DX3rd 『インフィニティ・クライシス』(GM:すかいはい)

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キャラシート

あたし!
PC1 《ハニカムファイア》星宮千佳
キャラシート
(PL:クオンタム)

ひーちゃん
NPC 《???》獅堂ヒカル
サナさん
PC2 《スカーレットヴィヴィアン》乱童サナ
キャラシート
(PL:CAT)

賢三さん
PC3 《大嘘鳥》芙蓉堂賢三
キャラシート
(PL:さささ)

たまきちゃん
PC4 《"大怪盗"ジャック・ローズ》倉橋たまき
キャラシート
(PL:めかぶ)

目次

プリプレイ

星宮千佳:立ち絵てすとてすと
GM:かわいい
GM:それでは、セッションを始めていきましょう!
GM:まずはPCの自己紹介からです!
GM:最初にPC①の星宮千佳さん、お願いします!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYi-_32AIM
星宮千佳:はーい!
星宮千佳:UGNチルドレンの星宮千佳!17歳です。
GM:17歳!
星宮千佳:明朗快活な女子高生で、クラスの男子から三人くらいは『星宮は俺に気がある』と勘違いされているタイプのロールをしたい所存です。
星宮千佳:シンドロームはモルフェウス/エンハイ/ノイマン。ダブルクリエイトし、スナイパーライフルとかを購入し、武器を5本くらい使って敵をはちのすにします。
GM:俺が教室で本読んでたら話しかけてくるやつ!
GM:はちの巣女だ
星宮千佳:あっそれ面白いよねー!
星宮千佳:スナイパーライフルを確実に買うために調達を上げたらやたらお金持ちになったのですが
GM:やめろ!俺の純情をもてあそぶな!
GM:女子高生にしてはお金持ち
星宮千佳:これはDロイス錬金術士で金に愛されているため、宝くじの4等くらい(3000円とか)が死ぬほどよくあたるんだと思います。
GM:うらやましい
星宮千佳:そんなところかな。デキるUGNチルドレンなので、バディムーヴなどを駆使してみんなを助けるお姉さんしてあげるね。
星宮千佳:お姉さんなので!たよってね!
GM:頼るぜ!
GM:では、そんな千佳ちゃんのハンドアウトはこちら!
Nハンドアウト(PC①)
ロイス:乱童サナ 推奨感情 P:尊敬 /N:不安
 キミはN市の高校に通うごく普通の高校生で、オーヴァードだ。ある日の放課後、ワーディングを察知して街の地下に向かったキミが目撃したのは乱童サナというUGNの伝説的なエージェントがFHの野望を阻止しようとする光景だった。だが、乱童サナは異次元への扉を開こうとしたアルフレッド・J・コードウェルの手によって殺害されてしまう。乱童サナからコードウェル博士の野望を阻止するためのUSBメモリ(自動的にパソコンに刺さる装置が付いたすごいやつ)を託されたキミは、一人で街の平和を守る決意をした。
GM:NハンドアウトのシナリオロイスはPC②の乱童サナさん!
GM:推奨感情はPが尊敬で、Nが不安です。
星宮千佳:ほうほう
星宮千佳:これは会ってからとってもいいやつですか?
GM:OPで出会うことになるので、その時に感情等を決めてもいいですよ
GM:忘れないようにな!
星宮千佳:まかせて!チルドレンなので!
GM:OK!
GM:では、次!
GM:PC②の乱童サナさん、お願いします!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3_Op4AIM
乱童サナ:UGN本部エージェント、乱童サナ。コードネームは”スカーレットヴィヴィアン”
GM:本部エージェント!大物!
乱童サナ:暴力の化身ピュアサラ!結合粉砕とアマテラスで敵を殴る反面、閃熱の防壁で仲間を守るぞ。
GM:攻防一体の力だぜ!
乱童サナ:とはいえ、エンドラインでブイブイ言わせていたのは昔の話。
GM:そうなの!?
乱童サナ:片目と一人娘を失くしてからは夫とも疎遠、今は前線を退きすっかりやる気もないよ。
GM:やる気出して!
乱童サナ:もう世界とかどうでもいい~。知らね~。
GM:そんな・・・
乱童サナ:そんな感じです。よろしくね!
GM:はーい!では、そんなサナさんのハンドアウトはこちら!
Nハンドアウト(PC②:エンドラインステージ)
ロイス:通常ステージの自分  推奨感情 P:憧憬 /N:嫉妬
 キミはUGNの英雄と呼ばれたエージェントだった。だが、長い戦いの中でキミは様々なものを失い、今は一線を退いている。そんなある日、キミは目の前に開いた綻びに吸い込まれ、気が付くと全く別の世界にいた。そして、UGNの携帯端末にアクセスしたキミが目にしたのは、この世界のキミが死亡したというニュースだ。しかも、この世界のキミは強くて格好良く、キミが失った全てのものを持っていたようだ。何だ、このクソッタレな現実は! さっさと元の世界の戻る手段を探さなければ!
GM:Nハンドアウトのシナリオロイスは通常ステージのキミ自身!
乱童サナ:な……なんですってェエエエ!
GM:推奨感情はポジティブが憧憬でネガティブが嫉妬です
GM:まあ、もう死んでるので一安心ですね
乱童サナ:何を安心しろというんだ
GM:感情は変えたければ変えてもよい
乱童サナ:そのへんは取る時に決めましょう
GM:OK,ベイビー!
GM:では、そんな感じでお願いします!
GM:それじゃあ、次!
GM:PC3の芙蓉堂賢三さん、お願いします!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2fmo3gIM
芙蓉堂賢三:"大嘘鳥"芙蓉堂賢三(ふようどう・けんぞう)、モダンタイムスステージ出身の27歳男性です。
芙蓉堂賢三:倫敦にて日本からの輸入雑貨店を経営しているが、その実日本陸軍所属の情報部員、というのが普段。
芙蓉堂賢三:軍が開発したすごい装備である黒い外套をぞろりと着ている、愛想はいい怪しい兄ちゃんだよ。
GM:スパイだ!
GM:すごい怪しい!
芙蓉堂賢三:そういう言い方もしなくはない。
芙蓉堂賢三:性格は仕事柄慎重で警戒心は強いものの、味方は欲しいので皆さんとは仲良くしたい!
GM:仲良くしてあげてください。
芙蓉堂賢三:はーい
芙蓉堂賢三:性能的にはピュアソラでとにかく交渉攻撃を強化しました。視界装甲無視攻撃を飛ばしたいです。
芙蓉堂賢三:また、攻撃と同じダイス数固定値でドッジもできるのでびゅんびゅん避けていきたい。
GM:装甲無視はこわい!
芙蓉堂賢三:自動的に社会ダイスと達成値もやや多くなってますので、ミドルをえっちらおっちらがんばりたいです。
GM:情報収集でも頼れる!
芙蓉堂賢三:そんな感じで、よろしくお願いします。
GM:はーい!よろしくお願いします!
GM:では、そんな芙蓉堂さんのハンドアウトはこちら!
GM:Nハンドアウト(PC③)
ロイス:“M”  推奨感情 P:連帯感 /N:不信感
 キミは【通常ステージ以外の任意のステージ】を股にかけて活躍するオーヴァードだ。いつものように世界の危機を救ったキミは、目の前に開いた綻びに吸い込まれ、気が付くと全く別の世界にいた。困惑するキミの前に、“M”と名乗る長身の老人が現れた。異世界からの来訪者はキミ以外にもいて、世界を救うためにキミのような人間を集めていると“M”は言う。この男がどこまで信用できるのか分からないが、他に手掛かりがないのも事実だ。元の世界に戻るためにもひとまずこの男に協力するとしよう。

GM:Nハンドアウトのシナリオロイスは“M”。推奨感情はポジティブが連帯感で、ネガティブが不信感だ。
芙蓉堂賢三:設定したステージのお仕事情報は……あんまり関係ない……?
芙蓉堂賢三:不信!
GM:モダンタイムスの人なので……世界情勢の情報とかが役に立つかも……?
芙蓉堂賢三:そうだといいなあ?(不信感)
GM:そこには不信感を抱かなくていい・・・
GM:では、そんな感じでお願いします!
芙蓉堂賢三:よろしくお願いします!
GM:では、次!
GM:最後にPC4の倉橋たまきさん、お願いします!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsZGN1QIM
倉橋たまき:大怪盗ジャック・ローズこと倉橋たまきです。17歳。レネゲイド・ウォーステージからやって来ました。
倉橋たまき:必ず予告状を送りつけては、警察やヒーローを手玉にとり高価な美術品やレネゲイド関連の遺産を盗み出しています。
GM:大怪盗!許せない!
倉橋たまき:ただしヴィランというわけでもなく、むしろヴィランを倒すためにヒーローと共闘したりする、妙な存在です。
倉橋たまき:データ的にはワークスでヴィジランテを選んでます。
GM:奇妙すぎる!
倉橋たまき:本名は倉橋たまき。一人称が僕で、同姓にキャーキャー言われてる感じの女子高生。
倉橋たまき:事故で亡くなった母親が、かつて怪盗であったこと、何かの陰謀に巻き込まれて事故を装い殺されたことを知り、その真相を探るため怪盗になりました。
GM:悲しい過去・・・
倉橋たまき:シンドロームはエグザイルノイマン、範囲の白兵攻撃とか、あとセットアップで支援したりできます。
GM:万能!
倉橋たまき:クライマックスで火力が発揮される構成なので、ミドル戦闘があったら支援で貢献したいな~と考えてます。
GM:そういう策略でしたか
倉橋たまき:あと、ステージ特有のシステムで、ヴィジランテの人はソウルアイテムというのを設定するらしいので
GM:カッティングエッジの追加ルールですね。
倉橋たまき:思い出の一品を指定しました。相棒の怪盗からもらった指輪です。一部の判定ダイスが増えるらしいです。
倉橋たまき:この指輪で魔法が使えるそうなので、クライマックスで突然そういう演出をします。
GM:おお、楽しみです
倉橋たまき:昔一回だけ使ったPCを押入れから引っ張り出してきた奴なんで、無闇にスピンオフっぽい言動をしていく予定です!よろしくお願いします!
GM:はーい!
GM:では、そんなあなたのハンドアウトはこちら!
GM:Nハンドアウト(PC④)
GM:Nハンドアウト(PC③)
ロイス:“マスターレイス000(アインソフオウル)”  推奨感情 P:執着 /N:敵対心
 キミは【通常ステージ以外の任意のステージ】を股にかけて活躍するオーヴァードだ。いつものように世界の危機を救ったキミは、目の前に開いた綻びに吸い込まれ、気が付くと全く別の世界にいた。困惑するキミを “マスターレイス000(アインソフオウル)”と名乗る黒い獣のオーヴァードが襲撃した。「この世界は父さんによって再生されようとしている」とその獣は語り、服従か死かをキミに迫った。そのオーヴァードを辛うじて撃退したキミは元の世界に戻るためにも協力者を探す必要性を痛感した。

GM:Nハンドアウトのシナリオロイスは“マスターレイス000(アインソフオウル)”。推奨感情はPが執着で、Nが敵対心です。
倉橋たまき:敵っぽい奴だ
GM:000と書いてアインソフオウルと読みます
GM:格好良い
倉橋たまき:かっこいー
GM:頑張って敵対してください
倉橋たまき:たたかいます!
GM:では、PCの自己紹介はこれで終了!
GM:なお、PLの皆さんには事前にリバースハンドアウトをお配りしてますので
星宮千佳:おくばりされました!
乱童サナ:がってん!
芙蓉堂賢三:あります!
GM:これは開示する時まで決して他の人に見せないように大事にしてください
倉橋たまき:らじゃじゃ!
星宮千佳:だいじにするよ~
GM:では、最後にPC間ロイスの取得をしていきましょう!
GM:今回はPC1→PC4→PC3→PC2→PC1という感じでロイスを取ってください
星宮千佳:たまきち~
GM:ただ、皆さん事前に知りあっていたりはしないと思いますので
倉橋たまき:芙蓉堂ちゃんかー
芙蓉堂賢三:サナさんかな
GM:会った時の感情を想定して取ってもいいですし
GM:もしくは自分の世界で似たような人を知っていることにしても構いません
星宮千佳:ほうほう
GM:そんな感じでロイスを取るといい!
乱童サナ:らじゃー
星宮千佳:たまきちゃん、せっかく同い年だし自分の世界にもべつのたまきちゃんがいるといいけど、どうだろうなあ
芙蓉堂賢三:じゃあサナさんに○有為/不信感かなあ
倉橋たまき:通常ステージでも怪盗やってるかはどうだろう
芙蓉堂賢三:直接知ってるというよりは、こういうタイプの人をわりと見てる……的な
乱童サナ:なるほど
GM:なるほどね
倉橋たまき:同じ感情になってしまいましたが、芙蓉堂さんに有為:○/不信感だなー
星宮千佳:むつかしいな! できれば会ってから取りたいけど
芙蓉堂賢三:わーい
芙蓉堂賢三:利用しあっていきましょうねー
倉橋たまき:情報屋っぽいな~という印象なので
GM:利用価値があるぜ!
倉橋たまき:しあおう!
星宮千佳:たまきちゃんに ○興味/不信感 かなー
星宮千佳:こいつら全員不信感抱いてんな
芙蓉堂賢三:初対面だし……
GM:もっと信頼して!
乱童サナ:誰も信じられない
GM:そんなんじゃ村の外れに住みついたゴブリンは倒せないぜ!
GM:サナさんはどうします?
乱童サナ:会ってからかな?
GM:じゃあ、とりあえず取っておいて感情だけ開けておくといいでしょう
乱童サナ:わかったぜ!
GM:では、これでプリプレイのなんかは全て終了だ!
GM:あとはトレーラーを読みあげたらいよいよセッションに入っていくぜ!
GM:ダブルクロス The 3rd Edition シナリオ「インフィニティ・クライシス」
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが――、世界は知らぬうちに変貌していた。
“無限の始源(インフィニティコード)を手にした“裏切りの聖人(イスカリオテ)”は遂に計画を実行に移す。
繋がり始めた多元世界は混沌の螺旋を描き、宇宙を破滅に導かんとする。
少年に託された使命は重く、道のりは険しい。
だが、どんな時でもキミは1人じゃない。
未知の来訪者たちが集う時、反撃の狼煙が上がる。

GM:ダブルクロス The 3rd Edition 『インフィニティ・クライシス』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:それでは、セッション開始です!
GM:よろしくお願いしまーす!
倉橋たまき:よろしくお願いします!
星宮千佳:よろしくおねがいします!
乱童サナ:よろしくお願いしますー
芙蓉堂賢三:よろしくお願いします!
GM:では、まずはオープニングフェイズから。
GM:最初はPC①、千佳さんのオープニングです
GM:ダイスを振りまくって侵蝕率を上げるがいい!
GM:あっつ
GM:ちょっと待ってね
星宮千佳:ヌッ
GM:この原稿を見ると「最初にマスターシーンをやるよ」って書いてあったので
GM:最初にマスターシーンをやります
GM:そんなわけで、まずはマスターシーン。

OP00 : マスターシーン

GM:超ド級ナチス空母トイフェル。その薄暗い一室。
GM:闇に覆われた空間に、少年たちが集まっている。
GM:そこに、身長2メートルはあろうかという大柄な少年がやってくる。
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「……オレが最後か。親父はどういうつもりだ。アークエネミーはもういいのか?それに、このやたら悪魔めいた形状の空母はな?」
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「ヒャハハ! 久しぶりだなぁ、おい! というかお前、どの世界のデフロットだ!?」
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「……あん?」首を傾げる。
“マスターレイス06”七里千明:「そんなのどうでもいいわ」
“マスターレイス04”シモン・D・コードウェル:「ついに計画が最終段階に入るのさ」
“マスターレイス09”レリア・ジュリー:「とうとう……お父様の願いが……」
“マスターレイス14”黒須左京:「くだらん。俺は全てのオーヴァードを殺すだけだ」
GM:“マスターレイス000”という黒い獣のオーヴァード甲高く吠えると、アルフレッド・J・コードウェルが姿を現す。
GM:その隣には青白い顔の壮年の男が控えている。
青白い顔の男:「粒子加速器は問題なく動作している。万事、整っているぞ。アルフレッド」
アルフレッド・J・コードウェル:「ああ。では、始めるとしよう」
アルフレッド・J・コードウェル:「――世界の変革を」
GM:マスターレイスの少年たちは頷き返す。
GM:シーン終了。

OP01 : 星宮千佳

GM:では、改めて千佳さんのOPにいきましょう!
星宮千佳:あたし!
GM:ダイスをいっぱい振って侵蝕率を上げるがいい!
どどんとふ:カウンター値に「侵蝕率」は存在しません
星宮千佳:ヌッ
星宮千佳:この世界は侵蝕率じゃなくて侵蝕の世界だ
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:32->36)
GM:好調!
GM:このシーンは放課後にキミが戦いの現場に紛れこみ、この世界のPC②からUSBメモリを託されるシーンになります。
星宮千佳:うけとるぞ~
星宮千佳:ちゃんと交番にとどけるね
GM:頼んだぜ

GM:ある日の放課後、キミはいつものようにクラスメイトモブの獅堂ヒカルと一緒に下校していた。
GM:獅堂ヒカルは少し前にキミのクラスに転校してきたモブで、金髪ショートカットのどこか未来っぽい雰囲気のある美少女モブです。
星宮千佳:未来っぽい雰囲気、ふんわりしすぎだろ……!
獅堂ヒカル:「今日の勉学も面白かったなぁ。まさか明智光秀が織田信長を裏切るとは……」
星宮千佳:「ねー。びっくりだよね」
星宮千佳:「織田信長、死んじゃうのかなあ」
獅堂ヒカル:「まさか死ぬわけはないと思うがなぁ」
星宮千佳:「そりゃそーだよね! 信長だもん!」
獅堂ヒカル:「信長が天下人になるに違いないと私は思っているぞ」
星宮千佳:「信長が死ぬ時は日本が滅ぶ時だよ、きっと」
星宮千佳:「たぶん……メイビー……」
獅堂ヒカル:「メイビー!それは知っているぞ。英語というやつだな」
獅堂ヒカル:「意味は……そう……」遠い目をする。
GM:キミたちはフードトラックの前を通りかかる。近くのカフェがお店を出しているようだ。
星宮千佳:「あ! ひーちゃん見て見て!」
GM:手作りのドーナツや今川焼きなどのメニューが売られている。
獅堂ヒカル:「千佳!あれ何!?メイビー!?」
星宮千佳:「ドーナツだよドーナツ!」
星宮千佳:「ドーナツ……じゃないかな……たぶん」
星宮千佳:「メイビー……パーハップス……」
獅堂ヒカル:「ドーナツ!」
獅堂ヒカル:「パー……それは知らん……」
星宮千佳:「ひーちゃん、ドーナツいつも何味食べてるの?」
星宮千佳:「あたしのと交換っこしよ! あたしもちもちのやつにするから!」
獅堂ヒカル:「味!味があるのか!」
獅堂ヒカル:「すごい。見てみろ、千佳。食べ物なのに丸いぞ!」
GM:ヒカルはにわかに興奮する。
星宮千佳:「え、だってドーナツだし……?」
星宮千佳:「ひーちゃん、たまにおかしなこと言うな~」
星宮千佳:「……えっ、まさか、もしかして」
星宮千佳:「ヒカル様は、ドーナツを食べたことがないお方ですか?」
獅堂ヒカル:「お、おかしくないぞ。私はこんなに一般社会に溶け込んでるじゃないか!」
獅堂ヒカル:「おっ、敬語。くるしゅうない」
獅堂ヒカル:「そうなんです。この私、やんごとなきお方だから……」焦りながらも肯定する。
星宮千佳:「ほほー」
星宮千佳:「よしよし。しかたないな~」
星宮千佳:「今日はこのあたしが……この千佳おねーちゃんが! 特別に!」
星宮千佳:「ひーちゃんにドーナツをおごってしんぜよう!」
獅堂ヒカル:「ま、まさか」
獅堂ヒカル:「ありがたき幸せ……!」
星宮千佳:「くるしゅうないぜ! さあ選ぶがいい!」
GM:ヒカルは地にはいつくばる。
星宮千佳:よいしょよいしょとヒカルちゃんを引き起こします。
獅堂ヒカル:「私はこのメイプルシュガー味にしよう」引き起こされながら選ぶ。
星宮千佳:「ほらもー。手がよごれるからだめだってば、そういうの」 先日行ったサイゼで余分にとっておいた濡れナプキンで手をふきふきしてます。
星宮千佳:「じゃああたし、もっちリングのいちご味にしようかな。これ二つくださーいな!」
星宮千佳:「もっちもっち! もっちリング!」
ドーナツ屋の長老:「よかろう……お主にこれを授けよう……」
星宮千佳:(これ本当にドーナツ屋かな……)
獅堂ヒカル:「よし。半分は千佳嬢にあげよう」ドーナツをぱっくり二つに割る。
星宮千佳:「お、おう」 ドーナツ屋の長老をめちゃくちゃ警戒しながらもらいます。
獅堂ヒカル:「ドーナツを買ってくれた礼だ」
星宮千佳:「じゃあドーナツを買わせてくれたお礼に、もっちリングを半分あげよう~」
星宮千佳:「おいしいぞ~。もっちもっちだぞ~」
獅堂ヒカル:「おお。ギブアンドテイクだな」
獅堂ヒカル:「もちもちする。丸いものは柔らかいんだな……」金髪美少女モブはドーナツをほおばりながら微笑む。
星宮千佳:(これ本当にドーナツ屋かな……) 長老を死ぬほど警戒してます。
星宮千佳:「ひーちゃん、ほんとにドーナツ食べたことないんだ!?」
星宮千佳:「そういう人類、地球上に存在するんだな~」
ドーナツ屋の長老:「さらばじゃ……お主が使命を果たした時またまみえるじゃろう……」
星宮千佳:「あっはい……」
星宮千佳:(本当にドーナツ屋なのかな……)
獅堂ヒカル:「ない。そして、私は人類だ。この時代にはこんなに丸い食べ物があるんだなぁ」
星宮千佳:「うひひひ。この時代て!」
星宮千佳:「時間旅行者じゃないんだから!」
獅堂ヒカル:「むっ、しまった。今のは聞かなかったことにしてくれ」
星宮千佳:「うん。タイムパトロールに粛清されちゃうもんね」
獅堂ヒカル:「そう。それに、千佳嬢の記憶も消さなくちゃいけなくなる。それは嫌だからな」
星宮千佳:「ほー」
星宮千佳:「記憶を消されるのは嫌だなあ」
獅堂ヒカル:「そうだろう。嫌だろう」
GM:そんな感じにクラスメートと他愛無い会話をしていると、お互いの家への曲がり角へと差し掛かる。
獅堂ヒカル:「それじゃあ、千佳。また明日学校で!」
星宮千佳:「うぇいうぇい! またあしたね!」
星宮千佳:「数学の宿題忘れちゃ駄目だよー!」
星宮千佳:「新田せんせにころされるからねー!」
獅堂ヒカル:「うっ、あの微積分のやつか。あれは死ぬほど苦手なんだが、殺されるのも嫌だ……」
星宮千佳:手をぶんぶん振って帰路につきます。スーパーでカレーの材料を買って帰る予定。
GM:苦悶するヒカルの姿は遠くに消えていく。
GM:では、キミが帰り道のスーパーに向かっていると。
星宮千佳:「うーん。そうだよな~」
星宮千佳:「記憶を消すのも、消されるのも、もーやだもんな~」
GM:キミは《ワーディング》が展開されるのを察知します。
星宮千佳:「!」 方角はわかりますか?
GM:発生源はこの街の地下のようですね。廃線になった地下鉄の駅がある辺りです。
星宮千佳:「うわっ下!?」
GM:キミは向かってもいいし、向かわなくてもいい!
星宮千佳:「んもー! めんどいなー!」 《万能器具》でロードバイクを作って、立入禁止になっているはずの廃駅に向かいます。
星宮千佳:「市街地のど真ん中とかじゃないのは評価するけど!」
星宮千佳:「遠いんだってば~~!」
GM:では、キミはそうやって廃線になった地下鉄の駅へと向かいます!

GM:薄暗い廃駅。
GM:奥の方で何か爆発するような音や銃声が聞こえる。
星宮千佳:音の感じで、何人くらいいそう、とかはわかりますか?
星宮千佳:いっぱい、とか、少人数、とか
GM:十人前後、といったところですかね。
星宮千佳:暗い通路を駆けながら、音声入力でUGNに連絡してます。
GM:では、廃駅の奥へと進むと、向こう側では何かの巨大な装置が光を放っています。
GM:それを取り囲むようにして複数のオーヴァードが交戦している!
星宮千佳:「ハニカムファイア、ポイント到着。現場はN市廃線構内、状況不明。10人前後が交戦中」
GM:コードウェル博士と数人のオーヴァードたち――マスターレイスだ。
星宮千佳:「一般人がいたら守ります以上! ひとりだと大変だから応援とかよこしてね!」
星宮千佳:これ、出たらどう考えても殺されちゃいそうな気がするんですが
GM:敵の攻撃を一身に受け止めるエージェントはUGNの英雄と呼ばれるオーヴァード、乱童サナだ。
星宮千佳:直前で気付いて身を隠した方がいいんでしょうか? 気づかれた方がいい?
GM:どっちでもいいですよ!
星宮千佳:「へいへいへい!そこのキミたちなにをやっうおお!?」
星宮千佳:直前で急ブレーキしてそのあたりのコンテナの影に隠れます。
GM:キミの目の前で、強力なエフェクトが炸裂する!
星宮千佳:(えーーー!? ちょっとえーーー!)
星宮千佳:(あれ知ってる! コードウェル博士じゃない?)
星宮千佳:ちらっとコンテナの影から顔を出して、もう一度確認する。
星宮千佳:(コードウェル博士じゃん! なに!? なんでこんなとこに!?)
星宮千佳:(ヒマなの!?)
アルフレッド・J・コードウェル:「“スカーレットヴィヴィアン”。プロジェクト・インフィニティコードまで邪魔するつもりか」
乱童サナ:「装置を起動させたらどうなるか、本当に分かっているの? コードウェル博士」
乱童サナ:「この街一つ犠牲になる程度じゃ済まない。今すぐ止めるべきよ」
アルフレッド・J・コードウェル:「犠牲など全て帳消しになる。そのために、何年も何十年もかけて準備を進めてきた」
アルフレッド・J・コードウェル:「そのためのプロジェクト・インフィニティコードだ」
乱童サナ:「はあ……私に説得できる相手じゃない、か!」
乱童サナ:一閃。二閃。三閃。
休みなく駆けながら、輝く剣で敵の攻撃を切り裂く。
その度、炎を纏った軌跡が周囲を赤く染める。

星宮千佳:(ひとり、ふたり、さんにん、四人……あのスカーレットなんとかさんは味方だとして)
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「ヒャハハ!父上に逆らうつもりかよ!面白え!死にな!!」
星宮千佳:(まずいな。どうやったら行きて帰れるかな。うまいことこっちに気づいてもらってああああ!もう動いてる!)
GM:“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェルは爆炎を放ち、“マスターレイス14”黒須左京は雷の槍を迸らせ、“マスターレイス09”レリア・ジュリーは血と光をまき散らす。
乱童サナ:燃える足で地面を滑るように移動し、それらの攻撃を置き去りにして後退する。
乱童サナ:炎の轍を残しながら、物陰に隠れている千佳ちゃんの傍で急停止。
乱童サナ:「あら」
星宮千佳:「あっ」
乱童サナ:「あなた……どっち?」
乱童サナ
ワーディング環境下で動けている以上は、当然オーヴァード。
あとは所属がどちらかということになる。

星宮千佳:「UGN。そっちは少なくとも」 スモークグレネードを三つ錬成し、そのへんに放り投げる。めくらまし。
星宮千佳:「FHの敵だよね? ってことはこっち側だよね?」
星宮千佳:「あれヤバヤバだから! コードウェル博士だから! いったん逃げよ!」
星宮千佳:ハンドガンを錬成。スモーク越しに威嚇射撃。
乱童サナ:「的確な判断ね、いい訓練を受けている」
星宮千佳:「いやあ、えへへへ」
星宮千佳:「そーゆーのはあとでいいから!」
乱童サナ:「とはいえ……いったん、というわけにもいかないの。この場を切り抜けたらゆっくり話しましょう」
星宮千佳:「はい逃げる! いいですね? はい! このお話終わり!」
星宮千佳:「切り抜……えっ逃げるんだよね?」
乱童サナ:「逃げれば負けて終わり。そういう戦いもある」
乱童サナ:やりきれなさそうに苦笑する。
星宮千佳:「死んでもおわりなんですけど!?」
“マスターレイス06”七里千明:「何、この銃声。ああ、うるさい。静かにしてちょうだい……!」
GM:乱童サナを狙って“マスターレイス04”シモン・D・コードウェルは無数の刀剣を射出し、“マスターレイス06”七里千明は周囲を凍結させ、“マスターレイス000”という黒い獣が漆黒の光線を放つ。
乱童サナ:「……!」
乱童サナ:《閃熱の防壁》。回転する十字の炎は、煙幕に隠れた星宮千佳に向かっている攻撃を遮断する。
乱童サナ:だが、自身に向けられた攻撃は――回避しきれない物量。
GM:回避しそこなったキミの体を“マスターレイス08”デフロット・バイルの拳がとらえる!
乱童サナ:「が……!」
星宮千佳:「ちょっ……!」
GM:“マスターレイス08”の拳によって乱童サナの体は吹き飛ばされ、光を放つ装置へと激突する!
星宮千佳:ガトリングを錬成して構えてます。今更、この戦力相手に勝てるとは思えないが。
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「何だァ、あのガキ。まあ、いいや」
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「ヒャハハ!燃え尽きちまいな!」
GM:“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェルが乱童サナと装置を目がけて炎の塊を放つ!衝撃!轟音!光が爆発する!
星宮千佳:「誰がガキだこらーっ!」 ヨハン君にガトリングを乱射します。
星宮千佳:「待ってて剣士の人! いま助……」
GM:コードウェル博士の隣にいる青白い顔の壮年の男が大声で叫ぶ!
星宮千佳:「…………!」
青白い顔の男:「よせ、ヨハン。粒子加速器は繊細なのだ!」
星宮千佳:ガトリングの流れ弾がガシガシ粒子加速器に当たります。
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「チッ、怒られちまった」銃弾を蒸発させながら舌を出す。
GM:爆発する光を浴びた乱童サナの体がキミのそばに落下してくる。
星宮千佳:「うわつっよ……やばやばのやばだよ」
星宮千佳:「あっ」
星宮千佳:「剣の人!」
GM:彼女は満身創痍で、動くこともできないようだ。
星宮千佳:もうどう考えても勝てそうにないので、もしCAT兄さんとGMが良いなら
星宮千佳:ここは剣の人をずりずり引きずって撤退したいんですが、どうでしょうか
GM:いえ、それではここでキミに重要アイテムを託してもらいましょう。
星宮千佳:なんと!
GM:なんか……レネゲイドアイテム的な……。
乱童サナ:「ごめんね、心配かけて……今日は少し……調子が悪いみたい。大丈夫……すぐ立ち上がるから……」
言いながら、咳き込んで血の塊を吐き出す。

星宮千佳:「そうそう、大丈夫。オーヴァードはそうかんたんに死なないから」 スモークグレネードを投擲。ずりずり引きずっていきます。
星宮千佳:「ちょっと下がろっか。で、安全なとこで手当してあげる」
星宮千佳:「少しだけがまんしてね。すぐだからね」
乱童サナ:引きずられながら、懐から取り出したUSBメモリ(自動的にパソコンに刺さる装置が付いたすごいやつ)を差し出す。
星宮千佳:「……なにそれ? メモリ?」
乱童サナ:「これを、持っていて。あの装置を、止めるためのキー。あなたが……」
乱童サナ:「ああ。名前、まだ聞いてなかった」
星宮千佳:「千佳。UGNチルドレンの、《ハニカムファイア》。星宮千佳」
星宮千佳:「そっちも名前教えて。UGNのデータベース検索して、さきに輸血手配するから」
乱童サナ:「千佳ちゃんね。私はUGN本部エージェント、《スカーレットヴィヴィアン》乱童サナ」
星宮千佳:USBキーを受け取ります。 「本部……本部!?」
星宮千佳:「もー! 本部の人が、なんであんな勝ち目ない戦いするかなー! もー!」
乱童サナ:「頼みます。この仕事は……あなたがやるの。行って」
乱童サナ:そう言って、最後の力を振り絞って千佳ちゃんを突き飛ばす。
星宮千佳:「行ってじゃない! サナさんも来るの!」
星宮千佳:「ちょっ……!」
GM:その時、“マスターレイス000”は滑空しながらキミたちに接近!黒い光線を放つ!
星宮千佳:ちょうどくだり階段の近くに差し掛かっていたので
星宮千佳:そのままごろんごろんと転がり落ちていきます。
星宮千佳:「サナさ……!」
GM:くだり階段が崩れて塞がる!
乱童サナ:地面にうつぶせに倒れ、身動き一つとれない。浅い呼吸を繰り返している。
GM:マスターレイスたちを従えたコードウェル博士が乱童サナに近付いてくる。
アルフレッド・J・コードウェル:「……呆気ないものだな。“スカーレットヴィヴィアン”」
アルフレッド・J・コードウェル:「新たな世界のために、私は全てを破壊する」
乱童サナ:「……上手くは、いかない。UGNは、世界の盾は……必ず、あなたの計画を食い止める」
乱童サナ:言い放ち、無理やり顔を上げて笑って見せる。
アルフレッド・J・コードウェル:「くだらん……!」
アルフレッド・J・コードウェル:「ならば貴様から先に消えろ」
GM:憎悪で顔を歪めたコードウェル博士はオリジナルエネミーエフェクト《無限の始源》を使用します。
GM:効果は以下のとおり。
GM:無限の始源(インフィニティコード)
最大レベル:1
タイミング:メジャーアクション
技能:〈RC〉 難易度:-
対象:単体 射程:視界
侵蝕値:- 制限:-
 このエフェクトは他のエフェクトおよびその他のあらゆるデータと組み合わせることができない。
 射撃攻撃を行う。
 このエフェクトを使用した攻撃で、対象にHPダメージを与えることはできない。
 このエフェクトを使用した攻撃に対するリアクションの判定のダイス目を全て1に変更する。
 このエフェクトを使用した攻撃が命中した場合、対象は死亡する。
 このエフェクトは1シナリオに3回まで使用できる。

星宮千佳:鬼かな?
GM:乱童さん、リアクションします?
乱童サナ:一応するので判定どうぞ
GM:25dx+20
DoubleCross : (25R10+20[10]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,5,5,5,5,6,7,7,8,9,9,9,9,10,10,10]+8[3,6,8]+20 → 38

GM:達成値は38です。
乱童サナ:うおおおお
乱童サナ:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,3,5,5,6,7,10]+9[9]+1 → 20

GM:リアクションをどうぞ。
GM:一度目のダイス目、7個が全て1に変更されます。
GM:なので、ファンブルです。
GM:コードウェル博士の瞳に、繋がった蛇の紋様が浮かぶ。
GM:その手から禍々しい光が放たれる。
GM:崩れた階段の隙間から、千佳にはその光景が見える。
アルフレッド・J・コードウェル:「さらばだ。UGN」
星宮千佳:「…………!」
星宮千佳:「このっ」
星宮千佳:「ばっかやろーーーー!」 サナさんにそれだけ大声で叫んで、一目散に逃げ出します。
乱童サナ:握りしめていた剣が手を離れ、割れ砕けて宙を舞う。
乱童サナ:千佳ちゃんの言葉に、申し訳なさそうに微笑む。
GM:乱童サナは死亡します。

星宮千佳:「もー! ちくしょー!」 暗い地下鉄構内を走る。
星宮千佳:「なにが本部エージェントだ! ばか! わからずや!」「おたんちん!」
星宮千佳:USBキーを握りしめる。
星宮千佳:「仕方がないから、あたしが……かわりに! なんとかしてあげるよ……!」
星宮千佳:「ばっかやろー!」 バタバタ走っていきます。
GM:シーン終了。

OP02 : 乱童サナ

GM:次のシーン!
GM:次は乱童サナさんのOPです。
GM:ダイスをとにかく振って侵蝕率を上げるといい!
GM:では、次のシーン!
GM:次は乱童サナさんのOPです。
GM:はちゃめちゃにダイスを振って侵蝕率を上げるといい!
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+8(1D10->8)した (侵蝕:33->41)
GM:結構上がる
GM:このシーンは、キミがエンドライン世界から通常世界に飛ばされるシーンです。
乱童サナ:楽しみ~

GM:【エンドラインステージ】

GM:UGNが敗北し、FHが統治する世界。
GM:オーヴァードの存在は世間に公表され、一見すると街は平穏そのものだ。
GM:しかし、FHに逆らうものやUGNの残党は密かに粛清されており、そこに一切の自由はない。
GM:科学技術は現代日本よりも若干進歩したが、非オーヴァードに対する差別も日に日に増している。
GM:そんな世界のあるセーフハウスの一室。
GM:そこは、レジスタンスであるUGNの隠れ家の一つであり、今のキミのアジトでもある。
GM:キミは、そこに潜伏していた。
乱童サナ:薄暗い室内で紙袋から缶ビールをあおり、冷めきった薄いハンバーガーをもそもそと齧る。
乱童サナ:床には同じように飲み食いして散らかした空き缶や、紙袋がそのまま積み重なっている。
乱童サナ:ふと、机の上の写真立てに映っている幼い少女に目をやり、また目を背ける。
GM:そこで、キミの携帯電話が鳴る。
GM:ディスプレイには霧谷雄吾の名前が。
乱童サナ:着信元を確認した上で、缶ビールをまた一口。
乱童サナ:ハンバーガーを齧り、鳴りやまない携帯に顔をしかめる。
GM:電話は留守電に切り替わり、霧谷は一方的に話し始める。
霧谷雄吾:「……乱童さん。我々にはあなたの力が必要です」
霧谷雄吾:「UGNの英雄と呼ばれたあなたの力が」
GM:霧谷の声は疲れ果て、どこか切実だった。
乱童サナ:「……英雄ね」
霧谷雄吾:「UGNにはもはやかつてのような力はありません。だからこそ、あなたのような人が必要なのです」
乱童サナ:ふ、と鼻で笑ってソファに寝転がる。ビールが零れて服を汚すがおかまいなしだ。
霧谷雄吾:「どうか、もう一度私に力を貸してください。オーヴァードと人類の自由のために」
霧谷雄吾:「乱童さん、これはあなたにしかできない仕事です」
乱童サナ:「……」
霧谷雄吾:「どうかよろしくお願いします」
GM:霧谷からの通話は切れる。
GM:部屋に再び静寂が戻る。
乱童サナ:「勝手な事言いやがって」
GM:外では、FHの街宣車が平和の重要性や人類の管理の有用性を説いている。
乱童サナ:「どう見たって、もう決着はついてるでしょ」
乱童サナ:中身の残った缶を放り投げ、目を閉じて眠ろうとする。
GM:では、その時、突如としてキミの目の前の空間が歪んでいく!
GM:空間がねじれるようにして裂ける!
乱童サナ:「……?」
乱童サナ:とっさに立ち上がり、机の上の携帯端末を手に取る。
GM:向こう側に七色に光る空間が広がっている。
GM:キミの体はそちら側へと吸い込まれていく!
GM:吸い込まれたキミは不可思議な空間の中を漂流する。
GM:どこか違う国や他の時代のヴィジョンが遠くに垣間見える。
乱童サナ:「敵の攻撃……!? どうして、居場所がバレた……?」
GM:そして――。
乱童サナ:「いや、今更私一人を狙う意味がない。じゃあ、これは……?」
GM:――気が付くとキミは知らない場所にいた。
GM:高層ビルの街並み。ハイウェイを行き交う自動車。
GM:キミのいた街に似てはいるが、どこかが決定的に異なっている。
乱童サナ:(これは、何……?)
GM:キミの手元の携帯端末がネットに繋がる。
乱童サナ:(技術レベルに若干の低下。それ以上に、根本的に何か……空気が違う気がする)
GM:次の瞬間、けたたましく通知が鳴る。次々とUGNネットワーク内のニュースが流れてくる。
GM:『乱童サナ、死亡!』『UGNの英雄、散る!』『霧谷雄吾、ショック!』
GM:なんとそれはキミの訃報のニュースだ!
乱童サナ:「いや、死んでないけど……誤解にしても、速すぎ…る……?」
霧谷雄吾:『すごいショックです。かなりショック。信じられない』動画も再生される。
GM:ニュース記事の内容によると、キミはUGNの英雄と称される超優秀なエージェントで、人望も厚く、人間関係も良好だったらしい。
乱童サナ:記事を追う顔が曇る。そこに描かれているのは、確かに自分だ。だが自分ではない。
GM:キミとはえらい違いだ。
乱童サナ:取り返しのつかない失敗に打ちのめされ、人を遠ざけ、自堕落な日々を送っていた自分とは似ても似つかない自分。
乱童サナ:「何がどうなってるの……」
乱童サナ:情報は何もなく、理解が及ばない。だが、一つだけ確かなことがある。
GM:ニュース記事内の動画では、キミがどれほど素晴らしいエージェントで人格的にも優れていたかを霧谷雄吾が熱弁している。
乱童サナ:今この、もう一人の自分に、無性に腹が立っている。
乱童サナ:思わず携帯を地面に叩きつけそうになり、すんでのところで思いとどまる。
乱童サナ:「ふざけるな」
乱童サナ:吐き捨てるようにそう言って、ポケットに手を突っ込んで歩き出す。
GM:では、キミが歩き出したところでシーン終了!
GM:シナリオロイスは自分自身に取るといい!
GM:あと、さっきのOPで千佳さんにシナリオロイスを取ってもらうのを忘れたので
GM:千佳さんもサナさんにロイスを取るといいでしょう
星宮千佳:あっ
星宮千佳:>乱童サナ 推奨感情 P:尊敬 /N:不安 推奨感情がこれなようなので
星宮千佳:-本部エージェントのひと/乱童サナ/尊敬/○無責任!/ロイス
星宮千佳:これでとります。
GM:やったぜ
乱童サナ:シナリオロイス 通常世界の乱童サナ P:羨望/N:憤懣〇で!
GM:憤懣してる
星宮千佳:この乱童サナって人、みんなから怒られてるな
GM:怒られない方がいいのになぁ

OP03 : 芙蓉堂賢三

GM:では、改めて次のシーンにいきましょう!
GM:次は芙蓉堂さんのOPです
GM:ダイス&侵蝕率をどうぞ!
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:35->36)
芙蓉堂賢三:かるい
GM:軽いぜ

GM:【モダンタイムスステージ】
GM:さて、キミは何をしていますか
芙蓉堂賢三:そうですね、諜報の仕事から帰って、自分の店に戻るところとかでしょうか。
GM:了解です。
GM:霧けぶる20世紀初頭のロンドン。
GM:シルクハットとステッキの英国紳士が街を行き交い、馬車が走る。
GM:霧の中にガス灯がぼんやりと光る。
GM:キミは自身が営む小さな雑貨屋『カラスバ』に戻るところだ。
芙蓉堂賢三:ではそんな中、周囲より一際小柄な影が、闇に溶けるように歩いている。
芙蓉堂賢三:黒い帽子を目深に被り、黒い外套はガス灯から外れれば見分けもつかなくなる。
GM:キミはドレス服姿の美しい妙齢の女性とすれ違う。
マダム・ミヤコ:「あら、ミスター芙蓉堂。ご無沙汰しております」
GM:プランめいた雰囲気を漂わせる女性は礼儀正しく頭を下げる。
芙蓉堂賢三:「……ああ、これは」立ち止まり、こちらも礼を。
マダム・ミヤコ:「ご商売の方は調子はいかが?」
芙蓉堂賢三:帽子を上げる。東洋人の薄い顔が現れる。
芙蓉堂賢三:「なかなか思うようには、というところですね」
GM:女性は日傘を少し上げる。ミステリアスな美貌の東洋人だ。
マダム・ミヤコ:「あちらのご商売も?」
芙蓉堂賢三:「需要に対して供給が。こちらも仕入れを急いではいますが」
芙蓉堂賢三:「何か急ぎでお入り用のものがありましたら、マダム」どちらの商売、とは言わずに。
芙蓉堂賢三:「いずれゆっくりとお話でもしたいものですが」
マダム・ミヤコ:「それはありがたいお申し出です。私はしがない貿易商ですが、お力になれることがあればなんなりと」
芙蓉堂賢三:「こちらこそ、心強いことで」愛想の良い笑みを浮かべる。
マダム・ミヤコ:「いい紅茶が入りましたので、また近くお茶でもご一緒したいですわ」
GM:プランめいた女性はぺこりと頭を下げると立ち去る。
芙蓉堂賢三:ふう、と息を吐く。ガス灯の下でそれは、煙草の煙のように浮かび。
芙蓉堂賢三:小さく鳥の形を描きかけて、消えていく。
芙蓉堂賢三:「……おっと」
GM:警備をしていたスコットランドヤードの制服姿の男が不思議そうに首を傾げる。
芙蓉堂賢三:「こんばんは。いい夜ですね」帽子を被り直して。
芙蓉堂賢三:そのまま、そそくさとまた闇に溶けていく。
芙蓉堂賢三:あと2ブロックもすれば、自分の店にたどり着く。
芙蓉堂賢三:そこで今日の収穫をまとめ、本国へと連絡を――。
GM:キミが大日本帝国への報告内容を思案しながら歩いていると、徐々に霧が濃くなっていく。
GM:ロンドンは霧の都と呼ばれているとはいえ、この霧は尋常ではない。
芙蓉堂賢三:(……今日はまた一段と深いな)霧には慣れたものだが、少し眉を顰める。
GM:ガス灯の光さえ見えないほどだ、
芙蓉堂賢三:……店が、遠い。
GM:そのまま霧の中を歩いていると、キミは。
GM:いつの間にか知らない場所にいた。
芙蓉堂賢三:(迷うか? この距離で、私が?)
芙蓉堂賢三:「……と」
芙蓉堂賢三:周囲を見渡す。
GM:足元はコンクリートで舗装された道路に変わり、目の前を鉄の車が通り過ぎる。
GM:周囲には高層ビルが立ち並んでいる。
芙蓉堂賢三:「……?」慣れない足下の感触。見たことのない風景。
芙蓉堂賢三:自動車はわかる。だが、あまりに速すぎる。
GM:霧が晴れる。空が広がる。
芙蓉堂賢三:「なんだ、ここは……?」
GM:キミがいた世界とは全く異なる景色だ。
芙蓉堂賢三:後ろを振り返る。まだ、道が残っているかも知れない。
GM:だが、キミの歩いてきた道はすっかり消えてしまっている。同じようなコンクリートの道が続くばかりだ。
GM:先ほど言葉を交わした婦人やスコットランドヤードの警察官の姿もない。
GM:代わりに洋装の日本人が闊歩している。
芙蓉堂賢三:「……神隠し? 妖精郷か何かかな」焦りを感じながら、非現実的なことを考える。
芙蓉堂賢三:自分が呪術的能力を行使している以上、そういった現象が起こってもおかしくはない、はずだ。
GM:では、困惑するキミの前に、スーツ姿の老人が姿を現す。
芙蓉堂賢三:「…………」
“M”:「やあ。お困りのようだね」
芙蓉堂賢三:「ああ、言葉は通じますか……」
GM:長身の老人はどこかただならぬ雰囲気を漂わせている。
芙蓉堂賢三:ひとまず、その声に対応する。
“M”:「突然のことに驚いているだろう。ここはキミが元いたのとは違う世界だ」
芙蓉堂賢三:「どうもそのようだ」帽子を完全に取る。周囲からは浮いていたからだ。
芙蓉堂賢三:「あなたは事情をご存知のようですが……」
“M”:「知っているとも。だから、キミに会いに来た」
“M”:「この世界は今、危機に瀕している。いや、この世界だけではない。全ての世界の危機だ」
芙蓉堂賢三:「……なんですって?」
芙蓉堂賢三:「世界が? 戦争でも起きますか」
“M”:「この世界にはキミ以外にも多くの来訪者がやってきている。他の世界から、ね」
“M”:「戦争よりも酷い」
“M”:「それを止めるために私はキミのような者を集めている」
芙蓉堂賢三:「…………」どうにか飲み込もうとする。
芙蓉堂賢三:「私が? ただのしがない雑貨屋ですよ」
“M”:「そのしがない雑貨屋の力が必要なのだ」老人はウインクする。
芙蓉堂賢三:「世界どころか、国ひとつ左右することもできない……」
“M”:「1人では無理でも、力を合わせればできるさ」
芙蓉堂賢三:「ああ、集めている、でしたっけ」不審を抱きながら。
“M”:「そう。仲間がいる」
“M”:「どうだね。私に力を貸してもらえないだろうか」
芙蓉堂賢三:「……断った場合、私は元の巣穴に帰れるものですかね?」
芙蓉堂賢三:「そもそも、どこなんだここは。別の世界?」
“M”:「自分の力で時空を1つ2つ飛び越えればあるいは!」
“M”:「ここかね。ここは、2020年の日本だよ」
芙蓉堂賢三:「私の羽はそういう風には出来ていないので」
芙蓉堂賢三:「…………」
芙蓉堂賢三:「ざっと百年以上未来?」
“M”:「そういう計算になるかね」
芙蓉堂賢三:周囲を改めて見回す。記憶の祖国とは全く違う風景。
芙蓉堂賢三:「ああ」
芙蓉堂賢三:「まだ健在で……裕福なんだな、我が祖国は」
芙蓉堂賢三:一瞬だけ笑い。
“M”:「少なくとも、平穏ではあるな」
“M”:「さて、どうするかね?」
芙蓉堂賢三:「協力すれば、戻れることを保証して貰えますか」
“M”:「この“M”の名において約束しよう」
芙蓉堂賢三:「頭文字ね、暗号めいている」
芙蓉堂賢三:「……縋るものも他にはなさそうだ」
“M”:「偽名では信用できんかな」
GM:老人は少し悲しげにしている。
芙蓉堂賢三:「いえ、仕事上、上手く関係が築ければそこはなんとでも」
芙蓉堂賢三:「一旦連帯関係を築く以外になさそうだな」
“M”:「そう言ってくれると助かる」
芙蓉堂賢三:まだ目に不信の色を残しながらも、高速で走り去る車に一歩下がる。
芙蓉堂賢三:「それで? 何をすればいいんです。具体的には」
芙蓉堂賢三:「やるとなれば迅速ですよ、私は」
“M”:「まずは我々のアジトに案内しよう」
“M”:「“トロイの木馬”に」
芙蓉堂賢三:「いかにも敵陣只中という感じですね」
芙蓉堂賢三:「……しかし」
芙蓉堂賢三:「五年ぶりの帰国が、こんな形になるとはな……」
芙蓉堂賢三:("最初に出会ったものがもっとも良い運命へと導く"……どこの諺だったか)帽子を片手に、ため息をつく。
芙蓉堂賢三:(この縁が吉と出るか、凶と出るか……)
芙蓉堂賢三:ため息は、鳥の形を描きかけてすぐにかき消える。
GM:では、シーン終了!
GM:シナリオロイスは“M”に取るといいでしょう!
芙蓉堂賢三:では“M”さんに○頼みの綱/不信感で取得します。
GM:了解です!

OP04 : 倉橋たまき

GM:では、次のシーン!
GM:次はたまきさんのOPです!
GM:侵蝕率をダイスしてください!
倉橋たまき:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 10[10]+30 → 40

倉橋たまき:うわ
GM:いい感じじゃん
倉橋たまき:さっきお祈りしたのに…
GM:してたのか

GM:【レネゲイドウォーステージ】
GM:ここは、オーヴァードの存在が世間に公表され、政府に公認されたヒーローたちが治安を守っている。
GM:ヒーローと呼ばれるオーヴァードたちは人々を脅かすヴィランを倒し、市民からの注目を集める。
GM:政府の公認を受けず、ヴィジランテとして独自の活動をするオーヴァードもまれに存在する。
GM:そんなある日。
GM:N市国際美術館。
GM:世界的に有名な宝石である『ダブルの十字架』が展示されたこの日の夜。
GM:美術館は厳重な警備態勢が敷かれていた。
GM:有名ヒーローさえも警備に加わっている。
GM:そんな厳重な警備態勢の中、『ダブルの十字架』は何者かの手によってまんまと盗み出されてしまう!
GM:サイレンが鳴る。警備員たちが駆け回る。
倉橋たまき:周囲を見張る警備員たちをあざ笑うように、天井から薔薇の蔓がするすると落ちてくる。
倉橋たまき:それが絡み合い、シルクハットを被った人間の形を造る。怪盗ジャック・ローズ。
倉橋たまき:「やあお兄さん方。あんまり暑苦しい顔をしていたら、女性に怯えられてしまいますよ」などと嘯きながら。
警備員:「じゃ、ジャックローズだ!捕まえろー!!」
GM:警備員たちは慌てふためく!
倉橋たまき:ひょいっと宝石を摘んで、蔓のように解かれて、忽然といなくなる。
倉橋たまき:けらけらと笑い声だけが響く。少年のようにも少女のようにも聞こえる声色。
“警察ヒーロー”シグナルポリス:「待て、ジャックローズ!今日という今日こそは年貢を納めてやる!」
倉橋たまき:「ははは、シグナルポリス殿。私を捕まえられるならしてみたまえ」
“警察ヒーロー”シグナルポリス:「おのれ、怪盗!絶対に逮捕だ!」頭に付けたシグナルがうるさい!
倉橋たまき:「今宵のショーはいかがだったかな? さらばだ、諸君!」
倉橋たまき:ふっと姿を現して、シグナルポリスの頭を踏みつけて、また消え去る。
倉橋たまき:犯行を終えて、まだサイレンの鳴る美術館を遠目に、近くの高層ビルまで逃げます。
GM:ビルの屋上。眼下には夜の摩天楼が広がる。
GM:キミを探すサーチライトが夜の空に光り、パトカーのサイレンが鳴っている。
倉橋たまき:黒いシルクハットにタキシード、素顔を隠す白いマスク。夜風にマントがばさばさと翻り、裏地の緋色がはためく。
GM:キミの手には盗み出した宝石『ダブルの十字架』がある。
倉橋たまき:「レネゲイド絡みの宝石って評判だったけど…」つまみ上げて、まじまじと見つめている。
GM:月の光を浴びて宝石は美しく輝く。
倉橋たまき:「ヤブだ。人集めのための話題づくりってとこかなあ」《究極鑑定》。
GM:判定するまでもなく、キミにはその宝石がただの石ころであることが分かるだろう。
倉橋たまき:「ま、いいや。期待してなかったし」宝石を片手で弄びながら呟きます。
倉橋たまき:マスクを外す。夜風を浴びて目を細める。
倉橋たまき:「うん」
倉橋たまき:「いい夜だ」
倉橋たまき:両手を広げる。月光が怪盗を照らす。一人、微笑して。
倉橋たまき:ふわりと体が揺れ、糸が切れたように屋上から落下する。
倉橋たまき:黒いマントから薔薇の蔓が翼のように広がって、そのまま空を滑空して、
倉橋たまき:アジトへ帰ろうとする。
GM:では、その時、突如としてキミの目の前の空間が歪んでいく!
倉橋たまき:「お」
GM:空間がねじれるようにして裂ける。
倉橋たまき:「あ」
GM:向こう側には七色に光る空間が広がっている。
倉橋たまき:そのまま飛び込んでいく。
倉橋たまき:「これは聞いてないな」
GM:飛び込んだ先で、キミは不可思議な空間の中を漂流する。
GM:どこか違う国や他の時代のヴィジョンが遠くに垣間見える。
GM:そして――。
GM:――気が付くとキミは知らない場所にいた。
倉橋たまき:「しまったね」漂流しながらヴィジョンを眺めている。
倉橋たまき:すとん、と降り立ちます。
GM:高層ビルの街並み。ハイウェイを行き交う自動車。
GM:キミのいた街に似てはいるが、どこかが決定的に異なっている。
GM:見慣れていたヒーローの広告がどこにもない。
倉橋たまき:「……噂には聞いてたけどな。バースゲートに巻き込まれると見る景色だったと思うんだけど」
GM:日常的に起きていたヴィランによる犯罪もなく、もちろんそれを退治するヒーローも現れない。
倉橋たまき:「並行世界ヴィランの流行は数年前に廃れたはず……」
倉橋たまき:「うーん…」キョロキョロと周囲を見回す。「オーヴァードはいないのかな」
GM:キミが戸惑っていると、《ワーディング》が展開される。
GM:遠くから甲高い雄叫びがキミに近付いてくる。
倉橋たまき:「《ワーディング》?わざわざ?」
GM:その遠吠えの主は、黒い獣のオーヴァードだ!
倉橋たまき:一般人は周囲にいますか?
GM:幸いにも民間人は離れた場所にいて、《ワーディング》によって無力化されています。
GM:黒い獣のオーヴァードは両手から放つ光線で宙を飛び、キミの目の前に現れる!
倉橋たまき:「今更そんなの使ったって、なんの意味もない…」首をかしげる。「……わけではないのか。便利な世界だな」
倉橋たまき:「怪盗活動がしやすそうだ」
倉橋たまき:黒い獣を飄々と見返す。
“マスターレイス000”:「我が名は“マスターレイス000(アインソフオウル)”。時空の審判者」
倉橋たまき:「それで、君は僕の何だっていうんだい?」
“マスターレイス000”:「新たなる来訪者よ。お前に問おう」
倉橋たまき:「――審判を下されるのかい?泥棒してるとよくそういう事は言われる」
倉橋たまき:「うん?」
“マスターレイス000”:「この世界は父さんによって再生されようとしている」
“マスターレイス000”:「我が父、アルフレッド・J・コードウェルの僕となるか。ここで朽ち果てるか」
“マスターレイス000”:「選ぶがいい」
倉橋たまき:アルフレッド・J・コードウェルの名前は知っている。こっちの世界では、悪の頭領として名を馳せている。
倉橋たまき:「いきなり不躾なことを聞くやつだな。デートの誘いもその調子なの?」
“マスターレイス000”:「よくよく無駄口が好きだな」光線を放っていた片手をキミに向ける。
倉橋たまき:「状況がまったく分からないので、とりあえずここから逃げるっていう第三の選択肢はどうかな」
“マスターレイス000”:「答えは、否か?」
倉橋たまき:「おっと」ハンズアップ。
“マスターレイス000”:「よかろう。お前の歴史はここで途絶える」
倉橋たまき:「敵に屈するようじゃ、怪盗の名折れなので――」
GM:黒い獣はキミに向かって光線を放つ!
倉橋たまき:「おいおい、話は最後まで聞いてくれよ。せっかちな奴!」
倉橋たまき:身体を薔薇の蔓に変化させながら応戦します!
GM:薔薇の蔓に弾かれると、次々に漆黒の光線を撃つ!
倉橋たまき:「異世界の犬っていうのは、ずいぶんとまあ、お利口だな―」間一髪のところで光線を避ける。
倉橋たまき:「お手でもしてくれたら嬉しいんだけどな」言いながら、反撃の隙を探すが。避けるだけで精一杯だ。
“マスターレイス000”:「我が名は“マスターレイス000(アインソフオウル)”。時空の審判者」
GM:黒い獣は光線を放ちながらキミに接近する!
倉橋たまき:(……ジリ貧になってるな。僕じゃ手に負えなさそうだ)
倉橋たまき:(こういうときは。泥棒らしく)
倉橋たまき:(さっさと逃げよ!)
“マスターレイス000”:「観念したか。この世界の歴史にお前は不要だ!」
倉橋たまき:「そもそも呼ばれてないんだけどねえ!」蔓の翼を広げ、飛び立つ。
GM:黒い獣の爪がキミが直前まで立っていた場所をかすめ、大きな亀裂を生じさせる!
倉橋たまき:「ワーオ」びりびりと風圧を感じながら舞い上がり、さっさと遠くに逃げたいです。
“マスターレイス000”:「……逃がした、か。まあよい」
GM:黒い獣は飛び立ったキミを見送る。
倉橋たまき:「なんだ、あいつ。マスターレイス000……」
倉橋たまき:「招かざるゲストって訳? ゲストっていうなら、相応の扱いを受けたいとこだけど」
倉橋たまき:高層ビルの隙間を縫うように飛びながら、後ろを振り返ってはため息。
倉橋たまき:「僕を呼んだ奴が他にいるのかな……」
倉橋たまき:「ん」
倉橋たまき:ふとポケットを漁る。さきほど盗み出した『ダブルの十字架』がある。
倉橋たまき:「ふふ」目を細める。「この世界の君にも会えるかな?」
GM:では、別世界の月明かりが美しい宝石を照らしたところで
GM:シーン終了だ。
GM:シナリオロイスはマスターレイス000に取るといい!
倉橋たまき:はーい! 好奇心/脅威:○ で取得します。怖かったから!
GM:怖いよねえ
GM:では、改めてシーン終了だ!
GM:OPフェイズはこれで全て終了!
GM:次からはミドルフェイズをいてこましたるで!
星宮千佳:やったれ工藤!
芙蓉堂賢三:せやで!
倉橋たまき:待つんじゃ新一!
乱童サナ:ヒャアーッ
GM:最後に奴に至っては誰なんだよ

MF01 : 大乱闘、発狂地獄墓地

GM:次のシーン!
GM:ここからはミドルフェイズに入っていきます。
GM:このシーンは合流シーンになります。
星宮千佳:合流だー!
GM:シーンプレイヤーは千佳さんで、他のPCはあとから登場可能になります。
倉橋たまき:はーい
芙蓉堂賢三:はい!
乱童サナ:はいよー
GM:とりあえず千佳さんは侵蝕サイコロを振るといいでしょう
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:36->44)
星宮千佳:よっこいしょ
GM:いい感じだぜ

GM:千佳さんはUGN共同墓地にいます。
GM:無機質で広い空間には同じ形をした墓石がずらりと並んでいる。
GM:キミの目の前の墓石には「乱童サナ」という名前が刻まれている。
GM:彼女はキミにUSBメモリを託し、命を落としたのだ。
星宮千佳:「あのね。乱童さん」 内側の胸ポケットからメモリを取り出す。
星宮千佳:「あたし、ああいうのは無責任だと思うの。負けたら終わりの戦いは、そりゃああるけど……」
星宮千佳:「死んだらおわりなんだよ。そしたら家族とか、仲間とか、ともだちだって悲しむの」
星宮千佳:「逃げる時には逃げないとだめでしょ? もう」 墓石を撫でる。
GM:バチバチ、と音がする。
星宮千佳:「……よし!」
GM:そこで、キミは気付くだろう。階段から転げ落ちたせいか、USBメモリから小さく火花が散っている。
星宮千佳:べちべち顔を叩きます。
星宮千佳:「このメモリ、よくわかんないけど、まず調査に出しええええ!?」
GM:どうやらUSBメモリは破損してしまっているようだ。
星宮千佳:「ちょちょちょちょ!」
星宮千佳:「えっどうしようこれ……! あたし、こういうのの修理ぜんぜん駄目なのに……!」
星宮千佳:《万能器具》で一応ドライバーとかペンチとかを作り出すものの、どうしようもできず途方にくれます。
星宮千佳:「キリタニに聞いたら、いい技術屋さん紹介してくれるかなぁ」
星宮千佳:「んも~~」
星宮千佳:ぺたんとしゃがみこんで、スマホをぽちぽちいじりはじめます。
乱童サナ:登場します。
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+5(1D10->5)した (侵蝕:41->46)
GM:ぼちぼち!
GM:では、乱童さんの目の前にある墓に刻まれているのはキミ自身の名前だ。この世界のキミは間違いなく死亡しているようだ。
乱童サナ:辛気臭い顔でぶらぶらと歩き、墓標を眺める。
星宮千佳:「うわっ留守電だ。ちょっとキリタニ! あのね!」 お墓のちょっと先でわめいてる女がいます。
乱童サナ:「わかってたけど気分いいもんじゃないな。自分の墓参りってのは……」
星宮千佳:「あの死んじゃった……乱童さん……本部エージェントの……」
星宮千佳:「《スカーレットヴィヴィアン》! 乱童さんからもらったUSBメモリが壊れちゃったみたいなの!」
乱童サナ:そのまま歩いて千佳ちゃんに近づいていく。
星宮千佳:「乱童さんの遺言だから、なるはやで、ASAPで、連絡ください! いじょ!」
GM:サナさんは少女の手の中でUSBメモリが壊れて火花を散らしているのが分かるだろう。
乱童サナ:そのUSBメモリを見て一瞬顔を曇らせてから、声をかける。
乱童サナ:「……あなたが星宮千佳?」
星宮千佳:「んえ?」 振り向きます。
星宮千佳:「あっごめんなさい! サナさんのお知り合いで……」
星宮千佳:「…………す」
星宮千佳:「か…………?」
星宮千佳:「……?」
乱童サナ:「ニュースに名前があった。”私”と最後に接触したチルドレン」
乱童サナ:「色々聞きたいことが……」
星宮千佳:「…………」 白兵判定します。
星宮千佳:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5

GM:なぜ!?
乱童サナ:白兵で対抗していいですか?
星宮千佳:対抗してほしい~!
GM:どうぞ。
GM:難易度は5です。
星宮千佳:《万能器具》でハリセンを作って、バチーンと頭をひっぱたこうとします。
乱童サナ:7dx+5
DoubleCross : (7R10+5[10]) → 10[1,3,3,7,9,9,10]+1[1]+5 → 16

星宮千佳:「こ、ん、の」
星宮千佳:「ぶわっきゃろぉぉー!」
GM:キミは圧倒的な身体能力でそのパンチをさばくことができるでしょう。
星宮千佳:ハリセン!
乱童サナ:突っ込んでくる千佳ちゃんを足でひっくり返し、組み伏せる。
GM:ハリセンです。
星宮千佳:「うぶあ!」
星宮千佳:「こ、この動き」
星宮千佳:「UGNの、制式格闘術だ……そうでしょ……」
乱童サナ:「殴りかかる以外の手段で気づいて欲しかったけどね」
星宮千佳:「殴りかかるよう! あんなムチャして! 目だってケガしちゃってるし!」
乱童サナ:ひと呼吸おいてす。
乱童サナ:手を離す。
星宮千佳:「死んだらどーするとこだったの!」
星宮千佳:サナさんの下でじたばたしてましたが、カメのようにのそのそと離れて起き上がります。
乱童サナ:「それ、私じゃないから」
星宮千佳:「……ん?」
星宮千佳:「んん……?」
星宮千佳:「じゃあ、あなたは?」
乱童サナ:前髪をめくって、古い傷跡を晒す。
乱童サナ:「"スカーレットヴィヴィアン"。乱童サナではある」
乱童サナ:「ただし、この世界のじゃない。そういうことみたいね」
星宮千佳:「……あ~」
星宮千佳:「ああ~~……」 したり顔で頷いてます。
乱童サナ:「納得したの? 今の説明で」
乱童サナ:「我ながら説得力に欠けると思ったんだけど」
星宮千佳:「チルドレンだもん! ほら、本部の人ならわかるでしょ? "特異点"ってやつ」
星宮千佳:「その手の友達がいるから、こう……異世界からの来訪者とか。タイムスリップとか。割と理解があるよ」
星宮千佳:「並行世界のサナさんってところだよね? なんか、随分と荒んでるけど」
乱童サナ:「話が速くて助かる……私の出身はちょっとばかりこの世界よりハードモードでね」
星宮千佳:「そうなの? 世界が滅亡寸前とか?」
乱童サナ:「別に滅びちゃいないけど、FHが支配する世界になりつつある。いや、もうなってる、か」
星宮千佳:「うわっ、それはこわいなあ」
星宮千佳:「目もそれで?」 ハリセンを砂に戻します。
星宮千佳:「なんか……なんか、ごめんねサナさん。急に殴りかかっちゃって」
星宮千佳:「これ、仲直りのしるしに……携帯保存食になりますので……」 かばんをごそごそして、チロルチョコを数個差し出します。
乱童サナ:「そういうの、簡単に手に入るんだね」
乱童サナ:じっとチョコを見つめて。
星宮千佳:「えっ、そりゃチョコだし」
乱童サナ:「別に済んだことはいい。怪我したわけでもないし」
乱童サナ:チョコを受け取らず、ため息をつく。
星宮千佳:(チョコ、嫌いなのかなあ) かばんにもどします。
GM:では、その時。
乱童サナ:「それよりも、そのメモリの事が……」
GM:見回り中のUGN警備員エージェントが共同墓地にやってくる。
UGN警備員エージェント:「そこに誰かいるのかー?」
UGN警備員エージェント:「ゲーッ!?あれは死んだはずの“スカーレットヴィヴィアン”!?生きて……いや、“スカーレットヴィヴィアン”の墓が掘り起こされているのかーっ!?」
UGN警備員エージェント:「あの少女……ヤツは墓荒らしだ!!」驚愕!
星宮千佳:「ちょっとお!?」
乱童サナ:「物わかりの悪い奴もいるのね」
UGN警備員エージェント:「応援要請!緊急事態だ!死体泥棒から英雄の死体を取り返せーっ!」《ワーディング》を展開して発砲してくる! 野蛮!
星宮千佳:「よく見ておばか! ネクロマンサーでもなければお墓掘り起こして死者蘇生とか無理に決まっ……あああ!」
GM:キミたちはUGN警備員エージェントたちに追いかけられる!
星宮千佳:「な……なにこれ!?」
星宮千佳:「ばかなの!?」
乱童サナ:「バカなんでしょ……」
UGN警備員エージェント:「不法侵入ネクロマンサー女だ!射殺しろー!」
星宮千佳:「えっサナさんどうしよう! はちのすにする? それは流石にまずいよね……!?」
GM:芙蓉堂さんとたまきさんは好きなタイミングで登場していいぞ!
星宮千佳:「反撃はやばい……ほんとの反逆者になってマリーアントワネットされちゃう……!」
乱童サナ:「そうね。私はいいけど、あなたはまずいでしょ立場上」
星宮千佳:「でも実際、話を聞いてくれそうにないんですけど!」 走ってます。
GM:UGN警備員エージェントたちはトチ狂ったように銃を乱射してくる!
星宮千佳:《万能器具》で『私は無罪』『話を聞いて』と書いた張り紙を錬成して、走りながらそのあたりに貼り付けていく。確実に無駄だが。
乱童サナ:「適当に横穴開けるか……?」刃がボロボロにつぶれた剣を抜く。
星宮千佳:「…………」 その剣を見て、一瞬だけ顔を曇らせる。
星宮千佳:「その剣……いやだめだ! 話してる場合じゃない……その角を左! そのあと右、突き当りを左で外に出られるから!」
芙蓉堂賢三:登場します。
倉橋たまき:登場します!
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:36->43)
倉橋たまき:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

GM:では、二人にはここで判定をしてもらおう!
GM:UGN警備エージェントの銃撃を妨害するためには〈RC〉か〈交渉〉で難易度14の判定が
GM:二人を逃がすためには【肉体】で難易度7の判定が必要だ
GM:どちらが失敗しても全員3d10のダメージを受けてもらう!
GM:使いたいイージーエフェクトなどがあればどんどん申告するといい
芙蓉堂賢三:では妨害。交渉で、強化ビジネススーツとボイスチェンジャー分を乗せます。
GM:な、何その上乗せ分は
芙蓉堂賢三:常備化してて……
芙蓉堂賢三:6dx+14
DoubleCross : (6R10+14[10]) → 8[1,1,2,5,8,8]+14 → 22

GM:嫌だ……
芙蓉堂賢三:ヘイ!
乱童サナ:つよい
GM:固定値で超えてるやんけ!
倉橋たまき:《構造看破》と《異形の歩み》のイージーエフェクトを使用したらボーナス入りますか?
芙蓉堂賢三:あ、ボイスチェンジャーの増加は1だった。21ですね。
GM:あー、なるほど。それなら、判定に+4dのボーナスを上げましょう。
GM:どっちにしろクリアしてるわ!
倉橋たまき:よっしゃ。あとヴィジランテ効果によるボーナスがあるはずなんで
倉橋たまき:肉体判定します。8+4+1で
GM:おお
倉橋たまき:13dx
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,7,8,9,9,10]+9[9] → 19

芙蓉堂賢三:たか
GM:高い!余裕だ!
乱童サナ:つよい
倉橋たまき:良かった
GM:では、2人を逃がす判定も成功だ!
GM:ハチの巣にしたかった!
GM:演出は自由にどうぞ!
星宮千佳:蜂の巣にするんじゃないw
UGN警備員エージェント:「不法侵入ネクロマンス女を逃がすな!許しがたし!」銃弾が乱れ飛ぶ!
芙蓉堂賢三:ではその時、墓地の入り口に近い辺りから、突然黒い靄のようなものが湧き出す。
芙蓉堂賢三:靄はやがて形を取り、何羽もの黒い烏の形に。
芙蓉堂賢三:実体はないものの、エージェントたちの視界を阻むように飛びかかってくる。
UGN警備員エージェント:「な、なんだこの黒いカラスのようなものはーっ!?銃の狙いが定まらないぞーっ!!」
GM:UGN警備員エージェントたちは慌てふためく!
芙蓉堂賢三:おまけに、時折本物の烏が紛れ込んでいる。《誘蛾香》で操られたものだ。
芙蓉堂賢三:頭を突く程度の妨害はしてくる!
UGN警備員エージェント:「ち、違う!こっちは本物のカラスだ……!実体があるーっ!!」UGNなので野生動物の命を奪うようなことは不可能!
芙蓉堂賢三:「……どうも、この世界は平穏と聞いたんだが」墓石の影から、一人黒い外套の男。
芙蓉堂賢三:「白昼堂々、婦女子を狙って発砲するような輩は居るわけかな」
芙蓉堂賢三:「……しかも、結界を張って」
倉橋たまき:じゃあ、そんな中で、サナさんと千佳ちゃんの前に現れようかな。
倉橋たまき:薔薇の蔦を翼にした黒い鳥がもう一羽、二人の前に舞い降りる。
倉橋たまき:黒いシルクハットにマント。少年のように見える。唇に手を当て、悪戯っぽく笑う。
倉橋たまき:「僕はおそらく、二人の味方です。レディ達」身体から蔓が伸びて、手招きのように形作る。
星宮千佳:「うわっなにあれ! カラスの恩返しかなにか……ふあっ!?」
乱童サナ:「は?」突然の闖入者を警戒し、眉を顰める。
星宮千佳:「えっ味方? えっえっ?」
倉橋たまき:「詳しい話は後だ。手を取って。ここから逃げたいでしょう」
UGN警備員エージェント:「次から次へと侵入者が……!おのれ~!ここを神聖なるUGN共同墓地だと知っての狼藉か!」
星宮千佳:「にげたいです!」
UGN警備員エージェント:怒り狂うが妨害を受けているため何もできない!
芙蓉堂賢三:「先に銃を抜いたのはそちらと見た」
星宮千佳:「そこのなんか黒っぽい人も! ここのエージェントは説得しても無駄だから、いったん退いて!」
星宮千佳:「にげよにげよ!」 我先にとたまきちゃんの手を握ります。
乱童サナ:「ちょっと待った、そんな見るからに怪しい奴の手を……ああ、もう」
芙蓉堂賢三:「黒っぽい人……私か」外套を見下ろして、そのまま三人の方へ。
星宮千佳:「たぶん信じて大丈夫だよ! かっこいいもん!」
乱童サナ:千佳ちゃんを追って怪しい人物の手を握る。
星宮千佳:「そうあなた! はやくこっちこっち!」
倉橋たまき:「そこのレディもどうぞ?」芙蓉堂さんに蔓の手を伸ばしてウィンク。
芙蓉堂賢三:「どちらかと言うと、黒い人、じゃないかな」
UGN警備員エージェント:「クソ~!霧谷支部長に報告せねば!」後に、彼は霧谷から大目玉を喰らうことになる!
芙蓉堂賢三:「それでは、ご相伴に預かるとしましょうか。見知らぬ人」
倉橋たまき:「ふふ、優雅な空をどうぞ楽しんで。――ショータイムだ!」ばさり、と翼が広がる。
乱童サナ:「何なの、このゆるいノリは」茫然としている。
倉橋たまき:エージェント達を置いて、三人を蔓で抱えたまま飛翔します。そのまま出口に向かっていく。
星宮千佳:「えっ飛ぶ!? 飛ぶの!?」
芙蓉堂賢三:烏の群れが警備員たちから離れ、ぞわぞわと戻り、外套に吸い込まれていく。
星宮千佳:「うひょー!」 たまきちゃんにしがみついてます。
UGN警備員エージェント:「クソ~!射殺しそこねるとは!霧谷支部長になんと報告すればいいのか!」後に、彼は霧谷から懲戒処分を受けることになる!
倉橋たまき:「ふふ。君に、予告状を作ってもらえばよかったかな。獲物は君達自身だけど」
倉橋たまき:少し離れた安全そうなところまで飛んで、三人を降ろしますよ。
星宮千佳:「は~~~~」 地面に降りてもしばらくたまきちゃんにしがみついてましたが、
星宮千佳:やがてぺたんと腰をおろします。
星宮千佳:「た、助かったあ」
芙蓉堂賢三:「どうも、助かりましたよ」とん、と軽く地面へ。
倉橋たまき:「こちらこそ。あなたの鳥がいたから、彼女達を助け出せた」
芙蓉堂賢三:「少し人に話を聞きたいと思ったら、突然妙なことになったもので。まあ……」
乱童サナ:「どこの誰が、何のために私たちに恩を売ったのか聞きたいところね」警戒を崩さない。
星宮千佳:「ま、まあまあ。助けてくれたのは事実なわけでして」
芙蓉堂賢三:「それはもちろん、協力を買うためですが」
芙蓉堂賢三:「私はこちらに来て日が浅い。UGNと言うのでしたっけ。関係者から多少知りたいこともあって」
星宮千佳:「ほうほう?」
星宮千佳:「黒い人はUGNの助けを借りたくて……そっちのかっこいい人は?」
芙蓉堂賢三:「別に機密を盗もうなどという話ではありませんよ。私は別に怪盗ではない」
星宮千佳:「あははは! 怪盗って!」
星宮千佳:「まんがじゃないんだから!」
倉橋たまき:「漫画よりもっと素敵な存在ですよ、怪盗は」
芙蓉堂賢三:こちらには結構いたのですが、というのは黙っておく。
倉橋たまき:「教えてあげようか?」千佳ちゃんに微笑む。
乱童サナ:「……」二人の新顔を、交互に厳しい目で見ている。
星宮千佳:「ま、まぶしい」
星宮千佳:「王子様だ……いるんだなあ、王子様……リアルに……」
倉橋たまき:「僕は…困っている方を助けるのが怪盗の性分。などと言いたいところですが」肩をすくめる。
倉橋たまき:「こちらの黒い人と同じ状況だ。協力者を探している」
星宮千佳:「…………どうしようサナさん? ひとまず落ち着けるところ探して」
星宮千佳:「それで情報交換と状況分析をするべきだと思うんだけど……」
星宮千佳:チルドレンなので、本部エージェントにはお伺いを立ててみる。それがたとえ別世界の住人でも。
芙蓉堂賢三:「出来たお嬢さんだなあ」感心したように。
星宮千佳:「うぇへへへ」
倉橋たまき:「情報交換、ねえ」
乱童サナ:「当てがあるなら移動しましょう……ただ、彼らにあまり気を許さないで」後半は小声だ。
倉橋たまき:「SF小説はこの世界にもあるかな。並行世界などと言って、理解してくれるといいんだけど」
星宮千佳:「了解。素性がわからないからね」 小声で返す。
星宮千佳:(まあサナさんも似たようなもんなんだけど……)
芙蓉堂賢三:「えすえふ?」わかっていない。
星宮千佳:「げっ。もしかしてキミ……かっこいい人……も並行世界の人なの?」
倉橋たまき:「おや」
芙蓉堂賢三:「並行世界、というのは聞いたぞ」"M"の言葉を思い出す。
倉橋たまき:「おやおや」
星宮千佳:「えっ黒い人も?」
星宮千佳:「なに? なんなの?」
星宮千佳:「並行世界、バグっちゃったのかな」
芙蓉堂賢三:「あちこちから人が来ているとかなんとか……私も含め」
乱童サナ:(それが一か所に集まるなんて出来過ぎてる。誰の意図……?)
星宮千佳:「あ、あたしは違うからね。この世界の住人だから!」
芙蓉堂賢三:「私の場合、別世界なのか過去なのかよくわからないが。まあ、そういうことだね」
芙蓉堂賢三:「それは心強い。色々と話を聞かせてくれませんか」愛想良く笑う。
倉橋たまき:「ふふ、どうやら有意義な情報交換になりそうだ」
乱童サナ:「移動。しましょう」
星宮千佳:「ん! ここはちょっと、あの発狂地獄墓地から近すぎるからね」
GM:では、キミたちが落ち着ける場所を探して移動したところでシーン終了だ!
GM:このシーンではロイスの取得のみ可!
GM:PC間ロイスの感情を保留してたりした人は改めてここで感情を決めるといいでしょう!
倉橋たまき:うーん、ロイスはまだ保留にしようかな。
乱童サナ:千佳ちゃんロイスの感情を決めよう。
芙蓉堂賢三:こちらもロイス保留
乱童サナ:ロイス:星宮千佳 P:執着/N:隔意〇 かな。
星宮千佳:ロイスはまだかなー。このふたつもちょうどこの環状だし。
-本部エージェントのひと/乱童サナ/尊敬/○無責任!/ロイス
-怪盗?/倉橋たまき/○興味/不信感/ロイス

星宮千佳:隔意!
GM:打ち解けて!
乱童サナ:まだ会ったばかりでお互いを良く知らないしぃ
GM:女子か!
乱童サナ:女子だよ
GM:そうだった
GM:では、このシーンは改めて終了です!

MF02 : トロイの木馬

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは芙蓉堂さん
GM:他のPCは自由に登場が可能です
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:43->47)
GM:このシーンは情報交換と次の行動を決めるためのシーンになります
星宮千佳:でます!なぜなら、あたしにはこの人達にこの世界の知識を教えたげる使命があるので……!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:44->49)
倉橋たまき:でる!
倉橋たまき:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 7[7]+43 → 50

乱童サナ:まだ平気やろー
GM:1つくらいは情報収集があるかなって感じです
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+9(1D10->9)した (侵蝕:46->55)
乱童サナ:グワーッ
星宮千佳:乱童ー!
倉橋たまき:サナさーん
芙蓉堂賢三:うわー
GM:死んだか……

GM:では、全員登場したということで。
GM:N市。市街地のど真ん中。
GM:数十メートルはあろうかという巨大な鋼鉄製の木馬がそこに置かれている。
GM:ここがキミたちのアジト、通称“トロイの木馬”だ。
GM:外部からはその巨体を認識できないよう妨害機能を備え、一歩内側に入るとそこは広い基地施設になっている。
GM:すごいのだ。
星宮千佳:怪しすぎるだろ!!
GM:キミたちは芙蓉堂の導きで、ここにやってきた。
芙蓉堂賢三:「まあ、いかにも怪しいと思うが、意外と悪いところではないよ」中を示す。
GM:ここならば敵に見つかることもなく、落ち着いて情報を共有することができるだろう。
芙蓉堂賢三:「私も寄食させてもらっている身だけどね」
星宮千佳:「さすがにこれは言わせてもらうけど」
星宮千佳:「よくこんな、怪しさの万国博覧会みたいな存在があったね……」
星宮千佳:「作った人の正気を疑っちゃうなあ」 おそるおそる入ります。
乱童サナ:「同意。ふざけた外見の割に、中はまともだけど」非常用出口の位置などを確認している。
芙蓉堂賢三:「いいことを教えてあげようか」
芙蓉堂賢三:「……私も実は少しそう思ってるんだ」小声で。
GM:内部は最新鋭のコンピュータで制御され、レーダーなども実装されているようだ。
星宮千佳:「賢三さんの感性がまともでよかったー」
芙蓉堂賢三:「ただ、この時代ではこれが許されているのかどうか、判断がつかなくてね。やはり妙でしたか」
倉橋たまき:「僕のいた世界では、こういう外見の建物はよくあったけど」仮面を外している。
星宮千佳:「えっそうなの」
乱童サナ:「あったのか……」
芙蓉堂賢三:「興味深いな」
倉橋たまき:「目立ちたがり屋が多いんだ。僕も含めて」
星宮千佳:「あ、それはわかる! さっきもすごかったもんね」
星宮千佳:「ぶわーっ、ばさーって! ミュージカルみたいだった」
星宮千佳:制服のスカートを翻して、そのへんに腰掛けます。
芙蓉堂賢三:「私は本来は、目立つのは苦手なんだよな……」
芙蓉堂賢三:「まあ、座って欲しい。色々と話すこともあるし」
倉橋たまき:「怪盗の華麗なるショーを楽しんでいただけて幸い」大仰な仕草で一礼をして、壁によりかかる。
乱童サナ:こちらも壁に寄りかかって、千佳ちゃんの隣に立つ。
星宮千佳:「とりあえず、みんなが並行世界からやってきたのは間違いないと思ってるんだけど」
星宮千佳:「全員、元の世界に戻りたがってるってことでいいの?」
芙蓉堂賢三:「当然」
倉橋たまき:「もちろん」
芙蓉堂賢三:外套は脱がず、二人は気にせず自分は座る。
乱童サナ:「私はそうでもないね。なんなら、こっちの世界の方が生き残る目はありそうだし」
芙蓉堂賢三:「ただし、ここの基地の人間と少々話をつけていて」
星宮千佳:ティーパックと電気ケトルを見つけたのでお湯を沸かしてます。
星宮千佳:「サナさんはそうだよね~。北斗の拳の世界から来たみたいだし」
芙蓉堂賢三:「どうやらこの世界は危機に瀕している、だとか」
芙蓉堂賢三:「ああ、どうも。湯呑みはそちらにあるよ」
星宮千佳:「ありがと賢三さん! えーと、カモミールにアールグレイか……はちみつはないのかなあ」 ごそごそしている。
星宮千佳:「えっ危機?」
芙蓉堂賢三:「蜂蜜はないが砂糖はこちら」出してやってから。
芙蓉堂賢三:「"M"によるとそうなんだそうだ」
星宮千佳:「ふーむ」
倉橋たまき:「"M"というのは、あなたの協力者?」芙蓉堂さんを見る。
芙蓉堂賢三:「そう、こちらに来てすぐに私を拾った相手だな」
芙蓉堂賢三:「ここだけではない、全ての世界の危機だ、とも」
乱童サナ:「なんでそんなことがわかるんだか……」
芙蓉堂賢三:「諸君らも他の世界の人間であるなら、無関係ではないと考えて、一応話してみた。どうかな」
芙蓉堂賢三:「正直なところ、私も半信半疑と言った方がいいな」
GM:スーツ姿の背の高い老人が奥から現れる。
倉橋たまき:「しかし元の世界に戻る手がかりがある訳でもない。それなら」
“M”:「彼の言っていることは真実だとも」
倉橋たまき:「世界に呼ばれた訳を探る方が……。おや」
芙蓉堂賢三:「私がその言説の大元のような言い方は止してもらいたいんですが」
“M”:「この世界だけではない。今や全ての並行世界が危機に直面している」
星宮千佳:「ふんふん」
星宮千佳:「たまちゃんが今まさに言ったけど、この世界にみんなが呼ばれたのも」
星宮千佳:「もしかしてそれが原因だったりするの?」
“M”:「そうとも。イスカリオテを名乗る愚か者……あやつを野放しにしておけばキミたちがいた世界も」
“M”:「全てが消えて無くなる」
乱童サナ:「詳しい原因、方針、手段。全て説明してもらえるのかしら」剣の柄に手を添えたまま問う。
芙蓉堂賢三:というわけなんだよ、判断は委ねます、という顔。
星宮千佳:「まあまあサナさん。穏便に、穏便に……」
星宮千佳:「嘘だったら嘘って分かった時に改めて蜂の巣にすればいいしね」
乱童サナ:「……言うわね」少しだけ肩の力を緩める。
“M”:「それについてはキミが一番詳しいだろう。……この世界のキミならばもっと詳しかったのだろうが」サナに言う。
“M”:「おお、怖い」千佳の言葉を聞いて身震いする。
乱童サナ:「……」再び眉間に皺が寄る。
GM:というわけで、ここで情報収集が可能です
星宮千佳:情報がつかめる!
GM:項目は
GM:・元の世界に戻る方法について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉難易度7
GM:の一つのみ!
星宮千佳:これは……増えるやつだな……?
GM:サナさんはもし判定するなら判定ダイスを+3個してもいいですよ!
芙蓉堂賢三:おおー
GM:増えるかもしれないし、増えないかも
乱童サナ:へえ?
乱童サナ:どっちや!
芙蓉堂賢三:じゃあせっかくだしサナさんに任せてみたい
倉橋たまき:同じ気持ち!
乱童サナ:やってみるか
GM:やるならどうぞ!
星宮千佳:いけいけ!
乱童サナ:コネ:UGN幹部は…使っていい?別世界の幹部だけど
GM:いいですよ!
GM:世界が違っちゃいけないなんてデータ的な制限はない!
乱童サナ:じゃあ2+2+ボーナスの3で。情報:UGNで振ります
倉橋たまき:いけいけ!
GM:どうぞ!
星宮千佳:めちゃくちゃ成功しそう
乱童サナ:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 9[1,3,6,6,7,8,9]+4 → 13

星宮千佳:めちゃくちゃ成功した
芙蓉堂賢三:めちゃくちゃ成功した
倉橋たまき:いい出目!
GM:余裕!
GM:では、情報開示!
GM:・元の世界に戻る方法について
GM: キミたち3人がこの世界にやってきたのはコードウェル博士の装置による時空の乱れが原因だ。
GM:3人が元の世界に戻るためには、コードウェル博士の装置を無力化して時空の流れが正常化した隙に時空の扉を潜る必要がある。
GM:星宮千佳が託されたUSBメモリはコードウェル博士の装置を無力化するためのものだが、戦闘の余波で破損してしまっている。修復するためには、N市郊外にあるFHの研究施設に忍び込み、データを盗み出さなければいけない。
GM:以上です!
星宮千佳:ほー
乱童サナ:「私に調べがついたのはそこまで」
星宮千佳:「ははあ、そういうことだったんだ。このメモリ」
星宮千佳:「壊れちゃってるけど……しかも、盗み出すって?」
芙蓉堂賢三:「科学的知識に関してはお手上げだが。その装置を止める必要があるとはわかりました」
“M”:「ほら、私が多くを語る必要もないだろう。ああ、私には紅茶を頼むよ」ティーカップを手に取る。
星宮千佳:「あたし、盗みとかそういうのは専門外なのですが!」
星宮千佳:「あっごめんなさい、さっきのでストック最後みたい」 Mさんのために粉末緑茶をティーカップに注いでます。
倉橋たまき:「そういうことならお任せあれ。盗みの専門家ならここにいる」
芙蓉堂賢三:「ほう?」
乱童サナ:「なんともまあ、おあつらえ向きな」
星宮千佳:「ぬ……盗みの専門家!?」
倉橋たまき:「怪盗ジャック・ローズの名前、この世界じゃ無名かな?」
星宮千佳:「それは俗に言う、盗賊とか泥棒という存在では……?」
星宮千佳:「怪盗!」
芙蓉堂賢三:「成る程、見た目もそれらしいな」
倉橋たまき:「普段は予告状を出してから犯行に及ぶと決めているんだけど。今回はそういうわけにはいかなそうだ」
乱童サナ:「盗めるの?美術館や宝石店を襲うのとはわけが違うと思うけど」
倉橋たまき:「改めて。僕は怪盗ジャック・ローズ。どうぞよろしく」芝居かかった礼。
芙蓉堂賢三:「手管もそれらしい。私も数人凄腕を知っていますが」
星宮千佳:「うひゃー」 両手を頬にあててます。
倉橋たまき:「場所さえ分かれば。不法侵入は得意分野だ」
星宮千佳:「かっくいいな~。ジャック・ローズかぁ」
芙蓉堂賢三:「君が同じくらいの名手だと見込んで。こちらこそよろしく、ジャック君」
星宮千佳:「じゃっくくんって言いづらくない?」
星宮千佳:「ねっ、せっかくだから自己紹介しようよ。もうこれ運命共同体でしょ?」
星宮千佳:「かっこよさ満点の盗みの専門家、ジャックローズ! はい次!」 芙蓉堂さんを指差す。
芙蓉堂賢三:「ああ、私はしがない雑貨屋の……いや。失敬」
芙蓉堂賢三:「別世界だ。しっかりと身分を明かしておくことにしようか」
芙蓉堂賢三:「大日本帝国陸軍情報将校、芙蓉堂賢三少尉。平時は倫敦に赴任していた」
星宮千佳:「大にほん……あっなるほど。昔から来た人なんだ?」
芙蓉堂賢三:「さすがに百年以上前だ、本部に顔を出すわけにもいかないが……」
芙蓉堂賢三:「ん?」
“M”:「ロンドン。あそこはいい都だろう」うんうんと頷く。
星宮千佳:「へーっ。ほんものの日本軍人、初めて見たかも」
芙蓉堂賢三:「確かに昔から来たが、何か?」
星宮千佳:「えっ? いやだって、ほら……ねえ?」 この世界と歴史が同じかわかんないので、不安げにサナちゃんとたまきくんを見ます。
星宮千佳:「戦争が終わったのってずっと前でしょ? もう軍もなくなって、自衛隊になっちゃったし」
芙蓉堂賢三:「いや……居るだろう、この辺りにだって基地のひとつふたつ……」
芙蓉堂賢三:「んん?」
乱童サナ:「そう。二度目の大戦を終えて、日本陸軍は解体された。私の世界もそこは一緒」
星宮千佳:「軍人さんってこんな喋り方するんだな~」
星宮千佳:「あっそこは同じなんだ! よかったあ!」
乱童サナ:「あなたにとってはいいニュースじゃないかもしれないけど」
芙蓉堂賢三:「国はあるのに、軍がない?」
芙蓉堂賢三:「いや……いや……」少し頭を抱えながら。
“M”:「この国は戦争に負けたのだそうだ。そして、武力も持たない国になった。……聞きかじりだがな」
芙蓉堂賢三:「……それでも、平穏で、豊かで、科学の進んだ国になった。そうだな?」
“M”:「…………」三人を見る。
星宮千佳:「そうそう。軍隊はなくなったけど、今は平和だし、ごはんも美味しいしね」
芙蓉堂賢三:「そうか……なら」ふと笑う。「それに越したことはないな」
星宮千佳:「あ、明るい話題……明るい話題がほしいよね。次いこ次!」
芙蓉堂賢三:「君のような少女が飢えずに暮らせているのなら、他は二の次だ」
芙蓉堂賢三:「そう、次どうぞ」
芙蓉堂賢三:少し胃の痛そうな顔はしながらも。
星宮千佳:「盗みの専門家の次は、日本陸軍の情報将校、賢三さん! いえい!」
倉橋たまき:「明るい話題、ねえ」
倉橋たまき:乱童さんを見る。「あなたの明るいニュースが聞けるなら嬉しいけど」
星宮千佳:「あっ」 だめそう……という顔をする。
乱童サナ:「お察しの通り」肩をすくめる。
乱童サナ:「乱童サナ。コードネームは”スカーレットヴィヴィアン”。UGN本部所属のエージェント……元、を付けた方が正確かも?」
星宮千佳:「あのね。賢三さんとまき君は知らないと思うけど、本部エージェントってすごいんだよ」
芙蓉堂賢三:「組織の中枢に近い所属か」
倉橋たまき:「UGNは僕の世界にもあるから。分かるよ」
星宮千佳:「あっあるんだ!?」
星宮千佳:「もー、すんごいエリートなんだよ~。軍隊でいうと佐官・将官クラスじゃないかな」
星宮千佳:「ねっサナさん」
芙蓉堂賢三:「軍がないわりに詳しいな。それは」身を正す。
乱童サナ:「あまり期待はしないでほしい。私がエリートだったのは数年前までの話」
芙蓉堂賢三:「大変失礼をした」
星宮千佳:「ウィキペディアに載ってるし……」
乱童サナ:「かしこまる必要もない。今は消し炭みたいなもんだから」
芙蓉堂賢三:「うぃき……?」
倉橋たまき:「辞書だね。要は」
星宮千佳:「消し炭っていうのはどういうことなの?」
芙蓉堂賢三:「成る程」手帳にメモを取りながら。
星宮千佳:「あたし、訓練受けたUGNチルドレンなんだよ。それを一瞬で押し倒して拘束するなんて、消し炭にできる技じゃないと思うんだけど」
乱童サナ:「気を悪くしたらゴメンね。自分なりの正当な評価のつもり」
星宮千佳:「あっほめてる! ほめてるの!」
倉橋たまき:「…あなたがいた世界は、この世界に近しい?」
乱童サナ:「概ねは。ただ、決定的に違うのはFHに支配されていること。UGNは追い詰められたレジスタンス」
倉橋たまき:「…なるほど。それじゃ、余計に明るいニュースは難しいでしょうね」
星宮千佳:「あ~。だからチロルチョコも満足に調達できないんだ……」
星宮千佳:食べますか、という感じでサナさんに再度チロルチョコをおそるおそる差し出してます。
乱童サナ:一度ため息をついて、今度は受け取る。
乱童サナ:「……どうも」
星宮千佳:「うんうん! 疲れたときは甘いものが一番ですので!」
乱童サナ:「それはそうね。……さて、言い出しっぺはうまくトリを飾れるかしら」
“M”:「最後はお嬢さんの番かな」千佳に言う。
星宮千佳:「あっ、じゃああたしね!」 《万能器具》で小型のホワイトボードを作って、きゅっきゅと自分の名前とコードネームとシンドロームを書いていきます。
星宮千佳:「星宮千佳です! UGNチルドレンで、17歳で、いまは高校生やってます!」
星宮千佳:「コードネームは《ハニカムファイア》だけど、どっちで呼んでくれてもいいよ~」
星宮千佳:「あっあと、すきな犬はシベリアンハスキーだよ。よろしくね!」
芙蓉堂賢三:「便利なものだなあ」ホワイトボードを感心しながら見ている。
“M”:「お若いお嬢さんが多くて何よりだ」
星宮千佳:すっごい下手くそなシベリアンハスキーの絵を描いて、ハートマークを付け足す。
星宮千佳:「いや、ゴールデンレトリバーかな……柴犬……」
倉橋たまき:「うん、同い年の同性に出会えたのは嬉しいな」
乱童サナ:絵とハートマークを見て、ふ、と頬がゆるむ。
星宮千佳:「まあいっか。そうそう、同性でよかっ」
芙蓉堂賢三:「ん」
星宮千佳:「ど!?」
芙蓉堂賢三:「ああ、そうか。ジャック君ではなくてローズ嬢か。失敬失敬」
“M”:「おや、気付いていなかったのか」
星宮千佳:「えっ女の子!?」
星宮千佳:「こんなかっこいいのに!?」
倉橋たまき:「そう。さっき本名を名乗ったときにバラしたつもりだったんだけど」
星宮千佳:「ジェンダーフリーな名前の世界なのかなあって思ってた……ちがった……」
倉橋たまき:「かっこつけるのが趣味でね」
倉橋たまき:「デートのお誘いはいつでも大歓迎だけどね」ウインク。
星宮千佳:「あっ眩しい……女の子で一瞬残念に思ったけど、そうでもないかも……!」
乱童サナ:「怪盗なら性別も不明のほうが活動はしやすいでしょうけど。いや、素の部分が大きいのかなこれは……」
芙蓉堂賢三:「そもそもが、こちらは女性の社会進出が進んでいるのだなと驚いていたところですよ」三人を見る。
星宮千佳:制服のスカートは短いです。すらっと伸びた太ももに、黒いスパッツを装着している。
星宮千佳:「そうだよね。賢三さん、おじいちゃんだもんな~」
芙蓉堂賢三:「服装もずいぶん……活動的ですし……」
芙蓉堂賢三:「おじいちゃん、おじいちゃんか……!」
芙蓉堂賢三:「年代としてはそうなってしまうのかな……。まだ数えで28ですが」
星宮千佳:「技術面でわかんないことがあったらみんなに聞いてね。サナちゃんもまき君……たまちゃん……たまきくんちゃん……の世界も、テクノロジーは同じくらいみたいだから」
芙蓉堂賢三:「そこは皆さんを頼らないとどうしようもないな。よろしくお願いしますよ」
星宮千佳:「ネットも知らないだろうし……スマホも知らないだろうし、あとなんだろう。全部知らなさそう」
“M”:「はっはっは。流行についていくのは大変だね」長身の老人は愉快そうに笑う。
芙蓉堂賢三:「網?」
星宮千佳:「みんなで介護してあげようね。ねっ」 サナちゃんとたまきちゃんにガッツポーズします。
星宮千佳:「ぐっ」
倉橋たまき:「そうだね、これも何かの縁。世界を救うチームだ」
倉橋たまき:「助け合っていきましょう」
星宮千佳:「チームかぁ。あ、じゃああれやろ! あれ!」
芙蓉堂賢三:「ええ、人数が増えて嬉しいですよ。……ともあれ状況をどうにかしないといけない」
星宮千佳:「ほらあれ! 手ぇ重ねるやつ!」
星宮千佳:「そうそう。協力してなんとかしないといけないし!」
倉橋たまき:「ああ…」思わず笑う。「部活みたいだな」
星宮千佳:「どうせみんなでお仕事をするなら、明るく・楽しくいくほうがいいでしょ?」
倉橋たまき:「いいね、やりましょう」白手袋を外す。「僕も楽しい方が好きだ」
星宮千佳:「や~! さすがたまちゃん!」 右手をずばっと差し出します。
芙蓉堂賢三:「学生の頃を思い出すな。あの時は男ばかりでしたが」やや遠慮がちに手を出す。
星宮千佳:「ほらほら! おじいちゃんとサナさんも重ねて重ねて!」
乱童サナ:重ねられた手を見つめ、自身の右手は半端に前に出ている。
乱童サナ:「いや、私は……」
倉橋たまき:「あなたも我々チームの一員だ」微笑む。
星宮千佳:「そうとも。一蓮托生じゃないか」 たまきちゃんの真似をしている。
星宮千佳:「ねっおじいちゃん」
芙蓉堂賢三:「そういうことのようで」
芙蓉堂賢三:「あなたが来てくれると、私が少し照れずに済む」
乱童サナ:「……」おずおずと手を重ねる。
倉橋たまき:「ふふ」目を細める。「さて、リーダー。号令を」
星宮千佳:「リーダー、だれ?」 時計回りに賢三さんを見る。
芙蓉堂賢三:たまきさんを見る。
倉橋たまき:「おやおや。千佳を置いて誰がリーダーを務めるんだ」
星宮千佳:「立場的には、本部エージェントのサナさんがリーダーのはずなんだけど……」
乱童サナ:「気にしなくていい。この世界は、あなたの世界なんだから」
星宮千佳:「……なるほど!」
芙蓉堂賢三:「道理だ」
星宮千佳:「そうね! サナさんもちょっとしょんぼりしてるし、ここはザンテー的にあたしの指揮下に入ってもらいましょう!」
星宮千佳:「ではみなさま! 不詳この私、《ハニカムファイア》星宮千佳の主導のもと……」
星宮千佳:「事件解決にむけて!」
星宮千佳:「がんばるぞー!」
星宮千佳:「おーっ!」
倉橋たまき:「オー!」
芙蓉堂賢三:「応」
乱童サナ:「ほんと結構言うな、この子は……」思わず苦笑している。
“M”:四人の様子を見ながら微笑む。

GM:シーン終了!
GM:購入判定とロイスの取得が可能!
乱童サナ:星宮千佳ちゃんのロイス感情を 〇P:執着/N:隔意 に変更したいです
倉橋たまき:しゅうちゃく!
GM:おお。ちょっと打ち解けた
星宮千佳:やったー!
星宮千佳:おじいちゃんにロイスとろうっと。
芙蓉堂賢三:千佳ちゃんに○親しみ/不安で取得しましょう
倉橋たまき:千佳ちゃんにロイスとろう
星宮千佳:-おじいちゃん/芙蓉堂賢三/○庇護/罪悪感/ロイス
GM:ちなみに、購入判定はまだ通常ステージのアイテムのみ購入可能です。
倉橋たまき:千佳ちゃんに連帯感:○/隔意でとります。
倉橋たまき:購入判定… とりあえずボディーアーマー狙おうかな
GM:ボデアマ!
倉橋たまき:2DX+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 9[5,9]+2 → 11 → 失敗

GM:おしい
星宮千佳:あっ購入チャンスか!やった!
倉橋たまき:おっ!財産点一点払って買います。
GM:お小遣い!
芙蓉堂賢三:購入どうしようかな
星宮千佳:スナイパーライフルを購入します。
GM:そんなものを
星宮千佳:コネ:手配師の一個目を使って、ダイスを+2。
星宮千佳:3dx+10=>19
DoubleCross : (3R10+10[10]>=19) → 8[5,5,8]+10 → 18 → 失敗

星宮千佳:財産1個使って成功です。
GM:お、おしい
星宮千佳:ケースに入れておきます。
GM:な、なんだってー!
芙蓉堂賢三:特にないのでクリスタルシールドを無駄に狙ってみます
GM:どいつもこいつもお小遣いばかり!
芙蓉堂賢三:6dx+7=>25
DoubleCross : (6R10+7[10]>=25) → 10[3,5,6,7,10,10]+10[5,10]+1[1]+7 → 28 → 成功

芙蓉堂賢三:あれっ
星宮千佳:ファッ!?
倉橋たまき:えっ!
倉橋たまき:すごい
GM:す、すごい……
芙蓉堂賢三:買えちゃった
乱童サナ:やべえ
芙蓉堂賢三:Amazon使えるようになったのかな
芙蓉堂賢三:装備しておきます やった
星宮千佳:おやおや、このアマゾンというやつは便利ですね
星宮千佳:盾が買えましたよ
乱童サナ:お急ぎ便にもほどがあるだろ
GM:では、キミは無事にクリスタルシールドを買えました
星宮千佳:実はバディムーヴが余ってるので
星宮千佳:サナさんに達成値を+3できるよ
乱童サナ:わあい!とはいえ、特に買うものがないな…応急手当キットでも買おうかな
星宮千佳:無限に使える!達成値3!バディムーヴ!
GM:余りムーヴ!
乱童サナ:2dx+3=>8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 10[6,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

芙蓉堂賢三:たっか
乱童サナ:ごめんめっちゃ買えた
GM:余裕!
倉橋たまき:すごない?
GM:では、問題なく応急手当キットを手に入れました
乱童サナ:以上!
星宮千佳:き、貴様ら……ホイホイ買いおって……
星宮千佳:ロイスもとったので、以上です。
GM:社会強者どもめ……
GM:では、改めてこのシーンは終了です!

MF03 : 降臨、オデュッセウス

どどんとふ:「芙蓉堂賢三」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「乱童サナ」がログインしました。
どどんとふ:「倉橋たまき」がログインしました。
どどんとふ:「星宮千佳」がログインしました。
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーはたまきさん
GM:他のPCも全員登場です
倉橋たまき:おいす!
倉橋たまき:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 2[2]+50 → 52

乱童サナ:しゃあっ
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:47->50)
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+9(1D10->9)した (侵蝕:55->64)
GM:侵蝕率を上げるためのダイスを振るといいでしょう
乱童サナ:グワーッ
倉橋たまき:うわああ
芙蓉堂賢三:がんばって……!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:49->53)
GM:いいかんじ
星宮千佳:しんでる・・

GM:このシーンはキミたちがFHの研究施設に潜入するシーンになります。
GM:N市郊外。山林の奥にFHの研究施設はある。
GM:研究施設の前では、2人の少女が見張りをしている。
GM:黒服黒髪の少女はカドカワBOOKSのライトノベルを黙々と読み続け、儚げな雰囲気の少女は彼女に話しかけるタイミングを窺いながらそわそわしている。
“マスターレイス06”七里千明:「………」
“マスターレイス09”レリア・ジュリー:「そわそわ……」
GM:キミたちは少し離れた竹藪に潜んでいる。
GM:キミたちは正面から突破してもいいし、密かに潜入してもいい。
星宮千佳:「うーみゅ……」
GM:あと、携帯電話を手に入れる判定がしたい人はここで購入判定に挑戦してもいい。
芙蓉堂賢三:やった やります 文明の利器が欲しい
GM:購入難易度は3です。
芙蓉堂賢三:6dx+9=>3 強化ビジネススーツ乗せ
DoubleCross : (6R10+9[10]>=3) → 9[4,4,4,5,6,9]+9 → 18 → 成功

星宮千佳:「あたし、潜入とか盗みとか、苦手なんだよね。チルドレンの実技試験でもいつもギリギリで『可』だもん」
GM:たっか!
芙蓉堂賢三:いただきます
GM:たぶんまだ発売していない超高性能アイフォンとかが買えます。
星宮千佳:「みんなに全面的にお任せしていい? いいよね……?」
乱童サナ:「安心して。私もさほど得意じゃない」
GM:もし正面突破する場合はこの二人と戦闘になります。ただし、マスターレイスなのでそこそこ強い。
星宮千佳:「安心できなくない?」
芙蓉堂賢三:『私も専門ではないが』と買ったばかりの携帯電話にぽちぽちと文字を打っている。
星宮千佳:マスターレイスが弱いわけないだろ!
倉橋たまき:「何、だからこその僕というわけさ」
GM:密かに潜入する場合は誰か一人が〈知覚〉か〈芸術:お宝〉で難易度12の判定に成功する必要があります。
GM:ただし、失敗した場合は不利な状態で彼女たちと戦闘に突入することになります。
芙蓉堂賢三:ひえー
GM:自由に選ぶといい、好きにするといい。
倉橋たまき:〈芸術:お宝〉なんてピンポイントすぎる技能を持ってる奴
GM:いないかも
乱童サナ:「一人だけ不得意より、二人以上の方が気分的にいいかなと……」頭をかいている。
倉橋たまき:でも感覚1なんだよな…
GM:怪盗なのに
芙蓉堂賢三:『しかし、正面突破もきびしそうだ』ぽちぽち
芙蓉堂賢三:まだ変換がたまに追いついていない。
星宮千佳:バディムーヴがあるから大丈夫
星宮千佳:「賢三さん、別に全部スマホ筆談しなくてもいいんだよ」
芙蓉堂賢三:『しずかなほうがいいとおもって』急ぐとひらがなになる。
芙蓉堂賢三:「まあ、口頭の方が楽ではあるな」
倉橋たまき:《構造看破》と《異形の歩み》と《鍵いらずの歩み》のイージーエフェクトを使うと、何かボーナスありますか?
GM:な、なんかいっぱいある!
芙蓉堂賢三:こちら《誘蛾香》があるのですが、支援などできますか?
星宮千佳:バディムーヴで+3もできるからね!
GM:《異形の歩み》の説明に必要と感じたなら【肉体】で判定させてもよいって書いてあるな
GM:では、【感覚】の代わりに【肉体】で判定してよいこととし、さらに3個のダイスボーナスを上げましょう
倉橋たまき:えっ!ヤッタ!
芙蓉堂賢三:やったー
GM:《誘蛾香》は動物を操ってどうするんですかw
芙蓉堂賢三:向こうの気を引く
芙蓉堂賢三:隙にこう、そっと……
芙蓉堂賢三:物音とかを立ててもらって……みたいなイメージでしたが、まあいいですw
GM:うーん、今回は不許可!
芙蓉堂賢三:はい!
乱童サナ:私は何もないので聖剣の王者を振って応援してるね
芙蓉堂賢三:もっと物騒じゃないものを振って
GM:すごい!高価なサイリウム!
星宮千佳:がんばえ~
倉橋たまき:よっし、とりあえず肉体で判定します
倉橋たまき:〈芸術:お宝〉で、肉体のダイスで判定!
GM:どうぞ!
倉橋たまき:12dx+1>=12
DoubleCross : (12R10+1[10]>=12) → 9[1,2,2,2,3,4,5,5,6,6,7,9]+1 → 10 → 失敗

倉橋たまき:アーッ
GM:お、惜しい!
星宮千佳:ンッ!
芙蓉堂賢三:あっこれは
GM:残念だが死んでもらおう
星宮千佳:ならここだ!バディムーヴ!
乱童サナ:来る!
芙蓉堂賢三:いけー
GM:!?
星宮千佳:達成値を+3します。
倉橋たまき:ちっ千佳姉さま!
芙蓉堂賢三:やったぜー
倉橋たまき:神の助け!
乱童サナ:ヤッターカッコイイ!
GM:では、判定は成功!
星宮千佳:惚れちゃってよろしくてよ
GM:千佳さんの助けもあって、たまきさんは見張りの目をかいくぐることに成功する!
“マスターレイス06”七里千明:「……すごい。まさか魔王がこんなことに」ボソリと呟く。
“マスターレイス09”レリア・ジュリー:「ど、どうなったのですか!?」
“マスターレイス06”七里千明:「……気になるの?」
“マスターレイス09”レリア・ジュリー:「き、気になります!」
GM:二人の少女は他愛ない会話で盛り上がっている。
倉橋たまき:「…今がチャンスかな。先に様子を探ってくる」ばさり、と飛翔。三人を残して先に基地へ潜入します。
星宮千佳:「まきくん……たまきちゃ……ちゃんくん」
星宮千佳:「あっまって!」
倉橋たまき:「ん?」
星宮千佳:手になんかオシャレなゴーグルみたいなのを持ってます。《万能器具》で作った暗視スコープ。
星宮千佳:「ほら、このあたり暗いでしょ? これがあったらよく見えるかなあって」
星宮千佳:「思ったん……だけど……」
倉橋たまき:「ありがとう、千佳」手からスッと受け取る。
星宮千佳:「いらないかなあ……怪盗さんだし……」 しょーんとしてます。
星宮千佳:「いらなかったら捨てていいからね! すぐ砂に戻るから!」
倉橋たまき:「そんなことない、とても役に立つ」悪戯っぽく笑う。
倉橋たまき:「残念だな、大切にするのに。代わりに、君の優しさをいただこうか。なんて」
星宮千佳:「ぎゃーん!」
星宮千佳:「おねえさま……!」
倉橋たまき:「同い年だよ」ケラケラと笑い、改めて飛翔。
星宮千佳:そそくさと物陰に戻ります。見守り!
倉橋たまき:見張りの二人を見やる。
倉橋たまき:(あれがマスターレイス…。あの黒い獣もどこかにいるのかな)
“マスターレイス06”七里千明:「これ、前の巻。読んでいいわ」
倉橋たまき:(できれば、出会いたくないが…)
“マスターレイス09”レリア・ジュリー:「い、いいんですか!?」
倉橋たまき:そのまま屋上に降り立ちます。きっと勝手口がいい感じにあるはずだ。
GM:では、キミは屋上の排気口の入り口を簡単に見つけることができるだろう。
倉橋たまき:暗視スコープで、敵が周囲にいないことも確認して、薔薇の蔦を三人に伸ばします。
倉橋たまき:みんな蔦をつたって来るがいいわ!
GM:ツタをつたって……
芙蓉堂賢三:「助かる」蔦を掴んで登りましょう。
芙蓉堂賢三:「怪盗というものは、どの時代でもまあ、鮮やかにやってのけるのだな……」
芙蓉堂賢三:少しだけ近いようで遠い存在に、控えめな賞賛を。
乱童サナ:「確かに。実技試験なら優を超えて秀がもらえそうなレベル」
乱童サナ:「まあ、試験じゃなくて実践で鍛えたものなんでしょうけど……」
星宮千佳:「替えの服持ってくればよかったなぁ」 制服(スカート)のままなので一番最後に登ります。
星宮千佳:「よいせよいせ」
星宮千佳:「でもすごいよたまきちゃん。潜入大成功……!」
倉橋たまき:「たまたま、ここが僕の得意分野というだけですよ」
星宮千佳:「ルパンみたい!」
芙蓉堂賢三:「……ルパン氏はこちらでも著名か」
倉橋たまき:「ああ、あのアニメのやつ」
倉橋たまき:「こっちにもあるんだ。火星大決戦は名作だよね」
乱童サナ:「何か違う……」
芙蓉堂賢三:検索して少し首を捻っている。
倉橋たまき:「まあ、その話は後にして。こっちから入れるみたいだ。行きましょう」
GM:では、キミたちは無事にFHの研究施設に潜入することに成功するぞ!
GM:キミたちは排気口を通り、研究室の真上へとたどり着く。
GM:研究室の中から声が聞こえてくる。
GM:パソコンのモニターを前に誰かが会話しているようだ。
星宮千佳:「うえー、ホコリっぽい。蜘蛛の巣が髪にひっつく~」
アルフレッド・J・コードウェル:「粒子加速器の状況はどうだ?」
星宮千佳:「んっ」 口を抑える。
青白い顔の男:「見たまえ。先の戦闘で、粒子加速器に損傷が生じている。修復作業には最低でも丸三日はかかるだろう」
乱童サナ:コードウェルの姿を冷ややかに見つめている。
芙蓉堂賢三:(……あれは……)
アルフレッド・J・コードウェル:「計画に変更はない。12時間でやれ」
青白い顔の男:「……実に人使いが荒い」
アルフレッド・J・コードウェル:「修復が完了し次第、超ド級ナチス空母トイフェルを離陸させる。世界が変わる時だ」
青白い顔の男:「ああ。計算は完了している。手を尽くそう」
星宮千佳:(あれがコードウェル博士。さっき賢三さんに説明した……FHの大首領)
GM:話し終えると、コードウェル博士と青白い顔の男は部屋を出ていく。
GM:パソコンのモニターは点いたままだ。
芙蓉堂賢三:(成る程な……)じっと去る二人を見つめながら。
星宮千佳:(FHの毛沢東みたいなもの……って言ってもわかんないか。やばいやつだよ)
GM:あのパソコンにUSBメモリを差せば、データを盗み出すことはできるだろう。
乱童サナ:「超ド級ナチス空母トイフェル……か」
芙蓉堂賢三:(それも後ほど検索しましょうか。脅威はわかった)
倉橋たまき:(しかし、あの男が邪魔だな)
GM:二人は部屋から出て行ったので、あとはいつでも侵入していいぞ。
星宮千佳:(たまきちゃん、どう? もう降りて大丈夫?)
倉橋たまき:(うん。ほかに人はいないみたいだね)
星宮千佳:(怪盗EYEで見た感じ……)
星宮千佳:(よし! じゃあ、手早くすませよ!)
星宮千佳:スカートを翻して、すたんっと着地します。
倉橋たまき:マントを翻してトンッと着地。
芙蓉堂賢三:こちらも身軽に飛び降りる。黒いコートがふわりとはためき、着地の勢いを殺す。
星宮千佳:「サナさん……は大丈夫か。賢三さん、降りられる?」
星宮千佳:「あっ案外身軽だ。よかった」
乱童サナ:排気口の縁につかまり、ゆるりと着地する。
芙蓉堂賢三:「君は私を老人か何かと勘違いしすぎでは?」指を一本立てる。
芙蓉堂賢三:「これでも正式な訓練を受けた若者だよ」
星宮千佳:「だって携帯電話知らないって言うんだもん! 昭和の人みたい」
芙蓉堂賢三:「明治の人なんだよなあ……」
星宮千佳:「あれ? 昭和の人だと、賢三さんより未来人になっちゃうのかな?」
芙蓉堂賢三:「まあ、こいつのおかげも大きい。それほど敏捷性が高いわけでもないからね」コートの裾を軽く摘まむ。
芙蓉堂賢三:「さて、用事はあの機械かな?」
乱童サナ:「ええ。このPCからデータを取得できるかどうか。メモリの修復はそこにかかってる」
倉橋たまき:「機器の操作は乱童さんに任せようかな。ほかにお宝が眠っているかもしれないし」
“M”:『無事に研究室に潜入できたようだな。早くコンピュータにUSBメモリを刺すんだ』痺れを切らしたMから通信が入る。
星宮千佳:サナさんにメモリを渡します。「はい、サナさん。これがサナさんからもらった例のメモリ」
芙蓉堂賢三:「了解。私は扉を見張っていますよ」
星宮千佳:「こういうのはやっぱり、本人がやるのがスジだとあたし思うの。よろしく!」
乱童サナ:USBメモリ(自動的にパソコンに刺さる装置が付いたすごいやつ)を受け取り、しげしげと見つめる。
乱童サナ:「本人、ね……」
乱童サナ:この作業には判定とか必要でしょうか
GM:いえ、特に判定とかは不要です。
GM:高性能なUSBなので。
倉橋たまき:なにせ自動的にパソコンに刺さる
芙蓉堂賢三:自動的だからな
乱童サナ:では自動的にパソコンに刺さってもらいます
GM:USBメモリはウイーンと、意味深な音を立てて動き、パソコンに刺さります。
GM:自動的にデータの読み込みが始まる。かなりすごい!
星宮千佳:オートメーション!
乱童サナ:「意味深な音ね……」
星宮千佳:「サナさんはサナさんだからね。世界をまたいでも、人間の芯って変わらなかったりするし」
乱童サナ:「どうかな。オーヴァードでも、消えないほどの傷がつくこともある」
星宮千佳:「こっちのサナさんが持ってた心は、今のサナさんも持ってると思うの」 言いながらメモリを見守ってます。
GM:では、データの読み込みが99%まで達したその時。
GM:青白い顔の男が戻ってくる。
星宮千佳:「あーわかる。あたしも」
星宮千佳:「げっ」
芙蓉堂賢三:「!」
青白い顔の男:「やれやれ。まだコンピュータには慣れんな。ロックをかけ忘れてしまった」
倉橋たまき:昏倒させられますか!
星宮千佳:とっさにスタンガンしたい!
倉橋たまき:こっちもとっさに蔦で殴り倒したい!
GM:やってもいいし、芙蓉堂くんは止めてもいいですよ
星宮千佳:反射的にスタンガンを錬成しかけてます。
乱童サナ:USBメモリに手を添え、いつでも抜き取れるように構える。
乱童サナ:(戻ってきたか。なんとか、対処を……!)
芙蓉堂賢三:では、その千佳ちゃんを止めて、そのまま物陰に隠れようとします。
星宮千佳:(えっなに? 賢三さん!?)
芙蓉堂賢三:(……この方が安全だ。静かに)
乱童サナ:「!?」
乱童サナ:USBはいきなり抜いたら壊れたりしますか?
GM:USBメモリの読み取りはギリギリのところで100%に達し、完了する。
乱童サナ:おお。じゃあ自分も隠れたいです
GM:OK!
倉橋たまき:隠れる。サナさんのそばで息を潜めます。
GM:では、戻ってきた男は部屋を見渡す。
星宮千佳:(もう! スタンガンすれば一瞬だったのに!) 賢三さんの横で頬を膨らませてます。
芙蓉堂賢三:(そう上手くいけばいいが……)渋面。
青白い顔の男:「ふむ。何か物音がしたように思ったが、気のせいか」
GM:では、その時。
GM:サナ、芙蓉堂、たまきの三人の体にノイズが走り、激痛が襲う。
星宮千佳:(いくよ~。大抵の人間はスタンガンすると昏倒するんだから)
GM:千佳さんはなんともありません。
乱童サナ:!?
芙蓉堂賢三:なにー
星宮千佳:小声でスタンガンの凄さを語り続けています。
倉橋たまき:「ッ!」ビクッと自分の腕を見る。
GM:体にノイズが生じ、今までに感じたことのない違和感と痛みに襲われる!
芙蓉堂賢三:ではその横で、声を殺して激痛に耐えている。
乱童サナ:耐えるのに特に判定とかは不要ですか?
GM:たまきさんは〈意志〉で難易度7の判定に成功すれば耐えられます。
星宮千佳:(……えっなに? どうしたの? 大丈夫?)
芙蓉堂賢三:大抵の痛みには耐えてきたつもりだが、これは今までのものとは違う!
GM:サナさんと芙蓉堂さんは無条件でバッドステータスの邪毒レベル5と放心を受けてください!
芙蓉堂賢三:なんだと
乱童サナ:ぐえー
星宮千佳:(サナさん、たまきちゃん! 賢三さんが……!)
倉橋たまき:4dx+1>=7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 6[2,2,6,6]+1 → 7 → 成功

GM:おお、成功してる
乱童サナ:歯を食いしばって耐える。痛みには慣れているつもりだが……
倉橋たまき:思い出の一品の反映を忘れましたがどの道成功でした!
星宮千佳:(……え、そっちも!?)
倉橋たまき:「―――、は」息を吐く。「……これは…そうか。僕だけじゃないのか」
乱童サナ:「何、この感覚……!」気が遠くなりかける。
GM:では、激痛に耐えるサナさんの横で、たまきさんは辛うじて異常を押さえることに成功する。
芙蓉堂賢三:「……っ……」脂汗をかいて、壁で身体を支えている。
青白い顔の男:「そこか」男はキミたちの存在に気付き、そちらにやってくる。
倉橋たまき:「招かれざるゲストは、早く家に帰らねばならないと…世界が告げているのですよ」
青白い顔の男:「これはこれは。面白い客人だ。死人が舞い戻ったか」
星宮千佳:「動くな」 拳銃を錬成して男に向けています。
星宮千佳:「妙な真似はしないで。少しでも変な動きをすれば撃つよ」
芙蓉堂賢三:「……拙いな、これは……」朦朧としながら。
乱童サナ:「世界が? それは、どういう……」
青白い顔の男:「おお。止してくれ。私はただの数学者だ。荒事は苦手なのだよ」両手を上げる。
星宮千佳:「じゃあ、そのままにしててね。そうしたら手荒にはしないから」
星宮千佳:「みんなの体調が良くなったら、あたしたちは出ていく……あなたは何も見なかったし、誰とも喋らなかった。そういうことにして」
青白い顔の男:「もちろんだとも。私1人ではとてもキミたちには敵わん」
青白い顔の男:「……この力以外ではね」
GM:男が、手に持っていた紙を床に落とす。
GM:その紙が膨張し、白い異形の怪物へと変わる!
青白い顔の男:「シキガミ、というそうだ。紙製のホムンクルスのようなものだな」
青白い顔の男:「こいつは強いぞ。キミたちは珍しい事例だ。生け捕りにして、研究材料にさせてもらおう」
乱童サナ:「妙な真似そのものじゃない……」痛みを堪えて立ち上がる。
GM:白い異形の怪物が吠え、キミたちに迫る!
倉橋たまき:では、ここで
星宮千佳:「警告はしました」 ためらいなく男を撃つが、
芙蓉堂賢三:「……成る程。ああ、少し見えてきた。厄介だな」
倉橋たまき:Rハンドアウトを公開してもいいでしょうか?
星宮千佳:「ああもう! なにこれ!」 怪物に阻まれる。
GM:どうぞ!
GM:たまきさんのリバースハンドアウトを公開します
Rハンドアウト(PC④)
ロイス:アレクサンドリア=ライブラリ
推奨感情 P:懐旧 /N:隔意

  “マスターレイス000(アインソフオウル)”に襲撃されて逃げ延びたキミは突如として体にノイズが走り、窮地に陥った。この世界の住人ではないキミの肉体は、ここでは長く保たないようだ。そんなキミを救ったのはアレクサンドリア=ライブラリと名乗る美しい女性だった。彼女は過去の『オーヴァードアカデミア』世界から来ているレネゲイドビーイングで、キミの体の崩壊をある程度防ぐことができるらしい。彼女はこの世界を守るために力を貸して欲しいとキミに告げた。どの道、残された時間はそう長くなさそうだ。キミは再び立ち上がることにした。

GM: キミは1シナリオに1度だけオートアクションで「射程:範囲(選択)」のキャラクターが受けている全てのペナルティとバッドステータスを回復することができる。
GM:シナリオロイスはこの瞬間、マスターレイス000からアレクサンドリサ=ライブラリへと書き換えてください!
倉橋たまき:ハーイ 感情はどうしたらいいですか?
GM:ハンドアウトにあるとおり、ポジティブが懐旧でネガティブが隔意を推奨しています
倉橋たまき:じゃあ懐旧:○/隔意で書き直します。
GM:リバースハンドアウトの効果はここで、使用してもいいし、取っておいてもいいです!
倉橋たまき:ここで使いますよっ
倉橋たまき:サナさんと芙蓉堂さんが受けてるバステを回復する!
GM:OK!では、サナさんと芙蓉堂さんのバッドステータスは全て回復する!
乱童サナ:ありがたや
芙蓉堂賢三:ありがとうございます!
GM:そして、次のシーンはたまきさんのハンドアウトシーンになります
倉橋たまき:よろしくお願いします
星宮千佳:わーわー!
GM:白い異形の怪物が吠え、キミたちに迫ってくる!
GM:キミたちが1つでもバッドステータス受けていた場合、一度なす術もなく攻撃を喰らうので10d10のダメージを受けてください!
倉橋たまき:ないです!
星宮千佳:鬼ww
乱童サナ:受けてませんけどぉー???
芙蓉堂賢三:こわ
芙蓉堂賢三:回復しました!
星宮千佳:ないです!PC1は無敵!
GM:悲しい……
GM:では、身動きが取れないはずだったキミたちに怪物の鋭い爪が迫る!
倉橋たまき:「ここからは君達の得意分野だな」怪物と向き合う。「さあ、ショータイムだ!」
シキガミ:「カミカミーッ!」
星宮千佳:「きゃ~ん! たまきちゃん~~!」
星宮千佳:「……いやっ、見惚れてる場合じゃない!」
星宮千佳:「任せて! 蜂の巣にしてやるんだから!」
GM:シキガミの攻撃を退けるためには〈白兵〉か〈射撃〉で判定し、4人で合計80の達成値を超えるように判定を行う必要がある!
GM:〈交渉〉は攻撃エフェクトを組み合わせた時のみ使用可!
芙蓉堂賢三:じゃあやる!
GM:4人全員が判定をしても目標値に足りないと、シキガミの攻撃が飛んできて10d10のダメージを受けてもらう!
乱童サナ:容赦ねえずら
GM:また、4人全員の行動が終わったところで、クリンナップが入り、バッドステータスの処理が挟まるぞ。
GM:回復されたから何もないけど……
倉橋たまき:《戦術》で支援することってできます?
GM:そして、再び順番に判定に挑戦してもらう、という流れだ。
GM:可能ですが、ちゃんと侵蝕率は上げるんですよ!
倉橋たまき:わかってるもん!ちゃんと宿題するもん!
GM:では、ここから判定に挑戦してもらいましょう!
星宮千佳:そういってあんたいつもすぐ寝ちゃうじゃない。お母さんもう信じないからね
倉橋たまき:では《戦術》を千佳ちゃん・サナさん・芙蓉堂さんに使用します。
倉橋たまき:判定ダイスが5個増えるよ!
GM:そんなに!
星宮千佳:ありがとうお姉さま!
芙蓉堂賢三:ありがとうー
GM:演出があればどうぞ!
乱童サナ:助かるう
GM:無ければ判定に移るぞ!
倉橋たまき:何も思いついてないので移っていいよ!
GM:じゃあ、判定は行動値順にいこうかな。変えたければ変えてもよい
GM:まずは行動値13の千佳さんから!
星宮千佳:じゃあ射撃判定します。サイドリールを乗せたいので、エフェクトを一個だけ使おうかな。
星宮千佳:いや二つだ。コンセも噛ませようっと
GM:やる気!
星宮千佳:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》。
星宮千佳:12dx7+10
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[1,4,4,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[2,3,3,3,3,6,7,8,9]+10[3,4,10]+4[4]+10 → 44

星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+5した(侵蝕:53->58)
GM:たっけえ!
倉橋たまき:おおお
GM:白い異形の怪物がキミを押し潰そうと腕を振り下ろす!
星宮千佳:「んー。みんなの戦闘スタイル、もうちょっと聞いておけばよかったかな」
星宮千佳:「まあいいか。まず足を止めるよ!」
星宮千佳:バックステップしながら怪物の右足にハンドガンを連射。そして、
星宮千佳:背負っていた竹刀袋に入れておいたスナイパーライフルを取り出し、左足に押し当てます。
星宮千佳:「これで、両足っ!」 零距離接射! 
GM:怪物は両足を撃ち抜かれて大きくバランスを崩す!
シキガミ:「カ、カミカミーッ!?」
GM:次は行動値5のたまきさんの番!
倉橋たまき:「戦い慣れてるね、千佳。正直驚いたな」
星宮千佳:「えへへへ……いや~、そうなのですよ~」
乱童サナ:「的確な判断ね、いい訓練を受けている」
星宮千佳:「射撃にはちょっとした自信があってね~」 てれてれしてます。
倉橋たまき:「ふふ。戦闘は戦闘のプロに任せるのが一番だ」
GM:なければ、次は行動値4組!
倉橋たまき:待機します!
芙蓉堂賢三:「なかなかの腕だな。勧誘したいくらいだ」
芙蓉堂賢三:では、先に動きます。
芙蓉堂賢三:《錯覚の香り》《コンセントレイト:ソラリス》で交渉判定します。ボイスチェンジャーと強化ビジネススーツとさっきの戦術も乗る。
倉橋たまき:すごい乗る
GM:こわいぜ
芙蓉堂賢三:16dx+13
DoubleCross : (16R10+13[10]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,4,5,8,8,9,10,10,10]+9[3,7,9]+13 → 32

芙蓉堂賢三:もうちょいいきたかったな
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+4した(侵蝕:50->54)
GM:合計76!あとちょっとだ!
GM:両足を撃ち抜かれた怪物は怒り狂い、巨大な腕を振り回す!
芙蓉堂賢三:口に火のついていない煙草をくわえ、ふう、と一吹き。
芙蓉堂賢三:流れ出た煙は一羽の烏に形を変え……。
芙蓉堂賢三:その後を追うように、黒い外套がざわめき、無数の実体のない烏の群れとなる!
芙蓉堂賢三:黒い鳥の群れは、怪物の周りを飛び交い、そのまま口から体内へ。
芙蓉堂賢三:「……あとは」
星宮千佳:「おおっ」
シキガミ:「カミカミーッ!?」もがき苦しむ!
芙蓉堂賢三:「食い荒らされるのを待つだけ」
星宮千佳:「こういう戦いかたか~。賢三さん、やっぱり手品師みたいだよね」
芙蓉堂賢三:「ただし、止めは頼みますよ」サナさんへ。
星宮千佳:「あっ、でも召喚術だから陰陽師っぽい? 明治の人だし……」
GM:穴だらけになった異形の怪物は咆哮する!
芙蓉堂賢三:「手品師ね。軍がないならそれでもよかったか」
芙蓉堂賢三:少しだけ笑う。
GM:次はサナさんの番!
倉橋たまき:「墓地では陽動に使っただけだったからね。攻撃にまわすと恐ろしい能力だな」感心している。
乱童サナ:「ここまで仕上がれば」ふう、と息を吐いてボロボロに刃が欠けた剣を抜く。
乱童サナ:白兵で判定します
乱童サナ:15dx+5
DoubleCross : (15R10+5[10]) → 9[1,2,2,3,3,3,3,4,4,5,5,6,8,8,9]+5 → 14

GM:これで合計90!余裕で80を突破!
倉橋たまき:たかい!
芙蓉堂賢三:やったー
乱童サナ:「小突いただけでも終わるでしょう」
GM:白い異形の怪物は殺意を剥き出しにして吠える!
乱童サナ:一瞬にして懐まで潜り込み、真っすぐに剣を突き刺す。
シキガミ:「…………!」
GM:白い巨体が貫かれ、倒壊していく!
GM:これで判定は全て成功だ!
青白い顔の男:「大したものだ。シキガミをこうも容易く退けるとは」
星宮千佳:「ほらほら。ね?」
星宮千佳:「やっぱりサナさんはサナさんなんだってば」
倉橋たまき:「欠けてはいるが…見事な剣だな」呟く。
芙蓉堂賢三:「お見事……」青白い顔の男を警戒しながら。
青白い顔の男:「だが、こいつの真価はその無尽蔵のエネルギーにある」
星宮千佳:発砲します。青白い顔の男の右頬ぎりぎりをかすめるように威嚇射撃。
星宮千佳:「動くなって言ったよね?」
倉橋たまき:同じく、青白い顔の男を捕まえるために蔓を伸ばす。
GM:倒れたはずのシキガミの体が再生していく。
星宮千佳:「次に変な動きを……あああちょっとー!?」
乱童サナ:「……!」
芙蓉堂賢三:「……なっ」
GM:白い異形が膨張し、復活する!
青白い顔の男:「何だ。私は何もしていないじゃないか」
乱童サナ:「ぬけぬけと……良くないな、この手のは。私たち(オーヴァード)の天敵」
星宮千佳:「よしみんな! あれは悪いやつだからぶっ倒そう!」
星宮千佳:「もー許さん! この犬みたいなのごと蜂の巣にするよ!」
GM:これは彼の「Eロイス:さらなる絶望、永劫の奴隷」によるものです。
倉橋たまき:「おっと」異形に妨害され、舌打ち。「…いや、サナさんの言う通りだ」
GM:そこに、Mからの通信が入る。
倉橋たまき:「長期戦になると僕らの分が悪い…。おっと」通信に耳を澄ます。
“M”:『キミたち。今、それ以上そいつの相手をするのはマズイ』
“M”:『救援を送った。施設を脱出しさえすれば後はこちらで引き受ける!』
乱童サナ:「落ち着いて。平時の訓練を思い出しなさい」千佳ちゃんに向かって。
星宮千佳:「でもこいつ……!」
芙蓉堂賢三:「頼む。思った以上に厄介な相手だ」"M"に。
芙蓉堂賢三:「星宮君。従ってくれ。奴の力のほどはわかったろう」
“M”:『ミスター・芙蓉堂。今は逃げの一手だ!』
星宮千佳:「もー! あたし、こういう人キライ! 荒事は苦手なのだよとか言ってたくせに~!」 青白い男をにらんでます。
星宮千佳:「わかってますよう! 逃げ逃げ! にげます!」
倉橋たまき:「脱走か。ショーのアンコールとしてはちょうどいいな!」
芙蓉堂賢三:「了解した」
倉橋たまき:ドカンと煙幕を張って、その隙に皆を誘導して脱走します。
青白い顔の男:「逃がすものか。捕えろ。手足の一、二本引きちぎっても構わん」
星宮千佳:なら、その煙幕の向こうから飛んでくるものがある。
GM:白い異形の怪物は咆哮するとキミたちを追いかけようとする!
星宮千佳:錬成したフラググレネードです。腹いせに10個くらい錬成して、投げつけておいた。
星宮千佳:「ばーかばーか!」
芙蓉堂賢三:「引き千切れるものかよ」外套を翻し。
乱童サナ:「逃げれば負け、なんて思わない……私はこの世界の私とは違う」足元から炎を生成して逃走。
星宮千佳:罵倒しながら逃げます。
芙蓉堂賢三:「……ことに。私の羽は」捨て台詞のように。
芙蓉堂賢三:そのまま逃亡!
GM:シキガミは爆破を受け、一瞬ひるむ!
GM:距離が離れた分だけキミたちは先んじて施設から脱出することに成功する!
GM:だが、キミたちのすぐ後ろには怪物の鋭い爪が迫っている!
GM:と、なぜかキミたちの目の前に【エピックヒーローズ】めいた神話鎧姿の戦士が立っている。
星宮千佳:「うっ、まずい……! これめっちゃ足速い! 速くない!?」
星宮千佳:「おいつかれちゃうよ!」
倉橋たまき:「前方に一体、敵か…?」先頭を行きながら戦士に気づく。「いや」
芙蓉堂賢三:「ああ、あれは恐らく……」そうであってくれ、と思いながら。
GM:神話鎧姿の戦士は槍を振り上げ、名乗りを上げる。
オデュッセウス:「我はギリシヤの英雄、オデュッセウス!故あって助太刀する!」
オデュッセウス:「トロイの木馬と俺はもやは人馬一体。どこにいようとも時空を超えて繋がっている!」
乱童サナ:「ギリシャの英雄、オデュッセウス……!」
星宮千佳:「……えっ何!? コスプレ?」
倉橋たまき:「神話ヒーローを名乗る奴によくいるね。こういう手合いは」
GM:馬のいななきが響き、空が裂ける!そこから鋼鉄製の巨大な木馬の足が現れる!
星宮千佳:「ええー……!」
オデュッセウス:「トロイホース、ライディング!」
芙蓉堂賢三:「……当人、と見受けるが」
芙蓉堂賢三:「見受けるが、こういう話だったか……?」
GM:オデュッセウスが拳を突き上げると、鋼鉄製の馬の足がシキガミを押し潰そうとする!
シキガミ:「カミカミーッ!?」
星宮千佳:「あっ死んでる!」
オデュッセウス:「キミたち、ここは俺に任せていち早く撤退するといい。怪物退治ならばお手の物さ!」
乱童サナ:「わからない。私にはもう何もわからない」
星宮千佳:「お願いしますコスプレのひと! ありがとう!」
星宮千佳:「なんかもうあたしにもよく分かんないけど、今回の事件はもうそういうものだって割り切ってるから……!」
オデュッセウス:「どういたしまして!トロイホース、フルパワー!」拳に力をこめる!
GM:鋼鉄製の木馬のいななきが響く!
芙蓉堂賢三:「うむ」情報部員流思考切り替え術を発動する。
芙蓉堂賢三:「よろしく頼む。オデュッセウス殿」
乱童サナ:(軍人、適応が速すぎる)
星宮千佳:「へんなのが感染るから、たまきちゃんはあんまりあの人見ないでね」
星宮千佳:「かっこよさが半減しちゃうから……」 たまきちゃんからオデュッセウスを隠すようにして出口まで走ります。
倉橋たまき:「ははは、神に会ったら裁かれてしまいそうだしね」
倉橋たまき:「行こう、皆さん。僕らの業界じゃ、逃げられれば勝ちなんだ」
星宮千佳:「はーいお姉さま!」
乱童サナ:深く考えれば精神に損傷を負う。故に、今は走る。

GM:では、シーン終了!
星宮千佳:GM、PC間ロイスなのですが
GM:ロイスの取得のみ可能だよ!
GM:なんでしょう
星宮千佳:-怪盗?/倉橋たまき/○興味/不信感/ロイス これ、出会った時の感情を想定してとったんですけど
GM:ほうほう
星宮千佳:出会ってみたら明らかに違う感情なので、変更してもいいですか?
GM:構いませんよ!
星宮千佳:ありがとうございます! といっても変えるのP感情だけなんだけど!
星宮千佳:P感情を憧憬にします。
倉橋たまき:なんだろう
倉橋たまき:ヤッター
GM:憧れられてる!
星宮千佳:かっこいいよ~~
GM:他の人もロイスの取得や感情変更があればどうぞー
倉橋たまき:ロイスは大丈夫です~
乱童サナ:たまきちゃんにロイスを取ろう。
乱童サナ:倉橋たまき P:有為/N:不信感〇
GM:不信がられてる!
芙蓉堂賢三:どうしようかな
倉橋たまき:がられちった!
芙蓉堂賢三:いやここはたまきちゃんに取りましょう!
芙蓉堂賢三:たまきちゃんに○感服/不信感で取得します。
GM:みんな、たまきさんに取るじゃん
芙蓉堂賢三:そういうシーンだもの……
乱童サナ:そういうシーンだったからねぇ
GM:そうとは……
倉橋たまき:嬉しい
星宮千佳:あたしはもうとってるもんね~
星宮千佳:あたしのほうが先! 先がえらい!
GM:ずるーい!
芙蓉堂賢三:はいはい、えらいえらい
乱童サナ:\先輩/
GM:では、このシーンは改めて終了だ!

MF04 : リバースハンドアウト(倉橋たまき)

GM:次のシーン!
GM:次はたまきさんのハンドアウトシーンです
GM:シーンプレイヤーはたまきさん!
倉橋たまき:ワッショイ!
GM:侵蝕率は上げなくていいぞ
倉橋たまき:ノー!
GM:このシーンはリバースハンドアウトの内容に対応したシーンになります

GM:マスターレイス000から逃れ、夜空へと飛び立ったキミ。
GM:不意に、その体に異変が起きる。
GM:体にノイズが走り、今までに感じたことのないような激痛が走る。
倉橋たまき:「…取り急ぎ、どこに行こうか」呟いている。
GM:まるでこの世界自体がキミを拒んでいるかのような強烈な違和感だ。
倉橋たまき:「僕の家…。いや、あるのか分からないしな。まあ、UGNか、………ッ」
倉橋たまき:ビクッ、と全身に跳ねたような感覚が襲う。視界が歪む。
倉橋たまき:(なんだこれ、さっきのマスターレイスがまだどこかに…!? いや)
倉橋たまき:ノイズが走る腕を見る。(拒絶されているのか…?)
GM:キミはいつものように滑空することもままならず不時着するだろう!
倉橋たまき:風に煽られながら落下。
倉橋たまき:ごろごろと転がって、どこぞのビルの屋上に倒れこみます。なおも激痛が続く。
GM:身動きが取れずにいるキミのそばに本のページが振りそそぐ。
倉橋たまき:「招待状を送ってきたのはそっちだと思うんだけどな…!くそ、ドレスの用意くらいしておいてほしいものだね…!」
GM:本のページは集まって、美しい女性の姿に変わる。
倉橋たまき:「……君は……?」荒い息を吐きながら、彼女を見上げます。
GM:美しい女性は優しい微笑みを湛え、キミの背をさする。
アレクサンドリア=ライブラリ:「大丈夫。もう心配ありませんよ」
GM:彼女の手にさすられると、キミの体の異常は徐々に治まっていく。
倉橋たまき:「…君がパーティの主賓者?」
倉橋たまき:「もう大丈夫、ありがとう」
アレクサンドリア=ライブラリ:「いいえ。私も招かれた客人の一人に過ぎません」
アレクサンドリア=ライブラリ:「このパーティの主催者は少し性悪なようです」
倉橋たまき:痛みが治まり、しかめっ面でプラプラと手を振る。
アレクサンドリア=ライブラリ:「この世界の理が、異物であるあなたの存在そのものを拒んでいます」
アレクサンドリア=ライブラリ:「私はほんの少しだけ世界の理を書き換えて、それを和らげることができます」
倉橋たまき:「僕の世界にいる異世界来訪者達は、元気そうにしているのにね。やれやれだな」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ。よほど無理に時間と空間を繋げたのでしょう」
アレクサンドリア=ライブラリ:「あちこちに綻びが出ています。ほんの少し和らげたとしてもそう長くはもたないでしょう」
GM:美しい女性は空を見上げる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あなたも肉体が滅び去る前に元の世界に戻った方がいいでしょう」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ですが、その前に一つだけお願いがあります」
倉橋たまき:「方法が分かれば、すぐにでもそうしたいところだけど。さっきも襲われたし…」
倉橋たまき:「荒事は苦手なんだ。…うん? 君をエスコートするなら、喜んで」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふ、お優しいお嬢さん。でも、私は大丈夫」
アレクサンドリア=ライブラリ:「頼みたいのはこの世界のことです」
アレクサンドリア=ライブラリ:「この世界には私の子供たちがいます。それも、三人も」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ええ。この世界に来るまで、私も知らなかったけれど、いるようなのです」
倉橋たまき:「…先ほど、君は言わなかった?『招かれた客人の一人だ』って」
GM:美しい女性は本を取り出してペラペラとめくる。
倉橋たまき:「君って」首をかしげる。「もしかして、人じゃない?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「そう。私がいたのは過去の【オーヴァードアカデミア】。私はそこの」
アレクサンドリア=ライブラリ:「図書館です」ウインクする。
倉橋たまき:「…ふうん?」
GM:美しい女性の体が、本のページに変わる。
倉橋たまき:「おっと」
アレクサンドリア=ライブラリ:「まあ。あまり驚きませんのね」
倉橋たまき:「いや、驚いたよ。思わず君を盗み出したくなっちゃった」
アレクサンドリア=ライブラリ:「まあ。優しくしてくださいましね」
倉橋たまき:「うん、そうだね…」
倉橋たまき:手をとる。「君の名前を教えてくれたら。君の望みを叶えてあげよう」
アレクサンドリア=ライブラリ:「私の名は、アレクサンドリア=ライブラリ。レネゲイドビーイングであり、遺産です」
アレクサンドリア=ライブラリ:「遠い未来、私には三人の子がいるようです。ですが、そこには私はいない」
アレクサンドリア=ライブラリ:「母になる気持ちというのがどういうものなのか私には分かりませんが」
アレクサンドリア=ライブラリ:「子供たちのいる世界が滅び去ってしまうのはあまりにも忍びない」
倉橋たまき:「母の気持ちは、僕も知らないけど。幸い、母に残される子の気持ちは分かるんだ」
倉橋たまき:「あなたがいないとさみしいと思う」
アレクサンドリア=ライブラリ:「……あなたもお母様を?」
倉橋たまき:「うん、まあね。まあその話はいいんだ」
アレクサンドリア=ライブラリ:「優しいだけでなく、強いお嬢さんだこと」ふふ、と微笑む。
倉橋たまき:「お嬢さんって言われるの、すごく照れるな…」目を泳がす。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あなたにお願いです。どうかこの世界を救ってください」
倉橋たまき:「うん。あなたが子供を思う気持ちを察するよ、ひとりの…母親を亡くした子供として」
倉橋たまき:「名前も教えてくれたし。世界を救ってみせようじゃないか」
アレクサンドリア=ライブラリ:「礼を言います」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ねえ。あなたはお母様がそばにいなくて寂しかったですか?」
倉橋たまき:「礼はいらないさ。ドロボウが感謝されちゃ立つ瀬がない」
倉橋たまき:「…寂しいよ。とっても」「…でも、僕は一人っ子だからね」
倉橋たまき:「子供が三人もいるなら、さみしさを分け合えるんじゃないかな」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ふふ。それなら、心配はいりませんね」少し嬉しげに笑う。
アレクサンドリア=ライブラリ:「ドロボウさん、この世界をどうかお願いします」
GM:美しい女性はそう言ってキミの頭をなでる。
倉橋たまき:「ちょ、ちょっと」照れて体をのけぞる。
倉橋たまき:「ドロボウはドロボウだけど…!」転がった拍子にシルクハットが落ちていたことに気づいて、あわてて被り直し。
アレクサンドリア=ライブラリ:「まあ。少し母らしくしてみたのだけど、違いました?」
倉橋たまき:フワッとフェンスに飛び乗って、アレクサンドリアさんを振り返る。
倉橋たまき:「それは、未来に生きる君の子供にしてあげるといいよ」
倉橋たまき:夜風でマントが舞い上がる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「残念ながら、私が会うことはないでしょうから」
アレクサンドリア=ライブラリ:「くれぐれもお気を付けて」
GM:美しい女性はにこやかに手を振り、キミを見送る。
倉橋たまき:「僕はしがない怪盗ジャック・ローズ。…予告状を出す先が分からないから、君に告げよう」
倉橋たまき:「必ず、この世界の崩壊を盗み上げて、平穏を取り戻してあげますよ」微笑む。夜風にマントが舞い上がる。
アレクサンドリア=ライブラリ:「まあ。なんて素敵なお手紙。しっかり私の蔵書に加えておきますね」
GM:美しい女性は嬉しげに微笑む。
倉橋たまき:微笑みと、薔薇の花弁を返答として置き去りにし。そのまま、フェンスから落下していきます。
倉橋たまき:覗き込めば、黒い鳥が飛翔している姿が見えるかもしれない。
倉橋たまき:「……」
倉橋たまき:「しまったな。ものすごく格好付けてしまったけど、具体的に何をすればいいか何も分からないな」
倉橋たまき:「戻ったらすごく格好悪いな……」
倉橋たまき:「……行くとすれば、やっぱりUGNかな。この世界にもあるでしょう。たぶん。だいたいのことはあそこで分かるんだ」
倉橋たまき:「うんうん」
GM:そうしてキミが飛び立つと、薔薇の花弁と本のページは混じり合って夜風の中へと消えた。
GM:シーン終了!

MF05 : 暴かれる真相

GM:では、次のシーン!
GM:次は無事にUSBのデータを修復させたキミたちがさらなる情報収集を行うシーンだよ
GM:シーンプレイヤーはサナさんにしよう
GM:他にも登場したい人は出るといい!
乱童サナ:くっ、出ざるをえん
芙蓉堂賢三:出まーす
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+10(1D10->10)した (侵蝕:64->74)
乱童サナ:ひいい
星宮千佳:なにこれ!?
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:54->60)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:58->62)
芙蓉堂賢三:うわ
倉橋たまき:サナさんどうしたの
倉橋たまき:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 9[9]+58 → 67

倉橋たまき:おおう
乱童サナ:わからない、私には何もわからない
GM:サナさんがたいへん

GM:では、場所はキミたちのアジトであるトロイの木馬。
GM:FHの研究施設から帰ってきたキミたちをMが出迎えてくれるぞ。
“M”:「よく戻ってきてくれた。USBメモリのデータも無事に修復できたようで何よりだ」
乱童サナ:「色々と想定外の事態はあったけれどね」
星宮千佳:「ちょっとー! なんなんですかあの変な青白い人!」
芙蓉堂賢三:「予想外に骨が折れました」
星宮千佳:「あと、あのコスプレの人もなに……?」 未だに幻覚を疑っている。
倉橋たまき:「オデュッセウスも無事だといいけどね」
乱童サナ:「その名をあまり口にしないでほしい。できれば忘れたい」
芙蓉堂賢三:「目の前の現実を受け入れることも大事だよ」
“M”:「あの英雄の名はオデュッセウス。この基地の持ち主だよ」
乱童サナ:(軍人、適応が速すぎる)
星宮千佳:「うわあ。家主さんだったんだ」
芙蓉堂賢三:「私にとってはもうビルもジェット機も木馬も同じようなものだしね」
“M”:「今までは諜報活動に徹してくれたいたが、キミたちのピンチに駆け付けたのだ」
星宮千佳:「変なアジトの家主なら、そりゃあ変だよね……」 勝手知ったる感じでみんなのお茶を淹れてます。
乱童サナ:「……」眉間に皺をよせ、悲痛な表情。
芙蓉堂賢三:「助かりました。……乱童さん、どうしました?」
倉橋たまき:「ははは、自分だって異世界を移動してきてるんだ」
星宮千佳:「たまきちゃんはかっこいいからいーの」
星宮千佳:「はいお茶! みんなアールグレイでいいよね」
倉橋たまき:「ありがとう、千佳」受け取りながら。「さて」
乱童サナ:「それにしてもこう、隔たりというか、段階が……いや、それはもういいか」
星宮千佳:丁寧にソーサーとカップを並べ、お茶を並べ、一息ついてます。
芙蓉堂賢三:「どうもどうも。今は本邦でもいい茶葉があるんだな」
乱童サナ:「……ありがとう」
“M”:「いい時代になったものだ」芙蓉堂の言葉に頷く。
倉橋たまき:「データは無事?」乱童さんに聞く。
星宮千佳:「そうそう。データに……入ってるんだよね? 事件解決のてがかりが」
星宮千佳:「書き込み99%で強引に引き抜いたりしてないよね?」
乱童サナ:「とりあえず心配はなし」
芙蓉堂賢三:「なんだったか、USAだったか」
芙蓉堂賢三:「無事ならば良かった」
星宮千佳:「うちのお父さん、それやって一度旅行の写真ふっとばしたことがあって……よかったよかった」
星宮千佳:割とお上品にお茶を飲んでます。
“M”:「ああ。あとはそのUSBメモリさえあれば、あの装置を止めることができるだろう」
芙蓉堂賢三:「Bだった」
倉橋たまき:「一文字違うだけでとんでもないことになるね」
“M”:「どうあっても再び敵陣には乗り込むことになるだろう。今一度、敵の情報は集めておいた方がいい」
星宮千佳:「このメモリは、やっぱりナントカ装置に挿さないといけないわけだよね?」
芙蓉堂賢三:「そうなりますか。では、こいつの出番かな」ポケットからスマホを取り出し。
芙蓉堂賢三:心なしか楽しそうでもある。
星宮千佳:「今回も自動で挿さってくれるといいんだけどな~」
“M”:「彼らは粒子加速器と呼んでいたな。今はどこに設置しているのやら」
倉橋たまき:「スマホはなんでも装置じゃないですよ、おじいさん」芙蓉堂さんに言う。
星宮千佳:「スマホでFHの秘密情報がわかったらすごいよね。逆に」
芙蓉堂賢三:「それはそうだよ。あくまで便利な道具、だろう?」
星宮千佳:「そんなセキュリティ意識低い組織にUGNが苦戦してることになっちゃう」
芙蓉堂賢三:「蒸気機関やら瓦斯やらと同じ。使い手次第、と思っているが」
GM:では、ここからは情報収集をしてもらいましょう。
GM:情報収集項目は次の四つ!
GM:・キミたちの体の異常について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈情報:軍事〉〈知識:特異点〉難易度7
GM:・アルフレッド・J・コードウェルについて〈情報:UGN〉〈情報:FH〉難易度9
GM:・コードウェル博士の計画について〈情報:UGN〉〈情報:軍事〉難易度13
GM:・“マスターレイス000(アインソフオウル)”について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈情報:時空犯罪〉〈知識:特異点〉難易度8
倉橋たまき:ではっシナリオロイス存在のアインソフオウルちゃんを調べようかなっ
倉橋たまき:コネ使って〈情報:裏社会〉で判定します。
GM:いいぜ!
倉橋たまき:7dx+1>=8
DoubleCross : (7R10+1[10]>=8) → 9[1,2,2,2,2,8,9]+1 → 10 → 成功

星宮千佳:さっすが~!
芙蓉堂賢三:おおー
倉橋たまき:やった~
GM:高い!
乱童サナ:つよつよ
GM:お見事!
芙蓉堂賢三:コードウェル博士の計画について〈情報:軍事〉で判定したいです。強化ビジネススーツ乗せ!
GM:すごそう!
GM:どうぞ!
芙蓉堂賢三:7dx+3=>13
DoubleCross : (7R10+3[10]>=13) → 10[2,3,3,4,5,8,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

芙蓉堂賢三:よっしゃっしゃ
GM:余裕やんけ!
乱童サナ:たっか
倉橋たまき:うわすごい
星宮千佳:これが外敵……強い
乱童サナ:ではこちらはアルフレッド・J・コードウェルについて〈情報:UGN〉で。コネ:UGN幹部適用
乱童サナ:5dx+4=>9
DoubleCross : (5R10+4[10]>=9) → 7[4,5,6,6,7]+4 → 11 → 成功

乱童サナ:ふう
GM:おお。お見事!
倉橋たまき:余裕!
星宮千佳:キミたちの体の異常についていきます。なぜか<知識:特異点>を持っているのですが
GM:なぜだろう
星宮千佳:UGNで振ったほうが確実だなこれ……w UGNで振ります。
GM:無駄特異点だった…
星宮千佳:そういう知り合いがいるから……。UGN幹部(電話帳ネーム:きりたに)のコネを使って、ダイスを+2。
星宮千佳:4dx+3=>7
DoubleCross : (4R10+3[10]>=7) → 6[1,2,4,6]+3 → 9 → 成功

GM:さすが!
星宮千佳:ありがとキリタニ!
GM:どういたしまして。
GM:では、順番に情報を開示していこう!
GM:まずは“マスターレイス000(アインソフオウル)”について
GM: 強大な力を持つ、黒い獣のオーヴァード。その正体は、コードウェル博士が「クロノスガーディアン」世界から呼び寄せた時空犯罪者である。あらゆる時代に介入しては破壊活動を行っていた。この世界では、異世界からの来訪者の前に現れ、コードウェル博士の軍門に下らなければ排除するという役目を担っていた。
GM: この時代では、獅堂ヒカルという名で、高校生の身分を得ている。
GM:以上です。
星宮千佳:…………んんんん?
星宮千佳:んんん!?
GM:次いってみよう!
GM:・コードウェル博士の計画について
GM: コードウェル博士は長年の戦いの末に、自らの戦いは間違っていたという結論に達した。
GM: コードウェル博士の目的は、粒子加速器を使ってこの世界を他の全ての並行世界と繋げ、失った妻子を取り戻し、平穏な日常を過ごすことだ。
GM: コードウェル博士は失われた全ての人間を並行世界から取り出すことで、人が死んでもすぐに代わりの人間を並行世界から供給できるように世界を作り変えるつもりでいる。その結果、通常世界以外の全てのステージは滅ぶだろう。
GM: 粒子加速器は、ナチスの科学者クレイジーリッヒ博士が開発した超ド級ナチス空母トイフェルに積み込まれており、N市の上空で起動する予定だ。
GM:以上!
芙蓉堂賢三:あたまいてえ
星宮千佳:クレイジーリッヒ博士、鼻水出た
GM:次!
GM:・アルフレッド・J・コードウェルについて
GM:  UGNの設立者であり、11年前に死亡したとされていた人物。復活した現在はFHの重鎮である。31歳の頃に妻子を殺害され、自身も殺されてオーヴァードに覚醒した。
GM:以後、北米でレネゲイドの謎を探りながら、超常犯罪や陰謀との戦いを繰り広げた。
GM:戦いを通じてできた仲間たちは“ガーディアンズ”と呼ばれ、その組織はやがてUGN(ユニバーサルガーディアンズネットワーク)に発展した。
GM:なお、これ以上の詳細はサプリメントを読むこと。
乱童サナ:おい
GM:今は、FHで青白い顔の男とともに“プロジェクト・インフィニティコード”と呼ばれる計画を進行している。
GM:以上です。
GM:最後!
GM:・キミたちの体の異常について
GM:乱童サナ、芙蓉堂賢三、倉橋たまきの三名は自らの世界と物理法則が異なる世界に来た影響で、全身の細胞が崩壊を始めている。そのため、時折体にノイズが走ったようなガビガビした状態になり、激痛が襲う。やがては完全に消滅するだろう。
倉橋たまき:ガビガビした状態に
GM:三人はエンディングフェイズまでに自分の世界に帰れなかった場合、死亡する。これは、コードウェル博士の「Eロイス:予告された終焉」×3の効果として扱う。
星宮千佳:ひええ
芙蓉堂賢三:ひゃあ
乱童サナ:オゴゴ
GM:ずっと一緒にいることはできないのだ
GM:情報は以上です。

“M”:「どうかね。少しは敵の情報が分かったかな。このスマートホンというのは難しいな」
星宮千佳:「…………」 調査のため、一度外に出ていたが
星宮千佳:深刻そうな顔をして戻ってきます。笑顔がない。
GM:背の高い老人は優雅に紅茶を飲んでいる。
星宮千佳:「いろいろわかったんだけど……あたしの話は、ちょっと最後にしようかな。みんなにショックを与えちゃうかもだから」
芙蓉堂賢三:「ああ、ちょうどよかった」こちらも帰ってくる。
“M”:「どうした、レディ。元気がないぞ」
乱童サナ:「大丈夫……?」千佳ちゃんの様子を少し気遣う。
倉橋たまき:「お帰り、芙蓉堂さん。これで全員揃ったな」
星宮千佳:「そりゃないよ……この情報知って元気がある人、たぶんジャームかサイコパスだよ」 しょんぼりしている。
芙蓉堂賢三:「"M"。あなたのスマホを貸してくれませんか。自分のは使用中なので」
“M”:「おお。いいだろう。ちょうど悪戦苦闘していたところだ」スマホを手渡す。
芙蓉堂賢三:「……その話も後ほど聞かせてもらいたいな」千佳ちゃんの様子に眉を顰めながら。
芙蓉堂賢三:「どうも。少しいじるので、他の方からどうぞ」
星宮千佳:「順番に共有してこ。サナさんとたまきちゃんは、何かわかった?」
芙蓉堂賢三:前とは比べものにならない滑らかな手つきで、何事か操作している。
乱童サナ:「なら私から。既知の情報もあると思うけど」
星宮千佳:《万能器具》で大きめのホワイトボードをつくって、情報を書き込んでいきます。
乱童サナ:この世界のコードウェル博士の情報について、資料を何冊か参照しながら説明する。
星宮千佳:「す、すごい。本当に既知の情報だらけだ!」
芙蓉堂賢三:「私にとってはほぼ初耳だな」
星宮千佳:「でも、賢三さんとたまきちゃんにはちょうどよかったのかな? コードウェル博士については流石に詳しくないだろうし」
乱童サナ:「そうね。認識のすり合わせだと思って。別世界にも存在するせいで、混乱しそうだから」
倉橋たまき:「そうだね。僕も彼について知っていたのは、名前くらいだったし」
芙蓉堂賢三:「ああ、過去に至るまで概要がよくわかった」
芙蓉堂賢三:「そうすると、こちらの調査もやりやすくなったな」
星宮千佳:「え、スマホで何かわかったの」
芙蓉堂賢三:「これからわかる」"M"のスマホの画面に、やけに不安定な様子の映像が映る。
星宮千佳:「スマホは万能マシーンじゃないよ……?」
倉橋たまき:「ワオ」スマホを覗き込みます。
芙蓉堂賢三:《誘蛾香》で操ったカラスにスマホを持たせた、そのリアルタイム映像だ。
芙蓉堂賢三:「画面を同期してリモートで参照できるようにした」
星宮千佳:「ふんふん」 後ろから覗き込みます。賢三さんの両肩に手を置いて、顔のすぐ横ににゅっと自分の顔をつきだす。
星宮千佳:顎を賢三さんの肩に乗せてます。
芙蓉堂賢三:「自分の記憶にあった軍事施設が、どうやら今ではFHに使用されているらしく……」
“M”:「リモート。遠隔操作のようなものか……」難しそうな顔をしている。
芙蓉堂賢三:「そこを飛んでもらっている、というわけだ」
芙蓉堂賢三:映像は途切れ途切れではあるものの、さまざまな情報を伝えてくる。
乱童サナ:「万能ではなくとも、道具は使いようか」
星宮千佳:「ああー、なるほど」
芙蓉堂賢三:「そういうことだね。蒸気機関と同じだろう?」
芙蓉堂賢三:ことに、コードウェル博士の計画について。
星宮千佳:「そっかそっか。軍隊の施設って、結構昔から残ってるものも多いもんね」
星宮千佳:賢三さんの肩にあごをのせたままうんうん頷いている。
芙蓉堂賢三:「その体勢は疲れないのかな……?」
芙蓉堂賢三:少し居心地悪そうに。
星宮千佳:「よくクラスでやってるから慣れちゃった。昼休みに動画観る時とか、みんなでこうするし」
芙蓉堂賢三:「……まあ、そういうわけで。先の亡くした妻子の話が鍵であるらしい、と……」
芙蓉堂賢三:「そう……あんまりむやみに知らない人にはしないように……」
星宮千佳:「賢三さんはもう知ってる人だからいいの!」
芙蓉堂賢三:ムニャムニャ言いながら、報告を終える。
乱童サナ:軽く含み笑いをする。
星宮千佳:「ほらほら。サナさんも笑ってるし」
星宮千佳:「やっぱり笑うと美人だよね~、サナさん! でらべっぴんだよ!」
乱童サナ:「からかわないの」あわてて咳払いをする。
星宮千佳:賢三さんから離れて、ホワイトボードに賢三さんが調べた情報を書き込んでます。
“M”:「しかし、恐ろしい計画だ。この世界の生者を維持するために、他の全ての世界を犠牲にするつもりだ」
星宮千佳:「なんで、そういうことを平気でできるんだろうね」
芙蓉堂賢三:「世界の危機というのは、誇張でもなんでもなかったのだな」
星宮千佳:「顔を知らない、地球の裏側の人とか別世界の人だって、みんながんばって生きてるのになあ」
倉橋たまき:(…アレクサンドリアさんは、『この世界が崩壊してしまう』と言っていたけど。これを意味するのか?)
乱童サナ:「ええ……本当に、そう。妻子を失った程度で、ここまで極端な発想に走るなんてね」
乱童サナ:どこか感情の薄い声で言う。
星宮千佳:「ぬっ。それはそれ、これはこれだよ!」
星宮千佳:「家族を失うのはイヤだし、怖いでしょ!」
芙蓉堂賢三:「星宮君のようには考えられない大人も多いのだよ。残念ながら」
倉橋たまき:「……」サナさんを一瞥。
星宮千佳:「だからって世界を滅ぼすのが正当化されるわけじゃないけど……」
星宮千佳:『世界 滅ぼす ダメ!』とホワイトボードのすみっこに付け足している。
“M”:「そちらのレディは何か掘り出し物はあったのかな?」たまきさんに言う。
星宮千佳:「問題は、相手の戦力だよね。マスターレイスが護衛についてるのは当然なんだけど……」
乱童サナ:ホワイトボードに書かれた文字を見つめたまま押し黙っている。
倉橋たまき:「僕?」
星宮千佳:「あたし、見たんだ。その中でも一番ヤバそうな、黒っぽいやつ」
芙蓉堂賢三:「…………」サナさんの様子を少し気にしながら。
倉橋たまき:「僕は、その戦力について調べてた。この世界に降り立ったときに襲ってきたやつがいて」
星宮千佳:「アレをなんとかしないと、たぶん計画妨害どころじゃない」 ホワイトボードに黒い犬っぽいのを描いている。
倉橋たまき:「…千佳が描いてるやつと同じだな。マスターレイス000と名乗っていた」
星宮千佳:「おお……!」
倉橋たまき:「今回の計画を発動させるために、コードウェル博士が異世界から呼び寄せた時空犯罪者、だそうで」
芙蓉堂賢三:「幾人もいる精鋭の中の、さらに強力な存在か……」
星宮千佳:「ヨージンボーの先生ってわけね!」
倉橋たまき:「僕らみたいな、別世界から来た奴は格好の標的だそうだ。…で、普段から黒い獣ってわけじゃなくて」
星宮千佳:「そんなやつブッ倒しちゃおう! そうすれば博士も諦めるでしょ!」
倉橋たまき:「平常は学生のフリをしているようだよ。顔と、名前だけ分かったから共有したい」
倉橋たまき:写真を取り出し、皆に見せる。
倉橋たまき:「獅堂ヒカル、と名乗っているらしい」
星宮千佳:「ほうほ……」
倉橋たまき:「…この制服、千佳と同じように思うんだけど」
倉橋たまき:「何か、心当たりは……」
星宮千佳:「…………」 もう見るからに青ざめてます。
乱童サナ:「……知り合い?」
星宮千佳:「と」
星宮千佳:「友達です…………」
“M”:「おやおや」
芙蓉堂賢三:「……!」
倉橋たまき:「そっか」眉を寄せる。
星宮千佳:「そっかあ。ひーちゃん、そうだったか~……」
倉橋たまき:「千佳。大丈夫?」
星宮千佳:「大丈夫! チルドレンは強いからめげないし!」
星宮千佳:「仕事してると、こういうのよくあるもん! しかたないない!」
乱童サナ:「問題なく戦える?」
星宮千佳:へにゃっと微妙な笑顔を作ります。
芙蓉堂賢三:「星宮君」
芙蓉堂賢三:「慣れてはいけない」
星宮千佳:「ぬ」
芙蓉堂賢三:「無理をしてはいけない」
芙蓉堂賢三:「裏切りに都度心を殺していては、いつか何も感じなくなる」
芙蓉堂賢三:「君にはそうなってもらいたくない」
芙蓉堂賢三:それだけ言って、口を閉ざす。
星宮千佳:「……そーだね。そーかも」
星宮千佳:「あとでちょっとうわーんってするね。洗面所とかで」
芙蓉堂賢三:「……そうしなさい。見ないから」
倉橋たまき:「…僕からは以上だ。千佳、君の調査結果を教えてほしい」
乱童サナ:黙って拳を固く握りしめる。
星宮千佳:「あっでもね! それはそれとして戦えるよ。問題なく!」 サナさんの問に答え、自分が調べてきた情報(プリントアウトした)をみんなに配ります。
星宮千佳:「このままだと、みんな死んじゃうもの」
星宮千佳:「仲間のためなら、戦えます!」
星宮千佳:「ぜったいに戦える。問題ないよ」 力強くサナさんに頷きます。
星宮千佳:「……いやまあ、みんながガビガビになって死んでもいいですって言うならその限りではないんだけども……」
“M”:「それは困るだろうなぁ」
芙蓉堂賢三:「先ほどの痛みもこの類いか……」
芙蓉堂賢三:「いいですなどと言えるわけがないな。仕事がある。国家を守る重要な仕事だ」
芙蓉堂賢三:「国家が消えても、世界が消えても、私が消えても、困ることだらけだ」
倉橋たまき:「僕も、僕のやるべきことを果たしていないからね。元の世界に帰らなくちゃいけない」
倉橋たまき:「…僕が消えたら喜ぶ人も多そうなのが困るけども」
星宮千佳:「あたしが喜ばないからダメ!」
倉橋たまき:「じゃあ、ダメだ。やっぱり」嬉しそうに微笑み返す。
星宮千佳:「うへへへ」
倉橋たまき:「乱童さんだって、帰る家があるのでは?」
乱童サナ:「無いよ。私の帰る先は地獄しかない」
芙蓉堂賢三:「恐ろしいことを言いますね」
乱童サナ:「でもまあ、この世界の私がやりそこなった仕事を完成させるっていうのは、胸がすく」
星宮千佳:「あたしたちで、なんとかしてあげられないのかな……」
星宮千佳:「サナさんに、幸せをいっぱい持たせて帰してあげるとか」
星宮千佳:「サナさんが死んじゃうのはイヤだけど、そのまま地獄に帰らせるのも気が引けるからな~」
乱童サナ:「そんな事しなくていい。余計つらくなる」
星宮千佳:サナさんのため、スマホで『気分がよくなるハーブ 栽培』『合法』などのワードを検索しています。
星宮千佳:「じゃあせめて、こっちにいる間くらいは頼ってね?」
芙蓉堂賢三:「それは阿片の類いでは……?」画面をチラリと見て。
星宮千佳:「今のあたしたちは、運命キョードータイで、家族みたいなもんなんだし!」
乱童サナ:「頼る……家族……」
倉橋たまき:「家族、ね」
星宮千佳:「い、今は大麻が合法になってる国もあるくらいだからいいの!」
芙蓉堂賢三:「随分と妙な家族ですが、まあ」
倉橋たまき:「こっちの世界にも、僕や僕の家族がいるのかな。考えたことなかったけど」
芙蓉堂賢三:「嫌ではないな」軽く笑う。
芙蓉堂賢三:「私の場合は墓がどこにあるのかが気になるな。親類はいるのだろうか」
星宮千佳:「賢三さんにはきっとお孫さんとかいるんじゃない? たまきちゃんほどじゃないけど、かっこいいし」
芙蓉堂賢三:「どうだろうなあ、まともな結婚はとうに諦めていますよ」苦笑して。
星宮千佳:「かっこ……そういえばアカデミアに、芙蓉堂ってセンパイいたなあ……」
星宮千佳:「あれは賢三さんほどかっこよくなかったけど、あれかなあ……」
芙蓉堂賢三:「ああ、親戚かもしれないな。あまり聞く姓ではなし」
芙蓉堂賢三:「私に免じて、あれ呼ばわりは許してやってくれませんかね」
倉橋たまき:「……乱童さんは」耳打ちのように聞く。「この世界に、会いたい人はいないの?」
倉橋たまき:「似た世界なんでしょう。家族とか、友達とか。いると思うけど」
乱童サナ:「この世界に居たとしても、それは私の会いたい人とは違うでしょうね」
倉橋たまき:「そうなのかな」瞬き。「同じ顔で、同じ名前だとしても」
倉橋たまき:「……いや。僕には、どうも」サナさんの顔を横目に見る。「まったく会いたくないって顔には見えなくて」
乱童サナ:「もうどこにも居ない。最近では顔を思い出すにも苦労してるくらい」
乱童サナ:「時間って、結構なんでも忘れさせてくれるものだから」
倉橋たまき:「……そっか。そういうのに心当たりはあるな」
乱童サナ:「あなたも?」
倉橋たまき:「うん、母親を10歳の時に亡くして。忘れたくない気持ちと、人間の記憶っていうのは違うもんだなと思う」
乱童サナ:はっとしたように、改めてたまきちゃんを見る。
乱童サナ:「私の逆か」
倉橋たまき:「そっか。逆なんだ」
乱童サナ:「ごめんなさい。気を遣わせたね」
倉橋たまき:「いいや、お互い様の立場なんだから、そういうことは言いっこなしでしょう」
乱童サナ:「ありがとう。ともかく……私は大丈夫だから、目的を達成しましょう」
倉橋たまき:「……いいの?」
乱童サナ:「いい。余計な事は考えない」
倉橋たまき:「そう」
GM:では、そこで、基地の扉が開いてオデュッセウスが戻ってくる。
オデュッセウス:「やあ、諸君!怪物はこの俺が見事に退治してのけたぞ!」
乱童サナ:「帰ってきた……」
オデュッセウス:「これでしばらくは我々を追ってくることもできないだろう!さすがは俺!ギリシヤの英雄オデュッセウスだ!」
芙蓉堂賢三:「やあ、それはどうも」"M"にスマホを返しながら。
GM:その時!
GM:キミたちのアジトが突如として外側から爆撃を受ける!
星宮千佳:「うわっ帰ってきた」
オデュッセウス:「ウワーッ!?」
GM:オデュッセウスが吹き飛ぶ!
星宮千佳:「ああっ!」
芙蓉堂賢三:「!?」
乱童サナ:「ギリシヤの英雄オデュッセウスが……!」
倉橋たまき:「…尾行されていたかな?」
星宮千佳:「ギリシヤの英雄、ダメじゃん!」
星宮千佳:「ぜったいこの人のせいでしょ! この攻撃!」
GM:オデュッセウスの体が宙を舞ったところでシーン終了!

GM:購入判定とロイスの取得が可能だよ!
星宮千佳:やったー! オデュッセウスの部屋から勝手にスナイパーライフルをパクってきます。
GM:ちなみにオデュッセウスにもロイスを取ることは可能です。
芙蓉堂賢三:はい
乱童サナ:へー
星宮千佳:そいつはすごい
倉橋たまき:そうだったのかあ
倉橋たまき:じゃあ乱童さんにロイス取得するね!
倉橋たまき:乱童サナ/誠意:○/悔悟/ロイス これで!
芙蓉堂賢三:千佳ちゃんへのロイス感情を○親しみ/心配に変更します。あんまり変わってないけどニュアンス!
GM:誠実!
乱童サナ:芙蓉堂賢三さんにロイスを取得しよう
乱童サナ:ロイス 芙蓉堂賢三 P:敬意/N:隔意〇 で!
星宮千佳:コネ手配師を使います。調達ダイスを+2して、スナイパーライフル。
星宮千佳:4dx+10=>19
DoubleCross : (4R10+10[10]>=19) → 10[1,6,9,10]+9[9]+10 → 29 → 成功

GM:果たして手に入れられるかな・・・
星宮千佳:買えました。ロイスは~~
GM:余裕じゃん!
星宮千佳:すみません、GMに極秘メッセージを贈りたいので、少し待ってください
GM:オデュッセウスかな
GM:待ちます
星宮千佳:オデュッセウスはいいかな~
GM:そんな・・・
芙蓉堂賢三:すごいやつだ!
倉橋たまき:ユニバーサルフォン買って、買えたら芙蓉堂さんにあげよう
倉橋たまき:4dx+2>=5
DoubleCross : (4R10+2[10]>=5) → 9[1,3,6,9]+2 → 11 → 成功

倉橋たまき:買えた!芙蓉堂さんにあげます。レネゲイドウォー世界のすごいスマホです
芙蓉堂賢三:すごい!わーうれしい
倉橋たまき:データ的には情報収集判定の達成値が+1されるらしいよ
芙蓉堂賢三:やったー!
芙蓉堂賢三:じゃあこちらはブルーゲイル。強化ビジネススーツ乗せ。
芙蓉堂賢三:7dx+9=>20
DoubleCross : (7R10+9[10]>=20) → 10[4,6,7,10,10,10,10]+10[1,9,10,10]+10[9,10]+5[5]+9 → 44 → 成功

芙蓉堂賢三:!?
芙蓉堂賢三:???
芙蓉堂賢三:ふたつかえるじゃん……(かえない)
芙蓉堂賢三:はい、ゲットで以上です!
乱童サナ:すご…
星宮千佳:よしよし。オデュッセウスにロイスを取らなくて済みそう
倉橋たまき:44…
GM:ば、ばけものだ…
倉橋たまき:どういう秘密会話だったんだろう
乱童サナ:強化素材でも買うかな
星宮千佳:トロイの木馬って遊戯王カードだとどれくらい強いの?っていう会話ですね
倉橋たまき:なるほどなあ
乱童サナ:3dx+3=>15
DoubleCross : (3R10+3[10]>=15) → 10[1,2,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

倉橋たまき:すごい 出目がいい
星宮千佳:ひーちゃんにロイスを取ります。
乱童サナ:か、買えた
星宮千佳:-友達/獅堂ヒカル/○友情/憤懣/ロイス
芙蓉堂賢三:すごい
星宮千佳:これは『まだ話せばわかってくれるかもしれない』の友情です。
GM:友情!
星宮千佳:以上!
倉橋たまき:まっすぐでいい子だなあ
GM:みんな社会強者だ……
乱童サナ:あ、あと千佳ちゃんとたまきちゃんのロイス感情を変更します
乱童サナ:ロイス:星宮千佳  P:執着/N:恐怖〇
ロイス:倉橋たまき P:親近感/N:恐怖〇

倉橋たまき:ヒャッホウ!
倉橋たまき:恐怖に
GM:恐怖!
芙蓉堂賢三:恐怖
GM:対人恐怖症かしら
星宮千佳:対人恐怖症かな?
乱童サナ:以上です!
GM:では、改めてシーン終了!
GM:では、改めてシーン終了!

MF06 : するべきこと、できること

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは千佳さん!
GM:他のPCも全員登場だ!
乱童サナ:頼むぞ…
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+8(1D10->8)した (侵蝕:74->82)
乱童サナ:ぐあああ
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:60->66)
倉橋たまき:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 8[8]+67 → 75

芙蓉堂賢三:サナさん……!
倉橋たまき:ウーム
GM:このシーンはキミたちがFHに襲撃されるシーンになります!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:62->66)
星宮千佳:えいや!
GM:GM:キミたちのアジトが突如として外側から爆撃を受ける!
星宮千佳:「うわっ帰ってきた」
オデュッセウス:「ウワーッ!?」
GM:オデュッセウスが吹き飛ぶ!

GM:アジトの外から襲撃をしかけて来たのはヨハン、デフロット、マスターレイス000の三人だ!
GM:コードウェル博士と青白い顔の男もやたら高そうな車からその様子を見つめている!
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「ヒャハハハハ!こんなとこに隠れてやがったとはな!」
GM:ヨハンは火球を放つ!爆発!
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「道案内ご苦労さん。助かったよ」地面を殴ると、地割れが生じる!
倉橋たまき:「マズいんじゃない、これは」部屋中がグラグラ揺れる。
GM:身長2メートルはあろうかという金髪の大男は拳で地面を揺らす!
星宮千佳:「ちょちょちょちょっと!」
星宮千佳:「Mさん! バリア機能とか、ワープ機能とかないの!?」
GM:黒い獣は両手から漆黒の光線を放つ!着弾!
“M”:「そんなものはない!ただの木馬だぞ、これは!奴らを迎え撃つしかない!」
星宮千佳:(秘密基地になるの、ただの木馬じゃないと思うんだけど……)
芙蓉堂賢三:「仕方がない。迎撃しましょう」
GM:マスターレイス000の光線によりトロイの木馬の壁面に穴が空く!
乱童サナ:「マスターレイスが三人。やたら高そうな車の上に博士とシキガミ使い……なかなかに厳しい」
芙蓉堂賢三:「このままではいずれ落馬だ」
乱童サナ:顔をしかめつつも、剣を抜く。
GM:トロイの木馬の壁面の穴ごしに凶暴そうな少年たちと視線が交錯する!
芙蓉堂賢三:シガーケースから一本取りだし、火はつけずに咥える。
GM:ここからはミドル戦闘だ!
GM:エネミーは“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル、“マスターレイス08”デフロット・バイル、マスターレイス000の三体!
乱童サナ:やだー!
GM:行動値はそれぞれ12、10、7でキミたちから5メートル離れたエンゲージにいるぞ。
GM:キミたちは全員が同エンゲージ!
GM:説明はこんなところかな
GM:では、ラウンド進行を開始するぞ!

■ROUND-01

GM:まずはセットアップから!
GM:ヨハンとデフロットはなし!
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「ところでよぉ、俺らここに何しに来たんだっけ?」
倉橋たまき:特になしです。
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「あー、何だっけ。そうだ、あれだよ、あれ。USB!」
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「そうだ、それだ! お前ら、さっさとUSBを渡しな!」
芙蓉堂賢三:こちらもなし
星宮千佳:ないよね……? なしなし!
乱童サナ:なし
星宮千佳:「サナさん。ごめん、あたしの戦闘経験が不足しているからかもしれないんだけど」
星宮千佳:「あれ本当にマスターレイス?」
星宮千佳:「そっくりさんじゃなくて?」
乱童サナ:「残念ながら私の世界では、マスターレイスってあれほど量産体制じゃなくてね」
乱童サナ:「……時には目に見えるものより情報を信じましょう」
GM:マスターレイス000は《ワイルドグロース》+《完全獣化》+《進化の獣鱗》+《進化の末脚》+《進化の大爪》+《螺旋の悪魔》を使用。
GM:さらに「Dロイス:野獣本能」の効果でセットアップに《破壊の爪》を使用します。
GM:獣化することで、攻撃力やらガード値やら行動値やらが上がります。さらに暴走を受ける。
GM:マスターレイス000は行動値16に上がる。
倉橋たまき:「来るね」マスターレイス000に注視する。
GM:セットアップは以上!
GM:では、行動値順に処理していきましょう
GM:まずは行動値16のマスターレイス000からですが
GM:彼女は待機します
星宮千佳:!?
芙蓉堂賢三:なんだと
倉橋たまき:おお
乱童サナ:ふむ
“マスターレイス000”:「…………」
倉橋たまき:「……?」眉をひそめる。
芙蓉堂賢三:「敏捷そうに見えるが……?」
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「何だァ、お前。やる気ねえんだったらオレらが獲物を横取りしちまうぞ!」
GM:では、次は行動値13の千佳さんの番!
星宮千佳:「ひーちゃん! ねっ、ひーちゃんでしょ!」
星宮千佳:000に向かって呼びかけます。
星宮千佳:「ひーちゃん、こんな事やめよ! 今ならまだ間に合うから!」
“マスターレイス000”:「USBメモリを渡せ。さもなくばここで消し去る!」
星宮千佳:「タイムパトロールに捕まっちゃうよ。FHなんかやめて、こっちこよ? それで、いっしょにドーナツたべよ!」
星宮千佳:「ひーちゃんってば!」
アルフレッド・J・コードウェル:「何をごちゃごちゃと話している」
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「来ないならこっちからいくぜ!」
GM:行動の宣言をどうぞ!
星宮千佳:説得は無理か……!ならしかたなし!
星宮千佳:コンボ『パンドラボックス』。マイナーで《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》《光芒の疾走》。
星宮千佳:ガトリングガンを二丁錬成しつつ、15m後方へ移動します。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+9した(侵蝕:66->75)
"マスターレイス05" "マスターレイス08" "マスターレイス000"

5m

乱童 芙蓉堂 倉橋

15m

星宮
星宮千佳:メジャーは『ハニカムファイア・サイドワインダー』。
GM:な、何だその攻撃は!
星宮千佳:なんか、イベント戦闘ですっていうすごい不穏な文字が見えたので、全力攻撃しようかちょっと迷ってて……
星宮千佳:コンボ『ハニカムファイア・サイドワインダー』。《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《ワンショットツーキル》。
GM:二体攻撃!?
星宮千佳:使用武器はガトリングガン二丁とスナイパーライフル二丁。ヨハンくんとデフロットさんを狙います。
GM:か、かかってこいや!
星宮千佳:8dx7+10
DoubleCross : (8R10+10[7]) → 10[1,2,2,5,6,7,8,10]+10[2,3,8]+10[9]+10[7]+2[2]+10 → 52

星宮千佳:どやっ!
GM:たっけえ!
GM:ミドル戦闘ですよ、これ!?
倉橋たまき:すごい
GM:ヨハンはドッジ!
星宮千佳:イベント戦闘じゃないの!?
GM:15dx+3>=52
DoubleCross : (15R10+3[10]>=52) → 10[1,2,2,2,2,4,4,5,5,6,7,7,10,10,10]+8[5,6,8]+3 → 21 → 失敗

GM:無理!
倉橋たまき:おおう、でも回ってるとヒヤヒヤする
芙蓉堂賢三:こわい!
GM:デフロットはガードして《イージスの盾》を使用!
星宮千佳:一応お伺いしたいのですが、この二人ってオーヴァードですよね。
GM:もちろんオーヴァードです
星宮千佳:いやオーヴァードじゃないって言われたらすごく困惑するが……
GM:その辺のチンピラとかではない
星宮千佳:ありがとうございます。じゃあ、攻撃直前にCR弾を使用して、オーヴァードへのダメージを+3。
GM:やめて!
GM:オーヴァードに生まれるんじゃなかった
星宮千佳:6d10+1d10+36+11+11+3 装甲とかが有効です。
DoubleCross : (6D10+1D10+36+11+11+3) → 41[10,2,10,6,8,5]+3[3]+36+11+11+3 → 105

倉橋たまき:えっなにそれは
芙蓉堂賢三:ヒイ
乱童サナ:うそやん
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+12した(侵蝕:75->87)
GM:キミはアホなのかな
星宮千佳:しつれいな!!
GM:イージスの盾の効果!
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[10,6,2] → 18

GM:ヨハンとデフロットは戦闘不能!
倉橋たまき:おーー
星宮千佳:イベント戦闘だこれ!!
GM:こいつら火力に極振りしてるので防御性能はないの
星宮千佳:「もー! 見てわかんないの!」
星宮千佳:「いまひーちゃんとお話してるの! クラスメイトの……友達の……親友の……
星宮千佳:「記憶を消すかどうかとか! 倒さなきゃいけないかどうかとか! いっしょにドーナツを食べられるかとか、そういう瀬戸際なの!」 両手にガトリングガンを錬成。
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「ハッ!ガキが俺らに命令をすんのかよ!おもしれえ!」炎が燃え上がる!
星宮千佳:「邪魔をするなら、こうだよ!」 両肩にグレネードカノンとマイクロミサイルランチャーを錬成し、一斉発射します。
星宮千佳:「サイドワインダー! シュート!」 ――ギャガガガガ!
星宮千佳:「はちのすになれーっ!!」
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「お前に力がないのが悪いのさ」地面を殴ると岩の壁を作りだす!
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「こ、こいつは……思ったより……!?」
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「斜めにした壁だけじゃあ防ぎきれん……!」
GM:ヨハンの炎が弱まり、デフロットが構えた斜めの壁が抉れていく!
星宮千佳:「UGNチルドレンを――――甘く見ないでよね」
星宮千佳:昔から知ってる人にはどうしても子供扱いされるので、最近考えた決め台詞です。決め台詞とともにデフロットの壁を完全粉砕する。
GM:炎と斜めにした壁が粉々に砕け散る!
GM:ヨハンとデフロットは戦闘不能!
乱童サナ:「……これは試験だったら満点ね」予想以上の火力に舌を巻く。
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「チクショウがァ!テメエら、覚えてやがれよ……!」
“マスターレイス08”デフロット・バイル:「次に会ったら八つ裂きにしてやる」
芙蓉堂賢三:「現代の兵器は……いや。末恐ろしいのは彼女自身の力、か」
GM:二人はボロボロになりながら立ち上がる。
GM:二人は《蘇生復活》《瞬間退場》を使用してシーンから退場するぞ。
倉橋たまき:「残るは…一人」
GM:次は行動値5のたまきさんの番!
星宮千佳:「退いて……くれそうにないよね……」
倉橋たまき:待機しまっす
星宮千佳:「み、みねうちで! みんな、みねうちでお願いします……!」
芙蓉堂賢三:「…………」
GM:次は行動値4のサナさんと芙蓉堂さん!
芙蓉堂賢三:じゃあ先に動きます。
乱童サナ:どうぞ!
芙蓉堂賢三:マイナーで戦闘移動。2m後退します。
芙蓉堂賢三:メジャー、コンボ『燦然世界』。《絶対の恐怖》《コンセントレイト:ソラリス》《神の御言葉》《錯覚の香り》
芙蓉堂賢三:対象はマスターレイス000。侵蝕12上昇。
GM:来るがいい!
芙蓉堂賢三:判定いきます。
芙蓉堂賢三:12dx7+13
DoubleCross : (12R10+13[7]) → 10[1,2,2,5,5,6,8,9,9,9,9,9]+10[2,4,5,7,10,10]+4[1,3,4]+13 → 37

芙蓉堂賢三:もうちょいほしいな
GM:高い……!
GM:マスターレイス000は破壊の爪でガード!
倉橋たまき:バディムって使えるんでしたっけ
乱童サナ:3足せるね…?
星宮千佳:そうか!このラウンド使ってない!
星宮千佳:バディムーヴ!ぴったり40にします。
芙蓉堂賢三:ありがとー!!
星宮千佳:えへへ
芙蓉堂賢三:ダメージを出す前にフォールンサラマンダー使用。ダメージダイス+2d
GM:めっちゃ全力やん
芙蓉堂賢三:ダメージいきます
芙蓉堂賢三:7d10+47
DoubleCross : (7D10+47) → 38[7,10,2,4,2,8,5]+47 → 85

芙蓉堂賢三:うむ
乱童サナ:来たわぁ
倉橋たまき:つよっ
GM:マスターレイス000は《雲散霧消》を使用!
芙蓉堂賢三:あ、装甲無視!
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+12した(侵蝕:66->78)
GM:ダメージを25点軽減!
芙蓉堂賢三:うわー
GM:さらにガード値を10点分引いて……
GM:ぎ、ギリギリ!
芙蓉堂賢三:おのれ!
GM:超ギリギリ立ってます!
倉橋たまき:なにっ
芙蓉堂賢三:演出いきます
芙蓉堂賢三:「星宮君。これから私は君の御友人を攻撃するが」静かな声で。
芙蓉堂賢三:「……少し、手荒な説得だと思って貰えると、嬉しいな」
星宮千佳:「…………」
芙蓉堂賢三:咥えた煙草。すう、と息を吸い込み、吐き出す。
星宮千佳:「思ってたんだけどさ。賢三さん、いいひとだよね」
星宮千佳:「昔の軍人さん、もっと怖いひとだと思ってたよ」 くすりと笑う。
芙蓉堂賢三:その煙は鳥の形に。鳥は鳥を呼び、外套をざわめかせる。
星宮千佳:「……説得、おねがいします!」
芙蓉堂賢三:「……そうでもないんだが、まあ。こういう任務もある」
芙蓉堂賢三:ざあ、と烏の群れが舞い上がり、マスターレイス000向け飛びかかり――。
芙蓉堂賢三:その黒い耳へと飛び込んでいく。そして。
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「……!」漆黒の光線で撃ち落とそうとする!
芙蓉堂賢三:『いつもならば、もう少し酷いことを言うのだが』
芙蓉堂賢三:その耳の中には、他の者に届かない声が響く。
芙蓉堂賢三:『どうもね、見ていられない。少年兵というのは、いつもいつも』
芙蓉堂賢三:『彼女は君ともう一度話をしたがっているようだよ』
“マスターレイス05”ヨハン・C・コードウェル:「黙れ!お前に私の何が分かる!」
“マスターレイス000”:「黙れ!お前に私の何が分かる!」
芙蓉堂賢三:『わからないからこうして知った風なことが言える』
芙蓉堂賢三:『喰らい尽くすのは止めてやるよ。ただ、もう少し耳をやってあげて欲しいな』
芙蓉堂賢三:『私から言えるのは、これだけだ。ずいぶん甘い処断と思え。次は無い』
“マスターレイス000”:「ぐううううッ……!」漆黒の獣が苦しげに呻く!
芙蓉堂賢三:ざあ、と烏は戻り、外套に纏わり付く。煙を軽く吐き出し、また次の手を考える。
倉橋たまき:「…良いコートだね。欲しくなる」
芙蓉堂賢三:「秘密兵器でね。特注品だ」
GM:では、次!
GM:本来ならサナさんの番なのですが
GM:イニシアチブで割り込みます!
乱童サナ:なんだと
星宮千佳:な、なんだと
倉橋たまき:おええ
GM:マスターレイス000が《加速する刻》を使用!
芙蓉堂賢三:おのれ
GM:マイナーで《ハンティングスタイル》を使用!
GM:戦闘移動で、エンゲージ二つを振り切って千佳ちゃんと同じエンゲージに入ります。
星宮千佳:20mも離れてるのに!
乱童 倉橋

2m

芙蓉堂

13m

星宮 "マスターレイス000"
星宮千佳
GM:メジャーで自分に適用されている《完全獣化》などのエフェクトの効果を全て解除します
“マスターレイス000”:「……戦えない」
GM:黒い獣の姿が解けるようにして消え、金髪の女子高生の姿が現れる。
星宮千佳:今のマスターレイス000は、どんな格好でしょうか
GM:ボロボロのセーラー服姿でキミの前に立っています。
獅堂ヒカル:「やっぱり千佳とは戦えない!」
星宮千佳:「ひーちゃん」
獅堂ヒカル:「千佳!千佳嬢!あなたのことは殺したくない!」
星宮千佳:「うん。うん。あたしだってそうだよ」
星宮千佳:「ね、やめよう? 世界壊すのなんかやめて、またいっしょにドーナツたべよう?」
星宮千佳:「ひーちゃんのお腹がぱんぱんになるまで、もっちリングおごってあげる。今川焼きもだよ」
獅堂ヒカル:「うん。うん。ありがとう」
星宮千佳:「知ってる? 駅前に、タピオカとか……たこ焼きとかのお店があるの。ひーちゃん、変わってるから、きっと食べたことないでしょ?」 ヒカルちゃんの手を握ります。
星宮千佳:「全部終わらせて、一緒に食べにいこ! ね!」
獅堂ヒカル:「ないよ。全然ない」千佳の手を握り返す。
獅堂ヒカル:「時空犯罪者なんてするより、千佳と友達してる方がずっと楽しいよ」
GM:そこで、コードウェルが《加速する刻》を使用します。
星宮千佳:ヒカルちゃんを背中にかばうようにして、やたら高そうな車に乗ってるコードウェル博士をにらみつけます。
星宮千佳:「そういうことですから! あたしの友達のひーちゃんは、返してもらうからね!」
星宮千佳:「べーだ!」
GM:遠くにいたはずのコードウェルはいつの間にかキミの目の前にいる。
アルフレッド・J・コードウェル:「やはり異世界の来訪者など使うべきではなかったか」
GM:コードウェルはオリジナルエネミーエフェクト《無限の始源》を使用します。
GM:対象は獅堂ヒカル!
GM:25dx+20
DoubleCross : (25R10+20[10]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,10]+5[5]+20 → 35

星宮千佳:ひーちゃん!!
GM:彼女は暴走状態なので攻撃は命中します。
GM:獅堂ヒカルは死亡します。
倉橋たまき:ええええ
星宮千佳:か、カバーとかは!
芙蓉堂賢三:ちょ
GM:できるならしていいが!
乱童サナ:カバーした人が死んじゃう
星宮千佳:カバーします。
GM:キミは行動済みのはず!
星宮千佳:!!!
倉橋たまき:他のPCも届かない!
芙蓉堂賢三:ぐえー
GM:コードウェルの瞳に繋がった蛇の紋様が浮かぶ。その手から禍々しい光が放たれる。
星宮千佳:「あぶな……ひーちゃん!」 突き飛ばそうとします。
星宮千佳:「避けて!」
GM:その手をヒカルの体がすり抜けていく。
獅堂ヒカル:「千佳。生きろ!あなたは、生きろ!」
星宮千佳:「やめ…………」
乱童サナ:「!」咄嗟に十字の炎を生成し庇おうとするが、距離が遠すぎる。
アルフレッド・J・コードウェル:「これで不確定要素は全て無くなった」
GM:獅堂ヒカルは死亡します。
倉橋たまき:「……」いつでも攻撃できるように構える。
星宮千佳:「…………」 呆然と倒れたヒカルちゃんを見ています。
芙蓉堂賢三:「…………」一瞬だけ手をだらんと垂らし、また握る。
星宮千佳:長いことUGNチルドレンとして戦ってきたが、友人が目の前でこうもあっさり殺される経験は、さすがに少ない。
青白い顔の男:「例のメモリはどうします」
アルフレッド・J・コードウェル:「問題ない。手は打ってある」
乱童サナ:ぎり、と歯を食いしばる。
GM:コードウェル博士と青白い顔の男は撤退します。
GM:戦闘終了。
星宮千佳:撤退したのを見てから、錬成した武器を全部砂に戻して
星宮千佳:かくん、と膝をついて、うなだれます。
星宮千佳:「あ」
星宮千佳:「あははは……ごめん! ごめんねみんな!」
星宮千佳:「チルドレンなのに、かっこわるいとこ見せちゃった」
星宮千佳:「よしっ、仕切り直そう! ひーちゃんの遺体を回収して、それで……どうしようか?」
倉橋たまき:「無理をしてはいけない」
倉橋たまき:「そうだろ、千佳」歩み寄る。
星宮千佳:「してないよ」
星宮千佳:「してない。こっちこないで」
倉橋たまき:「そう」千佳ちゃんに目線を合わせるように膝をつく。
星宮千佳:「…………なんで顔見るの」 ずっとうつむいてます。 「無理なんかしてないって言ってるのに」
星宮千佳:「キライ。たまきちゃんキライ」 ぼろぼろ涙が落ちている。
倉橋たまき:「嫌いでいい。無理してないなら、それでいい」
倉橋たまき:千佳を抱きしめる。
星宮千佳:「うう……うあう……」
星宮千佳:「うっ」
星宮千佳:「うああああん! うああーーーん!」
星宮千佳:たまきちゃんに抱きついて、わんわん泣き出します。
倉橋たまき:「うん。うん」よしよしと背中をさする。
芙蓉堂賢三:少しだけ目を逸らす。ほっとしたような、悲しんでいるような、曖昧な表情で。
乱童サナ:つかつかと歩み寄り、獅堂ヒカルの亡骸を見下ろす。
芙蓉堂賢三:(……そうだよ。君のような少女は)
乱童サナ:星宮千佳の泣く声を聴きながら、天を仰ぐ。
芙蓉堂賢三:(私のように、なってはいけない)
GM:少女の遺体は眠ったように静かだ。身じろぎ一つしない。
乱童サナ:(私は。私が、するべきことは……)

GM:では、シーン終了!
GM:ロイスの取得と感情変更のみ可能だよ!
星宮千佳:-友達/獅堂ヒカル/○友情/憤懣/ロイス
星宮千佳:これのN感情を、憤懣から悔悟にして、Nを表にします。
芙蓉堂賢三:千佳ちゃんへのロイスを○慈愛/隔意に変更します。千佳ちゃんばっかやな
倉橋たまき:千佳ちゃんへのロイス感情を友情:○/隔意に変更します。
星宮千佳:うわーん
乱童サナ:千佳ちゃんへのロイス感情を P:執着/N:恐怖〇 → 〇P:尽力/N:恐怖 に変更したいです
GM:おお
GM:では、このシーンは改めて終了だ!

MF07 : 裏切りのスカーレットヴィヴィアン

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーはサナさんです。
乱童サナ:頼みますよ、侵蝕ダイスさん…
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+10(1D10->10)した (侵蝕:82->92)
乱童サナ:お前ーっ!!
GM:他のPCは登場不可にするのがいいかなぁ。
星宮千佳:げえええええ
芙蓉堂賢三:はあああ
星宮千佳:なんなんだよ、このダイスは!!
GM:CATさん、どう思います?
星宮千佳:千佳はどのみちおやすむ予定でした。侵蝕も高いし
星宮千佳:なので休み!
倉橋たまき:じゃあ様子見する!
乱童サナ:じゃあそうしてもらいましょうか。
芙蓉堂賢三:じゃあそうします
GM:じゃあ、とりあえず登場不可!
GM:このシーンはコードウェル博士がキミを迎えに来るシーンになります。
乱童サナ:なんやて
GM:場所はどこがいいかな。

GM:先ほどの戦闘から少しして。
GM:キミはコードウェル博士から指定された場所にやってきた。
GM:UGNの訓練施設。訓練が行われていない今は無人だ。
GM:キミの世界とは異なり、この場所は綺麗な状態で残っている。
乱童サナ:古傷がじくりと痛む。
乱童サナ:同じ場所ではないと頭で分かってはいても、娘の最期の記憶が蘇る。
GM:そこに、コードウェル博士が現れる。
アルフレッド・J・コードウェル:「答えを聞きに来た、“スカーレットヴィヴィアン”」
アルフレッド・J・コードウェル:「お前にとってこれが最後のチャンスだ」
アルフレッド・J・コードウェル:「私の計画が成就すれば、お前が無くしたものも取り戻すことができる」
アルフレッド・J・コードウェル:「悪い話ではないはずだ」
乱童サナ:「……そうね」
アルフレッド・J・コードウェル:「“スカーレットヴィヴィアン”。お前と私は同じだ」
アルフレッド・J・コードウェル:「この世界のお前はとうとう最後まで分かってはくれなかったがな」
乱童サナ:ジャケットからメモリを取り出す。その拍子に、二つのものが地面に落ちる。
乱童サナ:一つは花形の、小さなヘアピン。もう一つはチロルチョコ。
乱童サナ:震える手でその二つを拾い上げ、顔を歪めて見つめる。
アルフレッド・J・コードウェル:「例のメモリは持ってきているな。私の計画には万に一つも失敗は許されん」
乱童サナ:では
乱童サナ:みんなを裏切ってコードウェル博士にメモリを渡します。
GM:OK!
GM:リバースハンドアウトは好きなタイミングで公開していいですよ!
乱童サナ:では公開しましょうか
GM:了解!
GM:それでは、GMの方から公開しましょう
Rハンドアウト(PC:エンドラインステージ)
ロイス:アルフレッド・J・コードウェル
推奨感情 P:感服 /N:恥辱

 キミは元いた世界で多くのものを失った。この世界にやってきたキミに接触してきたのはアルフレッド・J・コードウェルという男だった。コードウェル博士は、プロジェクト・インフィニティコードが実現すればキミが失ったものを全て取り戻すことができると語った。それはキミにとって酷く魅力的な言葉に聞こえた。どうするべきかは分からない。キミは、この世界のキミからUSBメモリを託されたというPC①に接触して機会を探ることにした。

GM: キミはシナリオ中に1度だけオートアクションでPCたちを裏切ることができる。そうした時、キミは失ったものを1つ取り戻す。
アルフレッド・J・コードウェル:「よし。メモリをこちらへ」
乱童サナ:「渡す代わりに、条件がある」
アルフレッド・J・コードウェル:「ああ。約束したとおりお前が失くしたものは元に戻してやろう」
乱童サナ:首を横に振る。
乱童サナ:「……あの時とは状況が変わった」
アルフレッド・J・コードウェル:「何?」コードウェルは訝しむ。
乱童サナ:「私の娘じゃなく……」震える声で。
乱童サナ:「……獅堂ヒカル。あの子を蘇生させて」
アルフレッド・J・コードウェル:「……何のためにそんなことを?」
乱童サナ:「私も聞きたい。誰かに教えて欲しい。この気持ちが何なのか」
アルフレッド・J・コードウェル:「分かっているのか。お前が娘を取り戻すチャンスはもう二度とないのだぞ」
乱童サナ:「分かっている!」
乱童サナ:ごう、と熱気をはらんだ風が吹く。
乱童サナ:「私自身が笑うよりも、あの子に」
乱童サナ:「みんなを幸せにできそうな、未来のある子に笑っていて欲しいと思った。それだけよ」
アルフレッド・J・コードウェル:「……理解不能だ」
乱童サナ:「でしょうね」
アルフレッド・J・コードウェル:「お前は私とはまるで違うな」苦々しげに言う。
乱童サナ:「当然でしょう」
乱童サナ:「落ちぶれても、自負はある。世界の盾としての」
乱童サナ:「それを渡したって、あなた達の思うようにはならない」
アルフレッド・J・コードウェル:この世界のキミに言われた言葉がフラッシュバックする。
アルフレッド・J・コードウェル:「私の、私の計画は全ての人類の幸福のためにある!」
アルフレッド・J・コードウェル:「貴様の理解不能な行動のためでは……!」
GM:その時。
GM:遠くの空に漆黒の光がたなびく。甲高い獣の咆哮が響く。
アルフレッド・J・コードウェル:「なぜだ。私はまだ粒子加速器を起動させていない……!」
アルフレッド・J・コードウェル:「時空がそこまで不安定になっているというのか!?」
乱童サナ:黒く光る空を睨みつける。
乱童サナ:「約束は果たしてくれるんでしょうね」
アルフレッド・J・コードウェル:「この計画はもやは私の意志からすらも離れているようだ」
GM:黒い獣がキミの隣に着地する。
獅堂ヒカル:「スカーレットヴィヴィアン。あなたに礼を」
乱童サナ:「必要だったから呼び戻した。お礼はいらない」
アルフレッド・J・コードウェル:「“スカーレットヴィヴィアン”……!お前はどこまで私の邪魔をすれば気が済むのだ!!」
乱童サナ:「やかましい」
獅堂ヒカル:「ひゅう」口笛を吹く。
アルフレッド・J・コードウェル:「覚えていろ。この世界は私の手によって必ず再生する」
アルフレッド・J・コードウェル:「貴様はこの世の地獄を見ることになるだろう」
GM:コードウェルは《瞬間退場》を使用してシーンから退場します。
乱童サナ:「地獄? ふっ、ははは」
乱童サナ:「そんなもの、見飽きてるんだよなあ……!」
乱童サナ:仲間たちの元へ向かって歩き始める。
獅堂ヒカル:「サナ。サナ嬢。こんなとこいてもしょうがないよ。帰ろう」
GM:少女はキミの手を握る。
獅堂ヒカル:「千佳のところに」
乱童サナ:その手の暖かさに、少しだけ懐かしさを感じながら頷く。
GM:購入判定とロイスの取得が可能だよ!
GM:あと、リバースハンドアウトを公開したのでシナリオロイスは書き換えること!
乱童サナ:あいあい
乱童サナ:通常世界の乱童サナのロイスを アルフレッド・J・コードウェル  P:親近感 /N:やかましい〇 に変えます
GM:ひゅう!
GM:購入判定があればどうぞ!
乱童サナ:特にないかな…
乱童サナ:おわり!
GM:OK!
GM:次のシーン!

MF08 : リバースハンドアウト(乱童サナ)

GM:次はサナさんのハンドアウトシーンです
GM:シーンプレイヤーはサナさん!
GM:侵蝕率は上げなくてよい!

GM:キミがこの世界にやってきた直後。
GM:キミはなんとはなしにUGNの訓練施設へとやってきていた。
GM:キミの娘が命を落とした場所だが、この世界では抗争の形跡などは全くない。
乱童サナ:ポケットに手を突っ込み。もしかして、という期待と共に。
乱童サナ:だが、記憶とは全く異なる景色にため息を吐く。
GM:不意に、研究施設の向こう側に少女が姿を現す。
GM:まだ幼い少女が懸命に訓練に励んでいる。
乱童サナ:足が止まる。呼吸が止まる。
GM:それは……いつかキミが見た光景と全く同じだ。
GM:少女はキミには気付かない。
乱童サナ:(音……羽?)
乱童サナ:声をかけることもできず、ただ立ち尽くしている。
GM:射撃を外してしまったようで、悔しそうにしながらライフルに弾をこめている。
アルフレッド・J・コードウェル:そこに、一人の男が現れ、キミに声をかける。
アルフレッド・J・コードウェル:「“スカーレットヴィヴィアン”だな。……別の世界の」
乱童サナ:「あなたは……!?」
乱童サナ:慌てて目元をぬぐう。
乱童サナ:「コードウェル博士。違う。こちらの……!」
アルフレッド・J・コードウェル:「私はアルフレッド・J・コードウェル。キミの世界では私は長い眠りについたままのようだな」
乱童サナ:警戒を強める。こちらの世界で、コードウェル博士がFHの指導者であることは既に知っている。
乱童サナ:慎重に、少女を背後に庇うように位置取る。
アルフレッド・J・コードウェル:「“スカーレットヴィヴィアン”。私ならば、お前が失ったものを取り戻させてやることができる」
GM:コードウェル博士はキミの肩越しに少女を見る。
乱童サナ:「そんな話を誰が信じる」
アルフレッド・J・コードウェル:「可能だとも。現に、この世界ではキミは死んでいる」
乱童サナ:「それは……」眉根を寄せる。否定はしきれない。
アルフレッド・J・コードウェル:「少し軸がずれた別の世界にアクセスすればいい。簡単なことだよ」
アルフレッド・J・コードウェル:「全てだ。キミが失ったものを全て取り戻すことができる」
アルフレッド・J・コードウェル:「またとないチャンスだとは思わないか」
乱童サナ:「違う……それは、だって」
乱童サナ:「それはあの子じゃない」じっとりと額に汗を滲ませ、自分に言い聞かせるように呟く。
アルフレッド・J・コードウェル:「違うか? その目で見てみろ」
乱童サナ:「何が目的なの!」
GM:金網の向こう。少女は懸命に訓練に励む。
GM:汗だくで、一生懸命で、どこか寂しそうだった。
乱童サナ:「やめろ……!」頭を抱え、その場に蹲る。
アルフレッド・J・コードウェル:「星宮千佳というUGNチルドレンの少女。この世界のキミから私の装置を止めるためのUSBメモリを受け取った」
アルフレッド・J・コードウェル:「その少女に近付き、USBメモリを持って私のもとに来い」
アルフレッド・J・コードウェル:「私が望むものもお前と同じ。幸福で平穏な日常だ」
アルフレッド・J・コードウェル:「お前に全てをやろう」
乱童サナ:「違う。あの子は、違う」
乱童サナ:「違う……」絞り出すような声で否定し続ける。
アルフレッド・J・コードウェル:「気が済むまでそこにいるがいい」
アルフレッド・J・コードウェル:「お前には決して否定できない」
GM:コードウェルはそう言って立ち去る。
乱童サナ:永遠のような苦しみの中で、ただ呻いた。
乱童サナ:手に入るはずのない光を見せられた。
乱童サナ:これまでの自分の全てと、それを天秤にかけて。
乱童サナ:もう一度立ち上がった時に、やるべき事は決まっていた。
GM:では、そうしてキミが自分の墓地へと向かったところでシーンを切ろう。

MF09 : 『もう誰にも止められない』

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは芙蓉堂さん!
芙蓉堂賢三:おう!
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:78->85)
GM:このシーンがミドル前、最後のシーンです!
倉橋たまき:出るっ
倉橋たまき:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 10[10]+75 → 85

星宮千佳:これ、前の前のシーンみたいに
倉橋たまき:おおう おう
星宮千佳:シーンプレイヤーが誰を出すか選ばせるようなことはありますか?
GM:他のPCも登場したい人は出ていいよ!
星宮千佳:どうしよう。喋りすぎてるから休もうかな……
GM:芙蓉堂さんがたまきさんと二人きりがいいというなら…
星宮千佳:そうそう。シーンプレイヤーのご意見を拝聴したいです
芙蓉堂賢三:うーん、
星宮千佳:侵蝕はなんか大丈夫そうだし
芙蓉堂賢三:サナさんの話をこう、反映したいんですよね
芙蓉堂賢三:サナさんは出なくても
乱童サナ:もちろんシーン間で話を聞いたていでもいいよ
芙蓉堂賢三:それでもいい
芙蓉堂賢三:それに対して反応したいよなあ、皆の話聞きたいよなあっていう
星宮千佳:なるほど!
倉橋たまき:シーン間で話をきいたていのが楽かな?
芙蓉堂賢三:ですね
芙蓉堂賢三:あ、展開によりますが!
星宮千佳:で、出てる人でサナさんがとった行動のレビューをする感じですか
芙蓉堂賢三:そうそう
GM:ヒカルは侵蝕率が関係ないのでいつでも出れます
芙蓉堂賢三:短くてもいいので
星宮千佳:じゃあ出ようかな。最後のチャンスだしね。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:87->95)
芙蓉堂賢三:うわあ
星宮千佳:ギャーッ
倉橋たまき:あがるなあ!
星宮千佳:メモリー……あるから大丈夫……
GM:サナさんと同じくらいなので大丈夫でしょう

GM:では、場所はトロイの木馬。
GM:先の戦闘で大穴が開いたため、オデュッセウスは頑張って修復中なようでトンカチの音が響いている。
星宮千佳:モルフェウスなので、手伝おうと思えば手伝えるのですが
獅堂ヒカル:「ヤバイことをやってしまった」戻ってくると大穴を見上げている。
芙蓉堂賢三:その音を聞きながら、少し考え込んでいる。
星宮千佳:戻ってきたサナさんの事情を聞いたばかりなので、涙でぐしぐし言いながらソファに腰掛けてます。手伝える状況ではないぞ。
星宮千佳:「うおう……おうう……」
芙蓉堂賢三:「……私は、正直なところだが」
獅堂ヒカル:「千佳嬢……泣くなよ……」背中を叩いている。
芙蓉堂賢三:「こういうことは、あると思っていた」
星宮千佳:「サナさんに会わせる顔がないよお……」 大穴のことはまったく気にしてない。
星宮千佳:「思ってたの!?」
芙蓉堂賢三:「あるとすれば、乱童さんかもしれない、とも。可能性としてね」
芙蓉堂賢三:「私は一番人となりを把握できていなかったから」淡々と。
“M”:「裏切り者がいるかもしれないと?」
芙蓉堂賢三:「可能性として」繰り返す。
倉橋たまき:「……」千佳ちゃんの代わりにお茶を淹れている。インスタントのコーヒーを皆に配っている。
芙蓉堂賢三:「ただ、真実最悪の状況にはならなかったようだと、それに安堵しています」
“M”:「自分の家族よりも見知らぬ小娘を優先することはさすがに予想外だったようだね」
芙蓉堂賢三:「そう。彼女らは戻ってきたし……」
星宮千佳:「みしらぬこむすめ」 ちょっとだけムッとする。が、
星宮千佳:「……でもそうなんだよね。あたしだったら、家族を選んじゃうなぁ……」
星宮千佳:たまきちゃんが淹れてくれたコーヒーを一口すする。
芙蓉堂賢三:「……私が考えていたよりも、ずっと情に脆い人間だったようだ」
“M”:「人間の心というのは分からないものだ」
芙蓉堂賢三:「わからないな」
獅堂ヒカル:「あの人は、優しい人だよ。千佳と同じだ。たぶんそれだけだよ」壁の大穴を漆黒のレーザーで溶接しながら言う。
星宮千佳:「あの、でも」 遠慮がちに手をあげる。 「いい?」
倉橋たまき:「どうぞ?」優しく目を細める。
芙蓉堂賢三:「どうぞ」
芙蓉堂賢三:コーヒーをすすりながら。
星宮千佳:「ありがとう……」 ずびーっと鼻をかむ。 「でも、その」
星宮千佳:「ひーちゃんが戻ってきたのはすっごくすっごく嬉しいけど、でも、サナさんはよかったのかな……だって、地獄に帰っちゃうんだよ」
星宮千佳:「なにかお土産をもたせてあげたいって思ってたの。それが娘さんが生き返る事なら、すごい素敵な事だって思う」
星宮千佳:「それをフイにしちゃったのって、サナさんにとってはよくないことだよね……きっと……?」
星宮千佳:「あたしたちに、何かできないのかな……」
星宮千佳:視線を落として、かすかに渦巻くコーヒーを見つめてます。
芙蓉堂賢三:「……皆目見当もつかないし」
芙蓉堂賢三:「私が今わからないのは自分だな」
芙蓉堂賢三:「裏切るような真似をする人間が出れば、酷く処罰をすべきだと思っていたが」
芙蓉堂賢三:「今は少しもそんなような気持ちにはなれない」
芙蓉堂賢三:くい、と苦いコーヒーを飲み干す。
星宮千佳:「そうなの?」
星宮千佳:苦いコーヒーには慣れてるので、普通に飲んでます。
星宮千佳:「あれだよね? 日本帝国軍人って、裏切り者とかにはすごい厳しかったんじゃなかったっけ」
芙蓉堂賢三:「ああ」
芙蓉堂賢三:「私はこれでも民間人に偽装して生活している情報将校なので」
芙蓉堂賢三:「少しはね。内緒の話ですが」指を立てる。
芙蓉堂賢三:「大体、今は軍もなにもありやしないんだから……」ため息をつく。薄い煙が鳥の形になり、消える。
星宮千佳:「えへへ。ないしょね、ないしょ」
星宮千佳:「100年前のないしょね!」
倉橋たまき:「ふふ」二人の話を聞きながら、スティックシュガーをさらさら入れている。
芙蓉堂賢三:「はい、内緒」
星宮千佳:「たまきちゃんは、どう思うの?」
星宮千佳:「あっあと、あの、ごめんね」
星宮千佳:「キライって言っちゃって……あのあれ、違うから……ほんとじゃないから、ごめんね」
星宮千佳:視線をそらしてコーヒーをちびちび飲んでます。
倉橋たまき:「いいよ、分かってる。優しいね、千佳は」
倉橋たまき:「僕は…サナさんの気持ちが分かるような気がするけどね」マドラーでくるくるとコーヒーを混ぜる。
星宮千佳:「そうなの? あっこれさっきも言っちゃった」
倉橋たまき:「地獄のような場所でも、そこにいることに慣れてしまえば、きっとそれが日常だ」
星宮千佳:「そうなの? なんで?」
倉橋たまき:「亡くしちゃった家族のこともさ。一度、それを受け止めちゃうとね。そういうものになっちゃうのかも」
倉橋たまき:「それなら」千佳ちゃんとヒカルちゃんを見る。
倉橋たまき:「……無理やり、闇を照らすよりも。消されてしまった光をもう一度照らしたくなる」
星宮千佳:「は~~~」
星宮千佳:「ほら見てひーちゃん! すごくない?」
星宮千佳:「たまきちゃん、これであたしたちと同い年で、女の子なんだよ」
星宮千佳:「かっこよすぎない?」
星宮千佳:「あたし、クラスの男子よりかっこいいと思ってるんだけど」
星宮千佳:ほけーっとコーヒーの湯気ごしにたまきちゃんを見てます。
獅堂ヒカル:「すごいね。惚れたね。私は近所のお兄さんより格好良いと思ってる」
倉橋たまき:「そうかなあ。ブラックコーヒー飲めるほうがかっこいいよ」甘くしたコーヒーを飲んでいる。
芙蓉堂賢三:細い目を細めて、その様子を見ている。
獅堂ヒカル:「よし」
獅堂ヒカル:「私に、いい考えがある!」なぜか手にスマホを握り締めている。
星宮千佳:「あたし、コドモ扱いされることがおおかったからな~」 頑張ってブラックコーヒーを飲めるようになった。
星宮千佳:「ほあ?」
星宮千佳:「なに? なにが?」
獅堂ヒカル:「これは言ったら怒られるかもしれないので内緒話なんだけども」
倉橋たまき:「また内緒が増えたね」
芙蓉堂賢三:「あまり増えると探らないといけなくなる」
獅堂ヒカル:「サナサナさんは自分自身が笑うよりも、みんなを幸せにできそうな、未来のある子に笑っていて欲しいと思った、と」
獅堂ヒカル:「そう、言ってたんだ。いや、ぼんやりした記憶の中で聞こえただけだから気のせいかもしれないんだけど」
獅堂ヒカル:「でも、たぶん気のせいじゃないよ」
芙蓉堂賢三:「……ああ。わからないではない」
獅堂ヒカル:「そして、幸いなことに私は時空犯罪者である!」
獅堂ヒカル:「つまり、だ!」
獅堂ヒカル:「千佳!キミは生きろ!全てはそれからだ!」
星宮千佳:「おうともさ!」
星宮千佳:「いや、ひーちゃんが時空犯罪者なのは、ぜんぜんおうともさじゃないだけど……」
獅堂ヒカル:「よし!」
星宮千佳:「でも生きるよ! あたりめーよ!」 胸を張る!
倉橋たまき:「幸いの時空犯罪者は何を為すんだい?」首を傾げる。
芙蓉堂賢三:「何が幸いなのか全くわからないのだが」こちらも首を傾げる。
GM:ヒカルはキミたちに耳打ちします
星宮千佳:「んん?」 顔を寄せます。
倉橋たまき:「おやおや」耳打ちされ、頷く。
星宮千佳:「ほうほうほう?」
獅堂ヒカル:「ごにょごにょ……ウェホッウェホッ」
芙蓉堂賢三:「ふむ」
獅堂ヒカル:「全てが終わったら私の壮大な計画を実行に移す!」
倉橋たまき:「なるほど。時空犯罪者ならではの内緒話だ」
倉橋たまき:「そして、千佳は生きなくてはならない。確かに」
芙蓉堂賢三:「……まあ、管轄は私ではないしな。内緒で」
星宮千佳:半分わかって、半分わかったような、よくわかってない顔をしています。 「よくわかんないけど、つまり……」
星宮千佳:「なんとかなるってことだよね?」
獅堂ヒカル:「私ならなんとかできる。届けようじゃないの、サナさんに」
獅堂ヒカル:「キミが、希望なんだよ!」
星宮千佳:「任せたよひーちゃん。でも、いい? 約束してね?」
星宮千佳:「ひーちゃんもムチャしちゃだめだよ?」
星宮千佳:「人間、死んだら終わりなんだから」
星宮千佳:「いい? やくそくできる?」
獅堂ヒカル:「オーケー。次に死んだらもう千佳に会えなくなるからね」
獅堂ヒカル:「約束だぜ」
星宮千佳:「よしよし。えらいえらい!」 ヒカルちゃんの頭をなでなでしてます。
獅堂ヒカル:「ふふん、くるしゅうない」
倉橋たまき:「いつの世も、美しい友情というものはあるべきですねえ」芙蓉堂さんに言う。
芙蓉堂賢三:「……ああ、まったく」目を細めて。
芙蓉堂賢三:「こればかりは、時代が変わろうとも、世が変わろうとも、だな」
GM:では、その時!
芙蓉堂賢三:少し、眩しいものを見るように。
GM:遠くの空で轟音が轟く!
芙蓉堂賢三:「……!」
GM:超ド級ナチス空母トイフェルがついに離陸したのだ!
星宮千佳:「えっなになになに?」
星宮千佳:「…………ういてる!!」
芙蓉堂賢三:「……恐らく、超ド級ナチス空母トイフェルが」穴から外を覗く。
GM:空に浮かぶ巨大な船の周囲では、時空が乱れているのか空が歪み始めている!
GM:その禍々しい船体はまるで悪魔のごとき威容である!
倉橋たまき:「悪趣味な見た目だな」
芙蓉堂賢三:「止めねば……」
星宮千佳:「超ド級ナチス空母トイフェル……すごい大きさだよ。まともには落とせないね」
倉橋たまき:「千佳。その名前といいあの見た目といい、この世界の犯罪者のセンスは変だと思う」
芙蓉堂賢三:「変なのか?」
星宮千佳:「ヘンなの慣れしてるたまきちゃんがそう言うってことは、たぶんソートーにヘンなんだろうなぁ」
GM:さらに、その船体を中心に星型のマークが現れる!
GM:船の先端に立った男が英語で九字を切っているのだ!
芙蓉堂賢三:「奴は……!」
青白い顔の男:「リンピオトシャカイジンレッゼン!ハアッ!」
倉橋たまき:「あの呪文は…?」
GM:超ド級ナチス空母トイフェルの周りに強力な結界が張られる!
GM:これは青白い顔の男の「Eロイス:悪意の伝染」の効果だ!
GM:この効果が適用されている限り、あの船に侵入することはできない!
芙蓉堂賢三:では。このタイミングでリバースハンドアウトを公開します。
倉橋たまき:このタイミングで!?
星宮千佳:今!?
青白い顔の男:「これこそが最強の陰陽術の力……。もやは何者もこの私に刃向かうことはできん」
GM:では、GMの方からリバースハンドアウトを公開しましょう!
Rハンドアウト(PC③)
ロイス:“犯罪界の陰陽師” 蘆屋道モリアーティ(あしや・どうもりあーてぃ)
推奨感情 P:好奇心 /N:脅威

“M”に協力することになったキミが彼から聞かされたのはコードウェル博士の側近である青白い顔の男、ジェームズ・モリアーティのことだった。彼は『モダンタイムス』ステージに君臨する犯罪王だった。そんな彼が『ウィアードエイジ』世界のナチスの科学者クレイジーリッヒ博士の手によって『平安京物怪録』ステージの邪悪な陰陽師・蘆屋道満と合体し、強大な力を手に入れ蘆屋道モリアーティとなったのだという。このまま奴を野放しにしておくと世界が危ない。何としても止めなければ。

キミはシナリオ中に1度だけオートアクションで蘆屋道モリアーティの使用するEロイスの効果を打ち消すことができる。
星宮千佳:ちょっとまって
星宮千佳:書いてある内容、すっごい目が滑る
倉橋たまき:情報がなにも脳みそに入ってこない
オデュッセウス:「なんという強力な結界だ。トロイの木馬でも突破できるかどうか……!」神話時代の英雄ですら動揺する!
“M”:「おのれ、蘆屋道モリアーティ!ここまで力を高めていたか……!」
星宮千佳:「えっどうしよう、たまきちゃん」
星宮千佳:「なんなの? これ」
星宮千佳:「悪夢かな?」
倉橋たまき:頬をペチペチ殴っている。
倉橋たまき:「痛い」
芙蓉堂賢三:「何せ、こちらのことは未だよくわかっていないからね」
芙蓉堂賢三:「……私も説明は非常に難しいんだ」深刻な顔で。
星宮千佳:「あたし、こちらの事はわかってるけど全然わかんないなあ……!」
倉橋たまき:「目が覚めない」
芙蓉堂賢三:「あまりに突拍子もない話ではあったし」
芙蓉堂賢三:「最初は君たちがどの程度信頼できるのかわからなかった。だから伏せていた」
蘆屋道モリアーティ:「犯罪術と陰陽術が合わさり、私は最強の存在となった。もはやあのにっくきシャーロック・ホームズにすら私は止められん!」
星宮千佳:「えへへへ。じゃあ、信頼してもらえたんだ」
倉橋たまき:「そこなのだろうか」
芙蓉堂賢三:「……そういうことには、なる」
星宮千佳:「ありがと賢三さん! あたしも、賢三さんが信頼できる人ってわかってうれしいよ~!」
倉橋たまき:「そこだった…」
GM:蘆屋道モリアーティは超ド級ナチス空母トイフェルの先端で高笑いする!
芙蓉堂賢三:「それはどうも」
芙蓉堂賢三:「しかし、まず奴をどうにかせねばどうしようもないな」
星宮千佳:-おじいちゃん/芙蓉堂賢三/○庇護/罪悪感/ロイス これのP感情を信頼に変更します。
GM:信頼を獲得した!
倉橋たまき:「ううん、まあ、異世界の存在があるくらいなのだから、人と人が合体するくらい、どうってことないんだろう」
芙蓉堂賢三:ありがとう!
倉橋たまき:「うん、そういうことだよ」
星宮千佳:「合体って」 きゃー、と両頬をおさえてます。
星宮千佳:「えーと、つまり? ここからどうすればいいの?」
倉橋たまき:「そこではない……」
獅堂ヒカル:「どうする。とりあえず私がレーザーを撃ってみる?」
星宮千佳:「あたしもとりあえず蜂の巣にしてみようかな……でも効果あるかなぁ」
芙蓉堂賢三:ひとまず、オートで蘆屋道モリアーティのEロイスを打ち消します。
GM:では、「Eロイス:悪意の伝染」の効果はそれで打ち消されます!
芙蓉堂賢三:「……彼我の距離は……かなりあるが」指を立てて測る。
芙蓉堂賢三:「銃弾では届くまい。私がやる」
獅堂ヒカル:「マジで!?」
芙蓉堂賢三:「君にも喰らわせたろう」ヒカルちゃんに。
獅堂ヒカル:「あれか……」落ち込む。
芙蓉堂賢三:すう、と息を吸い込む。吐き出す煙は黒い鳥に。
芙蓉堂賢三:今度は群れではない。たった一羽の鳥が、空を駆けてゆく。
蘆屋道モリアーティ:「リンピオトシャカイジンレッゼン!ハアッ!!」彼は英語で九字を切る!さらに結界が強固になる!
蘆屋道モリアーティ:「無駄だ。探偵でも陰陽師でもない者に何ができよう!」
芙蓉堂賢三:それは超ド級ナチス空母トイフェルへと届き……結界に儚くかき消える。
芙蓉堂賢三:「生憎だな」
芙蓉堂賢三:「私は情報将校で。怪盗ほどではなくとも――」
蘆屋道モリアーティ:「ハハハハハ!やはりな!私の陰陽犯罪術は無敵だ!」
芙蓉堂賢三:「懐に入り込むのは、お手の物だ」
芙蓉堂賢三:かき消えた煙の欠片が、するりと結界内へ。
蘆屋道モリアーティ:「ま、まさか私の密室トリックの中に……!?」
芙蓉堂賢三:再び、鳥は形を得る。飛び回る。
GM:蘆屋道モリアーティは狼狽する!
芙蓉堂賢三:「さあ行け」
芙蓉堂賢三:「塞げ」
芙蓉堂賢三:それは蘆屋道モリアーティに高速で近づくと、大きく膨らみ。
蘆屋道モリアーティ:「よせ!リンピオトシャカイジンレッ――」英語で九字を切ろうとするがーー!
芙蓉堂賢三:英語で九字を唱える口の中に入り込む!
GM:陰陽術の詠唱が防がれる!
蘆屋道モリアーティ:「…………!!」
芙蓉堂賢三:「……今かな。長くは保たない」
芙蓉堂賢三:ふう、と息を吐く。
GM:蘆屋道モリアーティの張り巡らせていた結界が消える!
“M”:「大したものだ。あの蘆屋道モリアーティを相手に……!」
芙蓉堂賢三:「舌をどうにかできればもっと良いが、奴は強力だからな……」
芙蓉堂賢三:「……どうも。あの」
星宮千佳:「あっすごい! 消えた消えた!」
芙蓉堂賢三:「蘆屋モリアーティでは、いけなかったのですか……?」
“M”:「……語呂の良さだな」
芙蓉堂賢三:「語呂……?」首を捻っている。
オデュッセウス:「では、行こう。“トロイの木馬”の修復は既に完了しているぞ!」
倉橋たまき:「じゃあ、僕は乱童さんを呼んでくるよ」踵を返す。「もう準備してる気もするけど」
星宮千佳:「あっまって! ちょっとまって!」
倉橋たまき:「ん?」
星宮千佳:「あたしも呼んでくる。その前に、ちょっと……えーと」
星宮千佳:「賢三さん。ひーちゃん。たまきちゃん。集まって」
星宮千佳:きてきて、と手招きしてます
芙蓉堂賢三:「うん?」応えてそちらへ。
獅堂ヒカル:大人しく集まる。
倉橋たまき:「はいはい」集まる。
星宮千佳:両腕を広げて、ぎゅーーっと全員を抱きしめます。
星宮千佳:「みんなありがとう!」
芙蓉堂賢三:「わ」
星宮千佳:「あたしひとりじゃ、どうやって解決すればいいか、なーんもわかんなかったから……」
獅堂ヒカル:「ぎゃっ」
倉橋たまき:「おやおや」
星宮千佳:「ありがとう! 最後までがんばろ! ねっ!」
星宮千佳:「それだけ!」
倉橋たまき:「…僕ら、チームだからね」微笑んで返す。
芙蓉堂賢三:「……1人では無理でも、力を合わせればできるさ、か」Mの言葉を思い出し。
芙蓉堂賢三:「ここまで来たんだ。最後まで、ね」
獅堂ヒカル:「マスターレイスはこっちで引き受ける。先方は知り尽くしてるしね」
星宮千佳:「えへへへ~」 にこにこ笑って、ぶんぶん頷きます。
星宮千佳:「サナさん呼んでくる!」 そう言って、一方的にどたばたと走っていきます。
星宮千佳:最初に呼びにいこうとしたはずのたまきちゃんを置いてけぼり!独走!
倉橋たまき:「いいや、千佳に任せよう」見送ります。「それが適任な気がする」
“M”:「いいのかい、それで」不思議そうにしている。
倉橋たまき:「いいんだよ。泣いてるとこより見られたくない顔だってある」肩をすくめる。
“M”:「なるほど。人間の心というのは分からないな」

GM:では、シーン終了!
GM:ロイスの取得と購入判定が可能!
星宮千佳:-本部エージェントのひと/乱童サナ/尊敬/○無責任!/ロイス
星宮千佳:これを、今度こそ尊敬表に買えます。
GM:おお!
星宮千佳:あっ、ひーちゃんのこれも! -友達/獅堂ヒカル/○友情/悔悟/ロイス
GM:やったー!
芙蓉堂賢三:ロイス感情変更! たまきちゃんを○信頼/不安に変更。
倉橋たまき:うっわーーーい
芙蓉堂賢三:あっあと……シナリオロイスを……
倉橋たまき:うわあ……
GM:おお。リバースハンドアウトのものに書き換えてください!
芙蓉堂賢三:蘆屋道モリアーティ 興味/○深く考えないことにする
星宮千佳:かわいそう
倉橋たまき:正しい感情
GM:深く考えて!
GM:キミの仇敵でしょ!
芙蓉堂賢三:う、うん……
芙蓉堂賢三:たまに……かんがえる……
GM:購入判定がある人はちゃっちゃとやってね!
星宮千佳:1時すぎてるからね!
星宮千佳:最後の購入判定を行います。スナイパーライフル。
芙蓉堂賢三:あとサナさんを○感服/困惑!
GM:そうなのだ
GM:タイムイズ財産点!
GM:感服してる!
星宮千佳:3個めのコネ手配師を使って……
星宮千佳:あれ?2個めだっけ? まあいいや!
星宮千佳:5dx+10=>19
DoubleCross : (5R10+10[10]>=19) → 10[2,2,8,8,10]+8[8]+10 → 28 → 成功

GM:す、すごい
星宮千佳:成功!これで完全体です!
倉橋たまき:芙蓉堂賢三さんへのロイス感情、有為:○/不信感 → 信頼:○/隔意 に変更します。
GM:手配師に転職した方がいいのでは
GM:信頼してる!
GM:もうキミたちは!すっかり仲良くなって!
芙蓉堂賢三:手配師使用してブルーゲイル! 強化ビジネススーツ乗せ!
芙蓉堂賢三:11dx+9=>20
DoubleCross : (11R10+9[10]>=20) → 9[2,2,3,4,4,4,5,6,6,7,9]+9 → 18 → 失敗

GM:おしい
芙蓉堂賢三:財産点2使用して購入!
芙蓉堂賢三:千佳ちゃんに差し上げます。
GM:な、なんだと!
GM:く、くそー!
星宮千佳:わーいやったー!ありがとう!
倉橋たまき:購入するもの思いつかないから宇宙船でも買おう
星宮千佳:なにその石油王みたいな買い物
倉橋たまき:5dx+2>=67
DoubleCross : (5R10+2[10]>=67) → 10[1,1,2,10,10]+7[3,7]+2 → 19 → 失敗

倉橋たまき:だめだった
GM:惜しい!
倉橋たまき:惜しかったなー!
GM:芙蓉堂さんに買ってもらうといいかもしれませんね
GM:では、改めてシーン終了!

MF10 : ブリテンの誇りにかけて

どどんとふ:「芙蓉堂賢三」がログインしました。
どどんとふ:「乱童サナ」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「倉橋たまき」がログインしました。
どどんとふ:「星宮千佳」がログインしました。
GM:次のシーン!
GM:次は芙蓉堂さんのハンドアウトシーンです
GM:シーンプレイヤーは芙蓉堂さん!
GM:侵蝕率は上げなくてよい!

GM:時系列的にはOPのシーンの直後です。
GM:キミは“M”の案内でトロイの木馬へと向かっているところだ。
GM:“M”は不意に立ち止まる。
“M”:「……前もってキミに話しておきたいことがある」
芙蓉堂賢三:ゆっくりと歩いていたところ、合わせて立ち止まる。
芙蓉堂賢三:「……はい」
芙蓉堂賢三:どのような重大な事態が待っているのか、何もわからない。
芙蓉堂賢三:だから、覚悟の決めようもないままに頷いた。
“M”:「今回の事件の首謀者そのものも厄介な人物だが、奴に仕えている男もかなり危険な人物でね」
芙蓉堂賢三:「側近ですか」
“M”:「そうだ。私はその男のことをこそ危惧している」
“M”:「もしかするとキミならばその者の名も聞いたことがあるかもしれんな」
芙蓉堂賢三:「……?」
芙蓉堂賢三:「まさか、私と同じ時代……世界にも居た人物ですか」
“M”:「そうだ」深く頷く。
“M”:「その名も蘆屋道モリアーティ。犯罪界の陰陽師とあだ名される人物だ」
芙蓉堂賢三:「居ません」
“M”:「いないか」
芙蓉堂賢三:「そういう人物は……居ません」反射的に答える。
芙蓉堂賢三:「いえ」
“M”:「待て。順を追って説明しよう」
芙蓉堂賢三:「後半には覚えがありますが……」
芙蓉堂賢三:「ぜひお願いします」
“M”:「まず、キミがいた時代には稀代の犯罪者ジェームス・モリアーティという人物がいる」
芙蓉堂賢三:「はい。それはよく知悉しています」
“M”:「奴はそれだけでもかなり危険な人物だった」
芙蓉堂賢三:彼の傘下の人間とは幾度か接触をしたことがある。
“M”:「そして、この日本の平安時代には邪悪な陰陽師である蘆屋道満という人物がいた」
芙蓉堂賢三:「それも、物語の知識としては知っていますね」
“M”:「それを、あろうことかナチスドイツの科学者クレイジーリッヒ博士が合体させたのだ」
芙蓉堂賢三:「…………」
芙蓉堂賢三:「待ってくださいね」手を出す。
芙蓉堂賢三:「順番に」
芙蓉堂賢三:「まず、ナチスドイツ?」
“M”:「その結果として、モリアーティは天才的な犯罪頭脳だけでなく邪悪な陰陽術を手にすることになってしまった」
芙蓉堂賢三:「あの、ナチスドイツとは」
“M”:「そうか。キミの時代ではまだナチスドイツは台頭していないのだったな」ポン、と手を打つ。
芙蓉堂賢三:「独逸に関する組織名であろうとは思いますが」
“M”:「まあ、ひとまずその認識であっている」
芙蓉堂賢三:「次の博士もまあ、人名であるとは理解できます」
“M”:「そして生まれたのが蘆屋道モリアーティだ!」
芙蓉堂賢三:「合体?」
“M”:「これは由々しき事態だよ」
芙蓉堂賢三:「こちらの世界では、ちょくちょく人間が合体するのですか?」
“M”:「それはナチスドイツの科学技術のおかげだな」
芙蓉堂賢三:「良かった……日常茶飯事ではなかった……」
“M”:「奴は今度こそロンドンだけでなく世界そのものを手中に収めるつもりだ」
“M”:「なんとしても止めなければいけない」
芙蓉堂賢三:「概要は理解したつもりです。ナチスドイツのクレイジーリッヒ博士が、モリアーティと蘆屋道満を合体させ」
“M”:「そうそう」
芙蓉堂賢三:「犯罪界の陰陽師、蘆屋道モリアーティに」
芙蓉堂賢三:「…………」
“M”:「その通りだ」
芙蓉堂賢三:「お」
芙蓉堂賢三:「おかしいだろ……!」
芙蓉堂賢三:頭を抱える。
“M”:「!?」
“M”:「落ち着くのだ、ミスター芙蓉堂」
“M”:「それはそれ、世界の脅威は世界の脅威だ」
芙蓉堂賢三:「いや、失敬。あなたが今や私の頼みの綱なのは確かです」
“M”:「力を貸してくれるかね」
芙蓉堂賢三:「少なくとも連帯関係にはある……」
“M”:「そうだ」
芙蓉堂賢三:大きく深呼吸をする。気持ちを切り替えよ。目の前の情報に集中せよと。
芙蓉堂賢三:常日頃から行ってきた儀式だ。
芙蓉堂賢三:「わかりました」
芙蓉堂賢三:「私は今後、その情報について必要以上に深く考えるのを止めることにします」
“M”:「よろしい。奴のことは警戒しておいた方がいいだろう」
芙蓉堂賢三:「その上で、脅威には対処する」
“M”:「器用な人だ」
芙蓉堂賢三:「その方針で」
芙蓉堂賢三:「……どうも。ところで」
“M”:「やり方はお任せしよう」
“M”:「何か?」
芙蓉堂賢三:「先ほどの口ぶりでは、あなたは私の他にも人を集めるような様子でしたね?」
“M”:「そうだ。この世界にはキミ以外にも異世界から飛ばされてきた者たちがいるからね」
芙蓉堂賢三:「……彼らには。この情報は伏せておきませんか」
芙蓉堂賢三:「理由は大きくふたつ」
“M”:「ほう?」首を傾げる。
芙蓉堂賢三:「ひとつはまあ、衝撃が大きすぎるからですが」
芙蓉堂賢三:「もうひとつは……私は、彼らがまだ全員信頼できる相手だとは思えていない」
“M”:「確かに世界にそこまでの脅威が迫っているとなれば衝撃は大きい」
芙蓉堂賢三:「そちらではなくて……いや、いいのですが……」
“M”:「そして……裏切り者がいるかもしれないと?」
芙蓉堂賢三:「そこまでは言いませんが」
芙蓉堂賢三:「伏せ札があった方が、動きの観察がしやすい」
芙蓉堂賢三:「信の置ける相手であるかどうか、見極める必要がある」
芙蓉堂賢三:「だから、私も知らない体で振る舞います。半信半疑の様子で」
“M”:「なるほど。私がいた国でも内部の争いには苦労したものだ」
芙蓉堂賢三:「どこも大変だな……」
“M”:「キミの意見を採用しよう。私もこの情報は他のものには黙っていることにしよう」
芙蓉堂賢三:「ありがとう。それから……」
“M”:「まだ何か?」
芙蓉堂賢三:「私は、この世界のことや技術のことは、あなたからはあまり聞かないようにしておきます」
“M”:「ほう。それはなぜ?」
芙蓉堂賢三:「全く知らない状態で、周囲から聞いた方が会話ができる」
芙蓉堂賢三:「相手を知ることができる」
芙蓉堂賢三:「嘘は少ない方がいいですから、聞いた状態で黙っている、というよりはその方が」
“M”:「実に賢しい男だ! ああ、いやいや、これは褒めているのだぞ」
芙蓉堂賢三:「どうも。職業病です」
芙蓉堂賢三:(……そうして)
芙蓉堂賢三:(もし真実裏切り者が混じってでもいれば。いつものように)
芙蓉堂賢三:(即、消せばいい。慣れている。何も感じない)
芙蓉堂賢三:(それでいい)
“M”:「我が王もキミのような者がそばにいればああも苦労しなかったろうに」
芙蓉堂賢三:「主をお持ちですか」
“M”:「そう。ある意味ではキミと同じような立場だな」
“M”:「何はともあれ、了承した。キミの力を頼りにしているよ」
芙蓉堂賢三:「それは、気が合いそうだ」
芙蓉堂賢三:「……“M”」
芙蓉堂賢三:「ここまで言いましたが。それでも私がもし先の話を人に告げる時が来るとすれば」
芙蓉堂賢三:「それは、相手を信ずるに足る人間であると、そう認めた時です」
芙蓉堂賢三:「その時が……来ればいいのか、来なければいいのか。良くわかりませんが」
芙蓉堂賢三:「それまでは、頼りにしてくれて結構」
“M”:「ならば、私はその時が来ることを願うとしよう」ウインクする。
芙蓉堂賢三:「……はは」小さく笑う。
“M”:「さあ、“トロイの木馬”まではあと少しだ。そこでキミは1人目の客人と見えることぬなるだろう」
芙蓉堂賢三:「客人か……どのような相手なのやら」
芙蓉堂賢三:「……楽しみです」
GM:鋼鉄製の木馬の威容が宵闇に浮かんで現れる。
GM:シーン終了!

クライマックス : インフィニティ・クライシス

GM:では、次のシーン!
GM:次はいよいよクライマックスだ!
GM:シーンプレイヤーは千佳さん!
GM:PCは全員登場だ!
倉橋たまき:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 5[5]+85 → 90

芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:85->94)
芙蓉堂賢三:わお
乱童サナ:本当に最後くらいはお前…ダイス…頼むぞお前
乱童サナ:乱童サナの侵蝕を+7(1D10->7)した (侵蝕:92->99)
乱童サナ:くっ…!
GM:100は超えなかった!
倉橋たまき:でもまだリザレクトでき衝動判定あるわ
乱童サナ:ふへへへ…
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:95->97)
星宮千佳:ヨシ!
GM:いい感じ!
星宮千佳:あたしのダイスはえらいな~

GM:では、ここからはキミたちが敵陣に乗り込むシーンだ!
GM:鋼鉄製の木馬の背中から翼が生え、大空高く飛翔する!
GM:“トロイの木馬”巡航形態だ!
オデュッセウス:「キミたち、しっかりと捕まっていろ!トロイホース、ウイングオン!」
GM:鋼鉄製の天馬が超ド級ナチス空母トイフェルに向かって飛ぶ!
GM:しかし、超ド級ナチス空母トイフェルからは攻撃が降り注いでくる!マスターレイスたちからの妨害だ!
オデュッセウス:「くっ、なんて攻撃だ!」
倉橋たまき:「まさか、トロイの木馬がペガサスだったとはね」
オデュッセウス:「いくら俺がギリシヤの英雄オデュッセウスで、こいつが“トロイの木馬”だとしてもこうまともに受け続けてはいつまで保つか……!」
星宮千佳:「やっぱりこれ飛ぶんじゃない!」
星宮千佳:「マスターレイスが来た時、これで逃げればよかったんじゃ……」
芙蓉堂賢三:既に細かいことは流す態勢に入っているため、しっかりとその辺りに捕まっている。
乱童サナ:「そうはいかない事情もあったんでしょう。あまり深く考えたくはないけれど」
星宮千佳:「オデュッセウスさん! これ、ほんとに超ド級ナチス空母トイフェルまでたどりつけるんですか!」
オデュッセウス:「くっ、俺はギリシヤの英雄オデュッセウスだからな!あの攻撃さえ弱まれば……!」
芙蓉堂賢三:「攻撃か……」
獅堂ヒカル:「はい、みんな!マスターレイスは私に任せて!けちょんけちょんにしてくる!」
倉橋たまき:「君一人で?」
芙蓉堂賢三:「危険ではないのか」
“M”:「そう、彼女1人では辛いだろう。私も加勢しよう」
乱童サナ:「拾った命をまた捨てないでよ……あなたも?」
“M”:「この局面に至ってはもはや正体を隠す意味もない」
GM:“M”が立ち上がる。
星宮千佳:「えっ」
“M”:「ミスター・芙蓉堂!もしかしたらこれが別れになるかもしれない。一つ、聞かせてくれ」
芙蓉堂賢三:「……なんでしょう」
“M”:「我が祖国、ブリテンは異邦人であるキミの目から見てどうだった。まだ華やかな国だったか?」
芙蓉堂賢三:「…………」
芙蓉堂賢三:「私の見た英国は、霧に閉ざされ、曇り……」
芙蓉堂賢三:「その下に大いなる力を蓄えた、偉大なる帝国でした」
芙蓉堂賢三:「祖国とはなりませんが、敬慕する国です」
マーリン:「それを聞けて良かった」にっこりと微笑む。
マーリン:「異邦人の友よ、世界を頼んだぞ」
芙蓉堂賢三:「……任せてください」
GM:スーツ姿の長身の老人が跳躍して杖をかざすと巨大な花が現れる!
芙蓉堂賢三:「1人では無理でも、力を合わせればできると」
芙蓉堂賢三:「あなたが教えてくれた」
星宮千佳:「うわっ」
マーリン:「宮廷魔術師の大魔術、とくと見せてやろう!」
星宮千佳:「花? えっえっ?」
倉橋たまき:「魔法か」瞬き。
星宮千佳:「魔法使いだったの!?」
GM:巨大な花がマスターレイスの放った雷撃を受け止める!
芙蓉堂賢三:「……伝説の魔法使いだな。私のような異邦の人間も名を聞いたことがある程に」
星宮千佳:「あ、あたしもそりゃあ、ブリテンの宮廷魔術師くらいゲームで知ってるけど……」
星宮千佳:「は~、びっくりしたあ」
乱童サナ:「聖剣に、湖の乙女に、宮廷魔術師が揃っちゃったか。誰の筋書きなんだか」少し居心地悪そうに頭を掻く。
GM:だが、今度はマスターレイスが刀剣を乱れ撃ち、キミたちを狙う!
星宮千佳:「!」 ガトリングを錬成し、刀剣を撃ち落としてます。
GM:風に乗って本のページが集まり、キミたちの前で美しい女性の姿になる。
星宮千佳:「きりがない! はやく接舷してオデュッセウスさん!」
星宮千佳:「このままじゃ…………?」
芙蓉堂賢三:「!?」
アレクサンドリア=ライブラリ:「また会いましたね。可憐な怪盗さん」優美な微笑みで言う。
倉橋たまき:「おや。君に助けられるとはね」
倉橋たまき:「大丈夫、味方だよ」三人に言います。
アレクサンドリア=ライブラリ:「あなたが約束を守ってくれたお礼です。ほんの少しだけ力を貸しましょう」
芙蓉堂賢三:「この局面では、味方が増えるのならありがたいとしか言えないな」
乱童サナ:「ああ。話に聞いていた、図書館の……」空を舞うページを不思議そうに眺める。
星宮千佳:「あれ……あれ……?」
星宮千佳:「なんかフォーちゃんに似てるような……気のせいかなあ」
アレクサンドリア=ライブラリ:「もっとも私、本より重いものを持ったことがありませんので、どこまでお役に立てるか分かりませんけれど……」
GM:美しい女性が本を広げると、文字の列が連なって巨大な矢に変わる。
GM:美しい女性は巨大な矢を放って刀剣の群れを薙ぎ払う!
アレクサンドリア=ライブラリ:「あら、あなたたち。どこかでお会いしたことが……いえ、気のせいかしら」千佳と芙蓉堂を見て言う。
星宮千佳:「うへへへ」 てれてれしてます。
星宮千佳:「たぶんどっかで会ったんだよ! きっとそう!」
星宮千佳:「ありがとう! おねーさん!」
芙蓉堂賢三:「……初対面と思いますが……」
芙蓉堂賢三:「いや」
芙蓉堂賢三:「私でない私が、きっと、いつかどこかで。そうですね」
アレクサンドリア=ライブラリ:「お礼でしたら、そこの可憐な怪盗さんに」優美な礼をする。
獅堂ヒカル:「よし、千佳。これならいける!私も行ってくるよ!」
倉橋たまき:「ドロボウに礼を言っちゃバチが当たるよ」ひらひらと手を振る。
星宮千佳:「オッケー!」 ヒカルちゃんの手をぎゅっと握ります。
倉橋たまき:「それに、世界を救うのはこれからだ」
星宮千佳:「もう死んじゃだめだよ、ひーちゃん!」
乱童サナ:「あ、ねえ」アレクサンドリア=ライブラリに呼びかける
星宮千佳:「あたしも死なないからね!」
アレクサンドリア=ライブラリ:「何かしら?」不思議そうに首を傾げる。
乱童サナ:「この世界、あなたの子供たちの未来はきっと守ってみせる」
乱童サナ:「だから安心して」
アレクサンドリア=ライブラリ:「ありがとう。強いのね、あなた。きっとあなたの子供は幸せよ」意外そうな顔をしてから、嬉しそうに笑う。
獅堂ヒカル:「オッケー!千佳!キミも生きろよ!」
GM:ヒカルは千佳の手を強く握り返すと黒い獣に変わる。
GM:ヒカルは両手から放つ光線で空に飛び立つ!大空に黒い軌跡が描かれる!
オデュッセウス:「よし、これならば!トロイホース、着艦だ!」
星宮千佳:「いけーっ! のりこめー!」
GM:トロイの木馬が超ド級ナチス航空母艦トイフェルに突っ込む!
乱童サナ:「あ、ごめん。その前に!」千佳ちゃんを引きとめる。
星宮千佳:「突撃だぐぇ!」 転倒しかける。
星宮千佳:「なんですか!」
星宮千佳:「カキューの要件です?」
星宮千佳:「あっでも、サナさんの用事ならカキューじゃなくても聞いちゃうよ。なになに?」
乱童サナ:「今のうちに、正直に言っておこうと思って」
乱童サナ:「星宮千佳。私、あなたに近づけば近づくほど怖くなった」
乱童サナ:「裏切らなければいけないあなたに、惹かれていくのが怖かった」
星宮千佳:「ほうほう?」
星宮千佳:「あ、そっか」
星宮千佳:「てっきりあたし、本部エージェントの誇りがあったから裏切らなかったのかと思ったんだけど……」
星宮千佳:「あたし、ちょっとはサナさんに気に入ってもらえてたんだ」
星宮千佳:「そっかあ……」 初対面のときに勘違いして殴りかかったことを割と後悔しています。
乱童サナ:「ちょっとどころじゃなくよ」微笑んで、軽く髪をなでる。
星宮千佳:「おおう」
乱童サナ:「倉橋たまき。あなたにも、同じように怖さを感じていたし、申し訳なさもあった」
倉橋たまき:「ん」
乱童サナ:「似た痛みを知っているあなたに、本音を話したかった」
倉橋たまき:「…そっか。ありがとう」
倉橋たまき:「あなたとゆっくりお話できるなら、いつでも大歓迎だけどね」冗談っぽく言う。
乱童サナ:倉橋たまきさんへのロイス感情を 〇P:仲間意識/N:罪悪感 に変更します
GM:おお!
倉橋たまき:ワー
乱童サナ:「芙蓉堂賢三。失う事に慣れてはいけないと、まっとうに言えるあなたを遠く感じた」
芙蓉堂賢三:「……それは」
芙蓉堂賢三:「……私がもう既に慣れてしまっていたからですよ」小さな声で。
乱童サナ:「それでも……私も、人にそう言える人間でありたいと思うよ」
乱童サナ:「あなたの敵については、あなたの管轄なので私はあまり触れないけれど……」
芙蓉堂賢三:「……ええ、どうやらそういうことになってしまうようだな」
乱童サナ:芙蓉堂賢三さんへのロイス感情を 〇P:仲間意識/N:気の毒 に変更します
GM:ロイス!
芙蓉堂賢三:「私のような人間を見て、そう思って頂けるなら、それは幸いだ」
芙蓉堂賢三:「あなたに幸いがあるよう」
乱童サナ:「ありがとう」
芙蓉堂賢三:(そうして、きっと、良かったのだな。心のままに、この人を消さずにいて)
芙蓉堂賢三:そっと安堵のため息を。
乱童サナ:「貴重な時間を使ってごめんなさい。ここからはもう立ち止まらないからね!」
星宮千佳:「サナさん」
星宮千佳:「これでもう、大丈夫?」
星宮千佳:「地獄……じゃなくて、もとの世界に帰っても、元気にやってける?」
乱童サナ:「ええ」
乱童サナ:「百年分くらいチャージしたから、大丈夫!」
星宮千佳:「うおっしゃー!」
倉橋たまき:「ふふふ。いい表情だ」
星宮千佳:「じゃあ行こう! もう恐れるものはなにもなしだぜ!」
GM:超ド級ナチス航空母艦トイフェル、総統室!
GM:外からの攻撃で部屋は大きく揺れる。
GM:コードウェル博士と蘆屋道モリアーティは粒子加速器の前に立っている。
蘆屋道モリアーティ:「まさかこのような時が来るとは。奴ら、私の計算を超えてきたか」
アルフレッド・J・コードウェル:「……粒子加速器を起動しろ」
蘆屋道モリアーティ:「し、しかし。このような不安定な状態で装置を起動してはどうなるか分からん」
アルフレッド・J・コードウェル:「構わん。やれ」
蘆屋道モリアーティ:「……風水的にも最悪だというのに。どうなっても知らんぞ」
GM:蘆屋道モリアーティは粒子加速器のスイッチを入れる!
GM:粒子加速器から白い光が放たれる!
GM:周囲の空間が歪み始める!七色の光が漏れる!
GM:異国の、あるいは遠い時代の風景がそこかしこに現れる!
アルフレッド・J・コードウェル:「ようやくだ。これで全てが変わる。優しく平穏な世界へと再生されるのだ!」
:では、コードウェル博士が力強くそう断言した瞬間
:凄まじい爆音と共に超ド級ナチス航空母艦トイフェル総統室のドアに穴があいていきます。
:ガトリング! ガトリング! グレネード! マイクロミサイル!
蘆屋道モリアーティ:「何事だ!」
星宮千佳:「はちのすだ!!!」 ボロボロになったドアを蹴破って登場!
星宮千佳:「UGNだ! 動くなーっ!」
アルフレッド・J・コードウェル:「貴様……!」
アルフレッド・J・コードウェル:「動くな、と言われて私が聞くと思うか」
乱童サナ:床に散らばったドアの破片を蹴り飛ばしながら室内へ。
乱童サナ:「言うこと聞かない子にはキツいお仕置きが必要ね」
アルフレッド・J・コードウェル:「“スカーレットヴィヴィアン”。どこまでも私の邪魔をするつもりか」
乱童サナ:「そのセリフ何回目よ。少しはバリエーションをつけなさいな」
アルフレッド・J・コードウェル:「これで最後だ。今度こそ息の根を止めてやる」
芙蓉堂賢三:かつん、と足を踏み入れる。
芙蓉堂賢三:黒い外套がざわざわと、無数の鳥の羽ばたきのようにざわめいている。
芙蓉堂賢三:「……見ない振りをしていたことと、決着をつけねばならない、そういう時はあるようだな」
蘆屋道モリアーティ:「東洋人め。貴様では我が陰陽術に敵わんことはよく分かっているだろう」
芙蓉堂賢三:「お前も半分は我が国の者だろうが。不敬を言うなよ」
芙蓉堂賢三:「陰陽で言えば、八咫の烏は陽のものだそうだ」外套から三本足の烏が羽ばたく。
蘆屋道モリアーティ:「ふん、減らず口を。我が犯罪陰陽術の餌食にしてくれる」周囲にスターマークが浮かび上がる!
芙蓉堂賢三:「陽の光の下、焦げ付かずにいられるか、混ざり物!」
倉橋たまき:スルスルと天井から薔薇の蔦が伸び、たゆたったそれが人の形になる。
倉橋たまき:「犯罪陰陽術ねえ。華麗な脱出トリックの教えなら乞いたかったけど」
蘆屋道モリアーティ:「ケチな盗人風情が。貴様とは犯罪者としての格が違うのだ」
倉橋たまき:「ケチな盗人で結構。あいにく僕は陽の光に焦がれてしまう可愛らしいコウモリでね」
倉橋たまき:「悪いがここからはヒーローショーだ。せいぜい、醜く敗れる悪役を演じきってくれたまえよ、犯罪王さん」
蘆屋道モリアーティ:「笑止。私はもはや犯罪王を超越し、犯罪界の陰陽師となったのだ」
蘆屋道モリアーティ:「醜く消し飛ぶのは貴様の方だ」
GM:蘆屋道モリアーティは両手に紙を構える!
星宮千佳:「見せてやるんだから」
GM:コードウェル博士の瞳に繋がった蛇の紋様が浮かぶ!
星宮千佳:「UGNは……世界の盾はダテじゃないってことを」
星宮千佳:「見せてやるんだから!!」
星宮千佳:「来いッ! ファルスハーツ!」
GM:では、クライマックス戦闘の開始だ!
GM:最初に確認なんですが、キミたちはUSBメモリは手放していますね?
乱童サナ:ごめん…手放した…
倉橋たまき:手放しちゃった!
星宮千佳:手放しました!
芙蓉堂賢三:しました!
GM:USBメモリを持っている状態であれば、粒子加速器にエンゲージしてアイテムを使用するだけで良かったんですが
GM:少し勝利条件が変わります
星宮千佳:もう自動で挿さってくれない・・・
GM:まず、世界の崩壊を防ぐためには3ラウンド目の終了時までにエネミーを倒す必要がある!
GM:ただし、三人は生きて元の世界に戻るためには、クライマックス終了時までに帰還しないといけないので
GM:実質タイムリミットは2ラウンド目の終了時まで!
乱童サナ:ま、まじか
倉橋たまき:結構あせるな、2ラウンド目
GM:3ラウンド目で、誰かが粒子加速器にUSBメモリを使用して
GM:元の世界に帰りたい人は粒子加速器にエンゲージする必要があります
星宮千佳:ひええ
芙蓉堂賢三:あわわ
倉橋たまき:あっえっここで帰んなきゃいけないのか
GM:USBメモリを刺すのと、元の世界に帰るのはどちらもエンゲージしてオートアクションでの宣言で可能ですが
GM:どちらか片方しか行動することはせきません
GM:なので、エネミーを倒すのが遅れたりすればそれだけ帰還できる人が減っていくというわけだ
星宮千佳:つまり、千佳が挿せばノーリスクということね
GM:そういうことです
星宮千佳:まかせて!
GM:エネミーはコードウェル博士と蘆屋道モリアーティの二人!
GM:行動値はコードウェル博士が65、蘆屋道モリアーティ7です
星宮千佳:距離はどんな感じですか?
GM:二人とも同エンゲージで、キミたちから5メートル離れた位置にいます
GM:さらに後方5メートルに粒子加速器がある
粒子加速器[0]

5m

アルフレッド・J・コードウェル[65]
蘆屋道モリアーティ[07]

5m

星宮[13] 乱童[04] 倉橋[05] 芙蓉堂[04]
GM:さらに追加ルール!
GM:この戦闘では、周囲の空間が歪んでいるため、毎ラウンドごとに世界崩壊チャートを振ってもらいます
GM:世界が歪んで融合し始めていることを表すためのものだ
星宮千佳:うん……なんか共有メモが追加されてるもんね……
乱童サナ:まじか…
GM:チャートの内容は次のとおり
GM:世界崩壊チャート 1D10(ROC)
1: キミたちはナイトメアプリズンに迷い込む。北ヨーロッパのある地方都市“ブラドホルト”は屍者が徘徊する悪夢の牢獄だ。
2: デモンズシティ。ここは日本のどこかにある封鎖された“魔街”だ。外界から隔絶されているせいか、あからさまに治安が悪い。
3: 東欧の小国クロドヴァ公国は内戦の真っ只中だ。硝煙の臭いと鉄の軋みが支配するそこは陽炎の戦場と呼ばれている。
4: 黄昏の時代(ウィアードエイジ)。ナチスドイツが台頭し、世界は大戦へと突き進む。研究施設で、クレイジーリッヒ博士は正気と狂気の狭間の叫び声をあげた。
5: ホーリーグレイル。アーサー王と円卓の騎士たちの時代。キャメロットの城で、邪悪なドラゴン退治の算段をしていた王と騎士たちは諸君を出迎えた。
6: モノノケたちが跋扈する平安京の時代、平安京物怪録。キミたちの目の前で、宮中での貴族たちの優雅な生活が繰り広げられる。
7: トロイア戦争の時代、エピックヒーローズ。人間と神々がまだ共にあった時代だ。荘厳な神殿で、大神ゼウスがキミたちの目の前に姿を現した。
8: タイムパトロールであるクロノスガーディアンたちの基地、“ベース”。近未来的な基地施設に迷い込んでしまったキミたちは時空犯罪者として追われることになる。
9: UGNが敗北し、FHが支配する世界エンドライン。Mr.パーフェクトと称される強大なFHエージェント春日恭二がキミたちレジスタンスの前に立ちはだかる。
10: オーヴァードアカデミアと呼ばれる洋上学園都市。数万人の生徒が在籍する学び舎で、キミたちはハチャメチャな学園生活に巻き込まれる。
GM:他の並行世界が現実世界に侵蝕してくるぞ!
GM:いい迷惑だ!
倉橋たまき:いい迷惑って言った
乱童サナ:そらそうよ
芙蓉堂賢三:本当だよ
GM:説明は以上!
GM:何か質問などはあるかな?
乱童サナ:チャートの結果で何か効果はあるんでしょうか?
GM:具体的に言うと、シーンの背景が変わります
星宮千佳:背景wwww
倉橋たまき:なるほどー
乱童サナ:かわいそう
乱童サナ:了解です!
芙蓉堂賢三:背景かー
GM:他に何か説明はありますか?
GM:質問!
星宮千佳:ないです!
倉橋たまき:大丈夫です!
芙蓉堂賢三:ひとまずないです
乱童サナ:とりあえずないぜ
GM:では、ラウンド進行を開始していきましょう!

■ROUND-01

GM:1ラウンド目!
GM:まずは世界崩壊チャートを振りましょう
GM:最初はPC1の千佳さん、どうぞ
星宮千佳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

星宮千佳:うわっ
7: トロイア戦争の時代、エピックヒーローズ。人間と神々がまだ共にあった時代だ。荘厳な神殿で、大神ゼウスがキミたちの目の前に姿を現した。
星宮千佳:オデュッセウスー!!なんとかしろ!
GM:では、キミたちのいる空間は突如としてトロイア戦争時代のギリシアへと変わる!
星宮千佳:「……うわ!?」
星宮千佳:「わわわわ!?」
GM:荘厳な神殿が立ち並び、神話鎧の戦士たちが戦を繰り広げている!
芙蓉堂賢三:「ここは……?」
乱童サナ:「何がどうなっているのか分からないけど、向こうは向こうで忙しそうね」
乱童サナ:「邪魔が入らなければそれでよし」
GM:ゼウスめいた神々しい神が人々を見下ろす!
GM:では、まずはセットアップから!
倉橋たまき:《戦術》使います。対象はPC3人。
星宮千佳:なし!
乱童サナ:ありがたい!こちらはなし。
倉橋たまき:3人の、このラウンドに行うメジャーアクションのダイスが+5個されます。
GM:コードウェル博士は《螺旋の悪魔》を使用。暴走して攻撃力を上げます。
芙蓉堂賢三:ブルーゲイル使用。侵蝕と行動値+5で行動値9に。
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+5した(侵蝕:94->99)
粒子加速器[0]

5m

アルフレッド・J・コードウェル[65]
蘆屋道モリアーティ[07]

5m

星宮[13] 乱童[04] 倉橋[05] 芙蓉堂[09]
GM:モリアーティはなし!
GM:たまきさんは演出があればどうぞ!
倉橋たまき:コードウェル博士とモリアーティの間に、一輪の薔薇を突き刺す。
蘆屋道モリアーティ:「こ、これは……!」
倉橋たまき:「行け、皆!」「――さあ、ショータイムだ!」
GM:では、セットアップはこれで終了!
GM:まずは行動値65のコードウェルの番!
アルフレッド・J・コードウェル:「スカーレットヴィヴィアン。お前はここに来るべきではなかった」
アルフレッド・J・コードウェル:「お前はせっかく手に入れた希望すらも失うのだ」
アルフレッド・J・コードウェル:「お前の目の前で、お前の未来を消し去ってやろう」
GM:マイナーはなし!
GM:メジャーでオリジナルエネミーエフェクト《無限の始源》を使用して千佳さんに攻撃します!
星宮千佳:こいつこればっかだな!
GM:命中判定いくぞ!
星宮千佳:こい!
乱童サナ:ぐえええ
GM:25dx+20
DoubleCross : (25R10+20[10]) → 10[1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,7,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,6,10]+6[6]+20 → 46

倉橋たまき:ダイスが多いよ!
星宮千佳:リアクションダイスが全部1になるらしいのですが、念の為ドッジをしてみます
芙蓉堂賢三:うっわ
GM:達成値は46!
星宮千佳:3dx+1=>46
DoubleCross : (3R10+1[10]>=46) → 6[2,5,6]+1 → 7 → 失敗

GM:その一度目の出目を全て1に変更します!
GM:攻撃は命中!
星宮千佳:コードウェル博士の動きを見た瞬間、みんなより前に出ます。
GM:コードウェル博士は千佳の華奢な体をわしづかみにする!
アルフレッド・J・コードウェル:「消えろ。全てが目障りだ」
星宮千佳:「やって……みなよ」
星宮千佳:「あたしは消えない」
GM:コードウェル博士の瞳に繋がった蛇の紋様が浮かぶ。
乱童サナ:「千佳……駄目!」背筋が凍りつく。最悪の記憶がフラッシュバックする。
星宮千佳:相打ち覚悟で、錬成したショットガンをコードウェル博士の腹部に乱射する。
GM:彼の手から禍々しい光が放たれる。
星宮千佳:「あたしは――――!」
GM:抵抗虚しく、キミは死亡します。
倉橋たまき:「千佳…っ!?」
芙蓉堂賢三:「……まさ、か」
星宮千佳:では、ここでRハンドアウトを公開します。
星宮千佳:GM! お願いします。
アルフレッド・J・コードウェル:「スカーレットヴィヴィアン。これがお前の選択だ。お前はまた失うのだ」
GM:OK!
ロイス:獅堂ヒカル(しどう・ひかる)
推奨感情 P:慕情 /N:不安

 少し前にキミの学校に転校してきた獅堂ヒカルはキミにとって気になる存在だった。獅堂ヒカルは金髪のショートカットで、大人びた言動をしておりどこか未来っぽいところもある少女だ。いつものように彼女と放課後を過ごしていたある日、彼女はキミに告白した。自分は『クロノスガーディアン』世界の未来人であり、本当の歴史ではあの日キミは死んでいるはずだった、と。キミには何があっても生きて欲しいと、彼女は言う。突拍子もない発言にキミは戸惑ったが、彼女の様子は酷く悲しげで、キミの記憶に強く残った。

 キミは自分が死亡状態になった時、シナリオ中に1度だけオートアクションでそれを戦闘不能状態へと変更することができる。
星宮千佳:「――――10年間、UGNチルドレンをやってきて」
星宮千佳:「どれだけ、友達に記憶処置をしたと思う?」
星宮千佳:ゆっくりと立ち上がる。 「任務から帰ってこなかった友達が、何人いたと思う?」
星宮千佳:「はじめてだよ」
星宮千佳:「死んだはずの友達が生き返って……"キミは生きろ"って言ってくれたのは、今回がはじめて」
星宮千佳:ガトリングガンを錬成し、コードウェル博士に向ける。
アルフレッド・J・コードウェル:「……なぜ、生きている」
星宮千佳:「約束だッ!!」
星宮千佳:「ひーちゃんとの約束があるからに、決まってるっ!」
アルフレッド・J・コードウェル:「約束だと……!?」
星宮千佳:「勝負だ…………アルフレッド・J・コードウェル」
星宮千佳:「あたしは消えない」
星宮千佳:「なんの約束も持たないお前なんかには、絶対負けないッ!」
星宮千佳:-友達/獅堂ヒカル/○友情/悔悟/ロイス このロイスをSロイスに指定します。
アルフレッド・J・コードウェル:「そんなものが、インフィニティコードの力よりも強いとうのか!?」
GM:OK!
アルフレッド・J・コードウェル:「よかろう!ならば貴様ら全員をこの世界から塵も残さず消滅させてやろう!」
GM:コードウェル博士の両目に繋がった蛇の紋様が浮かび上がる!
GM:あ、千佳ちゃんはまだ戦闘不能状態なので、リザレクトをどうぞ!
星宮千佳:リザレクト!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:97->100)
GM:コードウェル博士の体から圧倒的なレネゲイドの威圧が放たれる!
GM:そのウロボロスの力はキミたちの体のレネゲイドを震わせる!
GM:衝動判定だ!
GM:〈意志〉で難易度は9!
芙蓉堂賢三:ビーコンを使用。達成値+10。
星宮千佳:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[2,2,4,9] → 9 → 成功

芙蓉堂賢三:4dx+10
DoubleCross : (4R10+10[10]) → 8[3,3,3,8]+10 → 18

星宮千佳:うわビーコンすっご
乱童サナ:4dx+2+1=>9
DoubleCross : (4R10+2+1[10]>=9) → 8[4,5,7,8]+3 → 11 → 成功

倉橋たまき:6dx+1+1>=9
DoubleCross : (6R10+1+1[10]>=9) → 7[2,3,4,5,7,7]+2 → 9 → 成功

星宮千佳:全員……!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+7(2d10->1,6)した(侵蝕:100->107)
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+15(2d10->6,9)した(侵蝕:99->114)
倉橋たまき:96+2d10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+8[7,1] → 104

芙蓉堂賢三:あがった
乱童サナ:99+2d10
DoubleCross : (99+2D10) → 99+7[4,3] → 106

GM:全員成功か!
アルフレッド・J・コードウェル:「ここで貴様たちを消し、私の長年の戦いに終止符を打つ!」
GM:コードウェルの行動は終了!
乱童サナ:「星宮、千佳……あなたは、そうなんだね」
乱童サナ:「理不尽な力にも、まっすぐに意思を貫いていく……!」
芙蓉堂賢三:「……君を、少し子供だと思いすぎていたな。星宮君」
芙蓉堂賢三:「君は、立派な一人前の人間だと、そう思うよ」
倉橋たまき:「行けよ、千佳。君の力を世界に見せ付けろ」
星宮千佳:「えへへへ。もう高校生だからね」
星宮千佳:「おうよ!」
星宮千佳:「ショー……タイムだ!」
GM:行動値13の千佳ちゃんの前に!イニシアチブで蘆屋道モリアーティが「Eロイス:さらなる絶望、永劫の奴隷」を使用!
GM:未行動のエネミーを増やす!
蘆屋道モリアーティ:「これは……まずいな。止めねばならん」
GM:同じエンゲージに行動値7のエネミー、シキガミが増える!
シキガミ:「キシャーッ!」
GM:次は改めて行動値13の千佳さんの番!
星宮千佳:コンボ『パンドラボックス』。マイナーで《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》《光芒の疾走》。
星宮千佳:5m後方に下がりつつ、ガトリングガンを二丁錬成します。ナチュラルクリエイションとDロイスで錬成武器の攻撃力が大幅アップ。
GM:強そう
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+8した(侵蝕:107->115)
星宮千佳:メジャーは『ハニカムファイア・フルバースト』。《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《ワンショットツーキル》。
星宮千佳:10dx7+10 使用武器は錬成ガトリング二丁と、スナイパーライフル三丁です。対象はコードウェル博士と蘆屋道モリアーティ!
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,5,5,6,6,6,9]+6[6]+10 → 26

星宮千佳:うわ低い!?
GM:これはいける!
星宮千佳:あっ戦術!
星宮千佳:戦術が入ってない!6個ふりたします。
GM:あっ
GM:どうぞ!
星宮千佳:6dx7+10
DoubleCross : (6R10+10[7]) → 10[2,4,8,8,8,10]+10[2,6,7,8]+10[2,9]+5[5]+10 → 45

星宮千佳:よし……!
GM:めっちゃあがっとる!
乱童サナ:これだー!
芙蓉堂賢三:よしよし
GM:コードウェルは暴走中なので命中!
GM:蘆屋道モリアーティはドッジを宣言!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,1,3,4,5,9,10,10]+2[1,2]+1 → 13

GM:《天才》のエフェクトを使用!
GM:達成値を+精神!つまり、+12する!
GM:25!足りん!
星宮千佳:勝利の女神とか更に乗ってこなくてよかった・・・
GM:シキガミが《軍神の守り》を使用してモリアーティをカバーリング!
GM:ダメージどうぞ!
星宮千佳:ダメージを出す前にお伺いしたいのですが、この三人のうちオーヴァードじゃないひとっていますか?
星宮千佳:式神はなんか違う気がしているのですが
GM:いないよ!
星宮千佳:あっシキガミもオーヴァードなんだ!?
GM:シキガミも立派なオーヴァード!エフェクトとかバンバン使うよ!
星宮千佳:ありがとう! じゃあ最後のCR弾を使います。オーヴァードに対するダメージを+3。
GM:オーヴァードじゃなきゃよかった
星宮千佳:5d10+1d10+38+33+3 装甲やガードが有効です。
DoubleCross : (5D10+1D10+38+33+3) → 31[8,8,8,3,4]+6[6]+38+33+3 → 111

GM:嘘でしょ!?
倉橋たまき:すっっげ
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+12した(侵蝕:115->127)
乱童サナ:ヤバ…
芙蓉堂賢三:ひええ
星宮千佳:「もう小細工なんていらないよね」 上下に砲身がついた二連装のガトリングガンを両手に錬成します。合計四門!
星宮千佳:「昔っからこうだった……! 説得してもだめな人に対しては、いつだってこう!」
星宮千佳:ガシャコ!
星宮千佳:「はちのす! だーーーーッ!」 ガガガガガガガガ!
星宮千佳:両手のガトリングでコードウェル博士とモリアーティを同時に狙う!
蘆屋道モリアーティ:「計算以上の火力だ!シキガミよ、私を守れ!」
シキガミ:「キシャーッ!」
アルフレッド・J・コードウェル:「何だ、この力は。いったいどこから……!」
星宮千佳:「UGNだからだよ!」
星宮千佳:「正義の味方で……世界の盾で……日常の守護者!」
星宮千佳:「UGNを、なめるなッ!」
GM:コードウェルはもろに攻撃を喰らうが、まだ健在!
GM:シキガミはその一撃で吹き飛ぶ!
GM:だが、「Eロイス:永劫の奴隷」の効果で戦闘不能にはならない!
星宮千佳:「うっ、しぶとい……!」
GM:ただし、HP0の状態のため、シキガミは今後カバーリングは行いません。
蘆屋道モリアーティ:「ハハハハ!これが我が犯罪陰陽術の妙技!入れ替わりトリックだ!」
GM:では、次は行動値9の芙蓉堂さんの番!
芙蓉堂賢三:はい。マイナーで1m前進してエンゲージを切ります。
GM:よ、よくもエンゲージを!
芙蓉堂賢三:ずばー
芙蓉堂賢三:メジャー、コンボ『燦然世界』。《絶対の恐怖》《コンセントレイト:ソラリス》《神の御言葉》《錯覚の香り》
芙蓉堂賢三:対象は蘆屋道モリアーティ。侵蝕12上昇。
芙蓉堂賢三:判定します。
GM:来い!
芙蓉堂賢三:21dx7+13
DoubleCross : (21R10+13[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,3,3,4,5,5,5,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[3,4,6,6,7,8,8,9,9]+10[4,6,7,9,10]+10[1,5,9]+10[10]+10[7]+10[8]+4[4]+13 → 87

芙蓉堂賢三:あれ
GM:めっちゃ高い!?
芙蓉堂賢三:まわっちゃった
乱童サナ:うっわ
GM:ドッジを宣言!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,1,3,4,4,7,8,10]+3[3]+1 → 14

GM:これは《天才》を使っても無理だな…
GM:ダメージをどうぞ!
芙蓉堂賢三:そうですね
芙蓉堂賢三:ダメージ前に、フォールンサラマンダー使用。ダメージダイス+2d
芙蓉堂賢三:残り1回!
芙蓉堂賢三:9d10+2d10+53
DoubleCross : (9D10+2D10+53) → 50[2,4,8,8,3,8,1,7,9]+13[3,10]+53 → 116

芙蓉堂賢三:うむ
倉橋たまき:なにそれは!
星宮千佳:やるー!
乱童サナ:キマッテル…!
GM:《ひらめきの盾》と平安京物怪録専用エフェクトの《形代》を使用!
芙蓉堂賢三:あ、装甲無視
GM:こわいよ!
GM:ダメージ軽減だけはさせてもらう!
GM:-3d10+10
GM:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 19[8,4,7]+10 → 29

GM:29点軽減!
GM:なんとか立ってる!
芙蓉堂賢三:おのれー
芙蓉堂賢三:一歩、前に踏み出す。口には火の点かない煙草。
芙蓉堂賢三:紫煙は漂い、烏の形を。それはざわめく外套から何羽もの烏を――三本足の烏を生み出す。
芙蓉堂賢三:群れは、敵の元へと飛び立ち、次々と肩に止まる。
蘆屋道モリアーティ:「何度も同じ手を喰らうものか」
芙蓉堂賢三:「ああ、そうだろうと思っていた」
蘆屋道モリアーティ:「リンピオトシャカイジンレッゼン!ハアッ!」彼は英語で九字を切り、烏たちを吹き飛ばそうとする!
芙蓉堂賢三:「だから」
芙蓉堂賢三:その中には……一羽だけ。二本の足の烏が紛れ込んでいる。《誘蛾香》で操ったものだ。
芙蓉堂賢三:「突け」
芙蓉堂賢三:目や鼻や口は、防がれるだろう。
芙蓉堂賢三:その代わりに、空いた喉首を、烏の嘴が。
蘆屋道モリアーティ:「これは……幻影ではない……!?」陰陽術が乱れる!
芙蓉堂賢三:「元は二人だろうとも、今は一人の人だろう」
芙蓉堂賢三:「急所は同じ」
芙蓉堂賢三:「……初歩的なトリックだよ」
芙蓉堂賢三:一撃は、敵の首を深く抉った。
蘆屋道モリアーティ:「おのれ……!私を欺いたつもりか!!」血反吐を吐きながら叫ぶ!
蘆屋道モリアーティ:「この私を敵に回したことを後悔させてやる」
GM:次は行動値7のモリアーティとシキガミ!
GM:まずはシキガミの行動から!
GM:マイナーで《完全獣化》+《破壊の爪》+《アーマークリエイト》を使用
粒子加速器[0]

5m

アルフレッド・J・コードウェル[65]
蘆屋道モリアーティ[07]
4m
芙蓉堂[09]
1m
乱童[04] 倉橋[05]

5m
星宮[13]
GM:メジャーで《怪獣撃》+《獣の力》+《ペネトレイト》+《レインフォース》+《コンセントレイト:キュマイラ》を使用して視界攻撃!
GM:芙蓉堂さんに攻撃するぞ!
芙蓉堂賢三:げっ
芙蓉堂賢三:あっ、侵蝕上げてないかも
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+12した(侵蝕:114->126)
GM:上げなさい
芙蓉堂賢三:挙げました
GM:死ぬがいい!命中いくぞ!
GM:18dx8+8
DoubleCross : (18R10+8[8]) → 10[1,1,1,2,3,3,5,5,6,6,6,6,6,7,7,8,8,9]+7[1,4,7]+8 → 25

GM:達成値25!
芙蓉堂賢三:ぬ
GM:潰れて死ね!
芙蓉堂賢三:こーれーはー
芙蓉堂賢三:お待たせしました。ガードします。
GM:よし!吹き飛ぶがいい!
GM:ダメージいくぞ!
芙蓉堂賢三:どうぞ!
GM:27+5d10
DoubleCross : (27+5D10) → 27+33[8,2,10,9,4] → 60

GM:60点!装甲無視だ!
GM:やったか!?
芙蓉堂賢三:えーと、ガード値が12
芙蓉堂賢三:で、48でHP24。残り24ダメージ
乱童サナ:《閃熱の防壁》。ダメージを8d10軽減
GM:8d10!?
乱童サナ:8d10
DoubleCross : (8D10) → 25[5,5,1,3,7,2,1,1] → 25

芙蓉堂賢三:たっか
倉橋たまき:おおう
星宮千佳:すごい!この数字は……!
芙蓉堂賢三:これは、HP1で生き残った……?
乱童サナ:侵蝕は4上昇して110!
GM:そういうことにまってしまいます!
芙蓉堂賢三:いえーい
GM:シキガミは白い巨腕を伸ばし、キミを押し潰そうとする!
芙蓉堂賢三:「……!」避けず、どうにか防御しようとする。
蘆屋道モリアーティ:「貴様の幻影などとはわけが違う。私のシキガミは実体を持つ」
蘆屋道モリアーティ:「潰れて死ぬがいい」
シキガミ:「キシャーッ!」
乱童サナ:「させるか!」
GM:白い巨腕が振り下ろされる!
乱童サナ:芙蓉堂賢三を守るように生成された十字の炎が旋回し、式神の前に立ちはだかる。
芙蓉堂賢三:「これは……!」
蘆屋道モリアーティ:「陰陽術……ではない……!何だ、この力は……!?」
芙蓉堂賢三:「……ああ」
芙蓉堂賢三:「本当に、あなたを切らなくて良かった。有為、という意味でも」
芙蓉堂賢三:「感謝という意味でも」
芙蓉堂賢三:深く傷は負うが、まだ膝はつかない。
星宮千佳:「さっすがサナさん! 本部エージェントはだてじゃないですぜ!」
蘆屋道モリアーティ:「おのれ……!ならば、そちらの術者から先に消してくれる!」
GM:次は同じく行動値7の蘆屋道モリアーティの行動!
GM:マイナーはなし!
GM:メジャーで《エクスプロージョン》+《増加の触媒》+《戦闘嗅覚》+《蝕む赤》+《コンセントレイト:ソラリス》を使用!
粒子加速器[0]

5m

アルフレッド・J・コードウェル[65]
蘆屋道モリアーティ[07] シキガミ[07]
4m
芙蓉堂[09]
1m
乱童[04] 倉橋[05]

5m

星宮[13]
GM:範囲選択の攻撃だ!
星宮千佳:うわっ、エクスプロージョンだ
GM:対象はサナさんとたまきさん!
倉橋たまき:うわわ
乱童サナ:きやがれい
GM:命中判定いくぞ!
GM:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,1,1,4,4,4,5,5,6,6,6,9,9,10,10]+6[1,4,4,6]+6 → 22

GM:Dロイス《天才》の効果を使用!
GM:達成値は34!
GM:危なかった!
GM:リアクションどうぞ!
乱童サナ:これ装甲無視付いてます?
GM:装甲無視は今の組み合わせだけだと無いですね
倉橋たまき:ドッジしよう
倉橋たまき:12dx>=34
DoubleCross : (12R10[10]>=34) → 10[2,5,5,6,8,8,9,9,10,10,10,10]+7[4,6,6,7] → 17 → 失敗

GM:あぶねえ
倉橋たまき:アーー下手に回ると無性に悔しい
星宮千佳:あーおしい……!
星宮千佳:勝利の女神?
倉橋たまき:勝利の女神使っても足りないんですよね…!
乱童サナ:こっちもドッジしてみるね…
乱童サナ:10dx+1>=34
DoubleCross : (10R10+1[10]>=34) → 10[1,1,4,5,6,6,8,8,8,10]+10[10]+2[2]+1 → 23 → 失敗

倉橋たまき:あっ違う 
芙蓉堂賢三:これは
倉橋たまき:計算間違ってた
倉橋たまき:《勝利の女神》使用して、達成値を+18します。17+18で、達成値36。避けます。
乱童サナ:こっちはだめ!ダメージください
GM:な、何ー!?
星宮千佳:ひゅーっ!
GM:ダメージロール前に《ヘルズブラッド》を使用!確実に殺す!
星宮千佳:!
GM:29+10d10
DoubleCross : (29+10D10) → 29+84[8,8,4,10,10,10,6,9,9,10] → 113

芙蓉堂賢三:こわ
乱童サナ:耐えきれるわけもなく死!
倉橋たまき:なにこの出目・・・
GM:113点!装甲は有効!さらに邪毒レベル5だ!
星宮千佳:きっつ……
乱童サナ:霧谷雄吾のロイスをタイタスにして復活します。
乱童サナ:それからエンブレム:ガーディアンズサインを使用して邪毒を打ち消し!
芙蓉堂賢三:うおー
倉橋たまき:おおー
星宮千佳:あーそれがあったかー!
GM:邪毒が!?
GM:予想外だぜ!
GM:蘆屋道モリアーティが印を結ぶと、キミたちに禍々しい血の槍が降り注ぐ!
GM:毒を帯びた血の槍は触れるとキミたちの体を蝕んでいく!
蘆屋道モリアーティ:「どうかな。私の毒殺トリックの味は」
乱童サナ:「ぐ、かはっ……」
倉橋たまき:「攻撃まで悪趣味だな、まったく」身体を蔦に変化させながら、槍をかわす。
乱童サナ:UGNから支給されたドックタグを握りしめ、その場に立ち続ける。
倉橋たまき:「乱堂さん、大丈夫か!」
乱童サナ:「心配無用! 毒については信頼できる人に教わった」
GM:では、エネミーの行動はこれで終了!
乱童サナ:「不義理したことも、まだ謝ってないしね……」不敵に微笑む。
GM:次は行動値5のたまきさんの番!
倉橋たまき:「……そうだね。僕ら、帰らないといけない」
倉橋たまき:「あなたにも待ってる人がいるんだね。…僕にもいるんだ」微笑む。
倉橋たまき:では、マイナーで《骨の剣》。
倉橋たまき:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《死神の手》《ジャイアントグロウズ》。
GM:やめろ!強そう!
倉橋たまき:コードウェル博士と道モリアーティに攻撃します。いっくよー
GM:来い!
倉橋たまき:12dx@7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,3,3,4,5,5,6,7,7,7,8,9]+10[1,2,5,6,10]+2[2]+4 → 26

倉橋たまき:ひ、ひくい
星宮千佳:うっ、バディムしても微妙に届かない
GM:コードウェル博士は暴走中!
GM:蘆屋道モリアーティはドッジ!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,2,2,6,8,10,10,10]+9[4,8,9]+1 → 20

星宮千佳:ちょ、ちょっとまった!
星宮千佳:あっあかんこれ
倉橋たまき:おっ、おあーー良かった
GM:さっき無駄打ちしたせいで《天才》の使用回数が足りん・・・
倉橋たまき:おお
芙蓉堂賢三:おい
星宮千佳:バカ!!
GM:ダメージどうぞ!
倉橋たまき:えっと、オートアクションで《フェイタルヒット》使います。
倉橋たまき:ダメージダイスが+4Dされます。
GM:そんなに!?
倉橋たまき:3d10+4d10+2d10+28
DoubleCross : (3D10+4D10+2D10+28) → 20[10,7,3]+14[4,4,1,5]+5[4,1]+28 → 67

GM:高い……!
倉橋たまき:装甲値は有効です!
GM:コードウェルは《虚無への回帰》を使用してダメージを0にする!
倉橋たまき:えー!
GM:モリアーティは一度戦闘不能!
GM:演出どうぞ!
倉橋たまき:うい!
倉橋たまき:「さあて、レディースアンドジェントルマン! これからご覧いただくのは、タネも仕掛けもないマジックショーさ」
倉橋たまき:両手の手袋を外す。左手の中指に、真紅の指輪を嵌めている。
倉橋たまき:「トリックが見破れるなら、してみたまえ。始めようじゃないか!」
倉橋たまき:右腕を、薔薇の蔦の槍へと変化させる。幾重にも分かれて射抜かれたそれを伸ばし、敵の手足を縫い止める。
倉橋たまき:更に、左手を掲げて真紅の指輪をかざして呪文を唱えれば、指輪の宝石が紅く光り魔法陣が起動する。
蘆屋道モリアーティ:「この私を前にトリックだなどと笑わせてくれる……!」拘束される!
倉橋たまき:「フェニックス!」
倉橋たまき:眩しく輝く黄金の鳥が現れ、敵を焼き払う!
蘆屋道モリアーティ:「馬鹿な……陰陽術とも違う……何だこれは……!!」
倉橋たまき:「魔法だ。さっきも見ただろう」
GM:モリアーティの体は焼却される!
アルフレッド・J・コードウェル:「……!」
GM:コードウェルは時空の歪みを現出させ、炎を遮る!
GM:モリアーティは戦闘不能になり
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 18[3,4,10,1] → 18

星宮千佳:「すごいすごい! たまきちゃんも魔法使いだったんだ!」
GM:《無限の血肉》を使用してHP18点で復活する!
蘆屋道モリアーティ:「この痛み……ライヘンバッハを思い出す……」
倉橋たまき:「相棒が魔法使いでね。これだけ教えてもらったのさ」
GM:蘆屋道モリアーティは血塗れになりながらも立ち上がる!
星宮千佳:「ゲームとかやってて昔から思ってたんだけど、魔法と物理攻撃、どっちがつよいのかなあ」
蘆屋道モリアーティ:「貴様を侮ったことは詫びよう。その証として、この私の完全犯罪を以って抹殺してくれる」
倉橋たまき:「怪盗を捕まえていいのは探偵だけさ。そうだろう?」
倉橋たまき:「そりゃあ、決まっている。ゲームの主人公を務めるのは、いつだって聖剣使いだ」
GM:たまきさんの行動は終了!
GM:次は行動値4のサナさんの番!
乱童サナ:マイナーで5m前進、敵のエンゲージへ。
GM:!
乱童サナ:メジャーコンボ:ファイアブランド(《コンセ:サラマンダー》《炎の刃》《アマテラス》《結合粉砕》)
乱童サナ:蘆屋道モリアーティを攻撃するよ。
GM:させるものか!
粒子加速器[0]
5m

アルフレッド・J・コードウェル[65]
蘆屋道モリアーティ[07] シキガミ[07]
乱童[04]

4m
芙蓉堂[09]
1m
倉橋[05]

5m
星宮[13]
乱童サナ:何かあるというのか!
GM:モリアーティはアージエフェクト《排撃の一手》を使用!
GM:判定のダイス−8個!
星宮千佳:うわっ
乱童サナ:なるほどね
星宮千佳:たまきちゃんの戦術とあたしのバディムーがついてるから安心して!
倉橋たまき:シュワッチ!
芙蓉堂賢三:私も応援するから
芙蓉堂賢三:フレー
乱童サナ:OK。《戦術》をもらっているので、+6の-8で…
乱童サナ:あ、あとエンブレム:スカラーウェアでこの判定の侵蝕はー2するね
GM:しなくていいのに!
乱童サナ:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,5,6,6,6,7,7,8,9]+10[1,2,3,8]+10[7]+1[1]+5 → 36

GM:8d減らしてもそんなに振るの!?
倉橋たまき:良い具合では!
星宮千佳:ンンッ
芙蓉堂賢三:いけー
星宮千佳:まったく意味がないのですが、ここでバディムーヴを使ってもいいですか?
星宮千佳:サナさんの達成値を+3します。
倉橋たまき:使っちゃえ使っちゃえ
乱童サナ:ありがとう!
芙蓉堂賢三:どうぞどうぞ
乱童サナ:これで達成値39だ。
GM:ドッジ!
GM:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[3,5,5,5,7,8,8,10]+3[3]+1 → 14

GM:《天才》は攻撃に取っておくつもりだったんだが
GM:仕方ない
乱童サナ:な…!
GM:最後の《天才》と《宵闇の魔花》を使用!
GM:達成値+23!
GM:これでリアクションの達成値は37だ!
倉橋たまき:おお!
GM:んん!?
乱童サナ:39です。ダメージ出しますね
芙蓉堂賢三:これは
倉橋たまき:いけいけー!
乱童サナ:4d10+56
DoubleCross : (4D10+56) → 25[9,5,8,3]+56 → 81

倉橋たまき:うわつよ
乱童サナ:装甲無視!
星宮千佳:エクスカリバー!
GM:待て!私は犯罪者の中でも比較的邪悪でない方だ!
星宮千佳:そうですね
星宮千佳:狂っているだけで・・
GM:《ひらめきの壁》を使用してダメージ−10!
芙蓉堂賢三:やっちゃってください
GM:それでも戦闘不能だ!
乱童サナ:(思い出せ。私は――)
乱童サナ:歩きだす。引きずる剣の先が床と擦れ、火花が散る。
乱童サナ:(私はどんな奴だったか。どれだけ戦えたかを)
乱童サナ:走りだす。燃え上がる炎の輝きが、刃の欠落を埋めていく。
乱童サナ:(きっと、この身体に宿るレネゲイドは覚えている!)
乱童サナ:上段から振り下ろす。灼けつく斬撃が、迷いも後悔もまとめて切り裂きにいく!
蘆屋道モリアーティ:「愚かな。そのような単調な攻撃、軌道を計算するのは容易いわ!」
GM:蘆屋道モリアーティが手をかざすと、剣に紙がまとわりつく!
星宮千佳:「援護射撃! 連携コード――――」 UGNの演習で狙う、前衛と後衛の連携コードを口にしながら援護。
星宮千佳:(ああ、そうか。本部エージェント……)
星宮千佳:(この世界のサナさんが考えたのかな。この連携コード……!)
星宮千佳:「連携コード! 《ファイアブランド》!」 斬撃を補助するように同時射撃。
星宮千佳:サナさんの斬撃を最大限活かすような軌道で、ガトリングガンを最大乱射!
GM:巻き付こうとする紙片が銃弾によって撃ち抜かれていく!
乱童サナ:表情には焦りもない。当然のように、勢いそのままに斬り下す。
蘆屋道モリアーティ:「計算できている……できているはずなのに……なぜ避けられない!?」
GM:蘆屋道モリアーティの体が両断される!
蘆屋道モリアーティ:「私の……完全なる犯罪計画が……」
乱童サナ:「根本的な間違いね。力を合わせるっていうのは、こういう風にやる」
乱童サナ:「UGNを、舐めるな……ってね」千佳ちゃんに微笑んで見せる。
GM:蘆屋道モリアーティは戦闘不能だ!
芙蓉堂賢三:「……人の力が。たった五行の式で計算できるはずもあるまいよ」軽く目を伏せ。
芙蓉堂賢三:「さらばだ」小さく呟いた。
GM:蘆屋道モリアーティは星型に爆発し、完全消滅する!
乱童サナ:侵蝕は120になります。
星宮千佳:「ふふふっ」
星宮千佳:「さあ……あとは、おまえだけだ!」
星宮千佳:「アルフレッド・J・コードウェルッ!」
アルフレッド・J・コードウェル:「よかろう。始まりも1人だった。決着も1人でつけるとしよう」
アルフレッド・J・コードウェル:「来い、UGN」
GM:クリンナッププロセスでEロイスの効果が消え、シキガミは消滅する!
GM:これで1ラウンド目は終了!
芙蓉堂賢三:行動値戻ります。

■ROUND-02

GM:2ラウンド目!
GM:まずは世界崩壊チャートを振ってもらいましょう
GM:サナさん、どうぞ!
乱童サナ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

星宮千佳:世界崩壊チャートを振ってもらいましょう、相変わらずすごい字面だ
乱童サナ:来ちゃったか…
GM:8: タイムパトロールであるクロノスガーディアンたちの基地、“ベース”。近未来的な基地施設に迷い込んでしまったキミたちは時空犯罪者として追われることになる。
GM:キミたちの周囲の風景はいつの間にか近未来的な基地へと変わっている。
星宮千佳:「うわっ、また!」
芙蓉堂賢三:「妙な場所だな……」馴染みが全くない。
倉橋たまき:「今度は何だろう」
星宮千佳:「今度はなに? スターウォーズ? 科学っぽいから、たまきちゃんの世界かな?」
GM:あちこちに設置されているのは様々な時代へと繋がるタイムワープ装置。
倉橋たまき:「うん、似てるような気がするけど、ここの方が技術が発展しているね」
GM:急な侵入者に慌てふためいたタイムパトロールたちは手当たり次第に時空犯罪者としての指名手配を始めているようだ。
乱童サナ:「邪魔が入らなければどこでもいいけど……」
乱童サナ:「というかこの場合、私たちが邪魔なのか」
星宮千佳:「だめそう!」
星宮千佳:コードウェル博士は動じていないんでしょうか?
倉橋たまき:「バースゲートに似ているな、そういう技術があるのか…。いや、こんな事を言っている場合じゃないな」
GM:コードウェル博士は一切動じていません。強者の余裕!
芙蓉堂賢三:「どうやら警察機構の一種か。業務中失礼」
GM:では、セットアップ!
星宮千佳:なし!
倉橋たまき:《戦術》。PC皆の、このラウンドに行うメジャーアクションのダイスが+6個されるよ!
芙蓉堂賢三:なし
星宮千佳:わーいありがとう!
GM:コードウェル博士は《螺旋の悪魔》を使用!攻撃力を上げるぞ!
乱童サナ:なし!
GM:では、行動値順に処理していきましょう!
GM:まずは行動値65のコードウェル博士から!
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《無形の影》+《シャドースクラッチ》+《背教者の王》+《虚ろなる軍団》+《猛り喰らうもの》+《原初の虚:流刑者の大鎌》を使用して攻撃!
GM:対象は芙蓉堂さんとたまきさん!
粒子加速器[0]
5m
アルフレッド・J・コードウェル[65] 乱童[04]
4m
芙蓉堂[04]
1m
倉橋[05]
5m
星宮[13]
芙蓉堂賢三:ぐわっ 来い
倉橋たまき:うわあ
星宮千佳:エフェクト名かっこいいのばっか持ってるなこいつ・・・!
星宮千佳:かっこよさでエフェクト選んでるのかな
倉橋たまき:そうかも
GM:違います・・・
GM:命中いくぞ!
GM:25dx+20
DoubleCross : (25R10+20[10]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+7[5,7]+20 → 37

GM:よしよし
倉橋たまき:ドッジ!
芙蓉堂賢三:ドッジします。
GM:リアクションどうぞ
倉橋たまき:12dx>=37
DoubleCross : (12R10[10]>=37) → 9[1,2,2,2,4,4,6,6,7,8,9,9] → 9 → 失敗

芙蓉堂賢三:コンボ『散然世界』。《錯覚の香り》《命の盾》《リフレックス:ソラリス》。侵蝕5上昇。
芙蓉堂賢三:芙蓉堂賢三の侵蝕を+5した(侵蝕:132->137)
芙蓉堂賢三:15dx7+13
DoubleCross : (15R10+13[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,7,8,8,9,9,9,9,10]+10[2,2,2,3,3,4,4,9]+1[1]+13 → 34

芙蓉堂賢三:あっ
星宮千佳:バディムーヴ。達成値を+3。
GM:よし!
GM:!?
芙蓉堂賢三:いただきます!!
乱童サナ:最・高!
倉橋たまき:よっしゃー!
星宮千佳:芙蓉堂くんのドッジ達成値を37にするよ!
GM:では、たまきさんだけ命中!
GM:ダメージいくぞ!
倉橋たまき:こいっ
GM:39+11d10
DoubleCross : (39+11D10) → 39+64[2,3,9,6,9,2,3,4,8,8,10] → 103

GM:装甲は有効!
倉橋たまき:なにその出目!
倉橋たまき:有効でも死にます。
星宮千佳:あわわ・・
倉橋たまき:アレクサンドリアさんへのロイスをタイタス化、昇華して復活。
GM:コードウェルが手をかざすと、蛇めいたドス黒い影が集まる。
アルフレッド・J・コードウェル:「全て消し去ってくれる。私が作る平穏な世界には貴様たちは不要だ」
GM:膨大な量の影が雪崩のようにキミたちに襲いかかり牙を剥く!
芙蓉堂賢三:「『羽八咫』」
芙蓉堂賢三:とん、と軽く踏み切れば、黒い外套は大きく広がる。まるで烏の羽のように。
星宮千佳:「たまきちゃん! 賢三さん!」
倉橋たまき:身体を蔦に変化させて回避を試みるが、牙に追いつかれ飲み込まれる。
芙蓉堂賢三:滞空は一瞬、だが、影を飛び越えるのには十分。
芙蓉堂賢三:呼ぶ声に、小さく笑みを漏らして応える。
倉橋たまき:「ふ、はは…心配させて申し訳ないね」ずるりと影から蔦を沸きあがらせ、身体を再生。
倉橋たまき:「コウモリじゃカラスにはなれないな」
GM:キミたちを飲み込んだ影がコードウェルのもとに戻る。コードウェルの体がドクンと鳴動する。
星宮千佳:「もーひとふんばりだからね、たまきちゃん! がんばって!」
GM:オーヴァードにダメージを与えたので、コードウェルは《シャド−スナッチ》+《破壊の渦動》を使用。《無形の影》の使用回数を回復し。次の攻撃からは装甲無視になる。
芙蓉堂賢三:「何、烏は蝙蝠ほど夜目は利かないさ。君の力が要る」
倉橋たまき:「おや」嬉しそうに小さく微笑む。「それは光栄」
GM:では、コードウェル博士の行動はこれで終了!
芙蓉堂賢三:えー、で、先ほど侵蝕を手動で修正した関係でミスが発生しました。
GM:そうとは
芙蓉堂賢三:正しくは現在侵蝕131となります。大変失礼しました。
GM:では、直しなさい!
芙蓉堂賢三:直しました! 申しません!
芙蓉堂賢三:もうしません!
GM:許しましょう
GM:それでは、次は行動値13の千佳さんの番だぜ
星宮千佳:はーい!
星宮千佳:一度武器を作ったから、ここからのモルフェウスは軽くて強いぞ~
GM:な、なんだって
星宮千佳:まず、マイナーで《光芒の疾走》。これは他エンゲージにぶつかっても止まらなくて良いと、NASAのエフェクトアーカイブにも書いてあるので
星宮千佳:15m移動して粒子加速器のエンゲージに入ります。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+1した(侵蝕:127->128)
GM:ちょこまかと!
粒子加速器[0] 星宮[13]
5m
アルフレッド・J・コードウェル[65] 乱童[04]
4m
芙蓉堂[04]
1m
倉橋[05]
星宮千佳:そして『ハニカムファイア・エイムドボルト』。《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
星宮千佳:コードウェル博士に攻撃だ!
GM:な、なんだと!
星宮千佳:10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[4,4,5,7,8,9,10,10,10,10]+10[4,4,4,5,7,10,10]+4[1,3,4]+10 → 34

星宮千佳:《魔弾の悪魔》。達成値を+10。
星宮千佳:達成値は44です。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+4した(侵蝕:128->132)
GM:暴走してるのでリアクション不可なのだ…!
星宮千佳:冷静さを欠いてる……! ならダメージ!
倉橋たまき:更に《勝利の女神》使います。達成値を+18。
星宮千佳:最終達成値は62!
GM:それをやられるとダメージダイスが増えるんだが!?
星宮千佳:7d10+1d10+38+33 1d10はサイドリールのぶん。装甲とガードが有効です。
DoubleCross : (7D10+1D10+38+33) → 46[8,8,6,5,1,8,10]+7[7]+38+33 → 124

星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を+9した(侵蝕:132->141)
GM:アホみたいに強いな!?
GM:残りHPが115点で装甲が10点!
GM:装甲値分でギリギリ立ってます!
GM:では、そのままたまきさんの番!
倉橋たまき:マイナーなし。メジャーでコードウェル博士に攻撃します。
星宮千佳:ひみつ会議により、演出はあとでまとめてやります!
倉橋たまき:《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《死神の手》《ジャイアントグロウズ》。
倉橋たまき:12dx@7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,5,7,8,9,10]+10[2,5,8,9]+10[8,10]+6[4,6]+4 → 40

GM:出目がいい!
星宮千佳:ぴったんこ!
倉橋たまき:ヨッシャッシャ!
GM:コードウェル博士は暴走中なので命中だ!
倉橋たまき:ではダメージ!
倉橋たまき:5d10+2d10+28
DoubleCross : (5D10+2D10+28) → 15[2,1,2,4,6]+11[1,10]+28 → 54

倉橋たまき:装甲値は有効です!
GM:強い……!
GM:では、コードウェル博士はその攻撃で一度戦闘不能になる!
倉橋たまき:一度!
倉橋たまき:「――夜目ね。そう、あの暗視スコープは良かったな」
倉橋たまき:「持って帰りたいだった」呟きながら、千佳を一瞥。彼女が動こうとしていると予感し―――
倉橋たまき:自らの身体を変化。薔薇の花弁をひらひらと、無数に舞い躍らせる。
倉橋たまき:コードウェル博士の生み出した影を更に飲み込み、博士自身も襲わんとする。
アルフレッド・J・コードウェル:「これは……まるで曲芸だな……!」影を操って周囲の花弁を撃ち落とそうとする!
星宮千佳:同時攻撃。たまきちゃんが攻撃を仕掛けた時、こっちもすでに動いています。
星宮千佳:(あたしの……モルフェウスの力は、ただ武器を作るだけじゃない)
星宮千佳:「作れるの! 錬金術士は、なんだって!」
星宮千佳:「こういう弾だってーッ!」 ガトリングを乱射。ただし使用する弾は……特殊ホーミング弾!
星宮千佳:弧を描くように飛来した無数の光弾が、薔薇の花弁の間を縫う。
星宮千佳:花弁はひとつも撃ち抜かず、コードウェル博士だけに命中する。
GM:特殊ホーミング弾が次々とコードウェルの体を撃ち抜く!
アルフレッド・J・コードウェル:「ガハッ……!」
GM:コードウェル博士は血を吐いて倒れる!
星宮千佳:たまきちゃんにパチン、とウインクします。
倉橋たまき:にっこりと笑みを返す。その瞬間。
倉橋たまき:空間の花弁が一塊に集まり、一振りの紅い矛に変化して、コードウェルの身体をまっすぐに貫く。
倉橋たまき:「フィナーレだ」
GM:コードウェルの体が貫かれ、影が噴き出す!
GM:コードウェル博士は古代種専用エフェクト《イモータルライフ》を使用して復活します!
GM:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[6,1] → 7

GM:HPは7点で立ち上がる
星宮千佳:いきてる!
アルフレッド・J・コードウェル:「私は……倒れるわけにはいかない……!」
アルフレッド・J・コードウェル:「失くした妻と子は必ず取り戻す……!」
GM:コードウェルの体に影が集まり、彼の体を修復する!
星宮千佳:「……やめよう? もうやめよう? コードウェル博士」
星宮千佳:「こんなことしても奥さんや子供さんは喜ばないよ、とかは言わないよ」
星宮千佳:「家族がいなくなったら、あたしだってそうすると思うけど……」
アルフレッド・J・コードウェル:「星宮、千佳……!」
星宮千佳:「こんなのダメだよ! 他の世界を滅ぼしたら、絶対あなたとあなたの家族にすごい仕返しがくるもの!」
星宮千佳:「あなたの家族を巻き込むのは、だめだよ! もうやめよう!」
アルフレッド・J・コードウェル:「ならば、私の家族を傷付けようとするものを全て排除すればいい!」
アルフレッド・J・コードウェル:「まずは貴様からだ!」
乱童サナ:剣を肩に担ぎ、無言で博士の前に立ちふさがる。
GM:コードウェルは《加速する刻》を使用!
GM:マイナーなし!メジャーで《アスクレピオスの杖》を使用!対象は自分!
GM:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 29[5,10,4,1,9]+20 → 49

星宮千佳:うわっ
GM:HP回復!
GM:続けて《加速する刻2》を使用!
GM:マイナーなし!
GM:メジャーで《無形の影》+《シャドースクラッチ》+《背教者の王》+《虚ろなる軍団》を使用して千佳さんに攻撃!
星宮千佳:来るか……!
星宮千佳:あのインチキ即死攻撃じゃなければなんでもいいよ!来い!
GM:命中いくぞ!
GM:25dx+20
DoubleCross : (25R10+20[10]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,10]+2[2]+20 → 32

星宮千佳:ドッジ!
GM:達成値は32!
星宮千佳:5dx+1=>32
DoubleCross : (5R10+1[10]>=32) → 10[1,1,3,9,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

GM:ダメージ!
GM:Dロイス先行種の効果を使用してダイスを5d増やす!
星宮千佳:ひええ
GM:39+9d10
DoubleCross : (39+9D10) → 39+51[9,9,6,3,10,2,1,1,10] → 90

GM:90点!今度は装甲無視だ!
星宮千佳:た……耐えられるかこんなの……!
星宮千佳:-本部エージェントのひと/乱童サナ/○尊敬/無責任!/ロイス これを昇華して復活します。
GM:コードウェル博士は圧倒的な数の影の蛇を放ち、キミの体を貫く!
星宮千佳:「け、ふッ……!」 制服のシャツを血まみれにしながら膝をつく。
星宮千佳:「負けるもんか……なるんだ、あたしも……!」
星宮千佳:「サナさんみたいな本部エージェントになるんだ!」
星宮千佳:「こんなところで!」 立ち上がる。
星宮千佳:「負けてられるかッ!」
GM:コードウェルは血塗れになった千佳と、目の前に立つ乱童の姿を見る。
GM:コードウェルの記憶にかつての光景がフラッシュバックする。
アルフレッド・J・コードウェル:「私はなぜ……」
アルフレッド・J・コードウェル:「この手で子供を殺しているんだ……?」
GM:次は行動値4のサナさんと芙蓉堂さんの番!
乱童サナ:では先に手番貰います。
芙蓉堂賢三:お願いします!
乱童サナ:マイナーで聖剣の王者の効果を使用。攻撃のC値-2
GM:!
粒子加速器[0] 星宮[13]
5m
アルフレッド・J・コードウェル[65] 乱童[04]
4m
芙蓉堂[04]
1m
倉橋[05]
乱童サナ:メジャーは再度、コンボ:ファイアブランド(《コンセ:サラマンダー》《炎の刃》《アマテラス》《結合粉砕》)
乱童サナ:行くぞ!
GM:来るがいい!
乱童サナ:22dx5+5
DoubleCross : (22R10+5[5]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,5,5,5,7,7,9,10,10,10]+10[1,2,3,3,6,7,7,10,10]+10[3,7,8,10,10]+10[2,7,7,10]+10[1,5,9]+10[3,6]+10[6]+10[9]+10[7]+10[6]+3[3]+5 → 118

芙蓉堂賢三:うっわ
倉橋たまき:なにそれは
GM:何だこれ!?
GM:コードウェル博士は暴走状態なので、リアクション不可。
星宮千佳:なにこれ!?
GM:ダメージどうぞ
乱童サナ:ではダメージ!
乱童サナ:12d10+56
DoubleCross : (12D10+56) → 76[2,4,4,6,9,5,7,9,2,10,10,8]+56 → 132

GM:圧倒的なオーバーキル!コードウェル博士はその一撃で戦闘不能だ!
倉橋たまき:たっっっっか
乱童サナ:侵蝕は12上昇して132
乱童サナ:肩に剣を担ぎ、コードウェル博士の前に立つ。
アルフレッド・J・コードウェル:「…………」
乱童サナ:「……あんたも、もう苦しいだろ」
乱童サナ:手を伸ばせば届くほどの距離。
乱童サナ:「ケリつけようか」
乱童サナ:刀身から噴き出した火の粉が舞い散り、全身が赤く燃え上がる。
乱童サナ:不死鳥のように無数の炎が荒れ狂う。地面に黒く羽の影を落とす。
アルフレッド・J・コードウェル:「FHエージェント、アルフレッド・J・コードウェルが相手になろう」
乱童サナ:「UGN本部エージェント。”スカーレットヴィヴィアン”、乱童サナ」
乱童サナ:「いざ!」
乱童サナ:剣閃は一筋。星のようなきらめきを残して、通り過ぎる。
GM:コードウェル博士の瞳に繋がった蛇の紋様が浮かび、蛇が真っ二つに切断されて消える。
アルフレッド・J・コードウェル:「……眩しいな」
アルフレッド・J・コードウェル:「私は誇り高いUGNエージェントのままで死ぬべきだったな」
アルフレッド・J・コードウェル:「だが、最後はキミたちのおかげで間違わずに済んだ」
GM:乱童と千佳を見て、そして芙蓉堂とたまきを見る。
アルフレッド・J・コードウェル:「礼を言う」
GM:コードウェル博士は倒れる。
星宮千佳:「…………」
乱童サナ:納刀。全身に纏った炎が、爆ぜて消える。
星宮千佳:「ごめんね」 それだけ言います。
芙蓉堂賢三:烏が一羽、外套から飛び出て、博士の横に舞い降りる。
GM:では、これでコードウェル博士は戦闘不能!
芙蓉堂賢三:『  』何か言ったようだが、その声は、誰の耳にも届かない。
GM:彼が持っていたUSBメモリは10メートル以内にいるキャラなら誰が持ってもいいよ!
倉橋たまき:「…これでエンディング世界救済だ。つまり」粒子加速器を見上げる。
星宮千佳:「うん」
倉橋たまき:「…これでエンディング、世界救済だ。つまり」粒子加速器を見上げる。
星宮千佳:「…………お別れだね!」 へらっ、と笑います。
GM:粒子加速器はまだ起動したままだ。
乱童サナ:「ああ……」
GM:周囲の景色は異世界のものと入り混じり続けている。
倉橋たまき:「そういうことになる」シルクハットを被り直す。
GM:USBメモリを持つのは千佳ちゃんでいいですかね?
星宮千佳:み、みんながよければ
倉橋たまき:いいよ!
乱童サナ:千佳ちゃんの仕事だ
星宮千佳:自動で挿さってくれないみたいなので、手動で挿します
芙蓉堂賢三:もちろん!
星宮千佳:「えーと、えーと」 USBの裏表を3回くらい間違えて、ひっくり返してひっくり返してから
星宮千佳:「あっこっちか。――よし」
星宮千佳:差し込みました。
GM:では、それによって粒子加速器が停止する。
GM:周囲の景色も徐々に元に戻り始める。
GM:粒子加速器を中心にして空いた亀裂も少しずつ縮んでいく。
星宮千佳:「あははは。なんか、あれだねー」
星宮千佳:「ゆっくりお別れする時間がないの、けっこう悲しいね!」
GM:時空の乱れが正しくなりつつある。あそこに飛び込めば、元の世界に帰ることができるだろう。
星宮千佳:「まああたし、お別れには慣れてるから大丈夫だけど。チルドレンだし!」
倉橋たまき:「千佳」呼びかける。
GM:では、また行動値順に処理していきましょう。
芙蓉堂賢三:「慣れてはいけないと言ったろう、星宮君」
GM:まずは行動値5のたまきさんから。
星宮千佳:「おう!」
倉橋たまき:「そういうことだね」芙蓉堂さんに笑う。「今回は、僕のことなんだけど」
倉橋たまき:「僕ら、友達だよね。ハグしよ」
倉橋たまき:千佳に言って両手を広げる。
星宮千佳:「…………」
星宮千佳:「やだ」 そっぽを向きます。
倉橋たまき:「えっ!」
倉橋たまき:「なんで!」
星宮千佳:「友達じゃない。早くいって」
星宮千佳:「お見送りもしないし……」
倉橋たまき:「……キライになっちゃう?」くすくすと笑う。
星宮千佳:たまきちゃん以外からの位置だと、涙でくしゃくしゃになってるのが見えます。
星宮千佳:「うう……」
乱童サナ:苦笑して芙蓉堂さんと顔を見合わせる。
星宮千佳:「だって、これで、もうゼッタイ会えないんだよ……」
芙蓉堂賢三:顔を見合わせ、それからまた二人を見守る。
倉橋たまき:「僕の世界にはバースゲートなどという転移装置があって、並行世界の移動が確認されてる」
星宮千佳:「ばーすげーと」 鼻声で繰り返す。
倉橋たまき:「不安定すぎるからまだまだ使えたもんじゃないけど」
倉橋たまき:「ゼッタイなんてことはないさ。叶えたいことは、叶えられる」
星宮千佳:「本当? 嘘じゃない?」
倉橋たまき:「ほんと、ほんと。怪盗が言うんだから間違いないさ」
星宮千佳:「…………」 とことこ歩いていって、たまきちゃんに抱きつきます。 「うん。うん…………」
倉橋たまき:「うん」ぎゅっと抱きしめ返す。
星宮千佳:「たまきちゃん、クラスの男子よりかっこいいし、頼りになるし、すごいし……」
星宮千佳:「信じるからね。また、絶対会おうね」
星宮千佳:「ヤクソクだよ」
倉橋たまき:「うん。約束だ」
星宮千佳:「……えへへへ。うぇへへへ」
星宮千佳:たまきちゃんのほっぺたにチューします。最近、学校の女子ではやってるやつ。
星宮千佳:「またね! たまきちゃん!」
倉橋たまき:「わ」パチパチと瞬き。「うん」
倉橋たまき:「照れるね。光栄だ」
倉橋たまき:千佳ちゃんを離し、乱堂さんと芙蓉堂さんに微笑みを。
倉橋たまき:「どうか、あなた方の行く先に、幸せがあらんことを。遠くの空で祈っているよ」
芙蓉堂賢三:こちらも、笑みを返す。
乱童サナ:「……倉橋たまき。最初は、怪盗と同じチームなんてどうかと思ったけど」
乱童サナ:「あなたが来てくれてよかった」
芙蓉堂賢三:「蝙蝠が飛ぶなら夜空かな。倫敦は曇りが多いが……」
芙蓉堂賢三:「星を見て、思い出そう」
倉橋たまき:「あなたの前じゃ、一人の娘に過ぎない気がする。……お元気で」
倉橋たまき:「僕も烏に君を思うよ。もしくは、そのコートを盗みに参上する」
倉橋たまき:いたずらっぽく笑って、大仰に一礼。
芙蓉堂賢三:「過去まで飛べるのなら、受けて立とう」
倉橋たまき:オートで粒子加速器を使用。元の世界に戻ります。
GM:では、たまきさんはこれでこのシーンから退場します。
倉橋たまき:「ははっ、僕は怪盗ジャック・ローズ! いつかの世界まで、あなた方との絆を盗みに参上しよう!」
倉橋たまき:一輪の薔薇が揺れ、瞬時に消えた。
粒子加速器[0] 星宮[13]
5m
乱童[04]
4m
芙蓉堂[04]
GM:次は行動値4の芙蓉堂さんとサナさんの番です。
芙蓉堂賢三:先に動きます。
GM:どうぞ!
芙蓉堂賢三:「……ああ、そうだ。星宮君とは連絡先を交換していたな」
芙蓉堂賢三:スマホを軽くいじる。
芙蓉堂賢三:何か送ったようで、ピコン、と通知音。
芙蓉堂賢三:「とはいえ、まあ帰ってから見て欲しいんだが」
星宮千佳:「えっ」
星宮千佳:制服のポッケのスマホを取り出そうとして、賢三さんの言葉を聞いて見るべきか見ないべきかわたわたしてます。
芙蓉堂賢三:「まずはこちらを見なさい」
星宮千佳:「はい」 ぴしっと背筋を伸ばす。
芙蓉堂賢三:「道具は便利だが、使うのは人間だからね」
星宮千佳:「蒸気機関とおなじね?」
芙蓉堂賢三:「そういうことだ」
芙蓉堂賢三:ずっと取っていた帽子を被ろうとして――少し考え。
芙蓉堂賢三:粒子加速器のところへ移動。
芙蓉堂賢三:千佳ちゃんの頭に、少し大きな黒い帽子を被せてやる。
星宮千佳:「うお」 ぽふ、と肩をすくめる。
星宮千佳:「え?」
芙蓉堂賢三:「私はこのスマホを持って帰るから、代わりにあげよう。物入れにでもしなさい」
乱童サナ:(スマホ、持っていくの……?)若干戸惑いつつも見守る。
芙蓉堂賢三:「要らなくなったら……そうだな」
星宮千佳:「いいの? 賢三さんのでしょ?」
芙蓉堂賢三:「いいとも」
芙蓉堂賢三:「この世界にも、私の親戚だか、子孫だか、別の私だか」
芙蓉堂賢三:「そういう人間がいるようだから。その相手にでも送りつけてやれ」
星宮千佳:「…………!!」
星宮千佳:「うん……うん!」
星宮千佳:「わかった! ぜっっったい、すっごい大事にするからね!」
芙蓉堂賢三:「うん」
星宮千佳:「昭和の人がくれたアンティークな帽子だよって!」
芙蓉堂賢三:穏やかに笑ったまま。
芙蓉堂賢三:「明治の人なんだよなあ……」
芙蓉堂賢三:「なあ、星宮君、乱童さん」
芙蓉堂賢三:「おかしな言い方だが、楽しかったよ」
芙蓉堂賢三:「私はいつも顔を使い分けているから。ただの芙蓉堂賢三でいたのは、久しぶりだった」
芙蓉堂賢三:それから。
芙蓉堂賢三:目を糸のように細め、満面の笑みを浮かべて。
芙蓉堂賢三:「いい――」
芙蓉堂賢三:「"休日"だった」
乱童サナ:「楽しかったのはお互い様」
乱童サナ:「あなたの時代が、どの世界に繋がるのか……それとも、私たちの全然知らない世界になるのか」
乱童サナ:「分からないけれど。きっと、素敵なものになることを祈ってる」
芙蓉堂賢三:「まあ、君たちがいずれ来たるかもしれない世界だ」
芙蓉堂賢三:「少しでも良きものにするよ」
星宮千佳:「明後日くらいに、また会いにいくよ。賢三さん」
星宮千佳:「だから長生きしてね。……100年くらい」
星宮千佳:「またね。賢三さん」
芙蓉堂賢三:「なかなか酷な注文をする」
芙蓉堂賢三:「ああ、また。いずれ」
乱童サナ:少しかしこまって、大先輩に敬礼する。
芙蓉堂賢三:「それでは、達者で」
芙蓉堂賢三:こちらもびしりと敬礼を返し。
芙蓉堂賢三:そのまま、オートで粒子加速器を使用。元の世界に戻りましょう。
GM:では、芙蓉堂さんはこれでこのシーンから退場します。
粒子加速器[0] 星宮[13]
5m
乱童[04]
GM:次は行動値同じく4のサナさんの番です。
乱童サナ:では、マイナーで5m移動。粒子加速器と千佳ちゃんのエンゲージに入ります
乱童サナ:歩いて近づき、千佳ちゃんを抱きしめる。
星宮千佳:「おわ」
星宮千佳:「なっなになに」
乱童サナ:「ごめんね。倉橋たまきに影響されたかな」
乱童サナ:「最後だと思ったら、こうしたくなった」
星宮千佳:「ごめんねって……」
星宮千佳:「あたしの方こそ、サナさんに……」
星宮千佳:「最初にあったとき、叩いてごめんなさい」
星宮千佳:「無責任とかいっちゃって、ごめんなさい」
星宮千佳:「娘さんのこと……本当に、ごめんなさい……」
乱童サナ:「いいの」
乱童サナ:「そんなこと、全然いい」
乱童サナ:体を離すと、屈みこみ、目線を合わせる。
乱童サナ:「顔をよく見せて。覚えておくから」
星宮千佳:「…………さ」
星宮千佳:「3秒……待って」 ずっとうつむいている。
乱童サナ:黙って待つ。
星宮千佳:目元をごしごしと拭う。
星宮千佳:大きく息を吐く。
星宮千佳:大きく息を吸う。
星宮千佳:顔をあげます。
星宮千佳:「にっ」
星宮千佳:「あたしの、この、美少女笑顔! おぼえておいてね!」
乱童サナ:「ふふふ」微笑みを返す。
乱童サナ:「あなたも、覚えておいて。私を救ったのはあなた」
乱童サナ:「きっと、この先も、たくさんの人を救うあなた」
星宮千佳:「うん」
星宮千佳:「サナさんみたいな、すごいすごい本部エージェントになって……」
星宮千佳:「…………この世界の、サナさんの娘さんの師匠になってみせるからね!」
星宮千佳:「その娘さんも、いっぱいいっぱい人を救うから! 覚えておいて!」
乱童サナ:「……うん。それなら安心」
星宮千佳:「……………………」
乱童サナ:立ち上がって後ずさる。
星宮千佳:「…………さよなら、サナさん」
星宮千佳:「またね」
星宮千佳:「忘れ……ない……よ……!」
乱童サナ:「………さよなら」
乱童サナ:オートで粒子加速器を使用。元の世界に戻ります。
粒子加速器[0] 星宮[13]
GM:では、乱童さんはこれでこのシーンから退場します。
星宮千佳:粒子加速器に背を向けて、
GM:キミ以外の3人は元いた世界へと帰還していった。
星宮千佳:「…………」 振り向く。
星宮千佳:錬成したガトリングガンで、粒子加速器を蜂の巣にします。
GM:粒子加速器は完全に粉砕される。
星宮千佳:そして、倒れたままのコードウェル博士を助け起こし、肩を貸しながら
星宮千佳:超ド級ナチス航空母艦トイフェルの総統室を立ち去る。
GM:その時、船が大きく揺れ始める。
星宮千佳:日常に帰ります。
GM:総統室を出ようとしたキミの足元が崩れ始める!
星宮千佳:「…………!」
GM:戦闘の余波で超ド級ナチス航空母艦トイフェルが爆発し出したのだ!
GM:と、そこで、キミ目掛けて遠くから黒い獣が飛来し、手を伸ばす。
獅堂ヒカル:「千佳!生きてるな!よし、生きてるよな!!」
星宮千佳:「そう、大丈夫」
星宮千佳:「怖くなかったよ」
星宮千佳:「ひーちゃんが来てくれるって、わかってたからね!」 手をのばす。
星宮千佳:「ちょっとオマケがついてるから重いけど、よろしく!」
GM:黒い獣がキミの手を強く握る。
獅堂ヒカル:「帰ろう!私たちの!」
星宮千佳:「日常にね!」
GM:黒い獣はキミと重い荷物を抱えて大空へと飛び立つ。
GM:破壊された粒子加速器から白い光が放たれて街中に広がる。
GM:全てが元に戻り、そして――。

あの日の約束(リバースハンドアウト:星宮千佳)

GM:クライマックスフェイズ、終了。
GM:では、これでクライマックスフェイズまで全て終了です!
GM:本来ならば、バックトラックにいくところなのですが!
GM:まだやるべきシーンが残っているのでやります!
GM:千佳さんのハンドアウトシーン!
星宮千佳:!
GM:時系列としてはキミのOPの少し後くらいです。
星宮千佳:つまり、この世界のサナさんからUSBキーを受け取って
星宮千佳:なんとか地下鉄構内から脱出したところと、墓地に行く間くらいですね
GM:ですね。

GM:ある日の放課後。
GM:キミはいつものようにクラスメイトの獅堂ヒカルと一緒に下校していた。
星宮千佳:ひーちゃんとお話しながら、内心考え事をしています。
GM:獅堂ヒカルは金髪ショートカットの美少女モブで、どこか未来っぽい雰囲気を漂わせるモブだ。
星宮千佳:(どうしよう。まずこのUSBの詳細について調べないと)
獅堂ヒカル:「いやー、まさか織田信長が明智光秀に裏切られて死んじゃうとはなー」
星宮千佳:(サナさんの……形式的な埋葬は終わったはず。墓地に行けば、何か知ってる関係者が来るかも)
星宮千佳:「ねー! ほんとねー!」
星宮千佳:「でも明智光秀も死んじゃったし、どうなるんだろう」
獅堂ヒカル:「人はなるべくなら死なない方がいいよなー」
星宮千佳:「秀吉が最強になるのかな?」
星宮千佳:「それはそう!」
星宮千佳:「どんな強い人でも、死んだら終わりだもん」
GM:ヒカルはそこで立ち止まる。
獅堂ヒカル:「そうだよなぁ。死んだら終わりなんだよな」
獅堂ヒカル:「なあ、千佳。聞いて欲しいことがあるんだ」
星宮千佳:「ん? なーに?」
GM:ヒカルは真剣な表情でキミを見る。
星宮千佳:「今日はドーナツじゃなくてクレープにする?」
獅堂ヒカル:「えっと、そのクレープってのも気になるんだけどそうじゃなくて」
獅堂ヒカル:「言えることと言えないことがあるんだけど、言えることは全部言うから」
獅堂ヒカル:「私、本当は未来人なんだ」
星宮千佳:「……うん?」
獅堂ヒカル:「クロノスガーディアンって呼ばれる未来の世界から来た」
星宮千佳:「未来人って、過去現在未来の未来人?」
獅堂ヒカル:「そう、その未来!」
星宮千佳:「ほあー……」
星宮千佳:「そうなんだ。ひーちゃんがそう言うなら、信じるよ」
星宮千佳:あっさり頷きます。
星宮千佳:「ちょっと……色々、ヒミツなんだけど、慣れてるからね!」
獅堂ヒカル:「ありがとよ」
獅堂ヒカル:「だから、未来のこともだいたい知ってるんだけど」
星宮千佳:「ほうほう?」
星宮千佳:「ひーちゃんがいるってことは、とりあえず人類はメツボーしてないみたいだね。よかったよかった」
獅堂ヒカル:「私が知っている歴史では千佳はあの日死んでたんだよ」
星宮千佳:「ほうほ……う?」
星宮千佳:「……んん??」
星宮千佳:「昨日とかじゃなくて?」
獅堂ヒカル:「あの日っていうのがどの日なのかは言えないんだけど」
獅堂ヒカル:「でも、私、千佳に死んで欲しくないって思っちゃったから」
獅堂ヒカル:「友達だからさ」
獅堂ヒカル:「友達なんだよ」
星宮千佳:「あははは。それはそうだねえ」
星宮千佳:「友達には死んでほしくないよね、やっぱり」
星宮千佳:「あたしも、ひーちゃんが死んだら困るもん。たぶんわんわん泣くよ」
獅堂ヒカル:「こんな、周りから浮いてる変てこりんな私にもできた友達なんだよ」
星宮千佳:「へんてこりんなの、個性だと思うけどなぁ」
獅堂ヒカル:「でもさ、そのせいで千佳の代わりに他の誰かが死んだのかもしれない」
獅堂ヒカル:「千佳にもっと過酷で辛い運命を背負わせることになったかもしれない」
星宮千佳:「ウンメーは大丈夫! 慣れてるし!」
星宮千佳:「でも他の誰かがあたしのかわりに死ぬのは、イヤ!」
獅堂ヒカル:「私がしたことは謝っても謝りきれないかもしれないけど」
獅堂ヒカル:「千佳は――」
獅堂ヒカル:「生きて」
獅堂ヒカル:「生きてほしい」
獅堂ヒカル:「そして、私の友達になってくれたみたいに、たくさんの人と友達になって」
星宮千佳:「…………」
星宮千佳:「うん。わかった」
星宮千佳:「いま聞いたことはふたりのナイショにするし……生きるけど。ひーちゃんも約束してくれる?」
獅堂ヒカル:「……約束?」
星宮千佳:「あたしはちゃーんと約束まもって、きっちり、おばあちゃんになるまで生きるから」
星宮千佳:「ひーちゃんも、ずっとあたしの友達でいてね」
星宮千佳:「ねっ! 約束だよ!」
星宮千佳:「ゼッタイだよ!」
獅堂ヒカル:「そんなことならお安い御用だ。この私に任せな!」
獅堂ヒカル:「それじゃあ、クレープとやらを食べに行こうぜ!」
星宮千佳:「おっしゃ! まかせろ!」
星宮千佳:「えっとねー、あたしのおすすめはねー……」
GM:シーン終了。

バックトラック

GM:これでED前の全てのシーンは終了です!
GM:それでは改めてバックトラックに入っていきましょう!
GM:では、まずはメモリーの使用です
GM:メモリーを取得している人は最初に使用するかどうか決めるといいでしょう
星宮千佳:-むかし出会った子/アヤキ/懐旧/    このメモリーを使います。侵蝕率を-10。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕を-10した(侵蝕:141->131)
倉橋たまき:メモリーを使用して侵蝕率を下げます!
芙蓉堂賢三:「真っ当な人生」へのメモリーを使用します! 121に下がります。
倉橋たまき:メモリー名は「シャムロック・エルム」、132になりました。
乱童サナ:「乱童音羽」のメモリーを使用。侵蝕132→122
GM:では、続けてEロイスです
GM:今回のEロイスは6つ!
GM:使用する人は6d10分、侵蝕率を下げるといいでしょう!
星宮千佳:振ります。サナさんのあの言葉を受けて万が一にもジャーム化したら、3ヶ月くらい寝込みそうなので……
倉橋たまき:使います
芙蓉堂賢三:振ります
星宮千佳:131-6d10
DoubleCross : (131-6D10) → 131-38[7,9,1,7,8,6] → 93

乱童サナ:さすがに振るぜ
倉橋たまき:132-6d10
DoubleCross : (132-6D10) → 132-32[7,3,7,7,1,7] → 100

芙蓉堂賢三:121-6d10
DoubleCross : (121-6D10) → 121-28[8,6,4,1,2,7] → 93

星宮千佳:よし。1倍振り!
乱童サナ:122-6d10
DoubleCross : (122-6D10) → 122-23[3,2,6,7,3,2] → 99

星宮千佳:93-5d10
DoubleCross : (93-5D10) → 93-28[3,3,6,7,9] → 65

星宮千佳:戻りすぎちゃった。4点です。
芙蓉堂賢三:1倍でロイス6個
GM:そして、タイタス化されていないロイスの数だけダイスを振って侵蝕率を下げるんじゃ
芙蓉堂賢三:93-6d10
DoubleCross : (93-6D10) → 93-26[1,3,7,2,6,7] → 67

倉橋たまき:そして1倍振りです。残りロイス6個
乱童サナ:へい!一倍、ロイス五個
倉橋たまき:100-6d10
DoubleCross : (100-6D10) → 100-38[2,6,8,5,10,7] → 62

芙蓉堂賢三:4点ですね。帰還!
乱童サナ:99-5d10
DoubleCross : (99-5D10) → 99-21[4,1,5,4,7] → 78

乱童サナ:帰還成功
GM:みんな、めっちゃ下がってるな
倉橋たまき:戻りすぎちゃった。4点
GM:皆さん、無事に帰還できましたね
GM:おめでとうございます!

■エンディング01 : UGNチルドレンの日常 (星宮千佳)

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「倉橋たまき」がログインしました。
どどんとふ:「星宮千佳」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂賢三」がログインしました。
どどんとふ:「乱童サナ」がログインしました。
GM:それでは、バックトラックが無事に終了しましたので
GM:ここからは、エンディングフェイズに入っていきます。
GM:まずはPC①の千佳さんのEDからです。
星宮千佳:ウェイ!

GM:事件から数日、あるいは一週間から十日、もしくは二週間前後。
GM:後に、インフィニティクライシス事件と呼ばれることになる戦いが終わった。
GM:事件の首謀者であるコードウェル博士はいつの間にか行方をくらませていた。
GM:死亡が確認されたという報告もあったし、ある事件で姿を見かけたという噂も聞いた。
GM:だが、いずれも真偽のほどは定かではない。
GM:キミはまたいつもの日常へと戻った。
GM:キミはまたいつもの日常へと戻った。
GM:ある日の放課後。
GM:キミはクラスメートの獅堂ヒカルとともに近所のわらび餅タピオカ屋に来ていた。
星宮千佳:「生きてるのかなあ。コードウェル博士……」
星宮千佳:「もう悪いことしてないといいけどなぁ」
獅堂ヒカル:「生きてるかもしれないし、死んでるかもしれないねえ」
星宮千佳:「織田信長みたいねー」
獅堂ヒカル:「ハッ、もしや父さんの正体は織田信長だった……?」
獅堂ヒカル:「でもたぶん、悪いことはしてない気がする」
星宮千佳:「そう? なんで?」
獅堂ヒカル:「んー、乙女のカンですね!」
星宮千佳:「父さん……父さん?」
星宮千佳:「えっ父さん?」
獅堂ヒカル:「えっ、そりゃあ私、マスターレイスなので……」
獅堂ヒカル:「まあ、血の繋がりはないんですけどね!」照れて頭をかく。
星宮千佳:「ああ~」
星宮千佳:「そっかそっか。そういえばそういうシステムだったね」
星宮千佳:「じゃあ、あの……ヨハンとデフロットだっけ。あのへんなのもひーちゃんの兄弟になるんだねー」
星宮千佳:「たいへんだなあ」 タピオカのメニューを選んでます。
獅堂ヒカル:「そういうシステムなのよ。システマチックでしょ」
獅堂ヒカル:「い、嫌だ……」ドン引きしている。
獅堂ヒカル:「千佳殿、このカエルのタマゴのような飲み物はいったい…?」
獅堂ヒカル:「食物繊維が豊富なのかな」
星宮千佳:「タピオカだよ! ちょっとグロいし、めっちゃカエルのタマゴっぽいけど、プニプニしてておいしいの!」
星宮千佳:「へいおじさん! 黒糖クリームミルクティーふたつおくれ!」 クラスで流行ってるやつを頼みます。今日は奢り!
獅堂ヒカル:「へー!やったー!ヴエッ、グロい!嬉しい!」
タピオカ屋の長老:「よかろう。お主にこれを授けよう……」
星宮千佳:「うわっ出た」
獅堂ヒカル:店員はキミたちにタピオカを手渡します。
星宮千佳:「ど、どうも……あっあと領収書ください」
星宮千佳:「一番星の星に、宮崎県の宮で星宮です」
タピオカ屋の長老:「ほっほっほ、宛名を書くから待っておるがよい」
獅堂ヒカル:「領収書だー!すげえ!大人っぽいぜ!」
獅堂ヒカル:「どうすんの、これ!経費!?」
星宮千佳:「うへへ……そうなんですよー。今回の事件、わちゃわちゃしすぎて、ほとんど調査が自腹だったでしょ?」
星宮千佳:「あと一週間くらいは、ごはんとかおやつは経費でいいんだって」
星宮千佳:「はいひーちゃん! あそこのベンチでのも!」 タピオカを渡します。
獅堂ヒカル:「へー!すごいじゃんね!リッチマン伯爵(お金持ちという意味)じゃん!」
獅堂ヒカル:「やったー!生まれて初めてのタピオカ!」
獅堂ヒカル:タピオカをかかげて小躍りしながらベンチに座る。
星宮千佳:「あっ、そうそう」
獅堂ヒカル:「おっ、なんざんしょ」
星宮千佳:「ちょうどひーちゃんがいるし、見せたいものがあったんだ」
星宮千佳:「見せたい……っていうか、いっしょに見る……もの?」
獅堂ヒカル:「見せたいものォ?」無意味に警戒する。
獅堂ヒカル:「見るぜ」真剣に頷く。
星宮千佳:「あっヘンなものじゃないよ! 怪しくもないし、グロくもない!」
獅堂ヒカル:「じゃ、じゃあまさか」
星宮千佳:「エッチでもない!」
獅堂ヒカル:ヒカルは顔を手で覆う。
獅堂ヒカル:「あ、ちがった」
星宮千佳:「賢三さんがね。去り際に、あたしのスマホにメール送ってくれたんだけど……」
星宮千佳:「あとで見なさい、って言われてて。どうせならひーちゃんと一緒に見ようかな~って」
星宮千佳:「どうどう? 見る覚悟はできてる?」
獅堂ヒカル:「お、あの黒コートの怪人!」
星宮千佳:「そうそう! 昭和の人!」
獅堂ヒカル:「あー、昭和って令和の前だっけね」
獅堂ヒカル:「はい!そのメール、小生も気になります!」手を上げて挙手する。
星宮千佳:「じゃあ、見るよ……」
星宮千佳:自分も何が書かれているかわからないので、ちょっとドキドキしながら
獅堂ヒカル:「おお。興奮しますねえ」
星宮千佳:無題のメールを開きます。
星宮千佳https://privatter.net/p/5848907
獅堂ヒカル:「こ、これはー!」
星宮千佳:「…………」
星宮千佳:「こ、これは……」
星宮千佳:「あたし、褒められてる? よね?」
獅堂ヒカル:「100点満点に褒められてるね」
星宮千佳:「いやったー!」
獅堂ヒカル:「はー!嫉妬しちゃうな!」
星宮千佳:「嫉妬しなくていいの! 今あたしの隣にいるのはひーちゃんなんだから!」
星宮千佳:「は~~~……また会いたいなぁ」
星宮千佳:「賢三さんと、たまきちゃんはまあ、元気にやってるだろうけど」
獅堂ヒカル:「うぐッ、超級の口説き文句やんけ…」
星宮千佳:「サナさんはやっぱり、なんだかんだで心配だもんな~」
星宮千佳:ずぞぞ~っとタピオカをすすってます。
獅堂ヒカル:ずるずるとタピオカをすする。
獅堂ヒカル:「モチモチしとるわ」
星宮千佳:「サナさん、チロルチョコじゃなくてもうちょっと腹持ちのするもの持たせてあげればよかったかなあ」
星宮千佳:「でしょ! カエルのタマゴっぽいけど!」
獅堂ヒカル:「これはお腹にたまる。カエルのタマゴっぽいだけはあるね」
星宮千佳:「みんなにも飲ませてあげたかったなぁ。タピオカ」
獅堂ヒカル:「うーん。よし。じゃあ、そろそろ旅立ち時かな」
星宮千佳:「へっ!?」
星宮千佳:「……あっ」
獅堂ヒカル:「千佳よ。千佳嬢。さっきはキミは勘違いしていたようだがね」
星宮千佳:「アレか!」
獅堂ヒカル:「私が嫉妬していたのはキミにだよ」
星宮千佳:「おうおう?」
星宮千佳:「おうおうおう……?」
星宮千佳:「えっなに? 賢三さんみたいな人がタイプだったの?」
獅堂ヒカル:「違う。違う。あんな黒コートの怪人はいい」
獅堂ヒカル:「千佳がアホみたいに褒められてるのを見て羨ましくなっちゃったのだ」
獅堂ヒカル:「なので、私もスゲーッ!って言ってもらえる計画を……」
星宮千佳:「賢三さん、かわいそう」
獅堂ヒカル:「発動する!」千佳の目の前にスマホをかざす。
星宮千佳:「発動した!」 スマホに見入る。
獅堂ヒカル:「みんなにさ、伝えたいことある?」
獅堂ヒカル:「このスマートフォンってやつ、実は録音機能も録画機能もあるのだ!」
星宮千佳:「えっ、ありすぎるけど」
星宮千佳:「ぜんぶ話すと、3時間くらいになっちゃう。ディレクターズカットしたほうがいいよね?」
獅堂ヒカル:「三分くらいにカットして」タピオカをずぞずぞとすすりながら言う。
星宮千佳:「よし。じゃあ、そうだなー」
星宮千佳:「そうだな~~~……」 うんうん思案してます。
獅堂ヒカル:「徳川家康のこととかどう?」
星宮千佳:「あんな徳川怪人はいいよ! もっとこう、重要な……!」
獅堂ヒカル:「なんだろう。千佳のツケでタピオカもう一本買ってくるから、その間に考えといて」
獅堂ヒカル:ヒカルはとてとてとタピオカ屋に向かい、すぐに戻って来る。

獅堂ヒカル:「決まった?」
星宮千佳:「よし」
獅堂ヒカル:「おお」
星宮千佳:「いくぞ! ひーちゃん、録画の準備を!」
星宮千佳:ベンチにタピオカを置いて、とことこと少し離れたところに歩いていきます。制服のシワを直す。
獅堂ヒカル:「オッケー!任せな!」中腰になってスマホを構える。
星宮千佳:「――こほん」
星宮千佳:「賢三さん、たまきちゃん、サナさん。お元気ですか。UGNチルドレンの星宮千佳です」
星宮千佳:「こちらの世界では、あの事件から二週間ほどが経過しました。皆様とお別れしたのはつい昨日みたいに感じるのに、早いものです」
星宮千佳:「私は、この稀有な事件に関わることができたUGNチルドレンとして」
星宮千佳:「時空を超えた友人たちから頂いた助言を胸に、これからも……」
星宮千佳:「…………ああもういいや! みんなー! 元気ー!」
星宮千佳:ぶんぶん手を振ります。
星宮千佳:「あたしは元気だよー!! すっごく元気!」
星宮千佳:「ひーちゃんも元気で、こっちはだいたい平和になりました!」
星宮千佳:「みんな、きっと、それぞれの世界ですっごく大変で、やっぱこっちの世界に永住すればよかった~とか」
星宮千佳:「あたしと結婚すればよかった~とか、もう一度トロイの木馬に住みたい~とか思ってるかもしれないけど」
星宮千佳:「いい? いいですか?」
星宮千佳:「いまみんながいるその世界が、みんなの本当の居場所なんだからね?」
星宮千佳:「みんなは、みんなの世界で頑張ってください」 どん、と自分の胸を叩く。 「あたしもがんばるから!」
星宮千佳:「いじょう! 世界の盾、UGNチルドレン、将来の本部エージェント――――星宮千佳でした!」
星宮千佳:ぺこりとお辞儀します。
獅堂ヒカル:「オッケーイ!可愛く撮れた!」スマホの録画終了ボタンを押し、パチパチと拍手する。
星宮千佳:「ぷはーっ」
星宮千佳:「緊張した~」 タピオカを一気に飲み干してます。
獅堂ヒカル:「バッチリだったぜ」
獅堂ヒカル:「よし、じゃあ早速行ってくるね。日曜の夜には戻る!」そう言ってヒカルはゴーグルをする。
星宮千佳:「おう! タイムパトロールに捕まるんじゃないわよ!」
星宮千佳:「寄り道しないで、ちゃんと帰ってくるのよ!」
獅堂ヒカル:「説明しよう。時間を超える時には目がすごいシパシパするのだ」
獅堂ヒカル:「ふふん、そんなヘチマをする私じゃないよ」
星宮千佳:「ブルーベリーとか食べないとなあ」
星宮千佳:クラスではやってるので、ひーちゃんにてこてこ近づいて
星宮千佳:ひーちゃんの頬にチューします。
獅堂ヒカル:「その代わり、このタピオカは行きがけの駄賃としてもらっていく!」タピオカの容器をつかむ。
獅堂ヒカル:「…!?」
星宮千佳:「あれ? そういえばひーちゃん、この儀式まだやってなかったっけ……」
星宮千佳:「無事に家まで帰れるおまじないだよ!」
星宮千佳:「いってら! ひーちゃん!」
獅堂ヒカル:「ち、千佳よお」チューされた頬を触り、真っ赤になる。
獅堂ヒカル:「現代の日本じゃそういう文化があるのかい?」
獅堂ヒカル:「そのおまじない、効いたぜ」
星宮千佳:「あるんだよ~。でも男子にはやっちゃダメだよ。怒られるからね」
星宮千佳:「おっしゃ! 効いたならよし!」
獅堂ヒカル:「す、するかアホ!」恥ずかしがる。
獅堂ヒカル:「千佳、覚えといて!どんな時だってキミは1人じゃないよ!」
獅堂ヒカル:「必ずみんなと繋がってる!」親指を立てる。
星宮千佳:「…………うむ!」
星宮千佳:「あたしたちインフィニティ・オールスターズは、いつだって一緒だぜ!」
星宮千佳:即興でチーム名を考えました。
獅堂ヒカル:「行ってくるぞ、リーダー!」
星宮千佳:グッ、と親指を立てて
星宮千佳:ひーちゃんを見送ります。
獅堂ヒカル:そう言うとヒカルは高く宙返りする。
星宮千佳:(あっそうやって行くんだ)
獅堂ヒカル:ヒカルの姿が消え、空に黒い軌跡が描かれる。
星宮千佳:「…………」
星宮千佳:「さてっと! あたしも行こうかな」
星宮千佳:「お近づきのしるしは……うーん。訓練のあとにタピオカはきついかなあ。スポドリの方がいいかな」
星宮千佳:「まあいっか。タピオカにしよ」
星宮千佳:馴染みの情報屋に調べてもらった、とある少女の所在と名前。
星宮千佳:『乱童音羽 本日、UGN第3訓練場にて訓練中 13~17時』
星宮千佳:「お母さんと同じように、お友達になれるといいな~」
星宮千佳:「あっすみません! タピオカもう一個ください!」
星宮千佳:「領収書は――――――」
GM:では、シーン終了!

■エンディング02 : 雑貨屋の日常 (芙蓉堂賢三)

GM:では、シーン終了!
GM:次のシーン。
GM:次は芙蓉堂さんのEDです!
どどんとふ:「星宮千佳」がログインしました。
獅堂ヒカル:20世紀初頭。霧の都ロンドン。
GM:20世紀初頭。霧の都ロンドン。
GM:シルクハットとステッキの英国紳士が街を行き交い、馬車が走る。
GM:霧の中にガス灯がぼんやりと光る。
GM:キミは自身が営む小さな雑貨屋『カラスバ』に戻ってきた。
芙蓉堂賢三:日本からの輸入品に埋もれかけた店内。
芙蓉堂賢三:黒い外套は着ずに、白いシャツ姿で愛想良く、閉店間際の最後の接客をしている。
芙蓉堂賢三:「ええ、こちらは日本でも星を表す記号でして。陰陽術……魔法の重要なマークですね」
芙蓉堂賢三:五芒星の描かれた扇子を見せながら。
芙蓉堂賢三:「有名な陰陽師が安倍晴明。人と人ならざる者から生まれ、宮廷に仕えた魔術師、というと」
GM:身なりのいい背の高い紳士は神妙そうにその説明を聞く。
芙蓉堂賢三:「そう、かのアーサー王伝説のマーリンによく似ていますね。それほどの力がある記号です」
芙蓉堂賢三:「きっと良いお守りになるかと」にこりと笑う。
背の高い紳士:「ほう。何やらそれはとてつもない一品のようですね」
背の高い紳士:「一つ、いただきましょう。いい思い出になりそうだ」
芙蓉堂賢三:「はい、まことにありがとうございます」深く礼をする。
背の高い紳士:背の高い紳士はお代を払うと、にこやかに笑い店を去る。
芙蓉堂賢三:「ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」
GM:背の高い紳士はお代を払うと、にこやかに笑い店を去る。
芙蓉堂賢三:馬鹿丁寧に礼をしたまま、紳士を見送り。
GM:最後の客が店を出ていく。
芙蓉堂賢三:「……さて」姿が見えなくなったところで顔を上げる。
芙蓉堂賢三:「そろそろ閉めないといけないな」
芙蓉堂賢三:「……デジタルの時計は正確で良かったんだが、まあこれも馴染み深い」壁の振り子時計を眺める。
芙蓉堂賢三:扉の方へと行き、札を「CLOSED」に裏返す。
芙蓉堂賢三:あとは……少し事務作業をしてから、もうひとつの仕事に取りかかるだけだ。
GM:では、キミがもう一つの仕事に取りかかろうとした時。
GM:ガンガンガン、と店のドアが叩かれる。
芙蓉堂賢三:「うわ」
GM:外はもう暗い。
芙蓉堂賢三:外套を着ようと思っていたところで水を差される。
芙蓉堂賢三:「はいはい、どちら様でしょうか……!」急いで扉へ。
芙蓉堂賢三:ガチャリ、と扉を開ける。
GM:扉を開けると、セーラー服姿の金髪ショートカットの未来っぽい美少女モブが立っている。
芙蓉堂賢三:「…………」
芙蓉堂賢三:「!」
獅堂ヒカル:「やっと見つけた!黒コートの怪人!」
芙蓉堂賢三:「君は……!」さすがに驚いた顔をする。
獅堂ヒカル:「私です、獅堂ヒカルです!覚えておいででしょうか。」変な敬礼をする。
芙蓉堂賢三:「怪人だとか人聞きの悪いことを言わないで欲しいな……」
芙蓉堂賢三:「ああ、覚えているとも。中へ入りなさい。その格好は目立つから」
獅堂ヒカル:「霧が酷くて見つけるの大変だったわ。怪人呼ばわりくらい許せ!」
芙蓉堂賢三:店内へ招き入れる。
芙蓉堂賢三:「霧は私の責任ではないだろう!?」
獅堂ヒカル:セーラー服姿の少女は自分の格好を見ながら入店する。
獅堂ヒカル:「この服、変かなぁ。千佳嬢とおそろいですよ」
芙蓉堂賢三:「あ」入店したところで。
獅堂ヒカル:「俗に言うオソロだよ」
芙蓉堂賢三:「世間にはドレスコードというものがあるのだよ」
獅堂ヒカル:「あ?」
芙蓉堂賢三:「いや、ちょうど良かった。君はあれを持っていないか」
芙蓉堂賢三:「あれ、えーと、あの……」少し考え。
芙蓉堂賢三:「モバイルバッテリー」
獅堂ヒカル:「モバイルバッテリィ……?」不審そうな顔。
獅堂ヒカル:「何に使うねん」
芙蓉堂賢三:「いや、これを時々起動させていたんだが、どうしてもここの数字が減っていくから」
芙蓉堂賢三:奥から、手のひらほどの何かを持ってくる。
芙蓉堂賢三:スマートフォンだ。
獅堂ヒカル:「はー、なるほどね。スマホっていうのはね、充電が必要なのだよ。おじさん」背をかがめてまじまじとスマホを見る。
獅堂ヒカル:「って、何しとんねん!!」
芙蓉堂賢三:「それくらいは知っているとも。だからこそのモバイルバッテリー……」
芙蓉堂賢三:「えっ」
獅堂ヒカル:「20世紀初頭のロンドンになんてものを持ち込んでるんだ、おじさん!!」
芙蓉堂賢三:「えっ、何か問題が……?」
獅堂ヒカル:「歴史が歪んで大変なことになったらどうする!」
芙蓉堂賢三:「そういうことになるのか……?」真剣な顔になる。
芙蓉堂賢三:「君のその服とかは問題ないのに?」
獅堂ヒカル:「これは置きっぱにしないからいいの!」
獅堂ヒカル:「例えばだよ。陰陽師の時代に鉄砲を持ち込んだとしますよ」
芙蓉堂賢三:「うむ」
獅堂ヒカル:「銃、大活躍ですよ。刀とか弓矢とか陰陽師とか要らないですよ」
芙蓉堂賢三:「陰陽師はだいぶ強かったがな……」
獅堂ヒカル:「牛若丸、いつでも射殺できちゃいますよね」
芙蓉堂賢三:「……!」
芙蓉堂賢三:「な、なるほど」
獅堂ヒカル:「マズイわけですよ」
芙蓉堂賢三:「弁慶は悲しむな」
獅堂ヒカル:「なんで私がタイムパトロールみたいなことを言ってるんだ」
芙蓉堂賢三:「よくわかった。これを見られては拙いわけだ……そうか」
獅堂ヒカル:「私に没収されるか封印するか好きな道を選ぶな」
獅堂ヒカル:「私に没収されるか封印するか好きな道を選びな」
芙蓉堂賢三:「……寂しいが、仕方がないな」軽くスマホの画面を撫でる。
芙蓉堂賢三:ロック画面には、星宮千佳、乱童サナ、倉橋たまきの笑顔がある。
獅堂ヒカル:「物分かりがいいな。褒美にこれをやろう」タピオカの容器を押し付ける。半分くらいこぼれてる。
芙蓉堂賢三:「君に託すのがいいのだろうな。持って行きなさい」
芙蓉堂賢三:「なんだねこれは」不審げに眺める。
獅堂ヒカル:「ふん。大切なものなんだねえ」スマホを受け取る。
獅堂ヒカル:「それはタピオカです。千佳がおいしいおいしいって言って飲んでいました」
芙蓉堂賢三:「まあな。それでずいぶんと勉強をしたし」
芙蓉堂賢三:ずず、と飲んでみる。
芙蓉堂賢三:「何か丸いものが飛び込んできた」もちもちと噛んでいる。
芙蓉堂賢三:「甘いなこれ」ずずず、と飲み続けている。
獅堂ヒカル:「ほー。この写真、よく撮れてるな。千佳の時代に戻ったらプリントして持ってきてあげよう」
芙蓉堂賢三:「ああ、それは助かる……」
芙蓉堂賢三:「君は、相変わらずあちこち飛び回っているのか」
獅堂ヒカル:「まあ、寂しがるなや、おじさん。キミに郵便が届いてるぜ」そう言ってゴーグルをする。
芙蓉堂賢三:「郵便?」
獅堂ヒカル:「何を隠そう時空犯罪者は廃業したのだ。今はしがない時空郵便配達人だ」スマホをキミにかざす。
獅堂ヒカル:千佳が語りかける動画が再生される。
芙蓉堂賢三:「……あ」目を瞬かせる。
芙蓉堂賢三:「……ああ、そうか。元気でいるのか」
芙蓉堂賢三:「それは、何よりだ」
獅堂ヒカル:「会話はできないけどね。こうやって伝えることはできるわけ」
獅堂ヒカル:「黒コートの怪人おじさんはさ、みんなに伝えたいことあります?」
芙蓉堂賢三:「手紙と同じだな。もっと便利だが」
芙蓉堂賢三:「む」少し考える。
獅堂ヒカル:「お代はさっきもらったから」キミから受け取ったスマホをかざす。
芙蓉堂賢三:「……そうだなあ、多少は」
獅堂ヒカル:「いつでも承りますぜ」
芙蓉堂賢三:「それは有り難い。この店もなかなか苦労していてね」
芙蓉堂賢三:「では、今少々構わないだろうか」
獅堂ヒカル:「苦労人だねえ。いいよ!」
GM:少女は少し離れて中腰になり、スマホを構える。
芙蓉堂賢三:「えー、では……ここでいいのかな」辺りを見て、少し下がる。
獅堂ヒカル:「ここカメラね。ここ見て」
芙蓉堂賢三:「……こほん」
芙蓉堂賢三:「あ、もう始まっているのかな」
GM:少女は無言でこくこくと頷く。
芙蓉堂賢三:「では、始めますよ」
芙蓉堂賢三:「えー、拝啓」
芙蓉堂賢三:「そちらの気候は存じないものの、いかがお過ごしでありましょうか」
芙蓉堂賢三:「倫敦は変わらず霧模様ですが、こちらは息災にしております」
芙蓉堂賢三:「文明の恩恵からは遠ざかり、寂しいこともありますが。どうにかこうして仕事をしています」
芙蓉堂賢三:「……こちらの仕事の話は、あまりしなかったな。こういうものを扱っていてね」近くにあった絹の端切れなどを見せる。
芙蓉堂賢三:「星宮君の元気な姿を見られて大変嬉しく思いました。他の皆様も元気でおられるとは思いますが……」少し頭を掻く。
芙蓉堂賢三:「……そうだなあ。ひとつ。あの事件の後に心境の変化があった、という話だけは」
芙蓉堂賢三:「……あの後。私は……いつか、家族を持てればいいと、そう思うようになりました」
芙蓉堂賢三:「と言っても、平凡な幸せなど望むべくもない身だ。どういうことになるのかもわからないが」
芙蓉堂賢三:「いつか。良い報せをあなた方に送ることができればいいと、そう思っています」
芙蓉堂賢三:「その時は、またよろしく頼むよ」獅堂さんに。
GM:少女は録画終了ボタンを押し、スマホを片手に上機嫌でお尻を振る。
獅堂ヒカル:「撮れた、撮れた。撮れましたよ。イヒヒ」
芙蓉堂賢三:「終わったかな」
芙蓉堂賢三:伸びをしながら。
芙蓉堂賢三:「では、後は頼むよ。届けておくれ」
芙蓉堂賢三:「…………」
獅堂ヒカル:「バッチリよ。じゃあ、黒おじさん!また誰かの手紙を預かったら来るからね!」
芙蓉堂賢三:「"噂話と渡り鳥は、千の峰を越えてもやって来る"」ぽつりと。
芙蓉堂賢三:「どこの諺だったかも忘れたが」
芙蓉堂賢三:「私の羽は大して飛べもしないと思っていた」
芙蓉堂賢三:「助けて貰うことさえできれば、どこまででも飛んでいけるのだな」
芙蓉堂賢三:「それこそ、三千世界の果てまででも」
獅堂ヒカル:「はあ、おじさん。いい年して分かっていないようだね」溜め息を吐く。
芙蓉堂賢三:「ん?」
獅堂ヒカル:「人はどんな時でも1人じゃないのだよ!」遠くを指差す。
芙蓉堂賢三:「……そうだな」
獅堂ヒカル:「じゃあ……グッバイ!」そう言って少女は店を飛び出す。
芙蓉堂賢三:「ああ、また来なさい」手を振る。
GM:店の外、霧の空に黒い光が描かれる。
芙蓉堂賢三:「……今度はもう少しゆっくりしていってもいいのだがな」
芙蓉堂賢三:「さらばだ」
芙蓉堂賢三:その光を目を細めて見つめ。
芙蓉堂賢三:やがて、店の扉は再び閉ざされる。
GM:では、シーン終了。

■エンディング03 : 怪盗の日常 (倉橋たまき)

獅堂ヒカル:次のシーン!
GM:次のシーン!
GM:次はたまきさんのEDです
GM:N市。
GM:夜の魔天楼。ネオンサインの群れにはヒーローの広告が混じって輝く。
GM:遠くにはN市国際博物館が見える。
GM:その風景を臨む高い時計塔。
倉橋たまき:レトロブームに乗っ取って造られた、その時計塔の羅針盤。長針に腰掛けています。
倉橋たまき:怪盗姿で、ハンバーガーを食べながら、スコープで博物館の警備体制をチェックしている。
獅堂ヒカル:今宵、キミの視線の先にある博物館では「黄金のウィーク」と呼ばれる世界的に有名な宝石が展示されることになっていた。
GM:今宵、キミの視線の先にある博物館では「黄金のウィーク」と呼ばれる世界的に有名な宝石が展示されることになっていた。
GM:そのせいもあって、博物館の警備はいつも以上に厳重だ。
GM:“警察ヒーロー”シグナルポリスも既に強化フォームになっているようである。
倉橋たまき:「おーおーシグナルくん、またコスチューム変えたんだ。気合入ってるねえ」
倉橋たまき:「この後、デートが待ってるんだろ? こないだバーで出会って盛り上がった美女に誘われたもんね」
倉橋たまき:「なんでそんな事知ってるかといえば、その美女の正体が、変装した僕だからだよ」
GM:では、キミが犯行現場の下見をしていたその時。
GM:上の方から少女の叫び声が聞こえてくる。
獅堂ヒカル:「うわあああああ!」
倉橋たまき:「んん?」
GM:金髪ショートカットの少女が空から落ちてくる!
倉橋たまき:「うわああああ!?」
GM:落下してきた半泣きの少女は時計塔の針に引っかかる。
獅堂ヒカル:「なんか間違ってゾンビだらけの世界に行ってしまった……怖かった……」
倉橋たまき:「ヒカルじゃん。何してんの」
倉橋たまき:「思ってたより早かったね」
獅堂ヒカル:「あっ、怪盗先生。ご無沙汰」
獅堂ヒカル:「なるほど。こっちの世界とは時の流れが違うんだな」針に引っかかったまま思案する。
倉橋たまき:「ふうん?」食べ終えたハンバーガーの包みをくしゃくしゃと丸める。
獅堂ヒカル:「しかし、よお!お前が黒おじさんに買い与えたスマホ!ゾンビを倒すのに全然役に立たねえでやんの!」
獅堂ヒカル:「ただのスマホじゃん、これ!返すわ!」
獅堂ヒカル:キミにスマホを投げ付ける。
倉橋たまき:「なんで君の光線で戦わないの?」
倉橋たまき:「なんだ、持っててよかったのに」スマホを受け取る。
獅堂ヒカル:キミが受け取ると、ロック画面が映る。そこには、四人の写真が表示されている。
獅堂ヒカル:「怪盗先生はいちいちもっともなことを言いますね」
倉橋たまき:「お」思わず笑みが零れる。
獅堂ヒカル:「いらんわ、そんなもん!月々の契約料金だけ無駄にかかるだろ!」憤慨している。
倉橋たまき:「転送しとこ」自分のスマホに写真を転送している。
獅堂ヒカル:「あっ。その写真、プリントしたら黒おじにあげに行くからくれよ」
倉橋たまき:「何、今日来たのってそういう用事?」
倉橋たまき:「僕これから盗みに行かなきゃいけないんだけど。それ終わってからでいい?」
獅堂ヒカル:「そうなのよ。かんわきゅうだいだね。かんわきゅうだいってどういう漢字書くの?」
獅堂ヒカル:「だめです」両手でバツしるしを作る。
倉橋たまき:「甘い和風の九つの台だよ」
獅堂ヒカル:「私の仕事を優先します」
倉橋たまき:「えー」
獅堂ヒカル:「あま…わふ…」ごそごそとポケットをあさってスマホをキミの前にかざす。
獅堂ヒカル:「また一つ賢くなってしまった。千佳よ、私はキミを置き去りにしてしまうぞ」
獅堂ヒカル:動画の再生が始まる。
GM:千佳が語りかける様子が流れる。
倉橋たまき:「ふふふ。自慢してあげるといいよ」
倉橋たまき:「あ、言ってたやつ。本当に閑話休題だったんだな、写真の話は」
倉橋たまき:嬉しそうに顔をほころばせ、動画に見入ります。
GM:動画の中では、千佳が元気そうに叫んだりしている。
GM:続いて芙蓉堂の動画が流れる。
GM:芙蓉堂が真面目そうに自身の近況や心境の変化を語る様子が映る。
倉橋たまき:「うんうん。元気だよ。…ふふ、結婚すればよかったね。あはは」動画に返答しながら見ている。
倉橋たまき:「芙蓉堂さんは真面目だなあ」
倉橋たまき:「でも、なんだか表情が柔らかくなったね。こりゃ、次の手紙で奥さん連れてるかもしれない」
GM:動画の再生が終わる。
獅堂ヒカル:「はい、以上であります!」
倉橋たまき:「うん」パチパチと拍手。「二人とも生きてるんだな」
獅堂ヒカル:「健在でしたねえ」
獅堂ヒカル:「プリンス&プリンセスさん(※たまきのこと)はみんなに何か伝えたいことはありますか?」
獅堂ヒカル:「まあ、もちろんお代はいただきますが」照れたように頭をかく。
倉橋たまき:「可愛らしく代金を請求してきたね」
獅堂ヒカル:「可愛らしいなんて生まれて初めて言われたよ……」感極まる。
倉橋たまき:「うーん、お代ねえ」首を傾げる。「この後写真をプリントしてあげるから、それでチャラでいいじゃん」
獅堂ヒカル:「だめ!写真プリントは黒おじさんにあげたら無くなっちゃうでしょ!」
獅堂ヒカル:「なんかないんか!怪盗だろ!」
倉橋たまき:「怪盗にカツアゲするとは、大物だな」
倉橋たまき:「それじゃ可愛らしいプリンセス、一緒にショーの主役にならない?」
獅堂ヒカル:「へえっ?」思わず声が裏返る。
獅堂ヒカル:「ホワットドウユウミーン?(昨日の英語の授業で習った)」
倉橋たまき:「ヒロインはさる亡国に受け継がれし秘宝『黄金のウィーク』。博物館という鳥籠に縛られた彼女を、自由の空に飛び立たせるんだ」
獅堂ヒカル:「お、おおー!」パチパチと拍手する。
獅堂ヒカル:「そ、それはつまり!?」
倉橋たまき:「僕ら二人によるロマンチックな冒険活劇。上演開始時刻は30分後」
倉橋たまき:「君も怪盗になれる!」
倉橋たまき:「どう?」
獅堂ヒカル:「犯罪者じゃねーか!私、時空犯罪者は廃業したんだよ!」
獅堂ヒカル:「ん。待てよ。つまり私はその宝石がもらえるのですか?」
倉橋たまき:「もちろん。それが今回のお代ってことで」
獅堂ヒカル:「うげー!興奮してきた!やるぞー!」両手を上げて喜ぶ。
倉橋たまき:「うんうん」ニコニコする。「それに今更、ちょっと罪状が増えたところで大差ないでしょ」
倉橋たまき:「まあともかく」
倉橋たまき:「ビデオメッセージもまわしちゃおうか。せっかくの晴れ舞台だし」
獅堂ヒカル:「素晴らしい。一部始終はこの私、獅堂ヒカルが撮影していますのでね」スマホを構えて腰をくいくいと揺らす。
倉橋たまき:「オーケー。時間もちょうどいいし、スタートしようか」
倉橋たまき:長針の上で器用に立ち上がる。マントがはためく。
獅堂ヒカル:「では、録画開始~」小声でスタートボタンをタップすると短針から飛び跳ねる。
倉橋たまき:「ハロー、皆、元気かい?」カメラを覗き込む。
倉橋たまき:「こちらは元気。これから、素敵なショーをご覧いただくから、ぜひ最後まで楽しく見て行ってね」
倉橋たまき:「そうだ、少し考えたんだけど。こっちの世界にも君たちがいるのかな?」
倉橋たまき:「もし出会えたら、友達になろうと思う。そっちの世界に僕がいたら、やっぱり友達になってやってくれると嬉しい」
倉橋たまき:「僕じゃないけど、僕だから。悪い思いはさせないと思うよ」
倉橋たまき:「さて。そろそろ開演の時間だ」
倉橋たまき:白い仮面を装着。摩天楼を眼下に、微笑を浮かべて。
倉橋たまき:「ショータイムだ」怪盗が一羽、今宵も夜空に舞う。
GM:では、シーン終了。

■エンディング04 : 英雄の日常 (乱童サナ)

GM:では、最後のシーン!
GM:最後はサナさんのEDです。
GM:UGNが敗北し、FHが統治する世界。
GM:しかし、FHに逆らうものやUGNの残党は密かに粛清されており、そこに一切の自由はない。
GM:科学技術は現代日本よりも若干進歩したが、非オーヴァードに対する差別も日に日に増している。
GM:あるセーフハウスの一室。そこは、レジスタンスであるUGNの隠れ家の一つであり、今のキミのアジトでもある。
GM:留守電の着信があった携帯が暗闇の中で光っている。
乱童サナ:ソファに腰かけ、久しぶりに焼いたホットケーキを一口齧って、首を傾げる。
乱童サナ:「んー……今いち。腕落ちたかな。いや、材料のせいか」
乱童サナ:アジトに隠れ済む生活では、新鮮で上等な食材など滅多に手に入らない。
GM:では、その時。
GM:携帯電話に着信が入る。
GM:表示されてるのは知らない番号だ。
乱童サナ:「……?」
乱童サナ:少し警戒しながらも電話に出る。
?????:「ハロー!私だよ!私!」
乱童サナ:大音量に驚き、電話を切る。
GM:もう一度電話がかかってくる。
乱童サナ:「……誰?」今度は受話器を耳から遠く話して応答する。
?????:「ひどない?」
乱童サナ:「声が大きいから……というかまず、誰?」
?????:「えー。あなたに素敵なお届け物があってきました」
?????:「ドアを開けてください」
乱童サナ:「誰だっつってんの……」
乱童サナ:そう言いつつも、大体の予想はついている。セーフハウスのロックを解除しドアを開ける。
獅堂ヒカル:「あなたにプレゼントと言伝が」ゴーグルをした金髪ショートカットの少女がスマホを持って立っている。
乱童サナ:「入って。この世界は物騒だから」
GM:少女はずかずかと部屋に入る。
獅堂ヒカル:「リアクション薄いなぁ」
GM:少女は後ろ手にドアを閉める。
獅堂ヒカル:「それじゃあ、改めまして」
GM:少女はキミに真っ赤な宝石を差し出す。
乱童サナ:「うん?」
獅堂ヒカル:「美しいレディに、と」
獅堂ヒカル:「怪盗少女の世界では、もうじき母の日なんだそうで。この世界ではどうなのか知らんけども」
獅堂ヒカル:「騙されたね。犯罪者なんて信じるものじゃない」
獅堂ヒカル:「無駄働きをしてしまった。あーあ」
乱童サナ:宝石をまじまじと見つめ、複雑な顔をする。
乱童サナ:「……気持ちは嬉しいけど、大丈夫?」
乱童サナ:「これ、受け取って大丈夫なやつ?」
獅堂ヒカル:「ただの酸化鉱物の塊だから時間への影響は大してないアルよ」
獅堂ヒカル:「ありがたく受け取るヨロシ」
乱童サナ:「そういう心配をしてるんじゃ……何その語尾」
乱童サナ:なし崩し的に誤魔化されて受け取る。
乱童サナ:眺めて楽しむものなど、手にするのも久々だったせいかもしれない。
獅堂ヒカル:「あー。レネゲイド的なアレじゃないって怪盗先生ガールズも言ってたからそこは大丈夫」
乱童サナ:「それも違うから。元気そうなら何よりだけど」
獅堂ヒカル:「やる気元気。ただまあ、そっちはオマケなんですよ。私、パシられただけだから」
獅堂ヒカル:「本題は郵便屋さん」
乱童サナ:「こんな豪勢なオマケがあるか。本題はどれだけの……郵便?」
獅堂ヒカル:「はーい。いきますよー」ヒカルはキミの前にスマホをかざす。
獅堂ヒカル:動画が再生される。夜の時計塔に立つ怪盗少女の姿が映る。
GM:彼女が自分の近況や他の世界の自分について話す様子が流れる。
乱童サナ:「……」少し目を細め、映し出される少女の姿を眺めている。
GM:続けて、少女が大立ち回りを演じたりカメラにアピールする光景が見える。
乱童サナ:「会えたらうれしいけど。この世界には居ない方がいいかもね」
GM:映像が切り替わり、芙蓉堂が真面目に語る様子が流れる。
GM:倫敦は霧模様だとか、どうとか。
GM:心境に変化があったとか。
乱童サナ:「うわ、固いな、芙蓉堂さん……へえ?」報告には、少し目を丸くする。
乱童サナ:「……私もそろそろ連絡取ってみるかな」
乱童サナ:机の上、娘の写真の後ろにある、冴えない顔をした研究員風の男の写真を眺めて呟く。
獅堂ヒカル:最後の映像に切り替わる。
GM:千佳が堅苦しく挨拶を始める。
GM:すぐに我慢が限界を迎えたのか、千佳は元気よく叫び出す。
乱童サナ:真剣な面持ちで見ていたが、様子が変わった所でくすりと笑いが漏れる。
GM:千佳は別の世界にいるキミたちに思いを伝えようと一生懸命に語りかける。
乱童サナ:「……そうだね。それぞれの世界で、為すべきことを為す」
乱童サナ:思い出すたび胸を刺す、小さな棘のような痛みに慣れはしない。
乱童サナ:でも、それでいい。
乱童サナ:それさえも抱えて、生きていくことができる。戦える。
乱童サナ:きっと、この少女もそうしているから。
獅堂ヒカル:「はい、お手紙は以上です。どうでしたか?」スマホの停止ボタンを押す。
乱童サナ:「ありがとう。率直に言って勇気が湧いた。温かかった」
獅堂ヒカル:「ふふん。そうだろう、そうだろう」
獅堂ヒカル:「サナさんからは何かお手紙ありますか?」
乱童サナ:「うーん……」顎に手を当て、難しい顔をする。
乱童サナ:「困ったな。それほど報告することもないんだ」
乱童サナ:「なにせ私は、何もかもこれからだから」
獅堂ヒカル:「まあ、そのうちまた来るからその時でもいいよ」
乱童サナ:「……あなた、時空犯罪者はやめたんじゃないの?」
乱童サナ:「そんなちょくちょくきて大丈夫なの?」
獅堂ヒカル:「時空犯罪者はやめて、今はしがない時空郵便配達人です」
乱童サナ:「うーん、怪しい」
乱童サナ:「ちゃんとしなさいね」
獅堂ヒカル:「高校を出たらちゃんとした仕事に就くから」
GM:では、そこでキミの携帯が鳴る。霧谷雄吾からの連絡のようだ。
乱童サナ:「よろしい。信じます……っと」
乱童サナ:「はい。こちら乱童」
霧谷雄吾:「乱童さん、ですか」意外そうな声。
乱童サナ:「はい。勝手に連絡を絶ってすみません」
霧谷雄吾:「いえ。……構いません。あなたにしかできない仕事があります」
乱童サナ:「何でも引き受けますよ。少なくとも、コードウェル博士とアレを相手に戦うよりはマシでしょうから」
GM:霧谷からの連絡は、UGNの施設がFHから強襲されるのを守って欲しいというものだった。
乱童サナ:「了解。直ちに現場へ向かいます」
霧谷雄吾:「よろしくお願いします、乱童さん。お待ちしています」
GM:そう告げて霧谷からの通信は切れる。
獅堂ヒカル:「お出かけのご様子で」
乱童サナ:「そうみたい。ちょっとだけ撮ってくれる?」カメラに向き直る。
獅堂ヒカル:「お。いいよ、いいよ」スマホを構える。
乱童サナ:「私は乱童サナ。UGNの本部エージェント、スカーレットヴィヴィアン」
乱童サナ:「時間も空間も超えて繋がった、あなたたちとの絆を胸に」
乱童サナ:「この世界で、先陣を切り、火を灯し続ける」
乱童サナ:使い慣れた剣を手に取る。
この剣を手にする者は、力に飲まれぬ強さを求められるのだという。

乱童サナ:「我らがリーダーが命名した、オールスターズの名に恥じぬように!」
乱童サナ:「じゃあ……行ってくるね」
乱童サナ:かくして、一度地に落ちた英雄は再び地獄の戦いへと舞い戻った。
獅堂ヒカル:シーン終了。
GM:シーン終了。

■エンディング05 : おまじない [マスターシーン]

GM:マスターシーン。
GM:「サナ師匠、行くの?」金髪ショートカットの少女がどこか寂しげに言う。
GM:「じゃあ、よお」
GM:金髪ショートカットの少女は背の高い女性を上から下までじろじろと見る。
GM:「サナさん、背が高いな。ちょっとしゃがみなさい」
GM:少女はてくてくと近付くと、頬にキスをする。
GM:「無事に家まで帰れるおまじない、なんだって」
GM:「間接キスだぜ、これ」
GM:少女は恥ずかしそうに腕で顔を隠す。
GM:「このホットケーキは切手代としてもらっていきます」
GM:少女はふっくらとしたホットケーキを指でつまむ。
GM:「千佳、きっと喜ぶぞ」
GM:そう言って少女は黒い光に変わって消えた。
GM:シーン終了。

■アフタープレイ

GM:エンディングフェイズはこれで全て終了です!
GM:皆さん、お疲れ様でしたー!
星宮千佳:はーーー
星宮千佳:おつかれ・・・さま・・・・でした・・・!
倉橋たまき:おおつかれさまままでした
乱童サナ:お疲れさまでしたーああああ!!
芙蓉堂賢三:お疲れ様でしたー!!
星宮千佳:たのしかった・・・
GM:やったー!
星宮千佳:楽しかったな~~
芙蓉堂賢三:最高でした!
乱童サナ:最高、最強、優勝、完璧
倉橋たまき:ハッピー!ハッピー!
星宮千佳:最強すぎてサイになったわね
芙蓉堂賢三:ぱおーん
乱童サナ:サイに今日なったわ
芙蓉堂賢三:わおーん
GM:それでは、最後にぱぱっと経験点の配布を行って終わりにしましょう!
芙蓉堂賢三:はーい!
乱童サナ:あいあい!
星宮千佳:いつもの!
倉橋たまき:ウェイ!
GM:項目を一個ずつ読み上げるのでぱぱっと反応してください!
倉橋たまき:パ!
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:みんな時空の彼方に消滅したりしなくてよかったです!
GM:1点!
乱童サナ:いえい!
星宮千佳:あたし、一度死亡したけどね
芙蓉堂賢三:無効化したし!
乱童サナ:何を~こっちだって死んだぞ。別人だけど
GM:死んでる!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:まずは死亡者を出さずにシナリオをクリアしたことで8点
GM:Eロイスが6つで6点
倉橋たまき:サナさんが選択してくれたおかげ!
芙蓉堂賢三:うおー
星宮千佳:そうだなぁ
星宮千佳:サナさんが裏切ってくれたおかげだよ
乱童サナ:えへへ
GM:Dロイスがコードウェルの古代種と先行種、モリアーティの天才、ヒカルの野獣本能、デフロット・バイルの羅刹で5個なので5点
芙蓉堂賢三:たくさんあった
GM:19点ですね
乱童サナ:羅刹持ってたんだ…
乱童サナ:多っ
GM:・最終侵蝕率による経験点
GM:これはおのおので出しなさい
芙蓉堂賢三:4点!
乱童サナ:5点ゲットした
倉橋たまき:4点でした!
星宮千佳:4点!
GM:では、みなさんもらいなさい!
乱童サナ:いただきます!もぐもぐ!
星宮千佳:あと、わたしはSロイスもあります
芙蓉堂賢三:いただきます!
GM:おお
乱童サナ:すごいぜ
GM:・Sロイスがタイタスにならなかった
GM:これですね
GM:では、該当者は5点!
星宮千佳:それです! ナチスの研究では、5点もらえるという噂があります
星宮千佳:わーい5点!もらいまーす!
倉橋たまき:どうぞどうぞ!
芙蓉堂賢三:すごーい
GM:すごいぜ!
GM:・リバースハンドアウトを公開した
GM:みんな公開したので、1点だよ!
星宮千佳:したぞー
乱童サナ:したわ
芙蓉堂賢三:した……
GM:したかな?
倉橋たまき:したね!
GM:じゃあ、もらいなさい!
芙蓉堂賢三:もらいます!
倉橋たまき:もらう!
GM:・よいロールプレイをした
GM:これはお互いに自薦他薦するといいでしょう
乱童サナ:薦しちゃうぜ
GM:クオンタムさんは相変わらずPC1ロールが素晴らしかった。即死から復活するところなんて熱すぎて震えました。
乱童サナ:千佳ちゃんはもう根っからのスターって感じで最高に輝いてた
芙蓉堂賢三:千佳ちゃんは文句なしにPC1として全員を引っ張ってくれました! 明るく元気で、でもチルドレンとしてのつらさもあって最高でした
星宮千佳:あたしあたし!
星宮千佳:でも、合流シーンが終わるあたりまでは
倉橋たまき:千佳ちゃんはまちがいなく人間関係の要になってて、すごくPC1らしくて良かった
星宮千佳:「めかぶさんにPC1やってもらえばよかった……」って意気消沈していたので、無事におわってよかったです
倉橋たまき:かわいかったし
星宮千佳:コーコーセイだからね!
芙蓉堂賢三:消沈することないですよ! よかったもん!
倉橋たまき:めかぶがどれだけクオンタムさんのファンだと思ってんですか!
GM:サナさんは戦闘演出がアホみたいに格好良くて好きでした。ボロボロの刀身が炎で埋まるところ最高。
乱童サナ:とにかくパッと物事に反応して、話しかけて、先に進めてくれるから
星宮千佳:サナさんなーーー
星宮千佳:サナさんなー……
星宮千佳:マジでなー……
芙蓉堂賢三:サナさんはもう、難しい役回りを完璧にこなしてくれて……ほんとに……
芙蓉堂賢三:最高点
芙蓉堂賢三:……
倉橋たまき:サナさん台詞回しが好き!映画の登場人物みたいで、無駄がなくて憧れ
乱童サナ:苦心した分褒めがありがたい!
星宮千佳:でもたしかに、CAT兄さんがTwitterで言っていた通り、CAT史上いちばんめんどくさい女だった(RHO含む)
倉橋たまき:通常ステージとエンドラインステージの変わりようとか超良かった
芙蓉堂賢三:ドラマ部分を引っ張ってくれたのはサナさんかなって思ってます!
倉橋たまき:あと戦闘描写が死ぬほどかっこよかった
星宮千佳:ひーちゃんが死んだところで「私は……」って一人苦悩してるところ、あっめんどくさいやつだ!って思った
乱童サナ:そう、めんどくせーw
乱童サナ:何を悩んでるのか誰にも言えないとこうなるんだなってw
星宮千佳:いいめんどくささだったよ!コンボ名もかっこいいし最高だった
GM:芙蓉堂さんはなんかセッションで出てきた台詞とか演出を拾ってくるのが異常に上手かったですよね。
芙蓉堂賢三:わーわー
倉橋たまき:芙蓉堂さんね!あの、時代背景を踏まえたロールはささささんにしかできない武器だと思います。
GM:たまきさんと二人で攻撃を喰らった時の台詞とかすごい良かったです。
星宮千佳:明治の人天丼、楽しかったな~
芙蓉堂賢三:楽しかったー
星宮千佳:最後の最後のお別れの瞬間に明治天丼するの、すごくいいですよね
星宮千佳:もうやれない天丼なんだよ~
芙蓉堂賢三:本当にめちゃくちゃ楽しかったですね
芙蓉堂賢三:うおー
乱童サナ:自分は冷たいと思いながら周りの人みんなに気を回してるところが良かったと思うぜ
星宮千佳:あとねー
芙蓉堂賢三:動画越しにやろうぜ
星宮千佳:クライマックス戦闘の時、みんなで順番にたんか切るじゃないですか
星宮千佳:焼かれずにいられるか~ってあれ、超かっこよかったですね
芙蓉堂賢三:わーー
倉橋たまき:芙蓉堂さんが軍人なんだけどお人好しになってしまう心理描写、セッションのなかですごくドラマティックにされてて、良かったです。
芙蓉堂賢三:ありがとうございます。確かその場で考えた
乱童サナ:普段の態度が大人の分アツい事をいうとさらに映えるよね
芙蓉堂賢三:がんばりました……!
倉橋たまき:あと芙蓉堂一族なんだけど全員別の人だってわかる立ち絵がうまくて好きです。
芙蓉堂賢三:やったー
GM:たまきさんはなんか台詞もしっかりクールだし、戦闘演出も格好良いしすごい良かったですね。怪盗らしかった!
星宮千佳:たまきち~~~~
芙蓉堂賢三:たまきちゃん!
星宮千佳:たまきち好き~~~~
乱童サナ:スタイリッシュ!イケメン女子!
倉橋たまき:わーいわーい
星宮千佳:けっこんしよ……
GM:薔薇を使った攻撃、すごい格好良いですね。困る。
芙蓉堂賢三:めちゃくちゃ華やかさがあっていいんですよねーーー
星宮千佳:これは見学室でも言ったんですけど、こういう王子様系イケメン女子がエグザイルの異形変化を使いこなしてるの、ちょーよかった
芙蓉堂賢三:でもサナさんとか千佳ちゃんを気遣ってあげたりとかも良くて
星宮千佳:たまきち……うう……
乱童サナ:そう、たまきちゃんも何気に気遣いの人なんだよな~メインからちょっと外れたところにもライトを当てるというか
乱童サナ:千佳ちゃんとのやり取りとかねー
GM:たまきさん、会話がしやすくてビビりましたね。コミュ力の鬼かな。
倉橋たまき:もっと皆といろんなお話したかった!
星宮千佳:あっあとね、ひーちゃんが死んで千佳がガックリ来てるところに
乱童サナ:もっと侵蝕が低かったらもっと絡みたかった…ちくしょう
星宮千佳:無理してない!こないで!キライ!って言ってもゆっくり歩いてきてくれるところ
星宮千佳:あれねー
星宮千佳:めかぶ味がした・・たいへんよかった・・・
芙蓉堂賢三:あそこ!
GM:スープとかに入ってそう。
芙蓉堂賢三:千佳ちゃんの拒否もよかったし、たまきちゃんが来るとこもよかったし
芙蓉堂賢三:もーーーってなりました
乱童サナ:ここはそうだよね!っていうポイントをきっちり突いてきた
倉橋たまき:えへへ 栄養あるよ
芙蓉堂賢三:こっちは後方保護者面をしていた
GM:では、皆さんよかったようなので、1点ずつもらってください!
乱童サナ:ストレートもカーブもうますぎメジャーリーガーか?
倉橋たまき:ハッピー!ハッピー!
星宮千佳:はー
乱童サナ:もらいます!
芙蓉堂賢三:もらう!
星宮千佳:10点くらいもらっちゃダメ?
芙蓉堂賢三:よくばりさんだ
乱童サナ:みんなの分も残しておこうね
星宮千佳:1点でガマンするか……
GM:がまんしなさい!
GM:次!
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
GM:誰か一人でも欠けていたらこのセッションはハッピーエンドにはなりませんでした
GM:皆さん、1点ずつもらってください!
乱童サナ:いえーい
星宮千佳:わおわお!
芙蓉堂賢三:やったー
芙蓉堂賢三:みんな助かったよー
倉橋たまき:ひゅーー!
乱童サナ:クオンタムさん、個人的にはファイアブランドで一億点
乱童サナ:バディムーブで五億点くらい入る
星宮千佳:あれはその場で考えたので、僕もえらいと思っています
芙蓉堂賢三:バディムーブ! 助かった!
倉橋たまき:あの演出ほんと良かった!
GM:気持ちは分かるけど、1点まで減点して!
芙蓉堂賢三:めちゃくちゃ助かりましたね。あと進行役してくれたとこもよかった
乱童サナ:ちっ、仕方ないぜ
星宮千佳:これは誰を助けるってわけではないんですけど
倉橋たまき:100億点マイナス99万いくらかで1点にしてやろう
星宮千佳:合流シーンがめちゃくちゃワチャってたのに、なんとか先に進めたのは
芙蓉堂賢三:そう!
星宮千佳:PLのみんなの相互助け合いの精神があったからだと思っています
星宮千佳:みんなの頭をなでてあげたい
乱童サナ:心だぜ
GM:素晴らしかったぜ
倉橋たまき:それはほんとに!
乱童サナ:Mもありがとう
芙蓉堂賢三:あそこ、千佳ちゃんが率先して進めてくれて、こっちもやりやすかったし
芙蓉堂賢三:みんなも良い感じに分担していったのでみんなよかった
芙蓉堂賢三:Mさん……
GM:では、皆さん1点ずつもらうんだよ!
芙蓉堂賢三:もらったー
GM:では、次!
GM:・セッションの進行を助けた
星宮千佳:もらいました!
GM:GWともう一日だけで終わってすごい助かった!
GM:1点です!
乱童サナ:今いいそびれてたけど
乱童サナ:たまきちゃんがサナを気にかけてくれたのでただカリカリしてるだけじゃないところを見せられたので
乱童サナ:感謝しています
倉橋たまき:うへへ
芙蓉堂賢三:あそこよかった!
芙蓉堂賢三:あっあと!
芙蓉堂賢三:たまきちゃんスマホ関連ありがとうございました!
倉橋たまき:えへへへ~~~
星宮千佳:あそこねー!サナさん、発言数が少ないのずーーっと気にしてたので
星宮千佳:たまきちゃんが上手いことやってくれてよかったなあ
乱童サナ:気配りなんだよな~
倉橋たまき:でっへっへっへっへ~~~~
星宮千佳:めかぶの味がするよ
芙蓉堂賢三:おかげでいろいろ演出できたからすごく楽しかった<スマホ
倉橋たまき:おいしいよ!
倉橋たまき:うへへへへへへへ~~~~~
GM:次!
倉橋たまき:でへっ
GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:みなさん、積極的にスケジュール調整に協力してくれてありがとうございました!
星宮千佳:したぜ!
GM:クオンタムさんはどどんとふもありがとう!
GM:皆さん、1点です!
星宮千佳:あと、エンディングゆっくりやりたい~ってお願いを聞き入れてくれてありがとうございます
乱童サナ:ありがとうありがとう!
芙蓉堂賢三:とふありがとうございました!
星宮千佳:スケジュールの関係で無理かなあって思ってたから、今日ゆっくりやれてよかった~
芙蓉堂賢三:あとログもだ!
倉橋たまき:ありがとー!ありがとー!
倉橋たまき:私ものんびりEDやれてよかったです!
乱童サナ:これで画竜点睛!
芙蓉堂賢三:よかったよかった
乱童サナ:ログ爆速の助!
GM:では、これで経験点項目は全てオール!
GM:GMは眠いので計算は皆さんにお任せします
乱童サナ:GM−!
星宮千佳:GM!
倉橋たまき:計算できない
芙蓉堂賢三:28……?
乱童サナ:30点…か?
倉橋たまき:だめだ 計算ができない
乱童サナ:いや29だ!
星宮千佳:ささささんが28点なら、めかぶ28・CAT29・クオンタム33だけど
星宮千佳:あってた!
芙蓉堂賢三:クオンタムさんがSロイス長者だ
倉橋たまき:私はささささんとCATさんを信頼しているので28点です
星宮千佳:C((33+29+28+28)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 39

GM:めかぶさんが他力本願すぎるw
星宮千佳
クオンタム:33
CAT:29
さささ:28
めかぶ:28
GM(すかいはい):39

星宮千佳:チチーン!
乱童サナ:ヤッター
星宮千佳:こういう計算結果がでました
芙蓉堂賢三:しゃー
倉橋たまき:わーい!わーい!
GM:では、あとでGMの署名をしたものをお送りしますので
GM:経験点は皆さんもらってください!
倉橋たまき:もしゃもしゃ!わしゃわしゃ!
芙蓉堂賢三:いただきまーす
乱童サナ:ズルズルーッ
GM:ダブルクロス The 3rd Editionシナリオ「インフィニティ・クライシス」、これにて全て終了です!
GM:皆さん、お疲れ様でしたー!
星宮千佳:おつかれさまでした!たのしかった!
乱童サナ:お疲れさまでした!!
倉橋たまき:お疲れ様でした~~!ハッピーエンド!
乱童サナ:GMに超感謝!
星宮千佳:すかいはい! すかいはい!
倉橋たまき:すかいはい!すかいはい!
乱童サナ:ハイルすかいはい!
芙蓉堂賢三:お疲れ様でした!
芙蓉堂賢三:\すかいはい/
どどんとふ:「GM」がログアウトしました。
どどんとふ:「倉橋たまき」がログアウトしました。