22:57:たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !)
22:58:たいたい竹流(torgtaitai):操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。
03:38:どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 3 】 へようこそ! =======
03:38:どどんとふ:「クオンタム」がログインしました。
03:38:どどんとふ:全セーブデータ読み込みに成功しました。
03:44:GM:■合同エンディング 『不屈』
03:44:GM:第三支部、支部長室。君たちは思い思いの形で身体を休めている。
03:44:GM:ソファでも、仮設ベッドでも、椅子でもいいだろう。藤原もソファにだらしなく倒れ込んでいる。
03:44:GM:外傷はない。K市メンバーと同じで、ただの一人も。
03:44:GM:多少の傷があったとしても、オーヴァードの力ですぐに治癒している……だが。
03:44:GM:励起しきったレネゲイド。ジャーム化がすぐそこにある感覚が、君たちの心を揺さぶり続けている。
03:44:藤原奈央:「…………」 赤くなった目をこする。
03:45:鷲尾瞳:マットレスの上にぺたんと座り込んで、頭から毛布にくるまっています。顔は真っ青で、夏だと言うのに身体はまだ震えている。
03:45:鷲尾瞳:「……皆さん。先程は、申し訳有りませんでした。見苦しいところを、お見せして」目を赤く晴らし、スン、スンと鼻を啜りながらも、なんとかいつもの表情を取り戻して。
03:46:入間誠時:ソファの一つに持たれて、天井に顔を向けている。
03:46:士騎朝輝:皆の分の飲み物を淹れて、備え付けの机に置いていく。
03:46:御厨柴門:「気にしないで良いさ、皆同じだ」
03:46:入間誠時:「……いや、謝ることじゃないだろ」
03:46:入間誠時:「発露の仕方が違ったってだけだ。俺だって酷いモンだった」
03:46:鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして、情けないです。私より"スカボロ・フェア”や、"黒の檻”の方が、ずっと泣きたいはずなのに」
03:48:入間誠時:「おいおい、やめてくれよ。別に泣きたいワケじゃない」
03:48:士騎朝輝:「気持ち、切り替えようぜ…起こったことは覆らない」
03:48:士騎朝輝:「反省と対策を立てるのは大事だけどな。そら、温かい物飲もう」
03:48:御厨柴門:「…そうか」
03:48:御厨柴門:「いや、そうなんだ」
03:48:御厨柴門:「僕は泣いても良かったんだな」
03:48:御厨柴門:コーヒーを受け取ります。
03:48:入間誠時:「………」
03:48:入間誠時:「泣けるやつは、泣けばいいんだ」
03:48:入間誠時:体を起こしてこちらもコーヒーのカップを取る。
03:48:御厨柴門:砂糖とミルクを多めに入れたコーヒーを飲む。
03:48:士騎朝輝:「泣け。泣け。写真で撮るけど他には見せないから」わざとらしいほどの普段通りの声。
03:48:士騎朝輝:「藤原、ウェットティッシュ使うか?指はやめた方が良いと思うんだよなぁ」
03:48:鷲尾瞳:「あ……ありがとう、ございます」マグカップを受け取りながら。「……それでも、謝らせてください。彼女が、逃げ出した時。私は……心の底から安堵してしまいました」
03:49:藤原奈央:「………ん」
03:49:鷲尾瞳:「"リッターシルト”が違う命令を出していても……きっと……私は彼女を追えなかった……」
03:49:鷲尾瞳:「怪物に……あんな怪物になると思うと、本当に、怖くて……」話しているうちに、再び涙ぐんでいる。
03:49:入間誠時:「……俺は」
03:49:入間誠時:「あそこで支部長サンの言葉がなかったら1人でも行ってただろうな」
03:49:入間誠時:「だから、助かったよ」
03:49:入間誠時:奈央ちゃんを見ながら。
03:49:士騎朝輝:飲み物とウェットティッシュを渡す。
03:50:藤原奈央:ウェットティッシュを取る。涙でメイクがとれたのを気にして男性陣の方を向いていなかった。
03:50:藤原奈央:「UGNとしては」
03:50:藤原奈央:「命を捨ててでも倒すべきだったのかもしれない。あれは野放しにしてはいけない存在だから」
03:50:藤原奈央:「ただ……」
03:50:藤原奈央:「一時的にでも、あんた達は、あたしの部下だもの」
03:50:藤原奈央:「あたしの許可なく死ぬことは許さないわ。戻る気無しで戦場に行くことも許さない」
03:50:藤原奈央:目元を拭う。
03:50:士騎朝輝:「つまり、みんな、帰ってきてくれて有難うって言ってるんだな。なぁ、藤原」
03:50:藤原奈央:「ううう、うるっさいわね!」
03:50:藤原奈央:「士騎あんた、わざとらしいくらいいつも通りで逆に腹立ってきたわ!」
03:50:士騎朝輝:「理不尽だよなぁ、それ。信用の分の誠意を頑張って出してるんだがなぁ……あんま良い所見せられなかったからな」
03:50:入間誠時:「……いや、あそこで追わない判断をできたのは大したモンだ」
03:50:入間誠時:「ちゃんと各支部にも連絡を入れてある。…今まで通りってワケじゃない。情報だって、共有されてんだ」
03:50:鷲尾瞳:「……はい」一度、毛布でぐしぐしと顔を拭いてから「こうして……今話せているのも。"リッターシルト”の判断のお陰です。本当に、ありがとうございます」
03:51:御厨柴門:「そうだね」
03:51:御厨柴門:「つまり、追うんだね」
03:51:御厨柴門:「彼女を」
03:51:藤原奈央:「ええ。今回以上の面倒事になるわよ」 御厨に。
03:51:藤原奈央:「面倒事は嫌いって言ってたけど、御厨はどうする?」
03:51:御厨柴門:「嫌いだね、面倒事は」
03:51:御厨柴門:「でも、仕事をやり終えられない事はもっと嫌だ」
03:51:御厨柴門:「伊崎君は埋葬してもらう、それくらいは出来るんでしょ?」
03:51:御厨柴門:「支部長なら」
03:52:藤原奈央:「うん。できる」
03:52:藤原奈央:「それに、同感。中途半端なままで仕事を放っておくのは、支部長としてのプライドにかかわるわ」
03:52:士騎朝輝:「客が途中で勝手に降りたもんな。御厨は我慢できないよなぁ」
03:52:鷲尾瞳:「かっこよかったです」
03:52:鷲尾瞳:「かっこよかったですよ、士騎朝輝は」
03:52:鷲尾瞳:「"リッターシルト”が好意を寄せるだけはあると感じました」
03:52:藤原奈央:「なっ……!」
03:52:入間誠時:ぷ、と吹き出す。
03:53:入間誠時:「ま、何でもかんでも恋愛ゴトにする必要はないと思うけどさ」
03:53:入間誠時:「でもけっこーいい感じだよな、支部長サンと士騎」
03:53:入間誠時:からかうように。
03:53:士騎朝輝:「なんか、皆、いつも通りになってきたよなぁ」困ったように笑う。
03:53:士騎朝輝:「藤原の事は好きだけどな。まあ、向こうがどう思ってるかは別だから、そこは気を付けた方がいいぜ」
03:53:藤原奈央:「なっ、なっ……! なんっ……」
03:53:藤原奈央:「なんなのよあんた達はーっ! 揃いも揃って!」
03:53:士騎朝輝:「だって、俺の扱いがなんか悪くなる傾向にあるんだからな、これ」
03:53:入間誠時:「くくく」
03:53:士騎朝輝:「それじゃあ士騎くんは」
03:53:御厨柴門:「それじゃあ士騎くんは」
03:53:御厨柴門:「しばらく旅はお預けか」
03:53:御厨柴門:「予約はだいぶ先になりそうだね」
03:54:士騎朝輝:瞳ちゃんに向けて声を掛けよう。
03:54:士騎朝輝:「お前も格好良かったぜ。鷲尾瞳 俺はさぁ、昔、ああいう時に村雨丸を振れなかった事が一回だけあってな。つまり、お前の方が格好良くて強い」
03:54:士騎朝輝:本当かどうかは誰にも分らない。嘘かもしれない。いや、きっと嘘だろう。
03:54:士騎朝輝:けれど、これが士騎朝輝が送れる最高の称賛だった。
03:54:鷲尾瞳:「あ、う、その……。いえ、UGNチルドレンなら、躊躇う事無く剣を振えるべきです。それに、あの時剣を振るえたのは、貴方が居てくれたからです」
03:54:鷲尾瞳:「……その、振れなかった時、というのが、いつの事かはわかりませんが」
03:54:鷲尾瞳:「きっと、その時。貴方の隣に、士騎朝輝のような人が居たなら。貴方も剣を振れていたはずです」
03:54:士騎朝輝:「はははは。それはそうだな。ま、その時に、藤原がいたら…絶対に戦え。って言われてたよなぁ」
03:54:藤原奈央:「アドバイスなら、御厨のことも忘れちゃだめよ」
03:54:藤原奈央:「"暴走を制御しろ"。繰り返してたあの言葉があったから、あたしも冷静でいられたんだもの」
03:55:鷲尾瞳:「……はい。士騎朝騎だけではありません。皆さんが居たから……私はUGNチルドレンとして、最後の線を超えずに済みました」
03:55:鷲尾瞳:「貴方達と戦えて、良かったと思っています」
03:55:藤原奈央:「……鷲尾」
03:55:藤原奈央:瞳ちゃんを抱きしめる。
03:55:藤原奈央:「怖かったでしょ。よく頑張ったわね」
03:55:藤原奈央:「力を貸してくれてありがとう。……鷲尾だけに言う事じゃないけどさ」
03:55:鷲尾瞳:「……っ!?」思いもよらなかった行動に、身を固める
03:55:士騎朝輝:(あぁ、こいつの、こういうところが好きなんだよな)瞳ちゃんを抱きしめる奈央ちゃんに視線を向ける。
03:55:鷲尾瞳:「そんな……私は、UGNチルドレンとして……ただ……」
03:55:御厨柴門:「いや、うん。僕からもありがとう」
03:55:御厨柴門:「彼女と話す機会をくれて」
03:55:御厨柴門:「囮とかいったけれど、結局は僕の我儘だったから」
03:55:士騎朝輝:(でも、手は出せないよなぁ。旅には一緒についてきてくれそうにないもんな、こいつ…)
03:55:鷲尾瞳:口ではそう言いながら、目元にはまた涙が。
03:55:藤原奈央:「正直、ヒヤヒヤしたわよあれ……!」
03:56:藤原奈央:「……話した甲斐は、あった?」
03:56:士騎朝輝:「そこがいいんだけどな」一人ごちる。
03:56:御厨柴門:「あった、かな」
03:56:御厨柴門:「うん、話せてよかったよ」
03:56:入間誠時:ぼんやりと、また天井を眺めている。
03:56:士騎朝輝:唇の端を上げて笑う。
03:56:藤原奈央:「そ、よかったわ。……よしよし」 瞳ちゃんの背中をさすっている。
03:56:士騎朝輝:「おーい、結構、功労した俺には何もなしなのか?労われよなぁ」
03:56:藤原奈央:「むっ」
03:56:藤原奈央:「う、むむ……」 士騎くんを抱きしめにいくか、握手くらいで済ませるか、蹴っ飛ばすか迷い、
03:56:藤原奈央:「う……うっさいわよ、バカ! 今は鷲尾のケアが先なの!」 結局瞳ちゃんを慰めたまま。
03:56:鷲尾瞳:「も、申しわけありません。何度も、こんな……」藤原支部長の胸に顔をうずめて、また泣き始める
03:57:士騎朝輝:肩を竦めてその光景を写メを撮る。
03:57:入間誠時:そんなやりとりも、聞こえていないかのようだ。
03:57:士騎朝輝:「あぁ、御厨。旅はお預け?まさか、旅は続けるさ。予約は絶対に使うけどなぁ、また、当てのない旅烏だよなぁ…」
03:57:御厨柴門:「そう?予約は二人分の席でも構わないけどさ」
03:57:鷲尾瞳:「あ、い、いえ、わ、私より士騎朝騎を優先して……何なら二人きりに……あっ」
03:57:御厨柴門:「入間くんも鷲尾さんも、必要な時はいつでも」
03:57:御厨柴門:と言って連絡先を渡す
03:57:御厨柴門:「どこまででも運んであげるさ」
03:57:藤原奈央:「頼もしい限りだわ。最初はとっつきにくいやつだと思ったけど」
03:57:藤原奈央:「"運び屋"の名は伊達じゃないってことね」
03:57:御厨柴門:「勘違いしてもらっちゃ困るけど」
03:57:御厨柴門:「一つ。嫌な奴はそもそも乗せない」
03:57:御厨柴門:「二つ。料金はちゃんと貰う」
03:57:御厨柴門:「三つ。車内は禁煙」
03:57:士騎朝輝:「三つ。車内は禁煙」
03:57:御厨柴門:「そうだね」
03:57:入間誠時:暫く、反応しないままだったが、遅れてテーブルに置かれた連絡先に気づく。
03:58:鷲尾瞳:「私はまだ未成年です」
03:58:入間誠時:「………サンキュ」ポケットにそれをねじ込み、立ち上がる。
03:58:入間誠時:「ちょっと、風に当たってくる」
03:58:士騎朝輝:「そっか。あの時、鷲尾は席を外してたよなぁ」
03:58:士騎朝輝:「入間!」
03:58:藤原奈央:様子がおかしいのには気づいていたが、何も言わない。そうした方がいい人物もいるからだ。
03:58:入間誠時:「…うん?」
03:58:士騎朝輝:100円を弾く
03:58:士騎朝輝:「コーラ買ってきてくれ。何でも屋」
03:58:入間誠時:顔面に当たる。
03:58:士騎朝輝:「帰ってくるだろ?これで、お前」
03:58:藤原奈央:「はあっ!?」
03:58:入間誠時:「……別に、いなくなるわけじゃないさ」100円玉を拾いながら
03:58:入間誠時:「りょーかい。コーラね」
03:58:入間誠時:手をひらひらと振る。
03:58:士騎朝輝:放っておくと、ふらりと消えそうだから…いらないお節介をした。良くないことかもしれないが
03:58:藤原奈央:「まったく……変な気の回し方をするわよね、あんた。さっきから変に明るい口調なとこといい」
03:58:藤原奈央:「でもまあ、うん」
03:58:藤原奈央:「空気が明るくなったのは、事実だわ。えらい」
03:58:藤原奈央:「褒めてあげる」
03:58:士騎朝輝:「…なぁ?もしかしてだけどな」
03:58:士騎朝輝:「初めて褒められた」
03:59:士騎朝輝:屈託のない笑顔で応える。
03:59:鷲尾瞳:パシャリ。
03:59:鷲尾瞳:藤原支部長と、彼女に向かって笑顔を浮かべる士騎を、携帯のカメラで撮影する
03:59:藤原奈央:「えっはじめて? 嘘よね? そこまで塩対応じゃ……は!?」
03:59:藤原奈央:「……写真?」
03:59:鷲尾瞳:「士騎朝騎に、これまでの仕返しです」
03:59:士騎朝輝:「肖像権!」
03:59:御厨柴門:(仕返し…割と本人が喜ぶだけじゃないかな…)
03:59:鷲尾瞳:「撮られる方の気持ちが、これで少しは分かったのではないですか?」
03:59:士騎朝輝:「一方的に被害者なのは藤原だけだよなぁ。俺、結構嬉しいぜ。それ、送ってくれよ」
03:59:鷲尾瞳:「渡しません。……ただ、どうしてもというのなら」
03:59:鷲尾瞳:「先程の写真と交換です。それなら構いませんよ」
03:59:鷲尾瞳:「……UGNチルドレンとして。今日のことを忘れたく有りませんから」
03:59:鷲尾瞳:「次にまた、彼女と会う時まで」
03:59:士騎朝輝:「交渉もUGNチルドレンはできるらしいよなぁ、わかったよ。じゃあ、交換。あぁ、写る光景は思い出だ」
04:00:士騎朝輝:「ただぼんやり過ごしている時に ああ こんなこともあったなって 苦笑しながら思い出せる出来事になったら それは意味がある」
04:00:士騎朝輝:「そんな日が来るように願おうぜ」データを送信した。
04:00:御厨柴門:そんなやり取りを眺めて
04:00:御厨柴門:「君達、相当にタフだよね」
04:00:御厨柴門:「落ち込んでなんかいられないな」
04:00:鷲尾瞳:「そうでなければ、UGNチルドレンは務まりませんから」
04:00:御厨柴門:「ああ、そうだね」
04:00:御厨柴門:「僕は次は負けない」
04:00:御厨柴門:「だから、この戦いが終わったら」
04:00:御厨柴門:「また皆で集まって」
04:00:御厨柴門:「笑えるといい、と僕は思う」
04:00:藤原奈央:「同感だわ」
04:00:藤原奈央:「約束よ。この仕事を終えたら、皆で集まって、笑って……」
04:00:藤原奈央:「焼き肉ね」
04:00:士騎朝輝:「今、外に出てる、あいつも入れてな」
04:00:鷲尾瞳:「お願いできますよね、"スカボロ・フェア”」
04:00:御厨柴門:「ああ、いいさ」
04:00:御厨柴門:「良い店を仲間に聞いておくよ」
04:00:GM:----
04:00:GM:ということで、本日のセッションはここまで。
04:00:GM:次回は個別EDです。9/8(日)の14時から。
04:01:GM:おつかれさまでした!
04:01:入間誠時:おつかれさまでした!
04:01:鷲尾瞳:お疲れさまでした!超楽しかった!
04:01:鷲尾瞳:エンディングも楽しみ~
04:01:御厨柴門:お疲れさまー
13:43:どどんとふ:「ぺんすけ」がログインしました。
13:46:どどんとふ:「GM」がログインしました。
13:49:どどんとふ:「入間誠時」がログインしました。
13:55:どどんとふ:「」がログインしました。
13:59:GM:----
14:01:GM:■ED02 『黄昏』
14:01:GM:夕刻。第三支部裏手、休憩エリア。
14:03:GM:自販機が立ち並ぶ、支部員たちの憩いの場だ。近くには喫煙室もある。
14:03:GM:普段ならば他の構成員でにぎやかな場所だが、今は人気に乏しい。"マスターアビス"対策で分散した構成員がまだ戻りきっていない。
14:03:GM:足取りも追う必要がある……掴めるかは不明だが。
14:04:入間誠時:自販機の隣で、壁に背をつけて地を見つめている。
14:04:入間誠時:その手の中にはすっかりぬるくなったコーラが。
14:05:入間誠時:首の後ろがひどく、からっぽのような気がして。
14:05:入間誠時:ゆるく、首を横に振る。
14:06:入間誠時:さっきから、それを繰り返している。
14:08:鷲尾瞳:「……入間さん?」
14:09:士騎朝輝:鷲尾の声と同時、足音を立てずに背後から近づいて、肩を叩く。
14:09:士騎朝輝:人差し指を折らないまま。
14:10:入間誠時:「ぅわっ……」鷲尾瞳の声に顔を上げ…と思ったところで肩を叩かれ驚きの声を上げる。
14:10:士騎朝輝:「なんだ。振り向けよなぁ。指ささって、もっと、面白いことになるはずだったのになぁ」
14:12:入間誠時:「……悪い」軽口も返さず、手の中のコーラを差し出す。
14:12:入間誠時:「随分経ってたんだな。待たせちまった」
14:12:鷲尾瞳:「やめてあげてください、士騎朝騎。入間さんには冗談に付き合う余裕は無いように見えます」士騎くんとは違い数歩離れた距離から。
14:13:入間誠時:「………鷲尾くん」
14:14:鷲尾瞳:「申し訳有りません。一人にしておいたほうが、いいのかもしれないとも考えたのですが。つい、貴方の様子が気になって」
14:14:士騎朝輝:「だから、問題なんだよなぁ」顔色や表情をじぃと見る。「お節介をやきたくなるからなぁ」
14:14:入間誠時:なんとなく、普段より鷲尾瞳の言葉が柔らかく感じる。少し考えて、コードネームでなく、名前を呼んでいるからだと気づく。
14:15:入間誠時:元々顔色が良い方ではないが、ほんのすこし、いつもより白いのがわかるかもしれない。
14:15:士騎朝輝:コーラ受け取り。重症だよなぁ。と、内心呟く。
14:15:入間誠時:「あー……まあ、そっか。こんだけ遅いしな……」
14:15:入間誠時:ふう、とため息をつき。
14:16:入間誠時:「自分でもこれで元気です、ってのは無理あると思うよ」
14:16:士騎朝輝:「そうだよなぁ。でも、分かりづらいよりは、良いさ」
14:17:士騎朝輝:「何も表に出さずにため込んで、気付いた時には手遅れ。とかの方が困るよなぁ。うん、入間は素直で助かるぜ」
14:18:士騎朝輝:「………悪い、茶化してるわけじゃないんだが」
14:18:鷲尾瞳:「その。“マスターアビス”を討てなかったのは、入間さんのせいでは有りません。最善を尽くした上で、なお彼らが上回ったと言うだけで」
14:18:入間誠時:「………」瞼を軽く伏せる。突然変わってしまうもの。もしかしたら、表に出さなかっただけかもしれない。
14:20:入間誠時:「勿論、自分の責任だ、なんて言うつもりはないさ。全員がベストを尽くした。……けどさ」
14:20:鷲尾瞳:「責任を感じたり、気に病むようなことではありません。だから、その」
14:21:士騎朝輝:「心配してるんだぜ、鷲尾は、ついでに俺もな。お前の問題ではあるし、伊崎とお前の関係はわからない。踏み込んで良い領域かはわからないが…まだ俺達はチームだろ?」
14:21:士騎朝輝:「俺の中では友人までいってるけどなぁ」
14:21:鷲尾瞳:「……そう、ですね。理解した上で、割り切れないものがあるから、苦しんでいるのですね、入間さんは」
14:22:入間誠時:「……ん。ああ。正直、すげーありがたいって思ってる、今。ホントに」
14:22:入間誠時:「そいつは嬉しいな。俺もお前とはけっこー気が合う気がしてた」友人、と言う言葉に
14:23:入間誠時:「……俺は、本当にさ。あのまま、”マスターアビス”を……結木なつきを追いたかった」
14:23:入間誠時:「1人でも、自分がどーなってもなんでも、追いかけて、八つ裂きにしたかった」
14:23:鷲尾瞳:「立派なことだと思います。私には、抱けない感情でした」
14:23:士騎朝輝:「それは、なんで?」
14:23:入間誠時:「……憎いからさ」
14:24:士騎朝輝:「何が憎かったんだ?入間は」
14:25:士騎朝輝:いつものような軽口は鳴りを潜め、言葉の響きも静かで真剣だ。
14:25:入間誠時:「…」
14:25:鷲尾瞳:「……」士騎の雰囲気につられてか、こちらも静かに入間くんの言葉を待ちます
14:25:入間誠時:「伊崎がさ」
14:26:入間誠時:「ああやって、バケモノに変えられちまって。それで……そしたら、もうそれは俺たちにとって、敵なわけだろ」
14:27:士騎朝輝:「あぁ、そうだな。それは、俺達オーヴァードにすら自由にならない唯一のルールだよなぁ」
14:27:入間誠時:「そんな、殺されるような存在になって……俺だって、もうそれは仕方ないと思って……だから、あいつを俺は」
14:27:鷲尾瞳:「……はい。もしも、彼の人格が残っているように思えても。もうもとに戻すことは出来ない……倒すしか無いような相手です」
14:28:入間誠時:「…それなのにさ。あいつは、結木なつきを守った。……自分を変えちまったやつを、何に代えても守った」
14:28:入間誠時:「好きだったんだろーな」
14:29:入間誠時:「……最後のメッセにもさ。かわいー女の子が来たって、あってさ……」
14:30:鷲尾瞳:「……“マスターアビス”は、守ってはいけない相手でした」
14:30:入間誠時:「なんつーか、それが……すごい………悔しくてさ」
14:30:士騎朝輝:「好きだったんだなぁ、世界を敵に回しても良いほどに」
14:31:鷲尾瞳:「入間さんは、何も間違っていません。彼を倒すことは、終わらせることは、彼にとっても救いだったはずです」
14:31:入間誠時:「その、すべてをさせた結木なつきが、許せないって思った」
14:32:入間誠時:「全部、めちゃくちゃにしておきながら、それでも守られて、姿を消した」
14:33:入間誠時:「………なんか、なんつーかだよな。別に何も間違っちゃいなかっただろーと思うのに」
14:34:入間誠時:「それを追えなかった、追う力のなかった自分が腹立たしいんだよな」
14:35:入間誠時:「………結木なつきは伊崎のすべてを壊したんだ」
14:35:士騎朝輝:「それは違うぜ」
14:36:鷲尾瞳:「それは……」言葉を探すような間「……はい。私も、士騎朝騎と同じ意見だと思います。きっと」
14:36:士騎朝輝:「お前は立ち止っただろ。こうして悶々と考えてるだろ」
14:36:士騎朝輝:「結木なつきはお前を壊すことはできなかった」
14:37:士騎朝輝:「俺は結木なつきが何をどこまで思っているかは知らないが、全部が全部、あいつの都合よくいったわけじゃない」
14:38:士騎朝輝:「お前が足を止めて、自分の意思で堕ちることを拒んだんだから」
14:39:鷲尾瞳:「伊崎さんは、貴方を忘れてしまったのかもしれません。それでも、彼女には、貴方と伊崎さんの繋がりは、絆だけは、壊すことが出来なかった」
14:39:鷲尾瞳:「私もそう思います。だから、あの」
14:40:鷲尾瞳:「貴方が怒りを抱いたことも、その上で立ち止まったことも、今苦しんでいることも。全部、意味のあることだと思います」
14:40:入間誠時:「……」腕を伸ばして、手を開く。閉じて。また開く。
14:41:入間誠時:「あー……うまく、言えないけどさ。そー言ってもらえると……っていうか」
14:41:鷲尾瞳:「貴方がここに居るということが。伊崎拓也が、“マスターアビス”に屈しなかったことの証明だと、そう、思います」
14:42:入間誠時:「自分では、そういう風に考えられなかったから……さ」
14:42:入間誠時:「今。けっこー。いや、すげー嬉しい」
14:43:入間誠時:「…そーだな。伊崎が俺のこと全然気づかなくて、あいつのことだけ見てて、っての、ショックだったんだよな」
14:43:鷲尾瞳:「そうではないかと、心配していました。最初に、伊崎拓也と戦った時」
14:43:入間誠時:「自分がよく知ってると思ってた……仲が良いとか、なんでもいいけどさ。良い関係を築けてた。そう思ってたやつが」
14:44:鷲尾瞳:「貴方は、ジャームに成れば、それまでの関係性は全て、終わってしまう。ただ殺し合うだけの関係になると言っていました」
14:44:入間誠時:「……ああ」
14:45:鷲尾瞳:「あの時から。本当は、今のようなことを言いたいと、ずっと思っていました」
14:47:入間誠時:「……」
14:47:鷲尾瞳:「ジャームになっても、もし死んだとしても、共に過ごした時が無くなるわけではないと。だから……傷ついていることを隠さないでほしいと」
14:48:鷲尾瞳:「ようやく言えました。これで貴方の痛みが、少しでも和らいだなら。UGNチルドレンとして、嬉しく思います」
14:48:入間誠時:「……………」首の後ろを摩る。
14:49:士騎朝輝:「自分がソイツにとってどうでも良い存在だったかもしれない。なんて類の想いは誰にでもあるし、誰でも怖いよなぁ。だからさ」
14:49:士騎朝輝:「生きてる内に、こんな風に話しておこうぜ」
14:50:入間誠時:「……サンキュな。……」目を伏せ、また開き。
14:50:士騎朝輝:「俺達にはまだそれが出来るんだからなぁ。…後悔しなくて良いようにな」
14:51:入間誠時:「……けっこー昔にさ。似たような、つーにはちぃとばかしキツいことがあってさ」
14:51:士騎朝輝:「あぁ」
14:51:入間誠時:「身内が豹変しちまって、まあ、それまでの生活は全部ダメになって」
14:52:入間誠時:「……そーいうのを、ずっと引きずってるんだよな」
14:53:入間誠時:「伊崎のことは……比べるモンでもねーけど」
14:54:入間誠時:「でも、ずっと、救いがあったなって、おかげで思えるようになった」
14:54:鷲尾瞳:「あったのではなく、貴方が救いになったのです。きっと」
14:57:士騎朝輝:「俺は、お前の悲しみに完全に寄り添う事なんて出来ないけどな、あぁ、そうだ、覚えておけよ」
14:57:士騎朝輝:「お前に会えて、良かったって思ってる旅人がいるってことくらいはなぁ」
14:58:士騎朝輝:「そう。捨てたもんじゃない人生に思えるだろ?そういう奴がいれば」
14:58:入間誠時:頭をくしゃくしゃと掻く。
14:58:入間誠時:「なんつーか……すごい、お前ら俺のこと良いヤツだと思ってないか?」
14:59:士騎朝輝:「まさか、お前が、俺の事を良いヤツだと思うべきなんだよなぁ」軽口が戻る。
15:00:士騎朝輝:「鷲尾に至っては言うまでもないことだからな」軽く手を広げて笑う。
15:00:入間誠時:「あー……。確かにそうだな。こんなヤツと会えて良かったなんて言うんだから、大したヤツだよ」少し笑う。
15:01:入間誠時:「鷲尾くんは……マジで良い子だよな。うん」
15:01:鷲尾瞳:「私はUGNチルドレンとしての責務を果たしているだけです。イリーガルの心理的なケアも、我々の努めですから」
15:02:士騎朝輝:「バカやれそうな気が合う男友達ってのは、まあ、貴重だよなぁ?だから会えて良かったんだよなぁ」
15:03:入間誠時:「そこまでできる奴も中々いないぜ。チルドレンでも優秀ってことだ」
15:03:入間誠時:「くくっ、違いないな」
15:05:鷲尾瞳:「それは、はい。普段の訓練の賜物です」「……ところで、士騎朝騎はそろそろ藤原支部長のところへ行かなくていいのですか?」
15:06:士騎朝輝:「おっ、結構話し込んでたなぁ。これ以上、待たせると藤原の機嫌が悪くなりそうだ」
15:07:鷲尾瞳:「御厨紫門とのミーティングが終わったら、なにか話があるような口ぶりでした。あまり小人を待たせるのはよくないと思います」
15:08:士騎朝輝:「そうするよ」
15:08:士騎朝輝:「あぁ、そうだ。入間、リベンジはするだろ?藤原、当てにしてたぜ。力を貸してやって欲しいんだよなぁ」
15:08:士騎朝輝:そんなことを言いながらコーラを手で弄びながら出ていこう。
15:09:入間誠時:「ああ、勿論。……またな」軽く手を振って見送る。
15:10:入間誠時:「………」
15:10:入間誠時:「鷲尾くんは行かなくて良いのか?」
15:11:士騎朝輝:「あぁ、そうだ。行きずりの人間のお節介は旅の醍醐味だぜ。つまらないと思ったら終わった後で捨てろ」最後に言って歩き去った。
15:12:鷲尾瞳:「はい。藤原支部長と士騎朝騎は二人きりに成りたがっていると思います」
15:13:入間誠時:「そうか……」そうか?と思っているが深くは追求しない。
15:13:鷲尾瞳:「それに、まだやらなければならないことが残っていますから。」
15:13:鷲尾瞳:「入間さん。すこし屈んでもらってもいいですか?」
15:13:入間誠時:「?」
15:14:入間誠時:訝しげにしながらも言われるままに屈む。
15:14:鷲尾瞳:「……」真面目な表情のまま、君の目の前まで近づく。「暫くそのままで、お願いします」
15:15:入間誠時:「お、おう……」じっとする。
15:15:鷲尾瞳:少し大きめに息を吸って、吐いて。手を伸ばしかけ、一度逡巡してから。
15:16:鷲尾瞳:入間くんの頭を恐る恐る撫ではじめます。始めは髪を梳かすように。
15:16:鷲尾瞳:それから、首の後ろ側を優しく労るように。
15:17:鷲尾瞳:「……あの。私は、苦しい時、辛い時、傷ついている時。その……これをされて、とても安心した……ので……」
15:17:入間誠時:「……?!??!?」硬直。
15:17:鷲尾瞳:「申し訳有りません。チルドレンとして、こういった訓練は、受けていなくて。私がしてもらった方法しか知らなくて、あの」
15:18:鷲尾瞳:「……嫌、ですか?」
15:18:入間誠時:「あ、う、あ」想定外の事態に動揺している。
15:18:入間誠時:「あ、そ、そんなことは、ない、が」
15:18:鷲尾瞳:手を止めて尋ねる。身長差でわずかに見上げるような姿勢で。
15:19:鷲尾瞳:「……そうですか。もしも、泣きたくなったら」
15:19:鷲尾瞳:「遠慮しないでください。今は私しか、見ていません」
15:19:入間誠時:少しどころではなく恥ずかしい。大の大人がこんな小さい少女に撫でられているのだ。
15:19:鷲尾瞳:「私は、UGNチルドレンですから。秘密は必ず守ります」
15:20:入間誠時:「………」
15:21:入間誠時:「ありがとな………」
15:21:入間誠時:かつて。
15:21:入間誠時:自分をこのように撫でていたひとの。
15:22:入間誠時:首の後ろ。
15:22:入間誠時:……それが空になるのを見たことがある。
15:22:入間誠時:その時から、ずっと感じている、空白。
15:23:入間誠時:それが今は少しだけ、和らいだ……
15:23:入間誠時:……そんな気が、した。
15:23:鷲尾瞳:「構いません。UGNチルドレンとして、必要な事をしただけです。……ただ、入間さんも。このことは秘密にしておいて頂けると」
15:24:鷲尾瞳:「一応、異性同士ですから。誰かに仲を勘違いされることが、無いとも限りません」と士騎くんが去ったほうを少し気にして。
15:25:入間誠時:「ああ。俺も、秘密にしておきたいな、これは」
15:25:入間誠時:「鷲尾くんも勘違いされたら、困るだろ」
15:26:鷲尾瞳:「はい。UGNチルドレンに、色恋にかまけている暇はありませんから」
15:26:入間誠時:ノーヴェの話をした時、K市支部に行きたがっていたことを思い出す。
15:26:入間誠時:少し、笑って
15:26:鷲尾瞳:「……」最後にもう一度頭の後ろを優しく撫でてから、距離を取る
15:26:入間誠時:「鷲尾くんぐらい優秀なら、平気だと思うけどな」
15:27:入間誠時:体を起こす。
15:27:鷲尾瞳:「優秀だからこそ、です」
15:27:鷲尾瞳:「いつか、いつか貴方が。貴方の涙を拭ってくれる人と出会えるよう。私は祈っています」
15:29:入間誠時:「………」本当は。隣にいる人間を作りたくはない。けれど。
15:29:入間誠時:「……ありがとな。……きっと、そのうち」
15:30:入間誠時:「そんな日も……来るかもな」
15:31:入間誠時:そう言って笑った。
15:32:鷲尾瞳:それを見てこちらも、誇らしげに笑います。
15:34:GM:----
15:42:鷲尾瞳:入間誠時:「………結木なつきは伊崎のすべてを壊したんだ」
士騎朝輝:「それは違うぜ」
鷲尾瞳:「それは……」言葉を探すような間「……はい。私も、士騎朝騎と同じ意見だと思います。きっと」