『ドラゴンズ・ドリーム』(GM:ぺんさん)

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キャラシート

PC1 《Mk-IX》マークナイン 赤城夏海あかぎなつみキャラシート(PL:クオンタム)
PC2 《Lethe》レーテー 漸馬翔ざんばしょうキャラシート(PL:白金)
PC3 《アラケストラ》 羽瀬ゆかりはせゆかりキャラシート(PL:いちま)

セッション開催場所

https://tekey.jp/game/
ID : MitGMdbtlRtke8XxnP0A
PASS : dora

次回……2021/11/04(木) 21:00 完結!

目次

プリプレイ

GM:そいじゃあそろそろ始めていきましょう!
登竜門へようこそ!
登竜門は現実とリンクした依頼達成型ゲームアプリです。
アプリに表示される「クエスト」を達成して、経験値やゴールド、現実のお金としても使えるDPを獲得しましょう!
ランクを上げていくことでより難しいクエストに挑戦することが可能になります。
高難易度クエストでは貰えるDPが増えるだけでなく、掘り出し物やここでしか手に入らない限定グッズが報酬としてもらえることも。
最高ランク、“グランドマスター”へとたどり着くころには、貴方の願いは必ずや叶っていることでしょう。
さあ、あなたも登竜門で秘められた力を開放しよう!

さもなければ……いざという時、貴方の大切な物を守れないかもしれませんよ?

………

FHセル、登竜門。
専用アプリを通じて連絡を取り合う、組織としての形を持たない、
電子世界にのみ存在する新たな形のセル。

現実世界に現れる試練は、やがて日常を侵食し、世界の真実……レネゲイドへと人々を導く。
果てなき探求の先、“グランドマスター”へと至った時。
全ての霧は払われ、少年は竜へと変わる。

昨日と同じ今日。 今日と同じ明日。 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで。 世界はすでに変貌していた。

ダブルクロス The 3rd Edition
『ドラゴンズ・ドリーム』

ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。

赤城夏海:ちゅんちゅん!
GM:今回はこんな感じのセッションです
羽瀬ゆかり:ワオワオ!
GM:サクサクサクサク進めることを目標としつつ自己紹介からやろうかな
漸馬翔:あいよ!
GM:まずはPC1、アカギちゃんからお願いしよう
GM:闇に降り立った天才

赤城夏海:キャラシート
赤城夏海:はーい。麻雀の天才にして正規空母の赤城です
赤城夏海:立ち絵位置が微妙に白金さんちとかぶってる! あとで調整しよ
GM:メッチャ忙しそう
赤城夏海:赤城夏海(あかぎ・なつみ)です。FHエージェント……になる予定の覚醒枠。
赤城夏海:見た目は銀髪ロングのお嬢様ですが、2年くらい前に母親が原因で両親が離婚しているので
赤城夏海:母親の真逆を行くように髪を伸ばし、母親の真逆を行くように男子みたいに乱暴な言葉遣いになってます。
赤城夏海:なのでシナリオロイスの幼馴染ちゃんはだいすき~という設定!
赤城夏海:(その頃に励ましてくれたので)
GM:ははーなるほどなあ
GM:オレっ娘になった経緯がいいですね
赤城夏海:性能はノイマン・モルフェウスの銃使い。FH特有のつよい銃をいっぱいヴァリポンするだけ。
赤城夏海:本当は銀髪ロング+オレっこ+トツカ使いで、クオンタム版瞳ちゃんをやろうと思ってたんですが
GM:FH特有の超技術だ
赤城夏海:ちょっと色々あって銃使いになりました 次回投入チャンスがあったらいきなりトツカ握ってるかもしれない
赤城夏海:そんなところかな~。財産もちょこっとあるのでミドルもがんばれるよ。よろしくね。
GM:さよならトツカ
GM:ではそんな赤城ちゃんのハンドアウトはこちらだよ
・PC1用ハンドアウト
推奨ワークス:FHエージェント
シナリオロイス:白田 海里 推奨感情 P:友情/N:隔意

君はここ、P3市で暮らす普通の高校生だ。最近、君のクラスでは“登竜門”というアプリが流行っている。
アプリ側から提示される「クエスト」という依頼を現実で達成することでゲーム内外で使える通貨が貰える……
簡単に言えば小遣い稼ぎに使えるお使いアプリのようなものだ。
「クエスト」にはゴミ拾いや物探し等があり、君もバイト代わりに利用している。

放課後。君は出雲通り“登竜門”を利用し、クエストを消化しに行くはずだった。
幼馴染である白田海里に呼び止められるまでは。
彼女は“登竜門”を危険視しており、最近利用を止めるよう君にしつこくつきまとっているのだ。
仕方なく、君は彼女を連れたままクエストへ向かうことにした。

……その先で、君の日常が全て変わってしまうとも知らずに。

GM:なんか不穏なことになるみたいです
赤城夏海:P3市、今更なんですけどぺんさん市なんですね
GM:P’市とP''市を使っちゃったので
GM:P'''市を出すか迷ってこうしました
赤城夏海:P'''市!
赤城夏海:知識:ゲームを取ったくらい登竜門はやりこんでるぜ!
GM:安全なバイト代わりに使えるアプリだよ~怖くないよ~
赤城夏海:日常が変わってるんだよなあアプリのせいで
GM:でも白田ちゃんは心配してるみたいですね。突然オーヴァードに襲われるなんて有るわけないのになあ
赤城夏海:実際、どこかで覚醒シーン的なのが入るまでは
赤城夏海:ふつうにんげんとしてロールしたほうがいいんでしょうか?
GM:ふつうにんげんでいいよ!
赤城夏海:ふつうにんげん!わかったぜ!
GM:他のFHではカス扱いだけど登竜門では人間は普通
GM:ではそんな感じで!わからないことがあったら見学とかでも聞いてね。よろしく~
赤城夏海:はーい

GM:ではお次!PC2の翔くんお願いします
漸馬翔:はい。

漸馬翔:キャラシート
漸馬翔:PC2の漸馬翔です。コードはLethe(レーテー)。
漸馬翔:UGNの記憶処理で生じざる得ない歪みの被害者で、自分の記憶が捏造されたモノだとFHエージェントに知らされ、自分の真実の記憶を取り戻すためにFHに身を置いています。
漸馬翔:余裕が出来たら真偽感知取って、FHの人が嘘ついてなかった。みたいな展開にします。
GM:置いているようですね
漸馬翔:性格は人当たりが良く、涙もろくて女性に甘い、ソフトな二枚目。
漸馬翔:今回は二枚目半にならないように頑張ります。PC1や3の事を姫とか言っちゃう予定よ。
漸馬翔:性能はハヌマーン/ノイマンの居合カウンターの使い手。
漸馬翔:居合が1r1回なので、1回で攻撃と回避どっちも行うという新次元居合ソリューソンに基づいています。
漸馬翔:又スタートダッシュでいきなり敵のエンゲージに移動することでカウンターしやすくしています。
漸馬翔:Dロイスは装着者のイノセントブレイドでダイス確保。これはとても良い武器です。
漸馬翔:黒の上下に黒革のハーフジャケット、黒の指抜きグラブと、黒衣に身を包んだ白刀の抜刀者。抜刀無敵です。こんなとこ。
GM:居合かっこいいよね~
GM:ではそんな翔くんのハンドアウトはこんな感じ
漸馬翔:使いにくいけどね。ハヌマーンにあるから。よし、こい
・PC2用ハンドアウト
推奨ワークス:FHチルドレン
シナリオロイス:“ウルトラダイヤモンド・15円玉”推奨感情P:忠誠/N:不安

君はFHセル“登竜門”のエージェント“15円玉”に従うFHチルドレンだ。
“15円玉”の命令に従い、君は住処であるP3市で、“竜の息吹”と呼ばれるEXレネゲイドを探している。
彼いわく、その“竜の息吹”こそが、登竜門の最高位である“グランドマスター”になる為の鍵なのだという。
“15円玉”は慎重な男だ。その言葉が真実かはわからないが……ともあれ、彼から渡される「クエスト」は絶対だ。

調査の末、君は同じ高校に通う白田海里という女子生徒にたどり着く。
早速接触を試みた君だが……彼女のもとへ向かった君を襲ったのは、強大な“ワーディング”の気配だった。

漸馬翔:明確に下っ端だ!でも頑張るぞ!
GM:ということでレネゲイドアイテムを探してもらうよ
GM:あと、翔くんの登竜門のランクは
GM:“ブロンズ”“シルバー”“ゴールド”“プラチナ”のどれかから選んでね
漸馬翔:はーい。PC1の覚醒に立ち会ってFate構図やりたいわ~。じゃあプラチナにするよw
漸馬翔:一番なんかしっくりくるしw
GM:OK!ではそんな感じでなにか質問があったら適宜よろしく

GM:では最後にPC3のゆかりさんお願いします
羽瀬ゆかり:はーいっ

羽瀬ゆかり:キャラシート
羽瀬ゆかり:"アラケストラ"羽瀬ゆかり、18歳です。
羽瀬ゆかり:研究者畑の元チルドレンなピュアノイマンで、開発者としての実績や指揮能力を評価されてUGN支部長をやっています。
羽瀬ゆかり:子供っぽく見られる事を嫌がり、いつも余裕ぶってニコニコしていますが
羽瀬ゆかり:性格はまあまあ怒りっぽく、言ってること自体はそんなに穏やかではなかったりもします。
羽瀬ゆかり:あと、体力と運動能力はカスであり
GM:おこなんだ
羽瀬ゆかり:本来あんまり前線に出るタイプじゃないんですが、まあUGNは人手不足なので 今回みたいに任務をやってることもちょいちょいあるんだと思います。
羽瀬ゆかり:戦闘になったら大量の蜘蛛型支援ロボットをばら撒き、糸を張ったり爆発させたりしてみんなを支援します。
GM:集合体恐怖症の人に嫌われそう
羽瀬ゆかり:今回も頼れる支部の仲間と協力して……と思ったらUGNの仲間がいない!
羽瀬ゆかり:まあ、それならそれで外部の協力者と上手くやるまでです。
羽瀬ゆかり:見せてあげましょう、支部長のコミュ力というやつを
GM:一応OPで一人くらいNPCの部下だそうかなとは思ってます。雑魚オーヴァードだけど
羽瀬ゆかり:あっいた!やった~
羽瀬ゆかり:データ的にはピュアノイ常勝と秘密兵器で味方をバフる存在です。
羽瀬ゆかり:ブラックマーケットの力で大量の金を手に入れ、結構雑に使ったけどまだ余ってるので、適宜札束で頬を叩いていきたいと思います。
羽瀬ゆかり:そんな感じ!よろしくお願いします~
GM:おいす!ではそんなゆかりちゃんのハンドアウトはこちら
・PC3用ハンドアウト
推奨ワークス:UGN支部長
シナリオロイス:“グランドマスター・χ26” 推奨感情P:傾倒/N:敵愾心

君はFHセル“登竜門”の上位エージェント、“グランドマスター”を倒す任務を受けたUGN支部長である。

FHセル“登竜門”はここ数年で急速に勢力を拡大してきたFHセルだ。
彼らはセルとしての実体を持たず、専用アプリ“登竜門”を使用して「クエスト」と呼ばれる任務を受注する。
報酬は郵送や電子送金、あるいは他のユーザーの「クエスト」を利用して支払われ、人同士の直接的なやり取りはほとんど発生しない。
セルやオーヴァードの存在を知らずにアプリを使用する一般人も多く、UGNでも対応に手を焼いている。

しかし、ここ最近調査に進展があった。
“登竜門”の上位エージェント、グランドマスターの一人、“χ26”が君の管轄する地区に訪れている、という情報が入ったのだ。
“χ26”を捕らえることができれば、“登竜門”の全貌を掴む手がかりになるだろう。
君は彼の捕獲に向けて動き出すことにした。

GM:グランドマスターが近くに来てるみたいなので頑張ってね
羽瀬ゆかり:大物だ!私がなんとかしなきゃ
羽瀬ゆかり:知恵と勇気でがんばります!
GM:ではそんな感じ!その他質問とかがあったら何でも言ってね。よろしく~
羽瀬ゆかり:はーい!
GM:では最後にトレーラーをもう一度貼ってセッションを始めていきましょう
登竜門へようこそ!
登竜門は現実とリンクした依頼達成型ゲームアプリです。
アプリに表示される「クエスト」を達成して、経験値やゴールド、現実のお金としても使えるDPを獲得しましょう!
ランクを上げていくことでより難しいクエストに挑戦することが可能になります。
高難易度クエストでは貰えるDPが増えるだけでなく、掘り出し物やここでしか手に入らない限定グッズが報酬としてもらえることも。
最高ランク、“グランドマスター”へとたどり着くころには、貴方の願いは必ずや叶っていることでしょう。
さあ、あなたも登竜門で秘められた力を開放しよう!

さもなければ……いざという時、貴方の大切な物を守れないかもしれませんよ?

………

FHセル、登竜門。
専用アプリを通じて連絡を取り合う、組織としての形を持たない、
電子世界にのみ存在する新たな形のセル。

現実世界に現れる試練は、やがて日常を侵食し、世界の真実……レネゲイドへと人々を導く。
果てなき探求の先、“グランドマスター”へと至った時。
全ての霧は払われ、少年は竜へと変わる。

昨日と同じ今日。 今日と同じ明日。 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで。 世界はすでに変貌していた。

ダブルクロス The 3rd Edition
『ドラゴンズ・ドリーム』

ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。

GM:あ、後補足ですが
赤城夏海:ヌッ
GM:PCの誰かにはRHOを渡しています。
GM:誰が持ってるか予想しながらやってみようね
羽瀬ゆかり:ワオオ なんだろう~

■オープニング01

GM:ではまずはPC1、赤城ちゃんのOPから
GM:侵食値を……おっと、君はまだただの人間でしたね
赤城夏海:ふつうにんげんだよ~
赤城夏海:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0

GM:このシーンはまず高校でクラスメイトや海里ちゃんとワチャワチャした後
GM:クエスト消化のためにバスに乗って移動していたら、おや……?みたいなシーンです
赤城夏海:はーい そういえば白田海里ちゃんは
赤城夏海:しろた・かいり ちゃんでいいんでしょうか
GM:ちょっとおっとり目のおじいちゃん子で、しろた・かいり でだいじょうぶです
赤城夏海:わかりましたワン
GM:では描写を始めていきましょう。

GM:P3市市立高等学校。
GM:この辺りはわりかし治安が悪くこの高校も例外ではない。放課後、授業の体をなしているか微妙な授業が終わり
GM:あーかったりーとかいいながらクラスメイトが散り散りに帰っていく。そんな中、一部の生徒が携帯を見ながら君に話しかけてくるよ
ガラの悪そうなクラスメイト:「おい赤城!そろそろあの話考えてくれたか?」
ガラの悪そうなクラスメイト:「登竜門だよ登竜門。俺のサークルに入ってくれって話してたろ?」
赤城夏海:「ああ? なんだそっちか」
赤城夏海:「はいんねーよ、前も言っただろ。オレは気軽にソロプレイしてたまに海ちゃんと遊ぶくらいがいいんだ」
GM:サークルというのは登竜門内の交流システムで、同じサークルに入ってるとクエストの共有とかができるようになるやつだよ
赤城夏海:「海ちゃんが入ってんなら話は別だけどさ」
ガラの悪そうなクラスメイト:「そこをなんとか頼むよ~。女がいないとクリアできないクエストでてきちゃってさ~」
ガラの悪そうなクラスメイト:「他のクラスの奴ら、大体もうサークルに入っちゃってるからさあ。お前だけが頼りなんだよ、なっ!」
赤城夏海:「えー……サークル入ると3日くらい抜けられないからめんどくせーんだよな」
赤城夏海:「じゃあこうしよう。海ちゃんが一緒に入ってくれるならいいぜ」
白田海里:「ぶぶーっ。だめでーす。入りませーん」
赤城夏海:「ははは! ほーら見ろ、海ちゃんもソロプレイが好きだってよ!」
白田海里:下からクラスメイトと君の間に割って入るよ
赤城夏海:「時々オレと組めば十分だもんな~。にひひ」
白田海里:キツネ目でおっとりした感じの女子生徒だ
赤城夏海:海ちゃんと腕を組んでからから笑ってます。
白田海里:「ソロプレイもしないよ~。おじいちゃんが言ってたんだー。ネットのアプリは危険だからやめろって」
赤城夏海:「危険? 危険って?」
赤城夏海:「課金しすぎてガチャ破産するとか?」
白田海里:「他にも、女の子しか参加できないクエストとか……絶対怪しいよ~」
白田海里:「だからなっちゃんはサークルには入りませーん。悪霊退散だよ~えいえい」ほうきでクラスメイトの頭をパタパタやります
赤城夏海:「そうだそうだ! 悪霊退散!」 かばんでクラスメイトをべちべち叩く。
ガラの悪そうなクラスメイト:「いていて!わかった、わかったよ!クソー。これじゃプラチナは遠いな……」
ガラの悪そうなクラスメイト:「赤城とも仲良くなれるかもなんて思ってたのに……とほほ」とぼとぼしながら彼も帰っていきます
赤城夏海:「ぺっ。下半身直結厨が」
赤城夏海:「オレ様と仲良くなりたかったらカイちゃんに生まれ変わって出直してこい」
白田海里:「ふふーん。なっちゃんはあげないよ~。じゃあね~」
赤城夏海:「ねえねえカイちゃん。登竜門やめる?」
白田海里:「うーん……なっちゃんは~?」
赤城夏海:「ん~。未練はある……すげープレイしてきたし」
白田海里:「やりすぎてないか心配だよ~」
赤城夏海:「たしかに前はけっこーやってたからな……最終ログイン時間が常に『1時間以内』だったし……」
赤城夏海:言いながらスマホを取り出して登竜門を起動している。半ばクセになっているのだ。
白田海里:「ちゃんと寝なきゃだめだよ~。お肌が荒れちゃうよ~」ぺたぺた君の顔を触って
白田海里:「あっ。言ってる側からまたやってる~!」
赤城夏海:「ちっ違う! これはただのログボ受け取りだから!」
白田海里:「おじいちゃんも言ってたよ。こういうのは一度始めると辞めるのが難しいんだって」
GM:スマホを開くとログボ受け取りの他に、近くのおすすめクエストとかが表示されますね
赤城夏海:「ううっ……でももしカイちゃんが辞めるなら、倉庫のアイテムぜーんぶ捨てて引退してもいいぜ」
赤城夏海:「このおすすめクエストとか人いっぱいくるしさ。クエスト参加して、装備とかぜーんぶばら撒いて引退するの。どう?」
GM:商店街でのゴミ拾いクエスト、成功で2000dp獲得。大体アマギフ1500円分くらいの価値だよ
赤城夏海:「……っていうかゴミ拾いで2000dpってたっかいな!」
白田海里:「うーん……でも捨てるとかばら撒くとかは……それはそれで勿体ないし……」
白田海里:「お金にもなるしなあ……」
赤城夏海:「うははは。なんだよ~、カイちゃんだって結構未練あるじゃん」
赤城夏海:「じゃーオレもやーめないっ! ゴミクエいこうぜゴミクエ!」
GM:まあ若干高めだけど、登竜門のクエストは結構こんなもんですね
GM:滅茶苦茶割のいいバイトみたいに使えちゃう。だから学生の間でもかなり流行っているのだ
赤城夏海:「ゴミクエ、商店街の人からもほめてもらえるから結構嬉しいしな。ほらほら」
白田海里:「うーん……。わかった。一回だけだよ~?」と言いながら毎回付き合ってくれるのが彼女だ
赤城夏海:「やった! さすがカイちゃん」 サブスマホでポケモンを捕まえながら商店街を目指します。
GM:では、君たちは二人で商店街へ向かいます。
GM:しかし、もうすぐ商店街という所で、なんだか街の様子がおかしいことに気づきます。
GM:いつもより活気がない……というか、ほとんど人が居ないのだ。まだ昼間なのに夜みたいに静か
白田海里:「クエスト終わったらどこか遊びに行く?」
赤城夏海:「ミスド……とか……」
赤城夏海:「……なんか、海ちゃん。おかしくない? 今日ってなんかあったっけ」
白田海里:「ミスドかー、また太っちゃうな~。そういえば駅前にボルダリングできたんだって~。二人で行ってみない?」特に異変には気づかず君に話しかけるよ。
白田海里:「え~?そういえば人少ないねえ。お祭りとかかな?」
赤城夏海:「ボルダリング、スカートでできんのかな。パンツ見えちゃうだろ。……んー」
赤城夏海:「……ゴミクエやめよっか。なんかここまで静かだと怖いし」
赤城夏海:「マック買ってうちでスマブラやろうぜ。おごるから」
白田海里:「いいけど……だいじょうぶなっちゃん、顔色悪いよ?」
GM:君が不穏な空気を感じ帰ろうとした所で、ピロン!と携帯から……”登竜門”から通知が流れてくるよ
赤城夏海:「だって変だもん。まだ4時にもなってないんだぜ。こんなの……」 何気なくスマホをチェックします。
登竜門:緊急クエスト発生中!クエスト「白田海里を守ろう」をクリアしよう!
赤城夏海:「は?」
赤城夏海:「ちょっ……海ちゃん! これ! なんだこれ!」
???:「……見つけたぞ、ゲンカイ」
X26:同時に正面から一人の男が歩いてくる。
X26:金に染めた長髪をなでつけた、怪しい雰囲気の優男だよ
赤城夏海:とっさに声の方を見て、海ちゃんを守るように前に出る。
赤城夏海:「おい。止まれ!」
白田海里:「なっちゃん……?」
赤城夏海:「この変なクエスト……お前の仕業か? なに考えてんだ」
赤城夏海:「キャラ名じゃなくて本名だし! 絶対おかしいだろ!」
X26:「χ26だ。覚えているか?いや……その様子だと本人ではないか」
X26:君のことを無視して海里さんに話しかけているように見える
赤城夏海:「こんにゃろう……海ちゃん、こいつ知りあいなのか?」
白田海里:「全然知らない人だよ……なんかこわい……」
X26:「だがどうでもいい。俺たちを見捨てた奴を、少しでも苦痛を味わわせられるなら……!」
赤城夏海:「……逃げよう海ちゃん! こっちだ!」
赤城夏海:と、海ちゃんの手を引っ張って逃げ出します。
X26:では、その瞬間に《ワーディング》が貼られ、君たちの体から力が抜けます
白田海里:「わっ……!?」その場に倒れ込む
赤城夏海:「うっ……!」
赤城夏海:(どうする。どうするどうする……!?)
X26:「さあ、死ね!忌々しきゲンカイの遺産め!」同時に彼の手から放たれた爆炎が、君たちを飲み込み……

GM:という感じで
GM:シーンを終了しようと思います
赤城夏海:しんじゃう!
GM:ロイスを結んだりできるよ
赤城夏海:ロイス!
赤城夏海:海ちゃんには実は初期ロイスで取ってるんですよね。好意/照れで
赤城夏海:X26さんはもうちょっと正体がわかってからとろうかな。なのでこのシーンはなし!
GM:おいす!
GM:このシーンは終わり!なっちゃんがどうなるかは……ミドルで明らかになるぞ

■オープニング02

GM:次のOPに移りましょう。PC2の翔くんのOP
漸馬翔:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 3[3]+34 → 37

GM:このシーンは"15円玉”さんとお話しつつ商店街の方へ向かってもらうシーンになるよ。
GM:で、もうすぐ商店街だな~ってなった所でOP1のワーディングと爆発を感知して、うわーって慌ててもらう感じ
漸馬翔:了解です。
GM:では描写を始めていくぜよ

GM:P3市商店街にて。FHチルドレン"Lethe”。君は上司である”15円玉”の指令を受け、EXレネゲイド”竜の息吹”を探している。
GM:今は、同じ高校に通う白田という生徒と接触するため、この商店街に来ているよ。
GM:どうやら彼女は”竜の息吹”と何らかの関わりがあるらしい。15円玉と通話しながら、君は彼女を探している。
15円玉:『"Lethe”。白田海里との接触はできたか?』
漸馬翔:『まだ。その竜の息吹とか言うの、女の子のプレゼントにでもするつもりかい?』
漸馬翔:『放課後に声かけ損なってね。彼女、ガードが堅いんだ。護衛がいるって言うのかな』
15円玉:『軽口を叩くのはやめろ。"竜の息吹”は鍵なのだ』
15円玉:『"グランドマスター”……登竜門の頂点に立つために必要な、な』
漸馬翔:『それは大変だ。ようやくウルトラダイヤモンドから上に行けそうだから、必死なんだね」
漸馬翔:『俺もおこぼれに預かれそうだから、それは頑張るとするよ。つくづく、あんたが女上司じゃないのが残念だ』
15円玉:『お前は逆に、必死さが足りない。私が"グランドマスター”になる意味を本当に理解しているのか?』
漸馬翔:『給料と権限が良くなる以外に、何かあるんだったら聞かせてくれよ』
15円玉:『"グランドマスター"には他のマスターエージェントと同様の権限が与えられる。単なるゲーム内の称号ではない』
漸馬翔:『それは、それは。女の子にもてそうだな。俺も目指してみるかな?』
漸馬翔:『おっと、軽口失礼』
15円玉:『より強力な力。それが最大の報酬だ。私は構わない』
15円玉:『有用な部下は何人居てもいい。それに、私は女に興味はないからな』
漸馬翔:『了解。 で、『竜の息吹』って白田海里と接触すればわかるものなのかな?』
15円玉:『お前が飢えているなら、女も報酬に加えておくか?どうする?』
15円玉:『不明だ。だが彼女が関わっているのは間違いない』
漸馬翔:『はは。あんたが見繕う女の子は俺の趣味じゃないからパス。恋愛は真面目にやらないとね』
15円玉:『なんでもいい、とにかく手がかりを掴め。情報によると、GMも"竜の息吹"を狙い、動き出している』
漸馬翔:『敵対していいのかい?GMとさ』
15円玉:『明『GMといえど登竜門内ではプレイヤー同士だ。正面から当たらなければ勝機はある』
15円玉:『なんとしても先に”竜の息吹”を確保するんだ。わかったな』
漸馬翔:『ゲームって訳だ。分かったよ』
漸馬翔:『あんたが上に行けば、俺の欲望にも近づけるかもしれないからな』
漸馬翔:『裏切らない限りは部下をやるさ。現場では俺流で行かせてもらうけどね』
15円玉:『ああ。期待しているぞ"Lethe”。健闘を祈る』
GM:と、そんなふうに会話が一段落した辺りで
GM:翔くんは段々周囲の異変に気づいてくるよ。まだ昼間なのに、商店街に異様に人が少ない。
漸馬翔:『その祈り。無いよりはマシか。さて』電話を切る。『もう他のプレイヤーが動いてるな』
GM:というよりさっきから、誰とも会わなくなっている。そして案の定、《ワーディング》が貼られ
GM:ほぼ同時に、商店街の一角から爆炎が上がる。
漸馬翔:携帯をしまい、懐の中をがちゃつかせコインを取り出す。
漸馬翔:「賢く様子を見るか。すぐに駆け付けるか」
漸馬翔:そう言い放つと同時、コインをフリップ。
漸馬翔:「裏か。バカになって来いって神様が言ってるな」
漸馬翔:「OK。お姫様を助ける白馬の騎士にでもなってくるさ」
漸馬翔:言って《ワーディング》の発生源に駆けだす。

GM:ではこんな所でシーン終了
GM:ロイスの取得だけできるよ
漸馬翔:初期ロイスに入ってるので大丈夫。
GM:OK!では次のシーン行きましょう

■オープニング03

GM:次はPC3、羽瀬さんのシーン
羽瀬ゆかり:はーい
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を1d10(→ 3)増加 (40 → 43)
GM:商店街近くの喫茶店で、部下の子とお話してχとか登竜門の話をしつつ
GM:頃合いを見てワーディングとかが貼られてあら~って様子を見に行くシーンになるよ
羽瀬ゆかり:なるほど了解!
GM:では描写を開始しよう
GM:P3市商業地区。君はFHセル“登竜門"の活動を調査するため、部下とともにこの地を訪れていた。
GM:P3市は治安が悪く、政府組織の影響が弱い。必然、政府と協力しているUGNの影響力も弱まる
GM:現状は支部と言えるほどの施設はなく、君のように指揮権を持ったオーヴァードをパラパラ派遣することでなんとか対応している感じだよ
羽瀬ゆかり:なるほど大変だ
GM:現在、君は登竜門の上位エージェント"グランドマスター・χ26"の情報を得て
GM:部下である黒梅七重とともに、喫茶店で作戦会議をしているところです。
黒梅 七重:「羽瀬さ~ん。どうやらχ26のやつ、マジでこの街に来てるっぽいっすよ~」
黒梅 七重:ジュルジュル。頼んだコーヒーゼリーをスプーンで崩したものを、ストローで吸いながら君に話しかける
羽瀬ゆかり:「うん、そうみたいだね。こっちでも目撃情報が幾つか拾えてる」
羽瀬ゆかり:チノパンとシャツの上から小綺麗な白衣を羽織った、小柄な少女。
羽瀬ゆかり:調査用に新調した真新しいスマホを操作しながら、ゲーム内チャットを眺めている。
黒梅 七重:派手な色のツインテールに革ジャンを着たチルドレンです「どうします?私ら二人だけで相手できますかね」
黒梅 七重:「あいや、私は前線出るのマジ無理なんで、実質羽瀬さん一人で頑張ってもらうことになるんスけど」
羽瀬ゆかり:「え、いや。私も前線向きじゃないよ?」
羽瀬ゆかり:「そりゃ、全く役に立てないって事はないけども……」
羽瀬ゆかり:「一人で敵を倒すとか、そういうのはからっきしだから。期待しないでね?」
黒梅 七重:「んじゃどうします?追加の人員頼みます?まさか放置はしないっすよね」
黒梅 七重:「"グランドマスター"。捕まえりゃ登竜門の尻尾を掴むチャンスっすよ」
羽瀬ゆかり:「それはもちろん。……だから、このセルの構造を上手く使うしかないかなあ」
黒梅 七重:「上手くいきゃ羽瀬さんの地位も爆上がりってもんじゃないっすか」
黒梅 七重:「お、なにか秘策がありそうっすねえ」
羽瀬ゆかり:「秘策ってほどじゃないけどね」
羽瀬ゆかり:「FHセルに内輪揉めはつきものだけど。ここは特に、ゲームって体でプレイヤーが競い合ってるもの」
羽瀬ゆかり:「"グランドマスター"を倒して成り上がろうって野心家は、他にもいるんじゃないかな」
黒梅 七重:「そいつらをアオリに煽ってぶつけて、最後に漁夫の利ってことっすね!」
黒梅 七重:「さすが羽瀬さんっすよ~!研究畑は考えることが陰湿でいいっすねえ!」
羽瀬ゆかり:「まあ……かいつまんで言えば、そうなるかな?」少し困ったように笑顔を浮かべたまま。
羽瀬ゆかり:「ちょっと楽観的すぎるかもだけどね。ただ、実際に増援を呼んだ所で、すぐ来てくれるとは限らないし」
羽瀬ゆかり:「それが一番妥当な方法、って事になるんじゃないかなぁ」
黒梅 七重:「問題はχ26がいつ動き出すかっすかねえ」
黒梅 七重:「ぶつけ合おうにも、結局敵が動きを見せないことにはどうにも……」
羽瀬ゆかり:「んー、そうだね。ひとまずあいつが来てるって事は、私のアカウントの方でも周知させているけれど」
GM:と、言った所で。羽瀬さんは商店街の方から異様な雰囲気を感じます。
GM:君にとっては馴染み深い、《ワーディング》の気配だ。
羽瀬ゆかり:「その先は後手になっちゃうよね……っと」
黒梅 七重:「羽瀬さん、こりゃあ……」
GM:そしてほぼ同時に、商店街の方から火の手が上がるのが見えるよ。
羽瀬ゆかり:カタン、と飲み差しのカップを置いたまま領収書をひっ掴み、立ち上がる。
黒梅 七重:「やべーっすね、こりゃ。先越されちゃいましたかね」
羽瀬ゆかり:「うん、ヤバいね」
羽瀬ゆかり:「じゃあ私、ちょっと行ってくるから。黒梅はここで待機ね」
黒梅 七重:「ウス。バックアップはおまかせを!」
黒梅 七重:「羽瀬さん……骨は拾いますからね……」
羽瀬ゆかり:「……何? やっぱり私が心配だから付いて来たくなった?」
羽瀬ゆかり:「いいよ、別に。そういう命令を出してあげても」
黒梅 七重:「ひええーっ!いえ!支部長なら必ず帰ってくると信じています!」
黒梅 七重:「背中はお守りするので……何卒ご勘弁を……!」
羽瀬ゆかり:「ふふ……はいはい」
羽瀬ゆかり:「それじゃ、宛にしてるからね」
羽瀬ゆかり:終始笑みを浮かべたまま、そんなやり取りをして。大きなアタッシュケースを手に喫茶店を飛び出した。

GM:ではシーン終了。ロイスだけ取れます
羽瀬ゆかり:“グランドマスター・χ26”:傾倒/◯敵愾心 で!
GM:おいす!

■ミドルフェイズ01

GM:では次のシーン。ミドル1、PC1の覚醒兼合流シーンだね
GM:全員登場!なっちゃんはまだ侵食上げなくていいよ
赤城夏海:うぇいうぇい!
赤城夏海:0d10
DoubleCross : (0D10) → 0

羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を1d10(→ 6)増加 (43 → 49)
漸馬翔:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 2[2]+37 → 39

GM:シーンとしては、赤城ちゃんが力に目覚めてχさんがうわ~メンドってなってる所に
GM:翔くんとゆかりちゃんが駆けつけて~って感じですね
GM:描写を始めてだいじょうぶぺんかな
赤城夏海:いつでも覚醒できるぞ~
羽瀬ゆかり:大丈夫です!
漸馬翔:僕も質問はないよ。

X26:「さあ、死ね!忌々しきゲンカイの遺産め!」同時に彼の手から放たれた爆炎が、君たちを飲み込み……
白田海里:「……なっちゃん……!」君をぎゅっと抱きかかえる
赤城夏海:「……海ちゃん」
赤城夏海:「海ちゃんは死なせない……!」 海ちゃんを抱き返し、庇うように覆いかぶさる。
GM:爆音、豪炎。凄まじい衝撃が辺りを駆け抜け……
X26:「……なに?」
GM:……しかし、君がその熱さを感じることはない
赤城夏海:(くそ。こんなとき……都合よくなっちゃんを助けられる力が)
赤城夏海:(力、が……)
赤城夏海:「……え」
GM:炎が君を包み込もうとした寸前。君の内側から、感じたことのない未知の力が溢れ出てくる。
GM:同時に、その力を全て使いこなしたい……解放したいという衝動が君を包み込むよ。
赤城夏海:「や、やばい……なんだこれ。くそっ」
GM:赤城さんは衝動判定を行ってください。難易度は9。成功、失敗に限らず君は好きな演出で炎を打ち破っていいよ
赤城夏海:意志!
赤城夏海:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 6[4,5,6] → 6 → 失敗

赤城夏海:赤城夏海の侵食率を2d10(→ 14)増加 (34 → 48)
赤城夏海:「なんなんだよ……これもお前のせいなのかよ」
赤城夏海:「海ちゃんにまで手ぇ出しやがって……」「ふざけ、んな!」 手をかざす。
登竜門:ピロン!通知が再び流れる。
登竜門:おめでとう!君はオーヴァードにランクアップした!
赤城夏海:瞬間、手の中にごてごてした形状のレーザーライフルが現れ、無数の弾幕を張る。炎を散らす。
赤城夏海:登竜門プレイヤーならwikiや動画で一度は見たことがある装備にして、赤城のゲーム内愛用武器――ドゥームズデイ。
赤城夏海:ゲーム内の装備を瞬時に錬成し、実際に発射した。
X26:「ちいいっ!」とっさに飛び退きレーザー光を避ける
X26:「……単なるゴミかと思っていたが……護衛だったのか」
赤城夏海:「くそっ、なんだよ……なんなんだよ、この力は!」
白田海里:「な、なっちゃん。これって……?」
赤城夏海:「わかんない! でも」「あいつをやっつけることはできそうだぞ!」 レーザーライフルを乱射する。
白田海里:「ご、ごめんなっちゃん。私もう……」と言って気を失います。
赤城夏海:「……大丈夫だ海ちゃん。海ちゃんはオレが守るから!」
赤城夏海:「よくわかんねーけど喰らえこの野郎!」
赤城夏海:「オレはともかく、海ちゃんまで燃やそうとしやがって!」
X26:「……ふん、なめるな!この程度の攻撃で”グランドマスター”を倒せる訳が……!」レーザーを躱し、君に肉薄しようとするが
GM:という感じで翔くんに登場してもらおうかな

漸馬翔:炎の向こう、カツン、カツンと足音を立てて、黒衣白刀の男が近づいてくる。
漸馬翔:「ワオ♪お目醒目のようだね。お姫様」
X26:「!」その存在を感知してすぐさま距離を取る
漸馬翔:黒の上下に黒革のハーフジャケット。腰に下げてるのは登竜門のSRランク武器『風仇蛟』だ。
漸馬翔:「女の子のエスコートの仕方がなってないな。燃える情熱だけじゃ落第点、俺がレクチャーしようか?」
赤城夏海:「……なんだお前。お前もそいつの仲間か?」
赤城夏海:「今のオレはたぶん、すんごく強いぞ。やるってんならまとめて穴だらけにしてやってもいいぜ!」
漸馬翔:「広義的にはそうだけど、いや…………誤解を招く言い方は慎もう」
漸馬翔:「今は敵で、君の味方だよ。赤城夏海さん」
X26:「お前は”15円玉”の……ちっ。思った以上に邪魔が多いな」
漸馬翔:白い刀の柄に手を掛ける。
X26:「一時退却だ。……赤城だったか。この"グランドマスター"の邪魔をしたこと、必ず後悔させてくれる」
漸馬翔:「そうだね。そして、邪魔者はまだまだ来るんだ。帰ってくれ」
X26:「覚えておくがいい」そう言って体が一瞬で燃え上がり、姿を消します。《瞬間退場》です
漸馬翔:「彼女達とは俺がお喋りしておくよ」
赤城夏海:「あってめえ!」 X26がいた場所をレーザーが焼き切る。
赤城夏海:「なにが後悔だ! 次きたらテメーが生まれてきた事を後悔させてやるからな!」
羽瀬ゆかり:それと入れ替わるようにして。白衣の少女が、息を乱しながら駆け寄ってくる。
漸馬翔:「おっと、剣呑」懐からハンカチを取り出しつまみ、サヨナラと言うように振る。
羽瀬ゆかり:「これは……そう」周囲を見渡し、《ワーディング》の発生源が既に近くにない事を理解して。
赤城夏海:SFチックな銃を持った、微妙に焼け焦げた制服姿の少女がぎゃいぎゃいわめいてます。
羽瀬ゆかり:「もう立ち去ったのか、あいつは。慎重なやつ……」
漸馬翔:「お姫様が増えたな……君はUGN?」
漸馬翔:後からきた少女にウィンクをし。
羽瀬ゆかり:「そういう君達は、"登竜門"のプレイヤーって所かな」
羽瀬ゆかり:頬に汗をかきながら、余裕を繕うように和やかな笑顔を浮かべている。
漸馬翔:「そうだね。俺はプラチナプレイヤーさ」
漸馬翔:「女の子のピンチに駆け付けた善良なね」
羽瀬ゆかり:とぼけようかと思って、やめた。UGNという組織名まで知っている相手に、繕う意味もそうないだろうという判断。
羽瀬ゆかり:「なるほど。それは素敵な心がけだ」
漸馬翔:「ファンになっても良いよ。どう、今からお茶でも?」
GM:その辺りで翔くんの携帯にメッセージが届くよ。
漸馬翔:「真面目な話。ほら事件だからね。彼女達だって無関係じゃない」
漸馬翔:「おっと、失礼」携帯を見る。
15円玉:15円玉からだ。近隣のイリーガルとして振る舞うように。データはこちらで整えておく。
漸馬翔:了解とメッセージ送信する。
羽瀬ゆかり:「あはは。ファンにはならないけど、お互いの情報を共有したいって事なら賛成かな」
赤城夏海:「……おい。ちょっと待て」
赤城夏海:「どーゆー話の流れだよ。お前らなんなんだよ。なにしにきたんだよ」
赤城夏海:「さっきの奴はなんなんだ。オレにわかるよーに説明しろ!」
漸馬翔:「了解。お姫様。一応、俺同じ学校なんだけどな」
赤城夏海:気絶した海ちゃんを丁寧に抱きかかえながら、拾われた直後の野良猫みたいに威嚇してます。
羽瀬ゆかり:「ああ……なるほど、あなたはそういう段階なんだね。うーん」
漸馬翔:「今から、そう言う話をしたいな。って、そっちのお姫様と話してたところだけど。怪我はないかい?」
漸馬翔:絆創膏を夏海ちゃんに差し出す。
羽瀬ゆかり:「そうだね。ここで話そうとすると、ちょっと長くなりすぎるもの」
赤城夏海:絆創膏を怪訝な目で見る。「いい。なんか知らないけど、ケガしてないし」
赤城夏海:「まだお前らを信用したわけじゃないからな。名前もしらないし……」
赤城夏海:「説明してくれるならついてくけど、怪しい真似したらすぐ撃つからな!」
赤城夏海:「あとケーサツも呼ぶからな!」
漸馬翔:「漸馬翔。よろしく、君と同じ学校さ。これは、さっきも言ったね」
羽瀬ゆかり:「あらら……元気のある子だなあ」
漸馬翔:「うん。撃つのも警察呼ぶのもOKさ。お父さんを呼んでも構わないよ」
羽瀬ゆかり:「私は、UGNの羽瀬ゆかり。すごく簡単に言うと、そうだな」
赤城夏海:「ユージーエヌ……?」
羽瀬ゆかり:「さっきあなた達を襲ったような、訳のわからない暴力から」
羽瀬ゆかり:「何も知らない人達を守る仕事をしているよ」
漸馬翔:「説明はゆかり姫がやってくれるな。そろそろ、落ち着けるところに移動しよう」
漸馬翔:「ゆかり姫。消防へ連絡はしていい?」
羽瀬ゆかり:「それは、大丈夫だけど……姫っていうの、やめてくれる?」

GM:ではシーン終了するぞい
GM:ロイスの取得ができるぞい!PC間ロイスも結ぶのだ
GM:1→2→3→1みたいな感じで取るといいのではないでしょうか。よろ
赤城夏海:じゃあザンバーマンにPC間ロイス!
羽瀬ゆかり:赤城夏海:◯庇護/心配 で取ります
赤城夏海:-軽薄そう/漸馬翔/興味/○隔意/ロイス
漸馬翔:では ゆかりちゃんに UGN/有為寄りの好意〇/敵愾心 敵愾心は単純にUGNだから。
赤城夏海:いじょいじょ! ゆかりちゃんにはもうちょっと絡んでから取るワン
GM:では終わりにするぞい
羽瀬ゆかり:こちらも今は以上で!

■ミドルフェイズ02

GM:次のシーン。ミドル2、夏海ちゃんへの説明+情報収集のシーンだよ
GM:全員登場を推奨!
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を1d10(→ 8)増加 (49 → 57)
GM:侵食地アップだぜ
漸馬翔:1D10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 2[2]+39 → 41

赤城夏海:赤城夏海の侵食率を1d10(→ 6)増加 (48 → 54)
GM:では描写を始めていくよ。

GM:君たちはその場を離れ、UGNの仮拠点……黒梅が手配したレンタルアトリエまでやって来ました。
GM:アトリエにはトランクケースに詰められた応急手当キットや、科学の実験で使いそうな試験紙や試薬のセットが置いてあるよ。
黒梅 七重:「おっす!お疲れさまです羽瀬さん!」
黒梅 七重:「手当の準備とシンドローム検査の準備も完了してるっす!」
羽瀬ゆかり:「はーい、ただいま。お客さんを三人、連れてきたよ」
羽瀬ゆかり:「ん、準備がよろしい」
黒梅 七重:「あ、そちらが赤城さんに白田さんっすね。自分、UGNの黒梅七重といいます!よろしくっす!」
漸馬翔:「お邪魔するよ。おや、此処にも、可愛いお姫様が。神様に従って良かったな」
赤城夏海:「なんだここ。科学系ユーチューバーでもやってんのか……?」
漸馬翔:「七重姫だね。よろしく。俺はLethe、漸馬翔」
羽瀬ゆかり:「あはは、配信はしないかな~。むしろ秘密の場所だから、あまり言いふらさないでね?」
漸馬翔:「不安かい?」夏海ちゃんに声を掛ける。
赤城夏海:「べつに。ただお前らを信用していいのか決めかねてるだけだ」
赤城夏海:「さっきの奴。χ26っていってた……χ26とは敵同士なのか? おまえら」
漸馬翔:「ゆかりさんから、どうぞ」
羽瀬ゆかり:「うん、大丈夫だよ。我ながら怪しいことしてるよな~とは思うし、そういう態度をされるのにも慣れてるから」
黒梅 七重:「あ、お友達こっちに預かるっすよ」布ひいた簡単な寝床に白田さんを寝かせようとするよ
羽瀬ゆかり:「敵、というとそうだね」
漸馬翔:「説明は順番じゃないとね。俺は自分のアピールポイントをその間に考えておくよ」
GM:白田さんは渡してもいいし信用できねえぜ!って抱えててもいいよ
赤城夏海:じゃあ抱えてる!
羽瀬ゆかり:「私達UGNは、"登竜門"という組織の活動を止めなくてはいけないと思ってる」
赤城夏海:「まだユージーエヌを信用してねーっていってんだろ!」 海ちゃんを抱きかかえている。
赤城夏海:「登竜門……登竜門?」
黒梅 七重:「ひゃん!ごめんなさいっす!」
羽瀬ゆかり:「その手がかりを掴むために、χ26を追いかけていた……って感じかな」
赤城夏海:「登竜門は、ゲームだろ? 組織じゃなくて」
羽瀬ゆかり:「そうだね。でも、どんなゲームにも運営者がいるでしょう」
羽瀬ゆかり:「それと、もう一つ。このゲームは、ただの便利な小遣い稼ぎツールって訳じゃない」
羽瀬ゆかり:「現実に干渉して、人間をも作り変える。……あなたが、さっきのような体験をしたみたいに」
漸馬翔:(ゆかり姫は夏海姫をどう丸め込むかな?見物だな。そして、ターゲットである白田海里、どうやって接触しようか)
赤城夏海:「……これのことか……」 《万能器具》で10円玉を錬成する。
漸馬翔:視線は海里さんに向けない。そこらへんに敏感な彼女が抱えているからだ。内心、かなり面倒になったと思っている。
赤城夏海:「ちょっとずつこの力のことがわかってきた。超能力……みたいなものだ」
黒梅 七重:「そうっす!この世界にはマジモンの超能力者がいて」
羽瀬ゆかり:「うん。そうだね、超能力だ」
羽瀬ゆかり:「この超能力者のことを、私達はオーヴァードって呼んでる」
黒梅 七重:「登竜門は悪の組織がそういう奴らを集めたり操ったりするためのツールなんス!」
赤城夏海:「……ザンバもさっき登竜門プレイヤーって言ってたな」
漸馬翔:「へぇ、そうだったんだ。悪の組織と繋がってるのは初耳」
赤城夏海:「ランクはプラチナだっけ? お前もこの裏事情に気づいて、オーバーなんとかっていう超能力者になったのか?」
赤城夏海:「ふうん。じゃ、まだ一握りのやつしか裏事情はしらないのか」
赤城夏海:少し警戒を解いて椅子に座り直す。
漸馬翔:「俺は元々オーヴァードだったのが、気付かずに小遣い稼ぎでやってたタイプ」
漸馬翔:「レアアイテムの情報知って、あそこらへん捜索してたら君達が襲われてただろ?」
漸馬翔:「王子様になってみろ。と神様が言ったのさ」
漸馬翔:大仰に肩を竦める。
黒梅 七重:「翔さん、なんか喋り方がすげー胡散臭いっす……」
赤城夏海:「そうだよ。王子様っていうより思わせぶりな台詞吐くライバルキャラじゃねーか」
羽瀬ゆかり:「そうだね。女の子を口説きたいにしても、そんな言い回しじゃ喜ばれないと思うよ……?」
黒梅 七重:「まあ、ともかく!登竜門が危険なのはマジっす!」
漸馬翔:「やれやれ、今の流行じゃないのかな、こういうの」
漸馬翔:「ああ、で良いかな?」
赤城夏海:「それで、さっきの奴は……なんか事情があって、悪の組織から派遣されてきたわけか……」
漸馬翔:「三人は"竜の息吹"って知ってる?多分、あいつ、それ狙ってると思うんだよね」

赤城夏海:しってるのかな
羽瀬ゆかり:wikiとかに載ってるやつなのかな
GM:しらない
赤城夏海:載ってない!
GM:聞いたことも見たこともないかも

赤城夏海:「オレは知らねえ。少なくとも登竜門wikiには載ってないし……企業wikiにも書いてない」
羽瀬ゆかり:「"竜の息吹"……?」んー、と首を傾げる。黒いおさげが揺れる。
赤城夏海:「知ってるのか?」
羽瀬ゆかり:「ううん。私も……このゲームの調査をするにあたって、一通りの事は頭に入れたけれど」
羽瀬ゆかり:「少なくとも、表に情報の出るようなアイテムじゃなさそう。……漸馬さんは、どこでその名前を?」
漸馬翔:「ダイヤモンドプレイヤーからだね」
漸馬翔:「ギルド拡大できるみたいだから、必死な物さ」
漸馬翔:「俺は本当は"天使の息吹"の方が嬉しいけどね。毎朝耳元で起こしてくれるんだ」
赤城夏海:「情報の出どころがそもそも怪しいぜ! 結構やり込んでるオレですら聞いたことねーんだぞ!」
黒梅 七重:「あわわ、赤城さん落ち着いて……」
黒梅 七重:「大事なのは”竜の息吹”を狙ってる"χ26”がなんで赤城さんたちを襲ったのかっすよ!」
赤城夏海:「だってほんとに聞いたことねーもん!」
漸馬翔:「俺だって初耳だけどさ。俺も暇だったしね」
羽瀬ゆかり:「姫なのか天使なのか統一しなよ……」
漸馬翔:「ははは、確かに。姫で天使って事で頼むよ。そうだね、君達が襲われた時の状況を知りたい」
赤城夏海:「……状況」
赤城夏海:「そうだ。あいつが襲ってくる前、変な緊急クエストが入ったんだよ。"海ちゃんを守れ"って」
黒梅 七重:「χ26はなにか言ってませんでした?アイテムを寄越せとか……早く吐けとか……」
黒梅 七重:「白田さんを……?」
羽瀬ゆかり:「ミッションシステムを利用して、上位ランカーの行動を誘導している……にしても」
羽瀬ゆかり:「χ26……あるいは運営側に、彼女を狙うような理由があったのかしら」
羽瀬ゆかり:心当たりはない?と赤城さんを見る。
赤城夏海:「なんだっけ。言ってたのは"探したぞゲンカイ"だとか……あと」
赤城夏海:「お前に見捨てられたとか利用されたとか、なんかそんな感じの、女が腐ったような恨み言を……」
漸馬翔:「女々しい話だ。俺とは正反対」
赤城夏海:「でも海ちゃんはそんなことしねーよ。たぶん超能力者でもないし。オレも覚えないし」
赤城夏海:「あとそもそも、ゲンカイって知らないキャラ名だし」
羽瀬ゆかり:「彼女がワーディングで昏倒していた時点で、オーヴァードではないだろうしね」
黒梅 七重:「その辺りを調べれば、なにかわかるかもしれないっすね」
漸馬翔:「夏海姫はそれで、これからどうするの?」
赤城夏海:登竜門の画面を見せてます。自分のキャラ名は『マークIX』、海ちゃんは『しろっち4』だ。
黒梅 七重:「χの目的も、竜の息吹の正体も……」
漸馬翔:「UGNに任せればこういう事件は面倒見てくれるけど」
赤城夏海:「ああ? きまってんだろバカ野郎!」
赤城夏海:「海ちゃんを守るんだよ! あいつがまた襲ってくる前にこっちから打って出てボコボコにすんだ!」
赤城夏海:「まさか止めたりしねーだろうなUGN」 じろっと目の前の三人を見る。
漸馬翔:「危険だよ?姫が強くても、相手はもっと強いかも」
羽瀬ゆかり:「わ……勇ましい子だなぁ」
赤城夏海:「むぐ……」
黒梅 七重:「そんな、滅相もない!でもそうっす!”χ26”はめちゃくちゃ強いんす!」
黒梅 七重:「登竜門で”グランドマスター”になれるのは、超能力者の中でもマジモンの化け物だけ……」
黒梅 七重:「一人で立ち向かうのはやべえっすよ!」
漸馬翔:(正直、いられると邪魔ではあるんだよな。でも、こういう風に言う娘はいいね)
漸馬翔:(追い返しても、勝手についてくるタイプだと手元にいて貰った方が良いか)
羽瀬ゆかり:「ううん……そうだね。相手はとびきり強いし、死の危険もある」
赤城夏海:「それでもやるんだよ。海ちゃんが殺されるかもしんないのを黙ってみてられっか」
羽瀬ゆかり:「まず、そこまでははっきり断言しておかないとね。……うん、やっぱり君はそういうタイプだよなあ」
羽瀬ゆかり:「だから、ここで突っぱねるのは下策だ。放っておくと一人で突っ走りかねないもの」
赤城夏海:「オレは海ちゃんを家に送った後、あいつを探してブッ殺す」
赤城夏海:「わかったなら話はおしまいだ」 一人で突っ走る気まんまんで立ち上がる。
漸馬翔:「勇ましい。まさに姫騎士だね」
漸馬翔:「探す当てある?それに、事件が解決するまでここを拠点にする方が安全じゃないかな?」
漸馬翔:「俺からもお願いするよ、ゆかりさん」
羽瀬ゆかり:「それに……恥ずかしい話ではあるけれど、ここは人手不足でね」
羽瀬ゆかり:「まともに戦える人間が全然いないの。……正直、一緒に戦ってくれるならとっても助かるというのが本音」
羽瀬ゆかり:ふふ、と自嘲するように笑っている。
黒梅 七重:「お願いしますよ赤城さ~ん」
赤城夏海:「……お前らも一緒に戦うってことか?」
赤城夏海:「足でまといにならねーだろうな」 じろりと見る。
羽瀬ゆかり:「あはは。そうならないように努力するよ」
漸馬翔:「女の子を守るのが男の務めだからね」
漸馬翔:「ゆかりさん、腕に自信がないのに、あの場所に来たのは偉いね」
漸馬翔:「ファンになりそうだよ」
羽瀬ゆかり:「ふふ。別に、そんなに見上げたようなものじゃないと思うけどね」
羽瀬ゆかり:「ああいう時に突っ走ってしまう人種だから、ずっとこんな場所で仕事を続けてる。それだけ」
漸馬翔:(夏海姫、本質は頭の良い子だぞ、きっと)
漸馬翔:(姫達が事件に釘付けになってる間に隙を見て海里姫に接触するのがベストか)
漸馬翔:「はは。男の背中に寄りかかりたい時は、何時でも相談に乗るよ」
漸馬翔:「空いてるからね」
赤城夏海:「……ふん。ザンバもゆかりも、まだ信用したわけじゃねーかんな」
赤城夏海:「ゆかりみたいなのはただの向こう見ずとか、命知らずとか、おひとよしっていうんだ」 鼻をならす。
漸馬翔:「それは、これからの行動で存分に」
羽瀬ゆかり:「だけど君も、それに近い所まで行こうとしてるってこと。覚えておいてね?」
赤城夏海:「ふん!」 ぷいと顔をそらす。
漸馬翔:「じゃあ、しばらくはチームだね」

GM:じゃあそろそろ情報収集の項目を貼りますか
赤城夏海:調査ができる!
GM:情報項目はこんな感じだよ~
“竜の息吹”〈情報:FH、UGN、噂話〉12

FHセル“登竜門”〈情報:ウェブ、噂話、FH〉6、12

“グランドマスター・χ26”〈情報:FH、UGN〉8

白田海里〈情報:噂話〉6、8

羽瀬ゆかり:ほうほう!
赤城夏海:割と高い!
赤城夏海:ゆかりちゃんとざんばくんは行きたいのありますか?
漸馬翔:僕は情報FHだけなので
漸馬翔:どれも使えるな。グラマスがいいな
漸馬翔:金そこまでないし
赤城夏海:竜の息吹ではないんだw
赤城夏海:流石に難易度12は後回しでいいか
漸馬翔:12はねぇw
羽瀬ゆかり:じゃあわたし竜の息吹行こうかな
羽瀬ゆかり:登竜門でもいいけど お金が16点あるので高いのにいきます
赤城夏海:おかねもち!
GM:かねかね
赤城夏海:じゃあ夏海は登竜門行きます。コネ……コネなんてあるのこいつ? コネ:FH幹部を使って情報FH。
漸馬翔:アームドスーツ後で買ってくださいw
赤城夏海:4dx+1>=12
DoubleCross : (4DX10+1>=12) → 8[1,3,5,8]+1 → 9 → 失敗

羽瀬ゆかり:いいよ~買ったげる
赤城夏海:あっ足りない。財産3点使って成功させます。
GM:イイデショウ
羽瀬ゆかり:ゲームのフレンドがFH幹部だったのかも
漸馬翔:“グランドマスター・χ26”をコネ:FHで。
漸馬翔:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 9[3,7,8,9]+2 → 11

漸馬翔:成功です。
赤城夏海:赤城夏海の財産を5に変更 (8 → 5)
羽瀬ゆかり:“竜の息吹”行きます。コネ:UGN幹部使用で
羽瀬ゆかり:4dx+1>=12
DoubleCross : (4DX10+1>=12) → 10[3,7,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

赤城夏海:お、オレとダイス同じなのに!
羽瀬ゆかり:ふっ……お金を使うまでもなかったわね
GM:では全て成功したようですね
GM:情報を貼っていこう。
GM:ロールとかは次のシーン以降になるかな
GM:次のシーンじゃないや。休憩明けね
赤城夏海:ちゅんちゅん
羽瀬ゆかり:はあい
“竜の息吹”
“最初のグランドマスター”“ゲンカイ”が所持していたと言われる遺産。
所持しているオーヴァードの成長効率を飛躍的に高める、成長促進剤・触媒のような働きを持つ。
ただし遺産自体が意思を持っており、その恩恵を受けられるのは“竜の息吹”と心を通わせた者のみらしい。

“χ26”は調査の末、“ゲンカイ”がP3市で消息を絶ったと知り、この地に目をつけたようだ。

FHセル“登竜門”
近年勢力を拡大してきたFHセル。スマホのアプリを使い勢力を拡大しているのが特徴。
登竜門からのクエストを熟しランクを上げることで、より高位のクエストへ挑むことができるようになる。
ランクは“ブロンズ”“シルバー”“ゴールド”“プラチナ”“ダイヤモンド”そして最上位に“グランドマスター”。
更に各ランクはグランドマスターを除き、更にノーマル・スーパー・ハイパー・ウルトラの4段階に分けられている。

12
“登竜門”の各種クエストはオーヴァード育成システムとして機能している。
非感染者や非覚醒者クエストを行ううち無自覚にレネゲイドに感染・覚醒・そして成長していく。
プラチナ帯では6割ほどが、ダイヤモンド帯では一部の有名人を除き殆どがオーヴァードに覚醒している。
そしてその頂点である“グランドマスター”は正真正銘のマスターエージェントクラスの実力を持っている。

“グランドマスター・χ26”
登竜門の最上位エージェント“グランドマスター”の一人。
“最初のグランドマスター”ゲンカイの門弟、元サークルメンバーであり、その中でも随一の使い手であった。
突如として行方を眩ませサークルから離脱した師を恨んでおり、復讐のために“グランドマスター”まで上り詰めた。

“二見一蹴”と呼ばれる能力を持ち、一度見た技を完全に無効化する。(Eロイス:究極存在の効果)
部下であるサークルメンバーを最初にぶつけ、相手の手の内を明かしてから戦うのが常套手段であり、
そのための戦力を郊外の倉庫に集めているらしい。

→倉庫へ向かうことでミドル戦闘が可能になる。

GM:あっ違う
GM:いや違わなかった
GM:他の情報貼ったかと思った
GM:こんな漢字です
赤城夏海:今更ですけど、赤城はどんなランクかは決めちゃっていいんでしょうか
GM:いいよ!
赤城夏海:やった! 休憩終わりまでに考えとこうっと
GM:では一旦お昼の部はここまでで
GM:夜からはこれの共有とかからやっていきましょう。よろよろ~
羽瀬ゆかり:は~い よろしくお願いしますっ
漸馬翔:はーい。楽しみー。
赤城夏海:はーい了解です! また夜に!

GM:ではそろそろ再開していきましょうか
羽瀬ゆかり:おっすおっす
漸馬翔:いつでもいいよ!
GM:情報収集を終えた君たちは、再び仮拠点に戻ってきているよ。
GM:海里ちゃんは時折うーんとうなったりして起きそうな感じもしつつまだ起きません

黒梅 七重:「あ、お疲れ様っす皆さん!こっちは夏海さんの検査終わりましたよ!」
黒梅 七重:なんか色の変わった沢山の試験紙を持った黒梅さんが君たちを迎えるよ
羽瀬ゆかり:「おお、ご苦労さま~」
黒梅 七重:「ノイマンとモルフェウスのクロスブリードっすね」
黒梅 七重:「レーザー使ってたって話ですけど、光を出してるんじゃなくて光を出せるものを作ってるっぽい?っす」
赤城夏海:「ノイマンとモルフェウス? それ、登竜門のジョブ名じゃん」
赤城夏海:「そこらへんも現実の超能力者を上手く使ってんだなあ」
漸馬翔:「片方は俺と同じだな。うん、使える能力もゲームと大体一緒」
羽瀬ゆかり:「登竜門の外でも使われてるんだよ。超能力の分類名でね」
赤城夏海:「ふぅん。睡眠学習……じゃないけど、知らず識らずのうちに超能力者に詳しくなってるってことか。登竜門プレイヤーは」
赤城夏海:「エンハイとかブラックドッグとかもあるのか? ひょっとして」
赤城夏海:「従者を100人くらい出せるやつがいたり?」
羽瀬ゆかり:「いるにはいるらしいね、私は会ったことないけれど」
羽瀬ゆかり:「あ、私はノイマンだよ。スキルツリー的にはもっぱら研究や情報分析だけどね」
漸馬翔:「俺はハヌマーン/ノイマン。流石に弱小スキル エアロドライヴは使わないけど」
漸馬翔:「へぇ、全員ノイマンか。珍しいもんだね」
赤城夏海:「なんだよ、ノイマンって結構多いのか? もっとレアな能力がよかったな」
黒梅 七重:「ゲームの話もいいっすけどー。情報分析が得意なノイマンの皆さんはなにか解ったこととかないんすか?」
赤城夏海:「はっ」
赤城夏海:「そ、そうだ。オレはまだお前らのこと信用したわけじゃねーからな。情報ちゃんと掴めたのかよ!」
赤城夏海:「オレはちゃんと掴めた。ノイマンだからな」 胸を張る。
羽瀬ゆかり:「まあまあ、今回ばかりはゲームの話も仕事の内なんだから」
漸馬翔:「そうだね。此処にいる君達は可愛いってことは分かったかな」
漸馬翔:「みんなにスィーツとか色々買ってきたよ。ティーセットある?美味しい紅茶淹れるけど」
漸馬翔:言いながらランチシートを広げてケーキを置いていく。
黒梅 七重:勝手にフルーツケーキを取って食べます
黒梅 七重:「しょっぺえ~」
赤城夏海:まだ微妙に警戒してるのでケーキには手をつけません。毒を混入した痕跡などがないかじーっとケーキを見ている。
羽瀬ゆかり:「こら、黒梅。お客さんの前で勝手に食べないの」
漸馬翔:「人数分あるから遠慮なく、どうぞ」シュークリームを手に取って言う。
漸馬翔:「俺はグランドマスターの事について調べてきたよ」
漸馬翔:「俺の贔屓の店なんだ。美味しいよ。……誰から情報発表する?」
漸馬翔:シュークリームを口に入れる。
羽瀬ゆかり:「それはそうと、進捗はあったよ。うん」
羽瀬ゆかり:「私は"竜の息吹"の事を調べてたよ。まあ、正体が分かったってわけじゃないんだけども」
羽瀬ゆかり:「どうも……あ、領収書ある? これくらいなら経費に回せるから」
赤城夏海:「ゆかりからになりそうだな。竜の息吹って結局なんなんだ? ゲーム内アイテムじゃなさそうだよな?」
漸馬翔:「これくらいは良いさ。デート代と食事代は女の子に奢らせないのがポリシーだから……ゆかりさん、ではどうぞ」
羽瀬ゆかり:「うん、現実に存在する物品みたいだね。遺産、と私達は呼んでるんだけど」
羽瀬ゆかり:「今よりずっと古い時代にレネゲイド……オーヴァードと同じような力を得た物品のことだね」
赤城夏海:「マジックアイテムとか、アーティファクトとか、そういうやつのことか……ほとんどゲームのまんまだなもう」
羽瀬ゆかり:「持っているオーヴァードの能力の成長を比較的に高める……ゲーム的に言うなら、経験値のブーストアイテムって感じ?」
羽瀬ゆかり:「こういう年代物は、月日を重ねる内に強い自我を持っていることがあってね」
羽瀬ゆかり:「持ち主を選んだり、使われる代わりに契約として対価を求めたりする事がある」
赤城夏海:「あいつが言ってたゲンカイってのとなんか関係があったりは?」
羽瀬ゆかり:「"竜の息吹"も、そういう感じみたいだね。心の通った持ち主の元にないと、効果を発揮しない」
羽瀬ゆかり:「そうそう。ゲンカイっていうのは、その"竜の息吹"の前の持ち主だよ」
羽瀬ゆかり:「最初のグランドマスター、って言ったほうが通りがいいかもね」
漸馬翔:「1LVとか2LVまで上がるとかじゃなくて、一気にカンストするとかっぽいね。ついでにクラスチェンジもかな」
赤城夏海:「スーパー人違いじゃねーか! 海ちゃんはそんなんじゃねーのに! 多分」
羽瀬ゆかり:「で……その"ゲンカイ"が、この市の辺りで行方を晦ましたみたいでね」
漸馬翔:「そうだね。そろそろx26の事言うかい?」
羽瀬ゆかり:「χ26はそれを追ってきたんじゃないかな。白田さんを人違いした理由は、わからないけれど」
黒梅 七重:「めちゃくちゃ似てる双子の妹が居るとか?」
赤城夏海:「いない……はずだ。どうだろ。そういう話は聞いたことないけど……」
赤城夏海:「26のことは? お前が調べたのか」 ザンバ君をじろりと見る。
羽瀬ゆかり:「まあ、それも後で戸籍を確認してもいいかもしれないけど……うん、今はそっちの話を聞きたいな」
漸馬翔:「結構、大変な事になってるね。彼、随分とマメな人間だ」
黒梅 七重:「なんかやべーんすか?」
漸馬翔:「登竜門の最上位エージェント“グランドマスター”の一人。でゲンカイの弟子だったんだけどね」
漸馬翔:「ゲンカイが突如として行方を眩ましたんで怒り心頭、復讐に燃えてるよ」
羽瀬ゆかり:「ははあ。見捨てられたと思いこんで逆恨み、って感じか」
赤城夏海:「それで海ちゃんになんかグチグチ言ってたのか。海ちゃん、よっぽどゲンカイってやつに似てるんだな」
漸馬翔:「その一念でグランドマスターになったって話さ。で、厄介なのは此処から」
漸馬翔:「彼、一度見た技を完全に見切るチートを本当に持ってる」
羽瀬ゆかり:「えっと……現実の方の話だよね?ゲームじゃなくて」
漸馬翔:「ほら、スキル《“二見一蹴”》って一時期噂になっただろう?」
漸馬翔:「あれをマジで使えるらしいよ」
羽瀬ゆかり:一瞬、表情が固まったようにまばたきをして。すぐに笑顔を取り繕う。
赤城夏海:「強すぎてすぐ修正されたやつじゃん。まさかナーフ前のやつ使えんのか?」
漸馬翔:「だと思うね」
漸馬翔:「最初に部下を使って、技を出させて、それから戦うんだってさ。その戦力を郊外に集めてる」
羽瀬ゆかり:「ははあ、流石はグランドマスター……と言うべきなのかな」
漸馬翔:言って、郊外の倉庫の写真を見せる。
赤城夏海:「で、手の内を全部晒してどーにもなくなったところを叩くってわけか。ふん」
赤城夏海:「やっぱ女の腐ったようなやつだ。やり口がきたねーんだよ!」
羽瀬ゆかり:「実力があって、慎重で、合理的……か。厄介だなあ」
GM:この辺りでよく見る、ガラの悪そうなチンピラが集まってますね
漸馬翔:「でも、気持ちはわかるね。俺も彼みたいな気が触れるほどの恋をしてみたいよ」
赤城夏海:見た目こそ清楚なお嬢様だが、腕組みしてソファにふんぞり返り脚を投げ出している。
白田海里:「うーんむにゃ……」夏海ちゃんが大声を上げたタイミングで寝返りをうつよ
漸馬翔:「夏海姫。スパッツとか履いてる?」目を逸らして紅茶を上品に飲む。
赤城夏海:「うう……海ちゃんごめんな。すぐあいつのこと血祭りにしてくっから……」
赤城夏海:「蒸れるから履いてない。あれはかわいこぶってる女子がつけるもんで、オレみたいなやつはつけなくていいんだ」
赤城夏海:「……いちおう登竜門についても調べてきたんだけどよ。改めて」
羽瀬ゆかり:「ええ……大丈夫なの?」
赤城夏海:「お前らひょっとして、オレより登竜門に詳しいんじゃねーの? 説明いるか今更?」
羽瀬ゆかり:「戦闘になると、こう……爆風とか……」
漸馬翔:「王子としては目のやり場に困るけどね」
漸馬翔:「聞きたいな。君の小鳥のような美しい声で紡がれる説明を」
赤城夏海:「オレがいいって言ってんだからいいの! それより登竜門の話をしろって!」
赤城夏海:「たとえが気持ちわりーんだよ!」 投げ出した脚でそのまま蹴りを見舞っている。
漸馬翔:「俺は、さっきのくらい」
羽瀬ゆかり:「私はそんなにやり込んでる方じゃないけどね。普通に流通してる情報は、大体把握してるはず」
漸馬翔:「おっと、それを喰らったら三枚目だ。ごめんね」言って椅子を傾けて避ける。
赤城夏海:「ちっ。……まあそうだよな。ザンバに至ってはプラチナ野郎だし」 こっちはスーパーゴールドだ。
赤城夏海:「じゃあ聞きたいんだけどさ」
赤城夏海:「"マスターエージェント"って、全員強いの?」
漸馬翔:「実はピンキリだけど。彼に限っては強い方」
赤城夏海:調査結果を見せる。 「グランドマスターってのは全員マスターエージェントらしいじゃん。そんなにやばいのか?」
羽瀬ゆかり:「うーん、弱い人もいないことはないね」
漸馬翔:「説明はゆかりさんに任せても良い?」
羽瀬ゆかり:「ええ、では」頷いて。
赤城夏海:「ざっくりでいいぞ。登竜門のランクも、やっぱり上位はバケモノみたいな奴らだし」
羽瀬ゆかり:「マスターエージェントっていうのは、FHって組織の中で、一つの分野における最強の称号のことなの」
羽瀬ゆかり:「たとえば剣技だったり、精神操作だったり、ハッキングだったり……この一芸に関しては誰にも負けない、って力を持ってる連中」
赤城夏海:「やっぱりだ。そこもゲームと同じだな」
羽瀬ゆかり:「そういう感じだから、戦闘能力だけで測ればピンキリにはなるのかな」
漸馬翔:「極端な話、学者タイプだったら弱い。みたいなね」
漸馬翔:「でも、26は武闘派だから強いと思うよ。あのチートスキルもあるしね」
赤城夏海:「…………」
羽瀬ゆかり:「まあでも、学者タイプだろうと簡単には倒せないよ。強力な護衛がいたり、巧妙に身を潜めていたりする」
赤城夏海:「んじゃ、もう一個質問するけどさ」
羽瀬ゆかり:「だって、死んじゃったらマスターエージェントなんて名乗れないからね。自分が一番だって言い張って、その肩書をあっさり奪われない程度には」
羽瀬ゆかり:「みんな、上手いことやってる連中ってことになる」
赤城夏海:「そこまでの……普通のオーヴァードとはワンランク上の連中を集めて」
赤城夏海:「"登竜門"は何をしようとしてるんだと思う?」
赤城夏海:「単純なセル戦力の増強か?」
赤城夏海:「ザンバ。お前こういう事情に詳しそうだろ。どう思う」
漸馬翔:(やはり、この娘、頭が良いな。ノイマンとして覚醒したのもあるんだろうけど)
赤城夏海:「マスターエージェントは個性が強すぎる。そんな連中を集めたら内乱で潰れそうなのに、なぜ20何人も集めてる?」
黒梅 七重:「も~。そんな風に話すってことはもう調べ付いてるんじゃないっすか~?もったいぶらずに教えて下さいよ赤城さ~ん」
漸馬翔:「そうだねぇ。正直に言うとそこは俺にも良くわからないけど、推測で良い?」
赤城夏海:「いいよ。オレだってわかんねーし」
漸馬翔:「"登竜門"の名の通り、竜になりたいのさ」
赤城夏海:信用できるかカマをかけているところもある。どうせ既知だろうというところもあるが、あえて自分が調べてきた登竜門の情報はほとんど喋らなかった。
赤城夏海:「はあ?」
漸馬翔:「即ち更なる進化。オーヴァードを超えた何か(プライメイト)」
漸馬翔:「竜の息吹の方向性ってそういうのじゃないか」
赤城夏海:「"人間を超越して神様になろう"とかそういうのか。くだらねーな」
羽瀬ゆかり:「確かに、FHセルが持つの理念としては珍しくないね。そういうの」
漸馬翔:「誰かがソレにたどり着けば良しなんじゃないかな。競い合わせるのは一番成長効率が良いからね」
漸馬翔:「ゲンカイさんに答え合わせをしてもらいたいくらいさ。俺からも一ついい?」
黒梅 七重:「なんすかなんすか?」
赤城夏海:「さっさと言え」 ザンバくんのつま先を自分のつま先で控えめにけりけりしている。
漸馬翔:「ケーキに毒なんて入ってないよ。ほら、ハヌマーンとノイマンって言っただろ。ソラリスやエグザイルと違って仕込めない」
漸馬翔:爽やかに笑う。
赤城夏海:「わかるもんか。オーヴァードは嘘をつけない、なんて特性があるわけでもないだろ」
羽瀬ゆかり:「あはは。まあ、不信が拭いきれないのはわかるけどさ」
羽瀬ゆかり:にこやかに二人に割って入り、赤城さんの方を見る。
漸馬翔:「ははは。慎重なのは良い事だけど、少し傷つくという話さ」
羽瀬ゆかり:「これから戦いに行って、背中を預ける相手なんだよ」
羽瀬ゆかり:「そんな卑怯な事はしないってくらい、信用してあげてもいいんじゃない?」
赤城夏海:「うーむ……」
羽瀬ゆかり:「……という訳で、私はいただきます」ひょい、とフォークでケーキを一口頬張る。
赤城夏海:「……わかった。いいぜ。自慢じゃないが、超能力者に覚醒したオレは強いからな」 こちらもケーキをバクバクと一気に平らげる。
黒梅 七重:「あ~っ。食べなかったら私がもらおうと思ってたのに~……」
赤城夏海:「これでオレのお腹がいたくなったり、頭が痛くなったり、急に顔が紫色に腫れ上がって苦しみだしたらお前は毒を混入した嘘つきの裏切り者だからな!」
赤城夏海:「その時は覚悟しろよ!」 むしゃむしゃ食べています。
漸馬翔:「姫達が美味しそうに食べてる姿を見るのが、こちらとしては喜びだ」
漸馬翔:「そんな趣味の悪い苦しみの顔はフェチズムとして無しなタイプです」
赤城夏海:「そのヒメってのやめろ! 気持ちわりーんだよ!」 蹴りを入れようとし、かわされる。
漸馬翔:「夏海姫にわざと蹴られる男子っていそうだよね。俺はそうじゃないけど」
羽瀬ゆかり:「あ、おいしい……」すこし頬を緩ませながらもくもくと食べている。
羽瀬ゆかり:もぐもぐとケーキを飲み込んで。「……それはよく分からないけど、蹴りのキレはいいよね」
羽瀬ゆかり:「けっこう喧嘩とか経験あるタイプだったりする?」
赤城夏海:「さーな? もっと仲良くなったら教えてやってもいいぜ」

GM:ではシーン終了で
GM:ロイスの取得とか購入とかができるぞい
赤城夏海:ロイスは~どうしようかな。ゆかりちゃんにとろうっと
赤城夏海:-UGN支部長/羽瀬ゆかり/連帯感/警戒○/ロイス
赤城夏海:いやP有為だな! 有為警戒です
羽瀬ゆかり:うーん 漸馬翔:◯連帯感/隔意 で取ります
赤城夏海:購入はどうしようかな。ブルーゲイル。
漸馬翔:僕は夏海ちゃんに取ろう 成り行き同行者/赤城夏海 聡明〇/危険視
赤城夏海:2dx+2>=20
DoubleCross : (2DX10+2>=20) → 9[1,9]+2 → 11 → 失敗

赤城夏海:ダメだ! 以上です。
漸馬翔:アームドスーツに挑戦。
漸馬翔:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 5[4,5]+2 → 7

漸馬翔:無理です。以上。
羽瀬ゆかり:だめだったらアームスーツリベンジしようかな
羽瀬ゆかり:お値段いくつだっけ
漸馬翔:15!
赤城夏海:かえるかな~?
羽瀬ゆかり:ワオワオ 狙います
羽瀬ゆかり:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 6[4,6]+1 → 7 → 失敗

漸馬翔:8も足りないぜ!!
GM:財産はいいかな?
漸馬翔:これじゃ買える訳ねー
羽瀬ゆかり:うーん 8点払って買っちゃお
赤城夏海:ここで8はもったいない気もする!
赤城夏海:あっ買ってる でも財産16だから大丈夫か
漸馬翔:いただければポンケにINします!!
羽瀬ゆかり:財産16->8です
羽瀬ゆかり:漸馬くんにあげて以上!

■ミドルフェイズ03

GM:では購入して次行くぜよ!情報収集の続きやるぞい~
赤城夏海:ほいほい~
白田海里〈情報:噂話〉6、8
GM:これがまだ残ってるよ
赤城夏海:これは絶対に開けたいし、海ちゃんを一人にするわけにはいかないので出!
漸馬翔:出ますよー
赤城夏海:出なんですが、ゆかザンコンビはどうされますか
漸馬翔:僕の接触対象ですからねw
羽瀬ゆかり:二人きりになりたいなら待機してもいいかもの構え
赤城夏海:ザン→ゆかザン→ゆかザンマ→ゆかザンダイン
漸馬翔:そう。私はFHおにいさん!
羽瀬ゆかり:だけど漸馬くん出るなら出たいな!ひとりぼっちはやだ
GM:じゃあとりま二人かな?ダイスを振るのだ
赤城夏海:絶対に二人きりにならなそうw
赤城夏海:おいでおいで!
GM:ではでな
羽瀬ゆかり:出る出る~
赤城夏海:赤城夏海の侵食率を1d10(→ 10)増加 (54 → 64)
赤城夏海:おごごご
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を1d10(→ 10)増加 (57 → 67)
漸馬翔:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 3[3]+41 → 44

羽瀬ゆかり:ぴええ
GM:同じくらいだから大丈夫
赤城夏海:死んじゃうワン
羽瀬ゆかり:やっぱりケーキになにか……
赤城夏海:許さんぞザンマ
漸馬翔:冤罪!!
GM:挑戦者求む
赤城夏海:はいはーい!海ちゃんの個人情報に挑戦します!
GM:しな!
羽瀬ゆかり:がんばれ~
GM:達成値が高かったらおまけで知りたいことを教えてあげよう
赤城夏海:コネ:噂好きの友人でダイスを+2。噂話。
赤城夏海:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[6,6,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

GM:高い高いじゃん
赤城夏海:幼馴染なんだよな~
GM:なんでも知ってるようだな
羽瀬ゆかり:親友の個人情報に対するやる気がすごい
GM:では情報を公開しよう
赤城夏海:吉良吉影の同僚くらい知ってます
漸馬翔:友達大好き!
白田海里〈情報:噂話〉

P3市に住む普通の高校生。
両親と絶縁し祖父・祖母と共に暮らしていたが、その二人も既に他界。
今は彼らの残した遺産を使いながら一人で暮らしている。

祖父からネットについての危険性をこんこんと説かれていたようで、登竜門のこともよく思っていない。
幼馴染である赤城夏海に利用をやめるよう呼びかけつつ、彼女に流されて登竜門を利用しているようだ。

祖父の名は白田海源。どうやら彼は“登竜門”のユーザーだったようだ。
また、祖父が死んだ時期はグランドマスター、“ゲンカイ”が消息を絶った時期と一致する。

GM:後もう一個調べられる情報が増えるよ
赤城夏海:あらっ
GM:白田海里2〈情報:FH〉 難易度12
赤城夏海:お願いしますザンバさんゆかりさん……!
漸馬翔:まず僕が振ろう。
漸馬翔:そしてフローズンリリィあるとやっぱ役に立つ場面多いですねw
羽瀬ゆかり:あっ
羽瀬ゆかり:サラウンドレポートっていうのがあって
羽瀬ゆかり:同じシーンに出てると情報ダイス+1です 忘れてた
赤城夏海:フローズンリリィもっとけばよかったw
漸馬翔:コネ:FHで。了解サラウンドレポートも頂きます。
赤城夏海:支部長最強エンブレム!
漸馬翔:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 7[3,4,5,5,7]+2 → 9

GM:では+しな
羽瀬ゆかり:経験点5でこれはすごい
GM:残念だったな
漸馬翔:財産使って成功させます
漸馬翔:3全部突っ込む。
GM:やられたぜ
GM:じゃ、公開しよっかな~
白田海里2〈情報:FH〉 難易度12
彼女は白田海源……“グランドマスター・ゲンカイ”の所持していた遺産、“竜の息吹”そのもの。
ゲンカイは人格を持つ“竜の息吹”を自分の所有物にするため、RBとして覚醒させた上で孫である海里の人格を移植したのだ。
海源の死後も彼女は自分がオーヴァードであることを知らないまま白田海里として過ごしている。
そして“ゲンカイ”の死後、“竜の息吹”の所有権は親友である赤城夏海に移っていると思われる。

羽瀬ゆかり:!??
GM:こんな事がわかりました
GM:PvPをやりたいわけではないのでPLには公開するけど
GM:翔くんはロール上二人にはいや~わかんなかったわ~wって言って15円玉さんだけに報告してもいいよ
赤城夏海:孫の人格ってことは、真(リアル)・海ちゃんはまたどこかにいるんでしょうか
GM:死んでるんじゃないでしょうか
赤城夏海:しんでる・・・
漸馬翔:15円玉に報告して。この情報2 EDで公開したいなw
赤城夏海:あわわわ……
GM:父親と母親が居ないのももしかしたら
羽瀬ゆかり:ひえ……
漸馬翔:話のがれもあるだろうけど。絶対に皆にも流すから、今は考えさせてね。
GM:一緒に死んだとかなのかもしれませんね。本人は知らんけど
漸馬翔:話の流れ
GM:じゃあロールは2つに分けよっか
羽瀬ゆかり:こっちは大丈夫よ~
漸馬翔:そうですね。まずはタイマンだね
GM:赤城ちゃんと白田ちゃんのお話と
GM:ざん馬くんが15円玉さんに報告するシーン
赤城夏海:hoihoi
赤城夏海:ゆかりちゃんこっちくる?
羽瀬ゆかり:じゃあ途中から様子見に行ったりしようかな?
GM:ではそんな感じで
羽瀬ゆかり:最初は二人で話してもらって
赤城夏海:いつ来てくれてもだいじょぶだよ!
羽瀬ゆかり:はあーい
漸馬翔:こっちの方で電話終わってから来ても良いぞえ

GM:では描写を始めていきます。まずは赤城さん側から
GM:君は目を覚ました白田海里ちゃんと一緒に、ビルの屋上に来ています。
GM:屋上からは夕暮れの街が一望できるよ。この辺り全体が貧しいのだろう。ボロっちい建物が多い。
赤城夏海:「ふー」
白田海里:「ごめんねなっちゃん。私いつの間にか寝ちゃってたみたいで……」
赤城夏海:「海ちゃんどう? まだ気分悪い?」
赤城夏海:「いいよ! オレもコテンって行っちゃったし
白田海里:「ううん。もう平気だよ!でも……あれってなんだったんだろう」
赤城夏海:「あれはさ。さっき聞いたんだけど、特殊な睡眠ガスで……」
赤城夏海:「……」
白田海里:「怖い男の人が来て……それから急に商店街が爆発?して、それから……」
白田海里:「……なっちゃんは?覚えてない?」
白田海里:「???睡眠ガス?」
赤城夏海:「……いや」
赤城夏海:「ホントのことを話したほうがいいのかもしれないな……海ちゃん、これから変な事言うけど」
赤城夏海:「できれば冗談だと笑わないで、信じてほしいんだ」
白田海里:「大丈夫だよ!だってなっちゃんの言うことだもん。なんでも信じるよ」
白田海里:「ねえなっちゃん。覚えてる?」
赤城夏海:「ん?」
白田海里:「あ、今日の話じゃなくて……ずっと前の話だよ」
白田海里:「私のお父さんとお母さんが居なくなっちゃって……それから頼りにしてたおじいちゃんもおばあちゃんも死んじゃって」
赤城夏海:「前に一度だけ会ったことあるね、おじいちゃん。海源さんだっけ」
赤城夏海:「そうだね。あの時は海ちゃんも落ち込んでて……オレんときとは逆だったなあ」
白田海里:「私が一人ぼっちになっちゃったときね。なっちゃん、ずっと私のそばにいてくれたよね」
赤城夏海:「当たり前じゃん! 友達だもん!」
白田海里:「なっちゃんだって大変だったのに、何日も何日も、おじいちゃんおじいちゃんって泣いてる私の手をずっと握ってくれてね」
白田海里:「えへへ。あの時から、私ずっとなっちゃんの言うこと全部信じてるよ」
白田海里:そう言って君の横に行って手を握るよ
赤城夏海:「うへへへ……そっか。なんか照れるなぁ。友達が元気ないからそばにいただけなのに」
赤城夏海:「ふーっ」
赤城夏海:「いい、海ちゃん。よーく聞いてね」
白田海里:「うん。変なこと言ってみて?」
赤城夏海:オーヴァードの事を話します。UGNのこと、登竜門がFHの仕組んだシステムだということも。
赤城夏海:ただ、竜の息吹のことだけは伏せます。ゲンカイのことも。
GM:OK。海里ちゃんは君の言うことを全部信じるよ
赤城夏海:「あの男は悪者の超能力者なんだ。ゲームをやってるやつを手当たりしだいに狩って回ったりしてる……そういう」
赤城夏海:「だからちょっとやっつけてくる。オレも……」「オレも超能力者になったから、他の人と一緒に」
白田海里:「登竜門、やっぱり危ないやつだったんだねえ……。ええと、それは……なっちゃんは大丈夫なの?」
赤城夏海:「大丈夫! オレはすごい強いんだ。あと他のふたりも、まあ、そこそこ……なかなか……おそらく……強い! たぶん!」
白田海里:「手当り次第狩ってるってことは、超能力者を狩れるくらい強いってことじゃない?」
白田海里:「それなのに、なったばっかりのなっちゃんが戦うなんて……」と心配していますが、すごい強いんだ!と言われて
白田海里:「……わかった。なっちゃんは強いんだね」
赤城夏海:「うん。海ちゃんを守れるくらいには!」
赤城夏海:「絶対帰ってくるよ。約束する!」 にゅっ、と小指を突き出す。
白田海里:「いいなあ。私も強ければなあ。私がなっちゃんを守れたのに」
赤城夏海:「へへへ……いいんだよ。海ちゃんはオレんちが大変だった時に元気をくれたんだから。今度はオレがお返しするんだ」
赤城夏海:「だからさ」
白田海里:「私だって元気をもらってるよ~!……でも、うん。じゃあ私は、ちゃんとなっちゃんに守られるね」自分の小指を君の小指に絡めるよ
赤城夏海:竜の息吹。ゲンカイ……彼女の祖父、白田海源と関係していることは間違いない。
赤城夏海:「うん。約束だよ」
赤城夏海:「どんな秘密があっても、オレたちはずーっと友達だ」
白田海里:「うん!約束!」
赤城夏海:「嘘ついたら、はりせんぼん、のーますっ。へへへへ」
白田海里:「千本飲めたら超能力者だよ~」笑いながら
羽瀬ゆかり:ガチャ、と屋上の扉が開く音。
羽瀬ゆかり:「あっ……二人とも、ここにいたの!」
赤城夏海:とっさにそちらを振り返り、出てきた顔を見て安堵する。
羽瀬ゆかり:姿が見えなくなっていたので探していたらしい。風に白衣を煽られながら、とことこと駆け寄ってくる。
羽瀬ゆかり:「白田さんは……身体の具合、どう? もう平気そう?」
白田海里:「こんにちはー。UGNの人……ですか?私もなっちゃんもお世話になってます」
羽瀬ゆかり:いつも通り、ニコニコと友好的な笑顔を浮かべて覗き込む。
白田海里:「はいっ。もうすっかり元気です。なっちゃんから沢山もらいました」ちからこぶ
羽瀬ゆかり:「UGN……ああ。そっか、話したんだね」赤城さんの方を見て、納得したように頷く
赤城夏海:「うん。黙ってようかとも思ったんだけどさ」
羽瀬ゆかり:元から口止めはしていなかった。白田さんの心のケアに関する判断は、親友である彼女がするべきだと思ったから、そのように伝えていた。
赤城夏海:「友達にはやっぱり話しておきたかったんだ。……まずかったか?」
羽瀬ゆかり:「ううん。ちょっぴり心配だったけど……でも、大丈夫だったみたい」
羽瀬ゆかり:元気そうな白田さんの顔を見やり。
白田海里:「よかったー。美味しいって~」
赤城夏海:「そっちのまずいじゃないよ。もう」 笑って海ちゃんの肩をぺしぺし叩く。
羽瀬ゆかり:「それに、こうやって大切な人と気持ちを繋いでおくことは」
羽瀬ゆかり:「私達のようなオーヴァードにとって、大切な事だからね」
羽瀬ゆかり:「あなたが窮地になった時、この子の応援は力になるよ。きっとね」ふわふわと笑って赤城さんに言う。
赤城夏海:「……海ちゃんの家にも手が回ってるかもしれない」「ゆかり。しばらくの間、海ちゃんを匿ってもらえないか?」
赤城夏海:「ほら。気持ちをつなぐのが大事なら、気持ちをつないだ人が危ないかもしれないってハラハラしながら戦うのは、絶対良くないと思うし」
羽瀬ゆかり:「うん、勿論。私も、そうしてもいい?って提案しようと思ってた」
赤城夏海:「あっ」
赤城夏海:「違うぞ! 別に心の底からお前らを信用したわけじゃねえぞ!」
赤城夏海:「ただあのXナントカとかそういうやつよりは五段階くらいマシってだけだからな!」
羽瀬ゆかり:「ふふっ」
羽瀬ゆかり:「でも、ちょっとはしてくれたんだ」
赤城夏海:「ちょっとだけだ!」
赤城夏海:「だからその……海ちゃんのこと、よろしく頼んだぞ」
羽瀬ゆかり:「それじゃ、その気持に応えないとだね~」
羽瀬ゆかり:「ええ、頼まれました」
白田海里:「匿われます~」
赤城夏海:「……しかしよお。ゆかりはニコニコしてるし、支部長だし、優しいからいいんだけどよ」
赤城夏海:「あのザンバってやつ、ほんとーに信用していいのか? 大丈夫か?」
羽瀬ゆかり:「うーん……漸馬くんも優しい子だとは思うけどなあ」
GM:UGNのデータベースにもイリーガルとして登録されている……ということを
GM:ゆかりちゃんは伝えてもいいよ
羽瀬ゆかり:「ちゃんとうちのデータベースにUGNとの協力実績があるイリーガルだったし……でもまあ、そうだね」
羽瀬ゆかり:「何か、隠したい本心があるような気はするね。良い悪いの話じゃなく」
赤城夏海:「そっか。ゆかりが言うなら、とりあえず信じてみるか……」
赤城夏海:「さっきのケーキ、ほんとに毒とかも入ってなかったし」
羽瀬ゆかり:「私達に見られたくない部分があるから、軽薄な感じを装ってる。みたいな」
羽瀬ゆかり:「人間、誰しもそういう事はあるんじゃないかな~」
赤城夏海:「それはわかる。人に言えない事のひとつやふたつくらい、あるよなぁ」
赤城夏海:「敵じゃないといいなあ」

GM:ではこの辺りでカメラは移り
GM:ビルとビルの間、日の当たらない裏路地。君、FHエージェント"Lethe”は赤城さんたちから離れ
GM:先程手に入れた情報を上司である”15円玉”に伝えています。
GM:いつもどおり通信機越しでの会話だ。
漸馬翔:『ラブストーリーじゃないのは、俺の趣味じゃないな。ゲンカイは白田海源。最初のグラウンドマスターだ。女じゃない』
漸馬翔:『そして、竜の息吹の正体は、接触対象そのものとはね。もう無理じゃないか?15円玉』
15円玉:『……想定より、厄介な事になっているな』
漸馬翔:『UGNに保護されたって言うのは、成り行きとはいえ、詰みに近いね』
15円玉:「仮に"竜の息吹"である少女を、力尽くで奪うような真似をしたとして。協力を得られるとは思えん」
漸馬翔:『それに、可愛い女の子を不幸にするのは俺の趣味じゃないよ。そこらも含めて何か手はあるかい?』
15円玉:「竜の息吹の効果を得るためには、心を通わせることが絶対的な条件となる……ふむ」
15円玉:しばらく、考え込むような沈黙が流れたあと。
漸馬翔:『UGNの支部長がまた良い女なんだ。……ん。心を通わせることが条件なら、あんたにはどうあっても力は流れないな』
15円玉:「……解決策はない。現時点では、だ」
漸馬翔:『さしあたって諦めるかい?26の方は倒す流れになりそうだけどね」
15円玉:「ああ。お前は引き続き、"竜の息吹"とその所持者の監視を続けていろ。できるだけ友好的な関係を結んだ上で、だ」
漸馬翔:(心を通わせることが絶対的な条件。そうなると"竜の息吹"と心を通じ合わせてるのは夏海姫か)
15円玉:「χ26が"竜の息吹"を力尽くで手に入れようとするなら、いずれにしてもそれは止めなくてはならん」
15円玉:「私は、"竜の息吹"を手に入れる為に他の手立てを探る事にする」
漸馬翔:(つまり夏海姫がオーヴァードになったのは、そういう事だ。成程、遺産の力は確からしい)
15円玉:「ゲンカイが孫娘の人格を複写するという半ばチートのような手段で"竜の息吹"を手に入れたのならば、他にも例外を見出す事ができるかもしれない」
15円玉:「……あるいは、お前が厭わないような平和的な手段で、な」
漸馬翔:『分かった。それなら俺も罪悪感を背負わないからね。姫君を守る王子様をやってれば良い訳だ』
漸馬翔:『理解ある上司で嬉しいよ。有能な部下をやっていて良かった。ってとこかい?』
15円玉:「……言ったはずだ、"Lethe”。私はお前の実力を買っている」
漸馬翔:『それは、どうも。改めて言うけどさ。あんたには感謝してるし、俺にも欲望はある』
15円玉:「お前が忠実かつ有用である内は、わざわざ叛意を買うような真似はしないというだけのこと」
漸馬翔:『だが、俺はFHに品性までは売ってない。それさえ覚えておいてくれれば良いさ』
15円玉:「……そうか。なら、そのままお前が獣に落ちぶれない事を期待していよう」
漸馬翔:『他には?何かあったら手短に。あんまり離れると怪しまれるんだ』
15円玉:「そうか、ならばすぐに戻れ。私からの用件は済んだ」
漸馬翔:携帯を切る。
漸馬翔:そしてコインを取り出しフリップする。
漸馬翔:「さて、どう動くかな。流されるのは好きじゃないけど」
漸馬翔:「表か。正義の味方……今更、冗談じゃないよ」

GM:シーンを終了します。ロイスの取得と購入が可能
赤城夏海:ゆかりちゃんのロイスをP感情表にするワンよ!
羽瀬ゆかり:やったわん!
GM:わんわん!
赤城夏海:-UGN支部長/羽瀬ゆかり/連帯感○/警戒/ロイス これです まだ連帯感
赤城夏海:購入はどうしようかなあ
漸馬翔:そうですね。白田海里ちゃんにロイスを取りましょう。真実を知ったので 竜の息吹 憐憫/厄介〇 で。
漸馬翔:購入は強化素材。
GM:良かった。純愛ではなかった
漸馬翔:シューターズジャケットとかは?
羽瀬ゆかり:ううーん、私はロイス保留で
赤城夏海:シューターズジャケット、行動値が2下がっちゃうのが困りものなんですよねw
漸馬翔:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 9[6,9]+2 → 11

漸馬翔:買えないぜ!
赤城夏海:ただでさえ9で範囲攻撃は微妙なラインなのに!
羽瀬ゆかり:あ、そういや赤城ちゃんウェポンケースほしいんだっけ
赤城夏海:あっあると安心です 念の為
羽瀬ゆかり:4個あるから好きなの持ってって~
赤城夏海:わーい じゃあこの下から2番めのやつにしよ
赤城夏海:当たるといいな~
GM:そういえば神なんちゃら、80%制限なかったっけ
赤城夏海:あっ
羽瀬ゆかり:choice[あたり,はずれ]
DoubleCross : (choice[あたり,はずれ]) → あたり

GM:今気づいた
羽瀬ゆかり:あたった よかったね
漸馬翔:射撃用の強化素材みたいなアイテムもあったハズ 照準器
漸馬翔:これは?
漸馬翔:命中が上がるよ
羽瀬ゆかり:私もなに買おうかな
赤城夏海:神なんたら、80%ですね! 修正しておきます
赤城夏海:ミドルからは使えないワン
GM:心
赤城夏海:となるとどうしようかな。ミドルでは絶対に範囲は撃てないし
赤城夏海:シューターズジャケット→ブルーゲイルコースでいってみるか
赤城夏海:いや、ダイスは足りてるはず! ブルーゲイル。
漸馬翔:ゆかりちゃん 盾か防具?
赤城夏海:というか今気づいたのですが、AIDAで感覚と社会のダイスが3増えるので
GM:そういえばそうじゃん
羽瀬ゆかり:自分用のは別にだからみんながほしいもの買おうかな~の構えだった
赤城夏海:普通に3個少なめで振ってました。改めて正しいダイスで振ります
GM:メリットを半分失っている!
赤城夏海:6dx+1>=20
DoubleCross : (6DX10+1>=20) → 9[1,1,4,5,9,9]+1 → 10 → 失敗

赤城夏海:AIDA!!
赤城夏海:AIDAが仕事をしてくれなかったので以上です
羽瀬ゆかり:すごい 社会強者じゃん
羽瀬ゆかり:じゃあ私もブルゲチャレンジしようかな
羽瀬ゆかり:コネ:手配師も使います
赤城夏海:さっさらなる強者
赤城夏海:(Eロイス)
羽瀬ゆかり:6dx+1>=20 ブルゲ!
DoubleCross : (6DX10+1>=20) → 9[3,8,9,9,9,9]+1 → 10 → 失敗

赤城夏海:さらなる強者ー!
羽瀬ゆかり:だめだったよ……(しょぼしょぼ)
GM:財産も足りないぜ
GM:ではシーン終了
羽瀬ゆかり:散財しすぎちゃった
漸馬翔:その分働くから

■ミドルフェイズ04

GM:次はミドル戦闘のシーンをやーるよ
赤城夏海:血祭り!
羽瀬ゆかり:フェスティバル!
漸馬翔:これが楽しみだぜ!
GM:どんな流れにしようかな。皆で少し話して倉庫の中に乗り込め~する?
赤城夏海:そうするワン?
羽瀬ゆかり:そうしよっか
漸馬翔:そんな感じで良いのでは。特に夏海ちゃん初陣だし
漸馬翔:いきなり戦闘より話した方が良いと思う
GM:イイデショウ……では倉庫の近くの物陰とかに隠れて様子を見ながら話してもらおう
GM:描写を開始するよ。
漸馬翔:その前に登場ダイスだぜ!
GM:そうだったぜ!
赤城夏海:でよでよ
赤城夏海:赤城夏海の侵食率を1d10(→ 2)増加 (64 → 66)
赤城夏海:ほっ
漸馬翔:1D10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 4[4]+44 → 48

羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を1d10(→ 6)増加 (67 → 73)
GM:では改めて描写を開始しましょう。

GM:夕暮れ時を過ぎ、日は傾き夜になった。君達は闇に紛れ
GM:”χ26”の手下が集まっている倉庫の前に身を潜めているよ。情報通り、何人かが出入りしているのが見える
GM:中には拳銃を持っているやつも居るよ。この倉庫で間違いなさそうだ。
羽瀬ゆかり:「ふんふん……そんなに厳しい警備網ではないかな」
赤城夏海:「うん。やっぱりあれで間違いないよな」 茂みにしゃがんでます。
羽瀬ゆかり:カシャカシャと静かな音を立てながら這い戻ってきた蜘蛛型ロボットを手のひらに乗せて拾い上げる。
赤城夏海:「おぉ……」
赤城夏海:「かわいいなそれ。名前とかついてるのか?」
羽瀬ゆかり:「あっ、この子? "ヴィオリスト"っていうの」
羽瀬ゆかり:「ふふ、可愛いって言われたのは初めてかも」
漸馬翔:「そういうの姫達にプレゼントしたら、喜ばれる?好みがあったら何時でも言って欲しい」
赤城夏海:「名前はあんまかわいくないな……もっとかわいいのにすればいいのに。ちび太とか」
赤城夏海:「今いちばん欲しいプレゼントは勝利だぜ。圧倒的な。相手が二度と絡んでくる気を起こさないくらいの」
羽瀬ゆかり:「いっぱいいるしよく壊れるから、あんまり愛着の湧く名前を付けるのもどうかなって思って」
赤城夏海:「……あとこいつらがあんま壊れないようにしてやってほしい……」 蜘蛛ロボを見て気持ちしょんぼりしている。
漸馬翔:「夏海姫のセンスは直截的でとても自分に合致していて調和の取れた美しさがあるね」
黒梅 七重:「皆さん、もうちょっと緊張感持ってくださいよ~。練度は低そうっすけど、中にはかなりの大人数がいるんすよ!」通信機越しに黒梅さんが警告してくるよ
羽瀬ゆかり:「うーん、でも戦いだからね。道具の事を気にかけすぎて味方が怪我したんじゃ意味ないよ」
黒梅 七重:「それに赤城さんは初めての戦闘なんすから。気を引き締めてほしいっす!」
漸馬翔:「そうだね。夏海姫、大丈夫?人を撃てる?」
黒梅 七重:彼女は仮拠点の方から君たちをバックアップしてるよ。白田さんの様子も見てるよ
赤城夏海:「オレがさっきニーロクの野郎をバチバチ撃ってたの、見てなかったっけ?」
赤城夏海:「撃てる。……いや正直な話、そんな気乗りはしないし、できれば急所を外したいけど」
赤城夏海:「友達の日常を守るためなら、撃てる」
漸馬翔:「あれは非常時だったからね。自分の意志で、恨みも薄い連中を撃つのは別だよ。って思った訳」
赤城夏海:「んじゃ祈っててくれ。あいつらが容赦なく撃っていいゲス野郎であることを」
漸馬翔:「そう願おうか。俺は3回まではフォローに回るからさ」
漸馬翔:「ゆかりちゃん、メンタルケアとかはよろしくね」
羽瀬ゆかり:「うん。私も頑張って支援するから、ちゃんと頼ってね」
羽瀬ゆかり:「勢いづいて、一人でやろうとしないこと」
赤城夏海:「うん。こういうのはパーティプレイが大事だもんな。ポケモンユナイトでもやってるからわかる」
赤城夏海:「ザンバが前衛で、オレが後衛で、ゆかりが指揮官。だろ?」
羽瀬ゆかり:ふわふわと笑みを浮かべたまま、教室で子供に勉強を教えるような穏やかさで言う。
赤城夏海:気持ち緊張してます。他人と肩を並べて戦うのははじめてだからだ。
羽瀬ゆかり:「ふふ、よろしい」
漸馬翔:「そう。俺が前で乱戦を作って、後ろに近づけないようにする。飛び道具はそっちで対処して」
赤城夏海:「落ち着いて狙う……誤射はしない……ゆかりの指示を聞いて、一人でやろうとせず、飛び道具は……おう。おう」
赤城夏海:「まかせろ、だいたい分かった。ノイマンだから」
赤城夏海:「たぶん大丈夫だ。たぶん……」
漸馬翔:「そうだね。後はゆかりさんの指示に従って、俺に誤射しないように撃ってくれれば良い。うん。飲み込みが良いね」
羽瀬ゆかり:「あと、もう一つ」
羽瀬ゆかり:「私も漸馬くんもオーヴァードで、頑丈だから。見た目ひどい怪我をしたって動けるし、平気なの」
赤城夏海:「同じオーヴァードのオレも、か」
赤城夏海:ぺたぺたと自分のおなかや腕を触っている。
羽瀬ゆかり:「そう。だから、自分が怪我をした時にそうなる心構えをしておいてほしいのと」
羽瀬ゆかり:「私達が傷を負っても……無理に助けようとか、しなくて大丈夫だからね?」
羽瀬ゆかり:勇ましくも仲間思いなこの子の脆さは、自分以外の誰かが傷つく事にあるんじゃないかと。そんな事を思いながら付け足す。
漸馬翔:「《リザレクト》はゲームにない概念だからね。あれは実装するとゲームのバランスが崩れるんだろうね」
赤城夏海:「うん。わかった」 素直に頷く。
赤城夏海:「別に、お前らがどうでもいいからとかじゃなくってな。自分の役割をまっとうしたほうが、戦いが早く終わるもんな」
羽瀬ゆかり:「そう。それが、結果的に仲間を守ることにも繋がるの」
漸馬翔:「助けて欲しい時は、助けてって言うから。その時動いてくれれば大丈夫」
赤城夏海:「それはそうだ。ほんとにヤバいときは言えよ! 出来る範囲で助けてやるから!」
漸馬翔:「勿論、夏海姫もゆかりさんもだ。そう言う時は遠慮せずに」
羽瀬ゆかり:「ふふ、イリーガルの子に諭されちゃ世話がないなあ。でも、ありがとね」
漸馬翔:「俺も格好良い所を見せたいしね」二人に向けて片眼を瞑る。
漸馬翔:「ファンになっても良いよ。その時は」
赤城夏海:「こういう変な言い回しがなければなぁ」
羽瀬ゆかり:「あはは。その下心がプラスに働く事を期待してるよ」
赤城夏海:「……うっし。オレはいつでもいいぜ」
漸馬翔:白い刀の柄に指先を触れる。
黒梅 七重:「皆さん、そろそろ見張りが交代する時間っす。その隙きをついて中に突入するっすよ!」
漸馬翔:「準備OK」
赤城夏海:「(がんばるぞ。オレが海ちゃんを守るんだ……!)」
羽瀬ゆかり:「ん、それじゃ」
羽瀬ゆかり:「行くよ。突入だ」

■セッション二日目

GM:見張りが中にはいるのと同時に君たちは倉庫に突入する。中にはチンピラ然とした男たちが30~40人ほど。足を踏み入れた途端その視線すべてが君たちに向けられる
漸馬翔:「今夜はパーティかな?混ぜてくれないか?」
羽瀬ゆかり:「あなた達、こんな場所に集まって何をしてるのかな」落ち着いた笑顔のまま、その視線を受け止めて言う。
チンピラ:「ああん!?何だてめえら。ここはガキの遊び場じゃねえんだぞ!」
赤城夏海:これはある程度演出でやっちゃっていいやつですか?
GM:軽くふっとばしていいよ!
赤城夏海:「じゃあオトナの対応してやるよ!」
赤城夏海:レーザーライフルを構え、チンピラ数人を撃ち抜きます。一応急所は外している。
チンピラ:「ぎ、ぎゃああっ!」
赤城夏海:「オレはMk-IX! マークナインの赤城夏海だ!」
赤城夏海:「海ちゃんに手ぇ出しやがって……てめーら全員が二度と手を出さないって誓うまで徹底的にやってやる!」
精鋭部隊:「おいやべえ!敵襲だ!てめえら武器取れ!」
漸馬翔:「ふぅ。そうだな。俺も美人なお姉さんと大人の遊びがしたいよ。あんたたちと遊ぶよりはさ」
漸馬翔:レーザー光と共に飛び出す。鞘打ちで殺到しようとする悪党を昏倒させる。
羽瀬ゆかり:「そういうこと。ここが子供の遊び場じゃなくたって、あなたのご主人は罪のない子供を襲ってるわけでさ」
羽瀬ゆかり:「自分達が襲われる側になる覚悟くらい、あるんだよね?」
羽瀬ゆかり:「ああ、一応、降伏と投降は受け付けるよ。やるなら早い内に表明すること。巻き込んじゃうからね」
精鋭部隊:「怯むなお前ら!相手はたった3人だ!袋にしちまえおめーら!」
漸馬翔:「さぁ、ボスと合流する前に片づけよう。あいつが技を見る駒は此処で潰す」
赤城夏海:「たりめーだ! ニーロクの野郎を後悔させてやるッ!」
羽瀬ゆかり:「この通り、うちのエースは血の気が多いんだ」
漸馬翔:「そこが魅力的だけどね。蹴りがチャームポイントさ」
GM:倉庫は一瞬で怒号と喧騒に包まれます。ミドル戦闘を開始するぜ
GM:精鋭部隊(18)、警察官(8)、FHエージェント(7)が同じエンゲージ。そこから5m離れて赤城(9)、羽瀬(8)、ざんばくん(6)が同じエンゲージだよ
精鋭部隊(18) 警察官(8)
FHエージェント(7)

5m

赤城(9) 羽瀬(8) 漸馬(6)

ROUND-01

- Setup -

GM:まずはセットアップから。開始しましょう。
赤城夏海:セットアップはないです!
羽瀬ゆかり:《常勝の天才》二人の攻撃力を+28するよ!
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を6増加 (73 → 79)
漸馬翔:強い!それを受けて《スタートダッシュ》48→51 敵のエンゲージに移動。
赤城夏海:肉屋パワ!
GM:エネミー側は特になにもないです
GM:ではこのまま次はイニチアシブになるぜ
羽瀬ゆかり:あ、ちょっとだけ演出しとこうかな
GM:いいよ!

赤城夏海:不用意には動かない。銃を構え、仲間二人に合わせて戦うつもりだ。
羽瀬ゆかり:がこん、とアタッシュケースを叩きつけるように開くと
羽瀬ゆかり:掌ほどのサイズの蜘蛛型多脚ロボットが中から這い出し、辺りの床や壁へと散っていく。
羽瀬ゆかり:「戦闘状況開始。……こっちで合わせるから、二人はやりやすいように動いて」
羽瀬ゆかり:眼鏡のテンプルをカチリと押すと、レンズに操作コンソールが映し出される。
漸馬翔:敵の怒号とロボットの展開と共にさり気なく、敵集団の目の前に肉薄していく。思考の隙をつき気配をまるで感じさせなかった。
チンピラ:「何だこいつ。自分からやられに来やがった!」
漸馬翔:「踊ろうぜ。って言うには華がないな、こっちには。まあ、彼女たちを独占する為に君達は近寄らせないよ」

- Initiative -

GM:では改めてイニチアシブから、精鋭部隊の行動です。
GM:近づいてきたことだしザンバくんを殴りたいところではあったんだけど
GM:実はこいつら同エンゲージに攻撃できないんだよな……赤城ちゃん羽瀬さんを攻撃します
赤城夏海:ひょえー
赤城夏海:やっぱりザンバ君敵なのかもしれない
羽瀬ゆかり:自分だけ逃げたということだったとはね
精鋭部隊:マイナーなし。メジャーで《ペネトレイト》2《コンバットシステム》2
漸馬翔:風評被害だよ!
精鋭部隊:で、攻撃前に装備しているラピッドファイアの効果を使用して範囲攻撃にします
精鋭部隊:8DX+5
DoubleCross : (8DX10+5) → 9[3,3,3,4,6,6,8,9]+5 → 14

精鋭部隊:リアクションをどうぞ
赤城夏海:ワンチャンあるのでは!
羽瀬ゆかり:狙うか!ワンチャンを!
羽瀬ゆかり:ドッジします
赤城夏海:ワンチャンドッジします
赤城夏海:3dx+1>=14
DoubleCross : (3DX10+1>=14) → 10[7,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

赤城夏海:うおーうおー!ネコチャン!
羽瀬ゆかり:2dx+1>=14
DoubleCross : (2DX10+1>=14) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗

漸馬翔:凄いぜーー
GM:なっばっ
羽瀬ゆかり:へにょへにょ
漸馬翔:ゆ、ゆかりさん
GM:馬鹿な、報酬でもらったレア装備なのに……
GM:ではゆかりさんにだけ当たるよ。ダメージ出すぜ
GM:2d10+9 装甲無視
DoubleCross : (2D10+9) → 4[1,3]+9 → 13

羽瀬ゆかり:ぐああっ
GM:えっ弱っ
赤城夏海:しんでないw
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりのHPを15に変更 (28 → 15)
羽瀬ゆかり:死……いきてる!
GM:予想よりカスやった……演出します

精鋭部隊:「へへへ……おい、そこのガキ。お前一年の赤城だろ?」
赤城夏海:「ああ?」
赤城夏海:「なんでオレの名前……あっ! まさか同じガッコのやつか!?」
精鋭部隊:「前からいいと思ってたんだよなあ。それが自分から飛び込んできてくれるなんてよ、運がいいぜ」
漸馬翔:その言動に、うわ。みたいな顔をする。
精鋭部隊:「おらっ!プラチナランクのクエストで手に入れたレア装備の一撃、お見舞いしてやるぜ!」
羽瀬ゆかり:「……ゲームやってて巻き込まれただけの人なら、同情の余地もあるかなと思ってたけど。あんまり容赦はいらないかなあ、これ」笑顔のまま、呆れたように呟く。
精鋭部隊:そう言って手元のマシンガンを連射して赤城さん、羽瀬さんを攻撃するよ。
精鋭部隊:「お前もオーヴァードだろ?これくらいじゃ死なねえよな!」
精鋭部隊:「泣いて謝るんなら優しくかわいがってやっても……」
赤城夏海:「なーにがプラチナランクだ」 「この! ゲス野郎!」
赤城夏海:レーザーライフルを二丁持ちして薙ぎ払います。自分に向かい来る銃弾を一瞬で蒸発させ、ついでに精鋭部隊数人を戦闘不能にした。
精鋭部隊:「なっ、ぎゃああ!お、俺のラピッドファイアがあ!」レーザーを受けて銃が爆発する
羽瀬ゆかり:「っ……!」腕前は素人だ。落ち着いて観察すれば、狙いの予測くらいはできる……だが、身体が追いつかない。
漸馬翔:「女の子に対する暴言は感心しないな。ゆかりさん、大丈夫。狙いはだいぶ悪い」
羽瀬ゆかり:かろうじて致命傷は避けた。肩口と太腿から血を流し、ふらつく。
羽瀬ゆかり:「……うん、練度は大したことないね」頬に冷や汗をかきながら、笑って顔を上げる。
漸馬翔:「後で、俺が手ずから手当てしようか?こいつらを倒した後でさ」後ろに向けて余裕気に言う。
漸馬翔:言葉を飛ばしながら脳を戦闘向きにチューニングする。
羽瀬ゆかり:「あはは。あいにく、自分の怪我の治療には慣れてるんだよ。この通り、とろいもんだからね」
赤城夏海:「ふーっ」
赤城夏海:「安心したぜ。相手が善人だったらどうしようかなーってちょっと思ってたけど」
赤城夏海:「かわいがってやるだと? 海ちゃんにも同じことする気だろこいつら……! 全員ぶっ殺す!」
登竜門エージェント:「や、やべえぞ……こいつらただのオーヴァードじゃねえ……」
登竜門エージェント:「χさんだ!早くχさん呼べ!何やってんだよあの人はよお!」

GM:ではそんな感じで、次は赤城さんの手番だね
赤城夏海:いえいいえい!
赤城夏海:マイナーで一応距離を取っておこうかな。1m後退してエンゲージを……エンゲージを
赤城夏海:ゆかりちゃんメジャーある! エンゲージを離します。
赤城夏海:メジャーはコンボ『ドゥームズデイ・IX』。《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
GM:本気だ!
赤城夏海:装着者AIDAでキーンナイフの2倍の攻撃力になったSTALKERを、えーと、4ちょうつかいます。
GM:邪悪な力だ
赤城夏海:対象は……うーん、精鋭部隊動いちゃったしなあ
赤城夏海:FHエージェントにしようっと。
赤城夏海:9dx7+7 まわれ~
DoubleCross : (9DX7+7) → 10[4,5,5,5,7,7,8,8,9]+10[2,3,5,6,8]+6[6]+7 → 33

赤城夏海:ほどほど!
GM:結構頑張ってる!
登竜門エージェント:特にエフェクトとかないので、普通にドッジします
登竜門エージェント:7DX+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 9[2,2,3,3,4,8,9]+1 → 10

登竜門エージェント:カス!ダメージどうぞ!
羽瀬ゆかり:フォールンサラマンダー!
赤城夏海:やった!この邪悪な力を食らってアノヨに行きな!
赤城夏海:おおっ
羽瀬ゆかり:ダメージ3個ダイス増やしてね
GM:あっ兵器のやつだ
赤城夏海:4d10+3d10+40 じゃあこうだ。えいえい
DoubleCross : (4D10+3D10+40) → 32[8,7,10,7]+28[10,10,8]+40 → 100

赤城夏海:装甲とかが有効100!?
GM:ええ……
羽瀬ゆかり:ひええすごい
赤城夏海:ダメージダイスが良すぎる
GM:全然耐えられません。結構HP増強してたけど一瞬で消し炭になります
赤城夏海:赤城夏海の侵食率を9増加 (66 → 75)
羽瀬ゆかり:ご、ごめんなさい ダイス+2個でした……
羽瀬ゆかり:シナリオ3回とごっちゃになってた
GM:HPの倍くらいのダメージ食らって死にます。えんしゅつどうぞ
GM:まあ……一個減っても死んでるしな……
赤城夏海:あっでも常勝を入れ忘れてたみたいなので差し引きで大丈夫
GM:常勝無しでこれなの!?
GM:天才覚醒枠

羽瀬ゆかり:壁や天井に張り付いたロボットの口から一斉に乳白色のシャボンが吹き出し、彼らの陣形の中に入り込んで弾ける。
羽瀬ゆかり:割れると同時、中身に閉じ込められていた液体がその身体に付着する。
羽瀬ゆかり:「エフェクトに反応する液体爆弾だ。あなた達の攻撃を当てれば、一緒に爆ぜるよ」二人に向かって説明する。
赤城夏海:レーザーライフルを構える。登竜門の★15レア長銃、ドゥームズデイ。
赤城夏海:これを巡ってユーザー同士のトラブルは絶えず、実名晒しまで起こるような代物だ。赤城はたまたま手に入れただけだが……
赤城夏海:今思えば、それもノイマン思考回路発現の一端だったのかもしれない。上手く立ち回り、金を稼ぎ、ドゥームズデイを入手できるようにした。
赤城夏海:「お前の性能が……登竜門の中と同じ性能なら。同じパワーを持ってるのなら」
赤城夏海:「あんな連中一発で薙ぎ払えるはずだ」
赤城夏海:「――打ち砕け! ドゥームズデイ!」
赤城夏海:極太のレーザーが発射され、エージェントの集団をひと飲みにする。
登竜門エージェント:「えっ……!?」抵抗らしい抵抗を全くできない。数十人のエージェントが纏めて焼き払われるよ。
精鋭部隊:「ひ、ひいいいっ!?な、何だ!?何が起こってんだ!?」
漸馬翔:(これが才能か?それとも"竜の息吹"の力か?成り立てでコレって言うのは、真面目にやるのが馬鹿々々しくなるね。誰もが手に入れようとするわけだ)
漸馬翔:「夏海姫。凄いな。言われてみればレーザー攻撃って言うのは光速の攻撃だよね」
漸馬翔:「うんうん。この調子でいってみよう」
赤城夏海:「はっはー! どうだ見たか!」
赤城夏海:「オレをベッドでかわいがりたいなら、これくらいのパワーを見せてみるんだなあ!」
羽瀬ゆかり:「おおう……こりゃ、私の助けも要らなかったかなぁ」

GM:では次!羽瀬ゆかりちゃんの手番だよ
羽瀬ゆかり:はーいっ
羽瀬ゆかり:メジャーで《弱点看破》を斬馬くんに。攻撃力を+15するよ
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を3増加 (79 → 82)
GM:手厚い攻撃力アップ
羽瀬ゆかり:では軽く演出
羽瀬ゆかり:「さて、随分と減ったけど……まだまだ数が多いね」
羽瀬ゆかり:レンズ上に映されたARパネルに触れ、手繰るような操作を行う。
羽瀬ゆかり:今度は機会蜘蛛の口から白い化学繊維の糸が伸び、立体的に交錯しながら敵の手脚を巻き取り、その動きに干渉していく。
精鋭部隊:「何だ、今度は従者か!?」
羽瀬ゆかり:少女の手の動きに追い立てられるようにして。元々そう練度の高くない陣形の集団は、気づけば一塊に集められている。
羽瀬ゆかり:「これで、少しはまとめて斬りやすくなったかな」
赤城夏海:「これがUGN支部長か。やっぱり指揮能力っていうか、戦況の見極め方がうまいんだな……」
漸馬翔:「とても助かるよ。格好悪い所は見せられなくなったけどね」
赤城夏海:「そーだぞ。おいッザンバ、お前もいいとこ見せろよ!」
漸馬翔:「俺の美技に酔う時が楽しみだよ」

GM:では次!行動値8の警察官が行動するよ
警察官:クロススラストを装備してザンバくんに殴りかかるよ
警察官:ドッジダイス-1だ
警察官:3DX+2
DoubleCross : (3DX10+2) → 3[1,1,3]+2 → 5

警察官:ダイス目悪くね?
赤城夏海:5!?
GM:リアクションどうぞ……
漸馬翔:-1されて1個だけどドッジしよう。
羽瀬ゆかり:フォールンスプライトいる?
漸馬翔:5に使うのは勿体ないので良いですw
漸馬翔:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 2[2]+1 → 3

赤城夏海:ざ、ザンバー!
漸馬翔:オートでアームドスーツ展開。
羽瀬ゆかり:あわわ
GM:勝ったな
警察官:1d10+10
DoubleCross : (1D10+10) → 9[9]+10 → 19

警察官:まあまあ良い!
漸馬翔:10点防いで9ダメージ。HP28→19
赤城夏海:ダメージダイスは強いな……
GM:ではちょっとえんしゅつ

警察官:「ま、待つんだ君達!これを見ろ!」懐から警察手帳を取り出しザンバに見せる
漸馬翔:「警官?法治国家だよね此処、本当に?」
警察官:「我々は警察、潜入捜査の最中だったんだ。我々に戦うつもりはない、だから一旦その武器を下げて……」
漸馬翔:(警察に駆けこまなくて良かったな、夏海姫。すでに登竜門と裏で繋がってるって事か)
警察官:「……シャアッ!」次の瞬間、突如手の中から巨大な槍が展開して君に打ち下ろされるよ
漸馬翔:「いやいや、それで下げると……!クロススラスト!?」
漸馬翔:咄嗟に右腕を掲げて攻撃を弾くように逸らす。
警察官:「くっ!こんなものでは油断しないか」
漸馬翔:「ああ、クソ。油断したな。黒は血の色は目立たないけどね。クリーニング代はあんたが出してくれるのかい?」
漸馬翔:「ミスター不祥事」
警察官:「ククッ!今どき正義など流行らんよ!χに付いていけば警察に居るよりずっと稼ぎもいい」
赤城夏海:「登竜門プレイヤーは金持ちだからな。あとでそいつから財布パクっちまえばいいだろ」
赤城夏海:「ほらな?」
漸馬翔:「それ、犯罪だからね夏海姫!」
警察官:「君たちを始末すれば上にバレることだって無い。私は最後まで諦めんぞ……!」
羽瀬ゆかり:「あはは、これが法治国家か。笑えてきちゃうな」
羽瀬ゆかり:「不穏な町だとは思ってたけど、ここまで腐ってるとはね」

GM:では次はザンバくんの手番になるね
漸馬翔:(そうだよ。あんたみたいに考えられるやつがFHやれば良いんだよ、本当はさ)
漸馬翔:「とは言え、素人は後回し。本職から狙うのが出来る男のタクティクス」
漸馬翔:マイナーなしでメジャーで精鋭部隊に攻撃。
漸馬翔:コンボ:忽翔剣 《コンセントレイト:ノイマン》《急所狙い》《居合》
GM:こいつらはオーヴァードだぜ!果たしてそんな攻撃が通用するかな!
漸馬翔:6dx7+18
DoubleCross : (6DX7+18) → 10[2,3,3,6,9,10]+10[5,8]+10[9]+10[8]+3[3]+18 → 61

GM:滅茶苦茶してくるじゃん
羽瀬ゆかり:つよ
赤城夏海:ひえ~
精鋭部隊:こやつらはイヴェイジョン持ちで、実は回避値18くらい有るのだが……
精鋭部隊:全然足りない!ダメージをお願いします
羽瀬ゆかり:自分の攻撃なら避けれたね
羽瀬ゆかり:あ、ダメージにブレイカーで装甲無視を付与!装甲があるのかはわかんないけど……
赤城夏海:秘密兵器その2!
漸馬翔:7D10+21+3+15+28
DoubleCross : (7D10+21+3+15+28) → 35[7,4,1,3,3,10,7]+21+3+15+28 → 102

漸馬翔:装甲無視。
赤城夏海:ヒエー
GM:強すぎ!HPも増えてるけど全く耐えられない。戦闘不能になります
GM:演出をどうぞ

羽瀬ゆかり:「はは。最後まで諦めないって言うなら、とっとと最後を迎えてもらおう」
羽瀬ゆかり:パチン、と指を弾くと同時に爆ぜる音がする。
羽瀬ゆかり:靴や床に張り付いていた機械蜘蛛の何体かが、一斉に爆発した。
羽瀬ゆかり:オーヴァード相手に傷を付けられるような爆薬の量ではないが、よろめかせ姿勢を崩すには十分。
赤城夏海:「……!!」 蜘蛛が爆発したことに地味にショックを受ける。
赤城夏海:「名前つけないの、そういうことかよ!」
漸馬翔:「俺よりも無駄遣いする娘がいるとはね。さぁ、ともかく準備完了だ」
漸馬翔:精鋭部隊に、今からやるぞ。と視線を投げる。
精鋭部隊:「ひっ、来るなあ!」
漸馬翔:相手の目の前でコインを上に弾いた。
漸馬翔:脳のリミッターを一時的に解除し、処理能力を加速する。
漸馬翔:この立ち上げには秒単位ではあるが、相応の時間がかかる。だが、一度発動してしまえば誰にも負けぬ能力だと、漸馬翔は自認している。
漸馬翔:緊急時の脳の活性化を任意に引き出すのが『ノイマン』であり、その処理速度に遅れずに体を動かせるのが『ハヌマーン』だ。
漸馬翔:脳の本気についてこれる体。高速処理思考中の風景、スローモーションのような感覚世界の中で、ただ一人普段と変わらない速度で動く。
漸馬翔:踏み込みながら鯉口を切り、象牙のような白鞘から刀を抜きつつ、一つの連続した動作として斬りつけた。
漸馬翔:相手が回避姿勢を取るが、そのスローな動きはまるでこちらに追いつかない。全ての動きを目で追える。ゆっくりと落ちてくるコインごと切り裂く。
漸馬翔:斬撃の後、爆風と返り血を避け、血振りをし、懐紙で血糊をふき取り、鞘に納める。
漸馬翔:そして、世界が通常の速さに戻っていく。二つに裂かれたコインが地面に落ち、堅い音を響かせた。
精鋭部隊:コインの落ちる音からわずかに遅れて彼らの体が倒れるよ。戦闘不能。
赤城夏海:「なんだそれ……全然見えなかったぞおい……」
漸馬翔:「……また、つまらないものを。と言っておこうか。どう?二人とも?」
羽瀬ゆかり:「無駄遣いじゃないよ……って言おうと思ったけど」
羽瀬ゆかり:「ここまで圧倒されちゃうと、必要なかったのかもって思えちゃうな」
赤城夏海:「んなことねーよ! ゆかりが上手くスキをつくって、号令をかけてくれたからだろ!」
赤城夏海:「ゲームでもそうなんだ。戦況を見極められるやつはえらいし希少なんだ。自信もて!」
羽瀬ゆかり:「ありがと。優しいね、赤城さんは」
漸馬翔:「いやいや、ドローンの金額の話。俺のコインと桁が四つくらい違うよ。って思って」
漸馬翔:「ゆかりさんの援護には愛があるから。プライスレス」
羽瀬ゆかり:「あはは、別に自虐じゃないよ。漸馬さんの力を見誤ってたかな、って思っただけ」
警察官:「くっ……χさん……χさんはまだ来ないのか……!?」
警察官:「連絡も取れない……。まさか私達は……捨て駒……?」

ROUND-02

- Setup -

GM:全員の行動が終わったのでクリンナップから、2R目のセットアップへ移るぜ
赤城夏海:クリンナップはなしなしです。セットアップもなしなしワン
漸馬翔:どっちもなし。攻撃で51→58
羽瀬ゆかり:こちらもなし!
GM:多分皆もない気がするので、イニチアシブへ。赤城ちゃんから行動してもらいましょう
赤城夏海:はーい。ここは省エネでいってみようかな。

- Initiative -

赤城夏海:マイナーなし。《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》で、警察さんを狙います。
赤城夏海:微妙に火力がおちちゃうので、シーン1回のスプライト的なやつを……なんか……もらえたりしますか?
GM:忘れ去られていたもの……
羽瀬ゆかり:あっあげるよ!スプライトでダイス+3!
赤城夏海:やったー!無敵!
赤城夏海:12dx7+7 えいやっ。STALKER2ちょう使います。
DoubleCross : (12DX7+7) → 10[1,3,3,4,5,6,7,7,8,9,9,10]+10[3,5,6,7,10,10]+4[2,4,4]+7 → 31

GM:ツインバレル!
警察官:ドッジしてみよ~
警察官:3DX+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 4[1,4,4]+1 → 5

警察官:しゅん
警察官:ダメージをどうぞ
赤城夏海:4d10+1d10+20 もろもろが有効です
DoubleCross : (4D10+1D10+20) → 22[4,8,8,2]+9[9]+20 → 51

赤城夏海:こっちも出目がいい!
GM:ヒエ~ッ
赤城夏海:赤城夏海の侵食率を5増加 (75 → 80)
GM:残念ながら耐えられない……!爆発四散します。戦闘不能。エネミーが全滅するので戦闘も終わるよ
GM:演出をどうぞ!

赤城夏海:「……ドゥームズデイを現実で使えるんなら、他の武器だって」
羽瀬ゆかり:しゅるり、と天井から伸びてきた白糸が警察官の手からクロススラストを掠め取り
羽瀬ゆかり:乾いた音を立てて、床へと転がす。
漸馬翔:「ゆかりさん。抜け目ないな。手癖が悪い事出来なさそうだ」
羽瀬ゆかり:戦闘の最中に得物を落とした彼らは、反射的にそれを拾うべく動こうとしてしまうだろうが
羽瀬ゆかり:その先に待ち受けているのは、少女の構える銃口だ。
赤城夏海:両手の銃がサブマシンガンに変わる。登竜門のレアリティ★9マシンガン、ファイアストーム。
赤城夏海:赤いカラーと高いDPSが特徴の人気武器だ。羽瀬と漸馬が作ってくれたスキを活かして一気に駆け出し、
警察官:「あっ、しまっ……」
赤城夏海:「おらッ!」 かがんだ警察官に向け、スカート姿であっても容赦ない飛び蹴りを食らわせる。
赤城夏海:そして、返す刀……返す銃で手足を撃ち抜く。
警察官:「ぐっ……ぎゃああああっ!」
漸馬翔:「見える。見えるって。お転婆姫だ」軽く目を逸らす。
赤城夏海:「命までは取らねーよ。オレ様がやさしくてよかったな」
赤城夏海:「刑務所でたっぷり反省しろ。汚職警官め」
警察官:「腕が、足がーっ!い、痛い、痛いよお!」
赤城夏海:「ふんッ……これで全員片付いたか?」
漸馬翔:「でも、どうする、ゆかりさん?警察は26と繋がってるんじゃないか?」
漸馬翔:「UGNで一時引き取りとかできるかな」
GM:倉庫内にもう動けそうな人間はいませんね。
羽瀬ゆかり:「そうだね。……動けないふりしてやり過ごそうとしてるのは何人かいるけど、戦意はなさそうだ」
赤城夏海:「オラ死んだふりしてんじゃねえ! かわいがってやるとかキモいこと言いやがって!」 その辺に転がってる精鋭部隊を適当なロープで縛ってます。
精鋭部隊:「ち、畜生……ちょ、調子に乗るなよ……χさんがいればお前らなんて一瞬で……」
羽瀬ゆかり:「うん、どこまでが汚染されてるかはまだはっきりしないけどね」
羽瀬ゆかり:「その程度を調べるためにも、こっちで引き取ってお話を聞いたほうがよさそうだね」
赤城夏海:「χさん結局きてねーじゃねーか。お前らは都合よく使い捨てられたんだよッ! たぶん」
精鋭部隊:「ぎゃああ!い、痛い!痛いっ!手がちぎれちゃうよお!やめてっ!」
漸馬翔:「程々にね。男の悲鳴を聞くと耳が腐る」
漸馬翔:げんなりした顔で耳穴を軽く弄る。
漸馬翔:「さて、夏海姫、大丈夫?どう、初戦闘は?気分悪くなってない?」
羽瀬ゆかり:「いや、あれはわざとオーバーに痛がってるね。もうちょっと強く縛ってやってもいいよ、赤城さん」
赤城夏海:「なってない。むしろ、海ちゃんがこいつらに手ぇ出される前にナントカできてホッとしてるぜ」
赤城夏海:「そっか」 遠慮なくギチギチと縛る。
精鋭部隊:「ひぎゃあーっ!」
赤城夏海:「えーと……これでひとまず、ニーロクの手下は終わったから。ニーロクのチートスキル対策も終わった」
赤城夏海:「あとは海ちゃんを狙ってるニーロクをブッ倒せばいいって事だよな? なんだ、すぐ終わりそうだな」
漸馬翔:「ゆかりさん、悪党には過激だな。俺は結構、危険な男だし、チョイ悪な魅力があるからお手柔らかにね」
漸馬翔:(いや、本当に、そう思う)
黒梅 七重:黒梅さんから通信『はい!皆さん、お疲れ様っす!これでχのスキルは封じたも同然っすよ!』
黒梅 七重:『あとはχ26の奴の居場所を掴んで3人で囲んで叩けば余裕っすよ!後ちょっと頑張っていきましょうっす!』
羽瀬ゆかり:「いや、客観的に状態を観察して思うことを言っただけなんだけどね……っと」通信に出る。
赤城夏海:「全員大したことなかったぜ。いったん支部に戻ればいいのか?」
羽瀬ゆかり:「そうだね。でも、これで常勝のパターンを崩されたχ26が慎重になる可能性もある」
羽瀬ゆかり:「逃げたり体勢を整え直したりする前に追い詰めたいもんだね」
漸馬翔:「出来る限り早く戻ろう。今、本拠が手薄って事だからね」
黒梅 七重:『そうっすね。あいつが尻尾を巻いて逃げ出す前にとっ捕まえて……』と、黒梅が続けようとした所で
漸馬翔:「俺達と同じことを向こうも……」
黒梅 七重:ズウウウン!と、通信機越しに凄まじい衝撃音が聞こえてくるよ
赤城夏海:「!?」
赤城夏海:「おいッ、なんだ今の音!? 黒梅! そっちか!?」
羽瀬ゆかり:「え……? 黒梅!?」
羽瀬ゆかり:「何があったの? 説明できる?」
漸馬翔:(俺達と同じことを向こうもしてきたか!?)
羽瀬ゆかり:慌てそうになる声を抑えて、つとめて平静に語りかける。
黒梅 七重:『ザザッ……』『い……か突然……ルが……』『やべえっす、敵……』『ザザッ……』
黒梅 七重:『見つけたぞ』『逃げて!……い白田さん、ここは私が……』『ザザッ……』『あっやべっ……』ブツッ
GM:という感じで通信が途切れます。倉庫の外に出たら街の方から火の手が上がっているのがみえるかも
羽瀬ゆかり:「……」「……」通信機越しに聞こえてくる声を聞きながら、僅かに息を呑んで。
漸馬翔:「行こう。二人とも」
赤城夏海:「やばい……海ちゃんがいるんだぞあそこには……」
赤城夏海:「当たり前だ。早く行くぞ!」
羽瀬ゆかり:「うん。急ぐよ」
漸馬翔:「走れない。なんて言う姫君がいたらおぶるので、遠慮なく、どうぞ」
漸馬翔:軽口だが笑ってはいない。
漸馬翔:純粋にそのような人間がいたら、そうするつもりだ。
赤城夏海:「はッ。残念だったな、オレはそんなにヤワじゃねーよ!」 走り出す。
羽瀬ゆかり:「……息が切れたらお願いするよ」真剣な声で応じる。
羽瀬ゆかり:(……私の手落ちだ。こんなに早く、所在を突き止められるなんて)
GM:君たちは休むまもなく、支部へと向けて走り出した。という感じで
GM:シーンを終了するぜ。ロイスの取得ができるよい

赤城夏海:ロイスは黒梅ちゃんに取ろうかな。
赤城夏海:-/黒梅七重/信頼/○不安/ロイス 通信越しに海ちゃんを守ろうとしてくれたので信頼です。今は不安。
赤城夏海:1行上と完全に同じ感情だったけど以上です
漸馬翔:僕は26に取ります。
漸馬翔:今は敵 感服/敵愾心〇 それと医療トランク使って良いですか?
GM:いいよ~
漸馬翔:ゆかり姫使って良いー?
羽瀬ゆかり:黒梅七重:信頼/◯不安 で取ります。
羽瀬ゆかり:あっもちいいよ!
漸馬翔:ありがとう!
漸馬翔:19+2D10
DoubleCross : (19+2D10) → 19+18[9,9] → 37

赤城夏海:うわすご
漸馬翔:全快!愛を感じる!
赤城夏海:なんか全体的にダメージダイスの出目がいい気がする
漸馬翔:それでポンケにスーツ入れます。
漸馬翔:以上です。
羽瀬ゆかり:まだ財産8あるのよね 誰かほしいものある?
赤城夏海:あれっ購入できるのかな
羽瀬ゆかり:あっなかった!
羽瀬ゆかり:失礼 ぼんやりしてました
GM:購入はだめなのだ
漸馬翔:あったとして、ゆかりちゃんが良い防具とかクリシーを買うが良いと思うよー
赤城夏海:なかった・・
羽瀬ゆかり:承知ですです。では以上で!
GM:では次のシーン行くでよ
赤城夏海:ほいほい

■ミドルフェイズ05

GM:次のシーンはミドル最後のシーンになりそう。壊れちゃった仮支部に付いてアワアワ……ってしつつχ26さんを追うシーンになるね
GM:出たい人は侵食値を上げて出るといいぞい
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を1d10(→ 8)増加 (82 → 90)
羽瀬ゆかり:おもい!
漸馬翔:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+5[5] → 63

赤城夏海:赤城夏海の侵食率を1d10(→ 2)増加 (80 → 82)
赤城夏海:ザンバくんがめっちゃ低いw
GM:では描写を始めていきましょう。

GM:夜の街が赤く染まっていた。君たちの拠点にしていたアトリエは崩れ、ビルからは火の手が上がっている。
GM:《ワーディング》の影響か消防車や警察の姿は見えない。ビルに近づいた君たちは、瓦礫の中に半ば埋もれている黒梅さんの姿を発見するよ。
羽瀬ゆかり:「ッ、随分……派手に仕掛けてくれて……!」息を乱しながら走っている。
赤城夏海:「黒梅……! おい大丈夫か!」
赤城夏海:「喋れるか? 息できるか? 海ちゃんどこいった!」
黒梅 七重:「ごほっ、ごほっ!」手足のあちこちが焼け焦げ、抑えた腹からには大きな穴が空いているよ
漸馬翔:「動かないで」瓦礫を居合の構えからの抜刀で微塵に散らす。
黒梅 七重:「すんません、羽瀬さん……結構粘ったんスけど……全然敵わかなったっす……」
羽瀬ゆかり:「黒梅っ!」駆け寄って膝をつき、懐から取り出した薬液を飲ませる。リザレクトの作用を促進するオーヴァード用の治療薬。
赤城夏海:「……おい。助かるのか、これは」
羽瀬ゆかり:「……うん。ありがとう、よく頑張ってくれた」
漸馬翔:「死なないだけ御の字だよ。君は良くやったよ姫」
漸馬翔:足跡やら破壊方向から相手がどちらに行ったかを探ろうとする。
羽瀬ゆかり:その手を握りしめ、静かに話しかける。僅かに涙声が混じる。
黒梅 七重:吹き戻しながらなんとか薬を飲みます。「χは白田さんを追って……まだ遠くへは行ってない筈……」
漸馬翔:(どっちに行った?)
羽瀬ゆかり:「そう。白田さんは、ここから逃げ出したのね」
赤城夏海:「それだけわかれば十分だ。大丈夫。あとはオレ達がやる」
漸馬翔:(これ以上、時間をかけるのはマズイ……)
赤城夏海:「ありがとうな。海ちゃん逃してくれて」 黒梅の手を握る。
黒梅 七重:赤城さんに微笑んでから「羽瀬さん、これ……」自分の首からドックタグを外して君に渡すよ
黒梅 七重:「家族に渡してほしいっす……。それとできれば後の世話も……」
羽瀬ゆかり:「黒、梅……」痛ましい顔で唇を噛み、受け取る。
漸馬翔:自分は敢えてそちらを見ない。敵が何処に行ったかを探るのに専心する。
黒梅 七重:「私の願い……叶え……」気を失います。
漸馬翔:それが唯一、敵である自分が彼女の勇気に報いる道だろう。
羽瀬ゆかり:「っ、あ……ああ……」
羽瀬ゆかり:心臓が沸騰するように熱い。呼吸がどんどん乱れて、取り繕えなくなる。
赤城夏海:「……大丈夫、気を失っただけだ。オーヴァードは頑丈だからそう簡単には死なない。そうだろ」
漸馬翔:「~~~んっ」
赤城夏海:「ザンバ。どっちに行ったかわかるか」
漸馬翔:「ゆかり姫。今、君が動かなければ彼女の行動が無駄になる。今は立ってくれ」
漸馬翔:「敵は俺が見つける」
羽瀬ゆかり:「っ……!」溢れだしそうになった慟哭を、二人の言葉を受けてなんとか飲み込む。
羽瀬ゆかり:「……分かった。うん、大丈夫……立てるよ」
漸馬翔:にこりと笑う。
羽瀬ゆかり:「私は、UGN支部長だ。こんな痛みを経験するのだって、初めてじゃない」
漸馬翔:「後で俺の胸で泣いて良いよ。ゆかり姫なら何時でも大歓迎」言いながら携帯を取り出し電話を掛ける。
羽瀬ゆかり:「その度に、ちゃんと立ち上がってきた。……だから今、ここにいる」半ば自分自身に言い聞かせるように吐き出す。
赤城夏海:「UGNは守りの組織だからな。こういう事はやっぱ多いんだろうな……」
赤城夏海:「誰かを見捨てて逃げられないのは、強みでも弱みでもある」 ザンバ君の動向を見守ってます。
15円玉:何度かコールが鳴るが、いつもほど早く応答はない。
漸馬翔:コール音を苛立たし気に聞いている。
羽瀬ゆかり:「……漸馬さん」
羽瀬ゆかり:「今、誰に連絡を?」
漸馬翔:「上手く行ったら、教えるよ」
漸馬翔:「もし出たなら、きっと役に立つ。向こうも尻に火が付いてるだろうから」
羽瀬ゆかり:「ふふ、そうだね。……焦ってるよ、いつになく」
漸馬翔:(やられたか?それなりに長い付き合いだったな、15円玉。いなくなる時はこんなものかもな)
漸馬翔:「女の子が泣いてるからね。そう言う時は俺も焦るさ」
羽瀬ゆかり:「そうだよね。君は、そういう人だ」
羽瀬ゆかり:「……ずっと、迷ってたんだ。あなたを本当に信じ切っていいのかどうか」
赤城夏海:「それはそうだな。オレも思ってた」
赤城夏海:「でもさっきの戦いと今の態度で、ちょっと信頼度が上がったよ。オレはな」
羽瀬ゆかり:「自分の上司がUGNの人間だと知った時に、制御不可能になるくらいなら」
羽瀬ゆかり:「あなたを……あなた達を騙し続けたほうがいいと、判断した」
赤城夏海:「……おい?」
漸馬翔:「……いやぁ、まだ口だけの男は信用しなくていいさ。もし誰も死ななかったら、その時は信頼と共に二人ともデートして欲しいね」
赤城夏海:「ちょっと待て。流れがおかしいぞ」
赤城夏海:「なんの話をしてる」
漸馬翔:「ん?」
羽瀬ゆかり:ポケットから端末を取り出し、"応答する"。
羽瀬ゆかり:「ごめんね。二人とも」
漸馬翔:「女の子は色んな表情があるって事か」
羽瀬ゆかり:その声は、漸馬くんの耳元と眼の前から同時に聞こえてくる。
漸馬翔:「さて、あんたなら居場所を知ってると思ったんだけどね。いや、あんたじゃなくて姫と呼ぼう」
羽瀬ゆかり:「私の"登竜門"のアカウント名、まだ教えてなかったよね」
羽瀬ゆかり:「"15円玉"。クラスは、ウルトラダイヤモンド」
羽瀬ゆかり:RHOを公開します。
赤城夏海:「"ダイヤモンドのプレイヤーから、竜の息吹の事を聞いた"。 ……なるほどな」
赤城夏海:「眼の前にいたんじゃねーか」
PC3用RHO
シナリオロイス:”グランドマスター”/P:執着/N:嫉妬
君にとってUGN支部長は表の顔に過ぎない。
君の真の顔は、登竜門の上位ランカーにしてFHのエージェント、“15円玉”だ。
最初は調査のために“登竜門”に登録していた。
だが、それは手段と目的はいつしか逆転し、君にとって、UGNより“登竜門”のほうが大事になってしまったのだ。

君はUGN支部長としてのキャラシートとは別に、FHセルリーダーとしてのキャラクターシートを作成すること。
RHOを公開した後は、FHセルリーダーとしてのデータを使用してください。

また、上位ランカーになることで判明したこともある。
“登竜門”は個人や組織が運営しているのではなく、人の意志から独立した超自然的なシステムによって運用されていること。
“登竜門”の活動を停止させるためには、システムの設定した条件を満たさなくてはならないこと。
その条件は“グランドマスター”にたどり着いたプレイヤーだけが知っていること、などだ。

いずれにせよ“登竜門”を止めるためには、“グランドマスター”になる必要があるのだ。
ならば、UGN支部長としても、ランクを上げることに、何一つやましいことなどない。
そんな言い訳をしながら、君は今日も“登竜門”を起動する。
GM:ザンバのアテは外れたことになる。目の前にいるのが15円玉ということは
GM:彼女もまたχ26の行方は知らないということだからだ。
漸馬翔:「やれやれ、まあいいさ。女に甘いのが俺の美点だしね。知ってると思うけど」
漸馬翔:「アテが外れたのが痛い、此処から先は独力で探さなきゃな」
GM:セルリーダーとしてのキャラシートも……貼ってもらえるかな!
羽瀬ゆかり:あっはい
羽瀬ゆかりキャラシート(真)
羽瀬ゆかり:あ、これ初期侵蝕は変わるけど、現在侵蝕はそのままでいいかな
GM:まあ沢山効果使ってるからね!今のままでお願いします
羽瀬ゆかり:はあい
GM:と、言うことで。君たちには〈知覚〉難易度9の判定に挑戦してもらうよ
GM:これに成功すると海里ちゃんたちの居場所を突き止めてクライマックスに移行できる。
漸馬翔:フォールンスプライトが欲しいなーーーw
赤城夏海:くも太郎は!?
羽瀬ゆかり:もうない!
赤城夏海:くも太郎!!
GM:失敗したらもう一回侵食値を上げてリトライできるよ。でもあんまり失敗しすぎるとデメリットがあるかも
羽瀬ゆかり:財産8は海の藻屑と消えた!
GM:という感じでどうぞ
赤城夏海:じゃあ最初に赤城にいかせてください。射撃型だし
赤城夏海:あと親友の居場所だし……オレなら大丈夫
赤城夏海:AIDAのパワーでダイスを+3。
赤城夏海:8dx>=9
DoubleCross : (8DX10>=9) → 10[1,2,6,7,8,9,10,10]+7[3,7] → 17 → 成功

羽瀬ゆかり:これが親友!
赤城夏海:相田さんは最強!
漸馬翔:よきよき。
GM:では赤城ちゃんは白田さんが街のどこに居るか感じることができるよ
GM:オーヴァードの知覚能力でもいいし、ノイマンの計算能力、あるいは遺産の所持者として何らかの繋がりがあったりしてもいい

赤城夏海:「ザンバ。お前の方にはなにか隠し玉はないのか? 隠してることとか」
赤城夏海:「例えば……竜の息吹と海ちゃんの関係とか」
赤城夏海:完全にではないが、うっすらと推測はできている。『覚醒したて』の時点でこれほど強い能力が自分に発現していた説明がつかないからだ。
漸馬翔:「そうだね。罪悪感でゲロ吐く心配もなくなって良い事だよ」
漸馬翔:「全部ゲロってしまうとするか」
羽瀬ゆかり:「その罪悪感、半分は私のせいかな。悪かったよ」
漸馬翔:「海里姫は"竜の息吹"そのものだよ」
漸馬翔:「正確には"竜の息吹"って遺産RBに白田海里の人格を転写したのが今の海里姫だ」
赤城夏海:「……」
赤城夏海:「オレの能力が強力なのは、竜の息吹の寵愛を受けたから。か」
漸馬翔:「そうだね。心を通じ合わせたものが彼女の所有者になる。今、彼女の心に一番近い人間が」
漸馬翔:人差し指で夏海姫をさす。
赤城夏海:「そんな気はしていたよ。ゆかりも言ってたからな……竜の息吹はEXP大幅ブーストアイテムだって」
赤城夏海:「じゃなきゃ説明がつかん。オレの能力は最初からだいぶ強力だった」
羽瀬ゆかり:「うん。……そして、今もその寵愛があなたに影響を及ぼしているのなら」
羽瀬ゆかり:「あなたになら、感じ取ることができるかも。あなたと白田さんとを繋ぐものを」
漸馬翔:「そして……まあ26がやることは二つだろうね」
漸馬翔:「夏海姫を殺して、海里姫を洗脳する」
羽瀬ゆかり:「……あいつなら、そうするだろうね」
赤城夏海:「ふ」
漸馬翔:「もう奴にはそれしか手がない。許せると思うかい?」
赤城夏海:「そうはならんだろ。オレは強いから、あんなヘニャチンに殺されるはずがないし」
赤城夏海:「海ちゃんの居場所も分かっている。いや、いま分かった」
赤城夏海:「遊園地だ。おととし閉鎖されてそのままになってる、P3ファミリーランド」
赤城夏海:「海ちゃんの形跡が……少しだけどあっちに伸びていってる。行くぞ」
羽瀬ゆかり:「そう……感じ取れたんだ。うん、その感覚を信じよう」
漸馬翔:「あぁ、ジェットコースターで人身事故とミラーハウスで行方不明事件こして閉鎖されたあそこか」
漸馬翔:「あれもレネゲイド絡みだったな」
赤城夏海:「そ。なあ、一ついいか?」 あるきながら。
羽瀬ゆかり:走り出す前に、その場で立ち止まる。すう、と深く息を吸い込み
漸馬翔:「ん?なんだい?」
赤城夏海:「登竜門は警察の中にも巣食っている。遊園地の運営・建設には市だって関わってたはずだ」
羽瀬ゆかり:スマートフォンのパネルを操作する。轟音と共に、何度か閃光が弾けて
赤城夏海:「登竜門を本気で潰すとしたら……ゆかりのように、内側に潜り込んで食い荒らすしかない」
赤城夏海:「オレは今回の事件で、そう思った。二人はどう思う」 閃光に目を細める。
羽瀬ゆかり:元の羽瀬とは似つかわぬ体躯の、白い鎧を着た騎士が立っている。
漸馬翔:「俺は実は登竜門には興味ないんだ。でも、そうだね、本気で潰すならUGNに行くべきだと思う」
漸馬翔:「そっちの方が心は楽だよ」
漸馬翔:少し諦めたように笑う。
赤城夏海:「本気で潰そうとしたUGNのやつが、登竜門のウルトラダイヤモンドやってんだよなあ」 肩をすくめる。
漸馬翔:「人を騙したり、利用したりするのは胃が痛いもんだぜ。それか」
羽瀬ゆかり:「……赤城さんは、やっぱり"登竜門"を潰すべきだと思ってるんだ」ボイスチェンジャーを切り、元の声のまま話し出す。
漸馬翔:指に乗せたコインを弾く。
漸馬翔:「コレで決めるとかね」
赤城夏海:「どうだろ。ゲーム自体は面白いし、サ終まではいかなくていいのかもしれない」
赤城夏海:「オレがグランドマスターの上のスーパーグランドマスターになるとかして、方向性を変えるとかさ」
羽瀬ゆかり:「私はね、迷ってるんだ。……UGN支部長としては、あるまじきことなんだろうけどね」
漸馬翔:「裏か。俺にはそっちがお似合いかな」15円玉姫を横目で見て。「単純に、今よりさっきの格好の方が可愛いと思うよ姫」
羽瀬ゆかり:「この"登竜門"に、可能性を感じてる」
羽瀬ゆかり:「あなたはそう思うのかもね」
羽瀬ゆかり:「ただ、こっちの姿の方が運動能力は上がるし、今は急ぎでしょう?それに……」
羽瀬ゆかり:「……私がなりたいのは、お姫様じゃなくて」
羽瀬ゆかり:「誰かを守れる騎士の方だったんだ。……ずっと、ずーっと前からね」
赤城夏海:「なら見せてもらおうじゃねーか。その騎士様の力ってやつを」
羽瀬ゆかり:「……うん、任せて」仮面の下で微笑む。「伊達にこのゲームやり込んでないってこと、見せてあげる」
漸馬翔:「俺がなりたいのは王子様なんだよな。この上司とは合わないな、知ってたけど」冗談めかして笑う
赤城夏海:「王子様も男ならがんばれよ。騎士様がピンチの時に助けたら好感度爆上げだぜ」 歩き出す。
漸馬翔:「そうだね。良し。じゃあ、夏海姫 俺達と"一緒に来る?"」
漸馬翔:世界の裏と真実の世界に。
赤城夏海:「……最初から言ってるぜ、Lethe」
赤城夏海:「オレは強いんだ。一人でも海ちゃんを助けてみせる……だから、そうだな」
赤城夏海:「オトモとして、臨時パーティくらいは組んでやってもいいかもな。にひひ」
漸馬翔:携帯を弄る。登竜門を起動させる。
漸馬翔:ユーザー名検索。フレンド申請を申し込む。
赤城夏海:迷わずそれを承認します。ハンドルネームは?
漸馬翔:Lethe
漸馬翔:「相互じゃないとスキルがまともに使えないからね。パーティ組むなら、こうした方が良いよ」
赤城夏海:「……この相手への感情を記入するシステム。何のためにあるのかと思ってたけど」
赤城夏海
-軽薄そう/漸馬翔/興味/○隔意/ロイス

-PTメン/Lethe/○信頼/食傷/ロイス

赤城夏海:「こういう時のためにあったんだな」 信頼、のステータスに設定したフレ画面を見せた。
漸馬翔:「思慕とか純愛じゃないのが残念だよ」軽く笑う。
漸馬翔:「これから頑張ろう。15円玉姫もMk-IXとフレンドになっておきなよ」
羽瀬ゆかり:「……ふふ、そうだね」
漸馬翔:FH登録のタクシー運転手に電話を掛けながらそんな事を言う。
漸馬翔:入口までは走ってくれるだろう。これが最短最速だ。
羽瀬ゆかり:仮面の下で微笑みながらスマホを手にして、「Mk-IX」へフレンド申請をする。
赤城夏海:「今日はフレがよく増える日だぜ。まったく」
羽瀬ゆかり:「よろしくね、Mk-IXさん。私の名前は、15円玉」
羽瀬ゆかり:「だから、この名前の意味も教えておこう」
羽瀬ゆかり:言いながら、懐から一枚の硬貨を取り出す。
羽瀬ゆかり:穴の空いた銅色の硬貨。表には、少し歪んだ文字で「15円」と刻まれている。
羽瀬ゆかり:「昔の友達のね、贈り物なのさ」
羽瀬ゆかり:「赤城さんと同じ、モルフェウスだった。だから……私が工作に使う部品とか、よく作ってもらってて」
羽瀬ゆかり:「私よりずっとバカだけど、強くて……でも、やっぱりバカなやつだった」
赤城夏海:「登竜門に潜り込んだのも、そいつのためか?」
羽瀬ゆかり:「いーや。ずっと前に死んだよ」
羽瀬ゆかり:「ただ、どうにも男の子ってこういうのが好きみたいでね」漸馬くんを見やりながら、コイントスをする。
羽瀬ゆかり:「"羽瀬は頭がいいけど、その分変に考えすぎる所があるから"」
羽瀬ゆかり:「"羽瀬のやりたいことにどうしても迷った時は、これを投げて表が出たらやれ"」
漸馬翔:極めて大仰に肩を竦める。
羽瀬ゆかり:「"そうしたら、その結果どんなに悪いことが起きたって、それは俺のせいって事になるから"」
羽瀬ゆかり:「……なんて言って、これをくれたの」
羽瀬ゆかり:手の甲を開くと、「15円」と刻印された表面が光を反射している。
羽瀬ゆかり:「”15円玉”なんて妙な形にしたのは」
羽瀬ゆかり:「”普通のお金だったら、ついうっかりお菓子とか買ってしまうだろ”って」
漸馬翔:「それ、暗に俺が長生き出来ないって言ってない?縁起が悪い話を聞いたよ」
羽瀬ゆかり:「ね、バカでしょう?」くすくすと笑う。
漸馬翔:「悪いけど、俺はしぶといよー。そいつと違って、ずっと長生きしてやろう」
漸馬翔:「上司様を泣かせない程度には」
羽瀬ゆかり:「ふふ、そりゃね。縁起くらい覆してよ。……言ったでしょ?」
羽瀬ゆかり:「私は君の実力を買ってるんだから」

GM:シーンを終了します
GM:ロイス周りだけできます!
GM:次回は明日11月2日の21時から!よろしくねえ
羽瀬ゆかり:今夜!りょうかいです
漸馬翔:はいよ。以上で大丈夫。
赤城夏海-UGN支部長/羽瀬ゆかり/連帯感○/警戒/ロイス これのPを信頼にして、UGN支部長→15円玉にします
赤城夏海:ロイスの残り1枠は26さんにとっておこう。以上です。
漸馬翔:あ。あった。
漸馬翔:ロイス感情を変更します。“ウルトラダイヤモンド・15円玉” 忠誠/不安〇→ 好意/不信〇 へ
漸馬翔:不信はこのセッションが終わったら表になる程度
羽瀬ゆかり:漸馬翔:◯連帯感/隔意→漸馬翔:◯信頼/隔意
赤城夏海:◯庇護/心配→4.赤城夏海:◯信頼/心配 に変更します

羽瀬ゆかり:残り1枠はあたしも取っておく!以上で!
GM:では今日はここまで!さらば……

■クライマックス

GM:よし、では21時なのでそろそろ始めていきましょう!
赤城夏海:ちゅんちゅん
漸馬翔:YES GO
羽瀬ゆかり:ワンワン
GM:次はクライマックスシーン!全員登場!
赤城夏海:赤城夏海の侵食率を1d10(→ 5)増加 (82 → 87)
赤城夏海:100いくか微妙になってきた
漸馬翔:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 10[10]+63 → 73

羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を1d10(→ 2)増加 (90 → 92)
GM:海里ちゃんがΧくんから逃げているので
GM:追い詰められた所でいい感じに登場してくれると嬉しいです
羽瀬ゆかり:全ての理解!
GM:では描写を始めていくよ。

GM:夜。P3ファミリーランド跡地。経営難と老朽化で廃園となった遊園地。今はもうだれも近づかない廃墟に、息を荒げて走る少女が一人。
白田海里:「はぁ、はぁ、はぁっ……!」後ろを振り返り誰も居ないのを確認してから、建物の影に隠れる。
白田海里:「逃げ切れた……?なっちゃん……はぁ、はぁ……。早く、なっちゃんに、連絡しないと……」
白田海里:「ごめん、ごめんね黒梅さん、ごめんね……!」震える手で携帯を取り出し、赤城夏海に連絡を取ろうとする。が
X26:「……バカが。逃げられると思うか、この"グランドマスター”から!」
白田海里:「きゃああっ!」背にしていた建物が突然爆発炎上し、衝撃で吹き飛ばされる。
X26:「忌々しいゲンカイの遺産が……諦めろ。邪魔が少し入った所で、お前のような一般プレイヤーが私から逃げることなど不可能なのだ」
白田海里:「はぁ、はぁ……あき……諦めないもん……!」足を引きずりながらΧから遠ざかろうとする
白田海里:「守られるって……約束したんだから……!貴方がなんだか知らないけど……」
白田海里:「なっちゃんが来るまで絶対……逃げ切ってやるんだから……!」
X26:「ふん……馬鹿な女だ!祖父と同じバカだ」
X26:逃げようとする海里の髪を掴み、強引に投げ飛ばす。
白田海里:「うああっ!」
赤城夏海:「誰が……」
X26:「なっちゃん……あの赤城とかいう覚醒したてのガキが来た所で」
X26:「この私、”グランドマスター”に叶うとでも……」
赤城夏海:「――――誰がバカだこの野郎!」 投げ飛ばされた先。
赤城夏海:海ちゃんを間一髪で抱きとめ、そのままサブマシンガンの連射をX26に叩き込む。
赤城夏海:「よくも……よくも海ちゃんをバカにしたなこのクソ野郎ッ!」
赤城夏海:「ぜってぇー許さん! 死ね!」 ガガガガガ!
X26:「ふん!バカがもう一匹現れたな!」ごうっ。炎の渦を巻き起こし弾丸を蒸発させるよ。
赤城夏海:「大丈夫か海ちゃん! もー大丈夫だ。オレがきたから絶対あいつは倒すし、海ちゃんには指一本触れさせないし……あと」
赤城夏海:「仲間も二人できたんだ。だから大丈夫」 ぎゅっと海ちゃんを抱きしめている。
X26:「"グランドマスター”は選ばれし特別なオーヴァードなのだ。遺産の力を得て調子に乗っているようだが……」
X26:「貴様のような覚醒したてのカスにやられるような存在では、断じて無いっ!」拳から生み出された巨大な爆炎が赤城に襲いかかるよ
赤城夏海:「なぁにが選ばれし特別なオーヴァードだ」
羽瀬ゆかり:その間に割って入る、一つの影。
赤城夏海:「チョーシにのってんのはお前だ!」 避けない。
羽瀬ゆかり:「なるほど。選ばれし"グランドマスター"の称号を冠するプレイヤー、どれほどの大物かと思ったけれど」
羽瀬ゆかり:雪のように白い鎧を纏った騎士が、雷光を纏わせたブロードソードを羽のように振るう。衝撃波が炎を打ち払う。
羽瀬ゆかり:「街に火を放ちながら、女の子一人追いかけ回す。……至って、そこらのテロリストと変わらないね」
羽瀬ゆかり:兜越しに柔らかな女の声が聞こえてくる。
X26:「ふん。カスがもう一匹……いや、もう二匹か」
漸馬翔:「いや」
漸馬翔:耳を澄ませば、音楽が流れている。陽気で何処か郷愁を感じさせる外国の童謡。ナイトパレードのメドレーソング。
漸馬翔:曲と共に死んでいた廃墟が蘇る。数多の電飾が目を覚まし、星のように輝き始める。
漸馬翔:動き出す機械白馬、走り出す竜のようなコースター。園内を見下ろす観覧車も光を称えゆっくりと回り始める。
漸馬翔:置いて行かれ、忘れ去られた鉄の墓場が、一夜限りの夢の国へと姿を変える。
漸馬翔:「俺から言えることは一つ、悪い魔王から、お姫様を助けるのは、何時だって騎士と王子様さ」
漸馬翔:メルヘン調にデザインされた電灯の上に立ち✗26を見下ろし朗々と良く通る声で言葉を告げた。
白田海里:「なっちゃん……それにゆかりさんに、漸馬さんも……」
赤城夏海:「なっ。ひとりじゃないんだ。一緒に戦ってくれる人がいる」
赤城夏海:「だから見てて。……応援して」
赤城夏海:「海ちゃんの応援があれば、どんな奴だって勝てるからさ!」
白田海里:「……うん。なっちゃんは強いんだもんね!」
白田海里:「約束守ってくれるって信じてるから!」
X26:「騎士だろうと王子だろうと同じこと。”グランドマスター”の前では塵も同然」
X26:「カイゲンの孫はなるだけ甚振ってから殺そうと思っていたが……気が変わった」
X26:「まずは友を、貴様を守ろうとした人間すべてを目の前で殺し、心を砕き」
X26:「後悔と恐怖の中で俺に隷属を誓わせてやる事にしよう」
漸馬翔:「とんだサディストだ。世の中の男性が誤解されかねない」
赤城夏海:「グランドマスターもな。全員こいつみたいなサンシタだと誤解されたら他のやつがかわいそうだぜ」
羽瀬ゆかり:「あはは、絵に描いたようなクズだね。今度は降伏勧告は要らなさそうだ」
X26:「我は"グランドマスター・Χ26”。登竜門の頂点に立つとは、真の竜の力がどういう物か」
X26:「刮目してみるがいい!」Χ26の体から、凄まじい殺意を湛えたワーディングが放たれる。
X26:戦闘を開始しましょう。衝動判定、難易度9!
漸馬翔:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 8[3,3,3,8,8]+2 → 10

漸馬翔:成功です。
漸馬翔:73+2d10
DoubleCross : (73+2D10) → 73+11[1,10] → 84

赤城夏海:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[6,7,8,10,10]+9[6,9] → 19 → 成功

赤城夏海:つうっよ
羽瀬ゆかり:6dx+1>=9 思い出の一品込
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[1,4,7,8,9,10]+10[10]+5[5]+1 → 26 → 成功

GM:君たちのエンゲージとΧのエンゲージは5m離れてます。
赤城夏海:もっとつうっよ
羽瀬ゆかり:最強
赤城夏海:赤城夏海の侵食率を2d10(→ 10)増加 (87 → 97)
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を2d10(→ 14)増加 (92 → 106)
GM:ダイス目いいね君たち
赤城夏海:100までいかない!
羽瀬ゆかり:リザできない~~
赤城夏海:でも26さんが先に殴ってきてくれるかな
GM:では初めて行くぞい~
赤城夏海:カモンカモン!

ROUND-01

- Setup -

GM:Χ26は行動値11です。まずはセットアップから
羽瀬ゆかり:OK!
赤城夏海:くそーブルーゲイルが買えてればなあ
赤城夏海:買えてないのでなしです
X26:《氷の城塞》6。ラウンド中ダメージを18点軽減。移動で解除。
漸馬翔:《スタートダッシュ》84→87 26のエンゲージに移動。
GM:ではイニチアシブからΧの手番に移るよ
漸馬翔:あ。演出ちょっとさせて
GM:ええで!
GM:折角だからこちらも少しするか

X26:両手に炎を纏い、片手を天に、片手を地面に向けて構える
X26:「見せてやろう。この構えこそ私をグランドマスターまで押し上げた技。鳳凰不撓陣!」
漸馬翔:殺意の波と、此処まで届く熱と火の粉を受けて困ったように笑う。
漸馬翔:「そっちの方が気が楽だよ。俺は、俺の事を理不尽な理由で殺そうとするような奴じゃないと本気が出せないんだ」
漸馬翔:電灯の上から空の上を歩くように跳ぶ。熱の中心、相手の鼻先へと着地した。
赤城夏海:「ああいうコト言うってことは、過去に何度か理不尽な理由で殺されかけてるのか……色々大変だなあいつも」
漸馬翔:「影がある男って素敵だし興味も湧くだろ?」

- Initiative -

GM:では改めてイニチアシブ。何もなければΧ26から行動するよ
赤城夏海:なしなしワン!
羽瀬ゆかり:ないよ!
漸馬翔:なし
X26:ではマイナーで《白熱》
X26:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》4《炎の刃》8《アマテラス》6《結合粉砕》6《インフェルノ》2
赤城夏海:インフェルノ……インフェルノ!?
漸馬翔:最悪だな、あんた!
X26:攻撃力47、装甲値無視で攻撃します。対象はちょうど近づいてきたザンバくんで
羽瀬ゆかり:こいつ~
漸馬翔:くそぉー!
X26:11DX7+9
DoubleCross : (11DX7+9) → 10[1,2,2,2,4,4,6,6,6,6,9]+10[10]+3[3]+9 → 32

GM:ダメージが1点でも通ると行動済みにするよ
赤城夏海:ひえええ
GM:リアクションをどうぞ
漸馬翔:リアクション!『裏・忽翔剣』《カウンター》《コンセントレイト:ノイマン》《急所狙い》《居合》
漸馬翔:8dx7+18
DoubleCross : (8DX7+18) → 10[4,6,6,6,6,8,9,10]+3[1,2,3]+18 → 31

漸馬翔:ロイス斬ります!
赤城夏海:こ、れは……!
羽瀬ゆかり:だ、ダイス野郎!
漸馬翔:26君のロイスを切って
GM:一足りないようだな
GM:イイデショウ
漸馬翔:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+2[2] → 33

赤城夏海:完璧な出目!
GM:うむ……!流石にザンバくんの勝利よ
GM:ダメージをどうぞ!
漸馬翔:オートでアームドスーツ展開。
漸馬翔:4d10+24
DoubleCross : (4D10+24) → 30[3,10,8,9]+24 → 54

漸馬翔:よしよしダメージは高かった。
GM:ダメージダイス高い!装甲と城塞でそこそこ軽減しつつ受けました
GM:演出行きましょう
漸馬翔:87→98

X26:「はあっ!」ザンバの接近に反応し右手を振り下ろす。炎熱と同時に、熱によって急速膨張した空気が衝撃波を生み出し君を吹き飛ばそうとするよ
漸馬翔:電灯の上で脳の起動を開始し、着地する頃には処理速度を加速させていた。
漸馬翔:敵の動きが全て見える。
漸馬翔:《構え》とは、いつでも切り倒すという覚悟の表現であり、効率に基づいた攻撃/反撃の姿勢を示す。
漸馬翔:腰だめに右手で鞘の位置を調整し、左手は柄に手を掛けている。漸馬翔は、自分にのみ敵意が向けられた瞬間に音速抜刀を行う事すら可能な使い手だ。
漸馬翔:(ここでは届かないな)相手の熱から無意識に逃げる自分を認め、脳に強制移動をコマンドする。
漸馬翔:でなければ打ち負けると計算し、その結果は極めて正しい。その回答を後出しで覆す。
漸馬翔:忽と言う言葉がある。一呼吸の千分の一の時間。その速度で放たれる疾風の剣。
漸馬翔:《忽翔剣》そう名付けられた技刃が、敵の急所へと過ず飛んだ。
漸馬翔:あまりの剣速で、返り血が正面ではなく横へと飛び散った。
漸馬翔:「怖いな。紙一重だ」血糊を懐紙で拭きとり、冷や汗と共に呟いた。
X26:「ほう……我が一撃を掻い潜るか」
X26:「どうやらただのクズではないらしいな……だがその技はもう見切った」
漸馬翔:「それしか能がないからね。でも助かった。女の子を狙わないのは見直したよ」
X26:《二見一蹴》。一度見た技を完全に無効化するチートスキルをΧ26は持っている
X26:加えて、Χを斬りつけた君は感じるだろう。地に下げた左手は防御のための物
X26:Χの周りを渦巻くように幾重もの熱風が取り囲み、攻撃の威力を減衰している。
X26:生半可な攻撃ではΧに傷をつけることすらできないだろう。

GM:では次は赤城さんの手番に移ろう
赤城夏海:にゃんにゃん
赤城夏海:一番最初に命中判定だけしちゃうワン
GM:いいよ!
赤城夏海:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。武器はSTALKER4挺です。
赤城夏海:10dx7+7 まわれ~
DoubleCross : (10DX7+7) → 10[1,2,3,4,6,6,8,8,9,9]+10[1,1,3,8]+10[7]+1[1]+7 → 38

赤城夏海:良い出目!
X26:ガードします。ダメージどうぞ!
赤城夏海:「さっき言ってたな。登竜門の頂点、真の竜の力って」
赤城夏海:「それは本心か? 本当にそう思ってるのか?」
赤城夏海:「グランドマスターが一人ではなく、頂点でもないのは、お前だって知ってるだろ」
X26:「ふん。だったら何だというのだ。貴様らが”グランドマスター”たる私に及ばんという事実は変わることはない」
赤城夏海:「ふん」 鼻を鳴らす。
赤城夏海:「じゃあ、冥土の土産に教えてくれよ。未熟なオレに」
赤城夏海:「お前はこれまで、何回くらい戦ってきた? どれくらいの敵を倒してきたんだ?」
赤城夏海:「RPGだって敵のレベルは表示されるだろ……最後にX26様のレベルを教えてくれよ。100くらいか?」
X26:「貴様のような雑魚など、数え切れぬほど倒してきたわ。ふん、100レベルだと?凡人が考えそうな数字だ」
X26:「私のレベルは393!最もこれは登竜門に登録されている数値」
X26:「クエストに反映されないオーヴァードとの戦闘を含めれば、現実世界の私の経験はそれを遥かに上回る」
X26:「くく……恐れの余り声も出ないか?」
赤城夏海:それを聞いて小さく苦笑する。
赤城夏海:「……はあ。なーにがグランドマスターだ」
X26:「だが後悔してももう遅い……。お前らは竜の逆鱗に触れたのだ」
赤城夏海:「中には本当に凄いやつもいるんだろうけどさ。お前みたいな奴と戦うくらいなら、海ちゃんと遊んでる方がずっと楽しい」
赤城夏海:「さっさと抜けて正解だったぜ」
赤城夏海:「――『リエゾンロード選抜戦』なんかよ!」 銃を構える。
赤城夏海:RHOを公開します。
X26:「怒りの業火に焼かれ、悲鳴を上げながら……なに?」
GM:オイス!
PC1用RHO
シナリオロイス:白田 海里 推奨感情:P:庇護 N:不安

君はP3市で暮らす普通の高校生……だった。“登竜門”を手に入れるまでは。
だが、君はもう知っている。世界の真実、レネゲイドの真実、FHの存在、そして“登竜門”の存在する目的を。
何故なら、君は世界で9番目にグランドマスターに到達したプレイヤー。“グランドマスター・Mk-IX ”だからだ。

君は知っている。
“グランドマスター”は最上位ランクではなく、一般プレイヤーには知らされていないもう一つ上のランクが有ることを。
ランク“ロード・オブ・ドラゴン”。
“グランドマスター”全員を倒し、あるいは従えた、最高の“グランドマスター”一人にのみに与えられる称号にして、
FHの最高幹部、リエゾンロードの一角。

“登竜門”はリエゾンロードを作り出す為のシステムであり、世界規模で行われる、マスタークラスオーヴァードを使った蠱毒なのだ。
この真実を知った君はしかし、ロードを目指す事をしなかった。
戦いに飽きたのか、疲れたのか、あるいは最初から殺し合いには興味がなかったのか。

理由はともあれ、君は“グランドマスター”の称号を隠し、日常に戻ることにした。
ロードを目指し覇道を行くのではなく、幼馴染や周囲のクラスメイトを守りながら過ごす穏やかな日常を選んだのだ。

しかし、その日常にも終りが近づいている。

君は放課後のある日“グランドマスター・χ26”に襲われる。
彼は君ではなく、君の幼馴染、白田海里を狙っているようだった。
どうやら、彼女にも君の知らない秘密があるらしい。

君は選ばなくてはならない。力を隠し続け、彼女を危険に晒すか。
あるいは彼女を助けるために、平穏な日常を捨て、“グランドマスター”に戻るか。

君はマスターエージェント用のエンブレムを一つ選んで取得する。
選択したエンブレムはこのRHOを公開することで使用できるようになる。
赤城夏海キャラシート(真)
赤城夏海:ダメージを出します。最強の一振りがSTALKERに乗るので、1本あたりの攻撃力が15。
赤城夏海:4d10+60
DoubleCross : (4D10+60) → 29[10,5,5,9]+60 → 89

赤城夏海:赤城夏海の侵食率を9増加 (97 → 106)
赤城夏海:サイドリールが入ってない!
赤城夏海:89+1d10
DoubleCross : (89+1D10) → 89+8[8] → 97

赤城夏海:入りました
GM:OK!滅茶苦茶ダメージを喰らいます

赤城夏海:★15長銃、ドゥームズデイ。……★15機関銃、ボーパルバニー。
赤城夏海:★15自動弓・南無八幡。★16重砲エレメンタルイラプション、★16散弾銃クリムゾンネイル。
赤城夏海:あらゆる激レア銃をとっかえひっかえ具現化させ、凄まじい弾幕を張る。
赤城夏海:「なぁぁぁにが怒りの業火だ竜の逆鱗だ! いるんだよここにも! グランドマスターがッ!」
X26:「なっ、馬鹿な……!その武器はどれもレジェンド級の……」
X26:「それを何故、覚醒したばかりのカスが……ぐああああっ!」
赤城夏海:「まぁぁぁだわかんねーのかこぉのボケ野郎!」
赤城夏海:「オレはMk-IXマークナイン。 ――グランドマスター、『マスターIX』!」
赤城夏海:「逆鱗に触れたのはてめぇぇぇーなんだよォッ!!」
漸馬翔:「リエゾンロード選抜戦にマスターⅨ?やれやれ、俺みたいなのが首を突っ込んで良い事件じゃないな。姫じゃなくて王だった。どんなオチだよ」
漸馬翔:呆れたように息を吐く。
羽瀬ゆかり:「もっと仲良くなったら教えてやってもいい……って、こういうこと?」
羽瀬ゆかり:流石に唖然とした様子で、その剣幕を見つめている。
漸馬翔:「まぁ、それでも夏海姫には変わりないし、良い男は最後まで付き合うか」
羽瀬ゆかり:「うん……それに。ちょっとだけ、肩の荷が降りたかも」
羽瀬ゆかり:「戦いのこと何にも知らない子を、私のせいでこっちの道に引き込んじゃったのかなって。正直、ちょっと気にしてたから」
白田海里:「なっちゃん……!すごい、ほんとに強い!」
赤城夏海:全弾を一度撃ち尽くし、あっそうだと付け加える。
赤城夏海:「ついでに教えてやろう。オレ様がオーヴァードとして戦ったのは全部で4回だ。……今日すでに1回戦ったからな」 後ろの三人にウインクする。
赤城夏海:「X26。もしここで、お前が、オレに負けたら」
赤城夏海:「若葉マークのクソニュービーに負けたグランドマスターとして、永久に語り継がれることになるぜえ! がんばんな!」
X26:熱風の防壁は容易く貫かれ、体中に無数の弾丸を受ける
X26:「ば、馬鹿な……!こんな辺境の街に"グランドマスター”が……何故……!」
X26:「その力があるなら、カスどもを従えることなど幾らでもできたはず……!」
赤城夏海:「さっき言ったはずだぜ! 海ちゃんと遊んでる方が楽しいんだよ」
赤城夏海:「……でも、今後もお前らみたいな奴が海ちゃんを狙うなら、こっちも考えがある」
赤城夏海:「具体的にどうするかお前が知ることはねぇーけどなぁー!」
X26:「くっ……認めん、お前のようなやつが”グランドマスター”など……認めんぞー!」
漸馬翔:「俺の居合と、あの弾幕で死なないのは確かに大したもだよな」
漸馬翔:(言動は格落ちしても実力は本物だ。さて、次の手は)

GM:次は行動値6、ゆかりさんの手番お願いします
羽瀬ゆかり:はーいっ
羽瀬ゆかり:マイナー戦闘移動、X26にエンゲージします。
羽瀬ゆかり:メジャー、「魔導連刃剣・雷華LV3」《コンセントレイト》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》
羽瀬ゆかり:イノセントブレードとアームブレード4本使用!
羽瀬ゆかり:対象は勿論X26!
羽瀬ゆかり:10dx+6@7 命中
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,1,4,4,5,6,6,6,7,9]+10[4,7]+10[10]+4[4]+6 → 40

GM:Χくんはドッジなんて頭のいいことはできないよ
X26:ガードするよ。白熱はガードもできるすぐれものだよ
羽瀬ゆかり:ガードかな、ではダメージ出します
羽瀬ゆかり:5d10+44 ガード値を-20 装甲有効
DoubleCross : (5D10+44) → 28[10,10,3,4,1]+44 → 72

X26:こっちもつええ~ガード値もカスになるし……
羽瀬ゆかり:羽瀬ゆかりの侵食率を9増加 (106 → 115)
X26:流石にもう耐えられない……凄まじいパワーだ
X26:《燃える魂》6を使いHP60で復活します
X26:演出をどうぞ

羽瀬ゆかり:……「魔導連刃剣」と呼ばれている。
羽瀬ゆかり:自身の持つ白兵武器をレネゲイドコントロールによって複製し、追撃ダメージを発生させる"登竜門"のスキル。
羽瀬ゆかり:通常であれば、このスキルによって生成できる魔法刃は一枚だけだが──
羽瀬ゆかり:「……"リミット"。限界まで熟達したスキルの開花覚醒」
羽瀬ゆかり:「なんて、グランドマスター様に今更教えてやる事でもないかな」
漸馬翔:「上司も助けた女の子も正体隠してて、裏がないのは俺だけか。これは、正直で誠実な男としてやっていけるな」楽しげに笑う。
羽瀬ゆかり:「でも、私のを見るのは初見でしょう?」
羽瀬ゆかり:悠然として歩を進め、腰を落とさぬ脇構え。柄を握る指に沿い バチ、バチと紫電が火花のように弾ける。
X26:「舐めるな!その程度のスキルで私に傷をつけようなど……!」
羽瀬ゆかり:「そうでなきゃ困る。大切な仲間まで謀って、ここまで慎重に動いてきたんだ」
羽瀬ゆかり:雷によって形成される刃が……二枚、三枚と、白刃に折り重なるように生成されていく。
羽瀬ゆかり:「あなたのチートの種は分かってる。だから」
羽瀬ゆかり:「一手で仕留める」
羽瀬ゆかり:四度目にひときわ大きく閃光が開いて、視界を奪う一瞬が訪れる。
X26:「!?」
羽瀬ゆかり:開けた時には、既に鎧騎士の踏み込みが間合を潰している。鳳凰不撓陣、その防御圏内より更に内側への踏み込み。
羽瀬ゆかり:刃に連なり開く雷光の花弁は五枚。胴を横薙ぎに払う剣撃に追随する。
羽瀬ゆかり:白刃一閃。罅割れるような音と衝撃が多重に響き、硝子の窓に杭を打ち込むが如き破壊的斬傷を生み出す。
赤城夏海:「ヘソ曲げるなよザンバ。オレだって今回はいろいろ知らないこと知れて勉強になったし」
赤城夏海:「ゆかりが、くも太郎たちに頼らなくてもこれだけ強いってコトとかな」 肩をすくめる。
漸馬翔:「いや、楽しいのさ。マスタークラス相手に俺は 多分、勝てる。って分かったからね」ウインクして返す。
X26:「がっ……ぐっ……!」体中を切り裂かれ、崩れ落ちかけるが
X26:「ぬおおおおっ!」両腕を広げると、今まで辺りを燃やしていた炎がΧ26の体へと戻り、その傷を塞いでいく。
羽瀬ゆかり:「っ!……これは、予想以上だな……!」
赤城夏海:「うわ耐えてる」
羽瀬ゆかり:爆炎に巻き込まれるより早く、咄嗟に身を退く。
赤城夏海:「これは……確かにしぶとさはグランドマスター? なのか?」
漸馬翔:「やっぱりな。実戦経験発言は吹かしじゃない」
X26:「ふはははは……!確かに貴様らもよくやったが……耐えた……耐えきったぞ!これが”グランドマスター”の力だ」
赤城夏海:「オレもなんだけど……」
X26:「これで貴様らの最強の技は全て見きった」
X26:「この私に二度と同じ技は通じん……そして!」

GM:クリンナッププロセスに入ります。
羽瀬ゆかり:ないです!
漸馬翔:ないよ
赤城夏海:なしなしワン! セットアップもないです
X26:《フェニックスの翼》6。HPを30点回復
X26:「この炎が尽きぬ限り私の傷は何度でも回復する!」
漸馬翔:「二人とも、実は氷使いでスキル消去武器持ってるとかない?」
漸馬翔:「全部ゲロると楽になるよ」
X26:「最強の技は使えない。しかし私の傷は時間が経つに連れ無限に回復していく」
X26:「先程の一撃で私を仕留めきれなかった時点で……貴様らはもう詰んでいるのだ!ふはははは!」
赤城夏海:「げ、元気だなあこいつ……もう降参するかと思ってたのに」
羽瀬ゆかり:「どうかな。そうやって勝ち続けた手合にありがちなのは、自分の力の底を忘れてるってことだ」
羽瀬ゆかり:「本当に無限に燃え続ける炎なんて、どこにもない」
白田海里:「な、なっちゃん、大丈夫なの?」
赤城夏海:「んー。海ちゃん、オレのこと怖い?」
赤城夏海:「……戦ってたオレの姿見て、怖いとか近寄らないで欲しいとか思った?」
白田海里:「えっ……どうして?」
赤城夏海:「えっだって……なんかほら……」あわあわ手を動かす。「暴力だし……」
白田海里:「怖くないよ!だってなっちゃんは私のこと守ってくれるもん!」
赤城夏海:「…………」
赤城夏海:「じゃあ大丈夫」
赤城夏海:「勝てるよ。絶対」
赤城夏海:にっかりと笑ってウインクした。
白田海里:「うん……よくわかんないけどわかったよ!」
白田海里:「なっちゃんは大丈夫だし、絶対勝てる!」
GM:こちらは特になにもないです
GM:ではそのままセットアップに行って2ラウンド目に移りましょう

ROUND-02

- Initiative -

GM:ではイニチアシブからΧ26の手番
X26:「くっ……何故だ……何故私の力を見て笑っていられる」
X26:「何故絶望しない……!”グランドマスター”であっても私の二見一蹴を破ることなどできんのだぞ」
漸馬翔:「青春だからだろ」
漸馬翔:「絶望の天敵さ。そういうのは。俺やあんたじゃもう無理だな、手に入れるのは」
羽瀬ゆかり:「あら、恋をしてみたいんじゃなかったの?」
赤城夏海:「ザンバはだいじょぶだろ。ザンバならオレや海ちゃんといっしょにミスドいってもいいぜ」
X26:「認めん!青春などに、私の力が敗れるなど!」
漸馬翔:「俺は笑わないでいるし、あんたは強いと思うよ。でも」
漸馬翔:「此処にいるのは場違いだ」
X26:「うおお!剥がしてやるぞ、その笑顔!我が最強の攻撃奥義で!」
X26:「死ね、マスターIX!」
赤城夏海:「おう。見せてみな最強奥義……死なねえけど!」
漸馬翔:「じゃ、本当に死なないでくれよ。俺だってJKとドーナツ屋デートしたいしね」
X26:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》4《炎の刃》8《アマテラス》6《結合粉砕》6《フレイムタン》5
X26:対象は赤城ちゃん。攻撃するで
赤城夏海:しにそう
X26:11DX7+8
DoubleCross : (11DX7+8) → 10[1,1,2,2,2,3,5,6,7,8,10]+10[2,8,8]+10[4,9]+5[5]+8 → 43

赤城夏海:ダメ元ドッジしかない!
赤城夏海:4dx+1>=43
DoubleCross : (4DX10+1>=43) → 7[2,3,3,7]+1 → 8 → 失敗

赤城夏海:ダメだワン
X26:ではダメージ!
X26:5d10+47 装甲無視
DoubleCross : (5D10+47) → 26[2,8,5,1,10]+47 → 73

赤城夏海:死ぬ死ぬ!
赤城夏海:X26さんにロイスを取ります。これを昇華。 -グランドマスター/X26/感心/許さん○
赤城夏海:HP11で復活しました

X26:「鳳凰……大紅蓮拳!」裂帛の気合とともに両腕を突き出す。鳳凰の姿を象った巨大な炎のオーラが赤城を襲うぞ。
赤城夏海:「!」
赤城夏海:(あの時出そうとしてた技は……これか!)
X26:「ふはは……直撃だ!勝った!」
X26:「さあ、絶望に染まった顔を見せろ!」
赤城夏海:「ふ。ふふふふ」
赤城夏海:「ははははは!」 消火栓を撃ち抜き、噴出した水でずぶ濡れになりながら火を消す。大笑いする。
赤城夏海:「お前なあ!」
赤城夏海:「オーヴァードは頑丈だから! 見た目ひどい怪我をしたって動けるし、平気だし、死なないんだよ!」
赤城夏海:「今日、UGNのともだちが教えてくれた知識だ。……知識面でもオレの勝利のようだなあ、X26!」
白田海里:「ふふん……そんなの効かないよね!」炎に照らされたその顔は赤城を信じ、微笑んだままだ
白田海里:「なっちゃんはホントのホントに強いんだから!」
漸馬翔:「目のやり場には困るな」
羽瀬ゆかり:「ふふ……覚えの早い生徒で、こっちも教え甲斐があるよ」
X26:「くっ……!おのれ、おのれ、おのれ……!」
X26:「だが我が鉄壁の防御を破ることはできない……その事実は変わらんぞ!」

GM:では次、赤城さんの手番お願いするぜ
赤城夏海:よし……やるぞ!
赤城夏海:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
赤城夏海:さっきと違う武器ならOK、という情報を得ているので
GM:違う武器を使ってたらOKだよ~
赤城夏海:一本増やします。最強の一振りが乗ったSTALKERを……5本!
赤城夏海:11dx7+7
DoubleCross : (11DX7+7) → 10[1,1,1,2,5,8,8,8,8,8,10]+10[6,6,7,8,9,10]+10[1,5,9,10]+4[2,4]+7 → 41

X26:ヒエ~ッガード!
X26:HPは90もあるんや。死ぬわけ無いやろ!
X26:ダメージをどうぞ!
赤城夏海:ダメージを出します。STALKERの攻撃力が1本15で、それが5本なので、さんすうができるので、
赤城夏海:5d10+1d10+75 こうです。もろもろが有効。
DoubleCross : (5D10+1D10+75) → 17[2,1,1,5,8]+4[4]+75 → 96

赤城夏海:ダメージダイスしょぼっ!
赤城夏海:赤城夏海の侵食率を9増加 (106 → 115)
GM:これは……流石にぎりぎり耐える!
GM:演出をどうぞ!

赤城夏海:先程の攻撃は微妙に詰めが甘かった。……海ちゃんがいたからだ。
赤城夏海:自分が戦っている姿を見られて、海ちゃんに嫌われたり軽蔑されたりしないか。それがとても怖かった。
赤城夏海:だが今は違う。大好きな友達が後ろで応援してくれていて、自分を信じてくれている。
赤城夏海:「それだけで十分だ。……おめぇぇぇーの防御を破るくらいにはなぁーッ!」
赤城夏海:極太のレーザーを収束させ、照射!
赤城夏海:まとった炎ごと消し去るようにX26と、その後ろのアトラクションを粉砕した。
X26:「その技、見きっ……」
X26:「ば、馬鹿な、何故先程より威力……が……!?」受け止めようとした腕が光りの中に消えていく
X26:「ぐああああああーっ!」
赤城夏海:「……これがマスターIXだ。あばよ」
赤城夏海:★16特殊銃、ヘヴンパニッシャー。一日一回だけ撃てる超威力レジェンド銃を具現化させ、トドメの一撃を叩き込んだ。
漸馬翔:手にコインを乗せてフリップをする。
漸馬翔:choice[表,裏]
DoubleCross : (choice[表,裏]) → 表

赤城夏海:「生きてたら、通常プレイヤーとして慎ましく暮らすんだな」 背を向ける。
X26:ドサッ。
X26:炎ごと消し飛ばされ、その場に倒れ込む

白田海里:「……っやったー!なっちゃーん!」背を向けた瞬間君の胸に向かって飛び込んでくるよ
赤城夏海:「おっ」
赤城夏海:「うはははは! やったやったー!」
白田海里:「すごいすご~い!ホントに勝っちゃった!」
赤城夏海:「なっ、約束しただろ! ちゃーんと海ちゃんのこと守ったよ!」
白田海里:「強いって信じてたけど……それでも心配したよ~!よかった~……。あっ!服!」
白田海里:「冷えちゃう冷えちゃう!ほら、これ着てなっちゃん!」自分の上着を脱いで肩にかける
赤城夏海:「あっあんがと! えへへへ……」 制服のブレザーは既にない。あちこち穴の空いたYシャツできゃっきゃと浮かれていた。
赤城夏海:「――それで、どうする?」 羽瀬と漸馬の方を見る。
赤城夏海:「こいつ捕まえるのか? それとも放置して帰るか?」
羽瀬ゆかり:「……いいや、赤城さん。そいつはね、もう戻れない所まで行ってる」
羽瀬ゆかり:「通常プレイヤーとして慎ましく暮らす、っていうのは無理だろう。奇跡でも起きない限り」
羽瀬ゆかり:「人との繋がりを忘れて、力に飲まれるってのは……そういうことだ」横目に二人を見る。
羽瀬ゆかり:鎧を解除しながら、素顔を見せて微笑みかける。「大切にしなよ」
赤城夏海:「……つながりを忘れる。ジャーム化ってやつか」
赤城夏海:「起き上がってこないし、そういうことなんだろうな」
赤城夏海:「帰ろうぜ。ザンバにもゆかりにも、騙してたこと謝りたいし……ケーキでもおごるよ」
赤城夏海:「さっ。海ちゃんもいこう」 銃を手元から消滅させ、海ちゃんの手を取ってあるき出そうとする。
白田海里:「私もケーキ奢る~!」
羽瀬ゆかり:「それでいくと、私も紅茶とか奢らなきゃいけないかな。漸馬さんの流儀には反しちゃうけど、勘弁してもらおう」
X26:そう言って、君がその場をさろうとした瞬間
X26:「……!」カッ!
羽瀬ゆかり:「……っ!?まだ」
X26:「白田海里~っ!」
X26:「ゲンカイの孫……せめて、貴様だけでもぉー!」起き上がり、二人の背中に襲いかかろうとするが……

GM:と言った所で
GM:イニチアシブ!
漸馬翔:アーマーパージで行動値6に行動します。
漸馬翔:マイナーでジェネシフト。
GM:ではザンバくんの手番、どうぞ!
漸馬翔:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 7[7]+98 → 105

漸馬翔:"竜の息吹"にロイス取ります。 尽力〇/隔意 そして昇華ダイス+10個
GM:イイデショウ
GM:命中判定頼むぜ!
漸馬翔:羽瀬ゆかりのロイスを昇華c-1に。
漸馬翔:19dx6+20
DoubleCross : (19DX6+20) → 10[1,1,1,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,3,3,3,4,6,6,8,8,8,9,10]+10[1,1,1,6,7,7,9]+10[1,2,3,7]+1[1]+20 → 61

漸馬翔:《コンセントレイト:ノイマン》《急所狙い》《居合》
GM:メチャ高い
X26:ガードするか・
X26:ダメージをどうぞ!
漸馬翔:7d10+26
DoubleCross : (7D10+26) → 39[10,4,3,1,2,9,10]+26 → 65

X26:全然耐えられない!ガードとか装甲とか含めて20点以上軽減するけど
漸馬翔:105→112
X26:HPも十数点しか無い……!戦闘不能に。復活ももうありません
X26:戦闘終了!演出をどうぞ!

羽瀬ゆかり:「あ、ぐっ……」想定以上の執念で立ち上がったX26、その急襲。咄嗟に反応しようとして激痛によろめく。
羽瀬ゆかり:本来の自分の身体には不可能な、"グランドマスター"と渡り合える程の戦技。
羽瀬ゆかり:生来虚弱な身体を、ゲーム内経験点で得た身体強化スキル──生体電流によって強引に賦活し動いていたが故の。
羽瀬ゆかり:その反動が身に及んでいる。震える指で端末を操作、再び鎧を装填し戦闘体勢に入ろうと──
羽瀬ゆかり:(──ダメだ。間に合わない)
X26:「死ねえええーっ!」
赤城夏海:「ッ!」
赤城夏海:「こいつ……!」
漸馬翔:"チン"
漸馬翔:白刀《風仇蛟》が鞘に収まる。鍔鳴りの音と共に刃影が映った。
X26:白熱した腕が振り下ろされる寸前
漸馬翔:見たモノを理解しようとすれば、ノイマンでもない限り脳の処理がバグを起こす怪現象。
漸馬翔:忽、一呼吸の千分の一の時間。その間に行われた手品じみた怪剣の種は、ただ抜き、ただ収めただけだ。
漸馬翔:攻撃終了後に斬線の軌跡がようやく見える、埒外の居合術。
漸馬翔:「表が出た。だから、あんたは起き上がると思った。それだけさ」
漸馬翔:「表は生、裏は死だからね」
漸馬翔:X26に匹敵する戦闘経験を持った"ただの平凡なチルドレン"は、静かにそう嘯いた。
X26:首が落ち、今度こそ動かなくなる。
漸馬翔:「大丈夫かい?俺のお姫様達」
漸馬翔:血濡れた姿で、それでも王子様のように笑ってのけた。
赤城夏海:「あのなあ」 海ちゃんに抱きついて両手で目隠しをしている。
白田海里:「見えないよ~」
赤城夏海:「斬る前に言え! 海ちゃんがショック受けちゃうだろ!」
赤城夏海:「海ちゃん見ちゃダメ! 絶対ダメだからね!」
赤城夏海:「いいよ~って言うまで目ぇあけないでね!」 よたよたと海ちゃんを押していきます。
白田海里:「なになに~?」よたよた押されていきます
漸馬翔:「思ったのと反応が違う。俺に誰かが抱き着いてさ」
漸馬翔:「こう、ね」首を傾げる。
漸馬翔:「ゆかり姫、落ち込んでないで。終わったと思うけどね」
羽瀬ゆかり:「……ああ。まったく。せっかく強くなったのに、肝心な所でこれなんだ」自分の油断を恥じ入るように、唇を噛む。
羽瀬ゆかり:「ええ、ご苦労さま。つくづく、あなたを買って良かったと思うよ」
漸馬翔:「15円(モトカレ)より価値はあるかな?」
漸馬翔:「いや、今のは聞き流して。これからが大変だ。支部長でもセルでも、どっちでも事後処理が待ってるよ」
羽瀬ゆかり:「ふふ、そこは比べられないかな。でも」
羽瀬ゆかり:ふわ、としなだれかかるように、漸馬くんに軽くハグをする。
羽瀬ゆかり:「……まあ、これくらいは?」
羽瀬ゆかり:悪戯っぽく微笑んで離れる。
漸馬翔:「やっぱり、騎士じゃなくてお姫様じゃあないかな。王子様冥利に尽きるよ」
赤城夏海:「……おい! なにやってんだよお前ら!」
赤城夏海:「話したいこといっぱいあるんだよ! ケーキ買って黒梅のお見舞いいくぞ!」
漸馬翔:「よし。じゃあ俺達も行こうか。元マスターエージェント様がお冠だ」
羽瀬ゆかり:「言っとくけど、不純ななにがしじゃないよ。正当な契約の報酬だから。……はいはい、行きましょうか」
赤城夏海:「……ああ」
赤城夏海:夜空を仰ぎ見る。
赤城夏海:覚醒したのは2年前。ちょうど両親が離婚した頃だ。……少しも嬉しくなかった。
赤城夏海:登竜門でグランドマスターになったのは一年ほど前。
赤城夏海:自分が強いのはよかったけど、戦いは大して面白くなかった。……やっぱり嬉しくなかった。
赤城夏海:でも今日はほんのり満たされた気分がある。……血なまぐさい一日だったけど、でも、やっと人生の目標ができた。
赤城夏海:(これからもきっと、海ちゃんは狙われる)
赤城夏海:(なら、なるしかねえだろ。オレが。……ロード・オブ・ドラゴンに)
赤城夏海:「やっててよかったぜ。登竜門」
赤城夏海:「だいすきな友達を守れるんだからな」

■バックトラック

GM:シーンを終了し、バックトラックに移りましょう
GM:今回のEロイスは情報で出ていた《究極存在》のみです。振りたい人は振るといい
羽瀬ゆかり:振ります!
羽瀬ゆかり:115-1d10
DoubleCross : (115-1D10) → 115-3[3] → 112

漸馬翔:112-1d10
DoubleCross : (112-1D10) → 112-9[9] → 103

赤城夏海:残りロイスはー、5個か。いちおうふっておこうっと。
漸馬翔:1倍です。
赤城夏海:115-1d10
DoubleCross : (115-1D10) → 115-4[4] → 111

漸馬翔:103-3d10
DoubleCross : (103-3D10) → 103-14[7,4,3] → 89

赤城夏海:やっぱり低い! 1倍です。
赤城夏海:111-5d10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-20[3,1,2,5,9] → 91

羽瀬ゆかり:ロイス5個。1倍で振ります
羽瀬ゆかり:112-5d10
DoubleCross : (112-5D10) → 112-36[9,3,8,7,9] → 76

羽瀬ゆかり:かえってきたよ~
GM:皆帰ってきて偉いねえ~
GM:経験点のあれこれだけしますか。
赤城夏海:おくれおくれ~
漸馬翔:はーい!
GM:セッションに最後まで参加した!1点。シナリオ目的!今回はちょっと多めの6点にRHO2つとEロイス一つで9点
GM:後はまあ諸々4点の14点に最終侵食とかを足すといいよ
羽瀬ゆかり:19点ワン!
漸馬翔:19点です。
赤城夏海:あっSロイス……海ちゃんにとってもよかったなあ
赤城夏海:19点ですワン
GM:皆19点に違いない。GMは19*3/3+1で20点ということで
GM:とってもいいわよ~♡
羽瀬ゆかり:やった~ もぐもぐ
赤城夏海:海ちゃん!はんぶんこしよ!
赤城夏海:オレちっちゃいほうでいいからな~
GM:わいわい
GM:では今日は一旦ここまで!
漸馬翔:僕は貯金しますよ。
GM:次回は木曜日21時からEDをやりましょう
赤城夏海:おすおす!了解です!
GM:でいいんだっけ
羽瀬ゆかり:木曜りょうかい!
GM:あれ?水曜日できるんだっけ。どっちだっけ
赤城夏海:水曜はあいてない! 木金はあいてるよ~
GM:りょ!では木曜日!何をするか考えておくのだ
赤城夏海:合同もやりたいなあ みんなでお話したいし・・
漸馬翔:僕は何時でもOK
羽瀬ゆかり:そうねえ~みんなと今後のこと話したい 黒梅ちゃんのお見舞いもしたい
漸馬翔:合同はしたいねー
漸馬翔:お見舞いを合同にして
漸馬翔:ドーナツ屋で赤白,ゆか翔に分ける?
GM:ではそんな感じの予定で!
羽瀬ゆかり:私はそれでも大丈夫~
赤城夏海:いいワンよ~

■合同エンディング

GM:では木曜日、EDを始めていきましょう
GM:最初は合同ED!なんとか生きてた黒梅ちゃんのお見舞いに行くシーンになるかな
GM:描写を始めていくよ~

GM:Χ26との戦闘から一夜明けて。君たちは一命をとりとめた黒梅さんをお見舞いするためP市共立第一病院に来ています。
黒梅 七重:「いやー、マジお腹に穴空いて死ぬかと思ったっすよ~!昼食べたケーキが外に出てきたときはもうダメかと思ったっす!」
黒梅 七重:ベッドに横たわり、全身に包帯を巻きつつもケラケラ笑ってます。
赤城夏海:「表現が軽すぎる……それはマジで死ぬ三歩くらい手前じゃねえか」
羽瀬ゆかり:「もう……こっちの台詞なんだから」
羽瀬ゆかり:ほら、と受け取っていたドッグタグを突き返す。
黒梅 七重:「あ!無くしたと思ってたやつ!羽瀬さんが持ってたんすか!あざっす!」
漸馬翔:「しかし、それは大変だったね。自分自身をデコレーションするなんて、辛すぎるよ」と言ってお見舞いの品をベッドの横に置く。
漸馬翔:品は野菜生活国産プレミアムギフト。自販機まで歩かないように飲み物にした。
羽瀬ゆかり:「はあ? あ、あなたが私に預けたんでしょう……!?」
赤城夏海:「タグはお前が渡したんだろ! 家族にこれを~って。本当に大丈夫か記憶!」
黒梅 七重:「あれ?そうでしたっけ。羽瀬さん達が見えたところまでは覚えてるんすけど……」
黒梅 七重:「まあ生きてたから結果オーライじゃないっすか。あ、差し入れもどうもっす!」
羽瀬ゆかり:「ほら、赤城さんもこう言ってるんだから。私の覚え違いじゃないのよ……もう」ふう、と溜息をつく。
赤城夏海:「ほとんど無意識で動いてたんじゃねえか。危なかったなほんと……」
漸馬翔:「いえいえ。美味しく飲んでくれたらうれしいな。味も美容にも良いらしいよ」
漸馬翔:「記憶操作とかした?ゆかり姫?これ、記憶の混濁だったら良いんだけど……今は元気になったしね」
羽瀬ゆかり:「してない。ちゃんとうちの正規人員よ、この子」
漸馬翔:「そう。あれやる時は、気を付けて欲しいと思ったので良かった。やっぱりゆかりさんは聡明だね」
黒梅 七重:「いやー、ホントは私も手伝わなきゃいけないんすけどね~記憶処理。この調子だとちょっと無理っすよねえ」
黒梅 七重:「ザンバさん、ケーキはないんすかケーキは~?外に出ちゃった分食べたいっす~」
羽瀬ゆかり:「……そりゃあね。可能な限り、取りたくない手段よ。あれは」
羽瀬ゆかり:「ええ、まあ。笑い話になったのは、何よりだけれど……」
赤城夏海:「そうだ黒梅。またいっしょに仕事するかもしんないから、お前にも伝えておきたいんだけど」
黒梅 七重:「へ?なんかあったんすか赤城さん?」
赤城夏海:「隠してたんだけど、オレ登竜門のグランドマスターだから」 剥いたりんごを食べている。
黒梅 七重:「へぇ~グランド……ええ~!グランドマスター!?ってことは……」羽瀬支部長を見て
黒梅 七重:「マスターエージェントっすよ~!補導しないとじゃないっすか羽瀬さん!」
赤城夏海:「オレはいいんだよ! UGNと協力できる、いいGMなんだから!」
黒梅 七重:「あっいたたた……驚きすぎて傷が……」お腹を抑えて
漸馬翔:「まあ、そうなるよな。大丈夫?」
赤城夏海:「グランドマスター続投するのだって、海ちゃん助けるためだし……な」
羽瀬ゆかり:その視線を受けて。「……彼女に関しては、今の所その必要はないと考えているわ」
漸馬翔:「やっぱり昨日の今日だよ。ケーキは今日はなし、退院したら奢るよ」
黒梅 七重:「へえ~。まあ羽瀬さんがそう言うならそうっすね!」
羽瀬ゆかり:「これまでの活動経歴についての自己申告も、可能な限り裏を取ってきた。良いFH……って言ったら、変な言い方になるけれど」
羽瀬ゆかり:「それに……"登竜門"セルのメンバーと言うなら、私や貴方だってあのゲームをやっていた訳でしょ」
黒梅 七重:「やった!約束っすよ~?高いの頼んじゃお~」途中から聞いてない
羽瀬ゆかり:「こいつ……」
赤城夏海:「聞いてないな……おい、ケーキのこととか言うからだぞ」
漸馬翔:「その時は遠慮なく。今はその傷ついた体を癒して、羚羊のような美しさを取り戻すことを専心した方が良いよ」
漸馬翔:「喜んでくれてるんだから、いいんじゃない?」
漸馬翔:肩を竦めて笑う。
黒梅 七重:「え?いやいや、聞いてますよ~!このままゲームを続けて調査するって話っすよね?」
赤城夏海:「よくねーよ! こいつに同じ説明何度もするの絶対めんどくせーだろ!」
黒梅 七重:「多分……あれ?ちがいました?」
羽瀬ゆかり:「うん。子供の気を散らすのは、ちょっと控えてもらえるかな」
羽瀬ゆかり:「まあ、その認識は合っているけれど……」
漸馬翔:「真面目だね、夏海姫。納得いくまで話し合うって言うんだね……じゃ、俺は隅でジュースでも飲んでるよ」
羽瀬ゆかり:「……黒梅。私の"登竜門"のアカウント名、知ってるよね?」
黒梅 七重:「確か15円玉でしたよね?それが同歌詞たんすか?」
羽瀬ゆかり:「じゃあ、ランクは分かる?」
羽瀬ゆかり:教えてないし、そんなにやり込んでるとは思っていない感じだと思います。
黒梅 七重:「え~?始めた時期そんな違わないっすよね?ゴールドとかじゃないんすか?」
羽瀬ゆかり:端末の画面を開いて見せる。キャラネームのフレームは、ウルトラダイヤモンドを示す色。
羽瀬ゆかり:「あと一歩で、グランドマスターなんだ。私」
黒梅 七重:「うわ高っ……支部長しながらこんなやってたんすか……?」
黒梅 七重:「それ大丈夫なんすか?GMまで行ったらマスターエージェントっすよ?」
羽瀬ゆかり:「あはは……そうだね。返す言葉もない」
羽瀬ゆかり:「最初は、こんなにランクを上げるつもりなんてなかった。調査に必要な分だけ、周りのプレイヤーと繋がりを持てば、任務としてはそれで十分」
漸馬翔:良く冷えたレモネードを飲みながら、二人を見ている。
漸馬翔:飲む?と夏海姫に缶を振るように見せる。
赤城夏海:首を振る。こっちはミネラルウォーターを飲んでます。炭酸はあまり飲まない。
赤城夏海:「おおい、話長くなるか? 出ていったほうがいいか?」
赤城夏海:「二人でしたい話とかもあるかもだろ」 ペットボトルを軽く上に放り投げてキャッチする。
黒梅 七重:「ええっやだ!居てくださいよ。襲われたらどうするんすか?」胸の辺りを押さえて
羽瀬ゆかり:「ありがと……でも、ううん」少し迷って、かぶりを振る。「二人にも、聞いてほしいかも」
漸馬翔:「居た方が良いと思うよ。特にGMはさ」
漸馬翔:「これから無関係という訳でもないと思うけど。勿論、俺もね」
赤城夏海:「とくにオレが口出せる箇所、なさそうなんだけどな……まあいいか」
羽瀬ゆかり:「襲わんが」
黒梅 七重:「しゅん……でも羽瀬さん、それが解ってるってことは……ガチにハマっちゃったってことっすか~?」
漸馬翔:「俺は襲われても良いな」などと小さい声で笑う。
羽瀬ゆかり:「……。強くなりたかったんだ」
羽瀬ゆかり:「私の身体は、細くて弱いんだよ。子供の頃からずっと」
羽瀬ゆかり:「どれだけ栄養を取っても、背丈は伸びなかった」
羽瀬ゆかり:「刀を構えようとすればよろめくし、銃を撃てば反動で吹き飛んじゃう」
羽瀬ゆかり:「鍛錬をしようとしても、すぐに息が上がって動けなくなる」
羽瀬ゆかり:「呼吸器に疾患があるから、無茶な運動やめろってお医者さんにも言われてる」
羽瀬ゆかり:「だから与えられる任務は、後方でできることばかり。……なんて、ありふれた単なる適性の話だよね」
羽瀬ゆかり:「だから納得しようとした。私は、大人なんだからって」
黒梅 七重:「UGNってそれが強みっすからね~」
羽瀬ゆかり:「傷ついてボロボロになって帰ってくる仲間に、労いの言葉をかけるしかできなくても」
羽瀬ゆかり:「能力に目覚めたての、ほとんど普通の子を危険な戦いに向かわせても」
羽瀬ゆかり:「……兄妹みたいに一緒に育った同僚が、私の代わりに戦って死んでも」
羽瀬ゆかり:「そいつの仇を、この手で討つことさえできなくても」声が震える。「……納得しようとした。してたんだよ」
黒梅 七重:「羽瀬さん……」
羽瀬ゆかり:「それが……この”登竜門”に来て、変わった」
羽瀬ゆかり:「一人で敵を倒す力も、仲間の前に立って庇えるような強さも手に入った」
羽瀬ゆかり:「……ねえ。黒梅はさ」
羽瀬ゆかり:「どんなに努力しても報われない現実が、嫌になったことはない?」
羽瀬ゆかり:「ゲームの中の世界でならさ。やり込んだ分だけ、ちゃんと成果が手に入るんだ」
羽瀬ゆかり:「そして、”登竜門”は単なるゲームじゃない。もう現実の一部になってる」
羽瀬ゆかり:「この世界の法則が、書き換えられようとしている」
羽瀬ゆかり:「……それは、止めるべき事なのかな」
羽瀬ゆかり:「私は、今。そうは思えなくなってる」
漸馬翔:「こうやってUGNの人間も取り込まれていくんだから危険なゲームだね。このシステム作った奴は間違いなく天才だよ」
黒梅 七重:「つまり……」ごくっと唾を飲んで「FHに鞍替えしちゃう……ってことっすか!?」
羽瀬ゆかり:「……そうだ」
羽瀬ゆかり:FHの思想の全てに賛同した訳ではないけれど、という言葉を飲み込んで。敢えてそう言い切る。
赤城夏海:「おいどうすんだよこの流れ……」
黒梅 七重:「ついていってもいいっすけど……一つだけ条件があるっす」
黒梅 七重:「羽瀬さんもケーキ奢ってくださいよ~!あ、あとちゃんとランク上げも手伝ってほしいっす!」
羽瀬ゆかり:「えっ……えっ?」
羽瀬ゆかり:「い、いいの……?」
黒梅 七重:「え~?っていうか羽瀬さんそんなガチって大丈夫なんすか?先輩GMとして、どう思います?才能あります?」と赤城さんに
羽瀬ゆかり:「てっきり、こう。見損なったとか言われるのかと……」
羽瀬ゆかり:「最悪、ここで刺し違えるとか言い出すのまで覚悟してたんだけれど……」
漸馬翔:「良い流れになってきたみたいだよ」
漸馬翔:「めでたし、めでたし。二人の人間関係的には。UGNには可哀想だけどね」
赤城夏海:「なにがめでたしだ。おいゆかり、ふざけんなよ」
赤城夏海:「刺し違えるかもしれない、みたいな流れにオレらを巻き込むな。めちゃくちゃ気まずいだろ!」
赤城夏海:「そうなったらどっち応援すればよかったんだよマジで」
黒梅 七重:「そんなUGNに忠誠誓ってないですし?それに私にとっては羽瀬さんがUGNみたいなとこありますからねえ」
黒梅 七重:「羽瀬さんがそう言うならいいんじゃないっすか?文句ないっすよ!」
羽瀬ゆかり:「あ、そうだね、それは……本当に。ごめんなさい……」
羽瀬ゆかり:「黒梅……」
赤城夏海:「っていうか黒梅はマジでいいのかよ。オレはFHのグランドマスターだし、その上で登竜門を乗っ取ろうとしてるけど」
赤城夏海:「それですら、UGNと協力する資格があるのか? FHっていう悪の組織の一員で好き勝手してるだけじゃないのか? って思う事があるんだぜ」
赤城夏海:「そんな気軽に移籍するとかついてくとか言っちまっていいのか? 大丈夫か?」
漸馬翔:「ははは。悪の組織のボスにお説教されてるね」
漸馬翔:「結局みんな湖の白鳥だった訳だ。美しく優雅に浮かびながら水面の影に足を隠していた」
赤城夏海:「もしお前がUGN上層部に通報するなら、オレは止めないぜ。なんなら他の二人の足止めだってしてやる」 海ちゃんを守ってくれたからだ。
赤城夏海:「説教もするだろ! そんな簡単についてくとか言って……だ、大丈夫なのか?」
漸馬翔:「俺は別に何もしないけど。あ。足止めがデートならお付き合いするけどね」
黒梅 七重:「いいんです~!今までだって羽瀬さんにくっついてきただけですし」
黒梅 七重:「それに腹破られるような仕事してるんすから、もっとお金欲しいっす!」
黒梅 七重:「その辺りも結構いいんすよね?羽瀬さん?」
赤城夏海:「マジかこいつ……」
漸馬翔:「UGN大丈夫か……」
羽瀬ゆかり:「……こんな風に育ててしまったのは、私の責任かな」
羽瀬ゆかり:こめかみを指で抑えて、苦々しい顔をしている。
漸馬翔:「それじゃあ、これからどうしようか?15円玉姫」
羽瀬ゆかり:「だから、面倒は見るよ。あなたの愛想が尽きない内はね」黒梅にそう言って。
黒梅 七重:「そうこなくちゃっすよ羽瀬さ~ん!これから悪の親玉になろうっていうんですから!ね!」
漸馬翔:「マスターIXと協動歩調でもしていくかい?」
赤城夏海:「ゆかりの目標次第だな。オレは海ちゃんを守るためにロードオブドラゴンを目指す」
赤城夏海:「もしゆかりの最終目標が、リエゾンロードになって世界征服して海ちゃんみたいな子を好き勝手したい~とかだったら迷わず敵になるぜ」
赤城夏海:「元UGN支部長としては、どこに向かうつもりなんだ?」
羽瀬ゆかり:「私の目的は……いや、ここはFHの流儀に則って欲望と言うか」
羽瀬ゆかり:「この手で人を守ることだ。白田さんのように、理不尽な脅威に晒される人を助けることだ」
羽瀬ゆかり:「人を謀り鞍を変えた所で、私の人生は結局、そこに行き着く」
羽瀬ゆかり:「だから……必要なのは、"登竜門"の掌握。最高位に登りつめたその先で、このゲームをコントロールし」
羽瀬ゆかり:「人を傷つけるような闘争を促す装置となっている現状を変えること」
赤城夏海:「……ロード・オブ・ドラゴンになれるのは一人だけだ」
赤城夏海:「ザンバは胡散臭いし台詞もキザ臭いしどうしようもない奴だが、案外裏表はなかった」
漸馬翔:「我ながら素敵だよね。嘘のない男」
漸馬翔:どうも。と爽やかに笑う。
赤城夏海:「でも、オレやゆかりには隠しごとがあったからな。……ザンバ、お前の目から見てどう思う」
漸馬翔:「俺は誰かの欲望だけは笑わないことにしてるんだ。所業には憤る事はあってもね」
赤城夏海:「"他の事は何も知らない。海ちゃんを守るためにLODを目指す"」「"ゲームをコントロールし、人を傷つける仕組みを作り変える"」
赤城夏海:「これは互いに信用しあって共闘出来ると思うか? 1回限りでなく、この先も」
赤城夏海:「中立で、今回ずっとオレたちを見てきたお前の意見を聞かせてくれ」
羽瀬ゆかり:「……」無言のまま漸馬くんを見る。
漸馬翔:「二人の好きなようにして良いと思うよ。この後で共闘したとして、目的のその過程で喧嘩する事がないなんて方がおかしい」
漸馬翔:「そこで、ぶつかり合って、不満を言い合って、妥協点を見つけて、二人で寝転んで河原で夕陽を見てさ」
赤城夏海:「あってめえ。出やがったな玉虫色の回答」
漸馬翔:「そこで初めて信頼みたいなのが生まれるんでは?」
漸馬翔:「一回共闘しただけで、本当の信頼とか言ってるのが、笑っちゃうって話だよ」
赤城夏海:「ふん。確かにな」
漸馬翔:「それ、何処の神様?10回くらい一緒に仕事して言おう」
羽瀬ゆかり:「今の私達に足りないのは、乗り越えた山場と軋轢の数……か」
赤城夏海:「今後も共闘はするが、互いのスタンスを信用するかは今後の展開次第。そんなところか」
赤城夏海:「オレは海ちゃんを守れればそれでいいからな」
漸馬翔:「審判ならやるよ。でも二人とも、人を守る。ってスタンスなら大丈夫じゃない?玉虫色よりも綺麗な色の欲望だと思うしね」
漸馬翔:「うん。君たちは綺麗だから」
羽瀬ゆかり:「審判役、って……実際、あなたはどうするの?」
漸馬翔:「んー?」
漸馬翔:「俺は登竜門にそんな興味はないけどね、抜けたくても抜けられないんだ」
漸馬翔:軽くため息をつく。
赤城夏海:「なんでだよ。お前の上司は15円玉だったが、もう正体は割れただろ」
赤城夏海:「15円玉に心からの忠誠を誓ってるからか?」
黒梅 七重:「惚れちゃったんじゃないっすか~?羽瀬さんに!」
漸馬翔:「昨日まで、おっさんだと思ってたしなぁ。今ならともかく」
羽瀬ゆかり:「黒梅、茶化さない」
漸馬翔:「俺の女を見る目もまだまだだね。いや、そういう事じゃ無くてね」
漸馬翔:「聖ヨハネの月の小瓶って★25アイテム知ってる?大切な記憶と理性を取り戻し、眉唾ながらジャームを人間に戻す。とまで言われてる、一升瓶を飲みんこんだ蛇(ツチノコ)みたいな、そんな噂」
赤城夏海:「データ解析スレで見た。未実装だろあれは」
漸馬翔:「それが欲しいんだよね」
漸馬翔:「俺は、自分の記憶を取り戻したい。捏造された、傷もなく生きるのに都合の良いモノじゃなくて、自分の真実を知りたくてね。他にやる事があるでもなし、それを探すんだ」
漸馬翔:レモネードを飲み終え、その缶を軽くクズ籠に放る。
漸馬翔:「お二人と違って極めて個人的な欲望だけどね」
赤城夏海:「なるほどな。お前が15円玉の下でFHやってた理由がなんとなく分かったよ」
羽瀬ゆかり:「……うん。あなたの求めていた"対価"から、そういう事情がある事は察していたけれど」
漸馬翔:「記憶処理に対してはやった方が良いなんて、分かってるよ。そっちの方が幸せな生活送れる事も、傷つく人間もいなくなることも」
漸馬翔:「世界の秩序が護られることも、分かってるんだ」
漸馬翔:「でも、俺は我慢出来なかった」
赤城夏海:「というかそれ、もうちょっと早く言えなかった?」
赤城夏海:「そういう事情があったらオレも塩対応やめてやったのに」
漸馬翔:「今回の事件で言うような流れあった?ただの自分語りだよ。何処にでもありそうな」
黒梅 七重:「まあまあ、いいじゃないっすか!これで4人の欲望も解ったことですし!」
漸馬翔:「あーでも、言ってれば惚れてたって言うなら、言えば良かったな。美男子の悲しい決意と失われた過去」
赤城夏海:「4人……ああそうか。お前も言ってたなそういえば……」 もっとお金欲しいっす、を思い出した。
黒梅 七重:「金!」自分を指差す「記憶!」ザンバくんを指差す「平和と力!」羽瀬さんを指差す「日常!」赤城さんを指差す
黒梅 七重:「これならそれぞれ満たせるように協力できそうじゃないっすか!ね、羽瀬さん!」
羽瀬ゆかり:「そりゃ……私としては、歓迎する所だけれど」
羽瀬ゆかり:口ごもりながら皆を見渡し、その視線を受けて。
羽瀬ゆかり:「……分かったわ。一緒に行きましょ」
羽瀬ゆかり:「竜へと成り上がる道を、行ける所まで」
赤城夏海:「四人で何かしらのセルを作っておくか」
赤城夏海:「ロード・オブ・ドラゴン。たった一人でなれるほど甘い存在じゃなさそうだからな」
赤城夏海:「――海ちゃんを守る」
赤城夏海:「そのためなら、どんな欲望も呑み込んでやる」

GM:ではED終了!

■エンディング02(漸馬・羽瀬)

GM:次のEDに移ろうねえ
GM:ED2、ザンバ、羽瀬
GM:P3市商店街、ドーナツ屋『ドナドナドーナッツ』
GM:ここはドナドナドーナッツ。毛が全部偽ポンデリングになっている羊がマスコットのドーナツ屋さんだよ。
GM:店の名物であるドナドナドーナッツは近々ミスタードーナッツから訴えられるのではないかと評判だ。価格はポンデリングより安い
漸馬翔:「エンゼルクリーム、チョコクランチ、ポンデリング、プレーンシュガー、オールドファッション さて足りますか?お姫様?」
羽瀬ゆかり:「え、十分すぎるよ!二人で分ける分だよね、これ?」
GM:登竜門のクエストのためか、あるいは個人的な用事かはわからないが、事件を解決した君たちは二人きりでここに来ているよ
漸馬翔:「勿論。多い方が、長い時間話せるでしょ」それとアイスコーヒー二つ。トレーに乗せて持ってくる。「君を拘束できるという訳」
漸馬翔:ウインクして答える。
羽瀬ゆかり:「わ、直截」くすくすと笑う。
漸馬翔:「回りくどい事してチャンスを失う男にはなりたくないしね」
漸馬翔:「まぁ、それで。実際楽になったのかな?もうボイス変えなくてもいいし、大っぴらに会う事も出来るんだ」
羽瀬ゆかり:「そういうことなら、単刀直入に聞いちゃうのがいいかな。どんな話を聞かせるつもりなの?」
漸馬翔:「そうだね。愚痴になるんだけどさ」
羽瀬ゆかり:「あはは、こっちはこっちで別の緊張はあるかな」
漸馬翔:「最初から性別明かしてた方が、俺の事コントロールしやすくなかった?俺もそっちの方が嬉しかったし」
羽瀬ゆかり:「取り繕うのは慣れてるけど、口説かれる方はそうでもないからね。実のところ」
羽瀬ゆかり:「あはは……始めて少ししてから、ちょっと脳裏を過ぎったね。それは」
漸馬翔:「口説かれは、今日から訓練できるから良い事だよね。体使うよりは成果でそうだ」なんて返して相手の話を聞く。
漸馬翔:「ずっと、おっさんだと思ってたしね。無駄な時を過ごしたよ」
漸馬翔:少し拗ねたように言う。
羽瀬ゆかり:「まあ、結局。嘘を明かすことであなたの不信を買う方リスクの方を避けちゃった訳だけれども……なかなか心休まらない話だな、そりゃ」
羽瀬ゆかり:「へえ。こう言っちゃなんだけど、そんなに女の子が好き?」
漸馬翔:「真面目に言うと、どうだろうね。楽しくはあるけど」
漸馬翔:「本当の俺が果たしてどうだったかどうか、考えると怖いと思うよ」
漸馬翔:「もしかしたら、誰かを好きだった過去とか消されてるかもしれない」
羽瀬ゆかり:「……本当の自分、か」
漸馬翔:「好きだった娘が事件の犠牲やジャームになったら,UGNはそうするから」
羽瀬ゆかり:「するだろうね」ドーナツを齧りながらごく淡々と、事実を認めるように言う。
漸馬翔:「だから、今の俺が誰かを本気で好きになるのは怖いね」
漸馬翔:「こうやってふざけていれば、まあ、あしらわれるでしょ。と思ってる所はあります」
漸馬翔:「その上でゆかり姫は好意を抱くけどね」
羽瀬ゆかり:「うん……うん?」
羽瀬ゆかり:「ああ。やっぱり、今のもあしらった方が良いやつかい?」
漸馬翔:「ご自由に。口説かれに慣れる訓練みたいなもので」
羽瀬ゆかり:「施設育ちなもんでね。そういった機微が、私はどうも鈍いらしいんだ」
漸馬翔:「だろうね。15円玉可哀想だな」
羽瀬ゆかり:「……いない者の気持ちを汲むことはできないよ。どれだけ後悔したってね」
漸馬翔:「そうだね。せいぜい死んだ人間の事を思い出すことくらいだ」
羽瀬ゆかり:「だから、うん……早く、見つかるといいな。あなたの思い出」
漸馬翔:「ははは。もし、見つからなかったら、俺の為に思い出を作ってね」
漸馬翔:「なんて言うのはどう?」
漸馬翔:ドーナツを食べながら気障ったらしく云う。
漸馬翔:「まあ、聞きたいことが1つあるんだ。今回の事件でさ」
羽瀬ゆかり:「……思い出っていうのが、こうやってドーナツ食べながら駄弁ってるような時間のことなら」
羽瀬ゆかり:「時間の空いた時なら、また付き合ってもいいけれど……ん、何だい?」
漸馬翔:「仕事をいつも1日だけ早く片付けようと思うよ。そうすれば毎回デートが出来る。……今回の俺の潜入仕事の評価を聞きたくてね」
羽瀬ゆかり:「"15円玉"として、か。そうだね」
漸馬翔:アイスコーヒーを飲む。
羽瀬ゆかり:「……正直、FHチルドレンと協力関係になるなんて、私も初めてだったからね」
羽瀬ゆかり:「社会性は大丈夫かとか、どこかで暴力的な手段に出たりしないかとか。内心疑っていた部分はあったんだけれど」
漸馬翔:「苦労したよ。罪悪感で本当に吐きそうだったんだ。正しく頑張ってる美人支部長騙すのはさ」
漸馬翔:「絆されてたし、大分ね」
羽瀬ゆかり:「最終的には、電話越しに言った通りだ。あなたは一度も契約に背かなかったし、状況の中で常に及第点以上の成果を出した」
羽瀬ゆかり:「素晴らしい働きだったよ。予想以上に」
漸馬翔:「ありがと。最後も気を抜かなかったからお姫様達を守れたしね。そこも評価点頂ければと思うよ」
羽瀬ゆかり:「うん、あれもね。つくづく、頼りになる男を味方に付けたなと思ったよ」
漸馬翔:満足そうに頷く。
羽瀬ゆかり:「ただ、その上で……一つだけ、あなたとは流儀が違うかな。私の場合」
漸馬翔:「一つしか違わないのか。相性ピッタリじゃない」
漸馬翔:ふ、と笑ってエンゼルクリームを口にする。
漸馬翔:「それは、何?」
羽瀬ゆかり:「ほら。私はね、コイントスで判断を決めないんだ」
羽瀬ゆかり:「運任せで動く指揮官に付いてきてくれる人は、あまりいないと思ってるし。それに」
羽瀬ゆかり:懐から15円玉を取り出し、ピンとはねる。
羽瀬ゆかり:「私の人生の決断を、あいつの責任にしたくない」
漸馬翔:「真面目だなぁ。人前でやらなきゃ良いだけだと思うけど、そう言う所が」
羽瀬ゆかり:キャッチする。表裏を確認しないまま、それを懐に仕舞い直す。
漸馬翔:放っておけないと、彼女に15円玉を渡した人間も思っていたのだな。と思う。
漸馬翔:「男心が解らない姫だ。男は責任取りたがってるよ。君らしくて良いと思うけどね」
漸馬翔:くすくす笑う。
漸馬翔:「良し。それじゃあ、良い事を教えてあげよう」
羽瀬ゆかり:「言ったでしょ。男の子には悪いけど、姫扱いはされたくないんだ……何かな?」
漸馬翔:「俺は君が思ってる以上に、君の事が好きだよ。女性としてではなく、仕事の上司としても」
漸馬翔:今までの彼女を肯定する台詞を尊敬と共に送った。
漸馬翔:「姫扱いはしますけどね」
羽瀬ゆかり:「……そう。それじゃ」コーヒーの氷をカランとかき混ぜて、つとめてそっけなく言う。
漸馬翔:「ははは。こう云うのが衝突と信頼に繋がるのさ」
羽瀬ゆかり:「いつかあなたが本気になった時に、改めてやめてもらう事にしようかな。姫扱い」
漸馬翔:「それが、何時になるかわからないけど、いつか本気になった時」
漸馬翔:「きっと、来るように、俺はこう言おう。一番好きな言葉なんだ」
漸馬翔:「また、明日。 こんな事をやろう」

GM:ではシーン終了!

■エンディング03(赤城)

GM:次のシーン、最後のEDに移りましょう。赤城ちゃんのED。
GM:Χ26を撃退してから数日後。君達は再び日常に戻ってきた。
GM:放課後、クラスメイトの一人が懲りずに再び君をサークルに勧誘してくる。
クラスメイト:「おい、頼むよ赤城~。他に人居ないんだって~」
赤城夏海:「しつこいやつだな! オレは海ちゃんと一緒にのんびり遊んでる方が楽しいの!」
クラスメイト:「お試しでもいいからさ~。一回入ってくれよ~。な?な?」
赤城夏海:「だぁ~めでーすー。オレをどうしても従えたいなら、最低でもウルトラダイヤモンドかグランドマスターになってきな」
赤城夏海:「……いやでも、友達と遊ぶのは楽しかったからなあ。気が向いたらお試しで入ってやってもいいかも」
クラスメイト:「え~!?そんなんトッププロじゃん!無理だって~!……って、え!?」
クラスメイト:「マジで!?あ、じゃああとラインと電話番号も教えてくれたりする?クエスト名目で街にでかけたりとか……」
赤城夏海:「殺すぞ! 調子のってんじゃねえ!」 げしげしと蹴りつける。
赤城夏海:「結局そっちが目的かよもう! ……海ちゃん帰ろ!」
赤城夏海:「まじめに話聞いて損した!」
白田海里:「えへへ~。ごめんね~。なっちゃんは私と一緒に遊ぶんだよ~」クラスメイトとの間に割り込んで、ぐーっと君の腕を引っ張って抱き寄せます
クラスメイト:「がっくり、俺の青春が~」
白田海里:「それにね~。もう仲間もたくさんいるもんね~?なっちゃん」
赤城夏海:そんな感じで、海ちゃんと一緒にぽてぽて下校しようと思います。
赤城夏海:「……仲間。仲間なぁ」
赤城夏海:「そのことなんだけど……海ちゃん。ちょっと帰りながら相談させてよ」
白田海里:「うん!いいよ~。なんだろなんだろ~?」首を傾げて
赤城夏海:学校を出て、ある程度人がいないところまで来たところでもう一度ため息をつく。
赤城夏海:「ザンバとゆかり。いっしょに戦った時は信用出来ると思ったんだ。お互いの秘密も打ち明けたし」
赤城夏海:「でも今は、あの二人が信用できるのかどうかわかんなくなってきた」
白田海里:「え~?どうして?なんだか最後に見たときは仲良さそうだったのに……」
赤城夏海:海ちゃんには一通りの事を話してある。LODのこと、グランドマスターの事……竜の息吹が海ちゃんということだけは、なんとかぼかした。
白田海里:「喧嘩しちゃったの~?私も一緒に謝りに行く?」
赤城夏海:「んー、ケンカってわけじゃないんだよなぁ。チームみたいなのは組んだんだ。セルっていう」
赤城夏海:「ほら、LODは誰か一人しかなれないって説明、したじゃん?」
赤城夏海:「海ちゃんを守るためにオレもそれを目指すことにしたって……覚えてる?」
白田海里:「いつの世も頂点に立つのは一人……ってやつだね」
白田海里:「うん。忘れないよ~。大事なことだもん」
赤城夏海:「ゆかりの最終目標はさ、オレと同じ"登竜門を支配する"――たぶん、"LODを目指す"とイコールでさ」
赤城夏海:「で、ザンバはゆかりの部下なんだよ。これって結局、最後にはオレとゆかり達で戦うしかないんじゃないか?って思ったんだ」
赤城夏海:「いつか戦うなら仲良くしないほうがいいのかなあって」
赤城夏海:「仲良くしてた友達と戦ったり殺し合うのなんて、絶対イヤじゃん」 唇を尖らせる。
白田海里:「私もなっちゃんと殺し合いすることになったら、嫌だな~」
赤城夏海:「オレも絶対ヤだよ! そうしたら海ちゃんと絶対戦わないように遠いところに引っ越す!」
赤城夏海:「いやでもそうしたら一緒に学校に行けなくなっちまう……うぐぐ……!」
白田海里:「そうだよ~!一緒に居たいし、私なっちゃんに起こしてもらわないと遅刻しちゃうよ~!」
白田海里:「あ、でもねでもね!むしろそれなら逆に仲良くしちゃったほうがいいって私は思うな~」
赤城夏海:「うぇ? なんで?」
赤城夏海:「ゆ、油断させて後ろから刺すってことか? そんな……」 深刻そうな顔になる。
白田海里:「だってー。LODになりたい!って思っても、なっちゃんは私をいじめたりしないでしょ?」
白田海里:「私もなっちゃんを傷つけるなら嫌だな~って思うし……」
赤城夏海:「当たり前だよ! 海ちゃんは友達だし、海ちゃん守るためにLODになるんだから!」
白田海里:「ね!ほら!」
赤城夏海:「うん。友達を傷つけてまで力はほしくないよね」
赤城夏海:「……?」
白田海里:「仲良く成れればねえ。そうやって戦ったりしたくなくなるんだよ~」
赤城夏海:「いつか戦うかもしれないからこそ、仲良くなって」
赤城夏海:「お互いどっちがLODになっても安心できるように……ってコト?」
白田海里:「そうそう!ゆかりちゃん達がね、なっちゃんも私のことも守りたい~って思うくらい仲良くなっちゃえばいいの!」
赤城夏海:「あっ」
白田海里:「そのためには、そうだな~……ザンバくんって同じ学校なんだよね」
赤城夏海:「そ、その考えはなかったな……確かにそっか。海ちゃんすごくいい子だし、守りたい!って思わせるのは全然ありだな……!」
白田海里:「明日からザンバくんとも一緒に帰るのはどう?」
赤城夏海:「同じがっこだっけ? そういやそんなこと言ってたような気がする」
赤城夏海:「えええええ!」
白田海里:「そうだ、丁度いいから登竜門で一緒にクエストもやろうよー。私もランク上げないとだもんねー」
赤城夏海:「えぇぇぇぇ~……」 露骨に嫌そうな困ったような顔をしている。
白田海里:「なっちゃんはいや?」
赤城夏海:「イヤ……うう……イヤじゃ……いやあまりよくも……ううっ」
白田海里:「男の子嫌いだもんね~なっちゃん」
赤城夏海:(あいつはゆかりの部下だし、いやしかし海ちゃんを守りたい!とあの二人に思わせるなら絶対にどっちかから落とさないといけないし)
赤城夏海:(そうなると立場が複雑なゆかりよりまずザンバを落としたほうが……しかしあちらに警戒されてやりにくく……いやしかし……いやしかし……!)
赤城夏海:(LODのため……LODのため……! 海ちゃんを守るため……!)
白田海里:「でも、仲良くなりたいならこっちから歩み寄らないとだよ!」君の両手を握って「ね?一緒に頑張ろ?」
赤城夏海:「んぐっ、ぐぐぐ」
赤城夏海:「わ、わかっ、た……ぜ!」
赤城夏海:「あした、から、ザンバと一緒に……かえ、ろう……!」
赤城夏海:「海ちゃんを悪いやつらから守るためだ!」
赤城夏海:「ゆかりはどうしよう? あいつの立場も色々複雑そうなんだけど」
白田海里:「うんうん、苦手なの我慢できて偉いよなっちゃん~!」パチパチパチ
赤城夏海:「あいつがLODになった瞬間、海ちゃんを襲ってこないようにするために。やっぱり仲良くならないと……でも一緒に帰るってできないし……」
白田海里:「ゆかりちゃんも誘いたいね~。大人けど時間あるかな?」
赤城夏海:「忙しそうだけど、時間はあるんじゃないかな。昨日もザンバとドーナツ屋行ったみたいだし」
赤城夏海:「ほらあそこ。ミスドのパクリのところ」
白田海里:「わ~!デートだ!私達もご飯誘ったら来てくれるかなあ」白田ちゃんは一人暮らしで自炊しているのだ
赤城夏海:「ごはんかあ」
赤城夏海:「そうだな。ゆかりとザンバをご飯にさそったりしてみるか……そこで嫌そうな顔されたらそこまでだ」
赤城夏海:「仲良くできるといいなぁ」
白田海里:「仲良くできるといいねえ」
白田海里:「でも~……」
赤城夏海:「? でも?」
白田海里:「えいっ」にこっ、と笑いながらなっちゃんに抱きつく
白田海里:「皆と仲良くなっても、一番は私だからね~?」
赤城夏海:「おっ、おうっ?」
赤城夏海:「……」
白田海里:「私もなっちゃんが一番好き~」
赤城夏海:「うぅう」
赤城夏海:「怖かったんだよ。グランドマスターなことも黙ってたし……海ちゃんの前で能力も使っちゃって、嫌われるかもって……」
赤城夏海:「ううう~~」
赤城夏海:「嫌われなくてよかったぁぁ~~」
赤城夏海:「うわああーん!」 抱きついてわんわん泣き出します。
赤城夏海:「海ちゃんありがとう~!」
白田海里:「嫌わないよ~」ほっぺをぐりぐりなっちゃんに擦り寄せます
白田海里:「なっちゃんがね~。本物の竜みたいに、おっきくてこわい姿になっても」
白田海里:「私はずっとなっちゃんが一番好きだよ~」
赤城夏海:「うん! オレも海ちゃんが一番好き!」
赤城夏海:「決めたぞ。いやもう最初から決めてたけどもっかい決めた!」
赤城夏海:「海ちゃんを悪いやつらから守るために、オレは絶対、登竜門のトップに立つからな!」
赤城夏海:「約束だよ。だいすきな海ちゃんは、オレが守ったげる!」
白田海里:「私も。悪いやつらから守られるお姫様に、ちゃんとなるよ」
白田海里:「約束~!大好きななっちゃん。私を守ってね」
白田海里:小指を差し出して。
赤城夏海:こちらも小指を差し出す。

昨日と同じ今日。 今日と同じ明日。 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで。 世界はすでに変貌していた。
その日、少女は竜になると誓った。頂への道は果てしなく遠く。
しかし、どんな勇者も英雄も、彼女から麗しの姫君を取り戻すことはできないだろう。
竜と姫の間には、伝説の剣でも斬れない、深い絆が結ばれているのだから。
穏やだった夢、日常は終わり、新たな冒険が始まる。

ダブルクロス The 3rd Edition
『ドラゴンズ・ドリーム』

ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。



End.



GM:ということで
GM:これにて全行程終了!お疲れ様でしたー!
GM:超楽しかったです!みんなありがとう!
漸馬翔:お疲れさまでした!
漸馬翔:超楽しかったです。
赤城夏海:はーい!お疲れさまでした!
赤城夏海:楽しかったよ~~ PC1させてくれてありがとうねえ
羽瀬ゆかり:おつかれさま~!すっごく楽しかったです~~!
漸馬翔:次はミーにもRHOおくれーw