DX3rd 『遥かなるドゥームズデイ』(GM:すかいはい)
本編ログ | 雑談ログ
GM:それではセッションを始めていきたいと思います。
GM:まずはPCの自己紹介から。
GM:最初にPC1、八伏正輝くん。お願いします
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhc77GQw
八伏正輝:「八伏だ。八伏、正輝。好きなように呼んでもらっていい」
八伏正輝:「…すまない。どうも話すのは苦手だ。こんな見た目だから、せめて明るく振舞おうとは思っているんだが」
八伏正輝:「そういうことを学ぶことも含めて、この学園に入れられた…のだろう、きっと」
八伏正輝:「このとおり、何もかも未熟な俺だが、手伝えることがあれば言ってくれ。力になろう。文字通り、な」
八伏正輝:“鋼鉄鬼(スティール・オウガ)”のコードネームを持つ、元UGNイリーガルエージェント。
八伏正輝:任務中の大きな負傷により身体を機械化しており、元々の強面と巨体と相まって、とてつもない威圧感を放つ。
GM:コワイ!
八伏正輝:本人はいたって穏やかな性格であり、争いごとに巻き込まれる度に難儀している様子。
八伏正輝:最近、朝の情報番組の占いをちょっと気にするようになったのだとか。
八伏正輝:とりあえず今回も殴る。超殴る。たまにカバーリングする。だがBランクアタッカーだからガード値が下がるぞ!
GM:占いかぁ。何かあったのかなぁ。
GM:カバーリングもできる!便利!
八伏正輝:前回ちょっとね…(CATさんを見る)
八伏正輝:シナリオロイスは“セブンスヘヴン”七文字ななに[■好意/不安]、PC間ロイスは後ほどということで。
八伏正輝:以上、よろしくお願いします。
GM:了解であります。
GM:では、ハンドアウトも確認しておきましょう。
GM:C①(八伏正輝)用ハンドアウト
ロイス:“セブンスヘヴン”七文字なな(しちもんじ・なな) 推奨感情 P:好意/N:不安
GM:キミはアカデミアに転入してきたUGNチルドレンの七文字ななと仲良くしている。彼女は言動はクールだが、UGNチルドレンらしく義務感が強くキミに色々と世話を焼いてくれていた。だが、オーヴァードのランクを決める能力テストを一緒に受けて以来どうも彼女の様子がおかしくなり、ある日キミの前からも姿を消してしまった。——それから少し経った頃だった。暗黒地下闘技場に出入りする彼女の姿を目にしたのは。
GM:七文字ななはクールな優等生タイプのUGNチルドレン少女で、何かとキミのことを気遣ってくれます。
GM:「ハンカチは持った?ティッシュは?忘れ物はないかしら?」みたいな感じで。
八伏正輝:オカン…!
GM:いいえ、UGNチルドレンです。
GM:そんな彼女がなんとあの暗黒地下闘技場に出入りしているというのです。
GM:なんか心配してもらえるとGMは嬉しい。
八伏正輝:ぉぅぃぇー
GM:それではそんな感じでお願いします。
GM:次!
GM:PC2、柳武歩さん。お願いします。
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsMiNJgw
柳武歩:「柳武歩だ。なんだ裏Rファイトってのは…ま、ガラじゃねえ事やらなくて済みそうだな?」
柳武歩:髪はバサバサな金と茶色のまだら模様、上着は学校指定の制服ではなく迷彩ジャージを愛用。
柳武歩:見た目おっかない三白眼とそばかすがチャーム?ポイントです。
GM:素敵ー!
柳武歩:イェーイ
柳武歩:性能はモルフェウス能力で鉄パイプを生成、エグザイル能力で一体化して鋼鉄の鞭と化す。
柳武歩:そして三種のリミットエフェクトで安定してシーンを殴る!これに尽きる。
柳武歩:まあ所詮はCランクのクズですからそんな大したことはね……へへへ……
GM:こ、怖いぜ。
柳武歩:以前は生成した鉄パイプが必ず血まみれでしたが、今は普通の鉄パイプが作れます。
GM:おめでとうございます。
柳武歩:最近は同年代の友達もできたし、普通の学園青春生活が送れちゃうかもねっ
GM:やったね。
柳武歩:そんな感じでよろしくお願いするっす
GM:では、ハンドアウトも見てみよう!
GM:PC②(柳武歩)用ハンドアウト
ロイス:シュラ 推奨感情 P:懐旧/N:憎悪
GM:キミは不良学生たちを束ねていたが、友人だと信じていた少女から裏切られ瀕死の重傷を負ったことでオーヴァードとして覚醒して返り討ちにし、今ではアカデミアに転入して生徒会に協力している過去がある。あるったらあるのだ。
柳武歩:実際ある
GM:あるのかぁ。
GM:ある日、キミはキミを裏切った少女シュラと学園で出会う。彼女もオーヴァードに覚醒して、この学園に転入してきていたのだ。シュラはキミに礼を言う。キミのおかげで自分の考えにより確信が持てるようになった、と。どんな手を使ってでも勝ち残った者が正義であり、あの時に敗北した自分はただ強さが足りなかっただけなのだという。そして、キミに暗黒地下闘技場へ来いと誘った。果たしてシュラは何を求めているというのか。
柳武歩:シュラァアアア!
GM:というわけで、シナリオロイスはシュラに取得してください。推奨感情はポジティブが懐旧で、ネガティブが憎悪だ。
柳武歩:これは推奨感情のまま取って良さそう
GM:赤髪の少女で、額には金属バットのようなもので殴られたのか裂けたような大きな傷痕の残った少女です。
柳武歩:ご、ごめん
GM:そんな彼女が学園に転入していたというのだ。仲良くしてあげてください。
柳武歩:そりゃあそっちの態度次第だなァ~
GM:ウーン。どうしようかな~
GM:では、そんな感じでお願いします。
GM:次!
GM:では、時間の関係があるようなので、先にPC4!平賀迅くん、お願いします!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuoGDLAw
平賀迅:「君が青空の下にある限り稲妻から逃れる事はできない……」
平賀迅:「うん、空の見えない地下ならどうだって? 私が出向くので結果は変わらないよ」
平賀迅:という感じの、魔術師を自認するアカデミア学生です。長身の標準体型ですがシュッとした感じです。Sランクアタッカーですが、評価基準は攻撃力よりもその戦闘スタイルらしいですよ(逃げ道)。
平賀迅:そしてその戦闘スタイルとは、《縮地》により装備含む全身を稲妻に変化させ、目にも留まらぬ速度で接近して斬りつけるというものです。この攻撃を捌こうとする事は、稲妻を捌こうとする事に等しいのだ。
GM:Sランク!強いぜ!
GM:縮地バクスタは経験点が大変ですよね。わかります。
平賀迅:ぼくだってダイス増やしたい
平賀迅:また、人の絆(Human Relation)による自分再発見(リビルド)を経て、仲間も稲妻にして吹っ飛ばす魔術《間隙の魔術師》を身につけました。貫通攻撃力はなくなったけど与ダメージ量は恐らく増えたはず。
GM:仲間くん稲妻にされることどうして
平賀迅:その方が速いから(暴力)
平賀迅:あと、頭の中に数百年分の知識が詰まっており、それを活用できたりできなかったりします。たとえば戦闘方面ではとても役立てる事ができますが、恋愛とかそういう方面ではムリなのだ……
GM:恋愛方面は無理か~
平賀迅:魔術師なのでね……
平賀迅:性格もその辺りを反映し、基本的にどこか上から目線で余裕ぶった振る舞いですが、弱点ゾーンに引っかかると挙動不審になったりシャイになったりよわくなったりします。
平賀迅:まあ、そんな事はなかなかないけどね! という感じです。よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウト!
GM:PC④(平賀仁)用ハンドアウト
ロイス:“プラネータ” 推奨感情 P:好奇心/N:猜疑心
GM:キミは弱きを助け強きを挫くアカデミアの自警組織・番長連の協力者だ。少し前の事件で親しくなった夏川ミナという風紀委員の少女と出かけていたが、彼女を喜ばせられているのかどうかキミは不安な気持ちに駆られてしまう。膨大な知識を有しているはずのキミが、だ。そんな時、キミのもとに無道ささきからの依頼が入った。
GM:総番長の無道ささきとともにRファイト会場のパトロールをしていたキミは、謎の仮面の人物と会合をする“プラネータ”(もっとマシな会合場所を考えなさい)を発見する。“ケルヴィム”と呼んだ謎の人物を慌てて会場から離脱させた“プラネータ”は、キミや睡眠中の無道ささきにもっと面白いものが見たければ暗黒地下闘技場に来るようにと言った。ヤツが何かを企んでいることは間違いない。この場は誘いに乗ってやることにしよう。
平賀迅:ハンドアウト前半と後半の関係性の薄さ!(ありがとうございます)
GM:というわけでオープニングではミナちゃんと一緒にお出かけして恋愛方面の無理さを発揮してもらおうと思います
平賀迅:ウワーッ(死)
GM:シナリオロイスはプラネータに取得してください。推奨感情は好奇心に猜疑心。
GM:またヤツらが何かを企んでいるようだ。
平賀迅:推奨通りにしておきましょう。好奇心はあるが、ディオゲネスクラブの企みは独自正義に反し許せないぜ
平賀迅:パトロール中に敵と出くわすことに定評のある平賀です。今回もカマしていきます
GM:よろしくお願いします。
GM:では、次!
GM:最後にPC3。一文字命ちゃん、お願いします!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhcjJGQw
一文字命:「あー、一文字命です。おやすみなさい」
一文字命:命ちゃんは寝ましたが進行に特に問題はありません。いつも通りの命ちゃんです
一文字命:性能も前にRファイトに出た時と同じだ!
GM:もはやレジェンド枠だ。
一文字命:希少価値のEXランクとして頑張るんでしょうかこの子?
GM:希少価値のあるEXランクです。
一文字命:ダイスを増やして2回行動して斬る!簡単アタッカーです
GM:強い!
一文字命:命ちゃんはいつも通りやる気がありませんが私は頑張ります!
GM:頑張るがいい!奴隷労働のごとく働かせよう!
一文字命:うあー
GM:うーん。やる気なさそう
一文字命:そんな感じでよろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、ハンドアウトの出番だ!
GM:PC③(一文字命)用ハンドアウト
ロイス:“サイレントノイズ”ベアトリス・ハックマン 推奨感情 P:尊敬/N:隔意
GM:キミは学園の風紀と規律を守る風紀委員に所属している。以前、後輩の朝倉侑生から保健室で気持ちを打ち明けられて以来、彼とはどうにもぎこちない関係になっていた。そんな中、キミは彼と一緒に風紀委員室へと呼び出された。どうやら新しい仕事らしい。
GM: 近頃、風紀ネットワークには裏Rファイトなるものの情報がひっかかっている。なんでも学園の地下にある暗黒めいた闘技場で夜な夜なルール無用、人命軽視の残虐なRファイトが行なわれているというのだ。それも、現在ではかなりの規模になっているという。風紀委員長のベアトリス・ハックマンから指示を受けたキミはもしかすると自分も裏Rファイトに出場することになるかもしれない、いやこれ絶対出場するよ、シナリオの流れ的にそんな感じだもん、どうしようという若干の不安を覚えつつ暗黒地下闘技場の調査に乗り出すことにした。
GM:OPでは久しぶりにユウキくんと話したりしてもらおうと思います。
一文字命:シナリオの流れ的に
GM:シナリオの流れ的にです。
一文字命:ぎこちない関係でも頑張ってほしいものですね
GM:頑張るのはキミだよ!
GM:シナリオロイスはベアトリス・ハックマンに取得してください。推奨感情は尊敬に隔意の風紀委員長です。
一文字命:だいたいそんな感じですね!
一文字命:ベアトリス・ハックマン/尊敬/隔意○/ロイス
GM:なんかいきなり興奮して気持ち悪かったりするので隔意なんでしょうね。
GM:では、そんな感じで張り切って暗黒地下闘技場してください。
一文字命:めんどくさがりなんでそもそも風紀委員長自体が隔意かもしれない・・・
GM:なんで風紀委員に入った!?
一文字命:サボりすぎてるから逆に入れられました
GM:なるほどね(納得)
GM:では、そんな感じでお願いします。
一文字命:そんなわけで暗黒地下闘技場します!
GM:これでPCの自己紹介は終了!
GM:今回はPC間ロイスは全員のOPが終わった段階で取得してもらうことにしますので
GM:最後にトレーラーを読み上げて早速セッションに入っていくことにしましょう
八伏正輝:はーい
GM:トレーラー
GM:太平洋上に浮かぶ孤島に作られた巨大学園都市——オーヴァードアカデミア。
そこはオーヴァードと人間が共存する世界最先端の“日常”の街だ。
だが、近頃のアカデミアは……大フィーバー!
一歩地下に足を踏み入れれば“日常”とは切り離された流血と熱狂の世界が待っていた!
ルールも命の保障すらもない。だが、勝者にはあらゆる栄光と名誉が約束される。
それこそが裏Rファイトだ。
観客の歓声が金網を揺らし、拳と拳がぶつかり合う。
飛び散った返り血を仮面に受け、少女は誰にも届かない声で叫ぶ。
——強くなりたい!もっと強く!
その願いが、ドゥームズデイを起動させた。
GM:ダブルクロスThe 3rd Edition『遥かなるドゥームズ・デイ~勃発!裏Rファイト~』
ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。
GM:というわけでダブルクロスThe 3rd Editionシナリオ『遥かなるドゥームズ・デイ~勃発!裏Rファイト~』を始めていきたいと思います!
GM:よろしくお願いします!
八伏正輝:よろしくお願いしやす!
柳武歩:よろしくです!
一文字命:よろしくおねがいします
GM:では、まずはオープニングフェイズからです。
GM:最初は命ちゃんのオープニングから。
GM:侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
一文字命:せやーっ
一文字命:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+6[6] → 41
一文字命:ふつう
GM:おお、上がった。
GM:では、場所は風紀委員長室。
GM:新しい任務のために呼び出しを受けたキミはここにやってきた。
GM:裏Rファイトなるものの調査だとかで、同じく風紀委員で中等部の朝倉侑生も一緒のようだ。
GM:だが、風紀委員長のベアトリスはちょうど席を外しているらしい。
GM:キミたちは風紀委員長室で2人きりだ。
朝倉侑生:命ちゃんの隣に座っています。大きなカーディガンから細い指をのぞかせた少年。
一文字命:「…………あー……うー……」
一文字命:別に普段はそうでもないのだがなんとなく二人だと意識するとなんとなく眠るのも違う気がしてくる
朝倉侑生:「………」そんな命ちゃんを横目に見る。
朝倉侑生:「んーー?」首を傾げて、悪戯っぽく笑う。
一文字命:「お、おぅ!」
一文字命:「な、なに……?どうかした……?」
朝倉侑生:「ん?」顔を覗き込む。「ミコせんぱい、何かボクに言いたいことあるのかなーって」
一文字命:「えっ!あ、あたし?いや、別に、あたしからは、特に、何も、ないですが……!」
一文字命:てんぱって謎敬語が出ています
朝倉侑生:「ふーん?そーならいいけどね~?」思わせぶりに笑いつつ。
朝倉侑生:パッと顔を離します。
朝倉侑生:「今回の任務ね、裏Rファイトの調査ー、なんだよね。また潜入するのかな~」
一文字命:「……お、おおう……(ゆるゆると顔が降りていって机に付く)」
一文字命:「…………」
朝倉侑生:「ミコせんぱ~い?」机に伏せてる命ちゃんを眺めています。
一文字命:「ふぇっ!は、はい!なんでしょう!!」
朝倉侑生:「………」
朝倉侑生:「ふーーーん」
朝倉侑生:悪戯っぽい笑みが深まる。
朝倉侑生:「ね、ミコせんぱい。今回の任務が終わったら、ボクにご褒美ちょーだい」
一文字命:「え?ご褒美?」きょとん
朝倉侑生:「うん。ダメ?」
一文字命:「いや、ダメっていうか……ご褒美……?何か欲しいものあるの?焼肉?」
朝倉侑生:「あはは!ミコせんぱいにとってのご褒美は焼肉なんだね~」
朝倉侑生:「ちーがうよ、外れ」
一文字命:「い、いや、別にあたしはその、食いしん坊とか、そういうわけじゃなくて、前もあったから、その、言っただけで……!」
朝倉侑生:「はいはい」
一文字命:「ん、んんぅう……」
一文字命:「じゃ、じゃあなに?」
朝倉侑生:「ひみつ★」
一文字命:「え、ひみつって……それじゃあげようがないんだけど……?」
朝倉侑生:「ボク、ミコせんぱいに考えてほしーの」
一文字命:「ん、んん……そう、なの?よくわかんないけど……わかった、なんか、考えておけばいいんだよね?」
朝倉侑生:「そーそー。考えてみてね」目を細める
朝倉侑生:「ボクが喜びそーなこと。ミコせんぱいが、してくれること」
一文字命:「ん、んんー……な、なんだろう……」
朝倉侑生:「ヒントはねー、ミコせんぱい!」
朝倉侑生:「ミコせんぱいが、ヒント。あはは!楽しみだな~!」
一文字命:「あ、あたし?」
朝倉侑生:「うん」
GM:では、そこに知的めいたボブカットの少女ベアトリス・ハックマンが戻ってくる。
一文字命:「……あたし……?……う、うー……」なんかもにゃもにゃした顔をしている
GM:彼女はVRヘッドセットめいたものを小脇に抱えている。
朝倉侑生:そんな様子を目を細めて見守っている。
ベアトリス・ハックマン:「待たせてすまんな。資料の準備に手間取ってしまった」
GM:ベアトリス・ハックマンは自分の席に座ると威厳を醸し出すように手を台形に組む。
ベアトリス・ハックマン:「ん、2人とも何かあったのか?」
一文字命:「あ、え、えとその、お、おかえり、なさ、い?」テンションがおかしいので普段言わないようなことを言っている
朝倉侑生:「おかえりなさい♪」満面の笑みで迎える。
ベアトリス・ハックマン:「ああ、ただいま……?(えっ、何これ。新婚夫婦みたい)」
ベアトリス・ハックマン:「あっ、ダメ。心臓が」胸を押さえて悶え苦しむ。
朝倉侑生:「ベアトリスさーん。本題、本題」
一文字命:「な、えっ、な、なんで?」
ベアトリス・ハックマン:「ハッ!いけない!」
GM:発作の薬を水で飲みほしたベアトリスは台形姿勢を取り戻す。
朝倉侑生:「ミコせんぱいは分からなくていいよ~★」
ベアトリス・ハックマン:「さて、早速本題だが2人は裏Rファイトについての噂は聞いたことがあるか?」
一文字命:「裏……あーる……ふぁいと……?」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。どうやら近頃学園都市の地下でそういった残虐非道の闘いが行われているらしくてな」
朝倉侑生:「こわ~いね~」足をパタパタ動かしている。
ベアトリス・ハックマン:「では、試しにこれを付けてみてくれ」そう言ってVRヘッドセットを差し出す。
一文字命:「んえ?あ、はい」
一文字命:つける
ベアトリス・ハックマン:「この装置は新開発の風紀ネットワーク。学園中の風紀の乱れ情報を集めてヴァーチャルリアリティで表示してくれるという優れ物だ」
GM:すると、2人の視界には熱狂する観客たちの様子がまるで自分たちが観客席にいるかのごとく映し出される!
ベアトリス・ハックマン:「うわー、すごい迫力」
朝倉侑生:「本当だー!何これー!すごーい!」
GM:目の前にあるのは金網状のリング!その中では2人の学生が拳をぶつけ合っている!
ベアトリス・ハックマン:「おお、なんという臨場感だろうか」
GM:1人の選手が倒れた相手に容赦なく拳を振り下ろす!キミたちのすぐ目の前に飛び散った血が落ちる!
ベアトリス・ハックマン:「ひえええ!」
朝倉侑生:「……」
一文字命:「うひえー、すごいなーこれ」ゲームで慣れているのだ
GM:映像が途切れる。どうやら情報はここまでのようだ。
ベアトリス・ハックマン:「ふう、面白かった」VRヘッドセットを外す。
一文字命:「超リアル!新作のゲーム!?」
ベアトリス・ハックマン:「いや、今のが裏Rファイトと呼ばれているものの映像だ。極秘に入手した」
朝倉侑生:「(すごい楽しんでた…)」
ベアトリス・ハックマン:「あと、これ特にヴァーチャルリアリティにした意味ない……」落ち込む。
一文字命:「本物の映像じゃん!そりゃリアルだ!」
一文字命:「なんで落ち込むの……」
ベアトリス・ハックマン:「風紀委員の予算をこんなものに使ってしまった……」
ベアトリス・ハックマン:「あ、それで裏Rファイトについてはその全貌や首謀者などいまだに不明な点が多い」
一文字命:「はあ……」なんかいやな予感がしはじめている
ベアトリス・ハックマン:「そこで命にはそれを調査するために、この暗黒地下闘技場に潜入してもらう」
朝倉侑生:「やっぱり~」VRヘッドセットを被りなおしたりして遊んでいる。
ベアトリス・ハックマン:「まあ、もしかしたら裏Rファイトに出場してもらうことになるかもしれないし、ならないかもしれない」
ベアトリス・ハックマン:「む、大事に扱えよ、朝倉。一台10万円ほどするのだ」
朝倉侑生:「30万円も使ったの!」
ベアトリス・ハックマン:「30万円も使っちゃった。落ち込む……」
一文字命:「うええ……な、なんであたしなんです……?」
ベアトリス・ハックマン:「それは命が一番適任だからだ」
一文字命:「なにゆえ!?」
ベアトリス・ハックマン:「裏Rファイトは近接格闘による戦闘が主体のようだからな。朝倉や常陸では不向きだろう」
一文字命:「そ、それもう戦う前提なんですけど……」
ベアトリス・ハックマン:「まあ、何事も万が一の時に備えておくのは大事だ」
ベアトリス・ハックマン:「それと朝倉には万が一のために備えて別働隊として動いてもらう。あとで夏川も合流する手筈だ。詳しくはおって伝えよう」
朝倉侑生:「はーい」ひらーっと片手をあげます。
一文字命:「ううう……何事もありませんように何事もありませんように何事もありませんように……」
ベアトリス・ハックマン:「まあ、心配はいるまい。学園都市でそう滅多なことで戦闘など起きん」
ベアトリス・ハックマン:「それでは2人とも頼んだぞ。命はひとまず暗黒地下闘技場に向かってくれ」
一文字命:「なんかフラグが聞こえる……うう……Rファイトはもうこりごりだよ……」とぼとぼ
朝倉侑生:「滅多なことが多発するのが学園都市じゃん~」呟く。
ベアトリス・ハックマン:「命は何かRファイトに嫌な思い出でもあるのだろうか」
ベアトリス・ハックマン:「では、この場は解散としよう」
GM:そう言ってベアトリスは席を立って、去っていく。
一文字命:「ふぇい……」とてもめんどくさそうだぞ
朝倉侑生:そんな命ちゃんの顔を覗き込む。
朝倉侑生:「ミーコせんぱい。面倒くさい~って思ってるでしょ」
一文字命:「おもってる……エスパー……?」
朝倉侑生:「ボクだからね~!」ドヤ顔。
一文字命:「んんん……でもまあ、仕方ない、やるときはやらないと……やるときが来なければいいけど……」
朝倉侑生:「ふ~ん
朝倉侑生:「ふ~ん」目を細める。
一文字命:「……な、なんか、さっきから、どうしたの?あたし、なんか面白い?」
朝倉侑生:「じゃ、ミコせんぱいが頑張ったら、ボクからもご褒美あげる」
朝倉侑生:「ううん、面白い訳じゃないよ~」
一文字命:「んぅ……?ご褒美?侑生から?」
朝倉侑生:「うん、とっておきのやつ★」
一文字命:「とっておき……」頭にゲームとかBDとかそういうのが浮かぶ
一文字命:「んん……じゃあ、まあ、うん、頑張ってみるけど……あれ?」
朝倉侑生:「うん?」
一文字命:「なんか、ご褒美交換しあうみたいな感じになる?なんか変じゃない?」
朝倉侑生:「そーかな~?そんな事ないと思うよ~」
一文字命:「そ、そう?まあ、いっか」
朝倉侑生:「ふふふ~」悪戯っぽい笑みが続く。「ミコせんぱいからのご褒美もらえるよーに、ボクも頑張るね!」
一文字命:「ん、うん、じゃあ、がんばろうか……」
朝倉侑生:「うん★」
GM:では、2人がそうして別れて任務に向かったところでシーン終了!
GM:命ちゃんのオープニングはこれで終了だ。
GM:次のシーン。次は平賀くんのOPです。
GM:ミナちゃんも一緒に登場になる。
平賀迅:ういす
GM:侵蝕率を上げてシーンに登場するがいい。
平賀迅:1d10;35
平賀迅:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 2[2]+35 → 37
GM:ぼちぼちですな。
平賀迅:冷静なのだ
GM:さて、オープニングは2人が休日に出かけているところからスタートしますが、どこか行きたい場所とかはありますでしょうか。
平賀迅:その件にういてなのですが、色々考えた結果、ちょっと相談があります。
GM:ほほう。
平賀迅:まず今回を三度目のお誘いとしたくて
GM:おお、いいのではないでしょうか。
平賀迅:一度目の誘いは『進み征くワン・モア・デイ』直後。手近でやっていたORA研究会の出し物めいた奴を見に誘い、帰りに喫茶店『ワーテルロー』に立ち寄って感想を共有し、帰路は地形に関する情報交換という名目で遠回りして帰りました。
GM:ふむふむ。
平賀迅:二度目の誘いはそれから少しした頃(『赤い糸』前)で、またORA研究会の出し物めいた奴を見に行き、ワーテルローで感想を共有したり近況について話したりした後、遠回りする事を言い出し損ねて別れました。
GM:あれ、前回とあまり変わってないな……?
平賀迅:そして現在が三度目の誘いです。『赤い糸』後、名目は近況の情報交換と(おそらく赤い糸騒動について)、また地形に関する情報交換を目論んでいます。イベントの類は用意できておりません。お互い忙しいと思うので……
平賀迅:って感じで、徐々にヘタレてる感じで行きたいのですが、大丈夫でしょうか。
GM:なるほど。ミナちゃんもそんな感じでよろしいでしょうか?
夏川ミナ:よいです!
平賀迅:なおこの際、
平賀迅:「~という事があったのです」という感じで赤い糸の事件についてあらましを話した事にしてもらえれば、じゃっかんスムーズになると思います
GM:ほうほう。
GM:では、とりあえずそんな感じでいきましょうか。
平賀迅:お願いします!
GM:学園の休日。
GM:喫茶ワーテルロー。
GM:落ち着いた雰囲気の喫茶店。キミは風紀委員の夏川ミナとともに出かけ、ここにやって来ていた。
夏川ミナ:カラフルなパチパチキャンディが散りばめられたクリームソーダをつついてます。
GM:お互いに向かい合って座っている。何度目かの2人でのお出かけだが、今日は特に目的などは決まっていない。
平賀迅:コーヒーフロートを頼んで食べたり飲んだりしている
平賀迅:「……なるほど。あの大雪の裏側でそんな事があったのか。どうも異常にアカデミアが浮ついていると思ったが」
夏川ミナ:「はい。まさか全生徒を恋人同士にするとは思ってもみませんでした」
夏川ミナ:「あらゆる経験は尊いという貴方の言葉を考えると、少々勿体無かったでしょうか」
夏川ミナ:小さく崩したアイスを口に運ぶ。
平賀迅:「いやいや」 苦笑 「確かにそういう見方もできなくもないが、やっぱりそういう不自然な事態には巻き込まれないに越した事はない」
平賀迅:「私も何かあるんじゃとは思っていたんだがね。迂闊に頭を突っ込んで、影響を受けずに済んで良かった」
平賀迅:フロートしてるアイスをスプーンでぐるぐる回しながら
平賀迅:「私のそれは、本心からの信条でもあるけれど、方便でもあるんだよ。失態や失敗も前向きに呑み込んで進むためのね。だからわざわざそういう事には突っ込まなくて良いと思うし」
平賀迅:「……それとも、興味はあった? もしも自分が……とか」
夏川ミナ:「そうですね。もし計画が完遂された場合」
夏川ミナ:「私はどのような人と恋人同士になるのか?というのは大変気になるところでした」
平賀迅:「なるほど」 アイスの回転を止める
夏川ミナ:「“キューピット”……矢鱈考助先輩に聞いても、教えて頂けませんでしたし」
夏川ミナ:慣性でゆっくり回るアイスを見ながら、少し遠い目をする。
平賀迅:「それは、気になるな。教えてもらえないという事は、少なくとも知っているという事になるわけだし」
平賀迅:「私も気になると言えば……少しは。少しは気になるね、そういう事は」
夏川ミナ:「おにあいカップルという言葉がありますが」
夏川ミナ:「私にお似合いの人はどんな人なのでしょう。わかりますか、迅」
夏川ミナ:「あ、聞くだけだと申し訳ないのであなたにお似合いの人も考えさせて頂きます」
平賀迅:「………難しいな」 実際に口元を手で隠して、難しい表情をしている
平賀迅:あるいは、難しい表情をしているように見える
夏川ミナ:「……」 メロンソーダをアイス部分にかけてふやけさせている。
平賀迅:「しかし、そうだな。それを考えるに当たっては、まず似合うカップルという物が何か、という点から詰めていくべきだろう。あるだろう、条件であるだとか……」
夏川ミナ:「そうですね。前提条件のフィックスは重要だと感じます」
平賀迅:「そう。そこで意志の疎通ができていなければ意味が無い。手近なカップルの事を考えたりしてだな」
夏川ミナ:「……」 実際、美袋晴子先輩と内灘幸一郎先輩のことを考えてしまっていた。
夏川ミナ:「お似合い……お似合い……」
平賀迅:「と、言った私としても、そう手近にカップルの知り合いなんている訳じゃないが……」
平賀迅:考えを巡らす内、自然と両親の事を思い出し、意識せず表情が険しくなる
夏川ミナ:「やはり、いつも二人いっしょにいるだとか趣味嗜好が似ているだとか、考え方が近いだとか、そういったものが“お似合い”に該当するのでしょうか」
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:「迅?」
夏川ミナ:さっさと手を振る。
平賀迅:「……ん? んん。何だ」 さっといつものすました表情に戻る
平賀迅:「ああ、うん。そうだな。つまり似た者同士という事か。『お似合い』も感じで書けば、似ている、合致するという漢字を使っているし、まあ、そういう事なのだろう」
平賀迅:「実際、趣味が合う者同士は一緒にいれば良い気分になるだろうし、楽しくもなる。つまり、」
夏川ミナ:「つまり」
平賀迅:少し考え 「……君の趣味を知れば、似合う相手を考えるという答えになるかと思ったんだが」
夏川ミナ:アイスをこくりと飲み込んで興味津々で言葉を待つ。
平賀迅:「趣味は何か?」
夏川ミナ:「私の趣味ですか」
夏川ミナ:「私の趣味は……」
夏川ミナ:「趣味…………」
夏川ミナ:「……?」
平賀迅:「……?」
平賀迅:「…………」
平賀迅:「無趣味か」
夏川ミナ:「はい。空き時間はトレーニングやUGNへのレポート提出が主ですし」
夏川ミナ:「買い物の時は、朝倉侑生や夏澄ちゃんに付き合って頂いてますので」
夏川ミナ:といっても、付き合ってもらったのは1回ずつくらいだ。
平賀迅:「そうか……つまり、趣味がない者同士が、」
平賀迅:「……いや待て」
平賀迅:「その、なんだ。朝倉侑生というのは、確か」
平賀迅:「男……では?」
平賀迅:「それは趣味が合うという事になる……のか?」
夏川ミナ:「はい。夏澄ちゃんと違って一緒に入浴したことがないので確定ではありませんが、男子生徒として扱われています」
平賀迅:「一緒に入浴した事がないと確定できないのは、結構ハードルが高いな」
GM:では、そこで夏川のもとにベアトリス・ハックマンからのメールが入る。どうやら任務のようだ。
GM:朝倉侑生とともに別働隊として云々といったことが書かれている。朝倉侑生とともに。
夏川ミナ:「む」
平賀迅:「おや、風紀か?」
夏川ミナ:「はい。その朝倉侑生と共に、何かのミッションの別働隊として動くようにと」
夏川ミナ:「…………」 まだ半分くらい残っているクリームソーダを見つめる。
平賀迅:「ほう」
平賀迅:「……へえ」
平賀迅:「……話に熱中しすぎたな。飲むだけ飲んでいったらどうだ」
GM:と、そこで平賀くんのもとにも番長連総番長の無道ささきからのメールが入る。仕事の依頼のようだ。
夏川ミナ:「迅。これを飲み終わるまで居てもいいでしょうか」
GM:見回りの人手が足りないため、すぐにスタジアムまで来て欲しいということが書かれている。
平賀迅:「断りを入れるような事じゃない」 言いながら、自分もスマホの着信を確かめ、少し眉をひそめます
平賀迅:「こちらも仕事が入った。番長連からだ。急いで来いという事らしい」
平賀迅:「……そっちは別働隊。となると少し大きなミッションになるかもしれないな。案外、同じ案件かもね」
夏川ミナ:「ぬ」
平賀迅:急いで来いと言っておきながら、割りと悠々コーヒーフロートをすすっている
夏川ミナ:「同じ案件でしたら良いと思います。おにあいカップルの話について結論が出ていません」
夏川ミナ:「もし同じチームならば、あなたとお話する機会もあると思いますので」
平賀迅:「……その事は追々でもいいだろう。仕事の時は仕事だしな」
平賀迅:一応、番長連と風紀とで仲良くできない事件のケースも考えているのだ
平賀迅:「ほら、早くこいつたちを片付けてしまおう。私は空から適当に現地に向かえばタイムロスなんてないも同然だが、君はそうはいくまい」
夏川ミナ:「あなたに抱きかかえて貰って、現地まで一緒に行けばよいのでは?」
夏川ミナ:真顔で言い放つ。
平賀迅:コーヒーフロートをすする動きが止まる
平賀迅:息を吸って、吐いて
平賀迅:「……一つに、同じ事件、同じ現場であるとは限らない」
平賀迅:「そしてもう一つ、そんな所を、何だ。お前の所の委員長に見られたら」
平賀迅:「ちょっと混乱が起こると思うぞ」 言葉を選びつつ
夏川ミナ:くすくすと笑う。
夏川ミナ:「冗談のつもりでした。迅」
夏川ミナ:「私のユーモアのセンスがあなたに通じるのかどうか、試してみました。申し訳ありません」
夏川ミナ:「まだまだ研鑽が足りないようです」
平賀迅:「………」 虚を突かれたような表情になった後、憮然とした顔になり
平賀迅:「……だがな、覚えて置いてくれ、ミナ。私は私の魔術の研鑽を怠らない」
平賀迅:「今はまだテスト段階で実践はしていないが、私と同じように他人を稲妻の如く歩かせる魔術もあるのだ」
夏川ミナ:「はい」
平賀迅:「そうすれば、抱きかかえるまでもなく君をどこまでも運んでいけるだろう。今度から、必要になったら言うと良い」
夏川ミナ:目をぱちくりさせる。
平賀迅:ストローを取り、コーヒーフロートの中身をごくごく飲む
夏川ミナ:「私からのお返しができず申し訳ないですが、わかりました。頼らせて頂きます」
夏川ミナ:少し遅れて、メロンソーダ部分をようやく飲み干す。
平賀迅:「構わないさ。返礼を期待しての事じゃない。私がそれをできる、だからやりたいというだけの事」
平賀迅:「……急いでるだろ。今日は私が払っておくよ」 伝票を持って立ち
平賀迅:「『次』は君に奢ってもらおう」
夏川ミナ:「はい。承知しました」 その含みには気づかずに席を立つ。
夏川ミナ:「迅」
平賀迅:「うん?」 クーポンと合わせて支払いしつつ振り向く
夏川ミナ:「あなたがどう思っているかはわかりませんが、私にとって貴方との会話はとても楽しいと感じています」
夏川ミナ:「また、よろしくお願いします」 ぺこりと頭を下げる。
平賀迅:「……」 ミナちゃんが頭を下げている間だけ、ちょっと視線を泳がせて
平賀迅:「……ああ。何、私だってそう思っているさ。そんなにかしこまる事もない」
平賀迅:「そう、またな。また来よう。次こそはクリームソーダを私も頼もう。コーヒーフロートも悪くはなかったが、クリームソーダだ」
平賀迅:「あのカラフルなのが美味しそうだったからな」
夏川ミナ:「はい。ポッピングクリームソーダは私のおすすめです」
夏川ミナ:会計が終わるまで律儀に扉横で待っている。
平賀迅:「うん、そう。君のお勧めだからな。子供っぽいなどと言わず、挑まなければ」 会計を終え、ミナちゃんの元に歩み寄り
平賀迅:「では。お互いに頑張ろう」 という感じで店を出てふた手に別れましょう
GM:それでは、そうしてキミはスタジアムへと向かう。
GM:キミがスタジアムに着くと、快活そうな少女が入り口の辺りでいじけている。
無道ささき:「番長連に招集をかけたら全員欠席ってお前……休日だから嫌だってお前……」
無道ささき:「あまりに寂しいから平賀に急いで来いってメールしたのに全然来ないしお前……五秒で来いよお前……」
無道ささき:「あまりのショックにささきちゃん気を失いそうだよ……ムニャムニャ……」
無道ささき:「ウーン、そんなにズワイガニばっかり食べたら無口になっちゃうよお……スヤスヤ……」
平賀迅:スタジアムの入り口近くに雷が落ち、轟音と閃光と共に辺りの足場が砕けます
平賀迅:演出《イオノクラフト》《縮地》で上空に飛翔し、ある程度空中浮遊してからスタジアム前を目視、そこに飛んできた感じです
無道ささき:「わあ、すごい雷……スピースピー……」
平賀迅:「…………」 《バックスタブ》の効果も乗った素で攻撃で砕かれた石畳を足で払いつつ
平賀迅:「……おい! 我らが総番長!」
無道ささき:「ムニャムニャ……平賀のアホンダラ……」
GM:目を覚ます。
無道ささき:「ハッ!平賀!来てたのか!お前さえ来てくれたら百人力だ!」
平賀迅:「そうだ! 私はアホだ! そのアホがアホ面下げて……起きたか」
平賀迅:「調子のいい事だ。まあ、報酬の分の仕事はする。任せておけ」
平賀迅:ちょっとぶっきらぼうである
無道ささき:「いや、もう本当に寂しくて!助かるぞ、平賀!」
無道ささき:「もう闇医者番長あたりをリストラして代わりにお前にその称号をあげたいくらい……ん、何かあったのか、平賀?」
平賀迅:フウー、と長く息を吐く 「……何もなかったんだよ」
平賀迅:「何もなかったんだ」
無道ささき:「そうか?だったらいいや」
無道ささき:「よし、それじゃあ早速スタジアムの見回りといこう!」
平賀迅:「ああ。あと闇医者番長の称号はいらない。もっと電力のあるヤツにしてくれ……で、これから?」
平賀迅:「スタジアムの見回りか。よし。適当に終わらそう」
平賀迅:「今日や明日にイベントがあるでもないだろ? ならどうせ無人に決まっている。野良ジャームでも紛れ込んでいた方が運動にはなるかもしれないが」 歩き出します
平賀迅:そうは言いつつもイージーエフェクトで《地獄耳》とか持っているので、実は見回りとかそういう行為でもそれなりの性能を発揮するのが平賀だ
平賀迅:一定の間隔で辺りにごくごく弱い電磁パルスを放ち、その反応で周辺の状況を探っていく感じ
無道ささき:「ふ、衰えたな、平賀。それが今はRファイトの開催中でな」
無道ささき:「こういう浮ついた雰囲気の時、アカデミアでは決まって事件が起きる。あたしは詳しいんだ」
平賀迅:「……うん? そうだったか。手抜かっていたな。ここ数日それどころではなかった……」
無道ささき:「ん?ここ数日何かあったのか?事件とか?」
GM:キミたちはスタジアムへと入っていく。
平賀迅:「事件には発展しそうにない」
無道ささき:「何だ、それは。変なの」
GM:一歩中に踏み入ると観客席にいる生徒たちの歓声が聞こえてくる。
GM:スタジアム内ではエフェクトが飛び交う。燃え上がる炎!迸る雷撃!
GM:観客たちは大興奮だ!
無道ささき:「むう、さすがにすごい迫力だなあ」
平賀迅:「……ほう。確かにこれは、かなりの盛り上がりだな」 パシパシパルスを飛ばしつつ、どこか遠巻きな感想
GM:と、キミたちはそこで観客席に見慣れた一団がいることに気付く。
GM:「きゃー!かぶら先輩ー!」「いやあ、番長連の仕事も大事ですが、たまにはこういう試合観戦もいいものですな」
GM:「ヒヒーン!」「手術がしてえ……クソ、どうして誰も大怪我をしやがらねえんだ……」
平賀迅:「勢揃いだな」
無道ささき:「あいつら、六回ぐらい《リザレクト》させてやる。ちょっと待ってろ、平賀」
GM:腕まくりをしたささきはそちらに向かおうとする。
平賀迅:「加減してやれよ。特に優にはな。彼女はあれくらいの方がいい」
平賀迅:止めはしない
無道ささき:「おお。任せろ。手加減は得意分野だ」
GM:棍棒を持ったささきは姿を消す。
平賀迅:その間も辺りを(主にささきさんが姿を消した反対方向を)見て回る
GM:では、そこでキミは観客席の一角に仮面を付けた2人組がいることに気付く。
プラネータ:「こうなったら計画はこうして……」
ケルヴィム:「なるほど、そこであらかじめ仕込んでおいたあれを……」
GM:1人は惑星じみた仮面の少年、プラネータだ。もう1人は犯人じみて黒くなっており、その姿までは窺い知ることはできない!
プラネータ:「つまり、この計画で重要なのは……」
平賀迅:目を細める 「マスカレイド……というでもないだろう」 《地獄耳》をそちらの方に使って話を盗み聞こうとする
ケルヴィム:「ふむふむ……」
GM:周囲の観客たちはあからさまに訝しげな態度を取っており、2人の周りは数席分空いている。
平賀迅:バレバレじゃん
GM:では、そこでプラネータもキミの方に気が付くだろう。
プラネータ:「番長連か。よく僕たちに気付いたね」すっと立ち上がる。
平賀迅:「そうだな。気にせず続けていいぞ」
平賀迅:流しつつ、ポケットの中の乾電池を握る
プラネータ:「いや、さすがにそういうわけにもいかないだろう?」
GM:と、そこで棍棒を手にした無道ささきが戻ってくる。
無道ささき:「いやあ、すまんすまん。つい血を流しすぎてしまった」
無道ささき:「って、何かいるーーーーー!!?」
平賀迅:「総番長。敵だ。あと棍棒についてるケチャップをちゃんと拭っておけ。そして一番大事な事だが、」
平賀迅:「意識を保ってくれ」
無道ささき:「えっ、平賀、何これ……」
無道ささき:「いや、こいつら、あからさますぎるだろ……あからさますぎでおまんがなでんがな……」
無道ささき:「あっ、つい母国語が出ちゃった……スヤスヤ……」ささきは就寝!
平賀迅:「おい方言……くっ」
プラネータ:「ふん、2人もいたか。ケルヴィム。キミは先に行くといい」
平賀迅:「私と彼女との戦力を冷静に見比べ、いの一番に接触した私よりも総番長を先に無力化するとは、さすがディオゲネスクラブといった所か……!」
平賀迅:敵意を込めて睨む
ケルヴィム:「……すまない。今1人減ったが、そうさせてもらおう」
GM:犯人じみた黒い影は《瞬間退場》を使用してシーンから退場する。
プラネータ:「さあ、これで理由はよく分からないが一対一で話ができるね」
平賀迅:「そう言ってみすみす逃がしは……!」 乾電池を潰して縮地しようとするが、一瞬遅かったのを察し発動を止める
平賀迅:「……話す? 何だ、何を話す。ディオゲネスクラブの全貌でも教えてくれるのか?」
プラネータ:「そう慌てないでよ。本番はまだまだ先なんだし」
平賀迅:「本番?」 プラネータに言われ、今も繰り広げられている戦いに視線を向ける
プラネータ:「ねえ、キミ。このRファイト……だっけ。これ、面白いと思うかい?」
プラネータ:「僕は全然面白くないなぁ。だって、所詮はお遊びだよね。命のやり取りをするわけでもないし」
平賀迅:「……遊びといえ、形式に則り力を尽くした戦いだからな。いわばスポーツだ。それもオーヴァードにしか認められていない物だ」
平賀迅:「まず命のやり取りを"面白い"と思う者は少数派だと知り給えよ、"プラネータ"。それとも人の気持ちを思えない君にはムリな話かな?」
プラネータ:「だって、こんなので本当の友達が見つかるとは思えないよ。……ねえ、キミもそう思わない?」
プラネータ:「人は好意を抱いた相手と顔を合わせて話をしたって、自分の気持ちを伝えることすらままならない」
プラネータ:「それどころか嘘を吐くし、裏切りもする。伝えられた好意だって本心からの言葉とは限らない」
プラネータ:「それが、こんなオママゴトで分かり合えるわけがないよね」
平賀迅:眉間に皺が寄り、それから自嘲的に舌打ちする
平賀迅:こんな奴の言葉を一瞬真面目に受けようとしてしまった。その言葉を聞いて思い出したのは、ミナの去り際の『楽しい』という言葉だった
平賀迅:「……言いたい事を言えよ。少し機嫌が斜めになってきた」
プラネータ:「暗黒地下闘技場に来てみなよ。きっとこんなのよりも面白いものが見られるからさ」
平賀迅:「暗黒? 地下?」
プラネータ:「人と人が分かり合うのに一番良い方法を見つけたんだ。キミも喜んでくれると思うよ」
プラネータ:「暗黒地下闘技場ね」
平賀迅:「……よく聞こえなかった訳じゃない。お前の一挙手一投足は少しの隙なく探知し続けている」
プラネータ:「嬉しいな。まるで友達みたいだ」
平賀迅:「敵だよ」
プラネータ:「ああ、そうなの。残念」
平賀迅:「しかし招待は受けておいてやる。お前たちの存在は概ね私の独断正義に反するゆえ」
プラネータ:「やった。それじゃあ、暗黒地下闘技場で待ってるよ」
平賀迅:「今から捕えるお前から情報を引きずり出し、その上でその暗黒地下闘技場、暴かせてもらおう。逃げたあの仮面も一緒にな……!」 と言って距離を詰めようとします
GM:プラネータは《ディメンジョンゲート》を開くとその中に姿を消す。
プラネータ:「焦らないでよ。言ったろ。本番はまだ先だって」
平賀迅:じゃあ稲妻になって距離を詰めるけど、ゲート直前で元に戻る感じで
プラネータ:「……今度はきっと見つかる。僕のトモダチ」
平賀迅:異空間は敵のテリトリーなので二の足を踏むのだ
GM:その声だけがゲートの向こうから響いて消える。
平賀迅:「……友達。ふん、闘技場で友達?」
無道ささき:「ムニャムニャ……ハッ!?ディオゲネスクラブはどこだ!?」
平賀迅:「殴り合って友達になるなら地下の暗黒じゃなく、夕焼けの川辺と相場が決まっていように……ああ、おはよう」
無道ささき:「おお、おはよう」
平賀迅:「ディオゲネスクラブはどこかに行った。わかりやすく言うなら逃がした」
無道ささき:「なんと。許せぬ……」
平賀迅:「そして私はこれから奴らを捕えに行く。目的地は『暗黒地下闘技場』だ」
無道ささき:「さすがだ、平賀!一刻も早くヤツらを捕えるんだ!」
平賀迅:「……空の光を免れようと、稲妻たる私は見逃さないという事を教え込んでやる」
無道ささき:「えっ、待って。暗黒地下闘技場?何その名前……」
平賀迅:「そちらも動けるようなら動いてくれよ。多分……ちょっと大きな事件になるだろうからな」 ミナちゃんが風紀のミッションで呼ばれた事を思い出して
無道ささき:「ああ。だが、当面は平賀に任せることになりそうだ」
無道ささき:「番長連の主要なメンバーは今なんか血祭りで……」
平賀迅:「それは恐ろしい事態だな……」
平賀迅:「私は私で、番長連と関わりなくやらせてもらう」
無道ささき:「ああ。頼んだぞ、平賀」
平賀迅:「………」 黙って頷き、節電のため歩いてそこを去ります
平賀迅:友や友情に飢えている訳ではない
無道ささき:「この場はあたしに任せて行ってくるんだ!がんばれー!」
無道ささき:「って、歩くんかーい!」
平賀迅:しかし、もっと踏み込んだ……相互理解を求める気持ちは、隠しようもなくある
平賀迅:日の届かぬ地下で、それを悪しように弄ぶのであれば……
平賀迅:「……私が許さない」
GM:では、キミが暗黒地下闘技場に向かったところでシーンは終了。
GM:次のシーン!
GM:次は八伏くんのオープニングです。
八伏正輝:あいあい。
GM:侵蝕率を上げてシーンに登場するとよいでしょう。
八伏正輝:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 6[6]+36 → 42
GM:ぼちぼちですね。
GM:このシーンは七文字ななと会話をしたりオーヴァード能力テストをしたりするシーンですね。
GM:朝。ホームルーム前の教室にキミはいる。
八伏正輝:うっす。色々あって再測定するようお達しが出たのだ。
GM:他にも測定する生徒たちはいるので、まとめて大人数で受けるような感じですね。
GM:教室では生徒たちが和やかに談笑している。
八伏正輝:「もう一度測ったからと言って、何が変わるわけでもないだろうが」
GM:と、そこでドアが開き、登校してきたショートカットの少女がキミのもとにやってくる。
八伏正輝:測れというならそうする他ない、と特に拒みもせず。とはいえ相変わらずの圧を放っており、談笑する相手はいない—いなかった。
七文字なな:「おはよう、マサキ。昨夜はよく眠れた?体の不調はない?」
七文字なな:「教科書はちゃんと持ってる?宿題は忘れていないかしら?」
GM:少し前にアカデミアに転入してきた少女、七文字ななだ。それ以来、親身にキミの世話を焼いている。
八伏正輝:「ああ、おはよう七文字。…その、何だ。昔の、“なりたて”の頃とは違うんだ。俺だっていい加減に学習くらい—」
七文字なな:「学園島の外にいた頃からキミは危なっかしいところがあったから気を付けないといけないわ」
八伏正輝:と言いつつ、律儀に懐の中身を確認。財布、ある。ティッシュ、ある。
八伏正輝:「…反論しようもない」
八伏正輝:ハンカチ、なかった。
七文字なな:「それにボクはキミよりも先輩なんだから、UGNチルドレンとしてキミのことをフォローするのは当然の義務よ」
七文字なな:「ハンカチ、ないの?いいわ。ボクのを貸してあげる」
GM:そう言って綺麗に洗濯されたハンカチを差し出す。
八伏正輝:「そう、だな。…すまない、いつも世話になる」
七文字なな:「いいのよ。オーヴァードになったのだってキミよりもボクの方がずっと早いのだしね」
八伏正輝:ありがとう、と言ってハンカチを受け取る。昔は、いちいち反抗(?)もしていたけれど。
七文字なな:「それにしても。まさか学園島であなたと会えるとはね、マサキ」
八伏正輝:「それはこちらの台詞だ。見かけた時は、まさかと思った」
八伏正輝:「…俺に気付いてもらえるか、少し不安でもあった。随分背も伸びたし—何より、だいぶ変わってしまったからな」
七文字なな:「UGNの訓練の一環で、転入してくることになったの。ボクはそんなことしてる暇はないって言ったんだけどね」
八伏正輝:キュイ、と小さな軋みを立てて。義手を握って、開く。
七文字なな:「変わったって、見た目のこと?確かに最初は驚いたけれど……」
七文字なな:「でも、マサキはマサキだし。ボクが気付かないはずがないわ」
八伏正輝:「そう言ってもらえると、安心する。…また、あの頃の皆に会えるといいんだが」
八伏正輝:オーヴァードに成り立ての頃、ななを初めとした、世話になった連中の顔を思い出しながら、検査の列に並ぶ。
七文字なな:「会おうと思えばいつでも会えるわ。……キミがその気になればね」
七文字なな:「それじゃあ能力テストに行きましょうか。あ、飲み物は持った?運動をするのだから水分補給は必要よ」
七文字なな:「あとは汗を拭くタオルや日差し対策の帽子なんかもちゃんと持ってる?」
八伏正輝:「相変わらずというか、昔よりパワーアップしてるな君は…!」
七文字なな:「そうかしら?あまりボクの能力が向上している気はしないけれど……」
七文字なな:「あ、もちろん訓練は欠かしていないわよ!」
八伏正輝:「これだから怖いんだ、七文字は…。…ああ、そろそろ順番か」
GM:では、そうして教室での検査を済ませた後、キミたちはグラウンドへと移動する。
八伏正輝:UGNで最初にテストを受けた時、飲み物タオルその他諸々、全て世話になってえらいことになった…などと思い出しながら。
GM:今回のオーヴァード能力テストは一日がかりで様々な競技を行い、オーヴァードとしての学園でのランクが決定される。
GM:ナナは短パン半袖のジャージ姿に着替えている。
七文字なな:「それじゃあ、頑張りましょうか。あ、運動をする前にストレッチは忘れないでね」
七文字なな:「怪我をすると危ないし。ボクも準備運動するから、キミも一緒に、ね」
八伏正輝:「能力テストというより、ちょっとしたイベントだなこれは…」
八伏正輝:ななに、ああ、と答えながら。
七文字なな:「オーヴァードが能力を秘匿しない学園なんてなんだか初めは面食らったけれど、なかなか良いところね」
七文字なな:「こっちの方が自由に振舞えるし。……マサキもここのこと気に入ってる?」
八伏正輝:「さて、馴染んでいるかということなら、俺にはなんとも言えないが…」
七文字なな:「そうなの?……それはちょっと寂しいわね」
八伏正輝:「与えられた何かを受け入れるのではなく、自分で切り開く。それが許される場所だと、思う」
八伏正輝:だから、と一呼吸。
七文字なな:「……自分で切り開く、か」
八伏正輝:「好き、だな。…ここからならば、もう一度歩き出せる。俺は、そう感じている」
七文字なな:「なるほど。もう一度歩き出せる、か」どこか嬉しそうに言う。
八伏正輝:「…む、俺は何かおかしなことを…」
七文字なな:「ううん。ボクも頑張ろうって思っただけよ」
七文字なな:「あ、最初のテストが始まるみたいよ。行きましょうか」
八伏正輝:「…? と、ああ、そうだな。まずは今日のテストから、だ」
GM:というわけで最初のテストはオーヴァード障害物競走からだ。
GM:50メートルの障害物競走だが、道には火炎放射器や当たると残機が減るトゲなどが用意され、波乱万丈だ。
八伏正輝:接頭語が不穏すぎるんですがそれは。
能力テスト運営委員会:「さあ、とっとと並んでテストを受けるでやんすよー!」
GM:盗賊ギルドめいた格好の少女が受験者たちを急かす。
八伏正輝:「先日のレースイベントといい今回といい、何故この島の面々はこうも思い切りが良すぎるのか…!
七文字なな:「よし、ボクが訓練してきた結果を見せる時だ……!」
GM:張りきったナナは全力疾走をする。
GM:そして、一般人女子の平均タイムを少し上回るほどのタイムで走り切る。
GM:キミは判定してもいいし、それなりの結果が出たことにしてもいい。
八伏正輝:なら肉体で振るぜ。
八伏正輝:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[2,4,5,5,6,6,7,7,10]+5[5] → 15
GM:た、高い!
八伏正輝:スピードは平均程度だが、炎を弾きトゲを砕きながら走破した!
GM:それならオーヴァードでもかなり上位のタイムを記録することができるだろう。
GM:次はオーヴァード重量上げだ。
GM:あらゆるオーヴァードに対応するためトン単位のバーベルや暗黒物質でできたバーベルなども用意されている。
七文字なな:「この程度、ボクの力なら……!」
GM:ナナはどうにか30kgほどの重量上げに成功する!
GM:キミは判定してもいいし、それなりの暗黒物質を持ち上げたことにしてもいい。
八伏正輝:暗黒物質前提!?
八伏正輝:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,2,2,3,3,5,8,8,10]+7[7] → 17
八伏正輝:なんか凄いの出た。
GM:うお、すごいな!?
GM:では、キミはオーヴァード生徒の中でもかなり上位のパワーを発揮することができるだろう!
八伏正輝:「…ひょっとして、学園の運営側は狂人の類なのでは…?」
八伏正輝:中級暗黒物質バーベルを握りつぶしながら、そうぼやいた。
能力テスト運営委員会:「ぎええ!?こいつやるでやんすね!?」
GM:と、そんな感じで繰り返していき、全種目が終了します。
七文字なな:「ようやく全てのテストが終了したわね。マサキは自信はどう?」
GM:ナナは疲労した様子で、額にも汗をかいている。
八伏正輝:「身体能力はそれなり、精神面…レネゲイドコントロールの類はからっきし。総じて、現状維持が関の山、だろうな」
七文字なな:「なるほど。やっぱりこういうのは全体のバランスが重要なんでしょうね」
七文字なな:「ボクならきっとAランク……いえ、Bランクくらいには……」
GM:と、能力テスト運営委員会が結果の用紙を配布し始めている。
八伏正輝:「………」
能力テスト運営委員会:「ほら!キビキビ受け取るでやんすよ!」
七文字なな:「あ、結果が出たみたいね。行きましょう」
八伏正輝:元々、肉体的な能力が高まるような発症の仕方でもない。であるなら、ななの結果は—
七文字なな:「キミの結果はどう?……Bランクか。すごいじゃない」
GM:勝手に用紙を覗きこみながらナナは言う。
八伏正輝:「以前と変わらず、だ。期待してたわけじゃないが、少し寂しくもある。…七文字は」
七文字なな:「ボクは……」
七文字なな:「ンン!?」用紙を開いたところでナナの手が止まる。
七文字なな:「し、Cランクマイナス……」
八伏正輝:聞くべきか、聞かざるべきか。少しだけ戸惑うけれど、結局。
GM:ナナは動揺を隠せない様子だ。
GM:しかし、僅かの間を置いて穏やかに微笑む。
七文字なな:「きっと何かの間違いね。再測定をしてもらうよう、あとで運営委員会に話しておくわ」
八伏正輝:「…学園のオーヴァードの大多数は、Cランクかそれ以下に分類される。それに、ランクが全てというわけでもない」
八伏正輝:説明してどうなるものでもないが、それでも。言い聞かせるように、あるいは慰めるかのように。
七文字なな:「もしかしてボクを励ましてくれてる?大丈夫。別に落ち込んでるわけじゃないわ」
七文字なな:「運営の手違いなんだから、この結果を気にしたってしょうがないでしょう?」笑ってそう言う。
八伏正輝:「あ、ああ…」
七文字なな:「今日は確かこれで学校は終わりだったはずね。帰りましょうか、マサキ?」
GM:ナナの言う通り、既に日が暮れかかっている。
八伏正輝:言い出したら止まらない。それが、ななの良い所であり、危なっかしい所であったと。
八伏正輝:「…そうだな。ひとまず、お疲れ様、だ」
七文字なな:「ええ。疲れたでしょうし、甘いものでも食べていかない?先輩だし、ボクがご馳走するわ」
七文字なな:「クレープの美味しいお店とか学園都市にあったりする?」
八伏正輝:そう思い出しながら、この場で何か言えるわけでもなく。
八伏正輝:「…友人に聞いてみよう」
七文字なな:「キミはそういうのに詳しい友人もいるんだ。さすがマサキ」
GM:では、キミたちが夕暮れの学園都市を帰路に着いたところでシーン終了だ。
GM:次のシーンはマスターシーンです。
GM:放課後の校舎。
GM:日が沈んだ用具倉庫で、能力テスト運営委員会の生徒たちは片付けを行なっている。
GM:盗賊ギルドめいた格好の少女が不平を漏らす。
能力テスト運営委員会:「ひいい、今日中に片付けてしまわないと委員長から大目玉を喰らうでやんす」
能力テスト運営委員会:「い、急いで片付けるでやんすよ。まったく委員長は人使いが荒いでやんす」
GM:そこにショートカットの少女がやってくる。
七文字なな:「……お仕事中すみません」
能力テスト運営委員会:「おや、誰でやんすか?能力テストならもう終わったでやんすよ」
七文字なな:「いえ、そうじゃないんです。今日の能力テストの結果なんですが、何かの間違いではないかと思うんです」
七文字なな:「ボクはずっと以前にオーヴァードとして覚醒しましたし、UGNの施設で訓練も積んできました」
七文字なな:「それがCランクマイナスというのは考えにくいのではないかと……」
能力テスト運営委員会:「ああ~、その手の文句はよくあるんでやんすよねえ。けど、能力テストは厳正な審査のもとで行なわれてるでやんす」
能力テスト運営委員会:「一度出た結果についての再測定は一切認めていないでやんすよ!悔しかったら鍛え直して次回の能力テストに備えるでやんす!」
七文字なな:「そ、そんな!待ってください!もう少し、ボクの話を……!」
能力テスト運営委員会:「ええい、うるさい!オイラたちは忙しいんでやんすよ!」
GM:少女の体が突き飛ばされ、倉庫の扉が閉まる!
七文字なな:「きゃっ……!?」
GM:少女はその場に倒れ込む。
GM:ふらふらと立ち上がった少女は行き場を失ったように学園都市をさまよい歩く。
GM:見知らぬ街だ。転入してきたばかりで、知っている場所などあるはずもない。
GM:少女は日の落ちた河原に座り込んだ。
GM:数少ない持ち物である生徒手帳のページをめくる。
七文字なな:「Cランクマイナス……あった。ここだわ」
七文字なな:「イージーエフェクトを得意とする。特別な呼び名は……ない」
七文字なな:「ボクがCランクマイナス……」
七文字なな:「ふふ」
七文字なな:「あははははははははははははは!!」
七文字なな:「あーあ。可笑しいの」
GM:その時、少年の声が闇から聞こえた。
プラネータ:「やあ。何か楽しいことでもあったのかい?」
GM:少女は顔を上げた。
GM:そこに立っていたのは惑星じみた仮面の少年だった。
プラネータ:「そんなに楽しいなら、僕にも聞かせてよ」
GM:少女は涙の流れる顔で、その仮面を見た。
GM:シーン終了。
GM:次のシーン!
GM:最後は歩ちゃんのOPです。
柳武歩:行こう。
GM:シーンに出て侵蝕率を上げるがよい!
柳武歩:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 4[4]+36 → 40
GM:普通!
柳武歩:まあ出だしはね
GM:そんなわけで、キミは今日も今日とて生徒会の事務仕事の手伝いに駆り出されていた。
GM:近頃は会長がクビになったとかで生徒会は忙しいようだが、そんなことは特に関係ない。
GM:キミは生徒会室で淡々と事務仕事をさせられていた。
柳武歩:「何やってんだかな、かいちょは……まあなんか考えがあんだろーけど」
GM:では、その時、生徒会室のドアが開く。風が吹き込み、カーテンが揺れる。
GM:入ってきたのは赤髪の少女だ。額には裂けたような大きな傷痕が残っている。
柳武歩:雑な字で適当に書類にサインしたり、勝手に判を捺したりしていた手を止める。
GM:キミはその少女を知っている。
柳武歩:「……あ?」
シュラ:「生徒会室ってのはここでよかったよなァ」
GM:アカデミアに来る前、キミがチームを率いていた頃の仲間でキミを裏切って襲撃した少女シュラだ。
GM:キミがその時にオーヴァードに覚醒して返り討ちにしたために長らく入院していたと聞いていた。
柳武歩:「ああ。あーあー、はいはい」 わしわしと頭を搔いて、短く鼻で笑う。
柳武歩:「仮面のヤツだろ?さっさと本体が出てこいや、工夫も無く同じ手使いやがってよ!」
柳武歩:「俺はもう過去の事は乗り越えてんだよ。こんな幻覚なんか意味ねえぞ」
シュラ:「仮面?何を寝ぼけたこと言ってんだ」
シュラ:「オレはただ書類を出しに来ただけだぜ」
柳武歩:「書類?」
シュラ:「ああ。学校に通うには転入届が必要だろ?まあ、ちょっとばかし出すのは遅れたがな」
GM:少女は手に書類を持っている。
シュラ:「まあ、まさかそこに見知った顔がいるとは思わなかったが」
柳武歩:顔が強張る。そもそも目の前の少女は、記憶の中の姿とは違いがある。
シュラ:「久しぶりだなァ、歩」
GM:風が吹き込み、再びカーテンが強く揺れる。
柳武歩:少女の額の傷。それは歩が最後に付けた傷跡。つまりこれは、紛れもない"現在”の……
柳武歩:「シュラなのか。お前は、本物の」
シュラ:「いつまで寝言を続けンだ?」
シュラ:「なあ、歩。オレはずっとお前に礼が言いたかったんだ」
柳武歩:「礼だぁ?」
柳武歩:ぎりりと音が聞こえるほどに歯を食いしばる。
シュラ:「ああ。オレはお前のおかげで自分の信念に確信を持つことができた」
シュラ:「強さこそが全て!勝ち残った者こそが正義なんだ!例えどんな卑怯な手を使ったとしてもな!」
柳武歩:裏切りを受けたその日の記憶がフラッシュバックする。アスファルトを打つ大きな雨粒。
柳武歩:錆のような血の匂い、鉄パイプで打たれた頭の痛みまでもが蘇ってくる。
シュラ:「結局は勝ったヤツが全てを手に入れ、負けたヤツは何もかも失う。……歩、お前がオレにそれを教えてくれたんだよ」
柳武歩:「何言ってやがる。てめえは元から卑怯くせえ手を使っただろうが」
シュラ:「だが、オレは負けた。それはあの時のオレに強さが足りなかったからだ」
シュラ:「今は違うぞ」
GM:シュラはしゃがみ込み、床に手を突き入れる!引き抜いた手には血の付いたバールが出現している!
GM:シュラはキミめがけて血の付いたバールを振り下ろす!圧倒的な威圧感とスピードだ!
柳武歩:「はッ!」
柳武歩:壁に手をつき、引きはがすと同時に鉄パイプを生成してその一撃を受け止める。
柳武歩:「そのエフェクト、てめーも……オーヴァードに!」
GM:そのバールに触れただけで、キミは彼女が桁違いの力を持っていることに気付くだろう。
シュラ:「力は、お前とは段違いだがな!」
GM:シュラはキミの体を蹴り飛ばす!
柳武歩:「ごはっ!」
シュラ:「何だ、そのザマは」
柳武歩:ふっ飛ばされ、壁にぶつかって止まる。二つに折れた鉄パイプの先端が床に転がった。
シュラ:「柳武歩が、この程度かァ!」
柳武歩:「うるせえ…うるっせえぞシュラ、てめえ」
シュラ:「情けないもんだなァ、歩」
柳武歩:「何なんだお前。何しにこんなとこまでに来やがった!」
シュラ:「いいか、よく聞け歩」
シュラ:「オレはこのアカデミアでもう一度チームを再興する」
柳武歩:「チームだとォ」
柳武歩:痛みを堪え、シュラを睨みつける。
シュラ:「強い者だけが生き残り、栄光をつかみ取る!今の情けないお前の代わりに、オレがお前の教えを守ってやるよ」
柳武歩:「俺のチームはてめえのせいでぶっ壊れたんだろうが。それをぬけぬけと!」
シュラ:「だからオレが作り直してやるんだ。お前ができないなら、オレがやる」
柳武歩:「ふざけやがって……!」
シュラ:「暗黒地下闘技場に来い、歩。そうすればお前の目も覚めるだろう」
柳武歩:息がかかりそうなほどの距離まで歩いて近づく。
柳武歩:「上等だよ。そっちこそ逃げんじゃねえぞシュラぁ」
シュラ:「あの頃のお前に戻れ。でなきゃ死ぬだけだぞ」
GM:キミの体ををつかみ、顔を近付ける。
シュラ:「もっとも今となってはオレの方が格上だがな」
GM:そう言ってシュラはキミの体を離し、立ち去ろうとする。
柳武歩:「クソ喰らえだぜ。俺だって昔とは違う」
シュラ:「ああ。今のお前は弱い」
GM:シュラは生徒会室を後にする。
GM:キミの目の前にはシュラが持っていた転入届の用紙が落ちている。
GM:そこには名前や生年月日などの他にオーヴァードとしてのランクが記載されていた。
GM:「SSランク」と。
柳武歩:大きく息を吐き出し、吸い込む。怒りと緊張から呼吸をすることすら忘れていたような気がする。
柳武歩:「クソが。何なんだ今更よ」
柳武歩:Cランクの自分とは、まさに雲泥の差だ。今のわずかな攻防からも実感せざるをえない。
柳武歩:噴き出した汗が額や背中を濡らしている。
柳武歩:舌打ちして転入届の要旨を拾おうと屈んだその時、折られた鉄パイプの先端が目に入り、手が止まる。
柳武歩:先ほど作りだしたばかりのその鉄パイプは、真っ赤な血の色に濡れていた。
GM:では、歩ちゃんのオープニングはこれで終了!
どどんとふ:「柳武歩」がログアウトしました。
どどんとふ:「柳武歩」がログインしました。
GM:オープニングフェイズは終わりましたので、この辺でPC間ロイスを取ってもらおうと思います
GM:順番はPC1から2、2から3、3から4、4から1という感じでお願いします。
平賀迅:八伏くんか
柳武歩:歩は命ちゃんにだな。
一文字命:平賀くんかー・・・どういう感情だろうな
八伏正輝:柳武さんに「■誠意/嫌悪」かなあ。色んな意味でまっすぐな人だと思ってるけど、ヤンキー怖い。
GM:決まらない場合はダイスを振って決めてみてもいいのだ。
平賀迅:あ、ヤンキーこわいんだ……w
柳武歩:見た目とギャップありすぎるぞ八伏くんw
八伏正輝:頑張って普通に接するのだ…!
平賀迅:ロイス/八伏正輝/○有為/猜疑 で。体もでかいしなんかあったら頼れそうだけど、どうかな? 案外大した事ないかもな? くらいの緩めの認識
平賀迅:なんにも接点ないけど、身体がでかいので見覚えくらいはあるはず……!
柳武歩:じゃあ自分は ロイス:一文字命 ○P:庇護/N:憤懣 真面目にやってない風紀委員という認識
GM:八伏くんと平賀くんは意外と番長連絡みで接点があるかもしれませんね。
一文字命:まじめにやってないのはただしい
平賀迅:それもそうか!
平賀迅:でも基本話をするのは初とかそれくらいのノリでいきます!
GM:了解ですー。
GM:命ちゃんはどうします?
一文字命:平賀迅/好奇心○/隔意/ロイス 自分から動くとか奇特だなーと思ってる。多分ミナちゃん繋がりで認識はあるんじゃないかな
八伏正輝:うす、面識はあるけど親しく話したことはない、って感じですなー。
平賀迅:ですです
GM:おお、風紀委員繋がり。
平賀迅:ソーシャルリレーション……
柳武歩:人を通じて縁があるの、いいですね
GM:では、これで全員PC間ロイスの取得は終わりましたね。
柳武歩:はーい
GM:ここからはミドルフェイズに入っていきたいと思います。
GM:ミドルフェイズ1シーン目。
GM:最初のシーンは八伏くんがシーンプレイヤーだ。
八伏正輝:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 5[5]+42 → 47
GM:学校に来なくなった七文字ななとばったり出くわしたり会話をしたりするシーンです。
GM:他の人もシーンに出たい場合は登場可能だ。
柳武歩:ふむ。とりあえず様子見かな…
平賀迅:様子見ですね
一文字命:おなじくー
GM:では、とりあえず八伏くんだけということで。
GM:能力テスト以来、七文字ななは学校に来なくなった。
GM:彼女の席はずっと空いたままだ。
GM:そんな時、クラスメートのカミーユ・マルシェがキミに声をかける。
カミーユ・マルシェ:「や、やあ、キミ、もしかして七文字なな君のことを気にしてるのかい?」
GM:尊大な態度の眉目秀麗な金髪の少年だが、キミの見た目にビビっている。
八伏正輝:「む…。君は、あまりその辺りは気にしないタイプの人間だと思っていたが」
八伏正輝:「…失礼な物言いだったな。すまない。…ああ、気にしている。何せ、テストの日以来、顔を見ていないからな」
カミーユ・マルシェ:「ふっ、もちろんだとも。私が言いたいのは、キミがあまり気に病む必要はないということさ」
八伏正輝:一言謝罪してから、カミーユの目をじっと見ながら答える。コワイ!
カミーユ・マルシェ:「ひいっ!?」
カミーユ・マルシェ:「か、彼女はUGNでも落ちこぼれの中の落ちこぼれだったと聞いている。こ、この私のようなエリートとは違ってね」
八伏正輝:「…そうだな、確かに優秀とは言い難い。助けられるより、助ける方が多かったようにも思う」
八伏正輝:頷きながら、しかし。
八伏正輝:「だが、俺は彼女に…七文字に救われた。それでは、俺が彼女を気にする理由にはならないか、マルシェ」
カミーユ・マルシェ:「そう、仮にしばらく来なかったところでクラス全体の損害には……ん、どういうことだい?」
カミーユ・マルシェ:「い、いや、キミの個人的な理由としては十分だが……」
八伏正輝:「心の問題だ。俺がそう思っているだけで、彼女は当たり前のことをしただけかもしれない」
カミーユ・マルシェ:「ふむ。なるほど……」
八伏正輝:「…すまない、話がずれたな。七文字のことを何か知って、俺に声をかけたんじゃないのか?」
カミーユ・マルシェ:「劣等生のことなどこの私が知るはずもあるまい。……いや、待てよ」
カミーユ・マルシェ:「彼女についての噂なら聞いたな。スタジアムの辺りで見かけたと」
八伏正輝:「…七文字らしくない場所だな」
八伏正輝:ふむ、と腕を組んで一息。
カミーユ・マルシェ:「放っておけばそのうち姿を現すと思うがね、ミスタ八伏」
八伏正輝:「…何もかも流れ任せ、というのは性に合わない。いや、最近気付いたことなんだがな」
八伏正輝:そう応えて、立ち上がる。(身長197cm)
カミーユ・マルシェ:「気付いた?……うわ、大きい」
GM:カミーユは圧倒されて尻餅をつきそうになる。
八伏正輝:「話してくれてありがとう、カミーユ・マルシェ。礼はいずれ、また改めて」
カミーユ・マルシェ:「ぼ、ボンソワール」
GM:怖じ気づきながら優雅に礼をする。
八伏正輝:微笑みらしき表情で謝礼を述べて、スタジアム方面に向かおう。
カミーユ・マルシェ:「くっ、この私としたことが……!」爪を噛みながらその後ろ姿を見送る。
GM:キミがスタジアム方面に向かうと、視線の先に見慣れた後ろ姿を発見する。
GM:その姿は七文字ななのようだ。
GM:彼女は「暗黒地下闘技場→」と書かれた看板の先にある洞穴の方へと向かっていく。
八伏正輝:では、やや早足に歩み寄りながら、その後姿に声をかける。
八伏正輝:「…七文字!」
GM:少女は振り向く。
七文字なな:「……マサキ」
八伏正輝:「久しぶり…と言う程時間は過ぎていないが。ここら辺で見かけた、という話を聞いてな」
七文字なな:「ごめんなさい、急に学校を休んだりして」
七文字なな:「でも、ボク、やりたいことができたの」
八伏正輝:「…体調に問題があるわけでは、ないんだな?」
八伏正輝:とても元気そうには見えない、だが妙な活力を感じさせる、ななの様子を見て不安げに尋ねる。
七文字なな:「心配してくれてありがとう。でも、体調なら今までにないほど絶好調よ」
七文字なな:「……今のボクならマサキにだって勝てるわ」
GM:少女は興奮を押し隠すように制服の胸元に手を当てながら言う。
八伏正輝:「—それは」
八伏正輝:どういう意味だ、と尋ねる言葉を、吐き出しかけて飲み込む。
七文字なな:「でも、ごめんなさい。ボクも今は用事があるの」
七文字なな:「この先で、ボクはボクの強さを証明するのよ」
八伏正輝:「この、先…」
八伏正輝:ななが向かおうとしている場所に、視線を向ける。
GM:そう言って少女は洞穴の向こうへと足早に歩いていく。
GM:洞穴の奥からは壁に反響するようにして歓声のようなものが聞こえてくる。
七文字なな:「キミが次にボクの姿を見た時はきっと驚くわ」
GM:少女はそう言って嬉しそうに笑うと姿を消す。
八伏正輝:「離れていても感じるこの熱気、歓声…Rファイト、いや、それ以上の…」
八伏正輝:「—君は、一体」
八伏正輝:何をするつもりなのか、と問う前に。七文字ななの姿を、見失う。
八伏正輝:「…いかんな。流れ任せは性に合わないと言っておいて、このザマでは。笑われても文句は言えん」
八伏正輝:少し前に、占いだの予言だので一騒動あった。その時のこと、その時の相手を思い出して、苦笑いしてから。
八伏正輝:ななを追うように、洞穴に向かう。
GM:では、キミが洞穴の奥へと向かったところでシーン終了だ。
GM:ロイスの取得およびアイテムの購入が可能ですよ!
八伏正輝:どちらも今回は無しで!
GM:了解です。
GM:では、次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは命ちゃん。
GM:このシーンは試合観戦シーンおよび合流シーンになります。
一文字命:やー!
一文字命:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+9[9] → 50
GM:合流したり試合に圧倒されたり飛び込んだりしたい人はシーンに出るとよいでしょう。
一文字命:あがる
GM:あがった。
柳武歩:合流したいねー
平賀迅:恐らく出る事になると思いますが、出る時に振ります
GM:了解であります。
八伏正輝:ですねー。流れを見て合流するので、出る時に振ろうかと思います。
柳武歩:うむ。私もそうしよう。
GM:洞穴の先にあった暗黒地下闘技場。
GM:命ちゃんは風紀委員としての任務通りに、ここにやって来ていた。
GM:照明によって照らされた空間には多くの生徒たちが押し寄せ、観客席で拳を振り上げている。
GM:中央の金網リングでは2人の生徒が刃を交える!
GM:エジプト史学科所属のファラオ後藤とアフロ部の裏切り者ダークアフロによる決勝戦だ!
一文字命:「おあー、賑わってるねー……」ぼーっと見てる
久留間博士:「な、なんて手に汗握る闘いなんだ……!」
GM:キミの隣で少年が叫ぶ!
GM:会場の先、やたらと長い階段の向こうにある玉座にシュラは腰かけている。
一文字命:「うわっ、びっくりした!」
久留間博士:「僕なんかに驚かなくていいよ!試合を見て、試合を!」
GM:シュラの隣にはバニー姿の七文字なながいる。少女は無表情に試合を眺めている。
GM:階段はイチジクめいた仮面を付けたガードマンが固めており、隙がない。
一文字命:「あ、はい……(といってもなー……こういう娯楽はあんまり興味が……)」とりあえずあたりを見回してる
久留間博士:「玉座はガードマンたちによって守られている。この闘いの勝者だけが王者であるシュラに会うことができるというわけさ」
GM:少年は熱っぽく語る。
平賀迅:登場しようかな
GM:リングではファラオ後藤のツタンカーメン投げが炸裂!ダークアフロが金網に叩きつけられる!
一文字命:「はぁー……なるほど……あれが王者なんだ……」
久留間博士:「ああ~!?あの技はツタンカーメン投げだー!!」
GM:登場する場合は侵蝕ダイスをどうぞ!
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:37->42)
久留間博士:「まさかエジプト王家に伝わる伝説の秘技がこんなところで見られるなんて……!」
平賀迅:じゃあ、そんな風に盛り上がっている久留間くんの後ろにスッと立ち止まる
平賀迅:「随分詳しいみたいだな?」
久留間博士:「く~!校則を犯してでも見に来てよかったー!」
久留間博士:「ん、いやあ。まあ、僕はRファイトについてはそれなりに知識がありますからね!」
一文字命:「ツタンカーメンがファラオ投げするならまだしもファラオがツタンカーメン投げするんだ……」
久留間博士:「キミ!そのことは言っちゃダメだ!エジプト王家に消されるぞ!」
一文字命:「あ、はい……」
平賀迅:「Rファイトの中身についてもそうだが、私が興味を持っているのはこの裏ファイトの仕組み、言ってみれば外枠についてでね」 顔を近付ける
久留間博士:「仕組み?僕が知ってるのはこの闘いのオーガナイザーがあの玉座にいるシュラであることと」
久留間博士:「その隣にいる彼女が最強のファイターであるということくらいかな」
平賀迅:「あのウサミミの」
久留間博士:「面白い闘いが見られるんだから、それ以外のことについてはあまり気にしていないよ!」
一文字命:「あのバニーちゃん、ファイターだったんだ」
久留間博士:「そう、あのウサミミの」
八伏正輝:では出るぜー。
八伏正輝:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 5[5]+47 → 52
久留間博士:「ああ、見えて超強いんだ、彼女」
平賀迅:「そうか。ありがとう。私もここに入り込んできたばかりでね。右も左も分からない限りなんだ。君が知っているのは、それくらいか」
八伏正輝:「…失礼、ここの席は空いてるな?その話、詳しく聞きたいんだが」
久留間博士:「うーん。そうだね。シュラの目的については直接彼女と話をするしかないんじゃないかな」
八伏正輝:頭痛を堪えるようなしかめっ面をした巨漢が、スキマに潜り込むように着席。
一文字命:「というか、平賀じゃん、こんなとこで……おおう」八伏におののく
久留間博士:「まあ、彼女と会えるのはこの大会の勝者のみなんだけど……うわあ、ビックリした!?」
平賀迅:「おっと」 場所を譲るように身をどける。知った顔だ
平賀迅:「そう、魔術師・平賀だ。かくいう君は……風紀の、そう、一文字か。潜入調査というやつか?」
八伏正輝:「すまない、驚かすつもりはなかったんだが…で、あそこの…その、バニースーツ姿の女の子が、いわゆる門番役だ、と」
平賀迅:ミナちゃんが『別働』として召集された事を思い出している
八伏正輝:バニースーツ、のところは、言い辛そうというか認めたくないというか、そんな感じで搾り出すように。
久留間博士:「うん。そうだね。あのバニーガールの彼女が最強の腹心にして、門番だ」
久留間博士:「彼女の戦い方はそれはもう……」
GM:と、試合の決着が付いたことによって、観客席から声が上がり始める。
八伏正輝:「…門番ならせめて、こう、もっと…あるだろう、それらしいのが…!」
観客:「「「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」」」
八伏正輝:届かないツッコミとぼやきを、呻くように口にする。
GM:ファラオ後藤はためらいがちに倒れたアフロ男へと近付いていく。
平賀迅:「……まあ、戦うにしては確かに、少し」
一文字命:「あー、あたしは……」物騒な叫びを聞いてリングを見る
平賀迅:「不健全で……って、いや、おい」
シュラ:「そこまで!勝負ありだ!!」
GM:シュラの声が場内に響くと、会場が静まり返る。
八伏正輝:「…む、何か…空気が…」
八伏正輝:不穏だ、と言いかけて、鎮まった会場に面食らう。
シュラ:「勝者の栄光を称える。こちらまで上がってこい!」
GM:イチジクめいた仮面のガードマンが道を開けると、ファラオ後藤は階段を登っていく。
久留間博士:「シュラはただ強いだけじゃない。カリスマ性もあるというわけさ」ひそひそ声で言う。
平賀迅:「こんな場を主宰するだけはあるという事か」
GM:玉座に辿りついたファラオ後藤にシュラはイチジクめいた仮面を手渡す!
シュラ:「お前をチームの一員に認めよう。その証として、これを授ける」
ファラオ後藤:「ありがたき幸せ!」
GM:シュラは会場全体に叫ぶ!
シュラ:「強き者どもよ!証を立てろ!」
シュラ:「おのが拳で弱者を打ち倒し、栄光を勝ち取るのだ!そのための世界がこのアカデミアに訪れる!」
シュラ:「強き者こそが絶対の正義となる!それこそがチームの理想!オレが柳武歩から受け継いだ信念だ!」
シュラ:「その力で、自らの強さを証明しろ!」
平賀迅:「……酔狂でこんな事をしてるんじゃない。目的がある。チームで……」 言葉が途切れる
平賀迅:「やな……何?」
観客:「「「シュラ!シュラ!シュラ!シュラ!シュラ!」」」
柳武歩:出よう。
久留間博士:「シュラ!シュラ!シュラ!シュラ!シュラ!」
柳武歩:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+7[7] → 47
八伏正輝:「…柳武?あの、鉄パイプの柳武の…関係者なのか、彼女は」
柳武歩:「ケッ。勝手に人の名前出してくだらねー事やってんじゃねえか、シュラ」
柳武歩:通路を歩いてきて足を止め、その一部始終を見ていた。
ふつふつと怒りに燃える目で玉座に座るシュラを睨みつけている。
一文字命:「柳武歩……聞いた事があるような……あっ」見て気付く
GM:シュラは玉座から歩を見下ろす。
平賀迅:「……歩。これは一体」 当惑している。想像の範外で頭が追いついていない
シュラ:「おやおや。歩じゃないか。怖じ気づかずにここまで来るとは。さすがに大した度胸だ」
柳武歩:親指を地面に向けてみせる。
八伏正輝:「…本人の登場とは、な」
シュラ:「どうだ、歩!オレはお前から受け継いだ理想を実現しているぞ!」
八伏正輝:バニー姿のななを目にした時とは、また違った意味で、しかめっ面に。
GM:観客たちは一斉に歩の方を向く。
柳武歩:「王様気取りかよ。ダセェ事しやがって、何が俺の理想だ」
一文字命:「あー……なんかこれ、結構面倒な感じ……?」
シュラ:「この役割はチームのリーダーさ。あの頃と何も変わっちゃいないよ」
GM:シュラはローブを翻す!
平賀迅:互いに顔を見知った様子、刺々しく交わされる言葉、あの船で歩から聞かされた過去……『あの頃』。
八伏正輝:「…平賀。これはあれだ。そこの風紀委員の言うとおり、面倒極まりない事態になりつつある」
八伏正輝:「手を引くなら今のうちだが、俺にはそうもいかない事情があってな。そちらは、どうだ」
平賀迅:「ああ。少しずつ分かってきてる。だが、元よりそのつもりだった」
平賀迅:「私は面倒をしに来たんだ。手を引くつもりなぞ毛頭ない。少なくとも、今はまだな」
柳武歩:(今すぐぶん殴りに行きてえが、邪魔の数が多すぎんな)周囲の、警備の人員に向けた視線が知った顔を捉える。
平賀迅:「歩。少し注目を集め過ぎだ。別に私は、その気になれば今すぐ君をあのシュラの元に吹っ飛ばす事はできるが」
柳武歩:「平賀……!」
平賀迅:「場所を改めよう。事情をすりあわせた方がいい。穏当にな」
シュラ:「相変わらず頭は切れるようだな、歩」
シュラ:「そう。オレに何か文句があるのなら、ここまで勝ち上がってくるしかないというわけだ」
柳武歩:悔しさに歯噛みしても、状況を考えれば考えるほど従うしかない。
GM:イチジクめいた仮面の衛兵たちが道をふさぐ!
シュラ:「楽しみにしているぞ、歩」
GM:と、その時、ダークアフロがよろよろと立ち上がった。
ダークアフロ:「ま、待ってくれ。も、もう一度俺にもチャンスを……」
ダークアフロ:「次に戦えば必ず勝てる!俺もチームの一員に……!」
シュラ:「いいだろう。ナナ、相手をしてやれ」
七文字なな:「分かりました」
シュラ:「こいつに勝てれば、お前もチームに入れてやろう。……さあ、行くぞ、新入り。チームについての話をする必要がある」
ファラオ後藤:「かしこまり!」
GM:シュラはファラオ後藤とともに階段奥の部屋へと下がる。シーンからは退場だ。
ダークアフロ:「へっ、こんな女1人、楽勝だぜ!俺の強さを見せつけてやるよ!」
八伏正輝:「………」
GM:ナナはバニーガール服を脱ぎ捨て、制服に着替える。
八伏正輝:席に座ったまま、手を台形に組み、リングをじっと見る。
一文字命:「うーん……困ったなこれ……あんまりほっとくわけにもいかないやつっぽいよねこれ……」
GM:そして悪魔めいた禍々しい仮面を付ける。その両手が鋼鉄製のグローブで覆われる!
平賀迅:脱ぎ捨てた所でちょっと目を逸らす
GM:背中からは堕天使めいた翼が現れ、消える!
一文字命:「……あれは……まさか……」
七文字なな:「ボクはキミより強いわよ」
GM:少女は玉座からリングまでを一直線に跳躍!アフロ男に拳を叩きつける!
ダークアフロ:「ぐえっ!?」
GM:アフロ男は潰れた蛙のような声を上げ、一撃でダウン!だが、少女は振り下ろす拳を休めない!
八伏正輝:「…仮面といい一瞬見えたアレといい、戦い方といい。不穏な点は多々ある。あるんだが」
GM:アフロ男の体に何度も、何度も、赤熱した鋼鉄グローブの拳を振り下ろす!
柳武歩:「おいコラ!もう勝負ついてんだろォが!」
GM:声援を送っていた観客たちの声が次第に弱まっていく。だが、それでも少女は拳を止めない!
GM:アフロ男の体が大きく痙攣する!少女はトドメの一撃を繰り出そうと、その頭部をつかみ上げる!
八伏正輝:「…レフェリーは、いないんだったな。つまり、この試合—いや」
七文字なな:「ボクは強い」
八伏正輝:「死合は、文字通りの決着を迎えるまで終わらないのか」
平賀迅:「……止めるか? いや、止めるぞ」 ポケットの中で乾電池を握る。反対の手には剣がある
八伏正輝:「ああ、頼む、平賀」
一文字命:「……あれ以上やったら、いくらオーヴァードでも本気で死んじゃうよね」
平賀迅:という訳で死ぬ前に介入したいんですけどどうですかね。《縮地》で!
GM:少女は赤熱した拳を振りかぶり、アフロ男の体を貫こうとする!
GM:いいですよ!
平賀迅:じゃあ《縮地》使って元バニー少女とダークアフロの間に割って入ります
平賀迅:で、攻撃を受けたい。できれば死にたくないけどダメージを喰らえというなら喰らいます
GM:そこは……じゃあ、判定してもらおうかな。
GM:【肉体】で難易度11といったところかな。
GM:失敗すると4d10のダメージです。
柳武歩:これは高い
平賀迅:肉体となるとエフェクトも使えないかな!
一文字命:ふっむむ
平賀迅:ともかく振ります。そのくらいリスキーな方が良い
GM:うーん。あくまでも攻撃するためというよりも、庇うための判定ですからね。
平賀迅:7dx=>11
DoubleCross : (7R10[10]>=11) → 8[1,5,5,6,7,8,8] → 8 → 失敗
八伏正輝:Oh…
平賀迅:失敗しました!トドメとなりかねない一撃を阻むべく乱入しますが、迂闊に攻撃すれば別の乱闘に発展しかねない。なので受けようとした訳ですが、失敗した感じで
GM:判定は失敗!平賀くんにはダメージを受けてもらう!
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 19[2,7,3,7] → 19
GM:では、ナナの赤熱した鋼鉄の手はアフロ男との間に割って入った平賀を貫こうとする!
平賀迅:剣の柄で受けようとしますが、攻撃力は想像以上であり、受け切れない。
GM:赤熱した拳がキミの体を抉る!
平賀迅:「ぐっ……!」 抉られる。
七文字なな:「ボクの邪魔をするからよ」
平賀迅:「……は。痛い、な。全く。ケリはついているだろう」
GM:アフロ男の体は放り出されて転がる。
平賀迅:「だというのに続けようとするからだ」 奥歯を食いしばり、なんとか立ち続ける
平賀迅:「続ければ死んでいた」
一文字命:アフロ男のところに行きたいですが大丈夫ですか?
GM:いいですよ!
柳武歩:「おい、平気か平賀!てめえこの仮面女!」素手で破らんばかりの勢いで金網にしがみついている。
七文字なな:「それがどうかしたかしら。彼が死ぬのは、彼が弱かったからよ」
八伏正輝:「…確かに、あの戦い方なら俺に勝てるかもしれないな。今の君は、強い」
七文字なな:「……マサキ」
一文字命:「よ、っと……大丈夫?生きてる?」いつのまにかリングの中に入り込んでアフロ男を支えている
ダークアフロ:「すまねえ……俺としたことが……。アフロがなければ即死だった」命に支えられながら言う。
一文字命:「よしよし、それだけ言えるなら大丈夫だね」なんとか安全そうな場所まで持っていく
八伏正輝:平賀に、ちらりと視線を送ってから。リング上に歩み出る。
七文字なな:「ええ、そうよ。ボクは強くなったわ」
平賀迅:「ハ! 弱い者が死ななきゃならんなら、まずは産婦人科に行く事だな」
平賀迅:それだけ言い捨てたら、正輝にうなずいて、リングから降ります。
柳武歩:こちらは平賀くんを支えて降りるのを手伝おう。
柳武歩:「マサキって……八伏。あいつも来てたのか」197cmの巨体は見間違えようもない。
平賀迅:「悪い、助かる 」
七文字なな:「これでもう誰もボクを馬鹿にしたりなんてできない」
八伏正輝:平賀と柳武が下がるのを確認してから、もう一度、ななに視線を据えて。
GM:観客たちは押し黙っている。
柳武歩:「あのちっこいのは風紀の。やっぱ、どこも動いてんだな……」それすら目に入らないほど視野が狭まっていた事に気がつく。
八伏正輝:「強い者が正しい。それがこの場でのルールなら」
八伏正輝:鋼で造られた拳を握り、突き出す。
八伏正輝:「…ルールに則り、正面からぶつかる。文句はないな、七文字」
七文字なな:「マサキ。ボクは……」
GM:鋼鉄製のグローブを突き出す。
七文字なな:「勝ち上がってくるといいわ。ボクは誰にも負けるつもりはない」
GM:悪魔めいた仮面をかぶった少女は跳躍すると、玉座の前へと降り立つ!
GM:そして仮面を外すと制服を脱ぎ捨て、バニー姿へと戻る!
七文字なな:「ひとまずはシュラのところまで辿りついて見せるといいわ」
八伏正輝:「—それでいい。俺が知る七文字ななは、いつだって、俺の一歩前にいた」
八伏正輝:「この一歩、追いついてみせる」
八伏正輝:拳をもう一度強く握り、そして開いて。背を向け、リングから降りる。
七文字なな:「それは……キミがオーヴァードに成り立てだったからそう見えただけで……」弱弱しく呟く。
七文字なな:「いいえ。……ボクは誰も虐げられることのない世界を作るの」
GM:目を瞑り拳を握ると、少女は階段奥の部屋へと姿を消す。
GM:七文字ななはシーンから退場する。
GM:観衆たちは困惑した様子ながらも1人、また1人と会場を去っていく。
久留間博士:「いやー!キミたち、すごい闘いっぷりだったね!」
GM:流れに逆らうようにして声をかけてきたのは先ほどの少年だ。
平賀迅:「…私の事なら殴られただけだ。文字通り、腹が空いたよ」
柳武歩:「よく間に合ったよ。さすが平賀だ」
八伏正輝:「すまいな、平賀。それと…柳武」
一文字命:「アフロももう大丈夫だと思うよ……うあー、しんどかった……」
久留間博士:「それにしても、キミたち四人とも本当に裏Rファイトに出るつもりなのかい!?すごい度胸じゃないか!」
八伏正輝:「君の問題に首を突っ込むことになるが、許してほしい。彼女は—七文字ななは、俺にとって二人とない人なんだ」
平賀迅:「まあね。……アフロの事もフォローしてくれてありがとう。あそこから別に一戦始まらないとも限らなかったからな」
八伏正輝:歩に、頭を下げながら。
柳武歩:「構わねえよ。こっちだって目当てはシュラだけどよ、どの道そっちに関わらねーわけにもいかなそうだ」
柳武歩:「裏Rファイト。くだらねーイベントだが、出ないわけにゃいかねえ、かな」
八伏正輝:「そう言ってもらえると、こちらも気が楽だ」
八伏正輝:そう笑って、歩に答えてから。
一文字命:「えっ、いや、あたしは別に参加とかそういうつもりでは……えーと……あー……まあ、でも、うん、仕方ないかなー……ほっとくわけにもいかないし……」
平賀迅:「風紀委員としての方針というか、そういうものはあるんじゃないのか? こんな堂々たる校則違反の場所だ」
八伏正輝:「…風紀委員も大変だな。まあ、その目の前で、出場意志を表明しておいて言うのも何だが」
平賀迅:「右も左も違反生徒だらけだぞ。ほら、この久留間だって、違反を自覚して来ていたし。…切符を切れば点数になるのかな?」
久留間博士:「やめてください。何でもしますから」土下座する。
柳武歩:「そもそもこれ、出て大丈夫なのかよ?」149cmの命ちゃんを見下ろして、心配そうに。
平賀迅:「よし、これで情報面の協力者を一人確保だな」
久留間博士:「くっ、この僕としたことが……!」
一文字命:「あたしは風紀委員だからとか、そういうのは面倒だからさー……とりあえずこの状況をどうするかって考えたらさ、直接止めるしかないじゃん?」
柳武歩:(なんだ。それなりに使命感みたいなもんはあんのか)内心で命ちゃんの評価を訂正しよう。
平賀迅:「風紀委員がどうの、という以前の正義感か。うん、それは良い」
八伏正輝:「…難儀だな、役職持ちというのは」
八伏正輝:声色に、好意的なものをにじませて。
平賀迅:「私も番長連からの依頼が軽く契機になっているが、ここまで肩入れしたのは私の独断正義に基づくものだ」
平賀迅:「……ついでに言えば、この催しには仮面が、ディオゲネスクラブが関わっている。あのシュラだけじゃあない。複数だ。"プラネータ"と、そしてもう一人」
一文字命:「まあ、個人的にあんまり見過ごしておくわけにいかないかなってのは確かだし……正直なんとなーくこうなるような気はしてたし……」
平賀迅:「ただ奴が歩の名を掲げて好き勝手暴れて、チームとやらを組んで……で終わるとは限らない」
柳武歩:「だろーな。また仮面連中か…シュラのヤロウ、よりによって」
柳武歩:「この島で一番関わらねえ方がいい連中とべったり絡んでやがるのか」
平賀迅:「そして介入するなら、裏Rファイトに出場するべき……となる訳だ。よし」
八伏正輝:「そういうことなら、話は早いだろう。…もうやめる、と言うまで殴り倒す」
一文字命:「まあ、なんかみんないろいろ込み入った事情とかあるみたいだし……というか一番この状況よくわかってないのあたしっぽいし、いろいろ情報があると嬉しいなー、なんて」
八伏正輝:「リング上でああは言ったが。実のところ、拳で解決するのは、俺の専門分野のようなものだ」
柳武歩:「そりゃいいな、俺も似たようなもんだ。邪魔が入るならそいつらも全員殴り倒す」
平賀迅:「そうだな。一文字命の言う通りだ。どこか適当に、落ち着ける場所に行かないか。傷も治療したい」
八伏正輝:「—と、そうだな。こちらが頼んでおいたのに、気が回らなかった」
平賀迅:「正面から殴っていくにしたって、相手が正面だけから来てくれるとも限らない……現状を取り巻くものはなるべく知っておくようにしようじゃないか」
GM:合流場所は誰かの寮室を使ってもいいし、番長連や風紀委員などの部屋でもいい。
GM:もしくは裏Rファイトの控室でもいいぞ。
柳武歩:「急がば回れ、ってか。ガラじゃねえけど仕方ねえ」
柳武歩:「歩けっか、平賀」
平賀迅:「手足の感覚はもう大丈夫だ。手間をかけさせたな」
平賀迅:裏Rファイトの控室にしましょうか。パブリックだ
平賀迅:近いし
柳武歩:うむ。
八伏正輝:うっす、よいと思います。
久留間博士:「ふむ。それならいい場所があるよ」
久留間博士:「キミたちが裏Rファイトに出るつもりなら、きっとあそこが使わせてもらえるはずだ」
GM:そう言って少年は控室の場所を伝える。
一文字命:「あー、いいねー、なんかもう出場選手って感じでー……あー……またRファイトかー……今度は裏だけど……」
平賀迅:「控室か。ありがとう。……そうそう、君は私か、私たちか、ともかくその辺のマネージャーとかで、申請……というか」
久留間博士:「マジかよ」
平賀迅:「とにかく話を通して入れるようにしておくんで、呼んだら来てほしい」
久留間博士:「わかりました……」泣きながら承諾する。
八伏正輝:「ある意味特等席、しかも風紀委員のお目こぼし付きだ。…そう思っておくといい」
平賀迅:「君の知識は心強いし、こちらには風紀委員が……よしよし。私たちの言う通りにすれば何もかも丸く収まるさ」
八伏正輝:久留間の肩をポンと叩いて、苦笑い。
柳武歩:「番長連と生徒会にも顔が効くからな。そう簡単には逃げられっと思うなよ」
久留間博士:「あ、確かにそうですね!やったぜー!なんか騙されてる気がするけど!」
平賀迅:「行こう。……しかし一文字命、君はRファイトに出た経験もあるのか。全く風紀委員ってのは思った以上に色々やるんだな……」 そんな感じで移動とかしちゃう感じで?
一文字命:「そー、風紀委員、仕事だらけなの、こー見えてあたしも働いてるっていうわけでー」
柳武歩:「夏川チャンなんかもっとビシッとやってんだろーに」
一文字命:「いや、ほらまあ、その、ミナちゃんはほら、あたしより働き者なだけだから……」
平賀迅:「ミナはまあ、働き者というか、真面目というか……しかし風紀委員か……」
久留間博士:「風紀委員に何か思い入れでも?さあ、控室ならこっちだよ!」
GM:と、少年に促されながらキミたちは裏Rファイトの控室へと向かう。
GM:といったところでシーン終了だ。
GM:ロイスの取得やアイテムの購入が可能だよ!
一文字命:ロイスは保留で・・・とりあえずUGNボディアーマーでも
平賀迅:ウワーッ応急手当セットを調達~ッ!
柳武歩:八伏君にロイス取ろう。
一文字命:そうか、応急手当キットが必要かもしれないか・・・
平賀迅:1d6+6=>8
DoubleCross : (1D6+6>=8) → 1[1]+6 → 7 → 失敗
平賀迅:うそやん
GM:ふぁ、ファンブル!
一文字命:あ、1d6になってるよ!
八伏正輝:平賀くんに「■連帯感/劣等感」で取ろう。仲間として共に戦うのは、これが初めてなのだ。
平賀迅:あれっホントだ!なんだこれ!?
GM:あ、本当だ!そりゃあファンブるよ!
平賀迅:振り直させて下さい!
GM:どうぞどうぞ
平賀迅:1dx+6=>8
DoubleCross : (1R10+6[10]>=8) → 9[9]+6 → 15 → 成功
GM:おお。おめでとうございます
平賀迅:フフーン!ここでファンブルを振るほど芸人体質ではない!即使用します!
柳武歩:ロイス:八伏正輝 ○P:親近感/N:圧迫感 で取るよ
八伏正輝:では、こっちでもひとつ応急手当セットを狙おう。
平賀迅:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[2,6] → 8
平賀迅:平賀迅のHPを+8した(HP:36->44)
平賀迅:あっダメージ食らってねえじゃん(駄)
八伏正輝:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6
八伏正輝:あっ駄目でしたね…。
GM:キミたち、さては社会性が低いな……?
柳武歩:しょうがない連中だぜ
一文字命:ひくいでーす
平賀迅:平賀迅のHPを-19した(HP:44->25)
平賀迅:これでよし
GM:素晴らしい。
一文字命:じゃあ応急手当キットを
柳武歩:器物使いでラッキーメダル・ホワイトと一体化。
柳武歩:応急手当セットを買うぜ
一文字命:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 5[5]+1 → 6 → 失敗
一文字命:だめだこの子
GM:命ちゃん……
柳武歩:4DX+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 9[4,7,7,9]+1 → 10 → 成功
平賀迅:ロイス/柳武歩/○親近感/不安 で
GM:おお、やった!
柳武歩:平賀君に渡す!
平賀迅:えっ今日はもういっこ使ってもいいのか!
柳武歩:ああ、いいぞ 遠慮するな
平賀迅:おかわりだ!即使用します!
平賀迅:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[9,1] → 10
平賀迅:平賀迅のHPを+10した(HP:25->35)
平賀迅:最大値-1。これで毒ガスにも耐えられる
平賀迅:以上です
柳武歩:こちらも以上!
一文字命:以上!
GM:では、改めてシーン終了です。
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは流れ的に平賀くんにしようかな。
平賀迅:よしきた
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:42->44)
GM:他の人たちも全員登場するがよいでしょう。
八伏正輝:出るぜー
八伏正輝:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 6[6]+52 → 58
柳武歩:はっはぁ
柳武歩:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44
一文字命:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+3[3] → 53
GM:このシーンは情報交換と簡単な情報収集のシーンです。
GM:裏Rファイト控室。
GM:暗黒地下闘技場の隅に突貫工事で作られた部屋は微妙に薄暗く、壁には恐ろしげなバンドのポスターがベタベタと貼られている。
GM:薄汚れた部屋ながらも必要最低限のテーブルや椅子、ドクターペッパー、ブラックサンダーなどはなんとか用意されているようだ。
一文字命:「もっもっ」ブラックサンダーを食う
GM:キミたちはそんな部屋に案内され、一時の落ち着きを得た。
柳武歩:「バンドのセンスだけは悪かねえな……」どっかと椅子に腰を下ろす。
平賀迅:「ひとまず腰を落ち着けて話すくらいなら不便はなさそうだな……んぐ」 ブラックサンダーを口に咥えて応急手当キットで怪我の手当をする。した(完了)
八伏正輝:「…やはり慣れないな、こういう雰囲気は」 ※外見的にはバッチリである
柳武歩:ベタ甘いものは苦手なのでブラックサンダーには手をつけない。
一文字命:「バンドとかはあんまりよくわかんないけどお菓子あるのはいいよねー……んで、えーっと、どのあたりから聞くとわかりやすいかな」話す情報は特に持ってない人
八伏正輝:「まずはここに来た目的…というより、切欠か。一文字、君は自発的にこういう場所に来る類ではないだろう?」
八伏正輝:そろそろと菓子の山に手を伸ばし、チョコの包みを手に取る。
一文字命:「あたしはそりゃ、風紀委員としての調査だよー……なんでかあたしが選ばれちゃったけど」
柳武歩:「あそこもずっと人足りてねえよな。生徒会も番長もだけど」
平賀迅:「人が余っていても組織としては問題だろうからな。なんでかってのは、まあ……適任だったからじゃないのか?」
柳武歩:「適任……この、ちっこいのが…?」
柳武歩:しげしげと命ちゃんの全身を眺める。
平賀迅:「それを言ったらミナだって細い。オーヴァードは外見だけじゃ判断できないだろう」
一文字命:「全然適任じゃないよー、あたしは運動とか全然だめだしー……」ぐだっとしている小柄少女だ、胸だけは大きい
柳武歩:(それにしても小さ……小さくねえ!?)
柳武歩:思わず二度見してしまうのだった。
八伏正輝:「体格や体力が武器になることは否定しないが、平賀の言うとおり、それだけで決まるわけじゃない。…俺が言っても説得力に欠けるだろうが」
平賀迅:平賀は見ないように努めるタイプ
八伏正輝:でっかい手でチョコの包みを開くのに苦労しつつ。
柳武歩:「おう。全く説得力はねえな…」
平賀迅:「切るか?」 地味にずっと帯びている長剣を八伏くんに見せる
八伏正輝:「で、平賀は…また総番長殿の無茶振り、だったか」
八伏正輝:結構、と丁重に断りつつ包みとの格闘を継続。
平賀迅:「そう。この暗黒地下闘技場の運営にディオゲネスクラブが絡んでいる事を…(言葉を選び)…知ったので、私はここに乗り込んできた。番長連が色々あって機能停止いているので、一応その代わりに、という事になるか」
平賀迅:剣を鞘に収める
一文字命:「番長連に何があったの……」チョコを遠慮なく食べている
柳武歩:「大丈夫なのかよ」呆れ顔。
平賀迅:「トマト祭り……?」
一文字命:「トマト祭り……」
柳武歩:「トマトマ釣り……?」
平賀迅:「……あいつは。"プラネータ"は、面白い物が見れる、と言って、私をここに誘ってきたよ」
一文字命:「……仮面のやつらが関わってるんじゃあ、本格的に放っておくわけにいかないからねー」
平賀迅:「裏でないRファイトを、所詮は競技、ごっこ遊びだと馬鹿にして、ここでなら本物が見られる、とかだったかな」
柳武歩:「絶対ろくでもねえこと考えてんだろうな。すでに十分ろくでもねーが」
一文字命:「まあー、うん、あれだよね、ミナちゃんとかこういうの適任に見えて適任じゃないと思うし、まあ、あたしが選ばれるのは仕方ないとこだったかもねー……」
八伏正輝:「彼らの言う“面白い”は、俺達にとっては厄介事以外の何物でもない。…いや、この学園にとっては、か」
平賀迅:「ちなみにトマトマとはアマゾン南方の奥地に棲息する全長5cm程度の魚の事で、現地ナワ族の言語で『ぴちぴち跳ねるもの』を意味する」
一文字命:「ぴちぴち……」
柳武歩:「そんなもん釣る祭りがあんのか。知らんかった」
八伏正輝:「その本当か嘘かよくわからない薀蓄は何処から引っ張ってくるんだ…」
平賀迅:「が、今回の件とは関係ないな。で、そっちは? やはりあの少女を追ってか」 八伏くんに振る
八伏正輝:「ああ。彼女とは、この島に来る前からの知り合いでな。…こういうイベントに喜び勇んで飛び込むタイプではない、はずなんだが」
平賀迅:「知識ばかりは有り余っていてね」 自分の頭を軽く叩く
平賀迅:「はずなんだが、実際はここに来ていて、どころか主催者の側近じみた事をやっていた、と」
一文字命:「あのバニーちゃんと」
柳武歩:「あの格好も本人の趣味じゃねえんだろーな。なんか裏があるわけだ」
八伏正輝:「…ああいう格好を好む人でもない、はずだ。多分。おそらく。きっと」
平賀迅:ブラックサンダーの山の中から一つだけ白いブラックサンダーを見つけ出し、黙って食べる
柳武歩:「確証なしかよ」
平賀迅:「趣味は多様だ」
平賀迅:「で、その主催者のシュラが、歩の?」
柳武歩:「おお。俺の目的はさっきふんぞり返ってたあいつ。シュラをぶちのめすことだ」
平賀迅:「……とまあ、まとめてみればなんて事はない」
平賀迅:「やはり私たちの目的はおおよそ合致している。シュラと、あのバニー少女と、その背後にいるであろうディオゲネスクラブと。その辺りに用があるという訳だ」
八伏正輝:「つまるところ、勝ち上がるしかない、というわけか」
平賀迅:「もちろん穏当でない手段を多分に含んでね」
柳武歩:「まあな。ただ、仮面の連中やらバニーやらより、俺はシュラを最優先すっからそこは悪く思わないでくれよ」
八伏正輝:むん、と小さく気合を入れて包みをオープン。中身が、砕けている。
平賀迅:「それが現状、間違いない方法だと思う。だがまあ、案外調べてみたら抜け道もあるかも知れんぞ」
平賀迅:「あのシュラも、皆が見ていない所ではものすごい怠惰で、所構わずグースカ寝てしまうので闇討ちは比較的容易、だとか、そういう可能性も、まあ、なくはない」
八伏正輝:「……。そう、だな。頭を抑えるのは、間違いではないはずだ」
八伏正輝:砕けたチョコ菓子を、ざらっと口に流し込んで飲み込む。
一文字命:「それなんて無道ささき?」
柳武歩:「あるかアホ。SSランクだぞあいつ」
平賀迅:「最優先が個人の目的でも構わないだろ。だが無茶はするなよ」
柳武歩:「……無茶でもしなきゃ勝てそうにねえんだよ」爪を噛む。
平賀迅:「あくまで噂を小耳に挟んだだけだが、アカデミアで数人しかいないSSランクの一人はひどく病弱で寝たきりの生活を送っている……らしいし」
平賀迅:「そうそう、総番長だってあの強さですぐ寝るし、キレるとトマトマを釣り始めるし……」
八伏正輝:「…番長連のSSランク保持者は、飛行可能な生徒と協力して絨毯爆撃を敢行したとも聞いたが」
一文字命:「あー……ほら、うん、ランクとか、さ、あんま、関係ないよ、うん、うん」
一文字命:表向きはCランク−だ
平賀迅:「無茶しなきゃ勝てないんなら生きて逃げた方がマシだね。命あっての何やらだ」
八伏正輝:「ああ、ついさっき言ったばかりだったな。体格、体力、ランク…そういったもので全てが決まるわけでは、ない」
八伏正輝:命の言葉に、頷きながら。
平賀迅:「殲滅番長なあ……」 直接の因縁はないが思う所はあるのだ
柳武歩:「……」
平賀迅:「……ともかく、何か弱点が分かって正攻法じゃない方が楽だとわかったなら、そっちから攻めるべきだ。他にも気になる事は色々ある」
平賀迅:「今すぐ試合ってんでもないだろう。とりあえず調べてみよう。あのメガネとか使って」
一文字命:「エリーゼ元気かなあ」ぼそりと言う
八伏正輝:「となれば、あとはいつも通り、事前に積み上げられるだけ積み上げよう」
柳武歩:「ハア。やっぱり、また向いてねえ事やらなきゃならねーのか」
柳武歩:うんざりした表情。
GM:では、今のところ調査可能な情報収集項目についてお話しましょう。
GM:情報収集項目1
・裏Rファイトについて〈情報:アカデミア、噂話〉〈知識:古代遺跡〉難易度7
・裏Rファイトのルールについて〈情報:アカデミア、Rファイト〉難易度8
GM:大会前に調べられるのはこの二つだ。
柳武歩:古代遺跡 何
GM:シュラについては大会の優勝者以外は直接会うことができないため、今のところは調査不可。
柳武歩:チッ…!
平賀迅:はい!社会1アカデミア1コネなしです!
GM:キミ……。
柳武歩:こ、このパーティ社会低ッ!
一文字命:社会1アカデミア1コネなしです!
平賀迅:カネなら高速振動ブレードに捧げたよ……(ニヒル)
GM:ニヒルかなぁ。
柳武歩:一応ダイスは4つ振れるので8のほう行ってみましょうか
八伏正輝:肉体で情報収集ができればな…(ゴリラ)
平賀迅:よっ、社会派!
GM:まあ、最悪判定に失敗した場合、情報なしで大会に行ってもいいし、もう1シーン費やしてもいい。
八伏正輝:とりあえず、裏Rファイトについて素振りしてみましょうか。
平賀迅:お願いします!
八伏正輝:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10
一文字命:やったー!
柳武歩:スゲエ
八伏正輝:ヤッター!
GM:高い!
GM:判定は無事に成功!
柳武歩:じゃあ自分は裏Rファイトのルールについて。
柳武歩:器物使いを使用し、ラッキーメダル・ホワイトと一体化して<情報:アカデミア>で調べるよ
柳武歩:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[3,6,9,9]+2 → 11
GM:さすがですね。
平賀迅:よっ!社長!
一文字命:クール
GM:では、順番に公開していきましょう。
柳武歩:何をしているのかよくわからないのが難点だ。一体化解除。
GM:まずは裏Rファイトについて
GM:暗黒地下闘技場で行われている闘技大会。主催者はシュラで、七文字なながその右腕として用心棒的な役割を果たす。優勝者には身体能力が飛躍的に向上する仮面が渡され、チームに迎え入れられる。シュラは優勝者にのみ会って真の目的を語っているという。
GM:また、暗黒地下闘技場はアカデミアにあった地下遺跡に手を加えて会場として使用しているようだ。なお、闘技場のリングで闘う時は何らかの特別な理由によってエフェクトを使用しても侵蝕値が上昇しないようになっている。
八伏正輝:うわあ便利。
柳武歩:すごいやん。
平賀迅:マジかよ
一文字命:すげえ
GM:何らかの特別な理由が何なのかについては後で調査するとよいでしょう。
GM:では、次に裏Rファイトのルールについて
平賀迅:わかるかなあ
GM:勝ち抜きのトーナメント戦が行なわれ、相手を行動不能にした者が勝利となる。今のところ辛うじて死者は出ていないが、重傷者は続出している。
GM:次の大会は既に四人の出場者が決まっており、一回戦はNPCを相手にした判定となる。難易度は出場者のうちマスターブレイドが最も高く、キングキマイラ、チャパティ先輩、パルテノンと続く。二回戦以降は勝ち上がったPCたちによる特殊ルールでの対決が主となる。
GM:以上です。
平賀迅:キングキマイラも強いのだなあ
GM:キマイラですからね。
八伏正輝:キマイラファイトの予感…!?
GM:あとはこの情報を共有してもいいし、眼鏡くんの登場を待ってもいい。
平賀迅:砕いたブラックサンダーをふりかけたバニラアイスを食べて話を聞くか久留間くんを待つかします
一文字命:話が来ないと永遠にブラックサンダーをもさもさしています
柳武歩:「あ?さっきからケツに敷いてたの、クッションかと思ったらルールブックじゃねえか」
柳武歩:「道理で硬てェと思った」
平賀迅:「ん。本を尻に敷くのは感心しないな、歩。普段もそんな事をしているんだろう。もぐ」
八伏正輝:「…まあ、見つかったならよしとしよう」
柳武歩:というわけで情報収集の結果を棒読みで読み上げます。
平賀迅:「本は椅子より低い位置に置いてはならない。ブラウニーが中身を持って消えてしまうのだ……なになに」 聞く
八伏正輝:「明らかに一人正体を隠す気ゼロの出場者がいるんだが」
一文字命:「ブラウニー?木槌もった仲間になるやつ?」
柳武歩:「なんだこのふざけた面子は……チャパティ先輩って誰目線で先輩なんだコラ」
一文字命:「うーん、マスターブレイドかー、こわいなー……」
平賀迅:「知っているぞ。それはドラゴンクエストだな。しかしあの木槌を持ったイメージは伝承としては歴史が浅く……」
平賀迅:「まあ、誰に対しても後輩のように振る舞うヤツもいるしな。……しかし、マスターブレイドか」
八伏正輝:「…しかし、レネゲイドの侵蝕が抑えられるとはどういう理屈だ。そんな技術があれば…いや、この島ゆえの特殊性か」
平賀迅:「ディオゲネスクラブが糸を引くからといってこうも堂々と出て来るか。……難敵になるだろうな」
八伏正輝:歩が読み上げたルールの一節に、引き寄せられるように反応して。
平賀迅:「そうそう、正輝もそこが気になったか」
平賀迅:「うまく今の連中を追いやってここを確保できれば、アカデミアのオーヴァード教育の様はかなり変わってくるんじゃないか?」
柳武歩:「後先気にしねーで思い切りやれんのは便利だな」ぶつぶつ呟き、想定する戦法を組み直している。
一文字命:「それにしても仮面、チーム、目的かー、なんかやな響きだねー」
八伏正輝:「…或いは、だからこそ秘されたのかもしれないな。この学園のモットーは、融和だろう。…だのに、オーヴァードだけが無制限に力を振るえるとなれば」
八伏正輝:「…いや、済まない。後ろ向きなことは、今は考えない方が良いな」
平賀迅:「気に病みすぎだ」 肩をすくめる 「無制限と言ったって、場所という制限は揺るがない。良い方向での活用の方が簡単だよ」
平賀迅:「……強き者こそが絶対の正義、とかいうのが理想だと言っていたか? で、チームで目的な……」
平賀迅:「…ともあれ、すぐに実利になりそうな話はなさそうか。ま、ルールが分かったでも十分だな」
柳武歩:「あいつらが何企んでようが、潰しゃ終わる話だからな」
八伏正輝:「後は追々、だな。…久留間の調べ物で、当たりが出るといいんだが」
八伏正輝:机の上のペットボトルを、そろりそろりと開けて、一口。
GM:では、そこに眼鏡の少年がやってくる。
一文字命:「はぁー、結局のところ、今は戦うのが一番早いかー……つらいなぁー……」ぐだぁー
八伏正輝:「……………。ああ、お帰り」
久留間博士:「皆さん、お疲れ様です!……調子はどう?」
八伏正輝:この世の終わりのようなしかめっ面で。
久留間博士:「あ、ドクターペッパー飲んでる」
平賀迅:「ブラックサンダーをアイスに振りかけるとそこそこいける」
柳武歩:「シャキッとしろよお前……なんで風紀委員が真っ先にダレてんだ」
久留間博士:「む、それは興味深い情報ですね」平賀くんの話を聞いて眼鏡を上げる。
一文字命:「あたしは風紀委員の中でも最弱……最もだらけている……」
久留間博士:「僕の方でも少し調べてはいたけど、めぼしいアタリはなしですかね。分かったのは……」
久留間博士:「やはりシュラに直接会って話をするためにはトーナメントを勝ち上がるしかないこと」
久留間博士:「それから、チャパティ先輩がインド人であるということぐらいですね」
平賀迅:「やはりな」 両方の情報に頷く
柳武歩:「抜け道なんざ無し、か」
一文字命:「わぁー、ゆうえきなじょうほうだぁー」
柳武歩:「すげーーどうでもいいな……」後半部分に顔をしかめる。
久留間博士:「チャパティ先輩のビザが1か月前に切れているということも分かりました」
柳武歩:「帰れよ!!」
久留間博士:「ああ、それから」
八伏正輝:「何なんだこのイベントは…」
八伏正輝:頭を抱える。
久留間博士:「皆さんの代わりに次の大会のエントリーは済ませてきましたよ。いやー、変装しながら四回も受付所に通うのは大変だった」
平賀迅:「ま、違法だと言ったらこの場にいること自体が違法だからな……」
一文字命:「えっ、なにそれ……」
柳武歩:「何だお前。有能というより気持ち悪い」ドン引き。
久留間博士:「ふっ、僕はRファイトの専門家ですからね。どうすれば書類を偽造できるかくらい知り尽くしています」
柳武歩:「体格が!全然違ェだろが!!」
八伏正輝:「行動力があるのは、まあ、いいことだ。…遠からずやらなければいけないことでは、あるしな」
久留間博士:「歩さん、声が大きい!何はともあれ、これで四人とも無事に出場できますよ!」
平賀迅:(それは偽造する必要のある書類だったんだろうか……最初から私たちが動いていれば良かったのでは……)
一文字命:「まあ、こうなる予感はしてたけど……いざとなるとなぁー……」
平賀迅:「ま、ともかくありがとう。手間も省けたし、情報も助かった。今後も頼む」
一文字命:「いっそそのままあたしの代わりに出てみない?裏Rファイト」
久留間博士:「いえ、僕、オーヴァードじゃないので……」
久留間博士:「あと、闘いは見て楽しむのが一番ですし……」
久留間博士:「今後も頼むと言われましたので、では早速!」
柳武歩:「お前はいい加減腹をくくれ腹を」命ちゃんの襟首を掴んで持ち上げる。
久留間博士:「これからの闘いについて、Rファイトの専門家としての見地から述べさせてもらいますね!」
一文字命:「ぐえー!わ、わかってるよ!冗談だってばー!」
柳武歩:降ろす。
久留間博士:「ズバリ!4人で出場するということは、もしかするとトーナメントの途中でお互いにぶつかることになるかもしれないということです!!」
平賀迅:「そうそう、適材適所。私たちには私たちの、彼には彼の適役がある」
八伏正輝:「…まあ、道理だな」
柳武歩:「おう」
GM:眼鏡の少年は早口で話し始める。Rファイトの話になると早口になって気持ち悪いのだ。
久留間博士:「いえ、逆に言えばですよ!その分だけ誰か1人が優勝できる確率は高まるということでもあります!」
久留間博士:「だから、今回はむしろ誰か1人が勝ち残ってシュラに辿り着ければそれでよいと考えるべきかもしれません!」
平賀迅:「どちらにせよ優勝者は出場者中一人。そう考えると私たち四人がフルで出られるのは好都合だ」
平賀迅:「大まかな目的は同じはずだからな」
柳武歩:「たぶんこれ全員最初からわかってたんだが、何を興奮してんだこのメガネは」
久留間博士:「顔見知りが相手だからといってあまり手を抜いて闘っているとシュラに怪しまれる可能性はありますが……でもどうしてもダメな時の奥の手があります!」
八伏正輝:「しかし、俺達の中で2人がぶつかったとして、八百長、というわけにもいくまい。…せめて、“試合”には見えるようにしないとな」
一文字命:「おっけー、やられ役なら任せて!……あ、本気でやります本気でやります」また掴まれる前に謝るスタイル
久留間博士:「それは……棄権することです!」
柳武歩:「奥の手?」
一文字命:「棄権!!」
八伏正輝:「柳武。男には…いや、人には、打ち込めるものが必要なんだ。分かってやってほしい」
八伏正輝:自分も若干引きつつ。
久留間博士:「皆さんはご存知ないでしょうが……闘いというのは棄権すれば戦わずに済むものなのです!」
柳武歩:「こいつ俺らバカにしてねえか?殴っていいか?」
一文字命:「そっかそっかなるほど……そうだったのか……いやー知らなかったなー……」
久留間博士:「ただこれは一度使えば試合を敗北になるという諸刃の剣でもある。あくまでも奥の手とお考えください」
平賀迅:「まあそう言うな。知ってる事は何でも言ってくれるくらいがちょうどいい。達人にとって常識と非常識の区別は難しいからな」
柳武歩:「にしても限度があんだろうがよ…ま、そもそも棄権なんか縁のねー話だ」
久留間博士:「僕から伝えられることは以上です。これで皆さんはもう一人前のRファイト選手と言えるでしょう!」
久留間博士:「いやー、こういう台詞一度言ってみたかったんだ」
平賀迅:「よし。教えてくれて助かった。礼をやろう。これからも何かあれば何でも伝えてくれ」 ブラックサンダーを投げ渡す
久留間博士:「わあいブラックサンダー!博士、ブラックサンダー大好き!」
久留間博士:「モグモグ……それじゃあ、皆さん大会頑張ってくださいね。僕も陰ながら観戦しています」
八伏正輝:「…ともあれ、これでひとまず、やるべきこと、出来ることは分かった、というわけだ」
GM:と、そこで闘技場の方から歓声が聞こえてくる。
平賀迅:「……実際、私たち同士でぶつかったら、棄権は現実的なチョイスだろう。いかに侵蝕が抑えられるからといって、思わぬ事故が出ないとも言えない」
平賀迅:「歩や正輝には勝ちを譲るさ。命は……っと、賑やかしくなってきたか」
平賀迅:「……始まるかな?」
久留間博士:「……おや、そろそろ対戦相手の発表があるようですね。皆さんも向かった方がいいかもしれません」
久留間博士:「僕は先に行ってますね!うひょーい!楽しみー!」
GM:眼鏡の少年は駆け出していく。
一文字命:「どっちにしても一戦は真面目にやらないとだめだよねー……ちょっとだけがんばろう……」
八伏正輝:「…空気に飲まれないよう、気を引き締めないとな。リングには魔物が棲んでいる、とはよく言ったものだ」
平賀迅:「もし一戦目で全員勝てれば、それほど楽な事はないんだが、さてな……」
柳武歩:「行くか」
平賀迅:久留間くんにつづいて発表を見に行こう
柳武歩:立ち上がって腕を伸ばしつつついて行こう。
八伏正輝:「ああ」
八伏正輝:ごきり、と首を鳴らして、表に向かおう。
柳武歩:「組み合わせ次第だけどよ。さっきも言ったけど、俺は譲る気はねーからな八伏」
一文字命:「うい、行くかー……」最後にチョコをひとつかみして行く
八伏正輝:「君にそう言われると、悪い気はしないな。…ああ、望むところだとも」
八伏正輝:内心若干ビビりつつ、笑って応える。
GM:では、キミたちが会場の方に向かったところでシーンは終了だ。
GM:ロイスの取得と購入判定が可能ですよー。
平賀迅:ロイスは保留。調達はー
平賀迅:UGNボディアーマー行ってみよう
平賀迅:1dx+6=>12
DoubleCross : (1R10+6[10]>=12) → 2[2]+6 → 8 → 失敗
一文字命:ロイスは保留、UGNボディアーマー狙い!
平賀迅:アイス買っちゃったからなー!以上で
GM:社会性の低さが露呈してきました。
一文字命:1dx+1=>12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 5[5]+1 → 6 → 失敗
一文字命:クソザコ
GM:キミもか!
八伏正輝:ではこちらもボディーアーマーを狙ってみよう。
柳武歩:ロイス一枠残して!UGNボディアマ!
八伏正輝:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5
柳武歩:例によって器物使いでラッキーメダル・ホワイトと一体化
八伏正輝:駄目だったね!
柳武歩:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,5,8,10]+9[9]+1 → 20
柳武歩:ワオ…
GM:おお、すごい。
平賀迅:社長~~!
GM:歩ちゃんがこのパーティーの希望だ。
八伏正輝:ヒェッ…
柳武歩:自分で装備する。一体化は解除!
平賀迅:たからなきゃ
一文字命:かっこいいー
GM:では、全員判定が終わったので改めてシーンを終了しましょう。
GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは歩ちゃん。
柳武歩:ういーす
GM:他のPCも全員登場でお願いします。
一文字命:出るしかないぜ
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:44->53)
一文字命:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+5[5] → 58
柳武歩:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 2[2]+44 → 46
柳武歩:みんな待って
平賀迅:アゲていくぜ!
GM:このシーンは対戦相手決めと、そして第1回戦のシーンになります。
八伏正輝:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 1[1]+58 → 59
GM:おしい。
GM:キミたちはかがり火の炎が炊かれた暗黒地下闘技場にやってきた。会場には既に多くの生徒が詰めかけている。
GM:シュラは階段の向こうの玉座にどっしりと構えている。傍らでかがり火がメラメラと燃える。
シュラ:「これ熱い……」
GM:その横に控えるのはバニーガール姿の少女だ。
七文字なな:「我慢してください」
平賀迅:アイスを急いで食べ切ろうとしている
シュラ:「うん……」
柳武歩:(シュラ、相変わらず頭悪いな……)
GM:シュラは会場に詰めかけた観客たちを見渡すと、玉座から立ち上がる。
柳武歩:昔、同じチームに居た時は幾度となく見た光景だ。
シュラ:「これより、新たなる裏Rファイトを開始する!」
GM:観客たちの大歓声が沸き起こる!
シュラ:「まずは対戦相手の決定からだ!組み合わせはランダムに決定される!これを見るがいい!」
GM:会場中央の金網リングに巨大なバナナの房が出現する!
シュラ:「おのおの、好きなバナナを選ぶがいい。中に書いてあるナンバーが対戦カードとなる」
一文字命:「なんでバナナ……?」
マスターブレイド:「いや、バナナはエネルギー効率の極めて良い食べ物だ。ヤツめ、只者ではない……」鬼面の少年が腕組みをしながら呟く。
八伏正輝:「…案外、与太話にこそ真実があった…のか…?」
柳武歩:「今度こそ殴りにいっていいか?」
シュラ:「では、参加者たちは順に前へ!」
八伏正輝:「…食べなければ中のカードも見れないな、これは」
GM:キミたちより先んじてエントリーした選手たちがバナナの房をもぎとっていく!
八伏正輝:般若面にアホ毛の青年をチラ見。
マスターブレイド:「めっちゃ楽しみ」
パルテノン:「ウオオオオ!モテたい!」
平賀迅:「南亜原住民の戦士たちは、もぎ取ったバナナの中身で直近の戦いの結果を予測したという。あるいはその故事にちなんで……」 バナナを取る
チャパティ先輩:「オジサン、日本来た時から思てた!日本のカレー美味しいネ!特にネ、カレールー、これネ。これインドにはないヨ。これ知っちゃったラ、カレー粉なんてもう使えない。あと、牛肉!オジサン、日本来て初めて牛肉食べたけどネ」
キングキマイラ:「グルルルルルルル!!」
GM:すると、壁面のトーナメント表に出場者たちの名前が表示されていく!
柳武歩:「インド野郎クソうるせえ」イライラしながら乱暴にバナナを取る。
一文字命:「なんでもいいけどバナナおいしいねこれ」
GM:一つ目の対戦枠にパルテノン!次の対戦枠にマスターブレイド!
GM:逆側ブロックになる三つ目の対戦枠にチャパティ先輩!最後の対戦枠にはキングキマイラ!
八伏正輝:「…まあ、これがルールなら仕方ないか」
GM:と、いうわけでここからはキミたちにもクジの結果を見てもらいましょう。
八伏正輝:ゴリラじみた太い腕がバナナをもぎ取る。
GM:パルテノンの隣が①、マスターブレイドの隣が②、チャパティ先輩の隣が③、キングキマイラの隣が④とします。
GM:行動値順にchoice[①,②,③,④]でクジを引くといい!
八伏正輝:そ、そんな機能が!
柳武歩:行動値…俺か。
GM:まずは歩ちゃんからだ!
柳武歩:次の人は出た番号抜かしてチョイスすればいいわけね
GM:そうなります。
柳武歩:choice[①,②,③,④]
DoubleCross : (CHOICE[①,②,③,④]) → ②
平賀迅:ワーオ
一文字命:クール
八伏正輝:おお…一番激しいところに…
GM:一つ目の対戦カードは柳武歩VSマスターブレイド!
平賀迅:じゃ次私回そうかな
一文字命:OK!
平賀迅:choice[①,③,④]
DoubleCross : (CHOICE[①,③,④]) → ④
GM:次は平賀迅VSキングキマイラ!
八伏正輝:イロモノ2人が残ったぞ!
一文字命:やるぜー
一文字命:choice[①,③]
DoubleCross : (CHOICE[①,③]) → ①
平賀迅:キングキマイラも十分イロモノなんだよなあ
GM:一文字命VSパルテノン!
GM:最後に八伏くん!
GM:クジを引くのだ!
平賀迅:さあ、対戦相手は誰か……!?
八伏正輝:引くぜー超引くぜー!
八伏正輝:…一枚しか無ェじゃん!?
GM:いいから引けー!
柳武歩:約束された流れだな
八伏正輝:アッハイ
八伏正輝:choice[③]
八伏正輝:流石に対応してないようです先生!
GM:あっ、これ一つだと振れないんだ
GM:最後の対戦カードはまさかの八伏正輝VSチャパティ先輩!
平賀迅:融通の利かんとふめ
柳武歩:意外だ。
GM:対戦の決まった相手がキミたちを睨みつける!
八伏正輝:「…ものすごいスパイス臭がする」
柳武歩:「は。俺が一番マトモな奴と当たったか」口の端を持ち上げる。
一文字命:「パルテノン……?」
パルテノン:「あっ、可愛い……」
マスターブレイド:「フッ、精々楽しませてもらうとしよう」
平賀迅:「知っているか。多くの哺乳類にとってチョコレートは毒物だ……」 ブラックサンダーを見せつける 「ゆえに、お前は私に及ばない」
チャパティ先輩:「オジサンね、ビザ切れちゃって。このままだと国に帰らないといけないのヨ。それ、困るよネ」
キングキマイラ:「グルルルルルルル!!」
シュラ:「全ての対戦カードがこれで決まったようだ!誰が最も強いのかを証明する闘いがこれから始まる!」
一文字命:「……まあ、相手はともかくとして、これはかなり運がいいんじゃない?」
シュラ:「声を上げろ!拳を振り下ろせ!お前たちの目の前で真の強者が誕生するのだ!」
柳武歩:「まあな。いきなりカチ合ったりはしなかったか」
GM:観客たちの大歓声だ!
八伏正輝:「ああ。だが、やはり—」
八伏正輝:「—こういうのも悪くないと。そう思わせる何かが、このリングにはある」
八伏正輝:拳を握り締め、小さく笑う。
平賀迅:「熱に浮かされるなよ。あくまで私たちの目的は、この場を根こそぎひっくり返す事だ」
平賀迅:「これはそのための手段。……さて、それで私は、何でこのチョコも食えないケダモノと戦えば良いんだ?」
キングキマイラ:「グルルルル……」
平賀迅:「表の方では何やら色々競技があったが、裏ともなればさすがに勝負は一つしかないか……?」
八伏正輝:「ああ、分かっているともさ。—この言葉が相応しいか、判断に迷うところではあるが—」
八伏正輝:「互いに、武運を」
八伏正輝:歩に、命に、迅に。拳を突き出して、告げる。
柳武歩:「おお。あんなのに負けんなよ、お前ら」
柳武歩:ぞんざいに拳を合わせる。
一文字命:「まあ、うん、そうだね、一応、頑張ってくるよ」拳をこつん
平賀迅:「おっと、何だ。やるからには当然、勝つさ。全戦な」 しっかり拳を押し付ける
シュラ:「早速第1回戦を始めるとしよう!この場で求められるのは、純粋な力と力のぶつかり合いのみ!」
シュラ:「一文字命!パルテノン!両者ともリングに上がれ!」
シュラ:「パルテノ……変な名前……」
パルテノン:「ふっ、この俺の大理石製のボディにこんなガキの攻撃が通用するかな」
GM:パルテノン神殿めいた外見の大男は颯爽とリングに上っていく。
一文字命:「大理石製なの……」
平賀迅:「あいつの戦いは見た事がある。見ての通りの巨躯だが、恐れる事はない。所詮はただの古代神殿だ!」
一文字命:「古代神殿と戦うのは初めてだなぁ……」
柳武歩:「頑張れよ。硬い奴は壊れるまで殴りゃいいんだ」雑アドバイス!
平賀迅:「ちなみに重力使いだ」
八伏正輝:「早くも色々おかしい点ばかりの相手なんだが、大丈夫かこの大会」
一文字命:「そっちの方が情報大事っぽい……!……いこう」
柳武歩:「考えるな八伏。今からそんなだとお前の相手のあたりがかなりつらいぞ」
GM:では、ここでルール説明をしておきましょう。
GM:第一回戦は全員に〈白兵〉で判定をしてもらいます。
一文字命:白兵!
GM:成功するとノーダメージ、失敗すると3d10のHPダメージです。
柳武歩:なかなかいいダメージを!
GM:判定に成功したうえで、ダメージロールで20点以上を出すと戦いは無条件で勝利となり、ダメージが足りないと同様に3d10のダメージを受けてもらいます。
八伏正輝:20か…でかいな…
平賀迅:なるほど
GM:判定に失敗したりダメージロールが足りなくてもHPダメージを喰らうだけで、二回戦に進むことはできます。
GM:ただしマスターブレイドが相手の場合のみ判定に失敗すると即座に戦闘不能となり試合は敗北です。
柳武歩:ええええ
一文字命:マスターブレイドこえー!
平賀迅:ガチだ
八伏正輝:ヒェーッ
GM:それから、情報収集でも判明したとおり、エフェクトを使用した場合でも侵蝕率を上げる必要はありませんが、こちらで管理しておかなければいけないため何点上がるはずだったかは報告をお願いします。
平賀迅:管理は大事だもんなあ
柳武歩:はあーい
平賀迅:ちなみにこれ、シナリオ○回の回数は普通に消費しますか
GM:あー、それはどうしようかと思ったんですけど、どうしてもエフェクトによる侵蝕率の上昇しか無効にできないようになっているんですよね。
平賀迅:承知しました。ま、それくらいは大丈夫です!
平賀迅:私は他には特にないかな
柳武歩:こちらも了解
GM:なので、あとで何かしら救済措置はあるかもしれませんが、今は使用回数は減らしておいてください。
一文字命:OK!
平賀迅:おお、救い可能性……
GM:それと、同様にエフェクト以外による侵蝕率の上昇は通常通りに適用されますので、よろしくお願いします。
八伏正輝:はーい。こちらは特に質問は無しで。
GM:では、説明は以上!
GM:試合開始直前!
GM:バニーガール姿の七文字ななは観客の近くを回って賭け金を集める。
GM:少女の広げるバニーガール帽に勝利予想を書いた紙やお金、単位などが大量に投げ込まれる!すごい熱狂だ!
七文字なな:「賭けは締め切るわ」少女は玉座に座るシュラに視線を送る。
シュラ:「では、第一回戦を開始する!」
GM:リング上!
GM:命ちゃんの目の前にはパルテノン神殿めいた巨漢の大男が立ちふさがる!
一文字命:「おー……近くで見るとまた……なんか……すごいね……いろいろと」
パルテノン:「モテたくて生徒会に入ったものの全くモテなかった恨み、お前で晴らさせてもらうぞ!」
GM:男は大理石製の拳を打ち付ける!
柳武歩:「100%八つ当たりじゃねえか」見学席でぼやく。
パルテノン:「この大会で優勝すれば、俺は一躍スターだ!」
一文字命:「あ、あたしにそんなこと言われても困るなー……亜鷺とかに……それもやつあたりだね」
パルテノン:「や、山縣さんにそんなことできるわけないだろ!近くにいる目つきの悪い男も怖いし!」
一文字命:「あー……」
パルテノン:「とにかくお前で憂さ晴らしだーッ!」
平賀迅:「モテない理由というのはよく分かるな」
GM:パルテノン神殿めいた男の体から重力波が広がっていく!
八伏正輝:「…面倒くさい奴だというのは、よくわかった」
GM:その波はキミの体を絡め取ろうとする!
平賀迅:「…モテか…」 ぬるそうな試合なので緊張感がなく、余計な事を思い出している
パルテノン:「こうして動けなくしたところを、この自慢の拳で一撃粉砕よ!」
一文字命:「まあほら……恋愛に縁がないってのはあたしも…………」侑生のことを思い出してちょっと固まる
一文字命:「い、いやいや、と、とにかく、まあ、その、あれよ、もっと、別の場所で、頑張った方が、いいよ!」
GM:というわけで命ちゃんは判定するなら〈白兵〉で難易度は11だ!エフェクトの使用は可!
パルテノン:「ええい!黙れ!こうなれば女なら誰でもいいわーッ!」
一文字命:おう!距離とかは気にしなくていいね!
一文字命:「うわっ、流石にそれは引く!」
GM:距離は必要な場合は5メートルとしましょう。なければなくてもいい。
一文字命:〈コンセントレイト:ハヌマーン〉+〈音速攻撃〉+〈さらなる波〉!で!
一文字命:侵蝕値は6!
GM:了解!
GM:では、いつでも判定をどうぞ!
一文字命:振る!
一文字命:7dx7+4
DoubleCross : (7R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,4,4,9]+1[1]+4 → 15
一文字命:あぶねえよ!
GM:判定は成功!
GM:では、続いてダメージロールを!20以上出れば勝利だ!
一文字命:2d10+6+9
DoubleCross : (2D10+6+9) → 3[1,2]+6+9 → 18
一文字命:ひどい!やる気がなさすぎる!!
GM:で、出目が!
八伏正輝:これはひどい。
柳武歩:すごいやる気の無さ表現だ!
平賀迅:気力ww
GM:では、キミは戦いには勝利できるが、苦戦は免れ得ない!
パルテノン:「うおおおお!俺のこの巨漢からまさか重力が放たれるとは思うまい!」
一文字命:「あーもー!だから侑生のあれはそういうのじゃなくってー!だからえーっと、あれがあれだからあれであれが……!」なんか勝手にそれどころではない!
GM:そうしているうちにキミの体は重力によって拘束される!
一文字命:「ぐえーっ」
平賀迅:「……侑生……?」 《地獄耳》をそばだてる
パルテノン:「捕えたり!我が大理石製の拳を喰らうがいい!」
GM:巨大な拳がキミの体に振り下ろされる!
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 15[6,4,5] → 15
GM:15点のHPダメージ!
一文字命:「ぎゃふん!」それはちょうど半分減ったね!
柳武歩:「あっ、やべえ。まともに入ったんじゃねえのか!?」顔をしかめる。
パルテノン:「ふっふっふ、どうだ、俺の攻撃は。……あっ、久しぶりに女子の体に触った」
八伏正輝:「…精神的ダメージの方が大きそうだな、あれは」
一文字命:「あうううう……なんかもう変な事考えてたせいでもう……」
一文字命:「斬るの遅くなっちゃったよもう……」
パルテノン:「まだ起き上がるか!今度こそトドメを……何?」
一文字命:パルテノンの体にディスク状の刃が複数食い込んでいる!
GM:パルテノンの大理石製の体が切断される!
パルテノン:「ば、バカなー!?」
柳武歩:「おお…!?」
パルテノン:「いったい、いつの間に……!」
GM:パルテノンは悶え苦しむ!
一文字命:「いや、ほら、本当はもっと早くやるつもりだったんだけどさ、なんかさ、うあー!もう!」
一文字命:「とりあえず憂さ晴らしだーっ!」
パルテノン:「や、やめろ!俺は悪くない!」
平賀迅:「同レベルだ……」
一文字命:ディスク状刃が回転、集束!その剣で一気に斬り抜く!
パルテノン:「そ、そんなーッ!?」
GM:パルテノン神殿めいた巨漢に幾筋もの線が入り、切断される!
GM:パルテノンは行動不能!
パルテノン:「俺は……もてたかっただけなのに……」
一文字命:「えーと、ほら、あれだよ、みねうち……じゃないけど、まあ、重傷じゃないから、保健室とかで休みなさい」
一文字命:「あとモテたいなら、その、あたしが言うのもなんだけど、もっと言動とか、どうにかしたほうがいいと思う……!」
パルテノン:「て、天使だ……。生徒会を辞めて風紀に入ろう……ガクリ」
八伏正輝:「…あれは、一生、あのままかもしれんな」
シュラ:「勝負あり!勝者、一文字命!」
GM:観客席からは大歓声が巻き起こる!
平賀迅:(風紀に入る……) 考えこむ表情
柳武歩:「おいおい。スピードも威力も、どう考えてもCランク-ってレベルじゃなくねーか」
柳武歩:拍手しながら唖然としている。
平賀迅:に、少し遅れて拍手をする
一文字命:「あー、あー、えと、どーもどーも……思ったより痛い……」
平賀迅:「気性の問題かもな。やるべき時でなければやれない、とか」
柳武歩:「…なるほど」
八伏正輝:「…何にせよ、まずは無事…とも言い難いが、切り抜けられてよかった」
八伏正輝:控えめに拍手しながら。
平賀迅:「君も似たような物"だった"ろう。……さて、次か」
シュラ:「次の試合!柳武歩!マスターブレイド!双方、リングへ!」
シュラ:「(さあ、歩。見せてもらうぞ、今のお前の力を)」
シュラ:「それにしてもマスターブレイドって変な名前。本名かなぁ」
柳武歩:「まあな……今は、ちょっとはマシになったはずだ」
柳武歩:「あのトレーニング、結構効いたからよ」
平賀迅:「そいつはいい。……何、そう気を張るなよ。恐らく二合目を許してくれる相手じゃあない」
平賀迅:「つまり短期決戦。歩、君が最大限スペックを出せるフィールドって事だ。常の通りにやればいい」 軽く背を叩く
一文字命:「……ぐう」観客席に戻るなり寝ている
柳武歩:「……ああ。分かってる」
柳武歩:立ち上がってリングに向かおう。
マスターブレイド:「さて、存分に死合うとしよう」鬼面の少年はリングに上る。
GM:リング上。
GM:鬼面の少年は日本刀を構え、キミに向き合う。
マスターブレイド:「裏で糸を引くのも悪くはないが、やはり戦いとは己が肉体でやり合ってこそよ」
柳武歩:「そうかよ。仮面の中でもなんぼかマシだな、お前」
マスターブレイド:「ふっ、見れば貴様もそれなりに死線はくぐってきている様子。どこまで俺を楽しませてくれるか」
GM:少年は腰を落とし、刀を引く。
柳武歩:「せいぜい気張れや。あんま一方的だとイジメになっちまうからよ」
柳武歩:屈みこみ、地面に手を着く。
マスターブレイド:「ああ、勝負といこう。悪いが我が太刀筋、決して温くはないぞ」
八伏正輝:「…あれが、さっきバナナではしゃいでいた男と同一人物なのか…」
八伏正輝:ごくり、と唾を飲み込む。
GM:少年は一気に間合いへと踏み込む!
GM:〈白兵〉判定は最高難易度の17だ!挑むならいつでも挑むがいい!
柳武歩:マイナーで《インフィニティウェポン》。器物使いで一体化。《コンセ:モルフェウス》《カスタマイズ》《咎人の剣》
柳武歩:侵蝕値は10です
GM:メモメモ。
柳武歩:判定します
GM:どうぞ!
柳武歩:9dx8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[2,2,4,4,6,7,8,9,9]+10[1,7,9]+3[3]+1 → 24
GM:超えたか!
GM:ここは失敗もあり得ると踏んでいたんですけどね。
平賀迅:「……問題ない。歩なら。あのマスターブレイドの控えた威勢に、一合の前提」 じっと行く末を見据える
GM:だが、まだダメージロールが残っている。
柳武歩:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 14[3,5,6]+21 → 35
平賀迅:「むしろ、彼女にとって有利な環境と言って良い」
GM:き、貴様!やりよる……!
GM:裂帛の気合とともに放たれた太刀筋がキミの眼前に迫る!
柳武歩:地面から引きはがした腕には鉄パイプ。相変わらずな先端の赤い汚れに顔をしかめる。
マスターブレイド:「もらったァ!」
平賀迅:パイプの先端の汚れを目にし、片眉を上げる
柳武歩:引きはがす動作そのままに、まっすぐ腕を突き出す。
柳武歩:パイプは湾曲し、マスターブレイドの太刀筋を逸らしながらその身体を打つ。
マスターブレイド:「なっ……!」
GM:胸を押さえ、マスターブレイドはその場に膝を突く。
柳武歩:「楽しめたか?以上だ」
マスターブレイド:「トドメは刺さぬのか」
GM:鬼面がキミを睨み付ける。
柳武歩:「刺してほしいのか?」
マスターブレイド:「命など惜しいと思ったことはない」
マスターブレイド:「この程度で躊躇うようならば、この先には辿りつけんぞ」
柳武歩:「うるっせえな……」
柳武歩:不快そうに顔をゆがめる。
GM:キミの武器の赤い染みを見、それから玉座に座るシュラを視線で示す。
柳武歩:「……負けた癖に説教すんじゃねえ」
柳武歩:そう言いかえすのがやっとだ。動揺している。
マスターブレイド:「……フン、興が醒めた」
GM:鬼面の少年は刀を納め、立ち上がる。
マスターブレイド:「貴様が勝負事の一点に賭ける集中力は、あれはもはや神域よ。俺ですらこのザマだ」
柳武歩:「褒められても何も出ねえぞ」
マスターブレイド:「褒めたわけではない」
柳武歩:「あ?」
マスターブレイド:「獲物を振るった後の姿がそれでは、どんな神刀を持っていても宝の持ち腐れだと、言いたいのだ」
柳武歩:「神刀…宝……?ワケわかんねえ事言ってんじゃねえ」
柳武歩:「勝ったんだからいいだろーが。シュラにも勝つぜ、俺は」
マスターブレイド:「そうか。ならば、俺は敗者らしくただ結末を見届けさせてもらうとしよう」
GM:マスターブレイドは背を向けて、リングを下りていく。
マスターブレイド:「あとは好きにやるがいい、プラネータ」
柳武歩:憮然とした表情でその背を見送る。
マスターブレイド:「なんか調子悪いわ……本調子じゃない……」
シュラ:「勝者!柳武歩!」
GM:シュラは険しい表情でキミを見つめる。
柳武歩:肩に担いでいた鉄パイプを、予告ホームランのように玉座のシュラへと向ける。
七文字なな:「だ、そうですよ」
シュラ:「……くだらん」
GM:観客席からは一斉に喝采が起きる!
柳武歩:武器を砂に戻して四散させ、リングを降りよう。
平賀迅:やはり少し遅れて拍手をする
一文字命:「んおあぅ、あ、おわった?どっち?勝った?」起きた
平賀迅:「勝つべきが勝った」
平賀迅:「……歩だ」
一文字命:「おお、流石……!」
八伏正輝:「分からんな、あの男も…柳武も。…どちらも、底が見えん」
柳武歩:拍手を浴びながら、歩自身は両手をポケットへつっこみ乱暴に見学席に腰を下ろす。
平賀迅:「お疲れ。言った通りだったろう」
柳武歩:「おー。予想以上に楽勝だったぜ。しかもまだまだ動ける」
平賀迅:「積み重ねて来た物のおかげだな。……今ならAランクくらいは行けるんじゃないか」
柳武歩:「要らねえやそんなもん。どうせSSよりは下だ」
一文字命:「ん、んー、まあ、んん、そう、かなあ……」
八伏正輝:「ランクなど関係ない、特にこの場では…か。…ともあれ、次か。行ってくる」
平賀迅:「首の痛くなりそうな物の見方だ……アレだぞ、歩。何だったか。ええと」
平賀迅:「ゆるーく、ゆるーく、だ」
柳武歩:「夏川チャンのあれか?悪いけど、そういうのガラじゃねえんだ俺は」
柳武歩:機嫌が最高に悪い!
シュラ:「次の勝負にいこう!八伏正輝!チャパティ先輩!双方、リングへ!」
平賀迅:「……そうか」 肩を竦める 「ああ、次は正輝か。行ってこい。あれもそこまでの相手ではないはずだ」
シュラ:「こいつはなぜ自分の名前に敬称を……?」
平賀迅:歩ちゃんのロイスをN感情表にします。ロイス/柳武歩/親近感/○不安
GM:おお、上手いな。了解です。
GM:第三試合!
GM:リングの上で八伏と対峙するのは、ターバンを巻いた褐色肌の男だ!
チャパティ先輩:「ドモドモ、ナマステ~」
八伏正輝:「あ、ああ…。…つかぬことを聞くが、あなたは本当にその…この島の学生なのか…?」
八伏正輝:予想外の礼儀正しさと、先輩と名乗るからには先輩扱いせねばという妙な義務感から思わず丁寧に訪ねる。
チャパティ先輩:「そうヨ?オジサン、このアカ……アカなんとか?アカなんとか学園の学生ヨ」
チャパティ先輩:「オジサン、この間もお金ないから新しい部活始めようと思ったのネ。名付けて“アブナイ葉っぱ部”」
八伏正輝:「そう、か。…いや、ならばもう疑問には思うまい。この島は、あらゆるものを受け入れ—」
チャパティ先輩:「けどネ、これ申請しようとしたら風紀にすっごい怒られちゃっテ。もうオジサン、ビックリしたネ」
八伏正輝:「—受け入れてはいけないものも、あると思う」
柳武歩:「すっごい怒られた程度で済むのかよ……ゆるくねえか風紀」
一文字命:「流石に満場一致で否決だったね、あれ」
チャパティ先輩:「イヤイヤ、受け入れてほしいヨ!オジサン日本大好きヨ!日本の女の子可愛いネ!」
平賀迅:「まあ、申請するだけ悪意が薄いとも言える……」
チャパティ先輩:「どう、アナタ?ヤツブ……ヤツブさん!アナタも“アブナイ葉っぱ部”入らないカ?今ならお安くしとくヨ?」
八伏正輝:「何故そこでもう一文字頑張ろうという気概が出てこないのか」
チャパティ先輩:「ヤツブさん、あなた実は有名人ネ!新聞で見たヨ!インド日報!」
八伏正輝:「それは光栄なことだが、これ以上続けると大切な何かが壊れる気がしてならない…!」
八伏正輝:「悪いが、始めるぞ。ゴングを鳴らせ…!」
チャパティ先輩:「それは残念ネ……もうしょうがないからネ、オジサンもアナタ倒しちゃおっかナ!」
シュラ:「なんだこのインド人は。……ゴングを鳴らせ!」
GM:ゴングが会場に響く!
チャパティ先輩:「いくヨ!アナタ、ヤツブさん、やられてからカレー食べたかた言っても遅いヨ!」
GM:男の額にあるなんか丸いやつが光り、雷が迸る!
GM:雷撃はコブラめいてリングの中を跳ねまわり、鎌首をもたげてキミを狙う!
久留間博士:「あ、ああああ~~~っ!?あ、あれは~~~っ!?」少年が叫ぶ!
八伏正輝:「こいつ、言動の割に…!」
久留間博士:「あ、あの技はムスリム・サンダー!徳の高い僧侶のみが為し得るという伝説の必殺技だ!」
チャパティ先輩:「アナタ、入部するかここでやられるか二つに一つヨ!」
柳武歩:「徳のかけらも感じられねえぞ!」
八伏正輝:では《コンセントレイト:キュマイラ/獣の力》で殴ろう。上がるはずだった侵蝕率は、4です。
GM:チャパティ先輩から後光が放たれ、ムスリム・サンダーの勢いが増す!
平賀迅:「……! まさかあれは、インドラの……!?」
GM:侵蝕率はGMがメモする!
一文字命:「だいたいにして僧侶なのあれ?」
八伏正輝:9dx+4@7
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[4,4,5,5,7,8,8,10,10]+10[1,1,6,7,8]+10[6,8]+10[7]+10[8]+4[4]+4 → 58
八伏正輝:お、おう…
GM:判定の難易度は13だが、余裕で超えた!?
八伏正輝:で、ダメージが
八伏正輝:6d10+16
DoubleCross : (6D10+16) → 46[2,9,9,10,6,10]+16 → 62
八伏正輝:…?
GM:20以上を出せばキミの勝利だが、余裕で超えた!?
八伏正輝:「—だが、相手が悪かったな、先輩。そいつは、俺の—大好物だ」
平賀迅:「まずい、危険だ正輝、あれは他ならぬ帝釈天インドゥラの矢。大地を一撃で七度は砕く最古最悪の神威……!」
八伏正輝:鋼の拳が、雷撃を“掴む”。
チャパティ先輩:「アナタ、ヤツブさん、有名人だから知ってるヨ!この雷でショートさせ…!?」
平賀迅:「……なるほど、受けずに捕えるか!」
GM:雷がキミの手で押し留められる!
八伏正輝:肉を焼き、回路を焦がすはずの雷は、全て拳に吸い込まれ。
久留間博士:「八伏さん、まさかこれほどの徳の高い一撃を……!?」
チャパティ先輩:「あ、ありえないヨ!?どうなってるカ!?」
柳武歩:「嘘だろおい……」口を開けて眺める。
八伏正輝:リングを揺るがす踏み込み。出力を増した豪腕が、チャパティ先輩の腹に叩き込まれる。
チャパティ先輩:「オゴーッ!?」
GM:男の体が凄まじいスピードで吹き飛ばされ、金網リングに叩きつけられる!
一文字命:「うあー……あんなんできるんだ……すごいなー、ブラックドッグ……」←ブラックドッグ
平賀迅:「…正輝。大した奴だ。あの暴威を前に、動じず最適の手を選ぶとは」
GM:ターバンが剥がれ、男は崩れ落ちるようにして倒れる。
八伏正輝:「—見た目や言動で判断してはいけない。アカデミアの…いや、オーヴァードの基本を思い出させてくれる戦いだった」
八伏正輝:相手に合わせて、というわけではないが。合掌し、丁寧に一礼。
平賀迅:「正輝と最初に当たったが、チャバティ先輩の不幸だったな。凄まじい戦いを見た……」 額の汗を拭う
チャパティ先輩:「牛肉……最高……」
GM:男はそのまま意識を失う。
八伏正輝:「…しかし、やはり見た目もある程度は大切だと思うんだがな…」
シュラ:「勝負あり!勝者、八伏正輝!」
八伏正輝:リングよりも遥か高く。シュラの横にバニーガール姿で控えるななの姿を視界の端に捉え、ため息。
七文字なな:「ボクのことなの!?」一瞬だけ頬を赤らめ、すぐに落ち着きを取り戻す。
柳武歩:「絶対徳とか無いだろあの相手…まあ、にしても。すげえ」
柳武歩:イラつきもどこかへ消え、拍手で勝者を讃える。
七文字なな:「……コホン。さすがだわ、マサキ」
一文字命:「ところでインド人って牛肉食っちゃだめなんじゃないの?」
八伏正輝:ともあれ、拍手に応えるように、もう一度拳を掲げて。
GM:一層大きい歓声が沸く!
久留間博士:「い、一文字さん、そこは気にしちゃダメ!インド王家に狙われますよ!」
平賀迅:「戒律は神が人に与える物。ゆえにあやつほどの者にとっては、そんな戒律など……いや……やめておこう。忘れてくれ……」
一文字命:「あたしもういろんなものから狙われそうになってる……」
八伏正輝:その拳を強く握り、ななに向けてから、リングを降りる。
シュラ:「次の試合だ!平賀迅!キングキマイラ!両者、リングへ!」
GM:学ランを着て学帽をかぶった合成獣がのしのしとリングに上っていく。
キングキマイラ:「キシャー!」
シュラ:「あれ、なんかあいつ、獣っぽくない……?」
平賀迅:「見事だった、正輝。……さて、これで私が負ける訳にはいかないな」 正輝と入れ替わりにリングへと上がる
七文字なな:「気のせいでしょう。ちゃんと学生服を着ているじゃありませんか」
平賀迅:右手にサーベルめいてわずかに湾曲し、青いラインの走ったサイバーグリーンの剣を、左手にこんがりキツネ色の厚みのある円形の、メンチカツめいた揚げ物を持っている。
シュラ:「そっか。そうだよね……」
柳武歩:「まあ平賀があんなんに負けるわけねーだろ…ちょっと待て、何持ってんだあいつ」顔を引きつらせる。
平賀迅:キングキマイラに挑戦的な目を向ける 「……チョコレートと同じく」
一文字命:「あれ服自分で着たのかな……」
平賀迅:「多くの哺乳類にとって害毒となる物がある。すなわち、タマネギだ」 そう言うと、メンチカツにかじりつきます。
八伏正輝:「…服装だけなら、俺の相手よりよほど学生らしいな」
八伏正輝:そう言うのがやっと、という感じの表情で呟きながら着席。
———:アカデミア肉食部お手製のメンチカツは、サクッとした薄めの衣に刻んだ玉ねぎと4種のひき肉を黄金の比率で混ぜあわせた種に包まれた一品である。メンチカツ一筋二十年の肉食部部員によって配合された種は、肉本来の旨味に玉ねぎの甘みと他にもなんか色々な影響がハーモニーしてすごくおいしく、お手頃な値段だ。
平賀迅:「……類稀な頭脳、防毒の消化器官。人と獣の違いとは、結局この二点に集約される」
平賀迅:「ゆえに」 メンチカツを食べきり、微細な稲妻で包み紙を焼き捨てる 「お前に勝ち目はない」
柳武歩:平賀くんのロイスを ○P:恩義/N:隔意→P:恩義/○N:隔意に変更したいです
GM:こんなことでロイスを!?了解です!
キングキマイラ:「キシャー!オレ、オマエ、マルカジリ!」
平賀迅:剣を上段に構え、左手はポケットの中へ。単一電池を掴んでいる
GM:キングキマイラはリング上からキミを挑発するように吠える!
一文字命:「いーなー、メンチカツ食べたいな……」
平賀迅:「攻撃手段は噛みつきと自白したな。いよいよお前に勝ち目はない」
平賀迅:「一合で終わらせてやろう。……始めて良いか!」
久留間博士:「キングキマイラはとても人間とは思えない非道な技の数々でこれまでの大会を勝ち上がってきた選手です!気を付けてください、平賀さん!」
GM:その言葉と同時にゴングが鳴る!
八伏正輝:「…何をするつもりだ、平賀は」
GM:巨体に似合わぬ俊敏な動きでキングキマイラは跳躍し、その鋭い爪でキミを引き裂こうと狙う!
平賀迅:ゴングと同時に乾電池を握りつぶします。マイナーで高速振動ブレードを起動し、《一閃》+《コンセントレイト》、移動に伴い《縮地》も使用
平賀迅:「魔術師・平賀の稲妻を見せてやろう……見れるものなら!」
キングキマイラ:「グルルルル!!」
GM:判定の難易度は15!
平賀迅:ぶっとばす!
平賀迅:7dx8+4
DoubleCross : (7R10+4[8]) → 10[2,3,4,4,4,6,10]+6[6]+4 → 20
GM:判定は成功だ!
平賀迅:2d10+32
DoubleCross : (2D10+32) → 10[4,6]+32 → 42
GM:ダメージも余裕で超えた……!
平賀迅:落雷の轟音と閃光。刹那にそれが迸り、止んだ時には、平賀はキングキマイラくんの後ろに、剣を振り下ろした状態で立っている
GM:キングキマイラの巨大な腕がキミを叩き潰すべく、振り下ろされる!
GM:だが、それはあまりにも遅い。
キングキマイラ:「……?」
平賀迅:振り下ろされようとした豪腕は、あらぬ方向へと飛んだ
キングキマイラ:「!!?!?!?!!?」
GM:切断された腕が宙を舞う!
柳武歩:「出た。あんなもん初見で避けられるわけねえ」
GM:巨大な合成獣がもがき苦しんで倒れゆく!
平賀迅:斬撃はそれだけではない。行動を過不足なく奪うよう、四肢の全てに凄絶な一撃が叩きこまれている。切断されたのはその腕一本だけだが……
八伏正輝:「話には聞いていたが…成る程、魔術とはよく言ったものだ」
八伏正輝:感心した様子で、頷く。
平賀迅:「——視えたかね?」 剣を振るい、血肉の汚れを払い落とし、顔を上げる 「……勝負ありだ! 勝ちを持って帰らせてもらうが、異存はないな!」
一文字命:「はぁー……すごいもんだなぁー……」
柳武歩:平賀君のロイスを P:恩義/○N:隔意→○P:恩義/N:隔意 に戻します。
平賀迅:よかった(心からの安堵)
キングキマイラ:「オオオオオオッ!?」
GM:あらゆる角度からの衝撃を受け、巨大な合成獣は一瞬で意識を刈り取られる!
GM:巨体が倒れ、リングが揺れる!
シュラ:「勝負あり!勝者、平賀迅!」
久留間博士:「すごい……まさかあのキングキマイラを倒してしまうなんて……」
平賀迅:顔を上げた状態で、シュラから始まり、客席をぐるりと見回す。仮面の者がいれば、決して見逃さないように。
GM:仮面を付けているのは玉座を守る衛兵、それからマスターブレイドのみ。プラネータの姿はないようだ。
平賀迅:それを確かめると、軽く首を振り悠々と元の客席に戻る
平賀迅:「キングキマイラね。しかし王とは結局、同族の上に立つものに過ぎない」
平賀迅:「いかに王を名乗ろうと、結局あれは一介の獣でしかないという事だ。魔術師たる私の敵でもないさ」
久留間博士:「す、すごいですよ、平賀さん!」興奮した様子で少年が叫ぶ。
平賀迅:「すごい事は、否定しないがね?」 片目を閉じる。さすがに少し機嫌が良いようだ。
平賀迅:ちなみにこの攻撃で侵蝕値が6上がり、《縮地》を1回分消費しました(事務連絡)
八伏正輝:「見事だ。…あれほどの鋭さでありながら、あくまで戦闘力を奪うに留めるとは。俺では、力任せに殴り潰すしか出来なかったかもしれない」
柳武歩:「なんか食いながら出てきた時はアホかと思ったけどな」
平賀迅:「ありがとう。まあ、いつもできる技ではないがね。準備の期間と相手を見る余裕、そしてゴングが鳴るまで相手が動かないという状況があってこそだ」
平賀迅:「ん。ああすれば私を見ている者も油断して、ちょっと隙を晒してくれるんじゃないかと少し期待していたんだが、さすがにそう上手くはいかなかったよ」 ブラックサンダーを開ける
一文字命:「あたしだったら油断してた……」
柳武歩:「っとに魔術師ってのは油断も隙もねえな」
久留間博士:「ま、まさかそこまで計算してメンチカツを!?なんという人だ……!」
平賀迅:「さすがに、裏に隠れるタイプのディオゲネスクラブは、そう簡単には行かないようだな」
シュラ:「それでは、ここで第二回戦までの準備時間を設けよう!」
平賀迅:「……ともあれ、これでトーナメント第一戦の勝ちは、全て私たちが拝領できたという訳だ。とりあえず優勝への心配はせずに済みそうだ」
シュラ:「第二回戦の試合は……」
一文字命:「じゃー、あとは誰が直接会いにいくかってとこだけどー……」
シュラ:「一文字命VS柳武歩!」
柳武歩:「…!」
シュラ:「そして、八伏正輝VS平賀迅!」
シュラ:「心して闘いに臨むがいい!」
GM:シュラはローブを翻して玉座から立ち上がると、ナナを伴って階段奥の部屋へと姿を消す。
八伏正輝:「—ああ。だが、こう改めて宣言されると—何やら、薄ら寒いものを感じるな」
七文字なな:「……休憩時間は20分。それまでに戻ってきてね」
平賀迅:それを聞いて、肩を竦める 「同感だ。あちらはこちらの意図に気付いているってでもないのか、それともそこも含めて受けるつもりなのか」
柳武歩:「とにかく…ここまで来てみろって言ってんだから、行かせてもらうさ」
柳武歩:一文字命の小さな体を見つめ、先ほどの試合、目にもとまらなかった攻撃を思い出している。
一文字命:「んあー、いや、あたしは、うーん……どうかな……」
一文字命:視線に気付いてなんだか有耶無耶な反応をする
平賀迅:「ともあれ一旦控室に戻ろう。久留間、また情報収集とメンチカツを頼む。すぐそこに屋台が出てるから」
久留間博士:「あれ、その辺で売ってたんですか!?」
平賀迅:「肉食部だからな」
平賀迅:「……死者がでる可能性もあるんだろ? そりゃいるさ、奴らも」
久留間博士:「なるほど……。勉強になります!」
GM:では、試合を終えたキミたちがワイワイと控室に戻っていくところでシーン終了だ。
GM:このシーンでは購入は不可!
GM:なので迅速に次のシーンに行くぞ!
柳武歩:ちぇー
平賀迅:ウェーイ
一文字命:いえーす
八伏正輝:あーい!
柳武歩:ハイヨー!
GM:では、次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは命ちゃん。
一文字命:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+5[5] → 63
GM:他にも試合に出る人は登場するとよいでしょう。
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:53->57)
柳武歩:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+6[6] → 52
八伏正輝:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 5[5]+59 → 64
GM:試合に勝利したことで部屋はわずかに豪華になり、薄汚れていた控室は清掃がされている。
GM:テーブルの上に並んでいるのも今度はチョコパイとコカコーラだ。
一文字命:「おあー!コーラだ!チョコパイもある!やったー!」
平賀迅:(チョコパイは砕いてアイスにふりかける事ができない……)
柳武歩:「あー。またこういう甘ったるいもんしか置いてねえのか」
平賀迅:(豊かになれば良いという物でもないな……) 難しい顔で考える
八伏正輝:「ある意味、運営体制自体はしっかりしているのは分かった」
平賀迅:「……さてと」 チョコパイを開ける 「で、どうする。ここからだ」
平賀迅:「現状、一人優勝する役を決めてしまえるなら、いっそ一戦もせずに優勝者を出す事は可能なんだ」
一文字命:「だよねー、あたしも棄権したいなー、怪我しちゃたしー」
平賀迅:「しかしさすがに、準決勝も決勝もノーゲームとなると、運営側にも不審に思われよう。今回のトーナメントそのものをノーゲームにされる可能性もある」
柳武歩:「……」椅子に座り、難しい顔をして踵で床を叩いている。
八伏正輝:「さりとて、演技で死闘を演じられるほど、俺たちはショウマンシップに溢れているわけでもない」
柳武歩:「やり合ってみてもいいんじゃねーか。本気でよ」
平賀迅:「……やり合う、か。本気で」 渋い顔 「確かに、手段としてはそいつが確実だろうが」
一文字命:「えー……でも消耗しあっても仕方なくない……?」
柳武歩:「確かに、敵が控えてんのに疲れるような事すんのはバカかもしれねーけどよ」
八伏正輝:「もう一つ気になるのは、やはりあれだな」
八伏正輝:キュイ、と小さな軋みを立てて、拳を開いたり閉じたりしながら。
八伏正輝:「俺達を蝕むはずの、レネゲイドの衝動。それが、一体どこに消えているのか、だ」
柳武歩:「……おう」
柳武歩:力を振るってもレネゲイドに変化が無いのは予想以上に奇妙な感覚だ。不快と言ってもいい。
平賀迅:「……侵蝕の感触は、確かになかった。ああいう気分で魔術を使う……ああつまり、エフェクトを使うという事もあるのだなと、少し感心したよ」
GM:戦闘中、本来ならば昂ぶっていくはずのレネゲイドがどこかに消え去っているのはキミたちも感じているだろう。
一文字命:「少なくとも戦ったあとの感じって、全然ないよね、疲れとかはあるけど……」
平賀迅:「もともと、私はあまりそういう物を感じないようではあるけどね。そう、魔術師はクレバーでなきゃいけない……ともかく」
平賀迅:「不用意に交戦を重ねる事は思いもよらぬリスクにも繋がる可能性は忘れるべきじゃない、という事だな?」
八伏正輝:「ああ。仮面の連中、ディオゲネスクラブが一枚噛んでいる様子がある、というなら尚更だ」
平賀迅:「……」 チョコパイを食べ終わって腕組み 「……いや、しかし」
一文字命:「じゃあやっぱり、あたし辺りは一旦ここで休んで別のとこで情報を……集めたりとか……するかも……?」
平賀迅:「そうだな。やはり戦うべきだと私は思う。正直、ここでシュラの興が削がれてこのトーナメントがお開きになるのが最悪のパターンだ」
平賀迅:「すぐに次の戦いが始まるとも限らないし、そこで私たちがこうも上手く勝ち残れるとは限らない。現状は間違いない好機だ」
平賀迅:「……とはいえ、そうだな。一人が辞退するくらいなら何も問題はないだろ。命にその気がないならそれでも良いと思う。我々は」 八伏くんに視線を贈り 「やろう」
八伏正輝:「ああ。幸い…というべきか、平賀と俺であれば、見栄えはするだろう」
柳武歩:「……俺は難しい事はわかんねーけどよ。少なくともさっきの試合見てて、一文字とも真剣にやってみたいと思ったぜ」
平賀迅:「一回戦にて稲妻を掴んだ男と、稲妻になる男……クク、言えているな」
一文字命:「うんうん、ほら、マスターブレイドに勝った人に怪我したあたしが棄権しても特に違和感は……えっ!?」
一文字命:「な、なして……?」
柳武歩:「お前その気になりゃ全然動けんじゃねえか。普段グータラしてんのがポーズなのか、節約なのか知らんけど」
一文字命:「いや、まあ、その、さっきは一応、このあとどうなるかわからなかったから本当にちょっとだけ戦おうと思っただけで、んー、あんまり、さ、急造だけど、仲間同士で戦うってのも、ねえ」
柳武歩:「……それこそ無理強いはできんけどよ。でも、お前いいのかよそれで」
一文字命:「いいのか、って……」
柳武歩:「サボってゴロゴロしてるうちに周りの奴が話を進めてくれんのって、後から嫌になんねえか?」
一文字命:「……んー、まあ、その、うー……」
一文字命:「おかしいな……昔だったら別に嫌にならないって即答出来た気がするんだけどな……」
一文字命:「……んー、あー、んー……」
一文字命:「ここでサボったら、頑張ってる、なんて言えないかもしれないかな……」
一文字命:「んー、あの、あれだ、その、ご褒美、とか、なんか、まあ、いろいろ、あったり、かも、だから、んー」
一文字命:「……わかったよ、やってみるよ」
柳武歩:珍しく柔らかく笑って、一文字命の肩に手を置く。
柳武歩:「煽っちまって悪い。まあ、悔いのないようにやろーぜ」
一文字命:「まあー、その、あれだ、万が一、億が一あたしが勝ったとしても、そこはまあ、うん、恨みっことか、なしで、お願いね」
一文字命:にへへと笑う
柳武歩:「おー。言うじゃんよ」
平賀迅:「……そちらもそれで決まりか。よし、とりあえず敵から不要に勘繰られる可能性は減ったな」
柳武歩:一文字命ちゃんのロイスを ○P:庇護/N:憤懣→○P:好敵手/N:敵愾心 に変えておこう。
GM:おお、上手い。
GM:では、そこで眼鏡の少年が控室に入ってくる。
久留間博士:「皆さん、十分に休憩できましたか?そろそろ第二回戦が始まるみたいですよ」
八伏正輝:「後は、互いに無事に終えられることを祈るのみだが…ああ、戻ったか、久留間」
一文字命:柳武歩/誠意○/厭気/ロイス
柳武歩:「おう。もうそんな時間か」
久留間博士:「僕も休憩時間の間に少し情報を集めていました。シュラの手下たち……彼女はチームと呼んでいるようですが、」
平賀迅:「うん。体力は十分だ。そのために一瞬で仕留めたようなものだしな」
久留間博士:「そのチームのメンバーが付けている仮面には身体能力を強化する以外にも何か別の機能があるという話もあるそうです」
一文字命:「別の機能……?」
久留間博士:「もっとも、それが何なのかまでは分かりませんでしたが……」
平賀迅:「別の……か。戦っている最中、レネゲイドウィルスが無意味に昂ぶらないように、その手の抑制能力がついているのかもしれないな」
久留間博士:「うーん、気になりはしますよね。情報の方は引き続き集めてみますね!」
柳武歩:髪をかきあげた状態で手を止め、鼻をならす。
柳武歩:「分かんねえことばっかだな、前にもまして」
久留間博士:「皆さんはひとまず目の前の試合を頑張ってください。僕も観戦頑張ります!」
平賀迅:「後先考えずに戦える試合環境で勝ち残った者が、場所を問わず後先考えず戦えるような仕組み……と考えると、結構合理的なんじゃないか。ま、根拠なき推測に過ぎないが」
平賀迅:「ああ、引き続き頼む、久留間。チョコパイ食べていいから」
八伏正輝:「あの仮面の出自が、ディオゲネスクラブによるものなら—いや、憶測は止そう。久留間、すまないが続けて頼む」
久留間博士:「わあいチョコパイ!博士チョコパイ大好き!」
一文字命:「まあ、少なくとも誰かは辿り着けるってだけで十分安心できるよねー」
久留間博士:「モグモグ……それじゃあ皆さん、会場の方へ……」
柳武歩:「簡単でいいなこいつ…」久留間くんに憐れみの籠った眼差しを送る。
八伏正輝:「本人が楽しそうなのだから、何も言うまい…」
八伏正輝:「情報屋…ああ、久留間は少し違うかもしれんが。そういう連中にも、色々居るということだろう」
一文字命:「チョコパイで体力回復しないかな……」もぐもぐ
平賀迅:「……」 しばし押し黙っていたが、顔を上げる 「さて、行くとするか」
久留間博士:「頑張ってくださいね、皆さん!うひょー、楽しみ!」
柳武歩:「っしゃあ」椅子を蹴るように立ち上がり、移動しよう。
八伏正輝:「さて、どうなることか…互いに健闘を祈る、といったところだな」
八伏正輝:他の3人、とりわけ迅に笑みを向けて立ち上がり、会場へ。
平賀迅:八伏くんにフ、と薄く笑みを返して、彼の反対から会場に向かう。ただ、その表情は険しい
GM:第二回戦。暗黒地下闘技場。
GM:観客席の熱気は前回の試合以上だ。
GM:バニーガール姿の七文字ななは相変わらず観客の近くを回って賭け金を集めている。
GM:少女の広げるバニーガール帽に勝利予想を書いた紙やお金、単位、ブラックサンダーなどが大量に投げ込まれていく!異常な熱狂だ!
一文字命:「あの賭け金、あたしらには入ってこないのかな……」
七文字なな:「儲け、儲け。……賭けは、締め切るわ」少女は玉座に座るシュラに視線を送る。
シュラ:「あの賭け金、オレには入らないのかな……」
シュラ:「第二回戦を開始する!」
シュラ:「一試合目!一文字命VS柳武歩!両者、リングへ!」
一文字命:「うー、よし、やってみるかなー、うん」
柳武歩:「……行こう」
GM:見学枠でも話しましたが、二回戦からのルールをおさらいしておきましょう!
GM:第二回戦ではPC同士の闘いとなりますが、普通にラウンド進行をすると行動値の高い側が有利すぎるので、今回はちょっと特殊な判定です。
GM:まずはお互い普通に攻撃の判定をしてもらいますが
GM:この際、命中の達成値が高かった方はダメージロールで[達成値の差分の十の位の数字プラス1]d10のボーナスを得ることができます
GM:つまり、達成値を比べて差が9だったら、勝利した側はダメージロールのダイスが1d10増えるという感じです
GM:その後、お互いにダメージロールを行って、ダメージが高かった側の出したダメージがそのまま低かった側へのダメージとして適用される!
GM:そして相手を戦闘不能にすれば勝利だ!
GM:ルール説明は以上!
一文字命:やるぜやるぜ
GM:リング上でキミたちは対峙している。
GM:ゴングが鳴る。キミたちをはやし立てるように歓声が沸く。
柳武歩:眩しいライト、その熱。注がれる視線を全身に感じる。
柳武歩:だが注意を向けるのは目前の相手だけだ。
一文字命:「こういう雰囲気あんまり得意じゃないけど、まあ、うん、よし」目の前の相手を見る
柳武歩:判定します
GM:判定は行動値の高い歩ちゃんから、いつでもどうぞ。
柳武歩:コンボ:『エターナル・デヴァステーション』
柳武歩:マイナーで《インフィニティウェポン》、器物使いで一体化。
柳武歩:メジャーは《コンセ:モルフェウス》《カスタマイズ》《咎人の剣》で攻撃します。
柳武歩:侵蝕は本来、10アップ。
GM:オーケー。もらいます。
柳武歩:9dx8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[2,2,4,4,4,5,5,8,9]+3[2,3]+1 → 14
GM:さほど回らない!
柳武歩:んー、さすがに低い…《剣精の手》を使おうかな…
GM:本当に本気ですね!?
一文字命:ガチだ
柳武歩:やっちゃいましょう。侵蝕さらに+2
八伏正輝:ヒエッ…
柳武歩:1dx8+21
DoubleCross : (1R10+21[8]) → 6[6]+21 → 27
GM:エフェクトの使用をどうするかはお任せです!ただこの後もミドルやクライマックスで戦闘があることは言っておく!
柳武歩:使っちゃったぜ…!
GM:では、達成値は27!
GM:演出を入れてもいいし、命ちゃんの判定を待ってもいいよ!
柳武歩:命ちゃん判定どうぞー
一文字命:いえす!
一文字命:〈コンセントレイト:ハヌマーン〉+〈音速攻撃〉+〈さらなる波〉!ミドルはこれくらいしか出来ぬのだ!
GM:了解!
一文字命:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,4,7,7,8,9,9,9]+10[1,2,4,4,8,8]+10[1,8]+1[1]+4 → 35
一文字命:上回ったー!
柳武歩:オギャーッ
GM:回った……!
一文字命:侵蝕値は6!
GM:差分は8なので、命ちゃんのダメージロールに+1d10だ!
GM:ダメージロールは再び歩ちゃんからどうぞ!
柳武歩:ういす!
柳武歩:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 17[5,4,8]+21 → 38
GM:いい出目だ!ダメージ38!
GM:対する命ちゃんは!
一文字命:5d10+6+9
DoubleCross : (5D10+6+9) → 30[10,8,2,1,9]+6+9 → 45
一文字命:か、勝ってしまった
GM:では、45点のダメージが歩ちゃんに適用される!
柳武歩:一呼吸で武器を生成、一体化。鉄パイプを湾曲させ、盾のようにして構えながら突っ込む。
柳武歩:(見て止めんのが無理ならこれしかねえ!組み付きゃなんとかなんだろ!)
一文字命:電力に反応するディスク状の刃が連なる剣を振るう。彼女にしか扱えない武器だ
一文字命:「ん……ちょっとだけ、がんばって……本気……!」
一文字命:「んんっ!!」鉄パイプを剣の鍔で受け止める。そこに刃はない。
柳武歩:「あ…!?」
一文字命:「戻れ……ッ!!」柳武の背後に回るディスク状の刃が、一気に襲いかかる!
柳武歩:武器を捕えて追撃を加えようとしていた当てが完全に外れる。
柳武歩:「ぐあああっ!」
平賀迅:「……裏をかいたか。文字通りに」 袖の方で待機しつつ二人を眺めていた。実際はあまり集中しておらず、眺めている程度。頭の中は"次"の事で一杯
柳武歩:次々と刃が直撃。一体化の解けた鉄パイプが腕から転がり落ちた。
一文字命:鍔に戻った刃が柳武の目前に突きつけられる
柳武歩:「ほら見ろ……本気でやったらやっぱ、メチャクチャ強いじゃねーか」
一文字命:「……あー……超怖かった……本気で殴られそうだったんだもん……ごめん、だいじょうぶ?」
柳武歩:「大丈夫じゃねえけど、メチャメチャ痛ェけど、まあ。覚悟の上だからよ」
シュラ:「……勝負あり!勝者、一文字命!」
GM:シュラは険しい表情でリングを見下ろす。
GM:観客席から喝采が起きる!
八伏正輝:「…あそこまで“使いこなせて”いるなら、ランクなぞ関係ない、か」
柳武歩:「ほれ!ウィナー!」命ちゃんの右手を持って高く上げる。
八伏正輝:迅とは逆サイドで、今の試合、その先にことを考えながら。
一文字命:「ぶぇっ、わ、わわ」右手を挙げられる
一文字命:「に、にへへ……」だらしなく左手で手を振ったりなどする
柳武歩:《リザレクト》しておきます。
柳武歩:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5
GM:HP5点回復。侵蝕率は相変わらず上げなくて大丈夫です
一文字命:「……だいじょうぶ、あたしが勝った以上は、ちゃんと、歩の分まで、その、あれ、訳、とか、聞いてくるからさ」
一文字命:「まあ、優勝出来たら、だけどね……」
柳武歩:「しろよ。絶対しろー、俺を倒したんだからな」
柳武歩:悪戯っぽく笑ってプレッシャーをかける。
一文字命:「うえぇー、あのどっちかに勝つ自信ないなぁー……」にへへ
七文字なな:「……気に入らなさそうですね」
シュラ:「まさか」
シュラ:「次の試合!八伏正輝VS平賀迅!両者、リングへ!」
八伏正輝:「—さ、て」
平賀迅:ふーむ、リングに上がる前はエフェクト使えば侵蝕率普通に上昇するんですよね?
八伏正輝:ごきり、と太い首を鳴らしてリングへ。
GM:リングにエンゲージしていない場合はエフェクトを使用すると普通に侵蝕率は上がります。
平賀迅:んじゃ《イオノクラフト》+《一閃》でリング内の地面にでも攻撃しながら入場したいです。侵蝕率を3増加させるのが目的です。
GM:おお、了解です。
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+3した(侵蝕率:57->60)
八伏正輝:おお、丁度。
シュラ:「チッ、派手好きなヤツめ」顔をしかめる。
平賀迅:袖から黒い影が駆け出、高速振動サーベルをリング内に突き立て、停まる。感触を確かめるように。
GM:リングの中で闘っていた時のような、体内からレネゲイドの高揚が抜け落ちる感覚はない。
平賀迅:「……やはりこのリング内に限るという事か。私自身が何かされた訳ではない……と」 確かめるように独り言ちて、顔を上げる
GM:そして、リングの地面には何も仕掛けがないということも分かるだろう。
平賀迅:「さて! 次はお前か。あのキマイラのようにゆかいなオーヴァードどうぶつと遊ぶ事にならなかったのは幸運だ。少なくともアレよりは楽しめると見える!」 声を張り上げる。観客へも十二分に聞こえるように
八伏正輝:「下調べは済んだか、魔術師」
八伏正輝:敢えて、名は呼ばず。
平賀迅:「ああ、気遣いに感謝しよう、人型の猛獣よ。事態は何も変わっていない。未来は、過去と同じく」
平賀迅:「すなわち、決着は一合。一手で決まる」 サーベルを斜め下後方に構える
観客:「ウオーッ!」「やれー!」「ぶっ飛ばしちまえーッ!」
八伏正輝:「同感だ。…始めようか。道は、この先にのみある」
八伏正輝:左腕は、盾を構えるように。右腕は、矢を引き絞るように。
GM:判定は行動値の高い平賀くんから!2人のいいタイミングでどうぞ!
平賀迅:「ああ。罷り通るはただ一人。私かお前か。立っていた者のみが」 ポケットに突っ込んでいた左手を取り出す。手中には単一乾電池
平賀迅:「……」 息を吐く。ゴングの音が響く 「行くぞ」 同時、左手の指を鳴らす
平賀迅:攻撃します。《コンセントレイト》+《一閃》、移動に伴い《縮地》使用。
平賀迅:8dx8+3
DoubleCross : (8R10+3[8]) → 10[1,1,1,3,3,4,5,10]+4[4]+3 → 17
平賀迅:ウオーン!
GM:達成値は17!
GM:何か使えるものがあるなら使ってもいいが……!
平賀迅:ないです!このまま通してください!
GM:オーケー!では、対する八伏くんの判定だ!
八伏正輝:では、こちらは《コンセントレイト:キュマイラ/獣の力》で…殴る!
八伏正輝:10dx+4@7
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,1,3,4,4,4,6,7,7,10]+10[6,7,8]+6[4,6]+4 → 30
八伏正輝:30
平賀迅:ヒエーッ
八伏正輝:あ、侵蝕値は4上がるはずでした。
GM:達成値は30!差は13なので、八伏くんのダメージロールに2d10を+する!
GM:侵蝕はメモする!
平賀迅:こっちの侵蝕値上昇予定値は6です
八伏正輝:ただ、ダメージの固定値は迅の方が圧倒的に高いんだ…!
GM:そう、それがあるからわからない……!
平賀迅:ヒヒ~ッ、固定値の前にひれ伏すが良いわ~~~ッッ!!
平賀迅:振ります!
GM:どうぞ!
平賀迅:2d10+32
DoubleCross : (2D10+32) → 9[3,6]+32 → 41
GM:ダメージは41!
八伏正輝:いい目だ…!
八伏正輝:6d10+16
DoubleCross : (6D10+16) → 26[5,1,9,2,4,5]+16 → 42
平賀迅:ぐおお
八伏正輝:…迅、装甲値は?
GM:1!わずか1の勝負か!
八伏正輝:あ、どっちのダメージが通るか、までは装甲値関係ないのですかね。
平賀迅:装甲はないです!調達に失敗したから!
GM:そう!ダメージの総量が上回った方のダメージがそのまま通る!
八伏正輝:おお、では…。
八伏正輝:「……」
八伏正輝:守りを固めた構えのまま、動かない。反応できない攻撃に備えたところで、意味はない。
平賀迅:轟音と閃光と共に、平賀の身体は稲妻と化す。それは一直線に、八伏くんの下へ。
柳武歩:(八伏と平賀。どっちが勝ったって構わねーはずだ。けど、俺は……)観客席に戻り、固唾を飲んで見守っている。
平賀迅:—— 一回戦でその技を見た。彼は稲妻を掴む。掴むつもりで来る。ならば、
平賀迅:「……こう行く!」 常より還元を早める。斬るべき相手を通り過ぎつつ斬るのではなく、八伏くんの一歩前で元の身体に戻り、勢いを殺さず掴みに来る手を下から打つ。彼の意表を突く、その一心で。
八伏正輝:タイミングを読んで突き出した腕。そこに、迅が振り上げた刃が食い込む。
八伏正輝:「—捉えたぞ、平賀…!」
八伏正輝:刃が振り抜かれ、腕が飛ぶ。そんな未来が実現するまでの、ほんの僅かな間に。
平賀迅:「…!」 遅きに失した。息を呑む間もない。相手は掴む気などなく、ありのままを見て、食らい、その上で、
八伏正輝:盾の如く不動だった左腕で、渾身の裏拳を叩き込む。
平賀迅:「——ッ!」 拳を正面から食らう。剣が振り抜かれる前に。
平賀迅:拳の衝撃から平賀の身体は逃れられない。真っ直ぐ、リング外へ打って飛ばされる。振るった剣も同じくに。狙った攻撃を全うする事なく。
八伏正輝:「人の腕、獣の腕なら、あのまま斬り飛ばせていただろう。だが、生憎—」
八伏正輝:「俺は、鋼の鬼だ」
シュラ:「勝負あり!勝者、八伏正輝!」
八伏正輝:半ば以上まで刃が食い込んだ右腕から、異音と火花を飛び散らせながら、笑う。
平賀迅:「……ッ、ハ、っ…」 喘ぐように漏らす息は、しかし笑っているようにも聞こえたかもしれない。首だけを持ち上げ、口元を歪めて八伏くんを見たあと、再び倒れる。
GM:息を呑んでいた観客たちが一斉に大歓声をあげる!
柳武歩:目を閉じ、溜息をつきながら拍手を送る。
平賀迅:このまま死にたくないでござる!《リザレクト》するでござる!
平賀迅:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
平賀迅:生き返るぜェー
GM:侵蝕率はもらおう。
八伏正輝:歓声に応え、破壊されかけた鋼の腕を掲げる。
八伏正輝:その傷こそが最大の賛辞だ、と言わんばかりに。
GM:それを受け、観客席からは再び盛大な拍手が!
シュラ:「これにて第二回戦は終幕となる!」
シュラ:「最後の決勝戦までしばしの休息を!」
GM:シュラはローブを翻して玉座を立つ。
七文字なな:「トイレは今のうちに済ませておくのよ」
GM:バニーガール姿の少女はシュラを追って去る。
GM:シーン終了。