DX3rd 大N市・第十三地区『侵略の暴君』(GM:クオンタム)
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キャラシート
PC1 《タイクーン》野久保景吾(キャラシート)(PL:ロケット商会)
PC2 《パイロマニアック》安孫焔(キャラシート)(PL:猫口@)
PC3 《リード》詩丸 佳(キャラシート)(PL:立川)
PC4 《フォース》フォース=ライブラリ(キャラシート)(PL:米ット)
目次
■プリプレイ
【
紅蓮戦線ピックアップ召喚】(5/16~5/18)
★5(槍) プロメテウスのランサー
★4(術) マスターヤヒロ
★1(弓) シューティングスター
【侵略の暴君ピックアップ召喚1】(5/22~)
★5(狂) 安孫焔[オルタ]
★4(殺) 野久保景吾[オルタ]
GM:いや野久保さんは3の方がそれっぽいかな・・・
GM:GMは晩ごはんのマックシェイクを食べているので、開始まであと1時間ほどお待ちください。
どどんとふ:「猫口@」がログインしました。
どどんとふ:「」がログインしました。
どどんとふ:「ロケット商会」がログインしました。
どどんとふ:「米ット」がログインしました。
GM:デデーン!
GM:奇跡的にヒロインやNPCの立ち絵準備が間に合ったので、セッションを開始します。
GM:まずは自己紹介から行きましょうか。なまえをよばれたみんなは、キャラクターシートを貼(は)ってからじこしょうかいをしてね。
PC1 《タイクーン》野久保景吾(キャラシート)(PL:ロケット商会)
野久保景吾:はい!
野久保景吾:我が名は野久保景吾!《タイクーン》……オーヴァードたちの王です!
野久保景吾:未来の世界の。……たぶん。
野久保景吾:説明しよう。未来におけるこの世界線の野久保は、
GM:オルタ……オルタなんですよね?
GM:オルタかこれ……?
野久保景吾:FHやUGNといった組織と並び立つ『キングダム』という名の組織を率いているのだ!(たぶん)
GM:キングダム!
野久保景吾:超でっけー派閥の超でっかいビッグな大物だが、精神性はそのまんま野久保景吾……。オルタか本当に?
野久保景吾:オーヴァードとしての能力は、切り札ばっかり抱えているといういびつな構成!
GM:奇跡の雫を抱えてて普通にアタッカー運用もできるの、割と見ないですよね
野久保景吾:キリングパフュームで必殺の一撃を打ち込み、奇跡の雫で窮地をしのぎ、自動触手で根性の比べ合いに対応する!
野久保景吾:エグザイルとソラリスが生んだ悪魔の落とし子! それが私!
GM:そう、自動触手Lv5から『エグザイルは絶対最強』という誇りを感じています
GM:ソラリスと和解してる!
野久保景吾:和解してるかなあ……。今回は時空をこえるだいぼうけんに巻き込まれると言うことで、たいへんわくわくしております!
野久保景吾:以上です、よろしくお願いいたします!
GM:ありがとうございます! ではハンドアウト……の前に
GM:今回は時空をこえるだいぼうけんなので、便宜上野久保さんの世界線に名前をつけたいと思います。
GM:ということで、26d1と4d10を1回ずつ振ってください。
野久保景吾:なっ名前
野久保景吾:うおお!
野久保景吾:26d1
DoubleCross : (26D1) → 26[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1] → 26
GM:もちろん任意でもいいです。『キングダムの世界』とか、『俺の世界』とか。
GM:あれ?
GM:26d1って必ず26じゃない……?
野久保景吾:本当だw
GM:……?
GM:まあいいか! PC2から直しましょうw
安孫焔:逆!逆!!
GM:4d10もどうぞ!
野久保景吾:じゃあ、これでいきましょうwもういっちょ!
野久保景吾:4d10
DoubleCross : (4D10) → 12[2,3,5,2] → 12
GM:じゃあ、野久保さんの世界はΩ-2352世界線としましょう。この呼び方は情報項目で出てくるかもしれないし、出てこないかもしれない。
GM:もちろん野久保さんはこんなクソ面倒な名前でなく、『俺の世界』とか言ってくれて構いません。
GM:そしてハンドアウトはこちら。
・シナリオロイス:潮時ありす/P庇護/N憤懣
君は若くして裏社会の頂点にのし上がったことを自称する何でも屋だ。
未来での君はおそらくUGNやFHと並び立つほどの勢力を率いているはずで、ほぼ世界の王と言っても良いだろう。
そんな君の元へある日、潮時ありすという少女が現れる。
彼女は時空を操作する『時ウサギ』という遺産を父から継承したものの、それを狙ったFHに追われ、命の危機に瀕しているらしい。
助けてほしい、なんとか貴方の元で匿ってほしい──彼女がちょうどそう口にしたのとほぼ同時。
君の事務所はFHからの襲撃を受け、完全爆破されてしまう。
なんとか『時ウサギ』の力で他の時空へ逃げた君と潮時は、大N市と呼ばれる見知らぬ街に降り立つ。
考えねばならない。彼女を守る方法を──そして、FHからの追手を叩き潰す方法を。
野久保景吾:はい!
野久保景吾:守って叩き潰して、はやく元の世界に帰らねば……
GM:ということで、ヒロインが訪ねてきますし、ヒロインのせいで君の事務所(おそらくキングダム本拠地)は完全爆破されます。
GM:そうだぜ! よろしくお願いします。
野久保景吾:100万の民と兵が私の帰りを待っているのだから……!
野久保景吾:お願いします!
GM:じゃあ次にいきましょう。PC2のほむらちゃんは、キャラクターシートを貼(は)って、げんきよくあいさつをしてね。
PC2 《パイロマニアック》安孫焔(キャラシート)(PL:猫口@)
安孫焔:はい!安孫焔!23さいの女の子です!
GM:立ち絵がもう犯罪
安孫焔:天涯孤独の身でしたがヤクザに育てられ苦労しましたがやがて鉄砲玉として大成しました。
安孫焔:しかし組が壊滅。下手人の組織を潰す際にUGNと知り合い、復讐ののちUGNエージェントになりました。
GM:復讐完遂!
安孫焔:ここまでは本来の世界線と同じですが、性別が女です。
安孫焔:そして戦闘スタイルも異なり、炎を纏った脚で敵を蹴り飛ばします。
GM:そういうアナザー存在好き・・・
安孫焔:能力もほぼ変わらない!しかし…200点版ということで
安孫焔:氷熱の軍団をレベル7で取得
GM:これがな~~
安孫焔:シナリオ1回ですが1ラウンド中の味方全員の攻撃力を+32出来ます。
GM:カリスマ[炎]
安孫焔:性格は…あほのまま!おそらく千佳ちゃんより少し上か、同じくらいでしょう。
安孫焔:だが身体と力は大人なので頑張ってカバーするぞ。以上、よろしくお願いします!
GM:ありがとうございます! じゃあ、そんな安孫さんのハンドアウトはこちら。
・シナリオロイス:《???》UGNチルドレンの少女/P庇護/N食傷
君の今回の仕事は、『時ウサギ』と呼ばれる遺産を回収することだった。
時空を自在に移動する事ができる遺産、『時ウサギ』──それがFHエージェントの《リパテイション》に強奪されたためだ。
《リパテイション》は強敵だったが、途中から増援のUGNチルドレンもやってきたことで、君は圧倒的優勢に立つ。
しかし戦闘の衝撃で『時ウサギ』が暴走し、君たち全員は時空の狭間へと飲み込まれてしまう……!
ふと気がつくと、君と増援の少女は見知らぬ街に佇んでいた。しかも、時空跳躍のショックで自分の名前を忘却した状態でだ。
『大N市』。混沌渦巻くこの世界で、君たち二人は探さねばならない。
失った自分の名前を。どこかへ消えた《リパテイション》を。
そして、元の世界へ戻る手立てを────だ。
※プレイヤーが望む場合、更に追加で任意の記憶を失うか、シーンごとに記憶喪失チャートを振って良い。
GM:あ、エージェントのままだ。立ち絵とGMの性癖の都合上、FHチルドレンにします。
安孫焔:なるほどね
安孫焔:了解です。大人なので絶対にチルドレンに負けたりしない。
GM:本当かな~~
GM:じゃあ最後に、ほむらちゃんの世界線の名前を決めてもらいましょう。4d10を振るか、
GM:『パイロワールド』とか好きな名前をつけるかしてください。
安孫焔:せっかくだし振る!
安孫焔:4d10
DoubleCross : (4D10) → 28[3,10,8,7] → 28
GM:1d26
DoubleCross : (1D26) → 21
GM:Χ-31087世界線。そこからほむらちゃんはやってきたことにしましょう。これは情報項目で使われるかもしれないし、使われないかもしれない。
GM:もちろんシナリオ的な呼称なので、ほむらちゃんは『私の世界』とか呼んでいい。
安孫焔:はーい
GM:じゃあ次!PC3!
GM:詩丸クンはキャラシを貼って自己紹介をお願いします。
詩丸 佳:はい!
PC3 《リード》詩丸 佳(キャラシート)(PL:立川)
詩丸 佳:「面白ぇ女だ。気に入ったぜ」
詩丸 佳:天上天下唯我独尊。傍若無人で不遜な態度の我が道を行く俺様男子です。そして超絶金持ちな17歳イリーガルです
詩丸 佳:どんな事件が起きても、大体「面白ぇ」で飲み込む懐の深い男です。
詩丸 佳:特技は壁ドンと顎クイです。
GM:それ、11歳とバディ組ませて大丈夫?
詩丸 佳:問題ありません。過去作では、7歳と恋仲になったりしたので。
GM:問題しかないだろ!
詩丸 佳:性能はピュアのブラム=ストーカー。最大Lvのブラッドボムと、最凶反撃エフェクトである滅びの遺伝子を持っています。
GM:ブラッドボムほんとにいやなんですけどお・・・
GM:あと、ランナウトはさりげにちょっとレアな気がしますね
詩丸 佳:こちらのHPも減ってしまうので、仲良く倒れましょう(造血剤を飲みながら
詩丸 佳:そう、《ランナウト》!上記のどちらかのエフェクトLvを+2します!状況に応じて決められるので対応力がある!
GM:へぇ……おもしれーエフェクト構成じゃん
詩丸 佳:以上、そんなキャラです。よろしくお願いします!
GM:どうも! じゃあまず、君のハンドアウトから。
・シナリオロイス:《ハニカムファイア》星宮千佳/P庇護/N食傷/ロイス
君は大N市に住まうオーヴァードだ。今回の仕事は第十三地区、ホープヒルズと呼ばれるスラム団地の片隅にある『すずらん棟』の調査依頼である。
最近の調査で判明したことだが、すずらん棟付近は時空がねじれて未知の時空へとつながっているらしい。
命知らずのホープヒルズ住人ですら週に2~3人が探検しにいく程度の危険地域だが、今回は頼れる相棒の星宮もいるし、心配ないだろう。
そう思った君がすずらん棟に足を踏み入れようとした瞬間────君の目の前に、見知らぬ四人が現れた。
どうも胡散臭い男。ウサギめいた遺産を抱えた少女。
記憶を失ったUGNエージェントと、チルドレン。それら全員が、何の前触れもなく虚空から現れた。
間違いない。彼らは今まさに、時空を跳躍してきたのだ。
責任を持ってUGNで保護してやる必要があるだろう。
GM:シナリオロイスは第八所属のチルドレンです。年齢は11歳。
詩丸 佳:面白ぇやつらがやってくるんですね!
詩丸 佳:11歳だと……?面白ぇ……
GM:君はホープヒルズのことを知っていてもいいし、知ってなくてもいいです。要するに治安の悪いスラム団地です。
詩丸 佳:じゃあ知らないことにします。 金持ちなので。
詩丸 佳:知らない方が面白いって言えそうなので。
GM:面白さ第一主義
GM:じゃあ最後に、立川さんは……世界線チャートを……と思ったんですが
GM:PC3とPC4は基準世界線の住人なので、振る必要がないですね。せっかくなので1d10を振ってもらえますか?
詩丸 佳:面白ぇ
詩丸 佳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
GM:基準世界線らしく、大N市がある世界は『α-**世界線』にしましょう。
GM:『α-7*』世界線。あと一桁はPC4にやってもらおうかな。
GM:じゃあそんな感じ! 時空の迷子たちを保護してあげてね!
詩丸 佳:ガンバリマス!
GM:じゃあラスト。PC4のフォーちゃんは200点版のキャラシ……がまだ出来てないようなので
GM:160点版のキャラシを貼って自己紹介してください。
PC4 《フォース》フォース=ライブラリ(キャラシート)(PL:米ット)
フォース=ライブラリ:はい。
フォース=ライブラリ:太平洋に浮かぶ"学園島"。
フォース=ライブラリ:そこに作られた、人とオーヴァードが手を取り合い共存する最先端の学園都市「オーヴァードアカデミア」。
フォース=ライブラリ:そんなオーヴァードアカデミアの第四図書館の化身にして守護者であるレネゲイドビーイングです。
GM:フォーちゃんも今回、基準世界線の住人としてお呼びしました。まあ、別ステージ出身ということで
GM:事実上の別世界線出身みたいなものですね。
フォース=ライブラリ:アバターは10歳の幼女で、実年齢もほぼ同じ。アカデミア創立とほぼ同時期に生まれました。
フォース=ライブラリ:同様に図書館の化身である3人の姉がいて、フォーちゃんは4人姉妹の末っ子ということになります。
フォース=ライブラリ:そう、通常ステージにいるオーヴァードがアカデミアに入学したりはできるんですけど、
GM:今回はPC3の星宮千佳が11さいなので、最年少ですね。たぶん。
フォース=ライブラリ:フォースはアカデミアステージ出身だし、基本的に島の外には出られない子なんですよね。
フォース=ライブラリ:というわけでせっかくの学園島の外の世界をしっかり見て、見聞を広めたいと思っています。
GM:えらいえらい! ちゃんと外でしか食べられないものも食べるんだよ。
フォース=ライブラリ:あっ、能力は図書館の化身なので蔵書の内容検索と具現化です!
フォース=ライブラリ:以上!
GM:じゃあ、そんなフォーちゃんのハンドアウトはこちら。
・シナリオロイス:《ジェミニ-5th》夏川ミナ
君は太平洋に浮かぶ孤島、オーヴァードアカデミア第四図書館の化身であるレネゲイドビーイングだ。
ある日のこと。ディメンジョンゲート研究会が新開発した最強のディメンジョンゲート『アビスゲート』のお披露目パーティに来ていた君は、現場に居合わせた風紀委員の夏川と共にゲートの暴走に巻き込まれてしまう。
ふと気がつくと、君と夏川は遠く離れた見知らぬ街に佇んでいた。
『大N市』。混沌渦巻くこの街で、君たち二人は帰りの電車賃とか船代とか、知り合いへの連絡手段とか、そういうのを確保しなければならない。
GM:忘れがちだと思いますが、オーヴァードアカデミアはUGNの中でも最高機密の一つなので
GM:普通に連絡は取れません。少なくともこのセッションではそうだ。
GM:ということで、頑張って連絡手段を確保したり、その場に居合わせたたまたま時空転移してきた人を助けてあげるといいでしょう。
フォース=ライブラリ:そうですね……!
フォース=ライブラリ:どうやって帰ろう……とりあえずコンビニで焼きそばを買って……
GM:そういうことで、フォーちゃんには最後の1ピースをはめてもらいます。基準世界線の番号を決めて貰う。
GM:1d10を振ってください。その数字が『α-7*世界線』の最後の数字になります。
フォース=ライブラリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6
GM:6!
GM:『α-76世界線』。それがこの基準世界線の名前だ。シナリオ的な呼び名なので、君は当然『フォーたちの世界』とか言っても構わない。
フォース=ライブラリ:なるほど。フォーの世界なのでアカデミア世界と呼ぶのも悪くありませんね。
GM:あと、シナリオロイスの夏川はクールな16歳です。風紀委員。
GM:君は面識があってもいいし、なくてもいい。
GM:そんなところ! よろしくね。
フォース=ライブラリ:はーい!面識はあるぞ!食レポ仲間!
GM:じゃあ最後に、トレーラーを流してセッションを始めましょう。
■トレーラー
『時ウサギ』という遺産があるという。
それは時空を歪め、時を自在に駆け、並行世界線の移動すら可能にするという。
誰が、いつ、なんの目的で作ったのか。真相を知るものは誰もいない。
UGNで厳重に保管されているという噂がある。
すでに破壊されたという噂がある。
とある街の地下深くに埋まっているという噂がある。
真相を知るものは、誰もいない。
──今はまだ。
ダブルクロス The 3rd Edition 大N市第13地区セッション『侵略の暴君』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。
■オープニング01 : 炎上キングダム
GM:ではオープニング。まずは王道を往くPC1のOPからやりましょう。
GM:野久保さんは登場してください。あと、もしイメージがあれば
GM:野久保さんの事務所的なもの……のイメージを教えてください。雑居ビルとか、名古屋城だとか。
野久保景吾:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 4[4]+29 → 33
野久保景吾:事務所は、
野久保景吾:巨大なビルの一室ということにしましょう。巨大なビルをまるごと使っているのか、その一室だけをひっそり借りているのかは定かではない……感じで!
GM:いいですね。じゃあそうしましょう。
GM:──Ω-2352世界線。《キングダム》本拠地。
GM:N市にそびえるオフィスビル。そのうちの高層階のひとつに、君の事務所がある。
《キングダム》構成員:「ボス。失礼します」
《キングダム》構成員:「変な女が面会を希望しています。ボスに会いたいとかどうとか」
《キングダム》構成員:「潮時ありすとかいう……ご存知です? 追い返しますか?」
野久保景吾:「ああ」 あぐらを組んでいた足を解き、背を伸ばし、ぐっ、とでかい椅子にもたれかかる。
野久保景吾:「最近多いな、そういう手合いが」 苦笑する。 「だが──」
野久保景吾:「この俺の時間を消費させたいとは、剛腹なやつだ。アポトイメン……アポイ……」
野久保景吾:「……アポはあるのか? 今日の予定は?」
《キングダム》構成員:「アポイントメント……はい。午後2時からギルド幹部との会食が、そのあとUGNに忍び込ませたエージェントの報告会ですね」
GM:時間は丁度昼過ぎ。少し冷やかすくらいの時間はあるだろう。
GM:もちろん、すげなく潮時なんとかという女を追い払ってもいい。間違いなく知らない名前だ。
野久保景吾:「やれやれ……今日も忙しいな。世界規模の問題……うん、ビッグな男にはビッグな悩みがよく似合う……」
野久保景吾:「これからメシ食うから、その間面白い話でもするんなら聞いてやってもいい。七分以内でな」
《キングダム》構成員:「承知しました。ただちに呼んできます」
野久保景吾:(ラッキーセブンだ。ほんとはもっと暇だけど)
GM:では、構成員が野久保の部屋から出ていってすぐ。
GM:控えめなノックのあと、高校生くらいの少女が入ってきます。間違いなく知らない顔だ。
野久保景吾:「ふぅ……」 コンビニおにぎりの包みを開く。
野久保景吾:「ラー油エビマヨ、大物の新作だな……超うまい……おっと」
潮時ありす:「失礼しま……うわっ」
潮時ありす:「こ、コンビニおにぎりだ!?」
潮時ありす:「《キングダム》のボスが……コンビニおにぎり……!?」
野久保景吾:「うっせーな!」 もっしゃもっしゃ
野久保景吾:「おいしいんだよ! いいか、真の大物とは!」
潮時ありす:「はい!」 反射的に背筋をピシッと伸ばす。
潮時ありす:サッカーボールくらいの丸い球体を抱えてます。機械じみた白い耳が二本飛び出していて、ウサギに見えなくもない。
野久保景吾:「見た目や評判に囚われず、己の舌がいざなうものを食べるんだよね! わかる!? 大物は自分のアレを……アレ……、あっ、そう! 価値観を持ってる! そういうこと!」
潮時ありす:「す、すごい……全然《キングダム》のボスに見えない……信じられない……」
野久保景吾:「……そっちこそ超でかいおにぎり持ってるじゃん」 変な球体を指差す
潮時ありす:「あの、本当に《タイクーン》? 野久保景吾さんで合ってます?」
潮時ありす:「影武者とかじゃないんですよね?」
野久保景吾:「影武者など二流三流のやることだ。影武者使って有名になったやつがいるか? 徳川家康の話はやめろ。……とりあえず俺が本物だよ!」
野久保景吾:「わかるだろ、オーラで!」
潮時ありす:「いや全然オーラ見えないんですけど……。とにかくおにぎり、じゃない」
潮時ありす:「あなたを《タイクーン》と信じて、話をさせてください」 ウサギめいた球体を差し出す。
野久保景吾:「えっ。なんだそれ、新しい発明品か?」 ちょっとのけぞる。
野久保景吾:「俺、そーゆー変な発明品に投資とかしない主義なんだけど…?」
潮時ありす:「遺産です。『時ウサギ』という、時空跳躍が可能な、きわめて貴重なもの」
潮時ありす:「投資はしなくていいです。あなたに差し上げます……そのかわり」
潮時ありす:「助けてください。私を……FH、から、保護してくれませんか」
野久保景吾:「た、ただで差し上げる代わりに?? FHから保護??? ちょっ、ちょっと待った! ウェイト!」
野久保景吾:「……俺の勘が正しければ、それはつまり、お前が」
野久保景吾:「とんでもね~~~~厄介事を持ち込んできたということなのでは?」
潮時ありす:「そ、そんなことないですよ! 『時ウサギ』が無料で手に入るチャンスなんですよ!?」
潮時ありす:「ヤバい組織に多少追われるくらい、どうでもいいと思いません? 思うでしょ!」
野久保景吾:「一ミリも思わないよ! だいたいその遺産? 時空跳躍? が自由自在に可能なら」
野久保景吾:「もうとっくになんとかしてるだろ。お前が! お前自身がセルフで!」
潮時ありす:「したんですよー! したんですって!」 うさぎめいた球体の側面のエネルギーバーを指差す。
GM:イエローゾーンを通り越して、レッドゾーンに入ってます。おそらく、あと1~2回跳躍できればいいところだろう。
潮時ありす:「ここまで来るのにすっごい苦労して! で、信用できそうな《キングダム》をようやく見つけて!」
潮時ありす:「助けてくださいよ! 死んだら後味すっごい悪いですよ!?」
潮時ありす:「泣きますよ!?」 野久保さんにすがりつく。
野久保景吾:「ええー……いきなり人の感情面を脅迫してきた……あっ、充電器使う? お前を追いかけてるやつを過去にさかのぼって殺す?」
野久保景吾:「充電器使うぐらいなら俺も助けてやらんでもないけど! 離せ!」
野久保景吾:「お、俺は奇跡的なチャンスをモノにして得たこの立場を失いたくねぇ~~~んだよ! むしろ俺を助けて! 離れて!」
GM:君たちはもみくちゃになる。おそらくこのままの騒ぎが続けば、外の構成員が気づいて駆けつけてくるだろう……というか、もうそろそろ七分が経ってしまう……。
GM:というところで、野久保さんは《知覚》か《回避》で判定してください。難易度は8。
野久保景吾:うおおお!がんばり!
野久保景吾:4dx 知覚
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[3,5,5,6] → 6
GM:失敗すると2d10ダメージを受けてもらいます。
GM:死んでる! 2d10を受けな!
野久保景吾:全然無理!
野久保景吾:25-2d10
DoubleCross : (25-2D10) → 25-2[1,1] → 23
GM:つっよ!?
野久保景吾:この極端な運の強弱……!
GM:では、そうやってギャアギャア騒いでいたのが災いしたのか……あるいは幸いだったのかもしれない。
GM:Eロイスが発動します。『破壊神顕現』。
GM:大爆発が起こります。対象はこのビルのフロア全て。特に、野久保の事務室を重点的に爆破します。
野久保景吾:「!?」
GM:サラマンダー能力者によるものだと気づいてもいい。一瞬で周囲が火の海になるからだ。
GM:────ッドン!
GM:無駄に眺めの良いガラス張りの窓が割れる。爆風で家具がいっせいに飛び散る。
GM:そして火災だ。火災、火災、煙、煙。
野久保景吾:「……ッ、ざけんなっ! なんだよ、どこの連中だ! まさか”オーガン”の……ああーーーーっ!」
潮時ありす:「き……来た……!」
GM -> 野久保景吾:※秘話
GM -> 野久保景吾:※秘話
GM -> 野久保景吾:※秘話
GM -> 野久保景吾:※秘話
GM -> 野久保景吾:※秘話
GM -> 野久保景吾:※秘話
野久保景吾:「……なんだそれ!?」
潮時ありす:「や、やばっ、やばいやばいやばい……!」
野久保景吾:「連呼しなくてもわかるわ! ちょっと黙れ!」 ほとんど反射的に、『時うさぎ』と潮時ありすを抱え込む。
潮時ありす:「おっ、タイク……野久保さん!」
潮時ありす:「逃げます! 時空跳躍します!」 決断的に言う。
野久保景吾:「逃げる! それ使え! いますぐ」
野久保景吾:「急げ死ぬ絶対無理これ終わる!」
潮時ありす:「はい! ここで戦ったら、絶対死ぬ……! 死んじゃう……!」
GM:ジャリ、ジャリと瓦礫を踏み分けてくる音。複数人のエージェントが迫っている。
『時ウサギ』:『ハロー! 時ウサギをご利用いただき、ありがとうございます』
『時ウサギ』:『時空転移を開始します』
野久保景吾:「潮時ありす! 超・特別に!」
潮時ありす:「はいっ!」 反射的に背筋を伸ばす。
野久保景吾:「俺を助けさせて差し上げるので助けてくださいお願いします! 代わりに絶対生き延びて、ぜんぶ元通りにしてやるから!」
野久保景吾:「頼む! 一生のお願い!」
『時ウサギ』:『行き先はどこかな? 炎渦巻くパイロワールド? 隕石が落ちまくるメテオワールド?』
『時ウサギ』:『さあ行ってみましょう! 今回の行き先は……デレレレレ』
野久保景吾:月に7回ほど発令される一生のお願いが、いまここで起動された
潮時ありす:「《タイクーン》……ありがとうございます」
潮時ありす:「エネルギー残量的にあと1回しか時空転移できないけど、ごめんなさい! よろしくお願いします……!」
『時ウサギ』:『────やったあ! α-76世界線だ!』
野久保景吾:「なんでルーレットで決めるんだよ、この遺産!?」
GM:光が満ちる。
GM:紅蓮の炎にも負けない、まばゆい光が部屋を包み────次の瞬間。
GM:この世界から……Ω-2352世界線から、潮時と野久保は消滅した。
GM:OP終了です。シナリオロイスは潮時ありすで、推奨感情は庇護/憤懣。
GM:もちろん他のでとってもいいです。友情とか。
野久保景吾:潮時ありす/庇護/憤懣○ でいきたいと思います!
GM:憤懣が表w
GM:まあそうだよな……! では、野久保さんのOPは以上。
■オープニング02 : 境界ドライブシュート
GM:次にいきましょう。次は安孫さんのOPです。
GM:あそ・・・ほむらちゃんは登場ダイスを振ってください。
安孫焔:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 5[5]+33 → 38
GM:Χ-31087世界線。今日のN市は雨だ。
GM:土砂降りの雨の中を、一人の少年が駆けている。
《リパテイション》:「はあッ、はあッ……! な」
《リパテイション》:「なんてしつこい……女だ……! クソッ!」
GM:薄暗いN市の路地裏に逃げ込む。それを追いかけるように、もう一つの影が入ってくる。
UGNオペレーター:『──《パイロマニアック》!
安孫焔:ぱちゃ ぱちゃ
UGNオペレーター:『《リパテイション》を捕捉しました。トレーラーから強奪した『時ウサギ』を持って、西方面へ逃走中!』
安孫焔:女の脚が地面を叩くたびに、雨粒が跳ねる。
UGNオペレーター:『応援を一人向かわせましたが、すみません。間に合わないかも……! なんとか単身で仕留められますか!?』
安孫焔:「問題ない。」
UGNオペレーター:『せめて足止めだけでも! 応援はあと134秒で合流できます!』
安孫焔:「足止め、か。」
安孫焔:「別に仕留めても構わないな?」
GM:安孫さんはもちろん、こいつをボコボコにブチ殺しても構いません。
UGNオペレーター:『はい、もちろんです……! その場合は単身撃破ボーナスも付きますし』
《リパテイション》:少し先を全力で走っている。こちらもサラマンダー能力者。
安孫焔:ぱちゃ ぱちゃっ ………
安孫焔:………
安孫焔:いつからか、跳ねる雨粒の音が消えている。
UGNオペレーター:『時ウサギは、極めて重要な遺産です。なんとか確保を……お願いします!』
《リパテイション》:「くそッ! なんなんだよお前!」
安孫焔:安孫の脚が高熱を帯び、周囲の水分を蒸発させているからだ。
《リパテイション》:「しつこすぎるぞ! ターミネーターか!?」 こちらもサラマンダー能力者だ。雨粒を蒸発させながら駆ける。
安孫焔:「俺は安孫焔だ。」
《リパテイション》:「知るかボケ! 頭悪そうな乳しやがって……!」 走りながら一瞬だけ振り向く。
安孫焔:「民でもネタでもない。」
《リパテイション》:「この任務は失敗できねえ……ボスじきじきのオーダーなんだ」
《リパテイション》:「いい加減に死ね!」 爆発する火球を投擲。
GM:これは安孫さんの戦闘演出チャンスなので、好きに避けたりボコったりして構いません。
GM:もちろん、食らってもいい。オペレーターの言葉が確かなら、もうじき増援がくるだろう。
GM:この路地裏に追い込んだ時点で、君の勝利はほぼ確定している。
安孫焔:「俺もお前と遊ぶ気はない。」
安孫焔:左足を支点に右回し蹴りを火球に放つ。
安孫焔:蹴りにより火球は反発し、”リパテイション”の元へ速度を増して戻っていく。
安孫焔:敵は蹴る。そして立ち塞がる障害は蹴り飛ばす。
安孫焔:単純にして明快。これが安孫焔の戦闘スタイルである。
《リパテイション》:「あああァ!? 嘘だろおい……!?」
安孫焔:ドライブシュートだ。
GM:──爆発!
《リパテイション》:「がはッ……!」
GM:リパテイションに直撃します。自然の摂理だ……サラマンダーであっても、自分の火球をものすごい勢いで蹴り返されれば重症を負う。
安孫焔:「ゴールだ。」
安孫焔:カツ カツ と乾いた足音が”リパテイション”に近づいて来る。
GM:ぱしゃ、ぱしゃ。ぱしゃっぱしゃっ……
UGNチルドレンの少女:「すみませんパイロさん! 遅くなりま……あっあれ?」
UGNチルドレンの少女:高校生くらいの女の子です。安孫さんと《リパテイション》を交互に見比べ、目を白黒させている。
UGNチルドレンの少女:「…………おわっちゃった?」
GM:《リパテイション》は重症です。おそらくもう逃げることはできないだろう。
GM:君はトドメを刺してもいいし、とりあえず捕縛してもいい。あともちろん、リパテイションが盗んだ遺産──『時ウサギ』も回収できる。
安孫焔:「終わった。」
安孫焔:チルドレンを見上げつつ告げる。
UGNチルドレンの少女:「えええー! そんな!」
UGNチルドレンの少女:「あたし、一生懸命はしってきたのに……!」
安孫焔:「まだ仕事はある。」
UGNチルドレンの少女:「えっある? ほんと?」
UGNチルドレンの少女:「なにすればいいですか? ロープとか作る?」
UGNチルドレンの少女:「手錠とか?」
安孫焔:「蹴ったあと…何かするはずだ……」
安孫焔:「そうだ、捕まえて、」
安孫焔:「………………」
安孫焔:「ゆきうさぎ?を回収する。」小首をこてんと傾げながら
UGNチルドレンの少女:「時ウサギ!」 首をぶんぶん振る。
安孫焔:「それだ。お前は頭がいい。」
UGNオペレーター:『ザザッ。《パイロマニアック》」
UGNオペレーター:『まずは時ウサギの確保を。できれば《リパテイション》は捕まえて、支部まで連れてきてください。所属について尋問します』
安孫焔:こくこくと頷いてから少年にのしかかる
安孫焔:「なんだ?」
安孫焔:「分かった。うさぎは何色だ?白か?」
GM:気絶したリパテイションが後生大事に抱えています。ピンク色の、サッカーボールくらいの球体に、機械めいた耳が生えている。
UGNチルドレンの少女:「あのピンクのやつかな。あのほら……あの……あれであたし、見たことあるよ。ガンダム」
安孫焔:”リパテイション”の腹を跨ぐようにのしかかり、うさぎを探していたが…
安孫焔:「ボールうさぎならあった。」
UGNオペレーター:『ボールうさぎ……はい、それですね。こちらでも反応を確認しました』
UGNオペレーター:『お疲れさまですふたりとも。支部へ戻って休息を────』
GM:安孫焔がボールうさぎを抱え上げたのと、
GM:オペレーターが通信を入れたのと、
UGNチルドレンの少女:「あっそうだパイロさん。まだアイサツしてなかったよね!」
UGNチルドレンの少女:「あたしの名前は、」 少女が自己紹介をしようとしたのと、
《リパテイション》:「…………クソ。ふざけやがって」
《リパテイション》:「お前にウサギは……渡さねえ……!」
GM:最後の力で、リパテイションがウサギに何かしらの信号を送ったのは、ほぼ同時。
安孫焔:「ん」
『時ウサギ』:『ハロー! 時ウサギをご利用いただき、ありがとうございます』
『時ウサギ』:『────時空転移を開始します。良い旅を!』
UGNチルドレンの少女:「げっ!」
安孫焔:「こいつ」
安孫焔:「しゃべりうさぎだぞ」
《リパテイション》:安孫の腰に手をまわし、ガッシリとホールドしている。
GM:UGNにウサギを奪われるくらいなら、自分もろともどこかの次元へ強制転移させるつもりだ……!
GM:君はウサギを手放してもいいし、とりあえずリパテイションを蹴り殺してもいい。
安孫焔:「……いい度胸だ。」
安孫焔:決死のホールドであり、生半なことでは離さないことは予測できる。
安孫焔:だからこそ──
安孫焔:がしり、と”リパテイション”を抱き返す。
《リパテイション》:「!?!?」
UGNチルドレンの少女:「パイロさん!?」
安孫焔:”リパテイション”は安孫のサラマンダー能力が励起するのを感じ取るだろう。
安孫焔:このまま自分ごと炎の柱になるつもりだ。
GM:『さあ行ってみましょう! 今回の行き先は……デレレレレ』
GM:『────やったあ! α-76世界線だ!』
安孫焔:「行き先だと?」
安孫焔:「どこにも逃がさん。」
《リパテイション》:「そっちこそいい度胸だ《パイロマニアック》……!」
《リパテイション》:「世界線跳躍! そのちっせえ身体で耐えられるもんなら、耐えてみやがれ!」
UGNチルドレンの少女:「だああーっ! まっ、待ってパイロさん! まっ……!」
安孫焔:少年の身体をきつく抱きしめ、発火しようとしたその時、
GM:光が満ちます。光源はもちろん、さっきからペラペラ喋っていたしゃべりうさぎ。
GM:君と《リパテイション》。そしてそばにいたチルドレンの少女の三人は、半ば道連れ的な時空跳躍を行う……!
GM:シーンカット。シナリオロイスは UGNチルドレンの少女/P庇護/N食傷 なのですが、
GM:もちろんリパテイションにとっても構いません。純愛とか。
安孫焔:UGNチルドレンの少女/〇庇護/食傷 これで
安孫焔:リパテイションくんは知り合ったばっかりだし…
安孫焔:お互いを知ってからの方がいいと思うの…
GM:その考えはプロメテウスだな・・
■オープニング03 : 暴走アビスゲート
GM:では次のOP。都合上、PC3を飛ばしてPC4のOPを開始します。
GM:フォーちゃんは登場してください。
フォース=ライブラリ:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 41+6[6] → 47
フォース=ライブラリ:たっか
GM:君、初期値高いな!
GM:太平洋上に浮かぶ孤島。学園島────オーヴァードアカデミア。
GM:今日は高等部の体育館を貸し切って、大々的な立食パーティが行われている。
GM:ディメンジョンゲート研究会が5年の月日をかけて開発した最強のディメンジョンゲート、『アビスゲート』のお披露目会なのだ。
GM:壇上では研究会の会長、亜空芸都(あくう・げいと)がアイサツをしている。
GM:君は無視して食べ物を漁ってもいいし、アイサツを律儀に聞いてあげていてもいい。
亜空芸都:「みなさんありがとうございます! ありがとう!」
亜空芸都:「このゲートは、時々魔界に繋がり、無数のゴブリンやオークがPOPする危険性こそありますが……」
亜空芸都:「移動可能距離は従来のゲートの50倍! それどころか、並行世界への移動すら可能にする画期的な商品です!」
亜空芸都:「万が一暴走しても、このAとBのキーを誰か二人が同時にOFFにすることで、即座にゲートをOFF可能! すごいセキュリティ!」
フォース=ライブラリ:もぐもぐとムースプリンを食べながら話を聞いている。
GM:体育館の両側の壁に、『Aのキー』『Bのキー』と書かれたばかでかい鍵穴と鍵がぶっ刺さっている。
夏川ミナ:「ぬ」
夏川ミナ:「フォース=ライブラリ。あなたも来ていたのですか」
フォース=ライブラリ:「む」 ごくん
GM:ムースプリンを食べながら声をかけてくる人物がいる。腕には風紀委員の腕章。
GM:君の知り合いだ。生真面目なUGNチルドレン、《ジェミニ-5th》。夏川ミナ。
GM:君は今回のイベントのウリであるアビスゲートについて話してもいいし、完全に無視してもいい。
フォース=ライブラリ:「夏川さんですか。そのムースプリンはなかなかでしたよ。」
夏川ミナ:「そうですね。あっちのパンナコッタもおいしいですよ」 ゲートには全く目をくれていない。
フォース=ライブラリ:「ほう。パンナコッタ。」 プチシュークリームを口にいれる。
夏川ミナ:「あと、そこのゴーヤーチャンプルーもなかなかの美味でした。もう食べましたか?」
夏川ミナ:「苦味がこう、ハーモニーで……おいしかったです」
フォース=ライブラリ:「ゴーヤーチャンプルーはフォーもいただいたのです。」
フォース=ライブラリ:無表情だが、夏川さんと視線が合い通じ合った感じになる。
夏川ミナ:「大丈夫でしたか。あなたは確か、人間換算で10歳だったと記憶していますが」
夏川ミナ:「苦味的なアレは、大丈夫でしたか?」
フォース=ライブラリ:「ふふ。ハーモニーで美味しかった。フォーの感想もそのようなものですね。」
フォース=ライブラリ:もう一個プチシュークリームを口に入れている。
夏川ミナ:「もしかしてなのですが、あなた」
夏川ミナ:「ゲートにはまったく興味がありませんね?」 自分も横合いの大皿からプチシューを取っている。
亜空芸都:「今ならこのアビスゲートの利用料が、なんと一月たったの800万円……」
フォース=ライブラリ:「……それにしても。」 しれっと目をそらし、
フォース=ライブラリ:「最強のディメンジョンゲート、ですか。それなりに面白そうですね。」 アビスゲートの方に視線を送る。
GM:亜空芸都のスピーチが続く。君はゲートに目をやってもいいし、プチシューを食べ続けてもいい。
夏川ミナ:「そうですね。たとえばこう、並行世界というと」
夏川ミナ:「パラレルじぶんと会える可能性があるかもしれませんね」
夏川ミナ:「フォース=ライブラリは、パラレルじぶんがどんな存在かイメージできますか?」
GM:ここでパラレルじぶんについて何かしら具体的なイメージを出すと、GMが喜びそうな気がするし……あるいは特に意味がないかもしれない。
GM:君はパラレルじぶんについて何かイメージがあるなら、自由に表現していい。身長が10mあるとか。
フォース=ライブラリ:「……ふむ。並行世界ですか……。」 スプーンを宙に向けて振る。
GM:めちゃくちゃ巨乳になってるとかでもいい。
フォース=ライブラリ:いつの間にか空中に浮いていた本から光る文字の群れが飛び出し、集まると写真に変わる。
夏川ミナ:「おお」 それを目で追う。
フォース=ライブラリ:先日のフォース=ライブラリがディオゲネスクラブの仮面により暴走した事件で目撃された、金髪赤眼の大人の女性の姿。
GM:大人!
夏川ミナ:「なるほど。こちらの世界のあなたより、随分と……大人っぽい?」
フォース=ライブラリ:「そうですね。歴史が違えばあるいは、このオーヴァードアカデミアには1つの大図書館だけが設立されていたのかも知れませんね。」
フォース=ライブラリ:フォース=ライブラリの母親だったとされる、アカデミアの大図書館のレネゲイドビーイング。
夏川ミナ:「聞いたことがあります。たしか、そう」
夏川ミナ:「《アレクサンドリア図書館》」
夏川ミナ:「さしずめ、この女性は《アレクサンドリア=ライブラリ》でしょうか」
フォース=ライブラリ:「なのです。フォーの母といえる方ですね。」 にこり。夏川さんを見上げる。
夏川ミナ:「やさしい方だといいですね。この人がいるということは、あなたも、サード=ライブラリをはじめとする、あなたの姉も存在しないということですし」
夏川ミナ:「優しい人でなければ損得が合いません」
亜空芸都:『なに? ゲートの調子がおかしい? 気にするな! せっかくのデモンストレイションだぞ!』 スピーチは続く。
フォース=ライブラリ:「ふふ。もし知りたければ羽石さんに……」
フォース=ライブラリ:「……今、不穏な会話が聞こえたような気がするのですが。」
夏川ミナ:「奇遇ですね。私も今、すごく不吉な会話が聞こえた気がしました」 壇上でうごめく、巨大な禍々しいゲートに目をやる。
GM:では、フォーちゃんは知覚で振ってください。難易度は7。
GM:あとは《知識:ディメンジョンゲート》でもいいです。
フォース=ライブラリ:不穏!振ります!
GM:振れ!
フォース=ライブラリ:ラッキーメダル:ブラック……ない!文殿寮特務証書……ない!
GM:かわいそう
GM:アカデミアアイテム、許してあげればよかったな・・・w
フォース=ライブラリ:能力訓練:精神を使用して知識で振ります
フォース=ライブラリ:4dx+1>=7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 7[3,4,7,7]+1 → 8 → 成功
GM:では、君はまっさきに気づくことができる。少し遅れて隣の夏川も気づく。
GM:というかもう、気づかない方がおかしい! アビスゲートの輪郭が不規則に脈動している。
GM:そして、そこから無数の……ファンタジックな、ゴブリンとかオークといった魔獣が無限POPしている……!
GM:恐れていた事態だ! アビスゲートが、暴走している!
亜空芸都:『ゲエエエーッ!? これは……完全無欠のアビスゲートが暴走しているのか~~っ!?』
フォース=ライブラリ:「……はい?」
フォース=ライブラリ:「あれで暴走していないと言われてもそれはそれで困りますが……」
GM:会場はまたたく間にパニックに陥る! 出口へ駆ける人の群れ、ここぞとばかりに暴れまわるキュマイラ能力者!
GM:暴れまわるゴブリン、飛び散るプリン、肉を食い散らかすオーク! ゴブリン! プリン! オーク!
夏川ミナ:「止めましょう。先程のスピーチは聞いていましたね」
夏川ミナ:「あっちの壁面の、ばかでかいAの鍵を回してください。Bの方は私が受け持ちます」
フォース=ライブラリ:「むう。パンナコッタが……っと、そんな場合ではありませんか。」
GM:ゴブリン! パンナコッタ! オーク! ガーゴイル!
GM:君は夏川と協力して壁面のキー(鍵穴の直径が5mくらい)を操作してもいいし、
GM:無視してこの場を立ち去ってもいい。
フォース=ライブラリ:宙に浮いていた白いカバーの本を手元に引き寄せる。
フォース=ライブラリ:本からが溢れた光る文字の群れはフォースの身体を持ち上げ、鍵のある壁面へと向かわせる。
ゴブリン:「ゴブシャーッ!?」 ゴブリンたちの知能ではそれを止めることは叶わない!
オーク:「ウオーッ! ウオーッ!」 パンナコッタを食い散らかしている。
フォース=ライブラリ:Aの鍵の元へたどり着けたなら、夏川さんの向かったBの鍵の方を確認します。
夏川ミナ:既にこちらも巨大な機械手甲を展開し、オークとゴブリンを殴り倒している。Bの鍵に取り付いている。
夏川ミナ:「いいですか! いっせーので回しますよ!」
夏川ミナ:「いっ、せー、の!」
フォース=ライブラリ:「はい!」
GM:ガコン!
GM:ゲートへのパワーの供給が、一気に断ち切られる。──そして。
亜空芸都:『す、すまない……ひとつだけ言い忘れていた……』 弱々しくマイク越しに呼びかける。
亜空芸都:『このゲートはまだ不安定なんだ……きゅ、急にパワーを遮断すると』
亜空芸都:『鍵穴付近の人間は……どこか別の場所へ、強制転送される……!』
フォース=ライブラリ:「……何と?」
『アビスゲート』:『ハロー! 緊急措置プラン5521に基づき、時空転移を開始します!』
『アビスゲート』:『ご利用ありがとう! グッドトリップ!』
夏川ミナ:「戻ったらまず、彼を半殺しにするべきですね」
GM:アビスゲートが脈動する。満点の星空のようなゲートが一斉に体育館に広がり、
GM:君と夏川を……あとこれは特にどうでもいいが、亜空芸都を……別の空間に、転送する!
フォース=ライブラリ:「……!夏川さ……」 夏川さんに手を伸ばそうとするが、ゲートを挟んで反対側だ!届かない!
フォース=ライブラリ:「……セキュリティとしての機能自体はあるようで。」
フォース=ライブラリ:近くにいた亜空さんをじっと睨む。
フォース=ライブラリ:そのまま何か恨み言を言おうとして、
フォース=ライブラリ:言い出す前にゲートに飲み込まれて行きました。
GM:ゲートを通過するのは1秒で終わった気もするし、何日もかかった気がする。
GM:君の目の前に、どこか見知らぬ街の、治安の悪そうな団地の一角が迫る────。
GM:というとこでシーンカットにしましょうか。ロイスのみ可能。
フォース=ライブラリ:夏川さんに取ります!
GM:シナリオロイスは《ジェミニ-5th》夏川ミナ。もし感情に迷うなら、そうだな……連帯感/隔意とかかな。
GM:もちろん、それ以外でとっても構いません。対抗心とか。
フォース=ライブラリ:-巻き込まれ仲間/夏川ミナ/親近感:〇/隔意/ロイス
GM:OK!
■オープニング04 : 惨劇ホープヒルズ
GM:ではおまたせしました。PC3、詩丸サンのOPです。
GM:詩丸サンはダイスを振ってトージョーしてください。
詩丸 佳:はい!
詩丸 佳:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 9[9]+34 → 43
詩丸 佳:面白ぇ
GM:へえ……オモシレー登場ダイスじゃん?
GM:α-76世界線。大N市第十三地区────ホープヒルズ。
GM:君が今回調査するのは、大N市でも屈指のスラム街であるこの団地だ。正確には、この団地の奥にある『すずらん棟』。
GM:君を出迎えるのは、団地入口にかかる【Welcome to H e ll 】の鉄製アーチ。
GM:隣に立つ頼れるバディが声をあげる。
星宮千佳:「おし!」
星宮千佳:「じゅんびはよろしいかね! ウタマルくん!」
詩丸 佳:「ああん?誰に言ってやがる」
詩丸 佳:「準備は」 両手を広げ 「ばんぜんだぜ」
星宮千佳:「ほう……! おもしろい!」
GM:星宮千佳はUGNチルドレンだ。詩丸くんがイリーガルなので、いつもより気合が入っているようにも見える。
詩丸 佳:「てめぇの方こそどうなんだ?星宮」
星宮千佳:「誰にいっていますの! あたしは、UGNのせーしきチルドレンで……ございますのよ!」
星宮千佳:「準備はバンタンでございますの!」
詩丸 佳:「面白ぇ」
GM:君はホープヒルズの住人に襲われないよう、目立たない物陰を通ってすずらん棟へ向かってもいいし、
GM:あえて堂々と鉄製アーチをくぐってもいい。もちろん、後者を選ぶとろくな事にならない気がするが。
詩丸 佳:勿論、堂々とアーチをくぐります
GM:具体的には、後者を選ぶと雑魚戦エンカウントしそうな感じがします。
GM:くぐった……! なら判定してください。
GM:<回避>か<知覚>で難易度6。ミスすると2d10のダメージを受けます。
詩丸 佳:ゲエー!
詩丸 佳:では知覚で
詩丸 佳:4dx>=6
DoubleCross : (4R10[10]>=6) → 10[2,3,6,10]+10[10]+2[2] → 22 → 成功
GM:!?!?!?
詩丸 佳:圧倒的回避!
GM:オモシレー達成値じゃん
GM:では君はもう、踏み込む前からすべてわかっている。
GM:アーチの下に対人地雷が三つ。正面の団地2Fにグレネードボウガンを構えた住人が一人。
GM:そして、左右から襲いかかるツーハンドソード住人が二人。
詩丸 佳:では
GM:もし詩丸が気が付かなければ、あっというまに半死半生になったところを身ぐるみ剥がされていただろうが……。
GM:君はこいつらを好きに料理して構わない。
詩丸 佳:「面白ぇ」 そう言って
詩丸 佳:親指を噛み、血をにじませる
詩丸 佳:襲い来る住人に血を浴びせると
ガンナー住人:「──ヒャア! 死ねぇ~!」 グレネードボウガン発射!
ツーハンドソード住人:「死っ、うべっ!?」
ツーハンドソード住人:「なんだこ……」
詩丸 佳:B O M B !!
詩丸 佳:詩丸くんの血液が爆発!
詩丸 佳:そのまま、千佳ちゃんを連れて逃げたいんですが
GM:いいぜ!
詩丸 佳:こんな状況なのでお姫様抱っこしていいですか?
GM:OKですw 子猫みたいに首の後ろを掴んでもいい。
星宮千佳:「うわっしんでる!!」
詩丸 佳:「星宮。目を瞑ってな」 そう言ってお姫様抱っこ!
GM:そして気づいてもいい。君たちを狙っているのは、こいつらだけではない……!
GM:ここが地獄の一丁目だ! 次々と周囲の建築物から、武装住人がPOPする!
詩丸 佳:「ハハハ!面白ぇ!」
星宮千佳:「うわわわわわ」
星宮千佳:「ウタマルくん! あそこ、あそこいこう! 例の……なんとか棟!」
星宮千佳:「あそこらへんは、治安がいいらしいから!」
詩丸 佳:「すずらんだな!」
星宮千佳:「それ!」
詩丸 佳:「へっ、黙って口閉じてな。舌噛んじまうぜ?」
詩丸 佳:そういってダッシュ!
発狂武装住人:「待てェ~~~ッ! 死ねえ~~~ッ!」
GM:後方からは、明らかに違法薬物をキメてハイになっている住人たちの怒声!
GM:怒声、怒声、怒声! ダッシュ、ダッシュ、ダッシュ……!
詩丸 佳:ダッシュ! ダッシュ! ダッシュ! ダッシュ!
詩丸 佳:同じくハイになりながら走ってます。 「おもしれえええぇぇぇぇ!!!!」 (ドップラー効果
詩丸 佳:《ブラッドリーティング》の効果で、襲い来る住人たちの位置を把握しながら逃げているぞ
星宮千佳:「………………あれ?」
GM:では、君がそうやって走っていくと
GM:気づいてもいい。周囲から、不意に人の気配がなくなった。
GM:目の前にそびえる、ツタだらけの廃墟めいた建築物。消えかけた『すずらん』の文字。
詩丸 佳:「どうやら着いたみたいだぜ」
星宮千佳:「こ、ここが……」 よいしょ、と抱っこ状態から降りる。
GM:間違いない。UGNからの事前説明の通りだ。
GM:命知らずのホープヒルズ住人でも、週に2~3人程度しか近づかない超絶危険スポット……
GM:時空の歪みを生み出しているという噂の、すずらん棟だ。
詩丸 佳:「へっ、面白ぇ」
GM:少し離れたところにポストが並ぶ入り口があります。君は探索を開始してもいいし、星宮と少し話してもいい。
星宮千佳:「おもしろいかなあ」
星宮千佳:「この団地、ぜったいヘンだよ。あんなに人がおそってくること、ある?」
星宮千佳:「ゾーエンを要請したほうが、よくないかなあ?」 詩丸くんを見上げている。
詩丸 佳:じゃあ、千佳ちゃんに顎クイして
星宮千佳:「ふおっ」
星宮千佳:上を向きます。身長差があるのであからさまに首が痛そう!
詩丸 佳:「あるはずのないことが起こる。そっちの方が面白ぇだろ?」
詩丸 佳:腰を落とし、目線を千佳ちゃんと合わせる。首に配慮
星宮千佳:「あっやさしい」
星宮千佳:「でもそうね! たしかにそれはそう!」
星宮千佳:「ひとが死ななくて、おもしろいものが見れるなら、おもしろいですぜ!」
GM:ぶんぶん頷いている。
詩丸 佳:「分かるか、星宮」
詩丸 佳:「面白ぇ女だ。気に入ったぜ」
詩丸 佳:顎クイしていた手を戻し
詩丸 佳:「仕事だ。 中に入っちまおうぜ」探索を開始します
星宮千佳:「イエッサー!」 《万能器具》で懐中電灯を錬成する。
GM:と、そのとき。
GM:まさに探索を開始しようとした、君と星宮の周囲で……
GM:連続して、カメラのストロボのようなまばゆい光が閃く。白、ピンク、そしてダークブルー。
GM:間違いない。君は直感できる。
GM:空間の歪み。この場に何者かが……それも複数人が……時空を超えて、まさに現れようとしている……!
詩丸 佳:ざっ…… 千佳ちゃんをかばうように一歩前へ。そして、光に向けて言い放ちます
詩丸 佳:「面白ぇ」
GM:シーンカットです。シナリオロイスは《ハニカムファイア》星宮千佳/P庇護/N食傷。
GM:もちろん、別の感情でもいいです。純愛とか・・
詩丸 佳:純愛!
詩丸 佳:ロイス取得します
詩丸 佳:《ハニカムファイア》星宮千佳/〇面白ぇ/食傷
詩丸 佳:以上です
GM:そのP感情なに!
GM:では、オープニングはこれで全て終わり!
■ミドルシーン01 : 合流エージェンツ
GM:今日は合流シーンまでやりましょうか。ミドル01、全員登場……なのですが、
GM:込み入った事情のある全員が一斉に登場するとややこしくなりそうなので、まずは野久保さんペアだけ登場してください。ほむらちゃんペアとフォーちゃんペアはちょっとまってね。
GM:ということで、野久保さんは登場をどうぞ!
野久保景吾:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40
GM:あっ違う。詩丸くんもだ。
詩丸 佳:はーい!
GM:詩丸くんも登場してください。今のシーンの続きです。
詩丸 佳:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 2[2]+43 → 45
詩丸 佳:面白ぇ
GM:──バシュ!
GM:白い閃光が何度か走る。詩丸くんは見知らぬ二人の姿を認めることができるだろう。
GM:ついさっきまではいなかった人物だ。バロールのゲートのような予兆もなかった。
GM:完全に、エフェクトとは異なるなんらかのロストテクノロジーで、時空跳躍してきた人物──。
GM:胡散臭い成人男性と、高校生くらいの少女だ。火事にあったのかあちこち煤けている。
野久保景吾:「……あぁっ!?」
潮時ありす:「ハーッ、ハーッ……! あ、危なかった……!」
潮時ありす:「生きてる生きてる……! 腕ある、足ある……よ、よかったあ……!」
野久保景吾:「なんだこれすごっ……じゃなかった! 危なかったぁ~じゃねえんだよ!」
野久保景吾:「あんな……あんな、あの、ヤバイ連中を連れてきやがって! ここはどこだよ!? アメリカ!? それとも中東か!?」
潮時ありす:「いや仕方ないじゃないですか! あのままいたら絶対殺されてブラドツェペシュのあれみたく死体が串刺しにされてましたよ!」
潮時ありす:「わかんないです……ウサギももう完全にエネルギー切れだし……」
詩丸 佳:「おい、男。女ァ」
詩丸 佳:「何だ、てめぇら。どこから来やがった」
星宮千佳:「だいじょうぶですか!」 詩丸くんの後ろから顔を出す。
野久保景吾:「えっ」
野久保景吾:「だっ、誰!?」 変な拳法の構えみたいな姿勢をとる。
潮時ありす:「あっ、日本語だ」
潮時ありす:「日本語ですよ野久保さん! よかった、日本だ!」
潮時ありす:「私日本語しかできないから……と、とりあえず最悪の事態じゃないですよ!」
野久保景吾:「おっ。久しぶりに聞いたセリフだ~、日本だな! よかった! ええと、つまり」 咳ばらいをする。
詩丸 佳:「へっ。日本? 面白ぇ」
GM:野久保さんは当然、わかってもいいです。ここはもう、自分が居た世界線ではない。
GM:別の世界。別のN市のどこかだ。
GM:あと、あからさまに治安が悪そうな団地の一角だということもわかる。
野久保景吾:「俺だよ。《タイクーン》野久保景吾。いずれはオーヴァードの王になる男。大いなる偉業を成し遂げる者!」
野久保景吾:「《タイクーン》野久保景吾、それが俺だ! ……あ、二回言っちゃった」
星宮千佳:「タイクーンだって」
星宮千佳:「ウタマルくん、しってる?」
GM:もちろん、知らなければ知らなくてもいいです。
潮時ありす:「いや流石に知ってるでしょ。《タイクーン》ですよ」
詩丸 佳:「タイクーン?ああ」 掌で顔半分を抑えるポーズ。
詩丸 佳:「……知らねぇ!」
野久保景吾:「うんうん」 ダブルピース
野久保景吾:「……うん!?」
潮時ありす:「《キングダム》のタイクーン。知らないわけが、ああ!?」
潮時ありす:「えっマジで言ってるんですか!?」
野久保景吾:「……。……。……。潮時ありす。いま、確信できたことがある……」
野久保景吾:「ここ、異世界か過去かどっちかだ!」
潮時ありす:「はい。私もまったく同じことを考えていました……」
潮時ありす:「《タイクーン》の名を知らないなんて、ありえないですよ」 ボロボロになったウサギっぽい球体を抱えている。
野久保景吾:「しかもチョー治安の悪い街! 魔街かD種地区かN市かのどれかだ! で、たぶんN市!」
星宮千佳:「あっアタリ!」
星宮千佳:「N市ですN市!」 ぴょんぴょん跳ねています。
星宮千佳:「なんで? おわかりになりましたの?」
潮時ありす:「なんでです?」
詩丸 佳:「なんでだ?」
GM:全員の視線が野久保に集中する。
野久保景吾:「当たった~! いや嬉しくねえけど! ……落書きのセンスが、他の二つの地域とだいぶ違うからだよ!」
野久保景吾:「なんだよこの高橋ヒロシ漫画みたいな落書きは!」
詩丸 佳:「面白ぇ」
野久保景吾:「いやいやいやいや、一ミリもね? 面白い場所ないからね!?」
GM:詩丸くんは確信できます。やはりこの二人は、なんらかの異世界からジャンプしてきたのだ。
GM:このすずらん棟のさらなる調査が必要だろうが……その前に、まずは彼らの素性を知り、UGNで保護してやる必要がある。
野久保景吾:「そういうお前らはなんなんだよ。邪悪なオーヴァード組織だったら、こ、こ、この《タイクーン》のショットガンが火を吹くぜ」
潮時ありす:「そっそうですよ! 《タイクーン》ですよ《タイクーン》!」
潮時ありす:「血祭りにあげられたくなかったら、まずそっちの名を名乗ることですね!」
詩丸 佳:では両腕を大きく広げ
詩丸 佳:「喜べ、てめえら。俺様と星宮が保護してやるぜ」
潮時ありす:「UGN!」
野久保景吾:「UGN?」
詩丸 佳:「面白ぇ。俺様は詩丸圭だ。 UGNイリーガルだぜ。」
詩丸 佳:「UGNチルドレンは、こいつだ」 そう言って千佳ちゃんの頭に手をぽんっ
星宮千佳:「保護してあげます!」
星宮千佳:「ありがたがれ!」
野久保景吾:「……よかった……。不幸中の幸いってのはこういうことだな」
野久保景吾:「保護されてあげようかな! ついでにありがたがってやろうかな!」
野久保景吾:「なっ! 潮時! ここはひとつ、こいつらの知識と土地勘が必要だと思うぜ!」
潮時ありす:「はー、よかった……よかったですね野久保さん。追手が来ない限りは」
潮時ありす:「これであんぜ」
野久保景吾:「あんぜ?」
GM:バシュ!
GM:野久保さんの背後で閃光が走ります。色はピンク。
GM:空間の歪みを感じる。やはり何者かが、この場所にワープアウトしようとしている。
野久保景吾:「ぎぇぇぇぇえええ! 追手かよ!?」 ずわっと詩丸くんたちの背後に回る。すばやい。
詩丸 佳:「面白ぇ」 野久保くんを庇う様に、光に向けて仁王立ち!
GM:現れたのは三人だ。一人は高校生くらいの少女、一人は中学生くらいの少年。そして、
《リパテイション》:「…………!?」
GM:もうひとりは……なぜか全裸で気絶している。少年の顔のあたりに明らかに豊満なバストが乗っている。
GM:ほむらちゃんも登場ダイスをどうぞ!
???:その少年の頭を抱きかかえるようにしてのしかかっている、全裸の女性。
???:安孫焔の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:38->41)
《リパテイション》:「なっ」
野久保景吾:「なっ!?」
《リパテイション》:「なんなんだよ! 畜生!」 女性を引っ剥がし、一度逃走しようとしたあと
《リパテイション》:戻ってきて、自分が纏っていたコートをかけて、再度走り去る。
???:「………。」
GM:リパテイションが逃げたあたりで、気を失っていた二人も目を覚ますでしょう。
野久保景吾:「……!? ……!!??」 おそるおそる全裸の女と謎めいた少女の様子をうかがう。野久保は知っている。これは映画とかでいうとさらなる厄介事の兆しなのだ!
UGNチルドレンの少女:「……ううーん」
UGNチルドレンの少女:「はっ!」
UGNチルドレンの少女:「パイロさん! パイロさん無事!?」
???:「……」ぱちり、と全裸の女性の目が開く。
???:短い銀髪に、ファイアパターンのようなメッシュ。
星宮千佳:「あっかっこいい!」
潮時ありす:「野久保さん。あと、えー、詩丸さん?」
潮時ありす:「これはえーと……明らかに厄介事じゃないですか?」
野久保景吾:「いいことに気づいたな」
野久保景吾:「俺も100%そうだと思う」
詩丸 佳:「厄介事?違うぜ。こいつは、面白ぇ事だぜ」
潮時ありす:「あんたそればっかだな!」
野久保景吾:「お前、そーとーめでたい男だな!」
???:むくりと起き上がると、豊満な胸がゆさ、と揺れる。
GM:女性は何故か全裸だ。君たちは……野久保と詩丸は、何かしらの衣服をプレゼントしてあげてもいいし
GM:とりあえずスマホで撮影するなどの行為に及んでもいい。ちょっとしたお小遣い稼ぎにはなるかもしれないからだ。
UGNチルドレンの少女:「パイロさん! ケガしてない? だいじょうぶ?」
???:「………」目を擦り、くあ、と欠伸を一つ。
???:「ここはどこだ。」
野久保景吾:「俺の推理だと、なんらかの撮影中の女優だが……いきなり出現したのが謎だな」
詩丸 佳:「おい。男。てめぇの服をそこの女に貸してやりな」野久保くんに
野久保景吾:「あっ、それもそうか!」 上着とワイシャツを放り投げる……そして、
野久保景吾:「!?」 「なんで俺がこんなことを!?」
???:「パイロ………?」服を受け取り、羽織る
???:「お前たちは誰だ。」
UGNチルドレンの少女:「覚えてないの……!?」
野久保景吾:「こういうのは下々の者の役目っていうか……おい」
野久保景吾:「記憶喪失みたいなこと言い始めたぞ」
潮時ありす:「いや、これ」
潮時ありす:「本当に記憶喪失なんじゃないです……?」
UGNチルドレンの少女:「パイロさん。自分のお名前わかる?」
UGNチルドレンの少女:「……先に言っておくと、あたしは全くわかんない!」 時空転移のショックで記憶が飛んでいる。
???:「わからん。」
???:「乳でも釜でもない。俺は…いや、名前が分からないんだった。」
パイロ:「とりあえず、”パイロ”と名乗ろう。そう呼ばれたからな。」
野久保景吾:「まさか、どっちも記憶喪失なオチかよ……正体不明なニューカマーが二人増えたぞ」
星宮千佳:「だいじょーぶ! あんしんしてくだされ!」 パイロさん……と呼ばれた女性に近寄り、手を差し出す。
星宮千佳:握手だ。 「あたしはほしみやです! UGNの、ほしみやちかです!」
星宮千佳:「ちゃんと責任持ってホゴしてあげるから、あんしんしてね! キオクソーシツさん!」
野久保景吾:「はいはい、わかった。パイロさん。……もう一人は?」
野久保景吾:「なんて呼べばいい?」
パイロ:「…………。」
UGNチルドレンの少女:「ううっ、わ、わかんない……どんな名前がいいと思います?」
UGNチルドレンの少女:モルフェウス能力者なのは間違いない。ハンドガンやグレネードを錬成しては砂に戻している。
GM:名前をつけてあげてください。初期設定は『ゲヴェーア』です。
パイロ:「武器子。」
UGNチルドレンの少女:「ぶきこ!??!?」
パイロ:「武器庫の女だから武器子だ。」
UGNチルドレンの少女:「えっひど……ひどくない? それ女子につける名前じゃなくない?」
野久保景吾:「じゃ、パイロ&武器子の面白コンビってわけか……」
野久保景吾:「混沌としてきたぞ。これ以上の登場人物は俺の脳のメモリ的にヤバい」
武器子:「ちょっと!! 武器子で決定しないで!」
パイロ:「……む。」
星宮千佳:「……? ウタマルくん、どしたの?」
星宮千佳:「だまりこんじゃって」
野久保景吾:「あっ、嫌な予感ふたたび……」
詩丸 佳:「おい。武器子」 つかつかと近づき
詩丸 佳:千佳ちゃんを一瞥してから、
武器子:「お?」
詩丸 佳:武器子に顎クイします。
武器子:「ヒエッ」
GM:武器子の方はパイロと違い服を着ています。N市の高校の制服。
GM:セクハラ!
星宮千佳:「あっセクハラ!」
潮時ありす:「セクハラだ!」
武器子:「セクハラじゃないのこれ!?」
詩丸 佳:《かぐわしき鮮血》
詩丸 佳:「……そういう事か。面白ぇ」
詩丸 佳:「セクハラじゃねえ」
野久保景吾:「どういうこと!?」
野久保景吾:「俺、探偵役からその台詞言われてめっちゃ混乱するのが板につきかけてるんだからな! 速く教えて!」
潮時ありす:「そうですよ! 私いつも推理小説の最後のページから読み始めるんですからね!」
潮時ありす:「モヤモヤして混乱して文章が頭に入ってこないから……で、なんなんです?」
GM:パイロさんは、とりあえずこのセクハラ男を蹴り飛ばしてもいいし、事態の成り行きを見守っても構わない。
パイロ:「セクハラは面白くないぞ。何かわかったのか。」
パイロ:「面白くない答えだったら殴る。」
武器子:「面白くない答えだったらビリビリするからね!」 スタンガンを錬成している。
詩丸 佳:「へっ。てめぇら、慌てるな」
詩丸 佳:「こいつと」 顎クイ
詩丸 佳:「星宮」ビッ!指さし
星宮千佳:「おお?」
武器子:「………………」 はじめてそこで星宮に気づく。
武器子:「あっ」
パイロ:「なるほど。」
パイロ:「……姉妹か。」全てが分かったかのような顔
詩丸 佳:「分かってねぇ。面白ぇ」
詩丸 佳:「匂いが同じだ。分かるか?同じ匂いの人間なんて存在しねぇ」
野久保景吾:「そうなの???」
星宮千佳:「なるほどね?」
潮時ありす:「えっつまり、今の一瞬でにおいを……? 女性の……? えっ気持ち悪っ」 ストレートに口に出す
潮時ありす:「野久保さん、この人ヤバくないですか?」
野久保景吾:「ヤバいけど、顔がいいからな……」
潮時ありす:「顔はいいんですよね……」
野久保景吾:「これは許されるやつだ……」
詩丸 佳:「この女は、星宮の未来の姿だぜ」
詩丸 佳:気持ち悪いという言葉には一切意に介さず
詩丸 佳:「異世界線、か? 違う時空から来たってのは本当らしいな」
GM:確かに、詩丸の言う通りだ。星宮と武器子を見比べると、同一人物が成長したような印象を受けるだろう。
GM:その場の全員が理解していいです。パイロと武器子……この二人もまた、並行世界からやってきたのだと。
パイロ:「………。」すんすんと武器子の匂いを嗅ぐ
武器子:「ちょっ! ぎゃーっ!」
武器子:「走って……汗かいてるから! やめて! 嗅がないで!!」
パイロ:「全くわからん。」
星宮千佳:「あたしも嗅いで! あたしも!」
GM:星宮がパイロの元へてこてこと走りより、身体をすりよせる。
パイロ:「ん。」すんすんと嗅ぐ「……わからん。」
星宮千佳:「だめかー」
野久保景吾:「犬かお前ら! しっかりしろ! いまそういう悠長なことしてる場合じゃないんだぞ!?」
パイロ:「……ん。」野久保を見る
パイロ:「なにが起こっている?」
野久保景吾:「よくわからんけど、時空がものすごくチョー不安定になってるんじゃないかなってことぐらいはわかる」
野久保景吾:「異世界からきたやつが複数人……」
野久保景吾:「嫌な予感がさっきから止まらない。もしかしたらさらに追加で登場人物が出てきたらどうしようという思いが!」
野久保景吾:「いますぐここを離れるべきな気がしてきた!」
詩丸 佳:「へっ。さらに登場するだと?そんな面白ぇ事が起きるわけ…」
GM:そうだ。野久保の言う通り、悠長なことをしている場合ではない。
GM:大抵の場合、……ハプニング映画や小説だと、野久保が予想した通りの展開になる。
GM:つまり、さらに人が増える。
GM:バシュ!
星宮千佳:「あっ」
フォース=ライブラリ:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+1[1] → 46
GM:更に光が迸ります。こんどはダークグレー。
GM:この場の全員の横手あたりに、二人の少女が現れる。一人は高校生、一人は10歳前後。
GM:ということで、フォーちゃんも登場……してる! 登場してください。
野久保景吾:「うわー……」
パイロ:「……異世界。つまり、」
パイロ:「これがこの世界の交通機関なのか。」
武器子:「それは違うと思うなあ……」
星宮千佳:「そういうコーツー機関は、ないよ!」
パイロ:「ないのか。じゃあ…」
GM:フォーちゃんはパイロや武器子と異なり、意識も明瞭です。この場の全員にアイサツをしてもいいし、
GM:とりあえず警戒してもかまわない。夏川も一緒だ。
フォース=ライブラリ:みんなが話している横に着地をしますね。
フォース=ライブラリ:「……っと。意外とすんなり出口に出られましたね。」
フォース=ライブラリ:よろめいて夏川さんの足に手をつきつつ、着地。
夏川ミナ:「フォース=ライブラリ。無事ですか?」 スカートを翻して着地する。
夏川ミナ:「あと、すみません。何かしらの動画の撮影中でしたか?」 全裸のパイロに目をやる。
野久保景吾:「たぶん違う。これは気にするな……」
パイロ:「撮影はしてない」
夏川ミナ:「そうでしたか。それは失礼を」
パイロ:「お前たちは?」
パイロ:「学生のようだが。」
GM:パイロの言う通りだ。新たに現れた二人は学生のようで、見慣れない制服を身に着けている。少なくともN市では見かけない制服だ。
野久保景吾:「なんで本当に増えた……」
潮時ありす:「もうこれ以上増えないでほしい……」
夏川ミナ:「……」 フォーちゃんを見る。どうします? という顔。
フォース=ライブラリ:「……む。何か取り込み中の……」
フォース=ライブラリ:そこまで言って、千佳さんに気付く。
フォース=ライブラリ:「……千佳さん?」
星宮千佳:「お?」
星宮千佳:「……おお!?」
星宮千佳:「フォーちゃん先生!」
星宮千佳:「フォーちゃん先生だ!!」
武器子:「うわっほんとだ!」
武器子:「フォーちゃん先生だ!」
GM:星宮と武器子が同時に駆け寄ってきて、フォースに抱きつきます。
野久保景吾:「……知り合い???」
星宮千佳:「しりあいですしりあい!」
武器子:「昔の同級生です同級生!」
フォース=ライブラリ:「おお。夏川さん。あの方は日本に帰ったはずのフォーの知り合いなので……む?」
フォース=ライブラリ:「ぐむ。」 抱きつかれる。
フォース=ライブラリ:「ま、待ってください。星宮千佳さんの方は分かりますが。」
野久保景吾:「んんー……」 首を回す。 「待て! 整理させてくれ! ……新しく来た人!」
野久保景吾:「誰!?」
野久保景吾:「どこのどういうアレで、何者!?」
夏川ミナ:「そうですね。そこの……なんか頼りない、ショボそうな方の言う通り、自己紹介しましょう」
野久保景吾:「だれがショボそうな方だっ」
夏川ミナ:《ワーディング》。
夏川ミナ:「……全員倒れませんね。とりあえず、普通に名乗ってもいいでしょう」
夏川ミナ:「UGNです。UGNチルドレンの、夏川です。こっちの小さいのはレネゲイドビーイングの……」
フォース=ライブラリ:「けほっ。」
星宮千佳:「フォーちゃんせんせい」
武器子:「フォーちゃん先生だよね」
フォース=ライブラリ:「フォーはフォース=ライブラリなのです。」
フォース=ライブラリ:「ディメンジョンゲートで飛ばされてしまった星宮千佳さんの知り合いなのです。」
フォース=ライブラリ:抱きつかれたまま野久保さんに答える。
パイロ:「横文字が多い。」
野久保景吾:「呪文かな?」
潮時ありす:「武器子、みたいな呼びやすい名前になってくれませんかね?」
野久保景吾:(……いや、待て。この既視感……”パイロ”……?)
野久保景吾:(……何かで遭遇したことがあるか? 何か、妙に……聞いたような感じの応答が……)
パイロ:「フォース=ラブ…ララ……ブ、ブラタモリだったか。」
パイロ:「フォーと呼べばいいか?」
武器子:「ブラタモリ!?」
星宮千佳:「ぜんぜんあってない!!」
野久保景吾:「一ミリもあってねえよ!」
フォース=ライブラリ:「フォーはフォーと呼ばれることに抵抗はありませんが、あの、それでこちらの方は……」
フォース=ライブラリ:千佳さんと一緒に抱きついてきている女性を
武器子:「えっと……たぶん……」
星宮千佳:「ミライのあたしじゃない?」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。」
武器子:「なんか記憶が飛んでるから、とりあえず武器子って名乗ってるの。そっちの裸のパイロさんもそう」
武器子:「ぜんっぜん思い出せない……! なんか、名前以外にもいろいろ忘れてる気がする……!」
フォース=ライブラリ:「どうやら厄介な事件に巻き込まれたようですね。千佳さんも。」
フォース=ライブラリ:「フォーも戻らなければならないのです。こちらの夏川さんと……」
フォース=ライブラリ:「えっと、その。フォーの故郷に。」 言葉は濁す。
GM:この場の全員、抱えている事情は様々ですが、一つ確かな事があります。
GM:確かすぎる。……この状況、死ぬほど面倒くさい!
GM:そして、奇跡的でもある。同じ境遇のオーヴァードがこれだけいるのだから、事件の解決も容易なはずだ。……たぶん。
パイロ:「とりあえず、元の世界に戻ることが全員の目的か。」
パイロ:「俺は記憶も取り戻さなきゃならない。」
夏川ミナ:「だと思います。いかがでしょう、武器子さんにパイロさんに……えーと、それ以外の方々」
夏川ミナ:「協力しませんか。全員で協力すれば、この窮地も脱せるものと思います」
野久保景吾:「その他大勢みたいに言うな!」
野久保景吾:「だが、言いたいことはわかる」
詩丸 佳:「俺様たちも力を貸してやるぜ。そっちの方が面白ぇ。なあ、星宮」
星宮千佳:「そうですぜ! おもしろいですぜ!」
武器子:「面白いかなあ……?」
潮時ありす:「ちょっと! なんで《タイクーン》を見下してるんですかあんた!」
野久保景吾:「ふっ……潮時。そうめくじらを立てるな……」
野久保景吾:「《タイクーン》はこういうときこそ光り輝く。偉大なるゆえに、些事でテンションを動かさない。つまり!」
パイロ:「つまり?」
野久保景吾:「お前らみんな互いに面倒を見るんだ! 元の世界に戻るために! ……このようにして人と人の力を結び付けて運用するのがビッグな男のやり方……!」
野久保景吾:「ねっ! みんな!」
野久保景吾:「お願いだから見捨てないで! がんばってもとの世界とか場所に戻ろう!?」
GM:君たちはこの胡散臭い男に同意してもいいし、鼻を鳴らしてもいい。
フォース=ライブラリ:「少しイラっときますね。」
フォース=ライブラリ:「……しかし、そうですね。そちらの方の言う通りかと。」
武器子:「うん……胡散臭いし、すごい胡散臭いけど」
武器子:「あたしは協力します! パイロさんの言う通り、記憶も取り戻さないといけないもん」
潮時ありす:「ま、まあ……そうですね。協力しましょうか」 破損した『時ウサギ』をそそくさと鞄にしまう。
野久保景吾:(絶対あれが元凶なんだよなあ……)
星宮千佳:「しよしよ! そっちの……おじさん? は、うさんくさいけど……」
星宮千佳:「キョーリョクしたほうが、絶対はやくカイケツしますぜ!」
野久保景吾:「協力! 解決! いい言葉じゃん!」
詩丸 佳:「その通りだぜ」
詩丸 佳:「星宮の言う通りだぜ。それに、そっちの方が面白ぇ。……そこの男はうさん臭ぇ」
パイロ:「俺も協力する。」
パイロ:「その男は胡散臭い。……が、」
パイロ:きゅ、と野久保が着せた上着を摘まむ。
武器子:「…………が?」
パイロ:「信用してもいい、と思う。」
パイロ:上目遣いで野久保の目を見る。
野久保景吾:「……ああ」 顔をひきつらせ、みんなの顔を見回し、また顔をひきつらせる。笑った。
野久保景吾:「俺は大物だ。がっかりさせる顔を見たくなくて、そりゃもう何だってするからな」 どこへともなく中指を立てた。
GM:α-76世界線。通称『大N市』と呼ばれる区画の一角……第十三地区。
GM:元の世界へ戻るための長い旅路が、ここに始まった。
GM:シーン終了です。ロイスと購入が可能。
GM:PC間ロイスは、あまりにもPC間の交流が乏しいなら取ってもらおうかと思いましたが
GM:今回はなしでも大丈夫そう! 好きにロイスと購入してください。
GM:次は情報収集です。ありすの持っているウサギで元の世界へ戻れないのか?
GM:リパテイションはどこへ? 星宮と武器子は同一人物なのか? アカデミア経由で戻れたりしないのか?
GM:などをリサーチできます。ガンバレ!
フォース=ライブラリ:千佳お姉ちゃんに取ろうか迷う……取ろうかな……!
野久保景吾:どうしようかな……!
詩丸 佳:悩ましいな
野久保景吾:ボルトアクションライフルを狙う。
野久保景吾:4dx+5=>15
DoubleCross : (4R10+5[10]>=15) → 8[3,5,8,8]+5 → 13 → 失敗
野久保景吾:財産2点を消費して購入。財産8→6。
野久保景吾:ロイスは、パイロ/○懐旧/不信/ロイス です!
野久保景吾:以上!
GM:金が多い……!
パイロ:野久保景吾/〇慕情/不安/ロイス どこか懐かしいような何かを覚えてるって意味ね!
詩丸 佳:顎クイしたことだし、武器子にロイス取ります
詩丸 佳:武器子/〇面白ぇ/食傷
GM:詩丸くん、P感情それしかないのか!
フォース=ライブラリ:-お姉さん/星宮千佳/信頼:〇/困惑/ロイス
パイロ:UGNボディアーマーかなあ。それかフォーちゃん用のシューターズジャケット
フォース=ライブラリ:シューターズジャケット欲しい~
詩丸 佳:買ってあげるぜ
パイロ:あ、じゃあうたまるくんにまず任せます
詩丸 佳:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 5[5]+4 → 9
詩丸 佳:ごめんなさい……
パイロ:おもしれえ…シューターズジャケット…
フォース=ライブラリ:財産点を使います。
パイロ:俺のものにしてやるよ…
武器子:おもしれえ病がうつってる!
パイロ:2dx+3>=13
DoubleCross : (2R10+3[10]>=13) → 5[2,5]+3 → 8 → 失敗
パイロ:ごめんなさい……
フォース=ライブラリ:とりあえず《マシンモーフィング》は温存しておいて普通に調達しよう。アンチマテリアルライフル買います。
フォース=ライブラリ:2dx+4>=35
DoubleCross : (2R10+4[10]>=35) → 9[2,9]+4 → 13 → 失敗
フォース=ライブラリ:失敗か~
フォース=ライブラリ:財産61→38
フォース=ライブラリ:よし。装備せずに常備化しておいたウェポンケースに収納します。
GM:その財産なに?
GM:バグかな?
パイロ:以上です!
GM:OK!
詩丸 佳:あ、こちらも以上です
夏川ミナ:ありがとうございます
GM:じゃあこれで全員かな。改めて、シーンを終了しましょう。
フォース=ライブラリ:あ、財産の計算間違ってるな。22点足りなかったんだから
フォース=ライブラリ:財産61→39 こうですね。
どどんとふ:「詩丸 佳」がログインしました。
どどんとふ:「パイロ」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「野久保景吾」がログインしました。
どどんとふ:「フォース=ライブラリ」がログインしました。
■ミドルシーン02 : α-76世界線・『大N市』
GM:大N市。複数の地区から成り立ち、UGNをはじめとする組織がしのぎを削る一大特異点。
GM:その特異点の片隅。とある施設の倉庫で身体を休める少年がいる。
GM:FHチルドレン、《リパテイション》。携帯電話を手に誰かと会話している。
《ボス》:『────つまり、君はこう言いたいわけだな。《リパテイション》』
《ボス》:『"私は"』
《ボス》:『"せっかく強奪したΧ-31087世界線のウサギを破損させてしまい、こちらの世界にも戻れず、大N市でひとり助けを待っています"と』
《リパテイション》:「…………」 ごくりとつばを飲み込む。
《ボス》:『興味深いな。いや』
《ボス》:『斬新な……とても斬新な遺言だと思う。他に何かあれば続けてくれないか?』
《リパテイション》:「……ぼ、ボス……! 待ってください!」
《リパテイション》:「チャンスを下さい! もう一度、もう一度だけ! どうか!」
《リパテイション》:「あのクソ女……いや、《パイロマニアック》! それと、こちらの世界へ逃げてきた《タイクーン》!」
《リパテイション》:「こいつらは必ず俺の手で始末してみせます!」
《リパテイション》:「ですからどうか……! 制裁だけはご容赦を……!」
GM:ちょっとした沈黙があった。時間にすると数秒程度だったが、リパテイションにとっては数時間ほどにも感じられただろう。
《ボス》:『……わかった。《リパテイション》』
《ボス》:『思えば君はFH時代から、実に優秀なチルドレンだった。まだまだ働いて貰わないとな』
《ボス》:『48時間後だ』
《ボス》:『48時間後に迎えを送る。それまでに奴らを始末しろ』
《ボス》:『失敗は許さない。いいな』
GM:ブツッ、と耳障りな音がし、通信が切れる。
《リパテイション》:「…………し、失敗できねえ」
《リパテイション》:「絶対に……奴らをブチ殺さなければ……!」
■ミドルシーン03
GM:セッションを再開しましょう! ここからは情報収集です。
GM:シーンプレイヤーは、えーと、ちょうどよく野久保さんかな。他の人も登場可能。
野久保景吾:おす!出ます!
野久保景吾:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 8[8]+40 → 48
詩丸 佳:出ます1
詩丸 佳:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 4[4]+45 → 49
パイロ:出ます!
パイロ:パイロの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:41->42)
GM:出ますワン
フォース=ライブラリ:出ましょう
フォース=ライブラリ:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+1[1] → 49
GM:なんか君ら低くない?
パイロ:低いねえ…
GM:では情報を開示します。現在調査可能なのは次の通り。
■野久保景吾と『時ウサギ』について <情報:裏社会><知識:キングダム>難易度8 (野久保が挑戦する時、難易度-2)
┣■???
┃┗■???
┃ ┗☆???
┣■???
┃┗◎???
◇学園島=オーヴァードアカデミアと連絡を取る <交渉><調達>難易度17
■(任意)この世界について <情報:UGN / 裏社会><知識:N市> 難易度6
■(任意)『?』について ※☆、◎、◇すべてを埋めると挑戦可能
☆:成功するとエンディング後に【野久保&潮時】が帰還可能
◎:成功するとエンディング後に【パイロ&武器子】が帰還可能
◇:成功するとエンディング後に【フォース&夏川】が帰還可能
GM:帰還条件を満たさなくてもトリガーシーンには行けるようになっていますが、この世界に留まり続ける感じです。
GM:もちろん、この世界が気に入ったなら永住してもいい。情報次第ではいつでも帰還できるようになるかもしれない。
野久保景吾:この私が、野久保景吾と『時ウサギ』についてを始末しましょう…
野久保景吾:エグザイル情報収集力、見せて差し上げますわ!
GM:やりたまえ! ソラリスとの混血児はダテではないはずだ……!
詩丸 佳:やっちまえー!
フォース=ライブラリ:いけーっ!そのナントカうさぎを仕留めろー!
野久保景吾:4dx+2=>6 裏社会!
DoubleCross : (4R10+2[10]>=6) → 5[1,2,5,5]+2 → 7 → 成功
野久保景吾:あっ、あぶねぇ~~~~~!
詩丸 佳:ヒュー!
GM:あ、危ない
パイロ:あぶねえ!
野久保景吾:これだけ社会力があるのに!屈辱ですわ
GM:ではまず情報を開示しましょう。野久保景吾と『時ウサギ』について。
■野久保景吾と『時ウサギ』について
FHやUGNと並び立つ《キングダム》という組織を率いる大物。白ウサギの転移ログによると、出身世界線コードはΩ-2352。
FHに狙われた潮時ありすが《キングダム》に保護を求めた事から、半ば巻き添えのような形でΩ-2352世界線のFHに追われている。
なぜ潮時がFHに狙われているのかは不明。また、FHは時空を超えた追手を送り込んでいるようで、N市内で野久保たちについて調べられた形跡があった。
『時ウサギ』は時空跳躍が可能となる遺産で、各世界線に存在する。
潮時の持っている白ウサギはエネルギー切れ。また、《パイロ》の世界の桃ウサギもこの世界にあるはずだが、近くには見当たらない。
白ウサギを充電するか、桃ウサギを探すか、この世界線のどこかにあるウサギを探しだすか。
これらのいずれかを満たせば、野久保やパイロ達は元の世界線に戻れるはずだ。
野久保景吾:ウサギを追いかけなくては…!
GM:情報項目が追加されます。
■野久保景吾と『時ウサギ』について
┣■三つの帰還方法 <情報:UGN><知識:エグゼクティブ>難易度8
┃┗■???
┃ ┗☆???
┣■《パイロ》と《武器子》について <情報:UGN/裏社会>難易度8 (パイロ挑戦時のみ、<肉体><意志>でも判定可能>
┃┗◎???
┗◇学園島=オーヴァードアカデミアと連絡を取る <交渉><調達>難易度17
■(任意)この世界について <情報:UGN / 裏社会><知識:N市> 難易度6
■(任意)『?』について ※☆、◎、◇すべてを埋めると挑戦可能
フォース=ライブラリ:ほうほう
野久保景吾:あとはお任せしました!
野久保景吾:ファイトでゴー!
詩丸 佳:ならば三つの帰還方法をやりましょう。エグゼクティブパワー!
GM:ということで、君たちは好きなのにいくといいでしょう。肉体意志の場合、スマートじゃない調査方法になるかもしれないが……
パイロ:hu
パイロ:///
フォース=ライブラリ:いったいどんな調査方法なんだ……
パイロ:ふ…お任せください…
詩丸 佳:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 10[10,10]+5[3,5]+2 → 17 → 成功
GM:あと、パイロさんは1d10を振って下さい。記憶喪失チャート!
GM:ファッ!?
パイロ:あ、やる!
詩丸 佳:圧倒的エグゼクティブ
パイロ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
フォース=ライブラリ:うわっ詩丸さんすごい
GM:[9-10]服の着方を忘れて誰かに手伝ってもらわないと着れなくなる
パイロ:では服の着方を忘れたまま肉体で情報収集!
GM:安孫さんはROCしてもいいし、これをやっても良いです。あるいは情報項目を見たあとでもいい。
GM:迷わずいった!
GM:どうぞ!
パイロ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,2,3,6] → 6
パイロ:oh………
フォース=ライブラリ:あわわわ
GM:安孫さん!
フォース=ライブラリ:服を着ないから‥…
GM:これは、財産点のかわりに
パイロ:あ、じゃあROCで能力制御が出来ずに
パイロ:その辺のチンピラに敗北しかけたい
詩丸 佳:www
GM:HP10で達成値1アップにしてもいいかなあ。もちろん次のシーンでやっても……なんだって!?
パイロ:じゃあHP20払い成功させる!
パイロ:HP30→10 いたい!
GM:じゃあ、敗北しかけてから圧倒的パワーで君は大逆転できる!
GM:フォーちゃんは情報を待ちますか? アカデミアに行くなら、先に振っちゃってもいいです。
フォース=ライブラリ:うーん、どうしよう
GM:とりあえず情報を開示しましょうか。追加情報を見て決めてもらいましょう。
フォース=ライブラリ:そうですね。いまのところあまり目標値が高そうなのもないし……
GM:調達17が見えないのかねキミィ
GM:困るよそういうのは
GM:なんか財産39とかいうのが見えるけど、気の所為だろう……情報を開示。
■三つの帰還方法
(プランA)白ウサギを充電する
ウサギは、エフェクト使用時に拡散する大気中のレネゲイドウィルスを吸収することでエネルギーを蓄えている事がわかった。
このN市はオーヴァード同士の戦闘が多く、非常にエネルギーの回復が早い。だいたい100年ほどすれば跳躍一回分のエネルギーが溜まるようだ。
近くで《ワーディング》を休まず使い続ければ、10年ほどの短縮が可能な見込み。
(プランB)桃ウサギを《リパテイション》から奪う
《リパテイション》の居場所は未だ不明。ただ、N市内で彼の姿を見たという複数の目撃情報を掴むことができた。
なぜすぐに自分の世界に戻らないのかはわからないが、少なくともN市のどこかに潜んでいるようだ。
(プランC)この世界のウサギを探す
UGNがとある重要拠点にて保管・研究していることがわかった。
かなりセキュリティが厳しく、『太平洋上に存在する島』『まともな手段では連絡すらできない』『入島の方も凄まじい制限がかかっている』という事しかわからなかった。
運良く関係者とN市で出会い、運良く拠点への連絡手段が確保でき、かつその関係者からの口利きがあるという幸運にでも恵まれない限り、このプランは絶望的だろう。
フォース=ライブラリ:ウ、ウワーッ!アビスゲート!w
GM:桃ウサギは最初に逃げていった少年──《リパテイション》が持っている事を推理していいです。名前は多分、パイロさんか武器子あたりが都合よく思い出したのだろう。
GM:■この世界のウサギについて <情報:UGN / アカデミア>難易度23 が追加されました。
GM:次。■《パイロ》と《武器子》について。
■《パイロ》と《武器子》について
Χ-31087世界線のN市出身。二人の制服に埋め込まれているセキュリティ用IDチップから、間違いなくUGNエージェントとUGNチルドレンであることが判明した。
Χ-31087のウサギ(=桃ウサギ)はUGNによって発掘されたが、護送中にFHチルドレンの《リパテイション》がウサギを強奪。《パイロ》と《武器子》の二人を向かわせた……というのがここまでの流れのようだ。
その後二人は《リパテイション》と交戦するも、追い詰められた《リパテイション》と謎の超高熱によってウサギが異常暴走してしまい、この世界へやってきた。
世界線跳躍の影響で、《パイロ》《武器子》両名には記憶の欠落がみとめられる。
一つ確かなのは、『《リパテイション》を倒して彼が奪った桃ウサギを取り戻す』のが二人の任務だったということだ。
記憶が戻れば《リパテイション》を探すのに役立つ情報が手に入るかもしれない。桃ウサギの入手もそれだけ容易になるだろう。
GM:→ PC2は、《リパテイション》の姿を思い出す事ができる。
GM:安孫さんはココに書いてる情報をすべて思い出していいです。あの生意気そうな少年を見つけだし、しゃべりウサギを取り戻せば帰還の目処も立つだろう。
フォース=ライブラリ:えーっと、じゃあロールに入る前に
フォース=ライブラリ:「この世界のウサギについて」を判定しちゃいましょうか。
■野久保景吾と『時ウサギ』について
┣■三つの帰還方法
┃┗■この世界のウサギについて <情報:UGN / アカデミア>難易度23
┃ ┗☆???
┣■《パイロ》と《武器子》について
┃┗◎《パイロ》と《武器子》の記憶回復 <肉体><精神>難易度14 (パイロが挑戦する時、難易度-3)
┗◇学園島=オーヴァードアカデミアと連絡を取る <交渉><調達>難易度17
■(任意)この世界について <情報:UGN / 裏社会><知識:N市> 難易度6
■(任意)『?』について ※☆、◎、◇すべてを埋めると挑戦可能
GM:に、23だぞ!死ぬ気か!
フォース=ライブラリ:コンボ『温故知新アーカイブ』。マイナーで《オリジン:レジェンド》、メジャーで《生き字引》。
フォース=ライブラリ:侵蝕49→52
フォース=ライブラリ:あー、念のため「能力訓練:精神」を使います。
GM:どうぞどうぞ
フォース=ライブラリ:5dx10+20>=23
DoubleCross : (5R10+20[10]>=23) → 10[6,7,8,8,10]+2[2]+20 → 32 → 成功
GM:ふええ
フォース=ライブラリ:ほっ、ナントカ成功
詩丸 佳:つよい
GM:いやなに……? この固定値は・・
GM:では情報を開示。
パイロ:ええ……?
■この世界のウサギについて
この世界のウサギの在り処が判明した。
結論から述べると、この世界のウサギ(黒ウサギ)は、オーヴァードアカデミア=学園島のディメンジョンゲート研究会が所有している。
これは学園島の情報に精通しているフォース=ライブラリですら知らなかった、厳重に秘匿された記録だ。
黒ウサギは4年前にUGNによって発掘された後、UGNの中で一番セキュリティの厳しい学園島で管理することとなった。
『アビスゲート』は黒ウサギの研究過程で作り出されたものであり、ウサギと同等の性質を持つ。しかも学園島の核レネゲイド融合ジェネレータに直結しているため、エネルギーはほぼ無尽蔵。
遺産の取り扱いに精通したエンジニアさえいれば、安定した時空跳躍が可能になるだろう。
GM:→☆潮時ありすについて(1) が追加されました。
■野久保景吾と『時ウサギ』について
┣■三つの帰還方法
┃┗■この世界のウサギについて
┃ ┗☆潮時ありすについて(1) <情報:裏社会><知識:キングダム>難易度10
┣■《パイロ》と《武器子》について
┃┗◎《パイロ》と《武器子》の記憶回復 <肉体><精神>難易度14 (パイロが挑戦する時、難易度-3)
┗◇学園島=オーヴァードアカデミアと連絡を取る <交渉><調達>難易度17
■(任意)この世界について <情報:UGN / 裏社会><知識:N市> 難易度6
■(任意)『?』について ※☆、◎、◇すべてを埋めると挑戦可能
GM:ということで、順番にロールしていきましょうか。どういうシチュエーションがいいかな・・
GM:GM案は、最初に安孫さんが能力の暴走で卑劣なホープヒルズ住人に負けそうになったところで
GM:助けが来たり、安孫さんが奇跡的に勝利したりして合流シーンかな。もちろん、安孫さんの暴走シーンに遭遇したい人はしてもいい。
パイロ:遭遇してして~
野久保景吾:遭遇したい!こんな機会二度とあるか!
GM:そう、絶対にないぞ!
GM:ホープヒルズ、ゆり号棟付近。パイロさんは武器子とともに情報を集めに……あるいは、記憶が戻らないかと軽い散歩にでもでかけたはずだ。
GM:卑劣なホープヒルズ住人の襲撃を受けたのは、まさにその帰り道だ……!
奴隷商人:「クククク……動くなよォそこのお嬢さん」 パイロにレイピアを突きつけている。
パイロ:「………。」行く手を阻む住民を見上げる。
奴隷商人:「ちょっとでも動けば、このかわいい巨乳ちゃんに傷がつくぜェ~!」
GM:武器子の方も銃をつきつけられています。もちろん、まったく動じていない。
パイロ:「このドスをどけろ。」
奴隷商人:「どけてほしい? どけてほしいか? フフハハハ!」
パイロ:「今なら半殺しで済ませてやる。」
GM:ちなみに今、パイロさんはどんな格好をしていますか?
パイロ:ワイシャツにスラックス。ネクタイを締め、
パイロ:その上に”リパテイション”の寄こしたコートを羽織っています。
GM:よろしい。では、
奴隷商人:「ほらどけたァーッ!」 レイピア一閃!
奴隷商人:パイロさんのワイシャツ、その胸元を芸術的に切り裂く。
武器子:「はー……いいよパイロさん。時間のむだむだ」
武器子:「やっちゃってやっちゃって!」 避けるか殴り返すかするだろうと思っているので、まったく慌てていない。
パイロ:一閃に全く怯むことはない。そのままクロスカウンターのように奴隷商人の頬を殴り飛ばす。
パイロ:しかし…
奴隷商人:「ぐばッ!」 殴り飛ばされました。吹っ飛んだレイピアが近くの壁にあったダーツのターゲットの中央に刺さる。
パイロ:手応えが薄い。相手もあまり効いていないようだ。
奴隷商人:「なんだァそのパンチはァ~~!」 すぐに復帰! 違法薬物によって体力が異常だ!
奴隷商人:「おいお前ら、やっちまえ! この二人をブラックマーケットに売却だ!」
武器子:「うわうわうわ! ちょっとパイロさん! ほ、本気出して!」
パイロ:再びパンチ!右!右!右!ただし手数があるだけで威力は不十分だ。
武器子:こちらも応戦しているが、記憶が失われているせいかイマイチキレがない。
GM:無数のホープヒルズ住人が君たち二人に群がります。おそらく20人以上はいるだろう。
パイロ:その間にさんざんに痛めつけられる。
パイロ:だがコートだけは庇い、傷つけていない。
GM:もうだめだ! 君たちはこのまま敗北して、奴隷として売り飛ばされる運命なのか……?
パイロ:戦い方を思い出そうとしても、思い出せない。
奴隷商人:「ギャハハハーッ! 女がナマイキにも男に逆らうと、こうなるのよ!」 カットラスを振るい、パイロのスラックスを芸術的に切り裂く。
奴隷商人:「これが因果応報だ! 死ねェ!」 君を完全に戦闘不能にするべく、切りかかります。
武器子:「パイロさん…………!」
パイロ:「……そうか。」
パイロ:「武器を出せ。」
パイロ:「もしかしたら、俺は武器を使っていたのかもしれない。」
武器子:「武器……! 武器……!」
武器子:「ごめんなさい! こ、これしか」
武器子:「これしか間に合わない!」
GM:とっさに武器子が武器を投げ渡す。
GM:……重厚な鉄の塊! ガトリングガン!
パイロ:「よし。」両手でがしりとガトリングガンを持ち、
GM:パイロさんは判定に成功しているので、このガトリングガンで奴隷商人たちを血祭りにあげられます。
GM:もちろん、ガトリングガン未使用でもいい。
パイロ:ぶ ん ッ
パイロ:迫るカトラスとレイピアごと敵の顔面を陥没させる。
パイロ:「やはりそうだったか。」
武器子:「……えっ!?」
武器子:「ちょ、ちょっと待って。その武器そういうふうに使うんじゃ……」
武器子:「トリガー! トリガー知らない? そこの引き金を」
パイロ:ぶ ん ッ
武器子:「ちょっと!!」
パイロ:武器子の隣の敵が吹き飛ぶ
パイロ:「よし、続け。」
GM:ガトリング! 陥没! ガトリング! 陥没!
GM:とうとう判明した……! これが《パイロ》の戦い方だ!
GM:奴隷商人たちの屍の山が築かれたあたりで、野久保・詩丸・フォースたちも駆けつけてください。
パイロ:「………。」ガシャン、とガトリングガンを地面に置く。
GM:パイロさんは余裕の表情でもいいし、えらく消耗していても構わない。
パイロ:「とんだ道草を食った。」
武器子:「うわーん! あたしのガトリングちゃんがー!」
武器子:「ぜったいそんな使い方じゃないのにー!」
パイロ:「戻ら、なければ………」
パイロ:ず、ずり……
パイロ:壁に寄りかかり、そのまま腰を落とす。
武器子:「えっうそ! ちょっとお!?」
武器子:「だ、だれかー! ちょっとー!」
武器子:「フォーちゃん先生! おもしれえ人! ショボそうな人!」
武器子:「誰か来てー!」
フォース=ライブラリ:「……もしかして、」 武器子さんの後ろから声がかかる。
野久保景吾:「……いやいやいやいや」
フォース=ライブラリ:「この団地、治安が悪すぎるのではないでしょうか。」
GM:君たちは一部始終を見ていてもいいし、今駆けつけた事にしても構いません。
野久保景吾:「俺の呼び方! あと戦い方! 武器の使い方! この近辺の住民の民度! 治安!」
フォース=ライブラリ:ボーッとしたような表情でパイロさんと武器子さんを見てる。
野久保景吾:「突っ込むところが多すぎるんだよ!!!」
潮時ありす:「なんなんですかこれ? 悪夢?」
野久保景吾:「全体的におかしいじゃん!」
パイロ:はぁ、はぁ、と苦しそうに息切れしている。
野久保景吾:「なんで咄嗟に作り出せた武器がガトリングなんだよ!?」
パイロ:顔も紅潮し、玉のような汗が肌の表面に浮き出ている。
武器子:「べつにいいでしょ! ガトリングが好きなんだもん!」
フォース=ライブラリ:「……む。ショボそうな方に千佳さん。それどころでは。」
野久保景吾:「好きこそものの上手なれか! 咄嗟で出ちゃうほどか! で、それを使い方……使い方っつーか……ああっ、突っ込みが終わんねえ~!」
詩丸 佳:「しかし、よくもまあ踊ったモンだぜ」
パイロ:高熱があるのかもしれない。サラマンダー能力が上手く制御できていない証左だ。
フォース=ライブラリ:具合の悪そうなパイロさんを指す。
星宮千佳:「おもしれえ?」 詩丸くんの後ろからひょこっと顔を出す。
野久保景吾:「そうだな。すっげー熱そうだから冷やそう」
星宮千佳:「パイロさんはあんまりおもしろくなさそうだけど……カゼかな?」
詩丸 佳:「カゼ、だと? どれ、見せてみな」
野久保景吾:「詩丸くん、パイロさん一枚運んでってあげなさい。お願いします。俺にそんな体力は……ない!」
詩丸 佳:そういってオデコとオデコをくっつけましょう
パイロ:「ん……」
パイロ:高熱がある。
詩丸 佳:「ホットじゃねーの」
フォース=ライブラリ:「……千佳さん……いえ、武器子さん、でしたか。確かこう言っていましたね。」
フォース=ライブラリ:「記憶が飛んでいると。」
武器子:「うん」
フォース=ライブラリ:「もしや、自分の能力についても?」
武器子:「はい……」
武器子:「パイロさんもそうみたい。このままじゃ、ただの足手まといになっちゃうよ」
野久保景吾:「だいぶ深刻だな……」
夏川ミナ:「あの」 ずっと横手で黙っていた。
夏川ミナ:「とりあえずパイロさんを安全なところへ運んで、情報交換をしませんか」
フォース=ライブラリ:「ふむ……。」 考え込んでいたが、
野久保景吾:「ああ。少し落ち着ける場所で情報を交換しようぜ。お互いのコンディションと状況についても知っておいた方がいい」
フォース=ライブラリ:「……っと、そうですね。ここは安全でないというのは確かでしょう。」
夏川ミナ:「さすがですね。見た目は弱そうですが、間違いなく正解です……えーと、《タイクーン》?」
フォース=ライブラリ:夏川さんと野久保さんの言葉にうなずく。
夏川ミナ:「さすがです」
野久保景吾:「ふっ。よく言われる! ……詩丸くん、そっち持って!」 パイロさんに右肩を貸す。
詩丸 佳:野久保くんの言葉に従う
パイロ:ぐったりとしたまま二人に担がれる。
パイロ:背が低いので足がぷらんと浮いてしまいそうだ
野久保景吾:「おっぱいが大きい」 いきなり発言する。 「あっ、これは習慣ね。部下に心を読めるやつがいるからさあ」
野久保景吾:「思ったことは即座に言うことにしている! おっぱい大きいなあ!」
武器子:「えっ何!? セクハラ?」
潮時ありす:「ただのセクハラじゃないですかそれ!」
詩丸 佳:「セクハラじゃねえ」
詩丸 佳:「野久保は、面白ぇ男だぜ」
パイロ:「面白くない。」
野久保景吾:「そうだ! 無言の方が悪だ!」
野久保景吾:「……はい。すみません……」
パイロ:つま先を地面に擦りながら背の高い二人に不平を言う。
フォース=ライブラリ:「……ふふっ。」 その様子を見て笑って、
パイロ:どうやら胸よりも背の方を気にしている。
フォース=ライブラリ:「確かに面白いのです。」
GM:運ばれた先は、とりあえずのセーフハウスとしてUGNが確保しておいた空き部屋だ。詩丸・星宮に事前に部屋のカギが渡されていた。
GM:君たちは一通り情報の交換をしたはずだ。してくれ!
GM:その上で、情報について気になる点があれば突っ込んだりするといいでしょう。
パイロ:「……俺は、安孫焔。」
パイロ:ソファに寝かされながら呟く。
野久保景吾:「やばいだいぶ混乱してきた。安孫……安孫焔……!? え、なに、マジ?」
星宮千佳:「ん? おお?」
星宮千佳:「おしりあいなの?」
野久保景吾:「いまだいぶ衝撃的なこと立て続けに聞いたけど、一番の衝撃がこれだよ!」
パイロ:「実感がないな。まだ体と記憶が繋がらない……。」
潮時ありす:「えっそんなにですか?」
フォース=ライブラリ:「ほう。知り合いでしたか。」
潮時ありす:「ガトリングで敵を殴り倒すのより?」
野久保景吾:「それも衝撃だけど!」
野久保景吾:「俺が知ってる俺の世界の安孫焔は、なんというか……こう、ガチムチの男で……」
武器子:ガトリング常識人が居たので、ホッと胸をなでおろしている。
野久保景吾:「……いや。言動はほぼほぼ一緒かも……? 自信なくなってきた」
パイロ:「それが…パラレルじぶんというやつか。」
パイロ:夏川を見ながら
野久保景吾:「パラレルじぶん、超怖い……常識がクライシスしそう」
野久保景吾:「それにしては、戦い方がずいぶん違うけども……」
パイロ:「戦い方?」
夏川ミナ:「そんなに違うのですか。別人レベルで?」
パイロ:「俺のパラレルじぶんは武器を使ってなかったのか?」
野久保景吾:「俺の知ってる安孫焔は、ガトリングで殴りかかるみたいな攻撃はしなかったのがまず一つ」
野久保景吾:「拳で殴りまくってた。たいていのものは吹っ飛ばしてたな」
武器子:「あっそうそう。あたしも、なんかそれは覚えてるかも」
フォース=ライブラリ:「戦い方を忘れているのであれば、」 何もない空間に手を伸ばし、本棚から抜くように白いカバーの本を取り出す。
武器子:「すごいパワフルで……だからいっしょに《リパテイション》ってチルドレンを倒せ、って命令を受けた……きがする」
パイロ:頷く。
野久保景吾:「その命令だけは覚えててよかったよ。マジで何も手がかりなかったら終わってた」
フォース=ライブラリ:「パイロさんな安孫焔さんも本来はガトリングガンで殴るのではなく、拳で殴っていたのでは?」
パイロ:「それは……」
パイロ:「なにか、違う気がした。」
野久保景吾:「そう! できなかったのか?」
フォース=ライブラリ:「ふむ。既に試していたと。」 本をペラペラとめくりながら。
星宮千佳:「パイロちゃんはおんなのこだから、パンチはないんじゃない?」
星宮千佳:「つめが折れちゃわない?」
パイロ:「手ごたえが違った。」
パイロ:「戦う時は敵をばしんと倒せたはずだ。」
パイロ:「だがさっき殴った時は……」
パイロ:感触を思い出すように空中に拳をさ迷わせる
野久保景吾:「炎とかビームとかが出なかった?」
パイロ:「うにょんとした。」
野久保景吾:「ぜんぜんピンとこない表現のやつじゃん!」
夏川ミナ:「もうしばらくは思い出せないでしょうね。オーヴァードは身体が頑丈ですから、じき戻るとは思いますが」
パイロ:「うにょん、わからないか。」
パイロ:ソファから身を起こし、背伸びして野久保の頬に拳を当てる。
パイロ:ぐりぐり
野久保景吾:「あっ!? おわっ!? 中身は俺の知ってる安孫にそっくりだから、超怖いんだけど!」 目をとじておののく。
パイロ:「これがうにょんだ。」頬の肉をぐにぐにする
フォース=ライブラリ:「……それで、武器子さん。リパテイションでしたか。」 そのやり取りを無視して大きい方の千佳さんに。
野久保景吾:「上半身が跡形もなく消え去るやつじゃん! やめ! やめて!」
パイロ:「このうにょんが拳に残るような…すっきりしない感覚だ。」
武器子:「そうそう。リパテイションを倒して、あいつが持ってったウサギを取り戻すのが任務なんだけど……」
フォース=ライブラリ:「そのチルドレンが一緒にこの団地に来たというのは確かなのですね。」
夏川ミナ:「どうしましょうか。白ウサギを100年かけて充電するのは論外ですし」
フォース=ライブラリ:「ああ。」
夏川ミナ:「全員で学園島へ渡りますか? それとも、手っ取り早くみんなでリパテイションとやらを倒してウサギをゲットしますか?」
野久保景吾:「しっくりこないってのはよくわかった……わかったけど……待て、学園島?」
野久保景吾:「そんなの簡単に渡れるもんなの?」
夏川ミナ:「かなり難しいです」 断言する。
フォース=ライブラリ:「む。難しいのですか。」
GM:連絡手段の確保だけでも一苦労だ。事実、フォースや夏川の携帯電話は発信すらできない。
GM:オーヴァードアカデミアへの連絡手段は大別して二つ。UGN日本支部からの直接回線を使用するか、『ディスカラードレルム』と呼ばれる特殊IDチップが埋め込まれた携帯電話を使用するかだ。
野久保景吾:「この世のどこかにある奇人変人が集められた変態収容所……地獄のアルカトラズって聞いたことがあるぜ……」
GM:どちらを選んでも時間がかかることは間違いないでしょう。
フォース=ライブラリ:「ふむ。野久保さんの世界の学園島はこちらの世界とは違うよう……いえ、もしかしたら同じかもしれませんが。」
パイロ:「アルカトラズ……アルカとはなんだ?」
野久保景吾:「海に浮かんでる地獄のことを海外ではそう呼ぶ」 真顔
潮時ありす:「できればリパテイションを探して、倒せるといいですね。なにせ」
潮時ありす:「私と野久保さん、なんか時空を超えて追われてるみたいなので……」
パイロ:「………。」脳内で獄卒が血の池ビーチではしゃいでいる絵面を浮かべている。
潮時ありす:「はやく高飛びしたい! 1秒でも早く逃走手段を確保したい!」
野久保景吾:「とんでもねー悪党が裏にいるに違いねえ。それはもう極悪非道なやつがよ!」
パイロ:「今のところ手近な手掛かりはその”リパテイション”か。」
パイロ:「そいつを見つけて、殴る。」
夏川ミナ:「そうですね。学園島への連絡は、おそらく難しいでしょうし」
野久保景吾:「こいつ……厄介事とともに転がり込んできておいて……自分の安全が第一になっている……!」
夏川ミナ:「学園島経由の帰還は最終手段としましょう。リパテイションとやらを殴り倒したほうが早そうです」
フォース=ライブラリ:「……そうですね。この世界のウサギ……黒ウサギについては次善の策として取っておきましょうか。」
フォース=ライブラリ:「ところで夏川さん。」
夏川ミナ:「はい。なんでしょう
フォース=ライブラリ:「フォーの記憶によれば、」 本から光る文字の群れが出て、宙に集まり写真に変わる。
フォース=ライブラリ:「ディメンジョンゲート研究会の部長もあのゲート……アビスゲートとやらに飲み込まれたように記憶しているのですが。」
フォース=ライブラリ:亜空芸都の写真だ。
GM:これはゲーム的な話しなので、断っておくと
フォース=ライブラリ:おっと
GM:亜空芸都はOP開始5分前に思いついたNPCなので、ストーリーには一切関与しません。忘れていい。
フォース=ライブラリ:アッハイ
GM:まったく忘れていい!
フォース=ライブラリ:じゃあ、今の会話から、
夏川ミナ:「あれは放っておきましょう。腐ってもディメンジョンゲート研究会の会長なら、死にはしないはずです」
夏川ミナ:「あと、なんとなく無害な気がします」
フォース=ライブラリ:なんか亜空芸都に関して少し夏川さんと話すものの、「まあいっか」という雰囲気になったということで。
野久保景吾:「ほら、変態収容所じゃん……」
フォース=ライブラリ:「……それもそうですね。彼はディメンジョンゲートが自力で使えるという情報が見つかりました。」
野久保景吾:「あんたらの学校ってそんなやつばっかなの??」
フォース=ライブラリ:ひゅるひゅる。光る文字の群れが白いカバーの本のページに戻っていく。
フォース=ライブラリ:「夏川さんのような方もいますよ。」
夏川ミナ:「いえ、いいところですよ。定時制には成人の方も通っていますし」
詩丸 佳:ではそこに
夏川ミナ:「元の世界に戻られたら、野久保さんやパイロさんも通ってみてはいかがですか」
パイロ:「フォーも夏川も変態のようには見えないが……。」
夏川ミナ:「審査は厳しいですが……」
詩丸 佳:バ ン ッ
パイロ:と、言いかけたところで音に反応してそちらを見る
詩丸 佳:扉を開く音と、仁王立ちする男
星宮千佳:「あっ」
星宮千佳:「ウタマルちゃん! おかえりちゃん!」
野久保景吾:「おかえりちゃーん」
詩丸 佳:「待たせたな、てめえら」
フォース=ライブラリ:パタンと本を閉じ、そちらを見る。
フォース=ライブラリ:「こちらは《リパテイション》を探すという方向で話がまとまりそうですが。」
星宮千佳:「なんかわかった? スペシャルなじょうほうとか?」
詩丸 佳:「よく聞け。てめえらの帰還方法が分かったぜ」
詩丸 佳:「面白ぇ情報だ。耳の穴かっぽじりな」 そういって、全員が知っている情報を述べましょう
潮時ありす:「なるほどなるほど」
パイロ:「…………。」
野久保景吾:「100%の理解がいま200%になった」
詩丸 佳:一通り言い終えて、やりきった顔。 汗が照明に反射し、光のエフェクトを作る
潮時ありす:「白ウサギを100年かけて充電するか、リパテイションを探すか、この世界のウサギを探すかですか」
潮時ありす:「全部!!」
潮時ありす:「知ってんですけど!? 全部!」
野久保景吾:「……どこで道草食ってたんだよ! 」
潮時ありす:「ジャンプでも立ち読みしてたんですか……?」
詩丸 佳:「へっ。面白ぇ」
詩丸 佳:「てめえら。なるほど有能じゃねーの」
武器子:「ここまで言われておもしれえで済ませられるの、逆にすごいな……すごくない?」
野久保景吾:「確かに俺もちょっと時間が余ったらパチンコに行くタイプではあるけれども! ……うん……いや……情報の裏どりが取れたということでもあるな。前向きに考えよ」
フォース=ライブラリ:「面白いですね。」 大きい方の千佳さんに同意する。
夏川ミナ:「では改めて、まとめましょう。そうですね」
夏川ミナ:「学園島経由での帰還は最終手段。リパテイションとやらがどこかへ逃げる前に、彼の持つウサギを確保しましょう」
野久保景吾:「それが手っ取り早い。相手が高跳びしてねえことを祈る」
詩丸 佳:「なあに。100年待てば戻れるんだ。いざとなったら俺様と星宮が面倒見てやるぜ、てめえら」
星宮千佳:「おばあちゃんになっちゃう!!」
フォース=ライブラリ:開いた本から溢れた文字が宙に白ウサギ・桃ウサギ・黒ウサギの絵をそれぞれ描き、桃ウサギを丸で囲む。
潮時ありす:「いや、死んじゃうでしょ」
パイロ:「ももいろしゃべりうさぎだな。」
野久保景吾:「1日で解決してえよ、もうほんと……」
野久保景吾:「もうちょい情報集めたら、本格的に動こう。居場所もわかんねえし」
武器子:「大丈夫大丈夫! もうあとはリパテイションを探して、囲んで殴るだけだもん!」
パイロ:「居場所か…。」
武器子:「なんとでもなるなる。大丈夫大丈夫」
詩丸 佳:「面白ぇ」
野久保景吾:「ポジティブかつアグレッシブだな……。なんか飲み物でも買ってこよ」
武器子:「いや、野久保さんたちは一生FHから追われるのかもしれないけど……がんばってね」
野久保景吾:「余計なこと言うな!」
潮時ありす:「やめてくださいそういうの! ……私もなんか買ってこよ」 野久保さんについていく。
GM:自然と、元の世界のペアで行動する形になる。君たちはまた情報収集に戻ってもいいし、
フォース=ライブラリ:「ほう。飲み物。」
GM:会話したい相手がいれば会話してもいいでしょう。
フォース=ライブラリ:ふらふらと野久保さんの方についていってる。
パイロ:「詩丸。」
詩丸 佳:「ああん?」
パイロ:ソファーに座りながら声をかける
パイロ:「お前は、鼻が利いたな。」
夏川ミナ:「待ってください。ふらふらついていくのは危険ですよ」 フォースを追いかける。
詩丸 佳:「ああ。特に、面白ぇことにかけちゃ、な」
詩丸 佳:壁際に背を預け、パイロさんの話を聞く構え
パイロ:「何を意識して嗅ぎ分けている?」
パイロ:「甘いのか?しょっぱいのか?」
パイロ:「武器子…星宮は……ふわっとしていたが…」
詩丸 佳:「決まってるぜ」 つかつかと歩み寄り
詩丸 佳:パイロさんに顎クイ
詩丸 佳:「面白ぇかどうか、だ。てめえも相当面白ぇ匂いだ」
パイロ:「………。」朱色の大きな瞳が詩丸の目を見つめる
詩丸 佳:「どうだ?てめえは俺様が面白ぇと思うか?
パイロ:顎を手から離し、詩丸の真似をするように今度はこちらから顎クイする。
パイロ:そして、すんすん、と詩丸の首筋辺りを嗅ぐ。
パイロ:「…………わからん。」
パイロ:「だが、お前は面白いと思う。」
詩丸 佳:「面白ぇ女だ。気に入ったぜ」 顎クイされたまま
パイロ:「参考になった。」手を離す。
パイロ:「俺は少し横になる。出る時は言ってくれ。」
詩丸 佳:「ああ。休んでな」そう言って部屋を出ます。
パイロ:ころん、とソファに寝転がってから、
パイロ:掛布団替わりに羽織っていたコートを顔に持ってきて、
パイロ:すん、すん
パイロ:匂いを嗅ぐ。
パイロ:「……これは、面白い匂いなのか。」
パイロ:「分からん。」
GM:シーンカット! ロイスと購入が可能です。
パイロ:お、応急を…!
パイロ:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 10[4,10]+8[8]+3 → 21 → 成功
詩丸 佳:応急を買うしかありませんね!
フォース=ライブラリ:アンチマテリアルライフルをクリエイトしたい
パイロ:出目が極端!買って使用!
パイロ:10+2d10
DoubleCross : (10+2D10) → 10+16[8,8] → 26
フォース=ライブラリ:メジャーで《マシンモーフィング》
パイロ:わお…ほぼ全回復…
詩丸 佳:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 9[9]+4 → 13
詩丸 佳:購入した応急をパイロさんにパスだ!使ってください!
フォース=ライブラリ:侵蝕52→55
フォース=ライブラリ:4dx10+25>=35
DoubleCross : (4R10+25[10]>=35) → 10[3,6,7,10]+5[5]+25 → 40 → 成功
フォース=ライブラリ:ほっ……
野久保景吾:どうしようかな
パイロ:使用!
パイロ:2d10+26
DoubleCross : (2D10+26) → 9[3,6]+26 → 35
フォース=ライブラリ:2個目のアンチマテリアルライフルをウェポンケースその2に収納します
パイロ:全回復!
GM:すごい回復してる!
野久保景吾:あれを買おう。ボディアーマー!
フォース=ライブラリ:調達判定でリアクティブアーマー
野久保景吾:4dx+5=>12
DoubleCross : (4R10+5[10]>=12) → 4[2,3,4,4]+5 → 9 → 失敗
野久保景吾:低すぎる…w おわり!
フォース=ライブラリ:2dx10+4>=24
DoubleCross : (2R10+4[10]>=24) → 9[7,9]+4 → 13 → 失敗
野久保景吾:ロイスはなしなので以上!
フォース=ライブラリ:買っちゃお。財産39→28
フォース=ライブラリ:これは普通に着ます。
詩丸 佳:ロイスはパイロさんに取ろう
GM:だからなんなんだその財産は……!
詩丸 佳:パイロ/○面白ぇ/隔意 これで
詩丸 佳:以上。
パイロ:あ、ロイス保留で以上!
GM:よしよし。じゃあ改めてシーンカットだ。
■ミドルシーン04
GM:引き続き情報収集です。情報項目は……一個漏れてたなこれ
GM:任意2個、必須3個。うち、今調べられるのは
☆潮時ありすについて(1) <情報:裏社会><知識:キングダム>難易度10
◎《パイロ》と《武器子》の記憶回復 <肉体><精神>難易度14 (パイロが挑戦する時、難易度-3)
■(任意)この世界について <情報:UGN / 裏社会><知識:N市> 難易度6
■(任意)『?』について ※☆、◎、◇すべてを埋めると挑戦可能
GM:これですね。出たい方はどうぞ!
GM:シーンプレイヤーはパイロさん。
詩丸 佳:出ます!
パイロ:出!
野久保景吾:出たい!出ます!まかりとおる!
詩丸 佳:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 3[3]+49 → 52
パイロ:パイロの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:42->45)
野久保景吾:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 6[6]+49 → 55
GM:パイロさんあがんないなあw
野久保景吾:ちがう、侵食率は48だったので54
フォース=ライブラリ:出ましょう。
フォース=ライブラリ:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+4[4] → 59
GM:ということで、振りたいやつにいってください。あと1個くらい必須項目が出てくる気がします。
パイロ:記憶回復行きます!肉体で判定!ウオオー!
パイロ:4dx>=11 肉体
DoubleCross : (4R10[10]>=11) → 9[2,5,8,9] → 9 → 失敗
野久保景吾:潮時ありすについては、この私が!
GM:行け!ガンバレ! こっちもやっぱり、HP10で達成値が1挙げられます。
GM:9ww
野久保景吾:シナリオヒロインのひみつ、暴いちゃうぜ!
パイロ:ギエエー!またHP20削るよ!!
詩丸 佳:体力削ってるww
フォース=ライブラリ:せっかく回復したのに!
パイロ:30→10ね!
GM:野久保さんもどうぞ!
野久保景吾:コネ:情報屋を使って裏社会!
GM:知識:キングダムとか使うチャンスですよ
野久保景吾:6dx+2=>10 そんなチャンスはいらない!
DoubleCross : (6R10+2[10]>=10) → 9[6,7,7,8,9,9]+2 → 11 → 成功
野久保景吾:OK!
GM:さすが・・
詩丸 佳:この世界について を知識N市で降ります!
詩丸 佳:2dx>=6
DoubleCross : (2R10[10]>=6) → 9[3,9] → 9 → 成功
詩丸 佳:ヨシ!
GM:じゃあ、順番に開けていきましょう。
GM:フォーちゃんは内容を見てどれに行くか決めてくれても構わない。まずひとつ目、記憶の回復。
■《パイロ》と《武器子》の記憶回復
二人の記憶が回復した。判明したことは次の二つ。
(1)
《パイロ》の本名は安孫焔。コードネームは《パイロマニアック》。23歳女性、元極道、炎使い。
この世界にも同名同経歴のエージェントが存在するが、こちらは長身の男性だ。並行世界の同一人物であると考えるべきだろう。
時ウサギのカラー違いや野久保の知名度などからも分かる通り、並行世界は微妙に歴史が異なっているらしい。
(2)
《武器子》の本名は星宮千佳。コードネームは《ハニカムファイア》。17歳女性、UGNチルドレン、錬金術士。
やはり詩丸がエフェクトで推理した通り、星宮千佳(11)とは同一人物である。
星宮会議の結果、とりあえず今回の間は(11)の方が『星宮千佳』を、(17)の方が《ハニカムファイア》を名乗る事で落ち着いている。
→PC2が帰還可能になりました。
→リパテイションの居場所を探す事で、トリガーシーンに進めるようになりました。
GM:(真名判明のカットイン)
GM:次。野久保さんが調べた、ありすについて。
GM:あ、いや
GM:先に任意の方からやっちゃおう。詩丸くんが調べたこの世界について。
GM:これは開けても開けなくてもいい任意項目なので、めちゃくちゃ既知です。
★任意:この世界について
大N市と呼ばれる日本の地方都市。全部で13の地区から成り立っている。
ウサギに表示されている世界線番号はα-76。野久保の世界や安孫の世界と同様、UGNとFHの対立が続くもっとも普遍的な世界線の一つである。
この世界の特徴は、N市が極めて大規模な戦場になっているということ。
N市は他の世界線でもしばしば戦場と化しているが、このα-76世界線はレベルが異なる。13の地区を治める13のUGN支部、それらに並ぶほどの大小FHセルや他勢力、実に様々な組織がこの街に集中している。
ひとことで言ってしまえば、この世界線のこの時代そのものが一つの『特異点』だ。
空気中に満ちるレネゲイドウィルスの濃度が段違いなため、この世界線の遺産は(他世界線のそれと比べて)ひときわ強力な力を宿している。
GM:詩丸くんは、《リパテイション》がこの街にとどまっているのも
GM:もしかしたら誰かからの指示を受けて、この世界のウサギを確保するためなのかもしれない。と推測できてもいいです。
GM:もちろん、それとは別に他の指示も受けているかもしれない。とにかく野久保さんを殺すとか。
詩丸 佳:ヤッター!
詩丸 佳:推理します!
GM:では最後。ありすについて。
■潮時ありすについて(1)
遺産関連技術を専門とするエンジニア。野久保の出身世界のすぐとなり、Ω-2353世界線の住人。
白ウサギを偶然発掘したのは彼女の父。一年前に父がFHに殺害されて以後、
遺産エンジニアとしてずっとFHの監視下にあったが、今回ウサギとともに脱走した。
彼女をオーヴァードアカデミアに連れていきさえすれば『白ウサギのエネルギー充填』
もしくは『アビスゲート=この世界の黒ウサギ利用』といった手段で元の世界へ帰還できるだろう。
野久保たちはアカデミアへの連絡手段を確保してもいいし、別ルートでの帰還を検討してもいい。
GM:☆、◎、◇すべてを埋めると挑戦可能だったやつがオープンします。
『潮時ありすについて(2)』。
GM:これは……難易度はどうしようかな。
フォース=ライブラリ:あっ、
フォース=ライブラリ:◇オーヴァードアカデミアと連絡を取る を
フォース=ライブラリ:まだ埋めていないのでは……?
GM:!
GM:本当だ。えらい!
◇学園島=オーヴァードアカデミアと連絡を取る <交渉><調達>難易度17
■(任意)『?』について ※☆、◎、◇すべてを埋めると挑戦可能
フォース=ライブラリ:というわけで挑戦します。技能なんだっけ……
GM:ということで、フォーちゃんは必然的に学園島に連絡をとってみてください。
GM:あるいはサボってもいいけど……
フォース=ライブラリ:調達か。財産Pは使えますか?
GM:使えるものとします。あと、学園島はかなりのセキュリティなので
GM:最初の判定に失敗した場合、財産の使用に関係なく2d10ダメージを受けてもらいます。
フォース=ライブラリ:もしくは調達判定の代わりに《マシンモーフィング》を使うのは……?
GM:使ってもいいよ!
GM:もちろん侵蝕はあげるんだよ
フォース=ライブラリ:じゃあそっち。コンボ『天衣無縫クリエイト』。
フォース=ライブラリ:あ、嘘。コンボしない。
フォース=ライブラリ:単独で《マシンモーフィング》を使います。
GM:お振りなさい!
フォース=ライブラリ:4dx+18>=17
DoubleCross : (4R10+18[10]>=17) → 7[1,4,5,7]+18 → 25 → 成功
フォース=ライブラリ:侵蝕59→62
フォース=ライブラリ:やったー!
パイロ:ウィザード級ハッカーフォーちゃんにかかればこんなもんだぜ
GM:もっと高くてもよかったなあw
フォース=ライブラリ:アカデミア第四図書館の入り口に置いてある連絡帳に遠隔で書き込むことで、
フォース=ライブラリ:連絡を無理矢理つけました。
野久保景吾:TENSAI
GM:あの《リヴァイアサン》ですら、学園島への連絡の際は24時間限定で有効なワンタイムパスワードが必要なのですが
フォース=ライブラリ:「伝言のある方はこちらにどうぞ」と書かれている自由帳みたいなのに文字が浮かび上がる。
GM:なら、フォーちゃんはそういう形で助けを呼ぶ事ができる。じきに夏川のスマホに、迎えの船をよこすという連絡が来るでしょう。
GM:最後の情報項目を追加します。
■自動成功:アカデミアへ渡る
→選択するとトリガーシーンA:『アカデミア行きの船に乗る』が解禁される。
■《リパテイション》の居場所について <情報:UGN><情報:裏社会>8
→成功するとトリガーシーンB:『リパテイションの元へ行く』が解禁される。
■(任意)潮時ありすについて(2) <交渉><知識:キングダム>7
→成功するとトリガーシーンC:『潮時との会話』が解禁される。
GM:フォーちゃんは自由に振って構いません。アカデミアのアビスゲートは不安定ですが、潮時がいれば制御もできるでしょう。
GM:フォーちゃん?
GM:もう手番ないでしょ! 全員終わってる!
フォース=ライブラリ:なのです
GM:ということで、情報共有ロールをちょっとしてもらいましょう。
GM:再びセーフハウス。このシーンの全員が集まっている。
GM:まず夏川が、あっと声をあげます。
夏川ミナ:「皆さん、良いお知らせです。学園島から連絡が来ました」
フォース=ライブラリ:「次善の策と話していたアカデミア経由の帰還ですが。」 パタンと本を閉じ、夏川さんを見る。
フォース=ライブラリ:「フォーからの連絡がうまくいったようですね。」
夏川ミナ:「アビスゲートがすごいことになってるので、早く潮時さんを連れて帰ってきてくれだそうです。多少の連れは目をつむるとか」
野久保景吾:「おっ。あの変態アイランドから……!」
パイロ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5
GM:[5-6]能力の制御が出来なくなり、過剰に疲労する
GM:またか!
詩丸 佳:ww
フォース=ライブラリ:「ゲートがすごいことに……セキュリティは駄目でしたか。」
GM:侵蝕ダイスが3だったので、[3-4]お箸やフォーク、スプーンの使い方を忘れる を選んでもいいですね。
パイロ:そっちで!
フォース=ライブラリ:わずかに眉間にしわを寄せる。不機嫌そう。
GM:ちなみに、誰かに食べさせてもらいたいとかはありますか?
GM:なんらかの念が届いたので、フォーちゃんは安孫さんにごはんを食べさせてあげてください。
フォース=ライブラリ:なるほどね。
野久保景吾:「その島、いつも天変地異起こってんの?」
野久保景吾:「氷河期とかたまに来るとか聞いたことあるけども」
夏川ミナ:「いえ、いつもではないですよ。3ヶ月に1度くらいです」
フォース=ライブラリ:「まあ、頻度はそれなりに……フォーも起こしかけましたし。」
野久保景吾:「来てンじゃん!」
フォース=ライブラリ:「もちろん止める方に回った回数の方が多いですが。」
詩丸 佳:「面白ぇ」
パイロ:「三か月に一回、かき氷が食べれるのか。」
ハニカムファイア:「あの島、それがフツーなんだよね……」
野久保景吾:「話として聞く分にはな!」
フォース=ライブラリ:「ふむ。かき氷。」
野久保景吾:「……まあいいや。こっちが調べたことから話すわ」
フォース=ライブラリ:虚空から本を取り出し、そこから溢れた光が集まると
潮時ありす:「お願いします。これ、また会話が脱線したら日が暮れますよ」
野久保景吾:「……結論からいうと、ウサギの充電はアカデミアなら可能だ」
フォース=ライブラリ:かき氷とスプーンになる。
潮時ありす:「あっそうなんです!?」
潮時ありす:「100年待たずに?」
野久保景吾:「そーだよ。アカデミアどうかしてるだろ」
パイロ:「アカデミアに渡る手段さえ整えば…ということか。」
GM:書き忘れましたが、アカデミア経由なら100年待たずに済みます。長くても一週間、早ければ3日くらいかな。
夏川ミナ:「迎えの船を送るそうですから」
野久保景吾:「で……。あー……。あれだ。潮時ありす」
フォース=ライブラリ:「ふむ。帰還したあとのことも考えれば、」 スプーンを振ると他の人の手元にもかき氷とスプーンが行き渡る。
フォース=ライブラリ:「充電しておくに越したことはなさそうですね。」
フォース=ライブラリ:シャクシャク。
野久保景吾:「……後でちょっと話あるんだけど、いいか?」
夏川ミナ:「渡りたければ、じきに渡れそうではありますね。リパナントカは置き去りになりますが」
潮時ありす:「はいっ?」 反射的に背筋を伸ばす。
野久保景吾:これは次のシーンで絶対に情報収集に挑むと言う覚悟の証であり。
詩丸 佳:「そいつのことだが」 リバテイションくん
潮時ありす:「なんですか改まって? いいですけど」
野久保景吾:家族や生い立ちのことについてはみんなに話すことではないという意思表示だ!
野久保景吾:「じゃーそれで。みんな、情報収集結果の続きよろしく」
潮時ありす:「セクハラはやめてくださいね……? なんかここ、セクハラ魔人とか奴隷商人とか女の敵ばっかだし……」
パイロ:しゃくしゃく
野久保景吾:「うるせえなこいつ」
詩丸 佳:「まだこの世界に残ってるぜ。時空転移出来るなら、わざわざ走って逃げたりしねえ」
フォース=ライブラリ:「……」 野久保さんと潮時さんのやり取りを黙って聞きながら、かき氷を食べ続けている。
パイロ:しゃく………
パイロ:スプーンを咥えたまま動きが止まる
夏川ミナ:「ふーむ」
夏川ミナ:「個人的には、学園島に渡る前に」
夏川ミナ:「そのFHチルドレンを討伐しておきたいですね。ほら、戦国時代の人もやってたでしょう」
詩丸 佳:「そいつ(リバテイションくん)も元の世界に戻れないのか。なら、そいつはどう動く?この世界のうさぎを探すんじゃねえのか?」
夏川ミナ:「敵の武将の首をお土産にするやつです」
フォース=ライブラリ:「喩えが物騒ですが。」 パイロさんのかき氷を自分のスプーンで掬って、
詩丸 佳:「発想が物騒な女だ。気に入ったぜ」
野久保景吾:「首実検かよ」
フォース=ライブラリ:試しに口に持っていってみている。
GM:パイロさん……もとい安孫さんは、かき氷を食べながら
GM:いい感じのところであらゆる記憶を思い出してくれるといいでしょう。
パイロ:「………。」
パイロ:「どっちみち、俺は奴を追う。」
パイロ:「俺の世界の任務は果たしてから戻らねばならん。」
パイロ:「それに……」コートをきゅ、と握る
パイロ:「個人的な用もある。」
パイロ:そう言ってから、差し出されたスプーンを咥える。
パイロ:しゃくしゃく
ハニカムファイア:「あたしもそうかなー。なんかだんだん、記憶戻ってきた感じがあるし」
野久保景吾:「そのコート、返すのか?」
ハニカムファイア:「やっぱり任務はちゃんとこなさなきゃ」
潮時ありす:「えっわざわざ? コートを?」
潮時ありす:「敵に……!?」
フォース=ライブラリ:「ふむ。」 次々とスプーンで掬って口に運ぶ。
パイロ:しゃくしゃくしゃくしゃくしゃくしゃく
パイロ:ハムスターのように頬を膨らませながら食べていく
フォース=ライブラリ:「フォーはどちらでも構いませんが、」 パイロさんの分が空になったので、自分の分に戻る。
フォース=ライブラリ:「大きい方の千佳さん……ハニカムファイアさんがそう言うのなら付き合うのです。」
ハニカムファイア:「うへへ。ありがとうフォーちゃん先生!」
パイロ:野久保とありすに
パイロ:「ああ。これは返す。」
潮時ありす:「どうせ倒すのに? 律儀な人なんですねえ、パイロさん」
パイロ:「理由もなく受け取ったものだ。貰ったのか借りただけかもわからん。」
野久保景吾:「じゃあ、そいつに聞くしかねえな」
パイロ:「せめてそれを聞いてからこれの行き先を決める。でなければ、」
パイロ:「スジが通らないからな。」
野久保景吾:「安孫焔ならそう言うと思ったぜ」
ハニカムファイア:「おっ。ひょっとして、記憶が戻ってきた感じ? じゃない?」
ハニカムファイア:「野久保のおじさんの知ってる"安孫焔"に近づいてるってことだよね」
パイロ:こちらに笑顔を向けるハニカムファイアを見て
パイロ:「そちらもな。」
ハニカムファイア:「にっ」 ピースします。既に記憶は完全回復した。
パイロ:「はにかむファイアの名に恥じぬはにかみっぷりだ。」
ハニカムファイア:「ハニカム!」
野久保景吾:(突っ込まねえぞ……)
星宮千佳:「じゃあ、えーと? ねんのためリパなんとかを探して、倒して、それでかえるんでいいんだよね!」
星宮千佳:「はやくさがしましょうぜ! にげられちゃう!」
フォース=ライブラリ:「……おそらくは。」 野久保さんを見る。
詩丸 佳:「なら、俺様が一番乗りだぜ」そう言って部屋の外に出てダッシュします。
フォース=ライブラリ:「ただ、野久保さんの後でやるちょっとした話というのを……あっ。」
星宮千佳:「あっちょっと!」
星宮千佳:「ひとりはあぶないってば!」 追いかけます。
フォース=ライブラリ:「……仕方ありませんね。夏川さん。大きい方の千佳さん。」
フォース=ライブラリ:「フォーたちも先に行きましょうか。探索です。」
潮時ありす:「まあ、いいんじゃないですか。手分けしてリパなんとかを探しながらお話しましょう」
夏川ミナ:「わかりました。行きましょう」
野久保景吾:「元気すぎる」
野久保景吾:「あっ、メシ食い忘れてた! この世界線のおにぎり……!」
パイロ:「………。」おにぎりを買いに行こうとする野久保の服の裾を掴んで止める
野久保景吾:「卵かけご飯風のおにぎりってどこの世界でも毎週新作が……、あ?」
ハニカムファイア:「……む」
ハニカムファイア:「ほむらちゃん! あたしたち、先に外出てるね!」
ハニカムファイア:空気を読んで、フォースと11歳の方を部屋の外へ押し出す。自分も外へ出る。
パイロ:「ああ。」
野久保景吾:「何かあるか?」
パイロ:「……まだ気になることがあるような顔をしてる。」
野久保景吾:「気になることなら100個ぐらいあるからな。どれのことを言ってる?」
パイロ:「潮時のことか?」
野久保景吾:「潮時のこと。……そうだな。それが一番でかい気になることの一つだ」
パイロ:「潮時を見るお前の眼が…きゅっとなってた。」
野久保景吾:「は! そうか。じゃあお前、どう思う? どんな事情があればよくわかんねー男を訪ねて、」
野久保景吾:「助けを求める? すっげーか細い可能性だぜ。しかも全世界から狙われてるような立場で、そんな博打に出ると思う?」
パイロ:「…………。」
パイロ:「裏がある、のか?」
野久保景吾:「かもな! だが、俺は……俺は微妙に違うような気がしてるんだよな。おい、俺の勘が肝心なときに外れる話はあとでしようぜ。ただ……」
野久保景吾:「俺ならそういう博打をする」
野久保景吾:「もしかしたら流儀が似てるのかもしれないと思ってね。ちょっと……なんていうか……」
野久保景吾:「アレだ。面白くなってきやがった、って感じだな。詩丸風に言うと」
パイロ:「………そうか。」
野久保景吾:「ぜんぜん応えになってねえな。お前は? どう思う?」
パイロ:「俺は」すっとソファから立って、野久保の目の前に立って瞳を覗き込む
野久保景吾:「オワッ」
パイロ:「自分の手で何とかするが、」
パイロ:「お前という馬に賭けてもいい。」
パイロ:「お前は…そんな男な気がする。」
野久保景吾:「……ひ、ひひ」 引きつった笑い。 「いいぜ。俺は担ぎ上げられるのが得意なんだ。俺はいい神輿だぜ~。つまり」
パイロ:わずかに、ほんのわずか口角を上げる。
野久保景吾:「俺は俺に似てる俺みたいなやつらを見捨てられないんだな、これが。俺を頼る限りはな! 当てにしてるぜ、こっちの安孫焔」
パイロ:「俺も当てにしてるぞ、」
パイロ:「野久保。」
パイロ:と言ってから考えこむ
パイロ:「………そっちのパラレルじぶんはお前を何と呼んでた?」
パイロ:「景吾、とかか?」
野久保景吾:「……」 一瞬、目を閉じて、また笑う。 「”タイクーン”閣下……ごめん、うそ」
野久保景吾:「野久保だ、ただの。ただの野久保で十分なんだ」
野久保景吾:「俺はビッグな男だからな」
パイロ:「それも知ってる気がする。」
パイロ:いつもと変わらぬ口調に、どこか喜色をにじませたような声色で応える。
GM:シーンカット! ロイスと購入が可能です。
パイロ:ロイス!
野久保景吾:パイロさんに対するロイスP感情を変更! 懐旧を信頼に!
GM:次はどうやってもトリガーシーンです。あと、落ち着いて雑談できる最後のチャンスでもあるので
GM:お話したい人がいたら話してください。今のところの予定は、ハニカムファイア&フォース→ありす&野久保。
フォース=ライブラリ:マシンモーフィングはもう使っちゃったから普通の購入判定しようっと
詩丸 佳:ロイスは保留! 購入は、パイロさんに応急買おうかな
GM:該当PLが許すならこの中に混ざってもいいし、別の人とお話してもいいでしょう。
パイロ:フォース=ライブラリ/〇庇護/食傷/ロイス
詩丸 佳:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 6[6]+4 → 10
詩丸 佳:買えた!パイロさんにパス!
野久保景吾:そしてUGNボディアーマー!ねらう!
GM:パイロさん、なんかずっと手当ばっかしてる
野久保景吾:4dx+5=>12
DoubleCross : (4R10+5[10]>=12) → 6[3,5,5,6]+5 → 11 → 失敗
野久保景吾:だめ!以上です。
パイロ:やった!応急アリガトウゴザイマス!
パイロ:使う!
パイロ:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 15[9,6]+10 → 25
パイロ:面白え応急…
詩丸 佳:ww
フォース=ライブラリ:リアクティブコートに挑戦しましょうかね。
パイロ:一応もういっこ応急使う!
パイロ:てか買う!
パイロ:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 10[7,10]+9[9]+3 → 22 → 成功
パイロ:出目が走りすぎてる
パイロ:さっき出てくれ!!
パイロ:では使います
フォース=ライブラリ:3dx10+4>=36
DoubleCross : (3R10+4[10]>=36) → 7[1,7,7]+4 → 11 → 失敗
パイロ:2d10+25
DoubleCross : (2D10+25) → 7[4,3]+25 → 32
パイロ:全回復!
パイロ:こちら以上です!
フォース=ライブラリ:うーん低い
フォース=ライブラリ:財産使っちゃうか。39→14
GM:パイロさんは、名前を安孫焔に直してもいいですし
フォース=ライブラリ:これも着こむ。
GM:このままあえてパイロを名乗り続けてもいいぜ
パイロ:安孫焔に戻すタイミングは‥考えてある!
フォース=ライブラリ:あ、いや
パイロ:のでそのタイミングで戻します!
フォース=ライブラリ:リアクティブアーマーの方を所持に変更。
GM:ほうほう!
GM:じゃあこのシーンはこれくらいかな。今日は次のシーンの判定だけやって、
GM:会話シーンの区切りのいいところで終了としましょう。
■ミドルシーン05
GM:シーンプレイヤーは野久保さん。次の行動が選択できます。
■自動成功:アカデミアへ渡る
→選択するとトリガーシーンA:『アカデミア行きの船に乗る』が解禁される。
■《リパテイション》の居場所について <情報:UGN><情報:裏社会>8
→成功するとトリガーシーンB:『リパテイションの元へ行く』が解禁される。
■(任意)潮時ありすについて(2) <交渉><知識:キングダム>7
→成功するとトリガーシーンC:『潮時との会話』が解禁される。
野久保景吾:登場!
野久保景吾:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 5[5]+54 → 59
野久保景吾:潮時ありすについて(2)を調べます。交渉で!
GM:どうぞどうぞ!
野久保景吾:4dx+1=>7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 8[2,3,7,8]+1 → 9 → 成功
野久保景吾:OK!!!
GM:成功しとる!
■任意:潮時ありすについて(2)
潮時というのは母方の姓。
父の名は野久保景吾。《タイクーン》を名乗る『キングダム』のボスだった。
彼は一年前、とある組織に殺害されている。ありすの世界のキングダムもその際に散り散りになった。
詳細は彼女から話を聞くべきだろう。
GM:ということで、野久保さんはありすとタイマンで話ができます。もちろん、野久保さんが許可するなら他PCがいてもいい。
GM:野久保&ありすの会話は、シナリオの都合上シーンの最後に持っていくので
GM:もし会話したいPCがいる人は、登場してください。先にそちらの会話を行います。
フォース=ライブラリ:登場します。
フォース=ライブラリ:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+9[9] → 71
詩丸 佳:登場します
詩丸 佳:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 1[1]+52 → 53
パイロ:こちらも登場!
フォース=ライブラリ:詩丸さんひっく
パイロ:パイロの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:45->55)
GM:このあとはミドル戦闘なのでがっつりリザレクトさせてやるからな!
GM:ではどうしましょうか。まずロケットさんに伺いたいのですが
GM:ありすとの会話はタイマンがいいですか? 他の人もいたほうがいい?
野久保景吾:たいまんでお願いしたいです!!!
GM:ではタイマン! 他の人は登場不可!
GM:場所はどこにしようかな。会話なら、ホープヒルズのセーフハウスでいいか。
フォース=ライブラリ:でもさっきのシーンで野久保さんたちを残して先に外に出たので、
GM:じゃあ、出た直後にしましょうか
フォース=ライブラリ:そうですね。その辺。詩丸さんと11歳千佳ちゃんは先に行ってしまった。
フォース=ライブラリ:夏川さんにも2人を追いかけてもらった……というところですかね。
GM:そのあたりはアバウトにいきましょう。詩丸くんや安孫さんのやりたいシチュエーションにもよるので
GM:とりあえずこの場には君と《ハニカムファイア》だけだ。
フォース=ライブラリ:「……まさか、千佳さんに気を回してもらうことになるとは。」
フォース=ライブラリ:大きい方の千佳さんに背中を押されたまま、セーフハウスから離れていっている。
ハニカムファイア:「えっどういうこと?」
ハニカムファイア:「なんかヘンだった? すごいいいタイミングで空気よめたな~って思ったんだけど」
フォース=ライブラリ:「……いえ。助かりました。千佳さんも気付いていたのですね。」
フォース=ライブラリ:「野久保さんは何か秘密裏に話をつけたいことがある。その程度までしかフォーには推測できませんでしたが。」
ハニカムファイア:「まあねー。ほむらちゃんも、なんか野久保さんとお話したそうだったし」
ハニカムファイア:「ほら、こういう仕事やってると、出会いがいちごいちえでしょ?」
ハニカムファイア:「お話したいチャンスは無駄にしてほしくないなーって思ったんだ」
ハニカムファイア:鞄からチロルチョコを出してかじっている。
フォース=ライブラリ:「……話をする、チャンス。」
フォース=ライブラリ:「千佳さんにも、話したい誰かと話をしそびれた経験があるということでしょうか。」
ハニカムファイア:「あるある、あるよ、いっぱいある!」
ハニカムファイア:「えーと、助けた同級生とお話しようとしたら、その前に記憶処置されちゃったりとか……」
ハニカムファイア:「あと、アカデミアの先輩たちともお話したかったなあ。あたしが入学したときは、みんな卒業しちゃってたから」
ハニカムファイア:「ほら、いたよね? なんかちっちゃい、かわいい新聞部の男の子とか」
ハニカムファイア:「山賊部の人とか」
フォース=ライブラリ:「おお。芙蓉堂さん。」
ハニカムファイア:「そっちじゃない! 新聞部の方はほら、絵を動かす人だよ」
ハニカムファイア:「情報屋さんとは今でも連絡取り合ってるからね。ときどき」
フォース=ライブラリ:「霧灯さんですね。」
フォース=ライブラリ:「山賊のご飯の方もそうですね。フォーはよく存じて……」
フォース=ライブラリ:「……はて。入学というのは、」
フォース=ライブラリ:「話の流れから考えて……体験入学のことではありませんね?」
ハニカムファイア:「そうそう! 小学校5年生のときに一度体験入学して……気に入ったから、アカデミア中等部に正式入学したの」
フォース=ライブラリ:「ふふ。なるほど。千佳さんとフォーはまだ話すチャンスはありそうですね。」
ハニカムファイア:「そうだよー。この世界のあたしともいっぱい話してあげてよね」
ハニカムファイア:「ほんと、中学の三年間とか一瞬だもん!」
フォース=ライブラリ:「……ということは、千佳さんは。」
フォース=ライブラリ:「フォーが話をしたかった人のことも……」
ハニカムファイア:「うん。知ってるよ」
ハニカムファイア:「おかあさんだよね? えーっと、アレクサンドリアさん」
ハニカムファイア:「まだ、会ってお話したい?」
フォース=ライブラリ:壁に背を預ける。
フォース=ライブラリ:「むう。そうですね。それは……。」
フォース=ライブラリ:「……そうですね。その気持ちがないわけではありません。」
フォース=ライブラリ:「だからこそ、そちらの世界でもフォーは千佳さんに相談したのでしょう。」
ハニカムファイア:「なるほどね?」
ハニカムファイア:ぽふぽふとフォーちゃんの頭を撫でる。11歳の時よりだいぶ背が伸び、すらっとしている。
ハニカムファイア:「だいじょうぶ。会いたいって気持ちがあれば、きっと会えるよ」
ハニカムファイア:「親子の縁、ってそういうものだと思わない?」
フォース=ライブラリ:「……かも知れませんね。」
ハニカムファイア:「そーだよ。きっとそう!」
ハニカムファイア:「だからほら。あんまりしょーんとしてないで、元気だして! 前向いて!」
フォース=ライブラリ:千佳さんから逸らした顔を服の裾で拭う。
フォース=ライブラリ:「……む。しょーんとなどしていませんが。」
ハニカムファイア:「チロルチョコあげるから。ね?」
フォース=ライブラリ:チロルチョコは受け取る。
ハニカムファイア:「たべて元気だそう?」 いちご味のチロルチョコをフォーちゃんに差し出す。
ハニカムファイア:「うんうん。えらいえらい」
フォース=ライブラリ:「ぬう。千佳お姉ちゃんはおだてれば面倒見が良いということは把握していましたが。」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。数年経つとそうなるのですね。楽しみなのです。」
フォース=ライブラリ:頬を若干膨らませていたが、最後は小さく笑う。
ハニカムファイア:「あと10cmくらい身長がほしかったけどね……」 夏川よりやや大きい程度。158cmくらいです。
ハニカムファイア:「でも、面倒見のよさは自信あるからね」
ハニカムファイア:「この世界にいるあいだは、ばっちりフォーちゃんせんせを助けてあげる!」
ハニカムファイア:髪の毛をわしゃわしゃ撫でる。
GM:そしてそのあたりで、ぱたぱたと足音がします。
GM:コンビニにおにぎりを買いに行った潮時ありすが帰ってきた。護衛の夏川も一緒だ。
フォース=ライブラリ:「潮時さん。良いところに。」 髪をわしゃわしゃされたまま、話しかける。
潮時ありす:「ラー油エビマヨ、ほんとにおいしいなこれ……」 食べながら来た。
潮時ありす:「はいはい? なに?」
フォース=ライブラリ:大きい千佳さん相手に笑っていた表情を直す。
フォース=ライブラリ:「いえ。リパテイションを逃さないために早めに動くことになりそうですので、」
フォース=ライブラリ:「野久保さんが後ですると言っていたちょっとした話も早めに聞いておくべきなのではないでしょうか。」
フォース=ライブラリ:「……そろそろ、安孫さんと野久保さんの話も終わった頃でしょうから。」
潮時ありす:「えっなに急に……? なんかそうやって改まってオススメされると、逆に怖いんだけど」
潮時ありす:「"話し聞いておいた方がいいよ~"みたいな事言われる時、だいたい幸運になるツボとか買わされる流れなんですよね……いやまあ、行くけど……」
潮時ありす:がちゃりと扉を開け、セーフハウスの中に入っていく。
フォース=ライブラリ:それを見届ける。
ハニカムファイア:「うひひ」
フォース=ライブラリ:「……さて。リパテイションを探しに行きましょうか。」
ハニカムファイア:「フォーちゃんせんせもおせっかいだね~」
フォース=ライブラリ:「……個人の秘密を秘密のままにしておくのも悪くはありませんが、」
フォース=ライブラリ:「それを共有できるのであればそれに越したことはありません。フォーは知っているのです。」
フォース=ライブラリ:千佳さんからはプイ、と顔をそむけている。
GM:----
どどんとふ:「詩丸 佳」がログアウトしました。
どどんとふ:「パイロ」がログインしました。
どどんとふ:「詩丸 佳」がログインしました。
どどんとふ:「野久保景吾」がログインしました。
どどんとふ:「フォース=ライブラリ」がログインしました。
GM:トリガーシーンについて!
■自動成功:アカデミアへ渡る
→選択するとトリガーシーンA:『アカデミア行きの船に乗る』が解禁される。
■《リパテイション》の居場所について <情報:UGN><情報:裏社会>8
→成功するとトリガーシーンB:『リパテイションの元へ行く』が解禁される。
■(任意)潮時ありすについて(2) <交渉><知識:キングダム>7
→成功するとトリガーシーンC:『潮時との会話』が解禁される。
GM:これはどれか一つでも行えば、トリガーシーン経由でミドル戦闘に行けます。既にトリガーシーンCが達成されているので、AとBはスルーしてもいい。
GM:その上で、純粋な情報項目として『リパテイションの居場所』を調査するのは構いません。もちろんシーンに出ている人限定。
GM:なので、会話シーンも「リパテイションの居場所をリサーチ中に会話」とかでもいいですね。ということで、もし振りたい人がいればぜひどうぞ。
野久保景吾:野久保はもうこのシーンは判定したので、がんばって!
フォース=ライブラリ:じゃあ詩丸さんがダメだったら試してみようかな
パイロ:一応因縁があるので!
パイロ:先に振りたい!
GM:どうぞどうぞ!
詩丸 佳:どうぞどうぞ!
パイロ:情報:情報屋使って裏社会で判定
パイロ:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 9[2,4,9,9]+1 → 10 → 成功
GM:やるー
パイロ:見つけた!
■《リパテイション》の居場所について
安孫の記憶から《リパテイション》の能力はサラマンダーだという事がわかった。
周囲が乾燥しているほど強く、雨が降ると著しく弱体化する。
彼はこのN市で一番高温・乾燥している場所────第七地区の火力発電所に潜んでいる事が判明した。
何故か世界線を跳躍せず、この世界で大量の傭兵を雇っているらしい。戦うのなら全員であたるべきだろう。
GM:ということで、安孫さんとフォーちゃんの会話シーンをやりましょうか。アカデミアからの船の確認とかもあるので、人気のない港湾区とかをGMは考えてますが
フォース=ライブラリ:はーい。
GM:もちろん、それ以外の場所でも構いません。マクドナルドとか。
フォース=ライブラリ:わたしは港湾区でいいかなと
パイロ:港湾区ちかくのカフェとかにします?
パイロ:フォーちゃんが何かを食べながら待つのに最適
フォース=ライブラリ:それでもいいですね(テイクアウトして食べようと思ってた顔)
パイロ:ではそれで!
フォース=ライブラリ:港湾区近くのカフェ。
フォース=ライブラリ:テラス席でハンバーガーを頬張りながら待ち合わせをしています。
パイロ:「………」
パイロ:先ほどようやく使い方を思い出したスプーンをハンバーガーに突き立てようとするが、当然うまくいかない
パイロ:10秒ほど試してから顔を上げ、フォースの食べ方を確認し、
フォース=ライブラリ:「夏川さんが到着するまではもうしばらくかかりそうとのことなのです。」
パイロ:自分もその通りにハンバーガーを両手で持って食べ始める。
パイロ:「んむ。」
パイロ:顔をソースでべたべたにしながら相槌を打つ
フォース=ライブラリ:「船の確認が終われば、野久保さんたちと合流してリパテイションの元へ向かうことになるでしょうね。」 もぐもぐ。ポテトにも手を伸ばす。
フォース=ライブラリ:「…‥お話とやらが無事に終わっていればいいのですが。」
パイロ:『リパテイションの場所が分かった』とパイロがみなに告げたのは数十分前。
パイロ:その合間にアカデミアとの諸々の連絡を行っていたが…
パイロ:どう判明したのか全く説明はなかった。
フォース=ライブラリ:「……」 返事が返ってくるか、ポテトを食べながら待っていたが、
フォース=ライブラリ:「……それで、」 特に返ってこないのを確認して、話題を変える。
フォース=ライブラリ:「パイロさん……安孫さん。記憶の方はどうでしょう。」
パイロ:物理的に話せない状態だった。口にいっぱいにしたハンバーガーをごくりと飲み込む。
フォース=ライブラリ:「千佳さんは大部分が戻ったと話されていましたが。」
パイロ:そしてドリンクを飲んでから一息つき、ようやく口を開く。
パイロ:「まだ、実感があまりない。特に、一番重要なことが。」
パイロ:「戦い方だ。」
フォース=ライブラリ:「……む。そうなのですか。」
フォース=ライブラリ:「リパテイションの場所を突き止めた方法についてはあえて聞いていませんでしたが、」
フォース=ライブラリ:「記憶が全て戻ったから分かったということではないのですね。」
パイロ:「ああ。」
パイロ:「居場所の方は詩丸のおかげで分かった。」
パイロ:脱いで椅子に掛けていたコートを前に持ってきて、ぎゅっとする。
フォース=ライブラリ:「おや。詩丸さんのおかげとは。」
パイロ:「匂いには共通点があるらしい。」
パイロ:「”リパテイション”からは俺と同じ炎の匂いがする。」
パイロ:「ぽかぽかしてとげとげした感じだ。」
パイロ:「だから、奴はきっとあつい場所にいる。」
パイロ:自信満々でそんな推理を述べる
フォース=ライブラリ:「火力発電所。」
フォース=ライブラリ:「理屈的にも通ってはいますね。」 本を開いて何かをしようとして、
フォース=ライブラリ:「……っと。ここはフォーの故郷とは違うのでした。」 すぐに本を閉じる。
フォース=ライブラリ:白いカバーの本は再び背中と背もたれの間に収める。
フォース=ライブラリ:「安孫さん。船の確認が終わればリパテイションの元へ向かうことになりますが、」
パイロ:「ああ。」
フォース=ライブラリ:「フォーの感覚が間違っていなければ、安孫さんは戦い方を忘れていることにそれほど危機感を持っていないように見えますね。」
フォース=ライブラリ:紅茶を飲む。
パイロ:「そう見えるのか?」
フォース=ライブラリ:「おや。実は内心焦っていたと。」
フォース=ライブラリ:「そうであれば、フォーにも何かしらの助力は可能ですね。」
フォース=ライブラリ:紅茶のカップを置く。
フォース=ライブラリ:「知恵に関することであれば。サラマンダーの白兵能力のパターンとしては、例えば……」 紅茶のカップにスプーンをコツンと付けると、
フォース=ライブラリ:ミルクが渦を描いて何らかの模様を作ろうとする。
パイロ:「……。」渦が回るのを目で追っている
フォース=ライブラリ:……が、ぐちゃぐちゃの模様になるだけだ。綺麗な図示ができていない。
フォース=ライブラリ:「んむ。やはりいつもと違う方法はうまくいきませんね。」
パイロ:「お前の本には、記憶が眠っている」
パイロ:「そうだったか?」
フォース=ライブラリ:「記録ですね。」 ミルクの入った紅茶を飲む。
パイロ:「この世界の記録か。」
フォース=ライブラリ:「それは……恐らくはそうでしょうね。」
パイロ:「なら、いい。」
パイロ:「確かにそれなら俺は拳の扱いが上手くなるだろう。」
パイロ:「だがそれは俺ではない。パラレルじぶんだ。」
フォース=ライブラリ:「……そうですね。もしもの自分は、自分とは違う。」
フォース=ライブラリ:手元の紅茶の渦に視線を落とす。
パイロ:「だが、ありがとう。」
パイロ:「ここから先は自分で思い出してみよう。」
フォース=ライブラリ:「ふふ。やはり余計なお節介でしたか。」
フォース=ライブラリ:飲み切った紅茶を置く。
パイロ:「……あらゆる記録を持つお前に聞くが」
パイロ:「パラレルじぶんになりたいと思ったことはあるか?」
フォース=ライブラリ:「なんでしょう。」 にこりと微笑む。
フォース=ライブラリ:「お話はしてみたかったですね。」
フォース=ライブラリ:「しかし……そうですね。今の安孫さんの言葉に少し力をもらえた気はします。」
パイロ:「俺の?」
フォース=ライブラリ:「もしフォーが生まれず、フォーのパラレルじぶんが生き続けていたとしても」
フォース=ライブラリ:「その方のことは……フォーの何かの参考になるというわけではないのでしょうね。」
フォース=ライブラリ:テラス席から、建物の隙間にわずかに見える水平線を目を細めて見つめる。
パイロ:「………そうだな。」
パイロ:同じように窓を見つめてから、立ち上がる。
パイロ:「今の俺だからこそ、得たものもある。」
パイロ:「そろそろ行こう。」
GM:ホープヒルズ、セーフハウス。
GM:各々が調査に出たあと、《リパテイション》の情報を持ち寄る事になっている。潮時だけは夏川と一緒に近くのコンビニで食料確保だ。
GM:今のところ、室内は野久保さんと詩丸くんだけです。お話してもいいし、他のメンバーの帰りを待っていてもいいでしょう。
詩丸 佳:じゃあ、
詩丸 佳:カツカツカツと野久保くんに近づいて
詩丸 佳:顎クイします
野久保景吾:「……どこの世界でも、飯の味はそう変わんねえな……えっ」
野久保景吾:「な、なに!? なにの何!?」
詩丸 佳:《かぐわしき鮮血》を発動。
詩丸 佳:「……なるほどな。面白ぇ」
野久保景吾:「ぎぇーっ、やめろ! 俺は食べても美味しくないぞ!」
野久保景吾:「おにぎり! おにぎりあるから! ほら! あとパンも」
詩丸 佳:「へっ。なんだ、食われてえのか?」
野久保景吾:「冗談じゃねえよ、俺は食われてる場合じゃないんだよ」
野久保景吾:「なんのつもりだ?」
詩丸 佳:「……てめえは胡散臭ぇがバカじゃねえ」
詩丸 佳:「あらかた気付いてんだろ?」
詩丸 佳:野久保くんの匂いを嗅ぎ、気づく。似た匂いを持つものがメンバーにいると。
野久保景吾:「……まあなァ」
野久保景吾:「可能性としては、それが一番でかいんじゃないかと思ってる。潮時ありすの話だろ?」
詩丸 佳:頷く。
野久保景吾:「お前の能力かな……そいつの裏付けがあるなら、もう確実だな。参るよ。すげえ困る」
詩丸 佳:「困る?違ぇだろ。そいつは、面白ぇっていうんだぜ?」
詩丸 佳:「予想もしてなかったことが起こる。だからこそ、面白ぇ。それに」
詩丸 佳:「あの女(ありすちゃん)は、ある世界線ではてめえの身内かもしれねえ。だが、あいつにはあいつの世界がある。てめえの世界線で生まれてくるあいつとは違うんだぜ」
野久保景吾:「なーにが面白ェんだよ! めでたいやつめ! ……だが、そりゃそうだな」
野久保景吾:「俺はやつの知ってる野久保景吾じゃない……ああ」
野久保景吾:「それは確実だ。いや、それだけわかっていればいい……か。その道でいくか」
野久保景吾:「お前が同じ立場だったら、同じようにするかい?」
詩丸 佳:「ああん?そうだな」
詩丸 佳:「俺様にとっちゃ、星宮と”ハニカムファイア”は同じ女だ。だが、あいつらはイコールじゃねえ。星宮の取りうる未来の可能性の一つだ」 そのまま言葉をつづけ
詩丸 佳:「俺様の任務は”星宮を守る”だぜ。当然、そこには未来のあいつの可能性も入ってくるだろうな」
野久保景吾:「そうか。……思い出したよ、詩丸桂。俺はたぶん少し未来に進んだ世界線から来た。お前は有名だよ……あっ、俺ほどじゃないけど」
野久保景吾:「俺はたぶん十年後のお前を知ってる。正確にはお前たち”二人”を見たことがある……それもまた別の詩丸なんだろうが、きっと大物になるぜ」
詩丸 佳:「面白ぇ。なら、変えてやるぜ。 俺様は、てめえが知ってる”そいつ”よりも、もっとデカクなる」
詩丸 佳:「そっちの方が面白ぇ。だろ?」
詩丸 佳:「てめえも」
詩丸 佳:「変えてみせな。あの女(ありすちゃん)の知っている世界とは、違う未来にな」
野久保景吾:「めでてえ発言だが、……それ以外にできることはねえわな」
野久保景吾:「やるさ」
GM:----
詩丸 佳:その言葉を聞き、薄く笑う。そのまま窓辺に歩き
詩丸 佳:ガ ラ ッ
野久保景吾:「え゛っ」
詩丸 佳:「その言葉。あの女にも聞かせてやりな。俺様は腹が減ったからコンビニに行ってくるぜ」
詩丸 佳:「そうだな。お握りだ。何がお勧めだ?」
詩丸 佳:そう言って、窓辺に腰をかける
野久保景吾:「わ、和風だしのツナマヨ……?」
詩丸 佳:「面白ぇ」 そのまま、後ろに倒れるように窓から落ちていく
野久保景吾:「あいつ普通に登場と退場ができねえのか……!?」
GM:では、このシーンの最後の会話をはじめましょう。
GM:詩丸が明らかに普通ではない退場をした直後、入れ替わりにセーフハウスに入ってくる人影がある。
潮時ありす:「ただいまー。もどりましたー」 コンビニのおにぎりを食べてます。
潮時ありす:「ラー油エビマヨ、こっちの世界にも売ってましたよ。野久保さんも腹ごしらえしますか?」
野久保景吾:「あっ! ちゃんとあるのか、すげえな!」
野久保景吾:「ぜひ一個くれ! こっちの世界でもこの紙幣通じるかちょっと自信なかったが、うまくいったな」
潮時ありす:「私、ウサギを父から受け継いでから並行世界を色々研究してきたんですけど」 おにぎりをかじっている。
潮時ありす:「割と差がないんですよね。よっっっぽどここからかけ離れた次元に行かない限り、紙幣は共通なんじゃないかなあ」
野久保景吾:「……おう」
野久保景吾:「……えー……その、ウサギを持ってたパパについてだけど」
GM:潮時は普通を装っている。もちろん、君は……直感か、あるいはリサーチ結果か……によって、彼女の素性について知っていてもかまわない。
野久保景吾:「あのー……どのくらい覚えてる?」
潮時ありす:「えっ? な、なんですか急に?」
潮時ありす:「そりゃまあ、全部覚えてますよ。お父さんですもん」
野久保景吾:「あっ、そ、そう。ふーん……覚えてるんだな。そうか」
潮時ありす:「っていうか、FHから追われてるのもそのせいなんですよね。ちょっとまあ……色々あって、色々あったもので……」
野久保景吾:「色々ありすぎるんだよなあ! ……ああ、もういい。回りくどい言い方しなきゃよかった! 苦手なのに」
野久保景吾:「要点だけまとめて言っておこう」
潮時ありす:「要点?」 野久保さんが真面目になったので、反射的に背筋を伸ばす。
野久保景吾:「お前の知ってる野久保景吾と、ここにいる野久保景吾はまったくの別人だ」
潮時ありす:「…………」
野久保景吾:「何もかも違う。100%ぜんぜん違う。もう根本からして違う」
野久保景吾:「お前はそれでも俺に助けを求めてきた。なんでだ?」
潮時ありす:「…………どこまで」
潮時ありす:「どこまでわかってるんです? 野久保さん」
潮時ありす:「私、全然そういう素振り、見せなかったと思うんですけど」
野久保景吾:「俺の推理、……と、あと、某人物のオーヴァード能力」
潮時ありす:「あっ! あのセクハラか!」
野久保景吾:「この世界のコンプライアンスが心配になるな。……結果どうだ、ご期待には添えてるか?」
潮時ありす:「そうですね。何度か、私の知っていた"野久保さん"だと誤認しそうになるくらいには」
潮時ありす:「最初に会った時から、だいたい目星をつけてましたからね。あの世界の野久保さんなら信頼できるんじゃないかって」
潮時ありす:「キングダムのボスなのにコンビニおにぎり食べてたし……」
野久保景吾:「ハハ! ……だが、そのくらいにしとけ。何度も言うけど、俺はこの世に一人の野久保景吾で、世界線を跨げばまったくの別物だ」
野久保景吾:「ただ、よその世界の俺がヘマしたなら、その始末をつけられるのはやっぱりこの俺、《タイクーン》野久保景吾しかいない」
野久保景吾:「俺に匹敵できるビッグな男は、それでもやっぱり、ぜんぜんの別人でも俺自身しかいないんだからな! ……たぶん!」
潮時ありす:「ああ。そういう言い方、やっぱり私の知ってる野久保さんと似てるなあ」
潮時ありす:「っていうかもう! 回りくどい言い方苦手なんで、はっきり言いますけど!」
潮時ありす:「野久保さんは……少なくとも私の世界の野久保さんは、私の父です。潮時はお母さんの方の苗字」
野久保景吾:「うん。まずそれが超びっくりした」
野久保景吾:「空いた口がまだ塞がってない」
潮時ありす:「なるべく口閉じてね。胡散臭さが倍増されちゃうから」 ボロい椅子に腰掛ける。
潮時ありす:「お父さんは殺されました。FHに」
潮時ありす:「奴らは私を遺産技術者として扱って……野久保さん、質問なんですけど」
潮時ありす:「あなたが同じ状況で飼い殺しにされたら、どう思います?」
潮時ありす:「めちゃくちゃムカつくし、なんとかしてこいつら困らせてやりたいなって思いません?」
野久保景吾:「全員に百億倍くらいにして返すな、絶対確実に」
潮時ありす:「でしょう!」
野久保景吾:「よ~~~くわかる」
潮時ありす:「でしょ~~?」
潮時ありす:「だから、世界を渡り歩いて……波長の合いそうな野久保さんを探して……たん、です、けど、ね」
潮時ありす:「後悔してます。しょうじき今、死ぬほど怖い」
GM:潮時の目に浮かんでいるのは、自分の死に対する恐怖ではない。
GM:野久保さんの死だ。目の前で再び父を失うことを恐れている目。
野久保景吾:「そりゃ言えてる。俺もいま死ぬほどビビってるから」
野久保景吾:「俺は期待を裏切るのが怖い」
潮時ありす:「依頼を取り下げようかなって思ってます。私さえFHに戻れば、たぶん奴らも追ってこないだろうし」
潮時ありす:「野久保さんも、期待を裏切る恐怖から解放されます。Win-Winですよね」
潮時ありす:電池切れになった白うさぎを撫でている。
野久保景吾:「それはやめろ、アホ」
潮時ありす:「アホ!?」
潮時ありす:「あ……アホ!? えっ、なんで私罵倒されてるんです!?」
潮時ありす:「すごいいい提案じゃなかった? なんで?」
野久保景吾:「アホだからだよ! 俺をもっと死ぬほど怖がらせろ。自分で言うのもなんだけど、俺は追い詰められたときにしか役に立たないタイプの人間だ!」
野久保景吾:「期待されないとそんなもんだ、ただのショットガン持ったチンピラだよ!」
潮時ありす:「そういうところだけ断言しないで!」 悲鳴に近い声。
野久保景吾:「何度も繰り返し言わせるな、俺はお前の世界の野久保景吾じゃない」
野久保景吾:「俺こそはうまくやる。うまくやる。絶対にうまくやる。うまくやるったらうまくやる……! よし来た! 自己暗示! この世で唯一の《タイクーン》、野久保景吾だ」
潮時ありす:「ほんとだ。ここまで駄目そうな場面、お父さんもそうそう見せなかった……」
野久保景吾:「だろ! だから頼むよ、ありす、俺に期待してくれ。怖がっててもいいけど、何かやる前からがっかりしないでくれ」
野久保景吾:「頼む。一度だけでいいから、チャンスをくれ」
潮時ありす:「…………んじゃあ、もう一度。こっちも覚悟をキメて、しっかり依頼します」
GM:潮時がべちべちと頬をはたき、やるぞ……きっと上手く行く、大丈夫……と自己暗示をかけた後、野久保に向き直る。
潮時ありす:「父の仇を討ちたいんです。奴らを倒したい」
潮時ありす:「返り討ちにして、ざまあ!って言いたい」
潮時ありす:「助けてください。野久保景吾さん」 頭を下げる。
野久保景吾:「いいだろう」 椅子に腰かけ、鷹揚にうなずく。
GM:では野久保さんが椅子に腰掛けた瞬間、
野久保景吾:「この《タイクーン》がお前の願いを」
野久保景吾:「叶えてや」
GM:凄まじい爆音が響きます。振動。老朽化していた椅子の脚が折れる。
GM:外からだ。……怒声、そして銃声。敵襲だ!
野久保景吾:「るぁぁぁぁ!? なに!? もう来た!?」
潮時ありす:「なんだよもう! 今完全にかっこよくキメるシーンだったでしょ!」
野久保景吾:「誰か! 誰かオーヴァード来て! 銃持ったオーヴァードの人来て!」 叫びながら転がる。
潮時ありす:おにぎりを放り出す。 「お願いします野久保さん!」
潮時ありす:「おねがっ……オラッ! 立て! 戦え!」
GM:ということで、君は潮時に蹴り飛ばされながらセーフハウスの外に向かってもいいし、
GM:自主的に外へ向かったり、最後の自己暗示をかけたりするといいでしょう。
野久保景吾:「あっ、そ、そうだ! そうそう! 俺も銃もったオーヴァードだ! ……みんな! 出番だぞ!」 転がりながらセーフハウスの外へ向かいます!
GM:シーンカット。ロイスと、最後の購入ができます。ラストチャンス!
GM:次シーンはミドル戦闘となります。
フォース=ライブラリ:あ、アンチマテリアルライフルをマシンモーフィングします。
詩丸 佳:応急を買っておこう
詩丸 佳:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 3[3]+4 → 7
フォース=ライブラリ:マイナーで《オリジン:レジェンド》、メジャーで《マシンモーフィング》
詩丸 佳:財産ポイント1点使って購入
GM:アンマテをおやつ感覚で調達するんじゃない
フォース=ライブラリ:能力訓練:精神使用。
野久保景吾:まずはロイスの潮時ありすに対するP感情を「庇護」に変更。こちらを表にします。
潮時ありす:やったあ!
フォース=ライブラリ:5dx10+26>=35
DoubleCross : (5R10+26[10]>=35) → 10[1,2,5,9,10]+6[6]+26 → 42 → 成功
野久保景吾:詩丸くんにもロイス。 尊敬○/恐怖
フォース=ライブラリ:侵蝕71→76
野久保景吾:ホローポイント弾を買ってきます。
フォース=ライブラリ:ウェポンケース3個目に入れる
パイロ:ロイスは詩丸佳/〇有為/隔意
野久保景吾:4dx+5=>10
DoubleCross : (4R10+5[10]>=10) → 6[1,3,5,6]+5 → 11 → 成功
詩丸 佳:野久保さんに 面白ぇ/不安 でとります
野久保景吾:OK。以上です!
詩丸 佳:以上です
フォース=ライブラリ:誰かボデアマかシューティングジャケットを買っていただけませんか
パイロ:そしてUGNボディアーマーを買います。
フォース=ライブラリ:っと、そうだ。ロイス。
パイロ:ああ、シューターズジャケットにしよう
GM:おやつばっかり食べてるから!
パイロ:2dx+3>=13
DoubleCross : (2R10+3[10]>=13) → 9[7,9]+3 → 12 → 失敗
フォース=ライブラリ:本当は前のシーンの終わりに取っておくはずが忘れてた。
パイロ:財産1使って購入!着なさい!
詩丸 佳:フォーちゃん、リアクティブアーマーもらっていいです?
フォース=ライブラリ:どうぞ!
パイロ:こっちは以上!
詩丸 佳:ヤッター!着る!
GM:大丈夫です。フォーちゃんとハニカム太郎の会話は、このシーン内なので
フォース=ライブラリ:-お姉ちゃん/星宮千佳(17歳)/安心感:〇/劣等感/ロイス
野久保景吾:はにかむ太郎
フォース=ライブラリ:これで!
フォース=ライブラリ:そして自分の調達ではクリスタルシールドに挑戦します
フォース=ライブラリ:3dx+4>=25
DoubleCross : (3R10+4[10]>=25) → 6[2,5,6]+4 → 10 → 失敗
フォース=ライブラリ:財産15使って購入!
フォース=ライブラリ:……はできない!
フォース=ライブラリ:残り14だった
フォース=ライブラリ:以上です。シューティングジャケットは着る。
パイロ:おやつ買ってるから!!
フォース=ライブラリ:シューティングジャケットを着て、リアクティブコートは脱いでウェポンケース(4個目)に入れます。
GM:じゃあこれで全員かな。シーンをカット行為しましょう。
GM:次はミドル戦闘。全員集合……の前に、
GM:マスターシーンをやります。
■ミドルシーン06 : Ω-52121126世界線 [マスターシーン]
GM:N市。近年著しい発展を遂げた近未来大都市。
GM:この都市は完全なる独裁体制だ。UGNもFHも、とある組織によって叩き潰され、あるいは飲み込まれた。
GM:セントラルタワーの最上階は巨大な空間になっている。恐ろしく高い天井。どこまでも続くかのようなガラス張りの窓からは、N市の夜景を一望できる。
GM:空間の広さに対して、人影は少ない……豪華な椅子に腰掛ける男が1人と、側近が3人だけだ。
《ボス》:「つまり、君はこう言いたいわけだな。《リパテイション》』
《ボス》:「"私は"」
《ボス》:「"せっかく強奪したΧ-31087世界線のウサギを破損させてしまい、こちらの世界にも戻れず、大N市でひとり助けを待っています"と」
GM:変わった形の携帯電話を持っている。おそらく、何かしらの組織から応酬した遺産だろう。……世界線を超えた通話すら可能にする。
《リパテイション》:『……ぼ、ボス……! 待ってください!』
《リパテイション》:『チャンスを下さい! もう一度、もう一度だけ! どうか!』
GM:携帯電話からは、少年の慌てた声が聞こえる。
GM:この組織は多くの遺産を所有している。《リパテイション》をはじめとする部下には離反防止のため、時空を超えた制裁措置も用意してある。
GM:ボスの機嫌を損ねれば、一瞬で時空の狭間に送り込まれるだろう。
《ボス》:「──48時間後だ」
《ボス》:「48時間後に迎えを送る。それまでに奴らを始末しろ」
《ボス》:「失敗は許さない。いいな」
《ボス》:それだけ言って、一方的に通話を切る。
《P》:「ボス。どうします。」
GM:三人の側近がボスに視線を送る。
《P》:「《リパテイション》に任せますか。」
《ボス》:「当然、任せない」 立ち上がる。
《ボス》:「支度をしろ。α-76世界線へ向かう」
《A》:「赴かれるのですか? 御館様自ら?」 成人女性。栗色のロングヘアが揺れる。
《A》:「あれが逃げる姿をご覧になったでしょう。我々だけでも十分だと思うのですけど」
《A》:オーヴァードなのだろう。空中に本を召喚し、溢れ出た文字が映像を作り出す。
《A》:慌てて次元跳躍する野久保と潮時の姿だ。
《ボス》:「不十分だ」
《ボス》:「《タイクーン》。ヤツだけはなんとしても、この手で葬らなければならない」
《ボス》:「優秀なありすもついている。何かしらの知恵をつけられると厄介だ」
《L》:「……面白え。それじゃあ」
《L》:「やるとしましょうぜ。タイクーン狩り」
GM:ボスが何らかの操作を行うと、やや離れた場所の床が割れる。下から大型のラックがせり出してくる。
GM:ラックには────色とりどりの、無数の球体。
GM:数百個以上の『時ウサギ』が収められている。
■ミドルシーン07
GM:ミドル戦闘です。まずはちょっと、安孫さんだけ登場してもらいましょうか。
GM:安孫さんは登場をどうぞ!
GM:安孫さんじゃないや。パイロさん!
パイロ:パイロの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:55->59)
GM:では、なんらかの動物敵直感でホープヒルズに戻った君は……
GM:セーフハウス前に群がる大量の武装傭兵と、それを指揮する少年の姿を確認することができるだろう。
GM:記憶が戻った今ならば、間違いなくわかる。君がずっと着ていたコートの本来の持ち主。
GM:《リパテイション》だ。今まさに、セーフハウスに襲撃をかけようとしている……!
《リパテイション》:「探せ! タイクーンとパイロマニアックがどこかにいるはずだ!」
パイロ:傭兵が”リパテイション”の傍から離れたその時。
パイロ:ぎぃ、とホープヒルズの鉄骨が鳴る。
《リパテイション》:「ボスに約束……ああクソ、約束しちまった……! あの二人だけはなんとしても倒さなきゃならねえ……!」
《リパテイション》:「絶対に探し出せ!」 なにげなく音のした方に目をやる。
パイロ:音の源はセーフハウスの中ではない。
パイロ:上だ。気づいたころには、
《リパテイション》:「……ああ……?」
パイロ:パイロはすでに”リパテイション”に飛び掛かっている。
《リパテイション》:「…………!」
パイロ:ガ シ ッ !
パイロ:リパテイションの態勢を崩し、両足を腿と脚で挟み、両手を胴ごと抱きしめて封じ込める
GM:不意をつかれます。もともと、回避運動はそこまで得意ではないのだろう。
GM:安孫さんはここでメジャーアクションを一回行えます。攻撃してもいい。
GM:逆に話したいことがあるなら、話してもいい……もちろんその場合は攻撃のチャンスは失われるだろうが。
《リパテイション》:「この野郎……!」
パイロ:では話します。
パイロ:顔を近づけてリパテイションの首筋や後ろ髪の匂いを嗅ぐ。
《リパテイション》:「傭兵ども、こっちだ! 戻ってこい! クソッ、この馬鹿力……!」
《リパテイション》:「《パイロマニアック》!」
《リパテイション》:「テメーなんのつもりだ……! 余裕か? もう仕留めたつもりか?」
《リパテイション》:「じきに傭兵どもが集まってくる! その時がお前の最後だ!」
パイロ:もしかしたら細い吐息と柔らかな唇が肌に触れるかもしれない。
《リパテイション》:「そっ、その時……その時が」
《リパテイション》:「おいやめろ! やめろって!」
パイロ:「この匂い、やはりお前が”リパテイション”だな。」
《リパテイション》:「なんだこれやわらかっ……ああ?」
パイロ:すんなり離れ、今度はリパテイションにまたがったままコートを脱ぎ始める。
パイロ:上着で隠れていた豊満な胸のラインが露わになるのを、”リパテイション”は至近距離で見るだろう。
《リパテイション》:「そ、そうだよ! なんだお前、記憶が不完全なのか?」
パイロ:「さっきまでな。だから確認した。」
GM:凝視しています。視線を慌ててパイロさんの顔に戻す。
《リパテイション》:「……確認だと?」
パイロ:ばさ、とコートを”リパテイション”に押し付ける
パイロ:「借りてたものだ。返す。」
《リパテイション》:「うべっ」
《リパテイション》:「…………」
《リパテイション》:「テメーに貸したつもりはねえ。アホ女が全裸になってアホっぽさがマシマシになって見てられなかったから、とりあえず着せただけだ」
《リパテイション》:「全……全裸に……写真とかも撮ってないからな」
GM:コートをいそいそと羽織り直す。
パイロ:「何故俺を狙う。」
《リパテイション》:「決まってんだろ! てめーが俺の邪魔をしやがったからだ!」
《リパテイション》:「てめーが……あのとき邪魔をしなければ、俺はウサギを持ってボスの元へ戻れたんだ」
《リパテイション》:「それが今やこの有様だ! このままじゃあ、俺は間違いなくボスに殺される!」
《リパテイション》:「てめーとタイクーンを殺して、"私は使えるやつです"ってアピールし直す以外に、道はねーんだよ……!」
パイロ:「ではなぜあの時俺を見逃した。」
パイロ:「裸で無防備な間に殺せばよかったろう。」
《リパテイション》:「うるせー! 気を失ってる全裸の女を一方的に殺すとかかっこ悪いだろうが!」
《リパテイション》:「あとそれに、そう! あの場にはほら……他にも色々いただろ! 見逃したわけじゃねえ!」
パイロ:「………鉄砲玉には向いてないな、お前。」
《リパテイション》:「ああ!?」
《リパテイション》:「テメー、どこまで俺をコケにすれば……」
GM:というあたりで、他PCも登場してください。野久保さんはセーフハウスの中から。
GM:そしてフォーちゃんや詩丸くんも、任意の場所から這い出せます。
GM:パイロとリパテイションが話しているうちに、セーフハウス前には200人近い傭兵が集まってます。全員が武装している。
星宮千佳:「うわっなにこれ!」
ハニカムファイア:「……めちゃくちゃ多い!」
野久保景吾:「参ったな……!」 ショットガンを片手に、転がり出てくる
野久保景吾:「多すぎるじゃん!!!」
フォース=ライブラリ:「……本当に襲撃されているとは。」
フォース=ライブラリ:上の方、安孫さんが出てきたところと同じ場所に登場する。
野久保景吾:「くそっ、俺のキングダム・ビッグタスクフォースさえ呼び出すことができれば……! 絶対無理だけど……!」
夏川ミナ:「とりあえず」 スカートを翻し、2Fからすとんと降り立つ。
夏川ミナ:「非戦闘員の潮時ありすは、私と《ハニカムファイア》1号と2号で守りましょう」
フォース=ライブラリ:「またどちらが1号か揉めそうな呼び方を……」
フォース=ライブラリ:こちらもセーフハウスの前に飛び降りてくる。光る文字の群れがクッションになる。
詩丸 佳:「……面白ぇ!」
詩丸 佳:「遊んでやるぜ」中指くいっくいっ
パイロ:「………来い。」
パイロ:”リパテイション”に正対し、構えを取る。
パイロ:「本物の鉄砲玉がどうするか教えてやる。」
《リパテイション》:「おもしれえのはお前らだ! この数に勝てると思ってんのか!?」
《リパテイション》:「俺は死なねえ! てめえらを倒して、もとの世界に戻ってみせるぞ!」
GM:ミドル戦闘を開始します。夏川・星宮11・星宮17は潮時の護衛のために不参加。
GM:君たちは約半分くらいを受け持ってもらいましょう。リパテイションも、当然戦闘に参加する。
《リパテイション》[5]
機械化歩兵団A[6] 機械化歩兵団B[6]
5m
武装傭兵団A[12] 武装傭兵団B[12]
5m
野久保[9] パイロ[6] フォース[6] 詩丸[11]
GM:こうがいいかな。セットアップ!
詩丸 佳:ありません!
野久保景吾:なし!
フォース=ライブラリ:あっ
フォース=ライブラリ:登場侵蝕上げます……!w
パイロ:なしでございます
フォース=ライブラリ:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+1[1] → 77
詩丸 佳:あっ。こちらも上げます!
詩丸 佳:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 5[5]+53 → 58
フォース=ライブラリ:セットアップはなしです。詩丸さんの侵蝕低っ!?
GM:それもそうだ。登場しておくれ
GM:野久保さんも1d10をお願いします。振ってなかった!
野久保景吾:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 10[10]+59 → 69
GM:リパテイション以外は全員トループです。1トループあたり20人くらいかな。
野久保景吾:うおっ、あがった!
GM:あと、機械化歩兵団はSUVに搭乗状態。
《リパテイション》:《王者の威声》。トループ全員の攻撃力をラウンド間+10。
フォース=ライブラリ:うわっ
《リパテイション》:「やってやる……! 殺されてたまるか……!」
《リパテイション》:「殺せ! 潮時ありす以外は全員殺していい!」
GM:イニシアチブに入りましょう。このままだと武装傭兵団が動く。
詩丸 佳:お待ちください
GM:もちろん、防具を脱ぎ捨てて面白いムーブをする人がいたら、してもいい。
詩丸 佳:服を脱ぎます!
野久保景吾:「手加減しろよな、ちくしょう!」
GM:脱衣!
フォース=ライブラリ:きゃーっ!
GM:ではイニシアチブ。行動値13、詩丸サンの手番だ。
詩丸 佳:シャツを乱暴に引きちぎると素肌が露になる!
《リパテイション》:「!?」
《リパテイション》:「なんだそれ……!?」
詩丸 佳:ビ リ ビ リ ッ!
詩丸 佳:では手番!
詩丸 佳:マイナーで右に5mほど移動します
GM:どうぞ!
《リパテイション》[5]
機械化歩兵団A[6] 機械化歩兵団B[6]
5m
武装傭兵団A[12] 武装傭兵団B[12]
5m
野久保[9] パイロ[6] フォース[6] 5m 詩丸[13]
詩丸 佳:《コンセントレイト(ブラム=ストーカー)》+《滅びの一失》+《ブラッドボム》+《血の宴》
GM:うわっ全力だ
詩丸 佳:行動値12の武装傭兵団A,Bを狙います
詩丸 佳:11dx8+5
DoubleCross : (11R10+5[8]) → 10[3,4,4,5,5,6,7,7,7,9,9]+7[1,7]+5 → 22
詩丸 佳:しょぼい。リアクションどうぞ!
GM:武装傭兵団はイベイジョンで固定回避17。なので命中です。
野久保景吾:ビンゴ!
GM:どちらにもだ。ダメージをどうぞ。
詩丸 佳:ではダメージ出します。
詩丸 佳:造血剤は温存!
詩丸 佳:5+4d10+1d10
DoubleCross : (5+4D10+1D10) → 5+11[1,7,2,1]+8[8] → 24
詩丸 佳:ka,
詩丸 佳:カス、、、!
GM:ちなみにこれは、あれですよね。サイドリールと普通のダメージダイスと武器攻撃力ですよね。
詩丸 佳:そうです
GM:さすがにこれなら死なないぞ! 装甲込みで生存。
野久保景吾:これは低目が出てしまったか…!だがブラッドボムなら!
GM:ブラッドボムの……やめてくれ……全部1が出てくれ
GM:ブラッドボムのダイスもどうぞ。
詩丸 佳:あ、すみません。攻撃ダメージダイスを入れてなかった
詩丸 佳:5が攻撃、4d10がブラボム、1d10がサイドリールのつもりで振ってました
GM:あっなるほど。ブラッドボムのレベルは5みたいなので
詩丸 佳:追加で、ダメージダイス分の3d10を振ります
GM:さっき1d10多く振ってるので、じゃあ、ここはあと4d10を振り足してもらいましょうか。これをブラッドボムダメージにしましょう。
詩丸 佳:承知しました。
詩丸 佳:4d10
DoubleCross : (4D10) → 24[9,3,2,10] → 24
詩丸 佳:び、微妙!どうだ!
GM:ちょっとまってね! 計算します。
GM:1D10多く振り足してしまっているのですが,これは流石にどうやっても死ぬので
GM:機械化歩兵団が《電磁バリア》を飛ばします。
詩丸 佳:なにい!
フォース=ライブラリ:げっ
GM:1d10+4 Aに飛ばす。出目が良ければ生存。
DoubleCross : (1D10+4) → 4[4]+4 → 8
GM:1d10+4 Bに飛ばす。出目が良ければ生存。
DoubleCross : (1D10+4) → 1[1]+4 → 5
GM:あっあかんこれ
GM:残りHPは8でした。なので、AもBもどっちも死にました……
詩丸 佳:ではさくっとロールします。
GM:演出をどうぞ! 君はアサルトライフルで武装した傭兵どもを薙ぎ払う事ができる。
詩丸 佳:リバテイションくんは気付くでしょう。
詩丸 佳:200人で囲んだ武装集団。その一角に起こる大爆発! 爆発の中心には
詩丸 佳:「面白ぇ! 踊りな」
《リパテイション》:「なっ……!」
詩丸 佳:半裸のまま、戦場を踊る男の姿! 彼の通る後には爆心地が残るのみだ!
詩丸 佳:以上です。
《リパテイション》:「なんだテメー……! 本当にあの《リード》なのか……!?」
《リパテイション》:「てめえみたいな変態が!」
詩丸 佳:「ああん?俺様の事を知ってやがるのか?小僧」
詩丸 佳:「変態じゃねえ。これは」
《リパテイション》:「面白くねえからな!」
詩丸 佳:「…………ハッ!」(先に言われた
《リパテイション》:まるで別の《リード》を知っているような口ぶりだ。
GM:そうだそうだ。攻撃の侵蝕もあげておくれ!
詩丸 佳:なお、滅びの一矢とブラッドボムで、実はぴったり死ぬのでリザします。
詩丸 佳:あ、失礼しました
GM:じゃあ侵蝕があがって更にリザか……w どうぞどうぞ
詩丸 佳:浸食が8上がります。
詩丸 佳:そしてリザ
詩丸 佳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8
GM:二回行動かな?
詩丸 佳:58+8+8→74になります
詩丸 佳:以上!
GM:OK!
GM:じゃあ次。詩丸くんに気を取られている間に、野久保さんが行動できる。
GM:行動値9。野久保さんの手番。
野久保景吾:やったあ!
《リパテイション》[5]
機械化歩兵団A[6] 機械化歩兵団B[6]
10m
野久保[9] パイロ[6] フォース[6] 5m 詩丸[13]
野久保景吾:フォースちゃんに範囲攻撃があるので、パイロを狙って体力を削っておこう
野久保景吾:パイロじゃないw
野久保景吾:リパテイションくん!
GM:パイロww
GM:ダブルクロスじゃねーか!
パイロ:裏切られた…!
野久保景吾:やってやらーっ!マイナーで左←に5m移動! エンゲージを離す!
野久保景吾:メジャーでコンセントレイト+オールレンジ+死神の精度+腐食の指先! ターゲットはリパテイション! ボルトアクションライフルで攻撃します。
野久保景吾:ダイス計算中
GM:カチャカチャ……ピピピ……
GM:そうだ。これはクオンペーンと同じ裁定になるのですが、
GM:クオンタムセッションにおいては、腐食の指先は命中と同時に装甲ダウンを付与します。
野久保景吾:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,6,6,8,9]+3[2,3]+1 → 14
GM:つまり実質上、ちょっとした装甲貫通ダメージって感じになりますね。
GM:ひくっ!
野久保景吾:オゲェーッ低い!
野久保景吾:嬉しいけど低い!w
《リパテイション》:しかしこいつ、ガード型なんだよな……w 《球電の盾》でガード。
《リパテイション》:あと、《蒼き悪魔》も使います。15ダメージを返す。
GM:ダメージをどうぞ!
野久保景吾:ひどい!
フォース=ライブラリ:げっ反撃型
詩丸 佳:邪悪なエフェクト!
野久保景吾:2d10+23 装甲がある場合は−10で計算
DoubleCross : (2D10+23) → 10[3,7]+23 → 33
野久保景吾:平均的~!
GM:うっ、なかなかの削りだな……。なにかしらのボディアーマーによく似たアーマーが完全貫通されてしまったので、機械化歩兵Aが電磁バリアします。
GM:1d10+4
DoubleCross : (1D10+4) → 2[2]+4 → 6
GM:出目がクソ! 軽減して、まだリパテイションは健在です。演出をどうぞ。
野久保景吾:「……俺はできる。俺はできる。俺はできる。俺はできる……俺は!」 ボルトアクションライフルに震える指で弾を込める。その動作は、まったく意識されない。
《リパテイション》:「なにが出来るだこの野郎!」
野久保景吾:「れきるんだよ! 俺は《タイクーン》……」 ”警戒心”に干渉する野久保景吾の能力が、しゃべりながらもその動作を完全に意識の外に隠していた。そして撃つ。
《リパテイション》:「お前なんざ、ボスの足元にも……」 両手に火球を生み出す。
《リパテイション》:「及ばねえ!」 投擲。野久保の射撃とほぼ同時に反撃した。
《リパテイション》:「ぐはッ……! や、やっぱり……やっぱりてめえは偽物だ。タイクーンを名乗ってんじゃねえ……!」
野久保景吾:「俺は《タイクーン》、野久保景吾だッ……て、いてえぇぇぇぇ!」 射出された弾丸が、一点を貫く。流体金属を用いた弾頭が、防御装を浸潤して貫く。
野久保景吾:「いてぇっ! くそっ、俺が正真正銘の本物! 本物以外でたまるかよ!」
野久保景吾:HP23→8 侵食率69→79
野久保景吾:で、ターンエンド!
GM:イニシアチブ。残りは野久保さんの攻撃で削られたリパテイションと、無傷の機械化歩兵トループが2体。
GM:行動値6で同値なので、フォーちゃんの手番です。
フォース=ライブラリ:私が先に行った方が電磁バリアのぶんやや有利かな。
フォース=ライブラリ:コンボ『一気呵成ストライク』。
パイロ:そうですね
フォース=ライブラリ:マイナーで《オリジン:レジェンド》、メジャーで《コントロールソート:射撃》。
フォース=ライブラリ:に、《ギガンティックモード》と《コンセントレイト:ノイマン》も乗せます。
GM:ヒエーッ
フォース=ライブラリ:オートアクションでウェポンケースの中のアンチマテリアルライフルを装備、ショットガンは装備から外れる。
フォース=ライブラリ:対象は敵エンゲージの3体!
GM:アンマテ、ギガンティックモードとすごい相性いいんだよな……w 判定をどうぞ!
フォース=ライブラリ:6dx8+13
DoubleCross : (6R10+13[8]) → 10[3,5,6,6,6,10]+7[7]+13 → 30
GM:ゲーッ
フォース=ライブラリ:こ、コンセの意味……
フォース=ライブラリ:えーっと、ガード不可です。
GM:やめろ!
GM:仕方がない。機械化歩兵Aが《献身の盾》でリパテイションをカバー。
GM:リパテイション!
《リパテイション》:こっちはどうするかな。一応ドッジするか……。
《リパテイション》:7dx+1=>30
DoubleCross : (7R10+1[10]>=30) → 10[3,4,6,6,8,10,10]+9[7,9]+1 → 20 → 失敗
GM:ま、まわったんだが……! 駄目でした。やっぱり献身の盾するしかない。
GM:ダメージダイスをどうぞ。
フォース=ライブラリ:4d10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 18[2,5,6,5]+20 → 38
GM:《電磁バリア》。ダメージを軽減。
フォース=ライブラリ:くっ、お互いに使用か
GM:1d10+4 Bに投げます。
DoubleCross : (1D10+4) → 1[1]+4 → 5
パイロ:出目……
GM:1d10+4 Aに投げます。献身してダメージ2倍なので、出目がよければワンチャン。
DoubleCross : (1D10+4) → 5[5]+4 → 9
GM:おっ? ちょっとまってくださいね。
GM:いやだめだ! 2倍じゃ装甲があっても死ぬ!
フォース=ライブラリ:侵蝕77→79→86
GM:機械化歩兵Aが落ちました。Bはギリギリで生存。
GM:演出をどうぞ!
フォース=ライブラリ:「フォーも負けていられませんね。」
フォース=ライブラリ:虚空から1冊の本を抜き出し、開くと光る文字が溢れ出る。
フォース=ライブラリ:光る文字の群れは集まり、巨大なライフルに変わる。
フォース=ライブラリ:ガシャン!とひとりでに構えられたライフルの横で、
フォース=ライブラリ:「これで……どうでしょう。」 パタンと本を閉じると同時に、砲撃!
フォース=ライブラリ:ズドン
《リパテイション》:「お前も……!」 傭兵の一人を盾にする。人間の盾で強引に砲撃を防いだ。
《リパテイション》:「……お前も偽物だ。俺の知っている"ライブラリ"は、もっと強く、大人で、無慈悲だ」
《リパテイション》:「偽物に負けてたまるか! 俺は必ず、お前らを倒して元の世界に戻る……!」
フォース=ライブラリ:「先程から別の詩丸さんや野久保さんを知っているかのような口ぶりですが、」 不満そうに睨む。
フォース=ライブラリ:「なるほど偽物。もっと強い大人のライブラリ。」
フォース=ライブラリ:眉間にしわを寄せる。
GM:行動値6。……パイロさんも同じ行動値じゃん!
GM:機械化歩兵が動く前に、パイロさんの手番です。
パイロ:いくぜ!
パイロ:まずは機械化歩兵倒したほうがよさそう…
パイロ:マイナーで戦闘移動、リパテイションのエンゲージに入ります。
野久保景吾:そうですね!手数を減らしてもらって!
GM:機械化歩兵はリパテイションをカバーしそうな気配もあります。好きな方を殴るといいでしょう。
詩丸 佳:やれー!ぶん殴れー!
《リパテイション》[5]
機械化歩兵団B[6] パイロ[6]
10m
野久保[9] フォース[6] 5m 詩丸[13]
パイロ:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》。対象は機械化歩兵!
GM:結合粉砕!
パイロ:ヴィークルのドッジ-補正があるから当てやすそうだしね!
GM:やめてくれ……!
パイロ:いきます!
パイロ:11dx7+4 白兵
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,2,3,5,5,5,6,7,7,7,8]+10[4,5,7,7]+4[3,4]+4 → 28
パイロ:そこそこ!
GM:ほげーっ
GM:ガードエフェクトはなし。イベイジョンで固定命中。
GM:バディが生きていれば、電磁バリアで軽減できたのだが……今やそれもない。ダメージをどうぞ。
パイロ:3d10+11+14 装甲無視 ダメージはこちら!
DoubleCross : (3D10+11+14) → 14[7,2,5]+11+14 → 39
GM:死ぬ死ぬ!
GM:さっきのフォーちゃんの攻撃で残りHPがかなりギリギリでした。君は容赦なく20人近いトループを蹴散らし、リパテイション一人の状態にまで追い込める。
パイロ:機械化歩兵の残骸を拾い上げて、振る!
パイロ:残党と化した通常の歩兵たちはこれを受けて吹き飛ぶだろう。
パイロ:しかし…!
GM:機械化歩兵はまだかなりの数が残っている。そもそも、ほぼ全員が軽装甲車両に搭乗しているのだ。
パイロ:ガ ギ ン ッ!
GM:多少の攻撃程度ではビクともしない。事実、詩丸とフォースの連続攻撃を受けてなお、生存している……!
パイロ:振り回した車両のドアが、装甲で止まる。
パイロ:そして逆に吹き飛ばされ、さらに機銃の掃射を受け地面に転がる。
GM:反撃が飛びます。フラググレネードの投擲。銃弾の嵐。そしてスキをついた高周波ブレードによる斬撃。
GM:《パイロ》の身体のあちこちが切り刻まれる。
パイロ:斬撃が足を刈ろうとしたところで危険を察知し身をよじる。
パイロ:致命傷は躱す。しかし、服は引き裂かれ肉付きのいい太ももが露わになってしまうだろう。
《リパテイション》:「……」
《リパテイション》:「…………」 脚を凝視している。別に変な意味ではない……ないはずだ。
パイロ:車両のドアを投げ捨てて、周囲を見渡す。
《リパテイション》:「……………………」
パイロ:自分の武器は、なんだ。
GM:リパテイションは当然知っている。《パイロ》の武器がなんなのかを知っている。
パイロ:そして”リパテイション”と視線がかち合う
GM:それはそれとして、やはり健全な男子として太ももには目がいってしまうだけだ!
《リパテイション》:「……ハッ! ははははっ!」
《リパテイション》:「そのザマ! やっぱり、お前」
《リパテイション》:「記憶が不完全だなあ!」
パイロ:”リパテイション”は彼の近くにある銃でもブレードでもなく鈍器でもなく、
パイロ:脚を見ている。
《リパテイション》:「手加減なんかしねーーーぞ! ブチ殺されて後悔しやがれっ!」 脚を凝視している。
パイロ:「それが俺の武器か。」
パイロ:この脚は歩く為ではない。敵を穿ち、切り裂くための武器だ。
パイロ:そう認識してから、身体が羽のように軽くなった。
パイロ:た たたっ
《リパテイション》:「……!」
《リパテイション》:「お前……!」
パイロ:飛び交う弾丸を避けつつ車両に向けて走っていく。
GM:弾丸は当然、当たらない。当然だ。
GM:《パイロ》本来の武器を取り戻した今、一山いくらの傭兵など、どうという事はない……!
GM:君は自由に傭兵団を蹴散らすことができる。
パイロ:足跡はコンクリートに墨色を残し、空気が灼けるように乾燥する。
パイロ:た んっ
パイロ:きりもみ回転しながら車両に向けてドロップキックを放つ。
パイロ:パイロの身体は貫通し、車両の後部から出てくると同時に、
パイロ:爆発!
《リパテイション》:「まッ」
GM:車両が爆発しました。星宮たちの別働隊も順調に傭兵を蹴散らしている。
パイロ:爆炎を背後に背負いながら、”リパテイション”に向き直る。
GM:間違いない。残る驚異はもう、《リパテイション》しか残っていない……!
パイロ:「今思い出した。」
パイロ:「俺は、」
《リパテイション》:「おまっ……お前……」
安孫焔:「安孫焔だ。」
《リパテイション》:「…………!」
野久保景吾:「つよっ。なるほど、安孫焔(雄)の逆か! 拳じゃなくて、蹴り!」
フォース=ライブラリ:「ふむ。戦いの緊張感がうまく作用したのでしょうか。」
GM:イニシアチブ。行動値5、リパテイションの手番。
《リパテイション》:「うるせーーっ! 何が蹴りだ! なにが緊張感だ!」
《リパテイション》:「教えてやるよ……! そんなの」
《リパテイション》:「俺の知ってる安孫サンの足元にも及ばねえってことをなあ!」
《リパテイション》:行動します。マイナーはなし。
《リパテイション》:《コンセントレイト:サラマンダー》《災厄の炎》《雷の槍》《雷の剣》。対象は同エンゲージのパイロ……もとい、安孫さん!
《リパテイション》:10dx7+5
DoubleCross : (10R10+5[7]) → 10[1,2,3,5,5,6,8,8,9,10]+10[1,3,6,9]+10[9]+10[9]+4[4]+5 → 49
GM:ま、まわった! どうだ!
GM:安孫さんはリアクションをどうぞ。
安孫焔:ドッジ!
安孫焔:あ、その前にすいません!侵蝕上げ忘れ!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:59->67)
安孫焔:改めてドッジ
安孫焔:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[4,5,7,9,9] → 9
《リパテイション》:よしよし、命中だ。ダメージを出しましょう。
《リパテイション》:5d10+39 装甲ガードが有効。
DoubleCross : (5D10+39) → 19[4,6,1,1,7]+39 → 58
安孫焔:死んじゃう!
安孫焔:リザレクトです
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:67->69)
《リパテイション》:「俺の知ってる安孫さんは!」 両手を白熱させる。爆発火球……ではない。
《リパテイション》:雨が降っていない今なら使用できる。リパテイション本来の戦闘スタイルだ。
《リパテイション》:「強くて! デカくて! カッコイイ男で! 殴ってすべてを解決する人なんだよ!」
《リパテイション》:「おまっ……お前みたいな、無駄に胸とか太ももがムチムチしてるようなやつは」
《リパテイション》:「安孫焔じゃねえ!」 殴ります。
《リパテイション》:白熱した両拳によるワン・ツーパンチ。これが全力の攻撃だ。
安孫焔:「………。」重い。
安孫焔:重い一撃だ。そして、自分に似ている。
安孫焔:それらを受け血を吐くが、目線は”リパテイション”に据えたまま動かない。
《リパテイション》:「何だその目は……おっ、俺は」
《リパテイション》:「俺はひるまねえぞ。お前が安孫サンであっても、かわいい女であっても、俺はぶん殴れる!」
《リパテイション》:「次だ。次でキメてやる!」
GM:クリンナップ。特にエフェクトはなし。
GM:2ラウンド目に入りましょう。セットアップ。
《リパテイション》:トループが死んでしまったので何もなし。
詩丸 佳:無しです!
野久保景吾:なし!
野久保景吾:なしモモンガ
フォース=ライブラリ:なし
GM:なしモモンガ、なに……?
安孫焔:なしうさぎ
GM:安孫さんもなさそうだ。ということで、イニシアチブ。詩丸くんの手番。
詩丸 佳:おやすみします。すやメ~
GM:寝てる!
詩丸 佳:待機!
GM:じゃあ次だ。行動値9、野久保さんの手番。
野久保景吾:もちろんこっちも待機の子
GM:すごい嫌な予感がする……! じゃあ行動値6組だ。
フォース=ライブラリ:行動値同値なので安孫さんに先を譲ります
GM:フォーちゃんか安孫さんの手番です。
安孫焔:動きます!
安孫焔:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象はリパテイション!
GM:来な……!
安孫焔:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[2,4,4,5,5,6,7,7,9,9,9,9]+10[1,1,3,8,9,10]+10[2,9,9]+1[1,1]+4 → 35
安孫焔:回った!
《リパテイション》:さっきは機械化歩兵を殴られて使えませんでしたが、今度こそ使います。
《リパテイション》:《球電の盾》でガード。そして《スタンシールド》。
《リパテイション》:HP10ダメージと放心を返す。安孫さんはHPダメージをどうぞ!
《リパテイション》:HPダメージじゃないや。ダメージダイス!
安孫焔:ギャア
安孫焔:死ぬのでリザレクト!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:69->78)
安孫焔:そしてダメージだ!
GM:はわわ
安孫焔:4d10+11+14 装甲無視!
DoubleCross : (4D10+11+14) → 17[3,3,6,5]+11+14 → 42
GM:あっあかんこれ
安孫焔:ど、どうだ…!?
GM:どうやっても死にます。残りHPが30くらいで、装甲は7でした。
安孫焔:ヤッター!
GM:もうカバーしてくれるやつもいない……! 君はリパテイションを蹴り倒せる。
安孫焔:「偽物も本物もあるか。」
安孫焔:「俺に血が通ってないように見えるか。」
安孫焔:迫りくる”リパテイション”の拳を蹴りで迎撃する。
安孫焔:勝ったのは、脚。
安孫焔:”リパテイション”の両拳が砕ける。
《リパテイション》:「うがッ……!」
安孫焔:「この脚が幽霊みたいに見えるか。」
安孫焔:「お前の尊敬する安孫が本物なら、俺だって本物だ。」
《リパテイション》:「うるせえ……! お、お前は……お前は……!」 砕けた拳で殴りかかろうとする。
安孫焔:だが、それよりも早く──
安孫焔:右足が”リパテイション”の腹に突き刺さる。
GM:吹き飛ばされたリパテイションがごろごろと転がる。立ち上がろうとして、また崩れ落ちる。
《リパテイション》:「クソッ」
安孫焔:「俺が歩んだ道を、背負った命を、通したスジを、」
安孫焔:起き上がろうとするリパテイションの前には、安孫。
《リパテイション》:「やっぱり……ちくしょう」
安孫焔:既に右足を高く掲げている。
安孫焔:「偽物扱いされる謂れは無い。」
《リパテイション》:「どうしよもなく……」 それを見上げる。
安孫焔:振り下ろす。
《リパテイション》:「安孫サンだ」
安孫焔:ド ゴ ン ッ !!
安孫焔:”リパテイション”の顔のすぐ横の地面に足が突き刺さる。
GM:戦闘終了です。リパテイション、戦闘不……!?
《リパテイション》:「……!?」
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:78->86)
《リパテイション》:「なんのつもりだ」
安孫焔:「お前は俺を一度見逃した。俺も一度見逃す。」
《リパテイション》:「慈悲のつもりか」
《リパテイション》:「…………。」
安孫焔:「これで貸し借りは無しだ。」
安孫焔:「………服の分はいるか?」
安孫焔:ぱち、ぱち、とシャツのボタンを外そうとする
《リパテイション》:「やめっ、やめろ! やめて!」 安孫さんの手を抑える。
《リパテイション》:「はは。なんだよ」
《リパテイション》:「やっぱだめだな。安孫さんには」
GM:というところで、全員<知覚>で判定してください。難易度は9くらいかな。
詩丸 佳:なっ!
安孫焔:3dx+1 知覚
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[3,6,6]+1 → 7
安孫焔:気づけない!
詩丸 佳:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[3,4,5,7,7,10]+8[8] → 18
フォース=ライブラリ:4dx10+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 9[1,1,8,9]+1 → 10 → 成功
詩丸 佳:気付くぜ!
GM:たけー!
フォース=ライブラリ:気付くのです
野久保景吾:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[2,2,4,4,8]+1 → 9
野久保景吾:だめでした
GM:成功してるよ!
GM:じゃあ、安孫さんだけが気づけない。二人の対決を見守っていた他の全員は気づくことができる。
野久保景吾:あっ、いけてる!
GM:上空に真っ黒な、巨大なゲートが開いている。そこから何本かのバカでかい、大砲のような筒が突き出している。
GM:Eロイスが発動します。『破壊神顕現』。
GM:セーフハウスのある棟を完全崩壊させる。
フォース=ライブラリ:「っ!」
フォース=ライブラリ:「安孫さん!」
《リパテイション》:「……安孫さん!」 安孫さんを突き飛ばす。
野久保景吾:「ああっ!? えっ!? あれは……お前……!」
安孫焔:「っ」咄嗟にリパテイションを抱きしめて瓦礫から庇う
詩丸 佳:「……!!」 砲身を見上げる
野久保景吾:「シャンバラの峰!? まだ残っ……じゃねえ! 逃げろ! 退避ッ!」
GM:無数のレーザー弾が雨礫の如く降り注ぎます。爆発、そして爆発。
GM:────ジャリッ。ジャリッ。
GM:もうもうと立ち込める土煙の中から、足音が近づいてくる。
《リパテイション》:「あ、ああ……!」
フォース=ライブラリ:「く……!」 光る文字が集まった透明な盾でレーザー弾から身を守っていた。
《リパテイション》:「終わりだ……! 終わった……!」
???:「────さて。何から話すべきかな」
???:180cm前後の男だ。高価そうな黒スーツを身に着けている。
GM:身にまとう空気は絶対王者のそれだ。冷酷そのもの。
GM:全員、よく知っている顔です。
フォース=ライブラリ:「……なるほど。」 土煙の中、詩丸のそばまで移動してきた。
???:「やはり、挨拶から入ろうか。初対面の挨拶は大切にしたい」
???:「それが5分後に死ぬ相手であってもだ」
《タイクーン》野久保景吾:「改めて挨拶しよう。はじめまして、諸君」
《タイクーン》野久保景吾:「私が《キングダム》頭領────」
《タイクーン》野久保景吾:「《タイクーン》だ」
GM:シーンカット。次はクライマックス戦闘です。
GM:ロイスのみ取得可能。
詩丸 佳:ロイス枠いっぱいです! こちらは以上!
フォース=ライブラリ:《マシンモーフィング》は使えますでしょうか
野久保景吾:ここではロイスを保留。以上です。
GM:マシンモーフィングはシーン1回なので、このシーンで使ってなければ使える!
フォース=ライブラリ:じゃあ侵蝕上げて使う!86→89
フォース=ライブラリ:クリスタルシールド。
フォース=ライブラリ:6dx10+25>=25
DoubleCross : (6R10+25[10]>=25) → 10[2,2,3,5,8,10]+6[6]+25 → 41 → 成功
フォース=ライブラリ:よしよし。さっきまでアンチマテリアルライフルが入ってたウェポンケースに入れます。
フォース=ライブラリ:あと装備から外れてたショットガンを装備し直します。以上。
安孫焔:リパテイション/〇親近感/隔意/ロイス
《リパテイション》:安孫サン……!
安孫焔:隔意はリパテイションの視線が乳や足に行くので
安孫焔:目線合わせてくれないなという隔意です
安孫焔:以上!
GM:仕方ないだろ……! 彼の知ってる安孫さんはこんな巨乳じゃないの!
フォース=ライブラリ:なるほどね
GM:性癖がネジ曲がっちゃうだろ!
フォース=ライブラリ:おっと、装備はやっぱりアンチマテリアルライフルに変更して、ショットガンをウェポンケースに入れます。
■クライマックス : 侵略の暴君
GM:クライマックスです。全員登場。
フォース=ライブラリ:89+1d10
DoubleCross : (89+1D10) → 89+7[7] → 96
野久保景吾:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 2[2]+79 → 81
詩丸 佳:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 5[5]+74 → 79
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:86->88)
:────「投資はしなくていいです。あなたに差し上げます……そのかわり」
:「助けてください。私を……FH、から、保護してくれませんか」
:────「お父さんは殺されました。FHに」
:────「依頼を取り下げようかなって思ってます。私さえFHに戻れば、たぶん奴らも追ってこないだろうし」
GM:敵はFHではなかった。
GM:FHなど、とうの昔にとある組織に飲み込まれていた。ありすの父を殺したのもまた、同じ組織だ。
GM:すべての元凶。
GM:あらゆる世界線を渡り歩き、無数の時ウサギを集める組織……
《タイクーン》野久保景吾:「改めて挨拶しよう。はじめまして、諸君」
《タイクーン》野久保景吾:「私が《キングダム》頭領。《タイクーン》だ」
野久保景吾:「な」
野久保景吾:「何が……何が『挨拶しよう』だ、バカ野郎!」
野久保景吾:「くだらねえ演出とともに登場しやがって! 俺は──俺はそんな悪趣味なやつじゃない!」
GM:全員が理解できます。多少『野久保』より歳をとっているものの、間違いなく同一人物。
GM:そして同時に、まったくの別人でもある。纏っているオーラが別物だ。
《タイクーン》野久保景吾:「同感だな。私も、お前ほど弱そうな男であった覚えはないよ」
《タイクーン》野久保景吾:「だがそれでも……なあ、野久保景吾? わかるだろう?」
野久保景吾:「何がだよ!?」
《タイクーン》野久保景吾:「"タイクーン"は自分一人でいい」
《タイクーン》野久保景吾:「そして偉大なるタイクーンを叩き潰せるのは、いつだってタイクーンだけだ」
潮時ありす:「こいつ……!」
野久保景吾:「……じゃあ、お前」
野久保景吾:「お前は一人で堂々と──のこのこと、やってきたわけか?」
《タイクーン》野久保景吾:「はは。はははは!」
《タイクーン》野久保景吾:「将軍が一人で前線に赴くなんてことが……」
《タイクーン》野久保景吾:「あると思うのか?」
GM:ということで、判定です。<回避>か<知覚>で難易度は9。
GM:全員やってもらいましょうか。失敗すると1ラウンド目の行動値が-1。
野久保景吾:うおお!
安孫焔:回避!
GM:野久保さんが成功した場合、失敗した誰かのペナルティを打ち消すことが可能です。
野久保景吾:知覚!
安孫焔:6dx 回避
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[5,5,6,6,9,10]+6[6] → 16
安孫焔:成功!
GM:つっよ!
フォース=ライブラリ:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[4,9,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
フォース=ライブラリ:あ、知覚で振りました
野久保景吾:6dx+1=>9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[1,4,5,7,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
詩丸 佳:知覚!
詩丸 佳:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[3,4,5,5,9] → 9 → 成功
野久保景吾:おっ、よかった!全員サクセス!
GM:強い……強くない?
GM:野久保さんとタイクーンが睨み合っていた、まさにそのとき。
GM:三つの攻撃が同時に飛来します。狙いは安孫、詩丸、フォース。
GM:すべてを打ち倒すような炎の拳。爆発する血液。そして、生命力を奪い取る文字の群れだ。
GM:君たちは成功したので、これを自由に回避してかまわない。
野久保景吾:「ひぇっ!?」 転がって大げさに避ける。過剰なくらい横っ飛びして回避する。
安孫焔:「………」
安孫焔:炎の拳を蹴りで相殺する。
《P》:────ダン!
《P》:大柄な男だ。ファイアパターンのようなメッシュが入っている。
《P》:蹴りの勢いを活かし、距離を取って着地。
フォース=ライブラリ:「……詩丸さん。」 隣に立っている詩丸さんに本を開きながら話しかける。冷や汗をかいている。
詩丸 佳:「なんだ、その顔は?隣にいるのが誰だと思ってやがる?」 そう言って、血液を撒く! 飛来する血液と文字を爆散!
フォース=ライブラリ:本の中からは光る文字の群れが出てきて、何枚かの透明な盾になって自分と詩丸さんを攻撃から遮る。一部の血液と文字は取りこぼしている。
《L》:「はッ! なるほど、それは」
《L》:「おもしれェ!」 相殺された血液を見て笑う。高校生くらいの男性。
《A》:「ふふ。なるほど」 タイクーンの傍らにふわりと着地する。ウェーブのかかった長い金髪の女性。
《A》:「さすがは"私"。しっかりしていますね」
GM:もはや言うまでもない。全員わかるでしょう。
GM:彼らもまた、《タイクーン》と同じ。別の可能性を辿った君たちだ。
《P》:「当然、ボスを一人でいかせるわけがない。」
《P》:「ボスに逆らう者は────」
《パイロマニアック》:「"全殺し"だ。」 ゴキゴキと拳を鳴らす。
《L》:「おもしれぇ。いろいろな敵と戦ってきたが……」
《リード》:「俺様と戦うのが、一番面白ぇ!」
《A》:「ということで。特に恨みはないのですけど」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「御館様の命令です。死んでくださいね」
野久保景吾:「そっちのやつら、目つきが怖いんだけど!?」
フォース=ライブラリ:「これは……弱りましたね。」
フォース=ライブラリ:本を開いて4人の敵を警戒しながら、詩丸さんに身を寄せる。
詩丸 佳:「そうじゃねえ。女」フォーちゃんに
詩丸 佳:「俺様が隣にいるんだぜ?なら、見せる顔はそんなんじゃねえ」
詩丸 佳:「笑いな」
詩丸 佳:両腕を広げ、敵を迎え撃つ。
フォース=ライブラリ:「……ふふ。期待通りの答えなのです。」
フォース=ライブラリ:「……少し、気が紛れました。」
フォース=ライブラリ:詩丸さんから少しだけ離れる。
安孫焔:傍らの少年を見る。
《リパテイション》:「終わりだ……もう……」
《リパテイション》:「死ぬ……死ぬしかない……死ぬんだ、ここで……」
安孫焔:「子供に、鉄砲玉をさせたのか。」
安孫焔:「行かなければ殺すと。」
安孫焔:現れた4人を、別世界の自分を睨みつけて問いかける
《パイロマニアック》:「それがどうした。子供であろうとなんだろうと、王国の一員だ。」
《パイロマニアック》:「組に居たときからそうだっただろう。」
《パイロマニアック》:「ボスの命令は絶対だ。」
安孫焔:「…………そうか。」
安孫焔:地面を踏みしめる。足に炎が灯る。
安孫焔:「お前たちは消し炭にする。」
野久保景吾:「……いやー、……だいぶ慌てたけど、安心したよ」
野久保景吾:「俺が死ぬほどビビってたのは、期待を裏切ることを怖がってた理由は」
野久保景吾:「《タイクーン》野久保景吾が、このビッグな俺が相手だったからってことなんだよな」
野久保景吾:「それが……わかってたから、ずっともう本気でいままでで一番ビビってたわけだ。最強の敵だ。俺は誰にも負けねえビッグな男だから」
野久保景吾:「戦えば五分五分じゃないかって生まれて初めて思ってたんだよ。だが、安心したぜ」
野久保景吾:「お前は俺じゃない」
野久保景吾:「しかも、全世界探しても、かなり弱い方の《タイクーン》だ」
《タイクーン》野久保景吾:「…………」
《タイクーン》野久保景吾:「聞き捨てならないな。弱い?」
《タイクーン》野久保景吾:「できれば、喋れるうちに教えてくれないか。私のどこが弱いのか」
《タイクーン》野久保景吾:「今後の参考にする」
野久保景吾:「それはもう弱い。力はあるかも知れないが、それだけだ」
野久保景吾:「他の世界にまで手を出して、そして脅威の芽を摘もうとしやがって」
野久保景吾:「そんなチンケな野郎のどこが大物なんだよ。お爺ちゃんが言ってた『お殿様みたいな男』ってのは、そーゆーことじゃねえ!」
野久保景吾:「たぶん忘れてるな? 忘れてるから、俺の方が強い。俺が!」
《タイクーン》野久保景吾:「ふっ。ふっふっふふ」
《タイクーン》野久保景吾:「ずいぶん面白い方の《タイクーン》だな。その喋り方は大変参考になった……ありがとう」
《タイクーン》野久保景吾:「だが、お前みたいなのでも《タイクーン》だ。万が一があるから」
《タイクーン》野久保景吾:「一応死んでくれ」 《ワーディング》。
野久保景吾:「うっせーな! いまからお前をやっつけてやる! ビビって損したわ!」
野久保景吾 -> GM:GM!
GM -> 野久保景吾:アイヨッ!
野久保景吾 -> GM:ここでリバースハンドアウトを公開したいです。
GM -> 野久保景吾:どうぞ! じゃあ表で宣言を!
GM -> 野久保景吾:宣言してくれれば、こちらでRHOを貼り付けます。
野久保景吾 -> GM:ここで公開したら、いつでもABCのどれかの効果を使用できるという寸法ですか?
GM -> 野久保景吾:まさにそうです。いつでも選択できます。
野久保景吾 -> GM:OK!では表で宣言します
GM -> 野久保景吾:RHOロールだけして、(A)(B)(C)は有効なタイミングで適用するとかでも構いません。
野久保景吾:その前に!
野久保景吾:ここでリバースハンドアウトを公開します。
フォース=ライブラリ:!
詩丸 佳:なっ!
GM:おお!
GM:では、野久保さんのRHOを公開。
・シナリオロイス:《タイクーン》/P感服/N敵愾心
『時ウサギ』によって時空跳躍する直前、君は確かに襲撃にやってきたエージェントの顔を見た。
間違いない。やや歳を重ねているようだが、あれは紛れもなく君自身────『潮時ありすの世界の《タイクーン》』、野久保景吾だ。
《タイクーン》は若くして裏社会の頂点へとのし上がり、UGNやFHすら併合した強大無比なるオーヴァードの王だ。
彼が恐れるのは自分自身と『時ウサギ』のふたつ。もし『どこかの世界の完璧な自分』が時ウサギを手に入れたら、どうなるだろうか?
完全無欠の世界の王、《タイクーン》。その座を奪える可能性があるのは、やはり自分自身のみ……。
《タイクーン》はそう考え、片っ端から並行世界を征服し、すべての『時ウサギ』を手中に収めるために動いている。
当然、叩き潰す必要があるだろう。オーヴァードの王は君の他にいないのだから。
・このRHOはクライマックスフェーズにおいていつでも公開可能。次の(A)(B)(C)いずれかの効果を得る。
(A) PC1のみ、ラウンド中の攻撃力を+50。さらにエフェクトレベルおよびレベル上限を+2する。
(B) PC全員に対し、ラウンド中の攻撃力を+4d10。
(C) PC1が使用する《奇跡の雫》の対象を『シーン(選択)』へ変更する。この効果は《奇跡の雫》を一度使用するまで永続する。
安孫焔:ワオ…!
GM:(A)~(C)は、いつ適用してもいいです。もちろんラウンド中有効のものはラウンド進行の早いうちに適用したほうが有利ではあるが……!
GM:また、PC2~PC4はサポートNPCを使用可能です。雑談の方に書いておきましょう。
■サポートNPC:《ジェミニ-5th》夏川ミナ
アクション:『ゾディアックウェポン-ジェミニ』
シーン1回、フォース=ライブラリのみ使用可能。
ダメージロール直前にオートアクションで使用する。使用する時、自身の<精神>達成値と行動値をダメージに上乗せする。
■サポートNPC:《ハニカムファイア》星宮千佳
アクション:『はちのすだ!』or『キンキュー治療キット』
シーン1回、詩丸のみ使用可能。次のどちらかの効果を選択する。
(A) ダメージロール直前に使用し、ダメージダイスを+2d10する。
(B) イニシアチブで使用し、自身のHPを即座に3D10回復する。
■サポートNPC:《ハニカムファイア》&《リパテイション》
アクション:『灼獄錬金』
安孫焔のみ使用可能。次の(A)(B)をシーン1回ずつ使用可能。
(A) 判定直前に使用し、判定ダイスを+3する。
(B) ダメージロール直前に使用し、ダメージダイスを+2d10する。
(C) 安孫焔の侵蝕率を120%に変更する。この効果を選択した時、(A)(B)は使用できない。
GM:《タイクーン》のワーディングが広がる。
GM:全員、衝動判定です。難易度は9。
野久保景吾:衝動判定!
野久保景吾:3dx=>9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 6[1,5,6] → 6 → 失敗
野久保景吾:暴走!
詩丸 佳:ウオォー!
詩丸 佳:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 6[1,4,6]+1 → 7 → 失敗
詩丸 佳:暴走!
フォース=ライブラリ:7dx+9>=9
DoubleCross : (7R10+9[10]>=9) → 10[1,4,5,5,6,7,10]+7[7]+9 → 26 → 成功
安孫焔:4dx 意志
DoubleCross : (4R10[10]) → 5[1,4,4,5] → 5
野久保景吾:2d10+81
DoubleCross : (2D10+81) → 10[6,4]+81 → 91
安孫焔:暴走
安孫焔:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+15[10,5] → 103
詩丸 佳:79+2d10
DoubleCross : (79+2D10) → 79+10[7,3] → 89
フォース=ライブラリ:み、みんな暴走してる!
フォース=ライブラリ:96+2d10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+14[4,10] → 110
野久保景吾:みんんあおメンタル!
野久保景吾:みんなのメンタルが!
GM:衝動判定にのせて、エンブレムを二つ使用します。これはEロイス『虚実崩壊』の力。
《タイクーン》野久保景吾:UGNアクシズエンブレム『マスコントローラー』。このシーン中、全オーヴァードの行うあらゆる判定ダイスを+2。
《タイクーン》野久保景吾:FHリエゾンロードエンブレム『プレイグ』。自分以外の全員に邪毒3を付与。
GM:この《タイクーン》はUGNもFHも平定し、あらゆる権限を手中に収めている。
GM:彼はこの戦闘中UGNアクシズであり、FHリエゾンロードであり、マスターエージェントや本部エージェントでもあるという扱いになります。
フォース=ライブラリ:ぐええ邪毒3
安孫焔:ぎゃあ
《タイクーン》[9]
《アレクサンドリア=ライブラリ》[8]
5m
《パイロマニアック》[6] 《リード》[13]
5m
野久保[9] 安孫[6] 詩丸[13] フォース[6]
野久保景吾:ギョワワーッ
GM:シーンをまたいでいるので、もし偶然防具を脱ぎ捨ててしまった人がいたら、着ても構いません。行動値はもちろんダウンするが……。
GM:エンブレムの演出は少し後にやります。ということで、セットアップからやっていきましょうか。
詩丸 佳:着ない!服の着方なんて忘れてちまったぜ!
フォース=ライブラリ:さっきビリビリにシャツまで破ったから……
GM:記憶喪失チャート!
ROUND-01
安孫焔:セットアップはない!
フォース=ライブラリ:セットアップは何もないです
詩丸 佳:セットアップ無し!
《タイクーン》野久保景吾:《活性の霧》《タブレット》《多重生成》。キングダム幹部と自分のラウンド中の攻撃力を+15し、ドッジダイス-2。
フォース=ライブラリ:ゲ、ゲェー!ソラリス支援力!
《タイクーン》野久保景吾:Eロイス"唯我独尊"。もう一度セットアップ。
《タイクーン》野久保景吾:潜ませていた兵士を特攻させる。リエゾンロード専用エンブレム『コープス』。
GM:誰か一人に4d10ダメージを与えます。対象はランダムでと言いたいところですが
GM:すごく殺したいやつがいるので、その人をご指名します。野久保さん!
野久保景吾:へへ……!
《タイクーン》野久保景吾:4d10
DoubleCross : (4D10) → 16[3,6,1,6] → 16
GM:しょぼっ!
野久保景吾:わかってたぜ!でも死!リザレクト!
野久保景吾:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 7[7]+91 → 98
《タイクーン》野久保景吾:「王国の民には庇護を。そして」
《タイクーン》野久保景吾:「まがい物には死を」
GM:《タイクーン》のはめた指輪が光ると、時空が歪む。野久保のすぐ真横でゲートが開く。
GM:狂信的な目をした《キングダム》構成員数名が特攻してきます。全員が手榴弾をかかえている。
GM:野久保もろとも自爆する。
野久保景吾:「その意見には賛成だ、が……!」
野久保景吾:「こんなヘボい手を使いやがって! こんなもんで、こんなもんでビッグな男に傷一つつけられるかよ!」 爆発しながら、粘菌のように体が増殖。気持ち悪く復元する。
《リード》:「へっ。おもしれぇ。あと気持ちわりい」
詩丸 佳:「同感だぜ」
野久保景吾:(実は傷ついてる! 超効き目ある! しかし人間を特攻させるなんて……こいつは……!)
野久保景吾:(勝てる。……たぶん)
GM:ではイニシアチブに入りましょうか。行動値の最速は13。
GM:詩丸くんの手番。
詩丸 佳:はい!
詩丸 佳:マイナーで接敵します。《リード》とかいうふざけた男のエンゲージに!
GM:おもしれぇ
詩丸 佳:メジャー!《コンセントレイト(ブラム=ストーカー)》+《滅びの一失》+《ブラッドボム》+《血の宴》
詩丸 佳:対象はエンゲージの2人!
詩丸 佳:13dx8+5
DoubleCross : (13R10+5[8]) → 10[1,2,3,3,3,3,4,5,7,7,8,10,10]+10[3,4,8]+3[3]+5 → 28
詩丸 佳:リアクションどうぞ!
《リード》:こっちはドッジ。
《リード》:5dx=>28
DoubleCross : (5R10[10]>=28) → 10[3,3,8,9,10]+1[1] → 11 → 失敗
《パイロマニアック》:こっちもドッジ。
《パイロマニアック》:7dx=>28
DoubleCross : (7R10[10]>=28) → 10[3,3,6,7,7,10,10]+8[8,8] → 18 → 失敗
GM:あっ頑張った。駄目!
GM:ダメージをどうぞ。サポートNPCも使用可能です。
詩丸 佳:ダメージ!の前に
詩丸 佳:『はちのすだ!』 を使用します
詩丸 佳:頼むぜ千佳ちゃん!
■サポートNPC:《ハニカムファイア》星宮千佳
アクション:『はちのすだ!』or『キンキュー治療キット』
シーン1回、詩丸のみ使用可能。次のどちらかの効果を選択する。
(A) ダメージロール直前に使用し、ダメージダイスを+2d10する。
(B) イニシアチブで使用し、自身のHPを即座に3D10回復する。
GM:あっ崩れちゃった。まあいい! それじゃあ、ダメージダイスを+2d10してください。
詩丸 佳:ダメージ!
GM:まずはブラッドボム以外のダイスを出しておくれ。そのあと追加でブラッドボムだ!
詩丸 佳:7+3d10+1d10+2d10
DoubleCross : (7+3D10+1D10+2D10) → 7+15[4,3,8]+4[4]+11[10,1] → 37
野久保景吾:悪くない!
詩丸 佳:ダメージ通れば追加ブラッドボムだ!
GM:さすがに無理だな……w 普通にダメージが入りました。
GM:追加ブラッドボムをどうぞ。
詩丸 佳:では、追加ブラッドボムなんですが
詩丸 佳:造血剤を使用していたことにしても良いでしょうか?
GM:ほうほう! 増血剤って、ちょっとまってね。タイミングいつ使うんだっけ・・
GM:エフェクト使用の直前か。まあ多少前後してしまったけど、よいでしょう。使っておくれ。
詩丸 佳:エフェクト使用直前の使用ですが宣言忘れました
詩丸 佳:ありがとうございます!
詩丸 佳:では追加ブラッドボム!
詩丸 佳:4d10
DoubleCross : (4D10) → 31[9,4,9,9] → 31
安孫焔:出目がいい
GM:ひえー
詩丸 佳:合計68ダメージ!
詩丸 佳:89→97
GM:まだどちらも戦闘不能になりません。これは、この場のエネミーは全員遺産パワーで強化された非ジャームのオーヴァードなので
GM:通常ロイスの枚数だけ、擬似的にHPを増強しているからです。
GM:ついでに言えば、先程から使ってるEロイスもジャームパワーではありません。遺産パワーです。
野久保景吾:やだー!強いよぉ
GM:しかし結構削られたぞ……。演出などをどうぞ!
詩丸 佳:強い!
詩丸 佳:演出!
詩丸 佳:つかつかつか と無防備に歩いていく。
詩丸 佳:そのまま、”リード”に顎クイします。
《リード》:「ふっ」
《リード》:「おもしれぇ」 顎クイ返しする。
詩丸 佳:「おもしれえ。おい、星宮」
詩丸 佳:「どっちが面白ぇ?」
星宮千佳:「はい!」
星宮千佳:「えっ」
星宮千佳:ガトリングを錬成しかけていたが、目を白黒させる。
星宮千佳:「そうね。そうねー」
星宮千佳:「やさしそうなほう! だから、こっちの世界の方!」
詩丸 佳:「見る目がある女だぜ」
詩丸 佳:顎クイしたまま、リードの顎を爆破!
《リード》:「見る目がねえ。おもし────」 爆破される。
詩丸 佳:「追撃しな、星宮!」
星宮千佳:「イエッサー!」
星宮千佳:「はちのすだーっ!」 ガガガガガガガガ!
星宮千佳:両手に錬成したガトリングガンで《リード》を蜂の巣にする。
GM:いや、《リード》だけではない。《パイロマニアック》もまとめて蜂の巣にしている!
詩丸 佳:「はちのす、じゃねーの」 ガトリングの銃傷を見て、笑う
詩丸 佳:以上です。
GM:イニシアチブ。リードの手番。
《リード》:《コンセントレイト(ブラム=ストーカー)》《滅びの一矢》《ブラッドボム》。対象は詩丸サン。
詩丸 佳:こい!暴走だぜ!
《リード》:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,3,4,4,4,5,6,6,6,7,9,9,10]+10[1,4,9,10]+2[1,2]+5 → 27
詩丸 佳:リア不!
GM:出目がほぼ一緒じゃねーか!
詩丸 佳:面白ぇ
野久保景吾:これが同キャラ対戦!
《リード》:7+3d10+1d10+2d10 1点でも入ると追加でブラッドボムが発動します。
DoubleCross : (7+3D10+1D10+2D10) → 7+18[7,1,10]+4[4]+6[5,1] → 35
GM:いや、確実に入るな。ボムしましょう。
詩丸 佳:死ぬ!リザレクト!
詩丸 佳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
GM:4d10 ならブラッドボム。もう一度死んでもらう!
DoubleCross : (4D10) → 17[4,1,6,6] → 17
詩丸 佳:勿論死ぬ!だが!
詩丸 佳:《滅びの遺伝子》+《ランナウト》
GM:ゲーッ
詩丸 佳:40点ダメージを返します!
GM:こっちに使ってきたか……!
安孫焔:やりおった!
フォース=ライブラリ:うおお
GM:40……40点!?
GM:ちょっと待て!
詩丸 佳:106→118
GM:(...HPを計算しています...)
GM:う、うおお
GM:HP消費エフェクトの関係で、だいたい丁度死ぬ……! こっちは増血剤を持っていませんでした。
詩丸 佳:ウオォー!
野久保景吾:や、やった!?
GM:リードは戦闘不能です。君が望むならトドメをさせるし、トドメをささない場合は瞬間退場します。
GM:あ、もったいないので
《リード》:こっちも使います。《滅びの遺伝子》《ランナウト》。
《リード》:詩丸くんに40ダメージを返す。
詩丸 佳:もってたw
フォース=ライブラリ:ひええ
詩丸 佳:これ、どうなるんだろうw
詩丸 佳:ブラッドボムに対して反撃エフェクトやって反撃エフェクトされるから、
詩丸 佳:2枚ロイス削られればOK?
GM:そうですね。ここは素直に2回死んでもらって、2回蘇生してもらいましょう。
GM:もちろん、やりきった顔をして倒れてもいい。
詩丸 佳:承知!
詩丸 佳:じゃあ野久保くんとパイロさんのロイスを昇華!立ち上がる! 2人に情けない姿は見せられないぜ!
《リード》:「なるほど。連携じゃねーの」 顎を爆破された時、既に指先を詩丸に向けていた。
《リード》:「面白ぇ」 詩丸の両頬を爆破。
《リード》:僅かに噛み切った指先から血液を飛ばした。
詩丸 佳:頬を爆破され、血飛沫が舞う。
詩丸 佳:血飛沫は詩丸と《リード》2人を包む。それが意味するものは
詩丸 佳:「ああ。面白ぇ。……どうした?てめえも面白ぇんだろ?」
詩丸 佳:「笑えよ」 BOMB!
《リード》:「ふはははっ。さすが俺様。当然わかってるよな?」 血しぶき! BOMB!
《リード》:「最後に立っていた方が、本物の《リード》だぜ」 BOMB!
詩丸 佳:「面白ぇ」 BOMB!
詩丸 佳:BOMB! BOMB! BOMB! BOMB!
《リード》:「面白ぇ!」 BOMB!
GM:両足。両腕。右手、左手、胸部、頸部、腰部、頭部!
野久保景吾:「こ、怖いんだけど!? なんだよそれ!」
野久保景吾:「なんで連鎖爆発して、足を止めて打ち合ってるわけ!?」
GM:不意に、連鎖爆発が止む。最終的に立っていたのは……。
《リード》:「…………がふッ!」
詩丸 佳:「俺様だ」 血に濡れたまま、両腕を広げる。
GM:ガトリング援護射撃のぶん、詩丸が僅かに上回った!
詩丸 佳:「1人より2人の方が面白ぇ。覚えておきな」
GM:その場に倒れます。戦闘不能。
《タイクーン》[9]
《アレクサンドリア=ライブラリ》[8]
5m
《パイロマニアック》[6] 詩丸[13]
5m
野久保[9] 安孫[6] フォース[6]
GM:イニシアチブ。野久保さんの手番。
GM:おもしろい人はもう行動しちゃいましたが、RHO効果も忘れずにね!
野久保景吾:うおお!
野久保景吾:ここはもちろんタイクーン……ではなく!
野久保景吾:確実に被弾を減らすため、パイロマニアックを狙う! RHO効果はいま使ってもちょっと不利…! まだ100%到達していないから!
GM:ひ、卑劣!
GM:同キャラ対戦を迷わず避けやがった……!
野久保景吾:まずはマイナーで戦闘移動! ←方向へ5m移動して、エンゲージを離す!
野久保景吾:そしてロイスを使用して、不利なバステ効果をすべて解除! ダイスペナ、暴走、邪毒、すべてだ! 昇華するロイスは……
GM:デレレレレ
野久保景吾:《タイクーン》野久保景吾に 憐憫/激怒○ で取ってすぐ昇華!
GM:いいでしょう!
野久保景吾:この最強のDロイス……バニラロイスの力を見せてやる! そしてボルトアクションライフルで射撃!
《タイクーン》野久保景吾:判定前にエンブレムを発動させます。
《タイクーン》野久保景吾:リエゾンロードエンブレム『セイクリッド』。判定ダイスを-10。
野久保景吾:先にロイスを切ってしまった以上、もう撃つしかない…!
野久保景吾:でもここで手番を失うのは損失が大きすぎる。もう一枚……切る!
GM:どうぞ! どのロイスを切りますか?
野久保景吾:詩丸桂に敬意を表して、もう一枚ロイスを昇華!これが最強のDロイス、バニラロイスの力だ!
野久保景吾:詩丸くんのロイスをタイタスします。
GM:バニラロイス、あまりにも使い勝手がよすぎる……では今度こそ、何もかもペナルティなしの状態で判定できます。
野久保景吾:コンセントレイト+オールレンジ+腐食の指先。
野久保景吾:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,5,7,8,9,9]+10[1,4,4,7]+10[7]+10[8]+6[6]+1 → 47
野久保景吾:ターゲットはパイロマニアック!
GM:うわっつよ!
《パイロマニアック》:しかしドッジ。基本的にオルタのデータはPCに準拠しているのだ……!
《パイロマニアック》:7dx=>47
DoubleCross : (7R10[10]>=47) → 10[2,2,6,10,10,10,10]+10[1,4,7,10]+1[1] → 21 → 失敗
《パイロマニアック》:こいつ安定して回るな。でも駄目!
GM:ダメージをどうぞ。
野久保景吾:5d10+8 装甲-10でダメージだ!
DoubleCross : (5D10+8) → 30[3,7,6,9,5]+8 → 38
野久保景吾:ロイス一枚分は削れたはずだ……!
GM:装甲ダウンがキツいな……!
《パイロマニアック》:こちらはまだ立っています。だがもうだいぶギリギリまで削られた。
GM:演出などをどうぞ!
《タイクーン》[9]
《アレクサンドリア=ライブラリ》[8]
5m
《パイロマニアック》[6] 詩丸[13]
5m
野久保[9] 5m 安孫[6] フォース[6]
野久保景吾:「……俺を甘く見てろよ、せいぜい」 ”油断”を最大限に起動。自分の行動を限りなく薄くする。物陰で埃が舞った程度の存在感──脅威への認識──だが!
野久保景吾:「大物が歴史に現れるときは!」 射撃! ボルトアクションライフルが火を吹く。
野久保景吾:「いつも唐突で、爆発的で、誰も予想もしてないんだよな!」 着弾。パイロマニアックの強固な腹筋を貫く。
《パイロマニアック》:「なるほど。こういうやり方もあるのか。」 傷口に手をかざす。
野久保景吾:「安孫焔! 俺の知ってるあんたはもっと強い。耐えてみやがれ」
野久保景吾:侵食率98→104
《パイロマニアック》:白熱した指をコテのように使い、無理やり傷口を塞いだ。
《パイロマニアック》:「これが煮沸消毒だ。言われるまでもない」
《パイロマニアック》:「俺はボスのために、全力でお前たちを殴り殺す。」
野久保景吾:(っつーか、マジでつよっ。自力で塞ぎやがった。確かにやる。あーゆーことやるわ!)
GM:ではイニシアチブ。タイクーンの手番。
《タイクーン》野久保景吾:マイナーで《生命の黄金律》《形状変化:剛》《形状変化:柔》《形状変化:速》。攻撃力、ガード値、行動値をアップ。
《タイクーン》野久保景吾:これはシーン有効です。そしてメジャーアクションもやはりシーンバフ。
《タイクーン》野久保景吾:《広域融合》。
《タイクーン》野久保景吾:そのあたりに転がる武装傭兵団と機械化歩兵トループの死体すべてを取り込み、ヴィークル搭乗状態に。
《タイクーン》野久保景吾:シーン中の最大HPと現HPを+47、装甲を+8。攻撃力を+9。
GM:これはそれぞれ、機械化歩兵と武装傭兵団の良いところ取りですね。
《タイクーン》野久保景吾:そして《加速する刻》。もう一度行動。
《タイクーン》野久保景吾:メジャーは《狂戦士》《タブレット》《多重生成》《中和剤》《オーバードーズ》。対象は自分とアレクサ、パイロ。
《タイクーン》野久保景吾:毒を解除しつつ、次に行うメジャーアクションC値-1、判定ダイスを+10。
野久保景吾:アレクサw
フォース=ライブラリ:邪毒リスクを踏み倒しやがった
GM:メキメキと《タイクーン》の身体が変化する。なにかしらの……周囲のオーヴァードを無差別に取り込む遺産の力だ。
GM:一帯に散らばっていたヴィークルの残骸。死体。あるいは、まだ息のあった傭兵。それらすべてを飲み込み、
GM:巨大な肉の柱のような形状へと変化する。
《タイクーン》野久保景吾:『追い詰められて巨大化する悪役というのは、だいたい敗れるものだ……とか』
《タイクーン》野久保景吾:『そういうつまらない発言はしないでくれよ、野久保景吾』
野久保景吾:「し、しようとしてねーよ! 馬鹿! 俺が言いたかったのは……ただ……そう!」
安孫焔:肉の柱を見上げる。
安孫焔:「しゃべりケバブだ。」
野久保景吾:「レイドボスなんだからせいぜい長生きしてくれよってことだ。俺がスーパー野久保パンチで殴るまではな!」
フォース=ライブラリ:「……気色が悪いですね。」
GM:では次。イニシアチブ……で、フォーちゃんが脱衣しなければアレクサの手番。
フォース=ライブラリ:シューターズジャケットをイニシアチブで装備から外して、その場に捨てます。
GM:脱いだ! じゃあ同値でフォーちゃんの手番だ。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:先にEロイスを発動させておきます。『囚人の鳥籠』。
フォース=ライブラリ:マイナーで……なっ!?
《アレクサンドリア=ライブラリ》:潮時ありすを捕縛。シーンからは退場しませんが、2ラウンド目終了時までにアレクサを倒さない場合
《アレクサンドリア=ライブラリ》:潮時はキングダムの世界に拉致されます。
フォース=ライブラリ:うわっ
GM:じゃああらためて行動をどうぞ!
野久保景吾:「あっ! てめぇこの、卑怯な……!」
潮時ありす:「うわっ! ちょっ、くそっ!」
潮時ありす:「この文字、ひっついて離れない……! 野久保さん!」
野久保景吾:「ありす! 暴れて逃げられ……ない!? やばい! わかったから、じっとしてろ!」
野久保景吾:「……俺が、……俺じゃなくても仲間が助ける! たぶんじゃなくて絶対!」
フォース=ライブラリ:マイナーで《オリジン:レジェンド》+《イオノクラフト》。野久保さんとは反対側に5m移動してエンゲージを切ります。
フォース=ライブラリ:侵蝕110→115
《タイクーン》[9]
《アレクサンドリア=ライブラリ》[8]
5m
《パイロマニアック》[6] 詩丸[13]
5m
野久保[9] 5m 安孫[6] 5m フォース[6]
夏川ミナ:「まずい。フォース=ライブラリ!」 珍しく声をはりあげる。
夏川ミナ:「空間が歪んでいます。……潮時ありすが連れ去られる!」
フォース=ライブラリ:「……夏川さん。言われなくても分かっているのです。」
フォース=ライブラリ:「ですが、まだ即座にというわけではないでしょう。先に……」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「そうですね。先に」
フォース=ライブラリ:「アレクサンドリア=ライブラリを無力化しなければ。」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「遊びましょうか。フォース=ライブラリ」 にこりと笑いかける。
フォース=ライブラリ:「……」
GM:見た目こそ母性に溢れた女性だが、フォーちゃんならわかる。
GM:笑顔があまりにも作り物のようだ。人の感情を無理やりエミュレートさせているようにすら見える。
フォース=ライブラリ:顔は伏せたまま、本から光る文字の群れを溢れさせていく。
フォース=ライブラリ:メジャーで《コントロールソート:射撃》+《ギガンティックモード》+《コンセントレイト:ノイマン》
フォース=ライブラリ:対象はタイクーンのエンゲージ
GM:どうぞ! 妨害などはありません。セイクリッドはさっき使っちゃったし……
フォース=ライブラリ:判定いきます。
フォース=ライブラリ:7dx7+15
DoubleCross : (7R10+15[7]) → 6[1,4,5,5,5,6,6]+15 → 21
フォース=ライブラリ:くっ……!クリティカルしない
《アレクサンドリア=ライブラリ》:コンセ……
GM:ちなみに、使用武器は何ですか? アンマテ?
フォース=ライブラリ:あ、そうです!ずっと装備中のアンマテ(2個目)!
フォース=ライブラリ:ガード不可です。
GM:なるほどね!
《タイクーン》野久保景吾:5dx+1 まずこっちはドッジ。
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[2,3,5,8,8]+1 → 9
GM:全然駄目だ。なので、
《アレクサンドリア=ライブラリ》:カバーに入ります。《砂の結界》。
GM:アレクサ一人に命中。NPCサポートを使ったり使わなかったりして、ダメージをどうぞ。
フォース=ライブラリ:ダメージを出す前に《ジェミニ-5th》夏川ミナのサポート効果を使用します。
フォース=ライブラリ:精神達成値+行動値をダメージに上乗せ。
フォース=ライブラリ:これはもう一回判定で達成値を出せばいいんですね。
GM:了解です。ではダメージ増加させた上でダメージを出すとよろしい!
GM:あっそうか。そうですね
GM:(オリジンレジェンドの分しか乗らないだろって思ってたとは言えない)
GM:判定してください。
フォース=ライブラリ:その精神達成値の判定の方にシーン1回の「能力訓練:精神」を使用!
フォース=ライブラリ:7dx10+13
DoubleCross : (7R10+13[10]) → 10[3,6,6,7,7,10,10]+7[2,7]+13 → 30
GM:ファーwww
GM:コンセ、捨てたほうがよくない?
フォース=ライブラリ:これに行動値8を乗せた38ダメージを
フォース=ライブラリ:上乗せします。
フォース=ライブラリ:ダメージロール!
GM:どうぞ! い、いかん……この出目は想定外だぞ……
フォース=ライブラリ:3d10+20+38
DoubleCross : (3D10+20+38) → 18[8,8,2]+20+38 → 76
野久保景吾:力!
安孫焔:精神力!
詩丸 佳:破壊力!
GM:うげげげげ。ガード不可でしかも2倍ダメージなので、HP増強があっても耐えられないぞ……!
《タイクーン》野久保景吾:なので、復活させます。《奇跡の雫》。
安孫焔:ウワーッ!持ってる!!
《アレクサンドリア=ライブラリ》:復活しました。
詩丸 佳:持ってるー!!
フォース=ライブラリ:顔を伏せたまま、はっきりとした声でアレクサンドリア=ライブラリに話しかける。
フォース=ライブラリ:「クレイモア、ダイヤモンド、デューク、セイント。」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「……?」
フォース=ライブラリ:「あなたには聞き覚えがあるでしょうか。」
フォース=ライブラリ:「ファルシオン、コランダム、プリースト、バロン、グラディウス、トパーズ、アコライト、ナイト。」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「クレイモア。はい、もちろん知っていますよ。別の可能性をたどった私」
GM:周囲を漂っていた文字が次々と形を取る。両手剣のクレイモア、宝石のダイヤモンド。
GM:神官。男爵。宝石。騎士。
フォース=ライブラリ:「……」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「それが何か? 知恵比べでもしますか?」
フォース=ライブラリ:「……ふふ。なるほど。分かりました。」
GM:フォーちゃんは確信してもいいでしょう。
フォース=ライブラリ:「フォーは知っているのです。あなたが……」
GM:このアレクサンドリア=ライブラリは────。
フォース=ライブラリ:「アレクサンドリア=ライブラリが、知らないことを。たくさん。本当に……たくさん。」
GM:学園島を知らない。
フォース=ライブラリ:「なら、負けられませんね。フォーと、フォーの母の夢のためにも。」
フォース=ライブラリ:顔を挙げ、にこりと笑う。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「まあ。それはとても」 すべての文字が、マスケット銃の形を取る。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「すてきなことね」 一斉射撃。
フォース=ライブラリ:光る文字は束となり、何個ものガトリングガンに変化。
フォース=ライブラリ:アレクサンドリア=ライブラリの一斉射撃から遅れてパタンと本を閉じると、
フォース=ライブラリ:その射撃を全てはたき落とす。
フォース=ライブラリ:「夏川さん!今です!」
夏川ミナ:「はい。承知しました」
夏川ミナ:「ゾディアックウェポン起動。《ジェミニ》──いきます!」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「!」
GM:夏川はエンジェルハィロウとハヌマーンの複合能力者だ。一瞬だけだが、凄まじい運動性を発揮する。
GM:オーヴァード陸上部のエースですら追いつけないほどの速力。フォースが作ったわずかなスキをついて、アレクサンドリアを殴り飛ばした。
夏川ミナ:「これが私達の力。つまり」
夏川ミナ:「オーヴァードアカデミアの力です。そうですね?」 フォースに目をやる。
フォース=ライブラリ:「なのです。」 満足そうな顔。
フォース=ライブラリ:侵蝕115→122
GM:イニシアチブ。アレクサの行動の前に、エフェクトを発動。
《パイロマニアック》:《氷熱の軍団》。このラウンド間、キングダム幹部と《タイクーン》の攻撃力を+24。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:で、行動します。《オリジン:レジェンド》で精神達成値を+12。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:ウェポンケースからアンチマテリアルライフルを装備し、《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:対象はフォーちゃん。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:7dx+22
DoubleCross : (7R10+22[10]) → 10[2,3,3,6,9,10,10]+6[1,6]+22 → 38
フォース=ライブラリ:ガードできないのか……!
フォース=ライブラリ:ドッジします。
GM:これが正義の力!アンマテの力だ!
フォース=ライブラリ:4dx10+0>=38
DoubleCross : (4R10+0[10]>=38) → 10[7,8,9,10]+2[2] → 12 → 失敗
《アレクサンドリア=ライブラリ》:4d10+20+15+24 ダメージを出します。装甲は有効。
DoubleCross : (4D10+20+15+24) → 21[6,4,9,2]+20+15+24 → 80
フォース=ライブラリ:死ぬ……
フォース=ライブラリ:目の前のアレクサンドリア=ライブラリへのロイスを取得。
フォース=ライブラリ:タイタス化して昇華復活。
フォース=ライブラリ:-パラレル/アレクサンドリア=ライブラリ/慕情/隔意:〇/タイタス昇華
《アレクサンドリア=ライブラリ》:今度は無数の刀剣を錬成。クレイモア、ファルシオン、グラディウス。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:それらすべてを雨のように降らせ、フォースを串刺しにする。
GM:──ドカカカッ!
野久保景吾:「どいつもこいつも、天変地異かよ! 能力の規模がでかいんだよ!」
フォース=ライブラリ:「……っ!」
フォース=ライブラリ:巨大で透明な盾を頭上に展開するが、全て貫かれる。
ハニカムファイア:「……フォーちゃん先生!」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「オーヴァードアカデミアというのは、はい。もちろん知っていますよ」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「太平洋上の孤島。座標はX153、Y322。面積は……」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:ただカタログスペックだけを並べ続ける。タイクーンとともに異世界を回った際に得た情報だ。
フォース=ライブラリ:「アレクサンドリア=ライブラリは、名も無き島に教育機関を作るためにその身を犠牲にした。」
フォース=ライブラリ:「アレクサンドリア=ライブラリは、人間になりたいという夢を語っていた。」
フォース=ライブラリ:錬成された刀剣の中から、這い出す。
フォース=ライブラリ:「そしてアレクサンドリア=ライブラリは……母親になる選択肢を選んだのです。それがフォーの世界のあなたなのです。」
フォース=ライブラリ:「……フォーは知っているのです。あの島のことなら。いくらでも。」
フォース=ライブラリ:「フォーはかしこいので。」 立ち上がる。
フォース=ライブラリ:アレクサンドリア=ライブラリから目をそらさず、じっと見つめる。
GM:イニシアチブ。行動値6。
GM:パイロと安孫さんが同値。安孫さんの手番です。
安孫焔:ではマイナーで戦闘移動。パイロマニアックのエンゲージへ。
安孫焔:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象はパイロマニアック!
《タイクーン》[9]
《アレクサンドリア=ライブラリ》[8]
5m
安孫[6] 《パイロマニアック》[6] 詩丸[13]
5m
野久保[9] 10m フォース[6]
GM:セレリティは温存か……! きたまえ!
安孫焔:15dx7+4 白兵
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,5,7,8,9,9,9]+10[1,1,2,4,10]+5[5]+4 → 29
GM:うっ高い!
安孫焔:くう、あんまり伸びなかった!
GM:いや高くもないが……ドッジしかないとだいぶきついぞ……!
《パイロマニアック》:ドッジ。
《パイロマニアック》:7dx=>29
DoubleCross : (7R10[10]>=29) → 10[1,1,6,7,7,9,10]+4[4] → 14 → 失敗
GM:駄目か……! ダメージをどうぞ。
野久保景吾:ここでやってくれ……!
安孫焔:3d10+16+11 装甲無視!
DoubleCross : (3D10+16+11) → 23[10,10,3]+16+11 → 50
安孫焔:倒れてくれー!
GM:倒れます。最大HPが120で、最初の面白ぇ巻き添えとさっきの野久保アタックで削られていました。
GM:装甲ダウンがなければギリギリ耐えられたんだが……。演出をどうぞ。
安孫焔:やったぜ!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:103->111)
安孫焔:そもそも装甲無視だよ!
GM:!
GM:どっちみちしんでる!
安孫焔:ジャ リ ……
安孫焔:地面に黒い足跡を残しながら”パイロマニアック”の元に歩いていく。
《パイロマニアック》:……ザッ、ザッ。
《パイロマニアック》:こちらもだ。安孫とは比べ物にならない大柄な身体で真っすぐ歩いてくる。
《パイロマニアック》:「王を」
《パイロマニアック》:「見たことはあるか?」 ゴキゴキと首を鳴らす。
安孫焔:「あの子は、お前の弟分か。」
《パイロマニアック》:「そうだ。戦い方を教えてやった。敵の殺し方も。」
《パイロマニアック》:「俺たちの王。《タイクーン》の命令でな。」
《パイロマニアック》:「それなりにいい鉄砲玉だっただろう。同情の誘い方も教えた。」
《パイロマニアック》:「お前も、あいつを殺せる場面で殺さなかったんじゃないか。」
安孫焔:ネクタイを直し、トントン、とつま先で地面を叩く。
安孫焔:「ヤクザが傅くのは父親にだけだ。王じゃない。」
安孫焔:「そして、」
安孫焔:「人でなしのヤクザものにも通さなきゃならんスジがある。」
安孫焔:「本物の鉄砲玉を見せてやる。」
《パイロマニアック》:「見せてみろ。」 これ以上は喋らない。白熱した両手で殴りかかる。
《パイロマニアック》:右フック。左フック。右ストレート。右アッパー。
安孫焔:拳を受ける。細い体が打ち据えられるも、まだ目は死んでいない。
安孫焔:拳の雨の中、機を待つ。
《パイロマニアック》:「身体が細い。無駄な脂肪が多い。腕に筋肉がない。」
《パイロマニアック》:「お前は俺より、」
《パイロマニアック》:「弱い」 トドメの一撃。大振りな打ち下ろしパンチを叩きつける。
安孫焔:ぐ、と大きく振りかぶった。ここが、機だ。
安孫焔:左足を支点に回転。筋力が弱い分は遠心力と、地面からの反発力と、衝撃の接地面を工夫する。
安孫焔:拳を掻い潜りつつ、右!!
《パイロマニアック》:「!」
安孫焔:右足のつま先がパイロマニアックの胴に突き刺さり、
安孫焔:背中から貫通した肉が”アレクサンドリア”の顔を掠める。
安孫焔:まるで、弾丸のように。
安孫焔:「これが鉄砲玉だ。」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:小さな日傘を出し、肉をガードする。表情は笑顔のままだ。
《パイロマニアック》:「…………なるほど。」
《パイロマニアック》:「蹴りも……覚えて、」
《パイロマニアック》:「みる、か」
GM:倒れる。《パイロマニアック》戦闘不能。
野久保景吾:「安孫焔を部下にするのが間違ってるんだ。俺も一度、勧誘したことがあるが……そいつの場合は、たぶん」
野久保景吾:「野生の方が強い。自分で選んだ方が強い」
GM:クリンナップです。エフェクト発動などは特になし。
フォース=ライブラリ:邪毒って何点ダメージでしたっけ
GM:極悪エンブレムももうだいたい使ってしまった……! 皆さんのほうにもクリンナップ行動がないのは確認済みですが、
GM:9点です。邪毒を解除してない人は9ダメージを受け続けてもらうぞ。
GM:もちろん、受ける前にロイス昇華で解除してもいい!
野久保景吾:解除したのでここはスルーだ!
フォース=ライブラリ:HP11→2
GM:安孫さんと詩丸クンはどうしますか?
GM:アレクサは中和剤で真っ先に解毒済み。
安孫焔:おっと、9点でしたっけ…!
安孫焔:では解除だ。フォーちゃんのロイス昇華、邪毒と暴走解除!
詩丸 佳:フフフ、冥府の棺を使い忘れていたのでダメージくらいます
詩丸 佳:12→3
GM:かわいそう!
ROUND-02
GM:では2ラウンド目。セットアップ。
詩丸 佳:セットアップ無し!
フォース=ライブラリ:なし
安孫焔:セットアップなし!
《タイクーン》野久保景吾:《活性の霧》《タブレット》《多重生成》。ラウンド中の攻撃力を+15し、ドッジダイス-2。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:《集団錬成》。味方全員のラウンド間攻撃力と達成値を+10。
野久保景吾:セットアップはなしだけど、こちらもここで使おう……RHOのプランBだ!
GM:なにーっ!
詩丸 佳:おお!RHO!
野久保景吾:PC全員に対し、ラウンド中の攻撃力を+4d10!
GM:B、どんな効果でしたっけ
GM:きたか……! いいでしょう!
野久保景吾:フルパワーで殴りかかっていきましょう!
詩丸 佳:ウオォー!
GM:本来、RHOシーンでOPの野久保さんを描写しようと思っていたんですが
GM:なんか微妙に挟むところがなかったので、RHO効果のロールなどをしてもいいです。ずっとなんかスペシャル兵器の準備をしていたとか。
野久保景吾:じゃあ、ちょっとだけ。
野久保景吾:「俺はなあ、《タイクーン》クソ野郎……」
野久保景吾:「そりゃもうビビりまくって……必死こいて準備してたんだよ……!」
野久保景吾:「似たような手だとは思わなかったけどな! うそ! ちょっと思ってた!」 巨大な砲塔が、セーフハウスの残骸の地中からせりあがる。
《タイクーン》野久保景吾:『……ほう』 はじめて感嘆の声をあげた。
《タイクーン》野久保景吾:『いや、驚愕には値しないな。なにせ《タイクーン》だ』
《タイクーン》野久保景吾:『それくらいの準備はしてくるだろうと思っていた』
野久保景吾:「俺ってこういう外連味大好きだから!」 背後で砲塔が数多の砲口を向ける。 「いまはもういない連中の”遺産”だ。……支援射撃するぜ!」
安孫焔:「つまりこっちは…」
安孫焔:「しゃべらないケバブか。」
《タイクーン》野久保景吾:『君たちも、すぐ喋らなくなるのだがね』 行動します。
野久保景吾:「ケバブじゃねえ! これはシャンバラ第六の──もういいや、ケバブで!」
野久保景吾:「かかってきやがれ!」
《タイクーン》野久保景吾:オートでEロイスを使用。『マジカルリクエスト』。
《タイクーン》野久保景吾:『後出しというのは微妙に嫌なものだな。まあ、いいとするか』
GM:《キングダム》本部からバカでかい筒が転送されてきます。ヴィークル用レールキャノンをゲットし、装備。
GM:マスターエージェントエンブレムが乗っています。『最強の一振り』。
野久保景吾:「でかっ!?」
《タイクーン》野久保景吾:『"マスターヴォルト"。とあるマスターエージェントだ……君たちの世界には存在するかね?』
《タイクーン》野久保景吾:『ともあれ、彼の残した一品だ。じっくり味わってくれ』
《タイクーン》野久保景吾:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《罪人の枷》《腐食の指先》《異形の祭典》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》《死神の精度》《キリングパフューム》。
GM:リアクションは不能。なのでダメージを出します。
《タイクーン》野久保景吾:25dx7+12
DoubleCross : (25R10+12[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,4,4,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,3,3,3,5,5,6,6,7,8,9]+5[1,5,5]+12 → 37
フォース=ライブラリ:ヒエッリア不
詩丸 佳:ヒエエ
GM:あっ、アウトブレイクなので対象は全員! 仲良く死んでね!
野久保景吾:ダメージを受けるしかない!
GM:んっ? 異形の祭典……!?
GM:アウトブレイクは見なかった事にしてください。
《タイクーン》野久保景吾:4d10+25+20+10+15 当たるとラウンド間の達成値を-6。ダメージが通るとシーン間の装甲値を-10。
DoubleCross : (4D10+25+20+10+15) → 25[9,2,7,7]+25+20+10+15 → 95
野久保景吾:どちらにしろ全員ヒットじゃないすか!ダメージは!?
安孫焔:ウギャア~!
野久保景吾:即死だった
GM:死んだ人は復活とかをしなさい!
フォース=ライブラリ:や、やられる……!
詩丸 佳:死ぬ!
安孫焔:死ぬので詩丸さんのロイスを昇華して復活!
フォース=ライブラリ:17歳の方の千佳お姉ちゃんのロイスをタイタス昇華して復活。
野久保景吾:パイロさんへのロイスをタイタス昇華! こんなところで芋は引けないですね!
詩丸 佳:初期ロイスの有村くんを昇華復活
《タイクーン》野久保景吾:砲塔が灼熱の赤になり、レーザー光が迸る。
《タイクーン》野久保景吾:上方に撃った。雨のように破壊の光が乱舞する
野久保景吾:「お前っ、こーゆーのほんと嫌い! 死ぬ! 死ぬ! 死ぬ!」
《タイクーン》野久保景吾:『私も多忙なものでね。あまり時間をかけたくはない』
《タイクーン》野久保景吾:『面白い見世物だった。そろそろ死んでくれ』
フォース=ライブラリ:「うっ……ぐっ……!まだなのです。まだ……!」
フォース=ライブラリ:何とか立ち上がろうとしている。
潮時ありす:「おとっ、……野久保さん……!」
安孫焔:あ、その前に!
安孫焔:こちらのNPC効果を使用して
GM:おっ
詩丸 佳:おっ
安孫焔:侵蝕120%になります。そして《氷熱の軍団》!
詩丸 佳:おお!
安孫焔:120→130
《タイクーン》[9]
《アレクサンドリア=ライブラリ》[8]
詩丸[13]
5m
安孫[6]
5m
野久保[9] 10m フォース[6]
GM:よろしい! では、ラウンド間攻撃力は……いくつ上がりますか?
安孫焔:PC全員の攻撃力を+32します!
GM:tuyosugi
野久保景吾:熱くなってきました!
野久保景吾:「詩丸! ……一生のお願いだ! ありすを助けるから、ちょっと手を貸してくれ!」
詩丸 佳:「手を貸してくれ?誰にいってやがる、野久保」
詩丸 佳:「当たり前だろうが」
安孫焔:レーザーに焼かれ倒れたかと思われた安孫が起き上がる。
安孫焔:「俺もいる。」
安孫焔:野久保にか細い声で言う。
安孫焔:「それとも、俺がここで倒れるように見えたか?」
野久保景吾:「それはない」
野久保景吾:「どんな世界だって、自分で選んだ道を戦ってる安孫焔が、倒れっぱなしのわけがねえ」
GM:イニシアチブ。行動値13、詩丸くんの手番。
詩丸 佳:はい!
詩丸 佳:マイナーで《タイクーン》にエンゲージ
詩丸 佳:メジャー
詩丸 佳:《コンセントレイト(ブラム=ストーカー)》+《滅びの一失》+《ブラッドボム》+《血の宴》。造血剤を使用。 そして《ブラッドボム》に《ランナウト》してLv+2。
GM:ランナウト!
詩丸 佳:達成値が-6されるから、えーと
詩丸 佳:15dx7-1
DoubleCross : (15R10-1[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,5,7,7,8,8,8,9,9]+10[1,4,5,7,8,9,10]+10[2,6,9,9]+4[2,4]-1 → 33
詩丸 佳:対象はエンゲージの2人!
詩丸 佳:リアクションどうぞ!
《タイクーン》野久保景吾:こちらはドッジ。生命の黄金律で肉体ダイスが増加中。
《タイクーン》野久保景吾:11dx=>33
DoubleCross : (11R10[10]>=33) → 9[1,1,1,1,3,5,5,7,8,9,9] → 9 → 失敗
《タイクーン》野久保景吾:駄目か!
《アレクサンドリア=ライブラリ》:なので、カバーします。《砂の結界》。
GM:ダメージをどうぞ!
詩丸 佳:はい!
詩丸 佳:7+4d10+1d10+4d10+32
DoubleCross : (7+4D10+1D10+4D10+32) → 7+27[6,9,3,9]+9[9]+25[7,4,10,4]+32 → 100
詩丸 佳:??
GM:つっっっよ
フォース=ライブラリ:何それ
《アレクサンドリア=ライブラリ》:消し飛びます。奇跡の雫でHPは10だった。
詩丸 佳:1点でもダメージが入ったら、ブラッドボムダメージが入ります
《タイクーン》野久保景吾:《アクアウィターエ》。HP30でアレクサンドリアを復活させる。
GM:あっ30って言っちゃった。まあいいや!
GM:ブラッドボムはアレクサにバッチリ入ります。ダメージをどうぞ。
詩丸 佳:じゃあブラッドボムいきます!
詩丸 佳:7d10
DoubleCross : (7D10) → 48[4,5,10,5,5,9,10] → 48
野久保景吾:うおおおお!
GM:ゲーーッ
野久保景吾:高めでパワー!
フォース=ライブラリ:出目が高い…‥!
GM:7d10で48って高くない!?
GM:今度こそ駄目だ! アレクサは戦闘不能です。
GM:演出をどうぞ!
詩丸 佳:ヤッター!!!
《アレクサンドリア=ライブラリ》:渦巻く文字がタイクーンを守っている。というより、
《アレクサンドリア=ライブラリ》:アレクサンドリアそのものが、巨大化した《タイクーン》の防御デバイスのようなものだ。
GM:彼女を倒さない限り、タイクーンには触れることすらかなわない。
詩丸 佳:やはりつかつかと無防備に歩いていく!
GM:再び閃光。レールキャノンが詩丸くんを次々と撃ち抜く。
GM:刀剣もだ。アレクサンドリアの錬成した刀剣が詩丸くんに飛来する。
フォース=ライブラリ:「アレクサンドリア=ライブラリ……」 レーザーに焼かれながら立ち上がり、詩丸さんの背中と立ちはだかる渦巻いた文字を見守る。
詩丸 佳:「女ァ!」 フォーちゃんに向けて。
フォース=ライブラリ:「……聞いています。」
詩丸 佳:光弾を、刀剣を避けようともせずにその身に受け。
詩丸 佳:「てめえはどうしてほしい?」
詩丸 佳:「流石の俺様だ。野久保の願いだけじゃねえ。てめえの願いも聞いてやるぜ」
詩丸 佳:話している間も次々と刀剣が刺さっている。だが、視線はフォーちゃんから外さない!
フォース=ライブラリ:「……リクエストを聞いていただけるのなら。」
フォース=ライブラリ:「……その人にも、面白いと思わせたいところですね。」
詩丸 佳:「そいつは」 「面白ぇ!」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「ずっと思っていますよ」 大型の斧を錬成。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「皆さん、とてもおもしろいです」 詩丸に向けて放つ。直撃すれば、さすがにオーヴァードでも死ぬだろう。
詩丸 佳:斧を避け、一歩踏み込む。顎クイ!
詩丸 佳:「面白ぇ? 本当か? あの女(フォーちゃん)の面を見ても言えるのか?」 顎を爆発!
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「もちろ────」 爆破される。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「…………。」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:しゅるしゅると文字が集まり、あっという間に顎が再生される。が。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:唯一、それまで浮かべていた笑顔だけが消えている。じっとフォースの顔を見ている。
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「…………そうですね」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「これは、あまり」
《アレクサンドリア=ライブラリ》:「面白くはないかもしれないですね」
GM:アレクサンドリア、戦闘不能です。無数の文字になって消滅。
フォース=ライブラリ:それを見て、ふう。
フォース=ライブラリ:安堵の息を吐く。
フォース=ライブラリ:「ふふ。願いはかないませんでしたが、」
フォース=ライブラリ:「面白いものが見れましたね。」
フォース=ライブラリ:詩丸さんに向かって笑う。
詩丸 佳:「面白ぇ」 フォーちゃんに笑顔を返す
《タイクーン》[9]
詩丸[13]
5m
安孫[6]
5m
野久保[9] 10m フォース[6]
GM:行動値9。野久保さんの手番。
野久保景吾:やるぞ……!
野久保景吾:ありすちゃんはもう解放された形ですか?
GM:されました!
GM:アレクサが戦闘不能になると同時に、囲んでいた結界も消滅しています。
野久保景吾:よかった!
《タイクーン》野久保景吾:《瞬間退場III》。倒れた幹部三人を元の世界へ転送。
野久保景吾:アフターケアもばっちりしやがってますねえ!
《タイクーン》野久保景吾:『彼らは、私がもっとも信頼している部下だ』
《タイクーン》野久保景吾:『だからそうだな。長年口にしていない言葉を言わせてもらおう』
《タイクーン》野久保景吾:『"やってくれたな"』
《タイクーン》野久保景吾:肉の柱に生えた無数の瞳が、すべて野久保を睨んでいる。
詩丸 佳:「一生の願いは叶えてやったぜ、野久保」 両腕を広げている。
野久保景吾:「恩に着るよ、詩丸」 ここはマイナーでボルトアクションライフル起動。達成値を+5! 「だが、《タイクーン》、その台詞はまだはやい!」
野久保景吾:メジャーで《タイクーン》を攻撃。
詩丸 佳:(浸食を上げ忘れたのでこっそり上げます。 118→132)
GM:OK!
野久保景吾:コンセントレイト+オールレンジ+腐食の指先+キリングパフューム+死神の精度!
GM:うわっリア不だ!
野久保景吾:がんばるぞ!ダイス計算!
GM:リアクションができない……! ファンブルしろ!
野久保景吾:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,5,5,6,7,7,8,9,10]+10[3,6,9,10,10]+6[3,5,6]+6 → 32
GM:ファンブルしろよお!
GM:ダメージをください……。
野久保景吾:そんなに高くはないが…これがボルトアクションライフルの力!いくぞ!
野久保景吾:4d10+4d10+32+8+20
DoubleCross : (4D10+4D10+32+8+20) → 25[8,5,5,7]+22[3,5,6,8]+32+8+20 → 107
野久保景吾:装甲は−15
GM:おつらい
《タイクーン》野久保景吾:ガードはできませんでしたが、HPダメージは軽減します。
《タイクーン》野久保景吾:UGNアクシズ専用エンブレム『アブソーブアーマー』。3d10ダメージを軽減。
《タイクーン》野久保景吾:107-3d10
DoubleCross : (107-3D10) → 107-14[1,8,5] → 93
GM:ヨシ! めちゃくちゃ痛いが、まだ健在だぞ!
野久保景吾:では演出!
野久保景吾:「お前が腐っても《タイクーン》なら」
野久保景吾:「これは知ってるだろ?」 ”警戒”を最大限に
野久保景吾:励起。あまりの緊張に、神経が命令を伝えない。脳が命令を発しない。
《タイクーン》野久保景吾:『…………。』 当然、自分の能力だ。完全に把握している。
《タイクーン》野久保景吾:その備えもしている。アレクサンドリアの残した防御デバイスの一部が今も浮遊し、どんな時でも自動防御する。
野久保景吾:「俺は内心、こういうやつが一番の敵になるんじゃないかって思ってる」 時間を止めたかのように、一人だけ動く。ボルトアクションライフルを悠然と構え、連続で叩き込む。
《タイクーン》野久保景吾:『同感だな。はじめて今、お前に心底同意したくなった』 肉がえぐられる。
《タイクーン》野久保景吾:『やはり最大の敵は《タイクーン》だ。お前にはここで消えてもらう』
野久保景吾:「カシオペアは時の果てまで行ける。……タイクーンはその先を行く」 銃弾が貫く。貫く。貫く。貫く。
野久保景吾:「そうなりたいと、いまでも思ってるよ」 これでは死なないとわかっている。次の銃弾を構えた。 「かかってきやがれ三下野郎!」
野久保景吾:侵食率104→118
GM:イニシアチブ。フォーちゃんの手番。
GM:罪人の枷でフォーちゃんの達成値は-6です。
フォース=ライブラリ:なっ許せないぜ
フォース=ライブラリ:でも普通に判定します。
フォース=ライブラリ:オートアクションでウェポンケースからアンチマテリアルライフルを取り出して装備。
フォース=ライブラリ:マイナーなし
フォース=ライブラリ:メジャーで《コントロールソート:射撃》+《コンセントレイト:ノイマン》
GM:またガード不能か! やめろ!
GM:自動触手ができないじゃない!
フォース=ライブラリ:7dx7+15-6
DoubleCross : (7R10+15-6[7]) → 10[1,1,3,4,6,7,10]+1[1,1]+9 → 20
GM:コンセ、かわいそう
フォース=ライブラリ:良かった回った……
《タイクーン》野久保景吾:しかしこれはドッジ。避けられるんじゃないか。
《タイクーン》野久保景吾:11dx=>20
DoubleCross : (11R10[10]>=20) → 8[2,3,4,4,4,5,5,5,7,8,8] → 8 → 失敗
GM:全然だめだ!
GM:ダメージをどうぞ!
フォース=ライブラリ:20+3d10+4d10+32
DoubleCross : (20+3D10+4D10+32) → 20+13[8,4,1]+17[10,4,2,1]+32 → 82
フォース=ライブラリ:なかなかのダメージ!
GM:痛いってば……! これを喰らうと、さすがに死にそうな気配があるので
フォース=ライブラリ:侵蝕122→126
《タイクーン》野久保景吾:《透過》。ダメージを0に。
《タイクーン》野久保景吾:マスターエージェントエンブレム『狂気の沙汰』。4d10エフェクト使用で発動。
《タイクーン》野久保景吾:このシーン中、全判定の達成値を+5。受けるHPダメージを-10。
GM:演出をどうぞ!
フォース=ライブラリ:うわっ
フォース=ライブラリ:「……フォーも、まだ動けますね。」 抱えていた白いハードカバーの本を開く。
フォース=ライブラリ:解放された潮時さんのクッションになっていた光る文字が再び浮き、集合して超巨大な槍に変わる。
フォース=ライブラリ:「隙を突くのは苦手ですが……これならどうでしょう。」
フォース=ライブラリ:本から出た光る文字が宙に浮いた槍に纏わりつき、
フォース=ライブラリ:パタン。
フォース=ライブラリ:本を閉じると共に《タイクーン》めがけて射出される!
GM:命中します。肉の柱に、巨大な風穴が穿たれた。
GM:ぐちぐちと不快な音を立てて穴が塞がる。
《タイクーン》野久保景吾:『不愉快だな。そして小賢しい』
《タイクーン》野久保景吾:『こちらのアレクサンドリアはよほどおかしな育ち方をしたようだ』
フォース=ライブラリ:「ぬう。手応えがありませんね。」
フォース=ライブラリ:口を尖らせている。
GM:ただ、フォースならわかるはずだ。ここまでの攻撃であちらもだいぶ消耗している。
GM:再生速度が徐々に低下しつつある。再生速度を上回る威力さえあれば、殺しきれる。
野久保景吾:「いや。もう入った。確実だ」
野久保景吾:「安孫焔がフリーになった」
野久保景吾:「フォース=ライブラリにビビりすぎだ。気持ちはわかるぜ」
GM:イニシアチブ。安孫さんの手番。
安孫焔:マイナーで戦闘移動、接敵!
安孫焔:メジャーで《セレリティ》!
安孫焔:その言葉通りに、安孫焔が前進する。
安孫焔:1回目、《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:タイクーンを蹴ります!
安孫焔:16dx7-2
DoubleCross : (16R10-2[7]) → 10[2,3,3,4,4,4,5,6,7,7,7,8,8,8,9,10]+10[2,4,5,8,9,10,10,10]+10[5,6,8,8,10]+10[5,6,8]+10[10]+10[10]+10[8]+10[9]+5[5]-2 → 83
GM:スーパーマリオ……!
GM:ファッ!?!?
安孫焔:????
《タイクーン》野久保景吾:が、ガード……します。《スプリングシールド》《自動触手》。
安孫焔:ダメージ出すぞ!
GM:15ダメージを返す。ダメージをどうぞ!
安孫焔:9d10+4d10+16+11+32 装甲無視
DoubleCross : (9D10+4D10+16+11+32) → 51[1,9,1,5,5,6,9,10,5]+19[4,5,5,5]+16+11+32 → 129
GM:グエエエーッ
安孫焔:日輪組のロイスをタイタス昇華しながら立ち上がり、次の攻撃!
GM:どうぞ……! 判定をお願いします。
安孫焔:2回目、《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:またタイクーンを攻撃!
安孫焔:16dx7-2
DoubleCross : (16R10-2[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,4,5,5,6,7,8,9,9,9]+10[1,5,9,10,10]+10[1,7,10]+10[4,9]+10[10]+1[1]-2 → 49
安孫焔:まわるぅ!
GM:ムリムリ無理!
《タイクーン》野久保景吾:《スプリングシールド》でガード。
安孫焔:5d10+4d10+11+16+32 装甲無視
DoubleCross : (5D10+4D10+11+16+32) → 33[8,2,9,4,10]+38[10,9,9,10]+11+16+32 → 130
GM:バカなのか……!?
安孫焔:今度は出目がデカい…!
野久保景吾:圧倒的w
フォース=ライブラリ:すごい
GM:アブソーブアーマーは判定ごとに使えるのですが、何故使わなかったかというと
GM:6d10軽減したところで,どうやっても戦闘不能になるミライが見えたからです。
GM:ガード値がかなり高いので1発目は耐えましたが、2発目は駄目!
GM:戦闘不能。そして戦闘終了。
GM:《タイクーン》撃破です。演出をどうぞ。
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+5した(侵蝕率:130->135)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:135->143)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:143->151)
安孫焔:「おい。」
安孫焔:前進しつつ、リパテイションに声をかける。
安孫焔:「まだ終わると思うか?」
《リパテイション》:「…………」
安孫焔:「もう終わりだというのならそのまま俯いていろ。」
《リパテイション》:顔を上げる。
《リパテイション》:「思っ……わねえ!」
安孫焔:「なら、」
安孫焔:「魂を燃やせ。」
《リパテイション》:「わかった……わかったよ! わかった!」
安孫焔:短く言って、トントン、とつま先で地面と叩く。
《リパテイション》:「やってやる!」 力を込め、何かしらの予備動作を開始する。
安孫焔:ふっと息を吐いた後、
安孫焔:肉の柱を思いっきり蹴りつける!右!
《タイクーン》野久保景吾:『パイ、ロ』
《タイクーン》野久保景吾:『マニアック……!』
安孫焔:マシンガンのようなキックの連打、右!右!右!右!右!
GM:レールキャノンが火を噴く。迎撃レーザーが放たれるが、安孫焔を焼き尽くすには至らない。
安孫焔:遠心力を付け、今度は左後ろ回し蹴り!
《タイクーン》野久保景吾:『やめろ安孫……よせ!』
《タイクーン》野久保景吾:『キングダムは……キングダムは! 不滅でなければならない……《タイクーン》も!』
安孫焔:「お前の知る安孫はここにいない。」
安孫焔:そう言い放って、渾身の右を放つ。
GM:安孫焔は、ちりちりと首の後ろが焼ける感覚を覚えるだろう。
《リパテイション》:「おいっ! はーッ、はー……!」
安孫焔:とん、と距離を開け
《リパテイション》:「これで……いいんだろ!」
《リパテイション》:数メートルもある巨大な溶岩火球を生み出している。
《リパテイション》:「やってくれよ! 俺はもう限界だからな!」
《リパテイション》:火球を空中へ放り投げる。
安孫焔:「それでいい。」地を蹴って跳ぶ。
安孫焔:空中でくるりと反転しつつ、火球をオーバーヘッドキック。
安孫焔:「俺は言ったはずだ。」着地。少し遅れて、火球が着弾。
安孫焔:ボッ
《タイクーン》野久保景吾:『やめろこのクサレ脳筋がァァあ!』
GM:──爆発!
安孫焔:「お前を消し炭にすると。」
野久保景吾:「お、俺はそう思ってない! 思ってないからな!?」
GM:肉の柱が崩れ落ちます。そして、中から力尽きた《タイクーン》が現れ、地面に倒れる。
GM:ここは野久保さんに聞きましょうか。
安孫焔:こつこつと歩いて来る。もう足跡が焦げたりはしない。
GM:最後の選択で、野久保さんはトドメを刺すかどうか選べます。
GM:トドメをささない場合はやはり瞬間退場する。どうしますか?
野久保景吾:ここは──
野久保景吾:いや。
野久保景吾:アレをやる……!
GM:アレ……!?
安孫焔:「どう思ってるかは後で聞こう。」野久保を見て、背後のタイクーンを見る。
安孫焔:どうする?といわんばかりに。
野久保景吾:「この野郎、人を最後に致命的な疑獄に陥れやがって! 正直、その攻撃が一番効くんだよッ!」 背後の砲塔が光を発する。
野久保景吾:「これで一つ。まず一つだ。……俺が最初か? まあいい」
フォース=ライブラリ:「……もしや、トドメを。」
フォース=ライブラリ:それ以上は何も言わず、見守る。
潮時ありす:目を背ける。
詩丸 佳:「面白ぇ」
野久保景吾:「お前はちょっとやりすぎたしな……吹き飛べ。やれ、”サット・ヴィカ”」 光が《タイクーン》野久保景吾を焼く。
野久保景吾:とどめを差します。
《タイクーン》野久保景吾:「ふ……ふふ。まったく」 迫る光を見て、僅かにぼやく。
《タイクーン》野久保景吾:「やめときゃよかったな。やっぱ俺は……」「大物だわ」
GM:消し飛ぶ。
野久保景吾:「よーくわかってるよ。……先は長いな、N市。もしかしたら基準世界か」
野久保景吾:「せいぜいがんばれよ」
■バックトラック
GM:クライマックスフェーズ終了です。バックトラック!
GM:今回使用されたEロイスは、えーと
■《パイロ》
・破壊神顕現
■《タイクーン》
・破壊神顕現
・虚実崩壊
・唯我独尊
・マジカルリクエスト
■《アレクサ》
・囚人の鳥籠
GM:これですね。ぜんぶで6こ。
詩丸 佳:振ります!
GM:あっあと、未使用Eロイスがありました。なので7個か。
野久保景吾:振ります!
詩丸 佳:132-7d10
DoubleCross : (132-7D10) → 132-42[8,2,9,2,6,7,8] → 90
野久保景吾:118-7d10
DoubleCross : (118-7D10) → 118-36[5,6,4,6,4,5,6] → 82
安孫焔:おっ7個!ふる!
詩丸 佳:戻りすぎた
安孫焔:151-7d10
DoubleCross : (151-7D10) → 151-38[9,2,10,2,7,6,2] → 113
安孫焔:これで…3個か…
フォース=ライブラリ:振ろう。
安孫焔:怖いから2倍!
GM:リードの"血の花嫁"。2R経過してもアレクサが生きていた場合、
安孫焔:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-24[1,5,6,1,4,7] → 89
フォース=ライブラリ:126-7d10
DoubleCross : (126-7D10) → 126-45[10,3,1,8,6,9,8] → 81
安孫焔:帰還!3点
詩丸 佳:90-3d10
DoubleCross : (90-3D10) → 90-15[1,4,10] → 75
フォース=ライブラリ:あっだいぶ下がったな
野久保景吾:82-8d10 2倍振り!
DoubleCross : (82-8D10) → 82-47[4,7,5,2,9,4,7,9] → 35
GM:拉致される直前に、一矢報いようとありすが自殺。で、リードが血の花嫁で半永久的に従者として従えるプランでした。
野久保景吾:帰還!3点!
フォース=ライブラリ:1倍振り。
野久保景吾:怖すぎる
詩丸 佳:凄いプランだ、、、
野久保景吾:やばいでしょ
安孫焔:最悪すぎる
GM:しかし全員帰還のようでよかった!
野久保景吾:超バッドエンド
フォース=ライブラリ:81-4d10
DoubleCross : (81-4D10) → 81-30[10,1,9,10] → 51
GM:点数もやってしまいましょう。いつもの5点に、シナリオは……
フォース=ライブラリ:ギリッギリ4点!
GM:なんか設定がめちゃくちゃ混み合ってたのを土日にみっしり詰め込んでしまったので
GM:ついてきてくれた皆さんへの感謝も込めて10点に。ロケットさんもRHOによく対応してくれました!
野久保景吾:うれC!
GM:オルタズのDロイスはPCと同じ。申し子、申し子、複製体。
安孫焔:ありがT!
GM:10+5+Dロ3+Eロ7+最終侵蝕点で
GM:いくつになったかなー?
安孫焔:28点!
野久保景吾:28点!
詩丸 佳:28点かな?
フォース=ライブラリ:29点。
GM:75って4点でしたっけ。だとしたらフォーちゃんと詩丸くんが29点かな。
詩丸 佳:すみません、29点でした
GM:C((28+28+29+29)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 38
フォース=ライブラリ:51~70が4点!
詩丸 佳:30点でした。失礼しました。
フォース=ライブラリ:75は5点ですね
GM:5点やんけ!
GM:C((28+28+30+29)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 38
ロケット商会:28点
猫口@:28点
立川:30点
米ット:29点
GMクオンタム:38点
GM:以上! バックトラック完了だ!
野久保景吾:やったぁ!
詩丸 佳:ヤッター!
野久保景吾:おいしいです。ごちそうさまです!
フォース=ライブラリ:わー!
■エンディング01 : 安孫焔の場合
GM:安孫さんのエンディングです。ロケーションは見学室での打ち合わせに基づき、大N市。
GM:地区は好きに決めてもらうといいでしょう。特になければホープヒルズ。
GM:もちろん、君がセレブリティなタワマンに住みたいのならそれでもいい。
安孫焔:ホープヒルズのまだ整った方のお部屋にしましょうか。
GM:特に決めなくてもいいかな! とあるアパート、って言おうとしたけど
GM:おっと! じゃあホープヒルズだ。
GM:ホープヒルズたんぽぽ棟。この棟はホープヒルズの中でも一番綺麗で、治安も良い。
GM:管理人が住んでいるからだ。井口由一郎や吹上真一といった危ない人物が住んでいるのも、住人の暴走を抑える要因の一つになっている。
GM:その一角。見晴らしのいい5Fの角部屋が、安孫焔と《リパテイション》の新しい住処となっていた。
《リパテイション》:「ううん……いッて……体中いてえ……」 布団で目を覚ます。
安孫焔:”リパテイション”の視線の先には、整った女の寝顔。
安孫焔:そして、パジャマの胸元から垣間見える無防備な胸の谷間である。
《リパテイション》:「うおッ!」 とっさに飛び退く。
《リパテイション》:それから無言で、胸の谷間を凝視する。
安孫焔:「………」
《リパテイション》:「……寝てるか? 寝てるよな……?」
《リパテイション》:「もうちょっとこう、ずらせないかな……いやでも待て俺。安孫さんだぞ……?」
安孫焔:「なにか、気になるか?」
《リパテイション》:「いきなり女になられても、うおおああ!?」
《リパテイション》:「なんだよ! 起きてるなら言えよ! 全然まったくちっとも気にならねえよ!」
安孫焔:”リパテイション”の声で起きていた。
安孫焔:「お前が真剣だったからな。」
安孫焔:何か珍しいものでもあるのだろうかと、自分の胸を両手で持ち上げる。
《リパテイション》:「うるせー! 俺は、どっ、どっちかっていうと小さい方が」 凝視する。
《リパテイション》:「小さい方が好きなんだよ! 俺の心は乱れないからな!」
安孫焔:「俺の背は小さいぞ。」
《リパテイション》:「そっちのサイズじゃねえーよ!」 キッチンへ向かう。
《リパテイション》:「怒鳴ったら腹減った……なんか食お。もうコンビニおにぎりでいいかな」
安孫焔:こちらも首をかしげてから起き上がり、キッチンに向かう。
《リパテイション》:「どうすんだよ、これから」
安孫焔:”リパテイション”が冷蔵庫のドアを開けようとしたところで、
安孫焔:後ろから抱き着いて止める。
《リパテイション》:「俺を引き取るとか妙な事を言」
《リパテイション》:「ギャーッ!」
安孫焔:「手をなるべく使うなと言われたろう。」
《リパテイション》:「オーヴァードだから大丈夫……ちょっ、はっ、離れて!」
安孫焔:「座っていろ。」
《リパテイション》:「励起する! レネゲイドが!」
安孫焔:「用意する。」
《リパテイション》:ダッシュで安孫さんから離れます。
安孫焔:抱き着いたままダイニングに歩いていき、”リパテイション”を座らせる。
《リパテイション》:「くそっ……俺は犬か」
《リパテイション》:「っていうか、なんで俺と一緒に住むとか言い出したんだよ。そもそも」
《リパテイション》:「どうせあんただって、じきに元の世界に戻るんだろうが」
安孫焔:「別の俺の弟分だからだ。」
GM:リパテイションは《タイクーン》の世界の住人だ。元FHチルドレンとしてキングダムに在籍していた。
GM:だがもう、行き場はないだろう。元の世界に戻ったところで、キングダム残党に殺されるのは目に見えている。
安孫焔:「弟分というのは兄貴分が面倒を見なきゃならん。」
GM:かといって、この世界のFHでやっていけるほど図太い人物でもなさそうだ。安孫が引き取らなければ、間違いなくろくな生き方をしない。
安孫焔:「別の俺がその責任を放棄した。誰もケジメを付ける奴がいないのなら、」
《リパテイション》:「兄貴じゃなくて姉貴だろ……」
安孫焔:「俺がつける。」
《リパテイション》:「……」
安孫焔:ことん
安孫焔:調理を終え、リパテイションの前に皿が置かれる。
《リパテイション》:「俺、言っとくけどなんもできねーぞ。まだ13だし」
安孫焔:焦げの多い卵焼きと、ゆですぎてふにゃふにゃになったウィンナー。
《リパテイション》:「習ったのはサラマンダーとしての戦い方と、鉄砲玉としての生き方だけだ。料理だってロクに……」
安孫焔:それと炊飯器で炊かれた米だ。
《リパテイション》:「あっいや、これよりはマシか? これよりはマシな程度の料理しかできねえぞ」
安孫焔:「手が治ったらお前がやってくれ。」
《リパテイション》:「……なあ、これもひょっとして」
《リパテイション》:「手使って食ったら駄目なわけ?」
安孫焔:「いただきます。」手を合わせてパクパクとかきこんで「ごちそうさま。」
安孫焔:「ああ。俺が食べさせる。」
《リパテイション》:「そう言うと思ったよ……! もういい。好きにしてくれ」 口をあける。
安孫焔:自分の分の食器を片付け、ウィンナーを箸でつまみ、”リパテイション”の口元に。
《リパテイション》:「拾ったからには」 もぐもぐ。
《リパテイション》:「ちゃんと……もぐ。面倒を見ろよ。飼い主としてのセキニンは取れよな」
《リパテイション》:「決めた。あんたがこの世界にいる限りは、徹底的に世話になってやるからな」
《リパテイション》:「後悔してもおせーぞ」
安孫焔:「ああ。責任は取る。」
安孫焔:「お前が何をするか、道を決めるまでは面倒を見てやる。」
安孫焔:「お前の世界に戻るか、ここで暮らすか。」
安孫焔:「ゆっくり考えろ。お前にはそれが許されている。」
《リパテイション》:「へっ。じゃあ、そうだな」
《リパテイション》:「元の世界に戻るかどうかは、まだ全然決めてねーけどさ。一個頼みがある」
安孫焔:「なんだ?」
《リパテイション》:「あんたにはずっとやられっぱなしだからな。面倒見てくれるんだよな?」
安孫焔:「ああ。」
《リパテイション》:「着替えさせてくれよ。上も! 下も!」 ニヤニヤしている。明らかに嫌がらせだ。
《リパテイション》:「手ぇ使っちゃいけないんだよな? 俺は大丈夫だって言ってんのに、さっきからそう言ってるよな?」
安孫焔:「ああ。」
《リパテイション》:「着替えさせてくれよなー。あとシャワーも浴びさせてくれよなー」
安孫焔:こともなげに食器を片付けて、立ち上がる。
《リパテイション》:「当然、無理だろ? 当たり前だよな? そこまでは出来ない」
《リパテイション》:「だから俺は大丈夫だ。手を使わせろ」
安孫焔:「立て。」
《リパテイション》:「あ?」 言われるがままに立ち上がる。
《リパテイション》:寝間着はない。コートを脱いで、どこにでもあるカジュアルウェア……ジーンズとパーカーを着込んでいる。
安孫焔:パーカーのファスナーをむんずと掴んで一気に下す。
《リパテイション》:「ギャーッ!?」
《リパテイション》:「ちょっと! おい!?」
安孫焔:”リパテイション”の前で跪き、ジーンズのベルトに手を掛ける。
安孫焔:「治ったら自分でやれ。」
GM:コンコン、とドアがノックされる。度重なる《リパテイション》の悲鳴のせいか、隣の住人がやってきたらしい。
安孫焔:”リパテイション”を見上げながらベルトを外し、今度はジーンズのジッパーを…
《ハニカムファイア》:「ちょっとー? ほむらちゃんー?」 寝ぼけ眼をこすっている。
《ハニカムファイア》:「朝からなにやってるの? ご近所迷惑だよ」
安孫焔:「……待っていろ。後で続きをする。」
安孫焔:とてとてと玄関に歩いていき、ドアを開ける。
《リパテイション》:「しなくていい! たっ、助けて! ガトリングの人!」
《リパテイション》:「痴女が! 痴女だよ!」
安孫焔:「悪いな。今”リパテイション”を脱がしていたところだ。」
《ハニカムファイア》:こちらもルーズな格好だ。乱れた白Yシャツがずりおち、下は丈の短いショートパンツだけ。
《ハニカムファイア》:「ああそっか。着替えさせてあげてるの?」 微妙にまだ寝ぼけている。
《ハニカムファイア》:「ほむらちゃんえらいねー。あたしも、なんか手伝ってあげよっか?」
《ハニカムファイア》:「むにゃむにゃ……」
安孫焔:「ああ。逃げようとするから抑えてくれ。」
《リパテイション》:「おいっ! なんで痴女が増えるんだよ!?」
《リパテイション》:「おい!! ちょっと!!」
《ハニカムファイア》:「はーい。じゃあえっと、挟み撃ちがいいよね」
《ハニカムファイア》:リパテイションの後ろに回り、両足を抱え込むように抱きつく……というか、抑える。
安孫焔:「お前は上、俺は下をやる。」
安孫焔:そう言って、ジーンズに手を掛け…
GM:小一時間後。
GM:シャワーを浴びてすっかり綺麗になったリパテイションが、完全に諦めきった表情でベランダ越しに外を眺めている。
安孫焔:リパテイションが羽織っているのは安孫のワイシャツだ。
安孫焔:もしかしたら匂いが残っているかもしれない。
《リパテイション》:「なんなんだよもう……UGNは変態の集まりかよ……」
GM:女性の安孫焔と、17歳の星宮千佳。アカデミアへの入島許可が出るのは早くても数ヶ月後だ。
GM:それまではこの世界で──取り急ぎは、このホープヒルズで暮らす他ないだろう。
安孫焔:「……それまでは、お前が道を決めるにしろ決めないにしろ、」
安孫焔:「ここで暮らすしかないわけだ。」
《リパテイション》:「そーですね」
《リパテイション》:「名前も……名前が必要だな。俺にはコードネームしかない」
GM:キッチンから星宮のハミングが聞こえる。みんなで食べたほうが美味しいということで、勝手に昼ごはんのカレーを作っている。
安孫焔:「………こういうのは嫌いか?」
安孫焔:「家族、みたいなのは。」
《リパテイション》:「キライだ。まるで馴染みがない」
安孫焔:「馴染みがないとキライは違う。」
安孫焔:「お前は食いもしない食べ物をキライというのか?」
《リパテイション》:「言うよ! ウニとかあれ、全然美味そうに見えねえし」
《リパテイション》:「きっと不味い。……でも、そうだな」
《リパテイション》:「食ってみたら案外美味かった、みたいなのもあるのかもな。ひょっとしたら」
安孫焔:「…………。」
《リパテイション》:安孫さんに向き直る。
《リパテイション》:「名前」
《リパテイション》:「名前つけてくれよ。あんたが」
《リパテイション》:「家族? ってのに、ちょっとでも馴染んでいけるように努力してみるからさ」
安孫焔:少しだけ目を閉じて、自分の家族を思い出す。
安孫焔:本物の家族ではない。”日輪組”という血の繋がりのない家族。
安孫焔:だが、偽物では決してない。
安孫焔:眼を開ける。
安孫焔:「日(はる)」
安孫焔:「”日”と書いて、”はる”だ。」
《リパテイション》:「はるぅ?」
《リパテイション》:「スプリングの春じゃなくて、日で"はる"か。へえ」
《リパテイション》:「決めた。じゃ、今日から俺は……」
安孫日:「苗字借りるぜ。ハルだ。安孫ハル」
安孫焔:「………ああ。」
安孫焔:穏やかな目つきになり、ほんの少しだけ口角を上げる。
安孫焔:「これからよろしく、ハル。」
《ハニカムファイア》:「おーい! ほむらちゃん、りぱくーん!」 部屋の中から声。
《ハニカムファイア》:「カレーができたよ~! 味見しておくれ~!」
安孫日:「ああ。よろしく」
安孫日:「なんかまた腹減ってきたな……」
安孫日:「カレーくおうぜ。姉貴」
安孫焔:そしてハニカムファイアに
安孫焔:「分かった、今行く。」
安孫焔:「そうだな。また食べさせてやる。」
安孫焔:テーブルから身を乗り出して、
安孫焔:ハルの頭を撫でる。
安孫焔:テーブルで柔らかな胸が潰れて形を変えるのが視界の端に映るかもしれない。
安孫日:「…………もう反応しねえからな!」
安孫焔:「何にだ?」
GM:α-76世界線。大N市、第十三地区、ホープヒルズ。
GM:新しい暮らしが、ここに幕を開けた。
■エンディング02 : 詩丸佳の場合
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「フォース=ライブラリ」がログインしました。
どどんとふ:「詩丸 佳」がログインしました。
どどんとふ:「安孫焔」がログインしました。
GM:時間だ!
詩丸 佳:!!
GM:まずは詩丸サンのエンディングからやっていきましょうか。立川さんから希望があれば、そちらを優先します。
詩丸 佳:キリタニさんに事件の概要を聞いて、その後にちょっとだけ千佳ちゃんとお話したいです
GM:OKOK!
GM:UGN、第十三支部。
GM:13地区は、海岸を広範囲にわたって埋め立てたエリアだ。治安も非常に悪く、実際、ホープヒルズのような例もある。
GM:そういった地区を治めるのが第十三支部だ。大部分が地下に隠され、地上エリアはほとんど存在しない。
GM:そんな支部の応接室。比較的きれいな……それでも他の支部と比べるとだいぶゴチャゴチャしているが……
GM:そういう応接室に、詩丸と星宮は通されている。
霧谷雄吾:『お疲れ様です、《リード》。《ハニカムファイア》』
霧谷雄吾:『大N市は奇妙な事件が多い場所ですが、今回は特に凄まじかったようですね』
GM:モニタ越しに君たちを心配しています。詩丸くんは疲弊しきっていてもいいし、ふんぞり返っていてもいい。
詩丸 佳:「ああ。ずいぶんと面白ぇ事件だったぜ」 もちろんふんぞり返っています
詩丸 佳:モニタ越しのキリタニさんに向けて両手を広げるポーズ。
星宮千佳:「おもしろかったぜ!」 それをマネしている。
霧谷雄吾:『なるほど』 少し気圧されながらそれをマネしている。 『なるほど……?』
霧谷雄吾:『今回は、他の世界線からやってきたメンバーも一緒に事件にあたってもらいましたが』
霧谷雄吾:報告書をめくっている。 『彼らのその後については、そちらで把握していますか?』
星宮千佳:「してる?」 詩丸くんを見る。
星宮千佳:「してない?」
詩丸 佳:くくっ、と笑みをこぼし
詩丸 佳:「してねえ!」
星宮千佳:「してない!!!」
霧谷雄吾:『マジですか』
詩丸 佳:「そういうわけで、顛末の説明を求めるぜ」
星宮千佳:「あっじゃあ、あたしがしてあげる! あたしあたし!」
星宮千佳:「あたしがします!」
詩丸 佳:「面白ぇ」
詩丸 佳:「やってみせな、星宮」
GM:星宮がキュラキュラと部屋の端にあるホワイトボードを押してくる。そして、インクが切れかけの黒ペンで状況をまとめはじめる。
霧谷雄吾:『結論から言うと……そう。星宮さんが書いている通り』
星宮千佳:『ほむらちゃん』『ちっちゃい子』『未来のあたし』 → 『ホープヒルズ』
星宮千佳:キュッキュッ
詩丸 佳:掌で顔半分を隠すポーズのまま、ホワイトボードを眺めている
星宮千佳:「こんなかんじ! この三人は、ミモトチョーサ?があるから、学園島にいけないんだって」
星宮千佳:「あの、ほら。ちっちゃい子がいたでしょ? あの子の……ホゴ? をもうしでた?から、FHとのつながり……を……」
星宮千佳:「カンヨ……を……チョーサ……なんだって」
星宮千佳:「おわかる?」
詩丸 佳:「ハッ」
詩丸 佳:「……わからねえ!」
星宮千佳:「わかんないって!」
詩丸 佳:「だが、俺様は小さいことは気にしねえ」
霧谷雄吾:『パイロマニアックが、《リパテイション》の保護を申し出……あっ気にしないの?』
詩丸 佳:「そいつらはしばらくこの市にいるってことだろ?チョーサ、だ、ホゴ、だ、細かいことは気にしねえ!」
星宮千佳:「へっ。さすがウタマルくんだぜ」
星宮千佳:「おもしれえ」
GM:詩丸くんがわからないなりにまとめた通りです。彼らはしばらくこの町に居る。それだけが事実だ。
詩丸 佳:「星宮。てめえもおもしれえ女だ。気に入ったぜ」
星宮千佳:「うぇへへへ」
星宮千佳:「ミライのあたし、みたでしょ? かわいくて、美人で、ナイスバディだったでしょ?」
星宮千佳:「惚れちゃう? ケッコンする?」
詩丸 佳:「ああ。良い女に育つじゃねーの。将来有望だぜ」
詩丸 佳:「ケッコン?なんだ、玉の輿でも狙うか?」
星宮千佳:「うへへへー!」 へらへら笑って両手で顔を覆ってます。
星宮千佳:「タマノコシって、社長とケッコンするときのやつでしょ?」
星宮千佳:「ウタマルくんってしゃちょーなの?」
詩丸 佳:「俺様は社長じゃねえ。だが」 ババッ! 両手を大きく掲げる
詩丸 佳:「大金持ちだぜ」
星宮千佳:「ほー!」
星宮千佳:「タマノコシだ!」
星宮千佳:「ガチャも毎日ひける?」
星宮千佳:「ベンツにものれる?」
詩丸 佳:「リセマラなんてしなくて良いぜ」
星宮千佳:「すごい!」
霧谷雄吾:『それはすごいな……』
霧谷雄吾:『ちなみに、《リード》。なんかダメそうな気がしますが』
霧谷雄吾:『残りの四人がどうしたかについてはご存知ですか? 《タイクーン》に潮時さん、それに学園島出身の二名です』
詩丸 佳:「ククク」 「ハハハハ」 「ハーハッハッハッハー!」
星宮千佳:「おお……!?」
詩丸 佳: 「知 ら ね え !」
星宮千佳:「やっぱり!!!」
霧谷雄吾:『マジかこいつ』
星宮千佳:「えっとね、えっと……あっこれもうインク出ないや」
星宮千佳:ペンを放り投げて、《万能器具》で新しいペンを錬成する。ホワイトボードに記載する。
星宮千佳:『ありすちゃん』『ミナちゃん』『フォーちゃん先生』『おじさん』 → 『アカデミア!』
詩丸 佳:「なるほどな」 顎に手を置き頷く
霧谷雄吾:『彼らは学園島へ渡りました。まあ、《ジェミニ-5th》とフォース=ライブラリは、戻ったというより”帰った”ですが』
霧谷雄吾:『《タイクーン》と潮時さんは……』
詩丸 佳:「ああん?あいつらがどうした」
星宮千佳:「あのね。ふたりはたぶん、もとの世界に帰っちゃうんだって」
星宮千佳:「ちょっとさみしいよね。せっかく会えたのに……」
詩丸 佳:「……」千佳ちゃんの頭をわしゃわしゃ
星宮千佳:「あのね。このせかいのどこかにもおじさんとありすちゃんはいるんだけど、それは別人なんだって」
星宮千佳:「さみしい。さみしくない?」
詩丸 佳:「決まってるぜ」
星宮千佳:「んむ」 わしゃわしゃされて目を瞑ります。
詩丸 佳:「さ み し い ぜ!」
星宮千佳:「そうじゃろ!!」
詩丸 佳:「だけどな、星宮」
星宮千佳:「おうおう?」
星宮千佳:ホワイトボードに『帰っちゃう!!』『さみしい』と付け足す。
詩丸 佳:「そいつらが、面白ぇって笑ってんなら、俺様は何も気にしねえ」
詩丸 佳:「そいつらが面白ぇなら、細かいことも、俺様が寂しいって気持ちも、小さいことだぜ」
星宮千佳:「ほー?」
星宮千佳:ぽてぽて歩いてきて、詩丸くんの隣に座る。
星宮千佳:「ウタマルくんは、なんでそんなに、おもしろさ第一シュギなの?」
星宮千佳:「わらいじょうごなの?」
星宮千佳:「いっしょに戦ってくれたひとが、いっしょに残ってくれたほうが、たのしくない?」
星宮千佳:《万能器具》で、野久保・ありすとフォース・夏川っぽいチビ人形を生み出している。
詩丸 佳:「ああ、楽しいぜ。……でも、それだと楽しいのは俺様だけだぜ」
詩丸 佳:「そいつらが帰らなくちゃいけないなら、俺様はわらいじょうごで見送ってやるぜ」
星宮千佳:「おー……!」
星宮千佳:一度腕を伸ばし、引っ込めて、再度ウタマルくんの近くまで歩いていく。
星宮千佳:「ウタマルくんはえらいね~。ひとの気持ちがわかる子なのね~」 頭を撫でる。
星宮千佳:「あなたは将来、きっと大物になるわよ~」
詩丸 佳:「……へっ」 頭を撫でられている。 撫でやすいように少し頭を下げたりもしている
星宮千佳:「よしよし」
詩丸 佳:「星宮。てめえは本当に面白ぇ女だ」
詩丸 佳:「気に入ったぜ」 千佳ちゃんの首が痛くならないように身をかがめて顎クイ。
星宮千佳:「お?」
詩丸 佳:「っと、その前に、だ」
詩丸 佳:ソファから立ち上がり、キリタニさんの映るモニターに歩いていく。
詩丸 佳:クイ
霧谷雄吾:『どうしました。《リード》』
詩丸 佳:モニターを天井に向けて
霧谷雄吾:『角度調整ですか?』
霧谷雄吾:『えっ何これ?』
詩丸 佳:「これなら、誰にも見られねえ」 再び千佳ちゃんに顎クイ
星宮千佳:「おお?」 顎クイされます。
星宮千佳:「はっ!」
星宮千佳:「あっだめ! だめですだめ!」
星宮千佳:「あたしまだそんな……そういうおとしじゃないから……!」
星宮千佳:「やーん!」 顔を覆ってます。
詩丸 佳:頭をぽんっと
星宮千佳:「んん?」 目だけ上に向ける。
詩丸 佳:「どうだ?星宮」
詩丸 佳:「驚いた……ちげえ、」
詩丸 佳:「おもしれえ、だろ?」
星宮千佳:「うひひ。そうねー」
星宮千佳:「おもしろいです! っていうか、ウタマルくんがおもしれえ!」
星宮千佳:「またおしごと一緒にできる? できるよね?」
詩丸 佳:「クハハハハ!!」
詩丸 佳:「出来る!」
詩丸 佳:「出来るぜ!!」
詩丸 佳:「また一緒に遊ぼうぜ、星宮ァ!」
GM:では、ウタマルくんのエンディングはこれで終了だ。お疲れ様!
詩丸 佳:ありがとうございました!
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:では次。フォーちゃんのEDです。
■エンディング03 : フォース=ライブラリの場合
GM:大N市の沖合。学園島行きの船が港湾区から出港し、はや30分近くが経過した。
GM:遠くにかすかに見えていた本土の輪郭も、今や水平線の向こうだ。
GM:見渡す限り一面の海。UGNに貸し切られたアカデミア行きの大型客船が、ゆうゆうと太平洋を航行している。
フォース=ライブラリ:デッキの上。
フォース=ライブラリ:手すりより背が低いのでその間から水平線を見つめています。
フォース=ライブラリ:「……」 手を斜め上に伸ばすと、
フォース=ライブラリ:本棚から本を抜き出す動作をとる。何もない空間から白いカバーの1冊の本が現れる。
フォース=ライブラリ:その本をパラパラとめくっていく。
夏川ミナ:「さきほどから」 後ろから歩いてくる。ソフトクリームを両手に持っている。
夏川ミナ:「ずっとそうしていますね。何か気がかりな事でもありましたか」
夏川ミナ:「もし船酔いでしたら、冷たいものを食べるといいですよ」
GM:君はソフトクリームを無視してもいいし、食べながら話してもいい。
フォース=ライブラリ:「……む。いただくのです。」
フォース=ライブラリ:ソフトクリームを受け取り、食べ始める。
夏川ミナ:「どうぞどうぞ」 プレーンな方を差し出す。チョコとバニラのミックスで美味しそうなやつは自分のだ。
フォース=ライブラリ:「……気がかりな事は特にありませんが、」
夏川ミナ:「が?」 ミックスソフトをパクついている。
フォース=ライブラリ:「欲を言えば……もう少し、学園島の外の世界というものも体験してみたかったですね。」
フォース=ライブラリ:頬を膨らませている。
夏川ミナ:「なるほど。そういえば、あなたは図書館のレネゲイドビーイングですから」
夏川ミナ:「外に出るチャンス自体が希少なのでしたね」
夏川ミナ:「もう少し残留すればよかったのでは?」
GM:フォーちゃんは自分の身体に若干の不調があることを、知っていても知っていなくても構いません。
GM:もし知っているなら、原因についても当然推測できる。……本体の『図書館』から離れすぎるのは、それだけで実体化の大きな負担になるのだ。
GM:戦ったアレクサンドリアが特にそこを気にしていなかったのは、おそらく遺産の力だろう。書庫のコアになるような何かを持ち歩いていたのかもしれない。
GM:逆に言えば、そういう手段を用意しない限り、フォース=ライブラリは学園島から長くは離れられないということだ。
フォース=ライブラリ:「フォーとしては、まだまだ……」 アイスを舐めながら、本から光る文字を出すが、
フォース=ライブラリ:「……ふむ。確かに若干の違和感がありますか。」
フォース=ライブラリ:見た目にはいつもの能力使用と変わらないが、何かしらの手応えが違ったのだろう。
フォース=ライブラリ:ふう、と溜息をつく。
夏川ミナ:「やはり、本体から離れると問題がありますか」
夏川ミナ:「話していると忘れがちになりますが、そういうところはレネゲイドビーイングですね」
フォース=ライブラリ:「……夏川さんでもフォーがレネゲイドビーイングであることを忘れがちとは、」
フォース=ライブラリ:「これは思わぬ朗報ですね。」
夏川ミナ:「人間そのものですからね。多分、《タイクーン》も《リード》も《パイロマニアック》も」
夏川ミナ:「あなたのことはただの人間だと思っていたんじゃないでしょうか」
夏川ミナ:「はい。人間らしいのは、とても良いことですよ」
夏川ミナ:「フォース=ライブラリ。また本土に行きたいですか?」
GM:先のエンディングで描写された事については、フォーちゃんは知っていて構いません。つまりパイロとハニカムファイア、それからリパテイションのこと。
フォース=ライブラリ:「ふふ。そうですね。何か方法はありそうなのです。」
GM:しばらくはあの都市に残留するはずだ。行けばいつでも会える。もちろん、11歳の方のハニカムファイアにも。
夏川ミナ:「でしたら、こういうのはどうですか。次に行く時までに、本土でやりたいことをノートに書き出しておくのです」
夏川ミナ:「食べたいものとか。あと、行きたい遊園地とか」
夏川ミナ:「話したい人とか……そうすれば、サイコーの休日が送れるものだと思いますが。どうでしょう?」
フォース=ライブラリ:「おお。遊園地。」
フォース=ライブラリ:「食べたいものも……そうですね。今回は急ぎ足で買って船に乗り込みましたが。」
フォース=ライブラリ:本から光る文字が溢れると、集まって色々な食べ物が出てくる。
夏川ミナ:「多すぎません?」
夏川ミナ:「多すぎますよ」
フォース=ライブラリ:箱に入れられたお菓子、鍋に入れてもらいテイクアウトしたラーメン、パックの寿司、他にもいろいろと。
夏川ミナ:「多すぎですよ」 繰り返す。
フォース=ライブラリ:「いくつかは船の上で食べる用なのです。」
フォース=ライブラリ:「しかし……もう少し、体験してみたかったですね。」
フォース=ライブラリ:しれっとした顔で再び水平線を見つめる……フリをして夏川さんから目を逸らす。
夏川ミナ:「本土をですか?」
夏川ミナ:「それとも、今回のメンバーとの会話をですか」
フォース=ライブラリ:「遊園地も……以前話に聞いたチュロスというスペイン発祥の……」
フォース=ライブラリ:「……っと。そうですね。会話を、という話なのです。」
夏川ミナ:「……ふむ」
夏川ミナ:隣に立つ。
フォース=ライブラリ:「しかし、一期一会で話したいことは、」
フォース=ライブラリ:「十分話せた……今のところはそう思えますね。」
フォース=ライブラリ:本から食べ物と入れ替わりで出した光る文字が、千佳さんの写真に変わる。
GM:ちなみに、どっちの千佳ですか? 頭が良さそうな方?
フォース=ライブラリ:両方とも写ってる写真!
夏川ミナ:「あなたにも、《パイロマニアック》や善良な方の《タイクーン》にも言えることですが」
夏川ミナ:「どっちがよかったのでしょうね」 ミックスソフトをかじる。
夏川ミナ:「一期一会と割り切って元の世界に戻るのと、長くこちらの世界に残留しておはなしを楽しむのと」
夏川ミナ:「前者のほうが自然なようでもありますし。後者の方が楽しいということもありそうですし」
夏川ミナ:「フォース=ライブラリは、どう思われますか」
フォース=ライブラリ:「……」 千佳さんの写真を見つめる。
フォース=ライブラリ:「……どちらも、大きくは変わりないのかも知れませんね。」
夏川ミナ:「ほう?」
フォース=ライブラリ:「一期一会のチャンスがあれば、そのチャンスを逃さない。話したいことがあれば話し、」
フォース=ライブラリ:「秘密にしておきたいことは胸に秘めておく。」
フォース=ライブラリ:「そういう考え方をフォーは学べたのです。」
夏川ミナ:「そうですか。それは確かに、あなたの言う通りですね」
夏川ミナ:「"アレクサンドリア"と戦ったり、旧知の《ハニカムファイア》と別れて気落ちしていないか心配だったのですが」
夏川ミナ:「いつものあなたのようで、何よりです」
フォース=ライブラリ:「ふふ。お気遣い感謝するのです。」
フォース=ライブラリ:「"アレクサンドリア=ライブラリ"との戦いは……そうですね。」
フォース=ライブラリ:光る文字が左右の手に集まり、
フォース=ライブラリ:食べ物の乗った皿と、箸に変わる。
夏川ミナ:それを目で追う。
フォース=ライブラリ:「ハーモニーの中の苦味のようなものでしょう。」
フォース=ライブラリ:ゴーヤーチャンプルーを夏川さんの口に突っ込みます。
フォース=ライブラリ:「最終的には良い思い出です。」
フォース=ライブラリ:ニコっと悪戯っぽく笑う。
GM:では、フォーちゃんのエンディングはここまでだ!
GM:野久保さんのエンディングに行きましょう。場所はフォースのEDと同じ、学園島行きの船。
■エンディング04 : 野久保景吾と潮時ありすの場合
GM:夜の甲板だ。機密保護のため、大きく遠回りしての航路をとっているせいか、到着までにはあと二日ほどかかる。
GM:大型客船を改造した船でよかったと言えるだろう。そうでなければ今頃、退屈で死んでいたかもしれない。
GM:潮時が椅子に座ってのんびり星空を眺めています。君は一緒でもいいし、今来たところでもいい。
GM:あるいは、潮時を無視してタバコを吸っていても構わない。
野久保景吾:「船旅にはいい思い出がひとつもないんだよな。ろくな目に遭ってない」 いきなり後ろから声をかけます。
野久保景吾:「俺が巨大生命体に襲われた回数、そろそろ二桁になりそうだ」
潮時ありす:「うおっ」 ビクンと飛び起きる。
潮時ありす:「いきなり声かけないでくださいよ! びっくりするでしょ!」
野久保景吾:「徐々に声をかけるの苦手なんだよ……」
潮時ありす:「それ屁理屈ですよ。”人間は生まれた時から大声で泣いてるから静かにするのが苦手”くらい屁理屈」
潮時ありす:「っていうかそんなに襲われてるんですか? お祓いとか行ったほうがいいんじゃ……」
潮時ありす:問題を持ち込んだ自分のことは棚に上げて言う。
野久保景吾:「ケッ。お祓い程度でどうにかなるようなヤワな疫病神抱えてねえよ」
野久保景吾:「俺は《タイクーン》だからな。この程度たいしたことない」
野久保景吾:「ぜ~んぜんたいしたことない。……マジで……ほんと……ほんとだからね?」
潮時ありす:「ほんとに……?」 半信半疑の目を向ける。
潮時ありす:「そうだ。タイクーンで一つ、気になっていた点があったんですけど」
野久保景吾:「なんだよ」
潮時ありす:「質問してもいいですか。……あの、ほら。学園島に行ったら、あれでしょ。聞くチャンスがなくなるし」
潮時ありす:「《タイクーン》を遭遇した時、ビビって損した!みたいなこと言ってたじゃないですか」
潮時ありす:「あれ、なんでです?」
野久保景吾:「なんでって……え、なにが?」
潮時ありす:「えっ、だってそうでしょ? あいつはすごい力で……遺産もいっぱい持っていて」
潮時ありす:「むしろあそこ、ビビり倒すところだと思ったんですけど。違うんです?」
潮時ありす:心底わからない、といった顔で野久保さんをみている。
野久保景吾:「コケ脅しだよ、あんなもん! オーヴァード相手だからな」
潮時ありす:「こけおどし……?」
野久保景吾:「1秒で相手を焼き殺せる必殺技も、0.1秒で地球を破壊する必殺技も」
野久保景吾:「突き詰めれば同じことだ。再生する余力があればする。何度相手を殺せるかって方が問題なわけで……」
野久保景吾:「要は何度立ち上がれるかって問題でもある」
潮時ありす:「ははあ。なるほど」 買ってきたコーラを飲んでいる。
野久保景吾:「その点で言うと、俺の方が立ち上がった回数はやつより多いはずだからな。勝率は高いはずだと思った」
野久保景吾:「あいつの方が強いから。……冷静に計算して勝てると思って勝ってるんだよな、俺はな!」
潮時ありす:「"負けたことがないから弱い"。"強いから弱い”ってことですか?」
野久保景吾:「惜しい! 負けて立ち上がった経験が少ないから、弱い……って方がしっくりくるかも」
潮時ありす:「高校生の喧嘩みたいですよ、それ。根性勝負っていうか、精神論っていうか」
野久保景吾:「うるせっ。その点、お前は強くなりそうだ」
潮時ありす:「……っていうかそれ、野久保さん、そんなにこれまで負けてきたんですか……」
潮時ありす:「私?」
潮時ありす:「私が……? そんな根性あるとこ見せましたっけ?」
野久保景吾:「何度も時間を飛んできたんだろ」
野久保景吾:「初見であれが来たら普通はメンタル折れてる」
潮時ありす:「初見だったから良かったのかもしれないですね。恐怖より、ムカつきのほうが先に来たから」
野久保景吾:「腹が立った?」
潮時ありす:「そうです。私の人生をメチャクチャにしていいのは、私だけだし」
潮時ありす:「あんなどこの誰とも知らない、お父さんの顔をしたやつにメチャクチャにされるの、腹が立つでしょ」
野久保景吾:「ふっ、へへへへへ!」
潮時ありす:「えっ何!?」
潮時ありす:「笑い方が気持ち悪い!」
野久保景吾:「やかましい! いまのは面白かった」
野久保景吾:「最後に勝つやつってのはそーゆーやつだといいな、と、俺は思ってる」
潮時ありす:「実際、勝ちましたからね。後ろで戦いを観てただけだけど……」
潮時ありす:「おとっ」
潮時ありす:「野久保さんは、どうなんです。元の世界に戻ったら、どうされるんですか」
野久保景吾:「……。……お、おう。それな! 俺は……」
潮時ありす:「世界を征服したり、他の世界のウサギをかき集めたりするんですか」
野久保景吾:「馬鹿にしてんのか! そんなダサいことするか!」
野久保景吾:「帰ったらまずはビール買ってシュウマイとチーズ明太で”優勝”するわ」
潮時ありす:「たっ、ただの庶民じゃないですかそれ! 《キングダム》のボスなのに!」
野久保景吾:「あっ? あ、そういう方面の? じゃあ……ふっとんだ事務所を建て直すとか……」
野久保景吾:「いや待て、そうじゃなくて」
野久保景吾:「俺も聞きたいことがある。お前は……」
野久保景吾:「お前はどうするんだ、潮時ありす」
潮時ありす:「…………」
野久保景吾:「残るのか? 帰るのか?」
潮時ありす:夜空を見上げる。
潮時ありす:「どっちがいいと思いますか。野久保さんは」
潮時ありす:「お父さんが死んで、キングダムも離散した私の世界へ戻るのと」
潮時ありす:「全部忘れて、この世界の……学園島? で楽しく過ごすのと」
野久保景吾:「そりゃもちろん、お前が」
野久保景吾:(どうしたいかが重要、とか言っちゃうのは俺がいかにも凡人って感じだな)
野久保景吾:「……」
野久保景吾:「俺なら」
野久保景吾:「旅に出る。……いや、絶対そうするな。絶対に旅に出る」
潮時ありす:「はっ!? 旅?」
潮時ありす:「”お前がどうしたいかが重要”とか言うのかと思ってたのに。旅……?」
野久保景吾:「何か選ぶにも……見てる世界が狭いと選びようがねえし、意外性がないっていうか……」
野久保景吾:「何かやらなきゃならんことか、やりたいことを見つけるような感じの……」
野久保景吾:「……自分探し……?」
潮時ありす:「野久保さん。それ」
潮時ありす:「行き当たりばったりで言ってない……? 言ってませんよね……?」
野久保景吾:「い、言ってない! ぜんぜん言ってない! ただお前、いままで目的ありきの時空移動だったじゃん」
潮時ありす:「そうですね。それは確かに」 これまでの旅路を思い出している。
野久保景吾:「目的が終わったなら、何になりたいか探すような旅でもするのがいいんじゃねえの?」
潮時ありす:「……」
野久保景吾:「そしたら、帰る場所も決められるだろ」
潮時ありす:「…………たしかに」
潮時ありす:「いいですね、旅。世界線を超えたり超えなかったりして、いろいろなものを見て」
潮時ありす:「それで、そう。なってみようかな」
潮時ありす:「お父さんよりはるかにビッグな、《キングダム》のボス」
潮時ありす:「私の世界の王に」
野久保景吾:「……バカ野郎」
野久保景吾:(……本当は)
野久保景吾:(俺のところに来い、とか言いたい気持ちもある。そりゃもちろん。ある……)
野久保景吾:(ただ)
野久保景吾:(こんな感じに、他に選択肢がありません、みたいなやつに提案したくねえんだよな。くそ)
野久保景吾:「お前が俺よりビッグになるだと、この」
野久保景吾:「なれるつもりか、おい?」
潮時ありす:「なりますよ。最初の行き先ももう決めてありますし」
野久保景吾:「おっ。どこへ?」
潮時ありす:「Ω-2352世界線」
潮時ありす:「なんか、いるんですよね。私を助けてくれたすごいビッグな人が」
潮時ありす:「なんか見た目が情けないし、オーラも情けないし、コンビニおにぎりとか食べてるんですけど……」
野久保景吾:「……お」
潮時ありす:「その人にちょっと恩返しをしつつ、組織運営のテクニックをパク……盗……学ぼうかなって」
潮時ありす:「どう思います?」
野久保景吾:「大きなお世話だ! へへへへへ!」
潮時ありす:「へっへっへ……!」
野久保景吾:「お前は」
野久保景吾:「お前はきっと、ものすごく大いなる人間になるよ。俺が保証する」
潮時ありす:「お殿様みたいに?」
野久保景吾:「お殿様みたいに」 うなずく。
潮時ありす:「ふへっ。へへへへへ」
潮時ありす:「それは、うれしいな……!」
GM:──『時ウサギ』という遺産があるという。
GM:それは時空を歪め、時を自在に駆け、並行世界線の移動すら可能にするという。
GM:
GM:誰が、いつ、なんの目的で作ったのか。真相を知るものは誰もいない。
GM:UGNで厳重に保管されているという噂もあれば、すでに破壊されたという噂もある。どこかの誰かがコレクションしているという噂もある。
GM:
GM:真相を知るものは誰もいない。
GM:ただ満天の夜空のもとに、よく似た二人の笑い声が響くばかりだ。
GM:
GM:ダブルクロス The 3rd Edition 大N市第13地区セッション『侵略の暴君』
GM:────Fin.
GM:ということで、本セッションの全行程は終了!
GM:過密スケジュールによくついてきてくれました……! みなさん、お疲れ様でした!
安孫焔:お疲れ様でした!ありがとうございました!
フォース=ライブラリ:ありがとうございましたー!
野久保景吾:ありがとうございました!
詩丸 佳:ありがとうございました!!