DX3rd 『目覚めの季節』(GM:ぺんさん)

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キャラシート

PC1 《ホワイトミュート》士騎朝輝しきあさきキャラシート(PL:白金)
PC2 《リッターシルト》藤原奈央ふじわらなおキャラシート(PL:クオンタム)
PC3 《ナカツカミ》九重 遠ここのえ とおキャラシート(PL:闇猫)
PC4 《無辺往路》ウェイフェアラー 雨堂聖理うどうきよりキャラシート(PL:馴染)

セッション開催場所

https://tekey.jp/game/
ID : DD7hLn6lmfgwDO7ImYkQ
PASS : natu

目次

プリプレイ

昨日と同じ今日。 今日と同じ明日。 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで。 世界はすでに変貌していた。

時は巡る。過去は風化し、やがて思い出へと、思い出は忘却へと変わっていく。
しかし、忘れられない過去もある。

それは愛。それは恋。それは絆。
それは傷。それは罪。それは罰。

季節が移り変わり、新たな日常へ歩みだそうとしたその時、
忘れられていた過去が氷解する。

狂い咲くは六つの供花。
自由を守りたくば、怨念を氷散けちらせ。

ダブルクロス The 3rd Edition 『目覚めの季節』
ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。

GM:と、言うことで士騎朝輝人誅編こと目覚めの季節を始めていこうと思います。よろしくおねがいします
九重遠:よろしくお願いします!
GM:まずはプリプレイ、自己紹介の方から始めていこうと思うよ。
GM:最初はPC1の士騎朝輝くんから。よろしくな

PC1 《ホワイトミュート》士騎朝輝しきあさきキャラシート(PL:白金)

士騎朝輝:PC1!通りすがりのオーヴァード、元流離の旅人、現リッターシルトの懐刀、氷の魔剣士《ホワイトミュート》士騎朝輝です。
士騎朝輝:何よりも人の心の自由を愛し、困ってる人間を自由にする為に、なんだかんだで損得抜きで力を振るってしまう二枚目気取り。
士騎朝輝:本人は全くお人好しだとは思っていませんが、何故かそう言う風に思われることが多いんですよね。
GM:おろとかござるとか言わないタイプのるろうに
士騎朝輝:言わないよ!
士騎朝輝:趣味は旅、旅で出会ったモノを写真に収める事、映画鑑賞、日々を自由に生きる事。
士騎朝輝:愛刀の『村雨丸』はDロイス:遺産『鬼切の古太刀』。南総里見八犬伝を出自とする霊刀で、全シンドローム全エフェクトでも持ちえぬEロイス解除能力を持っています。
GM:遺産中の遺産だ
士騎朝輝:村雨丸とは精神的に深い繋がりがあるようで、互いに意思疎通が取れる描写がなされます。彼女は『メモリー』としても所持。
士騎朝輝:性能はブラックドッグ/サラマンダーの単体暴走アタッカー。エフェクト《加速装置》《ヴァジュラ》を使用すると行動力が上がって攻撃力が上がって暴走します。
士騎朝輝:暴走するとエフェクト《紅蓮の憎悪》が発動し攻撃力が上昇します。そして暴走状態の時にしか使えない高火力エフェクト《クレイジードライヴ》を搭載。
GM:危険な男なのだ
士騎朝輝:又、この時期に最強のイージーエフェクト《快適室温》も持っている完璧さ。
士騎朝輝:今は旅を中断しており、リッターシルトの護衛兼小間使いみたいな事をやっています(多分)。ここら辺が良くわかるマスターアビス二部作『絶対同化領域ベルゼブブ』『深淵のオラトリオ』もよろしく。
士騎朝輝:今回はそんな僕の過去に焦点を当てたセッションでもあり、参加メンバーが全員過去の同卓者で深い関係の人もいる。これは張り切らざる得ませんね!以上です。
GM:昔のセルのことがわかるとかなんとか
GM:ではそんな士騎くんのハンドアウトはこちらだよ
・PC1(士騎朝輝)用ハンドアウト
推奨ワークス:自由
シナリオロイス:“リヴトゥライズ”推奨感情 P:同情/N:憤懣

君はかつてFHに所属していたオーヴァードだ。
数年前、君がまだFHチルドレンだった頃、君は所属していたセルから、とあるFHセルの処分を命じられた。
そのセルは行っていた実験に失敗し、実験体のほぼ全てがジャーム化。
ジャーム専門の掃除屋である君に声がかかったのだった。
任務を遂行した君は、施設内でジャーム化していない唯一の生存者を見つけた。

個体名“リヴトゥライズ”。地獄を生き残った彼女は、
現在、君の命を狙いこの街に訪れているという。
君は日常を守るため、彼女を倒さねばならない。
士騎朝輝:過去に何をやらかした!俺!
GM:ということで逆恨みされるらしいよ。何をしたのかはOPの回想で詳しくやろうかなと思います
士騎朝輝:ハイよ!
GM:夢かなんかでその時のことを何故か回想し、目が覚めてあらあら~って感じの流れで行こうと思います。よろしくね
士騎朝輝:了解でござるよ。おろろー
GM:あとなんか昔のことで描写したいことがあったら見学室とかで言ったらなんかするかも?
GM:なんかあったらいってくれよな!では次の方
GM:PC2の藤原奈央さんよろしくお願いします

PC2 《リッターシルト》藤原奈央ふじわらなおキャラシート(PL:クオンタム)

藤原奈央:はーい
藤原奈央:あっ立ち絵左すぎる
藤原奈央:4にしておこうっと。UGN支部長をやってる18歳JK、藤原奈央です。
藤原奈央:さすらいの剣客していた士騎くんを(色々あって)拾い上げ、今は用心棒というか右腕というかそんな感じで手元においてます。
藤原奈央:マスターアビス最終話で、たしか住んでるところもマンションの隣の部屋ということになっていた……きがする……
GM:同じ部屋ではないのがちょっと面白い
藤原奈央:それじゃエッチな話になっちゃう!
藤原奈央:シンドロームはシンプルな起源種サラマンダーのガード型。とにかくガードしかできません。
藤原奈央:100%になると範囲ダメージをラウンド1回9d10軽減しつつ、遠くの人を11d軽減できたりするんですが
藤原奈央:割とこれ抜かれることも多いんですよね。だいたい50くらい軽減できるはずなので、
藤原奈央:みんなHPをこまめに回復したりボディアーマーを買ったりしてね。
GM:HP軽減があると装甲は大事になってきますよね
藤原奈央:ダメージを軽減するエフェクトではなく、一時的にHPを増やすエフェクトだと考えています
藤原奈央:そんな感じ! 一応《凍てつく刃》でラウンド1回ちょこっとだけダメージ支援もできるのでがんばるよ~
藤原奈央:よろしくねえ
GM:よろよろ!ではそんな藤原支部長のハンドアウトはこちら
・PC2(藤原奈央)用ハンドアウト
推奨ワークス:UGN支部長
シナリオロイス:“オーキッド”セル推奨感情P:執着/N:敵愾心

君はこの街のUGN支部長であり、PC1の実質的な上司である。
ある日の事、君は突然謎のオーヴァードから襲撃を受ける。
FH“オーキッド”セルと名乗る彼らは、支部長ではなく士騎朝輝の関係者として君を狙っているようだった。
彼らの口ぶりでは、君だけではなく他のオーヴァードも標的になっているらしい。
君は支部に戻り彼らへの対策を練ることにした。
GM:そんな感じで、士騎くん絡みで色々怖い目に会うらしいよ
藤原奈央:ひえー
藤原奈央:オーキッドセルはOPだとまったく知らない事でいいんですよね
GM:知らない感じでいいよ!
藤原奈央:しらない!
GM:というか士騎くんを狙うために最近できた集まりみたいな感じなので絶対知らないでおいてください
GM:未来予知とかに目覚めてたら別だけど
藤原奈央:奈央ちゃんが黒幕でない限り知らないですねそれは
藤原奈央:あっあと重要なこととして、胸はJKとしてはかなり控えめです。よろしくおねがいします。
GM:OPでは学校帰りとか、外で一人の時になんか襲われるのを上手いこと退けてもらう感じになると思います
GM:希望のロケーションとか考えておいてね
GM:では質問などなければ次!
藤原奈央:今のところないワンよ~
GM:では次はPC3の九重くん、よろしくワン

PC3 《ナカツカミ》九重 遠ここのえ とおキャラシート(PL:闇猫)

九重遠:はーい!
九重遠:九重遠(ここのえ とお)、15歳の中学生です。
九重遠:黒髪黒目の短髪で、特に目立った容姿でもない普通の少年です。
九重遠:性格としては滅多に怒らない穏やかな感じのお人好しです。
九重遠:覚醒したときに今回のPC1が師匠になってくれたりした元覚醒枠です。
九重遠:オーヴァードとして覚醒してからそんなに経っていないので、お勉強しながらイリーガルをしているよ。
九重遠:性能としましては完全獣化して単体を至近で殴るしか出来ない白兵型です。
GM:学校通ってるの偉い
九重遠:成長しても単体しか殴れない潔い構成になっております。
GM:噂の腕を増やしたくないやつ!
九重遠:火力自体は超血統の獣王の力である程度担保されてるはずです。
九重遠:今回は(元)師匠の朝輝さんがどうやら大変なことになるみたい!
九重遠:ですので、弟子もどきとして頑張ります!
九重遠:よろしくお願いします!
GM:おっす!ではそんな九重くんのハンドアウトはこちらだよ
・PC3用ハンドアウト
推奨ワークス:高校生、もしくはそれに類する物
シナリオロイス:“ザナドラッド” 推奨感情P:好奇心/N:脅威

君はPC1、士騎朝輝と関わりのあるオーヴァードの一人だ。
ある日のこと、君は突然謎のオーヴァードから襲撃を受ける。
“ザナドラッド”と名乗ったそのオーヴァードは君の実力を確かめると、士騎朝輝に向けた伝言を残して去っていった。

彼いわく、“クラックアイス”を知るオーヴァードがこの地に六人。
全員が恨みを抱き、士騎朝輝の命だけでなく、その日常も奪いに来るという。
彼らが奪おうとする日常の中には、もちろん君も含まれている。

君は士騎朝輝にこのことを伝え対策を練ることにした。
GM:ちょっと違うけどだいたい奈央ちゃんのハンドアウトと同じような感じですね。学校帰りとかの一人でいる時に襲われて
GM:士騎朝輝殺すセルのことを知ってもらいます
九重遠:なるほど
九重遠:朝輝さんなにしたんだろ…
GM:あと問題なければ一回負けてもらって
九重遠:大丈夫ですよ
GM:「あいつの弟子って聞いたのにな~がっくり」みたいなことを言われてもらおうかなと思ってるんですが大丈夫でしょうか
GM:大丈夫なようだぜ
九重遠:いいですよ~、闘うのそこまで得意なわけじゃないので~
GM:ではそんな感じでよろしくおねがいします。ロケーションとか考えておいてね
GM:では次
GM:PC4の雨堂さん自己紹介頼むよ
雨堂聖理:はいさー

PC4 《無辺往路》ウェイフェアラー 雨堂聖理うどうきよりキャラシート(PL:馴染)

雨堂聖理:なんと雨堂聖理です。どこにでもいる普通の女子高生をやっています。
雨堂聖理:まあ来歴等はまったく普通の女子高生ではないが……大体中学生頃からさまざまな経緯があり、つい最近まで誰かを助けるためなら手段を選ばぬUGNイリーガルでした。
GM:過去形じゃん
雨堂聖理:そうなのだ。様々な経緯事件を経て。過去に整理をつけたり色々あった結果、今では少し自重を覚え、法や規則を守ってやっても良いかなという気持ちもあります。
雨堂聖理:明るく元気な女子高生らしい性格ですが、スイッチが入れば情けなし容赦なしで敵を絶対にやっつけます。
GM:なんで上から目線なんだ
雨堂聖理:能力は魔眼を用いたあれやこれや。過去の経緯で視力が極端に悪いので、これによる偏差把握がないと戦闘はおろか生活もだいぶ大変。
雨堂聖理:分厚いメガネかけて特別な目薬差してようやくギリギリ生活送れるくらいの視力です。なのでメガネ差分もあります。わーい
GM:かわい~
雨堂聖理:空間を繋いで敵の動きを至近から覗き見したり、弾丸を加速させて威力を上げたり。以前はもうちょっと良く戦えたんだけど、今は完全に低級オーヴァードな出力の所を、経験と根性で頑張ってます。
雨堂聖理:という訳で性能も射撃偏重。ミドルでボルトアクションライフルをどうにか調達して、複数撃ったり連続で撃ったりすばやく動いたり動かなかったりします。
GM:学園都市のチンピラに絡まれそう
雨堂聖理:学園都市のチンピラなんかに負けない!(本当に負けない) こんな感じです!
GM:おす!ではそんな雨堂さんのハンドアウトはこちらだよ
・PC4用
推奨ワークス:UGNの人
シナリオロイス:“ラヴァーズ” 推奨感情P:執着/N:敵愾心

君はUGNに所属、あるいは協力するオーヴァードだ。
数日前、UGNの勾留施設から一人のオーヴァードが脱獄した。
警護にあたっていた人物によると、“ラヴァーズ”と呼ばれるそのオーヴァードは、
“クラックアイス”という人物を襲撃するために脱獄を行ったらしい。
“クラックアイス”は今は名前を変え、士騎朝輝という名で暮らしているのだという。

UGNから“ラヴァーズ”の捕獲を依頼された君は、任務遂行のため彼が住む街に向かうのだった。
雨堂聖理:UGNがあたしに依頼を~~!!
GM:ということで雨堂さんには最強死刑囚をよろしくしてもらうよ
藤原奈央:もう正社員じゃん
雨堂聖理:よろしくしましょう。士騎さんとも共に戦った仲だ
雨堂聖理:待遇が悪くても大丈夫だよ やりがいがあるから
GM:じゃあ給料10円で
雨堂聖理:いいのよ~♡
GM:甘すぎる
GM:OPでは依頼を受けたりラヴァースさんはこんな奴だよ~頑張ってね~という話をされるよ。
雨堂聖理:UGNの正式な依頼を受けてクリアしたという実績が必要だからね
雨堂聖理:頑張るぜ 第七支部に雨堂個室を設けるその時まで
GM:それは流石に無理があるだろ
GM:ではそんな感じでやっていただきましょう。最後にもう一度トレーラーを張って本編に移りたいと思うよ
■トレーラー
昨日と同じ今日。 今日と同じ明日。 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで。 世界はすでに変貌していた。

時は巡る。過去は風化し、やがて思い出へと、思い出は忘却へと変わっていく。
しかし、忘れられない過去もある。

それは愛。それは恋。それは絆。
それは傷。それは罪。それは罰。

季節が移り変わり、新たな日常へ歩みだそうとしたその時、
忘れられていた過去が氷解する。

狂い咲くは六つの供花。
自由を守りたくば、怨念を氷散けちらせ。

ダブルクロス The 3rd Edition 『目覚めの季節』
ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。
GM:では改めて宜しくおねがいします。これでプリプレイは終わり。オープニングに入っていこうと思うよ
士騎朝輝:うおーー氷散(けち)らすぜ!
GM:OPは時系列順にやろうかなと思っています。最初はPC4の雨堂さんから。PC2、PC3、PC1の順で進めようと思うよ
藤原奈央:はーい 2番目だ
九重遠:はーい
雨堂聖理:よしきた
GM:あと事前に言っておくと今日は日付が変わる前くらいに終わろうと思います。健康のために……士騎くんのとこまで行けなかったらごめんね
士騎朝輝:良いよー。ゆっくりやってこ
九重遠:了解です~

オープニング:雨堂聖理

GM:というわけで早速やっていきましょう。PC4の雨堂さんのOPから。侵蝕率を上げるがいい
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (35 → 37)
GM:シーンとしては、霧谷さんからテレビ電話みたいなのでハンドアウトにある依頼をされるシーンにしようかと思います
雨堂聖理:キリタニ!
GM:何処がいいとかありますか?支部以外ならどこでもいいですよ
雨堂聖理:図書館にしようかな。部屋のエアコンが壊れたので夏休みの宿題をやっている感じで
GM:部屋で汗だく雨堂さんを描写するわけではないのか。残念だぜ。では図書館で
GM:シーンの描写を始めていきましょう。

GM:7月某日、N市中央図書館。
GM:様々な事情から部屋から出た君がこの場所で勉学に励んでいると、君の携帯端末に知らない番号から通話がかけられてくるよ。
雨堂聖理:Tシャツに短めのスカートとスパッツ。普段はほとんどいじらない髪も括り、傍らにはキャップも置いてある。
雨堂聖理:シャーペンを鼻の下に挟んでいかにも難しそうな本をやる気なく眺めていたところ、それはかかってきた。
雨堂聖理:「え、えっうわっ、ちょっと」
GM:社会情勢故か人はほとんどいないが、場所が場所なだけに話したら少し目立つかもね。
雨堂聖理:周囲の利用客を見回し、慌てながらスマホを取って外に出る。天国のようなエアコンの下から、炎天下へ。
GM:驚く君の声を聞き止め、周囲の人が一斉に君を見たりするよ
雨堂聖理:「うげーっ……」
雨堂聖理:げんなりした声を上げつつ、着信に応じる 「ちょっと。もしもし? 誰?」
雨堂聖理:「電話かけてくるなら時と場所を選んで欲しいんですけど……」
霧谷雄吾:「こんにちは。雨堂聖理さんでよろしいですか?申し訳ありません。お取り込み中だったようで」
雨堂聖理:「はーい。雨堂です。あっつ……」
雨堂聖理:胸元をぱたぱたしながら日陰を探す
霧谷雄吾:「しかし、自体は急を要します。少々お時間をいただきたい。雨堂聖理さん……いえ、"無辺往路”と呼んだほうがわかりやすいかもしれませんね」
雨堂聖理:「うぇう」 その名で呼ぶということはUGN関係の連絡ということだ。気持ち背筋を伸ばす
霧谷雄吾:「申し遅れました。私はUGN日本支部長、"リヴァイアサン"霧谷雄吾と申します」
雨堂聖理:「日本支部長の霧谷……」
雨堂聖理:「……?」 首を傾げる。だいぶ聞き覚えがある名前だ
雨堂聖理:「えっと……偉い人でしたっけ……」
霧谷雄吾:「その認識で構いません。単刀直入に言います。"無辺往路"、貴女にとあるオーヴァードの捕獲を依頼したいのです」
雨堂聖理:「あっはい! オーヴァードの捕獲ですね。分かりました!」
雨堂聖理:頭の中で手近な武装調達手段を思い浮かべつつ 「どんなやつでどのへんにいるんですか? あの、たまに出てくる害獣みたいな奴とか……?」
霧谷雄吾:「UGNの勾留施設から脱走した、危険な相手で……と。即断ですか。聞いていた通りの方ですね」
霧谷雄吾:「いいのですか?どのような相手かもまだ説明されていないのに」
雨堂聖理:「あ、へへ……まあUGNのからの頼みごとならだいたい受けますよ。そこはあたし信用してるっていうか」
雨堂聖理:「あと話聞いてムリだったらやっぱムリでーすって言うので!」
雨堂聖理:木陰のベンチに座る。風はぬるいが日なたよりはだいぶマシだ 「それでそれで、どんな危険な相手なんですか?」
霧谷雄吾:「はい。今回捕獲していただきたいのは、"ラヴァース"というオーヴァードです」
雨堂聖理:「"ラヴァース"。なんかおアツそうですね。一人なんですか?」
霧谷雄吾:「単独のオーヴァードです。性別は男性、身長や体重などの細かいデータは後々端末にお送りいたします」
雨堂聖理:「男の人なんだ……はーい。後で見まーす」
霧谷雄吾:「恋人ではなく、義賊を名乗るオーヴァードです。簡単に言えば泥棒なのですが、彼の場合はその標的が問題です」
雨堂聖理:「へえ、義賊……」
霧谷雄吾:「彼は特に、遺産と呼ばれるレネゲイドアイテムのみを狙っているのです」
雨堂聖理:義賊。少し心のくすぐられる響きではある 「……遺産? ああ、何かありますよね……見たこともあります」
雨堂聖理:(欲しくもあります、って言ったらなんかくれたりするかなあ。無理かなあ) 思うだけで口には出さない
霧谷雄吾:「UGNで捕らえたものの、彼の収集した遺産の行方はわかっておらず、その取り調べの際に外部からの協力を受け逃走」
霧谷雄吾:「これは貴女に依頼することになった理由の一つでもあるのですが……その際、次の標的は"クラックアイス"であるという旨の発言をしていたようです」
雨堂聖理:「"クラックアイス"……」 少し考えて 「……あ、士騎さん!」
雨堂聖理:「あの刀かな? そっか、確かに綺麗だったもんなあ」
霧谷雄吾:「おそらく、"ラヴァース"は近いうちに彼の元へ姿を表すでしょう」
霧谷雄吾:「”クラックアイス”と接触し、現れた"ラヴァース"を捕獲していただきたい……というのが今回の依頼です」
雨堂聖理:「なるほど。それでですね。了解でーす。"ラヴァース"の捕獲ね」
雨堂聖理:「でも今どこにいるんだろ。その辺の映画館で捕まれば良いんだけど……ちょっと連絡してみなきゃ」
霧谷雄吾:「ありがとうございます。支部を経由して依頼を送ることも考えたのですが、報告を見る限り、時間がかかりそうでしたので。素直に受けていただけてなによりです」
雨堂聖理:「でも了解です! とりあえずやってみます。ちょうど彼には貸し借りで言うと借りの方が多い感じだったし、渡りに船ってことで!」
雨堂聖理:「あははは、そうですよー。成田支部長絶対嫌がりますよ。もう、すんごい、眉毛の間ビキビキにして」
雨堂聖理:「ダイレクトコールありがとうございます。早速動きまーす。後何か、今のうちにわかってることとかあります?」
雨堂聖理:「その外部の協力? の話とか……」 聞きながら図書館の方へ戻っていく
霧谷雄吾:「想像できます。ですが安心してください。成田支部長、それから藤原支部長の方には私から連絡をしておきますので。貴女はすぐに動き始めてください」
霧谷雄吾:「……そうですね。これは正式に手に入れた情報ではなく、私の推測なのですが」
霧谷雄吾:「”ラヴァース”には仲間と言えるオーヴァードは居なかったはずです。脱走に協力したオーヴァードは」
霧谷雄吾:「情ではなく何かの目的のために彼を救い出したのではないか……と考えています。それも"クラックアイス”に関わることで」
雨堂聖理:「ふーん……それはなおさら士騎さんをしっかりカバーしないとですね」
霧谷雄吾:「”ラヴァース”についてではなく、彼について調べることでなにか得られる情報があるかもしれませんね」
雨堂聖理:「分かりました。それじゃあ"無辺往路"、やります!」

GM:では、君が依頼を受けて行動を開始した所でシーンを終了します。
GM:ロイスの取得とかが可能だよ。無かったら終わるぜ
雨堂聖理”ラヴァース”/興味/○敵愾心
雨堂聖理:これで!

オープニング:藤原奈央

GM:では次のシーンに移りましょう
GM:次はPC2、奈央ちゃんのOPに移るよ
藤原奈央:はーい
GM:シーンとしては、一人でいる所を襲われたりするシーンになると思います。侵蝕率を上げてね
GM:何も希望がなければ学校帰りに待ち伏せされる感じにしようかなと思うのですがどうでしょう
藤原奈央:それで大丈夫です。がんばって防御しながら応援を呼びます
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (35 → 42)
GM:ではシーンの描写を開始していきます

GM:7月某日。テスト期間も終盤となった夏の日。君は強い日差しの中自宅に帰ろうとしています
藤原奈央:「あっつ……」
藤原奈央:「ここ数年の気温おかしいでしょ。小学校の頃とかもっと涼しかった気がするんだけどな……」
GM:級友たちは「明日のテスト全然勉強してないぜ!」とか、「帰りにコンビニでアイス買おう」とか、死んだ目をしながらよだれを垂らして歩いてたりするのですが
GM:そんな中、君の向かう先の道で何やら人だかりができています。
藤原奈央:「はー……自腹切ってタクシー呼ぶのも流石に目立つしなぁ……ん?」
GM:見ると、道のど真ん中に3mに及ばんとする巨大な人影と、その横にちんまりとした、白衣を着た白髪の男が突っ立っています
藤原奈央:「お祭りって今日だっけ?」 と言いながら人だかりの方を見ます。
GM:大男の首や腕には鉄の枷のような物がはめられており、周りの人は映画の撮影?不審者?と訝しげな目を向けています
藤原奈央:「……」 警戒を強める。UGNの支部長をやっていると、10件に1度くらいは報告漏れや報告の遅れが入るが……
藤原奈央:その中でも特に多いケースが、『周辺住民が映画やTVの撮影だと思った』『ただの不審者だと思って警察任せにされた』というものだからだ。
オムニグラフト:「ふぅーむ……おかしいのう。わしの情報ではそろそろ来てもおかしくないころなのじゃが……」
ギガントマキア2:「……お、おやじ。い、いた。女。あれだ」
GM:大男のほうが腕を上げて君を指さす
藤原奈央:「……ちっ!」 《炎の理》で、すごくちっちゃな火球をゴミ捨て場に投げ込みます。スプレーの一つがかろうじてパン!と爆発する。
藤原奈央:「きゃーっ! み、みんな逃げて!」
藤原奈央:「その人です! その人、いま銃持ってた! はやく逃げて!」
藤原奈央:そうやって人をちらしつつ、可能な限り自分ひとりになる方向に逃げます。狙いは間違いなくこちらだからだ。
GM:「拳銃!?」「ヤバい、ただの不審者じゃない!本物の犯罪者だ!」君の行動を切欠に、周りの人達は一斉に男たちから逃げ出すよ
オムニグラフト:逃げ出す人たちにはめをくれず「むむ?確かに!あれは”リッターシルト”で間違いなさそうじゃのう!流石私の息子、”ギガントマキア2”じゃ!」
オムニグラフト:「じゃが親父という呼び方はいかんのう。敵の前では”オムニグラフト”と呼ぶように。俺等の親子愛を利用されたら最悪じゃからのう」
ギガントマキア2:「わ、わかった、”オムニグラフト”。それで、おやじ、も、もうやっていいか?」
藤原奈央:「応援、応援……あーもう士騎! あいつまた映画観てんじゃないの!」
藤原奈央:「既読がつかないし! 電話ッ! つながんないしッ!」
藤原奈央:「ええと鷲尾……倫堂、花音と詩雲……」 知り合いに片っ端から緊急コールを送っている。
オムニグラフト:「ああ、よいぞ。悪いの~”リッターシルト”。お主に恨みはないが……」
オムニグラフト:「”クラックアイス”と縁があるからには生かしておけんのじゃ。せいぜい苦しんで死ぬのじゃぞ」
藤原奈央:「あぁん!?」 可能な限り応援は呼んだので、もうやれることは少ない。向き直る。
藤原奈央:「だぁーれが苦しんで死ぬってのよ! そんな筋肉だるまの攻撃なんか100億発食らったって死なないんだから!」
藤原奈央:「リッターシルトなめんじゃないわよ!」
ギガントマキア2:「うおあああああああ!」向き直ると同時、全身の筋肉が隆起し凄まじい速度で君に突進してくるよ
藤原奈央:「……このデカブツ脳筋やろーッ!」 手をかざし、
ギガントマキア2:踏みしめたアスファルトが砕け、風圧だけで街路沿いに生えていた気がへし折れる。規格外のパワーだ
藤原奈央:進行方向に無数の氷の障壁を展開……し、
藤原奈央:「あっヤバ」 本気で分厚い氷の障壁を1枚だけ展開する。
藤原奈央:「や、やっば……これ本気で防御しないと障壁貫通されるやつじゃん……!?」
ギガントマキア2:「ぬがあああああ!」いくつもの氷の壁を粉砕しつつ、君の直前で止まる。悔しげに声を上げるよ
藤原奈央:「――ちょっと! なんなのよあんた達! っていうかさっきなんて言った!?」
藤原奈央:「クラックアイス? 士騎となんか関係あるわけ!?」 分厚い本命障壁を維持し続けている。
オムニグラフト:「わ、わしの最高傑作、ギガントマキア2の攻撃を止めたじゃと!?」
藤原奈央:「リッターシルトナメんなって言ったでしょ! それよりこっちの質問に答えなさいっての!」
オムニグラフト:「七光で支部長になっただけのお飾り支部長だとおもっとったのに……想定外じゃ!」
藤原奈央:「クラック……ちょっとおいこらジジイ!」
オムニグラフト:「なに?クラックアイス?おお、俺等のことを知りたがっておるのか」
オムニグラフト:「そうか、お主はヤツの過去を知らんのじゃのう……わしらは”オーキッド”セル」
オムニグラフト:「奴を殺す……復讐のために集まった同士じゃよ。”ギガントマキア2”!」
藤原奈央:「オーキッド……復讐……!?」
オムニグラフト:「ここは一旦引くのじゃ!お主は”クラックアイス”を捻り潰すための切り札、ここで消耗するわけにはいかん!」
藤原奈央:「あっこいつ!」
ギガントマキア2:「ぬおおおお!ぐあああああ!」名残惜しそうに三度氷の壁を殴って「わ、わかったぁー!おやじぃー!」
藤原奈央:「逃げようったって遅いわよ! もうじき鷲尾とか倫堂が来るんだから!」 ブラフをかましつつ、ギガントマキア2を氷のドームで囲おうとする。
藤原奈央:「逃げんなこんにゃろう!」
ギガントマキア2:「ぶあああー!」ドームを破ってオムニグラフトを抱え、屋根伝いに逃げていくよ。《瞬間退場》します
藤原奈央:「…………」
藤原奈央:「……ふー……」 応援が来るまで少なくとも5分以上はあっただろう。逃げてくれて助かった。
藤原奈央:「とっさにスマホの録音をオンにしたけど……大した情報、なかったわね」
藤原奈央:「オーキッドセル」「ギガントマキアと……えー、オムニグラフト?」
藤原奈央:「復讐。……クラックアイス」
藤原奈央:「なにやったのよあのバカ」
藤原奈央:LINEで士騎くんに『あんたのせいで変なのに襲われた』『クラックアイス時代の事情聞くからね』とだけ投げて、その場を後にします。

GM:では君が立ち去った所でシーンを終了したいと思います
GM:ロイスの取得とかができるよ!
藤原奈央:シナリオロイスとろ!
藤原奈央-ぜったいロクな集団じゃない/“オーキッド”セル/興味/○憤懣/ロイス
藤原奈央:こうかな。以上です。
GM:ラジャ!では次のシーンに参りましょう

オープニング:九重遠

GM:次のシーン。PC3、九重くんのOPです
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (38 → 44)
GM:ハンドアウトの通り、変なやつに襲われてはわ……ってなるシーンだよ
九重遠:はーい
GM:学校帰りで大丈夫かな?
九重遠:そうですね
GM:待ち伏せされているところは大体奈央ちゃんのOPと同じなので、既に緊迫した感じのところから始めるね。描写をしていくぜ

GM:藤原奈央が”オムニグラフト””ギガントマキア2”に襲撃されたのとほぼ同じ時刻。
GM:君、九重遠もまた、見知らぬオーヴァード二人に襲撃を受けていた。
ザナドラッド:「よお。兄ちゃん、そら、そこの短い髪のあんた」
九重遠:「えっ……?俺ですか…?」
ザナドラッド:夏場にも関わらず茶色のロングコートに身を包んだ、いかつい雰囲気の男が、帰宅途中の君に話しかけてくる。
九重遠:かけられた声に振り返る
ザナドラッド:「そうそうあんただよ。偉いねえ、髪も染めずピアスなんかも付けず、今時珍しい真面目な高校生って感じだ」
九重遠:「……どちら様ですか?」あからさまに怪しいので警戒を強める
“リヴトゥライズ”:「……」傍らには、大きな荷持を背負った中学生くらいの少女。
九重遠:「俺はまだ高校生じゃないですけど……」
ザナドラッド:「あ、悪い悪い。なにせおじさん、学校なんて通ったこと無くてねえ。あんまり見分けがつかないのよ」
九重遠:「学校に通ったことがない…………。FHの人ですか……?」
ザナドラッド:「なあ、あんたが”ナカツカミ”で間違いないか?”クラックアイス”の弟子の」
ザナドラッド:「おお!察しがいいねえ。そのとおり。俺は”オーキッド”セルの"ザナドラッド”」
“リヴトゥライズ”:「”リヴトゥライズ”」
九重遠:「俺はたしかに“ナカツカミ”ですけど、“クラックアイス”……?」
ザナドラッド:「ああ、今は"ホワイトミュート"とか、士騎朝輝とか名乗ってるらしいな。心当たりない?」
九重遠:「朝輝さんがどうかしましたか……?」
ザナドラッド:「これからちょいと、訳合ってあいつを殺しに行くんだがね」
九重遠:「殺しっ……!?」
ザナドラッド:「その前に弟子の仕上がりを確かめておきたい。あんた悪いんだが……こいつの相手してやってくれるか?」
九重遠:「仕上がりって……俺は別に……!」
ザナドラッド:そう言って親指で横の少女を指差すよ
リヴトゥライズ:「……師匠、もういいよ。話なんてせずさっさとやろう」
九重遠:「好き好んで戦いたくないです…!」できれば話し合いでどうにかしたい
リヴトゥライズ:「どう答えても、どうせ最後には殺すんでしょ?”クラックアイス”も、その周りの人間も」
九重遠:「皆殺しってなんでそんな……!?」
リヴトゥライズ:「貴方が好きかどうかなんて関係ない」ゴトン、と荷物を肩からおろし
リヴトゥライズ:「私達はあいつが幸せになるのなんて許せない。……あいつの誇りも、絆も、日常も、全部奪わないと気がすまないの」
九重遠:「……待ってっていっても無理なんだよね」暑いのに冷や汗が出る
九重遠:「朝輝さんの大切な日常だって……、奪わせたくないし……」
ザナドラッド:「察しがよくて助かる。俺は手を出さない。"ナカツカミ"、もしあんたがこいつに勝てたら、"クラックアイス"の事は諦めて、大人しく引き下がろう」
リヴトゥライズ:「勝手に約束しないで」
九重遠:「わかりました」
ザナドラッド:「そのほうがこいつもお前も本気になるだろう?そら見ろ。ようやく火ついたみてえだぜ」
リヴトゥライズ:「じゃあ、始める。私は殺す気でやるから。そっちも殺す気できて」
リヴトゥライズ:「そうじゃないと相手にならない」
九重遠:ふー…、と深く息を吐いてしっかりとリヴトゥライズに向き合う
九重遠:殺す覚悟を常に持てるほど戦場に慣れていない
九重遠:それでも負けるイメージだけは持たずに
GM:……君に聞こえたのは、バチッ、という雷の音だけだった。
GM:何かが光ったと思った瞬間、巨大な質量が君の体にぶつかり、吹き飛ばされている。
九重遠:「え……うっ…わ……!?」
GM:君は壁を突き破り、路地の脇にあった家屋の中まで飛ばされる。
九重遠:「ぐっ……!っ……いっ……」
九重遠:誰か巻き込んだりしてないだろうか……そっちのほうが気にかかる
GM:速い。凄まじく速い。それはともすれば、戦いの中で君が見た士騎朝輝の動きよりも。
九重遠:朝輝さんよりも速かった……、目視できないくらいの突進…?
リヴトゥライズ:「相手にならないって言ったのに。なんで躊躇うんだろう」
リヴトゥライズ:「兎に角これで私の勝ち。これで約束はなし」
ザナドラッド:「いいや、どうやらやっこさん死んじゃいないみたいだぜ」
ザナドラッド:「心が折れない限りオーヴァードはそう簡単に死にはしない。お前の力を見ても、向こうはまだやる気があるってことだ」
九重遠:「これでも頑丈なんだ……結構ね」立ち上がって二人を見る
ザナドラッド:「覚悟も力もまだ未熟、師匠の腕は悪そうだが、なるほど気合だけは一流だな」
九重遠:「師匠っていっても…基本の基本を教えて貰っただけだから」
九重遠:「朝輝さんはすごく強いよ」
ザナドラッド:「ああ、そうでなきゃ困る。……もういいぞ、リヴ。こいつの実力はわかった。ここで殺すには惜しいってこともな」
ザナドラッド:「こいつは奴の目の前で殺してやろう。弟子を守ることができない無力さを味合わせるためにな。お前もそのほうが楽しいだろう?」
リヴトゥライズ:「私は最初からそのつもりだった。じゃあね、"ナカツカミ"」
リヴトゥライズ:「次も覚悟ができてなかったら、本当に死ぬよ」
九重遠:「……うん、覚えておくよ」
GM:ザナドラッドが口笛を吹くと、君の視界が一瞬歪み、同時に彼らの姿も消えています。《瞬間退場》
GM:遅れて、何だ、交通事故か?爆発?火事?と、君が突き破った壁の周りに人だかりができ始めます
九重遠:「うう……、やっちゃった…」ガラガラと崩れている壁を見ながら頭を抱えて支部に連絡を
九重遠:あと、返信があるかわからない師匠のLINEにごめんなさい、FHの人から攻撃されました。と入れて
GM:ザナドラッドとリヴトゥライズ、オーキッドセルを名乗る士騎朝輝を狙う謎の集団。君はまた大変なことに巻き込まれたようだ。

GM:という感じでシーンを終了するよ。ロイスの取得とかができるよ!あとシナリオロイスはザナドラッドさんになってるけど
GM:リヴトゥライズさんとどちらか好きな方でいいよ。これによってルートが変わったりはしないと思うから好きな方でいいよ
九重遠:リヴトゥライズちゃんにとります
GM:では取ったら今日はそこまで!
九重遠脅威○/敵愾心 で以上!
GM:おいす!メモとかに書いておくといいのだ
九重遠:はーい
GM:では今日のOPはここまでで終了!
GM:次回は水曜日21時から士騎朝輝くんのOPをやっていくよ。よろしくね~
GM:今日は速やかにすやすやしな!
藤原奈央:はーい。おつかれさま!
士騎朝輝:お疲れさまでした。僕は次回出陣だ!
九重遠:お疲れ様でした~!


オープニング:士騎朝輝

GM:ぶんつくぶーんぶーんつぶんつ
GM:では21次になったので、次のOPに入っていきましょう
GM:PC1、士騎朝輝くんのOPだよ。登場ダイスを振るといいよ
士騎朝輝:1D10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 4[4]+37 → 41

GM:このシーンは過去の回想シーンになるよ。流れを見て現在の襲われてるシーンとかもやるかも?
士騎朝輝:はい。じゃあ、過去シーンでは名前を変えておこうかな。
GM:回想シーンは、ハンドアウトにあるように"クラックアイス"として某傭兵セルに居た頃のシーンになるよ
GM:どこぞの実験が失敗した後始末をやらされるシーンだね。問題なければ描写を始めていくよ
クラックアイス:了解。
GM:では開始

GM:数年前、関東某所。
GM:その日、君、"クラックアイス”はセルからの司令で戦闘任務に赴いていた。
GM:呼び出されたのは食品工場の前だ。オペレーターからの情報では、この工場の地下はFHの実験施設になっており
GM:数日前に行っていた実験に致命的な失敗が発生。多数のジャームが発生し、今は閉鎖状態にあるとのことだった。
クラックアイス:「杜撰だね、村雨丸。お陰で僕はスコアを稼げるわけだけど」
オペレーター:「実験を行っていたセルは隠蔽を図ったが失敗。これ以上放置していれば、ジャームが逃げ出してUGNに感知される恐れがある」
オペレーター:「そこで俺たちに依頼が回ってきたわけだ。表に居る警備員は別の部隊が相手をする」
クラックアイス:「それは」
オペレーター:「”クラックアイス”お前はその間に中に侵入し、地下のジャームを一網打尽にしろ」
クラックアイス:「工場から出さずに始末しろと言う事?」
オペレーター:「そういう事になる。情報によると地下に残ってるのはジャームだけだ」
クラックアイス:「面倒だな」
クラックアイス:顔の半分をバイザーで隠し、フード付きコートに身を包んだ短躯の少年が、握っている愛刀に声をかけた。
オペレーター:「遠慮せず力を振るっていいぞ。これはお前の性能テストも兼ねてる。文句は許さん」
クラックアイス:「了解。面倒ではあるけど問題ないよ」
クラックアイス:遠慮をせずに。そのようなブレーキを外しておいて良く言えるものだ。そんな事をふと思った。
クラックアイス:「ま、いいけどね」
オペレーター:「間もなく警備とこちらの部隊の交戦が始まる。それと同時に敷地内に入れ。地下への侵入ルートはこちらで指示する」
クラックアイス:「分かった。よろしく」
クラックアイス:感情のまるで入ってない氷のような声で返した。
GM:彼の言葉通り、すぐに銃撃の音が聞こえてくる。それから地下に入るまで妨害らしい妨害もなく、スムーズに侵入できるよ
GM:問題の実験施設と通常施設はいくつもの分厚い障壁で隔離されていた。オペレーターが遠隔操作で隔壁を開けると、中から数体のジャームが出てくる。
GM:ジャームはどの個体も侵蝕過多によって異形化していた。炎の粉を花粉のように撒き散らす巨大な植物のジャーム、肥大化した脳から多量の触手を生やしたジャーム
GM:グロテスクな外見のジャーム達が君を見て一斉に襲いかかってくる
クラックアイス:「さぁ、やろう村雨丸。僕はこいつらを氷葬る為に作られたんだろう?」
クラックアイス:ピシピシと音を立て空気が凍り罅割れ、そして沈黙した。クラックアイスの足元から霜が走り床を白銀色に染め上げる。
クラックアイス:ただ立つだけで周囲を極寒の冬へと変えてゆく暴走形態。
GM:では、大量の血で赤く染まっていた通路が白に塗りつぶされていくよ
クラックアイス:無秩序に凍っていく世界の中を、滑るように駆ける。
GM:触手が君の残像を貫き、無数の炎が空中で雪へと変わる。
クラックアイス:すれ違いざまにジャームが1体、また1体と両断され、真っ二つになり床に落ちる直前で、凍って止まる。
GM:ジャーム達は数こそ多いものの、君の敵ではなかった。同士討ちでもしたのか、中には既に死にかけの個体もいた。
クラックアイス:「こいつら、逃げてきた奴だ」
クラックアイス:通り過ぎた後に、感触を確かめるように、ジャーム殺しの遺産 霊刀"村雨丸"を握り直す。
クラックアイス:「奥に強いのがいる」
GM:敵を切り裂きながら、君は施設の奥へ奥へと進んでいく。居住施設、食堂、手術室、教室をもした部屋もあった。
GM:やがて君は施設の最奥にたどり着く。
オペレーター:「よくやったクラックアイス。次が最後の部屋だ」
クラックアイス:「終点?これまでのテストの採点は満点かな?」
GM:入り口で見たような巨大な隔壁と、その前で、部屋を守るように鎮座するジャームの姿が見える。
オペレーター:「現状、逃げ出したジャームはいない」
傷ついたジャーム:「……」
クラックアイス:「そ。そこは 逃がしたジャームはいない。に訂正ね」
GM:他のジャームとは違い、君に襲いかかってはこない。だが無視するわけでもない。
クラックアイス:その姿を確認すれば、地面から氷塵と電渦を散らし一瞬で間合いを詰め
GM:半獣半人のジャームだ。それ以上近づいたら殺すという殺気を感じる
クラックアイス:殺気をまるで無視し肉薄し、"村雨丸"が閃光と化して一文字の線を引く。
傷ついたジャーム:異常に発達した爪を使い、刀を弾く。だがそれも一度までだ。
傷ついたジャーム:村雨丸が傷をつけた瞬間、ジャームに残されていた古傷が次々と開き、動きが鈍くなっていく。
傷ついたジャーム:「ウオオオオオオ!」血だらけになりながら、最後のあがきとばかりに君に飛びかかる
クラックアイス:避ける機能も、受ける機能もついてはいない。だが、都合は良かった。
クラックアイス:相手から近づいて来てくれる。
クラックアイス:爪で潰されながら村雨丸の刃を垂直に立て、痛みを感じた瞬間に。
クラックアイス:思い切り振り抜いた。
傷ついたジャーム:その一撃を最後に、他の個体と同様に沈黙する。
オペレーター:「動けるか?”クラックアイス”。中を確認しろ」
クラックアイス:「……痛いな。そっちは痛みはないみたいだね」
オペレーター:「ジャームは一匹たりとも残すな。そういう依頼だ」
クラックアイス:扉を村雨丸で切り裂く。
GM:中には、外より明らかに多いジャームの死体が積み上げられています。
クラックアイス:「…………先を越された。困るね、村雨丸」
GM:それから死体の山の中に一人の少女が横たわっているのも見える。
クラックアイス:少女に近づいていく。
血だらけの少女:「……誰?」
クラックアイス:「"テクタイトセル"クラックアイス」
クラックアイス:「君は?」
GM:少女はかなり衰弱している。よく見ると、打撲の後や吸血痕、あるいは体の一部を食い破られたような傷が残っている。
血だらけの少女:「元の名前は覚えてない……」
クラックアイス:彼女の負傷も状態もクラックアイスにとっては何一つ関心がなかった。重要なのは目の前の少女がジャームであるか否かだ。
血だらけの少女:「外の人には……リヴ、リヴトゥライズって名乗るように言われてる」
血だらけの少女:「……皆は?」
クラックアイス:「そ。認識NO.よりは扱いはマシだね」言って 皆は?という問いには指を死体に向ける。
クラックアイス:「君がやったの?」
血だらけの少女:「この子達は……皆がやった。皆は何処?」
血だらけの少女:「ずっと戻ってこないの。何処に居るの?」
クラックアイス:「外にいた連中は僕がやった。ジャームと化していたからね」
血だらけの少女:「……」それを聞いて、糸が切れたように気を失うよ
オペレーター:「”クラックアイス”。何があった。状況はどうなっている?」
クラックアイス:「生存者がいた」
オペレーター:「ジャーム以外の、ということか?」
クラックアイス:「僕と村雨丸はジャームしか相手しないよ」
クラックアイス:「帰投していい?」
オペレーター:「いいだろう。依頼はジャームの殲滅だ。それ以外の生存者については言及されていない」
オペレーター:「こちらで回収しておく。なにか面白いデータが取れるかもしれないからな」
クラックアイス:「クラックアイス 標的の排除を完了。状況終了」
クラックアイス:気絶した女の子にフード付きコートをかけて、背を向けて歩き出した。
オペレーター:「ああ、言い忘れていた。テストは満点だ。流石と言っておこう、ナンバー9」
クラックアイス:「どうでもいいよ。上に8人いるのは面白くはないけど」
クラックアイス:「年寄りばっかりだから、それくらいの花は持たせないとね」
GM:君のよくある任務の一つはこうして終わった。それから時は巡り、現在。
GM:君は彼女の名前を以外な場所で耳にすることになる。





GM:7月某日。君はとある用事で、一人で街を歩いていた。
士騎朝輝:一つ縛りにして後ろに細く流した明るい茶の長髪。端正だが何処か挑発的な顔立ち。
士騎朝輝:スリムスラックスに気崩したシャツ、グリーンのネクタイを緩く締め、その上に校章のようなワッペンがついた灰色のブレザーを着ている。
士騎朝輝:端的に言うと学生服の少年。だが、無造作に掴まれている美しい拵の鞘入りの刀がただただ異質だった。
士騎朝輝:「流石、全米NO.1ヒットゲームの実写化。今度、藤原も誘ってやろう。下見は上出来だよなぁ」
GM:君が上機嫌で歩いていると
GM:ガンッ、と突然、後ろから頭に衝撃を受ける。
士騎朝輝:「うぉっ!?」
士騎朝輝:後ろを振り向く。
GM:突然の出来事に周りも一瞬シーンとなるよ
薄汚れた男:「はぁ……はぁ……このクソッタレの……くそったれ”クラックアイス”野郎が!」そこには鉄パイプを持った見知らぬ男が立っているよ
士騎朝輝:「なんだ?」相手を携帯で撮る。
薄汚れた男:「おいてめえ……俺を……覚えているか!この俺を!」
士騎朝輝:見覚えは?
GM:知らん男です
薄汚れた男:「写真なんて撮ってんじゃねえ!」更にぶんぶん鉄パイプを振り回すよ「つーかなんで平気な顔してんだてめえ!」
士騎朝輝:《ワーディング》
士騎朝輝:これで終われば、面倒もない。
薄汚れた男:「死ね!さっさと死ね……この!悪魔!鬼!このクズ野郎が!」ワーディングを貼られてもぶんぶんしてます。しかし明らかに動きは素人で、君でも簡単に避けれるレベルだよ
士騎朝輝:「ジャーム専とはいえ。俺は誰かに狙われようなことはしていない。なんて、お目出度い事は流石に口にしないけどなぁ。だが、まずは、理由を聞かせてくれよ」
士騎朝輝:「場合によっては手心が生じるかもしれないぜ」
士騎朝輝:相手の鉄パイプを敢えて喰らって、そのまま握って奪い取る。
薄汚れた男:「俺を……覚えてねえのか!この俺を!”アンガーアンカー”を!」
薄汚れた男:「ぐああああっ」取られた表紙にすっ転び顔面を強打する「て、てめえ!」
士騎朝輝:「悪いけどなぁ。まったくだ。あ、悪い」
士騎朝輝:「いや、恨みがあるなら、最初の一撃で勘弁してくれ。こっちも見逃すことにする」
薄汚れた男:「巫山戯るんじゃねえ!お前のせいで……お前のせいで俺は今こんな有様になってるんだ!」
士騎朝輝:「俺のせい?」
士騎朝輝:「それだ。心当たりはあるかもしれないが、どれだ。って話なんだよなぁ」
士騎朝輝:「それについては、多少の心苦しさはある」
薄汚れた男:「お前のせいで俺は仕事を失い親友は自殺!いつまでも次の職場は見つからず、家を追い出されはて最後には女房にも息子にも見捨てられた!」
士騎朝輝:「…………仕事は?」
"アンガーアンカー”:「全部お前のせいだ!一発で許せだと?お前を殺さないと俺の気はすまねえんだよ!」
"アンガーアンカー”:「食品会社の」拳を握りしめ「警備員だ!」君に殴りかかる
士騎朝輝:「…………」受けよう。「FHか?」
"アンガーアンカー”:「う、うわっ!なんで避けねえんだ!?」
"アンガーアンカー”:「親友からの紹介だ!さっきからなんだ、いちいちいちいち質問してきやがって……」
"アンガーアンカー”:「言っておくが、俺を言いくるめようとしても無駄だぞ!お前を狙ってるやつは他にも大勢いるんだからな」
士騎朝輝:「最初から、そんな機能はついてないのさ。……そりゃなぁ、理由もなく殺される謂れだけは俺にだってない」
"アンガーアンカー”:「”ザナドラッド””リヴトゥライズ””ラヴァース””オムニグラフト””ギガントマキア2”!」
"アンガーアンカー”:「”オーキッド”の奴ら全員がお前を殺したがってるんだ。俺を始末しても……他の仲間がお前を殺すぜ!」
士騎朝輝:「”リヴトゥライズ”」
士騎朝輝:「…………その名前は聞き覚えはあるな」
士騎朝輝:「俺が相手をする義務も責任もありそうだ。あんたもな、俺を真剣に殺す理由があるなら、何時でも付き合ってやるよ」
"アンガーアンカー”:「やっぱりな!この大悪党め。分かったら大人しくここで罪を償……ぐえ!」
GM:アンガーアンカーくんがもう一発殴ろうとした瞬間、彼の首元にロープが巻き付きぐいーっ!とすごい勢いで後方に引きずられていくよ
士騎朝輝:そちらに視線を向ける。
ラヴァース:「ちょーっとー!何やってんのよアンタ!今回は様子見だけだからおとなしくしてろって言ったじゃないの!」
士騎朝輝:「で、あんたは残りの4人の内誰で、なんで俺を狙う?」
士騎朝輝:携帯でその姿は勿論撮っておく。
ラヴァース:身長170センチほど、金髪ツインテールのゴスロリファッションの女がロープをグイグイしながら怒ってます
"アンガーアンカー”:「ごぼごぼごぼ、ごほっ」
ラヴァース:「ま、もう姿見せちゃったし一応名乗っとこうか。私は"ラヴァース”」
ラヴァース:「ふふーん。なんでだと思う?ま、わかんなくても無理ないけどね」
ラヴァース:唇に手を当て無駄にくねくねしながら
士騎朝輝:「あぁ、早く言いたいもんだよ。 だいたい、わかった。ってなぁ」
ラヴァース:「だって私、ホントは復讐になんて興味ないし?あ、やばやば!アンガー、アンタ今の他の奴らには内緒だからね」
ラヴァース:「特にリヴとかさー。一段と真剣だからね。絶対聞いたら起こるよね」
ラヴァース:「まあ面倒なだけで勿論私ならあしらえるけどさ?一応仲間ってことになってるからね。そういうトラブルはできるだけ避けたいわけ。わかった?」
士騎朝輝:「なら、聞くのは一つだけにしてやる」
"アンガーアンカー”:「……」首をつられて顔が真っ青になっている
士騎朝輝:「今、此処でやりあう気はあるのか?」
ラヴァース:「ん?連絡先は悪いけど教えてあげられないわよ?」
ラヴァース:「あはは!言ったでしょ?今日は様子見するつもりだけだったって」
ラヴァース:「抜け駆けは禁止なの。ちゃんと話し合って順番を決めなきゃ」
ラヴァース:「そういうわけだから、残念!今日はここでお別れ」
士騎朝輝:「明日であっても、会いたくはないけどなぁ」
ラヴァース:「私は貴方のこと結構タイプだけどなー」
ラヴァース:「生き残ってたらついでに貰ってあげてもいいかも……なんちゃって!じゃあね、士騎朝輝さん」
士騎朝輝:「生憎と、俺の好みはスレンダーみたいなんだよなぁ。で、さっきも言ったが、謂われなく死ぬ気はないぜ。まったく、嫌になる」
ラヴァース:ぱちっとウインクしてから、煙玉を投げる。煙が晴れるとそこには誰もいないよ。
ラヴァース:《瞬間退場》アンガーアンカーさんと一緒に消えます
士騎朝輝:「…………復讐か。万事全てが後腐れなくとは、いかなかったみたいだな、俺の人生も」
士騎朝輝:血濡れた頭を押さえながら、携帯を見る。
士騎朝輝:不在着信とLINEメッセージが山盛りだ。
士騎朝輝:どう説明するか、その事を考えて軽く肩を竦めた。
GM:ではシーンを終了するぜ
GM:ロイスの取得とかができるかも
士騎朝輝:シナリオロイスは
士騎朝輝:リヴトゥライズでしたっけ?
士騎朝輝:ちょっと保留にして良い?実際今の時代に会ってからとりたい気分
GM:ラッジャ!では後で取りな!
士騎朝輝:では、以上で。
GM:おいす!

ミドルフェイズ01

GM:では次のシーンに参りましょう
GM:次はミドル1、合流シーンをやろうと思います
GM:全員登場だよ。侵蝕ダイスを振ってね
士騎朝輝:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 1[1]+41 → 42

九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (44 → 46)
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (37 → 46)
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (42 → 50)
藤原奈央:ヒエー
藤原奈央:そういえば雨堂-奈央って面識どうしましょう。シナリオ的な要望とかなければ
GM:場所なんですけど、奈央ちゃんの支部(N市が終わったので第三支部とは明言しない)の医務室とかかなって思ってます
藤原奈央:士騎・成田あたり経由で人となりは知ってる、くらいかなあって思うんですけど
GM:それでいいよ!
GM:ホントは会議室で顔合わせとかするつもりだったけど、士騎くんと九重くんの手当もあるしってことで
藤原奈央:じゃあそれで行くワン
GM:医務室の方に集まった感じにしようかなって感じです
雨堂聖理:こっちは知らない! なにもしらない
九重遠:なるほど
GM:どんな登場順がいいとかあるかな?
士騎朝輝:僕は沢山今日は出たし、最後が良いです
九重遠:特にないのでGMにおまかせで
士騎朝輝:しばらくは3人でおしゃべりして欲しい。
藤原奈央:支部長だし、士騎くんも医務室に来い!って言って呼び出した感じにしようかなあそしたら
雨堂聖理:こっちもあんまり考えてないなあ
GM:じゃあ最初は九重くんが手当されるところに、奈央ちゃん雨堂ちゃんが入ってきて最後に頭の怪我の手当をしに士騎くんが来るって感じにしようか
藤原奈央:一番合流しにくいのが外部の雨堂さんだから、雨堂さんがやりやすい場所でもいいよ
藤原奈央:こちらはGM案で大丈夫!
九重遠:こちらも大丈夫です
雨堂聖理:GM案で行きましょう
GM:奈央ちゃんは雨堂さんのことを今回の件の協力者みたいな感じで霧谷ちゃんから既に紹介されてる感じだとやりやすいかなって思います
GM:ではそんな感じで。士騎くんが入ってきてオーキッド大変だねーって感じで会話が一段落したらシーンを終わるよ。
GM:描写を始めていきましょう

GM:帰宅途中に襲撃を受けた君、九重遠は、近隣にあるUGN支部に運び込まれて手当を受けることになった。
GM:医務室で傷の手当を受け、しばらくすると、君もよく知る支部長である藤原奈央と、彼女に連れられた見知らぬ少女が医務室に入ってくるよ
九重遠:「ううう……、周りに被害出しちゃってごめんなさい…」手当てされつつ反省中
藤原奈央:「……で、ここが医務室。"オーキッド"の連中に襲われたイリーガルがいるところね」扉をあけつつ。
藤原奈央:「九重! 生きてる?」
九重遠:「はい!生きてます!」
雨堂聖理:「へえ。お邪魔しまーす」 ひょいと顔を出す 「ウチの医務室より綺麗だなあ」
藤原奈央:「成田のとこは野戦病院みたいよね。一度見たけど……」
九重遠:「奈央ちゃんと……その人は…?」雨堂さんの方を見ながら
藤原奈央:「んえー、と、何から話そっか。そもそも自己紹介から?」
雨堂聖理:「あ、どもこんにちは。そうですね、一応あたしから」
藤原奈央:「うん、雨堂の経緯からお願い」 冷蔵庫からりんごを取り出してシャクシャク剥いてます。
雨堂聖理:「えーとそっちの方だよね」 九重くんの方を向いて 「無辺往路(ウェイフェアラー)、雨堂聖理です! 別の支部の方から来ました!」
雨堂聖理:「えーと、あたしは士騎さんの知り合いで……そっちは士騎さんが誰かって分かるんだよね。支部長さんはなんか知ってるぽいけど」
藤原奈央:「あたしはまあ、あのバカとは付き合い長いから……九重も一応、あいつの弟子みたいなものよ」
藤原奈央:「九重はこないだオーヴァードになったばっかりでね。こんな事件に巻き込まれたのは災難だったわ」
雨堂聖理:「弟子!」
九重遠:「あ、はい!はじめまして、“ナカツカミ”九重遠って言います!」
雨堂聖理:「そういうの取るんだ。やっぱ刀持ってるから?」
雨堂聖理:「九重くんか。よろしくね。弟子って何するの? パシリとかさせられる? あんま士騎さんはそういうイメージないけど……」
九重遠:「死んで覚醒したときに色々と教えてもらった感じです」
雨堂聖理:「パシったりパシられたりするわけじゃないのか……」 ちょっと残念そう
九重遠:「オーヴァードの基本の基本を教えてもらったら免許皆伝って言われちゃったので…」
藤原奈央:「なんで残念そうなのよ。師弟に変なイメージついてない?」
藤原奈央:「ともかく、雨堂はたまたま霧谷から依頼を受けてたのよ。士騎を狙うオーヴァードがいるから、そいつを捕獲しろってね」
雨堂聖理:「師匠と弟子って言ったらすごい理不尽な修行とかさせられる奴でしょ?」
藤原奈央:「そしたらあたしもあんたも同じような手合に襲われるでしょ? とりあえず同行願ったってわけ」
九重遠:「奈央ちゃんも襲われたの!?」
雨堂聖理:「そうそう。あたしも士騎さんとは知り合いだしね。恩もあったりだし、それでまあ」
藤原奈央:一口サイズに切ったりんごをお皿にのせ、みんなが取れる場所に置く。雨堂さんを横目でちらりと見る。
藤原奈央:快活そうだなあとかスタイルいいなあとか思うが、ぶんぶんと余計な考えを振り払う。
雨堂聖理:「まさか士騎さん以外の関係者も同時に襲われてるとはねえ。怪我、もう大丈夫なの?」
九重遠:「これでも結構頑丈なので大丈夫です……、2人は怪我はないんだよね?」
藤原奈央:「あたしがケガなんかするわけないでしょ! "リッターシルト"よ! 無敵の盾!」
藤原奈央:「士騎を100回殺せる火力があってもあたしはケガひとつしないわよ!」
雨堂聖理:「で、問題の中心の士騎さんの方は……」
藤原奈央:無言で首を振る。部屋に入る少し前に確認したLINEにはまだ既読がついていなかった。
九重遠:「それもそうだね、どっちかっていうと朝輝さんが大怪我する感じだし……」
雨堂聖理:「うーむ」 腕組みをしてしかめ面 「とりあえず最初の襲撃には間に合わなかったか……この辺はあんまり土地勘なかったからな」
九重遠:「学校の帰りに待ってたから…、調べられてるのかも」
藤原奈央:「まあ、仮に襲われたとしてもそう簡単には死なないと思うけどねえ」
藤原奈央:「やっぱり映画でも観てんじゃないのあいつ」
雨堂聖理:「ネット繋がってれば映画どこでも見られますからね。病室でも」
士騎朝輝:「それは半分当たり。さぼりの天罰かもなぁ」頭を真っ赤な純白のハンカチで押さえて医務室にやってくる。
士騎朝輝:《快適室温》
九重遠:「あ、朝輝さん…!?」
藤原奈央:「でも映画はやっぱり映画館で観たほーが楽しいよ」 しゃくしゃくとりんごを齧っていたが、
藤原奈央:「あっ来た……うわっ」
雨堂聖理:「お。わー。赤」
藤原奈央:「ちょーっ、床に垂れてるたれてる! もー!」
九重遠:「俺よりも重症!変わるからこっち!!」
藤原奈央:「ごめん雨堂、そこの箱とって! ホータイとか色々入ってるから!」
藤原奈央:「九重はいちおう安静にしてなさい! まだ動かないの!」
九重遠:椅子から立ち上がって場所を譲る
雨堂聖理:「すごいだくだくと……わーはいはい、これね!」 言われた通り応急箱を取る
士騎朝輝:「連絡しようかとも思ったんだけどなぁ、直に説明した方が……って、頭を鉄パイプで3発くらいだぜ」
士騎朝輝:「大袈裟じゃないか?」
雨堂聖理:「頭を鉄パイプで3発!」
藤原奈央:「それは立派なケガっつーのよバカじゃないの」 水で洗い流し、手際よく手当てをすすめている。
雨堂聖理:素振りして見せて 「それは普通に死ぬやつじゃん! 撃たれるのとおんなじくらいだよ」
九重遠:「いやでもこれは…!俺こっちに座るから…!」お見舞い用の椅子に座り直す
藤原奈央:「いや流石に撃たれるのとは……でも死ぬって意味では同じか……」
士騎朝輝:「………」大人しく手当てされながら、改めてあたりを見回す。
士騎朝輝:「珍しい組み合わせだな」
士騎朝輝:「なぁ、村雨丸」床を包帯で拭いてから、座り。
九重遠:「いったいなんで鉄パイプで頭を殴られる羽目になったの…?」
雨堂聖理:「めちゃくちゃ冷静。お久しぶりだね」
士騎朝輝:「俺のせいで親友が自殺して、奥さんと息子に逃げられたと証言する男に襲われた」
藤原奈央:「まず説明をしなさい。オーキッドセルって何? なんであんたほうぼうから恨まれて復讐されかけてるわけ?」
藤原奈央:「はァン?」
雨堂聖理:「おお……」「ヘビー」
藤原奈央:「あまりに話が出来すぎてて当たり屋みたいだな……」
九重遠:「ええと…それは、大変なことがあったんだねその人……」
士騎朝輝:「そう。それだ。"オーキッドセル" ”ザナドラッド””リヴトゥライズ””ラヴァース””オムニグラフト””ギガントマキア2”"アンガーアンカー”」
士騎朝輝:「そいつらが俺の命を狙ってる。復讐したい奴が少なくとも2人だ」
九重遠:「“ザナドラッド”と“リヴトゥライズ”はさっき会ったよ、……負けちゃった」
雨堂聖理:「あたしが霧谷さんに言われたのは”ラヴァース”だね」
藤原奈央:「ギガントマキアとオムニグラフト……デカブツとマッドサイエンティストの爺さんは、あたしの方に来たやつ」
九重遠:「朝輝さんの日常を奪うって言ってました…、皆を殺すって」
士騎朝輝:「来た?藤原と九重のところに?…………それは」
藤原奈央:「そおよ! あんたのおかげで白昼堂々襲われて無用なエフェクト使う羽目になったんだから!」
藤原奈央:「親の七光りのお飾り支部長とか言われるし!」
士騎朝輝:顎に指を当てて考えるように目を伏せる。
藤原奈央:「あのジジイ、次会ったら徹底的にボコってやるわ」 りんごをシャクシャク食べている。
士騎朝輝:「すまなかったな。…………これは"アンガーアンカー”と”ラヴァース”の写真」
九重遠:「俺は……、朝輝さんの目の前で殺すから生かしてやるって……」少し悔しそうに
雨堂聖理:奈央ちゃんが自分で食べ始めたので、こちらも遠慮せずリンゴを食べ始めている
士騎朝輝:「俺だけを標的にするなら良い。それなら甘んじて受け入れる余地はあったんだが」
士騎朝輝:「だが、俺が声をかけた、俺の友人である、という理由だけで害を成すなら話は別だ」
藤原奈央:「そもそもの話なんだけどさ」
藤原奈央:「復讐っていうのは、必ず理由があるわけじゃない。大切な人を殺されたとかさ」
雨堂聖理:「……」 リンゴを齧りながら黙って士騎くんを見ている
藤原奈央:「なんで恨まれてるわけ? 少なくともUGNからはまっとうな仕事しか出してないはずよ」
藤原奈央:「その、無職になって妻子に逃げられてどうこうって奴がめちゃくちゃ金持ちで、めちゃくちゃ扇動してるわけ? 流石に違うよね」
九重遠:「朝輝さんのことを“クラックアイス”って言ってたんだけど……それに関係ある?」
士騎朝輝:「残念と言うか、俺が薄情かもしれないんだが、狙われる理由は自分で言った"アンガーアンカー”と、辛うじて”リヴトゥライズ”以外はわからないんだよなぁ」
士騎朝輝:「仕事首になって無職と言ってたから、金で扇動の線はなさそうだ」
九重遠:「あ、そういえば…“リヴトゥライズ”はたぶんブラックドッグのオーヴァードだと思います」
九重遠:「吹き飛ばされるときにバチって電気の音が聞こえたから」
士騎朝輝:「そいつとはクラックアイスやってた頃に会ったんだがなぁ」
藤原奈央:「士騎とおそろいか。ラヴァースに関しては……雨堂、霧谷から情報もらってたっけ? 資料は後送しますって話だっけ?」
雨堂聖理:「まあ、その辺りは後々調べをつければハッキリするでしょ。名前と……外見も分かってるなら」
雨堂聖理:「うん。でもあたし、男性って聞いてるんだよねえ」
藤原奈央:「後送って、結局こっちで調べがついたころに送られて来るから結構ムダなのよね」
雨堂聖理:士騎くんのスマホを覗き込み 「男性……」
九重遠:「男の人…?」
雨堂聖理:「……の方は"アンガーアンカー"なんだよね?」
藤原奈央:「喉元とかいい具合に隠してるなあ。そういう趣味なのかな……」
士騎朝輝:「"ラヴァーズ"はオカマって事になるよなぁ。どうりで胸は薄かったわけだ」
藤原奈央:「胸で性別を判断すんな!」
九重遠:「朝輝さん……」
雨堂聖理:「あはは……あとまあ外見変えるとか? 人を操るとか? なんかそういうのもあるって聞いたことあるし」
士騎朝輝:「失言だったよ。ついでに地雷だった」
九重遠:「“ザナドラッド”はまったく手を出してこなかったですけど、“リヴトゥライズ”から師匠って呼ばれてました」
藤原奈央:「はあ……」
士騎朝輝:いや、でも藤原はボディライン綺麗なんだしとフォローしようものなら烈火のごとく怒られるのは見えているので口をつぐむ。
士騎朝輝:「“リヴトゥライズ”の事少し話すか?」
士騎朝輝:リンゴに一つ手を出して。
九重遠:「うん……、聞かせてください」
藤原奈央:「とりあえず共有程度にね。どのみちこれ、本格的な調査が必要っぽいし」
士騎朝輝:「そいつジャームの巣窟の中にいた唯一の生存者だった。今、考えるとジャームたちに守られてたみたいだったな」
藤原奈央:すでにタブレットを取り出して調査チーム申請を事務担当に投げている。
藤原奈央:「チームリーダーはあたし。メンバーはウェイフェアラー、ナカツカミ、士騎……ジャームに守られてたあ?」
士騎朝輝:「外にいた連中を 皆。とか言ってたしなぁ」
士騎朝輝:「俺がその施設のジャームを駆逐して、そいつは放置した」
九重遠:「朝輝さんが幸せになるのが許せない…って言ってました」
雨堂聖理:「えー、薄情」
九重遠:「それのせいなのかな……」
士騎朝輝:「そしてFHに回収でもされたんだろうな、その後。恨む理由は、沢山あるのは分かるよ」
士騎朝輝:「まったく薄情だ。それについては言い訳もなしだな」
藤原奈央:「クラックアイス時代のあんたがどんな性格だったか、ちょっとだけ見えてきたわ。それだけ?」
雨堂聖理:「今の士騎さんとはイメージ違うなあ。まあそれ言ったらあたしだってそうか……」 リンゴを切り分けながら、切り分けた先から自分で食べている
士騎朝輝:「それだけだな」無意識に村雨丸の柄に手を触れて、頷く。
九重遠:「俺は今の朝輝さんに会えてよかったなあ…」
士騎朝輝:「昔のことを思い出すと、流石に羞恥で死にそうだよ」
藤原奈央:「昔の雨堂も違ったんだ。意外だな……」
士騎朝輝:「あぁ、そっちは諸々どうなんだ?雨堂」
士騎朝輝:「風通しは良くなったのか?コード変わったみたいだけど」
雨堂聖理:「んぐんぐ……んぐ? あーそうか。そうだね。色々……色々あってね」 少しはにかむように笑い
雨堂聖理:「結論から言えば、うん。身軽にはなったかもね。ま、この件が終わったらでも話そうよ。奢るからさ」
九重遠:聖理さんの話を聞きつつやっとリンゴに手をのばす
士騎朝輝:「いいね。俺も身軽になったらな」
士騎朝輝:「まったく、因果応報がしっかりなされてるんだ、世の中上手く回ってる。巡りが遅いのには頭を抱えるけどな」
藤原奈央:「ふうん? おふたりともずいぶん仲がよさそーで」
藤原奈央:「んじゃ、因果応報だかなんだかを精算するためにサクッと片付けましょ。この四人で調査チーム申請しておいたから」
九重遠:「朝輝さんは身軽だと思ってたんだけどなあ」シャクシャクとリンゴを食べながら
雨堂聖理:「そうそう。なろうよ身軽に。その復讐……の人たちに関してはあたしはなんとも言えないけど。ちゃんと士騎さんが望むような所に落とせるようにね」
士騎朝輝:「ん?いや、友人だけど、そういうんじゃないぜ。そもそも雨堂、俺の事むしろ苦手寄りだし」
士騎朝輝:「そういうんじゃないからなぁ」
雨堂聖理:「え、何で! 別に苦手ってほどじゃないよ! 変わってるとは思ってるけど……」
藤原奈央:「別にいーわよ。奢り奢られで映画館のカップルシートでモータルコンバットでも観てりゃあいいんだわ」
雨堂聖理:「ちょくちょく一緒に戦ったりしたからね。あたし……は前とはちょっと戦い方変えたけど、士騎さんの戦い方はちゃんと覚えてるから。合わせるよー」
藤原奈央:そっぽを向いて応急箱を棚にしまってます。
士騎朝輝:「良くない空気を感じるんで、全部片付いたら弁明の機会を求めるからなぁ」

士騎朝輝:皆を横目に廊下に出て自販機でジュースを買う。
士騎朝輝:「今は何をやってたとしても、過去の行いは消えたりはしない。人助けなんかをしても、恨みを持ってる人間に還元されなきゃ そいつには関係のない話だしなぁ」
士騎朝輝:「分かってるよ、村雨丸。皆がとばっちりを喰らってる原因の一つは、俺が一所に落ち着いたせいだ」
士騎朝輝:「終わらせた後、俺はどうしたらいいんだろうな?」
士騎朝輝:買ったミネラルウォーターを軽く掌の上で投げた。
GM:購入だけしな!
雨堂聖理:応急の手当をキットするぜ
雨堂聖理:2dx+2>=8
DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 7[1,7]+2 → 9 → 成功

九重遠:購入は日本刀にしよ
雨堂聖理:購入!
九重遠:2dx>=11
DoubleCross : (2DX10>=11) → 9[8,9] → 9 → 失敗

藤原奈央:どうしようかな~
士騎朝輝:購入はアームドスーツ 手配師使おう
士騎朝輝:4dx+4
DoubleCross : (4DX10+4) → 9[1,1,5,9]+4 → 13

藤原奈央:いやどうしようかなじゃない、奈央ちゃんは防具買わなきゃいけなかったんだ
士騎朝輝:財産2使って購入してポンケに。
九重遠:財産点2点で買っておきます!
藤原奈央:ああーウェポンケースまた常備化してない!
九重遠:装備して以上
藤原奈央:1個めの手配師使います。ダイスを+3して戦闘用きぐるみ。
藤原奈央:5dx+6>=14
DoubleCross : (5DX10+6>=14) → 4[1,2,3,3,4]+6 → 10 → 失敗

藤原奈央:ええ……
藤原奈央:買っておくかな~ 財産4使って成功させます。財産は13→9に。
GM:りょ!

ミドルフェイズ02

GM:でれれれれれれれれ
GM:というわけで西暦二千二十一年七月二十三日、オリンピックを背景にセッションを始めていきましょう
GM:次はミドル2、情報収集シーンになるよ
藤原奈央:ワーワー
GM:全員登場しな!
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (46 → 51)
士騎朝輝:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (46 → 50)
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (50 → 52)
GM:登場ありがとうございます
GM:では現在収集できる情報はこれくらいになるよ
“ザナドラッド”〈情報:UGN、FH〉8、12

“リヴトゥライズ”〈情報:UGN、裏社会、FH〉7、11

“アンガーアンカー”《情報:噂話、裏社会、UGN》4 6

“ラヴァース”〈情報:裏社会、UGN〉8、10

“オムニグラフト”〈情報:UGN、FH、裏社会〉5、11

“ギガントマキア2”〈情報:FH、UGN〉6、8
GM:この内3つの情報を開けると追加の情報収集項目が開くという噂だよ
九重遠:なるほど……
GM:メンバー以外に調べたいこととかあったら言ってみたらなんか難易度とか作るかも
士騎朝輝:更に追加がある!
GM:しれないし、この人のでわかるとか追加の項目でわかるとか言います
九重遠:噂話しか持ってないのでアンガーアンカーさんですかね
藤原奈央:とりあえずオムニグラフトおじいちゃんかなあ 七光りって言われたし
GM:しまった、こんなおじさんの情報を九重くんに調べさせてしまうとは
士騎朝輝:メインディッシュは最後に回して“ザナドラッド”にいこうかな。
GM:迂闊だった。まあいいか
雨堂聖理:標的から攻め上がりましょう。“ラヴァース”を<情報:裏社会>へ
GM:ドコドコダイスを振りな!
雨堂聖理:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 7[4,7]+1 → 8

藤原奈央:ラヴァースさんはかわいいしちんちんもついてるのでお得
藤原奈央:4dx+3>=11 コネ使ってオムニグラフト。
DoubleCross : (4DX10+3>=11) → 6[3,4,5,6]+3 → 9 → 失敗

雨堂聖理:財産点2支払って達成値10へ!
藤原奈央:げ~……まあ仕方ないか。財産2点使って11にします。
雨堂聖理:えっ コネの存在を忘れていた ボケ過ぎでしょ……
雨堂聖理:コネ分追加振らせてつかあさい
雨堂聖理:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 10[8,10]+9[9]+1 → 20

GM:いいよ!
雨堂聖理:コネが大事。倍分かりました
士騎朝輝:要人への貸しを使って情報FHを使用。“ザナドラッド”の
藤原奈央:どういうコネなんだこれ
九重遠:4dx+3 コネを使用してダイス+2 
DoubleCross : (4DX10+3) → 8[3,7,8,8]+3 → 11

士騎朝輝:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 9[6,7,9,9]+2 → 11

士騎朝輝:財産1使用で抜きます。
GM:では皆ちゃんと財産を減らしておくんだよ
GM:あっっていうか財産の項目も作ったほうがいいな
GM:ステータステーブルいじるの忘れてた
GM:とりあえずいまさっと作ったので入力しておくのだ
藤原奈央:さっと作るGMえらい
九重遠:ありがとうございます!
GM:その間に私は項目を張っていくよ。ザナドラッド、アンガーアンカー、ラヴァース、オムニグラフトさんね
士騎朝輝:ペンさん偉い。
“ザナドラッド”〈情報:UGN、FH〉8、12

ブラムストーカー・サラマンダーのクロスブリード。
テクタイトナンバー9、“クラックアイス”の後継機。言い換えれば弟に当たる存在。
“クラックアイス”とは違うベクトルの対ジャーム能力として過剰対抗を搭載。
非常に高い殺戮能力を持つ反面、肉体への激しいフィードバックを弱点として持つ。

老成した外見は対抗種による細胞へのダメージが積み重なった結果引き起こされた急激な老化によるものである。
実年齢は士騎朝輝よりも数年若い。
自らの死期が近いことを悟り、自分以上と評されていた先代と戦うために“オーキッド”セルを招集した。

所持エフェクト:《ブラッドボム》《氷の茨》《イヴェイジョン》など

12

“テクタイト”が試算した耐久活動量を大幅に超えて活動しており、本来ならば既に死んでいるはずの体である。
セルから早期に開放されたのも、元々長期運用を考えて作られた個体ではなかったためである。
現在はジャーム化しており、妄執と戦いへの執着が滅びゆく体を支えている状態。
彼を倒すには肉体だけでなく戦い続けようとする執念を折る必要がある。

所持Eロイス
《不滅の妄執》《修羅の世界》《殺界現出》《敗者死すべし》
GM:長っ
“アンガーアンカー”《情報:噂話、裏社会、UGN》4 6

ソラリスのピュアブリード。
かつてFHで行われていた“ネオブリード計画”に協力していたオーヴァードの一人。
実験責任者と旧知の仲であり、金に困っている所を警備員としてスカウトされた。

研究所の崩壊とともに職を失い、その後経済的に困窮。酒とギャンブルに溺れるようになり、やがて身ごもった妻にも捨てられ全てを失った。
自分が今苦しんでいるのは研究所を潰した“クラックアイス”のせいだと思いこんでおり、行き場のない怒りを彼にぶつけるつもりでいる。

なお、彼は雇われるにあたって実験の全貌を知らされておらず、その事も被害者感情を増す一員になっているようだ。

6

オーヴァードではあるが戦闘向き、攻撃向きの能力をほとんど習得しておらず戦闘力は並のオーヴァード以下。
しかし執念だけは人一倍であり、仕留めようとすると時間がかかる厄介な相手。
戦うよりも無視して振り切るほうが懸命。

所持エフェクト
《蘇生復活》《アクアウィターエ》《帰還の声》
“ラヴァース”〈情報:裏社会、UGN〉8、10

エグザイル・モルフェウス・ノイマンのトライブリード。
遺産のみを狙って犯行を行うFH所属の怪盗。
“テクタイト”セルと遺産、村雨丸の争奪戦を行い破れた過去を持つ。
多数の遺産を所有するものの彼自身は遺産を扱うことはできず、自らの身につけた業のみを頼りにしている。
遺産はあくまでコレクションとして集めているだけである。

10
自分の体や触れた物質を縄のように解く能力を持つ。
また、他人が自分のほしいものを手に入れるのが我慢ならず、手に入らないと分かった瞬間、
奪取ではなく破壊へと目的を変えることで知られている。相対したときには最後まで気を抜かない事が重要だ。

所持エフェクト
《ラストアクション》《結合解除》《パラライズ》《細胞侵蝕》など
“オムニグラフト”〈情報:UGN、FH、裏社会〉5、11

アルティメットオーヴァード計画と称し狂気の実験を繰り返していた男。
最高傑作であるジャーム兵器“ギガントマキア”を“クラックアイス”に殺されたとして復讐に参加。
なお、士騎朝輝に“ギガントマキア”というジャームを倒した記憶はなく、
恐らく何かの任務のついでで倒した雑兵のうちの一体なのではないかと思われる。

“オムニグラフト”は既にジャーム化しており、物理的な攻撃の一切が通用しない。
彼を倒すためには何らかの方法で能力を破る必要がある。

所持Eロイス
《究極存在》

12
“オムニグラフト”の不死は“ギガントマキア2”から供給される生命エネルギーによって成立している。
先に“ギガントマキア2”を倒す、もしくは“オムニグラフト”と“ギガントマキア2”を別のエンゲージに引き離すことで
Eロイスを無効化することができる。

シンドロームはモルフェウス・ソラリス。
戦闘能力は殆どないが、瀕死の味方を回復させる能力を持つ。

所持エフェクト
《アウェイクン》《癒やしの水》
藤原奈央:めちゃくちゃ充実した情報だ
GM:長くなってしまった……皆理解するのに時間がかかると思うので待ちます
GM:私はステータステーブルに肉体とかの欄を作ります
GM:あと3人以上の項目を明けたので追加で情報収集項目を出すよ

GM:“オーキッド”の動向〈情報:UGN、FH〉14 3人以上の情報を公開した後、調査可能。

藤原奈央:圧倒的に理解完了しました
九重遠:大丈夫です
GM:理解が完了したら場所とかを決めて共有ロールをしましょう。

GM:九重、士騎が支部で手当を受けてから数時間後。君達は”オーキッド”セルの情報を調べ
GM:士騎朝輝の自宅で再集合していた。この場所になったのは多分士騎くんの希望なのではなかろうか
士騎朝輝:藤原支部長と同じマンションの隣の部屋。そこが現在の士騎朝輝の住処である。つまりUGNの直轄管理下にある全然地帯だ。
士騎朝輝:応接間に通す。中央に置かれた大きいテントと、ベランダ前にかかっているハンモックが印象的だ。テントを脇にどかし机を広げる。
士騎朝輝:「さて、ああいうセルの情報抜くのは楽だよなぁ。まともな工作員がリーダーをやってるわけじゃない。戦闘屋しかいないんだ、隠蔽は素人に毛が生えたものだったからなぁ」
士騎朝輝:「で、共有とか推測の前に、3人に一言づつ云いたいんだが、いいか?」
士騎朝輝:お茶やお茶菓子を並べながら言う。
藤原奈央:「もったいぶらずにさっさと言いなさいよ。なに?」
雨堂聖理:遠慮なくお茶を飲んでいる
九重遠:「言いたいこと…?」首をかしげる
士騎朝輝:「そうだな。じゃあ九重から。……俺と知り合いか聞かれたら、知りませんよ。とか言えば良かったんだよ、それから連絡の一つでも寄越しておけばな。こんな事に巻き込まれなかったんだ、次からそうしておけ」
士騎朝輝:「馬鹿正直なのはなぁ、ほら、長生きするには不便だぜ」
九重遠:「ええ……、それは…そうかもだけど……」
九重遠:「難しいよ……」
士騎朝輝:「ま。首突っ込んだからには仕方ないけどなぁ、覚えておけって話。次、雨堂」
雨堂聖理:「はーい先生」
士騎朝輝:「目を大分悪くしてるみたいだけど、やれるのか?合わせるって言ってたけどなぁ。前と大分勝手が違くないか?」
雨堂聖理:「あ、お説教みたいのじゃなくてそっちね……うーん」 えびせんを食べつつ
士騎朝輝:「その分厚い眼鏡とか、身のこなしとかな。大分日常生活もエフェクトに頼ってないか?」
雨堂聖理:「勝手は違うのは確か。エフェクト頼りなのも間違いないよ。っていうかまあ、前に比べたら正直、うん。弱くなってるとは思う」
雨堂聖理:「でも合わせることはできる。だからやるよ」
雨堂聖理:端的に言って、えびせんをかじかじ食べ続ける
士騎朝輝:「こんなバカな事に命を懸けることはないからな。何処まで付き合ってくれるかはそっちの自由でいいぜ」
士騎朝輝:「それで、最後は藤原な」
藤原奈央:「いいけど、ヘタレた事言ったらはっ倒すからね」
士騎朝輝:「む。今日の俺は、そんな風に見えるか?じゃあ、そっちも覚悟しておこう」困ったように口の端を歪め。
士騎朝輝:「あれだよ。UGNとして放っておけないだろうし、藤原も喧嘩を売られたってのはあると思うがなぁ、良いのか?付き合わせて」
士騎朝輝:「組織の責務も、やられた分も、俺がノシつけて返しておくでも良いんだぜ」
雨堂聖理:「おっ、やれやれー」 雑に煽る
藤原奈央:「あのねー。あんたねえ」
士騎朝輝:「何を期待してるんだよ。手当をされた人間にぶん殴られるのって本末転倒も過ぎると思うんだよなぁ」
九重遠:「朝輝さんだって全部1人でどうにかしようとするのもどうかと……」ボソッと
藤原奈央:「個人に丸投げする、っていうのはUGNのリスクマネジメント的にめちゃくちゃ危ないのよ。事件の顛末もわかんなくなっちゃうし」
藤原奈央:「それに、UGNが守るのはそのへんの一般市民の皆様だけじゃないの」
藤原奈央:「UGNに所属するメンバーの日常を守んのも仕事なのよ。あんたの日常だって守るに決まってんでしょ! バカじゃないの?」
藤原奈央:「なので関わらないって選択肢はありませーん」 買ってきたグレープフルーツジュースをじゅるじゅる飲んでます。
士騎朝輝:「藤原の日常とやらはどうなるのかって話でもあるんだが、あぁ、俺はその日常の一部みたいなもんか」
士騎朝輝:「ありがとうな。本当に藤原は最高に素敵な女だよ。……時間を取らせた、やるか、作戦会議」
雨堂聖理:「素敵な女……」 眉をひそめて小声で呟く
士騎朝輝:肩を竦めて自分は冷たいほうじ茶を飲み。
藤原奈央:「そこは気にしなくていいから!」 雨堂さんをたしなめつつ
士騎朝輝:我ながらこれ淹れるの上手くなったな。と一人内心頷く。
藤原奈央:「で、みんなどうだった? 対象の情報は?」
雨堂聖理:「あっはい。じゃあたしから」
雨堂聖理:「"ラヴァーズ"について調べときました。まあ大体分かってないことはないはずです。えーと……」
雨堂聖理:スマホを見つつ、ざっくりと概説する 「……とまあ、自称怪盗の泥棒ヤローですね」
雨堂聖理:「手に入らなくなった瞬間、盗むんじゃなくて壊しにかかる辺りが、なんかこー……」
藤原奈央:「やっぱり男なことは間違いないんだ……」
九重遠:「自称怪盗の泥棒野郎…」
士騎朝輝:「怪盗の知り合いなんて、一人で十分なんだが」
雨堂聖理:「怪盗って感じじゃないですよね。ワガママ。怪盗って言ったらもっと美学とかないと!」
雨堂聖理:「そうそう、男です! やっぱり変装? 変身? してるんじゃないですかね。趣味なのかも……そこはあんま深く考えたくないなあ」
九重遠:「美学を持ってたら盗んでもいいの…?」それは本当に大丈夫なのかな?
藤原奈央:「思ったんだけどさ。なんか他のメンバーと比べると、復讐って感じではなさそうよね。ラヴァース」
士騎朝輝:「美学がある奴は共闘はしやすいしなぁ。頼めば大概何でもしてくれる。……こいつ、もしかして狙いは村雨丸か?」
雨堂聖理:「盗むのはダメだけど、でも美学的なやつはあるべきじゃない? 怪盗ルパンとかそんな感じで……」
藤原奈央:「うまいこと懐柔できたらいいんだけどなあ」
九重遠:「懐柔されてくれるかな…、それこそ美学がないから難しいかも……?」
雨堂聖理:「あ、そうそう。狙いは士騎さんの刀な気がします。士騎さんが狙いだってハッキリ言ってたみたいだから、取り調べのとき」
士騎朝輝:「マシュマロにされたり、壊されたり。村雨丸、お前も厄払いしておくか?」
士騎朝輝:村雨丸の柄頭を撫でながら言う。
雨堂聖理:「あたし遺産とか全然詳しくないんですけど、壊れる時は壊れるんですかね。だったら気をつけないとですよ」
雨堂聖理:「マシュマロにされ……?」
九重遠:「マシュマロ……?」突っ込んじゃいけない気が
藤原奈央:「"ザナドラッド"は? あれセルリーダーらしいけど」
士騎朝輝:「そう言う事件があったんだよなぁ。それ以来、こいつが嫌いな物のトップに上り詰めたぜ。星宮と一緒に解決したんだが……あ。それは、俺が調べた」
士騎朝輝:手を軽く上げる。
藤原奈央:「戦闘能力で言うなら、たぶんこいつがトップだよね。オムニグラフトはただのマッドサイエンティストおじいちゃんみたいだし」
士騎朝輝:「そいつ。俺の後継機だ。テクタイト製対ジャーム用強化調整躯体"ザナドラッド"」
九重遠:「後継機……?おじさんだったけど……」
藤原奈央:士騎くんの報告を聞きながらオムニグラフトの資料をみんなに見えるように広げてます。
藤原奈央:マッドサイエンティスト。戦闘能力は低い。ジャーム化している。アルティメットオーヴァード計画。
士騎朝輝:「対ジャーム用遺産適合体の俺とは別のアプローチ。肉体のフィードバックを無視して、過剰対抗による連続殺傷能力でジャームを葬り去る。外見の方はその反動だな、俺よりさらに数歳若い」
藤原奈央:「前に一度戦った、寿命を犠牲に自然治癒を高めているタイプね」
士騎朝輝:資料の方に視線を移す。
雨堂聖理:「へえ……レネゲイドの乱暴な使い方のせいで歳取っちゃうんだ」
九重遠:「反動で…、俺と同じくらいなの!?」奈央ちゃんが広げてくれた資料を見ながら驚く
藤原奈央:「雨堂も気をつけなさいよ? 一般人だってエフェクト酷使すると色々影響出るんだから。肌とか」
雨堂聖理:「"オムニグラフト"がナチュラルおじいちゃんで、"ザナドラッド"がレネゲイドおじいちゃんってわけ」
士騎朝輝:「古巣の情報だからな、確かだろうさ。俺とは逆に長期運用を前提としていない、過剰投入した挙句にジャームになり果て、短期で成果を上げてセル抜けした」
九重遠:「あ、一般人って言えば“アンガーアンカー”さん」
雨堂聖理:「え、えー。気をつけますけど。気をつけられるだけ……」 誤魔化し笑い 急場では自覚できるくらいに負荷のかかる力の使い方をしてしまうタイプなのだ
九重遠:「……たぶん、逆恨みです」
士騎朝輝:「なるべく、知り合いは斬り凍らせたくないからなぁ。気をつけてくれよな雨堂はさ」
士騎朝輝:「逆恨み?」
藤原奈央:「えぇ……」 少し引きながらお茶を飲んでいる。 「ここまで動機がイメージ通りなことある?」
九重遠:「朝輝さんのせいで全部だめになったと思い込んでる感じで……」調べてきた資料を広げる
九重遠:「ギャンブルとかお酒にのめり込んで奥さんが出て行っちゃってるし……」
藤原奈央:「うわあ……これどうしよ。確かにきっかけは昔の士騎の仕事かもだけど」
九重遠:「たぶん……強くはないけど、厄介な気がする」
士騎朝輝:「知り合いに企業人いるから、工場の警備員の職でも世話するかな?」
藤原奈央:「雨堂は人助け専門家みたいなことしてるみたいだけど、こういう手合を助けた事ってないの?」
九重遠:「そっちの方がいいかも……」
士騎朝輝:「神城なら工場は星の数程あるだろ。まぁ、俺のせいと言えば俺のせいではあるしなぁ」
雨堂聖理:「あはは、それは煽りじゃない?」<職の世話
雨堂聖理:「いやー、こういう根が深いというか……レネゲイドの関係のない大人の悩みは正直さっぱり対象外ですね。大人的にもこれってどういう解決があるんだろう」
士騎朝輝:「煽りであっても、生活が安定して、家族が戻れば落ち着くんじゃないか。元々の計画とも無関係みたいだしな」
九重遠:「工場には雇われてただけみたいだし、もしかしなくてもジャームのこと知らないんじゃないかな?」
士騎朝輝:「“オムニグラフト”の方は……これ、俺は一応仇か」
雨堂聖理:「逆恨みと言うのは簡単だけど、士騎さんがいなければ何もかも上手く行ってた……ってことは本当にありそうだしねえ」
九重遠:「ちゃんと教えたらわかってくれないかなあ……」
藤原奈央:「むずかしいなぁ。少なくとも他のメンバーと違って、返り討ちにすればOKってタイプじゃないわね。アンガーアンカー」
藤原奈央:「あっオムニグラフトはダメ。そいつは返り討ちにするしかないわ。ジャームだし」
九重遠:「もうジャームなんだ…」
藤原奈央:「士騎もギガントマキア……ギガントマキア1? とかいうジャームを倒した記憶なんてないでしょ、多分」
士騎朝輝:「全く覚えてない不義理な話だよ。流石に今回は覚えた」
藤原奈央:「あらゆる機能を付与しすぎて逆にめちゃくちゃ弱いジャームだったらしいし……」
雨堂聖理:「レネゲイド、ままならないねえ」
藤原奈央:「そーね。だからUGNは忙しいし、人助けの仕事も尽きないってわけ」
士騎朝輝:「当たり前のことだけどな。ジャームにも家族はいるんだよな。なら、受けて立つのは義務だよなぁ」
士騎朝輝:「せめてな」

GM:ではシーンを終了しちゃうぜ
GM:ロイスの取得とか、購入とかができるよ
士騎朝輝:じゃあ遠君と雨堂さんに取ってしまおう。
藤原奈央:誰に取ろうかな~NPCも割と取りたいしな・・・
九重遠:奈央ちゃんと雨堂さんに取ろう
藤原奈央:とりあえずロイスは保留にして、生命線のクリスタルシールドを狙います。
雨堂聖理:ロイスは保留します。調達は~
藤原奈央:手配師でダイスを増やして、リーダーズマークで社会達成値を+5。
雨堂聖理:ボルトアクションライフル!
藤原奈央:(起源種はどうせダイスボーナスがつかないからミドルしょっぱなから高額購入に挑戦できるぞ!)
士騎朝輝:九重遠 弟子モドキ 庇護/不安〇 雨堂聖理 そろそろ腐れ縁 感服〇/隔意 で。
雨堂聖理:これ以上高いものは買わないでしょう。コネ:手配師も使うぞ
藤原奈央:5dx+11>=25
DoubleCross : (5DX10+11>=25) → 10[3,8,9,9,10]+9[9]+11 → 30 → 成功

藤原奈央:かえました。装備します。
九重遠:藤原奈央 信頼○/不安 雨堂聖理 誠意○/不安 で
士騎朝輝:BCスーツ買います。
士騎朝輝:1dx+4
DoubleCross : (1DX10+4) → 1[1]+4 → 0 (ファンブル)

士騎朝輝:無理。以上で。
九重遠:購入は応急にしよう
九重遠:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[6,10]+10[10]+6[6] → 26 → 成功

雨堂聖理:5dx+2>=15
DoubleCross : (5DX10+2>=15) → 9[3,3,7,7,9]+2 → 11 → 失敗

九重遠:!?
藤原奈央:出目が逆だろ!
九重遠:かえました
雨堂聖理:財産点4支払って成功。ナイフをウェポンケースに収納して装備。以上!
GM:音が出るデラックス応急手当キット
GM:皆終わったかな?
藤原奈央:以上です。OKだよ~
GM:次のシーンに行くベヤ!

ミドルフェイズ03

GM:次のシーンも情報収集のシーンになるよ
GM:調べたい人は登場するがいい
藤原奈央:出出出大王
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (52 → 59)
士騎朝輝:1D10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 8[8]+43 → 51

雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (50 → 51)
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (51 → 58)
“リヴトゥライズ”〈情報:UGN、裏社会、FH〉7、11

“ギガントマキア2”〈情報:FH、UGN〉6、8

“オーキッド”の動向〈情報:UGN、FH〉14 3人以上の情報を公開した後、調査可能。
GM:残りの項目はこの3つだ税
雨堂聖理:財産ゴリ押しが効くから待機しようかな
士騎朝輝:“リヴトゥライズ”行ってみます。
士騎朝輝:失敗するかも。
雨堂聖理:3人がトチった所をカネの力でこじ開けるぜ
士騎朝輝:コネ要人 情報FH
士騎朝輝:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 6[3,3,6,6]+2 → 8

士騎朝輝:無理。ごめんね。
九重遠:素振りしか出来ないので低いギガントマキアいかせてもらいます
士騎朝輝:いや7の方は抜けたか。
九重遠:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 7[4,7] → 7

GM:ちょっとわかる
藤原奈央:ふんふん。うーん
九重遠:財産点使って抜いちゃおう
GM:ではギガントマキア2だけ結構分かる
藤原奈央:じゃあこっちはリーダーズマークの暴力でオーキッドを抜こうかな。リヴちゃんは雨堂に任せれば大丈夫なはず。
藤原奈央:コネとリーダーズマークを使います。オーキッドの動向。
雨堂聖理:士騎さんのことは任せておいて♡
GM:ふれふれ~
藤原奈央:altu
藤原奈央:あっ雨堂財産14もあったの!?
雨堂聖理:UGNイリーガル、財産持ち
藤原奈央:いやまあここは素直にリーダーズマークしちゃっていいや。判定!
藤原奈央:4dx+3+5>=14
DoubleCross : (4DX10+8>=14) → 10[4,5,7,10]+3[3]+8 → 21 → 成功

GM:なんでも分かっちゃうわよ
雨堂聖理:じゃ“リヴトゥライズ”振りまーす。コネ使用で<情報:裏社会>
雨堂聖理:4dx+1>=11
DoubleCross : (4DX10+1>=11) → 10[2,2,7,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

GM:なんでも分かる。宇宙の全てが
九重遠:すごい!
雨堂聖理:スリーサイズまでお見通しだぜ
藤原奈央:むん!
GM:ではポチポチ情報を張っていこう
藤原奈央:イベントミッションはここだよ
GM:雨堂さんよりちょっと大きいくらい
“リヴトゥライズ”〈情報:UGN、裏社会、FH〉7

ブラックドックのピュアブリード。
かつてFHで行われていた実験、“ネオブリード計画”によって生み出されたオーヴァード。
ネオブリード計画は実験体の暴走を切欠に破綻、ほぼすべての実験体のジャーム化という形で収束している。
彼女は実験の唯一の生き残りであり、一部のジャームに守られる形で生存していた。
変貌したとしても彼女にとっては彼らは仲間であり、それを殺した士騎朝輝に恨みを抱いている。

11

“ネオブリード計画”の目的は二つのピュアブリード能力を併せ持った新たなシンドロームを作り上げるというもの。
彼女は実験の結果、ブラックドック能力の他に他者のレネゲイドを麻痺させるウロボロスの能力も所持している。
先手を取り、電撃とレネゲイドの不活性化で相手の動きを封じるのが彼女の戦闘スタイル。


また、施設から回収された彼女の体には、救出される直前に付けられた傷も残っていた。
彼女はジャームたちに守られていたと思っているが、
実際にはジャーム達が加虐、吸血、飢餓などの衝動を満たすための玩具として生かされていたと思われる。

師である“ザナドラッド”は自分の道具として扱いやすいようこの事実を知りつつ彼女には隠していたようだ。

所持エフェクト
《加速装置》《スタンボルト》《背教者殺し》など
“ギガントマキア2”〈情報:FH、UGN〉6、8

究極ジャーム兵器“ギガントマキア”の兄弟機。
最強兵器を目指して作られた兄とは違い、“クラックアイス”を抹殺するために作られたためその侵蝕率は非ジャーム域に留められている。
シンドロームはピュアキュマイラ。
圧倒的な筋力を活かした攻防に優れた戦い方をする。

所持エフェクト:《イージスの盾》《プライマルレイジ》《完全獣化》など

8
知能が低く普段は父である“オムニグラフト”の言葉に従っているが、彼自身は正々堂々とした力押しの勝負を好む性格。
戦闘の際上手く挑発すれば、彼と“オムニグラフト”を引き離すことができるかもしれない。
“オーキッド”の動向〈情報:UGN、FH〉14 3人以上の情報を公開した後、調査可能。

君達を襲撃する裏で、彼らは秘密裏に大量のレネゲイド活性剤“αトランス”を市内に持ち込んでいたようだ。
彼らは“αトランス”を用い周囲一帯のレネゲイド濃度を高めることで士騎朝輝の《リザレクト》を封じ、
更に街全体の人々をジャーム化させることで精神的なダメージを与え、戦いを優位に進めようとしているのだ。

彼らが周辺の人物を襲撃したのは挑発と同時に、襲撃を警戒させUGN側の動きを鈍らせるためである。
“αトランス”散布の準備は情報収集シーン開始から10R経過時に整う。(情報収集シーンは1Rとして扱う)
それまでに彼らのアジトを突き止め、“オーキッド”セルを倒し、αトランス散布を止めなければならない。
次のシーンからαトランス散布阻止のためのFS判定を行うことが可能になる。

αトランス散布を防げなかった場合、街の人々はオーヴァードに覚醒し多数のジャームが生まれる。
また、クライマックス戦闘時、PC達の侵蝕率が強制的に100まで上昇する。
(Eロイス《堕落の誘い》の効果として扱う)
GM:だいたいこんな感じです
藤原奈央:ギガントマキア2、完全にクロコダイン
GM:では情報共有のロールに移ってもらいましょう
GM:場所は何処がいいかな。雨堂さんち?
藤原奈央:雨堂ンち!
雨堂聖理:マジで来るの?w
雨堂聖理:なんにもないよ(本当になんにもない)
GM:別に他の場所でもええで
士騎朝輝:奈央ちゃんの部屋に移動するの意味ないんだよねw
士騎朝輝:雨堂さんちでいいぜ!
藤原奈央:意味なくはないよ、スイッチもあるし ポケモンユナイトもできるし
GM:特に案とかないなら、情報が情報だけに急に集まることになった感じを出して
士騎朝輝:PS5は僕の部屋にあるぞ!
九重遠:ふんふん
雨堂聖理:真面目な話をすると、雨堂視点だと士騎さんはともかく他二人もカジュアルに上げるかと言うとちょっと微妙感があるので
GM:町外れの工場とか空き地とかそういう場所がいいかなと思っています。どうでしょう
藤原奈央:へえー!士騎はカジュアルにあげるんだ!
雨堂聖理:普通にそこらのサ店か隣のなおちゃんちかクソ暑い空き地でアイスでもしゃぶるか
雨堂聖理:もう何度も一緒に戦ってるし……
GM:PL発言でも嫉妬を煽っていくスタイル
藤原奈央:そうですね。町外れにする?
九重遠:GM案でいきますか
藤原奈央:ガリガリ君も買ってきたし
士騎朝輝:廃工場にしましょうか。
GM:ではそんな感じで
GM:描写を開始するぜ

GM:"オーキッド”セルの残る二人の情報、そして彼らの現在の動向を調べるため、君達は再び街に繰り出した。
GM:そこで掴んだ情報は、緊急性の高い刻一刻を争う危険な情報だった。君達は急遽、町外れの廃工場に集まることになる。
藤原奈央:じゃあみんなが集まってそうそう、いの一番にαトランス散布計画の事を伝えます。
GM:安全性は低いが、もしも戦闘になっても巻き込むものはないのだ。
九重遠:「散布……!?」ついこの前同じような事件に巻き込まれたところだ
藤原奈央:「なんか襲撃にやる気がないと思ってたのよ。えらくあっさり撤退したし」
藤原奈央:「時間を稼ぎきってもあっちは勝ちってわけ。やってくれるわ」 チョコモナカアイスをバリッと噛みちぎる。
雨堂聖理:「んむー」 安いアイスキャンディをくわえたまましかめっ面をしている
士騎朝輝:《快適室温》ガリガリマン梅味を齧る。
士騎朝輝:「やってくれるよなぁ。こっちの罪悪感でも煽る気かよ」
九重遠:「止めるためには別れる必要もあるかもですね……」
藤原奈央:「みんなにちょっと聞きたいんだけどさ。ジャームに人権ってあると思う?」
藤原奈央:「あたしはあると思ってる。たまたま他の、たくさんの日常を破壊するから倒さざるを得ないってだけで」
藤原奈央:「相手がジャームだから何してもいいってわけじゃないと思う。……みんなは?」
九重遠:「……俺は、甘いって言われても元は同じオーヴァードだったからあると思う」
九重遠:「一歩間違ったら俺達もそうなるかもだし……何しても許されるとは思えない」
雨堂聖理:ガリ、とアイスを齧り切り 「まずあたし人権っていうのがよくわかんない」
雨堂聖理:「いや、あの意味とかは分かるんだけど、何ていうか……そういうの決めたのってしょせんオーヴァードじゃない人たちだし……」
雨堂聖理:「だからあんま真面目に考えたことないんですよね。まあ、ジャームは大体人に害出すし戻れないから倒す、そうじゃなくても害あるオーヴァードは倒す、です。あたしは」
藤原奈央:「ああ……一般常識が通用しない相手、ってのは確かにそうかも」
九重遠:「…………」自分では絶対にわからない世界を見てきた人だ、と聖理さんを静かに見つめる
士騎朝輝:「……俺は、ジャームは死人と同じだと思ってる。生前の記憶を持ち、生前と同じ挙動を行うかもしれないけど、残滓だな。ゾンビと同じだ」
雨堂聖理:「?」 アイスを咥えながら首を傾げ九重くんを見返す
士騎朝輝:「だから人権は適用できないと思うが……死者の尊厳を踏みにじるなんてのは、生きてる人間としてはみっともないからな。速やかに成仏させてやりたい」
藤原奈央:「あんがと。いやさ」
士騎朝輝:「それが救いになると信じて村雨丸を振ってるんだけどなぁ。ま、俺の理屈だな」
藤原奈央:「今回の復讐劇、ある程度どこかに正当性があるのかもしれないってちょっと思ってたのよね。士騎が過去に何をしてたか、全部知ってるわけじゃないし」
藤原奈央:「でも改めてわかったわ。復讐のために大勢をジャームにするってのは、どんな事情があっても許されることじゃない」
九重遠:「……うん」
藤原奈央:「こいつらは危険すぎる。一度徹底的にぶっ潰したあと、個別に対応するなり職を斡旋するなりするわ」
藤原奈央:モナカをバリバリ食べてます。
雨堂聖理:「……」 目を細める。復讐の正当性。復讐に巻き込まれる人々。
士騎朝輝:「そうだな。俺への怨嗟は当然だ。だが、そのやり方は間違ってる、正しい事じゃないし、止めるのは元凶たる俺がやるべきだ」
士騎朝輝:「俺はな。自由になった時に決めた事がある。士騎朝輝は、出来る限り正しい事に殉じたいってなぁ……それを果たすぜ」
士騎朝輝:ガリガリマンを全て口に入れる。《残念。外れ》
九重遠:「恨まれるって誰にでも可能性があるから…難しいけど……それでもこれはダメだと思う」
九重遠:「止めてあげなきゃね」
雨堂聖理:『やり方が間違っている』『これはダメ』 ……その裏側にあるのは、『正しいやり方』『ダメでないやり方』だろうか。
士騎朝輝:「冷静に考えると、2人以外、逆恨みか、腕試し強盗欲求だしなぁ」
士騎朝輝:「少しは気が楽になった」
雨堂聖理:もし『そういう方法』を取っていたら、そう口にした彼らはどうしたのか。降りかかる凶刃を受け入れたのか? ……そういう意味であれば。
雨堂聖理:(『こいつらは危険すぎる』『一度徹底的にぶっ潰したあと』……)
雨堂聖理:「……うん」
藤原奈央:「あたしからはそんだけ。……雨堂、どしたの? 大丈夫?」
雨堂聖理:「いやあ。なんていうか」
雨堂聖理:「ちゃんとした人だなあと思って……藤原支部長」
藤原奈央:「え、なに唐突に……」
雨堂聖理:「今度爪の垢くださいよ。煎じてうちの支部長のコップに塗っときたいので!」
藤原奈央:「成田も戦闘能力はちゃんとしてるじゃない。戦闘能力は」
士騎朝輝:「うちの?藤原がちゃんとしてるのはその通りだけどさ、ついに正式なエージェントになったのか雨堂?」
藤原奈央:「あれはあれで見習うべきところがあると思うわ。成田がこの事件担当してたら、今ごろは3人くらいもう死体になってるだろうし」
雨堂聖理:「あはは、そこ以外がなあ」 バリッと最後の一口を飲み込んで
九重遠:「もう死体………」怖い人なのかな……
雨堂聖理:「え、違うけどあの支部のメンバーみたいなもんだしそんな変な言い方じゃないよ。士騎さんも藤原支部長は『うちの』って感じじゃん?」
士騎朝輝:「そういや、俺もイリーガルだしなぁ。どっちかって言うとニュアンス的には『俺の』と言いたいところだが」
士騎朝輝:薄く唇の端を上げ、冗談めかす。
藤原奈央:無言で蹴りを叩き込みます。膝あたりに。
士騎朝輝:「あいたっっ。……ともかく早くエージェントになれるといいな」
九重遠:「朝輝さん……」
雨堂聖理:「なるよ! とっととその散布止めて、敵全員ぶっちめて、あたしは"ラヴァーズ"を捕まえて」
雨堂聖理:「そしたら霧谷さんに報告と直訴をする!」 ぐっ
雨堂聖理:「そのために……頑張ろう!」
士騎朝輝:「一応、まだ怪我人なんだけどなぁ。俺へのダメージは向こうが喜ぶと思うんだが」
九重遠:「自業自得って言うんだよそういうの」
士騎朝輝:「オーライ。雨堂…………俺はそっちの事情は少しは聞いてるからな。思う所があったら口にしておけよ」
士騎朝輝:「余計なお世話だとはお思うけどな」
藤原奈央:「そんで、残りのメンバーについては? リヴトゥライズと……デカいやつ」
九重遠:「ギガントマキアは俺が」
九重遠:「調べたんですけど……すごい似てる…………」ちょっとやだ
士騎朝輝:「似てる?」膝を抑えて撫でている。
九重遠:「ピュアキュマイラでパワーでごり押しするタイプみたいで…」
九重遠:「俺とは互角だと思うから」
藤原奈央:「あんたが担当するってこと? 大丈夫? パワー、かなりのものだったけど」
九重遠:「力比べになったら俺が一番どうにかできると思います」
九重遠:「朝輝さん用の兵器だからジャームじゃないみたいだし」
士騎朝輝:「少なくとも、相性が有利にも不利にもならない相手だって話だな」
雨堂聖理:「へえー」 膝を組みながら
士騎朝輝:「良く考えてるじゃないか。見直したぜ。その調子でぼんやりは卒業と行こうな」
士騎朝輝:「何時も、こんなだと嬉しいんだがなぁ」
九重遠:「…なるべく頑張るね」
藤原奈央:「ダメ師匠はいつまで上から目線できるかしらね~。あと半年もあれば追い抜かされそうな気がするんですけど」
藤原奈央:「じゃあギガントマキア……2……は九重がやるとして。残りのリヴトゥライズは?」
藤原奈央:「2、やっぱり名前呼ぶ時にもつけたほうがいいのかな……」
九重遠:「どうなんだろ…」
雨堂聖理:「渾名つけちゃいますか。ギーガくんとか」
九重遠:「ギーガくん」
士騎朝輝:「早く追い抜かしてくれ。俺は通りすがった路傍の氷みたいなものでいいのさ。なぁ、村雨丸」
士騎朝輝:「一応2と言ってやれよ。ジャームじゃないなら、それこそ人権だろ。礼節は重んじておいた方が良いと思うんだよなぁ」
九重遠:「追い抜いたら抱えられるようになるんだけどね」
九重遠:「うん、名前はやっぱりちゃんと呼ぶことにする」
藤原奈央:「ギガントマキアツーさんって絶対言いづらいと思うんだけどなぁ。そのへんは九重に任せるわ」
士騎朝輝:「知らないやつに変な渾名つけられるのって言うのは、屈辱だ。後、気持ち悪い事言わないでくれ」
士騎朝輝:ジト目で手をひらひらと振って。
士騎朝輝:「抱えるのは、あの時の彼女位にしておけよ」
九重遠:「みりりのことは今は本当に関係ないと思う!」
藤原奈央:「……あー、それで? リヴトゥライズは?」
士騎朝輝:「よし。次!リヴトゥライズな。俺が雨堂に調べて貰ったんだが」
士騎朝輝:「俺の方は皆で集まった時に言った通りだよ」
雨堂聖理:「ただ、まあ守るにしてもジャーム的には別に絆を感じていたとかそういうことは全然なくて……」
雨堂聖理:「ほら、衝動ってぶっ殺すーとかぶっ壊すーとかばっかりじゃないでしょ? そういう、殺さない系? の衝動を満たすために生かされてて、結果的にそれが守ってるように見えたっぽいね」
藤原奈央:「あ~」
藤原奈央:「あ~……」
九重遠:「…なるほど」
藤原奈央:色々と察し、気まずそうに視線をそらす。
雨堂聖理:「本人は守ってもらってた、って信じてる。でもまあ、つけられてた傷とか見たら、実際はどうなのかとかは判断つくでしょ」
士騎朝輝:「飢餓や吸血なら餌代わりに生かしておく。加虐ならサンドバックか」
雨堂聖理:「"ザナドラッド"は分かった上で黙ってるんじゃないかな、そういうこと」
雨堂聖理:「そんな感じそんな感じ」
士騎朝輝:「その助けられたと信じたい思い込みを否定せずに、俺への殺意を増幅させた、と」
士騎朝輝:「まったく」
九重遠:「………なんでそこまでするんだろうね」
雨堂聖理:手を組んで 「……正直、ちょっと気の毒だよね。話して分かるなら助けてあげたいけど」
藤原奈央:「復讐の正当性の話にもつながるけど、結局こういうのって本人の主観だからなあ……」
士騎朝輝:「まったく、ムカついてきたな。こうなる前は実験体で自由を奪われ、今は唆されて、俺への憎しみで自由を奪われている」
雨堂聖理:「うん。難しそうな感じする」
九重遠:信じたいものが壊れていたらあの子はどうなるんだろう…と黙り込む
士騎朝輝:「どうにかして、自由にしてやりたくなった。大事起こす前に、止めてやりたい」
雨堂聖理:「ふふ」 少し笑う 「士騎さんはそういう感じだよね」
九重遠:「自由…………って難しいなあ」ぽそりと聞こえないくらいに呟く
士騎朝輝:「今回、俺が言うのもなんだけどなぁ。復讐なんてのは心の自由がない。その一点だけで、俺が唾棄すべきものだよ」
藤原奈央:「雨堂の!」 士騎くんと雨堂さんの間にずいっと割り込みます。 「……戦い方は、割とトリッキーなやつだったよね」
士騎朝輝:「おっぅ!?」
藤原奈央:「リヴトゥライズとはどう? 相性よさそう?」
雨堂聖理:「へっ?」 「そ……そうなのかな? そうなんだろうか?」
藤原奈央:「トリッキーっていうか……まあとにかくいいの!」
雨堂聖理:「……以前なら」 難しい表情 「多分良い感じに戦えたと思う。だけど、うーん」
雨堂聖理:「今は分かんない……いや、難しいかな。相手の動きによるかも……実際にやってみないとなんとも」
士騎朝輝:「ラヴァーズの方は?仕事先はそっちだしなぁ」
藤原奈央:「そっか。いや、手分けして戦うなら誰と誰を当てるかも考えておかなきゃなって思ってたんだ」
士騎朝輝:「俺は雨堂とそっちは相性が良いと踏んでるんだが」
藤原奈央:「もともとのターゲットだしね。雨堂はやっぱりラヴァースかなあ」
士騎朝輝:「壊されて困るようなものを武装としてないのが大きいよなぁ」
雨堂聖理:「あたしたちの思う通りに当たれれば、だね。でもあたし、遺産とか持ってないし、相手にされない~とかありそう」
士騎朝輝:「俺は村雨丸を壊されたら、修復されるまでは精々が一流の剣使いだ。実際、期待したい」
藤原奈央:「あー、それはあるなぁ。挑発に乗ってきそうなタイプでもないし……」
士騎朝輝:「どいつも俺へのメタ札なんだよなぁ。受ける機能も避ける機能もない俺に器物破壊と連続殺、行動疎外を札に入れてる」
藤原奈央:「それは大丈夫でしょ。ぜーんぶあたしがメタ返しできるし」
士騎朝輝:「特に“ザナドラッド”…………こいつは俺がやりあう事になるだろうが、藤原に……」
藤原奈央:「あ、士騎だけじゃなくて雨堂と九重もね。あたしと一緒にいるときはあたしの防御能力ガンガン頼っていいかんね!」
士騎朝輝:「負担をかけるんだよなぁ。と、言おうと思ったんだけどさぁ」
九重遠:「たしかに朝輝さんを殺そうとしてる人たちって感じだけど……奈央ちゃんがそう言うなら大丈夫なんだろうね」
士騎朝輝:「頼まれてくれるか?超有能スレンダー美少女天才支部長」
雨堂聖理:「はーい。めっちゃ頼ります。元々防御、そんな得意じゃないし」
九重遠:「うん、こっちも精一杯頑張ります!」
藤原奈央:「頼まれてあげるわ。スレンダー美少女で天才オーヴァードな支部長だから」
士騎朝輝:「最高だな。俺の居ついた先にお前がいて良かったよ」

GM:ではシーンを終了しましょう
GM:購入判定ができるぜ!
GM:FS判定中も購入は可能だけど
GM:それなりのリスクが伴うので今のうちにほしいものを手に入れておくといいよ
九重遠:応急手当もう一個買っておこう
藤原奈央:情報項目ってもしかして今出てるのですべてなのかな
雨堂聖理:藤原奈央/○信頼/猜疑心
藤原奈央:うっ疑われている
九重遠:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 2[2,2] → 2 → 失敗

藤原奈央:しっ失敗している
九重遠:うわひど
士騎朝輝:BCスーツ
士騎朝輝:1dx+4
DoubleCross : (1DX10+4) → 3[3]+4 → 7

雨堂聖理:支部長なんてズルい……なにか後ろ暗いことがあるのでは?
雨堂聖理:五輪の演出を任せられるのか?
士騎朝輝:おっと無理。以上。
藤原奈央:じゃああたし開会式一日前に辞任するから・・
GM:あっ情報はイマノで全部!
雨堂聖理:調達は~
九重遠:雨堂さんのロイスのN感情を隔意に変更しておきます
GM:他に知りたいことがあったらGMが答えたり調べられるようにしたりします
藤原奈央:どうしようかな。それならリアクティブアーマーとかコートとかか
雨堂聖理:生き残り可能性を鑑みてUのGでNなボディアーマーを
藤原奈央:あっそうだよ 防具が無い人がいるのか
雨堂聖理:2dx+2>=12
DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 7[4,7]+2 → 9 → 失敗

藤原奈央:かえそう!
雨堂聖理:財産3支払って購入
藤原奈央:部屋のライトが壊れたままだとルルブ探しが不可能な事に気づいたので
藤原奈央:購入だけちょっと次回の頭にやってもいいですか? ロイス取ります。
GM:おいす!
藤原奈央:やっぱりロイスも次回再開時にとろ!

(再開)

藤原奈央:ロイスと購入やらなきゃ
藤原奈央:ロイスは雨堂さん。
藤原奈央:-成田のところのイリーガル/雨堂聖理/○信頼/警戒/ロイス
藤原奈央:リーダーズマーク使ってリアクティブコート狙おうかと思ったけどやめとこ。えーと
藤原奈央:応急手当キットを狙います。2d10回復できるというのは、ボス戦において2d10軽減できるのと同じことだ
藤原奈央:2dx+6>=8
DoubleCross : (2DX10+6>=8) → 10[8,10]+6[6]+6 → 22 → 成功

藤原奈央:トランクのほうがよかったんじゃないこれ?
藤原奈央:トランクにすればよかったな……以上です。

ミドルフェイズ04

GM:では今日も続きをやっていくでよ~
GM:今日はFS判定のシーンからだよ。侵蝕率を上昇させることで登場することができるという噂
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (58 → 67)
士騎朝輝:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 10[10]+51 → 61

藤原奈央:おっと出よ出よ
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (59 → 66)
GM:進行値は判定の達成値の10の位+1だけ得ることができる。つまり高い達成値で成功したほうがFS判定は早く終わるというわけ
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (51 → 55)

Tips : FS判定について

GM:風のうわさで闇猫さんがFS判定初めてというのを聞いたので説明しておきます
九重遠:ありがとうございます
GM:これはインフィニティコードというサプリで追加されたルールです。インフィニティコードは持ってるかな
九重遠:持ってます!
GM詳しい進め方はそこのP20に書いてあるぜ!簡単に言うと、一個の判定では解決できないような問題を
GM:いろんな技能を使って段階的にえいしょえいしょと解決していくルールですね。
九重遠:なるほどなるほど
GM:FS判定では判定を行う度に進行値というものを得ることができて、それが完了値まで貯まると晴れてFS判定終了となります
九重遠:ふんふん
九重遠:得意な技能で上手くできるとお得という感じですかね
GM:そうなのだ。今回は時間制限があるので結構重要。それからFS判定ではハプニングチャートと言ってRごとに判定にメリットデメリットが生じたりする
九重遠:なるほどね
GM:あとは敵の妨害を受けたりね。そういうのを少なくするためにも早く終わったほうがいいというわけ
GM:まあ大体そんな感じ!わからないことはルルブを見たり質問したりしてくれればその都度答えるぜ
九重遠:わかりました~!よろしくお願いします!
GM:ということで今回のFS判定を始めていきましょう。今回はこんな感じの判定になります
FS判定:αトランス散布を阻止せよ
終了条件:10R経過
判定:〈情報:UGN、裏社会〉
支援判定:〈知覚〉
難易度:7
最大達成値:30
進行値:12
経験点:5

“オーキッド”によるαトランス散布を防ぐための判定。
まずは彼らの拠点がどこにあるか突き止めなくてはならない。
〈情報:UGN〉もしくは〈情報:裏社会〉で判定。

このFS判定では進行判定の他に、購入判定やアイテムの使用、出現したエネミーへの攻撃などができる。
代わりに進行判定以外の行動をするたび、全体の進行値が1下がるよ。
進行判定が失敗した場合も同様。
藤原奈央:ふんふん!
九重遠:なるほど
雨堂聖理:ほほう
藤原奈央:相手の計画も進行してるから、他の事に手を出すとトータルで下がっちゃうんだなあ
士騎朝輝:余裕がない限りは進行に寄与しよう。
途中イベントでFS判定を妨害するエネミーが現れた場合、そのままFS判定を続けるか、
誰かが残ってエネミーの対処をすることを選べる。
エネミーの対処を選んだ場合、残ったPC以外のPCは戦闘から取り除かれる。
また、残ったPCはエネミーを倒すまで進行判定を進められない代わりに、攻撃を行っても進行値の減少は起こらなくなる。
九重遠:ふんふん
GM:だいたいこんな感じです。何か質問とかあるかな
藤原奈央:こちらは大丈夫! 強いて言えばお話するチャンスがこの先あるかどうかかなあ
九重遠:これは始める段階でマイナーエフェクトも使用していいんですよね?
藤原奈央:FS判定はじまったら割とわちゃわちゃしそうだから、腰を据えてお話したい人がいたら先にやったほうがいいのかな
GM:エフェクトの使用は自分の手番で頼むぜ!
士騎朝輝:エネミーの対処を選択すると、判定の代わりに攻撃する感じ?
士騎朝輝:それともFS判定はいったん中断して戦闘?
GM:判定の代わりに攻撃すると言うか、イメージとしてはこいつは俺が引き受けるぜ!って言ったPCが
GM:FS判定をやめてその人と戦闘始める感じですね。倒したら追いついてくるよ。
九重遠:なるほどね、了解です
雨堂聖理:私も今んとこ大丈夫だよ~
GM:あと、お話するチャンスはわかんないので、もしかしたら冒頭でお話しておいたほうがいいかもしれない
士騎朝輝:はい。じゃあ判定はじめる前にちょっとお話したい!
GM:OK!じゃあシーンのはじめにお話する感じにしましょう。
GM:奈央ちゃんと二人のほうがいいのかな
GM:では描写の方を始めていきましょう。最初は士騎奈央二人な!

藤原奈央:「――んじゃ調査開始は1時間後ね。絶対に途中で襲撃があるだろうから、その時どうするかも決めておきなさい」
GM:“オーキッド”の目的を知った君達は、αトランスの散布を防ぐべく動き始めました。
GM:しかし、彼らの標的である士騎くんはどうやら煮え切らない様子のようで……?
士騎朝輝:「…………」村雨丸を肩に寝かせて眉を顰めている。
士騎朝輝:(性能比べに執着する後継機に、そいつに唆された女。逆恨みに 自分の息子をジャームに変えて暴れさせた奴と二番目の息子。遺産狙いの盗人)
士騎朝輝:(そんな奴らなら、たとえ仇であっても村雨丸を振るうのに憂いはなくなった。自由を奪われた奴は自由にし、俺が憎い奴なら受けて立つ。……だが)
士騎朝輝:苦虫を噛み潰したように唇を歪める。
士騎朝輝:(この街で平和に暮らしてる人間と、藤原や九重、雨堂を巻き込んだのは、俺の落ち度だ。誰の迷惑にもならないようにやってきたつもりだったが、通りすがりの旅が何処で狂った?)
士騎朝輝:(これが終わっても、また同じような事が起こったらどうする。と、言うか、これで2度目だ。……こんなくだらない事にまた藤原たちを巻き込むのか?)
士騎朝輝:苛立たし気に靴先をタップする。
藤原奈央:「おいこら!」 冷たいもので頬をビンタします。
藤原奈央:冷たい水をとってきました。ペットボトル。「またなんかグダグダ悩んでるわね。大丈夫なわけそんなんで?」
士騎朝輝:「うえあっ!?いてっ」
藤原奈央:「どうせ変なこと考えてんでしょ。俺のせいで巻き込んでしまった……みたいなバカバカしいことを」
藤原奈央:「上の空で仕事すんなら置いてくわよ。不安があんなら今ここで話しなさい」
士騎朝輝:「いや、まあ、その通りなんだけどな……よくご存じで。そんな腑抜けて見えたか?」
藤原奈央:「見える。支部長はそういうモチベの低下やらなにやらには敏感なの」
士騎朝輝:「まぁ、見えるか……戦うのは問題ないぜ。もっと苦しい環境は幾らでもあった。ただ、もしかしたら馬鹿な事を言うかもしれないが」
士騎朝輝:「実際さぁ、今回の事は俺が原因で、2回目な訳だろ?この件が片付いたら、何処かに行った方が良いか?」
士騎朝輝:何時ものように皮肉気な笑いもなく真面目にそんな事を云った。
藤原奈央:「ほんっとバカねあんた。はー……」
藤原奈央:向かいの椅子に腰を下ろす。「でもいいわ。そういう悩みが出てきたってことは、あんたにも社会性というか組織の一員の自覚が出てきたってことだもんね」
士騎朝輝:「迷惑かけてる枠は組織じゃないけどなぁ。ま、社会性が出てきたのは、我ながら良い事かもな」
藤原奈央:「士騎。あんたに聞くけどさ」
士騎朝輝:「ん?」
藤原奈央:「オムニグラフトとリヴトゥライズ。復讐の動機として同情出来るのは、あんたとしてはどっち?」
藤原奈央:「オムニグラフトはジャームで、しかも逆恨みですらない。個人的にはリヴトゥライズはともかく、オムニの方はアホかって感じなんだけど」
士騎朝輝:「そうだな。それは結構難しいが、どちらかを選べと言うなら、強いて言うならオムニグラフトの方だな」
藤原奈央:「む。リヴトゥライズじゃないんだ」
士騎朝輝:「リヴトゥライズは仇と言っても、その実利用されてた訳だろ。真実を知れば、そこには違う意味が生まれるかもしれない」
士騎朝輝:「オムニグラフトは自分の息子をジャーム化させ兵器にするような、たわけ者だが、それでも息子であり、情があるなら、一応は俺は子供の仇だ」
藤原奈央:「ふうん。なんだ、割と考えてるんじゃない」
藤原奈央:「そうよ。誰にでも……オムニグラフトみたいなジャームにすら彼らの主観による"日常"があって」
藤原奈央:「あたし達は便宜上、それらに対して"守るべき日常"とか"倒すべき敵"みたいなレッテルを貼ってるだけ」
藤原奈央:「そうしないとこっちがやられるからね。UGNはある意味、日常の破壊者なの」
藤原奈央:どこに行っても同じだ。傭兵をやっていようが、旅人だろうが、UGNだろうがFHだろうが、
藤原奈央:誰かの日常を知らず知らずのうちに破壊してそれで恨まれるケースなど、いくらでもある。
士騎朝輝:「そうだよなぁ。一人でも多くを守るなら、害がある誰かにレッテル貼って倒す必要があるよなぁ。それは分かってるさ」
藤原奈央:「だったらどーどーとしてなさいよ。多少の逆恨みなんてそこら中に溢れてるんだし、UGNを出てどっかに行ったって同じ事だわ」
藤原奈央:「だいいち、あんたはあんたで頑張って生きてきたんでしょうが!」
藤原奈央:「なーんで一般人大虐殺するような連中の言うことを真に受けてあたしのとこから出ていかなきゃならないのよ。寝ぼけてるとブッ殺すわよ!」
士騎朝輝:「そうだな。誓っても良い。俺達が相手にしてきたのは何時だって、そこには日常がある存在だったかもしれないが、世界を破壊するジャームだけだ」
士騎朝輝:「あぁ。なんだかんだで頑張って生きてきた。それは、否定はできない、しちゃいけない」
藤原奈央:「なら大丈夫よ。復讐される理由はあるかもしんないけど、そのせいで自分の日常を切り崩す必要はどこにもない」
藤原奈央:「"復讐される理由がある"と、"だから自分が悪い"は全く別なんだから。わかった?」
藤原奈央:「なんかあっても日常の破壊者にして守護者のUGNが守ってやるから、心配するんじゃないわよ」
士騎朝輝:「完全論破されたよ。今、無茶苦茶に藤原を抱きしめたくなった」
士騎朝輝:手を開き肩を竦めて笑う。
藤原奈央:「茶化してんじゃねー!」 《炎の理》で線香花火みたいにしょぼい火球を投げつけます。
士騎朝輝:「水責めの次は火責め!?大真面目なんだけどなぁ。行動に移せば良かった」
藤原奈央:「でもよかったわね。あんたみたいな悩みは、UGNではすっごいよくあることだもん」
藤原奈央:「あんたは自由な旅人からUGNエージェントになれたってわけ。これで名実ともにあたしの右腕よ!」
藤原奈央:「歓喜にむせび泣きながら働きなさい。じゃあね」 士騎くんから話がなければ立ち去ろうとします。
士騎朝輝:「今まで1人と一振りでやってきたからだろ。そう言えば、今、お説教されるまで忘れてたことがあった」
藤原奈央:「なに?」
士騎朝輝:「俺の帰る場所は、お前のいる所だって言われたよな、俺」
藤原奈央:「まあ……あれは……UGNの支部っていう意味というか……」
藤原奈央:「便利なサーヴァントがいなくなったら困るっていうか……それがなによ?」
士騎朝輝:「あれは、そう言う文脈じゃないだろ。ま、どこかに行くなんて、それこそ不義理の極みだったよなぁ」
士騎朝輝:はは。と笑う。
藤原奈央:「そうよ! 責任とってどっかに行くなんて一番無責任なやりかたなんだから!」
士騎朝輝:「あぁ。腹は決まった。これからは無責任に居座って、責任取って事件を解決するさ」
士騎朝輝:「良し、さっきまで心配かけたな。はー、すっきりした。これで何の躊躇もなく行けるよなぁ」
士騎朝輝:「ああ、それと、そうだ。出撃前に余計な一言」いつもの調子に完全に戻って言う。
藤原奈央:「変なこと言ったらぶん殴るからね」
藤原奈央:「なあに? 特別にあたしが聞き届けてあげるわ」
士騎朝輝:「俺がカップルシートまで使って奢り奢られ映画見たいと思う相手は、奈央だけだぜ。だから心配はしてくれるな」
士騎朝輝:ぶん殴られるような事を云った。

GM:その後。準備を整えた君達はαトランス散布を阻止するために動き出した。
GM:まずはαトランスが集められている“オーキッド”の拠点を探し出さなくてはならない。
GM:ということで、FS判定の方を始めていきたいと思うよ。
FS判定:αトランス散布を阻止せよ
終了条件:10R経過
判定:〈情報:UGN、裏社会〉
支援判定:〈知覚〉
難易度:7
最大達成値:30
進行値:12
経験点:5

“オーキッド”によるαトランス散布を防ぐための判定。
まずは彼らの拠点がどこにあるか突き止めなくてはならない。
〈情報:UGN〉もしくは〈情報:裏社会〉で判定。

このFS判定では進行判定の他に、購入判定やアイテムの使用、出現したエネミーへの攻撃などができる。
代わりに進行判定以外の行動をするたび、全体の進行値が1下がるよ。
進行判定が失敗した場合も同様。
GM:最初はセットアップから。一番最初にハプニングチャートを振るよ。
GM:ハプニングチャートはP24 のものを使おうと思うぜ。デレデレデレデレ……
GM:1d100 デンッ
DoubleCross : (1D100) → 32

32……幸運がほほえむ。
このラウンド中に行う進行判定は全てクリティカル値-1される
九重遠:おお!幸先がいい
藤原奈央:えっすごい
士騎朝輝:そんなスペシャル効果が!
GM:というわけで幸運が微笑んだようです。監視カメラにメンバーが映ってるのを発見したとか、演出は自由にしていいよ
GM:では何もなければイニチアシブを挟んで、行動値順に判定してもらう感じになるよ

ROUND-01 (進行値 0/12)

九重遠:セットアップは何もないです
士騎朝輝:加速装置は使いません。
GM:苦手な人は支援判定をすることで、進行判定するひとの達成値を+3することもできます。適宜使ってね
雨堂聖理:んー まあ使うまでもないか……セットアップなし
GM:では何もなさそうなので、行動値12、雨堂さんの手番からですね
雨堂聖理:<情報:裏社会>! あたしを止められると思うな!
雨堂聖理:コネも使用します。
GM:この悪党め
藤原奈央:いけ財産いっぱいガール!
雨堂聖理:4dx9+1
DoubleCross : (4DX9+1) → 8[4,5,5,8]+1 → 9

雨堂聖理:財産点使用できます?
GM:情報収集とは違うから駄目ということにしましょう
雨堂聖理:はーい。どっちにせよ成功なのでよいのだ
GM:FS判定でも使えると便利すぎるし
士騎朝輝:バディをムーブも出来ないが幸先が良い。
GM:では進行値は1/12になります。残り11点頑張りな!
GM:ちょろっと演出してもろて、次の九重くんの手番に移ろうか

雨堂聖理:「……ふんふん、ふーん」
士騎朝輝:「ご機嫌だよなぁ。首尾は聞くまでもないって感じか?」僅かに痣となった右頬を手で抑えて合流する。
雨堂聖理:港湾地帯の知人に連絡し、情報の共有を頼む。手始めに、最近様子のおかしいことがなかった箇所を特定し、そこの調査優先度を落として行くのだ。
雨堂聖理:「動き始めたばっかりだけどね。まずはざっくり、調べなくていい所を削ぎ落とす感じで」
雨堂聖理:「あとでみんなで共有するよ。速度優先で精度マチマチだから、あんま過信されても困るけど……」
雨堂聖理:「……」 ちらりと顔を見て 「……ケンカ?」
藤原奈央:「雨堂は友達多そうだよね。こういう調査の時は助かるなあ」
藤原奈央:「ケンカじゃない!」
雨堂聖理:「じゃあ制裁?」
九重遠:「……」なにしたんだこの人、みたいな顔で師匠の方を見ている
雨堂聖理:「懲罰? 士騎さんなんかしたの? 拾い食いとか?」
士騎朝輝:「いちゃいちゃしてたのさ。ほら、藤原情熱的だから」
雨堂聖理:「おっと、犬も食わないやつだった」
士騎朝輝:「言って、今、これはないという感じだ。調子に乗ってるな、ハイ、切り替える」
雨堂聖理:「うむうむ。その調子でこー、良い感じに頑張りたまえ。いつの間に青春男よ」
九重遠:「調子に乗れるようになったならいいけど…」いいのかな?
藤原奈央:「よくない。九重……士騎が変なこと言ったら遠慮なくぶん殴っていいからね」
士騎朝輝:「いいという事にしてくれよ。ま。お説教されてたのさ。これが覿面に効いた」
九重遠:「俺には殴り返してくるよ朝輝さん」

ROUND-01 (進行値 1/12)

GM:では次の手番に移りましょう
GM:次は行動値5の九重くんの手番!苦手だなーと思ったら待機してもいいしやってみてもいい
GM:技能は〈情報:UGN、裏社会〉。難易度は7だよい
九重遠:素振りしか出来ないのでどうしようかな…支援でもいいのかな?
藤原奈央:あっUGNコネもないんだ
九重遠:ないですね
GM:支援でもいいよ!その場合、誰の支援をするか宣言して
藤原奈央:このあと噂話とか肉体判定が出てくるかもしれないから、待機でもいいよ!
GM:〈知覚〉で判定してみてね。成功すると、選んだひとの次の進行判定の達成値が+3されます。
GM:奈央ちゃんの言う通り待機もあり
九重遠:うーん、じゃあ待機にしておきます
士騎朝輝:4コンビは奈央ちゃんからがよさそうね。僕もコネはあるけど情報はないし
GM:そういうこと!防具の関係で一応士騎くんからにはなるけど
藤原奈央:こっちはきぐるみのせいで3!
GM:待機して奈央ちゃんからでいいのかな?
士騎朝輝:じゃあ僕も待機!
GM:では支部長なおちゃんから判定するといいぞい
藤原奈央:じゃあ見せてあげましょう。UGN支部長の社会力というものを
藤原奈央:はーい。コネ使って情報:UGNで判定します。
藤原奈央:4dx+3>=7 起源種、ダイスボーナスがないから計算が楽
DoubleCross : (4DX10+3>=7) → 10[4,7,9,10]+10[10]+7[7]+3 → 30 → 成功

GM:えっ!?
藤原奈央:どうよ!
GM:最大達成値じゃん
GM:進行値が一気に4点も上がっちゃうわ!
雨堂聖理:ヤバ過ぎ
士騎朝輝:超天才有能スレンダー美少女支部長!
GM:なんということじゃ。イベントが一つスキップされてしまった
九重遠:すごい
進行値2

“オーキッド”の拠点を発見した。
現場に向かおうとした君達の前に、“ラヴァース”が現れて妨害を仕掛けてくるよ。

判定の技能を〈運転:任意〉または【社会】に変更するよ。
GM:このイベントが有ったんですけど
藤原奈央:らっラヴァースさん!
藤原奈央:死ぬほどピンポイントですっ飛ばされてる
進行値5

“オーキッド”の拠点に到着する。
まずは散布装置の場所を突き止めなくてはならない。
また、拠点に侵入しようとした君達の前に“オムニグラフト”“ギガントマキア2”が現れ妨害を仕掛けてくる。

判定の技能を〈知覚〉に、支援判定を【肉体】に変更する。
GM:こっちのイベントまで進んじゃいました。どういう感じにしようかな
九重遠:なんということだ
GM:では演出の方に入っていきましょう。

GM:調査をはじめて間もなく、藤原支部長は“オーキッド”の拠点を発見します。彼らはあるビジネスビルを一棟丸々入手し、そこを拠点にしているようだ。
GM:支部のバックアップを受けた迅速な調査と移動手段の確保、交通量の操作などによって、君達は敵の予想を遥かに超えて、その拠点にたどり着くことができる。
藤原奈央:「よーし。みんな見える? 間違いなくあのビルよ!」
雨堂聖理:「なるほど……確かに妥当な所だなあ。要塞化もしやすそう」
九重遠:「すごい簡単に来れたけど……大丈夫なのかな…」
士騎朝輝:「ビジネスビルを一棟丸々ねぇ。随分と豪快な金の使い方だよなぁ。いや、テクタイトセル完全返済組ならそのくらいの予備金は下手すればあるか」
士騎朝輝:「金の動き見て、最近買われた拠点になりそうな物件を調べた感じか?良くやるよなぁ」
藤原奈央:「お金の動きが不自然すぎたからね。ま、美少女で天才なこの奈央ちゃん支部長にかかればちょちょいのちょいよ!」
藤原奈央:一刻も早く事件を解決するため、ここぞとばかりに高額な情報屋も利用しました。普段の情報屋の3倍以上の値段をふっかけてくるやつだ。
九重遠:「奈央ちゃんはやっぱりすごいね…」
雨堂聖理:「お金あるんだなあ……」 UGNにも、"オーキッド"セルにも
藤原奈央:「人払いと交通規制も済んでるから、万が一何かあっても大丈夫よ。さすがにまだ気づかれてはいないと思うけど……」
士騎朝輝:「藤原は、この手の事も実に鮮やかだよなぁ。流石だぜ」
士騎朝輝:「俺だったら半日はかかるね」
藤原奈央:「言っとくけど、あたしだけの力じゃないからね」
藤原奈央:「頼るべきところはエキスパートに頼る! 組織とかチームってのはそういうものよ。ふふん」
九重遠:「そうやって頼れるところは頼るのが奈央ちゃんのすごいところだよね」
九重遠:「俺も頑張らないと……!」
士騎朝輝:「UGNの力な訳だな。でも、それを動かす頭脳体なんだ、素直に称賛を受け取れよ」
士騎朝輝:「雨堂もエージェントになれば、同じような事出来るぜ。成田に やれ。って命令したりな」
雨堂聖理:「いやあ……そういうのをちょっと真面目に考えてたんだよ今」
雨堂聖理:「成田支部長はどうでもよくてね。こう、組織だからこその効率の良さみたいなのをさ……」
藤原奈央:「成田のことそんなに嫌いなの?」
藤原奈央:「あっ違った」
雨堂聖理:「成田支部長は嫌いっていうか……仕方ない? って感じだけど、そうじゃなくて」
雨堂聖理:「やっぱUGNだからこそできることもあるよなあって。UGNだからできないこともあるんだけど、最近はどっちが良いかな? ってよく考えるの」
雨堂聖理:「で、今UGNだからできること見せつけられたなーって感じです。あたしも欲しいな、組織」
士騎朝輝:「良い事だよなぁ。なぁ、村雨丸。それに組織なんだし、緊急時の合法性が野良とは段違いだ」
士騎朝輝:「自由を何より愛してるって訳じゃないなら、真面目にUGNは人助け就職先としては悪くない」
士騎朝輝:手をひらひらと振ってから、このビルを写真に撮り。
雨堂聖理:「色々メンドもあるけどね」
藤原奈央:「まあそれはね……組織ってのは大きければ大きいほどめんどいしね~」
雨堂聖理:「支部長ですらそうなんだもんなあー」 続く
士騎朝輝:「キツくなったら言えよな。連れて逃げて新会社UGN設立するからさ」
藤原奈央:「いこっか。散布装置本体なり、コントロール設備なりがどっかにあるはず」
藤原奈央:「それを叩けば一気に形勢逆転よ」
九重遠:「はい!」

GM:では、君達が車を降りてビル内に侵入しようとした時
ギガントマキア2:「うおおあああああああああ!」
ギガントマキア2:バリーン!とビルの窓を突き破り、上階から巨大な人影が君達の前に落下してくる
士騎朝輝:さて、行くかと思ったところで。
士騎朝輝:「出て来いよ。殺気が駄々洩れだよなぁ……ついでに声もだ」
藤原奈央:「うわ出た!」 巨大な氷の傘でガラス片からみんなをガードする。
藤原奈央:「ギガントマキア……の2!」
九重遠:「ギガントマキア2…さん!」
ギガントマキア2:地面が叩き割れ粉塵が立ち込める
ギガントマキア2:「こ、ここはオレが、とおさない。おまえらぜんいん、ころす!」
雨堂聖理:転がるように距離を取りながら、ゲートからライフルを抜いて構える 「……うん」
雨堂聖理:「想定の範囲内ではあるね」
オムニグラフト:「むむーっ!いくらなんでも早すぎやせんかお前ら!どうしてこの場所がわかったんじゃ!」
オムニグラフト:ギガントマキア2の背中からひょっこり現れる
藤原奈央:「はーッ! これが支部長の力だってのよ! お飾りとか七光とか色気がない貧乳JKとか言ったの後悔しなさい!」
オムニグラフト:「色気がない貧乳とは思っていても言っとらんわい!」
藤原奈央:「思ってんじゃないこのクソじじい!」
士騎朝輝:「色気はあるしなぁ。そこは反論と言う名のフォローはしたい」
士騎朝輝:「で、どうするんだ?九重。対戦希望だったようだが」
九重遠:「みんなは進んでください……俺が止めます!」
ラヴァース:「ふぅーん?貴方一人で、私達三人を相手するってわけ?」
ラヴァース:しゅるるっ。ギガントマキア2たちとは反対側。背後から複数のロープが君達を縛り上げようと飛んでくるよ。
藤原奈央:「げっ」
九重遠:「え……!?」もう1人には気付かなかった
九重遠:力任せに思いきりロープを千切る
士騎朝輝:「挟み撃ちってやつだよなぁ。これは九重だけじゃ辛いか」
士騎朝輝:奈央ちゃんの前に立ち、村雨丸に手をかける。それだけで周囲の気温が2度程下がった。
雨堂聖理:ライフルの銃口を迫るロープへと向ける (ちょっとつらいな)
雨堂聖理:眼鏡の内側、銃口の先に同形の魔眼が開く。引き金を引けば、放たれた弾丸は"ラヴァース"……ではなく、ギガントマキア2の後ろ脛へ。
雨堂聖理:ダメージではなく撹乱を重視している。《偏差把握》でその体重の動きを見るまでもなく予測し、更に撃ち込んで体勢を崩しにかかる。
士騎朝輝:「器用な事するじゃないか。その眼鏡は壊すなよ、雨堂」
士騎朝輝:受ける機能も避ける機能もついてはいないが、迎撃は出来る。刃圏内に入ったロープを先手を取って切断させて凍らせていく。
藤原奈央:「ちょーどいいじゃない。ここでまとめて返り討ちにすれば相手の戦力半減ってことよ!」
ギガントマキア2:「なんだあ?むし!?」銃弾に反応して腕をぶんぶん回す
オムニグラフト:「落ち着け"ギガントマキア2"!それより"ラヴァース”!何処で何をしておったんじゃ!こやつらの動きを監視するのはお前の役割じゃろう。何の報告もなかったぞ!」
ラヴァース:「あはは。ごめんごめん。なんか気づいたら居なくなっててさー。それだけこの子達もやるってことだよ」
ラヴァース:「それにいいじゃん?責任とって私がちゃんと相手してあげるから。それでチャラってことで、ね?」
藤原奈央:「男のくせに無駄に美人なの腹立つ!」
ギガントマキア2:「ぬうう……おまえの助け、いらない。オレ、最強の兵器!ひとりで"クラックアイス"、たおせる!」
藤原奈央:「……やっぱ知能は低い。うまいことやれば分断はできそうだけど、どうやるかな……」
士騎朝輝:「ぐちゃぐちゃの乱戦はマズイよなぁ。時間との勝負で下手に泥仕合になったら、それだけでこっちの負けだぜ」
九重遠:「それでも……ギガントマキア2さんに中で暴れられるとビルの方が耐えられないから」
九重遠:「彼はここで止めないと」

GM:と、言った所で
GM:"ギガントマキア2"の情報収集で言っていた判定を行ってもらいましょう。
GM:元々彼は正面からの戦いを好むタイプで、こういうごちゃごちゃした状況が嫌いなのだ。
GM:〈交渉〉で難易度9の判定に成功すれば、彼を挑発、ないし説得して、一対一の戦いに持ち込むことができるよ。
GM:これはFS判定の進行判定とは別に、PCが一人一回だけ挑戦できます。判定してみてね
九重遠:はーい
藤原奈央:あっ誰でもいけるんだ! やさしい
九重遠:素振りだな
藤原奈央:奈央ちゃんの手番は終わっちゃったので、残った士騎九重にまかせるよ~
九重遠:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 10[2,4,10]+7[7] → 17 → 成功

GM:メチャクチャ挑発するじゃん
九重遠:めっちゃ成功した
GM:では九重くんは自由に演出してギガントマキア2を誘導できるよ
士騎朝輝:悩むこともない。じゃあ一言貰って良い?九重君?
九重遠:もちろんどうぞどうぞ!

士騎朝輝:「あぁ、そうか。あんた俺と戦いたいんだよなぁ。いいぜ。相手をしてやる。そうだな。そこにいる俺の一番弟子(モドキ)に勝てたらな」
ギガントマキア2:「"クラックアイス"の弟子……だとお?」
九重遠:「…うん、朝輝さんは俺よりずっと強いから」
九重遠:「俺に勝てないなら朝輝さんには勝てないよ」
士騎朝輝:「実は支部長に攻撃を仕掛けた奴なんてのは、こっちも一撃入れたいんだがな。それも含めて譲るぜ」
士騎朝輝:「俺がこんな事言うなんて、中々ないんだぜ。村雨丸も期待してる、存分にやってこい」
九重遠:「頑張ります!」
ギガントマキア2:「お、おまえみたいなちびに、おれが負けるはず、ない!」
ギガントマキア2:「"ラヴァース"もおやじの手助けも、いらない!お、おれひとりで、ぶっつぶす!」
オムニグラフト:「ま、待つんじゃ"ギガントマキア2"!俺等にはαトランス散布のために、小奴らの足止めをするという仕事が……」
ギガントマキア2:「αトランスとかいうばくだんも、おれはいらない!おれのちからだけで、兄貴のかたき、とれる!」
九重遠:「体格差があって力比べで互角なら…純粋な力は俺の方が高いってことだよ」
九重遠:「試してみる?」
ギガントマキア2:「うおおおおおお!ためしてやる!ぜったいおれがかつ!」
ギガントマキア2:父親の言葉も聞かず、九重くんの方に突進していくよ
藤原奈央:「(ちょ、ちょっと可哀想だな……まあジャームだしいいか)」
藤原奈央:息子に全く相手にされないオムニグラフトにほんの少しだけ気の毒そうな視線を向ける。
オムニグラフト:「むうー!父親の言うことが聞けんとは……兄の失敗作の分際で生意気な……!もう良い!勝手にせよ!!」
オムニグラフト:「お前などもう知らん!勝手に戦って死んでおれ!」オムニグラフトさんは《瞬間退場》で姿を消します。キラシュワの粒子に包まれて消える
ラヴァース:「はー。バカ親子はいいなあ気楽そうで。じゃ、残りは私が頑張るか~」ぐっぐと体を伸ばしつつ
雨堂聖理:「何が残りですか何が。……そっちの狙い、分かってるんだからね」
雨堂聖理:「そうそう思い通りにさせてやる訳がないでしょ」 狙撃仕様のライフルを腰の辺りで固定する奇妙な構え方だ
ラヴァース:「えへへ。やっぱ駄目?この機会に、村雨ちゃんだけ持ってけないかなって思ってたんだけどなー」
士騎朝輝:「こっちは、こっちで、きっちり頼りになる仲間がいるのさ。俺が馬鹿正直に一人でどうにかするとでも?」
士騎朝輝:(いや、少し思っていたが、昨日まで)
士騎朝輝:「この前はコナかけて貰ったが、悪いな。好みのタイプは別にいるのさ。俺も村雨丸もなぁ」
ラヴァース:「そう?彼女も私みたいな可愛い子に使われたほうが嬉しいんじゃない?」
ラヴァース:「ほらほら、美少女と刀って定番の組み合わせだし?結構相性いいんじゃないかなって思うのよね~」
雨堂聖理:「男のくせに……」 ぼそり
ラヴァース:「……ま、嫌だって言っても貰うけどね。貴女が庇うって言うならそれでもいいよ」雨堂さんに
雨堂聖理:「ふん」
雨堂聖理:返事代わりに一つ引き金を引けば、弾丸はゲートを通ってあらぬ方角のものを撃つ。銃声と共に割られたのは、シャッターのストッパーだ。
雨堂聖理:閉鎖を留める力が弱まり、ガリガリと剣呑な音を立てて、ビルの入口がゆっくりと閉じていく。
ラヴァース:「楽しみはあとに取っておくっていうのも悪くないし」
雨堂聖理:「先行って散布装置なんとかしてください! ……あなたはどうする?」
ラヴァース:「貴女みたいな嫌らしい体の子は好みじゃないけどね」
雨堂聖理:「追いかけて飛び込んでくれれば、あたし的には隙ができてやりやすいんですけど……誰が嫌らしい体ですか!」
雨堂聖理:「男のくせに女ぶってるその性根の方がよっぽど嫌らしい!」
雨堂聖理:「っていうか、嫌!」
雨堂聖理:「超嫌!」
ラヴァース:「あはは!今どきの女子高生のくせに価値観遅れてる~。そんなんじゃ世間に置いてかれちゃうよ?」
ラヴァース:「気に食わないから殺しちゃお!泣いて謝っても許さないからね」
藤原奈央:「雨堂、適当でいいかんね! 状況見てヤバそうだったら無理せず退くこと。九重も!」
士騎朝輝:「話は決まったよなぁ。村雨丸も相手はしたくないか」
士騎朝輝:「これは、奢りは俺の方だよなぁ。無理せずに適当に足止め頼むぜ、雨堂。それと、相手はそのボディラインに嫉妬してるんだろ、多分」
雨堂聖理:「士騎さんもいやらしいこと言うんじゃない! 落ち着いたらもっぱつ殴っといてください支部長!」
士騎朝輝:「じゃあ二人とも、先に行かせてもらうぜ。此処は任せた」
藤原奈央:「まかせろ! 行くわよ士騎!」 その場で士騎くんを小突きながらビルの中に駆け込みます。
士騎朝輝:「まったく、今日の俺は全方面から殴られるばかりだよ。自業自得極まれりだ」
GM:では、士騎、藤原の二人は足止めにきた敵を二人に任せ、ビル内へと侵入することに成功する。
士騎朝輝:ぼやいて、ビルの中に駆けこんでいく。

GM:αトランス散布装置はこのビルの中にあるはずだ。どうにか見つけて停止しなくてはならない。という感じで
GM:待機していた士騎くんの行動から。判定をどうぞ。判定技能は〈知覚〉、難易度は変わらず7です
士騎朝輝:知覚か。OK
士騎朝輝:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 6[3,6]+1 → 7

士騎朝輝:ギリギリ成功。
藤原奈央:バディムーヴがほしい出目
士騎朝輝:あれ本当にFSあると最強エンブレムなんだよな
GM:でも成功は成功!これで進行値は6/12に!半分まで来ました
GM:ちょろっと演出して締めましょう。どうやって知覚したかなんですけど
GM:サラマンダーらしく温度の微妙な違いがわかるとかでもいいし、ブラックドックらしく電力が集中してるところがわかるとかでもいいし
GM:なんか剣士独特の殺気とか自由にやっていいよ

士騎朝輝:「さて、何処に隠してあるかとか、そう言うのは、そんなに得意じゃないんだがなぁ。正しく計画を遂行するには、作動機が不慮の事故で故障したら話にならないよなぁ」
藤原奈央:「あと守りやすい場所ね。屋上とか1Fエントランス近くにはないはず」
藤原奈央:「ないはず……なんだけど……ああもう全然わかんない! サラマンダーそういうの苦手だし!」
士騎朝輝:「なら、上の方か。よし、決まった。乱暴なやり方だけどな」
士騎朝輝:壁に手を突き、レネゲイドを電流に変換する。
士騎朝輝:超低温能力が《ホワイトミュート》の主であるが、シンドロームはブラックドッグ/サラマンダー。電気放出も得手の内だ。
藤原奈央:「えっなにそれ」
藤原奈央:「氷だけじゃないのあんた……?」
士騎朝輝:通常機械がショートする程の電圧流をたっぷり20秒程叩き込んだ。
士騎朝輝:「普段は身体加速にしか使ってないけどなぁ。やろうと思えば出来るのさ。元9位は伊達じゃないんだぜ」
藤原奈央:「あーあーそうですか! 器用ですばらしいことですね~あたしと違って!」
藤原奈央:「……散布装置がぜんぶ止まったとは思えないわ。表で時間稼いでるうちにもっと奥も探すわよ」
士騎朝輝:「そこで、その反応だと思わなかった」ジト目で見やり。
士騎朝輝:「藤原って本当に俺のこと褒めないよなぁ。そうだな、これで壊れないのが散布装置か、それの補助機だ。奥を調べるか」
藤原奈央:「これでも褒めてるし評価してんのよ。霧谷とか他の人にこんな態度取らないもの」
藤原奈央:「あたしの本音が聞けるってことは、それだけ藤原奈央に高く買われてるってことだと思いなさいよね」 つかつかと歩いていきます。
士騎朝輝:「大体、さっき自分の手でやれないことは人を使うとか、何とか、言ってた気もするぞ。それこそ器用で素晴らしいってのに」
士騎朝輝:「変な所で拗らせるんだからなぁ。本音が聞けて嬉しくはあるけどな、そっちも、もっと自分を誇れよな」
藤原奈央:「最近は誇るようになったわよ。誰かさんがしょっちゅう評価してくれるし……」 ぼそりとつぶやく。
藤原奈央:「さ、行くわよ。誰が来てもあたしが守ってやるから、あんたが斬り捨てなさい!」
士騎朝輝:「あぁ、誰が来ても、俺が斬り伏せるさ。きっちり防御出来ない不良品をフォローしてくれよ。有能天才スレンダー美少女支部長」

GM:では、君達が散布装置を見つけるために更に進んだ所で
GM:今日は終わりにしましょう。次回は火曜日の21時からでいいかな?雨堂、九重の戦闘をやっていくよ!
藤原奈央:はーい。おつかれさま!


FS判定 (進行値 5/12)

GM:では7月27日今日も元気にセッションをやっていきましょう
GM:今日はFS判定の途中、雨堂さん九重くんのミドル戦闘からやっていくよ
九重遠:はーい!
雨堂聖理:やっちゃる!
士騎朝輝:1r目九重君の手番からかな。正確には
GM:いや、ラウンドの途中から戦闘始めると処理が面倒だから
GM:その分の行動は戦闘終わってから一回分FS判定やってもらうことにするよ。
九重遠:わかりました~
雨堂聖理:理解がある
GM:私が忘れてる可能性もあるので戦闘が終わったらちゃんと言うんだよ。
九重遠:はーい
GM:あと先に戦闘から処理するけど時間としては士騎奈央のFS判定続け組と同じように時間が経っていく感じだと思ってね
九重遠:わかりました、Rがのびるとやばい
GM:戦闘で3Rかかったら合流するのも3R経ってからになるって感じ
雨堂聖理:瞬殺だぜ
GM:あと雨堂九重も同時に進めていくけどお互い向こうには鑑賞できない感じです。敵側も同じく
九重遠:ふんふん
九重遠:タイマンだ頑張ろう

GM:という感じで始めていきましょう。お互いの距離はそれぞれ5mからスタート。九重ー5mーギガントマキア2。雨堂ー5mーラヴァース。って感じです
GM:セットアップ。何かある人はいるかな
雨堂聖理:《赤方偏移世界》+《空間圧縮》
九重遠:ないです!
雨堂聖理:対象は自身です。《赤方偏移世界》で行動値+6、戦闘移動距離+10して、戦闘移動。後方にえーと
雨堂聖理:《赤方偏移世界》の効果は受けて移動できるんだっけ。
GM:効果の適応順は使用者が任意に選べるはずだから、できる
雨堂聖理:よかった。では33m後方に移動します。
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を4増加 (55 → 59)
GM:長い!では雨堂-38m-ラヴァース という漢字の距離になりました
GM:雨堂さんは演出とかあるかな
雨堂聖理:次の攻撃とまとめてが良いかなーという感じです!
GM:りょ!ではイニチアシブから順に行動していきましょう
GM:行動値18、雨堂さんの手番からになるかな
雨堂聖理:よかった……では《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《疾風の弾丸》。対象は"ラヴァーズ"
GM:はやそう
雨堂聖理:ボルトアクションライフルで攻撃。女子高生を……見せてやる!
GM:イイデショウ
雨堂聖理:7dx7+5
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[2,3,4,5,5,6,8]+3[3]+5 → 18

GM:うわー微妙な数値出してくるな
雨堂聖理:しょーがねーだろ (侵蝕率補正が)赤ちゃんなんだから
GM:でもこの子肉体低いしガード型だからガードしよ
ラヴァース:《歪みの体》Lv2とガードシールドの効果を使用。ガード値1+5+5します。
雨堂聖理:すみません、ボルトアクションライフルの使用効果を……使用させてはもらえませんか……!
雨堂聖理:マイナーアクションで達成値を+5する。認めてもらえれば23!
GM:しょうがないにゃあ
雨堂聖理:ありがとうございます!
GM:ではダメージを出しな!
雨堂聖理:3d10+8+9
DoubleCross : (3D10+8+9) → 14[7,5,2]+8+9 → 31

雨堂聖理:諸々有効
GM:結構高い……かなり削れたけどガード値装甲値を引いてまだ立ってますね
GM:演出をするといいよ
雨堂聖理:二人がビルの中へ消えたのを確かめ、雨堂はライフルを構えたまま一歩後方へ。
雨堂聖理:刹那、その身がずるりと沈み込む。
雨堂聖理:アスファルトの合間に開いたゲートに、彼女の身体は消える。次の瞬間……銃声!
ラヴァース:「わっ、消えた!?」
雨堂聖理:遥か上方、ビル上階のひさしから、魔眼の加速能力により超音速へと達した銃弾が、唸りを上げて"ラヴァーズ"身辺へ降り注ぐ。
雨堂聖理:(縄のように身体を変じさせる能力)(ならば直接の衝撃よりも、高速銃撃で生じる擦過熱による損傷を期待する)
ラヴァース:「きゃあっ!いたーいっ!死んじゃうーっ!」銃弾を受けて吹き飛ばされるが
雨堂聖理:(精度は重要じゃない)(数と速度!)
ラヴァース:「……なんちゃって」銃弾で破けた服の下には、解かれた鉄が網のようにまとわりつきいくつかの銃弾を受け止めているよ。
雨堂聖理:「……もちろん、死んじゃわせないよ。捕まえるのが仕事だし」
ラヴァース:「いや、痛いのはほんとだけど!これくらいで死んであげる私じゃないのよね」
雨堂聖理:「ただ、そういう軽口はたたけないようにはするからね」
ラヴァース:「あはは!できるかしら、そのチンケな武器で。私の情報忘れたの?」
雨堂聖理:劣悪な視力を補うべく常用している《偏差把握》は、"ラヴァーズ"の肉体内部の不気味な動きすら認識できる。その抵抗のほどが、今の攻撃の有効性を物語っているというものだ。
ラヴァース:「今までもっととんでもない武器の使い手を相手にしてきたんだから。負けるわけないもーん」
ラヴァース:という感じで、そのまま行動値12,ラヴァースの行動に移るよ
GM:マイナーで17m移動して、雨堂さんの方に接近。雨堂-21m-ラヴァース、の位置関係になるよ。
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を8増加 (59 → 67)
雨堂聖理:ウッ 接近してくる
GM:メジャーで《結合解除》LV3《パラライズ》LV3《細胞侵蝕》LV5《無機なる四肢》LV5《コンセントレイト:エグザイル》LV3《ペトリファイ》LV3
GM:攻撃力+9、ドッジダイス-1、命中した場合硬直、重圧、邪毒ランク5を付与。シーン中行動値-6(マイナーで解除可能)、所持しているアイテムを一つ破壊のRC攻撃をするよ。
雨堂聖理:分かっちゃいたけどなあ!
GM:コロコロダイス
GM:11DX7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,2,3,4,4,5,7,9,10,10]+10[1,4,5,7]+10[8]+2[2]+4 → 36

GM:避けな!
雨堂聖理:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 8[2,8]+1 → 9

雨堂聖理:破壊するのはコネ:情報屋かコネ:手配師で頼む……
GM:ボルトアクションライフルを破壊しようかな。ついでに行動値-6です
GM:後色々硬直とか受けてね
雨堂聖理:ウギャー! ダメージは?
GM:そういえばそうだった
GM:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 21[6,1,6,8]+9 → 30

GM:威力はそこそこ
雨堂聖理:UGNボディアーマーがある!
雨堂聖理:ので22点ダメージ。生存。
雨堂聖理:雨堂聖理のHPを3に変更 (25 → 3)
GM:では演出行くぜ

ラヴァース:「ラヴァース、ミラクルメイクアップ。スプリングボディ!」
ラヴァース:足がぐにゃにゃっとバネのようにたわみ、一足で10数m接近。
雨堂聖理:(動きが……来る!)
ラヴァース:「アンド、のびーるハンド!」その勢いを載せて、ムチのようにしなった腕が君の持っている銃をしたたかに打ち付ける。
雨堂聖理:「伸び……っ!?」 接近する拳を銃撃するが、標的が小さすぎた。僅かに擦れるのみで、敵の攻撃をそのまま受ける
ラヴァース:「プラススナッチ!」同時に、打撃を受けた、銃は無数のゴム紐に解けて、まるで蛇のように君の体に巻き付いてくるよ。
雨堂聖理:「んな!」
雨堂聖理:ばらけた銃への対応、などできる訳がない。銃床を掴んでいた手から腕、肩、そのまま身体にかけて拘束を受ける。
雨堂聖理:「こいつっ……」
ラヴァース:「ふふん!私にちょっとでも触ったものは、めろめろになって言うことを聞くようになるの」
ラヴァース:「元の形じゃなくなっちゃうのが欠点なんだけどね。まあその辺のポンコツ武器なら問題なし」
雨堂聖理:「何がメロメロよ。壊して捻じ曲げてるだけじゃない」
ラヴァース:「あっまたそんな口聞いて!言っておくけど効くのは武器だけじゃないからね」
ラヴァース:「貴女の手足だってそんなふうにぐにゃぐにゃにしちゃえるんだから。大人しく絞め殺されるのと」
ラヴァース:「イカタコ星人みたいにされるのどっちがいいかしら?貴女も可愛いまま死にたいんじゃない?」
雨堂聖理:汗を滲ませながら、それでも気勢を張るように笑う 「……どっちにだってなるもんですか。あたしだってね」
雨堂聖理:「あなたみたいなのより、いろんな意味でずっととんでもない連中の相手してきたんだから」
雨堂聖理:――たとえその時に振るっていた力が失われていたとしても。ここで戦うあたしはあたしで何も変わらないのだから。
雨堂聖理:「選ぶ必要はない。あたしは思い通りにはならない……!」

GM:では次は行動値5、九重くんの手番です。
九重遠:はーい
九重遠:マイナーでコンボ「ナカツカミ」 《完全獣化》《ハンティングスタイル》《破壊の爪》
ギガントマキア2:「うおああああーっ!」と叫び声をあげながら突進してくるギガントマキア2。
ギガントマキア2:しかし彼が攻撃に移るより一瞬早く、君が動き出すことができる。
九重遠:九重遠の侵蝕率を10増加 (67 → 77)
九重遠:メジャーでコンボ「豹尾の化身」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣王の力》《獣の力》
九重遠:ギガントマキア2くんに接敵して攻撃します
九重遠:妨害とかありますか?
GM:そういった頭の良さそうな能力は持っていません!攻撃していいよ!
九重遠:14dx7+4
DoubleCross : (14DX7+4) → 10[1,1,2,5,6,6,6,7,7,7,9,9,10,10]+10[1,2,2,5,5,5,8]+3[3]+4 → 27

九重遠:リアクションどうぞ~
ギガントマキア2:ガードします。《イージスの盾》を使用!ガード値を上昇させるぜ
ギガントマキア2:3D10
DoubleCross : (3D10) → 13[3,4,6] → 13

ギガントマキア2:ガード値13点でガード。ダメージをどうぞ
九重遠:3d10+45
DoubleCross : (3D10+45) → 11[7,2,2]+45 → 56

GM:高すぎて笑っちゃうな固定値。
九重遠:ここがスタートです
GM:メチャクチャダメージを受けます。ガードできなければ死んでいた……
GM:演出をどうぞ
九重遠:九重遠の侵蝕率を8増加 (77 → 85)

九重遠:ぐっ、と体勢が崩れると同時にぶわりとシルエットが膨れ上がる。
九重遠:花に似た斑模様を隠した漆黒の豊かな毛並みの獣が地を駆ける。
九重遠:体格差があることは分かっている。
ギガントマキア2:「なんだあ!?」
九重遠:それでも…、狙いさえ外さなければ大丈夫。
九重遠:狙うのはどんなに大きくても鍛えられない首、喉元だ。
ギガントマキア2:「ちびがでかくなって、黒くなったぁ!」
九重遠:「これが……俺だよ!」
九重遠:思いきり飛びついて、噛み付き、爪を立てる。
九重遠:ただの力比べなら、きっと俺の方が強い
ギガントマキア2:「ぐああああっ!いたいっ!はなせえーっ!」ぶんぶんとメチャクチャに体を振り回し、九重くんを振り落とそうとするよ
九重遠:「ぐぅ……!ガゥっ……!」振り回されて足元に着地する
ギガントマキア2:「ぐううっ……!くそーっ」全身傷だらけになって片膝をつく。
ギガントマキア2:「お、おれは最強の兵器!お、おまえなんかに、まけない」
九重遠:「うん…、俺だって負けない!」
ギガントマキア2:「おれも変身する!おれもっと、つよくなる!」
ギガントマキア2:「うおおおーっ!」全身に血管を浮かび上がらせながら立ち上がる

GM:ということでこのままギガントマキア2の行動に移るよ!
ギガントマキア2:マイナーで《完全獣化》LV3、《プライマルレイジ》LV7《ハンティングスタイル》Lv1《破壊の爪》LV1《剛身獣化》Vv5
ギガントマキア2:素手のデータ変更、シーン中肉体ダイス+5、装甲値+15攻撃力+10、メインプロセス中攻撃力+21
ギガントマキア2:メジャーで《獣の力》LV1《コンセントレイト:キュマイラ》Lv3。九重くんを攻撃するぞ
九重遠:よしこい!
ギガントマキア2:16dx7+4
DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,1,3,4,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,10,10]+10[1,2,2,2,6,8,9,10]+10[3,7,10]+10[1,10]+6[6]+4 → 50

九重遠:すごいな!?
藤原奈央:これ奈央ちゃんでも絶対防げなかった感
士騎朝輝:いや。防げると思う
GM:リアクションどうぞ!
九重遠:絶対に無理だけどドッジしよ
九重遠:14dx>=50
DoubleCross : (14DX10>=50) → 10[2,2,3,3,4,4,6,7,7,8,9,9,9,10]+10[10]+3[3] → 23 → 失敗

GM:完全獣化の恩恵を感じる
GM:ではダメージ行くぞい
九重遠:はーい
ギガントマキア2:5d10+40 装甲ガード有効
DoubleCross : (5D10+40) → 38[10,4,6,8,10]+40 → 78

ギガントマキア2:気合い入りすぎ
九重遠:完全に死!
九重遠:リザレクト!
九重遠:九重遠の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (85 → 94)
九重遠:やべ
GM:やべえ
GM:では演出行きます

ギガントマキア2:「ぬごあああああああああ!」体が赤熱し、非関節部に堅い甲羅のようなものが析出する
ギガントマキア2:「いくぞちびー!おまえのことなんてたたきつぶしてやる!」
九重遠:「甲羅……!?」
ギガントマキア2:「ぬあああああっ!」難しいことは一切しない。空中でぐおんぐおんと回転し、勢いを付けた拳を君に向かって全力で叩きつける!
ギガントマキア2:「ぬあっ!ぬあっ!ぬあっ!ぬあっ!ぬあああーっ!」
ギガントマキア2:ドゴドゴドゴドゴ!何度も拳を振り下ろす。地面が叩き割れ粉塵があたりを包む。
九重遠:「ギャウッ……!ぐっ…うぅ…………!」
ギガントマキア2:「はぁ、はぁ……どうだちびっ!これが最強の兵器の力だ!」
九重遠:逃げることもできずに拳の雨を受けるが無理やり回復して立ち上がる。
ギガントマキア2:「このちからで"クラックアイス"のやつもしまつしてやる!おれはアニキより強い!それをしょうめいするんだ!」
九重遠:「いっ……た…、……たしかにすごく強いよきみは」
ギガントマキア2:「ふふふ……そうだろう!わかったら、もう一回倒れて、さっさとこうさんしろ」
九重遠:「それでも……これじゃ、朝輝さんには…届かない!」
ギガントマキア2:「ちびじゃ、おれには勝てないぜ!」
ギガントマキア2:「……なんだとお!」
ギガントマキア2:「ちびのくせに、まだそんな事を言うのか!」
九重遠:「ビルに行かせたりしない!ここで止める!」
九重遠:「君の相手は俺だ!」
ギガントマキア2:「いいや!おまえをぶちのめしていってやる!」
ギガントマキア2:「おれはちびなんかにまけない!」
九重遠:「させないよ、これでも頑丈なんだ」虚勢でもいい、足止めだ

GM:では次のラウンド……の前に!クリンナップを忘れていたぜ
GM:雨堂さんは邪毒の効果を受けるんだな。15ダメージを受けるがいい
雨堂聖理:”ラヴァース”へのロイスをタイタスへ変更し、昇華。現在受けてる悪い効果を全部回復します。
雨堂聖理:よって邪毒も受けない!
GM:イイデショウ。締め付けるだけ演出していい?
雨堂聖理:いいよ!

ラヴァース:「思い通りにはならないなんて……強がっても無駄無駄!」
ラヴァース:「そら、もっと締め付けちゃってカワイコちゃんたち!骨がばきぼきに折れちゃうくらいに!」ぐっ、と遠くから手をにぎる動作をすれば
ラヴァース:君の体を縛るロープがギリギリ締め上がり、肉を潰し骨を砕こうとしてくるよ
雨堂聖理:「ぐっ……っ……~」
雨堂聖理:背と首を曲げて、ぎりぎりまで気道を確保するよう試みる。酸素が止まったら終わりだ。打開の手を撃つこともできない。
ラヴァース:「あはは。後何秒持つかな~。私のこと気持ち悪いとかいやとか言ったけど」
ラヴァース:「ぐしゃどろの肉塊になったほうがよっぽど気持ち悪いわよ!そらそら潰れちゃえ!」
雨堂聖理:締め上げられながらもぎりぎりと"ラヴァース"を睨んでいる。どうするべきか――は、もう決めている。必要なのは想像したとおりに動くこと。そして然るべきタイミングを逃さないこと。

GM:こんな感じで、セットアップに移って手番で反撃してもらう感じでいいかな
雨堂聖理:大丈夫ですぞ。《赤方偏移世界》します。
九重遠:ないです
雨堂聖理:行動値+6、戦闘移動距離+10。射程範囲内だ!
GM:ではイニチアシブ!雨堂さんの行動から行きましょう
雨堂聖理:オートアクションでウェポンケースからナイフを装備。マイナーで11m前進して彼我距離10mに。
雨堂聖理:《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《疾風の弾丸》。対象は"ラヴァース"。
GM:イイデショウ。判定をどうぞ!
雨堂聖理:で、ここで殺しそこねるの絶対嫌なので……
雨堂聖理:初期ロイス:家族を色ロイスとして昇華します。ラウンド中ダメージ+10、被ダメージ-10
GM:ええっ
GM:ロイス2個も切って大丈夫かい!
GM:まあいいか
雨堂聖理:最強のDロイスだ。大丈夫……!
GM:では改めて判定
雨堂聖理:8dx7+5
DoubleCross : (8DX7+5) → 10[2,4,6,6,7,8,10,10]+10[2,5,6,8]+4[4]+5 → 29

雨堂聖理:ナイフのせいだよ
GM:香水のせいだよ~
GM:ではリアクション。うーん
GM:当たったら死んじゃいそうなんだよなー。
GM:よし……ドッジしてみよう。
ラヴァース:低めの肉体でドッジします。
ラヴァース:6DX+1>=29
DoubleCross : (6DX10+1>=29) → 10[3,5,7,7,10,10]+10[1,10]+8[8]+1 → 29 → 成功

ラヴァース:なんか……すみません
雨堂聖理:嘘やん
雨堂聖理:ええー……
GM:ナイフのせいじゃん
藤原奈央:でもこれ、長引くときつそうだから
雨堂聖理:このタイミングだとロイスも追加で切れないよね。切れるっけ?
藤原奈央:奈央ちゃんを馬車馬のように働かせるのを期待してロイスを切るとか
雨堂聖理:切って良いなら切っちゃうけど
GM:このタイミングでは、実はロイスを切れるんですね~
GM:リアクションを見てから達成値を上げる数少ない手段、タイタス昇華
雨堂聖理:ありがてえ ルールブックが未だに段ボール箱の中に眠ってるので助かってます。
雨堂聖理:藤原奈央のロイスをタイタスに変更して昇華。達成値+1d10します。
GM:イイデショウ……ダメージをどうぞ
雨堂聖理:29+1d10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+7[7] → 36

GM:確定ヒット!ダメージをどうぞ
雨堂聖理:4d10+10+2+9
DoubleCross : (4D10+10+2+9) → 22[10,4,7,1]+10+2+9 → 43

雨堂聖理:諸々有効!
GM:流石にこれは耐えられない……!新聞紙にくくりつけられて死にます
GM:演出をどうぞ!

雨堂聖理:ギリギリと全身が軋む。早くこの苦しみを脱したいと生存本能が訴える。戦闘思考がそれを抑えつける。
ラヴァース:「ふんふふーん。死に顔くらいはしっかり見ててあげる」コツコツと足音を鳴らしながら優雅に君に近づいてくる
雨堂聖理:あと一手が欲しい。追い詰められる自分と追い詰める"ラヴァース"の間に割って入る、ほんのささやかな何か。
雨堂聖理:「……ふ」
ラヴァース:「なに笑ってるの?」
雨堂聖理:締め上げられた気管から嘆息が漏れる。『欲しい』なんて甘えだ。思えば真実一人で戦うというのも久し振りで、少し余所に頼る思考がクセになっていたかもしれない。
雨堂聖理:「……ぃ……」 首が俯き、ごく小声で何か囁く。
ラヴァース:「諦めちゃった?ま、今更謝っても許すつもり無いけど……」
ラヴァース:「ん?なに?聞こえないぞー?」耳に手を当てて聞き取ろうとする
雨堂聖理:滲む汗に滑り、締め上げられた身体の軋みで生じた隙間を抜けて、眼鏡が落ちる。
ラヴァース:「ほら頑張って!それが最後の言葉になるかもしれないんだから!」
雨堂聖理:いや、落とした。わずかに遮られる視界に、かつんという音。ほんの少しの意識の逸れ。そういう些細な間隙でいい。
ラヴァース:「あ、落っこちちゃっ……」メガネを目で追う
雨堂聖理:その瞬間に、拘束されていた後ろ手で自らの下着をスカート越しに掴んだ。固く鋭い感覚は、習慣としていつもそこに仕込まれているカミソリ。
雨堂聖理:(避けさ、)
雨堂聖理:魔眼により加速させる。敵は正面。気も逸れている。ならば確実に当てる方策がある。
ラヴァース:「た?」
雨堂聖理:射出。ヴン、という音。飛散する血肉……これは雨堂のもの。
雨堂聖理:(せな)「いッッ!!」
雨堂聖理:一瞬だ。音速にて射出された鋭いカミソリの刃は、雨堂という遮蔽を抜いて"ラヴァース"の身体中央を穿ち抜く。
雨堂聖理:「……たあァァッ!」 悲鳴を噛み殺すことはできなかったし、必要がなかった。攻撃は既に終了しているからだ。
ラヴァース:「……!」反応はしていた。異変を感じ、咄嗟に飛び退こうとする。だが、一瞬遅かった。
ラヴァース:「あはっ。じ、自分の体ごと……って」
ラヴァース:「普通する?ほんのちょっぴり早く、攻撃できるってくらいで……」
ラヴァース:ぱたんとその場に倒れる。君の体を縛っていたロープも力を失い剥がれるよ
雨堂聖理:「ったいったい……けど……痛いけどさ……」 傷を押さえて、それでも指の隙間から血を溢れさせながら、歯を食いしばり笑う
雨堂聖理:「勝てるんなら安いもん……いや、いやさすがにやり過ぎたかな……あたっ、つつっ、うう……」
雨堂聖理:自分の傷の回復速度と、今の攻撃で使い物にならなくなった下着とスカートの値段を計算しながら、しばしその場にうずくまる。
ラヴァース:「はーっ……タダの可愛い女の子かと思ってたのに……ぶっ飛んだ奴に当たっちゃったな……」
ラヴァース:「やっぱり村雨ちゃんのほう、追っとけばよかったー」
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を10増加 (67 → 77)

GM:雨堂さん側の戦闘は終了。次は九重くんの手番です
九重遠:はーい
九重遠:マイナーはなし
九重遠:メジャーでコンボ「豹尾の化身」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣王の力》《獣の力》
九重遠:判定いくよ~
GM:こいっ
九重遠:15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,1,3,3,4,4,5,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,3,3,7,7,9,10,10]+10[1,2,3,7,10]+10[5,7]+10[8]+5[5]+4 → 59

九重遠:オーバーキルじゃない…?
九重遠:リアクションどうぞ
GM:メチャクチャ頑張るじゃん
ギガントマキア2:ガード!《イージスの盾》!
ギガントマキア2:3D10+1 1は破壊の爪のガード値 
DoubleCross : (3D10+1) → 18[6,7,5]+1 → 19

ギガントマキア2:こっちも結構頑張ったぜ!
ギガントマキア2:ダメージをどうぞ!
九重遠:剛身獣化もあるよ
九重遠:ガード値足してね
GM:装甲値は15点!ガード値は19点!合計34点も軽減する
GM:ミドルの敵としては強すぎるパワー
九重遠:6d10+45
DoubleCross : (6D10+45) → 28[2,1,6,4,9,6]+45 → 73

GM:ほんげげげ
GM:73から34点軽減して……39点ダメージ!
GM:しかし……こちらの残りHPは実は16点しかない……!
GM:一発目で食らいすぎてしまった。戦闘不能になります
GM:演出をどうぞ!
九重遠:九重遠の侵蝕率を8増加 (94 → 102)

ギガントマキア2:「ちいさいぶん、おまえのほうがはやい。でも……うけとめきってやる!こいっちび!」
九重遠:……もう傷はこれ以上回復しない。
九重遠:彼はそれだけ強い相手だ
九重遠:ふらつく脚にもう一度力を入れて思いきり飛び上がる。
九重遠:そのまま顔を思い切り引っ搔く。
ギガントマキア2:「うがあああっ!」顔を切り裂かれながら、九重くんの体を掴む
ギガントマキア2:「このままひねり……ひねりつぶして……」
九重遠:「っ……!させるか!」身体をひねって手から抜け落ち
九重遠:そのままもう一度上から首に噛み付く。
九重遠:そのまま思いっきり
九重遠:地面に引き倒す。
ギガントマキア2:「ぬああああーっ!」ついに耐えきれず、ズズンと押し倒される
ギガントマキア2:「くそおー……っ!ちび……はなれろーっ!」
九重遠:「これだけ傷だらけの俺を引き離せないってことは…」
ギガントマキア2:「はなれ……ぐおおおおっ……!」引き剥がそうとする力が段々と弱まっていく
九重遠:「君の…負けだ!」
九重遠:「ちびでも……俺の方が強かったよ」
ギガントマキア2:「うるさいっ。おれはさいきょうで……ちびなんかに……まけな……」
ギガントマキア2:「うううううっ」
九重遠:「え……!」
九重遠:「な、泣いちゃった……?」
ギガントマキア2:「うおおおおーっ!くそおおおおっ!」ぶわっとお大粒の涙を流し始めるよ
ギガントマキア2:「おれの負けだああーっ!くそおーっ!まけた!ちびにまけたーっ!」
ギガントマキア2:「うおおーんおんおんおん!」上にのられたままおんおん泣き始める
九重遠:「え、えっと…でも本当に強かったよ!ほんとに!」
九重遠:おろおろしながら涙をなめるよ
ギガントマキア2:「うおお~っ……ぐすっ……ほんとか?」
九重遠:「ほんとだよ、実はもう怪我が治らないくらいだし」
ギガントマキア2:「そうか……おれはつよかったか……」
ギガントマキア2:「それでもまけたということは……さいきょうのおれより」
ギガントマキア2:「ちび……おまえはもっとつよかったってことだなあ!」
九重遠:「俺は…超血統っていうちょっと珍しいやつだから」
九重遠:「それの分だけきっと強かったんだね」
ギガントマキア2:「じゃあおれもそれになる」
九重遠:「ええと……、それは無理かな」
ギガントマキア2:「そしてつぎはおまえにかつ!"ホワイトミュート"もそのあとにたおす!」
ギガントマキア2:「なんでおれにはむりなんだ!」
九重遠:「うーん……あ、でも復讐とか関係なく来てくれる分には大丈夫だと思う」
ギガントマキア2:「そうすれば成れるか!ちょうけっとうに!」
九重遠:「(騙すのは心苦しいけどこれは……)……うん」
ギガントマキア2:「わかったあ!ふくしゅうはやめだ!おれはもっとつよくなるぞ!」
九重遠:「ギガントマキア2くん、だとちょっと長いなって思ってたんだ」
九重遠:「マキアくんって呼んでもいい?」
ギガントマキア2:「すきによべ!おまえも、ただのちびじゃないな」
ギガントマキア2:「なんてよべばいい!」
九重遠:「“ナカツカミ”九重遠だよ。呼びやすいように呼んでほしいな」
ギガントマキア2:「うつぎは、まけない!かくごしろ、なかつかみ!」
九重遠:「うん、俺ももっと強くなっておくね!」
GM:ではこれで九重くん達の戦闘も終了

雨堂聖理:「やー、少年」
雨堂聖理:さっきまで黒いミニスカートだったのに、何故だかパステルピンクのフリルたっぷりなスカートを履いている。
雨堂聖理:"ラヴァース"から奪ったものだ。少し迷ったが、他に手はなかった。シャツも血に染まっているが、こちらはそのまま着ている。
九重遠:「聖理さん!……?」
雨堂聖理:「なんか……仲良くなってない? もう大丈夫なの?」
九重遠:「大丈夫です、復讐やめるって約束してくれました」
雨堂聖理:「おお……意外と話が通じるやつだったんだ」
九重遠:「力比べで勝ったので」
ギガントマキア2:「まけた」
雨堂聖理:「男子だなあ。こっちは……こっちも男子だったけど、全然そんな空気にならなかったのに」
雨堂聖理:「あたしの人徳かな……まあいいや。じゃあえーと、ギガントマキア2……だっけ?」
ギガントマキア2:「なんだおんな」
九重遠:「雨堂聖理さんだよ、マキアくん」
ギガントマキア2:「なんだうどうきよりさん」
雨堂聖理:「あはは、うどうきよりさんです。あっちでその、女……女っぽいやつが、下半身パンツだけで倒れてるから、押さえつけておいてほしいの」
雨堂聖理:「っていうことをお願いしたいんだけど」 九重くんを見て 「良い? 多分あいつ、縛っておくとか難しいんだよね……」
ギガントマキア2:「わかったぁ!おれがみておく!」
九重遠:「大丈夫です!お願いね、マキアくん!」
雨堂聖理:「ありがとね。あたしの目的は達成ーだけど」
雨堂聖理:「やられてることがやられてることだからさ。さすがにここで帰るわけにはいかない」
九重遠:「マキアくんの……お父さんは、殺さないといけないんですよね」
雨堂聖理:「うん。一線越えてるっぽいしね。あたしたちがやらなくても他の人がやるだろうし、だったらあたしたちがやった方が手っ取り早いよ」
九重遠:「…そうですね」獣化を解除していないから分かりにくいが
雨堂聖理:当然のように言いながら、スカートの腰回りを気にしつつ 「九重くん的には大丈夫なの? そのへんの心の準備とか、あとまあそれ以前に体力とか……」
九重遠:顔はずっと晴れないままだ
九重遠:「……ジャームになった人を殺したことは、あります」
九重遠:「身体もボロボロで正直に言うとしんどいけど…最後まで、見届けたいです」
九重遠:「どうなるか、何もわからないままだけど」
九重遠:「知りたい……って思います」
雨堂聖理:「知りたい、ね。そうだねえ」 少し目を細めて
雨堂聖理:「……復讐って、『復讐する』側の気持ちなんて割とどうでも良くて」
雨堂聖理:「『復讐される』側の気持ちの方が大事だと思うんだよね。なんていうか、そっちの方がパターンがあるっていうか」
九重遠:「する側じゃなくてされる側……?」
九重遠:「朝輝さんの気持ちが大事なんですか…?」
雨堂聖理:「そういうこと。『復讐される』側の士騎さんがどうするか……どう向き合うか」
雨堂聖理:「ま、あたし的には知り合いが減らなければあんま気になんないけどさ」
雨堂聖理:「それでも興味はある。確かめに行くとしますか」
九重遠:「……朝輝さんはあんな感じだけど、どうするんでしょうね」
九重遠:「なんか復讐されても当然って感じの反応だし…全部抱え込もうとするし……」
雨堂聖理:「あたしも正直あんまり士騎さんのことは知らないけど」
雨堂聖理:「実際復讐されても当然な感じなんじゃない? 戦い慣れてるオーヴァードでそういうことって、そう珍しいことでもないのかもだよ」
雨堂聖理:それはこう語る雨堂自身もそうだ。そうだった。
九重遠:「俺にはわかんない世界だなあ……、これからそうなっていくのかもしれないけど…」
雨堂聖理:「なんない方が良いよー。敵とか戦いとか、必要なければさ……」
九重遠:「できれば仲良くしたいです、マキアくんみたいに」
九重遠:「わかってくれる人もきっといるから」
九重遠:「ジャーム相手だとそんなことも言ってられないですけど…」苦笑しつつ
雨堂聖理:「……うん、それはそれで止めはすまい。ぜってーできない奴もいると思うけど、試みることは良いことだ」
雨堂聖理:「でも自分が生きるのが一番ってことは絶対に忘れちゃダメだよ。死ぬってことは、生き残ってたら助けられた人全部を助けられなくなるってことだからね」
九重遠:「……聖理さんも優しい人だね」
九重遠:「大丈夫です、帰りたい場所も人たちもちゃんといるから」
雨堂聖理:「……全然関係ないけどさあ。いやあたしは良いんだけど」
雨堂聖理:「ほぼ初対面でファーストネームはアメリカンじゃない? そういう感じなの?」
雨堂聖理:歩き始めながら肘で小突く 「ナマイキな奴だなー。雨堂先輩様って呼べよ~」
九重遠:「嫌でした……?いつもこうなんだけど」
九重遠:「雨堂先輩様?でいいの?」
雨堂聖理:「物足りないな。大雨堂先輩様陛下にしようかな」
九重遠:「それは呼びにくいから嫌です」
雨堂聖理:「あっさすがに嫌って言った! 生意気!」
雨堂聖理:「偉大偉大大偉大、大大雨堂先輩マジヤバ超陛下~」
雨堂聖理:楽しげに口ずさみながらビルの中へと入っていく。
九重遠:「ギガントマキア2くんの方が呼びやすいよもう……」その後ろをぼやきながらついていく





"アンガーアンカー”:あの日から、俺の全ては変わってしまった。“クラックアイス”がやってきたあの日から。
"アンガーアンカー”
"アンガーアンカー”:あの日、俺はいつもどおり仕事に行くため、酒とつまみ、それからタネ銭をいくらか持って工場に向かっていた。
"アンガーアンカー”:親友から斡旋してもらった警備の仕事だ。とはいえほとんどお飾りだ。なにか起こることもないし、仲間と詰め所で日がな一日モニターを眺めているだけ。
"アンガーアンカー”:俺たちが暇をつぶすため、賭け事に手を出し始めるのに時間は掛からなかった。お咎めもなかった。
"アンガーアンカー”:何かあったらという不安はあったが、俺たちは全員がオーヴァードだった。“なにか”が起こったとしてもなんの問題もない。そう思っていた。
"アンガーアンカー”:その日、俺が工場についた時、既に戦いは始まっていた。いや、正確には戦いにすらなってなかった。
"アンガーアンカー”:俺が見たのは炎上する工場と、昨日運だけのフラッシュで俺から金をぶんどっていったムカつく後輩の首。
"アンガーアンカー”:そして傭兵共に殺される同僚たちの姿だった。寝ぼけて遅刻したお陰で俺は戦いに巻き込まれず、その場から逃げることができた。
"アンガーアンカー”:仕事を紹介した俺の友人とは連絡が取れなくなっていた。風のうわさで、自殺したという話を聞いた。
"アンガーアンカー”:仕事と親友を失った俺は酒に溺れた。仕事も探したが上手く行かない。
"アンガーアンカー”:オーヴァードならあの工場のような仕事くらい、すぐに見つかるだろうと思っていたが、甘かった
"アンガーアンカー”:寧ろ実力もなにもない底辺オーヴァードには、命がいくつあっても足りないような危険な仕事しか回ってこなかった
GM:「貴男、落ち込むのはわかるけどいくらなんでも飲みすぎよ。もう貯金もないわ。この子のためにももう少し体を労ってよ」大きく膨れたお腹を擦りながら言う。
"アンガーアンカー”:「うるせえ!俺はオーヴァードなんだ!飲んでたって仕事くらいできる!」
GM:「そんなこと言って、全然仕事続いてないじゃない。オーヴァードだからってこだわらないで、まともな仕事を探してみても……」
"アンガーアンカー”:「まともな仕事!?オレがやってるのがまともな仕事じゃねえって言いてえのか!」バシッ!
GM:「きゃあっ!」
"アンガーアンカー”:「くそっ、イライラさせやがって……!俺だってな!あんなことがなけりゃまともに稼げてたんだ!」
"アンガーアンカー”:「オーヴァードとして一端の任務をしてたんだ!お前に何がわかる!」
GM:「い、いたっ!わかった、わかったからやめて……アナタ……!」
"アンガーアンカー”:「はぁ、はぁ……ちっ。おい。この金もっていくからな」
GM:「ど、どうするの?それが無くなったら家賃が……」
"アンガーアンカー”:「へへ、安心しろよ。俺はオーヴァードなんだ、その気になりゃこれを元手にしていくらでも稼げる」
"アンガーアンカー”:「お前は知らないだろうけどな、前の仕事じゃ俺は負け無しだったんだ。上手くいく、絶対上手くいくさ」
"アンガーアンカー”:「そしたらまた昔みたいに、お前に贅沢だってさせてやれる。そうだ、お前服欲しがってたよな。帰りに買ってきてやるよ。楽しみに待ってな」
"アンガーアンカー”:「大丈夫、俺はオーヴァードなんだ。俺が失敗するはずがねえ、俺が……こんなひどい目にあうわけが……」
"アンガーアンカー”:……その日、生活費をスロットに飲み込まれて家に帰ると、女房は何処にも居なくなっていた。
"アンガーアンカー”:家も追い出され、俺は大切な人も住む場所も失った。
"アンガーアンカー”:なんでだ……なんで、なんで俺がこんな目に合うんだ!俺は真面目に働いてた
"アンガーアンカー”:少しばかり楽して、少しばかり楽しく生きたいと思って、手を抜いてただけだ。それがこんなに悪いことか?
ザナドラッド:「なんでお前がそんな目にあってるのか、知りたいか?」
"アンガーアンカー”:泥に塗れ、ハエにたかられている俺に、そいつは言った
ザナドラッド:「“クラックアイス”。それがあの工場を襲ったオーヴァードの名前だ」
ザナドラッド:「お前は人間のクズで、オーヴァードとしてもなんの取り柄もない雑魚だが」
ザナドラッド:「その捻くれた根性にだけは見込みがある。来いよ、”アンガーアンカー”」
ザナドラッド:「復讐は……生きるのは楽しいぜ」
"アンガーアンカー”:俺は頷いた。男が言っていることが、本当かどうかはしらない。ただ信じた
"アンガーアンカー”:「”クラックアイス”……殺してやる。俺から、全てを奪いやがったクソ野郎!」
"アンガーアンカー”:「絶対に殺してやる!」





GM:と、言うことでお待たせしました
GM:FS判定を再開していきましょう。判定技能は〈知覚〉、難易度は変わらず7
GM:2R目(情報収集から数えて4R目)、進行値は6/12。セットアップから始めます
GM:ハプニングチャートを振るぜ!
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 99

士騎朝輝:セットアップはなし。
藤原奈央:ヒエ
GM:96~100……順当な進行。このラウンド中に進行判定に成功したキャラクターは、進行値+1を得る
士騎朝輝:おーー!チャンス
GM:調子がいい……すぐに終わってしまいそうな予感がする
雨堂聖理:2人戦闘中にこれとはな
藤原奈央:ウヒョー
GM:ということで、イニチアシブを挟んで士騎くんから。今は二人きり!判定をどうぞ
士騎朝輝:では、知覚を振ります。
士騎朝輝:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 8[8,8]+1 → 9

士騎朝輝:成功!
GM:では本来のものに加えて+1!合計2進んで進行値は8/12になります。イベントが起きるよ
士騎朝輝:どんなイベントか聞いて良い?ロールに影響するやもしれない。
進行値8
αトランス散布装置はどうやらビルの地下にあるようだ。
地下へ進むと、装置に続く長い通路に差し掛かる。
罠を潜り抜け、装置までたどり着く必要がある。
判定の技能を〈回避〉〈知識:罠〉に。難易度を9に。支援判定を〈情報:UGN〉に変更する
GM:こんな感じです。あと、地下通路に入った所で後ろから"アンガーアンカー”さんが妨害しに来ます
藤原奈央:か、回避……
藤原奈央:すごい邪魔!!
GM:アンガーアンカーさんは戦闘で倒すか、次のイベントが起こるまで追ってくるよ。そんな感じでロールをどうぞ。

士騎朝輝:「上階には反応は無しか。このビル、確か地下もあったよな」
藤原奈央:「どっちかな……手分けして探すわけにもいかないし。さっきの電流の反応でわからないの?」
士騎朝輝:先を歩きながら周囲を見回し、床を見てしゃがんで手で触れる。
藤原奈央:「反応無しとはいえ、上階に隠されてる可能性もあるし……」
士騎朝輝:「いや、地下かな。今、気付いたが絶縁処理がしてある……」
士騎朝輝:「それと。監視カメラや盗聴器の類はなし。ふぅん、そうだな。あの手をやってみるかな」
藤原奈央:「あからさまじゃない! 決まりね、地下よ地下!」
藤原奈央:「はん?」
藤原奈央:「なんかまた奥の手があるわけ? 一つにしないさいよ奥の手は」
藤原奈央:「なんかまた奥の手があるわけ? 一つにしなさいよ奥の手は」
士騎朝輝:「切り札は多い方が良いだろ?」顎に指を当て薄く笑みを浮かべた。
士騎朝輝:「これは俺が昔の呼び名の時に、そこそこやってた御巫山戯なんだけどな。たまにクリティカルヒットするんだよなぁ」
士騎朝輝:悪戯っぽい表情を浮かべると、鋭い声色で以下を告げた。
士騎朝輝:「出て来いよ。いるのは分かってるんだぜ」
士騎朝輝:「…………実際いたらな、上手くすると馬鹿正直に出てきてくれる。いなくても、聞いてる奴が誰もないなかったら恥は無しだ」
藤原奈央:「……いや、いるなら地下で待ち構えてるんじゃないの?」
"アンガーアンカー”:では、声に反応して
藤原奈央:「わざわざ持ち場を離れてハズレの上階まで追ってくるバカがいるわけないじゃない」
"アンガーアンカー”:カツン、カツン。ガリガリと音を立てながら
"アンガーアンカー”:鉄パイプを引きずった"アンガーアンカー"が出てくるよ
藤原奈央:「うわ出た!」
"アンガーアンカー”:「見つけたぞ、"クラックアイス"……いや、士騎朝輝ぃ!」
士騎朝輝:「いなくても懐は痛まないだ……ろ。釣れたな!」
士騎朝輝:奈央ちゃんの前に出る。
"アンガーアンカー”:「お前のせいで、俺は全てを失った」
"アンガーアンカー”:「殺してやる……!俺の手で殺してやるぞ、おまえをぉ!」
士騎朝輝:「そうかい。でも、な、奥さんに逃げられたのは俺のせいじゃないよなぁ。仕事を見つけろ」
士騎朝輝:「自分が俺を殺すために何やってるか、分かってるのか?」
士騎朝輝:「あんた達の愚行の全てをなぁ 『元はと言えばお前が悪いんだ』で片づけられてはたまらない」
"アンガーアンカー”:「うるせえ!悪の組織に作られた、人を殺すしかない破壊兵器が」
"アンガーアンカー”:「おれみてえなまともな人間の事を、わかったように語りやがって!」
藤原奈央:「ああん? 誰が破壊兵器だっての!?」
藤原奈央:「こちとら足を洗って真面目に学校行ってんのよ! 逆恨みで復讐してる暇があったらあんたもマトモなとこに就職しなさい!」
"アンガーアンカー”:「外野のぺちゃぱいは黙ってろ!」
藤原奈央:「殺す!!」
"アンガーアンカー”:「こっちのセリフだ!邪魔をするならお前も殺す!」
"アンガーアンカー”:「全員まとめて殺してやるぞ!」
士騎朝輝:「……胸よりも腰と脚で勝負だよ。は、ともかく、俺の逆鱗に触れるなよ、これ以上」

GM:という感じで、判定を続けてもらいましょう。
GM:次は奈央ちゃんの手番。あと一応、二人のうちどちらかが残ってタイマン貼ることもできます
藤原奈央:タイマンなんて何もできなくなっちゃう!
藤原奈央:ので普通に判定しようと思います。ガードもカバーもあるし・・
藤原奈央:えーと、回避で判定します。技能いくつだったかなー
藤原奈央:1!
士騎朝輝:肉体ダイス高いから!
GM:支部長パワー1!
士騎朝輝:いけるぜ
藤原奈央:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 6[4,6,6,6]+1 → 7 → 失敗

藤原奈央:だめだw
士騎朝輝:あ。そうか。起源種!
GM:起源種だぞ
藤原奈央:普通に支援判定した方が良かった
GM:まあ失敗は失敗だぜ。今回のルール!
GM:進行判定以外のメジャーアクションをしたり、失敗したりすると進行値が1下がるのだ。8から7に下がって7/12になるぞ。
藤原奈央:ぐえー
士騎朝輝:まだ余裕があるから
GM:では演出していくぜ
藤原奈央:完全に失念してた

GM:”アンガーアンカー”に追われつつ、散布装置へ向けて進む君達
GM:地下へ潜った瞬間、異変に気づく。それまではなかった無数の罠が君達の行く手を阻むのだ。
GM:追われながら、罠への対処もしなければならない困難な状況が襲いかかるよ
GM:床のスイッチを踏むとギロチンが落ちてきたり、進行方向から切断光線が無数に飛んできたりしてる。多分
藤原奈央:「……罠が! 多すぎなんだけど!!」
藤原奈央:「こんなんどうしろってのよマトモに進めないじゃない!」
士騎朝輝:「藤原、こういう時になんだけどな。あいつに怒ってくれてサンキューな」罠を踏みつぶし、強引に突破しながら言う。
藤原奈央:「勘違いしないで! 逆恨みのアホが嫌いってだけだから!」
藤原奈央:「非ジャームな以上は一応UGNで保護するつもりではあるけど……うああ~」
士騎朝輝:「それでもいいさ。俺が嬉しいって話だしな」
藤原奈央:「ああいうやつ、職業斡旋してもすぐ辞めたりサボったりすんのよね……」
藤原奈央:「喜んでる暇があるならこの罠ぜんぶ無効化する手順でも考えて! そっちのほうがあたしが嬉しいから!」
士騎朝輝:「昔にもそう言う事があったんだな。流石に同情するよ。本当に何時も良くやってるよ」
士騎朝輝:「ま、ゴールは見えてるからなぁ。無理やり進むまでだが、流石に相手がいるのは邪魔だな」
藤原奈央:「あとこの罠設置した思われるやつもブッ殺して!」
"アンガーアンカー”:「まてえ!大人しく殺されろ、士騎朝輝ぃ!」
藤原奈央:「あいつはしつこいしもう!!」
士騎朝輝:「それは、もう。今の内に俺に叩き切らせたい奴リストを作っておいてくれ」
士騎朝輝:「オーヴァードは助け合い。良い言葉だよなぁ。あんたらも、そうやって俺を誅すために手を組んだって訳だ。まったく、自分の普段の言葉がブーメランのように返ってくるのは たまったものじゃないぜ」

GM:と、言う感じでこのラウンドは終わり
GM:じゃない!
GM:アンガーアンカーさんが行動するよ!
"アンガーアンカー”:アンガーアンカーさんは君達から5mのところに出現して、マイナーでエンゲージ、メジャーで攻撃します
"アンガーアンカー”:白兵攻撃。伸縮式警棒相当の鉄パイプで士騎くんを殴りつけます
士騎朝輝:来な!
"アンガーアンカー”:4DX+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 9[4,4,5,9]+3 → 12

GM:リアクションをどうぞ
藤原奈央:あっよわい
雨堂聖理:かなしい
士騎朝輝:じゃあガード。
士騎朝輝:暴走してないし。
藤原奈央:これカバーいる?
士騎朝輝:いらんと思う。
九重遠:いらないのでは……?
士騎朝輝:エフェクト使用してないですしね。
GM:では普通にダメージを出しちゃうぞい
藤原奈央:奈央ちゃんカバーすれば確定ノーダメだったけど、よくみたら士騎くん一番侵蝕低いんですね
藤原奈央:じゃあカバーなしにしようかな
"アンガーアンカー”:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 13[7,6]+1 → 14

士騎朝輝:そうして!
士騎朝輝:オートで"ウェポンケース"からアームドスーツ出して装着。
士騎朝輝:ガードと装甲で1ダメージ
GM:えっ!?
GM:思ってたより硬いな!?
GM:ではちょっとだけ演出
藤原奈央:おにぎり、ガード値3もあるんだ

"アンガーアンカー”:「うおおおお!死ね!死ねえ!士騎朝輝ぃ!」力任せに、鉄パイプを振り回す
"アンガーアンカー”:ほとんど訓練も受けていない、エフェクトもまともに使えない。オーヴァードとしての身体能力だけを頼りにした力任せの攻撃。
"アンガーアンカー”:罠によって君達の動きが阻害されていなければ、当たりすらしないだろう。
士騎朝輝:「…………藤原、前に進む事だけを考えよう」
士騎朝輝:「攻撃手としてはこいつは俺でも相手が出来る。手は出さなくても…ってそう言う判断は当然すると思うけどさぁ」
士騎朝輝:村雨丸を僅かに抜き刃で受ける。手が僅か痺れるが、その程度だ。
藤原奈央:「一応、何かあったら困るからガードはしようと思ったんだけど……あっいらなそう」
"アンガーアンカー”:「くそぉ!はぁ、はぁ……なんでだ」攻撃を弾かれ、荒くなった息を整えながら「なんで俺が、女房に逃げられて、こんな不幸な目にあって」
藤原奈央:「ねえあんた。アンガーアンカー。本当にぜんぶクラックアイスのせいだと思ってんの?」
藤原奈央:「絶対うまいこと言いくるめられてるって。もう一度よく考えなおしなさいよ」
"アンガーアンカー”:「お前みたいな兵器が、そんな楽しそうにしてるんだ!」
"アンガーアンカー”:「うるさい、うるさいうるさいうるさい!」
士騎朝輝:「なぁ、あんた。奥さんに会えて、仕事見つけたら、どうする?」周囲に冷たい霧風が弾かれたように飛び交った。
"アンガーアンカー”:「全部”クラックアイス”のせいに決まってる!そいつが悪いに決まってる!そうじゃないと俺は、俺は……!」
"アンガーアンカー”:「だまれえええ!」
士騎朝輝:「楽しそうにしてるのは、昔のあんたと同じだ。パートナーがいて、毎日やることがある、それだけだ。取り戻したいならな、俺にも落ち度があるんだろう、それくらいはするが」
士騎朝輝:(こう言うの。雨堂が言ったように煽ってるって事なんだろうって?分かってるよ、村雨丸)

■ROUND-03

GM:2R目は終了。3R目(計5R目)に入るよ
GM:セットアップ!ハプニングチャートを振るぜ~
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 74

GM:71~75……チャンス到来。このラウンド中に行う進行判定は、ダイスが+5個される
九重遠:まじ?
士騎朝輝:有利なのしか引いてない!
GM:まあでも確かに
GM:九重くんが追いついてくれるのはチャンス到来だよね……w
藤原奈央:ハプニングチャート(大嘘)
藤原奈央:それもそうだ
藤原奈央:雨堂さんもくるし!
GM:ということでこのRから九重くんも判定できるから忘れずにね。雨堂さんは次のRから。
九重遠:判定は回避で大丈夫ですか?
GM:回避or知識のままだぜ!
"アンガーアンカー”:こちらはセットアップで『レッドナイトメア』を使用します。
雨堂聖理:薬物!
九重遠:セットアップはないです
士騎朝輝:なし
"アンガーアンカー”:使い捨てユニークアイテムで、R中行動値+3、ダイス+1、白兵攻撃力+3のすごいやつ
藤原奈央:セットアップはないないワン!
藤原奈央:白兵攻撃力が3もあがってしまった やばすぎる

"アンガーアンカー”:「はぁ、はぁ……!駄目だ、このままじゃ、ついて行けねえ……!博士に貰ったもうこいつを使うしか……!」取り出した注射をたどたどしい手で首筋に突き立てる
"アンガーアンカー”:「ぐ……うおおおおっ!」
士騎朝輝:「大体わかってると思うんだがなぁ、あんた乗せられて、足止めに使い潰されてるだけだぜ」
GM:という感じでイニチアシブ、”アンガーアンカー”さんの行動に移るぜ
"アンガーアンカー”:マイナーでさらに『シルバーハンマー』を使用。なんと!この薬を使うことで
"アンガーアンカー”:メインプロセス中白兵攻撃力に+5!圧倒的パワーでしね!
"アンガーアンカー”:という感じで士騎くんに攻撃。えいえい
"アンガーアンカー”:5DX+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 10[1,5,6,7,10]+1[1]+3 → 14

士騎朝輝:ドッジしてみるか。
士騎朝輝:いや、ガード
GM:ダメージ行くぞい
士騎朝輝:ドッジ防具で落ちてるよ
藤原奈央:これはさすがにカバーした方がよろしくない?
藤原奈央:だいじょうぶ?
GM:カバーしなくて平気かな?無敵のパワーで押しつぶしちゃうぞ
藤原奈央:攻撃力が+8もされてるよ!
士騎朝輝:まだリザレクトいかないと思う!
GM:その慢心が命取りよ
"アンガーアンカー”:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 18[8,10]+9 → 27

"アンガーアンカー”:すごい殺意
藤原奈央:HPが少ないとクライマックスで守れる確率さがっちゃうんですよね
藤原奈央:まあ本人がいいって言ってるならいいか
士騎朝輝:出っか。13点防いで14ダメージ 残りHP17
士騎朝輝:他の2人がガンガン減ってるので僕守る余裕がないと思うしね
GM:勢いで振っちゃったからカバーしたかったらしてもいいよ
士騎朝輝:奈央ちゃんロールチャンスなので、ダメージ軽減とかつかっても勿論有難いです。
藤原奈央:カバーします。ここでカバーしないと、アンカーさんの奈央ちゃんへの印象が
藤原奈央:なんか男の後ろでわめいてるぺちゃぱい女みたいになっちゃいそうだから
GM:イイデショウ
士騎朝輝:して!
藤原奈央:《炎陣》でカバー。クリスタルシールド使います。
GM:27ダメージを喰らいな!
藤原奈央:24軽減して3受けるよ~ HPは25になりました
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を2増加 (66 → 68)

"アンガーアンカー”:「潰せるもんなら……潰してみろおお!ぐるお……ぐるあああああっ!」全身の血管が脈打ち、身体能力が飛躍的に向上
"アンガーアンカー”:先程より遥かに鋭い一撃が君に向かって放たれるよ
士騎朝輝:「軽々に潰せないから、面倒なんだよなぁ。気合も入ってるし、まったく嫌になるよなぁ」
藤原奈央:「変な薬使うのやめなさいよ! 明らかに副作用強いでしょそれ!」
藤原奈央:通路を遮るように氷の柵を生み出して攻撃を防ぎます。
士騎朝輝:「助かった。これ早く片付けないと多少マズイよなぁ……あいつがさ」
藤原奈央:起源種と呼ばれる特殊なオーヴァードだ。軽く手をかざしただけで、強力な障壁を作り出す。
士騎朝輝:「そう言う判断だろ?藤原」
"アンガーアンカー”:「邪魔、するんじゃねえ!こんなものへし折って……」柵に手をかけて「おれ……折れねえ……!」
藤原奈央:「あんたさ。聞きたいんだけど」
藤原奈央:「復讐してどうするつもり? お金はもらえてるんだろうけど、一生遊んで暮らせるほどの額じゃないでしょ」
"アンガーアンカー”:「ごほっ!はぁ、はぁ……何だ、お前はさっきから……関係ねえのに口出ししてきて……」
藤原奈央:「復讐してスッキリするなら別に止めないけどさ……クラックアイスを殺したとしても状況は全然改善されないでしょ、きっと」
"アンガーアンカー”:「おまけに敵の心配か?なにもん何だ、おまえは」
藤原奈央:「こいつの上司よ! UGN支部長のリッターシルト!」
藤原奈央:「UGN支部長はね、あんたみたいに迷走してるオーヴァードを救うのも仕事のうちなの!」
"アンガーアンカー”:「ちくしょう、上司。上司は嫌いだぜ……正論ばっかり言って俺を責めやがる」
藤原奈央:「あんたが正論ばっかり言われるよーな生き方してるからでしょーが!」
藤原奈央:「復讐なんかやめてUGNでまじめに働きなさいよ。ちゃんと仕事は用意してあげるから!」
士騎朝輝:「多少、止めては欲しいけどなぁ。ま、そうだぜ。超スッキリする。なんてのも言われそうだ」後ろで肩を竦める。
"アンガーアンカー”:「うるせえ……!わかってんだよ、俺が変わればいいなんて、ホントは、でも、ちくしょう」薬の副作用で朦朧としながら
"アンガーアンカー”:「ちくしょう……!同情なんて、クソだ!お前もムカつく、殺してやる!」
"アンガーアンカー”:「だからお前らも、俺を殺しに来いよ、はやくよお!」
藤原奈央:「……うん。ほんとは分かってるなら、今はそれでいいわ」
藤原奈央:「ぜんぶ受け止めて返り討ちにしてやるからかかってきなさい!」
藤原奈央:「士騎! こいつ殺さないようにね!」
士騎朝輝:「まだ、手を出してないところから、察して欲しい」
士騎朝輝:「あぁ、でも後でぺちゃの分だけは殴っておくか?」
藤原奈央:「あ、ぺちゃぱいの分は殴っていいから。利き腕1週間くらい使えなくしていいからね」 オーヴァードジョークだ。

GM:では次の手番!
九重遠:俺!
GM:いいよっ!
九重遠:回避判定しますね
九重遠:23dx>=9
DoubleCross : (23DX10>=9) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,4,5,6,6,7,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10]+9[1,9] → 19 → 成功

藤原奈央:キュマイラ!キュマイラ!
九重遠:わーい!
GM:つよい……
九重遠:これが完全獣化の恩恵!
GM:進行値が2上がって9/12に!ギリギリ判定は変わらないぜ
GM:では演出しよう。

GM:君達がアンガーアンカーに気を取られているすきに、次の罠が作動する。君達の動きを感知し、地面から無数の射撃タレットが湧き出て
GM:狙いを定めてくるよ。
九重遠:地下通路に大きな黒い影が飛び込んでくる。
九重遠:「うわ!氷の柵!?」
藤原奈央:「あっ九重」
藤原奈央:「ちょーどいい! こっちきてあのタレットぶっ壊して!」
藤原奈央:「柵はぶっ壊していいから!」
士騎朝輝:「勝ってきたのは良いけどなぁ。無理し過ぎだ、傷口が塞がってないよなぁ、それ」
九重遠:「あ!はい!」腕の一振りで柵が破壊される
九重遠:「マキアくんはそれだけ強かったんです!」
士騎朝輝:「どういう戦いするのも自由だが、この後大丈夫か?……ま、良くやったな」
九重遠:そう返しながら罠を次々に壊していくよ
GM:ぎゅいーん、ががががが。明後日の方向に弾丸を巻きながら倒されるよ
"アンガーアンカー”:「くそっ……新しい化け物が……」
"アンガーアンカー”:「どいつもこいつも俺より強い……苛つかせやがる」
九重遠:「この後のことはなにも分かりません…、でも頑張ります。俺がやるって決めたから」
九重遠:地下通路に大きな黒い影が飛び込んでくる。
士騎朝輝:「そこじゃなくて、俺よりも社会性がありそうと言う所に苛立って欲しいよなぁ」
士騎朝輝:「好きにやれ。士騎朝輝流は、本人がやる って決めた事は絶対に止めはしないさ」
九重遠:「俺だって出来れば話し合いでどうにかしたいよ」

GM:という感じで次。奈央ちゃんの手番に移るよ
藤原奈央:あっもう奈央ちゃんの手番か
藤原奈央:これって購入しても進行値1さがっちゃうんでしたっけ
GM:購入しても下がる!そういうリスクと引き換えなのだ
藤原奈央:でも購入しようっと。ナイフしかないノーパンJKがもうすぐ追いついてきそうだし
藤原奈央:さすがにナイフだけでは貧弱すぎるだろう……ということで判定。
藤原奈央:最後の手配師を使います。ダイスを+3。
藤原奈央:リーダーズマークは一応とっておこうかな。進行値を生贄にささげ、ボルトアクションライフルを狙います。
藤原奈央:5dx+6>=15
DoubleCross : (5DX10+6>=15) → 9[1,4,5,8,9]+6 → 15 → 成功

雨堂聖理:ありがたすぎる~
GM:ちょうど成功だ!では進行値が8/12になる代わりにボルトアクションライフルを手に入れたよ
藤原奈央:バストサイズを犠牲にして調達技能を高めております
GM:私も高調達キャラ作るか……

藤原奈央:「九重! 雨堂はどうだった? 無事? 武器とか防具の損傷は?」
九重遠:「雨堂先輩様はスカートが変わってて、武器……なくなってました!」
藤原奈央:「スカー……えっなんでスカートが変わって……まあいいか」
士騎朝輝:「はぁ?妙な戦い方してるよなぁ、あいつ」
藤原奈央:雨堂さんにLINEを入れてます。『そこで1分待機』『上空からコンテナ投下予定、中にライフル一挺ぶんのパーツ』『組み立ては自分でやること』
藤原奈央:「……女子高生ってライフル組み立てできるのかな……」
藤原奈央:「まあいいか。雨堂なら多分大丈夫でしょ多分……武器は調達したから大丈夫。道確保するわよ二人とも!」
士騎朝輝:「雨堂なら、やれるだろ。あいつ、最近まで自分一人でUGNもFHも相手にしてた奴だったんだし」
士騎朝輝:「つまるところ、俺と同じだな」
九重遠:「はい!……え?」なんかおかしい話が聞こえた気が……
士騎朝輝:薄く皮肉気に笑う。
"アンガーアンカー”:「む……無視するんじゃねえ……はぁ、はぁ……俺を……」息も絶え絶えで君達に追いすがる

GM:ではつぎ!士騎くんの判定に移ろうかねえ
士騎朝輝:出は回避判定。これはドッジじゃなくて回避判定だから防具ペナつかないよね
GM:つかないよ~
士騎朝輝:つくなら脱ぐよ。
藤原奈央:イェイイェイ
藤原奈央:いぇいいぇいうぉー
九重遠:やったー
士騎朝輝:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 7[2,3,5,6,6,7]+1 → 8

藤原奈央:げげー
士騎朝輝:む。1足りないな。ここはどうするかな
GM:ダイス5個増やしてる?
士騎朝輝:あ。それだ!振り直すね。
九重遠:朝輝さん判定ダイス足した?
GM:しょうがないにゃあ
士騎朝輝:11dx+1
DoubleCross : (11DX10+1) → 7[1,1,2,3,4,4,4,5,6,6,7]+1 → 8

GM:現実は非情
士騎朝輝:駄目だ!
藤原奈央:振りたしでもいいのではって思ったけど変わってない
士騎朝輝:ロイス切ろうか。迷うな。
GM:なんとここで失敗すると進行値が7に戻ってしまうという噂
藤原奈央:まあでも次でアンガーアンカーさんが熱中症で保健室に行っちゃうらしいし
藤原奈央:もう1ラウンドくらいなら大丈夫かもしれない
士騎朝輝:よし。どうせ次のラウンドには突入するので
士騎朝輝:此処は切りません。
士騎朝輝:次危なそうだったら考えるぜ!

■ROUND-04

GM:りょ!では4R目(計6R)に。セットアップからやりましょう。
GM:このラウンドから雨堂さんも合流だ。
GM:ハプチャを振るよ~
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 88

藤原奈央:ぱちぱち
GM:86~90。突破口の発見。このシーン中の最大達成値+10。効果は累積しない
GM:最大達成値が40になったよ。
GM:意味あるかな……?
雨堂聖理:ワオ……
藤原奈央:最大達成値か~
士騎朝輝:悪くならないなら良し
GM:あるといいね。まあ遠くに通路の終りが見えたのかも
九重遠:不利じゃないからOK!
"アンガーアンカー”:アンガー君はもう一個『レッドナイトメア』を使うよ
藤原奈央:まあ雨堂が特異点パワーで500くらい出してくれるからセーフ
"アンガーアンカー”:ムキムキ
雨堂聖理:もうないよそのパワー
雨堂聖理:このヤク中!
九重遠:セットアップはないです
GM:という感じで行動値12!雨堂さんの行動から行きましょうか
GM:7/12だぞい
雨堂聖理:うーん、判定技能の<知識:罠>なんですが、これ<知識:潜入>で代用できません?
藤原奈央:あまりにもレアすぎる知識
九重遠:なんでそんな知識が……
士騎朝輝:広義の知識に入るでしょ。ってやつだw
GM:まあ確かに代用できそうな気もするな
GM:あと言い忘れてたけど使えそうなイージーとかも申告していいよ
GM:潜入する時に罠くらい解除しそうだしね
雨堂聖理:やったぜ。じゃあもう一つ。イージーエフェクトの《偏差把握》《地獄耳》はトラップの把握に役立つ気がします。どうでしょう。
雨堂聖理:ボーナス的なものを……いただけた暁には……
雨堂聖理:スカートも短くなるかも……
藤原奈央:偏差把握はたしかに役立ちそうだしスカートは短くなれ
GM:そういうのには流されないけど
GM:偏差把握と地獄耳が使えそうなのは確かですね。判定技能を〈意思〉〈RC〉のどっちかにするか、達成値に+2のボーナスくらいでどうかな
雨堂聖理:達成値に+2のボーナスでお願いします!
GM:では判定するがいい
雨堂聖理:では<知識:潜入>により判定。ボーナス+2も乗せて~
雨堂聖理:5dx+2+2
DoubleCross : (5DX10+4) → 6[1,2,2,6,6]+4 → 10

雨堂聖理:やったぜ
士騎朝輝:さっすが。
九重遠:やったー!
藤原奈央:ツヨイ!
GM:では2点上がって9/12に!
GM:ギリギリイベントは起こりません。演出していきましょうね

GM:アンガーアンカーの攻撃を凌げてはいるが、罠の攻略は少しずつしか進んでいない、何しろ数が多すぎるのだ。
士騎朝輝:「幾ら金かかってるのか考えると空恐ろしくなってきた」
士騎朝輝:「これ、俺1人を潰すために作られたんだよなぁ、よくやるぜ」
GM:複数のトラップが組み合わさって、より解除の難易度が上がっている。今回もそうだ。通路の両脇から煙幕が吹き出し
GM:その向こう側から、きゅいん、と、先程九重が破壊したものと同じ、タレットの駆動音が聞こえてくる。
藤原奈央:「その後も拠点として使うつもりだったんでしょうね。他のセルに売り飛ばせば資金もだいぶ回収できるだろうし」
藤原奈央:「それにしても手が込みすぎなんだけど! 雨堂まだなのちょっと!」
士騎朝輝:「元々、避ける性能を持ってない俺に《リザレクト》を浪費させる類だな、これ。わかってはいても、無理やり駆け抜けるか?」
九重遠:「え!?煙…!?」音は分かるが怪我で早く動けない
雨堂聖理:カンカンカン、と後方から階段を駆け足の音。同時にガチャンとライフルのレバーを引く音。
藤原奈央:「時間もないのよね。被弾覚悟で切り抜けるしかないか……?」
雨堂聖理:「あたしの味方の人は」
藤原奈央:「あっ」
雨堂聖理:「3秒ほど止まっててください!」 声を上げるや否や、銃声が響く
士騎朝輝:「ライフルの組み立てしてきてからだからなぁ。あいつがプラモ作るのが早ければ……早い奴だったみたいだな」
士騎朝輝:きっちり3秒停止。
雨堂聖理:銃弾は低く唸って、皆の垣間を抜けて前方のタレットへ。その中心を寸分違わず撃って抜く。
藤原奈央:「九重、動いちゃダメだからね。偏差把握の邪魔になるから」 九重くんを掴んで制止している。
"アンガーアンカー”:「はぁ、はぁ……」ぐったりとして偶然止まっています
雨堂聖理:続けざまに4発。3度の着弾音。1発は直撃しなかったのか、命中の音が軽い。
九重遠:「はい」音に反応しそうになるのを止めてもらっている
雨堂聖理:「……追加1秒!」
雨堂聖理:そう言って2発。ズドン、と重めの命中音と共に、最奥のタレットが爆発炎上する。
藤原奈央:「おー」
士騎朝輝:「眼鏡の分だけおまけの1秒だよなぁ。良いタイミングだったぜ」
九重遠:「すごい……」
雨堂聖理:単純な駆動で弾をばらまくタレット。視界を封じるだけの煙幕。どちらも雨堂の頼る聴覚・偏差感覚の妨げにはなり得ないのだ。
士騎朝輝:「…………大体わかった。相手の衣服をはぎ取ってきたと」雨堂さんの方を見て、言う。
藤原奈央:「さすがディメンジョンゲート使い。視界が悪くても、どこに何があるかは把握できちゃうものなんだ」
雨堂聖理:「遅れてすみません! でも超助かりました! しかもメッチャ高級な奴ですねこれ!」
雨堂聖理:新品のライフルを上機嫌な様子で抱えて皆に合流する。
藤原奈央:「品質はいいはずよ。チューニングも専門家がやってるからバッチリ。そのまま支給品として貸与するからバッチリ働きなさい!」
藤原奈央:「……スカート大丈夫なのそれで?」
九重遠:「雨堂先輩様、かっこいいね…!」ちょっとキラキラした顔してる
雨堂聖理:ちなみに先程からガンガンに撃っていたが、ライフルそのものは組み立て途中だ。安全装置周りや、暴発防止のための固定の仕組みを後回しにしている。
藤原奈央:こちらも制服のままだが、ちゃんと戦闘にそなえてスパッツを履いているし、そもそも被弾していない。
雨堂聖理:スカートを軽く引っ張って 「えーっと、ちょっとサイズ大きめなんで、動くには困んないですかね。今はそんなに派手に動き回らないし……」
士騎朝輝:「危ない事やるよな。助かったから偉そうには言えないけどなぁ。……雨堂も激戦だったみたいだが、いけるか?」
士騎朝輝:アンガーアンカーへの視線は切らない。
"アンガーアンカー”:「味方の心配より……ぜぇ……はぁ……自分の心配をしたらどうだ……士騎朝輝」
雨堂聖理:がちょがちょライフルを組み立てながら 「行ける行ける! こんな立派なもの支給してもらったのも初めてだし。お役に立ちますぞ」
"アンガーアンカー”:「ごほっ!ごほっ!お、おまえは、俺が……!」
藤原奈央:「雨堂と九重のガードを厚めにしよっと。士騎、あんたはある程度自力で頑張りなさいよ」 良いながアンガーアンカーを見る。
GM:では次!アンガーアンカーくんが行動するぜ
九重遠:「あの…すごくしんどそうだけど大丈夫ですか……?」
GM:ぶんちゃかぶんちゃか
士騎朝輝:「お優しい事で。そんな事言うくらいならな、油断してると踏んで黙って俺の頭をかち割れよ」
士騎朝輝:冷たい声で言う。
士騎朝輝:「それすらできないんだ。あんた、復讐に向いてない」
"アンガーアンカー”:「言われなくてもお!」マイナーで『シルバーハンマー』を使用。メジャーで白兵攻撃するぜ
"アンガーアンカー”:対象は勿論士騎くん
"アンガーアンカー”:5DX+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 9[1,2,7,8,9]+3 → 12

士騎朝輝:「さっさと俺を殴ってすっきりして、帰って、職でも探せ」
藤原奈央:やっぱりこれもカバーしようっと。絶対ノーダメだし
"アンガーアンカー”:2d10+9 その油断が命取りよ!
DoubleCross : (2D10+9) → 20[10,10]+9 → 29

藤原奈央:ということで《炎陣》します。
藤原奈央:うわ強い!
"アンガーアンカー”:すごいw
藤原奈央:10,10!?
士騎朝輝:復讐に向いてるw
雨堂聖理:執念だけは本物
藤原奈央:24軽減して5ダメージ喰らいます。HPは20になったよ
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を2増加 (68 → 70)
九重遠:殺意がすごい
藤原奈央:「んんだからもう! あんたも煽るのやめなさいっての!」
"アンガーアンカー”:「ぬうううがあああああっ!」薬と疲労でぼろぼろになった体を執念で動かす。一撃の力だけは凄まじい
士騎朝輝:相手に向けて自分から一歩踏み出す……。
藤原奈央:「こういう奴は煽られたらどうしても動いちゃうんだから!」
藤原奈央:一歩踏み出した士騎くんの後頭部をべちーんと叩きつつ、もう片方の手で氷の障壁を張る。ガード。
士騎朝輝:「む。だから、スッキリさせてやろうと思ってなぁ」
藤原奈央:「いちちち……ガードしたあたしの左手が一応しびれてんのよ」
藤原奈央:「腐ってもこいつはオーヴァードなの! 攻撃食らって無駄に消耗することないでしょうが」
九重遠:「ジャームになる前に一発でも入れさせればいい…みたいなそういうのはどうかと……」
藤原奈央:「そうよ! 九重と雨堂も言ってやって!」
士騎朝輝:「いや、それなぁ鏡を見てくれよ」頭の後ろを抑えて、軽い溜息をつく。止められた。
"アンガーアンカー”:「はぁ……はぁ……へへ。どうした、反撃、して、こねえのかぁ……?」
士騎朝輝:「藤原だって負担がかかるだろうに…………」
雨堂聖理:「反撃してこないっていうか、相手にしなきゃいけないほどじゃないっていうか……んー」
九重遠:「叩いてるあなたの方だって手が痛いはずだよ」
士騎朝輝:「そうだな。あんたに何を言って良いのか、色々複雑なんだが。……今日はあんたの勝ちでいい」
士騎朝輝:「反撃できない程度には、思う所はある」
"アンガーアンカー”:「俺を見ろよぉ、”クラックアイス”!お前が悪くて、お前を殺そうとして、お前の周りのものも傷つける敵が、ここにいるんだぜ」
"アンガーアンカー”:「なぜだ……なんで反撃してこねえ……!くそう……!」
GM:次は九重くんの手番だよ
藤原奈央:「なんか気の毒になってくるなこれ……そういう効果を狙って配置したのかなあ。ザナドラッド……」
九重遠:はー
九重遠:回避判定しますね
九重遠:17dx>=9
DoubleCross : (17DX10>=9) → 10[1,2,2,2,3,3,4,4,4,4,5,6,6,7,8,10,10]+6[6,6] → 16 → 成功

藤原奈央:キュマイラ!キュマイラ!
九重遠:わーい
藤原奈央:やはりキュマイラが最強シンドローム
GM:うむ……!進行値は11になる!11/12!イベントが発生するぜ
雨堂聖理:肉体 全てを解決していけ
九重遠:完全獣化の恩恵だけで生きてる
GM:同時にアンガーアンカー君はここでリタイアだ
雨堂聖理:Good Night(グゥッドナイト(良い夜))
九重遠:「ずっと誰かのせいにするのは、楽かもしれないけど……つらくならない?」
九重遠:「後ろしか…見られないのは、しんどいと思うよ」
進行値11
αトランス散布装置にたどり着く。
あとは装置を解体するだけだ。
しかし、君達の前には、残る“オーキッド”のメンバー……“リヴトゥライズ”“ザナドラッド”が立ちはだかり、判定を妨害してくる。

クライマックスに移行する。また、クライマックスのエネミーを全て撃破しなければ、進行値は12にならない。
雨堂聖理:なるほどね
九重遠:なるほどこのままクライマックス戦闘
藤原奈央:おお……このままクライマックス戦闘なのか
九重遠:シーン変わらないじゃん!
士騎朝輝:「大体、あんた、あの仕事続けてたら殺されてたんだぜ。ネオブリード計画の関係者にされてな。それ以前に、もしかしたら実験台候補だったかもな」
GM:君達はようやく罠だらけの通路の終わりにたどり着く。目の前には巨大な扉。
GM:あ、シーンは変わる!
GM:ごめんに
九重遠:あ、変わるのか了解です!
藤原奈央:「ふー」
"アンガーアンカー”:そしてその扉に辿り着く前に、アンガーアンカーは膝をつくよ。
藤原奈央:「間違いないわね。RPGだったら"すごい威圧感だ"みたいなメッセージが出てセーブを促されるところだわ」
藤原奈央:「実際みんな、準備は大丈夫なわけ? 悠長に話していられるのは間違いなくこれが最後よ」
雨堂聖理:(RPG……?) 携行式対戦車ロケットランチャーしか思いついていない
"アンガーアンカー”:「うるせえ……ちくしょう……わかってる、わかってるよ俺だって……」
士騎朝輝:アンガーアンカーの前で片膝をついて目を合わせる。
士騎朝輝:「なぁ」
"アンガーアンカー”:「それでも思っちまうんだ……なんで俺がこんな目に……なんで、あの時殺されなかったんだって……」
"アンガーアンカー”:「あの時死んでたら……こんな惨めな……醜い自分にならなくて済んだ……それなのに……」
"アンガーアンカー”:「くそっ……ちくしょう……」ぼろぼろ泣きながら目を見るよ
士騎朝輝:「……俺は自分のやったことは間違ってないと思うが……悪かった。あんたをそんなにしたのは真実、俺なのはそうだ」
士騎朝輝:頭を下げる。
士騎朝輝:そして。
"アンガーアンカー”:「……同情してるのか?俺に」
士騎朝輝:拳を握って、相手の頬を打ち抜く。
"アンガーアンカー”:「……へぶあっ」殴られて尻餅をつくよ
士騎朝輝:「その泣き言はな。独り身じゃなきゃ許されないんだよ!あんた家族がいるだろ!!」
士騎朝輝:「醜い自分に変わっていく?それを背負うのは、あんただけじゃないだろうが」
"アンガーアンカー”:「じゃあ……どうやったら許してもらえるんだ?俺は……」
"アンガーアンカー”:「こんな俺にできることなんて……」
藤原奈央:「(あっ、このタイミングで殴るんだ……)」 自分のかすり傷を手当てしながら見守ってます。
士騎朝輝:「俺の後ろにいる良い女が、仕事を紹介してくれるって言っただろ。それに乗れよ」
士騎朝輝:「俺だって仕事位はつてはある。それで真面目に立ち直ったら、大切なモノを取り戻せるかもしれない」
"アンガーアンカー”:「……くそ。なんでだ……なんでお前……兵器のくせに……敵にまで優しいんだ」
九重遠:「朝輝さんを殺すためにここまで本気で頑張れたんだし…、仕事だってそういう気持ちならきっと頑張れるんじゃないかな?」
士騎朝輝:「あんたの奥さんが新しい幸せを手に入れてたら、まあ祝ってやれよ。それで新しい幸せでも見つけろ。俺に復讐するならな、多分、あんた自身が幸せになる事が一番だろうよ」
士騎朝輝:「俺は通りすがりのジャーム殺しだぜ。誰かをジャームにならないようにするには、大抵の事はやるのさ」
"アンガーアンカー”:「……すまなかった」
士騎朝輝:「……こっちこそな」
士騎朝輝:溜息をついて頷く。この嘆息は、過去の自分の在り方にだろう。
士騎朝輝:「……ま、別に優しい訳じゃない。後ろのやつに比べれば、酷薄なもんだ。罪滅ぼしはあるし、これから胸を張って生きるのに必要ってだけさ」
雨堂聖理:くるりとライフルを正しく持ち直す。一応、この先まで追ってこれないように銃床で脚を折るくらいしておくつもりだったが、必要ないだろう。
藤原奈央:「出会い頭に後頭部ぶん殴られてるのに、まあ人がよろしいこと」
藤原奈央:「これならほっといても大丈夫かな。いっとくけど、さすがに中に入ってきたらこっちも容赦できないからね。アンガーアンカー」
雨堂聖理:(……まあ、戻れるなら戻った方が良いよ)
士騎朝輝:「惚れ直すくらい、よろしい人柄だろ?」
雨堂聖理:(生きてさえいればどうとでも……なるんだから)
九重遠:「俺よりもボロボロみたいだから、ゆっくり休んでね」
藤原奈央:「ザナドラッドとリヴトゥライズは甘くないだろうね。きっと」
士騎朝輝:「なぁ、藤原」
藤原奈央:「二人とも明確なビジョンがあるもの。よほどのコトがない限り……何?」
士騎朝輝:「俺の……この生き方は間違ってないよな。自信がない訳じゃないが 一応、な」
藤原奈央:「どうなんだろうね」
藤原奈央:「生き方が間違ってるかどうかっていうのはさ。結局のところ自分で納得いってるかどうかでしかなくってさ」
藤原奈央:「獣の姿になるのが大嫌いな人だったら、九重みたいに誠実に生きてても"自分は間違った"とか思っちゃうんじゃない?」
藤原奈央:「九重や雨堂はどう? オーヴァードとして色々あっただろうけど、自分の生き方は間違ってないって胸を張って言える?」
九重遠:「…俺?」いきなり聞こえた自分の名前に反応する
九重遠:「俺は…、もともとオーヴァードでもなかったし……」
九重遠:「一回死んでこうなったけど、……むしろ恵まれてるんじゃないかなあって」
九重遠:「強要されたりもしてないし、自分で選んでるから」
九重遠:「うん、……間違ってても後悔はないよ」
士騎朝輝:「ふ。なるべく恨みは買うなよ。後が大変だ。万事全ては後腐れなくだ」
藤原奈央:「ほら。結局自分の考え方次第なのよ、生き方が正しいかどうかなんて」
雨堂聖理:「まあ、そりゃ法律的にどうとか、社会的にどうとか、そういうのはあるんだろうけどね。良い所に進学して会社に入って……的なやつ」
雨堂聖理:最近学校で進学ガイダンスを聞かされたのだ 「でもそれはあたしが求める正しさじゃないし。結局人次第で、その時どうしたいかじゃないのかな」
藤原奈央:「そういうのが"正しい"人からすると、UGN稼業なんて大間違いもいいとこだろうしねえ」
雨堂聖理:「そうそう。自分のためのことをできているか、ですよ。結局ね」
士騎朝輝:「雨堂なら、そうなるよな。自分の正しさの為にやるべき時にやるべきことをやるだ」
雨堂聖理:「それがやりたいことでも、将来のための面倒な努力でもさ」
雨堂聖理:「だからきっと士騎さんがどうなりたいのか考えて、そのためになることをしてるんなら、正しいってことになるんだと思う!」
士騎朝輝:「まあ、大体わかった」
藤原奈央:「う、雨堂優しいな~……"俺の生き方間違ってないよな?"という愚問に対しては、そんなん自分で考えなさい!ってのがあたしの結論です」
藤原奈央:「あんたそれ口癖にするのやめなさいよ。だいたい分かったってあんまり分かってない事も多いでしょ」
藤原奈央:「大丈夫? ほんとにわかった?」
雨堂聖理:「えー。士騎さん考えなしのアンポンタンじゃないんだし、考えた末に質問してきたのに考えなさい! は厳しい気がしまーす」
藤原奈央:「いいのよ! こいつ甘やかすと際限なく甘えてくんだから!」
士騎朝輝:「結構思い悩んで自分の生き方探してる人間に向かって愚問と来たか!?」
九重遠:「間違ってもまたやり直せるんだしね、生きてたら」
雨堂聖理:「わー。鬼支部長ー」 笑っている
九重遠:「朝輝さんは難しく考えすぎだよ」
士騎朝輝:「いや、でも、そうだ。俺は間違ってない。そもそも、間違ってたら蹴りが飛んでくるしなぁ」
士騎朝輝:薄くだが、確かに笑う。
士騎朝輝:「それと、もう少しわかりやすく甘やかしてから言って欲しいよなぁ、なぁ村雨丸」
藤原奈央:「バッカじゃないの」
藤原奈央:「間違ってるやつをあたしの右腕にするわけないでしょ」

GM:アイテムを使ったりロイスを結んだりしな!
士騎朝輝:その望むべき答えを言ってくれた相手を写真に映した。
藤原奈央:あれっそういえば九重くんにロイスとってない
藤原奈央:取ろうっと。このシーン雨堂さんと二人でめちゃ頑張ってくれたしね
藤原奈央:-士騎の弟子/九重遠/○信頼/庇護/ロイス
九重遠:ロイス!マキアくんとアンガーアンカーさんにとります!
藤原奈央:N庇護はなんかこう……まだこいつちょこちょこ甘いところがあるな~という侮りがちな庇護です
雨堂聖理:応急手当キット1個あるけど、まだリザレクトできるし衝動判定後も余裕ありそうだから優先度低で良いかと思っている
雨堂聖理:ので、誰か使うべき人がいたら渡します まー九重くんかな
藤原奈央:あっそうだ、演出的に渡したつもりになってたけど
藤原奈央:雨堂さんにボルトアクションライフルをあげます UGN印です
雨堂聖理:やったー正規流通品最新モデル! 抱いて寝たい!
士騎朝輝:購入は無理?
九重遠:マキアくんに 好敵手○/脅威 アンガーアンカーさんに 親近感/憐憫○で
藤原奈央:応急は誰に渡すか迷う感じだよねこれ
藤原奈央:九重くん装甲ないから余計にな・・
九重遠:応急はとりあえず自分のやつを使います
藤原奈央:とりあえず自分の応急手当を自分に。
藤原奈央:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+9[7,2] → 29

九重遠:9+2d10
DoubleCross : (9+2D10) → 9+10[7,3] → 19

藤原奈央:最大HPが30なので、ほぼ全快しました
九重遠:雨堂さんもらっても大丈夫ですか……?
雨堂聖理:あげましょう
九重遠:ありがとうございます!
藤原奈央:雨堂さんもちょこちょこあがるんだよね棺とかで
九重遠:19+2d10
DoubleCross : (19+2D10) → 19+10[5,5] → 29

藤原奈央:と思ったけどまだ棺が使える侵蝕率じゃないのかこれw
雨堂聖理:そうなのだ
九重遠:おかげさまでそこそこ回復!
士騎朝輝:でもロイスは3つ切れてる面白い状況
九重遠:以上で
藤原奈央:ロイスはリヴさんザナさん用に1枠残しておこうっと。以上です
士騎朝輝:僕も以上で。
雨堂聖理:以上でーす
GM:では今日はここまで!ありがとうね~
藤原奈央:うぇいうぇい!またあしたね!

■クライマックス

“リヴトゥライズ”:抱きしめられるのは嫌いだ。両親と別れた時を思い出すから。
“リヴトゥライズ”:二人に売られた私は、いろんな手術を受けた後、地面の下にある、教室のような場所に連れて行かれた。
“リヴトゥライズ”:そこには、私と同じように、親から捨てられたり、最初から親が居ない子達が集められていた。
“リヴトゥライズ”:皆私と同じように、手術を受けていて、皆同じ、オーヴァードとしての力に目覚めていた。
GM:「はい、今日からこの特進クラスに入る“リヴトゥライズ”ちゃんよ。皆、彼女に負けないよう、より一層頑張ってね」
“リヴトゥライズ”:先生はそう言って私を紹介した。ここでは皆、昔の名前ではなく新しい名前、コードネームで呼び合うように言われた。
“リヴトゥライズ”:大人に逆らうと痛くて苦しい目にあう。嫌というほど学んでいた私は、大人しくその名前を受け入れた。
“リヴトゥライズ”:下のクラスの子は、皆番号で呼ばれているらしい。それに比べれば名前があるだけマシだと思った。
“リヴトゥライズ”:だが、そう思わない子もいた。
顔の見えない少年:「なあリヴ、お前、本当の名前はなんていうんだ?」
“リヴトゥライズ”:ジャームを相手にした演習の途中だった。クラスの中でも一番強い、リーダーのような子だった。
“リヴトゥライズ”:「もう、覚えてない。そんなの覚えていても、意味がないから」
“リヴトゥライズ”:「先生たちには黙っていてあげる。本当の名前の話はもうしないで」
顔の見えない少年:「はは。そう言うって事は、”リヴトゥライズ”は本当の名前じゃないって思ってるんだな」
“リヴトゥライズ”:「上げ足を取らないで」
顔の見えない少年:「上出来、上出来。リヴ、お前は諦めてるみたいだけどな」
顔の見えない少年:「俺はずっと先生たちに従っているつもりはないぜ。強くなって、ここを抜け出して」
顔の見えない少年:「本当の名前を使って世界を見て回るんだ。その時はお前も連れて行ってやるよ」
“リヴトゥライズ”:「……なんで私なの?」
顔の見えない少年:「お前だけじゃない。お前以外の全員とも、この話はしてるぜ」
“リヴトゥライズ”:「私は興味ない」
顔の見えない少年:「皆は興味津々だったぜ。先生たちは、俺たちを競い合わせようとしてるけど」
顔の見えない少年:「俺たちは実は、みんな同じ願いを持った家族なんだ」
顔の見えない少年:「約束するよ。外に出るまで、皆がお前を守る」
顔の見えない少年:「だからお前も、皆を守ってくれよ。皆で外に出るんだ」
“リヴトゥライズ”:「……勝手にすればいい」
“リヴトゥライズ”:「でも、そうだね。もし、外の世界に出たら」
“リヴトゥライズ”:「本当の名前で呼び合わなくちゃいけないかもね」
顔の見えない少年:「ちゃんと思い出しとけよ、それまでに」
“リヴトゥライズ”:………
“リヴトゥライズ”:……
“リヴトゥライズ”:…
“リヴトゥライズ”:……あれから、どれくらい時間が経ったんだろう。
“リヴトゥライズ”:何度目かの訓練で、大きな事故が起こった。
“リヴトゥライズ”:私以外の皆は、人じゃない怪物のようなものに変わってしまった。
“リヴトゥライズ”:他のクラスの子もそうだった。皆一様におかしくなって、残ってる人間を殺そうとした。
“リヴトゥライズ”:でも、私だけは違った。他の人間や、怪物を殺しても、私だけは殺さなかった。
“リヴトゥライズ”:怪物になっても、皆は家族だった。私を守るためだろう。皆は私を一番奥の部屋に閉じ込めて、外を見回っている。
“リヴトゥライズ”:時折、皆が部屋に入ってきて、私を抱きしめる。
“リヴトゥライズ”:その度に体の何処かが壊れていった。痛くて、苦しくて、それでも嬉しかった。
“リヴトゥライズ”:怪物になっても、私達の絆は残っていると思えたから。皆は私を捨てない。
“リヴトゥライズ”:名前を呼んでくれることはもうないけれど、皆と私は
“リヴトゥライズ”:ずっと一緒だ



士騎朝輝:シーン開始前にアームドスーツをウェポンケースに入れます。
GM:イイデショウ
GM:クライマックスに入りますよ!全員登場を推奨します
藤原奈央:立ち絵オンにしないと
藤原奈央:した
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (77 → 78)
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (70 → 76)
九重遠:九重遠の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (102 → 110)
士騎朝輝:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 9[9]+61 → 70

GM:遠くーん
九重遠:やばいやばい

GM:では描写を始めていきましょう。最初は部屋に入る前に会話をする感じかな
GM:君達は扉の前で傷の手当などをして、最後の戦いに備えているよ
士騎朝輝:壁に寄りかかって村雨丸と何やら話していた。肩を竦めて首を横に振っている。
九重遠:「朝輝さん……?」
士騎朝輝:「ん?なんだ。トイレなら仕方がない。緊急時だ。そこら辺にしても良いと思うけどなぁ」
九重遠:「そうじゃないし、それどころじゃないと思うんだけど…」
士騎朝輝:「そう言う事はわざわざ断らなくても良いぜ」薄く笑って手をひらひらと振る。まあ、からかっているのだが。「あ。で?なんだよ」
九重遠:「……ジャームにならないためなら助けてくれる、ってさっき言ってたから」
士騎朝輝:「言ったか?……あぁ、言ったな」
九重遠:「朝輝さんには話しておこうかな……って」
士騎朝輝:「あんまり使うな。って言われたばかりだけどなぁ、大体わかった」
士騎朝輝:「侵蝕がかなりヤバいんだな、今?」
士騎朝輝:目を細めて九重君を見て。
九重遠:「うん、ジャームになるって感覚が…なんとなくわかる」
九重遠:それは言葉が唸り声に変わるような
九重遠:大切な人が朧気になりかけるような
士騎朝輝:「それなぁ。帰って、寝ろ。って言いたいところだけどなぁ。こういう修羅場も潜った方が良いと言えば良い」
士騎朝輝:「どうせ、この後も続ける気満々なんだろ?お前」
九重遠:「バレてる」
九重遠:「うん、戦うのは好きじゃないけど…守ることはやめたくない」
士騎朝輝:「分かりやすいからなぁ、お前。良し、と言う事はお説教だな、これは。本当はしたくないけどな、わざわざこういう時に声をかけてきたんだ」
士騎朝輝:「オーヴァードは助け合いだしな。少し力を貸してやろう」
九重遠:「俺、いつもお説教されてると思うけど…」
士騎朝輝:「それだけ、脇が甘いんだろ。ルーキーだしなぁ実際。俺だって偉ぶりたくはないんだぜ」
士騎朝輝:んん。と伸びをして姿勢を正して。
九重遠:「オーヴァード一年生に最初から完璧さを求められても困るし…」拗ねたように
士騎朝輝:「今の状況と敵はそんな事考慮してくれないよなぁ。そう言うのは甘えって言うんだよ」
士騎朝輝:「お前さ。せっかく武装整えたのに、わざわざ獣化して戦ってたよな。そう言うのはもう少し考えろ。それだけでだいぶ楽になる」
士騎朝輝:「お前の馬鹿力ならただ棒切れ振り回すだけで一級戦力だよ。手を抜くこと覚えておけ」
九重遠:「それに関しては……たしかにそうだけど」
士騎朝輝:「ちなみに、これは、お前の為だけに言ってるわけじゃない。はっきり言うとなぁ、お前がヤバくなってさぁ。大変なのは、周りなんだよ」
九重遠:「マキアくんは獣化してないと厳しかった気もするし……」
士騎朝輝:「そうかぁ?相手が全力で来てるんだから、こっちも全力で。とか考えてたんじゃないか?」
九重遠:「うう……、朝輝さんから周りのことを考えろって言われるのなんか納得いかない…」
士騎朝輝:「そんな感じがする。そこは自由だけどな。普段だったら何も言わないけどな。俺、ジャーム化近いと思う。とか、言われたら流石の俺も言うさ」
九重遠:「全力には全力で返したかったのはそうです!そこは言い訳しない!」
士騎朝輝:「罠を駆け抜けたのは、獣の敏捷性があったからこそかもしれないしなぁ。間違ってないと言い張っても良いが、今ツラいんだろ?」
九重遠:「結構限界に近いかなあ」
九重遠:「あと一回倒れて起き上がれるかどうか、くらい」
士騎朝輝:「次からは手を抜く方法は覚えて実践もしてみろ。自分の自己満足で周りに迷惑かけるなんてのは、格好悪いにも程がある」
九重遠:「かっこ悪いのは、やだな……」
士騎朝輝:「お前がジャームになったら、今年の夏は海に行く空気じゃなくなるしな」わざとらしい溜息をついて。
士騎朝輝:「藤原に言っておけよ、それ。そうしたら守ってくれるさ。雨堂もそこそこヤバそうだけどな」
九重遠:「俺も巻き込まれた側なのに……」
九重遠:「奈央ちゃんに心配かけるのは心苦しいんだけどなあ」
士騎朝輝:「今から帰って寝るのとどっちが良い?」
九重遠:「ちゃんと伝えます……」
九重遠:もう一回お説教が待ってそうだなあ、と肩を落としてしょんぼりします
士騎朝輝:「そうしておけよなぁ。後、多分な、相談する人間に俺を選ぶって、こういう事だぜ。覚えておけ」

GM:一方その頃!

雨堂聖理:話す二人を横目で見ながら、がしょがしょと銃を弄っている
藤原奈央:「雨堂。一瞬いい?」
雨堂聖理:「あー、こういうパーツ使ってるんだ……これだけでもあれば……」
雨堂聖理:「あっ、何? 代金とか必要ですこれ?」
藤原奈央:「いやお金はいいわよ別に。ガンショップに売り飛ばしたりしなければ」
雨堂聖理:「あはは、売るくらいならあたしのものにしちゃいますよー」
藤原奈央:「そうじゃなくてさ。その……なんていうか」 少し離れたところの士騎たちを見て声のボリュームを落とす。 「意見を聞きたくて。……経験者の」
雨堂聖理:「ん」 ライフルを下げる。話を聞く姿勢
雨堂聖理:「如月くんの……あー、えーと、なんだっけ。"マスターウィザード"とかの件?」
藤原奈央:「事件の報告。見たよ。マスターウィザードとか、その……色々」 言葉を濁す。
藤原奈央:「うん」
雨堂聖理:「あはは、そりゃまたまあ……ですねー。まさしく色々ありまして」
藤原奈央:「士騎を除けば、この中では復讐に関する経験値が一番多いの、雨堂だと思う」
雨堂聖理:「ヤな経験値だぁ」
藤原奈央:「いや、士騎を含めてもかな。あれは復讐されビギナーだよね」
藤原奈央:「そだね、ヤな経験値。だから正直ヤな質問になったらごめんなんだけどさ」
藤原奈央:「"殺されても仕方ないな"って思った事ある?」
雨堂聖理:「……」 両手を頭の後ろで組む 「……っていうか……」
雨堂聖理:「あたしは元々そのつもりだった……んですよね」
藤原奈央:「え。そうなの?」
雨堂聖理:「仕方ないな、っていうのは何か違うかな。うーん、あの頃あたしが何考えてたかって話になるなら……」
雨堂聖理:「……FHもUGNも何も知らなかった頃」
雨堂聖理:「同じオーヴァードだからって、UGNの人をFHだと思って殺しちゃったことがあって。ここに来る前の話です」
藤原奈央:「……」 近くに腰を下ろす。
雨堂聖理:「結局その後UGNに保護されて、事故っていうか、まあ恩赦っていうか……状況が状況だから許されちゃって」
藤原奈央:「よくあるっていうと嫌だけど、そこそこある話では……あるね。正体を明かせなかったり、事情が混み合ってたりで」
雨堂聖理:「ですね。まさにその混み合ってた事情の中にいたあたしですよ」 ちょっと笑う 「だからあたしはその後、その、間違って殺しちゃって人の分も……」
雨堂聖理:「……その人が生きていたら助けていたはずの人を、助けたい。それが最初だったかなあ」
藤原奈央:「ああ……だから"人助けの雨堂聖理"だったんだ」
雨堂聖理:「ええ。誰かを助けるためなら手段も選びませんでしたよ」
雨堂聖理:「法も規則も、あたしや、その人のことを助けたりしてくれませんでしたからね」
雨堂聖理:少し上の方に視線が向く 「……でもだから同時に思ってたわけですよ。その人の家族とか、大切な人とか……」
雨堂聖理:「そういう人があたしの所にやってきて、それが許せないっていうんだったら……」
雨堂聖理:「あたしはもうそこで終わりで良いかなあって。なんて言うかな……ケジメ?」
雨堂聖理:「そういう気持ちはありました」
藤原奈央:「そっか。うん。それは確かに、仕方ないとはちょっと違うね」「ケジメだ」
藤原奈央:「士騎はさあ。あいつ、いつもの軽口でごまかしてはいるけどさ」
藤原奈央:「今回やたらと自分のせいなんじゃないかとか、正しいのかとか色々迷っててさ」
藤原奈央:「さっき雨堂が来る前だってそう。アンガーアンカーの押しが弱かったからまだ助かったけど……」
藤原奈央:「本当の憎しみとか、それこそ雨堂の言うところの"ケジメを取らないとな"って相手が出てきたときは、やっぱり迷っちゃうと思うんだ」
藤原奈央:「でもあたしさ。復讐されたことないし……外野がどっちに何言っても薄っぺらい正論にしかならないじゃない。だから聞きたかったの」
藤原奈央:「そういう相手が出てきた時、あいつをなんて励ましてやればいいのかって」
雨堂聖理:「へえー」 奈央ちゃんを見て 「それはまた……」
雨堂聖理:「お入れ込み……あ、えーと、部下思い……?」
藤原奈央:「ぶっ、部下想いで」
雨堂聖理:「部下思い!」
藤原奈央:「まだ士騎には死んでほしくないの。色々借しがあるし。そう、部下想いだから」
藤原奈央:「だっ、だから、リヴトゥライズとか……が」
藤原奈央:「これはもう殺されても仕方ないな、ケジメをとらなきゃな、みたいな怨恨をぶつけてきた時にさ」
藤原奈央:「士騎が万が一、黙って殺されないように、なんか励ましを……こう……なんかない? 経験者? どう?」
雨堂聖理:「いやあ、どうなんですかねー」 困ったような笑み
雨堂聖理:「あたしにもいろいろ良い出会いがありました。第七支部の人たちも、学校のクラスメイトも……」
藤原奈央:「うん」
雨堂聖理:「あたしがそういう選択をしないことを望んでくれる人はいっぱいいて……実際にそう言ってくれた友達もいて」
雨堂聖理:「……でもじゃああたしの気持ちがそれで変わってたかっていうと、もちろんまったく変わらないことはないけど」
雨堂聖理:「ケジメをつけなきゃなって気持ちの方がずっと強かったですね」
雨堂聖理:「……あたしが結局そういうとこ越えて生きてるのは」
雨堂聖理:「まあ、色々あるけど……」 指折り数えて 「結局、そう。みんながいて、その上で、『なんか色々終わったら生きてたから』ですね」
雨堂聖理:「結局一段落ついて、生きて……っていうか、死に損ねて……あたしのことを生きてて欲しいと思ってる人がいたら……」
藤原奈央:「な、なんか……色々終わったら、生きてたから……!?」
雨堂聖理:「死ねないですわね。これが」
雨堂聖理:「ですね。結局復讐されて死にたいって『どさくさ紛れに勢い任せで死んでスッキリしたい』みたいなとこあると思ってて」
雨堂聖理:「それを許さないのが一番だと思いますよ」
藤原奈央:「はあ。……んじゃつまりその、身も蓋もない言い方をすれば」
藤原奈央:「親しい人間から"死ぬな生きろ絶対生きろバカ"とか言われ続けたら」
藤原奈央:「ケジメ取ってすぱっと死ぬ気より、なんとなく生きてみるか~って気の方が上回っちゃいそう……実際上回りました……」
藤原奈央:「……ってコト?」
雨堂聖理:「まとめられると恥ずかしいなー」 笑う
雨堂聖理:「ま、そうです! ……支部長なら、士騎さんをゴタゴタで死なせないことも、士騎さんに生きといて欲しいってメチャ伝えることも」
雨堂聖理:「できるんじゃないですか? 能力的にも……あと部下思い的にも」
雨堂聖理:「……お入れ込み的にも?」 からかうような目
藤原奈央:「そうね。そう……できるし! 部下想いだし」
藤原奈央:「部下想いだから!」
雨堂聖理:「あははっ」
雨堂聖理:「ま、大丈夫ですよ。少なくとも死なせない、死なせたくないっていう点では、あたしも同じですから」
雨堂聖理:「士騎さんには友達助けられた恩もあるし、それ抜きでも知り合いですからね」
雨堂聖理:「任せといてくださいよ」
藤原奈央:「知り合いには死んでほしくない。それだけで十分か」
藤原奈央:「うん。だいたいわかった。あんがと、雨堂」
雨堂聖理:「んで終わったら霧谷さんによろしく伝えてください」 バチッとウィンク
藤原奈央:「あいつ、忙しいからな~……」 苦笑しながら立ち上がる。「でも伝えるよ」
藤原奈央:「雨堂がUGNエージェントになれないの、勿体ないもんね」

GM:では準備を終えた君達には扉の中に入ってもらおうか
藤原奈央:応急も全部使ったし大丈夫なはず
雨堂聖理:やれるぜ
九重遠:頑張ります
士騎朝輝:僕もポンケに装備も入れたしOKかな。あ、一個ポンケ余ってるけど
士騎朝輝:誰か使う?
藤原奈央:一瞬使おうかと思ったけど、奈央ちゃんはいいかな
九重遠:獣化するので無用の長物ですねえ
雨堂聖理:今回は自前で持っている!
藤原奈央:えらい
雨堂聖理:ボルトアクションライフルを手持ちで、ナイフをウェポンケースに入れているぞ
GM:全ての理解者
藤原奈央:じゃあ誰も開けないなら奈央ちゃんがドアを開けようかな。ガード役だし
九重遠:支部長お願いします!
GM:ゴゴン……と音を立てて巨大な扉が開くと、廊下よりも大きい広間のような場所に出る。
GM:その中心には巨大なガラス容器に怪しい液体が詰められている巨大な機械、αトランス散布装置。
GM:そしてその前にたちはだかる3人のオーヴァードがいるよ。
藤原奈央:「場所はビンゴ。として……」
藤原奈央:「まあ、いるよね。残りのメンバー」
オムニグラフト:「ふぉふぉふぉ……来たようですぞ”ザナドラッド”様、愚かな”クラックアイス”どもが!」
雨堂聖理:偏差知覚と聴覚で、一帯の状況を細かに認識している。広さ。障害物。その大きさ。あるいは角度。敵味方それぞれの存在。
ザナドラッド:「思ったより早かったな。足止めの連中はどうした?」
藤原奈央:「とっくに無力化したわよ三人とも! 残るはあんた達だけってわけ!」
藤原奈央:「バカな計画なんかやめて大人しく投降しなさい。今ならちょっと長めの懲役と更生プログラムだけで許してやるわよ!」
ザナドラッド:「はっ。”アンガーアンカー”は兎も角、”ギガントマキア”に”ラヴァース”もか。せめて一人くらい持っていってほしかったんだが」
ザナドラッド:「まあいい。悪いが投降するつもりはねえぜ。老い先短いんでな」
雨堂聖理:「言っておきますけど、"ラヴァース"、めちゃくちゃ厄介だったからね! ……あたしがそれ以上に強かったってだけ!」
ザナドラッド:「残った時間は有意義に過ごしたいんだ」
“リヴトゥライズ”:「……”クラックアイス”」
“リヴトゥライズ”:「覚えている?皆のこと」
士騎朝輝:「…………」
士騎朝輝:「あぁ。思い出した、あんたはな」
“リヴトゥライズ”:「なにか言うことはある?」
士騎朝輝:「長いぜ?聞くか?」
“リヴトゥライズ”:「……」聞くみたいです
士騎朝輝:「そっちのと、そっちもな。言いたい事を言ってやろう。残った時間が有意義になるぜ」ザナドラッドとオムニグラフトの方に視線を向け。
士騎朝輝:「たとえ、恨まれる事があっても、それが命を奪う行いであっても、そこに恥じ入るものはない。俺に罪があるとしたら、その行いの後に無関心だったことだろう」
士騎朝輝:「それでも 俺は胸を張って生きる。だからさ 決着(ケリ)はつけるが 怨念と罪悪感に縛られたりはしない。士騎朝輝はこれからも自由であり続ける」
士騎朝輝:藍色の柄に手をかける。鞘から引き抜かれる邪妖滅殺の霊刀 遺産『村雨丸』。氷と雪が部屋全体に巻き上がる。
士騎朝輝:三尺の刀身は意気高ぶれば水気を増し、斬らば勢いよく流れ刃の鮮血を洗いおとす、士騎朝輝が生まれた頃より共に在る唯一無二の佩刀である。
士騎朝輝:白く輝く霧氷を吹雪の如く散らす村雨丸を音もなく相手に向け、そして告げる。
士騎朝輝:「過去の俺の刃が誰かの未来を閉ざしたなら、その償いは決まっている。生きてる限り、目に映る人を護り、その未来と自由を約束してやることだ……命を懸けてな。誰かを不幸にしたならば、死ぬまでにその数を上回るだけの幸せを守ると決めた。お前らが納得出来ない事は百も承知。故に、何時でも受けて立ってやる。つもりだったがな、復讐の為に何も知らない無関係の人間を巻き込む手口は考えうる限り最悪だ。その手を取った時点で お前らは間違えた。来るがいい……その業ごと俺と村雨丸で斬り凍らせてやる」
ザナドラッド:「お言葉に甘えて行かせてもらおうか。おい、リヴ。先譲るぜ」
“リヴトゥライズ”:「私から言わせれば、何も知らないことすら罪だ」
“リヴトゥライズ”:バチバチバチっ。雷が体の中から沸き起こり、体が白光を放ち始める
“リヴトゥライズ”:「誰も知らない日常の裏で、私達は苦しんでいた、生きていた。それすらもお前は奪ったんだ」
“リヴトゥライズ”:「間違っていてもいい……”クラックアイス”!皆の仇を、取らせてもらう!」
GM:と言って、戦闘を開始する……前に!
士騎朝輝:“リヴトゥライズ”にロイス取ります。 間違ってる仇 尽力/憤懣〇で。
“リヴトゥライズ”:"リヴトゥライズ”が、一条の稲妻となり士騎くんに触れ
“リヴトゥライズ”:それと同時に、二人共姿を消す。《瞬間退場2》を使用します。士騎くんと一緒に退場するよ
九重遠:「えっ………!?」
藤原奈央:「……やられた!」
ザナドラッド:「さあて、弟子の晴れ舞台だ。俺も一肌ぬいでやらんとな」
ザナドラッド:「追わせはしないぜ。お前らの相手はこの俺だ」
藤原奈央:「追いはしないわよ。あいつが戻ってきた頃にはあんたら二人ともボコボコにしといてやんないとね」
藤原奈央:「九重、雨堂! 士騎の事はいったん忘れるわよ。忘れた頃に戻ってくるから!」
藤原奈央:「まずはこいつらをぶっ倒す!」
雨堂聖理:「……っていうか、いない人のことは撃てませんからね」 聴覚も偏差知覚も、消えた二人を捉えてくれてはいない
雨堂聖理:「そうしますとも!」
九重遠:「はい……!」耐えられるか、という心配を投げ捨てる
九重遠:奈央ちゃんがいるならきっと大丈夫だ

GM:と、言う感じで。問題なければ戦闘を始めていきましょう
士騎朝輝:衝動判定系は?
GM:そうだった!
士騎朝輝:後Eロイスなりあったら使うが良いぜ!
ザナドラッド:ざりざりざり。ザナドラッドの体から灼熱の熱気とともに強力なワーディングが放たれ、君達のレネゲイドをざわつかせるよ。
ザナドラッド:衝動判定、難易度9!士騎くんもやっておいてもらおうか
士騎朝輝:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[3,5,10]+6[6] → 16

士騎朝輝:70+2d10
DoubleCross : (70+2D10) → 70+14[7,7] → 84

九重遠:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 9[1,3,8,9]+1 → 10 → 成功

九重遠:110+2d10
DoubleCross : (110+2D10) → 110+12[8,4] → 122

雨堂聖理:5dx<=9
雨堂聖理:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[1,3,3,4,8] → 8 → 失敗

雨堂聖理:ワーオ
雨堂聖理:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[5,6] → 11

九重遠:120超えたか……
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を11増加 (78 → 89)
藤原奈央:あっチャットが止まってた
九重遠:九重遠の侵蝕率を12増加 (110 → 122)
藤原奈央:2dx+7>=9
DoubleCross : (2DX10+7>=9) → 2[1,2]+7 → 9 → 成功

藤原奈央:あっぶな
藤原奈央:あっっぶな
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を2d10(→ 8)増加 (76 → 84)

■ROUND-01

GM:ではセットアップから始めましょう。
藤原奈央:ありませんえん
九重遠:ないです
GM:士騎リヴ組とザナ組は処理は同時にするけど戦場は別れてる感じで
GM:視界のエフェクトも届かない感じでお願いします。その戦場の敵を全滅させたら次のセットアップでもう一個の戦場に出れるよ
九重遠:なるほど
雨堂聖理:《赤方偏移世界》はいらないな。《空間圧縮》で7m後方に戦闘移動します。
藤原奈央:心置きなく閃熱の防壁を雨堂九重に使えるぜ
GM:という感じでやっていきましょう。
士騎朝輝:《加速装置》+《ヴァジュラ》行動値+12 攻撃力+9 暴走 《紅蓮の憎悪》発動 攻撃力+9 84→89
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を2増加 (89 → 91)
ザナドラッド:セットアップで《氷の茨》LV5。自分のエンゲージから離れたやつに5d10ダメージを与えるよ
“リヴトゥライズ”:《加速装置》LV6。ピュアなので行動値+24だ
GM:では何もなければイニチアシブからリヴちゃんの手番に入っていくよ
九重遠:なにもないです
GM:あっあと位置関係!
GM:オムニグラフト、ザナドラッドー5mーPCたち。 リヴー5mー士騎って感じの位置関係のイメージでお願いします
藤原奈央:オムニグラフト、変なエフェクト使ってきそうだなあ
GM:ここから雨堂さんが7m動いたので、(オムニグラフト、ザナドラッド)ー5mー(奈央、九重)ー7m(雨堂)ってかんじです
藤原奈央:オムニグラフトさんの究極存在は解除されてますよねこれ
GM:解除されてます!今なら殺し放題!
藤原奈央:定額殺しホーダイプランだ
雨堂聖理:殺し得ですね
九重遠:そんなプランは嫌だよ!
GM:ではリヴちゃんの手番。ちょっとだけ士騎くん側の描写をしてから行動するね。
GM:視界が光りに包まれたと思った次の瞬間、士騎くんはビルの外にいる。目の前にはリヴトゥライズだけで他の人間は居ない。
士騎朝輝:辺りを見回す。分断されたのが分かる。他の人間に邪魔はされたくはないという事か。
“リヴトゥライズ”:「ここにお前を守ってくれる者は誰も居ない」
士騎朝輝:「あぁ、だよなぁ。いいぜ。恨み辛みは吐き出しておけよ。そっちだってな、言い訳が効かないって事だ」
士騎朝輝:「俺を憎んでるのは良く分かったし、あぁ、家族の仇なんだよなぁ、俺は」
“リヴトゥライズ”:「私は幸せだった。例えジャームになったとしても、家族と一緒だったから」
“リヴトゥライズ”:「お前を倒す」
士騎朝輝:「やってみろよ。けどなぁ、俺から言わせれば、何も知らないことは罪だぜ、お嬢さん」
“リヴトゥライズ”:ということでマイナー。《マグネットアーム》LV2《イオノクラフト》LV2
“リヴトゥライズ”:攻撃力+10、命中-4、ガード値3、射程5mの素手を作成。
“リヴトゥライズ”:そのまま士騎くんにエンゲージしてメジャー
“リヴトゥライズ”:《スタンボルト》LV2《背教者殺し》LV6《コンセントレイト:ブラックドック》
“リヴトゥライズ”:放心付与。命中した場合ラウンド中ダイス-7個。攻撃力+10の白兵攻撃。いくでよ
士騎朝輝:リア不。これキッツいなぁ
“リヴトゥライズ”:10DX7+6
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,1,3,4,4,4,4,5,8,9]+10[6,7]+10[10]+3[3]+6 → 39

士騎朝輝:つまり放心込みで都合-9個?
GM:そういうこと!
士騎朝輝:OKリア不
“リヴトゥライズ”:4d10+10 せやっ
DoubleCross : (4D10+10) → 20[6,3,10,1]+10 → 30

“リヴトゥライズ”:あっ攻撃力意外と低い……
士騎朝輝:オートでウェポンケースからアームドスーツを装備。
士騎朝輝:20点喰らって残りHP11
士騎朝輝:ペナルティを受けます。
GM:ではダイスペナルティとか受けな!
GM:演出行くぜ
士騎朝輝:来い!
“リヴトゥライズ”:バチバチッ!背負っていたバッグが巨大な手甲に変形し右腕と一体化。
“リヴトゥライズ”:次の瞬間、雷光となったリヴトゥライズの一撃が君に襲いかかるよ。
“リヴトゥライズ”:放電と衝撃、そしてそれだけでは説明のつかない異常な脱力感が君を襲う。レネゲイドが減衰していくのだ
士騎朝輝:元より受ける機能も避ける機能も付いていない。この手の攻撃には脆弱と言える。
“リヴトゥライズ”:辺りを覆っていた雪が溶け、下に埋もれていた草木や花が表出する
士騎朝輝:電撃で異常に萎えた手を、無理やり強く握って村雨丸を手放さない。
“リヴトゥライズ”:「ジャームになったら全てを忘れると言う人もいる」
士騎朝輝:(殺傷力はそうでもないが、並のオーヴァードなら行動不能で封殺だな、これは)
“リヴトゥライズ”:「生前の声と姿を持ったゾンビなんて言う人もいる。でも私達は違った」
士騎朝輝:(よく考えられてる組み立てだ。いや、違うな。俺を倒すためだけの異能構成か)
“リヴトゥライズ”:「私達には絆が残ってた。まだ帰れた。その絆をお前は断ち切ったんだ」
士騎朝輝:「……勘違いも、そこまで行くと哀れだよなぁ。そう吹き込まれたか?」
士騎朝輝:「それとも、自分に都合の良い夢を見て、誰かを憎まなければやってられなかったか?」
“リヴトゥライズ”:「夢なんかじゃない。私達の絆を笑うな」
士騎朝輝:「それなら、それで良いけどなぁ。あんた、それで俺を倒せなかったら、どうするんだ?」
士騎朝輝:「死ぬまで俺を追い続けるつもりか?」
“リヴトゥライズ”:「お前はどうする」
“リヴトゥライズ”:「大切な人が変わってしまって。それでも自分を守ろうとして」
“リヴトゥライズ”:「そんな人が、誰かに殺されて」
“リヴトゥライズ”:「お前は全部忘れて幸せになれるのか」
“リヴトゥライズ”:「”クラックアイス”!」
GM:という感じで士騎くんの手番に入ってもらいたいなあと思うのですがどうでしょう
士騎朝輝:よし。
士騎朝輝:では。まず雨堂さんのロイスを切ってダイス+10個します。
士騎朝輝:これで差し引き+1個。
GM:あっほんとだ
GM:マイナス解除よりお得
士騎朝輝:マイナス解除すると、暴走消えるのよ。
GM:ははー。なるほどね。では判定どうぞ。特に妨害とかはないよ!
士騎朝輝:メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《クレイジードライブ》
士騎朝輝:11dx7+11
DoubleCross : (11DX7+11) → 10[3,3,4,5,6,7,8,9,10,10,10]+10[1,1,1,4,9,9]+10[1,7]+10[10]+5[5]+11 → 56

GM:ええーっ高い
“リヴトゥライズ”:ガード!《電磁障壁》LV2を使用。シーン1回だけガード値+4d10です
“リヴトゥライズ”:頑張って耐えるのだ
“リヴトゥライズ”:4d10+3
DoubleCross : (4D10+3) → 29[4,10,9,6]+3 → 32

“リヴトゥライズ”:つよ。ダメージどうぞ
士騎朝輝:6D10+10+18+12+3
DoubleCross : (6D10+10+18+12+3) → 28[1,9,1,3,7,7]+10+18+12+3 → 71

GM:うわっすげえ!
士騎朝輝:諸々有効。
GM:HP1点で耐えた!
士騎朝輝:悔しい事を言う!
GM:演出どうぞ!
士騎朝輝:静かに目を瞑る。筋力が当てにならない以上、感覚と速度を研ぎ澄ませてタイミングで斬り倒すしかない。
士騎朝輝:今回の雨堂聖理の戦い方に近い。自分はその手の異能はないが、代わりに戦闘経験値は膨大なはずだ。
士騎朝輝:「どうあれ、幸せになるには心に決着をつけなきゃ、前には進めないよなぁ、だが」
士騎朝輝:柄と同じ色の藍の鞘から稲妻の如き速さで放たれた絶対零度の刃が月の形のように疾走る。
士騎朝輝:"キン"──村雨丸は鈴鳴りのような澄んだ一音を発し、闇に輝く軌跡を凍結し留め置いた。
“リヴトゥライズ”:「……!?なぜ動け……!」
士騎朝輝:手応えはあった。
士騎朝輝:「そもそもな。俺が仇と言うのがまず筋違いだ。あんたは本来、あの工場を暴走させた奴を恨むべきであって、俺は尻拭いをしただけだよなぁ」
士騎朝輝:「さらに言うと、あんたは家族だと思ってたかもしれないが、その家族はあんたに利用価値があったから生かしてただけだ。食料、飲料水、殴り袋、心当たりはないか?」
士騎朝輝:「さっきから悪しざまに言われてるがな、むしろ、俺は命の恩人だよなぁ」
“リヴトゥライズ”:「……っ!」咄嗟に手甲を盾に。巨大な鉄塊が真っ二つになって落ちるよ
士騎朝輝:「俺を殺すために研鑽を積んだだけなら、まだやり直せるぜ?あんたの半生から自由を奪った負い目はある。その気があるなら少しは手を貸してやるよ」
“リヴトゥライズ”:「ごほっ」それだけでは防ぎきれず、体を切り裂かれ口から血を吐く
士騎朝輝:89→98
“リヴトゥライズ”:「……皆はそんなことしない」
士騎朝輝:「絆があるからか?そう信じているからか」
“リヴトゥライズ”:「貴方は命の恩人じゃない。あの時、私を助けてくれたのは皆なんだ」
“リヴトゥライズ”:「そうだ!私達の絆は、あんなことで壊れたりしない」
“リヴトゥライズ”:言葉ではそう言いながら、目からは涙をこぼしている。「化け物になったくらいで……私は信じるのをやめたりしない」
士騎朝輝:「その皆が、仇を取れと言う訳でもないが、勝てない相手に立ち向かって死ねと言ったわけでもないが、俺の事は許せないな。それは……」
“リヴトゥライズ”:「お前とは違う。遺産に支配されたお前なんかとは」
士騎朝輝:「だが、俺があんたと家族だったら、そんな無為な事はさせたくないがな。幸せになるのは皆に悪いか?」
“リヴトゥライズ”:「それは……」
士騎朝輝:「ケジメをつければ、自由になって良いんだぜ」
GM:---
GM:では、次の手番。所変わって地下側、行動値12、雨堂さんの手番からですね
藤原奈央:うどぅどぅ
GM:うどうど
雨堂聖理:マイナーでボルトアクションライフルの効果を使用
雨堂聖理:メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《疾風の弾丸》 ここに《因果歪曲》も乗る。対象は"オムニグラフト""ザナドラッド"の二人!
雨堂聖理:10dx7+5+5
DoubleCross : (10DX7+10) → 10[1,1,2,2,3,3,3,5,7,8]+2[1,2]+10 → 22

GM:イイデショウ
GM:えーっと
ザナドラッド:ザナドラッドは《炎神の怒り》を使ってドッジするんですが
ザナドラッド:侵蝕ボーナス含めて元々の肉体ダイスが7個、《炎神の怒り》で+6個、合計13個
ザナドラッド:これが《イヴェイジョン》を持っているので達成値26でドッジして、攻撃を回避しますね
雨堂聖理:ゲエッいヴェイじょん
九重遠:26かあ
オムニグラフト:オムニグラフトちゃんは普通にドッジするよ。肉体1のボーナス3
オムニグラフト:4DX+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[4,8,8,9]+1 → 10

オムニグラフト:しゅん
GM:ダメージをどうぞ
雨堂聖理:3d10+8+9
DoubleCross : (3D10+8+9) → 13[1,9,3]+8+9 → 30

ザナドラッド:「自分の世話は自分でしろよ、ジジイ」
雨堂聖理:諸々有効 クライマックスの威力か? これが……
オムニグラフト:装甲でちょっと軽減してまだ生きてます。でも結構ボロボロ
雨堂聖理:nihjaku jijii
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を11増加 (91 → 102)
雨堂聖理:機先を制したのは銃撃だった。引き金を引く。銃声。
GM:演出しはじめな!
雨堂聖理:その単純な動作を極限まで加速し、単発式のライフルでありながらフルオートと見紛わんばかりの連射で銃弾が敵に降り注ぐ。
雨堂聖理:(射線は無理矢理に通せる。弾は届く。……まずは敵を動かす!)
オムニグラフト:「ひいっ!?わ、わしを守ってくれるのでは……ぎゃああっ!」銃弾を食らいバタバタと惨めに転がります
雨堂聖理:その威力と速度は戦闘用ヘリ搭載の機銃にも相当するものだ。一通り撃ち尽くし、しばし状態を静観。
ザナドラッド:それに対しザナドラッドは微動だにしない。灼熱の熱気が、体に到達する前に銃弾を溶かし無力化している
雨堂聖理:(……かわされたか。単純な連射くらいは余裕で凌いでくるな)
藤原奈央:お許しが出たのでオート支援を乗せます。《凍てつく刃》。
藤原奈央:雨堂さんはダメージを1d10+9上乗せしておくれ。
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を3増加 (84 → 87)
雨堂聖理:30+1d10+9
DoubleCross : (30+1D10+9) → 30+4[4]+9 → 43

雨堂聖理:これじゃい!
藤原奈央:「腕っこき相手には絶対通用しない、だろう、けどっ!」
藤原奈央:オムニグラフトの周りに炎の障壁を展開。そのままそれをゆっくりゆっくりと収束させて焼き焦がす。
藤原奈央:本来なら絶対当たらない攻撃だが……雨堂の一撃に合わせればかろうじて間に合う!
オムニグラフト:「も、燃える弾丸!?こんなの聞いとら……」
オムニグラフト:「ぐええええ!息子よ!”ギガントマキア2”よ!何処へ行ったのじゃ!わしを、わしをまも……っ!」
オムニグラフト:ガクッ。辛うじてたっていたのが炎に焼かれ耐えられなくなりました。オムニグラフトおじいちゃんは戦闘不能になります
オムニグラフト:復活とかはないです
九重遠:なんと
雨堂聖理:届いた!
九重遠:「マキアくんなら復讐はもうやめるって言ってくれました……おやすみなさい」
ザナドラッド:「はっ。所詮息子が居なきゃ何もできねえクズだったな」
藤原奈央:「ちょっと。少しは仲間意識とかないわけ?」
九重遠:「そういう言い方は嫌いです」
ザナドラッド:「あいつを御しきれなかった時点でお役御免よ。ん?」
ザナドラッド:「何だ同情か?悪党の間にも美しい友情があると思っていたか?」
ザナドラッド:「くだらんなあ。絆など闘争を濁らせる不純物にすぎん」
九重遠:「別になくてもいいですけど、貶めるのはなんかやだって話です」
ザナドラッド:「役に立つ道具か否か、味方に求めるものなどその一点で十分」
藤原奈央:「ふん。絆など不純物ですって」
藤原奈央:「わかってないわね。その絆のパワーこそオーヴァードにとって最高の武器だっての!」
ザナドラッド:「”リヴトゥライズ”はそういう意味じゃいい拾い物だった」
九重遠:「リヴトゥライズも道具ですか……」
ザナドラッド:「一から必要な道具に育てられる。悲しみに暮れ真実を見ようとせず都合のいい夢を描き続ける」
ザナドラッド:「実に扱いやすかったぜ」
九重遠:「……そうですか」
ザナドラッド:「今頃はお前の師匠さんが仕留められてる頃かな」
九重遠:「朝輝さんは彼女を殺したりしません」
九重遠:「だから、来るまでに一発くらいは殴っておきます」
ザナドラッド:「やってみろ、ルーキー」
GM:では21時になり皆揃ったので
GM:再開していきましょう。
GM:1R目の途中、九重くんの手番からかな
九重遠:はーい
九重遠:マイナーでコンボ「ナカツカミ」 《完全獣化》《ハンティングスタイル》《破壊の爪》
九重遠:ザナドラッドさんにエンゲージします
GM:特に妨害とかはないぜ
九重遠:九重遠の侵蝕率を10増加 (122 → 132)
九重遠:メジャーでコンボ「中つ神」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の王》《獣王の力》《獣の力》
GM:(ザナドラッド、九重)ー5mー(奈央)ー7m(雨堂)
九重遠:リア不なのでダメージいきます
GM:判定判定!
九重遠:判定だった
GM:ダメージダイスの数が変わるからね
九重遠:18dx7+4
DoubleCross : (18DX7+4) → 10[1,2,2,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,9,10,10]+10[2,2,3,3,9]+1[1]+4 → 25

九重遠:ダイス目がひどい
GM:むむっ!本来なら《炎神の怒り》で回避できるのじゃが
九重遠:ダメージいきます
GM:リア不なので命中だぜ。ダメージどうぞ
九重遠:3d10+50
DoubleCross : (3D10+50) → 19[5,8,6]+50 → 69

GM:ダメージはマジで強い!
GM:結構削られつつまだ生きてますね。ジャームはタフなのだ
九重遠:九重遠の侵蝕率を12増加 (132 → 144)
GM:演出をどうぞ!
九重遠:怒りに近い感情が身を焦がす
九重遠:普段ならやろうとも思わない大きな咆哮を落としてからザナドラッドにむかっていく
九重遠:狙うのは身体、大きく飛び込んだ勢いのまま腕をお腹に穿つ
ザナドラッド:「くっ……はああああ……!」踏ん張ったまま、衝撃でズザザッ、と後方へ吹き飛ばされる
九重遠:「これは……オムニグラフトさんを貶めた分!」
九重遠:「たとえ絆がなくっても、人は馬鹿にしていいってことはないんだからね!」
ザナドラッド:「いい勢いだルーキー……だがいいのかな」
ザナドラッド:「ここはお前だけじゃねえ。俺の間合いでもあるんだぜ」
九重遠:「……っ、覚悟の上です!」
GM:次、ザナドラッドさんの手番に入るよ
ザナドラッド:マイナーで《白熱》LV3
ザナドラッド:メジャーで《渇きの主》LV3《ブラッドボム》LV5《炎神の怒り》LV5《煉獄魔神》LV3
ザナドラッド:HP12点回復、ダメージを与えたら4d10HP喪失、攻撃力17+4d10、装甲無視
ザナドラッド:対象は九重くんで。いくよ~
九重遠:ちくしょうこい!
ザナドラッド:14DX7+7
DoubleCross : (14DX7+7) → 10[1,1,4,4,4,4,6,6,6,7,9,10,10,10]+10[5,7,7,8,10]+10[3,3,5,8]+10[7]+1[1]+7 → 48

GM:めちゃ回る
九重遠:まあ無理だろうけどドッジかな
九重遠:18dx>=48
DoubleCross : (18DX10>=48) → 10[1,2,3,3,4,5,6,7,7,7,7,7,7,10,10,10,10,10]+7[2,2,3,4,7] → 17 → 失敗

GM:獣すげえ
ザナドラッド:ではダメージ
ザナドラッド:17+5d10+4d10
DoubleCross : (17+5D10+4D10) → 17+19[3,2,6,1,7]+20[6,4,8,2] → 56

ザナドラッド:ガードは有効
藤原奈央:《閃熱の防壁》します。ダメージを軽減。
GM:こいっ
藤原奈央:えーと、今はLv+1か。8d10か・・
藤原奈央:56-8d10
DoubleCross : (56-8D10) → 56-41[5,9,1,3,10,1,4,8] → 15

藤原奈央:15まで軽減しました
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を4増加 (87 → 91)
GM:ダメージが通ったのでブラッドボムの効果を適用するぜ
九重遠:ダメージ入ったらさらに4d10
GM:どるどるどるどる
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 24[8,6,8,2] → 24

GM:24点お互いHPを失いましょう
九重遠:死んだな!アンガーアンカーさんのロイス切って復活します
GM:ザナドラッドさんはこれに加えて対抗種の3点とオーバーカウンターの分の2d10点も失うぜ
GM:2d10+3
DoubleCross : (2D10+3) → 10[9,1]+3 → 13

GM:37点HPを失いました。演出していくぜ
ザナドラッド:両腕が白熱し、同時に周囲の水分が一気に蒸発。石畳が砕け、周囲が砂漠のように変わっていく
ザナドラッド:「招待するぜ、楽園へ」
九重遠:「う…わっ………!」足元が砂に変化して上手く動けない
ザナドラッド:手のひらを開き、九重くんの頭を鷲掴みにしようとするよ
藤原奈央:「ちっ!」 氷の障壁を地面に展開し、足場を作り出す。
藤原奈央:「九重! そいつ絶対にヤバいわ、掴まれんな!」
九重遠:「っ…!奈央ちゃんありがとう!」氷の足場を使って後ろに飛びのく
ザナドラッド:腕は空振り、わずかに体をかすめるに留める。だが
ザナドラッド:「それで、避けたつもりか?」
九重遠:「え……」
ザナドラッド:ほんの一瞬、かすめた部分から、パキパキとミイラのように君の体が干からびていく
九重遠:「これ…は、まずい……っ」
ザナドラッド:冬とは真逆の、灼熱と渇きが形作る死の景色。
ザナドラッド:「鬼ごっこと行こうか。支部長さんのフォローは何処まで持つかな」
九重遠:思い出すのはアンガーアンカーさんの姿だ、あれだけぼろぼろになっても
九重遠:諦めることは決してなかった
九重遠:「……まだ、やれる」
九重遠:「奈央ちゃんは、もっとかっこいいんだよ」
ザナドラッド:では最後に、《夜魔の領域》LV5を使い、未行動になります。代わりに行動値0に
ザナドラッド:ラウンドの最後に再行動してくるぜ!という感じで
ザナドラッド:お次は奈央ちゃんの手番なんだけど
GM:大丈夫かな?
藤原奈央:大丈夫ですワン
藤原奈央:といってもやることはいつもと同じなんだけど……九重くんをカバーしないといけないので
藤原奈央:5m戦闘移動します。メジャーで一応素殴りしておこう。
藤原奈央:4dx クリスタルシールドでザナドラッドさんにシールドバッシュ。
DoubleCross : (4DX10) → 9[5,6,8,9] → 9

GM:これはエフェクトを使うまでもなく回避!
藤原奈央:あっイベイジョン
GM:そうなのだ
藤原奈央:「フォローがいつまで保つかですって? "いつまでも"よ」 ゆっくりと距離を詰める。
藤原奈央:「ずっと聞きたかったんだけど……あんたはどっち? 先代ナンバー9と戦えればいいの?」
藤原奈央:「それとも先代の大事な相手も、先代本人も殺したいの?」
藤原奈央:「リヴトゥライズに獲物持っていかれちゃってるじゃない。戦いたいのなら、今からでも急いで士騎のほうへ向かったほうがいいんじゃない?」
ザナドラッド:「俺は戦えればいいなんて甘い男じゃねえさ。俺は勝ちてえのさ、あいつに」
ザナドラッド:「そのために必要なら街一つ潰す。そのために必要ならあいつの絆を全て絶つ」
ザナドラッド:「俺には理解できないが、絆は最高のパワーなんだろ?ならちゃんと潰しとかないとな」
ザナドラッド:「リヴが"ホワイトミュート"を殺すならそれでもいいさ。一秒でも俺のほうが長く生きりゃあ、それで勝ちだ」
藤原奈央:「なんつー合理的な……」
九重遠:「まぎれもなく朝輝さんの後継機っていうか……」
藤原奈央:「わかった。やっぱりあんた、オーキッドの中でも一番ヤバいわ」
ザナドラッド:「冥土の土産に持っていくには十分な回答だったろ?」
藤原奈央:「はーッどっちが! 冥土に行くのはあんただってことを教えてやるわ!」
GM:では次!行動値0になったザナドラッドさんが行動するよ
ザナドラッド:マイナーなし、メジャーで《渇きの主》LV3《ブラッドボム》LV5《炎神の怒り》LV5《煉獄魔神》LV3《フレイムタンLV3》
ザナドラッド:後ろで暇そうにしてる雨堂さんを攻撃するよ。
雨堂聖理:暇そうにはしてないけどなあ!
ザナドラッド:14DX7+7
DoubleCross : (14DX7+7) → 10[2,3,3,3,4,4,5,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,2,3,7,8,9]+10[1,8,9]+4[2,4]+7 → 41

ザナドラッド:アッ違う
藤原奈央:奈央ちゃんがどっちに移動してもフリーな方が殴られる図式だった
雨堂聖理:すまんやで。《時の棺》で判定を失敗させます。
ザナドラッド:Eロイス、『敗者死すべし』の効果でダイスが一個増えてるので15個になります。
ザナドラッド:今回はどうやら失敗するようだから無駄だが……
雨堂聖理:やだ怖い……
藤原奈央:歯医者死すべし
GM:子供みたい
GM:では演出!
ザナドラッド:「いいや、そっちさ。大変だねえ、人の上に立つってのは」
ザナドラッド:「守るもんが多くなるんだから……な!」
ザナドラッド:腕を下から上へすくい上げるように振るう。腕の動きに合わせて砂塵波が巻き起こり、後方に居る雨堂さんへ襲いかかるよ
雨堂聖理:(こっちに……来るか!)
雨堂聖理:まだ自分がいた方が良い戦況だ。であれば無理をする他ない。先まで弾丸に用いていた加速の魔眼を、自らの脳そのものに打ち込む。
雨堂聖理:頭蓋の内がカッと熱くなるような錯覚。激しい頭痛。その中で相対的に極めて遅くなった敵の攻撃へ対応するための手を見出す。それが雨堂のやり方だ。
藤原奈央:「判断が的確すぎるってのこいつ……! 雨堂ごめん! 自力でなんとかして!」
雨堂聖理:彼女の声がごく遅く歪んで聞こえてくる。活路は見出だせる。使える手立ては弾丸。瞬間的に引き金を数度。
雨堂聖理:三発は室内の壁を撃ち抜いた。うち一発は跳弾し、打撃したのは計四発。弾け崩れる壁面が攻撃の多くを阻む。
雨堂聖理:そして寸分違わず二発。残る攻撃の中心を正面から精緻に迎撃し、自身の目前にてそれを完全に消散させる。
雨堂聖理:「……っふうぅ――!」 その技巧はノイマンの防御能力に近い。それをバロール能力でムリヤリに引き出し実現している。それが雨堂の防御技術である。
ザナドラッド:「ヒュウ、やるねえ。今のを捌くのはランカーでもそうは居ない」
雨堂聖理:「何とかして……やりましたよ! もう一回やれって言われたら絶対無理なので」
ザナドラッド:「誇っていいぜ一般人。まあその間に死んじまうかもしれねえがな」
雨堂聖理:「そっちも早くそいつ何とかしてください! ……あとは士騎さん! とっとと戻ってこい!」
雨堂聖理:「やかましい! 一般人みたいなこだわりで士騎さん追い回してるくせに……!」
ザナドラッド:にっと笑って腕を広げ、次の一撃への構えを見せる
雨堂聖理:頭を掻き毟るように押さえながら、息も絶え絶えに悪態をつく。
GM:という感じでこのラウンドは終わり!でいいかな
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を10増加 (102 → 112)
雨堂聖理:ヨイゾ
士騎朝輝:OK
九重遠:大丈夫です

■ROUND-02

GM:ではセットアップ!合計8R目になるかな
九重遠:ないです
GM:10R目のクリンナップまでに小奴らを始末して装置を止めなければ大惨事になっちゃうぜ
藤原奈央:ありません
雨堂聖理:うーん、赤方偏移もあんまり有効な感じしないな。なしで。
“リヴトゥライズ”:こちらは《加速装置》。行動値+24
士騎朝輝:今回は無し。
GM:らじゃ!ではイニチアシブを挟んでリヴちゃんの手番に入るよ。行動値的に前後しちゃうんだけど
GM:士騎くんの行動もこの後やってもらおうかな。そっちのが見やすい気もするし
“リヴトゥライズ”:という感じでマイナーなし。メジャーで《スタンボルト》LV2《背教者殺し》LV6《コンセントレイト:ブラックドック》
“リヴトゥライズ”:放心付与。命中した場合ラウンド中ダイス-7個。攻撃力+10。
士騎朝輝:了解。
“リヴトゥライズ”:対象は士騎くん。いくで
“リヴトゥライズ”:10dx7+6
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[2,3,4,5,5,5,6,7,10,10]+4[2,2,4]+6 → 20

士騎朝輝:リア不
“リヴトゥライズ”:しょぼん
“リヴトゥライズ”:でもダメージ
“リヴトゥライズ”:3D10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 23[9,9,5]+10 → 33

“リヴトゥライズ”:この子出目いいな?
士騎朝輝:《リザレクト》
士騎朝輝:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+8[8] → 106

GM:演出行くぜ
“リヴトゥライズ”:「これで……止まれっ!」
“リヴトゥライズ”:バチチチチチッ!電圧が高まり、再び体が雷と化す。
“リヴトゥライズ”:目視すら困難な速度で、衝撃と雷撃が君の体に襲いかかるよ。
士騎朝輝:その雷撃を体で止める。心臓が余裕で一度止まった。
士騎朝輝:黒焦げになった白い皮膚をレネゲイドが無理やり再生させ、心臓を再び動かしていく。
士騎朝輝:「ッッー!!フゥゥゥ……指は……3本は動く」
“リヴトゥライズ”:「……っ!まだ動くのか」
士騎朝輝:「口もなぁ。良く回るんだが……なぁ、いいか?」
“リヴトゥライズ”:「なんでそんなに無理に動こうとする」
“リヴトゥライズ”:「……?」
士騎朝輝:「先にこっちから答えるか。目の前に不自由に生きてる人間がいたらな。意地でも自由にしてやりたくなるのさ、これがな」
士騎朝輝:「特に俺が原因なら、放っておけないよなぁ」
士騎朝輝:「さて、リヴトゥライズ、あんた、本当の名前はなんていうんだ?」
“リヴトゥライズ”:「……もう、覚えてない。覚えていても意味がないから」
“リヴトゥライズ”:「教えたいと思う相手は死んだ」
士騎朝輝:「そう言うって事は、”リヴトゥライズ”は本当の名前で家族とやりたいことがあったんだろうな」
“リヴトゥライズ”:「何が言いたい」
士騎朝輝:「あんたたちは本当は何をしたかった?」
士騎朝輝:荒く息を吐く。体を少しづつ動かす。
士騎朝輝:「きっと、無理やりの訓練じゃないことをしたかったハズだ。それを夢見てた。それが絆だったんじゃないか?」
“リヴトゥライズ”:「私達は、ずっと一緒に居たかった。……いや」
“リヴトゥライズ”:「それよりも前に……なにか……約束をした気がする」
士騎朝輝:「あんたがやるべきは復讐じゃなくて、家族がやれなかったこと、家族としたかった事をやるべきだ」
士騎朝輝:「あんたは曲がりなりにも自由になったんだ。俺に倒される前に、それを思い出しても遅くはないぜ?」
士騎朝輝:心臓辺りを抑えて片膝から立ち上がる。
“リヴトゥライズ”:「お前を倒してから思い出す」
士騎朝輝:「そうか。死なない理由が出来たよなぁ」少し笑う。
“リヴトゥライズ”:「私は負けない。だからそんな心配はいらない」
士騎朝輝:「じゃあ、俺が勝ったら、次は、それを思い出してから挑んで来いよ。俺もな、負けるつもりも死ぬつもりもないんだ」
GM:行動値0、士騎朝輝の手番です
士騎朝輝:九重君のロイス切ってダイス+10します。
士騎朝輝:残りHP1か。此処は素手で行こうか。
士騎朝輝:メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《クレイジードライブ》
士騎朝輝:13dx7+11
DoubleCross : (13DX7+11) → 10[1,1,2,3,3,3,3,4,5,6,8,9,10]+10[6,7,7]+10[5,10]+1[1]+11 → 42

GM:素手だとお
“リヴトゥライズ”:もうHP1なのでドッジしちゃお~
“リヴトゥライズ”:9DX+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 9[1,2,3,4,5,7,7,8,9]+1 → 10

“リヴトゥライズ”:奇跡は起きず……ダメージをどうぞ
士騎朝輝:5d10-5+21+16+3
DoubleCross : (5D10-5+21+16+3) → 28[3,9,3,10,3]-5+21+16+3 → 63

GM:ボドボド……63回死ぬダメージを受けて倒れます。演出をするといい
士騎朝輝:「あぁ、いいさ、村雨丸。こいつはジャームでもないなら、お前も調子が上がらないだろ」
士騎朝輝:村雨丸を鞘に納める。弟子モドキも限界が近い、刀は使わずとも時間をかけてもいられない。
“リヴトゥライズ”:「……諦めた?」
士騎朝輝:掛けられる言葉は一つだけになるだろうな。と、内心独り言ちる。
士騎朝輝:返答代わりに皮肉気に薄く笑う。足元から凍煙が吹き上がり、吹雪の様に視界を塞いだ。
“リヴトゥライズ”:「……!?」
士騎朝輝:前傾姿勢から白い電渦を撒き散らし“リヴトゥライズ”の横をすり抜けて、その首に肘をかけ
士騎朝輝:締めあげる。
“リヴトゥライズ”:「し、まっ……!」がりがりと腕をひっかき、なんとか外そうとするが
士騎朝輝:キュマイラに次ぐブラッグドッグ/サラマンダーの筋力で強引に締め落とした。
士騎朝輝:急速に低下する気温も意識を奪うだろう。
“リヴトゥライズ”:「ぐ、くっ……ぎっ……!」顔を赤くしながら、バタバタと抵抗していたが
“リヴトゥライズ”:「……!」
士騎朝輝:「“リヴトゥライズ”……やりたかったことを思い出すために」
士騎朝輝:「旅をしろ。本当の名前を使って世界を見て回るんだ」
士騎朝輝:「その後に、また相手をしてやるよ」
“リヴトゥライズ”:「……」その言葉を聞いて目を見開き、ぐったりと脱力する。
士騎朝輝:「殺されてやれなくてとも、思うがなぁ。俺が死ぬと確実に不幸になる人がいる。だから悪いが、俺の命は誰にもやれない」
士騎朝輝:相手を寝かせて、一度だけ、そちらを見て。
士騎朝輝:「行くか。あいつらが首を長くして、俺が通りすがるのを持っている」
士騎朝輝:106→115



GM:そいでは21次になったことですし
GM:クライマックス戦闘の方を再開していきましょうか
GM:位置関係は (ザナドラッド、九重、奈央)ー12mー(雨堂)  みたいな感じです
藤原奈央:孤独の雨堂グルメ
GM:リヴ士騎側が終わったので、行動値12の雨堂さんからかな
雨堂聖理:攻め上がりましょう。《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《疾風の弾丸》
雨堂聖理:と、で、マイナーアクションで……どうしようかな
雨堂聖理:マイナーアクションでボルトアクションライフルの効果を使用。射撃達成値+5。んで上の攻撃!
GM:イイデショウ
雨堂聖理:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,4,4,6,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,3,5,5,9,10,10]+10[4,6,10]+10[8]+6[6]+10 → 56

GM:特に妨害とかはないです。
雨堂聖理:気張った
GM:やるじゃん!
GM:現在は回避ダイスが14個でイベイジョンで28。これは避けられないぜ。
藤原奈央:オートは今度は九重くんに飛ばそうかな
GM:ダメージをくれよな!
雨堂聖理:6d10+8+12
DoubleCross : (6D10+8+12) → 31[3,10,3,4,5,6]+8+12 → 51

雨堂聖理:諸々有効
GM:思ったより強い!結構削れますがまだ立ってます
九重遠:タフだなあ
GM:演出をどうぞ
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を8増加 (112 → 120)

雨堂聖理:脳の捻じ切れるような痛みにうめき声を漏らしつつ、反面その動きは機械のように正確で止まることを知らない。
雨堂聖理:幾度となく反復した射撃動作は、もはや意識を奪われる直前であってもブレることはないだろう。……そして魔眼による全身の加速。
雨堂聖理:(……このまま返す!)
雨堂聖理:再び、銃弾が連なって弾け響く。放たれる弾丸はやはり狙撃用ライフルの威力を持ったまま破格の連射速度で、
雨堂聖理:消散させたばかりの"ザナドラッド"の攻撃そのものを撹乱とし――もちろん飛散する砂塵は雨堂の銃撃の妨げにはならない!――精緻な狙いで"ザナドラッド"へ襲いかかる。
ザナドラッド:「くはははは!中々強引だなお嬢ちゃん。それにいい顔をする」銃弾をその身に受けながら笑う。傷口からは血の一滴も出ない
ザナドラッド:既に渇ききった動くはずのない体を、レネゲイドが、その妄執が無理矢理に動かしているのだ。
雨堂聖理:「人が痛がる所見て良い顔とか、趣味は断然に悪いよ"ザナドラッド"!」
雨堂聖理:知覚できる命中に反し、ダメージが薄い。もはや物理法則から遠いルールで彼が動いているであろうことは予測がつく。
ザナドラッド:「そう言うな。お前も楽しめよ、この痛みを、この戦いを」
ザナドラッド:「生きてる間にしか味わえねえ最高の娯楽だぜ」
雨堂聖理:「どうせならもうちょい真っ当な娯楽が良いねあたしは!」
ザナドラッド:「お前はどうだルーキー。楽しんでるか、この一瞬を!」

GM:という感じで次。行動値5の九重くんの手番お願いします!
九重遠:はーい
九重遠:マイナーはなし
九重遠:メジャーでコンボ「豹尾の化身」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣王の力》《獣の力》
九重遠:いきますね~
九重遠:18dx7+4
DoubleCross : (18DX7+4) → 10[1,1,1,2,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[2,4,4,5,6,7]+5[5]+4 → 29

GM:むむう!惜しい……!達成値1差で命中!
GM:ダメージをどうぞ!
九重遠:奈央ちゃん支援ください!
藤原奈央:お!
藤原奈央:《凍てつく刃》します。ダメージを+1d10+9。
九重遠:3d10+1d10+50;9
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を3増加 (91 → 94)
九重遠:3d10+1d10+50+9
DoubleCross : (3D10+1D10+50+9) → 20[5,9,6]+2[2]+50+9 → 81

GM:ひえーっ
GM:圧倒的パワーすぎる……!これはちょっとだけ耐えきれません。
九重遠:やったーしっかり削れた
雨堂聖理:(ちょっとだけ耐えきれないとは……)
GM:HPが0になり戦闘不能。しかし同時に《不滅の妄執》の効果によって復活します。HPは1ということにしておこう
GM:演出をどうぞ!
九重遠:九重遠の侵蝕率を8増加 (144 → 152)

九重遠:身体は干からびて、正直…もう脚を持ち上げることすら大変で
九重遠:それでも無理やりほぼ気力だけで立っているのは…、信じているからだ
九重遠:守ってくれる奈央ちゃんを
九重遠:1人であの攻撃を凌げる聖理さんを
九重遠:そして…、きっとここに通りすがりにくる自分の師匠、朝輝さんを
九重遠:「俺は、戦うことが好きじゃないから」
九重遠:「楽しいって感覚は、わかんないけど…!」
九重遠:「朝輝さんが来るまでにその余裕が崩せたら」
九重遠:「嬉しいって、思うかな!」
九重遠:筋力だけで飛び上がり首筋に食らいつく
藤原奈央:「遠慮せず行きなさい!」 九重くんの全身に氷の装甲板を錬成する。動きは妨げず、攻撃は防ぐ絶妙な形状。
藤原奈央:「そいつにもちょっとくらい痛い目見せてやれ!」
九重遠:あまり近くにいたくはないからそのまま嚙み付いた部分を食いちぎるように
九重遠:攻撃してすぐに元の場所まで下がってくる
ザナドラッド:「がはっ、ははっ!」ぐらんと首がちぎれかけ、それを無理やり手で抑え元の位置に戻す
ザナドラッド:「人のままなら今ので死んでたな。だが生憎、俺にも死ねない理由があってね」
九重遠:「理由…って?」
ザナドラッド:「温室育ちの坊っちゃんにはわからんだろう。生まれた時からそこに居ない相手と比べられ」
ザナドラッド:「敗者の烙印を押されながら、僅かな命が燃えて行くのを眺めるしか無い。そんな人生は」
九重遠:「そうだね…、俺には想像もできないよ」
ザナドラッド:「目を覚まさせてやりたいのさ。曇りきったバカな研究者共の目を、俺の光でな」
ザナドラッド:「どうせ散る命なら、派手に逝きてえだろう。迷惑だと言われようが知ったこっちゃねえ」
九重遠:「あなたは朝輝さんよりも強い、って証明したいんだね」
ザナドラッド:「それが俺の欲望よ!この炎、お前らに止められるか、UGN!」

GM:ということで行動値5、ザナドラッドさんの行動に移るよ
ザナドラッド:マイナーなし。メジャーで《渇きの主》LV3《ブラッドボム》LV5《炎神の怒り》LV5《煉獄魔神》LV3《血の宴》LV5
ザナドラッド:HP12点回復、ダメージを与えたら4d10HP喪失、攻撃力17+4d10、装甲無視
藤原奈央:うわ血の宴だ
ザナドラッド:範囲攻撃だ!対象は九重くん、奈央ちゃんの二人
ザナドラッド:いっくぞ~
ザナドラッド:14DX7+7
DoubleCross : (14DX7+7) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,5,6,6,7,9,9]+10[4,6,9]+10[10]+4[4]+7 → 41

九重遠:回さないで
藤原奈央:おそろしい
藤原奈央:とりあえず自分のぶんはドッジしよっと。どうせカバーするし
九重遠:一応ドッジします
藤原奈央:4dx+1>=41
DoubleCross : (4DX10+1>=41) → 8[1,2,5,8]+1 → 9 → 失敗

九重遠:18dx>=41
DoubleCross : (18DX10>=41) → 10[1,2,2,3,4,5,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,10]+7[7] → 17 → 失敗

GM:あっ範囲攻撃の場合自分の分もガードしてないとガード値適応されないで!
藤原奈央:あっそうだっけ!?
GM:ガードしときな!
藤原奈央:じゃあすみませんガードします。といってもこれガードする意味あるかな……《氷盾》。
藤原奈央:で、九重くんをメジャー放棄カバーします。
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を2増加 (94 → 96)
GM:イイデショウ……ダメージを出すぜ
九重遠:奈央ちゃんありがと~
GM:5d10+17+4d10 じゃらじゃら
DoubleCross : (5D10+17+4D10) → 22[2,10,1,1,8]+17+30[8,8,6,8] → 69

藤原奈央:ダメージダイスが強すぎる
GM:装甲値無視!
藤原奈央:ちょっとまってね。えーと
藤原奈央:氷盾とクリスタルシールドで42軽減で27ダメージ。これだとブラッドボムをくらっちゃうな。
GM:食らってしまうぞ
藤原奈央:あっでも、氷雪の守護とかのHP軽減って2倍にしたあとに適用でしたっけ
GM:氷雪の守護は対象範囲だしいいんじゃない?
藤原奈央:ほうほう!
藤原奈央:じゃあええと、《氷雪の守護》《吹雪の守護》《ダイアモンドダスト》。
藤原奈央:ダイアモンドダストはいらなそう
GM:ダイヤモンドダストくん!
藤原奈央:やっぱりダイアモンドダストなし! 最強コンボから1個落としてコンボ『ベレロフォン』。範囲ダメージを7d10軽減します。
藤原奈央:27-7d10
DoubleCross : (27-7D10) → 27-30[5,4,1,8,8,3,1] → -3

藤原奈央:無傷!
GM:ほぼぴったり!支部長パワーだ
GM:では演出行くね
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を5増加 (96 → 101)

ザナドラッド:両手のひらに力を込める。灼熱の熱気がほとばしり、空気すら赤熱していく。
藤原奈央:「九重。あと雨堂も! 動くんじゃないわよ……」
藤原奈央:「守りにくくなるから!」
九重遠:「うん、お願いします」
ザナドラッド:「乾き砕けろ!」両腕を大地に叩きつける。ザナドラッドを中心に熱波が広がり、周囲一体が一気に砂漠化していく
藤原奈央:何層にも重ねた氷の障壁を展開。赤熱した空気を冷却し、障壁が溶けたそばから再構築する。
藤原奈央:「砕けねえっての!」
藤原奈央:「UGN支部長を……"リッターシルト"を、なめんな!」
藤原奈央:無数の氷柱が周囲に現れ、障壁とあわせて熱波を完全にシャットアウトする。
藤原奈央:「(強いな……毎回全力でガードしないと、あたしはともかく九重や雨堂を守りきれない……!)」
ザナドラッド:《夜魔の領域》、行動値0になって未行動に
ザナドラッド:「ははっ!まだまだ……終わらんぜ!その強がり、何処まで持つかな!」
藤原奈央:「ふん、ぬるいぬるいぬるい!」
藤原奈央:「マスターアビスの……γの方はもっと強かったわよ! その程度じゃ士騎を倒すなんて無理ね無理!」

ザナドラッド:再びザナドラッドの手番に。
ザナドラッド:マイナーなし、メジャーで《渇きの主》LV3《ブラッドボム》LV5《炎神の怒り》LV5《煉獄魔神》LV3《フレイムタンLV3》
ザナドラッド:次は雨堂さんを狙うぞ。攻撃力はちょっと下がる。
ザナドラッド:HP12点回復、ダメージを与えたら4d10HP喪失、攻撃力15+4d10、装甲無視
ザナドラッド:行くぜ行くぜ~
ザナドラッド:14DX7+7
DoubleCross : (14DX7+7) → 10[2,2,2,2,4,4,5,5,5,6,6,7,7,9]+3[1,2,3]+7 → 20

藤原奈央:よけろ雨堂!
ザナドラッド:はわっしょぼい
藤原奈央:これはいける出目!
雨堂聖理:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 3[1,2,2,3]+1 → 4

雨堂聖理:ムチャをいうな
ザナドラッド:ではダメージ
藤原奈央:やっぱりパンツはいてない奴はダメだな
ザナドラッド:3D10+15+4d10
DoubleCross : (3D10+15+4D10) → 18[7,6,5]+15+25[7,8,5,5] → 58

藤原奈央:『スリヴァーザ』。雨堂さんに《閃熱の防壁》して、ダメージを9d10軽減。100%超えたので完全体だぞ
ザナドラッド:こいつの出目毎回いいな
藤原奈央:いやでもこれ9d10軽減意味あるか?
雨堂聖理:《渇きの主》あるから装甲は無視されるんだよな……
藤原奈央:なさそうだけど、でもやらないよりはマシそう
GM:ワンチャン防ぎきれたらかっこいい
九重遠:がんばれー!
藤原奈央:1d10の平均値が6以上なら防ぎます
藤原奈央:58-9d10
DoubleCross : (58-9D10) → 58-50[1,5,8,9,6,9,6,5,1] → 8

藤原奈央:あー!惜しい!
藤原奈央:雨堂さんのHP3だよね?
九重遠:おしいー!
GM:惜しい……!どちらかと言うとこちらの出目が良すぎたな……
藤原奈央:タイタス復活してたりしてないよね?
雨堂聖理:惜しい……! だが現実はこうだ。8点入ると戦闘不能です。
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を4増加 (101 → 105)
雨堂聖理:ですねえ
藤原奈央:パンツはいててもダメだった
雨堂聖理:パンツ結構ダメージ軽減効果あるな
GM:復活する?
藤原奈央:あっそうか
雨堂聖理:ともあれ倒れます。"ザナドラッド"にロイスを取ってタイタス化、即昇華。
藤原奈央:すみませんGM。これ閃熱の防壁なんですけど
GM:はいはい
藤原奈央:ブラッドボムの方に飛ばせますか?
GM:ちょっとまってね
藤原奈央:そもそもその思考が全くなかったけど、同じHPダメージだから飛ばせるかなあって
雨堂聖理:個人的にはできないイメージ GM裁定を待ちます
GM:記述的にはダメージじゃなくて失うなので
藤原奈央:まあ既に振ってるからねw
藤原奈央:あっ失うなんだ ダメそう
GM:できない裁定でお願いします!正確にはダメージとは違う感じで
藤原奈央:OKワン
藤原奈央:雨堂さん復活する? どうする……?
GM:ではロイス復活したらブラッドボムの効果を適用しよう。えいえい
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 13[2,3,6,2] → 13

GM:えっしょぼっ
GM:生き残ったりする……?
雨堂聖理:suruyo
藤原奈央:!?
雨堂聖理:しょぼかろうが雨堂の肉体は1! 生き残れない!
GM:体を鍛えてさえいれば……
GM:ホワイトミュートなら耐えられたのにな
藤原奈央:雨堂さんどうする? さすがに倒れる?
雨堂聖理:士騎朝輝にロイスを取得して即座に昇華、復活します。次食らったら寝る
GM:では『敗者死すべし』の効果でダイスが2個増えたりしつつ演出に行きます

ザナドラッド:ザナドラッドの能力による熱波がさらに強まる。その影響は近距離に居る藤原、九重だけでなく
ザナドラッド:十数m離れた場所にいる雨堂にすら襲いかかる。体から急速に水分が失われ、乾燥により皮膚が割れ、血すら沸騰しそうな灼熱が君に襲いかかるよ
藤原奈央:「(守りきれるか……!?)」
雨堂聖理:「く……っ……ッッ……!」
藤原奈央:「雨堂!」 この熱波だと氷が熱湯化して逆効果になりかねない。炎の障壁を雨堂の周辺に展開する。
雨堂聖理:喉が掠れ、悲鳴らしい悲鳴すら漏らせない。持てる力を結集して防御する。巨大な炎の障壁を中心に、魔眼で熱波を逸らし身を屈め滝ほど防御に使った建材を壁にして。
雨堂聖理:しかしそれらは実を結ばない。ばん、と弾けるように健在が飛ばされ、熱風に雨堂の身は耐えられず、煽られるように吹き飛ぶ。
ザナドラッド:「くはは。あんたの勝ちだ支部長。大した防御能力だ。どうやら俺にはあんたを殺すことはできないらしい」
藤原奈央:「だからよそを狙うってわけ。良い判断してるわ……雨堂立てる!?」
ザナドラッド:「一対一ならの話だがな。次の一撃、俺はあの雨堂とかいう女を全力で殺しに行く」
ザナドラッド:「遠慮なく守りに行っていいぜ。俺に背中を見せる勇気があるならな」
雨堂聖理:返事の代わりに弾丸。奈央ちゃんの脇を掠め、"ザナドラッド"の直前で熱障壁により無力化される。
雨堂聖理:細く咳き込むたび、喉の奥から砂のように渇いた血が吹き出す。だが……
ザナドラッド:ブラッドボムと対抗種のバックファイアで戦闘不能になりますが、《不滅の妄執》で復活します
雨堂聖理:(……そうだ。あたしはまだ撃てるぞ。だからちゃんと『次』を撃ってこい)
雨堂聖理:この状況で避けるべきは戦線の瓦解である。それは相手が前方に集中した時に起きるだろう。それを防ぐために、自分はまだもう少しだけ、引き金を引くささやかな脅威であろうと決めた。
雨堂聖理:(……でも正直……死ぬほどきついので……)
雨堂聖理:(とっとと戻ってこい あの……バカ!)
ザナドラッド:「自分の命か、部下の命か。どっちをとる?」
藤原奈央:「はっ」
藤原奈央:「そういう選択肢はね……もうとっくの昔に乗り越えてんのよ! 世界と好きな人どっちを取るかとかそういう次元でね」
藤原奈央:「"どっちも"よ! あたしの部下は誰も死なせないし、あたしも生きて帰んの!」
藤原奈央:「覚えとけバカ!」

■ROUND-03

ザナドラッド:ではクリンナップを経てセットアップへ。クライマックス3R目、合計FS判定など含めて9R目に入るよ
GM:セットアップ!士騎君はこのRから登場できるぜ
士騎朝輝:《加速装置》115→117 行動値0→16
九重遠:ないです
藤原奈央:なしなしワン
雨堂聖理:なし!
ザナドラッド:ザナドラッドは《氷の茨》LV5それから《先陣の火》LV3を使用します。
雨堂聖理:げっ こ、この野郎
九重遠:うわ
雨堂聖理:人が手を抜いた瞬間に
ザナドラッド:エンゲージから離れたキャラクターはHP5d10を失います。同時に行動値20に
ザナドラッド:それからこのラウンド、エンゲージから離れるキャラクターが居た場合ザナドラッドは妨害しません
ザナドラッド:通常移動で他のエンゲージに移動できるよ。行動の参考にしてね
藤原奈央:移動イコール死だ
士騎朝輝:鎧脱いで、行動値互角になるので。イニシアチブが来たらパージします。
GM:イイデショウ
GM:あ、あと士騎くんは味方がいるエンゲージなら何処に出現してもいいよ
GM:どこがいい?
士騎朝輝:そりゃ、もうザナドラッドと同エンゲージよ。
GM:OK!ではセットアップは終わり!位置関係はこう!(ザナドラッド、士騎朝輝、九重、奈央)ー12mー(雨堂)
GM:イニチアシブに入るぜ。何もなければザナドラッドの手番になるよ

■Initiative

士騎朝輝:防具をパージ。行動値20に。
GM:では同値。一瞬早く士騎朝輝の手番になる!
ザナドラッド:「さあて、それじゃあ強がり支部長がどうやって両方を取るのか、見せてもらおうか!」両腕に凄まじい熱気が集まり始める
藤原奈央:「どーやってですって? ふん」
藤原奈央:「なんもわかってないわね。……UGNには絆の力ってのがあんのよ」
藤原奈央:「あたしの右腕がなんとかするってこと。わかったらさっさとしなさい、このバカ!」
士騎朝輝:熱波が掻き消える。空気が凍り割れ落ちた。
士騎朝輝:原始的ながらも莫大な質量のレネゲイドの粒子嵐。白銀のそれは空気に触れることで周囲の熱を奪いつくし伝播していく。
士騎朝輝:常識外の空間温度差により傷だらけで歩いてきた男を覆う様に風景が不自然に歪む。
士騎朝輝:暴力的な冷却能力が景色を死と白と静寂に汚染していく。
藤原奈央:「おっっっそいっての!!」
士騎朝輝:「ヒーローは遅れてやってくる。ってやつはどうも気に食わなくてなぁ。そう言うのさ、真っ先に誰よりも早く駆け付けたいと思ってたんだが、まったく、上手くはいかないもんだ」
藤原奈央:「どんだけ時間くってんのよバカ! 鈍足! カメよりのろま!」
藤原奈央:「……"リヴトゥライズ"は!?」
士騎朝輝:足はまともに動いていない。引きずるように前に進んだ。
ザナドラッド:「はははっ!待ってたぜぇ」
ザナドラッド:「ようやく来たな、"クラックアイス"いや……今は士騎朝輝か?」
士騎朝輝:「村雨丸は使ってない。当座の生き方をレクチャーしておいた。それで、良くもやってくれたようだな、そいつ」
士騎朝輝:乱れた髪を、ほとんど動かない手でそれでもかきあげてザナドラッドを見やる。
ザナドラッド:「俺の弟子はいい死に方をしたようだな。拾っておいて正解だった」
士騎朝輝:(これでも全速力なんだけどなぁ。いや、まあ、遅いか。雨堂とか死にそうだしなぁ)
士騎朝輝:「違うなぁ。これから何十年か生きて、いい死に方が出来る。だ。きっと、な。で、あんたは……どういう理由だ?」
士騎朝輝:「俺にどういう恨みがあるんだ?終わらせる前に聞いてやるよ」
ザナドラッド:「殺しはしてないってか。甘くなったねえあの悪魔も」
士騎朝輝:「違うよなぁ。生かすのも殺すのも俺の自由って事だろ。俺は自分でそう言うのを選べるんだ」
ザナドラッド:「気づいてるだろ?お前も。ごちゃごちゃ言ってるが本当は俺に恨みなんざ無い」
ザナドラッド:「戦いてえのさ。勝ちてえのさ。この世にたった二人きりの兄弟だ」
ザナドラッド:「俺のほうが上だと証明しないとよお、おちおち死んでも居られねえのよ」
士騎朝輝:「もう、"クラックアイス"でもないんだがなぁ。…………俺はあんたみたいなのが作られたのも知らなかった」
ザナドラッド:「いや……これも言い訳か?なにせ俺は、おまえの大嫌いなジャームなんだからな」
ザナドラッド:「同情はいらねえ。俺はただ衝動のままに動く怪物だ」
ザナドラッド:「遠慮なく叩き切りに来い。じゃねえと、俺がお前をへし折るぜ」
士騎朝輝:「俺と大分比べられたか?それは悪かったなよなぁ、顔も何もかも知らないやつと比較されて、俺がいないから何を言ってもいい訳になる」
士騎朝輝:「それは、ぶち殺したくなるよなぁ。俺だって殺意が湧くかもしれない。マトモに相手しないと収まりもつかないか」
ザナドラッド:「お前なあ……思ったこと全部口に出しちまうタイプか?そんなんじゃ嫌われるぜ、女に」
士騎朝輝:リッターシルトを一瞬横目で見る。
士騎朝輝:「そうか?」
士騎朝輝:「いや、まぁ、良い。俺を本気にさせるための行動が悪辣すぎるがなぁ。理解はできるぜ。本気で構ってもらうなら憎悪を喚起するのが一番だ」
ザナドラッド:「俺を見習えよ。口を噤むところはしっかり噤んでおくのが、女を虜にする秘訣だぜ」
ザナドラッド:「現にあいつは最後まで信じてたろ。くだらん夢を」
藤原奈央:「ちょっと! なんでこっち見んのよこっちを!」
ザナドラッド:「それで採点結果はどうだい、兄貴」
士騎朝輝:肩を軽く竦める。
藤原奈央:「……士騎。リヴトゥライズは、本当にただ利用されてただけだったの?」
士騎朝輝:「薄々気づいていたと思うぜ。でも、そうだな。もしかしたらだが、そいつを新しい家族と思ってたのかもな」
士騎朝輝:「その想いも利用としたと言えるが……凡そ、2人しかわからない、俺が口にするのは野暮だ」
士騎朝輝:「ま、だがリヴトゥライズに真実を告げなかったのは最悪だ。さて、俺もあんたには罪滅ぼしは必要だな。でなきゃ、またやるだろうしなぁ」
士騎朝輝:「ザナドラッド……今から俺の全人生の時間の10秒間をあんたにだけ捧げてやろう」
ザナドラッド:「そいつは無理な話だ」
ザナドラッド:「お前の命は、そんなに長かねえ」
ザナドラッド:熱により空気が歪む。一撃が来る
士騎朝輝:「言うね。嬉しくなってくるぜ。だがな、生きざま自由形世界代表 士騎朝輝を舐めるなよ?」
士騎朝輝:「俺の人生の時間を決めて良いのは、俺だけだぜ」

GM:では行動をどうぞ
士騎朝輝:ザナドラッドにロイスを取得。 人生の10秒間をくれてやります。Sロイスにします。 親近感/殺意〇
GM:いいでしょう
士騎朝輝:黄色ロイスに変換して判定。
GM:イエロー!
士騎朝輝:リア不にするぞ。イベイション30以上の相手且つ切り札あるかもにはこれがベスト!
GM:どうしようもないぜ……!判定をするがいい!
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《クレイジードライブ》
士騎朝輝:12dx7+11
DoubleCross : (12DX7+11) → 10[1,1,1,2,2,4,5,5,6,6,8,10]+10[5,10]+10[7]+1[1]+11 → 42

GM:リア不!ダメージどうぞ!
士騎朝輝:武器は村雨丸!
士騎朝輝:5d10+10+12+9+16
DoubleCross : (5D10+10+12+9+16) → 24[1,5,6,7,5]+10+12+9+16 → 71

藤原奈央:なんか変なガードがあると嫌なのと、もしかしたらこれで戦闘終わっちゃうかもしれないので
藤原奈央:オートを乗せます。《凍てつく刃》。
藤原奈央:士騎くんはダメージをさらに+1d10+12しておくれ
士騎朝輝:71+1d10+12
DoubleCross : (71+1D10+12) → 71+7[7]+12 → 90

GM:するがみね
GM:きれいな数字だ
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を3増加 (105 → 108)
士騎朝輝:1点でも通ればEロイス解除!
GM:90ものダメージを耐えられるHPはない!戦闘不能になります。このままだと《不滅の妄執》で復活してしまうが……
士騎朝輝:《不滅の妄執》を村雨丸のユニーク効果で氷葬します。
GM:うむ……!では《不滅の妄執》は解除!復活できなくなるので……。代わりに一度だけ使えるEロイス《修羅の世界》でHP1で復活します
GM:演出しようぜ!

士騎朝輝:「いま見せてやる。これが俺の、答えだ。死に損ないの後継機。冥途の土産だ。これが、こいつこそがテクタイト9th-a」
士騎朝輝:藍色の柄に手をかける。鞘から引き抜かれる邪妖滅殺の霊刀。寒気霧風を呼び、妄執を断つ裁きの刃。
士騎朝輝:「対ジャーム斬殺遺産『村雨丸』だ!」
士騎朝輝:"リヴトゥライズ"に殺された体を無理やり再構成させ爪先で床を叩く。機動の為の両足を確保し、苦痛を癒しきれず白い息を荒く吐きながら相手を殺意と共に睨みつけた。
士騎朝輝:戦闘可能状態に至ったのならば、これ以上の再生は後回しだ。千切れた神経を放置し、出血を凍らすことで止め、村雨丸を片手で構える。
士騎朝輝:「はは。はははっ、なぁ、楽しいよなぁ。嗚呼、本当にっ、戦いは楽しいよなぁっ!こう言うのが良いんだろ?」
士騎朝輝:理性を投げ捨て相手の流儀に乗った。本能が疾走する。倒すべき強敵を前にして、喜悦に顔が歪む。
ザナドラッド:「ああ、来い兄弟!」灼熱が冷気を打ち消し、戦いの中で食らった血肉がその動きを加速させる「最高の瞬間だぜ!」
士騎朝輝:一瞬沈んだ体が飛んだ。吹雪と化し氷雪を撒き散らしながら、士騎朝輝が戦場の最奥へと一跳び一息で落着している。
士騎朝輝:空気が震え凍結する。落下と同時に打ちつけられた流麗な刀は、自らが産み出した氷を纏い氷山じみた大剣と化していた。
士騎朝輝:その一撃に仮に反応できたとしても、相手の防御などお構いなしに体は止まることなく雪崩のように氷の剣を幾度となく叩きつける。
士騎朝輝:剣の一撃は凍死の風だ。それが無数。連撃は死の旋風となって標的を蹂躙する。
ザナドラッド:「ぐ、があっ!ははっ!ぐっ……!はああああああっ!」切り裂かれながら笑う。同時にその口から乾いていたはずの血が溢れだす
藤原奈央:「なあにが最高の瞬間よ! バッドタイムに変えてやるわ!」
藤原奈央:こちらも氷の障壁を展開。分厚い氷を士騎の斬撃で意図的に砕かせ、ショットガンのような支援射撃に変える。
藤原奈央:「いくらジャームっていっても、村雨丸に斬られりゃあ復活にも限度が……あんでしょうが!」
士騎朝輝:リッターシルトの創った氷の壁が礫となって熱波と衝突し、ザナドラッドの周囲に青白い火花のように舞い上がる。
士騎朝輝:絶え間なく嵐のように繰り出される剣戟に技術は載せていない。力任せに叩きつけ振り抜くだけの駄剣に過ぎない。
士騎朝輝:だが、出力と速度が圧倒的であるならば、技巧は最高速を殺す余分な重量だ。最短距離を一直線に通りすがり往復し凍死轢殺し続ける最適解。
士騎朝輝:「さぁ、そろそろ黙らせようぜ!村雨丸」
士騎朝輝:髄から凍りつくような悪夢じみた速度を保ったまま、回転するかのような大一閃。巨大な氷の刀身を砕かんばかりの渾身の斬刀。
士騎朝輝:村雨丸を覆っていた氷刃を全て砕き切り、刃の本身が鮮やかに敵体に銀輝線を引き、血雪と共に嵐がようやく凪いで止まる。
士騎朝輝:「俺と村雨丸が、お前の核を……氷葬した」
ザナドラッド:「ま……だ……だぜ、兄弟」
ザナドラッド:しゅうしゅうと水蒸気をあげながら、切り刻まれた体が動く
士騎朝輝:「…………やるなぁ」
ザナドラッド:「やられっぱなしは……性に合わなくてな」
士騎朝輝:僅かに笑う。こいつはどうしようもなく悪党で、どうしようもなく悪辣なジャームだが。
士騎朝輝:どうしようもなく強い。
ザナドラッド:「受けろよ。本物の9位の一撃だぜ」

ザナドラッド:行動値20、ザナドラッドの手番
ザナドラッド:マイナーなし。メジャーで《渇きの主》LV3《ブラッドボム》LV5《炎神の怒り》LV5《煉獄魔神》LV3
士騎朝輝:117→126
ザナドラッド:命中時HP12点回復、ダメージを与えたら4d10HP喪失、攻撃力17+4d10、装甲無視
ザナドラッド:ダイスは更に増えて16個。いくぜ
ザナドラッド:16DX7+7
DoubleCross : (16DX7+7) → 10[1,1,1,2,2,4,5,5,6,6,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,4,4,7,7]+10[1,8]+6[6]+7 → 43

ザナドラッド:対象は士騎朝輝です
士騎朝輝:暴走中 すなわちリア不!
藤原奈央:ふんふん
士騎朝輝:誰かカバーしてくれる、この世で最高の女神の如き存在がいればっ
藤原奈央:士騎くんカバーいる?
士騎朝輝:いるー!
藤原奈央:士騎くん今ロイスいくつ残ってるんでしたっけ
士騎朝輝:3つ
藤原奈央:ああ、それはダメだ。守ります
藤原奈央:メジャーは一応残しておいて、コンボ:ボレアリス。《炎陣》《氷盾》。士騎くんをカバー。
藤原奈央:藤原奈央の侵蝕率を4増加 (108 → 112)
GM:ではダメージ
ザナドラッド:5d10+17+4d10
DoubleCross : (5D10+17+4D10) → 23[4,5,6,1,7]+17+26[1,10,5,10] → 66

藤原奈央:えーと、クリスタルシールドで氷盾で35+12の47カット
藤原奈央:19ダメージ。で、
藤原奈央:他の軽減は……しない! あえてブラッドボムを受けよう!
GM:クレバーな判断だぜ支部長……
GM:ブラッドボムのHP喪失!
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 21[3,6,9,3] → 21

GM:これに加えて、対抗種とオーバーカウンターのバックファイアがあります
GM:2d10+3
DoubleCross : (2D10+3) → 8[5,3]+3 → 11

GM:合計32点ダメージを食らう。HPは12回復して13なので戦闘不能に。
藤原奈央:残りHPは29。21+19で40なので絶対戦闘不能です。
GM:復活はもうありません。これで戦闘終了……です
藤原奈央:たぶん復活する必要はないけど
藤原奈央:よく考えたらロイス1枠をボス用に残してたので、最後はザナドラッドさんに取ります。
GM:取ってくれ~
藤原奈央-士騎の弟/"ザナドラッド"/親近感/○隔意/ロイス
藤原奈央:これをタイタス昇華して復活!
GM:では演出しよう

ザナドラッド:「一秒でも、俺より先に死にな、兄弟!」
ザナドラッド:血煙を上げながら、灼熱の手で士騎朝輝の体を掴み上げようとする
士騎朝輝:「知ってるか?俺も最近知ったんだけどなぁ」
士騎朝輝:受ける機能も避ける機能も付いていない。加えて、限界加速による完全機能停止状態。再起動まで20秒弱。
士騎朝輝:「UGNってのさ、まずこれを教えるんだ。絆の力が最強ってのをな」
士騎朝輝:「お前が"リヴトゥライズ"に教えなかったやつだ」
藤原奈央:「そういうこと!」 ギリギリで割り込みます。自分が掴まれる。
士騎朝輝:何をするでもなく棒立ちだ。だが、この場においてはそれで良かった。
士騎朝輝:「藤原。任せて良いか?実はもうほとんど動けない」
藤原奈央:「あたしの部下は殺させない。やるならまずあたしを倒してからにしなさい」
藤原奈央:「倒せるものならね!」
ザナドラッド:「お望み通り!」
ザナドラッド:「ぬえええあああああっ!」腕が白熱し、血が沸騰するような恐ろしい熱量が君に向かって注ぎ込まれる
ザナドラッド:「支部長さんよ、なぜそんな奴を守る!」
ザナドラッド:「そいつが居たのは死と闘争の世界。今俺から守ったとして」
藤原奈央:「う、ぐっ……ぐうううっ……!」 障壁能力を転化。可能な限り自分の体温を下げ、ギリギリまで熱から身を守る。
ザナドラッド:「恨みも妬みも抱えた奴らが、いくらでも襲いかかってくる」
ザナドラッド:「そんな奴を何故好き好んでそばに置く。何故縛る」
ザナドラッド:「自分から死ににいくような真似を何故する?」
藤原奈央:「……あんたと同じよ」 あちこち焼き焦げた皮膚を再生させながらザナドラッドを見る。
藤原奈央:「あんたの気持ちはわかる。ザナドラッド。会ったこともないやつと比べられて……自分は失敗作だと思わされて」
藤原奈央:「どれだけ功績を積み重ねても、一歩も前に進んだ気持ちがしない」
藤原奈央:「あんたと同じよ。復讐したってあんたが近い将来死ぬのと同じように……」
藤原奈央:「こいつが将来どうなろうとも! 誰かからまた復讐されようとも!」
藤原奈央:「あたしの近くにいるうちは守ってやりたいの、よっ!」 掴まれたまま思い切り体を縮め、
藤原奈央:次の瞬間ザナドラッドさんを蹴り飛ばします。正真正銘、18歳女子の力しか籠もっていないただの蹴り。
士騎朝輝:「…………まったく」
ザナドラッド:「かはっ」蹴りを受け後ろによろける。手を離したのではない
士騎朝輝:「旅には、当分出れないな」
ザナドラッド:半ばほどから、腕が砂となって崩れ落ちているのだ。
藤原奈央:ずっとザナドラッドには同情していた。誰かと比較されて失敗という烙印を押されるのは、幼少時から経験してきたことだからだ。
ザナドラッド:腕だけではなく、全身がそうして砂になり、崩れていく
藤原奈央:自分の場合は、UGN幹部の娘ということで"表面上は"まだマシだったかもしれない。……だがこいつは。
藤原奈央:「もう……誰も、あんたを士騎と比較したりはしないわ」
藤原奈央:「おつかれさま。ザナドラッド」
士騎朝輝:機構を無視して意志の力だけで3歩動く。腕から落ちてくるであろう藤原奈央を受け止める為に。
藤原奈央:「がんばったね」
ザナドラッド:「……くくっ。敵にかける最後の言葉がそれか」
ザナドラッド:「おい兄弟」
士騎朝輝:「なんだよ?」
ザナドラッド:「負けたぜ。いい女じゃねえか」
士騎朝輝:「ふん。俺から言わせればな、何事も正直に話す。それが女を虜にする秘訣だぜ」
士騎朝輝:「最高だろ?」
ザナドラッド:「羨ましいくらいだ」
ザナドラッド:「離すなよ」
士騎朝輝:「羨ましい話はそっちだぜ。おつかれさま も、がんばった。も、俺はほとんど言われたことがないんだよなぁ」
ザナドラッド:「地獄に来たら次はタイマンだぜ」ギッ、と笑い
士騎朝輝:ぼやきながら、落ちてくる奈央ちゃんを受け止め。
士騎朝輝:「それは無理だな。俺はきっと天国だ」
ザナドラッド:完全に砂になり崩れ落ちる。
士騎朝輝:「生まれ変わったらにしておけ」
士騎朝輝:「…………言われなくてもだ。地獄に落ちろ、兄弟」
藤原奈央:「終わりね。……んじゃ」
藤原奈央:「帰るわよ。学校なくなっても、高校生は忙しいんだから」
士騎朝輝:「あぁ、その前に」
士騎朝輝:「おつかれさま。藤原」
藤原奈央:「おつかれさま」 士騎くんの頭を軽く撫でた。 「……何よ?」
藤原奈央:「……はいはい」
士騎朝輝:「がんばったな」
士騎朝輝:「撫でられた……。俺がやろうと思ってたのに」

■バックトラック

GM:ではクライマックスは終了
GM:バックトラックに入りましょう
GM:今回のEロイスは!
GM:《不滅の妄執》《修羅の世界》《殺界現出》《敗者死すべし》《究極存在》《堕落の誘い》(2個分)
GM:ということで、合計7個分になります
GM:事前にお伝えしていた通り……振りたい人は振り給え
士騎朝輝:メモリーもつかっちゃうぜ。振る。
雨堂聖理:ハアハア こいつを待ってたんだ
士騎朝輝:126-10-7d10
DoubleCross : (126-10-7D10) → 126-10-31[4,2,8,4,8,4,1] → 85

九重遠:振ります~
雨堂聖理:120-7d10
DoubleCross : (120-7D10) → 120-30[3,3,5,9,1,2,7] → 90

藤原奈央:雨堂死ぬんじゃないぞ
雨堂聖理:効くゥ~
藤原奈央:ノーパンでジャーム化したアホになってしまう
士騎朝輝:1倍です。
九重遠:152-7d10
DoubleCross : (152-7D10) → 152-42[6,1,9,4,4,9,9] → 110

士騎朝輝:85-3d10
DoubleCross : (85-3D10) → 85-17[7,4,6] → 68

雨堂聖理:全てのロイスがなくなることによりパンツを履かなくなったジャーム
雨堂聖理:等倍振り
雨堂聖理:90-2d10
DoubleCross : (90-2D10) → 90-12[6,6] → 78

藤原奈央:衝動:解放ってそういう・・
雨堂聖理:こんなもんよ
藤原奈央:残りロイスは5個。1倍です。
九重遠:これなら等倍で大丈夫だ
藤原奈央:Eロイスはなし!
藤原奈央:112-5d10
DoubleCross : (112-5D10) → 112-30[10,6,8,5,1] → 82

GM:いいでしょう
九重遠:110-5d10
DoubleCross : (110-5D10) → 110-25[1,6,5,10,3] → 85

GM:では……皆1倍で帰ってきたようだな!
GM:では今日はここまでということで
GM:次回!EDの日程だけ決めましょう
雨堂聖理:健全帰還であった
士騎朝輝:俺が4点で後は5点
GM:前に伝えた通り5日の木曜日21時からでいいかな?
雨堂聖理:異議なし!
九重遠:大丈夫です!
藤原奈央:いいワンよ~
士騎朝輝:はいよー

■ED01 : 合同エンディング

GM:では8月5日。EDの方を始めていきましょい
GM:まずはクライマックス直後の合同EDからやっていきましょう
GM:ビルの外でUGNの処理部隊とかに手当してもらったりやんややんやしてもらいながらお話してもらおう
GM:ということで描写を開始するよ

GM:"オーキッド"との戦いは終わった。情報処理班や医療班などが到着し、君達は彼らが拠点にしていたビルの外で手当を受けていたり指揮を取っていたりするよ
GM:リーダーである”ザナドラッド”、及びジャーム化していた”オムニグラフト”は死亡。”ラヴァース”"アンガーアンカー""ギガントマキア2"の3名はUGNによって捕縛
GM:唯一”リヴトゥライズ”だけが逃走し行方知れずとなっているよ
士騎朝輝:「今回はさ、俺の昔の不始末に付き合わせて、悪かったな3人共。ありがとうな」
藤原奈央:「またそれ? いい加減しつこいんだけど」
藤原奈央:「FHが市民を巻き込む騒ぎを起こした以上、UGNは動くのは当然でしょ。いつまで自分ひとりの問題だと思ってんのよ」
雨堂聖理:「まあまあ。何度でも言っときたいってことで」
雨堂聖理:ボトル入りのミネラルウォーターを飲んでいる
士騎朝輝:「お前ね。ハイお疲れ。頑張った、解散!とか言う方が俺の人格に問題があるっての」
士騎朝輝:「事件は大体終わったんだし、礼は言っておくべきだろ?」
士騎朝輝:「殊勝であって卑屈になってるわけじゃないんだよなぁ」肩を竦めて皮肉気に言う。
九重遠:「どういたしまして、って言っておけば大丈夫かな?」
藤原奈央:「……リヴトゥライズだけは見当たらなかったらしいわ。別チームが周囲を捜索中だけど」
藤原奈央:「もうこのあたりにはいないと思う」
九重遠:「…朝輝さんなにか言ったりした?」
士騎朝輝:「色々と。よく考えたら、俺は命の恩人だよなぁ。とか」
士騎朝輝:「そんな事をな」
九重遠:「よく言えたね」
九重遠:「怒ったりしてなかった?それ」
藤原奈央:「怒らせるために言ったとしか思えないんだけど……」
藤原奈央:「もちろん戦闘時だから、手段を問わず相手のペースを乱すのは戦術としてはアリなんだけどさ」
士騎朝輝:「それがなぁ、怒らずに言葉に詰まってたな。……本当のとこは向こうも分かってたんだろ」
士騎朝輝:「後は……不自由に生きてるようだから、自由に生きられるような、おまじないを少々だよ」
士騎朝輝:手をひらひらと振る。
九重遠:「そっか……復讐あきらめてくれるといいね」
士騎朝輝:「どうだろうなぁ。あきらめても、あきらめてなくても、まずは生きてれば良いんじゃないか」
藤原奈央:「それは捕縛された三人にも言えるわね。ラヴァース、アンガーアンカー、それにギガントマキア2」
藤原奈央:>諦めてくれるといいね
藤原奈央:「アンガーアンカーはとりあえず大丈夫な気がするんだけど。ラヴァースとギガントマキア2はどう? 復讐は諦めそうだった?」
九重遠:「マキアくんは大丈夫だと思います……、あとでもう一度しっかり話してみるよ」
雨堂聖理:「ラヴァースはまあ、もともと脱走の手伝いがなかったら捕まったままだろうから、そもそも復讐って感じでも」
雨堂聖理:「敢えて言うなら、もう超厳重に捕まえとく、くらいかなあって感じ」
藤原奈央:「ああ。脱獄しそうだしね、あっさりと」
士騎朝輝:「ラヴァーズに関しては、面識の欠片も全くなかったからなぁ。そいつに関しては復讐とか言われても困る。なぁ村雨丸」
士騎朝輝:「あぁ、そうだ。いや、実際、特に雨堂なんかは死にかけだっただろ。ちゃんと検診受けておけよ。服の領収書も忘れずに」
雨堂聖理:「はーい。メッチャ高いの着てたことにしていい?」
士騎朝輝:「しろしろ。足が出たらさぁ、俺の御駄賃から差っ引いても良いと思うしなぁ」
九重遠:「あ、奈央ちゃんにお願いがあるんだけど……」
藤原奈央:「ん、なに? 九重もどっか服破れ……てるね」
九重遠:「マキアくんをUGNで引き受けることって出来るかな?」
藤原奈央:「経費申請したことなかったっけ? 教えようか?」
藤原奈央:「ってそっちか」
九重遠:「セルも潰れちゃってるし、オムニグラフトさんも死んじゃってるし」
九重遠:「一人きりなのはちょっとなって」
士騎朝輝:「絆を作ってやったのは良い事だよなぁ。うん、よくやったよ、九重は」
士騎朝輝:「同い年の俺はそう言うの怠って酷い目に合ったわけだからなぁ」
九重遠:「朝輝さんの弟子だからね」
九重遠:「オーヴァードは助け合い、なんでしょ?」
士騎朝輝:「元弟子モドキ。もう卒業、免許皆伝は与えたって」
士騎朝輝:一本取られたとばかりに肩を竦める。
九重遠:「一回師匠になったなら俺が死ぬまでずっと師匠だよ」
九重遠:「免許皆伝しててもね」
士騎朝輝:「雨堂。新しく弟子取る気ないか?割合に素直だけどガッツがある奴がいるんだが」
雨堂聖理:「え、いらないよそんな……九重くん真面目そうだし」
雨堂聖理:遵法意識が高そうという意味だ 「そういうのはあんまり。どうせ弟子にするなら可愛い子がいいなあ」
雨堂聖理:「奈央ちゃんなる? あたしの弟子」
藤原奈央:「なんであたしが……!」 といいかけて、直前の"可愛い子"に思い至る
藤原奈央:「ん、んん」
藤原奈央:「ま、まあ……同じ非力な女子として雨堂の戦闘は見習うところも多いし? たまになら?」
藤原奈央:「ふっ。ふへへ」
士騎朝輝:(可愛い子に反応したかなぁ)
九重遠:「奈央ちゃんが一番真面目だと思うんだけど……」かわいいは否定しない
雨堂聖理:「……確かにちょっと修行をつける必要はあるかもしれないな……」 気が緩むと存外弱いのかもな、と思っている
藤原奈央:「……ごほん。弟子にしちゃいたいくらいあたしが可愛いのはともかくとして、ギガントマキア2なんだけど」
九重遠:「はい」
藤原奈央:「UGNは別に慈善団体じゃないわ。これだけはちゃんと言っておく」
藤原奈央:「オーヴァードの事が公になったら混乱が起こるかもしれない。だからそれを防ぐし、正反対のスタンスのFHとも敵対してる……」
藤原奈央:「事件を起こした奴を、何のお咎めもなしにホイホイ迎え入れるわけにはいかないのよ。さすがに」
九重遠:「……うん、そこはそうじゃないとダメだと思う」
藤原奈央:「うん。わかっているようでよろしい」
藤原奈央:「捕まった三人はたぶん90日間の保護観察処分になって、その間の素行次第でどうなるか決まるだろうから」
藤原奈央:「もしギガントマキア2のことが気になるなら、こまめに会いにいって、UGNのこととか、やっていいこと・いけないことを教えてあげなさい」
藤原奈央:「あんたがあいつの師匠になって導くの。できる?」
九重遠:「……わかりました、やります」
藤原奈央:「よろしい! じゃ、あたしも責任もってバックアップしたげる!」
九重遠:「ありがとう…!」
士騎朝輝:「見事にW真面目だよな。……少しばかり眩しいよなぁ」
藤原奈央:「ふっ……ふふ……そう。同年代女子が弟子にしちゃいたいくらい美少女な、女子高生支部長のあたしがね」
藤原奈央:「ふふふ……んっふっふ」 緩むほっぺたをムニムニしている。
士騎朝輝:「普段から、美少女とか天才とか言ってる俺には塩いのに、同じような台詞も言う人間で価値が違うのは……まったく嫌になる」
士騎朝輝:「おーい。可愛い天才美少女。他にやる事あるか?」
藤原奈央:「これ以上はなし。正確にはリヴトゥライズが発見された時と、戦闘後のレネゲイド安静も含めてあと40分くらい待機になるけど」
藤原奈央:「……まあ見つからないでしょうね。待機時間が終わったら撤収になると思う」
藤原奈央:「だからなにか質問があったら今のうちね。経費のこととか。ギガントマキア2みたく今後の処遇に関する意見とか」
九重遠:「俺はもう特にないかなあ」一番の懸念事項は聞けたし
雨堂聖理:(今後の処遇……は気になるけど) 誰かではなく自分のだ
雨堂聖理:(まーいっか。キリタニさんに直接話そ)
藤原奈央:「とくになさそうかな。はー」 天を仰ぐ。
士騎朝輝:「そうだな。ザナドラッドとオムニグラフトの墓って経費で落ちるかな?」
藤原奈央:「やっぱ復讐案件は疲れるわね。もー二度と起きないでくれることを祈るわ……」
藤原奈央:「それは大丈夫。さすがに集合墓になるけどね」
九重遠:「お墓があったらお参りできるし助かるね」
藤原奈央:「ザナドラッド、満足して死ねたかなあ」
士騎朝輝:「満足しただろうなぁ」
士騎朝輝:「俺が満足に足る相手だったんだ。過去3番目の強敵だったよ。本気で打ち合って本気で氷葬った」
士騎朝輝:「これで満足しないんだったら、もう、それは、向こうに問題ありさ。俺が10秒も人生捧げてやったんだぜ」
藤原奈央:「兄弟が言うなら、それを信じるとするかな。……死人は喋れないしね」

■ED02 : 雨堂聖理

GM:ではエンディングを始めていきましょう。今日は雨堂さんのEDから
GM:描写を始めていきましょう。ラヴァースを積んだ護送車が出発準備をしている間、君は特別に彼とお話することができるよ。
GM:中は通常の護送車よりかなり広めに作られている。能力対策なのか、ラヴァースさんは半透明の液体が詰まった水槽の中に首だけ出されて浸かってます
雨堂聖理:"ラヴァース"に顔を合わせる前に、持っていた銃器やナイフをぽいぽいと身から離す。万一にも利用されないためだ。
雨堂聖理:そしてひょいと顔を出す 「おっ」
雨堂聖理:「冷たくて気持ちよさそうじゃん」
ラヴァース:「全然気持ちよくないよ~!すっごいドロドロしてるし全然動けないし苦しいし……乙女にこんなことするなんて信じられないー!」
ラヴァース:「っていうか何しに来たわけ?惨めな姿の私を笑いに来たの?あ、それとも撮影とか……?」
雨堂聖理:「あたしの目にはそんなことされてる乙女は存在しないけどなあ」
ラヴァース:「たしかにそういうマニアには売れそうな絵面な気はするけど……あ~んダメダメ!そんなことされたらお嫁にいけなくなっちゃう~!」
雨堂聖理:「そうだね。まずは笑いに来ました。わははー」
ラヴァース:顔だけぶんぶん横に振って嫌がるよ
ラヴァース:「あっ本当に笑いに来たんだ……。性格わる……」
雨堂聖理:「ふふん」 得意げ 「因果応報です。あたしがムチャした分無駄になったらたまんないし」
ラヴァース:ジトッとした目で雨堂さんを見るよ。若干引き気味
雨堂聖理:「そういうことはなさそうなので安心しました。安心の笑いってわけ」
雨堂聖理:「あとは実際あなたみたいなのをどういう風に捕まえとくのかっていう社会科見学! あ、撮影はしないから安心していいよ」
雨堂聖理:「汚いものストレージに残しときたくないみたいなことあるじゃん。だから大丈夫」
ラヴァース:「見世物にしに来たのは変わりないじゃん!」
雨堂聖理:「あとはまあ、うーん……アンケート……?」
ラヴァース:「きーたーなーくーなーいーっ!絶対貴女の写真より高く売れるもーん!もんもーん!」
ラヴァース:「私手動かせないけど?」
雨堂聖理:「口でいいよ口で」 壁によっかかる 「実際なんであんな遺産集めとかするわけ? 使えもしないし、売ったりする訳でもないんでしょ」
雨堂聖理:「そういうの、あたしないからさ。何か気になって。イヤガラセして満足って感じ?」
ラヴァース:「え~。う~ん……気にしてもらえるのは嬉しいけど素直に話すのも負けた気がして嫌だな……」
雨堂聖理:「じゃあいいよ。その液に唐辛子入れて帰るから」 本当に手に持ってる
ラヴァース:「嫌がらせして満足するタイプじゃん!職員の人!いいのこれ?人権侵害よー!」
ラヴァース:「はあ……まあ別に隠してるわけでもないからいいけど」
雨堂聖理:「あはは、人権なんてあるわけないじゃんあたしたちに。それ決めたのオーヴァードじゃない人らだよ?」
ラヴァース:「単に集めたいからよ。貴金属、宝石、骨董品。そういうのを集める人たちだっているでしょ?」
ラヴァース:「私にとって価値のあるものが偶々遺産だったってだけ。それこそ、オーヴァードが集めるにはうってつけじゃない?」
雨堂聖理:「それってそのために今回の計画に加担するほど?」
ラヴァース:「世界中のすごいオーヴァードがこぞって研究しても、同じようなものは生み出せないんだから」
ラヴァース:「はー、わかってないわね~」
雨堂聖理:「知らない、ってことはなかったでしょ、αトランスを散布しようとしてたのは」
ラヴァース:「世の中にはね、国を滅ぼしてでも欲しい!って思って実行しちゃう人もいるわけ」
ラヴァース:「それに比べたらαトランスくらい可愛いもんじゃない」
ラヴァース:「それに、オーヴァードになったらなったで力に目覚められてハッピーなんだし」
ラヴァース:「気にするほどのことじゃないの、私にとってはね」
雨堂聖理:「なるほど、なるほど……」 うんうん頷き
雨堂聖理:「……やっぱ捕まえて正解だったなあ」
ラヴァース:「まあ貴女にはわからないわよね~。自分で言ってる通り趣味とかも全然なさそうだし」
ラヴァース:「貴女みたいな人ってなんにも好きになれず時間を持て余して一生ダラダラ過ごすんだろうな~。カワイソ~」
雨堂聖理:「言うじゃんか。それで国とか人とかめちゃくちゃにしても平気になるんなら、別にあたし分かんなくて良いよ」
雨堂聖理:「一生ダラダラ過ごすつもりもなし! 事実これからあんたを捕まえてそうやってビン漬けにした功績で偉い人に取り入ってやるんだから」
雨堂聖理:「あたしはあなたを踏み台に、あなたみてーなのをこれからどんどんビン漬けにしてやるのさ」
雨堂聖理:話しながら、得心したように笑う 「……うん、そう。遺産じゃなくて悪人を捕まえて並べる! あたしはそれでやらせてもらうぜ」
ラヴァース:「長生きできなそ。私を捕まえる時もギリギリだったし」
雨堂聖理:「そうだねえ。そこはもうちょっと考えよう。死んだら何もできなくなっちゃうからな……」
雨堂聖理:「……うんうん。良いアンケートだった。ご協力ありがとうございました」
ラヴァース:「それか変態に捕まってビン漬けにされちゃえばいいんだわ」
雨堂聖理:「あはは、それはもう回避済み!」 笑って踵を返し
ラヴァース:「ちぇーっ。笑顔が可愛いのもムカつく~」
雨堂聖理:「それじゃせいぜい元気でね! 改心したらあたしが使えそうな遺産を渡しに来なよ!」
雨堂聖理:「その頃にはあたしも偉くなってて、お互いメリットあるだろうからさ!」
ラヴァース:「その時土下座して来たら考えとくわ。ほら職員さん!さっさと出発してよ!準備まだなのー!」
雨堂聖理:「あっ職員さん! これお土産! あいつの水槽に入れて楽しんでね!」 袋にどっさり詰まったトウガラシを手渡して、足取り軽く護送車を降りる
雨堂聖理:ナイフや銃器を元通り身体に装備するその横顔は上機嫌だ。
雨堂聖理:(誰かを助ける……のもそうだけど)
雨堂聖理:(やっぱりトロフィーみたいなのがあるとモチベ上がる感じはあるのかもしれないし)
雨堂聖理:(そういうの、ちゃんと記録とかしてみようかな。それこそ……)
雨堂聖理:不意に、歳の近い少年の悪癖を思い出す。
雨堂聖理:「……あー」
雨堂聖理:「やっぱ撮影しとくべきだったかぁ」
雨堂聖理:振り返った視線の先、護送車は立ち上る積乱雲に向けて既に走り出してしまっていた。

雨堂聖理:「仕方ない。とりあえず今回は……」
雨堂聖理:ゲートを開き、自転車を空中から傍らに落とす。よいしょとそれに跨って
雨堂聖理:「助けた奴の顔を代わりに撮りにいきますか……」

GM:では雨堂さんのエンディングはこれにて終了!
GM:お疲れさまでした!

■ED03 : 九重遠

GM:次はED3、九重くんのEDに移りましょう
GM:ギガントマキア2くんとお話する感じでいいかな
九重遠:はい、お願いします!
GM:では描写を始めていきましょう。

GM:”オーキッド”事件から数日後。君はUGNに保護された”ギガントマキア2”を訪ねて、UGNの教育施設を訪れています
GM:キュマイラシンドロームが集められている場所のようで、でっかいマキアくんの他に半分獣化していたり一部が変化してたりするような子も周りにいるよ
九重遠:「マキアくん、元気だった?」
ギガントマキア2:「おお!ここのえ!お前も教育うけにきたのか?」
ギガントマキア2:君を見つけて、片手におもちゃを持ったまま駆け寄ってくるよ
九重遠:「俺はマキアくんに会いに来たんだよ、学校はもう行ってるから」
ギガントマキア2:形のあった積み木を穴の中に入れる玩具だよ
九重遠:「元気そうで良かった」
ギガントマキア2:「ここのえもげんきそうだ。それよりみろ!」
九重遠:「どうしたの?」
ギガントマキア2:「これ、ちゃんとぜんぶいれられるようになったぜ!」玩具をかざして
九重遠:「やったね…!すごいやマキアくん」
ギガントマキア2:「ちからだけじゃなくて、どんどん頭もつよくなってきた。ここのえはできるか?これ」
九重遠:「うん、俺にもできるよ」
九重遠:「おそろいだね」
ギガントマキア2:「ここのえもできるのかあ。かつのはたいへんだなあ」
しっぽの生えた少年
しっぽの生えた少年:そんな話をしてると、施設のこの内の一人がマキアくんに近寄ってくるよ
しっぽの生えた少年:「ねえマキアくん、おもちゃそろそろかしてよお。ずっとあそんでるじゃんかあ」
九重遠:「あ、そうなの?マキアくん」
ギガントマキア2:「いまここのえとあそんでるからまってろ!ここのえ、おれがちゃんとできるところみせてやる」
九重遠:「ちょっと待ってマキアくん」
ギガントマキア2:「そんなながくない。きょうのあさからつかってるだけだ」
ギガントマキア2:「なんだ?」まつ
九重遠:「ずっとひとりじめするのはダメだよ」
しっぽの生えた少年:「あさからはながいよお」
九重遠:「マキアくんだけのオモチャじゃないからね」
九重遠:「みんなだって遊びたいんだよ?」
ギガントマキア2:「むむ……そうか。こういうのはひとりじめっていうのか」
九重遠:「うん、遊びたいのはみんな一緒だからね」
ギガントマキア2:「おれもあそびたいけど……ここのえがいうならしょうがないな」
九重遠:「どうしても遊びたいときは一緒に遊ぼうっていうのもいいんだよ」
ギガントマキア2:「ひとりじめはやめる!わるかったなちっちゃいの!すきなだけあそべ!」少年におもちゃを手渡す
ギガントマキア2:「いっしょにあそぶ……そういうのもあるのか!」
九重遠:「うん、一人じゃなくてみんなで一緒に遊ぶんだ」
しっぽの生えた少年:「マキアくんが大きすぎるんだよお。マキアくん、おにいちゃんありがとー」ここのえくんに
しっぽの生えた少年:「ぼくはいっしょにあそぶのもすきだよ~」
九重遠:「どういたしまして、俺もまた遊びに来るからどこかで一緒に遊ぼうね」
九重遠:しっぽの生えた子に笑いかける
ギガントマキア2:「ここのえはものしりだなあ。さすがおれをたおした男だぜ!」
九重遠:「俺もまだまだ知らないことがたくさんあるけどね」
九重遠:「マキアくんは今楽しい…?」
ギガントマキア2:「ほう!じゃあそれを知ったらおれのほうがつよいな!たくさん知るぜ!」
ギガントマキア2:「おう!戦えないのはつまんないけどな」
ギガントマキア2:「それいがいはたのしいぜ!もっとつよくなれるきがする!」
九重遠:「……マキアくんはやっぱり戦いたい?」
ギガントマキア2:「ここのえはたたかいたくないか?」
九重遠:「俺は、できる限り戦いたくはないかなあ」
ギガントマキア2:「おれはやっぱりたたかいたいぜ!おれがつよいのがわかるしな」
九重遠:「痛いし、怖いし、好きにはなれない」
ギガントマキア2:「そうかあ。ここのえはつよいのになあ」
ギガントマキア2:「たまにでもだめか?」
九重遠:「…誰かを守る時なら、戦えるんだ」
ギガントマキア2:「じゃあここのえとたたかうときは守るのをよういすればいいんだな!」
九重遠:「それは困るなあ」
ギガントマキア2:「これとかどうだ?きのうひろったきれいな石」
九重遠:「これが壊れないように戦うの、難しいね」
ギガントマキア2:「ここのえがまもって、おれがうばって、たたかう!かんぺきだ」
九重遠:「俺たちは力が強いから」
九重遠:「傷をつけたり壊したりするのは簡単にできるけど」
九重遠:「何かを守るのってすごく大変なんだ」
九重遠:「俺は、なにかを守れる人の方が強くてかっこいいと思うよ」
ギガントマキア2:「ここのえのういうことはむずかしいなあ」
ギガントマキア2:「でもちょっとわかったぜ!まもれるやつのほうがつよい!」
九重遠:「うん、マキアくんは大きいから」
九重遠:「たくさんのものを守れると思う」
ギガントマキア2:「れんしゅうしてみるか~」
九重遠:「練習だったら俺も一緒にやるよ」
ギガントマキア2:「どっちがさきにできるようになるか競争だな!」
ギガントマキア2:「こういうたたかいもわるくねえぜ」
九重遠:「そうだね、一緒に守れるようになるといいよね」
GM:君達ならきっとなれるぜ!と、いう感じで
GM:九重くんのEDを終わりましょう!ありがとうございました!
九重遠:ありがとうございました!

■ED04 : 藤原奈央

GM:ではED4。奈央ちゃんのEDを始めていくよ。見学で相談した通り空港でのシーンになります。
GM:シーンの描写をしていくぜ。

GM:N市国際空港。まだ薄っすらと靄のかかる朝。ロビーの中に、搭乗受付時間ギリギリで、一人の少女が現れる。
GM:体のあちこちに傷跡の残る小さな少女だ。手に持っているのは国外行きの飛行機のチケット。
???:じゃあ、そこに声をかけます。
???:「お客様。ANA5113便は10分ほど出発が遅れておりまして」
???:「少しこちらのベンチでお待ち頂いてもよろしいですか?」
藤原奈央:と声をかけながら、空港添乗員の格好をして現れます。
“リヴトゥライズ”:「……どうしてここが?」ベンチには座らずその場で君に尋ねるよ
藤原奈央:「ふふん、UGNの監視網をナメてもらっちゃ困るわ! 事件を起こしたオーヴァードはしばらくマークされるのよ」
藤原奈央:「執行猶予みたいな感じで……あっ、あなたはあくまで要監視対象ね。捕まえる気はないから」
藤原奈央:「少し話したかっただけ」 手をひらひらと振る。
“リヴトゥライズ”:「……?話がしたかっただけ?」
“リヴトゥライズ”:「態々追ってきたのに捕まえないの?」
藤原奈央:「あなた一人ならね。捕まえたら逆効果かもしれないし」
藤原奈央:「……」
藤原奈央:「復讐、もういいの?」
“リヴトゥライズ”:俯いて「……わからない」
“リヴトゥライズ”:「皆のことを考えると、許しちゃいけない気がする」
“リヴトゥライズ”:「でも、”クラックアイス”に負けた時」
“リヴトゥライズ”:「安心してしまった。もう戦わなくていいんだと」
“リヴトゥライズ”:「死ぬんだと思ったけど、生きてた」
藤原奈央:「そ。それは……復讐にあんまり向いてないわね」
“リヴトゥライズ”:「許したいとは思わない。でも、戦いたいとも思えない」
“リヴトゥライズ”:「……貴女ならどうする?」
藤原奈央:「んん。あたしにも居るからなあ、そういう奴ら」
藤原奈央:「あたしをUGN幹部の娘としか見ない連中……役職だけ見てあたしを見ない連中。それだけならまだいいけど」
藤原奈央:「現場の苦労を知らないやつ。絆や感情を無視して、利害だけで命令を下して、そのくせ自分は何の手も汚さないやつ。そういう奴らは許せない」
藤原奈央:「戦うわけにもいかないから、あたしは別の方向で見返す事にしてるわ」
“リヴトゥライズ”:「戦わずに、どうやって見返すの?」
藤原奈央:「上り詰めるのよ! 現場叩き上げの支部長として、自分の手と足で、UGNのトップまでね!」
藤原奈央:「側近にも妥協しないわ。士騎は正式なUGNじゃないし、雨堂も九重もそうだけど」
藤原奈央:「あいつらは本物の戦いを知ってる。絆と感情が、オーヴァードにとってどれだけ大切か知っている」
藤原奈央:「絆を軽視するやつらなんかに買収なんかされない。絶対にね」
藤原奈央:「……これがあたしの見返し方。現場も、絆や感情の大切さも知らない奴らに、"そうじゃない。お前らの考えは間違ってやる"って教えてやんのよ」
藤原奈央:「あんたも、復讐っていう形にとらわれる必要はないんじゃない?」
“リヴトゥライズ”:「復讐じゃない形……」
藤原奈央:「うん。いい男を見つけてくるとか、こっそりUGNに入ってあたしや士騎より偉くなって、士騎を顎で使うとか」
藤原奈央:支部長になった時、レネゲイドの師が――霧谷が言っていた。
藤原奈央:『事件が終わった時、生き残った犯人がいたら被害者と同じくらいケアしろ』と。それが事件再発を防ぐ一番の方法なのだと。
藤原奈央:今やっているのはカウンセリングだ。リヴトゥライズが復讐以外の新しい道を見つけて、健全に生きていけるようにするための。
藤原奈央:「なにかないの? 復習が終わったらやろうと思っていた事」
“リヴトゥライズ”:「”クラックアイス”は男だから、男を見つけても見返すことにならない気がする」
“リヴトゥライズ”:「……」手に持ったパスポートに視線を落として
“リヴトゥライズ”:「師匠は最後になにか言ってた?」
藤原奈央:「ザナドラッド? ……んん」
“リヴトゥライズ”:「これは私が用意した物じゃない。師匠が残したの」
“リヴトゥライズ”:「私のことは、何も言ってなかった?」
藤原奈央:「……そうなの? 最初からあんたが生き残ることを想定してたってこと?」
藤原奈央:「……」 ザナドラッドの、"あいつは最後まで信じてただろ。くだらん夢を"という言葉が脳裏をよぎる。
藤原奈央:「残念だけど、あんたの事は何も言ってなかった。殺さなかったのを聞いて少し驚いていたけど」
藤原奈央:「あとは……楽しそうに戦って、満足そうに負けて死んでいったわ」
“リヴトゥライズ”:「……そっか。ジャームに、絆は残ってないんだもんね」
“リヴトゥライズ”:「復讐が終わったあとのことは考えてなかった」
“リヴトゥライズ”:「多分、皆のところに行くつもりだったんだと思う」
藤原奈央:「家族のところに、か」
“リヴトゥライズ”:「でも、ずっと前に、やりたいと思ってたことならある」
“リヴトゥライズ”:空港の外を見て「空を見たいと思ってた」
藤原奈央:「ここから見るだけじゃ足りない?」
“リヴトゥライズ”:「どこまで続いていくのか見てみたいの」
“リヴトゥライズ”:「それを確かめたら、皆に、本当の名前で呼んでほしかった」
藤原奈央:「そう。……そっか。それはいいね」「正直な話、また復讐するか死ぬかのどっちかだと思ってた」
藤原奈央:「もし空を好きなだけ眺めて、家族が殺された事がやっぱり許せないなら」
藤原奈央:「その時はあたしに連絡を取るといいわ。邪魔が入らず、士騎と一対一で殺し合う場所と時間くらいは作ってあげる」
“リヴトゥライズ”:「貴女は変だね」
藤原奈央:「じゃないと支部長なんてのは務まらないのよ」
“リヴトゥライズ”:「私は貴女の大切な人を殺そうとしたのに。全然怒ってないし」
“リヴトゥライズ”:「殺し合いまでさせてくれるって。彼が死んでもいいの?」
藤原奈央:「たっいせつ!? たっ、そういう関係ではないし!」
藤原奈央:「あと、アイツはそう簡単に死なないからね」
藤原奈央:「あいつがちょっとケガをして、それであんたが納得して前を向けるなら安いものだわ」
藤原奈央:「だからリヴトゥライズ。復讐したくなったら、遠慮せずいつでもいらっしゃい」
藤原奈央:「うちのホワイトミュートが相手になったげるわ」
“リヴトゥライズ”:「……私はリヴトゥライズじゃない。それは偽物の名前」
藤原奈央:「む」
藤原奈央:「じゃあ、ほんとの名前は?」
“リヴトゥライズ”:「空を見続けて、もしもどこかで出会ったら」
“リヴトゥライズ”:「その時に教える」
藤原奈央:「そう。じゃ、また会えることを祈ってるわ。……できれば」
藤原奈央:「次に会う時は、平和な出会いでありますように」
藤原奈央:「それまで元気でね。リヴトゥライズだった誰かさん」
“リヴトゥライズ”:「……うん。それじゃあ」踵を返し、搭乗口へ向かっていく。
“リヴトゥライズ”:「……」飛行機に乗る前に、立ち止まって振り向いて
藤原奈央:「?」
“リヴトゥライズ”:「……ありがとう」
“リヴトゥライズ”:「”ホワイトミュート”にも伝えておいて」
“リヴトゥライズ”:「殺さないでいてくれて、ありがとうって」
藤原奈央:「ん」
藤原奈央:「わかった。ちゃんと伝えるよ」
“リヴトゥライズ”:「ん」泣きそうな、真っ赤な顔を一瞬見せて、駆け足で飛行機の中に去っていきます
藤原奈央:「いい旅を」
藤原奈央:その背中が消えるまで見届けてから、こちらも背を向けます。
藤原奈央:「人は変われる。どんな過去があっても……心と絆が残っていれば」
藤原奈央:「だからあたしはUGNやってるんだ。うん」

GM:その日、ANA5113便は予定よりおよそ10分遅れて離陸した。
GM:離陸が遅れた理由を知っているのは、乗客の内一人だけだった。
GM:EDを終了します

■ED05 : 士騎朝輝

GM:では最後のED、士騎朝輝くんのEDを始めていきましょう
GM:描写を始めていくね。”オーキッド”事件から数日後。
GM:事件の事後処理も概ね終わり、君達にようやく日常が戻ってきた。
GM:君、士騎朝輝とその上司、藤原奈央は休暇を取り、近所の夏祭りに顔を出している。
藤原奈央:「おぉーやってるやってる」
藤原奈央:浴衣姿です。駅前にちょっとした出店が出てるくらいの雑多なお祭りだが、それでも浴衣だ。
GM:最寄りの駅で開かれる小さなお祭りだ。盆踊りや花火大会を始めとする行事はなく、それらしい飾り付けをし、近隣の商店が出店を出すだけのささやかなもの。
士騎朝輝:「結構、出店も出てるよなぁ。今日くらいは……平和で」と、浴衣姿の隣の女性をちらと見て。
士騎朝輝:「うん。似合ってるじゃないか。可憐で可愛い」
藤原奈央:「ちっと規模が小さいけど、まあ駅前ならこんなもんか。花火大会も最近は縮小気味だし」
GM:夕暮れ時、暗くなり始めた通りは、子供連れの家族や小学生の一団、初々しい中高生らしきカップルなどで賑わっているよ。
藤原奈央:「あんたこそなんで普段着なのよ。これがなんだかわかってんの? お祭りよお祭り」
藤原奈央:「小さいお祭りだろうが参加時間30分だろうが、遊べる時は全力で挑みなさいっての!」
士騎朝輝:「仰る通り俺も用意して来れば良かったよなぁ。そっちの方が絵になった。」言って、写真を一枚。
士騎朝輝:「でもさ、明日休みだから。と言われてすぐ用意できるかよ」
藤原奈央:「あとで買ってこっか。甚平なら……甚平わかる? あれならそのへんのイオンでも売ってるし」
藤原奈央:「あ、でも浴衣も売ってたかなあ。この時期になると浴衣売り場ができてたりすんのよね」
藤原奈央:「買うなら、村雨丸にもおそろいの柄の刀袋作ってあげたいわね」
士騎朝輝:「浴衣買うなら、選んでくれよ。俺は実をいうとなぁ、そういう物の何が似合うのかの見識ないんだよなぁ」
藤原奈央:さっそく綿あめを買ってます。あとピカチュウの
藤原奈央:ピカチュウのおめんも買っている。
藤原奈央:「誰でも最初は見識ないわ。経験よ経験。ファッションセンスなんて特にそう」
藤原奈央:「あたしだって高校あがった頃は給料全部服に使って自爆しながらお勉強したんだから」
藤原奈央:「よかったわね~。あたしというファッションアドバイザーがいて」
士騎朝輝:「経験豊富な藤原奈央が言うと含蓄があるよな。で、自爆した服ってどんなのなんだ?」
士騎朝輝:「そうだな。こう、無駄にセクシーなのだったら、そっちの意見に異論があるかもしれないからなぁ、判別したいもんだぜ」
士騎朝輝:ピカチュウのおめんを指で軽く突き。
藤原奈央:「そういうのじゃないし! 単に他の服と合わなかったり生地がすぐヘタっちゃったりするだけ!」
士騎朝輝:「それは残念。はは、オムニグラフトがさ。お前に色気がないとか言ってただろ。反証を思い切りしたかったんだけどな」
士騎朝輝:かき氷を二つ買って、一つを相手に持たせる。
藤原奈央:「ああ、オムニグラフト……うん……」
藤原奈央:「あっさり死んだのはちょっと気の毒だったな……まあ自分から息子を見限ったわけだし、自業自得な側面はあるけどさ」
士騎朝輝:「高校に入るまで、安い服買った事なかったってだけか、お嬢様め。…………そうだな。仇の俺とほとんど絡まなかった」
士騎朝輝:「縁がなかったって言ってしまえば、それまでなんだけどな。いや、実はさ」
藤原奈央:「もし戦ったらなんか話したかった? 色気問題以外で」
藤原奈央:「んむ」 かき氷を頬張る。
士騎朝輝:「多分あいつが一番キツい相手だったんだよな。昔の俺だったら何も思わず切って捨てただけだと思うけど」
士騎朝輝:「大切なモノを手に入れた今なら、そう言う風には闘えなくなるもんだ。俺は、弱くなったのかもなぁ」
藤原奈央:「何も考えず切って捨てるのが強さなら、そんな強さ捨てた方がいいわよ。絶対にどこかでしっぺ返しが来るんだから」
藤原奈央:「実際来たでしょしっぺ返し。戦うってのは誰かを傷つけるのとイコールなんだから、悩みながら戦うくらいが丁度いいのよ」
士騎朝輝:「数日前に見事にな」肩を竦めてかき氷を一口。
士騎朝輝:「マジで今回キツかった。あー、えーと、お礼言っても?」
藤原奈央:「またあ? まーいいわ」
藤原奈央:「それだけ今回の件は堪えたってことでしょ。言いなさい言いなさい。この奈央ちゃんがお礼を受け止めてやりましょう」
士騎朝輝:「改めて俺を放っておかなくて有難うな。それと奈央は凄いよ。いなかったら、多分、何らかの被害は出てた」
士騎朝輝:「後、ついでに聞きたいことが二つかな?」
藤原奈央:「なに? リヴトゥライズのこととか?」
士騎朝輝:「いや、そういえば会いに行ったんだって?先にそっちから聞いた方が良いか?」
士騎朝輝:人を避けるついでに横に数歩ずれて歩道側を歩く。
藤原奈央:「いや、大した会話はしてないわよ。あとで浴衣買いに行くときにでも教えてあげる」
藤原奈央:「で、そっちの二つってのは何よ」
士騎朝輝:「OK。まず一つ 奈央はさ。こういう仕事やってるってことは、やっぱ誰かに恨まれたりも多いんじゃないかと思ってさ」
士騎朝輝:「そう言うのを踏まえて、俺にあんな事言ったなら、そこに辿り着くまで苦労したのかな?ってさぁ」
藤原奈央:「まあ多いわね。あたし自身、前線で指揮を執ることも多いし」
藤原奈央:「逆恨みだろうがなんだろうが、あたしの身柄を狙ってる奴はいると思うわよ」 しかもUGN幹部のお嬢様だしね、と自嘲気味に付け加える。
藤原奈央:「だから、復讐された時にどうするかってのはあたしがいつも考えてるテーマなわけ」
士騎朝輝:「だよなぁ。指揮官やって誰かの盾になってだぜ。っそれだけで過労死の上にだ」相手の軽く頭を撫でる。「まったく、嫌なテーマだ」
藤原奈央:「女子の! 頭を! 着やすくなでんな!」
士騎朝輝:「撫でる相手を選んでるから、問題はないんだよなぁ」
士騎朝輝:「奈央以外にやるかよ。って話でな。ほら、こうやってすぐ反撃も返ってくるし」
藤原奈央:「撫でていいとは言ってないんだけど!?」 蹴りを叩き込んでます。 「で? もう一個は?」
士騎朝輝:「撫でさせてくれ。って言ったら頷くなら、今度から聞くぜ……っいったぁー」
士騎朝輝:「あ。あぁ、で、もう一つな……俺って確か、お前の右腕だよなぁ」
藤原奈央:「ん? そうだけど?」
士騎朝輝:「ほら、完璧な理想的支部長って言うのは大変だろ。藤原は何時も良くやってるけどなぁ」
士騎朝輝:「俺が藤原の右腕ならさ。少なくとも、その分は完璧な支部長を気取らなくて良い訳だろ?片腕分は力を抜いても良い訳だ」
藤原奈央:「そーね。……なに? それが今だってこと?」
士騎朝輝:「その通り。今、その位は甘えてみないか?と」
藤原奈央:「信頼関係っていうのはね。ただ単にベタベタ甘いところを見せりゃいいってもんじゃないのよ」
藤原奈央:「あたしの考える最高の信頼関係は、一緒にお祭りにいってかき氷を食べつつ仕事の話もできるようなそんな関係」
藤原奈央:「もしあたしの事を考えてくれてるなら、このお祭りを全力で楽しむとこからはじめなさい。いい?」
藤原奈央:「それがあたしにとっても一番うれしいから」
士騎朝輝:「ふぅん。……つまり今かよ」
士騎朝輝:相手の物言いに苦笑する。
士騎朝輝:「俺も一つ言葉を返すけどな」
士騎朝輝:「俺は誰かが隣にいて、一緒にお祭りにいってかき氷を食べつつ仕事の話をしてるのを、最高に楽しんでる」
士騎朝輝:「OK。何か食べたい物や、やりたいことはあるか?ブレーキなしに突っ走ろうか」
藤原奈央:「んー……あっ、じゃああれ! あれ取って!」
藤原奈央:射的の特賞のでかいポケモンぬいぐるみを指差す。
藤原奈央:「ああいうの取るまで粘るの、なかなかできないのよね。買えば済む話しだけどそれは無粋だし」
藤原奈央:「よし決まり! 今日はあれ取るまでひたすら射的してご飯食べて射的よ!」
藤原奈央:「行くわよ! 他のやつに取られる前に全力でチャレンジすんだから!」
士騎朝輝:「よしよし。あさきくん。って名前つけて、夜な夜な抱く事を許すぜ」
士騎朝輝:任せておけよ。と言って射的銃を手に取る。取るまでに、幾らかかったか今はまだ知る由もない。
士騎朝輝:ただ、絶対に取るまで諦めないという意思がそこにはあった。
士騎朝輝:「考えてみれば。まともなプレゼントってこれが初めてか?」
藤原奈央:「取れたらそうなるわね。あんたがまともなプレゼントを贈れるかどうかの瀬戸際よ」
藤原奈央:「あたしの覚えをめでたくしたかったら頑張ることね!」
士騎朝輝:「死ぬ気でやるよ。後でこれが元で復讐されたら、たまらないしなぁ」
士騎朝輝:そんな復讐で始まった話の終わりを軽口で返した。

GM:夏祭りから一夜明けて、翌朝
士騎朝輝:自宅マンションの屋上。照りつける日の下で柵に寄りかかって空を眺めていた。
士騎朝輝:「今日も暑くなりそうだ。いや、昨日は久しぶりに楽しかったよなぁ」
士騎朝輝:《快適室温》長居するのに、流石にこの暑さは堪えるのか極小範囲でエフェクトをこっそり使う。
士騎朝輝:「ん?結局、輝く朝の騎士様は、あの娘の傍にいたいだけじゃないのか。だって?」
士騎朝輝:肩に寝かせた 生まれついてより共に在る、姉であり母であり唯一の家族である愛刀の問いに苦笑する。
士騎朝輝:「それは今まで歩み続けてきた眩い景色よりも大事か?か……あぁ、そうだな、それは……」
士騎朝輝:珍しく慎重に、冗談や皮肉や軽口を挟まないように言葉を選ぶ。
士騎朝輝:「……人間さ、誰だって綺麗な所ばかりじゃないなんてのは子供でも知ってるだろ」
士騎朝輝:「藤原だって例外じゃないと思うぜ。秘めたる欲望だって、人に言えないような黒い感情だって、そりゃあるだろうなぁ」
士騎朝輝:本当は怖いのに強がって、叫び出したいのを我慢して、攻勢能力がない無力感を恥じて憤って、それでも頼られるから泣き言の一つも言えないのを知っている。
士騎朝輝:そもそもまだ18歳の、本来なら青春を謳歌して色々やりたい盛りの女の娘だ。
士騎朝輝:「でも、藤原は少なくとも、俺や皆の前では常に正しく清く優しくあろうとしてるし、実際に正しく清く優しい」
士騎朝輝:「俺は……そんな気高さがたまらなく愛おしく綺麗で、何が相手でも守りたいと思うのさ」
士騎朝輝:偽りのない本音を言って、真面目な時間は終わりだとばかりに肩を竦める。
士騎朝輝:「ま……俺には厳しいけどなぁ。そこは俺の言動にも問題があるんだろう。と殊勝なことを言っておくか」
士騎朝輝:溜息をついて夏の空を仰ぐ。山脈のように連なる白い入道雲と、それを見下ろす何処までも高く青い空。
士騎朝輝:今日もどこかで、誰かと誰かが争っているのだろうが、それでも 皆が守った世界は何処までも美しい。
士騎朝輝:何時もの様に、輝きに満ちた光景を写真に写す。
士騎朝輝:「……はぁ。まったく」
士騎朝輝:なりたかったモノも大切なモノも、何時の間にかとっくに手に入れていて。
士騎朝輝:振り返りたくない過去があって、旅をする生活が好きだったから、みっともなくそれに気づかないフリをしていた。
士騎朝輝:そんな不自由さはそろそろ年貢の納め時。自由を愛していると口走るなら気付きを潔く受け入れるべきだろう。
士騎朝輝:「そうだよなぁ。俺にとっては今が、何時か誰にでも来る……」
士騎朝輝:観念したように、皮肉気に口の端を上げる。
士騎朝輝:「目覚めの季節だったのさ」



ダブルクロス The 3rd Edition
『目覚めの季節』

        ――The end