Tekey:チャットログの全削除が完了しました。
GM:----
GM:人という生き物は。
GM:ずっと何かを探している。
GM:探している何か、それをモノという。
GM
物、物体。
者、人。
MONO、たった一つの。

GM
人は手を伸ばす。
届かぬと解っていても。
暗い森の中を手探りで探すしかない。

GM
暗い森の奥に。
求めるモノが眠っている。

GM
私もまた、何かを探しているのだ。

GM
        星見塔胡『十海怪奇譚』より

GM
GM
五月。
出会いの季節。
様々な人間がこの街にやってくる。
ある者は何かを探しに。
ある者は悪意を持って。
人々は幸福を願う。
いつの時代も。
ささやかな幸福を。
そしてそれは悪意ある者にとっては…。
格好の餌食に過ぎないのだ。

『十海怪奇譚』第弐話 五月『成功を売る男の話』

GM:ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:----
GM:では最初のOPは露野さんなので
GM:成長とかの報告をお願いします
GM:URLも貼ってね
露野勲:へい!
露野勲:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjKzrvAMM
露野勲:露野勲、探偵です。
露野勲:前回の事件でついに手掛かりにつながるような人物と遭遇し、さらにテンションが高まっています。
露野勲:”ガールズトーク”めっちゃいいやつ
露野勲:おかげで固定ロイスにもしちゃいました。仲良くやっていきます。
露野勲:成長ポイントとしては、範囲攻撃! 《ギガンティックモード》!
露野勲:こいつでミドルから範囲攻撃を叩き込めるってものですよ……骨の銃のレベルも上げました。火力が3点だけ増えたけど、これは次回への布石……
GM:コワイ布石だ
露野勲:当然、死招きの爪を視野に入れた成長です。ここからガンガンパワーを増していきたい!
GM:火力がヤバくなる
露野勲:以上です!宜しくお願い致します!
GM:そんな露野さんのハンドアウトは
GM
シナリオロイス:黒いカブト虫 推奨感情 P:興味/N:嫌悪
「何故、その絵の事を探るんだ…やめてくれ」
君は絵を探している。
関わる人間が姿を消すと言われる曰く付きの絵、『繭玉の森』。
依頼人は限りなく怪しいがその絵を見つける事は君の目的にも合致している。
絵を最後に持っていたと言われる画商の元を訪れた君が見た物は恐怖に怯える男とその体から這い出る一匹の黒い異形のカブト虫だった。

露野勲:ぜったい怪しいゾ……
露野勲:絶対に探り出します!おす!
GM:では登場侵蝕をどうぞ
露野勲:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 3[3]+33 → 36

GM:----
GM:OP 露野勲
GM:----
GM:画廊『ペーパー・ムーン』はマリンロード商店街の表通りから入り組んだ路地を経た場所にある。
GM:煉瓦造りの壁面や欧風の瓦屋根はいかにもといった画廊の風情があるが良く見れば壁面は煉瓦風のタイルであったり屋根もそれらしい安物である。
GM:ショーウィンドウには幾つかの絵画が飾られているが、君にはその作者の名前に心当たりはないだろう。
GM:鉄製の門扉にはニヤリと笑う三日月のキャラクターが刻印されたネームプレートがあり『ArtGallery・PaperMoon』という屋号と『月本』という名が記されていた。
GM:表向きは作家からの委託を受けて販売する画廊となっているが店主の月本には盗品を扱うという裏の顔がある事を君は突き止めている。
GM:月本が星見塔胡の絵画を手に入れたという噂はそれなりの筋の情報だった。
露野勲:(……画商か。呪いの絵画、なんて触れ込みの絵にはいくつか出会ってきたが……)
露野勲:(ヒエロニムス・ボスもどきやら、ヤン・ファン・エイクの贋作にトリックを仕込んだものだとか、そんなもんばっかりだった)
露野勲:(お前はどうだ? 人を食う災いの絵。本物か、どうか……) (確かめる)
露野勲:「……」 無言でドアをノックします。
月本:「…空いてるよ」
露野勲:「失礼。……あんたが店長さんかい?」
GM:店の奥に男が座っている。
月本:「まあ、個人でやってる画廊なんでね」
GM:呑んでいたコーヒーカップを机の上に置き。
露野勲:「ええと……月本サン。ちょっと絵を探してるんだ。相談に乗ってもらえるかい?」
GM:君をジロジロと見定めるように見る。
月本:「バイヤーには見えないが」
月本:「てっきり売り込みの方かと思ったよ」
月本:「絵なら好きに見ていってくれ、その辺に飾ってあるだろう?」
露野勲:「ああ。そこのところ、誤解がないように言っておくか。商売人相手に、嘘を含めた駆け引きは勝ち目がないしな」
月本:「うん?」
露野勲:「人に頼まれてね。絵を探してる。俺は探偵なんだ……そういうこともやる」
月本:「なるほど、それで俺の店に来るって事は」
月本:「表に出ないようなモノをお探しか」
露野勲:「ああ。俺の仕事には法律だとか、倫理観だとか、そういうのを混ぜ込む余裕はない」
月本:「生憎と今は良い出物はないんだよ」
月本:「ああいうのはタイミングだからね」
月本:「そういうニュースも利かないだろう?」
月本:「どこぞの美術館で絵が紛失したとかそういう話は」
露野勲:「そうかい? でも、あんたが扱っていた絵の情報ってことならどうだ?」
露野勲:「俺はその情報を高く買える」
月本:「情報?生憎だが顧客の情報は」
月本:「絵か」
露野勲:「……星見塔湖の絵だ」
月本:「…!!」
月本:「待て、待ってくれ」
月本:「お前、その名前をどこで…」
露野勲:「特別な絵だ。……何を慌ててる?」
月本:「いや待て!待ってくれ!違うんだ!」
露野勲:「何かヤバい目にあったのか?」 期待するように、彼を見る。
GM:月本は誰かに弁解する様に周囲をキョロキョロと見回している
月本:「俺は何も言ってない!こいつが勝手に!」
月本:「待て!待っ…」
露野勲:「……なんだ?」 上着の内側に手を突っ込む。リボルバー。
露野勲:「おい、何を騒いでる。誰かいるのか? そこに!」
澱んだ声:『ヴヴ…ダメだ…ヴヴヴ…』
月本:「が…あ…?」
GM:月本の口から血が溢れ出る。
露野勲:「!」
月本:「ああ…嫌だ」
GM:そのまま椅子から滑り落ちるように倒れる。
露野勲:「なんだ……攻撃か!? おい、何をされた!?」 月本の体を支えようとする。
GM:月本の背中がモゾモゾと蠢き盛り上がり。
露野勲:「毒ガス……内臓……遠隔破壊……」 口元を覆いながら近づき、それに気づいて止まる。
露野勲:「ああ!?」
GM:服を突き破り中から拳ほどの大きさの蟲…蟲のようなものがモゾモゾと這い出てくる。
GM:黒光りする卵のような体、杭のような角。
露野勲:「なんだ、お前は!」 リボルバーを構える。
GM:見方によってはカブト虫と言えなくもないが。
GM:怪しく輝く瞳と無数に動く口が自然の声明でない事を示している。
壱条ゆゆ:この人の前でうっかり「あ、今夜流星群じゃん。星見とこー」って言ったら……?
黒いカブト虫?:『ヴヴ…カワイソウ…ダナ』
露野勲:「虫野郎……」
黒いカブト虫?:『オマエが…ヴヴ…来なければ…』
露野勲:「……言葉に反応して攻撃したのか? 俺が……あの名前を口にしたからか?」 警戒している。もう一度、その名前を出すことはない。
黒いカブト虫?:『死なずに…ヴヴ…済んだのに』
露野勲:「問題の焦点をずらすな、クソが。てめーが殺したんだろ」
黒いカブト虫?:『ヴヴ…』
黒いカブト虫?:『契約だからな』
GM:ではここで
GM:知覚で目標5の判定をしてください
露野勲:うおお! 知覚!
露野勲:3dx+1>=5
DoubleCross : (3DX10+1>=5) → 8[4,7,8]+1 → 9 → 成功

露野勲:YES!
GM:では君は気付きます
GM:倒れた月本の腕が不自然に動き始めた事を。
露野勲:「……契約だと? それは、あの絵を探られちゃまずいってことが……、!」
月本:明らかに不自然に曲がった腕がポケットから携帯を取り出し操作している。
GM:トゥルルルル。ガチャ。
GM:どこかにかけた電話が即座に繋がる。
GM:「はい、こちらK都府警十海警察署110番です」
GM:「どうなさいましたか?事件ですか?事故ですか?」
露野勲:(……誰だ?) (電話?) (……マジかよ、自分で)
黒いカブト虫?:『ヴヴ…』
黒いカブト虫?:『タスケテェ!』
露野勲:「クソっ」
露野勲:リボルバーの発砲を、速やかに二度。カブトムシと月本の腕を狙う。
GM:グチャ。
GM:銃弾に貫かれ月本の腕と携帯は破壊される。
GM:黒いカブト虫も一撃で潰れる。
露野勲:「……なんだよ、畜生……!」
GM:黒色や原色の混ざった液体のような染みがカブト虫の残骸として残る。
露野勲:リボルバーは薬莢を吐かない。痕跡は最小限。
黒いカブト虫?:『ヴヴ…中々…良い判断だ』
GM:背後から声。
黒いカブト虫?:『腕も…良い』
露野勲:「うるせえぞ……! お前……」
黒いカブト虫?:君の斜め後ろの天井に更に数匹のカブト虫が群がっている。
露野勲:「どこにいる! 本体だ!」
露野勲:(発砲しちまったし、どうせ警察は来る。時間はそんなにないぞ……)
黒いカブト虫?:『逃げた…方がいいんじゃないか…ヴヴ』
黒いカブト虫?:『可哀想な月本』
黒いカブト虫?:『なあ?』
GM:そうカブト虫が言うと月本の顔が君の方を向く。
GM:生気はなく確実に死んでいる。
露野勲:「!」
月本:「何でだァ」
月本:「何故、その絵の事を探るんだ…やめてくれ」
黒いカブト虫?:『ヴヴ』その様子を見てカブト虫が嗤う。
露野勲:「クソが……! 逃げるだと? ぼくを……俺を、舐めるなよ……!」
露野勲:「逃げるんじゃない。これからお前を追う。追い詰めて……」 一度だけ発砲。狙いは月本の膝関節。
露野勲:「追い詰めて、ワケのわかんねえことは全部吐かせてやる!」 走り出す。店の外へ。
GM:カブト虫は追ってきません。
露野勲:(……ふざけてる。例の絵は、本物かもしれない。本物に近づいてる……)
露野勲:(俺はもう二度と、舐められたりしない。誰かが連れ去られるってときに、怯えて腰を抜かしてるだけのガキじゃない……)
露野勲:(ふざけたことをしたやつには、それを思い知らせる。あの自分には、もう二度と戻らない)
露野勲:(呪いの絵。あのカブト虫。殺された画商。キーワードは……)
露野勲:(星見塔湖)
GM:----
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得が可能です
露野勲:黒いカブト虫/興味/嫌悪〇 で!
露野勲:以上!
GM:はーい
GM:----
GM:続いて壱条さんのOPです
GM:成長報告をどうぞー
壱条ゆゆ:はい!
壱条ゆゆ:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY_rG_tQMM
壱条ゆゆ:壱条ゆゆ、160点です
壱条ゆゆ:成長内容は、まず無難に煉獄魔神のレベルを+2して火力強化し、古代種エフェクト《コンダクト》を習得。
壱条ゆゆ:シナリオ1回、他人をイニシアチブで動かせます。自分以外を最速にしていくぜ
GM:ヤッター警察
壱条ゆゆ:そして、最重要なのがこれ! エンブレム《警察手帳》~!
壱条ゆゆ:社会判定の達成値を+1 します。まあ……うん……。
壱条ゆゆ:警察エンブレムで唯一まともに使えると言うのもそう
GM:うん、でも見せればみんな信用してくれるよ
GM:そんな壱条さんのハンドアウトは
壱条ゆゆ:そんな感じです。よろしくお願いします
GM
シナリオロイス:フィリップ・ムーンライト 推奨感情 P:興味/N:不安
「この街で起きている異変の解決に協力しよう、そう言っている」
英国超常犯罪捜査局所属、捜査官フィリップ・ムーンライト。
捜査協力者として『特別犯罪対策室』に派遣されて来た男はFHの一員である事を明言する。
FHエージェントがこの街で活動する事を止める術はまだない。
フィリップ捜査官は君に対して情報の共有を提案してきた。

壱条ゆゆ:FH……!
GM:おじさん軍団その2だ
壱条ゆゆ:いきなりFHとの共同捜査という高難易度案件が
壱条ゆゆ:でも人員が増えるのは嬉しい。やったね。
壱条ゆゆ:しかし前回死体と一緒に始末されそうになったことは忘れないぞ。
壱条ゆゆ:警戒していきます。にゃおんにゃおん。
GM:では登場ダイスをお願いします
壱条ゆゆ:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 2[2]+31 → 33

壱条ゆゆ:ウオーッ
GM:落ち着いている
GM:----
GM:OP 壱条ゆゆ
GM:----
GM:K都府警、十海警察署『特別犯罪対策室』。
GM:普段であればそれほど忙しい部署ではないこの場所も、ここ数日は人の出入りが多い。
GM:君が出動する機会がこの数日増えているのだ。
GM:強盗や詐欺という一般の犯罪ではあるが、どうも様子がおかしい。
GM:君が出動する事で管轄が所轄から『特殊犯罪対策室』へと移りそのままうやむやになる。
GM:逮捕された犯人の尋問なども誰が行っているのかわからなくなる。
壱条ゆゆ:た、縦割り
GM:その行方を追おうにも次の業務がやってくるのだ。
GM:書類の処理が一段落したのは昼を少し回った所だった。
向井玲子:「ご苦労だったな」
GM:君の上司である警察署長の向井が提出した書類に目を通している。
壱条ゆゆ:「…………署長」  疲労、というほどではない。
壱条ゆゆ:だが、自分の担当した事件が最後まで追えないということ自体がストレスだった。「これは、どういうことですか」
向井玲子:「どう、と言ってもな」
向井玲子:「それがこの部署の本来の仕事だからな、情報操作というやつだ」
向井玲子:「UGNほどスマートじゃないが」
壱条ゆゆ:「その必要性は理解しています。ですが、それは理由があって行うものでしょう」
壱条ゆゆ:「今のこれらは、必要な案件だったとは思えませんが」
向井玲子:「必要ならあるぞ」
向井玲子:「例えば、だ」
向井玲子:「お前が素晴らしい職務への情熱で」
向井玲子:「レネゲイド事件を追うとしよう」
向井玲子:「解決するかもしれんし解決しないかもしれん」
壱条ゆゆ:「……はあ」
向井玲子:「だがお前はその事件にかかりきりになるな」
向井玲子:「その事件が終われば、また次のレネゲイド案件にかかることになる」
向井玲子:「そうやって、お前はR案件を専門に扱う事になるだろう」
壱条ゆゆ:「R案件が続くのなら、そうなりますが」
向井玲子:「そういうお前を一般の警官から見た場合どう見えると思う?」
向井玲子:「そうだな」
壱条ゆゆ:「……何の仕事をしているか分からない、窓際新人ですかね」
向井玲子:「だが、怪しい事件はお前の所に集まっていくようにも見えるだろう」
向井玲子:「そういう事だな。それにマスコミという連中はそういうのを見逃さないわけだ」
壱条ゆゆ:「カモフラージュの為に、普段から通常の仕事もしておけ、と?」
向井玲子:「根掘り葉掘り探られると業務に支障が出る」
向井玲子:「だから、何でもやっている様に見えるようにしている」
向井玲子:「何の仕事をしているか分からない窓際新人のイメージを大きくしているわけだ」
向井玲子:「安心しろ、軽微なレネゲイド犯罪もちゃんと含まれている、大事にするほどじゃあないものだが」
壱条ゆゆ:「ですが……」
向井玲子:「そう言った犯罪が増えているのも事実だからな」
壱条ゆゆ:それは壱条ゆゆを動かす理由であって、軽犯罪者を有耶無耶にしていい理由ではない。
向井玲子:「うむ、だが一人でやるには忙しすぎるというのも解らないでもない」
向井玲子:「ちゃんと仕事をやり切りたいと言う気持ちもな」
壱条ゆゆ:「別に忙しいのは構いません。楽をするために配置されたわけではないので」
向井玲子:「真面目なのは良い事だな」
向井玲子:「うむ、後にしようかと思っていたが丁度いい」
GM:内線でどこかに連絡をしている。
壱条ゆゆ:(含みがあるように聞こえるのは、私が疑いすぎなのかな)
向井玲子:「ああ、署内の見学をしているはずだったな」
壱条ゆゆ:「……?」
向井玲子:「そろそろ終わるだろう、直接こちらに来るように伝えてくれ」
GM:君の方に向き直る。
向井玲子:「実はな、部署に増員配置が決まった」
壱条ゆゆ:「は。……増員?」
向井玲子:「R案件ができる人材だ、出所は…まあ仕方ないが」
向井玲子:「一人でやるよりは良いだろう」
壱条ゆゆ:「公安から、ではないでしょうね、それは」
壱条ゆゆ:それなら多少は自分の耳に入っていなければおかしい。
向井玲子:「そうだな」
GM:と言った所でドアがノックされる。
向井玲子:「来たか、入ってくれ」
GM:扉を開けて男が入ってくる。
GM:質の良い背広にブランドモノのトレンチコート。
GM:金髪碧眼。
フィリップ・ムーンライト:「どうも、初めまして」
壱条ゆゆ:「初めまして。……貴方が?」
GM:「英国超常犯罪捜査局所属、捜査官フィリップ・ムーンライト」
フィリップ・ムーンライト:「英国超常犯罪捜査局所属、捜査官フィリップ・ムーンライト」
フィリップ・ムーンライト:「レネゲイド犯罪の捜査交流で来日しました」
壱条ゆゆ:「英国超常犯罪捜査局。……英国?」
GM:手で弄んでいたカードを一枚めくる。
フィリップ・ムーンライト:「ああ、悪くない」
壱条ゆゆ:「……十海警察署、特別犯罪対策室、壱条です。」
壱条ゆゆ:(カード……?)
GM:トランプのようなカードだが数字の他にドラゴンの絵柄が描かれている。
フィリップ・ムーンライト:「幸運の守護龍だ。中々幸先が良い」
壱条ゆゆ:「験担ぎか何かですか。」
フィリップ・ムーンライト:「B&D(ビースト&ドラゴン)を知らないのか」
フィリップ・ムーンライト:「ま、気にしないでくれ」
フィリップ・ムーンライト:「ゲン担ぎ、まあそんなものさ」
壱条ゆゆ:「はい? はあ……」
壱条ゆゆ:「大変結構ですが。……署長、彼が?」
向井玲子:「まあ、そうだ」
向井玲子:「優秀な捜査官だと聞いている」
フィリップ・ムーンライト:「勿論、優秀ではあるさ」
壱条ゆゆ:「そうですか。……私も駆け出しなので、経験豊富な方に来て頂けるのは、ありがたいですが」
壱条ゆゆ:有り難いのだが。警察というよりは、マジシャンか何かのようだ。
フィリップ・ムーンライト:「経験もそうだが、情報という物は組織力が物を言う」
フィリップ・ムーンライト:「日本の警察は有能だとは思うが、私はFHにも所属しているからね」
フィリップ・ムーンライト:「君達にない視点、情報の入手が可能という事になる」
壱条ゆゆ:「…………。」
フィリップ・ムーンライト:「イエス」
壱条ゆゆ:「FH……!?」
壱条ゆゆ:思わず一歩距離を取る。
壱条ゆゆ:爪先に体重を移し、腰の警棒の重みを意識する。
フィリップ・ムーンライト:「おや、この街はFHに好意的だと聞いていたんだが」
フィリップ・ムーンライト:「違ったかな」
向井玲子:「人による、としか言えないな」
壱条ゆゆ:署長は、当然把握済みなのか。「……失礼。先日、死体と一緒に始末されかけたので」
フィリップ・ムーンライト:「なるほど」
フィリップ・ムーンライト:「だが、警察にだって色々な人間が居るように」
フィリップ・ムーンライト:「FHとて色々な人間が居ると思って欲しいものだ」
フィリップ・ムーンライト:「私は、この街のFHに要請されている。すなわちこの街にと言っても良い」
GM:「この街で起きている異変の解決に協力しよう、そう言っている」
フィリップ・ムーンライト:「この街で起きている異変の解決に協力しよう、そう言っている」
フィリップ・ムーンライト:「わけだが」
壱条ゆゆ:(だからその、この街のFHに、流れで始末されかけたのよ!)
壱条ゆゆ:とはいえ。逆に考えれば、FH勢力に近づく機会でもあるのか。
壱条ゆゆ:「……そうですね」
壱条ゆゆ:体重移動を戻す。少なくとも、この街の異変は、FHだけではない。それは知っている。
フィリップ・ムーンライト:「理解していただければ結構」
壱条ゆゆ:「私の意識は関係ありませんでした。署長ほか、決定権のある方々が決めたのなら」
向井玲子:「すまんな」
向井玲子:「だが捜査の手が増えるのは事実だ」
壱条ゆゆ:「私はそれに従うつもりです。……どうぞ、よろしくお願いします」
フィリップ・ムーンライト:「こちらこそ、ミス壱条」
フィリップ・ムーンライト:握手に応じます。
壱条ゆゆ:手袋を外して、手を差し出そう。
壱条ゆゆ:「どうか、良好な関係であることを。ムーンライト捜査官」
GM:その時、署内に放送が流れます。
GM:「緊急連絡、110。通報アリ」
GM:「助けを求める旨の通報ののち銃声」
壱条ゆゆ:顔を上げます。
GM:「警官が現場に急行し死体を確認しました」
GM:「現場は…町…番地。アートギャラリー」
向井玲子:「いいだろう」
壱条ゆゆ:「近いですね。向かいましょう。……良いですか、署長?」
フィリップ・ムーンライト:「ふむ、丁度いい。同行しても?」
向井玲子:「良いだろう、捜査の腕を見せて貰おうか」
壱条ゆゆ:「そうですね、お願いします」
向井玲子:「早々に解決しても良いのなら喜んで」
フィリップ・ムーンライト:「早々に解決しても良いのなら喜んで」
フィリップ・ムーンライト:「なんでしょう?」
壱条ゆゆ:「頼もしいですね」出ようとして、ふと軽く考え込み、「捜査官。念のため」
壱条ゆゆ:同行するのに、先日、幼馴染からさんざん文句を言われたことを思い出した。
壱条ゆゆ:「――車酔いはしない方ですか?」
フィリップ・ムーンライト:「ハハ、大丈夫。暴れドラゴンにだって乗って見せるさ」
壱条ゆゆ:「それなら結構です。如何せん歴史ある街ですので、狭い道も多いものですから」
壱条ゆゆ:パトカーのキーを手にして、部屋を後にする。「どうぞ、よろしくお願いします」
フィリップ・ムーンライト:その後ろ姿を眺め
フィリップ・ムーンライト:握手して手を見る。
フィリップ・ムーンライト:「ふむ、面白い」
フィリップ・ムーンライト:「やはり日本に来てよかった」
フィリップ・ムーンライト:と呟き後に続く。
GM:----
GM:シーン終了です
GM:ロイスの取得が可能
壱条ゆゆ:同僚/フィリップ・ムーンライト/有為:/不信:○/ロイス
GM:はーい
壱条ゆゆ:以上です
GM:日付も変わったので 今日はここまでにしておきましょうか
GM:次回は5日の14:00から
風見将吾:ウェイウェイ!
GM:風見さんVS三人目のおじさん
仁奈川伊由:楽しみッ
壱条ゆゆ:やった~
風見将吾:女子高生がいいよ~!
露野勲:合点
GM:----
GM:風見さんのOPになります
GM:成長の報告よろしくおねがいします
GM:URLも貼ってね
風見将吾:ha-i
風見将吾:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjYX7uwMM
風見将吾:ぽぽぺーんでしかできない記者ワークス!風見です。
GM:ジャーナリスト
風見将吾:元・武術ボーイだったのに白兵技能が0という無様さだったので、白兵スキルを上げて命中率の向上を図りました
風見将吾:死招きを強くして火力を上げたりもしたんですが、今回は30点のうち5点がエンブレムとか情報技能おすすめだよ~って感じらしかったので
風見将吾:昔ぽぽさんPCも使っていた由緒正しきエンブレム、ARPAの書を取得しました
GM:便利ですよねあれ
風見将吾:これメチャ強いですねw
風見将吾:今後もオカルト記者らしく、宇宙友愛協会エンブレムをどんどん取っていきたいです。よろしくどうぞ!
GM:宇宙友愛はオカルト記者向きなのでクロウリングケイオスとかでも拡張してほしい
GM:そんな風見さんのハンドアウトは
GM
シナリオロイス:浦戸哲也 推奨感情 P:脅威/N:敵意
「成功は金で買えるのです」
グローリーサクセスオーガニゼーション。
成功は金で買えると謳う新興企業。
表向きの業務はグッズ販売、経営コンサルタント、カウンセリング、自己啓発セミナー。
だが本当に成功を掴めるとしたら。
金を払うだけで望む物を手に入れられるとしたら。
そんな噂を探るため、会員限定セミナーに潜入した君は代表の浦戸が起こす奇跡を目撃する。

風見将吾:せっ聖人!
風見将吾:探し人もあっさり見つかったりするのかな……
GM:金があれば大丈夫ですよきっと
GM:では登場ダイスをお願いします
風見将吾:(競馬で2万くらい勝ったし足りるだろ……多分……)
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (33 → 39)
風見将吾:エイヤッ
GM:----
GM:OP 風見将吾
GM:----
GM:地上10階全面ガラス張りのそのビルはバブル期に建設されたオフィスビルだった。
GM:駅前という好立地だったが不況の煽りを受けてテナントが撤退し、しばらく空きビルだった所をグローリーサクセスオーガニゼーションが買い取り本部ビルとしたのが昨年の事である。
社員らしき人:「へい、そこのキミ!成功したいとは思わないかい?今ならまだセミナーに空きがあるよ」
社員らしき人:「今なら入会金割引キャンペーン中だ!セミナー参加代と考えてもお得だよ」
GM:ビルの前では社員と思わしき若者がチラシを配っている。
風見将吾:これは前回の流れ的に、グローリーサクセス怪しいぜ!と調査に乗り込んできた感じでいいんでしょうか?
GM:それで大丈夫です
風見将吾:モイモイ!
風見将吾:「おっ」
風見将吾:「お兄さん、一枚貰える? 雑誌で読んで気になっててさ。セミナーにも参加してみたいんだけど」
社員らしき人:「ひょっとして興味ありですか?」
社員らしき人:「どうぞどうぞ」
風見将吾:「どーもどーも」 チラシを一瞥する。
社員らしき人:「今なら入会金が10000円が3000円に割引ですよ」
風見将吾:「そりゃいいね。例のお守りもセミナーで買えるのかな? なんかほら、あっただろ。広告に」
GM:会員申込書を手渡ししてくる
風見将吾:手帳を下敷きにして申込書にさらさらと記入し始めます。記者なので立ったまま何かを書くのは慣れている。
社員らしき人:「もちろん買えますよ、ただちゃんと話を聞いて納得してからってのが社長のスタンスですので」
社員らしき人:「セミナー聞いて買っても良いなって思ったらで大丈夫です」
風見将吾:「ほうほう」
社員らしき人:「会員申し込みはこれでOKです」
社員らしき人:会員証とアンケート用紙を手渡される。
社員らしき人:「なにかお悩みとか叶えたい夢とかあれば書いておいてくださいね」
風見将吾:「叶えたい夢? ふはは」
風見将吾:「なに? セミナーに出たら、もしかしたら叶えてもらえちゃうかもしれないわけ?」
社員らしき人:「まあ、すぐにってわけじゃないですけど。それにあったアドバイスとかもできるかもだし、ピッタリのグッズを提示してくれますよ」
社員らしき人:「うち、カウンセリングとかコンサルもやってるんで」
風見将吾:「何がいいかな。億万長者か、ティーン向け恋愛小説が映画化で印税ガッポリか……考えておくよ」
風見将吾:「セミナーってさ、このあとすぐやるの?」
社員らしき人:「はは、大きな夢で良いですね」
風見将吾:「俺も参加できるのかな。ちょうど今日一日暇なんだよね」
風見将吾:「明日からまた忙しくなっちゃうから、できれば今日参加したいんだよな……」 全然嘘だ。いつでも時間は作れる。
社員らしき人:「あ、でしたら」
社員らしき人:「ちょうど今からのセミナーに空席が若干ありますので」
社員らしき人:「参加できるようにしておきますよ」
風見将吾:「おっマジか! ツいてるな!」
GM:内線で連絡をとっている。
社員らしき人:「はい、大丈夫みたいです」
社員らしき人:「奥のエレベータから3階へ上がって貰えれば」
社員らしき人:「そこが会場になってます」
風見将吾:「やーどうもどうも。ありがとう! サクセスしてくるよ!」
風見将吾:ちなみにこれ、GM的に不都合がなければ
風見将吾:さっき入会届に書いた名前、偽名にしてもいいですか?
GM:いいですよ
風見将吾:なんか本名書いて呪われたりしたら嫌だし……
GM:名前何にしますか?
風見将吾:壱条・勲でいきます。
GM:ヒドイw
風見将吾:社員さんに手を振りながら、会員証(偽名)を持って3Fに向かいます
GM:会員限定のセミナー会場は3階の大会議室だった。
GM:会場は盛況で多くの参加者がひしめいている。
風見将吾:「うわすっげ」
GM:並べられたテーブルに配られたパンフレットと資料。
GM:君は好きな席に座っても良い。
風見将吾:「勢いついてるとは思ってたけど、ここまでかよ。就職説明会みてーだな……」
風見将吾:最前列に座ります。やる気のある人間アピール!
GM:いいですね、矢類のある人間は圧倒的成長が望めますよね
風見将吾:奇跡的に一個だけ空いてた最前列に滑り込む。こういう場所なら質疑応答もしやすいし、コネも作りやすい……記者経験で知っている。
社員らしき人:「えー、それでは皆さん」
社員らしき人:「本日はグローリーサクセスオーガニゼーション主催」
社員らしき人:「『成功を買うという事について』にご参加頂活き誠に有難う御座います」
社員らしき人:「さっそく当社社長、浦戸哲也による講演を始めさせていただきます」
GM:落ち着いた背広を着た男が壇上に登る。
GM:下調べしている君は解る、その男が社長の浦戸哲也だった。
浦戸哲也:「こんにちは、皆さん」
浦戸哲也:「成功を手に入れる為のセミナーに参加していただきありがとうございます」
浦戸哲也:「さて、皆さん。成功したいですか?」
セミナー参加者:「したい」
セミナー参加者:「早く教えてくれ」
壱条 勲:「成功したい!」 三番手くらいに声をあげる。
壱条 勲:「できれば苦労せずに、なるべく楽に成功したい!」
GM:セミナー参加者たちから威勢のいい返事が返る。
浦戸哲也:「良い返事ですね」
浦戸哲也:「ですが、中にはそこまで乗り切れていない人も居るでしょう」
浦戸哲也:「楽に成功したい、それは皆思っている事ではあるかもしれませんが」
浦戸哲也:「中々上手くいくものではない、と」
浦戸哲也:「成功を金で買う、確かに胡散臭く聞こえるかもしれません」
壱条 勲:「(かも、じゃなくて胡散臭さのオンパレードなんだよなあ)」
浦戸哲也:「例えばそこの貴方、学生さんですね」
壱条 勲:時折頷き、真剣に聞き入っているムーブをしています。
セミナー参加者:「は、はい」
浦戸哲也:「貴方にとっての成功は志望校への入学でしたね」
セミナー参加者:「そうです!良い学校に入りたいんです」
浦戸哲也:「貴方は例えば、参考書を買ったりしますね?予備校に通ったりもするのではないでしょうか」
GM:別の参カ所の方へ目を向ける
浦戸哲也:「そこの貴方は恋人が欲しい、でしたか?」
セミナー参加者:「そうです、中々良い人と出会えなくて」
浦戸哲也:「その為に服装に気を付けたり、エステやメイクをする。それはとても普通の事です」
GM:前を向き手を広げる
浦戸哲也:「キャリアを積むために勉強をして資格を取る。免許を得る為に勉強をする」
浦戸哲也:「そういった努力をせずに成功を金で買うというのはズルく感じてしまう」
壱条 勲:「(対象を一人に絞って、無難なことを言って共感を得る……無難なやり口だな)」
浦戸哲也:「わかります、それは素直な感想ですね」
浦戸哲也:「ですが、どうでしょうか。良い参考書は書店で購入するのではありませんか?」
浦戸哲也:「予備校は授業料が必要です、衣服、メイク道具、様々な努力を効率よく行う為にはお金が必要なのです」
浦戸哲也:「それは卑怯な事でしょうか?私はそうは思いません」
浦戸哲也:「人間とサルの違いは道具を使う事だと言います」
浦戸哲也:「道具を使う事はズルい事ではない、進化した生き物の術です」
浦戸哲也:「道具を自分で全て作れれば問題ないですがより良い物は専門のものを買う方が早くより良いのです」
浦戸哲也:「成功するためにお金を使う事、それは普通の事なのです」
壱条 勲:「つまりこのセミナーも、雑誌に掲載されていたお守りも」 挙手する。
壱条 勲:「メイクやスポーツジムや服装と同じ、一種の自己投資だというわけですか」
壱条 勲:「本当に効果はあるんでしょうか?」
浦戸哲也:「素晴らしいご意見です」
浦戸哲也:「勿論そういう事になる」
浦戸哲也:「ただし、お分かりかと思いますが」
浦戸哲也:「同じメイクが全ての人に似合うとは限らない」
浦戸哲也:「服にしてもそうです」
浦戸哲也:「それぞれに合った方法という物がある」
浦戸哲也:「更に言うならば」
浦戸哲也:「金というものは手に入れる為に仕事などをしなければならない」
浦戸哲也:「そう、金そのものが皆さんの努力の結果です」
浦戸哲也:「ですから、皆さんは何も恥じる事はないのです」
浦戸哲也:「私は皆さんの背中を押し、手助けがしたい。それだけです」
浦戸哲也:「例えばその方法の一つはコンサルティングや」
浦戸哲也:「出会いの場を提供する事など」
浦戸哲也:「そういった事も我々は行っています」
浦戸哲也:「そのうちの手段の一つとして」
浦戸哲也:「ある種のグッズを販売しているというわけです」
壱条 勲:「あれは3000円から20万くらいまで価格差がありましたが」 挙手する。
壱条 勲:「やはり、高いやつのほうが願いが叶う確率というか……パワーが強いのでしょうか?」
浦戸哲也:「先ほども申し上げましたが」
浦戸哲也:「相性がある、というべきでしょう」
浦戸哲也:「お手元の資料をご覧ください」
GM:資料には最近売れてきた芸能人やモデルの話や。
壱条 勲:ぺらぺらと資料をめくってます。気になったところには付箋をはる。
GM:結婚した人々の成功談。
GM:ビジネスでの成功例などが記載されていた。
壱条 勲:「うわすげえ……ろくろのポーズだ。本当にやるんだなこれ」
GM:セミナー参加者から期待に満ちた騒めきがもれはじめる。
浦戸哲也:「お金で成功が買える、素晴らしいではないですか!」
壱条 勲:お守りについては何か書いてありますか? 前回のEDで見た、雑誌に書いてあることくらい?
GM:そうですね、成功者がアクセサリーのように身に着けている写真が目立ちます。
壱条 勲:おお……やっぱりお守りパワでみんな成功してるんだなあ
GM:資料には直接お守りの力は書かれていない。
GM:ただ成功した人間が持っているという事実は訴えてくるでしょう。
壱条 勲:あっあやしすぎる!
GM:そんな君は知覚で6の判定を行っても良い
壱条 勲:知覚!
壱条 勲:知覚、あんまり得意じゃないんだよな……振ります。化けの皮を剥がしてやる!
壱条 勲:2dx+1>=6
DoubleCross : (2DX10+1>=6) → 9[5,9]+1 → 10 → 成功

壱条 勲:ホッ
GM:では君は気付く
GM:人々の熱狂に交じって
壱条 勲:「……ん」
GM:変な音が聞こえてくる事に
壱条 勲:「……」 資料に熱中している姿を装いながら、耳をすます。
???:「…び…」
???:「び…ぎゃあ」
???:「び…ぎゃ…ら」
壱条 勲:「…………」
???:「びぎゃら」
壱条 勲:それとなく周囲を伺います。姿が見えたりはしますか?
GM:裏戸の背後にうっすらとした影が見えるでしょう。
壱条 勲:咳をするフリをして左右を。背もたれがわりに潰していた鞄の中から手帳を取り出すフリをして後方を確認。
GM:影がゆらめくたびに人々の熱狂は大きくなっている
壱条 勲:「(見っけた)」
壱条 勲:「(なるほど、アレか。やっぱただの霊感商法じゃなかったな)」
GM:暫くすると影は消えていきます
壱条 勲:「(あんま冷静にしてると浮くな……ちょうど質問したかったし、ここはノっとくか)」
浦戸哲也:「さて、皆さま」
浦戸哲也:「成功を掴む為の準備はできそうですか?」
GM:スッと黒いお守りのようなモノを掲げる。
壱条 勲:「前置きはもういい! 金なら払う……けど!」 「いっこくらい証拠を見せてくれ!」
浦戸哲也:「セミナーにお越しの皆様には限定価格で記念品の販売も致しております」
浦戸哲也:「ふむ、なるほど」
壱条 勲:「他のショボい霊感商法だって、みんな”成功する”だのなんだのって口先だけは達者だったんだ!」
壱条 勲:「そこまで言うからには社長さん! ちょこっとくらい、いい感じの奇跡を見せてくれるんだろ! この場で!」
壱条 勲:「なあみんな、そうだろ! 実演してほしいよな!」
壱条 勲:「実演してくれたら、金は払う!」
浦戸哲也:「霊感商法というのは心外ですが、そう疑われる方の気持ち」
浦戸哲也:「とても良く解ります」
セミナー参加者:「そ、そうだわ」
セミナー参加者:「実演が見たいわ!その実演を見せて頂戴!」
浦戸哲也:「よろしいでしょう」
GM:すっと手を掲げる
浦戸哲也:「お静かに」
浦戸哲也:「今すぐこの場で成功を見せると言うのは中々実態を持って提示しにくい」
壱条 勲:「(そらそうだ)」
浦戸哲也:「お手元の資料をみるのとそう変わりないですよね」
浦戸哲也:「では、成功とは」
浦戸哲也:「強い力だと思って頂きたい」
浦戸哲也:「生命力と言っても良いでしょう」
GM:社員が何かを持ってくる。
浦戸哲也:「生命に満ちた人間はいずれ成功を掴む」
GM:手に持っているのはボウガンと呼ばれる競技用の弓である。
浦戸哲也:弓を構え発射する。
壱条 勲:「え」 眉をひそめる。
GM:ガシャン!
GM:飾られていた置物の壺が粉砕された。
浦戸哲也:「見ての通りこれは玩具ではありません」
浦戸哲也:「競技用ですが、十分な威力がある」
浦戸哲也:「ではこれを人に向けて撃てばどうなるか」
浦戸哲也:「危険ですよね」
浦戸哲也:「そこの君、ええと壱条さんでしたか?」
浦戸哲也:「一応チェックしてもらえませんか?これが玩具ではないという事を」
壱条 勲:「は、はい」 ビビって少し勢いが落ちた演技。
浦戸哲也:「他にも調べたいと言う人があればどうぞ」
壱条 勲:「わかりました」 壇上に上がり、ぺたぺたとボウガンを触る。
壱条 勲:「いや本物でしょこれ……撃たれたら死んじゃうよ」
GM:他にも数人がボウガンを調べる
セミナー参加者:「ああ、本物だよこれ」
浦戸哲也:「結構、では」
GM:社員たちが10人ほどボウガンを構える。
壱条 勲:「(これ、俺が撃たれたりしねえだろうな……オーヴァードだってバレたらすげー面倒臭くなりそうなんだけど) おいおいおい!?」
浦戸哲也:「ぜひ撃ってみたいと言う方がいれば参加していただいても構いませんよ」
浦戸哲也:「別に私が怪我をしても死んでも責任に問われないようにしますので」
浦戸哲也:「いませんか?」
壱条 勲:「はっ!?」
壱条 勲:「しゃ、社長サンを撃つの!? 本気で!?」
浦戸哲也:「ですから、奇跡を見たいのでしょう?」
壱条 勲:「見たいよ。まさかイエス・キリストみたく蘇ってみせるっていうのか?」
浦戸哲也:「やる前から結果を言ってしまっては面白くないでしょう」
浦戸哲也:「どうしますか?やってみますか?壱条さん」
壱条 勲:「……………………」 数秒考える。考え込んだ方が自然なのもあるが、
壱条 勲:万が一殺してしまった場合を考えると、やはり若干の躊躇いが生まれる。
壱条 勲:「やってみよう」
壱条 勲:「あんたがガチの奇跡を起こすようなら……俺の願いくらい、かんたんに叶っちゃうかもしれないしな」
浦戸哲也:ニコリと微笑む
浦戸哲也:「ではどうぞ」
壱条 勲:ボウガンを受け取り、社長さんに向けて発射します。狙いはみぞおちあたり。
壱条 勲:ボウガンなら、深く刺さっても即死にはならず……かといって重傷は間違いないところ。
GM:それに続いて社員たちも発射する
壱条 勲:「躊躇いなしかよ……!」
GM:矢は全て浦戸に突き刺さる、一本は頭に刺さっている。
壱条 勲:「おいおいおいおい」
壱条 勲:「おっ、俺じゃねえぞ頭は! 頭はさすがにヤバいって!」
GM:会場がから悲鳴に似たざわめきが発せられた瞬間。
壱条 勲:「おい、おい……社長。浦戸社長……」
浦戸哲也:「お静かに」
壱条 勲:「……!?」
浦戸哲也:ゆっくりと矢が抜け落ち床に転がる
浦戸哲也:傷口すら残らない
壱条 勲:血は流れていますか?
壱条 勲:血ももしかして全然流れていない……?
浦戸哲也:衣服も傷ひとつ破れすらない。
GM:血も流れていない
GM:リザレクトによる再生には見えません。
壱条 勲:「…………」 目をパチクリさせてます。
浦戸哲也:「人が死ぬことを不幸といいますね」
壱条 勲:「(なんだこりゃ……オーヴァードの再生じゃねえ。ジャームだってもうちょっとフツーに再生する)」
浦戸哲也:「不運の極致が死だとするならば」
浦戸哲也:「幸運の極致は死の回避だとは思いませんか?」
GM:会場が一気に熱気に包まれる
浦戸哲也:「成功を掴む為に不運を退ける、それもまた金で買えるとすれば」
浦戸哲也:「それは素晴らしい事だと思いませんか?」
浦戸哲也:「ねえ、壱条さん」
壱条 勲:「はは……たしかに。死を回避できるくらいの幸運が味方につくなら」
壱条 勲:「世の中の大半は思い通りだもんな」
壱条 勲:「奇跡だ。間違いなく……!」
浦戸哲也:「フフ…でしょう?」
浦戸哲也:「本日のセミナーはこれで終了とさせていただきます」
社員:「当ビル二階では弊社直営ショップがございます」
壱条 勲:「おい、お守りくれ! 社長の持ってたあの黒いのはないのか!」 我先にと他の社員さんの方に駆けていきます。
社員:「会員証と本日の資料に封入されている参加賞をお持ちいただければ」
社員:「おひとりさま限定一個ですが優先で販売しております」
壱条 勲:「いくらするんだ? 10万か? 100万か?」
社員:「ネットや通販ですと2か月待ちの限定品もございますので」
壱条 勲:「金をおろしてこねえと……クソッ」
社員:「ぜひ二階へどうぞ」
GM:人々は押しあいながら二階へと殺到していきます。
壱条 勲:まったく買う気はなかったのですが、1万……いや、1.5万円くらいまでなら資料として購入しようとこちらも2Fに向かいます。
GM:混雑していますが問題なく買えます3000円や5000円1万円のものも売っていますが人気なのは10万円以上するタイプのようですね。
壱条 勲:資料として5000円くらいのを購入していこうと思います。さすがに10万は持ち合わせがないし、そもそも買うつもりもない。
壱条 勲:「(さっきの黒いやつ。俺の持ってる白いやつとよく似てたな……)」
GM:あとさっきの知覚に成功しているので また異音が聞こえます
壱条 勲:「(例の黒いオバケといい、ヤバい物なのは間違いない。ただどうなんだこれ?)」
GM:先ほどとは違う音です。
壱条 勲:「(普通に人々に幸運を撒き散らしてるなら、それはそこらへんの宗教と何も違わないし、無害……なのか……?)」
壱条 勲:耳をすまします。人ごみにまぎれて周囲を伺う。
GM:「…ヴヴ…ヴ」
GM:という虫の羽音のような音がしたような気がします
壱条 勲:「……別のやつか」
GM:人混みの隙間に黒くて大きな甲虫のようなものが飛んでいるのが見えましたが
GM:人混みにすぐ紛れてしまいました。
壱条 勲:「……ボケてんのか俺は。無害なわけがねーだろ」
壱条 勲:「この手の話は絶対に裏がある。神隠しと同じだ。……調べがいがありそうだな、これは」
壱条 勲:「すみません。そこの3000円のやつください」 一番安いのを買って帰ることにした。
社員:「はい、ありがとうございます」
社員:「こちら、当社が開催しているコンサルティングやカウンセリング」
社員:「出会いの場や投資サロンのご案内も入れておりますので」
社員:「興味がおありで知ったらぜひご参加を検討くださいね」
壱条 勲:「どうもどうも。これからもちょくちょく参加するよ」
壱条 勲:「いい一日になりそうだ」
GM:君がその場を後にしても販売会場は熱気に包まれていてしばらくは喧騒が収まりそうにはなかった。
GM:----
GM:シーン終了です
GM:ロイスの取得が可能
壱条 勲:これはロイスを……取らざるを……えない! 現代の聖人・浦戸社長に取ります。
壱条 勲:-インチキ?社長/浦戸哲也/興味/○脅威/ロイス
壱条 勲:興味はあるんですが、絶対にヤベーやつ! 真相を暴いてやるぞ!
壱条 勲:以上です。
GM:インチキw
GM:了解です
GM:----
GM:ではお待たせしました。
GM:仁奈川さんのOPです
GM:成長の報告などお願いします
仁奈川伊由:ワオワオ!
仁奈川伊由:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1oGCugMM
仁奈川伊由:はーい。UGNチルドレン、にながわ・いゆうです!
仁奈川伊由:成長としてはまず1つ、シン・エフェクト《止まらずの舌》を獲得しました。
仁奈川伊由:このエフェクトによって、なんか市内にいっぱいいる怪しい奴から自由に情報を引き出す算段です。
仁奈川伊由:〈RC〉で判定なのでちょっとダイス数が不安ですが、最悪ロイスを切る等してどうにかします。
仁奈川伊由:使いどころについては、他の人からのアドバイスを常に求めているので、適宜見学室で相談できたら嬉しいです。
仁奈川伊由:そして2つめ! PCの中で唯一UGNに所属している特権を振りかざし、エンブレム《バディムーブ》を取得しました!
仁奈川伊由:これで地味に役立つ仁奈川伊由としてチームに貢献していきたい所存!
GM:怖いエフェクトと強いエンブレムだ
仁奈川伊由:また、今回はピーターくんが転校してくるということなんで、
仁奈川伊由:過去に追いつかれたロールを多めに盛り込めたら良いなア~と思っています。
GM:イエス
仁奈川伊由:モノローグなどで少しお時間割いていただくところもあると思いますが、よろしくお願いします。
仁奈川伊由:以上でござい!
GM:どんどんやっちゃってください
仁奈川伊由:大変ありがたいです!
GM:では仁奈川さんのハンドアウトは
GM
シナリオロイス:ピーター・ロイド 推奨感情 P:友情/N:後悔
「僕は今、お前の相手をしている暇はないんだ」
転校生としてやってきた少年を君は知っている。
かつて人形卿の弟子であった彼はFHの任務でこの街に来たと語る。
街で活動を始めるコレクターズセルの目的は何なのか。
君は知る必要があった。

仁奈川伊由:こんなタイミングで再会することになるとはね!
仁奈川伊由:コレクターズセルの目的…この街で何をするつもりなのか…
GM:ナイショだぜ
仁奈川伊由:探ってやるぜ~!
GM:では登場ダイスをお願いします
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (29 → 34)
仁奈川伊由:シュワッチ!
GM:OK
GM:----
GM:OP 仁奈川伊由
GM:----
教師:「座席は、そうだな悪いが一番後ろの席が空いているからそこにしてくれ」
GM:教師が教室の最後尾を指さす。
ピーター・ロイド:「わかりました」
GM:そう言って転校生は席の方へ歩いていく。
GM:君の席の横を通る。
ピーター・ロイド:「……」
仁奈川伊由:(…………)顔が。
GM:一瞬、目が合ったような気がした。
仁奈川伊由:動けない。
GM:そのまま通りすぎて着席する。
仁奈川伊由:血液が逆流したかのような恐怖に襲われ、瞬きすらも忘れていた。
仁奈川伊由:彼の動く音が、異様にはっきりと耳に届く。
仁奈川伊由:ただ、そのまま前を向き続けていることもできずに、少し遅れて彼の方に振り向いた。
仁奈川伊由:(……本当に、ピーターだっていうの……)
ピーター・ロイド:君の視線に気付いたようには見えない、そのまま前を向いている。
教師:「おいおい、女子は格好良い男子が来たからってそっちばっかり見るなよ」
教師:「男子は残念だったなあ」
仁奈川伊由:「………」教師の言葉に引きずられるようにして、無理やり視線を剥がした。
教師:「よし、じゃあホームルームからだな。ロイドは日本語大丈夫だと聞いているが」
ピーター・ロイド:「大丈夫かどうかはわからないですけど、解らない言葉があれば質問します」
仁奈川伊由:(……声が)それはやはり聞き覚えのある声だ。当時より、少し大人びたかもしれない。冷や汗が沸き立って止まらない。
仁奈川伊由:(どうしよう、どうしよう、どうしよう………)
真園彩音:「ロイド君、わりと格好良いよね」と隣の席の真園が小声で声を掛けたりしてきます
仁奈川伊由:「……」「え……え?何?」
教師:「もう、振り返ってみてたからさあ」
真園彩音:「もう、振り返ってみてたからさあ」
仁奈川伊由:「あ……あ?うん? なっ、なんでもない!なんでもない!」
真園彩音:「そう?」
仁奈川伊由:「うん、別に…なんでもない……」
真園彩音:「ニナでも男の子が気になるのかなって感心したんだけどなあ」
教師:「雑談終わりにしろー」
教師:「始めるぞー」
GM:ホームルーム。
GM:そして授業は問題なく進んでいく。
GM:転校生のピーターは人当たりも良くクラスメイトと打ち解けているように見える。
GM:色々と考えているうちに時間は過ぎていくだろう。
仁奈川伊由:ピーターとは真反対に、自席に座り込んで考えこんでいます。あの夜の別れから、今までのこと。
仁奈川伊由:(なんで)
仁奈川伊由:(なんで、ピーターが、この学校に来るのよ…。この間は、あの、マンハントにも遭遇したし)
仁奈川伊由:(なんで……)(あたしは、もう、あいつらとは縁を切って、幸せな人間になるはずじゃなかったの)
仁奈川伊由:(UGNチルドレンならよくあるような不幸を持って、でも、そんなのもう関係なくて、未来だけがあって)
仁奈川伊由:(それが……唯一無二のあたし、仁奈川伊由じゃ、なかったの……)
GM:気が付けば放課後になっている。
真園彩音:「おーい、ニナー」
真園彩音:「どしたー?ぼ~ッとしちゃって」
真園彩音:「帰る時間だよ~」
仁奈川伊由:「……え、あ、えっ?」昼休みから今まで、何をしていたかすら覚えていない。
仁奈川伊由:「あ、そっか……ハハハ」乾いた笑いが漏れる。
真園彩音:「何か調子悪そうだね」
教師:「お、悪いな転校早々に」
GM:教室の入り口で声がする。
ピーター・ロイド:「いえ、学校の事も早めに知っておきたいので」
仁奈川伊由:「い、いや、何でもないよ。フツーフツー…………」
教師:「じゃあ、頼もうかな。校舎裏にゴミの集積場所があるから」
仁奈川伊由:「…………」視線が、自然とそちらに吸い寄せられている。
教師:「その壊れた棚は粗大の方に置いておいてくれ」
教師:「おっと、粗大ゴミってわかるか?」
ピーター・ロイド:「ソダイ…大きいゴミって事ですね」
教師:「ああ、漢字でこう、粗と大な。書いてあるから」
ピーター・ロイド:「わかりました」
GM:小さな本棚を持ってピーターが教室を出ていく。
真園彩音:「なんか気晴らしにスイーツでも食べに行く?」
真園彩音:「ねえ、ニナ聞いてる?おーい」
仁奈川伊由:一人で出て行くところまで見ている。
GM:君はスイーツを食べに行っても良いし転校生に話をしに行っても良いだろう。
仁奈川伊由:(何もしてこないの)
仁奈川伊由:(ピーター、なんで……なんで、なんで)
仁奈川伊由:(なんでよ!)
仁奈川伊由:「…………ごめん!」真園の声を振り払うようにして、ピーターの後を追いかける。
真園彩音:「うわっと、ニナ?」
仁奈川伊由:振り回されるのはもうごめんだった。
仁奈川伊由:転校生の後を追いかけ、その背中に向かって大声を投げかける。
仁奈川伊由:「………っ、ピーター!」
GM:場所は校舎裏。
GM:転校生は足を止める。
ピーター・ロイド:「…」
ピーター・ロイド:手に持っていた本棚を地面におろし君の方を振り向く。
ピーター・ロイド:「なんだよ」
仁奈川伊由:「……、っあ……」思いきり顔を見てしまってまた少し怖気づく。
GM:教師やクラスメイトに使う丁寧な言葉遣いとは違う口調。
仁奈川伊由:(……畏まってない)「ねえ、ピーターでしょ。あたしのこと、覚えてる。でしょ…」
ピーター・ロイド:「覚えてるか、だって?」
ピーター・ロイド:「知ってるさ、お前がこの学校に居る事くらい」
ピーター・ロイド:「ヴァーラのおっさんに聞いたからな」
仁奈川伊由:「……!」
ピーター・ロイド:「名前」
仁奈川伊由:「え」
ピーター・ロイド:「今はあるんだろ名前が」
仁奈川伊由:「あ、そ……そうよ。仁奈川伊由よ」頷く。
仁奈川伊由:「もう、あたし、実験体じゃないの。自由で、UGNチルドレンで、学生なの」
ピーター・ロイド:「だから、何?」
仁奈川伊由:「………」
ピーター・ロイド:「お前が自由だから何だっていうんだ」
仁奈川伊由:「…………だったら」
仁奈川伊由:「に」「人形卿が……」口の中が乾く。言うのが怖かった。
仁奈川伊由:「人形卿が、死んだっていうのは、本当なの」
ピーター・ロイド:「マスターは死んだ」
仁奈川伊由:「……………」
ピーター・ロイド:「勝てるハズないだろ、相手が悪い」
仁奈川伊由:頭が真っ白になる。そんなはずじゃないのに。「…………あたしを逃がしたから、殺されたんだ」
ピーター・ロイド:「それを僕に言ってどうするって言うんだ」
仁奈川伊由:「だっ、だって……」
ピーター・ロイド:「僕に…!」
仁奈川伊由:「だって、あなたが、あたしのこと殺そうとしないから!」
仁奈川伊由:「それくらい、憎いんじゃないの? ねえ、なんで何もしないの?!」
ピーター・ロイド:「お前ッ!」
仁奈川伊由:「何よ!」
???:「まあ、待ちなって」
???:「そう虐めてやらんでくれるかねえ」
仁奈川伊由:「っ……!?」
GM:ゴミ捨て場のコンクリートの壁の上に男が座っている。
GM:カラフルなそれでいてセンスの良いスーツ姿。
GM:サングラスをかけ、幾つかの指輪をしている。
ピーター・ロイド:「マスター…」
仁奈川伊由:その存在を認めただけで、ぞわぞわと全身が怖気つく。
仁奈川伊由:「だっ、誰……コレクターズセル…!?」
???:「感情をぶつけ合うのは良いと思うぜ、俺は」
???:「よっと」
???:壁から降りる。
仁奈川伊由:ビクッと一歩下がる。
???:「でも、ここは学校だろ?まわりに聞かれたらどうするんだよ」
GM:いつの間にか周囲は静寂に包まれている。
GM:時間が止まったかのような空間。
GM:特殊なワーディング。
GM:男の指にはめられた黒いダイヤが鈍い光を放っていた。
???:「転校生と美少女が殺す殺さないの痴話げんかしてたらさ」
???:「明日から気不味くてやってられないよ、君らもクラスメイトも」
ピーター・ロイド:「すいません、マスター」
???:「誰か?だったな」
仁奈川伊由:「あ………」青ざめた顔。
???:「俺は魔石卿って呼ばれてる」
魔石卿:「コレクターズセルのエージェントってやつだ」
魔石卿:「ヨロシクな、お嬢さん」
仁奈川伊由:「…っ!」
仁奈川伊由:「にっ…、……仁奈川伊由よ」
魔石卿:「伊由ね」
魔石卿:「まあ、そう思い詰めて話をしちゃあピーターだって感情のやり場がなくなっちまう」
魔石卿:「ゆっくり話す時間を持った方が良いお互いに」
魔石卿:「だが、今じゃない」
仁奈川伊由:「な…、何。何が目的なのよ」
仁奈川伊由:「あなたがピーターのマスターですって…?」
ピーター・ロイド:「僕達は忙しいんだ」
魔石卿:「仮だよ仮、引き受けちまったからね」
魔石卿:「人体卿のチルドレンにするのは可哀想だし」
魔石卿:「芸術卿や魔獣卿は弟子を取る性格してないし」
魔石卿:「骨董卿は趣味が違うかなって感じだし」
魔石卿:「まあ、成り行きでね」
仁奈川伊由:「……っ」人体卿の名に竦んだ身を奮い立たせる。「…そう」
仁奈川伊由:「あなたが……あたしに、危害を加えるつもりがないのは、なんとなく分かった」
魔石卿:「今の所はね、人体卿に借りが無いから引き渡す義務もない」
仁奈川伊由:「…人体卿は、あたしがここにいるって知ってるの?」
ピーター・ロイド:「ヴァーラが知ってるんだ、知らないはず無いだろ」
ピーター・ロイド:「今アイツは他に手を取られていて動けないだけだ」
仁奈川伊由:「うっ、うるさいな…!」頬を赤らめる。「ほ、他のことって何よ…!」
魔石卿:「そこまでサービスしてやる義理はないかな」
魔石卿:「ま、しばらく俺達はこの街に滞在するんで」
魔石卿:「その間はピーターとも仲良くしてやってくれ」
ピーター・ロイド:「なッ!マスター!」
仁奈川伊由:「んなっ……!」
魔石卿:「少なくとも喧嘩すんなって事だよ。学校でクラスメートだぞ」
魔石卿:「お前ら…」
魔石卿:「まあ、その調子でナカヨシでいてくれ」
仁奈川伊由:「仲良しじゃない!」
ピーター・ロイド:「こっちのセリフだ!」
ピーター・ロイド:「僕は今、お前の相手をしている暇はないんだ」
仁奈川伊由:「何を探すつもりなのよ…。言っておくけど」
仁奈川伊由:「あたしは、もう、UGNだもの。あなた達の行いが人々の日常を脅かすなら、あたしはあなた達を絶対に止める」
仁奈川伊由:睨みつける。「それは、もう、過去とか関係ない。仁奈川伊由が、そうする」
魔石卿:「ま、だとしても。だ」
魔石卿:「この街の治安の維持はFHが担ってるわけだ」
仁奈川伊由:「ぐぅっ……。い、今だけだし……!」
仁奈川伊由:「この街のFHなんか、すぐにUGNがボコボコにするんだから…!」
魔石卿:「勇敢だね」
仁奈川伊由:「度胸がついたの。誰かさん達のせいで!」
魔石卿:「ま、そういう訳で。本来UGNに話を通す必要はないんだけど」
魔石卿:「君からUGNに伝えておいてくれ」
魔石卿:「邪魔はしないでくれると有り難いねってさ」
仁奈川伊由:「け…喧嘩売ってきてるようにしか聞こえないんだけど…!?」
魔石卿:「君らよりは落ち着いて会話してると思うけどなあ」
魔石卿:「さて、学校にこのまま居たら不審者扱いだ」
魔石卿:「俺はもう行くよ」
魔石卿:「ピーター、放課後にっていうかもう放課後だな。後で合流な」
GM:そう言って壁を飛び越えて去っていく。
GM:それと同時にワーディングが解除される。
仁奈川伊由:「んなっ…、勝手なことばっか言いやがって……っ、あーもう!ああーーー!」
ピーター・ロイド:「叫んでると変な目で見られるぞ」
ピーター・ロイド:「仁奈川さん」
仁奈川伊由:「なんであんたはそんな落ち着いてるのよっ!」
仁奈川伊由:「…………」
ピーター・ロイド:「落ち着いてる?」
ピーター・ロイド:「…僕は」
ピーター・ロイド:「僕は、お前を許さないぞ!」
仁奈川伊由:「…そう」
GM:そう言うとピーターは粗大ゴミをゴミ置き場に投げ入れ
GM:走って去っていく。
仁奈川伊由:棒立ちになりながら、それを見送る。
仁奈川伊由:「それは………」
仁奈川伊由:「良かったわ」
仁奈川伊由:彼が自分を殺したいと思うならば、自分は決してそれを止められない。
仁奈川伊由:あたしは人形卿に命を救われた。
仁奈川伊由:でも、あたしが知るよりずっと前から、ピーターと彼は師弟関係にあったし、ピーターの方がよっぽど人形卿を慕っていた。
仁奈川伊由:あたしはピーターから人形卿を奪ったのだ。
仁奈川伊由:ピーターから、仁奈川さんと名前を呼ばれた。変な質感だった。耳にこびりついて離れない。
仁奈川伊由:…UGN、ヒロちゃんに連絡しなければ。新たな勢力に加え、前の事件から残る謎もある。今後どうするか、考えなければ。
仁奈川伊由:けれど、動けなかった。
仁奈川伊由:それらを行うことは、過去と決別した…フリをしていたことを、ずっと気になっていたのに、なんでもないフリをしていたことを否応に自覚させられることだった。
仁奈川伊由:自分の過去、何かを望まれ見捨てられた事、そしてそれ以前の……完全な"無"。
仁奈川伊由:あたしは何なんだろう。なんでここにいるんだろう。
仁奈川伊由:虚無感はとめどなく、今までよすがとなっていたモノを失ってしまったことを痛感した。
仁奈川伊由:「………人形卿」しゃがみこむ。
仁奈川伊由:「人形卿……………」
仁奈川伊由:「なんで死んじゃうのよ………」
仁奈川伊由:「馬鹿、馬鹿じゃないの…」
仁奈川伊由:頬が濡れていて、今更のように、泣いているのだと自覚した。
GM:----
GM:シーン終了です
GM:ロイスの取得が可能
仁奈川伊由:シナリオロイスのピーターくんにロイスを取得します
仁奈川伊由:失ったモノ/ピーター・ロイド/誠意/罪悪感:〇/ロイス
仁奈川伊由:こちらで!
GM:はい了解です
GM:ではここでいったん休憩です