Tekey:チャットログの全削除が完了しました。
GM:----
GM:
雨と言うものは不思議なものだ。
何もない空から降ってくる。
科学とか物理とか、そういう話ではない。
何もない所に急に湧き上がる雲。
それらは常世から現世に何かが現れる予兆なのだ。
そう人々は信じ、天を奉る。
あるときは恵みを。
あるときは裁きを。
だから。
何もないところに湧き出る水には。
きっと何かが、潜んでいるのだ。
星見塔胡『十海怪奇譚』より
GM:
六月。
雨の季節。
雨粒は血を洗い流し。
雨音は悲鳴をかき消してしまう。
そして、死体は水底に沈む。
雨。
水。
それらに悪意も善意もない。
それは恵みであり恐怖でもある。
雨の中を歩くのは人か怪異か。
人殺しか。
差し伸べられた手だけではわからない。
顔も姿も、雨が覆い隠してしまう。
ただ、手だけが人々を雨中に誘うのだ。
GM:
『十海怪奇譚』第惨話 六月「水溜りに沈む手の話」
GM:ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:----
GM:マスターシーン
GM:----
???:「ひらひらと舞っている。」
???:「私がそれを見たのは雨の日だった」
???:「1人で見たような気もするし、傍らに誰かが居た気もする」
???:「水溜りからするりと伸びた美しい手」
???:「白くすらりと伸びた指先」
???:「美しい真珠のような爪」
???:「それはひらひらと舞っている」
???:「水溜りは深く底が知れぬ」
???:「ただ降りしきる雨の中でそれは楽しそうに揺れていた」
???:「その手を掴むなら、彼女を水底から引き上げる事が出来るのか」
???:「或いは僕が水底へ引き摺り込まれるのか」
???:「それは美しく、淫らで、無邪気だった」
???:「それは水底へ沈んでいく」
???:「ひらひらと舞いながら」
???:「それを見て誰かが嗤った」
???:「僕の隣に立つ少年が嗤っている」
???:「ああ、あの時」
???:「僕は友人と”それ”を見たのだ」
GM:----
GM:マスターシーンは以上です
GM:----
GM:OP1:仁奈川伊由
GM:ではキャラシのURLと成長報告をお願いします。
仁奈川伊由:はーい!
仁奈川伊由:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYnZmRxAMM
仁奈川伊由:UGNチルドレン・にながわいゆうです!6月で季節が変わったので、立ち絵も夏服仕様になりました!
GM:夏だ
GM:衣変えの季節ですからね
仁奈川伊由:暑いので髪もいろいろアレンジしてます。
仁奈川伊由:成長としては、まず新エフェクト《妖精の手》2LV、《隠された世界》1LVを取得。
仁奈川伊由:さらに技能の意志、調達、情報UGNを1LVずつ上げました。
GM:手堅い支援と防御補助ですね
GM:今回は調査パートが多いので良いと思います
仁奈川伊由:あ!なら良かった! 余ってた財産点で新たに専門書を購入し、オカルトと歴史の情報収集にもちょっと強くなりました。
仁奈川伊由:技能を伸ばさなかった辺りが仁奈川のせめてもの抵抗です
GM:ww
仁奈川伊由:まだまだ…レネゲイドと科学で世界を解体していくからよ!オカルトなんか信じねえぜ!
仁奈川伊由:そんな感じでやっていきます!以上です!
GM:はーい、そんな仁奈川さんのハンドアウトはこちら
GM:
・仁奈川 伊由
シナリオロイス:怪談 推奨感情 P:好奇心/N:不安
火渡ヒロミから君への任務は学生の間に流れる噂の調査だ。
『鏡の手』と呼ばれるその噂は、過去に何度か流行し。
その年に必ず少年少女の失踪事件が起きているという。
その噂が今、また湧き上がろうとしていた。
仁奈川伊由:鏡の手~~!?
仁奈川伊由:紫の鏡!
GM:どうでしょうね~
GM:では登場ダイスをどうぞ
仁奈川伊由:はーい!
仁奈川伊由:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 6[6]+29 → 35
GM:----
ピーター:「怪談?鏡の手?そんなくだらない話に僕を巻き込むな」
GM:日差しはもう夏に近付いている。
GM:気象庁の予報ではもうすぐ梅雨入りという事だが。
GM:この1週間ほどはそれを感じさせない晴天が続いていた。
GM:午前の授業が終わり昼食を済ませた生徒がそれぞれに過ごす教室で。
GM:目の前の少年はくだらない話を聞いたと言った顔でそう言った。
真園彩音:「えー?でも、そういう噂知らない?」
真園彩音:「ニナはどう?聞いた事ない?」
仁奈川伊由:ハンドアウトの内容をヒロちゃんから聞いた後という想定で大丈夫でしょうか?
GM:そうですね、聞いた後という感じで大丈夫です
仁奈川伊由:はーい!
仁奈川伊由:では、真園の向かいに机をくっつけた状態で、じっとりとした目線をピーターに向けている。
仁奈川伊由:「そりゃ知ってるよ、けっこうマジっぽい噂じゃん?」
真園彩音:「でしょ~?」
仁奈川伊由:衣替えがあったので、半袖シャツ。長い髪は、暑いので二つにくくっている。
仁奈川伊由:「うん、それのせいでマジで失踪事件が起きてるって、聞いた聞いた」
仁奈川伊由:「こいつ空気読めないから」ピーターを指さす。「こういう話できないんだよ」
ピーター:「ハァ?非現実的な噂に踊らされないってだけだよ、僕は」
ピーター:不機嫌そうに法を膨らませる
真園彩音:「でもでも、ほらコレ見てよ」
真園彩音:スマホの画面は過去の新聞記事のスクショを表示している。
真園彩音:少年少女失踪事件、古い記事だ。
真園彩音:日付は13年前。
仁奈川伊由:ピーターと一緒にスマホを覗き込む。
仁奈川伊由:(……ヒロちゃんにも見せてもらったやつ)
真園彩音:「その13年前の26年前にも一人。39年前にも2人」
GM:画面をスライドさせ、新聞記事を表示させている。
真園彩音:「13年毎に子供が消えるんだよ」
GM:ちょっと興奮気味に話す。
ピーター:「偶然だろ?他の年の新聞だって探せば行方不明くらいいるさ」
ピーター:「行方不明っていっても家出かもしれないし解決してるかもしれない」
仁奈川伊由:(…。…正直、そう言いたくなる気持ちはすっごい分かる)
仁奈川伊由:だが任務なのだ。積極的に、興味がある姿勢をとっている。
仁奈川伊由:「違うんだって。まだ続きがあるんだよね?」
真園彩音:「そうそう、流石ニナ。詳しいじゃん」
真園彩音:「13年毎に”噂”が流れるの、それが”鏡の手”」
仁奈川伊由:「まあね!」不本意。「…でも、あたし、それ以上のことはよく知らないんだよね」
仁奈川伊由:「結局、鏡の手が…何するの? 真夜中の校舎で鏡から手が出てきて…的なやつ?」
真園彩音:「そうね、内容はまちまちでありきたりなんだよね」
GM:と手帳を開いてメモを読む、手帳にはシールが大量に貼られている
真園彩音:「えーと、深夜何時とかに学校のどこそこの鏡を見るとか、合わせ鏡を作るとか」
真園彩音:「プールの水が鏡になるとか、何もないはずの場所に鏡が出現するとか」
真園彩音:「まあ、どこにでもある学校の怪談って感じなんだけど」
仁奈川伊由:「バリエーション豊かねえ」
真園彩音:「でもこっからが共通なのよ~」
仁奈川伊由:「なになに?」
真園彩音:と声色を怪談調に変える。
仁奈川伊由:真園に合わせて、おそるおそる聞く顔になる。
ピーター:呆れた顔でそれを聞いている。
真園彩音:「鏡から白い手が伸びて出てくるんだってェ~」
真園彩音:「それは”ゆらゆら”だか”くねくね”だか」
仁奈川伊由:「きゃあアア~~」
真園彩音:「とにかく揺れていて、つい手を握ってしまいそうになるんだけど」
真園彩音:「それを掴んでしまうと鏡の中に取り込まれてしまうのよォ」
仁奈川伊由:「いや~、こわァ~い」
ピーター:「馬鹿馬鹿しい。引き摺り込まれたら誰がその事を噂するんだよ」
仁奈川伊由:(…それは確かに)
真園彩音:「いやまあ、そうなんだけど」
真園彩音:「えーと、確か。引き摺り込まれるのを見たって話があったらしいよ」
仁奈川伊由:「え、マジ」
仁奈川伊由:「過去の事件で?」
仁奈川伊由:元の調子に戻って、ぱっと真園を見る。
真園彩音:「らしいってだけだけどね」
真園彩音:「そう、過去の事件」
真園彩音:「まあ、警察とかもそんなの取り合わないから」
真園彩音:「正式な記録には残ってないです、っていうオチね」
真園彩音:「本当かどうかは謎ってわけ」
仁奈川伊由:「ふうん…、それで噂だけ流れてるってワケね」
仁奈川伊由:ゆゆちゃんにも後で聞いてみよ、と思いながら相槌を打つ。
ピーター:「で、結局それが何なんだ」
仁奈川伊由:「えー!あんた何聞いてたのよ」
真園彩音:「また噂が流れてるって話だよ」
仁奈川伊由:「そうそ! 13年ごとに起こるって言ったじゃん」
仁奈川伊由:「今年が、13年目!」指を突き立てる。「また、事件が起こるかも」
仁奈川伊由:「あんたが攫われるかもよ~~?」ピーターに悪戯っぽく言う。
ピーター:「くっだらないな、本当に」
ピーター:「だいたい、そんな噂があったら経過して誰も手を触らないんじゃないのか?」
ピーター:「噂が無しでこっそりやった方が成功率上がるだろ」
仁奈川伊由:「ノッてきたじゃん」笑う。「確かに、なんでだろうね」
仁奈川伊由:「それを見ると、何がなんでも触ることになっちゃうとか?」
真園彩音:「見たら魅了されるとか、あるかもね」
真園彩音:「で、ちょっとそういう噂を調べてみようかなって思ってさ」
真園彩音:「せっかく13年に一度の機会だし、面白そうじゃん」
仁奈川伊由:「…え?」自分の手をゆらゆらさせている。
仁奈川伊由:「……いや、危ないんじゃない?」
真園彩音:「んー、そういうの一人でやればねー、犠牲者枠って感じだけど」
真園彩音:「3人くらいで軽く調べるくらいなら大丈夫かなって思うんだけど」
真園彩音:「どうかな」
ピーター:「…やめといた方が良いんじゃないか?」
仁奈川伊由:「いや~~~、真園、病み上がりじゃなーい……どーかなー………」
ピーター:「だいたいそれ、僕が手伝う前提だろ」
仁奈川伊由:「……」
真園彩音:「んー、そっかー」
真園彩音:「まあ、二人が乗り気じゃないならやめとくよ」
仁奈川伊由:真園を見る。ピーターを見る。
ピーター:少し真面目な顔で伊由を一瞬見る。
ピーター:「調査とか言ったら夜の学校にはいるとかしだすだろ」
仁奈川伊由:「……いや、ちょっと待って」ピーターの肩を掴む。
ピーター:「校則違反でおこられるのは面倒だ」
仁奈川伊由:「相談」ぐいぐい後ろに引っ張る。
ピーター:(何だよ)
仁奈川伊由:(…いま断ったら、絶対、真園ひとりで調べ出すって!)
仁奈川伊由:(そっちのが面倒なのよ。あたしもこれ、任務で調べてんの)
ピーター:(任務?マジのやつかよ)
ピーター:(…じゃあ)
ピーター:「だから校則違反はしないって条件付きでなら」
ピーター:「少しくらいは手伝ってもいいさ」
ピーター:「ヒマな時に学校で話を聞くくらいでどうだ」
仁奈川伊由:「えっ…」話が早くてびっくりする。「………」
ピーター:「噂話なんだろ、なら人から聞くのが一番だ」
ピーター:(僕の知らない所で面倒事を起こされるのが嫌なだけだ)
仁奈川伊由:「……っ」はにかんで笑いそうになる。
ピーター:(そっちの”任務”とかで僕の仕事の邪魔されたら困るから把握しとくってだけだよ)
ピーター:(そっちの任務を手伝うってわけじゃないからな!)
仁奈川伊由:(あっそ)
ピーター:(僕もマスターから調べものを頼まれてて忙しんだ!)
仁奈川伊由:(はいはい、お互いの仕事のためね)
真園彩音:「え、じゃあ手伝ってくれんの?」
仁奈川伊由:(調べもの?何よそれ)
真園彩音:「ニナは?」
仁奈川伊由:「…え、あ、うん!」顔を上げる。
ピーター:(任務の内容を他に話したりはしないんだよ!普通は!)
仁奈川伊由:「もちろん、やるやる。真園のことはあたしが守る!」
真園彩音:「やったー!流石持つべき物は友達だわ」
仁奈川伊由:(はあー!?あたしとあんたの仲で今更そういうこと言う!?)
ピーター:「ハァ…調べものに付き合うだけだからな」
仁奈川伊由:「もちろんもちろん。真相をバッチリ掴んでやりましょ」
仁奈川伊由:「それで失踪事件を防いで、警察に表彰されて、みんなでケーキ食べる!」
真園彩音:「よっし!繰械高校オカルト調査団結成ね」
真園彩音:「明日くらいから聞きこみ始めよう」
GM:嬉しそうにスケジュールを書きこんでいる。
仁奈川伊由:「はあーい……」それを笑顔で見つつ。
仁奈川伊由:(……まあいいじゃない。共同戦線)
仁奈川伊由:(あたし達のために働いてくれるんでしょ?)ピーターに言う。
ピーター:(知らないよ)
ピーター:(クラスメートが危険な目に会ったら潜入任務がやり辛くなるってだけだ)
仁奈川伊由:(うん)
仁奈川伊由:(何があっても、真園だけは絶対に守ろうね)
仁奈川伊由:(もう、フツーに友達だしさ)
ピーター:(…自分は危険な目にあっても良いとか思ってないよな)
ピーター:(あー、そうさ友達友達)
仁奈川伊由:「え」普通に声に出る。ピーターを見る。
ピーター:(友達が危険な目に合わないようにするって事でいいよ)
ピーター:「危ない事はしない、ちゃんと相談して調査する」
ピーター:「先生に怒られるようなことはしない」
ピーター:「それで良いな?」
真園彩音:「おっけーおっけー」
仁奈川伊由:(…………)
仁奈川伊由:その言葉の裏に、もしかして、たくさんの思いが詰め込まれてるような気がしたが。
仁奈川伊由:「……おっけー」
仁奈川伊由:なんとなくそれは聞けなくて、真園に合わせて頷くだけにとどめた。
GM:チャイムが鳴る。
GM:昼休みはもう終わる。
真園彩音:「おっと、移動教室だっけ?場所どこ?」
ピーター:「情報処理の時間だから視聴覚教室のPCルーム」
真園彩音:「やばッ、急ごうニナ!」
仁奈川伊由:二人を見る。瞬きする。
仁奈川伊由:「……うん!はやく行こ!」つとめていつも通りに声を上げた。
GM:----
GM:ロイスの取得が可能です
仁奈川伊由:シナリオロイスの「怪談」に対し、推奨感情通り 好奇心/不安:〇 で取得します。
GM:了解です
GM:----
GM:OP2:壱条ゆゆ
GM:キャラシのURLと成長報告をお願いします
壱条ゆゆ:イエサー!
壱条ゆゆ:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY4tzXxgMM
壱条ゆゆ:壱条ゆゆ、花も恥じらう24歳古代種、サマースタイルです
GM:夏
壱条ゆゆ:前回の戦いで同僚がFHだったり捕らえた詐欺師がアヤエイジア枠に収まろうとしてきたりで大変でしたが
壱条ゆゆ:強く生きたい……
壱条ゆゆ:成長は、役割は前回でほぼ十分だと察したので
壱条ゆゆ:ほぼ基本値上昇です。強いて言うならワイヤーウィップを取得し、エンゲージから動かなくても良くなりました
壱条ゆゆ:あとマクスウェルプログラムを取得し、心許ない味方のダイス支援をちょっとすること
壱条ゆゆ:また、情報面では「知識:民俗学」とコネ:専門家を常備化。
壱条ゆゆ:そちらの方面から捜査を進めていくつもりです
GM:調査能力が高い警察は信用できますね
GM:そんな壱条さんのハンドアウトはこちら
GM:
・壱条ゆゆ
シナリオロイス:連続溺死事件 推奨感情 P:興味/N:嫌悪
『特別犯罪対策室』案件、連続溺死事件。
死体の体内からは大量の水が検出される、そういった不審死がいくつか報告された。
珍しく署長からも積極的な捜査を命じられた君が情報を集めていたその時。
拘置所に収監されていた浦戸哲也が死亡した、死因は溺死である。
事故であるはずがない。
君は、この事件の犯人を追わなければならない。
壱条ゆゆ:アヤエイジア枠になりそうだった詐欺師――!
GM:可哀想に
GM:では登場ダイスをどうぞ
壱条ゆゆ:とにかく唯一の手かがりを……絶対許さねえ
壱条ゆゆ:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 6[6]+35 → 41
GM:----
GM:十海警察署、特別犯罪対策室は複雑に入り組んだ通路の突き当りに設置されている。
GM:機密保持の観点というよりはくりかえされた警察署の増築の結果というだけだろう。
GM:まだエアコンをつけるほど暑くはないが。
GM:かといって涼しいというほどでもないため
GM:窓が開けられ、扇風機が何台か稼働している。
GM:風にあおられて書類が飛ばされないように机の上にはテープの台やペン立てなどで重しをされた書類の山がいくつもそびえていた。
GM:今、対策室は「連続溺死事件」の情報が次々と持ち込まれていた。
壱条ゆゆ:「……。」上着を脱いだシャツ姿。厚着は非効率だが、上着の重みがないのも、それはそれで落ち着かない。
GM:普段であれば迷宮入り案件となりそうなものだが。
壱条ゆゆ:折衷案の細いタイを揺らしながら、書類を次から次へと整理していく。
GM:署長の向井が珍しく積極的に支持を出している。
壱条ゆゆ:「どれも、これも……」
GM:”解決”の方針で。
壱条ゆゆ:真っ正直に動ける。だが、ヒントは事件の数の割に少ない。
向井玲子:「よし、書類の搬入は終わったな」
壱条ゆゆ:事件現場の特徴と、被害者の経歴をまとめた表を作っている。「所長」
向井玲子:「データ処理班はとりあえず情報を整理して共通項を上げていくように!一課はそのまま聞き込みに回れ!」」
向井玲子:「何だ?」
壱条ゆゆ:「今回は、別の場所からの情報や介入はないのですか?」
向井玲子:「介入は無い、とは言えんがな。どちらかというと上も解決を望んでいる」
向井玲子:「もしかすると情報提供があるかもしれんな」
壱条ゆゆ:「横槍がないのなら、構いません」
壱条ゆゆ:机の上には、事件資料の他に、地元の民話をまとめた本も何冊かある。
向井玲子:「ま、お前は真面目だからな。こういう方がやりやすいだろう」
壱条ゆゆ:「この部署に居ると、それはあまり褒められてる気がしませんが……」 苦笑めいて、表情を揺らす。
向井玲子:「真面目なのは良い事だ。できるなら組織への忠誠があればもっと上手く立ち回れるんだろうが」
向井玲子:「そこまでは求めないさ。優秀な人材が居ると言うのが大事だからな」
壱条ゆゆ:「忠犬のようにはいきませんよ」
GM:PCを操作すると部屋の奥に設置されたモニタに画面が表示される。
向井玲子:「一人目のガイシャがコレだ」
壱条ゆゆ:視線を上げる
向井玲子:「早朝に路上で倒れている所を発見された」
向井玲子:「すぐに救急搬送されたが死亡が確認された」
向井玲子:「死因は溺死」
向井玲子:「二人目はオフィスの自分の机でうつむいている状態」
壱条ゆゆ:「早朝の、道の真ん中で」
向井玲子:「昼休みで昼食から戻った同僚が発見」
向井玲子:「救急搬送されたが死亡が確認された」
向井玲子:「死因は溺死」
壱条ゆゆ:「……通常の範疇で、起きうることではない」
向井玲子:「当然、こちらに話が回ってくる」
向井玲子:「三人目、交通事故」
向井玲子:「ブレーキを踏まずに壁に激突、車は大破」
向井玲子:「犠牲者も酷い有様だ」
向井玲子:「解剖の結果、死因は溺死と判明」
壱条ゆゆ:「運転中に溺死して、そのまま事故になったと?」
向井玲子:「検死した医者はそう判断したな」
向井玲子:「交通事故のあとに肺に水は入らない」
壱条ゆゆ:「……研修中に、先輩との雑談で聞いた話ですが」
向井玲子:「どんな話だ?」
壱条ゆゆ:「オーヴァードの中で、水を操作する能力者は、意外なほど少ないそうです」
向井玲子:「ほう、何故だ?」
壱条ゆゆ:「さあ、理由までは。体液や血……肉体の一部ならともかく。外部にある、純粋な水を操る、あるいは生み出す」
壱条ゆゆ:「そういう能力者は少ない。レネゲイドウイルスはカナヅチなんだろうって、ふざけた話まであるとか」
壱条ゆゆ:そして……オーヴァードのような異常でありながら、オーヴァードのように見えない異常。
壱条ゆゆ:そういう事件……怪異に、何度も遭遇してきた。
向井玲子:「与太の類か、まあ冗談のような事件が起きるのが特別犯罪だ」
向井玲子:「それに例が無いというわけでもないだろう」
向井玲子:「例えば…そうだなキュマイラシンドロームなどは」
向井玲子:「水を操る生物の因子などと言えば通るのだろう」
向井玲子:「理屈はそこまで重視しない、解決の足しになるなら別だがな」
向井玲子:「あとは、川に落ちて溺死した不審死もあるが」
壱条ゆゆ:「……そうですね」
向井玲子:「こちらは関連は不明だな」
壱条ゆゆ:「紛らわしい……といっては故人に失礼ですが」
壱条ゆゆ:「そちらの情報も押さえておきます」
向井玲子:「夏前で良かったと言うべきだな」
壱条ゆゆ:「……ちなみに、ムーンライト捜査官は、今は?」
向井玲子:「夏はただでさえ水の事故が増える」
向井玲子:「台風や大雨での事故もある」
向井玲子:「これが続くのであれば」
向井玲子:「そうなる前に解決しなければならない」
向井玲子:「ムーンライト捜査官か、彼は既に動き始めている」
向井玲子:「キュマイラの話をしただろう」
向井玲子:「それはヤツの受け売りさ」
壱条ゆゆ:「ああ、成程……」
向井玲子:「そういう怪異が絡んでいるのではないか、と乗り気だったよ」
壱条ゆゆ:R案件の経験は豊富なのは羨ましいものだ。
壱条ゆゆ:「ですが、彼が独自に動いているなら、そちらを追随しても意味はなさそうですね」
向井玲子:「だろうな。それで、壱条。君の方の捜査方針はどういった感じになりそうだ」
壱条ゆゆ:こと捜査速度に関しては目を瞠るが、乗り気の状態の彼に、個人的にもあまり近づきたくない。
壱条ゆゆ:少し考え込み、いつもの三人の顔が浮かび、それから。「……浦戸哲也と接触をしても?」
向井玲子:「外部協力者を使う事も今回は特に止められていない」
向井玲子:「浦戸に関しても、まあ良いだろう」
向井玲子:「関係があると思うか?」
壱条ゆゆ:「いえ、まだ当てずっぽうです」
向井玲子:「刑事の勘か?」
壱条ゆゆ:「ただ、手の届く範囲はまず全て埋めておかないと気が済まないので」
向井玲子:「成程、良いだろう。接見の手続きを…」
GM:その時、署長の携帯端末に着信がある。
向井玲子:「ん、私だ」
向井玲子:「何だ。要領を得んな。簡潔に報告しろ」
GM:署長の眉間にしわができる。
GM:不機嫌そうな顔だ。
向井玲子:「…何だと?」
向井玲子:「ああ…それで。わかった早急に検死に回せ」
向井玲子:「担当医が居るだろう、そこには」
向井玲子:「早くしろ、いいな」
GM:通信を切って君の方に顔を向ける。
壱条ゆゆ:「……また新しい犠牲者ですか」
向井玲子:「まだ解らん、検死結果が出ていないからな」
向井玲子:「ただ、先ほどの要望は却下だ」
向井玲子:「浦戸哲也が死んだ」
壱条ゆゆ:「…………」
壱条ゆゆ:「は」
向井玲子:「収監されている拘置所の獄内で、だ」
壱条ゆゆ:「……!」 踵を返し、部屋を出て行く。
向井玲子:「おい!」
壱条ゆゆ:「現場検証に向かいます」行き先は、もちろん例の拘置所だ。
向井玲子:「…好きにしろ」
向井玲子:「検死は済んでいないが」
向井玲子:「遺体の口から水が大量に溢れ出てきたそうだ」
壱条ゆゆ:「拘置所ならば、監視カメラの確認も可能ですよね」
向井玲子:「当然だが、拘置所内では自殺を防ぐためにそんな水は手に入れられない」
向井玲子:「…!できる」
向井玲子:「良いだろう、行け」
壱条ゆゆ:「そちらの手続きも、向かいながら行います」 入り口の扉の前で忙しなく。
向井玲子:「話は通しておく」
壱条ゆゆ:「有難うございます」
壱条ゆゆ:「…………っ」 署内の廊下を、可能な限りの早足で進む。
壱条ゆゆ:同情できる相手ではない。他の犠牲者と、特別に区別するわけではない。
壱条ゆゆ:それでも、思い出すのは、彼を取り調べたときの、自分の言葉だ。
壱条ゆゆ:>壱条ゆゆ:「そう。それは何より。……ここは警察署の中心。外部に音は漏れませんが、外部からの干渉も受けません」
壱条ゆゆ:>壱条ゆゆ:「私は貴方の尋問官であると同時に、最終防衛線でもあります」
壱条ゆゆ:「何度も、何度も。好き勝手してくれて……!」
壱条ゆゆ:角を曲がる。
壱条ゆゆ:括った髪が跳ね、その先端が、仄かな炎色に煌めいた。
GM:----
GM:ロイスの取得が可能です
壱条ゆゆ:調査/連続溺死事件/興味:○/憤懣/ロイス
GM:----
壱条ゆゆ:以上です
GM:では今日はここまでです
GM:続きは明日
GM:お疲れさまでした
GM:----
GM:OP3:風見将吾
GM:ではキャラシのURLと成長報告をお願いします
風見将吾:あっキャラシ
風見将吾:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuuDWxAMM
風見将吾:あったあった。
風見将吾:元真面目少年、現テキトー無精髭ルポライターの風見です。
風見将吾:前回の引きが記者らしく市長へインタビュー出来るかも?という感じだったので
風見将吾:今回は《シークレットトーク》を取りました。オーヴァードにしか聞こえない声を話すエフェクトですが
風見将吾:ぽぽさんGMに許可をいただき、オーヴァードにしか見えない文字もなんか書けるんじゃない?みたいな運用をします。記者!
風見将吾:あとはカバーリングですね。前回露野さんが割とヤバめだったし
風見将吾:キャンペーンでカバーはいくらあっても困らないとロケっぺーんで学んだので迷いなく《崩れずの群れ》を取りました。これで15点。
GM:二人いると安定感上がりますよね
風見将吾:カバー取ってる奴らだけピンポイントで高いのあるある
風見将吾:あとはせっかく伸縮腕でルフィできるので、異形の祭典もとりました。2体か3体くらいまで射程殴りできます。
風見将吾:あいかわず装甲ガードに対しては無力だし命中も微妙ですが、シークレットトークパワーで悪の陰謀を暴くぞ! よろしくお願いします!
GM:数に強くなった
GM:よろしくお願いします
GM:そんな風見さんのハンドアウトはこちら
GM:
・風見将吾
シナリオロイス:十海誠太郎 推奨感情 P:興味/N:隔意
君からのインタビュー取材に対し十海市長、十海誠太郎は快く応えた。
市長室に飾られた絵の事に話題が及んだ時、丁度取材時間が終わる。
市庁舎を出た君は雑踏の中に一人の男を見かける。
君は、その男の纏う雰囲気を覚えている。
あの夏祭りの夜、神社の境内に居たあの男の事を。
風見将吾:ワカメヘア野郎!
GM:ヤバい相手を追わなければならない
GM:かもしれない
風見将吾:飾られてる絵は繭がいっぱいある絵でしたっけ 前回のログを見なきゃ
GM:そうですね
風見将吾:OK!
GM:では登場ダイスをどうぞ
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (33 → 43)
風見将吾:ぐえー
GM:初手が重い
GM:偉い人に会うから緊張したのかも
GM:----
GM:十海市庁舎は昭和初期に有名な建築家によって設計された趣のある煉瓦造りの建物と近年になって作られた飾り気のない8階建てのビルが隣り合う施設である。
GM:煉瓦造りの旧館は応接室や会議室、そして市長室が主たる配置であった。
GM:通常の窓口業務などは新館で行われている。
胡桃澤編集:「一応ですね、私の市庁舎取材と並行する形って事で」
胡桃澤編集:「インタビューのアポは取ってありますから」
GM:と十海出版の編集者である胡桃澤は君に話しかけた。
風見将吾:「ああ、定期的に市庁舎のミニ特集みたいなの組んでるもんな。あれ胡桃沢サンだったのか」
風見将吾:「メインは胡桃沢さんだからな。俺はちょこちょこっと質問させてもらえれば構わないよ。あっちも忙しいだろうし」
胡桃澤編集:「ですです。ですからある程度は市長の広報的なお話にに付き合ってあげてください」
風見将吾:何枚かの質問候補用紙を入れたクリアファイルを振る。
胡桃澤編集:「まあ、何かこうズバッと切り込むっていうなら。タイミングを見て一つ二つに絞った方が良いかもですね」
胡桃澤編集:「それくらいなら編集としても責任持ちますんで」
風見将吾:「そーね。やっぱり切り込むなら、昨今の感染症対策とその予算配分についてかな……」 嘘だ。そちらは正直どうでもいい。
風見将吾:「市長サマはなんか今お悩みの事とかあるのかね? 胡桃沢さん、なんか知ってる?」
胡桃澤編集:「緊張感ある記事を嫌がる政治家もいますけど、十海市長は地盤を継いだばかりなので」
胡桃澤編集:「そうですね、家柄だけで市長になったという噂は払拭したいというか」
胡桃澤編集:「その辺で結構積極的にお仕事はされてますね」
胡桃澤編集:「評判は悪くないですよ」
風見将吾:「ははあ。良いとこに生まれると苦労するなあ」
風見将吾:「そのへんはちょっと分かるよ。俺も元は跡取り坊っちゃんだったからな……友達になれるかも」
胡桃澤編集:「今は再開発とか治安の向上あたりですかね」
胡桃澤編集:「この辺はどんなところでも今は頑張ってるアピールして損のない所ですし」
風見将吾:「オーケーだ。質問内容はだいたい固まったよ」
GM:「あー、でも風見さんは弟さんが頑張ってらっしゃるから」
風見将吾:「行こうぜ。アポの時間もうすぐだろ……ん?」
胡桃澤編集:「あー、でも風見さんは弟さんが頑張ってらっしゃるから」
胡桃澤編集:「まあ、そうですね。十海の旧家の繋がりって感じはあるかもですね」
胡桃澤編集:「知り合いではないんですか?」
風見将吾:「…………市長、十海の旧家のお人なの?」
風見将吾:「いや、でもそうか。そうだよな」
風見将吾:「"十"海。十海誠太郎……か」
風見将吾:「当たり前すぎて気づかんかった。そうだよな……」 ぶつぶつ言っている。 「……あんまり突っ込んだ質問すると消されるかな……」
風見将吾:実際、過去に顔を合わせたことっていうのは特にないですよね。幼馴染第二号とか
GM:無いですね
風見将吾:「知り合いじゃないよ。ひいじいさんのひいじいさんくらいなら知り合いだったかもしれんが、まあ昔の話さ。正真正銘初対面だ」
風見将吾:「だからそう……ちょっと緊張してる。なんかあったらフォロー頼むな、胡桃沢さん」
胡桃澤編集:「了解です」
GM:そう話していると
GM:待合室から市長室への扉が開いた
風見将吾:「お」
十海誠太郎:「いや、お待たせして申し訳なかった」
十海誠太郎:「どうぞ、中に入ってください」
風見将吾:「やあ、どうもどうも。失礼いたします」
GM:と部屋の中から君達を呼ぶ声が聞こえる。
胡桃澤編集:「ありがとうございます」
風見将吾:頭が記者モードに切り替わると、どんな人の前でも緊張しない。武道の精神修養の応用だ。
胡桃澤編集:「本日はお忙しい名か取材に応じていただき」
胡桃澤編集:「本当にありがとうございます。十海日報の胡桃澤です」
風見将吾:「フリーライターの風見と申します。骨の髄まで地元民ですので、十海市長の噂はかねがね」
十海誠太郎:「やあ、いつも良い記事を書いていただいてこちらこそ有り難いです」
風見将吾:名刺を交換してます。
十海誠太郎:「風見…?どこかで」
GM:と名刺を交換します。
十海誠太郎:「ああ、先月の」
十海誠太郎:「記事、読ませていただきましたよ」
風見将吾:「お守りについての?」
十海誠太郎:「ええ、中々深い所に切り込んで取材されていたようで」
十海誠太郎:「面白く読ませていただきました」
風見将吾:「いやあ、恐れ入ります。まだ実績が浅いものですから、体を張るしかなくて」
風見将吾:「しかし十海市長にも読んでいただけていたとは驚きです。お忙しいでしょうから、あんな記事までは目を通さないとばかり」
十海誠太郎:「いえいえ、とんでもない。実績が浅いというなら私もです」
十海誠太郎:「市内の話題についていくくらいはしないと、市民の皆さんに笑われてしまいますからね」
十海誠太郎:「さあ、どうぞ。お座りください」
風見将吾:「素晴らしい! 市民を顧みない市長、あちこちにいますからね。失礼します」
風見将吾:これ、せっかくなので
風見将吾:このまま市長への質問タイムに移ってもいいでしょうか? お時間はそんな取らせません。一瞬お借りするだけ!
GM:どうぞ
GM:市長も応接ソファに腰を下ろす
風見将吾:「今日の取材はこちらの胡桃沢がメインですので」
風見将吾:「先にわたくしから少しだけ質問させて頂いてもよろしいでしょうか? あとは隣で置物になっておりますので」
胡桃澤編集:「市長が宜しければ、それで行かせていただきたいのですが」
十海誠太郎:「ええ、勿論。私は取材を受ける側ですからね」
十海誠太郎:「こちらから質問をお願いしているわけではありませんし」
十海誠太郎:「ぜひ、やりやすい形で」
風見将吾:「恐れ入ります。でしたらこちらの……」 と言いながら質問リストを渡します。
十海誠太郎:受け取ります。
風見将吾:「わたくしからは全9点です。まずは――――」
風見将吾:『昨今の感染症対策と予算配分』『コネで市長になったという一部の噂についてどう思うか』『万年渋滞がひどい警察署前交差点について』
風見将吾:それらがずらっと並んでいる中に
風見将吾:一つだけ。9個目の質問のひとつ手前に、一般人から見ればやや不自然な空白がある。
風見将吾:《シークレットトーク》です。オーヴァードにしか読めない、UGNで使用されている特殊な手法で書かれた文字。
風見将吾:『星見塔胡はお元気ですか?』 『また、コレクターズセルについてご存知であればお答えください』
風見将吾:当然それは読みあげない。市長の反応を伺いながら、他の質問を淡々と進めていきます。
風見将吾:「(さあどうだ。どうせ知ってんだろうが星見塔胡のこと)」
GM:フム、これで相手の表情などを見るわけですね
風見将吾:デス!
GM:ではそうですね。
GM:表情を読む知覚と話術による交渉
GM:目標値6でそれぞれ判定してください
風見将吾:こっ交渉!
GM:一つでも成功すれば
GM:その変化を読み取ることができます
GM:二つとも成功すれば
GM:ちょっとボーナス
GM:出しましょう
風見将吾:7/5調だ ではまず知覚。表情を読みます。
風見将吾:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 8[4,8]+1 → 9
風見将吾:成功! 続いて交渉。さりげなく他の質問の中で、隠された質問に気づいたかどうか探ってみます。
風見将吾:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 2[1,2]+1 → 3
風見将吾:交渉がダメだw
風見将吾:1,2はひどいなお前
GM:残念
GM:では
十海誠太郎:一列ずつ質問状を読んでいるように見える
十海誠太郎:その動きはなめらかで違和感はない
十海誠太郎:空白部分もさりげなく飛ばして読んでいるように見えたが
GM:君は気付く事が出来るだろう
風見将吾:「(あっダメだこれ)」「(質問文見えなくしちゃったから口頭だと探り入れようがねえ……!)」
GM:一瞬、眉が動き
風見将吾:「(目だ……目を見ろ。組み手と同じだ。違和感が……あるはず。気がつけば……)」
GM:その目が、薄く笑った事を
風見将吾:「では最後の、今後の治安維持について……十海市長?」
風見将吾:「どうかなさいましたか?」
GM:元々笑顔で話している人物なのでその変化は見えない文章を仕込んだ君にしか気付けない。
十海誠太郎:「ん?」
風見将吾:僅かな変化にあえて突っ込みます。これはアピールでもある。
風見将吾:『俺はオーヴァードだ』『お前がこの街を壊すつもりなら、暴いてやるぞ』……という。
十海誠太郎:「いや、どうも」
十海誠太郎:「良く人に言われるのです」
十海誠太郎:「血液型はA型ではないか、とね」
十海誠太郎:「細かい所が気になってしまって」
GM:と質問状を君達に示しながら。
GM:空白の部分を指でなぞる。
十海誠太郎:「ほら、ここ。隙間が空いているでしょう」
風見将吾:「ああ、申し訳ない。私も市長と同じですよ」
十海誠太郎:「どうという事はないのでしょうが、気になってしまってね」
風見将吾:「よく言われるんです。"お前おおざっぱだからO型だろ"って」
風見将吾:「ただのプリントミスです。お気になさらず」
風見将吾:「もし市長がよろしければ……またいつか取材をさせてください。大変有意義な時間でした」
十海誠太郎:「そうですか、てっきり質問がもう一つか二つあったのを消したのかと」
風見将吾:「その時はもう少し、質問内容を精査してまいります」
十海誠太郎:「いえ、こちらこそ」
風見将吾:「(文字を隠したのは失敗だったかな……まあいいか。十分収穫はあった)」
十海誠太郎:「とても有意義な時間でしたよ。中々おもしろい切り口で」
風見将吾:「(こいつは読めている)」
風見将吾:「(一般人じゃない。関係者だ……間違いなく)」
十海誠太郎:「十海日報さんもフリーでこんな記者を抱えていらっしゃるとは」
十海誠太郎:「頼もしいでしょう」
風見将吾:「胡桃沢さん、ここは存分に私の事を自慢してくれていいですからね」
胡桃澤編集:「ええ、それはそれは」
胡桃澤編集:「えー、自画自賛ですねえ。でも本当にズバッと切り込んだ視点があるので」
胡桃澤編集:「風見さんの記事は評判なんですよ」
風見将吾:「あっごめん、やっぱり自慢しないで。褒められ慣れてないからムズムズする」
風見将吾:「あとはパスします。私の質問は終わり。胡桃沢さんどうぞ」
GM:その後、胡桃澤編集による
GM:インタビューが行われた。
十海誠太郎:「ははは、どうですかね。トーミくん受けてますかね」
胡桃澤編集:「ゆるキャラとしてはありがちですけれど」
胡桃澤編集:「普通に子供受けは良いデザインですし」
風見将吾:「トーミくんぬいぐるみ、普通に売り切れてますからね。あれはデザインがいいですよ」 リラックスしてお茶を飲んでいる。
風見将吾:「……あれ?」
風見将吾:「おっ、おお!?」 思わず立ち上がります。
胡桃澤編集:「わ?どうかしたんですか?」
風見将吾:「(そうか……すっかり忘れてた)」
風見将吾:「(こいつがあったよな)」 視線の先にはひとつの絵。
風見将吾:森。そして黒い繭。
風見将吾:「市長、10個目の質問がありました」
風見将吾:「大したコトじゃないんですが。……あの絵って、どちらで手に入れたんですか?」
風見将吾:「いや、ネットで一部有名な絵に似ているんですよ。関わった人間がつぎつぎと姿を消すとかそういう」
風見将吾:「ただのオカルト好きの迷信だと思いますけどね」
十海誠太郎:「絵?ああ、これですか」
十海誠太郎:「これは出入りの業者からの贈り物でしてね」
風見将吾:「出入りの業者」
十海誠太郎:「おっと、賄賂とかそういう類ではないですよ」
風見将吾:「ははは。いい市長ジョークですね」
十海誠太郎:「この建物、古いでしょう」
十海誠太郎:「クラシカルといえばそうなのですが」
十海誠太郎:「部屋に合った調度をあしらえた方が良いと」
風見将吾:「ああ、たしかに。それはその通りだ」
十海誠太郎:「こういうアドバイスがありまして」
十海誠太郎:「ちょっと雰囲気は暗い感じもしますが神秘的で良い絵ではありませんか」
風見将吾:「実際映えますしね、こういうクラシカルなお部屋には。
十海誠太郎:「それに、我が市の歴史を鑑みると」
十海誠太郎:「江戸時代あたりは養蚕が盛んだったでしょう」
十海誠太郎:「神社の祭神も蚕由来だとか」
風見将吾:「らしいですね。今はだいぶ減りましたけど、南の方はまだ養蚕場残ってますし」
風見将吾:「……ああ。ええ」「その通りです」
十海誠太郎:「そう思うと、この繭の絵も中々良いと思いまして」
十海誠太郎:「ええと、作者は」
風見将吾:「作者は?」
GM:と言った所で市長の机の電話が鳴ります。
十海誠太郎:「おっと、失礼」
十海誠太郎:受話器を取る。
十海誠太郎:「ええ、私です」
十海誠太郎:「ああ、もうそんな時間でしたか」
風見将吾:「随分長々とお邪魔しちゃったな……」 既に荷物をまとめはじめている。
十海誠太郎:「解りました、では」
GM:時計はインタビューの時刻の終了時間を少し過ぎた所を示している。
十海誠太郎:「いや、話に夢中になって時間を忘れていましたね」
十海誠太郎:「お二人とも話が上手でしたから」
胡桃澤編集:「いえ、こちらこそ」
胡桃澤編集:「ありがとうございました」
風見将吾:「本日は貴重なお時間をありがとうございました。それでは」
胡桃澤編集:「記事の方は出来上がりましたら市の広報を通じてご確認をお願いいたしますので」
十海誠太郎:「ええ、今日は楽しかったですよ」
十海誠太郎:「ああ、そうだ」
十海誠太郎:「帰り、雨が降ると思いますので。お気を付けください」
胡桃澤編集:「雨。ですか?風見さん、今日雨の予報在りましたっけ」
GM:君達がここに来るまでは、雲一つない晴天だったはずだ。
風見将吾:「いや、今日は晴れだったはず? 雲もまったくなかったし」
十海誠太郎:「この季節、にわか雨が多いですから」
胡桃澤編集:「あ、はい。気を付けます~」
胡桃澤編集:「では、失礼します」
風見将吾:去り際にもう一度絵に、そして市長にちらりと視線を向けてから
風見将吾:一礼して退室します。
十海誠太郎:笑顔で君達を見送る。
胡桃澤編集:「私はこれから広報の方とイベントの宣伝企画の打ち合わせあるんですけど」
胡桃澤編集:「風見さんはどうします?」
風見将吾:「んー、そうだな」
風見将吾:「俺はこのまま帰ろうかな。頂いた回答もけっこうしっかりしてたし、このまま記事にできそう」
風見将吾:「あとお偉いさんとの会議はやっぱこう……疲れる……」
胡桃澤編集:「風見さんでも緊張するんですねえ」
風見将吾:「するよ! 俺根っこはめちゃくちゃ真面目だからね!?」
胡桃澤編集:「じゃあ、記事の文面できたらまた打ち合わせしましょう」
胡桃澤編集:「真面目なのは知ってますよー」
風見将吾:「小学校の頃は"真面目すぎてつまらない奴ランキング"のトップを常に飾ってたからな……オッケーオッケー」
風見将吾:「じゃあ俺階段で行くからこっちだ。胡桃沢さんも雨には気をつけなよ」
胡桃澤編集:「本当に振るんですかねえ」
胡桃澤編集:「私、むかしから晴れ女だったんですよー」
風見将吾:「さあ。でも本当に降りそうな気がするよ」
風見将吾:「十海市長、ずいぶん事情通みたいだからな」
風見将吾:少しだけ不機嫌そうに吐き捨ててその場を去ろうと思います。
GM:では君が旧館の入り口にさしかかったあたりで
GM:ぽつぽつと雨が降りだします
胡桃澤編集:「あー、降って来ましたね」
風見将吾:「ほらー見ろ。だと思ったよ」 スマホを見る。天気予報は相変わらず晴れなので、局地的な通り雨だろう。
胡桃澤編集:「私、新館の方で打ち合わせなのでこのまま行きますね」
胡桃澤編集:「ではー」
風見将吾:「市長室からじゃ雲も見えなかったはずなのにな。おう、おつかれサン」
胡桃澤編集:鞄で雨を防ぎつつ新館の方へ走っていきます
風見将吾:「(気象。気象……気象を操る、あるいは読むシンドローム。ノイマンかな。いや流石に無理じゃないか?)」
風見将吾:「(密室だったから気流や気圧を読むにも限度がある)」
GM:雨は少しずつ勢いを増している。
風見将吾:「(自分の領域……領域内のことなら分かるとか、そういうのならどうだ。オルクス)」
目つきの鋭い男:「…」
風見将吾:「(自分の領域……この市内のことなら……)」
風見将吾:「…………」
GM:ふと前を見ると雨の中に一人の男が佇んでいる。
風見将吾:雨の中!?
GM:外って事ですね
風見将吾:その姿に見覚えはありますか?
GM:見覚えがあるかと言えば
GM:君は直感で感じるしかない
GM:13年前のあの日。
GM:学生服を着た男。
GM:その男と。
GM:目が。
風見将吾:「…………おい」
GM:同じだ。
風見将吾:「おい!」 たまらず声をあげる。
風見将吾:「おま……お前」 雨の中に出ていきます。
目つきの鋭い男:「クク…」
目つきの鋭い男:「なんだ、お前」
目つきの鋭い男:「お前も、手に入れたのか」
目つきの鋭い男:「力を」
風見将吾:「お陰様でな。もう10年来の付き合いだ」
風見将吾:「逃げられると思うな。お前に再会したらどこをぶん殴るかこの10年ずっと考え続けてきた」
目つきの鋭い男:「あの時のガキが、俺のおこぼれに預かって」
目つきの鋭い男:「地べたを這いずっていたとは傑作だなァ」
風見将吾:「黙れ!」 殴りかかります。ずっとこのにやついた顔面をぶん殴ってやろうと思っていた。
風見将吾:もちろんオーヴァードの力を込めている。一般人なら脳震盪を通り越してそのまま死ぬかもしれない全力パンチ……だが。
目つきの鋭い男:「尼蜘蛛」
GM:男の足元の水溜りから
GM:白い手が伸び。
風見将吾:「!?」
GM:男を水の中に引き摺り込む。
目つきの鋭い男:「焦らなくてもいい」
風見将吾:拳が虚しく空を切る。「……てンめえ!」
目つきの鋭い男:「そのうち相手をしてやる」
GM:声だけが残り。
GM:ひらひらと揺れる白い手が。
GM:とぷん、と。
GM:水の中に沈んで消える。
風見将吾:「ふざけんな」
風見将吾:「ふざけんなおい。ふざけんなテメエ!」 水たまりに蹴りを放つが、アスファルトが削れただけだ。
風見将吾:「出てこい! どこに消えた……出てこい!」
風見将吾:殴りたいわけではない。もちろん殴りたいし、ぶっ殺してやりたいが、それは本題ではない。
風見将吾:記者になったのは、この想いをずっと抱いていたからだ。
風見将吾:「あの日、あそこで何があった!」
風見将吾:「真実を……クソ! 真実を教えろよ! 俺に!」
風見将吾:「……ふざけやがって……!」
GM:その言葉に応える者はなく。
GM:雨音だけが。
GM:強くなっていった。
GM:----
GM:シーン終了です
GM:ロイスの取得が可能です
風見将吾:シナリオロイス的なやつ!
風見将吾:-絶対にオーヴァード/十海誠太郎/興味/○警戒/ロイス
風見将吾:で、普通はOP時点でロイスを2個もとったりしないんですが
風見将吾:流石にこれは……取らざるを得ない。目つきの鋭い男にも取ります。
風見将吾:-仇/目つきの鋭い男/羨望/○憤懣/ロイス
GM:了解です
風見将吾:羨望は……こいつ絶対俺と違って事件の全貌しってるだろふざけやがって的なやつです 以上です
GM:なるほどなー
GM:----
GM:健康進行で今日はここまでです
GM:次回は7日 土曜日
GM:21:00から