17:56:《マスター・スカイ》:「管理機構の核と巫女は一対だ。互いに共鳴している。場のレネゲイドの高まりに応じて……蓄積されたエネルギーは累乗になって倍増する」
17:57:《マスター・スカイ》:「きみの手で、その『メイ』くんのプロテクトを解除してほしい。……烏羽岬くん」
17:57:百入結衣子:「始めから、そのつもりで……!」
17:57:《マスター・スカイ》:「そうでなければ、巫女とメイくんの二人とも吹き飛ぶことになる」
17:58:《マスター・スカイ》:「きみにならできる。きみにしかできない……」
17:58:鶴喰湊融:「マスター・スカイ!あなた……!今、ここで……ここで、過去に…!」こちらに勝利してから、それから実行するのだと思っていた。
17:58:烏羽岬:「そして解除すれば、お前の願いが叶うわけか」
17:58:《マスター・スカイ》:「きみが頼りだ」
17:58:烏羽岬:「まいったな。そういう言葉には弱いんだ……」
17:59:烏羽岬:江永とメイに目をやります。
17:59:烏羽岬:メイちゃんが爆発すれば当然、我々にも甚大な被害は出ますよね。
18:00:GM:そうですね。もっと正確な情報が必要であれば、インスピレーションを使ってもいいでしょう。
18:00:烏羽岬:使いましょう……! こういう時のためにインスピレーションを取っておいたのだ!
18:00:GM:では、烏羽くんはその場合を予測できる。
18:00:烏羽岬:マスタースカイの思惑を挫き、かつ家族を助けるような方法はありますか?
18:01:GM:プロテクトを解除するしかありませんが、解除した場合、エネルギーは時空連続体に穴を開けるために使われることになります。
18:02:GM:時空連続体の亀裂が拡大することで、結果的に大陸の半分くらいが吹き飛ぶものと推測できます。
18:02:烏羽岬:世界が崩壊してしまう……。
18:02:GM:そうなる前に、穴を塞げば解決します。その場合の問題は二つ。
18:03:GM:誰かがこちらで穴の急激な拡大を防ぐ必要があること。
18:03:GM:誰かが穴の向こう側に行き、マスター・スカイを無力化し、穴を塞ぐ必要があること。
18:04:烏羽岬:それってそのう……向こう側にいって穴を塞いだ人って……
18:04:GM:穴の向こうに行った場合、戻る方法はありません。また、
18:04:烏羽岬:ちゃんと戻ってこれるんですかね……?
18:04:烏羽岬:うわあ
18:05:GM:穴の拡大を防ぐことができるのも、向こう側で穴を塞ぐことができるのも、今この場には二人だけ。
18:05:GM:管理用の剣を持っている雲居春音と、巫女である江永瑞穂だけです。どちらかがここに残り、どちらかが向こうにわたる必要があります。
18:06:烏羽岬:うげえー
18:06:GM:なお、時空連続体の向こうへ渡ることを考えれば、
18:07:GM:それは秘獣である烏羽くんにしかできないことでしょう。マスター・スカイがどんな障壁できみたちの渡航を遮って来るかわかりません。
18:07:GM:烏羽岬くんは、雲居春音か江永瑞穂のどちらかを連れて、過去に戻ることができます。
18:07:烏羽岬:つまり、どうあっても烏羽は向こう側へ渡る。雲居か江永が同行する。
18:07:烏羽岬:そういうことですん。え
18:07:烏羽岬:そういうことですね。
18:07:烏羽岬:うおー……
18:08:GM:そういうことになります。
22:00:どどんとふ:「烏羽岬」がログインしました。
22:02:烏羽岬:「……なるほど」
22:02:GM:烏羽岬は推測することができる。時空の裂け目は、二人までしか通れないだろう。
22:02:GM -> 烏羽岬:烏羽岬は推理することができる。二人で行くべきだ。
22:03:烏羽岬:「これも秘獣の力かな。状況が嫌というくらい理解できる」
22:03:GM:最初に突破する烏羽と、それに続く二人目以降の安全は確率に頼ることになるだろう。それに、
22:03:GM -> 烏羽岬:秘獣となったいまならわかる。「メイ」の内側に二人分のオーヴァードの反応がある。
22:03:GM:全戦力による追跡を、マスター・スカイは防ぐ手を打っている。
22:03:烏羽岬 -> GM:うわっ
22:03:GM -> 烏羽岬:この小さな卵だった存在は、シャンバラ崩壊のその日に宇宙へ打ち上げられ、何千年という時を超えてこの場所に戻ってきたのだとわかる。
22:03:GM -> 烏羽岬:約束を果たすために、この街のあの森へ帰還した。
22:04:GM:ホブルディとフレースヴェルグが接近している——間もなくやってくる。
22:04:GM -> 烏羽岬:二人のオーヴァードの片方は烏羽岬だ。もう一人はわからない——決まっていない。これからきみが決める。
22:04:GM -> 烏羽岬:きみはまた「メイ」の内部で眠る二人を目覚めさせる言葉も推測できるが、そのことは誰にも打ち明けるべきではないだろう。
22:04:GM:最低限、必須の二人。そこまでが時空を超える限度だと推測できる。
22:04:GM -> 烏羽岬:いまここで目覚めさせ、同一人物が存在した場合、どんなパラドックスが起きるかわからないからだ。
22:04:GM:補足説明終わり!
22:06:烏羽岬:なるほど……
22:06:烏羽岬:なるほどな……
22:06:烏羽岬:なるほどね……
22:08:烏羽岬:「結論から言う。向こう側へ渡れるのは二人だ」
22:08:烏羽岬:「穴が開くのは避けられない。こちら側で穴の拡大を防ぎつつ、向こうに誰かが行って穴を塞ぐ必要がある」
22:09:百入結衣子:「ちょ、ちょっと待って」
22:09:椋実翔利:「向こう側って、そりゃ、お前」
22:09:百入結衣子:「何?一足飛び過ぎて……?」
22:09:鶴喰湊融:「…そして、此処は…”ホブルディ”と”フレースヴェルグ”…”華槍”の妨害を止めないといけない」
22:09:雲居春音:「と、止められるの?」
22:10:雲居春音:「江永さん、大変なことになってるんだけど……!」
22:10:烏羽岬:「理論上は可能だ。巫女の転生体は江永だが」
22:11:烏羽岬:「シャンバラの管理用キーである剣は、雲居。お前が持っている」
22:11:烏羽岬:「どちらかが秘獣の僕とともに過去へ飛び、向こう側からゲートを塞ぐ」
22:11:百入結衣子:「ちょ、ちょっと待ってよ……!」
22:11:百入結衣子:「向こうから塞ぐって、それ……」
22:12:百入結衣子:「帰ってこれないってこと!?」
22:12:鶴喰湊融:「……烏羽くん、戻る方法は?」
22:12:烏羽岬:「安心しろ。戻ってはこれないが……戻ってこれる」
22:12:烏羽岬 -> GM:ちなみにこれ、メイ真実は
22:12:烏羽岬 -> GM:話すとやっぱりよくないですよね
22:12:椋実翔利:「あん? どういうことだ?」
22:13:GM -> 烏羽岬:そうですね。できるだけ言わないことをお勧めします。
22:13:烏羽岬:「説明が……タイムパラドックス的な……そういう……」
22:13:烏羽岬:「とにかく、戻ってはこれる。だが」
22:13:烏羽岬:「まあ、そうだな。しばらくはお別れになりそうだ」
22:14:椋実翔利:「いやいや待て待て。そんな秘獣電波受信したのか知らんけど、何でも分かったみたいな顔されたってな」
22:14:百入結衣子:「そうよ!あたしたち、何も……!」
22:15:烏羽岬:「うん……僕も逆の立場なら絶対納得できなかったと思う。唐突だし」