……"マクガフィン"!?」
"クライェル":「大傑作だ! 誰が考えた!? ノーベル文学賞だぜ! ヒャハハハハハ!!」
鷲尾瞳:言い切ると同時に、一瞬でクライェルの元へ踏み込んでいる。既に剣は振り切られ、周囲の風景ごとクライェルの体を両断する。
GM:それは死を前にした狂乱による発露か……無意味な音声の羅列による、最後の抵抗か。
GM:判別をつける必要もない。その斬撃は確かに彼を両断した。
"クライェル":「……ああそうだ。好きにしろよ。その呪われた咎人の剣を、振るい続けろ」
"クライェル":「何も知らずに……いつかそこに辿り着くまで……」
GM:その言葉が最後だ。彼の死体を見れば、機能的に発声など不可能であることに疑いはない。
GM:その男は最後までやかましく雑音を振りまいて死んだ。
鷲尾瞳:「"クライェル”戦闘不能です。……あとは」
鷲尾瞳:「"レコルダーレ”。彼らの狂騒の元凶を、断つだけです」
GM:ということでイニシアチブを進めましょう。イニシアチブ順に進めればノーヴェくんの手番ですが……
ノーヴェ:行動しましょう。もうこれ以上エフェクトを使いたくないので
ノーヴェ:レコさんを素殴りします。
GM:いいぞ! 判定どうぞ
ノーヴェ:20dx9+4
DoubleCross : (20R10+4[9]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,7,7,8,9,10,10]+5[2,3,5]+4 → 19
ノーヴェ:C値9だとダイス20でもこんなものかー
"レコルダーレ":リアクションなし。ダメージどうぞ
ノーヴェ:ブラックドッグエフェクトを使ってないので、ヴァジュラが乗りません。ので
ノーヴェ:2d10+9+50+3 装甲ガードが有効。
DoubleCross : (2D10+9+50+3) → 10[6,4]+9+50+3 → 72
"レコルダーレ":HP1 装甲2。戦闘不能です
"レコルダーレ":他も特に何もないぞ! ブラウン管テレビにあまりむつかしいことを求めてくれるな……
ノーヴェ:「はーッ」
"レコルダーレ":『味方チーム』『全滅』『確認されました』
"レコルダーレ":『計画の実行』『不可能と思われていますが』『いかがでしょう?』
ノーヴェ:「何が」
ノーヴェ:「いかがでしょうだクソ家電め」
"レコルダーレ":『…………』
"レコルダーレ":『いかがいたしましょう?』
ノーヴェ:「いいかクソブラウン管。お前に自我があるのかどうかとか」
ノーヴェ:「悪人に使われて運が悪かったねとか、ジャーム化する前は善良なRBだったんだろうねとか」
ノーヴェ:「そういう物語には、まったく、1ミリも興味がない」
ノーヴェ:「重要なのは……お前が」
ノーヴェ:「俺の、愉快で平和な日常をブッ壊そうとしたって事だ」 レコさんを掴み、
ノーヴェ:頭上に放り投げます。
ノーヴェ:「お前がブッ壊れろ」
ノーヴェ:ハイキックで粉砕します。
"レコルダーレ":『…………』
"レコルダーレ":『(壮大なBGM)それは野球界を駆け抜けた巨星 長嶋茂雄 今夜は、その誕生から引退までをお送りし』
GM:粉砕されます。跡形もなくバラバラだ
天城康介:木端微塵になり、飛散した部品。その一つ、小さな真空管のような、けれど決してそうではない不思議なモノが。
天城康介:「……」
天城康介:伸ばした生身の左手の中に、すぽりと飛び込むように収まる。それを、そのまま。
天城康介:ぱりん、と。小さな音を立てて、握り潰す。
天城康介:「……お疲れ様。ありがとうな」
天城康介:殆ど意識せずに呟いたそれは、誰に向けた言葉であったのか。
GM:……OA町。第三発電所。
GM:その地を舞台にした戦闘は、こうして終わりを告げた。
◆ Backtrack
GM:みんなバックトラック大好きなんだよね……バックトラックを望む声がたくさん聞こえたから……
鷲尾瞳:もどるよー
GM:それでは気になるEロイスの数は~?
天城康介:(ドラムロール)
ノーヴェ:50個くらいかな
GM:◆◆◇ 集計中... ◇◇◇
◆ Eロイス一覧
・"インジゲイト"松村義彦
《覚醒する世界》*7
・"レコルダーレ"
《虚実崩壊》*1
《傲慢な理想》*3
《尽きせぬ力》*3
・"クライェル"
《定まりし殺意》
《否定の壁》(2個分として計算)
《拒絶の結界》
・"ランチャージェミナス"清河朱鷺江
《妄念の姿》
・戸塚紀子
《闇の呼び声》
《怯えの眼差し》
GM:後半2名のEロイスは、条件を満たした時にジャーム化して取得していたやつですが
GM:困難を回避できたという意味では計算に入れて良いでしょう。
ノーヴェ:あぶねー
秋津湊:危ないなーw
速水 やどり:ヒエーッ
GM:というわけで計21個です。君たちには振るという選択肢がある……
ノーヴェ:ジャーム化を防いだ瞳ちゃんと秋津君のファインプレイだった
ノーヴェ:振らないやつはアホ!
ノーヴェ:171-21d10
DoubleCross : (171-21D10) → 171-100[10,6,10,6,6,2,2,1,3,2,7,1,8,8,3,6,5,2,7,2,3] → 71
秋津湊:振るよ!
天城康介:全部振るか使わないかの2択なら、使う他あるまい…!
秋津湊:147-21d10
DoubleCross : (147-21D10) → 147-103[7,2,2,1,6,5,7,6,7,5,3,2,5,10,6,5,3,6,4,10,1] → 44
鷲尾瞳:忘れないでよお
速水 やどり:振りますとも
秋津湊:はい、全然日常でした
鷲尾瞳:っていうか藤方くんはどのパターンでもジャーム化する予定なかったんだな……
天城康介:141-21d10
DoubleCross : (141-21D10) → 141-148[8,7,7,5,10,10,9,9,1,5,6,7,9,10,4,6,10,9,7,8,1] → -7
天城康介:マイナス。
速水 やどり:151-21d10
DoubleCross : (151-21D10) → 151-118[6,8,10,1,3,8,5,7,10,9,1,3,6,6,2,8,6,1,8,3,7] → 33
鷲尾瞳:振ります
鷲尾瞳:147-21d10
DoubleCross : (147-21D10) → 147-109[1,1,10,2,6,7,8,8,4,8,4,9,4,6,4,6,1,2,5,6,7] → 38
鷲尾瞳:うわわ
鷲尾瞳:2倍ぶりすることで経験点を確保するテクニック
GM:もどりすぎボーイズ&ガールズか?
GM:テクを駆使するなどしたまえ!
鷲尾瞳:38-4d10
DoubleCross : (38-4D10) → 38-12[1,1,5,5] → 26
速水 やどり:これは2倍振り。
天城康介:あっクレバー!<2倍振りで3点確保
速水 やどり:33-6d10
DoubleCross : (33-6D10) → 33-33[3,9,6,5,3,7] → 0
鷲尾瞳:2倍振りだから3点です
速水 やどり:2倍振りなので3点です。
秋津湊:通常振りします
天城康介:自分もそうします。-7-8d10
秋津湊:しました、3点です
天城康介:-7-8d10
ノーヴェ:二倍振りします。ロイスは残り4個。
速水 やどり:0個振り……
天城康介:マイナス起点だと計算しない。覚えた。
ノーヴェ:71-8d10
DoubleCross : (71-8D10) → 71-33[3,1,5,2,8,6,6,2] → 38
天城康介:8d10-7
DoubleCross : (8D10-7) → 52[5,4,8,7,10,3,7,8]-7 → 45
GM:うーん振ったのに振ってない
ノーヴェ:これ1倍だったら4点だったかもしれないな……w
天城康介:マイナス45です。
ノーヴェ:3点です。
GM:みんな揃っててわかりやすくてイイネ!
天城康介:というわけで、侵蝕分は2倍振りで3点!
GM:じゃ経験点算出しましょうか。いつもの4点はいつもの4点で済ませちゃいます
GM:いつもの5点か……
GM:シナリオの目的を達成したは10点です。文句なし! 更にEロイスの21個も加算して31点
GM:いつもの5点を足して侵蝕率に寄る経験点を足し……
GM:一人頭39点! で、Sロイスが残っていればさらに5点ほど足すがいい!
天城康介:Sロイス分を足して、44点。
速水 やどり:39点!
ノーヴェ:ううっ……瞳ちゃんにSロイスとりたかった……
秋津湊:39点!
ノーヴェ:39点です。
鷲尾瞳:Sロイス含めて44点です!
鷲尾瞳:次一緒になったら取ろう!
GM:C(39*3+44*2)/5
GM:C(39+39+39+44+44)/5
GM:暗算のが早いわ! 205を3で割って
GM:GMEXPは68点! えっなにこれこわい
鷲尾瞳:さんで割るのでゴ人だとたかい
GM:ともあれ成長点計算は以上です。大事につかってね ウーバーイーツとかで無駄遣いしないでね
鷲尾瞳:ただでご飯食べたいな~
ノーヴェ:ピザ頼もうっと
秋津湊:いただきます!
速水 やどり:ありがたく!
天城康介:うま…うま…。
◆ Ending 1 速水やどり Scene Player : 速水やどり
GM:戦いは終わった。
GM:OA町の発電所には、ほどなく市外の発電所運営会社やUGNの介入があり、OA町は電気の光を取り戻した。
GM:FH等の外部とつながりを持っていた支部長がジャーム化・死亡したことにより、UGN・OA町支部の体制は見直される予定だが……
GM:隣接するN市第九地区のメンバーが要員として派遣されている現状のままなあなあとなり、……
GM:……ほどなく第九支部の事実上管轄となるだろう、というのが、君の見込みだ。
GM:事件を一つ解決したとて、その間に別の事件が来る。更には、新たに面倒を見る場所も増える見込みとなり。
GM:つまるところ、加速度的に忙しくなっていく最中、君は一つの『判断』を迫られることとなる。
支部員:「……"プラズムスター"というチルドレンに覚えはありますか?」
速水 やどり:「……えぇ。忘れられるはずもありませんとも」支部員の声に応える。
支部員:「良かった。ではこちらをご確認ください」 君のタブレットに依頼資料が共有される
GM:"プラズムスター"松村ガーデの処遇……特にその、記憶について。
GM:記憶処置を行うべきではないかという、彼女を育成した施設からの進言、およびそれに直結した記憶処理依頼だ。
速水 やどり:「記憶処置……」この事件のはじまりとなった、今となっては苦い言葉だ。
GM:この事件の首謀者である松村支部長と、その妻を養父母として2年を過ごした娘。
GM:まず単純に、その期間にUGNへの反抗的思想を植え付けられたのではないかという疑い。
GM:さらに、養父は死に、養母も犯罪者として収監されることが決定しており……
GM:二度と会えない義父母に意識を引きずられる恐れがあり、それもやはりUGNチルドレンとして望ましくないと。
GM:そしてさらに、この事件によって発生した精神的外傷も、理由として触れられている。
GM:『なかったこと』にした方が良い、承認の判断をせよ、と言っているのだ。
速水 やどり:「……この件に関しては、即時判断はできません。……"プラズムスター"……ガーデさんと、直接会って話がしたい」
支部員:「今からですか?」 にわかに眉をひそめる 「可能ではありますが……」
支部員:「OA町への対応や、他の案件でも後がつかえています。……それでも、ですね?」
速水 やどり:「……負担をかけるのは申し訳ないと思っています。ですが、支部長判断です」
支部員:「承知しました。差し出がましくすみません」 うなずく程度に頭を下げ
支部員:「彼女は今、検査入院をしているはずです。車を準備します」
速水 やどり:「いえ。ありがとうございます」こちらも頭を下げる。無理を言っているのは分かっているのだ。
GM:……数十分後。君はその病院の駐車場に足を下ろした。
支部員:ツカツカと先導するように歩きながら、君に話しかけてくる 「……確認しておきますが」
支部員:「お話しする内容は自由です。ですが、それらはすべて記録されます」
速水 やどり:「はい、分かっています」
支部員:声のトーンを落とし 「……記録された映像・音声は、あくまでチルドレンの教育対応参考に用いられるという名目になっていますが」
支部員:「十中八九どこぞから漏れて、支部長を監査する者の手にも渡るでしょう。お気をつけて」
速水 やどり:「……はい」
支部員:それきりで言葉を切ると、彼女は応接室の前で足を止めた。
支部員:ノックを二つし、スライド式の扉を開き、君を導く。彼女がついてくるのはここまでのようだ。
速水 やどり:部屋の中へと入っていく。
松村ガーデ:応接室の中には、身体には不釣り合いのソファに座った彼女がいる。
松村ガーデ:当然、あの専用の通信端末は没収されている。その代わりとばかりに、テレビかなにかのリモコンを持っているが、その手付きは落ち着かない。
速水 やどり:「お久しぶりです、"プラズムスター"……ガーデさん」
松村ガーデ:表情もそわそわと不安気で、幼く、緊張しながらもしっかりと振る舞おうとしていた彼女ではない。
松村ガーデ:「……はい。おひさしぶりです」 頭を下げる
速水 やどり:「……単刀直入に参りましょうか。ガーデさん。今回の事件についてですが」そこで一度、言葉を区切る。
松村ガーデ:「…………」
速水 やどり:「……貴方が。今後生きていくのに、この思い出が必要だと。貴方は感じていますか?」
松村ガーデ:「……生きて……」
松村ガーデ:「生きていくのってなんでしょう、支部長。私、分かんなくって」
松村ガーデ:「生きていくってなんですか。私、好きな人のために頑張れれば、それでよかったのに」
松村ガーデ:「わかんなくて」 手にしているリモコンをぎゅっと握る
速水 やどり:「……」閉口する。
速水 やどり:そう簡単に、自分も答えの出せる問いではない。
松村ガーデ:「……幸せだった」
松村ガーデ:「お義母さんと、お義父さんのために頑張るのって、ただ施設で頑張るのと、全然違くって」
松村ガーデ:「応援して、喜んでくれる人がいるのって、ただスコアを記録して、それを伸ばすのとは、全然……違って」
松村ガーデ:「これなら頑張れる、って思ってたのに」
速水 やどり:「今のまま、何かの……誰かのために、もう一度頑張ることは、できなさそうですか?」
松村ガーデ:うつむく 「……わからない」
松村ガーデ:「わからないんです。本当に、なんにも……」
松村ガーデ:「本当はね。今もまだ夢とか、冗談とか……あの、ドッキリとか。テレビでお義母さんと見たことが、あって」
松村ガーデ:「そういうんじゃないかなって、考えちゃったりして。……わかってるんですけど」 困ったように笑う
松村ガーデ:「……でも、頑張るための何か、誰かって、なんだろう。何かあるのかな。お義母さんと、お義父さんじゃなくて……その代わりになるような」
速水 やどり:「色々な種類はあると思います。……友達、想い人……新しく、義父母に迎えられることもあるかと」
松村ガーデ:「……支部長も、そうなんですか?」
速水 やどり:「……はい」年相応の少女の顔で、答える。
松村ガーデ:「……でも、うん」 首を横に振り
松村ガーデ:「新しいお義父さんとお義母さんっていうのは、や……です。私にとって、お父さんとお母さんは、あの二人で、私は、松村ガーデで……」
松村ガーデ:「……っく……」 喉の奥からかすかに嗚咽が漏れる 「友達とか……す、好きな人とか。欲しいけど、でも私は、チルドレンとしてはだめな、ビリの子で……」
松村ガーデ:「がんばれたの……お父さんと、お母さんのおかげだから……っ、ぅく」
松村ガーデ:「…………会いたい……」
松村ガーデ:「おかあさんに会いたい……っ!」
松村ガーデ:堪えきれず、堰切ったように流れ出す涙を、両手で抑え込む。手に握っていた、何でもないリモコンが床に転がる
速水 やどり:「……面会は、当分の間認められません。……今は。あるいは、いつか。彼女が罪を償い終えた未来でなら、果たせるでしょう」
速水 やどり:「それまで、抱えて生きようと思うなら。……私は、貴方から奪いません」
松村ガーデ:「……それって……ひっく」
松村ガーデ:「どれくらい先……なんですか……?」
GM:……もちろん、君は正確な判断をするに十分な材料を持ち合わせていない。
GM:松村令華が調査等に協力的であり、またガーデ自身もそれを強く望み、チルドレンとして優秀=UGNにとって有益な存在でいられれば……
GM:あるいは、数年。それらの逆のことがあり、あるいは君が認識している以上の罪科や被害、その他外的要因があれば、
GM:何年だろうと増える。それくらいの試算が限度だ。
速水 やどり:「……あなたが優秀であるならば、数年といったところでしょうか」最短の試算を伝える。
速水 やどり:……松村令華は、最後に彼女を捨てた。……しかし、最後の最後まで、迷っていた。その迷いを、今は信じたい。
松村ガーデ:ぐずぐずと泣きながら、それでもてのひらで涙を拭い 「……わかり、ました。どのくらいか分からないけど、だけど」
松村ガーデ:「優秀に、なります……私、頑張ります」
松村ガーデ:「そうすれば、会えるんですよね……?」
GM:――無論、君にそれを保証することはできない。
速水 やどり:「えぇ。きっと会えますとも。支部長として、……ひとりのお友達として。貴方を応援しますよ、ガーデさん」
速水 やどり:確証はできない。ただ、今は。
松村ガーデ:「……分かりました」 もう一度手で涙を拭く、目は赤いし、目の周りも赤くなって、頬は濡れ、鼻の下辺りも鼻水で湿っているが
松村ガーデ:それでも、君を見てうなずく 「頑張ります」
速水 やどり:「……では、今日はここで。また、お会いしましょう。ガーデさん」
松村ガーデ:「はい、ありがとうございました」 頭を下げる
GM:
GM:夕刻。
GM:君は支部に戻り、改めて最初の提案書・依頼書を見た。
GM:"プラズムスター"松村ガーデの記憶処置について。実行するか、否か。
GM:どちらにしても支部長としての判断を先方に伝えなければいけない。資料で済むのは幸いだろう。
速水 やどり:"記憶処置の実行はせず"との資料を作成する。……先方の提案を蹴る事にはなるが。また積み重なっていく、自身の判断だ。
天城康介:そうして、きみがひとつの決断を下した直後。
天城康介:コンコン、と。控えめに、扉がノックされる。
速水 やどり:「……どうぞ」
天城康介:その声を聞いてから、そうっと扉を開く。
天城康介:「……悪かったな、突然邪魔して。こっちの用事は終わったよ。ありがとう、速水支部長」
天城康介:昼過ぎに、何か考え事をしているような顔をしてふらりと支部に現れて。データベースへのアクセス権限を借り受けて、これまで資料室に籠っていた。
速水 やどり:「天城さん」その顔が、一瞬華やぐ。「……えぇ、お役に立ったなら幸いです」
天城康介:その顔は、まだ何かを抱えているようではあったが。少しばかり、緊張は緩んでいる。
天城康介:逆に、きみが一瞬だけ和らいだ表情を硬くするのを目にして。
天城康介:「……そうか。決めたんだな」
天城康介:短く、そう口にする。
速水 やどり:「……はい。彼女にとってどちらが幸せなのか、未だに分かりませんが。決めました」
天城康介:「そっか。……湊やノーヴェが色々言ってたし、”マクガフィン”も……鷲尾も、気を遣ってたみたいだけど」
天城康介:投げてもいい。逃げないのか。何故、そうしているのか。言い方、想い方はそれぞれだったけれど。
天城康介:「やどりは、やっぱり決めて、背負っちゃうんだな」
速水 やどり:「……支部長ですので」
天城康介:「……うん。そうだ。速水やどりは、この第九支部を預かる支部長だ」
天城康介:執務机の横を回り、椅子に座るきみの、すぐ隣りへと。
速水 やどり:(ちかいです)ちょっとどきりとする。
天城康介:「……あのさ。俺はたぶん、これから先……少なくとも、大人になって、色々と整理がつくまでは」
天城康介:「自分のことで、精一杯だと思う。だから、やどりが背負っていくものを、ぶんどって代わりに背負ってやるのは……」
天城康介:「きっと、できない」
天城康介:きみと、視線の高さを合わせて。ここにはいない誰かに侘びるような声で。
速水 やどり:「……今、隣を歩いてくれるだけで。いてくれるだけで。十分なんだって、私は」瞳を覗きながら、言葉を紡ぐ。
速水 やどり:「そう、思ってます。そう、伝えます」
天城康介:「……ありがとう、やどり。……うん。思ってることは、言わなきゃ伝わらない。だから、言うよ」
天城康介:君の肩に、両手を置いて。
天城康介:「俺は、覚えてる。やどりが、これまでも、これからも、色んなものを背負って、決めていくことを」
天城康介:「やどり自身が忘れたって、覚えてる。……今の俺には、そのくらいしかできないけど」
速水 やどり:「じゅうぶん以上です、えぇ」肩に載せられた手に、自らの手を重ねながら。
天城康介:「……大人になったらさ」
天城康介:「自分以外の誰かのために、全力で何かをやれる。そんな人に、なりたい」
天城康介:未だ手に染み付く、ヒトの臓腑を抉った感覚。二人の人。夫婦。その姿を、思い出しながら。
速水 やどり:きっと、今だってそうなのに。そう思いながら。
速水 やどり:「なれますとも、絶対。こうすけさんなら」瞳を近づけて、答える。
天城康介:「……ああ、なるよ、やどり。なって見せる。誰かを幸せにできる人間に、俺は」
天城康介:縋りつくように、きみの肩に、額を乗せて。
天城康介:「……だから、それまで」
速水 やどり:するりと首に手を回し、その頭を抱く。
速水 やどり:「はい」
速水 やどり:もうすぐ、日が落ちる。それまでは。それまでは、と胸の内で呟いて。
速水 やどり:しばらく、熱を感じていた。
◆ Ending 2 天城康介 Scene Player : 天城康介
GM:――数十分前
GM:校しようとした君の下駄箱に入っていた、ファンシーな柄の封筒に入った、可愛らしい便箋の手紙。
GM:『お話したいことがあります。後者裏で待ってます』 という、いかにも女の子らしい丸文字。
GM:『お話したいことがあります。校舎裏で待ってます』 という、いかにも女の子らしい丸文字。
天城康介:「…………」
GM:辺りでは同窓の生徒たちが賑やかに行き来している。間違いなく現実である。
天城康介:字体に、というよりこんな事態に見覚えがありすぎる。無視するべきだ。それは分かっている、が。
天城康介:頭痛を堪えるように、ため息を一つ。手紙を封筒に仕舞い、それを制服の内ポケットに入れて。
天城康介:指定された場所へと、ゆっくり歩きだす。
GM:
GM:校舎裏。
GM:無線のイヤホンを耳に当て、リズムにノッているサングラスの男――の姿はそこになく。
GM:古錆びた物置の屋根に腰掛ける、制服の少女が一人。
GM:切りそろえた黒髪に、小柄な身体には不相応の、老成しているとすら言える存在感――"プランナー"。都築京香。
天城康介:「そんなとこにいたら、見えるぞ。下から」
天城康介:もちろん、見えてはいけないものが見えたりはしていないが。不機嫌そうに、そう告げる。
都築京香:「あら。ご忠告ありがとうございます」
都築京香:「見られて困るものは特にないのですが。気になるということであれば」
都築京香:少しお尻をずらし、ふっと君の前に飛び降りてくる。並び立てば、やはりただの小柄な少女だ。
都築京香:「今日はお礼に参りました」
天城康介:「……途中から、半分以上は私情だったけどな。お眼鏡に適う働きが出来たようで、何よりだよ」
天城康介:やはり不機嫌そうに。しかし、この姿……幼い女の子のカタチをした相手に、それほど露骨に不快感は出せず。
都築京香:「理由などどうあれ。あなたはよく働いてくれました。目的も達成できたことですし」
都築京香:「これでしばらくは安泰です。N市に事件は事欠きませんが、これほどに大きく、すみやかな問題は、早々発生しませんから」
天城康介:目的。その言葉を聞いて。
天城康介:「……なあ。お礼のついで、報酬の代わりってわけじゃないけどさ」
天城康介:「ひとつ、教えてほしいことがある」
都築京香:「ええ。あなたの働きに報いるため、私もここに来ていますから」
天城康介:自分よりずいぶん低い位置の、けれど底の知れない瞳を見下ろしながら。
都築京香:「富や財産、レネゲイドウィルスの力、あるいは欲望などでも良かったのですが」
都築京香:上目遣いの少女の表情は、蠱惑的とすら言える
天城康介:誘うような言葉に、引き込まれるような視線に抗うように。
天城康介:「……面影島事件。世界中のみんなに黄泉還りを与えて、そして奪って、壊そうとした企み」
天城康介:「あんたが目論んだそれは、失敗した。……そして今回、あんたは「望まない速度」って。そう、言った」
天城康介:先日、第九支部長の権限を借りて調べた、面影島事件の概要。それを、思い出しながら。
天城康介:「……いつか、どこかで、別の形で。あんたは、同じことをやるつもりなのか」
天城康介:そう、問いかける。
都築京香:くすりと笑みを漏らす 「そんなにも」
都築京香:「私のことが知りたいのですか? ……どんな報酬も与えるという誘いすら、私のことを知るのに使うほど」
都築京香:「いえ、悪い気持ちはしませんが……ふふふ」 ひとしきり、愉しげに笑って見せ
天城康介:その笑みに、ぞくりと。背中に、冷たいものを感じる。
都築京香:「やります」 その冗談と同じような口調で、さらりと言い切る
都築京香:「それが実現可能で、その時に必要なことであれば、確かに私はやるでしょう」
都築京香:「ねえ、"特異点の魔獣(モノケロス)"……天城康介.」
都築京香:「自転車に乗ったことはありますか?」
天城康介:「……あんた、何を」
天城康介:何を言いたいのか、と。巨大な蛇に丸呑みされるような、そんな錯覚を感じながら、視線は釘付けになる。
都築京香:「速度の話です」
都築京香:「自転車に跨っている状態。この時、その人間は停止していますね。停止していて、転ぶことはない」
都築京香:「自転車を漕ぎ、速度がついている状態。この時、人間は動いていますが、何かトラブルが起こらなければ、やはり転ぶことはない」
天城康介:「……けど、ペダルを漕ぐのをやめてしまったら。やめさせられてしまったら」
都築京香:目を細める 「いいえ。それもそう、問題にはならない。それよりも……」
都築京香:「……自転車を漕いでいて、速度が出せていない状態。ゆっくり、ゆっくりと動いている状態」
都築京香:「ハンドルを握っていても、ふらふらとおぼつかなく、左右に大きく動いてバランスを取らなければ、たやすく倒れてしまう、そんな速度」
天城康介:「……”レコルダーレ”たちは、カッ飛ばそうとした。それは、あんたが望む速度じゃなかった」
都築京香:「逆ですね」 また、くすくすと笑う 「"レコルダーレ"のやり方では、速度が『足りなかった』」
都築京香:「転んでしまうのです。だから、動き出す前に止めたかった。そんな半端な速度をこそ、私は『本意でない速度』と言いたかったのです」
天城康介:「……プランナー。都築京香。あんたは」
天城康介:「世界を丸ごと、一気に裏返すように変えちまう。そんなことを、まだ」
都築京香:「知りたいのですか? ……ここから先は、ひとたびの報酬としては過分です」
都築京香:「あなたが私と共に来るというのであれば別ですが……」
天城康介:「……俺がどう答えるのかは分かってる。そう顔に書いてあんだよ」
天城康介:苦いものを力強く噛み締めた、そんな顔で応じて。
都築京香:「あら、私の表情からそこまで読み取ってくれるんですね。嬉しい」
都築京香:変わりもしない淡々とした調子でそう言って
都築京香:「では、ここまでですね。あなたの望む報酬もお渡ししました」
天城康介:「ああ。……いや、そうだな。ちゃんと言葉にしとくよ」
都築京香:「はい」 思い出したように、スカートのお尻の汚れを軽くはたきおとす
天城康介:引きずられそうな心を奮い立たせて。
天城康介:「俺がオーヴァードとして戦うのは、誰かが生きる明日のためだ。そう決めた。だから」
天城康介:「あんたが、世界を壊すものなら。あんたは……」
天城康介:「俺の、敵だ」
天城康介:静かに、重く。この少年には似つかわしくない、しかし魂に染み付いたような。
天城康介:暗い何かを感じさせる声で、言い放つ。
都築京香:「ええ」 対する彼女は、浮かべた微笑のままにそれを受け止める
都築京香:「そうでしょうね。あなたがそうあれかしと願うのならば、是非」
都築京香:「そうあってください。"特異点"」
天城康介:「ああ。誰がなんと言おうと、俺は」
天城康介:「こっち側で生きる、人間だ」
天城康介:そう言って、彼女から突拍子もない話を受け取ったその時と同じように。
天城康介:夕日が作る校舎の影、その境目を踏み越えて。
天城康介:いるべきと信じる場所へと、還ってゆく。
GM:
GM:
◆ Ending 3 秋津湊 Scene Player : 秋津湊
GM:松村家の住居は、それなりに立派な一軒家だった。
GM:門も垣根もきちんとしているし、裏手にはちょっとした庭もあり。
GM:世間的に見れば『幸せな家庭』がぴったりと収まるに相応しい家だったと言えるだろう。
GM:現在、そこには誰もいない。何らかの資料が貼られた外門の前に、小さな少女だけが立っていた。
秋津湊:「こんにちわ、ガーデちゃん」
松村ガーデ:「……あ」
松村ガーデ:君を振り返り、ぺこりと頭を下げる 「こんにちは」
秋津湊:「んー、僕のこと覚えてる? 意味が分からなかったら別にいいけど」
松村ガーデ:「? 覚えてます、けど……秋津湊さん。この前の事件の時に、お会いしました」
松村ガーデ:質問の意図は分かっていないようだ
秋津湊:「ああ、それなら良かった。藪蛇にはなりたくないしね」
秋津湊:「あんまり時間は取らせないつもりだけど、話ししてもいいかい?」
松村ガーデ:「……?」 「あ、はい。何かご用があるなら」
松村ガーデ:「私。もうここには来ないと思うので」
秋津湊:「そっか」「じゃあこの後、ガーデちゃんはどうするつもりなのかな?」
秋津湊:「あ、この後すぐとかじゃなくて……なんだろうね、将来の話っていうのかな。そういうの」
松村ガーデ:「……まずはUGNチルドレンとして、頑張ります。元の施設に戻る、ではなく、新しい施設に行くことになるみたいですけど」
松村ガーデ:「それで、ちゃんと成果を出して……」
松村ガーデ:少し声のトーンが落ちる。あまり自信はなさげに 「お義母さんにもう一度、会いたいです」
秋津湊:「そっか」「じゃあ、このまま頑張るんだね。ガーデちゃんは」
秋津湊:「……じゃあ、そうだね。本当は秘密だけど、ガーデちゃんに本当の事を教えるよ」
松村ガーデ:「え?」
秋津湊:「きみのお父さん、松村さんがどう思ってたのか」
秋津湊:「聞きたくなければ耳を塞いでもいいよ」
松村ガーデ:「…………いえ」
松村ガーデ:ぎゅ、と手を握る。何かに備えるように。だが、耳を塞ぎはしない
秋津湊:「幸せだったって」
松村ガーデ:「…………」
秋津湊:それだけを伝える。実際、松村さんがどれほどの葛藤を抱えていたのかはわからないけれど、
秋津湊:――楽しみも、喜びも、家族の幸福も。俺には過ぎたものだったのだ。
秋津湊:そういった以上は、間違いなくあったのだから。
秋津湊:「だからさ、きみも幸せになっていいと思うよ」
松村ガーデ:「…………」 君の言葉を、その事実を聞いて、ぽかんとするしかなかったが
松村ガーデ:程なく目には涙が溢れて……それが流れ落ちる、前に。その小さな手で、どうにかそれを留め、拭う
松村ガーデ:「……はい。……はい……っ」
秋津湊:「泣かせちゃってごめんね、そういうつもりじゃなかったんだけど」
松村ガーデ:「いえっ、そんな……ただ、ぐすっ」
松村ガーデ:「そんな、ふうなこと、言われるなんて……思ってなくて」
松村ガーデ:「ちょっと……へへ。びっくりしちゃいました」 まだ涙が落ちてきそうになる目を細めて、君に笑う
秋津湊:「うん、そう、びっくりはさせるつもりだったんだよ」
秋津湊:「だから、結果オーライかな?」
松村ガーデ:「うん。オーライです……オーライ」 こくこく頷き
松村ガーデ:「ありがとう……ございます。そのこと、教えてくれて」
松村ガーデ:「……いつか、おかあさんにもきっと、教えにいきます」
秋津湊:「きみのしたいようにするといいよ、幸せになるためにさ」
松村ガーデ:「はい。……はい!」
秋津湊:「それじゃあ、人を待たせてるから」「時間取らせちゃってごめんね?」
松村ガーデ:返事は力強い。君が話しかけた時の、どこか茫洋とした様子はない
秋津湊:と、ガーデちゃんからなにもなかったら紀子の方に戻っていきます。
松村ガーデ:「はい。ありがとうございます」 頭を下げて 「……秋津さんも、きっとお元気で」
秋津湊:「うん、きみも元気でね」 軽く手を振って別れを告げる。
GM:
戸塚紀子:止まった自転車の横、少女が君に向けて手を振っている
秋津湊:「待たせちゃって、ごめんね。紀子」
秋津湊:「時間にまだ余裕はあったっけ?」
戸塚紀子:「ううん、いいよいいよ。時間もまだ大丈夫!」
秋津湊:「そっか、じゃあ行こうか。後ろに乗って」
戸塚紀子:「電気も元に戻って、営業時間も夜までになったもん。なんだか贅沢してる気分だけど……」
戸塚紀子:「ん」 言われた通り、自転車後部に腰を下ろす
秋津湊:「贅沢してる気分か、その発想はなかったな」 そう言いながら自転車を漕ぎ出す
秋津湊:「僕としてはやっといつものペースで生活出来るって思うよ」
秋津湊:自転車が加速していく、バランスは速度とともにちょうどよく取れていく。
秋津湊:「あのさ、紀子」 ふと話を切り出す
戸塚紀子:「まあ、元に戻っただけっていえばそうなんだけど~」
戸塚紀子:「そういうことを気にしなくて良いのって、やっぱり贅沢だなって。ん、何?」
秋津湊:「僕さ、この街を出ようと思うんだけど」
秋津湊:松村ガーデと話した時を思い出す。
戸塚紀子:「…………えっ?」
戸塚紀子:少し遅れて 「え!?」 再び驚く
秋津湊:紀子の驚く声を聞きながら、あの時――僕は松村令華を殺すことを考えたことを思い出す。
秋津湊:なにもかもを忘れて、とまでは行かないが新しい家族で健全に成長するほうが松村ガーデにとっていいと判断した。
秋津湊:だけど、実際はどうだったろうか。あの選択をすれば、ああしてもう一度前向きになることもなかっただろう。
秋津湊:「いや、今回のことでさ。OA町支部も大変な事になってるだろうしさ」
秋津湊:「僕みたいな奴はもっと別のところでちゃんと生活してたほうが良いのかなって思ったんだよね」
戸塚紀子:「……あっ」 呆然としていた
秋津湊:そして、あの戦いを想う。
戸塚紀子:「そ、そうだね。おじさんとおばさんも大変そうだったし。え、でもだけどそんないきなり」
秋津湊:紀子の言葉を聞きながらあの時――最後の最後、僕はなにもかもを捨てて戦うことを優先してしまった。
秋津湊:果たして僕はちゃんと“秋津湊”なのだろうか。
秋津湊:相変わらず、それに対する恐怖はない。なにも恐れるものはない。
秋津湊:「うん、そう、いきなりなんだよ」
戸塚紀子:「ホントにいきなりだよ……! ねえ、何で? 何か悩みとかあるの?」
秋津湊:「ちょうど康介くんにもN市にこないかーって誘われちゃっててね、こういうのなんだっけ」
秋津湊:「渡りに船ってやつかな――」
戸塚紀子:「学校馴染めないとか? ご近所付き合いが煩わしい? 部屋の日当たりが悪い?」
戸塚紀子:「あ……でもN市なんだ」 ほっとして見せる 「ならそんなに遠くないね。隣だ」
秋津湊:「まぁ、そう、そんなに遠くない」
秋津湊:「でも、こうして自転車で一緒にスーパーに行く機会はなくなるだろうし」
戸塚紀子:「うん……そうだね」 君にしがみつく腕の力が強まる
秋津湊:「紀子に押しかけられて、あれこれ言われることもなくなると思う」
秋津湊:「でも、なんだろうね。僕にしては結構珍しいことなんだけど」
秋津湊:「今のところ、考え中ってやつなんだ」
戸塚紀子:「そうだよ、考えて考えて!」
秋津湊:「だからさ、紀子が決めていいよ」
戸塚紀子:軽く君の身体を揺さぶりかけ
戸塚紀子:「……そ、それは」
戸塚紀子:「それは……そんなのさ……」 そう言われると、途端に口ごもってしまう
秋津湊:「ずるいかな?」
戸塚紀子:「ずるいっていうか……うん……」
戸塚紀子:「だってわたしはもちろん、湊くんにいてほしいし」
戸塚紀子:「でも港くんが湊くんなりに考えて、そうした方が良いかもしれないって思ってるってことでしょ?」
戸塚紀子:「なのにそれをわたしが決めるって……うん……」
戸塚紀子:「ズルい」
秋津湊:「ふふっ」 珍しく笑う
戸塚紀子:「笑った!」 ムッとして
秋津湊:「安心していいよ、きみはずっとずるい」
戸塚紀子:「……笑った!?」 今度は驚く
戸塚紀子:「な、なんでそんなこというのさ。ズルくないよー、わたし。フェアだよ」
秋津湊:紀子がつきまとうのに僕に選択権はなかった。
秋津湊:凄惨な状態を思えば、そうせざるを得なかった。そうするしかなった
秋津湊:だから笑ってしまう、本当に今更なのだから。
秋津湊:「いや、いいよ。こっちの話、紀子は気にしないで良い」
戸塚紀子:「もーぉ、何だよー」 運転する君の体を軽く揺すり
戸塚紀子:「……じゃあいいよ、湊くん」
秋津湊:「なんだい?」
戸塚紀子:「この町、出なよ。……わたしが決めていいんでしょ?」
戸塚紀子:ちょっとスネたように
秋津湊:「へぇ、もう僕から卒業かな?」
戸塚紀子:「何それ! 人を赤ちゃんみたいに!」
戸塚紀子:と言って、はあ、と息を吐き
戸塚紀子:「……ホントにね。湊くんのことを考えるなら、湊くんがそうした方が良いって思ってることを、わたしは応援するべきなんだ」
戸塚紀子:「UGNが忙しくなる? っていうのも、本当だろうし。……だったら、もっと立派な支部の方が、都合が良いんだと思う」
戸塚紀子:「湊くん、戦いもできるんだもんね? ……ちゃんと分かってないんだけど、そこのへん」
秋津湊:「まぁ、一応ね」
秋津湊:「紀子にはちゃんと言ったけど、そういうの嫌いじゃないしね」
秋津湊:「だけどそうだな、僕がそうした方が良いって思ってることか――」
秋津湊:思い出す、今回の事件の事を。
秋津湊:「うん、決まったよ。紀子」「ありがとう」
戸塚紀子:「……うん。じゃあ、いつ頃になるのかな。明日とか明後日とか言わないよね?」
秋津湊:「本当はそうしようかと思ったんだけど――やっぱりしばらくここに残るよ」
戸塚紀子:「ちゃんとその時は立派なゴハンつくって……でね、引っ越してもLINEとかで話したりしてね。それから……」
戸塚紀子:「……ええぇー!?」
秋津湊:今回の僕はあまりうまく選択できていない、だったらこれが良いだろう。
戸塚紀子:「どっちだよ! もう!」 締め上げかねない勢いで君にしがみつく
秋津湊:「ごめんごめん、まぁ――紀子のご飯は結構好きだからさ」
秋津湊:「食べられなくなるのはすこし寂しいなって思ってね」
秋津湊:うん、僕はまだ“秋津湊”らしい。
戸塚紀子:「それで!? ……いや、それはすごく嬉しいけど……」
秋津湊:こんな何気ない、日常を“悪くない”と思う。思うことが出来る。
戸塚紀子:「……あっ、でも『少し』寂しいか……じゃあまだまだかな……とんでもなく寂しいって思わせられるようにしなきゃ……」 ごにょごにょぶつぶつ
秋津湊:「そういうわけで、もうちょっときみに付き合うよ。よろしくね」「紀子」
戸塚紀子:「……んっ。なんか引っかかる所はあるけど、よろしいっ」
戸塚紀子:「これからもよろしくお願いします、湊くん」
秋津湊:ペダルを漕ぐ、自転車が走る、それは二人の重量にとってちょうどいい速度だ。
秋津湊:今はこの速度で――日常を回そう。
◆ Ending 4 ノーヴェ Scene Player : ノーヴェ
GM:N市 病院
GM:UGN医療組織"ホワイトハンド"の主幹に近い管理化にあるこの病院は、レネゲイドにまつわる複雑な症状や、オーヴァードの重要な傷害対処も行っている。
GM:それでも、表向きは一般の病院であり、そういう姿を無理なく装うために、一定程度の軽度患者を入院させている。
館川歩波:「もぐもぐ……」
館川歩波:のんきな顔で、誰かがお見舞いに持ってきたミルクまんじゅうを頬張るこの女も、今はそういう『軽度患者』だった。
ノーヴェ:「――って具合だ。結局のところ、」 その横でりんごをかじってます。舘川さんへの差し入れを勝手に食べている。
ノーヴェ:「俺らは敵のお膝元でずっと模擬戦をやらされていた。何もかも"クライェル"側に筒抜けの状態でな」
ノーヴェ:「こんなん、やさしい俺でも流石にキレる。全員ブチ殺そうと思ったぜ」
ノーヴェ:リンゴを握力だけで粉砕し、細かくして口に放り込む。
館川歩波:「そかそか……」
館川歩波:「……実際、支部長クラスがそうなっちゃうとね。もちろん、前提としてそうならないように色々審査とか監査とかしてるんだろうけど」
館川歩波:「それでも私たちエージェントじゃあ、限界があるからね~ 同じようなこと、もうあって欲しくないなぁ」
館川歩波:「もぐもぐ……」
ノーヴェ:「支部長だろうが本部エージェントだろうが、結局は人間だからな」
ノーヴェ:「クソ家電にすら自我が芽生えて世界をめちゃくちゃにしようとするご時世なんだ。事前の防止なんざ、まァ、無理だろ」
ノーヴェ:勝手にバナナを取って食べる。
館川歩波:「でもやんなきゃだよ。できる限りのことは全部。それが私たちの仕事なんだから……」
館川歩波:「……って、食べるのはいいんだけど、ちゃんと綺麗に食べてね? 汚したりしないんだよ? ちゃんとできる?」
ノーヴェ:「となれば、最初にやるべき仕事があるよな。お前には」
ノーヴェ:「子供か! 俺は!」
館川歩波:「えー、でも年は一桁なんでしょ?」
ノーヴェ:「実年齢と精神年齢が必ずしも比例しないのがオーヴァードの世界だろ。どっかの支部長とか」
ノーヴェ:「あと、そう。大人どもより8歳のガキが一番賢いってケースもあるしな」
館川歩波:「こんなに大きくて立派な弟くんは初めてだなあ~。で、ちゃんと綺麗に食べてるよね? ね?」 君の手元を覗き込みつつ
ノーヴェ:めちゃくちゃ綺麗に食べてます。バナナの皮はゴミ用のコンビニ袋に入れている。
ノーヴェ:食堂を散らかすとガネシュに注意されるからだ。
館川歩波:「……うん、汚してないね。えらいえらい」
館川歩波:ベッドに座った姿勢のまま、背伸びして君の頭を撫でようとする
ノーヴェ:「やッめろ。ガキじゃねえんだ。それよりお前……舘川お姉ちゃんには」
ノーヴェ:「問題児な弟がいるだろうが。藤方だよ」
館川歩波:「旋くんね。そういうことになっちゃったのは……やっぱり残念だな」 寂しそうな表情だ
ノーヴェ:「あいつは生かして戻した。”マクガフィン”に怒られるのが嫌だから、ってだけじゃねーぞ」
ノーヴェ:「ちゃんとお前のことも考えて生かしたんだ」
館川歩波:「ふふ、気遣ってくれてありがとう」 目を細め 「うん、良かったよ」
館川歩波:「どんなことがあっても、知り合ったみんなにはね。できるだけ元気でいてほしいから。一人だって多く」
ノーヴェ:「そういう意味じゃねえーよ。お前の頭には脳みそのかわりにミルクでも詰まってんのか?」
ノーヴェ:「それとも負の感情に回すエネルギーが全部胸にいってんのか?」
館川歩波:「またおっぱいのこと言った!」
ノーヴェ:「事実だろ!」
館川歩波:「事実だからってからかっていいわけじゃありません! 人の体格のことをあれこれ言ったらいけないんだよ!」
館川歩波:「めっ!」
ノーヴェ:「子供か俺は!」
ノーヴェ:ため息をつく。 「……いいか?」
館川歩波:「そういう所は文句なしに子供~」
館川歩波:「もぐ……なぁに?」 またミルクまんじゅうを食べている
ノーヴェ:怒鳴りたいのを噛み殺している。 「お前は藤方にナメられたんだ。裏切るついでに、ビルごとぶっ潰して殺してもいいやってな」
ノーヴェ:「ナメられた以上は殴り返す権利があった。なのに、できなかった」
ノーヴェ:「死にかけてたからだ。俺を庇って」
館川歩波:「もぐもぐ……私は別に、そういうの考えないけど」
館川歩波:「ノーヴェくん的には気にしてくれてるんだ?」
ノーヴェ:「うるせえ。誰かに借りを作りっぱなしってのが嫌なだけだ」
ノーヴェ:「だから、お前が殴り返せるように藤方を生かした……あいつは態度が悪いせいで別の施設に叩き込まれてる」
館川歩波:「あらあら」
ノーヴェ:「QA町で一番あいつと長くいたのは、俺とお前だろ。お前の証言次第ではもっと酷い目に遭わせられるぜ」
ノーヴェ:「殴り返すなら止めねえ。俺の方も口裏を合わせてやる」
ノーヴェ:自分を守ったせいでずっと事件に関われなかった以上、舘川さんに選択肢を持ってくる。それがこの見舞いの目的だった。
ノーヴェ:言葉を切って、売店で買ってきたキリンレモンをがぶがぶ飲んでます。
館川歩波:まんじゅうを飲み込み、白いクリームの付着した指をぺろりと舐める
館川歩波:「そこまで言うんなら……口裏合わせ、してもらっちゃおうかな?」
ノーヴェ:「くはッ」
ノーヴェ:「そら見ろ。なァ~にが"わたしはー、べつにー、そうゆうの考えないけどぉ"だ」
館川歩波:片目を閉じ 「旋くんが、早く自由な身になれるように」
ノーヴェ:「誰だってナメられたら殴り返……は?」
ノーヴェ:「……は?」
館川歩波:「電話があったことにしよう。あの日にね。無言だったんだけど、きっとそれは旋くんからのだったの」
館川歩波:「本当は直前まで迷ってて、だから実行前に私たちを避難させようと連絡したんだけど……」
館川歩波:「共犯の人がいたから、重要なことは伝えられなかったの」
ノーヴェ:「無言なのに分かるのかよ……」
館川歩波:「そうだねー。普通なら分かんないよね。でも」
館川歩波:「耳が良い人なら、呼吸の具合や息遣いで、分かったりするかも……?」
館川歩波:いたずらっぽい表情で君を見る
ノーヴェ:ギリギリと無音で歯ぎしりしてます。
ノーヴェ:「なるほど……なるほど」「ナルホドね」
館川歩波:「口裏、合わせてくれるんだよね?」
ノーヴェ:「くそッたれめ。ああそうだよ、そう言った」
ノーヴェ:「情けなくも気を失ってお姉ちゃんに守ってもらった借りがあるから、口裏を合わせますよとな」
ノーヴェ:「わかったよ! ちゃんとそう報告してやる!」
館川歩波:「ふふっ。それも、私を気遣ってのことだったからね」
館川歩波:「ホントに嫌だったら無理強いはしないけど……やった!」
館川歩波:「ありがとっノーヴェくん! 良い子!」 ぐーっと背伸びしてハグしようとします
ノーヴェ:「やめろ! 子供か俺は!」 ぐいぐい押して引き剥がす。
館川歩波:「年下だも~ん」 もちろん力は強くない。引き剥がされる
ノーヴェ:「報告はそんなところだが」
ノーヴェ:「もういッこだけお前に聞きたい事がある。今回出会った中では年長の方だからな」
館川歩波:「ありがと。報告は分かりました。あとでまとまった報告書も読むね」
館川歩波:「ん。なーに?」
ノーヴェ:「記憶の話だ」
館川歩波:「記憶」
ノーヴェ:「藤方。清河。"インジゲイト"。どいつもこいつも過去に縛られてた。アホくせえ奴らだとあん時は思ったが」
ノーヴェ:「過去ってのはそんなに重くて、捨てきれないものか? 俺が思う以上に?」
ノーヴェ:「今がどれだけ満ち足りていても、輝かしい未来の可能性があったとしても」
ノーヴェ:「過去が気になって一歩も進めないようなもんか?」
ノーヴェ:「俺にはわからん。鷲尾に聞くのはなんか嫌だ」
ノーヴェ:「だから聞きたかった。どうなんだ」
館川歩波:「うーーん……」 少し考え
館川歩波:「ありきたりな答えになっちゃうけど、やっぱり『人による』よね。オーヴァードはつらい境遇の子が多いから、過去を引きずっちゃう子もやっぱり多い」
ノーヴェ:「マジでありきたりだな」
館川歩波:「……でも、どんなに重い過去があっても、ノーヴェくんの言う通り」
館川歩波:「本当に満ち足りた今と、輝かしい未来があれば、そういう過去だって、振り切れると思うんだ」
館川歩波:「逆に言えば、本当に今がつらくて、未来に希望が持てないと、過去のちょとした失敗だって、思い出してずずーんってなっちゃうかもだし」
館川歩波:「ありきたりって、つまり、『世の中大体そういうこと』なんだよ。過去の重さも、今も、未来も、人によってて……それに対してどういう風に接するかも、やっぱりその人による」
ノーヴェ:「ふうん……」 リンゴをかじる。
館川歩波:「……だから私は、みんなが過去のつらいことなんて気にならないくらい、満ち足りた今や、輝かしい未来を作ってあげたいな」
館川歩波:「過去は変えられないけど、今と未来は変えられるから。ね?」
ノーヴェ:「はン。なんだよ」
ノーヴェ:「防御とおっぱいしか能がない女だと思ってたが。さっきの藤方の話といい」
ノーヴェ:「存外ちゃんとしてやがる」
館川歩波:「またおっぱいのこと言った! 当然でしょ。私、エージェントだもん!」
ノーヴェ:「そーだな。ちょっとナメてたよ"イラプセル"」 椅子から立ち上がります。 「いい女だし、いいエージェントだ。お前は」
ノーヴェ:「わかった。やっぱ俺は俺のままでいく」
館川歩波:「ふふ、ありがと。いい女っていうより、いいお姉ちゃんって言って欲しいけどね」
館川歩波:「あ、待って待って。私も一個確認したいんだけど」
ノーヴェ:「あ? なんだよ」
ノーヴェ:「リンゴ代なら第七に請求しろよ。成田が払うから。多分」
館川歩波:「……鷲尾」
館川歩波:嬉しそうな顔をして、小声でささやく 「鷲尾って、鷲尾瞳ちゃんだよね? あのちっちゃくてきれいな子」
ノーヴェ:「あ?」
館川歩波:「なになに、何でこういう話『なんか嫌』だったの? お姉ちゃんは平気であの子はダメなんだ?」
館川歩波:「ねえねえどういう関係? ちょっと特別な気持ちだったりするの? それとももうガールフレンドだったりするの?」
館川歩波:「教えて教えて~~今までの話の中でお姉ちゃん一番気になるよ~~!」
館川歩波:目に見えてはしゃいでいる!
ノーヴェ:「死ね! そんなんじゃねェーよ!」
ノーヴェ:「今回の仕事でよくわかった。あいつと一緒にいると、俺にまで優等生オーラが伝染る」
ノーヴェ:「一緒にいるだけでだ。真面目な話なんかしたらどうなると思う?」
ノーヴェ:「脳髄まで真面目でお上品なチルドレン思考に洗脳されちまうだろうが。そんなのは真っ平御免なんだよ」
館川歩波:「ああ~。ソッチ系かあ」 納得してうんうんうなずく
館川歩波:「なるほどなるほど、分かりました。うんうん、そうなのかあ。へえ~~」
館川歩波:ニコニコというか、ホクホクしている
ノーヴェ:「死ね!脳みそお花畑爆乳オバケ女!」
館川歩波:「またおっぱいのこと言った!」
ノーヴェ:「事実だろうが! ……もういい。腹減ってきた」
ノーヴェ:「俺は帰るぜ。メシ食って第七に戻る」
館川歩波:「さっきまでりんごもバナナも食べてたのに……はーい」
館川歩波:「色々ありがとね、ノーヴェくん」
館川歩波:「おつかれさま」
ノーヴェ:「はン」
ノーヴェ:「……いいか。次はぜってーお前に借りは作らねーからな!」
ノーヴェ:「絶対だからな!」
館川歩波:「はいはい。次は私が借りをノーヴェくんに作るからね」
館川歩波:「なかよくしようね~」
ノーヴェ:「……おつかれさん。じゃあな」
ノーヴェ:「さっさとケガ治して、弟どものトコに帰れよ」
ノーヴェ:病室を出る。
ノーヴェ:「なんて女だ」 ぼやきながら時計を確認する。時刻は15時少し前。
ノーヴェ:大抵の店のランチタイムは終わりだ。昼の部が終了して一度店じまいするところも多いだろう。
ノーヴェ:「…………」
ノーヴェ:「パン粥食いてえな」
ノーヴェ:「暇そうなやつに作らせるか」
ノーヴェ:スマホを弄りながら立ち去ります。
◆ Ending 5 鷲尾瞳 Scene Player : 鷲尾瞳
GM:N市 病院
GM:UGN医療組織"ホワイトハンド"の主幹に近い管理化にあるこの病院は、レネゲイドにまつわる複雑な症状や、オーヴァードの重要な傷害対処も行っている。
GM:たとえば、直近に暴走し、ジャームに近い状態まで行ったオーヴァードなどは、ここで精密検査入院を行うことになる。その者の立場を問わずだ。
GM:……そして、そのオーヴァードが何らかの事件関係者であり、君もまたその事件に関係するUGN側の人間であれば。
GM:多少の監視を我慢すれば、顔を合わせて話すことはそう難しくない。
GM:病室。
GM:窓は閉ざされ、開くことはできない。空調から吐き出される適温の空気が、カーテンを揺らしている。
GM:無機質な部屋だった。しかし、あの訓練施設に比べればまったく大したものではないだろう。
鷲尾瞳:「こんにちは、朱鷺江。検査も無事に終わったようで、何よりです」
清河朱鷺江:「うん。……侵蝕率がまだ少し高い所で留まってるらしいけど」
鷲尾瞳:ベッドの横に備え付けられた椅子に、姿勢正しく腰掛けながら。
清河朱鷺江:「それ以外は異常なし、だって。……あ、でもこの目は戻るか微妙って言われたな」
清河朱鷺江:こちらはベッドに腰掛けています。検査服です
鷲尾瞳:「以前の貴女の外見も、今の貴方の外見も、変わらず魅力的だと思います。問題はないかと」
清河朱鷺江:「……ありがとう。なんかそう言われちゃうと恥ずかしいな」
清河朱鷺江:「正直、目立つとは思うけど。目も髪も。でも、目が片方違うよりは、まだ自然かなって思ってる」
鷲尾瞳:「高校生には、髪を染めている方も多いです。見咎められる程ではないでしょう」
鷲尾瞳:と、いってから。空気を変えるように、小さく咳払いをする。
鷲尾瞳:「……今日私がここに来たのは、雑談のためではありません。貴女の処遇を伝えに来ました」
清河朱鷺江:襟元を整え、居住まいを正す。表情は穏やかだ 「はい。聞かせてください」
鷲尾瞳:「通常なら、戦闘職である私ではなく、支部長や担当の者から説明する事になっていますが」
鷲尾瞳:「今回は私の口から、言葉にするべきだと思い、そう取り計らって貰いました。では、改めて」
鷲尾瞳:「まず、朱鷺江の最も危惧していた記憶処理についてですが」
鷲尾瞳:「今回は行われない、という事になりました。現在、朱鷺江の精神状態は安定しており、また、UGNに協力的であることから」
鷲尾瞳:「その状態を崩す可能性のある処置は適切ではないと判断されました。UGNチルドレンである私の目から見ても、この決定は妥当な物だと思います」
清河朱鷺江:「……良かった」 ため息と声を漏らす。それは心底の安堵だ
清河朱鷺江:落ち着いた態度に見えていたが、内心にはやはり不安があったのだろう
鷲尾瞳:「貴方自身の選択があってこそです。もしもあの時、手を取ってくれていなかったら」
鷲尾瞳:「過去に囚われ続けていたなら、UGNの判断もまた、違ったものになっていたかもしれません」
鷲尾瞳:「それから、治療が終わり、この病院を出た後は」
清河朱鷺江:「……それでも、そうできたのは。瞳ちゃんが手を差し伸べてくれたからだよ」 小声でぽつりと
鷲尾瞳:「私は、UGNチルドレンとして為すべきことを為しただけです。……では、次」
鷲尾瞳:「治療が終わり、この病院を出た後は、UGNの施設で、レネゲイドコントロールを始めとした再教育を受けていただきます」
清河朱鷺江:「というか、実際は思想とか、思考とか……道徳みたいな。その辺りだよね」
鷲尾瞳:「それも訓練過程に含まれます。FHでは、全体い的にUGNより危険な力の使い方を推奨していますから」
清河朱鷺江:「……うん。それは間違いない。まあ、昔瞳ちゃんと受けたみたいな内容を、改めてキッチリ全部、ってことだ」
鷲尾瞳:「悪いことではありません。基本を見つめ直すのは誰にでも必要です」
鷲尾瞳:「それに、昔ほど長くはかからないでしょう。貴方がUGNチルドレンとしての教えを忘れていないことは、私がよく知っています」
清河朱鷺江:「……うん。そうだね。忘れないよ」 目を閉じて頷き 「その後は?」
鷲尾瞳:「課程が修了したら、UGNの用意した学籍の元、学園生活を送ってもらいます」
鷲尾瞳:「監視と、日常の修復を兼ねての措置です。……朱鷺江は今回の事件を通して、多くの関係性を失いました」
鷲尾瞳:「侵食率の上昇を抑えるためにも、貴方には人と接する機会が必要です」
鷲尾瞳:「年齢差もありますし、同じ学校に通えないのが心配ですが」
清河朱鷺江:「そんな」 ちょっと笑って 「大丈夫だよ。……私、これでもあっち(FH)でだってそこそこやれてたんだから」
鷲尾瞳:「朱鷺江なら、素敵な出会いを見つけられると思います。不安があったら、いつでも相談して下さい」
清河朱鷺江:「平和な所なら、なおさら大丈夫。うん、何かあったら相談します」
鷲尾瞳:「傷ついた時も、悲しい時も、隠さないでくださいね」
清河朱鷺江:「もちろん。ちゃんと話すよ」
鷲尾瞳:「それから、できれば、嬉しかったことも。我々は友人同士です」
鷲尾瞳:「幸せは分け合ったほうが、より大きくなりますから」
清河朱鷺江:「……ふふっ」
清河朱鷺江:思わず笑みをこぼす 「なんか、ううん……ごめんね、笑ったりして。でもつい」
鷲尾瞳:「はい。笑うようなところでは無かったと思います」
清河朱鷺江:「瞳ちゃんはそんな調子で、あの頃と同じで、あんまり笑ったりしないのに、温かいことを言うから」
清河朱鷺江:「ごめんね、ごめん。……うん」 また居住まいを正す
清河朱鷺江:「分かりました。その段階に至っても、気を緩めることなく。日々のことはちゃんと仔細、相談させていただきます」
鷲尾瞳:「謝る必要はありません。朱鷺江の笑顔が見れるのは好ましいことですから」
鷲尾瞳:「それから、最後に。朱鷺江が望むなら、イリーガルとしての起用される可能性もある事を伝えておきます」
清河朱鷺江:「……そうだね。そこもきっと、今後次第にはなるだろうけど」
清河朱鷺江:「機会がもらえるなら、その時はきっと……戦いたい」
鷲尾瞳:「それは、贖罪のためですか?」
清河朱鷺江:「それもあるし……戦うことも」 自分の胸の前で手を握り 「きっと、私の絆の一つだから」
鷲尾瞳:「安心しました。強い罪悪感を覚えていた場合、どう慰めていいか見当がついていなかったので」
鷲尾瞳:「貴方自身が守りたいと思えるような日常を手に入れられるように。私は願っています」
鷲尾瞳:「連絡事項は以上です。何か不明な点があれば、答えます」
清河朱鷺江:「ううん、ありません」 首を振り、赤い目を細める
清河朱鷺江:「ありがとう、瞳ちゃん。今の私はまだ、うん……過去のことを、この繋がりを一番重く、握っているけど」
清河朱鷺江:「そうだね。前向きにもなりたい。きっと、そうあるべきなんだと思うから」
鷲尾瞳:「……それなら、私の方から一つ。もし、良ければですが」
鷲尾瞳:「貴方の思い出した記憶を、教えていただいてもいいですか。過去の事を思い出す貴方は、とても幸せそうにしています」
鷲尾瞳:「友人として、差支えなければ。その思いを共有させて頂きたいのです」
清河朱鷺江:「いいよ。……なんて言っても、一般的な幸せとは程遠いだろうけど」 言いつつも、その表情は嬉しそうだ
鷲尾瞳:「前を向く、という点でも。他者に自らの経験を客観的に説明するのは効果があります」
鷲尾瞳:「勿論、無理にとはいいませんが……」と、彼女の表情を見て「……はい。聞かせて下さい。是非」
清河朱鷺江:……彼女の話は淡々としていた。FHへの家族ともどもの拉致。苦しく、非人道的な実験。やがて顔を見せなくなる家族。変わっていく自分。この世界においては、ありきたりで致命的な悲劇。
清河朱鷺江:だが、その中で、彼女は血を吐きながら頭角を現し、待遇を掴み取り……同じ境遇の友すら得た。
清河朱鷺江:「……あんな場所で出会うことがないのが一番だったけど、あんな場所だったからこそ出会えた友達だったよ」
清河朱鷺江:「実験が進んで、実験体の数が少なくなって、だから生き延びられた成功例の私たちは、むしろ自由で、遊んだりすることもできた」
清河朱鷺江:……だがその日、『最後の実験』の時が来た。それまでとは比べ物にならないくらいの負荷を与え、その反応と結果を見るという実験。
清河朱鷺江:これはもう、ほとんどジャームを製造するような内容だったという。それまでの実験と方針が変わってしまったのか。真実は知れないが……
鷲尾瞳:表情を変えること無く、じっと朱鷺江を見つめて、話を聞きいています
鷲尾瞳:「……その。では、貴女以外の友人は」
清河朱鷺江:「……ジャームになった」
清河朱鷺江:「私は防御が得意だったから、それでレネゲイドが安定してたんだよね。だから遅かれ早かれ、私もそうなると思ってたんだけど」
清河朱鷺江:「……あの子が最後に、私に炎をくれた」
清河朱鷺江:「戦うための炎。"ランチャージェミナス"」
清河朱鷺江:「……同じシンドロームで、同じ感染源だったからだと思う。びっくりするくらい馴染んで」
清河朱鷺江:「あとはもうがむしゃら。防御を固めながら、その子の砲で、全部全部ぶっ飛ばして……」
清河朱鷺江:おどけるように手を小さく上げてみせる 「私は研究所を内部から全滅させた、暴走オーヴァードとして保護されたわけ」
清河朱鷺江:「だから違和感があったんだ。あの砲は私に馴染んでいるのに、ずっと私のものじゃない気がしていて……でも、記憶は消されてて」
清河朱鷺江:「まあ、客観的に見たら確かに私はその友達を殺しちゃったんだけど」
鷲尾瞳:「だから貴女は、戦うことも絆だと」目を閉じて。彼女の話を噛みしめるように
清河朱鷺江:「……だけどそれ以上に『受け継いだ』ことを思い出せた。だから、うん」
清河朱鷺江:「この力を振るえば、受け継いだものを感じられる。……許されるなら、感じていたい。あの子のことを」
清河朱鷺江:「……っていう感じかな。ふふ」
鷲尾瞳:「……朱鷺江。貴女を助けられたことは、私にとって一生の誇りです」
清河朱鷺江:「瞳、また大げさなこと言ってる」 面白そうに笑い
鷲尾瞳:「大げさではありません。それだけの過去があって。失ったものではなく、得たものを見つめられる。貴女は、とても……」
鷲尾瞳:「……なんと言っていいかわかりませんが。兎に角すごい人だと思います」
清河朱鷺江:「ないものは見えないからね。……私の目は、結構人と違うものが見えるんだけど」
清河朱鷺江:「それでも、存在しないものは見えないから。見えることだけ、信じるんだ」
鷲尾瞳:「これからも、その目で色々なものを見てください。過去や、私だけでなく。多くのものを信じられるように」
清河朱鷺江:「うん。……今はそのために、再訓練だね」
鷲尾瞳:「……私のことは信じてくれていますよね?」
清河朱鷺江:「頑張るけど、実際どうなのかなあ。瞳ちゃんに愚痴の連絡入れちゃうかも……」
清河朱鷺江:「もちろん。当たり前じゃない」 頷き 「信じられるから、私も帰ってきたの」
鷲尾瞳:「愚痴でもなんでも、いくらでも聞きます。私は優秀なUGNチルドレンですから」
鷲尾瞳:「朱鷺江に適切なアドバイスを送れるはずです。昔よりずっと成長しましたので」
鷲尾瞳:「……ところで。その、貴女の過去の友人というのは」
鷲尾瞳:「男性だったのですか?女性だったのですか?」
清河朱鷺江:「へっ?」 思わぬ問いに目を丸くして
清河朱鷺江:「……男の子、だったけど……」
鷲尾瞳:「なるほど……それは……」
鷲尾瞳:「……これから苦労しそうですね。貴女ではなく、相手の方が」
清河朱鷺江:「えっ? 相手? えっ??」
清河朱鷺江:「……う、撃つ相手のこと?」 何事か分からず、恐る恐る訊く
鷲尾瞳:「いえ、こちらの話です。一つ前もって助言しておくと」
鷲尾瞳:「積極的に話しかけてくる同級生や、突然転校してきた貴女に甲斐甲斐しく世話を焼く男子には、優しく接するのがいいでしょう」
鷲尾瞳:「遊びの誘いはできるだけ頷くこと、二人きりで出かけることになったら、相手が異性であることを忘れないようにすること」
清河朱鷺江:「え、うん……え?」
鷲尾瞳:「それから過去を美化しすぎたり、相手と重ね合わせたりしないこと。いいですね」
清河朱鷺江:「ええと……今の話と、さっきの話と、どんな関係が……?」
清河朱鷺江:ぱちぱちと瞬きながら
鷲尾瞳:「朱鷺江が日常に戻れば。直ぐにわかる様になると思います」
鷲尾瞳:「その時は必ず私にも話を聞かせて下さい。約束ですよ」
清河朱鷺江:「わ……」
清河朱鷺江:「……わかりました。仔細報告します……」 まったく分かっていない顔で返事する
鷲尾瞳:「わかったのなら構いません。……申し訳ありません。思ったよりも長く話し込んでしまいました」スマホで、予定帳?か何かを確認しながら
鷲尾瞳:「たった今、急用が出来たので、そろそろ失礼します。朱鷺江もお元気で」
清河朱鷺江:「あ、ううん。話せて良かったよ。ありがとう、瞳ちゃん」
清河朱鷺江:「また連絡するね。それじゃあ」 手を振って君を見送る
鷲尾瞳:「はい。楽しみに待っています」と言いつつ、足早に荷物をまとめ、席を立つ
鷲尾瞳:「……パン粥が余ったら。貴女にも差し入れに来ますね」
清河朱鷺江:「パン……粥? ……パンでおかゆ?」 不思議そうな顔をして
清河朱鷺江:「でも、うん。差し入れなら嬉しい。待ってるよ」
鷲尾瞳:彼女の問には答えず、心做しか軽い足取りで病室を後にする。
鷲尾瞳:「しかし、今から作るとなると……近いのはノーヴェの家になるのでしょうか。家に入って、誰かに勘違いされたりは……」
鷲尾瞳:「いえそれより、味付けをどう変えるかも考えないと……次はガネシュさんの料理以上の物に……いえそれだとパン粥ではなくカレーに……?しかしノーヴェはパン粥が食べたいと……」
鷲尾瞳:「いえそれ以前に、私が作るとはいえ……ノーヴェから二人きりで……食事の……誘いが……」
鷲尾瞳:「んっ……」
鷲尾瞳:「落ち着きましょう。これは別に楽しんでいるわけではなく、ただ約束を果たしに行くだけです。朱鷺江は抜きですが、それなりの誠意というものが必要ですし」
鷲尾瞳:「これもUGNチルドレンとして為すべき事です。決してノーヴェに好意を抱いているわけでは……好……」
GM:…………
清河朱鷺江:……閉ざされた窓から、足早に去っていく少女の背姿を見下ろしながら、首を傾げ。
清河朱鷺江:「……瞳ちゃん、大丈夫かな……」
清河朱鷺江:そんな平穏の不安も、宙に浮かんだまま、どこへともなく消えていく――
GM:
GM:
GM: ダブルクロス3rd Edition
GM:『VS Υ -我ら、その虚盾を砕く鉾- 』
GM: 了