『ゴーストトラブルバスターズ』(GM:猫口)
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キャラシート
PC1 : 《ベルンシュタイン》東屋リク(キャラシート)(PL:いーさにうむ)
PC2 : 《ハニカムファイア》星宮千佳(キャラシート)(PL:クオンタム)
PC3 : 《リトル・ライト・ブルー》速水やどり(キャラシート)(PL:紅井寿甘)
PC4 : 《サンセット》楠本日向(キャラシート)(PL:氷雨)
目次
◆プリプレイ
GM:千佳リク卓、やるぜ~~ [14:02]
GM:よろしくお願いします! [14:02]
GM:まずはトレーラーを貼りましょう。 [14:02]
クオンタム:イェイイェイ [14:03]
■トレーラー
天災の中から生まれたのは、
仮初の家、
仮初の庭、
そして、仮初の命。
それと出会った少年と少女は
少しだけ背伸びして手を差し伸べる。
仮初の家族は幸せを掴むことが出来るのか。
GM:ではPC1から自己紹介しましょう。
GM:PC1はリクくんだ!キャラシURLと自己紹介をどうぞ!
東屋 リク:オレだった!
PC1 : 《ベルンシュタイン》東屋リク(キャラシート)(PL:いーさにうむ)

東屋 リク:「オレが来たからには、もう安心だぞ!」
東屋 リク:「な、ちょッ、耳とかしっぽとか勝手に触るなー!」
東屋 リク:"ベルンシュタイン"東屋リク(あずまや・-) 人懐っこく勝ち気な12歳のUGNチルドレン!
東屋 リク:親元を離れてチルドレン寮に一人暮らし。「ムシャシュギョーだぜ」とは本人の談。
東屋 リク:幼い頃は『訓練を続ければ格好いい狼やジャガーに獣化できるようになる』と信じていたものの、後に因子に依るものとしってショックを受けたことがあるとか。
東屋 リク:ふわふわもこもこの猫・チンチラゴールデンの獣化因子を持つ。RC能力自体は高いのだが、気を抜くとすぐ耳や尻尾が出てしまうのが悩み。
東屋 リク:完全に獣化するとネコチャンになってしまうぞ
東屋 リク:データとしては、バロール/キュマイラの支援+RCサブアタッカー。
東屋 リク:亜純血で取得した《コズミックインフレーション》で《ターゲットロック》《攻性変色》の効果をPT全体に付与できる!
東屋 リク:さらに最強エンブレム「バディムーブ」による達成値支援を完備! できるチルドレンだぞ
東屋 リク:本人の攻撃はバフ頼みの火力なので、周りと連携しつついい感じに戦っていくぜ
東屋 リク:データがIAとUAでも一切変更なく、平成のデータだぞ。どこまで食らいついていけるのか……!
東屋 リク:あっあと11歳当時より、身長が8cm伸びました。ちょっと声も低くなりつつある!
東屋 リク:こんな感じ!
GM:よろしくお願いします!12歳リクくん!
GM:PC1と2で共通のハンドアウトなのでちょっと待ってね
GM:では次はPC2の千佳ちゃん!
GM:URLと自己紹介をよろしく!
星宮千佳:はーい!
PC2 : 《ハニカムファイア》星宮千佳(キャラシート)(PL:クオンタム)

星宮千佳:星宮千佳です!11歳でした!
星宮千佳:元気でよいこな小学生です。錬成したツインガトリングガンとどんな時でもポジティブハートが武器。
星宮千佳:太古の昔にやった猫口さんGMのセッション『あの影を追え』でデビューして以来、ずっと11歳・小学5年生でやってきましたが
星宮千佳:アンチェインアームズとかいうサプリのせいでとうとうサザエさん時空が崩れてしまい、6年生に進級しました。
星宮千佳:この時期の女子の成長は早い! 身長は142cmから149cmに!
星宮千佳:もうだいぶ中学生っぽい体つきになっていると思います。精神面はたぶんまだ小学生。
星宮千佳:性能的には……ダブルクリエイトしたガトリングガンを撃つ。割とそれだけです。
星宮千佳:錬金術師とかいうクソDロイスが足を引っ張ってますが、
星宮千佳:今回は最強エンブレム「バディムーブ」による達成値支援を完備! できるチルドレンだぞ!
星宮千佳:みんなを一生懸命お手伝いしようと思います。あとリクくんとも仲良くします! よろしくね!
GM:よろしくお願いします!
GM:仲良くして欲しいね…というわけでハンドアウトです
■ハンドアウト
・PC1、2(東屋リク、星宮千佳)
シナリオロイス:謎の少女
君たちはUGNチルドレンだ。
ある空き地で”霊”の目撃情報がSNSで話題になり、
君たちはその調査を命じられた。
そこで目にしたのは、過去に朽ちたはずの家、庭
そして謎の少女だった。
謎の少女は君たちを見てこう言った。
「おかえり、パパ、ママ!」
東屋 リク:パパ?!?!?!?!
星宮千佳:結婚しちゃった……!
東屋 リク:ま、まだだぞ?!?!
GM:というわけです。頑張ってね。
GM:パパとママになれ…
東屋 リク:はい……東屋リク、パパになります……(スゥーッ
GM:ではPC3の自己紹介。やどりちゃん!よろしくお願いします!
星宮千佳:車の免許とらなきゃ……(母親は送り迎えするものだと思ってる)
速水やどり:はい!!
PC3 : 《リトル・ライト・ブルー》速水やどり(キャラシート)(PL:紅井寿甘)

速水やどり:「当然です。……外見こそ子供でも、支部長ですから」
速水やどり:"リトル・ライト・ブルー"速水やどり(はやみ・やどり)。
速水やどり:とあるUGN支部の支部長。12歳、小学6年生。
速水やどり:基本ステージ(UA)の時空連続性が安定しないため、一部では既に中学1年生になったとされていますが
速水やどり:この卓では6年生として扱います。そうします。
速水やどり:とある戦いを乗り越えて1年、身長もやっと140cmを越えました。
速水やどり:本人に戦闘力は一切ないのですが、聴くと意識が冴える不思議な声援と頭脳で皆を支えます。
速水やどり:性能はピュアノイマンでみんなにメジャー支援を撒くだけ。
速水やどり:性格はカタいと言っていいほど真面目ですが、ノリが悪いというわけではないようです。
速水やどり:趣味と特技は紅茶を入れること。好物はいちごを筆頭とした甘いもの。
速水やどり:今回はだいぼうけんを共にしたお友達と再会の予感です。
速水やどり:千佳リクを特等席で見届けてやる……!
速水やどり:頑張っていきます、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!頼れる支部長!
GM:ではPC3と4も共通ハンドアウトなので
GM:PC4、日向さんの自己紹介!よろしくお願いします!
PC4 : 《サンセット》楠本日向(キャラシート)(PL:氷雨)

楠本 日向:「大丈夫。私が一緒に居るからね~?」
楠本 日向:"サンセット"楠本日向です。25歳のUGNエージェント……兼
楠本 日向:小中学校の養護教諭をしています、保健室の先生ってやつ。普段は白衣とか着てますが、任務中は立ち絵の格好!
楠本 日向:身長は169cmあるのでみんなよりだいぶ高いです。抱っこしてあげてもいいよ~
楠本 日向:信仰の火に分類される遺産『眩耀導火』を所持しており、戦闘中は基本的に長銃を用いて戦いますが……
楠本 日向:威力(固定値)はめちゃくちゃ高いというわけでも滅茶苦茶な破壊力があるわけでもなく(なぜならそれらは必中の弓に負けているため)
楠本 日向:代わりに銃火を視界が埋めることで未来を見せてくれる能力を持っています。滅茶苦茶眩しいけど……
楠本 日向:そのため『チェックメイト』や『チェイストリガー』のように器用な支援エフェクトを保持しているぞ
楠本 日向:失明寸前なので能力で補いつつ日々を過ごしています。性格は柔らかいお姉さん気質で、大抵のことは優しく受け入れてくれるタイプです
楠本 日向:そんな感じ!保護者としてみんなをしっかり守ります!
GM:よろしくお願いします…エッチなお姉さん…
GM:ではハンドアウト!
・PC3、4(速水やどり、楠本日向)
シナリオロイス:”マートレット”
君たちはUGNに与する者だ。
平港市内で”霊”の目撃情報が増え、SNSでも話題になっている。
多くは勘違いや思い込みだが、ここ最近は本物…
つまりジャーム化したレネゲイドビーイングである場合が
多く確認されている。
市内に調査に乗り出した君たちはシャルヴのエージェント、
”マートレット”に出会う。
速水やどり:シャルヴ! 新たな敵!!
楠本 日向:負けないぞ~
星宮千佳:シャルヴ、アンチェインアームズのやつか!
GM:そうだぜ
GM:人類大量絶滅を掲げるわるいやつらだ
GM:というわけで早速セッションをやっていきましょう。
GM:よろしくお願いします!
東屋 リク:よろしくお願いします!
楠本 日向:よろしくお願いします~!
速水やどり:よろしくお願いします!
星宮千佳:うおおやるぞー!
◆OP01:速水やどり&楠本日向
GM:楠本さんやどりさん、登場侵蝕をお願いします
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(33 → 41)
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(33 → 39)
平港市UGN支部
GM:図書館をカヴァーとした秘密施設。
GM:ここが平港市UGN支部である。
GM:君たち二人は平港市より要請を受けてこの場所にいる。
GM:君たちの前にいるのは支部長の花袋二葉だ。

花袋二葉:「どうも、”ドッペルライター”の花袋二葉です。」
花袋二葉:「この度は遠いところからわざわざありがとうございます。」
速水やどり:「"リトル・ライト・ブルー"、速水やどり。要請を受けてN市より参りました」
楠本 日向:「うん、はじめまして……"サンセット"、楠本日向。こちらこそ、わざわざ出迎えてくれてありがとね?」
花袋二葉:「今回お二人には、既に招聘した二人のサポートをしていただきたい。」
花袋二葉:「といっても、ご存じですね。」
花袋二葉:「”ベルンシュタイン”と”ハニカムファイア”。」
速水やどり:「はい。事前に資料は受け取りましたし……ふたりは個人的に縁がある知己でして」
花袋二葉:「二人はレネゲイドビーイングとの遭遇経験が多いベテランです。」
花袋二葉:「”シャルヴ”が日常を脅かしつつある現在、貴重な人材と言えるでしょう。」
楠本 日向:「うんうん、今の時期にはビーイングとの接触経験が多い彼らは大切な戦力~ってことだね?」
速水やどり:「ゼノスが瓦解したことで、レネゲイドビーイングを無害なまま引き入れられるチャンスは減っていますからね……」
速水やどり:「UGN内にRBとの折衝能力に優れている人材が確保できていることは助かります」
花袋二葉:「はい。そして二人とあなたたちに依頼したいのは、」
花袋二葉:「市内の”幽霊”事案についての調査です。」
楠本 日向:「そういえばこの市について調べてた時、随分幽霊のうわさが多かったねぇ」
花袋二葉:「増えたのは最近になってからです。」
速水やどり:「それがRBとかかわりがある、と」
花袋二葉:「大概は見間違いや思い込みが原因ですが、」
花袋二葉:「本物が混じっている可能性がある。」
楠本 日向:「……まあ、この状況だもんね~。いつの世も心霊現象は大好きな人が多いけど、急に増えるなんてのも不自然だし」
花袋二葉:「まずは市内を調査しつつ、先行した二人と合流してください。」
花袋二葉:「次の指示は追って伝えます。」
速水やどり:「"リトル・ライト・ブルー"、了解しました」
速水やどり:「現場人員を統括しつつ、そちらの指示に従います」
楠本 日向:「"サンセット"、こっちも了解したよ~」
楠本 日向:「よろしくね、リーダー……でいいのかな?」それともやどりちゃんとかの方がいい?と柔和な微笑を浮かべている。
速水やどり:「呼びやすい方で。民間人の前でリーダーと呼ばれても困りますし」
楠本 日向:「あぁ、それはその通りだね~。それじゃあやどりちゃん、行こっか?」
速水やどり:「はい。行きましょう」
速水やどり:「あの二人、自由気質なので……何かトラブルに巻き込まれてないといいのですけど」
GM:─────
GM:平港市内
GM:─────
GM:昼下がりの通りを二人は歩いている。
GM:この先の町はずれに二人の調査対象である空き地が存在する…が、
GM:君たちは通りから外れた路地裏、
GM:人型ではあるが人間ではない、異様な影が視界に入る。
速水やどり:「……! 見え……いえ、感じますか楠本さん」
楠本 日向:色を映さぬ視界に何かが映ることはない、けれど。
楠本 日向:「うん……何か"いる"よね?それも、普通じゃなさそうなのが」
速水やどり:「『幽霊』の正体でしょうか。私たちが先に遭遇するとは……」
楠本 日向:「本当に『幽霊』だったりして~?」
速水やどり:(合流を優先させるべきか……?)
楠本 日向:そういいながらも、キャリーケースに収納した長銃を慣れた手つきで組み上げる。
GM:その異様な影は、一人の男と対面している。
???:眼を糸のように細めた、黒髪の男。
速水やどり:(……2人の会話を聞けますか、楠本さん。情報が欲しい)耳打ちする。
???:彼は幽霊らしきものを前にしても全く動揺していない。
楠本 日向:(もちろん、聞けそうなら聞きたいところだけど……)
楠本 日向:耳を澄ませる。何か話していそうですか?
GM:話していますね
???:「……未練があるんだろう?」
???:「それはそうだ。君だけが死に他の人間がのうのうと生きているなんて許せないよなあ。」
???:「それを晴らす方法はただ一つ。」
???:「”巻き込んでしまえばいい”」
???:「”君と同じにしてしまえばいい”」
???:掌から赤黒い鎖が現れ、人型の何かの心臓らしき箇所を縛る。
GM:人型の塊は急激に変化していく。
速水やどり:(あれは……グレイプニルシンドロームの……!)
楠本 日向:(グレイプニル……実際に遭うのは二度目だなぁ) 言葉を彼女へ伝えながら、その様を見て
速水やどり:(話を聞いている場合ではなくなりました。緊急ですが、止めに入ります)
楠本 日向:(これ以上野放しにするわけにもいかないもんね……もちろん、行こうか)
速水やどり:「楠本さん。責任は私が負います」
速水やどり:「"発砲許可。当ててください"」凛とした声が響き、楠本さんの感覚を研ぎ澄ます。
楠本 日向:「──うん、ありがとう。」
楠本 日向:能力は共有済みだ。けれど、その効力は思いのほか凄まじい。見えないものが見えるようになった感覚は、自身が描く盤上に色がつくような感覚。
楠本 日向:古い長銃を構え、引金を引く。大砲を撃ったような銃声に、激しい光が目を刺して。
楠本 日向:弾丸はただ一点に、男の掌へと飛んでいく。
GM:キンッ!!
???:掌から伸びた鎖が銃弾に寸断され、
GM:人型の塊の変異が止まる。
???:「おっと。参ったなあ、邪魔されるなんて。」
楠本 日向:「UGNだよぉ、大人しく投降する気はあるかな~?」
楠本 日向:レバーを引いて、排莢。油断はせずに、彼の動作に集中する。
???:「投降?どうして?」
速水やどり:「負けるはずがないのだから、投降する理由がない、とでも?」
速水やどり:「いかな新種でも、死ぬまで殺せば倒せます。そのくらいの自信がこちらにはあるということです」
???:「思ったより物騒じゃないか。」
???:「そんなにこれが憎いのかな。」
???:寸断された鎖の先を垂らす。
楠本 日向:「どちらかというと──それが起こす被害が憎いかな?」
???:「………んーー。」
???:「ここでやってもいいけど、」
???:「目的のために余力も残したいからなあ…」
???:「決めた!」
???:鎖を伸ばし、ビルの壁面に引っ掛けて跳躍。
???:「逃げる!」
速水やどり:「な……!」
速水やどり:「"追撃を! 撃って!!"」
楠本 日向:「うん、もちろん……やってみよっか」
速水やどり:指示を飛ばすが、成果が出ることは期待していない。
速水やどり:最低限、あいつをここまで戻ってこさせないことが重要だ。
楠本 日向:壁面へ跳躍し飛んで行った彼を、追撃するように射撃する。けれどあの様子では防がれるだろう、と思いながら。
???:銃弾を鎖で弾きつつ君たちに告げる。
”マートレット”:「僕は”マートレット”。」
”マートレット”:「足なき鳥”マートレット”。」
”マートレット”:「地にも枝にも頼らず飛び続ける鳥。」
”マートレット”:「いずれここも、僕にとって住みよい場所になる。」
”マートレット”:《瞬間退場》
速水やどり:「……とりあえず、即座のグレイプニル化は防げたようですね」
楠本 日向:「うん。けど今回も随分、厄介なことになりそうだなぁ……」
速水やどり:「まさか、シャルヴが出張ってくる案件だとは……危険度を一段階引き上げる必要がありそうです」
楠本 日向:「そうだね、ただの噂調査とかじゃなくて……しっかりとした計画がありそうだ」
速水やどり:「"ドッペルライター"のも報告しておかなくては。それと」
速水やどり:「リクさんと千佳ちゃんも、既に危険に巻き込まれているかもしれません」
速水やどり:「合流を急ぎましょう」
速水やどり:「……その前に、現場の状態記録だけはしなくては」
楠本 日向:「うん。先に……被害に遭った子を確かめよっか」
速水やどり:「さっきの影は……」
GM:先ほどの影はもう既に薄くなっている。
GM:君たちに何事か言おうとしたのか、口元がぱくぱくと動くが、
GM:やがて最初から何もいなかったかのように姿を消した。
速水やどり:「……もともとが希薄な存在だったのでしょうか……?」
GM:報告して詳細な調査をすればわかるかもしれません
楠本 日向:「姿かたちを持ち始めたところ、だったのかな。……これも覚えておこっか」
速水やどり:「はい。必要そうな情報は記録したので」タブレットを叩いてメモをとったり、写真を撮ったりを急いで終える。
速水やどり:「合流に向かいましょう」
楠本 日向:「よしっ」銃を仕舞い、キャリーケースに手を伸ばして。
楠本 日向:「頼りにしてるからね~、リーダー?」
速水やどり:「こちらも、頼りにさせていただきます」
GM:─────
GM:シナリオロイスは”マートレット”です
GM:保留でもいいよ
速水やどり:"マートレット"/執着/○脅威
速水やどり:これでロイスとって以上!!
楠本 日向:とりあえず保留で!感情悩み中です
◆OP02:速水やどり&楠本日向
GM:千佳ちゃんリクくん、侵蝕お願いします
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(35 → 38)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(28 → 28)
星宮千佳:お?
星宮千佳:あっ最大値が28になってる!
星宮千佳:そもそも初期値も違ってる!32なので……37です
GM:了解です
平港市郊外
GM:【立ち入り禁止】【公有地】
GM:の看板が君たちを威圧する。
GM:無論、君たち…正確には平港UGN支部長が既に許可を取っているので問題はないのだが。
GM:ここは平港市郊外。
GM:この鬱蒼と茂った雑木林の奥に、問題の空き地がある。
星宮千佳:「ここだよね? オバケがいるっていう空き地」
GM:君たちは幽霊の噂を聞いて、ここの調査にやって来たのだ。
星宮千佳:「たちいり禁止って書いてあるけど……だいじょぶかな? 怒られないかな?」
東屋 リク:「なんだっけ、こーいうの……ジュウアツ?感?」
東屋 リク:「だいじょーぶだろ……ここの支部長にはイイって言われてるはずだし」
東屋 リク:「……たぶん」
星宮千佳:《万能器具》で1mくらいの長い定規を作り、殺人トラップなどが仕掛けられていないかコツコツと地面を探っている。
星宮千佳:「だよね! 許可貰ってるって言われた……気がするし」
星宮千佳:「はいろはいろ!」
東屋 リク:獣の因子由来の《鋭敏感覚》が備わっている。臭いとか嗅いで危険を察知するぞ
東屋 リク:「うし……行くか!」
東屋 リク:「探すぞ、オバケ!」
星宮千佳:「おじゃましまーす!」 なんとなく看板に一礼して雑木林に入っていきます
星宮千佳:「あっそうそう、聞いて聞いて!」 オバケを探しながら隣のリクくんに。
星宮千佳:「こないだね、新学期の身体測定があってね」
星宮千佳:「背! すごい伸びてたの!」
東屋 リク:「えっ」
東屋 リク:「どんくらい……?」
東屋 リク:実は自分もすごく伸びてたので、今日は自慢しようと思っていたのだ
星宮千佳:「いくつだっけ?」 細かい数字は覚えていない。
東屋 リク:「オレ、148だった!」
星宮千佳:「えっすごいすごい! 大きい!」
東屋 リク:「去年からー、たしか……8cm伸びてたぜ!」
星宮千佳:「あたしも確か……えーと……もうちょっとで150cmだね、って言われた気がする!」
東屋 リク:「えっ……じゃあまた負けてる……?」
星宮千佳:「ふふーん」 元の身長もリクくんよりほんの少しだけ高かった。
東屋 リク:「くそー! 今年こそ千佳に背勝ったと思ってたのに!」
東屋 リク:「来年は勝つからな!」
星宮千佳:「でも男子って、中学生とか高校になったら、すぐ180cmくらいになっちゃうんでしょ?」
東屋 リク:「そんなすぐデカくなんの?」
星宮千佳:「リクくんと目ぇ合わせにくくなっちゃうし、今のまんまがいいな~」
東屋 リク:「毎日1cmくらい伸びるってことじゃん」 そんなことはない
星宮千佳:「わかんない! でもクラスの男子がそんなこと言ってた!」 絶対嘘
東屋 リク:「けど、前にデカくなった時、それくらい?だったかな~。どうだろ?」
星宮千佳:「あの時のあたし、あんまり背ぇおっきくなかったんだよな~」
星宮千佳:「胸が邪魔だったのは覚えてるけど……」
東屋 リク:以前、海で巻き込まれた事件で、大きくなったり猫になったりと色々あったのだ。
東屋 リク:「あれ邪魔なのか……」
星宮千佳:流石のUGNチルドレン。雑談しながらもきょろきょろと周囲を探っている
星宮千佳:「ジャマ!」
星宮千佳:「っていうか今もジャマなの! 走るときとか!」
東屋 リク:「…………」 ちょっと想像してしまう。体操服の千佳……
星宮千佳:「やどりちゃんくらいスラーッとしたかったな~」
東屋 リク:「~~~~ッ」 ぶんぶん頭を振って雑念を追い払うぞ。
星宮千佳:リクくんの様子に気づかず、『オバケ 挨拶』『幽霊 探す 方法 ワザップ』などで検索をかけてます。
星宮千佳:「おーい! 誰かいますかー!」
星宮千佳:「アピールしてくださーい!」
東屋 リク:「速水サンだって、いま会ったら大きくなってるかもだろ」
星宮千佳:「あっそうか!」
東屋 リク:「どうしよ。160cmとかなってたら」
東屋 リク:言いつつも茂みに向かって鼻をひくひくさせたりしている
GM:では雑木林を抜けた先にあったのは…
星宮千佳:「どうしよ……セクシーなお姉さんになってたら……」
東屋 リク:「あっち明るくなってきたな……」
GM:真新しい家によく整備された庭。
GM:とても廃棄された空き地とは思えない光景だった。
星宮千佳:「……」
星宮千佳:「…………??」
東屋 リク:「普通に家じゃん」
東屋 リク:「おーい、誰かいませんかー!」
星宮千佳:「あれ?」 後ろを振り返る。明らかに手入れされてなさそうな雑木林だ。
東屋 リク:幽霊屋敷みたいなのを想像していたのに、拍子抜けしている
GM:【灰田】という標識の隣にインターホンがありますね。
星宮千佳:「誰か住んでるのかな? シユーチだったのかな?」
星宮千佳:「は……い、だ? はいださん?」
東屋 リク:「うーん……じゃあ誰がウワサなんかしたんだ?」
東屋 リク:「嫌がらせ?」
星宮千佳:「あたしも同じこと思った!」
星宮千佳:「はいだ……さん?に嫌がらせしたくて、幽霊のウワサを流したとか……」
東屋 リク:「へへ……じゃ、どーせここまで来たんだし」
東屋 リク:「はいださん?に話聞いて、違ったら違うってホーコクしようぜ!」
東屋 リク:「なんかいい感じにしてくれるだろ。たぶん」
星宮千佳:「ん! チルドレンとして、ちゃんと上にホーコクしないとだもんね」
星宮千佳:ピポーン! と率先してインターホンを鳴らしてます。
東屋 リク:「よし、じゃあ……押すぞ……!」 ちょっとキンチョウ
東屋 リク:「あっ」
星宮千佳:「あっ押したかった?」
東屋 リク:「いや、別にいいけど……」
東屋 リク:(千佳ってほんと物怖じしないよな……)
星宮千佳:「ごめん! 帰りのバスはリクくんが押していーよ!」
東屋 リク:「別に押したかったわけじゃねーって!」
GM:がちゃり、と家のドアが開く。
???:中から出てきたのは6歳くらいの少女だ。
星宮千佳:《万能器具》で小さな鏡を作り、いそいそと髪の毛を整えてます。最近ようやく女の子らしさが……ちょっとずつ……芽生えてきたところだ。
東屋 リク:「ど、どーも、こんにちはー」 大人が出てくると思ってたのでびっくりしている
???:彼女は君たちを見てぱあ、と表情を明るくした。
星宮千佳:「こんにちは! はい……だ? さんですか?」
???:君たちに駆け寄り、二人に抱き着く。
東屋 リク:「おあっ?!」
???:「おかえり!パパ、ママ!」
東屋 リク:「パパ?!」
星宮千佳:「あたし達、自由研究でしらべものをしてて、幽霊────おお!?」
星宮千佳:「ママ!?!?」
星宮千佳:「えっリクくん、この子のパパなの?」
星宮千佳:とりあえずよしよしと女の子を撫でている
東屋 リク:「ちがっ、オレがケッコンしてるわけないだろ!」
東屋 リク:「人違いだって人違い……だよな?」
???:「?」
星宮千佳:「あたし千佳だよ。星宮千佳。まだ6年生だから、たぶんママじゃないよ!」
???:「パパとママは、パパとママだよ?」
星宮千佳:しゃがんで目線を合わせている。 「ね、あなたのお名前は?」
灰田まこ:「灰田まこ、だよ。ママ、忘れちゃったの?」
星宮千佳:「まこちゃん……まこちゃん……?」
東屋 リク:「千佳、知ってる……?」
灰田まこ:「小学校に入るから、おなまえも漢字で書けるようになったんだよ!」
星宮千佳:「まこちゃん、お父さんとお母さ……いや、うーん……」
星宮千佳:「まこちゃん、一人でお留守番してたの?」
星宮千佳:そう言いながら、ちらっと家の中を覗いてみる。流石に誰か保護者がいてもいいと思うが……
GM:保護者は誰もいない。
東屋 リク:「誰もいなさそうだなー……」
GM:ここには灰田まこ一人しかいないと分かっていいだろう。
灰田まこ:「一人でお留守番してた!」
灰田まこ:「パパとママに言われた通り、家でじっとしてたよ!」
星宮千佳:「う~ん……」 知らない子だよ!とリクくんに返事したいが、それはこの子がちょっと可哀想な気がする。
東屋 リク:(なんか、オレたちがパパとママじゃないって話しても、ナットクしてくれなさそうだよな) 千佳にひそひそ耳打ち
星宮千佳:「家でじっと……」
東屋 リク:(とりあえず話合わせて……支部に来てもらうか?)
東屋 リク:(一人にしとくのも、なんか不安だし)
星宮千佳:(うん。オトナの人がいないのもおかしいし、急にキレイな家が出てきたのもおかしいし……幽霊となにか関係があるのかも)
星宮千佳:(じゃあえーと、話を合わせて……合わせるから……)
星宮千佳:「まこちゃんごめんね~! おかあさん、お迎えにくるの遅くなっちゃった!」
星宮千佳:ぎゅむぎゅむーっとまこちゃんを抱きしめてます。
灰田まこ:「えへへ~~!」
星宮千佳:「ね、今日はおかあさん達と一緒にお散歩しよ! いい子にしてたらおかし買ってあげる!」
灰田まこ:「うん!いっしょにお散歩~!」
東屋 リク:「そ、そうだな! 散歩、散歩に行こう!」
東屋 リク:「ちょっと家から離れるから、えーとカギとか……」
星宮千佳:(うーん、リクくんのことなんて呼べばいいんだろ…… パパ? お父さん? あなた?)
星宮千佳:「あっそうか! 戸締まり戸締まり」
灰田まこ:「はい!鍵。」
灰田まこ:「いつも玄関のかごの中に入れてるでしょ?」
星宮千佳:「まこちゃんえらい!」 わしゃわしゃ撫でてあげている。
東屋 リク:(そうだっけ……そうなんだ……) 手渡されたカギで家の扉を閉めるぞ
東屋 リク:「じゃ、戸締まりもしたし……出発!」
灰田まこ:「しゅっぱーつ!」
東屋 リク:「……っと、そうだ、えーと……まこサン……」
東屋 リク:「じゃなくて、まこ!」
灰田まこ:「なーに?」
東屋 リク:(サン付けしたらヘンだもんな……)
星宮千佳:スマホで花袋支部長に『オバケはいなかったけど、変わった子を保護しました!』とメッセージを送っている。
東屋 リク:「オレたちがいない間に、幽霊が出たとか、ヘンなことなかったか?」
灰田まこ:首をふるふると横に振る
星宮千佳:「あっ、そうそう! あたしも……おかあさんも気になってた!」
灰田まこ:「何も」
灰田まこ:「何もなかったよ。寂しかった。」
東屋 リク:「やっぱウワサはウワサかぁ。ナンもないならいいけど……ん……」
星宮千佳:「う~ん、何もなかったならいいんだけど……」
東屋 リク:わしゃわしゃと少女の頭を撫でる
東屋 リク:「そっか。でも、もう寂しくないよな?」
灰田まこ:「………うん!」
星宮千佳:「今はあたしたちが一緒だからね~! よしよし!」
東屋 リク:「じゃっ、改めて出発だ!」
灰田まこ:「パパ、ママ、手つなご!」
東屋 リク:(こういう時は、どうつなぐんだっけ……)
星宮千佳:「リクくんそっち! あたしこっちね!」
東屋 リク:「お、おう」
東屋 リク:まこの左右の手をそれぞれ、二人でつなぐ。三人で並んで歩く。
星宮千佳:「さ~いこ! 家族でお出かけだ~!」
星宮千佳:自分も1年生のときはこれくらいちっちゃかったなあ……みたいな事を考えつつ、まこちゃんの歩幅に合わせて歩いていきます。
GM:─────
GM:シナリオロイスはまこちゃんです
星宮千佳:まこちゃん幸せになってくれ~
東屋 リク:灰田まこ ◯庇護/不安 こうかな!
星宮千佳:N感情どうしようかな~ でもやっぱり不安かなこれは
星宮千佳:-うちの子……?/灰田まこ/◯庇護/不安
星宮千佳:同じ! 以上です
◆合流シーン
GM:全員登場
GM:登場侵蝕お願いします
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(41 → 50)
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(38 → 45)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(37 → 42)
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(39 → 49)
星宮千佳:みんな高くない?
平港市UGN支部
穂馬:「調査が終わりました。間違いなくレネゲイドビーイングです。」
花袋二葉:「そう…お疲れ様。」
灰田まこ:椅子に座って飴をなめている。
GM:平港市UGN支部に4人は帰還した。
GM:速水と楠本は遭遇したマートレットというシャルヴのエージェントについて報告し、
GM:星宮と東屋は灰田まこを連れてきた。
星宮千佳:本来ならコーラかオレンジジュースを飲むところだが……
星宮千佳:今の自分はおかあさん! 砂糖をミルクをどばどば入れたコーヒーを頑張って飲んでいます
星宮千佳:「うう、苦い……おいしくない……でもオトナにならなきゃ……」 砂糖を追加している。
東屋 リク:無理しなくてもいいのにな……って思いながら、麦茶を飲んでいる
速水やどり:支部内の浄水器で入れた冷水を飲んでいる。
穂馬:「分類はオリジン:ヒューマンかレジェンドになるでしょうか。」
楠本 日向:千佳ちゃんに入れたコーヒーを自身のカップにも注いでいる
花袋二葉:「”亡霊”であればそうなるか。」
星宮千佳:「もしオバケが起原……なら、レジェンド? ですか?」
星宮千佳:「噂話とかから生まれたレネビさんはレジェンドだよね?」
花袋二葉:頷く。
東屋 リク:「けど、レネビって確か……自分がそうだって自覚あるんじゃないっけ?」
東屋 リク:「コジンサあんのかな」
星宮千佳:「誰かに記憶を消されちゃってるとか……さすがにないか~」
速水やどり:「由来……言うなれば、『親』を忘れてしまったRBなら、前例を知っていますが……」
星宮千佳:「あるんだ!? 前例!」
速水やどり:「私のお友達がそうでした。しかしまさか、お二人を親だと間違えるなんて……変わった例かもしれませんね」
花袋二葉:「もう一つ考えられるのは、」
楠本 日向:「うぅん……たしかに、親子っていうほど年齢が離れてるわけでもないもんねぇ」
花袋二葉:「レネゲイドビーイングになるはずのない、因子や思念のようなものが、」
花袋二葉:「何らかの外部要因によって急にレネゲイドビーイングに引き上げられたから、」
花袋二葉:「未だに自覚がないか、だ。」
花袋二葉:楠本と速水を見る。
速水やどり:「なるほど。起源が希薄すぎて、定義されきらない状態で生まれてしまった、ということですか」
楠本 日向:「そうだとすれば……もしかしなくても、だね」
速水やどり:「……そうですね。『何らかの外部要因』の心当たりがあります」
東屋 リク:「あるのか!?」
星宮千佳:「あたしさっき報告してるの聞いたよ! 最近流行りの……あれに会ったんだよね。シャル……シャルヴ?」
速水やどり:「はい。降臨種による組織――"シャルヴ"のエージェントを先程確認しました」
星宮千佳:「FHより……悪い?っていう……」
速水やどり:「市内の亡霊……RBや、その前段階の希薄なウィルスたちに、干渉を仕掛けているのをこちらの楠本さんと止めたのですが」
東屋 リク:「あれだろ、『人類皆ゼツメツ!』って言ってるとかいう……」 身振り手振り
楠本 日向:「うんうん、よく知ってるね~」
速水やどり:「シャルヴのエージェント……"マートレット"は、他に目的があるというようなことを去り際にこぼしていました」
楠本 日向:「残念ながら逃げられちゃったけど……。初期対応としては十分だよね?」
速水やどり:「まこさんがそれに関連している可能性は、低くない」
東屋 リク:「えっ、じゃあ……まこも、その悪いやつからエイキョウ受けてるかもしれないのか?」
花袋二葉:「初期対応ばっちり。ありがとうね。」
速水やどり:「大丈夫ですよ。鵜呑みにはできませんが、マートレットは『これからすることの為に余力を残したい』と言っていました」
速水やどり:「つまり、本命の目的はまだ達成されていない」
速水やどり:「そして、私たちは4人、ちゃんと揃いました。なので」
速水やどり:「これから何があっても、まこさんを護ることができます。みんなの力を合わせれば」
星宮千佳:「質問!」 手をあげる。 「二葉ちゃんは、マートレットって人には会ったことある?」
楠本 日向:「もっちろん。特にパパとママは、しっかりついててあげるんだよ~?」
星宮千佳:「敵を知るには己を……なんとか?って言うでしょ。あれ違う?」
星宮千佳:「とにかく、ここでよく悪さしてる人だったり、シンドロームとかのデータがあったりはしない? ですか?」
花袋二葉:「支部のデータベースを漁ってみよう。」
星宮千佳:「ありがとう!!」
東屋 リク:「パパとママって……ぐぐぐ……」 否定をしたいのだが、否定をするとまこが悲しい顔をしそうで飲み込んでいる
花袋二葉:「私は知らないけど、この膨大なデータが覚えている可能性がある。」
花袋二葉:とんとん、と稼働しているサーバーを軽く叩く
星宮千佳:「よかった~。あたしは今回お母さんで忙しいから……!」
星宮千佳:「大丈夫、まこちゃんの傍から離れません! おかあさんなので!」 楠本さんにふんふん頷いている。
速水やどり:「……じゃあ、書記は千佳ちゃん以外にお願いした方が良いですかね」
速水やどり:ホワイトボードマーカーをひっこめる。
花袋二葉:「まずは」
東屋 リク:(パパか……パパ、できんのかな……)
花袋二葉:「灰田まこの調査。そして”マートレット”の情報を集めよう。」
星宮千佳:「あっ」 毎回書記をやっていたので少し寂しそうにしている
楠本 日向:「うんうん、それなら先生……私も安心できるよぉ。」お母さんに張り切っている千佳ちゃんに笑みを浮かべて。
花袋二葉:「お願いできますか、速水支部長。」
花袋二葉:「もちろん他のみんなもね。」
星宮千佳:「やります! チルドレンでお母さんなので!」
速水やどり:「はい。……こちらで情報を調査している間、支部の防衛状態の確認をお願いします」
東屋 リク:「いーよ、千佳。書記やったら?」
東屋 リク:「オレがその……まこのこと、見てるからさ」
速水やどり:「敵の目的がまこさんである可能性がある以上、襲撃は警戒すべきなので」
花袋二葉:「了解です。防衛要員は穂馬がいます。」
楠本 日向:「頼りになるなぁ」
星宮千佳:「あっありがとうパパ!」 ナチュラルにパパ呼びしている。 「じゃああたしが書記やろ~」
楠本 日向:「役割分担はばっちりだね。とはいえ、相手はグレイプニル──未知だらけだもん、油断するわけにはいかないけど」
東屋 リク:「~~~~~っ」 ちょっと顔が赤い
速水やどり:マーカーを千佳ちゃんに手渡す。
東屋 リク:「まこ、後でオレ達が出かけてる間も、ちゃんとここの人たちの言うこと聞くんだぞ」
星宮千佳:『まこちゃん ウチの子』 『マートレット あく』
星宮千佳:現状わかっている最小限の情報をホワイトボードに記載してます。
灰田まこ:「うん。」
灰田まこ:「えーと、この人たちはパパとママのおともだち?」
穂馬:「ああ、俺は……」
穂馬:しゃがみ込んで視線を合わせようとするが、
灰田まこ:「きゃっ」
星宮千佳:「ああっ」
灰田まこ:穂馬の容貌に驚いて千佳の背後に隠れる。
東屋 リク:「シゲキが強すぎた……」
楠本 日向:「あぁ~……」
星宮千佳:「よしよしよし! こわかったね~」 わしゃわしゃと抱きしめて背中を撫でている。
穂馬:「………。」
東屋 リク:「大丈夫だって、怖くない怖くない!」
速水やどり:「ええと……気を落とさないでくださいね」穂馬さんに向けて。
星宮千佳:「大丈夫! おかあさん達の友達……と先生みたいな人たちだから、怖くないよ!」
楠本 日向:「うん、普段は保健室の先生をしてるんだ~。入る小学校次第では会えるかもね?」
花袋二葉:「穂馬くん、頑張れ。」
東屋 リク:「そう、まこのことを、悪い奴らから守ってくれるんだからな!」
穂馬:「………ま、仕方ないな。」
楠本 日向:「その分カッコいいところ見せて挽回しないとだねぇ」
灰田まこ:「………」楠本を見る。
灰田まこ:「おねーちゃん、おっぱいおっきい!」
楠本 日向:軽くしゃがんで目線を合わせる。ひらひらと手を振って……一瞬固まる。
東屋 リク:「まこ?!」
灰田まこ:「すごーい!まこも欲しい!」
東屋 リク:「そ、そういうことはあんま、言っちゃダメなんだって……!」
楠本 日向:「わぁ、も~……どこでそんな言葉教わったの~?」
東屋 リク:「ごめん、楠本サン!」 代わりに謝っている
星宮千佳:「……ほんとだ!?」
星宮千佳:「日向ちゃんすごい! オトナになったときのあたしよりおっきい!」
星宮千佳:「ね、ジャマじゃない? 走る時重くない? 痛くない?」
楠本 日向:「う~ん、まあまあ邪魔だよぉ」
星宮千佳:「やっぱりか~……」
楠本 日向:「だからこうやって抑えてるの」コルセットや紐を指して
東屋 リク:(そういうもんなんだ……)
速水やどり:(つまり、解放すると『今より大きい』ってことですか……)
楠本 日向:「そうすれば走る時とか、痛いは痛いけど……まあ、何もしてないよりずっといいからね~」
灰田まこ:「おっきいと邪魔なんだ~」
星宮千佳:「う~ん、あたしも真似しよっかなあ。最近走りにくいし……」
東屋 リク:「そ、そんなことより、早く調査!調査しようぜ!」
星宮千佳:「あっそうだ! 調査調査!」
東屋 リク:女子のおっぱい談義は……ちょっとばかり……恥ずかしい!
楠本 日向:「まあ、その辺りは後で教えてあげるよぉ。リク君も気まずいもんね~」
星宮千佳:「そうなの?」 気づいていない。
花袋二葉:「んふふ。名残惜しいけど調査に行こうか。」
東屋 リク:「だぁあ~っ、オレが気まずいから言ったんじゃないし……!」
速水やどり:「では、作戦行動を改めて開始しましょうか」苦笑しながら。
GM:ロイス、購入が出来ます
速水やどり:ロイス保留で
星宮千佳:穂馬さんかわいそうだったから取りたいけど、絶対あとで取りたいNPCいっぱい出てくるだろうな……w
星宮千佳:やどりちゃん楠本さんには絡んでから取りたい! 一旦保留しよ~
速水やどり:GM、購入の手番のメジャー使ってアイテム使っていいですか?
東屋 リク:ロイスは一旦保留!
東屋 リク:アルティメイド服が高級過ぎ枠になっちゃったからな~
星宮千佳:難易度40くらいになっちゃったんだっけ
東屋 リク:50……
東屋 リク:色々あるかもだし「高性能治療キット」を狙うぞー "ネコの手も借りる" 《紡ぎの魔眼》 判定直前に使用、判定D+3 侵蝕[+1]
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1増加(45 → 46)
東屋 リク:(2+3)dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[1,4,6,7,8] → 8 → 失敗
東屋 リク:ギリ失敗!まあいいや
楠本 日向:ショットガンを狙います!
星宮千佳:千佳は1Rに2回ダブルクリエイトをすることで火力が大幅アップするのですが
星宮千佳:流石にミドルからそれをやってると侵蝕が死んでしまう! 予備の銃を狙います。
楠本 日向:2dx+3>=11
DoubleCross : (2DX10+3>=11) → 10[8,10]+1[1]+3 → 14 → 成功
東屋 リク:回してる!
楠本 日向:買えるんだ……
GM:つよい!
GM:あ、やどりちゃん使ってイイヨ!
GM:気付くの遅れてごめんね!
速水やどり:あ、だいじょぶ! ありがとありがと!
星宮千佳:ショットガン買います!
速水やどり:じゃあ支部長エンブレムを振りかざします "アレクサンドリア"~
星宮千佳:1dx+1=>11 まあ購入は1なんやけどなブヘヘヘ
DoubleCross : (1DX10+1>=11) → 2[2]+1 → 3 → 失敗
星宮千佳:ショットガンが爆発したので以上です。
速水やどり:PCの皆は好きな技能を1個指定してください
東屋 リク:あっ!千佳、オレの判定にバデムちょうだい!
東屋 リク:そしたら成功じゃん!
速水やどり:それがシナリオ終了まで達成値+4されます
星宮千佳:おっ
GM:夫婦の共同作業だ
星宮千佳:リクくんにバディムーヴ! 達成値を+3してね~
星宮千佳:よいせよいせ
速水やどり:エッホエッホ
星宮千佳:アレクサンドリア迷うな……!
東屋 リク:共同作業……はわわ……
東屋 リク:「高性能治療キット」をGETだぜ
東屋 リク:技能か~ じゃあRCかな!
楠本 日向:う~ん でも……
楠本 日向:射撃で!
星宮千佳:というか普通に購入でアレクサンドリアすれば……いやそれでも7か
東屋 リク:次からオレも手伝うよ!
速水やどり:やどりちゃんは〈調達〉を指定しておくね 次回以降でお買い物担当になります
星宮千佳:買える人が二人もいる! じゃあ無難に射撃を指定しておきます
星宮千佳:射撃技能実質12!
速水やどり:ギュインギュイン
GM:つよすぎる
GM:以上かな?
楠本 日向:実質8だ~
速水やどり:皆がパワーアップしたので以上です!
楠本 日向:以上で!
星宮千佳:です!
東屋 リク:いじょ!
◆ミドルフェイズ01
GM:シーンプレイヤーは千佳ちゃん
GM:他全員登場可能です
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(50 → 51)
星宮千佳:ち!
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(49 → 55)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(42 → 46)
星宮千佳:6年生なので侵蝕率の制御も上手い!
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(46 → 52)
速水やどり:さすがファイナル小学生だ
GM:─────
GM:では情報項目出しましょう
■情報項目
・灰田まこ 情報:噂話、ウェブ/5
・”マートレット” 情報:UGN、裏社会/6
星宮千佳:項目が一つ消えた!
GM:フフ…追加項目があります。
GM:間違えて出しちゃった。
GM:まずはこの二つ。
星宮千佳:噂話コネがあるから、まこちゃんの5なら社会1の千佳でも多分いけるかな~
GM:そして、平港市UGN支部はバックアップが豊富なので
速水やどり:おっ
東屋 リク:オレもついてるぜ(バデム)
■支援項目
・後方支援:兵站 交渉、運転:/6 成功で一度だけ調達判定達成値+3
・後方支援:情報 交渉、知覚/6 成功で一度だけ情報判定達成値に+3
・後方支援:休息 交渉、意志/6 成功で侵蝕率-5
楠本 日向:え~すご!
GM:情報の手番をこっちに使うことも出来ます。
GM:ただ追加項目もあるから
星宮千佳:すご!
GM:その辺はバランスを考えてね
速水やどり:はーい!
GM:というわけでどうぞ!
東屋 リク:しんどくなったらちゃんと休む!
星宮千佳:じゃあまこちゃん行きます! 技能はUGN3しかないから素振りになるけど
星宮千佳:コネもあるしいけるでしょ~
楠本 日向:じゃあ……マートレット行こうかな?あれば追加項目はやどりちゃんにお任せしよう
星宮千佳:コネ:噂好きの友人(電話帳の『リクくん』)を使います。情報:噂話で判定。
東屋 リク:ここにいる……!
星宮千佳:3dx=>5
DoubleCross : (3DX10>=5) → 10[1,8,10]+6[6] → 16 → 成功
星宮千佳:それさっき出てくんない?
速水やどり:すごいわかってる
東屋 リク:回ってる!
GM:つよい
楠本 日向:こちらはコネ:UGN幹部を使い、情報:UGNで!
楠本 日向:(2+2)dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 10[5,6,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
楠本 日向:ずっと回る
速水やどり:めちゃ・わかってる
GM:では開示
・灰田まこ 情報:噂話、ウェブ/5
平港市北西部に住んでいたごく普通の子ども。
7年前起きた平港豪雨で、両親が避難のため車を出そうと外に出た瞬間に
起きた土砂崩れに家ごと呑まれ命を落とした。
・”マートレット” 情報:UGN、裏社会/6
シャルヴのエージェント。
市内の亡霊…レネゲイドビーイング未満の思念体を
グレイプニルシンドロームの力でジャームに改変している。
GM:情報項目が現れました。
・平港豪雨 情報:UGN、噂話、ウェブ/5
東屋 リク:じゃあオレが調べようかな
速水やどり:お願いします!
東屋 リク:コネ:UGN幹部を使用して、UGNで!
東屋 リク:(2+2)dx+2>=6
DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 7[3,5,5,7]+2 → 9 → 成功
星宮千佳:足りなかったらバディムーするよ!
GM:では開示
・平港豪雨 情報:UGN、噂話、ウェブ/5
7年前に起きた台風による豪雨。
死者128人、行方不明者42人の甚大な被害をもたらした。
市内に出没する亡霊は平港豪雨の被害者だと噂されている。
東屋 リク:うぐ~~~~
星宮千佳:まこchang...
速水やどり:これで情報は全部かな?
GM:残った手番は支援に使えますよ
GM:情報は全部です
速水やどり:じゃあ兵站の支援に挑戦しとこ
速水やどり:〈交渉〉で行きます
速水やどり:2dx>=6
DoubleCross : (2DX10>=6) → 6[3,6] → 6 → 成功
速水やどり:成功! 次の調達達成値を+3しとく
東屋 リク:おお~!
星宮千佳:買い物のプロ!
GM:誰か一人の判定に+3
GM:出来ます
GM:ではロールしていきましょう。
平港市UGN支部
灰田まこ:「ふんふふーん」
灰田まこ:スケッチブックにおえかきしている
花袋二葉:「………さて、」
花袋二葉:「情報は集まったかな?」
星宮千佳:「集まった、けど……うーん……」 まこちゃんの方をちらちらと見ている。
花袋二葉:「……ああ、なるほど。」
花袋二葉:「穂馬くん。秘密兵器だ。これであやして休憩室に連れて行ってあげなさい。」
花袋二葉:すっと何かを渡す。
穂馬:「ええ…こうすか?」
星宮千佳:(ひみつ兵器?)
星宮千佳:(いくらなんでも、そんな簡単にまこちゃんが釣られるはず……)
穂馬:サングラスに大きめの鼻と髭が付いたパーティグッズだ。
速水やどり:「んくっ」《完全演技》してないタイミングでの不意打ちでちょっと吹きだす。
穂馬:「ほーら、ジュース用意するからあっちでお絵描きしようね~」
楠本 日向:「ふふ……今もあるんだね~、そういうの」
東屋 リク:「ぶふっ」 堪えきれていない。
灰田まこ:「きゃははははは!」
星宮千佳:「あっすごい!?」
星宮千佳:「効果ばつぐんだ!」
灰田まこ:「はーい、あはは、わかったー!」
GM:まこと穂馬は休憩室に
花袋二葉:「いいでしょ。300円だった。」
楠本 日向:「300円であの効果……お得だなぁ」
星宮千佳:「二葉ちゃんありがとう! すごく助かりました!」
星宮千佳:「まこちゃんがいると、流石にお話しづらくて……」とみんなに調査レポートを共有してます。
花袋二葉:「どういたしまして。」
星宮千佳:図書館に行って探してきた当時の新聞のコピー。飲み込まれた家の写真と、あとは被害者の名簿だ。
花袋二葉:「……。」調査レポートに目を通す。
東屋 リク:同じく新聞のコピー。千佳と一緒に探していた内容の、記事違いだ。
花袋二葉:穂馬の扱っていた端末にアクセスして、裏を取る。
花袋二葉:「確かに。死亡届が出ているね。」
東屋 リク:「平港豪雨 死者128人、行方不明者42人」という文字が大きく踊っている
楠本 日向:「豪雨の記事……うん、ここか」マーカーでなぞられた灰田まこの字を撫でて。
花袋二葉:「平港市は港町だからね。」
星宮千佳:「7年前……だから、あたしが5歳のときかぁ」
花袋二葉:「台風による被害に加えて…山間部は土砂崩れ、港湾部は高波の被害が出てたんだ。」
星宮千佳:「山の方にいっても、海の方にいっても危険だったってこと?」
花袋二葉:「そういうこと。」
東屋 リク:「すごい被害だったんだな……」
花袋二葉:「例の雑木林は公有地になっていただろう?」
東屋 リク:「ああ、『立入禁止』って看板立ってたな」
星宮千佳:「そう! だから家があったとき、あれ?って思ったの!」
星宮千佳:「家があったらあんな看板ないはずだから……あの家もレネゲイドビーイングなのかな?」
花袋二葉:「あれは元々私有地だったんだけど、所有者が豪雨で死亡したため国が買い取って」
花袋二葉:「平港豪雨の慰霊碑を建てる予定だったんだ。」
花袋二葉:「不況でとん挫してるけどね。」
東屋 リク:「家、新しそうだったよな」
花袋二葉:「そこに家が建っているというのも、妙な話だ。」
東屋 リク:「カギだってちゃんと掛けて……」 パーカーのポケットをまさぐる
星宮千佳:「カギ、消えてない? だいじょうぶ?」
GM:ちゃんとあります。
楠本 日向:「じゃあ、そこまで含めてビーイングとして存在している……ってことになるのかな」
東屋 リク:「あった、ほら!」 ひよこのキーホルダーのついた鍵だ
速水やどり:「豪雨の被害者を祀る地、という話と、被害者の無念とも言うべき思念が、合わさって1人と1軒の形になったのでしょうか?」
東屋 リク:「あと、これも」 今度は週刊誌のゴシップ記事のコピー。
星宮千佳:「なるほど?」
東屋 リク:「『平港に幽霊出現?!』『豪雨の被害者か』」などの文字が書かれている
星宮千佳:「大雨で死んじゃった人って、いっぱいいるんだよね?」
星宮千佳:「やどりちゃんと日向ちゃんが見たっていうオバケも、その中のひとりだったのかな?」
東屋 リク:「けど、すぐ消えたって言ってたよな?」
東屋 リク:「なんでまこだけ、ああなんだろ」
楠本 日向:「うん、けど……変異を途中で止めたからね」
速水やどり:「楠本さんに聞き取っていただいた、マートレットの亡霊への語り掛けは」
速水やどり:「『未練があるんだろう』『巻き込んでしまえばいい』……確か、そういった内容でしたね」
速水やどり:「あるいは、蟲毒のように……『人類を大量殺戮したがっているRB』を、人為的に作るつもりなのかも……」
速水やどり:「発想が飛躍しすぎているきらいはありますが、警戒した方が良いかもしれません」
楠本 日向:「なら、次はマートレットについて話そうか」
星宮千佳:「……あたし、そのマートレットって人、キライ!」 やどりちゃんの言葉を聞いて。
東屋 リク:「やっぱシャルヴって悪い奴らなんだな……」
速水やどり:「キライな相手でも、敵対する以上手の内を知る必要はありますからね」
速水やどり:「楠本さん、お願いします」
楠本 日向:平港市の地図を広げる。赤と青の2種類の丸があり、そのいくつかは合致している。
星宮千佳:「日向ちゃん、このマルってどういう意味? ですか?」
楠本 日向:「この赤い印はマートレットが目撃された場所、そして青いのはSNSで噂になってる幽霊の発生源だね」
星宮千佳:「あっなるほど!?」
星宮千佳:「いっしょのところにマルがあるってことは……」
東屋 リク:「マートレットが、幽霊が出てる原因を作ってる?」
楠本 日向:「うん、二人とも流石だねぇ」
楠本 日向:「その通り、私たちが目撃したように……ビーイング未満の思念体を変質させている、と見ていいんだと思うよ」
楠本 日向:「けれど……目撃されていた付近ではジャームの反応も検知されてた」
楠本 日向:「だから恐らくただオーヴァードにするんじゃなくて……ジャームにしてるはずなんだよね」
星宮千佳:「えぇ……!」
東屋 リク:「サイアクじゃん!」
星宮千佳:「ダメだよそんなの! 幽霊さん達だってジャームになんかなりたくないはずだもん」
星宮千佳:「マートレットを探して、止めなきゃ!」
楠本 日向:「うん、本当にいけないことだよねぇ」
楠本 日向:「……ただ。とするとまこちゃんがジャームになってない理由は何でだろう?」
楠本 日向:「記憶も十分にないことからして、マートレットによって目覚めたわけじゃない……のかなぁ」
東屋 リク:「うーん……」
東屋 リク:「けど、なんで?って訊くのもなー……」
楠本 日向:「うん、きっとそんなこと聞かれてもわかんないだろうからね~」
星宮千佳:「う~ん……一度マートレットが接触したけど、まこちゃんにジャームにならない強い心があったから放置したとか……」
星宮千佳:「でも誰も来なかったって言ってたしな~……」 うーんうーんと唸っている。
速水やどり:「……追加の調査か、なにかのきっかけが必要そうですね」
速水やどり:「推論をいくつか用意しておくことはできますが、真実に結びつけることはできないでしょう」
速水やどり:「バックアップにお願いして、補給を少し豪華にしてもらいましたので」
速水やどり:「ちょっと休憩して、改めてまこさんと対話したり、マートレットの手掛かりをさがしたりしましょうか」
楠本 日向:「えっ、ホント?流石やどりちゃん、頼りになるなぁ」
星宮千佳:「うーん……でもあたし、ちょっと不安だなあ」
花袋二葉:「追加の調査も必要だけど、」
星宮千佳:「円満?に解決しても、まこちゃんと笑ってお別れできるかな……」
星宮千佳:うーんと唸りつつ花袋支部長を見上げている。
花袋二葉:「現在進行形で起きているジャーム増加の脅威にも対応する必要があるね。」
東屋 リク:「できるさ」
東屋 リク:「その時はパパママじゃなくて、友達になるだけなんだから」
花袋二葉:「”マートレット”の手口を見るに、」
花袋二葉:「彼は亡霊の思念と未練を強くしてジャーム化させている。」
花袋二葉:「だからそれを我々が先回りして晴らしてしまうというのはどうだろう。」
星宮千佳:「幽霊さん達におそなえものしたりする、ってこと?」
速水やどり:「供養して回る、ということですか」
星宮千佳:「お経をあげたり?」
星宮千佳:「それ! 供養!」
花袋二葉:「それで済むかもしれないし、彼らの執着の元を断つ必要があるかもしれない。」
東屋 リク:「心残りってやつ?」
花袋二葉:「そう。そういうものを晴らすことで思念体をレネゲイドビーイング、ひいてはジャームにさせずに鎮静化する…。」
楠本 日向:「執着のもと、未練、心残り……それを無理に晴らそうとする衝動があるなら、自然な形で晴らしてあげるってこと」
楠本 日向:「なるほどなぁ」
花袋二葉:「その作戦を今からやっていく。」
星宮千佳:手をあげる。 「賛成! 賛成です!」
花袋二葉:「それともう一つ。レネゲイドビーイングは精神的な衝撃が存在そのものを変容させる。」
星宮千佳:「マートレットが幽霊を……えーと……闇落ち?させるなら、あたし達は光落ち作戦させちゃおう!」
花袋二葉:「今まこちゃんに真実を教えるのはあまりにも酷だ。」
星宮千佳:その言葉にうんうんうんと頷いている。
星宮千佳:「うん。絶対教えちゃダメ!」
花袋二葉:「それまでは…パパとママ役をしてもらおう。」
花袋二葉:「あの家にしばらく住んで欲しい。」
東屋 リク:「えっ」
星宮千佳:「おまかせあ……えっ?」
星宮千佳:「住むの!?」
花袋二葉:「もちろん、不足する物資は届けるし家事も出来る範囲で人員を割こう。」
東屋 リク:「まこと、千佳と、オレとで……?」
星宮千佳:「まこちゃんの護衛も兼ねてってことだよね」
星宮千佳:「あの!」手をあげる。「やどりちゃんと日向ちゃんも一緒でいいですか?」
星宮千佳:「5人で暮らせばワイワイ楽しいし、まこちゃんも喜ぶと思うの!」
花袋二葉:「いいかい?二人とも」
速水やどり:「……そうですね」
速水やどり:「寂しい思いをする子は、いないほうがいいですから」
星宮千佳:「あっ、二葉ちゃんも来て6人でも大丈夫! 多いほうがきっと楽しいし!」
楠本 日向:「うん、私もいいよお? 何かあったら大変だもん」
速水やどり:「こちらの支部を空にするわけにはいかないですからね」
速水やどり:「指示はそちらに任せて、こちらは現場で働きます」
東屋 リク:「なんかお泊り会みたいになってきたな~」
花袋二葉:「私は支部で色々仕事があるからね~」
花袋二葉:「5人でしっかりまこちゃんを守ってね。」
星宮千佳:「了解! なにかあったらすぐ連絡するね!」
楠本 日向:「もちろん。保護者枠は私に任せてね~」
星宮千佳:「リクくん、男子一人だけど大丈夫だよね? 居心地悪かったりしないよね?」
星宮千佳:「部屋割りとかちゃんと考えるから! 安心してね!」 部屋数が足りるかどうかは知らない
東屋 リク:「う、うーん」 ちょっと考えている
東屋 リク:「けど、オレがパパ役だし……人はいた方が安心だしな……」
東屋 リク:「……まこのためだしな!」 男は度胸!
GM:ロイス購入
GM:支援効果も忘れずにどうぞ
星宮千佳:やどりちゃん日向ちゃんともうちょっと話せばよかった! 次シーンでお話したいな~
速水やどり:ロイスまだちょっと保留で!
東屋 リク:同じく保留!
東屋 リク:千佳何が欲しいんだっけ
星宮千佳:ショットガン!
星宮千佳:ショットガンが2丁あれば侵蝕が8も軽減される!
楠本 日向:マートレットの感情決めよ!マートレット:執着/〇憤懣
東屋 リク:えーっとこれか 購入11のやつ
東屋 リク:スラッグも結局11じゃん まあ判定しよ
東屋 リク:"ネコの手も借りる" 《紡ぎの魔眼》 判定直前に使用、判定D+3 侵蝕[+1]
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1増加(52 → 53)
東屋 リク:(2+3)dx>=11
DoubleCross : (5DX10>=11) → 10[3,4,6,10,10]+9[7,9] → 19 → 成功
星宮千佳:すごい!!
東屋 リク:買い物の天才かも
東屋 リク:じゃあ一本パス!
星宮千佳:ありがと~~~~ 自分でもワンチャンショットガンを狙ってみます
星宮千佳:1dx+1=>11
DoubleCross : (1DX10+1>=11) → 3[3]+1 → 4 → 失敗
星宮千佳:ショットガンが爆発したので以上です
東屋 リク:不良品混じりまくり
速水やどり:じゃあ千佳ちゃんにシューターズジャケットを狙ってみよう 目標値13
星宮千佳:できればどなたか……どなたかショットガンをもう1丁買っていただけると……
星宮千佳:あっシューターズジャケットでもいいです!
速水やどり:ショットガン先の方が良いか
楠本 日向:あっじゃあショットガン狙おうか?
速水やどり:では私がジャケットだ いきます
楠本 日向:行けたらやどりちゃんがシューターズジャケット狙えばいいと思う 調達強いし…
速水やどり:2dx+2+4+3>=13
DoubleCross : (2DX10+9>=13) → 9[3,9]+9 → 18 → 成功
楠本 日向:2dx+3>=11 ショットガン
DoubleCross : (2DX10+3>=11) → 10[10,10]+9[6,9]+3 → 22 → 成功
速水やどり:千佳ちゃんにジャケットあげる!
楠本 日向:なんかすごくない?出目
東屋 リク:どんどん強化されていく!
GM:調達+3は使わない限りはスタックされます
星宮千佳:ちなみになんですけど、ショットガン使う人って他にもいるのかな?
星宮千佳:あっ後出し可能なやつなんだそれ!
楠本 日向:日向はもう1個あるから大丈夫!
速水やどり:あっ 使うつもりで達成値出してた
星宮千佳:じゃあジャケットとショットガン頂き!
速水やどり:なくても成功してるけど……ここは使ったって事で
GM:了解です
GM:後乗せなので達成値見てからでもいいですよ
速水やどり:うわ すごいえらい
速水やどり:覚えておいて、ここは以上で!
星宮千佳:こっちも以上!
GM:では昼の部はここまで
GM:お疲れさまでした!
星宮千佳:おつさまです!
速水やどり:お疲れさまでした~!
◆交流シーン
GM:交流シーンなので登場侵蝕は1固定でOKです。
GM:シーンプレイヤーは千佳リク。
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1増加(53 → 54)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1増加(46 → 47)
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1増加(55 → 56)
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1増加(51 → 52)
灰田邸
GM:住民も、国にすら放棄されたはずの雑木林の向こう側。
GM:そこに明かりの灯った家があるとは誰も思わないだろう。
GM:UGNの人員が強度や安全性を調べた後、食料品などを運び込み、
GM:ようやく落ち着ける状態になった時には日も暮れていた。
GM:食事を作りつつ、君たちは灰田まことともに団欒している。
星宮千佳:「は~~疲れた~~」
星宮千佳:「みんな、もーちょっと待っててね! あとすこしでカレーできるから!」
灰田まこ:「ママのカレー、楽しみ~」
星宮千佳:(お母さんだからあたしが作る!ってつい言っちゃったけど……)
灰田まこ:大皿を出してカレーをよそう準備をしている
東屋 リク:「シチュー作ったの思い出すな~」
星宮千佳:(やどりちゃんとか日向ちゃんが作ったほうが絶対おいしくなったかな~~失敗したな~~)
速水やどり:「すごいですね、千佳ちゃん」
楠本 日向:「うんうん、千佳ちゃん手際が良くてびっくりしちゃったぁ」
速水やどり:「私も……タブレットがレシピサイトにさえ繋がれば力になれたのに……」
速水やどり:マニュアルが参照できない状態だとまだ作業がおぼつかない、料理修行中の身であった。
星宮千佳:「えっ! ノイマン……すごい方の(ピュア)ノイマンって、レシピサイトいらないんじゃないの!?」
星宮千佳:「美味しいカレーの作り方とかも、なんでも0.1秒でわかっちゃうんじゃないの?」
東屋 リク:「そうなのか?」
星宮千佳:「違うの?」 やどりちゃんと日向さんを交互に見ている。
速水やどり:「1回作ったことがあればわかるんですけど……」
楠本 日向:「一言にノイマンって言ってもどういう感じのノイマンかは人で変わるからねぇ」
速水やどり:「その、凝り性というか……条件が違う状態での料理に対して、上手く体が動かないんですよね……」
星宮千佳:「やどりちゃんはカレーを作る感じのノイマンじゃないのかあ」
星宮千佳:「日向ちゃんも? カレーとかシチューのノイマンじゃない?」
楠本 日向:「記憶力っていうか……どちらかというと、私は状況を把握する方が得意なんだよね」
楠本 日向:「目が見えなくてもある程度普通に生活できてるのはそれが理由かなぁ?」
東屋 リク:「えっ、見えてないのか?!」
星宮千佳:「!?」
星宮千佳:「見えてないの!?!?」
東屋 リク:びっくりして日向さんの顔の前で手を振ってみる
東屋 リク:「これは?」 指を二本立ててみる
楠本 日向:「うん、遺産の代償でね……えぇっと、たぶん2かな?」
楠本 日向:「周囲の状況くらいはわかるよぉ。じゃないとほら、戦えないでしょ?」
東屋 リク:「正解! 遺産かー……すごいけど、なんか不便そうだな……」
星宮千佳:「それでも戦えるんだ……ノイマンってすごい」
東屋 リク:「なんか、困ったことあったらいつでも言ってくれよな!」
楠本 日向:「色とか、どんな顔とかはぼんやりしかわかんないけどね~」
楠本 日向:「うん、リク君は優しいねぇ。何か困ったらすぐみんなにいうよ」
東屋 リク:任せろと言わんばかりに力こぶを作っている
東屋 リク:「千佳は、なんていうか器用なんだよな」
東屋 リク:「なんでもパッと作れたりさー。そういうのが上手いノイマンなんだよ」
速水やどり:「感覚器の代替や、別感覚での受容は、エンジェルハィロゥやエグザイル、ハヌマーンでも症例がありますが……」
速水やどり:お皿とかコップとかを並べている。
楠本 日向:「千佳ちゃんはたしか、トライブリードだったっけ~?」
星宮千佳:「あっ知ってる! なんか……震動とか……で、モノを検知?する?んだよね」
速水やどり:「脳の機能を十全に使う、という意味では、ノイマンの領域でもあるんですね」
星宮千佳:「そうです! モルフェウスの、エンジェルハィロゥの、ノイマンで、錬金術師です!」 うんうん頷いている。
東屋 リク:「ノイマンって、なんかいいよなー。賢いのって憧れるじゃん」
東屋 リク:「速水サンって、やっぱテスト全部100点?」
速水やどり:「まぁ、小学校のテストなら……」
星宮千佳:「いいなー!」
速水やどり:「というか、大学の一般講義くらいまでの試験なら、ほぼ100点を取る自信はありますけど」
東屋 リク:「大学って……」
星宮千佳:「大学……!?」
東屋 リク:「中学とか高校とかもあるのに?!」
楠本 日向:「さすが、支部長してるだけあるなぁ」
速水やどり:「昔勉強した時に、大体覚えましたから」
東屋 リク:「すごすぎ……」
速水やどり:「特に今、大学受験に必要な勉強はおさらいしている最中ですしね」
星宮千佳:「トビキューするの?」
東屋 リク:「トビキューって?」
星宮千佳:「なんか……子どもでも、大学に行けるやつ……?」
速水やどり:「ふふふ。お友達と一緒に高校まで行きたいので、飛び級はしません」
楠本 日向:「海外だと優秀な子は学年とか飛び越えて大学とかに入れるんだよねぇ」
速水やどり:「家庭教師のお仕事をするために、復習してたんですよ」
星宮千佳:「あっあれ海外の話なんだ!」
東屋 リク:「へぇぇ~。速水サン、教えるのも上手そうだもんなー」
速水やどり:「ご好評いただいております。お二人も必要なら是非」
速水やどり:「オンライン受講もできますよ?」
楠本 日向:「わぁ、手広い」
東屋 リク:「今はまだなんとかって感じだけど……中学入ったらヤバいかもなー」
星宮千佳:「あたしはチルドレンが忙しいから!」 勉強嫌い
東屋 リク:「あんまサボってると怒られるんだよな、支部長に」
星宮千佳:雑談しながらカレーをよそい、《万能器具》で配膳猫ロボットを錬成してテーブルへ運ばせている。
楠本 日向:「やっぱりテストの点数とか見せるの~?」
星宮千佳:「あれ? 日向ちゃんは小学生のころ、支部長にテストの点数とか見せたことない?」
東屋 リク:「出せって言われるから……まあ、悪かったら悪かったで教えてくれるんだけどさ~」
東屋 リク:「メガネの奥の目が怖いのなんのって」
星宮千佳:「チルドレンはね、絶対やらされるんだよ! 日常との両立……が大事だから!」
楠本 日向:「う~ん、私はアカデミアで暫く過ごしてたから」
東屋 リク:「そうそう。ちゃんと勉強しろ!って」
星宮千佳:当然ながら、楠本さんの過去を把握しているわけではない。ただなんとなく……やどりちゃんやリクくんがいるので、楠本さんも昔からのUGN勢だと思い込んでいる。
星宮千佳:「アカデミア!」
星宮千佳:「そっか~、あそこブンカがちょっと違うもんねえ」
楠本 日向:「うん、どこかの離島でね~。普通の人もオーヴァードの人もいるから、テストも分けられるの」
東屋 リク:「千佳もなんか、そういうとこにいたことあるんだっけ?」
星宮千佳:「うん! あたしもちょこっと入れてもらったことある!」
星宮千佳:「えーと」 ごそごそとパーカーのポケットを漁り、丁寧にケースに入った学生証を取り出す。
星宮千佳:「ほらこれ! 1ヶ月くらい体験入学したときの、Aランクのやつ!」
灰田まこ:「わたしも見たーい!」
灰田まこ:「制服かっこいい!」
東屋 リク:「カレー零すなよ~」
楠本 日向:「Aランクだったんだ? ふふ、流石千佳ちゃん~、いろいろ作れるだけあるなぁ」
星宮千佳:「えっへっへ」
東屋 リク:「あっやべ、カレー冷める! いただきます!」 ちゃんと手を合わせていただきますしている!
星宮千佳:「あっそうだ、今日じゃなくていいんだけど」
楠本 日向:「うん、私もいただきます」そっと手を合わせ、食器を手に取る。
灰田まこ:「いただきまーす!」
星宮千佳:カレーをもしゃもしゃ食べながら。「ここのおうち、お風呂がすごい広かったの! 今度みんなで入ろ!」
速水やどり:「あらあら」
速水やどり:「みんなでですか?」
速水やどり:驚きでスプーンを止める。いただきますはちゃんとしました。
星宮千佳:「うん。ほら、よそのおうちが何もないから、窓も全開にできるでしょ」
星宮千佳:「みんなで入ったら露天風呂みたいになるかな~って」
星宮千佳:「わざわざ温泉のもとも買ってきたんだよ!」
速水やどり:「持ち込んだ資材のなかからした変わったにおい、それでしたか……」
東屋 リク:「じゃがいもうめー」 カレーをもぐもぐ食べながら他人事の顔で聞いている
楠本 日向:「あぁ~、それで……」随分とお風呂場に長居しているような、とも思っていた。
星宮千佳:「ね、約束ね! みんなで温泉入ろうね!」
東屋 リク:「まこも一緒に入ってこいよ。皆で風呂入ると楽しいぞ~」
灰田まこ:「パパは?」
星宮千佳:「リクくんも一緒入る~?」 にまにましながら聞いている。
東屋 リク:「え゛ッ」
東屋 リク:「いやッ、オレ男だし!」
東屋 リク:「一緒に入んのは……その、ヘンだろ!」
東屋 リク:見て分かるくらいあたふたしている。
楠本 日向:「まあ、たしかに広い場所なら混浴とかはあるけど~……」
灰田まこ:「でもわたしはパパと一緒に入ったりしたけど」
灰田まこ:「なんでパパとママが一緒に入るのはヘンなの?」
星宮千佳:「たしかに……?」 まこ・理論に納得しかかっている
東屋 リク:「いやっ、その、えーと……ほら、今日は他にも人がいるから!」
東屋 リク:「パパとママだけだったらいいけど、今回はナシ!」
東屋 リク:言いくるめられるか……?!と必死になっている
速水やどり:「2回に分けます? 3:2で」じゃがいもを3:2にスプーンで割る。
東屋 リク:「速水サン?!」
楠本 日向:「家族と私達?」
速水やどり:「当然そうなるでしょうね」
東屋 リク:「ダメだって、えーっとえーっと、その……今日はオレ一人で入る気分なの!」
星宮千佳:「えーっ! 入るならみんなで入ろうよ~!」
東屋 リク:助けて……という顔をして楠本さんと速水さんを見ている
星宮千佳:「リクくんとも入りたいし、やどりちゃんとスタイル勝負もしたいし、日向ちゃんの大きさも確認したいもん!」
速水やどり:(からかい過ぎるもの毒ですかね……)
速水やどり:「そうですね。1日で終わる任務とは限りませんし」
東屋 リク:「オレのいないところでスタイル勝負も大きさ確認もやっていいから……!」
灰田まこ:「む~、パパが一人がいいならいいけど…」
速水やどり:「順番で回しましょうか」
東屋 リク:(助かった…………)
灰田まこ:「その代わり一緒に寝ようね!」
楠本 日向:「うん、リク君も女所帯で大変だろうからねぇ」
灰田まこ:「パパとママと三人で!」
楠本 日向:「ゆっくり考える時間とか、そういうのも必要だもんね?」
星宮千佳:「? 女所帯?だとたいへんなの?」
東屋 リク:「まあ、色々……」
速水やどり:「そうですね。欲に流されても、流されなくても、どっちにしろ後悔はするとあの人も言ってました」
東屋 リク:「なんかガンチクのある言葉だなー」
速水やどり:「大変ですよね……」
東屋 リク:「寝るのはまあ……そうだな、一緒に寝るか!」
星宮千佳:「あたし、寝るのもみんな一緒のほうが林間学校みたいでいいかな~って思ってたけど」
星宮千佳:「まこちゃんがこう言ってるし、今日は3:2にする?」
東屋 リク:「まこも色々あっただろうし、今日は言う通りにしようぜ」
楠本 日向:「暫く一緒に居る時間は長いわけだし……まこちゃん的にも3人で居れる時間は大切にしないとね」
GM:そうこうしている間にカレーを食べ終え、入浴を済ませ、
GM:あっという間に寝る時間になった。
GM:というわけで、千佳ちゃんとリクくんにはパジャマを探してもらおうかな
GM:知覚で判定して下さい
東屋 リク:くっ また感覚……!
東屋 リク:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 3[3] → 3
星宮千佳:知覚、知覚は……
GM:リクくんは普通のパジャマだ。
星宮千佳:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 6[1,1,2,4,5,6] → 6
星宮千佳:6!
GM:まあその達成値なら見つかるかな
星宮千佳:ギャレンになるための基礎訓練の一つだ
GM:リクくんがばでむしてもいいけど
東屋 リク:む いる?
星宮千佳:どうせならもらおう!
GM:では達成値9
星宮千佳:高いほうがすごいパジャマが見つかるかも
東屋 リク:じゃああげる!
星宮千佳:もらって9!
GM:千佳ちゃんはタンスの奥に隠しスペースのようなものがあると発見する。
GM:恐らく普通の子どもでは見つけられないだろう。
GM:その中には…
星宮千佳:「あれ? なんかここの棚、外れる……?」
GM:スケスケのネグリジェや牛柄のビキニ、もふもふの毛の付いたビキニに猫耳と尻尾が入っている。
星宮千佳:「えーと……」 よそのお家だ。《万能器具》でマイナスドライバーを作り、棚を傷つけないようにそっと棚を取り外し、
星宮千佳:「うわっ」
星宮千佳:「うわあ!」
星宮千佳:「うおお……」
GM:千佳ちゃんはすごい服を手に入れました。
東屋 リク:「ど、どうした?」
GM:ただしデザインはこれです
星宮千佳:お外で絶対着れない!!
星宮千佳:やどりちゃんか日向ちゃんにプレゼントするか
楠本 日向:!?
星宮千佳:「リクくんこれ見て! すごいのあった!」
東屋 リク:普通のコットンのパジャマを見付けて満足していたが、千佳の声を聞いて振り返る
速水やどり:間に合ってるので……お友達がよく持ってくるので……
東屋 リク:「すごいのってなんだ? へそくりとか……えっ」
東屋 リク:「……なにこれ?」
星宮千佳:「オトナの…………オトナのパジャマ…………?」
GM:試しに着ればいいんじゃないでしょうか?
東屋 リク:「パジャマっていうか、うっすい布じゃん……?」
東屋 リク:構造がよくわかっていない
東屋 リク:「こっちは、猫耳……猫耳? 尻尾?」
星宮千佳:(まこちゃんのお母さんになるなら、ちゃんと最後までやりきらないと……!)
星宮千佳:「よしっ!」 迷った末、わしっ!とスケスケのネグリジェを手に取り着替え始めている。
東屋 リク:「千佳?!」
星宮千佳:「リクくん……いつもチルドレンの試験とかで言われるでしょ!」
東屋 リク:「いやっ、せめて着替えるならオレのいないとこで……じゃなくて、それ絶対パジャマじゃないって!」
星宮千佳:「チルドレンは任務を投げ出さない!」
星宮千佳:「全力でおかあさんを遂行します!」
東屋 リク:「落ち着けって! これ隠してたやつじゃん!」
東屋 リク:「多分、その、まこに見られないための……」
星宮千佳:「で、でも……でも……」
灰田まこ:「………」二人のやり取りをじっと見ている
東屋 リク:「い、いいからその、普通の着ろって。風邪引くぞ」
東屋 リク:一緒に見つけた色違いパジャマを差し出す。目は逸らしている
星宮千佳:ひそひそ (でも……まこちゃんが少しでもホントのお父さんお母さんのことを思い出してくれるかもだし……)
星宮千佳:「ねっまこちゃん! 普通のと今着てるの、どっちがいい? 絶対いま着てるほうだよね!」
東屋 リク:「普通の方だよな?!」
灰田まこ:「こっちの方がスケスケで面白ーい!」
星宮千佳:「ほら!!!」
東屋 リク:「だーっ」 項垂れている
星宮千佳:「っていうか、おふとんに入っちゃえば同じじゃん!」
星宮千佳:「ほら! ねよねよ!」
東屋 リク:(全然同じじゃない……!)
GM:夫婦のベッドの隣に小さなベッドがある。
GM:これがまこのベッドなのだろう。
星宮千佳:6年生ともなれば、流石の千佳にも羞恥心というものが(若干、多少、ほんの少し)芽生えてくる。正直、どこか恥ずかしさを覚えてはいるが……
東屋 リク:反論しようとしたが、勝てる気がしなかったので諦める。がっくり肩を落としながら、視線は可能な限り逸らしている
星宮千佳:今はまこちゃんのお母さんを遂行するほうが先だ! おそらく!
星宮千佳:ちなみになんですけど
星宮千佳:夫婦のベッドというのはその……シングルベッドが二つとかではなく?
GM:え?
東屋 リク:not ツイン yes ダブル……?
GM:ダブルですけど
東屋 リク:oh......
星宮千佳:やっぱり!
東屋 リク:(ほんとに? このパジャマ着てる千佳と? ここで?)
星宮千佳:「じゃあまこちゃんはそっちで、あたしたちは……」「えっ?」「あれ?」
星宮千佳:「あれ? ベッドひとつしかなくない?」
東屋 リク:「枕は二つあるから、二人で寝るやつなんだろうけど……」
星宮千佳:「……くすっ。ふふふふ」
東屋 リク:「はぁ……千佳は楽しそうだな……」
星宮千佳:「ね、リクくん。眠くなるまで、かわりばんこでこれまでの任務の思い出話しない?」
星宮千佳:「まこちゃんも色んな話聞けて楽しいだろうし」
灰田まこ:「うん!きくきく!」
東屋 リク:がくんと項垂れながらまこをベッドに寝かせて、布団をかける
東屋 リク:「そうするか」 すぐに眠れそうにないし……
星宮千佳:「んふふ。うんうん、リクくんもそっちのほうが気が紛れるでしょ?」
星宮千佳:この1年で成長して、千佳が身につけたものがいくつかある。多くはエフェクトの使い方や射撃技能だが……
星宮千佳:これまで『なんとなく』でやっていた他人への気配り。それをちゃんと自分のモノにした。
東屋 リク:「紛れるっていうか、紛らわせないと困るっていうか……」
星宮千佳:「うん。あたしも、ちょっとだけドキドキしてるかも」
東屋 リク:布団に潜って、できるだけ端っこの方に寄る。千佳とは仲良しだけど、なんというか、その……
星宮千佳:「たぶん、そういうのとかああいうのは、まだあたしたちには早いし……っていうか仕事中だし……」
星宮千佳:「まこちゃんいるし……やどりちゃん達もいるし……」
東屋 リク:「そういうのとかああいうのって、なんだよ……」 ちょっと顔が赤くなる
星宮千佳:「いいの! とにかく今は、これくらいでいこ!」
星宮千佳:自分もベッドに潜り込み、ぎゅっとリクくんの手を握る。
東屋 リク:「うわっ」
東屋 リク:手をつなぐのは初めてでは全然ない。全然ないけど……
東屋 リク:「あー、えっと……寝相悪かったら、ゴメン。一人で寝てること多いし……」
星宮千佳:「だいじょぶだいじょぶ! あたしも寝相悪いかもだし!」
東屋 リク:ふと、前につないだ時より、千佳の手が少し小さくなったように感じた。
東屋 リク:(女の子、なんだよな……)
星宮千佳:「はいっ、じゃあ眠くなるまでお話タイムね。言い出しっぺのあたしから!」 リクの心中に気づくことなく、多少の照れくささを隠すように話し始める。
星宮千佳:「1年くらい前かなあ。秋になるとき、夏のレネゲイドビーイングさんがムホンを起こしたことがあって、それで…………」
東屋 リク:「大変だったよな、あの時は……」
東屋 リク:相槌を打ちながら、話す。かわりばんこに、思い出話。
東屋 リク:いつの間にか、どちらともなく話す声がゆっくりになり、やがて途切れ途切れになって、
東屋 リク:気付けば、三つの静かな寝息だけが、部屋の中に響いていた。
GM:ロイス購入!
星宮千佳:やどひなコンビに取!
星宮千佳:欲しいものは全部買ってもらったので
星宮千佳:なにか欲しいものがある人がいれば手伝います!
速水やどり:うおおロイス!
東屋 リク:速水サンに◯信頼/羞恥 かな~ とりあえず
星宮千佳:.
-やどりちゃん!/◯友情/対抗心/ロイス
-ひなたちゃん先生!/◯尊敬/憐憫/ロイス
星宮千佳:対抗心は同じノイマンとして負けないぞ~、の気持ちで
星宮千佳:憐憫はおっぱい大きくて動くの大変そう……という気持ちです
楠本 日向:そこなんだ
速水やどり:楠本日向/○連帯感/憐憫 星宮千佳/○友情/嫉妬 東屋リク/○友情/悔悟
東屋 リク:照準器とかいる?
星宮千佳:嫉妬!?
速水やどり:やどりちゃんは戦闘系ノイマンに対して
速水やどり:常に負い目と嫉妬を抱えているのだ
星宮千佳:千佳はガトリングするから大丈夫! あれば嬉しいかな~くらい
速水やどり:自分が戦えないから……
星宮千佳:カレーも失敗したもんね(とくいげ)
速水やどり:カレーは……次は上手く作ります
楠本 日向:千佳ちゃん/〇庇護/不安/ロイス
楠本 日向:どっちかに何かあったら精神的に大変そうだな~ってところで不安!
星宮千佳:10年くらい引きずりそう
星宮千佳:というか千佳の購入でなにか買えるわけないんだよな。応急手当キットでも買おう
楠本 日向:UGNボディアーマーかお~
速水やどり:楠本さんシュタジャケいる?
楠本 日向:行動減っちゃうから大丈夫!
速水やどり:了解~
楠本 日向:実はダイス素で10個あるから……
星宮千佳:すごい!
速水やどり:じゃあ楠本さん用の照準器を狙っとこう
楠本 日向:ありがた!
速水やどり:2dx+6>=15
DoubleCross : (2DX10+6>=15) → 9[4,9]+6 → 15 → 成功
星宮千佳:すご!
速水やどり:買えた! どうぞ~
星宮千佳:1dx+1=>8 応急手当キット
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 4[4]+1 → 5 → 失敗
楠本 日向:(2+3)dx+3>=12 UGNボデマ
DoubleCross : (5DX10+3>=12) → 9[2,6,7,8,9]+3 → 12 → 成功
東屋 リク:バデム!
楠本 日向:照準器ありがとお~もらいます!
星宮千佳:隠し引き出しが爆発したので以上です
星宮千佳:あっヴァディム!
星宮千佳:やった~応急手当キットが手に入りました!
GM:爆発しなかったね!
GM:よかったよかった
星宮千佳:変な水風船も入ってました
星宮千佳:以上です!
GM:なんだろうね
星宮千佳:あっ違う
星宮千佳:リクくんをSロイスにしたいです!
東屋 リク:2dx>=12 オレもボデマ
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[2,8] → 8 → 失敗
GM:おお!
星宮千佳:バディ……?
東屋 リク:動揺して失敗した!
星宮千佳:財産必要だけど
東屋 リク:1点ある
東屋 リク:けど情報まだあるかもだし置いとこっかな
星宮千佳:ほいほい。じゃあ次あたしが狙ってあげます、男子用ボディアーマーを
東屋 リク:サンキュー
星宮千佳:-RE リクくん!/東屋リク/◯信頼/不安/ これをSロイスにして終わり!
GM:では次に行きましょう
◆ミドルフェイズ02
GM:シーンプレイヤーは千佳ちゃん
GM:他全員登場可能です。
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(56 → 60)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(47 → 49)
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(52 → 54)
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(54 → 61)
東屋 リク:乗っちゃった……DBッ
星宮千佳:これは……覚えがあります クライマックスで千佳だけ100%にいかないか、クライマックス近くで急にめちゃくちゃ上がって怖いやつだ
平港市UGN支部
GM:一夜明け、君たちは再び装備を整えてUGN支部に来ていた。
花袋二葉:「では作戦内容を説明しよう。」
花袋二葉:「この地図を見て。特に霊の目撃情報が多い場所をピックアップしている。」
星宮千佳:「うぃ!」 多少のレネゲイドを帯びた一品だとわかったので、昨晩のパジャマは一応バッグの中にしまってある。
花袋二葉:「どれも見間違いや思い込みじゃなくてレネゲイドの残滓を検出した場所だ。」
東屋 リク:「ふんふんふん」
花袋二葉:「これらの地区を巡って霊たちの持つ問題…つまり未練を解決していってほしい」
星宮千佳:「あっそうか」 そういう作戦だった、と今更に思い出した。
星宮千佳:「大丈夫かな? あたし達、幽霊さんとお話するエフェクトとか持ってない……よ? たぶん」
星宮千佳:「いちおう役に立ちそうな動画は見つけてきたけど……」 youtubeの作業用般若心経(15分)を再生している。
花袋二葉:「どうしても対話が出来なかったらこっちも対策を考える。」
東屋 リク:「オレ、幽霊って見たことないんだけど、千佳は?」
花袋二葉:「だからまずは行ってみて、実在を確かめてもらおう。」
楠本 日向:「大丈夫だと思いたいけど、こればかりはやってみるしかないもんねえ」
星宮千佳:「デュラハン・うまっていう幽霊と戦ったことはあるよ!」
東屋 リク:「デュラハン・うま……」 全然想像もつかない
速水やどり:「了解です。現場対応できなかった場合はまた問題を投げますので」
速水やどり:「とりあえずは実地検証、ということで」
星宮千佳:「そだね! ほんとに幽霊さんと会えるかもまだわかんないもん」
花袋二葉:「それじゃ、地図情報はそれぞれの端末に送ったから頼んだよ。」
東屋 リク:「足を使うのは得意だぜ!」
GM:ではまずはこちらをご覧ください。
■クエストボード
・モデルを頼みたい 芸術:演技、交渉/12
・失せ物探し 知覚、調達/12
・式を挙げて欲しい 運転:バージンロード、意志/12
・ラブレターを書きたい 知識:恋愛、情報:噂話/12
・強いやつに会いに行く 知識:ゲーム、知覚、意志/12
・発掘依頼 知識:歴史、情報:学問/12
・抗争を手助けして欲しい 任意の攻撃達成値/20
GM:霊たちが依頼を出してくるので、これらを解決してもらいますが、
星宮千佳:あ~~知識ゲーム取ろうかと思って結局イージーに回しちゃったんだよな 取ればよかった
GM:調査を選択するとロールが少し挟まり、
GM:具体的な依頼内容をNPCが教えてくれます。
GM:この時点で有用な技能、またはイージーエフェクト、エフェクト、アイテムなどがあれば、
GM:それを使ってどういう解決をするのかをGMに言っていただければ
GM:達成値に補正がつきます。
東屋 リク:自分だけの最強デッキで挑め!
星宮千佳:千佳は1/6/1/1という壊滅的ステータスなので、いけるところは限られる!
星宮千佳:みんないきたいやつありますか?
GM:ちなみに全てのクエストを終えると
GM:キークエストが解放され、トリガーシーンに行きます。
速水やどり:キークエ!
星宮千佳:ジンオウガ!
速水やどり:モモンがハンだ
楠本 日向:日向は1/1/6/2ですよ
星宮千佳:大して変わらないじゃないか
速水やどり:やどりちゃんも1162ですね
星宮千佳:大して変わらないじゃないか(2回目)
GM:き、きみたち…
東屋 リク:3132だけど、なんでもD+3できるぞ
速水やどり:リクくん……!!
速水やどり:最悪やどりちゃんは
速水やどり:他人に《アドヴァイス》を撒く機械になります
東屋 リク:ははー そういう手もある!
速水やどり:GMの侵蝕計算をグチャグチャに乱す可能性があるので非推奨ですが
速水やどり:そういう手もある
東屋 リク:「強いやつに会いに行く」とかかなぁ 能力値的には得意じゃないけど「失せ物探し」はネコチャンの姿が活きるかも
速水やどり:あと他人に無責任アドヴァイスしまくるやどりちゃんはちょっと絵面が面白い
星宮千佳:あっでもこれいきたいかも! ラブレター書きたい!
速水やどり:じゃあ失せ物探しかな
速水やどり:今調達判定がアレクサンドリアでパワーアップしてるし
GM:まずは一つ選んでもらって
GM:内容を詳しく聞いてから誰がやるか決めてもいいんですよ
楠本 日向:じゃあとりあえず失せますか オーソドックスな依頼でもある
速水やどり:あ、1つずつみんなで行くんだ
速水やどり:いっぱいロールできそう
速水やどり:違った!
楠本 日向:なるほどね
星宮千佳:あっなるほど!
星宮千佳:じゃあ最初は……順番にモデルから行く?
速水やどり:とりあえず最初に依頼解説ロールが挟まるという事ね
速水やどり:モデルから行きましょう
GM:そういうこと!
星宮千佳:モデルになります!
東屋 リク:行くぞー!
速水やどり:これはなんか……変な下心はなくて
速水やどり:上からね 上から順番だからね
楠本 日向:モデルだーッ!
GM:ではロールしましょう。
古びたスタジオ
カメラマン霊:「はぁ……死ぬ前に……」
カメラマン霊:「死ぬ前に最高の写真を撮りたかった………」
星宮千佳:「こんにちは! おじゃましまーす!」 とたとたとた!
GM:古びたスタジオの隅で体育座りで俯いた霊がいる。
カメラマン霊:「ムッ?」
星宮千佳:昔ならドタドタ駆け込んでいたところだが、6年生になったので気持ち足音をおさえて入ってくる。
東屋 リク:「写真館ってやつだっけ……うおっ」
速水やどり:「失礼します。ここに未練を残した幽霊さんがいらっしゃると聞いて伺ったんですが……」
カメラマン霊:「そうだ。ああ、未練だ……。」
星宮千佳:「そう! あたし達、幽霊さんのお悩み解決でこのあたりを回ってます!」
カメラマン霊:「本当かい?」
楠本 日向:「おぉ……本当に居るんだねぇ」
カメラマン霊:「だったら僕の未練を解決してくれ!」
星宮千佳:ぺこーっとお辞儀しながらつまらないものを渡してます(一本満足バー)
カメラマン霊:「僕は…売れないカメラマンだったんだが、」
星宮千佳:「じぶんで言っちゃうくらい売れなかったんだ……」
カメラマン霊:「7年前に最高の被写体を見つけて、撮影交渉をしているさなかに事故で死んでしまったんだ。」
カメラマン霊:「ああ、あの子の写真が撮りたい…」
カメラマン霊:フワーッとカメラが浮く。ポルターガイストだ!
東屋 リク:「うわっ、カメラが勝手に!」
星宮千佳:「そっか……あの豪雨で死んじゃった人が多いから、だいたい未練は7年前が関連してるんだ」
楠本 日向:「"あの子"の写真……うぅん、流石に七年前の人を探すのは難しいよね~」
カメラマン霊:「人?」
東屋 リク:「7年経ってたら、もう街を離れてるかもだし」
速水やどり:「……もしや、ヒトではない?」
楠本 日向:「えっ?」
カメラマン霊:「僕が探しているのはネコだよ。」
星宮千佳:「ねこ!!」
カメラマン霊:「最上級の毛並みを持ったチンチラゴールデン…」
東屋 リク:「ネコに撮影交渉してたのか……?!」
カメラマン霊:「ああ、どこかにいないものだろうか…」
星宮千佳:(動物語しゃべれるタイプのノイマンだったのかな……)
カメラマン霊:「今からでもいい!探してくれ!」
カメラマン霊:「ちゅーるならスタジオの倉庫にある!」
星宮千佳:「うーん、でもそんな都合よくチンチラゴールデンのねこちゃんなんて……」
星宮千佳:「ねこちゃんなんて……?」 ふと横を見る。
楠本 日向:「心当たりはないなぁ……どうかした?」
GM:というわけでこれが依頼内容です。
東屋 リク:「ぴゅーぴゅー」 視線を逸らしている
GM:何かGMに提案はあるかな?
東屋 リク:はい……東屋リク12歳……キュマイラでチンチラゴールデンの因子を持っています……
東屋 リク:《眠れる遺伝子》《至上の毛並み》あります……!
GM:達成値に+6してください
星宮千佳:強すぎ!
楠本 日向:すご
星宮千佳:「いや、実は……」
星宮千佳:「リクくん、猫のキュマイラで……」
東屋 リク:「う……」
星宮千佳:「それも、すごく、都合よく……」 本当か?都合よすぎないか?と自分で言ってて首を傾げている。
東屋 リク:「その、チンチラゴールデンの……もふもふしたやつなんだよ……」
楠本 日向:「えぇ~、リク君ってチンチラゴールデンのキュマイラなんだ」
カメラマン霊:「…………君。」
カメラマン霊:「すぐにスタジオに来るんだ!」
東屋 リク:「それでいいの?!」
GM:さあ判定しな!
星宮千佳:「だっことかしたほうが……いや! これはにんげんが入ったら怒られるやつね!」
星宮千佳:「リクくんがんばれー! 応援してるよー!」
東屋 リク:「こ、こうなりゃヤケだー!」
東屋 リク:"ネコの手も借りる" 《紡ぎの魔眼》 判定直前に使用、判定D+3 侵蝕[+1]
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1増加(61 → 62)
東屋 リク:(1+1+3)dx+6>=12
DoubleCross : (5DX10+6>=12) → 10[2,6,7,7,10]+6[6]+6 → 22 → 成功
東屋 リク:完璧なネコだった……
GM:撮影は滞りなく完了しましたね
GM:では依頼クリア!
星宮千佳:もしかして人間の方が偽りの姿?
カメラマン霊:「ああ、素晴らしい…」

東屋 リク:「はぁ……はぁ……」 ぐったりした顔でとてとてと歩いて戻って来る。猫の姿だ……
カメラマン霊:「ありがとう。おかげで僕の未練は…晴れた……」
東屋 リク:「よかったぜ……」
カメラマン霊:フワーッと浮遊していたカメラが机の上に移動し、
カメラマン霊:カメラマン霊が消えると同時に糸が切れたかのようにコト、と置かれる。
星宮千佳:「あっ!」
星宮千佳:「死んじゃった!!!」
東屋 リク:「いや、もう死んでたっていうか……」
楠本 日向:「結構長い間撮ってたもんねぇ、きっと満足したんだよ」
GM:余談だが、この後このカメラマンの遺作として発表された写真集”艶猫”が、
GM:大ヒットするのだが…今の彼らには知る由もない。
星宮千佳:1割くらい印税もらえる!
星宮千佳:「えーと、じゃあ……」「二葉ちゃんがかんがえた幽霊さん満足成仏作戦、大成功ってこと!」
東屋 リク:「そうだな! とにかくこれで……さっきのカメラマンがジャーム化することはなくなったわけだ」
速水やどり:「そのようですね。この調子で、どんどんお悩みを解決していきましょう」
星宮千佳:「よかったよ~。満足して成仏できるのがいちばんだもん」
楠本 日向:「よ~しっ、この調子で頑張ろっかぁ」
星宮千佳:「おうおう! いこういこう!」 リクくんを抱き上げて走り出す。
■クエストボード
[CLEAR]・モデルを頼みたい 芸術:演技、交渉/12
・失せ物探し 知覚、調達/12
・式を挙げて欲しい 運転:バージンロード、意志/12
・ラブレターを書きたい 知識:恋愛、情報:噂話/12
・強いやつに会いに行く 知識:ゲーム、知覚、意志/12
・発掘依頼 知識:歴史、情報:学問/12
・抗争を手助けして欲しい 任意の攻撃達成値/20
GM:では次は何を解決しますか?
東屋 リク:上から順にやってく?
速水やどり:これこのシーン中に全部できるの?
楠本 日向:でいいかも
GM:いや、判定した人は次の判定には参加できないので
速水やどり:なるほど!
星宮千佳:あっなるほど!
楠本 日向:情報判定と同じシステムなんだ!
GM:一シーン最大4個ですね
星宮千佳:あ~たしかに情報収集だ 情報収集亜種
GM:ちょっとロールプレイの比重がデカい情報収集のような感じ
速水やどり:だいたいわかった!
楠本 日向:でもまあ、あと3人判定できるなら失せもの探しでよさそう。やどりちゃんいるから調達できるし
速水やどり:上から開けていきましょうか
星宮千佳:千佳はさっき多めにロールしたので、日向ちゃんとやどりちゃんの行きたいやつから先でOK!
星宮千佳:ほいほい
東屋 リク:バデムもあるから頼ってくれよな
GM:・失せ物探し 知覚、調達/12
GM:ではやっていきましょう
民家跡
GM:廃墟となった民家跡。
GM:ここで霊の目撃情報があるという。
GM:なんでも、壊れたはずのテレビがひとりでに点いたり、
GM:荒い息遣いが聞こえてくるという。
星宮千佳:「うーん。ここはほんとの、ガチの、やばい幽霊さんなのかなあ?」
星宮千佳:「こんにちは~……? おじゃましま~す……?」
星宮千佳:そろそろと中へ入っていく。
GM:千佳ちゃんが足を踏み入れた瞬間、
GM:バチン!!
星宮千佳:「ぎゃっ!?」
GM:テレビがひとりでに点いた。
東屋 リク:「うわぁっ?!」 まだ猫の姿のままだ。尻尾が毛虫のようにぼわぁっと膨張する!
楠本 日向:「幽霊っぽい現象ではあるけど……わっ、だれか点けたの?」
星宮千佳:「つけてない!つけてないよ!」
GM:テレビから荒い音が響き、半壊した液晶に映像が流れている。
星宮千佳:もふもふが気持ちいいのでリクくん(猫)を頭の上に乗せたままだ。「こ、これ」
星宮千佳:「呪いのやつじゃないよね? 見たら呪われたりしないかな、だいじょぶかな……」
GM:「さぁ始まるザマスよ」「行くでガンス」「フンガー」「まともに始めなさいよ!」
星宮千佳:「あっ違いそう」
速水やどり:「……これ、いつの作品でしょう?」
GM:半壊した液晶にデフォルメされた女子高生四人が映り、ダンスし始める。
楠本 日向:「う~ん、七年前とかなのかなぁ……?」
東屋 リク:「全然知らねー……」
星宮千佳:「でもあたし、このセリフは聞いたことあるよ! がっこで誰かが再生してたの」
星宮千佳:「聞いたことあるけど……」
GM:すると、君たちの背後で荒い息遣い!
星宮千佳:「幽霊さんは?」
星宮千佳:「どこにもぎゃああーっ!」
速水やどり:バっと振り向く。
星宮千佳:choice(やど,ひな)
DoubleCross : (choice(やど,ひな)) → やど
星宮千佳:近くにいたやどりちゃんにひっしと抱きついてます
マニア霊:「ハァ………ハァ………」
マニア霊:「こなタソ……萌え~~……ハァハァ………」
東屋 リク:「さ、さっきの人より断然こえー……」 千佳の頭の上に乗せられたまま毛を逆立てまくっている
速水やどり:「……」
楠本 日向:「わ……この人が幽霊?」
速水やどり:人間、本当に恐怖すると言葉が出ないものだ。絶句、というと無駄に冷えた頭が教えてくれる。
星宮千佳:「な、なになになに!?」
速水やどり:「いや、霊的な恐怖じゃないですよこれ!!」
速水やどり:数秒遅れてツッコミが出た。
星宮千佳:やどりちゃんを《領域の盾》で盾にしている。
マニア霊:「オッ、これは失礼しましたぞ」
東屋 リク:「急に落ち着くな!」
星宮千佳:「あっ普通に喋った!」
星宮千佳:「こ、こんにちは……?」
マニア霊:アニメ柄のプリントTシャツの上にストライプの長そでシャツを着た、
マニア霊:やや肥満した長髪にバンダナの男の霊が君たちに話しかける。
楠本 日向:「とすると……荒い息遣いはアニメを見た興奮だったんだなぁ」
速水やどり:「……これ、ステレオタイプとしてだいぶ古くないですか?」
星宮千佳:「そうなの?」
速水やどり:「7年前の段階で生きた化石だったのでは?」
マニア霊:「小生”ポクポクぷりん”と申します。おっと、これまた失礼w」
星宮千佳:「あっでも確かに……昭和の人は”萌え~”って言葉使ってたっていうもんね」 そんなに昔ではない
マニア霊:「ついハンドルネームが出てしまいましたw ブフォォw」
星宮千佳:「ひええ……」 未知の人種なので珍しく困惑している
星宮千佳:「あの! ぽくぽくさんは、なにかお悩みとかあったりしませんか?」
東屋 リク:「ショウ……セイ……?」 同じくひえ……みたいな顔をしている
マニア霊:「悩み…そうですなあ…」
星宮千佳:「あたしたち、幽霊さんを満足させてこのあたりを回ってて……」 やどりちゃんを盾にしている。
楠本 日向:「だいぶ……個性的な人だもんなぁ」
マニア霊:「小生には一つ未練があって死んでも死にきれないのでござる」
速水やどり:「お伺いすると、その未練とは……?」
星宮千佳:(あたしたちに解決できる未練なのかな……)
マニア霊:「家に大事に保管していたこなタソ…らきすとの大泉こなたタソのフィギュアを豪雨の土砂崩れで失くしてしまったのでござる!」
マニア霊:「墓前にフィギュアを供えてもらうまではここでらきすとを無限ループし続ける所存!」
星宮千佳:「フィギュア……!?」
マニア霊:「これがほんとのエンドレスエイトw 作品違うw フヒッw」
星宮千佳:「うわーん怖いよ~~!」 日向さんに抱きついてます。
楠本 日向:「よ~しよし、うんうん、千佳ちゃんは頑張ったね」
東屋 リク:「よ、要するに、失くした大事なものを探せばいいんだな?!」
速水やどり:「……う~ん」ぽちぽちとタブレットを叩いている。
楠本 日向:なだめるように抱き返してそっと撫でている。「それじゃあ、見つけてきてほしいってことだよね」
マニア霊:「その通り!期待age!」
星宮千佳:「でも、土砂崩れに飲まれちゃったんでしょ? さすがに掘り返しても見つからないんじゃ……」
星宮千佳:「こわいよ~~」
速水やどり:「先にお伺いしておくんですけれども、『失くしたものそのもの』が必要ですか?」
速水やどり:「状態が良い品であれば、代わりのものでも構いませんか?」
マニア霊:「むっ……」
マニア霊:「確かに、失くしたものそのものは難しいでしょうな…」
星宮千佳:「かわりのもの……あっ、そっか!」
東屋 リク:「土の中から掘り出すのもなぁ……」
星宮千佳:「ブックオフとか、メルカリで探せば……ってこと?」
マニア霊:「なにせ土砂崩れに飲まれたもの。無事であるかも分からない。」
速水やどり:「あるいは、メーカーかどこかに残っているかもしれません」
東屋 リク:「あとは、写真とかがあるなら、千佳が上手いこと作ってみるとか」
楠本 日向:「現実的に考えるとそうなるかなぁ。とはいえ、ずっと前のアニメのグッズを探すのも大変そうだけど……」
マニア霊:「だから、代わりのものでもこなタソへの愛が感じられれば納得いたしますぞ」
星宮千佳:「最低でも7年前のアニメだもんね……」
マニア霊:「18年ですぞ。」
星宮千佳:「18!?!?」
星宮千佳:「昭和だよ!」
東屋 リク:「オレたち生まれてないじゃん……」
速水やどり:「……マニアの方、良いものなら古典を何度でも掘り返しますからね……」
楠本 日向:「私でも7歳かぁ……」
速水やどり:「わかりました。少々お時間をください」
速水やどり:「未練を晴らせるよう、尽力してみましょう」
GM:では依頼内容が分かったところで判定ですが
GM:誰がやるか、イージーや技能の提案など伺いましょう
速水やどり:よければ調達で私がゴリ押そうと思います
星宮千佳:えーと、近くか調達!
楠本 日向:やどりちゃんだなあ
楠本 日向:RP的にも
星宮千佳:ならばやどりちゃ!
星宮千佳:Temuはやばいらしいから使わないでね
東屋 リク:頼んだ!
速水やどり:では調達で判定!
速水やどり:3dx+6>=12
DoubleCross : (3DX10+6>=12) → 10[4,4,10]+10[10]+4[4]+6 → 30 → 成功
星宮千佳:すげえ
速水やどり:めっちゃ買えた
星宮千佳:新品では?
楠本 日向:すっご
星宮千佳:奇跡的に倉庫に眠ってた……
GM:すご
GM:じゃあブラックライトで照らしても汚れのない新品でしたね
速水やどり:あっ 先に言われた
GM:通じ合ってるな、俺たち
速水やどり:「……よし。取引完了です」
速水やどり:「支部の方にお願いしたので、すぐ届きますよ」
マニア霊:「ほ、ほんとにござるか!?」
星宮千佳:「でも……うーん、だいじょうぶ? 昭和だよ?」 昭和ではない
星宮千佳:「やどりちゃんを疑うわけじゃないけど、あったとしてもボロボロなんじゃ……」
速水やどり:「コレクターの方が未開封で保存していたものを譲っていただきました」
速水やどり:「保存状態も大変よく、箱も傷や変色なし」
楠本 日向:「へぇぇ~……すごいね、そんなにすぐに見つかるんだぁ」
速水やどり:「本体も未開封なので劣化は最小限……?」
速水やどり:「この写真はなんで添付されてるんでしょう?」
速水やどり:箱越しにブラックライトで照らされたフィギュアの写真がある。
星宮千佳:「おぉ?」
東屋 リク:「変な色のライトだなぁ」
速水やどり:特に変な模様とかはなく、均一に照らされている。
マニア霊:「それは………」
星宮千佳:「なんだろ? プロ用のライトなのかな?」
マニア霊:「………………」
マニア霊:「き、企業秘密ですぞ」
星宮千佳:「ぽくぽくさん、わかる? わかりますか?」
楠本 日向:「うぅん……よくわからないけど、その光り方は問題なさそうなのかな?」
マニア霊:理由を知っているがあえて言わない空気を読む力がぽくぽくプリンにはあった
速水やどり:「ちゃんと墓前に供えて……その後、どうしましょう」
マニア霊:「…………ある程度墓前に飾ったら、」
速水やどり:「いれます? お墓の中に……」
マニア霊:ばちん、とPCのモニタが点く
星宮千佳:「あっ、こっちもついた!」
マニア霊:そこにはメールボックスが表示されており、
マニア霊:連絡先に一人の同好の士の名前がある。
マニア霊:「都会に住んでいる仲間ですぞ。」
マニア霊:「こいつに送って欲しい。」
星宮千佳:「これはラインかな? じゃなくて、メール?」
星宮千佳:「えっ、いいの? せっかく手に入ったお宝なのに?」
マニア霊:「こいつは…小生の友達ですぞ。」
速水やどり:「かしこまりました。墓前で傷まないように、防水・耐UVの保存ケースも注文しておきますね」
マニア霊:「アニメが終わってから10年間、」
マニア霊:「2期を待ち続けた…」
楠本 日向:「この人になら宝物を託していい……そう思える相手がいたんだねぇ」
マニア霊:「ジャンルに誰がいなくなっても彼と小生だけはらきすとの同人誌を出し続けた」
マニア霊:「そんな仲ですぞ。」
東屋 リク:「……そっか」
星宮千佳:「あ~……ちょっとわかるかも」 託してもいい、という言葉に。
星宮千佳:「戦友、ってことだよね。いい友達がいたんだね、ぽくぽくさん」
マニア霊:ふっと笑顔を浮かべる
マニア霊:「では…………」
マニア霊:「……………」
GM:テレビで入浴シーンが流れ始める
マニア霊:「………もうちょっといようかな」
星宮千佳:「あっ、待って!」 これまで失礼な態度をとっていたことを謝ろうとしたが
星宮千佳:「あっやっぱりいいや」
東屋 リク:「そこはなんか……いい雰囲気で消えるとこじゃなかったのか……?!」
マニア霊:「いや、ここの作画がいいんですぞ!」
速水やどり:「……これずるずる1シーズン見終えるまで成仏しないやつじゃないですか?」
マニア霊:「しかもこれブルーレイ盤だから湯気が消えてこなタソのボディが露わになるんですぞ!」
速水やどり:「あと、お風呂のシーンで作画が全力でいいんですか……? もっと見せ場的なところは……?」
星宮千佳:「ブルーレイって高いのに誰が買うんだろ~って思ってたけど、こういう人が買うんだ……!」
速水やどり:「子供に見せて大丈夫なやつなんですかそれ!?」
楠本 日向:「いい雰囲気だったけど……こういう方がこの人らしいといえばらしいのかなぁ」苦笑している
東屋 リク:「お、オレは見てないからな!」 目をぎゅーっと閉じている
星宮千佳:「あたしたちは幽霊さんを満足させるのが仕事だから……満足してくれてるのなら、これでいいのかも!」
速水やどり:「……ですね。ここは解決したとして、次に向かいますか」
星宮千佳:「ぽくぽくさん、またねー! 元気でねー!」
■クエストボード
[CLEAR]・モデルを頼みたい 芸術:演技、交渉/12
[CLEAR]・失せ物探し 知覚、調達/12
・式を挙げて欲しい 運転:バージンロード、意志/12
・ラブレターを書きたい 知識:恋愛、情報:噂話/12
・強いやつに会いに行く 知識:ゲーム、知覚、意志/12
・発掘依頼 知識:歴史、情報:学問/12
・抗争を手助けして欲しい 任意の攻撃達成値/20
GM:では続いてどこを調査しますか?
速水やどり:順番に行くと、挙式?
星宮千佳:よく考えたら千佳、ラブレターじゃなくてもいい気がしてきたな……
星宮千佳:あと判定してないのは誰だっけ 千佳と……楠本さん?
楠本 日向:そう!
星宮千佳:行きたいとこあればそっちからでもいいよ!
楠本 日向:まだです バージンロードかゲームかな~
東屋 リク:突然銃を作る必要性が出るかもしれないし……
楠本 日向:《遊戯の神》があるためゲームは恐らく強めな気がするので……強いやつに会いに行こうかな
星宮千佳:おっ
東屋 リク:おおっ
速水やどり:いいイージーだ!
星宮千佳:じゃあゲーム!
東屋 リク:行こう!
GM:では行きましょう。
速水やどり:闇のゲームのはじまりだぜ
ゲームセンター
GM:繁華街のゲームセンター。
GM:ここには子供から大人、暇を持て余した老人まで幅広い年齢の客が集まっている。
GM:その中の一人、
ゲーマー霊:赤い鉢巻きを額に巻き、ボロボロの道着を着た黒髪の男が、
ゲーマー霊:筐体の前で順番を待っている。
星宮千佳:「うわっ」
星宮千佳:でっかいぬいぐるみがほしいな~とUFOキャッチャーの方ばかり見ていたが、それを見て思わずぎょっとしている。
星宮千佳:「えっ、あれもオバケさんかな?」
楠本 日向:「まさかとは思ったけど……こんな繁華街に幽霊がいるんだなぁ」ほかの人達とは明らかに異なる気配。思わず呟いて。
東屋 リク:「あれ、道場とかで着てるやつだよな……?」
星宮千佳:「カラテマン……?」
星宮千佳:そういう服じゃないと出来ないゲームなのかな?と他の客を見たりしてます
速水やどり:「格闘ゲームのキャラクターのコスプレでしょうか」
ゲーマー霊:「むっ、お前たち。」
星宮千佳:「こんにちは!!」
ゲーマー霊:「もしや…俺の求める強者か?」
ゲーマー霊:「こんにちは」
楠本 日向:「こんにちは……強者?」
星宮千佳:「こんにちは~!!」 ちゃんと挨拶返してくれるの嬉しい! 満面の笑みだ
星宮千佳:「ゲームセンターでケンカしちゃダメだよ?」
楠本 日向:「えぇっと……私達はあなた達が抱えてる未練を解決しにきたんだぁ。ね?」
ゲーマー霊:「いや、喧嘩など野蛮な事はしない。」
速水やどり:「こんにちは。……ゲームセンターということは、ゲームの強者を求めているのでしょう」
ゲーマー霊:「俺の未練は…このゲームの強者と戦うことだ。」
速水やどり:「ひと世代前では、ゲームセンターは対戦形式のゲームが大流行していたと聞きます」
GM:彼が指差した先、そこには…
GM:9つのボタンで落ちてくる丸い物体をリズムに合わせて押すゲーム…
GM:いわば音ゲー、『ポッピングミュージック28』がある。
星宮千佳:ポップンじゃん!
星宮千佳:「あーっ知ってる!」
星宮千佳:「ユビート!!」
ゲーマー霊:「同じ会社だがそれは違う…」
速水やどり:「それは隣のゲームみたいですね」
東屋 リク:「それこっちじゃね?」 隣の四角い箱みたいなやつを指差す
星宮千佳:「あっ違うやつか」
東屋 リク:「うへー、ボタンめっちゃあんじゃん」
星宮千佳:「…………? でも、これってひとり用ゲームじゃないの? おねいちゃんがやってたよ」
星宮千佳:「強者……と……戦えるの?」 首を左右にかしげている。
ゲーマー霊:「得点で対戦も出来るのだ。」
楠本 日向:「あぁ……二人がそれぞれプレイして、スコアを比べて高い方が勝利……になるのかな?」
ゲーマー霊:「俺は野試合(ストリートファイト)を繰り返し、」
ゲーマー霊:「この県随一の実力者となった…。」
ゲーマー霊:「あの全国一位の実力者TASUにも負けないと自負していたのだが…」
ゲーマー霊:「豪雨の災害で死んでしまい、全国大会に出れなかったのだ…。」
星宮千佳:「おぉ……」
東屋 リク:「むむ……そっか、やっぱみんなそうなんだな……」
星宮千佳:「わかってはいたけどあの豪雨、色んな人の未来を奪っちゃったんだね……」
楠本 日向:「それで、その腕を存分に振るうこと……それが、未練になったんだ」
星宮千佳:「まかしておじさん! あたし達がポッピンちょー強い人探して、ここに連れてきます!」
星宮千佳:「誰呼べばいいかな……おねいちゃんは弱そうだし……」 スマホをポチポチしている。
楠本 日向:「所謂音ゲーかぁ……」少し考え込む様子を見せる。
速水やどり:「……考えがあります」
星宮千佳:「お?」
速水やどり:「対戦というのは、同時プレイですか? 順番にプレイするのですか?」
ゲーマー霊:「筐体が二つあるから同時にプレーできるぞ。」
ゲーマー霊:「順番でもいい。」
速水やどり:「では、順番にやりましょうか。こちらは後攻を頂けますか?」
東屋 リク:「順番にでもいいのか……もしかして、それなら……?」
速水やどり:「その代わり、選曲はそちらにお任せします」
ゲーマー霊:ギラ、と眼が光る!
星宮千佳:「あたし! あたしもやりたいあたしも!」
星宮千佳:「ぜったい勝てないけどやりたーい!」
星宮千佳:「面白そうだもんこれ!」
速水やどり:「じゃあ、皆で挑戦しましょうか」
星宮千佳:「やったー!」
速水やどり:「両替してこないと……」
楠本 日向:「成程なぁ……うん、そうだねぇ。挑戦してみよっか?」
速水やどり:(……楠元さん)
東屋 リク:「えーと、落ちてきたところにあるボタンを押すのか? そう考えると、意外と簡単そうだな!」
速水やどり:(先に、私たちが何度か曲を流すので、リズムを把握して――)
速水やどり:(本命は、あの幽霊の出番です。画面が見えなくても、動きと音は分析できるはず)
楠本 日向:(うん。みんなに……動きと、音を教えてもらおうかな)
星宮千佳:「えーと、"まずハイスピを調整します"……ハイスピってなんだろ?」
速水やどり:(真似してください。その上で、相手がミスしたところだけをこちらから伝えて補正します)
東屋 リク:「スピードは遅い方がよくないか?」
星宮千佳:「たしかに! すごく遅くすれば叩きやすいもんね」
ゲーマー霊:「それは初心者が陥りやすい罠だ。」
ゲーマー霊:「遅くすればするほど画面の情報量が多くなり脳が処理できなくなる。」
星宮千佳:「なるほど?」
東屋 リク:「ほーん?」
ゲーマー霊:「まずはBPM500程度から始めて徐々に早い動きに慣らしたほうがいい」
星宮千佳:「2人でやるじゃんけんと100人でやるじゃんけんみたいなものかな……」
東屋 リク:「びーぴーえむ……?」
ゲーマー霊:「言い得て妙だ。」
星宮千佳:「すごい! ぽくぽくさんもそうだったけど、オタク?マニア……?の人って、すんごい丁寧に教えてくれる!」
東屋 リク:「あっ、それ思った!」
東屋 リク:「なんか……新入りお断り!みたいなイメージ勝手に持ってたけど、そんなことないんだな~」
ゲーマー霊:「2人で50回じゃんけんやるのと100人で一斉にじゃんけんをやるのでは脳の処理速度に違いが出るだろう?」
星宮千佳:「よしっ、早速やってみよ! あたしとリクくんが最初ね!」
楠本 日向:「情報を抱え続けるよりその場を対処し続ける方が楽、ってことなんだねぇ」
楠本 日向:「うん、頑張って。私は最後の方にやろっかな~」
東屋 リク:「よっし! やるからには本気でいくぞ!」 腕まくりをしてやる気満々だ!
星宮千佳:(日向ちゃん、目ぇ悪かったけどできるのかな……?)
GM:では判定に入りますが…
GM:イージー使ったり何かしますか!
楠本 日向:は~い!《遊戯の神》があるのでゲームが滅茶苦茶上手いです
楠本 日向:これを使わせてもらえますかっ
GM:では達成値+3だ!
星宮千佳:遊戯ではない神だ!
楠本 日向:フフフ……
楠本 日向:では知識:ゲームで挑みましょう
楠本 日向:あっいや!思い出の品があるから意志にします
楠本 日向:6dx+1+3>=12
DoubleCross : (6DX10+4>=12) → 10[1,2,2,5,10,10]+9[6,9]+4 → 23 → 成功
GM:強すぎ!
楠本 日向:ちゃんとすごい
GM:ではクリアだ!遊戯の神…
星宮千佳:つよ!
東屋 リク:つよすぎ!
速水やどり:ヤバ~
速水やどり:遊戯の女王だよ
楠本 日向:オセロも強いよ~
星宮千佳:あたし将棋強いよ!(棒銀しかできない)
ゲーマー霊:「フゥ~~~」
ゲーマー霊:集中し、選曲する。
ゲーマー霊:たとえ相手が誰であろうと手は抜かない。
ゲーマー霊:選んだのは最高難易度の一角、静寂EX。
ゲーマー霊:ピアノの独奏に合わせてボタンを叩いて行く。
ゲーマー霊:ピアノの曲調が激しくなるにつれ、落ちてくる丸い物体…ノーツも膨大な数になる。
ゲーマー霊:まるで鮭の産卵である。
ゲーマー霊:「真空…」
ゲーマー霊:「波動鍵!」
星宮千佳:「うわっ」
ゲーマー霊:右手を突き出しちょこちょこと指を震わせボタンを押す。
星宮千佳:「わーすごいすごい! これ全部見分けてるんだ!」
星宮千佳:横で真似してエアポップンをしている(全然できてない)
東屋 リク:「ぜ、全然追えない……」 同じくエアポップンをしている
ゲーマー霊:そして曲が終わる。
ゲーマー霊:FULL COMBO
ゲーマー霊:「GOODが多くなってしまったが…」
ゲーマー霊:「繋げられたか…」
速水やどり:(手強いですね……)
東屋 リク:「すげー! ミスなしってこと?!」
速水やどり:「楠本さん。正直、見通しが甘かったです……横から指示して改善できるような量や密度ではなかった」
東屋 リク:「なんか指めっちゃうごいてたし、ピアノ弾いてるみたいですごかったな~」
速水やどり:「なので、音感と、彼の打鍵とリズムの間に対する違和感……」
速水やどり:「それをご自身で判断して動いてもらうことになります」
星宮千佳:「ね! おもしろそう!」 真面目な作戦会議の横でワイワイしている
楠本 日向:「音符の量も凄かったねぇ。……けど、うん。やってみる価値はあるよぉ」
星宮千佳:「スマホでできたらいいのにな~」
星宮千佳:「やどりちゃん日向ちゃん、どう? 勝てそう?」 自分で勝つ気は既に皆無
速水やどり:「作戦会議は終わりました。楠本さん。お願いします」
楠本 日向:「そうだなぁ、心の中でいっぱい応援しててくれる?」
楠本 日向:「そしたら先生、しっかり勝っちゃうかも」しゃがみこみ目線を合わせて、微笑んで。
東屋 リク:「あそっか、うるさくしたら集中できないもんな……」 目で見るわけじゃないし
東屋 リク:「後ろで黙って応援しとく!」
ゲーマー霊:「自信があるようだな…」
星宮千佳:「がんばれー!」
ゲーマー霊:9つのボタンを筐体の横にあるふきんで拭いてから
星宮千佳:「あっえらい」
ゲーマー霊:「では見せてもらおうか。」
楠本 日向:「うん、失礼するね。……そうだ、それと……」
楠本 日向:「やどりちゃん、視覚だけに関わりそうなオプションはオンにしてくれる?」
速水やどり:「……了解しました。では、これで」
速水やどり:たしたしとボタンを叩き、ヒドゥンとサドゥンをオンにする。
速水やどり:これにより、ノーツは判定ラインの一瞬上でしか出現しない。
星宮千佳:「? オプションが、おじさんとちょっと違う?」
星宮千佳:「かんたんにしちゃってない? いいの?」 ゲーマー霊さんに聞いている。
東屋 リク:「条件は一緒じゃなきゃいけないとかないのか?」
ゲーマー霊:「HIDSUDだと…!?」
ゲーマー霊:「オプションを弄るのはルールの範囲内だ…だが…」
星宮千佳:(ひどさど……?)
ゲーマー霊:「果たして本当に出来るのか…?」
星宮千佳:「!?」
星宮千佳:「むずかしくしちゃったの!?」
速水やどり:「勿論、負けた時の言い訳はしません。ですが……」
速水やどり:「これで勝ったら、完全勝利ですよね?」にっこり微笑む。
ゲーマー霊:「無論、認めてやろう…」
楠本 日向:「随分プレッシャーを掛けてくれるんだからなぁ」
東屋 リク:「うおおお、真剣勝負だ……ドキドキしてきた……!」
楠本 日向:彼が選んだように静寂EXを選択し、開始を告げる女性の声とともにピアノの独奏が流れる。
星宮千佳:(がんばれ~!!) 無言でエアポップンの構えを取っている
楠本 日向:そして、まるで彼が動いたと同じように──あるいは、僅かながら発生したミスを時には修正しながら流れるノーツを叩き始める。
速水やどり:(これは……本当に、見えていないとは思えませんね)
楠本 日向:時には【遊戯の神】とも分類される能力。彼女の視覚に頼らぬ行動を可能とするのは、周囲の空間把握にある。
楠本 日向:音や動きによる光の変化、レネゲイドの動きなど脳が感じる僅かな刺激までその思考に収め、盤上に置かれたコマのように周囲の状況を理解することができる。
速水やどり:(動かす【肉体】も、【感覚】から得たものも……全て〈意思〉の制御下に置いている)
楠本 日向:スピードを増し、激しくなるノーツを逃さず、肉体は動く。
楠本 日向:映像の代わりに脳がそれを処理し、再現する。棋譜を読み上げるように、その動作は流れるように正確だ。
楠本 日向:最後の山場。激しい音の連打を乗り越え最後のノーツを押せば、静寂が訪れる。
星宮千佳:「……」
星宮千佳:「これは……」「どう? 勝てた? 勝てた?」
ゲーマー霊:「これは…!」
ゲーマー霊:両者ともにフルコンボ
東屋 リク:「おおっ、楠本サンもミスなしだ!」
ゲーマー霊:だが、楠本の方がCOOL…つまりピッタリのタイミングで押した数が多い
楠本 日向:「……どうかなぁ?」同じ結果ならば、あとはスコア勝負。スコアは見えないのだから、彼女自身に比べようがない。
ゲーマー霊:「負けた…!こんな実力者がいたとは…!」
ゲーマー霊:「だが、見事!」
楠本 日向:「そっか。……ふぅ、よかったぁ~」ホッとしたように息を吐いて、人懐っこそうな柔和な微笑を向ける。
星宮千佳:「やったー! 日向ちゃんすごいすごい!」
星宮千佳:「っていうか、音ゲーっておもしろそう!」
星宮千佳:「初心者がやってても怒られないなら、今度あたしもやってみる!」
東屋 リク:「なんか演奏してる気分になるし、楽しいな!」
楠本 日向:「うんうん、きっとみんなでわいわいして遊ぶのも楽しそうだねぇ」
星宮千佳:「おじさんどう? ちゃんと満足できた?」 下から覗き込んでいる。
ゲーマー霊:「ああ、満足だ…」
楠本 日向:「それならよかった。おじさんも、とっても強かったよ~」
ゲーマー霊:「ここまで強いやつと戦って負けたのなら…悔いはない!」
東屋 リク:「ししし。よかったな!」
ゲーマー霊:「ではな…お前たちのゲーム人生に…幸あれ!」
楠本 日向:「幽霊と対戦するなんて初めてだもん。ちゃんと覚えておくからねぇ」
ゲーマー霊:「その先に何があるか…確かみてみろ!」
星宮千佳:「噛んでる!」
星宮千佳:「……あっおじさんのお名前聞き忘れちゃった!」
楠本 日向:「あっ」
星宮千佳:「あとで幽霊さんたちのお墓参りしようと思ってたんだけど……」
GM:そして、ゲーマー霊が成仏した後に
星宮千佳:「コーシンジョに聞けばわかるかな」
GM:ポッピングプレイヤーたちが集まって来る!
楠本 日向:「えへへ、私も一生懸命でそれどころじゃなかったなぁ……」
星宮千佳:「お? おお?」
ゲーマー生者:「すごいプレイだったな!」「ほんもぁおかしい」「まさかの3000コンボイ!?」
星宮千佳:「ぎゃーっ人津波!」
星宮千佳:知らないうちにギャラリーが増えていたことにようやく気がついた。
ゲーマー生者:「あれは伝説のプレイヤーRyo☆だぜ!」
ゲーマー生者:「それに打ち勝つなんて…なんてニューカマーだ!」
速水やどり:「これは……なんというか……」
星宮千佳:「…………」「幽霊のおじさん、みんなから見えてたんだ!?!?」
東屋 リク:「へへ、一躍有名人になっちゃったな」
東屋 リク:「……ほんとじゃん!」
楠本 日向:「わわわっ……」
星宮千佳:「ホントに幽霊だったのかな……」
速水やどり:「幽霊の都市伝説が消える代わりに、新たな伝説を作ってしまったようですね……」
東屋 リク:「でも消えたしな……」
GM:☆君たちはコネ:同行の士を手に入れた。
GM:攻撃ドッジ以外の感覚ダイスに+2してくれるやつです
東屋 リク:すご!
星宮千佳:すげえ!
楠本 日向:え~!すご!
GM:クエストなのでたまにこういう報酬も手に入るのだ
東屋 リク:「ふー……」 わらわら人が来たので退避したところで、一冊のノートを見つける
東屋 リク:「なんだこれ、交換ノート?」
東屋 リク:ぱらぱら捲っていたところで、ふと目が留まる
東屋 リク:「『人生は こんな ありふれた 音楽 に似ている』」
星宮千佳:「それなーに? れんらくちょう?」
星宮千佳:横からひょこっと顔を出している。
東屋 リク:「なんか、来た人が書いてってるみたいなんだけど……」 その一文を見つめて
楠本 日向:「へぇぇ……それじゃあ、みんなの思いがそこに詰まってるんだねぇ」
星宮千佳:「探せばさっきのおじさんの書き込みもあるのかなぁ」
速水やどり:「7年前ですからね……バックナンバーを探す必要があるでしょうけど」
速水やどり:「どんな場所にも、人が居るなら歴史がある。それがこうやって目に見える形で残るのは、素敵ですね」
■クエストボード
[CLEAR]・モデルを頼みたい 芸術:演技、交渉/12
[CLEAR]・失せ物探し 知覚、調達/12
・式を挙げて欲しい 運転:バージンロード、意志/12
・ラブレターを書きたい 知識:恋愛、情報:噂話/12
[CLEAR]・強いやつに会いに行く 知識:ゲーム、知覚、意志/12
・発掘依頼 知識:歴史、情報:学問/12
・抗争を手助けして欲しい 任意の攻撃達成値/20
GM:ではまだ千佳ちゃんが判定残ってるかな?
GM:どれをやる?
星宮千佳:はーい! 式をあげてほしい に行きたいです!
星宮千佳:万能器具で最高の式にしてあげます!
GM:では行きましょう。
廃教会
GM:もはや打ち捨てられてしまった廃教会。
GM:ここをカップルが通ると必ず霊に声を掛けられるという噂が広まっている。
GM:君たちはそれを確かめにやって来たのだった。
星宮千佳:「えーと、ここのオバケさんは……」
星宮千佳:「カップルが通ると声をかけられる、だって!」 支部長からもらったメモを読み上げる。
星宮千佳:「どうしよ? それっぽいカップルさん連れてきたほうがいいかな?」
速水やどり:「……そうですね」
東屋 リク:「お化けが出るなんて言われたら、来てくれないんじゃないか?」
速水やどり:「ひとまず、今の皆で行ってみませんか?」
速水やどり:「出なかったら、その時に対策を考える……ということで」
楠本 日向:「うん、それを目当てに連れてきちゃうのも申し訳ないからねぇ」
速水やどり:「まずは行ってみましょう」にこやかに言う。
星宮千佳:「たしかに!」
速水やどり:なんかちょっといたずらっぽい笑みかもしれない。
東屋 リク:「現地調査だ!」
星宮千佳:《万能器具》で100cm定規を作り、小石などをどけながら歩いていく。
星宮千佳:「こんにちはー!誰かいますかー!」
星宮千佳:「アピールしてくださーい!」
東屋 リク:「おーい、幽霊さーん!」
GM:では千佳ちゃんとリクくんが二人仲良く呼び掛けると
ウェディングプランナー霊:「いらっしゃいませ!!」
ウェディングプランナー霊:ボォォ、と白い影が背後に浮かぶ!
東屋 リク:「うわぁっ!」
星宮千佳:「ぎゃーっ!」
星宮千佳:「やどりちゃん日向ちゃん! いた! いたよー!」
ウェディングプランナー霊:「式場をお探しでしょうか!」
星宮千佳:「カップルじゃなくても会えた!」
楠本 日向:(微笑ましいなぁ)なんて思いながら、ゆっくりと手を振ってそちらに歩いて行く。
ウェディングプランナー霊:「今なら無料で式を挙げられますよ!」
星宮千佳:「えっ式場?」
ウェディングプランナー霊:「さぁ、さぁ、さぁ!」
東屋 リク:「びっくりしたなぁ、もー!」 びっくりし過ぎて猫耳が生えている。必死に手で押さえて引っ込めようとしているぞ
東屋 リク:「いやでも、挙げるったって……」
東屋 リク:あっちやこっちをキョロキョロしている
星宮千佳:「結婚できなかったカップルの幽霊さんがいるのかな、って思ってたんだけど……もしかして」
星宮千佳:「お祝いしたい側の幽霊さん……!?」
ウェディングプランナー霊:「その通り!」
東屋 リク:「そういうこと?!」
ウェディングプランナー霊:「私はウェディングプランナーを生業としていましたが、」
ウェディングプランナー霊:「式場の準備をしていたら豪雨に遭って瓦礫に埋もれて死んでしまったのです!」
ウェディングプランナー霊:「その後ここはある程度は片付けられましたが、」
ウェディングプランナー霊:「死人が出た式場など縁起が悪いと業績が悪化、」
星宮千佳:「かわいそう」
ウェディングプランナー霊:「結局廃墟になってしまったのです…うう、私が死ななければ…!」
星宮千佳:「かわいそう……!!」
東屋 リク:「ああ~……エンギモノだもんなぁ」
ウェディングプランナー霊:「私の未練はもちろん結婚式を挙げること!」
星宮千佳:「どうしよう? 結婚式あげられそうな人連れてこないとダメかな?」
ウェディングプランナー霊:「意識がはっきりしてから誰彼構わず声を掛けたのですが、」
星宮千佳:「みんな挙げてくれなかった?」
ウェディングプランナー霊:「みんな幽霊の話は聞いてくれず…逃げてしまいました。」
東屋 リク:「まあ……ぼろぼろなってるし、幽霊だし……なぁ……」
星宮千佳:「うーん、どうしよ……あたしの友達は同年代が多いから、結婚式あげられそうな人とかいないし……」
東屋 リク:「千佳のお姉ちゃんは? まだケッコンとかはない感じ?」
星宮千佳:「みんなは心当たりとかある?」
楠本 日向:「幽霊がいる式場って確定しちゃうからなぁ……うぅん」
星宮千佳:「おねいちゃんはムリ! まだ中学生だし、カレシいないもん!」
東屋 リク:「高校生だと思ってた! どっちにしてもカレシいないとムリだよなー」
星宮千佳:自分とリクくんが挙げる、という選択肢がまったく頭に浮かばず、うーんうーんと首をひねっている。
楠本 日向:少し考えて首を振る。「こんなすぐ挙げるって人はなかなか思いつかないなぁ」
速水やどり:「そうですね。私も色々片付けないといけない用件や法律があるので、今すぐには挙式できないので」
速水やどり:なんかさらっと変なことを口走る。
速水やどり:「ですが、この場では本当の結婚に拘らなくていいのでは?」
東屋 リク:(法律って片付けられるものだっけ……?) さらっと流されたので口は挟まない
星宮千佳:「え~、いいのかなぁ」
速水やどり:「式を挙げたい、というだけで、実際に婚姻を結ぶ必要はありません」
星宮千佳:「どうせなら愛し合ってる二人で結婚してほしいけど……」
東屋 リク:「結婚するのと式挙げるのはまた別なんだっけ。いちおー」
速水やどり:「急いで解決する必要もありますからね。となると」
楠本 日向:「結婚は厳密には書類の手続きがいるからね~……つまり、形的にやるってことかぁ」
速水やどり:「幽霊を知っていても問題なくて、結婚式の形をするのに、良いパートナーがいる人が、今この場にいるのでは?」
速水やどり:リクくんの方を見る。
ウェディングプランナー霊:「ムッ……!」キュピピピピン!と宇宙世紀にありそうな感知
ウェディングプランナー霊:「確かに…夫婦がいますね…!」
星宮千佳:「えっうそ!」
ウェディングプランナー霊:「しかも子供までいる!」
東屋 リク:ぐるっと見渡す。
星宮千佳:「うそ!!」
東屋 リク:「いなくね?」
星宮千佳:「じゃあその人たちに挙げてもらえばいいじゃん!」
速水やどり:「呼ばれてますよ、パパママ」
星宮千佳:「どこどこ! どこですか!」
ウェディングプランナー霊:「とぼけても無駄ですよ!あなた方!」
星宮千佳:「…………!?」
楠本 日向:「あぁ~~……そういえば今は夫婦だったね?」
東屋 リク:「そっか、いま……まこのパパとママ役だから……?」
星宮千佳:「えっ、でも……いいの? まだ小学生だよ?」
星宮千佳:「ホーリツに触れたりしない? だいじょうぶ?」
ウェディングプランナー霊:「いいですか」
ウェディングプランナー霊:「法律は生者に適用されるもの。」
ウェディングプランナー霊:「つまり式を用意する私が幽霊なら、」
ウェディングプランナー霊:「法の網を抜けることが出来るのです!」
星宮千佳:「……暴論……!」
星宮千佳:「でも確かに、他のカップルさんを呼んでくるわけにもいかないし……」
速水やどり:「そうですね……じゃあ、シンプルに考えましょうか」
速水やどり:「千佳ちゃん」
速水やどり:「リクさん」
速水やどり:「2人とも、結婚式挙げるの、イヤですか?」
星宮千佳:「お?」
星宮千佳:「あげたーい!!」
東屋 リク:「ええっ?!」
速水やどり:「千佳ちゃんはこう言ってますけど」
星宮千佳:「ねっリクくん、しよ! 結婚式!」
楠本 日向:「リク君はどうかな~?」
速水やどり:「どうです? リクさん」
東屋 リク:「い、いやだって……なんか、結婚式ってこう……」
星宮千佳:「小学生で結婚式、そうそうない経験だよ! みんなに自慢できるよ!」
東屋 リク:「なんかいっぱい人呼んでするのが、女子のアコガレなんだろ? ここでいいのか……?」
星宮千佳:「えっそうなの?」
星宮千佳:「結婚式って、好きな人と結婚します~って式だから……」
星宮千佳:「好きな人がいてくれれば、二人きりでも結婚式だよ! 大丈夫!」
星宮千佳:「ほら! やろやろ!」 ぐいぐいとリクくんを引っ張っていく。
ウェディングプランナー霊:「ただーし!」
速水やどり:「友人代表のスピーチなら任されますよ」
ウェディングプランナー霊:「問題があります。」
星宮千佳:「えっ」
ウェディングプランナー霊:「この教会の荒れ具合を見てください!」
ウェディングプランナー霊:「これをどうにかしないと式を挙げれません!」
星宮千佳:「蜘蛛の巣とかあるもんね……」 100cm定規でつついている
楠本 日向:周囲を見渡す。七年の月日は残酷であった。
GM:ところどころが朽ち、窓ガラスも割れている。
楠本 日向:「……たしかにねぇ。まずは片づけから、なのかなぁ?」
東屋 リク:「床も割れてるとこあるなー」 千佳に引っ張られながら
東屋 リク:「んむむむむ……けど、いいのか……? ほんとに……」 まだぶつぶつ言っている
ウェディングプランナー霊:「あとはドレスとタキシードの用意もあるし…うおー!人手が欲しい!」
ウェディングプランナー霊:「幽霊の手でもいい!」
星宮千佳:「!」
星宮千佳:「まだ成仏してない幽霊さんとか、呼んだら来てくれないかな~」
星宮千佳:「成仏した人たちもワンチャン来てくれないかな……」
星宮千佳:「とりあえずあたしも手伝います!」
速水やどり:「ウェディングフォト撮ってくれそうな方もいましたしね」
速水やどり:「前の水着みたいに、ドレスとか作れませんかね千佳ちゃん」
星宮千佳:「写真があれば作れるよ! たぶん!」
速水やどり:「片付けの手伝いはこっちでもするので……」
星宮千佳:「じゃあ、あたしはドレスとタキシード作ってみるから……片付けはお願いしていい?」
楠本 日向:「うんうん、物質創造系は千佳ちゃんしか出来ないから……お任せしちゃうね~」
楠本 日向:「私たちはその分、張り切って式ができるような会場を作り上げよっか」
ウェディングプランナー霊:「あ、ありがとうございますみなさん!」
速水やどり:「ステンドグラスとか、直すべきもののリストアップもしておきますね」
速水やどり:「完成したら千佳ちゃんに作ってもらうので」
東屋 リク:(な、なんか話がどんどん進んでいく……!)
東屋 リク:(だって結婚式だぞ……?!)
星宮千佳:「リクくんリクくん!」 戸惑っているリクくんに横からぐわっと抱きつく。
東屋 リク:「うわっ! なんだよー」
星宮千佳:「あたしたち、まだホーリツ的には結婚しちゃダメだし、ホントの結婚式か?って言われるとうーんって感じになるけど……」
星宮千佳:「でもあたし、リクくんと結婚式できるのすごいうれしーよ!」
星宮千佳:「ね! いい結婚式にしようね!」
東屋 リク:「…………お、おう」
星宮千佳:「あれ? あんまり乗り気じゃない?」
東屋 リク:「いや、だって……それこそ、カレシってわけじゃないし……」
東屋 リク:ぽりぽりと頭をかく
東屋 リク:「なんか、こういうの勢いでやっていいのかなとかさ……」
星宮千佳:「うーん」
星宮千佳:「でもあたし、一番大好きな男子はリクくんだよ!」
星宮千佳:「カレシとかカノジョとかよくわかんないけど……リクくんならカレシになってほしいな~って思うし!」
星宮千佳:「リクくんは? 好きな人いる? あたしじゃダメそう?」
東屋 リク:ぼふん!と爆発するように姿が変わり、猫のそれになる
星宮千佳:「あっ!」
東屋 リク:およそ、リクが耳やら尻尾やらが生えてしまう時は驚いたりした時だ。
東屋 リク:ましてそれ以上の、『頭が真っ白になるほどの混乱』をした結果……
東屋 リク:「ち、千佳が急にそんなこと言うから……」
東屋 リク:うなうな言いながら必死に戻ろうとしているがうまく行かないらしい。よっぽど混乱しているようだ
星宮千佳:それを見てくすくすと笑う。「だいじょーぶ。あたしも正直、まだリクくんと同じきもちだもん」
東屋 リク:「ゔゔー」
東屋 リク:「…………そりゃあ、その……」
星宮千佳:「カレシカノジョとか、まだ全然わかんないし……」
星宮千佳:「おう?」
東屋 リク:「…………一番好きな女子は、千佳だけどさ……」
東屋 リク:「それって、カレシとかカノジョとかなのか、よくわかんねー……」
星宮千佳:「わかる! よくわかんないのわかる!」
東屋 リク:心を落ち着けようとするように一旦手をぺろぺろと舐める
東屋 リク:「……けど、うーん、その……」
東屋 リク:「なんか……千佳のカレシがオレ以外だと……なんか、イヤな気はする……かも」
星宮千佳:「それもわかる!」
星宮千佳:「リクくんが中学生になって、他の女の子と付き合ったりするの、イヤ!」
星宮千佳:「やどりちゃんとか日向ちゃんみたく、よく知ってる人なら……うーん……いや……やっぱりダメ」
東屋 リク:「そ、そっか」
東屋 リク:「なんか同じ気持ちで、ちょっとホッとした」
星宮千佳:「よしっ、じゃあ……無理やり結婚式するのもなんだから、仕切り直しね」 こほんと咳払いして。
星宮千佳:「リクくん! 幽霊さんのためにも、事件解決のためにも」
星宮千佳:「あたしと結婚式してください!」
東屋 リク:「あっ」
星宮千佳:「お願いします!」 ぺこーっと頭をさげている。
東屋 リク:「そっ、そういうのは男の方が言うもんだろ!」
東屋 リク:「だからえーっと、千佳! オレと結婚式してください! お願いします!」
星宮千佳:「だってリクくんがニャゴニャゴ言ってるから……」
星宮千佳:「はーい! 喜んで!」
東屋 リク:「だって、急に結婚式とか言われたら混乱するだろ……!」
東屋 リク:にゃごにゃごぶつくさ言っている
星宮千佳:「よーし。最高の衣装を作るぞ~~!」
東屋 リク:「あっ、ちゃんと戻って結婚式するからな! このままサイスンとかしなくていいぞ!」
東屋 リク:「じゃあ後でな!」 色々恥ずかしくなったのか、草むしりのためにてってこ駆けていく
星宮千佳:ということで判定に行きたいんですが……千佳は運転も意志もクソカスでして……
星宮千佳:カタログを参考に《万能器具》できれいなドレスとタキシードを作るので、なにかオマケがついたり判定が変わったりしませんか?
GM:何か理由を付ければ別の技能での判定もいけますよ
GM:そうだなあ…
GM:芸術:ドレスでいいですよ
星宮千佳:やった~芸術!
GM:更に達成値+3です
星宮千佳:芸術なら絶対にいける! 感覚で判定!
GM:さっき手に入れたコネも使えますね
星宮千佳:あっそうか!
星宮千佳:せっかくだしこれも使っちゃお~。コネ:同行の士を使って、感覚ダイスに+2!
星宮千佳:これで敗けたら……バカだぜ~ッ
東屋 リク:がんばれ~っ!
星宮千佳:──精神を集中させる。これまで……というか今もだいたい、錬成は『感覚』でやっている。
星宮千佳:錬金術師だからだいたいそれで上手くいくし、失敗したこともそんなにない。
星宮千佳:ただ最近、『なんとなく』でやっていたステップをちゃんと頭の中で描けるようになってきたのも事実だ。
星宮千佳:完成したらどんな形になるか。質感はどうか。色は、音は、味はどうか。
星宮千佳:(こういう時って、ベースになる…………えーと…………しょく……しょく……)
星宮千佳:(触媒!)
星宮千佳:(があると、うまくいきやすいんだけど…………) ちらっとカバンを見る。昨晩のパジャマが入れっぱなしだ。
星宮千佳:(う~~~~~ん)
星宮千佳:(かわいいドレスになりそうなんだけどな~)
星宮千佳:(リクくんとかプランナーの人が困っちゃったら可哀想だから、やめよ!)
星宮千佳:集中。手の内に小さな完成品を作り出し、それを大きくふくらませるイメージで……
星宮千佳:8dx+3 芸術:ドレス
DoubleCross : (8DX10+3) → 6[1,2,2,4,5,5,6,6]+3 → 9
星宮千佳:ギリギリ!
速水やどり:これバデムで届くやつ?
GM:達成値12いるやつですね
星宮千佳:バデムください!!
東屋 リク:ふっふっふ
星宮千佳:猫の手も借りたい
GM:あっ夫婦の共同作業
東屋 リク:バデムを渡すぜ! 猫の手はすまない 自分専用なんだ
星宮千佳:共同作業でピッタリ12になりました!
GM:では成功!
GM:ロール!
片付いた廃教会
ウェディングプランナー霊:「──それでは」
ウェディングプランナー霊:「新郎新婦の入場です。皆さま拍手でお迎えください。」
星宮千佳:ドレスを纏った千佳が入場する。そわそわ……と、いつもよりお淑やかな歩調だ。
星宮千佳:わざとそうしているのではない。単に……ドレスだと足元が見えないのだ!
ウェディングプランナー霊:千佳が錬成したラジカセから結婚行進曲が流れる。
星宮千佳:自然と隣のリクくんにしがみつく形になっている。ほぼ二人三脚みたいなものだ。
東屋 リク:千佳に作ってもらったタキシードを着ている。腕を支え、転ばないようにしながらゆっくり歩いていく。
ウェディングプランナー霊:それと共に両開きの教会のドアが開き、新郎新婦…千佳とリクが入場する。
東屋 リク:直接採寸されたわけでもないのに、合わせたようにぴったりだ。
灰田まこ:ドレスの裾を持っているのはまこだ。
速水やどり:拍手で出迎える。
楠本 日向:おぉ~、と感嘆したような声を挙げながら、拍手を送る
星宮千佳:「日向ちゃん! やどりちゃーん! 来てくれてありがとー!」
星宮千佳:ちゃんと”友達を結婚式に招いた!”という体を頑張って守っている
花袋二葉:こちらも拍手で出迎えている。
東屋 リク:(えーっと、確かこの辺で……) 組んでいた腕を解き、手の平に千佳の手を乗せて。半歩先をエスコートするようにする
花袋二葉:「あはは、まさか12歳の子に先を越されるとは…」
星宮千佳:「二葉ちゃ……おわっ!」 つまづきそうになるが、リクくんのエスコートでなんとか難を逃れている。
東屋 リク:「大丈夫か? ゆっくりでいいからな」
星宮千佳:「リクくんゆっくりね、ゆっくり!」
東屋 リク:「わかってるわかってる」
東屋 リク:なんとなく頼られている感覚にむず痒さと嬉しさを感じながら、拍手と視線を浴びて。
星宮千佳:よたよたと二人で教会の奥まで歩いていく。結婚式の作法などまるで知らないが、とにかくみんなの前をゆっくり歩くのだけは知っている!
東屋 リク:(幽霊さんに教えてもらっておいてよかったな……)
東屋 リク:千佳が服作りに熱中してる間に、少しだけ流れとか作法を教えてもらっていた
星宮千佳:「これってどういうふうにすれば終わりなんだろ? お米とかブーケを投げつけるのは最後?」
東屋 リク:「米の担当はオレ達じゃなくない……?」
東屋 リク:こそこそとそんなことを喋っていると、ようやく奥に辿り着く
星宮千佳:「えっそうなんだ!」 わざわざ近くのスーパーで古いお米を貰ってきていた
ウェディングプランナー霊:「えー、では、神父役を兼任させていただきます。」
ウェディングプランナー霊:「二人はこれからも愛し合い、喜びを分かち合うことを誓いますか?」
東屋 リク:(好きってことは、愛してるってことでいいのか……?)
星宮千佳:「星宮千佳です! 誓います!」
東屋 リク:「誓います! あっ、東屋リクです!」
星宮千佳:「リクくんとはこれからもいっぱい遊びたいし、いいことがあったら一緒に喜びたいし」
星宮千佳:「イヤなことがあったらどしたの~って聞いてあげたいし、大変な試験のときとかは手伝ってあげたいです!」
東屋 リク:「オレも千佳といっぱい遊びたいし、しんどいことは半分にしたいし」
東屋 リク:「ずっと先に約束してることもあるし、ともかく一緒にいたいです!」
ウェディングプランナー霊:「では──」
ウェディングプランナー霊:「誓いのキスを。」
東屋 リク:「?!」
星宮千佳:「あっやっぱりあるんだ!」
ウェディングプランナー霊:「それはやっぱり結婚式の華ですからね!」
東屋 リク:「や、やんないと……だめ?」
星宮千佳:(リクくん大丈夫! あたしにいい考えがあるから!)
星宮千佳:(大丈夫……力を抜いて、あたしに任せて……) ASMR音声みたいな事を口走りながら、リクくんの顔に両手を添える。
東屋 リク:(……いや!)
東屋 リク:千佳の手を両手で下ろして、深呼吸。顔が真っ赤だ
東屋 リク:「……千佳、その……大事なことだから、訊くけど」
東屋 リク:「その、するの……イヤか?」
星宮千佳:千佳の考えた策とはずばり、ベールで隠せばバレないじゃん作戦だ。キスしたフリで済ませようと思っていたが……
星宮千佳:「えっ?」
星宮千佳:「ん~~……」「ん~」 首を左右に捻って。
星宮千佳:「わかんない! したことないもん!」
星宮千佳:「あっ、でもね」
星宮千佳:「リクくんとならいいかも。……フリじゃなくて、ホントにしても!」
東屋 リク:「…………そっか」
星宮千佳:ふりふり、と頭に被ったヴェールをアピールする。これで隠して誤魔化してもいいよ、という意思表示だ。
東屋 リク:「その、多分だけど……この距離でガン見されてるし、しないと満足してくれないだろうし」
東屋 リク:「あと、ちゃんと……結婚式したなら、ちゃんとしたいし……」
星宮千佳:「じゃあ……」 どこかいたずらっぽい笑みとともに。 「する?」
東屋 リク:「チュウトハンパにするほうが、失礼っていうかさ……うっ」
東屋 リク:「…………」
星宮千佳:こういうとき、花嫁側は静かに待っているのがいいのかもしれない。その言葉を最後に目を閉じ、相手のリアクションを待つ。
東屋 リク:(……やばい。オレいま、どんな顔してるのか、ぜんぜん分かんね……)
東屋 リク:(変な顔してないかな、たぶん、顔赤くなって……この距離だし、千佳に見られてる、けど……うわっ、目閉じてるし、ドレス着てる千佳、近くで見ると……)
東屋 リク:「…………千佳、すげーかわいい」
東屋 リク:心で思ったつもりが、口に出ていた。それに気付く余裕もないまま、
東屋 リク:ヴェールを上げて、ぐっと顔を近づける。
東屋 リク:……ほんの僅か、かろうじて唇が触れるだけの、キス。
星宮千佳:(かわいい!?) せっかく目を閉じていたのに、近づいたタイミングで目を開けてしまった。
星宮千佳:「あっ」
東屋 リク:「!」
星宮千佳:「……ふふっ。うぇへへへ」
星宮千佳:「はじめてがリクくんでよかった!」
東屋 リク:触れたか触れないかくらいの接触。ただそれだけだったが、確かに……千佳の唇の感触が残っている。
東屋 リク:「……お、オレ、も……」
星宮千佳:「ありがと、リクくん!」 ドギマギしているリクくんをよそに、おでこにお返しのチュー。
東屋 リク:「うわっ」
東屋 リク:「い、一回で十分なんじゃないのかよー!」
星宮千佳:「誓いは多ければ多いほどいいし!」
東屋 リク:「そういうもんだっけ?!」
星宮千佳:「ねっプランナーさん!」
ウェディングプランナー霊:感涙している
東屋 リク:「泣いてる?!」
ウェディングプランナー霊:「ああ、この時の為にウェディングプランナーやってました…」
ウェディングプランナー霊:シュワシュワとなんだか体が透けてきている
星宮千佳:「ねっ、約束するから! 他の友だちが結婚するときも、ちゃんとここの教会おすすめするからね!」
星宮千佳:「やどりちゃんとか二葉ちゃんとか日向ちゃんが結婚するときもおすすめするよ!」
ウェディングプランナー霊:「ありがとうございます…そうだ!」
ウェディングプランナー霊:「こちらご祝儀でございます。ご祝儀も無くては結婚式と呼べませんからね…」
ウェディングプランナー霊:「こちらで用意させてもらいました!」
星宮千佳:「ご祝儀……って、お金?」「結婚できてお金ももらえちゃうの!?」
ウェディングプランナー霊:「まあ幽霊なのでお金は持ってないんですが…」
東屋 リク:「じゃあこれは?」
ウェディングプランナー霊:「私が嫁に行くときはもってけと両親に渡されたものです。」
ウェディングプランナー霊:「生活にちょっと役立つグッズが入ってる実用的な品ですよ。」
GM:という訳で、判定した千佳ちゃんはエージェントツールを手に入れました。
星宮千佳:エージェントツール!?
GM:アクセサリ扱いのご祝儀を所持している場合、任意の技能を3つまで選択し、
GM:その達成値を+2できます。
星宮千佳:えっすご!
星宮千佳:戦闘中は無効……?
GM:戦闘中には適用されないのでご注意を
東屋 リク:サイキョーじゃん!
GM:というわけでどの技能を選ぶ?
星宮千佳:う~~ん そうだなあ
星宮千佳:ひとつは実用性よりウェディングプランナーさんから教えて貰った知識とかにしたいから……
星宮千佳:ドレスを錬金する時に見せた『意志』、ライスシャワー用のお米を探す時に培った『情報:噂話』
星宮千佳:それから知識:恋愛で!
GM:いいですね~了解です!
GM:このシナリオ中だけ取得してることになるので
GM:どこかにメモっておいてね!
星宮千佳:ラジャラジャ!
GM:さっきのコネも同様です。
星宮千佳:コネ忘れそうだからちゃんとメモっとこ
GM:では君たちは結婚式を終え、成仏を見守った…
GM:という感じでいいかな?
速水やどり:はーい
速水やどり:カットでOK
東屋 リク:キラシュワ……
楠本 日向:ok!
星宮千佳:大丈夫です!
東屋 リク:大丈夫だぜ!
GM:ではミドル2終わり!
GM:ロイス購入をどうぞ
東屋 リク:千佳へのロイスを……Sロイスにします
速水やどり:ロイスMAX
速水やどり:!!
星宮千佳:やったー!
楠本 日向:!!!
星宮千佳:ロイスは……マートレットさんには絶対に1枠取りたいんだよな~
東屋 リク:楠本サンに、◯尊敬/心配 でロイス取得!
星宮千佳:あと1枠しかないじゃん! ロイスはなし!
星宮千佳:購入したいものがある人いますか?
星宮千佳:千佳が手伝います このクソザコダイスで
速水やどり:お買い物、大体終わってるよね
楠本 日向:リク君:〇感服/不安
やどりちゃん:〇誠意/心配
速水やどり:シュタジャケを千佳ちゃんに買ったし、照準器も楠本さんに買ったし
東屋 リク:(2+1)dx>=12 ボデマチャレンジ
DoubleCross : (3DX10>=12) → 10[6,6,10]+5[5] → 15 → 成功
東屋 リク:購入の天才
星宮千佳:強すぎ!
星宮千佳:念の為応急手当キットでも買っておこうかな
東屋 リク:行動値下がんないしこのまま着とこ
楠本 日向:ふ~む
楠本 日向:徹甲弾でも狙っておきましょう
楠本 日向:2dx+3>=10
DoubleCross : (2DX10+3>=10) → 4[2,4]+3 → 7 → 失敗
速水やどり:じゃあホローポイント弾かっとこ
星宮千佳:あっじゃああたしが錬成してあげます! 徹甲弾!
楠本 日向:う~ん まあ今すぐ必要なものでもないからいいか……
速水やどり:3dx+6>=10
DoubleCross : (3DX10+6>=10) → 6[1,4,6]+6 → 12 → 成功
楠本 日向:やった~
速水やどり:楠本さんに渡しとくね
星宮千佳:1dx+1=>10 錬成:徹甲弾
DoubleCross : (1DX10+1>=10) → 9[9]+1 → 10 → 成功
星宮千佳:つくれた!!!!
楠本 日向:すごい頑張ってる!
星宮千佳:はいどーぞ!
楠本 日向:ありがとう~ そっか、千佳ちゃん錬成するから使えないんだ
星宮千佳:ちゃんと星宮印の「★」マークがついてます
星宮千佳:そうなんです ミドル戦闘ならショットガン使うからワンチャンあるかなくらい
楠本 日向:大切にするねえ
星宮千佳:あと単純に日向さんにプレゼントして好感度を上げたくて……(ブルアカ脳)
星宮千佳:絆ポイントを上げたので以上です!
速水やどり:私もお買い物終わったので以上!
楠本 日向:同じく以上です
GM:では今日はこれで終わります!
GM:お疲れさまでした!
星宮千佳:ラジャラジャ!おつさまです!!
速水やどり:おつかれさまでした~!
■クエストボード
[CLEAR]・モデルを頼みたい 芸術:演技、交渉/12
[CLEAR]・失せ物探し 知覚、調達/12
[CLEAR]・・式を挙げて欲しい 運転:バージンロード、意志/12
・ラブレターを書きたい 知識:恋愛、情報:噂話/12
[CLEAR]・強いやつに会いに行く 知識:ゲーム、知覚、意志/12
・発掘依頼 知識:歴史、情報:学問/12
・抗争を手助けして欲しい 任意の攻撃達成値/20
◆マスターシーン
平港市 路地
GM:真夜中の路地。
GM:人間の呻き声が上がるそこに、二人の人影があった。
GM:一人は全身を鎖に蝕まれ、
”マートレット”:もう一人はその人影を片手で吊し上げている。
”マートレット”:「………ちっ。」
GM:苦悶の声を上げていた人影がやがて実態を持ち、
GM:人でも亡霊でもない、理性のない怪物…ジャームになれ果てた。
”マートレット”:「”集まり”が悪いな。」
”マートレット”:「誰かが僕を邪魔しているのか?」
”マートレット”:「だとしたら考えられるのはUGNの連中か…。」
”マートレット”:「もっと”悲劇”を集めないと。」
”マートレット”:「より残酷な、より救いのない”悲劇”。」
”マートレット”:「それさえあれば、僕の…”シャルヴ”の目的は達せられる。」
GM:☆”マートレット”の暗躍により、クエストの難易度が3上昇しました。
◆ミドルフェイズ03
GM:シーンプレイヤーは千佳ちゃん
GM:他全員登場可能。
星宮千佳:うおお許さん!
星宮千佳:星宮千佳の修正値を1D10(→ 8)増加(11 → 19)
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1増加(60 → 61)
星宮千佳:あれっ
楠本 日向:楠本日向の修正値を1D10(→ 10)増加(0 → 10)
楠本 日向:あれっ
東屋 リク:うわーっ なんか更新されてるから変わってる
GM:あ、バージョンアップしてるからリモコンがおかしくなってるのか
GM:リモコンを一度見直しておいてください
星宮千佳:星宮千佳の修正値を8増加(19 → 27)
星宮千佳:違う違う
星宮千佳:星宮千佳の修正値を8増加(27 → 35)
星宮千佳:何度直してもリモコンが反映されん!
楠本 日向:これバグってるかも
楠本 日向::侵蝕率+1d10
楠本 日向:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 9[9]+54 → 63
星宮千佳:久々にクラシック・スタイルで
星宮千佳:49+8
星宮千佳:侵蝕率57です!
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(62 → 64)
星宮千佳:ちょっとテストしてみよ
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1増加(49 → 50)
星宮千佳:旧バージョンならいける!ヨシ!
GM:侵蝕率弄っておいてね~
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を8増加(49 → 57)
星宮千佳:出ました!
GM:では引き続きクエストをやっていきますが…
GM:先ほども言った通り難易度が上がっています。ので…
星宮千佳:……難易度15……!?
■クエストボード
[CLEAR]・モデルを頼みたい 芸術:演技、交渉/12
[CLEAR]・失せ物探し 知覚、調達/12
[CLEAR]・・式を挙げて欲しい 運転:バージンロード、意志/12
・ラブレターを書きたい 知識:恋愛、情報:噂話/15
[CLEAR]・強いやつに会いに行く 知識:ゲーム、知覚、意志/12
・発掘依頼 知識:歴史、情報:学問/15
・抗争を手助けして欲しい 任意の攻撃達成値/23
GM:ちなみに情報判定になら財産使ってもいいよというのは言っておきましょう
速水やどり:あっ助かる~
楠本 日向:そうか たしかに……!
東屋 リク:くっ なんて難易度が高いんだ
星宮千佳:やどひなが行きたいのあればそっち優先で行きましょう!千佳リクは直前にチューしたし
東屋 リク:(顔真っ赤)
星宮千佳:猫になっちゃう……
楠本 日向:www
速水やどり:どうしよっかな
速水やどり:やるなら戦闘系ができないので、ラブレターか発掘になるなぁ
楠本 日向:どちらも判定できる技能値は同じなんですよね~ 情報と知識だから
星宮千佳:知識は精神だから違うはず!
楠本 日向:あっいや 発掘もラブレターも精神と社会使えるってことね!
星宮千佳:あっほんとだ
星宮千佳:直前が恋愛系だったので
星宮千佳:今度は味変として発掘とかどうですか?
楠本 日向:よさそう
東屋 リク:みんなで土いじり!
速水やどり:よ~し 掘るぞ
星宮千佳:豪雨の土砂滑りとかもあったし、そういう系かもしれない
星宮千佳:古墳かもしれないけど
星宮千佳:>・発掘依頼 知識:歴史、情報:学問/15
じゃあこれにいきます!
GM:では行きましょう
平港海岸
GM:平港海岸。
GM:夏場は海水浴場として観光客であふれる海岸だが、
GM:春先はまばらにサーフィンするサーファーがいるだけで、
GM:閑散としている。
GM:ここで、心霊写真が撮れると噂が広がっており、
GM:さらに地元の人間を遠ざけているらしい。
星宮千佳:「おー! 港だけじゃなくてフツーの海もあるんだ!」
星宮千佳:「夏になったらみんなで泳ぎきたいな~」
東屋 リク:「海、楽しかったもんなー」
楠本 日向:「夏場は人も多いみたいだけど、時期が時期だもんねぇ」
速水やどり:「しかし、心霊写真ですか」
速水やどり:「それこそ夏なら盛り上がるかもしれませんが……」
星宮千佳:「おかあさんがね、6年生になったからガッコの水着以外も着ていいよって言ってくれてるの! 早く夏にならないかな~」 といいつつ、きょろきょろ周囲を見回している。
星宮千佳:「ここで写る心霊写真って、どういうのなんだろ?」
GM:周囲を見回すと分かるだろう。
星宮千佳:「やっぱり白い手とか、割れたスイカとかかな」
GM:写真を撮っている壮年の男がいる。
東屋 リク:(学校の水着以外の千佳……?!)
GM:学者然としたスーツに、フィールドワーク用の帽子。
GM:そしてさらに特徴的なのは、脚が透けている事。
東屋 リク:(大人の時のやつみたいな……? いや、でもあれはまだ……むむむ……)
星宮千佳:「あっあそこ見て! カメラマンさん!」
楠本 日向:「いろんな水着があるからね……うん?」
星宮千佳:「カメラマンさんに聞けば心霊写真のことわかるかな?」 脚が透けていることには気づいていない。
東屋 リク:「え、どこど……あいでっ」 考え事をし過ぎて電柱柱にぶつかる
考古学者霊:「おや…?」
楠本 日向:「足音とかは聞こえなかったけど~……たしかに、だれかいるみたいだねぇ」
東屋 リク:「いでで……あれっ、あの人……」
星宮千佳:「こんにちはー!」
星宮千佳:「えっ足音が聞こえない……?」
考古学者霊:「こんにちは。観光かな?」
東屋 リク:「うおっ足ない!」
星宮千佳:日向ちゃんと学者さんを交互に見てます
星宮千佳:「……死んでる!!」
考古学者霊:「ああ、そうなんですよ。実は。」
東屋 リク:「えーっと、もしかして7年前に……?」 おでこを擦りながら聞いてみる
楠本 日向:「やっぱりかぁ……でも、幽霊さんが見つかってよかったね」
考古学者霊:「そうなんです。この海岸でフィールドワークしている時に…。」
星宮千佳:「よかったような、でも死んじゃってるのはよくないような……う~ん」
星宮千佳:「あの! あたしたち、幽霊さんのミレンとか、おなやみを解決して回ってるものなんです!」 おじぎする。
星宮千佳:「おなやみ、どうですか? ありますか?」
楠本 日向:「少なくとも、手遅れになる前に見つけられたからね~……さて、どうかな?」
考古学者霊:「未練、ですか。もちろんありますとも。」
考古学者霊:「私がここでフィールドワークしていたのはある遺跡を発掘するためです。」
星宮千佳:「遺跡って……あの遺跡?」
星宮千佳:「トロ遺跡……とか。おけはざま……とか、貝塚とか……?」 学校で聞いた単語を挙げている
速水やどり:「海岸で遺跡を、ですか」
速水やどり:「なかなか発掘が進まなそうな土壌ですね……さぞ苦労なされたかと」
考古学者霊:「登呂遺跡よりもう少し後の時代ですね。」
考古学者霊:「古墳ですよ。」
東屋 リク:「古墳って……あっ、ハニワとか出てくるやつ?」
星宮千佳:「前方後円墳!」 学校で聞いた単語を挙げている
考古学者霊:「そうです。」
星宮千佳:「だいじょーぶ! それならあたし達に任せて!」
考古学者霊:「様々な文献を分析した結果、この平港に200m級古墳があるらしいことが分かったのです。」
星宮千佳:「スコップもいっぱい作れるし……えっ200m?」
星宮千佳:「200m!?」
考古学者霊:「そして、この写真。見てください。」
楠本 日向:「へぇぇ……とっても大きいんだね?」
GM:霊が見せたのは海岸を様々な角度から撮った写真。
GM:そのどれもに白い靄のようなものが掛かっており、
GM:なんだか埴輪のような形をしている。
星宮千佳:「あっ、心霊写真だ」
東屋 リク:「200mって……えーっと、プールが25mだから……8個分?!」
東屋 リク:「んあー、確かになんか見えてるなぁ」
星宮千佳:「やどりちゃん日向ちゃん、このモヤモヤ、なんか変な形じゃない?」
星宮千佳:「いっぱい写真とって、全部こんなもやもやが出ることってあるのかな?」
考古学者霊:「こっちは埴輪、こっちは銅鐸ですね。」
速水やどり:「古墳から出土しそうなものですが……つまり、関連があると?」
星宮千佳:「生き埋めにされちゃったハニワの怨念なのかなあ」
楠本 日向:「埴輪とか銅鐸みたいな形のもやが映ってる……んだね。それで、幽霊さんはここを発見したいんだ?」
考古学者霊:「そうです。きっとこれは古墳のありかを暗示しているのかもしれない…」
考古学者霊:「心霊写真など生前は信じませんでしたが、」
考古学者霊:「今なら信じる気になりました。幽霊になってますしね。」
星宮千佳:「この写真をしんじるなら、砂浜にこふんが埋まってるかも……なんだね」
星宮千佳:「スコップじゃダメそうな気がするけど、どうしよ? やどりちゃんがブルドーザーとか買ってくる?」
星宮千佳:(やどりちゃんならなんでも調達してこれると思い込んでいる)
速水やどり:「こういう古墳とかは、あんまり派手に重機は使えないんですよね……」
星宮千佳:「あっそか、壊れちゃうから!」
速水やどり:「ある程度見通しを立ててからでないと、埋まっている痕跡ごとくしゃっとしてしまうので」
GM:皆さんは文献を再研究してあたりをつけて発掘してもいいし
速水やどり:ブルドーザーを調達してこれると思われてることへの訂正を忘れていた。
GM:心霊写真を撮りまくってあたりをつけて発掘してもいい
東屋 リク:「ちょっとくらい壊しても直せば……やっぱダメか」
星宮千佳:あ~なるほど だから知識と情報なんだ
楠本 日向:はは~ なるほど!
星宮千佳:得意な人いませんか 知識:歴史か情報:学問……!
速水やどり:ダイスは少ないですが、財産ポイントを使えることを考えたら情報で行くしかないですね
星宮千佳:千佳はゴミカスです!
速水やどり:お金持ちの私がいきましょう
楠本 日向:お金持ち~!
星宮千佳:ブルドーザー!
速水やどり:情報:学問で振ります。有利になりそうなものは……なにもない……!
速水やどり:社会の素ダイスと侵蝕ボーナスのみで、いざ!
GM:では真っ向勝負でいきましょう!
速水やどり:3dx>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 10[5,8,10]+5[5] → 15 → 成功
GM:すご
速水やどり:びっくり
東屋 リク:うおっすげー!
GM:やどりちゃん、天才だった
星宮千佳:!?
速水やどり:天才ですので(ふふん)
星宮千佳:ほんとにブルドーザーしてる
楠本 日向:素でいったッ
星宮千佳:ブルドーザーする[動]:古墳発掘に成功すること
GM:ではロールしていきましょう
平港海岸近くの荒れ地
考古学者霊:「まさかこんなに小さいのに古墳時代の文献を読み解けるとは…」
考古学者霊:「つまり、私がいない間に発掘された文献によると、」
考古学者霊:「この辺りが怪しいという訳ですね…?」
東屋 リク:「速水サンはめっちゃ賢いんだぜ!」
星宮千佳:「そうだよ! ちっちゃいけど支……」「生徒会長みたいなものなんですぜ!」
速水やどり:「そうですね。地形の変動、7年の間に蓄積された文献、それと」
考古学者霊:「確かに…私が死んだあの豪雨で土砂崩れが起きて、」
考古学者霊:「地層が露わになっている。」
速水やどり:「写真に写るハニワの幽霊さんを複数の写真から分析した結果ですね」
速水やどり:「法則性が見いだせたので、そこからあたりを付けて資料を洗い直しました」
考古学者霊:写真を撮る。
楠本 日向:「あぁ~……ちゃんと法則性があるものだったんだね」
速水やどり:「さて、ここから先の発掘を進めるなら、いよいよ人手を使ってになりますが」
考古学者霊:写真を確認すると、
星宮千佳:「あたしからしたら、ぜんぶただのモヤモヤにしか見えなかったのにな~」
考古学者霊:王冠を被った白い影が地層の中間あたりを両手で指差している。
星宮千佳:「心霊写真が進化してる!!」
東屋 リク:「なんかエラそうなのが写ってる!」
楠本 日向:「めちゃくちゃ指差してるね」
星宮千佳:「ねえねえ学者さん! いっぱい人呼ぶと時間かかっちゃうし、ちょっと試しに掘ってみる?」
東屋 リク:「体力には自信あるぜ!」
星宮千佳:「あたしおじいちゃんちの畑のお手伝いしたことあるから、掘るの得意だよ!」
考古学者霊:「やってみよう…!」
考古学者霊:スコップとつるはしの霊を掴む。
星宮千佳:(あの道具もオバケなのかな……)
星宮千佳:《万能器具》でスコップ(※関東呼び)を錬成し、みんなにほいほいっと手渡ししてます
星宮千佳:「はいっ! みんなで掘ろ!」
星宮千佳:「あっでも、疲れてるひとは休んでいいからね! あたしがその分掘っちゃうから!」
速水やどり:「運動しますか……!」どこか観念したように。
GM:では、みんなでザクザクと写真の中の霊が指差したあたりを掘ると…
GM:ガツン!
GM:固い石のようなものに当たる。
星宮千佳:「あっ!?」
東屋 リク:「変な音した!」
楠本 日向:「ん~? 今の音は……?」
GM:周りをさらに掘ると…明らかに人工建造物らしきものの一部分が現れた!
星宮千佳:「だっ、大丈夫かな? 古墳壊してない? ソンガイ賠償されないかな……!?」
星宮千佳:「おぉ~……!」
速水やどり:「……本当に大発見してしまいましたね……」
東屋 リク:「すげっ、ほんとに埋まってた!」
東屋 リク:「速水サンの読み、大当たりだな!」
星宮千佳:「ねえねえ日向ちゃん、こういうときってやっぱり、古墳を見つけた人の名前がつくの?」
楠本 日向:「おぉ~……これってしっかりニュースになるような発見なんじゃない~?」
考古学者霊:「おお、おおお……!」
考古学者霊:「これは間違いなく古墳!」
星宮千佳:「やどり号とか、やどり遺跡とかになるのかな」
星宮千佳:完全に変な方向を気にしている
楠本 日向:「その土地とか、出土品に由来するものが付くんじゃないかなぁ……」
楠本 日向:「もし付けられるならなんて付けたい?」
速水やどり:「登呂遺跡も登呂さんが掘ったわけではないんですから……」
星宮千佳:「幽霊さん遺跡!」
考古学者霊:「おお、文献通りの副葬品も……!」
東屋 リク:「幽霊が見つけるの助けた遺跡なんて、世界中探してもここだけかもな!」
楠本 日向:「ふふっ、じゃあ私達はそうよぼっか?」
星宮千佳:「よぼよぼ! 幽霊おじさん遺跡!」
考古学者霊:「ありがとう、君たち…長年の夢がかなったよ…」
星宮千佳:「あたしもナマで遺跡見れたのすごいよかった!」
星宮千佳:「ね、おじさんのお墓に、ハニワとか入れたほうがいい? そっちのほうがミレン晴れる?」
東屋 リク:「けど、勝手に持ってったら怒られないか?」
速水やどり:「副葬品を流用するわけにはいきませんね」
考古学者霊:「いや、埴輪は然るべき研究機関に渡してくれ。」
考古学者霊:「この古墳の研究が進むこと。それが私の願いだ。」
星宮千佳:「発見者でもダメなんだ……」
星宮千佳:「まかして! ちゃんと博物館とか、考古学の人とか、そういうところに連絡するね!」
楠本 日向:「それなら、しっかり報告しないとだね~」
東屋 リク:「遺跡が有名になったら、えーっと、なんかハニワのグッズとかできるかもだし」
東屋 リク:「それならお供えしてもいいよな?」
考古学者霊:「うん。それならとてもうれしい。」
考古学者霊:「そうだ。埴輪の代わりにこれを」
星宮千佳:「お?」
考古学者霊:スコップの幽霊、ツルハシの幽霊、カメラの幽霊をみんなに手渡す。
考古学者霊:「私が長年使っていたせいで一緒に幽霊になってしまった品だ。」
速水やどり:「触れるけど重さがない……不思議な感覚です」
楠本 日向:「幽霊三点セットだ~」
考古学者霊:「もう少し使われたがっているから、何かに活用して欲しい。」
東屋 リク:「そんなことあるんだ……」 びっくりしている
星宮千佳:「えっいいの!? こういうのってアイボーでしょ?」
速水やどり:「わかりました。お預かりします」
星宮千佳:「でも本人たちが使われたがってるなら、使ったげたほうがいいのかな」
楠本 日向:「だからこそ、その幽霊の思いを叶えてあげたいのかも」
考古学者霊:「私は、ほら…」
速水やどり:「成仏した先でまた会える日まで……あれ? 成仏って輪廻転生からの解脱でしたっけ?」
考古学者霊:徐々に体が薄くなっている。
速水やどり:「……ともかく、きっとまた会える日まで。大事にさせていただきます」
考古学者霊:「ふふ、そう言ってくれるとありがたいよ。」
考古学者霊:「それではさようなら。縁があったらまた古墳を想ってくれよ!」
GM:すぅー、と霊は消えて行った。
星宮千佳:「ん! 幽霊さんたちの願いもちゃんと叶えておくからね!」
楠本 日向:「幽霊さん遺跡、ちゃんと忘れないからね~」
GM:幽霊グッズの中に何かが混じっている…
東屋 リク:「あれ、これなんだ?」
GM:幽霊と化した古書を手に入れた。
GM:データ的にはスペルブックですね。
東屋 リク:「なんかムズカシそーなこと書いてる……」
星宮千佳:「この子もまだ使って欲しい~って言ってるのかな」
GM:マイナーアクションを使うことでメインプロセスの攻撃力を+7できます。
星宮千佳:「やどりちゃんかひなたちゃん、使えそう?」
GM:そのかわりに侵蝕+3
速水やどり:IA.67!
星宮千佳:つよ!
楠本 日向:つよーい!
星宮千佳:強いが……千佳は使えない!ハンドレッドガンズダブルクリエイトの呪いがあるから
速水やどり:「これは……霊的にレネゲイドと結びついていますね」
速水やどり:「出力を向上させる機構のようなので、攻撃手の誰かが持つのが良いかと思います」
東屋 リク:「読めなくても大丈夫なのか?」
楠本 日向:弾丸装填しなければ使える
星宮千佳:「お願い~!って念じればだいじょぶだったり?」
速水やどり:「はい。イメージすれば伝わると思います」
東屋 リク:「へぇ~!」 マイナーは暇なネコチャンだ
楠本 日向:「うぅん、なるほどなぁ。なんだか凄そうな力を感じる本だね~」
星宮千佳:「あたしははちのすガン……じゃなくて、ガトリングをレンキンしなきゃいけないんだよな~」
速水やどり:「リクさんか楠本さんのどちらかが持っておくといいと思います。それはおいおい決めましょう」
速水やどり:「成仏するまでの間、頼らせてもらいましょうか」
星宮千佳:「おっけー! よろしくね古文書さん!」
古文書霊:表紙に「よろしく」と浮かび上がる
速水やどり:「気さく」
東屋 リク:「うおっ、会話機能つき!」
楠本 日向:「自由だなぁ」
星宮千佳:「……なんか」
星宮千佳:学者幽霊さんが消えたところをふと眺めて。
東屋 リク:「どした?」
星宮千佳:「最初はね。みんな、幽霊になっちゃって可哀想って思ってたんだけど……いや、事故に巻き込まれちゃったのはかわいそうなんだけど」
星宮千佳:「でもなんか、かわいそうだけじゃないのかな~って」
星宮千佳:「カメラの人もぽくぽくさんも、ゲームセンターの人も結婚式の人も、みんな一生懸命で、すごく喜んでくれてたでしょ?」
東屋 リク:「そうだな。ほんとは、普通に生きてたら、それぞれ叶えてた夢だったのかもしれないけど」
東屋 リク:「たまたま、それが巻き込まれてできなくなって……それって、オレ達も一緒なのかも」
東屋 リク:「また明日、いつも通りの日が来るとは限らないんだなって、オレ思った」
速水やどり:「……そうですね。誰しもそうです」
速水やどり:「それでも、今日と同じ平穏な明日を、より先に。なるべく続けていくための、UGNですから」
速水やどり:「幽霊さんたちもあと少しのはず。頑張りましょう」
楠本 日向:「うんうん、幽霊さんたちも、普通の人達も。ちょっとでも幸せで居てもらわないとね」
楠本 日向:「よしっ、それじゃあ次に行ってみよっか!」
星宮千佳:「ん! 地図の◯も少なくなってきたし……いこいこ!」
GM:では次は何をやる?
星宮千佳:ラブレターで!
楠本 日向:ラブレター書きましょ~
速水やどり:LOVE...
東屋 リク:か、書くかぁ
星宮千佳:ラブレターつくろ~
GM:ではラブレターだ!
廃家屋
GM:この打ち捨てられた廃墟には噂がある。
GM:7年前の豪雨で亡くなった少女が未だにここにいて、
GM:家屋の中を徘徊したり、本棚の本がひとりでに落ちたりするのだという。
星宮千佳:「おじゃましま~す……」 そろそろ。
星宮千佳:「だれかいますか~……! アピールしてくださ~い……!」
東屋 リク:「ほんとに幽霊屋敷って感じだな……おーい……」
楠本 日向:「誰かいるかな~? 何もしないから出てきて~」
GM:カタン、
GM:音がしたのは子供部屋。
GM:勉強机の方からだ。
星宮千佳:「!」
東屋 リク:「あっちだ……!」
GM:勉強机にはいつの間にかノートが開かれており、
GM:鉛筆がひとりでに動き、何かを書いている。
霊:『だれ?』
星宮千佳:「怪しいものじゃないです! 幽霊さんのミレンを解決して回ってるものです!」
星宮千佳:「あっこれ声で通じるのかな? 書いたほうがいいのかな」
星宮千佳:「あやしい、ものじゃ、ないです……」 口に出しながら同じことをノートに書いている。 「ミレン……解決……」
霊:『声でも通じます』
星宮千佳:「なんだぁ」
東屋 リク:「オレたちが入ってきたの分かってたもんな」
楠本 日向:「みんなをちゃんとした形で成仏させてあげたいんだぁ」
霊:『私の未練は好きな人にラブレターを渡せなかったことです。』
速水やどり:「なるほど。切実な悩みですね……」
東屋 リク:「じゃあ、その手紙を渡してきたらいいのか?」
霊:『実は』
星宮千佳:「7年前ってことは、好きだった人ももうオトナなのかな?」
霊:『事故で死んだときにラブレターも巻き添えになってしまい』
星宮千佳:首をかしげながらノートの続きを覗き込んでいる。
星宮千佳:「えっ!」
霊:『本文も新たに書かなくてはいけません。』
霊:『それに好きな人の行方も今は分かりません。』
霊:『どうかラブレターを書く手伝いと、』
霊:『あの人を探す手伝いをしていただけませんか?』
速水やどり:「わかりました。お手伝いいたします」
東屋 リク:「探す人と書くの手伝う人、手分けすればなんとかなるだろ」
星宮千佳:「まかして! 人探し……は、あんまり得意じゃないけど、書くのならきっとお手伝いできるから!」
GM:というわけで、恋愛知識でラブレターを書く手伝いをするのと、
楠本 日向:「それはたしかに前途多難だね……うんうん、みんなで当たって解決しよっか」
GM:もしくは街の噂を聞いて想い人を探す手伝いをする必要がありますね。
東屋 リク:「オレ、字ヘタなんだよな~……」 なんか文字が丸っこくなってしまうのが悩みだ
星宮千佳:恋愛はさっきエージェントツールを貰ったのでちょっと強い!
楠本 日向:!!! そうか……!
星宮千佳:でも行きたい人いたら全然いっていいです リクくん日向ちゃんはどう?
楠本 日向:とりあえず千佳ちゃん行ってみても良いんじゃないですか?
楠本 日向:せっかくだし……使いたいでしょ!
星宮千佳:というか判定しなかった人もぜんぜんロールに口挟んじゃっていいと思うし……
星宮千佳:じゃあやってみる!
速水やどり:いっぱい喋る気ではいるので、判定は千佳ちゃんにやってもらう!
GM:何かイージーの提案や
楠本 日向:ダメだったらチャレンジします
東屋 リク:恋愛のプロになった千佳を見せてくれ……!
星宮千佳:まあダイスが1個しかないんやけどなブヘヘヘヘ
GM:このアイテムが使えるんじゃない?というのがあれば提案してみてくださいね
星宮千佳:あっそうか 提案・タイム
東屋 リク:《万能器具》でなんかいい感じの便箋とか……作る?
GM:ちょっと弱いかもですね…+1とします
星宮千佳:万能器具でいってもいいんだけど、なんかこのセッションで手に入れたアイテムとかコネを活かせないかな~
速水やどり:ご祝儀……古文書……
楠本 日向:幽霊たち……は流石に厳しいし……
星宮千佳:いや!でもまだあの人ならいるかもしれない
星宮千佳:エフェクトとかでは全くないんですけど
星宮千佳:廃教会にいって、ウェディングプランナーさんに「いいラブレターの書き方教えてください!」って聞いてみる……か
GM:お!
GM:いいですね
星宮千佳:それがダメなら花袋支部長に聞いてみたいかも!
GM:コネ扱いとして判定ダイスを+2していいですよ
星宮千佳:オトナ=恋愛経験豊富=ラブレターの知識もある(きっと)
楠本 日向:最後の意識を振り絞って……ウェディングプランナーさーん!
東屋 リク:有能なチルドレンは頼る相手を見つけるのが上手い!
星宮千佳:やった~! じゃあバスで片道200円くらいを使って……プランナーさん(とLINEで花袋支部長)に聞きました!
星宮千佳:いきます! 知識:恋愛!
星宮千佳:3dx+2 コネでダイス+2、エージェントツールで固定値+2
DoubleCross : (3DX10+2) → 10[5,6,10]+1[1]+2 → 13
星宮千佳:アーッ!
GM:すご!?
速水やどり:恋愛マスター!
星宮千佳:ごめんなさいふたりとも……小学生じゃ限界が……
GM:ば…ばで……
楠本 日向:あっそうか +3が……!
楠本 日向:ばでだ~!
東屋 リク:ふっ
速水やどり:ふたりで……恋愛マスターだ!!
東屋 リク:バディムーブだ!受け取れーっ!
星宮千佳:やったー!達成値16になりました!
GM:では成功!
GM:ロールに入ります!
平港市繁華街 雀荘
GM:噂を集積した結果、
GM:霊の想い人はこの雀荘に通い詰めているらしい。
GM:煙草の匂いが染みついた部屋の中、4人の男が向かい合って牌を打ち合っている。
やさぐれた男:「……ちっ、やってらんねーよ。」
やさぐれた男:チップを3枚アガッたであろう男に渡す。
やさぐれた男:「……………ああ?」
やさぐれた男:「なんだよこのガキたちは。」
やさぐれた男:「マスター、知り合い?」
星宮千佳:「けほっけほっ」 タバコの煙にむせながらおそるおそる入ってくる。
マスター:「いやぁ、なんでも用事があるんだってさ。」
東屋 リク:「うぇぇ、タバコくせー……」
やさぐれた男:「打たない人間を入れるなよ雀荘に…。」
星宮千佳:「えっと、あたしたち怪しいものじゃないです! 幽霊さんのおなやみを解決して回ってて……」
速水やどり:「ノーレートなら打つのは構いませんけど……」
楠本 日向:「うん、申し訳ないけど……大事なことなんだよね。少し付き合ってねぇ」
やさぐれた男:「幽霊…?」
速水やどり:「少々お話を聞いていただきます」
やさぐれた男:「はっ、何を言うかと思えば!」
星宮千佳:(やどりちゃん、マージャンできるんだ……!)
やさぐれた男:「あのなあ、霊感商法なら聞き飽きてんだよ!」
東屋 リク:(大人じゃん……!)
やさぐれた男:「さっさと帰れ!」
星宮千佳:「そういうのじゃないもん! あなたにラブレター渡したかった、って女の子がいるんだもん!」
やさぐれた男:「………っ」
星宮千佳:「ゆきえちゃんっていう子! 知ってるでしょ!」
やさぐれた男:「雪江………!?」
東屋 リク:「知らないとは言わせないぞ、本人に聞いたんだからな!」
やさぐれた男:「…………マスター!清算!」
マスター:「今日は朝まで打つって言ってなかったっけ?」
やさぐれた男:「うるせえ、さっさとしろ!」
楠本 日向:「……うん、良かった。やっぱり間違いなさそうだね、やどりちゃん」
楠本 日向:二人が恋文に頭を悩ませている間、ノイマンの処理能力とUGNのデータベースを利用して噂話をまとめていた。
マスター:「……はいはい。」
速水やどり:「人違いではなさそうですが……」
速水やどり:「7年の重みがどう出ているか、ですね」
公園
やさぐれた男:「誰に聞いたんだよ、雪江の話。」
速水やどり:「ご本人ですよ」
やさぐれた男:自販機でコーヒーを買ってベンチに座る。
やさぐれた男:鼻で笑う
やさぐれた男:「聞けるわけねーだろ!」
やさぐれた男:「雪江は7年前…あの豪雨で…!」
東屋 リク:「だから、千佳が言ってただろ。幽霊だよ」
星宮千佳:「ひえぇ……」 語気の強さに思わず日向ちゃんの後ろに隠れている
楠本 日向:「よしよし……聞いた事ない?」千佳ちゃんを撫でながら
楠本 日向:「最近幽霊の噂が増えてるの」
やさぐれた男:「知らねーよ。」
やさぐれた男:「俺は毎日、家と雀荘を行き来する生活だ。」
星宮千佳:「ええっだめだよ! あんなタバコくさいところ、からだ壊しちゃうよ!」
やさぐれた男:「壊れちまえばいいんだ。」
東屋 リク:「雪江サンが泣くぞ。もう泣いてるかも」
東屋 リク:「な。どう?」 言って、持ってきたスケッチブックを開いて、その上にペンを置いて待つ
やさぐれた男:「何してんだ」
楠本 日向:「うん、信じてもらえると良いけど……まあ、見ててくれる?」
雪江の霊:ずず、ず
星宮千佳:スケッチブックの横の見えない誰かに向かって、小さく声援を飛ばしている。「ゆきえちゃん! がんばって!」
雪江の霊:『藤吾さん』
星宮千佳:「あたしたちがついてるから……!」
雪江の霊:独りでに鉛筆が動き、スケッチブックに文字が書かれた
やさぐれた男:「な、何の手品だ!」
やさぐれた男:「いや、この文字……」
東屋 リク:「言っとくけど、オレたち……アンタの名前なんか知らなかったからな」
やさぐれた男:「”吾”の下の口を丸く書く癖…」
やさぐれた男:「本当に…雪江なのか?」
やさぐれた男:「……手紙、見せてくれ。」
星宮千佳:「……ん!」
やさぐれた男:「…………。」
星宮千佳:カバンからそろそろとラブレターを取り出し、手渡す。
GM:手紙には今はやさぐれてしまった男…藤吾に対する恋慕の情、思い出、そして
GM:告白の言葉がつづられている。
やさぐれた男:「………ぐすっ」
星宮千佳:このラブレター。自分と雪江ちゃん……だけでは、恋愛経験の乏しさからどうしても行き詰まるところがあった。
星宮千佳:わざわざ教会や支部に戻り、ウェディングプランナーさんや花袋支部長に意見をもらいにいった集大成だ。
やさぐれた男:「ひぐっ……ぐっ…………」
やさぐれた男:目の前に千佳やリクがいることもはばからず、大粒の涙を流す。
やさぐれた男:「………今更、……これを読んで………」
やさぐれた男:「俺にどうしろってんだよ………!」
やさぐれた男:「雪江……なんで死んじまったんだよ………!」
星宮千佳:「死んじゃった人は、もう帰ってこないけど……」
星宮千佳:「ゆきえちゃんの中のおじさんは、きっとキラキラしてて、かっこよくて、すごく大好きな人だと思うの」
星宮千佳:「だからもし、ゆきえちゃんの気持ちにちょっとでも応えるなら……」
星宮千佳:「キラキラしてかっこいい自分に、少しでも戻ってあげてほしいな」
星宮千佳:「そしたらきっと、ゆきえちゃんも……喜ぶと思うから」 スケッチブックの方を向く。「だよね!」
やさぐれた男:「そんなこと…言われても……雪江は戻ってこないじゃねえか!」
雪江の霊:すぅ、とスケッチブックが浮き
雪江の霊:男の脳天に叩きつけられた
やさぐれた男:「いってええ!!」
星宮千佳:「えっ!?!?」
星宮千佳:「ゆきえちゃん!?」
雪江の霊:『目を覚ましてください。』
東屋 リク:「実力行使?!」
雪江の霊:『その子の言う通りです。』
雪江の霊:『そんなになってしまうほど私が好きだったのはうれしいです。でも、』
雪江の霊:『本当に私が好きなら、』
雪江の霊:『カッコいいままのあなたでいてください。』
雪江の霊:『戻っては来れないけど、』
雪江の霊:『見ていますから。』
やさぐれた男:「…………」
やさぐれた男:「見てて、くれるのか?」
雪江の霊:『はい』
星宮千佳:「……」 ドキドキしながら成り行きを見守っている。今回の事件とは関係なく、
やさぐれた男:目元を擦る。
星宮千佳:この恋愛がどういう結末を迎えるのか、ちゃんと見届けたい。
やさぐれた男:「お、俺………立派になるよ。」
東屋 リク:腕組みしてうんうん頷いている
楠本 日向:「うんうん……託されちゃったもんね。」
やさぐれた男:「いつか図書室で言いあってたよな。”大学行って、考古学やろう”って。」
速水やどり:(なんか変な接続が出てきたような……?)
星宮千佳:(あの浜辺のおじさんと親戚だったりしたのかな……)
やさぐれた男:「夫婦で学者なんて素敵だねって」
やさぐれた男:「間に合うかどうかわからないけどさ…」
東屋 リク:「あのー」 恐る恐る手を挙げる
やさぐれた男:「今からでも…ぐず……精一杯…やるよ……」
やさぐれた男:「?」
東屋 リク:「さっきさ、ほんとに偶然なんだけど……近くで古墳見つかってさ」
東屋 リク:「考古学って、なんかそういうのを研究するんだよな?」
やさぐれた男:「えっ?!」
やさぐれた男:「雪江のお父さんが研究してたやつだ!」
やさぐれた男:「本当にあったのか…!」
東屋 リク:「ええ?!」
速水やどり:(ご親戚……!!)
楠本 日向:「二人の意志を継いでくれるなら……君が調査してくれると嬉しいね」
東屋 リク:「あっ、じゃあ……ええと、これ! これ見える?!」
東屋 リク:さっきもらった幽霊三点セットを見せる
やさぐれた男:「これ…雪江のお父さんがいつも使ってたやつだ…!」
星宮千佳:「!!」
星宮千佳:「もっと使ってほしい、ってこの子たちが思ってるなら……ぴったりだよ!」
東屋 リク:「この人に渡しちゃってもいい……よな?」 速水さんと楠本さんを振り返って訊く
速水やどり:「どこまで見届けてくれるか分かりませんが……これ以上ない託し先ですね」
星宮千佳:「このおじさんなら、きっと大事にしてくれると思うし……」 こちらもやどりちゃんと日向ちゃんを見て。
楠本 日向:「うん。一番大切にしてくれそうだもんね?」
やさぐれた男:「…………!」
やさぐれた男:「ありがとう、君たち…!それと、」
やさぐれた男:「邪険にして悪かった!すまない!」
やさぐれた男:「雪江も…ごめん!」
星宮千佳:「だいじょぶだいじょぶ! 幽霊さんの話なんて、信じてくれる人のほうが少ないし」
星宮千佳:「信じてくれてありがと!」
速水やどり:「あなたの未来に、幸運がありますように」
楠本 日向:「きっと、雪江ちゃんとお父さんが見ていてくれるからね~」
雪江の霊:『想いに応えてくれて、ありがとう』
雪江の霊:『藤吾さん』
やさぐれた男:「じゃあ、俺は行かないと。」
東屋 リク:「大事な人、いなくなるのって辛いと思うけど、その……」
東屋 リク:雪江さんの文字が書かれたスケッチブックを手渡す
東屋 リク:「応援してる」
やさぐれた男:「………ありがとう。」
やさぐれた男:初めて男は笑顔を見せた。
やさぐれた男:「行くところが山ほどあるぞ!」
やさぐれた男:「図書館に本屋に…大学に…!」
やさぐれた男:「博物館もそうだ!勉強して…」
やさぐれた男:「雪江に恥じない男になるんだ!」
星宮千佳:その背中を見送りながら。 「……ゆきえちゃん、これで満足できたかな?」
星宮千佳:「ううん、できてたらいいな。好きな人と会って思いを伝えられたんだもん」
東屋 リク:「あっ、スケッチブック渡したから文字書いてもらうとこないじゃん!」
東屋 リク:「これじゃ、いなくなったかもわかんないな……」
楠本 日向:「……ふふ。大丈夫だよ、きっと」
楠本 日向:「あの人を信じてあげよっか」
星宮千佳:「ね。あのね、あたしね、今のふたりを見てて思ったんだけど」
星宮千佳:「やっぱり、幽霊さんをジャーム化させるなんて、絶対ダメ!」
星宮千佳:「幽霊さんにだって色んな想いがあって、生きてた頃のつながりがあるんだもん!」
星宮千佳:「最後のマルもきっちりやりとげて、マー……トレット?のやってること、いっぱい邪魔してやろ!」
東屋 リク:「おう、これ以上思い通りにはさせねー!」
楠本 日向:「それでこそ。乗り越えようとする思いも、死者たちの思いも踏みにじろうとするのは……私としても、いただけないもん」
速水やどり:「はい。死者の尊厳も、生者との絆も。守っていきましょう」
GM:のちに古墳研究の新星として高峰藤吾という学者が有名になるのだが、
GM:4人にとってはもっと未来の話であろう。
GM:─────
GM:では最後の判定、やりますか?
楠本 日向:抗争だーっ!
星宮千佳:抗争!抗争!
東屋 リク:身体は闘争を求める!
GM:では行きましょう!
平港市 森林地帯
GM:この森林地帯は色々な噂が流れている。
GM:曰く、古来から神隠しが起こるとされ、
GM:それを鎮めるために森の奥に祠が立てられた、とか、
GM:森の奥は迷いやすく発見されにくい場所であり、
GM:自殺者が多く出るとも言われている。
星宮千佳:「うーん……ちょこっとだけウワサを聞いたんだけど」
東屋 リク:「ウワサ? どんな?」
星宮千佳:「なんかね。ここって”抗争”してるんだって」
星宮千佳:「その手伝いをしろとかなんとかって言われるらしいんだけど……」 周囲を見回している。
楠本 日向:「随分神秘的な森だとは思ってたけど……抗争?」
星宮千佳:「うん。でも抗争って、ヤクザとか、不良とかのやつでしょ?」
星宮千佳:「森ヤクザっているのかな?」
速水やどり:「どうなんでしょうね……そもそも、ここって人がいるかどうかも怪しいですよ?」
稲荷:「やくざとは失礼な!」
東屋 リク:「誰かいた!」
稲荷:君たちの背後に現れたのは、
星宮千佳:「!?」
稲荷:狐耳と尻尾を生やした巫女服の金髪の少女。
星宮千佳:「えっえっ!? すごい!!」
楠本 日向:「わぁ、かわいい声!」
星宮千佳:「えーと…… ケモ娘!」
稲荷:「そっちの男子もそうじゃろ!」
東屋 リク:ぎくぅっ
星宮千佳:「リクくんはそこまでケモ娘じゃないよ! 今だって耳もないし!」
東屋 リク:「お、オレはちげーし! ほら! なんもない!」 ないよな?と頭とお尻を触って確認
楠本 日向:「今も生やそうと思えば生やせるの~?」
稲荷:「ふん。それで何の用じゃ?」
星宮千佳:「あっえっと、あたしたち怪しいものじゃなくて……」 もう本日何度目かわからない自己紹介をし、つまらないもの(いちごポッキー)を手渡している。
東屋 リク:「ま、まぁ……その気になれば……」 楠本サンを見上げながらうにゃうにゃ言う
稲荷:「なるほど…その抗争というやつは確かに起こっている。」
星宮千佳:「こんな森で!?」
速水やどり:「どことどこが争っているんですか?」
稲荷:「この森にはたくさんの狐が生息しておるのだが、」
稲荷:「近々森を再開発すると言って大部分の住処が人間の手で伐採されようとしているのじゃ。」
稲荷:「狐たちの意見は二つに分かれた。」
稲荷:「徹底抗戦か、移住か。」
星宮千佳:「引っ越せばいいんじゃ……って言うのは簡単だよね」
星宮千佳:「あたしだって、じゃあ明日からインドに住んでねって言われたらヤだもん」
楠本 日向:「引っ越し先にも動物は住んでるもんねぇ」
稲荷:「そうなのじゃ。この社もなくなる予定じゃよ。」ため息を吐く。
東屋 リク:「よその人ん家に急に上がり込むのイヤだし、来られる方も困るよな」
星宮千佳:「でもどうしよ? だからって、開発やめろ!って工事の人をはちのすにするのもダメだよね?」
東屋 リク:「それは……オレたちが支部長に怒られるじゃすまなさそう」
稲荷:「だが抗争が長引いては狐たちも共倒れになる。」
稲荷:「徹底抗戦するにせよ、移住にせよ、」
稲荷:「どちらかの陣営を手助けして意見を一つにまとめて欲しいのじゃ。」
GM:ここで選択肢が出ます。
星宮千佳:うわっ取り返しのつかない要素!
速水やどり:セーブしなきゃ!
楠本 日向:見れるCG変わるのかな~
星宮千佳:かわいい女の子がいる方にしましょう(即断)
東屋 リク:重大な決断を迫られるシーンだ
・抗争手助けルート 任意の攻撃達成値/20
・説得ルート 交渉/15
・開発延期ルート 交渉・調達/20
星宮千佳:どっちかな~ できれば両方の言い分を聞いて選びたいけど……
楠本 日向:たか~い
速水やどり:しつもん!
GM:はーい
星宮千佳:丸いのは延期ルート(問題の先送りとも言う)なんだけど、みんなの攻撃演出を見てみたい感じもある
速水やどり:これってマートレットの暗躍コミの数値?
GM:あ、そうだったわね
GM:抗争手助けルートは23です
星宮千佳:ひえ~
東屋 リク:延期だとまるっと解決にはならなさそうだよな~
星宮千佳:いや、でも攻撃達成値だからな なんとでもなるか
楠本 日向:まあでも戦おうとする動物見て真っ向から立ち向かってくる人間ちょっとヤバいのは事実なんだよね
東屋 リク:もしかすると……もう息がかかってるのかも マーなんとかの
星宮千佳:あ~~~
星宮千佳:そうでなくても、極悪地上げヤクザとかだったら
星宮千佳:ぜんぜん手助けしたいですね 抗争の
GM:フーム
GM:では情報収集を許可しましょう。
星宮千佳:!
速水やどり:!
GM:誰かが情報を収集することで再開発の真相が分かります
星宮千佳:頼む……! どこかにいてくれ! こいつをブチのめせばいいタイプの悪人……!
東屋 リク:下調べは大事だもんな
GM:情報:裏社会で9
GM:これに成功することで説得と開発延期の難易度が下がります
速水やどり:リクくんに紡ぎしてもらって
星宮千佳:裏社会が得意な方!
速水やどり:抗争の難易度は下がらないの……?
速水やどり:でもとりあえず開けたいですね、情報は
東屋 リク:紡ぎ+情報収集チームで多分抜ける!
星宮千佳:抗争は所詮23だから楽勝よ!
楠本 日向:ですね
速水やどり:じゃあ頼んだリクくん!
GM:抗争はきつねたちを蹴散らす抗争ですからね
東屋 リク:じゃオレ調べるな "ネコの手も借りる" 《紡ぎの魔眼》 判定直前に使用、判定D+3 侵蝕[+1] ここに情報収集チーム/ストーンも使用!
速水やどり:あっそうなの!?
楠本 日向:あっそうなんだ!?
東屋 リク:差し引きD+2、達成値+3だぜ
星宮千佳:あっそっち!?
速水やどり:きつねの味方をして人間を蹴散らす抗争じゃなかった!
東屋 リク:(2+1+2)dx+3>=9
DoubleCross : (5DX10+3>=9) → 9[2,3,3,6,9]+3 → 12 → 成功
東屋 リク:流石にいける!
星宮千佳:自分も人間をはちのすにする抗争かと思ってた
東屋 リク:オレもオレも
星宮千佳:だとするとやっぱり説得か延期だな……! 情報次第だけど
GM:では再開発は環境を無視した悪徳地上げ業者によるものだと判明しました。
星宮千佳:あぶねー!!
速水やどり:許せねぇ!!
楠本 日向:やめろーッ!再開発は環境を無視するためのものじゃない!
GM:こいつらは7年前の豪雨で発生した大量のごみをこの森に捨てたり、
GM:時には犯罪の証拠となるものをこの森に埋めたことがあり、
GM:それらを完全に掘り返せなくするために、上にデカい建造物を建てることにしたようです
速水やどり:この人間どもをはちのすにするのは女々か?
星宮千佳:めちゃくちゃ手慣れてるタイプの犯罪者じゃないか
星宮千佳:名案にごつ
楠本 日向:名案にごつ
東屋 リク:名案にごつ
GM:めっちゃやる気じゃないか…
速水やどり:全面的にきつねさんたちの味方をしたいけど、その場合どの判定が一番適してますか……?
速水やどり:難易度はこのさい問わないので……
GM:犯罪を暴いて然るべき場所に通報するのが
星宮千佳:あっ確かに聞きたいかも
東屋 リク:オレ達はキツネたちの活動を支援しています えーしー
GM:開発延期ルートです
楠本 日向:お!
星宮千佳:!!
星宮千佳:延期だー!!
速水やどり:なるほど
東屋 リク:そうなんだ!!! なぁなぁにするんじゃなかった!
速水やどり:道が決まったな……
楠本 日向:なるほど では開発延期だ!
星宮千佳:一度開発延期にしたあとSNSで炎上させてやるからな
東屋 リク:然るべき大人たちの沙汰を待てー!
GM:ちなみに難易度は17になっています。情報のお陰で
速水やどり:でも交渉調達で20か……
楠本 日向:偉いッ
速水やどり:あ 下がってる
楠本 日向:じゃあ……私か
速水やどり:でも高い!!
速水やどり:GM~!
東屋 リク:大人の力でなんとか頼む~~~
星宮千佳:そうだねえ やど・ちか・リクはやっちゃったし
速水やどり:やどりちゃん再登場振って《アドヴァイス》かけてもいいですか……?
星宮千佳:おっぱい以外もオトナなところを見せて!
GM:再登場…いいでしょう
楠本 日向:おっぱいは大人でいいんだッ
GM:ここで長引いても大変だからね
速水やどり:ありがとう!!
速水やどり:じゃあ再登場します!
楠本 日向:《神速思考》によって流れてきた噂を整理・取捨選択を行う事で真実の噂だけを見抜くことで捜査の効率を上げられませんか?
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(61 → 63)
速水やどり:登場が上手い
GM:+3してください
GM:>神速思考
GM:達成値+3
楠本 日向:わ~い
速水やどり:じゃあさらに楠本さんに横から《アドヴァイス》もしちゃいます
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を4増加(63 → 67)
速水やどり:判定ダイス+7個、C値-1ね
楠本 日向:有難すぎ!
楠本 日向:じゃあ……《コネ:手配師》も使っちゃいます
楠本 日向:情報屋ーッ!
楠本 日向:ダイスを+3個し、判定しますッ
星宮千佳:生物は……急所を撃ち抜けばだいたいは倒せます……(有益アドヴァイス)
速水やどり:調達判定だから使えるんだ!
楠本 日向:調達で!
東屋 リク:大人POWERだ!
楠本 日向:(2+1+7+3)dx+3+3
DoubleCross : (13DX10+6) → 10[1,1,1,2,4,5,5,5,6,6,6,7,10]+7[7]+6 → 23
GM:すごすぎ
速水やどり:ブチ抜きだ!!
星宮千佳:うわすご!
GM:ではトゥルールートでしたね
楠本 日向:これがやどヴァイスのちから
GM:一番いいルートを選び取るPCたち、流石だぜ
星宮千佳:これで次回は悪徳業者を炎上させられる!
GM:では今日はこんなところで終わりましょう
GM:次回でロールしましょうね!
星宮千佳:はーい! おつさまです!
GM:というわけでお疲れさまでした!
速水やどり:おつかれさまでした~!
楠本 日向:お疲れ様でした~!
東屋 リク:おつかれさま!
平港市 ゴルフ場
GM:ゴルフ場に快音が響く
秘書:「よっ、ナイスショット!」
悪徳業者社長:「ぐふふ!今日は調子がいいわい!」
悪徳業者社長:「しかし気の効かんゴルフ場だわい。」
悪徳業者社長:「美人のキャディの一人や二人用意してもいいものを。」
秘書:「それは是非、あのゴルフ場計画で実現しましょう。」
悪徳業者社長:「VIP会員限定の美人キャディか…ぐふふ、好事家が寄ってきそうだわい。」
星宮千佳:「こんにちはー!」 そこに割り込む元気な挨拶!
東屋 リク:「あからさまにアヤしい……あっ」 猫の姿でバレないように近付く作戦が!
星宮千佳:キャディ……の格好をしたまだ幼い少女が、スコアブックとゴルフバッグを持って歩いてくる。
星宮千佳:これが千佳の考えた……誘惑作戦!
星宮千佳:「こんにちは! ご要望いただきました美人キャディです!」
星宮千佳:「お手伝いして、アンサツの隙を……」「じゃない! お手伝いします!」
悪徳業者社長:「何だこのガキは…」
秘書:「呼んだ覚えはありませんねえ…おい!どうなっとるんだねこのゴルフクラブは!」
星宮千佳:「あ、あれっ」
キャディ:「いやぁ…私にもさっぱり…」
星宮千佳:(どうしようリクくん……! ノーサツ作戦が……!)
東屋 リク:(な、なんかマズそう……!) 慌てて速水サンと楠本サンに助けて!の合図を送る
速水やどり:(なんか服を錬成してると思ったら、このためだったんですね……)
速水やどり:「行きましょうか、楠本さん」
星宮千佳:《万能器具》で手書きフリップを作って『だめでした たすけて!!!』と全力でヘルプアピールしている。
楠本 日向:「うん──子供を邪険にするのはいただけないなぁ」
楠本 日向:どこからか凛とした声が響く。その先は──ブッシュより現れた、キャディ姿の美人!
悪徳業者社長:「おお…」
東屋 リク:「すげ、大人だ……」 視線が思わず吸い寄せられる
秘書:「そうそう!こういうのを待っていたんだよ」
秘書:「やればできるじゃないか君い」
キャディ:「あれ…?あんな人うちのクラブにいたかな…?」
星宮千佳:「おぉ~……!」
楠本 日向:「ふふ、楠本です……是非社長さんにお会いしてみたいなぁと思い、参加させていただきました」
楠本 日向:千佳ちゃんにウィンクして、あとは任せてというように微笑む。
速水やどり:「というわけで、こんにちは。ご要望いただきました、美人キャディです」
速水やどり:「……と、言っても。あなたのではなく、私の、ですが」
速水やどり:タイトなレディスビジネススーツに身を包んだ少女が現れる。
悪徳業者社長:「何ぃ?」
速水やどり:「ゴルフ場でのお話ですからね。場に合わせてご用意させていただきましたが……」
速水やどり:「休暇を満喫中に申し訳ない。少々、ビジネスのお話をさせていただこうかと思いまして」
楠本 日向:「うん、まあ……衣装を着替えてみるって意味では良い気分転換にはなったかな」楽し気な笑みを浮かべ、社長に向き直る
楠本 日向:「いくつか聞くことはあるんだけど……たしか、平港の森を再開発する計画を立てているとか」
悪徳業者社長:「何を聞くかと思えば…」
悪徳業者社長:「お前たち、もしかしてジャーナリストか何かか?」
悪徳業者社長:「再開発はするが、それがなんだ?」
速水やどり:「そうですね。ジャーナリストではなく、ネゴシエーターとでも言いましょうか」
速水やどり:「御社による再開発を中止していただきたいと思い、交渉に参りました」
悪徳業者社長:「おままごとならよそでやれ、ガキぃ」
悪徳業者社長:「そんな要求聞くと思うか?」
楠本 日向:「これでも私たちは真剣なんだけどなぁ……まっ、まずは話を聞いてからでもいいんじゃない~?」
東屋 リク:(速水サン、ほんとに同い年なんだよな……) 堂に入った立ち振舞を、物陰からこっそり覗いている。何かあったら割り込むつもりだ
速水やどり:「大丈夫ですよ。話が終わる頃には、何が何でも聞きたくなっているはずですので」
速水やどり:「まずは手始めに、楠本さん。社長さんの素晴らしい環境美化活動についての動画を見せてあげては?」
楠本 日向:「うん、まずはそこから行こうか」
星宮千佳:(そわそわ……そわそわ……) ガトリングガンを錬成したくなってきているが、みんなの交渉を見守っている
星宮千佳:(フツーの人をはちのすにすると、流石にダメだから……びりびりきぜつガンで……) 見守っている!
楠本 日向:ゴルフバッグから慣れた手つきでタブレットを取り出し、ひとつの動画を再生する。
楠本 日向:それは積まれた大量の産業廃棄物を森へ投棄するダンプカー、その一部始終が映された一本の動画だ。
楠本 日向:「ここに小さいけど車体番号が映ってるよね~、もれなくあなた達が所有しているものと一致が確認できたよぉ」
悪徳業者社長:「な、な……!」
秘書:「そ、それは~~!!」
楠本 日向:「事業計画書にも目を通させてもらったけど……環境に関する項目は随分と結論ありきの評価がされてるようだったね~」
楠本 日向:「それだけ、"何か"を隠したいんじゃないかなぁ?」
楠本 日向:やどりちゃんへ目配せする。
速水やどり:「そうですねぇ。私たちがどこまで知っているかは、御社のご想像にお任せしますが……」
星宮千佳:(あの森も、よく探したらゴミがいっぱい捨ててあったもんなぁ……)
速水やどり:「今ここで再開発を中止しなかったら、土壌改善活動や……そういったことについて、何か噂が流れるかもしれませんね」
楠本 日向:「それも、心当たりがあるものばかり……かもね?」
悪徳業者社長:「ぐ、ぐぬぬ~~~!!」
悪徳業者社長:「おい、こいつから映像を取り上げろ!」
速水やどり:「千佳ちゃん!」
星宮千佳:「もー観念しなさい!」
柄の悪い男:同行していた柄の悪い男が懐に手を入れ銃を出そうとする。
星宮千佳:「おきつねさん達を困らせて、……祠……? 神社……?」
星宮千佳:「おきつねさんのおうちまで大変にするなんて、絶対ゆるさないんだから!」
東屋 リク:「むっ!」 危険な気配を察知して茂みから転がり出てくる
星宮千佳:「やるよリクくん! せーのっ!」
東屋 リク:「せーのっ!」
星宮千佳:「はちのす・みねうち・アタック!」 テーザーガン──射出型スタンガンを器用にガトリング型に錬成し、一斉放火!
星宮千佳:バリバリバリバリ! 柄の悪い男と横にいた社長に直撃!
東屋 リク:周囲に猫目型の魔眼が展開され、砲火したスタンガンの軌道を調整する!
柄の悪い男:「ギャアアアア!!!」
悪徳業者社長:「ギャアアアア!!」
秘書:「あわわ……!」
東屋 リク:「ちょっとやり過ぎたか……?」
星宮千佳:「あの世で……反省したまえ!」 決め台詞!
速水やどり:「あら。後々手を回して警察に捕まえてもらう予定でしたが……」
速水やどり:「これなら、直接暴行で引っ張ってもらって余罪を叩いてもらうプランで良さそうですね」
星宮千佳:「おきつねさんはたぶん幽霊じゃなくてカミサマだったと思うんだけど、これで満足してくれるかな?」
星宮千佳:「ミレン……ミレン……? もなくなるかな?」
秘書:そ~っと逃げようとする
楠本 日向:「うん、それで問題なさそうだね。あとは諸々明らかにしてくれるでしょ~」
速水やどり:証拠映像はやどりの方のタブレットで録画してあった。器用に画角を調整し、魔眼や錬成の決定的なシーンだけ映っていない。
東屋 リク:「あっこら、逃げるな!」
楠本 日向:「君もだよぉ。大人しくしてくれてたら私達は何もしないよ?」
秘書:「お、終わりだあ……」
星宮千佳:「あっ逃げちゃダメ! ヨザイ追求されちゃうよ!」
楠本 日向:「いい想いしてた分色々話してくれるなら……ね?」
平港市 森林地帯
稲荷:「なるほど…それで開発は中止になったと…。」
稲荷:「ありがとう、これで我らも引越ししなくて済む。」
星宮千佳:「でもだいじょーぶ? そのうちまたカイハツされちゃわない?」
稲荷:「されるかもしれんし、されないかもしれん。」
星宮千佳:差し入れの油揚げ(※狐は別に油揚げが好物ではない)をひとつ自分でかじりながら聞いている。
稲荷:こちらも油揚げを食べながら応える
東屋 リク:「ああいうのって、どうせまたどこからか嗅ぎつけてやってくるんだろうなー」
東屋 リク:「悪いこと考えるヒマがあったら、もっといいこと考えればいいのにな」
稲荷:「傘を忘れるのは何故だと思う?」
星宮千佳:「はえ?」
楠本 日向:「うぅん……雨が降ることを想定してないから?」
稲荷:「雨が止むからじゃよ。」
星宮千佳:「あっそっか! がっこ出た時に雨やんでたら、確かに傘わすれちゃう!」
速水やどり:「確かに。ずっと降っていれば、忘れようがありませんからね」
稲荷:「必要な時はなかなか忘れないものだが、」
稲荷:「必要が無くなると忘れられてしまうものだ。」
稲荷:「……この森はな、」
稲荷:「大昔に水害があった時に木が植えられてできたのじゃ。」
稲荷:「鎮守の森と言ってな。」
星宮千佳:「7年前の大雨よりも、ずっと前?」
稲荷:「ずっと前じゃよ。」
星宮千佳:「ほー……」 いっぱい水が降る場所なのかなあ、と思いながら周囲を見回す。
稲荷:「森の木の根が水を溜め、土砂が崩れるのを防ぐ。」
東屋 リク:「へぇー」
稲荷:「だからここの狐は7年前も無事だったのじゃ。」
稲荷:「この祠もな。」
東屋 リク:「てことは、ここの森がなくなったら」
東屋 リク:「またすごい雨が降ったら、今度はもっとひどいことになるんだな……」
星宮千佳:「ああ~そういうこと!?」
楠本 日向:「……それはそれは。無くなったらみんなが困っちゃうんだなぁ」
稲荷:「この祠も、水害で亡くなった人間を弔うために建てられた。」
星宮千佳:「洪水を防いでくれて、死んじゃった人のための祠もあるんだったら」
星宮千佳:「つぎにカイハツがきても、市とか国とかが保護してくれるかもだよ!」
星宮千佳:「……っていうか逆にそれ」
星宮千佳:「もし祠がなくなっちゃったら、すんごい大変な……幽霊騒ぎに……なってたんじゃ?」
稲荷:「うむ。」
速水やどり:(……もう忘れられたからこうなった……とは、言うべきではありませんね)
東屋 リク:「ここにはまだ来てなかったのかな、マートレット。無事で良かったぜ」
星宮千佳:「そう! いま、幽霊さんを悪霊化させて回ってるやつがいるの!」 稲荷さんに。
星宮千佳:「マートレット?っていうやつ! カイハツはなくなったけど、お稲荷様も気をつけてね!」
稲荷:「むむ、それならば聞いたことがあるやもしれん。」
東屋 リク:「ほんとか!?」
稲荷:「狐たちは意外とどこにでも潜んでいるからな。」
楠本 日向:「狐さんたちのネットワークがあるんだねぇ」
星宮千佳:「あたしジブリでみたことある! ネッフリで見れるの!」
稲荷:「何かあれば狐たちに手助けさせよう。」
星宮千佳:「これで地図の幽霊さんマークは、一通り回っちゃったけど……」 地図をがさごそ取り出している。
楠本 日向:「私達も、この森のことは花袋ちゃんに話しておこっか。立ち消えになったなら働きかけられることもきっとありそうじゃない?」
速水やどり:「そうですね。それと……」
星宮千佳:「そったら、いっかい支部に戻ったほうがいいかな?」
速水やどり:稲荷さんに名刺を渡しておく。
速水やどり:「もし、この街の人がまた忘れてしまったら……ここを訪ねてきてください」
速水やどり:「移住できそうな土地には、心当たりがあるので。南の島になってしまいますが……」
星宮千佳:「あっあたしも! あたしもある! そこも南の島だけど!」
星宮千佳:手作り……ではなく、ようやくちゃんとしたところに発注した名刺を差し出している。
星宮千佳:「あたし達はお稲荷さまのこと忘れないから、もし困ったらいつでも連絡してね!」
稲荷:「ほほう…これは…」
東屋 リク:「しし、この二人のオススメなら間違いないぜ!」
GM:というわけで、狐たちの手助けとして
GM:サイドリールを取得できます。
楠本 日向:えっすご
速水やどり:!?
星宮千佳:ああ、あのサイドリール……サイドリール!?!?
東屋 リク:すっげぇ?!
星宮千佳:サイドリール!?
楠本 日向:"あの"じゃん!
GM:誰に持たせるか選んでね
星宮千佳:エフェクト射撃に乗る事を考えると、日向ちゃんか千佳……?
楠本 日向:かな~
星宮千佳:めっちゃほしいです! 日向ちゃんもほしいならじゃんけん勝負しよう!
楠本 日向:う~ん 個人的には……
楠本 日向:狐の力を借りる千佳ちゃんが見たいから持っていって!
星宮千佳:日向ちゃん!!
東屋 リク:大人だ……
星宮千佳:狐の力、お借りします!
楠本 日向:やった~!
星宮千佳:じゃあお借りします サイドリールを……
狐たち:「こやん こやん」
星宮千佳:「ありがと~おきつねさん! ぜったいマートレットをやっつけてくるからね!」
星宮千佳:「あっあとリクくん!」
星宮千佳:「リクくんもありがとね。リクくんが調べてくれたから、悪徳ギョーシャをやっつけよ~って話になったんだよ」
星宮千佳:「えらいえらい!」 1cm高いのを傘にきてお姉さんぶって撫でている。
東屋 リク:「むむ……」 いつもならお姉さんぶられたらムキになるのだが、素直に撫でられている
東屋 リク:どことなく顔も赤い気がする
速水やどり:「裏取りは大事ですからね。誤った判断をせずに済んだのは、リクさんのおかげです」
楠本 日向:「ふふ、そうそう。解決の糸口を見つけてくれたのはリク君だもんねぇ」
楠本 日向:「頑張って色々探してきてくれて、本当にありがとね?」
楠本 日向:しゃがみ込み目線を合わせて。目が見えぬ彼女には意図せぬものとして、そのボリューム感が間近に伝わることになる。
東屋 リク:「…………!」 なんだか真正面から見てはいけない気がするので、目を逸らす!
東屋 リク:「ち、チルドレンとしてトーゼンのことをしただけだからな……!」
楠本 日向:「うぅん、当然の事ができるから偉いんだよぉ」
星宮千佳:「そうそう! もっと自慢していーんだから!」
東屋 リク:どんどん顔が赤くなっていく。耳まで真っ赤だ
星宮千佳:ぎゅーっとリクくんに抱きついている。千佳の発育は他の子と比べてもだいぶ良い方だが、まだ自覚はない……。
東屋 リク:「千佳、なんか近い……近いって!」
星宮千佳:「さっ、いこいこ! 二葉ちゃんのとこ戻って、つぎの作戦決めなきゃ!」
星宮千佳:「し~ぶに戻ろ~! 作戦会議しよ~!」 変な歌を歌いながらリクくんを引っ張っていきます(腕を組んだまま)
東屋 リク:普段なら一緒になってはしゃいでいるところを、どこかぎこちなく腕を引っ張られていく
UGN平港市支部
灰田まこ:「おかえり!パパ、ママ!」
星宮千佳:「まこちゃーん! ただいま~!」
星宮千佳:「おかあさんだよ~~!」 わしゃわしゃわしゃ!
東屋 リク:「ただいま! まこ、いい子にしてたか?」
花袋二葉:「おかえり。今のところ順調かな?」
星宮千佳:抱きついてほっぺすりすりしてます
灰田まこ:「いい子にしてたよ!」
速水やどり:「はい。事前に報告されていた幽霊の発生点は、全て巡って未練を解決できたかと」
楠本 日向:「手は尽くした……って言っていいんじゃないかな~」
東屋 リク:「全クリしてハッピーエンド! って言いたいとこだけど」
東屋 リク:「ボスがまだ残ってるんだよな」
花袋二葉:「そうだね。」
星宮千佳:「あのあと、マートレットの動きはあった? あたし達はいちども会わなかったんだけど……?」
花袋二葉:「そのことについてだけど…少しまこちゃんには席を外してもらおう。」
灰田まこ:「?」
灰田まこ:「あ、またナイショのお話だね!」
灰田まこ:「あっちでおやつ食べてる!」
穂馬:「ごめんな。その代わり秘蔵のおいしいお菓子を出すからな。」
花袋二葉:「………。」二人の背を見送った後
星宮千佳:「まこちゃん、あとで一緒にご本読もうね~!」
東屋 リク:「…………」 元気よく駆けていく姿をじっと見ている
楠本 日向:「いい子で助かるよぉ。……それで、まこちゃんに聞かせられない話があるんだ?」
花袋二葉:「”マートレット”が7年前の災害に執着してるのは知っているね?」
東屋 リク:「わざわざその時の被害者ばっかり狙ってるんだもんな」
花袋二葉:「それに関連した幽霊は君たちが対処した。…一人を除いて。」
星宮千佳:「単に、一箇所に集まってるから効率がいいって話じゃなくて?」
星宮千佳:「ひとりを……」
星宮千佳:「!!」
東屋 リク:「オレ、思ったんだけど……」
東屋 リク:「さっきまで会ってきた他の人たちって、ちゃんと『幽霊』ぽかったよな」
東屋 リク:「まこは、そうじゃなくて……なんていうか、言われなきゃ気付かないっていうか」
東屋 リク:「うーん……うまく言えないけど、他の人たちと違う感じがする」
楠本 日向:「『幽霊』って噂されるようなほかの幽霊たちと比べて、あまりに人らしい……ってことだよね?」
星宮千佳:「そういえばそうかも? 足が消えてたりしないし、そもそも幽霊って自覚もないみたいだし」
星宮千佳:「トクベツな幽霊……ってことなのかな?」
東屋 リク:「そうそう」 楠本サンの言葉に頷く
花袋二葉:「それは彼女がレネゲイドビーイングになりかけているからだ。」
花袋二葉:「他の幽霊と違って…力を持っている。」
花袋二葉:「だからこそ”マートレット”の次の狙いは…」
星宮千佳:「支部のまもりを固める……ってだけじゃ、あぶないかな?」
東屋 リク:「もしかして……まこが狙われる?」
GM:ぽつ ぽつ ぽつ
GM:窓ガラスを水滴が叩く音。
GM:雨が降って来た。
平港市支部 屋外
”マートレット”:「さて、”未練”はここから聞こえてくる。」
”マートレット”:「今までのと違ってとびきり強い”未練”だ。」
”マートレット”:「これを核にすれば必ず…」
”マートレット”:「災害を”再現”出来る。」
”マートレット”:「レネゲイドビーイングは概念であり、記憶装置であり、過去の残像。」
”マートレット”:「それを再生する方法があれば、」
”マートレット”:両手を広げ、降りしきる雨を全身で受ける。
”マートレット”:「いくらでも繰り返すことが出来る。」
GM:突然の雨に帰宅を急ぐ人々に混じり、
GM:黒い影が”マートレット”の背後に現れ、歩みを進める。
GM:辛そうに、寂しそうに、足を引きずる。道連れを求めて。
GM:最後のクエストを追加します。
星宮千佳:おっ
東屋 リク:追加クエスト!
・支部防衛戦 合計ダメージ100
PC全員が行動済みになってもクリアできない場合、
PC全員に6d10ダメージを与える。
星宮千佳:ひえー
星宮千佳:幽霊がおそってくるぞ
楠本 日向:なに~!
速水やどり:なんたる!
GM:ではシーンを終了します。
GM:ロイス購入!
速水やどり:ロイス満杯! 調達はホローポイント弾!
速水やどり:3dx+6>=10
DoubleCross : (3DX10+6>=10) → 10[3,5,10]+4[4]+6 → 20 → 成功
東屋 リク:すご!
速水やどり:一応楠本さんに渡しとくね
星宮千佳:マートレットには次で絡めそうなので取る!ロイスは無し!
楠本 日向:わ~い
東屋 リク:ロイスはオレもなしかな。うーんと欲しいものなぁ……
楠本 日向:とりあえず買い得の応急手当キットかっておこ!
楠本 日向:3dx+3>=8
DoubleCross : (3DX10+3>=8) → 7[5,6,7]+3 → 10 → 成功
星宮千佳:高性能治療キット買お! 9くらい楽勝でしょ~
星宮千佳:1dx+1=>9
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 9[9]+1 → 10 → 成功
楠本 日向:そういえば今上位互換いるんだった
星宮千佳:買えちゃうんだっ……!ほんとに……!
星宮千佳:買ったので以上です!
東屋 リク:特に何もなさそうだからいいかな
東屋 リク:あ、一応ブルーゲイルチャレンジしてみるか
東屋 リク:(2+1)dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 8[4,5,8] → 8 → 失敗
東屋 リク:流石にムリ!以上!
◆トリガーシーン
GM:全員登場推奨
GM:シーンプレイヤーは千佳ちゃん
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(67 → 73)
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(63 → 65)
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(64 → 68)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(57 → 62)
星宮千佳:ダイスボーナスヨシ!
UGN平港市支部
GM:警報が響く。
花袋二葉:「状況報告。」
穂馬:「正面から来ましたぜやつら。」
穂馬:「ジャームが2,30体。」
星宮千佳:「30!?!?」
星宮千佳:「えっ、支部に直接乗り込んできたの!?」
穂馬:「まだ外だ!侵入されてはない!」
穂馬:「だけど籠城ってメンバーでもないでしょう。」
速水やどり:「仲間にされるかもしれなかった幽霊さんの未練を、私たちがかたっぱしから晴らしましたからね」
速水やどり:「向こうとしても、これ以外もう取る手段がないのでしょう」
東屋 リク:「中に入られたら、まこが危ない!」
楠本 日向:「これ以上時間を掛けるより、物量で無理やり──まぁ、納得できる話だよね~」
星宮千佳:「ロージョーはしません! UGNを無礼(ナメ)たらどうなるか思い知らせてやりますぜ!」
花袋二葉:「迎撃、お願いできる?」
星宮千佳:「もち!!」 ぶんぶん頷いて。「そのかわり、まこちゃんの守りはおねがいね!」
速水やどり:「はい。後方支援をお願いします。前線指揮は私が直接出てとります!」
灰田まこ:「ママたち、行くの?」
灰田まこ:休憩室から顔を覗かせる
星宮千佳:「うん! わるい人が来てるから、まこちゃんはここにいて!」
東屋 リク:「へへっ、大丈夫。すぐ戻るからな!」
星宮千佳:「すぐにやっつけちゃうからね~~」 わしゃわしゃと頭を撫でてあげている。
灰田まこ:「………。」
GM:──「まこちゃんはここにいてね」
GM:───「大丈夫。すぐ戻るからな。車でおでかけだ。」
灰田まこ:ぱちぱちと瞬きする。
星宮千佳:「まこちゃん?」
灰田まこ:同じ言葉を、昔、掛けられたような──
星宮千佳:「だいじょうぶ? なにかあった?」「おなかいたい? 頭いたい?」
灰田まこ:「だ、だいじょうぶ。」
灰田まこ:「まこ、留守番してるから。」
穂馬:「………俺は支部に残る。」
東屋 リク:「まこをよろしくお願いします!」
穂馬:「まこの様子は見ておくからな。」
東屋 リク:「千佳、早いとこやっつけて戻ってやろうぜ。なんか……不安そうにしてたし」
楠本 日向:「うん、よろしくねぇ。その分、しっかり働いてくるよ~」
星宮千佳:「うん……」 まこの様子になにかひっかかるものを感じながらも。「そだね。今は自分のシゴトするのが大事!」
星宮千佳:「穂馬さん、まこちゃんを……」「ウチの子をよろしくね!」
星宮千佳:だーっと駆け出し、迎撃に向かう!
速水やどり:「早く片付ける理由も増えましたので、私もこれで!」
GM:というわけで
GM:最後のクエスト、いきましょうか
星宮千佳:うおお防衛!
楠本 日向:やるぞ~!
速水やどり:やっちゃる!
東屋 リク:しゃ!
GM:というわけで誰からでもどうぞ
速水やどり:じゃあ私の支援から行こう
速水やどり:《アドヴァイス》Lv7+《弱点看破》Lv5+《戦場の魔術師》Lv1+"ウィークメーカー"
速水やどり:射程:視界、対象:3体の支援行動。
速水やどり:対象のラウンド中攻撃力+20、次のメジャー判定ダイス+7個、C値-1(下限6)。
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を11増加(73 → 84)
東屋 リク:元気がもりもり湧いてきた!
楠本 日向:やるぞ~
楠本 日向:じゃあ貰おうかな!これセットアップって使ってもいいんですか?
GM:使ってもいいよ
楠本 日向:やった!
楠本 日向:《常勝の天才》Lv3 対象:シーン(選択)/射程:視界
楠本 日向:みんなの攻撃力を+12するよ~
星宮千佳:うわっ常勝だ
東屋 リク:勝ち確!
星宮千佳:シーン1回だから遠慮なく使えるの強いな~
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を6増加(65 → 71)
楠本 日向:ね
楠本 日向:眩火:《コントロールソート》Lv1+《コンセントレイト》Lv3
楠本 日向:あまって!マイナーでホローポイント弾も使います!攻撃力+3
楠本 日向:(6+4+1+7)dx6+9 アレクサンドリア、照準器
DoubleCross : (18DX6+9) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,4,6,6,6,6,7,8,8,8]+10[1,4,5,5,8,9,10,10]+10[5,6,7,9]+10[4,6,9]+10[3,9]+10[6]+2[2]+9 → 71
楠本 日向:すごっ
東屋 リク:???
東屋 リク:もう楠本サンだけで十分なんじゃないかな
星宮千佳:なにこれ!?
楠本 日向:これ……侵蝕4です
東屋 リク:これがC6の力……?
GM:嘘でしょ
GM:ダメージどうぞ
GM:ドッジもガードもしません
星宮千佳:これだけで100行きそうw
楠本 日向:8d10+9+6+20 常勝の天才の効果は自分では受けられない!
DoubleCross : (8D10+9+6+20) → 36[5,5,4,5,3,4,7,3]+9+6+20 → 71
星宮千佳:ほんとに行きそうじゃないか!
GM:嘘でしょ
楠本 日向:これが力……?
東屋 リク:すげー!
GM:サポーターの火力じゃない!
楠本 日向:以上です!あとがんばってね~
星宮千佳:あとは千佳リクのどっちかが小突けばなんとかいけそうだけど、リクくんどうする?
東屋 リク:どっちでもいいぜー
東屋 リク:オレ素殴りなら侵蝕+7って感じ
星宮千佳:なら流石に侵蝕低い千佳がいったほうがいいかなぁ
東屋 リク:でも千佳武器作ったら結構増えないか?
東屋 リク:いや……こんな時のためのショットガンなのか?!
星宮千佳:そう! バフだけで+32だから、ショットガンでマルチウェポンするだけで終わる!
東屋 リク:最強じゃんッ
星宮千佳:リクくんが攻撃するならちょこっと援護射撃を横から入れようかな~って感じ
星宮千佳:どうする……? どっちでもいいならいっちゃうぜ!
東屋 リク:オレバフで結構増えるし任せちゃおっかな
東屋 リク:魔眼アシストするぜ
星宮千佳:ほいほい! じゃあ援護射撃をしてもらおう
星宮千佳:攻撃します! マイナーは珍しく無しで、メジャーで《マルチウェポン》。ショットガン二つを使用!
星宮千佳:15dx9+8+3 射撃とサイドリールとアドヴァイスでこう!
DoubleCross : (15DX9+11) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,5,5,5,6,7,7,10]+3[3]+11 → 24
星宮千佳:3d10+10+32
DoubleCross : (3D10+10+32) → 17[4,7,6]+10+32 → 59
星宮千佳:そしてこう!
GM:固定値がずる過ぎる
星宮千佳:なんだこのバフは……
GM:これで侵蝕+3!?
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を3増加(62 → 65)
東屋 リク:なんだこの力は……?!
GM:では突破です!
GM:演出していきましょう
”マートレット”:「やあ、そこの二人はまた会ったかな?」
速水やどり:「そうですね」
速水やどり:「そして、もう二度と会う事はありませんよ」
”マートレット”:「自分が生き残る気でいるんだ。」
楠本 日向:「久しぶり~……なんて、楽しく会話する関係でもないもんね?」
”マートレット”:「僕も…舐められたものだ。」
東屋 リク:「オマエがマートレット……」
”マートレット”:「さ、道連れを増やしてあげなよ。」
ジャーム:ゆっくりと4人に近づいて来る。
東屋 リク:「支部には誰も入らせない……まこは渡さないぞ!」
東屋 リク:吠えるような声とともに、展開された魔眼が猫の形を取り、一斉にジャームたちの足元に纏わりつく。
東屋 リク:それ自体は破壊を齎すような出力ではないが、確実に動きが鈍くなる。
東屋 リク:「今だ!」
速水やどり:「見事な足止めです」
速水やどり:「楠本さん。後方から援護射撃を。足を止めることが主目的ですが、トドメを刺しても構いません」
速水やどり:「千佳ちゃんは主砲です。固まったところをまとめて薙ぎ払って!」
速水やどり:「リクさんは魔眼を維持してください! 千佳ちゃんの錬成が終わるまでもたせて!」
楠本 日向:「うん、了解だよぉ」
楠本 日向:隣にいたはずの彼女の声が通信機越しに聞こえる。声の方向は上階──いつの間にやら、移動したのだろうか?
楠本 日向:周囲の状況を的確に把握する彼女の能力は即ち、最短経路を見つけ出す方策にも用いられる。
楠本 日向:魔眼に囚われたジャーム達の動きは、手に取るように見て取れる。
楠本 日向:彼女が引鉄を引くと共に上階から砲撃の如く銃声、そして眩い銃火が周囲を包む。
楠本 日向:その威力は、魔眼を抜け出しかけたジャームが倒れたことを以て理解できるだろう。
楠本 日向:「──援護。援護だよね、うん。任せて~?」
東屋 リク:「任せろ、絶対こっちには来させな……うおっ、まぶしっ!?」
楠本 日向:冷徹とも取れる躊躇いのない狙いだが、その声は正しく彼女の柔和な声色だ。
星宮千佳:「マートレットさん……なんでこんなことするの!」
星宮千佳:「幽霊さんたちだって、生きてる人間と変わりないんだよ! 喜んだり、悲しがったりするんだよ!」
星宮千佳:「それをジャームにするなんて、よくないよ! やめよ! ね!」
星宮千佳:星宮千佳の本質は変わらない。よほどのことがない限り、相手との対話を優先する。
星宮千佳:「今ならまだ間に合うから! 支部の人にも、あたしがセツメーしてあげるから!」
”マートレット”:「”シャルヴ”の理念を知らないようだ。」
星宮千佳:「えっ?」
”マートレット”:「淘汰だよ。」
東屋 リク:「トウタ……?」
”マートレット”:「淘汰による進化を促すこと。」
”マートレット”:「レネゲイドの進化を促すことがシャルヴの目的だ。」
星宮千佳:「進化のためなら、幽霊さんたちがどうなってもいいってこと……!?」
東屋 リク:「意味分かんねー!」
東屋 リク:「辛い思いする人をいっぱい作って、それに何の意味があるんだよ!」
”マートレット”:「逆だ。」
”マートレット”:「彼らは”意味もなく死んだ”。」
”マートレット”:「災害とは理不尽だ。残酷だ。そして…意図がない。」
”マートレット”:「地球環境のいたずらで何人もの死者が出るんだ。」
”マートレット”:「それら全てに、”進化の為の礎”という意味を与えてやる。」
星宮千佳:「……みんなは……!」
星宮千佳:「今回出会った幽霊さんは! みんな!」 銃を構える。
星宮千佳:「自分の死んだあとに! そんな意味なんて! きっとほしがってなかったよ!」 ジャカッ!
星宮千佳:12歳。ひとつオトナになったことで、千佳の錬成能力は成長した。
星宮千佳:今回錬成したのはガトリングガンではなく、弾丸だ。悪霊に特効を持ち、浄化の力を持つ──銀の弾丸。
星宮千佳:もしこのジャームたちが、マートレットの手で悪霊へと堕した霊なのだとしたら。せめてその魂が解放されますように。
星宮千佳:そう祈りながらソードオフ・ショットガンを両手に構え、ジャームの群れの中で踊るように乱射! すべてのジャームを撃ち抜き、最後の一発をマートレットへと発砲する。
”マートレット”:その一発は”マートレット”の鎖によって防がれる。
”マートレット”:「僕は欲しかった!!」
星宮千佳:「!?」
”マートレット”:「意味もなく死んだなんて…許せなかった!」
東屋 リク:「その言い方、まるで……」
”マートレット”:「何で自分がこんな目に遭うんだ!」
”マートレット”:「そう思いながら、千切れた脚を見ながら瓦礫の中で死んだ!」
星宮千佳:「じゃあマートレットさんも、あの大雨の……」
”マートレット”:防ぎきれなかった散弾がズボンの裾を裂く、
”マートレット”:そこには、千切れた脚を瓦礫で補修したかのような義足があった。
星宮千佳:「……!」
東屋 リク:「だからって……だからって、他の人にメイワクかけていいわけ、ないだろ」
”マートレット”:「意味のある死だ。」
”マートレット”:「僕や、こいつらとは違って。」
星宮千佳:自分だったらどうだろうか、と考えてしまう。先程はああ言ったものの……
”マートレット”:「誰だって、死ぬときは”仕方ないな”と思いながら死にたいじゃないか。」
速水やどり:「詭弁ですね」
星宮千佳:もし自分が意味もなく死んで、未練があったとしたら。マートレットのようにならない自信は……。
星宮千佳:「やどりちゃん?」
速水やどり:「ジャームらしい、と言っていいでしょう」
速水やどり:「いくら他人に意味ある死を与えたとして、あなたの死に、生に、意義ある意味が与えられることは永劫にない」
速水やどり:「そもそも、死ぬときに『仕方ないな』と思いながら死にたいってなんですか?」
速水やどり:「自分の命が消えることを、受容できる人間なんてそうそういるわけがない」
速水やどり:「ひとつも無念が無い死なんてありえない。……そして」
速水やどり:「傲慢な理由でそれを他者に押し付ける事は。もっともっと、あり得ない!」
速水やどり:「千佳ちゃん! リクさん! 揺らいではいけません」
星宮千佳:「……!」
速水やどり:「彼の事情を慮ることを止めはしません。でも」
速水やどり:「それは、こいつらを止めてからです。誰かの日常が壊されるのを防いでからです」
楠本 日向:「ふふ……やどりちゃん、いいこと言うなぁ」
楠本 日向:「そうそう、死の意味も、生の意味も。与えるものじゃなくて、見出すものだと私は思うよ」
楠本 日向:「何より……今まで会ってきた幽霊さんたちはさ」
楠本 日向:「そんな"意味"、望んでるように見えたかなぁ?」
星宮千佳:「見えなかった! ……そう、そうだね!」
東屋 リク:「いなかったな、一人も!」
星宮千佳:「マートレットさんの無念はわかるけど……! 幽霊さん達の日常を壊すのは、やっぱりダメ!」
星宮千佳:チルドレンの訓練のたまものだ。一瞬で弾をリロードし、ショットガンをマートレットへと向け直している。
東屋 リク:ジャームたちに振り分けていた魔眼を一斉にマートレットへと向ける。
星宮千佳:「もう手下は全部やっつけたよ! あなたを逮捕します、マートレットさん!」
”マートレット”:「クク………」
”マートレット”:「手下は全員やっつけたって?」
GM:ずずずず……
GM:更に数体のジャームが現れる。
星宮千佳:「えっまだいる!?」
速水やどり:「まだこれだけの手勢を……!」
”マートレット”:「”記憶”だよ。」
”マートレット”:「あの豪雨を再現することで、反射的に思い出すんだ。」
”マートレット”:「あの無念を、あの絶望を。」
GM:ざあざあと雨が降っている。
GM:不意に、支部の扉が開いた。
星宮千佳:(なんでいきなり支部をおそってきたんだろう、って思ってたけど)(そうか! この雨なんだ……!)
灰田まこ:「パパ、ママ、行っちゃダメ!」
星宮千佳:「え?」
星宮千佳:「…………まこちゃん!?」
灰田まこ:「死んじゃう!みんな死んじゃうよ!」
東屋 リク:「まこ……?! ダメだ、こっちに来るな!」
星宮千佳:「当時を思い出しちゃったんだ……! まこちゃんダメ! 中に戻って!」
楠本 日向:「まさか、この状況を狙って……」
速水やどり:(マズい。止められるものじゃない……!)
灰田まこ:「思い出した…パパとママは車におでかけの荷物を載せてる最中に、」
灰田まこ:「土の波が来て…」
灰田まこ:「みんな、みんな死んじゃったんだ…!」
穂馬:「わ、悪い……」腹部を抑えながら遅れて出てくる
星宮千佳:「まこちゃん……!」 少女を守るべく、マートレットとまこちゃんの間に立ちふさがっている。
星宮千佳:「穂馬さん!? だいじょうぶ!」
穂馬:「止められなかった…既にレネゲイドビーイングとして力をつけ始めている…」
東屋 リク:「まさか、支部の中に入られて……えっ?!」
穂馬:「このままじゃ…」
楠本 日向:「そっか、思い出して、止めようとして……」
”マートレット”:「レネゲイドビーイングとは概念。そして記憶装置。」
”マートレット”:「強い悲劇を背負った彼女が核となり”平港豪雨”のレネゲイドビーイングが生まれれば、」
”マートレット”:「あの災害を再び起こすことが出来る。」
星宮千佳:「7年前の、豪雨の、レネゲイドビーイング……!」
東屋 リク:「そんなのに……まこをさせるもんか!」
星宮千佳:(いま止めるべきなのは、たぶんマートレットさんじゃない)(まこちゃんが大災害になる前に、止めないと……!)
星宮千佳:「まこちゃんしっかりして! まこちゃんだって……」
星宮千佳:「まこちゃんだって、支部に来るまでにいろんな景色を見たでしょ! あの景色をめちゃくちゃにしたいなんて、思ってないはずだよ!」
星宮千佳:「豪雨のレネビなんかになっちゃダメだよ! 気をしっかりもって……!」
灰田まこ:「う、ううう……!」
東屋 リク:「オレも千佳も、楠本サンも速水サンも、花袋サンも穂馬サンも……支部のみんなも付いてる! 大丈夫だからな!」
”マートレット”:「背を見せるとは、隙だらけだ!」
灰田まこ:「ま、ママ、パパ!」
星宮千佳:「あっ!?」
”マートレット”:まこと相対する千佳とリクに鎖を飛ばす!
速水やどり:(……ここで、二度目のパパとママとの別れをさせてはいけない!!)
???:ガギンッ!
東屋 リク:「……!」 まこを身を挺して守ろうとする
???:古風な唐傘が飛来する鎖を防ぐ!
速水やどり:間に合わないと悟りながら、カバーに入ろうとしていた時……
星宮千佳:「まこちゃん……!」 撃ち落とすのは間に合わない。ダメージを覚悟したが……
速水やどり:「!?」
星宮千佳:「……えっ傘?」
楠本 日向:「(……今のは?)」上から狙いを定めていたが、飛来した傘の方向へ顔を向ける。
稲荷:「すっかり濡れ鼠ではないか。」
星宮千佳:「よくオバケになってる傘……?」
星宮千佳:「あっ!!」
星宮千佳:「おきつね様!!!」
稲荷:「狐の知らせを受けてな。」
稲荷:「だが儂一人では力不足だから、」
稲荷:「招集をかけたのじゃ。」
???:「竜巻!」
???:「旋風!」
???:「レボリューション!!」
星宮千佳:「えっなになになに!?」
東屋 リク:「なんだぁ……?!」
???:ダンスリズムゲームで鍛えられた脚力による蹴り技だ!
楠本 日向:「……もしかして?」
”マートレット”:「ぐあっ…!? 何だ…?」
音ゲーマー霊:「俺より強いやつに会いに来た!」
東屋 リク:「なっ、えっ……!? 成仏したはずじゃ……?」
星宮千佳:「得意技、ポッピンだけじゃなかったんだ!?」
楠本 日向:「わぁ、音霊さん。元気になったの~?」
穂馬:「まさか……」
穂馬:「”マートレット”が言った現象がこいつらにも…」
穂馬:「未練が無くなって一時的に存在が希薄になったが、」
穂馬:「雨のせいで記憶を呼び覚まされたんだ。」
???:「そのとおりですぞ!」
東屋 リク:「その声は……ぽくぽくサンも?!」
GM:ガショーンガショーンと7mほどのロボットが歩いて来る。
星宮千佳:「あっ! この特徴的な喋り方は……!」
星宮千佳:「ぽくぽくさ全然違う!!!」
東屋 リク:「すげーーー!!! ロボット!!!」 目がキラキラする!
速水やどり:「えっ!? 流石にそれは知らないですよ!?」
楠本 日向:「だいぶ実体ない?」
マニア霊:「これは小生が大事にしていたアニメ”起動戦機ダイオウジ”のプラモですぞ!」
マニア霊:「まさか1/1スケールのダイオウジに乗れるとは…!」
楠本 日向:「もしかして……記憶を取り戻したことでまこちゃんに力がついていたように、ほかの人達も……?」
星宮千佳:「幽霊になると、フィギュア?もおっきくなるんだ……」 プラモデルとフィギュアの区別がついていない
カメラマン霊:「その通りです。」
カメラマン霊:「ま、我々の力はほんの小さなものでしょうけど。」
東屋 リク:「あっ、カメラマンの……」 ちょっと恥ずかしそうな顔をする
カメラマン霊:「それでも…みなさんのおかげで雨に怯えるんじゃなくて、」
カメラマン霊:「乗り越えてやろう、って気持ちになれたのです。」
星宮千佳:「……!よかった!」「やっぱり、あたし達が幽霊さんとやってきたことって、ムダじゃなかったんだ!」
ウェディングプランナー霊:「そうです!無駄なんかじゃない!」
星宮千佳:「プランナーさん!!」
ウェディングプランナー霊:ウェディングベルで霊をぶん殴る!
東屋 リク:(いいのそれ?!)
ウェディングプランナー霊:「冠婚葬祭!素敵な催しはたくさんあるんです!」
ウェディングプランナー霊:「なのに死に意味を見出すために全部無視して”葬”だけやるなんて…」
ウェディングプランナー霊:「寂しすぎます!」
考古学者霊:「さ、守りは任せてください。」
星宮千佳:「ありがとうみんな! ……まこちゃんのこと、お願いします!」
東屋 リク:「まこ、オレたちは絶対戻ってくるからな」
灰田まこ:「雨は、怖いけど…あの時と違う」
灰田まこ:「こんなにたくさんの人がいる。だから…」
灰田まこ:「戻ってきてくれるって、信じてる!」
灰田まこ:「こんなこと、繰り返さない!」
”マートレット”:「拒絶した…!?」
”マートレット”:「無垢な無念の塊だったのに…!?」
星宮千佳:「当たり前だよ! みんな生きてた頃みたいに、自分の気持ちがあるんだから!」
星宮千佳:「ぜったいにまこちゃんは渡さない……!」「ここでやっつけてやる!」
東屋 リク:「戻ったら、まこと改めていっぱい話そう」
東屋 リク:「それで……友達になるんだ」
東屋 リク:「これから、楽しい思い出をいっぱい作っていけるように」
東屋 リク:「だから、オマエにまこは渡さない!」
楠本 日向:「"マートレット"……君のことも助けることができればよかったんだけどね」
楠本 日向:「どんな過去が、理由があっても人の想いを踏みにじるような行いをしたら意味も何もありはしないと思うんだ」
楠本 日向:「だから……これ以上進んでしまう前に、ここで止めようかな」相棒を確かめるように、銃を撫でる。
速水やどり:「我ら、日常の楯。正義の砦」
速水やどり:「相手が誰であろうと、脅かす者は迎え撃つ!」
速水やどり:「決着をつけます!! 総員、戦闘準備!!」
星宮千佳:「幽霊さんたちの平和を守るためにも……!」
星宮千佳:「勝負だ! マートレット!」
GM:ロイス購入をどうぞ
GM:最後の購入です
星宮千佳:まずロイスをとろう。マートレットさんへ!
星宮千佳:-かわいそう……だけど……敵!/マートレット/憐憫/◯憤懣/ロイス
東屋 リク:マートレット 憐憫/◯憤懣 で取得! あっ同じだ
速水やどり:ロイスはいっぱいです
速水やどり:ブルゲチャレンジしておくか
星宮千佳:千佳リク、やはり幼馴染だから……
速水やどり:4dx+6>=20
DoubleCross : (4DX10+6>=20) → 6[4,5,6,6]+6 → 12 → 失敗
速水やどり:財産全部吐いても1足りない!
星宮千佳:バディ?ディ?
GM:1足りないだって!?そんな時は…
星宮千佳:クライマックス戦闘で財産を使うとかがなければ……やっちゃうぜ!
速水やどり:やってほしい!
GM:クライマックス戦闘は普通の戦闘だよ
楠本 日向:ロイスはいっぱい 購入は……う~ん 特にないからなし!
星宮千佳:じゃあやどりちゃんにバディムー!
速水やどり:わ~!
速水やどり:15からの財産を5払って成功です
星宮千佳:達成値+3だから15になるよ
速水やどり:速水やどりの財産を5減少(7 → 2)
速水やどり:で、このブルゲをどうしよう
東屋 リク:オレはセットアップ忙しマン
星宮千佳:やどりゲイル、自分で使うわけではないのか
速水やどり:そですね
星宮千佳:千佳もセットアップが埋まっている……!珍しく
速水やどり:2R目に突入しちゃったら誰かにブーストしてもらおっかな~と思って買いました
楠本 日向:あぁ~
速水やどり:でもやどりちゃんが持っとくとチェイストリガーとか何かと噛み合う可能性があるか……?
星宮千佳:あっそうか 普通に2R目に使うって手もあるんだな
星宮千佳:狙ってみよ~
速水やどり:いやチェイストリガーとは別に噛み合わないな
楠本 日向:日向の行動、基本シーン1だから……
星宮千佳:2dx+1=>20 ブルーゲイル!
DoubleCross : (2DX10+1>=20) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗
星宮千佳:全く足りません 以上で……
速水やどり:じゃあこのブルーゲイルは一応千佳ちゃんが持ってて
速水やどり:2R目の状況次第で使ってください
楠本 日向:あっいや、そうだ。すみませんGM……この後1シーン挟んでCXですか?
GM:いや、このままです
楠本 日向:じゃあ購入せずにジェネシフトできますか?
GM:ジェネシフトはマイナーだから
楠本 日向:あっそうじゃん
GM:ジェネシフトも購入もしていいよ
楠本 日向:わ~い!
楠本 日向:マイナーでジェネシフトします、1か2なので2d10増やす
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を2D10(→ 10)増加(71 → 81)
東屋 リク:期待値!
星宮千佳:制限エフェクトある人はたいへんだな~(トライ特有の他人事ムーブ)
GM:がっつりいくねえ
楠本 日向:完璧!
東屋 リク:オレは別に上げなくてもいいからな……一応ブルゲチャレンジしよ
楠本 日向:その上で……もうだいぶいっぱい買ってもらっちゃったんだよな~
東屋 リク:(2+1)dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 6[2,5,6] → 6 → 失敗
楠本 日向:ブルゲチャレしましょ
楠本 日向:(2+2)dx+3>=20
DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 10[8,8,9,10]+8[8]+3 → 21 → 成功
楠本 日向:わお
東屋 リク:????
東屋 リク:買えてる
楠本 日向:ダイス4つ全部強い
GM:ヤク漬け部隊じゃないか
GM:ブルゲ二個って
速水やどり:あ!
速水やどり:じゃあ楠本さん、それ貰っていい?
楠本 日向:お!
楠本 日向:あ~そっか、なるほどね!
楠本 日向:どうぞどうぞ
速水やどり:千佳ちゃんが服用する場合にやどりちゃんも使えば
速水やどり:上から支援できるので
星宮千佳:でも旧日本軍もヒロポンとか使ってたし(意味のない擁護
速水やどり:ありがとう! ブルゲセット!
東屋 リク:UGNは倫理的な組織です!
星宮千佳:今更だけどやどりゲイルをもらいました!
星宮千佳:ラムネみたいだし遠足のときに食べるね
速水やどり:愉快な遠足の始まりだ!
星宮千佳:購入もロイスもやって以上です!
速水やどり:こっちも以上!
GM:では今日はこれにて終わり!
GM:お疲れさまでした!
星宮千佳:おつおつおつ!
◆クライマックス
GM:全員登場
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(68 → 75)
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(81 → 88)
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(65 → 75)
星宮千佳:ぐああああ
東屋 リク:やる気モリモリ!
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(84 → 86)
速水やどり:並んできた
GM:ではまず衝動判定
GM:難易度は9です
速水やどり:8dx>=9
DoubleCross : (8DX10>=9) → 10[2,3,4,5,8,9,10,10]+6[5,6] → 16 → 成功
東屋 リク:(3+1)dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 7[1,3,4,7]+1 → 8 → 失敗
速水やどり:成功!
速水やどり:2d10
DoubleCross : (2D10) → 9[6,3] → 9
星宮千佳:千佳にはプランナーさんからもらったエージェントツールがある!
楠本 日向:8dx+1>=9
DoubleCross : (8DX10+1>=9) → 10[1,2,4,4,4,5,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を9増加(86 → 95)
東屋 リク:失敗してる!けどどの道暴走するから変わらないぜ
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を2D10(→ 5)増加(88 → 93)
東屋 リク:75+2d10
DoubleCross : (75+2D10) → 75+3[1,2] → 78
星宮千佳:2dx+1+2=>9 このゼクシィがあれば貴様らなど……
DoubleCross : (2DX10+3>=9) → 4[4,4]+3 → 7 → 失敗
星宮千佳:ぐあああああ
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を2D10(→ 16)増加(75 → 91)
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を3増加(75 → 78)
星宮千佳:ぐああああ
東屋 リク:めちゃくちゃ上がってる!
星宮千佳:たすけて!!!
楠本 日向:千佳ちゃーん!
GM:ではエンゲージ
■エンゲージ
(リク、千佳、楠本、やどり)─(10m)─(亡霊1~4、”マートレット”)
GM:ではセットアップいきましょう。
東屋 リク:よっし!
東屋 リク:"「オレに続けー!」"《ターゲットロック》《攻性変色》《コズミックインフレーション》+《狩りの統率者》 侵蝕[+12]
東屋 リク:対象:範囲(選択) 射程:視界 シーン間、対象への攻撃力[+24] 自身は暴走を受ける この効果をPC全員に付与!
東屋 リク:もちろん亡霊とマートレット全員のエンゲージを対象にするぜ
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を12増加(78 → 90)
星宮千佳:このPTバフがめちゃ強い
速水やどり:セットアップない!
楠本 日向:『先陣の号砲』:《常勝の天才》
楠本 日向:対象:シーン(選択) 範囲:視界 ラウンド中、攻撃力を[+12]する。
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を6増加(93 → 99)
楠本 日向:あっもちろん自分以外の味方全員で!
星宮千佳:う~~んこれは
星宮千佳:侵蝕2を節約……するか!
星宮千佳:セットアップは無し!
”マートレット”:《ステイシスウォッチ》使います。
”マートレット”:対象は…
”マートレット”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3
星宮千佳:ステイシスウォッチ!?
”マートレット”:千佳ちゃんか
”マートレット”:行動値を-1d10+【精神】するぜ
東屋 リク:千佳が遅くなるーっ
星宮千佳:うわーん!!
”マートレット”:なぜかこれ、自分も喰らうんだよな。
”マートレット”:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
星宮千佳:あっでもやさしい
”マートレット”:行動値を8減らしてください
星宮千佳:言うほど優しいか?
東屋 リク:優しくない!
”マートレット”:そしてこの効果は1シナリオ1回だ
”マートレット”:何なんだこのアイテム…
星宮千佳:はい……星宮千佳、キュマイラの行動値になります……
”マートレット”:行動値11→3
楠本 日向:しかも二人同値じゃん
星宮千佳:ほんとだ! おそろ!
星宮千佳:幼馴染だったのかも
東屋 リク:そんな……
GM:deha
GM:ではイニシアチブ
”マートレット”:《加速する刻》
星宮千佳:うわーん!
”マートレット”:これでデバフ踏み倒しだ!
GM:では手番貰います
東屋 リク:邪悪ーっ!
楠本 日向:なに~!
”マートレット”:マイナーで《オリジン:ヒューマン》あらゆる達成値+6
”マートレット”:メジャーで《雨粒の矢》《灰色の咆哮》《歪みし魔弾》《ウォーキングカラミティ》
”マートレット”:対象はPC全員、シーン攻撃です。
星宮千佳:ひえ~
GM:割り込みが無ければ振ります
星宮千佳:せ、セットアップ節約しておいてよかった……
”マートレット”:10dx+27
DoubleCross : (10DX10+27) → 10[1,1,2,3,5,8,9,9,10,10]+9[9,9]+27 → 46
星宮千佳:つよ!
東屋 リク:めっちゃ回すじゃん! 暴走リア不!
星宮千佳:同じく暴走してます 幼馴染!
速水やどり:ドッジする意味もなさそうだな、ガードで!
楠本 日向:まあ……
楠本 日向:いや あきらめちゃダメ!ダメ元ドッジします
楠本 日向:4dx>=46
DoubleCross : (4DX10>=46) → 9[1,2,5,9] → 9 → 失敗
楠本 日向:無理!
”マートレット”:5d10+26
DoubleCross : (5D10+26) → 35[9,8,2,8,8]+26 → 61
”マートレット”:ダメージダイスも走ってる
星宮千佳:ヒエ~
東屋 リク:どうにもならない~ 全損リザレクト!
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(90 → 92)
星宮千佳:当然死ぬのでリザレクトします。8以下ならまだ舞える!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(91 → 100)
東屋 リク:東屋 リクのHPを2に変更(29 → 2)
星宮千佳:千佳!!!!!!!!!
東屋 リク:千佳ーーーッ!
GM:千佳ちゃん…
星宮千佳:お前レネゲイドコントロール下手なのか?
速水やどり:吹っ飛んじゃうのでリザレクト!
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(95 → 98)
GM:では演出はラウンドごとやるとして
楠本 日向:なんと……侵蝕99!
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(99 → 104)
速水やどり:もう1回遊べるドン
GM:次は日向さんかな
GM:いや行動値14組だ
楠本 日向:やどりちゃんにお願いしたいかも
速水やどり:速水やどりのHPを3に変更(28 → 3)
速水やどり:はい! やどり行きます!
星宮千佳:グオゴゴゴ
速水やどり:雨粒だったらあんまりエンゲージ切る意味ないか マイナーなしで!
速水やどり:メジャー!
速水やどり:《アドヴァイス》Lv7+《弱点看破》Lv5+《戦場の魔術師》Lv1+"ウィークメーカー"
速水やどり:射程:視界、対象:3体の支援行動。
速水やどり:これを使った直後にレベルが上がるので、
速水やどり:対象のラウンド中攻撃力+23、次のメジャー判定ダイス+8個、C値-1(下限6)。
東屋 リク:すげーーー!!!!!
GM:やば…
楠本 日向:やった~!
速水やどり:自分のを除くPC3人にバフをもりっと盛るよ!
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を11増加(98 → 109)
速水やどり:以上!
楠本 日向:がんばるぞ~
楠本 日向:マートレットって装甲ありますか?
GM:どうかな~
楠本 日向:くっ 内緒というわけね
GM:あ、そういえば
楠本 日向:試金石になってやろうじゃないの マイナーでホローポイント弾を使用し、攻撃力+3
GM:オリジンヒューマンのLVって最大5LVなんですけど
GM:侵蝕Bで1、なんか謎のアイテムの効果でLVが2上がってました
GM:すいません、修正しときます
東屋 リク:ぴええ……
楠本 日向:ヒェーッ!
星宮千佳:謎のアイテム!?
GM:改めて宣言どうぞ!
楠本 日向:はい!
楠本 日向:眩火:《コントロールソート》+《コンセントレイト》
楠本 日向:対象:単体 射程:視界 射撃攻撃。【精神】で判定する。
楠本 日向:対象はマートレットで!
GM:判定どうぞ!
楠本 日向:(6+4+3+8)dx6+4+1+4
DoubleCross : (21DX6+9) → 10[1,1,1,1,1,2,3,6,6,6,6,6,7,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,2,3,3,3,4,6,6,6,7,8,10,10]+10[1,1,3,3,3,4,9]+10[6]+10[6]+2[2]+9 → 61
”マートレット”:《イベイジョン》17なのでドッジ出来ないか。
”マートレット”:《領域の盾》
”マートレット”:亡霊4に庇わせます
楠本 日向:なんだと~!?
楠本 日向:7d10+9+6+3+23+24
DoubleCross : (7D10+9+6+3+23+24) → 49[4,10,9,9,3,10,4]+9+6+3+23+24 → 114
星宮千佳:すげ~~
GM:?????
楠本 日向:なに……?
GM:本当は本業サポーターじゃないんですか?
楠本 日向:副業です
楠本 日向:庇われたが……攻撃は命中した!
楠本 日向:残光:《チェイストリガー》
楠本 日向:対象:単体 射程:至近 行動値を+[15]する。
亡霊:死!
東屋 リク:ぎゅんぎゅんぎゅん!
楠本 日向:流石にリク君かな~
楠本 日向:行動値を+15してね
星宮千佳:行動値+15強いな~
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を4増加(104 → 108)
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を4増加(108 → 112)
GM:これってラウンドだけ?
楠本 日向:あっ書き忘れてた ラウンドだけ!
東屋 リク:うおおお行動値20になり、最速の男になる!
GM:成程、了解です
楠本 日向:ずっとだったらもうちょい使われてるからね……以上!頑張ってね~
GM:では行動値5→20のリクくん!
東屋 リク:一応マイナーで暴走解除!
東屋 リク:メジャー、"重力圧壊" 《C:バロール》《インヴィジブルハンド》+《紡ぎの魔眼》 対象:範囲(選択) 射程:視界 ダメージを与えた場合、飛行状態を解除 侵蝕[+7]
東屋 リク:これでマートレットと亡霊たちを全部まとめて攻撃だーっ!
”マートレット”:こい!
東屋 リク:(3+3+2+8)dx6+6+4
DoubleCross : (16DX6+10) → 10[1,1,2,3,3,4,7,7,7,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,4,4,4,4,4,8,9]+10[2,8]+1[1]+10 → 41
”マートレット”:ウゲー、辛い
星宮千佳:ひえ~
”マートレット”:《領域の盾》!
東屋 リク:こいつ~~~
”マートレット”:亡霊3に庇わせる!
東屋 リク:5D10+24+16+23+1 装甲ガード値有効!
DoubleCross : (5D10+24+16+23+1) → 22[6,3,10,1,2]+24+16+23+1 → 86
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を7増加(92 → 99)
亡霊:ぜんめつ!
亡霊:みせばもなくしんでしまいました…
星宮千佳:かわいそう
速水やどり:もう死んでたのでは……?
”マートレット”:だがこちらは無傷だ
速水やどり:2回目の死……
東屋 リク:盾になる役割を果たして……
GM:では次、PC優先の法則で行動値3の千佳ちゃん
星宮千佳:ふん!
星宮千佳:まずはマイナーで《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》します。ガトリングガンを錬成!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を8増加(100 → 108)
星宮千佳:よいしょよいしょ 攻撃力18+18の武器を作りました
星宮千佳:で、《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。使用武器はガトリング、ガトリング、ショットガン、ショットガン。
星宮千佳:リザレクトのために武器錬成を捨ててしまったので、火力は-26だが……次ラウンドで本気を出すので問題無し!
星宮千佳:対象はひとり残ったマートレットさん!
”マートレット”:こい!
星宮千佳:16dx6+8+3+3 射撃8+アレクサンドリア+サイドリール「
DoubleCross : (16DX6+14) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,5,6,6,7,7,7,7,8]+10[2,2,3,5,7,9,10]+10[3,5,9]+4[4]+14 → 48
星宮千佳:リクくーん!
東屋 リク:ここだ! バディムーブ!
星宮千佳:バッ!
星宮千佳:バッしてもらったので達成値は51!
GM:達成値が足りないそんな時!
GM:くそ~
東屋 リク:お悩み解決チルドレンPOWER!
星宮千佳:なんか凶悪な割り込みエフェクトとかがなければダメージを出します
”マートレット”:ドッジしても無駄なのでガード。ガード値ないけど。
楠本 日向:あるよ 日向が
”マートレット”:えっ
楠本 日向:眩耀導火:《チェックメイト》
楠本 日向:対象:単体 射程:視界 ダメージロールを[+12]Dする。
星宮千佳:凶悪な割り込みエフェクト(敵視点)
”マートレット”:凶悪スギ~~~
東屋 リク:デカ過ぎる
楠本 日向:楠本日向の侵蝕率を5増加(112 → 117)
星宮千佳:これダブルダブルクリエイトすればよかったな最初から……w ダメージ!
星宮千佳:5d10+12d10+1d10+18+18+5+5
DoubleCross : (5D10+12D10+1D10+18+18+5+5) → 25[2,5,5,5,8]+61[1,7,8,7,6,7,1,2,2,8,3,9]+1[1]+18+18+5+5 → 133
星宮千佳:うおおはちのす!
”マートレット”:《無尽の防壁》ダメージ-5d10
”マートレット”:133-5d10
DoubleCross : (133-5D10) → 133-33[10,6,3,4,10] → 100
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を8増加(108 → 116)
”マートレット”:そして装甲で6減らします。
”マートレット”:94ダメージ!
星宮千佳:無尽の防壁、名前超かっこいい
”マートレット”:ま、まだ生きてる…なんだその火力…
楠本 日向:他のバフ乗ってないかも
星宮千佳:ンッ
星宮千佳:ほんとだ!
GM:え、ここからまだ伸びるんですか?
星宮千佳:ごめんなさい、リクくんと常勝が乗ってない!
星宮千佳:+40されます。
GM:乗せてください!
楠本 日向:あとやどりちゃんもない?
GM:うそだろ
速水やどり:あるよ!
GM:まだあるのかよ!
速水やどり:弱点看破で23さらにドンだよ!
星宮千佳:あっやどりちゃんこれダイスだけじゃないのか
星宮千佳:+63されます。
星宮千佳:63!?
GM:では全部合計されると…
GM:159ダメージ
GM:い、生きてます………
星宮千佳:自分でもびっくりしてる なんだこのダメージ……
東屋 リク:タフって言葉はマートレットのためにあるのかよ
速水やどり:めっちゃタフやし
星宮千佳:ワシめっちゃタフやし
楠本 日向:しゃあっ
”マートレット”:痛かったぞ…!
”マートレット”:では反撃だ。
速水やどり:待って!!
”マートレット”:エッ
速水やどり:……千佳ちゃん、侵蝕ヤバかもしれないけどまだ動ける?
星宮千佳:!?
楠本 日向:まさか……やるのかッ!
速水やどり:リクくんのインヴィジブルハンドがラウンド1回だから
”マートレット”:い、いやあやめときましょうよ…ネッ?
速水やどり:動けるのが楠本さんか千佳ちゃんなんだけど
東屋 リク:そうなんだよ~~~
星宮千佳:ぜんぜん動けます! どうせならダブルダブルクリエイトした次回に動きたかった感じもあるけど
星宮千佳:あたしは平気!
東屋 リク:このラウンドなら常勝が乗るからお得とも言える
楠本 日向:そうなんだよね
星宮千佳:🦀
”マートレット”:このラウンド内だともう軽減エフェクト使えないんですよ…だから、ネッ?
速水やどり:じゃあ……《触媒》! 対象は千佳ちゃん!
”マートレット”:ギャ~~~~~!!
速水やどり:メインプロセスを行うが良いぞ!!
東屋 リク:再行動やったーーー!
東屋 リク:やっちゃえ千佳!
星宮千佳:ここまで来たら一気に行こう……! 《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
速水やどり:あ
GM:マイナーとかは使わない?
速水やどり:メインプロセスを行うだから
速水やどり:マイナーもあるよ!
星宮千佳:どうしようかな~~
星宮千佳:Eロイスとか見えないからちょっと不安だけど
星宮千佳:いや、でもまあ……どうせならがっつりいくか!
GM:Eロイスは1こあります
星宮千佳:1つはある!
星宮千佳:よし、マイナーも使おう。《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》でガトリングをもう2つ錬成。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を8増加(116 → 124)
東屋 リク:マシマシ!
星宮千佳:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。使用武器はガトリング、ガトリング、ガトリング、ガトリング。
星宮千佳:対象はマートレット! はちのすになれ!
速水やどり:ダイスとC値のバフはさっきので切れたので注意!
星宮千佳:えーと、感覚9のシューターズジャケット1で……
東屋 リク:攻撃力バフは全部残ってるのが恐ろしい
星宮千佳:11dx7+8+3+3 学園帰りも乗ってこう!
DoubleCross : (11DX7+14) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,6,7,7]+10[8,9]+6[5,6]+14 → 40
星宮千佳:さっきとたいして変わらないじゃないか
”マートレット”:ガード!
”マートレット”:軽減エフェクトがない…!
”マートレット”:ダメージどうぞ!
星宮千佳:出します! ダメージバフはシーン&ラウンド継続のやつが残ってるので~
星宮千佳:5d10+1d10+18+18+18+18+24+23+16 コンボ:『もっとはちのすだ!』
DoubleCross : (5D10+1D10+18+18+18+18+24+23+16) → 29[5,10,4,5,5]+10[10]+18+18+18+18+24+23+16 → 174
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を8増加(124 → 132)
GM:?????
東屋 リク:デッカ
GM:間違えてない?
星宮千佳:はあはあはあ……もう動けない……
GM:ほんとに?
GM:これ夢?
速水やどり:合ってますね……
星宮千佳:ダブルクロスのバフってこんな強かったっけ……?
東屋 リク:ヨシ!(確認リクネコ)
”マートレット”:えー………
”マートレット”:死にます。
楠本 日向:流石にね……w
”マートレット”:復活も無し!君たちの勝利だ!
東屋 リク:よっしゃーーー!!!!!!
速水やどり:えっ
星宮千佳:しんでる!!!
速水やどり:やっ、やった!!
GM:では演出行きましょう!
GM:─────
GM:ざあざあと雨が降る。
GM:”マートレット”と相対する千佳は、脚に重みを感じるだろう。
星宮千佳:「!」(これは……!)
GM:鎖が足に巻き付き、動きを阻害しているのもあるが、
GM:それ以上に、”見えない瓦礫が足に乗っかっているかのように”重いのだ。
星宮千佳:「……そっか。マートレットさん」
”マートレット”:「記憶の再現だ。」
星宮千佳:「これがあなたの感じてる……ううん」 「"最後に"感じた世界なんだ」
”マートレット”:「行け、亡霊たち。」
”マートレット”:「道連れが欲しいだろ?」
”マートレット”:「目の前にいるぞ!」
亡霊:亡霊たちが4人に躍りかかる!
星宮千佳:「マートレットさん……! おねがいだよ! あたしと一緒に、一緒に古墳まわったりゲームセンターいったりアニメ観たりしよう!」
星宮千佳:「幽霊だからって……! 最後の苦しい記憶に引っ張られたら、ずっと苦しいまんまだよ!」
星宮千佳:自分の声はおそらく届かないだろう。所詮は部外者の、子どもの戯言なのだから。……そう思いながらも声をあげ、ギリギリまで攻撃を待った。
”マートレット”:「……なぜ、」
”マートレット”:「あの時何故助けてくれなかったんだ!」
星宮千佳:「!」
”マートレット”:「今手を差し伸べてももう遅い!」
東屋 リク:「まこだって、そう思ったはずなんだ」
”マートレット”:「僕は…僕の足は…」
”マートレット”:「もう光の方には歩けない」
”マートレット”:瓦礫の義足を引きずる。
東屋 リク:「一人ぼっちで、寂しかっただろうに……なのに、思い出しても、まこはオレたちを信じてくれたぞ」
東屋 リク:「崩れた家の中で、きっと辛かったはずだ。痛かったはずなんだ」
東屋 リク:「けど……アンタみたいに、みんなを道連れにしようだなんて、言わなかった」
”マートレット”:「………っ」
東屋 リク:「誰も、させないぞ。道連れになんか」
”マートレット”:「なら…止めてみろ!」
東屋 リク:「ああ……アンタがまた、『助けられなかった人』を作るのを、オレたちは止めてみせる!」
”マートレット”:付近の建物が土砂のように崩れ、
”マートレット”:君たち4人を飲み込もうとする!
星宮千佳:「うっ、やば……!」 錬成したハンドグレネードで少しでも土砂の勢いを殺している。
灰田まこ:「きゃああ!!」
灰田まこ:「みんな!!」
星宮千佳:「みんな気を付けて! 記憶の再現……ってことは」「土砂に飲み込まれたら、きっと精神的な侵蝕だって起こるはず! ダメージを避けて!」
星宮千佳:(まこちゃん……!)
東屋 リク:「ぐっ……土って、こんな重たいんだな……!」 冷たい雨混じりの土に身体が飲み込まれ、押し流される。
速水やどり:(……かと言って、物量が凄すぎる。こうなったら、一度潰されるのは織り込む……!)
楠本 日向:「──っ、過去の記憶……自然の操作もお手の物、かぁ……!」
星宮千佳:「みんな……ごめん。あたしやっぱり」
速水やどり:(動けないことすら、織り込んでいく。私は、声さえ届けらればそれでいい!)
星宮千佳:「マートレットさんのこと、ホンキのホンキで嫌いになれない!」
星宮千佳:「助けてあげて! せめて、この苦しさから解放したげて!」
星宮千佳:「あたしも……がんばる、から……!」 土砂に飲み込まれ重みが増した脚で、懸命に立つ。
速水やどり:「えぇ……えぇ! 支部長として、意見を聞き届けました」
速水やどり:「ここから反撃します!」
速水やどり:「リクさん! 魔眼で瓦礫の重みを減らして、皆を脱出させてください!」
速水やどり:「攻撃手を最優先! 私は後で構いません!」
速水やどり:「楠本さんは敵の防御力を威力偵察! 派手にかましてください!」
速水やどり:「千佳ちゃん……マートレットの相手、あなたに任せます」
星宮千佳:「……うぃ! まかして!!」
速水やどり:「あなたの手で、あの人を解き放ってください!」
楠本 日向:「うん、任せて。……隙でもなんでも、作ってみせるよ」
東屋 リク:「任せろ! んぬぐぐぐぐぐぐ~~~……!」 猫の形を取って魔眼が散開していき、皆の自由を奪う瓦礫から重さを取り除いていく
楠本 日向:土砂は物量、速度共に強力な攻撃手段だが、敵の視認性は著しく下がる。まるで狙撃手のように、瓦礫の狭間に伏せ狙いを定める。
楠本 日向:狙い澄ませた銃口は古めかしい骨董品。しかしながら、その狙いにブレはない。
楠本 日向:「眩火──」大砲のような銃声。雲を切り裂く太陽のように、眩い光。銃火が周囲を照らすと共に、弾丸は一直線にマートレットを襲う。
亡霊:亡霊が盾となって攻撃を庇う
”マートレット”:「まだだ…!」
楠本 日向:「……わかってるよ、そのシンドロームの影響なのは」
楠本 日向:「だからせめて、その鎖から解き放たないとね」
楠本 日向:彼女の遺産は銃ではない。その内に在る火薬こそが遺産である。
楠本 日向:古代中国の錬丹術を由来としたそれは、眩い光の中に『未来』を映す。
星宮千佳:(すごい日向ちゃん……! 目ぇ悪くても、こんなしっかり狙撃できるんだ!)
楠本 日向:故に、その銃火が注目を引くことも分かっている。位置がわからなかったのなら、猶更。
楠本 日向:「──リクくん!」
東屋 リク:眩い光に、閃きを見た。
東屋 リク:「記憶を再現すること……それが、アイツ自身を苦しめてるなら……!」
東屋 リク:亡霊たちを押し留めていた魔眼──黒猫の群れが、リクの思い付きに従って上空に駆け上がっていく。
東屋 リク:琥珀色の瞳を無数に煌めかせた、重力場を歪める魔眼の集合体。
東屋 リク:それは星空を作るように頭上を覆い、まるで傘のように雨を逸らした。
東屋 リク:もうそこには、一滴の雨も降り落ちない。
東屋 リク:「オレには……傷を治すことも、本当の意味で辛さを理解することもできないけど」
東屋 リク:「雨に濡れてる人に、傘を差すことならできる」
東屋 リク:「まこのこともアンタのことも……傘差して、話して、知って、覚えることはできる」
亡霊:「………ア」
亡霊:「雨ガ…止ンダ………」
”マートレット”:「バカな…!おい、待て!」
星宮千佳:「幽霊さんたちが……!」
”マートレット”:「お前たちの無念さはこんなことじゃ……!」
”マートレット”:手を伸ばすも、
速水やどり:(想定外ですね……!)
速水やどり:「やはり、私のお友達は素敵です」
亡霊:亡霊たちは最後に人間らしい表情を取り戻し、
亡霊:消滅していく。
楠本 日向:「……傘が差している間が一番、優しく解放してあげられる好機だね」
東屋 リク:「っ、千佳……これ、長くはもたないから!」
東屋 リク:「後は任せた!」
星宮千佳:「……まかして! 大丈夫」
星宮千佳:「あたしは、UGNチルドレンだから!」
星宮千佳:この状況。マートレットを止めるのは必須事項だ。ただガトリングを撃ち込み続ければ、いつかは斃れるだろう。
星宮千佳:しかし──。
星宮千佳:彼は7年の間、ずっと苦しみ続けてきたのだ。これ以上苦痛を重ねるのは、千佳が望むところではない。
星宮千佳:だから集中する。リクの、やどりの、日向がばらまいたレネゲイドを、自分の力に取り込むように。
星宮千佳:だから願う。これまで出会った、多くの幽霊さんたちに。
星宮千佳:(お願いします。カメラマンさん、ぽくぽくさん、ゲームセンターの人に雪江ちゃんにお稲荷様に……!)
星宮千佳:(同じ幽霊として! いやお稲荷様は違うかもしれないけど、同じ幽霊として!)
星宮千佳:「マートレットさんを苦しみから解放する力を、あたしに!」
星宮千佳:ガシャン!!
星宮千佳:「はちのす! だ!!」 ガガガガガガ!
星宮千佳:狙うは、一撃! 超威力のガトリングガンとマイクロミサイルの雨が、マートレットめがけ一斉に放たれた。
”マートレット”:「ぐ、うああああああ!!!」
”マートレット”:蜂の巣にされるほどの高火力を受け、後ろに吹き飛ぶ
”マートレット”:と同時に、
”マートレット”:「あ」
”マートレット”:自分を縛っていた鎖が、瓦礫の義足が壊れる。
GM:いつの間にか支部の周辺を覆っていた雨雲は晴れ、
GM:陽の光が差し込んでいる。
星宮千佳:(……おねがい。伝わって)
”マートレット”:青空と流れる雲を見つめ、
星宮千佳:「これ以上……人を、憎まないで……!」
”マートレット”:それから、膝から下を失った自分の足を見つめる。
”マートレット”:「僕は………出られたのか」
星宮千佳:「さいしょから……ずっと出てたんだよ。きっと」
星宮千佳:「ただずっと、7年前の鎖に、囚われてただけで……」
”マートレット”:「………そうか」
”マートレット”:「ああ、おひさまって……」
”マートレット”:「暖かいな……」
”マートレット”:最後に柔らかな笑顔を浮かべ、
”マートレット”:すう、と消える。
星宮千佳:「……」「マートレットさん……」
東屋 リク:「……成仏した、のか……?」
楠本 日向:「うん、きっと……優しい笑顔だったね」
GM:君たちは、手助けしてくれていた霊たちも消えていることに気付いていいだろう。
灰田まこ:そして、彼女もまた消えつつある。
星宮千佳:「あれっ? みんな消えちゃってる!?」
星宮千佳:「…………まこちゃん!!」 ガトリングを砂に戻し、慌てて駆け寄る。
灰田まこ:「パパ、ママ……ううん。えっと、」
灰田まこ:「チカちゃん、リクくん。それにひなたさんもやどりちゃんも。」
星宮千佳:「!」
灰田まこ:「わたし、パパとママの元に行くね。」
星宮千佳:呼び方が変わったことにちょっとだけ複雑な想いを抱きながら、しゃがんでまこちゃんと視線を合わせている。
東屋 リク:「まこ……」
星宮千佳:「……ぜんぶ、思い出せた?」
灰田まこ:「うん。」
星宮千佳:「ごめんね。事故の時、きっと怖かったよね。苦しかったよね」
星宮千佳:「7年前に助けてあげられなくて、ごめん。ごめんね」 まこを抱きしめる。
灰田まこ:「ううん、いいの。」
灰田まこ:「さみしかった分、いーっぱい、」
灰田まこ:「甘えられたから。」
東屋 リク:くしゃくしゃ、とまこの頭を撫でる
東屋 リク:「そっか。千佳のカレー、おいしかったもんな」
楠本 日向:「ふふ……お泊り、楽しかった?」初めて会った時のように目線を合わせて、柔らかな笑み。
灰田まこ:「とっても楽しかった!」
灰田まこ:「カレーもおいしかったし、お風呂はチカちゃんがお背中流してくれたり、」
灰田まこ:「わたしもお背中流したり、夜は一緒に寝て…」
灰田まこ:「とにかく、いっぱい、いーっぱい、」
灰田まこ:「楽しかったよ!」
速水やどり:「……良かったです。人生の最後を、楽しい思い出にできて」
灰田まこ:「それに…」
灰田まこ:「ふふ、結婚式も。」
星宮千佳:「そうそう! ドレスのすそ、持ってくれてありがとう!」
星宮千佳:「ママきれいって言ってくれたの、嬉しかったよ」
灰田まこ:「わたしも、チカちゃんとリクくんがちゅーしたの見て、」
灰田まこ:「すごくしあわせそうで、わたしまで嬉しくなっちゃった。」
東屋 リク:「なっ、う……」 かああと顔が真っ赤になる
星宮千佳:「ふふ」
星宮千佳:「いつかまこちゃんにも、すてきな恋人ができるよ。……まこちゃんはいい子だから」
灰田まこ:すう、と徐々に体が薄くなっていく。
星宮千佳:「いつか生まれ変わって……また幸せになれるはず」
東屋 リク:「まこ……!」
灰田まこ:「うん、リクくんに負けないくらい、」
星宮千佳:「そのときはまた、一緒にお散歩しよう!」
灰田まこ:「いい人連れて、会いに行くから!」
灰田まこ:「またね!」
灰田まこ:すう、と灰田まこの身体が消えた。
東屋 リク:まこの頭に乗せていた手がすとん、と落ちる
星宮千佳:「……まこちゃん」
星宮千佳:「まこちゃん……」
星宮千佳:「ありがとう。……あたし、おかあさんやれて、幸せだったよ」
楠本 日向:「……いつか、会いに来てくれたときに。いっぱい幸せな姿を見せられるようにならないとだね?」
星宮千佳:袖でぐしぐしと涙を拭っている。 「うん」
星宮千佳:「がっかりさせないように、立派なオトナになって、いっぱい幸せになる!」
速水やどり:「そうですね」
速水やどり:「今を生きるものとして。幸せを目指しましょう」
東屋 リク:「まこの分も、皆の分もな」
東屋 リク:「オレたちが覚えとくんだ。皆が、確かに生きてたことを」
楠本 日向:「うんうん……幽霊さんたちの為にも、みんなの意志を継いでいこっかぁ」
楠本 日向:空を見上げる。照らす太陽から、きっと見てくれているだろうか?なんて考えて。
星宮千佳:涙の跡を残したまま、顔をあげる。「……戻ろっか。二葉ちゃんにほーこくしなきゃ」
星宮千佳:「それで、ぜんぶ処理が終わったら、ちゃんと行こう」
星宮千佳:「今回会った人の、お墓参り!」
星宮千佳:「ありがとう、この町はだいじょーぶだよって、みんなに伝えにいこ!」
東屋 リク:さっきまでまこを撫でていた手で、千佳の頭を撫でる
東屋 リク:「千佳」
東屋 リク:「がんばったな」
東屋 リク:少しだけ涙の滲んだ目で、しし、といつものように笑いかける。
星宮千佳:「……ん。ありがと、リクくん!」
星宮千佳:「いこ!」
星宮千佳:リクの手を取り、支部の中へと駆けていく。
星宮千佳:その顔にはもう、笑顔が戻っていた。
◆バックトラック
GM:Eロイスは1つ
GM:悪夢の鏡像がありました
東屋 リク:振らない! なぜなら……千佳の奮闘もあって帰還が確定しているから!
GM:マートレットは死んだ人の鏡像というやつでした
東屋 リク:なるほどな~
楠本 日向:う~ん……降らずに行けるでしょう!6d10で17出せばいいだけ!
東屋 リク:99-6d10 通常振り
DoubleCross : (99-6D10) → 99-32[8,1,7,3,5,8] → 67
東屋 リク:4点!
楠本 日向:117-6d10
DoubleCross : (117-6D10) → 117-35[8,8,5,7,5,2] → 82
星宮千佳:はあはあは……振る!
星宮千佳:132-1d10
DoubleCross : (132-1D10) → 132-2[2] → 130
東屋 リク:千佳ーッ!
星宮千佳:はあはあはあはあ
速水やどり:ロイスは6個残ってるので、109から等倍振りします!
速水やどり:6d10
DoubleCross : (6D10) → 30[7,8,5,1,4,5] → 30
星宮千佳:絶対に生きて帰りたい! 2倍振り。
速水やどり:速水やどりの侵蝕率を30減少(109 → 79)
星宮千佳:12d10-130
DoubleCross : (12D10-130) → 71[5,8,8,10,9,1,4,6,6,1,6,7]-130 → -59
星宮千佳:あっ逆だ
星宮千佳:59で生還! 3点です!
東屋 リク:皆帰ってきた!
GM:ワーイ!よかった!
GM:というかみんなロイス残ってたのか…やるじゃないの…
星宮千佳:あそこまで瞬殺すると思ってなかったから……
星宮千佳:ゴーストチェインされなくてよかった
GM:という訳で先に経験点配布しましょう
GM:まずはシナリオ点5点。いつもの5点にEロイス1点。
GM:千佳リクが同衾したので1点
GM:12点に侵蝕点足して下さい
星宮千佳:同衾したので1点!?!?
速水やどり:17点!
楠本 日向:千佳リクが同衾してよかった~ 17点です
星宮千佳:ちゃんとスケスケネグリジェで6年生バストを披露しました 12+3で15点で……
星宮千佳:Sロイスが残っています! +5で20点!
東屋 リク:同衾したので?!
東屋 リク:12+4にSロイスで21点!
■経験点
いーさにうむさん:21点
くおんたむさん:20点
紅井素甘さん:17点
氷雨さん:17点
GM猫口@:26点
GM:以上お配りします!&いただきます!
星宮千佳:バクバク!お茶っ葉美味しい!
東屋 リク:もぐもぐ!
◆エンディング01
UGN平港市支部
テレビ:「次のニュースです。」
テレビ:「平港市豪雨で発生した瓦礫や産業廃棄物を違法に投棄したとして、」
テレビ:「石亜区建設の社長が逮捕されました。」
星宮千佳:「つかまってる!!!」
星宮千佳:「これ、ゴルフ場の悪徳ギョーシャのひとだよね?」
花袋二葉:「捕まったねえ。」
東屋 リク:「この顔、覚えてるぜ。間違いなさそうだ」
花袋二葉:「そういうこと。速水支部長にはこの街の嫌なところを見せてしまったかな。」
楠本 日向:「うんうん、悪いことはいつかバレるものだからね~」
速水やどり:「いえ。綺麗なだけの場所なんて、そうそうありませんから」
速水やどり:「それ以上に、素晴らしい人たちとも会えましたから、大丈夫ですよ」
東屋 リク:「色々あったもんなー。遺跡出てきたのビビったし」
星宮千佳:「会ったひと、ほとんどユーレイさんだったけどね。にひひ」
楠本 日向:「あの遺跡、暫くはニュースとかで目に見ることになるのかなぁ?」
花袋二葉:「たぶんね。」と言いながら書類を捲る。
花袋二葉:「”マートレット”の素性が分かったよ。」
星宮千佳:「えっ」
東屋 リク:「7年前の災害に巻き込まれた……以外のこと?」
星宮千佳:とたとたと花袋支部長に近寄り、少し背伸びして書類を覗き込む。「この街に住んでた人っていうのは間違いないんだよね?」
花袋二葉:「そう。」
花袋二葉:「鵜足敬一。7年前将来有望とされた走り幅跳びの選手だったんだけど、」
花袋二葉:「豪雨が発生してから1週間後に両足を潰された状態で瓦礫の中から発見された。」
東屋 リク:「走り幅跳び……」 視線を落とす
花袋二葉:「死因は失血死。」
東屋 リク:「それで、足のことあんなに言ってたのか……」
星宮千佳:「あたし、体育でやったことあるよ。両足でぐっ、ってジャンプするのが大事なんだよね」
星宮千佳:「そっか。だから……」
楠本 日向:「それは。……彼にとっても、辛いことばかりだったろうね」
星宮千佳:「ね、ちゃんとマートレットのお墓はあるのかな?」
花袋二葉:「個人のお墓は遺族のプライバシーにかかわるものだから、」
花袋二葉:「慰霊碑にお参りするといい。」
星宮千佳:「あぁ~……」 へにょりと残念そうになるが。「あっイレー碑あるんだ!」
東屋 リク:「そうだよな。びっくりするもんな、家族の人も」
東屋 リク:「誰?って訊かれても困るし……」
花袋二葉:「小さいものだけど、仮で立てられているよ。」
花袋二葉:「本当はもっと大きいのが立つ予定だったんだけどね。」
花袋二葉:「…君たちが家を見た、あそこに。」
楠本 日向:「うん、それなら。他の幽霊さんたちの分もお祈りする意味でもよさそうだね」
楠本 日向:「……あそこに?」
星宮千佳:「予算?が足りなかったの?」
星宮千佳:「…あっ、まこちゃんちがあったとこ!?」
東屋 リク:「まこの家、オレ達が見た時はキレイだったけど」
東屋 リク:「今どうなってるんだろ?」
東屋 リク:「ほんとは、土砂崩れがあって……大変だった場所なんだよな」
星宮千佳:「そういえば……おふろも玄関もピカピカだったけど、ほんとは無いはずなんだよね?」
花袋二葉:「うん。」
花袋二葉:「あの後UGNの人員が調べたけど家は残ってなかった。」
楠本 日向:「そうだなぁ……まこちゃんの記憶によって成り立ってた家だった、とか?」
速水やどり:「モルフェウスの一部だったのかもしれませんね」
東屋 リク:「まこだけじゃなくて……まこのお父さんとお母さんの記憶も、入ってた気がするな」
花袋二葉:「………そうだね。」
花袋二葉:「灰田一家は土砂崩れで全員死亡してる。」
星宮千佳:「でも、良かった気がするよ。おうちがなくて、まこちゃんがあの林に一人だったらかわいそうだもん」
星宮千佳:「えっ」 両親は逃げられたのかな、となんとなく思い込んでいた。
花袋二葉:「娘のまこは家の中から二人が土砂崩れに巻き込まれる光景を見ていたんだろう。」
花袋二葉:「だからあの時みんなを止めに来た。」
星宮千佳:「……そうだ。戦いの前、まこちゃんはみんな死んじゃう、って取り乱してたもんね」
東屋 リク:「うん。だから……まこはいなくなっちゃったけど」
東屋 リク:「もう一人ぼっちじゃない」
東屋 リク:「だから、ちょっとだけ安心だ」
星宮千佳:「まこちゃん、おとうさんとおかあさんのところに行けたんだな~」
穂馬:支部長室をノックしてから入室する。
星宮千佳:「というかお家も、まこちゃんのお父さんとお母さんの記憶が家になって守ってくれてたみたいなものなのかな」
星宮千佳:「だとしたら、ずっと一緒だったんだね」 ほっこりと安心し、あったかいお茶を一口すする。
星宮千佳:「穂馬さん!!」
東屋 リク:「そうかも……そうだといいな。あっ、穂馬さん!」
穂馬:顔にはまこを落ち着かせるときにかけていた髭眼鏡がある。
東屋 リク:「ぶふっ」
速水やどり:「んっ」天丼にも弱かった。
楠本 日向:「ふふ……その眼鏡、気に入ったの~?」
穂馬:「暗い話してるからだよ。」
星宮千佳:「んふふ、気ぃつかってくれてる。ありがとう!」
穂馬:「ほら。」
星宮千佳:「お?」
穂馬:小さい花束を抱えている。
穂馬:「墓参りに必要だろ?買ってきた。」
穂馬:「このくらいの出費は大人がするもんだ。」
星宮千佳:「……おぉー!!」
星宮千佳:穂馬さんの腰のあたりに勢いよく抱きついて、「買ってきてくれたの!? ありがとありがと!!」
星宮千佳:「絶対お墓参り行く!」
星宮千佳:「お墓っていうか、イレーヒ参り!」
東屋 リク:「皆の分のお墓参りだな。えーと、ぽくぽくさんのフィギュアと……」
楠本 日向:「わお……流石、準備が良いなぁ。ふふ、これでばっちりだね」
穂馬:髭眼鏡を外す
星宮千佳:「あたし、ひとつ気になってることがあるんだけど」
花袋二葉:「なにかな?」
星宮千佳:「今回の幽霊さんたちも、マートレットもまこちゃんのおうちも、土地にしみついた記憶がもとになってたわけでしょ?」
星宮千佳:「記憶って、そう簡単に消えないとおもうの。だいじょぶかな? またユーレイ騒動起きたりしない?」
星宮千佳:「けっこんプランナーさんみたいな元気な幽霊さんならいいと思うけど……」
花袋二葉:「”マートレット”は鎖を使っていただろう?」
花袋二葉:「あれはグレイプニルシンドローム特有のエフェクトだ。」
東屋 リク:「あれで全員ってわけじゃないだろうし……あの鎖で、悪さをしてたのか?」
星宮千佳:「さいきん……発見されたやつ? だよね?」 首を左右にかしげる。
花袋二葉:「おそらく土地に染みついた記憶を改変され、力を与えられたからああなったんだろう。」
東屋 リク:「えっ、じゃああれ絶対触っちゃダメなやつなのか……?!」
楠本 日向:「だから、力を失うと同時に鎖が外れた……改変の影響が無くなって、笑みと一緒に消えたってことだよね」
花袋二葉:「そういうこと。」
楠本 日向:「うぅん、やっぱりグレイプニルシンドローム……まだまだ分からないことばっかりだねぇ」
花袋二葉:「これからも”シャルヴ”を近寄せなければ大丈夫、」
花袋二葉:「といいたいけど、それが難しいよね。」
花袋二葉:「ま、UGNである以上は全力でやれることをやるさ。」
星宮千佳:「たしかに。まちに人が入ってくるの、避けられないもんね」
穂馬:「この街にも強力なオーヴァードはまだまだいる。」
東屋 リク:「トウタ……とか、進化とか言ってたな」 むむ……と考え込む
穂馬:「お前らが帰った後も何とかやっていくよ。」
東屋 リク:「けど、何かあったらいつでも呼んでくれよな!」
星宮千佳:「呼んで呼んで! あたし、電車でこれる距離だから!」
楠本 日向:「そうだねぇ……同じUGNだもん。困ったときはお互い様、ってことで」
花袋二葉:「もちろん。頼らせてもらうよ。」
速水やどり:「そのグレイプニルの件も合わせて、持ち場を軽々には離れられなくなりそうですが……」
速水やどり:「現場に出向くだけが戦いではない。私のできることをさせてもらいます」
星宮千佳:「そか。支部長いそがしいもんね」
花袋二葉:「そうだ、」
花袋二葉:「慰霊碑参りが終わった後平港に一泊していくといいよ。」
花袋二葉:「海鮮がおいしいいいホテルも取ってあるから。」
星宮千佳:「おいしいホテル!!」
楠本 日向:「わぁ。そこまでしてくれていいの~?」
東屋 リク:「寿司!」
星宮千佳:「バイキングにふわふわのスクランブルエッグあるかな~~」
速水やどり:「そうですね。出張申請は明日まで取ってあるので、お言葉に甘えさせていただこうと思います」
楠本 日向:「うんうん、それなら私も楽しませてもらおうかな」
楠本 日向:「せっかくいい街だもん。みんなと一緒に居られる時間も満喫したいもんね~」
星宮千佳:「うん! 言われてみれば、リクくんとはいつもみたくいっぱいお話したけど」
星宮千佳:「やどりちゃん日向ちゃんとは全然だもん! もっとお話したいよ!」
東屋 リク:「任務の間はやっぱそのこと考えちゃうしな」
星宮千佳:「あたしね、ずーっと女子組に成長のこと聞きたかったの! ね、どうどう? 見てみて!」
星宮千佳:スマホで一年前の写真をやどりちゃん日向ちゃん花袋支部長に見せつつ、
楠本 日向:「やどりちゃんとは調査とかで動くことも多かったもんね~……うん、どれどれ?」
星宮千佳:ジャージの上着を放り捨て、Tシャツ姿になって可能な限りのセクシーポーズをとっている。
星宮千佳:「こっちが一年前で、これが今!」「ね! 成長したかな? オトナになってる?」
速水やどり:「リクさんも見てますよ……?」
東屋 リク:「ちょっ、千佳?!」
花袋二葉:「かわいいけどあんまりいろんな人にみせちゃダメだよ?」
東屋 リク:「そ、そういうのは後で、女子だけの時にやれよ……!」
星宮千佳:「大丈夫大丈夫!」
楠本 日向:「ふふ、どんどん大人のお姉さんになってるねぇ」
楠本 日向:「身長も伸びた?」
星宮千佳:「でしょでしょ~~」
星宮千佳:「のびました!! 149cm!」
星宮千佳:「前がねえ、142だったから、すんごいのびたの!」
東屋 リク:(くっ、1cm負けてる……)
楠本 日向:「それじゃあ7cmも伸びたんだ? すごいなぁ、その内追い抜かれちゃうかも」なんて、と笑っている。
星宮千佳:「日向ちゃんも昔はちっちゃかったんだよね?」
星宮千佳:「中学生とかでぐわーっと大きくなったの?」
楠本 日向:「もちろん。ん~?うぅん、そうだなぁ……」
星宮千佳:身長……と胸を交互に見やって。
楠本 日向:「千佳ちゃんと同じくらいからだんだん伸びてきて、高校生くらいで落ち着いた感じかな?」
楠本 日向:「今が169cmだから……結構伸びたかも」
東屋 リク:「169cm?! やっぱでっけぇ」
星宮千佳:「いいな~……電車乗るの楽そう」 つり革的に
速水やどり:「私もちゃんと育つでしょうか……前年比ではだいぶ伸びたのですが」
速水やどり:まだ同級生の中では小さい方だ。いろいろと。
東屋 リク:「腕しんどくなるもんなー」 つり革の話に頷いている
星宮千佳:「やどりちゃんもちゃんとおっきくなってた……と思う!」 以前の水着姿を思い出している。
星宮千佳:「でもやどりちゃんはちっちゃい方がかわいいから、そのままでいてほしいなぁ」
速水やどり:「む」
花袋二葉:「若い会話だなあ…」
速水やどり:「でも、そうですね……この状態に確かな需要はありそうなのですが」
速水やどり:「それはそれとして、成長を噛み締めたくもあるんですよ」
楠本 日向:「そうだなぁ……ちゃんと休んでる?」
楠本 日向:「子供のときこそよく寝ないと育ちにくいけど、支部長は忙しそうだから」
星宮千佳:「やすむのって、成長と関係あるんだ!」
東屋 リク:「オレ8時間は寝てるぜ!」
速水やどり:「栄養管理は完璧なんですけど、睡眠はだいたい6~7時間程度ですかね」
速水やどり:「休息の重要性は理解しているのですが、勤務形態的に……」
東屋 リク:「あと30cmくらいはゼッタイほしいし……」
星宮千佳:(起きるのが朝7時くらいとして……1時とかに寝てるってこと……!?) 自分の生活に当てはめて戦慄している。
楠本 日向:「そうそう、子供のときが一番背も伸びるから……特に大事なんだよ~」
楠本 日向:「大人になってからじゃほとんど伸びないんだから」
星宮千佳:「今日はホテルの温泉?だいよくじょう?に入って、おいしいお寿司いっぱい食べられるから、やどりちゃんもいっぱい眠れるはずね!」
星宮千佳:「おっきくなろ~ いっしょになろ~」 やどりちゃんの手を取って変な歌を歌っている。
速水やどり:「はい。ゆっくり休ませてもらいます」
東屋 リク:「じゃ、イレーヒ参りに行こうぜ!」
星宮千佳:「ん! せっかくお花買ってきてもらったもんね」
花袋二葉:「今回は本当にありがとうね、みんな。」
星宮千佳:「あっ」 くるりと支部長に向き直る。 「二葉ちゃん、穂馬さん、おせわになりました」
星宮千佳:「UGNチルドレン《ハニカムファイア》、これにて帰還します!」
穂馬:「はいよ。達者でな。」
花袋二葉:「またね。」
花袋二葉:にこ、と笑って手を振る
東屋 リク:「お世話になりました! またな!」
◆エンディング02
平港ホテル 温泉
星宮千佳:ぺたぺたぺた。小さな足が温泉のタイルを踏みしめる。
星宮千佳:「うおぉ」
星宮千佳:「おんせんだー!!」
楠本 日向:後から続くように、ゆっくりとした足取りで。それを微笑まし気に眺めながら、温泉へと踏み入れる。
速水やどり:「走らないのと、かけ湯を忘れずに、ですよ」
楠本 日向:「もう、温泉は逃げないよ~?」
星宮千佳:「でもほら、見て! 貸し切り状態だよ!」
星宮千佳:「こんな温泉、つかまえないと逃げちゃうかもだよ!」
速水やどり:「ハンティングのコツは、何があってもあわてない事だそうですよ」
速水やどり:「捕まえたいときこそ、焦るべからず。こっち来てください」
速水やどり:手桶にお湯をためている。
楠本 日向:「それに、転んじゃったら頭打っちゃうからね~」
星宮千佳:「あっかけ湯! かけ湯ね!」
楠本 日向:「ゆっくり入るためにも、まずはその辺を済ませちゃおう」
星宮千佳:中に持ち込んだのはハンドタオル一枚だけだ。早速そのあたりの椅子に座り、鼻歌まじりで体を洗っている。
星宮千佳:「ね、みんなで温泉に入るのって、やどりちゃん日向ちゃんは恥ずかしい?」
速水やどり:「そうですね……肌を晒すのに、抵抗がないわけではないですが」
星宮千佳:「前に林間学校があったときにね、クラスの子が、みんなの前で脱ぐの恥ずかしい!ってなって、結局ひとりで別のお風呂に入ってたの」
速水やどり:「今は皆さんで一緒に入れるのが楽しいほうが強いですね」
楠本 日向:隣に座り、かけ湯を済ませて。背中まで伸びた長い髪を丁寧に洗って、ゴム紐で結んでいる。
星宮千佳:「そうそう! 恥ずかしい……のもちょっと?はわかるけど、みんなで入れる方がたのしいよね!」
星宮千佳:そう言う千佳の体つきはもうだいぶ中学生に近づいている。足りないのは本人の自覚だけだ。
楠本 日向:「うん、こういう機会を逃しちゃうのも勿体ないからね~」
速水やどり:黒く艶やかな髪を洗い、流し、総樹脂製の髪留めでうなじが見えるように纏める。
星宮千佳:「ふたりとも髪が長いから大変そうだなぁ……」 洗ってる最中の二人を横目で見て。
星宮千佳:「洗うのもそうだし、ドライヤーとかもめんどくさそう! 切らないの?」
星宮千佳:「おねいちゃんが30分くらいドライヤー使ってて大変そうだから、あたしは絶対に長くしないよ!」
楠本 日向:「う~ん、確かに洗うのも乾かすのも大変かも」
速水やどり:「そうですね。面倒さはあります」
速水やどり:「ですが……褒めてくれた人が居るので、どうにも切らずにおきたいんですよね」
星宮千佳:「でしょー?」
星宮千佳:「あっなるほど」「オトメゴコロ?なんだ」
楠本 日向:「へぇ、ロマンチックだなぁ……あと、色々髪型のアレンジもしやすいからね」
星宮千佳:洗顔ソープで丁寧に顔を洗っている。母親や姉の真似をしてスキンケアに気を使い始めたのも最近だ。
星宮千佳:「おだんごとか?」
速水やどり:「編んだり、結ったり……」
楠本 日向:「軽く巻いてふわっとさせたりね~」
速水やどり:そもそも今の、後ろで束ねて上げている髪型も『普段とのギャップがいい。とくに……その……』と好評だった。うなじを凄く見られた。
星宮千佳:「う~ん」
星宮千佳:二人と比べて短い、自分の髪の毛をつまんでいる。
星宮千佳:「あたしも長くしたほうがいいのかな? 女の子っぽくなる?」
星宮千佳:「体の方はね、いっぱい成長してどんどんオトナになってるから、自信あるの!」
速水やどり:「そうですねぇ」
楠本 日向:「う~ん、勿論今の千佳ちゃんもかわいいけど……興味があるなら伸ばしてみてもいいかもね?」
星宮千佳:「でもなんか、もーちょっと……やどりちゃんとか日向ちゃんみたく、おしとやかレディの方がいいのかな?」
速水やどり:「千佳ちゃんは……千佳ちゃんらしくしてるのが一番だと思いますよ?」
星宮千佳:「らしく……らしく……?」
速水やどり:「髪、今ならウィッグとかエクステとかが簡単に手に入りますし」
速水やどり:「気分で長い髪にしたいなら、チャレンジしてみてもいいかもですね」
楠本 日向:「伸ばしてもお手入れが大変だな~って思ったら今の長さに戻してもいいわけだし……」
楠本 日向:「まっ、千佳ちゃんがしたいようにするのがいいと思うな~」
星宮千佳:「うーん、そしたらちょっと挑戦してみようかなぁ」
星宮千佳:「やどりちゃん日向ちゃんが振り向く時に、髪がばーってなるの、きれいだったもん」
速水やどり:「お褒めに預かり光栄です」
楠本 日向:「ふふ、それなら後でお手入れとか教えてあげるね~」
速水やどり:「女の子っぽさについてもお答えしておくと」
星宮千佳:「ほんと! 教えて教えて!」
速水やどり:「しとやかな女性も、溌溂とした女性も、それぞれ別の魅力があると思いますので」
星宮千佳:「あたしはハツラツ?」
速水やどり:「自分がしたいと思う事をして、それが受け入れられるのが一番ですね」
楠本 日向:「まぁでも、受け入れられないことはなさそうだけど……」
星宮千佳:「えっそうなの?」
星宮千佳:髪が短いからか、洗い終えるのも一番早い。ぴょんっ、と椅子から勢いよく立ち上がってかけ湯をし、
星宮千佳:白い肌を湯船に踊らせている。「ほあ~」
楠本 日向:「だってほら……リク君は千佳ちゃんが望んだように変わったなら、きっとすぐに受け入れてくれそうじゃない~?」
速水やどり:「勢いよく立ち上がったら転んじゃいますよ! もう……」
速水やどり:一拍遅れてゆっくり立ち上がり、湯船に身を沈める。
楠本 日向:最後に続くように立ち上がり、湯舟へ足を運ぶ。お湯に浸かった彼女の双丘は見事に浮いている。
星宮千佳:「んへへへ。たしかに!」「リクくんやさしいからな~」
星宮千佳:「あっでも、リクくんはやさしいだけじゃないんだよ。ちゃんとダメなものはダメっていうし自分の意見も」
星宮千佳:「浮いてる!!!!」
速水やどり:「質量……浮力……」ぶつぶつ呟いている。
楠本 日向:「え?」
星宮千佳:「おぉ……おっぱいって浮くんだ、お湯に……」
星宮千佳:「おねいちゃんも浮いてたけど、日向ちゃんはもっと浮いてる!」
楠本 日向:「あ……ふふ、も~。恥ずかしいなぁ」
楠本 日向:まじまじと見られて恥ずかしそうにしている。とはいえ、服で抑えていた分はそれなりのボリュームにも感じられるだろう。
速水やどり:「なんというか……本当に大きくなると、『膨らんでいる』ではなく『生えて実っている』感じになるんですよね……」
星宮千佳:「ジャマじゃない? 痛くない? 重くない?」
楠本 日向:「普段は抑えてるからね~……でも、抑えずに走ったら流石に痛いよぉ」
楠本 日向:「重いから肩とかは凝りやすいし……」腕を組むように双丘を下から持ち上げる。
星宮千佳:真似して同じポーズをしている。「ほうほうほう」
速水やどり:「すご……形がうにゅって……」
星宮千佳:「う~ん、あたしだと持ち上げが足りない……!」 胸の横の肉を巻き込んで無理やりサイズアップさせている
楠本 日向:「うぅん……ほら、ふたりともまだ12歳でしょ~?」艶やかな柔肌はスライムのように形を変えている。
楠本 日向:「個人差はあるだろうけど……これからだんだん成長していくんじゃないかなぁ?」
星宮千佳:「それはそうかも! 15歳くらいになったら、あたしもやどりちゃんも日向ちゃんくらいになれるはず!」
速水やどり:「……未来の私、あそこまで大きくはなかった気がしますね……」
速水やどり:「まぁ、いつでも可能性は可能性、ということで」
楠本 日向:「そうそう。それに、下着とかも大きすぎると選べる種類も減っちゃうからね~」
楠本 日向:「どう成長してもその時の自分が一番だよ、きっとね」
星宮千佳:「ねこの柄のやつもないんだろうなぁ」
星宮千佳:「ね、じゃあさじゃあさ、またいつかこのメンバーで温泉いこ!」
星宮千佳:「それで、今と比べておっきくなったね~とか、あんま変わんなかったね~とかお話したい!」
楠本 日向:「ふふ~、それって素敵かもね。その時にはリク君のことも教えてくれる?」
速水やどり:「そうですね。リクさんもどう変わったかお聞きしたいです」
星宮千佳:「まかして! もーっと仲良しになって、リクくんも180cmくらいになって、ムテキコンビになってるから!」
星宮千佳:「そのときは~……」
星宮千佳:「ふたりのレンアイ話も聞かせてね?」 にへっと笑う。
楠本 日向:「も~……ふふ、そうできるように頑張らないとなぁ」困ったように、けれど嬉しそうに微笑んだ。
速水やどり:「えぇ。どんな結果になっていても。笑ってお話しさせていただきます」こちらも、微笑んで。
◆エンディング03
平港ホテル 客室
星宮千佳:「は~! おいしかった~!」
東屋 リク:「食った食った~~~」
星宮千佳:とたとたと客室に入ってくる。ホテルの晩ごはんを満喫し、お得だったマッサージサービスも受け、完全にとろけきって帰ってきた形だ。
星宮千佳:「リクくん、温泉はいった? 男湯の方もおっきかった?」
東屋 リク:「広かった! あんま人いなかったから、ゆっくり入れたぜ」
東屋 リク:「寿司も美味かったな~。デザートもいっぱいあったし」
星宮千佳:「ね! 最後に食べたパンナコッタすんごいおいしかった!」
星宮千佳:「こんないいホテルとってもらってよかったのかなあ?」 壁のコンセントから早速スマホを充電している。
東屋 リク:「ほんとになー。だいぶゼイタクしてる」
星宮千佳:「ね、リクくんは今回の事件、どう思った?」
星宮千佳:「あたし、事件があると毎回はやくオトナになりたいな~って思ってたんだけど……今回はなんていうか」
東屋 リク:貰ったペットボトルの水をんぐんぐ飲んで、口元を拭う
星宮千佳:「7年前にまだ自分がちっちゃかったの悔しいな、って思っちゃった」
星宮千佳:「もし7年前にあたしがオトナだったら、まこちゃんとかマートレットさんも助けられたのかなあ」
東屋 リク:「んー……」 少し考え込む
東屋 リク:「大人になっても……みんな助けられるわけじゃ、きっとないんだよな」
東屋 リク:「そりゃあ、もしかしたらもっとずっと強くなったら、できるかもしれないけど」
東屋 リク:「手の届く範囲っていうか……」
星宮千佳:「だよねぇ」
星宮千佳:「オトナだから全部助けられる!ってわけじゃないだろうし……」
東屋 リク:「けど、できるか分かんなくったって、助けたいって思う気持ちが多分大事なんだよな」
星宮千佳:「気持ちが?」
東屋 リク:「そう」
東屋 リク:「例えばだけど……まこのお父さんとお母さん、みんなで助かろうと思って考えたはずだろ」
東屋 リク:「それが、オレはすごいと思った」
東屋 リク:「先に二人で家出たのも、外は危ないと思ったからだろうし」
星宮千佳:「あ、そっか……できるだけまこちゃんを安全なとこに置いておきたかったんだよね」
東屋 リク:座ってるソファの背もたれに頭を預け、天井をぼーっと見る
東屋 リク:「オレ、まこのパパ役、ちゃんとできてたかなぁ」
星宮千佳:「そういえばリクくんって、おとーさんとはあんまり仲良くないんだっけ?」
星宮千佳:「だから余計にそう思っちゃう?」
東屋 リク:「うん……」
東屋 リク:「父親らしいこと、してもらった覚えないから」
東屋 リク:「パパってどうするんだよ、ってなった」
東屋 リク:普段底抜けに明るい少年の表情に、暗い影が差している
星宮千佳:「そういえばあたしも、知らない間におかあさんの真似してたかなぁ」
星宮千佳:「あっでもね!」 その暗さをはねのけるように、きらきらした顔が覗き込む。
星宮千佳:「さっき、お風呂で日向ちゃんとやどりちゃんが言ってたの」
東屋 リク:(母さんのこと叱って、怒って……オレのこと無視して、それが父親なわけないもんな)
東屋 リク:「……ん?」
星宮千佳:「人にはそれぞれいいとこがあるから、真似しなくてもいいって。やりたいようにやるのが一番だよって」
星宮千佳:「リクくんは、まこちゃんのおとうさんを頑張ってやろうとしてたでしょ? あたしだってそう!」
星宮千佳:「ちゃんと誰かをマネできたかどうかより、自分なりに頑張れたかどうかのほうが大事だと思う!」
星宮千佳:「だからきっと、だいじょぶ!」 両手でリクの手を握る。
東屋 リク:「……そっか。ありがとな、千佳」
東屋 リク:「あと……千佳にもその、謝んなくちゃいけないなと思ってて」
東屋 リク:影が晴れた顔に、さっと赤みが差す
星宮千佳:「?」
星宮千佳:「えっ、なにかあったっけ?」
東屋 リク:「えーっと、その、結婚式をやった時にさ……」
東屋 リク:「……しただろ、キス。口に」
星宮千佳:「こないだガチャかわりに引いてもらったらRキャラだったこと……? あっ違う」
星宮千佳:「うん」 特に照れたりはせず、こくんと頷く。
東屋 リク:「その後すぐ、千佳がおでこにキスして、そういう方法もあったなって思って……」
東屋 リク:「オレ、あの時ぜんぜん頭回んなくて、そんな事考えもつかなかったから」
東屋 リク:「……その、初めてのキスって、大事なのにさ」
星宮千佳:「んー」
星宮千佳:のしのしとソファに四つん這いになり、リクくんに近づく。
東屋 リク:「だから、もしイヤだったら、幽霊を助けるためだったからって、なかったことにして、も……」
星宮千佳:「かわい~な~! リクくん!」 そのままリクくんをぎゅっと抱きしめ、窒息死するんじゃないかというくらい自分の胸に埋めている。
星宮千佳:「そんなこと気にしてたんだ! もう!」
東屋 リク:「わぷっ」
東屋 リク:「千佳っ、ギブ……ギブ……!」
東屋 リク:じたばたもがいている。やわらかい感触が当たっている……!
星宮千佳:「あっごめんごめん」 ぱっと離す。かわりに、リクくんの頭を優しく撫でて、
星宮千佳:「だいじょーぶ! あたし、リクくんとキスしたの、全然ヤじゃないもん」
星宮千佳:「そのうちあたしからお誕生日プレゼントとかでしたいな~って思ってたし……」 さらっと付け足す。
東屋 リク:「はぁ、はぁ……それなら良かったけど……えぇ?!」
星宮千佳:「あたしね、前はなんとなーくだったけど、今回でわかったの!」 「やっぱりリクくんのこと好き!」
星宮千佳:「だから、はじめてがリクくんで、ほんとによかった~って思ってるよ」
星宮千佳:「リクくんは? ……あたしじゃヤだった?」
東屋 リク:かぁあと顔が赤くなり、耳と尻尾が出てしまうが……気にしている余裕があまりない
東屋 リク:「……そんなことはない、っていうか……」
東屋 リク:「その、オレは……結婚式だから、幽霊を納得させるためだから、じゃなくて……」
東屋 リク:「千佳と、キスしたかったから、した、んだからな」
星宮千佳:「んひひひ」
星宮千佳:「じゃあ、ヤクソク。あたしもリクくんも、したくてキスしたんだから」
星宮千佳:「あんまり気にしないの! 女の子にシツレーだよ!」
星宮千佳:「もしどーしても気にするなら、”次はもっとロマンチックにキスするからな”って言って! ね!」
東屋 リク:「……おう。約束」
東屋 リク:「って、ええぇ?!」
東屋 リク:「い、言わねーよ、そんなの! 恥ずかしいし!」
東屋 リク:「だいたい、結婚式よりロマンチックって……ハードル高すぎだろ!」
星宮千佳:にまにまとからかうような笑みを浮かべる。リクと一緒の時くらいしか見せない、千佳にしては珍しい顔だ。「えー、そうかな~?」
星宮千佳:ほてっとベッドに横たわる。……よく見るとベッドは一つしかない。キングサイズのダブルベッドだ。
星宮千佳:「ホテルでふたりっきりなんだから、今ならできるんじゃない~?」 にやにや。
東屋 リク:「ばっか、しねーよ!」
東屋 リク:頭をぐいぐい撫でつけて耳を引っ込め、ベッドの端っこに潜り込んでいく
星宮千佳:「にひひひ……うそうそ」
星宮千佳:「あたしね。リクくんとコイビトみたいなことするのも好きだけど」
星宮千佳:「一緒におはなししたり、電車のったり、図書館で調べ物したり……も楽しいなって思うの」
星宮千佳:「子供のときしかできないこと、今は満喫しよ!」
星宮千佳:ごそごそとベッドに潜り込む。
東屋 リク:「海行ったり焼き芋したりもな」
星宮千佳:「そう! 次は雪遊びとかお花見もしよ!」
東屋 リク:「いいなー。あっ、オレ、かまくら作ってみたい」
東屋 リク:「千佳作ったことある?」
星宮千佳:「ない! あっでも、雪だるまは作ったことあるよ」
東屋 リク:「じゃあ、寒いとこでかまくら作って、横に雪だるまも作ろうぜ!」
東屋 リク:「そんで、中でみかん食べる!」
星宮千佳:「ん! 約束だよ、絶対だよ!」 明かりを落とした部屋の中で、リクの方向に自分の指を伸ばす。
星宮千佳:「ゆーびきーりげんまんっ」「冬になったらかまくら作って雪だるま作ってストーブでおもち焼いてみかんもたーべる!」
東屋 リク:「きった!」
東屋 リク:布団の中で、指先だけが絡んでいる。
星宮千佳:「おやすみ、リクくん……」 明日も変わらぬ日常が来ると信じて。
星宮千佳:「また明日ね」
東屋 リク:「また明日な」 にしし、と変わりない笑顔で。
東屋 リク:指先だけほんのり温かさを感じて、眠りにつく。
GM:─────
GM:全行程終了
GM:皆様お疲れさまでした!
星宮千佳:おつさまでしたー!
楠本 日向:お疲れ様でした~!
東屋 リク:お疲れ様でした!
速水やどり:おつかれさまでした~!