『夜よ、目を閉じよ(後編)』(GM:馴染)

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キャラシート

ナキア・レプシウスキャラシート(PL:いーさにうむ)
 Highman 【コンジャラー4/レンジャー1/セージ2/ウォーリーダー2】
ヴォルクキャラシート(PL:氷雨)
 Arve 【ファイター4/スカウト2/エンハンサー2/アルケミスト1】
アルマ・コールリッジキャラシート(PL:クオンタム)
 Abyssborn 【ファイター5/スカウト4/エンハンサー2】
ゼリエス・プラックブレイブキャラシート(PL:ぺんさん)
 Human 【ファイター3/プリースト4】

目次

関連ログ

『夜よ、目を閉じよ(前編)』

・ヴォルク/ナキア … 『契約者の末路』(GM:ぺんさん)
・ゼリエス/アルマ … 『過去からの来訪者』(GM:すかいはい)
未知なる剣亭・募集ch

プリプレイ

GM:ではセッション後半戦に入っていきましょう。支払われた経験点とお金をどうしたかを順番に聞いていくぞ
GM:上から順番にまずはアルマちゃん!
アルマ・コールリッジ:小学校でいつも出席番号一番の人だ

アルマ・コールリッジキャラシート(PL:クオンタム)
 Abyssborn 【ファイター5/スカウト4/エンハンサー2】


アルマ・コールリッジ:アルマです! 皆さんのご厚意に甘えて一足先にLv5になりました。
アルマ・コールリッジ:ヴォルクさんを見習って、頑強ではなく武器習熟Aを取り……A両手剣のフランベルジュを買いました。たぶん打撃力が平均+3くらいアップしてると思います。
GM:暴力がアップ!
アルマ・コールリッジ:あと筋力が22だったので、腕輪を買ってB4にしたんですが
アルマ・コールリッジ:結果、知力がB2に下がりました。まあだいじょぶでしょ~
GM:知力を犠牲にして……暴力がアップ!!
アルマ・コールリッジ:そんな感じです。オアシスで水浴びして地元少年の初恋を奪いながら頑張ります!
ゼリエス:その他枠に装備しちゃえば?
GM:ほんとだ アルケミーキットのために開けてるけど……今回はもってないもんな
アルマ・コールリッジ:あれっ腕輪指輪ってその他にも装備できるんでしたっけ
ヴォルク:その他枠は何でも行けるはず!
アルマ・コールリッジ:だとしたら指に器用筋力、その他に知力の腕輪にするけど……
GM:行けるぜ~
アルマ・コールリッジ:そうなんだ!? じゃあ知力がアップしました!
アルマ・コールリッジ:メガネアルマちゃんでがんばります!
GM:水浴びの時に外されるメガネ……
GM:では次、ゼリエスさん! 成長した?
ゼリエス:いえ~い

ゼリエス・プラックブレイブキャラシート(PL:ぺんさん)
 Human 【ファイター3/プリースト4】


ゼリエス:シーンの神官戦士、ゼリエスです。
ゼリエス:今回はプリーストは4のままファイターを4に上げて基礎能力を向上させました
ゼリエス:それから防具を買い替えたり装飾品をつけたりして防護点を2点伸ばしたよ
ゼリエス:より耐久力が上がり前衛として固くなったぜ
GM:頼れる神官戦士だ
ゼリエス:裏の話などは知らないから今回どんな話をされるのか楽しみだぜ!
ゼリエス:アイソアーマスクは攻撃引き寄せ効果もあるから忘れないようにしたいです。よろしくね
GM:アイソアーマスク 私も忘れないようにしよう
GM:じゃあ次、ナキアちゃん! 育った?

ナキア・レプシウスキャラシート(PL:いーさにうむ)
 Highman 【コンジャラー4/レンジャー1/セージ2/ウォーリーダー2】


ナキア・レプシウス:えっへん 成長期です
アルマ・コールリッジ:育った?、セクハラっぽい
ナキア・レプシウス:今回はウォーリーダーをLv3に成長させ、【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】を取得しました!
ナキア・レプシウス:2R目から声の届く全体に命中+1バフを撒いちゃいます。ファナティと合わせて命中+3ってわけ
GM:ひえ~ とんだ命中サポーターだ
ナキア・レプシウス:あと前回の成長で器用がまた育ったので、腕輪と合わせて器用B4になりました。純魔法後衛なのに……
ナキア・レプシウス:草が上手に焚けるらしいです。
ナキア・レプシウス:こんな感じです~ 今回もみんなのサポートがんばるぞっ
GM:器用に自信のナキアちゃんというわけ
GM:最後にヴォルクさん! 強くなったかな?

ヴォルクキャラシート(PL:氷雨)
 Arve 【ファイター4/スカウト2/エンハンサー2/アルケミスト1】


ヴォルク:今回はサポート方面にね!スカウトをLv3へ成長させました
ヴォルク:先制の安定性を高めたいし、スカウトはなんぼあってもいいですからね
GM:そうだぜ
ヴォルク:後2あげればB4なので、器用が出る事を祈ってます
ヴォルク:あと目立った変化と言えば冒険者ランクかな~ ブロードソードになりました
GM:出世を……!
ヴォルク:出世は大事ですからね、被差別種族だと余計に
ヴォルク:流派もそこまで入る予定ないからね……今後も育っていきます
ヴォルク:そんな感じ!よろしくお願いします~!

GM:かくして、君たちはアルマサの町をにわかに脅かしていたサンドウォームと、それを背後で調教していた蛮族の撃退に成功した!
GM:サンドウォームや、それに脅かされた他の原生生物がアルマサを訪れる商人を脅かすことはしばらくないでしょう。
GM:もちろん、シンプルに蛮族をやっつけられたのも治安の向上に繋がるはずです。そうして戦いを終えた君たちはアルマサに戻り、休息を取っていた……
GM:詳しくはこれ 『夜よ、目を閉じよ(前編)』  を見て振り返ってね

GM:という訳で、とりあえず皆さんHPとMPは全回復してOKです
アルマ・コールリッジ:やった!
ゼリエス:わ~い
ヴォルク:わーい!
アルマ・コールリッジ:最大HPも増やしておかなきゃ
ナキア・レプシウス:ぐんぐん

◆アルマサのマーケット

GM:そういう訳で君たちはマーケットにやってきたのである

大きな声の露天商:「お疲れさんだからねえ!! いいとこ紹介するよお!!! 飲み物も冷えてるよお!!!」
アルマ・コールリッジ:「あ、ありがとうございます……」 (声が……すごく大きい……!)
アルマ・コールリッジ:「あっ、ヌヌズンさんのときはありがとうございました! お陰で戦いもすごく楽になって……!」
GM:……と、君たちを魔動機薬師の元へ案内した彼女に連れられやってきた料理店は、彼女の雰囲気に反してそこそこ静かで、涼しい風が吹いていた。
GM:夕方以降本格的に客の入る、酒場と食堂を兼ねたような店らしい。夜を間近にした昼の終わり頃の今は、ちょうど空きがちな時間帯だったようだ。
大きな声の露天商:「いいのいいのお!!! 私も儲かったからねえ!! ヌヌズンのやつも外の人と話せて良かったよお!!!!」
GM:一般的な料理は一通りあり、また少々値が張るが、魔動機で冷やした酒などもあるらしい。
ヴォルク:「しかも、良さそうな店だな。何から何まで世話になる」
アルマ・コールリッジ:「折角ですし、ここでちょっと休んでから報告に向かいましょうか。朝からずっと動きっぱなしでしたし……ナキアちゃんなんかは魔力も空っぽでしたから」
大きな声の露天商:「いいのいいのお!! たくさんお金使ってってねえ!!!」 下心を隠しもしない
ゼリエス:「ありがたく休息の休みを取らせてもらおう」
ナキア・レプシウス:「ええ、流石にもう……買い足したクリスタルもこの通り、空っぽです」 苦笑い。
アルマ・コールリッジ:「そういえば、露天商のお姉さんはなんていうお名前なんでしょう?」
アルマ・コールリッジ:「いっぱいお世話になっているので、せめてお名前くらいは覚えておきたいです! うちのギルドには元商人さんもいらっしゃるので、縁ができるかもですよ」
大きな声の露天商:「私はファランってのお!! お店は何でも扱ってるんだけど、あんまり流行ってなくてねえ!!!」
アルマ・コールリッジ:早速冷やしたミントティーを注文しつつ、マントを外して一息ついている。
ゼリエス:「いいアイデアの考えだ。俺達も縁を作るのが目的できた。顔と名前を知っている相手は多いほうがいい」
大きな声の露天商:「まあ生きて食べるには困らないからこうしてるのさあ!! 良ければ見てってねえ!!!」
ゼリエス:「俺の名はゼリエス」
アルマ・コールリッジ:(やっぱり声の大きさとか押しの強さでお客さんがヒいちゃうのかな……)
大きな声の露天商、ファラン:実際店に行けば分かるが、何の価値があるのか分からない魔動機部品や古い食器類などが多く、何かを売る店というよりは、どの店にも並ばない品を扱う店という感じなのである
ゼリエス:「しかし、砂漠だからか何処の店も水は高価な高い売り物というふうだな。無料でタダが基本のハーヴェスとは大違いだ」
ナキア・レプシウス:「ハーヴェスは水が豊かですからね。いかに恵まれていたのかを感じます」 ハーヴェスでも良く頼んでいる果実水を注文しています
ヴォルク:「そうだな、ハーヴェスに居ると水の価値が分からなくなるが……。この辺りでは相当な貴重品だろう」
ゼリエス:「体を洗い汗を流すのも中々出来なさそうだ。俺は問題ないが、アルマやナキアは大丈夫か?」
アルマ・コールリッジ:「結局お会いする機会がなかったですけど、もし時間が余ったらオアシスガードさんの働いてるところも見てみたいですね」
アルマ・コールリッジ:「うっ」
ヴォルク:神殿で出されていたような、干した果実の入った紅茶を頼んでいる。
アルマ・コールリッジ:言われてみると、という感じだ。砂漠を歩いたことと戦闘したことで、黒いインナーは汗が染み込んでいるし、髪の毛も砂だらけになっている。
アルマ・コールリッジ:「ど、どこかで……」 「水浴びをさせていただけると、大変、嬉しいです……はい……」
ナキア・レプシウス:「そ、そうですね……」 長い髪を一房持ち上げる。ちょっと砂っぽい。
アルマ・コールリッジ:「今すぐじゃなくても全然いいので! 報告が終わって、宿屋に戻る前とかですね」
ヴォルク:「無理もない。砂漠での探索が長かったからな……」
アルマ・コールリッジ:本命の依頼があるとは思ってもいないので、すっかり終わった気分になってます。なんなら観光していけるかな~とか考えている。
ヴォルク:「……そうだ、この場で話しておくべきだな」
ナキア・レプシウス:(それに、ハーヴェスを経って数日経ちますし……帰る前にヴォルクはそろそろ……) ふわふわと考えている
アルマ・コールリッジ:「あっ、ナキアちゃんとは後でちょっと相談したいことがあって。よかったら水浴び、一緒に行きま……」
ゼリエス:「オアシスガードの守護者が都合をつけてくれる事を祈ろう。それか、現地の人間の知恵の知識を借りるか」
ナキア・レプシウス:「話と……相談、ですか?」 ヴォルクとアルマの顔を交互に見ているよ
ゼリエス:「改まってかしこまりどうした、ヴォルク」
アルマ・コールリッジ:「あっ、わ、私のは後でいいです! 全然!」
アルマ・コールリッジ:「ヴォルクさんもなにか悩み事があるんですか?」
ゼリエス:「なにか気になることでもあったのかな」
ヴォルク:「ナキアに?……たしかに、ナキアは物知りだからな。きっと力になりそうだ……ああ、いや」
ヴォルク:「別れる前、ロウから話された事があってな」
ヴォルク:「今回の依頼は、本命じゃない……とな」
アルマ・コールリッジ:「……ええっ!?」
ヴォルク:「もちろん、危険な生物の退治には違いないが……アルマサの大きな問題に関する依頼があるとな」
アルマ・コールリッジ:「本命じゃない、というのは……つまり……」「他の大きな依頼が、まだ残っていると?」
ナキア・レプシウス:「そう……だったのですか?」
ヴォルク:こくりと頷く。
ゼリエス:アルマと一緒に頼んだミントティーを一口飲み「十分手応えのある依頼だと思っていたが本命の隠し玉があるというわけ」
ヴォルク:「あぁ、早くに話してしまっても良かったが集中を削いでもな」
ヴォルク:「とはいえ、受けなければいけないものでもない。依頼を受けるかは冒険者の判断だ」
アルマ・コールリッジ:「幸い、サンドウォームを倒した今でもまだ余力はありますし」
アルマ・コールリッジ:「もしみなさんが行けるようなら、その依頼も完遂したいですね。アルマサの町になにかあってからでは遅いですし……」
アルマ・コールリッジ:どんな敵なんだろうなあ、とう~んと首をかしげている。
ナキア・レプシウス:こくりと頷く。「誰も大きな怪我はありませんしね。私も、マナさえ回復すれば平気です」
ゼリエス:「様子を観察してからの依頼ということは実力の力が見たかったのか、いいづらい事情があるのか」
ナキア・レプシウス:「ヴォルク、その依頼自体は神殿長から続けてお話してもらえる予定なのですか?」
ヴォルク:「そう聞いている。その頃にロウも合流するとな」
アルマ・コールリッジ:「ロウさんも! それは心強いです……!」
ゼリエス:「そういうことなら早めにスピーディーに戻った方が良さそうだな。一息つけたら神殿に戻って帰ろう」
ヴォルク:「あぁ、どちらにせよ報告はしなければならない」
アルマ・コールリッジ:「そうですね。すみません、すっかり今回の仕事は終わったものだと思って気を抜いていました……」
ナキア・レプシウス:「ふふ、実は私もですよ」 果実水をこくこく飲みつつ。ハーヴェスで売られているのとは、少し違う味がする。
ゼリエス:「聞いて知ってたのはワームの依頼だけだから気を抜いておかしくはない」
ナキア・レプシウス:「水浴びをして、ゆっくり休んで……それから、何か市場で面白いものなどないか見て回りたいな、なんて考えていました」
ゼリエス:「俺も少し僅かにオアシスは楽しみにしていたし。2つ目の依頼が終わったら改めて街を見て回ろう」
アルマ・コールリッジ:「はい! せっかくきれいなオアシスなのに、観光しないなんてもったいないです!」
ヴォルク:「……そうだな。俺も、大オアシスには興味もある。」
アルマ・コールリッジ:「……」 (水浴び……水浴びだけでも、早めにできるといいな……)
アルマ・コールリッジ:汗臭くないかな……とそわそわとゼリエスさんから距離を取りつつ、ミントティーを急いで飲み干してます。
ナキア・レプシウス:(せめて、吸精を……する前には……)
GM:そうして君たちは一息ついた後、改めてアルマサの合同教会に向かうことにした。

◆三神合同神殿

GM:時刻は夕方。小さな窓から差し込む夕日の光が、教会の内部をオレンジに染め上げる。

冒険者、アリザリン・ロウ:「……お! 来たか」
アルマ・コールリッジ:「あっ! ロウさん!」
ゼリエス:「只今帰還して帰って戻った」
GM:と、君たちに声をかけてきたのは、この依頼を斡旋してきたロウだ。砂漠を行く商人らしい格好を一応している。
アルマ・コールリッジ:「すみません、遅くなりました! 途中でちょっと休憩していて……!」 手を振ってぱたぱたと駆けてくる。
ゼリエス:かなり砂漠っぽい格好してる
冒険者、アリザリン・ロウ:「がはは、ご苦労ご苦労! またこれで未知なる剣亭の名も上がったことだ!」
ヴォルク:「ああ、依頼を終えて一休みしていた。……それと、件の話も共有している」
ナキア・レプシウス:「お久し振りです……というほど、日は経っていませんが。お話には続きがあるそうですね?」
ゼリエス:頷き「神殿長はいるのかな」
アルマ・コールリッジ:「……」 きょろきょろと周りを見回し、小声で 「あの、本当なんでしょうか? サンドウォーム以外の脅威があるっていうのは……」
冒険者、アリザリン・ロウ:「おっ、そいつは話が早い! 済まんなヴォルク、面倒な話を持ちかけて」
冒険者、アリザリン・ロウ:「ただまあ、一仕事終えたあと急いで町を出られたりしたら話がつかないものだったから」
冒険者、アリザリン・ロウ:ナキアとアルマに頷き 「話は神殿長に聞こう。ここから先は俺も知らん」
冒険者、アリザリン・ロウ:「もし無理な話だったらちゃんと断るから、まあそんなに緊張せずに聞きに行くとしようじゃないか」
ヴォルク:「ひとりは把握しておくべき話だ、構わない。……そうだな。そこまでして外の冒険者に頼む依頼だ、興味がある。」
アルマ・コールリッジ:「わかりました! うん、まずはお話を伺ってから……ですね!」
GM:君たちは教会の脇の一室、最初に話を聞いた部屋に向かう。神殿長はそこで書物を読んでいたが、君たちを見ると立ち上がって出迎えた。

神殿長、カラム・アイヒルート:「お仕事、ありがとうございました。大きな怪我等はしていませんか?」
アルマ・コールリッジ:「失礼します。冒険者チーム、ただいま戻りました!」
ゼリエス:「手強い強敵だったが特に問題はないな」
ナキア・レプシウス:「ええ、この通り無事ですよ」
アルマ・コールリッジ:「はい。あれくらい、冒険者なら慣れっこですから。へっちゃらです」 軽く拳を握ってみせる。
ヴォルク:「あぁ、無事に解決した。蛮族が関与していたらしい」
神殿長、カラム・アイヒルート:「良かった。頼もしい限りです。私は戦いのたぐいはまったくできないものですから……」
ゼリエス:「怪我の負傷もない。強いて言うなら少し汗を流せたらもっと嬉しいけど」
アルマ・コールリッジ:こくこくこくとゼリエスの言葉に頷いている
神殿長、カラム・アイヒルート:少し笑う 「気が利かずすみません。準備をしておきましょう。それと……」
冒険者、アリザリン・ロウ:「おう。本命の仕事の方だ。聞かせてもらえるか?」
アルマ・コールリッジ:「この町の問題は、サンドウォームだけじゃない……って聞きました。いったい何があるんでしょうか……?」
GM:ロウが言うと、カラムは頷き、引き出しから小さな木箱を取り出してくる。
神殿長、カラム・アイヒルート:「まずは物を見ていただきましょう。こちらです」
GM:カラムが暗い木目の箱を開くと、そこにあったのは手のひらに乗る程度の大きさの石だった。
ゼリエス:「ただの何の変哲もない普通の石にしか見えないな」
GM:第一印象は――『禍々しい石』というところだろう。あまり砂漠らしからぬ丸く黒っぽい石に、赤黒い紋様が刻まれている。
ゼリエス:スカウトでもセージでもないので全然気づきません
ゼリエス:「言われてみればちょっと黒いかも」
アルマ・コールリッジ:「魔晶石……とはまた違いますよね。色はちょっとアビスシャードに似てるかも」
GM:いや、ゼリエスさんは気付く。あとナキアさんも、何らかの魔力を感じることでしょう。具体的には分からないが、プリースト的にも、コンジャラー的にも嫌な感じの魔力だ。
ゼリエス:じゃあ気づきます
ヴォルク:「この紋様は……? 単なる石だが、あまり良さそうな物体には見えないな」
ゼリエス:「いや、見た目も変だし、中になにか魔力が籠もっていると今シーン様が言っているな」
ナキア・レプシウス:「なんでしょう……少し、嫌な感じがしますね」 僅かに眉根を寄せる
ナキア・レプシウス:「ゼリエスさんの言う通り、魔力が篭っているのは間違いなさそうですが……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「お分かりになりますか。私などは、不気味な色形としか思わなかったのですが……」
冒険者、アリザリン・ロウ:俺も俺もという顔
アルマ・コールリッジ:「えっ! ぜ、全然気が付きませんでした……!」 まだ神官として未熟なせいか、魔力に波があるせいか、アビスシャードっぽいなあとしか思っていなかった
ゼリエス:「敬虔で真面目な信者なので神も困った時には応えてくれるというわけ」
ゼリエス:「多分一人に言えば分かるからアルマには言わなかったんだと思う」
ヴォルク:「流石ナキアだな……プリーストとはそういうものなのか」
アルマ・コールリッジ:「ふっ」 くすくすと笑う 「ありがとうございます、ゼリエスさん。ちょっと気が楽になりました」
ゼリエス:「邪悪な悪しきイビルパワーが込められているらしい。これは何処で?」
ナキア・レプシウス:「そういえば、お二人共シーン様を信仰されているのですよね。神の声が聴こえる、という感覚は……なんとも不思議そうです」
アルマ・コールリッジ:「カラムさん視点だとただの不思議な石、だったんですよね。それをわざわざ保管しているのも、見つかった経緯が関係していたりするんでしょうか……?」
ヴォルク:「神官とは、神の声を聞く事で成るものが多い……のだったか」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ええ。実はこれが発見されたのは、オアシスの上水路……住民の飲料水などを運ぶための水路だったのです。しかも同じようなものが、複数」
GM:そう言って、カラムはその前にあったことも含め、事情を説明し始める
GM:◆ 神殿長、カラム・アイヒルートの話
ここ一ヶ月程、町全体でじわじわと体調を崩す人が増える傾向にあった。
まずはお年寄りから始まり、それから子どもや体の弱い人と、少しずつその数は増え始めている。
特色としては『この町を何泊かしただけの人はお年寄りでも影響がない』『夜働く人より昼働く人の方が体調を崩す傾向が強い』というのがあり、
そこから『水源に原因がある』という推測を立てられ、ほとんど同時期にこの禍々しい石が見つかった。

アルマ・コールリッジ:ウラン鉱石なのかな……
神殿長、カラム・アイヒルート:「……石を発見したのは、オアシスガードのリーダー、スルマルグ殿です。あの方は優秀なフェアリーテイマーでもありましたから」
アルマ・コールリッジ:「水路で発見……となれば、そうですよね。初期症状は毒を入れられた反応にも似ているようですし」
ゼリエス:「大切で大事な重要な水路にとなるとオアシスガードも気が気がなさそう」
ヴォルク:「昼は暑い、水を摂る量は必然的に増える……水の継続的な摂取で体調を崩したと言う事か」
ナキア・レプシウス:「石が見つかってからは、どうなのでしょう? 取り除くことで、体調を崩す人は少なくなったのでしょうか」
アルマ・コールリッジ:「あっ、そうですよね。オアシスガードさんが石を取り除いたのだから、問題も解決したのでは……?」
神殿長、カラム・アイヒルート:「石を取り除いた結果どうなったか……は、分かりません。何故ならその後、また新たに同じような石がオアシスの上水付近に置かれていたからです」
アルマ・コールリッジ:「!?」
神殿長、カラム・アイヒルート:「少し話しましたが、オアシスはこの町の命であり、オアシスガードも常に警備の目を光らせています」
ゼリエス:「原因の元凶はまだ潜み続けているというわけか」
神殿長、カラム・アイヒルート:「その目をすり抜けてそういったことを続ける、理由と技術……あるいは立場が犯人にはある」
ヴォルク:「……その上、取り除いたことを把握していたのか」
ナキア・レプシウス:「ええ……それに、どことなく奇妙に感じます」
神殿長、カラム・アイヒルート:「そこは不明です。単に定期的に置いているだけかもしれない。実際……このことを知るのは、私とスルマルグ殿のみです」
アルマ・コールリッジ:「……取り除かれたことを把握できて、警備も問題とならない」「それって、オアシスガードの人も怪しいってことに……」
神殿長、カラム・アイヒルート:困った笑み 「誰が犯人か分かりませんからね」
ナキア・レプシウス:「この石が、街において少なくない悪影響をもたらしているのは確かでしょうが……それだけのことが出来るのであれば、もっと大それたこともできるはずです」
ゼリエス:「身内の仲間も疑うとなると確かに俺達のような冒険者が適任だな」
ナキア・レプシウス:「ただ、石だけを置いて、というのがとても奇妙に感じるのです」
ゼリエス:「オアシスガードと仲が悪くなってもハーヴェスに戻れるし」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ええ。私が問題に思っているのは、この町の誰かが、計画性をもってこの町の人々を弱らせようとしていることです」
ヴォルク:「あぁ。だから外から冒険者を招いたと……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「……ただこの町に恨みがあるのであれば、もっと強烈な劇毒を流すという手も有り得ます。そうはしない。何かの意図がある」
アルマ・コールリッジ:「ヌヌズンさんやファランさんみたいな方はこの町で生活してますもんね。確かに、ご近所さんを疑うのは難しいかも……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「お分かりいただけて何よりです」 頷く 「衛兵隊や、ラージャハ本国に調査を依頼することも考えましたが、そうするのはまあ……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「……私的にはあまり気が進まないものでして。町中も殺気立つし……グレンダールの影響力が熱くなりそうなものですから!」
アルマ・コールリッジ:「あっなるほど」 神官的な答えに少しだけ口元が緩んでいる
アルマ・コールリッジ:「あはは……それはでも、確かに死活問題ですよね」
ヴォルク:「……理解した。この街、特に神殿からすれば厄介な話だろうな」
ナキア・レプシウス:「この話を知るのは、まだごく限られた方だけでしょうが……続けば、街全体に噂が流れるでしょうし」
アルマ・コールリッジ:(犯人はもしかして、そういう事情も分かってやっているのかな。早々大事にはならないだろうっていう……) うーんと首をかしげている。
ナキア・レプシウス:「そうなれば、いずれ外にも……交易が盛んな街には、大きな痛手となるはずです」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ええ。そうなると今度はアルマサという町の景気にも影響が出ます。もちろん、被害が拡大するようであればそんなことは言っていられませんから、最終的には手段を選ばず解決しにいくしかありませんが……」
ヴォルク:「そうだな……オアシスの水に毒があるとなれば元も子もない」
アルマ・コールリッジ:「一度噂になると、交易への影響は避けられないですもんね。できればこっそりと……冒険者が解決できるようならそれで終わらせたい。という感じでしょうか?」
アルマ・コールリッジ:「なんか、私達次第で大事になるかどうかが決まるって意味では、かなり責任重大ですけど……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ご理解いただけて助かります」 頷き
神殿長、カラム・アイヒルート:「皆さんにお願いしたいのは本件の調査です。誰が、何故……どうしてこんなことをしたのか。同じことがもう起きない、と確信できる状態にしていただけると助かります」
神殿長、カラム・アイヒルート:「そして、調査は可能な限り内密に。何かあれば私の名前を出してもらっても構いません。あまり役に立たないとは思いますが……」
ゼリエス:「内密の秘密は問題ないがギルドに話は通してくれているのかな」
神殿長、カラム・アイヒルート:「少なくとも現時点でこのことを把握しているのは私とスルマルグ殿のみですので、そこ以外に知られるのは、ゼロと言わずとも最低限にしてもらえると助かります」
ヴォルク:「最低限か。とはいえ、単なる信用もない冒険者よりよっぽど良い」
冒険者、アリザリン・ロウ:ゼリエスの疑問に、後ろで話を聞いていたロウが答える 「一応その辺りの保証については、俺が手を回すつもりだ。俺だけは冒険者ではなくて商人として町に入り込んでるし、目をつけられることもないだろう」
ナキア・レプシウス:「ええ、顔が知れている、というだけでも信用は増すものです」
ヴォルク:「その必要があるときは頼らせてもらう。」
アルマ・コールリッジ:「よかった! じゃあ、正式な依頼として受注できそうですね……!」
冒険者、アリザリン・ロウ:「内密にしたい事情も理解できる。元商人としては、妥当な判断だと言って良い!」
ゼリエス:「そんな気の予感がしていた。俺達に何かあったらよろしく頼む」
冒険者、アリザリン・ロウ:「……なんで、後はお前たち次第だ」 と、改めて君たちを見よう
冒険者、アリザリン・ロウ:「話に聞く限り、少し難しい依頼に思えるし……思わぬ危険もある気がする。やれそうか?」
ナキア・レプシウス:「……ただの蛮族退治の依頼よりは、ずっと難解ではありますね」 指を顎に当て、少し難しそうな顔をして。
アルマ・コールリッジ:「……私は、やりたいです! まだ町のすべてを見たわけではないですけど」
ナキア・レプシウス:「けれど、私たちが今動かなければ、苦しむ人が増え続ける。ならば、僅かばかりの手がかりでも得られるかもしれないなら、やるべきだと思います」
アルマ・コールリッジ:「賑やかな酒場とか、夕日に照らされるオアシスとか……すごく綺麗だったんです。できればこの町は、これからも賑やかでいてほしいです!」
ゼリエス:「アルマがその気なら俺も受けよう。難しく困難な依頼ほど受けないと他の誰かが苦労することになる」
ヴォルク:「ああ、厄介な依頼だが。断る理由にはならない」
アルマ・コールリッジ:ぱっと顔が明るくなっている。「ゼリエスさん……!」
冒険者、アリザリン・ロウ:「よし。そういうことなら……頑張れ! やると言ったことはやるしかないぞ! がはは!」
ゼリエス:アルマにほほ笑み返して「大オアシスもまだ見てないし」
神殿長、カラム・アイヒルート:「皆さん、ありがとうございます。そのご判断に深く感謝します」 ティダン式の祈りの印を切り
アルマ・コールリッジ:「あの、カラムさん」 おずおずと手をあげる。
ナキア・レプシウス:「ヴォルクと一緒なら、どんな依頼だってなんとかなりそうな気がしますし」 小声でぽそぽそっと。
神殿長、カラム・アイヒルート:「はい、何でしょう?」
アルマ・コールリッジ:「どのみち、皆さんに聞かないといけないと思うので……その……言いにくかったら、結構なんですけど」
アルマ・コールリッジ:「カラムさんから見て、この人が怪しい! っていう方は……いらっしゃるんでしょうか?」
ヴォルク:「ナキアこそ。その知識は大きな武器だからな」見つめ返し、微笑を浮かべる。
神殿長、カラム・アイヒルート:困った顔 「難しい所です。私は神殿にいることがほとんどですから」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ただ、オアシスガードのスルマルグ殿……この件を私に相談してくださった方ですが、あの方は私よりも厳しい方ですので、違う視点があるかもしれません」
アルマ・コールリッジ:「スルマルグさん。事情を知っているもう一人の方、ですか。なるほど……」
ゼリエス:「スルマルグ、妖精使いのフェアリーテイマーだったな」
ゼリエス:「早速いきなり神殿長の名前を借りることになりそうだ」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ええ。厳格な方ですよ。"涸らし"のスルマルグ……だからこそ信用できると思いますが」
神殿長、カラム・アイヒルート:「それと、石そのものについて調べるのでしたら、アルマサの古書庫に資料があるやもしれません。こちらも、私の名を出せば問題なく見て回れるはずです」
ヴォルク:「調査場所の大きな候補だな、感謝する」
ゼリエス:今は昼過ぎくらいだっけ
アルマ・コールリッジ:「はい! 答えにくい質問をしちゃって、すみません……! ありがとうございます!」
GM:ちょうど夜になろうという所です。古書庫に行くにもオアシスに行くにも問題ない時間帯だぞ
ゼリエス:とは言えまずは人の話を聞きたいかな
アルマ・コールリッジ:どっちかな~ スルマルグさんが犯人かもしれない可能性を考えると、先に書庫に行って情報を集めたい感じもあるけど
ナキア・レプシウス:「そうですね……一旦、現状を現場に近い方──スルマルグさんに確認したいと思うのですが、どうでしょう?」
ヴォルク:ただ調べるなら、情報は多い方がいいのかも
ヴォルク:手がかりがないと調べるのもね
アルマ・コールリッジ:たし蟹
ゼリエス:書庫は夜限定だったから先そっちでもいいけど、人から話聞いたら更に昼に話し聞ける人増えるかもだし
ナキア・レプシウス:あ、書庫は夜限定か
ナキア・レプシウス:「とはいえ、書庫は昼間は空いていないのでしたか。効率的に進めるなら書庫から……?」
アルマ・コールリッジ:あっ書庫って夜限定なのか!
ヴォルク:あっそうなんだっけ!
アルマ・コールリッジ:「あっ! 書庫ってお昼は行けないんでしたっけ」
ナキア・レプシウス:「光を嫌うので、と聞いたような気もします」
アルマ・コールリッジ:「オアシスガードさんならお昼もいらっしゃるでしょうし、そうなると先に書庫の方がいいかもですね。明日の夜まで待つのは結構遠いですし……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ええ、そうですね。今の時間は開いていますが……ああ、でも太陽が高くなる前、いわゆる朝頃であればまだ大丈夫ですよ」
GM:ということで、どっちでも大丈夫という話です
ゼリエス:じゃあ話聞こうぜぇ!
アルマ・コールリッジ:おはなしききにいくか~~
ヴォルク:レッツゴー!
ゼリエス:ひととなりも気になるしね
ナキア・レプシウス:いきましょう!
アルマ・コールリッジ:「そういうことなら、やっぱりスルマルグさんをあたってみます。カラムさん、ありがとうございます!」
アルマ・コールリッジ:「もしなにか新しい情報があったら、教えていただけると嬉しいです……! よろしくお願いします!」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ええ。それでは幸運を祈っております」
冒険者、アリザリン・ロウ:「無理はしないようにな! いざとなったら逃げろよ!」
ゼリエス:れっつごごご
アルマ・コールリッジ:シーン式の祈りのあとに不慣れなティダン式の印を切り、ぺこっと頭を下げて出ていきます
ゼリエス:「命を捨てるのと命をかけるのは違うとシーンも言っているので大丈夫」
ゼリエス:こちらも祈りを捧げてスルマルグさんの方へ向かおう

大オアシス ~"涸らし"のスルマルグ~

GM:大オアシス。
GM:アルマサの町を支える大水源。夜の星空を映し出した濃青色の水面は、時折風に吹かれてさざ波を起こし、夜空そのものよりも神秘的に見える。
GM:そんなスポットのせいだからか、オアシスのほとりには何人かのカップルがあり、身を寄せ合い、密かに愛を囁き合う姿も見てとれる……
ゼリエス:「あまり音を立てず静かに通ろう。愛する恋人のカップル同士を邪魔をしては悪い」
GM:……が、君たちが向かうべきオアシスガードの詰所は上水路の近くにあり、そちらは石造りで舗装されているのでロマンスには向かないし、そもそも警備のオアシスガードだらけである!
ゼリエス:という感じでほとりを素通りしてオアシスガードの詰め所に向かいましょう
アルマ・コールリッジ:「は、はい……」 堂々と口づけを交わすカップルを見て頬を赤くしている。
ナキア・レプシウス:「綺麗ですね……帰る前に、一度じっくり見てみたいものです」
アルマ・コールリッジ:「すごい、ところですね……流石デートスポット……」
ヴォルク:「さすが名物と呼ばれているだけはある……逢引と言えば此処なのだろうな」
オアシスガード:「オッ、何だ何だ。冒険者か?」 警備に当たっている者の中でも比較的軽装な少女がオラオラと話しかけてくるぞ
アルマ・コールリッジ:「あっ、こんばんは! あのっ、その、冒険者ですが、決して怪しいものではなくてですね……!」
オアシスガード:リカントの少女だ 「何か用か? 観光するならあっちの方でやれよナ~」
ゼリエス:「観光ではなく仕事の任務できたんだが」
ヴォルク:「"涸らし"のスルマルグ……オアシスガードの長と聞くが、彼に用がある。」
ゼリエス:「神殿長からの依頼の頼みだと伝えれば分かるはず」
アルマ・コールリッジ:こくこくと頷いている。「三神合同神殿のカラムさんから、依頼を受けた者……です!」
オアシスガード:「任務ぅ~?」 難癖をつけたがる顔 「こんなところに冒険者の絡む仕事なんかないよ!」
オアシスガード:「冒険者は冒険者らしく、遺跡探索とかさあ……」 と話し続ける彼女の背後に、ぬっと一つ影が差す
ゼリエス:「こんな所と卑下するほど悪い場所ではないと思う。カップルもたくさんいたし」
ヴォルク:「普段はそうなのだが、珍しいケースでな」
ナキア・レプシウス:「ええ、普段はオアシスガードの皆さんが、きっちり警備をされているでしょうから」 微笑む。
アルマ・コールリッジ:「事情を話せないお仕事、結構大変なんだなぁ……」 小声で漏らしている

"涸らし"のスルマルグ:「……クラレット。わしの客だ」 静かだが迫力のある、老いたエルフだ。……老いが見える程に歳を重ねたエルフというと、400年は生きているのだろうか?
アルマ・コールリッジ:「あっ」
オアシスガード、クラレット:「ゲ、マジ」
アルマ・コールリッジ:「もしかして、あなたが……スルマルグさん、ですか?」
ゼリエス:「こんばんは」
ゼリエス:「俺の名はゼリエス」
"涸らし"のスルマルグ:「そうだ。カラムの名を出したな」
ゼリエス:「カラムさんから頼まれてきたので」
ヴォルク:「あぁ、……良かった。話は通っていたか」
"涸らし"のスルマルグ:「オアシスガードの頭をやっている。スルマルグだ。話はあちらで聞く」
アルマ・コールリッジ:「よかった……! すごく厳格そうな方です。これなら信頼できそうですよ!」 皆に小声で言いながらスルマルグについていく。
ゼリエス:「ではそういう事なので失礼のさらばだ、クラレット」
"涸らし"のスルマルグ:「……お前たちは持ち場につけ。クラレット! お前もだ。こんな所で油を売って良いのか?」 外見の老いに反し、力強い勢いでオアシスガードを散らしつつ
GM:君たちはガードの詰所に案内される。簡素な石造りの建物だ。蝋燭の火だけが灯されている
"涸らし"のスルマルグ:「……"石"の話で相違ないな?」
ナキア・レプシウス:こくりと頷く。「ええ、その通りです」
ヴォルク:「相違ない。貴方ならば違う視点を持っているかもしれない……と聞いてな」
ナキア・レプシウス:「申し遅れました、ナキア・レプシウスです。あの禍々しい石について、ご存知のことをお聞かせいただければと」
アルマ・コールリッジ:「あっ! あ、アルマ・コールリッジです!」 慌ててナキアの横で頭を下げている。
アルマ・コールリッジ:「カラムさんから伺ったんです。スルマルグさんなら、もしかしたら犯人についてなにか目星がついているかも……と」
ヴォルク:「失礼……俺はヴォルクという。知っている事ならば何でもいい、聞かせてもらえると助かる。」
"涸らし"のスルマルグ:静かに頷き 「とはいえ、おぬしらの期待に答えられるかは分からん」
アルマ・コールリッジ:「どんな些細な情報でもいいんです。調査のために、スルマルグさんのお考えを聞かせていただけますか?」
"涸らし"のスルマルグ:「わしの目から分かるのは、妖精たちもあの石の魔力を著しく嫌ったことと、あの石の配置に明確な作為――上水を狙うという意図があったこと」
"涸らし"のスルマルグ:「妖精が嫌うものと言えば、穢れ、不自然な魔力、不自由、そして無機質な死……そのどれに当てはまるかは分からん」
アルマ・コールリッジ:「そんなものが上水道にいくつも投げ込まれていたなら、水が変質してもおかしくはなさそう……ですね」
"涸らし"のスルマルグ:「あとは……」 簡素な水路図を取り出す 「……犯人の候補は絞り込める一方で、しかし誰でもできる可能性があるということだ」
アルマ・コールリッジ:断言はできない。アルケミストではないし、石の正体もいまだ不明だ。
ナキア・レプシウス:「誰でも出来る、ですか……とはいえ、普段オアシスの水源については、オアシスガードの方々が警備を怠っていないと聞きます」
アルマ・コールリッジ:「はい。厳しい見張りがあるのに、誰でもできる……というのは、どういうことなんでしょうか?」 ナキアの横で首をかしげる。
ゼリエス:「その日は病欠とかかな」
ヴォルク:「水路図に何か?」
"涸らし"のスルマルグ:「"石"が見つかった地点はここと、ここ、ここ……」 と順番に印をつけていく。全てを暗記しているようだ 「……そして、ここに石を置くことができる者の候補は、主にふたつある」
"涸らし"のスルマルグ:「第一に、オアシスガード。これはおぬしらも分かっているようだな。ガード自身が水源を汚すことを止めるのは難しい。わしとしては考えたくないことだが……」
"涸らし"のスルマルグ:「もう一つに、衛兵隊だ。……衛兵は巡回の一貫として、上水付近への立ち入りが可能なのだ」
アルマ・コールリッジ:「あ、なるほど。オアシスガードと衛兵さん、完全に持ち場が別れてるわけではないんですね」
"涸らし"のスルマルグ:「これはオアシスガードの腐敗を防ぐことと、衛兵隊とのパワーバランスを考慮しての、もうずっと以前からの取り決めとなっている。知っている者は少ないが……」
ナキア・レプシウス:「逆に言えば……彼ら以外に、ここに石を置ける人はいない、と?」 僅かに逡巡しながら、スルマルグさんに問う
ヴォルク:「オアシスガードと衛兵隊か……どちらが犯人であれ、あまり嬉しい出来事ではないな」
"涸らし"のスルマルグ:「ああ。それ以外には不可能だろう。水中からの不審な接近があれば、妖精が知らせる。犯人は地上から来ている」
アルマ・コールリッジ:「よかった……」 小さく胸をなでおろしている。世話になったヌヌズンやファランまで疑いたくはなかったのだ。
"涸らし"のスルマルグ:「だが……」 言葉を区切り、スルマルグは視線を上に向ける
ナキア・レプシウス:「空の可能性、ですか?」
ゼリエス:水中も無理なんだなあ
GM:というあたりで、後半に入ってようやく初めての判定をしましょう。ウォーリーダーかスカウト技能による知力判定! 難易度11です
ゼリエス:うおおおおおおおお
ゼリエス:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[3,4] → 7

ゼリエス:なんもわからん
ヴォルク:2d6+3+3>=11
SwordWorld2.5 : (2D6+3+3>=11) → 5[4,1]+3+3 → 11 → 成功

アルマ・コールリッジ:11なんて余裕だぜ! なあJ・ガイルの旦那!
ナキア・レプシウス:2d6+3+4>=11 ウォーリーダー知力
SwordWorld2.5 : (2D6+3+4>=11) → 5[4,1]+3+4 → 12 → 成功

アルマ・コールリッジ:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 11[6,5]+4+3 → 18

ヴォルク:ホントに余裕じゃん
アルマ・コールリッジ:出目がいい!
ナキア・レプシウス:めちゃくちゃ理解してて草
GM:じゃあ君たちは理解します。ナキアちゃんは空の可能性と言いましたが、そもそも上空が開いていて、上水路付近といっても、厳重にフタをしてある訳ではない……というのを、ここまでの道のりで君たちは見ていました
ゼリエス:そうかも
アルマ・コールリッジ:ほんとに水路なんだなあ
ゼリエス:大谷翔平ってこと?
GM:つまり『石を投げるのが上手いやつ』であれば、狙ったとおりに石を水路へ放り込むことは、ある程度誰でもできるのではないか? という予測を立てることができます
GM:大谷翔平ならまず行けるでしょうね
アルマ・コールリッジ:ww
アルマ・コールリッジ:いたな……前半の戦闘で、見事な投擲を披露したアルヴが……
ヴォルク:なるほどなあ
ヴォルク:!?
ナキア・レプシウス:コントロールの良いピッチャーの可能性……
ゼリエス:じゃあ全然わかりません。そう言えばフーグルは空飛んでたなと思ってます
ヴォルク:伏線だったんだなぁ
ゼリエス:「俺達が相手をした蛮族は確かに飛んで飛行する種族も居たな」
"涸らし"のスルマルグ:「『犯人の候補は絞り込める一方で、しかし誰でもできる可能性がある』……というのは、即ちそういうことだ」
ナキア・レプシウス:「石を狙った場所に置けばよいのですから、ええ。空翔ぶ魔物に運ばせることも、可能でしょう」 ゼリエスさんの言葉も肯定する
"涸らし"のスルマルグ:ゼリエスさん以外が察した様子を見て、話を続ける(全員にわかりやすく話をしてあげる親切さがあるタイプではないぞ)
アルマ・コールリッジ:「はい。でも、もっとシンプルに行くならば……」
ゼリエス:じゃあアルマちゃんに説明してもらってなるほどとなっておこう
ヴォルク:「何も、水路は蓋をして閉じている訳でもない以上な……」
アルマ・コールリッジ:「……ということですね」ゼリエスさんに説明していた。「不慣れな足場でも、ヴォルクさんは上手いことゴブリンに香水ボールを当ててみせたんです」
アルマ・コールリッジ:「地形を熟知している現地の方なら、ぽいっと放り込めるのかも」
ゼリエス:なるほどなあとなっています
"涸らし"のスルマルグ:「なので、もしその上で犯人の候補を探るようであれば……」
"涸らし"のスルマルグ:「……オアシスガードと衛兵隊の中から怪しい者を探りつつ、投擲の上手い者……を割り出すということになるのだろうな。自分で言っていてまったく妙な感じだが……」
アルマ・コールリッジ:「けっこうな数ですね……! 数の多い行商人さんや踊り子さんが除外できたのは、幸いですけれど」
ヴォルク:「ああ。"街の外に出た"可能性を除外できるのは悪くない。」
"涸らし"のスルマルグ:「踊り子も曲芸師の延長なら、物を投げるくらいはするかもしれんぞ」 老人は疑り深いのである
ナキア・レプシウス:「影響を少しでも除くために、石は見つけ次第回収していただくとして」
ナキア・レプシウス:「それでもまた置かれるようなら、犯人はこの街付近に留まっている可能性が非常に高いですからね」
アルマ・コールリッジ:(そうか……身軽な踊り子さんも、十分容疑者になるんだ。う~ん……)
ゼリエス:「二度あることは三度あるとも言うし」
"涸らし"のスルマルグ:「その線は間違いないとわしは見ている」 深く頷く 「勘所を弁え過ぎているのだ」
アルマ・コールリッジ:「はい。それに、じわじわと身体を蝕んでいくのがねらいだとしたら……」
アルマ・コールリッジ:「犯人としては、やっぱり経過を観察したがると思うんです」
アルマ・コールリッジ:「できれば毎日。どういう変化が出たか、少しずつ」
ヴォルク:「……ゾッとするな」
ヴォルク:「だが、ありそうな話だ。」まるで見たように言うアルマに深入りはしない
"涸らし"のスルマルグ:「わしから言えるのはこのくらいだ。……参考になりそうか?」
ナキア・レプシウス:「ええ、とても参考になりました。ありがとうございます」
アルマ・コールリッジ:「スルマルグさんは、たぶん、凄く古参のオアシスガードさんなんですよね」
ナキア・レプシウス:「また何か新しい発見がありましたら、お伝えいただけると大変助かります。私たちは、合同神殿を拠点に滞在していますので」
アルマ・コールリッジ:「町の人を疑うのは……胸が痛むと思います。わざわざ話してくださって、ありがとうございます」 頭を下げている。
ゼリエス:「ありがとうついでにもう一つ追加で加えていいかな」
"涸らし"のスルマルグ:ふん、と鼻を鳴らす 「古参も何も、わしは二代目のリーダーを250年はやっている。ここはわしの全てだ」
ヴォルク:「よろしく頼む。こちらからも、何かあったらすぐに知らせる。」
"涸らし"のスルマルグ:「何だ、ゼリエス」
ヴォルク:「……250年か」
ゼリエス:「可能かどうかの話は聞いたが、動機のやりそうな方で心当たりはないのか?」
アルマ・コールリッジ:「あっ」 そういえば、と手を打っている。
ナキア・レプシウス:「確かに……動機は大事です」
ゼリエス:「オアシスガードを快く思ってない人間がいるとか」
アルマ・コールリッジ:「未知なる剣亭でも、”未成年にお酒を飲ませるとしたらあの人だろう”みたいなものはありますもんね。やりそうな人……という視点はすごく大事だと思います」
ヴォルク:「そうだな……俺達は部外者だ。聞かせてもらえると助かる」
"涸らし"のスルマルグ:「わしくらいになると、もう並の者が持つ恨みだか怒りだかには無頓着になるものだ。だからそういう、感情的な方角の話は分からん」
"涸らし"のスルマルグ:「だがパワーバランス的な話で言うなら……オアシスガードはアルマサの権力構造上では最高位に位置する」
ゼリエス:すごい
"涸らし"のスルマルグ:「次点に商人ギルドと衛兵隊、そして合同教会。わしらの権威が失われれば、そやつらが得をするという考え方はできるかもしれんな」
アルマ・コールリッジ:「”オアシスガードは信用できない。これからは私達が水を管理しよう”……って感じでしょうか」
"涸らし"のスルマルグ:「そしてそれは簡単にカネになる。……下らん考えだ」
アルマ・コールリッジ:「犯人が単独じゃなくて、そのあたりの組織の複数人……って可能性もあるんですね。ううん、難しいです」
ナキア・レプシウス:「オアシスガードが握っている、権力自体を狙っている事も考えられますね……」
"涸らし"のスルマルグ:「わしがどれだけ苦心して、この時代までオアシスを維持してきたのか。奴らには毛先ほども分かるまい」
ヴォルク:「権力、金、組織か。面倒な話だな」
"涸らし"のスルマルグ:「全くだ。時折、全部知らぬふりをしてオアシスの一番底で死ぬまで眠っていたいと思うことがある……」
ゼリエス:「権力の事はわかった。動機の線は他の人間からも聞くことにしよう」
"涸らし"のスルマルグ:言ってから首を振る 「……言葉が過ぎたな。老いぼれたエルフの戯言だと思ってくれ」
"涸らし"のスルマルグ:「歳を食うとどうもこうなる」
ゼリエス:「死ぬのはともかくゆっくり眠る時間は足りてなさそうだな」
アルマ・コールリッジ:「スルマルグさん……」 なにか言葉をかけようと思うが、気の利いた言葉も出てこない。その代わりにぐっと拳を握ってみせる。
ヴォルク:「あぁ……せめてゆっくり眠れるよう、事件の解決を急ごうか」
アルマ・コールリッジ:「大丈夫です! 私達が、すぐに問題を解決してみせますから……!」
アルマ・コールリッジ:「はい! スルマルグさんと、周辺住民の皆さんの安心のためにも……! がんばりましょう!」
ゼリエス:「ヴォルクの言うとおりだな。スルマルグさんがシーンの加護に甘えられる時間を作ってやろう」
"涸らし"のスルマルグ:「そうしてくれれば助かる。何かあれば言うといい。わしも、何か気付いたことがあればカラムの若造に知らせておこう」
"涸らし"のスルマルグ:「どれかと問われるとアステリアなんだが……」
ナキア・レプシウス:「うふふ、妖精使いフェアリーテイマーらしいです」
ナキア・レプシウス:「お時間いただき、ありがとうございました。いい報告を持ってこられるよう、私たちも頑張ります」
アルマ・コールリッジ:「よ、よかったら、あとで安眠できるお香とかも少しお分けできますから……! ちゃんと休んでくださいね!」
GM:……こうして君たちはオアシスを後にした。得られた手がかりは犯人像の候補だ。候補、というには選択肢は多すぎる気がしたが、それでも町の住民全員を疑うよりはましだろう。
アルマ・コールリッジ:動機的にはオアシスガードの失脚を狙うやつ。できそうな奴は投擲がうまいやつ、オアシスガード、衛兵か……
アルマ・コールリッジ:衛兵は前者にも後者にもかかってるんだな~
GM:君たちの選択肢は二つ。古書庫で石について調べるか、犯人像の候補に合致する者を探すか……もし情報収集をするなら、それは日中のマーケットが適しているに違いない。
GM:という訳でいま、時間は深夜です。マーケットは静まり返っているが、古書庫は一応開いているぞ。とはいえ睡眠を取らないと翌日以降フニャフニャになってしまう恐れもある。
ゼリエス:一旦寝るか~
ヴォルク:寝ますか!
GM:もちろん酒場も開いています。特にイベントはないが、踊り子のへそを追うのは自由だ。どうする?
アルマ・コールリッジ:寝ましょう! 寝て、朝一で書庫に行き、お昼のマーケットに行く……という感じがいいんじゃないかな
アルマ・コールリッジ:踊り子さんと交渉はしたいが……すごく……
ゼリエス:もしかしたら深夜に張り込みしないといけない瞬間が来るかもだしね
ナキア・レプシウス:すやすや
ゼリエス:むにゃんにゃ
アルマ・コールリッジ:ただでさえ今日は朝からサンドウォーム退治してるから、相当くたくたなはずだぜ
ヴォルク:すやすや……
ナキア・レプシウス:MP1しかない
GM:では君たちはムニャスヤと眠り……朝が来る!
GM:- - - -
ゼリエス:むやむにゃ

◆アルマサ古書庫

GM:……そもそもアルマサという町の興りは、大破局の折に貴重な書物を持って逃げ出したマギテックが用意した避難先であると言われている。
GM:その書物を保管するために建造されたのがアルマサの古書庫であり、今でもそのマギテックの子孫である司書は行商の持ち込む貴重な書物を買い取り、保存しているのだ。
GM:この砂漠において知識を蓄積する役割を継承し続けているのが、アルマサ古書庫である。
GM:君たちがその白い石造りの建物に入ると、入口すぐの机で本を整理していた少女がすぐに顔を上げる。
ゼリエス:「おはよう。書庫を開けてもらってもいいか?」

古書庫司書:「いらっしゃい」 褐色の肌のエルフだった。笑顔はなく、素っ気ない雰囲気である
アルマ・コールリッジ:夜中に水浴びできたせいか、だいぶスッキリした顔で古書庫を訪れてます。ひんやりした砂漠の夜が快眠を与えてくれたのも大きいが。
ゼリエス:「俺の名はゼリエス。神殿長の依頼の頼みでやってきた」
古書庫司書:「わたしの名はペリエ。どなたか知らないけど、ご自由にどうぞ。案内はしてあげないけど」
ゼリエス:「神殿のではなく冒険者の神官だが」とシーンの聖印を見せながらお願いしてみよう
古書庫司書、ペリエ:「見るぶんにはただ。欲しいものを見つけたり、汚したり、壊したりしたら、それは買い取ってもらう」
ヴォルク:「ヴォルクだ。調べ事があってな……助かる。」
アルマ・コールリッジ:「お昼になると閉館しちゃうんですよね。そこまで長居はしないと思うので……」
アルマ・コールリッジ:「か、買い取り……!」
ゼリエス:「そういうことは不測の予想できない事が起こらない限りしない予定のプランだ」
アルマ・コールリッジ:周囲の貴重そうな書物を見てごくりと喉を鳴らしている。
古書庫司書、ペリエ:「砂が入るから。……あ、入る前にちゃんと砂を払うようにね」
ヴォルク:「……万が一がないよう気を引き締めよう」
ナキア・レプシウス:「ええ、古書は貴重ですから。丁寧に接しましょう」
アルマ・コールリッジ:「ええと、探すべきは……」 こそこそと声のトーンを落として。「主に、あの石に関する情報でしたよね?」
アルマ・コールリッジ:「正体がわかれば、そこから犯人を導き出せるかもしれない……ということで」
ゼリエス:「魔法が関係していそうだが、とは言え本が大量に多すぎて俺では調べられそうにないな」
古書庫司書、ペリエ:君たちの態度を見て、まあ大丈夫だろ……と思ったらしく、視線を外してまた本の整理に戻る。
GM:ということで、ここでは文献判定を行えます。セージ……とアルケミストによる知力判定!
ヴォルク:アルケミストが……なんと、ある!
アルマ・コールリッジ:ヴォルナキの出番!
GM:難易度は12です。できるかな~?
ゼリエス:アルマの言葉に頷きつつ、大量の本を前にどうするかなあと思っています
ゼリエス:2d6 人間パワー
SwordWorld2.5 : (2D6) → 11[6,5] → 11

ゼリエス:惜しい
ヴォルク:2d6+4>=12
SwordWorld2.5 : (2D6+4>=12) → 8[2,6]+4 → 12 → 成功

アルマ・コールリッジ:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 10[6,4] → 10

アルマ・コールリッジ:出目はよかったのに~~
ナキア・レプシウス:2d6+2+4>=12 セージ+知力B 見識/地図作製/病気知識/文献/文明鑑定/宝物鑑定/薬品学/構造解析
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4>=12) → 7[5,2]+2+4 → 13 → 成功

ゼリエス:やはり固定値がないとね
ナキア・レプシウス:ほっ
ゼリエス:賢い二人だ
ヴォルク:図書館デートしちゃお
GM:えらいぞ~ では判定に成功した二人は、古書庫の書物はその種類や内容、時代により丁寧に整理されており、石に関連していそうな本を読んで回った結果……
ゼリエス:「汚い水も美味しく飲めるようになる魔法のような11のレシピ。これは違いそうだな」
GM:……少なくともこの書庫に目当ての文献はない! と断言できます。
GM:君たちは……図書館デートをしただけで終わった!
アルマ・コールリッジ:「あっゼリエスさん、見てください! シーン様の伝承に関する本がこんなに!」
ヴォルク:www
ナキア・レプシウス:な、なんだってー?!
アルマ・コールリッジ:!?
ゼリエス:「合同神殿の前というのもあるのかな。厳しく物も少ない砂漠では信仰が民の拠り所だったのかもしれない」
ヴォルク:「この辺りは魔晶石や、その歴史に関する書物が殆どだな……」
ヴォルク:「ナキア、そちらはどうだ?」
ヴォルク:机に置いた本を軽く閲覧し終えたのだろう、顔を上げてナキアを見る。
アルマ・コールリッジ:「月も太陽も、砂漠にはつきものですもんね。そこからティダン信仰やシーン信仰が……」 すっかりプリーストトークに入っている。
ナキア・レプシウス:「こちらは、宝石や貴金属に関するものばかりですね……求めているものではなさそうです」
ナキア・レプシウス:「あるとすれば、この辺りだと思うのですが……ヴォルク、あの上の本を取っていただけますか?」 背伸びをしても届かない場所を指差している
ヴォルク:「あぁ、もちろん。」
ヴォルク:ナキアが調べていた本棚の近くへ足を進め、軽々とその本を手に取る。
ヴォルク:「よ、っと……これで大丈夫か?」
ナキア・レプシウス:「ふふ、ありがとうございます」 両手で受け取り、ぱらぱらと目を通すが……やはり求めている情報はありそうにない
ナキア・レプシウス:「『未知なる鉱物の世界』……うーん、これも違いますね」
ヴォルク:自らも軽く目を通していく。宝石の意味や好物に関するものが多く見える。
ヴォルク:「この周辺はそういった本が殆どか。たしかに、何か情報があってもおかしくないが……」
ナキア・レプシウス:「……このままだと、まるで図書館デートになってしまいますね?」 ちら、と隣の男の顔を見上げて微笑む
ヴォルク:「それも悪くない。俺も、本を読むのは嫌いじゃないからな」
ヴォルク:とはいえ、少し照れたように。逃げるように本を手に取り、題をなぞる。
ヴォルク:「……まだ早い、か。」そして、それをすぐに戻す。渡すにはまだ早計だろうから。
ナキア・レプシウス:「アルマとゼリエスは……あちらはあちらで、盛り上がってるようですね」
GM:では、君たちがそのようにしていると
ゼリエス:と……?
古書庫司書、ペリエ:「失礼ながら」 音もなく近付いていた司書の彼女の声が、ヴォルクとナキアのすぐ後ろから聞こえてくる
古書庫司書、ペリエ:「『鉱物』と『魔力』の関係について調べていて、目当ての本はなかったものとお見受けします」
古書庫司書、ペリエ:「相違ないですか?」
ヴォルク:「あぁ。よくわかるな……流石は司書か」
ゼリエス:「ヴォルク、ナキア。こちらの本棚には何も全くなかった。そっちは……」
アルマ・コールリッジ:「す、すみません。信仰について話したら止まらなくなってしまって……」
ゼリエス:「案内してくれる気になったのかな」
ナキア・レプシウス:「あるとすればこの辺りなのですが……らしいものは見当たらなくて」 ふるふる首を振る
古書庫司書、ペリエ:ゼリエスとアルマが来たのを見て 「丁度良いです」
古書庫司書、ペリエ:そう言ってから説明に入る 「……より危険な内容の本。あるいは魔力を帯びた本」
古書庫司書、ペリエ:「そういったものを保管する『閉架』が、この古書庫には存在します。もしかしたらそこに、あなたがたの求めているものがあるかもしれません」
アルマ・コールリッジ:「!」
古書庫司書、ペリエ:「ただし、そこにある本は『閉架』にするだけの理由があるものばかりです。おいそれとお見せする訳には行きません」
ヴォルク:「そういう事か。……許可なく読ませるには危険な本……隔離するのも頷ける」
アルマ・コールリッジ:「中に入れていただくにはどうすればいいんでしょう? なにか資格が必要とか、えらい方のサインが必要とか……?」
ゼリエス:「神殿長の紹介だけじゃだめかな」
古書庫司書、ペリエ:「いえ、そういうのはないです。私がよいと言えばお入れできます。なので……」
古書庫司書、ペリエ:「一つお願い事をさせてください」 そう言う彼女は、一冊の赤い表紙の本を持っている。どうやら世界各国の美容に関する本であるらしい
ゼリエス:「翻訳?」
古書庫司書、ペリエ:「いえ。私はほとんどの言語に通じていますのでそれは不要です。……『千の刺と百輪の花』亭のレメディーダさん、ご存知ですか?」
GM:君たちはその名に聞き覚えがあるだろう。以前その店に訪れた時、トップダンサーとしてたくさんの客に迎えられていた踊り子だ
アルマ・コールリッジ:「一番売れっ子の方ですよね? あの、ええと……その」
アルマ・コールリッジ:赤くなり、交渉の部分を濁しつつ 「すごく……お高い……」
ナキア・レプシウス:「ええ、とても……綺麗な方でしたね。大人っぽくて」
ゼリエス:「店の方は聞いたこともいったこともあるな」
ゼリエス:名前は覚えていないぞ
ヴォルク:「……そうだな。話してはいないが、踊っているのを見た」
古書庫司書、ペリエ:「さすが冒険者。では、彼女にこれを届けて、受取のサインを持ち帰ってきてください」
古書庫司書、ペリエ:赤い表紙の本を差し出す 「レメディーダさんの依頼で探していた本なんです。これを渡せば彼女も分かってくれるはず」
アルマ・コールリッジ:「あっ、なるほど! レメディーダさんが探していた本なんですね」
ヴォルク:「なるほど。努力あってこその美しさと、その人気と言うわけか」
アルマ・コールリッジ:「それならご本人に会うのも、そんなに難しくなさそうです。お安い御用ですよ!」
ゼリエス:「そんな簡単で単純なお使いでいいなら全く問題はないな」
アルマ・コールリッジ:(中身、読んじゃだめかな……だめだよね、人の本だし……) そわそわしている
古書庫司書、ペリエ:「……そうですね、冒険者基準だと簡単なのかも?」 首を傾げる 「当たり前ですけど……ステージ上で渡すのはダメですよ」
ナキア・レプシウス:(多くの方を魅了するような彼女が参考にした本……気にはなりますが……)
古書庫司書、ペリエ:「お仕事中ですからね。行くなら楽屋です。そして、踊り子の楽屋は……用心棒が警備していますから」
古書庫司書、ペリエ:「あの人達は、とにかく話が通じません。……わたしはそれがイヤで、こうしてあなたたちに依頼することにしました」
ゼリエス:「知り合いの顔見知りがいるのでその伝手も頼ってみよう」
ヴォルク:「話が通じない?」
アルマ・コールリッジ:「はい! こう見えても、この町の知り合いは結構多いんです……! 大丈夫!」
古書庫司書、ペリエ:「『踊り子のレメディーダさんに届け物です』……という言葉を鵜呑みにして、ほいほい通すようでは、警備は務まらないようです」 あまり表情は変わらないが、なんだか不機嫌に見える
ナキア・レプシウス:「職務熱心なのは良いことなのですけどね」 苦笑い。
GM:アイドルの楽屋警備みたいなもんだと思ってもらえれば分かると思います
ヴォルク:「試したんだな……わかった。たしかに、中に何か仕込まれていては大ごとか」
アルマ・コールリッジ:「トップダンサーさんですもんね。大丈夫です! そういう交渉も、冒険者なら慣れていますから……!」
アルマ・コールリッジ:「あっ、こ、交渉といっても、正しい交渉です! いやらしい交渉ではないです!」
アルマ・コールリッジ:手をわたわたさせ、勝手に慌てて訂正している
古書庫司書、ペリエ:「別にいやらしい交渉の話はしていません」
ゼリエス:「いやらしい交渉とは」
ヴォルク:「それは……たしかにへそは出ているが……」
古書庫司書、ペリエ:「いやらしい……」
ゼリエス:「ともかく引き受けよう。サインを貰ったらまた再び再度戻って来る」
アルマ・コールリッジ:「いやらしい交渉のことは忘れてください……!」
アルマ・コールリッジ:「ペリエさんから、なにかレメディーダさんに言伝とかはありますか?」
アルマ・コールリッジ:「なければ、普通にお渡ししてサインを頂いてきますけれど……」
古書庫司書、ペリエ:「お待ちしています。まあ、適当に忍び込んじゃえばいいですよ」
古書庫司書、ペリエ:「いえ、特には。わたしは仕事をこなすだけなので」
古書庫司書、ペリエ:「……まあ、直接顔を出してくれれば面倒が少ないから、顔を出せ、くらいは伝えてもらえれば」
ナキア・レプシウス:「ふふ、そうしましょう。彼女もお忙しいのでしょうね」
アルマ・コールリッジ:「わかりました! これも冒険者のお仕事です。きちんとお伝えしておきますね!」
ゼリエス:「ペリエが寂しがっていたと伝えておこう」
ヴォルク:「ああ、理解した。……今度は面倒な相手に絡まれないようにしないとな」
古書庫司書、ペリエ:「は? 勝手なことやめてください……」
ゼリエス:「多少色を付けるのも交渉の内というわけ」
古書庫司書、ペリエ:ゼリエスに言いように少しむくれた顔になって、古書庫を後にする君たちをペリエは見送った。
アルマ・コールリッジ:「あ、あはは……とにかく行ってきますね。書庫が閉まるまでには戻ります!」
アルマ・コールリッジ:ぺこりと丁寧にお辞儀してその場を後にしよう

◆マーケットでの聞き込み

GM:昼!
GM:頭上の太陽は熱く砂漠を照りつける。積極的に動き回るのもしんどい時間帯だ。当然、『千の刺と百輪の花』亭もまだ開店していない。
GM:という訳で君たちはマーケットにやってきた。休息を取る……でも良いだろうが、衛兵やオアシスガードに関する調査を行うのにも丁度良い所だろう。
ゼリエス:調べ物するか~
アルマ・コールリッジ:あっそうか。さくっとお届け物してすぐ書庫に戻るつもりだったけど
アルマ・コールリッジ:そもそも酒場がオープンするのは夜だから、お届けも夜まで待つ必要があるんだな
ナキア・レプシウス:少なくとも夕方くらいにならないと入れなさそうですしね
アルマ・コールリッジ:そしたらマーケットで聞き込みがよさそうだねえ
GM:そういうこと! てなわけで判定に入りましょう。前半に引き続き、今回は情報収集判定です。人から信用を得たり、つい人の口を軽くしてしまうような技能が適しています。
ゼリエス:当日のアリバイ……衛兵隊の評判……
ゼリエス:私はプリースト技能くらいしか頼れるものはないかな~。
アルマ・コールリッジ:信用を得るならプリーストで間違いなし!
GM:基本的な難易度は11。選択した技能ややり方が適していればそのままで、GMの想定からズレると上がります。
ヴォルク:スカウトかなあ 潜入する技能でもあるし、人の口を軽くするための話術も多少は行えるでしょう
GM:技能を選び、それによる知力判定にトライしてみてください
ゼリエス:ティダンやシーンを信仰している人もそれなりにいるだろうしね。人々から不満や不安な出来事について聞いてまわろう
ヴォルク:2d6+3+3 《スカウト》
SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 7[6,1]+3+3 → 13

ゼリエス:2d6+4+3 えいえい知力
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 7[5,2]+4+3 → 14

ゼリエス:勝ったな
アルマ・コールリッジ:前回と同じでいくならエンハンサーなんだけど……流石に二回目はダメかなぁ。普通にスカウトでいきましょう
ナキア・レプシウス:うーん……セージしかなさそうかな~
アルマ・コールリッジ:密偵なんだけど、どちらかというと堅実に聞き込みをして、アルマちゃんの人柄で口を軽くしてみます
アルマ・コールリッジ:『この人なら話してくれそう』みたいな感じの見極めにスカウト技能を使った感じでいこう。ふっちゃお~
アルマ・コールリッジ:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 11[6,5]+4+3 → 18

ヴォルク:すご
アルマ・コールリッジ:無自覚無防備胸チラをした甲斐がありました
ナキア・レプシウス:交易で色々な人がいるはずなので、最近の噂とか聞けるといいな~という感じで
ナキア・レプシウス:2d6+2+4 セージ+知力B
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4) → 5[1,4]+2+4 → 11

GM:聞き込みが苦手な所もかわいいね♡
ゼリエス:また囲まれてしまうのか、衛兵長たちに
GM:お察しの通りゼリエスさんのプリースト技能なら問題なく話も進むでしょう。スカウト技能も、今回は真昼で気を抜いてる人たちから話を聞いたりするのに適切なのでオッケーです
ヴォルク:ナキアはかわいすぎて信頼がありすぎたんだ
ナキア・レプシウス:ただただ世間話をしただけのナキア……!
アルマ・コールリッジ:よかった~~
ナキア・レプシウス:美味しいご飯とか……聞けたかも
アルマ・コールリッジ:のり弁当!
GM:じゃあ、ナキアちゃんが聞き出したごはん屋さんで情報をまとめましょう。もちろんオアシスガードや衛兵の全員について把握できたという訳ではないが、少し目立ったり、能力が高かったりする者についてはだいたい網羅できました。
ゼリエス:ほ~う
ナキア・レプシウス:やったー 美味しいごはん屋さん!
◆ オアシスガード
オアシスガードは規律に厳しい水源警備組織であり、構成員はごく一部を除きアルマサの出身者ばかりで、身元もはっきりした者ばかりである。
オアシスガードリーダー"涸らし"のスルマルグに親子代々師事しているものも多い。不審者への即時対応のため、全員が少なくともLv2程度の前衛技能を持つ。
・スルマルグ ... "涸らし"の二つ名を持つオアシスガードのリーダー。エルフ。
希少な水源を恒久的に維持するため、たとえ住民が一時的な水不足に困ろうと厳しい給水制限を行うことからそう呼ばれる。
フェアリーテイマー技能を持つ。
・クラレット ... オアシスガード内では数少ない、身元の不確かな構成員。アルマサ外出身のリカントと見られる。
勤務態度もあまり真面目ではない。スルマルグの弱みを握っているのではとも噂される。
フェアリーテイマー技能を持つ。
ゼリエス:クラレット……怪しいぜ
アルマ・コールリッジ:ちょっとひん剥いてみるか……
ヴォルク:ヤツが半忍で決まりですな(推理モノ警察しぐさ)
ゼリエス:衛兵長のことはなにか分かるのかな
◆ 衛兵隊
アルマサで最も強い権力を持つのはオアシスガードだが、それに続くのがマーケットの商人ギルドと、アルマサを外敵から守る衛兵隊である。
アルマサは小さな結界を生成する守りの剣を1本擁しているのみで、周縁には蛮族もしばしば接近してくる。これらを撃退し、町や商人を守るのが衛兵隊の仕事。
仕事の特性上、全員が少なくともLv3程度の前衛技能を持つ。


・ガンドム ... 衛兵長。しばしばドワーフに間違えられるが、人間。グレンダール信者。
小さな集落の若者を鍛え上げ、蛮族の襲撃にも耐えられる自警団を組織した実績を買われ招かれた。
実力は確かだが酒癖の悪さは有名であり、苦情は多い。権力の積極的拡大をするつもりはないが、グレンダール神の威信を知らしめる機会は常に伺っている。
ナキア・レプシウス:出禁になってる酒場ありそう
ヴォルク:衛兵隊のが強いんだなあ
GM:小さい酒場はもうダメ 用心棒がいる店はギリギリ
ヴォルク:www
アルマ・コールリッジ:ガンダムめちゃくちゃ怪しいな~ 権力欲すごそう
アルマ・コールリッジ:単純武力ではオアシスガードより衛兵隊の方が上なんだな……
◆ その他、特に能力の高い衛兵

・ゼオン ... 物静かな衛兵。ナイトメア。シーン信者。神聖魔法も使用できる。
アルマサ教会に捨てられていた孤児。前神殿長に育てられ、優れた能力を活かしそのまま衛兵となった。
特殊神聖魔法による暗視能力をあてにされ、夜間の門番を担当する。踊り子のマローズとはその縁で深い仲となった。


・バージル ... 軽薄な衛兵。人間。普段は近接武器を使いこなすが、マギテック技能とガンを隠し持つ。
幼少期、商人の両親に連れられアルマサへ引っ越してきた。軽薄な性格は周囲に馴染むための努力の成果である。
同じマギテックの知識と技術があることから、魔動機薬師のヌヌズンと親交が深い。女好きだが、ファランは射程外。


・ストラーダ ... 真面目な衛兵。人間? 単独行動を好み、休日はたびたび町の外の砂漠に出かけている。
最近アルマサにやってきた男性。高い戦闘技能を持ち、特に防御力、耐え忍ぶ力に定評がある。
真面目な性格なのは確かだが、プライベートを知る者は少ない。ただダーツバーでしばしば姿を見かけるという。
ゼリエス:ゼォーン
ヴォルク:深い仲なんだ やっぱり
アルマ・コールリッジ:あっシーン神官仲間!やった!
ナキア・レプシウス:深い仲……!
アルマ・コールリッジ:ファランちゃんかわいいだろ!
ヴォルク:年齢がね
ゼリエス:すごい細かくパーソナリティが設定されている!
ナキア・レプシウス:怪しい人がどんどん出てくる
◆ その他、投擲の才を持つ住民
・露天商、ファラン ... 人間。子どもの頃から様々なものを振り回すのが好きで、その延長線上でスリンガー(投石器)の扱いに長けているらしい。
迷惑客にでくわした時、その股間に石を5連続で的中させ、再起不能にした経歴を持つ。
ゼリエス:犯人見つけました
ゼリエス:こいつです
アルマ・コールリッジ:ファランちゃんはかわいいから……
ヴォルク:ここで出てくるのか、投擲が巧い奴が
ナキア・レプシウス:完璧な投擲術……!
ヴォルク:今はヌヌズンを振り回してるもんね
ゼリエス:投げられるんだ
アルマ・コールリッジ:マローズさんの情報はないのかな
ヴォルク:えっちな情報?
アルマ・コールリッジ:エッチなのもほしいけど!
ゼリエス:じゃあ私は主に迷惑客繋がりで衛兵長と衛兵隊の情報を持ってきたことにしよう。迷惑している人も多いらしいって感じで
アルマ・コールリッジ:めちゃくちゃ投擲が得意とか……得意じゃないとか……
GM:特に想定していないぜ 踊り以外の運動センスはないです
GM:ダンスはうまい 踊り子なので
ナキア・レプシウス:容疑者ではない(メタ)
アルマ・コールリッジ:よかった・・怪しさは低めだ
ゼリエス:ダーツバーにいるのは投擲得意に入るのかなあ
大きな声の露天商、ファラン:「……もうあの時は夢中でねえ!!! 手で庇われなければ6発目まで行けたんだけどねえ!!!!」
GM:ファランは自分で自慢します
ヴォルク:じゃあファランの情報を地元住人から聞き出そう 本人!?
アルマ・コールリッジ:じゃあオアシスガードの情報を持ち帰ってこようかな。オアシスガードさん頼れますね!みたいな世間話から色々聞いてきました
GM:……君たちはマーケットの食堂で、集められた情報について話し合う。
GM:他にも客はいるが、どの客ものんびりとそれぞれの商売の話をしているようだ。君たちの話を気に留める者はいないだろう。
ゼリエス:聞いたことのないスパイスの入った煮物を口に含んでいます。表情は硬いが内心複雑な評価を下しているぞ
アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさん、変わったもの食べてますね……? 美味しいですか?」
ゼリエス:「アルマは別のものを頼んで注文したほうがいいとだけ言っておく」
ゼリエス:「衛兵については皆口が軽かったな。とはいえ悪評のほうが目立ったが」
ナキア・レプシウス:「ここ、美味しいって評判だったんですけどね。色んなところから人が来るから、味も色々なんでしょうか」
ゼリエス:という感じでガンドムさんについての困った話を中心に衛兵隊についての話をしよう
アルマ・コールリッジ:「衛兵長……っていうと」「あの! 酒場で酔っ払って絡んでた人、じゃないですか……!?」
ヴォルク:「ガンドム……あの酒癖の悪い男か。」ナキアと目を合わせる。
ナキア・レプシウス:因みにこれといって情報は得られていない……! こんな容貌なので、どこかの商人の連れ合いだと思われたらしく、グルメや装飾品の話しか出なかったのだ
ゼリエス:「騙り成りすましだと思っていたがまさか本人とは」
アルマ・コールリッジ:「ほんとの衛兵長さんだったんですね……」 嘘であってほしかったので複雑そうな顔をしている
ナキア・レプシウス:「む……あの人、本当に衛兵長だったとは……」
ナキア・レプシウス:「お酒が入っていなければお仕事はちゃんとするタイプ、なのでしょうか」
ヴォルク:「酒は人の本性を出すというが……そうだと思いたいところだな」
ゼリエス:「反面部下の評判はいいらしい。それに有事の時の腕は本当にいいとも」
アルマ・コールリッジ:「あっ、そうですね。私もオアシスガードさんの情報を集めてきたんですが……」
アルマ・コールリッジ:「複数のオアシスガードさんから、同じ証言が得られました。単純な戦闘練度で見れば、衛兵団はオアシスガードの皆さんより上なんだとか」
アルマ・コールリッジ:「”自分たちのほうが腕が立つのに、オアシスガードが大きな顔をしている”……というのを不満に思っている衛兵の方は、もしかしたら割と多いのかもしれません」
ゼリエス:「アルマの持ってきた情報の中だと……怪しく疑わしいのはあのクラレットと言うリカントくらいなのかな」
ゼリエス:「身元不明というのは少し気になる。態度も他のオアシスガードとは違ったし」
アルマ・コールリッジ:「どう、なんでしょう……スルマルグさんも、完全に潔白とは言えないかもしれません」
ヴォルク:「オアシスガードは水を管理する者、その地位に就けた理由が何かあるのか……?」
アルマ・コールリッジ:「昔からこの町にいらっしゃる方なんですよね。交易が活発化して、静かなオアシスがなくなってしまったのを嫌がってるみたいな可能性もあるのかも……」
アルマ・コールリッジ:「……うう、なんとも嫌な仕事ですね。これまで出会った方々を疑っていくことになるなんて……」
ナキア・レプシウス:「けれど、オアシスガードの仕事には厳しくも誇りを持っている……ように、感じました。あくまでも、感覚ですけれど……」
ヴォルク:「あぁ、それには同感だ。……必要があるとはいえ、好んで受けたくはない仕事だな。」
ゼリエス:「商人ギルドの方はどうだったかな」
アルマ・コールリッジ:「ええと、ちょっと待ってくださいね。皆さんで調べた内容を……ここに」
アルマ・コールリッジ:みんなの調査結果をまとめた紙をよそよそと広げてます。
ヴォルク:商人はファランくらいだよね
アルマ・コールリッジ:「あった! 商人さんは、技能的にも立場的にも、目立って怪しい人はいなかったみたいですね! ……ファランさん以外は」
アルマ・コールリッジ:くらい!
GM:商人ギルドの方にも探りを入れましたが、こちらには特筆するべき情報はないように感じました。戦闘能力も低いし、今のガンドム率いる衛兵隊のことは扱いやすく思っているようです
ゼリエス:ですね
GM:もちろんオアシスガードに代わって水を管理できれば莫大な利益を得られますが、スルマルグの名声は大きく、この町を知る商人ほどあまり手出ししようとは考えなさそう。野心的な商人がいればあるいは……というくらい
ナキア・レプシウス:「ファランさんに、何か……?」
ヴォルク:「あぁ、当然だが戦闘能力も低いらしい。それに、スルマルグの名声がそうさせようとは思わせないようだ」
アルマ・コールリッジ:「お店に入る前にもおっしゃってましたけど、スリンガーの扱いが得意みたいで……その」
ゼリエス:「動機も薄いし兵士ほど投擲は得意ではなさそうだしな」
アルマ・コールリッジ:「男性客……男性客の撃退に、スリンガーを使って急所に何度も当ててみせたとか……」
ゼリエス:「だがファランだけは例外の特別と」
ナキア・レプシウス:「あわわ…………そ、それは、大した腕前の持ち主ですね……!」
ヴォルク:「……そうだな。本人が声高に話していた」
ゼリエス:「冒険者でも動く相手に当てるだけで大変な困難だ。それを急所に何度もとなるとかなりの腕前」
ゼリエス:「ただやはり動機が不明でわからないな。性格的にも悪事を働くようには見えないし」
ヴォルク:「ああ。それに、投擲で石を投げ入れていたなら自分から話さないとも思う」
アルマ・コールリッジ:「はい。それに、本当に投石機を使って悪さをしたなら……あっそうそう、そうです!」 ヴォルクに頷いている
ヴォルク:「投擲ができるなど、わざわざ話さなければわからないからな」
ナキア・レプシウス:「となると……逆に普段は投擲が上手いことを隠している人……?」
アルマ・コールリッジ:「……」 ストラーダの資料にちらりと目をやっている。 「この方……は、どうでしょう?」
アルマ・コールリッジ:「プライベートがわからなくて……でも、よくダーツバーに行かれていて……」
アルマ・コールリッジ:「ここまで条件が揃いすぎていると、逆に怪しくない気もしますけれど」 首をかしげている。
ゼリエス:「アルマはその衛兵が怪しいと思っているわけか。確かに投擲も得意で出来そうな趣味だ」
ナキア・レプシウス:「なるほど、言われてみれば……」
アルマ・コールリッジ:「うう、どの方も怪しく見えてきます……町で良くしてくださった方もいるのに……」
アルマ・コールリッジ:「どうしましょうか? 容疑……候補者は絞れましたけど、一人一人あたっていきますか?」
ゼリエス:「その前に石の事を詳しく詳細に調べよう」
ゼリエス:「水をただ汚したいだけの人間はいなさそうだし、何か別の動機があるのかも」
ナキア・レプシウス:「ええ、閉架に資料があるとよいのですが」
ゼリエス:「石の魔法の詳細がわかれば水にいれる理由も動機も明らかになり犯人も探しやすくなる」
アルマ・コールリッジ:「もうお昼になっちゃいましたから、書庫に行くのは夜以降ですね。例の本を届けてから書庫、って感じでしょうか」
ヴォルク:「ああ、それができる人間も必然的に絞られるだろうからな」
ゼリエス:「それから、アルマ。疑うことを後ろめたく思う必要はない。闇に隠された真実を暴くのもシーンの領分だし」
ゼリエス:「ちゃんと調べれば疑いも晴れるし。逆に俺達が調べなければ、無実の無罪の人間にも疑いが残ったままになる」
アルマ・コールリッジ:「!」
アルマ・コールリッジ:「そうか。……このまま放っておけば、結局、何もしてない色んな人が疑われるままになってしまうんですね……」
ゼリエス:「夜がいずれ開けるように、疑いで終わるのではなくその後信じるためにやっていると思えば少しは心も軽くなるとシーンも言っている」
ヴォルク:「……良い事を言うな。信仰しているだけはある」
アルマ・コールリッジ:「はい! ゼリエスさんはいつも励みになる言葉をくれます……!」
アルマ・コールリッジ:「わかりました! 過度に後ろめたくならないように、シーン様の信徒として、頑張ります!」
ナキア・レプシウス:「ええ、その意気です」
ゼリエス:「いいと思ったことがを伝え広められているのでシーンの言葉を借りると自ずと良い事になる」
ゼリエス:「他の神も同じようなことは言うだろうし。キルヒア様とか」
ヴォルク:「とはいえ……ずっと気を引き締めていれば疲れるのも自然な話だ。力を抜けるタイミングではそうしておかないとな」
アルマ・コールリッジ:「今日一日頑張れば解決する……って感じでは、ありませんしね……」 調査資料の山に目をやっている
ナキア・レプシウス:「この街は2度休むことが推奨されているわけですし、ね。幸いにも、命の危機が差し迫っている、というわけではありません」
ナキア・レプシウス:「もちろん、急ぎたい気持ちは山々ですが……こういう時だからこそ、じっくりと一つ一つ検証していくのが良いかと」
ヴォルク:「あぁ、千の刺と百輪の花亭が開くにはまだ少し時間がある」
アルマ・コールリッジ:「……」 ちらちらとゼリエスの方を見ていたが、意を決したように
アルマ・コールリッジ:「あっ、あの! ナキアちゃん!」
アルマ・コールリッジ:「よかったらその……休憩も兼ねて、少し水浴びにいきませんか? 昨晩使ったのとは別の、女性用のスペースがあるって教えてもらったんです」
アルマ・コールリッジ:「あとその……相談したいことも……」 かなり小声でごにょごにょと言っている
ナキア・レプシウス:「あら、そうなんですか!」
ゼリエス:「時間があるならたしかに良さそうかも」
ナキア・レプシウス:「それなら……お昼はこれ以上出来ることもないでしょうし……」 ちら、とヴォルクを見る
ナキア・レプシウス:「行ってきても、構いませんか?」
ヴォルク:「ああ、もちろん。良い息抜きだろう」
ナキア・レプシウス:ぱあ、と表情を輝かせる。「ええ、では行きましょう!」
アルマ・コールリッジ:「よかった……! でしたらすみません、ちょっとナキアちゃんをお借りしますね!」
ゼリエス:「俺は少し買い物でもしておこう。また戦闘の戦いのバトルが起こらないとも限らないし」
ヴォルク:「ふむ……ならそうだな、俺も行って構わないか?」
ヴォルク:「空いた時間だ、良い機会だろう」
ゼリエス:「勿論断る理由はないな、そうしよう」
ゼリエス:「ではアルマ、ナキア、また店が開く時間に」
ナキア・レプシウス:「ええ、また後ほど!」
アルマ・コールリッジ:「……」「あのっ、ゼリエスさん」 去り際に声をかけている。
ゼリエス:最初は渋い顔で食べていた煮物もなんだかんだ綺麗に完食している。食べ進めたら案外止まらなかった
ゼリエス:「どうかしたかな」
アルマ・コールリッジ:「さっきはありがとうございました。お陰で、調査する時に後ろめたくなったりもしないと思います!」
アルマ・コールリッジ:「ぜ、ゼリエスさんのああいうところ……尊敬、して、います……! 最初からずっと!」
アルマ・コールリッジ:「一緒にお仕事できて、嬉しいです……!」 ぴゃーっとまくし立てるだけまくし立て、急いで離れていきます
ゼリエス:「仲間を支えるのは冒険者として当然なので礼には及ばないが……」と何かを続けようとするけど、それより先に立ち去られるぜ
ナキア・レプシウス:「あっ、アルマ! 置いて行かないでください……!」
ゼリエス:「突然慌てて急いでどうしたんだろう」
ナキア・レプシウス:慌ててその背を目で追いつつ、二人にひらひらと手を振って去っていくよ
ヴォルク:「分からないが……慕われているのは確かだな」ナキアに手を振り返して
ゼリエス:「実は俺もそう感じているし慕っているつもり」
ゼリエス:「俺は言葉足らずなところがあるので伝わっているかはわからないが」
ヴォルク:「伝わっているさ」
ヴォルク:「伝わっているからこそ、自らも言葉にしようと思ったんじゃないか?」
ゼリエス:「それなら嬉しいが甘えてばかりはいられないな。俺も言葉にして伝えるようにしよう」
アルマ・コールリッジ:「あっ、ここですここ! 砂丘と林が目隠しになっていて、女性ガードさんの見張りもいるんですよ」
アルマ・コールリッジ:水浴び用の薄い白衣に着替え、ナキアを水浴びポイントまで案内してきた。
アルマ・コールリッジ:「大胆な人は、大通りすぐ横の泉とかで水浴びされるらしいんですけど……流石に、無理なので……」
ナキア・レプシウス:「ふふ、流石にそれはちょっと……いえ、かなり恥ずかしい、ですね」
アルマ・コールリッジ:「あの……すみません。実は、水浴びは本題じゃなくて……」
ナキア・レプシウス:こちらも水浴び用の衣装に着替えている。薄いので、と一応持ってきた甲斐があった。
ナキア・レプシウス:「そうかな、と思ってました」
ナキア・レプシウス:「二人に……というより、ゼリエスに聴かれたくないお話ですよね、きっと?」
アルマ・コールリッジ:「はい……」 しょぼしょぼ……と俯いている。
アルマ・コールリッジ:「あのっ、率直なところを聞くのですけど!」「ナキアちゃんは……ヴォルクさんに、好きだよとか愛してますって、よく言っているんですか?」
アルマ・コールリッジ:「た、多分……交際、されてます……よね……?」
ナキア・レプシウス:「え、ええと……」 ぱしゃぱしゃと肌についた砂を水で落としながら、視線を落としたまま。
ナキア・レプシウス:「そ、そうですね……交際している、ということに、はい。なると……思います」
ナキア・レプシウス:少し沈黙して。「そういった、愛の言葉も……言い合ったり、することはあります」
アルマ・コールリッジ:「ですよね! 前にいっしょしたときと比べると、距離感的なものが……違いましたし……!」
アルマ・コールリッジ:「ナキアちゃんを恋の先輩と見込んで、相談をしたくて……その、その……」
アルマ・コールリッジ:「大好きだよって想いを好きな人に伝えるには、どうするのがいいんでしょうか……?」
ナキア・レプシウス:ひんやりとした水場に火照った身体を浸したまま、赤らんだ顔が少し傾く
ナキア・レプシウス:「それは……ええと、言葉の通り、伝えるのではダメなのですか?」
アルマ・コールリッジ:「…………わからないんです。本当にそれでいいのか」 ちゃぷちゃぷと水に手をつける。
アルマ・コールリッジ:「えと……好きな人っていうのは、ゼリエスさんのことなんですけど」
ナキア・レプシウス:くすりと笑う。わざわざ言わなくても分かっているのに。
アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさんのことは、頼れるお兄ちゃんとか先輩のようにも思っていて……むしろそっちが先だったけど、だんだん男性としても意識してしまって……」
アルマ・コールリッジ:「でも、さっきの見ましたよね。ゼリエスさんは神官としても立派な方で……他の女性からもけっこう、人気があるんです。ひそかに」
アルマ・コールリッジ:「好きだって言って、もしダメだったらとか……もしお付き合いしていただく事になっても、ゼリエスさんを私が独り占めしちゃっていいのか、とか……」
ナキア・レプシウス:「ええ、私も仲間として、とても信頼していますから。好意が向けられるというのも、理解できます」
アルマ・コールリッジ:「こんな風に悩んでる時点で、私はホントの恋にたどり着けて無いのかなとか……」
アルマ・コールリッジ:「あっ、そうですよね! ゼリエスさんはすごい方なんです!」 ナキアの言葉にブンブン頷いている。
アルマ・コールリッジ:「……どうですか? ナキアちゃんは、どう思われますか……?」
ナキア・レプシウス:「うーん……」 立てた指を閉じた唇に当てて、小さく考え込む
ナキア・レプシウス:「そうですね……正直なところ、私が『恋』についてとても理解しているかというと……それは、分かりません」
ナキア・レプシウス:「だって、こんな風に想ったことがあるのは、ヴォルクだけなんですから」
ナキア・レプシウス:少し恥ずかしげに笑って。
アルマ・コールリッジ:「あっ」 そういえばこの子は年下だった、と今更思い出している。
ナキア・レプシウス:「ヴォルクも、魅力的な人ですから。きっと、『いいな』と思っている他の冒険者やそれ以外の人も……いるかもしれないな、とは思うんです」
ナキア・レプシウス:「でも」 はにかんだように笑って。
ナキア・レプシウス:「私だけが、独り占めです」
アルマ・コールリッジ:「ど、堂々と言いますね……」
ナキア・レプシウス:「はい。だって……そうしたい、ですから」
ナキア・レプシウス:「代わりに、ヴォルクも私のことを独り占め。それが……パートナーで恋人であることの権利ではないでしょうか」
ナキア・レプシウス:「そうですね……それじゃあ、アルマは」
ナキア・レプシウス:「他の人が、ゼリエスと親しげに話していたり、この間していたように手を繋いでいたり」
ナキア・レプシウス:「そういう関係になってしまっても、いいんですか?」
アルマ・コールリッジ:「イヤですっ!!」
アルマ・コールリッジ:「で、できればそういうことは私とだけしてほしいし……わ、私だって、ゼリエスさんとしかそういうことは、したくないです……!」
ナキア・レプシウス:くすっと声に出して笑う。
ナキア・レプシウス:「答え、もう出てるじゃないですか」
アルマ・コールリッジ:「……そっか。じゃあやっぱり私」「してる……んですね。……恋」
ナキア・レプシウス:頷く。「それに……」
ナキア・レプシウス:「私が見ている限りですが……ゼリエスも、アルマのことを想っているように見えますよ」
アルマ・コールリッジ:「ええっ!!」
アルマ・コールリッジ:「そ、そうでしょうか……? 手のかかる妹とか、未熟な後輩神官とか、ではなく……?」
ナキア・レプシウス:「冒険者として、同じ神を信仰している者として……もちろん、そういった感情もあると思いますが」
ナキア・レプシウス:「それだけでなく、一人の存在として、アルマを大切に想ってくれていると」
ナキア・レプシウス:「私は、ここ数日のお二人の姿を見て、そう感じました」
アルマ・コールリッジ:「あ、あの……でしたら最後にもう一つだけ……」
アルマ・コールリッジ:「ナキアちゃんとヴォルクさんみたいに、いい感じになるには……ど、どうするべきだと、思いますか……?」
アルマ・コールリッジ:「やっぱり、昨日見かけたように……オアシスデートをして、色々……抱き合ったりするべきですか……?」
ナキア・レプシウス:「アルマ、結構……大胆ですね……?」
アルマ・コールリッジ:「ナキアちゃんとヴォルクさんも」 最初の冒険の後部屋で盛り上がっていたし、と言いかけて
アルマ・コールリッジ:「あ、あくまで選択肢の一つです! 私も……それはまだ早いと、思うので……!」
ナキア・レプシウス:「ふふっ」
ナキア・レプシウス:「さっき、私に言ったこと。そのまま、伝えてみるのはどうでしょう」
ナキア・レプシウス:「独り占めしていいのか……そういった、アルマ自身の不安も含めて」
アルマ・コールリッジ:「あれをそのまま……!?」
ナキア・レプシウス:「だって、不安なんでしょう?」
アルマ・コールリッジ:「……そうですね。シーン様も、一途な気持ちは応援してくださるはず」
アルマ・コールリッジ:「勇気を出してぶつかっていけば、ゼリエスさんもきっと、真摯に応えてくれるはず……!」
アルマ・コールリッジ:「私、やってみます!」
ナキア・レプシウス:「はい、その意気です」
アルマ・コールリッジ:「ふふっ。よかった……! 胸のつかえがすーって取れた気分です」 水に両手をつけ、
アルマ・コールリッジ:ばしゃっばしゃっとナキアちゃんに水をかけてます。やっと笑顔が戻ってきた。
アルマ・コールリッジ:「ありがとうナキアちゃん! 私も、ナキアちゃんとヴォルクさんの仲、応援してるからね!」
ナキア・レプシウス:「きゃっ」 水飛沫を受けて、楽しげに笑う
ナキア・レプシウス:「ええ、私も応援していますよ。もし進展があったら……教えて下さいね。約束ですよ!」

◆『千の刺と百輪の花』 ~トップダンサー、レメディーダ~

GM:そしてまた、アルマサの町に夜がやってくる。
GM:昼の間は日陰で休んでいた人々が姿を見せ、町はふたたびの活気に賑わい始める時間だ。
GM:『千の刺と百輪の花』亭も開店し、今日もまた酒と料理と踊り子たちが、商人たちを出迎えるのだろう。
GM:ということで君たちは、古書庫司書から頼まれた本をレメディーダへ渡しに行く……ということで話を進めているけど別の選択肢を取りたければ言ってね!
ヴォルク:亭に行きます!
ナキア・レプシウス:行くぜ行くぜ
ゼリエス:ちゃんと入れるかなー
アルマ・コールリッジ:ちゃんと本届けてサインもらわなきゃ
GM:幸い、踊り子たちの楽屋の所在はわかりやすい。店の裏手に用心棒がこれ見よがしに立ち、下心ある客へ睨みを利かせている。
GM:司書の言っていた通り、説得も通じるかは怪しい……ということで、GMはここでは隠密判定により忍び込むことを想定しています。
GM:もし他に取ってみたい手段があれば教えてください。検討するぞ。
ヴォルク:何を試すにしても見つかってない内にしか行えない隠密は有効な気がするな~
アルマ・コールリッジ:そうだねえ ささっと忍び込めればそれが一番いいし
ナキア・レプシウス:むむ……隠密は力になれなさそうですね
アルマ・コールリッジ:シーンの加護(物理)は最後にしたいお気持ち
ゼリエス:使えそうな魔法あったっけ
ナキア・レプシウス:あっ
ヴォルク:お!ある?
ナキア・レプシウス:【ディスガイズ】ありますよ
ヴォルク:そうか変装
ナキア・レプシウス:対象を特定の人や蛮族に変える魔法です よく知っているか、その場にいる対象にしか変化できませんが
アルマ・コールリッジ:おっ便利!
ゼリエス:誰に化けるといいとかあるかな
アルマ・コールリッジ:酒場の支配人とかいれば一番いいんだけど……
GM:面白い 中に堂々入り込める誰かに化けて、残りのメンバーはその客ということにすれば、スムーズに入り込める気がするでしょう
ヴォルク:マローズ?
ゼリエス:勝手に見た目使っていいのかなあ
ヴォルク:たしかに……
アルマ・コールリッジ:同僚はありかもしれない。けど確かにその問題はある……
ナキア・レプシウス:マローズさんに了承を得てしまうとか
ゼリエス:でもそれならマローズさん本人に連れて行ってもらえばいいかも
アルマ・コールリッジ:たし蟹
ゼリエス:神殿長に化けたら中入れたりしないかな
ヴォルク:神殿長がここに!?
アルマ・コールリッジ:あのお硬い神殿長が風俗に!
ヴォルク:ってなっちゃう
GM:神殿長の見た目は勝手に使っていいと思われてる
ナキア・レプシウス:神殿長(あらぬ噂が流れている……?!)
ゼリエス:きっと神殿長なら許可してくれるよ
アルマ・コールリッジ:じゃあ……使うかァ……
ゼリエス:一旦隠密組に普通に挑戦してもらうでもいい気はしますね
ナキア・レプシウス:ですね
ヴォルク:たしかに
アルマ・コールリッジ:じゃあ失敗したら神殿長には週刊誌に載ってもらいましょう
ゼリエス:ダメだったらナキアゼリエスでマローズさんに話を通したり変装したりしましょう
ナキア・レプシウス:がんばって!
アルマ・コールリッジ:スカウトでいきます! 難易度は秘密かなこれ
アルマ・コールリッジ:先に振っちゃったほうがよさそう?
ヴォルク:かな?同じくスカウト!
ヴォルク:2d6+3+3 まあいくつにせよ振るのは変わらない
SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 5[1,4]+3+3 → 11

アルマ・コールリッジ:2d6+4+3 そうなのだ
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 9[4,5]+4+3 → 16

GM:隠密判定はスカウト技能+敏捷能力ボーナスだが……
アルマ・コールリッジ:あっ敏捷か! じゃあ15です!
アルマ・コールリッジ:敏捷2しかないワン
ゼリエス:がんばれ~
ゼリエス:あ、鎧脱がないとじゃん
GM:ダイスを振ってしまったようだな。そのダイス目だと……見つかります! ただ捕まるほどではなく、なんとか逃げ切れます
ヴォルク:なに~!
ヴォルク:良かった~
GM:そういうことですね。金属鎧は……隠密判定に-4のペナルティをかけるのだ
アルマ・コールリッジ:ぐあああ
アルマ・コールリッジ:あっなるほど隠密か!
アルマ・コールリッジ:脱げばよかった~~~
GM:脱いでいたら上手くいったかもしれないが、ジャリジャリ言っていたのが災いした!
ヴォルク:くっ 忘れてしまっていたな
ゼリエス:じゃあ我々でなんとかしますか
ナキア・レプシウス:ゼリエスさんにマローズさんを説得してもらう? プリースト的にとか
アルマ・コールリッジ:「はあはあ……ご、ごめんなさいヴォルクさん……! 私のせいで……!」
ゼリエス:マローズさんに話を聞いてもらおうと思ったけどマローズさんも控室かな
アルマ・コールリッジ:絶対いけた!と思ったら自分の方が真っ先に見つかったのでべそをかいてます
ヴォルク:「……俺も見つかるのは時間の問題だった。逃げ切れただけよしとしよう」
ヴォルク:「捕まっては面倒だったろうからな」
GM:さらにそんなことがあれば、警備の目は強まる! 引き続きチャレンジしてもいいが、難易度は上がってしまっているし、もし捕まったらただでは済まないかもしれない……
GM:で、マローズも今の時間は控室にいることにしましょう。何故かというと、マローズなら君たちに普通に協力してしまい、話がスムーズに進んでしまうため……
ヴォルク:ww
ゼリエス:マローズさんに化けたら控室でばったりかもなあ
GM:なのでここは一発……化けるのが選択肢として有効そうに思えます   神殿長に
ナキア・レプシウス:すまない神殿長
ゼリエス:じゃあ化けちゃうか~
ヴォルク:なろう、神殿長に
ナキア・レプシウス:声は変わらないみたいだけど、そこまで神殿長とがっつり話してる衛兵もいないでしょう 恐らく
アルマ・コールリッジ:あの真面目な神官長が……
ゼリエス:声が変わらないなら私が行きますか
ナキア・レプシウス:ということで、【ディスガイズ】MA80 対象:1体全 射程:接触 時間:1時間 MP3 これをゼリエスに対してシュート!
ナキア・レプシウス:2d6+4+4+1 操霊魔法行使判定
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4+1) → 8[5,3]+4+4+1 → 17

ナキア・レプシウス:ナキア・レプシウスのMPを3減少(33 → 30)
ナキア・レプシウス:しゃららら~ 神殿長になぁれ~
アルマ・コールリッジ:変身ムービーだ
ゼリエス:じゃあ神殿長の姿になって控室に入れてもらえるか交渉してみよう
GM:では神殿長の姿を取ったゼリエスさんたちを見て、用心棒が寄ってくる
用心棒:「おい、許可なくここから先に入ることは……えっ!?」
用心棒:「カラム神殿長……!?」
ゼリエス:ううんっ、と咳払いして声を真似て「こんばんはごきげんよう。私がここに来るのがそんなに意外でしたかな」
用心棒:「そ、それはもう……意外、だな……」
用心棒:「少なくとも初めてだろう。俺が知らないだけか?」 同僚に聞いているが、その同僚も戸惑っているようだ
ゼリエス:「救いを求める声があれば神官は何処にでも行き現れるものです」
ゼリエス:「これまで訪れ来ることがなかったのは必要がなかったからというだけのことだ」
ゼリエス:と言ってペリエから預かっていた本を用心棒達に見せようかな
用心棒:「ま、まあ確かにそういうこともあるのでしょうが……それは?」
ゼリエス:「信者の一人から、これをレメディーダさんに渡すよう依頼を頼まれまして」
ゼリエス:「基調で高価な本なので、できれば本人から渡したかったそうなのですが……生憎事情があったのか入れてもらえなかったと」
ゼリエス:「代わりに信頼出来る人物に頼みたいという事で、私に預けに来たのです」
用心棒:「貴重で高価な贈り物を渡したがる者など掃いて捨てるほどいますからな。ただの宝石かと思ったら、覗き見の水晶であったりして……なのでそういうものは受け取らない決まりなのですが」
用心棒:「神殿長のご依頼とあらば……どうやらただの本のようですし……」
用心棒:同僚の用心棒と視線を交わし 「……余計な所に立ち入ったりはしないよう。レメディーダ様の楽屋は突き当りですので」
ゼリエス:「ありがとうございます。今夜の夜は冷えるそうですから気をつけて。貴方がたにも神のご加護がありますよう」
ゼリエス:魔法すご~
ゼリエス:祈りを捧げて、一時間で切れるらしいので寄り道せずまっすぐレメディーダさんの部屋に向かうよ
ナキア・レプシウス:(騒ぐ声も音も聴こえませんし、どうやら成功のようですね……ゼリエスさん、流石です) 少し離れた所でホッと一息ついているよ
ゼリエス:ではお供の3人に見せかけた3人を連れてレメディーダ嬢のところに行こうかな
ナキア・レプシウス:しずしずとその後ろに付いていくよ
ゼリエス:個室になってるみたいだしノックして入ろう
ヴォルク:勿論ついていこう
アルマ・コールリッジ:さっきバレてるし、演出ディスガイズをかけてもらってこっそりついていってます。見た目は踊り子だ
GM:きらびやかな店内やステージに比べ、楽屋は落ち着いた木造の作りだ。時折露出度の高い踊り子が、作っていない素の表情で君たちの横を歩き過ぎていったりする
ヴォルク:アルマやナキアの護衛という感じで居よう
GM:ノックに応じて、内側からドアが開く。開けたのは

蠱惑的な踊り子、マローズ:「あら」 マローズだった 「何だか変わった取り合わせね。ごきげんよう、カラム神殿長」
ゼリエス:まさかレメディーダではないとはね
ゼリエス:「レメディーダさんの部屋だと聞いてたが間違いだったかな」
アルマ・コールリッジ:「あれっ! マローズさん……!?」 変装していたが、思わず素で反応してしまう
ナキア・レプシウス:「ええ、彼女はどちらに……?」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「いえ。舞台に上がる前に話してただけだから」 身をどけると、室内には確かにレメディーダもいる
ゼリエス:「よかったレメディーダさん?ペリエの遣いの代わりで来たと言えばわかるかな」
ヴォルク:「あぁ……そういう事か。少し、用事があってな」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「レメディーダさんとは色々なことを話すの。楽しくって……お話は済んだからもう大丈夫」
ゼリエス:と言って赤い特徴的な表紙の本を掲げて見せよう
蠱惑的な踊り子、マローズ:そう言って、マローズは君たちと入れ替わり、甘い薔薇の香りを残して去っていく

トップダンサー、レメディーダ:そしてゼリエスの言葉を聞いて、鏡台を前に髪へヘアオイルを馴染ませていた彼女は、緩やかな動きで振り返る
アルマ・コールリッジ:(マローズさん、色んなところでお会いするなぁ……) マローズの背を見送っている
トップダンサー、レメディーダ:「分かりますよ。わざわざありがとうございます。……まさか神殿長が自らいらっしゃるとは思わなかったですけれど」
ゼリエス:「実は見た目を借りているだけと言ったら怖がるかな」
トップダンサー、レメディーダ:身にまとう衣装は露出が多く、しかし磨き上げられたような身体は決してそれに見劣りするようなものではない
トップダンサー、レメディーダ:「それって魔法の力? ふふ……外見を似せる魔法というのもあるらしいものね」
トップダンサー、レメディーダ:笑う。怖じたり、訝しんだりする様子は一切ない
ナキア・レプシウス:「わ……」 その蠱惑的な表情に、思わずドキドキしてしまう
ヴォルク:「……人気があるのも頷けるな」小声で、視線を注ぐ方向へ困ったように宙へと逸らす。
ゼリエス:「流石一番だと話術の為に知識も学も収めていると言ったところかな」
ナキア・レプシウス:「ペリエさんからの遣いで来たのは、本当です。ただ、その……貴女にお会いするのは大変だったので……」
アルマ・コールリッジ:「あっあの、怪しいものではないんです。ただ本をお渡ししたかっただけで……」 ナキアの言葉にこくこくと頷いている。
ヴォルク:「あまり褒められる方法ではないが、容赦してもらいたい」
ゼリエス:「本当はこの距離で会話するのも対価の代償がいりそうだし、用事が済んだらすぐに帰ろう」
トップダンサー、レメディーダ:「まあ、本当にそうなの? でも確かに、早く本を届けるならそうするしかないかしら……」
ゼリエス:「この本を受け取って、その証拠に一筆名前のサインをお願いできるかな」
トップダンサー、レメディーダ:音もなく立ち上がって、ゼリエスの元へ。本を受け取る指の爪先まで、室内の魔動照明の光を反射して煌めいている
ゼリエス:「うおすごい」
トップダンサー、レメディーダ:その指が本を捲り 「……ええ、うん。頼んでいた通り。ペリエにお礼を伝えておいて」
アルマ・コールリッジ:(すごい人……落ち着きとか身のこなしとか、余裕が熟練の冒険者みたい)
アルマ・コールリッジ:(こういうのがカリスマっていうのかなあ) 後ろで黙りながらも所作にみとれている。
トップダンサー、レメディーダ:「それと、受取のサイン……」 サイドテーブルに置いてあった羊皮紙をカッターで切り、羽根ペンで名前を記して
ゼリエス:「お礼は自分で伝えたほうがいいと思う。たまには会いに来てくれと伝言の言伝を頼まれた」
ゼリエス:「あと会えなくて寂しいとも顔が表情で言っていた」
トップダンサー、レメディーダ:「あの子が? ふふ……可愛いんだから」
トップダンサー、レメディーダ:「でも最近はどうしても忙しくて。時間がない……ううん、時間が惜しく感じてしまう、かしら」
アルマ・コールリッジ:「……? 単純に忙しい、とはまた違うんですか?」
トップダンサー、レメディーダ:「あなた……カラムさんの姿を借りたあなたは、話術のために知識を収めてる、と言っていたけど、全然そんなことはないのよ」
ヴォルク:「勿論、時間も重なるだろうからな。難しいだろうが……」
ナキア・レプシウス:「とても人気があるとは伺っていますが……」
ゼリエス:「早とちりの早計だったか」
トップダンサー、レメディーダ:「もちろん、そういう側面もあるけど……この本は、私が綺麗であるための本」
トップダンサー、レメディーダ:「今は運も良くて、一番人気って持て囃してもらえるけど、ただそこにいるだけで、永遠に美しくいられる訳ではないもの」
トップダンサー、レメディーダ:少し寂しげに目を細めて 「花はいつか枯れる」
ゼリエス:「それはその通り。神々ですら今は殆ど寝てるし」
トップダンサー、レメディーダ:「私はそれに、できるだけ抵抗したいだけ。最近読んでいる本も、そればっかりよ」
ゼリエス:「ずっとその調子だと気疲れしないのかな」
アルマ・コールリッジ:「でも私、ちょっとわかります」
アルマ・コールリッジ:「女性に生まれたなら、できるだけ長く可愛く、綺麗でいたいですよね」
ヴォルク:「……時間は無慈悲に過ぎるという。惜しく感じるのも無理はないな」
アルマ・コールリッジ:「そのために努力が必要なら、すごく頑張れる……んじゃないかな、って思います。なんとなくですけど……」
トップダンサー、レメディーダ:「疲れないと言うと嘘にはなるけれど。でもそれ以上に、輝く自分のことは好きだから頑張れてるかな」
ナキア・レプシウス:(できるだけ長く、綺麗に……)
ナキア・レプシウス:ハイマンは老いる前に死ぬ。両親の死を見てきたからこそ分かることだ。……少し複雑そうな面持ちでいる
ヴォルク:「後悔のない時間の使い方をしないと……だな。勿論、俺達も。」
ヴォルク:ナキアの髪を崩さないよう、そっと撫でる。
トップダンサー、レメディーダ:「それに、美しくあれなくなっても、人生は続くから……宝石で美しいだけでなく、知識と技術によって美しくなれるのが良い」
トップダンサー、レメディーダ:「そうすれば、そういう方向で生きていくこともできるからね。……まあ、一番いいのは」
ナキア・レプシウス:「ええ」 少し寂しげな表情のまま、ヴォルクに笑いかける
ゼリエス:「一番いいのは?」
アルマ・コールリッジ:「そういう魔法の研究をされている方も、世の中にはいるみたいですね。生命力を転化して老いを相殺する、みたいな……」
トップダンサー、レメディーダ:「愛してくれる人が、私を摘みに来てくれること」 片目を閉じて 「だけどちょっと高嶺に咲き過ぎてしまったみたい。トップだなんて言われるのも考えものよ」
アルマ・コールリッジ:「引退して、好きな人といっしょになろう……とは、まだ思われないんでしょうか?」
ナキア・レプシウス:「こうして会うのも、一苦労するくらいですからね」
ゼリエス:「逆に自分が誰かを愛するという手の手段もあるかも」
トップダンサー、レメディーダ:「ふふ……それもよく考えてた。けど、やっぱり輝ける限りは踊ることにするわ。世の中、それが叶わない子もいるから」
トップダンサー、レメディーダ:そう言って羊皮紙のサインの横に唇を押し当て、キスマークをつけ、ゼリエスへ渡す
トップダンサー、レメディーダ:「はい。これならペリエも疑わないでしょう。渡してあげて」
アルマ・コールリッジ:「うわっわっ」
アルマ・コールリッジ:「こ、これが踊り子流サイン……!」
ゼリエス:「穏やかな夜が来た時のお楽しみだな」サインを受け取り「確かに受け取った」
ナキア・レプシウス:「だ、大胆です……!」
ヴォルク:「励みにする者も多いだろうからな」
アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさんっ! あのっ、そ、その羊皮紙は私が持ちます!」
ヴォルク:「……大胆だな。これで用件は完了、か。」
ゼリエス:「確かに俺だとスリとかに気付けないか。アルマに任せて頼むとしよう」
トップダンサー、レメディーダ:「機会があったら舞台も見に来て。新月の日は、行商客も比較的減るからゆっくりできるわ」
アルマ・コールリッジ:「そ、そう、そうです。スリ対策は私のほうが……色々、いいので……」
トップダンサー、レメディーダ:「サービスしてあげちゃう、……あ、本当の顔が分からない人は無理だけどね」 くすりと笑う
アルマ・コールリッジ:他の女性のキスマークが好きな人の懐に入るのがイヤ……とは言えず、雑な言い訳をしながら羊皮紙を受け取ってます
ナキア・レプシウス:「新月の日は、人が減るんですか?」
ゼリエス:「お硬い神官なのは本当なので大丈夫」
アルマ・コールリッジ:(お……大人の魅力だ……)
トップダンサー、レメディーダ:「単純に、暗いからね」
ナキア・レプシウス:「ああなるほど、そういう……」 こくりと頷いて納得。
ナキア・レプシウス:「機会があったら、是非見に行かせていただきます」
ヴォルク:「新月か……あぁ、了解した。」
トップダンサー、レメディーダ:ひらひらと手を振って君たちを見送る
アルマ・コールリッジ:「お、お邪魔しました!」
ゼリエス:「そうだ最後に」
ゼリエス:「レメディーダさんは武芸は嗜まれるのかな」
アルマ・コールリッジ:「? ゼリエスさん?」
アルマ・コールリッジ:「武芸……」 質問の真意を掴みかねつつ、レメディーダの回答を見守っている
トップダンサー、レメディーダ:「ええ?」 おかしそうに笑う 「そういうのは全然よ。体力はもちろんあるし……困ったお客様をかわすことくらいならできるけど」
ヴォルク:「(念の為、か?)」
トップダンサー、レメディーダ:「フォークより重いものは持たないわ。……男の人の体以外ではね」
アルマ・コールリッジ:「ひええ……」
ゼリエス:「体捌きから少し気になったので。ではありがとう」
ナキア・レプシウス:「あわわ……」
ゼリエス:「シーンの加護があるよう祈っておこう」

◆あなたの一番でいたい

GM:『千の刺と百輪の花』亭の楽屋から抜け出し、時刻は深夜だ。古書庫もまだ開いている時間だが……
GM:またそろそろおやすみをしたくなる時間かもしれない。幸い、寝た後でも古書庫には間に合うだろう。どうする?
ゼリエス:すや……
ヴォルク:すやすやしますか!
ナキア・レプシウス:朝から健康的に読書をしましょう
アルマ・コールリッジ:寝ましょう! その前にちょっとだけ皆と会話をしたい鴨
GM:好きな場所で好きな話をしな!
アルマ・コールリッジ:流石に寝るか~ってなった帰り道にしようかな
ゼリエス:実は私もアルマちゃんにちょっとだけ話したいことがあったのでいいかも

アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさん。さっきの質問って、もしかして……」
アルマ・コールリッジ:「怪しかった、ってことですか?」
ゼリエス:「簡単には話せそうになかったので念の為万が一」
ゼリエス:「怪しいかと言われるとそれほどでもないが石の効果の能力によってはだな」
ゼリエス:「ヴォルクやナキアなら分かるんじゃないかな」
ヴォルク:「ああ、誰だろうと頭に留めておくことは悪い事じゃない」
ナキア・レプシウス:「ええ、魔なるものは……時に人を狂わせますから」
ヴォルク:「……そうだな。」以前にも体感したことだが、狂ってしまえば後は引きずり込まれるだけだ。
ナキア・レプシウス:「それに、あまり考えたくはありませんが……彼女の『お願い』を無下に出来る人は、殆どいないのではないでしょうか」
アルマ・コールリッジ:「若さ……綺麗さを維持するためなら、色々なものに手を出すかも……そんな危うさは、確かにあったかもしれません」
アルマ・コールリッジ:「あっそうか。レメディーダさんにできなくても、他の衛兵さんとかに頼めばいいんですね」
アルマ・コールリッジ:「犯人なら、ですけど」
ゼリエス:「明日閉架を訪ねてわかればはっきりするかな」
ナキア・レプシウス:「ええ、同じことは、他の方にも言えますが……特に彼女なら意図を知らせずに石を置かせることも、出来るかもしれません」
ヴォルク:「あぁ。その為にも、石の効果を確かめなければな」
ゼリエス:「ところでレメディーダの言っていたずっと美しくいたいというのは」
ゼリエス:「女性なら皆そう思うものなのかな」
アルマ・コールリッジ:(もし、重い代償や他の人の命を要求されたとき)(レメディーダさんは、それでも美しさを取るのかな……)
アルマ・コールリッジ:「えっ」
アルマ・コールリッジ:「そ、それは……その、どうなんでしょう? ナキアちゃん」
ナキア・レプシウス:「んん……」 小首を傾げながら
ゼリエス:「アルマもナキアも分かるような理解ある口ぶりだったし」
ヴォルク:「思えば姉も気にしていたな。……そういうものなのか?」
ナキア・レプシウス:「ええと、私は少し思うところはあるにせよ……そうですね、その気持ちはある程度分かる……と、思います」
アルマ・コールリッジ:「でも私やナキアちゃんの場合、ずっと綺麗でいたいっていうよりは……」 ちらりとナキアを見て。
アルマ・コールリッジ:「特定の……好きな人の前では綺麗でいたい」「って感じでは、ないでしょうか」
ナキア・レプシウス:「アルマったら」 くす、と笑う。
アルマ・コールリッジ:「あっ、わ、私はそうです! ごめんなさい、ナキアちゃんはわかりません……!」
ナキア・レプシウス:「いいんですよ。それに、私はまだまだ成長期ですから! 育つ方が、先なんです」
ナキア・レプシウス:「……育つ、はずです!」 もう少し大人らしくなる……はずなのだ!
ゼリエス:顎に手を当て難しそうな顔をしている
ヴォルク:「……そうだな。育つにしろ、ナキアは綺麗だろう」勿論、今も綺麗だが。と付け加えて
アルマ・コールリッジ:「ふふ……ナキアちゃんは12歳だもん。まだまだこれからだよね」
アルマ・コールリッジ:「12……」
ゼリエス:「そういうアルマもまだ14じゃなかったかな」
アルマ・コールリッジ:なんで12歳でこんな美人なんだろう、と複雑な表情になっている
アルマ・コールリッジ:「あっ、そ、そうです! 私も……ナキアちゃんほどではないけれど、まだまだです!」
アルマ・コールリッジ:「もっとキレイになる……はずです!」
アルマ・コールリッジ:「おそらく……!」
ゼリエス:「アルマはもう少し自分に自身を持ってもいいと思う」
ゼリエス:「昼に伝えそびれたけど、アルマの素直な所は俺も素敵で魅力的だと思うし」
アルマ・コールリッジ:「うえっ」
ゼリエス:「ナキアやレメディーダに負けないくらい今も綺麗で美しいよ」
アルマ・コールリッジ:「あ、あわわわ……」
アルマ・コールリッジ:視線をヴォルク、ナキアに向け、ゼリエスの顔を見て、いったりきたりしている
アルマ・コールリッジ:「あの、あの、ええと……」
ゼリエス:「どうかしたかな」
ナキア・レプシウス:目を細めて見守っているよ
アルマ・コールリッジ:ナキアの言葉を思い出す。ナキアがヴォルクを思い出して言っていたことは……
ヴォルク:たしかに、言葉にするとは言っていたが……と思い返しながら、そっとナキアの手を握っている。
アルマ・コールリッジ:「ひ……」「ひ、独り占めします、から!」
アルマ・コールリッジ:「これからもずっと、素直で綺麗で、魅力的な私でいて……それで、その」
アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさんの一番でいれるよう、頑張りますから!」 テンパった感じでゼリエスの手を両手でぎゅっと握っている。
アルマ・コールリッジ:「め、目を……離さないで、くださいね……!」
アルマ・コールリッジ:「私もずっと、ゼリエスさんだけを見てますから!」
ゼリエス:「目を離さないのは難しいかも」
ゼリエス:「神官は困っている人皆全員に目を配らなければならないので」
ゼリエス:それから少し照れたように目をそらして「……ただ心の一番で大切な真ん中にはアルマを置いておこうと思う」
アルマ・コールリッジ:「!」
アルマ・コールリッジ:「大丈夫です! 今は……それで、十分です……!」
ゼリエス:「……いや、こうして誤魔化し欺くのは良くないとさっき話したな」
アルマ・コールリッジ:(これだって……うん)(十分、独り占めだよね。ナキアちゃん)
アルマ・コールリッジ:「え?」
ゼリエス:「一番で大切な場所はもうアルマから動かせないと思う」
ゼリエス:「ヴォルクの手前レメディーダやナキアに負けないくらいと言ったが」
ゼリエス:「俺はアルマのほうが可愛く魅力的で素敵な女性だと思っている」
アルマ・コールリッジ:「……!?」
ヴォルク:「……まったく」随分直接的に言うな、と苦笑いしている。
ナキア・レプシウス:「あら、素敵じゃないですか」 微笑ましそうに見つめている
ゼリエス:「皆に目を配るつもりだが、一緒にいる時はついアルマを見てしまう時もあると思う」
ゼリエス:「それでもアルマの一番にしてもらえるかな」
アルマ・コールリッジ:「あの……あの……」 本来ならあわあわとヴォルクやナキアに謝るところだが、ゼリエスの言葉に頭がついていっていない。
アルマ・コールリッジ:「あの……」
アルマ・コールリッジ:「は、……はい」
アルマ・コールリッジ:「私だって……一番はゼリエスさん以外、考えられないです」
ゼリエス:満足したように頷いて
アルマ・コールリッジ:「あ、あれ? あれっ」 何故か溢れてきた涙に困惑している。
ゼリエス:「という事で眼の前ですまない悪いなヴォルク、ナキア」
アルマ・コールリッジ:「すみません、嬉しいのに……すみません……!」
ゼリエス:「まあでも酒場でそっちも抱き合っていたしお互い様ということで」
アルマ・コールリッジ:「ナキアちゃん……! ハンカチ……!」
ゼリエス:泣いてるアルマちゃんを抱き寄せよう
ヴォルク:「……構わない。きちんと言葉に出来たなら良い事だ」
ゼリエス:「泣くなら俺の胸の中で泣くといい」
アルマ・コールリッジ:ぐすぐす言いながらゼリエスさんの腕の中で泣き笑いしています
ナキア・レプシウス:ハンカチを取り出そうとしますが、いらなさそうかなと思って引っ込めます
ヴォルク:「何より……俺も、そう思ってるからな。大切な相手への想いはそのくらいでいいだろう」
ナキア・レプシウス:「ヴォルクの言葉は、時々……いえ、結構気障ですけどね?」
ヴォルク:「む。……イヤなら改める」
アルマ・コールリッジ:「ぐす……でも、そっちのほうが、ヴォルクさんらしいかも……」 泣き笑いしている
ナキア・レプシウス:「まさか」 ぽすっとヴォルクの腕の中に収まるよ
ヴォルク:「それなら嬉しいな。……元より今は休む時間だ、少しはこうしていよう」
ゼリエス:「今日は神殿以外の宿を取ったほうがいいかな?」
アルマ・コールリッジ:「だっ! だめですよ! まだお仕事中なんですから!」
アルマ・コールリッジ:「お仕事が終わったら……その」「別々のお宿にするのは……賛成……です……」
ゼリエス:「シーン式の冗談だ。本気であわよくばとは思っていないので大丈夫」
アルマ・コールリッジ:「!?」
ゼリエス:「全部片付けてからというのは本気だが」
アルマ・コールリッジ:(賛成した私がいやらしい人みたいに……!)
アルマ・コールリッジ:「も、戻りましょう! 神殿に!」「すべては、ちゃんと事件を解決してから……です!」
ナキア・レプシウス:「ええ、行きましょうか」
ヴォルク:「あぁ……体を休めないとな」
ゼリエス:「大オアシス以外の楽しみが一つ増えたな」

◆『死と命の秘儀』

GM:君たちは合同教会にて休息し、また新たな朝を迎えた。
GM:特徴的な生活サイクルにももう慣れた頃だろう。砂の多い道を歩いてアルマサ古書庫へ行くと、司書のペリエが顔を上げて君たちを出迎えた。
古書庫司書、ペリエ:「その様子だと……渡せた?」
ゼリエス:「アルマ、ちゃんとしっかり持ってきてるな」
アルマ・コールリッジ:「ペリエさん! おはようございます」 ぺこりと頭を下げている。昨日よりも気持ち晴れ晴れとした顔だ。
アルマ・コールリッジ:「はいっ、こちらに。ちゃんとしっかり、認証のサインを頂きました!」
アルマ・コールリッジ:地味にゼリエス語を混ぜつつサイン……キスマーク……のついた羊皮紙を渡してます。
ヴォルク:「あぁ、たしかに会うのに苦労するというのは頷けた。」
古書庫司書、ペリエ:あまり動かなかった表情が、うへ、という感じになる 「そこまでしなくても……」
ナキア・レプシウス:「騙すような形になってしまったのは申し訳ないような……いえ、それでは話が進みませんからね」
ゼリエス:「特徴的で独特なサインなので本人のものだとすぐ分かっていい」
ナキア・レプシウス:後で神殿長には事情をお話しておくべきかな……と考えています
ゼリエス:帰ったときに話したことにしておきましょう
アルマ・コールリッジ:「さすがトップダンサーというか……すごい色気の人でしたね……」
ナキア・レプシウス:噂が流れたらごめんなさい神殿長
古書庫司書、ペリエ:「いいよ、あんなお店の人たち、ちょっと騙したって」 言いつつ立ち上がる。ああいう業態の店のことはあまり好きではないらしい
ナキア・レプシウス:「それでは……約束通り、見せていただいても、よろしいですか?」
ヴォルク:「(どちらかと言えば、神殿長に申し訳ないな……)」
古書庫司書、ペリエ:「勉強熱心なのはいいんだけどね。色気なんて振りまかなくたって、生きる道はいくらでもあるのに」
ゼリエス:「そう邪険にする物でもない。レメディーダも誇りとプライドを持ってやっているようだし」
古書庫司書、ペリエ:「ん」 ナキアに頷き、君たちを先導して歩き始める
アルマ・コールリッジ:「ええと……今から向かう場所にあるのは、ただの古書じゃないんでしたよね?」
アルマ・コールリッジ:「魔法とか、そういう強い力が宿った品に関する書物……とか……が、あるんでしたっけ」
GM:彼女は古書庫の奥の本棚に辿り着くと、本棚の脇にあった鍵穴へ、古びた鍵を差す。すると本棚が自ら動き出し、地下への階段が現れる
アルマ・コールリッジ:「わっわっ」
ヴォルク:「無条件で読ませるわけにはいかない本……つまり、悪用されうる力があると言う事だろうな」
GM:この砂漠において空気はじんわりと湿り、カビっぽい匂いが漂ってくるだろう
ゼリエス:「随分凝った複雑な仕掛けだな」
ゼリエス:「古書庫の来歴にはマギテックが関わってると言ってたがこれもかな」
古書庫司書、ペリエ:壁にかけてあったランタンに火を点け、君たちを先導する 「そう。あまりみだりに人には見せられない内容の本を保存している」
ナキア・レプシウス:「少し……独特の臭いがしますね」 きゅと眉を顰め、口元を抑えている
古書庫司書、ペリエ:「あなたたちがレメディーダを訪ねている間、私も神殿を訪問して、あなたたちのことを神殿長に聞いた」
古書庫司書、ペリエ:「で、とりあえず信用できると分かったから、こうして案内している。もしここで得た知識を悪用するようなことがあれば、それは彼の信用を損なう行いになるということは覚えておいて」
ゼリエス:「真摯で真面目で信頼できる冒険者だとわかったかな」
古書庫司書、ペリエ:「少なくともカラムはそう信じているみたいだから、それを担保にしておいてあげる」
アルマ・コールリッジ:(信用を……) ディスガイズのことを思い出して微妙な顔をしつつ
ヴォルク:「そうだな。どちらの信用にも応えてみせる」
アルマ・コールリッジ:「ありがとうございます。カラムさんのこと、信頼されてるんですね」
古書庫司書、ペリエ:階段の下にも扉があり、そこにも同じく鍵を差し、回す。開いた先は、石造りの書庫だ
アルマ・コールリッジ:「やっぱり町で一番の神官長さんだからですか?」
古書庫司書、ペリエ:「ええ。この町の神殿が政治的に微妙なのは知ってる?」
古書庫司書、ペリエ:「そのせいで、前の神殿長が亡くなって少し、誰もその跡を継ごうとしない時期があった」
アルマ・コールリッジ:「ええっ……!」
ヴォルク:「それは、グレンダールの関係か?」
ゼリエス:なんとなく察してはいるが政治には詳しくない
古書庫司書、ペリエ:「そう。ラージャハとしては、教会をグレンダールだけのものにしてしまうのが一番だろうから」
ナキア・レプシウス:「合同神殿として、少し変わった取り合わせ……といえば、そうですよね。あまり詳しくはありませんが」
アルマ・コールリッジ:「なるほど……確かにそうなると、あまり跡目を継ぎたくはないですよね」
古書庫司書、ペリエ:「そんな中、外からやってきて、皆に警戒されたり、胡散臭いと思われながら、ちゃんと神殿の立場を守っている」
古書庫司書、ペリエ:「だから信用してる。信用というのは、どれだけの時間正しいことをしたかで決まるものだと思ってるから」
ナキア・レプシウス:「そういえば……ずっと昔からいるわけではない、と仰っていましたね」
古書庫司書、ペリエ:「本当に最近だよ。ここ十年くらい? 人間の時間感覚でも、割と最近だよね……」
古書庫司書、ペリエ:「でもその間、難しく正しいことをしたなら、私は信じてあげる」
ゼリエス:「以前、この前アルマにも話したな。神の声が聞こえるか、魔法の腕が立つかだけがいい神官の物差しではないと」
ヴォルク:「外からここまで……一人では敵も多かったろう、立派な人だ」
アルマ・コールリッジ:「はい。カラムさんの事情を知ってからだと、ゼリエスさんの言葉もよくわかります」
アルマ・コールリッジ:「私のお母さんも、今のペリエさんと似たようなことを言ってました。いざという時に他人が信じてくれるかは、普段の行いで決まるって……」
ゼリエス:「魔法を使わずとも人々を癒やし安心させている。カラム神殿長はいい立派な神官だ」
ナキア・レプシウス:「私たちも、ここに来てからずっとお世話になっていますしね」
ゼリエス:「それで……俺はこういう本や書籍には詳しくないのだが」
GM:という訳で、文献判定にトライしていきましょう。量は少ないものの古いものが多く、あまり整理もされていないので、難易度は別に低くはない。地上に引き続き12です
アルマ・コールリッジ:セージ様……!
ゼリエス:6ゾロで行ける
アルマ・コールリッジ:アルケミちゃんもできるんだっけ
ゼリエス:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 11[6,5] → 11

ヴォルク:そうだぜ
GM:セージかアルケミの知力!
ゼリエス:何時も惜しい
ヴォルク:2d6+1+3>=12 アルケミの知力!
SwordWorld2.5 : (2D6+1+3>=12) → 9[3,6]+1+3 → 13 → 成功

アルマ・コールリッジ:2d6 すぶりぶんぶん
SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[6,3] → 9

ナキア・レプシウス:2d6+2+4>=12 セージ+知力B 見識/地図作製/病気知識/文献/文明鑑定/宝物鑑定/薬品学/構造解析
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4>=12) → 5[3,2]+2+4 → 11 → 失敗

ナキア・レプシウス:わーん
GM:あらあら……
アルマ・コールリッジ:アルケミがいてよかった!
ナキア・レプシウス:ヴォルクが成功してるから……セーフ!
ヴォルク:図書館デート in 禁書庫します
GM:禁書庫でショコショコと禁をするのかよ  ?
ナキア・レプシウス:?
ヴォルク:そうとも言えるでしょう
GM:一応剣の恩寵もあったけど、消費せずに成功したね。今回はズバリ分かったことがあったので、貼っていきます
ゼリエス:ズババババ
GM:ヴォルクさんがあの石に刻まれていた模様と同じ図形を見つけた本の表紙には……『死と命の秘儀』と書かれていた。
GM:◆ 染め上げの呪い
不死の女神ツァイデスの力による、生命力に対する呪い。
決まった形状の石に、山岳地帯で取れる珍しい顔料を用いて呪いの印を刻むことで媒介となる『呪石』を作成することができる。
『呪石』の触れた水や食料は呪いの媒介となり、それを摂取した生命を呪う。
ただしこの呪いはマーキングのようなものであり、呪い単体で大きな被害をもたらすことは少ない。それでも、元々生命力の弱い者は影響を受けてしまう。
また、『呪石』は配置する前に簡単な儀式を行う必要があり、儀式の後は乱暴に取り扱うことはできない。投げ込むようなことをすれば、『呪石』は効果を失う。

GM:そして、次の章にはこの石を用いた儀式の存在についても記されている――
GM:◆ 巻き上げの儀式
染め上げの呪いを前提とした、生命を大規模に収奪する儀式。
染め上げの呪いによって呪われた生命から、大量の生命力を奪い取り、ツァイデスに捧げる。
儀式には準備が必要なものの、対象範囲は広く、町一つを収めることもそう難しくはない。
これの対象になった者は著しく衰弱し、元々弱っていた者は死に至ることも珍しくない。
捧げられた生命力の量によって、ツァイデスからの恩恵を受けることができるという。ただし儀式の実行には、ツァイデスに対する深い知識を持つ神官が必要。

アルマ・コールリッジ:やっぱりマーキングした生命力をトップダンサーに捧げる呪いなんじゃ……!?
ナキア・レプシウス:トップダンサーに?!
ヴォルク:不死の恩恵かぁ ウーム 怪しい
GM:本を見る限り、本来は酒などに『呪石』を浸し、宴に招いた客から力を奪ってツァイデスへ捧げるために開発された呪いと儀式であるようだ。
GM:が、記述を見る限り、この町で行われている、上水に浸して水を媒介にし人々の生命を呪う……ということもできはするのだろう。
アルマ・コールリッジ:水や食料ってあるもんね。割とそこらへんは自由度高いんだ
GM:また、儀式の詳しい内容までは書いていない。あくまでその存在と、過去の事例などが断片的に記されているのみだ。
ナキア・レプシウス:ふんふん……巻き上げの儀式が発動してしまったら、今弱ってる人がばたんきゅーしてしまう可能性が高いというわけね
GM:高いと見て良いでしょう。今無事な人もどうなることか……
GM:ということで、分かる内容は以上です。
アルマ・コールリッジ:「”意中の人を絶対トリコにする催眠術”……うーん、これは違う……」
ゼリエス:なるほどのお
アルマ・コールリッジ:「”夜も大満足の精力増強ポーション(副作用あり)”……こっ、これも違う……!」 本を戻している
ヴォルク:「字体が古いな……読むにはいささか骨が折れる」
古書庫司書、ペリエ:(あの辺りにいかがわしい内容の本を固めて置いておいたっけ……) とアルマを見ている
ゼリエス:「やはり全然全く微塵もわからないな。学者陣に任せるほかなさそうだ」悪用厳禁らしいし本は開かず表紙だけ見ています。
アルマ・コールリッジ:「はい。ナキアちゃんとヴォルクさんは書物関連の知識も深いですし、お二人に頼りましょう」
ナキア・レプシウス:「表の書架に較べて、配置がバラバラですね……整理するのも大変でしょうし、読める状況で保管されているだけ助かるのですが」
ヴォルク:「ああ、……この辺りが該当しそうではあるんだが……」
ヴォルク:そうして本を探していれば、同じような模様が刻まれた本を見つけて。
ヴォルク:「『死と命の秘儀』……」
ヴォルク:数ページ捲るようにパラパラと目を通して。「皆、当たりみたいだ」
アルマ・コールリッジ:「!」
ナキア・レプシウス:持っていた本を背伸びして戻し、ヴォルクのところに駆け寄るよ
アルマ・コールリッジ:「すごい! こんなにいっぱい本があるのに……!」
ゼリエス:「難解で難しそうな本だな。どんな内容か教えてくれるかな」
ゼリエス:って感じで情報にあるようなことを説明してくれると嬉しい
ヴォルク:「ああ、ツァイデスに纏わる呪いが書かれている。染め上げの呪いという儀式が……」
ヴォルク:そうして情報で書かれていたことを説明していくぞ
ナキア・レプシウス:「『染め上げの呪い』と……『巻き上げの儀式』、ですか」
アルマ・コールリッジ:「生命力を、奪う……!」
ゼリエス:「儀式には神官の助けが必要か」
ヴォルク:「ああ。『不死の女神』が齎す恩恵……か」
アルマ・コールリッジ:「この……ツァイデスからの恩恵を受けられる、っていうのは凄く重要な情報だと思います」
アルマ・コールリッジ:「なにかの野望とか、願いとか。そういうのを叶えてくれる……あるいは、叶えるための力が手に入るかもしれない。ってことですから」
ゼリエス:「それに投げ入れた物は駄目になって使えなくなると」
ナキア・レプシウス:「重要な情報ですね。投擲して置いた、という可能性は少なくなります」
ヴォルク:「ファランなど、投擲による疑いによる候補は除外できそうだな」
アルマ・コールリッジ:「よかったです! ファランさんを疑いたくはなかったので……!」
ナキア・レプシウス:「やはり、直接その場に出入りできる方々にしか、石を置くことは不可能……」
ゼリエス:「衛兵隊とオアシスガードに絞られるというわけか」
アルマ・コールリッジ:「じゃあ例の……ダーツバーの方。あの方は、投擲方面では疑いは晴れましたけど」
アルマ・コールリッジ:「衛兵って意味では、やっぱり容疑者ではあるんですね。うーん……」
GM:さて、そこで君たちは気付けます。確かに『呪石』による呪いがこのアルマスの町で広められているのは間違いなさそうだが……
GM:しかし、『呪石』を作るのに必要な『山岳地帯で取れる珍しい顔料』とやらは、普通は手に入らないだろう。とはいえ、この町は行商の行き交う町だ。入手できないとは限らない……
ゼリエス:お~
GM:……逆に言えば、この顔料を購入できる場所を探せば、『呪石』を作っている者を探り当てることができるのではないか?
ヴォルク:なるほどね!
ヴォルク:刑事みたいになってきた
ナキア・レプシウス:マーケットにガサ入れ?!
アルマ・コールリッジ:過去に購入した人とかの記録も残ってるかもだしね
GM:という方角へ良い感じに持っていってくれよな!
ゼリエス:ゼリエスは気づかなさそうなので皆頼んだ
アルマ・コールリッジ:「どうしましょうか? 色々な調べ方があると思いますけど……やっぱりマーケットをあたってみますか?」
ヴォルク:「……そうだな。この一連の行動には不可欠なものがもう一つある」
アルマ・コールリッジ:ゼリエスさんが気づいてなさそうなことに気づき、「あっ、えと、顔料がポイントなら、顔料を取り扱っている商人さんを当たればいいと思うんです!」
アルマ・コールリッジ:「過去の購入者の記録とかが残っているかもですし……」 と説明してます
ゼリエス:「石ならその辺りで見つかりそうだと思っていたがそういう事か」
ナキア・レプシウス:「山岳地帯でしか採れないなら、扱う商人も限られているでしょうしね」
ゼリエス:「しかし、顔料に美と不死の神、ツァイデスか」
アルマ・コールリッジ:「ツァイデスは……シーン様とはある意味、対になるような神様でしたっけ?」
ゼリエス:「そうだな。ツァイデスもまた夜を好む女神だがそのあり方はシーンとは真逆で反対だ」
ゼリエス:「シーンは争いをやめ神々を休ませるために夜闇を作り出したが、ツァイデスは夜こそ戦いの舞台と考えている」
ゼリエス:「日の光が嫌いなのもシーンとは好みがアワないと言った所」
アルマ・コールリッジ:「それに確か……ツァイデスは」 「美しいものを好んで手に入れたり、誘惑するとか……」
ヴォルク:「不死という名の通り、アンデッドの類も多く信仰している……とも聞く」
ナキア・レプシウス:「美の……神、ですか」
ゼリエス:「もう一柱の夜の神に誘惑か……」
アルマ・コールリッジ:「……どうしても、レメディーダさんが怪しく見えてしまいますね。きれいな人ですし、美貌を保とうとしていましたし」
アルマ・コールリッジ:「既に誘惑されていたり……みたいなことが、ないといいんですけど」
ゼリエス:「疑いはあるが決めるにはまだ早いと思う」
ナキア・レプシウス:「ええ、まずは商人を探してからにしましょう」
ヴォルク:「ああ。決定的な情報が得られるのは次だ。……恐らくな」
ゼリエス:「ヴォルクの提案通りな」
アルマ・コールリッジ:「はい! 早速調べにいきましょう!」
ゼリエス:これペリちゃんも聞いてたりする?
GM:聞いてますね 口は挟まないけど……
ゼリエス:じゃあ声をかけておこう
ゼリエス:「不安になるといけないのでペリエにも話しておくと、俺個人はレメディーダは関係ないと思う」
古書庫司書、ペリエ:「……」 ちらりとゼリエスに目を向ける 「……不安になんてなっていないですが」
ゼリエス:「ならいいけど」
アルマ・コールリッジ:「!」 「す、すみません! そういえばペリエさんは、レメディーダさんのご友人でした……!」
ゼリエス:「なら勝手に一人で理由も話すとしよう。と言っても直感だけど」
古書庫司書、ペリエ:「いいです。別に、本を読むことが善人の証ではありませんし」
ゼリエス:「彼女は自分を輝いていると話していたけど、ツァイデスの求める美しさは闇の美しさだ」
ゼリエス:「それに永遠に美しくいたい人間は舞台から降りたら恋人を探すとか言わないと思うし」
ゼリエス:「まあ俺の直感はアルマに比べると良く外れるのだが」
ゼリエス:「アルマがいなかったら何度罠で命を落としていたかわからないな」
アルマ・コールリッジ:「言われてみると、確かにツァイデスの求める美しさとは違う、かも……」
アルマ・コールリッジ:「…………」 変化球で急に好きな人から褒められてもぞもぞ……と赤くなっている。
古書庫司書、ペリエ:「気遣いとして受け取っておきます」 ランタンを手に、階段を昇り始める 「でも、正しくないことをする人がいれば、そこに容赦は必要ありませんから」
ナキア・レプシウス:「妄信的に信じることも、全てを疑うことも……まだ早い、ということです」
ヴォルク:「まずはピースを集めないとな。嵌めるのはそれからでいい」
ゼリエス:「必要あるものだけが大事だとは限らない。シーンは結構人を許す神だし」
ゼリエス:「生きる道は多くても、胸を張って生きれる道かはわからない。犯人はまだわからないが、俺達は胸を晴れる道を行くつもりだ」
アルマ・コールリッジ:「はい。それが、わたし達を信じて依頼をしてくださったカラムさんへの恩返し……ですね」
アルマ・コールリッジ:(……)(……精力増強ポーション……) 横目でちらちらといかがわしい本を見ながら、誘惑を振り切ってペリエさんについていきます。
ヴォルク:「そして、信じて通してくれたペリエにもな。間違いがないよう、最善を尽くそう」
ナキア・レプシウス:「ペリエさん、改めてありがとうございます。ここでの情報がなければ、調査はかなり難航していたでしょうから」
古書庫司書、ペリエ:「いいんです。こうして保存している古書の1ページでも、何かの役に立つのなら」
古書庫司書、ペリエ:「あとはそれが、よい結果になることをわたしは祈るだけ」

◆『11年目に』

GM:そしてアルマサは昼を迎える。君たちは書物の中にあった希少な顔料の流通に狙いを定めた。
GM:というわけで……前後編合わせて三度目になるマーケットでの聞き込み判定になります。が、今回は噂話の聞き取りではなく、特徴的な顔料の取り扱い店を探すための聞き込みです。
ゼリエス:ちょうどマーケットタイムかな
ゼリエス:私は役に立たなさそう~
GM:よって、求められるのは植物や薬物に関する正確な知識と伝達力のある技能だ。基準値を12として任意の技能で知力判定を振ってください。適正なら12のまま、不一致であれば難易度は上がります。
ヴォルク:これはね……アルケミストで行きます!
ナキア・レプシウス:レンジャイ
ゼリエス:恐らくプリーストでは不一致だと思うのでファイター技能で頑張ります
アルマ・コールリッジ:スカウトもダメそう!
ヴォルク:セージでも行けそう ナキアちゃん
ヴォルク:2d6+1+3
SwordWorld2.5 : (2D6+1+3) → 3[2,1]+1+3 → 7

ヴォルク:無理!
ナキア・レプシウス:確かにセージの方が1高いな……薬品学振れるし セージにします
ゼリエス:知恵も伝達力も難があるが、とにかくファイターの粘り強さを頼り、足を使って片っ端から聞き込みしていくよ
ナキア・レプシウス:2d6+2+4>=12 セージ+知力B
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4>=12) → 6[1,5]+2+4 → 12 → 成功

ナキア・レプシウス:あぶなっ セージにしてよかった
ゼリエス:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 7[1,6]+4+3 → 14

ゼリエス:こういう時は気合
アルマ・コールリッジ:ミスマッチなのを覚悟の上でスカウトにします。とにかく粘り強く、聞き耳を立てたり人の流れを見たりしてそれっぽいお店を探すのだ
アルマ・コールリッジ:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 5[4,1]+4+3 → 12

アルマ・コールリッジ:だめそう~~
GM:今回はナキアちゃんが成功! ゼリエスさんは気合で頑張ったが、気合ではフォローしきれなかったな
GM:スカウトも別に完全不一致ではないので、14くらい行ってれば成功にするつもりだったが……
ゼリエス:では額に浮かんだ汗を拭いつつ手ぶらで戻ってこよう
アルマ・コールリッジ:アルマはダイスがわるかたね
ナキア・レプシウス:やった~
ヴォルク:出目がね ナキアえらい
GM:ともあれナキアちゃんは調査の末に、表通りから少し離れた所に店を開く、おばあちゃんの小さな店が、その香料を定期的に取り扱っているということを割り出しました。
ナキア・レプシウス:レンジャイでもありますからね 植物関連の知識もあるわけ
アルマ・コールリッジ:ハリー・ポッター おばあちゃんと呪いの顔料
ナキア・レプシウス:不穏!
ナキア・レプシウス:では、割り出したので3人を連れて早速お店に行ってみようかな……
ゼリエス:行ってみましょう
店のおばあちゃん:「いらっしゃあい……あら、あら」
店のおばあちゃん:「こんなたくさんお客さん、珍しいのね。何か探してるものでもあるのかしら~」 とニコニコしている
ゼリエス:「ここがナキアの突き止めた店ということか。情緒あふれる趣深い店だ」
ヴォルク:「ここが……一見するだけでは分からなかったな。流石だ」
ゼリエス:「ひとまず飲み物が一つ欲しいがもらえるかな」
アルマ・コールリッジ:「ナキアちゃん、すごいです……! よく見つけられましたね……!」
GM:店頭には様々な植物、それもやはり、染料や顔料に使う植物が並んでいる
アルマ・コールリッジ:アルマの方はたっぷり一時間駆け回って収穫なしだった。額の汗を拭いながら店内に入る。
ゼリエス:こちらもあちこち市場を走り回ったので汗がすごい。日陰に入って一息ついていよう
ナキア・レプシウス:「現地で魔香草なんかを調達する必要があった時を考えて、目星は付けていたんです。まさか当たりだったとは」
GM:そして、先の本に載っていた顔料も商品として並べられているのをあっさりと認められるだろう。値段は100Gを超え、他のものより高い
ゼリエス:庶民には中々手を出せなさそうだね
アルマ・コールリッジ:「あっなるほど。ナキアちゃんにとって魔香草は生命線ですもんね」
ヴォルク:アルケミストとして錬金術師から中心に探していたが、その目測は間違いだったようらしい。
店のおばあちゃん:「はいはい、うちはキカイとかないから、そんなに冷たくなくて悪いけどねえ」 と、ぬるめのお茶を出してくれるぞ
ナキア・レプシウス:「ええ、実は探しているものが……あっ、これですね」 棚に並んでいた顔料に目を留める
ヴォルク:「流石貴重というべきか、中々値段がするな。一般的には何度も手を伸ばす価格とは言えない」
ゼリエス:「十分かなりとても助かる。いい茶葉だ」と茶葉のことは全然わからないけど言っておきます
店のおばあちゃん:「へえ、それかい? また珍しいものを探してたんだねえ」
アルマ・コールリッジ:「冒険者視点だと、そこそこくらいの価格ですけど……100G超って、普通の人からすれば相当な大金ですもんね」
ナキア・レプシウス:「ええ、これが置いてあるお店はここくらいしかないとお聞きしたもので」
アルマ・コールリッジ:「珍しいものを……とおっしゃるってことは、やっぱり他の方からの需要はないんですか?」
店のおばあちゃん:「そうよお。それねえ、お客さんに頼まれて仕入れてるのでね。あんまり在庫もないから」
店のおばあちゃん:「あんまりたくさん買われると困っちゃうかもねえ。フフッ」
ゼリエス:「その客というのはダンサーのレメディーダか?」
店のおばあちゃん:「え~? その人じゃないわよ? まあ、可愛い子ではあるけど……」
ゼリエス:「やはりな。だが踊り子なのはあっている」
店のおばあちゃん:「いつもの通りだと、そろそろ来ると思うけど……」
ナキア・レプシウス:「えっ……鉢合わせてしまっても、大丈夫でしょうか……」 ぽそぽそ
ヴォルク:「……構わない。鉢合わせてしまった方が都合は良い」
GM:そう話している内に、店の外から軽い足音が近付いてくるのが聞こえるだろう。生憎、隠れられるような場所も……ない! 狭い店だからね
GM:頑張ってかくれてもおばあちゃんが口を割ってしまうだろう
アルマ・コールリッジ:「真犯人……ではないにしても、それに近い人かもしれないですよね……」 こそこそ……
ゼリエス:落ち着いて残りのお茶をすすりながら待ってよう
GM:そうして、足音の主が姿を現す
アルマ・コールリッジ:「す、すごい……! ゼリエスさんもヴォルクさんも、肝が座りすぎです……!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「おばあちゃん、こんにちは! いつも頼んでるもの、は……」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……あ、ら?」
ゼリエス:「こんにちは」
ナキア・レプシウス:「あっ……先日は、お世話になりました」 慌てて挨拶。声が裏返ってないだろうか……?
蠱惑的な踊り子、マローズ:姿を表したのは、踊り子のマローズだった。君たち……顔を知っている物も多い集団を見て、ぱちくりと目をしばたたかせる
ゼリエス:「俺の名はゼリエス」
アルマ・コールリッジ:「ど、どうも。またお会いしました、ね……」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「えっ……と」 困ったように笑う 「お、覚えてるよ。ハーヴェスから来たお二人に……」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「レメディーダさんに会いに来てたお二人。……冒険者の……」
ゼリエス:「何時も買っているのはこの子以外の他にいるのかな」とおばあちゃんに聞いておこう
店のおばあちゃん:「いいえ~、この子よ。マローズちゃん! こんなばあさんのお店を頼ってくれて、いつも話までしてくれてねえ~」
店のおばあちゃん:「でね、マローズちゃん! いつもの顔料、この人たちも興味がある? みたいなんだけど……」
ヴォルク:「ヴォルクだ。覚えていてくれて有難いが……」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「あ、あぁ~……そうなんですね……?」
ヴォルク:「ああ、珍しい顔料と聞く。どうしてこれを?」
アルマ・コールリッジ:「値段も高いですから、気軽に買えるようなものでもないですし……」 ヴォルクに追従して。
蠱惑的な踊り子、マローズ:「どうしてって言われると、その~……人に頼まれてるの。買っておいて欲しいって」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「できるだけ秘密に、って言われてるんだけど……」 目が泳いでいる。少なくともとっさに、器用に嘘がつけるタチではなさそうだ
アルマ・コールリッジ:「……」「あ、あのっ」
ゼリエス:「ここで話しづらいなら場所を移そうかな」
アルマ・コールリッジ:「この町が、危ないかもしれないんです! 詳しいことは、お話できないんですけど……!」
ナキア・レプシウス:(ものすごく焦っているようですが、彼女自身があの儀式を……?)
ヴォルク:(……隠し事を貫き通せるようには見えない、が)
ゼリエス:「買い物は今度にしてもらおう。おばあちゃん悪いごめんすまないな」
アルマ・コールリッジ:「その顔料が、もしかしたら、鍵かもしれないんです。お願いします。知ってることを教えてはいただけないですか……!」
ゼリエス:という感じで一応おばあちゃんを巻き込まないよう路地の方に出たいぜ
ゼリエス:聞かせるのも悪いし
アルマ・コールリッジ:かにかに
ヴォルク:そうね
店のおばあちゃん:「あら、あらそう~? じゃあまたね、冒険者さんに、薔薇のメリアちゃん!」
GM:ということで、君たちは店の脇の路地に出た。太陽は激しく照りつけ、人の目はない。耳も恐らくないだろう。
蠱惑的な踊り子、マローズ:「ま、町が危ないっていきなり言われても、私は何のことだかさっぱり……」
ゼリエス:「単刀直入にはっきり核心をつくのだが、水に悪さをしてるのはマローズかな」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「水に悪さっ? してない、してない!」
ゼリエス:「あの顔料はそれに使う儀式に材料として欠かせないらしい」
ゼリエス:「だとするとゼオンの方ということになる」
アルマ・コールリッジ:「ぜ、ゼリエスさん! 本当に単刀直入すぎます……!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「っ……」 ゼオンの名を出されると、明らかに表情が引きつる 「ま、待って。あなたたちの話、いきなり過ぎて、私何がなんだか……」
アルマ・コールリッジ:と言いつつもそれ以上口は挟まない。自分としても、単刀直入に言うのが一番だと思っているからだ。
ヴォルク:「怖がらせる意図はないが……仲睦まじい相手はゼオンだろう?俺達を見送る時、いつも一緒に居た」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「た、確かにその顔料は……ゼオンに頼まれて買ってるものだけど」
ナキア・レプシウス:「あの顔料に関係があるのは確かですから……彼女に訊かずして、状況が進むとは思えません」
ゼリエス:「マローズが嘘の偽りを言っているか、秘密の取引相手はゼオンかのどちらかだと俺は思っていた」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「だからって、いきなり町が危ないとか、儀式とか言われたって」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「何か、偶然……なんじゃないのかな? 顔料って言ったって、他に用途はあるのかもしれないし……」
ゼリエス:「行われている儀式はツァイデスのもの。そしてツァイデスは自称不死と美の女神だけど」
ゼリエス:「本当に間違いなく心当たりはないと言えるかな」
アルマ・コールリッジ:(どうしよう……全部話せば、さすがにマローズさんも気が変わるかもしれないけれど……嘘をついたり、逃げられたりしてしまったら……)
蠱惑的な踊り子、マローズ:「っ……ない、ないよ! 私にはない」 表情には、怒りのようなものも見える
蠱惑的な踊り子、マローズ:「不死の女神なんて言われたって、私何も興味ないし……そんなこと全然知らない……!」
ゼリエス:「マローズにではなくゼオンが手を出しそうな方」
GM:真偽判定をしても良いぞ
ヴォルク:してみます!
ヴォルク:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 10[5,5]+4+3 → 17

アルマ・コールリッジ:真偽判定は……冒険者知力?
GM:お前はウソ発見ヴォルク
ゼリエス:私はしないぜ。本当のことを言っていると思っているので
アルマ・コールリッジ:めちゃくちゃ強い
GM:そうです! まあヴォルクさんの達成値なら問題なくマローズが真実を言っていると確信できるでしょう
ナキア・レプシウス:2d6+4+4 振ってみよ。冒険者+知力
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4) → 7[1,6]+4+4 → 15

アルマ・コールリッジ:2d6+5+3 アルマちゃんもやっておこう。マローズさんを最初に助けたしね
SwordWorld2.5 : (2D6+5+3) → 6[3,3]+5+3 → 14

ヴォルク:「嘘はついてなさそうだ。……失礼は承知だが、年齢を聞いても?」
GM:真偽判定は強力な判定だけど、同時に相手を疑ってることを知られるという側面もあるので、そこを念頭には置いておくんだぞ
ゼリエス:信じているぜ
アルマ・コールリッジ:あっそうなんだ!
ナキア・レプシウス:へええ~
アルマ・コールリッジ:全然知らなかった 相手から見ても疑われてるな~っていうのが分かる感じなんだ
ナキア・レプシウス:じろじろ……
アルマ・コールリッジ:だったらアルマちゃんはやらないな~ マローズさんを疑っていいのか迷ってます
ヴォルク:古畑任三郎が付きまとってきてる時の犯人みたいな心境になるんじゃないですか?
ゼリエス:「マローズには無くてもゼオンにはあるんじゃないかな理由」
アルマ・コールリッジ:すごい不快だなそれは……w
蠱惑的な踊り子、マローズ:「っ……い、いきなり女性に年齢のことを聞くなんて、とんでもない人ね、あなた……!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:それは常識的な憤慨にも聞こえるが、どちらかというと話題逸らしのように思えるだろう
ナキア・レプシウス:「ごめんなさい、必要なことなのです。もし貴女が……この街の人を、濫りに危険に晒したいというわけでないのなら」
ヴォルク:「勿論、話さなくてもいい。……だが、そうだとしたら俺にも気持ちが理解できる」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「やめてください……私は何も知りません。ゼオンだって、そんなこと……」
アルマ・コールリッジ:「……あの」 おずおずと手をあげ、マローズ以外の三人に
アルマ・コールリッジ:「やっぱり全部、事情をお話してもいいんじゃ……ないでしょうか?」
アルマ・コールリッジ:「話を聞いて、その上でマローズさんがどう動いても……今の私達なら、きっと的確に対処出来ると思います」
ゼリエス:「いいと思う。ただ最後は俺達からじゃなくゼオンから話してもらおう」
ゼリエス:という感じで、犯人の動機なんじゃないかな~と言う部分以外説明してあげたいけどいいかな
アルマ・コールリッジ:あげたいです!
ヴォルク:しましょう!
ゼリエス:多分ゼリエスが説明すると7割くらいしか伝わらないと思うのでアルマちゃんが伝えたことにしよう
GM:いいぜ! ただその場は暑いので、どこかに移動した方が良いぞ。
アルマ・コールリッジ:冒険者4人からそう簡単に逃げられはしないだろうし……相手としても、断片的な情報だけだと協力しにくいだろうしね
ヴォルク:神殿?
ナキア・レプシウス:みんなじりじり焦げちゃう
アルマ・コールリッジ:神殿かなあ
ゼリエス:じゃあ衛兵隊の詰め所に向かいながらにしますか
アルマ・コールリッジ:あっそうか、ゼオンがいる詰め所でもいいね
GM:なるほど、では移動しながらその辺りの話をしたことにしましょう
蠱惑的な踊り子、マローズ:マローズはすっかり顔色が悪くなっている。足取りも重い
蠱惑的な踊り子、マローズ:「そんな、それで……じゃあ、ゼオンは私が買っていた顔料を使って、この町に、呪いとか……儀式とかを?」
アルマ・コールリッジ:「……ごめんなさい」「急に言われても、混乱しますよね」
ゼリエス:「一応、ゼオンもまた人に頼まれて渡してると言う可能性もあるかも」
ヴォルク:「……そうだな、その可能性も捨てきれないが」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「そ……そうですよ! そうに決まってます。ゼオンは、だって……この町で育って……いろんなことを知ってて」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「私にいろんなことを教えてくれた……」 俯いている
アルマ・コールリッジ:「まだ……まだ決まったわけじゃないです。マローズさん」
ナキア・レプシウス:「……信じ難い気持ちは、分かります。私だって、同じことを言われても信じられはしないでしょうから」
アルマ・コールリッジ:「ゼオンさんにお話を聞けば、もしかしたら……潔白を証明してくれるかも……」
ゼリエス:「ただ話を聞く必要は絶対間違いなくある。協力がもらえたら心強い」
ヴォルク:「潔白か、どうか。確かめておくべきだろう」
ゼリエス:「もしやってたとしても、まだ犠牲者の死人が出たわけではない」
ナキア・レプシウス:「ええ、まだ引き返せます」
ゼリエス:「今なら一線を越える前に止めることが出来る」
アルマ・コールリッジ:毎朝見送ってくれていた二人を見ていただけに気が重くなっているが、頑張って顔に出さないよう努めている。
ヴォルク:「……頼む。協力してくれないか」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「潔白かどうか……」
蠱惑的な踊り子、マローズ:ヴォルクにちらりと目線を向け 「……11、です」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「もう、11年目になります。……年齢です」
ナキア・レプシウス:「……先ほど、店員のおばあ様が『薔薇のメリア』と仰っていましたね」
アルマ・コールリッジ:「……!?」
蠱惑的な踊り子、マローズ:花を象徴とするメリアの寿命は、10年程度とされている。短命種メリアは死の数日前から急速に萎れ、枯れるのだという
ヴォルク:「そう……か。」
アルマ・コールリッジ:「じゃあ、もう……」 いつ死んでもおかしくないのでは、という言葉を飲み込んでいる。
蠱惑的な踊り子、マローズ:「彼に会えたから、旅も止めて、ここを最後にしようって思ったのに……」
ゼリエス:「聞いてみよう直接ゼオンに」
ナキア・レプシウス:ヴォルクの横顔が僅かに曇ったのを、青い瞳が見ていた。それに何を言うでもないが、胸の内が痛むのを堪えるようにぎゅ、と拳を胸元で握る。
ヴォルク:「あぁ……そうだな、行こう。」思わず、寡言になる。
ゼリエス:「マローズの言葉の気持ちを聞いてそれでも止まらなかったら」
ゼリエス:「俺達から殴って説教して止めよう」
アルマ・コールリッジ:(もし、ゼリエスさんが病気にかかって、明日死ぬかもしれないってなったら)(私だってきっと、同じことをする……けど……)
アルマ・コールリッジ:「……はい。誰かが……止めなきゃいけないと、思い、ます……!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「…………」 結局、君たちに協力するという旨の言葉を、マローズからは引き出すことはできなかった
ゼリエス:仕方ないよね
蠱惑的な踊り子、マローズ:突然の情報量と、その中心に想い寄せる相手がいるということを、飲み込みきれていないのかもしれない。それでも君たちから逃げる様子のなかったのが、消極的な答えだったと言えるだろう
GM:そうして衛兵の詰所に向かった君たちだったが、詰所の手前で軽薄な衛兵に道を塞がれるぞ
軽薄な衛兵、バージル:「どうも皆さん! お疲れ様です! もしかして今詰所に向かってたりしますか? 暑いですね~」
ゼリエス:「実は隠すこと無くそのとおりだがどうかしたかな」
ヴォルク:「そのつもりだが、詰所に何かあったか?」
軽薄な衛兵、バージル:「いえ、ただちょっと聞き込みをしていまして。些細なことではあるんですが……」 と、君たちとマローズを見る
アルマ・コールリッジ:「……? 聞き込み、ですか?」
ゼリエス:一応彼女をかばうように前に出ておくか
ナキア・レプシウス:「?」 首を傾げる
ゼリエス:かばう持ってないけど
GM:という辺りで、スカウトかレンジャー技能による知力判定をしてください。異常感知判定です
GM:難易度は14
ヴォルク:高い!
ヴォルク:2d6+3+3
SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 4[1,3]+3+3 → 10

アルマ・コールリッジ:2d6+4+3 うおおお知力!
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 7[5,2]+4+3 → 14

ゼリエス:全然わからへん
ゼリエス:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 3[2,1] → 3

ナキア・レプシウス:2d6+1+4>=14 レンジャー+知力B 足跡追跡/聞き耳/危険感知/探索*/地図作製*/天候予測/病気知識/薬品学/罠回避*
SwordWorld2.5 : (2D6+1+4>=14) → 7[6,1]+1+4 → 12 → 失敗

ゼリエス:全然わからへん
ナキア・レプシウス:アルマちゃんえらい!
ヴォルク:偉すぎ!
GM:賢者おるな
ゼリエス:アルマちゃんスカウト4すごいな~
GM:では、君たちが聞き込みに応じるかと足を止めた時に、アルマちゃんは気付きます。眼の前のバージルとは別に数名の衛兵が、目立たないように周辺に潜んでいる
アルマ・コールリッジ:闇討ちされる……!?
ヴォルク:グル!?
GM:その配置は、まるで君たちを包囲・警戒しているかのようだ。もし気付かないまま彼らに一気に接近されたら、あっという間に包囲され、逃げることも難しいだろう
ゼリエス:気付いたなら……どうなるかな
GM:もちろん、その場合も抵抗することはできるだろうが……衛兵隊を相手に武器を抜いて戦いなどして、良い結果になるとは思えない。
ナキア・レプシウス:みんな結構強いんだよね……
アルマ・コールリッジ:「!」 とりあえずそれを皆に伝えましょう。咄嗟に足を止め、みんなを制止する。
ヴォルク:最低レベル3だもんね
アルマ・コールリッジ:「……あの、バージルさん。ちょっとした聞き込みでしたら」
アルマ・コールリッジ:「どうして衛兵さんたちが、そこかしこに潜んでいるんですか……!?」
ナキア・レプシウス:「……え……?」 慌てて周囲を見渡す
軽薄な衛兵、バージル:「ああ~」 へらへらした笑いを止めず
ゼリエス:「俺は気づかなかったし一旦聞かなかったことにしてもいいけどどうするかな」
ヴォルク:「……単なる聞き込みには思えないな。荒事に持ち込む意志はない、通してくれないか」
軽薄な衛兵、バージル:「やっぱ冒険者ってそういうのも鋭いのか。……すみませんが、抵抗はしないで捕まってもらえますかね」
アルマ・コールリッジ:「……!?」
ナキア・レプシウス:「どういう……ことですか?」
軽薄な衛兵、バージル:「あなた方には色々と疑いがかけられています。有力な内部情報なのと、何より……」
軽薄な衛兵、バージル:「衛兵長が乗り気なんですよ。教会の冒険者の罪を告発できれば、パワーバランスが変わる! ってね」
アルマ・コールリッジ:殺すか……
GM:判定は特に不要で、逃げるか捕まるかを選べます。戦闘を選ぶのは自由ですが……これは判定を介さず捕まるものとして扱います
アルマ・コールリッジ:「そんな……! パワーバランスって、今はそんなことを言っている場合ではないのに……!」
ゼリエス:逃げる
ヴォルク:「……知らないんだろう」
アルマ・コールリッジ:逃げましょう! 戦ったら余計自体は悪化するし、捕まったらたぶん時間切れになる……!
軽薄な衛兵、バージル:「俺はそういうの、あんま好きじゃないんですけどねえ~」 笑っているが、目は笑っていない。その懐に片手を差し込み、おそらくは片手銃を握っている
ヴォルク:逃げるぞ……!
ゼリエス:というかゼオンがツァイデス信者だったら捕まって武装解除なんてされたくないしのう
ナキア・レプシウス:逃げましょう!
ナキア・レプシウス:「今はこんなところで争っている場合では……!」
アルマ・コールリッジ:そうだよねえ 捕まるのも戦うのも、いい感じになる未来がまったく見えない
アルマ・コールリッジ:それはそれとして衛兵長は抹殺したいが……
ナキア・レプシウス:セクハラ罪も含めて……
ゼリエス:あ、逃げる前にいいかな
アルマ・コールリッジ:なんじゃろなんじゃろ
GM:いいぜ
ゼリエス:「疑われているのは俺達冒険者だけなのかな」
軽薄な衛兵、バージル:「と言うと?」
ゼリエス:「ゼオンにあわせるために連れてきたんだけど」
ゼリエス:という感じでマローズさんのことをね
軽薄な衛兵、バージル:「お? マローズちゃんの略取も疑いの一個ですよ」
軽薄な衛兵、バージル:「ゼオンに会わせに来たって、そりゃつまり……脅してゼオンを黙らせようとしたって理解しますけど?」
ゼリエス:「最初からわかり易い言葉で頼む」
ゼリエス:「じゃあ彼女は別に疑われているわけでも捕まり捕縛されるわけでもないというわけ」
軽薄な衛兵、バージル:「ははは、訛りがきついぜ田舎者。俺ぁ訛りを直そうとしないやつ好きじゃないんだ」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……待って! この人たちは……!」
ゼリエス:「庇う必要はない」
GM:と、マローズが意を決したように擁護しようとしますが、その直後に衛兵たちが動き出します
ヴォルク:「行くぞ」
ゼリエス:「それより言葉を伝える相手を間違えないように」
ゼリエス:「胸を張って生きれる道をね」
ナキア・レプシウス:「私たちは、ただこの街を救いたいだけなんです」
ゼリエス:という感じのことを言いつつマローズを置いて急いで逃げ出そう。多分経路はアルマちゃんが探してくれているでしょう
ゼリエス:「アルマ案内の先導を頼む」
ヴォルク:「どうするかは、マローズ次第だ」
アルマ・コールリッジ:「マローズさん、あなたに委ねます! 考えてみてください……ゼオンさんと、何を話すべきか……!」
ヴォルク:ナキアの手を取って走り出そう
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……そ、そんなの、私……!」
アルマ・コールリッジ:「こっちです! ヴォルクさん、後方の注意をお願いします!」 先頭を駆け出す。
ナキア・レプシウス:その手をしっかりと握り返し、必死に走ります
ヴォルク:「ああ、前は頼むぞ。まったく、込み入って来たな……!」
軽薄な衛兵、バージル:君たちが走り出した直後、銃声が響いた。バージルの発砲だ 「……射程外。逃げに迷いがないな」
軽薄な衛兵、バージル:「追え追え! 言葉に惑わされるなよ。話は冷やメシ食わせながら聞いてやろう!」
軽薄な衛兵、バージル:「一人捕まえたら衛兵長から一晩奢りだ! 気楽に行くぜ~!」
GM:- - - -
GM:……夕方。
GM:アルマサの夕空も、君たちは随分見慣れた。強い太陽が夜空に切り替わる時間帯の薄紫色は、海の近いハーヴェスのそれとはまったく違う色だ。
GM:人々が活気に動き出すこの時間、衛兵たちも活発に辺りを走り回っている。そして、君たちが気にするべきは衛兵だけではない……衛兵に協力的な『良き市民』の目すら、気にする必要がある
GM:地の利は衛兵たちにある。いつまでも隠れ潜み、逃げ切れるものではない……という状況説明をした上で
GM:君たちは単独で隠れ潜むのは不可能だ。誰かを頼る必要があるだろう どうする?
ナキア・レプシウス:そんなぁ……
ゼリエス:スルマルグさん……助けてくだちい
ヴォルク:オアシスガードのところへ……行きましょう スルマルグさ~ん!
アルマ・コールリッジ:マジでもうスルマルグさんしかいない
ナキア・レプシウス:頼れるのは貴方しか……!
ゼリエス:まさかここで色気目当てにレメディーダさんを頼るわけにも行くまい
アルマ・コールリッジ:お願いします 12歳と14歳のマイクロビキニリンパマッサージもつけるので……
ヴォルク:!?
ゼリエス:マッサージを受ける屈強な男二人もつけるので……
ヴォルク:(頷く)
GM:すごいもんつけられてるな では君たちはオアシスガードの詰所へ向かった
ナキア・レプシウス:?!
GM:ガードたちにまで話が行っている訳ではないようで、君たちにことさら厳しい目が向けられることはない
オアシスガード、クラレット:途中、クラレットのダル絡みを受ける羽目にはなったが……
"涸らし"のスルマルグ:「……来たか」
GM:特に衛兵たちに通報されるようなこともなく、スルマルグの元に辿り着く
アルマ・コールリッジ:「はぁ、はあ……」 道中ずっと気を張っていたので、スルマルグの顔を見てようやく息を吐いている。
アルマ・コールリッジ:「スル、マルグ、さん……」 ぐったりと壁によりかかる。
ゼリエス:「急ぎ事情の次第を話してもいいかな?」
ヴォルク:「ふぅ……、……よし。」長く深呼吸をし、切り替えるように立ち上がる。
"涸らし"のスルマルグ:水差しがふよふよ浮かび、君たちに冷たい水を注いだコップを差し出す。中にはウンディーネが入っているようだ
ナキア・レプシウス:「…………っ、ふぅ、はぁ…………」 長時間走るのには慣れていない。息も絶え絶えだ
ゼリエス:手短にスルマルグさんに今の状況を説明するけど多分息切れナキアさん達の回復を待つほうが速いかな
アルマ・コールリッジ:ゼリヴォルがきっといい具合に説明してくれるでしょう 女子二人がへばってる横で……
GM:水をぶっかけたわけではない
ヴォルク:ゼリエスに次ぐように補足していこう
アルマ・コールリッジ:というかスルマルグさん、事情もうっすら把握してるのかなこれ
ゼリエス:生命力たっぷりなので二人よりか余裕があるぜ
"涸らし"のスルマルグ:では事情を聞き、頷く 「……犯人は衛兵のゼオン。だが今お前たちは、衛兵隊に濡れ衣を着せられている……」
GM:何となく町が騒がしいことは察していたようだよ。ただ具体的な話は全然
ゼリエス:「9割ほぼ間違いなくそういうことになるかな」
ゼリエス:「こうなると神殿長も心配の憂慮だが今からでは遅いかも」
ゼリエス:「俺達より先に押さえられていてもおかしくはないかな」
アルマ・コールリッジ:「! そうだ、カラムさん……!」
ナキア・レプシウス:「ええ……心配ではあったのですが、様子を見に行く余裕は正直、ありませんでしたね……」
ヴォルク:「ああ、時間を掛ければ疑惑を晴らす事はできるだろうが、そうなった時には遅いだろうな」
アルマ・コールリッジ:「心配です。衛兵団視点だと、犯罪の容疑者を街に呼び込んで匿ってた人ということになりますから……」
"涸らし"のスルマルグ:「まあ、その様子だと押さえられていない訳がなかろうな……」 渋い表情である
ナキア・レプシウス:「もしまだ無事でいらっしゃるなら、オアシスガードの方々で保護していただきたいところですが……そうですね」 難しい表情で同意
ヴォルク:「拘束程度で済んでいるといいんだが……いずれにせよ、急がないとな」
"涸らし"のスルマルグ:「これは以前話したと思うが……」
"涸らし"のスルマルグ:「オアシスガードは、大オアシス周辺の衛兵の立ち入りを禁じてはいない。これはオアシスガード自体を引き締め、また潔白を証明するための取り決めだ」
"涸らし"のスルマルグ:「それはつまり、オアシス周辺を衛兵が捜査に来た時、それを止めることはできないということを意味する」
"涸らし"のスルマルグ:「もしそれを、今夜に限ってわしが強権を発揮し止めれば、衛兵隊の方も強権を振るってくるじゃろう」
ヴォルク:「……無理もないだろうな。衛兵からすれば、権力を覆す大事だ」頷く。
ナキア・レプシウス:「もし今回の件が明るみに出て、無事解決したとしても……禍根が残ってしまうのは、不本意です」
アルマ・コールリッジ:「っ……」 この町に自分たちが安心できる場所はもう残っていないのかもしれない。そう思うと、また周囲の物音に敏感になってきている。
"涸らし"のスルマルグ:ふん、と鼻を鳴らす 「わしはおぬしらの話を信じる。事が終われば、泥を被るのは衛兵隊で間違いない」
ナキア・レプシウス:「……! ありがとうございます、スルマルグさん……!」
ナキア・レプシウス:彼に信じてもらえるかは、正直不安だったのだ
ゼリエス:「でも250年長生きしてるならもっといい方法もわかっているんじゃないかな」
"涸らし"のスルマルグ:「それでも、衝突は避けなければならない。……衛兵とオアシスガードがぶつかることは、言う通り、残る禍根が深すぎる」
アルマ・コールリッジ:「ありがとうございます。そう言っていただけるだけでも、すごく……安心できます」
ヴォルク:「良かった。……感謝する」
ヴォルク:「大オアシスの事はオアシスガードの方が詳しいと見受けるが」
ヴォルク:「見つからずに進めるような道を知らないか。事を必要以上に荒げたい訳ではないからな」
ヴォルク:「あるいは、時間を稼ぐ方法があればそれでも構わないが……いい案はあるか?」
"涸らし"のスルマルグ:「……ある。だが今は無理だ」
アルマ・コールリッジ:「……? 今は、ですか?」
"涸らし"のスルマルグ:「オアシスの底に排水装置がある。町の外部に、オアシス内の老廃物を捨てるための装置だ。このアルマサを作ったマギテックの遺産の一つ」
"涸らし"のスルマルグ:「これを使えば、窮屈な思いはするが外に出られるだろう。ただし、それが動くのは毎朝決まった時間だ」
"涸らし"のスルマルグ:「わしも本気を出せばお前たちをかくまうことは可能だが……それも二人までになる。……他に、味方になってくれそうな者のあてはあるか?」
アルマ・コールリッジ:「なるほど。それは確かに、今は無理……ですね」
ナキア・レプシウス:「信頼できる、味方になってくれそうな方……」
ヴォルク:「カラム……は、無理か。となると……」
アルマ・コールリッジ:「……レメディーダさんが味方になってくれれば、すごく心強いですけど……」
"涸らし"のスルマルグ:「ふん。悪くない線だな。あそこの警備は衛兵とも別勢力だ」
ゼリエス:「ペリエの所も考えたが本に被害が出たら申し訳ないな」
アルマ・コールリッジ:「レメディーダさんはわたし達のことも気に入ってくれてたみたいでした。味方になってくれる可能性は、あるんじゃないかなって思います」
"涸らし"のスルマルグ:話しながら、チェストの中から羊皮紙と魔晶石を取り出している 「二手に分けろ」
アルマ・コールリッジ:「あとはヌヌズンさん、ファランさんくらい……?」
ナキア・レプシウス:「マーケットは、くまなく探されているのではないでしょうか? 別の警備兵がいるわけでもありませんし」
ゼリエス:「ファランは無理だと思う。声が非常に巨大でうるさく大きいし」
ゼリエス:「秘密の隠し事は出来ないタイプだ」
ヴォルク:「ああ、匿ってくれるにしても……そこまで行くのに無理がある」
"涸らし"のスルマルグ:「お前たちのうち二人は、オアシスの底で一晩を過ごせ。呼吸はわしの妖精魔法で問題なくできる状態にする。……まさかエルフでもないおぬしらが、オアシスの底に隠れ潜んでいるとは思うまい」
ゼリエス:「オアシスの底で?」
アルマ・コールリッジ:「み、水の中で一晩も!? そんな魔法があるんですか……!?」
ヴォルク:「……凄いな」
"涸らし"のスルマルグ:「そうだ。水中は温度変化も乏しい。意外に快適だ」
ナキア・レプシウス:「水中で一晩……」
ヴォルク:「過ごしたことがあるような口ぶりだな」
ゼリエス:「エルフだし不思議でもない」
"涸らし"のスルマルグ:「だが、わしの魔力ではそれ以上は無理だ。お前たちの挙げた名前をいくらか聞いていたが、やはりレメディーダを頼るのが良い……」
アルマ・コールリッジ:「それで、もう片方は……うまく隠れてレメディーダさんの元へ。という感じですね。なるほど……」
"涸らし"のスルマルグ:「……盟約の元、来い。ケットシー」 そう詠唱すると、ネコ型の妖精が姿を現すぞ
"涸らし"のスルマルグ:「こいつが誘導する。朝になったら、オアシスまで何とか戻ってこい」
アルマ・コールリッジ:「!」
アルマ・コールリッジ:「ね、猫ちゃん型の妖精……! いるんだ……!」
ナキア・レプシウス:「わぁ、可愛らしい……!」
ヴォルク:「妖精は色んな種がいると聞くが、動物に近い者もいるのか……」
アルマ・コールリッジ:「……よし、決まりました」
"涸らし"のスルマルグ:「古代種妖精だ。50年ほど前、縁があってな……」 言いつつ、書き終えたレメディーダへの手紙を見せ 「で、どうする?」
アルマ・コールリッジ:しばし4人で打ち合わせしていたが、顔をあげる。「私とゼリエスさんがレメディーダさんのところへ行きます」
アルマ・コールリッジ:「色々理由はあるんですけど、たぶんこれが一番いいかなって」
ゼリエス:「手狭な部屋だと出来ないこともあるし」
ナキア・レプシウス:「そうですね……いざという時に備えて、ゴーレムを準備しておきましょう」
"涸らし"のスルマルグ:「…………」 男男/女女じゃないんだなあと少し思ったが 「……好きにしろ。では行くぞ」
ゼリエス:「街を出る前に真の本当の顔で挨拶もしておきたかったので」
"涸らし"のスルマルグ:ということで、スルマルグは効果時間を12倍くらいにした妖精魔法、ボトムウォーキングをヴォルクとナキアに行使します。これで水中でも思いのままだ
アルマ・コールリッジ:12倍w
"涸らし"のスルマルグ:オアシスに溺死体が浮かんでも困るからね
ヴォルク:凄すぎ
アルマ・コールリッジ:MPめちゃくちゃ使いそう
ナキア・レプシウス:全ツッパだ
ゼリエス:寝れば回復だぜ
"涸らし"のスルマルグ:そしてレメディーダに宛てた手紙をアルマへ渡し、ケットシーにも顔を覚えさせる
ゼリエス:「猫のにゃんこ殿もよろしく頼む」
"涸らし"のスルマルグ:「……では早く行け。良いか、わしが協力するのは、明日の朝、お前たちが町の外に出るまでだ。あとは知らん」
ゼリエス:ケットシーにシーン式の簡単な祈りを捧げておこう
アルマ・コールリッジ:「はい、それで十分です。……絶対、この町の平和を守ってみせます!」
アルマ・コールリッジ:「いろいろありがとうございます、スルマルグさん……!」 こちらもシーンの聖印を掲げている。
ナキア・レプシウス:「ご協力と……私たちを信じて下さったこと。感謝致します」
ヴォルク:「ああ、感謝する。神官長の為にも、最善の道へ向かってみせる」
ケットシー:まあ任せておけよ、という顔で応える
GM:こうして君たちは、翌朝の合流を約束し、二手に分かれる……

◆マスターシーン

GM:夜、マーケット
魔動機薬師、ヌヌズン:「……で? ずっと冒険者の人探して追い回してるの?」
軽薄な衛兵、バージル:「おう」
軽薄な衛兵、バージル:最も最初に冒険者たちへコンタクトした軽薄な衛兵、バージルは、すっかり冒険者の捜索に飽き、友人の家でサボっていた
軽薄な衛兵、バージル:「こっちは数もあるし地の利もあるしで何とかなると思ったんだけどなあ~」
魔動機薬師、ヌヌズン:「冒険者だもんねえ」 と、魔動機を弄りながら応じる
魔動機薬師、ヌヌズン:だがその脳裏に、あの冒険者の中にいた、可憐な容姿の二人の姿が思い浮かぶ……
魔動機薬師、ヌヌズン:「……」 ちょっと勝手にドキドキしつつ 「ホントに悪いの? その冒険者……」
魔動機薬師、ヌヌズン:「僕も会ったけど、悪い奴には見えなかったなあ~」
軽薄な衛兵、バージル:「悪い奴は悪い奴のツラしてないんだよ。衛兵長が意外と悪いヒトじゃないみたいにな」
軽薄な衛兵、バージル:「ただ……俺としてはちと決めつけかねるトコでもあった。だからしっかり調査して、無罪か有罪かハッキリさせたかったんだが」
軽薄な衛兵、バージル:「逃げられちゃなあ~」
魔動機薬師、ヌヌズン:「……そういうことなら、いきなり乱暴するのはやめなよ。ガン使っただろ?」
軽薄な衛兵、バージル:「そうだなあ~……」
GM:…………
GM:夜、古書庫
古書庫司書、ペリエ:「……確かに情報を提供しました。閉架に入りたがっている人がいるということは」
古書庫司書、ペリエ:「ただ、それは彼らに対してこんな荒っぽいことをさせるためじゃない」
古書庫司書、ペリエ:「住民として一般的な協力をした結果が、こんな乱暴ないきさつでは、わたしとしてもあなたたちとの付き合い方を考えなければいけません」
真面目な衛兵、ストラーダ:「…………」
真面目な衛兵、ストラーダ:司書の指弾に、真面目で通っているその衛兵は、静かに耐え忍んでいた。
古書庫司書、ペリエ:「……あなたも納得はしていない」
古書庫司書、ペリエ:「衛兵の中にも、納得しきれていない人はいるんでしょう?」
真面目な衛兵、ストラーダ:「……だとしても」
真面目な衛兵、ストラーダ:「彼らがこのアルマサを危険に晒しているのだと、衛兵隊として判断が決定された以上」
真面目な衛兵、ストラーダ:「皆そのように動きます」
古書庫司書、ペリエ:「……みんな、あなたみたいに真面目ならね」
GM:…………
GM:夜、衛兵詰所
衛兵長、ガンドム:「グッヒッヒ……逃げろ逃げろ。俺の鍛えた衛兵部隊に、俺のこのアルマサで」
衛兵長、ガンドム:「何時間も逃げおおせられるものならだ。……合同教会の手先を装った異教徒どもめ!」
衛兵長、ガンドム:ガンドムは息巻いている。冒険者たちに向けられた罪の疑いは『邪神の力によってこの町の人々から力を奪い取ろうとした』という旨のものだ。
衛兵長、ガンドム:危険な書物が取り扱われる閉架に踏み入りたがる、ゼオンが『呪石』を冒険者が休養する合同教会から見つけたなど、ガンドム視点で証拠は十分であり
衛兵長、ガンドム:そうなれば衛兵隊という組織は動き出すものである。
衛兵長、ガンドム:「ゼオン! 俺は今日は寝る! 夜の間はお前が仕切れ!」
物静かな衛兵、ゼオン:「……ええ」
物静かな衛兵、ゼオン:休憩室に向かうガンドムの背を見送り、ゼオンは今日の行いを振り返る。
物静かな衛兵、ゼオン:……冒険者たちが何かを嗅ぎ回っていることには疑いを向けていた。町の外の危険動物を退治したのは、別に良い。
物静かな衛兵、ゼオン:だがその後、この町に滞在するにしても、休養を取るでもなく、あちこち動き回っているのが気にかかった。
物静かな衛兵、ゼオン:(……まあ、もしのんびりとしているようであれば、儀式は完成していたわけだが)
物静かな衛兵、ゼオン:いつものように顔料を買いに行ったマローズの帰りが遅かったのと、冒険者たちがマーケットに向かっていたという衛兵の情報が重なったとき
物静かな衛兵、ゼオン:ゼオンはもう行動に移っていた。ガンドムに自分の作った『呪石』を見せ、彼らのものだと偽り、もし衛兵詰所に来るようであれば、自分のこの証拠を隠滅することが目的だろうと吹き込み……
物静かな衛兵、ゼオン:(……他にもいくらか道は考えられたが、どれでも対処はできたはずだ)
物静かな衛兵、ゼオン:(とはいえ、この体制も長くは続かない。衛兵の中でも、賢いやつは疑問に思っているだろう)
物静かな衛兵、ゼオン:(一刻も早く儀式を完成させなければ……)
物静かな衛兵、ゼオン:……ゼオンはありきたりなナイトメアだ。親に捨てられ、シーンの神の保護下に育った。
物静かな衛兵、ゼオン:子どもの頃は友人もいなかった。代わりに見すぼらしい犬と、子どもの一人もいない老いた神殿長が家族となってくれて、それが全てだった。
物静かな衛兵、ゼオン:だが犬は自分が6歳の頃に死に、親代わりの神殿長は10歳の時に死んだ。
物静かな衛兵、ゼオン:「……マローズ」
物静かな衛兵、ゼオン:恋人の名を囁く。彼女も、詰所の一室に軟禁状態だ。恐らく冒険者から多くを聞き過ぎた
物静かな衛兵、ゼオン:「俺は行くよ」
物静かな衛兵、ゼオン:「君を死なせはしない」
物静かな衛兵、ゼオン:「……たとえ君が望まなかろうと」
物静かな衛兵、ゼオン:……衛兵ゼオンが町から姿を消したことが知れるのは、もう少し後のことだ。

◆決戦前夜

GM:――夜
GM:オアシスの水面の下は、意外にも静寂なばかりではない。耳をすますまでもなく聞こえてくるさざ波の音。そして耳をすませば、小さな魚や、虫の音
GM:もっとも、彼らが君たちという奇妙で巨大な熱源に近寄ってくることはない。妖精魔法の恩恵で、君たちは地上と同様に振る舞うことができる。立って歩くこと、寝転がることはもちろん、眠ることすら可能だ
GM:実際、今夜をどうにかやり過ごし、明日以降この町を救うことを考えれば、今の内にしっかりと身を休める必要があるだろう
GM:水は柔らかく、心地よい温度で君たちを包んでいる。頭上に揺らぐ水面の向こうで、月は静かに光を湛えている――
ヴォルク:水底を恐る恐る歩くように足を触れさせ、その呼吸を確かめる。
ヴォルク:「言葉にし難い、妙な感覚だな……」
ナキア・レプシウス:「ええ、なんというか……不思議な心地です」
ナキア・レプシウス:確かに水に触れていると感じられるのに、呼吸に一切の支障はない。
ヴォルク:「ああ、息も呼吸も、……歩く事すら地上と変わらない。」
ヴォルク:「戦えと言われたら戦えるだろうな……これが妖精魔法か」
ナキア・レプシウス:「発声にも支障がないということは、操霊魔法の行使にも何ら問題はないということです」
ヴォルク:「そうだな……中々感覚が追いつかない。支障がないと分かっていても、つい普段の考えを適用してしまう」
ナキア・レプシウス:「とはいえ……その……」 自らの身体を覆っている、薄い布の服に目を遣る
ナキア・レプシウス:「濡れない、というわけでは……ないのですよね。こんなことなら、水浴び用の服に着替えておくのでした……」
ヴォルク:「……ああ。俺もそうしておくべきだったと思ってる」
ヴォルク:視線を注がないようにはしている。……が、視界には入るものだ。
ナキア・レプシウス:水を含んだ服がぴったりと肌に張り付き、少女の白い肌を透けるように覗かせている。
ナキア・レプシウス:ようやく慣れてきたように普段通りの呼吸を取り戻しながら、水底に座り込むようにして水面を見上げる
ヴォルク:無論見た事がないわけではないのだが、こんな状況で見るとは予想していなかったのだろう。時折視界へ入れては、やや慌てたように外そうとする。
ヴォルク:「……静かだな、正しく二人きりだ。」
ヴォルク:膝を立てて隣に座り、水底から上を眺めている。
ナキア・レプシウス:「依頼が終わり次第、大オアシスには来たいと思っていましたが……まさか、こんな形で叶うことになるなんて」
ナキア・レプシウス:流れが少ないオアシスだからだろうか。水底からでも、窓のような水面を通じて月や満天の星空が透けて見える。
ヴォルク:「終わったら、改めて来てもいいな。少し前まで自分が底にいた湖を眺めるのは、妙な気分だろう」
ナキア・レプシウス:くすり、と微笑む。「ええ、きっと」
ナキア・レプシウス:「……ですが、その時……今のような、穏やかな心持ちでいられるのかどうか」
ナキア・レプシウス:伸ばしていた脚を縮め、三角座りのようにして身体を丸めて。
ヴォルク:「……どう、だろうな。俺は少し、難しいかもしれない」
ナキア・レプシウス:「……ええ、そうでしょうね。そうだろうと、思っていました」
ナキア・レプシウス:「彼の、彼らの苦しみは……私たちにとって、決して他人事ではないのですから」
ヴォルク:「ああ。……あと200年は生きる事になるだろう」
ナキア・レプシウス:長くとも30年しか生きられないハイマン。対して、寿命が250年と長いアルヴ。
ナキア・レプシウス:それはひどく絶望的で、決定的な差だ。
ナキア・レプシウス:「私は……あと15年もすれば、いつ死んでしまっても、おかしくないでしょうから」
ナキア・レプシウス:老いることなく、心臓がひたりと鼓動を止める。それは、遠い未来というわけではない。
ナキア・レプシウス:(父は……28。母は……29、でしたか)
ヴォルク:「そうだな。……考えるだけで、寂しくなる。」
ヴォルク:そっと肩を抱き、涼やかな水底の中でナキアの体温だけを感じる。
ナキア・レプシウス:首を少し傾ける。そうして肩に頭を乗せて、彼の体温を感じる。
ナキア・レプシウス:「ままならない……ものですね」
ヴォルク:「……ああ、時間には逆らえない。」
ヴォルク:「俺も、……今の状態でゼオンと同じ状況に置かれたら同じ選択を取るかもな」
ナキア・レプシウス:「……えっ」
ナキア・レプシウス:「な、何を言ってるのですか……!」
ヴォルク:「そのくらい、気持ちは理解できるって話だ。俺はまだナキアと過ごしたいし、その先の関係にもなりたいから。」
ナキア・レプシウス:「……私も、もし立場が逆だと考えれば……理解できなくは、ありませんが……」
ヴォルク:「……だが、取る訳にもいかないのは分かってる。ナキアは望まないだろう」
ナキア・レプシウス:大きく頷く。
ナキア・レプシウス:「ええ、そんな形でヴォルクと長く過ごせてたとして……私は、私自身を許せないと思います」
ナキア・レプシウス:「私は……両親が、ハイマンでしたから。幼い頃から、終わりがあることを教えられて──この目で、その終わりも見届けました」
ナキア・レプシウス:「だから、遣る瀬無い気持ちはあれど、覚悟はできているつもりです」
ヴォルク:「……そうか。」考えてみれば当然な事だが、ハッとする。ハイマンの寿命を考えれば、一般家庭において看取らない事の方が少ないだろう。
ナキア・レプシウス:「……ただ、それが──出逢った大切な人を悲しませるかもしれないと、理解できたのは最近のことですが」
ヴォルク:「悲しむだろうな。……泣くだろうし、引きずるだろう。」
ヴォルク:「だが……そうだな。後悔だけはしない……したくない。」
ナキア・レプシウス:「ええ。してもらっては、困ります」
ナキア・レプシウス:「私の……その…………」 もごもごと、視線を僅かに逸らして。
ナキア・レプシウス:「…………だ、旦那様になる、人に……そんな気持ちになってもらっては、困りますから」
ヴォルク:「……ふ」そっと髪を撫でて、身体を向き合う。
ヴォルク:「同じ気持ちだったな。……成人したらになるだろうが」
ヴォルク:「一緒に探そうか、それに相応しい宝石でも」
ヴォルク:「……ちょうど、古書庫にそんな本もあった。早計だとも思ったが、考えるのが早いに越したことはない」
ナキア・レプシウス:水底に差し込む月の光でも分かる程に、顔を真赤にしている。
ナキア・レプシウス:「まだ2年と少し、ありますからね。素敵なものに出逢うまで……じっくり、探しましょう」
ヴォルク:「ああ。……そうだ、ナキア」
ナキア・レプシウス:「ん……どうかしましたか?」
ヴォルク:「今の内にマナを貰ってもいい、か?」
ヴォルク:「……ちょうど、時期だろう。」話題を変えるように切り出して。顔を赤くしている以上、彼も照れているのだろう。
ナキア・レプシウス:「……ええ、もちろん」
ナキア・レプシウス:言って、首元に纏う革製の覆いを外す。真白い肌に、ハイマンの証たる魔法円が刻まれていた。
ヴォルク:「月明りに照らされて……しかも、水中で吸う時が来るとは思わなかったな。」
ナキア・レプシウス:潤沢にマナを巡らせているハイマンの身体の中でも、特段に巡りの良い場所だ。アルヴの吸精には、最適と言える。
ヴォルク:そっと身体を抱き、魔法円をなぞる。僅かについた痕は自らの存在を刻んだようで。
ナキア・レプシウス:「なんというか、その……少し……ロマンチックな、気がしますね」
ヴォルク:「そうだな。……貴重な経験だ、これも。」
ヴォルク:「良い思い出になる」
ヴォルク:「……武勇伝にはならないだろうがな」微笑を浮かべ、牙が見える。
ナキア・レプシウス:「……二人だけの……秘密の思い出、ですね」
ヴォルク:「あぁ、秘密だ。……始めるぞ?」つぅとなぞった指を放して、その牙を近づける。
ナキア・レプシウス:「……っ、どうぞ……」
ヴォルク:何度も行った吸精で今では受け入れるようになった身体だが、とはいえ僅かな異物感は消える事はない。
ナキア・レプシウス:「──……っ」 牙を介して魔力のパスが繋がるような感覚に、ぶるりと身を震わせる。
ヴォルク:「は、っ……」彼女を労わるように背中をそっと撫でながら、真に二人きりになったような感覚を感じる。
ヴォルク:そうして繋がったパスから力、マナがヴォルクへと流れていく。
ヴォルク:魔術師でもない以上吸う量は人と比べて多くはなく、何度も吸ってきたこともあり苦痛もない。
ナキア・レプシウス:それでも、あるものが失われていく感覚は言いようのない不安を感じさせるものだ。
ナキア・レプシウス:だから、両腕を回す。ぎゅう、とヴォルクにしがみつき、その不安を愛する人の体温で和らげるように。
ヴォルク:「ん……」
ヴォルク:冷えた水温の中でも支障はない。体温も維持されていればこそ、特別二人の身体は熱を帯びて感じる。
ヴォルク:回された腕に応えるように抱き返し、その力をそっと強める。自らの存在を感じさせるために。
ヴォルク:……そうして一瞬にも永遠にも感じる時間が過ぎて、そっと牙を放す。
ヴォルク:「ふ、ぁ……相変わらず、しがみついてきてくれるのは可愛くて、……嬉しいな。」
ナキア・レプシウス:「……もうっ」
ナキア・レプシウス:照れ隠しなのか、ぽすぽすと背中を小突くようにしている
ヴォルク:「揶揄い過ぎたな。……もう少し、こうしていよう」
ナキア・レプシウス:「ええ、私も……そうしたいと思っていたところです」 水中の、身体が揺蕩うような状態に任せて。重みは感じられず、ただ体温だけが伝わる。
ナキア・レプシウス:「……このまま、眠ってしまってもいいですか?」
ヴォルク:真に二人きりになった時間を少しでも長く味わいたいというように、その身を寄せる。
ヴォルク:「……あぁ、しっかり休まないとな。俺も、そうする。」
ナキア・レプシウス:甘えるように、身体を一度擦り寄せて。青い瞳がゆっくりと閉じられていく。
ナキア・レプシウス:「……おやすみなさい、ヴォルク」
ヴォルク:「あぁ……おやすみ、ナキア」背中をぽんぽんと撫で、共に眠りに就く。

GM:――夜
GM:ケットシーの先導もあり、君たちは衛兵にも用心棒にも見咎められずにレメディーダの楽屋へたどり着いた
GM:彼女は驚きをもって君たちを迎えたが、スルマルグの手紙を見てまた別種の驚きを表情に浮かべ、しかし君たちを部屋に招き入れる
トップダンサー、レメディーダ:「部屋のものは好きに使って。出る時は窓から出れば大丈夫だから」
GM:そう言い残し、レメディーダは彼女の舞台へ向かっていった。事実、今夜をどうにかやり過ごし、明日以降この町を救うことを考えれば、今の内に身を休める必要があるだろう
GM:楽屋といってもほとんど寝室のようで、ベッドは大きく柔らかで、部屋にはエキゾチックな香料の匂いが満ちている――
アルマ・コールリッジ:「よかった……なんとか信じていただけましたね」 椅子に座って大きく息を吐いている
ゼリエス:「真面目でお硬い真摯な神官だとわかってくれて助かったな」
アルマ・コールリッジ:「もし衛兵に突き出されたらどうしようかと、ずっとドキドキしていました。よかった……」
ゼリエス:「そこは心配していなかったかな。スルマルグが保証の太鼓判を押していたし」
アルマ・コールリッジ:「マローズさんは、今頃どうしてるでしょう? ゼオンさんとちゃんと話せたと思いますか?」
アルマ・コールリッジ:「話し合って、ゼオンさんが儀式をやめてくれれば一番いいんですけど……」
ゼリエス:「ゼオン次第だな。一言くらい交わしていると信じたいけど」
ゼリエス:「話しても儀式をやめはしないと思う。ゼオンはシーンの神官だったらしい」
ゼリエス:「神の声が聞けるプリーストがその信仰を捨てて他の神を信じて服従するのは生半可な思いではできない」
アルマ・コールリッジ:「たしかに。ゼリエスさんがシーン様信仰を捨てる場面って、まず想像できませんし」
アルマ・コールリッジ:「ゼオンさんにとっては、全部をなげうってもいいくらい大事だったんですね。この儀式と……マローズさんが」
ゼリエス:「それだけではない。別れを悲しむ気持ちの心につけ込みゼオンを引き込んだ者も多分いる」
ゼリエス:「他の神官なのか、あるいはツァイデス本人なのかはわからないが」
ゼリエス:「ゼオンを責める気持ちはあるが、それ以上にそちらのほうが許せないな」
ゼリエス:「闇に迷った者を正しい道に導くのが本当は本来の神官の努めのはず」
アルマ・コールリッジ:「はい! それは……私も、同じ気持ちです。互いを大事に想う気持ちを利用して、こんな行為に走らせるなんて……!」
ゼリエス:「シーンの声がゼオンを導けなかったのが残念でならない。せめてカラムか、仲間の誰かにでも話していれば」
ゼリエス:「あるいはこんな道を行くこともなかったのに」
アルマ・コールリッジ:もう少し早く自分たちがこの町に来ていれば、また状況も違っていたのだろうか……という考えを飲み込んでいる。今更考えても仕方ないことだ。
アルマ・コールリッジ:「…………でも、私がプリーストとして未熟だからかもしれないですけど……少しだけゼオンさんの気持ちもわかるんです」
アルマ・コールリッジ:「私の大切な人が、他の人にとっての大切な人であるかは限らない。全部投げ捨ててでもその人を助けたいっていう気持ちは、たぶん、私にしか理解できない」
アルマ・コールリッジ:「誰かに相談しても、ただ止められるだけなら……信仰を捨ててでも、大事な人を助けにいってしまうかもしれない」
アルマ・コールリッジ:「私はそう思っちゃうんです。……ゼリエスさんはどうですか?」
ゼリエス:「俺も想像せず思わないわけではない。だが考え思考することと実行することは違う」
ゼリエス:「アルマも、例え考えが浮かんでもそんな事はしないだろう」
ゼリエス:「相談しなくても、アルマが変なら俺は気づくし、多分他の仲間達もそう」
ゼリエス:「直接止めなくても、一番大切な人に及ばなくても、他に大切な人がたくさん大勢入れば自然と愚かなことはしなくなる」
アルマ・コールリッジ:「…………」 アルマもそんなことはしないだろう、という問いに少しだけ考え込む。 「そう、ですね」
アルマ・コールリッジ:「私が世界でいちばん大切な人は、ゼリエスさんで……それで」
アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさんはきっと、他の人を犠牲にしたり、私が信仰を捨ててまで自分を助けることを、よしとしない」
アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさんに嫌われたくはないです。だから助けたくても、実行はしないで……最後まで笑ってお別れすると思います」
アルマ・コールリッジ:「最後までゼリエスさんの好きなアルマでいたいので」
ゼリエス:頷いて「ゼオンもきっと、他にも大切な人が居たら悩んだんじゃないかな」
アルマ・コールリッジ:「あっすみません! 好きというかその……い、一番のアルマで……!」
ゼリエス:「好きで愛しているのは本当だから大丈夫」
ゼリエス:「マローズほどじゃなくても、家族……母とか父とか兄妹とか」
ゼリエス:「マローズの家族とか、犠牲になる中に大切な人がもっと居たら」
ゼリエス:「まあそれでもやったかもしれないけど。あくまで俺の想像なので」
アルマ・コールリッジ:「……そういえばゼオンさんは、神殿の前に捨てられた孤児だったという記録がありましたね」
アルマ・コールリッジ:「いえ、ゼリエスさんの言う通り、大事な人がもっといたらやらなかったと思います」
アルマ・コールリッジ:「私も……アビスボーンとして生まれたのは辛かったけど、お母さんが守ってくれたからここまで真っ当に……真っ当に?生きてこれたので」
アルマ・コールリッジ:「支えがあるかどうか、っていうのは、すごく大事だと思うんです」
アルマ・コールリッジ:「……本当は、マローズさんがゼオンさんの支えになったかもしれないのに。寿命っていうのは、ままならないですね……」
ゼリエス:「アルマのお母さんか。やはりアルマににて美しい美女なのかな」
ゼリエス:「いや、アルマが後から生まれてるから似てるのはアルマの方なんだろうけど」
アルマ・コールリッジ:「あはは……はい! お母さんはすごく美しい美女ですよ! あとええと、優しくて、強くて……お裁縫と、アップルパイ作りも上手なんです!」
アルマ・コールリッジ:「……私を逃した後どうなっているかはわからないですけど、お母さんならきっと大丈夫だと思います」
アルマ・コールリッジ:「あの。いつかドーデンに行くお仕事があったら、ゼリエスさんも一緒に来てくれますか?」
アルマ・コールリッジ:「お母さんに紹介したいんです。すごく頼れる、わたしの一番大切で、一番尊敬してる人だって」
ゼリエス:「勿論。俺もアルマのお母さんには挨拶しておきたい」
アルマ・コールリッジ:「…………あの。ちなみに、なんですけど」
ゼリエス:「なんだろう」
アルマ・コールリッジ:「もしですよ。もし私が凄く重い病気にかかって、余命数ヶ月とかになって……」
アルマ・コールリッジ:「ツァイデスの神官になって、今回みたいな儀式をすれば助かるかも。ってなったら」
アルマ・コールリッジ:「ゼリエスさんは、どうされますか?」
ゼリエス:「誘惑してきた相手を牢屋の牢獄に連れて行く」
ゼリエス:「それから生きてる間ずっとアルマの傍の近くにいるかな」
アルマ・コールリッジ:「ふふっ。ふふふふ」 即答っぷりに思わず笑っている
ゼリエス:「何もおかしいことは言っていないはずだが」
アルマ・コールリッジ:「ふふ……だ、だって、全然悩む素振りを見せなくて」「ああ、ゼリエスさんらしいな~って思ったらおかしくって」
アルマ・コールリッジ:「よかったです。ゼリエスさんが最後の瞬間までいてくれるなら、私もきっと安心して眠れると思いますから」
ゼリエス:「悩まなかったわけではない。ただ、以前の前から考えていただけだ」
ゼリエス:「確かに、アルマが居なくなってしまうのは寂しいし泣いて号泣してしまうかもなと思う」
ゼリエス:「だが、俺や生き物たちが持つ魂は天国を通ってやがて世界の何処かに返ってくる」
ゼリエス:「悪の悪い間違えた道へ進んでしまったら、少し一緒に居られる時間が伸びても」
ゼリエス:「いつかまた命を授かった時、清く正しく美しく勇ましいアルマに、卑怯なことをした俺は会えない気がする」
アルマ・コールリッジ:「……」
ゼリエス:「だから別れが辛くても我慢して堪える方が良い」
ゼリエス:「太陽と月が交互に空に上るように、別れたとしても再び会って再会できる」
ゼリエス:「暗闇の中でも正しい道を歩めば、遠くに生まれても必ずまた会える、その方がずっといい」
ゼリエス:「だからアルマを助けるために卑怯で卑劣な儀式には手を化さないかな」
アルマ・コールリッジ:「……ゼオンさんとマローズさんに対するスタンスは、ずっと悩んでました。ゼオンさんを止めても、止めなくても、誰かが死んでしまうから」
アルマ・コールリッジ:「でも、今のゼリエスさんの言葉で、決心がつきました」
アルマ・コールリッジ:「止めましょう。ゼオンさんを」
アルマ・コールリッジ:「いつか、生まれ変わったマローズさんの魂を……」「ゼオンさんがちゃんと見つけられるように」
ゼリエス:「ああ、最初の始めからそのつもりだ」
アルマ・コールリッジ:椅子を立ち、ベッドのそばにとことこと歩いてくる。
アルマ・コールリッジ:ベッドは一つしかないが……すぐ近くで互いの寝息を聴きながら寝るというのは、むしろアルマにとっては最初の依頼を思い出して、懐かしさすらある。
アルマ・コールリッジ:「明日に備えて休みましょう。……あの」 アビスに侵蝕されていない左手を差し出す。
アルマ・コールリッジ:「一緒に……手を握って、寝てもらっても、いいですか……?」
ゼリエス:「ああ、眠ろう。レメディーダ達とシーンが守ってくれている。見つかる心配はないだろう」
ゼリエス:左手を取って「お返しに俺からも一ついいかな」
アルマ・コールリッジ:「? なんでしょう?」
ゼリエス:「アルマを抱きしめてもいいかな」
アルマ・コールリッジ:「…………!?!?」
アルマ・コールリッジ:「あ、あの……その……」 鎧は既に脱いでいる。おしゃれな寝間着でもない。かろうじて持ち歩いていた地味な部屋着なことを、一瞬残念に思ったが……
アルマ・コールリッジ:「ど」
ゼリエス:「驚くことはないだろう。一番好きで愛している女性に触れたくなるのは男としては普通だし」
アルマ・コールリッジ:「どうぞっ!」 空いている方の右腕を広げる。
アルマ・コールリッジ:「お……お、」
アルマ・コールリッジ:「おて、やわらかに……お願い、します……!」
ゼリエス:「耳が赤くなっている」頬から耳元、首の後ろに向けて髪をかきあげて
ゼリエス:「可愛くて綺麗で愛おしい。ありがとうアルマ」
ゼリエス:「この表情が見れたなら死んでも後悔はないかな」
アルマ・コールリッジ:「死んじゃだめですよ」
アルマ・コールリッジ:「これからもっと、いっぱい、私と冒険してもらうんですから!」
ゼリエス:ふっと力を抜くように顔を崩して、アルマの体を抱き寄せる
ゼリエス:「例えの例だ。勿論死ぬつもりはないよ」
ゼリエス:「大オアシスでゆっくりするのも、二人でちゃんとした宿を取るのもまだだし」
アルマ・コールリッジ:「……おやすみなさいゼリエスさん」「また、明日」
アルマ・コールリッジ:私も死なない。絶対に。戦いに勝って、大オアシスで二人で散歩しよう……。
アルマ・コールリッジ:そう思いながら静かに目を閉じた。

◆『夜よ、目を閉じよ』

GM:朝日が昇る。
GM:アルマサの町は、随分と落ち着きを取り戻したように見えていたが……衛兵たちは依然として活発で、誰か君たちを探しているようだった。
GM:ケットシーと一緒にオアシスへ戻ってきたアルマとゼリエスは、スルマルグにボトムウォーキングの魔法を行使され、急かされるように水中に入った。
GM:ヴォルクやナキアもすぐに合流すると、スルマルグはオアシスの一角へと君たちを先導する。その底には、確かに自然のオアシスからすると場違いな、金属の筒のようなものがあった。
"涸らし"のスルマルグ:「ゼオンだが、姿を消したらしい」 君たちを先導しながら、彼はそんなことを言った
"涸らし"のスルマルグ:「もちろん、ガンドムの奴が一度命令を出した以上、衛兵隊がそれで止まるということはないだろうが……もしかすれば、証拠を揃えれば、お前たちのこの町での安全は確保できるかもしれん」
"涸らし"のスルマルグ:「……が、消えたそいつが何をしようとしているかによっては……その優先順位を後にしなければいけないかも知れないな」
ヴォルク:「悪くないが……少し、時間が掛かり過ぎそうな手だろうからな。」
ゼリエス:「色々ありがとう、礼を言う、スルマルグ。ゼオンは何処に行ったと思う?」
GM:古書庫で調べた通り、儀式には第二段階がある。より大きな被害をもたらす、巻き上げの儀。もしゼオンがそちらの実行に移ろうとしていたのだとしたら。
アルマ・コールリッジ:「……巻き上げを早めるつもりなんでしょうか?」
"涸らし"のスルマルグ:「わしは知らん。……が、ここから抜けた先に出迎えが来ている」
"涸らし"のスルマルグ:「そいつはもう少し込み入ったことを知っているだろうとのことだ。ふん、このわしを伝言役に使いおって……」
ヴォルク:「出迎え……?」
アルマ・コールリッジ:「出迎え、ですか?」
ゼリエス:「一体何処の何物の誰だろう」
アルマ・コールリッジ:(私達を知っていて、それで、ゼオンさんとも仲の良い人……)
"涸らし"のスルマルグ:「さあな」 と、金属の筒を差す 「……そろそろ蓋が開く。入りそこねるなよ」
"涸らし"のスルマルグ:「排水装置は、いざという時のための脱出路も兼ねている。多少汚れはするだろうが……危険はない」
アルマ・コールリッジ:「は、はいっ!」 「あの……スルマルグさん」
アルマ・コールリッジ:「ありがとうございます! 絶対、儀式を、止めてきますから……!」
ナキア・レプシウス:「……どなたでしょうね。警戒は、した方がいいかもしれませんが……」 小声で呟き。
"涸らし"のスルマルグ:「……生と死にまつわる苦しみを理解できないほど、感覚を鈍麻させてはいないが」
ナキア・レプシウス:「私からも、ありがとうございます。水中で一晩……とても、貴重な経験をさせていただきました」
"涸らし"のスルマルグ:「わしのオアシスを穢したことを許すつもりはない。頼むぞ」
"涸らし"のスルマルグ:「ふん」 鼻を鳴らす 「あれは特例だ。今後は陸から見ることだな」
アルマ・コールリッジ:「……ふふ」 本当にこのオアシスが大事なんだなあ、と少し笑っている。
GM:そうしている内に、排出装置がゆっくりと蓋を開く。水は流れを強め、付近に溜まっていた植物クズや泥が、開いた穴に飲まれていく
ゼリエス:「では行ってこよう」
ヴォルク:「ああ、後戻りはできないな」
GM:君たちも順番にその水路へと身を投じることになる……確かに狭いし、汚れはするが、少なくとも詰まったりはすることなく、金属管の中を通り過ぎていった。
GM:暗闇がしばらく続き……そして唐突に、身体が水流ではなく浮力によって引っ張られるのが分かった。水面の上に顔が出て、明るい光が視界を染め上げる。
GM:……確かにそこは、アルマサの外壁のすぐ外だった。少しばかり水が溜まり、緑が広がっているものの、少し歩けばすぐさま砂漠に出る所である。
GM:そしてそこには、ラクダ車が一つと、翼ある人影が一つ。
冒険者、アリザリン・ロウ:「よ!」
アルマ・コールリッジ:「ロウさん!」 ぱあっと笑顔になっている。
冒険者、アリザリン・ロウ:「大冒険だったな、がはは」
ヴォルク:「ロウ。……捕まってなかったんだな、良かった。」
アルマ・コールリッジ:「もう……! 何処にいたんですか! すごくすごく大変だったんですよ!」
ナキア・レプシウス:「本当に……ええ、色々あり過ぎました!」
アルマ・コールリッジ:ロウの胸板をぽかぽか叩いてます。アビスアームの方はゆるめに手加減している
冒険者、アリザリン・ロウ:「おう! 商人として町に入ってきてたからな。何とか目を免れたというわけだ」
ゼリエス:「まさかここまで大掛かりで大規模な事件になるとはね」
ゼリエス:「それでゼオンの行く先に当たりはついているのかな」
冒険者、アリザリン・ロウ:「がはは! 一応、もし何かまずいことがあれば、強引にでも警備を抜けて外に出られるようにはしてたんだよ」
冒険者、アリザリン・ロウ:「おかげでこうして客をここまで連れてこれたってわけだ!」
ヴォルク:「知っているのは……ロウじゃないのか?」
冒険者、アリザリン・ロウ:と言って、ラクダ車を開く。そこにいた人物は、そこまで意外な人物ではなかった。
アルマ・コールリッジ:「お客さん……?」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……えっと、おはようございます」
アルマ・コールリッジ:「あっ!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「まさか本当に水中から出てくるなんて……」 びっくりしている
ナキア・レプシウス:「マローズさん……?! どうして、ここに……」
ゼリエス:「心当たりがあるのはそっちということか」
ヴォルク:「! マローズ、……考えてくれたか」
アルマ・コールリッジ:「ど、どうでしたか? あのあと……どう、なったんですか……?」
冒険者、アリザリン・ロウ:「おう。俺は全然衛兵のことは知らんからな~。ただスルマルグ殿と話したり、この子に頼まれたりで、こうするのが良いだろって思っただけだ」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……ゼオンは、私とは話してくれませんでした。詰所の部屋に閉じ込められるみたいな感じで……出てきた時は、もうゼオンもいなくなっていて」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「ただ、でも。居場所……ううん、居場所じゃないか。彼がどっちの、どのくらい先にいるかは、分かるんだ」
アルマ・コールリッジ:「……そんな」 ちゃんと二人で話せたのではないか、という希望を抱いていた。
ゼリエス:「どういうことだろう」
蠱惑的な踊り子、マローズ:そう言って、後ろに回していた手から、ちょろっと杖が顔を覗かせる 「私も、ここまで来るのに色々あったから、ちょっとだけ心得があって」
ヴォルク:「なるほど、便利なものだな……俺達では見つけるのも一苦労だっただろう」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……恥ずかしいんだけど、これで彼のことを、その、ちょっと……感じられるようにしてたの」
GM:真語魔法Lv4、マーキングの効果です。対象のいる方角と距離を割り出すことができます
ゼリエス:「操霊術師は皆できるのか?」とナキアに
アルマ・コールリッジ:ほ~!
ゼリエス:「もしかしてヴォルクもされてるのかな」
GM:効果時間は3日なので、事件が起きる前にこっそりかけていた分がまだ残っているという塩梅です
ナキア・レプシウス:「い、いえ……私は、そういう魔法の心得は……!」 手をぱたぱた振って否定している
ゼリエス:毎日かけ直してたのかなあ
アルマ・コールリッジ:「プライバシー……」
ヴォルク:「だとしたら嬉しいけどな。操霊魔法にその類は……やはりないか」覚えがなかった
アルマ・コールリッジ:「い、いえ。今はそんなこと言ってる場合じゃ、ないですよね……!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「それを言われると返す言葉もないけど」 赤くなる 「だって、仕事の間は会えないんだもん……だったらせめて、って思って、毎朝彼が起きる前に……」
ナキア・レプシウス:「もう、ヴォルクったら……そうです、今はゼオンさんを追うのが先……です!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:そして表情が曇る 「……こんな形で役に立つとは思わなかったけど」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……」 首を振って 「彼は西の方へずっと行った先にいます。馬を使っていたから長い距離を移動したはずだけど、もうしばらく止まってるから」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「今からなら、歩きでも間に合うと思う」
アルマ・コールリッジ:「……」「(毎朝、起きる前に……)(ということは、やっぱり毎朝寝顔が見れる状態だったってことで……)」
ゼリエス:マローズは来るんだろうか
アルマ・コールリッジ:(つまり、お見送りしてくれた日の前夜も、その前も、やっぱり……)
ナキア・レプシウス:「アルマ、どうしました……? 目がどこか別のところを見ているような……」
アルマ・コールリッジ:「いっいえ! なんでも……なんでもありません! 大丈夫です! すみません!」
ヴォルク:「そう、か?……なら、行こうか」
アルマ・コールリッジ:「寝顔の話……ではなくて……ええと……居場所がわかるという話でしたよね」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……それで、そのね」 躊躇いがちに口を開く 「私も……連れて行ってもらえませんか」
アルマ・コールリッジ:「!?」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「役に立てるとは思えないけど……でも……!」
ゼリエス:「マローズが望むならそうしようと思っていた」
ヴォルク:「……一言だけ言うが、危ないぞ。ゼオンだけとは限らない」
GM:やはりこのまま、何も話せずに終わることに抵抗があるのかもしれない。だが一方で、この先でゼオンとの交戦が発生した時にどうなるかは、一考の余地があるだろう。
GM:もし戦いの中で君たちがゼオンを打ち倒そうとした時、彼女はどうするだろうか?
アルマ・コールリッジ:「あの、でも……もし衛兵さんがいたら、マローズさんがどんな目で見られるか」
アルマ・コールリッジ:「それにゼオンさんと戦うことになったら……」
ゼリエス:「役に立たなくとも、マローズには着いて来て見届ける権利がある」
ゼリエス:「彼女も被害者の一人だし」
ナキア・レプシウス:「できることなら……ゼオンさんと話す機会を、と思います。ですが……」
ナキア・レプシウス:「『もし、私が同じ立場なら?』と考えると……」 僅かな沈黙。
アルマ・コールリッジ:「……同じ立場なら……」
ゼリエス:「同じ立場なら、俺はゼオンを止める」
ヴォルク:「……だろうな。俺も、ついていきたいと思う」
ヴォルク:「俺達がゼオンと戦う事になる……その可能性は頭に置いていてほしい」
ゼリエス:「俺はマローズのことを信じるよ。信じるのが神官の努めだし」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「みなさん……!」
ナキア・レプシウス:(安全を期すなら、魔法の発動体である杖を預かってしまうべき……ですが……)
ゼリエス:PLとしては敵に回るかもな~と思ってるけど
アルマ・コールリッジ:「……私は、マローズさんの後悔のないようにしてほしいです」
ゼリエス:でも俺達なら倒せるっしょ!
ヴォルク:それは思ったうえでついてきてほしいよね
アルマ・コールリッジ:「ついてきてほしいです。それが、マローズさんの望みなら」
アルマ・コールリッジ:敵に回るのは全然考えてなかった!
ナキア・レプシウス:ええっ!
蠱惑的な踊り子、マローズ:受け入れられた喜びは半分、それでも覚悟しなければいけないものを感じ、明るい表情を浮かべることはない。ただ深く感謝を示している
アルマ・コールリッジ:まあ回っても倒せるでしょ~
冒険者、アリザリン・ロウ:「……決まりか? 彼女は連れ帰らないで良いんだな? ……特に預ける荷物もないか?」
ナキア・レプシウス:「……きっと、苦しいと思います。それでも、本当に……いいのですか?」
冒険者、アリザリン・ロウ:暗に杖のことを言っているのだろう。あと、彼の方はこれ以上手助けしないことも
蠱惑的な踊り子、マローズ:「わ……分かりません」 ナキアの問に素直に答えて、しかし言葉は途切れない 「でもっ、じゃあ……何もしないで待っていて」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「全部終わったのを受け入れるだけで……ゼオンのことは何も分からないままなのは……嫌だから……!」
ナキア・レプシウス:「……ええ、きっと私でも。そうすると、思います」
アルマ・コールリッジ:「行きましょう、マローズさん!」
アルマ・コールリッジ:「これが……まともにお話できる最後のチャンスかもしれないんです。後悔を残すのは、絶対、ダメです!」
アルマ・コールリッジ:マローズが裏切る可能性についてはあまり考慮していない。世間知らずなアルマ特有の、楽観的な思考が半分なのだが……
アルマ・コールリッジ:もう半分は、もしマローズが裏切ってもいいと思っている。それで彼女の後悔がなくなるのなら。
アルマ・コールリッジ:「何があっても、私が面倒を見ます。最初にお会いした、酒場の時みたいに」
アルマ・コールリッジ:「大丈夫です。……行きましょう!」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「はい……!」 力強く頷く
冒険者、アリザリン・ロウ:(最善で、安全な選択肢じゃあない。俺ならそうはしないが……)
冒険者、アリザリン・ロウ:「……ま、これはお前たちの冒険だからな」
冒険者、アリザリン・ロウ:「報酬は工面しておいてやる! ちゃんと帰ってこいよ! がはは!」
GM:- - - -
GM:……長い道のりとなった。
GM:マローズのマーキングにより、方位に間違いがなく、距離も少しずつ詰まっているという事実が、君たちの足取りをいくばくか軽くした。
GM:セオリー通り、水分補給は怠らず、白昼の間は岩陰で身を休め、日が沈み始めてから再び歩き始める。
GM:その場に到着する頃には、もう日は沈んでいた。
GM:- - - -
GM:石造りの遺跡の痕は、今までの道のりでもいくつか見たが、そこはことさら大きな遺跡だった。
GM:夜の月光に照らされた野ざらしの舞台は、砂岩固有の薄い黄色。
GM:そしてその中に、いくつかの人影があり……
物静かな衛兵、ゼオン:「……客だ」
GM:想像通りに、ゼオンの姿がそこにあった
黒いローブの人影:「……尾行を受けていたのか?」
物静かな衛兵、ゼオン:「そのはずはないが……それを言えば、この儀式がここまで露見するのも『そのはずはない』ことだからな」
アルマ・コールリッジ:「いました……! あれがゼオンさん、と……」
物静かな衛兵、ゼオン:「何かしでかしたんだろう、こいつらが」
ヴォルク:「ツァイデスの神官、ってところだろうな」
ゼリエス:「愛の力かな」
ナキア・レプシウス:「間違ってはいませんね」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……ゼオン……」 力なく名前を呼ぶ。やはりどこかで、何かの間違いであってほしいという気持ちがあったのだろう
アルマ・コールリッジ:黒いローブの人物に視線を向けている。オアシスで出会った人の数は、多い……仮に一度会ったことのある人物だとしても、声だけで思い出すのは無理だろう。
GM:だが、遺跡痕の舞台には明白に魔法的な意図のある陣が描かれている。それはあの『呪石』に刻まれていたものに似ていたし、もっと言うなら君たちが古書庫閉架で『巻き上げの儀』について記されていた本に挿絵としてあったものと同じかもしれない。
ゼリエス:「なにか言いたいことがあるならはっきりしっかりここで伝えておくべき」
GM:ローブの人影に注意を向ければ、それが常人のそれではないと分かる。ローブの下もまた黒い肌をした人型だ。人族ではなく蛮族だろう。
ゼリエス:「これが最後の再びもう二度とない機会かもしれない」
ナキア・レプシウス:「ええ……後悔、しないように」
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……はい」 わずかに息を吐いて、何事か話し始める。それは君たちには聞き取れない言語だ
アルマ・コールリッジ:「気を付けてください。あのローブの人、たぶん……蛮族です」
ゼリエス:「俺達にも分かる言語で頼む」
アルマ・コールリッジ:注意喚起だけをして、マローズを見守っている。
ヴォルク:「……そうみたいだな。戦闘を避ける事自体は難しそうだ」
ヴォルク:ゼオンが敵にならなければいいのだが、とも思う。
GM:水の流れるような響き。エルフ語であった。対するゼオンは、独特のアクセントを持つ言語で応じる。こちらも君たちは聞き取れないが、妖精語である。
アルマ・コールリッジ:「……それぞれ別の言葉で話してるんでしょうか? これが二人の日常だったのかな」
GM:マローズは何か強く訴えかけて、ゼオンは静かに、言葉少なに返す。やり取りはほんの数往復で終わった。
蠱惑的な踊り子、マローズ:「……ごめんなさい。私じゃ……駄目です」
ナキア・レプシウス:マローズの表情を、押し殺した不安げな表情で窺っている。
ナキア・レプシウス:「……意志は固いということですか」
ゼリエス:「マローズで無理なら言葉の言語では止まらないな」
ゼリエス:「でも俺からも一ついいかな」
ヴォルク:「……仕方ないさ。ここまで来た時点で、引き返せないのだろう」
蠱惑的な踊り子、マローズ:視線を落とし、後じさる 「……あとは……」 それだけ言って、これ以上言葉を続けることはない
物静かな衛兵、ゼオン:「何だ」 改めて交易共通語だ
ゼリエス:「ゼオンはシーンの神官のプリーストだと聞いていたが」
ゼリエス:「その声はもう聞こえてないのか?」
物静かな衛兵、ゼオン:目を閉じる 「……シーンの説く、安らぎと静穏、慈愛……それらを嫌った訳ではない」
物静かな衛兵、ゼオン:「だが、それでは俺は救われない。だから拒んだ。神の声も、その時に」
物静かな衛兵、ゼオン:「不死の女神ツァイデス。この教えを敬うに値するとは思わない。だが、今の俺に必要なのはこれだ」
ゼリエス:「俺達は救われるために声を聞いてるのではない。誰かを救えと言われてるとは思わなかったのか?」
ゼリエス:「マローズにとってこれは本当に救いなのかよ」
物静かな衛兵、ゼオン:「お前がそう言えるのは、自覚がなくとも、きっとシーンに救われているからだろう」
物静かな衛兵、ゼオン:「だが、誰かの前に俺は……俺自身が救われたい。……マローズ」
物静かな衛兵、ゼオン:「いつも俺に気付かれぬよう、鏡を覗き込んで不安にしていた顔を俺は知っている」
物静かな衛兵、ゼオン:「この結果が彼女にとっても……救いになるだろう」
物静かな衛兵、ゼオン:「今は分からないだけだ」
ゼリエス:「今から目を逸らせば先の未来が分かるのかよ」
ゼリエス:「シーンの声が聞こえていた同士、なにかもう少し歩み寄れるかと思っていたが、やはり俺はお前のことがわからないらしい」
ゼリエス:「俺は愛する人達と会えて救われたよ」
ゼリエス:「これから別れたとしてもそれは変わらない」
ゼリエス:「お前は違うというのが今は悲しく辛い」
物静かな衛兵、ゼオン:口元に笑みを浮かべ、剣を抜く 「お前にも終わりない命と、激痛を伴う別れの経験があれば分かったのかもしれないな」
ナキア・レプシウス:(逢えた事自体が……救い。別れても、変わらない……)
物静かな衛兵、ゼオン:「俺はただ、それが耐え難い苦痛であることを理解していて……それを理解していれば、誰もがそうするであろう選択肢を取ったまでだ」
ゼリエス:「彼女はまだここに居るのに……」
物静かな衛兵、ゼオン:「そして、それがシーン、ティダン、多くの正しき神の説く道から外れていることは知っている。だから、どうか今ばかりは……」
物静かな衛兵、ゼオン:「夜よ、目を閉じよ。貴女の加護を受け損なった背教者が手を穢す様を見せるのは、あまりに忍びない」
アルマ・コールリッジ:「……」 もしかしたら最後の最後で、ゼオンを説得できるかもしれないという考えはあった。必要であれば口を挟むつもりでもあった。だが。
ナキア・レプシウス:他人事とは思えないから、言いようのない不安感がずっと付き纏っていた。ゼリエスの、それが解れていくような言葉に──目の醒めるような心地がした。
アルマ・コールリッジ:今のゼオンの祈りから感じ取れたのは──隔絶。それから、覚悟だ。……言葉では変えられない。
アルマ・コールリッジ:アビスに呪われた右腕をおぼろに光らせ、ただ静かに両手剣を引き抜いている。
アルマ・コールリッジ:「止めてみせます。ゼオンさん」
アルマ・コールリッジ:「……ごめんなさい」
ヴォルク:「……どうだろうな」はぁ、と息を吐く。気持ちは理解できるし、そうなったかもしれないが
ヴォルク:「やはり、俺はその選択は選べないな。……俺はナキアに救われたから。」槍をくるりと手に取り、構えを取る。
黒いローブの人影:「……言葉よりも分かりやすく、我らが神の恩恵を示してやろう。……お前たちの他に障害はないと見える」
黒いローブの人影:「全力で行くぞ!」 ローブの人物が何やら詠唱すると、魔法陣のそこかしこが光り、血の滴る獣と、骸骨……アンデッドが姿を現す
ゼリエス:なにっ
ゼリエス:アンデッドは卑怯だろ
GM:そんなこと言われても……
ゼリエス:正々堂々拳で勝負しろ
ナキア・レプシウス:「……っ、このような用意まで……!」
アルマ・コールリッジ:薙ぎ払えば死ぬから大丈夫!
GM:ということで、魔物知識判定から始めましょう。今回はなんと4種もいます
GM:黒い人影:12/15 血の滴る獣:11/14 骸骨:8/15 ゼオン:10/- です 張り切ってどうぞ!
ゼリエス:はいはーい
ヴォルク:4種も!
ナキア・レプシウス:これは人影にデジャヴかな~
ヴォルク:だね
ゼリエス:マローズちゃんの魔物知識はしなくていいんですか……?
ヴォルク:x4 2d6 ヒトカゲ→獣→骨→ゼオン
SwordWorld2.5 : #1
(2D6) → 6[4,2] → 6

#2
(2D6) → 3[1,2] → 3

#3
(2D6) → 4[2,2] → 4

#4
(2D6) → 5[3,2] → 5

蠱惑的な踊り子、マローズ:泣いてます
ナキア・レプシウス:しょぼしょぼ
ゼリエス:X4 2d6 かげけもほねぜ
SwordWorld2.5 : #1
(2D6) → 7[2,5] → 7

#2
(2D6) → 9[4,5] → 9

#3
(2D6) → 5[2,3] → 5

#4
(2D6) → 10[6,4] → 10

ゼリエス:ゼオンのことはすべてわかった
ゼリエス:同じ神官だからな~
アルマ・コールリッジ:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[5,4] → 9

アルマ・コールリッジ:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 4[3,1] → 4

アルマ・コールリッジ:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[5,4] → 9

アルマ・コールリッジ:2d6
SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[1,6] → 7

アルマ・コールリッジ:骸骨は有名だから流石にわかるらしい
ナキア・レプシウス:2d6+2+4+2>=15 魔物知識判定・人影 デジャヴ使用
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4+2>=15) → 4[3,1]+2+4+2 → 12 → 失敗

ナキア・レプシウス:2d6+2+4>=14 獣
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4>=14) → 7[1,6]+2+4 → 13 → 失敗

ナキア・レプシウス:2d6+2+4>=15 骸骨
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4>=15) → 4[1,3]+2+4 → 10 → 失敗

ナキア・レプシウス:2d6+2+4>=10 ゼオン
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4>=10) → 4[3,1]+2+4 → 10 → 成功

ナキア・レプシウス:低すぎ!
ゼリエス:知名度は全部抜いてるのすごい
ヴォルク:知名度は抜けてる 偉い
ナキア・レプシウス:知名度は足りたみたいです 頑張った
アルマ・コールリッジ:前半みたいな状況は回避できた!
GM:では順番に正体を明かします。黒い人影はLv5 蛮族 ドーンウォーカー ML P73 獣は◆Lv5 アンデッド ヴァンパイアハウンド BM P122 骸骨は◆Lv6 アンデッド スケルトンヘビーアーチャー ML P132
ゼリエス:何だそいつは
ゼリエス:どーんなんて聞いたことないぜ
GM:バルバロスレイジでPC化したのに……!
ゼリエス:あ、あいつか
ヴォルク:爪伸ばしてるギャルみたいなやつだ
GM:そしてゼオンはオリジナルデータです サブに張りますが……今回はこいつがボス!
アルマ・コールリッジ:塔の1Fで出てきたやつ!
ゼリエス:なんか爪だしてるやつだ
ゼリエス:レベル7だ
GM:また、剣のかけらも今回はゼオンに全ブッパです。戦闘そのものも、ゼオンを戦闘不能にすれば終了することが可能だと思っておいてください。
GM:という訳で続いて先制判定をしましょう。こちらはドーンウォーカーの13が先制値!
ナキア・レプシウス:【陣率:軍師の知略】を宣言。先制判定をウォーリーダー技能+知力B+1で行える
アルマ・コールリッジ:薙ぎ払わず全力攻撃しにいくのも手ではあるのか……
ナキア・レプシウス:2d6+3+4+1>=13 先制判定
SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+1>=13) → 5[1,4]+3+4+1 → 13 → 成功

アルマ・コールリッジ:うおおお先制!
ヴォルク:後衛が死にそう
ナキア・レプシウス:勝ちました
ヴォルク:2d6+3+3>=13
SwordWorld2.5 : (2D6+3+3>=13) → 4[1,3]+3+3 → 10 → 失敗

アルマ・コールリッジ:2d6+4+2 あっえらい
SwordWorld2.5 : (2D6+4+2) → 11[5,6]+4+2 → 17

ヴォルク:偉すぎ
GM:バッチリですね。では先制は君たち! 陣形は以下のようになっています
GM:[ドーンウォーカー/ヴァンパイアハウンド3/4/スケルトンヘビーアーチャー片目/両目] -10m- [ゼオン/ヴァンパイアハウンド1/2] -10m- [PC(30m)]
GM:また、追加要素がいくつかあるのでこの時点で説明をします。
GM:まずドーンウォーカーですが、こいつは5点魔晶石を3つ持っています
アルマ・コールリッジ:ひええ……
ナキア・レプシウス:お金持ち……
GM:そして後衛のヴァンパイアハウンド3/4ですが、この2体は毎ターン新鮮な肉を与えられ、吸血狂いの効果を発動するものとします。この効果はヴァンパイアハウンド3/4が移動したら失われます
ナキア・レプシウス:戦闘中に新鮮な肉をむしゃむしゃと?!
ヴォルク:もぐもぐなんだ
GM:最後にスケルトンヘビーアーチャーですが、片目のものと両目のものがおり、片目のものは《鷹の目》の効果を発揮することができません。不良品ということですね
ゼリエス:ほ~ん
アルマ・コールリッジ:不良品混ざっててよかった!!!
GM:ナキアちゃんを鷹の目2体がかりで蜂の巣にするのは本意ではないので……
ゼリエス:これってダイス振る敵はいるのかな
GM:全員固定値で行きます 威力系は振るよ
ゼリエス:なる!
ナキア・レプシウス:あっあとゴーレム!ゴーレムの宣言を……実はまた忘れてまして……
GM:そういえばそうだったな
ナキア・レプシウス:水中ですやすやする前に作っておいたことにしても……構いませんか?
GM:しょうがないにゃあ……
ナキア・レプシウス:お代は……翌朝地上に上がった時にびしょ濡れになったナキアが存在したという……その情報で……
ヴォルク:助かる……
ナキア・レプシウス:2d6+4+4+1 操霊魔法行使判定 確実化しつつ造る
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4+1) → 10[6,4]+4+4+1 → 19

ナキア・レプシウス:いけました ちょっと水でふやけてるかもだけど、ロームパペットが出来てます
GM:ちょっと濡れてる……♡
GM:では配置を決めたまえ! そうしたら君たちの手番から始まるぞ
アルマ・コールリッジ:おにくを与えられるのは後衛のワンチャンだけで
アルマ・コールリッジ:前衛のワンチャンは普通通り生命抵抗する感じなのかな、吸血狂い
GM:そうです 前衛は普通に君たちに噛みつき血を吸います
GM:また見学タブでも言いましたが、後衛のヴァンパイアハウンドはしばらく肉を食って吸血狂いを上げることに専念し、前衛には出てきません
ヴォルク:これかけら込みで62ですか?
GM:いや、かけらは別枠です
ヴォルク:了解です!
アルマ・コールリッジ:ぐおお……
ゼリエス:抵抗もここから上るのかな
GM:そうですね、上がります 上がってる値書いた方がよかったな
アルマ・コールリッジ:というか知名度抜いたらかけら何個入ってるかはわかっていいんだっけ
GM:絶対かけらの数はぼかした方が裏でこっそり生命増強のLvをいじれたりできていいと思うんですけどお……
GM:とはいえ私は変なことをしたりせず普通にレベル分を入れています。よって7個入りです
ヴォルク:ww
アルマ・コールリッジ:墓穴をほったかもしれないな
アルマ・コールリッジ:7個か……!
ゼリエス:では陣形決まった気がするぜ
ゼリエス:全員敵から10mのところに集合しましょう
ナキア・レプシウス:大集合!
アルマ・コールリッジ:親の顔より見た距離
ヴォルク:もっと親の距離見ろ
GM:[ドーンウォーカー/ヴァンパイアハウンド3/4/スケルトンヘビーアーチャー片目/両目] -10m- [ゼオン/ヴァンパイアハウンド1/2] -10m- [アルマ/ゼリエス/ナキア/ヴォルク/ロームパペット]
GM:こうなった! では戦闘を開始します
アルマ・コールリッジ:パペ太がいてくれるだけで少し気が楽になるな……
GM:1ラウンド目、君たちの手番だ。どうする?
ナキア・レプシウス:動きましょう……!
ヴォルク:ゼリエスさんがセイポンするなら先そっち?
GM:補助魔法同士なら順番はそんなに関係ないという噂
ヴォルク:ゴーレムが……
GM:なるほどね
ゼリエス:いや、私も殴ります。数を減らしましょう
ゼリエス:どうせ一番欲しいゼオンには効果ないぜ
ナキア・レプシウス:はーい。では、まずは補助で【怒涛の攻陣Ⅰ】を宣言。攻撃系 コストなし 陣気蓄積+1 1R間、近接・遠隔物理ダメージ+1(半径20m)
新月の剣士、ゼオン:人族で~す
ナキア・レプシウス:主動作で【ファナティシズム】MA79 対象:1体 射程:2(30m)/起点指定 時間:18R 抵抗:消滅 MP:3 命中+2、回避-2
ナキア・レプシウス:数拡大してヴォルク、アルマ、ゼリエスに掛けます
ナキア・レプシウス:2d6+4+4+1 操霊魔法行使判定
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4+1) → 8[3,5]+4+4+1 → 17

アルマ・コールリッジ:ホッ
ナキア・レプシウス:マナチャージクリスタル5点使って消費MP4点。
GM:熱狂モードだ
ナキア・レプシウス:ナキア・レプシウスのMPを4減少(30 → 26)
ナキア・レプシウス:あれ、MP回復してない すみません、初期33なので29です
ロームパペット:パペ太は通常移動で10m前進。乱戦エリアが生まれるよ
GM:血液がなさそうだよ~
ロームパペット:主行動で「腕」による近接攻撃。二回攻撃&双撃の効果により、1回目の攻撃結果を確認後、2回目を同じ対象か、別の対象を選んで行うことを選択可
ロームパペット:2d6+4+4>14 ハウンド1
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4>14) → 3[2,1]+4+4 → 11 → 失敗

ロームパペット:2d6+4+4>14 ハウンド1
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4>14) → 10[5,5]+4+4 → 18 → 成功

ナキア・レプシウス:落差落差
GM:オッ
ロームパペット:2d6+4 ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 6[1,5]+4 → 10

GM:ヴァンパイアハウンド_1のHPを6減少(0 → -6)
GM:血も涙もないやつに……殴られた!
ロームパペット:ぼこぼこぼこぼこ
ナキア・レプシウス:「数が多い……まずは周りのアンデッドを減らさなければ」
ナキア・レプシウス:「──《操、第二階位の精ザス・ゼガ・ユ・オラ高揚、戦意ヴァリキ・ファイス──奮起エコナーゼ》!」
ナキア・レプシウス:じりじりと熱の残る砂を踏みしめ、突き立てたスタッフを介してマナを3人に流し込む
ロームパペット:同時に突撃。振るった拳の一撃が屍犬を捉え、その横腹を僅かに凹ませる
アンデッド:ガゥ! とヴァンパイアハウンドもすかさず反撃するが、血肉のないゴーレム相手に思ったように攻撃ができない!
アルマ・コールリッジ:よし……アルマちゃんもいきましょう。前進してゼオンくん、犬1/2と同じエンゲージに入って薙ぎ払い。
アルマ・コールリッジ:補助でキャッツアイとマッスルベアーもします。全力だ!
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのMPを6減少(14 → 8)
GM:ダイスは振らないぞ 回避は14と15!
アルマ・コールリッジ:えーと、ナキアちゃんから貰ってるバフは……命中+2の攻撃+1か
アルマ・コールリッジ:2d6+5+3+1+2 薙ぎ払い:ファイター器用キャッツファナティ
SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+1+2) → 7[3,4]+5+3+1+2 → 18

アルマ・コールリッジ:当たった!
GM:全員命中!
アルマ・コールリッジ:ゼオン→いぬ1→いぬ2でいこう。ダメージ!
アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+1+2+2+1 ファイター筋力こほーベアーアビスアーム武器A習熟
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+15 → 2D:[6,1]=7 → 8+15 → 23

アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+1+2+2+1 ファイター筋力こほーベアーアビスアーム武器A習熟
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+15 → 2D:[4,3]=7 → 8+15 → 23

アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+1+2+2+1 ファイター筋力こほーベアーアビスアーム武器A習熟
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+15 → 2D:[3,3]=6 → 7+15 → 22

アルマ・コールリッジ:回らない!!
GM:ヒエェ~
ナキア・レプシウス:でも高い!
ゼリエス:でも強い!
アルマ・コールリッジ:あっ薙ぎ払いペナ入ってない!
ヴォルク:それぞれ-3?
アルマ・コールリッジ:すみません、ここから3引いてください。引かなくても全然いいです
GM:ヴァンパイアハウンド_1のHPを19減少(-6 → -25)
GM:ヴァンパイアハウンド_2のHPを18減少(0 → -18)
ゼリエス:202019かな
GM:ヴァンパイアハウンド_1のHPを3増加(-25 → -22)
GM:ヴァンパイアハウンド_2のHPを3増加(-18 → -15)
アルマ・コールリッジ:です!
GM:新月の剣士、ゼオンのHPを10減少(0 → -10)
GM:もうヴァンパイアハウンド1が半分くらいになってしまった……!
アルマ・コールリッジ:(相手が多い。とにかく数の不利をどうにかしないと、一方的にやられて終わってしまう……!)
ゼリエス:ヴォッくん頼む~
ヴォルク:ハウンド1から落としますか~
アルマ・コールリッジ:「かかってきなさいっ! あなた達の相手は……私です!」
アルマ・コールリッジ:「たあああっ!」 大きく踏み込み、空間ごと断ち切るような斬撃。脆いナキアから少しでも敵の目を逸らすつもりだ。
ヴォルク:《バークメイル:B》を自分に。《キャッツアイ》《マッスルベアー》
ヴォルク:ヴォルクのMPを3減少(14 → 11)
ヴォルク:ハウンド1に対して全力攻撃宣言!
ヴォルク:2d6+7+1+2
SwordWorld2.5 : (2D6+7+1+2) → 7[2,5]+7+1+2 → 17

GM:命中……ダメージをどうぞ!
ヴォルク:k30+7+4+2+1
SwordWorld2.5 : KeyNo.30c[10]+14 → 2D:[4,1]=5 → 4+14 → 18

ゼリエス:当てて偉い!
ゼリエス:やったか?
ヴォルク:あんまり走らないな!でも良しとしましょう
ナキア・レプシウス:当たることが一番大事!
GM:ヴァンパイアハウンド_1のHPを14減少(-22 → -36)
GM:死ぬ~
ゼリエス:やってなさそう
アルマ・コールリッジ:しんでくれ~~
ヴォルク:ゼリエス頑張って!
ゼリエス:計算中……
ヴォルク:「確実にやっていくぞ、物量に呑まれかねない!」
ヴォルク:槍の柄を用い、アルマへ飛び掛かろうとするハウンドの前へ躍り出る。
ヴォルク:距離を取ろうとするところを咎めるように、瞬間に突きが襲う
アンデッド:アルマに薙ぎ払われたヴァンパイアハウンドは、しかし果敢にもアルマに飛びかかろうとする。吸血鬼の影響を受け、生きた血肉を渇望するアンデッドゆえの動き
アルマ・コールリッジ:「っ……!」
アンデッド:そしてヴォルクの攻撃もしたたかに突き刺さるが……まだ動く! だらだらと濁った血を流しながら、しかし飢え血走った眼が君たちを見定めるぞ
ゼリエス:魔力撃でHP一番削れてるハウンドを殴るよ~
アルマ・コールリッジ:たおしてくれ~~
ヴォルク:「流石にしぶといな、一体一体に構う時間は最小限にしたいんだが……!」
ゼリエス:2d6+4+3+1+2>15
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3+1+2>15) → 7[5,2]+4+3+1+2 → 17 → 成功

アルマ・コールリッジ:ホッ
ゼリエス:k15+4+3+1@12
SwordWorld2.5 : KeyNo.15c[12]+8 → 2D:[4,1]=5 → 3+8 → 11

ナキア・レプシウス:よしっ
ヴォルク:ナイスナイス!
GM:ヴァンパイアハウンド_1のHPを7減少(-36 → -43)
ゼリエス:ほんとは+7だけど死んでるからいいか
GM:ヴァンパイアハウンドのHPは42! それで倒れます
ゼリエス:槍に貫かれたハウンドの頭をメイスで砕く。そこまでしてようやく動きが止まるぜ
アルマ・コールリッジ:もうちょっとアルマちゃんかヴォルクさんが回っていれば……いや回っててもこのラウンドでいぬ2体キルは届かなかったかな~
ゼリエス:「この調子なら一分の六十秒もあればアンデッドは片付きそうだな」
ゼリエス:「それまでナキアと俺の魔力が持つといいんだが」
ゼリエス:盾を構えて残るアンデッド達に相対するぜ
ドーンウォーカー:「……! もう一体やられたのか。この数を相手に恐れず攻撃してくるとはな……」
ドーンウォーカー:「……だがこれはどうかな!」
GM:というわけで手番が切り替わり、敵が動く
ゼリエス:ナキア先輩助けて下し~
アルマ・コールリッジ:うごかないで~~!マローズさん説得して~!
GM:まずはドーンウォーカー 3m後退しつつヴァイスウェポンを拡大してアーチャー2体ハウンド3体ゼオンへ
ナキア・レプシウス:ぐええ
GM:消費MPは18ですが、5点魔晶石を1個使用し、13に抑える
GM:2d6 発動ダイス振りたくねえ~
SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[6,2] → 8

GM:発動 人族に対する命中+1、物理ダメージ+2です
アルマ・コールリッジ:ヴァイスウェポンちょっとやばすぎる
GM:ドーンウォーカーのMPを13減少(0 → -13)
ヴォルク:強すぎ
ヴォルク:私穢れあるしそっちの少女腕がアビスなんですけど何とかなりませんか?
ゼリエス:確か固定値は魔法の発動ダイスも固定じゃなかったっけ
GM:そうだっけ 良かった~
GM:ヴァンパイアハウンド3/4はガツガツ肉を食い、吸血狂いの効果を得ます。3分間命中+1、打撃+1、回避-1
アルマ・コールリッジ:ずっとお肉たべてて
GM:次、スケルトンヘビーアーチャーが動きます 鷹の目を持っていない片目個体の標的は……
GM:choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]
SwordWorld2.5 : (choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]) → ヴォ

GM:ヴォルク。もちろん両目個体はナキアを狙う。どちらもヴァイスウェポンの補正が乗り、命中は17です。回避しな!
ヴォルク:くっ 許せねえ~!
ヴォルク:2d6+7-2-2>=17
SwordWorld2.5 : (2D6+7-2-2>=17) → 7[4,3]+7-2-2 → 10 → 失敗

ナキア・レプシウス:わーん
ナキア・レプシウス:2d6 クリティカルして
SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[2,3] → 5

GM:2d6+9+2 ヴォルク 物理ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 2[1,1]+9+2 → 13

GM:ファンブルはしません!
ヴォルク:えぇ
GM:2d6+9+2 ナキア 物理ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 9[5,4]+9+2 → 20

GM:こっちに良い目を取っておいた
ナキア・レプシウス:死にそう!
ゼリエス:もう死にそう
ナキア・レプシウス:防護点4点なので16点受けます
ヴォルク:6点受けます
ナキア・レプシウス:ナキア・レプシウスのHPを16減少(21 → 5)
ヴォルク:ヴォルクのHPを6減少(31 → 25)
ナキア・レプシウス:3/4ナキアが吹っ飛んだ
ヴォルク:ナキア~!
GM:ヴァンパイアハウンド2の標的は……
アルマ・コールリッジ:むしろナキアちゃん防護4もあったんだな……w 2くらいかと思ってた
GM:choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]
SwordWorld2.5 : (choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]) → ゼ

ゼリエス:2d6+5-2
SwordWorld2.5 : (2D6+5-2) → 9[4,5]+5-2 → 12

GM:ゼリエス! 14を回避し 駄目のようだな
ゼリエス:良くわかんないけど多分避けたぜ
ゼリエス:ぐあああああああ
アルマ・コールリッジ:イィーン
GM:2d6+9+2 物理ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 10[6,4]+9+2 → 21

ゼリエス:12点ダメージ!
ゼリエス:ゼリエスのHPを12減少(36 → 24)
GM:さらに生命抵抗判定14を振ってね
ゼリエス:魔力撃してるから無理だよ~
ゼリエス:2d6+8-2>=14
SwordWorld2.5 : (2D6+8-2>=14) → 6[5,1]+8-2 → 12 → 失敗

ゼリエス:ちょうど魔力撃分で失敗しちゃった
GM:では吸血狂いが発動。命中+1、打撃+1、回避-1
ヴォルク:だが回避-1になったと言う事!
ゼリエス:まあでもこのラウンドで倒せそうだからいいか
アルマ・コールリッジ:そういうこと!
ゼリエス:愚かな。あえて生命抵抗を下げたことに気付かんのか
GM:次、ゼオン。マルチアクションを宣言します。使用する魔法はハイドインシャドウ
GM:1分間、乱戦エリア内に別のキャラクターがいる限り回避+2です そして攻撃は……
GM:アルマだな。ヴァイスウェポンで+1されているので18を避けてください
アルマ・コールリッジ:ぐええええ
ゼリエス:そこに食べごろの犬がいるのに
アルマ・コールリッジ:2d6+5+2-2-1 ファイター敏捷-ファナティ-鎧
SwordWorld2.5 : (2D6+5+2-2-1) → 7[4,3]+5+2-2-1 → 11

アルマ・コールリッジ:ハアハアハア
GM:2d6+10+2+1+2 物理ダメージ ヴァイスウェポン、異貌、アビスカース乗せ
SwordWorld2.5 : (2D6+10+2+1+2) → 6[1,5]+10+2+1+2 → 21

アルマ・コールリッジ:いたいよ~~~
アルマ・コールリッジ:ヴォルクさん、バークメイルをアルマちゃんに投げてたりはしてないですよね
ゼリエス:かすり傷だから大丈夫
ヴォルク:してないです!次投げるよ
アルマ・コールリッジ:了解!じゃあベルト込みで7点軽減して~
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを14減少(38 → 24)
アルマ・コールリッジ:まだいける!
GM:タフ~
ゼリエス:前衛は暫く平気そうだけどナキアちゃんが大変そうだなー
ヴォルク:早く落としに行かなきゃいけない可能性があるのだが ムムム……
アルマ・コールリッジ:回復とダメージの出目次第で毎R死の危険があるんだよねナキアちゃん
ナキア・レプシウス:割と死にそう!
ドーンウォーカー:「女神ツァイデスよ……荒々しき刃にて、貴女に命を捧げることをお許しください!」
GM:ドーンウォーカーが祈ると、アーチャーの弓が、ハウンドの牙が、そしてゼオンの剣が漆黒の闇を纏う。それはルミエルの眷属、人族を殺める呪いの力だ
GM:それに続き、スケルトンヘビーアーチャーが弓を引き、矢を放つ! 個体により距離は違うが、大弓から勢いよく放たれた矢は狙いすました鋭さでヴォルクとナキアを射貫くだろう
ナキア・レプシウス:「ヴォルク、危な……──っ?! ぁ……」
ヴォルク:「ッ……な、っ!?」一本は鎧によって被害を最小限へとどめるが放たれた矢の一本は頭上を掠める。それはつまり……
ナキア・レプシウス:射放たれた矢の一本、その行く末が自身に向いているとは思いもしなかった。これまで、そのような技量を持つ敵と見えたことはなかったから。
ナキア・レプシウス:「…………ぅ、ぐ……」 深く突き刺さった矢の熱、痛み。ぎゅうう、と血が滲む程に唇を噛み締め、喉元まで迫り上がった悲鳴を押し殺す。
ドーンウォーカー:「……そのまま続けろ! 珍しいハイマンの血だ。ツァイデス様もお喜びになる……!」
ナキア・レプシウス:(…………だめ、堪えて、堪えて。ヴォルクが、皆が、心配しちゃうから……)
ヴォルク:「……っ」押し殺すような悲鳴、必死に後ろへ振り向こうとする自分を抑える。……生きてはいると言い聞かせて。
GM:射撃の勢いの影、ヴァンパイアハウンドが低い姿勢からゼリエスへ食らいついた
GM:その牙は鎧の隙間から肉を食い破り、血液が飛び散る。その匂いによって興奮を増し、さらに激しく襲いかかってくる……吸血狂いのアンデッド犬だ!
ゼリエス:「ふんっ」盾で進路を限定し、もう片腕を噛ませることで急所への一撃を避ける
ゼリエス:「血に狂うとは如何にも獣の動物らしいアンデッドだ。だが……」
ゼリエス:という感じで次の手番に行きますか
アルマ・コールリッジ:(手強い! これまで戦った中でも、間違いなく一番……!)
GM:他方、ゼオンはそれらの衝突の中でアルマに狙いを定めた。影を纏ったその身が、闇の溢れる剣をアルマへ振り下ろす
アルマ・コールリッジ:アビスの加護を秘めた右腕が紫の光を放ち、剣を受け止めている。
新月の剣士、ゼオン:「さっきの礼だ。……俺を止める、と言っていたな?」
アルマ・コールリッジ:「……はい! 言いました!」
新月の剣士、ゼオン:「だがこの感触だと……俺の方が強い。手駒もこちらの方が多いぞ」
新月の剣士、ゼオン:「どうやってそうするのか……見せてもらおうか。そしてそれが適わないなら」
新月の剣士、ゼオン:「お前も、お前の仲間も……ツァイデスへの贄となってもらう。マローズの……いや、俺のために!」
アルマ・コールリッジ:「負けません! 絶対に!」
アルマ・コールリッジ:「ついていきたいって言ってくれたマローズさんのためにも……絶対、あなたを止めます!」
GM:2ラウンド目です。君たちの手番! どうする~?
ゼリエス:ナッチャン頼む~
ナキア・レプシウス:回復だ!
アルマ・コールリッジ:回復貰ったら後方へ突っ込む、でいいんだよね
アルマ・コールリッジ:突っ込みたくないが……
ナキア・レプシウス:ちょっとずつ前に進んだほうが良さそうだな……
ナキア・レプシウス:制限移動で3m前進します。
ナキア・レプシウス:補助で【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】を宣言。攻撃系 コストなし 陣気蓄積+1 1R間、命中力+1(半径20m)
ナキア・レプシウス:主動作は【アース・ヒール】MA79 対象:1体 射程:1(10m)/起点指定 MP:3 対象のHPを回復 分類:アンデッド、魔法生物、魔動機も対象となる
ナキア・レプシウス:これを数拡大して、PC4人にぽいっ
ナキア・レプシウス:2d6+4+4+1 操霊魔法行使判定
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4+1) → 6[2,4]+4+4+1 → 15

ゼリエス:わ~い
ヴォルク:ありがとう~!
GM:どうしてHPの回復なんて……
ナキア・レプシウス:k0@13+4+4+1 アルマ
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+9 → 2D:[5,1]=6 → 1+9 → 10

ナキア・レプシウス:k0@13+4+4+1 ゼリエス
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+9 → 2D:[3,6]=9 → 3+9 → 12

ナキア・レプシウス:k0@13+4+4+1 ヴォルク
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+9 → 2D:[3,5]=8 → 2+9 → 11

ゼリエス:ゼリエスのHPを12増加(24 → 36)
ナキア・レプシウス:k0@13+4+4+1 ナキア
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+9 → 2D:[1,2]=3 → 0+9 → 9

ゼリエス:全治
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを10増加(24 → 34)
ヴォルク:ありがとう~!
アルマ・コールリッジ:4減ってる!
ヴォルク:ヴォルクのHPを11増加(25 → 31)
ゼリエス:ナキアちゃんの回復量が怖いな~
ヴォルク:全快した そうなんだよね
ナキア・レプシウス:しょぼしょぼ
ナキア・レプシウス:ナキア・レプシウスのHPを9増加(5 → 14)
ロームパペット:続いて此方の手番
アルマ・コールリッジ:がんばれー!
ロームパペット:主行動で「腕」による近接攻撃。二回攻撃&双撃の効果により、1回目の攻撃結果を確認後、2回目を同じ対象か、別の対象を選んで行うことを選択可
ロームパペット:対象はハウンド2
ロームパペット:2d6+4+4>14
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4>14) → 8[5,3]+4+4 → 16 → 成功

ロームパペット:2d6+4 ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 6[1,5]+4 → 10

ロームパペット:2d6+4+4>14
SwordWorld2.5 : (2D6+4+4>14) → 6[3,3]+4+4 → 14 → 失敗

GM:回避は1減って13だぜ!
ナキア・レプシウス:ぐわーっ
ナキア・レプシウス:あっじゃあ当たった!
ヴォルク:お!そっか、狂いがね
ロームパペット:2d6+4 ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 9[3,6]+4 → 13

ナキア・レプシウス:いえーい
アルマ・コールリッジ:よしよしよし
GM:ヴァンパイアハウンド_2のHPを15減少(-15 → -30)
ナキア・レプシウス:狂ってくれていてよかった
GM:ヒ~ 痛い痛い だが生存しています
ゼリエス:これなら私の魔力撃で殴り倒せそうではあるか
ナキア・レプシウス:ナキア・レプシウスのMPを12減少(29 → 17)
アルマ・コールリッジ:というかナキアちゃんのMPも普通にかなり減ってるな……
ナキア・レプシウス:MP軽減が遠いよ~
ゼリエス:回復回ったほうが良さそうかな~
ナキア・レプシウス:あと魔晶石3点の分を含めて、アースヒール6回分です
ゼリエス:じゃあ私が残りハウンドを殴ってみようかな
ゼリエス:魔力撃を宣言しつつ殴るよ~
GM:来な!
ゼリエス:2d6+4+3+1+1+2
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3+1+1+2) → 4[1,3]+4+3+1+1+2 → 15

ゼリエス:当たった気がする
GM:回避は13なので命中!
ゼリエス:k20+4+3+1+7@12
SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[12]+15 → 2D:[5,2]=7 → 5+15 → 20

GM:ヴァンパイアハウンド_2のHPを16減少(-30 → -46)
ゼリエス:20点ダメージだぜ
GM:そいつは……無理だぜ! ヴァンパイアハウンドは倒れます
ゼリエス:いぇ~い
ゼリエス:ではヴォルクさんアルマちゃん頼んだぜ~
ナキア・レプシウス:「……《操、第二階位の快ザス・ゼガ・ロ・オン地精、治癒グラド・イーア……ッ、地快アルスメディカ》!」
ナキア・レプシウス:痛みに声を掠れさせながらも、矢傷に手を翳す。熱砂の大地より湧き上がる活力が、各々の傷を癒やしていく。
ナキア・レプシウス:傷が完全に塞がったわけではないが、どうにか堪えている。自分が斃れることが、他の皆の命を危険に晒すことになると理解して、恐怖して。
ナキア・レプシウス:「行ってください……私に、構わず!」 放つ声は朗々と、聴く者の意識を冴え渡らせる。
アルマ・コールリッジ:このラウンドで絶対アーチャーを落とすのが無理だと分かったので、ここは薙ぎ払いかな~と思うんですけど
アルマ・コールリッジ:先にヴォルクさん行ってもらってもいいですか? ヴォルクさんの全力が外れたりしたら流石にアルマもアーチャーに全力攻撃しましょう
ヴォルク:OKです!
ゼリエス:がんばえ~
ヴォルク:ナキアにバークメイルB
ヴォルク:通常移動、乱戦突破し後衛に突入
ヴォルク:両目スケへ全力攻撃宣言しましょう
ゼリエス:がんばれ~
ヴォルク:2d6+7+2+1+1>14
SwordWorld2.5 : (2D6+7+2+1+1>14) → 11[5,6]+7+2+1+1 → 22 → 成功

ナキア・レプシウス:やる気!
GM:ここはルールに則ってヴァンパイアハウンドが移動妨害を宣言します。とはいえ、両目スケルトンヘビーアーチャーを殴れないという訳では無いので気にせず攻撃はしてください
GM:どちらかというと後方のドーンウォーカーを守るための処理です
ヴォルク:了解です 3m前に出てきたというわけ
GM:で、回避は14なので命中! ダメージをどうぞ
ヴォルク:k30+7+4+2+2@13
SwordWorld2.5 : KeyNo.30+15 → 2D:[5,3]=8 → 8+15 → 23

アルマ・コールリッジ:良かった、良いダメージだ
GM:両目スケルトンヘビーアーチャーのHPを17減少(0 → -17)
GM:ヒ~ こわいこわい
ヴォルク:「……分かった。」一枚の硬質状のカードを握り、砕くと共に現象を発現させる。
ヴォルク:ナキアに対しマナによる物質的な膜が生まれる。おまじないに近いが、効果はあるはずだ。
ナキア・レプシウス:「ヴォルク……ありがとう」 これ以上心配は掛けられない。強く、そう思う。
ヴォルク:「死ぬなよ……!」そう言い、後ろを振り向かずに駆け出す。
アルマ・コールリッジ:演出の横で行きましょう こちらも後ろに突破して薙ぎ払い!
GM:乱戦エリアには4体敵がいるから、対象を選んでね
ヴォルク:眼前へ迫るのはスケルトン。突いたところで効果的な一撃は生まれず、ならばとスケルトンへ叩き付けるような一撃を以て襲う。
ゼリエス:「ナキアが届かない分の傷は俺が治して治療する。行ってくるといい」
アルマ・コールリッジ:あっなるほど ドンカーさん3m下がってたんだ
アルマ・コールリッジ:お前を一番殴りたかったんだが……
アルマ・コールリッジ:まず剣の恩寵を使います。後出しではなく判定前宣言なので、自分の命中を+4。で、対象は……
ドーンウォーカー:俺も一番殴られたくなかったのだ
ヴォルク:おんちょいらないかも
ヴォルク:アルマちゃん今固定値12だし…
アルマ・コールリッジ:いぬ……も回避13か じゃあいらないな!
アルマ・コールリッジ:落としやすいやつから落とすと数が減って嬉しい、ということわざがあるので、対象は両目アーチャー、いぬ3・いぬ4にします。
ゼリエス:イヌヌワン
GM:エ~ン やめてよ~
GM:判定どうぞ!
アルマ・コールリッジ:2d6+5+3+2+1+1 ファイター器用ファナティキャッツこほー
SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+2+1+1) → 6[4,2]+5+3+2+1+1 → 18

アルマ・コールリッジ:ホッ……
GM:命中!
アルマ・コールリッジ:ダメージを出します。アーチャー→いぬ3いぬ4でいきましょう
アルマ・コールリッジ:k38@13+5+4+2+2+1-3 ファイター筋力ベアーアビスアーム武器A習熟 -ペナ
SwordWorld2.5 : KeyNo.38+11 → 2D:[6,5]=11 → 12+11 → 23

アルマ・コールリッジ:おっ
ゼリエス:骨でなければ……
アルマ・コールリッジ:お前が変な特性持ってなければこれで終わってたかもしれないんだぞ!
ナキア・レプシウス:そうだぞ!!!
GM:骨でよかった~
アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+2+2+1-3 わんちゃん3
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+11 → 2D:[6,4 2,5]=10,7 → 11,8+11 → 1回転 → 30

アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+2+2+1-3 わんちゃん4
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+11 → 2D:[4,2]=6 → 7+11 → 18

ナキア・レプシウス:ここはソード・ワールドだぞ 恥を知れ恥を
GM:!?
ゼリエス:骨許せないよ
ナキア・レプシウス:ワンチャン!!!
ヴォルク:出目すご
GM:両目スケルトンヘビーアーチャーのHPを17減少(-17 → -34)
ゼリエス:2連続Cすご
GM:ヴァンパイアハウンド_3のHPを26減少(0 → -26)
GM:ヴァンパイアハウンド_4のHPを14減少(0 → -14)
アルマ・コールリッジ:やっぱ剣ですよ!
GM:なんてことを……
アルマ・コールリッジ:「ヴォルクさん!?」 敵の群れに突っ込むヴォルクを見、一瞬自殺行為だと驚く。が。
アルマ・コールリッジ:(いや、そうだ……! あの弓使いがいる以上、ナキアちゃんがやられちゃう可能性は、常にある!)
アルマ・コールリッジ:(やるしかないんだ……私たちが!)
アルマ・コールリッジ:「……待っててくださいナキアちゃん、ゼリエスさん! すぐにやっつけて……」
アルマ・コールリッジ:「戻ってきます!」
ゼリエス:頷いてアルマちゃんを見送るぜ
アルマ・コールリッジ:後ろに矢のように突撃し、両手剣で薙ぎ払う。砂の大地を抉り取り、犬の胴体を半分以上消し飛ばした。
ドーンウォーカー:「……こ、ここまで……!」
アルマ・コールリッジ:「あなたがゼオンさんを誘惑した犯人ですね……!」
ドーンウォーカー:前衛のヴァンパイアハウンドが倒れたら、後衛からそれを補填する作戦だった。ゴーレムとゼリエスがそれを倒した瞬間にヴォルクとアルマに肉薄されることは、ドーンウォーカーとしては想定の外である
アルマ・コールリッジ:「地底の地の底の地獄まで! 叩き落とします!」
ドーンウォーカー:「……くっ、何とかしろゼオン……! お前を導いてやったのは私だぞ……!」
ヴォルク:「させるか……お前達は此処で倒す」信頼の目線をアルマへ向ける。自身の意図を汲み、すぐさま追従した彼女へ。
GM:では全員行動したのでこちらの手番ですが……
ゼリエス:ががんぼ
アルマ・コールリッジ:ががんぼw
アルマ・コールリッジ:ががんぼ何
ドーンウォーカー:ヴァンピリック・ウェポンを自分とゼオンへ発動 武器攻撃を呪い属性にしつつ、任意のタイミングで物理ダメージ適用値分を回復できるようにします
ドーンウォーカー:これこの効果素直に読むとアンデッドに使えないのどうかしてるぜ! 消費MPは8ですが、魔晶石を握りつぶして3止まり
ヴォルク:よかった~
GM:ドーンウォーカーのMPを3減少(-13 → -16)
アルマ・コールリッジ:ほえええ
アルマ・コールリッジ:そんな邪悪な魔法あるんだ
ゼリエス:あ、ゼオンには無理かも
ゼリエス:ヴォルアルが遮蔽になってるかも
GM:あっそうか 遮蔽ができてる! おのれ……
GM:考え直します 考え直しました 3m後退しつつアルマとヴォルクにフォース!
GM:13を精神抵抗しな
アルマ・コールリッジ:うわーん
ゼリエス:神官のくせに攻撃なんて卑怯だぞ
ヴォルク:ひ~ん
アルマ・コールリッジ:2d6+7 魔符買っておけばよかったと思ったけどそんなお金残ってないんだよな
SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 6[4,2]+7 → 13

ヴォルク:2d6+6>=13
SwordWorld2.5 : (2D6+6>=13) → 9[4,5]+6 → 15 → 成功

アルマ・コールリッジ:同値抵抗!
ヴォルク:俺達は強い
ナキア・レプシウス:えらい!!!
GM:HK10+6 アルマ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+6 → 2D:[4,4]=8 → (4+6)/2 → 5

GM:HK10+6 ヴォルク
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+6 → 2D:[4,2]=6 → (3+6)/2 → 5

GM:魔法ダメージ
ヴォルク:ヴォルクのHPを5減少(31 → 26)
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを5減少(34 → 29)
GM:次、スケルトンヘビーアーチャー 片目の攻撃対象は
GM:choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]
SwordWorld2.5 : (choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]) → ゼ

ゼリエス:なにぃ
GM:ゼリエス。両目は当然……ナキアさんを狙うぞ。勝負!
アルマ・コールリッジ:ぐあ~~
GM:15を回避しな
ゼリエス:2d6+6-2>=17
SwordWorld2.5 : (2D6+6-2>=17) → 6[4,2]+6-2 → 10 → 失敗

ゼリエス:回避は捨ててるぜ
ゼリエス:+6ではなく+5だよ。撃ち間違えとる
ナキア・レプシウス:2d6 なんか良い感じになれッ
SwordWorld2.5 : (2D6) → 10[5,5] → 10

ナキア・レプシウス:頑張りはしました
GM:2d6+9+2 物理ダメージ ゼリエス
SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 6[3,3]+9+2 → 17

GM:2d6+9+2 物理ダメージ ナキア
SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 8[6,2]+9+2 → 19

ゼリエス:あぶあぶ
ゼリエス:8ダメージ!
ヴォルク:良かった~~~~~!!!!
ナキア・レプシウス:ひえ…………
ゼリエス:ゼリエスのHPを8減少(36 → 28)
ナキア・レプシウス:んっ あれ
ナキア・レプシウス:足りないかも
ゼリエス:あれっ
ヴォルク:あれっ
ヴォルク:あ
ヴォルク:ヴァイポン!?
ナキア・レプシウス:あっ
ナキア・レプシウス:ヴァイポン……!
ゼリエス:あ、なるほど
ナキア・レプシウス:足りてねぇ!
ゼリエス:じゃあ気絶じゃん!
アルマ・コールリッジ:ええ~
ヴォルク:気絶じゃん……ッ
ヴォルク:そうか 忘れてたな
アルマ・コールリッジ:しかも起こしにいける人がいない
ゼリエス:ゴーレムくんが動かなくなっちゃった
ヴォルク:アウェイクンが一応……
ナキア・レプシウス:防護点4+1で5点カット 14点ぴったりダメージだから……丁度HP0になる……
ゼリエス:ファンブル以外だ
ナキア・レプシウス:ナキア・レプシウスのHPを14減少(14 → 0)
アルマ・コールリッジ:厳しいな~~これは
ゼリエス:ありゃ~
GM:フフ……生死判定をするがいいぜ
ゼリエス:まあ起こさなくても私が前衛を回復はできるかも
ナキア・レプシウス:生死判定初めてニキです 生命抵抗でHPマイナス分を難易度に判定だっけ
ゼリエス:のだ
ナキア・レプシウス:2d6+5
SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 3[1,2]+5 → 8

GM:コワ~
ナキア・レプシウス:うっかり死にかけた
ゼリエス:あぶな~
ナキア・レプシウス:うわ~~~ ごめんよう ナキアは気絶します……
GM:先に判定を済ませましょう。ヴァンパイアハウンド3と4はアルマ・ヴォルクへそれぞれ噛みつく! 15を回避してね
ヴォルク:これは……被弾を抑えた方がいいのではないか?
アルマ・コールリッジ:あっなるほど
ヴォルク:判定前に恩寵を使い、判定に+4します。失敗しても失われないから打ち得
ゼリエス:いや、どうせ次のRは私が回復に回ると思うので
ヴォルク:あっそう?
ヴォルク:じゃあ大丈夫か
ヴォルク:素直に回避します!
アルマ・コールリッジ:失敗しても失われない!?
ヴォルク:そうなのだ
ゼリエス:+4はそうですね
ヴォルク:自分の恩寵は消えない!
アルマ・コールリッジ:次の回避まで有効、になるのかな
ゼリエス:まあでもナキアちゃんを気絶から回復させるならここでもいいのかな~
アルマ・コールリッジ:まさかもう一回使えるドン?
ヴォルク:そういうこと
アルマ・コールリッジ:ほえ~
GM:+4した上で失敗しちまったらそれは消費回数にカウントしないという感じ
アルマ・コールリッジ:>その行為判定に失敗した場合、“剣の恩寵”は失わない。
ほんとうだ

ゼリエス:ここ無傷だと私がナキアちゃんにアウェイクンしてナキアちゃんに私とナキアちゃん自身を回復させるのがありって漢字かな
ヴォルク:起きたら判定に-2はかかるとはいえ、回復自体はできるからここで被弾抑えられたら得ではあるんだよね という思考
ヴォルク:そうそう
ゼリエス:ただその場合アルマちゃんも回避してもらわないとかもな
アルマ・コールリッジ:じゃあやっぱり恩寵しましょう。ここは戦況的に被弾を抑えたい……し
アルマ・コールリッジ:あとずっと気絶してるとにうむさんがちょっとかわいそうだから……w
ヴォルク:恩寵を使います それもそうなんだよね
アルマ・コールリッジ:じゃあ恩寵して回避!
ヴォルク:2d6+7-4+4>=15
SwordWorld2.5 : (2D6+7-4+4>=15) → 4[2,2]+7-4+4 → 11 → 失敗

ヴォルク:どの道無理!!!!!
ゼリエス:あ、じゃあアルマちゃんも使わないほうがいいかも
GM:全力攻撃はね……w
ヴォルク:そうね
ゼリエス:どうせだしね
アルマ・コールリッジ:どのみち回復しないといけないからか
アルマ・コールリッジ:普通に回避しよ~ ごめんねナキアちゃん
ナキア・レプシウス:斃れてるのは全然大丈夫だよ~~~ 最善手を選んで!
アルマ・コールリッジ:2d6+5+2-2-1 ファイター敏捷-ファナティ鎧
SwordWorld2.5 : (2D6+5+2-2-1) → 7[1,6]+5+2-2-1 → 11

アルマ・コールリッジ:恩寵したら避けてた!
GM:2d6+9+1+2 ヴォ
SwordWorld2.5 : (2D6+9+1+2) → 11[5,6]+9+1+2 → 23

GM:2d6+9+1+2 ア
SwordWorld2.5 : (2D6+9+1+2) → 6[2,4]+9+1+2 → 18

GM:物理ダメージ
ヴォルク:いってぇ!
ヴォルク:ヴォルクのHPを16減少(26 → 10)
アルマ・コールリッジ:火力やばいな~
GM:さらに吸血狂い判定が入ります。目標14の生命抵抗判定をしてね
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを11減少(29 → 18)
ヴォルク:2d6+7>=14
SwordWorld2.5 : (2D6+7>=14) → 6[2,4]+7 → 13 → 失敗

ゼリエス:狂ってくれればむしろ当たりやすいぜ
ヴォルク:回避-1が入る!
アルマ・コールリッジ:2d6+8=>14
SwordWorld2.5 : (2D6+8>=14) → 6[2,4]+8 → 14 → 成功

アルマ・コールリッジ:くっ……狂わない
GM:アルヴの血はうめェな~  こっちはなんか奈落くせえな……
ヴォルク:ハイマンのマナ貰ってるからね
GM:ハウンド3だけ狂いました 命中打撃どんどん上がる
アルマ・コールリッジ:14歳美少女を捕まえてなんて言い草!
GM:最後、ゼオン。マルチアクションを宣言
GM:自身にヴァンピリック・ウェポンを使用。そしてゼリエスさんへ攻撃します。 18を避けな!
ゼリエス:無理だっぴ~
ゼリエス:2d6+5-2
SwordWorld2.5 : (2D6+5-2) → 12[6,6]+5-2 → 15

ゼリエス:なんか避けたわ
ヴォルク:すご
ナキア・レプシウス:すご?!
GM:こ、こいつ……
アルマ・コールリッジ:絶対成功w
アルマ・コールリッジ:持ってるねえ!
GM:自身の横をすり抜け後衛へ向かったアルマとヴォルクには、ちらりと目線を向けただけだった。ゼオンは闇に濡れたシャムシールをゼリエスへ振るう
新月の剣士、ゼオン:言葉は少ない。だがその冷たい目は、君の月神のシンボルを睨むかのようだ
ゼリエス:剣を振るうのを見たのは僅かな時間だけだったが、戦士としての技量差は歴然
ゼリエス:それでも盾はゼオンの攻撃を弾いた。これも月神の加護か、あるいは……
GM:だがそれとほぼ同じタイミングで、死者の引く重弓の弦が、夜の空気を鋭く揺らした。矢が風を切り、ヴォルクとアルマの合間を抜け、ゼリエス、そして……ナキアへ!
アルマ・コールリッジ:「……ナキアちゃん!」
ナキア・レプシウス:とす、と。布鎧を割く小さな音が響いた。
ヴォルク:「ナキア、ッ……!」
ナキア・レプシウス:「…………ぁ」 乾いた声が、突き刺さった矢を認める。
ナキア・レプシウス:そうして、ひどく────申し訳なさそうに、眉を下げて。
ドーンウォーカー:「よし……魔法使いを黙らせたか!」
ナキア・レプシウス:(ゔぉるく)(しんじてる)
ナキア・レプシウス:唇だけがそう動いて、砂の地面に倒れ伏した。
ヴォルク:思わず反射的に振り返った眼に、その姿を捉える。
ヴォルク:「……任せろ、必ず……約束する。」
GM:気を散らした隙を突いてか、ヴァンパイアハウンドがアルマとヴォルクを足元から強襲! 血に渇いた獣は、その鋭い牙で君たちを喰らい千切るぞ
アルマ・コールリッジ:「くっ……!」
アルマ・コールリッジ:「ヴォルクさん、今は眼の前に集中しましょう! 大丈夫です、きっとなんとかできます……!」
アルマ・コールリッジ:「なんとかします! わたし達で!」
ヴォルク:「ッ……あぁ、わかってる。アルマ……まずは、後衛を片付けるぞ」
ヴォルク:熱が入りすぎた時には却って冷静になるというが、今がそれだ。
GM:ということでこちらの手番は終了。3ラウンド目の君たちの手番だ……一人と一ゴーレムが欠けた状態! どうする?
アルマ・コールリッジ:まず回復する?
ヴォルク:かな~?
ゼリエス:う~む
ゼリエス:そうね!回復しておきましょう
ゼリエス:と思ったけど
ゼリエス:二人の攻撃を見てからのほうがいいか。回復拡大でゾンビを削れば倒せる、みたいなのがあるかも
ヴォルク:あ、たしかに
ヴォルク:薙ぎ払いからお願いしていいかな?
アルマ・コールリッジ:ほうほう
アルマ・コールリッジ:じゃあ薙ぎ払いましょう! 対象はさっきと同じ両目、犬3、犬4で
アルマ・コールリッジ:3ラウンド目だからまだ練技は生きてる。いくぞ~
GM:回避は14、12、13! 来な!
アルマ・コールリッジ:2d6+5+3+2+1+1 ファイター器用ファナティキャッツこほー
SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+2+1+1) → 10[6,4]+5+3+2+1+1 → 22

アルマ・コールリッジ:それダメージで出て
GM:めちゃくちゃ当たる
アルマ・コールリッジ:k38@13+5+4+2+2+1-3 ほねっこ
SwordWorld2.5 : KeyNo.38+11 → 2D:[4,3]=7 → 8+11 → 19

アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+2+2+1-3 いぬっこ3
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+11 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗

アルマ・コールリッジ:うわ!
アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+2+2+1-3 いぬっこ4
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+11 → 2D:[4,1]=5 → 6+11 → 17

ゼリエス:惜しい~
ナキア・レプシウス:いぬー!
GM:両目スケルトンヘビーアーチャーのHPを13減少(-34 → -47)
GM:ヴァンパイアハウンド_4のHPを13減少(-14 → -27)
アルマ・コールリッジ:うわ~~1足りてない
ヴォルク:ム!ホントだ
GM:ダイスとは気まぐれなものよ……両目アーチャーも生存です
ヴォルク:骨に攻撃!全力はしないです
ヴォルク:2d6+7+2+1+1>14
SwordWorld2.5 : (2D6+7+2+1+1>14) → 3[2,1]+7+2+1+1 → 14 → 失敗

ヴォルク:げぇっ!
ナキア・レプシウス:おんちょおんちょ!
GM:おやおや……
ヴォルク:おんちょおんちょるしかない!
ゼリエス:気絶しててもおんちょは出来るんだっけ?
アルマ・コールリッジ:おんちょ、アルマは自前命中に使う……かもしれないか? どうだろう
ヴォルク:『他者の行為判定の結果を見てから宣言』だからオートアクションに近そう
アルマ・コールリッジ:いや、アルマは命中足りてるからゼリエスさんが自前魔力撃とかする時に使うかなあ
GM:ルール原文を確認してました 気絶してても使えるで良い気はする
アルマ・コールリッジ:!?
ヴォルク:お!
ゼリエス:いや、演出的に気絶したナキアちゃんを助けるために奮起するほうがかっこいいかなって
ヴォルク:ナキア~!
ヴォルク:思いを……
アルマ・コールリッジ:なるほどな~
ヴォルク:ください
ナキア・レプシウス:なるほどね……! 投げます!
アルマ・コールリッジ:想いの力で超えなさい!
GM:では命中だ。ダメージを出しな!
アルマ・コールリッジ:あたれ~~
ヴォルク:k30+7+2@13
SwordWorld2.5 : KeyNo.30+9 → 2D:[6,3]=9 → 9+9 → 18

アルマ・コールリッジ:ホッ
GM:両目スケルトンヘビーアーチャーのHPを12減少(-47 → -59)
GM:響いたぜ……両目(鷹の目持ち)スケルトンヘビーアーチャー、戦闘不能です
ナキア・レプシウス:やった~
アルマ・コールリッジ:ホッ……
ゼリエス:で、私!魔法拡大を4倍がけしてゴーレム以外の自陣営のキャラ全員、自分ナキアヴォルクアルマにかけるよ
ゼリエス:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 5[2,3]+4+3 → 12

ゼリエス:a,
ゼリエス:演出先のほうが良かったか。すまないぜ
ゼリエス:でも降ったから威力まで出しちゃうぜ
ゼリエス:1ゾロ怖いし
GM:回復しちゃっていいぜ!
ゼリエス:k10+7@13 ナ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[5,6]=11 → 6+7 → 13

ゼリエス:k10+7@13 ア
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[2,6]=8 → 4+7 → 11

ゼリエス:k10+7@13 ヴ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[6,1]=7 → 3+7 → 10

アルマ・コールリッジ:ナキアちゃんの出目が凄くいいw
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを11増加(18 → 29)
ゼリエス:k10+7@13 ゼ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[3,2]=5 → 2+7 → 9

ゼリエス:ゼリエスのHPを9増加(28 → 36)
アルマ・コールリッジ:じわじわHPが減っていく~~
ナキア・レプシウス:ナキア・レプシウスのHPを13増加(0 → 13)
ヴォルク:アルマ、ヴォルクを取り囲むようにして不意を打ったハウンド達を、薙ぎ払いによる一瞬の間隙を突くように切り抜ける。
ゼリエス:へへ、ほぼちょうど全回復だぜ
ゼリエス:ゼリエスのHPを12減少(36 → 24)
ヴォルク:「これ以上好き勝手はさせない……!」
ヴォルク:ナキアの事を想起し、追おうとするハウンドを振り払うように持ち手を振るうと共にスケルトンへとどめを刺す。
GM:射手と言えど生前の戦闘記憶がある。粗末な防具と身捌きでの回避を試みるが、ヴォルクの速度の方がなお速い
GM:主要部を破砕され、魔力を失い崩れ落ちる。ナキアを狙い撃っていたその弓はもう動くことはないだろう。
アルマ・コールリッジ:「残りは任せてください……! やああっ!」 ヴォルクとの連携も慣れたものだ。当たらないギリギリのラインで剣を大きく振り、残る敵を薙ぎ払う。
アルマ・コールリッジ:(一匹逃した! 手強い……!)
GM:ヴァンパイアハウンドも恐れを見せるようなことはない……だがその身体は着実に損壊を重ねている
ゼリエス:その裏で、攻撃を捌きながら祈りを捧げている。星と月が輝く夜の闇が辺りを包み、ナキアを含めた全員の傷を癒やしていくぞ
ゼリエス:「俺達はこのとおり誰も死ぬつもり無く戦っているが」
ゼリエス:「お前は違うようだなゼオン。その剣を握ったままだと遠からずあの世へ死ぬことになる」
ゼリエス:「わかっているのか?」
新月の剣士、ゼオン:「……信仰を裏切り、異端に与し、町を危機に陥れた穢れ持ちの俺が」
新月の剣士、ゼオン:「敗北を迎えたその先で生きられるとも思ってはいない」
新月の剣士、ゼオン:「だが……こうも俺に問いをかけるお前が……ッ、誰でもないシーンの使徒ということが」
新月の剣士、ゼオン:「運命の導きを感じるよ。シーンに打ち破るか……さもなくばシーンに運命を委ねるかと……問われているようで!」
GM:3ラウンド目、敵の手番に移ります ヘビーアーチャーが減っちゃっても……他のみんなはまだ元気!
アルマ・コールリッジ:自害してくれ~
ゼリエス:ヴォッくんHP回復してないかも!
GM:あっ ちなみにゼリエスさんはMPを減らすべきとこでHPを減らしているぞ
ヴォルク:あっやば!
ヴォルク:ヴォルクのHPを10増加(10 → 20)
ゼリエス:なにっ
ゼリエス:ゼリエスのHPを12増加(24 → 36)
アルマ・コールリッジ:ww
ゼリエス:ゼリエスのMPを12減少(33 → 21)
ナキア・レプシウス:色々な事が起きている
ゼリエス:こうして世界から間違いが減っていくというわけ
アルマ・コールリッジ:ゼリエスさんのMPが多いの助かる
ゼリエス:人類が力を合わせて世界を良くしていこうな
GM:choice[ヴォ,ア] ハウンド2のねらい
SwordWorld2.5 : (choice[ヴォ,ア]) → ア

アルマ・コールリッジ:ひえ~
GM:元気なヴァンパイアハウンドがアルマちゃんに行き、そうじゃない方がヴォルクへ。16、15を回避しな!
アルマ・コールリッジ:2d6+5+2-2-1=>16
SwordWorld2.5 : (2D6+5+2-2-1>=16) → 6[4,2]+5+2-2-1 → 10 → 失敗

アルマ・コールリッジ:恩寵しても無理無理
ヴォルク:恩寵~……ウーム
ヴォルク:いや しなくていいか
ヴォルク:2d6+7-2-2>=15
SwordWorld2.5 : (2D6+7-2-2>=15) → 3[2,1]+7-2-2 → 6 → 失敗

ヴォルク:どの道過ぎ!
ゼリエス:ひどい有り様
GM:2d6+9+2+2 アルマ
SwordWorld2.5 : (2D6+9+2+2) → 11[6,5]+9+2+2 → 24

アルマ・コールリッジ:ぐええええ
GM:2d6+9+1+2 ヴォルク
SwordWorld2.5 : (2D6+9+1+2) → 5[4,1]+9+1+2 → 17

ナキア・レプシウス:ダメージやばいやばい
GM:元気な方、元気過ぎる
ヴォルク:痛すぎ!?
ヴォルク:ヴォルクのHPを10減少(20 → 10)
GM:物理ダメージです。あと生命抵抗14してね
アルマ・コールリッジ:鎧で6、ブラックベルトで1軽減
ゼリエス:ヴォルクさんの方ででてなくてよかった
ヴォルク:ね~
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを17減少(29 → 12)
ヴォルク:2d6+7>=14
SwordWorld2.5 : (2D6+7>=14) → 8[3,5]+7 → 15 → 成功

ゼリエス:魔法次第で死にそうだけど
アルマ・コールリッジ:アルマもだいぶやばくなってきました
アルマ・コールリッジ:2d6+7=>14
SwordWorld2.5 : (2D6+7>=14) → 3[1,2]+7 → 10 → 失敗

GM:ヴァンパイアハウンド3、さらに狂って元気になる!
GM:ヘビーアーチャー片目 ランダムで行くか
GM:choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]
SwordWorld2.5 : (choice[ア,ゼ,ヴォ,ロ]) → ヴォ

ゼリエス:ヴォッくん!
GM:17を……回避しな!
ヴォルク:ヤバーい!
ヴォルク:さっき全力切ってなかったから……ここでおんちょりましょう
ヴォルク:2d6+7-2+4>=17
SwordWorld2.5 : (2D6+7-2+4>=17) → 12[6,6]+7-2+4 → 21 → 自動的成功

ゼリエス:心だぜ
アルマ・コールリッジ:すご!
ヴォルク:?
GM:これは……w
ゼリエス:要らなかったけども
GM:ともあれ回避は成功!
GM:ではドーンウォーカー 保身に走ろう……ハイドインシャドウを発動
GM:で、ゼオンが動きます。何をするかは決めている。ゼリエスさんへ魔力撃だ
GM:ドーンウォーカーのMPを4減少(-16 → -20)
ゼリエス:ふんっ
ゼリエス:2d6+5-2
SwordWorld2.5 : (2D6+5-2) → 11[5,6]+5-2 → 14

ゼリエス:惜しい
GM:命中は18だ 避け 惜しい 惜しくなるな!
GM:2d6+10+1+2+2+7
SwordWorld2.5 : (2D6+10+1+2+2+7) → 3[1,2]+10+1+2+2+7 → 25

GM:物理ダメージ!
ゼリエス:16ダメージ!
ゼリエス:ゼリエスのHPを16減少(36 → 20)
ナキア・レプシウス:出目3でこれ……?(困惑)
ゼリエス:まだまだかすり傷だぜ
アルマ・コールリッジ:ダメージやばいな~
ヴォルク:ヤバすぎる
GM:スケルトンヘビーアーチャーもヴァンパイアハウンドも、狙いは突っ込んできたアルマとヴォルクだ。矢が飛び交う中、血に飢えたアンデッド犬が変幻自在の動きで襲いかかる!
GM:他方、ゼオンはその剣に魔力を込めての攻撃をゼリエスへ放つ。闇を纏った刀身に赤い光が走り、今までよりさらに強烈な攻撃が来るであろう。それは不吉な月のような色をしている
ヴォルク:左右から交差するような攻撃から、片方の回避だけに専念する。
アルマ・コールリッジ:「くうっ……! 何匹も倒したはずなのに、まだこんなに数が……!」
ヴォルク:身を屈めるように矢を躱し、もう一発を利き腕でない腕甲を以て受け止める。
ヴォルク:「だが、減ってはいる……!」
ヴォルク:「ゼリエスが受け切れるうちに、畳み掛けるぞ!」
ドーンウォーカー:「くっ……まだ倒れないのか。頑丈な奴らを……!」
ゼリエス:盾を構えて凄まじい威力の攻撃を耐え続ける。体には傷が刻まれていくが、口を固く結びゼオンを見据え一歩も引かないぜ
GM:では……4ラウンド目! 君たちの手番だ。どうする?
ゼリエス:アルマちゃん頑張れ~
ゼリエス:ヴァンパイア犬2体は薙ぎ払いで多分死ぬ……気がする!
アルマ・コールリッジ:えーと……犬3、4がかなり減ってるのか
アルマ・コールリッジ:というかもうこれは選択肢がないね……w アルマちゃんが次のターンで落ちるかもしれないし、単体攻撃とかやってる場合じゃない
ナキア・レプシウス:アルマならいける!
アルマ・コールリッジ:ということで薙ぎ払います。対象はいぬ3、いぬ4、オマケの片目アーチャー
アルマ・コールリッジ:その前にねり技が切れちゃったので使います。キャッツアイ、マッスルベアー。
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのMPを6減少(8 → 2)
アルマ・コールリッジ:2回分のMPがあってよかった! 薙ぎ払うぞ~
GM:来な! ハウンドはもう大興奮 回避は11まで下がってるぜ
アルマ・コールリッジ:2d6+5+3+2+1 こほーはこのラウンドから無し
SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+2+1) → 5[4,1]+5+3+2+1 → 16

アルマ・コールリッジ:ホッ
アルマ・コールリッジ:いぬ3→いぬ4→アーチャー!
アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+2+2+1-3
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+11 → 2D:[1,5]=6 → 7+11 → 18

GM:命中! ダメージを出しな
アルマ・コールリッジ:k38@10+5+4+2+2+1-3
SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+11 → 2D:[5,5 1,6]=10,7 → 11,8+11 → 1回転 → 30

アルマ・コールリッジ:k38@13+5+4+2+2+1-3
SwordWorld2.5 : KeyNo.38+11 → 2D:[4,1]=5 → 6+11 → 17

GM:ヒェ~
ナキア・レプシウス:回ってる!
ゼリエス:犬大切断
アルマ・コールリッジ:4は絶対に落ちたが……3は?
アルマ・コールリッジ:足りてないなこれ
GM:ヴァンパイアハウンド_3のHPを14減少(-26 → -40)
GM:ヴァンパイアハウンド_3のHPを26減少(-40 → -66)
アルマ・コールリッジ:くそ~
ヴォルク:14だから……ギリたりてなさそうだ
GM:片目スケルトンヘビーアーチャーのHPを11減少(0 → -11)
アルマ・コールリッジ:でも片方は落とした! ヴォルクさんお願いします!
GM:ハウンド4、撃破! ハウンド3は生存です。狂いまくりだぜ 死ねないぜ
ヴォルク:どうしようかな 回復通れば落とせる範囲ではありそうだが
アルマ・コールリッジ:残りHP2か、いぬ3号
ヴォルク:MP4倍で拡大するとちょっと危うい?
ゼリエス:4拡大はちょっときついね
ヴォルク:だよね!じゃあヴォルクが落とそう
ヴォルク:ハウンド3へ攻撃します ねりねりが切れてるけど無視!
ヴォルク:なぜならハウンドの回避-3だから積む意味ない!
GM:狂いまくってるので回避は11!
ヴォルク:2d6+7+2>11
SwordWorld2.5 : (2D6+7+2>11) → 8[3,5]+7+2 → 17 → 成功

ヴォルク:k30+7
SwordWorld2.5 : KeyNo.30c[10]+7 → 2D:[3,2]=5 → 4+7 → 11

GM:ヴァンパイアハウンド_3のHPを7減少(-66 → -73)
GM:あれ? なんか間違えてたな……
GM:狂いまくりハウンドがダメージを一身に受けていました すみません とはいえ結果は変わらないはず……!
ヴォルク:!?
ヴォルク:www
ヴォルク:了解です!
アルマ・コールリッジ:かばってくれてたのかな
GM:ヴァンパイアハウンド3もこれで撃破!
アルマ・コールリッジ:「はあ、はあ……!」
アルマ・コールリッジ:「負けません……! 何があっても私がなんとかするって、マローズさんに約束しました……!」
アルマ・コールリッジ:「任せてくださいと、ゼリエスさんやナキアちゃんに約束したんです!」
アルマ・コールリッジ:「負けませんッ!」 霞む視界を練技で無理やり立て直し、今度こそ後衛の3体を同時に薙ぎ払った。アンデッドの肉を叩き潰す確かな感触。
ヴォルク:倒れ伏すナキアの身体を僅かに捉え、その胸が動く事に安堵する。
ゼリエス:3倍回復しておかないと死ぬぜ!
ヴォルク:「あぁ……ここで、倒れるわけにはいかない……!」
ゼリエス:キュアウーンズを3倍するよ~
ゼリエス:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 11[5,6]+4+3 → 18

ヴォルク:息も絶え絶えだが、だからとて倒れる理由にはならない。流れを無理矢理変えるように自分を奮い立たせ、ハウンドを仕留める
ゼリエス:アルマヴォルク自分だよ~
ゼリエス:k10+7@13 ア
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[5,5]=10 → 5+7 → 12

ゼリエス:k10+7@13 ヴ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[2,5]=7 → 3+7 → 10

ゼリエス:k10+7@13 ゼ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[4,4]=8 → 4+7 → 11

ヴォルク:ヴォルクのHPを10増加(10 → 20)
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを12増加(12 → 24)
アルマ・コールリッジ:はあはあはあ……
ゼリエス:ゼリエスのHPを11増加(20 → 31)
ゼリエス:ゼリエスのMPを9減少(21 → 12)
アンデッド:「グワン!?」「ギシヤァアアッ!!」
ゼリエス:もう回復できないよ~
アンデッド:アンデッドの獣は最後まで血に狂っていた。恐らく死よりも渇きの方が苦痛だったのだろう……それも君たちの手で終わりを告げた
ドーンウォーカー:「バカな……生者狩りの猟犬を退けただと!? 私が引き出せるツァイデス様最大の恩恵を……!」
アルマ・コールリッジ:「言ったはずです……! 地底の地の底の地獄まで、あなたを叩き落とすと……!」
アルマ・コールリッジ:深淵の恩寵を受けた右腕で両手剣を持ち、ドーンウォーカーにつきつける。 「次はあなたです!」
ヴォルク:「……ナキアに傷を負わせた分は、痛い目を見てもらう」
ヴォルク:槍を持ち直し、新月の中でもなお黒々としたその目がドーンウォーカーを捉える。
ドーンウォーカー:「くう……人間に儀式をやらせれば良いだけの仕事だったはずなんだがな……!」
GM:では4ラウンド目、こちらの手番! まずはヘビーアーチャーくんから動くか
GM:choice[ア,ゼ] 全体からランダムでもいいが、ドーンウォーカーくんの命令でこの二人のどちらかを狙うぜ
SwordWorld2.5 : (choice[ア,ゼ]) → ア

GM:アルマちゃn!
GM:17を回避しな
アルマ・コールリッジ:ぐあ~
アルマ・コールリッジ:セルフ恩寵しましょう。ここでアルマちゃんが落ちたら流石に詰む気がするから
アルマ・コールリッジ:いや恩寵しても17届くかこれ?
ヴォルク:し得!
アルマ・コールリッジ:届くは届くな。セルフ恩寵して回避しましょう
ゼリエス:得かは微妙だけどやる価値あるかも
アルマ・コールリッジ:2d6+5+2+4-2-1=>17
SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+4-2-1>=17) → 7[6,1]+5+2+4-2-1 → 15 → 失敗

アルマ・コールリッジ:ぐああああ
GM:2d6+9+2 物理ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 11[6,5]+9+2 → 22

GM:調子がいいぜ
アルマ・コールリッジ:こいつ出目良すぎるって!
ナキア・レプシウス:ひえ…………
ゼリエス:高いな~w
アルマ・コールリッジ:今更だけど、戦闘準備フェーズにバークメイル貰っておけばよかったかもしれない
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを15減少(24 → 9)
ヴォルク:たしかに
ドーンウォーカー:男を見せるときが来た。今をおいて他に機会はなし……! フォースを2倍にしてヴォルク、アルマへ
ドーンウォーカー:13を精神抵抗しな!
アルマ・コールリッジ:やばいな~~~
GM:ドーンウォーカーのMPを3減少(-20 → -23)
ヴォルク:2d6+6>=13
SwordWorld2.5 : (2D6+6>=13) → 5[2,3]+6 → 11 → 失敗

ヴォルク:ちぃっ
ゼリエス:がんばえ~
アルマ・コールリッジ:さっき失敗したのでもう一度セルフ恩寵します。これを抵抗失敗してアルマちゃんが落ちたら詰む気がするから(2回目)
ナキア・レプシウス:がんばって……!
アルマ・コールリッジ:2d6+6+4=>13
SwordWorld2.5 : (2D6+6+4>=13) → 2[1,1]+6+4 → 12 → 自動的失敗

アルマ・コールリッジ:終わった……
ナキア・レプシウス:?!?!?
GM:マジ?
ゼリエス:自動失敗は同仕様もないかも~
ヴォルク:アルマ~~~!
ドーンウォーカー:k10+6 ヴォルク
SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[10]+6 → 2D:[2,1]=3 → 1+6 → 7

ドーンウォーカー:k10+6 アルマ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[10]+6 → 2D:[2,4]=6 → 3+6 → 9

ナキア・レプシウス:うぎゃーっ
ドーンウォーカー:魔法ダメージ
アルマ・コールリッジ:落ちた!
ゼリエス:あっちょうどだ
ヴォルク:丁度じゃん!
アルマ・コールリッジ:どうしようもない! 気絶です
ヴォルク:ヴォルクのHPを7減少(20 → 13)
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを9減少(9 → 0)
アルマ・コールリッジ:気絶判定しよ~ ちょうどなので普通に生命抵抗するだけ
GM:生死判定を……しな! ファンブル以外で生きるはずだが
アルマ・コールリッジ:2d6+7
SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 6[4,2]+7 → 13

アルマ・コールリッジ:生き残りはしたが……
アルマ・コールリッジ:骨は残ったままだし、4人中2人が気絶してるし、普通にやばげ
アルマ・コールリッジ:やばげというか……これここから勝てるか……?
ヴォルク:拙い……大分……!
ゼリエス:ヴォっくんがポーションアルマちゃんにガブガブさせて私が回復しつつアルマちゃんにスケルトンをぼこぼこ殴ってもらいましょう
ヴォルク:それしかなさそう!
GM:そしてゼオンが動く 当然狙いはゼリエスさんだ お前を倒す……!
ゼリエス:やめてよ~
GM:命中は18だ 避けな!
GM:魔力撃宣言してま~す
ゼリエス:2d6+5-2
SwordWorld2.5 : (2D6+5-2) → 8[2,6]+5-2 → 11

ゼリエス:無理だっぴ~
アルマ・コールリッジ:魔力撃強いんだよな~
GM:2d6+10+1+2+2+7 物理ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+10+1+2+2+7) → 6[4,2]+10+1+2+2+7 → 28

ゼリエス:ゼリエスのHPを19減少(31 → 12)
ゼリエス:まだ平気!
GM:つらそうに見えるけどなァ~
GM:ドーンウォーカーが爪を突きつける。それは攻撃魔法の予備動作であり、命令だ……射手たるスケルトンへの!
ドーンウォーカー:「お前は地獄には行かせない……後ろの女に続いてツァイデスの贄になれ!」
ドーンウォーカー:放たれた魔法の衝撃波がヴォルクとアルマを襲い、更に横から撃たれた矢が、アルマを貫く
アルマ・コールリッジ:「ま、だ……!」
アルマ・コールリッジ:それが限界だ。元から後方に突出して戦っていただけあって、体力の消耗も激しい。
アルマ・コールリッジ:剣を取り落とし、そのままうつ伏せに倒れる。起き上がらない。
ゼリエス:「アルマ……!」
ヴォルク:「ぐ……アルマ……!」後退りながらフォースを受け止める。戦闘自体は行えるが、このままでは拙い。
新月の剣士、ゼオン:そしてゼオンは依然容赦なく、禍々しい剣でゼリエスを攻め立てる。盾で受けられようと、それすら斬り裂かんとする勢いだ
新月の剣士、ゼオン:「……二人倒れたぞ。まだ、何に代えても俺を止める気は変わらないか?」
ゼリエス:「倒れている数はお前達のほうが多いが?」
ヴォルク:GM、ドーンのMP消費8じゃないですか?(さっき-20→-23になってた)
GM:ラスト魔晶石が残っていたはず 前ラウンドは素のハイドインシャドウなので
ヴォルク:なるほど魔晶石 5点を割ったのか
ヴォルク:欠片って入ってないですよね たしか……?
GM:ドーンにはね なのでこいつは実はかなりガス欠
GM:だが残りMP5あればフォースを一発撃ち込むくらいはできる……
新月の剣士、ゼオン:息を吐いてヴォルクとゼリエスを見る 「その二人はお前たちの単なる仕事仲間か? ……あるいはより深い仲か」
新月の剣士、ゼオン:「理解を示してやっても良い。俺の事情が、事情だ。俺の邪魔をしないと、その月に誓えるのであれば」
ゼリエス:「悪いが応えは昔既に出している」
ゼリエス:「その誓いを破ることはしない」
ヴォルク:「……信じてると言われたんだ」
ヴォルク:「神から声が聞こえた事はない。だから、俺はナキアの声を信じる。」
新月の剣士、ゼオン:「度し難いな。そんなにも大切な者の命を捨てたがるか……!」
GM:5ラウンド目。君たちの手番だ……どうする?
ヴォルク:アルマにバークメイルBを使い、そのままアウェイクポーションを使用
アルマ・コールリッジ:起きたくない~~~~
ヴォルク:ここまでは確定行動でいいはず ごめん、起きてくれ!
アルマ・コールリッジ:はあはあ……アルマ起きます……
GM:冬の朝の中学生?
アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを1増加(0 → 1)
ゼリエス:キュアウーンズを2倍拡大して自分とアルマに撃つよ~
ゼリエス:2d6+4+3
SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 6[3,3]+4+3 → 13

ゼリエス:k10+7@13 ア
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[4,5]=9 → 5+7 → 12

ゼリエス:k10+7@13 ゼ
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[4,1]=5 → 2+7 → 9

アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを12増加(1 → 13)
ゼリエス:ゼリエスのHPを9増加(12 → 21)
アルマ・コールリッジ:これでも……魔力撃でゼリエスさん落ちて終わるか……?
ゼリエス:ちょっときつい!
ゼリエス:出目次第!
アルマ・コールリッジ:う~ん で、アルマちゃんの手番だけど……クリティカル入らないから絶対倒せない骨を殴るしかない
アルマ・コールリッジ:転倒ペナルティは-4だっけ
GM:-2!
ゼリエス:-2!
アルマ・コールリッジ:固定値は11-2で9だから、5以上を出さないといけない。で、さっき失敗したから自前恩寵が未だに残ってて……
アルマ・コールリッジ:う~ん
アルマ・コールリッジ:っできれば自前恩寵はフォース抵抗に取っておきたい感じもあるけど
ゼリエス:私が恩寵残ってるから
ゼリエス:当たらなかったら私が使おう
ナキア・レプシウス:恩寵もらうこと前提ならファンブル以外大丈夫じゃないかな
ゼリエス:キャッツアイは残ってないんだっけ?
アルマ・コールリッジ:死んでも練技って残るんじゃなかったっけ
GM:残るぜ!
ゼリエス:残るなら12じゃない?
ゼリエス:違ったっけどうだっけ
ゼリエス:あ、コホーが切れてるからか
アルマ・コールリッジ:ファイター5器用3キャッツ1ファナティ2だから11かな……?
ヴォルク:どの道後恩寵で良さそう
アルマ・コールリッジ:そうですそうです
ゼリエス:5以上が出る確率は83%!
アルマ・コールリッジ:じゃあ骨に全力攻撃しましょう。まあ66が出ても落とせないんだが……w
アルマ・コールリッジ:2d6+5+3+2+1-2
SwordWorld2.5 : (2D6+5+3+2+1-2) → 3[2,1]+5+3+2+1-2 → 12

アルマ・コールリッジ:おい!
ヴォルク:アーッ!
ゼリエス:+2でも落とせないよ~
ゼリエス:仕方ない……!
GM:回避は……14!
アルマ・コールリッジ:外れた……アルマちゃんの行動は終了です
GM:ダイス目に翻弄されている……
ナキア・レプシウス:く~
GM:ではこちらのターンだ。実際この局面でどうするかと言えば……
GM:ドーンウォーカーが9m前進 やってやらあよ……!
GM:choice[ゼ,ア] 選ばれなかった方にアーチャーが射撃
SwordWorld2.5 : (choice[ゼ,ア]) → ア

GM:アルマちゃんは14を回避しな!
GM:ゼリエスさんは17を回避してね
ヴォルク:ヴォルクじゃないのか なにっ
ゼリエス:ゼオンくんの攻撃でいいのかな!
GM:あ ヴォルクです
GM:完全にミス!
ヴォルク:はーい!
ゼリエス:なる!
ヴォルク:2d6+7-2>=17 かなり無理
SwordWorld2.5 : (2D6+7-2>=17) → 4[1,3]+7-2 → 9 → 失敗

アルマ・コールリッジ:恩寵しましょう。これ食らったら普通に死ぬので、アウェイクポーションが完全に無駄になる
アルマ・コールリッジ:2d6+5+2+4-2-2-1=>14 ファイター敏捷恩寵 - ファナティ転倒鎧
SwordWorld2.5 : (2D6+5+2+4-2-2-1>=14) → 6[3,3]+5+2+4-2-2-1 → 12 → 失敗

アルマ・コールリッジ:だめだな~
GM:2d6+7 アルマちゃん 物理ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 10[5,5]+7 → 17

アルマ・コールリッジ:アルマ・コールリッジのHPを10減少(13 → 3)
GM:2d6+11 ヴォルク 物理ダメージ
SwordWorld2.5 : (2D6+11) → 11[6,5]+11 → 22

ヴォルク:ちょぉっ
ナキア・レプシウス:うげぇっ
ヴォルク:ヴォルクのHPを15減少(13 → -2)
GM:アッ
ゼリエス:あっ次はヴォルクさんが死んだ
ヴォルク:2d6+7-2>0
SwordWorld2.5 : (2D6+7-2>0) → 7[6,1]+7-2 → 12 → 成功

GM:そしてゼオンが動きます 魔力撃をしない理由はない……ゼリエスさんです
GM:18を回避しな……!
ゼリエス:避けるよ~
ゼリエス:2d6+5-2
SwordWorld2.5 : (2D6+5-2) → 7[3,4]+5-2 → 10

ゼリエス:くっ……!
GM:2d6+10+1+2+2+7 物理ダメージ!
SwordWorld2.5 : (2D6+10+1+2+2+7) → 6[4,2]+10+1+2+2+7 → 28

ゼリエス:ゼリエスのHPを19減少(21 → 2)
ゼリエス:流石にきつい!
アルマ・コールリッジ:気絶、気絶、HP2、HP3
アルマ・コールリッジ:無理です!
アルマ・コールリッジ:流石にここからは……!
GM:ではここで戦闘を終了させましょう

◆『覚醒せし神秘の竜』

GM:大勢は決した。
GM:君たちはアンデッドの大半を討ち滅ぼしたが損耗も大きく、対する蛮族、そしてゼオンは未だ継戦可能の状態である。
GM:闇の魔力と呪いを帯びたシャムシールが、月に照らされた砂漠の下で、その光すら拒むかのように、黒く沈み込んでいた。
アルマ・コールリッジ:「はあ……はあ……」 こちらはもう限界だ。一度気絶から復帰したものの、立っているのが奇跡な程。
アルマ・コールリッジ:(駄目。アルマ、立たなきゃ駄目……まだゼリエスさんもいるんだから……)
アルマ・コールリッジ:(諦めちゃ駄目、諦めちゃ……) その思考を最後に膝をつく。ただ朧気な意識の中、耳に滑り込む会話をかろうじて捉えている。
ゼリエス:大きく息を切らせながら「……つい先ほど、邪魔をしなければ理解を示すと言ったがあれは本当か」
新月の剣士、ゼオン:「そうだ」 異貌化した眼が君に向けられていたが、それが少しだけ揺れる
新月の剣士、ゼオン:恐らくはマローズに、僅かに意識が向かっている
ゼリエス:「……そうか」
ゼリエス:「ならやはり、俺は退くことも逃げることも出来ない」呪われた剣を前になおも大盾を構え直す
新月の剣士、ゼオン:「……なら、だと?」
新月の剣士、ゼオン:「何のつもりだ。死ぬまで戦うのか? いや……死ぬまで戦うつもりなのに、それを確かめたのか?」
ゼリエス:「お前は不死の女神の声を聞いてはいても、信じてはいない」
ゼリエス:「アルマサのトップダンサー、レメディータと話したことはあるかな」
ゼリエス:「彼女はいつか舞台から降りたら、愛し愛される相手を見つけたいらしい」
新月の剣士、ゼオン:「……踊り子が引退後に願うには在り来りな話だ。それが?」
ゼリエス:「支所のペリエはレメディータの事が好きなようだ。愛とまで言えるかはわからないがそうなっても俺は応援したいと思っている」
ゼリエス:「ストラーダとバージルはどうだ?俺は知らないが、お前なら恋の相談の一つでも受けて聞いたことがあるんじゃないか」
新月の剣士、ゼオン:(ペリエ……あいつか)「ストラーダと……バージル?」
新月の剣士、ゼオン:息を漏らす 「別に。少なくとも衛兵隊の中にそういう間の奴はいない。あの二人はタイプが違うが、どちらも俺とつるむものか」
新月の剣士、ゼオン:「俺が衛兵をやっていたのだって、相応の能力があり、するべきをすれば務まる仕事だったからだ……」
新月の剣士、ゼオン:話しながら、少し周囲にも気を配っている。何かの策を疑っているのかもしれない
ゼリエス:「俺は確かにアルマを愛している」
ゼリエス:「だがあの街にも、誰かを愛し愛されている人々が居る」
ゼリエス:「いずれ誰かを愛し愛される人々がいる」
ゼリエス:「その中で、俺達だけに情けの慈悲をかけようとするのは何故だ」
ゼリエス:「魔法で殺すことは出来ても、剣で殺すのは嫌なのか?」
ゼリエス:「後ろの神官いわく、不死の女神は俺達も贄に求めているようだが」
新月の剣士、ゼオン:「…………」 表情が歪む
ゼリエス:「答える必要はない。俺は信じている」
ゼリエス:「お前は神の声に惑わされただけで真に本当の悪人ではない」
ゼリエス:「マローズはお前を愛した。月の女神はお前に声を聞かせた」
ゼリエス:「そんな人が自分の知る人々を殺して平気でいられるわけがない」
新月の剣士、ゼオン:理由は複合的だ。たとえば、マローズの前で手を汚すことへの躊躇がある。
新月の剣士、ゼオン:だが、もっと大きいのは……
ゼリエス:「俺はシーンを信じている。シーンが力を授けたお前の魂と心を信じる」
ゼリエス:「俺は冒険者としてあの街を、神官としてお前を救わねばならん」
新月の剣士、ゼオン:(……結局自分の居場所がなかったあの町を、それでも自ら去ったり破壊してやろうというほどには憎みきれなかったあの町を)
ゼリエス:「救うべき相手を前にして命欲しさに逃げ出す神官が何処に居るか」
新月の剣士、ゼオン:(近く訪れる恐ろしい悲しみを免れるためなら捧げても良いという覚悟はあった。決意をした)
新月の剣士、ゼオン:(――覚悟と決意が必要だった・・・・・
新月の剣士、ゼオン:そして、それを君たち相手にはしていない。
新月の剣士、ゼオン:「……お前の指摘する通りかもな」
新月の剣士、ゼオン:「だったら」
新月の剣士、ゼオン:剣を振り上げる 「ここで、お前諸共それを裁つ!」
新月の剣士、ゼオン:「俺はお前に……救われない……!」
ゼリエス:盾を掲げる「悪いなアルマ、お前が一番に選んだのはこういう男だ」
ゼリエス:「アルマを助けるために誰かを見捨てることはしない。代わりに、一緒に生きて共に死んでくれ」
アルマ・コールリッジ:「……大丈夫、です」 失血で意識が朦朧としつつも、膝をついたまま顔を上げる。
アルマ・コールリッジ:「私は……」
アルマ・コールリッジ:「生きる場所なんてないと思って、逃げるように冒険者になったけど……」
アルマ・コールリッジ:笑顔だ。 「……あなたに、もう十分、救ってもらいましたから」
アルマ・コールリッジ:「行きましょうゼリエスさん」 「私は……最後の一瞬まで、あなたと一緒です!」
アルマ・コールリッジ:ちらりと横に目を向ける。ヴォルクとナキアはどうだろうか。この会話を果たして聞けているのだろうか。
ナキア・レプシウス:矢傷による出血は治癒呪文により留められてはいるが、未だ意識を取り戻す気配はない。
ナキア・レプシウス:ただ、時折動く手が──倒れ伏して尚、スタッフを握り離さない手がぴくりと動き、立ち上がらんという意志を思わせる。
ナキア・レプシウス:砂塗れの手で、暗闇の中。誰かに触れようとして藻掻いているように。
ヴォルク:片膝を突き、肩で息をする。満身創痍の身ながら、奥へは通すまいと威嚇するように立ち塞がる。
ヴォルク:「……げほっ、俺は、何も……信奉する神など、持たないが」
ヴォルク:「信じられたからには、引き返したくはない。……時間は稼ぐ」
ヴォルク:せめて、ナキアだけでも助かるように……と言葉にはしないが、想いを込めて槍を握り直す。
ドーンウォーカー:(……かくして)
ドーンウォーカー:月に照らされた遺跡の影で、彼は息を潜めている……元より彼はツァイデスの儀式技術、それに必要な呪剣をゼオンに提供するために遣わされた使者であり、戦闘は不得手であった。
ドーンウォーカー:(かつてシーンの加護を受けた男が一人、自らの意志でシーンの使徒を討ち、以て光の道と決別する)
ドーンウォーカー:(あるいはそれが、貴女の描いた運命の絵図だったのか? 我が恐ろしき女神ツァイデス……)
ドーンウォーカー:(…………)
ドーンウォーカー:(……何だ?)
GM:震動がある。
GM:恐らくもっとも早くそれに気付いたのは、倒れていながらも意識を保てていた者だ。やや遅れて、ドーンウォーカーも気付いた。
GM:そして誰もが、足元の揺れに気付くだろう。立とうとするヴォルクを見て、機械的に次なる矢をつがえようとしていたアンデッドが、それを取り落とした。
新月の剣士、ゼオン:「……何だ? 地響きが……」
新月の剣士、ゼオン:背後のドーンウォーカーを振り返るが、彼は静かに首を振った。彼の作為によるものではない
GM:遺跡が、砂に満ちた周囲の大地諸共に震えている。やがてそれは立っているのも難しいほどのものともなる。遺跡の砂岩構造が砕けるような音が聞こえる。
アルマ・コールリッジ:「……!? これは……!」
ゼリエス:「……?」
ヴォルク:「なん、だっ……!?」地に足を突いているが故、その振動には即座に気づく事となる。
アルマ・コールリッジ:最初は限界のあまり、とうとう幻聴でもはじまったのかと思った。だが、これは……。
GM:そして……崩落が始まる! 辺りが地の底へと崩れ、飲まれていく。それを察したゼオンは、一も二もなく走り出した
新月の剣士、ゼオン:「マローズ!」 未だうずくまったままの彼女の元へ
アルマ・コールリッジ:「く、崩れる……! ヴォルクさんっ、ナキアちゃんを!」
ヴォルク:「あぁ、ッ……!」
GM:残るアンデッドもろくに戦える様子もなく、震動に翻弄されるばかりだ。蛮族は影から影へ移り、距離を取り始める
アルマ・コールリッジ:ゼオンを追う力はもはや残っていない。自分自身が崩落から逃げるので精一杯だ。「ゼリエスさん! ゼリエスさんっ、退きましょう!」
ヴォルク:走り出したゼオンを捉えると同時、倒れ伏すナキアの元へ駆け出す。
ゼリエス:「ぐっ……」アルマに肩を借りながら「……満身創痍の傷だらけだ、それしかないな」
ナキア・レプシウス:「……ぅ……」 強烈な振動で意識を呼び起こされたのか、虚ろな瞳で駆け寄ってくるヴォルクを見る
GM:地面の崩落は続く。だが一方で、砂塵が柱となってそこかしこから吹き出し始める。ただの崩落ではない。何かが、現れようとしている。
アルマ・コールリッジ:「シーン様の思し召しかもしれません。ここで死ぬ運命じゃないって……」
ヴォルク:「ナキア……!息はあるな、……良かった。」自身の流血を抑えながら、ナキアを抱え上げる。
アルマ・コールリッジ:ヴォルクとナキアに先行し、ゼリエスと共によたよたと歩いていく。負傷もあって腹立たしいほどの遅さだが、なんとか離脱は間に合うだろう。
ヴォルク:「何かが起きている、一体……なんだ?」二人に追従する形で、精一杯の力を振り絞る。すぐ横目には異常な様子が目に入る。
ナキア・レプシウス:「……い、ったい……どう、なって……」 まだ朦朧としているが、ただ戦闘の余波でないということは察したらしい。
ゼリエス:古書庫で似たような話を見たりしてないかな
アルマ・コールリッジ:「ただの地震じゃありません。これは……」
GM:あ~ 確かに何かチラッと見たことにしても良いかもしれないな。
ゼリエス:じゃあそういうことにしちゃお~
GM:では古書庫でチラッと見ていたことにします。砂の奥底に眠る手も足もないドラゴンの伝説。探せばどんな地方にもありそうなおとぎ話です。
ゼリエス:「あの砂の柱、何処かで最近見た覚えがあるな」
ゼリエス:「ついこの間だったはずだが」
GM:それによれば、大破局よりもずっと前、マカジャハット砂漠がもっと豊かで肥沃な大地であった頃、その腕と足で大地を荒らしたドラゴンが、
GM:神から罰を受けてそれらを奪われ、善き者になるまで地中で反省するように諭された、という伝説です。
アルマ・コールリッジ:「で、でも……」「サンドウォームの時の比じゃありません! あの大きさは……!」
ゼリエス:「ただのおとぎ話、童話の一つじゃなかったとは……」
GM:乱暴をする子どもを相手に反省を促し、それでも反省しないようなら閉じ込めてしまうぞ、という脅しに使われる、在り来りな童話。
ナキア・レプシウス:「……『その竜、神に手足を捥がれ──深く砂の下に眠る』……まさか、本当に……」
アルマ・コールリッジ:(……もし砂柱の大きさが、体躯に比例するなら……)(あれはサンドウォームどころか、ちょっとした町くらいはある……!)
GM:実際、先日戦ったサンドウォームを、ともしたら連想したかもしれない。もっとも、サイズは圧倒的に違う。
ヴォルク:「だとしたら明らかに、あのサンドウォームとは何もかもが違い過ぎるな……!」
GM:どうにか離脱できた君たちの目から、砂塵に包まれ影しか見えないそれが生き物であるとは思えない。それでも確実なのは
GM:今この瞬間に『それ』は目覚め、儀式場を地下より破壊し、空へと飛び立とうとしているということだ。
GM:――嵐のような砂埃が収まるまで、数十分を要しただろう。場合によっては再度の戦闘が発生しかねない。君たちは治療をして、備えていたが
GM:結局、この後に君たちを襲ってくる者はいなかった。ゼオンも、マローズも、ドーンウォーカーも、その場から姿を消し
GM:後に残ったのは、遺跡を破壊し現れた、地底へと続く巨大な穴と、夜の空、月に向かっていくつもの翅を広げて飛んでいく姿。
ゼリエス:「空に飛んで消えていったな」
GM:白い蛇のようなシルエットは、主となる翼と、虫のそれに似た翅を何対を持ち、夜空をうねるようにして進んでいく。頭部は、辛うじてドラゴンのそれだろうか?
アルマ・コールリッジ:「…………町の方角、ではなさそうですけど」
ヴォルク:「奴らも……一向に来ないな」
アルマ・コールリッジ:「アルマサに戻りましょう。私達が受けた依頼は、あの町に起きている異変を解決して……みなさんを守ることですから」
アルマ・コールリッジ:「もしあのドラゴンが戻ってきた時のために、スルマルグさんやカラムさんにお話しておかないと……」
ゼリエス:そんな感じで街に戻っていきますか
アルマ・コールリッジ:疲労困憊といった様子だ。戻ろうと言いながらも、砂地にへたりこんでいる。
ナキア・レプシウス:「……あ、あの、ヴォルク……もう、下ろしていただいて、平気ですから……」
ヴォルク:「あ、あぁ……すまない。必死だったから……ついな」
アルマ・コールリッジ:「そ、そうだ! ナキアちゃん、大丈夫ですか!?」
ヴォルク:抱え続けていた彼女の身体をそっと下ろし、治療してもなお僅かに痛む傷を抑えながら座り込む
ゼリエス:「傷は既にあらかた塞がっているはず。ともかく急死に一命をとりとめたな」
アルマ・コールリッジ:「ヴォルクさんも……手ひどくやられていたと思います。痛むところはないですか? 痕とか残っていませんか?」
ゼリエス:「ヴォルクには我慢に顔をしかめておいてもらおう」女性優先という感じで回復をかけておくよ
ヴォルク:「最低限は問題ない……そういう事だ」
ゼリエス:「ナキアが痛がってるほうが嫌だろうしな」
ナキア・レプシウス:「……ありがとうございます」 傷が癒えていく感覚に安堵の息を吐きながら、目を伏せる
ナキア・レプシウス:「ごめんなさい……私、なにもできなかった」
ナキア・レプシウス:的確に後衛を射抜くような相手との対峙は、初めてだった。だとしても──痛感する。自分の脆さと、一人でも欠けた時にどれだけの影響が出るのかを。
アルマ・コールリッジ:「……それは私も……」
アルマ・コールリッジ:首をふる。 「いえ。みんな少なからず、同じ気持ちだと思います」
アルマ・コールリッジ:「もう少し私が強ければ、後衛を一撃で斬り伏せて……ナキアちゃんを守れたかも。ゼリエスさんやヴォルクさんの負担を減らせたかもしれません」
ゼリエス:「そんなことはない。ナキアの言葉でヴォルクは随分奮起してやる気を出していたように見えた」
ヴォルク:「……あぁ。それに、ナキアの魔法があったから長く戦えた」
ゼリエス:「アルマもそうだ。アルマが見ていると思っていなければ俺はもっと早く膝をついて倒れていただろう」
ヴォルク:「それに、皆無事だったこと。俺はそれが一番喜ばしい。」
ゼリエス:「たしかに。竜が起きて目覚め覚醒する前に誰かが死んでてもおかしくはなかったな」
アルマ・コールリッジ:「あはは……」 事実死ぬつもりだった。今になって少し震えが来ている。
アルマ・コールリッジ:「儀式は……」
アルマ・コールリッジ:「……台無しになった、んでしょうか?」
ナキア・レプシウス:「……なっていると、信じたい、ですね」
ナキア・レプシウス:「街に戻れば……自ずと分かるかと」
ゼリエス:「街に戻ってみるしか無いと思う。もしかしたら半分くらいは進んでしまったかも」
アルマ・コールリッジ:「もともとは、儀式を阻止してアルマサを守るために、ここまで来たわけですけれど……」 崩落した祭祀場に目をやっている。
ヴォルク:「手間がかかるからこそこの地に構えていたはずだ、完遂したとは思いたくないが……」
アルマ・コールリッジ:「もし阻止できたとしたら、ゼオンさんとマローズさんは……」
ゼリエス:「そうだな」
アルマ・コールリッジ:「……」 町には戻れないだろう。大規模な延命の手段も、そう簡単に用意できないはずだ、と思う。
ゼリエス:「俺は正しい道を選び、正しい教えを伝え進んでいけば多くの人を救えるだろうと思っていた」
ゼリエス:「だがそれでは救えない時も、勝てない時もある」
ゼリエス:「強くなるしか無いな。次会った時は二人共助けよう」
ナキア・レプシウス:「……私も、もっと」 ぐ、とスタッフを握り締めて。
ナキア・レプシウス:「こんな思いをするのは……二度と、嫌ですから」
アルマ・コールリッジ:「……はい。ゼオンさんが犯した罪は、許されることではないですけど……」
アルマ・コールリッジ:「どこかで静かに、平和に暮らしていてほしいです」
アルマ・コールリッジ:「そうすれば、私たちがもっと強くなった時……別の解決策を提示できるかもですから」
ヴォルク:「あぁ、そうあってくれていたらいいが……それまでもっと、強くならなくてはな」
ヴォルク:「選べる道を増やす為にも。」
ヴォルク:「後悔が一つ増えたからこそ、この思いを二度はしたくない」

オアシスの町、アルマサ

GM:休息を挟みながら、君たちはアルマサへ戻る。
GM:結論を言えば、朝を迎えたアルマサは、いつもより賑わっていた。少なくとも、儀式や竜の襲撃で被害者が出た――といったような悪い騒ぎではない。
GM:町全体が昂揚しているのだ。夜の空、月へ飛んでいく竜を見たと、誰もが声高に言葉を交わしている。
GM:それを吉兆と捉える者も、凶兆と捉える者もいた。どちらにせよ何らかの神秘を感じていたのだろう。そして、者によっては……
大きな声の露天商、ファラン:「『神秘の竜の町アルマサ』!!! これだよお!!!!!」
大きな声の露天商、ファラン:「絶対儲かるってえ!! どんなグッズがいいかなあ!!!」
GM:商機。
GM:……ともあれ、町は活気に溢れながらも、それほどの異常がある様子ではなかった。衛兵隊も、君たちを追い回す様子はない……神殿長とスルマルグの話が通じたのだろうか。
アルマ・コールリッジ:「……」「賑わってますね……」 混乱を予想していたので、むしろ呆れている
ゼリエス:「神殿長のその後が気がかりだ。まずは行方を確かめよう」
ヴォルク:「想定外だが……竜が見えたとなれば、大騒ぎになるのも無理はない」
ナキア・レプシウス:「逞しいですね、この地の人々は」
ナキア・レプシウス:「……行きましょう、神殿長のところに」
GM:君たちは報告と確認を兼ねて、合同神殿に向かった。衛兵がつめかけたのだろう、神殿の周囲は少し荒れていて、信徒らしき人々がそれを掃除している。
アルマ・コールリッジ:「だ、大丈夫でしょうか。市場は平気ですけど、また捕まったりは……」 ドキドキしながら神殿へ向かう。
GM:だが、扉を開いて中に入れば、神殿長は驚きと安心の表情で君たちを出迎えた。
神殿長、カラム・アイヒルート:「おかえりなさい! 皆さん、無事で何よりです……」
ナキア・レプシウス:「……! そちらこそ、ご無事で良かった……!」
アルマ・コールリッジ:「……! カラムさん!」
アルマ・コールリッジ:「大丈夫ですか!? お怪我はありませんか!?」
ゼリエス:「衛兵に捕まり捕縛され投獄されたと聞いていたが」
神殿長、カラム・アイヒルート:神殿長の顔色には疲れが見えていたが、少なくとも怪我や暴力の痕跡はなかった。
アルマ・コールリッジ:「すみません……! わたし達のせいで、カラムさんにまでご迷惑を……!」
ヴォルク:「ケガは……ないな。良かった。」
神殿長、カラム・アイヒルート:「投獄はされていませんよ。尋問は受けましたが……私は間違ったことをしていませんからね。素直に堂々答えていれば、あとは監禁されるだけですみました」
神殿長、カラム・アイヒルート:「いいえ。正しくない行いに対するためには、このくらいの迷惑なんともありません。……それより、事態はどうなりましたか?」
アルマ・コールリッジ:「……」 みんなと顔を見合わせる。
神殿長、カラム・アイヒルート:「衛兵隊の方にはひとまず対処を保留ということで話をつけていますが……それはあなたたちが戻ってきた時、ちゃんと事情を説明するという条件付きなので……」
ゼリエス:「残念で申し訳ないが犯人には逃げられた」
神殿長、カラム・アイヒルート:「犯人……」
ゼリエス:「と言うより俺達が逃げてきたのかな。説得できればと思って一緒に行ったマローズも共に連れて行かれてしまった」
神殿長、カラム・アイヒルート:「マローズ……ということは」
アルマ・コールリッジ:「はい。……ゼオンさんでした、衛兵団の」
ゼリエス:「そこから解説と説明が必要だったか」
ヴォルク:「……あぁ。マローズの寿命を延ばそうと、ツァイデスの声に応えてしまった……と言ったところか」
アルマ・コールリッジ:調査の時羊皮紙に書いたメモをカラムさんに見せつつ、これまでの経緯を説明してます
神殿長、カラム・アイヒルート:「……そうですか」 じっと目を閉じる。深く嘆息
神殿長、カラム・アイヒルート:静かに説明を聞き、納得したように頷く 「ありがとうございます。これだけの説明ができれば、衛兵隊も頷かざるを得ないでしょう」
ナキア・レプシウス:「街の活気を見るに……『巻き上げの儀式』については、成功しなかったのだと思います」
ナキア・レプシウス:「あの竜が現れなければ、どうなっていたか……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「見たかったですねえ、竜……」 苦笑する。疲れて寝ていたらしい
アルマ・コールリッジ:「竜っていうか、変わったトンボみたいでしたけど……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「そう言った背景を聞くとなおさら、それこそ何か、運命的な助力の顕現だったように思えてきます」
ヴォルク:「戦闘によってあの石が活性化したのか、詳細は分からないが……そうだといいな」
ヴォルク:「幸い、この街にあの竜による被害もなさそうだし」
アルマ・コールリッジ:「あの、カラムさん。一応お伺いしておきたいんですが」
神殿長、カラム・アイヒルート:「はい、何でしょう?」
アルマ・コールリッジ:「短命種のメリアの寿命を伸ばす方法……とか、伝承って、今回の儀式以外にあると思いますか?」
アルマ・コールリッジ:「あっあの、ゼオンさんはきっと諦めてないと思うんです! その時、できれば今度こそ私達が止めたいから、少しでも情報がほしいのと……」
アルマ・コールリッジ:「……もし別の……」「もっと別の解決方法があるなら、示してあげたいって思って」
アルマ・コールリッジ:「誰かから奪うわけでも、愛する二人が別れるわけでもない。試練の末に、ちゃんと二人が助かる……そんな都合の良い伝承は、やっぱりないんでしょうか?」
神殿長、カラム・アイヒルート:困ったような顔 「正直な所、私にそういった方向の知識はあまりありません。何と言うか……政治屋ですので」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ですから一般論で言えば、健康な生活をして、悪いことに手を出さず、安全な場所で暮らす……これ以上のことは言えませんし」
神殿長、カラム・アイヒルート:「それを是とするべきです。夜は必ず訪れ、同じように昼もまた訪れる。光と暗闇。喜びと悲しみ。表裏一体なることこそも摂理の一つです」
ヴォルク:「それが正しい輪廻……か。」
アルマ・コールリッジ:「そう、ですか……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「……ただ、目もくらむほど高位の、神々の魔法に」
神殿長、カラム・アイヒルート:「死にゆく者を輪廻に乗せつつも、その記憶を維持させるという奇跡があるとは伝え聞きます。それは、是非もなく神の許す奇跡の一つです」
神殿長、カラム・アイヒルート:「想像もできぬ話ですが……想像もできぬ形で、何らかの恩恵が、想像もできぬ救いをもたらすこともあるかもしれませんね」
神殿長、カラム・アイヒルート:「……それでも私は、そんな救いがなくとも、人が悲しみを超えていけることも知っていますから」
アルマ・コールリッジ:「何らかの恩恵が、想像もできない救いを……」
ヴォルク:「それは。」「……そんなものが、あるのか」
神殿長、カラム・アイヒルート:「定められた別れもまた世にある摂理の一つ。繰り返される昼と夜のように。……そう受け入れることこそが思し召しのようには思っていますよ」
アルマ・コールリッジ:「……ありがとうございます、カラムさん。私もまだ、自分なりの答えは出てませんけど……」
アルマ・コールリッジ:「ちょっと気が楽になりました」 戦いが終わって以来、久方ぶりの笑顔を見せる。
ナキア・レプシウス:「……それでも、定められた別れに抗いたいと願ってしまう。それもまた、人の生き方……強欲かもしれませんが、そう思います」
ナキア・レプシウス:「だからといって、誰かの幸せや命を奪ってまで、為すべきものではないと思いますが」
神殿長、カラム・アイヒルート:「いいえ、私のような者の言葉でそう笑ってくれるなら何よりです」 同じように笑みを浮かべる
ナキア・レプシウス:(私にとっても、そう遠くない……未来の話だから)
ナキア・レプシウス:「難しいですね。どう、折り合いをつけていくべきなのか……」
ヴォルク:「あぁ。……だからこそ、起きた事件なのだろうからな」
アルマ・コールリッジ:「あの……結局これ、依頼はどうなるんでしょうか?」
アルマ・コールリッジ:「一応、町の危機は去ったのだと思います、けど……」 胸を張って”完遂した!”と言えない経験は何気にこれがはじめてだ。
アルマ・コールリッジ:おずおず、と反応を伺うようにカラムの方を見ている。
神殿長、カラム・アイヒルート:「もちろん、皆さんは依頼を見事にこなしてくれました。事態は収束しましたし、こうして町は守られ、今後同じ形で脅かされることはない……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ですよね?」 笑って首を傾げ 「ただ、報酬等は少しお待ちください。衛兵やオアシスガードとも話をつけたいので……」
神殿長、カラム・アイヒルート:「また明日来てくだされば。……それで大丈夫ですか?」
ゼリエス:「別の脅威が生まれてくる事はあるかもしれないな。あの遺跡の中の竜が一匹とも限らないし」
ゼリエス:「俺は明日で構わない」
アルマ・コールリッジ:「わ、私は大丈夫です! しばらく町に残って、様子を見る義務もあると思いますから」
ヴォルク:「もちろん。……少しばかり、疲れたからな……」
ゼリエス:「別れと出会いにどう折り合いをつけるか。やはり俺は、愛する人が一人しかいなかったのが行けないと思う」
ナキア・レプシウス:「ええ、少し……ゆっくり、休みましょう」
ゼリエス:「愛する相手が二人や三人、あるいはもっと増えれば、悲しみはそれだけ分け合える」
アルマ・コールリッジ:「?」 思わずゼリエスの方を見て、
ゼリエス:「ティダンやシーンもそうしてたし」
アルマ・コールリッジ:「あの、それはその……浮気、になっちゃうのでは……?」
神殿長、カラム・アイヒルート:「……あの」「子どもとか弟子のことですよね?」 おそるおそる
ヴォルク:「愛する人……いや、それは……」アルマの言葉にうなずいて
アルマ・コールリッジ:「!!?」
アルマ・コールリッジ:「な、なる、ほど……! たしか、に……!」 赤くなっている。「そうですよね。愛する人との赤ちゃんや子供は、確かに……はい……」
ナキア・レプシウス:「……確かに、次世代を残すというのは一つの選択肢ですね」 深く頷く
アルマ・コールリッジ:「はい……」
ゼリエス:「カラムは良く解っている。シーンは愛の契約は一人だけと言っているので」
ゼリエス:「一人で乗り越えられない悲しみも皆がいれば乗り越えられるはず」
神殿長、カラム・アイヒルート:「ああよかった。ゼリエスさんは……私のような者が言うのもどうかとは思いますが」
神殿長、カラム・アイヒルート:「言葉を正確にした方が良いかもしれませんね……」
ヴォルク:「それは、……まぁ、そうだろうな……」
アルマ・コールリッジ:「で、でもそこもゼリエスさんのかわいいところなので……!」
ヴォルク:「……とはいえ、ゼリエスの言葉も頷ける。別れは寂しいものだからこそ、支え合い分かち合う……と言う事だな」
アルマ・コールリッジ:「はい。……マローズさんの命がどれだけ続くかわからないですけど」
アルマ・コールリッジ:「あの二人がお別れになる前に……赤ちゃんを授かれたらいいなって、私は祈ってます」
ゼリエス:頷いておこう

◆エンディング

GM:かくして、君たちに休息の時が訪れた。戦闘に疲労した身体を1日いたわってやるという選択もあったが
GM:少なくとも君たち……ゼリエスとヴォルクはそうはしなかった。訪れたのはこの町の中心、マーケットである。
GM:戦いで損耗した衣服や武器を修復補強するような道具もあるだろうし、そうでなくても何か珍しいものがあるかもしれない。
ゼリエス:昨日のうちに修復のために預けておいた盾や鎧を取りに行った感じにしようかな
ヴォルク:アルマとナキアが水浴びだったりをしているうちに……ね
ゼリエス:その帰りに装飾品でも眺めてましょうか
ヴォルク:「仕事が早くて助かったな。マーケットが賑わうのも頷ける」
ゼリエス:「俺達のような旅の冒険者も居るだろうからな」
ヴォルク:「ああ。冒険者に行商人、ドラゴン騒ぎも起きれば人気も更に増えそうだ」
ヴォルク:「それに、あれだけの規模であれば新たに見つかる遺跡もありそうだし……あの時のアルマには助けられたな」
ヴォルク:鎧を身に着けたゼリエスに肩を貸し、先行していたアルマを想起する。
ゼリエス:「ああ見えてアルマは俺よりも力強い。生まれ由来のものだからか、本人は気にしているようだけど」
ヴォルク:「アビスボーンか。俺もそうだが、その手の種族への目線は厳しい者も多いからな……」
ゼリエス:「ナキアも最初はそうだったりしたのかな」
ヴォルク:「いいや……偶然同じ商品を手に取ったんだ。アルヴであることにはすぐ気づいたろうが、その事には何も言わなかった。」
ヴォルク:「他の種族と変わらない、種族のひとつとして接してくれたよ」
ゼリエス:「そんな気はしていた。アルマの腕にも何も言っていないみたいだし」
ヴォルク:「ああ、好奇心旺盛に触っていた」
ヴォルク:「それに優しいし、聡明だ。……つい随分年下であることも忘れそうになる」
ゼリエス:「惚れた相手を子供だと思っていたらそっちのほうが不味いから安心していい」
ゼリエス:「冷静で落ち着きのあるヴォルクが忘れるというのは中々意外ではあるが」
ヴォルク:「好きな相手にはずっとそうあれはしないって事だ。」
ヴォルク:「ゼリエスこそ、アルマと初めて会った時はどう思ったんだ?」
ヴォルク:「勿論、どう会ったかでも変わるんだろうが……」
ゼリエス:「アルマと出会ったのは、彼女が悪漢に絡まれている他の冒険者を助けている時だった」
ゼリエス:「アルマも怯えていたがそれを押し殺し勇気を出して自分より大きな相手に立ち向かっていた」
ゼリエス:「アルマと過ごした今ならその様子が簡単に想像できると思う。迷わず仲間に誘い引き入れることにしたよ」
ゼリエス:「思い返すとあの時から既にアルマの事が好きだったのかも」
ヴォルク:「もちろん。……やはり強い人だな、アルマは」
ゼリエス:「ただ、やはり本気で惹かれ、魅了されたのはその後冒険を通してだな」
ヴォルク:「俺としては……同室で寝る事もあったようだが、恋人でなかったのは少し意外だったな」
ゼリエス:「護衛と世話役を同時に受ける依頼だったので。お陰でアルマの寝顔も何度も眺められたな」
ゼリエス:「話を戻すと、アルマは強いし、勇気ある女性だ。同時に彼女は何処か自分に自信がないように感じた」
ヴォルク:「……そういう事か」苦笑する。近い発想さえ浮かべば、思い至ったのだろうが。
ヴォルク:「自信か。そうだな、評価を少し控えめに考えている」
ゼリエス:「自分の右腕のことも、本当は嫌いなんだろう。生まれも、育ちも大変だったようだし」
ゼリエス:「だからもっとアルマにアルマ自信を好きになってほしいと思った」
ゼリエス:「アルマは俺と違って、神を信じているわけでも、救われたわけでもなかったはず」
ヴォルク:「少なくとも……ゼリエスと会うまではそうだったのだろうな」
ゼリエス:「周りからは呪われていると言われながら、それでもアルマは人のために戦う道を選んだし」
ゼリエス:「その右腕の力を使う時は何時も誰かを助けて守るためだった」
ゼリエス:「その姿は他の誰よりも美しく、綺麗だと思ったし、俺自身もアルマには何度も助けられた」
ゼリエス:「女神というのはアルマのような人の事を言うのだと思う。それに気づいていないなら」
ゼリエス:「俺がそれを伝えて信じさせてやりたい。アルマは気高く美しい、人に愛されるべき女性だと」
ヴォルク:「……ふ。心から愛してるんだな」
ゼリエス:「それに顔もとびきり可愛らしいしね。素直で元気でころころ忙しなく表情が変わる所はずっと見ていられる」
ゼリエス:「特に赤くなった時の表情が可愛くてつい少し意地悪を言ってしまう時もある。実は」
ゼリエス:「ちょっとアルマの話をしすぎたかな」
ヴォルク:「いや、構わない。……ゼリエスもそんな事を想ってたとはな」
ゼリエス:「俺ばかり話をしているのは不公平で不平等だ」
ゼリエス:「ヴォルクもナキアの事を話すべきでは?優しいし、聡明なのはいいことだが」
ゼリエス:「そうじゃない面も見たから惚れたんだろうし」
ヴォルク:「……まったく、敵わないな……分かった」
ヴォルク:「恐らく、惚れたのは……奈落教の魔法を受けた時だろうな」
ヴォルク:「欲望を増幅させる魔法だった。アルヴの吸精はいわば食事に近い……旅で暫く吸精を行っていなかったから、その魔法でマナが枯渇状態になったんだ」
ゼリエス:「怪物に変えられたりしなくてよかったな」
ヴォルク:「……今考えると恐ろしいな、それは。」
ヴォルク:「ナキアも同じ魔法を受けていただろうに、……自分の欲求を抑えてまで、吸精に応えてくれた」
ゼリエス:「なるほど……胃袋を先に掴まれたようなものか」
ヴォルク:「そう言ってもいい。……実際、あの時の事は鮮明に思い出せる。」
ゼリエス:「たしかに俺も空腹を我慢してアルマが俺に食事を作ってくれたら更に好きに魅了されてしまいそうだな」
ヴォルク:「前衛と後衛、その区別こそあれど……俺はナキアに守ってもらってると思ってる」
ヴォルク:「ナキアの知識、魔法、指揮は凡百の冒険者よりもよほど頼もしい」
ヴォルク:「……それに、彼女の声が聞こえるだけで奮い立つ気分だ。」
ゼリエス:「戦っていても伝わってきたな」
ゼリエス:「ナキアの声援が響くとヴォルクの槍は一際鋭さを増すのが」
ヴォルク:「なら、本当に奮い立っているらしい。」
ヴォルク:「……それに、ナキア自ら揶揄うような事を口にすることもあるが」
ヴォルク:「自らも照れるのは少し、聞いていて可愛い」
ゼリエス:「人をからかう言うような印象はないが」
ゼリエス:「ヴォルクだけに限って見せているのかな」
ヴォルク:「……だとしたら嬉しいな。独り占めだ」
ゼリエス:「甘えと好意が感じられて素直に羨ましいと言える」
ヴォルク:「寿命の差もある、俺の人生がずっとナキアと共にあるとは言わないが……」
ヴォルク:「……うん、独り占めにする瞬間が一番多いのは俺だろうな。聡明だけじゃない表情も、ナキアの魔法円も。」
ゼリエス:「おっと少し話が卑猥になってきたかな」
ヴォルク:「……照れた表情の事を言ったつもりだった」
ゼリエス:「見えた範囲に魔法円はなかったのでつい」
ヴォルク:「それは、……そうかもしれないな」
ゼリエス:「図星の当たりだったというわけか」
ヴォルク:「吸精の時はそこから吸っているからな。……そういった場所には付いてない」
ヴォルク:「もちろん、その手の事も独り占めであるのは否定しないが。」
ヴォルク:「色んな姿を見た。水着もドレスも、暖め合う事もした。……魅力的だった」
ヴォルク:「生涯を賭して、色んな姿を見るつもりだ。これからもな」
ゼリエス:「俺もアルマの裸を見たことはあると張り合いたくなる気持ちはあるがここは抑えておこう」
ゼリエス:「いくらでも褒めることはできるがそういった感想すら独り占めしておきたい気持ちがある」
ヴォルク:「まったく、神官だろうに……。だが、そうだな」
ヴォルク:「それは心に秘めておこう。二人も恥ずかしがるだろう」
ゼリエス:「シーンは色事を禁じてはいないので」
ゼリエス:「むしろ相手が一人だけなら推奨していると捉えることも出来なくはない」
ヴォルク:「そうだったな……だが、そんな事を話しているところを聞かれたらアルマには怒られるだろう」
ヴォルク:「あと、ナキアにも怒られそうだ。俺がな」
ゼリエス:「困ったことにその怒っている様子もかわいいのだが」
ゼリエス:話しながらのんびりと歩いている内に、武具の並んだ通りを抜けて、指輪を始めとするアクセサリー類が主に扱われている場所に出る
ゼリエス:そのうちの一つを手にとって
ゼリエス:「話に夢中になって、少し時間をかけすぎたかな」
ヴォルク:「ふむ……そうだな、贈り物のひとつでも買っていこうか」
ゼリエス:「お詫びに謝るためにね。アルマに似合いそうなのもあるし」
ヴォルク:「そうしよう。ナキアならば何を付けても似合うのだろうが……俺が送った物を付けるところが見たい」
ゼリエス:「ヴォルクも随分ナキアを愛しているように見える」
ゼリエス:「愛されているのも伝わってくるが」
ヴォルク:「もちろん。だが……お互い様だろう?」
ゼリエス:「それは夜確かめようかな」
GM:……そうして店を去っていった二人、とは別に
GM:店の影で出るに出れず、息を潜めていた二人がいた。
アルマ・コールリッジ:「……」「………………」
ナキア・レプシウス:「……」「……………………」
アルマ・コールリッジ:顔はもちろん、握りしめた指先まで真っ赤にして俯いている。
ナキア・レプシウス:恥ずかしさで互いに目も合わせられなくなっている。見なくても分かる。二人共耳まで真っ赤だ。
アルマ・コールリッジ:何度か出よう、出ようとは思ったが、そのたびにのろけのターンが目まぐるしく変わるので、とうとう出ていけなかった次第だ
ナキア・レプシウス:「………………っ、ふ、二人とも……」
ナキア・レプシウス:「……どこか、に。行ってしまったよう、ですね……」
アルマ・コールリッジ:「はい……あのままずっと話し続けていたら、どうしようかと……」
ナキア・レプシウス:「……顔から火が出るとはこのことです」
ナキア・レプシウス:「ああもう、なんだか頭がくらくらします……」
アルマ・コールリッジ:「ふふ。でもヴォルクさんがあんなに熱く誰かのことを語るの、はじめて見ましたよ」
アルマ・コールリッジ:「愛されてますね。ナキアちゃん」
ナキア・レプシウス:「もう……ヴォルクは、その、なんというか……言い方が気障っぽいのです」
ナキア・レプシウス:言いつつも、嫌そうではない。眉をきゅうと寄せながらも、満更でもないように口元は薄く笑んでいる。
アルマ・コールリッジ:「懐かしいですよね、奈落教事件のこととか。あの時はみんな初対面でしたけど……」
アルマ・コールリッジ:「私としても大きな事件だったので、ヴォルクさんがお話に出してくれた時は嬉しかったです」
ナキア・レプシウス:「ええ、アルマと縁ができたという意味でも、とても大きい出来事でした」
ナキア・レプシウス:「アルマが度々『シーンの神官』について話していたのを、気にはなっていたので。今回、ゼリエスとご一緒できたのも嬉しかったです」
アルマ・コールリッジ:「そうなんです! ゼリエスさんは……ちょっと言動は変わってますけど、でも本当にすごい神官さんなんです!」
アルマ・コールリッジ:「ドーデンから出てきたばかりの私を認めてくれて、励ましたり、導いたりしてくれて……ほんとに、私のいちばんなんです」
アルマ・コールリッジ:「だから嬉しいです。ナキアちゃんに、ゼリエスさんを紹介できたのが」
ナキア・レプシウス:「冒険者の中にも、私たちのように……恋仲の方もいらっしゃるのでしょうが、ご一緒することはなかったですから」
ナキア・レプシウス:「きっと、こう……ヴォルクも、嬉しかったのではないでしょうか。お互いに、話せる相手ができて」
ナキア・レプシウス:「……それはそうとして、その、少し……いえ、かなり恥ずかしかったですが……!」
アルマ・コールリッジ:「それも……そうですね。今回は恋人同士が二人……いや、私とゼリエスさんが正式に結ばれたのは、途中からでしたけど……」
アルマ・コールリッジ:「二人ですもんね。こういうときじゃないと、パーティで恋愛の話をするってなかなかできないと思います」
アルマ・コールリッジ:うーん、と首をかしげて。「あの、ナキアちゃん。恋愛の先輩にお聞きしたいんですけど」
アルマ・コールリッジ:「依頼のない二人きりの時って、どうやって過ごされてるんですか?」
アルマ・コールリッジ:「お部屋ですか? それとも一緒に買物とか、礼拝とか……?」
ナキア・レプシウス:「そうですね……日によって、色々です」
ナキア・レプシウス:「礼拝は、私たちどちらも敬虔な信徒というわけではないのでありませんが……」
ナキア・レプシウス:「冒険に使う物を買い出しに行ったり……食事をしたり、部屋で本を読んだり……ですね」
ナキア・レプシウス:「……れ、恋愛の先輩というほど、その、長く……お付き合いしているわけではないので、その……あまり参考にはならないかもしれません」
アルマ・コールリッジ:「いえっ、ぜ、全然そんなことないです!」
アルマ・コールリッジ:「ほら。結ばれたからには普段通りじゃだめなのかなとか、特別なことをしなければならないのかな……みたいな気持ちも少しあるじゃないですか」
アルマ・コールリッジ:「でも普段通りでいいんだなって、ナキアちゃんの今の話で思いました。それってすごく嬉しいことですよ!」
ナキア・レプシウス:「そ、そうですよっ。別に……特別なことをしなくても」
ナキア・レプシウス:「二人でいるだけで、お話しているだけで……楽しいし、幸せだなって……そう、思いますから」
アルマ・コールリッジ:「…………でも、それはそれとして」
アルマ・コールリッジ:少しだけいたずらな顔になる。普段のアルマとは異なる、信頼した人にだけ見せる顔だ。
アルマ・コールリッジ:「わたし達だけドキドキさせられたの、理不尽だと思いませんか?」
アルマ・コールリッジ:「わたし達も二人をドキドキさせる権利があると思います。考えましょうナキアちゃん! 仕返しを!」
アルマ・コールリッジ:「どうするのがいいかな……? そこのお店で、ちょっと攻めたお洋服を買ったりするのがいいかな……?」
ナキア・レプシウス:「……仕返し……!」
ナキア・レプシウス:「え、ええ! 私たちだけあんな……恥ずかしくなるのは……不公平だと思います!」
アルマ・コールリッジ:「でしょう!」
ナキア・レプシウス:「……でも、ヴォルクもゼリエスも、少しばかりのことじゃ動じなさそうですよね」
ナキア・レプシウス:「何か……大胆に……二人ともびっくりするようなことを考えなくちゃいけないでしょうか……!」
アルマ・コールリッジ:「……そうなんですよね。ゼリエスさん、私のお風呂を見た時も平然としていたし……」
ナキア・レプシウス:「お風呂を?!」
ナキア・レプシウス:「そ、それって……アルマは裸……?!」
アルマ・コールリッジ:「あっいえ、違うんです! 裸……裸ではありましたけど、入浴中に敵が襲ってきて……仕方なかったんです!」
アルマ・コールリッジ:「……裸ではありましたけど……」
アルマ・コールリッジ:「ナキアちゃんはそういうハプニングはなかったんですか? ヴォルクさんと一緒に仕事をこなしてきて」
ナキア・レプシウス:「そ、そうでしたか……ある意味事故……」
アルマ・コールリッジ:「着替えの時に出くわしてしまった、とか。あとは……偶然倒れ込んで身体が重なってしまった、とか……」
ナキア・レプシウス:「ええと……」 言っても良さそうなことを選別している……
ナキア・レプシウス:「その……前に魔域に乗り込んだことがありましたよね。アルマも一緒の時です」
アルマ・コールリッジ:「魔域……あっ、ボンマディさんのときですか?」
アルマ・コールリッジ:「あのときは大変でしたよね。ヴォルクさんが敵の自爆に巻き込まれてしまって……」
ナキア・レプシウス:こくこくと頷く。
ナキア・レプシウス:「その……実はあの時、手当をしてもヴォルクが目覚めなくて……」
ナキア・レプシウス:「何が足りないんだろうって考えた時に、アルヴとしての活力、マナが足りてないのでは、と……」
アルマ・コールリッジ:「うん」 思い出している。確かあの時は応急手当をするから後ろを向いていろ、と言われたはずだ。
アルマ・コールリッジ:額面通りに受け取り、ヴォルクが助かるよう懸命にシーン様に祈っていたと記憶している。記憶しているが……。
ナキア・レプシウス:「……そ、それで。実は、ヴォルクにも、まだ……言ってないのですが……」
ナキア・レプシウス:「マナを……吸ってもらうために、その、直接……」
アルマ・コールリッジ:「……」
アルマ・コールリッジ:「ちょく、せつ……」
アルマ・コールリッジ:「ということは、その……」
ナキア・レプシウス:「…………は、はい。キス、で……」
アルマ・コールリッジ:「……」 思い出している。後ろから聴こえていたかすかな水音や、何かが触れ合う音。
アルマ・コールリッジ:あれはてっきり、レンジャーが用いる特殊な水薬などだと思っていたのだが。
アルマ・コールリッジ:「……やっぱり先輩じゃないですか……!」
アルマ・コールリッジ:「わ、私とゼリエスさんは手を繋いだり、一緒のお部屋で寝たりが限度なのに!」
ナキア・レプシウス:「逆に恋人じゃなかったのに一緒のお部屋で寝たんですか?!」
ナキア・レプシウス:「そ、それはそれで……その、進んでるような……!」
アルマ・コールリッジ:「ち、違うんです! 赤ちゃんを保護して、みんなで同じ部屋で寝ようって……い、依頼のためだったんです!」
アルマ・コールリッジ:「……」
アルマ・コールリッジ:「……しちゃったらどうですか? このあと合流したら、もう一度」
アルマ・コールリッジ:「ドキドキしますよ、絶対!」
ナキア・レプシウス:「………………え、ええと」
ナキア・レプシウス:「……それが、初めてのキスだってことは……言って、ないんですが……」
ナキア・レプシウス:「その、キス自体は、その後……何度も……してる、ので……」
アルマ・コールリッジ:「何度も!?!?」
ナキア・レプシウス:言いながら顔がどんどん真っ赤になっていく
アルマ・コールリッジ:「な……何度も!?」
ナキア・レプシウス:「だ、だって! す、好きな人と二人きりになったら……その、そういうことも、あるじゃないですか!」
ナキア・レプシウス:「あ、アルマもしちゃったらいいじゃないですか!」
アルマ・コールリッジ:「だ、駄目です! はじめての……はもっと、もっとこう……ロマンチックに……」
アルマ・コールリッジ:「夜のオアシスとか……二人きりで寝る前にとか……」
ナキア・レプシウス:「じゃ、じゃあこの後誘いましょう! 今夜……オアシスデートしましょうって!」
アルマ・コールリッジ:「!」
アルマ・コールリッジ:「それですナキアちゃん! デートしましょうって急に言われればゼリエスさんだってドキドキするはずだし、私も……一歩前に進めます!」
アルマ・コールリッジ:「ええと、そしたらかわいい服を買って……いや、その前に二人を捕まえて予定を確保するのが先……?」
ナキア・レプシウス:「ええ、あの夜の大オアシスの雰囲気なら……絶対、良い感じになりますよ!」
ナキア・レプシウス:「……アルマ、その、さっき言ってた『攻めたお洋服』を……私にも教えてほしいのですが……」
アルマ・コールリッジ:「……! 任せてください!」
アルマ・コールリッジ:「恋愛ではちょっと……いえかなり……遅れを取ってますけど、こう見えても大都会ドーデン首都の出身……! おしゃれならお役に立てます!」
アルマ・コールリッジ:「ええと、ちょっと待ってくださいね。実は先日の聞き込みの時に……」
ナキア・レプシウス:「こうなったら……二人の知恵を合わせて、ヴォルクとゼリエスを絶対、ドキドキさせましょう!」
アルマ・コールリッジ:「あったあった。ほら見てくださいナキアちゃん、あの……角のお店です!」
アルマ・コールリッジ:指さした先には、セクシーな服や下着が並ぶ──酒場のダンサー御用達の服飾店がある。
アルマ・コールリッジ:「ああいうのです! さっ、行きましょう!」
ナキア・レプシウス:「……お、おお……流石はアルマ……」 表に並んでいる服だけでも既に……かなり……際どい気がする!
ナキア・レプシウス:「え、ええ! 似合うのを一緒に探しましょう……!」
アルマ・コールリッジ:(……)(……あんな際どいお店だったかな……?)
アルマ・コールリッジ:先に目をつけていたのは、一つとなりの通りのもう少し可愛らしいお店だったのだが、勘違いには全く気づいていない。
アルマ・コールリッジ:「はい! 目指せ、ヴォルクさんゼリエスさんドキドキ作戦……です!」
アルマ・コールリッジ:そのままナキアといっしょに、お店の方向へ向かっていく。
ヴォルク:そんな二人を少し遠くから眺めている、男が二人。
ヴォルク:帰る途中で二人を見つけ、驚かせるか合流しようと後ろを追いかけていたのだ。
ゼリエス:「まさか向こうも近くに来ているとは思わなかったが」
ヴォルク:「あぁ。それも、そうだが……少し、大胆過ぎるんじゃないか……?」
ヴォルク:店のディスプレイを通目に見る。それだけでも、一般的な女性が着るにはいささか派手だろうか。
ゼリエス:「確かにアルマはああいった煽情的で際どい格好を好むタイプではないな」
ゼリエス:「ナキアは意外と好きだったりするのか?」
ヴォルク:「いや、そんな事はない。」
ゼリエス:「だとすると……あの店で選んでいるのはアルマたちのための服ではなく」
ゼリエス:「俺達のための服ということになりそうだな」
ヴォルク:「そ、そういう事……になるんだろうな」
ゼリエス:「どうする?ヴォルク」
ヴォルク:「……ここから合流するのは、流石にな」
ヴォルク:「見なかったことにして神殿に戻る……か? 合流するにせよ、衣類を買ったなら一度仕舞うだろう」
ゼリエス:「二人の心意気と気遣いに水を指し邪魔をするのはな」
ゼリエス:「何よりアルマがどんな物を選んでくれたのか楽しみにしておきたいし」
ヴォルク:「……同感だ」
ヴォルク:「ここで見てしまうのは少し、惜しい。」
ゼリエス:「夜が待ち遠しくなってきた」
ゼリエス:「今から胸が高鳴るな。悟られ気付かれないように気をつけておこう」
ヴォルク:「装飾品を買って真っ直ぐに戻った……ということにしておくか」
ヴォルク:「……寡黙に見えて案外積極的だな、ゼリエス」思いの外楽しみを口にするゼリエスに、思わず微笑が浮かぶ。男同士の友情というものだ。
ゼリエス:「言葉にしなければ気持ちも伝わらないのでな」
ゼリエス:「お互い夜は沢山伝えよう。愛してることを」

◆アフタープレイ

GM:それではこれにて、SW2.5セッション、『夜よ、目を閉じよ』の本編は……終了です!
GM:お疲れ様でした!
GM:あとは続けてリザルトの計算に移っていきましょう。時間も時間なので手短に……
GM:まずは4人とも成長ダイスを振ってください! それさえ振れば離脱しても大丈夫だからね
ゼリエス:GR
SwordWorld2.5 : [3,1]->(筋力 or 器用度)

ヴォルク:はーい!
ヴォルク:gr
SwordWorld2.5 : [1,2]->(器用度 or 敏捷度)

ゼリエス:お、筋力かな
ナキア・レプシウス:gr
SwordWorld2.5 : [6,6]->(精神力)

ヴォルク:あっ悩む
ヴォルク:すご
ナキア・レプシウス:精神ガチ勢
ヴォルク:器用……にしとこう!
アルマ・コールリッジ:gr
SwordWorld2.5 : [5,4]->(知力 or 生命力)

ゼリエス:器用でもいいけど
アルマ・コールリッジ:ウ~ン
GM:へえ 器用になったんですね このセッションの後……
アルマ・コールリッジ:まあ生命力かな……知力は腕輪こみで3あるし
ヴォルク:器用になりました
アルマ・コールリッジ:夜通し運動をしたので生命力が上がりました
ヴォルク:ナキアも吸精されるからね
ゼリエス:でかい鎧身に付けるために筋力にしておこう
ナキア・レプシウス:夜通し運動を?!
GM:ついたんだ 筋力が……
ナキア・レプシウス:吸われても平気なように精神力を上げます
GM:じゃあそこ以外の報酬の話に入ります。まず経験点!
GM:基本点として、1000点! これはもともと本セッションは戦闘が少ないので、成功時の基本点を1300点にするつもりだったんですね。なので戦闘敗北分はちゃんと引かれています
GM:たとえ調子に乗った悪いGMがエネミー大盛りにしたせいで敗北していようと……敗北は敗北!
アルマ・コールリッジ:そういえばミドル戦闘なかったっけ
ナキア・レプシウス:大盛りが食べきれなかった
アルマ・コールリッジ:なるほどな~ 戦闘1回の時はそうやってバランス取ればよかったんだ
ゼリエス:うぇい!
アルマ・コールリッジ:いいぜ! 負けは負け!
GM:そしてそこに、倒した分のモンスターのレベルを参照した追加点を足すと、これはヴァンパイアハウンドLv5*4にスケルトンヘビーアーチャーLv6で、260となります
ヴォルク:なるほどね!満足感会ったから気づかなかった
アルマ・コールリッジ:骨マジで強かった
GM:よって今回の経験点は1260点! 各自ファンブル分があれば足しておいてね
ヴォルク:骨マジで強かった…
ナキア・レプシウス:確かに道中ずっと調べ物してたといえばそう
アルマ・コールリッジ:機械の体(機械)特性がなければクリティカル薙ぎ払いが入ってたんだけどな~骨
ナキア・レプシウス:後半はファンブルしてないはずだから1260点!
ゼリエス:無かも~
アルマ・コールリッジ:https://quantum44-02.sakura.ne.jp/log/202406/20240629_oasisnight2_h.html
アルマ・コールリッジ:ログはこれ!
ヴォルク:無かな~
ヴォルク:誰もしてないかも
GM:次、報酬です! これも依頼人からは満額が支払われます。2500G!
ヴォルク:わーい
アルマ・コールリッジ:よりによって2回クライマックスでファンブルしてました 1360点かな……
GM:また、ドラゴンが地下からブワーしてきた遺跡の探索権について、本来は君たちに渡るはずのものなんですが……
アルマ・コールリッジ:地主さんがなんか言ってきてるのかな
GM:ロウがあれこれ手回しをして『アルマサのオアシスガードと合同神殿が共同で権利を有し、探索は未知なる剣亭へ一任する』という建付けの契約になりました
GM:この契約により、発見者である君たちへは1000Gが入ります。もちろん君たちが熱望するならこの遺跡の探索権の方を主張してもいいが
GM:さすがにGMはそこまで回せない可能性が高いので換金をオススメするぜ! 戦利品もないし、その代わりにね
ヴォルク:はーい!
ゼリエス:うぇうぇ!
アルマ・コールリッジ:そうだねえ 1000Gにしちゃおう
GM:という訳で、特に異論がなければ一人当たり2750Gが入るでしょう。今回は消耗品とかも特になかったはずなので、そのまま受け取っておくれ
ナキア・レプシウス:いいと思います お金大事だし
ナキア・レプシウス:ヴォルクのカードがあるかな?
ヴォルク:うめ うめ…3枚だけ使いましたね
GM:あっそれがあるか じゃあ1000Gから60G引いて940Gで
ヴォルク:235!
GM:C(940/4)
SwordWorld2.5 : c(940/4) → 235

GM:そうだぜ 2735G!
ナキア・レプシウス:はーい!
GM:最後に名誉点。これも今回剣のかけらを手に入れていないですが……
GM:かと言って君たちが町の中を奔走して真実を突き止めて儀式が失敗に終わったという経緯からして何の名誉も来ないというのもおかしな話なので、固定で10点を付与します イレギュラー的な処理ですが、まあそこまで変ではないはず……
ゼリエス:おいす!
ヴォルク:二つ名が付いて名誉点が増えるとかはある話ですからね 嬉しい~
アルマ・コールリッジ:よかった~~
ナキア・レプシウス:いただきます!
アルマ・コールリッジ:かけら4つくらいふっても10点いかないことあるしいい感じの数字だ
ヴォルク:www あるね…
GM:実際、あのドラゴンが目覚めた理由は現時点では不明なので、もし君たちの交戦に刺激されて目覚めたとしたら、
GM:やっぱり君たちがいなければ町には被害が出ていたかもしれないのだ。そういう所も加味してですね
アルマ・コールリッジ:ドラゴンちゃんが何もしないいい子でよかったなあ
GM:という感じで……精算も終了! これにて本セッションの全行程を終了します
GM:お疲れ様でした~
ナキア・レプシウス:お疲れ様でした!
ヴォルク:あ!すみません ここでアビス強化してもいいですか?
ゼリエス:おいす!色々話聞いてくれてありがとうだぜ!楽しかった!
アルマ・コールリッジ:ムッ
ゼリエス:強くなる!
ヴォルク:やってみたいなって……
GM:オッ いいぞ~
ヴォルク:わーい!アールシェピースで、C値-1を選択します!
アルマ・コールリッジ:いいの出るかな~
アルマ・コールリッジ:C値-1のA武器メチャ強そう
ヴォルク:2d6を1回でいいんだっけ
ナキア・レプシウス:おおっ
アルマ・コールリッジ:2d6!
ヴォルク:2d6 前回でもできたんだけど変なの引いた時買い替えられなかった
SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[3,4] → 7

アルマ・コールリッジ:ちょうどこのあいだアビス強化したから覚えているぜ
ヴォルク:死に近いんですけど!
GM:死に近い!
ナキア・レプシウス:まさか連動するとは思わないじゃん
GM:ワシの加護じゃ……
アルマ・コールリッジ:www
アルマ・コールリッジ:ある意味運命的ではあるが……
ヴォルク:この馴染卓で引いたから……?
ヴォルク:まあ運命でしょう これもね
GM:結構危険なカースなので……
GM:無理せず振り直しても……いいぜ! カッコはつくけどね
ヴォルク:もうないぜ!
GM:ないか~
ヴォルク:だから……とりあえずもう1個アールシェピース持つか悩んでおきます
ナキア・レプシウス:幾ついるんだっけ
ヴォルク:3個だね
GM:いや 死に近いカースは携行時なので……
ナキア・レプシウス:2個ならあるけど……
GM:もう一個持っててもダメだぜ
ヴォルク:あ、いや 置いていけないかなって……
GM:置いていくならできるぜ
ヴォルク:それを考える意味でもね
アルマ・コールリッジ:砂漠に槍が突き刺さってるのもそれはそれで趣がありますね
ヴォルク:死ぬじゃん!