DX3rd Q町キャンペーン第一話『守護者のプレリュード』(GM:クオンタム)

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キャラシート

PC1 朝比奈 望(PL:中村) キャラシート
PC2 名塚佑(PL:珪素) キャラシート
PC3 谷神錬磨(PL:ロケット商会) キャラシート
PC4 水波賢哉(PL:白金) キャラシート

プリプレイ

GM:点呼開始!
水波賢哉:準備完了!(1/4)
名塚佑:準備完了!(2/4)
中村:準備完了!(3/4)
谷神錬磨:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

GM:ではセッションをはじめていきましょう!
GM:本当はOPをやってから自己紹介にしようと思っていたのですが
GM:今回のOPは時系列が微妙に変則的なので、クラシックに一番最初に自己紹介する形でいきます。
GM:そういうわけで、まずはPC1の朝比奈君。お願いします。
GMhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1328019685/236 (PL:中村)
朝比奈 望:はーい!
朝比奈 望:Q町生まれQ町育ちの高校生、朝比奈 望(あさひな のぞみ)です。
GM:ジモティー!
朝比奈 望:純朴な田舎者だよ!
朝比奈 望:今のところオーヴァードとかUGNとか、そんなこと何にも知らないようなそんな子です。
GM:一般人ですもんね。まだ。
朝比奈 望:だけど水波くんとも谷神くんとも仲良く友達やってるし、東京に行っちゃった名塚ちゃんのことは今でもたまに思い出して寂しがったりしています。
GM:優しい子だ・・・
朝比奈 望:そんな、純朴な優しいおっとり高校生を目指して頑張りたいです。
朝比奈 望:こう、なんか、優しくしたい。優しく、苦しみたい。
朝比奈 望:性能としては射撃!アマテラス!必中の弓!血の宴!
GM:そうそう、朝比奈くんが範囲攻撃を取ったんですよね。
GM:頼りになるぞ!
朝比奈 望:こんな形で先に提出した皆さんが持っていなかった範囲攻撃を取りました。白兵が二人なのでバランスとって射撃にしたよ!
朝比奈 望:6dx7は不安だけど名塚ちゃんもいるし,必中で+10されるから,がんばれるはず。
朝比奈 望:以上、宜しくお願いします!
GM:おっけー!
GM:では、そんな優しいキミのハンドアウトがこちらだ。
朝比奈 望:わーい!
シナリオロイス:綾瀬春奈(あやせ・はるな) 推奨感情P:友情/N:食傷
キミはQ町で生まれ、Q町で育ってきた平凡な高校生だ。
過ぎていく時間。変わらぬ日々。平和な日常はいつまでも続く――はずだった。

忘れられないあの夜の事件。キミが迎えた完全なる死。
内に宿った金色の光。身についてしまった得体の知れぬ力。
何もかもが変わってしまったが、変わらないものもある。
今のキミにしか出来ない事がある。

戦え。
前へ進め。
その力で、日常を掴みとれ。
GM:今回の主役なのでちょっと豪華です。
GM:あと、覚醒が『死』なので、たぶん死にます。
朝比奈 望:殺されてたまるか!
GM:死ね!そして覚醒するのだ!
朝比奈 望:(楽しみ!)
GM:あと、綾瀬春奈は他のメンバーと同様、君とは昔から顔なじみの女の子です。
朝比奈 望:する!
朝比奈 望:みんなの友達。
GM:実家は旅館経営。家も結構(田舎基準で)近いので、なにかと付き合いがある・・・そんな感じですね。
GM:悪い子ではないので、仲良くしてあげてください。
朝比奈 望:こちらこそお願いします!
GM:イエイ!おねがいします!
GM:じゃあ、次にいきましょう。
GM:PC2の名塚佑ちゃんお願いします。
GMhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327774113/143 (PL:珪素)
名塚佑:YO Q町生まれ レペゼン東京 魔術師ラッパー 俺が名塚佑a.k.a.東京
GM:フリースタイルじゃん!
名塚佑:ええとですね、同年代の少ない田舎町なので
名塚佑:男子グループと一緒くたに遊んで育ってきた女の子ですね
名塚佑:なので、格好も短パン(小学生時代)とかジャージ(中学生時代)とかで、朝比奈くんや谷神くんと
GM:いますよね。男の子といっしょに野球とか水浴びとか虫取りとかしてる子。
名塚佑:虫取りとかして遊んでたんじゃないんですかね
名塚佑:そうです!
GM:かわいいぜ~!
名塚佑:それもこれも、ここが田舎だからだ!女の子がもっとたくさんいれば一緒に女の子らしい遊びをできたのに!
GM:そう。そもそも田舎は人が圧倒的に少ないのです。
名塚佑:そして、中学2年くらいの時に、ふと東京の学校に転校することになり
名塚佑:戻ってきたらこうなってました
名塚佑:スカートとか履くようになった!
GM:転校の理由は、なんか親の都合的なぼんやり感じで今のところはよろしいですか?
GM:あの佑がスカートを!
名塚佑:そういうぼんやり感で……!
GM:オッケー!
名塚佑:でも、大体周りに接する態度は中学時代と同じ距離感ですね
名塚佑:ただ、事あるごとに東京自慢をしてくるので、ちょっぴりうざい。
名塚佑:東京版スネオ
名塚佑:あと、レネゲイド能力の裏付けとしては、陸軍所属魔術師だった曾祖父さんがいます。
GM:旧日本軍だー!?
名塚佑:旧日本軍においてレ号兵器の開発に携わっていたのだ。
GM:魔術師といえば結社ですが、果たして・・・
名塚佑:で、佑ちゃんも、子供の頃におじいちゃんからちょっとだけ魔術の心得を教えてもらったことがあり
名塚佑:なぜだか今は使えます。そういう感じでレネゲイド能力者なのだ
名塚佑:具体的なデータとしては、ソラリスのエフェクトを《多重生成》でマルチロックしまくるタイプ
GM:子供の頃ならったおまじないが大魔術だったみたいな面白さがありますねw
GM:ソラリス!
名塚佑:ストライクフリーダムめいて支援を飛ばすぞ!
名塚佑:《夢の雫》で達成値を上げたり、《戦乙女の導き》でダイスを増やしたりだ……今のところは弱い!
名塚佑:こんなところです。
GM:イエッサ!
GM:じゃあ、そんな東京ガールのハンドアウトも見ていきましょう。
・PC2(名塚佑)用ハンドアウト
 シナリオロイス:月代コヨミ(つきしろ・こよみ) 推奨感情P:懐旧/N:不信感


キミは数年ぶりにQ町へ戻ってきた、己の能力を隠しているオーヴァードだ。
のどかと言うにはあまりに退屈すぎる町並み。一面の田、山。変わらぬ風景。
そんな中、荷解きの合間になんとなく足を運んだ月代神社で、
キミは幼少時に幾度と無く遊んで貰った年上の少女、コヨミと再会する。
服装、口ぶり、纏う雰囲気。年月の経過を一切感じさせないコヨミはキミにこう告げた。
――その力で我を助けてほしい、と。
名塚佑:コヨミちゃん~~?
名塚佑:どうせ東京も知らない田舎娘なんでしょ?
GM:あっスネオ!
名塚佑:私、東京に行ったこともない子と友達になれるかなぁ~~?
名塚佑:……とにかく、親切にしたいと思います!
GM:そんな(おそらく)田舎娘のコヨミちゃんですが、君が子供の頃に遊んでもらった時とまったく姿が同じです。
名塚佑:なんてことだぜ!
GM:速攻で気づいてもいいですし、見てみぬフリをしてもいい。自由!
GM:フリーダム!
名塚佑:昔遊んでもらったお姉ちゃんとよく似ている……
名塚佑:もしかして、最新科学技術によって培養され当時の身体年齢相当に成長したクローンなのかな?
GM:あと神社には行っても行かなくても良いので、OPでは佑ちゃんのやりたいように動いて貰えるといいでしょう。
GM:考えが都会すぎるよ!君!
名塚佑:わかりました!楽しみすぎるぜ!
GM:いえい!ではよろしくお願いします!
GM:じゃあ次。PC3の谷神君、お願いします。
GMhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327801386/145 (PL:ロケット商会)
谷神錬磨:はい!
谷神錬磨:谷神錬磨。完璧なる純粋培養の田舎育ち野郎です。
谷神錬磨:現代社会に対する常識がちょっと疎いが、田舎なのでインターネット界隈にはむしろ詳しい。(田舎あるある)
谷神錬磨:その正体は代々土地を守る役目を負った、忍者の末裔というわけです。
GM:ニンジャだー!
谷神錬磨:ただし忍術といっても暗殺術に近く、古武術の側面がつよい。というか、ほぼ古武術。
谷神錬磨:すごい真面目な性格なので、暇さえあれば筋トレしたりします。
GM:掌底を叩きこんだり、急所に連続突きを叩きこんだり?
谷神錬磨:そうですね!でも刃物を使ったほうが強いのは明らかなので、手段を選ばない我々は刃物を主に使います。
GM:あっ、使えるものは使う理論
谷神錬磨:対ジャームを想定した暗殺術なので、効くかどうかわからない毒とかは使いません。
GM:確実に殺しにきている・・・怖い・・・
谷神錬磨:すごく真面目で、時代がかった喋り方をするので、「思慮深いのかな」と誤解されることもありますが、
谷神錬磨:じつはあんまり深いことは考えていません!
GM:!?
GM:考えてないの!?
谷神錬磨:お役目に対しては真面目ですが、すごくシンプルな人間です。
谷神錬磨:レネゲイドから得た能力は高速移動。切り刻むぞ!
GM:エグハヌ!
谷神錬磨:付き合いは(鍛錬があるので)悪い方ですが、交友関係は狭くても仲がいいひととは極端に仲がいい。そんな感じです。
谷神錬磨:ほかの3人とも同様。 というわけで、自己紹介は以上です!
GM:はいはい!ちなみに、妹の谷神天音ちゃんとはどんな感じに過ごしてますか?
GM:OPでは本題に入る前に、なかよし兄弟描写として軽く手合わせしてもらおうかと思っています。
谷神錬磨:そうですね。
谷神錬磨:期待しているので、厳しく接しています。なにしろ妹も強くなれば、戦力が単純に2倍!
GM:完全に戦力増強基準で考えてるw
谷神錬磨:覚醒している/していないに関わらず、そんな感じです。
GM:了解です。今のところ、天音ちゃんはオーヴァードではないはずです。
GM:まだ。
谷神錬磨:不穏な「まだ」だぜ・・・・・
GM:では、そんな谷神君のハンドアウトがこちら!
・PC3(谷神錬磨)用ハンドアウト
 シナリオロイス:“ツキガミさま” 推奨感情P:興味/N:憤懣


キミは何もない田舎町、Q町で暮らす忍びの末裔だ。
妹の天音と二人きり。学校に行き、妹と手合わせをし、ただ淡々と過ぎていく日々。
土地を荒らすような脅威が現れなければ、あるいはそのまま老いていくのも良かったのかもしれない。
だが、それは現れた。あまりにも意外なところから。
町の守り神として伝わる『ツキガミ伝説』。それが今、人々に牙を剥く。
即ち、来たのだ。存分に技を振るう時が。
谷神錬磨:敵だ~っ!
GM:敵は、殺せ!
谷神錬磨:ガンバルゼ!
GM:なお、谷神君は事前の打ち合わせでUGNの存在を知っていると聞いているので
GM:事件に関しては、おそらくUGNとかいう組織から連絡がいくんじゃないかな?と思います。よろしくお願いします。
谷神錬磨:はい!了解です。よろしくどうぞ。
GM:いえい!
GM:じゃあお待たせしました。ラスト!
GM:PC4の水波賢哉くん、お願いします。
GMhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327772778/367 (PL:白金)
水波賢哉:はい!
水波賢哉:皆さん。田舎だ、東京だ。地元だ。出戻りだ。忍者だとか、言いますが、さて、このゲームはダブルクロスですよ。
水波賢哉:そう、UGNのキャラがいないとお話にならないんじゃないでしょうかねぇ?
GM:わかってらっしゃる
GM:そう!居ないと困るのです!
水波賢哉:と、いう事でUGNチルドレンの水波賢哉です。精鋭!
GM:エリートだー
水波賢哉:名塚さんと入れ替わる形でこの町にやってきて、以降一人でこの町の担当をしています。
水波賢哉:町は平和が守られていると聞きます。
GM:そうですね。水波君のキャラ説にもありますが、平和すぎて退屈なくらい。
水波賢哉:これもUGNの尽力が大きいのでしょう。ええ、そうでしょうとも。このキャラのやることは定期報告と愛犬と戯れること。
水波賢哉:そして遠くにいる彼女に電話することくらいですね。腕がさび付くのを感じますが平和の報酬なんて得てしてそんなものですよね。
GM:ちなみに、もともと住んでたのは東京の方だったんですか?
水波賢哉:いや、東京被りは良くないので西の方の都会にしておきましょう。
GM:西出身だ!
GM:じゃあ、彼女(?)もきっとそっちの方に住んでる事でしょう。
GM:実在するなら・・・
水波賢哉:性格は平和に焦燥感を感じつつも、この田舎に順応している軽薄そうな子ですね。
水波賢哉:元々UGNの人間なので非常時の特権意識が強いですが人命を最優先する人間でありたいと思っております。
GM:やったー!
GM:命は大事!
水波賢哉:能力は孤独の魔眼によるターゲットコントロールからの切り払い精鋭ドッジ!パーティの盾。
水波賢哉:さらに精鋭固定値攻撃は侵蝕使わないのでお安いだろうから、侵蝕に余裕ありと判断、普通のカバーリングエフェクトも取りました。
GM:トライだから成長もいろいろやれて楽しそうですよね、水波くん
水波賢哉:15mまで伸びる蛇腹剣を使いながらエンゲージ考えて闘おうと思います。
水波賢哉:これくらい。あ、左利きで犬飼ってます。それとUGNの用意した一軒家!実在性彼女に良い報告できるようにがんばります。
水波賢哉:以上です!
GM:一軒家で一人暮らし!主人公っぽい!
GM:ありがとうございます。では、そんな水波君のハンドアウトはこちら。
・PC4(水波賢哉)用ハンドアウト
 シナリオロイス:“カゼキリ”桜生ジン(さくらお・じん) 推奨感情P:信頼/N:不安


キミは何もない田舎町、Q町に派遣された“元”エリートUGNチルドレンだ。
事件らしい事件もなく、淡々と支部長の桜生に定期報告をしては恋人と犬に癒やされる日々。
そんなキミの愛しい日常は、他ならぬ支部長からの連絡で幕を閉じた。
『――町の守り神、ツキガミ様が暴走している。このままでは町の誰かが犠牲になるだろう』
日常の守護者たるUGN。その尖兵たるUGNチルドレン。
今こそその力で、町を守れ。
GM:そういうことで、ようやく事件が起き、誰かが犠牲になるかもしれないそうです。
GM:やったぜ!
水波賢哉:不謹慎ながら腕を震える喜び、実績挙げて帰還のチャンス!頑張るぜ!
GM:支部長の桜生ジンは30代なかばくらいの男性で、一応君の上司にあたります。
GM:ビジュアル的には、シタン先生みたいなやつです。
GM:とにかくその桜生から連絡があり、今回の任務を受注する・・・というOPになるということ!
水波賢哉:はい!
GM:しかし、この町でオーヴァードらしい人間は君と桜生、それから古武術ニンジャの谷神くんくらいしかいないはず。
GM:どうしよう・・・という開幕になるかもしれません。よろしくお願いします。
水波賢哉:任せてくださいよ!
GM:では、これで自己紹介はすべて終了!
GM:最後に第一話のトレーラーを貼ってはじめていきましょう。
■トレーラー
力が弾けた。

それは、脆くなった器から水が零れるように。
張り詰めた糸が切れるように。
『神』自身すら驚くほど速やかに、月の欠片は飛び散った。

少年に宿りしはその一端。
豊穣を歌い、進化を促し、裸に眠る力を引き出す『金』の欠片。

選択せよ。
非日常を受け入れるのか否か。
世界の裏の顔を知るのか否か。
戦いに身を投じるのか、否か。

守るべきものを選択せよ。

ダブルクロス The 3rd Editionキャンペーン
「守護者の願い」第一話『守護者のプレリュード』

ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:ということで、Q町あらため「守護者の願い」キャンペーン。第一話をはじめていきたいとおもいます。
GM:みなさん、よろしくお願いします!
朝比奈 望:お願いします!
谷神錬磨:よろしくお願いします
名塚佑:お願いいたします
水波賢哉:よろしくお願いします!
GM:----

OP01 - 朝比奈望

GM:シーンプレイヤーは朝比奈くん。まだキミはオーヴァードとかいう変な生命体ではないので、ダイスは振らなくてOKです。
朝比奈 望:1d0
GM:変なの振った!
朝比奈 望:でます!

Q町 土曜日-昼

GM:休日ののどかな昼下がり。
GM:キミは食堂で使う食材の買い出しにいった帰りですね。
GM:たまたま一緒になった近所の幼なじみ、綾瀬春奈も一緒です。
綾瀬春奈:「望くんも大変だねえ。食堂の手伝いばっかりで」
綾瀬春奈:両手に近所のスーパーのビニール袋をぶらさげている。
朝比奈 望:「そうかなあ」
綾瀬春奈:「? 大変じゃない?」
朝比奈 望:ちょっと首を傾げたりする
朝比奈 望:「んー、昔からずっとやってるからねえ。」
綾瀬春奈:「あー、そっか。もう生活の一部?」
朝比奈 望:「そうそう。そんな感じ。」
朝比奈 望:「それに春ちゃんのうちと違って、夜はちゃんと休めるからね」
綾瀬春奈:「ふふふふ。そうなんだよねえ」
綾瀬春奈:「旅館のお手伝い、夜がなかなか休めなくって。勉強の時間確保も大変で」
綾瀬春奈:「分かってくれるの望くんくらい!」
朝比奈 望:「あはは。僕の方も大変じゃないって言ってくれるのは春ちゃんと」
朝比奈 望:「うん、お母さんぐらいかな」
綾瀬春奈:「あっちはどう? 錬磨くんとか、賢哉くんとか、佑ちゃん……あ」
綾瀬春奈:「あ、そうだ。佑ちゃんこっちに帰ってくるって話、聞いた?」
朝比奈 望:「……そうなの!?」
朝比奈 望:知らなかったので、驚くよ!
綾瀬春奈:「そうなの!」
綾瀬春奈:「明日……かな?引っ越してきて、月曜日からはもう学校だって」
朝比奈 望:「へー、そうなんだ。懐かしい、いや、嬉しいなー」
朝比奈 望:「あれ?なんで春ちゃんはそれ知ってるの?」
綾瀬春奈:「お母さんから聞いたの。お母さんは田中さんちのおじさまからで、おじさまは交番の井上さんから聞いたって」
綾瀬春奈:「もー、田舎だよねえ。噂がすぐ広まるんだもん」
朝比奈 望:「なるほど。」
綾瀬春奈:「………………」
朝比奈 望:「っていうことは、お母さん。わざと内緒にしてんだな」
朝比奈 望:してたんだな
綾瀬春奈:「ねえ、望くん」
朝比奈 望:「なに?春ちゃん」
綾瀬春奈:足を止める。
綾瀬春奈:「この町から出たい」
綾瀬春奈:「変わりたい」
綾瀬春奈:「……って思ったことない?」
綾瀬春奈:「家の仕事がなければ、町から出て……佑ちゃんみたいに東京に行って……って。」
朝比奈 望:一歩前に歩みを進めて、春ちゃんの方に振り向きます
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:ちょっと寂しそうな顔をする。
朝比奈 望:「僕は、この町が好きだから」
朝比奈 望:視界には春ちゃんと、古い町並み、遠くには山、そしてどこまでも広がる青い空
綾瀬春奈:「……」
朝比奈 望:「そんな風に思ったことは」
朝比奈 望:ちょっと考えて
朝比奈 望:「あるかも」
綾瀬春奈:「えっ」
朝比奈 望:えへへ、と笑う。
綾瀬春奈:「もう。そんなふうに考えたこと一度もない……って言われるかと思ったよ」
朝比奈 望:「だって、街の方が面白いテレビとかもやってるし、楽しそうだなーとか思っちゃうよ。子供の頃は」
綾瀬春奈:「うん」
朝比奈 望:「東京の方じゃないと観れないアニメがあるとか知ったときは、びっくりしたよね」
綾瀬春奈:「……うん。あっちには色々なものがあって、色々なものが売ってて」
綾瀬春奈:「きっと、選べる将来の道も、ずっと多い」
朝比奈 望:「うん、そうかもしれないね」
綾瀬春奈:「……でも、この町も好きなんだよね!こまっちゃうよね!」
綾瀬春奈:「うん、ごめんね。なんか変な話しちゃった」
綾瀬春奈:「遅くなると望くん、おばさんに怒られちゃうよ。かえろかえろ!」
朝比奈 望:「うん」
朝比奈 望:また春ちゃんと一緒に歩き出します。
朝比奈 望:太陽が少しずつ山に隠れて行っている。日陰が出来てきいる。
朝比奈 望:風が優しく吹いていて、とても気持ちいい。いつもの休日。
朝比奈 望:隣には春ちゃんがいてくれて、佑ちゃんが帰ってくるっていいニュースも聞いた。哀しくなる要素なんて何もないはずなのに。
朝比奈 望:何故か、ちょっとだけ寂しい気持ちになる。
朝比奈 望:「ねえ、春ちゃん」
綾瀬春奈:「……あ」 考え事をしていたが、顔を上げる。
綾瀬春奈:「ごめんごめん。なに?」
朝比奈 望:「ん、いや、なんかうまく言えないんだけど」
朝比奈 望:「やっぱりさ、好きでいたいよね。」
朝比奈 望:「この町のことをさ」
綾瀬春奈:「………………」
綾瀬春奈:「うん」
綾瀬春奈:「私も、うまくいえないけど」
綾瀬春奈:「好きでいたいかな。この町のこと」 にっこり笑う。
朝比奈 望:「だから。春ちゃんがもし外に出た方がこの町のことを好きでいられるって思ったなら」
朝比奈 望:「僕は春ちゃんの選んだ道がいいものだって思うし、春ちゃんのことを応援するよ」
朝比奈 望:「うん、応援する。寂しいけど。応援する」
朝比奈 望:ちょっと困ったように笑いながら言います。
綾瀬春奈:「……もう。ほんとに」
綾瀬春奈:「優しいんだもんなあ。望くんは」
綾瀬春奈:分かれ道に差し掛かったところで、立ち去りながら言い残す。
綾瀬春奈:「そんな望くんが好きだよ!私は!」
GM:そのまま、旅館の方に駆けていきますね。
朝比奈 望:「えっあっ」
朝比奈 望:何か言おうとしたけど、既に春ちゃんは遠くに行っている
朝比奈 望:から、せめて見えなくなるまで手を振ったりしていよう
GM:いつも通りの平和な日常。
GM:これまでと同じように続いていくはずの日々。
GM:……その夜のことだった。
GM:町の中央、月代神社から四つの光が飛び散ったのは。

OP02 - 名塚佑

GM:次はPC2。佑ちゃんのオープニングになります。
GM:佑ちゃんは東京じこみの侵食ダイスをふってください。
名塚佑:へーい
名塚佑:名塚佑の侵蝕率を+4(1D10->4)した (侵蝕率:32->36)
GM:控えめだ!
GM:------------------

Q町 日曜日-昼

GM:……さっそくだが、キミは段ボールの山と格闘している!
GM:なにせ今朝引っ越してきたばかりで、明日には学校に行かないといけないのだ。
GM:今晩のパジャマ。制服。その他色々。荷解き地獄と戦う必要がある。
佑の母:「佑~!? 明日から学校なんだから制服は出しときなさいよー」
名塚佑:ダンボールを開けて、目当ての荷物が見つからないので四苦八苦してます。
名塚佑:「うええ」またパジャマだ!
佑の母:「佑~!あんた聞こえてるー!?」
名塚佑:「お父さーん!手伝ってよ~~!」
名塚佑:「カバンがないー!」
GM:ドタン!バタン!
GM:階下からは、たぶん君の父親が力仕事をがんばっている音が聞こえますね。
佑の母:「お父さん、無理!」
佑の母:「だからもうー、“すぐ使う”箱にいれなさいって言ったじゃないー」
佑の母:パタパタと階段をあがってくる。
名塚佑:「だってー」
名塚佑:「ううーん」下着のダンボールの底をさらうものの、携帯ゲーム機くらいしか出てこなかった。
名塚佑:「どこやったかなあ」
名塚佑:「もう……」
名塚佑:「紙袋でいいかな……どうせ初日だし……」
佑の母:「あんたね。女の子が紙袋ってありえないわよ」
佑の母:「佑。カバンならお母さん探しといてあげるから、ちょっと頼まれてくれない?」
名塚佑:「なーに……?」仰向けに転がってました。
名塚佑:ほぼ探すのを諦めた姿勢!
佑の母:「サボってんじゃないわよ!」 ぴしゃっ!
佑の母:佑ちゃんの顔面を紙切れで叩く。
名塚佑:「に"ゃっ!」
GM:お札ですね。晩ごはんのおかずを買うには、ちょっと多いくらい。
名塚佑:「買い物ー?」
佑の母:「そ。河合さんちのスーパー、まだやってるから。コロッケとか……好きなの買ってきていいわよ」
名塚佑:「やった」
名塚佑:「河合さんのとこのハムカツ、久しぶりだぁ」
名塚佑:「やったー」
佑の母:「お釣りは好きなものに使っていいけど」
佑の母:「あんた、まだ少年ジャンプとか読んでるんだっけ。女の子なんだからいい加減卒業しなさいよー」
GM:キミは読んでいてもいいし、とっくに卒業していてもよいです。
名塚佑:「ジャ、ジャンプじゃないよ!あんなもの!」
名塚佑:「コロコロだよ!」
名塚佑:「間違えないでよね!」
佑の母:「お母さん、違いがわかんないんだけど……」
名塚佑:「のってる漫画が全然違うんだよ!もー!」
佑の母:「まあ、いいや。ほら!寝っ転がってる暇があるならいってきて!」
佑の母:佑の尻を叩いて強引に送り出す。
名塚佑:「行ってきます」
名塚佑:買い物に向かいます。さっきまで片付けていたので、ワンピースに裸足だ。
名塚佑:服は都会物だけど、足元はサンダルなのだ。
GM:なら、昼下がりのQ町を佑ちゃんは歩いて行く事になりますね。
GM:以前住んでいた頃と全く変わらない風景。東京よりもはるかに空気が綺麗で、はるかに見通しがよく、人が少ない。
名塚佑:(Q町)
名塚佑:(ぜんぜん変わってないなー)
名塚佑:パタパタと道を歩いていきます。
GM:なら、その道中。見覚えのある石階段の横を通りがかることでしょう。
名塚佑:「ハム♪」
名塚佑:「カツ♪」
GM:覚えていても良いです。ここを登れば、子供の頃の遊び場だった『月代神社』であり……
GM:迷信深い父親は、引っ越し早々ここにきて「Q町に戻りました」の挨拶をしていたという事を。
GM:ハムカツを優先してもいいし、キミもお父さんにならって挨拶しにいってもいいです。
名塚佑:「ハム……」石段をちょっと通り過ぎたところで
名塚佑:少し戻って、石段を登っていきます。
名塚佑:「変わってないなあ」
GM:爽やかな風にあおられて、ざわざわと周囲の木々が揺れる。
名塚佑:耳の横の髪を風に押さえて
名塚佑:小走りに境内に向かいます。
GM:階段を登り切り、境内に入った佑ちゃんはすぐに気づくでしょう。
GM:同じようにワンピース……白いワンピースを着た少女が、丁度階段の方に向かってきていた。
GM:黒い髪。どこかで見たような顔。
名塚佑:「?」足を止める。
???:「む」 佑ちゃんと目が合います。
名塚佑:「うえ」
???:君の足元から顔までをじーっと眺めた後、
???:「……!!」
???:「佑! 佑だな!」
???:「名塚の、佑だ!そうであろう!」
???:握手をもとめるように飛びついてくる。
名塚佑:「ヨミ、ヨミ姉ちゃん!!」
名塚佑:「あれ!?でもヨミ姉ちゃんだ~~!!」
???:「!」
月代コヨミ:「お、おお……」
月代コヨミ:「覚えているのか?我のことを?」
名塚佑:軽率に抱きつきます。
名塚佑:「え?だってヨミ姉ちゃん?だよね?あれー?」
名塚佑:「うへへ」
月代コヨミ:「佑はえらい子だなあ~!よしよしよし!」 抱き返す。
名塚佑:「あれ?ボクよりちっちゃくなった?おかしくない?うへへへ」
月代コヨミ:「佑は随分大きくなったなあ」
月代コヨミ:「昔はほれ、高いところのセミが捕れぬ捕れぬと泣くものだから」
月代コヨミ:「我が肩車してやったものよ。ふふふ」
名塚佑:「やっぱりヨミ姉ちゃんだぁ」
名塚佑:「なんでちっちゃいの!?」
月代コヨミ:「う」
月代コヨミ:「それはその……なんでかな」
月代コヨミ:「ほれ、あまり成長しないタチだから……?」
名塚佑:「それより!ほら!」
名塚佑:「これ、どう、ほら!」
月代コヨミ:「おお?」
名塚佑:その場でくるりと回って
名塚佑:ワンピースを見せびらかしたりします。
月代コヨミ:「おお、おお」
月代コヨミ:「別嬪さんになったなあ」
名塚佑:「どこで買ったと思う!?この……ファッション!」
名塚佑:「洋服じゃないよ!ファッション!」
月代コヨミ:「ファッション」 たどたどしく復唱する。
月代コヨミ:「どこであろう。Q町には売っておらぬし……隣町?」
名塚佑:「ブブー!違いまーす!!」ドヤ顔!
名塚佑:「どこかなぁ~~!?ヨミ姉ちゃんにもわかんないかな!」
名塚佑:「東京!!」
月代コヨミ:「ぬう!甘く見るなよ、我はこの町の生き字引で………………東京!?」
月代コヨミ:「ははあ。姿が見えんと思ったら、東京に行っておったのか?」
名塚佑:「まあね!いやー、東京は人が多かったな!」
名塚佑:「洋服屋も、ユニクロとかしまむらとか……たくさんあるんだよ!」
月代コヨミ:「そうかそうか。色々、都会でもまれてきたわけだな」
月代コヨミ:「通りで…………」 言葉を切る。
月代コヨミ:「……」
月代コヨミ:「佑」
名塚佑:「……どうしたの?」
月代コヨミ:しばらく何か迷っていたものの、口を開く。
月代コヨミ:「これから、少しだけ真面目なお話をしようと思う」
月代コヨミ:「答えたくない事は答えなくともよい。ただ、最後まで聞いてくれると嬉しい……のだが。どうかな」
名塚佑:「えっ……」もっと東京の自慢をしたかったので、露骨に残念そう
月代コヨミ:「あ、ああ、もちろん東京の話は聞く!聞くとも!」
月代コヨミ:「いっぱい聞きたい!」
名塚佑:「やったぁ!」笑顔!
月代コヨミ:「……」
月代コヨミ:「佑よ。おまえ」
月代コヨミ:「………………なにかしらの、大きな力に触れたであろう」
名塚佑:「う」
月代コヨミ:「その力の片鱗がお前の中に根付いている」 目を見て話す。
月代コヨミ:「明らかな“異能”として発現している」
名塚佑:「う、ヨミ姉ちゃん、なんで……」
名塚佑:「……そんなこと」
月代コヨミ:「……うむ」
月代コヨミ:「よいか佑。お前は一人ではない」
月代コヨミ:「異能を持っているのは、お前一人ではない。そこは、安心せよ」
名塚佑:「……知ってる」
名塚佑:「錬磨のことでしょ」
月代コヨミ:「……! ほう」
月代コヨミ:「佑。お前は、どう思っておる」
月代コヨミ:「その異能を捨て去りたいのか。コントロールし、自分の糧としたいのか」
名塚佑:「なんでヨミ姉ちゃんが知ってるの?」
名塚佑:「……治ればいいなって思ってる。待ってればいつか……もしかしたら……」
月代コヨミ:「我も同じだからよ」
月代コヨミ:「異能を宿す者。いや、少し佑とは異なるかもしれぬが……同じ異能を持っている。そして」
月代コヨミ:「…………我の力が完全に戻れば、佑からその異能を取り除けるかもしれぬ。」
名塚佑:「!」
名塚佑:「完全に……って、どういうこと?」
名塚佑:「だって、ヨミ姉ちゃんは、ヨミ姉ちゃんだよねー……?」
名塚佑:心配そうに覗きこむ。
月代コヨミ:苦笑して、佑ちゃんの頭をくしゃくしゃと撫でる。
月代コヨミ:「ああ、うむ。ヨミ姉ちゃんだとも」
月代コヨミ:「佑は本当にいい子であるなあ」
名塚佑:心配というより、不安だ。立て続けに、自分の心を見透かされたようで、恐れている。
月代コヨミ:「そうだな。我は我であって、我ではない……そう」
月代コヨミ:「我の力がバラバラに飛び散ってしまった。今の我はまったくもって不完全なのだ」
月代コヨミ:「だから協力者を探している。谷神のような、力を持つ者を」
名塚佑:「……それは、意識が飛散したってこと……?」
名塚佑:「自我の一部が、天使に取られて……力を行使したから」
月代コヨミ:「――――天使?」
名塚佑:自分の持ちうる言語で理解しようとしている。
名塚佑:「うん。魔術の行使には、別の自分を作るんだけど……ヨミ姉ちゃんは、そうじゃない?」
月代コヨミ:逆にこちらが怪訝な顔をしている。ただ、
月代コヨミ:佑が真摯に受け答えしていることは理解する。
月代コヨミ:「そうだなあ。我はまた全然違う。能力はひとりひとり違うものよ」
月代コヨミ:「だが、理解としては……だいたいそれで合っているよ」
名塚佑:パチパチとまばたきをしながら、真剣に話を聞く。
GM:いつの間にか日は傾いて、木々を揺らす風もやんでいる。
月代コヨミ:「佑。もしお前が、もっと詳しい話を聞きたいと思うのなら。自分の異能に真剣に向き合いたいと願うのなら」
月代コヨミ:「明日の夕方。学校が終わった後でよい。もう一度、ここに来てくれ」
月代コヨミ:「……そして、たのむ。おねがいだ」
月代コヨミ:「……我を助けてくれ。」
名塚佑:「うん……うん!」こくこくと頷く。
名塚佑:「ヨミ姉ちゃん、」何かを言おうとするが
名塚佑:その前に手をとっている。
月代コヨミ:「え」 困惑する。
名塚佑:「たす、助けるよ……!だって、ヨミ姉ちゃんは、ヨミ姉ちゃんだし!」
月代コヨミ:「……!」
名塚佑:「それに、ボクは……」
名塚佑:「東京帰りなんだ!」
月代コヨミ:「……そうか」 片方の手で目元を拭う。
名塚佑:「東京に比べたら、大したことないよ!殺人事件だっていっぱい起こるんだよ!」
名塚佑:「Q町の事件なんて、小さなもんだよ!」
月代コヨミ:「そうか、そうか。それもそうだなあ、ふふふ」
月代コヨミ:「頼もしい事よ。東京の話、今度じっくり聞かせてもらうぞ」
月代コヨミ:「我も聞きたいのだ!ゲームセンターの話とか、ソーシャルゲームの話とか、あと、ええと」
月代コヨミ:「クレープ屋台があるとか……ラーメン屋があるとか」
名塚佑:「そう、ゲームセンターとか……今のゲームセンターは……すごいんだよ!」
名塚佑:「クレープも食べたんだよ!」
名塚佑:「明日、いるよね……!ヨミ姉ちゃん!」
月代コヨミ:「うむ、もちろんいる。ここで待っている」
名塚佑:「またね!」大きく片手を上げて、駆け去っていく。
名塚佑:その直後、足を止める。
名塚佑:「――ヨミ姉ちゃん」
名塚佑:「おうちは、どこにあるの?」
月代コヨミ:くすっと笑う。
月代コヨミ:「おうちは、ここだ」
月代コヨミ:「……ではな。また明日!」
名塚佑:「……」夕暮れの空に影になったコヨミを見て、
名塚佑:「うん」頷いて、再び走り出します。
名塚佑:(ヨミ姉ちゃん。あんなに遊んでもらったのに……)
名塚佑:(どこのうちの子なのか、ずっと知らなかった)
名塚佑:(ボクが町にいなかった間も……全然変わってない)
名塚佑:石段を駆け下りていく。最後の三段をジャンプして降りる。
名塚佑:「……でも」
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんは、絶対、友達だよ!」

名塚佑:友達/月代コヨミ/友情:○/不安/ロイス
GM:シナリオロイスは月代コ・・・言う前に取ってる!
GM:えらい!

OP03 - 谷神錬磨

GM:ということで、セッションを再開しましょう。
GM:次はPC3の谷神くん。
谷神錬磨:おす
GM:侵食ダイスをどうぞ!
谷神錬磨:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 7[7]+35 → 42


GM:――――谷神の技は鬼の技。
GM:Q町の人間の殆どはそれを知らない。知るのはごく少数。
GM:町を守るUGNの人間。そして。
GM:同じ血が流れる者のみ。
GM

Q町 日曜日-夕刻

GM:キミは今、日課の組手をしている。相手は妹の天音。
谷神天音:「よろしくおねがいします!」
谷神錬磨:「……ああ」
谷神錬磨:ゆっくりと目を開ける。
谷神天音:「にい様ー。今日こそ、絶対、あたしがにい様に勝つからね!」
谷神錬磨:「できるものなら。いつでもそうして構わん」 瞑想していたのか、それとも構えながら寝ていたのか。それは本人のみぞ知る。
谷神錬磨:木刀を模した小太刀を片手にぶら下げるように構えている。
谷神天音:「ぬーっ」
谷神天音:「にい様は、なんでいつでもそんなにヨユーなの?」 小ぶりの木刀を両手に持っている。
谷神天音:順手と、逆手。受け流した後に致命の一撃を狙う型。
谷神錬磨:「余裕? ……適度な弛緩が技に切れ味をもたらす」 紙一重で弾く。
谷神錬磨:(……たぶん) 心の中で付け加える。実際、紙一重の余裕なのか、それともぎりぎりで避けているのか、こっちは本人にもわからない。
谷神天音:「むう!」 空振りした勢いのまま、足払い。
谷神天音:「じゃあ、にい様に勝てないあたしは、弛緩しすぎ?」
谷神錬磨:「どうかな。技はよく伸びている」 足払いを後退でかわす。
谷神天音:「ぬー。でも、にい様に全然当たらないよ?」
谷神錬磨:「……当てようと思うほど、当たらなくなる」 自分がそうだからだ。
谷神天音:「何がちがうのかなあ?にい様、ズルっこしてない?     ……せい!」 質問で油断させて突き。
谷神錬磨:「当ててから思え。そうすれば当たる」 (というか、当たっている……) 小太刀で弾いて、突き飛ばす。
谷神天音:「ふうん……? うげっ」
GM:では最後に、達成値で勝負を決めましょう。
谷神錬磨:そうしましょう。
GM:対決です。といっても、天音は非オーヴァードなので達成値は5くらいしかありません。
GM:谷神君はエフェクトを使っても、白兵で素振りしても構いません。
谷神錬磨:素振りします!
GM:なんなら白兵以外でも。彼女を負かす事ができるなら、なんでもつかっていいです。
谷神錬磨:白兵で!
GM:きなさい!
谷神錬磨:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[3,4,10,10]+7[1,7]+2 → 19

GM:圧勝だ!
谷神錬磨:「ああ……」 旋回しながら、足払いを決めました。
谷神錬磨:「いま、当たった」
谷神天音:「うぉう!」 派手にぶっ倒れます。
谷神天音:兄との組手で何度も転倒している分、受け身だけは上手い。
GM:これが谷神の家の日常風景。
谷神錬磨:「すまん。思ったより威が優った」
谷神天音:「だいじょぶでございます!受け身はうまいからー」
谷神錬磨:「それは重畳。今日は仕舞いとしよう」
谷神天音:「うん。あのね、いつかぜったい、にい様に勝ってみせるからね!」
谷神天音:「ありがとうございました!」
谷神天音:着替えをとりにぱたぱたーっと母屋の方に駆けていきます。
谷神錬磨:「時がくればな。有り得ない話ではない。……ありがとうございました」 礼。
GM:キミはしばし自主トレや瞑想に励んでもいいし、いっしょに母屋に戻ってもいいでしょう。
谷神錬磨:(あれも、強くなっているのかもしれん。技を継ぐ素養もある。……ような気がする)
谷神錬磨:では、汗をぬぐいながら母屋に戻っていきましょう。
GM:なら、母屋に入ったあたりですぐ。道着を脱ぎかけの妹がバタバタと走ってくる。
谷神天音:「にい様ー、にい様ー」
谷神天音:「電話でございます!」
谷神錬磨:「行儀が悪いな。……電話?」 眉をひそめる
谷神錬磨:(スカイプじゃないのか)
谷神天音:「うん。がっこのね、桜生せんせい?から」
谷神天音:「桜生だっけ……? 保留にしてあるからね!」
谷神錬磨:「さて……珍しいことだが、承知した。俺が受けよう」 受話器に出よう。
谷神錬磨:「……はい。谷神です」
桜生ジン:『ああ、どうもお疲れ様です。錬磨くん』
GM:学校の担任です。ただ、キミはこの人のもう一つの顔を知っている。
桜生ジン:『…………仕事の話を』
桜生ジン:『したいのですが。今、時間は?』
谷神錬磨:「いつでも。万事、臨戦です。伺いましょう」
桜生ジン:『助かります。なにせ戦力が少ない町ですから、ここは』 小さく受話器の向こうで苦笑する。
桜生ジン:『結論から先に言いましょう』
桜生ジン:『ジャーム――いや、谷神の流派らしく言い直せば』
桜生ジン:『近日中に“鬼”が出る可能性があります。それも、この町に』
谷神錬磨:「……”鬼”。その予兆を、貴殿らが掴んだと?」
桜生ジン:『はい』
桜生ジン:『本来の“鬼”とは少々、毛色が異なりますが……しかし、鬼は鬼です』
谷神錬磨:「外からではなく、この土地に……か」
桜生ジン:『……ええ。 “ツキガミ伝説”。ご存知ですか』
GM:谷神君は知っていても知っていなくても構いません。
谷神錬磨:知っているとしたら、どんな感じですか? できれば知っておきたいです!
GM:オーケー!といっても、そんなに難しい事ではないですね。
GM:町の中心、小高い山の上にある月代神社。そこに祀られる、月を神格化したよくある神様“ツキガミ”さま。
GM:ツキガミ様はいつもこの町を見守ってくれており、様々な災厄から守ってくれる・・・と、だいたいそのような感じです。
GM:当然、一般世間から見ればただの民間伝承。オカルトの部類。
谷神錬磨:「月神の伝承。父祖より伝え聞いてはいます」
桜生ジン:『……諸事情あって伏せてはいましたが、ツキガミは実在します』
桜生ジン:『そのツキガミの力が制御しきれなくなり、暴走している。町に禍をもたらそうとしている』
桜生ジン:『神の力で、鬼が生まれようとしている』
谷神錬磨:「……有り得ない、話ではない」
桜生ジン:『信じて頂けますか』
谷神錬磨:「信じるも信じぬも、”鬼”だとしたら、調べねばなりません。そして、我々が始末すべき相手です」
桜生ジン:『違いありません。となれば、一つだけお願いがあります』
谷神錬磨:「……と、いうと?」
桜生ジン:『神の力は強大です。これまではUGNと谷神、住み分けを行ってきましたが』
桜生ジン:『今回は我々と協力して動いていただければ、と思います。いかがでしょう』
GM:キミは断ってもいいし、とりあえず乗るだけノッても構いません。
谷神錬磨:「……申し出に、感謝を」
谷神錬磨:「ですが、外部の者を巻き込みたくはない。誰が我々と協力を?」
桜生ジン:『今のところは、非常に厳しい。私と、ご存知“デュエルカウント”の賢哉君』
桜生ジン:『あとは1・2名、援軍が確保できる……かもしれない。といったところです』
谷神錬磨:「……水南か」
谷神錬磨:「……。……。協力の件、受けさせてください」
桜生ジン:『今、けっこう悩みましたね』 少し笑う。
谷神錬磨:「鬼を討つのは我々の役目」 そしてもう一つ、叩き込まれていることがある。
谷神錬磨:「全力を尽くします」 手段を選ぶな。
桜生ジン:『ありがたい』
桜生ジン:『明日、改めてメンバーを揃えて説明を行いたいと思います』
桜生ジン:『集合は夕方。授業が終わった後に、月代神社で』
谷神錬磨:「承知。刻限には向かいます」
桜生ジン:『ええ。それでは』 通話が切れる。
谷神天音:「にい様ー!お風呂あいたよー!」 バスタオル一枚でドタドタと部屋に走っていく。
谷神錬磨:「……」 ため息をついて、受話器を置く。
谷神錬磨:「天音、行儀が悪い」
谷神天音:「はーい」
谷神錬磨:「心身の鍛錬は、行いからだ」 (湯冷めするからな……) 自分も風呂に向かいます。

GM:では、ここで谷神君のOPは終了。
GM:シナリオロイスは“ツキガミさま”。推奨感情はP:興味/N:憤懣です。
谷神錬磨:では、
谷神錬磨:”ツキガミさま”/興味/憤懣○ で取得し、ターンエンドです。
GM:憤懣表!イラついてるぜ!

OP04 - 水波賢哉

GM:ではお待たせしました。最後はPC4、水波君のOPです。
GM:水波君はエリート侵食ダイスを振ってください。
水波賢哉:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 3[3]+35 → 38

GM:おう、控えめだ。
GM:彼女からの電話を受けた後、支部長から仕事の依頼を受けるわけですが
GM:場所の希望とかがあればそれに沿う形にします。駄菓子屋とか。
GM:特になければ自室かなあ。
水波賢哉:了解です!自室で大丈夫です。
GM:オッケー!

Q町 日曜日-夕方

GM:いつも通りの平和な日曜日でした。
GM:とくに、なんの事件もありませんでした。
GM:キミはすやすや眠る犬を撫でつつ、彼女との電話を楽しんでいる。
水波賢哉:足で犬のお腹を優しく撫でながら左手で電話をしています。
藍坂紗良:『……って具合で。とにかくバイト先の店長が最悪なの』
藍坂紗良:『いくら時給がよくても、あれじゃあね』
水波賢哉:「羨ましい」
藍坂紗良:『はっ?』
水波賢哉:「暇もて余して、バイトしようにも、ないから!こっちバイト先って概念ないの」
藍坂紗良:『え、ないの?なんにも?』
藍坂紗良:『コンビニくらいあるでしょ?』
水波賢哉:「コンビニぃ?あ、こっちで言うスーパーの事ね。8時30分で締まるやつ」
藍坂紗良:『はちじさんじゅっぷん!?』
藍坂紗良:『なによそれ……Q町ってそんな田舎だったっけ』
水波賢哉:「20時半だよ。舐めてるよな。隣町はそこそこ栄えてるみたいだけど」
水波賢哉:「カラオケBOXもない!ファミレスもない!」
藍坂紗良:『うわー、最悪。休みの日とかどうやって遊ぶのよそれ。虫取り?』
藍坂紗良:『っていうか賢哉、なんでそんな田舎に引っ越したの……』
水波賢哉:「山には入った。そこそこ楽しかった、不覚にもな。クワガタいたし」
水波賢哉:「そういう所だ。だから藍坂の言うバイト先の店長が最悪ってのは、僕も言ってみたい。そういう愚痴したいぜ」
水波賢哉:「色々あるんだよ。親戚づきあいとか。盥回しとか、そういうもん」
藍坂紗良:『ふうん。まあ、最初こっちに引っ越してきた時もそんな感じだったもんね』
藍坂紗良:『どう?今度の休みとか、たまにはこっちに遊びにきたら?』
藍坂紗良:『最後に私と会ったのいつだったか覚えてますかー?賢哉さーん?』
水波賢哉:(暇なくせに自由に動けないなんて本当に最悪だ)
水波賢哉:(代えの人員いないんだっての)
水波賢哉:「ううっ、ぐすっ、ううっ」
藍坂紗良:『えっ』
藍坂紗良:『あ、え、ごめん?そこまで苛めたつもりじゃ……』
水波賢哉:「僕だってなー。もう、早くそっちに帰りたいんだっての」
藍坂紗良:『……うん』
水波賢哉:「直に会いたいんだが、上手くいかなくて、本当に、ごめんな」
藍坂紗良:『…………』
水波賢哉:足で犬のお腹を優しく撫でる。右手で目を拭う。
藍坂紗良:『もう。完全に私が悪者じゃない。大丈夫だよ、別に』
藍坂紗良:『こうして電話で話せるし。あと、そのうち私がそっち行けばいいし』
水波賢哉:「すごい駄目なことを言うけどな、藍坂がこっち、に、」
水波賢哉:「よし、心が通じ合ってる。完璧じゃん」
藍坂紗良:『ダメ男の心を私が汲んであげてるの!』
藍坂紗良:『っていうか、そのためにバイト頑張ってるんだから。泣いて感謝しなさいね』
藍坂紗良:『……いや、さっき泣いてたから、まあいいか』
水波賢哉:「なに?今日から崇める?祭る?こっち、そういう風習残ってるし」
水波賢哉:「あー、でも」
藍坂紗良:『そうね。“我が女神たる藍坂紗良さまに一生を捧げます”とか言っておいて』
藍坂紗良:『なに?』
水波賢哉:「何もないぜ、此処。星が綺麗。くらいだぜ。1時間半で案内終われる、我が女神たる藍坂紗良さま」
藍坂紗良:『ふん』
藍坂紗良:『我が信徒たる水波賢哉くん。神が真理を授けてあげましょう』
水波賢哉:「神託を授かる」
藍坂紗良:『“好きな人と一緒ならどんな場所でも楽しい”』
藍坂紗良:『以上』
水波賢哉:「言ったな。その言葉を末代まで忘れんなよ、実在性ノンフィクション彼女」
水波賢哉:「僕は胸に深く刻み込んだからな」
藍坂紗良:『はいはい。こっちも……あ、ごめん。そろそろバイトだ』
藍坂紗良:『じゃ、行ってくるね。また明日』
水波賢哉:「店長には優しくな。我が女神たる藍坂紗良。今日もありがとさん」
水波賢哉:「じゃあ、また明日な」
GM:電話が切れます。いつも通りの遠距離恋愛。
GM:あとは晩ごはんを作るか、明日の学校の準備をするか・・・普段ならそれくらいしかないことでしょう。
水波賢哉:「好きな人と一緒ならどんな場所でも楽しいだって。はっはっはーん」犬撫でててます。
GM:キミは気づいてもいいです。今の通話中に着信が一件入っている事に。
GM:発信者は支部長の桜生ジン。
GM:もちろん、無視して犬を愛でていてもいい!
水波賢哉:ふむ。すぐ掛け直しましょう。
GM:おお、プロだ。ならば相手もワンコール目で出る事でしょう。
桜生ジン:『もしもし』
水波賢哉:「すみませんね。私事がありまして。大事には至ってないですか?」
桜生ジン:『いえいえ。むしろ私の方こそ急に電話してしまって』
桜生ジン:『……そして、大事に至ってます』
水波賢哉:「本当に?」
水波賢哉:「僕が来てからそんなこと1度もなかったですが」
水波賢哉:訝しげだ。
桜生ジン:『いやあ無理もない。実際、本当に何もなかったですからね……』
桜生ジン:『こういう時に備えて精鋭チルドレンを置いていてよかった』
桜生ジン:『キミはかなりの高評価でしたから、契約金やら配属交渉やら、苦労したんですよ』
水波賢哉:「こういうときの備えにされる人間って本当に供えものですね」苦笑する。
水波賢哉:(僕は生贄か。遠からず当ってるか)
GM:まったくです、と電話の向こうで桜生も苦笑する。
桜生ジン:『……端的に説明します。町の守り神の“ツキガミさま”の力が暴走している』
桜生ジン:『力の欠片がQ町中に飛び散って……その力が、誰かに“憑く”かもしれない』
水波賢哉:「ツキガミもレネゲイドビーイングにでもなりましたかね?信仰も実体持つのが今の世の中ですからね」
桜生ジン:『うわ、鋭い。ビンゴです』
桜生ジン:『民間伝承のツキガミ伝説がレネゲイドビーイングになり、その力が……ああ、長い!』
水波賢哉:「僕達UGNからすれば、魔術とか噂話なんてもう敵じゃないですか。こっち側の常識ですよね」
桜生ジン:『そういう事ですね。さすがに今回、噂の<結社>は絡んでませんから、魔術に関しては心配不要だと思いますけど』
桜生ジン:『明日ブリーフィングを行いましょう。授業が終わった後、夕方に月代神社に。』
桜生ジン:『協力関係者を集め、今一度情報共有と方針固めを行います。いいですか?』
水波賢哉:「本格的ですね。こういうの久しぶりだ。拒否権なんてないのに確認取る、いいですね。戻ってきた感じですよ」
水波賢哉:「ええ。やりますとも。出来ますよ。そう、僕にならね」
桜生ジン:『ええ。頼りにしています、“デュエルカウント”』
GM:通話が切れます。
サファイヤ:「クーン」
サファイヤ:「ワフワフ」 いつの間にか起きて、水波君の足にすりよる。
水波賢哉:壁に寄りかかり口元を押さえる。
水波賢哉:(不謹慎だぞ、水波賢哉。笑っちゃいけない)
水波賢哉:(事は大事だ。誰か犠牲になるかもしれない、僕の命が危ないかもしれない…でも)
水波賢哉:(これで、僕は蘇れるかもしれない。僕の十数年を無為にせずに済む…その日を僕は、ずっと)
水波賢哉:「そうさ、やってやるさ」犬の頭を優しく撫でながら決意を固める。

GM:ではOP04は終わり。
GM:シナリオロイスは支部長。“カゼキリ”の桜生ジンで、推奨感情はP:信頼/N:不安です。
GM:また、こいつは君のクラスの担任もやってますね。何かとよく顔を合わせる相手です。
水波賢哉:P:信頼○/N:不安 で取得します。
GM:よかった・・・信頼が表だ・・・

OP05 - マスターシーン

GM:名塚、谷神、水波。
GM:彼らの出来事から遡って、一日前。
GM:即ち、朝比奈が綾瀬春奈と話した日の夜。

Q町 土曜日-夜

GM:満月の夜。
GM:Q町中央――小さな山の頂上にある『月代神社』。
GM:境内には少女がひとり。うずくまって荒い息をはいている。
月代コヨミ:「はあっ、はあ……」
月代コヨミ:「久々の……もっと、色々、楽しいはずの現界が」
月代コヨミ:「よりによって、こうなるとはな……」
桜生ジン:「――コヨミ!」 暗い境内を駆けてくる。
桜生ジン:「大丈夫ですか。何がありました」
月代コヨミ:「おお……おお?」
月代コヨミ:「お前、ジンか。ふ、ふふ!大きくなったなあ!」
月代コヨミ:「本当に大きく……なんだ?あのやんちゃ坊主が大人のフリか?くっくっ」
桜生ジン:「実際、大人ですからね。結婚して子供も一人」
月代コヨミ:「そうか、そうか」
月代コヨミ:「それは良い。子供たちの成長を見るのは、何時になっても楽しい。ふふふ」
桜生ジン:「……」
桜生ジン:「……本題に入りましょう。一体なにが?」
GM:風が吹き、ざわざわと木々が揺れる。
GM:せっかくの満月も雲に隠れ、周囲は暗い。
桜生ジン:「………………なるほど。事情は把握しました」
桜生ジン:「“金”の力はかろうじて貴方が持ち、残り四つは町のどこかに」
月代コヨミ:「相違ない」
月代コヨミ:「かろうじて、“黒”が飛んでいった方角だけは分かる。丁度あのあたりだ」 眼下の町を指差す。
GM:Q町の中では比較的大きく、目立つ建物。
GM:旅館『あやせ』。
GM:その明かりが見える。
月代コヨミ:「我はそちらへ行く。ジン、お前は残り三つを探せ」
桜生ジン:「……くれぐれも気をつけて。今の話が確かなら、今の貴方は凡百のオーヴァードかそれ以下にすぎない」
月代コヨミ:「わかっておる」
桜生ジン:「一人で回収できないようなら、すぐに逃げる事」
月代コヨミ:「わかっておる!子供扱いか!」
月代コヨミ:「我を誰だと思っているのだ」 走りだす。階段を駆け下りる。
月代コヨミ:「我はこの町の守り神」
月代コヨミ:「――――“ツキガミ”であるぞ」
GM:----

OP06 - 朝比奈望

GM:最後のオープニングを開始しましょう。
GM:登場PCは朝比奈君のみ。
GM:ダイスは不要!1d0を振ってもいい!
朝比奈 望:1d0
朝比奈 望:出ます!

Q町 土曜日-夜

GM:ほぼ深夜と言っても差し支えない時間帯。
GM:キミは今時のLINEか、そうでなければ普通にメールで連絡を受けます。
GM:相手は日中話した綾瀬春奈。要件は極めて簡潔。
綾瀬春奈:『相談したいことがあるから、ちょっと橋のところまで来れる?』
朝比奈 望:LINEとやらを使っているのではないかと思われます。高校生だから。
GM:じゃあLINEですね。キミは既読スルーしてもいいし、とりあえず向かってもいいです。
朝比奈 望:『いいよ。何時ごろに行けばいいかな』
綾瀬春奈:『今、すぐに』 とだけ帰ってきます。
GM:いつも丁寧な文章を崩さない彼女にしては、かなり慌てている様子を受ける。
朝比奈 望:それを察して
朝比奈 望:『わかった』
朝比奈 望:『すぐ行くね』
朝比奈 望:と打ち、軽く支度をしてから
GM:返信は来ません。それきりで既読すらつかない。
朝比奈 望:お母さんに
朝比奈 望:「ごめん、ちょっと出かけてくるね」
朝比奈 望:と言うよ!
朝比奈雪江:「もう暗いから気をつけなさいよー!」
GM:そんな、いつもの元気な声だけが帰ってくる。
朝比奈 望:「はーい」
朝比奈 望:そう返して、裏口から出て行くのだ!
GM:空にはきれいな満月。いつも通りの静かな夜。
GM:旅館と君の家との中間あたりにある橋までは、そんなに距離はありません。
朝比奈 望:いつもなら心が安らぐ景色だけど、春ちゃんの昼間の様子を思い出して少し不安になる。
朝比奈 望:だから駆け足でそこまで向かっていきます。
GM:なら、橋についたところで気づく事でしょう。
GM:綾瀬春奈の姿が、まだない。
GM:旅館の方に伸びる道から、誰かが来る気配もない。
朝比奈 望:「ちょっと早く着きすぎたかな?」
朝比奈 望:それなら、相手を待たせるよりはいいんだけど。
GM:……なら、そうですね。
GM:朝比奈くんは、人間らしく1d6を振って下さい。
GM:6が出たら“何か”に気づけます。
朝比奈 望:人間の限界…!
朝比奈 望:1d6
DoubleCross : (1D6) → 1

GM:www
朝比奈 望:流石
GM:なら何も気づかないでしょう。何の前触れもなく、
GM:キミは橋の欄干で顔面を強打します。
GM:一瞬遅れて、自分が何かに弾き飛ばされた事に気づいてもいい。
朝比奈 望:「……!!」
???:ひたり   ひたり
朝比奈 望:景色がいつの間に横になっている。
???:『フーーーー。ルルルルルルル』
GM:その、横になった視界の端で。
朝比奈 望:ドロリと、何か生暖かいものが流れてくる感覚がある
“影の大狼”:不気味な、巨大な。軽トラックくらいはある黒い狼が君を見ている。
朝比奈 望:遅れて痛みが走ってくる
朝比奈 望:「え?」
GM:回避判定してください。人間らしく、1d6です。
GM:6が出たらかろうじて致命傷を避ける事ができるでしょう。
朝比奈 望:1d6
DoubleCross : (1D6) → 2

朝比奈 望:幸先悪くないかなあ!
GM:……当然、朝比奈望はただの人間。避けられない!
“影の大狼”:跳びかかり、影で出来た鋭い爪で足の骨をへし折る。
“影の大狼”:更に牙を突き立てる。腹をえぐる。
朝比奈 望:「……あ」
朝比奈 望:「う、ああ」
“影の大狼”:『フーッ!フーッ! ウルルル、グルルル!』
朝比奈 望:叫び声をあげることすら出来ない。
朝比奈 望:恐怖が、現実を理解することを拒んでいる。
朝比奈 望:けれど、痛みが、これが現実であるということをいやでも伝えてくる。
朝比奈 望:お母さんの顔が浮かんでくる。
朝比奈 望:錬ちゃん、佑ちゃん、春ちゃん、賢ちゃん、友達の、先生の、みんなの、ことが脳裏によぎる。
朝比奈 望:だけど、それがどこか遠い。皆が遠くに行ってしまう。僕が、皆の所から居なくなってしまう。
朝比奈 望:死んじゃうから。死ぬのがわかるから。多分そう感じる
朝比奈 望:(いやだ。死にたくない…)
朝比奈 望:手を伸ばす。
朝比奈 望:必死に地面を這いずる。
朝比奈 望:(来ちゃダメだよ。来たら春ちゃんも)
GM:這いずる朝比奈君を決して逃さないと言うように、その背中を踏みつける。
朝比奈 望:「ぐ、ああっ!」
GM:お前を殺さなければ自分が生きていられない。狼からそんな気迫すら感じる。
GM:薄れゆく意識の中で、これだけはハッキリ分かるという事があります。
GM:キミは、
GM:朝比奈望は。
朝比奈 望:それでも。必死に進もうとする。旅館「あやせ」の方に進もうとする。
朝比奈 望:意味があるかはわからない。いや、きっとないかもしれない。
朝比奈 望:だけど
朝比奈 望:(逃げて。春ちゃん)
朝比奈 望:それだけを伝えようとしている。
GM:その声は綾瀬春奈に届いたのかどうか。
“影の大狼”:絶命の一撃を見舞う。
“影の大狼”:鋭い爪を背中に突き立て、心臓を貫く。
GM:……朝比奈望は、死ぬ。



???:「――――おい」
???:「おい!目を開けろ!」
???:「しっかりしろ!」
???:「朝比奈望!」
GM:誰かが、君を揺さぶっている。
GM:身体に痛みはもうありません。
朝比奈 望:「……」
月代コヨミ:「ダメか……?遅すぎたか……!?」
月代コヨミ:「しっかりしろ。おい!」
朝比奈 望:息を大きく吸う。
朝比奈 望:呼吸ができる。呼吸をしても、痛みが走らない
朝比奈 望:眼を開けよう
月代コヨミ:「……」 どこかで見たような顔の少女が、仰向けに倒れた君を覗き込んでいる。
GM:眼を開けたなら、すぐに気づきます。
GM:先程までの橋ではない。時間も夜ですらない。
GM:月代神社の境内。空一面に真っ赤な夕焼けが広がっている。
朝比奈 望:「…あれ?」
朝比奈 望:上体を起こして辺りを見回す。
GM:周囲はすべて木々で覆われてます。子供の頃よく名塚佑と競争した、長い石階段もない。
GM:昼でも夜でもない。現実なのかどうかもわからない。すべてが曖昧な場所だ。
朝比奈 望:頭が働かない。
朝比奈 望:景色は目に入ってきているが、それを情報として処理することができない。
月代コヨミ:「……大丈夫か。我の声は聞こえるか?」
朝比奈 望:「え、うん」
朝比奈 望:そこで初めてコヨミちゃんの方に目を向けます。改めて認識できた感じ
朝比奈 望:「大丈夫、聞こえて……」
朝比奈 望:「………コヨミちゃん?」
月代コヨミ:「!」
月代コヨミ:「お、おぼ」
月代コヨミ:「覚えていてくれたのか……」
GM:小さいころ、遊んで貰った時の姿そのまま。コヨミが息を吐く。
朝比奈 望:「あはは。友達のコト忘れるわけないよ。」
朝比奈 望:「でもコヨミちゃん、小さくなった?」
月代コヨミ:「う」
月代コヨミ:「やかましい!お前が大きくなったのだ!」
月代コヨミ:「これでも昔の水準では背が高い方だったのだぞ!それがもう……最近の子供は揃いもそろってグングン大きく……!」
朝比奈 望:「でしょー。でも錬ちゃんはもっと大きくなったんだよ」
月代コヨミ:「おお、あの谷神のか?それは」
月代コヨミ:「……じゃない。それどころではない」
月代コヨミ:「望。お前、自分の身に何が起きたか覚えておるか?」
朝比奈 望:「……」
月代コヨミ:「……」
朝比奈 望:「覚えてる。」
朝比奈 望:「けど、何がなんなのか。わからないよ」
朝比奈 望:「あれが夢じゃないなら、ここはどこなの?」
月代コヨミ:「……良い、結論から言おう。すべてを説明している時間もないしな……」
月代コヨミ:「……」
月代コヨミ:「お前の肉体は今にも滅びかけている。我の力で、魂だけをかろうじてこの場に引き留めている」
朝比奈 望:あのことを思い出して背筋が冷えてくる。体が震える。恐怖から身を守るように。肩を両手で抱く。
朝比奈 望:「………」
月代コヨミ:歩み寄って、望くんを抱きしめる。
月代コヨミ:「怖かったろう。辛かったろう。すまない……」
月代コヨミ:時間がないと言いながらも、君の震えが止まるまでそうしている。
朝比奈 望:コヨミちゃんの体温が伝わってくる。
朝比奈 望:安心する。少しずつ震えが止まっていく。
朝比奈 望:だけど、同時に涙が流れてくる。
月代コヨミ:望くんの背中を撫でる。
月代コヨミ:「……」 涙を白いワンピースで受け止めながら、抱きしめ続ける。
朝比奈 望:小さい頃のことを思い出す。錬ちゃんや佑ちゃんと喧嘩した時にも、コヨミちゃんはこうして慰めてくれた。
朝比奈 望:「やっぱり。コヨミちゃんは小さくなってもお姉ちゃんだね」
月代コヨミ:「ふふ、当たり前よ。お前達よりずっとずっとお姉さんであるからな」
月代コヨミ:背中を撫でる。
朝比奈 望:その言葉を聞いて少し笑みを浮かべながら
朝比奈 望:「ありがとう」
月代コヨミ:「……時間が迫っている。よいか望」
朝比奈 望:「うん」
月代コヨミ:「おまえは二つの道、どちらかを選ぶしかない」
月代コヨミ:「一つは、安らかな死への道」
朝比奈 望:「……」
月代コヨミ:「此処に来る前に味わった苦痛を味わいたくないのなら」
月代コヨミ:「このまま、ここで我と語らおう」
月代コヨミ:「そうすれば何の痛みも苦しみもなく、安らかにあの世に行ける」
月代コヨミ:「……」 言葉を切り、君の様子を伺う。
朝比奈 望:あの化け物を思い出して。
朝比奈 望:震えを必死に抑えようとはしているが。やはり恐怖の色は隠せていません。
月代コヨミ:「………………」 それを見て、それでも思い切ったように口を開く。
月代コヨミ:「二つ目は、生きて戦う道」
朝比奈 望:「戦う?」
月代コヨミ:「うむ。まだこの世に留まることを願うのであれば、我の力を貸そう」
月代コヨミ:「そうすればお前は現世へ戻り……人ならざる力を宿す事になる。あの狼とも戦える。」
朝比奈 望:「……」
月代コヨミ:「力は精神のうつしかがみだ。どのような力が発現するか、お前がどのような姿になるか、我もわからぬ」
月代コヨミ:「それでも選ばなくてはならない」
月代コヨミ:「今、ここで」
朝比奈 望:コヨミちゃんの眼をみる。僕のことを真っ直ぐ見てくれている。
朝比奈 望:言っていることは。全部突拍子のないことだけど。きっとコヨミちゃんは本当のことを話してくれている。
朝比奈 望:「コヨミちゃん」
月代コヨミ:「ん」
朝比奈 望:「僕はさ。ここに来たとき。なんだか、よくわからなくてさ。悪い夢でもみたような気分だったんだよ」
朝比奈 望:「けど。コヨミちゃんに抱きしめてもらって。気持ちが少しずつ落ち着いてきて。そしたらあのことが鮮明に思い出せるようになって」
月代コヨミ:「うん」
朝比奈 望:「それで。怖くて泣いちゃったんだ。怖くて、本当に怖くて。それだけで、泣いちゃったんだ。」
月代コヨミ:「うむ、……うむ」
月代コヨミ:「……これ以上、怖い思いはしたくないか?」
朝比奈 望:言いながら。また涙が流れてくる。痛かった。怖かった。
朝比奈 望:だけど、それ以上にみんなともう二度と会えないと思うと、心の底から哀しくなった。
朝比奈 望:「したく、ない。だけど」
朝比奈 望:「あれは。」
朝比奈 望:「きっと、これからも。僕たちの町にいるんだよね」
月代コヨミ:「……いる」
朝比奈 望:「また、僕みたいに死ぬ人が出るかもしれないんだよね」
月代コヨミ:「うむ。出るかもしれぬ」
月代コヨミ:ごまかしはしない。淡々と事実だけを答える。
朝比奈 望:怖かった。痛かった。
朝比奈 望:「二つ目の道を選べば、あれと戦えるようになるかもしれないんだよね。」
月代コヨミ:「うむ。それは違いない」
月代コヨミ:「望は強い子であるからな。どんな能力が芽生えたとしても、きっと大丈夫だ」
月代コヨミ:「戦える」
朝比奈 望:だからこそ。春ちゃんを、お母さんを、皆を、同じ目に合わせたくない。
朝比奈 望:泣きながら頷く。
朝比奈 望:「みんなを、僕たちの町を守りたい。」
朝比奈 望:怖いけど
朝比奈 望:「みんなとまた会いたい。」
朝比奈 望:「こんな理由でもよかったら」
朝比奈 望:「コヨミちゃん、僕に力を貸してください。
月代コヨミ:目元を拭う。
月代コヨミ:「これ以上ないくらいに……」
月代コヨミ:「上等な理由だ。大莫迦者め」 泣き笑い。
朝比奈 望:「えへへ」
朝比奈 望:やっぱり泣きながら、つられて笑う
GM:コヨミが目を閉じて念じると、空中。君の頭上に金色の光の渦が巻き起こる。
月代コヨミ:「渦に手を伸ばせ。そして念ずるのだ」
月代コヨミ:「変わる勇気を!」
月代コヨミ:「戦う力を!」
月代コヨミ:「守る力を!そう念じろ!」
月代コヨミ:「我の力から、お前だけの武器を!つかみとれ!」
朝比奈 望:「うん」
朝比奈 望:手を掲げる
朝比奈 望:「うん!」
朝比奈 望:力がほしい。皆を守れる力が。
朝比奈 望:僕たちの町から、悪いものを祓うことのできる力が
朝比奈 望:勇気がほしい。
朝比奈 望:もう一度あの化け物と会った時に、震えず立ち向かうことのできる勇気が!
朝比奈 望:願いを、祈りを込めて、渦に向かって手を掲げる。
朝比奈 望:何かが。自分の心か。コヨミちゃんの力か。それともまた別の何かが
朝比奈 望:自分の手の中で形を為していくのがわかる。
月代コヨミ:「そうだ。行け、望!」
月代コヨミ:「“生きたい”と――――そう、願え!」
朝比奈 望:「生きたい。みんなと離れたくない!」
朝比奈 望:いつの間にか、涙は止まっている。
GM:金色の渦が弾ける。
朝比奈 望:「だから、僕に少しだけ力を!」
朝比奈 望:同時にその何かを強くつかむ。
朝比奈 望:「生きるための力を。ください!」
GM:朝比奈望の周囲で、何もかもが、金色の奔流の中に。
GM:その手に掴んだものは――――

“影の大狼”:『グルルル……フーッ、ウウウ、うううう』
“影の大狼”:動かなくなった朝比奈望の身体を、執拗に傷めつけている。
“影の大狼”:『ううう。うううう』
“影の大狼”:『ごめんなさい。ごめんなさい』
“影の大狼”:『ごめんなさ……』
GM:爪が止まる。
GM:強靭な影の爪が、朝比奈に食い込まない。
GM:金色の光が弾け、次の瞬間――――
GM:影の狼が、弾きとばされる!
GM:死んだはずの朝比奈望が。起き上がる。
“影の大狼”:『……!!』
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:ゆっくりと立ち上がる。
朝比奈 望:コヨミちゃんの夢を見た。昔遊んだあの神社で、コヨミちゃんと話をした。
朝比奈 望:そこで、コヨミちゃんに力を貸してもらった。生きる力を、戦う力を、みんなを守る力を
朝比奈 望:そんな夢を見た。
“影の大狼”:影の毛を逆立てて、キミに唸り声をあげている。
朝比奈 望:「ごめんね。」
朝比奈 望:左手を前に出す。そして祈る。同時に金色の光が優しく輝き。
朝比奈 望:蒼い弓が現れる。牛角と竹を合わせて作られたとてもとても古い弓。
“影の大狼”:「!」
朝比奈 望:身には花鳥が描かれている美しい弓。
朝比奈 望:それを引き絞る。普通ならとても引くことのできなそうな剛弓だが。弓と呼吸を合わせることで自然とそれを引くことができた。
GM:弓を引く君を見て、狼が不明瞭な人語を発する。
“影の大狼”:『その力を――――』
“影の大狼”:『変わるため、の、力を』
“影の大狼”:『よこ!せ!』 飛びかかる。
GM:判定だ!
GM:まずキミはオーヴァードになったので、登場侵蝕の1d10を振ってください。そして。
GM:こいつを攻撃して、迎撃するのだ!
GM:目標値は15にしましょう。
朝比奈 望:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

GM:登場侵蝕はまさかの1。
朝比奈 望:ではエフェクトで滅びの一矢を使います。使っていいですか!
GM:OKですぜ!
朝比奈 望:6dx+10
DoubleCross : (6R10+10[10]) → 10[1,5,5,7,8,10]+4[4]+10 → 24

GM:判定は成功!
GM:キミは狼を一撃で射抜くことができます。
朝比奈 望:夢を見た。コヨミちゃんと会う夢を見た。コヨミちゃんが力を貸してくれる夢を見た。
朝比奈 望:だけど、それが夢じゃないことは。この弓が知っている。
朝比奈 望:弓を引く。弓がまるで雁の羽のようにしなる
GM:巨大な狼が跳ぶ。死の爪が迫る。
朝比奈 望:「ごめん…!」
朝比奈 望:同時に矢を放つ。
朝比奈 望:弦が戻ろうとするその動きだけで、風が起こる
GM:その矢は、過たずに狼の腹部を貫く!
“影の大狼”:『―――――グ』
“影の大狼”:『くそ…………くそ、くそ、くそ……!!』
“影の大狼”:『なんで……!』 
“影の大狼”:《瞬間退場》。
朝比奈 望:「……!」
朝比奈 望:「待て、待って…!」
“影の大狼”:その言葉を背中に受けながら、欄干を蹴る。
“影の大狼”:巨大な木を駆け上がり、手負いの狼は姿を消す。
朝比奈 望:そう言って追いかけようとして
朝比奈 望:見失います。
GM:静寂だけが残った。
GM:君はここで綾瀬春奈を待っていてもいいし、血みどろの服をなんとかする為に家に戻ってもいいでしょう。
GM:どちらにしても、君は死んだ。そして変わってしまった。
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:携帯を観ます。まだ綾瀬さんとのやり取りに既読はついてないでしょうか
GM:ついていません“でした”。
GM:あたりが静まり返り、君が携帯を覗いた直後。既読がつく。
GM:返答は来ません。
朝比奈 望:それをみて、ほっとする。
朝比奈 望:そうですね。じゃあ、
朝比奈 望:30分ぐらい待って春ちゃんが来なかったら
朝比奈 望:力を貸してくれたコヨミちゃんがどうなったか気にかかるので神社に行く感じで!
GM:では、これにてシーン終了だ!
GM:ロイスだけが取れます。
GM:あと、滅びの一矢の侵蝕を上げておいてくださいw
朝比奈 望:あ、HPだけ減らして満足してた…!
朝比奈 望:友達/月代コヨミ/感謝○/不安
朝比奈 望:以上で!
GM:オッケー!

MP01 - 朝比奈望

GM:では、これにてオープニングはすべて終了。
GM:ミドルフェーズに入りましょう。
GM:MP1のシーンプレイヤーは朝比奈君。他のメンバーも登場推奨です。
GM:シチュエーション的には、学校のお昼休みですね。
朝比奈 望:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 8[8]+35 → 43

水波賢哉:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 4[4]+38 → 42

谷神錬磨:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

GM:君たち、仲がいいね・・・?
名塚佑:名塚佑の侵蝕率を+10(1D10->10)した (侵蝕率:36->46)
名塚佑:くっ東京…
GM:TOKYOー!

Q高校 月曜日-昼

GM:結局あのあと、朝比奈望はコヨミに会うことはできず。
GM:週が開け、いつもどおりの学校生活がはじまった。
GM:新しくやってきた転校生……と呼ぶにはなんとも微妙なポジションの、名塚佑……を入れて
GM:お昼休みになりました。
GM:君たちは集まってお弁当を食べてもいいし、一人飯を貫いてもいい。
朝比奈 望:田舎の高校なので学食なんてありませんよね。
GM:ありませんね!
谷神錬磨:せっかくなので集まりましょうよ!
水波賢哉:クソ貧弱な購買が
朝比奈 望:佑ちゃんのいたところにはあったのかなあ
名塚佑:集まろうぜ!
朝比奈 望:佑ちゃん
GM:貧弱な購買はあります。あと、座ってお弁当食べるスペースはいくらでもある。
名塚佑:たぶんサンドイッチとかしか売ってないですね
名塚佑:あと、割りと不定期な頻度で店自体出してない
GM:クソ貧弱!
谷神錬磨:自作の弁当食べてます
朝比奈 望:なるほど!じゃあ食事制度については佑ちゃんにバカにされなくて済むぞ!集まりましょう!

GM:ならば、君たちは集まってお昼ごはんを食べている。
GM:水波君と谷神君の任務がはじまるらしいのは今日の夕方。まあ、今のところは普通に学生生活を送ると良いでしょう。
水波賢哉:シラスのおむすびに形の悪い卵焼き、ソーセージ炒めた奴入れた弁当持ってきてる。
谷神錬磨:「風が……強いな……」 (今日は風が強いな……)
朝比奈 望:お母さんの手作りの、野菜やお肉がいいバランスで入っているお弁当を持っている
名塚佑:「錬磨ーっ!」
名塚佑:「ご飯持ってきた?食べよう!」
谷神錬磨:「ん……」 反射的に自分の弁当を隠す
名塚佑:「む」
名塚佑:「なにそれ。錬磨のは食べないよ!」
水波賢哉:「あ。転校生だ」
朝比奈 望:「あ、佑ちゃんだ」
朝比奈 望:自然な感じで錬ちゃんの所に集まってくる
谷神錬磨:「……名塚、……?」
名塚佑:「そうです。午後から来るって聞かなかったの?」
谷神錬磨:「いや。……反射的な行動だ。名塚……名塚佑か?」
谷神錬磨:「……まさか? ……あり得るのか……」 (ぜんぜん知らなかった) もしくは担任の話をよく聞いていなかった
朝比奈 望:「ちゃんと朝先生が話してたよ。錬ちゃん」
谷神錬磨:「なるほど、朝比奈は勤勉だな。見習おう」
名塚佑:「そんなに変?あ」
名塚佑:「もしかして!オシャレになりすぎてわからなかったかなーっ!」
名塚佑:「ほら!見て!この服!」
名塚佑:「じゃないファッション!どこで買ったと思う!?」まったく同じ自慢!
谷神錬磨:「服……」 (動きにくそうだ。武器の隠し場所には困らないだろうが、動きが制限される)
朝比奈 望:うずうず
朝比奈 望:応えたい。佑ちゃんと話したいけど今は錬ちゃんに話しかけてみたいだから我慢する
水波賢哉:おにぎりを左手に持って食べてる。うずうずしてる朝比奈君を横目で見ていよう。
谷神錬磨:「少し袖と裾を切り詰めた方がいいと思う」
名塚佑:「袖を!?ばか!錬磨!」
名塚佑:「望は?ねえねえわかる?」
名塚佑:ピョンと近づいて、望くんに聞こう。
朝比奈 望:話しかけられて、顔が明るくなるよ!
朝比奈 望:「えーっと、東京?」
名塚佑:「そうでーす!!東京ー!!」
名塚佑:「うっへへへーっ!」
名塚佑:「うらやましかろう」
朝比奈 望:「やったー!当たったー!」
朝比奈 望:「うん、羨ましいし、佑ちゃんにすっごく似合ってるよ」
谷神錬磨:「帰ってきたのか……」
名塚佑:「うん。東京に住んでたんだよ!」
名塚佑:「あの伝説の東京にーっ!」
谷神錬磨:「……水波。彼女は名塚佑。我々の友人だ」
谷神錬磨:「以前はここまでではなかった」
谷神錬磨:(おいしい……) フキとキノコの炊き込みご飯、そして鶏肉のササミ、トマトという筋肉弁当だ
朝比奈 望:「東京に住んでたんだけど、帰ってきてくれたんだよねー。嬉しいよー」
名塚佑:「……あ」水波くんを見る。
名塚佑:「こ、こんにちは」ぺこり
朝比奈 望:「賢ちゃんだよ。名塚ちゃんが引っ越して…」
朝比奈 望:「すぐだったかな。うん、まあ入れ替わりみたいな形でこっちにいきたんだよ」
水波賢哉:指に付いたしらすを舐め取る。
水波賢哉:「説明ご苦労。人間関係は理解したぜ」鷹揚に二人に対して頷く。
水波賢哉:「こんにちは。水波賢哉と言う、これからよろしくね」
名塚佑:「わたしは名塚佑……だけど」横目で、落ち着かない風に谷神くんと朝比奈くんを見る。
名塚佑:「あの、えっと」
名塚佑:「2人と……友達?」
朝比奈 望:ニコニコしていよう。名塚ちゃんがかえってきてくれて嬉しいのだ
朝比奈 望:「うん、友達」
谷神錬磨:「友人だ」 水波くんとは目を合わせず断言する。
水波賢哉:「だってさ。まあ、ダチ」
名塚佑:「う、うん……じゃあボ……わたしとも、仲良くしてね」
名塚佑:おずおずと手を差し出す。
谷神錬磨:「どちらも同じ転校生……か。なるほど……」 (なるほど)
名塚佑:「ボクは!転校生じゃないもん!」
名塚佑:「戻ってきただけだし!」
名塚佑:「町生まれだし!」
水波賢哉:「お前達、よくてらいもせず言えるね。そういうの、ぞわっと来るぞ、ぞわっと。もう少し距離感みたいなさー」
谷神錬磨:「必要なのか? ……距離感……十分に間合いは取れていると思う」
朝比奈 望:「でも、東京のファッションを身に着けるんだよね。かっこいい」
朝比奈 望:身に着けてるんだよね
朝比奈 望:笑いながら、適当に席に座る。
谷神錬磨:(東京のファッションは動きにくそうだ。何かの意味が……)
水波賢哉:「ん。よろしく。名塚さん。この町出身なら色々教えてくれ」左手を差し出し、すぐに手を替える。
名塚佑:「む」握手します。
水波賢哉:「そうだ。あまり、夜に出歩かないほうが良いぞ。最近、そんな感じ」
水波賢哉:谷神君に目配せ。
水波賢哉:軽く握手してそんなこと言って、手を離しますね。
朝比奈 望:「うん、なんか危ないって聞くよね。怖い怖い」
谷神錬磨:「夜は暗いからな。夜目が効かなければやめておけ」 目配せはほとんど意味ない……理解していない!
名塚佑:「危ないって」
名塚佑:「そんな。ボクの町が危ないわけないし」少しむっとする。
朝比奈 望:「でも、そんな話は後にして。皆でご飯食べようよ」
朝比奈 望:「佑ちゃん、東京の話、聞かせてほしいな」
名塚佑:(危ないわけないじゃん……)コヨミの事を思い出しつつ。
朝比奈 望:「佑ちゃん?」
朝比奈 望:ちょっとむっとしてる佑ちゃんを心配する
名塚佑:「あっ、と、東京の話!?」
名塚佑:「いいよ!東京は……すごいんだ!」
谷神錬磨:(東京はすごいのか)
朝比奈 望:「凄いんだ。」
名塚佑:「みんな、電車で移動してるんだよ!ほんとだよ!」
朝比奈 望:「嘘だー。電車じゃあ、一時間ぐらい待たないといけないことだってあるじゃん」
朝比奈 望:「自転車がないと困るよー」
名塚佑:「大人も電車にのるんだよ……!」
名塚佑:「自動車とか使わないし……5分に1回来るんだ……」
名塚佑:「5分に!1回!!」強調!
谷神錬磨:(オフ会に行った時は徒歩しか使わないからな……よくわからん)
朝比奈 望:「……大人は、車でしょ?」
朝比奈 望:「5分に…1回…!」
GM:電車は一時間に一本程度。大人は車。それがQ町の常識です。
名塚佑:「5分に……つまり、300秒……!」
名塚佑:無意味にひそひそ声になる。
谷神錬磨:「なかなかの速度だな。猪よりも早い」
朝比奈 望:「そんなに来たら、一つの車両を貸し切りにできちゃうじゃないか」
朝比奈 望:「一人一車両乗れちゃうよ…」
朝比奈 望:つられてひそひそ声になる
水波賢哉:「なんか、お前らのそのリアクション懐かしいわ」
名塚佑:「む」
名塚佑:「なんだよ。みな……水波くんこそ、東京行ったことあるの?」
水波賢哉:「いや、ない。神戸にはいたけど、東京はないな」
名塚佑:「神戸!」
名塚佑:「こ、神戸……?」
名塚佑:「神戸って言うと……あの……牛の……?」
谷神錬磨:「神戸は都会なのか?」
朝比奈 望:「神戸は牛肉が美味しいって聞くよね」
朝比奈 望:「そうそう、一回お母さんが神戸牛を仕入れようとしたんだけど。あんまり値が張るからやめたんだ」
水波賢哉:「東京に比べればそうゆう認識だよな。僕は神戸牛なんて食べたこともないけど」
谷神錬磨:(神戸牛に限らず、チルドすると味が落ちるからな。航空便で注文するしかない。そして神戸牛はおいしい)
名塚佑:「でも、でも東京のほうが都会だよ……ねっ、錬磨!」
名塚佑:「東京は首都なんだよ」
谷神錬磨:「そうだな……東京は首都だ。正しい」
朝比奈 望:「首都だねー」
名塚佑:「やった」
水波賢哉:(なんだ、この会話…)
朝比奈 望:「そうだ。佑ちゃん」
名塚佑:「なになに」
名塚佑:机にベタッと顎を乗せている。
朝比奈 望:「春ちゃんって覚えてる?」
朝比奈 望:「綾瀬の春奈ちゃん」
谷神錬磨:「綾瀬か……」
谷神錬磨:今日は学校に来ていますか?
名塚佑:「うん。旅館の春ちゃん」
名塚佑:「望は仲良かったよねー。かわいいもんね春ちゃん」
朝比奈 望:「うん、高校になってまた綺麗になったよ」
GM:いえ。今日は学校に来ていません。
GM:普段なら君たちと一緒にご飯を食べてもいいものですが、珍しく欠席している。
水波賢哉:「綾瀬ぇ?そういやよ、今日休みだな」
名塚佑:「む」
朝比奈 望:「そう、休みなんだけど」
朝比奈 望:「明日、春ちゃんが来たら、春ちゃんにも東京の話を聞かせてあげてくれないかな」
朝比奈 望:「きっと、喜んでくれると思うんだ」
名塚佑:「もちろんだよ!東京のすごさは……もう……」
名塚佑:「この程度じゃ、語り尽くせないよ!」
朝比奈 望:「よかったー。佑ちゃんは、東京に行っても優しいままだねえ」
谷神錬磨:「良くない、かぜ……かもしれない」 (良くない風邪かもしれない) 遠くを見る目をすると、髪の毛が風になびく
朝比奈 望:「良くない…のかな」
朝比奈 望:この前、結局会えなかったことを思い出してちょっと不安になる
水波賢哉:「心配なら見舞いに行けよ」
水波賢哉:「歩いていける距離だろうが、僕と違って」
谷神錬磨:「そうだな。見舞いにでも行ってやるがいいだろう」
名塚佑:「……そうだよ!」
名塚佑:「い、いこう」
朝比奈 望:「賢ちゃんは遠距離恋愛だもんねえ」
朝比奈 望:「うん、そうだね。行こう。ちょっと話すだけなら、旅館の邪魔にもならないよね」
名塚佑:「えっと、あ、放課後……遊ぼうと、思ってたんだけど……」声が少しずつ小さくなる
名塚佑:「それだと、やめといたほうがいいよね。風邪だったら大変だし……」
朝比奈 望:「え?」
朝比奈 望:露骨に寂しそうな顔をする
朝比奈 望:「来て、くれないかな?春ちゃんも佑ちゃんに会うの楽しみにしてたから」
谷神錬磨:「お前も見に行ってやればいいだろう」
名塚佑:「そうじゃなくて、お見舞いしたあとに遊ぶのって、ちょっとよくないかなって……」
名塚佑:「あ、本当に春ちゃんの具合が悪いならだけど……」
朝比奈 望:「あ、そっかあ。もう元気になってたらみんなで遊べるんだけどね」
GM:なら、そのあたりで。
GM:教室のドアを開けて、担任の先生が入ってきますね。
GM:眼鏡をかけた、30代くらいの温和そうな男性。桜生ジンです。
水波賢哉:「見舞いの後に飯でも食わせてやれよ朝比奈。っと、先生来たぜ」
谷神錬磨:「時間だな」
桜生ジン:「ああ、いえいえ。まだお昼休みですから大丈夫」
桜生ジン:「朝比奈くん。ちょっといいですか?」
朝比奈 望:「ですよね。よかった。まだ半分も食べて……」
朝比奈 望:「え、はい」
GM:他の生徒には聞こえないくらいの声で。しかし、
GM:“あえて”佑ちゃん、谷神くん、水波くんの三人に聞こえるくらいの声で。
桜生ジン:「……今日の夕方」
桜生ジン:「月代神社に来て下さい」
桜生ジン:「貴方に会いたがっている人がいます」
名塚佑:(……それって)
朝比奈 望:「え?」
朝比奈 望:「あの、先生。なんで学校じゃなくて神社に」
朝比奈 望:(神社に。あの、神社に)
朝比奈 望:(夢で、コヨミちゃんにあった神社に)
桜生ジン:谷神君と水波君にも目配せする。
GM:『関係者を集めて』 『今日の夕方』 『神社で、説明をする』
GM:谷神君と水波君は、桜生からそう聞いている。
GM:そこに朝比奈君を呼ぶという意味を、プロ二人は理解してもいいです。
谷神錬磨:「……夕方、か」 (誰だろう)
水波賢哉:(今、この二人にも聞こえるように言った。そういう事か?だが、外から来た名塚はともかく、朝比奈だと?)
水波賢哉:(……すでに何かが起こって、こいつは巻き込まれた。そう言う事か?)
桜生ジン:「確かに伝えました。それでは、遅れないように」
GM:決断的な口調でそう言い残して、桜生は去っていく。
名塚佑:【錬磨】《声なき声》
名塚佑:【ボク、昨日……ヨミ姉ちゃんに会ったよ】谷神くんがその気なら双方向会話もできるエフェクトだ。
谷神錬磨:(……。……) 目つきが鋭くなる
谷神錬磨:【コヨミに、会ったのか。俺は……もう何年も、会えていない】
名塚佑:【……昔遊んだときの背のまんまだった。子供のままで】
名塚佑:【助けてほしいって言ってた】
谷神錬磨:【承知した。信じる】
名塚佑:【――どうしよう】
名塚佑:谷神錬磨だけが頼りだ。彼が“特別”だということは、よく知っている。昔から。
谷神錬磨:【助ける】
谷神錬磨:【俺の役目だ】 (俺の役目だ)
名塚佑:【……ありがとう】
名塚佑:かすかに頷き、意志の通話を止める。
谷神錬磨:(そう。つまり、何を代償としても、俺の役目だ) 無言で目を閉じる。
谷神錬磨:ある種の瞑想なのか、ただ単に体力の温存のために短時間睡眠に入ったのか。本人のみぞ知る。
谷神錬磨:名塚佑/友情○/食傷/ロイス
谷神錬磨:(俺の役目だ。敵がいるならば、必ず討ち果たす。たとえ、どんな形であれ)
水波賢哉:「………」窓から外を見て軽く息をつく。
水波賢哉:(いや、良いさ。こいつらが当事者なら僕は自分の能力で守るだけだ。それが、僕の専門習熟技術だ)
名塚佑:水波くんを見る。
名塚佑:(……でも、どうして、水波くんが)
名塚佑:(ボクが……確かに、ボクは、町にいなかったけど……)
名塚佑:(錬磨や望と友達だったり。神社に呼ばれたり)
名塚佑:(…………ボクが最初だったのに)
名塚佑:友達?/水波賢哉/好奇心/嫉妬:○/ロイス
名塚佑:友達/朝比奈望/友情:○/疎外感/ロイス
水波賢哉:視線に気付く。名塚さんに軽く頭を下げて席に戻るか。
水波賢哉:「あ。朝比奈、安心していいぞ」
水波賢哉:まったく彼にとっては意味が解らないことを言う。
朝比奈 望:「どういうこと?」
水波賢哉:左手をひらりとさせ応えて席に戻ります。
水波賢哉:朝比奈 望 友人/友情○/隔意 
朝比奈 望:「はは」
朝比奈 望:「まあ、賢ちゃんがそういうならそうなのかなあ」
朝比奈 望:謎の信頼。
朝比奈 望:友人/水波賢哉/信頼○/劣等感
朝比奈 望:錬ちゃんも寝ちゃったし、自分の席に戻ってちゃちゃっと残りの御飯を食べようかな!

GM:……………………Q町、夕刻。
GM:少年が神社の石段を登る。
GM:目指すは“誰か”が待つ、月代神社。
朝比奈 望:一歩
朝比奈 望:(春ちゃん。大丈夫かな)
朝比奈 望:一歩
朝比奈 望:(見舞いに行っても、旅館の人に合わせてもらえなかったけど)
朝比奈 望:一歩
朝比奈 望:(……)
朝比奈 望:(あれから。コヨミちゃんはどうなったのかな)
朝比奈 望:一歩
朝比奈 望:(僕に力を貸してくれて、それで、コヨミちゃんは……)
朝比奈 望:一歩
朝比奈 望:(大丈夫、だよね。また、会えるよね)
朝比奈 望:そんなことを考えながら石段を一歩ずつ昇っていきます。
GM:神社が近づく。
GM:昔から変わらない境内が視界に入る。
GM:そこで、少年を待つのは――――

MP02(マスターシーン)

GM:……いつも通りの日常。旅館の手伝い。
綾瀬春奈:「では、どうぞごゆっくり」 老夫婦を客室に案内し、温泉と食事の時間を案内する。静かに下がる。
 :「――――若いのに随分しっかりした子ねえ。ここの女将さん?」
 :「いやあ、違う違う」
 :「あの子はここの娘さんだよ。随分昔から手伝っていて……まあ、若女将ってところかな」
 :「ああ、そういうこと! それじゃあご両親も幸せだろうねえ」
 :「家業を継いでくれる娘がいて。しっかり者で、あんなにべっぴんさんで―――」
綾瀬春奈:「……」
綾瀬春奈:覇気なく廊下を歩く。
綾瀬春奈:「……あ」
綾瀬春奈:「あの、お母さん」
綾瀬秋代:「ん、おつかれさま。どうしたの?」
綾瀬秋代:「……この間の、進路の話?」
綾瀬春奈:「うん……私、やっぱり東京に行きたい。Q町を出てみたい」
綾瀬春奈:「動物とふれあえる仕事がしたいの。訓練士とか、ブリーダーとか、動物園の飼育士さんとか。本当にいろいろあるんだよ」
綾瀬秋代:「ねえ春奈……どうしちゃったの急に? あんなに旅館の女将さんになるって張り切ってたのに」
綾瀬秋代:「お父さんだってすっかり乗り気で……ちょっと急すぎない? ちゃんと考えたの?」
綾瀬秋代:「動物だったらQ町でも触れ合えるじゃない。ほら!この旅館はペット同伴での宿泊可にするとか……私がお父さんにお願いして、」
綾瀬春奈:「――それじゃあ!」
綾瀬春奈:「それじゃあ、けっきょく何も変わらないじゃない!お父さんとお母さん、二人の言われるままで!考えなしにQ町にいるだけで!」
綾瀬春奈:「佑ちゃんみたく東京に行って変われるわけでもない!」
綾瀬春奈:「望くんみたく仕事が好きなわけでもない!」
綾瀬春奈:「そんな人生……!」
GM:廊下を駆けて、部屋に閉じこもる。枕に顔を沈める。
綾瀬春奈:「皆は……高校卒業してから何になりたいか、ちゃんと考えてるのに」
綾瀬春奈:「私だけだよ……本当にやりたい事なんて、何もわからないよ……」
GM:その後ろ。
GM:閉めていたはずの窓が、開いている。
GM:黒い光球が、静かに部屋の中に入ってくる。
???:『――――案ずるな』
???:『お前の裡に眠る欲望。願いは』
???:『我が――――――――“ツキガミ”が叶えてやる』

セッション二日目

GM:点呼開始!
朝比奈 望:準備完了!(1/4)
名塚佑:準備完了!(2/4)
谷神錬磨:準備完了!(3/4)
水波賢哉:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

GM:ではセッションを再開していきましょう!
朝比奈 望:イエア!

MP03 - 朝比奈望

GM:前回は朝比奈くんが放課後に神社に呼び出しを食らったところまででした。
GM:MP2。シーンプレイヤーは朝比奈くん。
GM:他の人は先に待ち構えていても構いませんし、後から登場しても、出ないでも構いません。
GM:何が起こっているのか。状況の把握がメインのシーンとなります。
GM:出る人は登場ダイスを振るがいいぜ!
谷神錬磨:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 1[1]+46 → 47

朝比奈 望:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 2[2]+43 → 45

朝比奈 望:グッド
GM:めっちゃ低い
水波賢哉:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 4[4]+43 → 47

谷神錬磨:まちがえた、43に+1でした。
GM:はいはい!
名塚佑:名塚佑の侵蝕率を+8(1D10-1->9-1)した (侵蝕率:46->54)
水波賢哉:俺も42に+4でした!
朝比奈 望:東京ちゃん…!
GM:佑ちゃん、なんかオーヴァードアカデミア名物のスペリオルミックスが効いてません?
GM:なんか-1が入ってる!
名塚佑:あ、ほんとうだ
名塚佑:正しくは侵蝕55になってます。なぜ-1が入っているのか……?
名塚佑:たぶん、本当にアカデミアの時のカウンターリモコンだったからですね
GM:謎・・・
名塚佑:入室時に滝さんの名前になってたし
GM:そうですねw
GM:ちなみに、水波君と錬磨君はアクロバティック登場しますか?
谷神錬磨:そうですね。ほどよいところで登場します。
水波賢哉:僕は朝比奈君の背後からひょいと適当に登場しましょう。
GM:了解です。じゃあ、シーンに入っていきましょう。

GM:少年が神社の石段を登る。
GM:昔から変わらない境内が視界に入る。
GM:君の目に映る人物は――――
月代コヨミ:「……」
桜生ジン:「やあ。お待ちしてました」
朝比奈 望:「コヨミちゃん!」
朝比奈 望:コヨミちゃんのほうに駆け寄っていきます。
月代コヨミ:「……む、覚えておったか!」
月代コヨミ:「元気なようで重畳、重畳!」
朝比奈 望:「覚えてるに決まってるよ」
朝比奈 望:「あんな夢見てさ」
名塚佑:「望」ぱっと振り返る。
名塚佑:「望も来たの……?」
月代コヨミ:「……」 望くんと佑ちゃんを交互に見る。
朝比奈 望:「う、うん、先生に呼ばれたから」
朝比奈 望:「えっと、佑ちゃんはなんで」
名塚佑:「……ボクは、ヨミ姉ちゃんと約束したから」
名塚佑:「だから、みんなで遊びたかったんだ」
名塚佑:「……春ちゃん、大丈夫かな。お見舞いも無理なんて……」
朝比奈 望:「約束?」
桜生ジン:「……申し訳ありませんが、みんなで遊ぶのはもうちょっと先になるかもしれません」
桜生ジン:「綾瀬さんにも関わっているかもしれない、重大な事件がこの町で起こっています」
桜生ジン:「我々UGNは力を持つ仲間を求めている――事件解決のために」
名塚佑:「UGN……」
名塚佑:「……って?」神妙な顔のまま、首を傾げる。
朝比奈 望:「えっと、ごめんなさい。先生が何言ってるのか。ちょっとわからないんですけど」
GM:桜生が困ったように苦笑する。というか、事実困っているのだろう。
桜生ジン:「そうなんですよね。UGNのこと、ツキガミのこと……説明しないといけない事が多すぎる」
水波賢哉:「支部長。仕事の前に説明したほうが良い」朝比奈君の後ろの木の陰からすっと出てくる。
水波賢哉:「そっちの方が後々トラブルにならない。大事だよ、信頼関係」
名塚佑:「水波くん!」びっくりする。
朝比奈 望:「ん…わっ!」
水波賢哉:学生服や、谷神や朝比奈が見慣れているラフな私服ではなく、きちっとしたダークスーツを着て、手には黒い薄手の手袋を身につけている。
水波賢哉:長めの髪もざっくりと後ろに撫でつけ、学校での雰囲気とはだいぶ違う。
水波賢哉:「よっ」
朝比奈 望:「よってなんで賢ちゃんが」
桜生ジン:「それは、彼もUGNの人間だからです」
桜生ジン:「水波君。軽くで結構です。オーヴァードとUGNについて説明してもらえますか?君からのほうが信用しやすいでしょう」
朝比奈 望:「うん」
朝比奈 望:「お願いしてもいいかな、賢ちゃん」
水波賢哉:「朝比奈、リハビリがてら護衛の真似事させてもらってた。まあ、僕のことは今から説明するけど」
朝比奈 望:「護衛…。全然気づかなった…」
朝比奈 望:「ありがとう?で、いいのかな。とりあえず」
月代コヨミ:その後ろで、見たことのない顔の水波君をしげしげと眺めている。
水波賢哉:「百篇感謝しろ」笑う。あんまり気にするなと同義。
朝比奈 望:「あはは、うん、じゃあやっぱりありがとう、だ」
水波賢哉:「でも、谷神の方が説明役としては良い気がするな。ん、こほん」
名塚佑:「む」
朝比奈 望:「錬ちゃんも来てるの?」
谷神錬磨:「……ああ」
谷神錬磨:ずるっと水波くんが出てきた木の枝からぶら下がる
谷神錬磨:「……いた」
名塚佑:「錬磨!」
朝比奈 望:「いた!」
水波賢哉:「説明するか?」谷上君に視線を向ける。
谷神錬磨:「……苦手なのはわかっているだろう」
谷神錬磨:「頼む」 腕組みをして体勢を戻す
月代コヨミ:「うむ。錬磨はあいかわらず素直で良い事よな」
水波賢哉:「だからこそ、挑戦させてやるのが友心だろ?って、やる気なしね、いいよ。やるよ」
水波賢哉:軽く咳払いして、名塚さんと朝比奈さんを見る。
谷神錬磨:(……無理なものは、無理だ) 黙って聞く構え
水波賢哉:「あー、まあ、専門用語言っても、あんま理解できないだろうから、ざっくりと言うと」
水波賢哉:「お前達は気付いてるかもしれないし、気付いてないかもしれないけど普通の人間じゃない」
朝比奈 望:水波君の方に顔を向けます
名塚佑:「……!」
月代コヨミ:「……」
名塚佑:「なんで、そんな……」唾を飲み込む。
名塚佑:「そんなことが、わかるの。水波くんに」
朝比奈 望:ちょっとショックを受けつつ、静かに受け止めよう。
朝比奈 望:あの夢が、夢じゃなかったことはもうわかってる。
GM:木々が揺れる。会話の不穏さからは場違いとすら感じる柔らかな風が、午後の境内を駆け抜ける。
GM:擦れる葉がざわざわと音を立てる。
水波賢哉:「ある程度の不死身性と何がしかの能力を持ってる。何故、わかるかと言うと」
水波賢哉:手に持っている長い袋からすらっとした細剣を取り出し、自らの胸を刺す。
水波賢哉:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+10[10] → 56

名塚佑:「うわっ!」
朝比奈 望:「…!賢ちゃん!?」
名塚佑:「み、み、ぅみっ」
名塚佑:駆け寄る。「水波くん!」
桜生ジン:「……ふうむ」 少し呻くのみ。
GM:ダイスの出目が良かったので、水波くんは
GM:この行為に、すごい説得力を持たせる事ができるでしょう。
谷神錬磨:「……思い切ったな」
水波賢哉:すっと剣を引き抜く。少しだけ流れ出る本物の血。
水波賢哉:「ってぇ。この通り、僕がそうだからだ」傷がふさがっていく。
名塚佑:「……それ、その剣」
名塚佑:「本物」
水波賢哉:「剣も傷も本物。トリックは無し」
名塚佑:「……そんな危ないこと」
名塚佑:「し、しちゃ、だめだよ」マヌケな感想!
水波賢哉:「おっと、僕の彼女みたいな事言うな!ははぁ、名塚さんは善人だな。さて、説明続ける?」
朝比奈 望:あの夜、狼にやられた傷のあたりを触る。
朝比奈 望:僕もそうだった。あいつにやられた傷はいつの間にか治ってた。
谷神錬磨:「心当たりがあるか……朝比奈?」
GM:朝比奈くんはあの晩の事をいつでも打ち明けて構いません。
GM:……勿論、自分が打ち明けなくてもじきに明らかになる。そんな予感はする。
朝比奈 望:「……うん」
朝比奈 望:「僕もこの前、同じような目にあったから」
朝比奈 望:だから、わかる。あれは傷が塞がるだけで。それでも痛いんだ。痛いのは、怖い。
朝比奈 望:「うん、ごめんね。賢ちゃん」
谷神錬磨:「……よく生き延びたものだ、朝比奈」 (すごいな)
桜生ジン:「うん。その調子でUGNの事もかるーく説明を……ん?」 佑ちゃんを見る。
名塚佑:「えっ、望、同じようなって」今度は朝比奈くんのほうにパタパタ駆け寄ります。
名塚佑:「だいじょうぶ?具合悪くなってない?吐き気とか、頭痛とか」
名塚佑:どこを怪我したのかわからないので、適当に肩の辺りをペタペタ撫でる。
朝比奈 望:「ん、大丈夫だよ。もう平気だから」
朝比奈 望:優しく触れてくれる佑ちゃんの手を抑えながら言います。
名塚佑:「治ったと思っても、そういうの、後で来ることもあるから……何があったの?どこ怪我したの?」
朝比奈 望:「頭と、このあたり」
朝比奈 望:言いながら自分の心の臓のあたりを指さします。
朝比奈 望:「信じてもらえるかわからないんだけどさ」
名塚佑:「……」
名塚佑:「…………冗談だよねー……?」
朝比奈 望:「僕は佑ちゃんに嘘はつかないよ」
谷神錬磨:「目覚めたのは、それが原因か」 いつものとおり、真面目すぎる顔で朝比奈を見ている。
朝比奈 望:「うん、おっきな狼に襲われて。それで…」
水波賢哉:「お三人さん、もう少しで終わるんで説明続けても良いか?」
名塚佑:「は、はい」敬語。
谷神錬磨:「……」 無言で姿勢を戻す
月代コヨミ:「うむ、頼むぞスーツの。ここから今回の事件についても説明せねばならん」
月代コヨミ:水波君に頷く。
朝比奈 望:コヨミちゃんの方を見て
朝比奈 望:「う、うん、ごめん!」って言うよ
水波賢哉:「悪いな、朝比奈、お前の取って置きはもう少し待ってろ。んで、僕のような人間が実は世界に相当数いてね。谷神もその一人だった」
水波賢哉:「で、こんな人間がいるのになんで世間にそんなことがばれてないと思う?」
谷神錬磨:「……(外のことはよくわからないな)」 空を見ている。
名塚佑:「だって、錬磨は特別だし」
名塚佑:「他に、そんな人がいるなんて……」
朝比奈 望:「……賢ちゃんが錬ちゃんが僕に内緒にしてたみたいに」
朝比奈 望:「そういう人たちが僕たちに内緒にしようとしているから?」
水波賢哉:「よしよし。朝比奈君。賢い奴は嫌いじゃない。そう、そういう人間や、そういう人間が起こす事件を秘密裏に解決し処理する組織」
水波賢哉:「それがUGNだ。僕と桜生さんはそこの職員」
名塚佑:「う」
名塚佑:「……そ、そうなの?先生」
桜生ジン:「いやあすごい。途中で絶対に説明に詰まると思ってたんですが」 カンペをしまう。
桜生ジン:「さすがエリート。素晴らしい説明です」
水波賢哉:「このくらい出来ますよ。そう、僕にならね」
名塚佑:「先生!ほんとなの?ほんとなの?」
桜生ジン:「はい。水波くんが言った事は、すべて本当ですよ」
朝比奈 望:「先生、学校の時と少し違いますね。」
朝比奈 望:こっちが本当の先生なのかな、とか思ったりしながらそんなこと言ったりしよう。
桜生ジン:「いやあそんな。私は変わりませんよ。冴えない中年男です」
桜生ジン:「我々UGNは……時に谷神くんのところと連携をとって……様々な超常現象を秘密裏に解決しています。そう、例えば」
桜生ジン:「荒ぶる神を鎮めたり。鬼退治をしたり、ですね」
名塚佑:「錬磨ひとりでやってたんじゃなかったんだ」
谷神錬磨:「……ああ。俺は戦闘以外は……得意ではない」
月代コヨミ:「……こほん。そして今回、“ツキガミ”が荒ぶっておる」
月代コヨミ:「それをみんなでなんとかして解決しよう!というのが、今回の目的だ!」
朝比奈 望:「えっと、待って」
朝比奈 望:「ツキガミ様って、あの?」
名塚佑:「ツキガミ……?」
名塚佑:「望、知ってるの?」
月代コヨミ:それを聞いて、少しさみしそうな顔をする。
月代コヨミ:「佑は知らんか。まあ、だいぶマイナーになりつつあるからなあ……」
谷神錬磨:「……神の一柱。読んで字のごとく月の神……(たしか)」
朝比奈 望:「うん、おじいちゃんに、昔聞いたことがあるぐらいだけど」
GM:そうですね。じゃあ、ここは判定を入れましょうか。
・ツキガミについて(表) 〈情報:噂話〉〈知識:オカルト〉難易度6
GM:成功すれば知っていた事にしても構いません。もちろん、知らなくてもOK。
朝比奈 望:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+3[3]+1 → 14

朝比奈 望:ちょうしってるー
GM:成功すると谷神君のOPで伝えたような情報が詳しく開示されます。
GM:超知ってる!
谷神錬磨:えらいっ
名塚佑:さすが望ーっ!
水波賢哉:地元民つよい!
GM:じゃあ、朝比奈くんが成功したので情報を開示しましょう。他の人は内容を見てからそこまで知ってたかどうか決めても構いません。
■ツキガミについて(表)
Q町に古来から伝わる民間伝承。月を神格化したありふれたもの。おおざっぱに抜粋すると、次の通り。

――町の中心にある『月代神社』にはツキガミ様が住んでいる。
ツキガミ様は町の皆を愛し、見守っている。
澄んだ水、美しい緑、豊かな作物。大きな事件もない平和な日々。
この地の繁栄すべてはツキガミ様の加護の賜物である――

朝比奈たちの祖父母世代ならば誰もが知っているものだが、人口流出や近代化に伴ってマイナーになり、忘れられつつある。
GM:もちろん、伝承ですから良いことばかりではないですね。子供を諌めるための怪談にツキガミを絡めたりもした。
GM:ということを、朝比奈くんは知りまくってます。
朝比奈 望:「お爺ちゃんは、僕たちが元気に暮らせてるのはツキガミ様のお陰だから、ツキガミ様には感謝しないといけないよって言ってたから」
名塚佑:「へぇーっ……」
朝比奈 望:「なんとなく、いい神様なのかなって思ってたんだけど」
朝比奈 望:「え、っていうかちょっと待って。神様って、本当にいるの?」
朝比奈 望:混乱している。
桜生ジン:「いますよ」
桜生ジン:「というか、ここに居ます」
名塚佑:「???」
桜生ジン:指を指す。
桜生ジン:コヨミの方を指している。
名塚佑:「どこ?」
月代コヨミ:「ここだ!」
朝比奈 望:「え?」
朝比奈 望:「え?神様?コヨミちゃんが?」
名塚佑:「わあ、ヨミ姉ちゃん!」
名塚佑:「……それ、ボクたちをからかおうとして言ってるんじゃないの?」
水波賢哉:「ああ。そういう事か」
水波賢哉:「地元の協力者だと思ってたけど、少し特殊な方でしたか」
月代コヨミ:「うむ、スーツのは察しが良いな。えらいぞ……そう、我だ我。」
谷神錬磨:「……」 (そうだったのか)
月代コヨミ:「すまんな、自己紹介が遅れて」
月代コヨミ:「改めて挨拶しよう。我が“ツキガミ”の化身、月代コヨミだ」
谷神錬磨:「なるほど……」 (なんか変だと思っていたが、気のせいではなかった)
月代コヨミ:「錬磨は勘が鋭いから、まあ我の正体には気づいておったろうが……驚くのも無理はない」
名塚佑:「神や、天使は……お話の中では、実体を持ってるように言われてる。けど――」
名塚佑:「本当なら、人間の認識の中にしかいない」
朝比奈 望:「えっと、昔と身長が変わってないのも神様だからで」
朝比奈 望:「あの時、僕を助けてくれたのも。神様だからなの?」
月代コヨミ:「否」
月代コヨミ:「あのとき望を助けた理由は、他でもない」
月代コヨミ:「…………」
月代コヨミ:「…………今回の事件の発端が、我だからだ」
月代コヨミ:「我のせいで町が危機に陥っている。その上で、恥を忍んで頼む」
月代コヨミ:「どうか、助けてくれ。一緒に事件を解決してくれ」
朝比奈 望:「……一個だけ、いいかな。」
月代コヨミ:「うむ」
朝比奈 望:「コヨミちゃんは、ツキガミ様なんだよね」
月代コヨミ:「うむ。詳しい事は、まあこれから説明しようと思うが」
月代コヨミ:「我はツキガミの中心。核のようなものだ」
朝比奈 望:「それじゃあ、やっぱり、ツキガミ様って読んだ方がいいのかな」
月代コヨミ:「へ?」
月代コヨミ:責められると思っていたのか、拍子抜けした声をだす。
GM:やがて、くすくすと笑い出す。
朝比奈 望:「神様相手にコヨミちゃんじゃあ、ちょっと気安くないかなって思ったんだけど。あれ?」
朝比奈 望:なんで笑われてるかわからない。
月代コヨミ:「ふふふふ。好きに呼んでくれて構わん……というか」
月代コヨミ:「ツキガミ様などと呼ばれるのは、どうにもこそばゆい!」
月代コヨミ:「佑も、錬磨も、あとスーツ……賢哉もだ。コヨミと呼んでくれた方が我は嬉しい」
谷神錬磨:「ふ……(ツキガミ様……その発想はなかった)」 静かに笑う
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんじゃだめ?」
月代コヨミ:「全然かまわぬ!」 
月代コヨミ:少し背伸びして、佑ちゃんの髪の毛をわしゃわしゃと撫でる。
朝比奈 望:「ん、よかったね。佑ちゃん」
名塚佑:「えっへへへ」
名塚佑:目を閉じてもじもじする。
水波賢哉:「朝比奈ぁ、お前は緊張感のない奴だな」呆れた様に声を漏らす。
朝比奈 望:「だって変な風に呼んでコヨミちゃんを怒らせたくないし。」
月代コヨミ:「怒るものか! もー、望も佑もいい子よなあ。ふふふふ」
水波賢哉:「まぁ、深刻になるよりは良いけど、あんまり、ぼやぼやする事言ってるなよな」
水波賢哉:「決闘への秒読みはもう始まってるんだぜ」
谷神錬磨:「然り。状況は……朝比奈の件を含め、切迫している」
水波賢哉:(さて、どこまでこいつを守ってやれるか)朝比奈君の肩をぽんぽんと叩く。
朝比奈 望:「ん、なんだかカッコいいねえ、賢ちゃん」
名塚佑:「……ボクは、おじいちゃんに習ったみたいな考えかたしか、できないけど」魔術の方法という意味
名塚佑:「この町で、何か危ないことが起こっている」
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんは今、自我がバラバラになっているから」
名塚佑:「その危ないことのどれかに、認識が入り込んでるように思ってる」
名塚佑:「どこに散らばったのかを確かめないと、ヨミ姉ちゃんが元に戻らない」
名塚佑:「……間違ってる?」
谷神錬磨:「名塚の推測はいつも正しい方向を示す……(テストの時とかも)」
谷神錬磨:「恐らく、此の度もそうなのだろう」
朝比奈 望:「佑ちゃんのヤマは大体当たってたからねえ」
水波賢哉:「名塚さんの智力は心強いね。推理とか推測とか僕たちは多分苦手だろうしな」
月代コヨミ:「うむ。どこに散らばったのか確かめないといけない――それは違いない」
GM:こくりと佑ちゃんに頷く。
名塚佑:「錬磨、その」
名塚佑:「あまり、秘密にしないでよね。」
谷神錬磨:「……この仕儀だ。極力、秘密は控えたいとは思っている……」
朝比奈 望:佑ちゃんが、錬ちゃんにだけそういうのを見てちょっと笑ってよう
名塚佑:「……錬磨も、先生も、ヨミ姉ちゃんも……あと、水波くんも、みんな、ボクたちの知らないところでなにか知ってて……」
名塚佑:「すこし、怖かったんだよ」
谷神錬磨:「ああ。……すまない。だが、もはや秘密を蔵する時ではない。お前の知恵を借りたい……頼む(俺は苦手だ……)」 頭を下げる
GM:では、そんなところで桜生が口を開きます。
桜生ジン:「……さて。水波君と谷神君の言う通り、時間的な余裕はさほどありません」
桜生ジン:「ひとつひとつ順番に追っていきましょう。事件のあらましと、迫っている危機。それをどうすれば解決できるかを」

GM:というところでこのシーンは終了。
朝比奈 望:おっす!
谷神錬磨:ハーイ!
GM:ロイスと購入ができるぞ!
水波賢哉:ロイス取ります。 朝比奈望 友情○/憤懣 で
谷神錬磨:朝比奈くんにロイス。 友情/不安○/ロイス いまは不安の方が強いゾ!
朝比奈 望:ボデマ
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5

谷神錬磨:成り立て故な!
朝比奈 望:無理ー
朝比奈 望:なりたてだからね!
名塚佑:あ、じゃあここでロイスを変更しようかな。
谷神錬磨:ボデマ(忍び装束)
GM:はいはい!変更どうぞ!
名塚佑:谷神くんのロイスをネガティブに。
水波賢哉:しまった。朝比奈君にとってたよ。無しで
谷神錬磨:あ、ちがうちがう。応急処置セットだ。
名塚佑:友達/谷神錬磨/友情/罪悪感:○/ロイス
谷神錬磨:2dx+1=>6
DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 9[7,9]+1 → 10 → 成功

谷神錬磨:OK。所有。
水波賢哉:ボデマ
水波賢哉:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 4[4]+2 → 6

水波賢哉:無理。終了です。
名塚佑:そうだ、言い忘れていましたが
名塚佑:私の能力を持ってすれば、《多重生成》《夢の雫》を運用して
谷神錬磨:難易度は8だった・・・でも成功でした。
名塚佑:全員の達成値を同時に+8することができるはずです
GM:やばいな、君!?
朝比奈 望:まだいいですw
名塚佑:それを見込んで購入とかしてみるといいかもしれないです
谷神錬磨:次回はちゃんとボデアマを買いますw
名塚佑:じゃあ私は今回ボルトアクションライフルを狙おう
名塚佑:6dx>=15
DoubleCross : (6R10[10]>=15) → 10[1,2,4,7,9,10]+5[5] → 15 → 成功

名塚佑:ふつうに買えちゃった~~。
谷神錬磨:カネモチ
GM:つよいな、君!?
朝比奈 望:お金持ちー
GM:では、他になければ次のシーンへ行きましょう。

MP04 - 谷神錬磨

GM:MP03。シーンプレイヤーは・・・谷神くん。
GM:いわゆる情報収集シーンですね。
谷神錬磨:いくぞっ
GM:場所は引き続き境内です。他の人は木陰で休んでもいいし、出ても良いです。
谷神錬磨:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 3[3]+44 → 47

GM:抑えた!
名塚佑:では、一回だけ……今回限り、ロール必要性がない限り休ませてもらいます
朝比奈 望:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 4[4]+45 → 49

水波賢哉:僕も休む。
朝比奈 望:まあまあ!
谷神錬磨:任せときな~っ
朝比奈 望:流石錬磨の兄貴!社会2!
GM:よろしい!では登場するのは望くんと錬磨君!

GM:現在調査可能な項目を開示します。
GM:開示?提示?まあいいや!
朝比奈 望:イエイ!
・ツキガミについて(裏) 〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉 難易度6
・五つの力とその所在 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉 難易度8
GM:今のところはこの二つですね。
谷神錬磨:五つの力はこちらがやりましょう!
谷神錬磨:確率が高そう
GM:オッケイ!振り給え!
谷神錬磨:2dx+1 情報:噂話
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 4[2,4]+1 → 5

GM:谷神ー!
谷神錬磨:だめでした~
朝比奈 望:兄貴ー!
朝比奈 望:ツキガミについて!
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

GM:おっいった!
朝比奈 望:おじいちゃん、裏の情報も詳しかった。
GM:いい田舎教育を受けている・・・。
谷神錬磨:ダメ谷神より優れている・・・
■ツキガミについて(裏)
原因は不明だが、3~40年ほど前からツキガミの力に徐々に陰りが見えてきた。
自在に実体化できない。能力の効き目自体が弱まっている。など。

霊核にして殻たるコヨミにまで衰えが及んだ結果、膨大なツキガミの力を留める事ができなくなってしまった。
力は内側から破裂。ばらばらに離散してしまった……というのが今回の事件の発端。
朝比奈を一度殺害した影の狼もまた、離散したツキガミの力が絡んでいる可能性が極めて高い。

月代コヨミ:「もう、ずっとなのだ。昔のように力を振るう事が出来ん」
月代コヨミ:「年老いた人間が体重を支えられず、杖をつくように。我も力を抑えきれなかった」
GM:がっくりと肩を落とす。
谷神錬磨:「それは……時の経過、ということか……(長く使ったパソコンが処理落ちしていくように……)」
月代コヨミ:「うむ。時は無情よな……神など、現代社会では忘れ去られるばかりよ」
朝比奈 望:「え…」
朝比奈 望:「そ、それなのに。」
朝比奈 望:ずっと心配してたことを口に出す
朝比奈 望:「僕に力を貸してくれるって。そんなことして、大丈夫だったの?」
月代コヨミ:「ああ、うむ! それは案ずるな。我の身体が維持できる最小限の力は残している!」
月代コヨミ:胸をどんと叩く。
GM:朝比奈君はともかく、谷神くんならはっきりとわかるでしょう。
GM:月代コヨミ。今のこいつは、神のくせにめちゃくちゃ弱い。
GM:おそらく君が本気でかかれば、秒殺できる。それくらいに。
朝比奈 望:「そっか。よかった」
谷神錬磨:「…………あまり心配してやるな、朝比奈。ただ、お前を助けたかったのだ」
谷神錬磨:「そうせずにはいられなかった」 (あまり大丈夫じゃなさそうだ……)
月代コヨミ:「うむ。錬磨はよくわかっておるな」
谷神錬磨:「…………(なにか栄養のあるものを食べさせたりすればいいのだろうか。調べてみよう)」 諦念と、哀愁の混じった目でコヨミを眺めている
朝比奈 望:「うん。」
朝比奈 望:「でも、そのどこかに行っちゃったツキガミ様の力を取り戻せば。コヨミちゃんは元気になれるんだよね」
月代コヨミ:「ん? ああ、それは違いない」
月代コヨミ:「違いないのだが……」
朝比奈 望:一瞬顔が明るくなって
朝比奈 望:その後のコヨミちゃんの言葉を聞いてまたちょっと心配そうな顔になるよ
月代コヨミ:「……出て行った他の力どもは、揃いも揃って曲者揃いでな」
月代コヨミ:「うう……“黒”のやつは性格がねじくれておるし……“白”のやつは何を考えているかわからぬし」
月代コヨミ:「力を取り戻すというが、どれだけの苦労を強いるかわからぬ。それが、心苦しい」
月代コヨミ:「すまぬ。望、錬磨」
谷神錬磨:「……”色”で識別しているのか……(信号機みたいだ)」
朝比奈 望:「んーん」
朝比奈 望:「コヨミちゃんは。そんな大事な力を僕に分けてくれた。だから、僕は全然大丈夫。コヨミちゃんのために」
朝比奈 望:「…ん、違うな。」
朝比奈 望:「コヨミちゃんは友達だから、友達の為なら頑張れるよ。」
谷神錬磨:「ああ。これは俺の役目だ。コヨミ。……たまには……お前が、俺たちを頼れ」
谷神錬磨:「友垣だからな……」 谷神は沈黙して腕を組む
月代コヨミ:「ぬ」 君たちを交互に見る。
朝比奈 望:「多分、うん、辛くなったら励ましたり、してね?錬ちゃんも」
朝比奈 望:笑いながら言ったあっと、ちょっと不安げに弱音も吐いたりする。
谷神錬磨:「……ああ」 うなずく (苦手だが頑張ろう。カウンセリングのコツとか……本を読めば……)
月代コヨミ:「……ううむ、ちび共が色男に成長しおって。嬉しいことを言ってくれるではないか」
月代コヨミ:「うむ!存分に頼らせて貰うぞ、ふたりとも!」
GM:背伸びして、君たちの肩をべちべちと叩く。

GM:シーンカット!
GM:ロイスと購入が可能!
谷神錬磨:ロイスはナシで、UGNボディアーマーッ!
谷神錬磨:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 7[6,7]+1 → 8 → 失敗

谷神錬磨:はいだめ!以上!
GM:谷神ィィ!
朝比奈 望:ボデマー
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 9[9] → 9

朝比奈 望:無理ったい!
朝比奈 望:終わり!
GM:君たちw

MP05 - 谷神錬磨

GM:■MP03 - シーンプレイヤー:谷神錬磨
GM:引き続き情報収集。他の人も登場自由です。
谷神錬磨:いくよっ
谷神錬磨:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 9[9]+47 → 56

GM:あっ04だ。とにかく全員・・・谷神ー!
名塚佑:名塚佑の侵蝕率を+9(1D10->9)した (侵蝕率:55->64)
谷神錬磨:ダイスボーナスはつかない!
GM:東京ー!
名塚佑:アイエエエエエ……
朝比奈 望:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 5[5]+49 → 54

朝比奈 望:グッド
朝比奈 望:これが昼間に虹色ラーメンを読んで貯めた徳の力だ…!
GM:あれで徳、たまるのかなあw

GM:では情報。現在調べられるのは今のところ一つのみ。
 ・五つの力とその所在 〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉 難易度8
名塚佑:そんな!出てきた意味は!
谷神錬磨:先に行くぜっ、あっしに任せてくだせえ!
朝比奈 望:名塚のアネゴに任せてもらって。
谷神錬磨:きっとこれをクリアしたら難問項目がワンサと出てきますぜ!
朝比奈 望:後のやつを僕たちが支援をもらっていくのはどうでしょう…!
谷神錬磨:名塚センセイが一発クリアしやすかい!?
谷神錬磨:それもそうですね・・・
GM:チーッ!小狡い真似を!
谷神錬磨:木の上で寝てます
名塚佑:それがいい!ボクの侵蝕率はガン上がりするけど……!
名塚佑:テメーら下等生物、社会が1とか2しかねーから!
GM:大丈夫かなあ、佑ちゃん。
朝比奈 望:すいません。姉さん!僕たち田舎暮らしなんで…!
名塚佑:ボクが支援するよ!トモダチ!
谷神錬磨:4212は正義の数字なんだよぉ~~っ!
名塚佑:愚か者が!
朝比奈 望:姉さん!大好き!
谷神錬磨:おねがいっしゃす!
名塚佑:予言の数字の意味を知るがよい……!
名塚佑:すなわち1/1/2/6!
名塚佑:6dx>=8 情報:UGN
DoubleCross : (6R10[10]>=8) → 9[2,2,4,6,8,9] → 9 → 成功

名塚佑:あぶなかった……情報収集チームを使うべきだった
朝比奈 望:姉さん!!
GM:つよ・・・くもない!割とギリ!
谷神錬磨:アブナイ!
名塚佑:というわけで可愛いボクが成功しましたよ!
GM:これが東京パワ・・・ということで、情報を開示しましょう。
■五つの力とその所在
伝承自体が「自然」「人」「祟り」など色々な側面を持っているため、ツキガミの力にはいくつかの種類がある。
神核にして霊殻。すべての中心となるコヨミが持つ『金』。そして『金』が内包する『黒・青・赤・白』の計五つ。

なお、『金』の力は朝比奈とコヨミが分割して所有している。
それ以外の四つは不明。既に人に憑いているおそれがある。
GM:新たな情報が二つPOPします。
 ・力が取り憑いた場合の対処法〈情報:噂話〉〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉難易度9
 ・“黒”のツキガミについて 〈情報:噂話〉〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉難易度11
GM:五つの力の件についてロールしてもいいですし、先にまとめて判定しちゃってもいいですね。
谷神錬磨:社会力を回してくれ、マスター名塚! ”黒のツキガミ”をがんばります!
朝比奈 望:姉さん!お助けをを!慈悲を!
名塚佑:貴様らが判定するのだ!
名塚佑:《夢の雫》の強さは後出しであるということ……ゆえに、2人雁首揃えて失態を晒すことは許さぬぞ
名塚佑:《夢の雫》単発なら良し、しかしこれに加えて《タブレット》《多重生成》までも使わせるようでは……
名塚佑:分かっておるな?ではゆけい!
朝比奈 望:ははー!
谷神錬磨:ではゆくぞ!
朝比奈 望:・力が取り憑いた場合の対処法
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8

谷神錬磨:2dx+2 情報:裏社会 (黒のツキガミについて)
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 6[6,6]+2 → 8

朝比奈 望:財産使いまーす
谷神錬磨:だめでした~
朝比奈 望:+1!成功!
GM:谷神ー!
GM:OK!では開示!
谷神錬磨:財産使っても無理で~す!へへっ!
朝比奈 望:あ、違う
名塚佑:谷神!この愚かな一族め!
朝比奈 望:噂話は持ってるから財産使わなくても成功だ!
名塚佑:一族……一族……愚かな一族……
GM:お、えらい。
谷神錬磨:これがポンコツ忍者の実力よ。センセイ、お願いします!
名塚佑:《夢の雫》で貴様を成功させてやろう!
GM:!?
谷神錬磨:イェ~イ!
名塚佑:このあんこくソラリス空間の中では戦闘員のパワーは3倍になるのだ
名塚佑:64→67
名塚佑:達成値を+8!成功せよ!
GM:ヤバいな、君!?
谷神錬磨:ハハーッ!力が湧いてきたぜぇ~~~っ!
GM:なんてことだ・・・では、まず黒のツキガミについて開示。
■“黒”のツキガミについて
四つの力の中でも飛び抜けて悪質なもの。
闇夜に潜む悪意・悪事・災厄。それを元にした怪談。
それらは“黒”のツキガミとなり、歪んだ人格を得、町のどこかに放たれてしまっている。

昏い起源を持つ故に自分の存在に自信を持っておらず、
もしツキガミが消滅する場合、五つの力の中でも真っ先に消えるものだと考えている。

なんとしてもツキガミの力を取り戻さんと画策し、真っ先にコヨミから離反した。
谷神錬磨:このエグザイルパワーがあれば、どんな情報収集だって簡単にオープン!だぜぇ~~~っ!俺は無敵だぁ~~~っ!(肉体を崩壊させながら)
GM:死んでる!
GM:もう片方の「力が取り憑いた場合の対処法」については、ロールしながら開示していきましょう。
GM:ということで、君たちはとりあえず上記で開示した二つの情報を手に入れました。

月代コヨミ:「とにかく、力がどこに飛び散ったのかすらわからんのだ」
月代コヨミ:「我が望にしたように……あるいは、既に人の中に入り込んでいるのかもしれん」
朝比奈 望:「あの狼が、黒だったりするのかな」
朝比奈 望:黒かったし。
名塚佑:「……アパス、テジャス――違う」コヨミの話を聞いているのかいないのか、白紙のカードをもてあそんでいる。
名塚佑:「八卦。四象か……」
谷神錬磨:「……見えるか、名塚?」
谷神錬磨:(難しそうな占いだ……)
名塚佑:「それは、冬」
朝比奈 望:「冬?」
名塚佑:「……たぶん、そうだと思う。黒い冬……ヨミ姉ちゃんは、自分の中にそれがあると思っている」
名塚佑:「そうだよね?誰にだって、辛くて恐ろしい一面がある。ヨミ姉ちゃんは怖がっているように見えるから」
月代コヨミ:「……」 朝比奈くんの肩越しに、興味深そうにカードを覗き込んでいる。
月代コヨミ:「うむ。 ……あれは恐ろしい。暗い暗い、ツキガミの一側面だ」
名塚佑:(怖がっている者がいるなら、怖がらせる者がいる)
名塚佑:(そのままに、認識して)
名塚佑:「……やっぱり、ヨミ姉ちゃんの力はボクに似ている」
谷神錬磨:「ツキガミ……か。それが街に禍をもたらすか?」
名塚佑:「ツキガミがほんとうに『神』なら」
名塚佑:「……人の認識に宿る。誰かが、自分を『ツキガミの側面』と思い込んで、おかしくなっているのかも」
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんの自我は5つに散っていると思う。『ツキガミ』は5人いるかもしれない」
月代コヨミ:「ああ。中でも厄介なのが、先ほど言った“黒”……うむ。望の言う通りだ」
月代コヨミ:「望を食い殺したのは、十中八九“黒”に憑かれた人間であろう」
谷神錬磨:「ふむ。何者かに害を為すならば、何者かになる必要がある。……だが、誰が……」
GM:新しい情報が一つポップします。
GM:・綾瀬春奈について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度6
月代コヨミ:「誰が……誰がか」
月代コヨミ:「我がかろうじて見たのは、町の旅館の方に黒い光が飛んで行くところだった」
月代コヨミ:「ほれ、旅館の一人娘がおったろう! あれはどうだ?変わりないか?」
谷神錬磨:「旅館……か(田んぼや果樹園がある方だ。腹が減ってきたな……)」
名塚佑:「ボクは、まだ会えてない……けど」
名塚佑:「春ちゃんは、今日は学校に来なかったんだ……」
名塚佑:「……。東京の自慢、したかったのに」
月代コヨミ:「……」
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:ちょっと春ちゃんのことを思って不安になる。
谷神錬磨:「綾瀬は? どうした、朝比奈」
谷神錬磨:「……顔色が暗いぞ……(腹が減っているのか……わかる……)」
朝比奈 望:「そうかな。」
朝比奈 望:「特にお腹が空いてるわけでもないんだけど」
朝比奈 望:あの夜、春ちゃんに呼び出された。その先で、狼に会った。
朝比奈 望:そのあと、狼はいなくなって。結局春ちゃんには会えなかった。
朝比奈 望:春ちゃんを信じたい。だけど、信じてるからこのことを言うべきなのか。信じてるから、このことは言わなくていいのか。
朝比奈 望:それがわからない。
名塚佑:「……!」
名塚佑:「大丈夫だよ!ほら、だって、春ちゃん、休みの連絡があったってことは」
名塚佑:「家にいるってことじゃないか」
名塚佑:「もっと大変なことなら、そういう連絡があったはずだし、だから風邪だよ!」
谷神錬磨:「……朝比奈」
朝比奈 望:「うん、そうだよね。きっと風邪をひいてるだけで…なに?錬ちゃん」
谷神錬磨:「お前が何を不安に思うのかは、わからない。だが、……さきほど名塚が言った」
谷神錬磨:「秘密は、良くない」
名塚佑:「……そ」
名塚佑:「そうだね」
名塚佑:笑う。
朝比奈 望:「秘密…なのかな」
谷神錬磨:(……空腹でも、それ以外でも、遠慮なく言っていいんだぞ……! 俺も腹が減っている……!)
月代コヨミ:「……」 言いよどむ望くんを見て、横から口をはさむ。
月代コヨミ:「――もし仮に。仮にの話だ」
月代コヨミ:「旅館の娘……春奈か。あれに力が取り憑いておるとして、解決法が二つある」
朝比奈 望:「うん」
月代コヨミ:指を立てる。
月代コヨミ:「一つは宿主を気絶させること。眠らせるのでも、ざっくりと弱らせるのでも良い」
月代コヨミ:「力との繋がりが一時的にでも薄れれば、あとは我がなんとか引きはがせる……」
月代コヨミ:「……と思う。」
朝比奈 望:「おお。コヨミちゃんすごい。」
月代コヨミ:「すごいものか。神の力の一片が宿っている相手を弱らせて気絶させるなど、重労働だぞ」
月代コヨミ:「それをお前達にさせようとしておるのだ。ぜんぜんすごくない」
朝比奈 望:「え、でも眠ってる時にこっそり忍び寄ってそれをすれば…」
朝比奈 望:「あ、もしかして神様って寝ないの?」
月代コヨミ:「我らは寝ないな。まあ、宿主は寝るであろうが」
月代コヨミ:「奴らはとにかくカンがいい。忍び寄ればたちまち気づいて、姿をくらますなり襲いかかるなりしてくるかもしれん」
朝比奈 望:「寝ないんだ…すごい…。でもコヨミちゃんは眠くなったら一緒に寝てくれてもいいからね」
名塚佑:「……ボクたちは、本当は自分で思っているよりもずっと多くのものを見ている」
名塚佑:「『神』はその認識を、そのまま見ることができる」
名塚佑:「だから、眠っていたとしても、気づかないことはない……と思う」
朝比奈 望:「寝てても、夢の中で僕たちが近づいてきてるのがわかっちゃうってこと?」
朝比奈 望:ちょっとよくわかってない。
朝比奈 望:ただなんとなく佑ちゃんはすごいなあと思ってる
谷神錬磨:「…………(何の話かはわからないが、それでもやるべき、というのならやる)」
谷神錬磨:「………(友達が困っているなら)」
谷神錬磨:「……やるとすれば、技を揮うしかないな」
名塚佑:「うーん、なんだろう、寝てても、目が目じゃなくなるわけじゃないし、耳だってものを聞いてて……」
名塚佑:「うへへ、なんていえばいいんだろ」
名塚佑:「とにかく、東京なら常識だよ!」
月代コヨミ:「ふふふ。我も説明には難儀するが、そうだな。佑の言っている事が一番近い」
朝比奈 望:「んー、でもなんとなくわかったよ。そういうのも東京で習ったの?」
朝比奈 望:「やっぱり!」
月代コヨミ:「はっはっは。よほど楽しかったのだなあ、東京が?」 佑ちゃんを撫でる。
名塚佑:「うへへへーっ!」嬉しがる。
名塚佑:「卒業したら、ヨミ姉ちゃんだって連れてってあげるからね!」
谷神錬磨:「東京は魔境か……」 空を見上げる
月代コヨミ:「……で、話を戻すが」
月代コヨミ:「方法は何も一つではない。極めて楽な方法がある」
月代コヨミ:「我は戦えぬ。だから、実際に戦うであろうお前達が考えて、決めて良いのだが」
朝比奈 望:「それは?」
月代コヨミ:「………………」
月代コヨミ:「殺す。」
名塚佑:「う」
朝比奈 望:「…ダメ」
月代コヨミ:「宿主が死ねば欠片は表に……望?」
朝比奈 望:「それは絶対ダメだよ。」
朝比奈 望:「コヨミちゃんが僕を助けてくれた力で誰かを殺すなんて、そんなのどんな理由があっても絶対間違ってる」
名塚佑:「そ、そう。そうだ」身を乗り出して同意。
名塚佑:「いくら、怪我が治る体になったからって……」
名塚佑:「そんな、殺したり死んだりなんて、嫌だ」
月代コヨミ:「む、むう」 錬磨を見る。
谷神錬磨:「……人間に憑いている以上、それは必然の理か……」 朝比奈くんが明かさない限り、春奈さんに憑いているとは夢にも思わない。
谷神錬磨:「俺も、皆も、人を殺すのが役目ではない」
谷神錬磨:「この土地の者を守る。少なくとも、それが谷神だ」
月代コヨミ:「……」
月代コヨミ:「すまぬ。お前達の安全を第一にと思ったが、我が莫迦であった」
月代コヨミ:「そうよな。みなが殺したり死んだりなんて、我も嫌だ。」
月代コヨミ:「我は何の役にも立てぬが……いっしょに守ろう」
朝比奈 望:「うん、だからコヨミちゃんもそっちの方を2番目に言ったんでしょ?」
名塚佑:「やっぱり、ヨミ姉ちゃんは、ヨミ姉ちゃんだよ」
月代コヨミ:「……うむ。ありがとう」
月代コヨミ:張り詰めていた顔が、ようやくへらっと笑う。
谷神錬磨:「……その顔だ」
谷神錬磨:「すべてを取り戻す。……谷神は強い」
朝比奈 望:「錬ちゃんはカッコいいからね」
名塚佑:「……うん」
GM:カァー、カァー。
GM:君たちの頭上をカラスが飛ぶ。いつの間にか陽が傾いている。
谷神錬磨:「……陽が、傾いている」(陽が傾いている)
朝比奈 望:「あ、どうしよう。そろそろお店が…!」
月代コヨミ:「ふむ。説明は途中だが、下に降りて食事を取るとするか。賢哉とジンも呼ぼう」
名塚佑:「……もしも、黒のツキガミが、冬の、太陰の力なら」
名塚佑:「夜にまた出てくるかな」石段に腰掛けて、夕暮れの街を見下ろす。
月代コヨミ:「……左様。闇は“黒”の領域。 こんな歌を聞いたことはあるか?」
月代コヨミ:「“はやく寝ないと狼がくる。ツキガミ様の使いがくる。手足ちぎってもってくぞ。ツキガミ様に捧げるぞ”……」
朝比奈 望:「お爺ちゃんが教えてくれた…」
月代コヨミ:「奴がくるならば」
GM:――――全員、<知覚>で判定してください。
名塚佑:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 2[2]+1 → 3

GM:目標値はなし。一番達成値が高い人が、“何か”に気づけます。
谷神錬磨:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[4,5]+1 → 6

朝比奈 望:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[5,6]+1 → 7

GM:なら、望くんが。一瞬遅れて錬磨君も。それから遅れて佑ちゃんが。
GM:木々の影から、明らかにこの世のモノではない“何か”が這い出てくるのに、気づいてもいいです。
谷神錬磨:「……」 ぼんやりと空を見ている
谷神錬磨:(天音に、夕食はいらないと言っておこう……)
朝比奈 望:なんか背筋がゾクリとする。
朝比奈 望:「佑ちゃん!コヨミちゃん!」
影の狼:『――――――ル、ルルルルルル』
影の狼:『グルルルル』 『ウーー』 『アーーー、ルルルルルル』
GM:影の狼。朝比奈を襲ったものよりも遥かに小さい、犬程度の大きさだが……
GM:……数が、多い!
谷神錬磨:「……ああ」
谷神錬磨:「来たか。……数は揃えてきたな、卑種ども」
朝比奈 望:二人の前に立って、それを直視しよう
朝比奈 望:「何か…いる!来てる!」
名塚佑:「……え?なに?」緊張感のない笑い。
名塚佑:名塚佑が神がかり的な知覚を得ている時、それと無関係な事象には異常なまでに不注意になることを知っているかもしれない。
名塚佑:「何かが来てる?」
月代コヨミ:「やはりか……! 違いない。“黒”の従者どもだ!」
谷神錬磨:「名塚、下がれ。すぐに水波が来る」
谷神錬磨:「やつの傍を離れるな」
名塚佑:ゆるゆると立ち上がる。
名塚佑:「ほんとだ……」
名塚佑:「……っ、わあ!?なんなの、これ!?」
影の狼:数十の赤く光る目だけが、朝比奈望をじっと見据えている。
朝比奈 望:「えっと、黒?かな?」
朝比奈 望:「ちょっと小さくなってるけど」
朝比奈 望:前に出たのはいいけど、やっぱり怖い。後ずさりしそうになる。
名塚佑:「犬、じゃない。……使い魔……?こ、これが、黒の……」
名塚佑:「ツキガミ……」
谷神錬磨:「いいか、水波だ。やつから離れなければ、恐れるに足らん。……あとは俺がやる」 戦闘態勢に入る
名塚佑:「水波くんが、いるの!?」
名塚佑:恐怖に喉元をおさえながら、周囲を見渡す。狼。狼。狼しかいない。
谷神錬磨:「来るさ、名塚……あいつは、そういうやつだ」
朝比奈 望:けど、退きたくない。誰かを守るために、コヨミちゃんに力を貸してもらった。あの時に時分に、コヨミちゃんに嘘をつきたくない
朝比奈 望:「僕は賢ちゃんのそういうところを知らないけど」
朝比奈 望:「多分、そういう賢ちゃんは、そういう子だよね」
朝比奈 望:その言葉を聞いて、佑ちゃんが昔と変わってないのが嬉しくて
朝比奈 望:だけどそれがちょっと寂しくて、そんな気持ちを隠しながら狼たちをみたりしてよう。
名塚佑:「信じるよ……信じたい」
名塚佑:「錬磨が、そう言ってくれるなら」
GM:昼と夜の狭間。人ならざる者が好むと言われた時間。
GM:神社の境内を埋め尽くす狼達が、牙を剥く。
月代コヨミ:「神を御するとは、こういうことだ……こんなところで死ぬでないぞ!」
月代コヨミ:「戦って、生き残れ!」

GM:というところでシーンカット!
GM:ロイスと購入ができる!
朝比奈 望:ボデマ!
名塚佑:アーマーを買うなら今だぜ!
谷神錬磨:アーマーッ!
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

朝比奈 望:無理!だが水波くんはむちゃくちゃ頼りになるから買わないぜ!
谷神錬磨:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[6,8]+1 → 9 → 失敗

谷神錬磨:だめでした・・・!以上!
名塚佑:キサマら~~ッ
名塚佑:我がピュアソラパワーで購入を成功したことにできますが
名塚佑:どうしますか?
どどんとふ:「GM」がログインしました。
谷神錬磨:いただきたい・・・・!
谷神錬磨:すごく!
名塚佑:じゃあ、私はシューターズジャケットを狙いましょうか。
名塚佑:6dx>=13
DoubleCross : (6R10[10]>=13) → 9[2,3,4,5,9,9] → 9 → 失敗

名塚佑:ここだ!調達判定が全員同時なら
名塚佑:《夢の雫》《タブレット》《多重生成》で全員の達成値を+8!
名塚佑:成功させてやるぜ
谷神錬磨:イェーッ!
朝比奈 望:わ、わーい!
GM:オゲーッ
谷神錬磨:ボディアーマーッを購入!装備!
谷神錬磨:以上!
名塚佑:67→75 やったー!
GM:肝心のカバーキャラの水波くんがアーマー着てないw
名塚佑:でも、ここでシューターズジャケットは着ません。行動値が下がっちゃうからね。
GM:OKです。じゃあ全員おようふくを買えたところで、シーンを終了しましょうか。
谷神錬磨:OKデース

MP06 - 朝比奈望

GM:他の人も登場を推奨します。ミドル戦闘。
名塚佑:名塚佑の侵蝕率を+10(1D10->10)した (侵蝕率:75->85)
名塚佑:アワワワ……ケイソー
谷神錬磨:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 5[5]+56 → 61

水波賢哉:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 3[3]+56 → 59

GM:朝比奈くんを一人で戦わせるという古代ローマ剣闘士形式でもいいけど・・・
GM:東京ーー!
朝比奈 望:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 10[10]+54 → 64

朝比奈 望:ぬ!

GM:ではミドル戦闘を開始しましょう。エンゲージは次の通り。
“影の群狼A” “影の群狼B” “影の群狼C” “群狼の長”
5m
朝比奈 名塚 谷神 水波
GM:まずはセットアップから。
朝比奈 望:なっしん!
水波賢哉:なし
名塚佑:ないぜー
谷神錬磨:なーし!
“群狼の長”:《ソルジャーコネクト》。群狼A~Cの行動値を7に変更。
GM:ではイニシアチブ。狼どもが動きます。
谷神錬磨:「……水波!」
谷神錬磨:「名塚を頼む」
谷神錬磨:小太刀を逆手に抜刀。臨戦態勢だ。
水波賢哉:物陰から飛び出してくる。
名塚佑:「ほんとにいた!」驚き!
月代コヨミ:「うむ、頼れる!」
水波賢哉:「呼ばれて、飛び出てっ」
水波賢哉:「はいよ。お待たせ。僕の専門習熟技術は護衛だ。任せとけ」
水波賢哉:名塚さんの前に立つ。息一つ切らしていない。
名塚佑:「う」
水波賢哉:(さてと、久しぶりだな……上手くできるか)
朝比奈 望:「じゃあ、遠慮くなく守ってもらっちゃっていいかな」
朝比奈 望:「正直、すっごく怖いからさ」
朝比奈 望:震えてる手を隠そうともしないよ。
水波賢哉:「お前は気が向いたらな。何事も経験だ」
朝比奈 望:「うへえ。厳しい」
水波賢哉:(見たところ、朝比奈はまだ危険域じゃないか。名塚さんは谷神から見てやばいと、状況把握)
谷神錬磨:「……」 黙って対衝撃体勢
名塚佑:「……?」本人は気づいていないが、精神的疲労による汗が伝っている。
名塚佑:短い間に、魔術を行使しすぎた。
GM:こいつらは行動値が同じなのでまとめ振りしてもいいのですが、初回戦闘なのでじっくりやる!
GM:行動します。まずは群狼Aが朝比奈くんを狙う。
朝比奈 望:こいや!
“影の群狼A”:マイナーは《完全獣化》《ハンティングスタイル》《破壊の爪》《千変万化の影》。
“影の群狼A”:《獣の力》《アタックボーナス》。朝比奈くんに白兵攻撃。
“影の群狼A”:9dx+5
DoubleCross : (9R10+5[10]) → 9[1,1,4,4,7,7,7,8,9]+5 → 14

朝比奈 望:ド、ドッジ!
朝比奈 望:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[1,3,5,6,8]+1 → 9

朝比奈 望:ぐむ…!
GM:惜しい!
“影の群狼A”:ダメージを出します。装甲は有効。
“影の群狼A”:2d10+10+15
DoubleCross : (2D10+10+15) → 11[6,5]+10+15 → 36

朝比奈 望:ボデマでギリギリ耐える!
朝比奈 望:残り2.つまり滅びの一矢で死ぬ!
朝比奈 望:あ、つかえねえや!
GM:狼の群れが襲いかかりますね。君の太腿、腕。柔らかい肉をくいちぎっていく。
GM:あの時と同じ痛み。苦しみ。……恐怖!
朝比奈 望:(い、たい…!)
朝比奈 望:恐怖で足がすくみ、うまく動けない。
名塚佑:「望っ!」泣き声で叫ぶ。
谷神錬磨:(まだだ……)
谷神錬磨:(朝比奈は、強い)
水波賢哉:「大丈夫だ。あれはまだ生きてる」声は静かだ。状況を冷静に観察するが如く言う。
朝比奈 望:(だけど…!)
朝比奈 望:(大丈夫。今は、一人じゃない。佑ちゃんも錬ちゃんも賢ちゃんも、コヨミちゃんも、傍にいてくれる…!)
朝比奈 望:「怖くなんか、ないぞ。」
朝比奈 望:「かかってこい!」
朝比奈 望:そんな感じで必死に立つよ!
月代コヨミ:「……よくぞ言った、望!」
名塚佑:「死んじゃう……」望が傷つく姿が苦しい。
名塚佑:「死んじゃうよ」
名塚佑:けれどそれ以上に、咄嗟に飛び出していけない自分が情けない。
GM:ではサクサク攻撃していきます。群狼Bが佑ちゃんを狙う。
名塚佑:きゃー
“影の群狼B”:コンボは先ほどと同じ。《完全獣化》《ハンティングスタイル》《破壊の爪》《千変万化の影》、メジャーが《獣の力》《アタックボーナス》。
“影の群狼B”:9dx+5
DoubleCross : (9R10+5[10]) → 9[2,3,3,3,3,5,6,8,9]+5 → 14

GM:達成値も同じじゃん!もう!
名塚佑:回避ーっ!
名塚佑:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 3[3]+1 → 4

名塚佑:アヤーッ!?
GM:ヒヒーッ!貧弱!ソラリス!
水波賢哉:《マグネットフォース》59→61 ガード
名塚佑:このエリート超助かる!
GM:素晴らしい。では水波君に攻撃がいきます。
“影の群狼B”:2d10+10+15
DoubleCross : (2D10+10+15) → 7[6,1]+10+15 → 32

GM:装甲は有効。
水波賢哉:ガードしたのでHP1残して生存です。
名塚佑:す、すごい!
名塚佑:さすがエリート
GM:ゲーッ!一人一回はリザレクトしてもらう計算が!
GM:同じように名塚にも襲いかかる。 ――――影と言えど、狼の群れ。
GM:『弱そう』な相手は見逃さない!
名塚佑:「えっ、う」
名塚佑:一歩、よろめくように下がる。防御の動きにも、回避の動きにもなっていない。
名塚佑:朝比奈望と違って、痛みに対する覚悟を決めることすらできていない。
水波賢哉:(来い。…ここで護る)磁力を反発させて飛ぶ瞬時に名塚さんと位置を入れ替える
名塚佑:けれど、その足とは関係なく
名塚佑:ごく自然に、滑るように立ち位置を入れ替えている。まるで最初からそう決まっていたかのように!
GM:ならば、殺到した狼は……名塚佑ではなく。水波賢哉の肉を食い千切る!
水波賢哉:「言ったぜ。僕のっ、ガフッ、専門習熟ッ、グッ、技術は護衛だってね。ははっ、上手くいった」
水波賢哉:「はははっ、痛いな。さっきの自傷行為より痛い」
名塚佑:「水波く……だ、大丈夫なの」
名塚佑:「怪我してたら、護衛じゃないよ」
水波賢哉:「いや、でも君を護れただろ?ははっ、ふふっ、ふふ、ああ、本当に痛い。久しぶりだ」
水波賢哉:湧き上がる衝動はむしろ歓喜か。
水波賢哉:自分の技術が人を護れた。計算どおりに。
水波賢哉:「ははっ、ふふふふ、はっはははは。ああ、戻ってきたぞ。僕は戦場に、この場所に再び戻ってきたぞ」
名塚佑:「……水波くん」
名塚佑:「うれしい、の?」こちらは怯えている。命のやり取りは初めてなのだ。
朝比奈 望:そんな賢ちゃんを見て、頼もしいとおもう同時に、どこか怖さを感じる。
水波賢哉:「さぁ、来いよ!片っ端から封殺してやる」
GM:その笑いに惹かれるかのように追い打ちがきます。群狼Cは当初の予定通り、水波君を狙う。
“影の群狼C”:9dx+5
DoubleCross : (9R10+5[10]) → 10[1,1,4,4,5,6,7,10,10]+2[1,2]+5 → 17

谷神錬磨:「遅い……が、これは……」
GM:こいつは頑張ったぞ!
水波賢哉:ドッジ 《切り払い》 61→62
水波賢哉:5dx+17
DoubleCross : (5R10+17[10]) → 9[3,3,9,9,9]+17 → 26

GM:固定値だけで成功してるじゃねーか!
GM:なら、水波君にトドメを刺すべく狼どもが殺到する。
水波賢哉:肩から先の動作を除き、水波賢哉は微塵も動かない。身を退く事も屈める事もなく、その足は案山子の様に棒立ちだった。
水波賢哉:左手に持った刺突剣が姿を変える、形状記憶超鋼の芯が萎え刀身が蛇腹へと分断されていく。刺突剣は瞬時に鋼鉄の大蛇に変じ、餌(脅威)を前に主の号令を待ち受ける。
水波賢哉:手首が動く。その僅かで静かな動きと対照的に、使命を与えられた蛇腹剣の切先は派手に跳ね飛び、狙いを違わず中空で死の一撃と衝突する。
水波賢哉:打ち、払い、回し、絡み、叩き、落とす。水波賢哉は微塵も動かない。
“影の群狼C”:『――グ、ギャ!』
GM:ただその場で剣が振るわれるだけで、狼どもの群れが弾ける。近寄れない。
月代コヨミ:「やる……!」
名塚佑:(……鳥の動き、みたいだ)
水波賢哉:「…ふん。その程度の精度なら、十匹で掛かってきても問題ないぜ」
月代コヨミ:「すごいな賢哉!その動きはなんだ?自己流か?なにかの秘伝か!」
月代コヨミ:目を輝かせて背中に声を投げかける。
水波賢哉:「むしろ教科書どおり、UGN謹製。ここまでやるのは僕くらいだけど」
名塚佑:「水波くん、こんなことができたの」
名塚佑:「……すごいよ」
谷神錬磨:「当然だ。……水波だからな。次が来るぞ!」
GM:敵側最後の行動。群れの長が動き、錬磨君に攻撃。
水波賢哉:「賞賛の言葉は君に指一本触れさせない時に頼むぜ。っと、行ったぜ谷神」
“群狼の長”:マイナーは他と同様、《完全獣化》《ハンティングスタイル》《破壊の爪》《千変万化の影》。
“群狼の長”:メジャーは《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《アタックボーナス》!
“群狼の長”:9dx8+6
DoubleCross : (9R10+6[8]) → 10[1,2,4,5,7,7,8,9,10]+10[5,9,10]+10[2,9]+7[7]+6 → 43

水波賢哉:「お前は自分でなんとかしろ」
谷神錬磨:「当然……」
谷神錬磨:これはどうしようもない。せめてドッジを選択!
谷神錬磨:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[2,3,4,7,9]+1 → 10

谷神錬磨:ダメージどうぞ!
GM:流石にこれはかわせまい・・・よかった!
GM:ダメージを出します。装甲は有効。
“群狼の長”:5d10+10+15
DoubleCross : (5D10+10+15) → 27[6,7,3,9,2]+10+15 → 52

谷神錬磨:リザレクト!
谷神錬磨:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 9[9]+61 → 70

GM:“群れ”ではない単身。こいつだけ影が濃い。
GM:すなわち力が濃い。ツキガミの力が。“黒”の力が。
“群狼の長”:素早い動きで駆け抜けるように、錬磨君の腹部と背中を食いちぎっている。
谷神錬磨:「……来い」 何もせず、ただ受ける。
朝比奈 望:「…!錬ちゃん!」
谷神錬磨:「捕まえたぞ。俺の距離だ……」 右腕だけは無事に保つ。小太刀を引き絞るように構える。
谷神錬磨:「……参る」 負傷は必要経費と言わんばかりに、無傷の腕を背中に回す。
名塚佑:「……」錬磨がこうして戦う様子を見るのは初めてだ。
名塚佑:けれど、望や水波くんが傷ついた時のように、心が乱れない。
名塚佑:(錬磨なら、きっと平気だから)
谷神錬磨:(帰ったら肉だな……)
“群狼の長”:他の群れにも指示を出す。此処に居ない“本体”のかわりに、司令塔の役割も兼ねている――
GM:イニシアチブ。水波君の手番!
水波賢哉:影の狼Aに攻撃します。
GM:きませい!
水波賢哉:素殴り。
谷神錬磨:いや、待ってください!
谷神錬磨:ここは集中して長を落としませんか?
名塚佑:そうですね。
水波賢哉:よかろう。
谷神錬磨:行動値を上げてくるのがコイツなので。
名塚佑:次ラウンドのソルジャーコネクトを封じたい!
水波賢哉:OK。では長で。
GM:うっ、変なところに気づきよって・・・!
水波賢哉:素殴り!!
水波賢哉:5dx+17
DoubleCross : (5R10+17[10]) → 8[1,4,4,8,8]+17 → 25

谷神錬磨:イェイ!
GM:ゲーッ!
“群狼の長”:ガード。《影の守り手》……なのですが。
“群狼の長”:これ、相手がエフェクト攻撃の時しか使えないじゃん!
“群狼の長”:それでもこいつらはガードです。ただ「相手を食い殺す」単純命令しか遂行できない端末。
GM:ダメージをどうぞ。
水波賢哉:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 16[6,2,8]+8 → 24

“群狼の長”:それだと、なんとか生存します。
“群狼の長”:とはいえ深手を負わせた手応えはある。それくらいの傷ですね。
水波賢哉:刺突剣を元の形状に戻す。そして突く。相手の爪に刃を滑らせるように這わせ肉をそぎ切っていく。
水波賢哉:「長期戦、泥仕合と言う奴は僕の望むところでね。この通り僕の剣には威はないが、お前が倒れるか僕が倒れるか、さて、どちらが先だろうな?」
“群狼の長”:『フーッ!フー―……!』 影が削り取られ、徐々に向こう側が見えてくる。
“群狼の長”:影から生まれたなら、影が血肉。実体そのものを失いつつある。
水波賢哉:「いや、僕の後ろにまだ控えてはいるので、耐えられたらだ」
GM:行動値6、朝比奈くんの手番。というか
GM:同じなのでPL側で選んでもらってもよかったですねw
GM:とはいえ、朝比奈くんの手番です。
朝比奈 望:マイナーなし。メジャーでコンセ+炎の刃+アマテラス
朝比奈 望:東京ちゃん。お願いします!
名塚佑:達成値次第でまかせてよ!
GM:だ、大丈夫なのか東京!これ以上動けるのか!
朝比奈 望:3dx7+10
DoubleCross : (3R10+10[7]) → 10[2,7,8]+10[4,8]+10[9]+10[10]+2[2]+10 → 52

名塚佑:スゲェーッ
GM:??
名塚佑:東京がいらない!
朝比奈 望:ごめん、いらなかった。
GM:対象は長でいいですか!
谷神錬磨:必殺!
朝比奈 望:イエス!
GM:っていうかダイス3つの数字じゃないぞこれ・・・w
“群狼の長”:今度こそガード。《影の守り手》。ダメージをどうぞ。
朝比奈 望:水波君が戦ってくれている間。静かに弓を構えている。
朝比奈 望:弓なんて使ったことがない。だけど"蒼雁"が使い方を。体の動かし方を教えている。
月代コヨミ:それを、後ろでじっと見守っている。
月代コヨミ:あの時死にかけていた少年。確かに死んだ少年の勇姿を。
朝比奈 望:矢を番える。弓と呼吸を合わせる。
朝比奈 望:狙いをすます。狼が一瞬大きく見えて。
朝比奈 望:今だ、という声が聞こえた気がした。
“群狼の長”:群れの長。狼が君に飛びかかる。
朝比奈 望:6d10+33
DoubleCross : (6D10+33) → 35[6,8,5,1,7,8]+33 → 68

GM:固定値が高すぎる!
朝比奈 望:平均!
GM:チリも残さず蒸発します。群狼の長は戦闘不能!
朝比奈 望:蒼い炎が大きく揺らめき。
朝比奈 望:“群狼の長”に襲い掛かるよ!
谷神錬磨:「……一撃、か」
水波賢哉:「やるね。攻撃力を削ぐのは数減らすのが一番だ」
谷神錬磨:「……暑そうだな」 (超熱そう)
“群狼の長”:回避行動らしきものを取った……直後に、蒼い炎に呑み込まれる。
“群狼の長”:影の断片ひとつ残らない。かわりに、君の攻撃が境内の石畳にくっきりと焦げ跡を残した。
名塚佑:(これが望の術……)
朝比奈 望:「……ッ」
朝比奈 望:一矢射っただけで大きく呼吸を乱している、
名塚佑:(ほんとうに、あの望が、やったの……?これを?)
朝比奈 望:息を整えながら
朝比奈 望:ごめんなさい、と心の中で呟こう
GM:行動値5、錬磨君の手番!
谷神錬磨:では、マイナーなし。
谷神錬磨:メジャーでコンセ+オールレンジ+死神の精度+爪剣。対象は郡狼A。
谷神錬磨:10dx8+1
DoubleCross : (10R10+1[8]) → 10[1,1,2,5,5,6,8,9,10,10]+10[2,3,4,8]+10[9]+10[9]+5[5]+1 → 46

GM:きなさ・・・君も高いな!
名塚佑:つよーい!
“影の群狼A”:《影の守り手》でガード。ダメージをどうぞ。
谷神錬磨:5d10+28
DoubleCross : (5D10+28) → 26[9,6,1,5,5]+28 → 54

“影の群狼A”:朝比奈の火力に怯み、まだ与し易そうな錬磨の周囲を囲んでいる。
GM:耐えられるかそんなのー!
GM:こちらも、チリひとつ残さずに戦闘不能です。
谷神錬磨:一瞬。八神錬磨の姿が、むしろ緩慢に、ゆらりと傾いたと思えた瞬間。
谷神錬磨:七重の螺旋を描く、光刃の奇跡しか捉えられなかっただろう。
谷神錬磨:旋風が狼を吹き抜けたとき、その体は怪物に引き裂かれたように八分割されている。
“影の群狼A”:『………………!』
“影の群狼A”:ボロボロと崩れて消滅する。朝比奈の時とは違い、回避行動すら取れなかった。
谷神錬磨:「……遅い」 小太刀を再び鞘に納める。
谷神錬磨:侵食率70⇒81
水波賢哉:「お前が速過ぎるんじゃないの。いや、頼もしいこと」
GM:イニシアチブラスト。佑ちゃんの手番です。
名塚佑:みんなが高い達成値を出してくれたから
名塚佑:あんしんして攻撃ができるぞ!
名塚佑:あっ、やっぱりできない……至近不可だ
GM:東京ー!
名塚佑:待機してもいいし、《戦乙女の導き》を飛ばしてもいいんですが
名塚佑:どうしましょうか?
水波賢哉:待機でよいのでは?侵食大事
名塚佑:ではそうしましょう。まあ、ここで支援しても
名塚佑:所詮ダイスが増えて攻撃が5上がるくらいですからね
名塚佑:ああ、いや
名塚佑:全力移動で離脱します。
名塚佑:5m後方に。
GM:お、いいでしょう。
名塚佑:全力移動というか、メジャー離脱
谷神錬磨:「朝比奈が頭目を始末した分、楽ができる……な」
“影の群狼B” “影の群狼C” 朝比奈 谷神 水波
5m
名塚
名塚佑:「水波くん……!」
名塚佑:「一人にして、大丈夫なの?望や錬磨を、任せていい!?」
水波賢哉:「お任せあれ。君が退いたのなら、この二人を護りきろう」
名塚佑:「……っ」苦しげに頷いて、
名塚佑:望の射線で開いた包囲を通って、境内から離れる。
谷神錬磨:「……」 長い腕を鞘ごとだらりと下げ、再び臨戦態勢を取る。
GM:では、1ラウンド目のクリンナップ。おそらくクリンナップエフェクトという上等なものは誰も取っていないでしょうから
GM:2ラウンド目のセットアップも一緒に覗いましょう。何かありますか?
谷神錬磨:ないデース
水波賢哉:なしのすけ
GM:狼どもはなし。ソルジャーコネクトしてくれる人は死んでしまった。
GM:人じゃない・・・
朝比奈 望:なっしん
名塚佑:ないぜ!
GM:じゃあ2ラウンド目イニシアチブ。水波くんの手番!
水波賢哉:Bに対して素殴りします
水波賢哉:5dx+17
DoubleCross : (5R10+17[10]) → 7[1,2,4,4,7]+17 → 24

“影の群狼B”:くっそう!エフェクト使ってほしい!
“影の群狼B”:ガードします。一応ガード値はあるし・・・ダメージをどうぞ。
水波賢哉:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 16[5,4,7]+8 → 24

“影の群狼B”:やはり落ちないですね。ただ、先と同様深手を与えた感触はある。
水波賢哉:剣先がゆらりと揺れる。至近距離からの刺突剣が姿を変えて鞭剣に、シャララと音を立てて頭上から刺突が降り注ぐ。
水波賢哉:「本業じゃないのは、この程度だけど。なにせ、これは無料だぜ」
水波賢哉:「失うものは僕には何も無しだ」
“影の群狼B”:狼の反射神経でかろうじて致命傷だけは逃れている――とはいえ
“影の群狼B”:致命傷“だけ”だ。既に戦闘続行が危ういレベルの損傷。
GM:朝比奈くんの手番です。というかまたやった!
GM:行動値6で同値なんだから選んで貰ってよかった!
GM:Bはわりと瀕死。Cは無傷ですね。
谷神錬磨:「始末を付けるか……朝比奈」
朝比奈 望:「……うん」
朝比奈 望:マイナーなし。コンセ+炎の刃+アマテラス
朝比奈 望:始末という言葉の重さに少し戸惑いながら、弓を引こう
朝比奈 望:谷神くんが死神の精度を無くしたので一応Cを狙ってみます。
GM:どうぞ!
朝比奈 望:東京ちゃんお願いします!!
朝比奈 望:3dx7+10
DoubleCross : (3R10+10[7]) → 10[2,5,8]+10[10]+10[9]+10[9]+2[2]+10 → 52

朝比奈 望:ごめん、いらなかった。
谷神錬磨:ワ~オ
谷神錬磨:これがPC1だ!
GM:さっきと!出目!同じじゃん!
名塚佑:すごいやつ!
“影の群狼C”:こんなバカな・・・ガード。《影の守り手》。
水波賢哉:ダイス数低いほうが強いw
“影の群狼C”:ダメージをください・・・!
朝比奈 望:6d10+33
DoubleCross : (6D10+33) → 37[8,4,6,10,5,4]+33 → 70

GM:やばすぎる。
GM:当然戦闘不能!耐え切れるわけがない!
朝比奈 望:手の震えを抑え、弓を放つ。
“影の群狼C”:先ほどの威力を少しは学習したのか、その場から飛びのき―――
朝比奈 望:放たれた矢は蒼い炎を纏い、その火勢を増しながら
朝比奈 望:群狼に襲い掛かるよ!
“影の群狼C”:――――避けられない。こちらも先ほどと同様、跡形もなく消滅する!
朝比奈 望:「ハア…ハア…」
朝比奈 望:「錬ちゃん、あと、お願い」
谷神錬磨:「残りがあるな……承知した」
谷神錬磨:「やろう」
“影の群狼B”:『グ……ルル、ルルルル』
GM:残った狼も明らかに怯んでいる。これだけの群れが、一瞬で。
GM:イニシアチブ。行動値5、錬磨君の手番。
谷神錬磨:マイナーなし。
谷神錬磨:メジャーでコンセ+オールレンジ+爪剣。
GM:ほ、本気だ・・・!
谷神錬磨:Dロイス:伝承者 1回目を使用。群狼Bを日本刀で攻撃。
谷神錬磨:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,1,2,4,6,7,7,7,9,9,10]+10[3,4,6,7,7,10]+10[2,4,10]+5[5]+1 → 36

GM:ゲーッ!
“影の群狼B”:《影の守り手》でガード。ダメージをどうぞ。
谷神錬磨:4d10+13
DoubleCross : (4D10+13) → 23[9,3,4,7]+13 → 36

GM:……死ぬ!
谷神錬磨:一閃。
谷神錬磨:旋風のように剣閃が渦を巻き、狼の群れを断ち切る。
谷神錬磨:同じ高速移動能力者か、エンジェルハイロゥでもなければ、残光しか目にすることはできないであろう……。
GM:それで最後です。最後の狼どもが消滅する。
谷神錬磨:「終わった」 膝をつく。伝承者の効果でHPマイナス10。戦闘不能。
谷神錬磨:シーンが終わればHP1で復活します。
谷神錬磨:侵食率81⇒88
GM:OKです。錬磨君はシーン終了まで戦闘不能状態だ!
水波賢哉:「終わった…じゃねえよ。膝をつくな、膝を」と、肩を貸そう。
谷神錬磨:「問題ない。各々、無事のようだな……。重畳」
朝比奈 望:「とりあえず、助かった…のかな」
朝比奈 望:弓はいつの間にか消えている。
名塚佑:戦闘が終わったのを見て取って、急いで境内に戻ってくる。

桜生ジン:「……皆さん!無事ですか!」 石段を駆け上がってきて、こちらも錬磨君に肩を貸す。
名塚佑:「えっと、みんな……錬磨!」
名塚佑:水波くんや桜生先生と同時に錬磨のもとに到着する。
水波賢哉:「仔細なく。名塚さん無事?」
朝比奈 望:「佑ちゃん、コヨミちゃんも…大丈夫だった?」
朝比奈 望:震えも止まっている。けど、どこか。心が重い。
名塚佑:「錬磨……これ」戦闘で潰れたおにぎりを差し出す。弁当の残りだ。
名塚佑:「お腹、すいてたよね、錬磨」
谷神錬磨:「ふ……」 おにぎりを受け取る。 (おいしそうだ……) 「無事でなによりだ」
名塚佑:その場に座り込む。「そう見えた」
名塚佑:長く、ため息をつく。
名塚佑:「ボクは、大丈夫………………」
朝比奈 望:「ん、よかった。」
桜生ジン:「……すみません。お疲れだとは思いますが、気になる噂を手に入れました」
谷神錬磨:「む……?」
桜生ジン:「おそらく、皆さんの友人も当たれば裏が取れるでしょう」
GM:ということで、最後に残った情報項目。
・綾瀬春奈について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉難易度6
GM:これの判定が可能です。
谷神錬磨:谷神は戦闘不能ゆえ、みなさんにお譲りするぜ~っ
水波賢哉:じゃあ僕が振ろう。
水波賢哉:出ない間に実は調べてたにもできるし。
GM:おお、確かに。
水波賢哉:要人のコネ使います。
朝比奈 望:いっちゃえ!
水波賢哉:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[4,5,6,6,9]+1 → 10

GM:強い!
名塚佑:プロ!
谷神錬磨:イェイ!
GM:最後の情報を開示します。
GM:■綾瀬春奈について
GM:誰に対しても優しい、旅館『あやせ』の一人娘。朝比奈、名塚、谷神の三人とは幼なじみ。
昔から旅館の仕事も手伝っており、将来は良い女将になるだろうと言われていたが
最近は高校卒業後の進路に悩んでいるフシが見受けられた。

騒ぎにならないよう伏せられてはいるが、朝比奈が襲われた翌朝には旅館の裏口付近におびただしい血痕が発見されている。
同日から学校を休んでいる事を考えると、綾瀬春奈にツキガミの力が憑いている可能性は極めて高い。

GM:という情報を、水波君はしっかりと手に入れています。
水波賢哉:「ああ、それなら、さっき調べておきましたよ。あの噂はこいつらにとっては急所でしょうし」
水波賢哉:「僕にとっても友人だ。……いいか。皆、良く聞け。綾瀬は憑かれてる可能性が極めて高い」
朝比奈 望:「……」
月代コヨミ:「……やはりか……」
名塚佑:「春ちゃんが、ツキガミ……」
名塚佑:小さく呟く。なかば予期していたことでもあった。
谷神錬磨:「……」 (驚いた) 顔は極めて平静。瀕死だし。これ以上、青白くなりようがない。
GM:また、水波くんは調査の過程で知っています。
GM:綾瀬春奈はいま、旅館に居ない。行方が知れません。
GM:お見舞いに行って追い返されたのは、風邪だから……ではなかった。
GM:居ない人間のお見舞いはできない。
名塚佑:面会拒否ということすら偽装情報だったとは……!
朝比奈 望:「なんで?」
朝比奈 望:「賢ちゃんは、なんで、そう思うの」
朝比奈 望:ちょっと言葉遣いがたどたどしくなる。うっすらとそうじゃないかとは思っていた。でも信じたかった。いや、今でも信じたい。あいつが春ちゃんだなんて、信じたくない。
月代コヨミ:「何ぞ……剣呑な証拠でも残っておったか。そうだろう?」
水波賢哉:「まず、お前が襲われた日と彼女が姿を消した日が同じ、その場所が旅館の裏口」
水波賢哉:「そして、彼女は将来のことで色々な軋轢があったみたいだ。コヨミさん、神は人の不安や悩みを解決する、そうじゃないですか?」
月代コヨミ:「…………する」
月代コヨミ:「特に“黒”のやつならそうだ。歪めに歪めて最悪の形で叶える」
月代コヨミ:「不安を、悩みを、解決する」
水波賢哉:「この町で一番追い詰められていたのは、多分、彼女だ。僕が一番可能性が高いと思ったのはそこだ」
朝比奈 望:「それだけなら、春ちゃんが襲われたのかも、しれない」
朝比奈 望:言ってから気づく。もしそうなら、それで春ちゃんが行方不明になったら、それは、行方不明じゃなくて、もう…
朝比奈 望:違う。そうじゃない。そんなのあってほしくない。僕は
谷神錬磨:「朝比奈」
谷神錬磨:「なぜ嘘をつく」
名塚佑:「人はもともと、不安を解決する方法を知っているんだ」
名塚佑:「普通は、そうしないだけだ……」
朝比奈 望:「嘘なんて……」
朝比奈 望:言いながら涙が零れてくる。
谷神錬磨:「お前がいま、最も駆けつけなければいけない相手は誰だ……」
谷神錬磨:「俺たちではない。急げ。何もかもが手遅れになる前に」
水波賢哉:「良い事言うね、谷神は。そうだぞ、朝比奈。僕は答えを提示した。まだ、手遅れじゃないんだぜ」
谷神錬磨:(父上と同じように。何もかもが手遅れになる前に……)
朝比奈 望:「手遅れじゃ、ない…」
桜生ジン:「……それなのですが、一つ提案があります」
GM:コヨミから先ほどの戦闘の事情を聞いていたジンが立ち上がる。
水波賢哉:「泣くのはやることやってからにした方が後悔はないぜ。ってことで桜生さんの話しを聞こう」
桜生ジン:「ありがとうございます、水波君」
朝比奈 望:眼をこすって、頷こう
朝比奈 望:そして先生の方を見る。
桜生ジン:「綾瀬さんは行方不明ですが。彼女の行動ルーチンは皆さんもなんとなく予想がついているのではないかと思います」
桜生ジン:「最初の時も……今の狼も」
桜生ジン:「どういうわけか、“朝比奈くんを殺そうとしていた”」
桜生ジン:「闇雲に探すより、あえて日常生活を送るのはどうでしょう。必ず、彼女は来るはずです」
桜生ジン:「君を殺しに」
GM:じっと朝比奈君を見る。
GM:もちろん、この提案を蹴ってこれから探しに行く事も可能です。
谷神錬磨:「……なるほど」 (頭がいい人なんだな……)
朝比奈 望:「始末を付ける、とか」
朝比奈 望:「僕を、殺しにくるとか」
朝比奈 望:「怖いですよ。本当に、怖い。」
朝比奈 望:「そんなの、マンガの中だけだと思ってた。」
月代コヨミ:「……望……」
桜生ジン:「そのはずです。平和な日本で暮らしていて、命を狙われる経験がある人はそうはいない」
桜生ジン:「殺しにくると分かっていて日常生活を送るのは、きっと怖いはずです」
桜生ジン:「……殺意を真っ向から受け止める。それは何より大変なことなのですから」
朝比奈 望:「うん、怖い。だけど、僕にはみんながついていてくれてる」
朝比奈 望:「だけど、春ちゃんは」
朝比奈 望:「僕とおんなじようにいきなりこういう世界に放り込まれて」
朝比奈 望:「それなのに、独りぼっちだ」
水波賢哉:「なぁ、朝比奈」
水波賢哉:「馬鹿か、お前は?一人ぼっち?お前がいるだろう」
水波賢哉:「ついでに、谷神と名塚さんだっているだろ。見捨てる気はないんだろうが」
水波賢哉:「それに、さっきの僕の能力見てなかったのか?いよいよ危険だと見たら僕がお前を絶対殺させないから安心しろ」
水波賢哉:「お前は足りない頭で彼女を助ける算段を選べ。それだけ考えろ。付き合ってやるから」
谷神錬磨:「……ふ」 (肉が食べたい)
朝比奈 望:「うん、僕がいる。錬ちゃんがいる、賢ちゃんがいる、佑ちゃんだって、帰ってきてくれた」
朝比奈 望:「だから、それを教えてあげたい。待ってなんか、いられない。先生の言う通りにした方がいいのはわかるけど」
朝比奈 望:「僕は、春ちゃんに会いに行きたい」
谷神錬磨:「ああ。俺も会いたい」
谷神錬磨:(もう2週間くらい家に行ってなかったし、久しぶりに会いたい)
名塚佑:「……」
名塚佑:「ボクは、まだ、一度も……」
名塚佑:「3年たって、春ちゃんの顔がどうなってるかも、見れてないんだ……」
名塚佑:「……一度も話せないで、ボクが帰ってきたその日に、そんな、ひどいことに……なってるなんて」
名塚佑:「いやだよ……」
桜生ジン:「……ふ、ふふ。まったく」
桜生ジン:「頼りになるのに、なんとも困った子たちですね」
谷神錬磨:「決まりだな」 昔から、こいつは場の空気を読まずに、何かを決定したかのように言うことが多かった。
谷神錬磨:「春奈に会う」
朝比奈 望:「ごめんなさい。先生」
桜生ジン:「いいえ。実のところ、探す手段がないわけではありませんから」
名塚佑:「ボクは、やるよ……」ちらりと望を見る。
名塚佑:「でも、行かなかったからって、春ちゃんを大切に思ってないってことにはならない」
名塚佑:「自分を大事にすることも、春ちゃんを大事にすることも、同じだから。それは、分かっていて。望……」
名塚佑:(――汝の意志することを行え)心の中だけで呟く。
谷神錬磨:(死は鬼の生より安らかな眠り)
谷神錬磨:(…もしも、…誰にもできない場合は。水波が守って、俺がやる……)
朝比奈 望:「うん、わかってる。」
朝比奈 望:「僕が、春ちゃんに会いに行きたいから。会いに行くんだ。」
朝比奈 望:あの時、あの狼は一瞬躊躇ったような気がした。それがあったから僕は矢を当てられた。
水波賢哉:「元々、見舞いに行く予定だったしな。それまでに言うべき事を考えておけよ朝比奈」
朝比奈 望:「僕は、そのために戻ってきたんだから」
朝比奈 望:だから、信じられる。僕の知ってる春ちゃんは、きっとまだいてくれいる。
朝比奈 望:「うん、考えとく。」
水波賢哉:「気が弱ってる時に格好良い言葉をかけられると、なかなかに効くんだ。そういうのが鍵になるもんだからな」
水波賢哉:「体験者の意見だから肝に銘じておくように」
朝比奈 望:「流石神戸出身」
名塚佑:「……東京のほうが」
名塚佑:「大きい街だし」
名塚佑:そっぽを向いたまま、不機嫌そうに呟く。
谷神錬磨:(……) ふらふらとした足取りで、神社の境内を去る。 「妹と、メシを食ってからいく・・・・」
月代コヨミ:「うむ。改めてここの神社の下で落ち合おう。気をつけるのだぞ!」 錬磨君の背中に手を振る。
名塚佑:「錬磨、まだお腹すいてる……」
水波賢哉:「そりゃ首都だしね。じゃあ、僕達UGNは後片付けていくから、また後でな」
朝比奈 望:「……お母さんには、明日怒られよう」
朝比奈 望:ちょっと家の手伝いとか、出来る気分ではない…!
GM:それはそうだ……!
朝比奈 望:そう言ってじゃあ僕はどうしよう。ちょっと離れたところで休んでようかな!
朝比奈 望:眼をつむって、眠るか眠らないぐらいの、休息を取ります。
月代コヨミ:「……」 てくてく歩み寄って、その頭を優しく撫でている。

名塚佑:望をちらりと見て、
名塚佑:離れた場所に立っている水波くんに話しかけにいきます。
名塚佑:「……水波くん」
名塚佑:手をワンピースの後ろに組んでいる。話しかけにくそうだ。
水波賢哉:軽く深呼吸して伸びをする。肩をコキコキ鳴らしてるところに声を掛けられ振り向く。
水波賢哉:「おっと、どうしたかな?いや、僕も神戸が東京に勝るとは思ってないぞ」
水波賢哉:「そこまでのこだわりはない。大切な思い出はあるけど」
名塚佑:「そ、そうだよね!」
名塚佑:「東京はすごいんだ!デパートも、すぐ通りを挟んだところに2つあって……」
名塚佑:思わず表情が緩んでしまう。
水波賢哉:「ああ。駅前に競合してるんだよね。すごい大きいデパートが二つね」
水波賢哉:「あれ、なんでなんだろうね」
名塚佑:「ね」すぐ傍に座る。
名塚佑:「……さっきは言えなかったけど」
水波賢哉:「うん?」
名塚佑:「ありがとう。……わたしがやられそうになった時、守ってくれたよね」
水波賢哉:「ほめられると嬉しいけど、当然の事をしたまでだよ。こんなの何言われるまでもない」
名塚佑:「当然じゃない」
名塚佑:「……わたしたちにとっては、当然じゃないんだよ」
名塚佑:「だって、昨日まで、学校通って、皆と話して、家族とごはん食べて」
名塚佑:「……ふつうに生きてきたんだ」
水波賢哉:「君たちはそうだけど、僕は違う。いや、僕は…」
水波賢哉:言うべきか言葉に詰まる。
名塚佑:「わたしなら、たぶん……望が死んじゃいそうでも、錬磨が死んじゃいそうでも、迷わず自分が盾になるなんて……」
名塚佑:「……できない、と思う」
水波賢哉:「確か君は隠し事はして欲しくないと、谷神に言ったよね」
名塚佑:「うん」
水波賢哉:「僕は普通の生活を手に入れてしまったけどね。そんな風に生きるのは嫌だったんだ」
名塚佑:「…………」
水波賢哉:「いや、本当に褒められることじゃない。盾になったのは人として当然の事じゃないんだ。僕の能力ならあれは当然の役割なんだ」
名塚佑:「――その役割は」膝の間に口を埋めて、水波くんを見上げる。
名塚佑:「だれが決めたことなの?」
水波賢哉:「さて、最初に言い出したのは誰だっただろう。でも、ね。僕はその技術を使うのが楽しかった」
名塚佑:「うん」
水波賢哉:「今まで、それが出来なかった。その技術をずっと鍛えてきたのに。この町に来てからそれがずっとね。だから、本当に、君を護れた時、嬉しかったんだ」
水波賢哉:「ほら。人間としては最低だろ?だから、あんまり気にしないで良いと思う」
名塚佑:「ね、水波くん」
名塚佑:「わたしは魔法使いなんだ」
名塚佑:「死んだおじいちゃんから、魔術を習ってた。……信じる?」
水波賢哉:「僕はそういうのを受け入れる人間だし、君はこういう場面で嘘はつかないと思うね」
水波賢哉:興味深そうに視線を合わす。
名塚佑:静かに話し続ける。「魔法使いには、ひとつだけ、絶対に守らないといけないルールがある」
名塚佑:「“汝の意志することを行え”。」
名塚佑:「……水波くんが、自分自身の意志で、力を使いたいと思ったのなら」
名塚佑:「それは正しい、魔術のありかたなんだよ」
水波賢哉:「魔術師として僕のあり方を受け入れてくれるって、成程」
水波賢哉:「君は優しいな。二人が気にかけるのがわかる」
水波賢哉:少しだけ機嫌が良い。
名塚佑:「……でも望は違う」
名塚佑:「水波くんも、知ってるはずだ。望は、すごく優しいやつなんだ」
水波賢哉:「本当はなんであれ撃ちたくないだろうね、あいつは」
名塚佑:「ボクは、自分の意志で決めているだけだ……ほんとうの意味で優しい心を持ってるのは、望だけだ」
名塚佑:「もしかして、ボクが……わたしが、東京に行ってる間に、変わっていそうで、怖かったけど」
名塚佑:「すぐに分かった。望は望のままだった…………」
名塚佑:「……望が戦うことを決めたなら、それは望のやりたいことじゃないはずなんだ」
水波賢哉:「でも、あいつは頑固だからね。やると決めたらやり抜くよな。それを心で望んでなくとも」
水波賢哉:「まあ、放っておけないなら、あいつに何をしてやるか。汝の意志することを行え、か。君はどうしたい?」
名塚佑:「――お前がいるから、春ちゃんは一人ぼっちじゃないとか」
名塚佑:「お前を殺させないから安心しろとか」
名塚佑:「……ねえ、水波くん。望の逃げ場をなくしちゃうのは、よくないよ」
名塚佑:「その……それを、言わなきゃって思った」
水波賢哉:「成程。じゃあ、どうすれば良いだろうかね?」
名塚佑:「わたしがやりたいことは決まってる」
名塚佑:「望の……望の、力を、取り消すことはできないかな」
水波賢哉:「それを、あいつが望むかは解らないし、酷く難しいと思うよ。僕が知る限り、力が消えた事例はない」
水波賢哉:「そして、僕としては、殺させない、護ってやる。このくらいしか出来ないし、言えないぜ」困ったように笑う。
名塚佑:「水波くんは、絶対に守れるって……未来を予知できる?」
名塚佑:「『お前を絶対殺させない』って呪文は、言われた人も、言った本人も、呪縛する」
名塚佑:「達せられなかったときは、呪いになる。それでもやれるって言える?」
水波賢哉:「言った言葉を嘘にするのは嫌いなんだ。やれる。そう、僕にならね」
名塚佑:青色混じりの虹彩で、じっと水波くんを見つめている。
水波賢哉:目を逸らさない。自分の言葉を当然のものとして受け止めている。
水波賢哉:「ははっ、君は本当に望が好きだな」
名塚佑:自分の頬にかかった髪を、人差し指で除ける。
名塚佑:「好きだよ」
名塚佑:「たいせつな、友達だから」
水波賢哉:「うん」
水波賢哉:「いいね。そういうのはなんかいい」
水波賢哉:ここで名塚さんにロイスを取ります。
水波賢哉:名塚佑 好感○/隔意
名塚佑:「いま、水波くんは、水波くん自身に誓約をかけた」
名塚佑:「――『望を殺さない』『望に殺させない』『自分の術で守る』」
名塚佑:「もしも、破ったりしたら……ボクは、魔法使いだから。ふふ」
名塚佑:立ち上がって、微笑む。
名塚佑:「水波くんを呪ってしまうよ」
水波賢哉:「ははっ、魔女に呪われるかい?」
水波賢哉:「さて、僕がどこかで二重契約してるかもしれないし、呪いも斬って落とすかもしれないけど、粛々とその言葉は胸に刻み込もう」
名塚佑:「うへへ」
名塚佑:「ボクも春ちゃんに会いにいく。……それがボク自身の意志だから」
名塚佑:「賢哉って呼んでもいい?」
水波賢哉:「ん?友人認定?いいのかい?僕は神戸の人間だぜ?」
水波賢哉:少し悪戯っぽく笑う。
名塚佑:「神戸が……」
名塚佑:「と、東京より下だって認めるなら、いいよ」
名塚佑:少し目が泳ぐ。
水波賢哉:「へいへい、佑は本当に東京第一主義だね。負けを認めてやろうじゃあないか」
名塚佑:「やった」
水波賢哉:タメ口で返す。
水波賢哉:「しかし、むこうにもこっちにも大切なものがあるなんて、佑も大変だね。ま、頑張れ」
名塚佑:「……錬磨んちに寄ってくよ。天音がヘンな料理作ってるかもしれないし」
名塚佑:「また今夜ね。賢哉」
水波賢哉:「あいよ。じゃあ、また後でな」
名塚佑:魔術師にとって、下の名で呼ぶことは“真名の掌握”を意味する。
名塚佑:友達?/水波賢哉/好奇心:○/嫉妬/ロイス
名塚佑:そのまま、夜の寸前の階段を、跳ねるように降りていきます。
水波賢哉:「あ。僕も藍坂に電話かけてサファイヤちゃんの散歩もしなきゃだよ。時間ぎりぎりだぞ、これ」
水波賢哉:神社の後片付けを手早く開始していくか。
GM:ならば桜生もそれを手伝う事でしょう。それほど人が来ない神社とはいえ、後片付けはUGNの基本だ。

月代コヨミ:「…………さて」
月代コヨミ:「我らもいこうか。望」
月代コヨミ:隣に腰掛けていたが、パンパンとワンピースの砂を払って立ち上がる。
朝比奈 望:コヨミちゃんの声を聴いて、目をあける。
朝比奈 望:コヨミちゃんがいて、
朝比奈 望:その後ろには赤い空が広がっている。
朝比奈 望:「この前と、おんなじだ」
月代コヨミ:「ん?」
月代コヨミ:一瞬首をかしげて、すぐに思い当たる。
朝比奈 望:「あの時見た夢とさ」
月代コヨミ:「そうだな。あれは我の心象風景に、お前の魂を招き寄せたようなものだったが」
月代コヨミ:「うむ。こうしていると、たしかに。あの時とおんなじだ。うむうむ」
朝比奈 望:「でしょー」
朝比奈 望:えへへ、といった感じで笑おう。
月代コヨミ:「……後悔は」
月代コヨミ:「しておらんのか?望」
月代コヨミ:「先の戦いとて、怖かっただろう。仮初の命とて、焼き払うのは厭だったろう」
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:「んー。全然してないってことは」
朝比奈 望:「コヨミちゃんは、申し訳ないんだけど、ない…かな」
GM:それと聞いてからからと笑う。
月代コヨミ:「それはそうであろう!我とて、あれしか手がなかったのかと後悔しまくりなのだからな」
朝比奈 望:首をかしげる。
朝比奈 望:「神様でもそうなんだ」
月代コヨミ:「うむ。アットホームな神様であるからな。とりわけ我は」
月代コヨミ:ウインクする。
朝比奈 望:上手に出来てます?w
GM:かなり下手ですねw
GM:人でない存在が、頑張って人に近づこうとしている。そんな感じ。
朝比奈 望:「ふふ」
朝比奈 望:芸術:ウィンクで判定します。
朝比奈 望:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,6,7,10]+4[4] → 14

GM:14だったら、朝比奈くんはバッチリ綺麗なウインクができることでしょう。
朝比奈 望:「違うよ、コヨミちゃん。ウィンクはこう」
月代コヨミ:「む」
朝比奈 望:バッチリ綺麗なウインクをコヨミちゃんにみせるぞ!
月代コヨミ:「う、ぬ、ぬ」 頑張ってウインクするが、なかなか上手くいかない。
月代コヨミ:「ええい!難しい!」
朝比奈 望:「ふふ。」
月代コヨミ:「望。お前しかおらぬから、その」
月代コヨミ:「騒ぎを起こした張本人の身で……恥知らずな事を言ってもよいか?」
朝比奈 望:「なに?」
朝比奈 望:「うん、僕でよかったら。聞くよ」
GM:少し照れくさそうに話しだす。
月代コヨミ:「この事件が続く間……残りの“ツキガミ”をすべて回収するまで、我は現界し続けるだろう」
月代コヨミ:「だからな。そのあいだ、お前達の学校に通いたいと思っているのだ」
月代コヨミ:「望や佑、錬磨や賢也と一緒に授業を受けてみたい。ゲームとやらもしてみたいし、携帯電話とやらも持ってみたいし、」
月代コヨミ:「東京の話をいっぱい聞きたいし……そう、海!海も行きたい!」
朝比奈 望:「そうなったら」
朝比奈 望:「毎日が、もっと楽しくなるね」
朝比奈 望:と屈託のない笑顔で言う
月代コヨミ:「うむ。忘れられぬ思い出がいっぱい出来るに違いない」
月代コヨミ:「だからな、望…………」
朝比奈 望:「うん」
月代コヨミ:「……今夜を生き抜こう。」
月代コヨミ:「戦って、春奈を救って、皆で日常へ帰ろう。」
月代コヨミ:「な」 にこりと笑う。
朝比奈 望:「うん」
朝比奈 望:あの時と同じ風景。この神社に、僕がいて、コヨミちゃんがいて、真っ赤の夕焼けが広がってる。
朝比奈 望:だけど、違う。この世界は僕たち以外の命がある。
朝比奈 望:虫の声が聞こえる。鳥が飛んでいる。子供たちの遊ぶ声も聞こえる。夕ご飯のにおいだって、かすかに届く
朝比奈 望:後悔は全くないとは言えないけど
朝比奈 望:「やっぱり、僕はこの町が好きだよ」
月代コヨミ:「うん。我も、この町が大好きだ」
朝比奈 望:「コヨミちゃんが、もう一度立ち上がる機会をくれたから。僕は頑張れる」
朝比奈 望:「ありがとう。コヨミちゃん」
朝比奈 望:「コヨミちゃんのおかげで、春ちゃんを助けに行ける」
朝比奈 望:そう言って立ち上がります。
月代コヨミ:「……やめよ。そうまっすぐに言われると、どうにも照れくさいわ。まったく……!」
GM:なら、そのあたりで望くんの携帯にメッセージが届きますね。
GM:そろそろ捜索を開始する。という桜生からの連絡。
朝比奈 望:了解です。と返事をして
朝比奈 望:携帯をしまい、
朝比奈 望:眼をつむり、胸に手を当てて。
朝比奈 望:そして、「行こう」と言って、コヨミちゃんと一緒に神社を出て行きたいです。
GM:OKです。
GM:少年と神は、二人で石段を降りて行き――――

GM:購入やロイスが可能!
朝比奈 望:応急手当ー!
朝比奈 望:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[5,7,9] → 9

朝比奈 望:ゲット
朝比奈 望:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 7[3,4]+2 → 9

水波賢哉:応急手当
朝比奈 望:しけてやがる…!
GM:ソコソコ!
水波賢哉:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[9,9]+2 → 11

水波賢哉:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 14[7,7]+1 → 15

朝比奈 望:貴様、神戸産を使ったな!
名塚佑:許しがたい神戸野郎
名塚佑:そうだ、望くん、アーマーを水波くんに渡してみたらどうです?
水波賢哉:神戸の薬は良く効く。
朝比奈 望:ああ、そうですね。あげましょう。
GM:アーマーが無いほうが血がよく流れて、よく死ねる!
名塚佑:ジュラルミンシールドは命中下がるからよくないかなあ
名塚佑:水波くん、欲しい盾ってあるかい
朝比奈 望:お姉ちゃん、僕ブルーゲイルがほしいです。
水波賢哉:盾よりもHPをもう一回回復したい感じかしら
名塚佑:じゃあ応急手当でよいかな
名塚佑:いや、医療トランクがいいかな……残りシーンが少ないから意味が薄いとはいえ
名塚佑:まだ財産が余ってるので、これを残しておく意味もない
名塚佑:6dx>=20
DoubleCross : (6R10[10]>=20) → 10[1,1,6,8,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

名塚佑:財産を8使って購入。残り2。
GM:つえー!
名塚佑:使いなさい。
名塚佑:使ったら次以降のシーンで使う人に渡してあげてね
朝比奈 望:東京ー!
水波賢哉:使う!
水波賢哉:15+2d10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+13[3,10] → 28

水波賢哉:ほぼ全快!ありがとう
名塚佑:東京製の医療トランクは一味違うだろう
名塚佑:「……刺し傷も一瞬で治っちゃう人相手に、人間の応急手当でいいのか分からないけど」
名塚佑:時系列的には、神社で別れた後に一旦医療セットを持ってきたのであろう。
名塚佑:「痛いのはひいた?こうして、ガーゼで圧迫しておくだけでも痛みは和らぐから……」
水波賢哉:「生物学的には人間だから大丈夫。ってか、手際良いね?」
名塚佑:「うち、診療所だから」
水波賢哉:「魔術と医術は縁が深いとかそういうの?」
名塚佑:「うへへ。そんなの、ずっと昔の話だよ。関係ないと思うな」
名塚佑:「お父さんもお母さんも、魔法使いじゃないし」
水波賢哉:「じゃあ、これは有難く受け取っておきます。でも、内緒にしてくれない?」
名塚佑:「なんで?」
水波賢哉:「他の人には他言無用で。いや、色んなところを経由して、もし、万が一、ある人間に知られると」
水波賢哉:青ざめた顔で首を横に振る。
名塚佑:「知られると?」首を傾げる。
水波賢哉:「とても、非常に良くない」
名塚佑:「……??」
水波賢哉:「東京帰りの人間は約束守ってくれると僕は信じる」
名塚佑:「うん」よく分かっていないけど、頷く。
名塚佑:「犬」庭の奥のほうを見る。
名塚佑:「なんて名前なの?」
水波賢哉:「サファイヤ」
水波賢哉:「ふふん。可愛いんだ。すぐ足に擦り寄ってね。興味あんの?」
名塚佑:「かわいいなー。今度撫でさせてよ」
名塚佑:「じゃ、ボクは錬磨んちに行ってるからね」傍らのスーパーの袋を持ち上げる。
名塚佑:医療セットを持ってくるついでに、スーパーで食材を買い込んでいた。
水波賢哉:「そりゃあ、もう。撫でてあげて、あいつも喜ぶ。うん。じゃあ、な。手当て有難う。望にもしてやって」
名塚佑:「うん!」
名塚佑:ということで、医療トランクを水波くんに手渡しました。
GM:OKです。水波くんはそれを次のシーンで使ったり、他の人に又貸しするといいでしょう。

セッション最終日

どどんとふ:「朝比奈 望」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「水波賢哉」がログインしました。
どどんとふ:「名塚佑」がログインしました。
どどんとふ:「谷神錬磨」がログインしました。

MP07 - マスターシーン

GM:――――『しっかりしているね』と、よく言われた。
GM:『若女将が板についてるね』と、よく言われた。
GM:『当然、旅館を継ぐんだろう?』――――と、よく言われた。
GM:流されるがままに。お父さんとお母さんに言われるがままに。
GM:将来どんな自分になりたいのか想像する事すら放棄して、ただ目の前に用意された道を。
綾瀬春奈:「違う……違う」
綾瀬春奈:「私にはもっとなにかが。旅館を継ぐよりやりたい事があるはず」
綾瀬春奈:Q町から出られれば見つかるはずなんだ。きっと見つかる。
綾瀬春奈:私の心のどこかに眠っている“何か”が――――。
GM:春奈の後ろに立つのは、黒いワンピースの少女。
GM:すべてがコヨミに瓜二つながら、放つ雰囲気だけがどす黒い。
“黒”のツキガミ:『そうとも。そうだろうとも』
“黒”のツキガミ:『さあ、教えてごらん。お前の願いを』
“黒”のツキガミ:Eロイス“愚者の契約”。綾瀬春奈の願いを叶える。
GM:“黒”のツキガミの力で。
GM:ひどく歪んだ形で。
綾瀬春奈:「変わりたい。変わる力が欲しい」
綾瀬春奈:「……お願いします」
綾瀬春奈:「これまでの自分じゃない。前に踏み出せる力を!」
綾瀬春奈:「私が私として生きる力を、ください!」

MP08 - 水波賢哉

GM:では、セッションを再開だ!
GM:まず、前のシーンの購入を錬磨君はやっていないので、ここでやってしまってもOKです。回復も。
谷神錬磨:あっ、じゃあ応急手当キットを買って、成功したら持ってる分とあわせて2個つかいます。
GM:よいでしょう!
谷神錬磨:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[3,3,7,10]+10[10]+3[3]+1 → 24 → 成功

谷神錬磨:ぐへへ、高まる~っ。
谷神錬磨:2個使います。
名塚佑:すっごい応急手当キットだった
GM:薬局から略奪するレベルで手当キットがてにはいりましたね
谷神錬磨:4d10+1
DoubleCross : (4D10+1) → 19[4,9,3,3]+1 → 20

名塚佑:ボクの家!
GM:ソコソコ!
谷神錬磨:20点まで回復しました。以上です。
GM:OKです。
GM:では次のシーン。クライマックス前、最後のミドルを開始しましょう。
朝比奈 望:いやっはー!
名塚佑:フォホホホーッ!!
GM:シーンプレイヤーは水波君。なんとかして綾瀬春奈の足取りをつかむ必要がある!
水波賢哉:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 2[2]+62 → 64

GM:侵蝕が割とせっぱつまっているので、先に探索システムをご紹介します。探せるのは次の4箇所。
・旅館『あやせ』……居ない事はほぼ確実。何か手がかりが得られる可能性はある。
・橋……朝比奈が待ち合わせをした場所。
・学校……日常の象徴。綾瀬春奈は風邪で学校を休んでいる事になっている。
・Q町駅前……Q町の中では比較的人通りが多い区画。
GM:アタリが一つ。1シーンで探せるのは1人1箇所。
GM:4人で出れば確実に終わり、1人でも4回振れば確実に終わります。
朝比奈 望:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 2[2]+80 → 82

朝比奈 望:グッド
GM:攻めるね、朝比奈くん!?
GM:4回というか、4シーンがんばればか。
GM:ということで、登場した水波君と朝比奈君は探したい場所を選ぶが良い!
谷神錬磨:出ないことにします!おやすみ!
名塚佑:私は状況を見て出るかどうか決めましょう。
GM:OKです。では、谷神くんと佑ちゃんは別のところを探している。
GM:トトロがいそうな森とか……
水波賢哉:では水波賢哉は旅館捜索しましょう。
名塚佑:トトロいたもん!
名塚佑:東京にトトロいたもん!
GM:OK!
朝比奈 望:東京のトトロはジャーム
GM:結果から先に言うと、旅館はハズレです。綾瀬春奈の姿はありません。
GM:ただ、行き先に関する手がかりは掴めた。

GM:旅館『あやせ』にやってきた君は、綾瀬春奈の母と話をしている。
GM:娘のクラスメイトということ。なにより夜になっても娘が帰ってこない事から、門前払いはされず……
GM:行方不明である事は割と簡単に教えて貰えました。
綾瀬秋代:「警察の人にも探してもらってるんだけど、全然見つからなくて……」
綾瀬秋代:「水波くん。あの子、今日学校には居なかったのかしら」
綾瀬秋代:「私に内緒でこっそり顔を出してたり……しない?」
水波賢哉:「来てなかったですね。それで心配になって僕も見舞いにと思ってきたんですけど」
綾瀬秋代:「ううん……」
綾瀬秋代:何かを言おうか言うまいか、迷っている素振りを見せる。
水波賢哉:「何かお手伝いできることがあったら。僕も心配ですし」
水波賢哉:「勿論、大きく騒ぐようなことはしません」
GM:その言葉を聞いて、春奈の母親は意を決したようにぽつぽつと話しだす。
綾瀬秋代:「……そう。あのね、急にこんなこと話されても困ると思うんだけど」
綾瀬秋代:「この間ね。私、あの子の進路の事で無神経な事言っちゃって。すごく怒らせちゃったの」
綾瀬秋代:「あの子、進路のことですごく悩んでて……」
綾瀬秋代:「しばらく、口も聞いてくれなくて」 肩を落とす。
水波賢哉:「成程。気まずいことになってしまったと」
綾瀬秋代:「うん」
綾瀬秋代:「それがね。今朝になったら、すごい明るい声でね」
綾瀬秋代:「学校に行ってきます!って言って出て行ったの」
綾瀬秋代:「大丈夫。変わった私を見てもらうんだ!って……」
水波賢哉:「だから学校に顔を出してると思ったんですね」
綾瀬秋代:「うん……」
GM:綾瀬春奈は町から出ていない。何らかの目的があって、学校へ向かっている。
GM:確かに、綾瀬春奈は昼間の学校には姿を表さなかった――しかし。

名塚佑:「……もしも、黒のツキガミが、冬の、太陰の力なら」
名塚佑:「夜にまた出てくるかな」石段に腰掛けて、夕暮れの街を見下ろす。
月代コヨミ:「……左様。闇は“黒”の領域」

GM:なんらかの理由で、彼女が朝比奈を殺したがっているならば……
GM:潜む場所も多く、不意をつけるチャンスも多い学校に潜んでいる可能性は、高い。そう推測できます。
綾瀬秋代:「……まあ、さすがにこの時間にまで学校にいるってことはないわよね」
綾瀬秋代:「もしかしたら電車に乗って隣町に行っちゃったのかも。うん。きっとそうだわ」
水波賢哉:(まずいな。………狩場にはもってこいの場所だ)
水波賢哉:「いえ。それでも、私物を学校に取りに行ったかもしれません。僕はそっち探してみます」
綾瀬秋代:「あっ、暗いけど大丈夫?懐中電灯とか要らない?転ばない?」
水波賢哉:「大丈夫です。鍛えてますから」
水波賢哉:「「お母さん、お願いが。春奈さん、帰ってきたら、あんまり怒らないでやってくださいね」
綾瀬秋代:「え」
GM:一瞬驚いた顔をするが、すぐに微笑む。
綾瀬秋代:「うん。当たり前じゃない」
水波賢哉:「良かった。僕たちくらいの年齢だと、進路って一生を決めるみたいなもんだと錯覚して、テンパっちゃうんですよ」
綾瀬秋代:「私はお母さんなんだから……最初に言うのは、“無神経でごめんなさい”かな」
綾瀬秋代:「水波くんもそう?一生を決める気分で進路を考えてる?」
水波賢哉:「どうでしょう。僕はいい加減だから。でも、やりたい事はあるので、ひとまずは大学にかな」
水波賢哉:「友人と同じ場所に行きたいくらいの、その程度です」
綾瀬秋代:「ふふふ、そっか。じゃあ勉強頑張らないとね」
綾瀬秋代:「高校にいる間は、春奈と仲良くしてあげてね。おねがい」
水波賢哉:「はい。こちらこそです」
GM:会話が終わったなら、秋代は不安そうに手を振って君を見送るでしょう。
水波賢哉:「じゃあ、そろそろ行きますね。お時間を取らせてしまいました」
綾瀬秋代:「うん。もし春奈が見つかったら、お父さんもお母さんも謝りたいって伝えて」
綾瀬秋代:「どうか娘を、おねがいします」
綾瀬秋代:深く頭を下げる。
水波賢哉:頷き、こちらも頭を下げてこの場を去りましょう。
水波賢哉:では、この場から離れて学校の方に行きすがら、皆に電話をかけて知らせる感じですね。
GM:OKです。
水波賢哉:僕が行くまで待ってろ。と言い含めます。
GM:……では、一方。その連絡を受けた朝比奈くんの方を描写していきましょう。
・橋……朝比奈が待ち合わせをした場所。
・学校……日常の象徴。綾瀬春奈は風邪で学校を休んでいる事になっている。
・Q町駅前……Q町の中では比較的人通りが多い区画。
GM:捜索可能なのは残り3つ。どこへ行きますか?
朝比奈 望:待ってろって、言われたしなー。
GM:あ、もちろん正解を引いてもすぐクライマックス戦闘には入りません!そこはご安心ください。
GM:朝比奈くん一人でジャームにリンチにされるとか、そういう事はないでしょう。
朝比奈 望:じゃあ、学校行ってみよう!もう近くまで来てた!
GM:よろしい!なら、君は夜のQ町をコヨミと一緒に捜索している。
GM:学校が近づいてくる中、コヨミがぽつぽつと話しだす。
月代コヨミ:「望。春奈を苦しめておるのは十中八九“黒”のやつだ」
月代コヨミ:「ツキガミの伝承。その暗い部分が凝り固まったもの……性格も悪い」
月代コヨミ:「……黒が憎いか?望。」
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:ちょっと考えるようなそぶりを見せます。
GM:コヨミもまた、言葉を切って君の返事を待つ。
朝比奈 望:「わからない。」
月代コヨミ:「わからない?」
朝比奈 望:「だって、僕はまだ“黒”と話したこともないし」
朝比奈 望:「あの時のことだって、もしかしたら僕が春ちゃんに何かして」
朝比奈 望:「そのせいで、ああなっちゃったのかもしれないし。」
朝比奈 望:「そう思っちゃったら、一方的に憎いとは思えないかな」
GM:それを聞いて、困ったように笑う。
月代コヨミ:「お前は本当に優しい子だなあ、望よ」
朝比奈 望:ちょっと考え込みながら、そんなことを言うよ。
月代コヨミ:「子供の頃からそうであったが。うむ、本当に優しい……」
朝比奈 望:「そんなんじゃないと思うけど…
月代コヨミ:「黒のしたことは許される事ではないが。もしできるなら」
月代コヨミ:「戦いの中で、少しだけでいい。あれにもその優しさを向けてやってくれんか」
GM:ぽつぽつと“黒”の事を話しだす。
月代コヨミ:「力の衰えを感じた時な。我は正直、このまま消えるのも悪くないと思ったのだ」
月代コヨミ:「神が必要とされぬ世界がやってきたのは、たぶん良い事であろうと。そう思ったから」
月代コヨミ:「ただ、“黒”のやつはそれに真っ先に反発した」
月代コヨミ:「ただ生きていたいと願って飛び出していった」
月代コヨミ:「――やり方はまずかったが。奴が“生きたい”と願った事だけは、否定しないでやってほしいのだ」
朝比奈 望:「……そっか。」
朝比奈 望:「うん、わかるよ」
朝比奈 望:だって、僕もそうだった。
朝比奈 望:「“黒”がさ。春ちゃんを苦しめてるなら、僕は多分、そのことは絶対に許せないと思う」
月代コヨミ:「うむ」
朝比奈 望:「だけど、うん」
朝比奈 望:「それ以外のことは大丈夫、だと思う」
朝比奈 望:「だって、“黒”もコヨミちゃんなんだよね」
月代コヨミ:「うん?」
月代コヨミ:「うむ。まあ、そう。そうだな」
月代コヨミ:「あれもコヨミだ」
朝比奈 望:「友達のさ、全部の部分を好きになるってていうことはできないけど。」
朝比奈 望:「でも、友達のちょっと嫌な部分を含めて、僕はみんなが好きだから」
朝比奈 望:「“黒”もコヨミちゃんなら、大丈夫だよ。だって僕はコヨミちゃんも大好きだから」
朝比奈 望:「………ごめん、何言ってるのかわかんないね!」
月代コヨミ:「ぬう。だからそうまっすぐに言われると照れると……!」
GM:というところで、学校に差し掛かる。
GM:知覚で判定してください。難易度は7。
朝比奈 望:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[2,4,5,7]+1 → 8

GM:なら、君はコヨミより先に気づけます。
朝比奈 望:ギリギリ!
GM:学校の屋上。満月を背負うようにして――――
GM:巨大な狼のシルエットが、うっすらと見える。
GM:あの夜、君を食い殺した狼と同じ。
月代コヨミ:「望……!」 遅れて君に声をかける。
朝比奈 望:「春ちゃん…」
朝比奈 望:狼を見ながら、そうつぶやきます

GM:では、望くんがよければシーンカットにしましょうか。
GM:登場した水波くんと朝比奈くんは最後のロイスと購入が可能です。
水波賢哉:では僕は応急手当を購入しましょう。
朝比奈 望:オッケーです!
水波賢哉:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[2,9]+2 → 11

水波賢哉:買えた。使う。
朝比奈 望:ブルーゲイルでもチャレンジしてみよう
朝比奈 望:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[5,7,9] → 9

水波賢哉:医療トランクを朝比奈君にパスしてもOKでしょうか?
GM:よいですよ!
朝比奈 望:じゃあ使わせていただく!
朝比奈 望:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 11[4,7]+9 → 20

朝比奈 望:流石東京製
水波賢哉:俺はHP28だが1残ったにかけて自分で応急するぜ。
水波賢哉:2d10+28
DoubleCross : (2D10+28) → 17[8,9]+28 → 45

水波賢哉:さすが、神戸製!(無駄)全快だ
朝比奈 望:神戸の応急手当はすごいな。
GM:やはり神戸のほうが上なのでは?
朝比奈 望:やはり時代は東京よりも神戸
名塚佑:ううーっ!東京ーっ!
GM:いや、これは佑ちゃんが手当すればもっと伸びたはず・・・!
GM:ともあれ、シーンを終了しましょうw

MP09 - マスターシーン

GM:学校の屋上。月を背負って立つ少女が二人。
“黒”のツキガミ:『―――狼どもは全滅か。やはり使い魔程度ではこんなものよな』
“黒”のツキガミ:『まあ良い、春奈よ。夜明けを待つぞ。望たちが登校してきたところを――』
綾瀬春奈:「わたし、嫌だ……」
“黒”のツキガミ:『うん?』
綾瀬春奈:「だめだよ……違う。こんなの、絶対に違うよ」
綾瀬春奈:「私はただ、この町から出ていけるくらい強くなりたいって、思って」
綾瀬春奈:「それで望くんを殺すなんて、こんな……あの時だって望くん、血だらけで……」
“黒”のツキガミ:『……くっ。またか……!』
“黒”のツキガミ:Eロイス“歪んだ囁き”。
GM:春奈が朝比奈望に対して取得しているロイス感情を強制変更する。
GM幼なじみ/朝比奈望/○好意/不安/ロイス → 幼なじみ/朝比奈望/好意/○殺意/ロイス
“黒”のツキガミ:『……なあ春奈よ。何度も言っているであろう』
“黒”のツキガミ:『変化には喪失や痛みが伴う。 ――――この町から出たいのだろう?親のレールから抜け出したいのだろう?』
“黒”のツキガミ:『ならば変わらねばならん。お前自身が、まったく違う自分に!』
綾瀬春奈:「う……」
GM:コヨミにそっくりな少女は、安心させるようににっこりと笑う。
“黒”のツキガミ:『案ずるな。お前は我と相性が良い……あとは心の持ちようだ。大事な人間を殺し、過去の自分と決別するのだ」
“黒”のツキガミ:『皆の前で朝比奈を殺そう。腕をもぎ、腸を食い千切り、目玉を抉り出そう!それを土産に父と母のところへ乗り込もう!』
“黒”のツキガミ:『フフフフ……旅館を継がせるなどという世迷い事。二度と口にできぬだろうよ』
“黒”のツキガミ:(――――そして我は。ツキガミは再生する。)
“黒”のツキガミ:(圧倒的な脅威として。Q町に伝わる荒ぶる神として。)
綾瀬春奈:「……………………できるかな。私に」
“黒”のツキガミ:『出来るとも!』
“黒”のツキガミ:『我が……ツキガミ様がついておる。案ずることなど何もない!』
“黒”のツキガミ:『さあ行こう。我らが生を得るために』
“黒”のツキガミ:『生きるために。生きるために!』
“黒”のツキガミ:『我は、消えたくない!』
綾瀬春奈:「――うん。行こう!」
GM:二人の影が重なり、巨大な狼に姿を変える。
GM:眼下の敵を見下ろす。
GM:UGN。コヨミ。朝比奈望。屋上のフェンスに前足をかけ、飛び降りる。
綾瀬春奈:「行こう、ツキガミ様!」
綾瀬春奈:「私たちの生を手に入れよう!」

クライマックス

GM:次のシーン。
GM:クライマックスです。全員登場。
名塚佑:名塚佑の侵蝕率を+9(1D10->9)した (侵蝕率:85->94)
谷神錬磨:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 6[6]+88 → 94

水波賢哉:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 9[9]+64 → 73

GM:高いな、君ら!
朝比奈 望:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 10[10]+84 → 94

朝比奈 望:違う。82だから92だ。高い!!

GM:クライマックス。学校の校庭。
GM:――君たちは今、巨大な黒い狼と睨み合っている!
綾瀬春奈:『佑ちゃん!ひさしぶり』 狼の中から声。
綾瀬春奈:『私だよ。春奈だよ。本当に久しぶり!』
綾瀬春奈:『――――楽しかった?東京』
名塚佑:「……春」
名塚佑:「春ちゃん……」足がすくむ。
名塚佑:夜空を見上げる。知っていた春ちゃんの姿はどこにもない。間違いなく、黒い獣が声を発している。
朝比奈 望:わかっていたはずなのに。あの狼から春ちゃんの声が聞こえてくることに、胸が苦しくなる。
谷神錬磨:「……綾瀬か……」
谷神錬磨:「……」 ようやく状況が飲み込めつつあり、すごく驚いているが、顔には出ていない
綾瀬春奈:『……あれ?そうだよね』
綾瀬春奈:『なんで佑ちゃんが? なんで錬磨くんと賢哉くんが……?』
綾瀬春奈:『あぶないよ。私と望くんは、人間じゃないから。すごい殺し合いになるよ』
名塚佑:「春ちゃん、殺し……殺し合いなんて、駄目だ、見たくない」
名塚佑:「ボクが見たくない。死ぬのなんて、だめだよ」
綾瀬春奈:『……佑ちゃんはいいよね。東京に行って、色々なものを見れたんでしょ』
綾瀬春奈:『私にはこれしかない!』
綾瀬春奈:『私みたいな、どうしようもない人間が変わるには、もうこれしかないんだ!』
水波賢哉:「本当に?」
水波賢哉:「伝言がある。お父さんもお母さんも謝りたいってさ」
綾瀬春奈:『え』
水波賢哉:「もう、これしかないって事はないんじゃない?お母さん酷く後悔してたぜ」
綾瀬春奈:『嘘だ……そんなの嘘だよ』
綾瀬春奈:『だってお父さんもお母さんも、私の事なんて……』
水波賢哉:「帰って確かめれば良い。簡単なことだろ」
“黒”のツキガミ:『―――愚か者め!そんな事、誰が許すものか!』
GM:狼の中からもう一つの声。
GM:コヨミによく似た、しかし違う声。
“黒”のツキガミ:『我らは変わる。軛から解き放たれ、本当の命を手に入れるのだ』
“黒”のツキガミ:『それをこんな!帰って確かめるだと?ふざけるな!』
“黒”のツキガミ:『この場で貴様らをくびり殺し、ツキガミの祟りをQ町中に思い知らせてくれる……!』
名塚佑:「うう、ううう……!」
名塚佑:「春ちゃんを、こんなにして……!ひどい、ひどいよう……」
名塚佑:立ち尽くしたまま、悔しさと恐怖がないまぜになった涙を落とす。
朝比奈 望:「そんな悲しいこと、言わないでよ」
朝比奈 望:「ダメだよ。春ちゃんは、この町を好きでいたいって言ってくれたんだ」
朝比奈 望:「その春ちゃんに、そんなことをさせるなんて、ダメだ」
“黒”のツキガミ:『……黙れ!』
朝比奈 望:「古い場所を嫌いにならきゃ、壊さなきゃ新しいところに行けないなんて。」
朝比奈 望:「そんなの、悲しいよ」
朝比奈 望:黙らない!
GM:Eロイス“覚醒する世界”。
GM:――黒のツキガミの願いは生きる事。ツキガミがツキガミとして存続し続ける事。
GM:そのためには神威をしらしめ、信仰を復活させる必要がある……一番手っ取り早いのが、祟り。
GM:綾瀬春奈に憑いてQ町を出たあとは、各地で“ツキガミの祟り”として事件を起こすつもりです。
GM:もちろん、レネゲイドの隠蔽など知ったことではない。
“黒”のツキガミ:『小僧ごときが……!』
“黒”のツキガミ:『それしかないのだ!ツキガミが生きるには!』
谷神錬磨:「貴様が黙れ、ツキガミよ」
“黒”のツキガミ:『……何だと?』 狼が錬磨君に目を向ける。
谷神錬磨:「我々の友人を捕まえたな? 人に仇なすだけの神威は今も昔も不要」
谷神錬磨:「谷神が止める」
“黒”のツキガミ:『―――よかろう。その言葉、嘘か真かすぐに分かる』
影の群狼:『ウーー』 『ルルルルル。ウーーー』
GM:君たちの背後から、無数の眷属が忍び寄っている。
谷神錬磨:「名塚! 朝比奈、水波!」
谷神錬磨:「綾瀬が囚われている。必ず助けるぞ」
名塚佑:「……た、助け…ひっく、られる?」
名塚佑:望も錬磨も、『殺す』とは口にしなかった。
水波賢哉:「ああ。出来るさ。そう、僕達ならね」
谷神錬磨:「……当然、為すべきを成すのみ」  鯉口を切り、臨戦態勢。
朝比奈 望:「錬ちゃんと賢ちゃんがそう言ってくれると」
朝比奈 望:「出来るって気がしてくるよ」
朝比奈 望:「だから、僕たちも頑張ろう。佑ちゃん」
名塚佑:涙を拭う。目をひらいて、黒のツキガミを見る。
名塚佑:(……耳を、傾けて)
名塚佑:(何をすればいいのかは、もう知っているはずだから)
名塚佑:「……うん」俯いたまま、涙声で答える。
GM:綾瀬春奈とツキガミ。二つの少女を内に抱いた狼が吠える。
GM:神の力の、ひとかけら。押し寄せる威圧感!
GM:衝動判定をどうぞ。難易度は9。
水波賢哉:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[1,10,10]+8[8,8]+2 → 20

名塚佑:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[8,10]+7[7] → 17 → 成功

名塚佑:魔法使いは意志が強い!
GM:君ら、本当に出目がいいな!?
朝比奈 望:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[1,1,3,6]+1 → 7

朝比奈 望:暴走!
谷神錬磨:3dx=>9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[6,7,10]+1[1] → 11 → 成功

谷神錬磨:OK.
名塚佑:名塚佑の侵蝕率を+11(2D10->7,4)した (侵蝕率:94->105)
谷神錬磨:2d10+94
DoubleCross : (2D10+94) → 4[1,3]+94 → 98

名塚佑:出目もナントカ平均値!
水波賢哉:胸の内にしまった彼女からプレゼントされた万年筆を握り締める。恐怖、衝動、負の感情。一切合財が霧散していく。
朝比奈 望:2d10+92
DoubleCross : (2D10+92) → 12[5,7]+92 → 104

谷神錬磨:100を超えてない!
水波賢哉:「よし。平静だ。いける」
水波賢哉:2d10+73
DoubleCross : (2D10+73) → 15[9,6]+73 → 88

谷神錬磨:「……」 身を屈めると、神経が全身に浮き上がっていく。
朝比奈 望:レネゲイドが暴走する。死にたくない。生きていたいという欲求が強くなる。生への飢えを感じる。
名塚佑:(……まずは、何をすればいい?)(【すでに知っていることを。自分で、口に出している】)(うん)
名塚佑:(……望を死なせない)(【それがわたしの意志。さあ、そのために――】)
朝比奈 望:誰だってそうだ。死にたくなんてない。だけど、ツキガミ様は、コヨミちゃんは。今の僕よりも、誰よりもそれを求めている。
名塚佑:呼吸が深く、長い周期となる。涙が落ちきって、静かな気持ちで夜の情景を見ている。
朝比奈 望:少しだけだけど“黒”の気持ちがわかる気がする。だけど、僕だって
朝比奈 望:「負けたく、ない」
朝比奈 望:春ちゃんにひどいことをさせたくない。
朝比奈 望:かかってこい!
GM:夜の空気が歪み――戦いがはじまる。
GM:クライマックス戦闘を開始します。

GM:まずエンゲージは次の通り!
“黒”のツキガミ

10m

朝比奈 水波 谷神 水波

10m

影の群狼A 影の群狼B 影の群狼C
GM:あっ、水波君が二人いる
GM:佑ちゃんがいない!アクマしておきます。
“黒”のツキガミ

10m

朝比奈 名塚 谷神 水波

10m

影の群狼A 影の群狼B 影の群狼C
GM:そして、戦闘に入る前にちょっとしたワクワクルールをご説明したいと思います。
GM:説明!
朝比奈 望:ワクワク!!
名塚佑:ケイソー

GM:ミドルでコヨミが言っていた通り、憑いたツキガミを引き剥がすやりかたは二つ。
GM:一つは宿主である綾瀬春奈を気絶させること。こちらは、ゲーム的にはいつもの戦闘と同じです。
GM:おそらくGMが搭載しているであろう復活エフェクトをすべて使い切らせて戦闘不能に追い込めばOKです。
GM:“黒”のツキガミをですね。
GM:もう一つは綾瀬春奈を殺す事。この戦闘ではメジャーアクションではなく、オートアクションで即座にトドメを刺せるものとします。
GM:仮に相手が復活エフェクトを持っていたとしても、復活前に殺せます。綾瀬春奈も即座に死にます。
GM:そのかわり、ツキガミもすぐに剥がれるのでコヨミが回収してくれるでしょう。
GM:つまり、君たちが殺すつもりで行けばかなりの短期決戦を狙える……ということ。
朝比奈 望:この世界がSWじゃなかったことに感謝するんだな!
GM:上記を踏まえて、どちらかを選びつつ頑張ってください。以上です。

GM:質問などなければ戦闘に入るぞ!
朝比奈 望:特になし!
水波賢哉:いつでも!
谷神錬磨:OKデース
名塚佑:やるしかねえ!

ROUND-01

GM:では行きましょう。セットアップ。
“黒”のツキガミ:《原初の黄:アクセル》。行動値を+8。
朝比奈 望:なっしん!
谷神錬磨:なし!
影の群狼:群狼どもはミドルで戦ったのと同じ個体です。ありません。
水波賢哉:なしです
名塚佑:ない!
GM:ならイニシアチブ!行動値12の“黒”のツキガミが動く!
“黒”のツキガミ:マイナーで《完全獣化》《破壊の爪》《極光螺旋》。攻撃力をアップ。
“黒”のツキガミ:《コンセントレイト:ウロボロス》《幻想の色彩》《混色の氾濫》。君たち全員に範囲攻撃。
谷神錬磨:範囲攻撃ですぜ旦那ーッ
水波賢哉:《孤独の魔眼》88→92
朝比奈 望:カモがネギしょって夏の虫ー!
名塚佑:このままじゃやばいぜ!
GM:よかろう!ならターゲットは水波くんひとりに変更だ。
“黒”のツキガミ:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,6,6,7,9,9,10]+10[1,4,7,7]+10[7,7]+10[8,10]+10[2,10]+10[7]+10[10]+2[2]+4 → 76

“黒”のツキガミ:影がゆらめき、槍となる。波濤となって押し寄せる。
谷神錬磨:めっちゃ強い!w
朝比奈 望:「…!」
水波賢哉:「決闘への秒読み(デュエルカウント)をはじめよう。3,2,1」指を鳴らす。魔眼が空を螺旋状に疾る。大気が歪み破壊の波が収束され、水波賢哉の元へと誘導される。
水波賢哉:ガードしましょう。リザレクトが出来る。
GM:OKです。ではダメージを出します。
“黒”のツキガミ:8d10+30 装甲有効
DoubleCross : (8D10+30) → 53[10,7,8,9,3,8,6,2]+30 → 83

名塚佑:つ、つよい
水波賢哉:92+1d10
DoubleCross : (92+1D10) → 92+7[7] → 99

名塚佑:うっしかしこちらも結構な高さ
“黒”のツキガミ:《破壊の渦動》《背徳の理》《喰らわれし贄》。シーン間のダイスと攻撃力がアップ。
“黒”のツキガミ:無数の影が殺到し、君たちを串刺しにしようとする。
“黒”のツキガミ:狼どもに頼らず、初手で圧殺しようという魂胆。
谷神錬磨:「水波」 攻撃態勢をまったく解かない
月代コヨミ:「賢哉、何を……!」
水波賢哉:「僕の能力はある程度の規模までなら、攻撃を収束し誘導することが出来る。死にに行くのは勝手だが、死にたくなければ僕の側から離れるなよ」
水波賢哉:重力波動が敵の攻撃を収束誘導。その威勢を見て、回避運動は取らない。直撃を食らう。
“黒”のツキガミ:『……ハ!なんというザマだ』
水波賢哉:「残念。僕はまだ余裕がある。はっ、ふふっ、相当痛いけどね」
名塚佑:「水波く……賢哉……」(【迷うことはない。水波くんの性能はもう見ているね】)
名塚佑:(【それに、彼の状態はわたしの目的には関係がない】)
名塚佑:「……言ったとおりに、守ったんだね」
谷神錬磨:「水波は強いので、死なない」
朝比奈 望:「……カッコいいなあ。賢ちゃんは」
水波賢哉:「言ったじゃん。好きでやってんだって。それは佑も了承しただろ」
水波賢哉:「任せろ。後3回は耐えてやる」
名塚佑:「ありがとう。……ほんとうに。自分で、自分の技に、そう言ってあげて」
GM:イニシアチブ。行動値6、水波くんの手番。
朝比奈 望:ここは先に行かせてもらおうかなあ。
水波賢哉:いけい!
GM:あっ、また行動値6問題をやった・・・!ごめんね!
GM:なら朝比奈くんの手番だ!
朝比奈 望:オートで"蒼雁"を出します。
綾瀬春奈:『あのときの弓……!』
綾瀬春奈:『すごい威力だったなあ。ふふ』
朝比奈 望:手元が金色に光り、それを掴むしぐさをするといつの間にか弓が握られている。
朝比奈 望:マイナーで暴走解除。
朝比奈 望:一度、大きく息を吸い。落ち着きを取り戻そうとする。
朝比奈 望:「ごめん。痛かったよね」
綾瀬春奈:『……』
朝比奈 望:春ちゃんにそれだけ言って、くるりと振り返ろう。
GM:無数の狼が君を睨んでいる。
朝比奈 望:メジャーでコンセ+炎の刃+アマテラス+滅びの一矢+血の宴
朝比奈 望:群狼たちを狙います。
朝比奈 望:東京ちゃんお願いします!!
GM:範囲攻撃だ。よかろう!
名塚佑:達成値を見てからだぜ!
朝比奈 望:7dx7+10
DoubleCross : (7R10+10[7]) → 10[2,4,5,7,8,9,10]+10[3,5,9,10]+6[1,6]+10 → 36

GM:ウゲーッ!
名塚佑:36!これは飛ばさなくても当たるのでは?
名塚佑:相手はトループのほうのやつだし。
朝比奈 望:大丈夫なのでは!?
名塚佑:じゃあ東京スルー!
GM:こ、後悔するがいい・・・!群狼どもは全員《影の守り手》でガード。
GM:ダメージをどうぞ。
朝比奈 望:4d10+39
DoubleCross : (4D10+39) → 34[8,10,8,8]+39 → 73

GM:ダメージの出が良すぎるww
朝比奈 望:え、えらいぞ!!
谷神錬磨:殺ったァーッ!
名塚佑:スゲーッ
GM:軽減分と装甲を加味しても耐えられません。死ぬわ!
GM:群狼どもは全滅!
朝比奈 望:矢を番え、それを放つ!
“黒”のツキガミ:『それは一度見ておるぞ。弓使い!』
“黒”のツキガミ:配下の狼どもに指示を出す。散開し、飛んでくる炎を避ける――避けたはずだった!
朝比奈 望:放った矢は一矢。
朝比奈 望:それが蒼い太陽の如く煌々と燃え盛り。
朝比奈 望:群狼たちをまとめて焼き払うぞ!
“黒”のツキガミ:『な……!』
GM:一閃! 校庭の半分以上を埋め尽くす勢いだった狼の群れが――
GM:一瞬で消し飛ぶ!
綾瀬春奈:『ふふふふ!すごい!すごいすごい!』
綾瀬春奈:『それが望くんの力なんだ!』
朝比奈 望:「僕のじゃない」
朝比奈 望:「コヨミちゃんの力だよ」
名塚佑:(また殺した……!望が……)(【あれは使い魔。仮初の命】)(でも……)
朝比奈 望:仮初とはいえ、命を奪った。
朝比奈 望:そのことが少し、表情を暗くする。
朝比奈 望:「ねえ、春ちゃん」
朝比奈 望:「やめようよ」
綾瀬春奈:『……』
綾瀬春奈:『止まれないよ。私は、望くんを一度殺してるんだ』
綾瀬春奈:『もう止まれない。――もう戻れない!』
朝比奈 望:「戻れるよ!」
朝比奈 望:「だって、僕は春ちゃんに戻ってきてほしいって思ってる!」
朝比奈 望:「それだけじゃ、春ちゃんの隣にいちゃあいけないの?」
綾瀬春奈:『うそだ。嘘!嘘! 殺されたのに、そんなこと言えるわけない!』
綾瀬春奈:『きっと恨んでる。憎んでる!』
GM:イニシアチブ。水波くんの手番。
朝比奈 望:「憎んでなんか……ないよ」
朝比奈 望:「ただ、悲しいだけで」
朝比奈 望:春ちゃんが悩んでることに気づけなかったことが、そのせいで春ちゃんがこんなことになったのが、悲しい。憎いと思うよりも、それが先に立つ
水波賢哉:待機しましょうかね。行動放棄カバーを使う可能性を残しておきます。
GM:OKです。なら、次の手番は行動値5の練磨くん。
谷神錬磨:意外にも侵食率が100を超えていないので、ヘボ殴りにします。
谷神錬磨:マイナーで移動。黒ツキガミさんにエンゲージします。
谷神錬磨:メジャーでコンセ+オールレンジ+爪剣。これだけ。黒ツキガミ様を日本刀で攻撃。
谷神錬磨:このとき同時に伝承者:白兵を使用。C値を下げてアタック。
綾瀬春奈:望との会話に集中したあまり、錬磨の接近を許す。
谷神錬磨:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,2,3,5,6,6,7,7,7,7,8]+10[1,1,7,7,7]+10[4,8,9]+5[2,5]+1 → 36

“黒”のツキガミ:『来るぞ春奈!』
“黒”のツキガミ:リアクションを放棄します。《復讐の刃》。
GM:ダメージをどうぞ!
谷神錬磨:「ああ……」
谷神錬磨:4d10+13
DoubleCross : (4D10+13) → 12[3,3,5,1]+13 → 25

GM:それだとまだ生きてる感じですね。そして反撃が飛びます。
谷神錬磨:「……加減がよくわからんな」
“黒”のツキガミ:21dx8+4
DoubleCross : (21R10+4[8]) → 10[1,1,2,2,2,3,5,5,5,7,7,7,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,4,6,8,8,9,10,10]+6[2,3,4,6,6]+4 → 30

“黒”のツキガミ:4d10+22 装甲無視。
DoubleCross : (4D10+22) → 22[4,5,10,3]+22 → 44

谷神錬磨:これって攻撃用の侵食率上げてからダメージでしたっけ?
GM:あ、どうでしたっけ。
名塚佑:攻撃した場合、メインプロセス終了後に侵蝕率が上昇します
名塚佑:なので、エフェクトレベルの上昇などはダメージ計算に加味されないんですね
朝比奈 望:じゃあ、まだセーフ!
GM:あっそっちか!復讐の刃のダメージタイミングかと思った
谷神錬磨:なるほど。先にリザレクトしてから、侵食率を上げるということか
名塚佑:あー、なるほど
名塚佑:あまりそういう例は見なかったんですけど
名塚佑:でも、確かにダメージ計算後に侵蝕上昇ってルールを適用すると
名塚佑:復讐の刃の扱いはどうなるんだろうなあ
谷神錬磨:GM判断にお任せします!
朝比奈 望:僕はGM判断にお任せします。
GM:んー、GMもよくわからない。この場はダメージを食らってリザレクトしてから侵蝕率をあげてもらいましょう。
GM:つまり、とにかく君はリザレクトできる!
谷神錬磨:了解。まずはリザレクト
谷神錬磨:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 2[2]+98 → 100

朝比奈 望:強いな、錬ちゃん…
GM:なんつー出目だ!
名塚佑:すごい奴だぜ
谷神錬磨:そして侵食率が上昇して・・・ 100⇒107
谷神錬磨:伝承者のHPダメージを受けるので、綾瀬春奈さんに友情○/不安で取得し、即昇華。
谷神錬磨:復活します。
GM:OKです。なら、ギリギリのところでツキガミからの反撃が来る。
谷神錬磨:「返してもらうぞ、”黒”のツキガミ」 切り裂かれながら、まったくダメージを意に介していない。
“黒”のツキガミ:全身の影を剣のようにして、近づいたものを切り刻んでいる。
“黒”のツキガミ:『谷神か……何故UGNと組んでいる?お前達はそんな家だったか?』
“黒”のツキガミ:『“鬼退治は我らの仕事。外様は口を出すな”……ではなかったか!』
GM:谷神君に切り刻まれた部分の影がほつれて消滅する。
谷神錬磨:「ひとつ忘れているな」
“黒”のツキガミ:「なに?」
名塚佑:(錬磨は、大丈夫)(【だから迷いもない】)(……うん。大丈夫だった)
谷神錬磨:「……手段を選ぶな」 「それは我々の友だ。……谷神が守るべき人の民だ。貴様が自由にしていいものではない」
綾瀬春奈:『……!』
綾瀬春奈:『錬磨くん。私、こんなになっちゃったんだよ。望くんを殺したんだよ?』
綾瀬春奈:『なのに、なんで? なんで友って呼んでくれるの?』
谷神錬磨:「見ての通り、朝比奈は何も変わっていない。何も傷ついていない」
谷神錬磨:「日常は続く。そうしているお前を見ている方が、はるかに傷ついている。……そろそろ、夜から昼に戻るときだ」
“黒”のツキガミ:『戻らせて……たまるかッ!』
GM:行動値4。佑ちゃんの手番だ!
どどんとふ:「谷神錬磨」がログインしました。
名塚佑:「……春ちゃん。聞いて。……春ちゃん」目を開ける。敵と味方のすべてを認識できる。
“黒”のツキガミ:『――!』
“黒”のツキガミ:『いかん。聞くな!』
綾瀬春奈:『佑ちゃん……?』
名塚佑:「ボクは、東京に行った……春ちゃんが街から出たいと思ったのは、そのせい?」
綾瀬春奈:『……いろいろだよ。でも』
綾瀬春奈:『でも、佑ちゃんが東京に行ったのは大きかった』
綾瀬春奈:『ずっとQ町にいるんだって。診療所を継ぐんだろうなって、思ってたから』
名塚佑:「なら、春ちゃんは操られてる」
綾瀬春奈:『え』
名塚佑:「操られてる……ボクに。ボクが、東京に行ったから、春ちゃんは、今、こうしている。自分の意志で判断しないといけないんだ――」
“黒”のツキガミ:『――聞くな!まちがいない、何故こんなところに――此奴は術師だぞ』
“黒”のツキガミ:『言霊に魂を喰われる! 耳を、貸すな!』
綾瀬春奈:『操られて……私が』
名塚佑:「望を死なせてしまって、戻れないと思っている。それは、春ちゃんが望に操られてるから」歩を進める。
名塚佑:「自分で、自分以外の誰かに動かされていることを、もう知っている。口に出して言えるほどに」
綾瀬春奈:『ち、ちがう。ちがうよ。違う……はず』
綾瀬春奈:『私は自分で考えて。変わろうって思って』
綾瀬春奈:『今だって……私の意思で……』
名塚佑:「なら、そうすればいい」
名塚佑:「東京に行きたいなら、行こう!東京にはなんでもある!春ちゃんの欲しいものや、したいことも!なんでも!」
名塚佑:「変わりたいなら、そうできたはずだ!でも、春ちゃんは、春ちゃんだよ!」
名塚佑:「まだ、こうして話せているじゃないか!他の誰にも変わっていない!」
綾瀬春奈:『……!!』
GM:狼の影がほつれる。
GM:一瞬だけ、綾瀬春奈の顔が覗き――また影に覆われる。
“黒”のツキガミ:『おのれ……こんなところで、こんなところで、邪魔をされてたまるか……!』
名塚佑:(……うん、見た)(【刀が右脚を裂いた】)(【炎で石が飛んで、校舎の屋根に】)(校庭がえぐれている)
名塚佑:《戦乙女の導き》《タブレット》《多重生成》。
名塚佑:PC4人の全員に支援をかけます。ダイス数+7、攻撃力+5。
谷神錬磨:ヤッターッ
名塚佑:105→112
朝比奈 望:ありがとうございます!
“黒”のツキガミ:『黙れ!これ以上口を開くな、術士め!』
名塚佑:「邪魔はしない。黒のツキガミ。君が生き延びたいと願うなら」
名塚佑:「そのために何をすればいいか、もう分かっているはずだ」
名塚佑:「魔術が答えを与えるわけじゃない」
名塚佑:「君自身が知っているはずのことなんだ」
名塚佑:自分でも信じがたいほどに、言葉を並べることができる。
名塚佑:以前は……昔、この町で暮らしている時は、こんなことはできなかった。
名塚佑:支援行動は以上!
“黒”のツキガミ:「何をすればいいかだと?わかっているはずだと?」
“黒”のツキガミ:「おうさ。そうとも、知っているとも……つまり」
“黒”のツキガミ:《加速する刻》。 行動します。
“黒”のツキガミ:マイナーで戦闘移動して、《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドースクラッチ》。佑ちゃんを攻撃する!
“黒”のツキガミ:『力がすべて!生き残ったものが、すべて――――だ!』
GM:カバーとかがなければそのまま攻撃するぞ!
谷神錬磨:待った、谷神とエンゲージしているのでふつうの戦闘移動はさせぬ!
GM:あ!
名塚佑:おお……!
名塚佑:前衛!
水波賢哉:それに万が一回避するかもしれない。それを見てからカバーだ!
GM:ま、まって!ここは流れ的に佑ちゃんを殺しにいきたい!
名塚佑:射程延長する気か!
GM:《幻想の色彩》を混ぜて視界攻撃にします。死ね!
名塚佑:きゃーっ!
GM:あっだめだ。
GM:すみません。何事もなかったかのように使用エフェクトが変更されます。
名塚佑:おうよ!
GM:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《影絵の兵士》で、佑ちゃんを白兵攻撃。
GM:視界白兵だ!
GM:21dx7+4
DoubleCross : (21R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,6,6,6,6,10,10,10]+5[1,4,5]+4 → 19

GM:お前・・・・
谷神錬磨:邪悪な心のコンボはこうなるのだ!
名塚佑:フフ……回避させてもらおうか……
名塚佑:この、ダイス1個のソラリス肉体でなぁ~~っ!!
名塚佑:1dx+1>=19
DoubleCross : (1R10+1[10]>=19) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

“黒”のツキガミ:ファンブルしろ!
“黒”のツキガミ:やった!
名塚佑:《夢の雫》!
名塚佑:+12で回避!
名塚佑:112→115
朝比奈 望:魔術師ー!
水波賢哉:優秀!
GM:カバーが来ると思ったら、カバーですらなかった
GM:なんだこいつは!攻撃はハズレです。
“黒”のツキガミ:切り離された影が頭上から短剣状に変化し、降り注いでくる。
“黒”のツキガミ:『それ以上、その口を開くことは我が許さぬ』
“黒”のツキガミ:『消えよ!』
名塚佑:「校舎の屋根に、小石が引っかかっているんだ……」
名塚佑:「人間の目は見ている。他愛のない情報も、すべて」
名塚佑:ふらりと倒れるように傾ぎ、自分を追う頭上からの短剣の射線を操る。
名塚佑:最初の一本が小石を弾き、次の一本に当たる。
名塚佑:連鎖するように、残りの軌道も乱れて外れる。倒れた首筋のすぐ横に3本めが刺さる。
綾瀬春奈:『そんな。一本も……』
名塚佑:「東京では」
名塚佑:「……こんなの、大したことじゃないよ」
名塚佑:「これが魔術だ。……春ちゃん!」
綾瀬春奈:『……!』
GM:あらためて、待機した水波くんの手番だ!
水波賢哉:「僕の出る幕がなかったな。脱帽だ」
名塚佑:「君を倒す!影の獣を倒して、ボクらが助けたいものを助け出すんだ!」
名塚佑:「ここの皆がそう思ってる――そうだよね、賢哉!」
水波賢哉:「その通りだ」
水波賢哉:「まあ、皆に言いたい事を全て言われてしまった。なら、そうだな。僕が君にしてあげられることは一つだ」綾瀬さんにむかって言おう。
水波賢哉:「僕は君に誰も殺させない。君を真っ当なまま連れて帰る事に専心しよう」
水波賢哉:「なら、未来は君の望むままになるだろ?」
綾瀬春奈:『戻れる……帰れる』
“黒”のツキガミ:『戻れぬ!帰らせぬ!』
水波賢哉:レイピアの切先がゆるやかな半月を描き、その剣柄が胸のむこうでぴたりと止まる。全身を弓弦に、さながら矢を引き絞る如く剣柄を引く。
GM:宿主とツキガミの意思疎通が乱れ、狼の動きが一瞬止まる。
水波賢哉:「いや、出来るね。そう、僕に、いや僕たちにならね」
水波賢哉:マイナー前のオートで武器の射程を伸ばす。
水波賢哉:攻撃します。
GM:素攻撃か・・・!きなさい!
水波賢哉:13dx+17
DoubleCross : (13R10+17[10]) → 10[3,3,5,6,8,8,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,10]+6[6]+17 → 43

水波賢哉:突きと同時に形状記憶超鋼の芯が萎え刀身が蛇腹へと分断されていく。ツキガミの立ち位置はこれで刃圏。白鋼の流星が火花を散らして殺到する。
GM:ヌグーッ。
“黒”のツキガミ:ガード。《原初の紫:歪みの領域》で10点ダメージを返す。
“黒”のツキガミ:ダメージをどうぞ!
水波賢哉:5d10+13
DoubleCross : (5D10+13) → 27[9,7,1,4,6]+13 → 40

水波賢哉:剣の軌跡は2度変わる。変幻自在に変化する剣閃。左手で操られる蛇剣は常に死角、死角へと高速で移動し影を削いでいく。
GM:うえええ、超強い
GM:水波くんの攻撃は耐えられると思ったのに……一度落ちます。
“黒”のツキガミ:《魔獣の証》で復活する。影を編みあわせる。
水波賢哉:リザレクト
水波賢哉:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+5[5] → 104

“黒”のツキガミ:『ぐ……おのれ……!』
“黒”のツキガミ:『やる。その動き、我流でかなりの腕を磨いたか……それともどこぞの伝承者か』
“黒”のツキガミ:強引に影を集める。既に体格が一回り以上小さくなっている。
水波賢哉:「どっちでもないよ。ただの元エリートだ!」
水波賢哉:「決闘を続けようぜ。君の気が済むまで付き合ってやるよ」
“黒”のツキガミ:『チイイッ!』

ROUND-02

GM:全員の手番が終了。クリンナップ……そして2ラウンド目のセットアップ!
谷神錬磨:なにもなーし!
朝比奈 望:なしなし!
名塚佑:ないのだ
水波賢哉:ない
“黒”のツキガミ:『我は生きたい!“金”の元に戻れば待っているのはゆるやかな消滅のみよ!』
“黒”のツキガミ:『気が済むまでだと?気が済む事など、ない!』
“黒”のツキガミ:『……生きる事が許されるまで!』
“黒”のツキガミ:《アクセル》。行動値を+8。
GM:イニシアチブ。黒のツキガミの手番。
“黒”のツキガミ:《コンセントレイト:ウロボロス》《幻想の色彩》《混色の氾濫》、そして《原初の白:マシラのごとく》。
“黒”のツキガミ:朝比奈、名塚、水波のエンゲージを攻撃します。
水波賢哉:《孤独の魔眼》104→108
GM:ウゴーッ
GM:対象は水波くん一人!
“黒”のツキガミ:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,2,5,5,6,6,6,6,7,8,8,9,10,10,10,10]+10[3,3,4,5,5,6,6,10]+3[3]+4 → 27

GM:……まわらない!
名塚佑:これなら楽勝だぜーっ!
朝比奈 望:水波くーん!
谷神錬磨:かませーっ!
水波賢哉:《リフレックス:ハヌマーン》+《切り払い》108→111
水波賢哉:8dx7+17
DoubleCross : (8R10+17[7]) → 10[1,4,4,5,6,7,10,10]+10[4,8,9]+10[3,8]+2[2]+17 → 49

GM:うええええ
GM:だめだ。では、攻撃は失敗!
水波賢哉:「さて、僕の酔狂に付き合ってもらうぜ。そちらとしては不本意だろうが、なに、こっちも命を賭けている」
“黒”のツキガミ:水銀のようにどろどろと這わせていた影が一斉に伸び、鞭のようにしなって襲いかかる。
水波賢哉:攻撃が収束され水波賢哉にのみ襲い掛かる。
水波賢哉:「決闘をさせてもらうぜ。一対一だ」
“黒”のツキガミ:『ならばその命、ここで散らせ!』
水波賢哉:影の鞭に合わせて、月の輝きを受けた光の鞭が幾度となく衝突する。
水波賢哉:「これで、全部だ。さぁ、誰も傷つけることは出来なかったぞ」
“黒”のツキガミ:『……貴様』
“黒”のツキガミ:絶技に思わず呻く。
“黒”のツキガミ:『いったい何者だ』
水波賢哉:「精鋭だよ。驚け!後、彼女の友人」
水波賢哉:「外様ですまないけどね」
綾瀬春奈:『……友、人……』
GM:そのまま水波君の手番!
綾瀬春奈:『水波くんはいつも堂々としてて、優しくて、昔からの友達みたいで』
綾瀬春奈:『でもこんなことしちゃって……私、きっと嫌われたと思って……』
水波賢哉:「おかしなことを言う。君はまだなにもしてないだろ?」
水波賢哉:「あの野郎は少なくとも気にしてないぜ。いや、むしろ、そんな風に思われるのが嫌なんだ」
水波賢哉:「みんな生きてる。笑顔で帰っておいで。ってな」
綾瀬春奈:『……っっ!』
GM:小さく嗚咽が聞こえる。すぐに闇に呑まれて消える。
水波賢哉:(そのために影を剥ぐ…)
水波賢哉:伸びた剣に再び命を与える。意志を持つ生き物のように空に舞い踊る白刃。 攻撃します。
GM:きなさい!
水波賢哉:6dx+17
DoubleCross : (6R10+17[10]) → 8[1,2,3,5,6,8]+17 → 25

“黒”のツキガミ:ガードします。先ほどと同様、《原初の紫:歪みの領域》で10点ダメージ。
水波賢哉:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 8[4,3,1]+8 → 16

GM:よし!さすがにそれでは死なない!
“黒”のツキガミ:攻撃の隙間を通すように影の飛沫を飛び散らせ、鋭い礫として体力を削っている。
水波賢哉:ロイスを取得 綾瀬春奈 友情○/隔意 そして 桜生さんのロイス昇華します。復活。
水波賢哉:「一対一の戦い方が分ってるじゃないか。流石に合い討ち取られると僕も避けられない」
綾瀬春奈:『賢哉君!』
“黒”のツキガミ:『やめろ春奈!あれは敵だ!』
水波賢哉:「いいね。好きだよツキガミ。こういうの、ああ、本当に、離れすぎてて忘れるところだったけど」
水波賢哉:「僕も君と同じだ。自分が生きれる場所を求めていた。それは有難う」
水波賢哉:ツキガミにかすかに笑って言う。
“黒”のツキガミ:『……くっくくく。ふっふっふふふ』
“黒”のツキガミ:『判断を誤ったか?お前に憑いた方がよかったか……』 自嘲気味に笑う。
“黒”のツキガミ:『この戦場をもって“生きれる場所”とな。とんだ守護者もいたものだ』
水波賢哉:「かもね。それは洒落にならなかった。でも、それは、もしもの話だ。残念だけどね」
水波賢哉:「そろそろ幕を引こう。なぁ、朝比奈」
GM:行動値6。朝比奈くんの手番!
朝比奈 望:「うん」
朝比奈 望:「僕たちは、敵なんかじゃないよ」
朝比奈 望:「春ちゃん。」
綾瀬春奈:『望、くん……』
朝比奈 望:「これが終わったら、いっぱいお話ししよう」
朝比奈 望:「春ちゃんの将来の夢とか聞かせてよ」
綾瀬春奈:『……うん。私、帰るよ。帰る!』
綾瀬春奈:『お願いします』
綾瀬春奈:『……私を、助けて!』
朝比奈 望:「佑ちゃんの東京の話も一緒に聞こう」
朝比奈 望:矢を番える。
朝比奈 望:その左手に、微かに血がにじむ。
“黒”のツキガミ:『く、そ……!』
GM:狼の身体が揺れる。“黒”が、制御を懸命に奪い返している。
朝比奈 望:「“黒”ちゃんも」
朝比奈 望:「ごめんね。僕たちが“ツキガミ”様のことを忘れちゃってたせいで。」
朝比奈 望:「そんなに、苦しめて」
“黒”のツキガミ:『……! うるさい、うるさい!』
“黒”のツキガミ:『我は敵だぞ?春奈を苦しめている敵だ! なにを謝る!』
“黒”のツキガミ:『憎め!恨め!』
朝比奈 望:「だけど、“黒”ちゃんは今までずっと僕たちを守ってくれた神様だから」
朝比奈 望:「“黒”ちゃんも、僕たちの友達のコヨミちゃんだから」
朝比奈 望:「今はこうやってケンカしちゃってるけど、やっぱり恨みたくなんか、憎みたくなんかないよ」
“黒”のツキガミ:『~~~ッ!』
朝比奈 望:マイナーなし。
朝比奈 望:メジャーでコンセ+炎の刃+アマテラス+滅びの一矢
GM:あの固定値がくるのか・・・
朝比奈 望:東京ちゃんお願いします!
名塚佑:東京ーっ!
朝比奈 望:17dx7+10
DoubleCross : (17R10+10[7]) → 10[2,2,3,4,4,4,4,5,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[2,2,2,4,5,5,8,8,10]+10[4,7,8]+10[5,9]+1[1]+10 → 51

名塚佑:やったー!東京!
朝比奈 望:東京!!
GM:なにが東京だチクショー!
谷神錬磨:いったーっ!
“黒”のツキガミ:《影の守り手》。ガード。
GM:ダメージをよこすがいい・・・!
朝比奈 望:6d10+44
DoubleCross : (6D10+44) → 40[9,5,7,8,1,10]+44 → 84

朝比奈 望:ダメージダイスもいい!
GM:ダメージダイスも出目がいい・・・なんだこれ・・・w
“黒”のツキガミ:戦闘不能になります。
朝比奈 望:“黒”のツキガミ/親近感○/寂しい
“黒”のツキガミ:朝比奈くんの攻撃力は目で見て知っている。
朝比奈 望:でロイスを取ります。
“黒”のツキガミ:矢が放たれる前に接近して、屠ろうとする。
GM:よかろう!
朝比奈 望:「僕は、ずっと覚えてるから。」
朝比奈 望:「ツキガミ様が、僕たちを守ってくれてたことも。」
朝比奈 望:「こうして、苦しんだりしてたことも、絶対忘れないから」
朝比奈 望:ポツリと、一粒だけ涙をこぼします。
朝比奈 望:「だから、ごめんなさい」
朝比奈 望:「春ちゃんを、返してください!」
“黒”のツキガミ:『!!』
朝比奈 望:矢を放つ!
朝比奈 望:太陽のように輝く蒼い炎が
朝比奈 望:唸るように、“黒”のツキガミに近づいていく。
“黒”のツキガミ:残り少ない影を城塞のように並べ、強引に身を守り、
“黒”のツキガミ:『ぐッ……!』
朝比奈 望:蒼い炎が“黒”のツキガミの身を包み。
朝比奈 望:そして血のように紅い矢が“黒”のツキガミを貫きます。
GM:光が収まり、静寂が支配し、
“黒”のツキガミ:《蘇生復活》。もはや、狼の形はとどめていない。
GM:何か影の集合体のようなものが、かろうじて立っている。
“黒”のツキガミ:『ふ、ふっふふふ……ふう』
谷神錬磨:「限界、のようだな……」
朝比奈 望:「……」
“黒”のツキガミ:『我らツキガミ。信仰も失われ。五つの力は断片と化して』
“黒”のツキガミ:『小僧どもにすら、及ばんとはな……ははは』
GM:谷神君の方を見る。
“黒”のツキガミ:『谷神の』
“黒”のツキガミ:『他の欠片どもはもっと手強いぞ。最後まで戦い抜けるか』
谷神錬磨:「……その答えは」
谷神錬磨:「俺の父祖が、そのまた父祖が、何度でも答えてきた。いまさら俺が答えるまでもない……」
“黒”のツキガミ:『ふん……ふふふ』
“黒”のツキガミ:『この時代は平和すぎる。才があっても、その牙を研ぐのには苦労したろう』 ゆらりと攻撃態勢を取る。
“黒”のツキガミ:『仕上げだ。見事、この鬼を討ち取ってみせよ――谷神の末裔!』
GM:行動値5。谷神君の手番!
谷神錬磨:「苦労か」 「考えたこともないな……」 小太刀を抜く。
谷神錬磨:マイナーなし。
谷神錬磨:攻撃力はいらないので、爪剣と死神の精度は抜く。
谷神錬磨:コンセ+オールレンジ+リミットリリース+伝承者:白兵。 黒ツキガミを日本刀で攻撃します。
GM:了解です。判定をどうぞ。
谷神錬磨:20dx5+1
DoubleCross : (20R10+1[5]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,3,4,6,6,6,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[2,2,3,5,7,7,7,7,8,8,10]+10[3,4,5,5,5,7,9,9]+10[1,2,3,7,8,10]+10[8,8,8]+10[3,7,8]+4[1,4]+1 → 65

GM:ひゃわー
“黒”のツキガミ:……やることは変わらない。
“黒”のツキガミ:やはり《復讐の刃》!最初の攻撃と同じ!
谷神錬磨:ダメージだ!
GM:きやがれ!
谷神錬磨:7d10+10 すべて有効
DoubleCross : (7D10+10) → 43[2,10,9,5,10,6,1]+10 → 53

“黒”のツキガミ:当然死ぬ!復活エフェクトもなし!
“黒”のツキガミ:21dx8+4 こちらも、復讐の刃の判定。
DoubleCross : (21R10+4[8]) → 10[1,1,2,2,2,2,4,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,2,4,6,9,10]+3[1,3]+4 → 27

“黒”のツキガミ:3d10+22
DoubleCross : (3D10+22) → 18[10,7,1]+22 → 40

GM:装甲は無視。
谷神錬磨:「……当てようとおもったとき、すでに刃は通っている」 呟くと同時、旋風がツキガミを吹き抜ける。
“黒”のツキガミ:『……当てようとおもったとき、すでに刃は通っている』 こちらも、ギリギリでカウンターを叩き込み、
名塚佑:「右脚の内側は、肉が断裂していて、一瞬、ほんの……一瞬」
名塚佑:「反応が遅れる。その光景を、ボクらは認識している」
“黒”のツキガミ:そこが限界。影がはじけ、綾瀬春奈とコヨミによく似た少女が倒れる。
“黒”のツキガミ:『谷神の……何代目の教えだったかな。まだ伝わっておったのか……』
谷神錬磨:「……承知した」 螺旋状の刃の軌跡と、地面に描かれた旋回するつま先の痕のみが残るだろう。
名塚佑:「……錬磨のほうが速い」これが支援の効果だ。
GM:練磨くんは復活してもいいですし、ミドルのようにぶっ倒れてもいいでしょう。
GM:……戦闘は終了!
GM:君たちの勝利だ!
谷神錬磨:HPはえーと、まず復讐の刃でゼロになって、ここで復活しないと伝承者ダメージで死ぬので、
GM:そうか!そういえば伝承者ダメージがあった!
谷神錬磨:朝比奈くんのロイスを切って蘇生して、伝承者ダメージで戦闘不能。HP1です。
GM:了解です。
谷神錬磨:侵食107⇒117
谷神錬磨:「……少し疲れた(疲れた……)」 片膝をついて停止。旋風が止まる。 以上です。
月代コヨミ:「……」 練磨くんの横を通り、ゆっくりと“黒”に歩み寄り、手をかざす。
月代コヨミ:コヨミによく似た少女は黒い光となって、コヨミの中に吸い込まれていく。
GM:消える直前、“黒”が君たちに声をかけます。
“黒”のツキガミ:『……ふん』
“黒”のツキガミ:『すまなかった』
GM:しゃらん、と鈴の鳴るような音がして、光が消える。
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:「さようなら」
綾瀬春奈:「望、くん」
綾瀬春奈:ふらふらと歩いてくる。
綾瀬春奈:そのまま、君の方に倒れこみます。
朝比奈 望:駆け寄って、それを受け止めます。
GM:いつもより少しやつれて、髪もぼろぼろになっている。
GM:それでも笑顔を見せる。
綾瀬春奈:「望くん」
綾瀬春奈:「……ただいま」
朝比奈 望:「うん」
朝比奈 望:「おかえり」
朝比奈 望:笑顔で返して
朝比奈 望:その後、ボロボロと涙をこぼします。
朝比奈 望:「おかえり。よかった。よかったよ」
綾瀬春奈:「望くんのおかげだよ」
綾瀬春奈:「ありがとう。……ありがとう」 ぽろぽろ涙をこぼしながら笑う。
朝比奈 望:「違うよ、みんなのおかげで」
GM:ツキガミの力が弾けてから、三日目の夜。
GM:すなわち、朝比奈が死んでから三日目の夜。
GM:変わり果ててしまった日常は、ひとまずの落ち着きを取り戻した。

バックトラック

GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスは3つ。黒のツキガミの“愚者の契約”、“歪んだ囁き”、“覚醒する世界”。
GM:振りたい人は3d10をふるんじゃよ。
朝比奈 望:いただくぜ!
谷神錬磨:振ります!
朝比奈 望:128-3d10
DoubleCross : (128-3D10) → 128-24[10,7,7] → 104

谷神錬磨:117-3d10
DoubleCross : (117-3D10) → 117-15[1,9,5] → 102

水波賢哉:振らないです。1倍
名塚佑:ボクは平気さ!
水波賢哉:111-5d10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-17[3,1,2,1,10] → 94

GM:東京!
谷神錬磨:そして1倍振り。
朝比奈 望:1倍ぶり
名塚佑:115-5d10 1倍
DoubleCross : (115-5D10) → 115-33[10,6,4,10,3] → 82

谷神錬磨:102-4d10
DoubleCross : (102-4D10) → 102-26[6,6,7,7] → 76

谷神錬磨:OK。
朝比奈 望:6d10-104
DoubleCross : (6D10-104) → 39[6,2,9,10,2,10]-104 → -65

GM:めっちゃ下がってる
朝比奈 望:4点!
水波賢哉:5点
名塚佑:5点!
谷神錬磨:5点!
GM:ではいつもの5点に基本7点。Eロイス3点で、敵側Dロイスはなし。
GM:15点に侵蝕点をくわえたものがみんなの点数だ!
朝比奈 望:19点!
水波賢哉:20点です
名塚佑:20点!
谷神錬磨:20点です!
GM:では、どどんとふに伝わるハイテック計算によりGM点数も。
GM:C((19+20+20+20)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 26

中村さん 19点
珪素さん 20点
ロケットさん 20点
白金さん 20点
GMクオンタム 26点

GM:つまり最終経験点がこう。
GM:以上でバックトラックは終了だ!
谷神錬磨:いただきましたーッ!
朝比奈 望:ごっつぁんです!

エンディング01 - 合同

どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:では、エンディングをはじめていきましょう。

GM:数日が経過した。
GM:ひとまず、“黒”の力を取り込んだコヨミに大きな変化はなく……
GM:ツキガミと一体化していた影響でオーヴァード化した綾瀬春奈は、桜生から基本的な能力訓練を受けて日常に復帰した。
GM:そんな朝。ホームルーム前のひとときだ。
GM:君たちはもう学校に来て授業の準備をしていてもいいし、遅刻ギリギリにすべりこんできてもいい。
綾瀬春奈:休んでいた間のノートをカリカリと写している。
谷神錬磨:「……」 低血圧なので、食べそびれた朝食のチキン春雨をいま食べてる
朝比奈 望:「ノートわかんないとこある?」
綾瀬春奈:「ううん。大丈夫……なんだけど」
綾瀬春奈:「チキン春雨のにおいが美味しそうで……!」
朝比奈 望:「旅館でもっといいもの食べてるでしょう」
水波賢哉:「おーい、食うのをやめろー。勉強の邪魔だとよ」
谷神錬磨:「……ああ」 
谷神錬磨:「やめる……」 残りを一気に流し込む。まるで飲み物だ!
綾瀬春奈:「あう!ご、ごめん、邪魔とかじゃ」
綾瀬春奈:「ああああ」 一口分けてほしい、という言葉を飲み込む。
谷神錬磨:「辛い……」 まだ30%くらい寝てる
水波賢哉:「それは、やめるとか、言わねえっつうの」呆れ声だ。
名塚佑:「おはよーっ!」今頃来た。
朝比奈 望:「あ、おはよう佑ちゃん」
綾瀬春奈:「おはようー」 手を振る。
谷神錬磨:「そうか? ……ああ、名塚か」 徐々に目が覚めつつある
水波賢哉:「よっ、おはよぅっと。そうだ。佑、綾瀬」
綾瀬春奈:「なに?賢哉くん」
名塚佑:「う、うん」春ちゃんが元気にしている様子を見て、恥ずかしそうに笑う。
朝比奈 望:今ちゃんと制服ですか?
GM:そういえば、佑ちゃんは初日は私服でしたね。
名塚佑:今日は制服です。
水波賢哉:「パス」っとほざいてかばんの中から何かを優しく投げる。ヨークシャーテリア2歳だ。
綾瀬春奈:「は!?」
名塚佑:「サファイア!」
綾瀬春奈:「サファイアちゃん!」
名塚佑:抱え上げます。「だめだよ!犬を投げちゃ」
水波賢哉:「動物好きだったろ。うん、ご褒美。佑ちゃんさんも愛でたいって言ってたし」
谷神錬磨:「犬……か」
GM:ちなみに、サファイアちゃんはなつきやすい子ですか?
水波賢哉:割と何時もベッドに優しく投げたりしてるので尻尾をぱたぱた振るのだ。
水波賢哉:なつきやすく、おとなしい子です!
谷神錬磨:「今朝は機嫌がよさそうだな」
サファイア:「ワフワフ」 しっぽを振って、佑と春奈の足の間をいったりきたりしている。
クラスメイト:「犬……?」「なんで……?」「水波がカバンから出してたぞ……」 周囲が少しざわざわしているが、すぐに元に戻る。
名塚佑:「よしよし」
名塚佑:背中を撫でてやったりする。田舎育ちなので、もちろん動物に抵抗はない。
朝比奈 望:「賢ちゃん、錬ちゃんのこと言えないよね。」
水波賢哉:「良いんだよ。僕は良くて、谷神は駄目で何か問題あるか?はっはっは」
朝比奈 望:「エリートは傲慢だ」
綾瀬春奈:「かわいいねー、いい子だねー」
綾瀬春奈:「錬磨くんと望くんも撫でてあげようよ。あったかいよ!」
朝比奈 望:「僕たちは結構遊んであげてるからねー、錬ちゃん」
朝比奈 望:いいながら、喉のあたりをうりうりやる
谷神錬磨:「ふ……」 (何の話をしているかわからないが、犬がいるのでみんな楽しそうだな)
谷神錬磨:「……ああ。かなり大きくなってきたな」
朝比奈 望:「……食べないよね?」
綾瀬春奈:「食べるの……?」
水波賢哉:「お前、何処の蛮族だよ。ひやりってなったぞ」
谷神錬磨:「谷神の犬は食用ではない」
谷神錬磨:「……祖父の代まで飼っていたな。犬は賢い。サファイアも賢いな」
朝比奈 望:「よかったー」
サファイア:「ワン」 肯定するように小さく吠える。
水波賢哉:「褒めろ、褒めろ。ああ、そうだ。佑ちゃんよ。東京の話し、綾瀬にしないの?」
名塚佑:「えー、えー……でも、東京の話は……」
名塚佑:言い出しにくそうにする。もしかしたら、そのせいで今回の事件が起こったのかもしれない。
谷神錬磨:「俺は聞きたい……名塚の、東京の話を」 空気が読めない
綾瀬春奈:「そうだ!東京の話、聞きたいよー!」
綾瀬春奈:「コヨミちゃんも聞きたがってたなあ、そういえば……佑ちゃん?」
名塚佑:「春ちゃんは、平気……?もう、大丈夫?」少し居心地悪そうになりつつ。
綾瀬春奈:「……うん」
綾瀬春奈:「みんなにはどれだけ謝っても謝り足りないけど。あんな事件があったのに、こうしていつも通りお話できるなんて思わなかった」
綾瀬春奈:「本当にありがとう。みんなのお陰だよ」 頭を下げる。
谷神錬磨:「ん……。……どういたしまして……だ(なぜ礼を言われているのかわからない。当然の役目を果たしただけだ……)」
朝比奈 望:「んーん、春ちゃんが頑張ったからだよ」
名塚佑:「東京には……、東京には、いろんな仕事があるんだ」
名塚佑:「カフェのバイトとか……水道の清掃員とか……あと、本屋の店番とか」
水波賢哉:「地味な仕事のチョイス!」
水波賢哉:気にするなとばかりに左手を軽く上げる。
谷神錬磨:「……本屋なら、この街にもあるな。カフェ……?」
谷神錬磨:たとえカフェがこの街にあったとしても、珈琲屋としてしか認識していない
名塚佑:「うん、コーヒーとか、飲める」
名塚佑:こちらも説明スキルが微妙なので、極めて曖昧な表現になるのだ
朝比奈 望:「本屋の店番はこっちにもあるよ佑ちゃん」
谷神錬磨:「朝比奈の家のようなものか」
朝比奈 望:「飲食店だからねー」
綾瀬春奈:「ふふふ」
綾瀬春奈:「佑ちゃんが昔のまんまでよかった」
朝比奈 望:「うちもコーヒーとか出せるようにした方がいいかな」
谷神錬磨:「朝比奈の場合は、先に既存の料理に習熟するのが先ではないだろうか」
谷神錬磨:(しかし朝比奈の生姜焼きは美味い)
朝比奈 望:「う…それは、頑張るよ。頑張ってるところだよ」
名塚佑:「春ちゃん。ほんとは、ボク、春ちゃんのほうこそ、いつか都会に出てって……大学とか行くって思ってた」
名塚佑:「春ちゃんはボクと違って、ちゃんと礼儀正しいし、イモムシ掴んだりしなかったし、おしゃれだったから」
綾瀬春奈:「……うん。イモムシはよくつかめるなーって思ってたよ……」
名塚佑:「町から、出たい?」
綾瀬春奈:「ん」
綾瀬春奈:「考え中かな。今回の件で、色々気づいたことがあったし」
名塚佑:「……春ちゃんが悩んでたのは、きっと、そうじゃない気持ちもあったからだよね」
名塚佑:「どちらか、自分の意志を最初から決められてしまうなら……悩んで、苦しんだりしない」
綾瀬春奈:「うん。だってやっぱり私、Q町が好きだもん」
綾瀬春奈:「Q町が全然好きじゃなかったら、こんなに悩まなかった」
朝比奈 望:それを聞いてちょっと嬉しそうな顔になります。
綾瀬春奈:「望くん?」
朝比奈 望:「いや、春ちゃんがそう言ってくれるのが、嬉しくて。」
朝比奈 望:「前にも言ったけどさ」
水波賢哉:「離れ離れになるの嫌だもんなぁ。朝比奈君は」
水波賢哉:からかうように言う。
朝比奈 望:「違うよ。春ちゃんが、東京に行きたいって言うなら応援するよ」
朝比奈 望:「でも、嫌いだからここを出て行くより、出て行ってもここを好きでいてくれた方が、嬉しいでしょ」
谷神錬磨:「ふ……、そうだな」 (確かに嬉しい)
水波賢哉:「なんだ、優等生のお答え、つまらん。僕はもっと、こう色だの恋だの、で、あたふたして欲しいね」笑う。
水波賢哉:「でも、お前はそれでいいんじゃん。まあ、いいだろ」
朝比奈 望:「ん、ありがとう?でいいのかな」
名塚佑:「ね、ま、真面目っぽい話しちゃったよね。春ちゃんは、その……」
名塚佑:「えーと……」
綾瀬春奈:「……あ、そうだそうだ」 思い出したように手を打つ。
綾瀬春奈:「う、ごめん。なに?佑ちゃん」
朝比奈 望:「何々?」
朝比奈 望:佑ちゃんの方に向きなおそう。
名塚佑:「いや大したことじゃなくて!」本当に大したことではなかった。事件のことに思いを巡らせず済む、
名塚佑:いつもの他愛ない会話に戻りたかっただけだ。
名塚佑:「す、好きな男の子とかいるの!?」
名塚佑:今しがたの水波くんの発言に無意識に引っ張られていた。
綾瀬春奈:「!?」
水波賢哉:犬を抱きかかえて、よしよししながら皆を見てる。
水波賢哉:「~~♪」嬉しそうだ。
サファイア:「クーン」 しっぽをぱたぱた振りながら、既にウトウトしかかっている。
朝比奈 望:「いるの?」
綾瀬春奈:「えっ、えっ」
名塚佑:「うへへ、ご、ごめんね、変なこと聞いちゃって。変だよね」
名塚佑:「やめよう!やめやめ!」
綾瀬春奈:「……こういうのは言い出しっぺからじゃない?佑ちゃんこそいないの?」
綾瀬春奈:「賢哉くんみたいに、東京の恋人と遠距離恋愛とか」
朝比奈 望:「佑ちゃんは錬ちゃんが好きなんだよねえ」
名塚佑:「東京の!えっと、そうだなあー……!東京にはおしゃれな男の人がたくさんいるし」
名塚佑:「つ、付き合ったことだって、3人とか4人……8人だったかなあ……!」しどろもどろだ。
水波賢哉:笑いを堪えている。実に楽しそうである。
綾瀬春奈:「うわー、すごい……私なんて告白だってしたことないのに……」
朝比奈 望:「おー。そうだったんだ…」
朝比奈 望:「やっぱり東京は凄いね、春ちゃん」
綾瀬春奈:「すごいなあ。うん。私も負けてられないや」
谷神錬磨:(8人いればもうすぐ野球ができるな……)
名塚佑:「8人ってすごいよね、えへへ、野球ができちゃうよ……」
名塚佑:「原宿は、ファッションの街だからね……!」
朝比奈 望:「恋人もファッションなの?」
谷神錬磨:「俺も名塚が好きだ。戻ってきたこと、嬉しく思う。……綾瀬も、朝比奈も好きだ。無事でよかった……」
谷神錬磨:「本当に良かった」
名塚佑:「えええうぇ!?」
名塚佑:「あ、そ、そそうだね……本当によかった!」
綾瀬春奈:「す、好きってそんな……あわわわ……」
綾瀬春奈:「……やめ!やめ!恥ずかしいから恋愛の話はやめ!」 強引に話を打ち切る。
水波賢哉:「谷神そういう時は、制服似合ってるな。ってのも言っておくんだぞ」
谷神錬磨:「そういうものか。覚えておこう」
名塚佑:(ボクだけ恥ずかしい思いした……)口は災いの元だ
綾瀬春奈:「あ、あのね。支部……桜生先生が言ってたんだけど、今日も一人転入生がいるんだって」
綾瀬春奈:「そう。だから皆で放課後遊ばない?って聞きたかったんだ」 赤くなった頬を両手で抑えながら言う。
綾瀬春奈:「転入生の子も入れて」
水波賢哉:(まあ、あの人だろうな)
朝比奈 望:「あー、うん、そうだねー。遊びたいねえ」
名塚佑:「へぇーっ、へぇーっ!誰だろうなあ」
谷神錬磨:「転入生……か(誰だろう)」
水波賢哉:(もしもし皆さん、本気で誰かって言ってるわけじゃないよな)
綾瀬春奈:「誰だろうね~。仲良くできるといいなあ」
綾瀬春奈:「……まあ遊ぶ場所って少ないから、東京からの人だったら物足りないかもしれないけど。」
名塚佑:「そんな、ボク以外にそうそう東京からの転校生なんて来るわけないよ!」
名塚佑:「そう簡単に東京出身の座は渡さないんだからね!」東京出身ではない
朝比奈 望:「東京枠って一人しかダメなんだ」
水波賢哉:「僕は神戸枠だから許されたらしいぜ」
サファイア:「ワン」 肯定するように吠える。
朝比奈 望:「そうなんだ」
谷神錬磨:「ふ……(誰でも楽しそうだな)。いい風が吹いてきたな……(いい風が吹いてきたなあ)」
名塚佑:「そうだ、何して遊ぶかも今から決めようよー!」
名塚佑:「知ってる?東京には新しいベイブレードが売ってるんだ……!」対象年齢が一回り低い!
朝比奈 望:「ベイ…?」
名塚佑:「ボクのベイはユグドラシルセントラルディフェンスなんだけど、皆の分もちゃんとあるからね」
綾瀬春奈:「ユグ……?」
名塚佑:「ダークデスサイザーとか、ミノボロスとか」
朝比奈 望:「なんか、昔より増えてる気がする…!」
朝比奈 望:「増えてない?」
名塚佑:「ね!小学校の頃にやってたのって、そんなに種類なかったもんね」
名塚佑:メタルファイトベイブレードのことだ
水波賢哉:(懐かしい。コードネームみたいだぜ!シルバーケイオスとかドラゴンズネスト思い出した)
朝比奈 望:「へー、懐かしいなあ。たまにはいいかもねえ」
谷神錬磨:「いや……それよりも、今日は先約の予定があったな」
名塚佑:「えっ!?錬磨、ベイバトルしないの!」
谷神錬磨:「水波の家でスマブラを実施する予定だった。転入生も誘えばいいのではないだろうか」
谷神錬磨:「ベイゴマは初心者が交じるには辛かろう……」
朝比奈 望:「あ、今日だっけ。スマブラ大会」
名塚佑:「スマブラ!」悲鳴!
水波賢哉:「別に今日やることなかったら。って話だろ。僕は別に、ってどうした!?」
綾瀬春奈:「ゆ、佑ちゃん?」
綾瀬春奈:「なんかこの世の終わりみたいな声を……」
名塚佑:「なんで……ボクのいない間に、そんな……仲良くスマブラなんて……」
水波賢哉:「ゲーム機持ってるのが僕だけだったから?」
谷神錬磨:「あれにはコツがいる(妹がこてんぱんにされていたのを思い出した)」
名塚佑:「ベイゴマじゃなくてベイブレードだもん……」しゅーん
名塚佑:縮こまります。
朝比奈 望:「え、えっと…」
朝比奈 望:「僕は、ベイブレード、やりたいよ。楽しかったよね。昔」
朝比奈 望:おどおどしながら名塚ちゃんを慰めるような素振りをします。
谷神錬磨:「……そうだな。転入生に聞いてから、何で遊ぶのか決めれば良いか」
名塚佑:「いいもん……どうせみんな、水波くんと遊ぶのが楽しいんだね……」
名塚佑:「東京帰りのボクは、Q町にはなじめないんだぁ……」
水波賢哉:「まてまてまてー。変な矛先が僕に来たぞ。攻撃が収束したぞ、今」
綾瀬春奈:「あ、なるほど。賢哉くんの力ってこういう時にも発揮されるんだ……」
名塚佑:「水波くんゆるせない……」
名塚佑:「わたしがたおす……」
名塚佑:恨みがましい目だ。
名塚佑:友達?/水波賢哉/好奇心/嫉妬:○/ロイス
水波賢哉:「っていうか、佑ちゃんよ。君が入ってきて、むしろ、全く会話に入れなかったの僕の方だったからな」
水波賢哉:「あれに、どうやって入れってんだよ。田舎の闇こえーわ。って本気で思ったからな!」
水波賢哉:視線を受けて返す。傍目にはもう下らない友人同士のいさかいだ。
谷神錬磨:「……ふ」
GM:なら、賢哉君が文句を言い出したあたりで廊下の方から声が聞こえてきますね。
GM:片方は桜生ジン。もう片方は、みんなだいたい聞き覚えがある。
朝比奈 望:「あ、先生来るよ」
朝比奈 望:「サファイア、サファイアしまって賢ちゃん」
朝比奈 望:「あれしまっていいの?大丈夫?」
サファイア:「ワフワフ」
水波賢哉:「静かにな」鞄の中に首だけ出して入れる。
???:「すごいなジン!今の学び舎はこんなに綺麗で広くて明るいものか!」
???:「この制服も……うむ、しっかりとした布地……すばらしい!」
名塚佑:「うおわぁあああああああ!!?」驚愕!
名塚佑:魔術師のくせに、まったく予想していなかった顔!
朝比奈 望:ビクッ
谷神錬磨:「ん……」 少し驚くけど顔には出ない
GM:ガラガラと教室のドアが開く。
桜生ジン:「えー、おはようございます。えー……」 ものすごい困り顔。
朝比奈 望:「おはようございます。」
桜生ジン:「その……海外留学から帰ってきた転入生を本日は紹介します」 やけくそ顔。
桜生ジン:「言葉遣いが少々独特ですが、仲良くしてあげてください」
名塚佑:「ヨ、ヨ、ヨミ姉ちゃん!!?」
月代コヨミ:「おお、佑! 我も来たぞー、学校!」
月代コヨミ:「望!錬磨、賢哉、春奈!きたぞー!」 手を振る。
朝比奈 望:「待ってたよー」
朝比奈 望:手を振り返そう
朝比奈 望:笑顔で
名塚佑:「転校生って、ヨミ姉ちゃんだったんだ!」
水波賢哉:「予想どうりだ」左手を振り返し微かに笑う。
谷神錬磨:「……こちらこそ、だ」
朝比奈 望:「あれ、佑ちゃん聞いてなかったの?」
名塚佑:「聞いてなかった……」
GM:まだツキガミ事件ははじまったばかり。
GM:残りの欠片は、どこに潜んでいるのかすらもわからない。
GM:ツキガミの衰えをどう解決するべきかも、わからない。
GM:―――それでも今は、この愛しき日常に祝福を。
月代コヨミ:「月代コヨミだ!」
月代コヨミ:「これからしばし、この学校に世話になる――よろしく頼む!」

エンディング02 - 朝比奈 望

GM:じゃあ、個別エンディング。まずは朝比奈くんからいきましょう。
朝比奈 望:やー!
GM:シチュエーション的には放課後。一度家に戻って、春奈と一緒に水波くんの家に向かう感じですが
GM:何か希望シチュエーションがあればここらへんは改ざんされます。
朝比奈 望:そのシチュで大丈夫です。けどちょっと人通りのない道を通りたいかな!
GM:OKです。じゃあ、地元民ならではのルートでいきましょう。

Q町 川沿い

GM:放課後。賢哉君の家に行くにあたって、君たちは一度家に荷物を置き……
GM:こうしてちょこっと近道の川沿いルートを歩いてます。
朝比奈 望:「楽しみだねー。スマブラ」
GM:人気は少ない。というか、ない。
朝比奈 望:家にあるコントローラーを持ちながら言います。
綾瀬春奈:「うん。私あれ結構得意だからねえ」
綾瀬春奈:「この間の戦いではボロ負けだったけど、スマブラなら錬磨君や賢哉君に勝てるかな。ふふふ」
綾瀬春奈:嬉しそうにスキップする。
朝比奈 望:芸術:スマブラで判定します。
朝比奈 望:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[2,10]+7[7] → 17

朝比奈 望:むっちゃ強いわ
GM:超強い!
GM:なら、多分君はこのなかよしグループの中でもトップクラスに強いのでしょう。
GM:適度に手を抜いて接待ゲーしててもいいし、常に最強の座に輝いていても良い。
朝比奈 望:「ふふん、僕もなかなか強い方だからね。」
朝比奈 望:「春ちゃんにばっかりいい格好はさせないよー」
綾瀬春奈:「言ったなー!あははは!」
綾瀬春奈:笑っていたが、ふいに少し真面目な顔になる。
綾瀬春奈:「あのね、望くん」
朝比奈 望:「あはは」
朝比奈 望:ぽん、とコントローラを軽く上に投げて
朝比奈 望:それを取りながら「何?」って言うよ
綾瀬春奈:「私、旅館を継ごうかなーって思うんだ」
朝比奈 望:「え…」
朝比奈 望:「いいの?いや、僕はすっごく嬉しいし、多分おじさんもおばさんもすっごく喜ぶと思うんだけど」
綾瀬春奈:「あ、うん。もちろん流されてじゃないよ」
朝比奈 望:もう少し何か言葉をつづけようとして、その言葉を聞いてやめます。
綾瀬春奈:「……あの晩に佑ちゃんが言ってくれたみたいに、誰にも左右されずに、自分でしっかり考えたの」
綾瀬春奈:「わかったんだ」
綾瀬春奈:「やっぱり私はこのQ町が好きで、私を育ててくれた旅館が好きで、お客さんとお話するのが好きなんだって」
朝比奈 望:「…そっか」
綾瀬春奈:「……まあ、あと、望くんとも一緒にいられるし……」 小声で付け足す。
朝比奈 望:「うん、僕も春ちゃんといられるなら、それが一番うれしいよ」
朝比奈 望:えへへ、と笑う。
綾瀬春奈:「もう。ニブいなあ……うん」 くすくすと笑う。
朝比奈 望:「じゃあ、僕も頑張らないとなー」
朝比奈 望:「もっと料理とかうまくなんないと。お母さんも楽できないしね」
朝比奈 望:「ふふ、どっちが早く一人前になれるか勝負だね」
綾瀬春奈:「くすくす。そうだね、競争だよ望くん」
朝比奈 望:「……」
朝比奈 望:「ねえ、春ちゃん」
綾瀬春奈:「ん?なあに?」
朝比奈 望:ちょっと、言葉にするのを躊躇したりする。
綾瀬春奈:「……?」
朝比奈 望:でも、聞いておきたい、聞かなきゃいけないような気がする。
朝比奈 望:「春ちゃんは、"黒"ちゃんと一緒にいる時、どんな気持ちだったの。」
朝比奈 望:「やっぱりつらかった?」
綾瀬春奈:「……そうだなあ」
綾瀬春奈:「なんだろう……辛い。そうだねえ、あんな事しちゃったから、私が辛いのは当然なんだけど」
綾瀬春奈:「“黒”さんの悲しさが伝わってくるんだ。それをなんとかしてあげたかったなあ」
綾瀬春奈:「神様としてずっと生きてきて。力がなくなりかけて、消えかけて……それでも生きる道を探そうとして」
朝比奈 望:「……」
綾瀬春奈:「……コヨミちゃんだって、そこの解決策はまだ見つけてない。そんな気がするから。」
綾瀬春奈:「何とかしてあげたかった、かな。 ……どうして?」
朝比奈 望:「ん、いや。春ちゃんから見て"黒"ちゃんがどんな子だったのか。知りたくて」
朝比奈 望:「僕も。"黒"ちゃんが悲しんでるのはわかってて、それをなんとかしてあげたくて」
朝比奈 望:「でも」
朝比奈 望:結局僕がやったことは、"黒"ちゃんと春ちゃんを傷つけることだけで
綾瀬春奈:「こら」 ぺちんとデコピンする。
朝比奈 望:「いたっ」
綾瀬春奈:「望くん?いいですか?」
朝比奈 望:ちょっと悲しそうな目をしてたけど、叩かれた箇所を抑えるよ
朝比奈 望:「は、はい」
綾瀬春奈:「そんな顔、しないで。あなたは綾瀬春奈を救ってくれたヒーローなんだから」
朝比奈 望:「ヒーロー?」
綾瀬春奈:「ヒーローです!」
朝比奈 望:「そっか。ヒーローか」
朝比奈 望:ちょっと嬉しそうに笑って
朝比奈 望:「じゃあ、そうだね。今はどうすればいいかわからないことだって」
朝比奈 望:「きっと、どうにかできるようになるよね。」
朝比奈 望:「いや、うん、そうなれるように。頑張るよ」
綾瀬春奈:「うん。私もいっぱい手伝うから、いっしょに頑張ろう」
綾瀬春奈:「……ほら、行こう!きっとみんな集まってるよ!」
綾瀬春奈:君の方に手を伸ばす。
朝比奈 望:「うん、行こう!」
朝比奈 望:その手を掴みます
朝比奈 望:そして、春ちゃんが歩く方向を向いてから
朝比奈 望:ちょっと嬉しそうに、デコビンされた場所を指で撫でたりする。

エンディング03 - 名塚佑

GM:では次。佑ちゃんのEDに入りましょう。
名塚佑:東京!
GM:GM想定は、一足先に賢哉君の家についた佑ちゃんとコヨミが二人で色々お話をするやつですが
GM:シチュエーションや絡みたい人の希望などがあればその限りではない!何かありますか?
名塚佑:ヨミ姉ちゃんと集中特別会話したいです!
GM:OK!じゃあそれでいきましょう。

GM:水波賢哉の家。
GM:朝比奈と綾瀬、谷神はまだ来ていない。家主の賢哉君は席を外している。
GM:結果。今のところはキミとコヨミだけが水波宅にいる形だ。
名塚佑:「ソファーだ!」
名塚佑:「フカフカ!」
月代コヨミ:「すごいぞ佑!こっちの……これもフカフカしておる!」
月代コヨミ:ビーズクッションに顔を埋めている。
名塚佑:「おお……おおお!」
名塚佑:「ボクも!」フカーッ!
月代コヨミ:「ふふふふふ!」 一緒にふかふかしながらにーっと笑う。
名塚佑:「水波くん、いい暮らししてるなあ。くそー」
名塚佑:「うちなんて、医者なのに全然もうかってない……」
名塚佑:「東京だとお医者さんってエリートなんだって。荷物を積まない車もたくさん持ってるらしいし……」
月代コヨミ:「なにぶん人が少ないからなあ。この町は」
月代コヨミ:「といっても、東京に居た頃は儲かっておったのだろう?医者は高給取りと相場が決まっておる」
名塚佑:「ボクんちはそのままだよ。お父さんはずっと診療所やってたし」
月代コヨミ:「む。Q町でか?」
名塚佑:「うん。……そっか」
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんは、お医者さんにかかったことないの?」
月代コヨミ:「うむ。無い」
月代コヨミ:「最近は力も衰えておったから、町の事情にも少々疎くてな」
名塚佑:「ご飯はたべる?」
月代コヨミ:「食べ……うーん。食べなくてもよかったのだがな」
月代コヨミ:「どうも、食事を取ったほうが身体が楽になることが判明した。気持ち的に元気になれるのかもしれん」
月代コヨミ:「それからはなるべく食べるようにしておる。スーパーのコロッケとかな」
GM:手をぐーぱーさせて、自分の身体のコンディションを確かめるようにする。
名塚佑:「コロッケかー……うへへへ」
名塚佑:クッションに頭を埋めて、あおむけに寝ている。
月代コヨミ:「そう、コロッケだ。佑には聞きたいことがいっぱいあったのだ」
名塚佑:「うん」
月代コヨミ:「美味しいコロッケは何かとか。携帯電話とはどういうものかとか、TVゲームは面白いのか、とか……」
月代コヨミ:「東京帰りならきっと詳しいのだろう。いっぱい質問させて貰うからな!」
名塚佑:「わーい!なんでも聞いてよ!」
名塚佑:「なんか……うへへ、ヨミ姉ちゃん」
名塚佑:「ボクのほうが、お姉ちゃんになったみたいだ」
月代コヨミ:「ふふふふ。背も抜かされてしまったからなあ」
月代コヨミ:「……なあ、佑よ」
名塚佑:「なーに?」
月代コヨミ:「ありがとう」
名塚佑:足をパタパタさせながら答える。
名塚佑:「なんのこと?」クッションから反り返るように、逆さまにコヨミを見る。
月代コヨミ:「んん。最初に会った時。境内で話した時だ」
月代コヨミ:「我が助けてくれと言ったら、すぐに“助ける”と言ってくれたであろう」
月代コヨミ:「あれが我は、もう、たまらなく嬉しくてなあ」
月代コヨミ:「ありがとう。佑」
名塚佑:「ボクこそ」
名塚佑:「……嬉しかった。久しぶりに町に戻ってきて、なにもかも、変わってたら……」
名塚佑:「……どうしようって思ってた。春ちゃんにも言ったことだけど……置いて行かれるのが怖かったんだ」
名塚佑:「でもヨミ姉ちゃんは、そのままの姿でいて……」
名塚佑:「ボクのことを、友達だって思っていてくれた」
月代コヨミ:「成長せぬからな、我は」 苦笑する。
名塚佑:「するよ。きっとする」
月代コヨミ:「……そうか?」
名塚佑:「……今、ここにいて、考えて、話をして……そのことを覚えているんだ」
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんが。他の、誰でもない……だから」
名塚佑:「今考えている、その認識で……ご飯を食べて、おいしいと思うようになって」眠るようにクッションに頭を埋めて、呟く。
月代コヨミ:「うん」 静かに聞いている。
名塚佑:「……ご飯からの栄養で、背も伸びるようになって」
名塚佑:「そうやって、成長して……どこか、体を悪くしたら、診療所にもかかって」
名塚佑:「……そして、死ぬんだ」穏やかに言う。
月代コヨミ:「ああ」
月代コヨミ:「それは……」
月代コヨミ:「それは、いいなあ」 へらっと笑う。
月代コヨミ:「人間のようだ」
名塚佑:「“黒”も、そう思ってくれるかな?」
名塚佑:「自分がいて、町の人たちの中で生きて……」
名塚佑:「それが、いつか終わって、死んでしまうってことを……」
名塚佑:「……いいことだって、思ってくれるかな……」
月代コヨミ:「おう。それはきっと、思うだろうさ」
月代コヨミ:「あれはただ“無益な消滅”を恐れておったからな」
月代コヨミ:「……背が伸びて、成長して、医者にかかって、死ぬ。良いことだと思うさ」
月代コヨミ:「きっとそうだ」
名塚佑:「……ヨミ姉ちゃん。“黒”を、大切にしてね」微睡んだように話し続けている。
名塚佑:「それも、ヨミ姉ちゃんの心のひとつだったのなら……」
名塚佑:「……ねえ、あと、わがままも聞いてよ」
月代コヨミ:「ん?わがまま?」
名塚佑:「全部の心を取り戻しても……」
名塚佑:「きっと、友達でいて……」
月代コヨミ:「……………………」
GM:よじよじと這ってきたコヨミが、君の頭を撫でる。
名塚佑:「ん……」
月代コヨミ:「……ああ」
月代コヨミ:「もちろんだとも。佑」
月代コヨミ:「ずっとずっと、友達だ」
名塚佑:「……ヨミ姉ちゃん」眠気のせいか、目尻に涙が浮かぶ。
名塚佑:「ずっと……。帰ってきたよ。ボクは……ねえ……」
名塚佑:そのまま眠りに落ちる。
GM:部屋の主が戻ってくるまで……そして、来客が来て騒がしくなり、眠ってしまった佑が起きるまで。
GM:コヨミはそばに座って、どこかあどけない寝顔をずっと眺めていた。
GM:口元に幸せそうな笑みを湛えて。

エンディング04 - 水波賢哉

GM:ということで次は賢哉くんのEDだ!
GM:シチュエーションの希望はありますか?
水波賢哉:じゃあゲーム大会が終わった後で、部屋片付けてます。
水波賢哉:そしたら電話かかってくる感じで。
GM:オッケー!じゃあ前回と同様、夕方かな。

GM:――君の家でのスマブラ大会は、概ね朝比奈望と綾瀬春奈のツートップ勝ち逃げで幕を閉じた。
GM:たぶん、部屋の中は割と散らかり放題でしょう。
GM:飲みかけのペットボトル。ちょこっとだけ残ったポテトチップス。チョコの包み紙。
水波賢哉:「まったく、あいつらめ。せめてコップに注いだジュースは全部飲んでいけよな」
サファイア:「ワフワフ」 同意するように吠える。
水波賢哉:「あ。だーめ。サファイヤ。待て!」お菓子の包みにとてとてと近寄ろうとするサファイヤに待て。
GM:なら、サファイヤに「待て」したタイミングで、
GM:君のスマートフォンに着信が来たことに気づいても良いでしょう。
GM:あるいは、専用の着信音とかを設定しているかもしれない。
GM:発信者は藍坂紗良。
水波賢哉:勿論、この男は専用の着信音を設定。むかし谷神君からの電話と間違えてから設定したとか。
水波賢哉:出ます。
GM:ちなみに賢哉君、先日……すなわち
GM:クライマックス戦闘があった日。あの忙しい時も電話はしましたか?それとも忘れましたか?
水波賢哉:GMはどっちで想定していますでしょうか?w
GM:どっちでもいいですが、忘れてたあるいはかける時間が遅れてしまった方が楽しそうではありますねw
GM:もちろん、あの合間に律儀に電話をしていても構わない!
水波賢哉:ならば、深夜の二時に彼のメッセージが残っていたでしょう!
GM:かけてはいた!
GM:ならばあれから数日経って、ひとまず嵐は過ぎ去りましたが
GM:明らかに他人行儀な声が飛び込んできます。
藍坂紗良:『こんにちは。わたくし、藍坂紗良といいますが』
藍坂紗良:『水波賢哉くんと電話で話すお時間はありますでしょうか?』
藍坂紗良:『いそがしいならー結構なのですがー』
水波賢哉:「こんにちは。これはご丁寧にどうもです。はい、時間なら、それはもうたっぷりと」
水波賢哉:「っていうか。遠いよ。距離がっ、心の距離遠くありません?ねぇ?」
藍坂紗良:『遠いのはどっちよ。まったくもー、そっちからかける日だからわざわざ用事終わらせて待ってたのに』
GM:おそらく、これで三回くらいの同じ文句だ。
GM:さすがに少し声色に苦笑が混ざっている。
水波賢哉:「完全に僕に非があるから、いや、もう何も言えないんですけど。どうしたら許してくれるのか?僕の矮小な脳味噌じゃわからないんですけど」
藍坂紗良:『バカ。もう許してるわよ』
藍坂紗良:『なんかドギマギしてるのが楽しかったから、からかってるだけ』 悪びれず言う。
水波賢哉:「そろそろ、勘弁してくれ。と、言うのは所謂男の我儘なのだろうか?それとも、これが僕に与えられた罰かと。 って、へ?許してたの?えぇー」
藍坂紗良:『あっごめん。もうちょっと虐めたほうがよかった?』
藍坂紗良:『電話かけるところからやりなおそっか?』
藍坂紗良:くすくすと笑う。
水波賢哉:「いや、とんでもないです。仲直りしよう。いつもの藍坂が一番だなぁ」
水波賢哉:相手の調子に合わせてこちらも笑う。
GM:なら、ひとしきり笑いあったところでちょっと不思議そうな声を出します。
藍坂紗良:『でも本当に珍しいわね。賢哉、いつも暇だ暇だーって言ってて』
藍坂紗良:『それこそ時間前に電話してくることだってあったのに』
藍坂紗良:『Q町、何か事件でもあったっけ?』
GM:なお、君が知るかぎりでは藍坂紗良は一般人です。UGNの事など知る由もない。
水波賢哉:「その日はね。あったんだ」
藍坂紗良:『ふうん?』
水波賢哉:「いや、色々と。家出騒動から野犬騒動とかさ。まあ、そういうのが」
藍坂紗良:『あー、あーあー』
藍坂紗良:『やっぱ田舎だもんね。そういうの、地域総出でやるんだ』
水波賢哉:「そんなところ。って、あ!?」
水波賢哉:「って言うか。もしかして心配した?僕が何かしらの事件に巻き込まれたとか思って」
藍坂紗良:『はっ!?』
藍坂紗良:『ぜーんぜん!むしろ浮気かなあって疑ったくらいです。賢哉、しっかりしてるからね』
藍坂紗良:『……ごめん嘘。ちょっとだけ心配した。』
水波賢哉:「はっはっはっ、藍坂さん。君は自分の彼氏のことを過大評価している」
水波賢哉:「こんな面倒臭い男の相手してくれる女神様なんて一人だけでしょーよ。うん。僕の知る限り一人だけ」
藍坂紗良:『ふふん。じゃあ、その人に感謝しないとねー?賢哉クンは』
藍坂紗良:『……あのさ』
水波賢哉:「毎日本当にそっちの方向に祈り捧げてるって。うん?」
藍坂紗良:『ほんと、この電話タイムさ』
藍坂紗良:『あー平和な日常だな~って感じで、私、楽しみにしてるからさ』
藍坂紗良:『だからこそ、無理はしないでよ。忙しい時は言ってくれていいんだからね?』
水波賢哉:「…心配かけて、ごめんな。こんなこと二度とないようにするから」
藍坂紗良:『いいってば!私だって時々遅れること、あるんだから!』
藍坂紗良:『お互い無理はしない。オッケー?』
水波賢哉:「僕も同じだよ。この電話がなかったら、僕なんて何処に飛んで行くか分からない」
水波賢哉:「帰ってくる場所なんだよな。無くなったら、多分、僕は…うわ、想像したくないな」
藍坂紗良:『ふふ。じゃあ、この電話が首輪と鎖みたいなものだ』
水波賢哉:「酷い。そっちが、もう飼い主じゃんか!」
藍坂紗良:『あ、別にそっちが飼い主でもいいわよ。それなりの甲斐性を見せてくれるならね』
藍坂紗良:『この調子だと私がバイト代溜めてそっちに遊びに行くほうが早そうな感じがするけどなあ~』
水波賢哉:「頑張るよ。藍坂がこっち来た時に甲斐性を見せられる位には!期待してろよ」
藍坂紗良:『はいはい、期待せずに……いや』
藍坂紗良:『……うん。賢哉、なにげにやるときはやるんだよね……』
藍坂紗良:『そこそこの期待をして待っています。精進するように』
水波賢哉:「有難うございます。理解力のある彼女を持って僕は幸せだ」
水波賢哉:「………」
水波賢哉:「なぁ。多分、例え呪いにかかっても、僕には女神の加護があるから大丈夫だと思うよ」最後に聞こえるか聞こえないかの声で呟く。
藍坂紗良:『……』 少しの無音。
藍坂紗良:『……え、何?何か言った?』
水波賢哉:「最高に良い女だと心の中で呟いておきました」
水波賢哉:「あ。僕は良いけど、そっち時間大丈夫か?」
藍坂紗良:『ふふん、よろしい……って、もうこんな時間か』
藍坂紗良:『……あのさ。こっちも忙しいんだけど、たぶん夏になるころには遊びに行けると思うから』
藍坂紗良:声が威圧感を帯びる。
藍坂紗良:『くれぐれも浮気しないように』
水波賢哉:「その甲斐性はない!大丈夫です。はい」
藍坂紗良:『うん。ならばオーケー』
藍坂紗良:『信じていますよ!私の賢哉くん』
水波賢哉:まったく浮気する気はないが恐縮はする。
GM:ちゅ、と投げキスめいた小さな音がして通話が切れます。
水波賢哉:「まったく。こんな僕の何処が良いんだか」
水波賢哉:声は幸せな空気だ。
サファイア:「ワフン?」 君の足元で首をかしげる。
サファイア:あと、カラっぽのエサ入れをしきりに前足でつついている。
水波賢哉:「戦いよりも大切なもの。か。さて、しばしの平和を享受しよう。ハイハーイ、今すぐご飯作ってあげるからねー。待っててねー」
水波賢哉:戦いから帰って来たことを実感しながら、犬の餌を作り始めます。
GM:――平和で退屈な日常がかえってきた。とりあえずは。
GM:次の“ツキガミ”が出るまでは、この日常を楽しめるだろう……
GM:戦いに身をおく事で喜びを感じる、精鋭チルドレンであっても。

エンディング05 - 谷神錬磨

GM:よし、お待たせしました!最後は錬磨クンのEDです。
谷神錬磨:はい!
GM:天音と組手になりますが、何かやりたいことがあれば
GM:組手の前にそういうシーンを入れても全然構いません。ネットショッピングとか。
谷神錬磨:いえいえ、ここはそのまま組手シーンで大丈夫です。
GM:了解です。では、Q町の谷神邸。
GM:道場で君は妹と向かい合っている。

谷神天音:「よろしくおねがいします!」 礼。
谷神錬磨:「よろしくお願いします」 礼。
谷神天音:「にい様、このあいだ帰ってきたときボロボロだったけど、もうだいじょーぶ?」
GM:先日、戦いのあった日の事を思い出している。
谷神錬磨:「いつもの事だ。……支障はない」
谷神天音:「おっけー!ではいきますよー!」 ぴょんぴょんと跳びはね、
GM:次の瞬間。
GM:あの“黒”の力の宿った狼と同じ程度のスピードで、君の懐に入り込んでいる。
GM:達成値勝負です。こちらの値は15。
GM:侵蝕率はクライマックス時のものを使ってOKです。
谷神天音:「やっ!」 小太刀二刀で、下から切り上げ。
谷神錬磨:よし、やるぞ……!エフェクトも使います。
谷神錬磨:コンセ+オールレンジ。
谷神錬磨:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[2,3,3,3,5,6,6,6,8,8,9,10,10]+10[1,4,4,6,9]+10[8]+10[7]+5[5]+1 → 46

GM:超強い!
GM:なら、君はどんな形でもその一撃をいなせるでしょう。
谷神天音:左を弾いても右が当たる。そういう軌道で斬りかかっている。
谷神錬磨:二発、いや三発目も弾いて、牽制の反撃。距離を取らせる。
谷神錬磨:「……宜しい」
谷神天音:くるくると空中で回転。天井を蹴って着地する。
GM:二撃目が来ます。達成値は25。
谷神天音:凄まじい速度で君の後ろに回り込み、そのまま蹴りから斬撃のコンビネーションを見舞う。
谷神錬磨:こちらも再びコンセ+オールレンジ。
谷神錬磨:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,3,3,4,5,5,5,5,6,7,8,9,10]+10[2,3,4,8]+2[2]+1 → 23

谷神錬磨:今度は届かない。打たれますね。
GM:なら、わけのわからない……妹の小柄な身体からは想像もつかないほどの威力で、数メートルほど吹き飛ばされるでしょう。
GM:君は気づいてもいいです。明らかに真人間に可能な動きではない。
谷神天音:「あっ?」 兄をふっ飛ばした事で逆に戸惑い、追撃しない。
谷神天音:「にい様!ごめんなさい!」
谷神錬磨:ぎりぎりで受身を取りましょう。壁を蹴って、止まる。
谷神錬磨:「……いや」 珍しく、少し考えている。
谷神錬磨:「いい一撃だった。……谷神の、技だな」
谷神錬磨:(すでに、人の領域を超えている)
谷神天音:ぱたぱた駆けてきます。
谷神天音:「うん!なんかね、この間っからすっごい身体がぴゅんぴゅん動くの!」
谷神天音:「いい一撃でしたかー。ふぇへへへー」
谷神錬磨:「……見事。……なにか、あったか?」
谷神天音:「なにか、あったのかなあ……?」 思い当たるフシがない。
谷神錬磨:「……何か、声を聞いたか?」
谷神天音:「聞いたかなあ……?」
谷神天音:「きいたかも……?」
谷神天音:「きいたっけ……」
谷神錬磨:「……そうか。覚えていなければ、いい」
谷神錬磨:「ただ、人前でその技を使わないように、気をつけろ」
谷神天音:「ええーっ」
谷神天音:「せっかくびゅんびゅん動けるようになったから、いっぱい、いっぱい、組手したいのになぁ」
谷神錬磨:「……お前には、伝えなければならぬ事がある」
谷神錬磨:「その領域に至ったのならば、な」 (説明は水波とか桜生先生に任せよう)
谷神天音:「うぃ!」 よくわかっていないが、頷く。
GM:天音は、明らかにオーヴァードに覚醒している。
GM:この短期間で。“朝比奈や綾瀬と同じように”。
GM:――“ツキガミの力が憑いた、二人と同じように”。
谷神錬磨:「すまない。……だが、谷神は多くを語るを良しとしない(苦手だから……)」
谷神天音:「知ってます!ケンジャは黙して語らずってやつね!」
谷神錬磨:「……ああ(ケンジャ……?)。 明日の放課後、学校の前で待っていろ。迎えに行く」
谷神天音:君の腰にまとわりつく。
谷神天音:「じゃあにい様、今日はもういっかい。もういっかいだけー組手をー」
谷神天音:「おねがいしますー」
谷神錬磨:「宜しい。その技の制御を、身に付けるべきではあるな……」
谷神天音:「おす!谷神天音、しっかりと身に付けるであります!」
谷神天音:君から離れて、再び小太刀を構える。
谷神錬磨:「手合わせしよう」 こちらも構える。
GM:――――谷神の技は鬼の技。
GM:Q町の人間の殆どはそれを知らない。知るのはごく少数。
GM:町を守るUGNの人間。そして。
GM:同じ血が流れる者のみ。



GM:ということで、以上をもってすべてのEDは終了。
GM:Q町第一話、これにて全行程終了です。
GM:おつかれさまでした!
名塚佑:おつかれさまでした!大変楽しかったです!
水波賢哉:お疲れ様でした!楽しかったです!
谷神錬磨:お疲れ様でしたー!
朝比奈 望:おつかれさまでしたー!