06:32:どどんとふ:「GM」がログインしました。
23:37:どどんとふ:「GM」がログインしました。
13:34:どどんとふ:「鶴喰湊融」がログインしました。
13:54:どどんとふ:「GM」がログインしました。
14:00:どどんとふ:「百入結衣子」がログインしました。
14:02:どどんとふ:「烏羽岬」がログインしました。
14:04:GM:————
14:05:GM:エンディング1:I'm home.
14:05:GM:————
14:06:GM:シャンバラの大地が、緩慢な速度で崩れていく。
14:06:GM:末端から輝く灰となり、ゆっくりと空に浮上している。
14:07:GM:おそらく成層圏を越え、空に浮かび上がっていくのだろう。
14:07:GM:《ヴリトラ》のきみたちはそれを見ていた。
14:07:江永瑞穂:「……うまくできたのかな。裂け目は塞がったけど……」
14:08:江永瑞穂:「烏羽たちがなんとかしたんだよね」
14:08:鶴喰湊融:「……このまま、どこまで……」頭を振って。「そのはずです。あちら側からもしなければ不可能なはずなので…」
14:08:百入結衣子:「……あたし、てっきり、この穴から」
14:08:百入結衣子:「二人が戻ってくるんじゃないかって……」
14:09:椋実翔利:「そういう話だったらあんな言い方にゃならんだろ」
14:09:横嶋洋明:「そうだね」
14:09:椋実翔利:「あいつが何のつもりかは分かんねえけど、まーとりあえず世界が半分吹っ飛ぶことはなくなったワケだ」
14:09:横嶋洋明:「……マスター・スカイも、もう戻らない」
14:10:椋実翔利:「かね? 烏羽が戻れるんなら、あの野郎が戻ることもできる気はすっけど……理由がないか」
14:10:百入結衣子:「……だったら!」
14:11:鶴喰湊融:「……」ただ灰となりながら登りゆくその大地を見上げて。手を僅かに伸ばして掴むように。
14:11:百入結衣子:「岬は!春音は!どう帰ってくるっていうのよ!」
14:11:江永瑞穂:「……もう一度、時間の裂け目を開いても」
14:11:江永瑞穂:「やっぱり誰かが向こうで閉じなきゃいけない。それだけのエネルギーもない……」
14:12:鶴喰湊融:「………ひとつき先にまでは、戻ってくるっていいましたから」目を瞑って。
14:12:椋実翔利:「知らねーよ。でもアイツはアイツなりに戻ってくる気なんだろ」
14:12:椋実翔利:鶴喰ちゃんの頭に手を置いて 「そうそう、誕生日までにな。だったら待つだけだ」
14:12:百入結衣子:「だけど……」
14:12:鶴喰湊融:ぽふ、とそのまま頭に置かれて。
14:13:鶴喰湊融:「きっと、あるんでしょう。それに…無いなら、雲居さんを連れて行かない……と思います」
14:13:鶴喰湊融:「もうちょっと言い方も変わってたんじゃないかな、って」
14:13:横嶋洋明:「……あれっ?」
14:13:横嶋洋明:「あ、そうか……これ言ってなかったっけ」
14:13:鶴喰湊融:「…?なんでしょう、リーダー」
14:14:椋実翔利:「おっ、百入、今からリーダーを叩く準備しといていいぞ」
14:14:百入結衣子:「……何」拳を構えて。
14:14:横嶋洋明:「戻って来る確信がなければ、ぼくだってそう簡単に送り出したりしなかった」
14:14:横嶋洋明:「言い方が違うな。もう、戻ってきてる」
14:15:百入結衣子:「え?」
14:15:鶴喰湊融:「………?どういうことです?」頸を傾げる。
14:15:横嶋洋明:「私は約束を果たす者。この言葉が繰り返し書かれていて、他のはよくわからなかった」 傍らに佇む”メイ”を拾い上げる。
14:16:横嶋洋明:「この世にたった二人きり……、あなたはきっと忘れていない」
14:16:横嶋洋明:「何があろうと、いつまでも、いつかこの日が来ることを」
14:17:横嶋洋明:「いつも傍にいて、いまもそこにあって」
14:17:横嶋洋明:「それでもまた、もう一度、何度でも……だ」
14:17:横嶋洋明:「ぼくらの幸運を祈っている。……この”メイ”の中にはオーヴァードが入っていると言ったね」
14:17:横嶋洋明:「ただ、それを開ける合言葉がわからないと」
14:18:百入結衣子:「……」
14:18:鶴喰湊融:「……ええ。確かに……」そのように話した記憶がある。「まさか」眼を見開く。
14:19:百入結衣子:「……合言葉」
14:19:横嶋洋明:「簡単な言葉でよかったんだ。いまならわかる」
14:19:百入結衣子:「その、中身のオーヴァードが。欲しい言葉?」
14:19:横嶋洋明:「そうだね」
14:19:横嶋洋明:「出迎えてあげる言葉だ。ぼくはずっとシャンバラの言葉を試していたよ」
14:20:横嶋洋明:「日本語のはずがないと思っていたから。でも、それでよかったんだ」 ”メイ”の背中に触れる。
14:20:椋実翔利:「……あー、あーあー。はー? ええ? そういうワケなのか?」
14:21:横嶋洋明:「誰かが帰ってきたとき、かけてあげる言葉でよかったんだ。……みんなさえよければ」
14:21:椋実翔利:「いやでもそうだな、それならあり得るし……そうだな、リーダー、シャンバラの言葉なワケもない、いや、シャンバラの言葉じゃないから、か」
14:21:横嶋洋明:「ここでその言葉をかけてあげたいと思う。どうかな?」
14:22:椋実翔利:「もうちっと暖かい場所に行ってからでも良い気はするけど」
14:22:椋実翔利:「焦れってーよな。とっととやるか?」
14:22:江永瑞穂:「……こ、心の準備ができてないんだけど。っていうかいまだいぶ腹が立ってるんだけど……」
14:22:百入結衣子:「……うん。でも」
14:22:鶴喰湊融:ふ、と肩の力が抜けて。「……ええ。わたしも、賛成です」
14:22:江永瑞穂:「私は大丈夫です」
14:22:百入結衣子:「言っておくけど、まだ、あたしたち」
14:23:百入結衣子:「リーダーにも言ってない」
14:23:百入結衣子:「だから、あなたも、受ける側でいて」
14:23:横嶋洋明:「一緒に出迎えてくれるのか。それはうれしいね……」
14:24:椋実翔利:「おっ、それもそうだ。じゃあリーダーはちゃんとメイ持ってろよ!」
14:24:横嶋洋明:「では、お願いしよう。”メイ”くんの長い旅も、ここが終着点だ」
14:24:横嶋洋明:「よろしく」
14:26:椋実翔利:「……いやー、なんか改まって、言うぞ! て感じで言うのも小っ恥ずかしいな」
14:27:百入結衣子:「……ふふ。そうだね」
14:27:鶴喰湊融:「そう言われるとたしかにそうですね…」
14:28:椋実翔利:「でもまあ、大事な言葉だよ。ウチの母親も、ただいまとおかえりを言えるときは言えって……」
14:28:椋実翔利:「あっ」 「言っちった」
14:29:江永瑞穂:「あっ」
14:29:鶴喰湊融:「翔利さん………もう。きちんと言いましょうよ」苦笑。
14:29:百入結衣子:「……もう!締まらないんだってば!」
14:29:江永瑞穂:「お、おかえり!」
14:29:椋実翔利:「違う違う! 今のノーカン! これからキッチリ言おう!」
14:30:百入結衣子:「瑞穂も!もー!」
14:30:百入結衣子:「ぐちゃぐちゃじゃん!あははっ!」
14:30:鶴喰湊融:「く、ふふふ………そうですね、二人も出辛いでしょうし」
14:30:百入結衣子:「おかえり!」
14:30:椋実翔利:「……おかえり烏羽!」
14:30:鶴喰湊融:「おかえりなさい--洋明さん、岬くん、春音さん!」
14:30:GM:ばき、と、”メイ”の甲羅が解けた。
14:31:GM:パズルの破片のように崩れ、重なり、その内側の空間を展開する。
14:31:GM:生き物だと思っていたのは、植物に似たものだった。
14:31:GM:二人のオーヴァードの姿と形を再生する——それは、
14:32:GM:先ほど見た彼らと、およそ十五日分ほどしか違わない、烏羽岬と雲居春音の姿だった。
14:32:雲居春音:「……あ」
14:32:烏羽岬:「……よし」
14:33:烏羽岬:「————どうだ雲居、見たか。僕の言った通り、システムは完全だっただろう」
14:33:雲居春音:「っていうか、もう? 一瞬だったっていうか……あれ、そうだよね? 実際、これってそうなんだよね……」
14:33:雲居春音:「びっくりした」
14:34:烏羽岬:大きく伸びをします。主観時間ではつい1分前までシャンバラにいた。
14:35:雲居春音:「えーと、じゃあその、みんなにとってはほんの数十分とか数時間かもしれないけど……」
14:35:雲居春音:「こうなりました」
14:36:烏羽岬:「カーゾは……マスター・スカイは、1万年前のシャンバラで大巫女と運命を共にした。戻ってこない」
14:36:烏羽岬:「彼からスレイベギーのメンバーへ伝言を預かっている。これは後で、鶴喰に調整してもらおう」
14:37:烏羽岬:「色々あった。本当に。たったの15日間だったが、土産話が……語り尽くせないくらいに」
14:38:雲居春音:「超大変だった……」
14:39:横嶋洋明:「それは……ぜひ聞きたいな」
14:40:横嶋洋明:「幸いにも、時間はいくらでもある。そうだろう?」
14:40:烏羽岬:「ああ。だからまずは——そう」
14:41:烏羽岬:「こういう時に言うべき言葉。普通の挨拶からはじめておこう」
14:43:烏羽岬:「リーダー……」「江永」「鶴喰。百入。椋実」
14:43:烏羽岬:「ただいま」
14:43:GM:————
14:57:GM:エンディング2:それから、
14:57:GM:————
14:58:GM:郊外の森に隠していた車を走らせ、朝靄を横切っていく。
14:59:GM:冷えた空気が窓の外に満ちている。例年よりは少し遅れているが、もう間もなく本格的な冬がやってくるだろう。
15:00:アレトゥーサ:『自動運転に切り替え。ルートを提案します』
15:00:横嶋洋明:「……少し遠回りしていいよ。郊外を抜けていこう」
15:01:横嶋洋明:「烏羽くんの話が聞きたいからね」
15:01:椋実翔利:「そうだそうだ。結局あれから何をどうしてああなってこうなってんだ?」
15:01:鶴喰湊融:「そうです。きっちり話してくださいね」
15:02:百入結衣子:「うん。あたしたち、何も聞けてない」
15:02:江永瑞穂:「ぜんぜんわかんない」
15:03:どどんとふ:「烏羽岬」がログインしました。
15:03:烏羽岬:「そうだな。要点をまとめよう……まず」
15:04:烏羽岬:「カーゾが会いたかった大巫女。彼女は、ゲートの先ですでに死んでいた」
15:04:烏羽岬:「死んで数日か、あるいは一日も経っていなかったかもしれない。シャンバラのシステムはもう限界を迎えていたんだ」
15:04:横嶋洋明:「……ああ」
15:05:烏羽岬:大巫女の顔を思い出した。ちらりと江永を見て、視線を戻す。
15:05:横嶋洋明:「……そうか。……それで色々と……腑に落ちるよ」
15:05:椋実翔利:「え、いきなりリーダーも知らなかったことなのかよ」
15:05:横嶋洋明:「ぼくが得ていた管理情報と、想定されるシャンバラの実情が、どうも嚙み合わなかった」
15:06:横嶋洋明:「ぼくの管理情報は、基本的に巫女たちから受け取らざるを得なかった。細部の情報と、それを統合した結果がマッチしなかった。……これこそシャンバラの管理機構のバグだと思って、対処しようとしていたけど……」
15:07:横嶋洋明:「根本的で致命的な問題があったんだな」
15:07:百入結衣子:「入力自体に誤りがあれば、最善の出力を導き出せるわけがない、か」
15:07:鶴喰湊融:「そうだったんですか…」楽園のひとつとまで謳われたかの都市の運命に、わずか思いを馳せる。
15:08:烏羽岬:「そうだ。更にカーゾにとって不運だったのは、数日早ければなんとかなったということではなく……」
15:09:烏羽岬:「最低でも200年と数日は遅かった、という点だと思う」
15:09:烏羽岬:「秘獣な。あれは200年ほど前に血筋が絶えていたんだ」
15:10:横嶋洋明:「……可能性の一つとしては、考えていたよ。大巫女を守る、最強の軍事力……秘獣」
15:10:横嶋洋明:「誰もその姿を見たことがない。少し都合が良すぎる。ただ……その真実の可能性は、ぼくにはとても口に出せることじゃなかった」
15:11:百入結衣子:「なんだか、それ……残酷ね」
15:11:百入結衣子:「あれだけの規模のセルで、これだけのことをしでかして」
15:11:百入結衣子:「その結実が、そうなるなんて……」
15:11:椋実翔利:「だなあ。そこまで行くとマスタースカイもちょっとだけ気の毒に思えてくるぜ」
15:12:椋実翔利:「1%くらいな。1%くらい」
15:12:鶴喰湊融:「………そうですね。時を逆回しにしても、まだ足りないとは…」
15:12:烏羽岬:「巫女を皆殺しにしたのは擁護できないけどな。それでも彼の」
15:13:烏羽岬:「"なぜ私のやることは届かないんだ"。"私のやった事は間違っていたのか"という言葉は……痛かった」
15:13:椋実翔利:「1.2%くらいにしてやるか……」
15:13:烏羽岬:「だからカーゾの遺体は、大巫女と一緒に埋葬したよ。最低でも1万年は誰にも邪魔されず、行こうと思えばリーダーが今でも墓参りに行けるような場所」
15:14:横嶋洋明:「……では、どこに?」
15:14:烏羽岬:「第三の峰だ。海底遺跡」
15:14:烏羽岬:「動力エリアの奥、巫女の霊廟に葬った」
15:15:横嶋洋明:「ありがとう」
15:15:烏羽岬:「1万年後にちょっとうるさくなるけどな。それ以外の邪魔は、一切入らないだろ」
15:15:百入結衣子:「……リーダーだけは、行ける場所か」
15:15:横嶋洋明:「助かるよ。……本当にね」
15:16:鶴喰湊融:「……うん。きっと、静かな方がいいでしょうし」
15:17:烏羽岬:「それからはなるべくシャンバラのみんなを避難させるのに注力した。リーダー、ダワロは覚えているな?」
15:17:烏羽岬:「技師団の。アルウェルの上司だった男だ」
15:18:横嶋洋明:「うん。……気性はともかく、腕のいい人だったよ」
15:18:椋実翔利:「アルウェルは"マスターヴォルト"だったな」
15:19:烏羽岬:「そうだ。鶴喰くらいの男の子でな」
15:19:鶴喰湊融:「技師、でしたか。機械化してたみたいですが、技師というのはみんなそうだったのかな…」
15:19:鶴喰湊融:「………えっ!?」
15:19:烏羽岬:「椋実に伝言を預かっている。聞くか?」
15:19:百入結衣子:「そうなの?あ、いや、1万年前ならそうなの……」
15:20:烏羽岬:「僕もびっくりした。"マスターヴォルト"のイメージだったからな……」
15:20:椋実翔利:「えっオレに!? 何で!?」
15:20:椋実翔利:「いや聞くけど……」 自然に背筋が伸びる
15:21:烏羽岬:「タイムパラドックスを防ぐために、未来の情報はあまり語れなかったが……いや。彼はすごいな」
15:22:烏羽岬:「頭の回る男だった。未来の先まで見通しているかのように」
15:23:烏羽岬:「"未来の僕は、きっといろいろな武器を作ると思います。その、趣味なので"」
15:23:椋実翔利:「まあ、そうじゃなきゃあそこまでデカいモンは作れないだろうな……」
15:24:烏羽岬:「"小型携行化したサットヴィカとかも作ってみたいです。未来に、そういう武器を使っている人はいますか?"」
15:24:烏羽岬:「そう聞かれたから、とっさにはいと答えたんだが……そうしたらな。ふふ」
15:24:烏羽岬:「"それはきっと僕が作って、その人に譲ったものだと思うので"」
15:24:烏羽岬:「"大事に使ってくださいねと伝えてください"と」
15:25:椋実翔利:「……ヘッ。何だそりゃ」
15:25:烏羽岬:「アルウェルはいいやつだった。お前がSHIDENを大事にしているのが、よくわかったよ」
15:26:椋実翔利:「"マスターヴォルト"ならともかく、ソイツ、まだ下っ端のガキなんだろ? もし今のオレが戦ったら一瞬でぶっ飛ばせるし」
15:26:椋実翔利:「そのガキにそんなこと言われる筋合いあるかよ。クソ生意気なヤツだぜ」 ちょっと嬉しそうに
15:27:烏羽岬:「ふふふ」
15:27:烏羽岬:「……なあ鶴喰、百入」 視線を向ける。
15:27:鶴喰湊融:「はい?なんでしょう」
15:28:烏羽岬:「学校は好きか?」
15:28:鶴喰湊融:「……うーん。色々偽っていますから、大変ですけれど……やはり、楽しいですよ」微かに微笑みながら聞いていた。
15:29:百入結衣子:「まあ、あたしも……なんだろう」
15:29:百入結衣子:「嫌いじゃないよ」
15:29:烏羽岬:「よかった」
15:29:烏羽岬:「全盛期のシャンバラは素晴らしいところだったよ。科学は凄いし、景色も空気も綺麗でさ……でも」
15:30:烏羽岬:「十日目くらいかな。僕はやっぱり、シャンバラよりも普通の学校生活のほうがいいなって思ったんだ」
15:31:烏羽岬:「二人ならわかってくれるだろ。どんな素晴らしい光景も……どんなオーバーテクノロジーも」
15:31:烏羽岬:「いつもの日常には叶わない」
15:31:烏羽岬:→敵わない
15:31:百入結衣子:「二人ならっていうかさ」
15:32:鶴喰湊融:「ふふ。それはよかったです」眼を細めて、ふわりと微笑む。
15:32:百入結衣子:「お兄ちゃんだってそうでしょう」
15:32:椋実翔利:「まーな。そりゃムカつくことも面倒なこともあったけど」
15:32:烏羽岬:「どうだろう。椋実は"古代のオーバーテクノロジーで最強でモテモテで無敵の存在になれるなら永住しちまうぜ"とか言いそうな気もするが」
15:33:椋実翔利:「ガッコでバカみたいに騒がしくやんのは楽しかったし、それがなくなったら物足りなくなるだろーよ」
15:34:椋実翔利:「なーにが最強無敵モテモテ存在だ。それよりダチがいて楽しい遊びがあった方がよっぽど楽しいっての!」
15:34:椋実翔利:「どうせシャンバラ、ろくなゲームもなかったんだろ。じゃあダメだぜ」
15:35:烏羽岬:「(限りなく現実に近いVRゲームとか夢を操作する機械とかあったんだが、それは言わないほうがいいな)」
15:36:烏羽岬:「しかしよかった。じゃあ三人とも、これから僕が言うことは褒めてくれるはずだ」
15:36:百入結衣子:「何?帰ったら学校の宿題をやるとか?」
15:36:鶴喰湊融:「そんな先生みたいな……」
15:37:烏羽岬:「いや。みんなで学校に行けたらもっと楽しいだろうな、って話さ」
15:37:烏羽岬:「江永が学校に行ける方法。翼と尾――巫女の聖痕をごまかす、シャンバラの中でもトップシークレットの"魔法"がないかどうか、探してみたんだ」
15:37:烏羽岬:「……ちょっと……だいぶ……命を賭けた。すごく死にそうになったが……」 小声で言う。
15:37:江永瑞穂:「え」
15:37:百入結衣子:「……結果は?」
15:37:江永瑞穂:「な、なにそれ!?」
15:38:横嶋洋明:「ああ! もしかして、それ……ぼくも再現しようとがんばってたやつかな!?」
15:39:烏羽岬:「そうだ。当時のあなたには会えなかった……いや、会わなかったが」
15:39:烏羽岬:「あなたのラボには忍び込んでみた。あの狂ったガードシステムをくぐり抜けてな」
15:39:烏羽岬:GM。最終侵蝕率が182%だったので
15:40:烏羽岬:最後の《インスピレーション》を使ってもいいでしょうか。内容は、
15:40:烏羽岬:リーダーが当時再現しようと頑張っていた、巫女の聖痕をごまかす方法が現代で再現可能かどうかです。
15:41:GM:もちろん問題ありません。きみは巫女の使用する生態偽装プロトコル因子の配列を記憶して戻ってくることができた。
15:42:GM:きみはそれを、立体図表に正確に再現することができるだろう。
15:43:烏羽岬:「生態偽装プロトコル。その因子配列……シャンバラ崩壊で失われたし、リーダーは流石に覚えていないだろうが」
15:44:烏羽岬:「僕は正確に記憶している。つい昨日のことだからな」 袖をまくり、防衛用レーザーの焼け焦げが残った左腕を見せる。
15:44:烏羽岬:「喜べ、江永」
15:44:烏羽岬:「学校に行けるぞ。たぶんな」
15:44:横嶋洋明:「……わお」
15:44:江永瑞穂:「……」 不機嫌そうな顔で、首を振る。 「……うん。ううん……」
15:45:江永瑞穂:「烏羽に……何か文句をつけてやろうと、思ったんだけど……」
15:45:江永瑞穂:「なんにも出てこない」
15:45:百入結衣子:「出てこないならいいじゃない」
15:45:椋実翔利:「そら文句がないってことだろ」
15:46:鶴喰湊融:「そこは素直にありがとう、でいいんじゃないですか?」
15:46:百入結衣子:「たまには素直に喜びなよ」
15:46:江永瑞穂:「……うん!」
15:46:烏羽岬:「長くなってすまない。僕からの報告は以上だ」
15:46:江永瑞穂:「……ありがとう。私……」
15:46:江永瑞穂:「私、学校に行く」
15:46:烏羽岬:「そうだ、行け。楽しいぞ」
15:47:烏羽岬:「百入みたいな不良生徒になるんじゃないぞ」
15:47:百入結衣子:「ちょっと!?」
15:47:百入結衣子:「あたしはカヴァーのためにやってるの!」
15:47:横嶋洋明:「はっはっ」
15:47:烏羽岬:「ふふ。ふふふ」
15:48:椋実翔利:「そういう形から入るやつから本当に不良になってくんだ! あっははは!」
15:48:鶴喰湊融:「くふふ……」掌で口元を隠しながら笑う。
15:48:百入結衣子:「もー!笑わないでよ!?」
15:48:百入結衣子:「ふふ、あはは!」
15:49:横嶋洋明:「……学校の準備をしないとね」
15:50:横嶋洋明:「さあ、家に帰ろう」
15:50:GM:————