15:05:雨堂聖理:あたしなんにもしてないよ!
15:05:GM:せっかくですし、このシーンも第十一支部の描写にしてみようかな
15:06:GM:どうでしょう悠さん
15:08:遠里 悠:はい
15:09:遠里 悠:いいですよ
15:09:GM:ヤッタネ!
15:09:GM:ロケーションや内装の描写はおまかせします。GMも楽できるし
15:09:GM:----
15:09:GM:N市 第十一支部
15:09:GM:----
15:11:遠里 悠:歓楽街のメインストリートからは
15:11:遠里 悠:少し外れた場所にその店はある
15:12:遠里 悠:店名の”ベッラ・ディ・ノッテ”はオシロイバナという意味を持つ
15:14:遠里 悠:派手すぎない外見の店舗では幾人かのオカマ達が楽し気に客と談笑していた
15:15:遠里 悠:店の奥では遠里悠が端末を操作している
15:16:客:「今日もマダムは忙しそうだねえ」
15:17:オカマ:「しょうがないじゃな~い。マダムはアタシたちとちがって色々やることがあるのよう」
15:17:オカマ:「それともアタシが相手じゃ不満なのォ?」
15:17:客:「いやいや、そんな事は無いさ」
15:19:客:酒を飲む
15:19:雨堂聖理:では、来客を告げるベルの音が鳴る
15:19:オカマ:「あらぁ?イラッシャ~イ」
15:19:オカマ:野太い声で出迎える
15:19:雨堂聖理:「……こ、こんにちはー……」 恐る恐るといった様子。制服のうえに薄手のパーカーを羽織っている
15:20:客:「おやおや、随分若いお客さんだね」
15:20:オカマ:「キャー、カワイイ」
15:20:雨堂聖理:「あはは……」 リアクションの取り方が分からず軽く会釈しつつ
15:20:雨堂聖理:「あの、"ベッラ・ディ・ノッテ"ってここ、ですよね? ハルカさんいますか?」
15:21:オカマ:「あら?マダムに御用?」
15:21:オカマ:「マダム!可愛いお客さんが来てるわよォ!」
15:22:雨堂聖理:「はい。ちょっと約束が……」 慎重に辺りを探りつつだが、店の中には入っていく
15:22:遠里 悠:顔を上げる
15:22:遠里 悠:「あらあら~?聖理ちゃんじゃない、一人?」
15:23:雨堂聖理:「あ、ハルカさん! そうなんです。えっと……」 他のオカマとお客さんを見る
15:23:雨堂聖理:「お話は奥の方が良いのかな」
15:24:オカマ:「ああ、そちらの方ね!マダム、お店は任せといて!」
15:24:遠里 悠:「アリガト、じゃあ任せるわね」
15:24:遠里 悠:「事務所の方に行きましょうか」
15:25:遠里 悠:「来てくれて嬉しいわ。場所、解りにくくなかった?」
15:25:雨堂聖理:段取りの良さに、おー、と漏らしつつ
15:25:遠里 悠:と奥へと案内する
15:25:雨堂聖理:ハルカさんについていく 「あはは……ちょっと迷いました。でも、街の雰囲気は昨日で何となく掴んでたから……どんな道がありそうなのかとか」
15:27:遠里 悠:「そう、偉いわァ。この地区は入り組んでいるでしょ?未だに迷っちゃう子もいるんだから」
15:27:遠里 悠:事務所は小奇麗な装飾で彩られている
15:28:遠里 悠:「さ、座って」
15:28:雨堂聖理:「はい。あ、でもこのお店の場所聞いたら、親切に教えてくれる人もいましたよ」
15:28:雨堂聖理:部屋を見回しながら、クッションの置いてある椅子に座る
15:28:GM:それでは、情報を開示していきましょう。まずは遠里さんの方。地下空間について。
15:29:GM:これは、昨日からの一日のうちに遠里さんが辿り着いた情報という扱いです。
15:29:GM:第十三支部の地下迷宮から“无号計画”の関係者が出入りを可能としていた“扉”のアーティファクト——“ローディーズ・ドア”ですが
15:30:GM:“扉”というだけあって、これ自体が何らかの空間を作り出す類のアーティファクトではない。
15:30:GM:つまり、第十三支部に地下が存在しているのならば、そこには物理的な出入りも不可能ではない……はずであるが。
15:31:GM:そもそも、奇妙な点がある。
15:31:GM:それだけ巨大な地下構造を、戦時中の時点から旧陸軍が構築していたとして
15:31:GM:N市がこれだけ発展するまでの間、誰にも発覚せずにいることなどできただろうか?
15:32:GM:かつてこの市に、地下深くまで掘り進めるような鉱山が存在したという記録もない。
15:32:GM:どこかの時点で『作り上げられた』ものであることは間違いないのだ。
15:33:GM:さらに、遠里の視点から見て引っかかりのある事件としては、“エンプティ・ハート”の一件で調べた
15:33:GM:“アケローン”の潜伏地点が挙げられる。
15:33:GM:https://blog-imgs-127.fc2.com/d/n/g/dngmoyai/chatLog_omokage_h.html
15:34:GM:彼は市内に存在する、輪移湖という湖沼の『地下』に拠点を構え、拉致を繰り返しており
15:34:GM:そのような地下構造が存在することを、UGN側は事件が起こり、捜査によって発覚するまで
15:34:GM:感知できてはいなかった。
15:35:GM:——どこか、本能的に、これ以上考えを進めるのは危険である、という予感がある。
15:36:GM:“賢者の石”の一件についてもそうだ。“无号計画”について調べれば調べるほどに、このN市の根本に恐ろしいものが潜んでいるかのような。
15:36:GM:以上です。もちろんこれは、雨堂さんに伝えても伝えなくても構いません。
15:37:遠里 悠:「ゴメンね。ちょっと一人で調べものしてて顔出せなかったの」
15:38:遠里 悠:「ノーヴェちゃんが気にしてた事を調べておこうかと思ってね、調べてはいたんだけど」
15:38:雨堂聖理:「ノーヴェが気にしてた……地下空間だっけ?」
15:40:遠里 悠:「そう」
15:41:遠里 悠:「でもね、どうも色々とチグハグなのよね。昔から鉱床として存在していた空間ってわけじゃなさそうね」
15:41:雨堂聖理:「ふんふん」
15:41:遠里 悠:「いつの間にか出来ていたって感じ」
15:42:雨堂聖理:「いつの間に……それこそ、エフェクトでとか?」
15:42:雨堂聖理:「あたしのディメンジョンゲートでも、多分やろうと思えば、地中の土をごそっとやることはできると思うし……あ、でも地下空間って言うんだから、もっともっと大きいのかな……」
15:43:遠里 悠:「良い線言ってるわ聖理ちゃん。そもそも出入りするのにも特殊な手段が必要なのも」
15:44:遠里 悠:「特異性って感じ、正直言ってこの情報ルートをこれ以上掘り下げるのは」
15:45:遠里 悠:「結構ヤバいって思える。地雷を踏み抜くかもしれないし、トンでも無いものを掘り出しかねないわ」
15:45:遠里 悠:「時間をかけてゆっくり行きたいところね」
15:46:雨堂聖理:目を丸くする。ハルカさんの口からそんな言葉が出てくるとは思わなかった
15:46:GM:情報収集特化の支部長。すなわち、市内のオーヴァードで最も情報の取扱いに精通しているはずの者だ。
15:47:GM:その遠里の力をもってして、不明。そして、危険を覚える類の情報。
15:47:雨堂聖理:それだけに、真に迫っている。きっと本当にそうなのだろう。今回の件で知った、数々の非常識な事件の裏に、何か一つの渦巻く原動力があって、それが大なり小なり影響しているのだとしたら
15:48:雨堂聖理:確かにそれは、恐ろしく常識の枠を踏み越えた何かなのかもしれない。
15:48:雨堂聖理:「 」
15:48:雨堂聖理:「……そうなんだね。わかった。ハルカさんがそうだって言うなら」
15:49:遠里 悠:「あら?心配してくれるのォ?嬉しいわ」ニコリと笑う
15:49:雨堂聖理:「ノーヴェには気の毒だけど、もうちょっと待ってもらう感じですね」
15:50:GM:ではこの辺りで、雨堂さんには遠里さんからこれまでの捜査進捗を渡してもらう形がいいかな。
15:50:雨堂聖理:「心配はします! だってハルカさん、支部長なんでしょ?」
15:50:遠里 悠:「そうね。でも事態は進行しているから、ゆっくりできないでしょ?アプローチを変えた方が良いかもって事」
15:50:GM:具体的には、嶋倉則夫の追跡記録ということ。彼が死亡した際、端末に残っていたデータの復元です。
15:50:遠里 悠:「勿論、聖理ちゃんの人探しの事も忘れてないわよ」
15:51:雨堂聖理:「そっか……アプローチを変える……そしたらまた別のことが分かるかもしれないから」
15:51:雨堂聖理:「あっ、それでね。嶋倉さんのデータのことなんだけど、前ちょっと話した、そういうの得意な知り合いにね」
15:53:遠里 悠:「あら?あらあら!助かるわ」
15:53:雨堂聖理:「頼んでみました。そしたらやっぱりできるって。……やっぱあの人、電気のオーヴァードなのかな」
15:53:雨堂聖理:これ、記録はもう手元にある感じですか?
15:53:GM:いえ、復元自体ではなく
15:53:GM:復元したデータを見れば、雨堂さんにだけ分かります。
15:53:雨堂聖理:なるほどなるほど
15:54:GM:昨日協力した他の三人では気が付かなかったことだろう。恐らく、遠里悠ですら。
15:55:雨堂聖理:「ともかく最低限、読めるように元に戻したとか。これで分かるかな……?」 奇妙な規格の記録媒体を渡す
15:55:GM:嶋倉は“格子状心臓”を追跡していた……その途中、『可能性なし』として却下された案件の中に
15:55:GM:一つ、雨堂に心当たりのある名前があった。
15:55:GM:恭南大学。佐久間研究室。
15:56:GM:……取るに足らない所属学生の名前の羅列の一人として、藤江祐介の名がある。
15:56:雨堂聖理:ヒュ
16:00:雨堂聖理:じゃあこれは、雨堂が何らかのコネで復元屋さんに復元を頼んだデータを、ハルカさんに頼んで閲覧して
16:00:雨堂聖理:その結果気付いたという感じにしましょうか
16:00:GM:そういうことにしましょう。
16:01:雨堂聖理:「……ん? ハルカさん、今の止めて」 スクロールで画面をざらざら見ていた所で
16:01:雨堂聖理:後ろから覗き込んでいた雨堂がストップをかける
16:01:遠里 悠:「ん?何か変な所あったかしら」
16:02:遠里 悠:指先をスライドさせて空中に映し出される画面を戻す
16:02:雨堂聖理:指差すのは『恭南大学』の文字だ
16:02:遠里 悠:「特におかしくはなさそうだけど」
16:03:雨堂聖理:それから指をスライドして、研究室、所属者の名前へ移る
16:03:雨堂聖理:「藤江さん……」
16:04:雨堂聖理:「この人。泉さんのことを探してて、ビラ配ってた人です」
16:05:GM:研究室のページを検索すれば顔写真もある。間違いない。
16:05:遠里 悠:「意外な所に繋がったわね」
16:05:雨堂聖理:「……う、ん。いえ、でもたまたま……たまたまだと思う。思いますけど……」
16:06:GM:そもそもこの追跡記録は、“格子状心臓”を『発見した』記録ではない。
16:06:GM:調査の結果『存在しなかった』記録だ。つまり、嶋倉が無関係だと判断した記録ではあるのだが……
16:07:GM:それでも、偶然にしてはひどく低い確率だ。
16:07:雨堂聖理:それに、『候補に挙がった』だけの事由があるのかもしれない。
16:07:雨堂聖理:直前に聞いた、ハルカさんの話はまだ耳の浅い部分に残っている。何か、大きな不明の渦があって、それが様々な所に影響を与えているのだとしたら。
16:08:雨堂聖理:「……根拠とか、そういうの何もない。分からないんですけど」
16:09:遠里 悠:笑みを浮かべて聖理ちゃんの言葉を聞いている その眼差しは真剣だ
16:10:雨堂聖理:「……引っかかる」 耳の裏辺りを掻く 「気になる……気になる。何もないのかもしれないけど、でも」
16:10:雨堂聖理:首を振る 「……ううん。気になるんなら、行こう」
16:10:遠里 悠:「そうね、もし関係なかったのなら。それはそれで良い事だもの」
16:11:雨堂聖理:「ハルカさん。あたし、ちょっと行ってきます。恭英大学。っていうか、藤江さんに会いに」
16:11:遠里 悠:「ええ、自分で確かめたいと思ったのなら、動くべきだわ」
16:11:雨堂聖理:「考えてみれば、泉さん探しの状態とか全然聞いてなかったし……」
16:11:遠里 悠:「ただし、危ないなって思ったら連絡する事。私じゃなくても良いわ。ノーヴェちゃんでもガネシュちゃんでもね」
16:12:遠里 悠:「助けが必要なら言ってね。私、応援してるから」
16:12:雨堂聖理:椅子から立ち 「はい。そういうのはちょっと慣れてるから大丈夫です。でもありがとうハルカさん!」
16:12:雨堂聖理:「何かあったらまたすぐ伝えるから!」
16:13:遠里 悠:「成田ちゃんは、ガネシュちゃん経由で伝えたほうが良いかもね」
16:13:遠里 悠:「聖理ちゃんの言葉を上手く纏めてくれるから」
16:13:遠里 悠:「いってらっしゃい」
16:13:雨堂聖理:「あはは。支部長は連絡するだけで怒られそうだから、ガネシュさんにしますね」
16:14:雨堂聖理:「あ……」 「……いってきます!」
16:14:GM:----
16:15:GM:雨堂が事務所を飛び出していった、その30分ほど後。
16:15:オカマ:「マダム!お客さんよォ!」
16:16:オカマ:「マダムをご指名ですって!」
16:16:遠里 悠:「今日はお店の対応は受けてないんだけどね」
16:17:遠里 悠:と事務所の扉を開けて店へ
16:17:オカマ:「アタシもそう言ったんだけどォ」
16:17:遠里 悠:「ごめんなさい、今日はちょっと忙しくて…」
16:17:遠里 悠:と来訪した人物を見る
16:17:GM:店内のソファに、長身の男が足を組んで座り込んでいる。
16:18:GM:黒コートにストライプ模様の長いソックスを履いた、奇矯な雰囲気の男だ。
16:18:???:「なァ。ブラム=ストーカーってよォ」
16:18:???:大きく広げた雑誌で顔を隠したまま口を開く。
16:18:???:「すげェーセンス悪いネーミングだと思わねえかィ」
16:19:遠里 悠:「そうかしら」
16:19:???:「たかだか100年前の小説の名前つけてンじゃねッての」
16:19:遠里 悠:背筋を伸ばして堂々と客の前に立つ
16:20:???:「ブラム=ストーカーに失礼だろォよ~~。俺らみたいな『元ネタ』見て書いたわけじゃあねんだぜ?『吸血鬼ドラキュラ』はよ」
16:20:???:「あ、その点さらに最悪なのはソラリスだよな」
16:21:???:「明らかに映画オタクが趣味持ち込んでンじゃねーか。1972年の奴だぜ」
16:21:???:「まさか原作小説読んでつけたわけじゃねえだろうしなあ」
16:22:???:雑誌を下げる。黒髪の、目の赤い男だ。
16:22:遠里 悠:「分類が成されたのがその時ってだけ、名前の付け方は好きよ。私はね」
16:22:???:「よう、アンタの噂は聞いてるぜィ。“マダム・ベリッシマ”」
16:23:遠里 悠:「あら、光栄ね。でも、ご指名いただけるならもうちょっと愛想よくしてくれないと」
16:24:???:「そいつァ失敬。こちとら育ちが悪くてね」
16:25:???:テーブルの上に肘を乗せる。「何しろ所属上はFHだ」
16:26:遠里 悠:「育ちの悪さは気にしないわ、でも自分の所属を貶しても良い事ないわよ?」
16:26:遠里 悠:「それと、私の事を知ってくれているんだったら」
16:27:遠里 悠:「私も貴方の事を知りたいわ」
16:27:“ストリゴイ”:「“ストリゴイ”。コードネームで失礼だが、コイツで頼む」
16:28:“ストリゴイ”:「身長は182cm。体重は72だったけな。年齢は……あー……」
16:28:“ストリゴイ”:「覚えてねェ。マジで覚えてないんだ。悪い」
16:29:遠里 悠:「良いわよ、年齢がどうとかいう業界じゃないし」
16:30:遠里 悠:「“ストリゴイ”、ルーマニアの吸血鬼だったかしら」
16:30:遠里 悠:「良い名前ね」
16:30:“ストリゴイ”:「ボトルの注文がいるなら、頼んでもいいぜィ。ドンペリ、クリュッグ、クロ・デ・ゴワセ」
16:31:“ストリゴイ”:「本題の前に段取りがいるなら、俺ァ惜しまねェ」
16:31:遠里 悠:「じゃあ、今日のおススメ見繕ってくれる?」>店のオカマに
16:31:遠里 悠:「ま、段取りは特に必要ないわ」
16:32:遠里 悠:「注文してくれると嬉しいってだけ。それで、お話はなに?」
16:32:“ストリゴイ”:「“荒天龍”」
16:32:“ストリゴイ”:「知らねェとは言わせねえぜ?ついこの間、こっちにも来ていたはずだ」
16:32:GM:第三支部を襲撃し、一方面を僅か一人の兵力で壊滅させた、掛け値なしの“怪物的”オーヴァード。
16:34:GM:拳の道を極めすぎた故に神仙の領域に達し、他者を『物語』として消費する以外の娯楽を世界に見いだせなくなった超人だ。
16:34:GM:https://blog-imgs-113.fc2.com/r/o/c/rocketshokai/20190615111807f96.html
16:35:“ストリゴイ”:「殺れたか?あの野郎を」
16:35:“ストリゴイ”:すぐに掌を突き出す。「いーや、答えは分かってる。念の為だぜィ?念の為」
16:36:GM:第三支部の戦力は彼を撃退したものの、ほぼ自発的な撤退でしかなかった。N市内の戦力に彼に対抗できる存在があるかどうかすら怪しい。
16:36:遠里 悠:「死んだと思う?」
16:37:“ストリゴイ”:「いやあ~~、俺の立場としちゃ、あまり言いたかないが……無理だねェ」
16:38:“ストリゴイ”:「やっぱ無理だったか?第三のが、上手ェ具合に自爆して始末してたとかは?」
16:38:遠里 悠:「答えを知ってる相手に答えを教えるほどやさしいオカマじゃないのよ、私」
16:38:“ストリゴイ”:「そいつァ失敬。こう見えて甘やかされて育ったもんでね」
16:39:遠里 悠:「勿論、愛想のいい可愛い子なら話は別だけど。今は暇って訳でもないしね」
16:39:“ストリゴイ”:「取引がしてェ。ってかそうでもなきゃ、FHがわざわざ支部長クラスの前に首晒さねえよ」
16:41:遠里 悠:「度胸があるって事は認めてあげる。でも取引するかは内容によるわね」
16:42:“ストリゴイ”:「だから先に質問しといたンだ。その内容が有効かどうか」
16:42:“ストリゴイ”:「アンタじゃなくていい。ってかUGNでもFHでも、N市の誰でもいい」
16:43:“ストリゴイ”:「“荒天龍”を殺れるか?」
16:43:“ストリゴイ”:身を乗り出し、真剣に遠里の目を見る。
16:44:遠里 悠:「あらやだ、嫌いじゃないわよ。そういう熱い視線もね」
16:44:“ストリゴイ”:「そいつはどうも。レディ……レディ?」
16:45:遠里 悠:「そうね、誰でも構わないって条件が付くなら」
16:45:“ストリゴイ”:「レディに褒められんのは久しぶりだぜ」
16:46:遠里 悠:「”殺せない相手は居ない”とは思ってるわ。ただその条件を満たすためのリスク、リソースさえ考えなければって所かしら」
16:46:“ストリゴイ”:「アンタらが黙ってても……“荒天龍”はまたこの市に来る。物語があるからな」
16:47:“ストリゴイ”:「“マダム・ベリッシマ”。アンタの情報力でよ。いずれ、奴を待ち構えて殺す算段をつけてほしい」
16:47:“ストリゴイ”:「第三の時ァ守りに手一杯だったろうが……アンタらが本気になりゃ、やれねェことはないはずだ」
16:48:遠里 悠:「それは貴方たちのお願いとは関係ない事になる。私がそれをする必要があるなら」
16:48:遠里 悠:「頼まれなくてもやるわ」
16:48:“ストリゴイ”:「ヘッ、なるほどね。だが、野郎の想定の上を行くのはコトだぜ?」
16:49:遠里 悠:「そうね、でも」
16:49:遠里 悠:「さっきも言ったリスクやリソースの一部を貴方たちが負担するというのなら」
16:49:遠里 悠:「それは”取引”になるわね」
16:49:“ストリゴイ”:「——つまりそこで、俺の取引材料が活きるってワケだ」
16:49:“ストリゴイ”:「情報もリソースのうちだろ?」
16:50:遠里 悠:「ええ、勿論よ」
16:50:“ストリゴイ”:「あー。じゃあこういうのは知ってるか?このN市には旧陸軍の地下施設がある」
16:51:“ストリゴイ”:「そこで連中は戦時中からの実験を進めていたって与太話よ。へ。“无号計画”って言ってな……」
16:51:“ストリゴイ”:ドヤ顔!
16:52:遠里 悠:「ふふ、貴方の事。ちょっと可愛いって思えてきたわ」
16:52:“ストリゴイ”:「え!?ンだよその目は!」
16:52:“ストリゴイ”:「その優しい目はよ!」
16:52:遠里 悠:「勿論知ってる、今の話だけでは取引材料にはならないかなって思えるくらいにはね」
16:53:“ストリゴイ”:「じゃああれだ。あっちだ。この市のどこかに莫大な“賢者の石”のカタマリがあるってェ話」
16:54:“ストリゴイ”:「UGNにとっちゃ本部クラスの最重要事項だろ。どうよ」
16:54:遠里 悠:「んん~。残念」
16:54:“ストリゴイ”:「マジかよ」
16:57:“ストリゴイ”:「や……ここまでのは、元々提供する予定の話だったんだ。これは、マジだ」
16:58:“ストリゴイ”:「だがここから先ッてなると、ヤバイぜ」
17:00:遠里 悠:「聞かせてちょうだい」
17:02:“ストリゴイ”:「……その前に。なんでFHの俺が同じFHの“荒天龍”を始末してェのか」
17:02:“ストリゴイ”:「そこは聞いたりしねェのか?客の事情に踏み込まないのがここのルールてわけかィ?」
17:05:遠里 悠:「良いオカマってのはね、お客の話したい事を良く聞く事なのよ」
17:06:遠里 悠:「貴方が話してくれるなら喜んで聞くわ」
17:06:“ストリゴイ”:「へへ!じゃあ俺の需要と一致してるってワケだ。頼むよ」
17:06:“ストリゴイ”:「俺ァ“本棚”でね」
17:07:“ストリゴイ”:「例えば、“本棚”の気持ちになって考えてみてほしいんだが」
17:07:“ストリゴイ”:「もしもそいつの主人が最悪で、気まぐれで、いつでも別の本棚を用意できるような野郎だとすりゃ」
17:07:“ストリゴイ”:「アンタが“本棚”だとしたらどうする」
17:09:遠里 悠:「さあ、どうかしらね。待つタイプの女ってのも嫌いじゃないけど」
17:10:遠里 悠:「もし、自分で動けるならより美しく使いやすい本棚になってみるもの良いかもしれないわね」
17:11:“ストリゴイ”:「そういうこったなァ。必死で……持ち主の野郎が好きそうな本、手に入れにくいような本を」
17:11:遠里 悠:「例えとして、答えにくいわ。本棚って。とは思っちゃうけど」
17:11:“ストリゴイ”:「自分から集めてくるようになる」
17:12:“ストリゴイ”:「『おっ、面白い本が入ってるぞ』『じゃあ今日のところは壊すのはやめとこうかな』……ッてな希望があるって信じてな」
17:12:“ストリゴイ”:「そいつが俺よ」
17:13:“ストリゴイ”:「“荒天龍”は生の人間の物語にしか興味がねェ。野郎が第六感で“見える”範囲はとんでもねェが——」
17:13:“ストリゴイ”:「野郎が興味を示すような物語を、必死にかき集めている連中もいる」
17:14:“ストリゴイ”:「どうして、何の得があって?……ッてのも、答えたとおりよ」
17:14:“ストリゴイ”:「『気まぐれにブチ壊されないため』だ」
17:16:遠里 悠:「大変ねえ」
17:16:“ストリゴイ”:「大変なのよォ」
17:16:“ストリゴイ”:酒を呷る。
17:17:遠里 悠:「でも、そこから離れて別の持ち主を探すってわけにもいかないのね」
17:18:“ストリゴイ”:「“荒天龍”から逃げられる気はしねェからな。UGNに寝返って保護を頼ったような奴も知ってるが」
17:18:“ストリゴイ”:「翌日にはさっぱり消えてた。死体も残らねェ」
17:19:“ストリゴイ”:グラスでテーブルを叩く。「だから。曖昧な口約束で。先の可能性に賭けるしかねェの」
17:21:遠里 悠:「私達としては、この街に“荒天龍”が興味を持った以上対処せざるを得ない」
17:22:遠里 悠:「そこに相乗りしたいというならある程度融通は利かせられるとは思うわ」
17:22:“ストリゴイ”:「そりゃ良かった。希望が持てる」
17:22:“ストリゴイ”:「“荒天龍”をブチ殺せるものがあるとすりゃ、そいつは“可能性”だ」
17:22:“ストリゴイ”:「野郎は自分がまだ知らない、珍しい物語を読みたがる」
17:23:遠里 悠:「それまで、貴方が生き延びるのは自分でやらなければならないし、UGNの優先度的には市民やUGNの仲間って事になるけど」
17:23:“ストリゴイ”:「それは裏を返せば、何もかも知って、何もかも知覚できる“荒天龍”の裏をかく可能性って話にもなる」
17:24:“ストリゴイ”:「だから——いいか。こっからが本題だ。こいつァ“荒天龍”が知りようがない、切り札になる可能性の話だ」
17:25:“ストリゴイ”:長く息を吐く。
17:25:“ストリゴイ”:天井の、きらびやかな照明を見る。
17:25:“ストリゴイ”:「世界が重なっている」
17:29:遠里 悠:「世界が?」
17:29:“ストリゴイ”:「その様子じゃ、さすがに気付いてなかったかィ」
17:30:“ストリゴイ”:「そうか。あんたほどの腕前でも、そうか……」深刻な顔で、一人頷く。
17:30:“ストリゴイ”:「…………妙だと思ったことは?」
17:31:“ストリゴイ”:「毎日のようにレネゲイドに関わる事件が起こってる。大量殺人、大量失踪。第三支部の件に至っては、まるっきり戦争よ」
17:31:“ストリゴイ”:「その被害を、アンタらは記憶処理で補完している……まあ百歩譲って、そこまではいい」
17:32:“ストリゴイ”:「物理的に、可能だと思うか?」
17:32:“ストリゴイ”:「何十人、何百人と人間が『消え続ける』日常を、変わらないままで運営し続けることが?」
17:32:遠里 悠:「この街が特異な事は認めるわ。私は出来る範囲でそれを行うだけ」
17:33:遠里 悠:「でも、それじゃ成り立たない。成り立つはずがないって言うのね」
17:34:“ストリゴイ”:「『おかしい』と思うこと自体がハードルなんだ。アンタほどの奴でも」
17:34:“ストリゴイ”:「“神”の話。知ってるな。もう前置きはしねェぜ」
17:35:遠里 悠:「構わないわ」
17:35:遠里 悠:「続けて」
17:35:“ストリゴイ”:「旧陸軍の地下迷宮。本当に『地下』にあるのか?」
17:35:“ストリゴイ”:「輪移湖にも野良オーヴァードの野郎が仕掛けを作ってたよな。こいつも『地下』だ」
17:35:遠里 悠:「入口はある、そこまでは問題ないわね」
17:36:遠里 悠:「でも繋がっている先が地下とは限らない。ええ、気付けたはずなのよね。それこそ私でなくたって」
17:36:“ストリゴイ”:「インリークォのバカどもに至っては、そこで地下闘技場なんて開いてやがったなあ~~」
17:36:GM:https://koridou.web.fc2.com/12monsterh.html
17:37:“ストリゴイ”:「旧陸軍の“神”は、なんもかもをぶっ壊すかもしれないぜィ。——だがそれ以前に何をする?」
17:37:“ストリゴイ”:「世界が壊れるのは『結果』か?」
17:38:“ストリゴイ”:「……違う。新しい世界を『作っちまう』から、壊れるんだ」
17:39:“ストリゴイ”:「エグザイル。ありゃいいセンスのネーミングだぜ。俺ァそう思ってる」
17:39:“ストリゴイ”:「元が日本神話だ。常世からの追放者ってな」
17:43:遠里 悠:「新しい世界に生まれる為に、必要ない世界は壊すっていうの?」
17:43:“ストリゴイ”:「どうだかな。壊そうとすらしてないのかもしれねェぜ」
17:46:“ストリゴイ”:「世界は重なっている。『向こう側』の世界にも住人がいて、その入口はあちこちにある」
17:47:“ストリゴイ”:「『向こう側』の連中は、自分が『向こう側』のやつだと自覚もねェし、こっち側の奴も、無意識のうちにそいつらの存在を受容しちまってる」
17:47:“ストリゴイ”:「重なっているわけだからな」
17:48:“ストリゴイ”:「そして、こっち側がごっそりと欠けるたび——そいつらが『穴』を埋めているとしたら、どうよ」
17:49:遠里 悠:「世界に欠けた部分が別の世界で埋められているっていうのね。信じがたい話だけど」
17:50:“ストリゴイ”:「でも、知っちまえば思うだろ?『なんで疑問に思わなかったんだ?』ってよ」
17:50:“ストリゴイ”:「そういうゲーム、やったことあるなあ~~。真実を知っちまうと、逆に『正気』がなくなっちまう。真実なのにな」
17:50:遠里 悠:(私の能力は領域を通して限定的に世界法則にアクセス事が出来る)
17:50:“ストリゴイ”:「そういうのに触れすぎて、『向こう側』に溶けちまった野郎すらいたくらいだ」
17:51:GM:http://nekoguchi.web.fc2.com/8side_h.html
17:51:遠里 悠:(だから、これは理解できる話。私とは比べ物にならない規模だけど)
17:52:遠里 悠:「話は解るわ、そして迂闊に他人に共有できないって事もね」
17:53:“ストリゴイ”:「断言するが、他の支部長連中でも気付いちゃいない話だ。当然、“荒天龍”もなァ」
17:53:“ストリゴイ”:「俺ァ、血を啜って死人の記憶を辿れる。どんな理解不能な死に様でも」
17:54:“ストリゴイ”:「死の記憶が多すぎるから」こめかみを叩く。「正気を失ったりもしねェ。くくくくくくく」
17:56:遠里 悠:(この子にとって恐れるべきは他にあるからって事なのね)
17:57:遠里 悠:(恐怖に飲まれないのは他にも恐怖があるから)
17:58:遠里 悠:「その情報を上手く使いこなせと?」
17:59:“ストリゴイ”:「おうよ。知っていなきゃあ『気付けない』世界。不意を打つにはこれ以上ない武器だと思わねえかィ?」
18:00:遠里 悠:「はあ~…」こめかみを押さえる
18:00:遠里 悠:「とんでもない物をブン投げてくるわね」
18:01:“ストリゴイ”:「仕方ねェだろうよォ。軍の研究も“賢者の石”も大した情報じゃねえってンだから」
18:01:“ストリゴイ”:「これくらいの爆弾がなきゃ取引できねえだろがィ」
18:02:遠里 悠:「悩みの種が無限に発芽してお花畑にでもなりそう」
18:02:遠里 悠:「ええ、知ってしまった以上使わせてもらうわ」
18:03:GM:——このN市に点在する地下施設は、本当の意味での『地下』ではない。
18:04:GM:『常世』とでも呼ぶべき、“神”の創造したもう一つの世界だ。それが偶然に繋がったいくつかの空間のことを、
18:04:GM:UGNでは『地下』だと認識していたに過ぎない。無意識下で『向こう側』を受容しているから、不自然に思うこともなかった。
18:05:GM:“ローディーズ・ドア”は世界を行き来するアーティファクトだ。『現世』と、『常世』。
18:06:“ストリゴイ”:「……じゃ、酒も楽しんだし、俺ァ次に行かせてもらうよ」
18:07:“ストリゴイ”:「“荒天龍”、殺ってくれよ。じゃなきゃ“本棚”が眠れねェ」
18:08:遠里 悠:「期待しないでって言いたいところだけど、そうもいかないわね」
18:08:遠里 悠:「私ってデキる女だから」
18:08:“ストリゴイ”:「いいレディと知り合えて光栄だよ」黒い霧と化して消失する。
18:08:遠里 悠:「私のコードネームの意味ってわかる?吸血鬼さん」
18:09:“ストリゴイ”:「そいつを踏まえた挨拶のつもりだったがねィ」
18:10:遠里 悠:「なら良いわ、美しい女は期待に応えるものなのよ」
18:10:“ストリゴイ”:「いいね。“マダム・ベリッシマ”。また贔屓にさせてもらうぜ」
18:11:“ストリゴイ”:黒い霧と化して消失する。
18:14:遠里 悠:“ストリゴイ”が消えたのを見届ける
18:15:遠里 悠:「やれやれ、忙しくなりそう」
18:15:遠里 悠:支部のエージェントやチルドレンに連絡を入れる
18:16:遠里 悠:今知った事実は伏せるが
18:16:遠里 悠:任務が増えるかもしれない事
18:16:遠里 悠:遠里が不在になる事も増えるかもしれない事
18:17:遠里 悠:「ま、うちの子たちなら大丈夫よね」
18:18:遠里 悠:不在時の支部方針などを手早く纏める作業に入る
18:18:遠里 悠:それを終えたら直ぐに動かなければならない
18:19:GM:----
18:20:どどんとふ:「ノーヴェ」がログインしました。
18:21:GM:N市 恭英大学
18:21:GM:----
18:22:GM:藤江祐介が在籍しているという、恭英大学の佐久間研究室は
18:22:GM:理学部棟に存在する、地質学関係の研究室であるという。
18:23:GM:歓楽街の第十一支部から出発した雨堂は、大学構内へと辿り着いていた。
18:23:雨堂聖理:目立たない程度に辺りをちらちら見ながら、大学構内を進みます
18:23:GM:制服でもなければ、特に気に留められることもありませんね。
18:24:雨堂聖理:仕込みはバッチリということさ! 年齢も近いしね
18:24:GM:周囲の学生はほとんど私服で、雨堂は彼らよりも少し幼い程度の外見でしかない。
18:25:GM:やがて、理学部棟の二階に到着する。ウェブサイトで確認した情報からすれば、ここで間違いないはずだ。
18:25:雨堂聖理:(……そういうものだって聞いたことはあったけど、本当に簡単に来れるんだな)
18:25:雨堂聖理:(高校じゃこうはいかない)
18:25:GM:入り口のマグネットが、『藤江 在室』の位置にある。
18:26:雨堂聖理:ノックします 「こんにちはー」
18:26:藤江祐介:「はーい」覇気のない声とともに扉を開く。
18:26:藤江祐介:「えっ」
18:26:藤江祐介:「あ、えっと、君」
18:26:藤江祐介:「この前の?」
18:26:雨堂聖理:「えへへ……雨堂です。ごめんなさい、いきなり押しかけちゃって」
18:27:雨堂聖理:「はい。良くなかったですか?」
18:27:藤江祐介:「あ、いや、そんなことはないけど」後ろを見る。他の学生に見られることを気にしているのかもしれない。
18:27:藤江祐介:「談話室の方に行ってもいいですか?」
18:28:雨堂聖理:「大丈夫です! そんなのもあるんですね」
18:29:藤江祐介:「はい。まあ。……その、ありがとうございます」
18:29:藤江祐介:頭を下げて、階段近くの談話室の方へと向かう。
18:30:藤江祐介:部屋というわけでもない、テーブルとソファ、そして簡単な仕切りがある程度のスペースだ。
18:30:藤江祐介:「……やっぱり、探してくれていたんですか?泉さんのこと」
18:31:雨堂聖理:「え? 探してますよ! ビラ、いろんな人に渡したし……」 後をふんふんついていき
18:31:雨堂聖理:「学校にも置いてきました。結構大きな所だから、さすがに何か来ると思います」
18:31:藤江祐介:「そうだといいんですけれど」力なく笑う。
18:32:雨堂聖理:「……あ、でもイタズラとか来たらごめんなさいです。そればっかりは、あたしじゃどうにも」
18:32:藤江祐介:「……あの」
18:32:藤江祐介:「僕のやってることって、迷惑になってないですかね」
18:33:雨堂聖理:「迷惑?」
18:33:藤江祐介:「その……雨堂さんもそうなんですけど」
18:33:藤江祐介:「例えば泉さんが、その……僕のこととか、今の生活が嫌になったとかで……」
18:33:藤江祐介:「普通に、夜逃げっていうか……それで親元に帰ったってことも、あるのかなって」
18:34:雨堂聖理:「なるほど……それだったらたしかに、大家さんも知らないフリをしたりするかも……」
18:34:藤江祐介:「そうだとしたら僕、未練を捨てられてない、キモい男みたいな」
18:35:雨堂聖理:「……泉さんは、藤江さんにさよなら言ったんですか?」
18:35:藤江祐介:「いいえ」
18:35:藤江祐介:「全然、本当に……」ソファに座ったまま、俯く。
18:35:雨堂聖理:「じゃあ、キモいも何もないじゃないですか」 手を合わせる
18:36:雨堂聖理:「お別れしていないのに、いきなり相手に会えなくなって、それを心配して会おうとしてるのに、キモいだなんて」
18:36:藤江祐介:「この食堂おいしいねとか。そんなくらいの会話ですよ。最後にしたのなんて」
18:37:雨堂聖理:「全然そんな感じはなかったんでしょ? それなら!」
18:37:雨堂聖理:「……藤江さんがしようとしてることは、多分正しいことです。いや、うーん……藤江さんがあたしにひどい隠し事してるんなら話は別ですけど」
18:38:雨堂聖理:「聞いてる限りでは? 普通じゃないですか! あたしだって……」
18:38:雨堂聖理:「知ってる人がいなくなったら、何をしたって探しに行きます」
18:38:藤江祐介:「僕……」
18:38:雨堂聖理:少し視線を落とし 「……お別れするなた、ちゃんとさよならを言えなきゃダメですよ」
18:39:藤江祐介:「僕、本当に、何をしたってってくらい、してるでしょうかね……」
18:39:雨堂聖理:「ビラ作って配って、貼り紙もしたんでしょ?」
18:39:雨堂聖理:「あたしにも依頼してくれましたし」
18:40:藤江祐介:「な、なんか……はは。あまり、悲しくないんですよ」
18:40:雨堂聖理:「悲しくない?」
18:40:藤江祐介:「泉さんみたいな……すごく綺麗な、世界も違うような人が、僕と付き合ってくれて」
18:41:藤江祐介:「今まで一緒にいてくれたことのほうが」
18:41:藤江祐介:「なんか、夢だったみたいで」
18:41:雨堂聖理:「……あたし、男の人と付き合ったこととかないから、分かんないですけど」
18:42:雨堂聖理:「恋愛って案外そういうものじゃないですか? あ、えーとマンガとかの話なんですけど……特徴のない私にこんな素敵な恋人が! みたいな感じで……」
18:42:雨堂聖理:「でも、その素敵な恋人も、主人公の気付いてない、主人公の魅力に惹かれてたりするわけで……」
18:42:藤江祐介:「そうです、それ。本当に、そういう」
18:43:藤江祐介:「僕、なんというか……本当に、何もなかったんですよ」
18:43:雨堂聖理:「泉さんも、藤江さんの気付かない、藤江さんの良い所がスキだったりしたんですよ!」
18:44:藤江祐介:「泉さんといると、幸せで……」
18:44:藤江祐介:「いや、そうじゃないかな……」
18:44:藤江祐介:「幸せで居ることを許してくれる人が、いるってことが」
18:44:藤江祐介:「……気持ち悪いですね、やっぱり……こんなんですよ、僕」
18:45:雨堂聖理:「……そうですかね? 幸せでいることを、許してくれる人がいる」
18:46:雨堂聖理:「あの、あたしホントに男の人と付き合ったことないんで、分かんないですけど……」
18:46:雨堂聖理:「……自分がいることで、好きな人に幸せって感じてもらえたら、多分……」
18:46:雨堂聖理:「それが一番幸せなんじゃないかな……」
18:47:雨堂聖理:「……」 言ってから、恥ずかしくなって目をそらす。少し頬が赤い
18:47:藤江祐介:「…………結婚したいって思ってたんです」
18:47:藤江祐介:「彼女って言いましたけど」
18:47:雨堂聖理:「結婚!」
18:47:藤江祐介:「こういう事言うと、結婚詐欺なんじゃないかって言われると思って……はは」
18:48:雨堂聖理:「そうだ、親御さんとも会いに行くみたいなこと言ってましたもんね」
18:48:藤江祐介:「お金を取られたりとか、そんなことも全然なかったので」
18:48:藤江祐介:「それは本当に、ないんじゃないかって思いますけど」
18:48:雨堂聖理:「なら詐欺じゃない!」
18:48:藤江祐介:「……はは。ありがとうございます」
18:49:雨堂聖理:「…………」 それから、少し沈黙が流れる
18:49:雨堂聖理:なんだかこうして、泉さんにまつわる雑談を続けていると、それじゃあ引き続き探しますね! と椅子を立ってしまいそうだが。
18:50:雨堂聖理:それだけのために来たのではない。
18:50:雨堂聖理:「……研究室、って、なんか大学ーって感じですけど」
18:51:雨堂聖理:「泉さんもそこにいたんでしたっけ」
18:51:藤江祐介:「そうです。同じ大学で、彼女は文学部なんですけど」
18:52:雨堂聖理:「ふんふん。ちなみに、どんなこと研究してるんでしたっけ。地層……?」
18:52:藤江祐介:「一応、そうです。本当は鉱物学をやりたかったんですけど、僕」
18:52:雨堂聖理:「鉱物学」 ぴくりと眉が動く
18:53:藤江祐介:「それはないらしくて、でも地層も結構、面白いですから」頭を掻く。
18:54:雨堂聖理:「地層って……うーん。この辺りの土を掘り返したり……?」
18:54:藤江祐介:「他の研究室では分かんないですけど」
18:54:雨堂聖理:教科書で習いはしたが、研究をするとなるとあまりイメージがつかない。これは調査等関係ない本心だ
18:54:藤江祐介:「うちはやったことあります。何回か」
18:55:雨堂聖理:「へー。じゃあ、何か見つけたりすることもあるんですか?」
18:55:雨堂聖理:「珍しい石とか……地下の国……宝物……的な……?」
18:55:藤江祐介:「あ、実はそうなんです!僕、まさに石が趣味で……って、そもそも分かります?石が趣味っていうの」
18:56:雨堂聖理:「石が趣味……?」 分からない顔
18:56:藤江祐介:「特に結晶の構造とかを見るのが好きなんです。凄いのがあるんですよ」
18:57:雨堂聖理:「すごい結晶」 内心、心臓が跳ねる気分だ。急に来た
18:57:藤江祐介:「六方晶系なんですけど、ふね型配座って分かります?ロンズデーライトに近い構造って言えばいいのかな……」
18:58:藤江祐介:「すごく面白い石で、えーと……」微妙な顔になる。
18:58:藤江祐介:「女の子だと、やっぱピンと来ないですよね。こういうの」
18:58:雨堂聖理:「……」 口が半分くらい開いている
18:59:雨堂聖理:「き、綺麗な石とかだったら気になりますけど……」
18:59:雨堂聖理:「あ、実際に見れたりするんですか? それって」
18:59:藤江祐介:「あ、はい。研究室に戻れば」
19:00:雨堂聖理:「……折角だし、見せてもらって良いですか? ううん、ピンとは来ないんですけど……」
19:00:藤江祐介:「すみません。泉さんはこういう話、辛抱強く聞いてくれたんですよ」
19:00:雨堂聖理:「……純粋に気になります」
19:00:藤江祐介:「自分でも、困らせちゃってるんだろうなって、分かってはいたんですけど」
19:00:藤江祐介:立ち上がる。
19:00:藤江祐介:「じゃあ、見せます」
19:00:雨堂聖理:「へー……」
19:01:雨堂聖理:(そういう話を聞いていた、か……)
19:02:GM:廊下を立ち戻って、研究室前に向かう。
19:03:GM:雨堂を残し、藤江は中に入っていったが、しばらくして戻ってきた。
19:03:藤江祐介:「……あの、雨堂さん」
19:03:藤江祐介:「すみません。ないですね……」申し訳なさそうな顔だ。
19:03:雨堂聖理:「はい」
19:03:雨堂聖理:「ない……」
19:03:藤江祐介:「どこかで家に持って帰っちゃったかな」
19:04:雨堂聖理:「……いつ頃からないかって、分かったりしますか?」
19:04:藤江祐介:「いや、僕も引き出しにしまったままだったので、正確には……」
19:05:藤江祐介:「ここ最近は特に、泉さんのことでかかりきりでしたし」
19:05:藤江祐介:「あの、ごめんなさい」
19:05:雨堂聖理:「引き出し……ってことは」
19:05:雨堂聖理:「誰にでも持ち出せたり……?」
19:05:藤江祐介:「でも、見た目はこう、結晶質石灰岩っていうのかな……白くてつやがある感じの」
19:06:藤江祐介:「あんまり、一目で珍しいってものではないかも」
19:06:藤江祐介:「盗まれたかも、ってことですか?」
19:06:雨堂聖理:「……え、あ、はい! そうですね。なくなったっていうなら」
19:06:雨堂聖理:「そういうこともあるんじゃないかって。研究の何かが盗まれたーとか、あるじゃないですか……」
19:07:藤江祐介:「まあ、でも、そうはいっても、石ですし」
19:07:雨堂聖理:「……マンガで」 何か取り繕うように、少し早口になっている
19:07:藤江祐介:腕を組んで首をひねる。
19:07:藤江祐介:「そりゃ僕はすごく面白いって思ってましたけど、盗みますかね……わざわざ」
19:07:藤江祐介:「いや、石がつまらないってわけじゃなくて、こう、世間一般の価値の問題なんですけど」
19:08:雨堂聖理:「あはは、ですよね……ごめんなさい、勘ぐっちゃって」
19:08:藤江祐介:「実際盗まれたとしたら、残念なのは……本当ですし」
19:10:雨堂聖理:少し、気まずい沈黙が流れたが 「……それじゃ」
19:10:雨堂聖理:「あの、あたし。そろそろ帰りますね。なんだかごめんなさい、変なこと言って」
19:10:藤江祐介:「いえ!こちらこそ、せっかく来てもらったのに面白い話の一つもできなくて」
19:11:藤江祐介:「えっと、研究室のお菓子とか、どうですか……?教授がこの前岡山土産で持ってきたやつがあって」
19:11:藤江祐介:「何かお礼させてください」
19:11:雨堂聖理:「いえ、面白……うーん」 曖昧に笑い 「でも話せて良かったです」
19:12:雨堂聖理:「……いえ。お礼なんて。多分、全然」 かぶりを振る
19:13:雨堂聖理:「あたしはいいです。それじゃ!」 振り切るようにその場を後にする
19:13:藤江祐介:「あ、あの!」
19:13:藤江祐介:「ありがとうございます!」
19:13:藤江祐介:ほとんど言葉が出てこないようだったが、それでも叫ぶ。
19:14:雨堂聖理:特に何も返さず、小走りでその場を後にする。
19:14:GM:----
19:15:GM:シーン終了です。ここで登場したキャラは全員ロイスと購入が可能。
19:15:雨堂聖理:まずロイス変更 助けてあげたい人/藤江祐介/○尽力/気の毒/ロイス → 助けてあげたい人/藤江祐介/尽力/○気の毒/ロイス
19:16:ガネシュ・カルキ:ロイスは埋まっているのでなし、購入は……
19:16:ガネシュ・カルキ:キヨリちゃんが欲しいものがなければ、応急手当いこうかな
19:16:雨堂聖理:で、新規ロイスに頼れる大人/遠里悠/○信頼/なぜオネエ/ロイス
19:17:雨堂聖理:え~~♡
19:17:雨堂聖理:あたしねぇ……ブルーゲイルがほしいなあ……♡
19:18:雨堂聖理:どうしても無理なら、uGNボディアーマーでもいいけど……♡
19:18:ガネシュ・カルキ:ブルーゲイルかぁ~~~!よーしおじさん狙っちゃうぞー!
19:19:ガネシュ・カルキ:あ、ボディアーマーでもいいのか。ごめん、ブルゲは完全に無理目のダメ元になるから、手堅くボディアーマーの方狙ってみますわ……w
19:19:遠里 悠:ww
19:20:ガネシュ・カルキ:いくぞーっ
19:20:ガネシュ・カルキ:3dx+1=>12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 7[1,5,7]+1 → 8 → 失敗
19:21:雨堂聖理:(ケッ……)
19:21:ガネシュ・カルキ:ゴメンナサイ……所詮ワタシは木っ端アジア人なのでス……
19:21:遠里 悠:しょうがないわね
19:21:雨堂聖理:ううん、気にしないで♡ またおねがいね♡
19:21:雨堂聖理:UGNボディアーマー狙いまーす
19:22:雨堂聖理:2dx+2=>12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 10[2,10]+9[9]+2 → 21 → 成功
19:22:雨堂聖理:装備
19:22:遠里 悠:普通に買えとるw
19:22:GM:パパ活…必要なし
19:22:ガネシュ・カルキ:ブルゲも買える達成値ww
19:22:ノーヴェ:なんて女だ
19:22:GM:頂点は常に一人
19:22:従者B:クリスタルシールド
19:23:従者B:10dx+10>=25
DoubleCross : (10R10+10[10]>=25) → 10[1,2,3,5,5,6,7,8,9,10]+1[1]+10 → 21 → 失敗
19:23:従者B:くっ
19:23:雨堂聖理:オカマ……!
19:23:遠里 悠:サイバー持ちがやられたか
19:24:GM:サイバー持ちほどの強者が
19:24:遠里 悠:ダメ元でいくか
19:25:従者A:10dx>=25
DoubleCross : (10R10[10]>=25) → 10[2,2,2,3,4,4,6,7,8,10]+9[9] → 19 → 失敗
19:25:GM:それでもクリティカルはしている……!
19:25:従者C:10dx>=25
DoubleCross : (10R10[10]>=25) → 10[1,2,2,3,4,5,6,7,8,10]+6[6] → 16 → 失敗
19:25:雨堂聖理:つらいでオカマ……
19:25:遠里 悠:やはり二回回すのは大変だな
19:26:ガネシュ・カルキ:普通に高い数値連発してるのに、それでもクリスタルシールドには届かない……
19:26:遠里 悠:本体サイバーも期待値は似たようなものか
19:27:遠里 悠:2dx+10>=25
DoubleCross : (2R10+10[10]>=25) → 6[5,6]+10 → 16 → 失敗
19:27:遠里 悠:ダメ 残念
19:27:遠里 悠:まあこの辺は持てたら良いかなくらいなので
19:27:雨堂聖理:届かないとは……!
19:27:遠里 悠:OK
19:27:GM:では、ここで休憩を入れましょう。21:00から再開。
19:28:GM:シーンプレイヤーはノーヴェくんですが、他の人が来ても大丈夫です
19:28:雨堂聖理:はーい
19:28:ガネシュ・カルキ:ウィーッス。21:00了解です!
20:21:どどんとふ:「ノーヴェ」がログインしました。
21:01:GM:ではシーンプレイヤーはノーヴェくん。
21:01:GM:ミドル情報は、主に遠里支部長がめちゃくちゃ頑張ったおかげで突破したので
21:01:GM:ここから先はそんなに情報判定はないでしょう。出てきたい人だけ出てください。
21:02:雨堂聖理:でたーい。だけどシーンによるかな
21:03:ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:66->76)
21:03:ガネシュ・カルキ:ワタシは侵蝕値、けっこう高いので、ここは様子を見ておこうかな……!
21:03:ノーヴェ:こうなると思っていたぜ!
21:03:ガネシュ・カルキ:ノーヴェくんも70組の仲間入りだぜ!
21:04:GM:雨堂ちゃんもまあ出て構わないかな
21:04:雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:58->59)
21:04:GM:ノーヴェくんがついにあやつと遭遇します。
21:04:雨堂聖理:平常心ガール
21:04:GM:なんだこのガール
21:04:GM:パパ活はするわ安定体だわ
21:04:GM:悪いやつだぜ
21:04:ノーヴェ:やっぱりアザレアじゃない?
21:05:雨堂聖理:変貌しないよ~
21:05:GM:----
21:05:GM:N市 第七区画 港湾部
21:05:GM:----
21:06:GM:現在、ノーヴェは港湾部近辺の警邏にあたっている。第七支部の支部員も何名かが配置され
21:07:GM:“浮動工廠”に関わる空間異常の発生兆候がないか、注意深く監視を続けている。
21:07:GM:ここでのノーヴェの役割は、仮に、“浮動工廠”に何かが搬入される動き、あるいは逆に搬出される動きがあった場合
21:07:GM:それを捕縛する直接的な戦力だ。
21:08:GM:この日の朝、前日の雨堂との同行の件で成田にしこたま殴られ
21:08:ノーヴェ:理不尽!
21:08:GM:この警備任務に無理やり配置されたのだ。
21:09:ノーヴェ:「あの野郎ォ~~」 まだ微妙に痛む首をさすっている。
21:09:ノーヴェ:「ぜってー殺す。この仕事が終わったら決闘状を叩きつけてブチのめして下剋上してやる」
21:10:支部員:「ハハ。その様子じゃ随分やられたなノーヴェ」
21:10:ノーヴェ:「勘違いすんなよ!一方的な折檻じゃねェ、双方向の殴り合いだ!」
21:11:支部員:「そりゃまあ、そうなるだろうけどよ」
21:11:支部員:「よくやるよホント、お前も支部長も」
21:11:ノーヴェ:「俺も成田の腹にブチこんでやった。あいつ今日のメシはろくに食えいててて」
21:11:支部員:「あれだけやったら最低でも三日は入院だぜ」
21:11:支部員:「なんで立って仕事できるんだよ」
21:12:ノーヴェ:「機械化兵だからだろ? FHお手製のな」 肩をすくめる。
21:12:ノーヴェ:「安心するぜ。こうやって内輪でモメていられるうちは、まだ余裕があるってことだ」
21:12:支部員:「まあな。でも支部長は生身だぞ……」
21:12:ノーヴェ:「…………」
21:12:ノーヴェ:「……なんで仕事できんだよあいつ……」
21:13:ノーヴェ:「まァ、あのクソのことはいい。監視だろ、仕事は」
21:13:支部員:「この支部にしちゃ楽な任務だよなあ。生身で監視するだけでいいってのは」
21:13:ノーヴェ:「これ以上の増援も来るわけがねえ。気が抜けねえぞ」
21:14:支部員:「事務仕事してるガネシュさんの方がよっぽど大変だぞ」
21:14:ノーヴェ:「ガネシュはどうかな。あいつ、事務仕事みたいなちまちましたデスクワーク大好きだろ」
21:15:ノーヴェ:「俺は"ベリッシマ"に同情するね。今頃あの人助けバカにまとわりつかれてるはずだ」
21:15:支部員:「そりゃそっか。俺やノーヴェとは違うよな」
21:15:支部員:「人助けバカ~?」
21:15:ノーヴェ:「ほら、高校生の。雨堂。雨堂聖理」
21:15:支部員:「あああの。制服の可愛い子か」
21:16:ノーヴェ:「なんなんだよあいつは。厄介事の化身か? もう二度と会いたくねェ」
21:16:ノーヴェ:「かわいいィ~!?」
21:16:ノーヴェ:「クソだぜあれは!」
21:16:雨堂聖理:ではそんな話をしていると、遠くの方からチャリチャリと自転車をこぐ音が聞こえてくる
21:16:支部員:「かわいい子はちょっとわがままなくらいがイイんだよ!だからよお」
21:17:ノーヴェ:「いや待て。……待て、待て、待て!」 《蝙蝠の耳》。その音をキャッチしている。
21:17:ノーヴェ:「ちょっと待て!」
21:17:ノーヴェ:「あのバカ来やがった!」
21:17:雨堂聖理:それなら息遣いなんかも雨堂だと分かるでしょうね
21:17:雨堂聖理:近くの角から出てくる 「……あ、いた!」
21:17:支部員:「ほんとだ」
21:18:雨堂聖理:そのままチャリチャリ寄ってくる 「ノーヴェ! と、支部の人! お疲れ様です」 キキーッ
21:18:ノーヴェ:「ご苦労さん。帰れ」
21:18:ノーヴェ:腕組みしたまま言い放つ。
21:18:支部員:「俺は支部の人かよ」支部の人・・・
21:18:雨堂聖理:「ひどい! はるばる来たのに!」
21:18:雨堂聖理:「スマホも充電切れちゃったし……」
21:19:ノーヴェ:「なにしに来たんだよテメーは!」
21:19:ノーヴェ:「渋野!増援が来るなんて話、ひとっことも聞いてねェーよな?」
21:19:渋野:「あっ名前が渋野になった」
21:19:渋野:「全然聞いてないな」
21:20:雨堂聖理:「えーっと……どこから話したら良いのかなー。学校にビラ置いて、ハルカさんの所行って、そのあと大学行って、こっちに来たんだけど」
21:20:渋野:「行動力の化身」
21:21:ノーヴェ:「素直に授業受けてろよ……高校生だろテメェはよォ~~」
21:21:雨堂聖理:「うーんうーん……つまりね……」 あれこれ言葉を繋げようとして、頭がこんがらがってしまい
21:22:雨堂聖理:結局、それだけを言う 「泉さんの正体が"アザレア"かもしれない!」
21:22:ノーヴェ:「はァア!?」
21:22:雨堂聖理:「……そうじゃないかもしれない」 ぼそり
21:22:ノーヴェ:「帰れこのバカ!」
21:23:雨堂聖理:「でもノーヴェ気にしてたでしょ、"アザレア"! だから一応話しに来たし……」
21:23:雨堂聖理:「なんか他に情報ないかなって。あとほら、支部長の言ってたハエのこととかさ……」
21:23:雨堂聖理:「そういうのちゃんと分かれば、分かる気がするから……」
21:23:ノーヴェ:「あァ……それでわざわざ? マジで律儀なやつだな」
21:24:ノーヴェ:「泉の正体が"アザレア"。そう思った根拠は、当然あるんだろうな」
21:24:ノーヴェ:「"かもしれない"だけで言えば、市内の人間ぜんぶが"アザレア"の可能性がある。俺やお前ですらそうだ」
21:24:雨堂聖理:「渋野さんも」
21:25:渋野:「俺!?俺は違うよ!」
21:25:雨堂聖理:「あたしも違うよ」
21:25:ノーヴェ:「わかってンだよォ~~ンなことはよォ~!俺もちげェ!」
21:25:雨堂聖理:「え、でも可能性あるって……まあいいや」
21:26:雨堂聖理:ということで、雨堂がこの憶測い至った経緯を話す。
21:26:ノーヴェ:「こ、これだよ……渋野お前、これでもかこいつの事かわいいって思うのか……」
21:26:ノーヴェ:頭を抑えながら話を聞く。
21:26:GM:経緯を話すよりも先にイベントを起こしましょう。
21:27:雨堂聖理:ウェイ
21:27:ノーヴェ:ウェイウェイ!
21:27:GM:前触れなく、三人は同時に強烈な空気の変化を感じる。
21:27:GM:ワーディングだ。近い!同じ港湾部だ。
21:27:雨堂聖理:「いい、順番に話すよ。まずその"グワイヒア"っていうのが……えっ可愛いって言われた?」
21:27:ノーヴェ:「――待て。後にしろ」
21:28:ノーヴェ:「近い。UGNじゃないな?」
21:28:渋野:「敵襲か?だいぶ出力が強いぞ、これは」
21:28:雨堂聖理:「……ん」 異常を察するとすぐ武器を抜き、辺りを警戒する
21:28:渋野:「頼んだノーヴェ!」戦闘エージェントではないので一目散に逃げる段取りだ!
21:29:GM:周囲の第七支部員も一斉に撤収、あるいは離れての観測に体勢を切り替えていく!
21:29:ノーヴェ:《蝙蝠の耳》。近くで交戦音がしないか確認している。強力なワーディングを否応なく発生させてしまう相手には、覚えがある。
21:29:GM:非戦闘エージェントを積載したトラックが走り去っていく。そして、ノーヴェの視線の先、コンテナの影から。
21:29:???:——カラン!
21:29:ノーヴェ:「あァ、行け。連絡するまで安全圏で待機」
21:30:ノーヴェ:「30分経っても連絡がなかったら、成田へ伝えろ」
21:30:ノーヴェ:それだけ撤退する支部員へ伝え、コンテナの影へ目をやる。
21:30:???:缶詰が投げられ、ぐるぐると回って地面で止まる。
21:30:???:ガシャ、ガシャ!
21:30:“グワイヒア”:「ハーッ、ちくしょう」
21:30:“グワイヒア”:「クソ缶詰!このクソッタレ!」
21:30:“グワイヒア”:グシャア——ッ!!!
21:31:“グワイヒア”:巨大な機械爪で缶詰を叩き潰す!バラバラになり、中身の汁が飛び散る。
21:31:雨堂聖理:派手な動きがあると、むしろ陽動を想定して周囲を警戒する。幸い今は一人ではない
21:31:“グワイヒア”:「よーし、ハァ、ハァ」
21:32:ノーヴェ:「"グワイヒア"だ。気を抜くなよ雨堂」
21:32:ノーヴェ:「アホに見えるが、単純に手強い。正面には絶対に立つな」
21:32:“グワイヒア”:地面に飛び散った鯖の煮物か何かを口で直接ガツガツと食べている。
21:32:“グワイヒア”:「……」
21:32:雨堂聖理:「……わかった。あたしは脇から」
21:33:“グワイヒア”:「……おい。おい。オイオイオイオイオイ」
21:33:“グワイヒア”:「ノーヴェじゃねえかァ!なんだァ!?ヘヘ!」
21:33:“グワイヒア”:「わざわざブッ壊されに来たのかよ!?」
21:33:ノーヴェ:「くふッ。くハハハハッ」
21:34:ノーヴェ:「そりゃこっちの台詞だ!ウチの仕事をジャマしやがって!」
21:34:“グワイヒア”:「仕事だぁ~~~~~~あ!?」
21:34:“グワイヒア”:「ガラクタ野郎。テメーに溶鉱炉に突っ込んでリサイクルされる以外の仕事があんのか!?」
21:35:ノーヴェ:「あンだよ、捨て駒にされるしか脳のねえテメェーと違ってなァ!」
21:35:ノーヴェ:「どうしてくれんだ?成田にまたクソ説教される」
21:35:ノーヴェ:「テメーの首を取っていく以外、選択肢がなくなったじゃねえか!」
21:35:ノーヴェ:ガゴン!
21:35:ノーヴェ:コンテナを踏み抜き、中にあった適当な積荷を音速で投げつける!
21:36:ノーヴェ:「スクラップにされに来たのはテメーだ!"グワイヒア"!」
21:36:ノーヴェ:「死ね!」
21:36:“グワイヒア”:「選択肢が!!!」
21:36:“グワイヒア”:一瞬で地面から消える!翼の機構で空中へと脱出したのだ。
21:37:“グワイヒア”:「どォーーした!!!」
21:37:ノーヴェ:一瞬前まで"グワイヒア"がいた場所を殴りつける。地面がクレーター状に陥没!
21:37:“グワイヒア”:ーーガギギギギギンッ!!!
21:37:“グワイヒア”:空中にある間に、積荷がバラバラの鉄片に寸断される!射出された機械腕だ!
21:37:ノーヴェ:「ずッッッッとテメーを探してたんだぜェ~"グワイヒア"!テメーが全然見つからねえおかげで!」
21:37:雨堂聖理:「あれが……!」
21:38:ノーヴェ:「人助けバカにまとわりつかれるわ、ビラ配りはやらされるわ、成田には殴られるわ!」
21:38:“グワイヒア”:「ンなもん、心配しなくていいんだよ!!」
21:38:“グワイヒア”:「これから死ぬテメーはよ!!!」
21:38:“グワイヒア”:空中から降り注ぐ、寸断された積荷の散弾!
21:38:ノーヴェ:「おめーが死ねッッッ!クソポンコツブリキロボがァ!」
21:39:“グワイヒア”:ノーヴェの戦闘演算ならば分かる。これは目眩ましだ。さらに本命、地を這う軌道で機械腕が迫ってきているーー
21:39:ノーヴェ:腕をクロスし、散弾に突っ込む形で跳ぶ。そのために防弾装備も持ってきたのだ!
21:40:“グワイヒア”:ノーヴェの身体能力であれば、ただの跳躍でも一瞬なら飛行高度に迫ることもできる。肉薄!
21:41:ノーヴェ:腕のブレードを展開。"グワイヒア"を足場にさらに跳び、片翼の先端を斬り飛ばす。とにかく飛行能力を奪いたい!
21:42:“グワイヒア”:「かかったな」
21:42:ノーヴェ:「ヒラッヒラヒラヒラ!とうとう真正面からやり合うのが怖くなったかァ?あア!?」
21:42:“グワイヒア”:「クロスシザー……!」ガシャン!!!!
21:42:ノーヴェ:「!」
21:42:“グワイヒア”:骨組みめいた機械翼が、バネ仕掛けのトラップの如く変形!ノーヴェの腕を逆に切断にかかる。
21:43:ノーヴェ:「技名を!つけてンじゃねェ!」
21:43:雨堂聖理:そこで、ヒュン、という風切りの音。
21:44:雨堂聖理:機械翼の、それも大きくは動かせなさそうな付け根部分に、ヒートウィップが絡みつく。
21:44:“グワイヒア”:「うお」完全に予想外の攻撃!
21:44:ノーヴェ:「クソ……なんてダセェ戦い方だ。絶対ェやりたくなかった」
21:44:“グワイヒア”:空中でバランスを崩すーー上に、機械翼そのものを変形させている最中だった。
21:44:“グワイヒア”:そのまま墜落します。
21:44:ノーヴェ:両手両足をつかって機械翼をロックしている。空中で拮抗状態を作った。
21:45:ノーヴェ:「雨堂を頼った上……こ」
21:45:ノーヴェ:「こいつと一緒に……落ちるとかよォー!」
21:45:雨堂聖理:(……そこだ)
21:45:GM:グシャーッ!!
21:46:雨堂聖理:墜落しても尚、歯と左手でヒートウィップを手繰り、動きを抑え込む。その上で右手のショットガンの引き金を引く。
21:46:雨堂聖理:反動も計算に入れた上で、連射だ。墜落で土煙が舞うが、大したことはない。ノーヴェには誤射しないよう、方角レベルで立ち回っている。
21:46:“グワイヒア”:「ぐう!」「げはっ!」
21:47:“グワイヒア”:「テメェー!!」積層装甲の欠片が次々と散る!
21:47:ノーヴェ:「スクラップにされんのはテメーだっツったろ!」
21:47:雨堂聖理:激高したような声を上げたなら、ヒートウィップを両手に持ち替え、手元のスイッチをオン。
21:48:ノーヴェ:踵落としを頚椎付近に叩き込む。
21:48:雨堂聖理:赤熱する武器が機械翼を締め付ける。溶断……!
21:48:“グワイヒア”:バキン!!!
21:48:“グワイヒア”:「……クソッ!!」
21:49:“グワイヒア”:翼が切断されたのは初めてだ。拘束からはじき出された形で距離を取り、両機械腕を再び装着する。
21:49:雨堂聖理:ヒュン、と風切り音が遠ざかる。ヒートウィップを無駄なく回収しつつ、やはりショットガンを構え追撃に備える。
21:49:“グワイヒア”:「何者だ、テメェー……」両爪を地面に食い込ませ、警戒の姿勢。
21:49:ノーヴェ:「何者だよ、お前」 同じことを雨堂に聞いている。
21:50:ノーヴェ:「ド素人かと思えば、今の動きはどう考えても素人じゃねえ」
21:50:ノーヴェ:「アホのガキを装った達人か?」
21:51:ノーヴェ:雨堂と挟み撃ちにするように、"グワイヒア"の側面にゆっくりと回り込む。
21:51:雨堂聖理:「……あたしはあたしです。そりゃ確かに、素人でもなければアホのガキでもないけど……」
21:51:雨堂聖理:「ちょっと戦い慣れてるくらいで、そんなに目の色変えないでほしいな」 こちらもショットガンを構えて、ノーヴェと線対称のポジションを維持するように動く
21:52:ノーヴェ:「わかった。やるぞ"アーク"」
21:51:“グワイヒア”:「……なんで」
21:52:ノーヴェ:「二人がかりだ。こいつを潰す」
21:52:“グワイヒア”:「わざわざこんなところにいやがる?」
21:52:ノーヴェ:「"アザレア"の重要参考人だ。ぜってェ逃すな」
21:52:雨堂聖理:「わかってる
21:53:“グワイヒア”:「“アザレア”?」
21:53:“グワイヒア”:「おい」
21:53:ノーヴェ:「聞いてどうする? これからブチ殺されるテメーがよォ~」
21:53:雨堂聖理:「……でも普通に呼んで欲しいなぁ」 タンタン、と靴を鳴らす
21:53:“グワイヒア”:「“アザレア”から逃げようとしてんのか?尚更なんでいやがるんだよ」
21:54:雨堂聖理:「逃げるの?」
21:54:ノーヴェ:「言ったろうがオモシロ変形野郎!"アザレア"は俺がブチ殺すってよォ!」
21:54:“グワイヒア”:当然、包囲される状況にも慣れきっている。今は機械腕を飛ばすことはなく、雨堂とノーヴェにそれぞれ向けている。防御体勢だ。
21:54:“グワイヒア”:「へ、へへへへへへ!」
21:54:“グワイヒア”:「嘘だろ!へへへへへ!」
21:54:“グワイヒア”:「まさかテメーら、自分から“アザレア”を探してやがんのか!?」
21:55:ノーヴェ:「おとなしく"アザレア"に関する情報を全部吐け。居場所からカレーの好みまで全部な」
21:55:“グワイヒア”:「見つけたところでテメーら、ブッ殺されるだけなのによォ~~!!」
21:55:ノーヴェ:「そうすりゃ、完全スクラップから……ハードオフ行きくらいにする温情はかけてやらんでもねェ」
21:55:“グワイヒア”:「ヒャハハハハハ!ほ、本当に探してんのか!?」
21:55:“グワイヒア”:「なあ、なんか……」
21:55:“グワイヒア”:「なんか、分かってることあんのかよ!」
21:56:雨堂聖理:「……格子状心臓」
21:56:“グワイヒア”:「コウシジョウシンゾウ~~!?」
21:56:ノーヴェ:「"无号計画"」
21:56:“グワイヒア”:「知ってるぞ!心臓ってのは……あれだ、人間の内臓の一種だろ!」
21:57:“グワイヒア”:「計画……も、知ってるぜ!」
21:57:“グワイヒア”:「作戦を立てることだ!」
21:58:ノーヴェ:「……便利だなこいつ。少なくともこの二つは"アザレア"に関係ねーわけか」
21:58:“グワイヒア”:「まさか“アザレア”……心臓で、計画を立ててんのか!」
21:58:雨堂聖理:「……いや、これ」
21:58:“グワイヒア”:「さすがだぜ……!人間の内臓、ブチまけてえよなァー!」
21:58:雨堂聖理:「ホントに何も知らないんじゃない……?」
21:58:ノーヴェ:ビキビキと青筋が立つ。「テメェ~~!"グワイヒア"~~!」
21:59:ノーヴェ:「一瞬でも!テメーの言うことを信じた俺がバカだったぜ!」
21:59:雨堂聖理:「あたしはほとんど"アザレア"について想像できてるけど」
21:59:“グワイヒア”:「あァ!?なんだよ」
21:59:雨堂聖理:「この子はダメだ。ただ騒いでるだけじゃん」
21:59:“グワイヒア”:「おれは“アザレア”を見た!この港でな!」
21:59:雨堂聖理:「妄想だよ。……それとも根拠あるのかな?」 その口調は冷たく聞こえる
21:59:“グワイヒア”:「テメーらがわざわざここに来やがるから」
21:59:“グワイヒア”:「自殺しに来たんだと思ったぜ!違うのかよ!」
21:59:ノーヴェ:「はァあ!?」
22:00:雨堂聖理:「見間違えじゃないの? 揺れてる煙の影をそう思っただけとかさ……」
22:00:ノーヴェ:「いねーよそんなヤツはッ!来たのはチャリでのこのこ現れたこのアホと」
22:00:ノーヴェ:「缶詰とのんきに格闘してたテメーだけだ!ボゲッ!」
22:00:“グワイヒア”:「このおれが!“アザレア”の顔を見間違えるわけがねえ~~!!」
22:01:“グワイヒア”:「テメーら……テメーら、知ってんだろ!!」
22:01:“グワイヒア”:「“アザレア”を探してんだろうが!」
22:02:雨堂聖理:「…………」
22:02:雨堂聖理:ショットガンを向けたまま、後ろ手でリュックの中に手を突っ込む
22:02:雨堂聖理:「これ?」
22:03:ノーヴェ:「おい?」
22:03:雨堂聖理:突き出すのは、今までさんざん配って、貼ってきたビラだ
22:03:“グワイヒア”:「おお……!」駆け寄って、ビラの写真を見る。
22:03:“グワイヒア”:行方不明の女子大生ーー泉透乃の写真を。
22:03:“グワイヒア”:「これだよ!写真まで持ってんじゃねーか!」
22:03:ノーヴェ:「雨堂ォ!行方不明事件は関係ねーって」
22:03:“グワイヒア”:「“アザレア”!」
22:03:ノーヴェ:「何度……」
22:04:ノーヴェ:「………………」
22:04:雨堂聖理:ビラをそのまま渡してあげる
22:04:“グワイヒア”:「へへ、やっぱり生きてやがったんだ……!」無事な方の翼で、クリップのように挟む。
22:05:ノーヴェ:「おい。"アザレア"はどこにいる」
22:05:“グワイヒア”:「そうだよな……あの人より強くて悪い奴はいねェ~~」
22:05:ノーヴェ:「どこ行ったオイ!"グワイヒア"!」
22:05:“グワイヒア”:「どこって、ああ!?」
22:05:“グワイヒア”:「言っただろうが!この港にいるんだよ!」
22:06:“グワイヒア”:「どこかに隠れてるんだろ!」
22:06:雨堂聖理:「見かけただけ?」
22:06:“グワイヒア”:「ああ。声をかけようとしたら、どこかに見えなくなっちまった」
22:06:“グワイヒア”:「やっぱりスゲェーよ、“アザレア”は!」
22:07:“グワイヒア”:「つまり……アレだ、計画ってやつだよ!」
22:07:“グワイヒア”:「隠れて……見えねーところから、テメーらUGNを騙してよォ~~!」
22:07:“グワイヒア”:「もうめちゃくちゃにブッ殺しまくるんだよ!!“崩落戦”の時みたいに!!!」
22:08:ノーヴェ:「そうかよ!」 瞬間、"グワイヒア"に躍りかかります。本気で始末する気だ。
22:08:ノーヴェ:「"アーク"!こいつを殺るぞ!頭さえ残ってりゃいい!」
22:08:ノーヴェ:「情報源として支部につれて帰ったあと、この港を洗う!」
22:08:“グワイヒア”:ーーギン!!!
22:08:雨堂聖理:「分かった」 躊躇なく、至近距離からショットガンを撃ち込む
22:08:“グワイヒア”:両腕をクロスする形でノーヴェの一撃を防ぐ。ショットガンは胴体を直撃した。
22:09:“グワイヒア”:……が、ダメージは最小だ。もっとも装甲の厚い部位で受けたのだ。
22:09:“グワイヒア”:「オイ!いいじゃねーか!!」
22:09:“グワイヒア”:「協力してやるぜェ~~!?“アザレア”を探すんだろ!!」
22:09:ノーヴェ:右腕に内蔵したブレードを展開してます。機械化兵!
22:09:“グワイヒア”:「ヘ、ヘヘヘ!!」
22:09:雨堂聖理:「……けど、名前で呼んで……」
22:10:“グワイヒア”:フラッシュのように、翼に並んだ銃口が閃く!ノーヴェの攻撃の出掛かりを撃ち落とす形だ。
22:10:ノーヴェ:「ああ協力しろ!余計な事できねーよう、首だけになってなァ~!」 雨堂の言葉まで聞いていない!
22:10:雨堂聖理:「よ!」 さらに胴体へ連射。ただし使っているのは右手だけだ。照準はブレるが……
22:10:ノーヴェ:「クソが!」 後退しつつ回し受けで急所への被弾を避ける。
22:11:“グワイヒア”:「面白ェじゃねーか……へ、へへ!生きる気力がよォ~~!!」
22:11:“グワイヒア”:「底なしにわいてくるぜッ!!!レネゲイドは精神の力だッ!!」
22:11:“グワイヒア”:「“アザレア”さえいりゃあ、おれは全力だ!!」
22:11:雨堂聖理:ノーヴェが後退し、弾が切れた所でショットガンを捨て、左手で用意していたヒートウィップを放つ。狙いはさっきまで攻撃していた胴体
22:12:ノーヴェ:「いま全力で死ね!」 踏み込みからの掌打、回し蹴り、手刀。
22:12:“グワイヒア”:ーーギュイン!
22:12:“グワイヒア”:“グワイヒア”の両腕が半回転し、推進部を見せる。
22:12:“グワイヒア”:ゴ ッ
22:12:ノーヴェ:「雨堂伏せろ!」
22:13:雨堂聖理:「え……っ!」
22:13:“グワイヒア”:逆噴射によって超高速で地面を滑った!炎で前方を薙ぎ払うと同時に、高速で離脱している。
22:13:ノーヴェ:自分は言いながら既に伏せている。高速離脱を可能にする推進力は、過去に何度も目撃していた。
22:14:ノーヴェ:直撃すれば火だるまだ。「あのクソガキがァ~……!」
22:14:“グワイヒア”:「……ジョルトフレア」
22:14:雨堂聖理:ヒートウィップが絡みかけていたが、当然止められる勢いではない。直撃こそしなかったが、離脱の勢いに身体を引っ張られ地面を転がる
22:14:雨堂聖理:「がはっ! この……!」
22:14:“グワイヒア”:「テメーらが探してくれるなら好都合だぜ……“アザレア”が出てきてよォ~~」
22:15:“グワイヒア”:「テメーらUGNを皆殺しにして!」
22:15:“グワイヒア”:「それで、そこでおれが現れ、さらに皆殺しにすりゃあいいってわけだ!!」
22:16:GM:遠くから車両の走行音が聞こえてくる。増援が到着しつつある。
22:16:雨堂聖理:「っふうぅ……じゃあ何……」
22:16:ノーヴェ:「オイ……"アザレア"は一体なんなんだ?テメーの言ってる通り、ただの闇討ち大好き人殺しマニアか?」
22:16:GM:第七支部は現在“グワイヒア”を撃退する方針ではなく、破壊と捕獲を行おうとしている。
22:16:“グワイヒア”:「ああ!?“ただの”ってなんだ?」
22:17:ノーヴェ:「"アザレア"の目的を答えろコラァーッ!」
22:17:“グワイヒア”:「とんでもねェー闇討ち大好き人殺しマニアだよ!!」
22:17:雨堂聖理:「そう……結局"アザレア"の今のこと……目的も、何をしてるかも」
22:18:雨堂聖理:「分かってない……ただの"アザレア"大好きな女の子ってこと……だね?」 膝立で起き上がりつつ、懐に手を入れる
22:18:“グワイヒア”:「ああ……?なんだテメー」
22:19:“グワイヒア”:「大好きだったら悪いのかよ!ああ!?」
22:20:ノーヴェ:「逆ギレかよ」 会話が続く以上、積極的に攻撃しようとしない。増援の到着を待って一気に潰すつもりだ。
22:20:雨堂聖理:ふ、と息を漏らす 「別に。ただ、うん……そうだなー」
22:20:雨堂聖理:「罪な人って、そういう人のことを言うんだろうなあ」
22:21:“グワイヒア”:「罪!へへ!知ってるぜ!」
22:21:“グワイヒア”:「悪ってことだろうが!!!」
22:21:雨堂聖理:藤江祐介も、"グワイヒア"も。自分に気持ちを向ける存在のことなんて、何も頓着しないのだろう。
22:21:雨堂聖理:それは単に、人の感情を踏み躙る悪だという以前に、そういうものなのだろうと、なんとなく予想できる。
22:22:ノーヴェ:「テメーの国語の試験してるわけじゃあねーぞ"グワイヒア"」
22:22:雨堂聖理:そうでなければ……寄せられる想いを軽視するようなものでなければ……雨堂はこのビラを手にすることもなかっただろう。
22:22:ノーヴェ:一歩前に出る。「いいか。UGNはクソどもを倒し、この街の治安を守る」
22:23:ノーヴェ:「最後通牒だ。さっさと全武装パージして知ってる事をすべて話せ」
22:23:“グワイヒア”:「なんだァ……!?テメー」
22:23:“グワイヒア”:「テメーらが知ってることさえ話すんなら」
22:24:“グワイヒア”:「協力してやるって言ってんだろうが!歩み寄ってるってことだろうが!?ああ!?」
22:24:ノーヴェ:「俺がキレる前によォ~~」 ビキビキと額に青筋が立っている。
22:24:“グワイヒア”:「それをテメー、そういう言い方ってことはよォー!!」
22:24:“グワイヒア”:「ズタズタにバラされてえっていう意思表明だろうがァ~~~!!」
22:25:ノーヴェ:「バラされんのはテメーだって言ってンだろうがッ!」 キレた!殴りかかる!
22:25:“グワイヒア”:大きく背中を逸らし、両腕を広げる!
22:25:“グワイヒア”:“グワイヒア”に戦術不利という概念はない!増援が現れようと、構わず戦闘を継続するつもりだーー
22:25:“グワイヒア”:「ノーヴェ!てめ」
22:26:GM:‾‾‾‾‾‾‾‾/______
22:26:GM:バチッ
22:26:GM:
22:26:GM:消えた。
22:26:ノーヴェ:「――――――。」
22:26:GM:ノーヴェの眼前にいたはずの“グワイヒア”が、唐突に消失している。
22:27:雨堂聖理:バロールシンドローム知覚てきな何かで感じられますかね?
22:27:GM:現在の雨堂では、何も感じられません。
22:27:ノーヴェ:周囲を警戒する。視覚、嗅覚、《蝙蝠の耳》での聴音索敵をすべて行っている。
22:27:雨堂聖理:じゃあ警戒はノーヴェにまかせて、ヒートウィップとショットガンを回収しよう。ショットガンにはちゃんと弾を装填する
22:27:GM:ただ、何かが唐突に切り替わったような感覚。これまでの世界とは地続きだが、
22:28:GM:突然パズルのピースが組み変わったような。
22:28:ノーヴェ:「雨堂」 武器を回収している雨堂の背中をカバーしている。
22:28:ノーヴェ:「なにか妙だ。わかんねェが」
22:28:ノーヴェ:「なにもわからねえが、なにか妙だってことは分かる」
22:29:雨堂聖理:「……分かってる」
22:29:ノーヴェ:「お前、こういう直感的な問題は得意だろ。なんだ?この状況は」
22:30:雨堂聖理:「そんなことで頼りにされても……」 ちょっと苦笑
22:30:ノーヴェ:雨堂さんと背中合わせになったまま周囲を警戒している。さっき聞こえた音の近さなら、増援ももうすぐ来るはずだが……。
22:31:雨堂聖理:ただ、その実……確かに違いはするが、この現象と自分の能力は、似通っているようにも感じる
22:31:GM:車両の音は変わらず近づいている。つまり、自分たちだけが移動させられたというわけではないのだ。
22:32:雨堂聖理:(選び取られた……)
22:32:雨堂聖理:「……ん」 武器をしっかり回収し 「合流しよう。何が起こったかは分からないけど……」
22:32:ノーヴェ:「"グワイヒア"の能力じゃねえ。あいつはこんな力を持っていない……持っていたら絶対ェ、いのいちばんに、自慢げに披露してくる」
22:33:ノーヴェ:「チッ!しまらねえ終わり方だ!」
22:33:雨堂聖理:「分からないなりに、ちゃんと相談しなきゃ。"グワイヒア"がいなくなったことは間違いなさそうだし」
22:33:GM:第七支部の車両が、二人の目の前で停止する。
22:33:GM:“グワイヒア”を撃破するとなれば、ノーヴェの他にも直接戦闘に長けたオーヴァードが派遣されるのが道理だ。
22:33:成田晴史:「おい、貴様ら」
22:34:成田晴史:すなわち、第七支部長が。
22:34:成田晴史:「状況を説明しろ」
22:34:ノーヴェ:「ゲェーッ」
22:34:成田晴史:「あと、死ね」
22:34:GM:----
22:34:雨堂聖理:「ひどい!」