DX3rd『イケブクロホリック#01/ヤミクモムラサキ』(GM:めかぶ)
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PC1 《破壊王》大門路夜暮
(PL:ぺんさん)
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PC2 《蝗呀》鞍馬麟次郎
(PL:白金)
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PC3 《豺雅》西園寺ユウリ
(PL:DT)
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PC4 《アキ》御神玲
(PL:クオンタム)
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目次
プリプレイ
GM:では、セッションをはじめていきましょう!
大門路夜暮:よろしくおねがいします!
GM:今回はちょっと特殊な街が舞台。
GM:東京にある架空の街、池袋での物語。
GM:FHがバラ撒いた電子ドラッグ「アップグレード」によってオーヴァードになったカラーギャング達が跋扈する、
GM:無法地帯で起こるシナリオです。
GM:キミたちには、オーヴァードに覚醒したギャング達になって、事件を解決してもらいます。
GM:では、自己紹介からはじめていきましょう。
GM:まずはPC1から!
大門路夜暮:ぽえーん
大門路夜暮:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYnqqq9AIM
大門路夜暮:どうもこんにちは。PC1に選ばれた大門路夜暮です
GM:お名前はなんて読むんでしょう?やぐれくん?
大門路夜暮:まさか自分に声がかけられるとは思っていなかったのでびっくり嬉しいです
大門路夜暮:よるぼです
GM:よるぼくん!
大門路夜暮:昔は伝説のギャングチームに所属していましたが、それも昔の話
大門路夜暮:今は自分探しの旅と言って池袋を出てから数年自分探しをし続けてるやばいやつです
大門路夜暮:気づいたら何年も経ってたなあとぼんやりしつつ、昔なじみが懐かしくなったので街に戻ってきました
大門路夜暮:なんかドラッグが流行ってるやばい街になってるみたいなので
大門路夜暮:よくないなあと思いながらなんとかしていきたいと思ってます。よろしくね
GM:ぼんやりぼんやりしている
大門路夜暮:Dロイスは羅刹。ハチャメチャ怪力で、白兵攻撃力が上がる代わりに素手以外の武器を使って攻撃をすると
大門路夜暮:その武器がボコボコ壊れるというやつです。武器は常備化してないので、調達してもらった武器をどんどん壊すぞ!
大門路夜暮:ポルターガイストとかオーバーロードも持ってるのでとにかくどんどん壊していきたいですね
GM:いっぱい武器買わなくちゃですね
大門路夜暮:イージーフェイカーで急速分解も取ったので
大門路夜暮:いろんな物を粉々にしてキャラ性をアピールしていきたいです。
大門路夜暮:そんな感じ!
GM:なるほど!理解しました
GM:怒られない程度に壊してください!
GM:では、ハンドアウトを確認しましょう
シナリオロイス:PC4 推奨感情:庇護/不安
キミはUGNに所属するオーヴァードであり、覚醒前、伝説のカラーギャングチームの一員として活動していたことがある。
池袋区のカラーギャングが次々とオーヴァードとなり抗争を繰り広げているという噂を聞いたキミは、久しぶりに故郷へ帰還することにした。
キミを待ち受けていたのは、噂通りの光景であり、FHの傀儡と化したUGN支部であり、複数のオーヴァードに追われるPC4だった。
キミは思わずPC4を助けてしまう。そして、状況を打開すべく仲間に協力を求めるのだった。
GM:PC4を助けてね、というハンドアウトなんですけども
大門路夜暮:どうやら大変なことになってるみたいだね
GM:OPでは、その直前の、池袋駅に到着したらなんかオーヴァードがたくさん暴れてて大変だな~ってところを描写したいなと思っています
大門路夜暮:PC4が何人居ても助けるよ
大門路夜暮:ラジャー!
GM:頼もしい!
GM:普通ステージ代表者としてがんばってください
GM:では、次はPC2!
GM:鞍馬くん、自己紹介をお願いします。
鞍馬麟次郎:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYg6ae9QIM
鞍馬麟次郎:はい。PC2の鞍馬麟次郎です。顔がご覧の通り良い!
鞍馬麟次郎:声をかけてくださったので、この命の限り戦います!
GM:存分に力をふるうがいい!
鞍馬麟次郎:昔はPC1と同じく伝説のギャングチームに所属しており、そこでチームフラッグを任されていた猛者でしたが
鞍馬麟次郎:チームの消滅後はバイクも手放し、流されるように実家家業の手伝いをしながら燻ぶっています。
鞍馬麟次郎:それでも、かつての仲間や街を想う気持ちは失ってないぞ!
GM:仲間思い!いいやつ!
鞍馬麟次郎:性能はダイスをたくさん振ります。100%になるとなんと36dxにもなります。いや、それだけなんですけども。
GM:たのしそう
鞍馬麟次郎:ブラムスとエグザイルのダイス系エフェクトとチームの旗(混沌なる者の槍相当品)の組み合わせですね。長物振り回して暴れまーす。
鞍馬麟次郎:一応範囲攻撃も取りました。役に立つと良いな。以上です。
GM:ばったばったとザコ敵を殴り倒したらチョーかっこよさそう。了解です!
GM:ありがとうございます。では、ハンドアウトも確認しましょう!
シナリオロイス:十文字アオイ 推奨感情:執着/脅威
キミは池袋区に住むオーヴァードであり、伝説のカラーギャングチームの残党としてPC3とともに自分のシマを守っている。
ある日、キミはシマで十文字アオイ(じゅうもんじ・アオイ)という男と遭遇する。
彼はカラーギャングチーム【紫蜘蛛(しぐも)】のナンバー2を務める男だが、彼が自らのシマを離れ、この近辺に現れることは珍しいことだ。
怪しむキミに対し、十文字は「今は無きチームの残党が何を言ったところで、この一帯は誰のものでもないのだから、俺が何をしようと自由だろう」と釘を刺してくる。
キミは自らのシマを守るため、チームを結成する必要性を感じるのだった。
GM:今はPC3の西園寺くんとなんとなーくシマを守っている状態なのですが、
GM:それじゃそろそろ限界があるみたいだな~というのをぼんやりしていただけると嬉しいです。
鞍馬麟次郎:あらあら、ご飯を食べに来たのかしらね。アオイ君は。
鞍馬麟次郎:はーい。
鞍馬麟次郎:こんな時にあの男がいればなー。今はどこで何してるんだろうなー。
GM:どこにいるんだろうな~
GM:シナリオロイスのアオイくんとは、顔見知りのほうがスムーズかと思います!
GM:そんな感じで考えておいていただけると嬉しいです。よろしくお願いします~
鞍馬麟次郎:よろしくお願いします!
GM:イエーイ!
GM:では、次はPC3!西園寺くん、お願いします!
西園寺ユウリ:はい!
西園寺ユウリ:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiqHkuAIM
西園寺ユウリ:いや無法に顔がいいなこいつ……
GM:イェーイ
西園寺ユウリ:ユーリ・アナトーリエヴィチ・西園寺です。
西園寺ユウリ:ロシア人の父と日本人の母とのハーフ。家業はマフィアでしたが
西園寺ユウリ:日本進出の際にある伝説のチームに挫かれました。
西園寺ユウリ:それからはそのチームに所属していましたが、解散してからは
西園寺ユウリ:結局やめきれずにかつての支配地で燻っています。
GM:こっちもぶすぶすしている
西園寺ユウリ:性能はサラマンダー/ノイマン/キュマイラのトライブリード。
西園寺ユウリ:Dロイス奇跡の血の効果で、侵蝕2で攻撃して侵蝕1でカバーします。
西園寺ユウリ:ガタイに似合わず、最後まで戦場に立ち続けるスタミナ型です
西園寺ユウリ:とはいえ攻撃力は高くないんですが。盾役として仲間を守るぞ
GM:細身のやつなのに盾役!ロマン!
西園寺ユウリ:あと車とか持ってる!甘党!
西園寺ユウリ:これくらいかな。よろしくお願いします!
GM:超良い設定ですよね。ありがとうございます!
GM:では、ハンドアウトの確認!
シナリオロイス:トーチ 推奨感情:親近感/不信感

キミは池袋区に住むオーヴァードであり、伝説のカラーギャングチームの残党としてPC2とともに自分のシマを守っている。
ある日、キミはカラーギャング【紫蜘蛛】のリーダー・トーチに呼び出され、池袋区のカラーギャングを集めた集会に参加する。
彼はこの池袋に根を張るギャング達に、「紫蜘蛛に裏切り者がいるようだ。だが、これは自分たちでケリをつけるので、カラーギャングのルールに則り、決して手は出さないでほしい」と忠告してくる。もしルールを破って紫蜘蛛の揉め事に手を出してしまえば、紫蜘蛛との抗争に発展することは想像に難くない。
とはいえ、他チームの人間を助けてあげたいと言い出すような者が現れない限り、抗争は免れる。
キミはシマの安寧に想いを馳せるのだった。
西園寺ユウリ:僕らのシマが……
GM:シマを守るためには、変なことには手を出さないのがいちばんです
GM:他チームに変な介入をしないように気をつけてね!
西園寺ユウリ:そんなことわざわざするやつがいるとも思えんが……
GM:わざわざするやつ、どこにいるんだろうな~
GM:では、そういう感じで!よろしくお願いしまーす
西園寺ユウリ:します!
GM:イエス!
GM:では最後にPC4の御神おにいちゃん!
御神玲:わんわん!
御神玲:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYvriQ6AIM
御神玲:PC4の御神玲(みかみ・あきら)です。本当はアキラの方が読みやすいんですけど
御神玲:玲って文字がすごく美少年なので漢字にしました(こだわりポイント)。
GM:ワイトもそう思います
御神玲:両親が借金を残して蒸発したので、様々な手段で小学生の妹を養っています。そのせいでオトナに対しての不信感はかなり根強い。
御神玲:あと、せっかくワークスを歌手にしたので、半年くらい前にスカウトされて美少年アイドルとしてデビューした設定にしました。
御神玲:芸能界に入ってオトナの汚い面をいっぱい見たのでやっぱりオトナは嫌い。ずっとトイザらスキッズしてたい
御神玲:シンドロームはDロイス触媒のピュアノイマン! 色々考えた結果、支援特化にしました。
御神玲:具体的には、ファンアウト戦術常勝でみんなを移動させつつダイスを増やしつつ攻撃力を+30くらいします。あと、アドヴァイスでC値を下げたりも。
御神玲:触媒なのは、ぺんさんのキャラをとにかく甘やかして全力介護したかったので
御神玲:なんとかして行動値0のぺんさんキャラをファンアウト→触媒で動かして、敵エンゲージに突っ込ませるためです。
GM:気配りの達人!
御神玲:財産が35あるのもぺんさんキャラを甘やかすためです。いっぱい武器買ってあげます。
GM:お母さん!
御神玲:アイドル営業活動のおかげで要人への貸しもいっぱいあるので(こだわりポイント)、ミドルには強いはず!
御神玲:あっそうだ。ひとりだけ覚醒枠なので15歳にしちゃったんですが、これは問題ないですか?
GM:まったく問題なし!大丈夫ですよ~!
御神玲:よかったよかった!
GM:あ、ただ、そうですね
御神玲:おお?
GM:アイドル設定なんですけど、世界観的には、華々しいメジャーアイドルというより
GM:ちょっとインディーズな地下アイドルの方が合うかなあとは思ってたんですが、この辺はいかがでしょうか?
御神玲:それでいいです!
GM:OK!ありがとうございます。
御神玲:華々しいメジャーアイドルはアカデミアとかトーキョーN◎VAとかでやってほしい
御神玲:そんなところかな。みんなの指揮官として頑張る、いつも不機嫌そうな15歳美少年です。がんばるぞ!
GM:いや~好きなのでがんばってほしい
GM:ありがとうございます!では、ハンドアウトの確認をしましょう!
シナリオロイス:乃亜 推奨感情:庇護/不安

キミは池袋区で、カラーギャング【紫蜘蛛】に所属する青年だ。キミには最愛の妹がいる。
ある日、キミとキミの妹・乃亜が街中を歩いていたところ、仲間達が子供達を誘拐しようとする現場を目撃してしまう。
彼らはキミの妹も誘拐しようとするとともに、仲間であるはずのキミを始末するべく高濃度の電子ドラック「アップグレード」を使用してくる。
しかし、キミは死を免れ、オーヴァードとして覚醒するのだった。訳もわからぬまま、命からがら妹を連れて逃げ出したキミは、PC1に助けられる。
キミは自分の命を守るため、彼と行動をともにするのだった。
GM:覚醒枠です!
御神玲:覚醒枠!
御神玲:というか仲間たち!どうしちまったんだよ!
御神玲:僕はお前たちの指揮官だぞ!
GM:なんか仲間が怪しいので、妹を連れて逃げてください
GM:反乱分子なのかもしれない
御神玲:このあいだ素行の悪さについてお説教したのがわるかったのかなあ
GM:ちなみに、御神くんはオーヴァードとかのことに関する事前知識ってどれくらい持ってます?
御神玲:妹ちゃんは命なので、なんとしても守り抜きます
御神玲:GMの想定次第ですが、できればめちゃくちゃ知ってたいです。なにせ伝説のチームもオーヴァードだらけだし。
GM:めちゃくちゃ知ってるほうがありがたいので、それでいってください!
御神玲:普通の人間はオーヴァードには絶対勝てないとわかっているので、知らないチームメイトがいたらそういうアドヴァイスもしているはず。
御神玲:やったー!ノイマン!
GM:ああ、それはすごく良い設定ですね
GM:では、そんな感じで、よろしくお願いします!
御神玲:メロンパン!
GM:では最後にトレーラーを貼って、セッション本編に移りましょう
■トレーラー
20XX年、東京。池袋区。
さまざまな事情を抱えたものたちが集い、住まう街。
かつて、圧倒的な勢力を持つ伝説のギャング”DOKURO”がこの街を裏側から支配していた。
そのチームが姿を消したことで、やがて4つのカラーギャングが頭角を現した。
”紫蜘蛛”。”yellow beet”。”烈怒棲寝獲苦”。”鼠”。
4つの勢力は均衡し、かえってこの街の秩序は保たれていた。
だが、FHの陰謀により、レネゲイドウイルス因子を持つ電子ドラッグ「アップグレード」がギャング達にもたらされたことで状況は一変する。
カラーギャング達は次々とオーヴァードへ覚醒し、異能の力を駆使した過激な抗争を繰り広げていった。
街はFHの実験場と化し、悪意に飲み込まれた若者達は破滅の時を待つだけかと思われた。
──ひとりの青年が帰ってくるまでは。
ダブルクロス The 3rd Edition『イケブクロホリック#01/ヤミクモムラサキ』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
GM:よろしくお願いしまーす!
大門路夜暮:よろしくおねがいします!
西園寺ユウリ:お願いします!
GM:ワッホイ!
GM:OPは、PC3→PC2→PC1→PC4の順番でやっていきます。
GM:というわけで、まずはPC3の西園寺くんのOPから!
西園寺ユウリ:俺から!
大門路夜暮:そうとはね!
GM:時系列順なのよね
OP01 : 西園寺ユウリの場合
GM:西園寺くんのOPは、集会に呼び出されてお話を聞くシーンです。
西園寺ユウリ:はあい
GM:地下の集会場みたいなところに呼び出されるところからスタートします。
GM:ダイスを振って浸蝕率をあげてね!
西園寺ユウリ:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:43->47)
GM:東京、池袋。4つのカラーギャングが根を張る街。
GM:とある廃ビルの地下駐車場に、パイプや鉄格子を組み立てて作られた、カラーギャング達の集会場があった。
GM:キミは、【紫蜘蛛】リーダー・トーチに呼ばれ、この集会に参加していました。

トーチ:「集まってもらって、悪いな」蜘蛛のイラストがプリントされた紫色のパーカーを着た少年。
トーチ:ストリートチルドレンで構成されたスラム街の自警集団【紫蜘蛛(しぐも)】のリーダー。口が悪い。
GM:ギャングのリーダー達が呼び出され、各々の場所に陣取っている。

エドガー小林:「HA! お前はスラム街に引きこもってるんじゃなかったのか?」オレンジ髪で眼帯を付けた青年。蛇があしらわれた赤い旗をマントのように背負っている。
エドガー小林:首都高を荒らしまわる走り屋集団【烈怒棲寝獲苦(れっどすねえく)】の首領。帰国子女だ。
トーチ:「…俺のチームのことで話があるから呼び出した。それだけだ」
トーチ:「いちいちうるさい。バカ」
エドガー小林:「HA~、蛇の牙に噛まれてェのかお坊ちゃん?」

ミッチー:「こらこら、二人とも喧嘩しないの。ところで、呼び出しはいいんだけどさ」
ミッチー:「ユウリちゃんもいるのは何でなの?」蜂の巣柄のスカーフを胸に挿した男。上等なスーツを着こなしている。
ミッチー:池袋の夜の街を支配するスカウト集団【yellow beet(イエロー・ビーツ)】のトップ・ミッチー(本名は光晴)。ホスト崩れ。
GM:ミッチーはキミの顔を見て不思議そうに言う。
GM:キミはその理由を察することができるかもしれないし、知らんと思っていてもいいです。
西園寺ユウリ:「紫蜘蛛のに聞いてくれ。俺は呼ばれただけだ」
西園寺ユウリ:銀髪を撫で付けた、日本人離れした風貌のスーツ姿の青年。
西園寺ユウリ:「お前らに茶々を入れる気もない。素直なものだろう」
トーチ:「ユウリも、街のシマを守ってる一人だから呼んだ」そっけなく言う。
エドガー小林:「Ah~、お前、無くなっちまった骸骨一派じゃねーか。サミシーもんだな?」意地悪く笑う。
西園寺ユウリ:フ、と薄く笑う。押し込まれているようには見せないが、
西園寺ユウリ:具体的に反駁はしない。抗争の火種になるからだ。

サダオ:「あの~」
サダオ:「それで、お話ってのはなんですかねえ」
サダオ:「ほら、リーダーだけで来いって話だったでしょ。あんまり長引くと、ウチのヤツら暴れちゃうんで…」
サダオ:「ホント行儀悪い奴らで申し訳ないんだけど…」へらへらと笑う男。猫背の金髪で、アロハシャツ姿。
サダオ:地下闘技場を統治する荒くれ者集団【鼠】の親玉・サダオ。異様に腰が低い。
トーチ:「…ああ、そうだな」頷く。「リーダーだけで来てほしかったのは、チームのメンバ−には聞かれたくない話をしたかったから」
トーチ:「俺のチームに、たぶん。裏切者がいる」
西園寺ユウリ:「──それは、他のチームに、ということか?」
トーチ:「…どうだろうな。そうかもしれない」
トーチ:「まだ分かんないんだよ。変な動きがあるって、それだけはなんとなく、感じてるんだけど」
エドガー小林:「Ah?俺たちのチームにそんな腑抜けた男はいる訳ねえだろ」
トーチ:「…迷惑かけてたら悪い」
トーチ:「でも、基本的には俺がケリをつける。俺のチームの話だから」
トーチ:「なんか情報を掴んでるなら教えてほしいけど。それだけ」
トーチ:「家族のもめごとは家族で決着をつけるもんだ。だから手を出さないでほしい」
トーチ:「今日はそれを言いたくてみんなを集めた」
トーチ:少年は男たちに向かってそう告げる。
西園寺ユウリ:「情報はない。俺達はそういうのには疎くてな」
西園寺ユウリ:「そのためにこうやって会合にも真面目に来てる」
西園寺ユウリ:「……俺は俺達のシマが守られればそれでいい」
西園寺ユウリ:「“オウガ”にも伝えておくさ」
ミッチー:「分かるよ、ユウリちゃん。みんな、自分のシマを守るために生きてる」肩をすくめる。
サダオ:「そうすね~、ぼくも友達少ないからよくわかんないしなあ」
エドガー小林:「HA! 話はそれだけか? くだらねえPartyだったな」ひらひらと手を振って、集会場から出ていく。
サダオ:「あ、ぼくも失礼しまーす。うちはたぶん大丈夫だと思うんですけどね…なんかあったらお知らせしますねえ」ぺこぺこ会釈しながら出ていく。
西園寺ユウリ:「……」それらを見送って。
西園寺ユウリ:「……どいつもこいつも、自分のシマ、自分のシマ……」
ミッチー:「ユウリちゃん?」
西園寺ユウリ:「……なんでもない。仲良しになったなと思ってよ」
西園寺ユウリ:「どうやら思考がみんな似てきたらしい」
トーチ:「ユウリは違うのか」
西園寺ユウリ:「いや。俺もだよ」
西園寺ユウリ:(いつからかな。前は、あって当たり前だった)
西園寺ユウリ:(変わっちまったんだろうな、僕は)
西園寺ユウリ:「ま、なにか分かれば連絡するさ」ひらひらと手を振る。
トーチ:「…」少年は考えるようにしながらキミを見つめる。「…本当かな」
西園寺ユウリ:「あ?」
トーチ:「チーム、もう組まないの?」
トーチ:「ユウリはさ」
西園寺ユウリ:「……紫蜘蛛に入れという意味か?」
西園寺ユウリ:「悪いな。俺のチームはあれだけだ」
トーチ:「……ふうん」
トーチ:「ま、いいけど。なんでも」ひらひら手を振る。
トーチ:「オウガによろしくね」
西園寺ユウリ:「ああ」踵を返して。
西園寺ユウリ:片手でロリポップキャンディの包みを開ける。
西園寺ユウリ:それを口に入れて。「甘い状況じゃなさそうだ」
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスのトーチにロイス取得をお願いします。
西園寺ユウリ:トーチ/感服/警戒:○
GM:OK!
OP02 : 鞍馬麟次郎の場合
GM:では、次のシーン。
GM:PC2の鞍馬くんのシーンです。
GM:シナリオロイスの十文字アオイと緊張感あるやりとりをするシーンです。
鞍馬麟次郎:1D10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 2[2]+30 → 32
GM:鞍馬くんがブラブラ街を歩いてたら、バッタリ十文字アオイと出会う…というシチュエーションなんですけど
GM:こういう場所がよくな~い?みたいなの、ありますか
鞍馬麟次郎:地元ですからね。商店街でばったり?
GM:じゃあ。それでいきましょう!
GM:池袋の端にある、天橋商店街。キミたちが生まれ育った場所だ。
GM:キミの実家である修理工場も近くにある。とある夜、仕事終わりのキミは、商店街をブラブラと歩いていた。
GM:夜ご飯を求めてたのかもしれないし、何か欲しいものを買いにきたのかもしれない。
鞍馬麟次郎:この街ではあまり目立たない染めた金髪。意識はしていないのだが必要以上に鋭い目つき。
鞍馬麟次郎:作業ツナギ姿で街を歩いている。手にはコンビニの袋。中身はメロンパンと缶コーヒー。
地元のおじさん:「おう、麟次郎。仕事サボッてねえか?」八百屋の主人が、キミを見かけて笑いかける。
鞍馬麟次郎:「サボってもやることがない。なら、少しは金になる事をする方が良い」
地元のおじさん:「おうおう、その調子だ。ケンカすんじゃねえぞ!」
鞍馬麟次郎:「喧嘩を売る相手なんてもういないだろう。あ。おっちゃん。そのジャガイモ買うわ。280円な」応えて、金を払う。
地元のおじさん:「ほいよ、オマケでトマト入れとくからよ」朗らかな笑顔で答える。
鞍馬麟次郎:そのまま街を歩く。平和と言えるだろう、燃える物も火種もなく静かなものだ。
鞍馬麟次郎:「眠いな」2年前だったら、こんな時間は宵の口だ。信じられない言葉を口にするようになったと微かに嗤う。
GM:では、キミはそんな日常風景に、
GM:おかしいものがあることに気付く。この界隈に現れないはずの人物。
GM:キミは彼に見覚えがある。【紫蜘蛛】のナンバー2として知られる十文字アオイだ。
十文字アオイ:「…おやおや」蜘蛛がプリントされた紫色のパーカーを着た、色黒の少年。
鞍馬麟次郎:「アオイか。此処はお前の居場所だったか?」
十文字アオイ:「いや? 僕はなんとなーくここを訪れただけですよ」うっすらと笑みを浮かべたまま返事する。
十文字アオイ:「こういう、お店の人と地元の人の交流っていうんですか?心温まる光景ですよね。いや、そういうの、ホント好きで」
十文字アオイ:「僕の住んでるスラム街じゃ、そんなの考えられないからなー」
鞍馬麟次郎:「そう言う理由なら長居はするなよ」
十文字アオイ:「えー? なんでですか。蝗呀さんに口出す理由、ないでしょ」
十文字アオイ:「あ。蝗呀さんっていうの、昔のあだ名ですよね。今はなんて呼べばいいですか?」
十文字アオイ:ニコニコと笑顔のままキミに問いかける。
鞍馬麟次郎:「お前、わざと言ってるのなら、安い挑発だ。トーチも知っての事か?」
十文字アオイ:「ええ、ひどいなあ。 なんのことです?」
鞍馬麟次郎:明確にこちらを舐めている。この場所は、もうお前らの物ではない。と目の前の男は告げている。
鞍馬麟次郎:その、にやけた顔に靴の一つもめり込ませてやろうか。そんな考えが頭をよぎる。
十文字アオイ:「だってこの商店街、この街には珍しく、どのカラーギャングの縄張りでもありませんからね」
十文字アオイ:「蝗呀さんも、引退したみたいですし。放っておいてくださいよ」
鞍馬麟次郎:ユウリの普段の尽力を自分の軽率な怒りで無碍には出来ない。
鞍馬麟次郎:が
鞍馬麟次郎:アオイの胸ぐらをつかむ。
十文字アオイ:「うわあ!」大げさに悲鳴を上げて、胸倉をつかまれる。
鞍馬麟次郎:「その通りだ。が、なら、猶更、社会人をガキの遊びに付き合わせるなよ」顔を近づけ「そんなに俺達が怖いか?」
十文字アオイ:「子供の遊びに本気にならないでくれます?」不敵に笑い返す。「怖いなあ、老害はよ」
鞍馬麟次郎:「おっさんは体罰上等世代なんでな」
鞍馬麟次郎:胸ぐらから手を離す。
十文字アオイ:「おっと」乱れた胸元を直す。
鞍馬麟次郎:「形骸化してるとは言えルールを破るようなら、躾はきちっとさせて貰うが」
十文字アオイ:「はは。今じゃそれ、警察行きですよ」
十文字アオイ:「ま、せいぜい頑張ってくださいね、おじさん」意地悪い笑みを崩さないまま、踵を返して歩み去っていく。
鞍馬麟次郎:「ふん。帰るなら、買い物くらいはしていけ」
十文字アオイ:「あいにく、とっても貧乏なので」
十文字アオイ:振り向いて、それだけ言う。
鞍馬麟次郎:「帰りの電車代くらいはくれてやろうか?」
十文字アオイ:「電車なんてもはや必要ありませんよ。”僕ら”にはね」
十文字アオイ:「あんたに施し受けるなら死んだ方がマシですしね。それじゃ」
鞍馬麟次郎:鋭い目つきで、それを見送る。
地元のおじさん:「おいおい…」キミたちのやり取りを見ていた八百屋の店主が、キミに駆け寄ってくる。
地元のおじさん:「ケンカするんじゃねえって言っただろ、麟次郎!」
鞍馬麟次郎:「手も足も出していない」
地元のおじさん:「出してたじゃねえかお前!」
鞍馬麟次郎:「?」
地元のおじさん:「掴んでただろ、こう…手をよ!」胸倉を掴む物真似。
鞍馬麟次郎:「あんなの挨拶みたいなもんだ」
地元のおじさん:「はああ…お前、最近ようやく落ち着いてきたと思ってたのによお…」
鞍馬麟次郎:「いや、昔だったら、あのガキ、血だるまだったぞ」
地元のおじさん:「お前ってやつはよ、本当に…」ため息をつく。「まったく、最近はこの辺も変なチンピラがうろついてるしよう」
鞍馬麟次郎:「社会人として手を上げなかったし、あんなの相手してたらキョウさんに笑われちまうよ」
地元のおじさん:「その調子で頼むぜ、麟次郎。大人らしくふるまえよ」
鞍馬麟次郎:「ところで、おっちゃん」
地元のおじさん:「あん?」
鞍馬麟次郎:「最近は余所者のチンピラうろついてるのか?」
地元のおじさん:「ん、あ、おう。さっきみたいなパーカー着たガキとかな。よく見るぜ」
鞍馬麟次郎:「そうか」
地元のおじさん:「…麟次郎?」
鞍馬麟次郎:(火種か。マズイことが起こりそうだ。俺はどうすりゃいいんだよ、キョウさん)
鞍馬麟次郎:「いや、地元の活性化にもならないとは、蜘蛛は煮ても焼いても食えないな」
地元のおじさん:「…蜘蛛は食うなよ」
GM:八百屋の店主は、首を捻りながらそう言った。
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスの十文字アオイにロイスを取得してください!
鞍馬麟次郎:はい。推奨感情で結んで 執着/脅威〇 で。
GM:はーい!ありがとうございます!
OP03 : 大門路夜暮の場合
GM:では、次!PC1の大門路くんのOPにいきましょう!
大門路夜暮:わーい
大門路夜暮:OPだぞー
GM:池袋に到着したら、ギャングが暴れてるところに遭遇してウワア大変だねってなるシーンです。
GM:侵食率をあげて登場してね
大門路夜暮:大変そうだなあ
大門路夜暮:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 4[4]+36 → 40
GM:いい具合ですね
GM:よるぼくん一人だとGMもPLも大変なので、進行サポートNPCとして、
大門路夜暮:よるよる
GM:こないだまで同じ支部に所属していたUGNイリーガルの男の娘が同行します
大門路夜暮:そうなんだ!
GM:そうなの!そいつとおしゃべりしててください
大門路夜暮:任せてください
GM:よろしくたのむよ!
大門路夜暮:どんなものでも壊せます
GM:やめてくれ!
GM:故郷でオーヴァードギャングが発生し大変なことになってるらしいと風の噂を聞いたキミは、
GM:そういうわけで、久しぶりに池袋に戻ることにしました。
大門路夜暮:戻ってきました
GM:久しぶりの池袋駅、昼下がりの時間帯は、たくさんの人が行きかっています。

桐島三郎:「さすが池袋、人が多いわね〜」
桐島三郎:「大ちゃん、あたしとはぐれちゃダメよ」よく手入れした長い茶髪に、清楚なワンピース姿。
GM:この男は桐島三郎といい、キミと同じ支部に所属していたUGNイリーガルで、進行サポートNPCモブです。
大門路夜暮:くあー、とあくびしながら駅に降りてきます。
GM:彼は長年の夢だったレストラン経営をこの街で叶えられることになったため、キミとともに上京してきました。
大門路夜暮:「あれ?もう着いたんですか。私一人で乗ってる時は」
大門路夜暮:「もっと時間かかるんですけどね。お陰でちょっとしか眠れませんでした」
桐島三郎:「あたしとのお喋りが楽しかったってこと?」ウインク。
大門路夜暮:昔は居眠りして一周してから降りたりしてたのだ
桐島三郎:「それとも居眠りして山手線を一周してたとか言わないよね?」
大門路夜暮:「そういえば一周するんですねこれ」
大門路夜暮:「まあ毎回着いてましたから。眠ってても関係ないですよ」
大門路夜暮:「結果良ければ全て良しです」
桐島三郎:「大ちゃんはホントのんびりしてるわよねえ」
桐島三郎:あきれたように首をかしげる。
桐島三郎:「幼馴染の二人と合流するんでしょ?大丈夫なの~?」
大門路夜暮:「そういう三郎くんは今日もまた随分かわいい格好ですねえ」
桐島三郎:「三郎じゃなくって、キリちゃんって呼んで」ニコニコと笑う。
桐島三郎:「そりゃもー、池袋ですもの! 気合入れてオシャレしちゃったわよ」
大門路夜暮:「昔なじみに見られたら勘違いされちゃいそうです」
大門路夜暮:「大丈夫かなあ。最近、この辺りはかなり物騒らしいですよ」
桐島三郎:「物騒?」
大門路夜暮:「ギャングさんが沢山湧いてきて、薬も流行っているんだとか」
大門路夜暮:「それで心配で来たんですよ。サイちゃんとオーちゃんも心配だなあ」
桐島三郎:「えええ」目を見張る。「だ、大ちゃんこそ、そんな場所に飛び込んで大丈夫なの…?」
大門路夜暮:「昔馴染みも居ますしねえ」
GM:では、そうやってキミ達が駅を歩いていると。
大門路夜暮:「二人が助けてくれるなら多分なんとかなりますよ」
大門路夜暮:「おっとっと」
桐島三郎:「そんな平然と言われても、あたし心配よ…」
GM:ちょうど外に出たところで、《ワーディング》を感知する。
大門路夜暮:「なんか出てきましたね」ワーディングに対して
桐島三郎:「えっ、えっ? なに?」オロオロと周囲を見回す。
GM:それは遠方から超高速でやってくるオーヴァードの群衆が発生させている。《ワーディング》を浴びた一般市民が、次々に意識を失っていく。
GM:その隙間を縫うように走り抜けるのは──蛇をあしらった赤い旗を掲げた大型バイクのオーヴァード集団!
GM:バイクのボディには、【烈怒棲寝獲苦】と赤い文字でペイントされている。
大門路夜暮:「これは負けてられませんよ三郎くん」
桐島三郎:「えっえっ?」
大門路夜暮:これこっちもワーディング張っていいですか?
GM:いいですよ!
大門路夜暮:「一般人の人たちが大変です。対抗してこっちもなんか出しちゃわないと。えいっ」《ワーディング》
烈怒棲寝獲苦モブ:「YEAAAAAAAARRRRRRRRRRRR!!!」「ヒャアッハーーーー!!」スキンヘッドだったりモヒカンだったりする男たちがバイクで駆け抜けてくる。
大門路夜暮:「噂よりすごい悪いですねえ」
桐島三郎:「そっ…その通り。その通りね大ちゃん。でも」
桐島三郎:「すごい悪い…って問題じゃなくない!?」
GM:烈怒棲寝獲苦モブは、口から炎を噴き上げたり、《空の楽器》でギターサウンドを鳴らしたりと好き放題だ。
大門路夜暮:「面白い手品だなあと思ってましたが」
大門路夜暮:「さっきのでも倒れないし、オーヴァードさんみたいですね」
烈怒棲寝獲苦モブ:「ッハアア~~~!よくわかんねーけどこれ使うと皆寝るから走るのに便利だぜ~~!」肩にトゲトゲのやつを装着した男が哄笑している。
大門路夜暮:「これはすごいことですよ三郎くん」
大門路夜暮:「こんな沢山のオーヴァード、UGNでも中々用意できませんよ」
桐島三郎:「そっ…そのUGNは何してるの?!」
大門路夜暮:「居なかった気がしますねえ」
大門路夜暮:「池袋は地価が高いですからね」
大門路夜暮:「支部を用意するのも大変なんでしょう」
桐島三郎:「えっ、えええ~!? この大都会で、そんなことある!?」驚愕する。
大門路夜暮:「あったりなかったり」
桐島三郎:「ど、どっちなのよ…!? い、いいわ。あたし、UGN支部がないか探してくる!問い詰めてやるんだから!」
桐島三郎:「大ちゃんは、幼馴染のところに行って、この街がどうなってるかちゃんと聞いてよね!」
GM:キミ達の会話をよそに、烈怒棲寝獲苦軍団は遠くへ走り抜けていく。ただ走るのが目的だったようだ。
大門路夜暮:「大丈夫ですか?一人でいけますか?三郎くん」
桐島三郎:「それはこっちのセリフ!」
大門路夜暮:「そういえば道覚えてないなあ」
桐島三郎:「も~~大ちゃんってば~~!」
大門路夜暮:「故郷の町並みを覚えていなくても大丈夫。そう、アイフォンならね」
大門路夜暮:「へいSiri。鞍馬修理までの道のりを教えて」
大門路夜暮:「……」
siri:『すみません。わかりません』
大門路夜暮:「壊れてますねこれ」
桐島三郎:「ばかおっしゃい!」
桐島三郎:「ちょっと貸して、ほら、操作してあげるから…」キミのアイフォンをひったくる。
大門路夜暮:「ああ、私のSiriが」
大門路夜暮:ボタンは凹んでるし画面はバキバキに割れてるアイフォンくんです
桐島三郎:「って、あー!壊れてる!」
大門路夜暮:「もうSiriくんしか反応してくれないんですよ」
siri:『すみません。わかりません』
GM:そんなやりとりをしていると。
GM:身長の高い大門路くんだけが、その光景に気づく。
GM:ビルとビルの間を縫うように、人知れず移動する無数の人影。オーヴァードだろうか。全員、蜘蛛がプリントされた紫色のパーカーを着ている。
大門路夜暮:「あれ、なんでしょう」
桐島三郎:「え?何?」
大門路夜暮:「見えますか三郎くん。面白そうな人たちがいますよ」
桐島三郎:「ちょっと待」人混みに埋もれる。「あー!」
大門路夜暮:「地元の人みたいですね。丁度いいし道を教えてもらいましょうか」
大門路夜暮:「おーい」
大門路夜暮:きりちゃんが埋もれたのにも気づかずてってこ走っていきます
GM:人影は、素早く移動し続ける。何かを追いかけるように。
GM:君はそれを追うのだった。
GM:シーン終了。
GM:桐島三郎はシナリオロイスではないので、ロイスは取得しなくても大丈夫です
大門路夜暮:こんなにかわいいのに……
大門路夜暮:でもGMがそう言うなら従います。ぼんやりしてよ
GM:は~い
OP04 : 御神玲の場合
GM:じゃあ、次は御神くんのOP!
GM:おまたせしました!
御神玲:メロンパン!
御神玲:御神玲の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:34->38)
GM:スラム街で妹とキャッキャしてたら、メンバーがなんかしてるのを見かけて大変なことになるシーンです
御神玲:買い物かなにかかなあ
GM:買い物にしましょうか
GM:では、やるぺん!
御神玲:ぽ!
GM:池袋の東エリア。ここは身寄りのないものが集まって生まれたスラム街だ。
GM:廃墟と化した工業地帯跡に人が住み着き、ひっそりと暮らしている。
GM:キミは、妹の乃亜と食料の買い出しに出ていたところです。

御神乃亜:「お兄ちゃん、わたしおやつ無くても我慢できるよ」茶髪の少女がキミを見上げてそう言う。
GM:10歳になる妹の乃亜は、キミのアイドル活動も応援している素直な女の子です。
御神玲:「すまないな乃亜。買い物に付き合わせてしまって」 使い古したエコバッグを持っている。
御神玲:「そういうわけにもいかないさ。乃亜は勉強だって頑張ってるし、こうして僕の手伝いもしてくれてるだろ」
御神乃亜:「ううん、お兄ちゃんとお買い物するの、楽しい」
御神玲:「ごほうびにおやつくらい買ってあげないとな」 小さく笑って妹の頭を撫でる。
御神乃亜:「いいのかなあ」はにかんで、頭を撫でられる。「知りませんよ」
御神玲:「いいんだよ。でも、チョコを食べたら歯はちゃんと磨くんだぞ」
御神乃亜:「磨くもん!もう子供じゃないもん」
御神乃亜:「お兄ちゃんだって、芸能人は歯が命だよ!」
御神玲:「芸能人か」
御神乃亜:「お兄ちゃん、芸能人だよね…?」
御神玲:「そうだな。もう僕はただの不良じゃない……今はまだ稼ぎも少ないが」
御神玲:「もうじき芸能人として本格的に成功してみせる。そうしたらすごいぞ、乃亜」
御神乃亜:「すごいの?お兄ちゃん、すごくなっちゃうの?」
御神玲:「ああ。綺麗な一軒家に住めるし、好きな時に好きなものが食べられるようになる。ステーキとか、ハンバーグとか、サラダとか」
御神乃亜:「ええ~っ」くすくす笑う。「本当?おうちも、ごはんも?」
御神玲:「前に食べたいちごパフェあっただろう。アレだってきっと毎日食べられるぞ」
御神乃亜:「あっ、いちごパフェ!あれ好き!おいしかった!」
御神玲:「そうだろ。ふふふ」
御神乃亜:「あれが食べられちゃうの…?毎日」両頬を押さえてはにかんでいる。「うふふ、お兄ちゃんってすごいねえ…」
GM:そんな風に話していると。
GM:キミのチームメンバーが、身体から糸を発射しながら、蜘蛛のように周囲の建造物を移動していく光景に気付く。
GM:糸を巻き付け、廃ビルと廃ビルの間を舞うように移動していく。彼らが異能の力に目覚めた存在であることを、キミはすでに知っている。
御神玲:それを見て僅かに眉をひそめる。
御神玲:(……そうだ。乃亜のためにも、こんな街とはさっさと縁を切った方がいい)
御神玲:(チーム同士の抗争。オーヴァード。治安の悪化、ドラッグ、売春……どう考えてもろくなところじゃないんだ)
GM:そして、キミは更に気付くことがある。
GM:彼らは一様に、何かを抱えている。キミの妹くらいの年頃の子供が、乱雑に布で縛られ、運ばれているように見える。
御神玲:「……」
GM:気のせいかもしれない。子供が何かに巻き込まれている可能性だけが残されている。
御神乃亜:「…お兄ちゃん、どうかしたの?」キミを見上げる。
御神玲:何事もなかったように視線を戻す。妹に笑いかける。
御神玲:「ああごめん。ちょっとトーチに電話する」
御神乃亜:「トーチお兄ちゃんに?」
御神乃亜:「紫蜘蛛のお仕事?」
御神玲:「そんなところだ。すぐ終わるから、このままいこう」 歩みは止めず妹の手を取る。
御神玲:エコバッグを手首にさげて、携帯電話を取り出す。
御神乃亜:「んぅ」手を取られ、
GM:それが強い力で引きはがされる。
御神玲:「乃亜?」
御神玲:電話でなくLINEにしようか、と思ってましたが、とっさに乃亜ちゃんの方を見ます。
GM:キミが振り返ると、紫蜘蛛のメンバー達が地上に降り立ち、乃亜を取り押さえています。
紫蜘蛛メンバー:「おいおい、ちょっと待てよ。お兄ちゃんよ」乃亜を後ろから羽交い絞めにしている。
紫蜘蛛メンバー:「何しようとしてんだよ」さらに、キミの後ろにもメンバーが降り立つ。
御神玲:それを見た瞬間、トーチに電話をかけます。そしてスマホをポケットに突っ込む。
御神玲:「それはこちらのセリフだ」
GM:キミもメンバー達に取り押さえられる。
GM:後ろから倒され、地面に押し倒される。
御神玲:「ぐっ……! お前ら、いったい何をしている!」
紫蜘蛛メンバー:「コイツ、トーチに電話しようとしてやがる」キミのポケットからスマホを抜き取る。
紫蜘蛛メンバー:「言う必要があるか?チームを抜けようとしてるやつに」
御神玲:「チームを抜けるだと? 僕が?」
御神乃亜:「むぐっ、むぐぐ…!」口を抑えられている。
紫蜘蛛メンバー:「すっとぼけんのか? アイドルデビューして、こんな街とはオサラバすんだろ?」
御神玲:「だからどうした。紫蜘蛛にはOBだって大勢いる。掟に『チームからは絶対抜けちゃいけません』とはひとことも書いていない……逆に」
御神玲:「チーム内での揉め事はご法度だ。紫蜘蛛だけじゃない、レッドやイエロー、鼠ですら同じだ」
御神玲:「このことが知られたらお前たちはどうなる? 池袋にはいられなくなるぞ」
御神玲:「今すぐ僕と乃亜を離せ。そしてどこかに消えろ」
紫蜘蛛メンバー:「…ああ、そうだ。その通りだ」キミのスマホを操作している。
紫蜘蛛メンバー:「俺たちがやってることを、トーチ達に知られるわけにはいかねえ。だからな」
紫蜘蛛メンバー:「お前ら兄妹が消えれば問題解決するんだよ!」スマホの画面を、キミに見せつける。
GM:キミはその画面を、なぜか拒否できずに見てしまう。
御神玲:「何、を……」
GM:アプリだ。コミカルなフォントで、「アップグレード」と記された。
GM:動画が流れる。どこか外国の風景、謎の文字列、他人の微笑、誰かの記憶を無理やり流し込まれるような数秒。
御神玲:(……まずい!) 目を逸らそうとするが、できない。
御神玲:「お前たち……くそっ」
御神玲:「お前たちだったのか? 最近……話題の」
GM:脳内に大量の情報が流れ込んでくる。
御神玲:「電子ドラッグ……!」
GM:何かを捻じ込まれるような。脳内を無理やり解剖されるような。
御神玲:「ぐうっ、ああああッ!」
紫蜘蛛メンバー:「高濃度バージョンだ」
紫蜘蛛メンバー:「これを使えば…ウイルスに感染して、そのまま地獄行きだ。ざまあみろ」
御神玲:乃亜ちゃんはどうなってますか?
GM:乃亜ちゃんはそのままどこかに連れ去られそうになっています。
GM:彼女も周囲をメンバーに囲まれているので、キミの状況はよくわかっていないでしょう。
御神玲:「ぐっ……く……」
御神玲:「くくく」
紫蜘蛛メンバー:「あ?」
御神玲:「知っているぞ」
御神玲:「噂……電子ドラッグ、アップグレード……」 とぎれとぎれに言葉を紡ぐ。
御神玲:「オーヴァードに覚醒させる……作用が」「あるらしいな」
紫蜘蛛メンバー:「おい、待て。テメェ、何で喋ってやがる」
紫蜘蛛メンバー:「死ぬはずじゃ…」
GM:キミの周囲には、4人。妹を連れて行こうとする人間は、3人。
御神玲:「…………あと15秒やる」
御神玲:「死にたくなければ、15秒以内に、乃亜を置いて消えろ」 倒れたままです。
紫蜘蛛メンバー:「ああ?!オーヴァードでもないお前に、何ができるっつーんだよ…!?」
御神玲:そのままがくりと倒れる。
紫蜘蛛メンバー:「はは、何ビビってんだよお前」メンバー達が嘲笑う。「見ろよ、言いながら死んだぞ!」
紫蜘蛛メンバー:「いいぜ、乃亜も売り飛ばそうぜ。いい金になんだろ!」
紫蜘蛛メンバー:彼らはそのまま、キミを置いて立ち去ろうとする。
御神玲:(……聞こえる)(タイミングは……バッチリだ)(よかった)
GM:10秒経過。彼らが移動してきた廃ビルに積まれた、瓦礫を抑えていたロープが千切れる。
GM:15秒経過。瓦礫が紫蜘蛛メンバーに向かって落ちる。
御神玲:(ここの工場の管理が杜撰で)(本当によかった)
御神玲:落下した瓦礫が紫蜘蛛メンバーを潰す。
御神玲:乃亜に当たらないよう、会話でタイミングを調整した。
紫蜘蛛メンバー:「…ってああああ!?!」「んなっ…!」瓦礫の下敷きになる!
御神乃亜:「っ…!?」一人だけ、下敷きになることを免れる。
御神玲:よろよろと起き上がります。自分の予測した未来の通りなら、乃亜だけが無事なはずだ。
御神玲:「乃亜。……っ」 まだ残る頭痛を堪える。
御神玲:「行こう。まだ崩れてくるかもしれない」
御神玲:「運が良くて、本当によかった」 妹を撫でる。
御神乃亜:「お、お兄ちゃんっ、お兄ちゃん!」混乱した表情でキミにしがみつく。
御神乃亜:「ね、ねえ。チームのお兄ちゃんたちが、し、死んじゃ…」
御神乃亜:周囲の瓦礫の山を見渡しながら、泣きそうな顔をしている。
御神玲:「大丈夫だ。それより、早く」
御神玲:「時間がない!」 手を取って走り出す。
御神玲:(……近づいている)(足音)(異常な筋肉量)(背の高い成人男性)
御神玲:(この地区に不慣れな歩き方だ。池袋の住人じゃない)
御神玲:(賭けるしかない……)(味方であってくれ)
御神玲:(そうでないなら)
御神玲:(ここで僕らは終わりだ)
GM:瓦礫が、揺れる。
GM:体を再生させたメンバーの手が、瓦礫の山から伸び出た。
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスの乃亜にロイスを取得してもらうとこだったが
GM:初期ロイスでしたね
御神玲:です!
GM:じゃあ、ここはこれで終了!
ミドルシーン01
GM:次のシーン。
GM:まずは、伝説のチームが池袋を支配していた時の回想シーンです。
GM:シーンプレイヤーは鞍馬くん。
GM:あと、西園寺くんも登場をお願いします。
鞍馬麟次郎:1D10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 7[7]+32 → 39
西園寺ユウリ:侵蝕率+1(1d10->1) (侵蝕率:47->48)
GM:よるぼくんも、回想にだけ出てください。回想なので侵蝕率は大丈夫!
大門路夜暮:どうやら出るようだぜ!
GM:三人とキョウさんで、チーム名の由来などをお話ししてもらおうと思ってます。
GM:シチュエーションはツーリング帰りの夜明けの海!
GM:それは3年ほど前のころ。かつて池袋区を圧倒的な勢力で支配していた伝説のチーム【DOKURO】が活動していた頃。
GM:キミたち三人はDOKUROのリーダー・キョウさんに連れられ、夜通しのツーリングを行っていました。
GM:朝日が昇る頃、キミ達は池袋区の、湾岸地区と地元・天橋商店街を結ぶ大橋のたもとに到着しました。
GM:美しい朝焼けの海を、バイクから降りて眺めています。
キョウ:「未成年ども、モンエナ飲むか?」黒髪の大柄な男が、コンビニ袋をぶらさげてキミ達に歩み寄ってくる。
キョウ:圧倒的な勢力で池袋区を支配するギャングチーム【DOKURO】のトップ。
キョウ:本名は大神恭弥ですが、周囲からは”キョウ”と呼ばれています。
大門路夜暮:「貰えるものは、ものもらいと借金以外貰います。夜暮です。どうもどうも」
キョウ:「夜暮は素直でよろしい」ピンク色のモンエナを渡す。
西園寺ユウリ:「要らない。あんまり美味しくないだろ、それ」
鞍馬麟次郎:「モンエナとか格好つかねぇなぁ。もうちっと渋いもんねえんすか?キョウさん」
キョウ:「ウワ~、お前ら二人はひねくれてんな~」
大門路夜暮:「じゃあ二人の分も、私が貰いましょうか」
大門路夜暮:「寵愛を一身に受ける男、夜暮」
鞍馬麟次郎:「大ちゃんが真っすぐ過ぎるだけでしょー」
鞍馬麟次郎:苦笑しつつ返し。
鞍馬麟次郎:「大ちゃん。それ、大量に接種すると血管切れるぞぉ。三本は多すぎるんじゃね」
大門路夜暮:「じゃあ飲むのは明日にしましょうかねえ」
大門路夜暮:「神棚に飾っておくのもいいかも。キョウさんから貰ったものですし」
大門路夜暮:「そのうち高く売れるかもしれません」
西園寺ユウリ:「恨みも一身で受けてくれよ」
西園寺ユウリ:「次巻き込んだら承知しないからな」
大門路夜暮:「冷たいですねえユウリさん。幸せは分かち合い、苦労はともに乗り越えるのが仲間ではないですか」
大門路夜暮:「私はユウリさんに向けられた恨みも頑張って晴らしますよ。多分」
西園寺ユウリ:「多分とか言うから信頼が置けねえんだよヨルは……!」
西園寺ユウリ:「リン!お前からも何とか言ってくれ」
鞍馬麟次郎:「あ?俺からも?あー、大ちゃんが絶対とか言う方が怖ぇわ」
西園寺ユウリ:「それは……」「そうだな……そうだ」
大門路夜暮:「二人のことは忘れませんよ、絶対」
西園寺ユウリ:「ころっと忘れそうだよなヨルはよ……」
鞍馬麟次郎:「怖ぇよ!なんか俺らが近い内に死んでるみたいなテンションになってっぞ」
鞍馬麟次郎:「おっと、そうだ。単位は自動的に貰えるもんじゃねえから、たまには学校行けよ」
大門路夜暮:「今日はもういいですよ。眠いし」
キョウ:「あ、お前、また学校行くの忘れてんのかよ。マジで留年すんぞ」コカコーラをぐびぐびと飲みながら夜暮くんに言う。
大門路夜暮:「大丈夫です。覚えているけどあえて行っていないだけですから」
キョウ:「一番ダメなやつじゃねえか」
西園寺ユウリ:「将来どうすんだそれで……」
西園寺ユウリ:「何か考えてんの?確か今18だろ?」
鞍馬麟次郎:「女のヒモとかになってそうだよな」
大門路夜暮:「どうしましょうねえ。まあなんとかなりますよ、多分」
キョウ:「将来ねえ」目を細める。
大門路夜暮:「キョウさんはあるんですか、将来のヴィジョン」
キョウ:「そりゃあ有るぜ」ドヤ顔。「お前たちがバカな大人になってよ、俺に代わってこのチームを率いてんだよ」
キョウ:「そんで、俺はお前たちのピンチに駆けつける! 一番カッコいいところを全部俺がかっさらう!」
鞍馬麟次郎:「一番バカな大人じゃないっすか、それ」
鞍馬麟次郎:ゲラゲラ笑っている。
西園寺ユウリ:「ぷっ」吹き出す。「キョウさん、ガキっぽい」
大門路夜暮:「でも確かに楽しそうですねえ」
大門路夜暮:「私も助ける側で行きたいので、クラマくんかユウリさんお願いしますよ」
西園寺ユウリ:「俺とリンだけしか残ってねえじゃんかよそれ」
西園寺ユウリ:「それもうチームじゃねえだろ」
鞍馬麟次郎:「そんで、俺達がピンチになってるってこと確定だぞ、豺」
大門路夜暮:「二人になってもやっていけるってことですねえ」
西園寺ユウリ:「何で減る前提なんだよだから……」
鞍馬麟次郎:「大ちゃんは、もう、こっちに投げる気満々だな」
鞍馬麟次郎:「貧乏くじじゃねえか。これ教訓なんじゃねえか?バカな大人になると碌なもんじゃねえって」
キョウ:「はは。でもアレだぜ、お前ら」
キョウ:「DOKUROも。最初は俺と俺の親友が立ち上げた、二人だけのチームだったんだぜ?」
キョウ:「そう。あれは俺がまだガキだった時…俺の親友・独山カエデと誓ったんだ…」いつものように、勝手に語り始めている。
西園寺ユウリ:「まーた始まったよ」
キョウ:「池袋で一番強い男になるってよ…。俺たちはお互いの名前から、チーム名をつけた」
キョウ:「伝説のチーム・独狼(どくろ)の始まりだ…」
西園寺ユウリ:「自分で伝説とか言うなよなあキョウさんは。マジで」
鞍馬麟次郎:「自分で伝説のチームって言っちゃうの、マージでどうなんすかね」楽しそうに笑う。
西園寺ユウリ:「なあ?」
キョウ:「だからお前らはいつも同じことを同じタイミングで言うなよな~」
西園寺ユウリ:「キョウさんが誰にでも言われるようなことばっか言うからでしょ」
大門路夜暮:「なるほどお。大神からとって狼なんですねえ」
キョウ:「そうそう!夜暮は俺の話をきちんと聞いててえらいぞ~~」夜暮くんと肩を組む。
大門路夜暮:これも毎回言われる度になるほどおと納得している
大門路夜暮:「学生ですからねえ。話を聞くのは得意なんですよ」
鞍馬麟次郎:「でも、ま、実際、俺ら無敵のチームだけどさぁ」
鞍馬麟次郎:「自分で言っちゃうと台無しっすよ。渋くねぇよ」
大門路夜暮:「そんなこと言って。クラマくんだって伝説って言われて嬉しいくせにー」
鞍馬麟次郎:「お、おう。そりゃあ、な。悪い気はしねぇよ」
大門路夜暮:「でも、この名付け方だとそうですね。二人がリーダーになったらニシクラとかですね」
大門路夜暮:「あんまかっこ良くないな」
鞍馬麟次郎:「おう、こら、むちゃくちゃ普通の人名になってんぞ、ニシクラってよぉ 大」
西園寺ユウリ:「勝手に人の名前使ってかっこ悪いって言うなよ」
大門路夜暮:「独狼のままのほうがいいですね。私達は永遠に独狼でいましょう」
西園寺ユウリ:「あと別に僕らでリーダーなんかやりゃしない」
西園寺ユウリ:「むしろ、もっとでかくいきたいところだ」
西園寺ユウリ:「池袋だけじゃねえ。ゆくゆくは東京全部だって行けるだろ」
鞍馬麟次郎:「大独狼とか?」そりゃダセェな。とほざきながら「あぁ、そっちか」
西園寺ユウリ:「そのために僕は大学に入って、経営学を学ぶ」
キョウ:「お前、そんなこと考えてたの?」目を丸くしてユウリくんに言う。
大門路夜暮:「頭良さそう」
西園寺ユウリ:「当然だ。ここを使わなきゃこの先やっていけなくなる」自分の頭を指して。
鞍馬麟次郎:「立派、立派。経営学を東京制覇に使うなんてのが最高に、お前らしいやな」
キョウ:「その時には、このチームもお前らの代になってるだろうからな」
キョウ:「頼むぜぇ。DOKUROをよ」
鞍馬麟次郎:「その時はリーダーは誰がなってかなぁ」
大門路夜暮:「池袋の未来は二人の肩に」
西園寺ユウリ:「まだ辞めさせねえからな」
鞍馬麟次郎:「東京の未来は三人の肩にだからな」
GM:それは、【独狼】の呼び名「どくろ」だけが独り歩きし、【DOKURO】と呼ばれることの方が多くなってきた頃のこと。
GM:それは、キョウがある日突然と姿を消し、DOKUROが解散に追い込まれる前のこと。
GM:それは、大門路夜暮が、池袋を離れて、三人がバラバラになる前のこと。
GM:その大門路夜暮が池袋に戻ってくるらしいと聞いたキミは、実家の修理工場で彼の到着を待っています。
GM:西園寺くんも合流し、二人で今か今かと待ち続けているところです。
西園寺ユウリ:修理工場に車を停めている。
西園寺ユウリ:用はなくても半ばガレージ代わりにしている。
鞍馬麟次郎:「相変わらず汚いとこで悪いな」
西園寺ユウリ:「何。もう慣れた」
鞍馬麟次郎:「そりゃ、そうだ」
西園寺ユウリ:「しかし……マジなのか」
西園寺ユウリ:「戻ってくるってよ」
鞍馬麟次郎:「ああ、帰ってくるってよ。あのバカ」
鞍馬麟次郎:「それで、大が帰ってくる前に言っておく。良い報せと悪い報せがある。どっちから聞きたい?」
西園寺ユウリ:「てっきりどっかで野垂れ死んでるのかと……じゃあ良い知らせから」
鞍馬麟次郎:「相変わらず大ちゃんに辛辣だよな」懐かしいノリに少しだけ口の端を上げる。
西園寺ユウリ:「先にバカつったのはリンだろ……」
鞍馬麟次郎:「死んでるとは言ってねぇし」
鞍馬麟次郎:「で、良い報せだが、紫蜘蛛のアオイにちょっかいかけられたけどな、穏便に収めたぜ」
西園寺ユウリ:「言ってねえけどさ。んで良い知らせは?」
西園寺ユウリ:「……穏便?」
西園寺ユウリ:「てかそれ良い知らせか……?」
鞍馬麟次郎:「そりゃ、そうだろう。火種にガソリンぶちまけなかった大人の判断だ。褒めろよ」
西園寺ユウリ:「はいはい、よくやった」
鞍馬麟次郎:「火種よりもトーチって言った方が洒落があったか?向こうの頭だしな。それで、悪い報せだが」
西園寺ユウリ:「しかし紫蜘蛛か……悪い方は?」
鞍馬麟次郎:「手出さなかったから、舐められた」
鞍馬麟次郎:ギリギリと拳を握りしめ。
西園寺ユウリ:「……僕は逆じゃなくてよかったよ」
西園寺ユウリ:「良い知らせがぶっ飛ばしたで、悪い知らせもぶっ飛ばしたよりはよ」
西園寺ユウリ:「特に今はマズいからな」
鞍馬麟次郎:「それが出来た方がシンプルで好みだけどな。お前の気苦労考えるとな。って恩を着せて良いか?」
鞍馬麟次郎:冗談めかして言うが、すぐに表情を戻し。
鞍馬麟次郎:「今な。あのガキ、こっちを勢力として見てるかも怪しいぜ。拮抗状態を崩しにかかるかもしれない」
西園寺ユウリ:「拳だけじゃ解決できえねえんだよ、今はよ」
鞍馬麟次郎:「大学生は賢い事をおっしゃるぜ。後、俺が気に喰わないのはな」
鞍馬麟次郎:「本当にピンチの時にタイミング見たかのように、あいつが帰ってくることだよ」
西園寺ユウリ:「……いいニュースは帰ってくることだが」
西園寺ユウリ:「悪いニュースは僕たちがピンチの時に、ってことだ」
西園寺ユウリ:「掻っ攫われる。迷惑だな」そうぼやくが、顔は笑っている。
GM:大門路夜暮はまだ姿を見せない。
GM:シーン終了。
GM:購入判定・ロイスの取得が可能です。
西園寺ユウリ:相棒/鞍馬麟次郎/信頼:○/食傷/ロイス
鞍馬麟次郎:購入。応急手当だ。
鞍馬麟次郎:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3
鞍馬麟次郎:無し。
鞍馬麟次郎:以上です。
西園寺ユウリ:甲冑あたりにしとくか……
GM:高貴!
西園寺ユウリ:2dx+1>=13
DoubleCross : (2R10+1[10]>=13) → 10[9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功
西園寺ユウリ:買えちゃった
西園寺ユウリ:おわり!
GM:あいよっ
GM:では、シーン終了!
ミドルシーン02
GM:次のシーン!玲くんと大ちゃんの合流シーンです。
GM:シーンプレイヤーは玲くん。
御神玲:僕!
GM:二人は登場して侵蝕率を上げてね
大門路夜暮:でるぼ
大門路夜暮:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 9[9]+40 → 49
GM:おやおや
御神玲:御神玲の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:38->45)
御神玲:ももも
GM:玲ちゃんが乃亜ちゃんを連れて逃げてるところに、大ちゃんがやってきて救出されるシーンです。
GM:紫蜘蛛メンバーは演出で蹴散らせるので、ロール優先でやっつけて大丈夫です。
御神玲:たすけて~
大門路夜暮:がんばりまうす
GM:OPシーンの直後くらいから!
御神玲:じゃあ追いつかれそうになって、のあちゃんだけ逃がそうとしようかな
GM:オッケー!はじめてくね!
紫蜘蛛メンバー:指先から糸を伸ばし、崩れたビルとビルを飛び移って縦横無尽に移動する。
GM:瓦礫から脱出したギャング達は、キミとキミの妹を追いかけて距離を詰めていた。
御神玲:妹を抱き上げて走っています。明らかにこれまでとは一回り違う身体能力と持久力。
御神玲:(……駄目だ。このままでは追いつかれる)
紫蜘蛛メンバー:「待てよ玲ァァ!」
御神玲:「っ……! 乃亜。いいか、よく聞くんだ」
御神乃亜:「お、お兄ちゃん」キミにしがみついている。
御神乃亜:「う、うん。聞く」
御神玲:「今からあそこの裏路地に飛び込む」 少し前方に見える路地を顎で示す。
御神乃亜:「うん」体をよじって前方を見る。「ゴミ捨て場あるとこね」
御神玲:「そうだ。よく覚えてるな、えらいぞ」
御神玲:「入ってすぐに大柄な男とすれ違えるはずだ。もしそいつが助けてくれたら、僕らの勝ち」
御神乃亜:「ふぇ」
御神玲:「で、助けてくれなかった場合だが……」
御神乃亜:「助けてくれなかったら…?」
御神乃亜:「どうなるの?」不安そうにキミの服を握りしめる。
御神玲:「おまえ一人で家に戻れ。僕は残って、少し時間をかせぐ」
御神乃亜:「お兄ちゃ…」困った表情。キミの言葉の真意を、なんとなく感じている。
御神玲:「……ふふ。大丈夫だ」 頬にキスする。
御神玲:「さっきから身体の調子がいい。僕ひとりならあいつらを撒くくらい余裕だ」
御神乃亜:「時間をかせいで、お兄ちゃんは、大丈夫なの…」「…あ」
御神乃亜:「う…うん。お兄ちゃんのこと…信じてるからね」
御神乃亜:「でも、いっこ、聞いていい?」
御神玲:(これは、賭けだ。僕自身、なぜここまで先の展開が予測できるのか分からない)
御神玲:(僕自身の能力が分からない。不確定だが、もう賭けるしかない……)
御神玲:「なんだ?」
御神乃亜:「お兄ちゃん、さっきまでのお兄ちゃんと、なんか違う気がする」
御神乃亜:「わたしの気のせい?」
御神玲:「そうだな。僕もそう思う」
御神玲:「正直、僕自身がすこし怖い」
御神玲:「乃亜はどうだ? 僕が怖いか?」
御神乃亜:「…ううん。怖くないよ」ぎゅっとしがみつく。
御神乃亜:「お兄ちゃんは、いっつもわたしのこと守ってくれるもん」
御神乃亜:「だから、お兄ちゃんがお兄ちゃんのこと怖くても、わたしはお兄ちゃんを怖がらない!」
御神玲:嘘をついた。むしろ今の自分に対しては妙な自信すらある。
御神玲:妹に怖いと言われるのが怖くて、先に自分を怖いと嘘をついた。そうすれば乃亜は絶対に『怖くない』と言うと予測できたからだ。
御神玲:「ありがとう」
御神玲:そう言って笑って、裏路地に飛び込みます。
GM:キミ達は薄汚れた裏路地に飛び込む。
大門路夜暮:君達は呆けた顔をした大柄な男とすれ違う。
大門路夜暮:その直後、ガコォン!という、金属がネジ曲がるような異音が裏路地に響き渡る。
御神乃亜:「きゃあ!」小さく悲鳴を上げる。
御神玲:(やはり)
御神玲:(分の悪い賭けだったか……!?)
大門路夜暮:路地の脇に置かれたゴミ箱の中に、君達を追っていた蜘蛛の一人が叩き込まれている。
御神玲:乃亜を地面に下ろし、背中にかばいながら男の方を見る。
御神玲:「…………!?」
大門路夜暮:「声をかけたのに逃げられたから、追ってきちゃったんですが」
大門路夜暮:「やっぱり悪いことをしてたみたいですね」
紫蜘蛛メンバー:「カハッ…!? げはっ…!」めり込むように叩き込まれ、悲鳴を上げている。
御神玲:「助かった。いや」
御神玲:「気をつけろ! あと三人いる、上だ!」
大門路夜暮:「そんなにいるんですねえ」
紫蜘蛛メンバー:「ここにいるぞ!」「観念しろ、玲!」上から少年達が飛び降りてくる!
紫蜘蛛メンバー:翻弄するように路地を飛び回りながら、キミ達に向かって糸を発射して絡めとろうとする。
御神玲:「違法薬物をキメている連中だ。妹が攫われそうになった……助けてくれ!」
大門路夜暮:口調はのんびりとしているが、動きは恐ろしく早い。明らかに戦いなれた動き
大門路夜暮:その糸をつかみ取り、勢いよく振り回す。
御神玲:「ワイヤーに"返し"がついている。一度絡め取られたら振りほどくのは」
御神玲:「不可能……お、おい!?」
紫蜘蛛メンバー:「ブワッ!?」糸ごと振り回される!
御神玲:妹と一緒に伏せます。この男の近くでぼうっと突っ立っていると、それはそれでだいぶ危険だと判断した。
御神乃亜:「ひゃっ、ひゃ…」ぎゅっと目をつぶって、頭をかばっている。
大門路夜暮:「よー、いしょ!」男を壁に叩きつけ、先程の男同様にゴミ箱の中へシュートします
大門路夜暮:「ほんとうだ。取れませんねこれ。まあいいか」ぶちぶち。両手で糸を握って引きちぎる
紫蜘蛛メンバー:「アギャー!」「グエエッ!」先ほど潰された男も悲鳴を上げる!
御神玲:「……どういう怪力なんだ」 じっと伏せて、夜暮くんが追手を殲滅していくのを見守っている。
大門路夜暮:「事情は大体わかりました。まだやりますか、悪党の皆さん」
紫蜘蛛メンバー:「テメッ…玲、お前の仲間か…!?」あと、残るは一人だ。
紫蜘蛛メンバー:「クソ…! い、いいぜ。ここは見逃してやる。だけどよ」じりじりと後退。
大門路夜暮:「特に知らない相手ですが、見捨てておくのも野暮というもの」
大門路夜暮:「これ以上悪事を働くようであれば、伝説のチーム独狼のNo.2、大門路夜暮がお相手します」
大門路夜暮:「あ、帰るんですね。やっぱり独狼の名はすごいんだなあ」
大門路夜暮:「だけど、なんだろう」
紫蜘蛛メンバー:「…! ハハ…。DOKUROだ?」
御神玲:(DOKUROだと……!?)
大門路夜暮:「すごいでしょう。私の未来ヴィジョンでは、東京一のチームになってるはずですよ」
紫蜘蛛メンバー:「DOKUROが存在したのなんて、昔の話だろ…!」「いいか玲、このままおとなしく家に帰れると思うなよ!」
紫蜘蛛メンバー:「お前は俺たちが絶対に始末してやる!」叫ぶように言って、糸で仲間を絡めとると、そいつらを小脇に抱えて逃走する。
大門路夜暮:「昔の話?おかしいなあ。じゃあニシクラになったのかな」
御神玲:「………………ふう」 逃走したのを見てため息をつく。
大門路夜暮:「ネーミングセンス無いですね。あったら文句言わないと」
大門路夜暮:「そこのお二人、大丈夫ですか?」
大門路夜暮:うーん、と腕組みして唸った後、振り返って二人に歩み寄ります
大門路夜暮:「なんだか大変な目にあってたみたいですねえ。痛いこととかされませんでした?」
御神玲:「ありがとう。痛いことは……されたよ。色々と」
御神玲:「あんたが通りすがってくれなかったら、それどころじゃなかった。まずは礼を言わせてほしい」
御神玲:そう言って、懐からいくらかのお金を渡そうとする。
大門路夜暮:「それでも彼女さんのために、頑張って耐えたんですねえ。偉い偉い」頭をナデナデします
御神玲:「ちょっ……よしてくれ! 僕は子供じゃないぞ」
御神玲:「あと、彼らが言ってたことは本当だ」
御神玲:「DOKUROはもう存在しない。リーダーのキョウがいなくなって、チームは解散した」
御神玲:夜暮くんの手をやんわり払いながら言う。
大門路夜暮:「もう成人してるんですねえ。とっても童顔で気づきませんでした」
大門路夜暮:「あ、お金はいいですよ。こんなことで毎回貰ってたら、億万長者になっちゃいますし」
大門路夜暮:「またまた。無くなってるわけないですよ」
御神玲:「なぜそう言い切れる?」
大門路夜暮:「キョウさんがそのうちどっか行くのは分かってたことですし」
大門路夜暮:「クラマくんとユウリさんがちゃんと後を継いでますよ」
大門路夜暮:「大事なのは人数じゃなく心ですからね」
大門路夜暮:「二人がいるなら独狼ですよ。多分」
大門路夜暮:「ニシクラになってなければ」
御神玲:「クラマとユウリ……まさかあの、オウガとサイガか!?」
御神玲:「大門路夜暮だったか。あんた本当に、DOKUROの元メンバーなんだな」
大門路夜暮:「どっちがオウガでサイガだか、いまいち覚えてませんが」
大門路夜暮:「多分そうですよ」
大門路夜暮:「ほんとほんと」
御神玲:「……ひとつ頼みがある。見ての通り、僕はあいつらから追われてる」
御神玲:「少しの間、あんたについていきたい。構わないか?」
大門路夜暮:「いいですよ。というか、うちに来ちゃっていいですよ、玲くんも彼女さんも」
御神玲:「なるべく邪魔にはならないようにする。DOKUROのNo2と一緒なら、奴らもそうそう手出しはできないはずだ」
大門路夜暮:うち(鞍馬整備のこと)
大門路夜暮:「キョウさんは困った人らを放っておきませんでしたし。二人も多分そうでしょう」
大門路夜暮:「いいって言ってくれます。多分」
御神玲:「彼女じゃなくて、妹だ。御神乃亜」
御神乃亜:「乃亜です」お兄ちゃんの背中にしがみついている。
大門路夜暮:「おお、妹さんですか」
大門路夜暮:「そうかあ。私がもう少し若ければチャンスが有ったかもですねえ」
御神玲:「ああ。僕は……もう名前がバレてるが、あらためて名乗るよ。御神玲」
御神玲:「玲でも、アキでも構わない。好きに呼んでくれ」
御神乃亜:「チャンス?」きょとんとキミ達を見上げている。
大門路夜暮:「かわいい妹さんですね、ってことですよ」
御神玲:「よかったな乃亜。褒められたぞ」 妹の頭を軽く撫でる。
御神乃亜:「? う、うん。えへへ…」よくわからないまま照れる。
大門路夜暮:「うーん……しかし、そうかあ」
大門路夜暮:「キョウさんもクラマくんも、ユウリさんも知ってるのに」
大門路夜暮:「私のことは知らないんだなあ」
大門路夜暮:「伝説なのに……」
御神玲:「池袋の人間はだいたい知っているつもりだったんだがな……」
大門路夜暮:「あ、アキラくん。アイフォン持ってますか?」
大門路夜暮:「案内お願いしますね。鞍馬整備まで」
御神玲:「中古のオンボロだけどな。そちらこそ、今どきスマホも持っていないのか?」
大門路夜暮:「反応しなくなっちゃったんですよねえ。新しいの出したのに……」
siri:『すみません。わかりません』
siri:『すみません。わかりません』
siri:『すみません。わかりません』……
大門路夜暮:シリくんがすいませんと繰り返しているスマホを取り出します
御神乃亜:「わかんないって」
御神玲:「…………。大変なんだな。怪力の持ち主っていうのも」
大門路夜暮:「何もしらないみたいですねえ」
御神乃亜:「お兄ちゃん。連れてってあげようよ、鞍馬せいびまで」
御神玲:「そうだな。DOKUROがあった当時とはだいぶ道も変わってるし」
大門路夜暮:「おせわになります」お世話になる気満々
御神玲:「ついてきてくれ夜暮。こっちだ」
GM:キミたちは鞍馬整備までの道を行く。
GM:シーン終了。
GM:ロイスとか購入判定とか!
御神玲:ロ!
大門路夜暮:あきらくんに取っちゃお!
御神玲:-恩人/大門路夜暮/○誠意/脅威/ロイス
大門路夜暮:-恩人/御神玲/P:庇護○/N:猜疑心/ロイス
大門路夜暮:道を教えてくれたので恩人です
御神玲:恩人が軽いw
大門路夜暮:ほんとに大人かは疑ってます
GM:はやめに誤解を解かないとだ
御神玲:猜疑心ってそっちかよ!
大門路夜暮:購入は警棒でも買っておこうかな
大門路夜暮:1DX+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+4[4]+1 → 15
大門路夜暮:買えたのでそのへんのパイプ持っておきます
御神玲:あっそうだ。購入があった
御神玲:どうしようかな。僕自身はメジャーでアドヴァイスするし
大門路夜暮:アンチマテリアルライフルほしい
大門路夜暮:ポルターガイストするー
御神玲:!
御神玲:実はあんまり調達高くないんですけど、一回チャレンジしてみましょうか。
御神玲:コネ手配師1個めを使います。ダイスを+3してアンチマテリアルライフル。
御神玲:5dx+6=>35
DoubleCross : (5R10+6[10]>=35) → 10[1,4,8,9,10]+4[4]+6 → 20 → 失敗
御神玲:まあ使っても大丈夫かな。財産15使って購入します。
大門路夜暮:すごーい
大門路夜暮:お金持ちだ
GM:わああ
GM:すごい
御神玲:財産は35→20に。
GM:ほんとにスラム街育ちか?
大門路夜暮:結婚してください
御神玲:で、ウェポンケースとアンチマテリアルライフルをセットで夜暮くんに渡します。
御神玲:いじょ!
GM:はーい、了解です。
GM:シーン終了!
ミドルシーン03
GM:では、次のシーン!合流シーンです。
GM:シーンプレイヤーは夜暮くん。全員登場をお願いします。
大門路夜暮:でるよ~
大門路夜暮:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 5[5]+49 → 54
御神玲:ぽえーん
御神玲:御神玲の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:45->49)
鞍馬麟次郎:1D10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 2[2]+39 → 41
西園寺ユウリ:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:48->52)
GM:では、鞍馬整備工場で合流しましょう。
GM:どうしよっかな、ニシクラコンビ視点ではじめようかな
御神玲:今のシーンがルボアキでしたからね
御神玲:(よるぼ*あきら)
GM:CP名! みんな覚えようね
GM:じゃあ、そんな感じでいきます
GM:鞍馬整備工場で、麟次郎くんとユウリくんは、夜暮くんを待っています。
GM:まだ来ない。
西園寺ユウリ:「……」ロリポップキャンディを咥えている。2本目。
西園寺ユウリ:「……どう見る?」
鞍馬麟次郎:精密機械類にブルーシートかけて隠している。触らせると壊すからだ。
鞍馬麟次郎:「野垂れ死んでる可能性は……ないと思う。多分」
鞍馬麟次郎:「厄介ごと拾ってこなきゃいいけどな」
西園寺ユウリ:「忘れてる、は?」
鞍馬麟次郎:「それよりは 覚えていて、来ない。の方に賭ける」
鞍馬麟次郎:「敢えて 行かない。 だったか。似たようなもんか」
西園寺ユウリ:「だったら悪い報せは増えねえか。そっちのがマシかもな」
鞍馬麟次郎:缶コーヒーのプルタブ空けて、口をつけて。
鞍馬麟次郎:「喧嘩に巻き込まれた野郎拾ってきてよ。困ってるようだから、助けましたよ。最近はここら辺も物騒になりましたね」
鞍馬麟次郎:「とか、言って、俺達に投げるとかか?」
鞍馬麟次郎:それは、最悪だな。とこぼす。
西園寺ユウリ:「……止めろ、今はマズいんだそれ」
西園寺ユウリ:「紫蜘蛛のトーチがわざわざ呼びつけて釘を刺すくらいには──」
大門路夜暮:では、そんなところで。出入り口の方に人影が。
大門路夜暮:「おーい。クラマくん。来ましたよー」
大門路夜暮:「大門路夜暮が帰ってきましたよー」
鞍馬麟次郎:その声を聞き椅子代わりに使ってた瓶ケースから立ち上がり。
大門路夜暮:そう言ってのそのそ歩いてくる。横には見知らぬ男女二人。体の所々が汚れています
御神玲:夜暮くんの少し後ろにいます。明らかに初対面。
鞍馬麟次郎:「噂をすれば、来る。って言うのは本当のようだな」
西園寺ユウリ:そちらをじろりと見るだけ見て。
御神玲:軽く会釈する。
御神乃亜:さらにその後ろにいます。
鞍馬麟次郎:笑顔を無理やりに作る。
鞍馬麟次郎:「おーーーい。大ちゃーーーん」
御神乃亜:「ひゃっ」顔が引きつる。
鞍馬麟次郎:走りよります。
大門路夜暮:「ご紹介します。この二人は御神玲くんと御神のあちゃんです」
大門路夜暮:「蜘蛛みたいな子たちに追われてたので、助けてきました。いやあ、最近はここらへんも物騒になりましたねえ」
鞍馬麟次郎:その走り寄った速力を利用して
大門路夜暮:「おお、感動の再開ですねクラマくん」両手を広げて迎え入れます
鞍馬麟次郎:ドロップキックをかますぞ。
御神玲:「乃亜。少し避けよう」 横にずれる。
御神乃亜:「ひゃー!」お兄ちゃんにしがみつく。
御神玲:「…………仲間じゃないのか?」 鞍馬くんに。
大門路夜暮:顔面にモロに食らって、面白い感じに吹っ飛びます
西園寺ユウリ:「おい、リンお前……!」
鞍馬麟次郎:「いや、まーじで、なんか、お前、まじでさぁ、まじかよ!?」
西園寺ユウリ:「なに一人でやってんだ!僕の分は!」
大門路夜暮:むくっと起き上がって「あれ?アキラくん。これって池袋の流行りですか?」
御神玲:「いや、流行ってはいない。それともこれがDOKURO流の挨拶なのか?」
鞍馬麟次郎:「やったれ!大体当たってたの本当に最悪だわ」
西園寺ユウリ:「いや堪えてなさそうだからいい……」
大門路夜暮:「おかしいなあ。キョウさんにはこんな事された覚えないですよ」
大門路夜暮:「くじ引きでも当たったのかな」
鞍馬麟次郎:「今日からムーブメントにしてやろうか?あぁ、で、2,3年、音信不通で、今日、紫蜘蛛に追われてる奴を助けた?」
鞍馬麟次郎:額に手を当てて、被りを振る。
大門路夜暮:「助けましたけども」
大門路夜暮:「キョウさんなら助けるでしょう。それにしても、もう3年も経つんですねえ。早いなあ」
大門路夜暮:「皆との事、昨日みたいに思い出せるから、そんなになると感じてなかったなあ」
御神玲:「《紫蜘蛛》の御神玲だ。仲間にいきなり襲われて、僕自身なにがなんだか分かっていない」
御神乃亜:「御神乃亜ですっ」
御神玲:「彼に助けてもらわなければ、妹ともども殺されていた」
鞍馬麟次郎:玲くんと乃亜ちゃんに目を向けて、どうしたもんか。という目で見て。
御神乃亜:「……っ」不安そうにお兄ちゃんの後ろについている。
西園寺ユウリ:「紫蜘蛛か……」一瞬頭を抱えるが。
鞍馬麟次郎:「取りあえず、適当に座ってくれ」
大門路夜暮:「クラマくん、睨むのはよくないですよ」
大門路夜暮:「子供なんですから。もっと優しい目で」
御神玲:「ありがとう。乃亜、ここにしよう」 いつでも逃げられそうな、入口に近いところに座る。
鞍馬麟次郎:「豺、飴でもやってくれよ」
御神玲:「あんた達のことは知っている。DOKUROの……オウガとサイガ」
御神玲:「思ってたより怖い人物でなくて安心しているよ。いろいろな伝説があるものな、あんた達は」
大門路夜暮:サイガでユウリくんを、オウガでクラマくんを見て、よし覚えたとうなずきます
鞍馬麟次郎:「殺されそうだった。なんて、言われちゃ、大ちゃんに文句言えないしな。で、玲 紫蜘蛛は今どうなってるんだ?」
御神玲:「わからない。少なくとも先日までは通常運転だった」
西園寺ユウリ:胸ポケットから飴を取り出す。
西園寺ユウリ:しゃがみ込んで。「どうぞ、お嬢さん」
西園寺ユウリ:「もう大丈夫だ。ここまでお兄ちゃんと一緒に頑張ったな」
御神乃亜:「うっ、うん」お兄ちゃんの方を何度か見ながら、飴を受け取る。
西園寺ユウリ:「お兄さんたちがついてる。安心してくれ」
御神乃亜:「ありがとう、お兄さん」
御神乃亜:「はああ…」ユウリくんに照れて恥ずかしそうに目を伏せる。
大門路夜暮:「私にはないんですか?飴。今痛いのガマンしてますよ」
鞍馬麟次郎:メロンパンを大ちゃんに投げつけるよ。
大門路夜暮:「むぐ」顔面で受け止めてからもそもそ食べ始めます
御神玲:「一応聞いておきたいんだが、オーヴァードという存在を知ってるか? 異能の力に目覚めた人間だ」
御神玲:「チームの1/3くらいがオーヴァードになったこと以外は、通常運転だった。……それがいきなり襲いかかってきて、この有様だ」
大門路夜暮:「1/3でも多いですけどねえ」
西園寺ユウリ:「俺達はみんな”そう”だ」
西園寺ユウリ:「その様子じゃあ予想はしていたことだろう?」
御神玲:「予想はしてたよ。あんた達の武勇伝は、オーヴァードでもないと説明がつかない」
御神玲:「そして、そうだ。多すぎる……おそらく、電子ドラッグで意図的に覚醒させているんだ」
大門路夜暮:このめろんぱん血の味がするなあと思いながら食べてます
大門路夜暮:「ほうはふはほうへひはふへ」もぐもぐ
御神玲:「僕もついさっき、無理矢理に覚醒させられた。まだ頭が痛い」 眉間を軽くおさえる。
西園寺ユウリ:「お前が裏切り者ではないのなら、だ」
西園寺ユウリ:「襲いかかられる理由に心当たりはないか。見るべきでないものを見た、とか」
御神玲:「30分前まではなかった。今は一つだけある」
御神玲:「襲われる直前。チームのやつらが、子供……おそらく子供だ。子供を攫っているのを見た」
鞍馬麟次郎:「はぁ?」
御神玲:「それをトーチに連絡しようとしたところで襲われた。今もトーチには連絡が取れない」
鞍馬麟次郎:「それ、つまり、もしかして 今、紫蜘蛛は内輪揉めしてんのか?」
西園寺ユウリ:「している……どちらが主流かは知らないがな」
御神玲:「それも不明だ。だが、僕の知っているトーチは子供を攫うことを良しとする人間ではない」
大門路夜暮:「さっきから話してる」ごくん「紫雲ってなんですか?」
大門路夜暮:「駅前で見たモヒカンバイクと関係あるのかな」
鞍馬麟次郎:「近い内に、オーヴァードが多い方が主流になるだろうな。って、そっか、そっからかー」
GM:モヒカンバイクが走り回ってるのは池袋区の日常風景です。
西園寺ユウリ:「……キョウさんが居なくなって、ヨルがどっかに消えた間に」
西園寺ユウリ:「池袋の勢力図は変わったんだよ。紫蜘蛛は今台頭してるチームの一つだ」
西園寺ユウリ:「お前がまじでそれすら分からず厄介事を持ってきたのはこの際置いておくが……」
大門路夜暮:「分かってても持ち込んでますよ」えへん
西園寺ユウリ:「だろうな……」
西園寺ユウリ:「ああ、そうだ、リン」
鞍馬麟次郎:「おう、なんだ?」
鞍馬麟次郎:言いながら、池袋の地図を広げて 紫蜘蛛 YellowBeet 烈怒棲寝獲苦 鼠 の勢力図を色ペンで書き分けて、大ちゃんに見せつつ。
西園寺ユウリ:「僕達は、今、よそのチームの内情を聞いたよな──関わるな、と釘を差されてるにも関わらず、だ」
御神玲:「……」
西園寺ユウリ:「僕がそうした。もう巻き込まれることは確定だ」
大門路夜暮:「独狼の名前も出しちゃったしなあ」
鞍馬麟次郎:「あぁ、それは、仕方がない。申し開きするにしても、少なくとも、トーチの野郎と面通しする必要はあるわけだ」
西園寺ユウリ:「ただの厄介で終わらせる気はない」
西園寺ユウリ:「この状況を、使う」
鞍馬麟次郎:「豺、鏡見るか?」
鞍馬麟次郎:「すっげえ楽しそうな顔してるぞ」
西園寺ユウリ:「要らない。目の前にある」
西園寺ユウリ:「お前の顔を見れば分かるさ、リン」
鞍馬麟次郎:獰猛な笑顔を向ける。
鞍馬麟次郎:「やっぱ、利口な大人になんの無理だわ。いや」
鞍馬麟次郎:「バカな大人になんのは、もうヤメだ。面倒くせえ」
大門路夜暮:二人をにこにこ見て「どうですアキラくん。独狼の仲間は。頼りになるでしょう」
大門路夜暮:「これが伝説のチームですよ」
御神玲:「……そうだな。夜暮、あんたも含めて頼りになる。そう思っている」
御神玲:(味方であってくれるならば、な)
鞍馬麟次郎:「こら」大ちゃんの頭をこづきます。
大門路夜暮:「あいた」
鞍馬麟次郎:「お前もやんだよ。お前もだろうが。自称NO.2」
西園寺ユウリ:「自称な」
大門路夜暮:「照れますねえ」
鞍馬麟次郎:「豺、絵は任せるぞ。玲、寝床と飯は提供するから、あんたも力を貸してもらうぜ」
鞍馬麟次郎:「情報は一つでも多く欲しいし、頭良い奴だろ、あんた」
御神玲:「任せてくれ。情報収集という意味でなら、間違いなく役に立てるはずだ」
西園寺ユウリ:「幸運の女神の分も頼むぜ」乃亜ちゃんを見て。
御神乃亜:「ふぇ」飴をなめていたが、ユウリくんに見られてどきどきする。
GM:そのあたりで。
GM:夜暮くんの携帯に着信が入ります。相手は桐島三郎だ。
大門路夜暮:「お、どれだろう」と言って2つほど壊れた携帯を床にポイッとしてから「これかな」上下がかろうじてコードでつながったガラケーを取り出します
大門路夜暮:「はい、もしもし夜暮です」両手で大事に抱えながら出ます
桐島三郎:「大ちゃん!まだ壊してない?聞こえてるう!?」
御神玲:「……あと、中古の携帯電話が安い店も知っているかな」
大門路夜暮:「はいはい。聞こえますよ三郎くん」
大門路夜暮:「UGNの支部は見つかりましたか?」
桐島三郎:「見つかったわ! 見つかったんだけど」
桐島三郎:「ぜんっぜんダメなの!ありえない!機能してない!」
桐島三郎:「大ちゃんもこっち来て、支部の人と話してよ~~!」
大門路夜暮:「しょうがないですねえ」
大門路夜暮:「じゃあクラマ君たちも連れて行きますから。それまで待っててくださいね」
大門路夜暮:「勝手に迷子になっちゃダメですよ、三郎くん。それじゃ」
桐島三郎:「え?クラマ君ってだ」通話が切れる。
大門路夜暮:「あっ」ぷちっと完全に上下がバラバラになります
大門路夜暮:「壊れちゃいましたね」
鞍馬麟次郎:「誰よ?大ちゃんのこれ?」小指を立てて。「女の声だったけど、三郎?」
GM:夜暮くんのポケベルに通信が入っている。
大門路夜暮:なんだろう
GM:駅前の、『鳴瀬探偵事務所』というところに来いという内容。
大門路夜暮:「今度はなんだろう」
GM:要は支部の場所ですね。
大門路夜暮:完全に理解!
大門路夜暮:「三郎くんは三郎くんですよ」
西園寺ユウリ:「またヨルが適当に名前つけたんだろ……」
御神玲:「少し分かってきたぞ。オーヴァードもメリットだけじゃないんだな」
御神玲:「夜暮の能力は怪力か。大変だな」
御神玲:バラバラになった携帯を憐れみの目で見ている。
大門路夜暮:「まあこんな事もありますよ」
御神乃亜:「お兄ちゃん達、どっか行くの?」
大門路夜暮:「頼れる大人のところに行きます」
大門路夜暮:「頼れ無さそうだけど」
御神乃亜:「わたしは」お兄ちゃんを見る。「お留守番?」
御神玲:「しばらくは一緒に行動だ。ひとりでどこかに行っちゃ駄目だぞ、乃亜」
御神乃亜:「はあい」嬉しそうに頷く。
西園寺ユウリ:「ええ。君がいないと、俺たちが寂しくなってしまう」
御神乃亜:「そ、そうかな」もじもじしている。
御神乃亜:「お兄ちゃん、外国の人? お目目がきれいね」
西園寺ユウリ:「ええ、半分は。綺麗でしょう?君がよく見えるようにね」
御神乃亜:「えー!」完全に照れて、玲くんの背中に隠れます。
鞍馬麟次郎:「よくやるよ。相手は子供だぜ?」呆れたように言って。
鞍馬麟次郎:「豺、5人乗れそうか?」
西園寺ユウリ:「乗れるが……条件がある」
鞍馬麟次郎:「大ちゃんがドアには触れない事!」
御神玲:「壊すな、か」
大門路夜暮:「自動ドアお願いします」
西園寺ユウリ:「……分かってるならいい。頼むぞ」
GM:シーン終了。
GM:ロイスと購入判定タイム!
御神玲:ロイスはもうちょっと絡んでから取ろうかな。購入!
鞍馬麟次郎:大門路夜暮 幼馴染 友情/憤懣〇 !
御神玲:欲しい物ある人いますか? なければ医療用トランクを狙ってみます。
西園寺ユウリ:仲間/大門路夜暮/信頼/辟易:○/ロイス
大門路夜暮:ロイスロイス
GM:二人ともN感情…w
御神玲:あっなんだっけ。鞍馬くんがドラッグほしいんだっけ
大門路夜暮:一旦医療トランクでもいいよ!
大門路夜暮:私は自力で大木狙ってみよう
大門路夜暮:1DX+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 10[10]+2[2]+2 → 14
大門路夜暮:買えた
御神玲:かえてる!
大門路夜暮:ウェポンケース(1個め)のやつ貰います
鞍馬麟次郎:ブラスギアスだけど、後回しでも良いですよー
西園寺ユウリ:こちらは特には。
鞍馬麟次郎:俺は応急を
鞍馬麟次郎:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3
鞍馬麟次郎:無理。
西園寺ユウリ:強化素材でも狙ってようかな
御神玲:じゃあ購入します。二つ目の手配師を使って、医療用トランク。
西園寺ユウリ:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗
西園寺ユウリ:ダメ!以上で!
御神玲:5dx+6=>20
DoubleCross : (5R10+6[10]>=20) → 10[2,5,7,10,10]+9[1,9]+6 → 25 → 成功
御神玲:超買えてる!
GM:良いの買ってる!
御神玲:トランクはユウリくんに渡しておきましょうか。確実に被弾するポジなので。
御神玲:あと、夜暮くんにもう一個ウェポンケースも手渡しておきます。
御神玲:常備化してるやつね!
西園寺ユウリ:ありがたく!
大門路夜暮:わーい!
大門路夜暮:もらいます
GM:お母さんの手作り弁当というわけ
GM:OK!じゃあ以上かな。
大門路夜暮:です!
GM:では、シーン終了!
ミドルシーン04
GM:次のシーン!シーンプレイヤーは引き続き夜暮くん。
GM:UGNに会えたけど全然ダメというシーンです。
GM:出る人は登場してね~
大門路夜暮:出るよ~
西園寺ユウリ:侵蝕率+5(1d10->5) (侵蝕率:52->57)
大門路夜暮:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 4[4]+54 → 58
鞍馬麟次郎:1D10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 2[2]+41 → 43
御神玲:どうしようかな。でも単独行動できるような立場でもないし
御神玲:出ておこうっと。UGNの事情も知っておきたいし
御神玲:御神玲の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:49->58)
御神玲:ぐえー
GM:うええ
大門路夜暮:まあこういうこともあるね
GM:車に乗り込んだキミ達は、駅前の『鳴瀬探偵事務所』までやって来ました。
GM:雑居ビルの窓に、ところどころ剥がれかけた薄汚れた文字で『鳴瀬探偵事務所』とテーピングされている。
GM:ビルの入り口に、桐島三郎が立っています。
大門路夜暮:「あ、いました。三郎くんです」
御神玲:夜暮くんのかわりに車のドアを閉める。
御神玲:「なるほど。三郎……」
大門路夜暮:「どうもどうも」
御神玲:「……三郎くん?」
鞍馬麟次郎:「やっぱ、女の子じゃんよ」
大門路夜暮:「かわいいでしょう」自慢げ
桐島三郎:「うわ!イケメン揃いじゃない!」
桐島三郎:「あらやだ~。桐島三郎です。よろしくどーぞ!」
鞍馬麟次郎:助手席から降りてくる。手にはチームフラッグを括りつけた槍旗だ。
大門路夜暮:「イケメン揃いなんです」
大門路夜暮:「えー、どっちがサイガでどっちがオウガでしたっけ」
西園寺ユウリ:「……」運転席から身を出して。
西園寺ユウリ:「……それも覚えてなかったのか」
御神玲:「どうしてチームメイトの通り名を覚えていないんだ」
鞍馬麟次郎:「……ある意味すげえよな」
御神玲:「これがDOKURO流なのか……? 御神だ。よろしく頼む」 三郎くんに会釈する。
桐島三郎:「良かった~。大ちゃん、幼馴染の人たちと会えたのね」
桐島三郎:「あなたは御神くん、オッケオッケ」頷く。
御神玲:「こっちは妹の乃亜。僕は玲でも、アキでもいい」
御神乃亜:「乃亜ですっ」顔をのぞかせる。
大門路夜暮:「可愛いでしょう」何故か自慢げ
鞍馬麟次郎:「鞍馬麟次郎 蝗呀で通ってる。三郎なんて、妙な名前だな」
西園寺ユウリ:「西園寺ユウリ。”豺雅”です。お美しいのに、何故そのような名前を……」
御神玲:「……」 骨格から十中八九男性だと見抜いているが、何も言わない。
桐島三郎:「あはん! もっと美しいって言って~」
桐島三郎:「三郎っての、キライだからあんまり呼ばれたくないのよー。まあ、あたしが男だから当然の名前なんだけど」
鞍馬麟次郎:「あん?」
鞍馬麟次郎:「ついてんのか?」
桐島三郎:「見る?」ウインク。
西園寺ユウリ:差し出そうとしていた握手の手を引っ込めて。「……」
西園寺ユウリ:「……本当に……?」
桐島三郎:「気になるなる?」スカートの裾をぴらぴらさせる。
鞍馬麟次郎:「見る?」ユウリ君に声を向け。
西園寺ユウリ:「結構」ピシャリと。
桐島三郎:「あーん」
大門路夜暮:「冷たいですねえ」
御神玲:「……ジェンダー・フリーは最近の流行りだ。別にいいだろう」
御神玲:「それよりも桐島さん。さっきの電話では随分慌てていたようだったが」
御神玲:「なにかあったから夜暮を呼び出したんじゃないのか?」
大門路夜暮:「おお、そうでした。アキラくんはしっかりもので偉いですねえ」頭をなでます
桐島三郎:「あっ!そうなのアキくん!その通り!」
桐島三郎:「あの事務所が池袋区のUGN支部のカヴァーなんだけど、ここの支部長がほんと最低で…」
御神玲:「だから! 頭を撫でるのはやめてくれ、子供じゃないんだ……!」
大門路夜暮:「かわいいのに……」しょんぼり
鞍馬麟次郎:「いちゃついてんなよな。話が進まないぞ」
西園寺ユウリ:「……君も見かけどおりの年齢じゃないということか……?」
御神玲:「15歳だ。……オウガの言う通り、今は本題を先に進めよう」
GM:そうやってキミたちが話をしていると、ビルから一人の男がやって来ます。
GM:スーツをだらしなく着崩した、細身の中年の男。
鳴瀬支部長:「何? ちょっとお、ここ駐車禁止だよお」
鳴瀬支部長:「あ、何? 友達連れてきたの? だからこの街は平和そのものって言ってるでしょ。帰って帰って」
大門路夜暮:「UGNの人でしょうか」
桐島三郎:「コイツよ!使えないUGN支部長!」
西園寺ユウリ:「失礼。どこか停められる場所はあるか?」
鳴瀬支部長:「えー。無いんじゃないかなあ」無精ひげをかく。
鳴瀬支部長:「使えないって失礼だなあ。鳴瀬おじさんだってば」
大門路夜暮:「やるきなさそう」
御神玲:「お言葉ですが、《紫蜘蛛》の一部メンバーが子供を攫っています。UGNの方で調査してはもらえませんか」
御神玲:UGNが能力者を束ねる集団という情報は把握しているので、やや下手に出る。
鞍馬麟次郎:(この街が平和?紫蜘蛛の事掴んでないのか?だとしたら使えないし、知ってて放置してるなら、もう少し厄介だぞ)
鳴瀬支部長:「ええ? そんなの聞いたことないなあ」玲くんを見る。「分かった分かった。適当にやっとくから」
鳴瀬支部長:「大丈夫、大丈夫。オジサン達がなんとかしておきますからね」
鞍馬麟次郎:その台詞を録音しておく。
桐島三郎:「絶対嘘よ~~!」プンスカ怒っている。
大門路夜暮:「なんとかなるといいなあ」
西園寺ユウリ:「ほら、彼らも忙しいんですよ」
御神玲:(これは駄目だな……頼りにならない)
御神玲:「サイガ。あまり長居をすると駐禁を切られそうだ」
御神玲:「UGNもなんとかしてくれると言っている。引き上げてもいいんじゃないか?」
御神玲:暗に『こいつらには全く期待しない』と言っている。
鳴瀬支部長:「だいたいねえ、ギャング達がなんか争ってるだけでしょ? そんなのギャング同士でなんとかしてよ」
鳴瀬支部長:「そうそ。帰って帰って」頭を掻きながら、ビルに戻っていく。
鞍馬麟次郎:「そりゃ、そうだ。ギャング同士でなんとかするとしようぜ」
西園寺ユウリ:「そうだな。引き上げ……」
西園寺ユウリ:「引き上げる?何人で?」
西園寺ユウリ:「6人?」
大門路夜暮:「六人で」
西園寺ユウリ:「5人乗りだが……」
鞍馬麟次郎:「ノアを誰の膝の上に乗せるかだ。誰がいい?」
大門路夜暮:「……」
西園寺ユウリ:「ヨル」
西園寺ユウリ:「少し走ったほうがいいんじゃないか」
鞍馬麟次郎:その台詞でゲラゲラ笑ってる。
大門路夜暮:「嫌です」
御神玲:「……乃亜は僕の膝の上に乗せよう。夜暮がダイエットをしたいというなら別だが」
大門路夜暮:ひょいっと玲くんを持ち上げて
御神玲:「しかし、失望したな。UGNはもう少し骨のある組織だと聞いていたんだが」
御神玲:「こんな腑抜けた、おい!?」
桐島三郎:「もしくはあたしがオウガくんの膝に乗ればいいと思いまーす!」手をあげて元気に発言。
西園寺ユウリ:「待て待て待て!」
西園寺ユウリ:「壊す気か……!?」
大門路夜暮:「膝の上に乗るのも乗せるのも危ないですし」
大門路夜暮:「妹ちゃんじゃなくてアキラくんに乗ってもらいましょう」
鞍馬麟次郎:「えぇ~!?今なんか、凄い台詞飛んできた気がすんだが、事態は平和的に解決しそうだな」
大門路夜暮:「お兄ちゃんものあちゃんのこと大事ですもんね。ね?」
御神乃亜:「ふああ」事態をオロオロ見守っている。
大門路夜暮:「壊しませんよ」
大門路夜暮:「これでも優しく扱ってます」
桐島三郎:「や~~ん、意味深~~!」ぐいぐいと後部座席に乗り込んでくる。
御神玲:「ちょっと待て! それは僕がお前の上に乗って、誰かの膝の上に乃亜を乗せるということだろう!」
御神玲:「断固拒否するぞ!」
西園寺ユウリ:「いや、一人分開くから彼女は普通に座れるな」
御神玲:「……」
桐島三郎:「座れましたー!」元気に発言。
大門路夜暮:「万事解決」抱えたままひょこひょこ歩いて車に乗り込みます
大門路夜暮:「アキラくんには開け閉めをお願いしますね」
御神玲:「……手を借りている身だ。好きにしてくれ……」
鞍馬麟次郎:「あの二人、良いコンビになれそうだ。豺、それじゃ帰ろうぜ」
西園寺ユウリ:「手綱になれば万々歳だけどな」運転席へと乗り込んだ。
GM:シーン終了。
GM:ロイスとか購入判定タイム!
大門路夜暮:三郎くんにとろ!再会できてよかったよかった
鞍馬麟次郎:御神玲 期待○/憐憫 で取りましょう。
大門路夜暮:-仲間/桐島三郎/P:親近感○/N:食傷/ロイス
西園寺ユウリ:ロイスは保留かな
御神玲:315君に取ろうかな。
御神玲:-サイガ/西園寺ユウリ/○連帯感/食傷/ロイス
大門路夜暮:購入はあれかな。アームスーツ狙ってみよう
大門路夜暮:1DX+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10
大門路夜暮:だめでした
御神玲:で、そうだな。防具を買うか夜暮くんのために大鎚を買うかだけど
鞍馬麟次郎:応急を。
鞍馬麟次郎:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2
鞍馬麟次郎:無理ー。
鞍馬麟次郎:大槌が良いと思う!
御神玲:夜暮くんの武器、ミドル戦闘も考えると最低3本くらいはほしいよね。先に大槌を狙いましょう。
御神玲:2dx+6=>14
DoubleCross : (2R10+6[10]>=14) → 8[2,8]+6 → 14 → 成功
GM:おおー
御神玲:おっ、ぴったりだ。ウェポンケースに入れて夜暮くんに大槌を渡します。
大門路夜暮:わーい
御神玲:ウェポンケースは1→0に。使い切ったぞ!
西園寺ユウリ:じゃあアームドスーツでも。
西園寺ユウリ:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 2[1,2]+1 → 3 → 失敗
大門路夜暮:大木、伸縮性警棒、大鎚!
大門路夜暮:三種の神器!
西園寺ユウリ:全然ダメ!
西園寺ユウリ:以上!
GM:ヤンキー神器…?
GM:では、シーン終了!
大門路夜暮:おわり!
ミドルシーン05
GM:次のシーン。情報収集シーンです。
GM:シーンプレイヤーはユウリくん。
GM:出る人は侵蝕率を上げてね~
御神玲:出る!豊富なコネが火を噴くぜ!
御神玲:御神玲の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:58->62)
御神玲:よしよし。
鞍馬麟次郎:1D10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 5[5]+43 → 48
西園寺ユウリ:侵蝕率+7(1d10->7) (侵蝕率:57->64)
大門路夜暮:出ます!
大門路夜暮:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 2[2]+58 → 60
GM:では、まず判定からやっていこう!
GM:今調べられる項目を出します。
情報収集項目
・池袋について 〈情報:UGN、噂話、裏社会〉難易度6
・十文字アオイについて 〈情報:噂話、裏社会〉難易度8
・トーチについて 〈情報:裏社会〉難易度7
・紫蜘蛛メンバーの動向について 〈情報:裏社会〉難易度9
御神玲:ほうほう
GM:調べたいのを調べるといいよ!
鞍馬麟次郎:麟次郎はクソ雑魚ナメクジな上に裏社会2があるのみです
大門路夜暮:なんか行けそうなのあるかな
西園寺ユウリ:裏社会は得意!5dx+3でいける
御神玲:夜暮くん、なにげに裏社会4もあるんですね。ユウリくんも強い
鞍馬麟次郎:違う。噂話2があるのみ
大門路夜暮:コネがないのでダイスは2個!
御神玲:あっコネないんだ!
鞍馬麟次郎:なので無難に池袋にしたいです。
御神玲:携帯ばっか買ってるから・・
大門路夜暮:池袋について調べようかな
大門路夜暮:携帯壊しちゃうから
大門路夜暮:連絡取れない
GM:アオイについてだったら噂話でもいけるよー
大門路夜暮:うん、やっぱりキャラ的にも今の池袋どうなってるか気になるだろうし
大門路夜暮:池袋行きます
御神玲:僕は余ったやつにいこうかな。やりたいのはトーチか、紫蜘蛛メンバーの動機。
大門路夜暮:2DX+4>=6 はーっ
DoubleCross : (2R10+4[10]>=6) → 10[4,10]+7[7]+4 → 21 → 成功
御神玲:つっよw
大門路夜暮:メッチャ分かりました
御神玲:全部知ってるだろ!
GM:うわっすご
西園寺ユウリ:知ってるじゃん!
大門路夜暮:よるぼの瞳が光る時、真実はいつもひとつ
鞍馬麟次郎:じゃあ因縁の相手アオイくんでいこう。
西園寺ユウリ:じゃあメンバーの動向についていこうかな
西園寺ユウリ:コネ使って裏社会。
西園寺ユウリ:5dx+3>=9
DoubleCross : (5R10+3[10]>=9) → 10[2,9,10,10,10]+6[3,4,6]+3 → 19 → 成功
西園寺ユウリ:手に取るように分かる
御神玲:知ってんじゃねーか!
GM:すごいのわね
鞍馬麟次郎:まずはふりましょう。コネ噂好きの友人を使い
鞍馬麟次郎:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[2,6,10]+3[3]+2 → 15
GM:余裕じゃねーか!
鞍馬麟次郎:超知ってた!
西園寺ユウリ:みんな知ってるわ
御神玲:トーチについていきます。さっきからずっと連絡を取ろうと試みている感じで。
御神玲:コネ情報屋を使ってダイスを+2.
御神玲:5dx+1=>7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[1,3,5,10,10]+7[7,7]+1 → 18 → 成功
御神玲:これ
西園寺ユウリ:物知りチームかよ
GM:なんなの…?
御神玲:全員最初から知ってた可能性があるな
GM:こわ…
西園寺ユウリ:サブちゃんに説明してるだけなんじゃないのかこれ
鞍馬麟次郎:池袋は俺達の庭なのでは?
御神玲:絶対そうでしょw
GM:すご…
GM:じゃあ、ザクザク情報を開示しますねえ
・池袋について
4つのカラーギャングが根を張る街。現在、街はFHが生産した電子ドラッグ「アップグレード」の実験場と化しており、興味本位でドラッグを用い、レネゲイドウイルスに感染する若者が急増している。ドラッグによってジャームと化す者も多くいるが、本来なら治安維持を担うはずの池袋区UGN支部が機能していないため、完全に放置されている。
なお、UGN支部はすでにFHから買収されており、街の実態はすべて隠蔽されている。
大門路夜暮:買われちゃったかー
GM:これは夜暮くん向けの、街に関する現状の情報ですね。
大門路夜暮:全てを理解しました
GM:池袋区は平和ということになってるので、外部のUGNには頼れないぞ!
GM:では次!
・十文字アオイについて
紫蜘蛛のナンバー2である少年。池袋区のスラム街に住むストリートチルドレンであり、生い立ちを同じくするリーダー・トーチとは気心の知れた仲であるようだ。
ストリートチルドレンばかりのチーム・紫蜘蛛の行く末を誰よりも案じており、チームを存続させるための金策やトーチの無事を気にしている。
そのため、FHの配下に下ることを提案したこともあるが、トーチに却下されたようだ。
なお、すでにジャーム化しており、目的のためならばどんな手段も選ばない状態にある。
GM:以上!
西園寺ユウリ:もしかしてこいつが悪いんじゃない?
御神玲:この段階でジャーム化断言されるの、完全に黒幕
GM:フフーン
大門路夜暮:かわいそう
鞍馬麟次郎:なおすでにジャーム化しており
GM:では次!
・トーチについて
池袋区のストリートチルドレン達が結成したカラーギャング・紫蜘蛛のリーダー。自身もストリートチルドレンであることから、仲間を家族のように大切に思っており、仲間の裏切りや離反を何よりも嫌う。
チーム内に不穏分子がいることを見抜いており、その犯人を捜している。他組織に貸しを作ることを良しとしておらず、今回の事件もチーム内で収めたいと考えている。
御神玲:俺は信じてたぜトーチ!
GM:また、この情報が開示されたことで、玲くんにトリガーイベントが起こります。
西園寺ユウリ:裏切り者はみんなぶっ殺すのかな
御神玲:紫蜘蛛は仲間を裏切らねえ
大門路夜暮:う、裏切りの
GM:次!
・紫蜘蛛メンバーの動向について
紫蜘蛛メンバーの一部が、池袋区の子供を狙った誘拐事件を起こしているようだ。
被害者の多くがストリートチルドレンであるため、被害の全貌は掴めていない。
彼らはFHと結託して犯行に及んでおり、誘拐された子供たちは、FHの人体実験に利用されている。
この情報を開示したことで、「紫蜘蛛の計画について」が調べられるようになります。
GM:以上!
御神玲:ギエー
大門路夜暮:許せないぜ
西園寺ユウリ:そうとはね
GM:どこでお話するかも決めましょうねえ
大門路夜暮:何処がいいかな~
御神玲:トリガーイベントは別に場所どこでもいいんですか?
GM:どこでも大丈夫です!
大門路夜暮:坊やはミルクでも飲んでな!って言わなさそうなところ
御神玲:三郎レストラン!
鞍馬麟次郎:三郎ちゃんレストハウスはまだ使えない?
GM:開店準備中だけど、お喋りすることは可能です
御神玲:いこいこ!
御神玲:壊す前に下見しとこ
鞍馬麟次郎:そこにしましょう!
GM:では、そこにしましょう!
GM:キミたちは、開店前の桐島三郎のレストランで情報共有を行うことにしました。
GM:アメリカの大衆食堂のようなダイナー。開店準備中の店内には、ダンボールや掃除道具が積みあがっている。
桐島三郎:「前の店長さんが、腰を悪くしちゃって。そのまま譲ってくれたのよね~。まあ座って座って」
大門路夜暮:「なるほどなるほど。最近の池袋はそんな事になってたんですねえ」テーブルに付き、何故か膝の上に載せたままの玲くんに
大門路夜暮:スマホを操作してもらって、池袋のことを解説してもらってます
西園寺ユウリ:「これを開くのが、君の?」
桐島三郎:「そう、もうすぐここがあたしのホーム!あたしのドリーム!」
鞍馬麟次郎:「ハンバーガー、肉Wでフィッシュ&チップスにビール」
鞍馬麟次郎:店内雰囲気だけで注文しカウンターに座る。
桐島三郎:「もーっ。まだ準備中だってばー!」オウガくんに言っている。
御神玲:「素晴らしいことだ。僕の着席位置を除けば」
御神玲:すべてを諦めた猫みたいな顔で夜暮くんの膝に座ってます。
御神乃亜:「お兄ちゃん、楽しそうね」にこにこと微笑んでいる。
御神玲:「楽しそうに見えるか。乃亜が純粋に育ってくれたのだけが救いだな」
御神乃亜:「んぅ?」桐島三郎からジュースのペットボトルを受け取っている。
鞍馬麟次郎:「大ちゃんは楽しそうだが。それで、今の池袋の事はわかったか?」
西園寺ユウリ:「頼むから分かってくれ……分かったよな?」
御神玲:「わかるか夜暮? これが池袋の情勢図。これがトーチのプロファイルだ」 夜暮くんにスマホを見せている。
大門路夜暮:「おおよそ分かりました。独狼はトーチさんに喧嘩を売っちゃったんですね」
大門路夜暮:自分がではなく独狼がね
御神玲:さらっとチームを巻き込んでる!
大門路夜暮:「裏切り者は許さないそうですよ。玲くんも大変そうですね」
大門路夜暮:よしよし
御神玲:「大変なのは僕じゃないさ。どちらかと言えば、この状況で制裁されるのは──」
御神玲:「頭を撫でるんじゃない!」
大門路夜暮:「気が立ってますねえ」
鞍馬麟次郎:「あぁ、アオイの野郎な」
西園寺ユウリ:「何でまだその体勢なんだ……?」
御神玲:「僕も知りたいよ。……オウガ。十文字に会ったことが?」
鞍馬麟次郎:「そりゃあ、あるし、絡まれもした。ちょっと、その時の目が気になってな」
鞍馬麟次郎:「あいつ手遅れかもしれないぜ。向こう側に逝っちまってるかもだ」
鞍馬麟次郎:嫌なものを思い出すように口に出す。
御神玲:「以前の十文字は、家族思いのいいやつだった。多少荒っぽいところはあったが」
御神玲:「だがそうか。DOKUROメンバーの見立てなら、そうなんだろうな」
御神玲:「残念だ」 嘆息する。
大門路夜暮:よしよし
鞍馬麟次郎:「紫蜘蛛の行く末を、いやトーチのことを誰よりも考えてるようだが、方針の違いでチームの身売り(FHへの参入)まで考えていたそうだ」
西園寺ユウリ:「向こうか……アオイの独断なら話は単純だが」
西園寺ユウリ:「それだけではないな。お前が見たという例の行動は」
西園寺ユウリ:「ブクロのガキを狙った誘拐事件だ」
大門路夜暮:「悲しいですねえ。仲間を思う気持ちが強すぎて、全部無くなっちゃうなんて」
大門路夜暮:「玲くんはそうならないように気をつけましょうね」よしよし
鞍馬麟次郎:「それで箍が外れたんだろうな。そうなるとオーヴァードってのはヤバイ。理屈が効かなくなるしな」
御神玲:「理屈が効かないのは夜暮もじゃないのか? オウガ、サイガ、頭を撫でるのをやめるようにあんた達からも言ってくれ。頼む」
鞍馬麟次郎:「交換条件を出すと良いんじゃないか」
西園寺ユウリ:「……諦めろ」
西園寺ユウリ:「ヨルは何度言っても聞かない」
御神玲:「……」 げんなりしている。
大門路夜暮:「だって頑張ってるから」
大門路夜暮:「誰か褒めてあげないとでしょう」
大門路夜暮:「妹ちゃんのために頑張っててえらいですよ玲くん」
大門路夜暮:「一件落着したら美味しいもの食べさせてもらいましょうね。三郎くんに」
御神玲:「えらいですよ、か。久々に言われた言葉だな」
大門路夜暮:「ほらほら。見ましたかユウリくん」
西園寺ユウリ:「……何を」
大門路夜暮:「嫌がっててもやっぱり嬉しいんですよ」
大門路夜暮:「私のほうがよく分かってますね玲くんを。よしよし」
御神玲:「いや、嫌なものは嫌だが……!?」
鞍馬麟次郎:「いちゃついてる場合じゃないだろうよ」
鞍馬麟次郎:「一件落着の為にえらいことしような。えらいことになってるんだしな」
西園寺ユウリ:「……御神玲」
御神玲:「なんだ。サイガ」
西園寺ユウリ:「何か俺でできるやってほしいことがあれば言え」
西園寺ユウリ:「ヨルに遅れを取るのは我慢がならん」
鞍馬麟次郎:「張り合うな、バーカ!!」
鞍馬麟次郎:「話が進まないよ」
鞍馬麟次郎:「それでガキの誘拐だよ。ガキの。それって、なんかの実験に使われてるって事だろ」
西園寺ユウリ:「張り合ってなど……!あ、ああ。そうだ」
御神玲:「……思っていたよりずっと個性的なメンバーだな。DOKUROっていうのは」
西園寺ユウリ:「それもファルスハーツの、だ」
御神玲:「そうだ。逆に聞きたいんだが、DOKUROはこの誘拐事件をどう考える?」
御神玲:「ファルスハーツっていうのは知っている。能力者を束ねる、裏社会寄りの組織だろう」
大門路夜暮:「絶対許せませんね」
大門路夜暮:「キョウさんが居ても多分同じこと言いますよ」
大門路夜暮:「こんなあくどいこと絶対に許せませんよ。ねえ」
西園寺ユウリ:「キョウさんどう言うかな……」
西園寺ユウリ:「もっとピンチになっとけ!俺が目立てない!とかだろ」
鞍馬麟次郎:「うわ、超言いそう」
御神玲:(DOKURO、思っていた以上に頭がユニークだな)
鞍馬麟次郎:「だがよ。拳だけで解決できるかもしれないぜ。豺」
鞍馬麟次郎:「やり口が強引な割には杜撰だしな」
西園寺ユウリ:「バカだな、リン。ここも使うんだよ」頭を指して。
西園寺ユウリ:「UGNも賄賂漬けだ。そう簡単な話じゃあない」
西園寺ユウリ:「そこまでしてでも、これを進める投資価値があるってことだ」
鞍馬麟次郎:「あぁ、やっぱ知ってて動いてなかったんだな、あの、おっさん」
大門路夜暮:「ユウリさん、経営術でなんとかならないんですか」
大門路夜暮:「大学出てるんでしょ」
西園寺ユウリ:「なる訳無いだろ。まだ基礎Iしか受けてないからな」
西園寺ユウリ:「応用IIまで取れば余裕だが……」
御神玲:「三人とも怖くはないのか? ファルスハーツは強大な組織だと聞いてる」
御神玲:「逆に僕らが潰されるかもしれないぞ」
鞍馬麟次郎:「あ?頭撫でられたいのか?それ」
鞍馬麟次郎:玲君の頭をよしよしと撫でて
大門路夜暮:「ご期待に応えて」よしよし
大門路夜暮:「ユウリくんもやっていいですよ」
西園寺ユウリ:「いや僕はいいだろ……」
御神玲:「よさないかオウガ! マジメに聞いているんだぞ」
御神玲:「命のかかった戦いになるかもしれない。池袋のために、命とプライドを天秤に掛けられるのか?」
西園寺ユウリ:「僕には天秤に出来ないな」
西園寺ユウリ:「重すぎる。プライドが」
御神玲:「……」
西園寺ユウリ:「それじゃあ全然釣り合わないだろ」
大門路夜暮:「ユウリさんは真面目ですねえ」
鞍馬麟次郎:「俺達の身の安全を確保するには、ユージーエヌだっけか。そこを健全化しなければならない。そうなるとファルスハーツの面子は潰さないといけないんじゃないのか?」
大門路夜暮:「もしかしてユウリさんも撫でられたくなったんですか?」
西園寺ユウリ:「……やめろ。セットが崩れる」
鞍馬麟次郎:「今はそっちの勢力が強すぎて良くない。玲にはこういうこと言った方が良いだろ、そういう思考だと思うが」
御神玲:「……はあ」 ため息をつく。
大門路夜暮:「クラマくん、揉め事だと頭良くなりますよね」
鞍馬麟次郎:「相棒が揉め事になると、頭悪くなんだわ」
西園寺ユウリ:「なってないだろ……」
西園寺ユウリ:「なってないよな……?」
鞍馬麟次郎:「で、NO.2は?どうなんだ。一応、今は一番偉いって事にしとくが」
大門路夜暮:「照れますねえ」
西園寺ユウリ:「全く認めてないが……」
御神玲:(わかっていたが、自称なんだな。やっぱり)
御神玲:(いやわかっていたが……)
大門路夜暮:「私は怖くないですよ」
大門路夜暮:「かかってるのは向こうの命でしょう。独狼が相手なんだから」
鞍馬麟次郎:「最高♪」
大門路夜暮:「怖がってくれれば楽なんですけどね。わざわざ壊さなくて済むし」
西園寺ユウリ:「ふ、ふふ、ふ」
西園寺ユウリ:「久しぶりに聞いたな、それ」
大門路夜暮:「古参には思い出してもらいましょうね」
大門路夜暮:「私達の伝説を」
西園寺ユウリ:「ああ、そうだな。僕としたことが、すっかり忘れていた」
鞍馬麟次郎:「そうだな。新参者にはしっかり教えてやらなきゃな。この街の支配者が」
鞍馬麟次郎:「誰なのかを」
御神玲:「すごいな、あんた達は。最初(はな)から勝つつもりのようだ」
西園寺ユウリ:「何だ、負けたいのか?」
西園寺ユウリ:「おすすめしないぜ。服が汚れる」
御神玲:「そうだな。このゴミゴミした街で育ってきた……汚れるのはもう御免だ」
御神玲:「僕も協力する」
御神玲:「自分の能力も少しずつわかってきた。単独では戦えないが、役には立てるはずだ」
大門路夜暮:「頭派ですね玲くんは」
大門路夜暮:「独狼にぴったりです」
鞍馬麟次郎:「なら、お客さん扱いは、此処までだな」
鞍馬麟次郎:「プライドと命を天秤に乗せるって言うのなら」
鞍馬麟次郎:「頼りにするぜ。玲」
西園寺ユウリ:「お前の生き様を見せてみろよ。アキ」
大門路夜暮:玲くんを膝から下ろして
大門路夜暮:テーブルに椅子を一つ追加します
GM:シーン終了。
GM:ロイスとか購入判定!
鞍馬麟次郎:応急。
鞍馬麟次郎:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3
鞍馬麟次郎:無理だぜ。以上。
御神玲:オウガ太郎にとろ!
大門路夜暮:大木ほしい!
大門路夜暮:2DX+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[9,10]+8[8]+1 → 19
大門路夜暮:買えたー
大門路夜暮:大木の購入判定にはめちゃ成功するな
西園寺ユウリ:ダイナーからいいかんじのやつ引っこ抜いてない?
GM:やめ…やめなさい!
大門路夜暮:自前のポンケに入れておきます
西園寺ユウリ:-同行者/御神玲/期待:○/脅威/ロイス
御神玲:観賞用プラントでしょこれ
御神玲:-オウガ/鞍馬麟次郎/○信頼/脅威/ロイス
大門路夜暮:勝手に観葉植物を持ち出す男
大門路夜暮:ユウリくんにロイスとろ!
御神玲:どうしようかな。もう1本くらい夜暮くんに大槌を買っておこうか。
御神玲:これで成功したら次はアームドスーツを買ってあげます。
大門路夜暮:ほしいほしい
御神玲:3dx+6=>14
DoubleCross : (3R10+6[10]>=14) → 10[8,8,10]+10[10]+5[5]+6 → 31 → 成功
西園寺ユウリ:すごい槌
GM:すご!?
御神玲:めちゃくちゃ買えた!
御神玲:店の奥にあった消火用斧を持ち出しました
御神玲:夜暮くんにあげる!
西園寺ユウリ:じゃあアームドスツーツあたり狙うね
大門路夜暮:-後輩/西園寺ユウリ/P:友情○/N:敵愾心/ロイス
西園寺ユウリ:3dx+1>=15
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 8[6,7,8]+1 → 9 → 失敗
西園寺ユウリ:ダメ!財産は温存しよう
西園寺ユウリ:おわり!
GM:あい!
大門路夜暮:もらっておわり!
GM:では、これでシーン終了!
ミドルシーン06 [トリガーイベント]
GM:次のシーン。
GM:トリガーイベント!
GM:シーンプレイヤーは玲くん。トーチがメンバーを率いてやってくるシーンです。
GM:登場する人は侵蝕率を上げてね
御神玲:御神玲の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:62->72)
西園寺ユウリ:侵蝕率+1(1d10->1) (侵蝕率:64->65)
鞍馬麟次郎:1D10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 1[1]+48 → 49
御神玲:この差
大門路夜暮:わっちらもでたほうがいいのかな
GM:ミドル戦闘の予感があります
御神玲:次のシーンは休みます!
GM:いまでなくてもいいけど!
大門路夜暮:そうとはな!
大門路夜暮:ダイス降っておこう
大門路夜暮:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 3[3]+60 → 63
GM:前シーンの続きから、玲くんにトーチから着信が入って、そこからいろいろこう起こる感じかな
大門路夜暮:おいす!
御神玲:あっちから電話してくれた!
御神玲:でもこれ流れ的に僕が裏切り者扱いされてるんだろうな・・w
GM:三郎の店で、キミたちが独狼として戦う決意を固めていたところで。
GM:玲くんに着信が入ります。相手はトーチだ。
トーチ:「アキ。聞こえてる?」
御神玲:出ます。 「トーチ」
トーチ:「元気?」
御神玲:「いったいどういう事だ。紫蜘蛛の一部が、僕と乃亜を拉致しようとしてきたぞ」
トーチ:「そう?おかしいな」
トーチ:「俺は、お前が突然仲間を裏切って逃げ出したって聞いてるんだけど」
御神玲:スピーカーモードにはしない。そのかわり、声が聞こえるようにみんなに"静かに"のジェスチャーをします。
御神玲:「だろうさ。予測はしていた……DOKUROの"破壊王"を知っているか?」
トーチ:「うん」
トーチ:「昔、よく聞いた」
御神玲:「彼が偶然助けてくれなかったら、その偽ニュースすらお前の耳に入ることはなく、僕らは殺されてただろうな」
御神玲:「もう一度聞くぞ。いったいどういうことだ?」
御神玲:「電子ドラッグのこと。お前は知っているのか?」
トーチ:「…『アップグレード』を知らないギャングのが、珍しいだろ」
御神玲:「……なら」
トーチ:「なら?」
御神玲:「紫蜘蛛の一部……おそらく、十文字の一派が」
御神玲:「池袋の子供を誘拐して、ファルスハーツに納品しているという話は?」
トーチ:「ふうん」
トーチ:「それがお前の言い訳?」
トーチ:「まあいいや。早くそのレストランから出て来いよ」
トーチ:「15秒待ってやる」
御神玲:「それがお前の返答か。残念だ、トーチ」
御神玲:電話を切ります。
御神玲:「夜暮。オウガ、サイガ。聞こえたか?」
御神玲:「すぐに紫蜘蛛がなだれこんでくる」
鞍馬麟次郎:「つけられてたか、見つけられたか。どっちにしても、店で暴れる訳にもいかないな」
西園寺ユウリ:「ああ。お前が啖呵を切ったのをはっきりと聞いた」
西園寺ユウリ:「トーチ相手じゃブラフってこともねえだろ。やっぱ嘘です、を安々と許す相手じゃない」
西園寺ユウリ:「じゃあこいつは身内の争いじゃないな?」
御神玲:「僕が言うのはずるいかもしれないが……おそらくそうだ」
御神玲:「紫蜘蛛の内紛じゃない。池袋が荒らされるのを黙って見過ごすかどうか、だ」
御神玲:「力を貸してくれるか?」
鞍馬麟次郎:「その話は後だな。15秒しかねぇ。店が荒らされるのは三郎も御免だろう」
大門路夜暮:「ご飯食べれなくなっちゃいますからねえ」
西園寺ユウリ:「早く完成させてもらわなきゃあな」
鞍馬麟次郎:店と扉を開けて外に出ようとし、一言、玲君に声をかける。
桐島三郎:「ごめんよー!さっさと出てって~!」ダンボールで頭をガードしながら叫んでいる。
鞍馬麟次郎:「ダチは見捨てねぇよ」
御神玲:「すまないな」
御神玲:乃亜に『早く逃げろ』と送信しかけていたLINEを取り消す。
大門路夜暮:「オープンセサミ」
大門路夜暮:ドカンとドアを吹き飛ばしながら外に出ていきます
西園寺ユウリ:「いやドア……」
西園寺ユウリ:「早速荒らしたぞ身内が……!」
大門路夜暮:「仇は取ります」
GM:店の外には、紫色のパーカーを着た、何十人もの少年達が、キミ達を取り囲むようにして見つめている。
御神玲:「しかしなんというか」 外に出る。
GM:建物の看板、街路樹、電柱。様々なところに糸を巻き付けて待ち構え、臨戦態勢をとっている。
GM:その中央に、トーチが立っている。
御神玲:「覚悟はしていたが、なかなか悲しいものがあるな。チームリーダーにまったく言い分を信じてもらえないというのは」
御神玲:「あるいはトーチもあちら側なのかもしれないが。なんにせよ紫蜘蛛とは今日限りになりそうだ」
西園寺ユウリ:「まあ、限界があるだろ。電話じゃ」
鞍馬麟次郎:「はっ、俺達と仲良くしてるから、嫉妬してんのさ」
西園寺ユウリ:「やりたきゃこいつで直談判だ」拳をひらひらと振る。
大門路夜暮:「こんなすぐ壊れる機械じゃねえ」
大門路夜暮:「伝わるものも伝わらないですよ。多分」
トーチ:「アキ」呼び掛ける。
トーチ:「お前もわかってるだろうけどさ」
御神玲:「ああ」
トーチ:「さっきの話が本当だとして」「この”ホーム”には帰れないだろ」
トーチ:「俺たちも、『ああそうですか』なんて言ってお前をこのまま送り出すわけにはいかない」
御神玲:「そうだな。僕の話が本当でも、作り話だったとしても、もうそちらに戻るつもりはない」
御神玲:「お前のスタンスもわかっている。裏切り者は許さない」
トーチ:「ああ。話が早くて助かる」
御神玲:「……だからトーチ。これだけは言わせてくれ」
トーチ:「何?」
御神玲:「紫蜘蛛で過ごした日々。楽しかったよ、それなりに」
トーチ:「ああ」微笑む。
トーチ:「その返事は、お前が生きてたらしてやるよ」
御神玲:「いいさ」
御神玲:「今日限りだ」
トーチ:手を掲げる。「───いくぞ」振り下ろす。「家族共!」
GM:周囲の少年たちが、一斉にキミ達に襲い掛かる!
GM:ミドル戦闘だ!
GM:状況説明!
GM:敵は紫蜘蛛(トループ)が3つ。そしてトーチ。
GM:彼らが全滅するか、トーチが戦闘不能になると戦闘終了です。
御神玲:ほうほう!
大門路夜暮:がんばれー
GM:トループは1つに30人います。
大門路夜暮:おおいなあ
御神玲:そういえばこれ、時間制限があるんでしたっけ
GM:PCのエンゲージから5m離れたところにトループのエンゲージ、さらに5m離れたところにトーチのエンゲージ。
大門路[4] 鞍馬[7] 西園寺[3] 御神[8]
5m
紫蜘蛛*3[7]
5m
トーチ[12]
GM:ネタバレすると、1ラウンド経過した辺りで戦闘終了になりそうな予感がありますが
御神玲:ギエー
GM:なので何もしなくてもいいっちゃいいのですが
大門路夜暮:ぜんいんたおそう
GM:敵を倒し切ると、クライマックス戦闘でボーナスがあるかもしれないしないかもしれない
西園寺ユウリ:そのほうがかっこいいしね
GM:なので頑張ってね!
鞍馬麟次郎:頑張るぜ!
GM:では、戦闘に入りましょう!
GM:まずはセットアップ!
御神玲:うーむ、なんか乃亜ちゃんに危険が迫りそうだから本当は全力出したいけど
御神玲:さすがに一番侵蝕高いからな……節約します。《常勝の天才》を使用。
御神玲:オウガ、サイガ、夜暮くんのラウンド間攻撃力が+28です。
御神玲:御神玲の侵蝕率を+6した(侵蝕率:72->78)
西園寺ユウリ:なし
大門路夜暮:なんもないです
紫蜘蛛:トループはなにもなし!
トーチ:《蹂躙する蹄》。このラウンド間の攻撃力が上昇。
鞍馬麟次郎:ないです。
御神玲:蜘蛛なのに蹄がある!
西園寺ユウリ:すごい
GM:あらまあ
GM:じゃあイニシアチブ!
大門路夜暮:わーい
GM:まずは行動値12のトーチから。
トーチ:待機します。
御神玲:なんだって!
トーチ:ポケットに手を突っ込んだまま、動かない。
トーチ:じっとキミたちを見つめている。
大門路夜暮:かっこいいことするなあ
御神玲:こちらはスマホ片手。やはり一歩下がったところから全体を観察する。
GM:なので次は行動値8の玲くんから!
御神玲:「……見えた」
御神玲:「まんべんなく陣形を敷いているように見えるが、オウガ」
御神玲:「右集団がやや手薄だ。4秒、僕が気を引く」
御神玲:「そのあいだに蹴散らせるか」
鞍馬麟次郎:「あん?」両肩に旗槍を担いだまま自分も鷹揚に敵陣を見まわす。
鞍馬麟次郎:「蜘蛛の子なんてのは、散らすためにある。って国語で習ったぜ」
御神玲:手元のスマホを操作しているだけです。もう周囲の状況を確認すらしていない。
御神玲:「了解だ。タイミングはお前に合わせる」
御神玲:「いつでも飛び出していい。頼んだぞ」
御神玲:《アドヴァイス》を鞍馬くんに。次のダイスを+1、C値を-1です。
御神玲:御神玲の侵蝕率を+4した(侵蝕率:78->82)
GM:では、次は鞍馬くんの手番!
鞍馬麟次郎:「しかし、良く見えるものだな。俺は適当に暴れる事しか考えてなかったぜ。頭が良い奴がいると、違うもんだ」
鞍馬麟次郎:「4秒な。4秒。ひーふーみー」
鞍馬麟次郎:マイナーで移動。トループにエンゲージ。
鞍馬麟次郎:メジャー:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《鮮血の一撃》《血の宴》範囲を攻撃 HP29→27
GM:こわいよう
GM:来い!
鞍馬麟次郎:19dx6
DoubleCross : (19R10[6]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,4,5,5,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,3,4,4,5,6,8,9]+10[7,9,10]+10[1,2,6]+5[5] → 45
御神玲:うひょー!
GM:ホホーン
紫蜘蛛:《イベイション》でドッジ値14固定!
紫蜘蛛:ダメ!あたる!
鞍馬麟次郎:ダメージ出します!
大門路夜暮:がんばれ~
GM:来い!
鞍馬麟次郎:5D10+40
DoubleCross : (5D10+40) → 23[1,4,8,1,9]+40 → 63
紫蜘蛛:こいつらはHP1につき1人の計算なので、
紫蜘蛛:そのダメージだと全滅しますね
大門路夜暮:全滅だぜ!
紫蜘蛛:総勢90人をブチのめすがいい!
御神玲:「自分で蹴散らせる能力のほうが、よほどやりやすかったんだがな」 1秒。空を指差す。
御神玲:2秒。ヒュルヒュルと、甲高い笛のような音がこの場の全員の耳に届く。
御神玲:3秒。
御神玲:電話で依頼した花火が、すぐ近くの広場から連続して打ち上がる。池袋の青空を彩る。
御神玲:「4秒だ。 ────行け、オウガ!」
鞍馬麟次郎:「よー。4秒!俺は優しいからな。返事が聞けるように、生かしておいてやるよ。もっとも、お前ら怪我しても保険証持ってないだろうから、同情はするがな」
鞍馬麟次郎:飛び出す。一瞬でも空に気を取られたら、それで、終わりだ。
鞍馬麟次郎:旗を槍のように構え、敵陣に突き出す。単純な動作だ。だが、その速さが尋常でない。
紫蜘蛛:「ウワッ」「花火…!?」「なんだありゃ!」突然上がった花火に気をとられる!
鞍馬麟次郎:加えて、その動作の繰り返しにまるで終わりが見えない。
鞍馬麟次郎:体内の血液運動が常人の数倍に加速し、肉体はそれに不足なく応える。超人的な身体能力の正体はそのような能力である。
鞍馬麟次郎:「オラ、オラ、オラオラオラオラオラァ!」
鞍馬麟次郎:旗槍が動くとともに、刺創が敵の群れに刻まれていく。いまやその数は数えるのも馬鹿らしい。
鞍馬麟次郎:まるで蝗の群れが通り過ぎ全てを喰い破った後の光景のようだ。
鞍馬麟次郎:故に蝗呀。鞍馬麟次郎の持つ畏怖名である。
鞍馬麟次郎:「ざっと、こんなもんかぁ?立てるかよ?ガキども?」
紫蜘蛛:「グアアアアッ!」文字通り蜘蛛の子を蹴散らすように吹き飛ばされる!
御神玲:「9秒経過……信じがたいな」
御神玲:「これがDOKUROの旗持ちか……!」
鞍馬麟次郎:「やっべぇ。やっぱ俺、喧嘩好きだわ」
西園寺ユウリ:「相変わらず容赦がねえことで」クツクツと笑う。「知ってるよ」
鞍馬麟次郎:応えるように獰猛に笑う。
紫蜘蛛:「バッ…ばかな…一人で俺たちを圧倒しやがって…!グフッ」為すすべもなく倒れる。
トーチ:「……ふうん」
御神玲:「驚かないんだな、サイガも夜暮も。全盛期のDOKUROがどんなものか少しわかった気がする」
大門路夜暮:「腕が鈍って無くてよかったです」
鞍馬麟次郎:「そのまま指揮は頼んだぜ、玲。今のはだいぶ良かった」
御神玲:「そう言ってくれるとありがたい。池袋のチーマーはだいたいみんな指揮されるのを嫌がるからな」
鞍馬麟次郎:侵蝕49→58
GM:じゃあ大ちゃんの手番!
大門路夜暮:あらそうなの
大門路夜暮:5m
大門路夜暮:大鎚はもったいないし大木使おう
GM:トーチまでの距離は10mだよ!
鞍馬麟次郎:10Mだね。トーチまで。
大門路夜暮:そうとはな
大門路夜暮:マイナーで大木を装備。メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:一閃》を使って殴りかかります
大門路夜暮:対象はトーチくん
西園寺[3] 御神[8]
5m
鞍馬[7]
5m
大門路[4] トーチ[12]
大門路夜暮:8DX7 技能が相殺して0かな
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[2,3,5,6,6,6,6,10]+4[4] → 14
大門路夜暮:しょぼい
御神玲:うわっ低い
大門路夜暮:まあミドルってこんなもんよね
トーチ:ドッジします。
トーチ:11dx+2>=14
DoubleCross : (11R10+2[10]>=14) → 10[2,2,3,5,6,9,9,9,9,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
西園寺ユウリ:ヒエ……
御神玲:グエーッ
大門路夜暮:やるなあ
トーチ:避けれた!
御神玲:戦術があればー!
GM:大ちゃんの攻撃は失敗する!
鞍馬麟次郎:結構ダイスあるなぁ。流石チームの頭。
大門路夜暮:侵食値は4くらい上がって69になります
大門路夜暮:ちがうな
大門路夜暮:67だな
大門路夜暮:さっき吹き飛ばしたドアに、指を突き刺して拾いあげ
大門路夜暮:「よっこらしょ」
大門路夜暮:メシャアッ
大門路夜暮:トーチくんに向かって殴りかかります。ドアは粉々の木片になって辺りに飛び散る
西園寺ユウリ:「いやドア……!」
トーチ:「破壊王」殴りかかってくる様子を、ポケットに手を突っ込んだまま眺めている。
大門路夜暮:「ありゃ」「空振りだ」
トーチ:「なるほど」ドアが当たりそうになった瞬間、糸を使って飛翔し、それを避ける。
大門路夜暮:「やるなあ。これが今のブクロの顔ですか」
トーチ:「そっちこそ。破壊王って、オーヴァードになる前のあだ名かと思ってたけど」
トーチ:「いやになるね」街路樹や看板を飛び移り、地面に戻る。
大門路夜暮:「今なら破壊神ですかね。多分」
鞍馬麟次郎:「人に、腕が鈍って無くてよかったです。ってよく言えたな、大。本気出せ、本気を」
大門路夜暮:「オウガくんがいけないんですよ。子分を簡単に倒しちゃうから」
大門路夜暮:「油断しちゃったじゃないですか」
西園寺ユウリ:「相変わらず気の抜ける……」
鞍馬麟次郎:「うおぉ、この野郎、人のせいにしてんなよ!?ムカツク」
GM:次はユウリくんの手番!
西園寺ユウリ:マイナーなし
西園寺ユウリ:メジャーは『慈悲無しの右手(マーシーノート)』:《コンセントレイト:ノイマン》《スキルフォーカス:RC》《焦熱の弾丸》《魔獣の衝撃》。
西園寺ユウリ:トーチを攻撃します。
トーチ:こい!
御神玲:「気をつけろ! トーチの糸は攻防どちらにも使える」
御神玲:「絶対に糸には触れるな。腕ごと斬り落とされるぞ!」
西園寺ユウリ:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[2,3,5,5,6,7,7,8]+10[1,4,9]+3[3] → 23
トーチ:ドッジしてみるか
トーチ:11dx+2>=23
DoubleCross : (11R10+2[10]>=23) → 7[1,1,4,4,4,4,4,6,6,7,7]+2 → 9 → 失敗
トーチ:残念!
トーチ:ダメージどうぞ
西園寺ユウリ:3D10+8+28 装甲有効
DoubleCross : (3D10+8+28) → 22[7,5,10]+8+28 → 58
トーチ:装甲有効!そしたら
トーチ:自前の装甲と、《超人的弱点Ⅱ》の効果でダメージを軽減し、生き残ります。
西園寺ユウリ:弱点!
御神玲:超人的弱点!
GM:演出どうぞ!
西園寺ユウリ:「触れなければいいんだろう?」左手にはガントレット。そして。
西園寺ユウリ:素手の方の右手をかざす。拳を構えて、離れた場所から振り抜く。
西園寺ユウリ:瞬間。遠当ての要領で、衝撃波が跳ぶ。
西園寺ユウリ:それは極圏の飛行環境を模擬したような、苛烈な冷風の弾丸。
御神玲:「な……!?」
西園寺ユウリ:あくまで優雅に。それが彼の戦闘様式。
トーチ:「…っ」周囲の建造物を飛び移りながらそれを避けようとしたが、失敗し被弾する。
西園寺ユウリ:豺(やまいぬ)でありながら、雅なるその動き。それが”豺雅(サイガ)”を名乗る戦型。
トーチ:「痛いんだよな、当たるの」脇腹を撃たれ、顔をしかめる。
西園寺ユウリ:侵蝕率+2 (侵蝕率:65->67)
御神玲:(信じられん。今の距離、どう考えても10mはあったぞ)
西園寺ユウリ:「悪いな。シマを守るためだ」
鞍馬麟次郎:「相変わらず、狡すっからい喧嘩の仕方だよな」 言いながらも実に楽しげだ。
トーチ:「だけどまあ、フツーのオーヴァードだな」
トーチ:「助かる」
西園寺ユウリ:「さて。あと何合打ち合う?」
西園寺ユウリ:「……何?」
トーチ:「……」ユウリくんを見返す。
トーチ:「別に。なんでもない」
大門路夜暮:「なんだろう」
西園寺ユウリ:「お前は違うってのかよ」
西園寺ユウリ:「じゃあ、見せたらどうだ?」
トーチ:「打ち合う、か」
トーチ:「…ユウリ。こないだの集会のときは、チーム組まないって感じだったのに」
トーチ:「やっぱ嘘だった。そうだと思った」
鞍馬麟次郎:「あん?」
鞍馬麟次郎:「組まない。んじゃなくて、終わってないだけだろうがよ」
大門路夜暮:「もしかしてご嫉妬?」
西園寺ユウリ:「俺のチームは独狼だけだつったんだよ」
トーチ:「そ」
GM:次は待機していたトーチの手番だ!
トーチ:マイナーで《マルチアクション》《一角鬼》《鷹の翼》を使用して戦闘移動します。
トーチ:戦闘移動時に《縮地》を使用。
大門路夜暮:ここにいてよ
御神玲:蜘蛛なのにとんでる!
西園寺ユウリ:誰よりも高く飛んでる
トーチ:その効果により、玲くんとユウリくんのエンゲージまで移動します。
大門路夜暮:「飛びましたねえ」
鞍馬麟次郎:「振られたな。大ちゃん」
大門路夜暮:「空振ったのはこっちなのにねえ」
鞍馬麟次郎:「上手いな」
トーチ:メジャー。《コンセントレイト:キュマイラ》《吹き飛ばし》《天を統べるもの》《形なき剣》《アニマルテイマー》。
トーチ:ユウリくんに攻撃!
西園寺ユウリ:来な!
トーチ:15dx@7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,5,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,5,6,6,10]+5[5]+6 → 31
西園寺ユウリ:ガード。《氷盾》だけ使います
西園寺ユウリ:侵蝕率+2 (侵蝕率:67->69)
トーチ:じゃあダメージします!
トーチ:《バックスタブ》と、Dロイス【対抗種】×2の効果で、ダメージダイスがさらに増えます!
西園寺ユウリ:無理そう
トーチ:4d10+54+8d10
DoubleCross : (4D10+54+8D10) → 26[10,3,3,10]+54+43[8,2,9,5,10,1,3,5] → 123
御神玲:ひょえー
トーチ:123ダメージ!装甲有効!
西園寺ユウリ:いや100%むりだよ
御神玲:やばやばば
トーチ:で、
トーチ:《超人的弱点》の効果により、こちらもダメージを46点受けます。
トーチ:戦闘不能。
西園寺ユウリ:???
西園寺ユウリ:何が……?
西園寺ユウリ:とりあえずリザレクトします!
大門路夜暮:たかー
西園寺ユウリ:侵蝕率+7(1d10->7) (侵蝕率:69->76)
御神玲:!?
トーチ:こちらもリザレクトして復活します。
トーチ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8
GM:というわけで、一度トーチが戦闘不能になったので
GM:戦闘終了です!
GM:演出をしていきます!
トーチ:周囲の建造物を次から次へと飛び回る。建造物に絡めた糸が、まるで蜘蛛の巣を張り巡らしているかのように後に残る。
トーチ:高く飛び、キミ達を飛び越え。
西園寺ユウリ:「流石だな。俺には追いきれねえ」もとよりそのつもりはない。
トーチ:「じゃあ、受けてみてよ」
西園寺ユウリ:左手にはガントレット。近づいたところを、冷気を集積したこれで止めるつもりだ。
トーチ:空中でくるくると回り、小柄な体躯から発せられるとは思えない勢いの伴った強烈な蹴りをユウリに見舞わす。
トーチ:───ゴ オ ン ! !
御神玲:「よせサイガ! 真正面から受けるのは……!」
御神玲:「っ……!」
西園寺ユウリ:「ぐっ……!」威力も強烈極まりないが、それよりも。
西園寺ユウリ:叩きつけられ、立ち上がろうとして。
西園寺ユウリ:「……ぐっ……!」顔を歪める。起き上がれない。
トーチ:「対抗種って言うんだって」
西園寺ユウリ:「仲間殺しの毒ってやつか。聞いたことがある……」
トーチ:「レネゲイドに対して、強い攻撃作用がある」
トーチ:「そう……だから、ガフ」口から血が溢れる。
鞍馬麟次郎:「寝てて良いぞ。死ぬほど痛いだろう。どっちもな」
トーチ:「自分も殺される」ユウリの隣で崩れ落ちる。
西園寺ユウリ:「そりゃお前……」
西園寺ユウリ:「フツーのオーヴァードじゃねえわ」
トーチ:「分かってくれて良かったよ」
御神玲:崩れ落ちるトーチくんを受け止めます。こういう場面は何度か見てきた。
トーチ:「アキ。服汚れる」受け止められる。
トーチ:「さっさと、家出しろ。帰ってくるな」
御神玲:「気にするな。ひとまずリーダーとしてのケジメはついただろ」
御神玲:「……トーチ」
御神玲:「十文字には気をつけろ。奴は確実にFHと繋がってる」
御神玲:「油断するなよ」 トーチから離れます。
トーチ:「……それでも、家族は家族だ」
トーチ:「ああ、…お前、賢くて好きだったよ」
トーチ:「じゃあな」
御神玲:「ああ。じゃあな、トーチ」
GM:キミは紫蜘蛛の集団から離れていく。
GM:次のシーンから、「トーチについて2」が調査できるようになります。
GM:また、トーチの《超人的弱点Ⅱ》は、ダメージを受けたことで、今後効果を適用されなくなります。
GM:シーン終了。
GM:ロイスとか購入判定とか!
御神玲:トーチは初期ロイスで持ってる!
西園寺ユウリ:医療トランク使ってもいいですか?
大門路夜暮:ユウリくんのために応急手当買おうかな
大門路夜暮:2DX+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[2,7]+1 → 8
御神玲:?
GM:どうぞどうぞ
大門路夜暮:買えました
西園寺ユウリ:7+2d10
DoubleCross : (7+2D10) → 7+9[4,5] → 16
御神玲:あっ違う。トーチ入ってない……! なんか変な芸能事務所のおじさんが入ってる
御神玲:トーチくんにしておけばよかったなあ
西園寺ユウリ:じゃあヨルに貰って使うね
西園寺ユウリ:16+2d10
DoubleCross : (16+2D10) → 16+7[4,3] → 23
西園寺ユウリ:まだ前回じゃないけど次以降のトランクで回復するだろ
御神玲:これはトランクあれば全快いけそうかなあ
西園寺ユウリ:そうそう
鞍馬麟次郎:ブルゲ狙うぜ
鞍馬麟次郎:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3
御神玲:どうしようかな。次のシーンはさすがに休みたいので
鞍馬麟次郎:無理
大門路夜暮:玲くん、僕アームスーツほしいわ
御神玲:ボルトアクションライフルを……と思ったけど
御神玲:いいよ!なんでもかってあげる!
大門路夜暮:やったー!
御神玲:夜暮くんを甘やかすためにブラックマーケットを3とったのだ……! アームドスーツを狙います。
御神玲:4dx+6=>15
DoubleCross : (4R10+6[10]>=15) → 10[1,4,5,10]+2[2]+6 → 18 → 成功
御神玲:よし買えた! 夜暮くんにあげるよ~
西園寺ユウリ:じゃあボルアク狙ってみよ
西園寺ユウリ:3dx+1>=15
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 7[3,5,7]+1 → 8 → 失敗
大門路夜暮:ものもらい
大門路夜暮:大木が壊れてすかすかになったやつに入れときます
西園寺ユウリ:ダメ!
御神玲:お店から引っこ抜いてきた観葉植物が……
鞍馬麟次郎:あ。僕は以上です。
大門路夜暮:わたしもいじょう!
御神玲:こっちも以上! トーチくんに取りたいけどロイスは1枠あけておこうっと
GM:では、シーン終了!
ミドルシーン07
GM:次のシーン。
GM:情報項目が2つ残っているので、それの調査をするシーンですね。
GM:シーンプレイヤーは鞍馬くん。出る人は侵蝕率を上げてね
大門路夜暮:で!
大門路夜暮:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 1[1]+67 → 68
鞍馬麟次郎:1D10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 10[10]+58 → 68
西園寺ユウリ:なかよしかよ
御神玲:御神玲の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:82->88)
GM:じゃあ、項目を出します。
西園寺ユウリ:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:76->78)
・紫蜘蛛の計画について 〈情報:裏社会〉難易度12
・トーチについて2 〈情報:裏社会〉難易度11
鞍馬麟次郎:どれも難しいなぁ。
御神玲:せっかく殴られたし、ユウリくんトーチについていく?
大門路夜暮:裏社会は固定4!
西園寺ユウリ:そうね
御神玲:玲ちゃんは財産的に確実に成功します
御神玲:(どっちも)
西園寺ユウリ:こっちも財産はいっぱいあるし余裕なので
御神玲:なのでお好きに振りな!
西園寺ユウリ:せっかくだからそっちがいいかな
大門路夜暮:鞍馬くんは?
鞍馬麟次郎:見てるぜ。取りあえずな。
大門路夜暮:じゃあ紫蜘蛛いっちゃおっかな
GM:しらべな!
西園寺ユウリ:トーチについて振ります。コネ情報屋使って裏社会。
西園寺ユウリ:5dx+3>=11
DoubleCross : (5R10+3[10]>=11) → 10[1,5,7,9,10]+2[2]+3 → 15 → 成功
大門路夜暮:ダイスボーナス1個でダイス2つ!
大門路夜暮:2DX+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 9[7,9]+4 → 13
大門路夜暮:分かったようだな
鞍馬麟次郎:凄いぜっ
GM:さすが!
GM:あ、どっちも成功だ!
GM:よし、じゃあそれぞれ貼りますね。
GM:まず紫蜘蛛の計画について!
・紫蜘蛛の計画について
誘拐事件を起こしているのは十文字アオイである。彼はトーチに隠れ、ジャーム化してしまったメンバーを率い、子供達を誘拐しているようだ。
彼は、FHに実験材料として子供を提供する代わりに、FHにトーチの対抗種の症状を抑える薬を製造させ、それを報酬としてもらうつもりだ。
そして、薬によってトーチの症状を回復させ、紫蜘蛛の勢力を拡大し池袋一のチームにしようとしている。
大門路夜暮:どれどれ
GM:これこれです
大門路夜暮:トーチのためじゃん!
西園寺ユウリ:トーチのために……
GM:次!
・トーチについて2
トーチは、電子ドラッグ「アップグレード」により、非常に強力な対抗種のオーヴァードとして覚醒した。
対抗種は、非常に強い攻撃作用を持ち、能力を使用すると自身もフィードバックを受けるレネゲイドである。
加えて、トーチは《超人的弱点》《超人的弱点II》のエフェクトを所持している。トーチは《超人的弱点》の効果によりDロイス《対抗種》でHPを失う時に追加で20点のダメージを受ける。その代わりに、それ以外のダメージを常に20点軽減する。
このため、トーチは非常に強い戦闘能力を誇る一方、能力を使うほど大きなフィードバックを受けることになる。
これにより、日々行われる抗争の中で、トーチの身体は急激に衰弱しているようだ。
GM:前回の戦闘で、トーチが攻撃したとたんに勝手に倒れた理由ですね。
GM:情報項目は以上!
大門路夜暮:トーチくんも止めてあげないとだね
GM:さて、どこでお話しましょうか
御神玲:トーチくん、ほっとくと十文字くんとも戦いそうだしなあ
御神玲:止めてあげたみがありますね
御神玲:また修理工場に集まる?
大門路夜暮:どうしよっか
大門路夜暮:商店街の木工屋さん
大門路夜暮:ドア買いに来てる
鞍馬麟次郎:どこでも良いですぜ。回想エモスポットでも良いし
西園寺ユウリ:壊したから……
御神玲:木工屋さんw
御神玲:商店街で買い物しながら話すの、それっぽくていいかもしれない
GM:じゃあ、商店街の木工屋さんだ!
GM:天橋商店街の片隅。佐伯木工屋。
GM:キミ達は、壊したドアを買いなおすため、桐島三郎に命じられてここに来ていました。
GM:桐島三郎と乃亜は、別行動で夕飯の買い出しに行きました。
大門路夜暮:「この辺りも少し変わりましたねえ」
御神玲:「夜暮の所持金が少ない理由がわかった気がする」
鞍馬麟次郎:「永遠に続くもんなんて、ねぇよ。ってのは置いておいて、そりゃ3年もありゃあな」
御神玲:「日常生活が大変そうだな……ドアノブとか、パソコンのキーボードとか」
大門路夜暮:「でも私のこと覚えてる人もいましたよ。見てくださいこれ。おまけでつけてもらえました」八百屋さんでかった野菜をみんなに見せびらかします
大門路夜暮:「パソコン持ったことないですねえ。鉄製のやつとかあるかな」
大門路夜暮:店のものを壊さないように入口付近で待たされています
大門路夜暮:「ドアノブは不便しませんよ。壊れたらドア破れますし」
西園寺ユウリ:「というかもうヨルはほとんど買い物できなくなるぞ」
鞍馬麟次郎:「ドアはおまけしてくんねぇだろうなぁ」
大門路夜暮:「ユウリくんが代わりに買ってくれますもんね」
西園寺ユウリ:「天橋にもキャッシュレス決済の波が来てるからな……」
西園寺ユウリ:「極力買わねえから壊すな」
大門路夜暮:「ちょっとは買ってくれるんだなあ。嬉しいですね」
御神玲:「……いいか? ドアの話も悪くないんだが、少し気になっていることがある」
鞍馬麟次郎:「トーチの事か?」
御神玲:「さすがオウガ。察しがいいな」
鞍馬麟次郎:煙草を胸ポケットから出して火をつける。
大門路夜暮:「そういえば。私もお買い物ついでに、商店街の人達に話を聞いてみたんですけど」
大門路夜暮:「トーチくんのことはあんまり聞きませんでしたねえ。アオイさんのことなら聞いたんですが」
鞍馬麟次郎:「豺をぶっ潰しに行ったときに、あいつも勝手に壊れただろ」
西園寺ユウリ:「やめろ」顔をしかめる。「大して好きでもねえくせに吸うな」
西園寺ユウリ:「ガキもいるんだぞ……は?ぶっ潰されてねえが」
鞍馬麟次郎:「うるせぇな。昔を思い出して浸ってるんだよ。いいじゃねえか、たまにはよ」
鞍馬麟次郎:「あん?傷残したままで吠えてるなよ」
鞍馬麟次郎:治りきってない傷口を指でなぞってやる。
御神玲:「身体のことを考えるなら電子タバコをおすすめする。今回は世話になっているし、今度プレゼントしよう」
西園寺ユウリ:「止めろ……てめえから毒を取り込むんじゃねえっつってんだよ」
西園寺ユウリ:「知らねえのか?肺がんの発生率が10倍以上になんだよ」
西園寺ユウリ:「テメエでやってテメエが食らってたら世話ないだろ」
鞍馬麟次郎:「頭良さげなこと言ってんな!?」
鞍馬麟次郎:「肺がんの発生率ねぇ」
鞍馬麟次郎:少しだけ眉を顰め
鞍馬麟次郎:「ちっ。へいへい。病み上がりの人間の前で吸ったら俺が悪人だわな」携帯用灰皿で煙草を消して。
西園寺ユウリ:「……トーチもその口か。だが、にしちゃあ異常すぎる」
御神玲:「ちゃんと携帯灰皿を持っているのか? 思っていたが、だいぶ珍しいタイプの池袋住人だな……」
鞍馬麟次郎:「お兄さんはこう見えても社会人なんでな」玲君の頭をぐしぐしとやり「で。玲、プレゼントは電子タバコよりも情報の方が良いな。トーチがなんだったって?」
西園寺ユウリ:「対抗種ってやつだろ、ありゃあ。そういう連中を見たこともやりあったこともあるが」
御神玲:「トーチがああやって戦闘後に倒れたのはこれが初めてじゃない。オーヴァードとして長いあんた達ならわかるかと思ったんだが」
西園寺ユウリ:「普通はあそこまでじゃねえ」
御神玲:「"普通の"対抗種は、あれとは違うのか?」
西園寺ユウリ:「少なくとも、一発入れるたびにおっ死ぬやつなんざ見たことねえな」
大門路夜暮:「私も初めてみましたねえ。普通はもっと両方弱いですよ」
鞍馬麟次郎:「豺を一発でのすのも異常なら、反動でくだばるのも異常ってこったな」
西園寺ユウリ:「どれだけ毒溜めてるんだよあいつは。紫蜘蛛じゃ毎晩毒入り料理でも食ってんのか?」
御神玲:「賞味期限が過ぎたハンバーガーならよく食べているが、それは毒とは言わないだろうな」
御神玲:ため息をつく。
大門路夜暮:「そんなんで沢山戦ってたら、すぐ死んじゃいそうですねえ」
御神玲:「……まいったな。おそらくトーチは十文字も問い詰めるつもりだ。僕に対してやったのと同じように」
大門路夜暮:「だからアオイさんも無茶をしてるんだなあ」
鞍馬麟次郎:「あぁ。そうだ。大ちゃん、アオイのことなんか聞いたっつってたな」
西園寺ユウリ:「なんでそいつの無茶が関係すんだよ」
西園寺ユウリ:「ヨル、何を聞いたんだ?」
大門路夜暮:「アオイさんが子供をさらってるのは本当らしいんですけどね」
大門路夜暮:「その代わりに、FHの人たちにトーチさんを治してもらうつもりなんですって」
大門路夜暮:「てっきりチームを乗っ取ったりするのかと思ってたので」
大門路夜暮:「聞いた時びっくりしましたよ」
御神玲:「……!」
西園寺ユウリ:「……何だと?」
大門路夜暮:「アオイさんはトーチさんの体が治れば、紫蜘蛛が一番になれるって」
大門路夜暮:「信じてるんですねえ」
御神玲:「待ってくれ。十文字はもうジャーム化しているんだろう」
御神玲:「ジャームっていうのは、トーチの身体と同じように治るものなのか?」
大門路夜暮:「治ったりはしないですね」
鞍馬麟次郎:「治ったって話は、聞いたことはねぇし、見たこともねぇな」
大門路夜暮:「癌より治らないです」
西園寺ユウリ:「つうかそもそもだ。トーチが治るかどうかも怪しいだろ」
大門路夜暮:「だから絶対なっちゃダメなんですよ、私達も」
御神玲:「……バカな事を。十文字……」
鞍馬麟次郎:「トーチが治るか、治らないか、は、ともかくだ」
鞍馬麟次郎:「そりゃ、まずいな。トーチがアオイんとこにも行ったとすると、ぶっ倒れたら、あいつ、アオイに監禁されかねない」
鞍馬麟次郎:「そしてトーチはオーヴァードとしてもクソ珍しい体質だ。FHが放っておくとは思えんな」
大門路夜暮:「鞍馬くんは頭いいなあ」
鞍馬麟次郎:「揉め事だからな。ニコチンも脳に入ってねぇから。って、普通だろうが!ふっつーーに考えるだろ、こんくらいは!」
西園寺ユウリ:「トーチにタレ込んだところでなあ」
御神玲:「オウガも大学に行ったらいいのにな。地頭は良さそうだ」 思いつめた顔をしていたが、少し顔が緩む。
西園寺ユウリ:「身内に激甘な様子じゃあ」玲を見て。「結局確かめに行くだろうよ」
御神玲:「そうだ。さっきの様子で、だいたいみんな察しがついていると思うが」
御神玲:「あいつは呆れるほど身内に甘い」
御神玲:「自分の身体がどうなろうと、家族のことは可能な限り自分でケジメをつけようとするだろう」
大門路夜暮:「これはもう」
大門路夜暮:「私達がなんとかするしか無いですね」
大門路夜暮:「トーチくんのピンチに横から入って」
大門路夜暮:「大活躍ですよ」
鞍馬麟次郎:「なんで、そうなんだよ?って何時もなら、ほざくところだが」
西園寺ユウリ:「だいたい察しがついていると思うが」
西園寺ユウリ:「うちも負けず劣らずなんだよ」
鞍馬麟次郎:「それで、いいんじゃねえか。俺達も大概、身内に甘いからな」
御神玲:「ふ。知っているよ」
鞍馬麟次郎:「はん。玲がそもそも、トーチを放っておけない。って言ってるしな」
大門路夜暮:「仲間の頼みじゃ断れませんよね」
西園寺ユウリ:「頭がいいこって。大学行けよ、アキ」
西園寺ユウリ:「いやまずは高校か……それなりに頭いいところを選べ」
御神玲:「僕は無理だ。学費を捻出できないからな」
御神玲:「中学を卒業したら水商売でもやるさ」
鞍馬麟次郎:「あ。高校って言えば、大ちゃん、高校卒業しておけよ」
大門路夜暮:「え?まだしてませんでしたっけ」
鞍馬麟次郎:「まだ、退学したことになってねぇぞ!4留だぞ」
大門路夜暮:「あらあら」
西園寺ユウリ:「んなもんどうにでもなるだろうが。こいつより最終学歴下でいいのかよ」
大門路夜暮:「仕方ないですねえ。いい機会だし出ておきますか」
西園寺ユウリ:「このざまだぞ」
御神玲:「……それはたしかに嫌だな……」
大門路夜暮:「高校出てればだいたいなんとかなりますよ」
大門路夜暮:「まあ私出てないですけど」
西園寺ユウリ:「何とかなってねえだろうが」
西園寺ユウリ:「何で俺達がドアを買いに来てると思ってるんだよ」
大門路夜暮:「ちゃんと出ておけばなあ」
御神玲:「出ていてもその体質はどうにもならないだろう。というか」
御神玲:「"破壊王"という通り名からして、それは……昔からなのか? 覚醒した時から?」
大門路夜暮:「前からこんな感じでしたよ。いや、どうだったかな」
大門路夜暮:「多分」
御神玲:「そうなのか」
御神玲:「少し夜暮に謝っておきたい。実のところ、あのボロボロの携帯とか、ドアをさらっと壊すところとか」
御神玲:「ずいぶん荒っぽいやつだと思っていた。オーヴァードのくせに能力の制御もしないやつだと」
御神玲:「……だが、お前もトーチと同じなんだな。体質じゃあどうしようもなかった」
大門路夜暮:「ん~」
大門路夜暮:「そんな事思ってたんですねえ。かわいいですねえ、アキラくんは」よしよし
御神玲:「くっ……」 甘んじて撫でられる。
御神玲:「悪いと思ってるんだ。そんな体質じゃ、今まで色々つらい思いをしてきただろ」
大門路夜暮:「平気ですよ。代わりに、いい仲間と会えましたし」
大門路夜暮:「玲くんもいいですよ」
大門路夜暮:「つらい時は頼っても」
御神玲:「……」
大門路夜暮:「学費も経済学がなんとかしてくれますから。多分」
西園寺ユウリ:「何だその呼び名……」
西園寺ユウリ:「つか経営学だっつの」
大門路夜暮:「ほらね」
大門路夜暮:「なんとかする方は否定しないんですよ」
御神玲:「くくく。そうか」
御神玲:「わかった。頼りにしているよ」
鞍馬麟次郎:「大ちゃんは甘えすぎだけどな」
御神玲:「助けられたままじゃかっこ悪いからな。お前も……サイガもオウガも、僕にできることがあったら言ってくれよな」
鞍馬麟次郎:「玲はもっちっと甘えろ。取りあえず、しばらくは部屋くらいなら貸してやっから」
鞍馬麟次郎:「チーム抜けたら行くところもそんなないべ」
御神玲:「……まいったな。DOKUROっていうのは、お人好しの集団か?」
御神玲:嬉しそうに苦笑する。
御神玲:「ありがとう」
大門路夜暮:「怖いところはこれからたっぷり見せますからね。お相手さんに」
GM:シーン終了。
GM:ロイスと購入!
御神玲:あと一人ロイスが迷うよ~~
西園寺ユウリ:トランク!
西園寺ユウリ:2d10+23
DoubleCross : (2D10+23) → 9[1,8]+23 → 32
鞍馬麟次郎:ブルゲがあると良いなと思います。
GM:なくてもいいわよ!
GM:な…なくてもいいわよ!
大門路夜暮:あと一人ね!私もそう
鞍馬麟次郎:お、おびえてる。GMが!
御神玲:トチ太郎か十文字くんかなあ
大門路夜暮:十文字くんにとるかもしれないから
大門路夜暮:開けておこう
大門路夜暮:購入はそうねえ
大門路夜暮:からのポンケが一本あるし大木狙っておこうかな
御神玲:こっちも開けておくかな。クライマックスを見て取ろう
大門路夜暮:2DX+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[2,8]+1 → 9
大門路夜暮:だめでした
GM:木工屋にいるのに
御神玲:出入り禁止になってるんだろうな・・
御神玲:夜暮たやん、武器たりてる?
西園寺ユウリ:本当だよ
御神玲:足りてるならオウガーブルゲイルをねらいます
御神玲:いや、ブルーゲイルにしましょう。夜暮ちゃんにはあんまても買ったし
御神玲:次出たら大槌買ってあげようっと。ブルーゲイルに挑戦。
御神玲:最後の手配師を使ってダイスを+3。
御神玲:7dx+6=>20
DoubleCross : (7R10+6[10]>=20) → 9[1,2,5,6,7,8,9]+6 → 15 → 失敗
御神玲:財産5使って成功! オウガに渡します。
御神玲:財産20→15
御神玲:以上です。
GM:買ってる!
鞍馬麟次郎:ありがとうございます!
GM:みんな以上かな?
西園寺ユウリ:強化素材ねらおう
大門路夜暮:おわ!
西園寺ユウリ:3dx+1>=15
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 9[3,6,9]+1 → 10 → 失敗
西園寺ユウリ:財産5点使っちゃおう
西園寺ユウリ:クリシーのガード値を上げるよ~
GM:また固くなった!
鞍馬麟次郎:強化素材狙います。
GM:はーい
西園寺ユウリ:以上!
鞍馬麟次郎:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[8,9] → 9
鞍馬麟次郎:無理でした。以上
GM:では、これでシーンは以上!
ミドルシーン08 [マスターシーン]
GM:マスターシーン。
GM:キミ達が佐伯木工屋にいる頃。
GM:桐島三郎と御神乃亜は、夕飯の買い出しのために天橋商店街を歩いていました。
御神乃亜:「あのねあのね、それで、お兄ちゃんはお歌も上手でね」
御神乃亜:「今度、げいのう活動がほんかく化するんだって。テレビに出ちゃうのかなあ」
桐島三郎:「うふふ〜。乃亜ちゃん、お兄ちゃんのお話すると止まらなくなっちゃうのね?」
御神乃亜:「えっ」ぽっと頬を染める。「止まらなくなってた?」照れたように目を伏せる。
桐島三郎:「うん。止まらなくなってたわよ」クスクスと笑う。
地元のおじさん:「ほら、お嬢ちゃん達、お待ちどう!」店の奥から、野菜を詰めたビニール袋を持って出てきます。
地元のおじさん:「オマケにトウモロコシつけてやるからよ」
桐島三郎:「やだ~、ありがと、おじさん」上機嫌そうにそう言う。
御神乃亜:「うふふ…」その光景を見ながら、人が行き交う商店街を楽しそうに見回す。
御神乃亜:「…あれ?」そして、商店街の入り口から歩いてくる少年に気付く。
GM:それは蜘蛛がプリントされた紫色のパーカーを着た色黒の少年だ。
御神乃亜:「アオイお兄ちゃんだ」
十文字アオイ:「こんにちは、乃亜さん。奇遇ですね」ニコニコと薄ら笑いを浮かべている。「お兄さんのために、夕飯の買い出しですか?」
十文字アオイ:「いいですねえ、お兄さん、とってもがんばり屋さんですからね」
十文字アオイ:「乃亜さんも、お兄さんのために頑張ってあげる。心温まる光景だ」
御神乃亜:「アオイお兄ちゃん…? どうしたの?」不安そうにアオイを見上げる。「怒ってる…?」
十文字アオイ:「いいえ」
十文字アオイ:「むしろ、高揚していますよ。まさか乃亜さんがここにいるとは思わなかった」
十文字アオイ:「君もついでに始末できるなんて、いやあ、丁度いい」
御神乃亜:「え?」
十文字アオイ:両手を広げる。
十文字アオイ:エネミーエフェクト《治らずの病》を使用。
十文字アオイ:天橋商店街にいる非オーヴァードを対象に、死に至る遅効性の毒を付与する。
GM:十文字アオイの全身から、毒々しい紫色をした蜘蛛の糸が伸びる。
御神乃亜:「……?」それは全身に絡みつき、じわじわとした痛みとなって蝕む。「……あ、う」
地元のおじさん:「ぐあっ…」突然、意味も分からず苦しみながら倒れる。
GM:十文字アオイを中心に、次々と、商店街にいた人々が、見えない毒に侵され、苦しみもがき出す!
十文字アオイ:「あはっ」
十文字アオイ:「あはははははは!」
GM:シーン終了。
ミドルシーン09
GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは引き続き鞍馬くん。
GM:マスターシーンを受けて、三郎ちゃんがどうしようって言ってきたり、鞍馬くんに電話がかかってきたりします。
GM:出たい人は登場してね!
鞍馬麟次郎:あいよ!
鞍馬麟次郎:1D10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 8[8]+68 → 76
大門路夜暮:許せねえぜ
大門路夜暮:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 10[10]+68 → 78
西園寺ユウリ:侵蝕率+3(1d10->3) (侵蝕率:78->81)
GM:アキくんはお休みしても大丈夫ですが、どうしましょう?
御神玲:でます!
御神玲:御神玲の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:88->89)
御神玲:やったー!えらい!
GM:ああ、よかった
GM:引き続き木工屋というのもなんか面白くないので、
GM:なんかあった!って商店街の方に出てきてもらおうかな
大門路夜暮:行きましょう
GM:様子がおかしい!みたいな…
GM:ではそういう感じで!前シーンの直後から!
GM:木工屋で談笑していたキミたちは、異変に気付く。
佐伯のおじさん:「うぐっ…!?」苦悶の声。木材にもたれかかるようにして倒れこむ。
鞍馬麟次郎:「あん!?おっちゃん、どうした?」
GM:その体に、毒紫の糸が絡みついているのが、オーヴァードであるキミたちにはわかる。
御神玲:「待てオウガ、近寄るな!」
御神玲:「糸だ。毒が仕込んである!」
佐伯のおじさん:「う、ぐ…」青ざめ切った顔。「い、息が……」
鞍馬麟次郎:「おっと」手を上に上げて「アオイの野郎か?」
西園寺ユウリ:「んだよこりゃあ」
GM:その糸は、店の外から伸びている。
大門路夜暮:「糸ですねえ、これ」
御神玲:「おそらくそうだ。トーチが一般人に手を出したことはない」
鞍馬麟次郎:「オーヴァードの毒じゃあ救急車ってわけにもいかねぇな」
西園寺ユウリ:店の外に出る。
鞍馬麟次郎:「大元をぶっ潰して治れば良いんだが、そこらへんは半々ってとこか?」同じく外に出る。
大門路夜暮:「皆倒れてますね」
御神玲:「……いや、元を断てば被害も収まるはずだ。様子を見る限り、継続して流し込まねば効果がない」
御神玲:「だがそれにも限度がある。元凶はどこだ……!?」
桐島三郎:《ワーディング》を商店街全体に使用。更なる被害者が生まれないよう、この空間を封じ込める。
桐島三郎:「あ~~~っ!」「アンタたちっ!」ドタドタと走ってきます。乃亜を抱えている。
大門路夜暮:「これは……三郎くん」
大門路夜暮:「三郎くんは元気みたいですね」
鞍馬麟次郎:「おいヤベェぞ。確かノアはオーヴァードじゃないだろ」
御神玲:「乃亜!」
西園寺ユウリ:「……おい待て、そりゃあ……」
桐島三郎:「乃亜ちゃんがっ、乃亜ちゃんが……」
御神乃亜:糸が絡みつき、青ざめた顔で気を失っている。
鞍馬麟次郎:「ヒデェことしやがるな」
御神乃亜:誰よりも十文字アオイの近くにいたため、その症状は一番深刻に進んでいる。
鞍馬麟次郎:「三郎ちゃん。下手人はどこにいるかわかるか?」
鞍馬麟次郎:爪が食い込み血がにじむほどに拳を握りしめる。
桐島三郎:「え? ええと……」答えようとしたところで、
GM:麟次郎くんの携帯に着信が入ります。
大門路夜暮:「知ってるんですね。誰ですか?こんな事したのは」
大門路夜暮:「許せないですよ。絶対に許せないですよ」
御神玲:(……僕のミスだ。一番狙われやすいところを手薄にしてしまったか……!)
鞍馬麟次郎:出ます。
十文字アオイ:「こんにちは、蝗呀さん」
鞍馬麟次郎:「お前に番号教えた覚えはないが、話は聞きたかったところだ。丁度良い」
十文字アオイ:「いやあ、本当に。素敵な商店街で。蝗呀さんのお知り合いも、さぞかし多いんでしょ?」
十文字アオイ:「いやだなあ、声がなんだか怖いですよ?」
鞍馬麟次郎:「おかげさまでな。そして、何の用だ?」
十文字アオイ:「商店街のお知り合い、助けたいですか?」
鞍馬麟次郎:あの時に靴を口にめり込ませておけば良かったな。と内心毒づく。
十文字アオイ:「フフ。持って数時間ってところかなあ……特性の毒ですからね。じわじわと苦しませる」
十文字アオイ:「少しずつ、お知り合いが亡くなっていくのを見守るのも、いいかもしれませんね」
十文字アオイ:「誰から死ぬか、賭けたりとか」
鞍馬麟次郎:「要件を言えよ」
鞍馬麟次郎:「そう言うのが見たいなら、わざわざ電話をかけてくる必要はないだろう」
十文字アオイ:「ハハ」
十文字アオイ:「スラム街の最奥。海沿いに建てられた、展望タワーの跡地があります」
十文字アオイ:「そこに玲くんを連れてきてください」
十文字アオイ:「僕らの計画に近づいたあいつを、生かしてはおけない」
十文字アオイ:「代わりに、商店街の皆さんは助けてあげますよ。解毒できるのは、僕だけですから」
鞍馬麟次郎:(連れてきたら、これを止める保証はない。というか、そんな事をする奴ではないが)
鞍馬麟次郎:(そもそも、こちらに治療手段がない以上、選択肢はねぇな)
鞍馬麟次郎:「わかった。玲を連れてくればいいんだな。アオイ」
鞍馬麟次郎:周りにはっきりと聞こえる声で言う。
鞍馬麟次郎:「どうか、止めてください。ってお前に土下座でもして靴でも舐めるか?ってとこまでは考えたがな、ぬるい条件だ」
十文字アオイ:「ハハハ。そこまでしてくださるんです?」
十文字アオイ:「良かった、良かった。蝗呀さんなら、分かってくれますよね……」
鞍馬麟次郎:「あぁ、そりゃ、そうだ」
鞍馬麟次郎:「『家族』は見捨てられねえからな」
御神玲:「……」 乃亜を安全なところに寝かせ、話を聞いている。
十文字アオイ:「そうでしょう、そうでしょう。会って数時間程度の他人より、生まれ育った土地に住む家族のほうが、よほど大切だ」
鞍馬麟次郎:それだけ言うと、大ちゃんに携帯をパスします。
大門路夜暮:《急速分解》
十文字アオイ:「いやあ、さすがは伝説のチームですねえ。話が早くて助か──」
大門路夜暮:携帯を粉々にします
大門路夜暮:「私も一言言おうと思ってたんですけど」
GM:バギャアッ
大門路夜暮:「壊れちゃいましたね」
GM:携帯は一瞬で粉砕される。
鞍馬麟次郎:「しまらねぇなぁ」
大門路夜暮:「まあいいじゃないですか」
鞍馬麟次郎:「でも、そんくらいの方が、いや、そんなのがいいんだよ、大ちゃんの場合」
鞍馬麟次郎:「気合入ってるじゃねえか」
大門路夜暮:「大切なことは会って話さないと」
鞍馬麟次郎:大ちゃんの胸板を拳でこづき。
大門路夜暮:「鞍馬さんほどじゃないですよ」
御神玲:「桐島さん」 そのやりとりを見ながら。
御神玲:「乃亜と一緒だったんだな」
桐島三郎:「…ごめんなさい、玲くん。あたし…」
御神玲:頭を下げます。
桐島三郎:「あたしがいたのに……」
御神玲:「ありがとう。乃亜を守ってくれて」
御神玲:「あと、危険な目に遭わせてすまない。店のこともそうだが……僕ら兄妹にかかわらなければ、桐島さんが狙われることもなかったはずだ」
桐島三郎:「え、え」目を見張る。「だ、ダメよ玲くん!? あ、あたしにお礼を言うことない…」
御神玲:「言うさ。紫蜘蛛から逃げるのがどれだけ難しいか、知ったばかりだからな」 少し笑う。
御神玲:「すまないが、もう少しだけ乃亜を見ていてくれないか?」
御神玲:「ケリをつけてくる」
桐島三郎:「ま、待って」
桐島三郎:「もっ、もしかしてあなた達、アイツを止めるつもり…!?」
御神玲:「……」 他の三人に視線をやる。
西園寺ユウリ:「逆にそれ以外の選択肢を考えてるのが驚きだが……」
西園寺ユウリ:「なにかあるか……?」
桐島三郎:「相手はギャングチームでしょ!? ゆ、UGNは助けに来てくれないのよ!」
桐島三郎:「大勢の敵がいたらどうすんのよ…!? あんたら、たった4人で!」
鞍馬麟次郎:「じゃあ、横から美味しい所をかっさらわれる事もないな」
鞍馬麟次郎:「最高じゃねえか」
西園寺ユウリ:「そういうこった。邪魔もされねえってことだろ」
西園寺ユウリ:「あいつら敵だと厄介だからな?」
桐島三郎:「ちょ、ちょっと大ちゃん!」
大門路夜暮:「なんだろう」
桐島三郎:「大ちゃんも、UGNイリーガルでしょ! この子達に言ってやってちょうだいよ!」
大門路夜暮:「そうですねえ」
大門路夜暮:「よくいいました。皆、それでこそ独狼です」
西園寺ユウリ:「待て待て待て」
鞍馬麟次郎:「なんで、上から目線なんだよ?あ?」
西園寺ユウリ:「ヨル、お前今リーダー面する気だろうが」
大門路夜暮:「そういう流れじゃないんですか?」
大門路夜暮:「違ったみたいですよ三郎くん」
西園寺ユウリ:「今も昔も、お前がナンバー2という事実はねえからな」
大門路夜暮:「しょうがないなあ」
大門路夜暮:「じゃあ一番活躍した人が」
大門路夜暮:「暫定2位ということで」
西園寺ユウリ:「後悔すんなよ」
鞍馬麟次郎:「よし。玲、判定役は頼んだぜ」
鞍馬麟次郎:「大体、こういう時に一番偉いのは僕ですけどね。みたいな空気出すの止めろ!まじで!って思ってたからな。丁度良いぜ」
西園寺ユウリ:「アキもそれでいいか?」
大門路夜暮:「ダメですよ。鞍馬さん、ユウリくん」
御神玲:「おまえたち、本当に息が合うな」 オウガサイガを見て。
大門路夜暮:「アキラくんも、命とプライドかけるんでしょ」
大門路夜暮:「これから仲間でライバルですよ」
西園寺ユウリ:「だから聞いてんだろうがよ。それでいいかって」
西園寺ユウリ:「お前が一番活躍すりゃ、お前がNo.2だ。アキ」
御神玲:「わかった。僕が責任を持ってジャッジを……」
御神玲:「……」
御神玲:「ふ」
御神玲:「はははは。わかった、異論はない」
御神玲:「後悔するなよ?」
西園寺ユウリ:「そりゃこっちの台詞だ」
鞍馬麟次郎:「お。染まってきたじゃねぇか。いいねぇ、喧嘩の前はこうでなきゃな」
大門路夜暮:「私は後悔しませんよ」
大門路夜暮:「独狼はいつもさせる側です」
桐島三郎:「あ、あ、あ、呆れた……」頭を抱えている。
西園寺ユウリ:「なんだ。参戦するか?」
西園寺ユウリ:「構わねえぞ」
桐島三郎:「いやよ! あたしはここで、帰りを待ってるから」
鞍馬麟次郎:「構うわ。三郎にはやることあるだろ」
鞍馬麟次郎:「上手い飯用意して帰りを待っててくんな」
桐島三郎:「そういうこと!」ニッと笑う。「帰ってきたら、打ち上げパーティーよ!」
鞍馬麟次郎:その言葉を聞くとユウリ君の車の助手席に乗り込む。
西園寺ユウリ:「新装開店ってわけか。戸も換えたしな?」
桐島三郎:「また壊したら、ホントに許さないんだからねっ」「だから、絶対に帰ってきなさいよ!」
御神玲:「行こう夜暮。あっちにつくまでは僕がお前の手になる」 かわりに車のドアを開けてやる。
御神玲:「あっちについたら、逆で頼むぞ」
大門路夜暮:「任せてください」
大門路夜暮:「私がアキラくんの拳になりますよ」
西園寺ユウリ:「着くまではマジで絶対触んなよ」運転席へ。
鞍馬麟次郎:「おら、いちゃついてんなよ。豺、さっさと出せよ」カーステレオのスィッチを押し最大音量でつける。「時間ねぇぞ」
西園寺ユウリ:「バカ、足んねえもんがあんだろうが」
西園寺ユウリ:「旗あ出せ。独狼の出陣だろうが」
鞍馬麟次郎:「は。最ッ高ー!狂乱麗舞 爆走上等だぜっ」助手席の窓を開けてチーム旗を突き出す。
GM:狼の骸骨が描かれた真黒い旗が、薄汚れた曇天にはためく。
西園寺ユウリ:「飛ばすぞテメエら!ヨル以外はしっかり掴まってろ!」
西園寺ユウリ:「ヨルは何も触んな!」
大門路夜暮:「あはは。たった4人じゃないですよねえ」
大門路夜暮:「百人でも、千人でも、一人でも、私達は独狼」
大門路夜暮:「一匹いれば、蜘蛛の巣払うのは十分です」
御神玲:「……そういうかっこいいセリフは、自分でシートベルトを締められるようになってから言ってほしいな」
御神玲:かがみ込み、夜暮くんのシートベルトをしめてやった。
GM:シーン終了。
GM:最後のロイス・購入タイム!
大門路夜暮:大木チャレンジ!
大門路夜暮:2DX+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 3[2,3]+1 → 4
大門路夜暮:だめだめ
大門路夜暮:武器欲しいな~
御神玲:武器かったげる!
御神玲:大槌でいい?他にもっといいのあったっけ
西園寺ユウリ:大鎚が最高クラスじゃないかなあ
大門路夜暮:なんだかんだ大鎚メッチャ強いからなあ
鞍馬麟次郎:買えるもんだとそうですよね
大門路夜暮:あの伝説の高速振動ブレードと同じくらい強い
御神玲:だよね! 大槌(材木屋から失敬した角材)を狙います。
大門路夜暮:一本は高速振動ブレードでもいいかもなあ
御神玲:ほうほう
大門路夜暮:何故ならどうせポンケがないから
御神玲:ああそうか。どうせマイナーしないといけないんだ
西園寺ユウリ:ポルターと競合しない?
大門路夜暮:まあ大鎚優先か
大門路夜暮:たしかにそうね
大門路夜暮:やっぱ大鎚くんが最強だね
御神玲:命中補正考えると高速振動ブレードでもいいかなーと思ったけど
御神玲:いや高速振動ブレードにしよう! 財産も余ってるしね
御神玲:高速振動ブレード。
御神玲:4dx+6=>20
DoubleCross : (4R10+6[10]>=20) → 10[6,7,9,10]+5[5]+6 → 21 → 成功
御神玲:買えた! 夜暮くんにあげる。
大門路夜暮:やったー!
大門路夜暮:すぐにバラバラにするぞー!
GM:こわいよ!
御神玲:ロイスは、すごくすごく迷ったんですが
鞍馬麟次郎:バラバラにするけどさぁ
御神玲:桐島さんに取ります。
GM:おお!?
GM:いっ いいの!?
西園寺ユウリ:じゃあリンちゃんの強化素材買ったげようかな
西園寺ユウリ:4dx+1>=15
DoubleCross : (4R10+1[10]>=15) → 9[2,4,6,9]+1 → 10 → 失敗
御神玲:たぶん、玲のOPと全く同じような状況に陥って、それでも妹を見捨てないでくれたので
西園寺ユウリ:ダメだった!
西園寺ユウリ:おわり!
御神玲:あとかわいいから・・
鞍馬麟次郎:じゃあダメ元強化素材だ。
鞍馬麟次郎:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[3,5] → 5
鞍馬麟次郎:無理。
御神玲:-恩人/桐島三郎/○誠意/隔意/ロイス
GM:おお… GMは嬉しいです!どうぞどうぞ
御神玲:これでロイスは7枠! 購入も完了して、以上です。
鞍馬麟次郎:僕もロイス最後の一枠は 三郎ちゃんだな。取ろう。
御神玲:財産が15も余っちゃったぞ
鞍馬麟次郎:貴重な飯炊き要員/桐島三郎/○期待/隔意/ロイス
大門路夜暮:意外と余るもんだねえ
鞍馬麟次郎:以上で。
大門路夜暮:次はパワーアシストアーマー買おう!
GM:では、これでシーン終了!
大門路夜暮:ありがとう!
ミドルシーン10 [マスターシーン]
GM:マスターシーン。
GM:池袋区の東エリアに広がるスラム街。その最奥にある、展望タワー跡地。
GM:最上階が崩壊した展望タワーは、獣に噛み千切られたような様相を見せ、その周辺には無数のコンテナが放置されている。
GM:閉鎖されてから数年、かつては名所とされたその場所は、今ではすっかり荒廃しきっていた。
GM:その場所に、蜘蛛がプリントされた紫色のパーカーを着た二人の少年がいる。
トーチ:「………」コンテナのひとつを見る。
GM:そこには、乱雑に布で縛られた子供たちが押し込まれている。
トーチ:「玲は嘘つきだけど」
トーチ:「正しいことしか言わないんだよな」
十文字アオイ:「トーチ…」狼狽した表情。
トーチ:「アオイ。お前は俺を裏切り、FHに加担した。罪のない子供をお前の都合で犠牲にした」
トーチ:「玲も、お前のせいでチームから抜ける羽目になった」
トーチ:「全て許される行為じゃない。お前はチームから追放する」
十文字アオイ:「トーチ、どうして分からないんですか?」大仰な素振りをしながらトーチに歩み寄る。
十文字アオイ:「FHに協力すれば、君の症状を抑える薬を提供してくれるんです」
十文字アオイ:「君のためにやってるんだ。僕は。君を救いたくて…」
トーチ:「やめろ」言葉を制す。
トーチ:「そんな言い分、聞きたくない」
十文字アオイ:「どうしてですか? 僕は君にかけられたくだらない呪いを解きたいんです」
十文字アオイ:「ウイルスの代償に縛られて、自由に戦えない君など見ていられない」
十文字アオイ:「あの頃の君を…、スラム街で誰よりも強く闘う君を、また見たいんです」
トーチ:「…」目を逸らす。「…知ってるよ。そんなこと」
十文字アオイ:「だったら」トーチの胸倉を掴む。「なんで、いつもそうやって僕を見てくれないんですか?」
十文字アオイ:「ねえ、トーチ。これ、なんだと思います?」
GM:十文字アオイは、スマートフォンの画面を見せる。
GM:コミカルなフォントで『アップグレード・アップデート』を記されたアプリケーション。
十文字アオイ:「電子ドラッグの新作です。FHにね、報酬の前払いとして、もらったんですよ」
十文字アオイ:「これがあれば、僕の能力を更に強化し、その力で、君のウイルスを抑えることができる」
トーチ:「アオイ。やめろ」呻く。
GM:十文字アオイはアプリケーションを起動し、電子ドラッグを使用する。
トーチ:「やめろ……」
十文字アオイ:凶悪なレネゲイドウイルスが侵蝕し、体内で生成される毒が身体の表面に滲み出て皮膚を焼く。
十文字アオイ:「ああ、ようやく僕を見た」
GM:皮膚が爛れた禍々しい外見となった十文字アオイから、トーチに向かって毒紫の糸が伸びる。
GM:トーチに対し、Eロイス《砕け散る絆》を重ねて二回使用する。
GM:Eロイスの効果により、トーチが所有するDロイス【対抗種】×2が消失する。
十文字アオイ:「これで君は自由に闘える」嬉しそうに言う。
十文字アオイ:「あの頃のトーチが帰ってくる」
十文字アオイ:「二人で、最強のチームをつくると決めた、あの頃のトーチが」
トーチ:「ああそうだな」嘆息する。「この、バカ野郎」
トーチ:「………お前こそ、俺を見てないくせに」
トーチ:「紫蜘蛛を作る前の俺たちは、二人きりで、家族じゃなくて、親友だった」
トーチ:「だから俺は、お前を見捨てたりできないんだ」
GM:二人の紫蜘蛛は、狼を待ち受ける。
GM:シーン終了。
クライマックス:病み蜘蛛紫
GM:次のシーン。クライマックス!
GM:全員登場をお願いします。
鞍馬麟次郎:1D10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 2[2]+76 → 78
西園寺ユウリ:侵蝕率+6(1d10->6) (侵蝕率:81->87)
大門路夜暮:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 10[10]+78 → 88
御神玲:御神玲の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:89->92)
御神玲:ヨシ!
鞍馬麟次郎:GM。ジェネシフトして良いでしょうか?
GM:いいですよ!
鞍馬麟次郎:では。1dだけします。
鞍馬麟次郎:78+1D10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+5[5] → 83
GM:OK!
GM:では、キミ達の車が展望タワー跡に到着したところからスタートしていきましょう。
大門路夜暮:わーい
GM:曇天の薄暗い空に、うなりを上げたエンジン音が狼の遠吠えのように響き渡る。
GM:キミ達を乗せた車は、池袋区を駆け抜け、スラム街の最奥・展望タワー跡地へと到着しました。
鞍馬麟次郎:「よっしゃ豺、そのまま突っ込め!」
西園寺ユウリ:「待て、なんだそのままって」
鞍馬麟次郎:「あ?説明が必要な言葉を吐いた覚えはねぇぞ」
鞍馬麟次郎:「独狼の喧嘩は先手必勝だろうがよ」
御神玲:メガネケースからメガネを取り出している。無骨なデバイスがついたスマートグラス。
御神玲:「実際、何人待っているかわからない。突っ込むべきだろう」
西園寺ユウリ:「……タダで直せよ」
西園寺ユウリ:アクセルを思い切り踏み込む。
鞍馬麟次郎:「当然。そんために修理やってからな」
鞍馬麟次郎:笑いながら助手席の窓から体を半分乗り出して旗を振り回す。
大門路夜暮:「バイクより派手でいいですねえ」
GM:車はガラス製のドアを粉砕させながら、ド派手に展望タワーに突入する!
GM:バギャギャギャギャギャ!
御神玲:不要だろうけど、片手で夜暮くんの身体を支えてやります。どこにも触れないだろうから。
御神玲:「ッ……! 本当に派手だな!」
西園寺ユウリ:「ああ、クソ」
西園寺ユウリ:「やんなきゃよかったな……」
鞍馬麟次郎:「今夜は伝説が蘇る夜だからな。これでも地味なくらいだぜ」
西園寺ユウリ:「……ああ。DOKUROじゃあねえからな、俺らは」
GM:崩壊した上階から差し込む月明りが、瓦礫や飛び散ったガラス片を照らし出している。
御神玲:「夜暮。大丈夫か」 どこも壊していないか? の意味
大門路夜暮:「大丈夫ですよ。鞍馬さんが治してくれますから」
大門路夜暮:肘掛けをポイッとしながらいいます
御神玲:「……まあ、これだけ外装がボロボロになればな。ちょっとくらい内装が壊れても同じことか」 少し歪んだドアを開けてやる。
御神玲:外に出ます。
西園寺ユウリ:「いやヨルがやった分はヨルから取るからな」
大門路夜暮:「元から取れてた気がするなあ」
鞍馬麟次郎:「車(こいつ)の治療費は紫蜘蛛から取りゃいいのさ」
鞍馬麟次郎:髪を櫛で撫でつけ整えると白い鉢巻を巻き、同色の特攻服を翻すように羽織り、車から降りる。
GM:上階に、蜘蛛がプリントされた紫色のパーカーを着た二人の少年がいる。
御神玲:「トーチ……」「十文字」
大門路夜暮:「おや。意外と少ないですね」
鞍馬麟次郎:「極上二匹のお出迎えみたいだな。喧嘩別れするもんだと思ってたが」
トーチ:「素直に従うはずない」
十文字アオイ:「…玲くんおひとりをお呼びしたはずですが」
西園寺ユウリ:「人聞きが悪いな」
西園寺ユウリ:「一人で来いなんて言ったかよ?」
西園寺ユウリ:「連れてこい、だろ要求は。破っちゃいねえさ」
トーチ:「……連れて来た訳じゃないだろ?」
トーチ:「なあ、御神玲」
御神玲:「そうだ。僕は一方的に連れて来られた子供じゃない」
御神玲:「僕"が"来たんだ。トーチ」 上階のトーチを見上げる。
御神玲:「身体はもういいのか?」
トーチ:「お陰様で」小さく笑う。「親友から気付け薬をもらったんだ」
御神玲:「家族……元、家族として一言忠告する。FHはまともな組織じゃない」
御神玲:「何も見なかった事にして、今すぐこの件から手を引け。十文字は僕らが倒す」
十文字アオイ:「何を…」
御神玲:「お前がこれ以上身体を張る必要はないんだ。トーチ」
トーチ:「うん。分かるよ、お前の言いたいことは」十文字アオイを手で制す。
トーチ:「まったくもって、同感だ。FHなんかクソくらえと思ってる」
御神玲:「それなら……!」
トーチ:「でも」「アオイは家族の前に、親友なんだ」
トーチ:「親友がはじめた喧嘩だ。だったら俺は、最後まで付き合う」
御神玲:「……らしい。すまないが、説得は無理そうだ」 三人に言う。
御神玲:「ああなったトーチはてこでも動かない」
西園寺ユウリ:「何。説得が成功しちまわなくてよかったくらいだ」
西園寺ユウリ:「こいつらの収まりがつかねえ」
鞍馬麟次郎:「ま、引けない理屈としては通ってる。俺も豺が始めた喧嘩なら、多分最後まで付き合うと思うしな」
大門路夜暮:「ユウリくんは止めそうですけどね、鞍馬くんが喧嘩しようとしたら」
鞍馬麟次郎:「俺の方が強いから、止められねえだろ」
大門路夜暮:「トーチさんは強いのに止めないんだなあ」
西園寺ユウリ:「止めるだけ無駄だからしねえんだよ」
西園寺ユウリ:「勝手に売って勝手に負けてろ。くたばんなきゃそれでいい」
鞍馬麟次郎:「そもそも売らねーよ。勝手に買ってくるのは俺じゃなくて大だしな」
大門路夜暮:「ものもらいと借金以外はもらっちゃうんですよねえ」
鞍馬麟次郎:「しかも、勝手にくたばりそうなのも大だろうが。で、ともかく、止める気もねえし、売られた喧嘩は買いに来てやったぜ」
鞍馬麟次郎:「町の連中に手を出しやがって!こちとらはらわた煮えくりかえってんだよ」
西園寺ユウリ:「買ったからには、喧嘩のルールを教えてやるさ。ニュービーども」
西園寺ユウリ:「強い方が勝ちだ」
十文字アオイ:「寄せ集めの老害どもに、そのまま教えてあげますよ」
十文字アオイ:「弱い方が負けるって」
鞍馬麟次郎:「は。俺らが老害なら、お前らは死骸もいいところだぜ!」
トーチ:「…行くぞ。親友」
GM:二人の少年が、蜘蛛の糸を広げた二階から飛び降り、キミ達に向けて襲い掛かる!
GM:レネゲイドが共鳴し、キミたちの衝動を喚起する!
GM:衝動判定!難易度は9!
御神玲:ノイマンだから精神は高いんだぜ……無駄にな!
大門路夜暮:がんばり
御神玲:8dx+1=>9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[1,2,3,5,5,7,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功
御神玲:御神玲の侵蝕率を+14(2d10->10,4)した(侵蝕率:92->106)
鞍馬麟次郎:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[4,10,10]+6[5,6]+1 → 17
鞍馬麟次郎:83+2D10
DoubleCross : (83+2D10) → 83+15[5,10] → 98
西園寺ユウリ:6dx+2>=9
DoubleCross : (6R10+2[10]>=9) → 9[3,6,6,8,8,9]+2 → 11 → 成功
西園寺ユウリ:侵蝕率+16(2d10->6,10) (侵蝕率:87->103)
大門路夜暮:4DX+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 6[4,4,4,6]+3 → 9
御神玲:みんな結構あがるなあ
大門路夜暮:セーフ
大門路夜暮:2d10+88
DoubleCross : (2D10+88) → 12[2,10]+88 → 100
御神玲:ぴったり!
大門路夜暮:ぴったり
GM:理想的だなあ
GM:では、戦闘の状況説明!
GM:敵はトーチ・十文字アオイの二体。
GM:本来戦闘に加わるはずだったトループがいましたが、ミドル戦闘で、1ラウンドの間にトループを倒し切ったので、
GM:ボーナスとして今回の戦闘には現れません。
御神玲:あっやった!
GM:悔しいぜ!
大門路夜暮:ボロボロにされてしまった
GM:そしてトーチはDロイス【対抗種】が消失しており、また《超人的弱点》《超人的弱点Ⅱ》の効果は適用されません。
GM:敵との距離は10m。エンゲージは敵二人とPC四人でそれぞれ。
トーチ[12] 十文字[7]
10m
大門路[4] 鞍馬[7] 西園寺[3] 御神[8]
御神玲:つまりこうというわけね
GM:そのとおり!
西園寺ユウリ:えらさ
GM:では、戦闘に入りましょう
■ROUND-01
GM:1ラウンド目!セットアップ!
大門路夜暮:入るぜ!
西園寺ユウリ:なし
十文字アオイ:《アクセル》を使用。今ラウンドの行動値を+10。行動値17になります。
トーチ:《蹂躙する蹄》。このラウンド間の攻撃力が上昇します。
御神玲:げっ
御神玲:コンボ『ギャンビット』。《常勝の天才》《戦術》《ファンアウト》を夜暮、オウガ、サイガに。
御神玲:ラウンド間の攻撃力+32。メジャーダイスが+5で、ただちに戦闘移動しておくれ!
御神玲:御神玲の侵蝕率を+16した(侵蝕率:106->122)
大門路夜暮:もらいっ
西園寺ユウリ:受けた!
大門路夜暮:9mトーチ君達に向かって近づこう
西園寺ユウリ:残ってアキをカバーします
鞍馬麟次郎:《ファンアウト》による移動で敵にエンゲージします。ブルーゲイルをかみ砕きます。行動値+5 行動値7→12
鞍馬麟次郎:98→103
大門路夜暮:《フルパワーアタック》を使用。ラウンド中攻撃力を+20します
大門路夜暮:侵食は+4
西園寺[3] 御神[8]
9m
大門路[0]
1m
鞍馬[12]
アオイ[7] トーチ[12]
GM:こうわね
御神玲:「IBIS起動。戦況分析を開始」 スマートグラス越しに、自分専用の電子モニタをいくつも表示させる。
御神玲:Ikebukuro Battle Intelligence System、《IBIS》。もともと紫蜘蛛の指揮を最適化する為に外部で作らせたスマートグラス用プログラム。
御神玲:「どこぞの誰かのようにNo.2を名乗るつもりはないが、適材適所という言葉がある」
御神玲:「僕が指揮を執るぞ。かわりに、絶対の勝利を約束しよう」
西園寺ユウリ:「ここじゃ珍しいタイプだよな。任せるぜ」
西園寺ユウリ:「アキが要だ。狙わせもしねえさ」
鞍馬麟次郎:「そっち任せたぞ豺。玲傷モンにすんなよ。お前が傷つく分にはついでに修理してやっけどよ」
西園寺ユウリ:「リンに仕立屋ができっかよ」
西園寺ユウリ:「ヨルにNo.2が出来ねえくらい出来ねえ」
大門路夜暮:「どこぞのNo2も任せます」
GM:では、イニシアチブ!
GM:最初は行動値17の十文字アオイの手番。
御神玲:イニシアチブで行動します。コンボ『オーバー・ステップ』:《触媒》。
GM:ほいほい!
御神玲:鞍馬くんを即時行動させます。
十文字アオイ:「その指揮を学んだのは、誰の元でなんですかね…?」皮膚が爛れた顔面で、引き攣ったような笑みを浮かべる。
御神玲:「言葉を返すようだが、紫蜘蛛の参謀は僕だ。指揮も半分くらいは僕がやっていた──だいぶ初期からな」
御神玲:「当然、お前たちがどう動くか。どのようにフォーメーションを組み、どう対応するか」
御神玲:「すべて把握している」 喋っている内容に大して意味はない。一瞬こちらに注意を向ければ、それで十分。
御神玲:先の戦闘でメンバーの特性は把握した。隙さえ作れば、あとはこいつが勝手にやる。
十文字アオイ:「ずいぶん彼らに染められたみたいですね、玲さん…!」挑発に乗る。
鞍馬麟次郎:「あ?出来ない事はないぜっと、社会人舐めんなよ。そんで」
鞍馬麟次郎:「紫蜘蛛の喧嘩はお上品だな。喰っちゃべってるのを聞く余裕があるなんてな!」
鞍馬麟次郎:《コンセントレント:エグザイル》《オールレンジ》《鮮血の一撃》《血の宴》《始祖の血統》+守護天使
鞍馬麟次郎:範囲で2人を攻撃するぜ!
大門路夜暮:がんばれ~
GM:こい!
御神玲:メジャーダイス+5もわすれないでね!
鞍馬麟次郎:41dx7
DoubleCross : (41R10[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[2,3,4,4,4,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,1,2,6,6,6,8,8]+10[7,8]+6[5,6] → 46
御神玲:アドヴァイス乗せたかったなあw
トーチ:ドッジ!
トーチ:12dx+6>=46
DoubleCross : (12R10+6[10]>=46) → 10[1,2,2,2,3,3,4,4,5,7,7,10]+8[8]+6 → 24 → 失敗
御神玲:怖いなこいつ!
十文字アオイ:ドッジ!
十文字アオイ:6dx+1>=46
DoubleCross : (6R10+1[10]>=46) → 10[2,2,5,6,10,10]+5[3,5]+1 → 16 → 失敗
GM:ダメだな! ダメージお願いします。
鞍馬麟次郎:5D10+44
DoubleCross : (5D10+44) → 38[8,10,1,10,9]+44 → 82
鞍馬麟次郎:装甲とか有効!
GM:何それは!
十文字アオイ:《ひらめきの盾》。ダメージを-10点。
GM:さすがにまだ二人とも生存です。
GM:演出どうぞ。
鞍馬麟次郎:ひらめきの盾の対象はアオイ君のみですかね?
鞍馬麟次郎:それともお二人に?
GM:十文字アオイだけですね!
鞍馬麟次郎:OKです!では演出!
御神玲:「そこだ……! 突っ込んで分断しろ、オウガ!」
鞍馬麟次郎:玲の喋り出しと同時に大きく跳躍し二人の眼前に飛び出した。
鞍馬麟次郎:「この場合、活躍度は」
鞍馬麟次郎:旗槍の持ち手を下げ石突き近くを握る。そのまま旗槍の長さ全てを使うように大きく振り回す。
鞍馬麟次郎:「二人で山分けって事で良いか?」
鞍馬麟次郎:トーチとアオイ、二人を巻き込むように払った一撃。得物の長さに任せた力づくで大雑把に見える攻撃。
鞍馬麟次郎:しかし、その実、肉体運動を完全制御できる麟次郎の捌きである。狙いは恐ろしく精妙だ。まともに当たれば肋骨を砕き、昏倒は必至。
鞍馬麟次郎:抗争の際に強引に道を開け突破するために使っていた、蝗呀の十八番である。
十文字アオイ:「くっ…!」回避が間に合わず、攻撃をマトモに食らう。
鞍馬麟次郎:周囲に散らばった雑多な破片を巻き上げながら独狼の旗が派手に舞う。
十文字アオイ:あたる直前に全身から毒を噴出し、旗を腐らせて衝撃を弱める。
トーチ:「DOKUROの旗」
トーチ:「まだ持ってたんだ」
御神玲:(初手でどちらかを落としたかったが)
御神玲:(流石に無理か。紫蜘蛛のNo1・2は伊達じゃないな)
鞍馬麟次郎:「魂を捨てられるわけはねぇよな」
鞍馬麟次郎:「手前の家族と同じだろうが、ボケ」
鞍馬麟次郎:103→120
鞍馬麟次郎:言葉に応えて獰猛に楽しそうに嗤う。
トーチ:「うん」楽しそうに笑っている。「…フツーの攻撃が、フツーに痛いの、久々」
鞍馬麟次郎:「あ?極上の痛みってんだよ、それは。喧嘩して強い奴に殴られるのは、嬉しいだろうが」
GM:では、改めて行動値17のアオイの手番。
十文字アオイ:「思い知らせてあげますよ。僕たちの魂も…!」
鞍馬麟次郎:「来な!」
十文字アオイ:マイナーで《猛毒の雫》《クイックモーション》《アサルトルーティン》。
十文字アオイ:《クイックモーション》の効果により戦闘移動します。
鞍馬麟次郎:HP消費27→22
トーチ:このタイミングで、オートで《間隙の魔術師》。アオイは任意の場所に移動できます。
大門路夜暮:そんなあ
御神玲:また縮地が乗っちゃう
十文字アオイ:麟次郎くん・夜暮くんを飛び越え、ユウリくん・玲くんのエンゲージに接近。
御神玲:違う、バックスタブか
御神玲:うわあこっち来た!
西園寺[3] 御神[8]
アオイ[7]
9m
大門路[0]
1m
鞍馬[12]
トーチ[12]
十文字アオイ:メジャー。《絶対の恐怖》《言葉の刃》《テンプテーション》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》。
十文字アオイ:命中するとレベル20の邪毒が付与される!
西園寺ユウリ:高!
大門路夜暮:アウトブレイクはシーンだ!
十文字アオイ:《アウトブレイク》の効果でシーン攻撃します!
御神玲:Lv20て
トーチ:《ウインドライダー》を5回分使用します。命中判定のダイス+10個。
十文字アオイ:命中判定いきます。
十文字アオイ:20dx+14
DoubleCross : (20R10+14[10]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,7,8,8,9,10,10,10,10]+10[2,4,7,10]+9[9]+14 → 43
御神玲:グエーッ
鞍馬麟次郎:一応ドッジだぜ。
鞍馬麟次郎:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[2,3,4,9,9,10,10]+7[3,7] → 17
御神玲:しかも絶対の恐怖入ってるから装甲無視かこれ……ドッジ。
御神玲:4dx=>43
DoubleCross : (4R10[10]>=43) → 8[3,3,5,8] → 8 → 失敗
大門路夜暮:ドッジかな~
御神玲:まあ駄目!
大門路夜暮:10DX
DoubleCross : (10R10[10]) → 8[1,1,2,2,3,5,6,7,8,8] → 8
御神玲:サイガシールド!サイガシールド!
大門路夜暮:だめも
西園寺ユウリ:耐えられなさそうだが……
西園寺ユウリ:まあやろう。
西園寺ユウリ:「気勢無しの左手(ヴィガーノート)」。《戦士の知恵》《軍神の守り》《氷盾》。
西園寺ユウリ:玲をカバーリング。
西園寺ユウリ:侵蝕率+1 (侵蝕率:103->104)
十文字アオイ:ではダメージ!
十文字アオイ:5d10+20 装甲値無視
DoubleCross : (5D10+20) → 27[1,5,3,9,9]+20 → 47
十文字アオイ:47ダメージ!あと邪毒20レベルを付与されてください。
御神玲:おっ低い!
大門路夜暮:耐えられない!倒れるよ
大門路夜暮:十文字アオイくんにロイスを取ってタイタスにしよう
西園寺ユウリ:ガードが32だから15点になって
西園寺ユウリ:この倍で30か。耐えられないな
西園寺ユウリ:十文字アオイにとります。
大門路夜暮:ダメだぞ/十文字アオイ/P:同情/N:憤懣/ロイス これをタイタスにして昇華。復活しよう
大門路夜暮:Hp17に。
御神玲:こっちはユウリくんにカバーしてもらったので無傷。
西園寺ユウリ:喧嘩相手/十文字アオイ/有意/憤懣:○/ロイス
西園寺ユウリ:これを昇華して復活。
鞍馬麟次郎:復活は決まってますが。相手の攻撃演出ののちにやりたいです
GM:なるほど いいでしょう!
GM:では、先に演出しますね。
十文字アオイ:「はは」「だから貴方は単調すぎるからダメなんですよ?」挑発するように笑う。
十文字アオイ:「まずは弱い奴から攻める」「動き回って間合いを図る」「あそこの玲さんから教わってみたらどうですか?」
トーチ:指先から背後の壁に向けて糸を発射して、
十文字アオイ:それを受け取って振り子のように飛翔し、毒をばら撒いていく。
御神玲:動かない。指先を伸ばし、軽くスマートグラスを直すのみ。
鞍馬麟次郎:「ちょこまかと逃げやがる。ぐっ」
御神玲:「毒か……」
十文字アオイ:雨のように降り注ぐ猛毒の糸は、触れた瞬間に全身を蝕む!
御神玲:「厄介だぞ。いけるか、サイガ?」
西園寺ユウリ:「いや」甲冑を纏った手を振るう。
西園寺ユウリ:「無理だな」冷気の壁が、気流の流れを作る。糸を逸らすのではなく、
西園寺ユウリ:誘導する。
西園寺ユウリ:「やらしい置き方しやがる……ぐっ」顔を歪める。
GM:猛毒の糸の群れは冷気に沿ってユウリくんに降り注ぐ!
大門路夜暮:「すごい気持ち悪くなりますねこれ」
大門路夜暮:「ごはん食べれないかも。子供といい街の人といい、ひどいことばっかしますね」
西園寺ユウリ:「ヨルがいうと大したことねえように聞こえるな」笑う。
大門路夜暮:「余計許せなくなりましたよ」
西園寺ユウリ:「まあ、そう思おうか」
鞍馬麟次郎:毒に蝕まれた体を億劫そうに動かす。後方に首を向ける。
鞍馬麟次郎:「豺は玲を守ったか。傷一つついてねぇ。あいつマジで良いとこ見せやがるな。こっちも負けてられっかよクソッタレ!」
鞍馬麟次郎:「マジでよ。並び立つ、俺が無様を見せられないぜ、なぁ、おい」
鞍馬麟次郎:気合を入れて自分の膝を思い切り叩き立ち上がる。
鞍馬麟次郎:豺ちゃんをSロイス指定して昇華します。そして不利な状態を全部消しつつHP全快で復活します。
GM:おおお
GM:了解です。
GM:では、次は麟次郎くんの手番かな
大門路夜暮:がんばれりんくん!
鞍馬麟次郎:そのまま場に残ったトーチ君を攻撃します。
鞍馬麟次郎:《コンセントレント:エグザイル》《オールレンジ》《鮮血の一撃》《始祖の血統》+守護天使
鞍馬麟次郎:41dx7
DoubleCross : (41R10[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,3,3,4,5,5,7,7,7,8,9]+6[2,3,4,4,6] → 26
鞍馬麟次郎:41個ーw
トーチ:おおっ!ドッジ!
トーチ:12dx+6>=26
DoubleCross : (12R10+6[10]>=26) → 10[1,1,1,1,2,4,6,7,7,9,10,10]+9[9,9]+6 → 25 → 失敗
御神玲:あぶねえ!
トーチ:ギエーーッ
鞍馬麟次郎:あっぶねえw
西園寺ユウリ:恐ろしい世界
トーチ:くそう!ダメージください。
鞍馬麟次郎:3d10+44
DoubleCross : (3D10+44) → 25[10,9,6]+44 → 69
西園寺ユウリ:ダメージ高!
鞍馬麟次郎:装甲とか有効。
十文字アオイ:オートで《ひらめきの盾》を使用し、ダメージ軽減します。
トーチ:それでもダメでした。一度戦闘不能になります。
トーチ:《蘇生復活》を使用。HP1で復活。
GM:演出どうぞ。
鞍馬麟次郎:それでは演出をいきます。
鞍馬麟次郎:「タイマンだぜ。トーチ」
鞍馬麟次郎:旗槍を軽く回して切っ先を相手に向け
鞍馬麟次郎:突き出すと同時に肘と手首の動きで軌道を変える。相手が逃げる方向を勘で見当をつけ、繰り出される変則刺突。
鞍馬麟次郎:避けたはずなのに、旗槍が意思を持つように曲がり追尾して当てられる。そんな錯覚に陥るふざけた攻撃だ。
鞍馬麟次郎:「狡すっからい真似するようなのはカモだぜ。逃げなければ勝手に逸れるんだが、受け止めるような度胸がなけりゃこの通りよ」
鞍馬麟次郎:トーチの体に刻まれる裂傷。
鞍馬麟次郎:「いや、流石に頭か、これに対応するとはな。ぎりぎりだったが、当たりは当たりだ」
トーチ:「……うん」槍に耐えきり、体を再生させながら頷く。
鞍馬麟次郎:「あ。そーだ。玲はウチで貰うから、そこは安心しな」
鞍馬麟次郎:120→130
御神玲:「トーチよせ! 身体が治ったとしても、オーヴァードの再生能力には限度がある!」
御神玲:「十文字は……十文字はもうオーヴァードじゃないんだ。そいつと同じレベルで再生させれば、お前まで戻れなくなるぞ!」
トーチ:「ありがと。アキ」目を細める。
トーチ:「でもこれは。俺の意地だから」
トーチ:「最後まで諦めないよ」
GM:次は行動値12のトーチの手番ですね。
大門路夜暮:頭の意地だ
トーチ:マイナー。《一角鬼》《鷹の翼》を使用し、武器を作りながら戦闘移動します。
トーチ:移動時に《縮地》を使用、その効果で任意の場所に移動します。
大門路夜暮:「まだ動けるんですねえ」
トーチ:前方1m、右に4m移動します。
西園寺[3] 御神[8]
アオイ[7]
9m
大門路[0] 4m トーチ[12]
1m
鞍馬[12]
トーチ:メジャー。《コンセントレイト:キュマイラ》《吹き飛ばし》《天を統べるもの》《形なき剣》《アニマルテイマー》。
トーチ:夜暮くんに攻撃。
大門路夜暮:吹き飛ばされるー
トーチ:16dx@7+6 ドッジのダイス−5、命中すると4m吹き飛ばされます。
DoubleCross : (16R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,5,6,6,8,9,10,10,10]+10[5,7,10,10,10]+3[1,2,2,3]+6 → 29
トーチ:あっ失礼!
トーチ:ドッジ-3です。
大門路夜暮:ドッジ!
大門路夜暮:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,4,6,7,10,10]+9[7,9] → 19
大門路夜暮:ちょっとがんばったけどだめ
大門路夜暮:ダメージください!
トーチ:じゃあ、ダメージ出します。
トーチ:3d10+54
DoubleCross : (3D10+54) → 16[4,4,8]+54 → 70
トーチ:装甲値有効。
大門路夜暮:高いな~
トーチ:また、後方に4m吹き飛ばされてください。
大門路夜暮:戦闘不能に。初期ロイスのジョーくんをタイタスにして復活しよう。
大門路夜暮:4mも吹き飛ばされてしまった
西園寺[3] 御神[8]
アオイ[7]
5m
大門路[0]
4m
(さっきまで夜暮くんがいたとこ) 4m トーチ[12]
1m
鞍馬[12]
GM:誰がどこにいるのかわかんなくなってきたら言ってください
GM:9m進んだ夜暮くんは、4m後ろに戻されて、いまスタートから5m進んだところにいます
GM:では、演出いきます!
大門路夜暮:こい!
トーチ:「動くよ」夜暮くんに言う。姿勢を低くして駆け出し、麟次郎くんの間合いから脱出する。
トーチ:「今日はドア、持ってないの?」
大門路夜暮:「人のですからねえ」
大門路夜暮:「うわ、こっちきた」
トーチ:「じゃ、やりやすいな」瓦礫を利用して飛び上がり、くるくると回りながら飛び蹴りを食らわす。
大門路夜暮:殆ど無防備に飛び蹴りを食らい、吹き飛ばされます。
トーチ:─ド ゴッ !
御神玲:「……夜暮!」
大門路夜暮:のっそりと起き上がりながら。「うーん……」
大門路夜暮:「かわいいものは好きなんですけど」
大門路夜暮:「君は苦手かもしれないですね」
トーチ:「俺、かわいくないよ」
トーチ:トン、トンとその場で飛んで姿勢を整える。
大門路夜暮:「玲くんも同じこと言いそう。やっぱり家族は似るんですねえ」
大門路夜暮:「げほっ。思ったより効いてるな。ちょっとがんばらないとな」
GM:次は行動値8の玲くんの手番です。
御神玲:「かわいいよりはカッコイイ路線で押していきたいんだがな。夜暮、二歩下がれ」
御神玲:コンボ『プロモーション』。《アドヴァイス》を夜暮くんに飛ばして、次のメジャーダイス+2、C値-1。
鞍馬麟次郎:「俺の携帯の仇とるまでくたばんじゃねえぞ」
御神玲:戦術とあわせて、次の夜暮くんのメジャーダイスを+7。C値を-1。
御神玲:上空のヘリから細長いコンテナが投下されます。事前手配した武器が届いた。
大門路夜暮:「なんか落ちてきましたね」
御神玲:「対物ライフルだ」
御神玲:「アメリカ海軍正式採用、バレットM82A3──総重量は13kg。僕では無理だが」
御神玲:「お前なら反動に耐えるだろう。好きに使え」
御神玲:「この戦いを長引かせるべきじゃない。迅速に終わらせるべきだ。そうだろう、夜暮」
大門路夜暮:「そうですね。街の皆のことも有るし、何より」
大門路夜暮:「そろそろ夕飯時ですからね」
西園寺ユウリ:「いやおい待てそりゃ反動には耐えるだろうが──」
大門路夜暮:「三郎くんもノアちゃんも心配しちゃいますよ」
西園寺ユウリ:銃のほうが反動に耐えないだろう、の言葉を飲み込む。
御神玲:「そう、商店街のみんなが危……夕飯?」
鞍馬麟次郎:銃の撃ち方知ってんのか、そもそも?の言葉を飲み込む。
御神玲:「いやまあいいか。頼んだぞ、夜暮!」 スマートグラスでトーチと十文字のバイタルを計測してます。後ろに下がる。
GM:では、次は行動値3のユウリくん!
西園寺ユウリ:はい。マイナーはなし
西園寺ユウリ:メジャー『慈悲無しの右手(マーシーノート)』:《コンセントレイト:ノイマン》《スキルフォーカス:RC》《焦熱の弾丸》《魔獣の衝撃》。
西園寺ユウリ:トーチを攻撃。
トーチ:まて!
西園寺ユウリ:待つ!
御神玲:いぬみたい
トーチ:《ジャミング》!
トーチ:命中判定のダイス-3個して!
西園寺ユウリ:たくさん減っちゃった
西園寺ユウリ:13個になりました。振ります。
御神玲:オウガ君からちょっと借金したい
トーチ:いや多いよ…!
鞍馬麟次郎:いいよw
西園寺ユウリ:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,5,6,6,7,9,9,10]+10[1,5,8,9]+10[2,8]+2[2]+4 → 36
西園寺ユウリ:いいかんじ
トーチ:ドッジ!
トーチ:12dx+6>=36 起これ!奇跡!
DoubleCross : (12R10+6[10]>=36) → 10[1,3,3,3,4,4,6,9,9,9,10,10]+6[5,6]+6 → 22 → 失敗
トーチ:起こらない!
トーチ:ダメージどうぞ。
西園寺ユウリ:4d10+41 装甲有効
DoubleCross : (4D10+41) → 23[9,5,7,2]+41 → 64
トーチ:HP1だって言ってんでしょ!
トーチ:戦闘不能になります。
西園寺[3] 御神[8]
アオイ[7]
5m
大門路[0]
5m
鞍馬[12]
GM:演出どうぞ!
西園寺ユウリ:「アキを呉れたよしみだ。俺からも慈悲を呉れてやるよ」
西園寺ユウリ:素手を構える。慈悲なしの右手。
トーチ:「……」ユウリくんを見る。
西園寺ユウリ:「フツーに倒される方がいいだろ?」拳を振りかぶり、離れたとこから撃ち抜く。
西園寺ユウリ:「少なくとも俺ならさ」冷気の衝撃波が殺到する。
西園寺ユウリ:「ヨルにグチャグチャにされるのは御免だ。そいつで寝てろ」
西園寺ユウリ:それは激しい破壊を生むものではない。
西園寺ユウリ:最小限の殺傷力で、相手を戦闘不能へと至らしめる。
西園寺ユウリ:そういう牙だ。
西園寺ユウリ:侵蝕率+2 (侵蝕率:104->106)
トーチ:「……ッ!」小柄な身体に、衝撃派が激突する。
鞍馬麟次郎:「はん、なんだかんだでガキ好きだよな。優しいこって。取りあえず、4割が玲 5割が俺 豺の仕事は良いとこ1割だろ」
西園寺ユウリ:「驚きだな。取り損ねたやつの取り分なんてあるのか?」
大門路夜暮:「私も痛いの我慢しましたよ」
大門路夜暮:「4割位私のおかげ」
鞍馬麟次郎:「な訳ねーだろ!大ちゃんはこっからが本番だかんな」
西園寺ユウリ:「そうだな……今のところは4厘くらいヨルのおかげだ」
西園寺ユウリ:絶対に理解できてないと思っている。
御神玲:「僕が5割だな。誰よりも早く先手を打ってチャンスを作った……ふむ」
御神玲:「そうだな。まだ僕だけ夜暮の真価を見れていなくて寂しかったところだ」
御神玲:「そろそろ本気を出してくれ。《破壊神》」
トーチ:「悪いな、アオイ。後は任せた」地面に崩れる。
大門路夜暮:「期待されてますねえ。これはがんばらないとなあ」
十文字アオイ:「…」憎悪に歪んだ表情で、キミ達を睨む。「殺す…!」
鞍馬麟次郎:「美味しい所を横からかっさらいたい。って言ったの大ちゃんだべ。ほら、怖い顔してるヤツんとこ行ってやれ」
GM:では、次は行動値0の夜暮くんの手番!
大門路夜暮:私の手番だぜ!
大門路夜暮:マイナーで《原初の黒:ポルターガイスト》。アンチマテリアルライフルを破壊して攻撃力を+20
大門路夜暮:オートアクションでウェポンケースから大木を取り出して装備。同じくアームドスーツを取り出して装備
大門路夜暮:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:一閃》。アオイくんにエンゲージしながら攻撃します
大門路夜暮:17DX6 ほっ
DoubleCross : (17R10[6]) → 10[1,2,3,3,3,3,3,4,4,4,6,6,7,7,7,7,10]+10[2,4,5,7,7,10,10]+10[1,8,9,9]+4[1,4,4] → 34
大門路夜暮:意外と回らない
御神玲:じゅうぶんじゅうぶん!
西園寺[3] 御神[8]
大門路[0] アオイ[7]
10m
鞍馬[12]
十文字アオイ:ドッジするぞ!
十文字アオイ:6dx+1>=34
DoubleCross : (6R10+1[10]>=34) → 10[1,2,3,3,4,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗
十文字アオイ:ムキー!ダメ!
大門路夜暮:「これは確かに良いもんですねえ」バキバキ、メキッ。コンテナに指をねじ込み、引きちぎりながら中身を引き出す
大門路夜暮:ではダメージ行きましょう
GM:こい!
大門路夜暮:ダメージの直前に《原初の白:オーバーロード》。大木を指定。武器を破壊する代わりに攻撃力を倍にします
十文字アオイ:怖っ
大門路夜暮:4d10+20+32+20+8+8+8
DoubleCross : (4D10+20+32+20+8+8+8) → 20[3,6,2,9]+20+32+20+8+8+8 → 116
御神玲:ヒエー
十文字アオイ:エーー
大門路夜暮:装甲とガードは有効!
十文字アオイ:そういう問題ではない!
西園寺ユウリ:ヤバ
十文字アオイ:戦闘不能になります。《アクアウィターエ》で復活。
大門路夜暮:「とっても頑丈そうですよ。これなら」「3回位はもちそうですね」
御神玲:「……いや待て、待て夜暮!?」
御神玲:「それは殴りに使うものじゃない!」
大門路夜暮:右手で中のアンチマテリアルライフルを掴み、引っかかったコンテナごと
十文字アオイ:「は…!?馬鹿ですか。その銃をなんだと思ってい──」
鞍馬麟次郎:「玲 そもそもよー。なんで大ちゃんが銃の撃ち方知ってると思ったんだ?」
西園寺ユウリ:「当然理解していると思ってたんだが……」
西園寺ユウリ:「いいのか壊させてと思ってたぞ」
大門路夜暮:力任せに十文字アオイに向かって叩きつけます。馬鹿げた怪力によって成し遂げられる、超質量と速度を兼ね備えた一撃
御神玲:「…………計画通りだ。分かっていたさ、もちろん」
大門路夜暮:──ゴオオオン!
御神玲:「言ってみただけだ」
大門路夜暮:鐘つきのような
御神玲:露骨に顔を歪めている。
十文字アオイ:「ぐ……あがっ!?」弩級の一撃に脳天から潰される!
大門路夜暮:金属がぶつかる巨大な音を周囲に響かせながら、コンテナがばらばらになる
西園寺ユウリ:「あれトーチに充てがうわけに行かねえだろ」
大門路夜暮:「銃はまだ無事ですよ」握力で銃身が潰されたライフルを持ちながら
西園寺ユウリ:「俺の功績が一つでかくなったな」
十文字アオイ:土煙が巻き上がる。地面がめり込み、存在ごと粉砕されかけ。
大門路夜暮:「あと2発はいけます。あなたもまだ来ますよね」
御神玲:(死ぬからな。普通のオーヴァードだと……)
鞍馬麟次郎:「そういうカウントは小ズルイが過ぎると思うんだがな」
大門路夜暮:「皆のこと謝らないと、私は許しませんからね」
十文字アオイ:糸で千切れかけた身体を繋ぎ止め、猛毒を溢れさせた禍々しい姿となって復活する。
十文字アオイ:「何で謝る必要があるんですかね…!? 僕は、チームのために必要なことをしているだけ…!」
十文字アオイ:「ああ、いけますよ。あなた達を全員、殺すまでね…!」
GM:ではクリンナップ!
GM:邪毒を食らってる人は、ここで60ダメージを受けてね!
大門路夜暮:めちゃめちゃ食らうよ!
大門路夜暮:あ、侵食率上げてない
御神玲:あっくらってる!
西園寺ユウリ:食らう!当然死ぬので
御神玲:いやくらってない
御神玲:守ってもらったんだ。無傷!
大門路夜暮:マイナーで6点、メジャーで5点、オートで5点上がったので16上がってちょうど120
GM:玲くんは無傷で、麟次郎ちゃんはさっき回復しましたわね
西園寺ユウリ:トーチのロイスで復活します。
鞍馬麟次郎:ふふ。Sロイスで消した、無傷ー
御神玲:Su-pa- Roisu
大門路夜暮:ユウリくんのロイスをタイタスにして復活しよう
大門路夜暮:まだ倒れてないぞ!
御神玲:「全員大丈夫だな? ……まあ、DOKUROがこの程度で倒れて貰っても困るんだが」
御神玲:「あれがジャームか」
大門路夜暮:「大分気持ち悪いですね」
鞍馬麟次郎:「向こう側に逝っちまったやつだな」
大門路夜暮:「でもこれからって言われちゃったからなあ」頑張って立ってます
西園寺ユウリ:「そういうこった」
西園寺ユウリ:「んなもんにやられてやるわけには行かねえさ」
鞍馬麟次郎:「UGNが役に立たねぇ、ならしょうがねぇし、そもそもこの街で起こったことだ。こういう奴の始末も独狼が片をつける話だぜ」
鞍馬麟次郎:旗を掲げる。
大門路夜暮:「帰る場所がある方が強いって」
大門路夜暮:「証明しなきゃいけないですからね」
GM:月明りが、狼の骸骨が描かれた黒い旗を照らし出した。
GM:これで1ラウンド目は終了!
■ROUND-02
GM:2ラウンド目!
GM:セットアップ!
十文字アオイ:《アクセル》。今ラウンドの行動値も+10。
御神玲:コンボ『エックス・レイ』。《戦術》を夜暮、オウガ、サイガに。
御神玲:常勝はシーン1回なので品切れ! 次のメジャーダイスを+5です。
御神玲:御神玲の侵蝕率を+6した(侵蝕率:122->128)
大門路夜暮:OK!
西園寺ユウリ:なし
鞍馬麟次郎:なし!
GM:では、イニシアチブ!
GM:行動値17の十文字アオイから!
御神玲:「宣言しよう十文字。お前はあと三手以内に詰む」
十文字アオイ:「お得意の予想ですか?」
御神玲:「事実を述べているだけだ。お前の体力も無尽ではないだろう」
御神玲:「本当にトーチと紫蜘蛛のことを想っているなら、生きて子供を攫った罪を償うんだ。十文字!」
御神玲:「これ以上戦ったところで、待つのは破滅だけだぞ!」
十文字アオイ:「なぜ…? そんなことをしたところで、紫蜘蛛もトーチも助かりません」
十文字アオイ:「破滅? 何もせずにいれば破滅する。だから、最善の策をとる」
十文字アオイ:「あなた達が、あなた達が邪魔をしなければ…僕の願いは叶ったんだ…!」手から毒が溢れ出す。
十文字アオイ:「だから」「全員。殺します」
十文字アオイ:マイナーで《猛毒の雫》《アサルトルーティン》。
十文字アオイ:メジャーで《絶対の恐怖》《言葉の刃》《テンプテーション》《ポイズンフォッグ》。
十文字アオイ:夜暮くん・ユウリくん・玲くんに装甲値無視の範囲攻撃!
御神玲:ヒエー
十文字アオイ:10dx+14
DoubleCross : (10R10+14[10]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,5,6,10]+3[3]+14 → 27
御神玲:こっち、サイガシールドのおかげでひとつもロイスが切れていないので
大門路夜暮:オートアクションで大鎚を装備して、更にリアクション放棄で《復讐の刃》!反撃します
御神玲:夜暮くんを守ってあげるのが良い気がします。
御神玲:復讐してる!
西園寺ユウリ:復讐は入るしねえ
大門路夜暮:10DX8+1
DoubleCross : (10R10+1[8]) → 10[1,1,2,2,3,7,7,8,10,10]+10[1,7,8]+10[9]+10[9]+6[6]+1 → 47
御神玲:4dx=>27 こっちはドッジ。
DoubleCross : (4R10[10]>=27) → 10[3,7,8,10]+2[2] → 12 → 失敗
西園寺ユウリ:『気勢無しの左手(ヴィガーノート)』:《戦士の知恵》《軍神の守り》《氷盾》。ヨルをカバー。
御神玲:まあダメ!
西園寺ユウリ:侵蝕率+1 (侵蝕率:106->107)
十文字アオイ:deha
十文字アオイ:ではダメージ出します。
十文字アオイ:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 19[6,5,8]+20 → 39
大門路夜暮:こっちもダメージ出します。オートアクションで《原初の白:オーバーロード》《原初の灰:デトネイトモード》。ダメージを+武器の攻撃力*2します
御神玲:ダメージダイス高いなー
GM:どうぞ!
大門路夜暮:5d10+20+20+12+12+12+8
DoubleCross : (5D10+20+20+12+12+12+8) → 34[7,8,4,10,5]+20+20+12+12+12+8 → 118
西園寺ユウリ:7点通って倍の14点。HP12だからギリ耐えられないな。
十文字アオイ:だから何その3桁は
十文字アオイ:こちらHP30だったので、倒れます!戦闘不能!
大門路夜暮:愛の力です
GM:愛の力ですって!
御神玲:アンマテの力!
大門路夜暮:侵食は6+5+5で11上がって131!
大門路夜暮:そうともいう
GM:敵が二人倒れたので、これで戦闘終了!
GM:アオイの演出していきますね。
十文字アオイ:全身から毒々しい紫色の糸が伸び、三人の全身に絡みつこうとする。
十文字アオイ:触れただけで死に至る、猛毒の糸だ。
十文字アオイ:「さあ」「あなた達の器官をすべて壊し尽くして、殺してやります…!」
大門路夜暮:迫りくる猛毒の糸を全く意に介さず、アオイくんに突っ込んでいきます
御神玲:動きません。攻撃をそのまま受ける。
西園寺ユウリ:「一気に全員は欲張り過ぎだろうがよ」糸の一部を掴み。
西園寺ユウリ:流れ込む猛毒を意に介さず、思い切り引く。
西園寺ユウリ:「ぐっ……!まずそいつとやってろ!」大門路夜暮の正面へと引きずり出す。
鞍馬麟次郎:旗を肩に担ぎながら皆を見る。そして呟く。
鞍馬麟次郎:「バカなヤツ。大の領域(まあい)の中で戦おうなんて、な」
御神玲:「がふッ……予想、通りだ」
御神玲:「十文字の攻撃」「サイガのカバーリング」「そして」
大門路夜暮:「すみませんね。壊すのは」元はコンテナと銃だった、瓦礫と鉄が絡まりあった鈍器を振りかぶっている。
御神玲:「夜暮の反撃────以上」
大門路夜暮:「私のほうが得意なんですよ」
御神玲:「三手だ」
十文字アオイ:「なっ──」
十文字アオイ:「待ってください。まだ、まだ僕の願いは叶ってない、紫蜘蛛を生き延びさせてな───」
大門路夜暮:バギャアアッ
大門路夜暮:振り抜き、十文字くんの体を吹き飛ばす。反動で武器もばらばらになり
大門路夜暮:後にはねじ曲がった銃口だけが握られています。
GM:今度こそ、夜暮くんの攻撃は十文字アオイを破壊し尽くす!
十文字アオイ:「ガアアアッ!」吹き飛ばれる!
大門路夜暮:「アオイくんも高校でとけばよかったのに」
大門路夜暮:「独狼に噛み付くのが最善なんて、誰に教わったんでしょうね」
十文字アオイ:メシャアッ!入り口に叩きつけられ、そのまま完全に動きを停止する。
鞍馬麟次郎:「大ちゃんの事少しでも知ってりゃ、ちょっとは違ってたのかも知れないがな。勉強不足ってのは酷な言い方だぜ」
鞍馬麟次郎:「本当に秘密兵器になってんのは、なんていうか」
鞍馬麟次郎:ここで褒めるのはなんかムカツクので、言葉は続けない。
大門路夜暮:「最後までトーチくんとチームのためって」
大門路夜暮:「根性有るのはよかっただけに、残念ですね」
鞍馬麟次郎:「突っ込むけどな。そう言うのは」
鞍馬麟次郎:「高校出てから言えや!!」
大門路夜暮:「皆は大丈夫かなあ」
鞍馬麟次郎:つかつかと歩み寄り相棒に肩を貸す。
西園寺ユウリ:舌打ちしながら支えられて。「そういうのでカウント稼ぐんじゃねえよ」
鞍馬麟次郎:「は。寂しがってんじゃないかと思ってよ」
御神玲:「あちらは大丈夫そうだな。お前こそボロボロだぞ、夜暮」
大門路夜暮:「そうですねえ。どうです玲くん。本気出しましたけど」
大門路夜暮:「寂しくなくなりました?」
御神玲:「……ふっ」
御神玲:「ああ」
御神玲:「いいものが見れたよ」 夜暮くんとハイタッチしようとして、間違いなく自分の腕が破壊される未来を予見して
御神玲:右拳でどんと夜暮くんの胸を叩きます。
御神玲:「帰ろう。乃亜たちが待ってる」
トーチ:「……アオイの毒は」
トーチ:「治まった。商店街の人達は…すぐに回復するだろう。俺も」「また、フツーじゃないオーヴァードに逆戻りだ」
トーチ:「さっさと帰れ」倒れたまま、しっしと手を振る。
鞍馬麟次郎:「長生きしたかったら、隠居しろ死にぞこない」
鞍馬麟次郎:「たっのしー喧嘩だったぜ。また、やろうな」
御神玲:「そういうことだ。身体をいたわれよ」
御神玲:「またな。トーチ」 ボロボロになった車の方に歩き去ります。
西園寺ユウリ:「二度と噛み付いてくんなよ。これに巻き込まれたくなきゃあな」
西園寺ユウリ:「どうにもまだ暴れたりねえんだとよ」
西園寺ユウリ:「おいリン。帰りはテメエが運転しろ」
西園寺ユウリ:「僕は寝る」
西園寺ユウリ:キーを投げつける。
鞍馬麟次郎:慣れた風にキーを受け取る。
鞍馬麟次郎:「あいよ。俺は誰かと違って安全運転だ。ゆっくり寝てな」
トーチ:「……」ユウリくんの言葉を受け、緩慢に夜暮くんに視線を向ける。
トーチ:「DOKUROの破壊王」
大門路夜暮:「なんだろう」
トーチ:「アオイのこと気にかけてくれて、ありがとな」
トーチ:「次、お前が何を使って暴れるのか、楽しみにしてるよ」
大門路夜暮:「暴れるのは決まってるんですねえ」
トーチ:「決まってるんでしょ?」
大門路夜暮:「皆が忘れたままならですね」
大門路夜暮:「多分暴れるんだろうなあ」
トーチ:「悪いけど、忘れるどころか。俺ら礼儀を知らないニュービーでね」
トーチ:「そういう奴、いっぱいいるから。がんばってよね」
大門路夜暮:「減らしといてくれればよかったのに」
トーチ:「それは、ユウリと麟次郎に言っといてよ」
トーチ:「じゃあね。アキのこと、よろしく」
大門路夜暮:「大切にしますよ。壊したりしないように」
大門路夜暮:「トーチくんもお大事に。かわいいんだから、早死したらもったいないですよ」
トーチ:「だから、かわいくないってば」
大門路夜暮:「やっぱり似てますねえ、家族って」
大門路夜暮:「離れても、皆大切に思ってるんだなあ」
鞍馬麟次郎:語る言葉がなくなったのを見計らい、キーを回しエンジンをかける。来た時とは真逆に、極めて静かに滑らかに車が動き出す。
GM:宵闇に、黒い狼の旗が静かに揺らめく。
GM:狼の群れに飛び込んだ蜘蛛を乗せた車は、静かにその場を離れて、闇へと消えた。
GM:シーン終了。
バックトラック
GM:では、バックトラック!
GM:今回のEロイスは4つ!
GM:《砕け散る絆》×2、《超越活性》×2。
GM:《超越活性》は、十文字アオイの《ポイズンマスター》を強化して邪毒のレベルを上げていたやつです。
鞍馬麟次郎:振りましょうー。振ります。
鞍馬麟次郎:130-4D10
DoubleCross : (130-4D10) → 130-20[4,5,10,1] → 110
GM:どうぞどうぞ~
大門路夜暮:振ろ!
大門路夜暮:131-6d10
DoubleCross : (131-6D10) → 131-34[9,3,2,1,10,9] → 97
鞍馬麟次郎:1倍で。
大門路夜暮:そんな沢山ないぞ
大門路夜暮:間違えた
御神玲:6w
大門路夜暮:131-4d10
DoubleCross : (131-4D10) → 131-14[2,3,8,1] → 117
西園寺ユウリ:なしで1倍ふりします
御神玲:僕も振っておこう。
鞍馬麟次郎:110-5D10
DoubleCross : (110-5D10) → 110-30[4,9,1,9,7] → 80
御神玲:128-4d10
DoubleCross : (128-4D10) → 128-12[1,7,3,1] → 116
西園寺ユウリ:107-4d10
DoubleCross : (107-4D10) → 107-32[7,7,10,8] → 75
大門路夜暮:う~んロイス3個
大門路夜暮:倍ふりしちゃおっかな~
御神玲:あっというか
御神玲:僕もクライマックスで殴られたあと、復活宣言してない!
大門路夜暮:117-6d10
DoubleCross : (117-6D10) → 117-23[9,2,1,5,3,3] → 94
西園寺ユウリ:OKOK。5点域!
大門路夜暮:全体的に低いなあ
GM:えっあっそれはごめんよ
御神玲:みんなとさぶちゃんのロイスは切りたくないので
御神玲:乾啓治/有為/○恥辱/ロイス 初期ロイスのこれをタイタス昇華して復活します。こんな奴どうでもいい!
GM:夜暮くんそれでも生還してくれてよかった!ちょっとヒヤヒヤしました
御神玲:で、1倍。ロイスは5枚です。
御神玲:116-5d10
DoubleCross : (116-5D10) → 116-29[9,9,1,2,8] → 87
御神玲:ヨシ! 5点です。
鞍馬麟次郎:1倍で5点です。
GM:夜暮くんが3点、そのほかが5点
GM:OK!みなさんおかえりなさい!
御神玲:ただいまただいま!
西園寺ユウリ:戻り!
大門路夜暮:どどど!
鞍馬麟次郎:帰還ですよー
ED01 : 西園寺ユウリの場合
GM:エンディングを開始します。
GM:まずはユウリくんのEDから。
GM:エドガー小林とミッチーから復活のお祝いをされ、楽しくお話するシーンです。
GM:大学帰りに話しかけられるというシチュエーションを考えていましたが、
GM:行きつけのバーがいいとか、そういう要望があればそちらを採用します。
西園寺ユウリ:じゃあ大学で行きましょうか
GM:Ok!
GM:紫蜘蛛との抗争から数日経った、ある日のこと。
GM:日常に戻ったキミは、いつものように大学へ行き、授業を受けました。
GM:今は帰宅途中だ。
西園寺ユウリ:じゃあ同級生の女性たちと談笑しながら歩いている。
西園寺ユウリ:大学に行くときは髪は下ろしている。
同級生:「ね~、ユウリくん、今日の夜は暇?」「飲み会あるんだけど、一緒に行こうよ」
GM:華やかな服装の女の子達が、ソワソワとキミに話しかける。
西園寺ユウリ:「俺、酒はだめなんだよね。ほら、未成年だろ?」
西園寺ユウリ:「いや、向こうじゃ18からだけどさ。こっちのルールに従わなきゃだろ」
同級生:「え…!ユウリくん、大人っぽいから、全然18歳に見えないのに」
同級生:「マジメにしてるんだね…」
西園寺ユウリ:「あはは。嬉しいなあ。そんなに大人かな?」ニコリと微笑む。
同級生:「きゃっ」女の子達は色めき立つ。「う、うん…大人っぽくて、ちょっとミステリアスっていうか…」
同級生:「よく、皆で話してるんだよ。ユウリくん、休みの日、何してるんだろー、とか」
西園寺ユウリ:「最近?そうだな……車イジったり、ダチと遊んだり」
西園寺ユウリ:「ま、フツーだよ、フツー」
GM:そう話すキミは、遠方から聞こえるエンジン音に気付く。
GM:バイクを運転するカラーギャング達だ。池袋では日常風景だが。
GM:赤い蛇の旗を掲げた彼らは、どうやらキミに向かって来ているようだ。
西園寺ユウリ:「……ごめん、今日ちょっと用事だ」
西園寺ユウリ:「また誘ってね。今度みんなで遊びに行こう」
同級生:「え? あ……」キミの言葉に制され、引き留めることもできなくなる。
同級生:「ま、またね!ユウリくん…!」
西園寺ユウリ:「うん、また」にこやかに手を振って。
GM:彼女達は遠方からやってくるギャング達にも怯えた様子で、キミに手を振りながらそそくさと立ち去っていく。
西園寺ユウリ:バイクの群れに向き直る。
GM:一台のバイクが道路脇に停まる。
GM:眼帯をつけたオレンジ髪の男と、その後ろに座るスーツ姿の男。
西園寺ユウリ:「ガッコの近くで吹かすんじゃねえよ」
西園寺ユウリ:「みんな怯えるだろうが……って」
西園寺ユウリ:「なんだ、その取り合わせはよ?」
エドガー小林:「Ha、ずいぶん猫被ってやがるじゃねえか」
西園寺ユウリ:「タクシー屋にでも転職したのか?いい仕事見つけたもんだな」
エドガー小林:「違ェよ!コイツが勝手に乗ってきたんだ」
エドガー小林:「降りろ!クソ男!」後部座席の男を乱暴に追い出す。
ミッチー:「そんなに怒らなくてもいいのに。ねえ、ユウリくん」ニコニコと笑みを浮かべている。
西園寺ユウリ:「全くだ。モテねえだろ」
エドガー小林:「お前らに好かれても何も嬉しくねェだろうが!」
西園寺ユウリ:「で?わざわざそんなもんに乗ってよ。どういう風の吹き回しだこりゃ」
ミッチー:「君が、伝説のチームを復活させたって聞いてね」
ミッチー:「お祝いをしようかと思って」
西園寺ユウリ:「ああ。独狼か」
西園寺ユウリ:「元から死んでたつもりはないんだがな……だが、まあ」
西園寺ユウリ:「狼煙にゃあ十分だったろ」
エドガー小林:「HA! 蜘蛛一匹と遊んだ程度で、調子に乗ってんじゃあねえぞ」
エドガー小林:「池袋を支配するのは、俺たち烈怒棲寝獲苦だ」
エドガー小林:キミを挑発するような獰猛な笑みを浮かべる。
西園寺ユウリ:「足を生やした程度で調子に乗っているのはどっちだ?」
西園寺ユウリ:「蛇足っていうんだよ、それはよ。先に盃を取ってやろうか」
西園寺ユウリ:以前よりも挑発的ではある。
西園寺ユウリ:そうするだけの懐の余裕がある。
エドガー小林:「上等じゃねえか…?」
ミッチー:「ああ、ごめんごめん」キミとエドガー小林の間に割って入る。
ミッチー:「いや、本当に、今日はケンカしに来たわけじゃないから」そう言って、小脇に下げていた袋を掲げます。
ミッチー:それをキミに渡す。高級なジュースが入っている。
西園寺ユウリ:「……これは?」
ミッチー:「復活祝い」
ミッチー:「未成年が多いようだから、ジュース」
西園寺ユウリ:「ああ。悪いな」
西園寺ユウリ:「おい見たか?こういうのだぞ、頭の器量は」袋を掲げる。
西園寺ユウリ:「聞いてるか?」
エドガー小林:「アァ!?俺はそういう馴れ合いは絶対にしねェ主義なんだよ!」
エドガー小林:「俺はまだお前らを一切認めてねェからな!」
西園寺ユウリ:「ほう?何をやったら認めるんだ?」
エドガー小林:「あ? そうだな」
エドガー小林:「……あ?」
エドガー小林:「FUCK! 何をしようが絶対に認めねェよ!」
西園寺ユウリ:「成程。じゃあ、気にせず好き勝手にやれるわけだ」
西園寺ユウリ:「何をしても変わらなんだろう?」
西園寺ユウリ:「ありがてえ話だ」
エドガー小林:「よく吠えるじゃねえか」「テメェら、たった3人で、何ができるのか。見せてもらおうじゃねえか」
西園寺ユウリ:「……」フ、と笑う。
エドガー小林:「なんだ、そのフザけたfaceはよ」
西園寺ユウリ:「4人だよ」
西園寺ユウリ:「独狼は、4人だ」
GM:シーン終了。
ED02 : 鞍馬麟次郎の場合
GM:次は麟次郎くんのEDです。
GM:商店街でUGN支部長とバッタリするというシーンです。
GM:OPのリフレインをするのが私の好きな演出なんですが
GM:何かやりたいこととかありますか?
鞍馬麟次郎:じゃあ、コンビニ帰りに八百屋によって買い物しましょう。
GM:ありがとうございます!
GM:ぜひ、それでいきましょう!
GM:平穏を取り戻した天橋商店街をキミは歩いている。
鞍馬麟次郎:この街ではあまり目立たない染めた金髪。意識はしていないのだが必要以上に鋭い目つき。
鞍馬麟次郎:作業ツナギ姿で街を歩いている。手にはコンビニの袋。中身はメロンパン3つと缶コーヒーとミネラルウォーター。
地元のおじさん:「おう麟次郎。仕事サボッてねえか……」八百屋の主人が、いつもの挨拶をキミにしようとして、途中で言葉が止まる。
地元のおじさん:「なんだ、お前。腹減ってんのか?」
鞍馬麟次郎:「あ?違ぇよ。居候増えたんだよ」
地元のおじさん:いつもより多いメロンパンを指さして、しげしげと眺めていた。
地元のおじさん:「居候?」
鞍馬麟次郎:「おうよ。あー、おっちゃんのとこで買い物もしたぞ。10歳くらいの女の子最近来てるべ」
鞍馬麟次郎:「そいつと、そいつの兄貴と、たまに大の野郎だ」
地元のおじさん:「ああ……ああ! あの、ちっちゃいおさげの子か?」「来てる、来てる」
鞍馬麟次郎:欠伸を噛み殺し面倒そうに答える。車の修理で昨日は徹夜のようなもんだった。
地元のおじさん:「ふうん……なんだかよく分からねえが、良かったじゃねえか?」
地元のおじさん:「麟次郎。お前、こないだジャガイモ買ってった時よりよ、楽しそうな顔してるぜ」
鞍馬麟次郎:「そんなのが顔に出るんじゃ、やっぱ、俺はまだまだガキだな。キョウさんに笑われちまうよ」
鞍馬麟次郎:「ま。退屈はなくなったか。お蔭さんでな」
地元のおじさん:「いいじゃねえか、辛気臭い顔してるよりよっぽどいいぜ」
地元のおじさん:「おうおう、今度はその居候たちと一緒に来いよ。またオマケしてやっから」
鞍馬麟次郎:「おう。そういうこと言うと、毎日たかりにくるぜ。ボロ店が潰れたら大変だわな」
鞍馬麟次郎:遠慮なく笑い飛ばす。
鞍馬麟次郎:「ま、今日は普通に買っていくぜ。明日はカレーにでもしようと思ってるんだ、人参じゃがいも玉ねぎしめじくれや」
地元のおじさん:「あいよ、ありがとさんよ」
GM:そうやって、キミはいつも通りの日常を送っている。
GM:八百屋で会計を済ませたキミは、無精ひげの中年男に話しかけられる。
鳴瀬支部長:「ああ、いたいた。キミ、キミ」手を挙げ、キミに近づいてくる。
鞍馬麟次郎:「あん?確か探偵事務所のおっさんだったよな」
鳴瀬支部長:「そ、そ。んで、この街のUGN…。…UGNって分かるよね?」
鞍馬麟次郎:「FHと抗争してるサツみてぇなとこだろ」
鳴瀬支部長:「ああ、だいたいそんなもん」無精ひげをかきながら鷹揚に頷く。
鳴瀬支部長:「いや、オジサンさ、こないだの誘拐事件…、キミたちがなんとかしたって聞いたからさ」
鳴瀬支部長:「すごいな~と思って。ねえ。強いんじゃない? キミ達」
鞍馬麟次郎:胸ポケットから煙草を取り出して口に咥える。
鳴瀬支部長:「あ、キミ煙草吸うの? じゃあオジサンも吸うね」皺くちゃの煙草の箱をポケットから取り出す。
鞍馬麟次郎:相手に、顎で火と訴える。話をしたければ寄越せ。と言う意味だ。
鳴瀬支部長:「えーー……」あからさまに嫌そうな顔。
鳴瀬支部長:「困っちゃうなあ。そういうの…どこで覚えてくるの?」そう言いながら、ライターを取り出す。
鞍馬麟次郎:おら。早くしろよ。という目。
鳴瀬支部長:「はいはい、そう怖い顔しちゃあダメですよお…」ライターに火を灯し、キミに差し出します。
鞍馬麟次郎:「ま、少なくとも」火をつけられ、少し横を向き紫煙を吐く。
鞍馬麟次郎:「大学じゃ教えてくれねーよな」
鳴瀬支部長:「んん? うん、そうだねえ…?」キミの言葉の意味を掴みかねている。
鞍馬麟次郎:くつくつと笑い。豺は吸えないしな。などと思っている。
鞍馬麟次郎:「うんで、確かな。ギャング達がなんか争ってるだけでしょ? そんなのギャング同士でなんとかしてよ。って言ったの、あんただろうが」
鳴瀬支部長:「んあー……」「まあ、そうねえ…」
鞍馬麟次郎:「何も問題はねぇな。少なくとも俺の中じゃ」
鳴瀬支部長:「……この街のこと、ちゃんと分かってるう?」
鳴瀬支部長:「オジサンはねえ、優しさでここに来たんだよ? あのね、今の池袋はね、ただ不良がイッパイいるってだけじゃないの」
鳴瀬支部長:「FHとかね、オーヴァードの中でも特に悪いこと考えてる人たちが集まってるの」
鞍馬麟次郎:「面白くなりそうだよな」煙草をくわえたまま獰猛に笑う。
鞍馬麟次郎:「今更、問題があるんですよ。なんて言ったとしたら、そりゃ、あんたの提示した言葉が悪かったんだろうよ」
鳴瀬支部長:「はーー……。ああ、そうですか……」諦めたような、長い息を吐く。
鳴瀬支部長:「オジサン、二度は警告しないからね」
鳴瀬支部長:「死んでも知らないよ~…、ホントに。いろんな人がいるんだから」
鞍馬麟次郎:「あいよ。死にそうな目に合ったら、あんたんとこに声掛けりゃいいってこったな」
鳴瀬支部長:「……そうねえ」「そういうことには、なってるけどねえ…」
鞍馬麟次郎:「おう。じゃあ、提案があるんだけどよ」
鳴瀬支部長:「うん?」
鞍馬麟次郎:「あんたは面倒事減らしたいわけだろ?俺はこれから情報やら避難場所が欲しい」
鞍馬麟次郎:「手を組めるんじゃねえか?」
鳴瀬支部長:「ふうん……?」横目でキミを見る。
鳴瀬支部長:「……さあ、ねえ。まあ、考えておくよ」はあ、と紫煙を燻らし。
鞍馬麟次郎:「二度は、ねぇぞ」冗談を言うように返す。
鳴瀬支部長:「うん、じゃあね。若者。オジサンは帰りますよ」返答はせず、ひらひらと手を振る。
鳴瀬支部長:「そうだねえ、まあ、三度目はあるかもしれないしね」
鳴瀬支部長:「まあ、お互いが生きてたらってことで、ね」
鞍馬麟次郎:煙草を吸いながら見送る。
鞍馬麟次郎:「どいつも、こいつも、蜘蛛も蛇も沢庵も鼠も」
鞍馬麟次郎:「胡散臭ぇ大人も……煮ても焼いても食えそうにないな」
鞍馬麟次郎:ぼやくように言うと、煙草を携帯灰皿に押し込み、家路へと歩き出す。
GM:狼の帰りを、月明かりが見守っていた。
GM:シーン終了。
ED03 : 御神玲の場合
GM:次は玲くんのEDです。
GM:乃亜とお喋りしてくれ!お兄ちゃん!
御神玲:ウィ!
GM:シチュエーション、どこがいいとかあります?
GM:GMはいちごパフェを二人で食べているのがいいのではないかと思っています
御神玲:そうだなあ、二人きりでお話できればどこでもいいかも。こんな街から去りたいか?って聞きたい
御神玲:いちごパフェ食べましょう!
GM:OK!
御神玲:怖い目にあわせちゃったしね
GM:お兄ちゃん、やさしい
GM:場所とかこっちで勝手に描写してもいいでしょうか?
御神玲:いいぜ!おねがいします
GM:はーい!ありがとうございます。
御神玲:ちょっといい感じの喫茶店か、もしくは
御神玲:先行開店したさぶちゃんハウスとかかな・・
御神玲:スイパラでもいいです
GM:そしたら…さぶちゃんハウス、まだとっておきにしたいので
GM:ちょっといい感じの喫茶店にします!
御神玲:ウェイウェイ!
GM:では始めるぜ!
GM:とある昼下がり。池袋区にある住宅街の一角に、その老舗喫茶店『キャロル』はありました。
GM:ヨーロピアンテイストのレトロな店内には、ゆったりとした時間が流れている。
御神玲:「さ」
御神玲:「お待ちかねのいちごパフェだぞ、乃亜。一人で全部食べきっていいからな」
GM:キミは妹と、窓際の席に腰かけ、とっておきのデザート・いちごパフェを前にしていました。
御神乃亜:「えっ、えっ、いいの? 本当にいいの?」きらきらと目を輝かせている。
御神玲:こっちはコーヒーを頼んでます。あとパンケーキ。乃亜は両方食べたいだろうと思って、別のを注文しておいた。
御神玲:「いいさ。パンケーキも少し取っておいてやるからな」
御神乃亜:「えええっ」素直に嬉しそうに顔をほころばせる。
御神乃亜:「すごい、お兄ちゃん。わたし、お誕生日じゃないよ?」
御神玲:「じゃ、僕の誕生日祝いってことにしてくれ。乃亜がおいしくパフェを食べてくれることが一番のお祝いだ」
御神玲:実際、オーヴァードに覚醒してからは別人のように頭が冴え渡っている。生まれ変わったと言ってもいいくらいだ。
御神玲:「ほら食べよう。じゃないと僕がさくらんぼ食べちゃうぞ」
御神玲:パフェのさくらんぼに手をのばす。
御神乃亜:「あっ、だめ!だめ!わたしの!」慌てて、小さな手でそれを止めようとする。
御神乃亜:「えっと、えっと、じゃあ…いただきます。お兄ちゃん、お誕生日おめでとう」
御神乃亜:にこにこと顔をほころばせながら、生クリームをすくって口に運ぶ。
御神乃亜:「えへへ」「おいしい」
御神玲:「よかった。乃亜には笑顔が一番似合うよ」
御神玲:その様子を笑いながら眺めていたが、ふいにぽつりと言う。 「なあ乃亜」
御神乃亜:「ん? なあに、お兄ちゃん」
御神玲:「DOKUROの三人、好きか?」
御神乃亜:「え?」
御神玲:「夜暮と……オウガとサイガだ。これからしばらく彼らのところに厄介になる」
御神玲:「顔を合わせる回数も増えるだろう。乃亜の意見も聞いておきたいんだ」
御神乃亜:「夜暮お兄ちゃんと、麟お兄ちゃんと、ユウリお兄ちゃん」
御神乃亜:「あのね、わたし、三人ともすきだよ」
御神玲:「そうそう。その三人だ。……あああと、桐島さんとも会う回数増えるかな」
御神玲:「そうなのか?」
御神玲:「ろくな奴らじゃないぞ。夜暮はすぐ物を壊すし、オウガは血の気が多いし、サイガは……女ったらしだ」
御神乃亜:「あのね、夜暮お兄ちゃんはね、お兄ちゃんのことね、がんばってるんだよって言ってくれたしね」
御神玲:「……。言っていたな、そういえば」
御神乃亜:「麟お兄ちゃんはね、おうちでゆっくり休んでいいよって言ってくれたしね、おふとんも貸してくれるし」
御神玲:「そうだな。迷惑そうな顔ひとつしなかった」
御神乃亜:「ユウリお兄ちゃんはね、あのね、これは…本当は内緒だったんだけど」恥ずかしそうにキミを盗み見て。「お菓子くれたり…一緒に本読んだりして、遊んでくれるの」
御神乃亜:「なんかね、お兄ちゃんに言うの恥ずかしくて、本当は内緒だったんだけど…」
御神玲:「そうか。ありがとう、言ってくれて」 軽く頭を撫でてやる。
御神乃亜:「う、うん」もじもじしている。
御神玲:そういえば、さぶちゃんと一緒に居た時に十文字くんに襲われた記憶は
御神玲:あれはUGNに処理されたりしたんでしょうか? そのまま?
GM:UGNは機能していないので そのままですね!
御神玲:都合よくふんわり覚えているのかな
御神玲:機能しろや!
GM:ひゃあ
御神玲:「桐島さんはどうだ? いっしょにいた時、怖い目にあっただろ」
御神玲:「彼女のせいで怖い目に遭ったとか、もう会いたくないとか、思っていないか?」
御神乃亜:「え、えと、怖くないよ」
御神乃亜:「会いたくないとか、思ってないよ。キリちゃんね、わたしに謝ってくれたの。だから、仲直りしたの」
御神玲:「……」
御神玲:「なあ、乃亜」
御神玲:「多分なんだけどな。これから先の生活は、これまでとは微妙に違ったものになる」
御神乃亜:「う、うん」
御神玲:「紫蜘蛛からDOKUROへ、ってだけじゃないんだ。おそらくは色々と違う。不便なことも、怖いこともあるかもしれない」
御神玲:「だから、その」
御神玲:「もし乃亜が、もう池袋にいたくないと思ったら、遠慮なく言ってくれていいんだ」
御神玲:「新しい土地で一からやり直すのは大変だろうが……お兄ちゃんが全部なんとかしてみせる」
御神乃亜:「……」
御神玲:「乃亜。この街に居続けて、後悔しないか?」
御神乃亜:「うん、あのね、お兄ちゃん」
御神玲:「うん」 コーヒーを一口飲む。
御神乃亜:「紫蜘蛛にいたときね、お兄ちゃん、お仕事に行ってて、わたしはお留守番だったけど」
御神乃亜:「いまはね、お兄ちゃんとたくさん一緒にいられるし、あのね、いろんな人とね、お話したりできるの、楽しいの」
御神玲:「うん」 優しく相槌をうって、時折頷く。
御神乃亜:「それでね、それでね」
御神乃亜:小さな手を、キミの頭に向かって一生懸命伸ばす。
御神玲:「……ん?」
御神乃亜:「うんと」一生懸命な顔をしている。「と、とどかない、お兄ちゃん…」
御神乃亜:「お兄ちゃんのね、あたま、あたま撫でてあげたいの」
御神玲:「ぷっ」
御神玲:「どうした? 急に」
御神乃亜:「えっ!なんで笑うの!」頬を染める。
御神玲:さりげなく頭を前に出します。乃亜ちゃんの手が届くところに。
御神乃亜:「あっ!」ぱあっと顔が明るくなる。
御神玲:「いや、珍しいじゃないか。乃亜が僕を撫でてくれるなんて」
御神乃亜:「よしよし。えへへ。よしよし」玲くんにそっくりの手つきで、あたまをなでます。
御神乃亜:「あのね、だって、夜暮お兄ちゃんが、がんばり屋さんのお兄ちゃんを褒めてあげないとって言ってたから」
御神玲:「…………」
御神玲:「……言っていたなあ」
御神乃亜:「お兄ちゃんがね、いつも、わたしのためにいろんなこと、考えてくれるの」
御神乃亜:「でもね、わたしね、今、DOKUROのお兄ちゃんと一緒にいるの、楽しいから、大丈夫なの」
御神乃亜:「大丈夫だよ、お兄ちゃん」
御神玲:手を伸ばして乃亜ちゃんを撫でてやります。 「そうか」
御神乃亜:「うん」幸せそうに、撫でられる。
御神玲:「僕もな。実は、あいつらともう少しいっしょにいたい」
御神乃亜:「ほんと?」
御神玲:「ああ。もう少しこの街で、あいつらと高みを目指したい」
御神玲:「だからしばらくは、この街から出たくない」
御神玲:「お兄ちゃんのわがまま、付き合ってくれるか?」
御神乃亜:「わがままじゃないよ、お兄ちゃん!」
御神乃亜:「わたしも、一緒にこの街にいる!」
御神玲:「ふふ。ふふふ」
御神玲:片手ではなく両手を伸ばして、わしゃわしゃと乃亜ちゃんの頭を乱暴に撫でたあと
御神玲:軽くおでこにキスする。「ありがとう、乃亜」
御神玲:「決まりだ。僕らのホームは」
御神玲:「この池袋だ」
御神玲:「これまでも……これからも」
GM:シーン終了。
ED04 : 大門路夜暮の場合
GM:では、夜暮くんのED。
GM:桐島三郎の店──ダイナー”ROUSOKU”は、無事に開店する運びとなりました。
GM:その開店祝いと、今回の騒動の打ち上げを兼ねたパーティーを開催することになり、
GM:キミは開始時間より少し前に三郎の店に到着し、準備の様子を見守っていました。
桐島三郎:店内を飾り付けたり、料理を並べたりと、忙しそうに店内を動き回っている。
大門路夜暮:「なんとか無事にオープンできましたねえ」
大門路夜暮:「新しいドアも良く似合ってますよ」
大門路夜暮:忙しそうに動き回る三郎くんを眺めながらのんびりそんな事を言ってます
桐島三郎:「ホントそれ!」びしりとキミを指さす。「大ちゃんが言うな!」
大門路夜暮:「ホントのことなのになあ」
GM:新品の真白いドアには、狼がまどろむイラストがペイントされている。
大門路夜暮:かわいい~
桐島三郎:「ふふーん……」ちょっと悦に浸ったようにそのドアを見ていたが、ハッとする。
桐島三郎:「あっ、大ちゃん、動き回っちゃダメだからね。じっとしてなさいよ!」
大門路夜暮:「大丈夫ですよ。まだ開くまで時間ありますし」
大門路夜暮:「片付けする時間くらいありますよ」
桐島三郎:「壊す前提で話を進めるなー!」プンプン怒る。
大門路夜暮:「しかし三郎くんも根性ありますよねえ」
桐島三郎:「ん? なあに?」
大門路夜暮:「けっこう大変な目にあったのに、やっぱりレストランは開くんだもんなあ」
桐島三郎:「あたしだってオーヴァードの端くれだし。あんなことでメゲてらんないわよ」腰に両手を当て、フンと息を吐く。
桐島三郎:「それに、レストラン経営は長年の夢だもの! 夢は叶えるもんでしょ!」
大門路夜暮:「三郎くんはいつもかわいいけど」
大門路夜暮:「今日はかっこいいですねえ」
桐島三郎:「…っていうか」
桐島三郎:「それを言ったら、あたしだって大ちゃんにはびっくりしたけどね~?」
大門路夜暮:「どんなところにですか?」
桐島三郎:「全部よ、全部。この街に来てから」
大門路夜暮:「まあ故郷みたいなもんですからねえ」
桐島三郎:「昔、ギャングにいたっていうのもビックリだし、そのギャングの抗争にどんどん首つっこんでいったのもビックリしたし」
桐島三郎:「大ちゃん、つかみどころない人ってイメージだったから」首を傾げる。
大門路夜暮:「私もねえ。ある人になろうと思ったんですけどね」
桐島三郎:「ある人?」
大門路夜暮:「夢とかそういうのが」
大門路夜暮:「そのために旅してたんですけど」
大門路夜暮:「やっぱりここがしっくり来ますねえ」
桐島三郎:「え、何よ、だれよ、ある人って」わくわくした表情でキミの顔を覗き込む。
大門路夜暮:「私は夢を追ったりするより」
大門路夜暮:「変わらない日常を過ごすほうが好きだってことですよ」
桐島三郎:「答えになってないわよ~~」ぐたっと机に倒れる。
桐島三郎:「…いや、待ってよ大ちゃん」机に上半身を倒れさせたまま、ハッとキミを見上げる。
大門路夜暮:「なんだろう」
桐島三郎:「変わらない日常を過ごすって、言ったわけだけど」
桐島三郎:「大ちゃんの変わらない日常、カラーギャングでいいの?」
桐島三郎:「だいぶ、平和じゃない気がするわよ」
大門路夜暮:「大丈夫ですよ。一個だけにすれば平和になりますから」
桐島三郎:「……えっと」
大門路夜暮:「ほっといたら他の人達も困りそうですしねえ」
桐島三郎:「一個だけって、カラーギャングをでしょ」
桐島三郎:「え? ちょっと、そのノホホンとした顔で、何考えてるの?」
大門路夜暮:「三郎くんはたくさんあったほうがいいですか?」
桐島三郎:「……」
桐島三郎:「…1個だけのがいいわ」
大門路夜暮:「ほらね」
桐島三郎:「あら…」
大門路夜暮:「じゃあやっぱり一個にしましょうね」
大門路夜暮:「そのうちこのお店じゃ収まらないくらい」
大門路夜暮:「沢山でパーティーできますよ」
桐島三郎:「ええ~~、それはありがたいけど…嫌だわ~、ムサ苦しい男ばっかり集まるの」
桐島三郎:「かわいい女の子とか、かわいい男の子だけチームに入れてちょうだいよ、大ちゃん」
大門路夜暮:「私もかわいい子のほうが好きですけどねえ」
桐島三郎:「じゃあ、そうしてちょうだい。リーダーでしょ、大ちゃん」
桐島三郎:「リーダー権限で、オーディション開くのよ」
大門路夜暮:「No2なんですよねえ。トップの意向には従わないと」
大門路夜暮:「可愛い子だけだと、キョウさん調子に乗りそうですしねえ」
桐島三郎:「ふうん?」あまりよく分かってないまま、頬杖をつく。
大門路夜暮:「いつ帰ってくるかなあ」
桐島三郎:「その人がリーダーなの? 帰ってきてほしいんだ」
桐島三郎:「すごく尊敬してたとか?」
大門路夜暮:「尊敬はともかく、一緒にいるとすごい楽しい人でしたよ」
大門路夜暮:「三郎くんにもいつか会わせたいですねえ」
大門路夜暮:「驚くところが見てみたいです」
桐島三郎:「あら、驚かせちゃおうかしら」クスクスと笑う。
桐島三郎:「さて、あたしは最後の準備にとりかかるわよ~!」ぐいっと伸びをする。
大門路夜暮:「私はお茶でもいただきましょうかねえ」お茶を淹れようとして
桐島三郎:「だっだめ!大ちゃん!」
桐島三郎:「絶対動いちゃダメ!」
大門路夜暮:「やっぱり駄目ですか」止められておとなしくしてます
GM:すっかり飾り付けられた店内、フライドポテトやフライドチキンといった、アメリカの大衆食堂を思わせるメニューが並ぶ。
桐島三郎:「さーて、好きなだけ食べてね~!」ジュースを注いでいる。
鞍馬麟次郎:「おう。はいよ、これ開店祝い」メロンの入った箱を三郎ちゃんに渡す。
桐島三郎:「きゃ~っ!麟次郎ちゃん、サイコー!」
大門路夜暮:「いらっしゃいいらっしゃい」
大門路夜暮:「のあちゃんも玲くんも、好きなだけ食べていいですからねえ」
鞍馬麟次郎:「流石にこの歳じゃ、手ぶらなんてダセェ真似は出来ねぇからな」
御神玲:「夜暮はここの店員になったのか?」 フライドポテトをつまんでいる。
御神玲:「ありがとう桐島さん。ごちそうになるよ」
桐島三郎:「いいのよ~。それに玲くん、そろそろキリちゃんって呼んでよ~」
御神玲:「桐……キリちゃんの苦労が偲ばれるな」
大門路夜暮:「皆を待ってたんですよ」
大門路夜暮:「何も壊さないよう頑張りました」ブイ
鞍馬麟次郎:「そりゃ、マジで頑張ったな。偉い」大ちゃんの頭を撫でてやろう。
鞍馬麟次郎:なお、もうビールを一瓶空けている。
大門路夜暮:「玲くんが良かったなあ」と言いつつ大人しく撫でられます
御神乃亜:「うふふ。なでなでだね」チョコをつまみながら笑っている。
西園寺ユウリ:外から入ってくる。「僕も手ぶらじゃあな」
西園寺ユウリ:「花輪。置いといたぞ」でかいのを4つ。
西園寺ユウリ:4人個人の名前で宛名を入れている。
桐島三郎:「えっ、ウッソ! ヤッダ~、何? サイコーにサイコーじゃなーい!」バタバタと店外へ確認しに行く。
鞍馬麟次郎:「いいじゃねえか。俺だって玲位ん頃は負けねえくらいの美形様だったんだからよ」
大門路夜暮:「玲くんのほうがかわいいからなあ」
御神玲:「キリちゃんは元気だな」 西園寺くんのぶんの席をあける。
御神玲:「そのかわいいって言うのはやめてくれ。僕はかっこいいとかクールとか、そういう方面で売っていきたいんだ」
御神玲:「かわいいのは乃亜とキリちゃんだけで間に合ってるだろう」
大門路夜暮:「玲くんが一番かわいいのになあ」
大門路夜暮:「仕事はかっこよく、オフはかわいくじゃダメですか?」
鞍馬麟次郎:「あ?花輪だぁ。こういうのあると、新装開店って気がするよな。流石は豺だ。でかした」
鞍馬麟次郎:「頭を撫でてやろう」
西園寺ユウリ:「たりめえだ……無きゃしまらねえだろうが」
西園寺ユウリ:「……止めろや。ヨルに毒されたんじゃねえのか」
鞍馬麟次郎:「減るもんでもねぇべ」ビール二本目と半分に突入している。
西園寺ユウリ:「テメ、なにもうしこたま酔ってんだ!」
西園寺ユウリ:「強くもねえだろうが……!何人が来る前におっぱじめてんだよ」
鞍馬麟次郎:「あ?パーティーって話だったし、今日、俺、運転しないから、良いじゃんよ」
鞍馬麟次郎:「どうせ、お前、飲めないんだしよ。だったら、俺が飲んでも問題ないでーす」
西園寺ユウリ:「しねえっていうか出来ねえだろうが。ぶっ壊れてんだからよ」
大門路夜暮:「もう二人共飲めるんだなあ」
大門路夜暮:「感慨深いですねえ」
西園寺ユウリ:「僕はまだ未成年だっつうの。年齢も覚え……」
西園寺ユウリ:「いや、お前ら別に当時からあんまり気にしてなかったな……」
御神玲:「夜暮、年寄りみたいだぞ。オウガサイガと大して歳は変わらないだろう」
御神玲:こっちは未成年なのでサイダーを飲んでます。
大門路夜暮:「一番先輩ですからねえ」
鞍馬麟次郎:「大ちゃんも飲もうぜ。年齢的にはいけんだろ」ゲラゲラ笑っている。「玲はダメだぞー。未成年が酒飲むと大学行けなくなるからなー」
大門路夜暮:「三郎くんの店だからなあ」
西園寺ユウリ:「ああ……そうだ」
大門路夜暮:「こんど鞍馬くんの家で飲みましょうよ。それならいいですよ」
西園寺ユウリ:「おいキリ!まだ外か!」
西園寺ユウリ:「いいもんがあんだよ!早く来い!」
鞍馬麟次郎:「いいもん?宝くじでもあたったか?早くない早くない。100M13秒くらいだっての」
桐島三郎:「ひやん!」顔を覗かす。「何なに~?」
桐島三郎:「あらやだ~、ずいぶんペース早すぎる人がいるみたいよ~?」麟次郎くんを見ながら言う。
西園寺ユウリ:「yellow beetの光晴からだ」高級なジュースを取り出す。
西園寺ユウリ:「俺らの再結成祝いだとよ」
鞍馬麟次郎:「ふぉ。ミッチは気が利くねぇ。毒とか入ってねぇだろうな?」
西園寺ユウリ:「んなタマじゃねえだろ」
御神玲:「そうだな、それはない。毒を好むようなのは紫蜘蛛くらいだ」
大門路夜暮:「ほんとに大丈夫かなあ」
西園寺ユウリ:「じゃあお前らは酒でも飲んでろよ」
桐島三郎:「あら、ありがたいわね~。開けましょ開けましょ」ユウリくんから受け取り、キッチンへ向かう。
御神乃亜:「お手伝いする!」それについていきます。
御神玲:「乃亜、キリちゃんに迷惑をかけるなよ」 背中に言う。
御神乃亜:「だっ、大丈夫だもん!」恥ずかしそうに言います。「わたし、もう10歳だもん!」
西園寺ユウリ:「偉いなあ、乃亜ちゃんは。もうお手伝いできるんだな」
鞍馬麟次郎:「エライ。エライ。ノアも後で頭を撫でてやろう」
御神玲:「そうだ。誰かが酒で前後不覚になる前に聞いておきたいんだが」
御神玲:サイダーのグラスを置く。「あの旗、どういう意味なんだ?」
御神乃亜:「えー!やー!」照れてキッチンに逃げてく。
鞍馬麟次郎:「あん?意味とは?」
大門路夜暮:のあちゃんもかわいいなあ
御神玲:照れる乃亜を見て柔らかく笑う。 「いや、言葉通りだ。狼が描かれていただろう、たしか」
御神玲:「なんで髑髏《DOKURO》じゃないんだ? 海賊旗とかぶるからか?」
鞍馬麟次郎:「プッッ、くくく、くはははは、うへへへへ、うはは。いや、そうかー。そうだよなー」
大門路夜暮:「最近の若い子は、やっぱり知らないんですねえ」
西園寺ユウリ:「なんだ。アキは何を言ってるんだ」
御神玲:「なんだよ? どうした急に」
西園寺ユウリ:「なんで海賊旗の話が出てくるんだ……?」
御神玲:「夜暮にサイガも……しごくまっとうな疑問を口にしているつもりだが?」
西園寺ユウリ:「独狼の話だろ……?」
御神玲:「髑髏の話だが……?」
西園寺ユウリ:「……?」
鞍馬麟次郎:「骸骨の方の髑髏じゃないんだな、これが」
大門路夜暮:「独狼は髑髏じゃなくて、狼なんですよねえ」
鞍馬麟次郎:笑いがまだ止まらない。
鞍馬麟次郎:「そう。あれはキョウさん、大神恭弥がまだガキだった時…親友の独山カエデと誓ったのだ…」
鞍馬麟次郎:「池袋で一番強い男になると…。そして二人の男がお互いの名前から、チーム名をつけた!」
鞍馬麟次郎:「独と大神 オオカミで独狼!!」
御神玲:「おい大丈夫かこれ。出来上がりすぎだろう」
御神玲:「……独と大神」
西園寺ユウリ:「ハハ。完全にキョウさんだ」
西園寺ユウリ:「めんどくせえ時のキョウさんそのもの」
御神玲:「…………あっ!?」
御神玲:「なるほど……! 独りの狼、で『独狼』か!」
大門路夜暮:「そういえば、私達もおおかみですねえ」
大門路夜暮:「大きい門と路のおおと、御神のかみで、狼ですよ」
御神玲:「本当だ。僕らも大神……狼だな」
鞍馬麟次郎:「そう。その通りだ玲クン。俺達は誰ともつるまねぇ、孤高の狼というわけだったのだ」
鞍馬麟次郎:「うっぷ。気持ちわりぃ」
西園寺ユウリ:「んで僕らがその二つ牙だってことだよ……逆になんで伝わってねえんだ」
御神玲:「それだけDOKURO……独狼の勢力が落ちたということだろう。少なくとも酒には弱いことが判明したな」
西園寺ユウリ:「お前キリの店で吐くなよ……!?」
大門路夜暮:「鞍馬さんとユウリくんもなんかないんですか」
大門路夜暮:「頑張って独になってくださいよ」
西園寺ユウリ:「まて、それどころじゃない」
西園寺ユウリ:「リンがヤバい」
西園寺ユウリ:「お前マジか……?」
鞍馬麟次郎:「水。水があれば、まだ戦える」
西園寺ユウリ:「水な、水。ったく……」
西園寺ユウリ:キッチンへと向かう。
御神玲:鞍馬くんからビアグラスを遠ざけてます。これ以上飲ませるとせっかくの店がやばいと判断。
大門路夜暮:「偉いですねえ玲くん。細かい気遣いができて」なでなで
御神玲:「だからやめろってば。ほら夜暮、お前にもプレゼントだ」
大門路夜暮:「プレゼント?」
大門路夜暮:「なんだろう」
御神玲:かばんからごそごそと小さな箱を取り出して、中からガラス素材っぽいタンブラーを引っ張り出す。
大門路夜暮:「なんだか綺麗ですねえ」
御神玲:「壊れないタンブラーだ。ガラスっぽく見えるが、衝撃に強く粘りのある強化素材で出来ている」
御神玲:「乾杯もろくにできないんじゃ、かわいそうだろ」
鞍馬麟次郎:「偉いな玲。細かい気遣いができて」
大門路夜暮:「ええ~」
大門路夜暮:「私のために見つけてきてくれたんですか?」
御神玲:「今回は何から何まで世話になった。ささやかだが、僕の気持ちだ」 タンブラーにビールを注いでやる。
御神玲:「気遣いは人間関係の基礎だからな。夜暮が助けてくれなければ僕は今頃死んでたんだし、当然だろう」
大門路夜暮:「んんー」
大門路夜暮:「んんん~!」
大門路夜暮:「この前は、怪力でも平気だって言いましたけど」
大門路夜暮:玲くんの体に手を回して、そっと添えるように、優しく抱きしめます
御神玲:「おい!?」
大門路夜暮:「こういう時、思いっきりギューってできないのは困りますねえ」
大門路夜暮:「とってもとっても嬉しいです」
鞍馬麟次郎:「うはははは。酔ってたら抱きしめられてたぞ、これ」
御神玲:「やめろやめろ! オーヴァードでも死ぬ!」
御神玲:「サイガ! サイガどこだ!」
御神玲:「二人を止めろ!」
大門路夜暮:「玲くんはほんとうに、可愛くていい子ですねえ」抱きしめながらよしよしします
鞍馬麟次郎:「そうだ。そうだ。豺 水。みーずーだーよー」フライドチキンを食いちぎりながら言って。
西園寺ユウリ:「なにやってんだお前らはよ」水を持って戻ってくる。
西園寺ユウリ:「おら」水を渡す。
鞍馬麟次郎:受け取り、飲み干す。
鞍馬麟次郎:「やっべ。世界で一番美味いの、今、これだわ」
大門路夜暮:「見てくださいこれ。玲くんがくれたんですよ」
大門路夜暮:「乾杯しましょう乾杯」
西園寺ユウリ:「ヨルと乾杯する日が来るとはな」
桐島三郎:「や~ね~、男の飲み会って乱雑で~」ちょうど、ジュースのグラスを持って現れる。
御神玲:「サイガはどうする。ビールでいいのか?」
西園寺ユウリ:「掲げた瞬間にはぶっ壊してるだろ……いや」
鞍馬麟次郎:「あ。ジュースで。運転あっから!」
西園寺ユウリ:「僕はそいつ貰うよ」ジュースを指して。
西園寺ユウリ:「苦手なんだよ。酒ってやつは」
西園寺ユウリ:「苦いだけだろ」
桐島三郎:「これすっごいおいしいぶどうジュースよ。飲みたい人は飲んでね~」みんなにグラスが並んだお盆を差し出す。
鞍馬麟次郎:「お子様味覚なんだよなー」
御神玲:「いいことだ。酒もタバコも、やらないに越したことはない」 西園寺くんのグラスにジュースを注ぐ。
西園寺ユウリ:「水が世界で一番うまいやつの味覚がマシだとは思わねえがな」
鞍馬麟次郎:「あははは。そりゃ、違いないぜ」
御神玲:「乃亜。乃亜もこっちに来い。乾杯するぞ」
御神乃亜:「かんぱい!はーい」グラスを抱えてとことこ歩いてくる。
御神乃亜:「あのね、それね、わたしが注いだやつだよ」
大門路夜暮:「一杯くらいならいいもんですよ」にこにこしながら玲くんからもらったタンブラーを持ってます
鞍馬麟次郎:「えらい、えらい」と、ノアちゃんの頭を撫でつつ
鞍馬麟次郎:「しかしよ。再結成祝いとは言うが、おかしな話だよな」
御神玲:「あっ」 乃亜を撫でられた事に若干憤慨する。
鞍馬麟次郎:「再結成してねーし。なぁ」
西園寺ユウリ:「まあ、どちらかといえばだ」乃亜ちゃんの頭を撫でる。
西園寺ユウリ:「ヨルの出戻りと、アキの加入だろ。祝いはよ」
御神乃亜:「やー」くすくす笑いながら二人に撫でられている。
御神玲:「加入、か」
御神玲:「ちょっと待ってくれ。後で余計な諍いを招きたくないから、はっきり言っておくが」
御神玲:「僕は今回の戦い、紫蜘蛛でも独狼でもなかった。自分ではそう思っている」
御神玲:「ただチームを追われて……激流に呑まれないよう、必死に抗っていただけだ」
御神玲:言葉を切って、少し残っていたサイダーを飲む。全員を見る。
御神玲:「改めて申し出たい。僕を独狼に入れてくれないか」
御神玲:「僕の全能力をもって、独狼の常勝を約束する」
西園寺ユウリ:「クク、ははっ! 常勝!常勝と来たか!」
西園寺ユウリ:「大きく出たなあ!」
大門路夜暮:「私はもう仲間のつもりでしたよ」
鞍馬麟次郎:「玲ぁ。今の俺ら4人ぽっちだぜ。わかってんのか?」
鞍馬麟次郎:負ける気はしないという顔ではあるが。
御神玲:「不可能ではないだろう。戻ってきた破壊神もいるんだし」
大門路夜暮:「助っ人にNo.2を渡すわけ無いですしねえ」
御神玲:「No.2より強いんだろう? 二人とも」
西園寺ユウリ:「ちげえよ。独狼向きだって言ってんだ」
西園寺ユウリ:「テメエが最強だと思いこんでるバカ野郎どもが集まった」
西園寺ユウリ:「最強のチームなんだよ、独狼ってやつはよ」
西園寺ユウリ:「資質は十分ってわけだ」
鞍馬麟次郎:「そうだよ!そんな大口叩くようなバカは、独狼にしかいられねぇってな」
鞍馬麟次郎:「そんで、NO.2だけどな。カウントどうなった?俺が一番活躍したと思うんだがな!」
鞍馬麟次郎:「一番ボコっただろ!どー考えてもだ」
御神玲:「そこに関しては、言うまでもなく僕だな。オウガのために隙を作ったし、夜暮に武器も調達した」
御神玲:「貢献度はダントツだ。No2を名乗らないのは謙虚さの現れだと思ってくれ」
西園寺ユウリ:「相手の頭をとった僕だろうな。チームの盾にもなった」
西園寺ユウリ:「拠点に乗り込んだのも僕の車だ。すべてが揃っているのに議論の余地があるのか?」
大門路夜暮:「私じゃないかなあ。ジャームになったアオイさんを倒したんですよ」
大門路夜暮:「トーチさんも私を一番に倒そうとしてきましたし。やっぱり池袋の顔だけあって」
大門路夜暮:「誰が一番の脅威かわかってましたよね」
鞍馬麟次郎:「兵隊ども全員蹴散らしたの俺だっての!」
西園寺ユウリ:「ヨルはそういや最初に外しやがったよな」
御神玲:「……算数から教える必要があるのか? 参ったな……」
鞍馬麟次郎:「ドアもぶっ壊したしよぉ」
大門路夜暮:「ドアがなあ。もっと頑丈ならなあ」
西園寺ユウリ:「ちなみにドアを買い替えたのも僕だ」
御神玲:「いや、だが事実上No.2である僕を助けたんだ。ここは差し引きゼロにしてもいいだろう」
大門路夜暮:「今のドアなら当てられますよ。かけてもいいです」
御神玲:「ドアは……うん……」
西園寺ユウリ:「キリは僕の味方だよな?」
桐島三郎:「え~~」
西園寺ユウリ:「お前たちとは違いこちらには支持者がいるぞ」
鞍馬麟次郎:「三郎は俺の味方だよな。メロン高かったんだぞ」
桐島三郎:「ん~~~」
御神玲:「キリちゃんさん。ここは私情を挟まず、冷静に判断するべきだ」
桐島三郎:「へ~~~?」
大門路夜暮:「それを言ったら、のあちゃんは玲くんの味方しちゃいますよ」
御神玲:「乃亜を助けてくれてありがとう。僕はあなたを信じている」 乃亜が毒を喰らった時のことを強調している。
桐島三郎:「な~~~~~?」
西園寺ユウリ:「他勢力からの信頼も得ている僕が……」
大門路夜暮:「三郎くんは私に一票入れるから、二人は脱落ですね」
大門路夜暮:「皆より前からの付き合いだからなあ」
大門路夜暮:「いつもかわいいって言ってるからなあ」
西園寺ユウリ:「まて。乃亜ちゃんだって、アキに入れるとは限らないだろう」
西園寺ユウリ:「No,2になれば忙しくもなる。それを望むかは別だろう」
御神乃亜:「え、え、えと、ええと」
鞍馬麟次郎:「車を修理する俺がいるから無茶できるんだろうがよぉ」
御神乃亜:慌てた様子で皆を見る。
鞍馬麟次郎:「ノア、明日はカレーにしてやるぞ。甘いやつだ」
御神玲:「いやいや。乃亜は僕に入れる……入れるはずだ」
御神玲:「入れるよな……? 心配になってきた」 ぶどうジュースを飲んでいます。
御神玲:もちろんぶどうジュースではなく、隣にあった赤ワインだ。
西園寺ユウリ:「おい待て!」
西園寺ユウリ:「アキ!」
鞍馬麟次郎:「ん?」
御神玲:「どうしたサイガ。二重に分身しているぞ」
御神玲:「飲み会ではオーヴァードのエフェクトは控えろ。侵蝕率にも影響するぞ」
大門路夜暮:「そういう玲くんこそ」
鞍馬麟次郎:「あ。これ、ワインじゃねーか!?」
大門路夜暮:「なんだか顔が赤くなってきてますよ」
西園寺ユウリ:「何でここ置いてんだよっ!」
御神玲:「侵蝕率というのは、オーヴァードの体調のひとつのバロメータでな。だいたいは30%前後らしいが、ファルスハーツには120%の……」 くどくどと説明している。
西園寺ユウリ:「テメエが口に入れたのが12%前後なんだろうが!」
御神玲:「赤くない。ナンバー2の話を……いや、投票の話か……?」
鞍馬麟次郎:「うめえこと言ってる場合じゃねえだろ!」
大門路夜暮:「赤くなった玲くんもかわいいですねえ」
鞍馬麟次郎:「玲、水だ。水飲んで薄めろ。はいてしまえ」
西園寺ユウリ:「そうだな、水、水を……」
御神玲:「ありがとう。夜暮もかわいいやつだ」 頭を撫でる。 「乃亜はやらないが、かわりになでてやろう」
大門路夜暮:「んん~」
御神玲:空いた方の手でぐいぐい赤ワインを飲んでます。
大門路夜暮:「ユウリくん、もうちょっとこのままでいいですよ」
西園寺ユウリ:「はあ?いや……」
西園寺ユウリ:「いや待て待て待て」
西園寺ユウリ:「何で追加してるんだ」
鞍馬麟次郎:大ちゃんの頭を後ろから掴んで
鞍馬麟次郎:「いいわけあるか、ばか!」
大門路夜暮:「やっぱりだめかあ」
西園寺ユウリ:「こら、飲むなアキ……!」手を掴んで取り上げる。
西園寺ユウリ:「ろくな大人にならないぞこんなのガンガン行っても!」
西園寺ユウリ:「リンみたいになるぞ」
御神玲:「それはマズいな」
御神玲:「総理大臣になれない」
鞍馬麟次郎:「は?」
西園寺ユウリ:「あ?」
鞍馬麟次郎:「総理大臣位余裕でなれんですけど!」
西園寺ユウリ:「何でそこで張り合うんだよ」
鞍馬麟次郎:「明日から本気出せば余裕だろうがよ」
大門路夜暮:「すごいダメな大人みたい」
西園寺ユウリ:「ダメな大人そのものだな」
鞍馬麟次郎:「俺は税金も納めてるしな。お前らと違って。お子様共め」
鞍馬麟次郎:「総理大臣に一番近いだろうがよ」
西園寺ユウリ:「いや僕も納めてるが……」
大門路夜暮:「やっぱりお酒はやめといたほうがいいですね」
西園寺ユウリ:「自動車税も知らないのか……」
西園寺ユウリ:「よくそれで総理大臣が名乗れるな……?」
西園寺ユウリ:「結構高いんだぞ、あれ」
大門路夜暮:「酒税とかもありませんでしたっけ」
桐島三郎:「…あんた達、ギャングになるの?それとも四人で総理大臣になるの?」
西園寺ユウリ:「何を言ってるんだ?」
西園寺ユウリ:「総理大臣は一人だろ」
西園寺ユウリ:「キリ、どうしたんだ……?お前も酔ってるのか……?」
桐島三郎:「頭が痛い……」頭を抱えている。
御神玲:「決まっている」
御神玲:「池袋のトップを取る」
御神玲:「僕ら全員で。チーム独狼で、だ」
御神玲:「……いいんだよな? それで」
大門路夜暮:「最強のチームですからね」
大門路夜暮:「総理大臣くらい居ないとですよ」
西園寺ユウリ:「いや、東京のトップだよ」
西園寺ユウリ:「馬鹿なくらいデカくねえとだろ、目標はよ」
鞍馬麟次郎:「総理大臣もチームの数も多すぎるしな。独狼で天下統一してやろうぜ」
御神玲:「じゃあもっと上だ。日本のトップがいいだろ」
西園寺ユウリ:「総理大臣じゃねえかそれ」
西園寺ユウリ:アキから取り上げたコップの中身を呷っている。
御神玲:「あっ」 コップを取られる。
御神玲:「本当だ」
大門路夜暮:「総理大臣と、破壊神と、ビル・ゲイツ」
大門路夜暮:「これくらいはほしいですよね」
西園寺ユウリ:「3人しか居ねえぞそれ」
西園寺ユウリ:「修理工場のおじさんも入れてやれよ」
鞍馬麟次郎:「いや、つまり、あれだろ」
鞍馬麟次郎:「独狼の頭は俺だってことだろうが」
鞍馬麟次郎:ゲラゲラ笑う。
大門路夜暮:「ああいえばこういう」
西園寺ユウリ:「は?何も聞いてなかったのかこいつ」
御神玲:「さりげなくオウガの地位を貶めるのはよせ、サイガ。ああもう……」
御神玲:「結局、なんだ? 何に乾杯すればいいんだ?」
御神玲:ほぼ空っぽのサイダーのグラスを持ってスタンバってます。
西園寺ユウリ:「チームの未来にだろ」
鞍馬麟次郎:「未来に。で、いいんじゃねえか」
西園寺ユウリ:「俺らの未来にだよ」
西園寺ユウリ:「ぷっ」
西園寺ユウリ:「ハハハッ!」
大門路夜暮:「いい未来になりそうですねえ」
御神玲:「僕らの未来が、無限の栄光へと続きますように……か」
御神玲:「じゃあ夜暮、音頭をとってくれ」
鞍馬麟次郎:空のコップに水を注ぐ。
御神玲:「ナンバー2だろ。自称」
大門路夜暮:「うれしいですねえ。今回は私も混ざれるし」
大門路夜暮:「いつもはキョウさんがやってましたからねえ」
大門路夜暮:「それでは皆さん」
大門路夜暮:「最高の仲間と出会えた事に感謝しつつ」
大門路夜暮:「私達の最高の未来に。乾杯しましょう」
大門路夜暮:「乾杯!」
鞍馬麟次郎:「乾杯!」
御神玲:「……乾杯」 グラスをかかげる。
桐島三郎:「かんぱーい」
西園寺ユウリ:「乾杯」グラスを揺らす。
御神乃亜:「かんぱい!」グラスをかかげます。
GM:四人と二人が集まって、一匹の狼が産声を上げた。
GM:そんな夜のことだった。
大門路夜暮:「新しい伝説の」「はじまりはじまり」
GM:シーン終了。
桐島三郎:「……じゃ、乃亜ちゃん。店の上、あたしの部屋だから」
桐島三郎:「行きましょ。この酔っ払い達は放っておきましょう」
御神乃亜:「? はーい」
アフタープレイ
GM:では、経験点配布をちゃっちゃかやりますね!
大門路夜暮:いえー!
GM:まずはEロイスとDロイス!
西園寺ユウリ:パフパフ!
GM:【十文字アオイ】
Eロイス《超越活性》×2、《砕け散る絆》×2
【トーチ】
Dロイス《対抗種》×2
GM:合計6点!
GM:では次!
GM:・セッションに最後まで参加した 1点
GM:・シナリオの目的を達成した 5点
GM:・最終侵蝕率 夜暮くん 3点
そのほか 5点
御神玲:わんわんわ!
GM:・よいロールをした
・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
・セッションの進行を助けた
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:これはみんな、各々言いたいことがたくさんあるだろうから、
GM:ぜひ、見学席とかツイッターとか、いろんなことで言ってほしい!
御神玲:もう言ってる!
GM:とっても素晴らしいこと!
大門路夜暮:完全に理解!
西園寺ユウリ:いいまくり
GM:わーい!
鞍馬麟次郎:いう言う
GM:じゃあ、まとめて4点さしあげちゃう!
GM:項目は以上!
GM:総経験点数!
大門路夜暮:うおー!
夜暮くん 23点
麟次郎くん 25点
ユウリくん 25点
玲くん 25点
GM:以上です!もらっておくれ!
鞍馬麟次郎:いただきます!
西園寺ユウリ:待て。僕らだけが貰うわけには行かないだろう
西園寺ユウリ:GMも独狼だろう。違うか?
GM:(ドキ・・・)
御神玲:盤外戦術!
鞍馬麟次郎:そうだ。GMにも必要だよな。経験点。3で割りな!
御神玲:いや別に番外でもないな
GM:あ、あんた達がそう言うなら、もらってやろうじゃないの!
御神玲:そうだぜ! 僕はノイマンだから計算したげる!
GM:(キュン・・・)
御神玲:C((23+25+25+25)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 32
御神玲:チキチキチーン!
鞍馬麟次郎:大学目指す奴はそんな機能も使えるのか!
GM:わーい!いっぱいもらえたーー!
御神玲:どどんとふは大学でも最初に習うからな
GM:そうなんだ
GM:では、経験点配布は以上!
GM:
GM:では、最後に、次回予告となるマスターシーンです。
西園寺ユウリ:次回予告?
GM:イエス!
■次回予告
GM:マスターシーン。
GM:池袋区の地下空間に広がる、巨大な地下闘技場。
GM:リングの隅で、煙草の煙を燻らせながら、熱心に地図に何かを書き込む男がいる。
サダオ:「よいしょっと」猫背が更を丸めた姿勢で、色ペンを走らせる。
サダオ:この地を治めるチーム【鼠】の親玉、サダオ。
ジェイソン:「何してんすか、サダオさん」サダオに歩み寄る、大柄な男。
ジェイソン:かつて地下闘技場のトーナメントを勝ち抜いた過去を持つ【鼠】のナンバー2。
サダオ:「おお、ジェイソンくん」へらへら笑う。
サダオ:「見てこれ。今の池袋の勢力図ね」
GM:地図には、4つのギャングチームのシマに沿って、赤い蛇、黄色い蜂、紫の蜘蛛、灰の鼠のイラストが描かれている。
サダオ:「で、ここに、伝説の狼くんが復活したわけよ」天橋商店街の上に、黒い狼を描く。
ジェイソン:「ああ、独狼……」
ジェイソン:「……サダオさん絵上手いっすね」
サダオ:「お?マジ?さんきゅー」
ジェイソン:「しかし、サダオさん」
ジェイソン:「伝説つっても、当時のアタマ張ってた大神はいねえし。まだ4人しかいない弱小チームっすよ」
ジェイソン:「こいつらが現れたところで、ブクロのバランスは変わらねえと思いますけどね」
サダオ:「さっすがジェイソンくん! よく分かってるな~~」
サダオ:「だからさあ、ぼちぼち、ちょうどいいかなあと思ってねえ」
GM:サダオは吸っていた煙草を地図に押し付ける。
GM:鼠が描かれた箇所から煙草の火がじわじわと燃え広がり、池袋の地図は灰と化す。
ジェイソン:「ジェイソンくん。今日、ウチのチームに二人、スカウトした子が来るから」
サダオ:「ジェイソンくん。今日、ウチのチームに二人、スカウトした子が来るから」
ジェイソン:「え?」
サダオ:「刑務所から買ったの、死刑囚」
サダオ:「そいつらと、君と、おれ。1人1チームね」
サダオ:塵と化した地図を投げ捨てて、リングから飛び降りる。
サダオ:「全て灰にし尽くす時が来た」
GM:アロハシャツが風にあおられ、禍々しい鼠の刺青が施された脇腹が剥き出しになった。
サダオ:「さあて。七日間の地獄をはじめよっか」
GM:シーン終了。
GM:
GM:次回、『イケブクロホリック#02/ノロイドブネズミ』に続く。
GM:
ダブルクロス The 3rd Edition 『イケブクロホリック#01/ヤミクモムラサキ』
終
GM:以上で全行程終了です!おつかれさまでしたー!
御神玲:おつかれさまでした!
鞍馬麟次郎:お疲れさまでしたー
西園寺ユウリ:お疲れさまでした!
大門路夜暮:たたた!