■トレーラー■ 『戦争は終わった』と、誰かが言う。 『過ぎたことだ』と、別の誰かが言う。 まだだ。 我らの戦争はまだ終わっていない。 我らは生きることも死ぬこともできず、 あの『学園戦争』に縛り付けられている。 やり直すのだ。過去を変えるのだ。 我らの戦争を、もう一度やり直すのだ。 ――戦争はまだ終わっていない。 過去の思い出になど、させるものか。 ダブルクロス The 3rd Edition 『消えぬ後悔、復讐のクロノス』 ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。 ---------------------------------------------------- ■ハンドアウト■ PC1:番長連orアカデミア一般生徒 シナリオロイス:"魔王番長" 田中妙子(たなか・たえこ) 推奨感情(P:友情/N:食傷) 君の友人の"魔王番長"田中智子は、魔界の王クロノスが転生した存在だ。 田中は、かつてクラインが引き起こした『学園戦争』の際は実家に帰っていたため 戦争にまったく関われなかったことを悔やんでおり、 『あのとき我輩がいれば、戦争など2秒で終わらせてやったものを』と定期的に君に愚痴っている。 そんなある日、田中の様子が急変する。 仮面をかぶって君の前に現れた田中は、『魔王の力が戻った』と告げる。 田中は魔王の力で時を遡り、今度こそ戦争に介入して英雄になってみせると言うのだ。 歴史改変。パラドックス。ちょっと考えただけでもヤバそうな問題が多すぎる。 かけがえのない『今』を守るため、田中をなんとしても止めなくては。 PC2:風紀委員orアカデミア一般生徒 シナリオロイス:"ヘミニス" 推奨感情(P:興味/N:隔意) 学園戦争が終わってから数ヶ月。 すっかりいつも通りの生活を取り戻した君の前に、"ヘミニス"と名乗る仮面生徒が現れる。 人間、誰しも後悔していることや、やり直したい過去があるはずだ。 君は過去の選択に満足しているか? あらゆる選択に間違えはなく後悔もないと、胸を張って言い切れるか? 我々は時間を遡る力を手に入れた。じきに本格的な歴史改変すら可能になるだろう。 我々に協力しろ。もし協力するなら、過去をやり直すチャンスを与えてやる――。 "ヘミニス"は軽薄な態度で君にそう告げる。どちらを選ぶかは、君次第だ。 PC3:風紀委員or一般生徒、あるいは夏川ミナと面識のあるPC シナリオロイス:"ジェミニ"夏川ミナ 推奨感情(P:友情/N:食傷) ある日の昼休み、君は友人の夏川ミナから奇妙な質問をされる。 過去をやり直したいと思うのは歪んだ望みだろうか。 失敗を成功に変えたいと思うのは間違っているだろうか、と。 夏川は君の答えに対して煮え切らない反応をし、その場を去る。 彼女が行方をくらませたのは、その翌日だ。 優等生の夏川が無断で授業を休むなどまずありえない事である。 昨日の様子といい、何かがおかしい。君は彼女を探しに出る事にする。 PC4:生徒会orアカデミア一般生徒 シナリオロイス:二階堂燈馬 推奨感情(P:誠意/N:不安) 今回の仕事は少し変わっている。 アカデミア第三図書館の管理人であり化身でもあるレネゲイドビーイング、 サード・ライブラリが調査の依頼を持ってきたのだ。 サードの言うところによれば、第三図書館から何冊かの本が盗まれたらしい。 盗まれたのはいずれも『時間遡行』に関連するオカルト本だ。 当日、図書館の警備にあたっていた絶対警備保証部部長の二階堂は、 責任感のあまり今にも自害しそうな雰囲気だ。 自害されるといろいろ面倒だし、なんとかして犯人を捕まえよう。それが君の仕事である。 ---------------------------------------------------- ■レギュレーション ・経験点:250点 ・使用可能ルールブック:現状出ているものは全て使用可能。  ステージ制限Dロイスやエフェクトは使用不能。  その他、GM許可が必要なデータについてはGMに打診してください。 ・前提セッション:『揺れるデイ・アフター・ウォー』 http://dtlog.sodenoshita.com/chatLogs_dayafterwar_h.html オーヴァードアカデミアシリーズ https://www8.atwiki.jp/dxachademia/pages/12.html ・上記セッション、およびシリーズを下敷きとするシナリオのため 『デイ・アフター・ウォー』の空気感を知っている人や アカデミア二期のログをある程度読んでいる人を推奨します。 「おいお前! サソリ野郎!」 「"エフェス"は……チサちゃんは、オレのお姉ちゃんだ!」 「春澤知沙! オレの、たった一人のお姉ちゃんだ!」 「もしお姉ちゃんを連れてってみろ……!」 +20 +20 +12 +12 +62 +30 「はーん? おまえ算数もできないのか?」 「こっちは4で、そっちが2! どっちが強いかなんて一年生の問題だぜ!」 「……4の強さを、見せてやる!」 《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》《伸縮腕》《爪剣》《死神の爪》。 16dx7+6 《フルパワーアタック》。 5d10+32 「今回は特に遅かった。ごめん。ほんとに……」 「……そのぶん、こっちは怒ってるからな」 「夏尾は無理しすぎだし……冬月も地味に危ないし……」 「ユズリハはあんま役にたたないし、アラシェヒルは相変わらずたち悪いし、サソリ野郎は性格自体が歪んでるし」 2+2+3 140 20+12+ 春澤:133の4枚 / 99% 夏尾:162の4枚 / 63% 秋里:167の5枚 / 91% 冬月:152の4枚 / 91% 0:39:秋里せつか:167-3d10 DoubleCross : (167-3D10) → 167-9[3,5,1] → 158 00:39:秋里せつか:167-3d10 DoubleCross : (167-3D10) → 167-4[1,2,1] → 163 00:40:秋里せつか:あれっ二回振っちゃった 00:40:GM:上採用ね! ----------------------------------------------- じゃあOPに入りましょう。中条くんは登場をどうぞ。 番長連テリトリーの見回りのため、"魔王番長"田中とペアを組むシーンからはじまります。 放課後。高等部と中等部の間にある噴水広場に、たくさんの番長が集まっている。 今日は、週1で行われている『番長連の見回りデー』だ。有志の任意参加だが、それでも数は多い。 治安維持のためにこういった見回りをするのは、本来なら風紀委員会だけだったが――今は違う。 学園島全体を巻き込んだ、あの戦争。 LAWとCHAOSの二つに生徒たちを引き裂いた『学園抗争』は、組織の在り方すら変化させた。 二度とあのような事件を起こしてはならない。そう考えた番長連は、こうした見回りデーを発足させたのだ。 田中智子 「フフフ……久しぶりだな」 「いや、今朝ぶりと言うべきか? 定命の者、中条よ」 「貴様も見回りに参加するのか。矮小なる定命の者にしては殊勝な心がけよ!」 「魔王クロノスだ! クロノス様、魔王様、あるいは百歩譲ってクロノス殿と呼べ!」 「よーし、全員集まったなー!」 メガホンもなしに大声を張り上げている。 「今日は二人組で見回りに行ってもらう。いつもペア決めでグダグダするから、今回はあたし特製のくじで決めるぞ!」 「ペア一号! 馬のやつと、犬のやつ!」 「ペア二号! 餓狼番長と羽石!」 「ペア三号! えーと……」  「テッキョーと山田!」 「おまえたちはエリュシオン寮の周りを見てきてくれ。あそこらへんは男子禁制だけど、まあ、鉄叫なら大丈夫だろ」 「zzz……ん? なんか言ったか?」 「たのんだぞー。こういう地道な活動こそ、戦争を防ぐために必要なことなんだ」 「あたしはここで待機してるから、なにかあったらいつでも……ムニャムニャ……」 「戦争か……」 「口惜しいものよ。あのとき我が島に居たなら、定命の者どもの小競り合いなど2秒で止めてやったものを」 「"鉄叫"。貴様はあの戦争の時、なにをしていたのだ?」 「……英雄になりたいと思ったことはないか?」 「我はある。我が故郷の魔界は、力と名声こそが全ての世界であったからな」 「ヒトの身に魂を封じられ、力の99%を失った今でも、我は思うのだ」 「英雄になりたい。"あなたこそが戦を終わらせた英雄だ"と、みなから讃えられたい」 「それが実現するなら……どのような手を使っても構わない」 「………………なるほどな」 「吾輩は、違う」 「やはり、貴様と吾輩は違う。似ているようで、決して――」 振り向く。 「相いれぬ存在のようだ」 「いいや、逆だ……こちらから"行く"」 「吾輩と来い、鉄叫の! 英雄になれるたった一度のチャンスだ!」 「我は歴史を改変する」 「過去へと飛び、あの戦争を我が終わらせるのだ!」 「英雄になりたい」 「誰もが主役になれるはずのこの島で……」 「永遠に脇役で居続けるのは、もうイヤだ!」 「ならば我を止めてみせよ!」 「定命の者のちっぽけな力でどこまでできるか……見せてみよ!」 ----------------------------------------------- 『――こんちゃ!』 『ね、キミ。キミってあれでしょ?』 『アイドル! "Undine"やってた子だよね!』 『アイドルやめちゃったってホントだったんだ』 『うおっと、ごめんごめん。えっとね』 『私の名前は"ヘミニス"!』 『こんなかっこだけど、別にディオゲネスクラブじゃないよ。たまたま仮面を手に入れたから、自分の夢を叶えようとしてるだけ』 『……人生というのはさ』 『選択の連続だよね。お昼ごはんになに食べるか、みたいなユルい選択もあれば、きっつい選択ばっかの時もある』 『過去の選択を悔やむことだって、きっとあるはずだ』 『キミは、どう? 一個くらいあるんじゃない? 後悔してること』 『――――やり直させてあげる』 『ボクの仲間が、時間跳躍の力を手に入れた。今はまだ僅かしか遡れないけど、じきに本格的な歴史改変だって可能になる』 「篠沢蒼。私たちに手を貸して」 「そして――後悔だらけの過去を、悔いのないものへと作り変えよう」 「………………残念だな。アイドルやめたこと、心のどこかで絶対後悔してると思ってたのに」 『また今度誘いに来るね。その時は良い返事を聞かせてくれるとうれしいな!』 『篠沢蒼はさ』 「私にとって、憧れのアイドルだったからね」 ----------------------------------------------- 『キミの力は知ってる。直接戦う力がないかわり、他者の力を増幅するんだよね?』 『キミが"クロノス"を強化してくれれば、歴史改変の難易度は大幅に下がるはずだ』 「キミの力は知ってる。直接戦う力がないかわり、他者の力を増幅する――その力で、"クロノス"を強化してほしい」 ----------------------------------------------- 「失礼します」 「ええ。 「……ということなんです」 「本に優劣をつけるのは好きではないですけど」 「盗まれたのは、本当にこう……なんというか……」 「10年に1度借りられるかどうかみたいな……ぼろぼろのオカルト本なんですよね」 「図書館のスペースも無限ではないですし、除籍候補を挙げろと言われたらまっさきに挙げるタイプの本でした」 「ですから気にしないで下さい、と言っているんですけど」 「ぎゃーーーーっ! と、止めて!」 「せっ、先日から、ずっとこの……有様、でして……」 「お願いします。これでは私も仕事になりません」 「本を取り返すか、犯人を捕まえるかしていただけますか」 ----------------------------------------------- 「やあやあエリス君! 今日も暇そうで何より!」 「あれっ、おかしいな。さっき滝くんが」 『仕事? ああ、エリス・ザ・"素行不良でAランクに降格した学園島の恥"・ゴミカストリオンくんが仕事を探してましたよ』 「って言ってたんだけどなあ」 「まあとにかく聞いてくれ!」 「君しかいない!」 「いや、難しい仕事じゃないよ。"悪魔の仮面"の見回りさ」 「最低三人は連れてくるようにって話でね」 「今日に限って山縣くんも滝くんも不在だし、フブキくんはアンパンの買い出しから帰ってこないし」 「危ないところだった。影中くんがちょうど捕まってよかったよ」 「影田です」 ----------------------------------------------- 「うーん」 「やっぱりダメだね。パワーが足りないみたいだ」 「この"クロノス"が貧弱だと言うのか?」 「違う違う! 単純に、人数が足りないんだと思うな」 『いかなオーヴァードであっても、大規模な時間遡行を行うのは不可能だ』 『遡れたとしても、せいぜい数秒から数十秒程度。一日どころか一時間遡るのだって無理がある』 『――――だから、こうした装置に頼らざるを得ない』 巨大な魔法陣が描かれており、その中心には、奇怪な形状の扉が立っている。 「"時の扉"か。こんなものがアカデミアの地下に眠っていたとはな」 「なんでもあるよ、この島は」 「飛行船。水族館。喫茶店に温泉にピラミッドに地下迷宮」 「ね? 古代超文明の遺跡が眠っていたとしても、おかしくないんじゃない」 「いやおかしいだろ……」 「まあよい。それで、どうする?」 「口惜しいが……矮小なるヒトの身のままでは、我が力にも限度がある」 「我々の悲願である"3ヶ月前への時間遡行"は、現状では不可能だ」 「どうする。"ヘミニス"」 「プランは二つある。ひとつは、篠沢蒼に協力してもらうこと」 「篠沢蒼じゃなくても、他者の力を増幅できるタイプの人間を確保できればいい」 「SSランクのロコロコくん。生徒会の山縣亜鷺や、風紀委員会の若槻常陸。編集部の霧灯夢二もいいね」 「彼らの力で君の時間操作能力をブーストすれば、時間遡行も可能になるだろう」 「 「無理じゃないかな〜。正直に話して協力してくれるタイプじゃないよ」 「だから、仕方がない。プランBで行く」 「『我らと同じ想いの生徒』を集めよう」 「もっと何かできたはず。もっと上手くやれたはず」 「あの戦争を、もう一度やり直したい――そう思っている生徒を、集めよう」 ----------------------------------------------- 合流シーン。 PC2とPC3がミナの事を話しているところに、ヘミニスが現れる。 PC1/4/5が悪魔の仮面 中条……魔王を止める 篠沢……ヘミニスと出会った 芙蓉堂……夏川ミナを探す 東雲……犯人(=悪魔の仮面?)を探す エリス……悪魔の仮面を探す ヘミニス 「ほらもー。だから言ったじゃないか」 別の声が近づいてくる。 《ディメンジョンゲート》。ブラックホールのような時空の歪みを生み出し、消える。 《ワールウィンド》。風が渦巻いたと思ったときには、もう姿はない。 ----------------------------------------------- [8]クロノス [20]ヘミニス 5m [12]風紀委員(術)1 [12]風紀委員(術)2 風紀委員(術)3 5m [3]篠沢 [21]東雲 [2]エリス 3m [14]中条 2m [10]芙蓉堂 ----------------------------------------------- ■悪魔の仮面について  ■悪魔の仮面について(2)   ■過去、金庫室に入った風紀委員について ■盗難された本について ■"魔王番長"山田について ■二階堂燈馬について ■悪魔の仮面について(1) <情報:アカデミア>6 ■盗難された本について <情報:アカデミア><芸術:筆記>7 ■"魔王番長"山田について <情報:アカデミア>8 ■二階堂燈馬について <情報:UGN><情報:アカデミア>9 ■悪魔の仮面について(2) <情報:アカデミア>11 ■過去、金庫室に入った風紀委員について<情報:アカデミア>13 ■悪魔の仮面について(1) "ヘミニス"が所有するバフォメットを模した仮面。 学園抗争の際、ディオゲネスクラブのアジトから押収したもの。 他者の欲望を増幅し、相手にもっとも相応しい仮面を作り出す能力を持つ。 番長・風紀・生徒会の三勢力が月替りで管理していたが、 本日の『風紀→生徒会』の受け渡しの際、盗難が確認された。 現在の容疑者は、『生徒会のエリス・トリオン(盗みに適性のある霧化能力者)』 『生徒会の影田七生(存在感が希薄なため)』の二名と、 『過去一ヶ月、金庫室に入った風紀委員全員』。 犯人は容疑者の中にいる可能性が高い。 次シーン以降、ベアトリスの元へ行って聞き込みを行うことができます。 これは単独シーンで、情報とはまた別。 ■悪魔の仮面について(2) 装着者は仮面を生み出す能力のほか、いくつかの副次効果を得る。 副次効果その1。装着者は《完全演技》《竹馬の友》に近い力を持つようになる。 副次効果その2。装着者は《道化の出し物》に近い力を持つようになる。 前者は、主に交渉や会話で使用。 相手の欲望を聞き出し、仮面の生徒を次々と生み出すことが狙い。 後者は戦闘に使用。 エフェクトを偽装することで正体に気づかれにくくするのが狙い。 過去に結んだ絆によって認識改竄の余地が少なくなるため、 元からの知り合いに対してはこれら二種の効果は薄い。 副次効果として、装着者は《道化の出し物》に近い力を持つようになる。 "ヘミニス"が使用したエフェクトは全てフェイクの可能性があり、 先の戦闘から"ヘミニス"のシンドロームを看破することは難しいだろう。 《道化の出し物》はウロボロスのイージーエフェクトです。エフェクトの外見を別のものに偽装する効果。 ・修羅の世界:復活する。さらにバステをすべて打ち消す。 ・歪んだ囁き:二階堂に使用する。 ・悪意の伝染:シーンを封鎖する。 ・超越活性:戦いの予感のレベルを+2。(+60) ・超越活性:戦いの予感のレベルを+2。(+80) ■盗難された本について 仮面のふたりに盗難されたのは、次の三冊。 ・アカデムー(10年前、アカデミア解説当初にオカ研が書いたもの) ・アカデムー別冊:本当にあった!いにしえのタイムゲート! ・アカデムー別冊:"できる!時間遡行のヒミツ" いずれも第三図書館の設立当初から死蔵されていたものであり、 サード=ライブラリでも詳しい内容は把握できていない。 現在、サードがアーカイブから修復を試みている。 →2シーン経過後、修復した本を見るシーンが発生します。 「まず、こちらの"アカデムー"なんですけど」 「古代文明は時間移動ゲートを所有していた!という事が書かれています。で、」 「こちらの"本当にあった!"のほう。これによれば……」 「この島のどこかに、その時間移動ゲートが存在すると」 田中智子 ――戦争が終結して、一週間。 彼女と出会ったのは、たしかそれくらいの頃だった。 おばあちゃんのお墓参りにいっている間に学園戦争が起きて、戻ってきたときには終わっていた。 ホッとしたのを覚えている。 私が参戦しても、『その他大勢』のひとりで終わるのがオチだったろう。現実をつきつけられるのは、恐ろしいものだ。 それでも、参加すれば何かができたかもしれない。私でも主役になれたかもしれない。 そんな想いを胸に抱きながら、私はひとり、修復工事が進む学園を眺めていた。 「隣、いいですか?」 「うん?」 「なんだきさ……」 「!?」 ――私の隣に立っていたのは、 あの"Undine"のメンバーのひとり。ミナちゃん先輩だった。 エリートUGNチルドレンで、いつもキラキラ輝いている有名人。まさに私の目指す『主役』。 あまりに唐突な展開で、私はろくな返事を返せなかった。 「か、かまわん。好きに、しろ」 「ありがとうございます。少し、気分転換したかったもので」 「……なにか」 「?」 「なにかあったのか? 定命の者よ」 「ずいぶんと暗い顔ではないか。悩みがあるならば、この魔王クロノスが聞いてやってもよいぞ!」 とくに深い考えはなかった。なんとなく、悩み相談にのってあげるつもりだった。 ……本当に、ただそれだけのつもりだったんだ。 「ここは学園がよく見えるので」 「 ■過去、金庫室に入った風紀委員について 風紀委員会は、過去に高い実績をあげた委員に現場責任者を任せており 金庫内には現場責任者しか入れないようにしていた。 過去一ヶ月の現場責任者は下記四名。 [第一週] "サイレントノイズ"ベアトリス・ハックマン [第二週] "ヤヌアリウス"連城夕太 [第三週] "ジェミニ-5th"夏川ミナ [第四週] "プレシオジテ"若槻常陸 クライン。学園長にして、あの戦争を引き起こした張本人。 彼の処分については、戦争から3ヶ月が経過した今でも学園中で物議を醸している。 「もう少し、調査を続けましょうか。連城くんや若槻常陸さんが犯人という線も消しきれませんしね」 ・「誰が金庫に入ったか」 ・「古代の遺跡がアカデミアのどこかに存在する」 ・"ヘミニス"を止めてくれ(中条&魔王) ・お前に後悔はないのか(エリス&二階堂) ベアトリスに聞き込みを行うトリガーシーンが発生します。 ■"魔王番長"山田智子について 微弱な時間操作能力を持つ、中等部のBランクスペシャリスト。 もとはファンタジー小説を好み、空想が好きな文学少女だった。 覚醒は1年前。当時は小説の主人公のようになれた事を喜んでいたが アカデミアにやってきた事で自分が『その他大勢』の一部に過ぎない事がわかり、自信喪失。 なんとかして物語の主役のような活躍をしようとしているが、効果は芳しくない。 最近は、自分が凡百なオーヴァードに過ぎないことを自覚しつつあるのか 里帰りしている間に終わっていた学園抗争については、後悔よりも安心の方が強いようだ。 ■二階堂燈馬について 絶対警備部部長。高等部三年のSランクサポーター。 直接戦闘能力は皆無だが、高い支援能力を持つ元UGNチルドレン。 以前、任務で一般人を守りきれず負傷させてしまった事があり それ以来『任務の失敗』に過剰なまでに反応するようになってしまった。 アカデミアにはそんなリハビリを兼ねて転入してきたようだ。 現在はチルドレンを休職しており、コードネームも "イティメノス(敗北者)"と自虐的なものに変更している。 先の戦争では中立を保っていたが、その選択が本当に正しかったのか今でも苦悩しているらしい。 13dx7+6 《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の手》《滅びの光》《空を断つ光》《スターダストレイン》 「さあて。それじゃあ」 人差し指を銃の形に構える。 「こんなのはどうかな!」 指先から 77-30 47 5d10+28 16dx6+8 《リフレックス:サラマンダー》《炎神の怒り》《蛇の動き》。 《リフレックス:ブラックドッグ》《ゲットダウン》《居合い》。 《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》《光の舞踏》 マイナーで《ダークマター》。 《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《魔王の腕》《アースシェイカー》。 当たると硬直し、さらにシーン間の全判定ダイスを-4。 12dx7+4 NPCカードのご案内をします。 【"イティメノス"二階堂燈馬】 Sランクサポーター。任意の判定ダイスを+3、シナリオ3回。 「約4ヶ月の時間遡行に必要なもの、その1」 「強力な時間操作能力者……つまりキミだね。"クロノス"」 「必要なもの、その2。アカデミア地下に封印されていた、この"時の扉"」 「必要なもの、その3……」 「"あの頃に帰りたい"と強く願う人間。多ければ多いほどいい」 「時間操作能力者と同調させることで、この扉はタイムゲートとして機能する」 「 32+ 40 銀河ヒロオツカレーアスハル 15 獣の王 15 ガーディアンズサイン(暴走対策) マルチは回復キャラが少ないので [火]文鳥 [氷]なし [雷]なし [闇]小結さん 回復がいるなら [火]お嬢 [氷]怜 [雷]なし [闇]シタラ メギドのイベントは『エンブリオ三色3000P+該当属性のエンブリオ1000P』と『エンブリオ1個のみ』のときがあるけど、ラッシュイベの時に限ってエンブリオ1個配布だっ 時空の裂け目 「蒼ちゃん」 「たしか、ミナちゃんとは知り合いなんですよね。