■ifクオンペーン - ナザ・シルベストリ生存ルート
「――水波さん水波さん! 見てください!」
「ん? おお……」
水着を着た褐色肌の少女が、試着室から勢いよく飛び出す。
外で浮き輪を物色していた水波賢哉が小さく呻くのを見、水着の少女――ナザ・シルベストリは得意げに鼻を鳴らした。
「ふふん! どうですか、ナザちゃんのセクシーな水着姿は! 興奮しちゃいました? 劣情のあまり押し倒したくなっちゃいました? 私はそれでも全然構いませんけど!」
「女の子がそういうあからさまな事を言うのはどうかと思うぜ、僕は」
軽く肩をすくめた水波が、あらためてナザの足先から胸元までをチェックする。
パレオのついたビキニスタイルの水着だ。確かに肌の露出は多かったが、下品なレベルとまではいかない。彼女の健康的な肉体美を補助する程度に留まっている。
ナザの歳は15。水波のふたつ下だ。すらりと伸びた褐色の脚は無駄な贅肉と無縁で、野生動物のように引き締まっている。かといって、筋肉質かというとそれもまた違う。縦長の臍が刻まれた腹部は柔らかみを帯びており、そこから繋がる胸の膨らみは綺麗な曲線を描き、ナザが僅かに動く度にふるふると揺れ、しっかりと女を主張している。
引き締まった肉と、柔らかな肉。
まるで芸術品のように仕上げられた女体であった。事実、常時発動型の魅了魔術を使っているせいもあるのだが、男が放っておくものではないだろう。
「実際、似合っているし、魅力的だよ。男が見たら放っておかないと思う。僕が保証する」
「はぁー。それ、褒めてるつもりですか?」
「もちろんさ。なんだよ、物足りないのか」
「ぜんっっっぜん物足りないですね〜」
大げさなため息をつき、ナザが肩を落とした。じとりと水波を睨めつける。
「いいですか?
子供はお祭り好きである。
いや、もう少し正確に言おう。
子供は、お祭り的イベントに出店している屋台が大好きだ。
たこやき、焼きそば、わたあめ、チョコバナナ……食べ物類が人気なのはもちろん、射的やスーパーボールすくいといった遊びも人気がある。それはここ、多くのオーヴァードが集う学園島でも変わりはない。
今日は『オーヴァードアカデミア・秋の農業まつり』の開催日である。
農業部による野菜の直販コーナーや飼育部によるどうぶつふれあいコーナーはもちろん、ヒーローショーや手品ショーなども開催される、秋の一大イベント。
花火大会と同じかそれ以上の屋台も
「――――風呂が壊れたあ?」
「ああ」
とある日の夕刻。UGN特務部隊、"ドラゴンゴージ"基地。基地の片隅にある自販機コーナー前で、なにやら深刻そうな顔をして話し合う三人の姿があった。
冬月忍。
秋里せつか。
そして春澤楓。
眼光鋭い痩身の男と、どこにでもいそうなショートヘアの女子高生と、まだ小学校高学年程度であろう、幼い少女。
年齢も出自もバラバラな彼らこそ、"ゴージ"の中でもとびきり異端な遊撃部隊、"ドラゴンテイル"の中核を成す戦闘メンバーなのである。冬月が静かに頷いた。
「――風呂が壊れたあ?」
「ああ」
夕刻。UGN特務部隊、"ドラゴンゴージ"基地。
廊下に設置された自販機コーナーの前で、ゴージの中でも特に異端とされる遊撃部隊"ドラゴンテイル"のメンバーが深刻な顔で話し合っていた。
全部で三人。眼光鋭い痩身の男と、どこにでもいそうなショートヘアの女子高生と、いちばん背が低い金髪の少女だ。
冬月忍、秋里せつか、そして春澤楓。
年齢も出自もバラバラな彼らこそ、"ドラゴンテイル"の中核を成す戦闘メンバーなのである。冬月が静かに頷いた。
「女湯に繋がるボイラーが破損したらしい。今の女湯は水しか出ない」
「えぇ……」
「"テイル"のメンバーには俺が伝えるよう命令を受けた。すまないが、今日のところはシャワーで我慢してくれ」
「いいよ別に。冬月さんが謝る事じゃないでしょ」
呆れたように秋里がため息をつく。
「そりゃ、湯船に入れないのは残念だけどさ。命にかかわる問題ってわけじゃないんだし、大丈夫だよ」
「体調管理は戦闘にも影響する。今日のような寒い日は、なるべく湯船に浸かって身体を芯まで暖めた方がいい……風呂に入らなかったが故に命を落とすという可能性も考慮すべきだ」
「考慮しなくていいよそんなの」
真顔で言い張る冬月に再びのため息をつきながら、秋里が肩をすくめる。
秋里は"テイル"の中でも屈指の常識人だ。特異体質を買われて特殊部隊での暮らしを余儀なくされているものの、つい数ヶ月前まではただの女子高生として暮らしていた。正真正銘、心根は『普通の女の子』なのだから、常識があるのも当然だ。
入隊当初こそ破天荒なメンバーに振り回されて涙目になることも多かったが、最近では慣れたものだ。生真面目で融通がきかない冬月の言動も、文字通りさらりと受け流せるようになっている。
……それでも、"テイル"のメンバーは少しおかしい。
彼らは時に、秋里の常識をいとも容易く飛び越えていく事がある。
「そっか。じゃオレ男湯使うわ」
「はあ!?」
このように。
金髪の少女――春澤の言葉を聞き、秋里が思わず大声をあげる。そして、嫁入り前の乙女がしてはいけない顔をそちらへ向けた。
「なに言ってんの!?」
「いや、シャワーだけってなんか苦手なんだよな。肩まで浸かって百数えないとお風呂入った気がしないしさ」
「いや。いやいや」
「大丈夫だよ。三年生までお父さんとお風呂入ってたから、男の裸だってそんな気にならないし。オレみたいな子供が入ってきたところでみんな気にしないだろ」
「いやいやいやいや」
ぶんぶんと首を横に振る秋里。
たしかに……春澤はまだ12歳だ。小学校六年生で、顔立ちは少年っぽく、ついでに言えば言動も男の子っぽい。
子供か大人か、と言われれば間違いなく子供である。そういう意味では、春澤の『大丈夫だよ』という主張は筋が通っているように見えた。
しかし、春澤にはとある身体的な特徴がある。
彼女の身体の特定部位は――具体的に言うと、胸、バスト、おっぱいは、同年代の少女と比べても明らかに大きいのだ。
高校生としては控えめなバストの秋里より大きいのはもちろん、ほかの成人女性と比べてもなんら遜色ない、魅力的な巨乳。それが春澤の武器である。
暇な男性オペレータたちが、時々『誰のおっぱいに挟まれたいか』などの下品な話に花を咲かせているのを見かけたこともある。当然、その中には他の女性メンバーに混ざって春澤の名前も挙げられていた。
春澤はもう『子供』ではなく、『女』の身体なのだ。
同じ女性としても、単なる同僚としても、そんなものを男湯に放り込むわけにはいかなかった。
「いや、だからさ。裸の男性の中に一人だけ女子がいるってこと自体が問題なんだってば。おとなしくシャワーで我慢しなって」
「別にハダカで入るなんて言ってねーだろ! そりゃ、男湯だから男連中はハダカだろうけど……オレはちゃんと水着とか着るし、大丈夫だよ」
「大丈夫なわけねーだろバカ!」
「なんだよ! なんで怒るんだよ!」
「いい。秋里、行かせてやれ」
言い争いが本格化する前に、横で見ていた冬月が止めに入った。秋里は明らかに不満そうな顔を、春澤は『さすが冬月、わかってるな』という顔を向ける。
「春澤の性格的に、きみの忠告を素直に受け入れる事はないだろう。本人がいいと言っているのなら、実際に行かせてみるのが一番手っ取り早い」
「でもさ……」
「何も問題がなければそれでよし。問題があれば……まあ、春澤自ら考えを改めるだろう」
「……わかったよ」
「そーそー! さすが冬月、オレのこと良くわかってんなー!」
すっかり機嫌をよくした春澤がうんうんと大きく頷いた。頷いた拍子に春澤の豊かな胸が揺れ、その度に秋里が不機嫌さを増していく。
「だいたい秋里は心配しすぎなんだよ。基地で働いてる男なんてどいつもこいつも大人ばっかじゃねーか。お父さんといっしょに風呂入るようなもんだよ!」
「私はちゃんと注意したからね。あとで後悔しても知らないからね!」
――それから、きっかり一時間後。
「(……やめときゃよかった……)」
忠告を無視したことを強く後悔する春澤の姿が、そこにあった。
椅子とカランがずらりと並ぶ、男湯の洗い場。
そのうちの一つに腰を下ろし、他の男性に混ざって長い髪を洗いながら、鏡に映った自分の姿を見る。
今の春澤が身につけているのは、紺色のスクール水着である。"ゴージ"の売店で売っている中では一番露出の低い、健全なものを選んだつもりだった。
あらかじめ自室で水着に着替え、その上から服を着て男湯へ行く。
こうすれば男性に自分の裸を見せるような事もならないしし、何も問題ない。そう思っていたのだが……。
「(くそう……脱衣所に入った時点でみんなじろじろ見てくるし、下は水着だから大丈夫って分かってても、服脱ぐのスゲー恥ずかしいし……)」
長い髪にシャンプーをなじませながら、ちらりと周囲を伺う。
あいかわらず、男たちの視線が自分の特定部位に集中しているのがすぐにわかった。見られているのはだいたい胸か尻、そして太ももあたりだ。
春澤は当たり前の事実にようやく気づきつつあった。どうも自分の肉体は、男性にとってそれなりに……いや、それなり以上に魅力的なものらしい。
なにせ脱衣所で春澤がシャツを脱いだ瞬間、周囲から小さな歓声があがる程だ。あらかじめ水着を着込んでいた事に落胆した者もいたが、中には『水着のほうが興奮する』と堂々と言ってのけ、水着姿を凝視するような男もいた。さすがにここまでくると想定外にも程がある。
にもかかわらず、春澤は男湯からすぐに脱出しようとはしなかった。
『ここまで来たんだ、こうなったら堂々とお風呂入ってやる』というやけくそな気持ちがあるのは間違いない。『逃げたと思われるのはムカつく』という、子供じみた反抗心があるのも間違いない。
だが、春澤を真に男湯に留めているのはそのどちらでもなかった。
(どうしちゃったんだ。オレ、おかしい……こんな)
ドキドキと胸が高鳴る。
何気ない様子を必死に装いながら、髪についたシャンプーの泡を洗い流す。鏡ごしにオペレータの男性と目が合ったようでどきりと目をそらす。
実際には目は合っていない。オペレータは春澤の脇腹や尻をちらちらと見ながら去っていった。その事実を認識すると、よりいっそう胸の高鳴りは大きくなる。
(見られて……こ、興奮するとか……ヘンタイみたいじゃんか……!)
――高揚。
これまでの人生で春澤が一度も味わったことのない、性的な高揚――それこそが、彼女が男湯から脱出しない最大の理由だった。
周囲の男性に視姦され続けているという事実。
自分の身体でオスが興奮しているという事実。
裸になるのと大差ない、無防備な水着姿を晒し続けているという事実。
すべてが春澤にとっての興奮材料だった。目をそむけていた現実に目を向ければ向けるほど、下腹部がうずき、キュンと締め付けられるような感覚に襲われる。
もっと自分を見てほしい。遠巻きにちらちら眺めるのではなく、間近で自分の身体を見てほしい。
視線で徹底的に犯されたい。陵辱されたい。いや、いっそもう視線でなくとも構わない。そんな想いすら湧き上がってくる。
もし何かの間違いで、この場から『我慢』という概念が消失したらどうなるだろうか。男たちは、自分に群がってくるのだろうか。
思わず想像してしまう。この場で無理矢理に押し倒され、複数の男たちに押さえつけられ、水着を引き裂かれる自分の姿を。
それまで水着で隠されていた大きな胸が外気にさらされ、男たちが我先にと乳首に吸い付き、胸を揉みしだく。はじめてのキスを強引に奪われ、声をあげることすらままならない。男の舌が自分の口内を犯しているのがわかる。
あらわになった下半身にも男たちは群がるだろう。まだ薄い陰毛がわずかに生えかけてきたばかりの女性器に、ごつごつとした男性の指が伸びる。やや乱暴に割れ目をなぞり、膣内をかき回し、そのたびに痛みと快感両方が走り、目の前がちかちかと瞬く。
屹立した誰かのペニスが春澤の顔面に突きつけられる。……ああ、これがもうすぐ自分の中に入ってくるんだ。男を気持ちよくするためだけの肉穴のように扱われて、自分がメスであることを思い知らされるんだ……。
(……ダメだダメだ。ダメ、ダメ、ダメ、ダメ!)
気がつけば淫猥な妄想で頭がいっぱいになっていた。
春澤は必死に頭を振って雑念を打ち消そうとするが、一度浮かんだ淫らな欲望はそう簡単に打ち消せるものではない。
春澤自身、これほどの妄想が浮かんでくるのが不思議だった。自慰行為だって数えるほどすらしたことがないのに、自分のどこにこんな変態じみた性欲と願望が眠っていたのだろうか。
もしかしたら自分は、すごくエッチな女の子なのかもしれない。そう考えると余計に背筋がゾクゾクし、たまらない興奮が襲ってくる。
(ど、どうしよう……はやく出なきゃいけないのに……)
周囲の男たちが訝しげにこちらを見ているのがわかる。単に挙動不審になった春澤を怪しんでいるだけなのだが、それがますます『自分の妄想が外に漏れていたのでは』という春澤の懸念を煽り、もはや春澤はぴくりとも動けなくなっている。
「――あ? 春澤じゃん!」
その時だ。
春澤にとって、聞き覚えのある声が飛び込んできたのは。
「!」
とっさに振り向くと、そこにはチームメイトの男子――夏尾の姿があった。
春澤より五つ上の高校生だが、あまり年齢差を感じさせない相手だ。同級生のようにリラックスして話せるということもあって、春澤は夏尾との会話を割と気に入っていた。硬直していた春澤の表情がぱっと顔が明るくなる。
「……夏尾!」
「何やってんだよお前。ここ男湯だぞ」
「う、うるさいな……女湯が壊れちゃったんだよ。オレ、肩までお湯につかって100数えないと、イマイチお風呂入った気がしねーしさ……」
「ああ、それで水着か。100数えるとか子供みてーだなお前」
「うるせー! 子供扱いすんな!」
「実際まだ小学生だろ! ガキじゃねーか!」
ぎゃあぎゃあと言い争いながらも、春澤は自分が心の底から安堵しているのを認識していた。劣勢の戦場に助けが来たような、そんな気持ちだった。
自分を子供扱いしてくれる相手。自分を女として見るのではなく、小学生の春澤楓として見てくれる相手。普段通りの夏尾の態度が、今はとてもありがたかった。
というか、夏尾と話しているといつもそうだ。任務とか戦いとか、そういった非日常から解放されて、12歳の春澤楓に戻れる気がする。
そう思って、普段から春澤はトランプやらゲームやらを持って夏尾の部屋に遊びに行っているのだが……もしかすると違うのかもしれないな、と春澤は感じはじめていた。
もしかすると、自分はほのかな初恋をしているのかもしれない。
もし、万が一、男の子と付き合うのなら……夏尾みたいな人がいいのかもしれない。素の自分を受け入れてくれて、仲のいい同級生のように気軽に言い争える、夏尾みたいな男性が。
春澤の頬がぽうっと紅くなっているのは、風呂場の熱気のせいだけではないだろう。もじもじと黙り込む春澤だったが、特にその様子を気にする事なく夏尾が言った。
「しっかしやっべえなお前! 前から思ってたけどさ」
「……なに、なにがだよ?」
「いや胸! お前の胸だよ胸!」
「へ?」
「すっげーでけえな!」
夏尾が一歩距離を詰めた。春澤の真横、至近距離から胸部分を覗き込み、水着にくっきりと描かれたバストの谷間をこれでもかと言わんばかりに凝視する。
「でけーでけーとは思ってたけど、これもう小学生のおっぱいじゃねーだろ! ヤンジャンとかヤンマガに載ってる水着グラビアアイドルいるじゃん、あれと同じくらいデカいわ」
「〜〜〜〜っ」
「こんな間近で巨乳を拝むの、俺の人生でマジこれがはじめてなんだよな……。なっ春澤、ちょっとだけ触らせてくれ。ちょっとだけ!」
「…………」
「揉むとか吸うとかはしね〜から! 触るだけ!」
「バカーーーーーッ!」
春澤の拳が唸りをあげて夏尾の顔面に突き刺さった。夏尾は声すらあげず吹っ飛び、壁に激突したが、春澤はその夏尾に馬乗りになって更に殴打を続ける。
「へっ、ヘンタイ! スケベ! エッチ! 痴漢! ヘンタイッ!」
「やめろお前この体勢はいろいろヤバ……おげっ!」
水着の巨乳少女との疑似的な騎乗位。
その場の男の多くが『羨ましい』と思ったことは、言うまでもない。
それ以来、春澤楓は少し変わった。
恥じらいというものをはっきりと持つようになり、男の前で肌をむやみに晒す事も避けるようになった。夏尾の部屋に遊びに行くのだけは相変わらずらしく、夏尾は『俺のベッドを占領して寝るな』としきりに愚痴っているが、それでも春澤は自分が女だということを自覚したのだ。
そう。少女はこうやって大人になっていくものなのである。
――それとは全く関係ないが、最近のドラゴンゴージ基地では露出狂の噂が流れている。ほぼ裸のようなマイクロビキニ一枚の少女が、深夜に一人で出歩いているらしいのだ。
まるで、いやらしい自分の姿を誰かに見てもらいたがっているように。あるいは、どうぞ私を物陰に連れ込んで犯してください、とでも言っているように。
その背格好は春澤によく似ているそうなのだが……真偽は不明である。
(.)*:見学室からのブーケ!(.)*
(.)*:見学室からのブーケ!(.)*
(監督):見学室からのブーケ!
(監督|助監督|助監督\(2)\):見学室からのブーケ!
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■ゼオ&睦実ペア 変身キーワード案(1)
ゼオの世界の兵士とオペレーターになりきる。
これが最後の会話になる可能性が高いため、交戦許可のあとは
『グッドラック』『いってらっしゃい』『ご武運を』など、
オペレーターが任意の一言を挟むのが半ばお約束になっている
「こちらゼオ。目標を確認、交戦許可を求む」
『こちら司令部、交戦を許可する。******、ゼオ』
(変身)
「――了解。戦闘を開始する」
■ゼオ&睦実ペア 変身キーワード案(2)
ゼオ世界と睦実世界でやっていたアニメ(やラノベ)の決め台詞を採用。
まったく違う世界だけど、同じ地球として僅かな接点があった。それが今繋がり、二人を一つにする……というエモさを重視する。
「さあ――」
「お前の罪を数えろ!」
TRPG『銀剣のステラナイツ』おためしセッション再開です。監督は『憧れの魔法少女の正体が男でした。』のあやまだ先生、PLは珪素/DT/クオンタム。
http://quantum44.sakura.ne.jp/DodontoF/DodontoF.swf?loginRoom=4
ログ
http://quantum44-02.sakura.ne.jp/log/stellar/20181118_h.html
比良嶋
メモ
■クオンタム
白金
ぺん
めかぶ
ヒロ
「ふう」
『――お前が』『余計なことに力を使わなければ、もっと楽だったろうに』
「……世界にはさ。二種類の人間がいるんだ」
「"勝ち"を定められた人間と、"負け"を定められた人間」
「私はいつだって後者だったからなぁ。今回もあんまり期待はしてなかったよ」
「どうかなぁ。確かに、力の一部を"彼ら"に割いたけど」
「微々たる差だよ。朝比奈くんには勝てなかったと思うなぁ」
■"壮途遊撃戦列 ドラゴンテイル" ピックアップ召喚
☆5アサシン 冬月忍
☆5セイバー 笹鳴千歳
☆4アーチャー "デリュージャー"
■"反攻聖域城塞 イズミル" ピックアップ召喚
☆5ライダー 夏尾竜成
☆5バーサーカー 春澤楓
■"反攻聖域城塞 イズミル" ピックアップ召喚2
☆5キャスター "イズミル"
■『戦姫復讐騎行 オルトリンデ』 ピックアップ召喚1
☆5アーチャー 清水篠子
☆4アサシン "アラシェヒル"
■『戦姫復讐騎行 オルトリンデ』 ピックアップ召喚2
☆4キャスター "サリフリ"
☆4アサシン ユズリハ1号
「美味い……美味いな……!」
「本当に美味い!」 がつがつと食べています。 「おかわり!」
「またデリカシーが不足していたか? お前が気まずそうに目を泳がせている時は、大抵そうだ」
「またデリカシーが不足していたか? お前が気まずそうに目を泳がせている時は、大抵そうだ」
「お前と生…………」「結婚できる者は幸せだろうな。少し、羨ましい」
ずずーっと食後のお茶をすすっている。 「ところで睦実」
「ああ。兵士はみな、出撃前にああして祈りを捧げる」
「仕方がない。変身キーワードは、ステラナイトとして戦うために必要不可欠だ」
「睦実が望むなら、今からでも中央管理局に変更の打診を行うか」
「お前と一緒なら、俺はブリンガーではなくシースでも構わない」
睦実から貰ったお守りを握りしめる。前の世界ではロザリオだったが、今はこれがある。
「――我らは共に戦うもの」
睦実「我らは共に歩むもの」
「汝は我が盾、我が鎧」
睦実「汝は我が剣、汝が刃」
「天なる神よ、ご照覧あれ。我らが命の煌きを!」 ゆえに、この祈りには生還の意志が含まれない。あるのはただ、戦って散る覚悟だけ。
睦実「流星のごとく散っては舞う、命の篝火を見届けよ!」
全身を覆うのは、『前の世界』でゼオが使っていた軍用戦闘スーツ。
色は闇に溶け込むダークワインレッド。その上には強化プラスチック製の軍用ハーネス。
手榴弾も、マガジンポーチに収まっていた予備弾倉も、今や存在しない。
存在するのは、左胸のホルダーに収まった愛用のコンバットナイフと……
胸元。睦実がくれたお守りが変化した、ロザリオのみ。
「ふふっ」
「十分だ。一度ロアテラに敗北した負け犬には、十分すぎる装備だ」
「……ああ、安心しろ睦実。今のは自嘲でも自虐でもない」
「俺は……」
「俺たちは今、最高に最強だ」
「負け犬にしか見せられない意地と誇りを――――」
「奴らに見せてやろう! 睦実!」
「――ううううーん、できないよ〜〜!」
オーヴァードアカデミア、第四図書館。
普段は静かな第四図書館だが、本日は珍しく騒がしい。図書館の奥にある空き部屋から、定期的に少女のうめき声が聞こえてくるのだ。
もし空き部屋をちらりと覗けば、中で二人の少女が図画工作に興じているのが分かるだろう。
見た目の年齢は二人とも小学校の高学年といったところか。折り紙やら油粘土やらをテーブルの上に広げ、二人で遊んでいる……ように見える。
「うるさいですよ千佳。図書館は静かにするものです」
「はあい」
「もう一度やってみましょう。今度はこっちの折り紙を使ってみるのです」
長い金髪を三つ編みにした少女が、ジャージを羽織ったショートヘアの少女に注意した。先ほどのうめき声は、この千佳と呼ばれた少女のものだったらしい。
二人の会話は、同年代の友人同士にしてはやや異な空気感を漂わせている。金髪が注意し、千佳が返事をし、いくつかのアドバイスを経たあと、また黙々と工作に戻る――それはまるで、教師と生徒のような関係だった。
「なんでかなぁ。同じモルフェッフェなのに、フォーちゃん先生みたいにうまく創れないなぁ」
「仕方がないのです。モルフェウスといっても、錬成できる物質は個人差がありますから」
「そうなの?」
「なのです」
フォーと呼ばれた三つ編み少女が頷いた。
そう、教師と生徒。オーヴァードアカデミアに体験入学中の星宮千佳は、第四図書館の化身であるフォース=ライブラリから指導を受けている真っ最中なのだ。
この二人は、オーヴァードの中でも『物質錬成』を得意とするモルフェウス能力者だ。千佳は錬金術師としての才能があるが、11歳という年齢はまだまだ発達途上で、能力の制御もいまいち上手くない。
そこで白羽の矢が立ったのがフォースだった。図書館の化身として豊富な知識を持ち、モルフェウスとしての練度も高いフォースなら、千佳に錬成技術のイロハを教えてやれるだろう……そういう依頼が生徒会から来たのである。
フォースは面倒ごとを極端に嫌う娘だったが、生徒会は第四図書館の維持に協力してくれている組織の筆頭であり、彼らからの依頼を無碍に扱うわけにもいかない。
同じモルフェウスの体験入学生というものに興味があったのも事実だし……なによりも、普段からなにかにつけて子供扱いされることの多い自分が"先生役"をやれるというのは、フォースにとってなかなかに希少で、魅力的な報酬であった。
「個人差があるのです。フォーは知ってるものならだいたい創れますが、千佳のようなガトリングガンは……」
「つくれないの!?」
「創れませんね。お手本がなければ」
「おてほん?」
フォースが『古今東西銃器コレクション』と書かれた本をめくった。小さな手がぱらぱらとページを送り、やがて『M134』と書かれたページに辿り着く。
「GAU-17、M134ガトリングガン。別名"ミニガン"と呼ばれるアメリカ製の電動ガトリングガンですね」
「ほうほう?」
「銃身は6本。ベルト給弾を採用し、弾倉変更なしでの高速連射が可能。毎分3,000発を誇る連射速度によって圧倒的な弾幕を実現する……と」
フォースがガトリングガンのスペックを読み上げていくにつれ、本から光り輝く文字が立ち上っていった。不思議なことに、文字は次々と一箇所に集まり、何らかの形を作り上げていく。
「おお……!」
千佳が感嘆した。
光る文字の集合体が作り出したそれは、自分が普段の戦闘でよく錬成している『はちのすガン』。もとい、ガトリングガンだったからだ。
「フォーちゃん先生、作れるじゃん!」
「お手本を見たからなのです。千佳がなぜ……」
フォースが机の上に散らばる無数の紙切れを見た。
先ほどまで、おりがみを触媒として千佳に作らせていたもの。それは、
「千佳がなぜ、ニセ札をホンモノ通りに作れないかわかりますか?」
ニセ札。すなわち、偽造紙幣であった。
モルフェウスは無から有を作り出す事ができるが、作りたい物に近い"ベース素材"……つまり触媒があれば、錬成難易度はグッと下がる。フォースはモルフェウス能力の訓練として、おりがみを触媒とした偽造紙幣の錬成特訓を千佳に課していたのだった。
「小学生で、おかね持ちじゃないから?」
「ふむ。ある意味正解ですね」
「?」
「つまりですね。フォーたちモルフェウスの錬成能力というのは、"想像の具現化能力"なのです」
「???」
首をかしげる千佳をよそにフォーがごそごそとポケットを漁り、千円札を一枚取り出した。何の変哲もない、どこにでもある千円札だ。
「まず、これがホンモノです。千佳の作ったニセのお札と比べると、何が違いますか」
「大きさ!」
「そうですね。のこりも全部挙げてください」
「えとえと……薄さが違うでしょ。横の長さも違うし、縦の長さも微妙に違うし、描かれてるヒトの顔も違う」
千佳が作ったニセ札はひどくいびつなものだった。こども銀行のオモチャであっても、もう少しマシなクオリティのお札が出てくるだろう。
彼女の錬成能力が低いわけではない。千佳はガトリングガン二丁を一瞬で錬成し、恐るべき弾幕を張る事ができる。他にも拳銃やスナイパーライフルなど、およそ銃と呼べるものであればあっという間に錬成できる少女だ。
いや、銃だけではない。扇風機やコップ、えんぴつなどを錬成したこともある。複雑な機構のものほど短時間で砂に戻ってしまうが、それでも類まれな錬成の才能を持っているのだ。
「いいですか。なにかを錬成するときは、完成図を物質を鮮明に頭に思い描かないと駄目なのです」
「完成図」
「なのです。たとえば、この本物のお札。『1000』の数字が印刷されているのは上の二箇所だけです。トランプのように上下一箇所ずつ書かれているわけではないですね」
「あっ!」
千佳が作った千円札は、まさにフォースが指摘したようなものだった。トランプの数字のように、『1000』の文字が右上と左下に印刷されているのだ。
「日本銀行券、の上に書かれているのはシリアルナンバー。真ん中の穴はただの穴ではなく、光にすかすと人物絵が浮かび上がるスカシ構造。こういうのを忠実にイメージしながら錬成することで、クオリティは大幅にアップするのです」
「覚えらんないよ〜!」
「そうですね。だから、さっきフォーがやったようにやればいいのです」
「あ! お手本!」
「なのです。慣れないものを作る時は、お手本を見ながら錬成する。それがモルフェウスの基本なのです」
「わかった! やってみる!」
机の上に置かれたお手本の1000円札とにらめっこしながら、次々と折り紙をニセ札に変えていく千佳。そのクオリティは一枚ごとに向上していき、20枚を超える頃には本物と殆ど変わらないお札が机の上に散乱することとなった。
「すごいすごーい! どんどんできちゃう! 夢みたい!」
「やはりお札をチョイスして正解でした。観察力を養えますし、触媒は安いおりがみで済みますし、見た目もゴージャスですし。錬成の基礎が詰まっているのです」「うんうん! あたし、フォーちゃん先生に弟子入りしてよかったよ〜〜!」
「報酬はたい焼き3個でいいのです」
窓の外の陽が徐々に傾いていく。
やがてチャイムが鳴り、下校の時間になると、千佳とフォーは部屋の片付けに着手した。折り紙を片付け、錬成した大量の偽札もダンボールにしまい、部屋を施錠して空き教室を後にする。
『――クククッ』
誰もいないがらんとした空き教室に、不敵な笑い声が響いた。
床の一部が液体のようにぐぐっと持ち上がる。それは一瞬にして人間の形を取り、次の瞬間には本物の人間へと変化していた。
そしておもむろな自己紹介をはじめる。まるで地の文をこれ以上書くのが面倒だとでも言うように
「クククッ……俺は学園島に潜む悪の組織ディオゲネスクラブの一員、"クリーパー"! 体験入学のガキが優れたモルフェウス能力者だということで拉致監禁するチャンスを伺ってここまで尾行してきたわけだが、これは思わぬ掘り出し物だったな……!」
地の文を書くのが面倒なのだ。この小説で書きたいのは10歳と11歳のモルフェウス小学生女子ふたりの触れ合いであり、こういったサンシタに割くだけの労力は持ち合わせていないのだ。
それでも最低限の説明は必要だろう。"クリーパー"は恐るべきエグザイル能力者であり、己の身体を透明な液体へと変化させることができる。それによってこういった秘密諜報活動はもちろん、あらゆるカギを自由自在に開ける事ができるのだ。凄い!
「ここをこうしてカチャカチャと……よし開いたな。クククッ、こうやってキャラクターが自分の行動を逐一口に出して説明すると地の文が省ける。これはWEB小説ファイナルファンタジーSで学んだことだが、今はどうでもいい……重要なのは、これだ!」
"クリーパー"がダンボール箱を引きずり出した。ああ! それは間違いなく、先ほど千佳が作った偽造紙幣をおさめた箱ではないか!
「クククッ……! いかにアカデミアであってもニセ札を作るのは犯罪だ。このニセ札をネタにあの二人、星宮千佳とフォース=ライブラリを脅し、ディオゲネスクラブに無理やり加入させる! 弱みを握っているのだ、やつらは何も抵抗できん。俺の言うことを聞くしかない! 俺はロリコン趣味ではなく、どちらかというと"真夜中の番長"井村さんのような爆乳おっぱいに挟まれて窒息死したい男だが、それはそれとしてあどけない10歳と11歳! ちょっと脅してエッチな写真を撮りまくれば、間違いなく変態オヤジどもが大金を出して購入するだろう。"ラーズグリーズ"様から拝領した『星宮千佳をこちらに引き入れよ』というミッションをクリアしたばかりか、俺のお小遣い稼ぎまで出来てしまう!クハハハッ! ゆっ、有能すぎる! 自分の有能さが怖い!」
"クリーパー"はテーブルの真下にある床と一体化していた。つまり隠れている間はずっと千佳とフォースの二人に踏まれ続けていたのだが、それが彼に活力を与えていた。彼はサディストでありながら同時に真性のマゾヒストでもあり、女性に踏まれる事でレネゲイドを何倍にも高める特性を持っているのだ。
「よし、とりあえずこの偽札は全部頂戴していこう。これで今夜は一晩中遊んで……でもって、明日だな。明日改めて星宮千佳とフォース=ライブラリを脅し、手篭めにし、仲間に引き入れ、"ラーズグリーズ"様に報告だ!」
ありったけの千円札を財布に詰め込んだ"クリーパー"が、再び床に溶けた。やがて彼は窓の僅かな隙間から図書館の外へ抜け出ていき、その場には沈黙だけが残される。
ああ、どうなってしまうのだろうか。
星宮千佳、11歳。フォース=ライブラリ、10歳。学園島の少女二人は、ディオゲネスクラブの毒牙にかかってしまうのか……!
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翌日。第四図書館からほど近いラーメン屋で、星宮千佳とフォースは昼食をとっていた。
「へい、辛味噌チャーシューにんにくマシマシアブラカラメ野菜ちょい多めメン少なめ、お待ち!」
「まってました!」
「で、こっちのお嬢ちゃんが……」
「フォーはメン多め野菜マシマシにんにく抜きなのです」
「はいはい、そっちもできてるよ。へいお待ち」
「なのです」
「ねえねえ、そういえばフォーちゃん」
ずびずばと音を立ててラーメンを啜る千佳が、ふと顔をあげる。
「なんですか」
「いくら訓練でも、ニセ札つくるのってハンザイじゃないの? 大丈夫?」
「大丈夫なのです。フォーは賢いので、あらかじめ生徒会の皆さんに許可を取ってあるのです」
「おお」
「それに、触媒を用いた錬成物は作るのが簡単なかわりに持続時間も短いですからね。あのニセ札は、たぶん30分もしないうちに普通の折り紙に戻ってしまうはずです。無害なものですよ」
「よかったぁ。あたし、あの1000円札を誰かが盗んで使ったらどうしようって思ってて……」
「ああ。朝から眠い眠いと言っていたのはそういう」
「そうなんだよ〜! けっきょく夜の11時くらいまで眠れなかったの!」
「余計な心配でしたね……おや」
「んむ?」
ずびずばと音を立ててラーメンを啜っていたフォースが、ラーメン屋の端に設置されたテレビに目をやった。千佳もつられてそちらを向く。
『ズザザーッ(滑る音)! 番組の途中ですが臨時ニュースが入ってまいりました!ここからは報道部の赤手みあがお送りします!』
「あっ、みあちゃんだ!」
『赤手みあ! 続けて読むと、アカデミア! ……こほん』
「相変わらず元気な人ですね」
『昨晩未明、駅前の繁華街で偽札を使用した男が逮捕されました』
ぱっと画面が切り替わる。逮捕された直後の映像だろう、武装風紀委員にボコボコにされ、踏みつけられ、拘束される怪しい男の姿が映し出された。
『グワーッ!ヤメロー!ヤメロー!』
『抵抗は無意味です、大人しくしてください。あなたが偽札を使用していかがわしいお店で飲み食いをしていたのは分かっています』
『証拠も17個ほどあるぞ。17個すべてをここで読み上げてやっても構わないのだが……まあ、時間の無駄だな』
『ヤメロー!ヤメロー!』
『おい暴れるな! ミナ、構わん。やれ』
『はい。静かにさせましょう』
ガシュン! ドシュン!
『ヤメ……グワーッ!アバーッ!』
ガシュン! ドシュン!
『アバーッ! アバババーッ!』
重機のような殴打音。ミナと呼ばれた風紀委員の少女が装備した巨大手甲が連続で男のみぞおちに突き刺さり、男は悶絶、やがて失神した。
『調べによると、この男はディオゲネスクラブの一員"クリーパー"ということです。現在わかっているだけでも偽札使用、のぞき、盗撮、下着泥棒などの容疑がかかっており……』
「やっぱりかめんクラブは駄目ね! わるもんの集まりだよ!」
「まったくなのです」
「いやあまったくだ。お嬢ちゃんたちも気をつけろよ」
「だいじょぶだよ〜! あたしはUGNチルドレンだし、フォーちゃん先生もつよいもん!」
「なのです。あとおじさん、麺のおかわりをください」
「あっあたしも!にんにく追加して!」
ディオゲネスクラブ。オーヴァードアカデミアに潜む、恐るべきFHの手先。
彼らは日々様々な悪事を働いており、それが明るみに出ることもあれば、こうして人知れず闇に葬られる事もある。
学園島の平和な生活は、こうして守られているのである。
「
「よー秋里。なに? なんでそんな機嫌いいの?」
「理解に苦しむな。なぜそんな約束をしたのか……」
「いや見栄だろ、単純に」
「うるせえ夏尾!」
「でも実際どうするんだよ? 明日のお昼前集合って、もう時間ないじゃんか」
「あと13時間か。秋里、候補となりそうな男性は何人残っている? お前が望むなら、俺たちが手分けして声をかけてみよう」
「何人って……」
冬月の問いを受け、秋里は思わず言葉に詰まった。
恋人関係を偽装してもらうのだ。さすがにまったく面識のない相手を引っ張り出すわけにはいかなかった。
運の悪いことに、秋里は"ゴージ"の新入りだった。交友関係はお世辞にも広くない。この時点で人選はかなり狭まってしまうのだが……さらに運の悪いことに、長いこと入院生活を繰り返していた秋里は結構な人見知りでもあった。
結論から言ってしまえば、"テイル"のメンバーくらいなのだ。カレシのふりをしてくれ、などというお願いをできる相手は。
「あー、わかった。言わなくていいぜ秋里」
「夏尾……」
「友達が少ないのを自分から認めるの、結構キツいもんな。俺も同じだから良くわかるぜ」
「おめーはいっつもいっつも一言多いんだよ!バカ!」
「いッてえ!」
春澤が渾身のローキックを夏尾に叩き込み、黙らせた。
しかし実際問題、これは深刻な話ではある。
選ばねばならないのだ。"テイル"メンバーの中から、誰かを。
候補は二人。
「男湯んときだってそうだった! オレの、むっ、胸がどうこうとかセクハラしやがって! 気遣いが足りねーんだ夏尾は!」
「あいつが言いにくそうだから代弁してやったんだよ! 今の秋里の沈黙はそういう事だろ!?」
一人は、気遣いゼロを通り越してマイナスに突入している無神経男、夏尾。
そしてもう一人は――。
「秋里」
「冬月さん……」
「ひとつアドバイスをしておくと、明日の約束をキャンセルする事だけはやめた方がいい。思い出を作れる貴重な時間は、大切にしろ」
「……うん、わかった。ありがとう」
秋里が決意を込めて頷いた。そして、未だぎゃあぎゃあと言い争いをしている春澤、夏尾を含めた三人に向け、毅然とした態度で告げた。
「決めた。私、冬月さんと行く」
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「だって心配だったんだもん、秋里のこと……」
「結果オーライじゃねえか!
同じ日に休みの人って、そんな多くないぜ」
「ありがとう」
「正直、不安だったの。あなた達と……ちゃんとお話できるかどうか」
「うん」
「問題点を二つクリアすれば、ジャームがいない世界を作ることができるの」
バエルにミドガルズオルム装備させる事があるから、汎用オーブとして考えればあっちより使いやすいし攻撃力もわずかにこっちのほうが上だしで嬉しい。
ガッカリSRオーブ。同じ2.5倍攻撃のカオスサムは優秀な飛行特攻を持っているのに対し、こちらは特性が微妙で使いどころに乏しい。
『呪い攻撃をしてくる敵が少ない』、『呪い自体がバステの中では比較的弱い』、『ラッシュのゲージは短いので余計に呪いが痛くない』、『完全に防ぐならアンドラスのマスエフェクトも併用しないといけない』、『ユフィールでいい』などの要素が余計に足を引っ張る。
貴重なバースト物体特攻オーブ。とりあえず1個は育てておきたい。
生の概念が理解できない
死を『悲しいもの』と理解し、『生まれなければ死なないから悲しくない』と善意で生殖能力を奪った
中途半端に理解したままだとまずいので、
島の生物を活性化させて生と死のサイクルを教えようとしている
スカラベ型:人類の『痛み』を理解したフェストゥム。
攻撃も同化もせず、カウンターだけを行う。
■緋緋鷹右眼
☆シルバーバレット。マスターウィザードを殺せる可能性のある遺産。
・(シックスの前の主、マスターロード。彼は不死であり、シックスは彼を殺すために緋緋鷹右眼を探し出した。ウィザードにも有効かもしれない)
・(いつ入手したのかは不明。それを調べるには、光様関連の情報を調べる必要あり)
■正木さん
☆容疑者である可能性が出てきた
・父親と仲が悪い。絹ちゃんの目から見てもぎこちない。
■温羅
弾幕・高火力型
重武装・砲撃型
高機動・飛行型
重装・高火力型
軽装・高機動型
近接・格闘型
特殊・支援型
遠距離・砲撃型
攻撃タイプ
支援タイプ
キュマイラ
ハヌマーン
モルフェウス
ウロボロス
・
はるか昔、この地に現れたと言われる不死の怪物。鬼の一種。
おとぎ話、桃太郎で退治される鬼とはこの温羅であるという説が一般的。
伝承によれば、吉備津彦命(きびつひこのみこと)によって不死性を剥奪された後、滅びを恐れて吉備津に服従。
以来吉兆を占う存在として祀られることになった……と言われている。
不死、変化、製鉄、怪力等、様々な力を持っていたとされるが、椋本正木が求めているのは、後世にまで名を残す伝聞の力である。
温羅が完全な形で復活した場合、レネゲイド、オーヴァードの存在は隠しきれないものになるだろう。
(ゲーム的にはEロイス《覚醒する世界》の効果)
・襲撃者について 館の襲撃はFHの傭兵斡旋セル、テクタイトのNo.4五角エイジとその一派によるもの。"マスターウィザード"と共同で作戦に当たっているようだ。 テクタイトの上位メンバーである彼が表で起きている襲撃事件に関わらず、"マスターウィザード"に雇われているのは、『リスト』と呼ばれるデータが関係している。
『リスト』の取得には椋本家の子息息女……正木、平吾、絹何れかの身柄かその死体が必要であり、五角は襲撃を通して『リスト』のデータを手に入れようとしている。 『リスト』を彼に渡す、もしくはその存在が否定されれば、戦闘になった際、五角はこの事件から手を引く可能性が高い。
「こっちを襲撃した相手……テクタイトセルの五角は、"リスト"を欲しがってる」
「入手方法は正木さんか君の身柄との引き換え。生死は問わない」
「極端な話、君が命を差し出せば八方丸く収まる可能性があるということだ」
「だからこそ言っておく……その選択だけは、絶対にするな」
「俺がなんとかする。前回もなんとかしただろ」
「自分を犠牲にする。そういう選択だけは、絶対にするな」
緋緋鷹右眼(1)を裏社会で判定します。コネ:情報屋を使ってダイスを+2。
■絹
エッセンチア
正木
ウィザードについて
シックスについて
緋緋鷹右眼のこともしってる
■屋敷
襲撃者について
温羅について
(緋緋鷹右眼)
「ひとつ。"温羅"について」
「正木さんが館の地下に眠らせてる魔神だ。最悪の場合はこいつを暴走させて、その混乱をついてこちらを脱出する」
「ふたつ。"緋緋鷹右眼"という何かについて」
「正木さんが口にしていた。おそらくレネゲイド由来の遺産か何かだろう……詳細をこちらで調べてるから、記憶の片隅にでも留めておいてくれ」
「了解した」
「
■
「
ナイト
ウィザード
アサシン
プリースト
モンク
ウィザード
アサシン
プリースト
STR
AGI
INT
DEX
「"リスト"」
「さて。リストの情報を流したのが椋本光平だとする」
「そして俺は、絹ちゃんの護衛を最優先にする。温羅もなるべく
「なるほど。調べても調べても"リスト"の詳細が見えてこないのは、そもそも存在しないから」
「見えないもの、そこにないものはそもそも調べようがない。そういうことか」
「リストなんて存在しない。それが証明できれば、少なくともテクタイト……襲撃犯の方の脅威度はだいぶ下がる」
「できるか? というか、なんとかして証明してくれ。じゃないと温羅に頼るしかなくなる」
『椋本の人間だけが閲覧できる特殊な情報ネットワークがある。リキシレのトップシークレット満載の、だ』
『そこにアクセスしてほしい』
椋本
「あー、あー」
「これで何回目かな。三回目か?三回目の定期通信になる」
『椋本正木に確認を取った。"リスト"は椋本光平
『なんらかの目的のために、意図的に誰かが二つの組織に流したのか……? だとしたら反応を試されてるようでムカつく話だな』
『そこはアンタを信用してたからな。会った事もないアンタを信用ってのも変な話だが』
『通信を繋ぐのも
『抜け出したいんだ』
『
『いい子だろ』
-UGN/早芝直純/感服/○脅威/ロイス
「指紋だ」
「死体でもいいわけだな。確かに、指紋は生きててもシンでてもそのままだ」
きょうらん
にんじゅつ
いっぱつねらい
そげきしゅ
げんかいとっぱ
わなかいひ