22:46:雨堂聖理:自分の手元と、魔眼越しの着弾先を対象に、その運命を『視る』。どの瞬間で撃てば、その致命的な破砕点を貫けるか。
22:46:雨堂聖理:求める先はシンプルだ。だから 「そこだ」 その結果を選び取るのにも、そう苦労はしなかった
22:47:雨堂聖理:猛烈に加速した針弾が、あり得ざる角度で、傷ついたナラシンハの武器の破砕点を、寸分違わず突いて刺し、穿ち、
22:47:雨堂聖理:砕く。
22:48:雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+14した(侵蝕率:141->155)
22:48:魔人ナラシンハ:『シン、ギュラル』
22:49:GM:魔人態の『核』が破壊されながらも、絶命しない。石斧すら完全には砕けておらず、まだ7割以上を残している。
22:49:GM:魔人ロイトスや魔人ヴァルコラキとは、生命体としての強度が違う……!
22:49:魔人ナラシンハ:『——アァァァァァァァク!』 《原初の虚:ラストアクション》。
22:49:GM:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》《伸縮腕》。
22:49:魔人ナラシンハ:14dx7+9 聖理ちゃんを狙う。
DoubleCross : (14R10+9[7]) → 10[1,2,2,3,7,7,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[3,4,4,6,6,6,6,7,8,10]+10[4,4,7]+10[7]+10[7]+5[5]+9 → 64

22:49:雨堂聖理:ひえぇ
22:49:雨堂聖理:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,2,3,5,9] → 9

22:49:GM:ハッハー!
22:50:魔人ナラシンハ:7d10+12 もろもろが有効。
DoubleCross : (7D10+12) → 39[2,7,4,9,6,1,10]+12 → 51

22:50:魔人ナラシンハ:《リヴァイブセル》で復活。
22:50:雨堂聖理:いや受けよう! そして倒れます。
22:51:雨堂聖理:「……ッ最高の結果を、出したはずなんだけど!」 攻撃を受ける直前、片手で大葉ちゃんを制している。庇う必要はない
22:51:GM:雨堂聖理の攻撃を受けるのとほぼ同時に、雨堂の腹部を爪で貫通していた。
22:51:大葉瑠美:「雨……!」
22:51:魔人ナラシンハ:『ナメるな』
22:52:魔人ナラシンハ:『背負っているものが違う。救うべきものが違う』
22:52:魔人ナラシンハ:『魔人たちが背負う使命を……甘く見るな!』
22:52:魔人ナラシンハ:そのまま地面に叩きつける。
22:52:大葉瑠美:『雨堂さん!』
22:53:雨堂聖理:「がっふ!」 腹を刺され、叩きつけられ、吐血する。当然のダメージ。骨も臓器も、皮という袋のなかでぐちゃぐちゃにされて、オーヴァードでなければ何度死んでも足りはしない
22:53:雨堂聖理:「……ふっ……ふふふ……」
22:53:士騎朝輝:「いけるか?」横目で見、ただ、それだけの言葉をかける。
22:54:雨堂聖理:「救うべきもののために……背負う使命の通りに……強くなれるなら」
22:55:雨堂聖理:「いいよね……そうならさ」  ナラシンハ/驚異/○同情 これでロイスとってタイタス昇華して復活します
22:55:雨堂聖理:「あたしはいい。大丈夫……だけど」
22:56:雨堂聖理:「もしまだ蹴りがつかないなら、その時は……」 大葉ちゃんをちらりと見て、それからショットガンを構え直す
22:57:GM:イニシアチブ。成田さんの手番。
23:02:成田晴史:「フー……」
23:02:成田晴史:焼け焦げた布片となったグローブを捨てる。
23:03:成田晴史:生身での接触では伝導率が大きく下がり、自分の身に返るフィードバックも甚大になるだろう。
23:03:成田晴史:「それがどうした」ズチャッ
23:03:成田晴史:「貴様の命は」
23:04:成田晴史:「あと一撃だ」ズチャッ
23:04:成田晴史:先の一撃で吹き飛ばされた屋上の端から、ホラー映画のモンスターのごとく再び動き出す。
23:05:成田晴史:「殴り、殺す」
23:06:成田晴史:雨堂を気にかける士騎の横を通り過ぎて、敵に向かっている。
23:07:士騎朝輝:白煙が蒸発する。空気が乾く。真横を雷の擬人化が通り過ぎようとする。その刹那。
23:07:士騎朝輝:自分の事など眼中にない成田を横合いから、思い切り殴りつける。
23:07:成田晴史:  ゴ ッ !!!!
23:07:成田晴史:横合いからの拳に、半回転して吹き飛ぶ!
23:07:士騎朝輝:「ちょっと、くすぐったいくらいだろう。本来のお前なら」
23:08:成田晴史:「ホワイト……」
23:08:士騎朝輝:「だが、今は駄目だ。あとの仕事ができるのは、壮絶に不向きではあると思うがなぁ お前だけだ」
23:08:成田晴史:「ミュートォォォォ……ッ!!!」地面に伏せたまま口の端から流れる血を拭う。
23:08:成田晴史:「ふざけるな」
23:09:成田晴史:「貴様……何様のつもりだ!」
23:10:士騎朝輝:「それは、こちらの台詞だよなぁ。調子に乗って3発も殴りやがって」
23:10:士騎朝輝:「だからな。お前には、通りすがりの後始末をやってもらうぜ」
23:10:士騎朝輝:「UGNの支部長なんだからなぁ」
23:11:士騎朝輝:にやにや笑う。 実際この男が帰還できなかったら、この戦いは敗北に等しい。
23:11:成田晴史:この男が何様なのか。何をするのか。何者なのか。
23:11:成田晴史:一つしか分かっていない。だからこそ気に食わない。
23:11:成田晴史:通りすがりのオーヴァードだ。
23:11:雨堂聖理:「おお……」 素でちょっと引き、同じだけ感心する
23:11:成田晴史:行動は待機。
23:11:大葉瑠美:「……あわわわ」
23:11:GM:魔人ナラシンハの手番。
23:12:魔人ナラシンハ:『後始末担当がいるんなら』
23:12:魔人ナラシンハ:『テメーはいつくたばってもいいよな』
23:12:魔人ナラシンハ:『"ホワイトミュート"!』
23:12:魔人ナラシンハ:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《爪剣》。士騎君を狙う。
23:13:魔人ナラシンハ:14dx7+9
DoubleCross : (14R10+9[7]) → 10[2,3,3,3,4,5,5,6,7,7,7,7,10,10]+10[5,5,7,8,8,9]+10[7,8,9,10]+10[2,7,8,10]+10[1,1,10]+2[2]+9 → 61

23:13:GM:サーラメーヤのカバーも忘れないでね!
23:14:士騎朝輝:リアクション不可。カバーは欲しいが
23:16:GM:さあどうしますか。カバーを申請したりはしますか?
23:17:士騎朝輝:カバーを貰いましょう。成田さん、君に決めた!
23:17:成田晴史:《マグネットフォース》。同エンゲージの士騎くんをかばうぜ!
23:17:GM:殴った上にかばわせるとか
23:17:成田晴史:いや、違うな。
23:17:GM:どういう考えしてんだこの男!
23:17:成田晴史:行動放棄カバーだ。
23:17:GM:OKです。ではダメージ。
23:17:魔人ナラシンハ:7d10+12+12
DoubleCross : (7D10+12+12) → 37[5,5,3,6,5,5,8]+12+12 → 61

23:18:GM:もろもろが有効です。
23:18:士騎朝輝:「俺がくたばったら、お前の妹が泣くぜ」
23:18:成田晴史:うおおーっガードと装甲で減らして余裕で死ぬぜ!
23:18:士騎朝輝:足は止める。次にこいつを切るためだ。攻撃は避けけない。
23:19:魔人ナラシンハ:石斧の攻撃でもない。爪でも拳でも投擲でもない。
23:20:魔人ナラシンハ:翼だ。これまでずっと温存していた翼が硬質化し、槍のようになって突き刺し、殺そうとする。
23:20:士騎朝輝:だが、目も逸らさない。傷ついた体を氷のギブスでつなぎ止め、流れる血を凍結でふさぐ。いつもやる事を行えばいい。
23:20:士騎朝輝:ただ、耐えがたい痛みが襲うだけだ。
23:21:成田晴史:だがその攻撃に、電光が割り込む。
23:21:成田晴史:獣以上の瞬発力で跳び、体ごとぶつけるような拳打で
23:21:成田晴史:——ザン!
23:21:成田晴史:拳に翼を串刺しにして止める。
23:22:魔人ナラシンハ:『……テメー……!』
23:22:成田晴史:「ホワイトミュート」
23:22:成田晴史:「殺すぞ。貴様」
23:22:成田晴史:ミシッ バギッ ギッ
23:23:成田晴史:鋭利な翼が食い込み、成田の拳の骨が軋んでいる。生身だ。
23:23:成田晴史:電磁バリアは魔人ロイトスと対決した時から機能していない。
23:23:士騎朝輝:「それで、殺されてれば世話ないよなぁ」呆れているが賞賛が入り混じった笑みを浮かべる。
23:23:成田晴史:「ジャーム兵器め」
23:24:士騎朝輝:「暴走兵器だ。一緒にするな」
23:24:士騎朝輝:くつくとわらう。
23:24:士騎朝輝:「いや、それも、もう違う。ジャーム兵器でも、暴走兵器でもない。俺は」
23:24:士騎朝輝:「通りすがりのオーヴァードだ。覚えておけ」
23:25:GM:——2ラウンド目終了。クリンナップ。
23:25:GM:士騎くんは毒ダメージ9を受けます。9か……!
23:25:GM:死なないじゃない!
23:25:士騎朝輝:死なない!
23:25:GM:3ラウンド目セットアップ。
23:25:魔人ナラシンハ:《原初の黄:限界突破》《原初の白:フルパワーアタック》。自動触手の回数を2回に。
23:26:ノア・スノウマン:なし。
23:26:雨堂聖理:ないぞ!
23:26:GM
魔人ナラシンハ 士騎

5m

雨堂

100m

ノア

23:26:士騎朝輝:《加速装置》行動値4→16 152→154
23:26:GM:不沈艦が沈んだ。ここからはもう、時間がない。
23:27:GM:ノア・スノウマンでなくとも全員が理解できる。
23:27:GM:やらなければ、やられる。
23:27:GM:イニシアチブ。行動値20、士騎くんの手番。
23:28:士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》《クレイジードライヴ》154→163
23:28:士騎朝輝:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,4,6,6,7,8,9,9,9,9,9,10,10]+10[3,6,7,7,8,8,8,8,9]+10[1,1,3,4,4,6,9]+1[1]+4 → 35

23:29:魔人ナラシンハ:やることは常に同じ。士騎くんに対しては、常にこれだ……!
23:29:魔人ナラシンハ:炎陽の無念を晴らす! 《原初の紫:復讐の刃》。
23:29:GM:ダメージをどうぞ。
23:29:士騎朝輝:4d10+47
DoubleCross : (4D10+47) → 16[7,2,1,6]+47 → 63

23:29:GM:ダメージが腐ってくれればいいんだが……!
23:30:GM:だめだ!
23:30:GM:残りHP40で装甲が10。
23:30:GM:魔人ナラシンハ撃破です。望むならトドメもさせる。
23:30:魔人ナラシンハ:13dx7+9 それはそれとして復讐の刃はやりきろう。
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,1,2,6,6,8,8,8,8,8,8,9,10]+10[4,4,5,6,9,9,10,10]+10[1,1,3,9]+10[10]+2[2]+9 → 51

23:31:魔人ナラシンハ:6d10+20+12
DoubleCross : (6D10+20+12) → 31[5,3,3,5,7,8]+20+12 → 63

23:31:士騎朝輝:反撃出しましょう。W-KOですよ。
23:31:GM:同値……!
23:31:GM:演出をどうぞ!
23:32:士騎朝輝:士騎の剣、氷鋼の刀身はその軌跡上に存在するあらゆるものを凍結し存在を留め置く。
23:32:士騎朝輝:それは大気中の水分、自ら産み出した氷霧すら例外ではない。つまり刀が振るわれる度に氷の剃刀が生み出され、場に斬撃が残り続ける。
23:32:士騎朝輝:今まで振るっていた刀の全てが悪辣な罠の創造となる戦闘技法。網目のように氷の刃を巡らし、逃げ場を封じる。させる。
23:32:魔人ナラシンハ:『ナメんじゃねえ!』 逃げ場を封じられてなお、真っ向勝負を厭わない。
23:33:魔人ナラシンハ:『俺は……ナラシンハ!!』
23:33:魔人ナラシンハ:『オブセシオンのランク10! 魔人ナラシンハだ!』
23:33:魔人ナラシンハ:『なァァめ、るッ、』『なァァアアアアア!』
23:33:士騎朝輝:「あぁ、やるしかないよなぁ。村雨丸。俺とお前で!」
23:33:士騎朝輝:理想の位置に相手を誘導し、狙いすました一撃を炸裂させる。
23:34:士騎朝輝:攻撃は絶対に避けない!!!
23:34:魔人ナラシンハ:同時に、袈裟懸けに振り下ろした石斧の一撃が、士騎の左腕・鎖骨・あばら・大腿部の骨を粉砕する。
23:34:魔人ナラシンハ:『お』
23:35:魔人ナラシンハ:『俺…………………の』
23:35:魔人ナラシンハ:『…………使命』
23:35:GM:————ズン!
23:35:GM:巨体が倒れ、今度こそ動かなくなる。
23:36:士騎朝輝:真っ二つに斬られながら、体中から放出する冷気が石斧を凍結していく。石斧が凍結粉砕する、だが、無尽蔵と思われていた白煙が尽きる。
23:36:士騎朝輝:雨が凍らなくなる。
23:36:士騎朝輝:にやりと笑って、ナラシンハと成田を見下ろす。と 倒れる。
23:37:士騎朝輝:「雨堂、後は任せた まったく、嫌になるよなぁ」
23:38:雨堂聖理:「……任されましたから。ちょっと休んでてください」
23:38:雨堂聖理:「信じられないムチャクチャして……」
23:41:雨堂聖理:ショットガンを落として、思い出したように自分の傷を押さえつつ、大葉ちゃんを見る
23:41:雨堂聖理:「……それで」 学校で話しかけられた時のように笑いかけて
23:41:雨堂聖理:「これからどうしたい?」
23:42:大葉瑠美:「…………」
23:42:大葉瑠美:「旅は、ないかな。いろんな人に迷惑をかけそうだから」
23:43:大葉瑠美:「湯ノ浦にも……もう帰れない。みんなを裏切ったから」
23:44:大葉瑠美:「裁きを受けます」 ノア君を見る。
23:44:大葉瑠美:「テレーズ・ブルムさんに事情を話します。結果的に拘束されるかもしれないし、処分されるかもしれないし」
23:44:大葉瑠美:「処分ならマシな結末が待っているかもしれない。それはわからないけど」
23:44:大葉瑠美:「それが私のやるべきことだと思うから」 しっかりと頷く。
23:45:ノア・スノウマン:「……」離れたビルの上から二人を見ている。手には弓と矢を携えて。
23:45:大葉瑠美:「もし……」
23:46:大葉瑠美:「雨堂さん。士騎さん。もしまた会えたら、そのときは」
23:46:大葉瑠美:「……また、いっしょにタピオカを飲んでくれると……嬉しいな」
23:47:雨堂聖理:息を吐いて、目を閉じ 「……分かった。大葉ちゃん」
23:47:雨堂聖理:そのまま歩み寄って、優しく抱きしめる
23:48:雨堂聖理:そっと頭も撫でて 「……頑張った。あたしに話しかけてきた時から、今まで」
23:49:大葉瑠美:「……うっ、ううっ」
23:49:雨堂聖理:「よく頑張ったよ。お疲れ様」
23:49:大葉瑠美:「うううう~!」
23:49:大葉瑠美:「うあああーーん!」
23:49:雨堂聖理:……それは、いつかの自分にしてほしかったことで、言って欲しかった言葉で。結局それを、自分はもらえなかったから。
23:50:雨堂聖理:できうる限り、それを与える。それが、雨堂聖理の、望みだ。
23:51:GM:Climax 【第七地区 ホテル・シーサイド屋上】
23:51:GM
<UGN>
●士騎朝騎     Finishing move[ホワイトミュート・アークティックヘヴン]
|
●魔人ナラシンハ  Finishing move[プライマルレンド]
<FH-オブセシオンセル>

23:51:GM:-------
23:52:GM:バックトラックに入ります。今回のEロイスは9個。
23:52:GM:・究極存在(魔人ヴァルコラキ)
23:52:GM:これはノア君が戦ったやつですね。知覚か、メジャー達成値60で影の中から引き出せた。
23:53:GM:・戦闘血界(魔人炎陽)
・唯我独尊(魔人炎陽)
・悪意の伝染(魔人炎陽)
Eロイス3個。元ランク7っぽくしようとしたらこうなった。

23:53:GM:・ファイトクラブ(魔人キャグン)
23:53:GM:多重人格Eロイスですが、生体侵入と組み合わせて擬態してる感じに。
23:53:GM:・破壊神顕現(魔人サーラメーヤ)
23:54:GM:これは使いませんでした。シナリオ通りにいけばサーラメーヤとナラシンハがクライマックスボスになる予定だったが……。
23:54:GM
・敗者死すべし (魔人ナラシンハ)
・殺戒現出 (魔人ナラシンハ)
・不滅の妄執 (魔人ナラシンハ)

23:54:GM:以上9個です。振りたい方はどうぞ。
23:54:成田晴史:振らないやつはアホ!!
23:54:雨堂聖理:振るっきゃなぜ!
23:55:ノア・スノウマン:振る!
23:55:成田晴史:成田晴史の侵蝕率を-55(9d10->4,5,1,6,9,8,8,9,5)した (侵蝕率:165->110)
23:55:成田晴史:アヤッター
23:55:雨堂聖理:155-9d10
DoubleCross : (155-9D10) → 155-52[9,4,4,6,1,10,1,10,7] → 103

23:55:ノア・スノウマン:135-9d10
DoubleCross : (135-9D10) → 135-50[6,1,8,9,5,7,6,1,7] → 85

23:55:士騎朝輝:9個で2倍振りで頂きます。
23:55:雨堂聖理:アヤンヤ!
23:56:士騎朝輝:163-17d10
DoubleCross : (163-17D10) → 163-106[5,5,9,8,4,6,9,9,3,9,9,4,1,8,3,10,4] → 57

23:56:士騎朝輝:む
23:56:成田晴史:のこり3個しかないから2倍振りにしようっと
23:56:成田晴史:成田晴史の侵蝕率を-40(6d10->6,7,10,6,7,4)した (侵蝕率:110->70)
23:56:ノア・スノウマン:1倍振りー
23:56:成田晴史:ヤッタネ!
23:56:雨堂聖理:残り3個なので通常通りに
23:56:雨堂聖理:103-3d10
DoubleCross : (103-3D10) → 103-19[2,7,10] → 84

23:56:ノア・スノウマン:85-3d10
DoubleCross : (85-3D10) → 85-6[1,3,2] → 79

23:56:雨堂聖理:すっきり
23:57:ノア・スノウマン:出目悪っ
23:57:ノア・スノウマン:まぁ結果的に良かったか
23:57:GM:いやーよかったよかった。さすがにリハビリ単発で死人が出たら
23:58:GM:GMの自信が木っ端微塵に粉砕されるところだった。
23:58:GM:経験点配布もやっちゃいましょう。えーと
23:59:士騎朝輝:3点
00:00:成田晴史:3点!
00:00:GM:シナリオ10点。いつもの5点にEロイス9点。
00:00:GM:Dロイスはあんま積まなかったんだよな……魔人ナラシンハは遺産継承者(ジュラシックレコード)。
00:01:GM:魔人ロイトスが野獣本能。
00:01:GM:26に最終侵蝕点を足してください。
00:01:ノア・スノウマン:31だと思う!たしざん!
00:01:士騎朝輝:29点
00:02:GM:足し算の出来る子!
00:02:雨堂聖理:26+5は……300000くらいかな……?
00:02:GM:小学校からやり直せ!
00:02:雨堂聖理:31!
00:04:成田晴史:29点でーす
00:06:GM:C((31+29+31+29)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 40

00:06:GM
馴染さん:31点
珪素さん:29点
ヒロさん:31点
白金さん:29点

00:06:GM:GMクオンタム:40点
00:07:GM:以上でバックトラックは終了!
00:20:GM:-----
00:20:GM:■エンディング01 - 雨堂聖理
00:22:GM:激しい戦いだった。
00:22:GM:雨堂聖理が経験した中で、上から数えてどれくらいかはわからないが……
00:22:GM:あの成田が倒れたばかりか、強靭な肉体を持つはずの魔人サーラメーヤ——大葉もまた、二日間寝込んでいたほどだ。
00:22:GM:大葉は結局、ノア・スノウマンと共に日本支部のテレーズ・ブルムの元へ移送されることとなった。
00:23:GM:君は大葉に頼まれて、彼女のマンションを引き払うための(表向きは引っ越しの)準備を手伝っている。
00:23:GM:君はすっかり元気でピンピンしててもいいし、あちこち体が痛くてもいい。
00:24:雨堂聖理:体は痛むけど、痛みを感じないように動く方法を心得ている。
00:24:大葉瑠美:「ガムテープガムテープ……ガムテープどこだっけ」
00:24:大葉瑠美:「雨堂さーん、ガムテープそっちにいってないー?」 ダンボールの山の向こうで手を振る。
00:24:雨堂聖理:「えーガムテープ? えーとさっき使ったような……あったあった」
00:25:雨堂聖理:「いくよー」 箱の合間をころころ転がして大葉ちゃんの方へ
00:25:大葉瑠美:「ありがと!」
00:25:GM:大葉瑠美の部屋は、雨堂の部屋と似たような整然さがある。
00:25:GM:もっとも、こっちは……単純に、引っ越してきてから大して時間が経っていないからだ。
00:26:GM:引っ越してきたのが1ヶ月ほど前、転入が数週間前。
00:26:GM:しかも正体を隠しながらだったのだから、大した荷物はない。
00:26:雨堂聖理:「……ふう。この調子だとそんなに時間はかからなさそうだね」 汗を拭う
00:27:大葉瑠美:「そうだね。もともと湯ノ浦からはそんなに荷物持ってこなかったし」
00:28:大葉瑠美:「このワンピースとか新品だけど、着る? 雨堂さん、こういうかわいいのも似合いそうだけど」
00:29:雨堂聖理:「えー、あたし? そういうのは……どうかなあ」 苦笑して
00:29:大葉瑠美:服。漫画。化粧品。およそ魔街では手に入らない日常的なアイテムは、買うだけ買ってろくに使えなかった。
00:29:雨堂聖理:「あんまりヒラヒラしてるの、落ち着かないんだよね。もうちょっと丈が短ければ気にならないんだけど」
00:30:大葉瑠美:「だめだよ! あんまり丈が短いのはダメ!」
00:30:大葉瑠美:「ただでさえ雨堂さん男の子から人気あるんだから」
00:30:雨堂聖理:「またそんなこと言って。そんなのあるわけないじゃん」
00:30:雨堂聖理:「あたしそんな女の子っぽくないし……最近ちょっと太ってるし。大葉ちゃんの方がよっぽどだよ」
00:31:大葉瑠美:「うへへへ。そーかなあ」
00:31:大葉瑠美:明るく振る舞っている。不自然なくらいに。
00:32:雨堂聖理:「そーうだよ。そうそう。だからさ」 四つ足、膝立ちで大葉ちゃんに近寄り
00:32:GM:UGNでの待遇は分からない。調査の結果、大葉瑠美はN市では人を一度も喰わず、輸血パックで肉体を維持していたことがわかった。
00:32:GM:テレーズ・ブルムも、『情報提供や素行を鑑み、人道的な待遇をする』と約束しているが……。
00:32:GM:UGNは一枚岩ではない。大葉もそれをよくわかっている。
00:32:大葉瑠美:「うん?」
00:33:雨堂聖理:また抱きしめる 「ここで買ったものも、ちゃんと持ってかなきゃ。あたしなんかにあげないで」
00:33:雨堂聖理:「必要になるんだから。大葉ちゃん自身に」
00:33:大葉瑠美:「…………」 震えている。
00:33:大葉瑠美:「こ」
00:34:大葉瑠美:「怖いんだ。すごく怖い」
00:34:雨堂聖理:「うん」 頭を撫でる
00:34:大葉瑠美:「変だよね。もう後悔しないぞって、やりたいことをやるぞって思ったのに」
00:34:大葉瑠美:「あ、明日……明日には殺されてるかも。映画とか漫画みたく、人体実験の対象にされてるかも」
00:35:大葉瑠美:「こういうとき、雨堂さんなら……どうするの」
00:35:大葉瑠美:「怖くて不安でたまらなくて逃げ出したい時、どうやって自分を勇気づけるの」
00:35:雨堂聖理:……明日の知れない生活をしていた日々がある。目が覚めたらすべてが終わっているかもしれないと震えていた夜がある。
00:36:雨堂聖理:そんな日々を偶然と幸運で生き抜いて今振り返った時、自分を支えていたのは……
00:37:雨堂聖理:「……怒り」
00:38:大葉瑠美:「え?」
00:38:雨堂聖理:「こんな所で終わってたまるかって。みんなと一緒に幸せにならずに終われるかって」
00:39:雨堂聖理:「現実に怒る。それで、現実のどこを直せば良いか、向き合って問いただす」
00:39:雨堂聖理:「……負けちゃいけないんだ。考えることを止めたらダメだって思う。そのためにあたしは、多分怒ってた」
00:40:大葉瑠美:「雨堂さんは、家族が……その」
00:40:大葉瑠美:「言ってたよね。お泊りしたとき。みんないないって」
00:40:大葉瑠美:「そのときも、やっぱり怒ったの」
00:41:雨堂聖理:「……ふふ。怒ったよ」
00:42:雨堂聖理:「一番最初に殺されたのはお父さんで……お母さんがすごく悲しんで。弟と妹はわんわん泣くし。お兄ちゃんも黙ってるし」
00:42:大葉瑠美:「……」
00:42:雨堂聖理:「ああうん、殺されたって知ってたのはあたしだけだったんだけど……だからあたししか怒れなかったんだよな」
00:42:大葉瑠美:「それってやっぱり」
00:43:大葉瑠美:「ジャームなの?」
00:43:大葉瑠美:「私たち魔人と同じような」
00:43:雨堂聖理:「……わかんない。そういうの知らない内にあたしが殺したから」
00:44:雨堂聖理:「でも、少なくとも大葉ちゃんとは違うよ。あれは『敵』だったけど……」
00:44:雨堂聖理:「大葉ちゃんは違う。この街を守るためのことをしてくれたし、友達になれたと思ってる」
00:45:雨堂聖理:「ジャームがどうとか、そういう種類分けはさ、どうだっていいんだ」 笑いかける
00:45:大葉瑠美:「うへへへ。と、」
00:45:大葉瑠美:「ともだちかあ」
00:45:大葉瑠美:「嬉しいな。すごくうれしい」 笑いながら泣いている。
00:46:雨堂聖理:「そうだよー。友達だぞ」 頭をぽんぽん撫でて
00:46:大葉瑠美:「いいのかな? 本当にいいの?」
00:46:大葉瑠美:「魔人だよ。UGNからしたら、きっとジャームと変わんないよ」
00:46:大葉瑠美:「意外と図々しいって士騎さんも言ってたよ」
00:47:雨堂聖理:「あたしまだUGNじゃないし。……UGNになったら、ジャームの定義変えてやるし」
00:47:雨堂聖理:「あたしも結構図々しいとこあるし、似た者同士じゃん」
00:47:大葉瑠美:「う、嘘ついてたよ。能力のことも、爆弾のことも」
00:48:大葉瑠美:「ペンデュラムだってそう。あれは魔人になるためのアイテムみたいなもので……」
00:48:大葉瑠美:「雨堂さんの家を予め調べておいて、それっぽいフリをしただけ」
00:48:大葉瑠美:「ずっと騙してたよ
00:48:大葉瑠美:「ずっと騙してたよ。私」
00:48:雨堂聖理:「自分からホントのこと、教えてくれたでしょ。爆弾のことも。あたしだってちょっと疑ったし……」
00:49:雨堂聖理:「その辺は全部ね、あの時支部に電話をかけてきてくれたから……それで爆弾と、襲撃の場所を教えてくれたんだから」
00:49:雨堂聖理:「あたし的にはチャラなんだよ……難しいことばっか考えてこいつぅー!」 髪をわっしゃわしゃする
00:50:大葉瑠美:「うう~っ」
00:50:大葉瑠美:「も、もう会えないかもしれないけど」 髪がぼさぼさになったまま、ごしごしと目元を拭う。
00:51:大葉瑠美:「それでも、私が生きてる間は」
00:51:大葉瑠美:「雨堂さんのこと、友達って思ってていい?」
00:51:雨堂聖理:「いいよ。何かの間違いで死んじゃったら」
00:52:雨堂聖理:「化けて出ておいで。歓迎してあげる」
00:52:大葉瑠美:「うん」
00:53:大葉瑠美:もう泣いていない。まだ目は赤いが、いつも浮かべていたようなはにかんだ笑顔をうかべる。
00:53:雨堂聖理:「それでまた会えたら、たくさん話そうね」
00:53:大葉瑠美:「雨堂さんもそれまで、死んじゃダメだよ」
00:53:大葉瑠美:「私より先に死んじゃったら、えーと、えー」
00:54:大葉瑠美:「こ、殺しに……行く……? からね!」
00:54:大葉瑠美:「絶対死んじゃダメ!長生きして!」
00:54:雨堂聖理:「あはは、分かった分かった。死なないように頑張ろう」
00:54:雨堂聖理:手櫛でさんざん弄り回した髪を整えてあげる
00:55:雨堂聖理:「……さて、それじゃ作業続けよっか」
00:56:大葉瑠美:「雨堂さん」
00:56:雨堂聖理:「ん?」
00:56:大葉瑠美:後ろから控えめに抱きつき、こつんと雨堂の背中に額をあてる。
00:56:大葉瑠美:「………………あ」
00:56:大葉瑠美:「ありがとう」
00:56:大葉瑠美:「私を助けてくれて、ありがとう」
00:58:雨堂聖理:ぽんぽん、軽く手を叩く
00:58:雨堂聖理:「こっちこそ」
00:58:雨堂聖理:「街の人を助けてくれて……あたしに助けられてくれて、ありがとう」
01:00:GM:——窓の外では雨が降っている。まだ梅雨は明けていない。
01:01:雨堂聖理:いつから降り始めたのか、いつ降り終わるのかも分からない、奇妙な寒気の付きまとう空模様。
01:02:雨堂聖理:恐らく、まだ降り止むことはないだろうという確信は確かにあって。
01:02:雨堂聖理:だけどその事実と、手と背に感じる温もりには何の関係もないのだから。
01:03:雨堂聖理:今はただ、この戦いで助けられたものを、じっと懐くのみ。
01:03:GM:-------
21:52:どどんとふ:「ノア・スノウマン」がログインしました。
21:55:どどんとふ:「GM」がログインしました。
21:55:どどんとふ:「士騎朝輝」がログインしました。
21:58:どどんとふ:「成田晴史」がログインしました。
22:07:GM:----
22:07:GM:ED02 : 成田晴史&士騎朝輝
22:07:GM:----
22:08:GM:大N市第七区画・中央病院
22:09:GM:個室の扉を開けて看護婦が入ってくる。
22:09:GM:個室のネームプレートは一人だけ。『成田晴史』。
22:09:GM:UGNが管理している病院だ。オーヴァードであっても入院が必要なレベルの負傷をした場合、真っ先にここへ運ばれる。
22:09:看護婦:「失礼しまーす。成田さん」
22:09:看護婦:「検温のお時間です。あと採血も」
22:10:成田晴史:「いいや。退院する」
22:10:成田晴史:ギプスまみれの状態で荷物をまとめている!
22:10:成田晴史:完全にゾンビめいている。
22:10:GM:成田さんは既にベッドにいなくてもいいし、無理やり退院しても……いた!
22:10:看護婦:「は!?」
22:10:看護婦:「いや無理ですよ! 全治何週間だと思ってるんですか!」
22:11:成田晴史:「悪いが後は家で治す」
22:11:成田晴史:「経験上問題ない」
22:12:GM:第七区画の管理下にある病院だ。最終的には支部長、成田の判断が最優先される。
22:12:士騎朝輝:「よぉ、いい大人が子供みたいな事言ってるなよなぁ。流石のお前も注射が怖いか?」
22:13:士騎朝輝:こっちも包帯まみれの姿で入ってくる。手には菊と蘭の花束だ。
22:13:成田晴史:「ああ……?」
22:13:成田晴史:常人を殺しかねない怒気と共にそちらを見る。
22:14:蔵町宗吾:「あー、あとはこっちで面倒を見る。大丈夫だ。下がっててくれ」 士騎の後ろで看護婦に頭を下げている。
22:14:成田晴史:「蔵町。何やってる」
22:14:成田晴史:「そいつを捕獲して処刑しろ」
22:14:士騎朝輝:「看護婦さんの言うことは聞いた方が良いぜ。見舞いに来たんだ、有難く思って欲しいよなぁ」
22:15:蔵町宗吾:「待て待て待て待て。さすがにそりゃあ無理だろ」
22:15:蔵町宗吾:「今回は戦力として活躍してくれたんだ。ここで処刑なんかしたら、俺らのほうがワルモノになっちまう」
22:15:成田晴史:「……」
22:15:士騎朝輝:「こうやって、捕まるかもしれないリスクを背負ってだ」看護婦さんに花渡して、いけといて。と言って。
22:16:蔵町宗吾:『偶然現場で遭遇しただけ』という前提をさりげなくスルーしている。
22:16:士騎朝輝:丸い座の付いたパイプ椅子に座る。こちらも痛々しい包帯姿だ。
22:17:成田晴史:「見舞いだと?そんな殊勝な人格をしているわけじゃないだろう」
22:17:成田晴史:「何をしに来た」
22:18:士騎朝輝:「俺は結構義理硬いと思うがなぁ。まずは、これだ」
22:18:士騎朝輝:請求書を渡す。手伝い量1300円也と書いてある。
22:19:成田晴史:「……」バギッ メギッ
22:19:どどんとふ:「雨堂聖理」がログインしました。
22:19:成田晴史:筋肉の力みだけでギプスが軋みをあげているのだ。
22:19:士騎朝輝:量に×と書かれ料と書き直してある。
22:19:成田晴史:「殴り殺すぞ」
22:20:士騎朝輝:「ほら、言っただろう。蔵町、元気になったよなぁ。こいつは怒らせるのが一番なんだ」
22:20:蔵町宗吾:「お前……"ホワイトミュート"」
22:20:蔵町宗吾:「連れてくるんじゃなかった。病院を更地にするつもりか?」
22:20:士騎朝輝:「怒りが原動力なんだからな。こいつが動かないと支部は機能しないんだ、早く元気になってもらわないと困る」
22:21:GM:士騎の言うことも当たってはいる。さすがに成田一人が倒れると機能不全になるほど、余裕のない支部ではないが……
22:22:GM:なにせ、武闘派と曲者の多い支部だ。成田晴史のカリスマでもって人員をまとめあげている部分も、少なからずある。
22:22:成田晴史:「いい心がけだ。そのために自分が死んでもいいっていうのならな」バチッ バチヂッ
22:22:成田晴史:「だが、半年前に言ったことをもう一度、はっきりと言っておくぞ。ホワイトミュート」
22:22:成田晴史:「この街を出て、二度と私の視界に現れるな」
22:23:士騎朝輝:「それだ。俺が来た件はまさにそれだ」
22:23:成田晴史:「……どうしてもう一度来た?」
22:23:成田晴史:椅子に腰を下ろす。
22:25:士騎朝輝:「ここでしかやってなかったリバイバル上映があったんだよ。それは本当だ。誰にも迷惑をかけるつもりはなかったが」
22:25:士騎朝輝:「まぁ、謝っておこうとは思ってなぁ。それと、今回の件の顛末がどうしても知りたかった」
22:26:成田晴史:「あれで全部だ」
22:26:成田晴史:「“オブセシオン”の他のメンバーは確認されていない。“サーラメーヤ”は日本支部に移送する」
22:27:成田晴史:「なにしろ重要機密の……ジャームだからな」
22:27:士騎朝輝:「移送は極秘裏にか?」
22:28:士騎朝輝:冷笑めいた表情が消える。幾分か真剣だ。
22:28:成田晴史:「どういう意図だ」
22:29:士騎朝輝:「もし、そうなら、俺にとって都合が良いし、1300円の代わりにして欲しい事があるんだよなぁ」
22:30:GM:成田さんなら気づいてもいいでしょう。蔵町以外にもう二人、近くにオーヴァードの気配がある……ノーヴェ、そしてガネシュ・カルキ。
22:30:士騎朝輝:「お前で駄目なら、蔵町に頼むんだけどな」
22:30:GM:もしこの男が悪質な脅迫をしてくるようならば、この二人をけしかける事も可能だろう。
22:31:蔵町宗吾:「………………」 成田と士騎のやりとりを緊張した面持ちで見守っている。
22:31:成田晴史:「貴様らの……学習能力のなさには、完全に呆れ果てている」雨堂をも含めている。
22:31:成田晴史:「どうして私が貴様の要求を聞くと思えるんだ?」
22:31:士騎朝輝:「利己的な要求ってのは説得力があるからなぁ。それに」
22:32:士騎朝輝:半年前と同じ笑みを浮かべる。
22:32:士騎朝輝:「オーヴァードは助け合いだろ?」
22:32:成田晴史:「黙れ」
22:33:士騎朝輝:「ま、お前らの役に立つかもしれないし、ふざけたことかもしれないが、まあ、聞け。実行するかは、お前らの意志で出来るんだ」
22:33:成田晴史:「いいか。私は今、貴様に非常に寛大に接しているつもりだ」
22:33:成田晴史:「既に何度か、発言する余地を与えているな」
22:34:士騎朝輝:「だったら、最初からそう言えよなぁ。寛大なる私は3つまでなら発言を許そうってな」
22:34:成田晴史:「その要求とやらに辿り着くまでに、限られたチャンスを……何度ムダにするつもりだ?」
22:34:士騎朝輝:「そうしたら、俺も最小限でものを言う。多分なぁ」
22:35:士騎朝輝:「わかった。俺が悪かった。謝る。マジでごめん。じゃあ、言うぞ」
22:35:士騎朝輝:「護送が秘密裏に行われるならサーラーメーヤはホワイトミュートと一緒に逃げた。って噂を流してほしい」
22:36:成田晴史:「それは貴様に何のメリットがある」
22:36:成田晴史:「日本支部にとってもデマだとすぐに分かる話だ」
22:36:士騎朝輝:最後にナラシンハを抉り凍らせた一撃。手応えはあった致命に至った。だが、必殺の確信がない。
22:38:士騎朝輝:万が一生きていたナラシンハが大葉を取り返しに来ることは避けたい。こんな噂を流せば、まずは自分の方を探そうとするだろう。
22:38:成田晴史:「——噂を流すのは」
22:38:士騎朝輝:「お前なぁ。あぁ、いや、正直に言うか」
22:38:成田晴史:「オブセシオンに対してか?」
22:39:士騎朝輝:「市にもだな。裏稼業やってるやつらにも、それとなく広めて欲しいね」
22:39:成田晴史:「連中はこの市の情報屋からこちらを探っていたようだったからな」
22:39:士騎朝輝:「メリットの方話すぞ。納得しやすいだろ、あった方が」
22:40:士騎朝輝:「俺は冷酷と言うわけでもないし、組織のしがらみもない。情が湧いた相手には贔屓することくらいはあるんだよなぁ」
22:40:成田晴史:「“賢者の石”の鉱床の存在を突き止めていた。本部級の情報を」
22:40:士騎朝輝:「意趣返しに来ると思うか?」
22:42:成田晴史:「万が一、信じられないアホ共ならな」
22:42:成田晴史:「何しろジャームだ。生物として、危機管理能力が正常に機能しているかが問題だ」
22:43:士騎朝輝:「あぁ、アホ共がいるという見解なんだなぁ。俺も同意見だ」
22:44:士騎朝輝:「だから、丁度良い囮位に使え、この俺を。ってところだよ。別にお前らに損は、色々あるがメリットもあると思うが」
22:45:士騎朝輝:言いたいことを言ったのか、相手の発言を待つ。
22:46:成田晴史:「………面白い作戦だ。いいだろう」
22:47:士騎朝輝:「サンキュー。せいぜい俺と奴らが相打ちに…なってくれることを祈るタマじゃあないよなぁ」
22:48:士騎朝輝:「良いタイミングで一網打尽にしてみろよ。期待してるぜ」
22:48:成田晴史:「貴様は何をするつもりだ?」
22:49:士騎朝輝:「実は、それを聞かれるのが一番困るんだよなぁ。明日になれば何をしたいかも変わってくるだろう?」
22:50:士騎朝輝:「その時、その時で、やりたいことをやる」
22:50:成田晴史:「明日には人類の敵になるとしてもか?」
22:51:士騎朝輝:「明日には人類の敵になるにしてもだ」
22:51:士騎朝輝:「そして、人類が俺の敵であっても、俺は人類の味方だ」
22:52:成田晴史:「湯ノ浦の連中——“オブセシオン”は、実際にジャームの原則に反して、理性や人間性を取り戻している側面もあるんだろう」
22:53:成田晴史:「だがそれは、人間のような挙動をするジャームだ」
22:53:成田晴史:「そして、ホワイトミュート。戦闘時の貴様は……」
22:53:成田晴史:「ジャームのような挙動をする人間だ。連中とどれほどの違いがある?」
22:54:士騎朝輝:「?おかしなことを聞くな。お前はもう少し聡いと思っていたがなぁ」
22:55:士騎朝輝:「違いすぎるだろう。だって、俺は、ジャームのような挙動を取って、奴らに匹敵する出力をもっていても」
22:55:士騎朝輝:「ジャームと違って自由なんだぜ」
22:57:成田晴史:——人間とジャームとの間には、後戻りできない境界がある。それは絶対だ。誰もがそれを知っている。
22:57:成田晴史:それでいて、その境界がどこにあるのかを確かに定義できる者はいない。
22:58:成田晴史:侵蝕率が600%を越えながら暴走挙動を示さない者がいる。UGNでジャームと定義されながら、理性を残した不死者がいるという話すらもある。
22:58:成田晴史:「貴様の答えがなんであれ、はっきりしていることが一つある」
22:58:成田晴史:「私は貴様が気に食わないということだ」
22:59:士騎朝輝:「殴っていい。今から怒らせるからだ」
22:59:士騎朝輝:肩を竦める。
23:00:士騎朝輝:「俺はお前が結構好きだぜ」
23:00:成田晴史:バキン!!!
23:00:成田晴史:ギプスをつけた腕のままで殴った。
23:01:士騎朝輝:「つっーー!」口の端から血を流し、右目当りが青く濁る。
23:01:成田晴史:「失せろ」
23:01:士騎朝輝:「元気になって良かったよなぁ」話すことも終えて立ち上がろう。
23:02:士騎朝輝:「失せる前に最後に一つ。しばらく、この市にいると思うぜ」
23:02:士騎朝輝:「じゃあな」
23:03:士騎朝輝:最後に一瞥して、出ていく。
23:03:成田晴史:その姿を見送って、
23:03:成田晴史:怒りに満ちた溜息を吐く。
23:04:成田晴史:ややあって、ナースコールをかける。
23:04:成田晴史:「217号室の成田だ。もう一日だけ入院することにした」
23:05:成田晴史:「たった今、骨をもう一本折った」
23:05:GM:----
23:19:GM:ED03 : ノア・スノウマン
23:19:GM:----
23:20:GM:工場に扮したN市第七支部。その裏口となる、物資搬入路。
23:21:GM:トレーラーやトラックなどごつい車両が停まっている事が多いが、今日は特にそうだ。物々しい護送車が一台。
23:22:GM:トレーラーを改造した巨大護送車です。魔人サーラメーヤ……大葉瑠美を日本支部へと護送するため、テレーズ・ブルムが手配したものだ。
23:23:GM:今ここにいるのはノア・スノウマンと大葉瑠美。そして雨堂聖理、士騎朝輝だ。
23:24:GM:しとしとと雨が降っている。
23:24:ノア・スノウマン:「……」護送車のドア近くで無表情に佇んでいる。左手には弓、腰には矢筒。
23:24:雨堂聖理:「大葉ちゃん~~」
23:25:雨堂聖理:ぎゅうぎゅうと彼女を抱きしめている
23:25:士騎朝輝:「悪いよなぁ、ノア。無理言ってるか、俺達?」
23:25:大葉瑠美:「あわわわ」
23:25:雨堂聖理:「ちゃんと元気で過ごすんだよ~~!」
23:25:ノア・スノウマン:「無理なら支部長が止めてる……拳で」
23:25:大葉瑠美:「雨堂さん、見られてる見られてる。エージェントの人たち、すごく見てる」
23:25:雨堂聖理:「よく寝てよく食べて! 歯も磨いて! 毎日一個は楽しいこと見つけて!」
23:25:士騎朝輝:「あれ、最初から関わりたくないって感じだったぜ。見舞いに行ってきたけどなぁ」
23:25:GM:ノア以外にも何人か警備の一般エージェントがついているが、雨堂のことを怪訝な目で見ている。
23:25:士騎朝輝:全身に包帯を巻いている。特に右目を覆うように巻かれた包帯が痛々しいブレザー学生服風の姿の少年。手には大き目の紙袋を持っている。
23:26:雨堂聖理:「いいんだよそんなの! もうしばらく会えなくなっちゃうんだから!」
23:26:大葉瑠美:「うん、ありがとう。あっちでどれだけ自由な行動が許されるのか、さっぱりわからないけど」
23:26:ノア・スノウマン:「……」しばらく。楽観的な言葉だな、と思う。口には出さない。
23:26:士騎朝輝:「雨堂、話し終わったら、俺にも貸せよなぁ、この嘘つき娘には言ってやらなければいけないことが、何個かあるんだよなぁ」
23:27:雨堂聖理:「そうなんだけど! でもそういうのを当たり前にやること忘れちゃダメだよ!」
23:27:大葉瑠美:「歯は磨くよ。ちゃんと寝るし……雨堂さんに手紙を書けたら一番いいんだけど、さすがに無理だろうなぁ」
23:27:雨堂聖理:「すぐにはできないかもしれないけど……それでも!」
23:28:士騎朝輝:その様子を写メで撮る。ノア君もフレームに収める。
23:29:雨堂聖理:「手紙! 貰えたらすごく嬉しい! もし書けるようなら書いてね!」
23:29:大葉瑠美:「うん、絶対に書く。いつか絶対この町に戻ってくるよ」
23:29:ノア・スノウマン:「……」写真を撮られるのは厳密には機密保持に反する。少しだけ困るな、と思ったのが表情に出たかもしれない。
23:30:雨堂聖理:「ならよし!」 ぽん、と背中を叩いて、明るく笑って離れる 「今の言葉、絶対忘れないように!」
23:30:大葉瑠美:「雨堂さんとまたおはなししたいし。あと」
23:30:大葉瑠美:「成田さんにお礼も言えてないしね」 困ったように笑う。
23:30:雨堂聖理:「え、支部長もか……大葉ちゃんは律儀だなあ」
23:30:士騎朝輝:「……」悪い、けど気にするな。と無責任な視線を飛ばす。
23:31:大葉瑠美:「あのとき」 雨堂たち三人を見る。
23:31:雨堂聖理:「まあいいや。えーと……」 士騎さんを見て 「……で、士騎さんも大葉ちゃんにご用なんだっけ」
23:32:大葉瑠美:「ホテルの屋上に来るのを後回しにしてくれた。私がナラシンハを止めるって言葉を信じてくれたのかな、って嬉しかったんだ」
23:33:大葉瑠美:「だから、うん……いつか必ず、成田さんにもお礼を言わなきゃね。怖いけど」
23:33:士騎朝輝:「あぁ、まったく……まあ、少しなぁ、言っておくこともある感じだよ。」
23:33:士騎朝輝:「俺には礼は無しかよ。薄情な奴もいたもんだよなぁ。なぁ、村雨丸」
23:33:大葉瑠美:「絶対戻ってくる。忘れないよ」 ぽふぽふと雨堂さんの背中を叩く。
23:34:大葉瑠美:「士騎さんにもノアくんにもお礼言いたいですよ!でもこういうのは順番なんです、順番!」
23:35:雨堂聖理:「ホントだからね!」 そう言ってから士騎さんを見て 「……で、士騎さんも大葉ちゃんにご用なんだっけ」
23:35:雨堂聖理:「人のいる所で大丈夫? あの人たちどかす?」 周囲のエージェントを指差して
23:35:士騎朝輝:「構わないだろ。ノアの視界に入ってる時点で、どこで何話しても同じだよなぁ」
23:36:士騎朝輝:「別に聞かれて困る事を言うわけでもないなぁ」
23:36:GM:一応、エージェント達は遠巻きに見守ってる感じです。テレーズが『人道的な待遇』を約束したのもあるのだろう。
23:36:ノア・スノウマン:「……」相変わらず無言で佇んでいる。邪魔をするつもりはない、という意思表示でもある。
23:36:雨堂聖理:「そっか。じゃあいいや」 士騎さんに大葉ちゃんを譲る
23:37:士騎朝輝:「悪いなぁ。すぐに済むと思う、きっとな」
23:38:士騎朝輝:大場さんの方を向き。
23:39:士騎朝輝:「嘘をつかれたことには腹立ってるんだよなぁ。久しぶりに怒ったぜ」
23:39:大葉瑠美:「あの、こういうことを言うのもなんなんですけど」
23:40:大葉瑠美:「嘘をつきすぎてたせいで、どの嘘のことか分からないんですよね」
23:40:大葉瑠美:しれっと答える。
23:40:大葉瑠美:「魔人だったことですか。爆弾のこと? 覚醒したてを装ってたこと? あと、えーと……何があったかな……!」
23:41:士騎朝輝:「お前は、何を言ってるんだかなぁ」
23:41:士騎朝輝:「そんな事なわけないだろう。俺に気を使って、口に合わないものを美味いといった事だよ」
23:41:大葉瑠美:「ああー…………」
23:42:士騎朝輝:本当に不機嫌な表情だ。
23:42:大葉瑠美:「で、でも、ちょっとは分かるんですよ? 凄い美味しい!ってわけではないけど」
23:42:大葉瑠美:「タピオカのもにゅもにゅした食感とか。輸血パックよりはずっと美味しかったです。ほんとです」
23:43:士騎朝輝:「炎陽は嘘をつくようなタイプに思えなかったがなぁ」疑惑の目だ。
23:43:士騎朝輝:「どっちにしろ、俺は他人に気を使われるのが一番嫌なんだよなぁ。なにせ、俺は誰にも気を使わないからだ」
23:44:士騎朝輝:「そんなことさせたら、俺が気を遣わなきゃいけなくなるだろ。正直に色々言えば、色々できた。と思うしな」
23:45:大葉瑠美:「あはは、そうですよね。見てればよくわかります。盗撮もされたし」
23:45:士騎朝輝:大葉ちゃんへの感情を 尽力〇/憤懣に変更します。
23:45:士騎朝輝:「嘘をついた件は認めるよなぁ?」
23:45:大葉瑠美:「気を遣わないのはいいですけど、女子高生の盗撮はダメですよ。私とか雨堂さんじゃなかったら訴えられちゃいますからね」
23:46:大葉瑠美:「いや、私ならともかく雨堂さんを盗撮するのもだめ!」
23:46:大葉瑠美:こくんと頷く。 「はい。いっぱい嘘ついてました」
23:46:士騎朝輝:「じゃ、お前の写メの件はチャラな」笑う。
23:47:大葉瑠美:「いいですよーだ。私なんかの写真でよければ何枚でも撮ってください」
23:47:大葉瑠美:「雨堂さんはダメですからね!雨堂さんがいいって言っても私が訴えますからね!」
23:48:士騎朝輝:「お前、独占欲が強いって言われるだろ。しょうがないよなぁ」
23:48:雨堂聖理:「待って! さっきから聞いてたけど、大葉ちゃんだっていくらでも撮っていいわけじゃないでしょ!」 後ろから口を出す
23:48:雨堂聖理:「あたしを撮れ! 大葉ちゃんを無理やり撮るくらいなら!」
23:49:大葉瑠美:「ダメだってば! 雨堂さんは清純なままがいいの!」
23:49:士騎朝輝:「こうして共通の敵が出来て、二人の仲は結束するんだよなぁ。写真が趣味には生きづらい」
23:50:士騎朝輝:「おい、大葉。そろそろ締めに入るから、聞いてくれると助かるんだけどなぁ」
23:50:雨堂聖理:「大葉ちゃんこそ純粋なままで……! ……あ、ごめんね割り込んじゃって」 引き下がる
23:50:士騎朝輝:指をくるくる回し。笑う。
23:50:士騎朝輝:「ごちそうさまだ」雨堂に笑う
23:52:士騎朝輝:さて、まあ、口ごもる事でもないし、特別な事を言うわけでもない。さっさと言ってしまおう。湿っぽくならないように。
23:52:士騎朝輝:「お前が本当にニッチもサッチもいかなくなって、挫けそうになって、泣きそうになって、それでも挫けなかったら、その時は通りすがってやるよ。何処にいても、何をしていても、いつ何時でも」
23:53:大葉瑠美:「…………」
23:53:士騎朝輝:「お前はさ、これ迄の人生よりこれから歩く人生の方が何倍も長いんだぜ。それで色んな世界を見て、色んなことを思うんだ。絶対にな」
23:53:大葉瑠美:「士騎さん、おじいちゃんみたいですよ」 少し笑う。
23:53:大葉瑠美:「でも、ほんとですね? 約束ですよ? ちゃんと通りすがってくれますね?」
23:54:大葉瑠美:「約束を破る男の人は嫌われますからね!」
23:54:士騎朝輝:「旅人は大人びてるんだよ。…もちろんだ。俺は通りすがりのオーヴァードだからな」
23:54:士騎朝輝:「誰かに 一緒に旅をしてみたい。そう言われたのは初めてだったからなぁ。半分だけ本気にして、結構嬉しかったぜ」
23:55:士騎朝輝:今まで見せたことがない皮肉気な表情が消えた笑みだ。
23:55:士騎朝輝:「お前みたいに可愛い娘に言われたから、尚更な」
23:55:大葉瑠美:「ふふふ。かわいいですか。うへへへ」
23:55:大葉瑠美:「なんとかして……頑張ってこの街に戻ってきたい理由が、一つ増えちゃいましたね」
23:56:士騎朝輝:「単純な奴だよなぁ、お前」紙袋を手渡す。「中で開けろ」
23:56:大葉瑠美:「? わかりました」
23:56:士騎朝輝:ノアと雨堂の二人に視線を向ける。
23:57:士騎朝輝:「悪いな。結構時間くったよなぁ。これで、俺はいい」
23:57:ノア・スノウマン:「……簡単に通りすがれるほど、UGNはザルじゃない」
23:57:ノア・スノウマン:言ってから、口の端を吊り上げる。
23:58:ノア・スノウマン:「そろそろ時間だ」
23:58:大葉瑠美:「じゃあ雨堂さん、士騎さん」
23:59:大葉瑠美:士騎の両手をぎゅっと握りしめ、
23:59:大葉瑠美:一瞬迷った後、雨堂を思い切り抱きしめる。
23:59:大葉瑠美:「助けてくれてありがとう。さよなら……ではなくて」
00:00:大葉瑠美:「またね」
00:00:雨堂聖理:「ん」 抱きしめ返す。その感触を忘れられないように
00:00:雨堂聖理:「また!」
00:01:士騎朝輝:二人の抱擁を横目で見つつ
00:01:士騎朝輝:「じゃあな。狩人も元気でな。助かったし、なんか俺はお前のこと気に入ってたと思うんだよなぁ、通りすがる時はよろしくな」
00:01:士騎朝輝:軽く別れのあいさつを交わした。
00:01:ノア・スノウマン:「そう」一言だけ返す。それ以上の言葉は必要ないだろう。
00:02:雨堂聖理:「あ、そうだノアくん!」
00:02:ノア・スノウマン:視線だけを雨堂さんに。
00:03:雨堂聖理:ポケットから折りたたんだメモを取り出し、ノアくんの様相を見てちょっと考えるが
00:03:雨堂聖理:空いているノアくんの右手を取って、その紙片を握らせる。
00:04:雨堂聖理:可愛らしいメモだ。折り畳まれた内側には、LINEのコード、普通のメールアドレス、電話番号、住所が順番に書かれている。
00:04:雨堂聖理:「連絡するの、何が良いか分かんないから書けるだけ書いといた。ノアくんスマホとか持たなさそうだし……」
00:05:ノア・スノウマン:「……」初めて文字を見た人間のように、まじまじとそれを観察する。
00:05:雨堂聖理:「……あの、ルールとか厳しいの分かってるから。ムリだとは思うんだけど……」
00:06:雨堂聖理:「でもできたら、教えてくれれば嬉しい。大葉ちゃんのこと。……あっ、もちろんそれ以外のことでも構わないよ!」
00:06:雨堂聖理:「ノアくんからなら何でも歓迎! 一緒に戦ってくれた仲だしね!」 笑って見せる
00:07:ノア・スノウマン:「……」まだメモを見つめたまま固まっている。どう返答すればいいか考えているのだ。
00:07:士騎朝輝:口をパクパクさせる。 あ・り・が・と・う・ とノアに向けて送っている。
00:08:ノア・スノウマン:無理だと分かっているのにわざわざ、これを? それ以外のことで連絡? 一緒に戦ってくれた仲ってなんだ?
00:08:雨堂聖理:(やっぱりこういうのって困るものかな……?) 長く沈黙されると、なんとなく笑みが硬くなる
00:08:士騎朝輝:そう言えば良いんだよ。という余計なおせっかいではあった。なんとデリカシーのない。
00:09:ノア・スノウマン:「……これは」
00:09:ノア・スノウマン:「持ち帰って、考えてみる」
00:09:ノア・スノウマン:丁寧にたたみ直して、ポケットに入れる。
00:09:雨堂聖理:安堵の笑みと溜息 「よかった……ありがとう。考えてみて!」
00:10:ノア・スノウマン:「それじゃ、さようなら」学習した通りの挨拶で、頭を下げる。
00:10:雨堂聖理:「うん。ノアくんも元気で! 弓矢すごかった!」
00:11:ノア・スノウマン:朝輝にも頭を下げると、大葉を護送車のコンテナへ導く。
00:11:士騎朝輝:手を軽く上げ応える。
00:12:大葉瑠美:「……ありがとう! 本当にありがとう、二人とも!」
00:12:大葉瑠美:「またね!」
00:12:雨堂聖理:「またー!」
00:12:大葉瑠美:それだけ言い、大きく手を振ったあと護送車の中へ入る。
00:12:雨堂聖理:頭の上で手を振り返す
00:13:士騎朝輝:「あぁ、いつかな」言葉を返す。
00:14:士騎朝輝 -> GM:渡した袋の中身は キンキンに冷えた、タピオカドリンク風のフローズン輸血カップ(士騎の血)ですね。満たそう、空腹を。凄い量の包帯巻いてたのはこういう事で
00:14:GM -> 士騎朝輝:なるほどね!