ダブルクロス The 3rd Edition 『冬と学園と赤い糸』(GM:ぺんさん)

メインログ | 雑談ログ

セッション一日目

たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !)
たいたい竹流(torgtaitai):操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。
どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 1 】 へようこそ! =======
どどんとふ:「ぺんさん」がログインしました。
どどんとふ:「優水」がログインしました。
どどんとふ:「さささ」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
GM:点呼開始!
夏川ミナ:準備完了!(1/3)
芙蓉堂太一:準備完了!(2/3)
羽石夏澄:準備完了!(3/3)
全員準備完了しましたっ!

GM:では、早速今回のトレーラーなどを貼っていい感じに始めていきたいと思います
GM
赤い糸で結ばれている。
運命的な出会いをする女性と男性のことを、そんなふうに表現することがあります。
ロマンチックな言葉ですが、一人の少年は、その言葉を聞いて疑問に思いました。
「では、糸で結ばれていない者達は、共にいてはいけないのか、愛とは、運命によって決まるものなのか」と。
その問の答えを求め、少年は仮面を手に取りました。

真冬も真冬、吹雪の吹き荒れるアカデミア。
そこに、冷たい恋の嵐が巻き起ころうとしていました。

ダブルクロスThe 3rd Edition「冬と学園と赤い糸」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

GM
PC①用ハンドアウト
ロイス:“キューピット” 推奨感情 P:好奇心/N:敵愾心
君は噂話やら恋話やらなんやら、とにかく色々なことを調べるのが趣味の、情報屋と言われる人間ではないだろうか。
クリスマスが近づいてきた今日このごろ、君は最近噂になっている恋を叶えてくれる変なやつ、通称“キューピット”について調べていました。
その最中、君は運がいいのか悪いのか、
恋人ができて活動を停止している“恋人いない同盟”の人々と、怪しげな仮面を被った、“キューピット”と名乗る男にばったり出食わしてしまいます。
彼は君に気づくと、君が恋をしているかを問い、更にトレーラーにあるような質問をしてきました。
君は新たな力に目覚めて目の前の男をぶちのめしてもいいし(GMは困る)、なんとか対話を試みてもいい。

GM
PC②用ハンドアウト
ロイス:“無冠の天才”矢鱈考助 推奨感情 P:好奇心/N:不安
君は何らかの恋、できれば片思いとか、叶えるのが難しそうなのを抱えているアカデミアの生徒だと嬉しい。
アカデミアではこの頃大雪が続いており、君は同じ寮、または何らかのつながりで友人である矢鱈考助とともに雪かきに乗り出していました。
君たちが雪かきをしていると、丁度近くだかどこかで、告白しておもいっきり振られるかわいそうな生徒を目にしてしまいます。
それを見て矢鱈君はなんだか君に意味深な事をつぶやき、その場を後にしてしまいます。
その次の日、君は振られちゃった生徒が、全く違う女子生徒と仲良く手を組んでいるのを見つけました。君は、なんだかやべえ予感がしてきました。

GM
PC③用ハンドアウト
ロイス:“永遠の孤独”レイミー・レインウッド 推奨感情 P:尊敬/N:隔意
君は校内の秩序を守ったり守らなかったりする、風紀委員、もしくは生徒会の一人です。
普段ならこの時期は“恋人いない同盟”が活性化し、その取り締まりで忙しくなるのが通例なのですが、今年はやたらと大人しく、結構暇を持て余しています。
そんな時、君は“恋人いない同盟”首魁であるレイミーさんからまさかの相談を受けます。
彼女いわく、突然彼氏や彼女とができて同盟から抜け出す人間が増えたらしいのですが、そのくっつき方があまりにも異常で、絶対に何か裏があると言い張っています。
レイミーが嫉妬から嘘を付いている可能性はありますが、実際“恋人いない同盟”の面々に恋人ができるとも思えません。君は彼女に付き合ってあげることにしました。

GM
PC④用ハンドアウト
ロイス:無道ささき 推奨感情 P:信頼/N:侮蔑
君は色々な人に想いを寄せられながらもなんやかんや今の恋人と落ち着いた、番長連に所属する、多分番長であると推測します。
番長で行われた定期番長会議の後、君は総番長であるささきさん(PC1のプレイヤーさんではない)から個別に呼び出しを受けます。
なんでも、この頃学園では恋の願いを叶える“キューピット”なる変なのが出没しているらしく、それについて調べて欲しいとのこと。
他のかわいそうな独り身達ならわかりませんが、君なら恋人をもらって丸め込まれるなんてことはなさそうです。
君はささきさんの言う通り、そんな感じで調査を開始してくれると助かります。

GM:と、言うことで、今回は恋愛に関係する感じのシナリオで行きたいと思います。よろしくな!
羽石夏澄:宜しくお願いします!
芙蓉堂太一:よろしくお願いします!
GM:では、早速スタートしていきたいと思います。自己紹介などをしたいが、それはCATの兄貴が来てからとするぜ!
夏川ミナ:するぜ!

OP01 : 夏川ミナ

GM:まずはPC3……PC3のOPからやっていこうかな。
GM:ということで侵蝕値の上昇をお願いします。
夏川ミナ:PC3ということは私だ!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:35->45)
夏川ミナ:うおえええ
GM:そう、PC3とはつまり、ミナちゃん君なのだ!
GM:わかる

GM:では。時間はハンドアウトに書いてある、大体1~2週間位前に遡ります。
GM:君は風紀委員の何かしらの部屋の中で、ベアトリスさんから教習ビデオ的なのを見せられていました。
夏川ミナ:椅子に座り、ぴしっと背筋を伸ばしてビデオを見てます。
GM:それは恋人居ない同盟の連中に関するビデオです。ベアトリスさんいわく、例年通りならもう少ししたらこの連中がまた活発化し始めるので、倒すとのこと。
夏川ミナ:「ダンス相手不在委員(かわいそう)とか、恋人居ない同盟とか」
夏川ミナ:「アカデミアにはユニークな集団が多いのですね」 メモってます。
GM:ビデオの画面には、一つ飛ばしですべての席が予約されているためカップルが隣同士に座れなくなった映画館や
GM:やたら強面の人達がプリンアラモードやストロベリーパッフェを頼んで屯しているため、怖くて近寄れなくなった喫茶店などの映像が映し出されています
夏川ミナ:その喫茶店、ワーテルローとかそういう名前だったりはしませんか?
GM:もしかしたらするかも……いろいろな喫茶店が標的なのだ……
夏川ミナ:無表情を崩し、ちょっとむずかしい顔でビデオを見てます。
ベアトリス・ハックマン:「そう。見れば分かる通り、このように恋人居ない同盟の者達は非常に地味だが的確な工作によって、カップルたちがイチャイチャするのを匠に阻止しているのだ!」
夏川ミナ:「なるほど。これは確かに迷惑行為です」
夏川ミナ:「いえ、ストロベリーパッフェを食べる自由は万人に存在しますが、それはそれとして今回のこれは嫌がらせ行為だと判断します」
ベアトリス・ハックマン:「確かに恋人同士のほにゃほにゃなどは風紀的にはよろしくないが、全く無いというのも不健全。なにより!夏川の言った通り、これはかなり迷惑なのだ」
夏川ミナ:「ほにゃほにゃ」
ベアトリス・ハックマン:「ほにゃほにゃは夏川にはまだ早い。検閲済みだ。」
夏川ミナ:「了解しました。私がまた成長した際に、あらためてお伺いいたします」 メモ帳に“ほにゃほにゃは後日確認”と記載する。
夏川ミナ:「それで、この恋人居ない連盟。いかがしましょう」
夏川ミナ:「まずは交渉でしょうか」
ベアトリス・ハックマン:「うむ。それを今から話そうと思っていたのだ。」
ベアトリス・ハックマン:「私が夏川にほにゃほにゃを教える……フム……なるほど……」
夏川ミナ:「ビーちゃん?」 顔の前で手を振る。
ベアトリス・ハックマン:「夏川の指」
夏川ミナ:「指……」
ベアトリス・ハックマン:「違う。どうするかだったな。」
夏川ミナ:「はい」
ベアトリス・ハックマン:「そう。我々も最初は交渉を試みていた……。以前まではある程度それでなんとかなっていたのだが……最近は事情が変わった!」そういってリモコンでピピっと画面を切り替えます
GM:そして画面に映し出されたのは、金髪をお団子状に束ね、バンカラ衣装に身を包んだ、狂気に目を輝かせる女性だ。
GM:君は手元の資料から、その女性が恋人居ない同盟の首魁、レイミー・レインウッドという名前だと知っていても良い
夏川ミナ:「む。この方は」
夏川ミナ:「“永遠の孤独”、レイミー・レインウッド先輩ですね」
ベアトリス・ハックマン:「その通り。よく勉強しているな、夏川。ご褒美に風紀ちゃん人形を進呈しよう。」
ベアトリス・ハックマン:そういってベアトリスさんは風紀委員長に似た小さなぬいぐるみをわたすよ。
夏川ミナ:「ありがとうございます。これで先日頂いたものとあわせて4個目です」
夏川ミナ:風紀ちゃん人形をいそいそと鞄にしまいます。
夏川ミナ:殺風景な自分の部屋の貴重な小物だ。
ベアトリス・ハックマン:「夏川の部屋に私が……ふふ……」
ベアトリス・ハックマン:「おっと、なんでもない。そう、レイミーの話だったな。」
夏川ミナ:「風紀ちゃん人形は可愛いデザインをしており、私としても嬉しい限りです」
夏川ミナ:「はい。レイミー・レインウッド先輩の話でした」
ベアトリス・ハックマン:「か、かわっ……!?それはつまり私が……い、いかん。私は風紀委員長なのだ……進行を……!」
夏川ミナ:「ビーちゃん?」
ベアトリス・ハックマン:「はぁ……はぁ……なんでもない……このレイミーが首魁と成ってから……はぁ……奴らは交渉にすっぱり応じなく成ってしまったのだ……」壁に手をついてなんとか立ちながら話を続けます
夏川ミナ:ビーちゃんの具合が悪そうなので、背中をさすりつつ話を聞いてます。
夏川ミナ:「レイミー・レインウッド先輩がかなりの武闘派だと、そういう事なのでしょうか」
夏川ミナ:「あるいは迅……私刑屋の平賀迅のように頭がまわり、何らかの策を裏で進めているとか」
ベアトリス・ハックマン:「済まない、夏川……。もう少し下……。ううむ……武闘派、というのはそうだな。奴自身、学園にいる数少ないSランクアタッカーの一人だ。」
ベアトリス・ハックマン:「だがそれ以上に、奴が入ってきてから”恋人居ない同盟”の連中は、なんというか、モチベーションが上がったのだ。」
夏川ミナ:「モチベーションが」
夏川ミナ:「“みんなで一致団結して妨害行為をするぞー、おー”ということですか」
ベアトリス・ハックマン:「今までは愚痴をこぼしてダラダラ屯しているだけだったのが、交遊に使う時間を自己鍛錬に使ったり、自主的に計画進行をし始めたり……」
ベアトリス・ハックマン:「だいたいそんな感じだ」
夏川ミナ:「それだけ精力的だとそのうち恋人も出来るのではないかと思えてきますね」
夏川ミナ:「いえ、恋愛に関しては私も詳しい訳ではありませんから、憶測ですが」
ベアトリス・ハックマン:「してることがしてることだからな。」
夏川ミナ:「迷惑行為ですね」
ベアトリス・ハックマン:「そう。」
ベアトリス・ハックマン:「全力で迷惑行為をして、モテたりはしない。そういうのは部活などに向けるべきなのだ。」
ベアトリス・ハックマン:「兎に角、この女が出てきてから奴らはより厄介な組織になった。我々も本腰で鳥かかねばならない。」
夏川ミナ:「そうですね。編集部部長の霧灯夢二などは常に部活を頑張っており、モテモテな気配を感じます」
夏川ミナ:「交渉がダメなら、我々の手で迷惑行為を事前に防ぐ。そういうことですね」
ベアトリス・ハックマン:「その通り。活動している奴らを見つけたら、先手必勝。まず懲罰室に来てもらう!」
夏川ミナ:「伝説の」
夏川ミナ:懲罰室の名を聞いて打ち震える。
夏川ミナ:「ご安心くださいビーちゃん」
夏川ミナ:「私はこれまでの任務で交友関係を広げ、生徒会や番長連はもちろん、アカデミアいちの情報屋とのコネクションまでも確保しています」
夏川ミナ:「確実に情報を掴み、先手必勝で事件を解決してみせます」
ベアトリス・ハックマン:「私の知らない夏川の友達……。悲しいがこれも成長か……。」
ベアトリス・ハックマン:「うむ。私も可能な限りサポートに当る。奴らの横暴はゆるさぬ。頼んだぞ夏川!」
夏川ミナ:「はい。“ジェミニ-5th”の夏川ミナ、学園と喫茶店の平和のために全力を尽くします」
夏川ミナ:ぺこりとお辞儀して部屋を出て、
夏川ミナ:スマートフォンを起動し、LINEを起動。
夏川ミナ:【お久しぶりです。夏川です】
夏川ミナ:【恋人いない同盟およびレイミー・レインウッド先輩に関する情報を求めています】
夏川ミナ:【よろしくおねがいします】
夏川ミナ:と芙蓉堂太一に連絡して、てってこ歩きさりたいと思います。
GM:OK!ではシーン終了……の前に!
夏川ミナ:うぃ!
GM:シナリオロイスなどを取るといいでしょう。あとなんならPC間ロイスをとってもイイゾ!
夏川ミナ:とりあえず、シナリオロイスのレインウッドさんに取ります。
夏川ミナ:推奨感情P尊敬!?
夏川ミナ:そ、ソンケイ・・・!?
GM:なんで尊敬なんだろう
GM:隙に取るといいです
夏川ミナ:敵リーダー/“永遠の孤独”レイミー・レインウッド/○興味/隔意/ロイス
夏川ミナ:これで!お願いします。以上です。
GM:はいな!

OP02 : 芙蓉堂太一

GM:では次!
GM:PC1、芙蓉堂君のOPを行いたいと思います。
芙蓉堂太一:はい!
GM:レッツゴーレネゲイド!侵蝕値の上昇をお願いします。
芙蓉堂太一:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+4[4] → 37


GM:では。実は今回もハンドアウトのシーンではなく、それよりちょっと前のシーンです
GM:君は情報屋連盟とか、そういうのがあるかはわかりませんが、兎に角情報屋のつながりで
GM:同じ情報屋さんである、“ミセス・ピーピング・トム”さんというお方と近頃のアカデミアの情報について知ってることを交換したりしていると嬉しいです
芙蓉堂太一:交換しました!
GM:“ミセス・ピーピング・トム”さんは主に恋愛事情やら人間関係のドラマなどの情報を扱う情報屋で、その過程で得た面白そうな情報を君に渡したり
GM:逆に君がいろいろ調べる間に得た、面白そうな恋話などをもらったりするような関係だと思ってください。
芙蓉堂太一:了解です。高等部中心に活きのいいデータを交換するぜ!
GM:学年は……先輩と後輩どっちがいいですかね。
GM:希望がない場合2年になります。
芙蓉堂太一:こちらが後輩がいいですかね。なんとなく。
GM:じゃあ3年になりました。命拾いしたな。
芙蓉堂太一:なんだと……!
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ははは。相変わらず芙蓉堂君は面白いネタを持ってきてくれるなあ。」
芙蓉堂太一:「やー、先輩こそですよ。僕、わりと人間関係弱いんで」スマホをいじりながら。
芙蓉堂太一:「ありがたく頂戴します。はい」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「私の桃黒恋愛手帳も充実すると言うものだよ。……うん。そちらも満足してくれたようでよかった。」
芙蓉堂太一:「また今後とも取引よろしくお願いします。いやあ、楽しいなあー」
芙蓉堂太一:糸目なのでわかりにくいがにこにことしている。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「こちらこそ。何かを得るためには、対価がいる。等価交換だ。情報屋同士なら情報をお互いに交換する。それが筋だからね。」
芙蓉堂太一:「同感です」
芙蓉堂太一:「こうやってリアルタイムの情報を握ってると……生きてるって感じしませんか? 先輩」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「生きている、か。確かにわからなくもないね。情報っていうのは鮮度が命だ。彼らに価値が有るのは、知れ渡るまでの間。つまり今しかない。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「それを扱っている僕達はまさに、今しかできないことをしていると言える。そういった感覚に繋がるのも理解できるね。」
芙蓉堂太一:「わかってもらえて嬉しいですねえ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「私も理解できて嬉しいよ。見当違いなことを言っていたら恥ずかしいからね。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「さて……それじゃあこれで、と別れてもいいけど。今のままだと少しばかり、私が貰い過ぎのような気がするな。」
芙蓉堂太一:「おや? そんなもんですか?」首を傾げる。
芙蓉堂太一:「僕の方は頂けるなら頂いておきますよ。お客さんはいっぱいいるんだから、腐らせることもないでしょ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「そうだねえ。面白そうな話題……。」そう言って彼女は耳の上にペンを載せて、パラパラと手帳をめくり始めます
芙蓉堂太一:その様子を目を細めて見ている。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ん。これがいいかな。と言っても、噂話のような物だけど。」
芙蓉堂太一:「噂話。気になりますね」身を乗り出す。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「お気に召すといいけどね。」それを少し制しながら、芙蓉堂君に微笑みかけ、彼女はその噂話について話し始めます。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「さっき渡した情報で気づいているかもしれないけど、実はこの頃成立するカップルの数が、例年よりも多めなんだ。」
芙蓉堂太一:「ああ、そういえば先輩も大忙しだなって思いましたねえ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「そうそう。実はそのカップル数増加には、ある一人の人物が関わっているという噂があってね。」
芙蓉堂太一:「はー。それは知らなかった。悔しいな。恋愛請負人みたいなやつでしょうか?」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ふふふ。外れだ。それよりももっと面白そうな話だよ。」にやりと笑って
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「なんと、この学園に恋の“キューピット”が現れたって噂さ。」
芙蓉堂太一:「へええ?」さすがに驚く。
芙蓉堂太一:「キューピットというと、あの弓と矢でバーンってやる」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「そう。あの"キューピット”さ。」
芙蓉堂太一:「むむ、これは調査が必要だ。つまり、そのキューピットのおかげでカップルがいい思いをしてると。へえー」スマホに打ち込む。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「なかなか気になるだろう?私の管轄とかぶるかな、と思ったけど。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「私はその“キューピット”よりも、結ばれた後の人間模様に興味があるからね。」
芙蓉堂太一:「なるほど。うまく分担できそうなところですね、っと」スマホをポケットに滑り込ませる。
芙蓉堂太一:「調べて何か面白いことがわかったら、またお伝えしますよ。どうもありがとうございます、先輩」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「うん。よろしく。私も“キューピット”についてわかったことがあったら……と。そうだ。一つ伝え忘れていたな。」
芙蓉堂太一:「おや」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「その恋を叶える“キューピット”さんは、確か仮面をかぶっていたんだとか。」
芙蓉堂太一:「……仮面」ふと真顔になる。仮面には縁がある。裏番長の件、そして、王女来訪の時。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「妖精なんかじゃなくて、ちゃんとした人間ってことだね。」
芙蓉堂太一:「……それって、なんか……単なるウキウキな話題ってわけじゃなさそうな?」少し嫌な予感がする。
芙蓉堂太一:「いや、取り越し苦労かもしれないですけどね。純粋に恥ずかしがり屋さんなのも」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「恋愛絡みだからね。恥ずかしいと思うのも無理は無い。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「さて、それじゃあ今度こそお別れだ。私も何か情報を拾ったら伝えるよ。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「勿論代わりのものはもらうけど。それじゃあね。」
芙蓉堂太一:「はい、今回はどうも。またよろしくお願いします」ゆるく手を振る。
芙蓉堂太一:(キューピットかあ、もっと早く来てくれれば、なんて一瞬思ったりもしたけど……)
芙蓉堂太一:(またなんかひと悶着ありそうな予感がしてきたぞ……)
GM:ではそんな不吉な予感を感じつつ、このシーンは終了です!
GM:シナリオロイスとかを取ると降伏が訪れます。
芙蓉堂太一:“キューピット”に○好奇心/不信感 で取得したいです。
GM:どーうぞ!

OP03 : 真北登

GM:では次は真北君のOPです。
真北登:はいなー
GM:燃え上がれレネゲイド!侵蝕値上昇をお願いします。
真北登:29+1d10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+5[5] → 34


GM:では。これはハンドアウトのシーンまさに真っ最中です。
真北登:ふむふむ
GM:時はまさに大番長時代。番長円卓には13人か、もっと多い番長が腰掛け、近頃の学園について話し合いを行っています
無道ささき:「うおっほんおっほん!では!次はこの頃の学園の治安について、それぞれ報告を行ってもらう!」
羽石夏澄:編みかけのモチーフを手で弄んではいるがそれなりに真剣な顔だ。
真北登:学園の治安を守る番長連の一員として、極めて真剣な表情で会議に臨んでいるぞ。
無道ささき:「では番長番長から!君に任せていた初等部の様子はどうだったかな!」
番長番長:名前を呼ばれ、擦り切れた帽子をかぶり、口に葉っぱを加えた、所々が擦り切れた学ランを着た筋骨隆々の男が立ち上がり、元気よく報告を始めるぞ
番長番長:「ガッハッハ!初等部はもう問題無か。ガキどももいつも通り元気に駆けまわっちょるわ。」
番長番長:「亡霊事件があったからのお。ちいーと心配しておったが、何のこたぁ無い、俺等の杞憂だったようじゃ。奴らは俺等が思っとったより余程強いっちゅうこっちゃな。」
羽石夏澄:「むゅ」亡霊事件のことを思い出す。
無道ささき:「うむ、元気なのはいいことだ!寝る子は育つ!」
真北登:「夏澄ちゃんはそっちに行ってたんだっけ。でも、小っちゃい子たちが無事で良かったね」
羽石夏澄:「あ、はい。そうなんですよー。あんなちっちゃい子達までいいこにしようなんて…」
羽石夏澄:「いいこ、大いに結構なんですけど悪い子だっていいと思います!」
番長番長:「ガッハッハ!その通り!ちょいと元気が良すぎるくらいがちょうどええんじゃ。あのくらいの歳はなおさらよのお!」
羽石夏澄:「自分でいろいろやって覚えていくのが一番ーですよ…ね!」
無道ささき:「悪ガキ、千里に響き渡る!羽石の働きのお陰だな。よくやってくれた。」
羽石夏澄:「えへへ。…えっへん!」ちょっと胸を張るぞ。
真北登:ぱちぱちと羽石さんに拍手を送る。
GM:ぱちぱちぱちぱち!
羽石夏澄:「えっあっ…ちょ、もー…恥ずかしいです……それより報告!です!」
無道ささき:「おうとも!すすめちゃうぞー。では次、男装番長!頼んでおいた恋人居ない同盟の監視はどうだったかな!」
男装番長:「はい。男装番長、ここに。」
男装番長:スッと立ち上がったのは、番長連でも随一の槍の使い手、男装番長だ。
男装番長:銀の髪をもつ中性的な外見を持つ男番長であり、その美しい外見から女子生徒からの人気も高いぞ。
男装番長:なお、なぜかは分からないがシャワーを浴びるときは必ず一人だし、着替えも人知れず行い、水泳の授業に出たことは一度もない。なぜだろうね。
男装番長:「総番長から言われた通り、彼らの動きを見張っていたのだが……。妙なことに、彼らはこの頃周回を開いていないようでね。」
男装番長:「裏で策を練っているような様子もなし。どうやら今年は彼らに手を煩わせることはなさそうだ。」
GM:君たちは去年の今頃、彼らがヤベー活発化してスゲー大変だったことを思い出してもいいし
GM:人から聞いていた話で奴らはやべえということを知っていてもいい。
羽石夏澄:「ほむ。結構去年やばかったって聞いて楽しみにしてたんですけどねー」
真北登:「恋人が居ない人たちに嫌がらせする集団……でしたっけ。活動縮小してるならいい傾向なのかな?」
羽石夏澄:「がつんとやっちゃうチャンスだったのになー… …あっ。そうですね。いい傾向です」うんうん
無道ささき:「平和が一番だぐー。」
真北登:「男装番長の眼が光ってるから委縮してるのかも?無道先輩寝ないで」
真北登:ゆさゆさと無道ささきの肩を揺する。
男装番長:「ふっ。それなら私も、随分と恐れられたものだが。」
無道ささき:「……はっ!寝てない!寝てないぞ!羊が10匹!」
羽石夏澄:「羊さんもふもふ!」
無道ささき:「やわらかかったぞ!ありがとう、男装番長。しかしまだ油断はできない!」
真北登:「話自体はちゃんと聞いてるんだよなあ……」
羽石夏澄:「すーぱーすぺっく!です」
無道ささき:「時期をズラして油断を誘うつもりかもしれない。これからも皆、奴らの動きには警戒するように!」
羽石夏澄:「はーい!」
真北登:「了解です!」
無道ささき:「ではつぎ!餓狼番長!」
無道ささき:「何か報告するように!」
真北登:「あ、僕か。といっても、そんなに報告すること無いんですけど」
無道ささき:「ないのか。寂しい……。」
真北登:「えーと、校舎南側の通路でまた女子が道に迷ってたので案内しました。あのへん一回調査した方がいいかもですね」
真北登:「数分に一回くらい次元がねじ曲がってるっていう噂があるみたいです」
羽石夏澄:「ミステリースポット…」
無道ささき:「ふむ、以前の報告でも上がっていたな。よし!ではどうせ暇をしている闇医者番長にでも調査を頼んでおくとしよう。」
真北登:「あと、ボイラー室付近で女子が倒れてたので保健室に連れて行きました」
真北登:「熱が漏れすぎなのかも?」
無道ささき:「暑いからなー。冬で厚着をしているときつい場所だ。と言うかなぜそんな場所に。」
真北登:「なんででしょうね?あ、あと中庭に最近変な色の花が咲いてます」
真北登:「花粉を吸った女子が暴走してたので取り押さえました」
羽石夏澄:「…がおー番長、女の子いっぱい助けてるんですね…」
無道ささき:「たしかに!女子ばっかりじゃないか!」
羽石夏澄:「……彼女さんに妬かれちゃいません?」
真北登:「何でだろう…別に狙ってるわけでは一切無いんだけど」
真北登:「は、花廼屋さんの話は今はいいから」赤面!
羽石夏澄:「むー。大切にしてあげなきゃですよー」
無道ささき:「家族が大事!」
羽石夏澄:「そうそう」
真北登:「うん、わかってるよ。…まだ家族ではないけど!?」
真北登:「報告は以上です!以上!」
無道ささき:「うむ。人を助けるのはいいことだ。では次!馬面番長!」
GM:とまあ、こんな感じで会議は進んでいき、最後の報告が終わりました。
真北登:「はー、疲れた…途中変な汗かいたなあ」
無道ささき:「では今日の会議はおしまい!報告を踏まえてシフトを組んでおくから、後で見ておくよ~に。以上だ!」
真北登:「了解です。お疲れ様でしたー」
羽石夏澄:「おつかれさまでしたっ!」
GM:そして!そんなこんやでシフトが組まれたのですが、そこに真北君の名前はありませんでした。
真北登:「あれ」
無道ささき:「あ、餓狼番長はちょっと話があるから総番室までくるように。」
真北登:「?…えーと、はい」
真北登:頭に?マークを浮かべつつ、総番室へ向かいましょう
羽石夏澄:「あれ…がおー番長呼び出しです?」
羽石夏澄:「いってらっしゃーい」とか言って見送ろう
真北登:「何だろね。ちょっと行ってくる」
無道ささき:そして番長室。
無道ささき:「よく来てくれた餓狼番長!実のところ、君には特別に頼みたい任務がある!」
真北登:「何ですか改まって……既に嫌な予感がすごい」
真北登:警戒心をあらわにしている。
無道ささき:「気のせいだ。おっほん!……餓狼番長。君は“キューピット”の噂についてご存知かな!」
GM:君は知っていてもいいし、話を素早くまとめるために知っていてもいい。
真北登:「”キューピット”……あ、花廼屋さんが言ってたやつかな…?」
GM:この頃噂になっている、恋を叶えてくれる変なヤツのことだ。
真北登:「恋の願いを叶えてくれるとかいうやつですよね」
無道ささき:「知っていたか。なら話は早い!餓狼番長。君にはその“キューピット”について、他のものには内緒で調査を行ってもらいたい!」
真北登:「ああ、なんだ。別に調査は構わないですけど」
真北登:「内緒で?」
無道ささき:「ただの噂かも知れないが、私の番長センサーが言っている。」そう言うとささきさんについていた寝癖がぴこぴこ動いたりします
真北登:「うわっ動いた」
無道ささき:「恐らくこれはただの噂では済まないと!」
真北登:「確かに無道先輩の番長センサーが反応してるなら、放って置けないですね」
真北登:「でもなんで僕なんですか?」
真北登:「自分で言うのも情けないけど、僕は情報収集とかはそこまで自信は…」
無道ささき:「うむ!そこはしっかり考えてある。ほら、番長の奴らには、恋人が居ない奴も多いだろう。片山とか。」
真北登:「名指しで言わなくても」
無道ささき:「そういう奴は、"キューピット”に懐柔されてしまうおそれがあると私はふんだのだ!」
無道ささき:「その点餓狼番長、君なら旗から見てても恋人とラブラブ、相手の話に乗る心配はない。」
無道ささき:「安心して頼めるというわけだ。どうだ、受けてくれるかな!」
真北登:「いや…は、別にラブラブという事のほどでは…すごくあるかもしれないですけど」
真北登:赤面してもだもだしつつ。
無道ささき:「あるんか~い!いや、あったほうがいいけど!」
真北登:「た、確かに僕ならそういう誘いには影響されませんっ!さすが無道先輩」
真北登:「もちろん、僕にできる事やりますよ。番長連の一員ですから!」
無道ささき:「うむ。ではよろしくたのむぐー」
真北登:「頑張ります!無道先輩寝ないで」
真北登:「寝ないでくださ……いや、寝ないでちょっと……あ、だめだこれ」
真北登:揺さぶっても起きないのでソファに寝かせて毛布をかけておきましょう。
無道ささき:「ぐー……ぐー……。」布団をかけられて気持ちよさそうに寝息を立てるよ。
GM:ではこの辺りで終わらせるぞー!
GM:シナリオロイスを結ぶことで永遠が訪れます!
真北登:はいさいー。ロイスを取りましょう
真北登:無道ささき ○P:信頼/N:寝ないで
真北登:で、お願いします
GM:Ok!
GM:では次!

OP04 : 羽石夏澄

GM:羽石さんのOPに移りたいと思います。
GM:時間は大丈夫かな!
羽石夏澄:大丈夫だぜ!
GM:じゃあやろう。侵蝕値!アップ!
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:40->48)
羽石夏澄:たっかーい

GM:では。季節は冬。南の方にあるアカデミアには非常に珍しく、最近はスゲー寒くて、アカデミアには雪が降り積もっていました。
羽石夏澄:雪!手編みのマフラーに学校指定のコートで防寒するよ!
GM:このままでは皆大変だぞーということで、君は同じ寮の先輩にして、元番長連でもある矢鱈先輩に頼まれ、雪かきに乗り出すことにしました。
GM:今はその真っ最中です。
羽石夏澄:雪かき!肉体労働は苦手だけど頑張る!
羽石夏澄:雪とのバトルだー
羽石夏澄:ということで、妙なテンションで雪かきしています。
"無冠の天才"矢鱈考助:パチ。パチ。片手で雪かきを、片手でジグソーパズルを解きながら、器用に雪をかいていきます。
羽石夏澄:「えいっ!…やー!…ふう、ここの雪は手強いですね…!」
羽石夏澄:「ふふ、やりごたえがあります… …って、矢鱈せんぱいはすごい、上手ですね…」
羽石夏澄:「よゆう…」
"無冠の天才"矢鱈考助:「ああ。一度溶けたものが気温が低下して再び凍り、塊になりかけている。これは難儀するな。」そう言いながらひょいひょいと雪をかいていきます。
羽石夏澄:「なるほど。強化されてる!ってわけですね!よーし、ガンガンやっちゃいましょー!」ガキン!ジャクッ!
羽石夏澄:派手な音を立てて凍りかけた雪を砕いたりしている。
"無冠の天才"矢鱈考助:「ただパズルを解いていたほうが頭が回るからな。余裕というわけではない。うむ、どんどん進めていこう。」
羽石夏澄:「……天才倶楽部の人みたいです。私には真似できないですね…」
羽石夏澄:「む。いい感じの塊で…一気に…えいやっ」
"無冠の天才"矢鱈考助:「側が似ているだけだ。本質は別物だよ……。と、水分大きいように見えるが、大丈夫か。腰をやらないように気をつけ給え。」
羽石夏澄:「ふーむ?…とと、きゃっ!」すてーん!と転びます。
羽石夏澄:そのまま派手に頭とかぶつける!オーヴァードだから平気だけど目から星が出る!
"無冠の天才"矢鱈考助:「おっと。しまった、足場のほうが不安定だったか。しっかりしろ、立てるか、羽石。」転んでしまった羽石さんをぺしぺしやったり、手を差し伸べたりするよ。
羽石夏澄:「あうあうあう…はい、なんとか…ありがとうございますせんぱい…」手をとって起き上がる。
羽石夏澄:「ちょっと重くてバランス崩しました…」
"無冠の天才"矢鱈考助:「ああ。見ていた。そのようだな。」
羽石夏澄:「むぅ…次は失敗しないんですからね…」
"無冠の天才"矢鱈考助:「本来なら女性に頼む仕事ではないと思うのだが、今日は人も少ない。手伝わせてしまって済まないな。」
羽石夏澄:「いえ、いいんです!部屋に篭っていても編み物ぐらいしかやることないですし」
羽石夏澄:「こういうの、戦ってるー!って感じして、結構好きなんですよね!」
"無冠の天才"矢鱈考助:「ふ。そうか。それで番長連に入ったんだもんな、羽石は。」
羽石夏澄:「そう!そーなんです。おかげで結構楽しいですっ」にこにこ
羽石夏澄:「せんぱいにはたくさん助けてもらったから、いなくなっちゃってちょっと寂しいですけど」
羽石夏澄:「でも、元気にやってますよー」
"無冠の天才"矢鱈考助:「そのようだな。無道の奴もお前のことを褒めていたよ。この頃、特によくやっていると。」
羽石夏澄:「ふえっ?!無道せんぱいが…?」
羽石夏澄:「わわ、わー。なんか…えへへ。うれしいなあ。」
羽石夏澄:ニット帽越しに頭をかく。
"無冠の天才"矢鱈考助:「うれしいか。では、無道にも伝えておく。」
羽石夏澄:「…は、はい!…へへー」
GM:と、そんな会話をながらさっささっさと雪を片付けているうちに、表通りはだいたい片付いてきたように思えます。
羽石夏澄:「今日も〜番長〜♪たたかってへいわをまもる〜♪」
羽石夏澄:「…うん!だいぶ片付きましたねっ!」
"無冠の天才"矢鱈考助:「ああ。表はこれくらいでいいだろう。後は寮の裏だけだ。」
GM:そして寮の裏に回ろうとしたその時!
羽石夏澄:「よーし。れっつらごー!です!」
羽石夏澄:その時!
GM:羽石さんは知覚とかで判定してくれてもいいです。難易度は5くらい。
羽石夏澄:1dx 鈍いぞ!
DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4

羽石夏澄:ほら鈍かった!
GM:では、君がととーっと裏へかけていこうとすると、後ろからぐいっと先輩から止められます
羽石夏澄:「きゅえっ?!」
"無冠の天才"矢鱈考助:矢鱈先輩は物陰的な所に身を隠し、しーっていうジェスチャーをして、寮の裏を指さします。
"無冠の天才"矢鱈考助:「待て、羽石。あれを見ろ。」
羽石夏澄:きょろきょろして指差された方を見ます。
羽石夏澄:「…はえ。」
GM:視線をそっちに向けると、寮の裏で純情そうな男子生徒と純情そうな女子生徒が何やら向かい合っていい感じのムードになっています
羽石夏澄:「お…おー…」口元を押さえて少し赤面します。
"無冠の天才"矢鱈考助:「邪魔をしてはまずい。少し静かにしていよう。」
羽石夏澄:「……」こくこく、と頷きます。
純情そうな女子生徒:「あの……△△君、話って?」
純情そうな男子生徒:「うん……突然呼び出してごめんね、○○さん。実は俺……俺……」
羽石夏澄:(わー…告白現場…です!わー!わー!)すっごいドキドキしながら見守ります。
純情そうな男子生徒:「夏の体育祭!あの時から、ずっと君のことが好きで……。よろしければ俺と!付き合ってください!」勢いよく90度の礼を行うぞ。
純情そうな女子生徒:「あ……。か、顔を上げて、△△君。ありがとう。私、△△君の気持ちは、凄い嬉しい。」
純情そうな男子生徒:「そ、それじゃあ!」バッと顔を上げる
羽石夏澄:(…!……!……!!)
純情そうな女子生徒:「でも……ごめんね。気持ちに応えることはできないの。」
純情そうな女子生徒:「私……他に好きな人がいるから。」
純情そうな男子生徒:「!!」が~ん!と擬音が聞こえてきそうな表情をしている
羽石夏澄:(ああああ…)こっちもショックを受けている。
羽石夏澄:(好きな人……他に………)
羽石夏澄:(あうううう〜……)自分の好きな人のことを思い浮かべて凹んでいる。
純情そうな女子生徒:「でも△△君のことも好きだから……。あの、これまで通り、お友達っていうのは……ダメかな……?」
純情そうな男子生徒:「い、嫌!全然!友達だって凄い良い関係だよね!それで全然……ははは……」
羽石夏澄:隠れながら首が90度ぐらい傾いている。
純情そうな男子生徒:「はは……」瞳からポロポロと涙がこぼれ始めて
純情そうな男子生徒:「は……う……う……」
羽石夏澄:(あ、あああ…!な、泣かないでー…!)ちょっと泣きそうになっている。
純情そうな男子生徒:「うわーん!」ついに耐え切れず、泣きながら走り去ってしまいます
羽石夏澄:「ああ…」嘆息が漏れてしまう。ちょっと目が潤んでいる。
純情そうな女子生徒:男子生徒が走り去った後をジーっと眺めています
"無冠の天才"矢鱈考助:「ふむ。まあ、仕方ないな。」
羽石夏澄:「うう〜〜〜…」
羽石夏澄:「仕方ないんですよね…でも…でも…」
羽石夏澄:「せつないです…ぅぅ…」
"無冠の天才"矢鱈考助:「きっとあの二人は、結ばれていなかったんだろう。赤い糸で。」
羽石夏澄:「……ぐす…っ……? …赤い、糸?」
羽石夏澄:「え?」意外そうな顔だ。
"無冠の天才"矢鱈考助:「そうだ。聞いたことがあるだろう。恋人同士になる者達は、全て赤い糸で結ばれている。最初から、誰が愛しあうかは決められている、という話だ。」
羽石夏澄:「あ、はい…それは私も、知ってますけど…せんぱいが、そういうの信じてるって思わなくって」
羽石夏澄:「……」決められてる、と考えると胸が痛くなる。
"無冠の天才"矢鱈考助:「……この話だけだよ、お伽話で信じているのは。」
"無冠の天才"矢鱈考助:「彼は赤い糸とは違う相手を想ってしまった。そのせいで、彼が彼女を思っていた時間も、彼が出した勇気も、無駄になってしまった。」
羽石夏澄:「…この話だけ」それでも意外だ。
"無冠の天才"矢鱈考助:「悲しい事だな、本当に。叶わないのなら、最初から想いなどしなければよかったのに。」
羽石夏澄:「……無駄…」
羽石夏澄:「………最初から…」
羽石夏澄:つ、と目から雫が溢れる。
羽石夏澄:「そんなの…悲しすぎます……わ、私は…いやですよ…そんな、そんな…」
羽石夏澄:「無駄、なんて…思いたくないです、だって…」
"無冠の天才"矢鱈考助:「……だって?」
羽石夏澄:(あのひとがいなければ、今の私はいないのに)
羽石夏澄:「……結ばれなくても……無駄なんかじゃ…ないです。出会いに意味はあった…それは…運命だったんですよ…」
羽石夏澄:「そう思わないと……」
羽石夏澄:「………立って、られないです」
"無冠の天才"矢鱈考助:「……そうか。見解の相違だな。私は報われない想いを抱くほうが恐ろしいよ。」
羽石夏澄:「…予知能力者じゃ、ありませんから。私…」
"無冠の天才"矢鱈考助:「難儀な話だ。」チラリ、と男子生徒が走り去った方向を見て。
"無冠の天才"矢鱈考助:「すまない、羽石。急用ができた。後を頼む。辛かったら、やめても構わない。その時は帰ってからやることにするよ。」
羽石夏澄:「…むぅ。」ぐしぐし、と目の辺りを擦って。
"無冠の天才"矢鱈考助:そう言って彼はその場から立ち去ります。
"無冠の天才"矢鱈考助:そして去り際に、ボソリとつぶやきます。
羽石夏澄:「…え?急用…?あ、いえ、やりますけど…」
"無冠の天才"矢鱈考助:「……そう。最初から赤い糸が見えていれば……。」
羽石夏澄:「………せんぱい?」
羽石夏澄:スコップを持って、ぽかんと口を開けて。
羽石夏澄:しばらく、惚けたように矢鱈せんぱいの去った方を見ていた。
"無冠の天才"矢鱈考助:「……」その言葉には答えず、彼は行ってしまいました。
GM:では、この辺りでシーンを終了します。
羽石夏澄:はい!
GM:シナリオロイスなどを結びなさい
羽石夏澄:せんぱい/"無冠の天才"矢鱈考助/尊敬:○/隔意/ロイス で結びます!
GM:サンクス!
GM:では今日はここまでです。お疲れ様でした!
羽石夏澄:お疲れ様でした!
GM:叡智の結晶日程調整ツールによると、今週の日曜日22日は昼から夜まで皆開いてるそうなので
GM:その日はガッツリ昼~夜にかけて進めようと思うのですが、大丈夫でしょうか。
真北登:大乗仏教!
芙蓉堂太一:こちらは大丈夫です!
羽石夏澄:行けます!
夏川ミナ:いけます!今週は予定が空いている反面来週は詰まっているので、それだとかなりありがたいです。
GM:OK!
GM:おもいっきりススメるぜー!
GM:では次回は5月22日の13時から!よろしくお願いしまーす
羽石夏澄:宜しくお願いします!
夏川ミナ:うぇい!おねがいしまーす!
芙蓉堂太一:よろしくお願いします!
真北登:よろしくですー
どどんとふ:「真北登」がログアウトしました。

セッション二日目

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
どどんとふ:「真北登」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
GM:点呼開始!
真北登:準備完了!(1/4)
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
芙蓉堂太一:準備完了!(2/4)
夏川ミナ:あっ、ブラウザ戻ってしまったせいで点呼が亜空間に
GM:亜空点呼
夏川ミナ:準備完了!(3/4)
羽石夏澄:準備完了!(3/4)
GM:準備完了だ!
GM:システムはこれだから当てにならねえぜぇ~!
GM:と、言うことで始めていきたいと思います。……が、その前に!
GM:自己紹介とかをやっていなかった気がするので、揃った今やります
GM:PC1からするといいそうするといい
芙蓉堂太一:はい!
GM:要らないと思うなら要らないと言ってくれ!
芙蓉堂太一:要ると思います!
GM:このムービーはスキップ可能で、すぐに続きを始めることもできる
GM:では頼んだ!
芙蓉堂太一:おう!
芙蓉堂太一http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYl9DyIQw
芙蓉堂太一:「芙蓉堂太一。情報屋とか言われてるよ。まあ、よろしくね」
芙蓉堂太一:「さて、今回はどんな面白い話がゲットできるかな……」
芙蓉堂太一:アカデミアではAランクの生徒として生活しつつ、裏では情報屋として動いている学生。高等部二年生。
芙蓉堂太一:糸目。一見ぼんやり。実際もぼんやりかもしれない。
芙蓉堂太一:アカデミア外に双子の弟がいるとかいう設定もありますが、毎回あんまり関係ないです。
GM:アカデミアの外に触れるのは大変なのだ
芙蓉堂太一:なんかPC1回数が多い気がするけど、純支援タイプです。ダイスを増やすよ!
芙蓉堂太一:《スピードフォース》持ちゆえ最速で支援が可能だ! あとDロイス超血統で《援護の風》が使えるので、ミドルでも支援していきます。
GM:運命のいたずら
GM:スピードフォース支援は実際優秀だぜ
芙蓉堂太一:そんな感じで! あと遠距離恋愛?中です。
GM:おうおう隅に置けねえぜ
芙蓉堂太一:以上!
GM:そんな芙蓉堂君のハンドアウトはこれだぞ
GM:PC①用ハンドアウト
ロイス:“キューピット” 推奨感情 P:好奇心/N:敵愾心

君は噂話やら恋話やらなんやら、とにかく色々なことを調べるのが趣味の、情報屋と言われる人間ではないだろうか。
クリスマスが近づいてきた今日このごろ、君は最近噂になっている恋を叶えてくれる変なやつ、通称“キューピット”について調べていました。
その最中、君は運がいいのか悪いのか、
恋人ができて活動を停止している“恋人いない同盟”の人々と、怪しげな仮面を被った、“キューピット”と名乗る男にばったり出食わしてしまいます。
彼は君に気づくと、君が恋をしているかを問い、更にトレーラーにあるような質問をしてきました。
君は新たな力に目覚めて目の前の男をぶちのめしてもいいし(GMは困る)、なんとか対話を試みてもいい。

GM:多分これからあって大変なので気をつけるのだぞ
芙蓉堂太一:これが……僕の新しい力……!
GM:困る……
芙蓉堂太一:注意します!
GM:いくらでもするのだ
GM:では次!
羽石夏澄:あいさ!
羽石夏澄http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYz7H8KAw
GM:PC2の羽石さんだぞ
羽石夏澄:だぞ!
羽石夏澄:「羽石夏澄です!こんにちは!今日もバンバンばとるして行きますよーっ!」
羽石夏澄:「はい!手ごたえのある相手はいつでも募集中です!趣味は手芸です!よろしくですよー!」
羽石夏澄:そんな乙女趣味のバトルジャンキーちゃん、羽石夏澄です。
羽石夏澄:現在同じ寮のロコ・ロコ・ベントゥーラくんに絶賛片思い中であり
GM:されてる
羽石夏澄:今回のお話にも興味津々なのだ。
GM:逆指名!
羽石夏澄:恋話友達にリリーちゃんがいますが、今回はミナちゃんとも恋話できそうなのでわくわくどきどきしています。
羽石夏澄:戦わないと禁断症状が出るとか出ないとか。そのぐらい戦うのが好きだぞ。
GM:そんなに
羽石夏澄:性能は高火力雨粒の矢を確定予測で当てる!
羽石夏澄:それだけに特化しているぞ。戦いの申し子!
GM:つよい
羽石夏澄:真空を操ると思われているし本人も思っているが、実は呼吸を塞ぐ特殊な領域を操っている。
羽石夏澄:そんな感じでやっちゃっていきます!
羽石夏澄:宜しくお願いします!
GM:よろしくなのだ
GM:そしてディスイズハンドアウトユアーズ
GM:PC②用ハンドアウト
ロイス:“無冠の天才”矢鱈考助 推奨感情 P:好奇心/N:不安

君は何らかの恋、できれば片思いとか、叶えるのが難しそうなのを抱えているアカデミアの生徒だと嬉しい。
アカデミアではこの頃大雪が続いており、君は同じ寮、または何らかのつながりで友人である矢鱈考助とともに雪かきに乗り出していました。
君たちが雪かきをしていると、丁度近くだかどこかで、告白しておもいっきり振られるかわいそうな生徒を目にしてしまいます。
それを見て矢鱈君はなんだか君に意味深な事をつぶやき、その場を後にしてしまいます。
その次の日、君は振られちゃった生徒が、全く違う女子生徒と仲良く手を組んでいるのを見つけました。君は、なんだかやべえ予感がしてきました。

羽石夏澄:やべえよかんがうごきだすぜ
GM:そう、ヤバイ。カレー屋さんで1辛を頼んだつもりが発音が悪くて8辛が出てきた時くらいヤバイ。
羽石夏澄:それはとてもつらい
GM:そんな感じで君は巻き込まれる。よろしくな!
GM:では次!
夏川ミナ:うぃ!
夏川ミナhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY5emrIQw
夏川ミナ:「高等部一年生、“ジェミニ”の夏川ミナです。風紀を乱す生徒は63秒以内に鎮圧、排除、無力化可能です。よろしくお願いします」
GM:PC3の夏川ミナさん、英語で言うとサマーリバーエヴリワンさん!頼みます!
夏川ミナ:サマーリバー!
夏川ミナ:そんな感じの風紀委員です。UGNチルドレンで、ロボットです。
GM:ウィーンウィーンガチャン
夏川ミナ:感情が希薄すぎるのを心配した教官から、『委員会か部活をやれ』『友達をつくれ』『恋人をつくれ』という任務を受け、アカデミアに潜入しています。
夏川ミナ:その結果、なんと!
夏川ミナ:少しずつですが人並みの感情を手に入れつつあります!
GM:ヒューッ!
GM:成長!
夏川ミナ:そう成長なのだ・・・笑顔を見せたり、クリームソーダを飲んだり・・・
GM:人は人にならずにいられないのだ……
夏川ミナ:本人は恋愛に興味津々なので、赤い糸とか恋人いない同盟とかに関しても興味津々です。
夏川ミナ:今回の事件へのモチベーションはものすごく高いはず。
GM:好奇心……君は殺されずにいられるか!
夏川ミナ:シンドロームはエンハイ/ハヌマーン。行動値58で動いてふたご座のゾディアックウェポンで殴ります。
夏川ミナ:攻撃力と行動値が高いかわりにダイスが不安なのですが、まあほら・・・芙蓉堂様がいらっしゃるんでね・・・!
GM:こわい
夏川ミナ:あっあと、白兵タイプですが常時スカートです。
GM:大事ー!
夏川ミナ:大事なのだ!
夏川ミナ:そんなかんじです。よろしくお願いします!
GM:よろしく!
GM:そしてキミの手外がこれだ
GM:PC③用ハンドアウト
ロイス:“永遠の孤独”レイミー・レインウッド 推奨感情 P:尊敬/N:隔意

君は校内の秩序を守ったり守らなかったりする、風紀委員、もしくは生徒会の一人です。
普段ならこの時期は“恋人いない同盟”が活性化し、その取り締まりで忙しくなるのが通例なのですが、今年はやたらと大人しく、結構暇を持て余しています。
そんな時、君は“恋人いない同盟”首魁であるレイミーさんからまさかの相談を受けます。
彼女いわく、突然彼氏や彼女とができて同盟から抜け出す人間が増えたらしいのですが、そのくっつき方があまりにも異常で、絶対に何か裏があると言い張っています。
レイミーが嫉妬から嘘を付いている可能性はありますが、実際“恋人いない同盟”の面々に恋人ができるとも思えません。君は彼女に付き合ってあげることにしました。

GM:レイミーさんと仲良くするんだよ。
夏川ミナ:するー!
夏川ミナ:まさか敵リーダーから相談を受けるとは・・・
GM:頼れるものはネコでも頼る
GM:では次なのだ
GM:PC1の真北くんなのだ
真北登:1じゃないよ!
GM:よくぞ見ぬいた
真北登http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYls6iDww
真北登:「だから!僕は四股番長じゃないよ!」
真北登:番長連所属 二年 真北登
真北登:人呼んで……餓狼番長!(誰も呼んでくれない)
真北登:アカデミアには2年から転入し、いきなり大事件に巻き込まれたり
真北登:その後も文化祭で四人の女子と約束がブッキングしたり、大変な目にあった少年です。
真北登:でもおかげで頼れる友達と、かわいい彼女(花廼屋律)もできたから結果オーライ。
真北登:アカデミアに対して自分は何ができるかを考え、番長連に所属することにしました。
GM:罪なやつだぜ
GM:えらい
真北登:シンドロームはキュマイラ/ブラックドッグのクロスブリード
真北登:ニホンオオカミの因子を持ち、全身に組み込まれた制御デバイスで力の指向をコントロールしています。
GM:ゼツメツ!
真北登:ダイス増やしてC値下げて殴る白兵型だぞ。シンプル!
真北登:侵蝕効率はあんまりよくないのは内緒だぞ!
GM:ダイスを増やすと派手だが、火力は運頼みなのだ
真北登:今回は女神はいない。芙蓉堂くん頼む……
真北登:そんな感じです。
真北登:ちなみに性格は真面目で腰が低いが、思ったことは言わずにいられない性格のためよく絡まれます。
GM:ではそんな君がどう大変なのかここにある
GM:PC④用ハンドアウト
ロイス:無道ささき 推奨感情 P:信頼/N:侮蔑

君は色々な人に想いを寄せられながらもなんやかんや今の恋人と落ち着いた、番長連に所属する、多分番長であると推測します。
番長で行われた定期番長会議の後、君は総番長であるささきさん(PC1のプレイヤーさんではない)から個別に呼び出しを受けます。
なんでも、この頃学園では恋の願いを叶える“キューピット”なる変なのが出没しているらしく、それについて調べて欲しいとのこと。
他のかわいそうな独り身達ならわかりませんが、君なら恋人をもらって丸め込まれるなんてことはなさそうです。
君はささきさんの言う通り、そんな感じで調査を開始してくれると助かります。

GM:彼女がいることで目をつけられたのだ
真北登:しょお~がないなぁ~っ
GM:番長はモテない……R指定さんもそう言っている
真北登:Rが言うんじゃしょうがない…
GM:ってことで始めていきますかい
真北登:ヘイ!
GM:次はミナちゃんと羽石さんのシーンから始めるつもりだよ!
夏川ミナ:わーいわーい!
夏川ミナ:夏澄さんだー!
真北登:女子ズ~
芙蓉堂太一:ゴーゴー!
羽石夏澄:いえーい

MF01 : 夏川ミナ&羽石夏澄

GM:ではシーンを始めます。
GM:ミナさん羽石さん侵食値上昇をどうぞ!
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:48->55)
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:45->47)
GM:ではまずは夏川さんの方から描写していきます。

GM:君のOPからしばらく後の事。
GM:風紀委員では恋人いない同盟の動きに注意して強化パトロールなどが行われていました……が。
GM:風紀委員長ベアトリス・ハックマンの予想とは全く裏腹に、彼らは全く問題を起こしていないようで、校内は平和その物。君は凄まじく暇を持て余していました。
GM:そして予想を外したベアトリスハックマンさんは、風紀委員の部屋で溶けかけのバブルスライムのようになって落胆していました。
ベアトリス・ハックマン:「うぶぶあばばぼぼぼ……」
夏川ミナ:「ビーちゃん。元気を出してください」 肩を優しく叩く。
夏川ミナ:「平和なのは良いことです。おそらく。」
夏川ミナ:「そうだ、先日図書館で読んだおまじないをしてあげます」
ベアトリス・ハックマン:「夏川……すまない……。勝手な予想で皆の時間を浪費させてしまった私を……慰めてくれるというのか……おまじない?」
夏川ミナ:メイド喫茶の本を読んだので、それの真似をしだす。
夏川ミナ:「げんきになあれ、げんきになあれ」
夏川ミナ:オムライスにケチャップをかけるような奇妙な動きで励ましてます。
ベアトリス・ハックマン:「ウグッ!」
ベアトリス・ハックマン:その姿を見て、胸を抑えてビクビクと痙攣し始めます
夏川ミナ:「えっ」
夏川ミナ:「ビーちゃん。痛いのですか。大丈夫ですか」
ベアトリス・ハックマン:「クハァー!ゼェー……!ゼェー……!駄目だ……抑えろハックマン。私は風紀委員長……夏川は年下……。抑えろ……抑えるんだ……。」
夏川ミナ:「ビーちゃん?」
ベアトリス・ハックマン:スッ。と起き上がり、とてもキリッとした顔で夏川さんに向かい
ベアトリス・ハックマン:「……ありがとう夏川。もう大丈夫だ。元気満タンだ。」と言うよ。
夏川ミナ:「はい。おまじないの手順を間違えたかと思いましたが、効果が発揮されたようでよかったです」
夏川ミナ:時計をちょっと確認して
夏川ミナ:「では夏川ミナ、念の為に再度校内の見回りに行ってまいります」
夏川ミナ:仕事を再開しようとする。
ベアトリス・ハックマン:「日が落ちるまでには帰ってくるんだぞ。」
夏川ミナ:「はい。夕刻のチャイムが鳴る前には帰還し、報告書を作成します」
GM:と、では君が見回りのために部屋を出ようとしたその時。
GM:君が開けるよりも早く、風紀委員室の扉がガラッ!っと開きます
夏川ミナ:「む」
レイミー・レインウッド:入ってきたのは金髪を一つお団子にまとめ、鉢巻を巻き、バンカラ衣装に身を包んだ君より背の高い女子生徒だ
レイミー・レインウッド:彼女は部屋に入ってくると、目の前にキミがいるにもかかわらず大きく息を吸い、
レイミー・レインウッド:「タノモーッ!」とどでかい声で叫びます
夏川ミナ:先日写真は見てるので、すぐにわかります。
夏川ミナ:「“永遠の孤独”レイミー・レインウッド先輩ですね」
夏川ミナ:「こんにちは」 おじぎする。
レイミー・レインウッド:「サヨウ!私はレイミー・レインウッドと申すもの!こんにちはお日柄もよく!」
レイミー・レインウッド:こちらも90度のお辞儀で返します
夏川ミナ:「はい。本日は六曜で言うと先勝にあたりますね」
レイミー・レインウッド:「それは知らなかった!突然の来訪すまない!今日は風紀委員諸君にお願いがあって参った!」
夏川ミナ:「とのことです。ビーちゃん、まずは用件をお伺いする方向でよろしいでしょうか」
夏川ミナ:律儀に上司に確認を取る。
ベアトリス・ハックマン:ベアトリスさんは背後でヘルメットと盾、そして警棒みたいなのを持ってレイミーさんの方を向いています
夏川ミナ:(そんなに警戒を)
ベアトリス・ハックマン:「夏川。騙されるな。礼儀正しく振舞っているがその女は筋金入りの独り身だ。次の瞬間にはこちらに単騎突撃を仕掛けてくるかもしれない。」
夏川ミナ:「そうなのですか」
ベアトリス・ハックマン:「油断せず対処しろ!」
レイミー・レインウッド:「そうではない!私の話を効いてくれ小さな風紀委員さん!」
レイミー・レインウッド:「確かに過去には禍根があったかもしれないが、今回は本当に……純粋に……助けを求めに来たのだ……信じてくれ!」
夏川ミナ:「訂正を要求します。私の身長は155cmなので、16歳女子の平均よりは若干下回る程度です」
夏川ミナ:「助け?」
レイミー・レインウッド:「訂正しよう。平均よりも若干小さい風紀委員さん。」
夏川ミナ:「ありがとうございます」 おじぎする。
夏川ミナ:「助けを求めにということは、“恋人いない同盟”で何かあったのでしょうか」
レイミー・レインウッド:「どういたしまして!……察しがいいな。その通りだ。そして、もはやこの問題は自力解決不可能。治安維持機構である貴殿らの力を借りたい!」
ベアトリス・ハックマン:「」
夏川ミナ:「そんな大事件が」
ベアトリス・ハックマン:「今まで散々我々に迷惑をかけておいて、今度は助けとは。」
夏川ミナ:「怨敵に助けを求めなければならない。それだけ切羽詰っている、という事でしょうか」
レイミー・レインウッド:「その通り。これは我々の命に関わる……かも知れない……そう言っておけば助けてもらえるという計算のもと言っているが……問題なのだ。」
夏川ミナ:「この方、もしかすると嘘がつけないタイプの人間なのではないでしょうか」
ベアトリス・ハックマン:「あまり知能は高くなさそうだな。」
ベアトリス・ハックマン:「……ふむ。いくら素行が悪いとはいえ、君もアカデミアの生徒だ。助けを請われては仕方ない。本当に仕方ない。」
ベアトリス・ハックマン:「話だけでも聞いてみよう。」
夏川ミナ:「はい。悩みをお伺いしましょう」
夏川ミナ:部屋の隅っこからレイミーさん用の椅子を持ってくる。
夏川ミナ:「ということで、実際なにがあったのか教えて頂けますか」
レイミー・レインウッド:「ありがとう!そう。あれは確か1週間ほど前のこと……」
レイミー・レインウッド:ということで、彼女は自分の口から何が起こったのかを話し始めます。
レイミー・レインウッド:最初は定例会議を欠席する奴が多いなーくらいだったのが、1週間くらい前から急に皆来なくなってしまって
夏川ミナ:かわいそう
レイミー・レインウッド:「不審に思った私は同盟の皆に一人ひとり事情を聞いて回ったのだが……何と奴ら、同盟をやめるなどと言い出してしまってな。」
レイミー・レインウッド:「しかも驚くべきことに、その理由が……恋人ができたからだというのだ……!」
夏川ミナ:「えっ」
ベアトリス・ハックマン:「いいことじゃん」
夏川ミナ:「先日、ビーちゃん……ベアトリス委員長から聞いたお話だと」
夏川ミナ:「“恋人いない同盟”は全力で迷惑行為に勤しむ集団なので、モテるわけがない」
夏川ミナ:「そういう認識でしたが、違うのでしょうか」
夏川ミナ:「実は異性にモテモテの集団だったということでしょうか」
ベアトリス・ハックマン:「私の見当違いだったのかもしれんな。何せ私も恋人は……ゴホン。なんでもない。」
夏川ミナ:「はい。私も恋人がいないため、そのあたりの機微はわかりません」
レイミー・レインウッド:「そんな訳があるか!あんな奴らが異性にもてるはずがない!私が断言する!」
ベアトリス・ハックマン:(ずっとわからないで欲しい)
夏川ミナ:「そうなのですか」
夏川ミナ:ふむ、と首をかしげる。
夏川ミナ:「確かに、一斉に恋人が出来るというのはおかしな話だとおもいます」
レイミー・レインウッド:「そうだ!それにたとえモテモテだったとして……!恋愛などという軟弱な行為に現を抜かすような奴らでは……なかった……!」
レイミー・レインウッド:「なかったと思っていたのに……」がっくりと肩を落とす
レイミー・レインウッド:「そうだ!おかしな話だろう!」
夏川ミナ:「はい。人間には発情期があるわけではありませんから、少々不自然さを感じます」
夏川ミナ:「不自然……不自然」
レイミー・レインウッド:「絶対におかしい……。きっとこれは天変地異やその他諸々の事件の前触れに違いない。」
夏川ミナ:「天変地異はわかりませんが、誰かが裏で糸を引いているといった可能性はありますね」
レイミー・レインウッド:「それに私も悲しい。早急に調査する必要があると……進言したい……!頼む……!お力添えを……!」
夏川ミナ:「いかがでしょう、ビーちゃん。今後迷惑行為を控えると約束して貰った上で一度調査に出てみるというのは」
夏川ミナ:「もしかしたら、本当にただモテモテになっただけかもしれません」
ベアトリス・ハックマン:「うむ。なんにせよ不自然なのは確かだ。調べてみる価値はある。」
夏川ミナ:「ということです。ご安心ください、レイミー・レインウッド先輩」
夏川ミナ:「私達は主に善良な生徒の味方です」
レイミー・レインウッド:「おおお……感謝いたします!平均より若干背の低い風紀委員さん!」
レイミー・レインウッド:椅子から立ち上がって夏川さんの手を両手でぎゅっと握ります
夏川ミナ:「はい。私は高等部一年生、“ジェミニ”の夏川ミナです」
レイミー・レインウッド:「この御恩は必ず……。活動時間3割削減で返させて頂きます……!ありがとう……ありがとう!」
夏川ミナ:「7割はそのままなのですね」
レイミー・レインウッド:「そこだけは……譲れない……。」
夏川ミナ:「了解しました。私はちゃくちゃくと交友関係を広げつつあり、番長連や学園一の情報屋とのコネクションもありますのでお任せ下さい」
夏川ミナ:「ということでビーちゃん。ひとり色恋に関してかなりの知識を持ってそうなおともだちがいますので」
夏川ミナ:「早速そちらをあたってみてもよろしいでしょうか」
ベアトリス・ハックマン:「うむ。わかった。では風紀委員長ベアトリス・ハックマンから夏川ミナに指令を出す。」
ベアトリス・ハックマン:「この"恋人いない同盟"の件について調査し、まずい感じなら自体の対処に当ること。ただし無理はするなよ。以上だ。」
夏川ミナ:「承知しました。無理をしないよう頑張ります」
夏川ミナ:ということで、ぺこりとお辞儀をして
夏川ミナ:LINEから『羽石夏澄』を選択してアポをとりたいです。
GM:とれ!
夏川ミナ:【かくかくしかじか……なのですが、一斉に恋人ができたとか、あちこちで愛の告白があったとか、そういう事はご存知ないでしょうか】
羽石夏澄:ちょっとしてから既読がつきます。
羽石夏澄:【愛のこくはく!なら見ましたけど、一斉に恋人ができたっていうのは知らないです。気になるお話ですね】
羽石夏澄:と絵文字付きで返ってきます。
夏川ミナ:【はい。もしよろしければ、その“愛のこくはく!”について詳細なお話をお伺いしたいのですが】
夏川ミナ:【今、どちらにいらっしゃいますか。お時間をいただくことは可能ですか】
夏川ミナ:「あ、絵文字」
夏川ミナ:迷った末に、文脈とはまるで関係ないデフォルトの変なスタンプを一緒に送信します。
ベアトリス・ハックマン:「かわいい」
羽石夏澄:【いいですよ〜(^-^)ミナさんと久しぶりにゆっくりお話したい!喫茶店とか言ってお茶しながらお話しましょう〜】
羽石夏澄:女の子らしいファンシーなスタンプで「?」となってる絵が送られてきます。
夏川ミナ:【はい。では“ワーテルロー”で待ち合わせを。私もこれより向かいます】
羽石夏澄:【ワーテルロー!記事になってましたよね。楽しみです〜では、あとで!】
夏川ミナ:「ではビーちゃん、レイミー・レインウッド先輩。いってまいります」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。幸運を祈る。」
夏川ミナ:風紀委員会室を出ていきます。
レイミー・レインウッド:「いってらっしゃい!」ビシっと敬礼して見送ります
GM:---
GM:喫茶店『ワーテルロー』
GM:---
GM:ここは喫茶店ワーテルロー。詳しい情景描写は行ったことがないので出来無いが、落ち着いた雰囲気にジャズ的なムーディーな音楽が流れている、昔ながらの喫茶店といった感じの店だ。
GM:学園に発行されているとある雑誌において紹介されたこともあり、いつもよりも若干客の数は多いきはするが、それでも二人でのんびりお話するにはうってつけの場所だ。
夏川ミナ:カラフルな飴片が散りばめられたアイスが乗ったクリームソーダを幸せそうにつついています。
夏川ミナ:「……ということなのです」 一連の流れを説明する。
羽石夏澄:向かい側の席に座って、こちらもクリームソーダを前にしています。ただしシンプルなやつだ。
羽石夏澄:「…ふむふむ。不思議なこともあるんですねえ……」
夏川ミナ:「はい。恋愛に関してかなりの経験値を誇るであろう夏澄さんならば、何かご存知かと思いまして」
羽石夏澄:「そうですね。かなりの…えっ? ……えっ?」
羽石夏澄:「あ、あ、あの」顔を赤くする。
羽石夏澄:「私、まだ、片思いしてるだけで…ほんとその、そんなにたくさん経験なんて、はうう」
羽石夏澄:湯気が出そうな勢いだ。
夏川ミナ:「その片思いという感情も、私にとってはまだ理解の外にありますから」 アイスを頬張る。
羽石夏澄:「む。……むぅ」
羽石夏澄:「じゃあ、片思いしてる私なりに、でいいんですね?」
夏川ミナ:「むぐ……夏澄さんはやはり、二歩も三歩も先に行っている。そう感じます」
夏川ミナ:「はい。もしよければ、この事件の解決に協力してもらえればとても嬉しく思います」
羽石夏澄:「あうあう。なんか、こう…恥ずかしいというか照れるというかです…」
羽石夏澄:「そうですね…うーん。恋愛って、やっぱり人によってタイミングとか違うと思うんですよ」
羽石夏澄:「イベントごととかがあるとそれに合わせて恋人を作ろうとする、みたいなのはあるかもしれませんけど…」
夏川ミナ:「バレンタインデーや、先日のプロムなどですね」
羽石夏澄:「ですです。…プロム、行きたかったですね…大変だったって聞きましたけど、それも含めて…」
夏川ミナ:「夏澄さんは戦いがお好きでしたね。そういえば」
羽石夏澄:「はい!」嬉しそうに返事。
夏川ミナ:「これは単純に興味本位の質問なのですが」
夏川ミナ:「戦いと恋人でしたらどちらを取られますか、夏澄さん」
羽石夏澄:「………む。」
夏川ミナ:「いいとこ取りで、“戦ってくれる恋人”とかでしょうか」
夏川ミナ:薄桃色カバーの「恋愛関連メモ」と書かれたメモ帳を取り出してます。
羽石夏澄:「むぅ〜、難しい質問ですねえ… 今の私は…戦いが好きな私になれたのは好きな人のおかげですし…」
夏川ミナ:「ふむふむ」
羽石夏澄:「……戦ってくれる恋人…………」 先日の、武道場でのことをふと思い出して首を振る。
羽石夏澄:「そうですね、選べません。戦うのって、私の一部ですから。それを否定する人が居たら…多分、好きにはならないと思います」
夏川ミナ:「なるほど。確かに、自分の一部を否定されるのは嫌だと感じます」
夏川ミナ:「申し訳ありません。どうにも変な質問をしてしまいました」
夏川ミナ:ぺこりと頭をさげる。
羽石夏澄:「そう。たとえその人がどんなに輝くものを持ってても、一緒にいたいとは思えないんじゃないかなって」
羽石夏澄:「いえいえ。ふふ。こういうお話ができるの、嬉しいです」
夏川ミナ:「はい。私も最近、少しずつですが恋愛感情というものが理解できてきた気がして、こういった話がとても楽しいです」
夏川ミナ:プロムでみんなとダンスしたことを思い出す。
羽石夏澄:「わあ。素敵です…!きっと、これからもっとわかってきたりすると思います!」
羽石夏澄:「素敵な出会いもまだまだこれからあるでしょーし!そしたらこう、ぶわっと!」
羽石夏澄:「世界が変わる感じがする…かもしれませんよ〜」
夏川ミナ:「わかります。先日のプロムではベッドで介抱して頂いたり、男子生徒に優しくリードして頂いたりしたのですが」
夏川ミナ:「なにぶん初めての経験でしたので、世界が一気に変わった気がしました」
羽石夏澄:「ふえ」
羽石夏澄:「べ、べっどで介抱… や、やさしくリード…」
羽石夏澄:「……お、思ってたよりなんかすごいいろいろ…わわわ……」
夏川ミナ:「もし次の機会がありましたら、夏澄さんも一緒にいかがでしょうか」
羽石夏澄:「!?」
夏川ミナ:「やはりこういう事は大勢でした方が楽しいのではないかと思います」
羽石夏澄:「お、おおぜいで」
羽石夏澄:「あわわわわ」
羽石夏澄:「かか、かんがえておきますっ!」すごい真っ赤になっている。
夏川ミナ:「あのときは柳武歩が先陣を切り、色々な方と……はい」
夏川ミナ:「ありがとうございます。とても楽しみです」 少し笑う。
羽石夏澄:「すごい。すごい、大人の階段のぼってる……」
羽石夏澄:「えっと、えっと!」慌てて話題を変えようとする。
羽石夏澄:「…そうだ。愛のこくはく!見たって話でした!」
夏川ミナ:「そうでした」
羽石夏澄:「えっとですね。先日、雪かきしてた時に偶然、矢鱈せんぱい…知ってます?矢鱈考助せんぱい」
羽石夏澄:「彼と、一緒に目撃してしまいました」
夏川ミナ:「はい。"無冠の天才"矢鱈考助先輩ですね。ジグソーパズルの」
羽石夏澄:「そう。そうです!それで、ですね」といった感じで告白の一部始終を話します。
羽石夏澄:「…と。失敗してしまったんですよ、こくはく」
夏川ミナ:「なるほど。告白というのは失敗することもあるのですね」
夏川ミナ:「仕方がないこととはいえ、その男子生徒は少し気の毒に思います」
羽石夏澄:「そうですそうです。むしろ、失敗することの方が多いんじゃないでしょうか…みんな、それが怖いから。勇気を出さないと告白できないんです」
羽石夏澄:「そう。残念だな、つらいなあ…と思って見てたんですけど。その時、矢鱈せんぱいが不思議なことを言ったんですよ」
羽石夏澄:「『きっとあの二人は赤い糸で結ばれていなかったんだろう』…って」
夏川ミナ:クリームソーダを飲みながら話を聞いている。
羽石夏澄:「聞いたことありません?人は赤い糸で運命の人と結ばれている…って」
羽石夏澄:クリームソーダをかき混ぜながら話している。
夏川ミナ:「はい。先日、第四図書館で読みました」
夏川ミナ:「将来恋仲になる相手とは不可視の赤い糸で……小指?薬指?が結ばれているというオカルトですね」
羽石夏澄:「そのお話、本当だと思います?私はそういうのもロマンチックかなー、程度でそんな真剣には信じてないんですけど」
羽石夏澄:「そう、オカルトって感じですよね」
羽石夏澄:「でも、せんぱいは真剣でした」
羽石夏澄:「真剣というか…本当にそういうものが存在して、それに逆らったから告白は失敗したんだと…そういうような感じで」
夏川ミナ:アカデミアに来るまではクリームソーダも麻婆豆腐も知らなかった事をちょっと思い出してます。
夏川ミナ:「私が無知なだけで赤い糸もまたどこかに実在するのかも。と考えていたのですが」
夏川ミナ:「やはり、オカルト寄りだと私も感じます」
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩は、それを真剣に?」
羽石夏澄:「そうです。結ばれていない相手を想ったことで、想っていた時間も、勇気も、無駄になってしまったと」
羽石夏澄:「……ふむぅ。…存在、するんですかね。知らないだけで…」
夏川ミナ:「していたら、少し怖いかもしれません」
夏川ミナ:「赤い糸で結ばれていない相手とは絶対に恋仲になれないという事ですから」
羽石夏澄:「怖い……」きゅ、と自分の肩を抱く。
羽石夏澄:「そう…そうなんですよね。どんなに頑張っても……」
夏川ミナ:「夏澄さん?」
羽石夏澄:「……あはは。どうしても自分に重ねちゃって。私の恋も… 無駄、になっちゃうのかなあ、って思うと…やっぱり、怖いです」
夏川ミナ:「はい」
夏川ミナ:「でも、夏澄さんならきっと大丈夫だと思います」
夏川ミナ:「私にはない笑顔があって、恋愛に対して真摯で、キラキラしていますから」
羽石夏澄:「ん、……ありがとう、ございます。…そうだと、いいな…」
羽石夏澄:そう言って、寂しげに笑う。
GM:では、そんな話をしていると、喫茶店の扉がチリチリーンと音を立てて開いて、新しいお客さんが入ってきたりします
純情そうな男子生徒:「お。空いてる空いてる。よかったー。雑誌で紹介されてたから、混んでないか心配だったんだ。」
夏川ミナ:“雑誌で紹介されてたから”という言葉を聞いて少しだけ得意気になっている。
夏川ミナ:多分、自分が寄稿した記事だ。
羽石夏澄:聞き覚えのある声に思わずそちらを見ます。
GM:君の思った通り、それは先日振られてしまった男子生徒さんのようです
羽石夏澄:「…あ。この間の」
羽石夏澄:思わず小さく口ついて出ます。
夏川ミナ:「む」
夏川ミナ:夏澄さんにつられてそっちをちらりと伺う。
とても冷静そうな女子生徒:「へえー。今時珍しい、落ち着いた雰囲気の店だね。」
純情そうな男子生徒:「いいとこでしょ?紹介されてたクリームソーダも美味しいけど、実はフルーツサンドも結構人気なんだよ、ここ。」
GM:彼らはそんな会話をしながら、君たちの席からちょっと離れた所に座ったりします
GM:二人はなんだかとても仲がいいように見えます。店に入ってきた時も、手を繋いだりしていました。
羽石夏澄:「………」
羽石夏澄:「???」
夏川ミナ:「夏澄さん?」
羽石夏澄:「あの、今の二人」
羽石夏澄:「……付き合ってるように見えるんですけど、気のせいでしょうか」
羽石夏澄:首を傾げている。
夏川ミナ:「男女交際をしていてもおかしくない。そんな雰囲気には感じました」
夏川ミナ:「手も繋いでいましたから」
羽石夏澄:「…ですよね?…」
GM:では君が首を傾げていると、喫茶店の店員らしき人が彼らに近づいて注文を撮ったりします
GM:どうやら彼と店員さんは仲が良いらしく、何かしら会話しています。耳を澄ませばその内容が聞こえてくるかもしれません。
夏川ミナ:あっ、じゃあ耳を澄まします!《ウサギの耳》で集音。
羽石夏澄:おお
GM:すごい
GM:そんなものが
GM:では聞こえる

喫茶店の人:「ほぉ。その子が前に言ってた子か。その様子だと、告白は成功したみたいだな。ええ?なかなか隅に置けないじゃないか。」
純情そうな男子生徒:「えへへ……まあ、そんな感じです。はい。」
とても冷静そうな女子生徒:「そんな感じっていうか、そうでしょ。そこはぼかさなくていいんじゃない。」
喫茶店の人:「はっは!その様子だと上手く行っているようだな。良かったじゃないか。前からずっと気にしてたんだろう?」

夏川ミナ:「……やはり、夏澄さんのおっしゃる通り告白が成功したようですね。男女交際をしているようです」 こそこそ。
夏川ミナ:「前々からずっと女子生徒さんの事を気にされていたようで」
羽石夏澄:「…え?…でも、あの…だって、……え……?」戸惑いを隠せない。

純情そうな男子生徒:「はい。体育祭の時からずっと。なので今は、凄い幸せって感じです」
喫茶店の人:「そうか!だがこれからもっと幸せになるぞ。ここの料理やコーヒーを飲んでな。ご注文は?」
GM:とまあ、そんな感じの会話がミナさんには聞こえてくるし、羽石さんはそれをミナさん伝いに知ってもいい

羽石夏澄:何回も男子生徒と女子生徒を記憶と照合する。
羽石夏澄:男子生徒は確かにこの間の男子だし、女子生徒は確かにこの間の女子ではない。
羽石夏澄:「……私、頭がどうかなっちゃったのかもしれないです、ミナさん…」
夏川ミナ:「あの女子生徒は、先日告白されていたのとは違う方なのでしょうか」
羽石夏澄:「…はい。…違うんです。違うんですよ。男子の方は確かに告白してた子だと思うのに」
夏川ミナ:「ふうむ」
夏川ミナ:「“体育祭の時からずっと気になっていた”。男子生徒はそう言っていました」
羽石夏澄:「ええー……」
羽石夏澄:「そんなの変です…」
羽石夏澄:「夏の体育祭から好きだった子には振られて…本当に…私、幻を見てるとしか…」
夏川ミナ:「よし」 スマホを取り出します。
羽石夏澄:「? 心当たりがあるんですか?」
夏川ミナ:「はい。かなり事情通の生徒をひとり……“ア・リトルバード”芙蓉堂太一という情報屋とおともだちなので」
夏川ミナ:「一度、彼に協力を仰いでみようと思います」
羽石夏澄:「じょうほうや!なら、いろいろ知ってそうですね!」
夏川ミナ:「はい。私が知る中でもとびきりの物知りです」
夏川ミナ:LINEで芙蓉堂君に 【これこれこういう事なので、今お時間をいただけますか】 みたいな連絡をとります。
羽石夏澄:「よし。恋人いない同盟の件、私も協力します!させてください!」
羽石夏澄:「なんか、私が見たものと関係あるかわからないですけど」
羽石夏澄:「でも、なんか…なんか、モヤモヤしますし…」
羽石夏澄:「そういうのぶっ飛ばしたいので!」
夏川ミナ:たぶん夏澄さんがはじめて見るような顔で、くすくすと笑います。
羽石夏澄:「ほえ」
夏川ミナ:「はい。私も胸がもやもやしていますので」
夏川ミナ:「いっしょにぶっ飛ばしましょう。夏澄さん」
羽石夏澄:「……ミナさん、すごく可愛くなりました」
羽石夏澄:「…はい。ぶっ飛ばしましょうね:
羽石夏澄:」
夏川ミナ:夏澄さんにロイス!
GM:ジャーイイトコで切っぞ!
GM:ロイスとか終わったらね!
夏川ミナ:お友達/羽石夏澄/○友情/羨望/ロイス
夏川ミナ:これで!
羽石夏澄:ミナちゃんにロイスだ!
羽石夏澄:友人/夏川ミナ/友情:○/嫉妬/ロイス
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
夏川ミナ:sitto!!
羽石夏澄:ちょっと先を行ってる感じがするミナちゃんになんかこう…!
羽石夏澄:眩しい!
夏川ミナ:へへへ・・・プロム楽しかったな・・・
羽石夏澄:そんな感じで!
GM:ではシーン終了!

MF02 : 真北登&芙蓉堂太一

GM:次は真北君と芙蓉堂君のシーンだよ。
GM:侵食値を上げるといいよ。
芙蓉堂太一:おう!
芙蓉堂太一:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+8[8] → 45

真北登:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+4[4] → 38

芙蓉堂太一:がつん
GM:ではやっていくよ。
GM:芙蓉堂くんの方からだね。
芙蓉堂太一:はい!

GM:君はOPで言われた、例の"キューピット"さんについて、色々と情報を調べているところです。
GM:調べているうちに、キューピットさんにはよく目撃されるというか、ここに行くと会えるかも的なスポットがいくつかあることがわかります。
芙蓉堂太一:ではその辺を巡ってみましょうか……。
GM:できればそういう所に足を運んでみた感じだと嬉しいんですが、実際運ぶのでしょうか
芙蓉堂太一:運ぶ!現場第一!
GM:では、そんな所に足を運んで見た君は、そこでひそひそと話す何者かが居るのを感じます
芙蓉堂太一:(えーと、この辺だっけ)スマホを片手にきょろきょろとしながら歩いている。
芙蓉堂太一:(んん? 誰かいる?)気配に気づき、立ち止まる。
GM:ヒ素……ヒソヒソ……ヒ素……
芙蓉堂太一:《蝙蝠の耳》を使用して声を聞きたいです。
GM:なんと
GM:今回の人々は皆こんな特技を持っているのか……
GM:では勿論会話が聞こえてくることでしょう
可哀想な人A:「へっへっへ……ありがとうございます……貴方様のおかげです……こんなわっちの想いが叶うなんて……夢にも思っておりやせんでした……」
芙蓉堂太一:(む)耳を澄ます。空気が音を運んでくる。
???:「ハハハッ!そんな畏まらないでおくれよ。僕も嬉しいんだ、君たちが結ばれて。叶わない恋は見たくないからね!」
可哀想な人B:「おおお……何と……貴方はまさに天使!我らを導く道標……!何かお返しをしたい……なんでも言ってくだされ!我々は力のかぎりそれに報いとう存じます!」
芙蓉堂太一:(結ばれる。恋。……聞いた話に近いなあ。関係ある、というかビンゴかな?)こっそり聞き続ける。
???:「そんなー。いいっていいって!皆が幸せになるのが僕の望みだからね!」
可哀想な人A:「で、では貴方は見返りを求めなどはしないと……そういうことなのですか。」
可哀想な人A:「"キューピット"殿!」
芙蓉堂太一:(当たった!)微かに笑って、気付かれないように近づきましょうか。
GM:では、角度などが変わり、君の眼から天使的な仮面を被った変な男と、彼に向かって頭を下げたりしている何人かの男子生徒的なものが見えたりするよ
芙蓉堂太一:うさんくせえー
"キューピット":「ハハハッ!そういうことになるかな?強いて言えば君たちの笑顔が報酬さ!」
芙蓉堂太一:(怪しい……)
芙蓉堂太一:(いや、僕も今の怪しさは似たようなものかな……)こそこそと。
可哀想な人B:「貴方は、これからもこのような行いを続けていくのですか?」
"キューピット":「勿論!恋心をもつ人は沢山居るからね。特にこの学園には!」
"キューピット":「皆の願いを叶えるまで、やめないよ!」
GM:では、そんなところで。キューピットさんの首が回転して、君の居る方をちらっと眺めたりします
芙蓉堂太一:(!)とっさに隠れようとしますがどうだろう。
GM:どうだろう
芙蓉堂太一:(……待ってよ。恋愛において皆の願いを叶えるって……それって可能なの?)
"キューピット":「くんくん!くんくんくん!ほら、今も!なんだか恋の匂いがするぞー」
芙蓉堂太一:(三角関係とかそういうの、どうやって処理するんだろう……)
芙蓉堂太一:(って、まずいかな、これ……)
"キューピット":「えいっ!」
"キューピット":と、そこで。キューピットがピュピューっと手を振ると、君の隠れていた辺りの草木とかが枯れて、あらまあ。君の姿がキューピットさんから丸見えに鳴ってしまいます。
芙蓉堂太一:「うえっ!?」
芙蓉堂太一:「あ、どうも……。立ち聞きするつもりはなかったんですけど」とりあえず低姿勢だ。
"キューピット":彼は君の方を向き、嬉しそうに両手を合わせて話しかけてきます。
"キューピット":「こんにちはー!いいっていいってー!何なら座って聞いててもいいよ!」
"キューピット":「はじめまして!僕の名前は"キューピット"!……って、知ってるかな?ここに来たってことはそうだよね!」
芙蓉堂太一:(なんか調子狂うな!これ!)
芙蓉堂太一:「一応、話は聞いてます」低姿勢!
"キューピット":「きゃーうれしいー!有名に成ったんだねえ、僕も。それで、君の名前は?君もやっぱり恋の相談に来たのかな?」
芙蓉堂太一:「や、僕はそういうのは。ちょっとした興味本位です」手を振る。
芙蓉堂太一:「田中太郎って言います! よろしく!」偽名だ。
"キューピット":「あはははは!すごい!あからさまに偽名だ!」
芙蓉堂太一:「あ、バレます? ハハハ……」
"キューピット":「うーん。でもそうだねえ。興味本位でー、身元が知られたくなくてー。身のこなしから考えて、結構こういうこと慣れてる感じだよねー。」
"キューピット":「もしかして、情報屋の人かなー?」
芙蓉堂太一:「……だとしたら、どうしますか」軽く目を開ける。
"キューピット":「どうもしないよ~!ボクはただ、願いを……恋の願いを叶えてあげるだけ!」
芙蓉堂太一:「え、あ、どうもしないんだ」力が抜ける。
芙蓉堂太一:「……なんでまた、そんなことしてるんです? 僕はそこが知りたいんだけど」
"キューピット":「ボクのことなんだと思ってたのー?ひどーい!」
"キューピット":「えー?だって悲しいじゃなーい。報われない恋って!」
芙蓉堂太一:「……まあ、そうかも」少し自分のことを考えながら。
"キューピット":「ほら、運命の赤い糸。って知ってる?」
"キューピット":「恋に落ちて結ばれる男女はー。最初から赤い糸で結ばれてるっていうあれ!」
芙蓉堂太一:「ああ……メルヘンなやつ」
"キューピット":「そうそう!あれって凄いロマンちっくだけど、すっごい怖いなーって思うでしょ?」
芙蓉堂太一:「怖い?」
"キューピット":「だってそれって、糸で結ばれてない人達は、くっついちゃいけなーいってことじゃない!」
"キューピット":「愛が運命で決められてる。そう考えるとすっごいこわいよ!君はどう思う?」
芙蓉堂太一:「……ああ、選択肢のなさが怖いって話……ふむ」少し考える。
"キューピット":「ほら、想像してみて。」
"キューピット":「例えば出会って、恋に落ちて。でもその相手とは糸が結ばれてなくて。」
芙蓉堂太一:(……アルマ様)遠い国にいる相手のことを思う。
"キューピット":「どれだけ君が相手を愛していても、段々彼女は遠い場所に行っちゃって。」
"キューピット":「どれだけ頑張っても、間に壁が立ちふさがって。最後には諦めざるを得なくなっちゃうんだ。それって凄い悲しいことだよね。」
芙蓉堂太一:「……僕は」少し俯く。
芙蓉堂太一:「……わからないや。考えないようにしてるんで、そういうの。でも」
芙蓉堂太一:「でも、じゃあ、最後っていつです?」
"キューピット":「んー……。そうだねえ。例えば、もう絶対に会えない場所に行っちゃったりとか、相手から忘れられちゃった時とか」
芙蓉堂太一:「赤い糸に結ばれてるか、違うのか、わかるのっていつなんだろうって、今そう思いました」
"キューピット":「他の人と~、くっついちゃった時とか?」
芙蓉堂太一:「忘れ……」
芙蓉堂太一:「…………」
芙蓉堂太一:「うん、それは凄く辛いなあ……」
"キューピット":「ねー?凄い怖くて、悲しいくて、辛いでしょ?」
"キューピット":「でも安心して!そんな時のために僕がいるんだから!」
"キューピット":「僕の力を借りれば、恋は全部叶うんだ!成就率100%だよ!」
芙蓉堂太一:「え?」
"キューピット":「どうどう?頼らない?このキューピットくんの力を!」
"キューピット":ずいずいっと芙蓉堂君に近づいていきます
芙蓉堂太一:「ええと……」頭がぐるぐると回る。
可哀想な人A:「そうだー!キューピットさんは凄いんだぜ!こんな冴えない俺の片思いだってかなったんだー!」
可哀想な人B:「その通り!彼に掛かれば叶わない思いなど無いと……私もそう確信しております……さあ…」
"キューピット":「ほらほらどーう?僕の力を借りたくなってきたでしょー?」
芙蓉堂太一:(……嘘だ、絶対、なんかからくりがある。絶対だ)内心ではそう思うものの、勢いに気圧されてしまう。
芙蓉堂太一:一歩下がる。
"キューピット":ズイズイと近寄り、下がろうとする芙蓉堂君の肩に手を置きます
芙蓉堂太一:(おかしいだろ、僕はもっと……こんな……)
"キューピット":「ほら!迷ってるってことは、心あたりがあるんでしょ?芙蓉堂くん!借りちゃいなよー。ほらほらー。」
芙蓉堂太一:(!)はっとする。(僕の名前を知ってる?)
芙蓉堂太一:「だ」
芙蓉堂太一:「誰か! 誰でもいいから! 誰か!」
芙蓉堂太一:「助けて」
真北登:と、その時。
真北登:一つの影が、キューピット達を飛び越えて着地。芙蓉堂太一を抱え上げる。
真北登:そのまま、壁を蹴って再び跳躍し距離を取る。
"キューピット":「うわっ!なんだー?」割り込んできた影を仮面越しに睨む。
真北登:「ホントは、今やることは情報探しがメインなんだけどな……!」
芙蓉堂太一:「え」突然飛んだ視界に呆気に取られる。
真北登:「番長はいつでも生徒を助けるのが優先!で、いいはず!」
真北登:芙蓉堂くんをお姫様抱っこしたまま、眼光鋭くキューピット達を睨みつけます。
芙蓉堂太一:(あ、知ってる。この男子)頭の中のデータベースと照らし合わせる。
男装番長:では、真北くん達とキューピットの間に立ちふさがるように槍を構えて立ちます。
芙蓉堂太一:(……飢狼番長、真北登……?)
男装番長:「一部始終は見させてもらった。すぐに助けたかったのだが、私は非力でね。応援を呼んでいたんだ。すまないね。」
真北登:「間に合ってよかった」
可哀想な人A:「おいおい!何だお前らは!"キューピット"さんの邪魔すんのかー!」
芙蓉堂太一:「あ、う、うん。ありがとう……。本当に助けが来るとは思わなかった」抱えられたままだ。
可哀想な人B:「救いを拒むとは……何たる冒涜……!貴様、恥を知れ!」
真北登:「事情は分からないけど……あっ」
真北登:芙蓉堂君を降ろします。
芙蓉堂太一:「どーも」降りる。
真北登:「”救い”を押し付けるのって、どうなのかなって。彼は助けを求めてたじゃないか」
"キューピット":「ハハハ!彼の言うとおりだよ。今回はちょっと、強引すぎたね!」
"キューピット":「君達、名前は?僕は"キューピット"!って、もう知ってるかな!ハハハ!」
真北登:「番長連所属、二年、真北登です」
芙蓉堂太一:「……本当に強引だよ。精神の危機を感じたよ!」
男装番長:男装番長は自分を男装番長とだけ言います。
"キューピット":「アハハ!それじゃあマッキーだね!知ってるよ、確か四股番長って呼ばれてるんだってね!」
真北登:「ちがっ」
真北登:「ちがああああう!」
"キューピット":「アハハ!ごめんごめん。餓狼番長だよね、本当は。んー、でも、君には僕の力は必要なさそうかなー。」
真北登:「そうだよ!僕は四股番長じゃない!あと、キミが用はなくてもこっちは聞きたいことがある!」
"キューピット":「ん~?なんだろう。なんでも聞いてよ!応えるかどうかは考えるけど!」
真北登:「え?答えてくれるの?えーっと……」
真北登:無道ささきからふんわりとした指示しか受けていない事を思い出す。
真北登:「えーっと、キミの目的と、あと、何で顔を隠してるのかとか……そういう事かな?」
芙蓉堂太一:(番長連も動いてたのか……なんか大事だなあ)
"キューピット":「教えてあげるよ!僕は皆の恋を叶えたいんだ!」
"キューピット":と言ってまた赤い糸くんだりのはなしをして、そういう悲しいことが起こらないようにしたいんだよー。って言いますね。
芙蓉堂太一:「真北くん、この人さっきからこればっかなんだよ」
真北登:「赤い糸……」
"キューピット":「顔はねー。隠してないよ!これが僕の顔なんだ!かっこいい顔でしょ?かわいいほうかな?なんてね!」
真北登:「あ、僕の名前知ってる…?ごめん、まだわからない人がけっこう居て……」と、これは芙蓉堂くんに。
芙蓉堂太一:「うんまあ、一方的に知ってるだけだから」君有名人だしね、と思いながら。
"キューピット":「そうそう!有名人だよ。だって君はいろんな人の思いを無為にしてきたんだもんね。」
"キューピット":「僕もよく知ってるよ!かわいそうな女の子達。彼女たちなら、ボクを必要としてくれるかなー。」
真北登:「!!」
真北登:視線を落とし、唇を噛む。
芙蓉堂太一:(む、例の噂)喉元過ぎればなんとやらで、今度は好奇心が湧く。
"キューピット":「……っと。それじゃあ人も増えたし、僕帰るね!」
真北登:「待った。君は100%恋を叶えるって言ったけど、それはどうやって?エフェクトの無断使用は禁止のはずだ」
真北登:再び顔を上げ、問いかける。
"キューピット":「情報屋くん!考えなおしたら何時でも言ってくれていいからね。」
"キューピット":「ぴゅっぴゅぴゅっぴゅぴゅ~♪それじゃあね~!」
芙蓉堂太一:「……」答えず、少し下を向く。
"キューピット":そう言って彼がピッ!と手を振ると
GM:バキバキバキーッ!と音を立てて大きな木が君たちの方に倒れてきます
GM:流石にこれが当たったら、痛い。血もでる。
真北登:じゃあ、芙蓉堂くんと男装番長を庇って木を支えよう
芙蓉堂太一:「うわ……って、え?」手で頭を庇おうとして、真北くんの尽力に気づきましょう。
男装番長:「な……真北!」
芙蓉堂太一:あわあわと避ける!
真北登:「ふ、二人ともとりあえずちょっと避けて…ってて」
男装番長:「これだけの質量を受け止めたら当然だ!くっ……!奴は!」その場からどいて、キューピットさんたちを探す
GM:君たちがそれに気を取られていると、既に"キューピット"さんと他の二人は消えています。《瞬間退場》だ。
真北登:二人が避けた事を確認してから自分も避けよう。
真北登:「ああ、逃げられちゃったか。しまったな……」
芙蓉堂太一:「……ありがとう。真北くん、男装番長。その、いろいろ」少し気まずげに話しかけます。
芙蓉堂太一:「僕、二年の芙蓉堂太一。情報屋をやってる。それでいろいろ調べてたら……まあ、さっきみたいなことになって」
真北登:「情報屋!そんなのまで居るんだ。芙蓉堂君は、大丈夫?さっきの連中に何かされてない?」
芙蓉堂太一:「うん、いいタイミングで来てもらえたからね! おかげで助かった」
男装番長:「ああ。弱く物を助けるのが我々番長の役割だからな。しかし、奴は一体……。"キューピット"などと名乗っていたが。」
真北登:「男装番長も、ケガとかなかった?思ってたよりやり方が結構乱暴だな、”キューピット”って」
芙蓉堂太一:「番長連も”キューピット”のこと調べてたんだ?」
男装番長:「……君のお陰でね。いや、私は初耳だ。“恋人いない同盟"を監視していたら、急に現れた。」
男装番長:「真北……"餓狼番長"はなにか知っているのか?」
真北登:「うん。調査してるのは番長連がっていうか、無道先……あ」
真北登:思わず言ってしまいそうになり、調査の依頼は秘密であったことを思い出す。
GM:秘密なのだ
GM:君は秘密にしたままでもいいし、彼なら大丈夫じゃないのぉ~?と思って話してしまってもいいどちらでもいい
真北登:「僕がね!個人的に気になってたっていうか!あははは!」
真北登:目が泳いでいる。
真北登:「いやあ、でもやっぱり危険なヤツだったみたいだし、僕の勘もまんざらじゃないね!ちゃんと調査したほうがいいかなー!」
男装番長:「ふむ?そうか。」
芙蓉堂太一:「ふーん……」少し考える。
芙蓉堂太一:「……個人的にあいつに興味がある同士ってことで、ちょっと提案」
真北登:「え?」
芙蓉堂太一:「真北くんさ、用心棒やらない? 対価は僕の情報網」
真北登:「よ、用心棒」
芙蓉堂太一:「僕、直接戦う力は全然なくてさ。代わりに調べものとサポートが得意。真北くんはさっきみたいに、戦うのが得意でしょ?」
芙蓉堂太一:「なんかどうもあいつきな臭いし、でも一人じゃ首を突っ込むのも難儀だし」
芙蓉堂太一:「ちょうど良くない?って今考えたんだけど」
真北登:「そっか。僕らはお互いに足りない物を持ってるんだね」
芙蓉堂太一:「そういうこと。いいパートナーになれると思うんだけど」
真北登:「うん。正直僕一人じゃどうにもならなそうだと思ってたんだ」
芙蓉堂太一:「オッケー。契約成立だ。よろしく」手を差し出す。
真北登:「だね。よろしく!芙蓉堂君」 差し出された手を握る。
男装番長:「……フム。どうやら今回は、私の出る幕はないようだ。」
真北登:「男装番長も、連絡くれてありがとう!おかげでいい縁が出来たよ」
男装番長:「フ。礼を言うのはこちらだろう。応援助かった。"キューピット"の事は餓狼番長に任せるよ。私は元の仕事に戻るとしよう。」
男装番長:そう言って彼は消えます
芙蓉堂太一:(これで戦力は確保できた、と。……"キューピット"。あいつ怪しすぎるし……それに)
芙蓉堂太一:(僕にあんな思いさせて……腹が立ってきたからな)
芙蓉堂太一:「うんうん、じゃあさ。真北くん。時間空いたら少しいろいろ話聞かせてよね」親しげに話しかける。
真北登:「ん?い、いろいろって何?」
芙蓉堂太一:「君自身の話! こっちにも興味あるんだよね!」
真北登:「なんで!?僕の話はいいでしょ!?」
芙蓉堂太一:「だって絶好のタイミングだろ。いろいろ噂知ってるんだから!」
真北登:「その情報仕入れてどうするの!売るの!?」
芙蓉堂太一:「ふふふ、どうしようかなー」
真北登:(僕これ、ちょっとまずい人と組んでしまったのでは…!?)
GM:ではそんなはなしをしていると。芙蓉堂君はピコピコと携帯に着信?が来ていることに気づきます。LINEだ。
芙蓉堂太一:「おや」スマホを取り出します。
GM:どうやら君が先ほどキューピットとやり取りしている時に届いていたらしい。
GM:メッセージの元は夏川ミナ。
芙蓉堂太一:「気づかなかった。急ぎだとまずいな……なんだろ」
芙蓉堂太一:「夏川さん?」
GM:その内容は、近頃ホットな恋愛についてのはなしだ。しかも奇妙な。
芙蓉堂太一:「……ふむ」情報屋としてのカン……というか興味が働く。こちらも面白そうな話だ。
芙蓉堂太一:「連絡、取ってみるか」
GM:ではこの辺りでシーンは終了。
GM:ロイスとかあるなら取って!
芙蓉堂太一:真北くんに○好奇心/隔意で取得します。
真北登:協力者/芙蓉堂太一/○P:有為/N:不信感 でお願いします


休憩時間

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
GM:点呼開始!
芙蓉堂太一:準備完了!(1/4)
夏川ミナ:準備完了!(2/4)
真北登:準備完了!(3/4)
羽石夏澄:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

GM:冬と学園と赤い糸!Rec2-2!ハッジメールゾーッ!
真北登:ウェイヨー!
夏川ミナ:かま!せー!
羽石夏澄:よーよー!
芙蓉堂太一:ごー!

MF03

GM:では。次のシーンは遂に4人が一同に介するシーン
GM:つまり合流シーンだ。皆侵食値を上げるんだぞ!
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:55->57)
芙蓉堂太一:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+3[3] → 48

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:47->55)
夏川ミナ:ひえー
真北登:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+1[1] → 39

真北登:ちょw
夏川ミナ:ヶんじゃタイム!
羽石夏澄:マッキー上がらない
GM:今回はミナチャンがヤバイ
真北登:こっちはまたジェネシフトする事になりそう

GM:では、そんなこんなで恋人絡みの事件を追い、協力することに成った君たち。
GM:今の事情を話したり、自己紹介をするために、何処かに集まってくれると助かるだろう。
夏川ミナ:情報屋がいい場所を知ってるのでは?
芙蓉堂太一:むっ
羽石夏澄:いいばしょ!
芙蓉堂太一:なんか雑談をしやすい場所?
夏川ミナ:そうそう!
GM:そうなのだ
夏川ミナ:夏澄さんの部屋とかかな・・・・
GM:初対面の男子を!
真北登:ちょっとワーテルロー酷使しすぎだしな…w
GM:それな
羽石夏澄:芙蓉堂くんは初対面か…
夏川ミナ:ミナがそこしか知らないからw
芙蓉堂太一:ではもうちょっと会議室寄りのお店とかにするといいのかな。
羽石夏澄:そうですね。半個室とか
GM:カラオケ!
芙蓉堂太一:カラオケ!
羽石夏澄:カラオケ…
真北登:カラオケw
夏川ミナ:料亭『カイギシツ』
羽石夏澄:アカデミア島ならまああるか
芙蓉堂太一:料亭あるんだw
羽石夏澄:料亭…高そう…w
GM:会議室じゃん
真北登:学生だけでそんなw
夏川ミナ:カラオケでもいいですよw
真北登:フリードリンクのカラオケ、有りだと思います
夏川ミナ:防音空間だからナイショ話にはうってつけとかなんとか・・・
芙蓉堂太一:じゃあそれで!
GM:ではそうする!
GM:ということで、君たちは今後の相談などをするために、学園島に存在するカラオケボックスに来ていました。
夏川ミナ:「お久しぶりです、芙蓉堂太一」
夏川ミナ:当然はじめてなので、きょろきょろと室内を見回してます。
GM:ここなら防音処理とかもされていて、聞かれたくないはなしとかも存分にできるし、ジュースもたくさん飲めて美味しい。
芙蓉堂太一:「うんうん、急に連絡くれたからびっくりしたよ。元気? 夏川さん」
羽石夏澄:ミナちゃんの隣から覗き込むようにして芙蓉堂くんの方を伺います。初対面。
夏川ミナ:「はい。プロムにも出席し、交友関係を広げ、最近ではユーモアのセンスも身についてきたように思います」
羽石夏澄:「あ、えっと、こんにちはー。初めましてです。あれ、真北せんぱいも一緒なんですね」
真北登:「夏川…ミナちゃんだっけ。Rファイトの時会ったね。それに夏澄ちゃんも一緒か!」芙蓉堂太一の用心棒なので当然同行している。
芙蓉堂太一:「プロムはなんか凄かったみたいだよね。僕も現場にいたかったなあー」
芙蓉堂太一:連れてきた!
夏川ミナ:「そういえば、夏澄さんと“四股番長”真北登は同じ番長連でしたね」
芙蓉堂太一:「羽石さんだよね? どうも初めまして。芙蓉堂だよ」とりあえずおしぼりとか配ろう。
羽石夏澄:「はい、一緒ですよーひらひら」
真北登:「だから四股番長じゃないからァ!」
真北登:崩れ落ちて膝を着きながら叫ぶ。
夏川ミナ:「こちらもはじめまして。高等部一年生、“ジェミニ”の夏川ミナです。風紀委員です」
夏川ミナ:とりあえずおしぼりを受け取って手を拭く。
羽石夏澄:「あ!そうです、羽石夏澄です!よろしくです、芙蓉堂…さん」
羽石夏澄:「そうそう!真北せんぱいにはがおー番長!って立派な名前があるんですよ!」
夏川ミナ:「がおー番長ですか」
真北登:「夏澄ちゃん!餓狼だから!が・ろ・う!覚えて!?」
羽石夏澄:「はい!がおー!」
羽石夏澄:「が。がるるるる。」
真北登:「いっそガオー番長に改名したほうがいいのかな、もう」
芙蓉堂太一:「折れたら負けだよ、真北くん」
羽石夏澄:「がおー番長だとわんわん番長と並べられます!」猛犬番長(自称)、片山くんのことだ。
真北登:「ありがとう芙蓉堂君……僕、頑張るよ。餓狼の名前を浸透させて、四股の誤解も解いてみせる」
芙蓉堂太一:「その話ほんとーに今聞きたいところなんだけど……まあ、自己紹介タイム終わったところで、話まとめようか」ぱん、と手を叩く。
真北登:「並べる必要がないんだよなあっていうか片山くんもわんわんじゃな…あ、うん。ごめんごめん」
羽石夏澄:「あ、はーい」
夏川ミナ:「私も四股交際に関しては興味があったのですが……はい。お願いします」
芙蓉堂太一:「早く終わらせて問い詰めようね」
夏川ミナ:「はい」
真北登:「あっ、味方じゃない」
羽石夏澄:「どきどき」
芙蓉堂太一:「で、夏川さんからはLINE来てたけど、なんか恋愛絡みで変な話があったって」
夏川ミナ:「はい。“恋人いない同盟”に関しては先程LINEでご連絡させて頂いた通りなのですが……」
夏川ミナ:ちらりと夏澄さんを見る。
夏川ミナ:「……夏澄さんの話によれば、ずっと好きだった生徒に告白して玉砕してしまった生徒が」
夏川ミナ:「なぜか別の“ずっと好きだった”女子生徒と交際していたと。そうですよね」
羽石夏澄:「そう。そうなんですよ。私、意味がわからなくなってしまって」
真北登:「別の生徒……」神妙な表情で聞いている。
羽石夏澄:「思いっきり振られてたのをこの目で見て!ちょっともらい泣きまでしたのに!」
羽石夏澄:「なんか全然違う女の子のことずっと好きだったーって言って、告白成功させてデートしてるんです」
羽石夏澄:「わけがわかりません!」
芙蓉堂太一:「……それ、男の方が嘘ついてるとかじゃなくて?」
夏川ミナ:ふるふると首を振る。
夏川ミナ:「いえ。“ワーテルロー”の店長さんとの三人の会話で……女子生徒も肯定していました」
芙蓉堂太一:「そっか。……それは確かに変だねえ」
夏川ミナ:「それとも、女性とお付き合いするにはそういうテクニックが必要なのでしょうか?がおー番長さん」
芙蓉堂太一:「どうなの? 餓狼番長くん」
真北登:「それなら夏澄ちゃんが混乱するのも無理ない…って、僕はそういうの別に使ってないから!!」
羽石夏澄:じっと真北くんの方を見ながら聞き入る姿勢。
真北登:「聞いたばっかりの話だからわからないけど、それこそ”キューピット”の話と繋がってくるのかもしれないよ」
羽石夏澄:「”キューピット”?」
芙蓉堂太一:「やっぱりそう思う?」
芙蓉堂太一:「うん、僕らが調べてるの。恋を叶えてくれるって噂の人なんだけど……」
夏川ミナ:「まるで魔法使いのようですね」
芙蓉堂太一:「なんかうさんくさいというか、接触したらヤバい感じで」
芙蓉堂太一:少し嫌な顔をする。
羽石夏澄:「恋を叶えてくれる?」
羽石夏澄:「…あ、そうなんですか」一瞬輝いた顔がすぐに暗くなる。
真北登:「100%恋を成就させるって言うんだよね。芙蓉堂くんは無理やりその願いを叶えさせられそうになってた」
芙蓉堂太一:「報酬は笑顔で十分とか、あれは信用ならないね。ちゃんと取引できる相手じゃないと」
夏川ミナ:「……」 夏澄さんの背中をぽんぽんと撫でる。
羽石夏澄:「ええー……胡散臭いです」
芙蓉堂太一:「ってそれ言うの真北くん!」
真北登:「え、あ、ごめん…まずかった!?」
羽石夏澄:「うう……ありがとうございますミナさん…」
夏川ミナ:「いえ。 ……芙蓉堂太一が?願いを?」
芙蓉堂太一:「まず……いや、まず、くはないけど」
羽石夏澄:「恋の願い… 芙蓉堂さんも恋をしてるんです?」
芙蓉堂太一:「うわー!」
夏川ミナ:「そうか、ご存じな……」 アルマテーラ王女様の事を言おうとして
夏川ミナ:みんなで秘密にしたことを思い出してやっぱり口を閉じます。
真北登:「そ、そういう無理やりに迫るような危険な奴らってことが言いたかったんだけど!ごめん!」
芙蓉堂太一:「もう遅いからいいよ……」顔を覆う。
芙蓉堂太一:恥ずかしいのだ!
羽石夏澄:「んんん。そっか、そうなんですね…いえ、わかります!私も知らない人に恋の話暴露されたら恥ずかしいですもん!」
真北登:「あぐっ」
夏川ミナ:「そういうものなのですね」
夏川ミナ:“恋愛メモ”にメモっている。
芙蓉堂太一:「わかってくれる! うれしいな!」
羽石夏澄:「そうですよ!あの、私も何を隠そう片思い中ですから!!」
芙蓉堂太一:「ほう」
真北登:「あれ、そうだったの夏澄ちゃん」
羽石夏澄:「あっ」
夏川ミナ:「そうか、ご存知な……」 ロコロコ君の事を言おうとして
夏川ミナ:やっぱり口を閉じます。
羽石夏澄:思いっきり両手で拳を作って力説したまま赤くなります。
芙蓉堂太一:「いいなあ、その話も後でゆっくり聞きたい」
羽石夏澄:「ふ、ふええ」
真北登:「えーと、それでキューピットは逃げながら攻撃もしてきたし、やっぱりちょっと普通じゃないと思うな~と」
真北登:「そういう話!」
羽石夏澄:「ふーむ。悪い奴なんですかね?キューピットって」
芙蓉堂太一:「うん、なんか二つの件に関係があったら、僕は両方に関われてとても嬉しい」
羽石夏澄:「恋心を利用するわるものっていうと、ディオゲネス・クラブのカルペ・ディエムなんかがいますけど」
羽石夏澄:「あれとは違うんですかね?」
夏川ミナ:「そういえば、似ていますね。カルペ・ディエムの仮装という説はないでしょうか」
芙蓉堂太一:「あいつとは違うよ。僕戦ったことあるし」
夏川ミナ:「ふむふむ」
真北登:「男子っぽかったよね。エフェクトで姿を変えてるとかならありえそうだけど、今のとこ判断材料がないかな」
芙蓉堂太一:「あと、妙なこと言ってたよね。顔は隠してない、これが僕の顔なんだって」
羽石夏澄:「男子ですか…じゃあ違うのかな。エフェクトで姿を変えてるってこともあるから断言はできませんけど」
真北登:「そんなことも言ってたね。なんか真面目に答えてない感じでもあったけど」
羽石夏澄:「顔は隠してない?」
羽石夏澄:「顔、隠してたんです?」
芙蓉堂太一:「うん、なんか天使みたいな仮面かぶってるように見えたけど」
夏川ミナ:「率直に申し上げますが、それは素顔とは言えないと思います」
羽石夏澄:「天使みたいな仮面……仮面ですか…それを自分の顔と言った…うーん。」
羽石夏澄:「ですよね」
夏川ミナ:「はい」
芙蓉堂太一:「だよねえ」
夏川ミナ:最初のワンドリンクで注文したカルピスをすする。
羽石夏澄:「やっぱりディオゲネスの悪者なんじゃないです?」
真北登:「まだそれすらもハッキリわかってないんだよなあ」
羽石夏澄:「ふーむ。モヤモヤしますね…悪者ってわかるならはっきりきっぱりやっちゃえるからいいんですけど」
芙蓉堂太一:「恋が叶って感謝してた生徒もいるんだよね」
羽石夏澄:「……」
芙蓉堂太一:「でも個人的にあいつはムカつく」自分の中に踏み込まれたのが我慢ならない。
羽石夏澄:「恋を叶えてもらう……かあ……」
夏川ミナ:「ゆるーく、ゆるーく、ですよ。芙蓉堂太一」
羽石夏澄:「はい、無理矢理に、はいやですよねー」
芙蓉堂太一:「うん、そだね」
羽石夏澄:「成就しないのも含めて恋ですよ。戦いなんですから、恋は」
芙蓉堂太一:「……そういえばあいつ、赤い糸の話、してたな」
羽石夏澄:「そりゃ、成就したほうが…嬉しいですけど…」
真北登:「恋は戦い、か。夏澄ちゃんらしいね」
羽石夏澄:「え」
羽石夏澄:「…赤い糸?」
羽石夏澄:驚いた顔で。
夏川ミナ:「む」
夏川ミナ:夏澄さんを見ます。
羽石夏澄:ミナちゃんに頷いて
芙蓉堂太一:「なんかね、運命の赤い糸ってあるでしょ。あれに結ばれてない人同士はどうするのか、とか」
羽石夏澄:「…その話、私もつい最近聞きました」
夏川ミナ:「……」
芙蓉堂太一:「あれ? 何、流行り? 僕知らないよ」
羽石夏澄:「流行ってる…んですかねえ?でも、なんだか、私が話を聞いた人は真剣でしたよ」
羽石夏澄:「真北せんぱい、矢鱈せんぱいのことわかります?番長連に以前いらした」
真北登:「え?ああ、ごめん。僕は途中からだったからそんなには詳しくなくて」
真北登:「でも名前は聞いた事あるな。その人がその、赤い糸の話をしてたの?」
羽石夏澄:「はい。それがとても当然のことであるかのように」
真北登:「当然かあ。じゃあ、キューピットとは逆だ」
羽石夏澄:「逆なんです?」
真北登:「キューピットは…赤い糸で繋がっていなければ結ばれない運命なんて悲しい……って」
真北登:ふと、言葉を切る。
真北登:「……そう言ってたよ」
羽石夏澄:「…んん。せんぱいは、『報われない想いを抱くほうが恐ろしい』…とか言ってましたね、そういえば」
夏川ミナ:「なるほど。正反対ですね」 カルピスを飲みながら二人の話を聞いている。
芙蓉堂太一:「……」アイスティーを飲みながら。
夏川ミナ:「赤い糸を信じて恐れる側と、赤い糸に立ち向かおうとする側と」
夏川ミナ:「共通しているのは、どちらも赤い糸の事を信じているという事でしょうか」
羽石夏澄:「なるほど…」
真北登:「……」
羽石夏澄:「…矢鱈せんぱいはキューピットのこと知ってるのかなあ…」
GM:では、そんなこんなで皆調べたいことができましたね?
羽石夏澄:天井を見ながらつぶやいて、ホットティーに口をつける。
羽石夏澄:ウイ!
芙蓉堂太一:はい!
真北登:「早速、芙蓉堂君の力を発揮してもらう時が来たっぽいね」
芙蓉堂太一:「お、やりますか?」ストローをいじりながらにっと笑う。
GM:では情報収集の時間だ!
GM:できるのはこいつらだぜベイベー
GM
恋人増えてる事件〈情報:アカデミア〉7
キューピットについて〈情報:UGN〉8
矢鱈考助先輩について〈情報:アカデミア〉8
恋人居ない同盟について〈情報:UGN、アカデミア〉6

夏川ミナ:恋人増えてる事件w
真北登:まんまだw
羽石夏澄:恋人増えてる…
夏川ミナ:よーし、ここはビーちゃんにもレイミー先輩にも言われたし
芙蓉堂太一:UGNが得意分野なので、キューピットについていきたい!
夏川ミナ:恋人増えてる事件についていこうかな!
芙蓉堂太一:シナリオロイスだし!
羽石夏澄:矢鱈せんぱいについて行きたいな!
芙蓉堂太一:あと《援護の風》か《Aランク:サポーター》欲しい人いますか
真北登:自分は社会が死んでるから恋人居ない同盟かなあ
夏川ミナ:ほ、ほしいdeath!社会が1!
芙蓉堂太一:あげる!
夏川ミナ:とりあえず判定しちゃいます。コネ:学園通の友人(隣にいる情報屋だ)を使ってダイスを+2。
夏川ミナ:恋人増えてる事件に関して、情報:アカデミアで振ります。
芙蓉堂太一:《援護の風》を夏川さんに!
夏川ミナ:わーいわーい!
芙蓉堂太一:ダイス8個増えます。
夏川ミナ:そんなに
羽石夏澄:すごい
夏川ミナ:じゃあ3+8だ。すごい!
芙蓉堂太一:ふふふ超血統をなめるなよ
夏川ミナ:11dx+1=>7 恋人増えてる事件
DoubleCross : (11R10+1[10]>=7) → 9[2,2,3,4,5,7,8,8,8,9,9]+1 → 10 → 成功

夏川ミナ:芙蓉堂様のおかげ!
GM:サクシード!
芙蓉堂太一:いえーい
真北登:ヒューウ
羽石夏澄:じゃあ私も判定しちゃおうかな!
GM:やれ!皆やれ!
羽石夏澄:矢鱈せんぱいについて情報:アカデミア、学園通の友人を使用して振る!
真北登:ゴーゴー!
GM:そしてなんとか赤い糸の流れに持って行ってくれ!
GM:皆を信頼している!
羽石夏澄:5dx+1>=8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 8[3,4,5,7,8]+1 → 9 → 成功

羽石夏澄:よっし
芙蓉堂太一:あ、先ほどの侵蝕値2上昇します。
真北登:続いてやるぜ!恋人居ない同盟について《情報:アカデミアで。》コネ:学園通の友人を使うよ
真北登:3dx+2>=6
DoubleCross : (3R10+2[10]>=6) → 5[2,4,5]+2 → 7 → 成功

真北登:よしよし
芙蓉堂太一:では、キューピットについて《情報:UGN》で。コネ:UGN幹部を使用します。
芙蓉堂太一:7dx+4=>8
DoubleCross : (7R10+4[10]>=8) → 10[1,5,7,8,8,10,10]+3[2,3]+4 → 17 → 成功

芙蓉堂太一:わーい
夏川ミナ:情報屋つよい!
羽石夏澄:すごい
GM:お。全部空いたかな。
GM:では開示します
真北登:さすが真骨頂
GM
恋人増えてる事件〈情報:アカデミア〉7
絶賛アカデミアで流行中の、カップルがとんでも勢いでくっついている事件。
中には以前から思いを寄せあっていた二人がくっついているものもあるが、
殆どはそれ迄はあまり縁のなかった二人が、突如電撃的にお付き合いし始めると言った形で出来ている。
にも関わらず、カップル達にインタビューしてみると、
その誰もがずっと前にきっかけがあり想いを寄せていた、と証言している。

夏川ミナ:そっかー
GM:その次!
夏川ミナ:前から好きだったんじゃしかたないなー
GM
キューピットについて〈情報:UGN〉8
学園に出没していると言われる、仮面を被った謎の人物。
想いを寄せている人達の前に現れ、二人の間をとりもつと言われている。
しかし、実際には想いを寄せている者たちではなく、
恋人になれる可能性の高い人々を選び出してくっつけている模様。
恋人ができた者達の中には、彼の信奉者的な物になっている奴らも居るとかいないとか。
どうやって恋人になれる同士の情報を得ているかがわかれば、その正体にも迫れるかもしれない。

芙蓉堂太一:あやしい!
羽石夏澄:怪しいぜ
GM
矢鱈考助先輩について〈情報:アカデミア〉8
アカデミアの高等部3年に所属する生徒。シンドロームはウロボロス・ソラリス。
ノイマンでないにもかかわらず、嘗て“エニグマ”大和猛と数多くの分野で覇を争った、正真正銘の天才。
しかしある時期を境に、パッタリと競技に参加するのを辞めてしまっている。番長をやめたのもその時期。
もしかしたら、その頃彼の身に何かあったのかもしれない。
最近は雪のせいで花の咲いていないケラススさんの様子をよく気にしているようだ。
また、彼がくっつく前のカップル達に接触していたという目撃証言が数多く上がっている。

GM
恋人居ない同盟について〈情報:UGN、アカデミア〉6
恋人が居ない可哀想な人達の集まり。首魁はレイミー・レインウッド。
恋などに費やす時間を全て鍛錬につぎ込んでおり、ランクの高い生徒が多い。
本当は恋人がほしいな~という思いをまんまとキューピットに利用されたと思われる。
しかし、恋人ができてホクホクしているものとおもいきや、逆に相性が悪くかわいそうなことになっている者も沢山居るらしい。
また、心労故か、それ以外の要因かはわからないが、殆どの者が恋人ができてからランクが下がったり、力が弱くなったりしている。

羽石夏澄:先輩ノイマンじゃない!!!
GM:そんな感じです
夏川ミナ:じゃあ、とりあえず恋人増えてる事件についての情報を皆さんに教えてます。
GM:と、一度別れた……可動化走りませんが、兎に角君たちは各々の人脈を活かして調査をした結果、以上のことがわかりました。
GM:皆はまたここに集まって情報について話しあったりしてもいい。
羽石夏澄:矢鱈せんぱいのことをみんなに教えるよ!
芙蓉堂太一:キューピットについて話をしましょう。うさんくせーという顔で。

夏川ミナ:「私は芙蓉堂太一が教えてくれた、インタビューできそうな方リストをあたってみました」
羽石夏澄:「矢鱈せんぱい、くっつく前のカップルにコンタクトを取ってたことが多いみたいで」
芙蓉堂太一:「あ、あれ役に立った? よかったよかった」
夏川ミナ:「はい。とても役に立ちました」
羽石夏澄:「………」芙蓉堂くんの教えてくれたキューピットの情報を聞いて考え込む。
夏川ミナ:「全員が“前から相手の事が気になっていた”、“前から好きだった”と言ってました」
羽石夏澄:「あの男子生徒と同じですね…」
羽石夏澄:「あの、ですね。ちょっと私も今まで忘れてたんですけど」
夏川ミナ:「同じです」 こくんと頷く。
羽石夏澄:「引っかかってることがあって」
芙蓉堂太一:「腹立つよね。僕もあのままだったら別の誰かをあてがわれてたってこと?」ドリンクの氷をつつきながら。
真北登:「ずいぶん数が多いし、これは偶然とかじゃ済まないな…引っかかってること?」
羽石夏澄:「えーとですね。件の男子生徒が振られた後、矢鱈せんぱいと赤い糸の話をしたんですけど」
羽石夏澄:「その後、せんぱい急用ができたってどこか行っちゃって。その去り際、ちょっと聞こえたんです」
羽石夏澄:「『最初から赤い糸が見えていれば』……って。本当に独り言みたいだったんでその時は気にもしなかったんですけど。」
羽石夏澄:「もし、最初から赤い糸が見えてたら、それこそキューピットみたいなことができるんじゃないでしょうか」
羽石夏澄:「…なんて、思ったんですけど…さすがに、ヘンですかね…?」
芙蓉堂太一:「ほんとに赤い糸があったら、ってことか……」
羽石夏澄:「あ。あは。そうですよね、赤い糸なんて、さすがに…ないですよね、あはは」
真北登:「キューピットは赤い糸なんて悲しい、って言ってたけれど…うん。それが本音かどうかまではわからない」
夏川ミナ:「ふーむ」
夏川ミナ:「先程の芙蓉堂太一がくれたリストの、最近付き合いだしたカップルなのですが」
夏川ミナ:「これまでほとんど接点のなかった人たちが恋人同士になっているケースも多数見られました」
夏川ミナ:「本当に赤い糸ないしそれに準ずるものがあって、それが見えているのでは?」
羽石夏澄:「む。…ふむむむ」
芙蓉堂太一:「でもさ、それってうまくいくものなの?」
真北登:じゃあ、こちらも恋人居ない同盟についての調査結果を話しておこう。男装番長が監視しているので情報はある
夏川ミナ:「どうなのでしょう」
夏川ミナ:「私が見た限りでは、皆さん幸せそうでしたが」
真北登:「必ずしも上手く行ってるわけじゃないみたいだね。相性が悪いカップルもある」
夏川ミナ:「む。」 真北君を見る。
芙蓉堂太一:「あ、ほらやっぱり」
羽石夏澄:「む…むーぅ。」
真北登:「恋人居ない同盟を抜けた人たちの中にそういうパターンがあったみたいだよ」
羽石夏澄:「じゃあ、くっつきそうイコールうまくいくってわけじゃない…のかな」
芙蓉堂太一:「カップル成立までは面倒見るけど、後は知らないってこと?」
夏川ミナ:「アフターサービスまでは行っていないのですね」
羽石夏澄:「…むう。ぷくー。」
羽石夏澄:「くっつくまでが恋愛だ、って話だったら…そんなの、なんかヘンです」
芙蓉堂太一:「同感だよね」
真北登:「そうだよ。くっついた後の方が大変な事だって山ほどあるんだ」
真北登:極めて真剣な表情で頷く。
羽石夏澄:「あ、実感こもってますねせんぱい」
夏川ミナ:「そうでした。真北登は恋人がいるのでしたね」
夏川ミナ:「大変だとは思いますが、うらやましい事です」
真北登:「え?いや。うん。い、今のは一般論だけどね!花廼屋さんは別に大変じゃないよ」
芙蓉堂太一:「真北くん的にはさ、どうなの? 彼女に赤い糸、見えたことある?」
羽石夏澄:「あ、気になりますー」
夏川ミナ:「興味があります」
真北登:「……無いよ。そんな確かな形で見えた事はない」
羽石夏澄:「んん。そうですよね… ……」
羽石夏澄:「あの、皆さん、もし赤い糸が見えたらどうします?」
羽石夏澄:「っていうか、見てみたい、とか思います?」
夏川ミナ:「そもそもの問題として」
夏川ミナ:「あるのでしょうか? 赤い糸」
夏川ミナ:自分の小指をしげしげと見つめる。
芙蓉堂太一:「……んんんん」
芙蓉堂太一:「……あるとも言えるし、ないとも言える、ような」
羽石夏澄:「…私はちょっと見てみたいです。でも、見るのが怖い」
芙蓉堂太一:「僕はさ、赤い糸って、自分で結びに行くものだと思ってるんだよね」ぽつりと。
羽石夏澄:「……あ。」
羽石夏澄:はっとしたように芙蓉堂くんを見る。
夏川ミナ:「あらかじめ結ばれているものではなく?」
真北登:芙蓉堂君の言葉に、嬉しそうに微笑む。
芙蓉堂太一:「うん。がんばってがんばって、どうにか相手に届かせて、成就した時に結ばれる、そういうものかなって」
羽石夏澄:「…そっか。そうですよね」自分の手を見て、微笑む。
芙蓉堂太一:「僕、恋愛相談されることも結構あるからねー。そういう子見てると、そう思いたくなるし」
羽石夏澄:「れ、恋愛相談」
芙蓉堂太一:(自分も、そうしたいって思ってたのに、でも)
芙蓉堂太一:(それでも叶わなかった時のことを聞かれて、何も答えられなかったんだよなあ……)
夏川ミナ:「芙蓉堂太一?」
夏川ミナ:さっさっ、と芙蓉堂君の前で手を振ってます。
芙蓉堂太一:「え? あ、うん。なんでもない」
真北登:「……僕もそう思ってるよ、芙蓉堂くん」
芙蓉堂太一:「羽石さんも情報が入り用の時は頼ってね。なんか面白い話をお土産に」
羽石夏澄:「えっ、あっ、は、はい!」
芙蓉堂太一:「あれ、気が合うね」
真北登:「相性とか、出会ったタイミングとか、そういう意味では赤い糸はあるのかもしれない。でも」
真北登:「それって、一組のカップルをあらかじめ正解って決めるような、絶対的なものじゃなくて」
真北登:何かを想いだすように目を細めて、言葉を紡いでいく。
真北登:「なんていうか……そんな確かなものじゃなくて」
真北登:「あちこちと繋がってて、変わっていく、弱い糸なんじゃないかなって思う」
羽石夏澄:「………ん。」
羽石夏澄:「そうだと……いいな…」
夏川ミナ:「うん。私もそう思います」
羽石夏澄:(そうだと……いいのかな…?)
羽石夏澄:(……本当に?)
羽石夏澄:自分の手を見ている。
夏川ミナ:「だから夏澄さんも、あまり怖がらなくていいと思います」
羽石夏澄:「……はい。……そうですね」
夏川ミナ:「いざとなれば、自分で結びにいけばいいのですから」
羽石夏澄:頷く。
GM:では、この辺りでシーンを終了いたします。
GM:ロイスや購入判定があるならやるといい
羽石夏澄:ロイス!
羽石夏澄:む。むむ。二人に取ると埋まってしまう。
夏川ミナ:埋まってしまう!
芙蓉堂太一:こまった!
夏川ミナ:でも芙蓉堂君にとります。
真北登:埋まっちゃうぜ
芙蓉堂太一:わーい
羽石夏澄:私もまずは芙蓉堂くんに取ろう!
羽石夏澄:情報屋/芙蓉堂太一/感服:○/脅威/ロイス
芙蓉堂太一:脅威
羽石夏澄:情報屋だから…
羽石夏澄:なんか…ナイショの話は知られないようにしようと思ってるよ
芙蓉堂太一:こちらはひとまず夏川さんに○信頼/隔意で取得します。
夏川ミナ:頼れる情報屋/芙蓉堂太一/○信頼/隔意/ロイス
芙蓉堂太一:ww
夏川ミナ:感情!同じじゃん!!
芙蓉堂太一:同じだ!
羽石夏澄:全く同じだ!
真北登:似た者同士だな!
夏川ミナ:なんかこう、芙蓉堂君は自分の中に踏み込まれるのを嫌うタイプだから・・・w
芙蓉堂太一:そうなんだよね
真北登:後輩だし夏澄ちゃんに取っておこうかな
真北登:後輩/羽石夏澄/○P:仲間意識/N:心配
羽石夏澄:せんぱい…!
羽石夏澄:心配されている
真北登:ちょっと元気ないからね
夏川ミナ:あっ、“5人目”とかじゃなかった
夏川ミナ:後輩!
芙蓉堂太一:5人目ww
真北登:コラァ!
GM:それはやばいw
真北登:餓えすぎだろ!!
芙蓉堂太一:調達、スペリオルミックスを試してみようかと思います。
芙蓉堂太一:5dx+2=>15
DoubleCross : (5R10+2[10]>=15) → 7[2,4,5,7,7]+2 → 9 → 失敗

夏川ミナ:あっ調達
芙蓉堂太一:あっだめだ
羽石夏澄:調達どうしようかな
夏川ミナ:どうしようかな・・・ゾディアックウェポンのガード値もあるので、先にボディアーマーを狙ってみます。
夏川ミナ:1dx+1=>12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

羽石夏澄:スペリオルミックス行くか。
夏川ミナ:だめでした!以上です。
真北登:UGNボディアーマ~
羽石夏澄:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 1[1,1,1] → 1 → ファンブル

羽石夏澄:ゲエーッ
夏川ミナ:3dファンブルw
芙蓉堂太一:すごい
羽石夏澄:ことごとく売り切れでした。
真北登:1dx+2=>12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 8[8]+2 → 10 → 失敗

羽石夏澄:はじめてみた
芙蓉堂太一:逆に喉がかわいたみたいな
羽石夏澄:渇く……
真北登:んぐ…財産使うまでも無いか。見送り
GM:ではシーン終了かな。

MF04

GM:次のシーンは二択!
GM:このまま情報収集を続けるか!
GM:それとも誰か話したいNPCがいたらそちらに行くのもOKだ!
GM:収集できる情報は二つ!
GM
キューピットについてその2〈情報:UGN〉9
矢鱈考助先輩についてその2〈情報:アカデミア〉8

GM:これの他にも調べたいことがあるなら項目が出てくるかもしれないし出てこないかもしれない
GM:どちらのシーンにするか言ってくれよな!
羽石夏澄:ふーむ。私は情報収集してみたいぞ。
羽石夏澄:皆さんはどうでしょう
芙蓉堂太一:情報収集かな
夏川ミナ:んんー、その二つの情報なら1シーンだけ休んでもいいかなあ
真北登:侵蝕高いものね
芙蓉堂太一:おやすみどうぞですよ
夏川ミナ:っていうか真北くんが低いw
GM:そう、少ないので休憩する人もいい。
真北登:低いんだよ!なに低血圧してんのこいつ!
羽石夏澄:うーむ、侵蝕高いがでておこうかな…!
夏川ミナ:ヌヌーッみんな出るのか!寂しいな!
真北登:ああ、夏澄ちゃん社会強者だから…
羽石夏澄:そこそこ社会はあるのだ。
羽石夏澄:あとせんぱいのことがしんぱいです
GM:実を言うと、羽石さんは後々誰かと話すことになるかもしれないし備えていてもいいかもしれない
羽石夏澄:おおう
真北登:ワーオ
夏川ミナ:なんだって!
芙蓉堂太一:jaa
芙蓉堂太一:じゃあ男子組で調べます?
羽石夏澄:じゃあ休もうかな・・・
夏川ミナ:ボーイズトーク!
羽石夏澄:芙蓉堂くんがいればなんとかなるだろう
真北登:芙蓉堂様~
真北登:というわけで出ます。
芙蓉堂太一:ダイスが欲しいですと口に出して言ってみろよ~
GM:デルがいい
真北登:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+5[5] → 44

芙蓉堂太一:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+1[1] → 51

芙蓉堂太一:低い
真北登:低いわ
GM:では項目を提示する
GM
キューピットについてその2〈情報:UGN〉9
矢鱈考助先輩についてその2〈情報:アカデミア〉8

真北登:自分は矢鱈考助先輩についてその2で行きたい!情報:アカデミアしか技能ないしな
芙蓉堂太一:キューピットについて調べたいです。
芙蓉堂太一:分担!そして援護しますか。
GM:イイデショウ
真北登:そして芙蓉堂様…哀れな社会弱者にダイスのお恵みを…
真北登:お願いしますだ この通りですだ
芙蓉堂太一:ほーらこれが欲しいんだろ~? 真北くんに《援護の風》します。
芙蓉堂太一:侵蝕値2上昇します。
真北登:ヒャアーありがてえありがてえよぉ
芙蓉堂太一:ダイス8個増加!
真北登:来た来たァ
真北登:11dx+2>=8
DoubleCross : (11R10+2[10]>=8) → 10[1,1,3,3,5,5,7,8,8,9,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

真北登:フゥーッざっとこんなもんさ
芙蓉堂太一:ではキューピットについてその2を〈情報:UGN〉で。コネ:UGN幹部使用。
芙蓉堂太一:7dx+4=>9
DoubleCross : (7R10+4[10]>=9) → 9[1,2,5,5,5,6,9]+4 → 13 → 成功

芙蓉堂太一:うむ
GM:二つとも成功なのだ
GM:開示するのだ
GM:では矢鱈先輩の情報を開示するよー
GM
矢鱈考助先輩についてその2〈情報:アカデミア〉8
彼は嘗てこの学園で、二歳年上の女性と恋に落ちていたらしい。
相手の女性は高校卒業とともに故郷へと帰ってしまったが、矢鱈との仲は良好で、彼も卒業後に彼女の助けになりたいと言っていた。
彼が競技参加をやめ、番長を引退したのは彼女の卒業後。彼女の故郷が内乱に巻き込まれて、渡航ができなくなってからである。
彼は様々な手段を用いて彼女の故郷へ行こうとしたが、全て徒労に終わってしまったらしい。

GM:キューピットについてその2だよー
GM
キューピットについてその2〈情報:UGN〉9
シンドロームはウロボロス・ソラリス。
記憶の転写と改竄、及びそこから派生した高度なエフェクトの模倣・増幅能力をもつ。
彼はどうやら惚れる切欠となった出来事の記憶を改竄し、本来の想い人とは別、
恋が叶う可能性の高い人物へと好意を抱かせ、カップル達を作っていたようだ。
思い人情報は、恋愛事情に詳しい人間から情報を買い取り、能力を模倣、更に詳しい推理を加えたものだろう。
売りそうな人間に心当たりが有れば、その人から話を聞いてキューピットの正体に近づけるかもしれない。

しかしこの方法では、全ての恋を叶えることはできない。
大きな切欠がなく、ゆっくりと芽生えた恋心などを操作することはできないからだ。
もしかしたらそこら辺を何とかするのが、彼の目的なのかもしれない。


GM:→キューピットの目的についてが調査できるようになりました。
芙蓉堂太一:うーむ、会いたい人が増えた
GM:そんな感じでございます。
夏川ミナ:キューピットの目的について、難易度はいくつですか?
GM:あ!出してなかったごめん
夏川ミナ:たぶん私は夏澄さんみたいな誰かと話すチャンスがない気がするので、難易度次第では出て調べます!
GM:難易度は11です。
GM:あ、でも今調べてもらうと困るので
GM:イベントとか起こしてもらった後がいいかも
夏川ミナ:おっとっと!じゃあ、とりあえず様子見しようかな。
GM:待てよ。
GM:いいえ!難易度は25です。今決めました。
夏川ミナ:!!?
芙蓉堂太一:高っ!
羽石夏澄:?!?!
真北登:高っ。なにかイベント起こすと下がるタイプかな
GM:イベントをこなすときっと難易度が下がることでしょう。最初からその予定でした。
夏川ミナ:それはむりだ!やめておきますw
GM:何の問題もありません。
真北登:じゃあしょうがない
芙蓉堂太一:GM様がそうおっしゃるのであれば
GM:GMも偶に間違えることがある……笑ってゆるしてくれると嬉しい。
夏川ミナ:GMも人間だし・・・

GM:では、あれから一度解散して、放課後くらいの時間。学年が同じである君たちは、丁度空いた教室で落ちあい、調べたことを話し合うことにしました。
GM:そとでは降り積もった雪が夕日によって照らされ、綺麗なオレンジ色の輝きを放っています。
真北登:「芙蓉堂くんの言った通りの人から当たってみたら、矢鱈先輩のこと色々わかったよ」
芙蓉堂太一:「やったね」黒板に情報のまとめを書きながら。
真北登:「なんか、悲しい過去を掘り起こすみたいでちょっと気が咎めたけど」
芙蓉堂太一:「……まあ、その辺はどうしてもあるよねえ」
真北登:「でも、矢鱈先輩については今回の事件とは関係ないかなって思うんだよね」
真北登:「どっちかっていうと、そうだったらいいなって気持ちかもしれないけど!」
芙蓉堂太一:「そうなの?」チョークを動かす手を止め、真北くんの方を見る。
真北登:「うん。夏澄ちゃんがショック受けるかもしれないし」
芙蓉堂太一:「まあねえ……知り合いが事件関係者ってのはやっぱりやなものだよね」
芙蓉堂太一:「僕の方はキューピットのこと、もうちょっと突っ込んで調べたよ」
芙蓉堂太一:能力とやり口のことを書きながら説明しましょうか。
芙蓉堂太一:「多分、シンドロームはウロボロスとソラリス、かな」
真北登:「ウロボロスと……ソラリス」
真北登:復唱し、少し顔が曇る。
芙蓉堂太一:「うん」情報をまとめた黒板を見る。
芙蓉堂太一:「……まあ、まだここを繋げるのは……ちょっと早いかな?」矢鱈先輩の項目を眺めながら。
真北登:「うん。ありがとう」
芙蓉堂太一:「どっちにしろ、まだまだ話を聞かないといけないよね」
真北登:「そうだね。けっこう複雑な能力みたいだし。情報源になりそうな人って、芙蓉堂くん心当たりとかある?」
芙蓉堂太一:「あるある。ばっちり」親指を立てる。
真北登:「さすが情報屋!」
芙蓉堂太一:「人脈は僕の命だからね! 任せておいてよね」
真北登:「なんか助けられっぱなしで悪い気がしてきた!いや、用心棒なんて仕事が無い方がいいんだろうけど」
芙蓉堂太一:「いやー、それはまだわかんないよ?」
芙蓉堂太一:ぼふぼふと黒板消しでまとめを消しながら。矢鱈先輩の項目のところで手を止める。
芙蓉堂太一:「……赤い糸、か」
芙蓉堂太一:「羽石さんの話とこの情報合わせるとさ、なんか矢鱈先輩のことが見えてくる感じしない?」
真北登:「……」
芙蓉堂太一:「しんどかったんだろうね、きっと」文字を消す。
芙蓉堂太一:「僕、わりとこういう時の感じ好きなんだよね。繋がった!っていうの。まあ、今回はちょっと悲しい話だけどさ」
真北登:(『報われない想いを抱く方が恐ろしい』)
真北登:羽石夏澄に聞いた、矢鱈の言葉が思い起こされる。
芙蓉堂太一:「だからまあ、助けられっぱなしってわけでもないのさ」全部消し終わる。
芙蓉堂太一:(……まさか、僕にまで繋がるとは思ってなかったけどね)想う相手の遠い故郷、内乱。それは、決して他人事ではなく。
芙蓉堂太一:「真北くん。僕はさ……次キューピットに会ったとして」
芙蓉堂太一:「ちゃんと言い返せる自信、あんまりないんだよね」
真北登:「芙蓉堂くん…」
真北登:夕陽に照らされ、どこか寂しげな背中を見つめる。
芙蓉堂太一:「まあ、だから、その時は頼むよ、用心棒さん」笑い直す。
芙蓉堂太一:「さっきの赤い糸の話、良かったよ。あんな感じで、あいつにもガツンと言ってやってよね」
真北登:「いや、全然。僕はなんか、こうだったらいいんだけどなって事言ってるだけで」
芙蓉堂太一:「それがいいんだって。真北くん、そういうとこ主役っぽいじゃない」
真北登:「それは、きっと芙蓉堂くんにもあるんじゃないかな。キューピットに対して腹が立ったってことは」
芙蓉堂太一:「えー? 僕? 僕は……」頭を掻く。
真北登:「今はまだまとまらないかもしれないけど、きっとあるんだよ」
芙蓉堂太一:「そうなのかな。……そうだといいねえ」
芙蓉堂太一:「宿題にしようか。じゃ、そろそろ行く?」
真北登:「うん!どんどん次だね」
真北登:芙蓉堂くんの肩を、激励するように軽く叩いて。
芙蓉堂太一:「オッケー」夕日に照らされた教室を出ていこう。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイス、購入などがしたかったらどうぞ!
真北登:ロイス感情を変更したいっす
真北登:協力者/芙蓉堂太一/○P:有為/N:不信感 → ○P:仲間意識/N:隔意 に!
芙蓉堂太一:真北くんへのロイス感情を○感謝/隔意に変更します。
芙蓉堂太一:そしてUGNボディアーマーを調達したいです。
GM:しろー!
芙蓉堂太一:5dx+2=>12
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 10[6,7,10,10,10]+6[4,4,6]+2 → 18 → 成功

芙蓉堂太一:よし。装備します。
真北登:こっちもぼであまを狙おう
真北登:1dx+2=>12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 9[9]+2 → 11 → 失敗

真北登:あ、財産点1点消費で買う!
真北登:いじょうです
GM:では、今日のアカデミアはここまでとします!
GM:お疲れ様でした、皆さん!
夏川ミナ:やー!おつかれさまです!
芙蓉堂太一:おつかれさまです!
羽石夏澄:おつかれさまでーす!
真北登:おつかれさまでしたー
GM:次回は明日、5月22日21時から24時までを予定しております。よろしくお願いします!
夏川ミナ:うぇい!
どどんとふ:「GM」がログアウトしました。

セッション三日目 - MF05:芙蓉堂太一

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「真北登」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
GM:点呼開始!
夏川ミナ:準備完了!(1/4)
芙蓉堂太一:準備完了!(2/4)
真北登:準備完了!(3/4)
羽石夏澄:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

GM:ということで、次のシーンは情報屋の人のところに行ってもらうシーンだぞ。
芙蓉堂太一:行きましょう!
GM:シーンプレイヤーという制度を忘れていたので導入し、芙蓉堂君を指定します
真北登:行こう。
GM:他に出たいものはでろ!
GM:侵食値をどうぞ。
芙蓉堂太一:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+1[1] → 54

芙蓉堂太一:上がらねえ!
真北登:出る!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:55->62)
真北登:用 心 棒 だからな
真北登:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+2[2] → 46

夏川ミナ:君たち低いね!?
真北登:うーんw
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:57->66)
真北登:女子!高いね!?
羽石夏澄:ふふふ・・・
芙蓉堂太一:女子ー!
GM:全員出てるじゃん
GM:では始めていきます。

GM:先ほどの情報をいい感じに共有した君たちは、芙蓉堂君の言う心当たりを確かめるため、その3年生の人の所に向かうことにしました。
GM:私の勝手なイメージで多分情報屋は屋上が好きなので、屋上とかです。
GM:君たちはすぐに付いてしまってもいいし、付く前に少し話したりしてもいい。
芙蓉堂太一:「だいたいこの時間なら屋上にいると思うんだよねー」などと言いながら向かいましょうか。
羽石夏澄:「なるほどです。しかし思ったよりも地道でしたね、キューピット…」
夏川ミナ:「情報屋は屋上を根城にする事が多いのでしょうか」 ついていく。
真北登:「屋上…あんまりいい思い出無いんだけど、仕方ないな」
芙蓉堂太一:「だいたい屋上派と校舎裏派と空き教室派に分かれてるよ」
真北登:「派閥があるの」
芙蓉堂太一:「棲み分けっていうか、縄張りっていうか……」
羽石夏澄:「内証話の定番ですね!」
夏川ミナ:「縄張りというと、野良猫のようですね」
夏川ミナ:アルマテーラ様の事とかも情報屋なら知ってるのかなあ、とか考えながら歩いていきます。
夏川ミナ:「……」
芙蓉堂太一:「まあねー、行動範囲が被るとやっぱりトラブルが出るから。でも、協力もするよ。僕の今回の先輩みたいにね」
夏川ミナ:じゃあ、芙蓉堂君の服をくいくいっと引っ張ります。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「ん?」引っ張られる。
夏川ミナ:真北君と夏澄さんには聞こえないように、ひそひそ耳打ちします。
夏川ミナ:「あなたはアルマテーラ様に恋をしているという認識でいいのでしょうか?」 
芙蓉堂太一:「な」不意打ちで顔が真っ赤になる。
芙蓉堂太一:「え、ええー、いきなり何?」
夏川ミナ:「いえ。赤い糸の話で思ったのです」
夏川ミナ:「あなたの赤い糸は、たぶん……私から見ると……アルマテーラ様につながっているのではないかな、と」
夏川ミナ:「あなたと一緒にいる時のアルマテーラ様は、本当に楽しそうでしたから」
芙蓉堂太一:「ええと……うん……その……」
芙蓉堂太一:「夏川さんには叶わないなあー」少し笑う。
夏川ミナ:きょとんとしてます。
芙蓉堂太一:「合ってるよ、それ。そうだよね、ずっと見られてたもんね」
夏川ミナ:「おお……」
夏川ミナ:「私の見当違いではなくて、よかったです」
芙蓉堂太一:「一応内緒ね?」指を立てます。
夏川ミナ:「もちろんです」 立てた人差し指を唇に当てる。
夏川ミナ:「んん」
夏川ミナ:「恋愛というのはあいかわらず難解で、よくわからないのですが」
夏川ミナ:「教会にかけつけた時の貴方はお姫様を助けるナイトのようでした」
夏川ミナ:普段は決してそんなタイプには見えないのに、と付け足す。
芙蓉堂太一:「あれは、その、状況がそういう感じで……僕だってガラじゃないと思ってるよ」頭をわしゃわしゃとする。
夏川ミナ:「でも、格好良かったですよ」
芙蓉堂太一:「……」
芙蓉堂太一:「アルマテーラ様にも、そう思ってもらえたかな」
夏川ミナ:「どうでしょうか」
夏川ミナ:「私は、きっとアルマテーラ様も同じ思いだったと信じます」
芙蓉堂太一:「だといいなあ」
芙蓉堂太一:ずっと離れていると、だんだん鮮やかな思い出が薄れていくようで、どこか怖い。
芙蓉堂太一:「ま、バレてたのが夏川さんで良かったよ」この分だと朝倉くんにもバレてるんだろうなあと思いながら。
夏川ミナ:「違うのです。貴方の秘密を握っているぞとか、そういうのではなくて……その……」
夏川ミナ:「私は、えーと……」
夏川ミナ:首を何度もかしげて、頑張って言語化しようとする。
芙蓉堂太一:「うん、わかってる。夏川さんは脅したり、笑ったり、そういうのしないからね」
芙蓉堂太一:「信頼してるんだよ、これでも」
夏川ミナ:「よかった」
夏川ミナ:「会えないというのは不安も多いと思うのですが」
夏川ミナ:「貴方の想いは……赤い糸とか、物理的な距離とか、時空の歪みとか、そういうのを乗り越えてアルマテーラ様に届いているはずですから」
夏川ミナ:芙蓉堂君の手を両手でぎゅっと握ります。
夏川ミナ:「私は、応援しています。芙蓉堂太一!」
芙蓉堂太一:「ありがとう。うん、そう思いたいよね」
夏川ミナ:頷きながらくすりと笑います。
芙蓉堂太一:「うん。夏川さんも、いつか好きな人ができたら僕を頼ってよね」
芙蓉堂太一:「応援するからさ」
夏川ミナ:「ありがとうございます。ともだち100人、恋人100人を目指して頑張ります」
芙蓉堂太一:「多いなあ」
芙蓉堂太一:この辺でちらりと他二人の方を見る。
真北登:「だからね、”らりるれろ”の”ろ”で……あれ、そっちはさっきから何の話?」
芙蓉堂太一:「ううん」軽く笑いながら。
羽石夏澄:「むー。続けて言うとしっくりきません…」
芙蓉堂太一:「なんだろ、恋と友情の話?」
真北登:「…?」
夏川ミナ:「ひみつのお話ですね」
夏川ミナ:唇に人差し指を当てる。
芙蓉堂太一:「ねー」同じポーズ。
羽石夏澄:「……なんか大人ってかんじです」
真北登:「僕たち置いて行かれたね」
羽石夏澄:「ですねー」とか言いながらくすくす笑う。
GM:ではそんなことを話していると君たちは屋上にたどり着きます。
芙蓉堂太一:先輩いますかね?
GM:今ヤツの外見を確認しているところです
GM:屋上には薄ピンク色の長髪で片目を隠した背の高めの女性がいます
GM:彼女が"ミセス・ピーピング・トム"諸星愛海さんです
芙蓉堂太一:「あ、先輩。今時間いいですか?」と声をかけましょう。
羽石夏澄:後ろの方でぺこっとお辞儀とかしてよう
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「やあやあ芙蓉堂くん。ああ、構わないとも。丁度暇してたところでね。」
夏川ミナ:こちらも、夏澄さんの横でぺこりとお辞儀してます。
真北登:「こんにちは」と、こちらも会釈。
芙蓉堂太一:「よかった。僕、あれから例のキューピットについて調べてて。この人たちは協力者です」
夏川ミナ:「風紀委員会、高等部一年の夏川ミナです。よろしくお願いします」
羽石夏澄:「ばんちょーれん、羽石夏澄です!」
真北登:「番長連二年、真北登です」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「こんにちは。私は諸星愛海。情報屋を名乗らせてもらってるよ。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「窒息番長に餓狼番長だったかな、通名は。直接会うのは初めてだ。よろしく。」
真北登:「あっ……」
羽石夏澄:「わ、覚えられてる!」
真北登:「う、うれしい。珍しくちゃんと呼ばれた」
夏川ミナ:「がおーではないですからね」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「名前くらいはね。それで、何を教えてほしいんだい。誰かの好感度?」
夏川ミナ:「好感度……」 すごく教えて貰いたそうな顔をするものの、我慢します。
羽石夏澄:「こ、好感度」
芙蓉堂太一:「ああ、それでですね。先輩、最近生徒の恋愛事情について大量に聞きに来た人っていませんか?」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ん?まあ色々な人が話を聞きに来るけど」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「それは一人でたくさんの情報を、ってことかな。」
芙蓉堂太一:「そういうことですね」
真北登:「ですね。で、たぶん、その時聞いた人たちの中から、最近カップルになった人たちが多いのかな」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「最近かどうかはわからないけど、そうだね。ひと月近く前にいたかな。そういう人が」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:ぱらぱらと手帳をめくりながら応えるよ
夏川ミナ:「む……」 一応メモを取ってます。
芙蓉堂太一:「いましたか!」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「うん。いた。」
羽石夏澄:「おおー」
真北登:「それ、誰なんですか」身を乗り出す。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「おおっとっとっと」真北くんから隠すように手帳をぱふっと体につけます
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「餓狼番長くん。私は情報屋だよ情報屋。」
芙蓉堂太一:「先輩、対価が必要ならお支払いします。今、僕らその情報が必要なんです」
真北登:「そ、そうか……タダじゃないですよね」
夏川ミナ:その後ろの方でごそごそとお財布を取り出してます。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「そうそう。芙蓉堂君はよくわかってるね。情報屋がただであげちゃあ行けないよね。他の情報屋にも迷惑になる。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「おっと、お金は要らないよ。」お財布を出し始めたミナチャンを静止します
羽石夏澄:「すると……情報です?お支払いも。」
夏川ミナ:「むう」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「その通り!折角情報屋が二人居るんだ。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「お金以上にピッタリの対価だろう?どうだい、芙蓉堂くん。」
真北登:「用心棒は掛け持ちできないからなあ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「君が求めている情報と同じくらい僕が欲しがりそうな情報。なにか持ってないかなあ?」
芙蓉堂太一:「ええと……」
GM:と、言うことで。このシーンでは判定に挑戦をしてもらいます。
GM:方法は簡単!〈情報:アカデミア〉で彼女と達成値を比べ合い、勝てば君たちは情報がもらえます
GM:負けたら追い返されるので、しばらく経ってから(シーンを変えてから)再挑戦するといいでしょう
GM:判定に挑戦できるのは代表の一人。ただし!それ以外でシーンに出ている人は支援を行うことができます。
GM:自分の得意な能力値、【肉体】【感覚】【精神】のいずれかで8以上の達成値が出せれば、代表の人の達成値に+2できます
GM:また、判定が嫌な場合、恋愛絡みで面白そうな情報を渡すとそれだけでOKしてもらえるかもしれません
夏川ミナ:ほほー
羽石夏澄:恋愛がらみ!
夏川ミナ:「……」 考えてます。
夏川ミナ:「(アルマテーラ様やロコロコさんの事は秘密ですし)」
夏川ミナ:「(かといって、私の情報はおそらく必要とされていない……はず……)」
羽石夏澄:「えっと……せんぱい、どの程度私たちの恋愛事情とかご存じ…です?」もじもじと言う。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「フフフフ。どうだろうねー?試しに話してみる?」
真北登:「くっ、これは迂闊なことを言うとドツボにはまる展開……!」
真北登:額を汗が伝う。
羽石夏澄:「あう……さすがに手の内を見せてはくれないです…」
羽石夏澄:「芙蓉堂さん!これはバトルですよ!情報バトル!」
芙蓉堂太一:「……」手持ちのネタを探る。何か、彼女にとって価値のある情報……。
真北登:「クライマックスのつもりで臨むしかない…!」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「でもそうだねえ。関係あるかはわからないけど、私は3年生で、プロムの会場には居たかな。」
芙蓉堂太一:「バトルかあ。まあ、専門だしね。やってみるか」
夏川ミナ:「あっ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:なんて言ってミナちゃんをちらっと見たりします
夏川ミナ:“プロムでこういう事をしました”というのを言おうとしてたので、出鼻をくじかれた形。
GM:判定をするなら先に支援をするのだぞ!
芙蓉堂太一:とりあえず、判定したい! 得意分野!
羽石夏澄:支援!
芙蓉堂太一:支援求む!
夏川ミナ:い、いっこだけ質問したい!
羽石夏澄:精神で支援します!
GM:こう、支援は芙蓉堂君にこんな感じのないの~とか勝手に言ったりすることであれです
GM:ファイ!
夏川ミナ:「あの。逆に、こんな情報がほしいとかそういった希望は無いでしょうか」
夏川ミナ:「お話出来ることでしたらお話します」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「んー。そうだねえ。やっぱり恋愛絡みの情報がほしいかなー。」
真北登:「ミナちゃん……」その真剣さに感動している。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「私の通名。“ミセス・ピーピング・トム"っていうんだけど。そういう話が好きなのさ。」
夏川ミナ:「恋愛…………」
芙蓉堂太一:(恋愛絡みで……先輩が掴んでない情報……)考える。
夏川ミナ:「ううむ」 考えこむ。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「できれば、浮ついた話が多い相手より、えー!彼が?彼女が?みたいな子の話が聞きたいなあ。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ねえどう?そういう話。心当たりないかな、君たち。」
GM:そうだ、じゃあ先にこっちの達成値だけだしておきましょう。
GM:《壁に耳あり》を使用して判定します。とう。
GM:9dx+5
DoubleCross : (9R10+5[10]) → 10[1,2,2,2,3,5,8,9,10]+4[4]+5 → 19

GM:ウオッたけえ
GM:ざっとこんなもんよ
羽石夏澄:よし、支援する!
羽石夏澄:精神で判定!
羽石夏澄:6dx>=8
DoubleCross : (6R10[10]>=8) → 9[2,3,5,7,8,9] → 9 → 成功

羽石夏澄:+2!
GM:+2なのだ。
真北登:肉体で支援判定します。
真北登:7dx>=8
DoubleCross : (7R10[10]>=8) → 10[2,2,2,5,7,8,10]+9[9] → 19 → 成功

夏川ミナ:!?
真北登:うりゃ
羽石夏澄:すげえ!
芙蓉堂太一:すごい
GM:だがどれだけすごくても+2だー!
GM:計+4!
夏川ミナ:支援するー!
夏川ミナ:感覚で判定します。
夏川ミナ:9dx=>8
DoubleCross : (9R10[10]>=8) → 9[2,3,4,5,6,8,8,8,9] → 9 → 成功

芙蓉堂太一:おおー
夏川ミナ:「芙蓉堂太一」 情報を渡します。
GM:ふ……。支援は皆成功か!
GM:+6なのだ
夏川ミナ:「先日のプロムで私は“私刑屋”の平賀迅、編集部の霧灯夢二という男子生徒と一緒に踊ったのですが」
夏川ミナ:「その際、お互いを苗字ではなく名前で呼ぶような取り決めをかわしました」
芙蓉堂太一:「ええっ、すごい進展じゃない」
夏川ミナ:「はい。これは、かなりパワーに満ちた情報なのではないかと思います」 自画自賛する。
真北登:「ええと…花廼屋さんのこと、最近二人きりの時は律って呼んでるとか…そ、そういうことでいいのかな…?」
真北登:赤面し、汗だくになりながらどうでもいい情報を提供する。
芙蓉堂太一:「あー、うん、ありがとう真北くん」肩をぽんと叩く。
羽石夏澄:「あの、ですね…私、好きな人が、ですね…」
羽石夏澄:もじょもじょ口ごもりながら耳打ちする。
羽石夏澄:「あの、SSランクの…」ごにょごにょ
芙蓉堂太一:「え、へえー」目を丸くする。「あの!」びっくりだ。
芙蓉堂太一:「……みんな、ありがとね。どうにかできそうだよ」
真北登:「頑張って!なんか僕に対するリアクションだけ若干軽かった気がするけど」
芙蓉堂太一:GM、判定前に、《援護の風》と〈コネ:学園通の友人〉は使用可能でしょうか。
GM:使っていいですよ!
芙蓉堂太一:よし、フルパワー!
芙蓉堂太一:ということで、自分に《援護の風》使用。ダイス8個増加します。さらに〈コネ:学園通の友人〉使用で2個増加。
GM:やってみろ!
芙蓉堂太一:15dx+8=>19
DoubleCross : (15R10+8[10]>=19) → 10[2,2,3,4,4,5,5,6,8,8,8,9,9,9,10]+2[2]+8 → 20 → 成功

芙蓉堂太一:うおおギリギリ!
羽石夏澄:うおー!
真北登:やったー!
芙蓉堂太一:よかったフルパワーにして
GM:ヒャーッ!
芙蓉堂太一:あ、侵蝕値+2します。
GM:では見事に成功です。君の与えた情報は彼女の知らない、それでいて非常に興味を惹かれる内容でした。
夏川ミナ:じょうほうやー!!
GM:どんな情報を与えたか演出しますか?
芙蓉堂太一:します!
GM:GO!
芙蓉堂太一:(まあ、みんなにもらった情報は僕の懐に収めるとして……)そ知らぬ顔だ。
芙蓉堂太一:「先輩! 僕、いいネタ持ってますよ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ほうほう。芙蓉堂君がそう言うなら期待できるなあ。それで、どんな情報難題?」
芙蓉堂太一:「僕自身の恋話です」
真北登:「!」
羽石夏澄:「…ほえ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「……ほう」それを聞いて、彼女の眼の色が変わります
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「それは!確かにいいねただねえ……。へえ!芙蓉堂君に、恋!」
夏川ミナ:「えっ」
夏川ミナ:秘密じゃないの?とでも言うように唇に人差し指を当ててます。三回くらい。
芙蓉堂太一:「芙蓉堂太一、高等部二年。この間の春に来島したアルマテーラ・フォンド・ティエラ王女と恋に落ちました」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「!!」
芙蓉堂太一:夏川さんに、ごめんね?という顔で視線をやります。
芙蓉堂太一:「それからしばらく文通してます。顔は合わせてません。以上」
芙蓉堂太一:「これ、結構な大ネタじゃないですか? 先輩」
真北登:「え……王女って、あの…!?」
真北登:「ええええ!?」
羽石夏澄:「……」目をパチクリ、口をパクパクさせてます
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「へえ~……へぇー……あの王女様と、君が!これは……全く想像できない取り合わせだ。」
芙蓉堂太一:「僕は切り札を切りました。先輩も、それ相応の対応、してくれますよね?」ずい、と近づく。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ああ。大満足だよ芙蓉堂君。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「誰に渡したかと……その時上げたリストもあげちゃおう。いやー、フフフ……。」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「いい物をもらってしまったな。しかし。フフ。これで君からは眼が離せなくなったな。」
芙蓉堂太一:「ハハハ、まあ、お手柔らかに」
真北登:「いやー……び、びっくりした」
羽石夏澄:「……すごい」
GM:そういうことで、君たちは求めていた情報と、リスト的なものをもらえました。
GM:リストは人の名前がかいてあって、矢印が双方向だったり片方だったりに伸びたりしているあれです。どんな切欠だったかメモしてある人も居る。
芙蓉堂太一:「ありがとうございます、先輩!」と受け取ってから。
芙蓉堂太一:急にみんなからはそっぽを向きましょう。よく見ると耳まで真っ赤だ。
夏川ミナ:「よかったのですか?芙蓉堂太一……」 声をかけようとして
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:それを見て、やっぱりやめます。
真北登:(芙蓉堂くん、勇気あるよ。じゅうぶん主人公だよ)
真北登:むこうを向いている頭を眺めて、くすりと笑う。
羽石夏澄:「………がんばろ。」
羽石夏澄:ぽそり、と呟く。
真北登:で、気になるのはリストを誰に渡したかのほうだ
GM:そして。渡した相手は、君たちもよく知るかどうかは知りませんが、アカデミア三年生
GM:元番長所属の矢鱈考助先輩です。
芙蓉堂太一:なんだってー
羽石夏澄:ああ…
真北登:その名前を確認して、また顔を曇らせる。
羽石夏澄:(………矢鱈せんぱい)
GM:そしてもう一つ、君たちはリストを見て気づくことがあるかもしれません。
真北登:むむっ
GM:知覚判定をおねがいします。難易度は9。エフェクトの使用は無しでおねがいします。
夏川ミナ:!
夏川ミナ:知覚します。
羽石夏澄:近くは鈍いんだってば
羽石夏澄:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[3,10]+3[3] → 13

GM:鋭い
羽石夏澄:気づけた!
真北登:じゅうぶんすぎるw
夏川ミナ:9dx+1=>9
DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 9[5,6,6,7,7,8,8,8,9]+1 → 10 → 成功

GM:恋愛補正がかかってるぜ
夏川ミナ:あっ夏澄さんより鈍い!
芙蓉堂太一:2dx+1=>9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 10[2,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

真北登:3dx+2=>9
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 7[4,5,7]+2 → 9 → 成功

芙蓉堂太一:!?
夏川ミナ:すごーい!
真北登:ギリw
真北登:太一くん冴えまくりだ
芙蓉堂太一:こわい
GM:では。君たちは手帳の中にぽつんと、一つだけ矢印の出ていない名前が記されていることに気づきます。
GM:彼女居ない同盟の首魁、レイミー・レインウッドさんの名前です。
羽石夏澄:レイミーさん…
夏川ミナ:あ、ああ…そうだった
夏川ミナ:あの人だけハブにされてた……
GM:よくよく見てみると、そこには矢印が消されたような跡が見えることに気づくかもしれません。
羽石夏澄:むむ
芙蓉堂太一:おお
GM:そして矢印が伸びていたであろう先にも、また誰かの名前が消されたような跡があります。
夏川ミナ:「……?」
真北登:「こうなると矢鱈先輩には話を聞いてみた方がいいのかな。リストのほうは、特に見る事ないよね?」
GM:残念ながら誰の名前が書いてあったかは君たちにはわからないでしょう。消されてるし。
芙蓉堂太一:「どうしたの、夏川さん」
羽石夏澄:「そう、ですね……ミナさん?」
夏川ミナ:「あの。私の方からだと、光の加減でわかりにくいのですが」
夏川ミナ:「……レイミー・レインウッド先輩からも、矢印が伸びていたのでしょうか?」 少々自信なさげ。
羽石夏澄:「………あ、本当です。矢印が伸びてて…」目をこらす
芙蓉堂太一:「ああ、恋人居ない同盟の。ほんとだ」
羽石夏澄:「その先に、名前があったのかな…消えてて…わかりませんね……」
真北登:「あれ?本当だ…危ない、見落としてた」
羽石夏澄:「何があったんでしょう」
芙蓉堂太一:「気になるよね。調べる?」
夏川ミナ:「はい。レイミー先輩は“最近恋人いない同盟のみんなが活動に来ない”と憤っていたので」
夏川ミナ:「もし誰かと結ばれていたなら、あんな風に風紀委員会に調査を依頼しては来ないと思います」
真北登:「うん。何か関わりがあるのかもしれない」
羽石夏澄:「……ふーむ。」首を傾げている。
夏川ミナ:こっちも首をかしげてます。
夏川ミナ:それはそれとして、食い入るようにリストを見ている。
羽石夏澄:「………」
羽石夏澄:どこか上の空だ。
夏川ミナ:「(私が足踏みしている間に、こんなにも多くの恋人が……)」
夏川ミナ:「(私も、頑張らなくては)」
芙蓉堂太一:「羽石さん、どうかした?」
羽石夏澄:「…あ。あ、ああ、すみません、一気に多くのことが判ったりして、ちょっとぷしゅーってしてました」
羽石夏澄:「……」じっと芙蓉堂くんを見る
芙蓉堂太一:「まあねー、整理が大変だよね」
芙蓉堂太一:「……?」まだ少し赤い顔を手で扇ぐ。
羽石夏澄:「あの、さっきの。さっきお話しした、好きな人の話」
芙蓉堂太一:「あ」
羽石夏澄:「別に、秘密ってわけじゃないんですけど…その、恥ずかしいので…」ちょっと下を見てもじもじしている
芙蓉堂太一:「ふふ、僕も聞いた情報を端からばら撒いたりはしないよー」
羽石夏澄:「……で、ですよね!」
羽石夏澄:「そういえば、芙蓉堂さん、恋愛相談も受けたことあるって言ってましたよね」
羽石夏澄:「…ちょっと、相談してみてもいいですか?」
芙蓉堂太一:「うん、まあね。専門ってわけじゃないけど、たまにそういう話もあるよ」
芙蓉堂太一:「今? いいけど」
羽石夏澄:「はい」顔を少し赤くして手を後ろに回している。
羽石夏澄:「…えーとですね…」
羽石夏澄:「……多分、あの人は私の気持ちになんとなく気づいてるんじゃないかなー、とは思うんです。私、わかりやすいと思いますし」
芙蓉堂太一:「ふむ」まあ、そうかもね、と思う。
羽石夏澄:「でも、なんとなく、そういうの曖昧な感じで。仲良くしてもらってるんですけど」
羽石夏澄:「…私、告白したほうがいいんでしょうか」
芙蓉堂太一:「うーん。そうだなあ」腕を組んで考える。
羽石夏澄:「ええと…」様子を伺いながら口を閉じたり開いたりしている。
芙蓉堂太一:「ちょっと曖昧な事言うけどさ。タイミング、なんだよね。何事も」
羽石夏澄:「タイミング。」
芙蓉堂太一:「別のことで大変な時にいきなり告白されても困るじゃん? 逆に、すごく寂しい時に優しくされたら好きになることもあるし」
羽石夏澄:「……あ」
羽石夏澄:思い出す。彼を好きになったときのことを。
芙蓉堂太一:「だからさ、一概に今告っちゃえよ、なんてのは僕からは言えないわけ」
羽石夏澄:「それは…そうですね。………。」少し考え込んでいる
羽石夏澄:「………私、付き合いたいのかなあ…」ぼそり、とつぶやく。
芙蓉堂太一:「そこ、迷ってるんだ」
羽石夏澄:「……はい」
羽石夏澄:「なんだか。もし、仮に、彼が私じゃない人と付き合うことになっても…」
羽石夏澄:「私、素直に嬉しいって思える気がするんです」
羽石夏澄:「だから、いいかなっ、て。友達にも話したんですけど。そんなのダメだって」
羽石夏澄:「でも…やっぱり解らないんですよね……大好きなのは、本当なのに」
羽石夏澄:少し言葉を切って、手の甲を見る。
芙蓉堂太一:「独占したいわけじゃないってこと?」
羽石夏澄:「どくせん」目を瞬かせる。
羽石夏澄:「………考えたこともありませんでした」
芙蓉堂太一:「普通はまあ、自分だけのものにしたいって気持ち、出てくるかなあって思うけど」
芙蓉堂太一:「……僕の場合はだけどさ、元から彼女、僕ひとりのものじゃなかったから」
羽石夏澄:「いえ。ええと。それは、二人きりってシチュエーションに憧れたりはしますけど、でも、独占なんて大それたものでは」
羽石夏澄:「……おうじょさま、……ですものね。そう…か…」
芙蓉堂太一:「そういうのも、なんか、わからないでもないかなあ……関係ないかもだけど」
羽石夏澄:「いえ。ちょっと、安心しました」
羽石夏澄:「……元気を、くれるんです」
芙蓉堂太一:「難しいよねえ。みんな幸せになりたいだけなのに、肝心の自分のことがなかなかわかんないんだ」笑う。
羽石夏澄:「ほんと、ですね。私も、自分のこと全然わかりません」微笑みを返す。
芙蓉堂太一:「でも、羽石さんは自分の気持ちを大事にすればいいと思うよ。付き合うとかはさ、形式のことなんだし」
羽石夏澄:「……そっか。………そう、ですね」
羽石夏澄:「うん。少し、楽になりました」
羽石夏澄:「芙蓉堂さんも。その。頑張って、ください」
芙蓉堂太一:「ま、普通に付き合えてデートできる距離って羨ましいけどね。……ならよかった」
芙蓉堂太一:「うん、めちゃめちゃ頑張るよ。人生かかってるからね」
羽石夏澄:「ふふふ」
羽石夏澄:笑って、空を仰ぎ見る。
羽石夏澄:(――私は、)
羽石夏澄:(もっと、自由でいいのかな…?)
真北登:リストの消えている部分について諸星愛海に確認してみている。
真北登:「この、消えてる部分って先輩が消したんですか?」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「え?消えてるとこ?」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「覚えがないなあ。でもほんとだ。消えてるね。」
真北登:「うーん、じゃあ誰の名前が書いてあったとかもわかりませんか?」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「うーん。覚えてないな……。私が消したんだっけなー?でも消えてるってことはそうだよなー。うーん……」
真北登:「……どういう事だろ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ごめん。本当に覚えてないや。きっと間違いでもあったんだと思うよ。気にしないで。」
真北登:「わかりました。ありがとうございました!」
真北登:とりあえず頭を下げる。引っ掛かりはするものの、原因については思いつかない。
夏川ミナ:「……」 こっちもそれを横で聞いてますが、全く分かりません。
GM:ではシーンを終わります
GM:ロイスとかあったら取りなさい
羽石夏澄:ロイスは保留!
真北登:ロイスはとりあえずこのままで
夏川ミナ:真北君にとりたい・・・けど、あとで真北君とはちょっと話したいので、その時に取ろうかな。
真北登:こちらもそのつもりー
芙蓉堂太一:羽石さんに○好奇心/不安で取得します。
羽石夏澄:わおー
GM:ふむ。
GM:ではシーン終了だ!
夏川ミナ:好奇心……俺の心に好奇心
夏川ミナ:あっ購入はできますか!
GM:おっと!できます!
夏川ミナ:じゃあ購入します。ボディアーマー…と思ったけど
芙蓉堂太一:何か欲しいものある人いたら代理購入しますよー
夏川ミナ:どうせこの人クライマックスで1R目はリアクション不能になるんだよな・・・
夏川ミナ:いや、やっぱり狙おう!ボディアーマー!
夏川ミナ:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗

羽石夏澄:ボディーアーマー買おう
夏川ミナ:財産2点使って購入します。
羽石夏澄:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 9[4,4,7,9] → 9 → 失敗

羽石夏澄:しっぱい!
芙蓉堂太一:ではボディアーマーを
真北登:しょうがないなー夏澄ちゃんは。先輩が買ってあげよう
芙蓉堂太一:5dx+2=>12
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 9[3,3,8,9,9]+2 → 11 → 失敗

真北登:あっ芙蓉堂様
芙蓉堂太一:じゃあ財産点1点払って羽石さんに渡しましょう。
羽石夏澄:わー!ありがとうせんぱい!
真北登:じゃ、じゃあブルーゲイルでも買っておくかな!
芙蓉堂太一:どうぞどうぞ(今のうちに恩を売っておこう)
真北登:1dx+2=>20
DoubleCross : (1R10+2[10]>=20) → 2[2]+2 → 4 → 失敗

真北登:はい
真北登:以上です。
夏川ミナ:以上でーす
羽石夏澄:いじょうです!

セッション四日目

どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「真北登」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:点呼開始!
真北登:準備完了!(1/4)
夏川ミナ:準備完了!(2/4)
芙蓉堂太一:準備完了!(3/4)
羽石夏澄:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

GM:マスターシーンを始めるよ!

春風寮

GM:ヒュウウウウウウゥ……
GM:ここは春風寮の一室。外では日が暮れ、気温の低下によって、再び雪が降り始めていた。
GM:パチン、パチン。矢鱈考助はパズルを解きながら、窓越しに、暗くなった空から降り注ぐ雪の欠片を眺めていた。
GM:強い風がガタガタと窓を揺らす。だがその間にも彼の手は止まらない。やがてパズルは一つのスペースを残して完成する。
GM:それはお伽話か何かの、王子が姫の手を取るシーンを描いたものだ。抜けているのは、王子の頭に乗る王冠の描かれたピース。
GM:彼の手元に、残りのピースはもう無い。このパズルは、ここで終わりだ。
矢鱈考助:「……もうすぐ雪が止む。そうすればこの学園も、このパズルのように……。」
GM:背を叩き、ピースを落とす。パチン、パチン。彼は再びジクソーパズルを解き始めた。
GM:外では変わらず、暗い空から雪が降り注いでいた。






MF05 : 羽石夏澄

GM:と、言うわけで始めていきましょう。
夏川ミナ:うぇい!
羽石夏澄:行くぜー
真北登:ハイヨー
GM:次のシーンは夜が明けて、また雪が積もってしまったので雪かきをしてもらうシーンです
芙蓉堂太一:ゴー!
羽石夏澄:雪かき!
GM:シーンプレイヤーは羽石さんだよ。他の人は羽石さんが誘った人だけ登場できるよ。
GM:友達とかに手伝ってよぉ~って言った感じですね。
羽石夏澄:じゃあミナちゃんを呼ぶよ!
夏川ミナ:わーいわーい!
夏川ミナ:ともだちー!
GM:いいでしょう!
羽石夏澄:あと、せんぱいたちにも手伝ってもらいましょう
真北登:手伝うー
羽石夏澄:男手!
芙蓉堂太一:やるやるー
芙蓉堂太一:(肉体2)
GM:皆で雪かきだぜぇ~!ナカヨシ!
GM:侵蝕値を上げな!
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:66->71)
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:62->69)
芙蓉堂太一:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+9[9] → 65

真北登:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+10[10] → 56

真北登:やっと10来たよ!
羽石夏澄:やっと!
夏川ミナ:全体的にみんな高いw
真北登:ちょっとなんで君たちダイスボーナスついてるの
羽石夏澄:恋バナでテンション上がってるのかな
夏川ミナ:恋人がいて余裕がある人とは違うんですよ!
真北登:ええっそんな

GM:では。リストを手に入れてから一夜開けて。アカデミアでは再び雪が降り積もりっていました。
GM:調査も大事ですが、これでは一般生徒たちにも大変な苦労がかかります。君たちは寮の人や友人から頼まれて、雪かきを手伝うことにしました。
羽石夏澄:雪かきは大事!
芙蓉堂太一:腰がいたい!
夏川ミナ:ちなみに、どれくらい積もってますか?膝あたりまで?
GM:膝までは無いけどスネくらい迄は埋まります
羽石夏澄:それでも結構…
羽石夏澄:埋まりながらちまちまと雪かきしましょう。
芙蓉堂太一:重労働!
芙蓉堂太一:じゃあコートにマフラーぐるぐる巻きでシャベルを動かしています。
GM:雪かき部隊には君たちが気にかけている矢鱈先輩もいるので、話したかったら話せます。近づいてAボタン(丸ボタン)を押すと話せるぞ。
真北登:首にマフラー、足には長靴。両手にスノースコップを持ち、行ったり来たりしながら雪を運んでいます。
夏川ミナ:さすがに寒すぎるので、長い黒タイツを履いてます。
羽石夏澄:矢鱈せんぱいをちらちら見たりしてます。情報を聞いて心配なのだ
夏川ミナ:「夏澄さん、寒くはありませんか。大丈夫ですか」
夏川ミナ:「貼らないタイプのカイロがありますので、もし寒いようでしたらいつでも言って下さい」
羽石夏澄:「わ。ミナさん、ありがとうございます!でも、寒いのは割と大丈夫です!」
羽石夏澄:「根性だけは割とありますから!」根性!
夏川ミナ:「そうでした。夏澄さんはザ・体育会系の精神をお持ちなのでした」
真北登:「たしかに、夏澄ちゃんは根性あるもんね」
羽石夏澄:「へへへー。謂わばこれも戦い!寒さとの!:
真北登:自分の身長より高い雪の塊を運びながら笑う。
芙蓉堂太一:「寒さはまだいいんだけど、これ腰にくるよ! 早く終わらないかなー!」体力がない。
羽石夏澄:「雪かき(強敵)なにするものぞ!えいやーっ!」と、大きな塊を運ぼうとして、
羽石夏澄:すてーんと転びます。
羽石夏澄:「……」
羽石夏澄:お腹のあたりが埋もれて足が雪から突き出ている。
???:「うわわ。大丈夫かい羽石さん。」そんな羽石さんを見て声をかける者あり!
羽石夏澄:「ふぁ、ふぁい…」目がぐるぐるなりながら返事をするぞ
羽石夏澄:「すみませんどうもみっともないところを…」まつげについた雪で視界がぼやけている。
???:「随分派手に転んだね。気をつけて。また転ぶかもしれない。」と、ほら、捕まって。と羽石さんに手を差し出します。
羽石夏澄:「わ。わ、ありがとうございます…!」差し出された手につかまる。
羽石夏澄:「ほんと、私こういう時ドジしてしまって…して… しまっ…」立ち上がってまばたきをする。
羽石夏澄:ぱちぱち。まばたきするごとに視界が晴れていく。
???:「うん、知ってる。たまに見るからね。」
ロコロコ:「ちなみに、そういう僕はSSランクさ。」
羽石夏澄:「………」口を開けて硬直している。
羽石夏澄:「みっみっ、」
羽石夏澄:「見ら、みら、みらら」
羽石夏澄:「見られてましたーーー?!ひゃあああ?!」
ロコロコ:「すごい反応だなあ。転んだ時より派手な反応だ。」
羽石夏澄:「あ、あわ。あわわ。そ、それは。それはまあ、そうです」
羽石夏澄:「えーと、あわわ、何言ってるんだろう私、あわわ…」
羽石夏澄:昨日芙蓉堂くんに相談して、色々と気持ちが落ち着いたつもりでいたけれど、いざこうやって会うと頭が真っ白になる。
羽石夏澄:(落ち着こう、落ち着こう私)
ロコロコ:「んー。少なくとも日本語は喋れてるよ。それより早く起きないと、服が濡れちゃうよ。」と言ってもう一度手を差し出すよ
羽石夏澄:「あっ、は。はい!えっと……はい!」少し戸惑いながらもつかまって立ち上がります。
羽石夏澄:「そ、その。ありがとうございます!ロコさん。おはようございます!」
羽石夏澄:オーバー気味にお辞儀をする。
ロコロコ:「おはよう羽石さん。起こした僕はSSランクさ。」
羽石夏澄:「はい!SSランクのロコさんも雪かきです?」
ロコロコ:「うん。同じ寮だし、頼まれてね。久しぶりに体を動かすのもいいかなって。」
羽石夏澄:うんうんと頷いている。
羽石夏澄:(き、昨日今度会ったら気持ちを伝えようと思ってたのに)
羽石夏澄:(な、なんかこれだとダメな気がします…!ああでもどうしよう!)
夏川ミナ:サクサクと雪を踏んで、あったかい缶コーヒーを2・3個抱えてやってきます。
夏川ミナ:「夏澄さん。寮長さんからの差し入れで、温かいコーヒーが……」
夏川ミナ:「む」
羽石夏澄:「あ!ミナさん!」
夏川ミナ:「はい。ミナさんです」 ピースする。
夏川ミナ:「そしてもしかすると、そこに居るのはロコロコさんではないでしょうか」
羽石夏澄:「そう!そうなんです、ロコさんなんです」
羽石夏澄:手のひらを上に挙げて紹介するかのようなポーズ
ロコロコ:「やあやあ、久し振りだね夏川くん。」
ロコロコ:「そう。ここにいるのがSSランクさ。」
夏川ミナ:「お久しぶりです。お変わりないようで何よりです」 あったかい缶コーヒーを渡す。
羽石夏澄:「あ。そうだ、コーヒー持ってきてくださってありがとうございます」
ロコロコ:「ありがとう。夏川さんも元気そうで何よりだよ。」
ロコロコ:「君も雪かきの手伝いかい?」尋ねた後、カチッと缶コーヒーの蓋を開けて。
夏川ミナ:「カイロがわりになるので、丁度よかったです」 夏澄さんに首を振る。
夏川ミナ:「はい。こうした地道なアッピールが他の生徒への認知度アップに繋がり、夏川さんいい子だね、友達になりましょう、という流れになるという算段です」
羽石夏澄:「そう、ミナさんはいい子なんです」
夏川ミナ:夏澄さんの言葉に小さくドヤ顔をします。そしてコーヒーをちまちま飲む。
ロコロコ:「アッピールは大事だよね。僕もランクのことはちゃんと言うようにしてるよ。」
羽石夏澄:「大事ですね!」うんうん
ロコロコ:「おかげで今ではそこそこの有名人……いや有名SSランクだからね。」と言ってコーヒーを啜るよ
羽石夏澄:両手でコーヒーの缶をぎゅっとつかんでいる。まだ空いていない。
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「ああっと。そういえばまだコーヒーを配らなければならないのでした」
羽石夏澄:「はえ。」
夏川ミナ:もうその場にいる大体の人に配られている。
夏川ミナ:「そういう事ですので、私は仕事に戻らせて頂きます。申し訳ありません」
羽石夏澄:「ミナさん…、」
夏川ミナ:「……」 ロコロコ君に見えないように、パチッパチッとぎこちないウインクを夏澄さんに飛ばしてます。
羽石夏澄:「……!」
羽石夏澄:(…ありがとう、ございます)
ロコロコ:「がんばってねー」そんなことにも気づかず手を振って見送るよ
夏川ミナ:『あとは若い人たちだけでごゆっくり』と目で言っている。
羽石夏澄:「………」軽くぺちぺちと自分の頬を叩きます。
羽石夏澄:(…よしっ)
夏川ミナ:「はい。今度みんなでクリームソーダを飲みにいきましょう」
夏川ミナ:さくさくと雪を踏んで立ち去る。
羽石夏澄:「……じゃ、じゃあその、ロコさん。ここら辺、少し手伝ってもらえますか?」
羽石夏澄:「少しお話もしたいですし」
ロコロコ:「勿論。SSランクだからね、僕達も頑張らないと。お話だって大歓迎さ。」
羽石夏澄:「よかった。じゃあ、お話しながら雪かきしましょう」
ロコロコ:そう言ってさっくさっくとテコとかSSランクとかを使って手際よく雪かきを始めます。
ロコロコ:肉体は低いがノイマンには知性があるのだ。
羽石夏澄:こちらはさっきよりも慎重に見極めながら雪かきを再開します。
羽石夏澄:「……あの。結構前のことになるんですけど」
羽石夏澄:「私がまだアカデミアに馴染めてなかった頃、ロコさんが声かけてくださったの、覚えてます?」
羽石夏澄:そう言って、少し手を止める。
ロコロコ:「うんうん。よく覚えてるよ。僕も人付き合いは得意じゃなかったけど、僕から見ても大変そうだなって思ってた。」
ロコロコ:「懐かしいなあ。あの頃はまだ番長連にも入ってなかったんだよね。」
羽石夏澄:「…ふふ。ロコさんにも得意じゃないものがあったって、不思議な感じです。」
羽石夏澄:「そうなんですよ。あの時は、まだ… 戦うことも、そんなに好きじゃなかったし。力だって、嫌いでした」
ロコロコ:「それが今では、凄い楽しそうに活動してるんだもんね。何が起こるかわからないもんだ。」
羽石夏澄:「……ロコさんのおかげですよ」懐かしそうな目をしながら、微笑んで言う。
ロコロコ:「そうかな?まあ、僕はSSランクだからね。」
羽石夏澄:「あの時。ロコさんが力のこと。怖いものだけど、凄いものでもあることは確かだから、必要とする人がきっといるって。」
羽石夏澄:「……そう、言ってくれて。なんだかそれで、重たかったのがすっと、取れたんですよね」
羽石夏澄:「ああそうか。この力はプラスにも使えるんだ、って思って」
羽石夏澄:「…今でも、不思議です。あの言葉が私に、とても響いたことが」
羽石夏澄:やっぱりSSランクだからですかね?と首をかしげる。
ロコロコ:「ははは。どうだろう。でも、そっか。……うん。なんだか照れちゃうな。」
羽石夏澄:「ふふ。照れてください。だって、あの時から私は…」
羽石夏澄:「私はずっと、ロコさんのこと大好きなんですから」
羽石夏澄:柔らかく笑む。
ロコロコ:スコップを雪に突き刺して、頬をかいて
ロコロコ:「うお。そうか、大好きか……。それは……もっと照れちゃうな。」少し顔を赤くしながら、照れ笑いを返すよ。
ロコロコ:「うん。僕も昔、同じようなことで悩んでたからさ。僕が羽石さんの助けになれたなら、すごく嬉しいよ。」
羽石夏澄:にこにこと笑って
羽石夏澄:「……そうだったんですね。ロコさんも。」
羽石夏澄:「はい。とっても、とっても助けになりましたし、支えになってます。」
ロコロコ:「うん。ずっと前に、大切な人を傷つけてしまってね。SSランクじゃない頃もあったんだ、僕にも。」
羽石夏澄:「………」
ロコロコ:「だから僕が学園に来て、変われて、誰かを……羽石さんを助けられたんだ、って思うと。なんていうか、良かったなって。」
羽石夏澄:「…はい。」
羽石夏澄:「……………はい…」
ロコロコ:「うん。今の話が聞けて、そう感じた。」
ロコロコ:「伝えてくれてありがとう、羽石さん。」もう一度、今度は照れ笑いではない微笑みを、羽石さんに向かって返す。
羽石夏澄:「それなら。やっぱり、伝えてよかったです。」
羽石夏澄:「…私。これからも、忘れないで…やっていけると思います」
羽石夏澄:「ええと、なんていうか、その…だから…」
羽石夏澄:「これからも、仲良くしていただけると嬉しいです」
羽石夏澄:晴れやかに、笑う。
ロコロコ:「勿論さ。僕はSSランクだからね。」
羽石夏澄:「はい!」
ロコロコ:「じゃあ手始めに、仲良く雪を片付けちゃおうか。」
羽石夏澄:「そうですね。ぱぱーっと。やっちゃいましょう!」
羽石夏澄:そう言って、再び雪かきを始める。
GM:それから。君たちの助けもあって雪かきは非情にスムーズに進み、以前より遥かに早く終えることができました。
ロコロコ:「フー。よし、片付いたね。」
羽石夏澄:「はい!」
ロコロコ:「よし。それじゃ僕はこれから選択授業があるから、この辺りで失礼するよ。」
羽石夏澄:「おっと。じゃあ行かないとですね。ありがとうございました!」
羽石夏澄:「お疲れ様です!」
ロコロコ:「お話出来て楽しかったよ、羽石さん。夏川さんにも、コーヒー美味しかったって伝えておいてくれると嬉しいな。それじゃ!」
羽石夏澄:「おっけーです!それじゃあまたー!」
羽石夏澄:手をぶんぶん振って見送ります。
ロコロコ:そう言って彼は手を振って校舎の方へと消えていきます
芙蓉堂太一:「はーねいーしさーん」後ろから声をかけましょうか。
羽石夏澄:「ふわっ?!」三つ編みが跳ねる。
羽石夏澄:「びび。びっくり。びっくりしました」
羽石夏澄:振り返っておばけでないことを確認する。
芙蓉堂太一:「ふふふ。話せてたみたいでよかったじゃない」
羽石夏澄:「芙蓉堂さん。あわ。そ、そっか。それは見えますよね。話してるところは」
羽石夏澄:ほんの少しだけ赤くなります。
芙蓉堂太一:「……どうだった? タイミング、掴めた?」
羽石夏澄:「…ん…そうですね。きっと、つかめたんじゃないかなー、と思います。多分、ですけど」
芙蓉堂太一:「なら良かったよね。なんかちょっといい顔してるもん」ふう、と白い息を吐く。
羽石夏澄:「はい。伝えました。…伝えられました。やっと」
芙蓉堂太一:「それはおめでとう」辺りを見渡す。
芙蓉堂太一:「もう終わりかな。思ったより早かったかも」
羽石夏澄:「……なんだか、伝えたらすっきりしたというか落ち着いたというか。なんか、これで良かったなあ…って。芙蓉堂さんのおかげですよ」目を細める。
羽石夏澄:「そうですね。みんなでやったから、早く片付きました」
真北登:「あれ?こっちも終わってるんだ。大変だろうと思って手伝いに来たんだけど」
真北登:駆け足気味にやってきたが、辺りの様子を見て目を丸くする。
羽石夏澄:「真北せんぱい。はい、すっきーり、終わりましたよー」
真北登:「凄いな、夏澄ちゃん。頑張ったね……?」
真北登:夏澄ちゃんの顔をまじまじと見つめる。
羽石夏澄:「へへ。一人じゃありませんでしたから」
羽石夏澄:ちょっとドヤ顔。
真北登:「そっかー。何かいい事あったの?こう、キラキラしてるというか、ちょっと雰囲気が違う感じが」
羽石夏澄:「はい!いいことありました。」にこにこ
羽石夏澄:「キラキラしてます?そしたら嬉しいですね…!」
真北登:「芙蓉堂くん、夏澄ちゃん何があったの?」
芙蓉堂太一:「ふふ、ここからは有料ですねー」
真北登:「むむ。何か僕、今回こんなんばっかりだな…?」
矢鱈考助:では、そんなことを話していると、君たちの方へ矢鱈先輩が歩いてきます。
矢鱈考助:「おはよう。春風寮の矢鱈だ。今日は手伝ってくれてありがとう。君たちのおかげで、ずいぶん早く雪が片付いた。礼を言わせてくれ。」
羽石夏澄:「…あ。矢鱈せんぱい。おはようございます。」ぺこりと礼をしながら様子を伺う。
芙蓉堂太一:「矢鱈……先輩」瞬き。
夏川ミナ:「おつかれさまです。スコップも夏澄さん達が使ってたものをしまえば最後ですね」 矢鱈先輩と一緒に歩いてきました。
真北登:「……どうもです」今まで得ている情報から考えると、多少緊張する。
羽石夏澄:「ミナさんもお疲れ様ですー」
夏川ミナ:前回芙蓉堂君と真北君が調べた情報って、ミナや夏澄さんにも伝わってる感じでしょうか?
矢鱈考助:「そこの二人は、羽石の友人……でいいのかな。」
真北登:日付も変わっているし、共有していたほうがいいかな
芙蓉堂太一:こちらは伝えててOKですが
夏川ミナ:もし伝わっているなら、矢鱈先輩をそれとなく注視してます。
羽石夏澄:伝わっているつもりでいてしまったぞ
GM:伝われ!
夏川ミナ:伝わった!
羽石夏澄:「はい。二人ともおともだちです!」
芙蓉堂太一:「高等部二年の芙蓉堂です。どうも」軽くお辞儀をする。
真北登:「同じく、二年の真北です」軽く頭を下げる。
羽石夏澄:「あ。真北せんぱいはおともだちというかせんぱい…?」首をかしげる
矢鱈考助:「芙蓉堂君に、真北君か。真北君の方は話に聞いているよ。番長連の四股番長さんだね。」
羽石夏澄:「ち、ちがいます!がおー番長ですよ!」
真北登:「そうですよ!……いや違うよ!餓狼!」
矢鱈考助:「しつれい、がおー番長か。訂正する。」
芙蓉堂太一:「そろそろ諦めたら?」
真北登:「そういうわけにはいかないよ!一応、無道先輩にもらった番長名なんだから!」
夏川ミナ:「がおー」
夏川ミナ:「がろー」
夏川ミナ:口に出して夏澄さんが言い間違える流れを確認している。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
“キューピット”:「餓狼番長か。ふむ、君には色々な名があるのだな。覚えておこう。」
GM:間違えた
矢鱈考助:「餓狼番長か。ふむ、君には色々な名があるのだな。覚えておこう。」
真北登:「お、覚えるのそれ一個だけでいいです!よろしくお願いします!」
羽石夏澄:「矢鱈せんぱい、真面目だから……」
夏川ミナ:「真面目すぎるのも困りものですね」
矢鱈考助:「よく言われるよ。さて、今日は手伝ってもらったが、明日からは大丈夫だろう。今日の午後から気温が上がるらしいからね。」
真北登:「あ、そうなんですか。雪は珍しいからちょっと残念だな」
矢鱈考助:「雪も、夜までには溶けるかもしれないな。そうなったら、久しぶりにケラススが咲くかもしれない。」
羽石夏澄:「ああ、良かったあ。あの桜さん、ちょっと心配だったんです」
夏川ミナ:「そうですね。ケラススさん、最近元気がありませんでしたから」
芙蓉堂太一:「こう寒いとねえ。僕はもう腕疲れちゃったし、雪が溶けるのは嬉しいな」
真北登:「ああ、僕らは基本屋内だからいいけど、外にいるケラススは大変なんだね。じゃあ、やっぱり雪は止んでくれたほうがいいか」
矢鱈考助:「ああ。随分長い間萎んでいたからな。その分、もしかしたら……」
矢鱈考助:「想いを抱いている奴らが、大勢押しかけるかもしれないな。」
羽石夏澄:「ふふ。そうですね。結構みんな、あの桜さんのこと頼りにしてるみたいですし」
芙蓉堂太一:「観察しに行きたい……」そわそわしている。
羽石夏澄:「……せんぱいって意外とこう……ろまんちすと?ですよね」
夏川ミナ:「……」 特に相手はいないけれど、自分も何かしらお願いしに行ったほうがいいのか?とモヤモヤしている。
真北登:「あんまり騒ぎにならないように気を付けておいた方がいいのかな……」
矢鱈考助:「今回はただの推測だよ。データを見ても、彼の下で行った告白は成就する確率が高いんだ。」
矢鱈考助:「これも推測だが、特別な力があるのかもしれないね。」
羽石夏澄:「ふーむ。とくべつな。ふむ」
芙蓉堂太一:「僕の手持ちのデータでもそんな感じですね。お互いテンションが上がりやすいのかなって思ってたけど」
夏川ミナ:「しかし、妙ですね。ケラススさんの元気がなかったというのに」
夏川ミナ:「ここ最近は学園内のカップルが激増しているという報告が風紀委員会の方にあがっています」
矢鱈考助:「……へえ。そいつは初耳だ。」
羽石夏澄:(…あ)ミナさんの方を見る。
矢鱈考助:「だがいい傾向じゃないか、想いが実るのは喜ばしいことだ。」
真北登:「そうですね。”恋人いない同盟”も、活動縮小してるらしいですし」
羽石夏澄:「あの。この間、せんぱいと一緒に告白現場見ちゃったじゃないですか」
羽石夏澄:「あの男の子も、恋人が出来てました…『ずっと好きだった』っていう人と」
芙蓉堂太一:「そう、なんかそういう変な話が増えてるみたいなんですよね」
芙蓉堂太一:「……あの、矢鱈先輩は、キューピットって知ってますか?」
矢鱈考助:「……たしかに、変な話だな。……キューピット?」
矢鱈考助:「ああ……ただの噂話だと思っていたが。今の話と関係があるといいたいのかな。」
夏川ミナ:「……」 芙蓉堂君の出方を伺う。
芙蓉堂太一:「ええ、僕も会ったんですよね。実際いるんですよ。恋を叶えてくれるって人」
羽石夏澄:じっと矢鱈せんぱいの方を見ている。
真北登:平静さを装うので精一杯なので芙蓉堂くんに任せる。腹芸は苦手なのだ!
矢鱈考助:「どうなった?叶いそうかい、君の恋は。」
芙蓉堂太一:「僕はお断りしました。結果的に良かったんじゃないかなーって思ってます」
矢鱈考助:「自信があるんだな。後悔しないといいが。」
羽石夏澄:「…恋は」
芙蓉堂太一:「自信はありません。未練があるんです」
羽石夏澄:「恋は、叶えてもらうものなんでしょうか…」ぼそ、と呟く。
芙蓉堂太一:「僕は、自分が決めた相手じゃないと、追っかける気にならないみたいで。どうも」
矢鱈考助:「それが追いつけない相手でも、か?」
芙蓉堂太一:「はい」にっこりと笑う。
芙蓉堂太一:「運良く、まだ挫折してませんからね、僕は」
真北登:「……」
真北登:黙って聞いているだけで掌にじっとりと汗がにじんでいる。
真北登:「恋は自分で叶えるものだと思うよ。夏澄ちゃん」
矢鱈考助:「……」
羽石夏澄:「…………はい。そうですね。私も、そう思います」
羽石夏澄:「それに。」
羽石夏澄:「叶えるばかりが、恋じゃない、です」
羽石夏澄:「だから…いいと思うんです。どんな相手でも。自分で決めるんですよね。赤い糸を結ぶ先は」
矢鱈考助:「……君たちは、私とは違うな。」
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩には居るのでしょうか、気になる人が」
矢鱈考助:「どうかな。もう忘れてしまったよ。それに、どちらにせよ私の考えは変わらない。実らなかった思いは、ただ虚しいだけだ。何も残らない。」
矢鱈考助:「それなら、誰かに叶えて貰ってでも、実ったほうがいい。」
夏川ミナ:「なるほど。恋愛というのは楽しいことばかりではない……ということですね」
羽石夏澄:「……かなしいです。」
羽石夏澄:「それって。かなしいです、せんぱい」
矢鱈考助:「そうだな。君達も経験したらわかるかもしれない。……悲しい、か。」
矢鱈考助:「その点については同意するよ。だが、それで事実は変わらない。」
羽石夏澄:「……たとえ恋が実らなくったって」
羽石夏澄:「幸せになって、いいんじゃないですか」
羽石夏澄:「実らせない、思いがあったって、いいんじゃないですか」
矢鱈考助:「……」その言葉を聞いて、しばし沈黙して
矢鱈考助:「君は強いな、羽石。」
矢鱈考助:「私もその強さが欲しかったよ。」
羽石夏澄:「せんぱい……」
芙蓉堂太一:(うん、そこは同意かな……。羽石さんは強い人だよ)
矢鱈考助:「……道具を片付けてくる。今日は助かった。それでは。」そう言って彼はスコップを持ってその場を立ち去ります
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩」
夏川ミナ:背中に声をかけます。
矢鱈考助:「……」言葉を受けて立ち止まります。
夏川ミナ:「“ある一人の人間のそばにいると、他の人間の存在など全く問題でなくなることがある――それが恋というものである。”」
夏川ミナ:「先日、この言葉を体現するような……極めてワイルドな恋愛をする方とお話する機会があったのですが」
夏川ミナ:「率直に申し上げると非常に迷惑な方だったのですが」
夏川ミナ:「それでも、恋愛には色々なスタイルがあって良いものだと考えています」
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩も、あまり考え過ぎないでください」
夏川ミナ:「ゆるーく、ゆるーく、ですよ」
矢鱈考助:「……ふ。会って間もないというのに。」
矢鱈考助:「君は優しい人間だな。……覚えておくよ。」振り向かず、それだけ言って、こんどこそ彼は行ってしまいます。
夏川ミナ:ぺこりとお辞儀して見送る。
真北登:矢鱈の姿が見えなくなったところで息を吐き、額の汗を拭う。
羽石夏澄:じっと彼が去った方を見ている。
芙蓉堂太一:「はー」息を吐く。
芙蓉堂太一:「緊張したねえ」
羽石夏澄:「そうですね… それに、結局何もわからなかった気がします。…調査につながることは」
夏川ミナ:「私はチルドレンの訓練を受けていますから、大丈夫です」 でも少し緊張した。
真北登:「こういう戦いは全然向いてないなあ……」
羽石夏澄:「ミナさんはすごいです。私はあれ以上何も言えませんでした」
真北登:「夏澄ちゃんも、それに芙蓉堂くんも立派だったと思うよ。矢鱈先輩に気持ちが届いてるといいんだけど」
夏川ミナ:「真北登先輩は恋愛では大ベテランなのですから、もっと積極的に発言されても良かったのでは」
羽石夏澄:「そうですよ。ベテラン!」
芙蓉堂太一:「あ、そうそう。真北先輩の恋愛論聞きたーい」
夏川ミナ:「ききたーい」 芙蓉堂君の真似をする。
真北登:「……言えることなんてないよ」
真北登:「思いが届けられなかった人に、僕が言えることなんて何もないんだ」
真北登:寂しそうに苦笑する。
夏川ミナ:「……?」 首を傾げる。
夏川ミナ:“後ほど真北登先輩に質問する”と恋愛メモにさらさらメモります。
羽石夏澄:「……むぅ。」
羽石夏澄:肩を少し竦めた。
GM:ではシーンを終了いたします。
GM:ロイス、購入を行いな!
芙蓉堂太一:何か買ってほしいものある人いますか
夏川ミナ:あれ!
芙蓉堂太一:どれ!
夏川ミナ:ジュース!
夏川ミナ:スペリオルミックスだw
芙蓉堂太一:オッケー!
羽石夏澄:うーむ。欲しいものが特にないぞ。
芙蓉堂太一:スペリオルミックスを試します。
芙蓉堂太一:6dx+2=>15
DoubleCross : (6R10+2[10]>=15) → 8[2,3,4,5,7,8]+2 → 10 → 失敗

夏川ミナ:応急手当キットとか・・・
羽石夏澄:私もスペリオルミックス試そう!
芙蓉堂太一:あー でも財産点余ってるなあ
真北登:なんで11もあるんだ!
羽石夏澄:お?
芙蓉堂太一:よし、財産点5点消費して夏川さんにスペリオルミックスをあげようね。
夏川ミナ:む、無理はしなくていいよ・・・!
夏川ミナ:した!
羽石夏澄:じゃあ私は応急手当てきっとを買います。
夏川ミナ:わーい。太一にいちゃんありがとー!
芙蓉堂太一:多分もう情報収集ないし……
GM:ある
羽石夏澄:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 9[2,4,6,9] → 9 → 成功

真北登:あるんだ
羽石夏澄:ほいほい
夏川ミナ:あった
芙蓉堂太一:あった!まあいいや!
芙蓉堂太一:6点あればいけるだろう
羽石夏澄:どんまい!いけるいける!
真北登:芙蓉堂大権現なら財産点など使わずともね
羽石夏澄:では以上で
夏川ミナ:どうしようかな。スペリオルミックスが必要な人がいなさそうなので、強化素材を狙っておきます。
夏川ミナ:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 5[2,5]+1 → 6 → 失敗

夏川ミナ:バカ!
真北登:強化素材ね!買ってあげよう
真北登:1dx+2=>15
DoubleCross : (1R10+2[10]>=15) → 9[9]+2 → 11 → 失敗

夏川ミナ:ロイス・・・はちょっと待ちます。以上です。
真北登:ちょっと惜しかった…
夏川ミナ:もうちょっとだったのにw
真北登:ええい!ロイス保留!以上!
GM:ではシーン終了。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
GM:では今日はここまで。次回は明日5月27日の21時30分頃から。
羽石夏澄:ういっす!
GM:更にその次は5月31日火曜日から!よろしくお願いします!
夏川ミナ:うぇい!
芙蓉堂太一:はい!
真北登:ヘイヘイ!
どどんとふ:「GM」がログアウトしました。

セッション五日目  MF06:夏川ミナ

どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「真北登」がログインしました。
GM:キューピットの目的について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉11
GM:イベントをこなしたので難易度が下がったといううさ和を聞くこの情報が残っているので
GM:次は情報収集のシーンだよ!
夏川ミナ:うさぎの和を求めよ
芙蓉堂太一:いっぱい!
夏川ミナ:もしNPCでレイミーさんが出てくるなら出ます。出ないなら休もうかなー。
GM:シーンプレイヤーはミナちゃんさんとします。出す。侵蝕値をあげなさい
夏川ミナ:出る!
GM:他の人も出るのは自由だ
真北登:侵蝕最下位なので当然のように出るぜ
夏川ミナ:スペリオルミックス用のカウンターリモコンボタンを作ってなかった・・・
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+1(1d10-1->2-1)した(侵蝕率:69->70)
芙蓉堂太一:情報収集とあらば出たいです。
夏川ミナ:イェイイェイ!
GM:デルが良い
真北登:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+9[9] → 65

芙蓉堂太一:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+5[5] → 70

羽石夏澄:休む!
GM:あと、もしも他に気になってることとかがあったらいうと項目が出るかも
真北登:アガッてきた
芙蓉堂太一:いい感じに平均になってきた
夏川ミナ:ミナ的に気になってるのは、やっぱりレイミーさんだけなんでモテないのかーかなあ。
夏川ミナ:いや違う、モテてるけど返り討ちにしてるんだ。
GM:返り討ちにしてますね
夏川ミナ:恋人いない同盟の人達がカップル成立祭りになってるのは十中八九キューピットのせいだろうから
夏川ミナ:なんでレイミーさんだけその術中にハマってないのか、かなあ。
GM:OK
GM:じゃあレイミーさんについて調べる項目が出てくるよ。
GM:レイミー・レインウッド〈情報:アカデミア〉7
GM:ということで調べられる項目は二つだよ
真北登:ほほう
夏川ミナ:ほほー!
GM:葛藤の末先に情報収集をしてもらってから突撃させることにしたので
GM:判定をしてしまいな!
夏川ミナ:ふむふむ。じゃあ、レイミーさんに行ってみます。シナリオロイスだし。
真北登:がんばえー
芙蓉堂太一:こちらはキューピットの目的についていきたい
夏川ミナ:コネを使ってダイスを+2して、情報:アカデミアで判定。
真北登:がんばえー
夏川ミナ:真北君wwww
夏川ミナ:4dx+1=>7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 10[6,7,7,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

芙蓉堂太一:おおー
夏川ミナ:おっけい!
真北登:ひゅう…縁がダイスを回す!
芙蓉堂太一:キューピットの目的について〈情報:UGN〉で、コネ:UGN幹部を使用します。援護はいいかな……。
芙蓉堂太一:6dx+4=>11
DoubleCross : (6R10+4[10]>=11) → 8[4,5,5,7,7,8]+4 → 12 → 成功

芙蓉堂太一:おし
真北登:ワオワオ
夏川ミナ:じょうほうやー
GM:一人を残して成功したのだ
芙蓉堂太一:あっコネ分入れ忘れてるww
GM:手加減……
真北登:コネに頼らず独力で…
GM:じゃあ順々に開けていくよー
GM:キューピットの目的について〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉11
どうやら、彼は恋を叶えたりする代わりに対象の力を少しづつ奪っているようである。
彼はそれを恋を叶える力を持つ桜の木、通称ケラススさんに与えることでその力を強化。
自分の持つ力と共鳴させて、学園中に恋の嵐を巻き起こすつもりらしい。
もしもこれが成功すれば、学園中の男女はまるでパズルのピースのように、ひとり残らずピッタリと恋人同士になることだろう。

既に力は十分に集まっており、後はケラススの華が再び咲くのを待つだけらしい。
彼の企みを止めるには、気温が上がり雪解けが起こるまでに彼を倒し、
彼がケラススの力を増幅するのを止めるしか無いだろう。

夏川ミナ:ほあああ
芙蓉堂太一:なんてことだ
真北登:あばばば
夏川ミナ:だ、大丈夫?誰かあぶれたりしない?
GM:しない
夏川ミナ:すごい!
芙蓉堂太一:しないのか……
GM:全員くっつける
真北登:すごいやん
GM:自分以外な
芙蓉堂太一:あーー
真北登:おあああ
GM:じゃあもう一個も開けるよ
GM
レイミー・レインウッド〈情報:アカデミア〉7
恋人いない同盟の首魁。現在は高校2年生。
エグザイル・ハヌマーンのクロスブリードであり、学園では数少ないSランクアタッカーの一人として数えられている。
中学の頃から恋人いない同盟に所属しており、中学3年の頃には既に首魁を務めていた。
言動は所々おかしいが、大変な美人であり、敵対者以外には面倒見もいいため、男子からの人気はそこそこ。
しかし彼女自身には全く恋愛をするつもりはなく、そういった話題に出されるのを極端に嫌う。
恋人いない同盟に所属する前は、片思いの相手が居たらしい。

GM:終わった
夏川ミナ:ははー……なんとなくわかってきたぞ……
真北登:うーむ
芙蓉堂太一:リストのあれな……
GM:そんな感じでロールをして
GM:合図を出すことで突撃されることができます

夏川ミナ:「ひとり残らずピッタリと恋人同士になってしまうのですか」
芙蓉堂太一:「困る。それは困る」むう、と顔を歪める。
真北登:「凄い事だけど…そんなのはもう、恋でもなんでもないって感じがする」
夏川ミナ:「もしそうなったら私は誰と結ばれるのか、少々興味があります」
夏川ミナ:あちこち駆けずり回っておなかがすいたので、屋台で買ったおやつのたこ焼きを食べてます。
芙蓉堂太一:「あのリストをじっくり解析したらその辺もわかるのかな。でももう時間がないっぽいよ」
夏川ミナ:「真北登先輩のそれは、やはり恋愛においては自由意志の有無が一番重要だということでしょうか」
真北登:「そ、そこまで難しい事は考えてなかったけど」
真北登:「でも、そういう事だよね。みんながみんな、残らず恋人になるなんて、普通有り得ない」
夏川ミナ:「ありえません」 うんうん頷く。
芙蓉堂太一:「なんか逆に気持ち悪いよね」ウーロン茶をストローで飲んでいる。
夏川ミナ:「……」 朝倉侑生やビーちゃんといった風紀の面々は誰とくっつくのかな、とか考えてます。
芙蓉堂太一:「夏川さんの言ってる自由意志ってやつ、僕はやっぱりそこだなあ。操られて幸せになるのは悔しいよ」
夏川ミナ:「そうなのですか」
芙蓉堂太一:(『例え辛くとも。選べる道が少なくとも、わたくしの生き方はわたくしが決めます』そうだったよね、アルマ)
芙蓉堂太一:「うん。真北くんだってさ、自分で選んだんでしょ? 彼女」
真北登:「……そうだね」
夏川ミナ:「?」
夏川ミナ:「どうも、恋人の話になると真北登先輩は顔が曇りますね」
夏川ミナ:「何か気がかりな事があるのでしょうか」
真北登:「え。いや、そんなことは」
芙蓉堂太一:「ふふ」少し笑い。
芙蓉堂太一:「四股ってあれ、実際ただの噂でしょ」
真北登:「それをわかっててくれるのはすごく有り難い、有り難いぞ芙蓉堂くん…!」
夏川ミナ:『四股はただの噂』と恋愛メモにメモります。
芙蓉堂太一:「だって、そこまでいい思いしてる人が、そんな顔するわけないもんね」
夏川ミナ:芙蓉堂君の言葉を聞いて、真北君の顔をじーっと見てます。
真北登:「うん。僕は…っていうか、僕達は真剣に恋をして、思いを伝えて、幸せにする人を自分で決めた」
芙蓉堂太一:「ふむ」ウーロン茶をすすりながら。
真北登:「決めた事に後悔は無いけど」
真北登:「今も、すごく幸せだけど、でもちょっと寂しいような、悲しい気持ちもあるんだよ」
真北登:「みんな素敵な人だったから」
夏川ミナ:「確かに、過去には戻れませんからね」
芙蓉堂太一:「そうなんだよねえ。何かを決めるってことは他の可能性を捨てちゃうってことだし」
芙蓉堂太一:「しんどいことなんだろうなって思うよね……んでもね」顔を上げる。
芙蓉堂太一:「僕は、それができる人はめちゃくちゃ格好いいと思ってるよ。ここだけの話」指を立てる。
真北登:「ええー?」
夏川ミナ:「恋愛的な意味ではなく、人間的な意味でですか」
芙蓉堂太一:「そういうこと」
真北登:「う、うーん、そんなことは無いと思うけど」
夏川ミナ:「そうでしょうか。真剣に考えた末にきちんと答えを出して前に進めるのは素敵だと思います」
夏川ミナ:「うん。そう言われてみると、真北登先輩はめちゃくちゃ格好いい男性ですね」
真北登:「い、いやいやいや…!と、とにかく四股なんてとんでもない話で、僕は恋愛大ベテランでもなんでもないから!」
夏川ミナ:「大ベテランからアドバイスを頂こうと思っていたのですが……」 しゅんとする。
芙蓉堂太一:「自信持って胸張ってればいいのにねー、餓狼番長は」
真北登:「ああ、ごめん!でもアドバイスなんてする知識無いってば!」
真北登:「ぐう…ミナちゃん、困ったら情報屋さんに聞くと良いよ」
夏川ミナ:「そうですよ。胸を張ってください、がおー番長」
真北登:「がおーじゃないからね!?広まってる!蔓延してる!!」
芙蓉堂太一:「げほ」ウーロン茶でむせる。
芙蓉堂太一:「あれえ? なんでそこで僕が出てくるの??」
夏川ミナ:「そうだ。まさにいま、情報屋さんに聞きたい事があったのでした」 手を叩く。
夏川ミナ:「レイミー・レインウッド先輩の話です」
真北登:「はい出番!」
芙蓉堂太一:「ああ、恋人いない同盟の」
夏川ミナ:美人なので男子からの人気はそこそこだったり、昔片思いの相手がいたらしい……のに、何故か一人だけ恋人ができてない事をシェアします。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一から頂いたリストには、“この人は異性からの人気が高い” “それほどでもない” などの目安がありましたが」
夏川ミナ:「レイミー先輩は明らかに人気が高い方だと思うので、どうにも不思議です」
芙蓉堂太一:「ほんとだよね。あの人、なんで恋人いない同盟なんかにいるんだろ」
真北登:「矢印が消えていたのも彼女だよね。昔の片思いの相手が書かれてたのかな」
芙蓉堂太一:「それっぽい。あとは相手を特定できたら楽し……役に立ちそうなんだけど」
夏川ミナ:「たのし?」
真北登:「今、楽しいって言いかけなかった?」
芙蓉堂太一:「え? なに? 早く問題解決に向けてがんばろうよ!」
夏川ミナ:「それもそうですね」 噛んだのだろうと判断。気にしていない。
真北登:(芙蓉堂くんがどういう奴なのかだんだんわかってきた気がする)
GM:ではそんなことを話していると、ピコピコピーと夏川さんの電話が鳴り始めます
夏川ミナ:「うーむ。もし一連の流れが“キューピット”の仕業なら、何かここにヒントが……」
夏川ミナ:「む」
夏川ミナ:無味乾燥なデフォルトの着信音です。
GM:噂をすればなんとやら、レイミーさんからの電話ですね。
夏川ミナ:「レイミー先輩ですね」 丁度いいので、二人の前で電話に出ます。
夏川ミナ:「はい。アカデミア高等部一年生、風紀委員の夏川です」
レイミー・レインウッド:『もしもし、こちらはレイミー・レインウッド!今日はお日柄もよく!』
夏川ミナ:「昨日が大安で、本日は赤口ですね」
レイミー・レインウッド:『なるほど、赤ということはめでたい日だな。本日は捜査進捗の方を伺いたく連絡を入れた!』
夏川ミナ:「なるほど。中間報告ですね」
レイミー・レインウッド:『世を揺るがす陰謀の糸は発見できましたか、夏川さん!』
夏川ミナ:レイミーさんの言う通り各地で恋人がワラワラ生まれているらしいとか、それが“キューピット”のせい……かもしれない……って事とかを教えます。
夏川ミナ:「妙なこともいくつかありまして、そのうちの一つが」
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩です」
夏川ミナ:「“無冠の天才”。ご存知でしょうか?」
レイミー・レインウッド:『ふむふむ……”キューピット”!何と卑劣な!我々の絆をそんな手で引き裂くとは許すまじ……む?矢鱈先輩!?』
レイミー・レインウッド:では、矢鱈先輩の名前が出た途端、電話の向こうからガシャーン!というガラスか何かが壊れるような音が聞こえてきます
夏川ミナ:「はい。分かりやすく言いますと知恵の輪ではないほう、ジグソーパズルの方の天才……おお?」
夏川ミナ:「先輩? レイミー・レインウッド先輩?」
レイミー・レインウッド:『問題ない。後々備品の交換が必要になるとは思うが、我々の話には一切関係のないことだ。』
レイミー・レインウッド:『う、拳が痛い……いや、なんでもない。続けてくれ……何故矢鱈先輩の名が?』
夏川ミナ:「はい。矢鱈考助先輩もまた、“キューピット”と同じように」
夏川ミナ:「成立する前のカップル達にいろいろと接触していた形跡があるようです」
夏川ミナ:「その他いくつかの要素から……先輩が何らかの形でこの事件に関与している可能性は高い。そう判断します」
夏川ミナ:「あ、もちろん確定ではありません。可能性のおはなしです」
レイミー・レインウッド:『それは、矢鱈先輩がカップルをつくって回っているということか?』
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……という事なのかもしれません」
夏川ミナ:「メイビー。パハップス……」
レイミー・レインウッド:『何故そんなことを……。まさか我々の絆を裂くためにやったわけでもないだろうに……』
真北登:(腕組みしてミナちゃんの様子に注目している)
夏川ミナ:「皆に幸せになってほしい……? というわけでもない気がしますね」
夏川ミナ:「今も調査チームで話していたのですが、自由意志のないカップル成立は後悔や不幸を多く呼びそうです」
レイミー・レインウッド:『それについては私も同意見だ。だが、先輩がそう思っているとは限らない。』
夏川ミナ:話しながら、器用に右手でメモ用紙に文字を書いてます。
夏川ミナ:『レイミー先輩の』 『あの矢印の事を』 『上手く聞く方法はないでしょうか』
夏川ミナ:『私の話術スキルでは』 『どうにもストレートに聞いてしまいそうです』
夏川ミナ:「……」 こくこくと真北君と芙蓉堂君に頷く。
真北登:芙蓉堂くんと顔を見合わせよう。
芙蓉堂太一:GM、《蝙蝠の耳》で電話の向こうの音って聞けますか?
レイミー・レインウッド:『しかし、そうか……矢鱈先輩が……』その間に何やらレイミーさんは考え込んでいます
GM:おお
GM:プライバシーの侵害ー!
GM:ですが君がやろうと思えばやれるでしょう。電話ごしにですが聞こえますよ!
芙蓉堂太一:聞こえちゃうものは仕方ないしーー
夏川ミナ:あっ、じゃあ芙蓉堂君と真北君にも聞こえるように
夏川ミナ:スマートフォン購入時についてきたイヤホン(使っていない)をスマホにぶっさします。
夏川ミナ:片側を真北くんに渡して、もう片方は自分で聞く。芙蓉堂君は耳が良いのできっと聞こえるはずという判断。
芙蓉堂太一:やったぜ
夏川ミナ:「どうかされましたか。レイミー・レインウッド先輩」
夏川ミナ:「というか、お知り合いだったのでしょうか」
レイミー・レインウッド:「ええ!?あ、ああ。うむ。知り合いというか、一方的というか……いや。知り合いだ、うむ!」
芙蓉堂太一:(……なんか、さっきから……?)首を傾げる。
夏川ミナ:「……?」
芙蓉堂太一:『夏川さん、ちょっとその辺もうちょっと詳しく突っ込んでみて』メモ!
真北登:こちらも『中学の時から知り合いか、聞ける?』と自分の携帯に打ちこんで見せる。
夏川ミナ:(おお……さすが。頼りになります) 小声で感心する。
夏川ミナ:「そうなのですか。レイミー先輩は中等部の頃には既にアカデミアにいらしたようですが」
夏川ミナ:「もしかすると、その頃からのお知り合いなのでしょうか」
レイミー・レインウッド:『いや、うむ……。そうだ。私が同盟入りする前からの……』
レイミー・レインウッド:『待て、何故そんなことを気にするのだ!捜査に必要なのか私の話は!』
夏川ミナ:「はい。なにぶん極秘捜査の上、我々は矢鱈考助先輩と初対面のメンバーばかりですので」
真北登:『ナイスごまかし』
夏川ミナ:小さく得意げな顔をしますが、ここで手詰まりになってしまう。
夏川ミナ:(“レイミー先輩は好きな方がいるのでしょうか” だとあまりに率直すぎますし。ううん)
夏川ミナ:(いえ、聞かないよりは聞いてしまった方が良い……?)
レイミー・レインウッド:『しかしだな……。……。』
レイミー・レインウッド:『……夏川殿。』
夏川ミナ:「はい」
レイミー・レインウッド:『私から調査依頼を出しておいて、勝手だとは思うが……。それを止めてもらう訳にはいかないか。』
夏川ミナ:「はい……えっ」
芙蓉堂太一:眉をぴくりと動かす。
夏川ミナ:「事情をお伺いしてもよろしいでしょうか。私に何か不手際があったならば改善に努めます」
レイミー・レインウッド:『いや。そちらに非はない。むしろよくやってくれたと思っている。改善の必要はない。』
夏川ミナ:「となると……?」
夏川ミナ:目で『どうしましょう』と二人に訴えてます。
夏川ミナ:『この場は要求をのんだ事にして』 『こっそり調査をしますか』
レイミー・レインウッド:『……これは単なる私の都合だ。知りたいことは確かにある。だが、君の手を借りて、ではない。』
レイミー・レインウッド:『私自身で確かめたい事ができた。』
芙蓉堂太一:(矢鱈先輩の話になったら、急に……。わかりやすいけど、まだ確実ではないなあ)
芙蓉堂太一:『それがいいかも。先輩を泳がせてみる?』
夏川ミナ:「了解しました。こちらも複数で動いているので、すぐには調査をやめられないとは思いますが」
夏川ミナ:「依頼人直々の要望であれば、関係者にはそのようにお伝えしておきます」
夏川ミナ:「あの。レイミー・レインウッド先輩、最後によろしいですか」
レイミー・レインウッド:『私の我儘で振り回してしまい、申し訳ない。……最後に?』
夏川ミナ:「私は、その。楽しく恋愛をするようにとメンターに言われてアカデミアに来ましたので」
夏川ミナ:「こういう恋愛絡みの事件は……みなさんが納得行く形できちんと終わってほしいな、と思っています」
夏川ミナ:「必要ならば私も協力します。いつでもご連絡ください、レイミー先輩」
芙蓉堂太一:(夏川さんはきちんとしてるよなあ)
真北登:「……」
真北登:こそこそするのは苦手だが、ミナちゃんの真摯な言葉に少し気持ちが綻ぶ。
レイミー・レインウッド:『進言感謝する!わかった。戦力不足を感じたら、まず夏川殿に連絡を入れることとしよう。』
夏川ミナ:「はい。よろしくお願いします」
夏川ミナ:特になければ通話を切ろうかな!
レイミー・レインウッド:『では、私はこれにて。ここまでの協力感謝する。それでは!』
GM:切るといいよ
夏川ミナ:ぷつりと切ります。
夏川ミナ:「咄嗟のことで申し訳ありません。そのイヤホンは新品ですが、真北登先輩にはお詫びします」 頭を下げる。
真北登:「全然問題ないよ。それより、今の」
真北登:「みんなが納得行く形できちんと終わってほしい、っていうの。僕も同じ気持ちだから、嬉しかったな」
芙蓉堂太一:「うん、よく言った夏川さん」
夏川ミナ:「みんな気持ちは同じなのですね。嬉しい事です」
夏川ミナ:「いえーい」 無表情でピースする。
真北登:「ミナちゃん……か、顔」思わず吹きだす。
真北登:「顔と発言が一致してない」
夏川ミナ:「難しいですね」
夏川ミナ:「そして、レイミー先輩はどうにも様子が変でした」
芙蓉堂太一:「気になるなあ。何を確かめようとしてるんだろ」
真北登:「まあ、今のも今ので可愛かったからいいのかな……うん、気になる」
夏川ミナ:「どうにも引っかかりますね。恐らく、矢鱈考助先輩の過去に関連しているのだと思いますが」
夏川ミナ:「我々ももう少し調査を進めないといけない。そういうことでしょうか」
芙蓉堂太一:「だねえ。これから調べるとなるとケラススか……」
夏川ミナ:「……あの」
夏川ミナ:「夏澄さんが戻られるまで少し時間がありそうなので、真北登先輩に質問をしてもよろしいでしょうか」
真北登:「ん?僕?」
夏川ミナ:「はい。お礼にたこ焼きをあげますので」 まだ4個くらい残っているのを差し出す。
真北登:「あ、ありがとう」なんとなく一個だけ貰っておこう。
夏川ミナ:こっちも一つたこやきを食べたあと、しずかーに質問します。
夏川ミナ:「人から好意を向けられる……恋愛感情を抱かれるというのは、どういう気分なのでしょうか」
真北登:「んぐ」
真北登:タコ焼きを喉に詰まらせかけ、胸を叩いて飲み込む。
夏川ミナ:「私は恋愛感情を抱いた事も抱かれた事もないので、今回の事件に対する絶対経験値が足りないように感じて……真北登先輩?」
夏川ミナ:真北君の背中をトントン叩く。
真北登:「ん、げほっげほっ。ごめん、ありがとう」
夏川ミナ:「お水をどうぞ」
夏川ミナ:「どうなのでしょうか。楽しいとか、辛いとか、ワクワクするぜとか」
真北登:「……うーん。まあ、それは楽しい…というか、嬉しい…というか」
真北登:「例えばミナちゃんにとって、尊敬する人とか、大切な人って居るかな」
夏川ミナ:「はい。メンターの祁答院先生と、生徒会役員の滝瑞果さんと、はじめて出来た友達の夏澄さんと、ロコロコさんと」
真北登:「いっぱい居る」
夏川ミナ:「ビーちゃんに……朝倉侑生、迅、夢二、柳武歩、南条文緒……」 友人の名前を全部言うつもりでいる。
真北登:「あ、うん、そ、そのへんで」手で制する。
夏川ミナ:「はい」
真北登:「その人たちが、ミナちゃんの事が特別大切で、一番大事で、ずっと一緒に居たい、って言ってくれたら、どんな気持ち?」
夏川ミナ:「む」
夏川ミナ:「それはもう大変うれしく、天にものぼる気持ちではないでしょうか」
真北登:「うん。僕は、それが恋愛の感情の片方だと思う」
夏川ミナ:「この感情がですか」
真北登:「そうなんじゃないかな。もう片方は、ミナちゃんが誰かを特別大切で、一番大事で、ずっと一緒に居たいと思う事」
夏川ミナ:「それは、先ほど先輩がおっしゃっていたように“誰か一人”ですか」
夏川ミナ:「悩んで悩んで、いっぱい悩んで、誰か一人を選ばないといけないのでしょうか」
真北登:「お互いそれでいいなら、一人に絞らない形もあると思うけど……」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「僭越ながら、少しだけ真北登先輩の気持ちがわかった気がします」
夏川ミナ:「誰かを選ぶというのはとても怖い事なのですね」
真北登:「……うん」
真北登:脳裏をよぎる記憶。
真北登:お化け屋敷で繋いだ手。時計塔の上で手にしたカップの温度。
真北登:教室から見上げた、花火の色。
夏川ミナ:もし自分が真北登先輩の立場だったとして、どんな人を選ぶだろうか。
夏川ミナ:選ばなかった他の人は、はたしてお友達のままでいてくれるのだろうか。そんな事を想像したりする。
夏川ミナ:「先ほど、芙蓉堂太一にならって貴方のことを“めちゃくちゃ格好いい男性”と言いましたが、訂正します」
夏川ミナ:先輩/“餓狼番長”真北登/○誠意/罪悪感/ロイス
夏川ミナ:「あなたは勇気があって、誠実な方です。真北登先輩」
真北登:「ありがとう。誠実さでは、ミナちゃんには負けそうだけど」
真北登:後輩/夏川ミナ/○P:誠意/N:生真面目/ロイス
夏川ミナ:「ふふふ」
夏川ミナ:素直に笑う。
真北登:つられて微笑む。
夏川ミナ:「……あの。よければ、また時間があるときにお話を聞かせてください」
夏川ミナ:「やはり貴方は恋愛の大先輩でした」
真北登:「いやいや!大げさだから!あ、でもミナちゃん、恋愛感情を抱いた事も抱かれた事もない、って言ってたけど…どうかなあ」
芙蓉堂太一:(おー、ああいうのもいいねえ。青春だねえ)横目で見ながら最後のウーロン茶をずずっと飲み干す。
夏川ミナ:「間違っていましたでしょうか」
真北登:「うん。ミナちゃんのことを好きな子、何人か居てもおかしくないと思うよ」
夏川ミナ:「えっ」
夏川ミナ:「…………」
夏川ミナ:「本当ですか?それは、具体的に、そういった方のお名前をご存知とか、そう、そういう意味ではなく……?」
真北登:「あ、ごめん。根拠はないんだけど。近くで見てて、そう思っただけだから」
夏川ミナ:「近くで見てて?」
真北登:「うん。ミナちゃんの真面目で一生懸命なところとか、ちょっと天然なところとか、普通に参っちゃう男子は多いんじゃないかなって」
夏川ミナ:「……!!!」
夏川ミナ:まだ一度も書面で恋愛感情を伝えてもらったことがないので、そういった感情は抱かれていないと思っていた。
夏川ミナ:ガタッと立ち上がって、両手で両頬を抑えて、
夏川ミナ:そのままパタパタと逃げ出します。
真北登:「あれ?」
芙蓉堂太一:「あーあー」目でその様子を追う。
真北登:「……僕何かまずいこと言った!?」
芙蓉堂太一:「何言ったの? 真北くん」一応聞かないでいてあげたのだ。
真北登:「えー…たぶんミナちゃんのこと好きな男子は居ると思うって言ったんだけど」
真北登:「失敗したかな」
芙蓉堂太一:「失敗っていうか……そりゃ……」夏川さんが逃げていった方を見る。
芙蓉堂太一:「真北くんは本当に、よくそういうことをさらっと言うよねえ!」
芙蓉堂太一:呆れた声で。
真北登:「ええー……?」
GM:ではそろそろシーンを切るよ!
GM:購入とかあったらしなさい
芙蓉堂太一:ミナちゃん強化素材いる?
夏川ミナ:あれば使うくらい!
芙蓉堂太一:こちらも買うものがないので、じゃあ強化素材を。
芙蓉堂太一:6dx+2=>15
DoubleCross : (6R10+2[10]>=15) → 10[4,7,7,9,10,10]+7[3,7]+2 → 19 → 成功

真北登:うわあお
芙蓉堂太一:おし。夏川さんにあげます。
夏川ミナ:わーい!
真北登:ブルーゲイルを狙うわ
真北登:2dx+2=>20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 8[4,8]+2 → 10 → 失敗

真北登:はい。
夏川ミナ:ゾディアックウェポンをゾディアックウェポン+1にします。
夏川ミナ:ブルーゲイル!
夏川ミナ:2dx+1=>20
DoubleCross : (2R10+1[10]>=20) → 9[5,9]+1 → 10 → 失敗

夏川ミナ:だめー
夏川ミナ:ロイスは先ほどの真北くんで7枠なので、以上です。
真北登:こちらも以上。
芙蓉堂太一:同じく!
GM:ではシーンを終了だぜ
GM:そして今日は終了。次回は来週の火曜日、5月31日です!よろしくね。
真北登:よろしくでーす
羽石夏澄:よろしくおねがいします!
芙蓉堂太一:よろしくお願いします!
夏川ミナ:うぇーい!

セッション六日目  MF07:真北登

どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。
どどんとふ:「真北登」がログインしました。
GM:点呼開始!
真北登:準備完了!(1/4)
夏川ミナ:準備完了!(2/4)
芙蓉堂太一:準備完了!(3/4)
羽石夏澄:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!


GM:では次のシーン。前日にやったシーンの続きからです。
GM:君たちが話していると、なんだか外のほうで騒ぎが起きている雰囲気がして、なんだろうなーと思うとささきさんから連絡が入ってヤバイって感じのシーンです
GM:シーンプレイヤーは連絡を受けるマッキーで。出たい奴は出ろ!
GM:侵蝕値をお願いします
夏川ミナ:でる!
真北登:行くぜ~
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+0(1d10-1->1-1)した(侵蝕率:70->70)
真北登:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+9[9] → 74

芙蓉堂太一:出ましょう
真北登:抜いた!
夏川ミナ:あ、下限が1なので71にします。
芙蓉堂太一:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+4[4] → 74

GM:Ok
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+1した(侵蝕率:70->71)
羽石夏澄:でます!
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:71->77)
GM:遂にマッキーが首位に
真北登:くっ、夏澄ちゃんに負けた
夏川ミナ:大丈夫?スクワットしすぎてない?
芙蓉堂太一:追い上げてきましたねー
真北登:もっと回転数を上げて行かないと

GM:では、レイミーさんから電話があった直後のこと。君たちは空き教室に居ます。
GM:昼も過ぎて日は頂点から少し落ち、段々気温が上がってきたようなきがするようなしないような、そんな時間です
夏川ミナ:「……ということです」 さっきいなかった夏澄さんにレイミー先輩が挙動不審だったことを説明しました。
羽石夏澄:「ふーむ…?それは…もしかするとなにか、こう、ドキドキしちゃう話が隠れてるんでしょうか」
芙蓉堂太一:「あり得るけど、なんかこう、シリアスだったよねえ」《蝙蝠の耳》で勝手に聞いていた。
夏川ミナ:「そうですね。好きな人がいる……という事だけでは説明できない何かを感じました」
夏川ミナ:「……」 さっきの真北くんの言葉を思い出して赤くなってしまうので、真北くんの方は見ないようにしている。
羽石夏澄:「……説明できない…」
真北登:「あまり無理しないでくれるといいけど。僕らも僕らで、解決に動かないとね」
真北登:ミナちゃんの様子には気付いてない。
羽石夏澄:「?」ミナさんの様子に首をかしげる
羽石夏澄:「…真北せんぱい」こづく。
真北登:「ん?何、夏澄ちゃん」
羽石夏澄:「ミナさんに何かしました?」とても真剣な表情。
真北登:「え。いや、僕は別に……してないよね?」芙蓉堂くんに助けを求める。
芙蓉堂太一:「んー、どうだろうねえ。あれはしたって言うのかしてないって言うのか……」にまにまとしている。
羽石夏澄:「むー…?」じーーーっと真北くんを見つめている。
羽石夏澄:「あやしーいです」
真北登:「またしても味方じゃなかった!?」
芙蓉堂太一:「僕は真実の味方ですよ」
芙蓉堂太一:「まあ、冗談冗談。そんなひどいことはしてないから安心しなよ、羽石さん」
羽石夏澄:「どうなんですか?口では言えないことなんですか?」じりじり
羽石夏澄:「…っと。そうなんですか」引く。
夏川ミナ:「……」 みんなの会話をよそに、ぽーっとした様子でケラススさんやキューピットに関するデータを閲覧してます。
羽石夏澄:「でもでも、ミナさんはこう…じゅんしん!なんですから」
羽石夏澄:「変なこととか、しちゃだめですよ!」
真北登:「してないよ!しないよ!」
羽石夏澄:そう言いながら先日話に聞いたプロムでのことが気になっている。心配。
芙蓉堂太一:二人の様子を見て肩を震わせて笑っている。
夏川ミナ:(……私のことを好きでいてくれる男性がいるかもしれない) ぼんやり考えている。
夏川ミナ:(それだけでもこんなに嬉しくてソワソワしてしまうのに、何故レイミー先輩は告白を断り続けているのでしょう)
夏川ミナ:(何か、昔の出来事との関係が……)
夏川ミナ:(……私のことを好きでいてくれる男性がいるかもしれない……) 無限ループに入っている。
GM:では、そんな時
GM:君たちは遠くの方で、なんだかざわざわざわざわと人が騒いでいるような声が聞こえてきます
真北登:「ん?なんか騒がしいね」
芙蓉堂太一:「なんだろ」《蝙蝠の耳》使って詳しいことわかりますか?
GM:もしも君たちがこの学園島の地形に詳しければ、それは先程の情報収集で得たケラススさんの方角だということに気づいても良いかもしれない
GM:おっと
夏川ミナ:「…………」 ぽけーっとしてます。
羽石夏澄:「むう?」
GM:んー。そうですね。じゃあ芙蓉堂くんは知覚で難易度7くらいの判定に挑戦してみてください。
芙蓉堂太一:おおっ
夏川ミナ:TIKAKU!
芙蓉堂太一:3dx+1=>7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 8[3,5,8]+1 → 9 → 成功

芙蓉堂太一:よし
GM:失敗したら、なんだか人が多くて大変なのはわかるけど、聖徳太子ではなかったので聞き分けられなかったことになります
GM:おっ!では成功ですね。
GM:では、君はその先で「俺達が先なんだぞー!」「ずっと待ってたんだ!俺達が先だ!」とか、そんな感じの声が沢山聞こえてくることに気づいていいでしょう
芙蓉堂太一:「む……? ケラススの方かな。なんか、順番待ちみたいな声が……」耳を澄ます。
羽石夏澄:「じゅ、順番待ち???」
芙蓉堂太一:「ずいぶんいっぱい人がいるね。どういうことかなあ」
羽石夏澄:「あったかくなってきたからでしょうか?それにしてもこんなに急に…」
真北登:「ケラススには今、キューピットの力が与えられてるんだったよね」
羽石夏澄:「大体告白に順番待ちってどういう状態ですか」なんとなくふくれる。
芙蓉堂太一:「そうだねえ。成就待ちの人でいっぱいってとこなのかな」
羽石夏澄:「むむー」
芙蓉堂太一:「超! 面白そう! 行きたい!」そわそわしている。
羽石夏澄:ええっという顔で芙蓉堂さんを見る。
GM:ではそんな感じで騒いでいると、更に真北君の携帯がピピピピーッとなります。
芙蓉堂太一:「えっ、行きたくない? だって、騒ぎが起こってるってことは楽しいってことじゃない? キューピットだってどこかで様子を見てるかもしれないしさー!」
真北登:「ああ…もう、誰だこんな時に」
羽石夏澄:「え、あ、う、」そう言われると、自分も戦いの気配にはワクワクしてしまうので言い返せない
羽石夏澄:「まあ…わかります、けどー でもこの騒ぎには釈然としないですー!」
GM:電話は番長連で結構偉い人のような気がする、無道ささきさんからです。出るなり焼くなり好きにするといいのではないでしょうか。
夏川ミナ:焼く!
芙蓉堂太一:焼こう
真北登:蒸す…
真北登:出ます。
羽石夏澄:焼いちゃいます
真北登:「もしもし?」
無道ささき:「ごほんごほん!突然すまない餓狼番長!緊急事態だ!」
真北登:「ケラスス前の騒ぎですか?だいぶ人が集まってるみたいですけど」
無道ささき:「その通りなんだ!久しぶりの快晴で、先ほどケラススが開花したのだが、それに合わせて大勢の人間が押しかけてな!」
無道ささき:「それだけなら微笑ましいんだが、余りにも集まりすぎて大混雑が発生してな。更に、ケラススしたの順番をめぐってあちこちでいざこざが起き始めている。」
真北登:「あちこちで。すみません、動くのが遅かった」
無道ささき:「さきほど自体の収集に闇医者番長と馬面番長を送ったのだが、その二人からの連絡も途絶えてしまったのだ。」
真北登:「チョイスがおかしい」
無道ささき:「そして気づいたのだ!私はこの騒動が、君に調査を依頼したキューピットなるものと関連しているのではないかと!」
真北登:「え、ええと、さすがいい勘です。十中八九そうだと思います」
無道ささき:「ふふふ。伊達に総番長ではないぐー」
真北登:「寝ないで!起きて下さい!先輩!!」
真北登:携帯をガンガン叩く。
無道ささき:「はっしまった!」
無道ささき:「いや寝ていない、寝ていないぞ!」
無道ささき:「その口ぶり。なにか掴めているようだな。」
真北登:「はい。この際、寝てたかどうかはいいです!ケラススに近づけないなら、キューピットの方を抑えないと」
無道ささき:「ふむ、キューピットを何とかすればいいんだな。では、目撃証言のあった場所を大急ぎで当たってみよう。」
無道ささき:「しかし、それで奴が見つからなかったらどうするか……他に奴が行きそうな場所に心当たりは……」
GM:と、言うことで。君たちはキューピットさんの行きそうな場所を調べてもらいたいと思います
真北登:「とにかく頼みます。こっちはこっちで何とか探してみます!幸い、情報に強い仲間も居るので!」
芙蓉堂太一:僕?みたいな顔をしている。
羽石夏澄:芙蓉堂さんの顔を見る。
無道ささき:「うむ、わかった。我々も頑張るが、キューピットに一番近いのは君たちだ。たのむぞ餓狼番長ぐー」
真北登:「だから寝な…ええい、もういいや!」切る!
真北登:「ちょっと今、ケラススには近づけない状況みたいだ。キューピットを探して止めるしかない」
羽石夏澄:「むむ。やばそーなかんじですか」
羽石夏澄:「……うーん。」バトルになるかどうか考えている。
芙蓉堂太一:「確かにすごい人出みたいだしね。そうするしかないか」耳に手を当てながらちょっと残念そうに。
真北登:「ミナちゃんも、いい?緊急事態だ!」肩をポンと叩いてみる。
夏川ミナ:「ひゃ」
夏川ミナ:「だ、駄目……駄目ですよ。真北登先輩」
夏川ミナ:「最初は清いお付き合いを……まずお友達以上恋人未満として、ワーテルローでのデートから……」
夏川ミナ:俯いて両手をぶんぶんします。
真北登:「何の話してるの!?」
真北登:「おかしい!今コメディやってる空気じゃなくなったはずなのに!」
芙蓉堂太一:「僕の紹介したちょっとおススメのお店がデートスポットにされている」
芙蓉堂太一:「先輩!どうなんですか実際のところ!」
羽石夏澄:「やっぱり真北せんぱい…」じとー
夏川ミナ:「真北登先輩がそんな……困ります。いえ、すごく困るというわけではないのですが、こんな急に」
夏川ミナ:「……は」 頭をぶんぶん振る。
芙蓉堂太一:「えー、困ろうよー。……まあ、それはともかく」
芙蓉堂太一:「キューピットの居場所だっけ。どうにかしなきゃね」
羽石夏澄:「むむ…脈ありなんですかねこれ」
羽石夏澄:「む。そうですね。キューピットですね!』
GM:そう、キューピットなのだ。
夏川ミナ:「以前芙蓉堂太一と……真北登、せんぱいがキューピットと遭遇したのは」
夏川ミナ:「何の変哲もない高等部学区内の一角でしたね」
夏川ミナ:「となれば、そこに行っても会えるわけではなさそうです」
真北登:「何か…何か手がかりは…うーん」
GM:この判定は〈情報:アカデミア〉もしくは、〈意思〉で行ってもらいます。難易度は12。
羽石夏澄:12!
夏川ミナ:12!
芙蓉堂太一:援護あるよー、援護の風あるよー
GM:情報:アカデミアは、今まで調べてた(ということにしておいてください)矢鱈先輩の情報の中から、今なんか心当たりとかに気づいたという感じで
夏川ミナ:情報屋に勝てるとは思えませんが、せっかくなので振ってみます。コネも使って情報:アカデミア。
芙蓉堂太一:あとAランク:サポーターもある
芙蓉堂太一:援護する?(キラキラ)
真北登:キラキラしてる
GM:意思は、そういえばずっと前に矢鱈先輩のことかも知れないあれを聞いていて、思い当たったという感じにします
夏川ミナ:自分に使って美味しいところ持って行ってもいいんですよ!?
芙蓉堂太一:だって援護すればおのずとなんか絡めるし
夏川ミナ:あっそうか
芙蓉堂太一:どっちでもいいのです!
夏川ミナ:じゃあ遅れ!
夏川ミナ:おくれ!
芙蓉堂太一:おう!夏川さんに《援護の風》使用。ダイス8個増加。侵蝕値2上昇。
夏川ミナ:超増える!
夏川ミナ:じゃあ、あらためて情報:アカデミアで判定します。コネもこみでダイスは+10。
GM:すごい
夏川ミナ:コネ:学園通の友人は隣にいる芙蓉堂太一のことです。
芙蓉堂太一:僕!
GM:友人になったのだ
夏川ミナ:12dx+1=>12
DoubleCross : (12R10+1[10]>=12) → 10[1,2,4,4,5,5,5,6,7,9,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

夏川ミナ:おっけい!
真北登:おおー
羽石夏澄:うおー!
芙蓉堂太一:おおー
GM:やったー成功だー
GM:では、ミナさんは、彼がいそうな場所の情報に気づくことができました。
夏川ミナ:芙蓉堂くんが集めてくれた資料をガサガサ探してます。
GM:彼は、君がプロムの際に乗った、あのアカデミア号も停泊している、学園島にある唯一の港に居るような気がします。
芙蓉堂太一:「夏川さんこっち見てくれる? 僕はこっち探すからさ」と紙を手渡す。
夏川ミナ:「はい」
夏川ミナ:紙資料をぺらぺらめくる。
芙蓉堂太一:「うーん、見やすいかと思ってプリントアウトしたけど、結構かさばるな、これ」目を通しながら。
GM:かつて2年前の卒業式の際。彼がその場所で、卒業生に何かを手渡したのを見た、というちょっとした情報があったのです。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一。やはり貴方はとても頼りになりますね」
夏川ミナ:「こうした仕事を抜きにしても、あなたとお友達になれて本当によかったと思っています」
芙蓉堂太一:「え」目をぱちくり。
GM:君は恐らくそれが、彼の思い人であり、今は会うことが叶わなくなった相手だと推測できてもいいでしょう。
GM:彼にとっては、これ以上なく思い出深い場所ではないかと思われます。
芙蓉堂太一:「ああ、それはどうもありがとう。僕も夏川さんにはいっぱい手伝ってもらってるしねえ」
夏川ミナ:「はい。これからもお手伝いするつもりです」
夏川ミナ:「アルマテーラ様の事とか。ふふ」
芙蓉堂太一:「うん、ありがとう。夏川さんは僕の大事な友達、だよ」
芙蓉堂太一:「あ、アルマ様のことは、いいじゃん、今はさ!」赤くなる。
夏川ミナ:「よくはありません。大切な想い人…………あ」
夏川ミナ:卒業式の情報に目が止まる。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一。……夏澄さん、真北登先輩」
芙蓉堂太一:「? なんかあった?」横から覗き込む。
真北登:「見つかった?」
羽石夏澄:「…?はいはい」よってくる。
夏川ミナ:「これ……は、どう思われますか?」
芙蓉堂太一:「卒業式、港、卒業生」
羽石夏澄:「……矢鱈せんぱい、好きな人がいたって」
羽石夏澄:「これ、……もしかして」
真北登:「うん。きっとそうだ」
羽石夏澄:「…………。」複雑そうな顔。
芙蓉堂太一:「すごいや夏川さん。よく見つけたねえ。情報屋向いてるんじゃない?」
夏川ミナ:「いえ、そんなことは。気づいたのは……この」
夏川ミナ:一枚だけ載っている当時の矢鱈考助先輩の顔写真を指さします。
夏川ミナ:「この頃の矢鱈考助先輩が、とても嬉しそうでキラキラしていたから。それだけですから」
羽石夏澄:「……せんぱい……」
夏川ミナ:「…………相思相愛だったのでしょうね。おそらく」
羽石夏澄:「…ぐすっ」
羽石夏澄:感情移入している。
芙蓉堂太一:「……」少し、考える。この写真と今の矢鱈先輩。年月と、距離と、障害のことを。
真北登:「みんな、行こう」
羽石夏澄:「……はい」
羽石夏澄:立ち上がる。
真北登:「矢鱈先輩がどんな人でも、どんな過去があっても、今、しなきゃいけない事は変わらない」
芙蓉堂太一:「……うん。先輩を、止めに行かないとね」
夏川ミナ:「はい。風紀委員として、UGNチルドレンとして、矢鱈考助先輩を止めに行きます」
芙蓉堂太一:少しだけ考えて、最後に立ち上がる。
芙蓉堂太一:ちらりと、『キラキラしていた』矢鱈先輩の写真を目の端に入れて。
GM:シーン終了。購入などを希望するならしてください。
GM:最後の機会となります。
夏川ミナ:最後!
夏川ミナ:真北君のためにブルーゲイルをねらいます。
夏川ミナ:2dx+1=>20
DoubleCross : (2R10+1[10]>=20) → 10[4,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

夏川ミナ:KAERU!!
夏川ミナ:変えない!!
羽石夏澄:おしい・・・・・・・!
真北登:1足りないキター
夏川ミナ:財産がなかった……失敗です。
芙蓉堂太一:じゃあブルーゲイル狙います
羽石夏澄:ブルーゲイル狙います
真北登:みんな
夏川ミナ:コーホー
芙蓉堂太一:6dx+2=>20
DoubleCross : (6R10+2[10]>=20) → 10[2,3,4,9,9,10]+7[7]+2 → 19 → 失敗

夏川ミナ:www
芙蓉堂太一:ふははははは財産点1をくらえい
羽石夏澄:おお
真北登:スッゲー!
芙蓉堂太一:購入!
羽石夏澄:でもブルーゲイル狙う!
羽石夏澄:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 6[1,2,4,6] → 6 → 失敗

羽石夏澄:うん!
羽石夏澄:いじょうです。
芙蓉堂太一:とりあえず真北くんに渡しておきましょうか。
真北登:ゴホゴホ、いつもすまんのう
真北登:自前でも狙ってみる。
芙蓉堂太一:それは言わない約束でしょう
GM:ブルーゲイル、自身に強いアイテム
GM:地味
芙蓉堂太一:僕はイニシアチブ行動できるしね
真北登:2dx+2>=20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 5[2,5]+2 → 7 → 失敗

真北登:うむ
真北登:以上ー
GM:では次のシーンに移ります。
GM:次のシーンはミドル戦闘。全員登場を推奨します
夏川ミナ:でるよー!
真北登:おうよ。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:71->80)
真北登:74+1d10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+2[2] → 76

夏川ミナ:うわあ
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:77->79)
芙蓉堂太一:でる!
芙蓉堂太一:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+8[8] → 84

芙蓉堂太一:おう
GM:シーンプレイヤーはマッキーね。
真北登:ヘイヘイ!
真北登:じゃあ、ミナちゃんに置いて行かれないように港の方へ駆けるよ。
夏川ミナ:たったか走ってます。息ひとつ切らさずひょいひょいとガードレールを飛び越えたりする。
芙蓉堂太一:ハヌマーンなのに鈍足なので遅れてついていく!
羽石夏澄:とてとて一生懸命走ってます。走ると胸とかが痛い。
GM:では、そんな感じで四者四様ではしっている君たち。
GM:そんな君達の行く手を阻むように、人相の悪そうな良さそうな人達がざざっと立ちはだかります
夏川ミナ:「む」 ズザッと急ブレーキをかける。
羽石夏澄:「はあ、はー… ……むぅ?何かご用です…?」
芙蓉堂太一:「え、なに、ちょっ、なんかあるの……」息を切らしている。
投げやりなチンピラ:「そこまでなのだお前ら。ここからは通さないなのだ。」
真北登:「どけよ。僕らは急ぐんだ」 チンピラたちを睨みつける。
でかいチンピラ:「ホッホッホ……“キューピット”様の所にですかな?」
力の強そうなチンピラ:「そう言われても、こちらも通すわけにはいかんのよ。あの人には借りがあるんでなぁ!」
すばしっこそうなチンピラ:「シューッシュッッシュ!」
夏川ミナ:ちょこっとだけ眉をひそめます。
夏川ミナ:「“キューピット”さんの居場所をご存知ですか」
羽石夏澄:「…妨害ですか?…ふむ」
羽石夏澄:「つまりはやっちゃっていい…ってことですよね?」
夏川ミナ:(あっ、夏澄さんがワクワクされている)
芙蓉堂太一:「悪いけど、邪魔するならやっちゃうよ?」
芙蓉堂太一:「みんなが!」
羽石夏澄:「はい!やりますよ!やっちゃいますよ!」芙蓉堂くんにサムズアップ
夏川ミナ:「そうですね。時間もありませんし、さくさくとやってしまいましょう」
芙蓉堂太一:「やっちゃえ羽石さん!」親指を立てて返す。
でかいチンピラ:「そう、我々は彼に救われ……あ、これ話し聞いてもらえないやつだ」
すばしっこそうなチンピラ:「シューッシュッシュッシュ!」
真北登:「出のタイミングが悪すぎだ。恨むなら自分を恨んで!」
芙蓉堂太一:「ああ、借りってあれ? 恋を叶えてもらったってやつかな」
芙蓉堂太一:「残念だけど、恋人がいようがいまいが、殴られる痛さに変わりはないからね」
夏川ミナ:「ええと、こうは言っていますが皆さん優しい方ですので」
夏川ミナ:「投降はいつでも受け付けています。よろしくお願いします」
夏川ミナ:両手にガントレットを装着し、打ち付ける。
投げやりなチンピラ:「マジで?じゃあ危なくなったら甘えさせてもらうでござる」
力の強そうなチンピラ:「おいこら」
投げやりなチンピラ:「冗談にゃん~!」
GM:とまあ、そんな感じで戦闘を始めていきましょう
GM:セットアップ!
GM:こちらは誰もありません
芙蓉堂太一:なしで!
真北登:ちなみに距離はどんくらいすか?
夏川ミナ:とりあえず《スピードスター》します。攻撃力が+18されて、ラウンド間リアクション不能。
羽石夏澄:なし!
GM:しまった、言っていませんでしたね
GM:でかいチンピラの居るエンゲージが5m、そこからさらに5mのいちに投げやりなチンピラが居ます。
羽石夏澄:はーい
真北登:よかった、届く
夏川ミナ:わーい
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+5した(侵蝕率:80->85)
真北登:セットアップはなし!
GM:良いでしょう
GM:では最初!
GM:行動値の一番高いミナちゃんからですね。
夏川ミナ:よ、よし!じゃあ迷ったけど
夏川ミナ:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》《獅子奮迅》。投げやりさん以外の三人を殴ります。
芙蓉堂太一:オートで《援護の風》を夏川さんに使用。侵蝕値2上昇。ダイス8個増加。
GM:殴られざるをえない
夏川ミナ:あっ、オートでウェポンケースからゾディアックウェポンを装備!
夏川ミナ:わーい!
GM:やってみろー!
夏川ミナ:あっ違う。マイナーで戦闘移動を忘れてたので、します。
夏川ミナ:18dx8+6
DoubleCross : (18R10+6[8]) → 10[1,2,4,4,4,4,4,5,5,7,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,2,3,3,9,10]+10[4,10]+10[8]+10[8]+1[1]+6 → 57

羽石夏澄:すごい!
GM:死
夏川ミナ:どずあ!
芙蓉堂太一:きたぜー
真北登:毎度おなじみ!
GM:ではでかいチンピラが力の強そうなチンピラを行動箒でカバーします。
GM:だって、死ぬから。
夏川ミナ:しんじゃう・・・
GM:すばしっこそうなチンピラはイベイジョンで普通にくらいます。ダメ。死ぬ。
GM:ダメージをください……全部1が出て生き残るかも?
真北登:固定値で死ぬんじゃないかなあ…w
夏川ミナ:了解です。ゾディポンの効果が入って侵蝕+2のダイスが+1。
夏川ミナ:6d10+1d10+29
DoubleCross : (6D10+1D10+29) → 34[9,2,8,7,7,1]+6[6]+29 → 69

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+8した(侵蝕率:85->93)
夏川ミナ:[
GM:二人共吹っ飛びますねこれは……
夏川ミナ:「……」 いつもとは少し違う。小ぶりな足甲も装着している。
夏川ミナ:「やっ」
すばしっこそうなチンピラ:「シュッシ、シューッー!」くいっくいっと手招き
夏川ミナ:まず距離を詰めて、すばしっこそうな方にパンチを叩き込む。
芙蓉堂太一:「行っちゃえ夏川さん!」手から鳥の形をした風を生み出し、その背中を押す。
夏川ミナ:「はい。いっちゃいます」 重機の破壊力。当たれば吹っ飛ぶ!
すばしっこそうなチンピラ:「シュシーッ!?」手招きの体制のまま吹き飛ばされる!ミナちゃんの動きに全く反応できていない!なんてざまだ!
真北登:(速い!あの武器の大きさで、侑生君と同じくらい……!?)
夏川ミナ:ガシュン!
夏川ミナ:返す刀で、でかいチンピラの方によわっちい蹴り。
すばしっこそうなチンピラ:すばしっこいんじゃなかったのか!
夏川ミナ:へにゃへにゃすぎて、たぶん受け止められます。
夏川ミナ:「せい」
でかいチンピラ:「う、うおーっ!……!?あれ、全然痛くない」
夏川ミナ:片足をあげて蹴りを叩き込んだ状態のまま。
夏川ミナ:「はい。ここから振動波を流し込みますので」
でかいチンピラ:「はっはっは!どうやら今の技は私には効かないよう……」
真北登:「危ない、反撃が…!?」
夏川ミナ:ガガッ、ガガガガッ!
羽石夏澄:「やっちゃえ、です!」
夏川ミナ:足甲経由で、チンピラの胸板に高速振動波を流し込む!
でかいチンピラ:「おばぼわわわわわわ!?」
夏川ミナ:「強力なマッサージを味わってください」
芙蓉堂太一:「おー、あれは初めて見るなあ」
羽石夏澄:「すごいすごい!どんどん強くなってます!」
夏川ミナ:「はい。なかなか使う機会がありませんでした」 足をおろして、スカートを抑えます。
真北登:「ミナちゃん…噂には聞いてたけど、実際目の当たりにすると」
真北登:「強い。まっとうに、デタラメなくらい強いな…!」
真北登:思わず息を呑む。
夏川ミナ:「……アカデミアは、その。スカートですから」
でかいチンピラ:「がふーっ……」そのまま地面に倒れます。シェイクされたら人は生きていけないのだ……
GM:では次の行動値!
GM:でかいのとすばしっこいのが消えたので、行動値7組!
GM:PC優先なのでPCの皆からだぞ。
芙蓉堂太一:支援なので先に動きたい!
真北登:頼むぜー
夏川ミナ:鳥ー!
力の強そうなチンピラ:「なんてこった、二人も一気にやられちまった……こんな奴らだったなんて聞いてないぜ……!」
投げやりなチンピラ:「家に帰りたいドン」
芙蓉堂太一:「大丈夫、僕はそんなに怖くないから」微笑む。
芙蓉堂太一:「殴るのは、他のみんなの仕事!」
芙蓉堂太一:行動します!
芙蓉堂太一:マイナーはなし。
芙蓉堂太一:メジャー、コンボ『ガラスの小鳥』《エンジェルヴォイス》《風の渡し手》を羽石さんと真北くんに。侵蝕値7上昇。
芙蓉堂太一:C値-1、ダイス4個増加。
芙蓉堂太一:「二人だから、一人が一人ずつ倒してくれればちょうどいいんだけど」
芙蓉堂太一:手を頭上に上げる。透明な小鳥の群れが生み出される。
芙蓉堂太一:「よろしく、真北くんに羽石さん」小鳥の群れは、心を動かす歌を奏でる!
GM:では次!何方が行くかね!
真北登:じゃあ次行かせてもらうぜ!
GM:一人だった
GM:GO!
真北登:マイナーで《ハンティングスタイル》《破壊の爪》。力の強そうなチンピラのエンゲージへ
GM:エンゲージされた
真北登:侵蝕+4してちょうど80だ
GM:ボーナス!
真北登:メジャーでコンボ『ビーストギア1:1』《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》を力の強そうなチンピラへ。
GM:来やがれ!
真北登:16dx6+6
DoubleCross : (16R10+6[6]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,10]+10[1,1,2,2,4,5,8,8,9]+10[6,7,8]+10[4,7,8]+10[3,9]+4[4]+6 → 60

GM:何故
力の強そうなチンピラ:ドッヂはダメなので、ガードします。って言ってもガード値も0だわ……
力の強そうなチンピラ:ダメージをくださーい!
真北登:ダメージ固定値は低いんだよな…
真北登:7d10+9
DoubleCross : (7D10+9) → 45[10,3,8,9,1,5,9]+9 → 54

真北登:装甲有効です
力の強そうなチンピラ:「はっ!番長連の餓狼番長だったか。噂は聞いてるぜ。」
GM:ダメージダイスー!
GM:ダメ、死にます
真北登:「聞いてるんだったら、そこで何やってるんだ」
力の強そうなチンピラ:「女癖ばかり取り立たされるが、腕っ節も中々だってな?いっぺんやりあってみたかったんだ。来な!」
真北登:半身になって軽く跳ねる。着地した瞬間、地面が爆発する。
力の強そうなチンピラ:そう言って制服を腕まくりして、君の攻撃に耐えようとするぞ!
真北登:ガードした腕の間をすり抜け、獣化した爪が腹部に突き刺さっている。
力の強そうなチンピラ:「グ……がはっ!」
真北登:「じゃあ、これで願いが叶ったね。さよならだ!」
真北登:拳を振り抜き、チンピラを突き飛ばす。
力の強そうなチンピラ:「ここまでやるか……やり合いたいなんて、言うんじゃなかったかな……」ガクッ。吹き飛ばされた先で意識を失うぞ。
羽石夏澄:「ひゃー」
投げやりなチンピラ:「痛そう」
芙蓉堂太一:「話には聞いてたけど、真北くんもやっぱり強いなあ」
羽石夏澄:「すごい…すっごい!がおー番長、こんなにすごかったんですね!!」
芙蓉堂太一:「やっぱり実地だねえ。すごく楽しいや」うんうん、と頷く。
羽石夏澄:「あーもう!すごい!今度戦ってくださいせんぱい!」
真北登:「がっ、ああ、もう!がおーでいいよ!がおー!」
真北登:「夏澄ちゃんはとりあえず目の前に集中!」
羽石夏澄:ぴょんぴょん飛び跳ねている。
投げやりなチンピラ:(あれ、今隙あるんじゃね?)
GM:ということで投げやりなチンピラが行動します
投げやりなチンピラ:《踊る髪》《音速攻撃》。狙いは真北君。
真北登:俺!
真北登:あ、ちなみにさっきの攻撃で侵蝕は84です
投げやりなチンピラ:ダメージを食らうと硬直します
投げやりなチンピラ:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,9,10,10]+7[6,7]+2 → 19

投げやりなチンピラ:君の気がそれた次の瞬間、ピシュンとやりを投げてマキタくんを攻撃します
真北登:むー、躱せなさそうだがガード値は1だしな。ドッジします
真北登:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[3,4,6,6,7,7,9,9,10]+8[8]+1 → 19

真北登:おお!?
羽石夏澄:おお
芙蓉堂太一:おおっ
投げやりなチンピラ:うお!同値!
夏川ミナ:すごい!
投げやりなチンピラ:では回避ですね……
羽石夏澄:「ってせんぱい!危ないです!』
芙蓉堂太一:「あっ、やば……」
投げやりなチンピラ:バシュッ!中々の速さでやりが投擲される。「お、結構行けたんじゃね」
夏川ミナ:「いえ、先輩なら……」
真北登:完全に夏澄ちゃんの方を向いていて、迫る攻撃に気が付かない。
夏川ミナ:「あっ」
真北登:と思われたが、攻撃が命中する寸前にその姿がすとんと沈む。
投げやりなチンピラ:「やったーあたリー……ってあれ?」
真北登:一呼吸おいて、ネックスプリングで地面から跳ね起きる。
真北登:「大体わかってるんだ、こうやって隙を見せると喜んで攻撃してくるって」
投げやりなチンピラ:「はわわわわわわわわ」
真北登:意地悪い笑いを浮かべて挑発!
芙蓉堂太一:「……くなかった!」パチンと指を鳴らす。
羽石夏澄:「ひゃあ……」
投げやりなチンピラ:「うおおお……どうしよう……帰り……うーん」
芙蓉堂太一:「いいよーいいよー、僕のデータベースが潤うよー真北くん」
羽石夏澄:「すっごいです!…あ、そこの人!」
夏川ミナ:「おお……」
羽石夏澄:「ちょっと、テンション上がってるのでー、」
羽石夏澄:「最後までやっちゃいましょう!ね?」
羽石夏澄:にっこり
投げやりなチンピラ:「う、うええええ……うーん、うーん。」
投げやりなチンピラ:「んー、そうするかー。よーし、ここまで来たら最後までやってやるぞー。どんどん投げてやるー!」と言ってまたやりを投げようとするぞ
夏川ミナ:「真北登先輩、少し下がりましょう」
羽石夏澄:「よし来ました!」
夏川ミナ:「ああなった夏澄さんはとても頑張り屋さんになると思いますので」
羽石夏澄:「それでこそですよー!」
真北登:「あ…うん。それは聞いてる」
真北登:バックステップで距離を取ろう。
投げやりなチンピラ:「そうだったきがするー!」
夏川ミナ:「ファイト、おー。夏澄さーん」 応援しながら下がる。負ける心配は全くしていない。
GM:では次!羽石さんどうぞ!
羽石夏澄:行きます!
羽石夏澄:能力訓練:精神を使用。
羽石夏澄:んで、マイナーなしのメジャーで《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》だ!投げやりくんを攻撃!
羽石夏澄:9dx9+10 リアクションC値+2 >羽石夏澄
DoubleCross : (9R10+10[9]) → 10[1,3,3,5,5,5,7,10,10]+7[7,7]+10 → 27

羽石夏澄:そこそこ!
GM:つよい
GM:リアクション+2ってよけれなくない?
GM:よけれない……
GM:ガードします。一応ガード値が……0……
GM:ダメージください!
羽石夏澄:では、ダメージを
羽石夏澄:4d10+19 頼む!
DoubleCross : (4D10+19) → 18[4,1,8,5]+19 → 37

羽石夏澄:うーん
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+12した(侵蝕率:79->91)
GM:ちょっとまっててね
GM:あ、全然ダメですね
GM:こいつは遠距離攻撃できる分体が弱い……落ちます
羽石夏澄:よ、よかった
真北登:やったね
羽石夏澄:にっこり笑いながら、両腕を胸の前でクロスさせてカッコよさげなポーズをとります。
羽石夏澄:「戦うのは大好きなんですけど」
羽石夏澄:「結構、遅いんですよね、私の力」
羽石夏澄:「そんなわけで、あなたにしか味わってもらえないのが残念ですけど」
投げやりなチンピラ:「ムム、一体何を……」槍を持ったまま警戒
羽石夏澄:スカートの下で回転する真空領域。スカートだけがふわりと持ち上がる。
羽石夏澄:「今日はどうしようかな…よし!」
羽石夏澄:「私もちょっと投げやりに行ってみましょう!」
羽石夏澄:両腕をばっと広げる、と同時に真空領域の塊が槍のようにチンピラに飛んでいく!
投げやりなチンピラ:「スカートが……うっ!?」
投げやりなチンピラ:「むぐッ……ぐーっ!?」急に息ができなくなって、槍を落としてバタバタもがき始めるぞ。でも当然それで息ができるようにはならないのだ。
羽石夏澄:「いよっし!」両腕でガッツポーズ、と同時に舞い上がっていたスカートがストンと落ちる。
羽石夏澄:「あ、散らさないと」
羽石夏澄:手をパタパタやっていいところで領域を散らします。
真北登:「凄い。というか、えげつない……」思わず呼吸をするのも忘れていて、ぶはっと息を吐く。
真北登:「ぜ、絶対喰らいたくないあの攻撃」
投げやりなチンピラ:「ぐでーん」君の領域を受けて、彼はすっかり昏倒します。息ができないとダメなのだ
芙蓉堂太一:「わー、よくわかんないけど強いのはわかるぞ……」
GM:ということで戦闘終了です。
羽石夏澄:「えへへ。ありがとうございました!」ぺこり
芙蓉堂太一:「すごいすごい羽石さん。やったじゃん」
GM:結局君たちはかすり傷すら負わずに彼らを撃退したのだ……
芙蓉堂太一:「あ、スカートのことじゃないよ。攻撃ね!」
夏川ミナ:「やはり夏澄さんの戦い方は女の子らしくて、おしとやかで、動きもかわいいです」 パチパチ拍手している。
GM:しかし彼らが邪魔しにきたということは、やはりこの先にキューピットさんは居るようです
羽石夏澄:「へ?スカート?」きょとんとしている。
GM:決戦の時は近い!
羽石夏澄:「えへへー、ありがとうございます!嬉しいです!」ミナさんにピース!
芙蓉堂太一:「や、気にしてないなら別にいいんだけど」
羽石夏澄:「……?」
真北登:「足止めされたけど、おかげでわかったね。僕達は強い」
真北登:「キューピットがどんな力をもってるかわからないけど、止められるはずだ」
羽石夏澄:「はい!…その。」
芙蓉堂太一:「……うん」少しだけ、浮かない返事を返す。
羽石夏澄:「……せんぱいのことしんぱい、ですけど」
羽石夏澄:「でも。戦って。気持ちを届かせたいです。きっと、何か伝わるはずです」
羽石夏澄:「真剣に向かい合うこと、ですから。戦いは」
夏川ミナ:「全力でお互いをぶつけあってこそ分かる事がある。というやつですね」
羽石夏澄:「そうですそうです!だから、いきますよ、全力で!」
芙蓉堂太一:「真面目だよねえ、このメンバー。まあ、そこが頼りになるんだけどさ」港の方を眺める。
真北登:「頼りにしてるのはこっちもだよ、芙蓉堂くん」
芙蓉堂太一:「えー?」真北くんを見る。
真北登:「僕はさ、いつもそうなんだけど…周りに助けてくれる人が居ないと、大した事できないんだ」
真北登:「だから、今回は芙蓉堂くんが居てくれてありがたいんだよ」
芙蓉堂太一:「んんんんん」
芙蓉堂太一:「照れるなあ、そういうこと言われるの!」
真北登:「一緒に頑張ろうよ」 芙蓉堂くんに向かって拳を突き出す。
芙蓉堂太一:「……おうよ」拳に拳を合わせる。
芙蓉堂太一:「行こっか。急がないと雪が溶けちゃうや」ぱっと離れる。
夏川ミナ:昏倒したチンピラどもを適当なロープでぎゅっぎゅと縛りながら、夏澄さんに小声で話しかけます。
芙蓉堂太一:(……僕の決意も、早くしないと、揺らいでしまうかもしれない)
夏川ミナ:「夏澄さん、夏澄さん」
夏川ミナ:「あの……ロコロコさんとのお話はうまくいったのでしょうか?」
羽石夏澄:「はい?」耳を寄せます。
羽石夏澄:「ふふふー」にこーっと笑います
羽石夏澄:「気持ち、伝えられました」
夏川ミナ:「……!」
夏川ミナ:「ど」
夏川ミナ:「どう、でしたか」 興味津々。
夏川ミナ:「やはり、男女の交際を……?」
羽石夏澄:「伝えてくれてありがとう、って。これからも仲良くしていただけるみたいですよ」にこにこしている
羽石夏澄:「いえ、そういうのはないんです」
夏川ミナ:「えっ」
夏川ミナ:「いいのですか?それで」
羽石夏澄:「はい。私は、ずーっとロコさんのこと大好きで、今でも大好きですけど」
羽石夏澄:「でも、なんというか…付き合うのとかとは、別の形で大切にしたい」
羽石夏澄:「……そう、思ったんです」
夏川ミナ:目をぱちくりさせている。
羽石夏澄:「…ふふ」ちょっと頬が赤い。
夏川ミナ:「……うん。たしかに、いまの夏澄さんの笑顔はすごくキラキラしています」
夏川ミナ:「女性同士ですから恋愛感情などはありませんが、私も夏澄さんの事は大好きです。だから、よかったです」
夏川ミナ:「うれしいです」
羽石夏澄:「…ふわ。」
羽石夏澄:「て、照れます… …でも」
羽石夏澄:「ありがとうございます…… 私も、……ミナ、ちゃん」躊躇いがちに
羽石夏澄:「………大好きだよ」
羽石夏澄:「あ、もちろん!その!友達的にね!」
夏川ミナ:「ふふふふ」
夏川ミナ:「大好きだよ。夏澄ちゃん」 小首をかしげて真似っこします。
夏川ミナ:「これからも、よろしくおねがいします」
羽石夏澄:「きゃー!照れる、照れます!ひゃー!」
羽石夏澄:「こちらこそ!よろしく、ね!」
羽石夏澄:「行こう、ミナちゃん」手を差し出す。
夏川ミナ:「はい。全力をぶつけに行きましょう」 手を取る。
羽石夏澄:「うん!!」
GM:ではシーンを終了します。ロイスのみ可能!
芙蓉堂太一:ロイス感情を変更。真北くんへのロイスを○友情/照れくさいに変えます。
羽石夏澄:ミナちゃんのロイスをSロイスに指定します
真北登:S!
夏川ミナ:ひゃー!
羽石夏澄:んで、真北くんにロイスを取る!
芙蓉堂太一:Sロイスだー!
羽石夏澄:がおー/真北登/憧れ:○/がる…ろ…?/ロイス
夏川ミナ:お友達/羽石夏澄/○友情/羨望/ロイス    私もこちらの夏澄さんのロイスをSロイスにします。最初の友達!友情!
真北登:何そのN感情ww
羽石夏澄:ユウジョウ!
夏川ミナ:がるろw
真北登:こっちも芙蓉堂太一くんのロイスを ○P:友情/N:隔意 に変更するよー!
芙蓉堂太一:わーい
羽石夏澄:えへへ
真北登:あと無道ささきのロイスをN優位 無道ささき/P:信頼/○N:寝ないで に変更しときます
芙蓉堂太一:N優位ww
羽石夏澄:ねるから・・・
GM:ではシーン終了かな!
真北登:はい!
羽石夏澄:おーけー!
夏川ミナ:うぃ!
芙蓉堂太一:はーい
GM:本日はここまでとします。続きは6月4日、土曜日の昼14時からを予定しています。
GM:よろしくお願いします!
羽石夏澄:はーい!宜しくお願いします!
芙蓉堂太一:よろしくお願いします!
真北登:よろしくお願いしますー
夏川ミナ:おわってしまう……寂しい……
真北登:GMお疲れ様でした。
夏川ミナ:でも楽しい!よろしくおねがいします。

セッション最終日

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
どどんとふ:「真北登」がログインしました。
どどんとふ:「羽石夏澄」がログインしました。
どどんとふ:「芙蓉堂太一」がログインしました。

MF08 : マスターシーン

GM:---
GM:皆が戦っているその頃、一足早く,港にたどり着いた人が居ました。
GM:それは金色の髪をお団子にまとめ、バンカラ衣装を身にまとった女性、恋人居ない同盟首魁のレイミーさんです。
レイミー・レインウッド:「たのもー!」彼女は港に佇む人影を見つけると、元気よく声をかけます。
レイミー・レインウッド:「アカデミア高等部三年、矢鱈考助先輩とお見受けします!お久しぶりです!」
レイミー・レインウッド:「アカデミア高等部2年、レイミー・レインウッドでございます!本日はお伺いしたいことがあり、こちらに参りました!お時間よろしいでしょうか!」
矢鱈考助:「ああ、レイミーか。」
GM:その声を受けて、男はゆっくりと振り向きます。
“キューピット”:「残念だけど、人違いだよ!僕の名前は“キューピット”さ!」その顔は天使を模した仮面で覆われていました。
レイミー・レインウッド:「これは失礼、人違いでしたか。しかし、調度良かった。“キューピット”殿!貴方にも聞きたいことがあったのです。」
レイミー・レインウッド:人違いだったこともいざしらず。彼女はてくてくとキューピットさんに近づいていきます。
矢鱈考助:「へえ、なんだろなんだろ?なんでも言ってよ、僕に答えられるものなら答えちゃうよ!」
GM:間違えた
“キューピット”:「へえ、なんだろなんだろ?なんでも言ってよ、僕に答えられるものなら答えちゃうよ!」
レイミー・レインウッド:「はい!では、心置きなく。」
レイミー・レインウッド:「貴方は我が同盟の者達の思いを叶えて来たと聞いております。私以外を除いて。その理由を教えていただきたい!なぜ私には何の音沙汰もなかったのかを。」
“キューピット”:「へえ!君にも思い人がいたんだ!気づかなかったよ。いやあ驚いたなあ。」
“キューピット”:「そういう話は嫌いだと思っていたんだ、ゴメンね!気づいてあげられなくて。これで答えになってるかな?」
レイミー・レインウッド:「なるほど。理解しました。」
レイミー・レインウッド:「……とでも言うと思ったか!嘘を言わないでいただきたい!他のものなら兎も角。貴方は知っているはずだ。そうでしょう!」
レイミー・レインウッド:彼女はキューピットの胸ぐらをつかんで問いただします。とても怒っているようで、怖いですね。
“キューピット”:「痛た!乱暴はよくないよ!」
レイミー・レインウッド:「巫山戯ないでいただきたい!全ての者の思いを叶える、結構です。ではまず私の願いを叶えていただきたい!」
レイミー・レインウッド:「今すぐにでも叶えられるでしょう!何故それをしないのです!……」
“キューピット”:「……何のことだかわからないなー。なー。」
レイミー・レインウッド:「……貴方が言わないなら、私が言いましょうとも。矢鱈先輩、貴方はまだ、彼女のことが……」
GM:彼女が言葉を続けようとしたその時
“キューピット”:「ドーン」その言葉を遮るように、右手をあげる。同時にレイミーさんの体が衝撃で吹き飛ばされる。
レイミー・レインウッド:「うぐっ!」
“キューピット”:「さっきから煩いなあ。人違いだって言ってるでしょ!いいよ、君がその気なら相手してあげる。」
“キューピット”:「幸い、彼女たちが来るまで時間があるしね。実はボク、つよいんだぞー。」
レイミー・レインウッド:立ち上がって“キューピット”と向かい合う。彼女もやる気だ!
レイミー・レインウッド:「望む所!レイミー・レインウッド、全霊を持って打倒してみせます!」
GM:といった所でシーンを終了します。

クライマックス

GM:次のシーンはクライマックスだぞ。
GM:全員登場するのだ。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:91->94)
真北登:84+1d10
DoubleCross : (84+1D10) → 84+3[3] → 87

芙蓉堂太一:93+1d10
DoubleCross : (93+1D10) → 93+5[5] → 98

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:93->100)

GM:では。君たちが足止めを一瞬で撃破して港に急いでいると
GM:ドーンドーンと港の方から、何かが爆発するようなすごい音が聞こえてきます。
芙蓉堂太一:「何あれ?」後ろの方を走りながら。
羽石夏澄:「戦ってる音ですかね…!いそがないと!」
真北登:「行こう!」
夏川ミナ:「爆発音? 戦闘には違いないですね」 《ウサギの耳》で精密感知している。
GM:そして港につくと。君たちの方に向かって一人の女性がふき飛んできます。
夏川ミナ:「しかし、この状況下で戦闘を起こしそうな人物といえば……」
夏川ミナ:「あ」
芙蓉堂太一:「!」受け止めるというかぶつかる!
レイミー・レインウッド:「うぐっ……む、無念……」
夏川ミナ:「あっ」 芙蓉堂君と女性のほうを見ます。
羽石夏澄:「芙蓉堂さん!それと…どなたかー!」
羽石夏澄:「あわわ」
GM:それは金髪をお団子状にまとめ、バンカラ衣装に身を包んだ女性です。
真北登:「……!」レイミーさんと芙蓉堂くんの前に立って、追撃に備えよう。
夏川ミナ:「……戦闘を起こしそうな人物と言えば、キューピット。そしてレイミー・レインウッド先輩」
芙蓉堂太一:「たた……」鼻を押さえ。「……レイミー・レインウッドさん?」顔は知っているぞ。
GM:彼女は今まさに戦闘中だったようで、ところどころ傷が付いているかもしれません。
羽石夏澄:「え、レイミー…せんぱい?って言ったらミナちゃんの言ってた…」
真北登:「そうだね、”恋人居ない同盟”の」
夏川ミナ:「はい。盟主ですね」
夏川ミナ:「レイミー・レインウッド先輩。状況を教えていただけますか」
夏川ミナ:「いったい何が?」
レイミー・レインウッド:「その声は……夏川殿……。何故ここに……」
夏川ミナ:あっ、もしかして結構瀕死ですね!?
GM:死にはしないですよ!
GM:でもいたそう
夏川ミナ:自分で立ち上がれないくらい消耗しているなら、レイミー先輩を壁際とか安全そうなところに引っ張りたいです。
GM:彼女は引っ張られます
羽石夏澄:「あ、あ。そうだ、応急手当てのキットさっき購買で…」ごそごそ
芙蓉堂太一:じゃあ、多分倒れ込まれてたのでこちらもしゃがんでいるな。起きましょう。
レイミー・レインウッド:「すまぬ……。話を聞くだけに留めるつもりだったのだが、熱くなってしまってな……このザマだ……。」
真北登:「無茶しすぎです。でも、間に合ってよかった」
羽石夏澄:それで、ミナちゃんとレイミーさんについていきましょう。壁際に着いたら渡します。
羽石夏澄:「すみません、怪我、これ、少しはマシかと…!」
芙蓉堂太一:「戦闘。相手は、キューピット。そうだよね」確認を取ろう。
夏川ミナ:「失礼します」 頑張ってお姫様だっこして先輩を運びます。筋力的にちょっとフラフラしている。
夏川ミナ:「さすが夏澄ちゃん、戦いへの備えは万全で……”キューピット”?」
レイミー・レインウッド:「すまん……。その通り。“キューピット”だ。そして恐らく、夏川の言っていた通り……矢鱈先輩でもある。」
夏川ミナ:「予想が当たってしまいましたか」
芙蓉堂太一:「やっぱりか……」息を吐く。
羽石夏澄:「……矢鱈せんぱい」
真北登:「うん…僕らも色々調べはついてるんだ。矢鱈先輩の過去のことも」
レイミー・レインウッド:「……そうか。では、彼の思い人のことも知っているのか。」
夏川ミナ:「……」
芙蓉堂太一:「……まあ、ある程度」
夏川ミナ:芙蓉堂君の横でこくんと頷く。
レイミー・レインウッド:「彼はきっと、まだ彼女に思いを抱いている。……なぜあんな、“キューピット”などと名乗って妙なことをしているのかはわからない。」
レイミー・レインウッド:「だが、こんなことをするのが、矢鱈先輩の……本当に望んでいることだとは、私には思えないのだ。」
芙蓉堂太一:「……」
真北登:「"仮面"の力はいつだってそうなんだ。人の純粋な想いも歪めてしまう」
羽石夏澄:「………」
芙蓉堂太一:「聞きに行かないとねえ、先輩に」
芙蓉堂太一:「その本当の気持ちってやつをさ」
レイミー・レインウッド:「……彼を止めて欲しい。私にはできなかった……。やれと言ったり、やめて欲しいと言ったり、勝手な依頼人だとは思うが。」
レイミー・レインウッド:「頼めるか。」
夏川ミナ:「レイミー・レインウッド先輩。あなたが矢鱈考助先輩にこだわるのは」
夏川ミナ:「やはり、彼があなたの想い人だからでしょうか」
レイミー・レインウッド:キョロキョロと他の3人を見渡して
レイミー・レインウッド:「こ、ここでそれを言うのか」
羽石夏澄:ぱちぱちと瞬きをする。
芙蓉堂太一:「大丈夫、僕は口は堅いですよ!」
真北登:「なんなら耳を塞いでるけど…今更あんまり意味ないような」
夏川ミナ:「重要なことです。よろしいですか、レイミー・レインウッド先輩」
夏川ミナ:「キューピットを止めたとして……彼に感謝されるかどうかはわかりません。憎まれるかもしれません」
夏川ミナ:「たぶん、依頼人のあなたも同じでしょう」
夏川ミナ:「恋愛において、後悔はしてほしくありません。ですから聞きました」
夏川ミナ:「――本当によろしいですか。止めに行って」
レイミー・レインウッド:「……。」
レイミー・レインウッド:「……ああ。頼む。止めてやってくれ。たしかに私は、彼が好きだ。だからこそ止めて欲しい。」
レイミー・レインウッド:「嫌われるのは確かに、そうだな。そうかもしれない。だがそれ以上に、私は彼に幸せになってほしい。」
レイミー・レインウッド:「今まで何もできなかった分、せめて今、彼がしている間違いは……止めてやってほしいのだ。」
夏川ミナ:「…………。そうですね」
夏川ミナ:「芙蓉堂太一。真北登先輩、夏澄ちゃん。私は矢鱈考助先輩を止めに行きたいと思います」
芙蓉堂太一:「うん」
芙蓉堂太一:「行かなきゃ」
羽石夏澄:「はい。止めましょう、せんぱいを。」
真北登:「もちろん。元からそのつもりではあるけど、今の話を聞いたら尚更だね」
夏川ミナ:「ということでご安心ください、レイミー・レインウッド先輩」
夏川ミナ:「止めます。必ず」
レイミー・レインウッド:「ありがとう……敵である風紀委員にここまで助けられるとは……。」
芙蓉堂太一:キューピットの居場所を《蝙蝠の耳》でサーチできないでしょうか。
レイミー・レインウッド:「活動は7割減かな……。」
夏川ミナ:「3割はそのままなのですね」
GM:ほう!
GM:では知覚判定をしてもらいましょう。彼も無防備というわけではないと思うので、そうですね。対決にしてみましょうか。
芙蓉堂太一:なんと!
芙蓉堂太一:ばっちこいだ
GM:アクション側はそっちということで先に判定をお願いします
芙蓉堂太一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[5,7,10,10]+7[2,7]+1 → 18

GM:成功したらどうしよう。先にエンゲージする人を選んだりしていいことにしますか。
真北登:強っ
GM:つよいね君
芙蓉堂太一:わお
夏川ミナ:ウワッダイスが回った
羽石夏澄:PC1!
真北登:ここぞという時キメる奴
GM:ではこちらもやってみよう。とはいえ知覚は弱いんだけど。
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[4,5,7,7] → 7

GM:非感覚型のクズめ……
GM:では君はキューピットさんがちょっと先で、レイミーさんが出てこないかなーと警戒していることがわかります
夏川ミナ:情報屋の勝ちだー!
芙蓉堂太一:「……相手はこの先にいる。警戒されてるみたいだ」耳に手を当てる。
芙蓉堂太一:「ただ、もしかすると、まだ僕らのことには気づかれてないのかも?」
羽石夏澄:「じゃあじゃあ、あんぶっしゅですね?」
夏川ミナ:「いわゆるひとつの不意打ちですね」
真北登:「先に行くなら、接近戦型の僕とミナちゃん?」
芙蓉堂太一:「そだね。僕は後ろに下がらせてもらった方がありがたいや」
夏川ミナ:「はい。先鋒は私たちにお任せください」
羽石夏澄:「よろしくおねがいします、真北せんぱい、ミナちゃん」
羽石夏澄:「私は後からおっきいのどっかーん!しますから!」
夏川ミナ:「うん。背中を任せる相手がいるというのは、とても安心できますね」
夏川ミナ:「後ろはよろしくお願いします、夏澄ちゃん。芙蓉堂太一」
芙蓉堂太一:「……みんなには手を引っ張ってもらったからねえ」
芙蓉堂太一:「今度は僕が、背中を押す番だよ」
真北登:「僕も、こういう戦い方のほうが性に合ってる」
“キューピット”:では、君たちがそんな話をしている間、キューピットさんはレイミーが吹っ飛んでいった方を警戒しています
“キューピット”:「うーん。もう倒したかなー?結構いいの入ったもんね!倒れてるほうが自然だよね。」
“キューピット”:「んー。でも万が一があったら嫌だなー。もうちょっと様子見ようかなー。」
真北登:では、そんなキューピットの真横から飛びかかってくる影が一つ。
“キューピット”:キューピットが悩み込んでいたその時!
真北登:「はあっ!」
真北登:地を蹴って加速し、拳が迫る!
“キューピット”:「むむっ!」
“キューピット”:既の所でその影に気づき、拳を躱すぞ!警戒の賜物なのだ。
真北登:攻撃を躱されたというのに、真北の表情には驚きも落胆もない。
夏川ミナ:―――――ガシュ  ガシュン!
夏川ミナ:真北くんの攻撃で出来た死角。その方向から重機のような機械駆動音。
“キューピット”:「レイミー……じゃない!餓狼番長!?ってことは……」
夏川ミナ:風紀委員の腕章をつけた小柄な女子生徒が、超大型手甲を振りかぶっている。加速をつけたストレートパンチを叩き込む0.5秒前。
夏川ミナ:「はい。風紀委員です」
夏川ミナ:……殴りつける!
夏川ミナ:「やっ」
“キューピット”:「うわわーっ!?」こちらは完全に予想外!拳を受けてふっとばされるぞ!
芙蓉堂太一:「やったね、真北くん、夏川さん」空を透明の小鳥が舞う中、後ろから姿を現す。
羽石夏澄:「…キューピットさん。近接戦闘は苦手なんでしょうか」芙蓉堂くんと一緒に、こちらは透明の領域をまとって現れる。
真北登:「うん。ありがとう、ミナちゃん。多分この位置で始めるのがベストだ」
真北登:ミナちゃんと並んで、キューピットの前に立つ。
羽石夏澄:「ナイスパンチです、ミナちゃん」サムズアップ
夏川ミナ:「はい。我々の距離です」
夏川ミナ:「いえーい」 夏澄ちゃんにサムズアップ返し……するが手甲で全く見えない!
“キューピット”:「いたたた。何だ、来てたんだね四人とも。」こちらもムクっと起き上がるぞ。パンチが当たったはずなのにダメージは見られない。それだけ強いのだ!
羽石夏澄:「ふむふむ。けっこう、強いです?それは嬉しいです。」
“キューピット”:「言ってくれればいいのに、過激な挨拶だなあ。」
夏川ミナ:(あっ、夏澄ちゃんがワクワクされている)
“キューピット”:「そうだぞー。強いんだぞー。」
芙蓉堂太一:「うん、来たよ、キューピット」一歩前に踏み出す。
羽石夏澄:「えへへ。それはよかった。はじめましてキューピットさん」ぺこり
“キューピット”:「はじめまして!」
夏川ミナ:「あ、そうでした。はじめまして」 お辞儀する。
“キューピット”:「はじめましてだらけだね!僕の名前はキューピットだよ!よろしくね!」
芙蓉堂太一:「僕ははじめましてじゃないから、こないだの話しをさせてよ」
夏川ミナ:「高等部一年の夏川ミナです。風紀委員をつとめています。よろしくお願いします」
真北登:「僕も二度目だな…」
“キューピット”:「よろよろ~。それで、芙蓉堂くんが居るね!うん。僕もその話がしたかったんだ。」
“キューピット”:「気はかわったかな芙蓉堂君!どうだい、僕の応援、受ける気になった?」
芙蓉堂太一:「そうなんだよねえ」一歩キューピットに近づく。
芙蓉堂太一:「多分、僕みたいなやつは、応援してもらって、別の子とくっついた方がきっとずっと楽になれるんだろうなって、ちょっと思ったよ」
芙蓉堂太一:「でも、だめなんだ」笑う。
“キューピット”:「おやおや?なんでだい?自分でも言ってるじゃない。そのとおり、そのほうが楽だよ!」
芙蓉堂太一:「僕の大好きな人は、自分の道を自分で選ぶって決めた人で、僕はそれが世界一格好いいと思って。僕もそうならなきゃってずっと思ってて」
芙蓉堂太一:もう一歩踏み出す。屈服のためにではなく、対決のために。
芙蓉堂太一:「だから、僕の道を邪魔するな。僕はなりたい自分になるって決めたんだ。絶対に」
芙蓉堂太一:「あの時示せなかった、これが、僕の恋です。先輩」少しだけスッキリとした顔で笑う。
“キューピット”:「そっか~。残念!君とは友だちになれるかもなーって思ったんだけど。」
“キューピット”:「ま、いいや!君がどう思おうと、もうすぐそんなの関係なくなるもんね!」
羽石夏澄:「それ、ですよねー」
芙蓉堂太一:あ、追加。アルマテーラ・フォンド・ティエラ王女へのロイスをSロイスに指定します。
GM:いいでしょう。Sロイスを許可します!
夏川ミナ:「ケラススさん。ですね」
羽石夏澄:「みんなを恋人同士にしちゃう。って。それってもう、想いとか関係ないんじゃないですか?」
“キューピット”:「うん。もうすぐ満開なんだ。そうすればみ~んな幸せさ!」
“キューピット”:「そんなこと無いよ!仮面と僕、そしてケラススの力が合わされば」
“キューピット”:「皆の想いだって自由自在さ!すごいでしょ。学園の誰も悲しまなくてすむ、夢の様な時間が訪れるんだ!」
羽石夏澄:「えー……それって、どーかと思います。ぷんぷんですよ。ぷんぷん。」
羽石夏澄:「私は、私の想いを私以外の誰かに決めて欲しくないです」
羽石夏澄:「…それに。あなたはどーなんです。キューピットさん」
羽石夏澄:「あなたはそれで本当に、幸せですか?」
“キューピット”:「……」
“キューピット”:「……もちろんさ!皆が笑顔なら、僕も幸せだよ!」
真北登:「……貴方は、きっと優しい人なんだと思う。自分が受けた痛みを他の誰も受けないように。そう願ってる」
真北登:「その気持ちは間違いじゃないけど、このやり方は違うよ」
夏川ミナ:「いかがでしょう、”キューピット”……いえ、矢鱈考助先輩」
“キューピット”:「そうかな?このやり方なら、誰も悲しい思いをしなくて済むのに。」
夏川ミナ:「もう一度考えなおして頂けませんか。私達でよければ相談に乗らせて頂きます」
“キューピット”:「矢鱈先輩じゃないけど、なんだい?」
“キューピット”:「……」
芙蓉堂太一:(僕からの手紙が途絶えたら、アルマは悲しむかな……ってのは、自惚れかな)
“キューピット”:「ありがと!でももう始めちゃったし、止まる気もないんだ。」
夏川ミナ:「むう。残念です」
“キューピット”:「それに何度も考えたからさ。やっぱり変わらないと思うよ。ごめんね。」
羽石夏澄:「……止まる気がないなら…止めますよ。そういうときの為の戦いです」
羽石夏澄:「変わります。変えてみせます。私だって変わったんです」
羽石夏澄:「届かせます、必ず」
芙蓉堂太一:「先輩。僕は、あなたと友だちになれるって今でも思ってますよ」
芙蓉堂太一:「終わった後で、ゆっくり話しましょう。聞かせてください、先輩の気持ち」
真北登:「"キューピット"を止めて、先輩に戻ってもらう」
真北登:「全部それからだ!」
真北登:軽く腕を曲げ、伸ばし、腰を落として再度戦闘態勢を取る。
夏川ミナ:「実力行使の必要があると判断。戦闘を開始します」 半身に構える。
[18] 夏川ミナ
[07] 芙蓉堂太一
[07] 真北登
[06] 羽石夏澄
[06] “キューピット”
芙蓉堂 羽石

10m

夏川 真北
“キューピット”
GM:では、戦闘を始めます。君たちの様子を見て、キューピットも臨戦態勢を取る。その仮面からあふれる禍々しい力が、君たちのレネゲイドを揺さぶり始めるぞ!
GM:衝動判定だ。難易度9!
芙蓉堂太一:5dx+2=>9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 9[3,5,7,7,9]+2 → 11 → 成功

夏川ミナ:5dx=>9 えい!
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[6,6,6,8,10]+7[7] → 17 → 成功

芙蓉堂太一:ふっ
真北登:思い出の一品使用
真北登:3dx+4=>9
DoubleCross : (3R10+4[10]>=9) → 9[5,8,9]+4 → 13 → 成功

夏川ミナ:皆やたらとつよない?
羽石夏澄:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 7[1,4,6,6,7,7] → 7 → 失敗

羽石夏澄:あれっ
芙蓉堂太一:ああー
夏川ミナ:KASUMIちゃーん!
真北登:夏澄ちゃんーッ
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+7(2d10->6,1)した(侵蝕率:94->101)
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+12(2d10->5,7)した(侵蝕率:100->112)
真北登:87+2d10
DoubleCross : (87+2D10) → 87+13[8,5] → 100

羽石夏澄:侵食率はいい感じだ
芙蓉堂太一:98+2d10
DoubleCross : (98+2D10) → 98+10[2,8] → 108

GM:失敗した人は暴走だぞ。
羽石夏澄:「…うっ!」仮面からのレネゲイドに揺さぶられ、自分を抱くようにかがみ込む。
羽石夏澄:「…や。いやです、こんな時に…うう、怖い…怖い……!」暴走状態!
“キューピット”:「怖いならやめてもいいのになー。じゃ、やろうか!」
夏川ミナ:「……夏澄ちゃん……!」 《ウサギの耳》でその言葉を聞くが、振り向けない。戦いだ!
真北登:「芙蓉堂くん!夏澄ちゃんのフォロー、お願い!」こちらも振り向かずに叫ぶ。
芙蓉堂太一:「オッケー。……大丈夫だよ、羽石さん」
芙蓉堂太一:「すぐに片付けちゃおうよ」
羽石夏澄:「あう…あ、…芙蓉堂さん……」
羽石夏澄:「はい……なんとか…やります…!」

ROUND-01

GM:ということで。セットアップから行きましょう
GM:何かあるかな!
夏川ミナ:《戦いの予感》《スピードスター》!
芙蓉堂太一:セットアップはなし!
羽石夏澄:なし!
真北登:ブルーゲイルで行動値を上げる意味も無さそうだし、このラウンドは芙蓉堂くんに支援を貰えるので
真北登:特になし!
夏川ミナ:ラウンド間リアクションが取れなくなります。そのかわりR間の行動値が40上がって58になるので、攻撃力も+58です。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7した(侵蝕率:112->119)
GM:ヤバイ(ヤバイ)
GM:ではミナちゃんがセットアップを終えた直後、キューピットがオートアクションで《万象の虹》を使用します。
GM:コピーするのは《戦いの予感》。もちろん使用して行動値を+20します。
[58] 夏川ミナ
[26] “キューピット”
[07] 芙蓉堂太一
[07] 真北登
[06] 羽石夏澄
夏川ミナ:「”ジェミニ”起動しま――――」
夏川ミナ:「――む。」
“キューピット”:「ふーん。こうやってエフェクトを使うのかー。」
“キューピット”:「面白い感覚だねえ。あ、でもその武器がないと微妙かな、この力は。」
夏川ミナ:「いえ。このエフェクトを模倣されたのはこれがはじめてです」
夏川ミナ:「賞賛に値します。矢鱈考助先輩」
“キューピット”:「僕は矢鱈君じゃ無いってー。でも照れちゃうな、褒められるのは。」
“キューピット”:「それじゃ行くぞー。」
GM:ということで次!い日足部!
GM:イニチアシブ!何かあるかな!
芙蓉堂太一:イニシアチブで《スピードフォース》使用します。メインプロセスを行います。侵蝕値4上昇。
夏川ミナ:すごい誤字がきた!
GM:やってみろー!
芙蓉堂太一:マイナーはなし。
芙蓉堂太一:メジャー、コンボ『ガラスの小鳥』《エンジェルヴォイス》《風の渡し手》を味方三人に。侵蝕値7上昇。
芙蓉堂太一:C値-1、ダイス5個増加。
芙蓉堂太一:(
羽石夏澄:ヒュー!ありがとう芙蓉堂くん!
夏川ミナ:つよい!
真北登:来た!
芙蓉堂太一:(僕は"ア・リトル・バード")集中。自分に言い聞かせるように呟く。
芙蓉堂太一:(希望が少しでもあるなら、どこにでも飛んでいくし……)透明の鳥が差し上げた手に集まる。
芙蓉堂太一:(そこに絶望しかないのなら、それだって、自分の目で確かめたい!)小鳥は一斉に歌う。力の歌、意志の歌を!
GM:では次!行動値が一番高いのはミナチャンだ!
GM:行動するかい!
夏川ミナ:します!
GM:やってみよ!
夏川ミナ:接敵してるのでマイナーは無し。
夏川ミナ:コンボ『全力で攻撃します』。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》。
“キューピット”:「うーん。煩い鳥達だなー。静かにしててよね!」お怒りなのだ
夏川ミナ:17dx6+6 相手はもちろんキューピット!
DoubleCross : (17R10+6[6]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,4,4,4,4,5,6,7,8,9,10]+10[2,3,4,5,6]+1[1]+6 → 27

夏川ミナ:うわっ、
夏川ミナ:回らない!
GM:C6でこの数字はすごいなー
羽石夏澄:なんと
夏川ミナ:あっ、オートでウェポンケースからゾディアックウェポンを装備してます。
GM:回避してみよう。《浄玻璃の鏡》《トランキュリティ》。
夏川ミナ:うわーやばい
真北登:げえっ
GM:13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,2,2,3,3,4,5,6,6,7,7,9,10]+1[1]+4 → 15

GM:うーんだめ
羽石夏澄:あぶない
夏川ミナ:あぶない・・・
GM:ダメージくださーい
真北登:怖かったー!
GM:「ぶぶーん!」君の能力をトレースし、相殺しようと試みる
“キューピット”:「ぶぶーん!」君の能力をトレースし、相殺しようと試みる
夏川ミナ:3d10+1d10+89+1 装甲有効
DoubleCross : (3D10+1D10+89+1) → 13[5,3,5]+8[8]+89+1 → 111

GM:オゴーッ!オゴーッ!
GM:なんでだ!
夏川ミナ:放たれた矢のように瞬時に距離を詰める。
夏川ミナ:「――――先輩」     カシュン!
夏川ミナ:殴りかかる直前に超大型手甲を変形させる。正真正銘ただの“ガントレット”サイズに。
夏川ミナ:「速さ比べですよ」
夏川ミナ:「どちらの」
夏川ミナ:「パンチが」
夏川ミナ:「速いか」
夏川ミナ:至近距離から連続で拳のラッシュを叩き込んでいく。
“キューピット”:「望む」
“キューピット”:「所だー!」こちらもラッシュで応戦!拳と拳がぶつかり合うぞ!
夏川ミナ:連続して拳がかちあう。当然、エフェクトを模倣されているので速さも互角――――かもしれない、が。
夏川ミナ:「――やっ」 蹴り!
夏川ミナ:ローキックで崩し、ハイキック、さらに後ろ回し蹴り!
夏川ミナ:……“足甲”も既に装着していた!
“キューピット”:「むっ!むむ!?」
“キューピット”:「うわーっ!」拳にばかり中止していたため、完全に虚をつかれる!三段蹴りをもろに食らうぞ!
夏川ミナ:「これが風紀委員……いえ」
夏川ミナ:「これが私、夏川ミナです。矢鱈考助先輩」 腰を落としたまま、息を吐く。残心。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+10した(侵蝕率:119->129)
夏川ミナ:あっ、最後の一撃で蹴り飛ばして間合いを取ってます。真北先輩の攻撃の邪魔にならないポジション取り!
真北登:(戦い方が上手いな…大振りな攻撃だけじゃない)
“キューピット”:「パンチって言ったのに!卑怯だぞー!」強烈な攻撃を受けて、仮面にはひびが入っているぞ
“キューピット”:「怒った!次はこっちの番だもんね!」
GM:こちらの番なのだ。
GM:マイナーなし、オートで西洋剣を装備、メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《無業の影》《背教者殺し》《トランキュリティ》《ポイズンフォッグ》
GM:同じエンゲージの皆を攻撃します。1点でもダメージを受けると、ラウンド中のダイスが4個くらい減ります。
GM:行くぞー
真北登:ぎゃー
GM:13dx+3
DoubleCross : (13R10+3[10]) → 10[2,2,4,5,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[4,10]+1[1]+3 → 24

GM:間違えた
GM:13dx7+3
DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[2,3,5,5,7,7,7,8,8,8,8,8,9]+10[1,2,3,5,5,7,9,9,9]+10[3,4,7,10]+10[4,7]+4[4]+3 → 47

GM:リアクションどうぞ
夏川ミナ:倍になった!
真北登:どわー
芙蓉堂太一:がんばれー
夏川ミナ:こっちは《スピードスター》でリア不。くらいます。
真北登:ダメ元ドッジするしかねえんだなあ
真北登:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,1,2,2,3,4,6,6,9,10]+1[1]+1 → 12

真北登:ダメー
GM:残念
GM:ではダメージ。
GM:5d10+4
DoubleCross : (5D10+4) → 11[2,1,5,2,1]+4 → 15

GM:おおおい!
GM:どうした!
夏川ミナ:めっちゃ低い!
芙蓉堂太一:よ、よし
真北登:うむ
真北登:装甲は有効でしたか
GM:有効
夏川ミナ:装甲で8弾いて、えーと、7ダメージ。HP17点残ります。
“キューピット”:「うりゃー!」ジャキーン!取り出した西洋剣で近くの二人を斬りつける!
真北登:こちらも7ダメージだ。HP35→28
“キューピット”:ダメージは低いかもしれないが、食らった瞬間自分の中から力が抜けていくのを感じるだろう
夏川ミナ:「う」 手甲が重くなるのを感じる。
真北登:素早く飛び下がって回避を試みるが、脚を浅く切り裂かれる。
“キューピット”:そしてダメージを与えた時に《喰らわれし贄》を使う。君たちのレネゲイドを食らっているのだ!
真北登:「これは?嫌な感覚だ…!」 力を食われる不快感に顔をしかめる。
夏川ミナ:「切られた傷は浅いですが……これは」
夏川ミナ:脇腹を押さえる。傷の痛さよりも力を喰われる不快感の方が強い。
“キューピット”:「パワーアップしたぞー。どんどん強くなるぞー。さあこーい!」
GM:次の方!
GM:今まさに力を食べられたマッキーどうぞ
真北登:食われマッキーです
真北登:マイナー《破壊の爪》のみ。
真北登:メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》
芙蓉堂太一:オートで真北くんに《Aランク:サポーター》使用します。侵蝕値2上昇。ダイス数2増加。
GM:やってくれる!
GM:来やがれってんでい!
真北登:サンキュー!あとは自前で《獣の魂》、そしてSランク:スペシャリストを使うよ
GM:うおーっ!ダイスがヤバイ!
GM:来い!
真北登:ダ、ダイス計算がめんどい!肉体10、支援で5、アームズリンク4、獣の魂5、スペシャリスト5、サポーター2、食われて-4
GM:ダイスボーナスは入ってるね!
真北登:うい!肉体に入れました
真北登:全部で27だな!
夏川ミナ:27ww
芙蓉堂太一:つよい
GM:ワオ
真北登:27DX6+6
DoubleCross : (27R10+6[6]) → 10[1,1,2,2,4,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,6,7,7,8,9,10,10]+10[2,3,4,4,6,9,10]+10[4,8,9]+10[7,8]+10[6,8]+10[3,9]+3[3]+6 → 79

GM:マイナスはいってそれかよ
GM:笑う
芙蓉堂太一:ながーい
GM:ドッジする気になれないわ!ガード!
真北登:8D10+10
DoubleCross : (8D10+10) → 35[3,9,1,2,4,8,6,2]+10 → 45

真北登:い、いまいち
GM:4点ガード値で減らして41点受ける!
真北登:「誰にでも、自分の恋を自分で進める権利がある。芙蓉堂くんの恋だって、夏澄ちゃんの恋だって」
真北登:「きっと、これから始まるミナちゃんの恋だって!」
真北登:「僕はそれを守ってみせる!」
真北登:キュマイラの力、獣の力、餓えた狼の力を推進力に変えて前へ。
芙蓉堂太一:「そうだねえ」軽く風を巻き起こす。
芙蓉堂太一:「真北くん、自分の恋も忘れずにね!」その力で、仲間の背中を押す!
“キューピット”:「いろんな人の思いを終らせてきた君がそれを言うのかー!」
真北登:無数の羽根を舞い散らせ、加速する。狙いは一点、キューピットの仮面のみ!
真北登:そのまま高速の拳を叩きつける。
“キューピット”:「うううーっ!」エフェクトで模倣することもできない、圧倒的な一撃!僅かに剣を使ってそらそうとするが、間に合わず直撃する!
“キューピット”:先ほどミナちゃんにつけられた罅が更に大きくなる。罅で覆われる寸前だ。
真北登:「僕だから言うんだ」
真北登:再び、構えを戻す。
GM:では次だ!
GM:羽石さんおねがいします!
羽石夏澄:おう!
夏川ミナ:夏澄ちゃーん!
羽石夏澄:マイナーで暴走解除します。
“キューピット”:「君だから……?君に何がわかるっていうのさ!」
真北登:おっと、侵蝕は114でした
羽石夏澄:「はぁ、はぁっ……いや、この力は怖い、壊すのは怖い、殺すのは怖い、…」自分を抱きながら、滲む視界にキューピットを見る。
羽石夏澄:「恋が壊れるのだって怖い。叶わないのだって怖い。振り向いてもらえないのは怖い。でも、でも」
羽石夏澄:「戦えなくなるのは。あなたを止められなくなるのは、もっと怖いです…!」顔を上げる。
羽石夏澄:「だから!今は!あなたと戦う!さあ…やりましょう!」ぐっと拳を握る。
羽石夏澄:メジャー。能力訓練:精神を使用。《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《完全なる世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》でキューピットに攻撃!
芙蓉堂太一:オートで《援護の風》を羽石さんに使用。侵蝕値2上昇。ダイス9個増加。
羽石夏澄:ヒュー!
羽石夏澄:26dx9+17 リアクションC値は+2だ!
DoubleCross : (26R10+17[9]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,4,4,6,6,6,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[3,3,4,7,8,9,10,10]+10[1,4,10]+10[9]+10[9]+7[7]+17 → 74

GM:なんて野郎だ
GM:冗談じゃねえw
羽石夏澄:いえーい!
芙蓉堂太一:やったー
GM:C9じゃないのかw
羽石夏澄:雨粒の矢の判定ダイスじゃないw
真北登:ええええw
芙蓉堂太一:これこそ支援キャラの醍醐味
GM:なんでこんなことする?もちろんガードだよ!
羽石夏澄:うし!ダメージ行きます
羽石夏澄:9d10+36
DoubleCross : (9D10+36) → 48[1,9,6,3,7,6,7,8,1]+36 → 84

羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+17した(侵蝕率:101->118)
羽石夏澄:もろもろ有効
GM:はっはっは
GM:耐えれるカーッ!最初に3桁飛んできてるんだぞー!その後もこんなダメージを出すんじゃないよー!
羽石夏澄:ふはははは
真北登:ひどい話ですよ
芙蓉堂太一:まったくです
GM:《奇跡の雫》!復活します!
GM:ああ!?
GM:違うわ。これ自分対象にでいないやつだ。
GM:《アクアウィターエ》!復活します
真北登:そっちだ!
羽石夏澄:ういす!
“キューピット”:「僕を受け入れれば、想いが届かない恐怖はなくなるのに……それより戦えないのが怖いだって?」
羽石夏澄:「そうです!だって戦うことは… あの人のおかげで見つけられた、」
羽石夏澄:「私らしさ、なんですから!」
羽石夏澄:領域で無数の立方体を作り上げる。弾丸のように!
“キューピット”:「思いが届かなくたっていいっていうのか、君は!」
“キューピット”:「……!」
芙蓉堂太一:風が吹く。領域にさらに力を与える。
羽石夏澄:「いっきますよー!」そして、指で指揮するように!領域を放つ!仮面めがけて!
羽石夏澄:「いいんです!届かなくても…私にとってその想いは大切なものだから!」
“キューピット”:「むぐぐ……うぐぐーっ!」領域を受けて呼吸が止まる。彼へのダメージを肩代わりするように、仮面がピシピシとわれて行く
“キューピット”:「プハーッ!」領域を剣で切り裂いてなんとか逃れるぞ。
GM:クリンナップ!何かあるかな
芙蓉堂太一:ありません
羽石夏澄:なし!
真北登:ないよー
夏川ミナ:ないです!
“キューピット”:「くっ……わからないよ。大切だからこそ叶えたいんじゃないのか!」
羽石夏澄:「叶わなくても、大切なものは大切です」

ROUND-02

GM:ではセットアップだ!
羽石夏澄:なし!
芙蓉堂太一:なし!
GM:こちらはなしだぞ。
真北登:《マキシマイズ》を使用します。HP-20してラウンド間、エフェクト使用のC値-1
GM:なんで?
真北登:い、いちおう?
GM:そっか……
真北登:侵蝕は121に。
夏川ミナ:あっ、セットアップはもうないので行動値が戻ります。18に。
[18] 夏川ミナ
[07] 芙蓉堂太一
[07] 真北登
[06] 羽石夏澄
[06] “キューピット”
GM:では最初のイニチアシブ!
芙蓉堂太一:イニシアチブで《スピードフォース》使用します。メインプロセスを行います。侵蝕値4上昇。
GM:イイデショウ
芙蓉堂太一:マイナーはなし。
芙蓉堂太一:メジャー《エンジェルヴォイス》を夏川さんに。侵蝕値4上昇。
芙蓉堂太一:C値-1、ダイス5個増加。
芙蓉堂太一:「先輩、参考のために聞いておきたいんですけどー、計画が上手くいったら僕って誰と結ばれる予定だったんですかね?」キューピットに声をかける。
芙蓉堂太一:「僕の予想だと諸星先輩なんですけど」
芙蓉堂太一:上に差し上げた手のひらに、バサバサと透明の小鳥が集まる。
“キューピット”:「先輩じゃないってばー。でも、同じ情報屋同士だったしね。いい組み合わせじゃない?」
芙蓉堂太一:「いいですよね、共通の趣味。きっと話も合うし、楽しいだろうなあ」目を細める。
芙蓉堂太一:「でも、それはもう叶わない可能性だから。さよならです」小鳥が声高く囀る。
GM:では次!ミナちゃんが動くその前に
GM:こちらが動きます。《加速する時》!
羽石夏澄:来た!
真北登:来るかー!
“キューピット”:「叶わないかどうかは、まだわからないよ」
夏川ミナ:ひえー
“キューピット”:キューン。仮面から力が発せられ、キューピットを強制的に動かすのだ
“キューピット”:マイナーで剣をほっぽり出して、メジャー……の前に。
“キューピット”:《帰還の声》。《万色の虹》の回数を復活。《雨粒の矢》を習得。
羽石夏澄:げーっ!
“キューピット”:更にもう一つ!
“キューピット”:《原初の白:異世界の因子》を使用。《スキルフォーカス》を取得。
“キューピット”:メジャーで《雨粒の矢》《スキルフォーカス》《トランキュリティ》《オーバードーズ》《背教者殺し》で攻撃します。対象は全員!
羽石夏澄:ひええ
芙蓉堂太一:こ、こい!
“キューピット”:13dx+4+8
DoubleCross : (13R10+4+8[10]) → 10[1,2,3,4,5,5,7,7,7,8,9,10,10]+8[8,8]+12 → 30

羽石夏澄:高い!
“キューピット”:当たったら君たち全員のダイスが4個減らされる!
夏川ミナ:ダメ元ドッジ!
芙蓉堂太一:ドッジするしかないぜ
羽石夏澄:4dx+1 ドッジ!
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,8,10,10]+7[2,7]+1 → 18

羽石夏澄:くっ
真北登:食らいたくねえ~ドッジ!
芙蓉堂太一:5dx+2=>30
DoubleCross : (5R10+2[10]>=30) → 9[2,3,4,8,9]+2 → 11 → 失敗

“キューピット”:「これもういーらない」ぽいっと剣を投げ捨てます
芙蓉堂太一:だめーー
真北登:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,3,6,6,6,7,7,8,10,10]+2[2,2]+1 → 13

真北登:だめかー
夏川ミナ:4dx=>30
DoubleCross : (4R10[10]>=30) → 9[7,8,8,9] → 9 → 失敗

夏川ミナ:むーりぃ
“キューピット”:「もっといいもの貰ったもんねー」かわりに、その手元には弾丸状に形成された領域が現れる!
羽石夏澄:「あーっ!」
“キューピット”:「えい」
羽石夏澄:「真似っこです!それ!私の…!」
芙蓉堂太一:(『記憶の転写と改竄、及びそこから派生した高度なエフェクトの模倣・増幅能力をもつ』か……)
“キューピット”:4d10+9+8
DoubleCross : (4D10+9+8) → 33[10,4,9,10]+9+8 → 50

“キューピット”:凄い
羽石夏澄:高い?!
芙蓉堂太一:高いよ!
“キューピット”:色々有効です
真北登:たっか!
夏川ミナ:「情報通りなのは良い事です。問題は」
夏川ミナ:「これを、どう、避け――――っ」
“キューピット”:君たち全員に向かって、息を強制的に止める真空領域が襲いかかる!
羽石夏澄:矢鱈せんぱいのロイスをタイタス化、昇華!復活!
芙蓉堂太一:装甲値引いても無理です。倒れてからキューピットへのロイスをタイタス昇華、復活します。
“キューピット”:「へへーっ!苦しいよね。僕も凄い苦しかった。」
夏川ミナ:……倒れる!レイミー先輩のロイスを昇華して起きます。
真北登:無道ささき/P:信頼/○N:寝ないで→無道ささき/○P:尽力/N:寝ないで に変更し、タイタス昇華。復活します
真北登:素早く飛び下がって回避を試みるが、その回避も読まれている。食らって膝を着く。
“キューピット”:「その見で味わえー」しかも彼女とは違い、手加減する気は一切ない。くらい続ければ命にかかわるかもしれないぞ!
羽石夏澄:「…っく、う…!!」気道を塞がれ、喉元を搔きむしる。
羽石夏澄:「……!」自らの領域をぶつけ、こじ空ける!
芙蓉堂太一:「……ぐっ!?」呼吸を止められ、喉を押さえ。「あ……あ……」
芙蓉堂太一:「あああああ!」口から無数の、透明の小鳥を吐き出す!
夏川ミナ:「……、……。」 “ジェミニ”をオーバードライブ。
夏川ミナ:振動波で無理やり領域を弾き飛ばす。チルドレン時代はギリギリまで呼吸を止めても冷静で居られるような訓練もやる……やらされた!
夏川ミナ:「ぷは」
夏川ミナ:「けほっ」
真北登:地面についた手から、学園島の力が流れ込む。無理やりにコントロールしたそれは、肉体の破壊を伴いつつ領域を打ち破る。
真北登:「……っはあ!はあ!」
羽石夏澄:「…は、っ……いやなこと、してくれますね、せんぱい」
羽石夏澄:「加減はしましょう。大事ですよ、殺さないの」
“キューピット”:「あれ?戦うのは好きじゃなかったの?」
“キューピット”:「それなのに、本気でやるのはいやなんだ。」
羽石夏澄:「………」
羽石夏澄:「けっこー。ムカついてきました。それならお望み通り…!」
“キューピット”:「怒らせちゃった。」
GM:では次!夏川さんお願いします
夏川ミナ:はい。マイナーは無し。
夏川ミナ:もう一度同じコンボ……『全力で攻撃します』。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》!
夏川ミナ:ダイスはペナルティとエンジェルヴォイスで差し引き+1。
夏川ミナ:12dx6+6
DoubleCross : (12R10+6[6]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,5,7,7,10]+10[2,8,9]+10[2,8]+10[7]+10[7]+10[10]+3[3]+6 → 69

夏川ミナ:今度は!いった!
芙蓉堂太一:つよいー
真北登:入ったー
“キューピット”:「ふーん。それが今の君らしさかー。怖いなー。」
夏川ミナ:「先輩」
羽石夏澄:地面を掴む。「…!」歯ぎしり。
“キューピット”:「文句はないけどねー。怖いなー。……ん?」
“キューピット”:「おっと、違う違う。僕は先輩じゃないけど、なんだい」
夏川ミナ:キューピットが振り向いた先で、ガントレットを展開して巨大化させている。殺人ストレートの構えに入っている。
夏川ミナ:「夏澄ちゃんにいじわるをするのは」
GM:しまった、リアクションをしていなかった。
GM:もう当たった気でいた。
夏川ミナ:そうですよ!w
GM:一応ドッジします
GM:《浄玻璃の鏡》《トランキュリティ》。ドッジ!
GM:13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[2,2,3,3,3,4,5,5,6,7,9,10,10]+10[9,10]+8[8]+4 → 32

GM:うおー
夏川ミナ:ひゃー
真北登:高い!が!
夏川ミナ:さっき出てたらだめだった
GM:この舐めた達成値じゃなければー!
GM:ダメージをくれ!
“キューピット”:「は」その構えを見て一瞬たじろぐ。
夏川ミナ:「夏澄ちゃんにいじわるをするのは――」
夏川ミナ:「わたしが許しません」 ――跳躍!
夏川ミナ:7d10+1d10+32 装甲有効
DoubleCross : (7D10+1D10+32) → 36[5,4,2,4,7,10,4]+8[8]+32 → 76

羽石夏澄:顔を上げる。跳ぶ、ミナちゃんを見る。
GM:それを受けたら死んでしまう!ので……
GM:《虚無への回帰》!そのダメージを全部0にします!
芙蓉堂太一:きたー
羽石夏澄:そいつがあった
真北登:ぬおー
“キューピット”:君が跳躍し、殺人ストレートが放たれる直前
“キューピット”:「花柄」と小さくつぶやきます
“キューピット”:「ピンク」
夏川ミナ:滑るように距離を詰める。加速と振動、重機のような必殺の一撃。
夏川ミナ:――――が、
夏川ミナ:「……!」
夏川ミナ:目測を誤り、“キューピット”の横の地面を抉り取る。
“キューピット”:「残念、ハズレだねえ」
夏川ミナ:「……っ。っっっ」 距離を取り、スカートを手でおさえる。
夏川ミナ:平然としているようで、少し頬が赤い。
夏川ミナ:「いきなり何を言っているのですか? 理解不能です」
真北登:「ミナちゃん!ゲホッ、いま何かされたのか!?」
羽石夏澄:「…………」呆然としている。
羽石夏澄:「…せんぱい、滝せんぱいみたいなこと言ってます」
芙蓉堂太一:「……それは卑怯だと思いますよー、先輩ー」
“キューピット”:「ぴゅっぴゅぴゅっぴゅぴゅー♪なんだろうねー?僕もわからないけど、顔が赤いよ夏川さん」
真北登:「卑怯…?いったいどんな攻撃なんだ」
真北登:先ほどのダメージで咳込んでいた真北には聞こえなかったのだ。
夏川ミナ:「先ほどのハイキックの際、矢鱈考助先輩が、私の………… いえ。理解不能です」
夏川ミナ:「理解ができないので、なにかしらの感情を抱く事もありません。本当です」
羽石夏澄:「ミナちゃん……」
“キューピット”:「教えて欲しいかい餓狼番長。今のはねー」
羽石夏澄:「もー!!矢鱈せんぱいひどいです!!」
羽石夏澄:「そんな人だと思わなかったです!!」立腹!
真北登:「夏澄ちゃん、聞こえないよ!」
羽石夏澄:「真北せんぱいは聞かなくていいんです!」
夏川ミナ:「……」 真北先輩の真剣な態度に、余計に顔が赤くなる。
GM:さあ、次だ!
GM:マキタくんだぜ!
真北登:ういすー
真北登:マイナーはなし
“キューピット”:「さてと。でも、この手が使えるのは一度きりだな。」
“キューピット”:「しかも君には効かないよね。困った困った。」
“キューピット”:「さて、どうするか」
真北登:《獣の魂》を使ってダイスを増やし、コンセントレイト:ブラックドッグ+アームズリンクで攻撃だ
芙蓉堂太一:オートで《援護の風》を真北くんに使用。侵蝕値2上昇。ダイス9個増加。
真北登:ありがたいぜ。行くぞコンボ『ビーストギア2:9』
真北登:28dx6+6
DoubleCross : (28R10+6[6]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,2,3,4,5,5,5,5,8,8,9,9,9,9,9,10]+10[1,1,3,3,3,4,5,7]+10[9]+10[10]+5[5]+6 → 61

GM:やめれ
芙蓉堂太一:ひゅー!
羽石夏澄:ヤッチマエー!
GM:うおーっ
GM:回避してやるぜ!
GM:《浄玻璃の鏡》《トランキュリティ》、ドッジ!
GM:13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,2,2,4,4,5,5,6,8,9,9,9,10]+6[6]+4 → 20

GM:ダメー
GM:ダメージよこしな!
真北登:よ、よかった
真北登:7d10+10
DoubleCross : (7D10+10) → 40[1,8,9,10,6,3,3]+10 → 50

GM:うげベー
GM:ダメ、倒れます
GM:でもまだ私は仮面の力を使ってないのだ
羽石夏澄:はっ
真北登:ぬおー!
芙蓉堂太一:なにっ
GM:《勇気の仮面》!HP1で復活します
夏川ミナ:でたー!
羽石夏澄:HP1かー
羽石夏澄:そうかー!
真北登:学園島の力が全身に流れ込む。”運命の子”と呼ばれる力。再び地を蹴って、キューピットの下へと駆け込む。
真北登:宿命の子だった
“キューピット”:「……うーん、これは」
“キューピット”:「……どうしようもない、か。」
芙蓉堂太一:その背を押すのは、大きな羽の形をした風の力。
芙蓉堂太一:「そのまま、真北くん」微笑む。「いっちゃえ」
真北登:「貴方は……僕に選ばれなかった子は”かわいそう”と言った。でもそれは違う」
真北登:「僕達は真剣に恋をしたんだ。それは絶対、悲しいだけの記憶なんかじゃない!」
真北登:踏み込みで地面に亀裂を作り、羽をはばたかせて飛びあがりながらアッパー気味の軌道でフックを叩きつける。ジョルトブロー!
“キューピット”:こちらは何もできない。風で後押しされた君の力は、ただ模倣しただけの力よりも遥かに早く、強い。
“キューピット”:君の拳は仮面を直撃し、キューピットはたたらを踏む。罅が広がり、仮面の半分が地面に壊れて落ちる。
真北登:「先輩は、先輩の物語を進めてください。そんな仮面で顔を隠してないで」
真北登:大きく肩で息をしながら訴えかける。
真北登:「……貴方を想う人の気持ちにちゃんと答えるんだ。掻き消すんじゃなくて、答えを出して」
“キューピット”:「……あーあ。酷いことするな。」
矢鱈考助:「これでは、言い訳の一つもできない。」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「まだ続けるのですか、矢鱈考助先輩」
夏川ミナ:「申し上げにくいことですが、あなたの勝算は現時点でかなり低いと思います」
矢鱈考助:「辞める理由がない。まだ私は立っている。不完全だが、仮面もある。十分目的は達成できるさ。」
矢鱈考助:「そうだな。だが0じゃない。失敗しても、どうせ失うものはない。」
芙蓉堂太一:「……先輩」肩で息をする。
羽石夏澄:「そこまでして、どうして」
羽石夏澄:「…それがせんぱいの、幸せなんですか」
矢鱈考助:「……どうだろうな。」
矢鱈考助:「だがやり遂げなくては気がすまない。意地になっているのかもな。」
羽石夏澄:「それなら」
羽石夏澄:「その意地、残り半分の仮面と一緒に、砕きます」
芙蓉堂太一:「羽石さん」
羽石夏澄:「…はい?」
芙蓉堂太一:「……僕はもう何もできそうにないけど、どうか、よろしく頼むよ」薄く笑う。
芙蓉堂太一:「先輩を解放してあげて」
羽石夏澄:「…ふふっ。頼まれました」
矢鱈考助:「……やはり、私の意地は、間違っているかな、羽石。」
羽石夏澄:「……少なくとも私は、それじゃあ私たちも、せんぱいも、幸せになれないと思います」
矢鱈考助:「もしも運命のとおりに話が進むなら、誰かが泣かなければいけない。私はそれに抗ってみたかったんだ。」
羽石夏澄:「…………赤い糸、ですか」
羽石夏澄:「でも。今せんぱいがしようとしてることは……その『運命』と同じなんじゃないんですか」
矢鱈考助:「そうだ。運命の赤い糸に従っていては、誰かが泣かなくてはいけない。それが私は嫌だったんだ。」
矢鱈考助:「……それは」
矢鱈考助:「……いや、だとしても。少なくとも私のやり方なら、誰も涙することはない。」
羽石夏澄:「……あなたは、誰と結ばれるんですか」
羽石夏澄:「あなたを好きだという人は、どうなるんですか」
矢鱈考助:「……。」
矢鱈考助:「……私のことはどうでもいいだろう。彼女なら、いい相手が見つかるさ。」
羽石夏澄:「どうでもよくありません」
羽石夏澄:「あなたの幸せを、願う人が涙します」
矢鱈考助:「……見解の相違だな。」
羽石夏澄:「ふ。そうですね。だったら私にできることは一つです」
羽石夏澄:領域拡大。スカートがひらひらと舞う。
矢鱈考助:「そうだろうな。」
羽石夏澄:大きくなった領域は、次第に小さくなる。領域の『塞ぐ』力で、領域自身を塞ぎ。
羽石夏澄:それを折り重ねていく。重ねられた領域はやばて質量を持つ。
矢鱈考助:「では、君の思いと私の意地、何方が強いか。」
羽石夏澄:やばて→やがて
矢鱈考助:「勝負と行こうか。」
羽石夏澄:「はい!勝負ですよ、せんぱい!」
GM:さあ羽石さんの手番だ!
羽石夏澄:おっしゃー!
羽石夏澄:マイナーなし、メジャーで《雨粒の矢》+《スキルフォーカス》+《確定予測》を使います。キューピットこと矢鱈せんぱいを攻撃。
GM:こいっ!
羽石夏澄:7dx+16 リアクションC値+2!
DoubleCross : (7R10+16[10]) → 10[3,4,5,7,9,9,10]+10[10]+6[6]+16 → 42

羽石夏澄:???
芙蓉堂太一:おお
真北登:!!
GM:ドッジします。が、その前に!
GM:《闘争の渦》を使用。《万象の虹》の回数を回復し、即座にしよう。《援護の風》を取得します。
GM:もちろん自分に使う!
GM:《トランキュリティ》《浄玻璃の鏡》でドッジ!
GM:15dx+4
DoubleCross : (15R10+4[10]) → 10[2,2,2,3,3,3,4,4,5,7,8,9,9,9,10]+8[8]+4 → 22

GM:でもC血が+2だから
GM:14です
GM:ダメ!
GM:ダメージください!
羽石夏澄:…!
羽石夏澄:6d10+15 いくぞ!
DoubleCross : (6D10+15) → 31[6,6,5,8,3,3]+15 → 46

羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+9した(侵蝕率:118->127)
羽石夏澄:領域を領域で打ちつけ、出来上がったのは実体のある透明な矢だ。
羽石夏澄:「たくさん戦ってわかったんですけど」
羽石夏澄:「私の領域ってこういう使い方もできるんですよね」
羽石夏澄:「安心してください。これは息を止めたりしませんけど——」
羽石夏澄:「けっこう、痛いですよ?」
矢鱈考助:「初めて見るな。だが、負けるつもりはない。」こちらも領域を複製。盾の形に領域を展開するぞ。
羽石夏澄:弓矢を番えるように構え。
羽石夏澄:きゅうう、と引っ張る。矢も、その手の動きに合わせて引っ張られる。
羽石夏澄:「いきます。」
矢鱈考助:「ああ」
矢鱈考助:「来い!」
羽石夏澄:そして…矢を、放つ。
羽石夏澄:まっすぐ。穿つように。力を、想いを乗せて。
矢鱈考助:矢は彼のつくった領域を貫き、矢鱈考助の胸に突き刺さる
矢鱈考助:罅の割れた仮面は衝撃で今度こそ割れ、彼もその場に倒れる。
矢鱈考助:「……結構どころじゃない。」
矢鱈考助:「メチャメチャ痛いじゃないか、羽石……。」
矢鱈考助:彼はそのまま起き上がりません。戦闘終了です。
羽石夏澄:「…そりゃ。全力ですから」
羽石夏澄:「……本当ですよ、せんぱい」
羽石夏澄:矢鱈せんぱいに駆け寄ります。
夏川ミナ:「あ」 少し遅れてこっちも駆け寄ります。
芙蓉堂太一:「……先輩!」駆け寄る。
真北登:痛む身体を押さえつつ、歩いて近づこう。
芙蓉堂太一:「先輩、大丈夫です?」しゃがみこんで様子を見る。
矢鱈考助:「……なんだ、全員揃って。」
夏川ミナ:「生徒が倒れているのですから、心配するのは当然です」 スカートを抑えて注意深くしゃがむ。
芙蓉堂太一:「……僕の場合は、先輩にお礼を言わなきゃならないのを忘れてたんで」
矢鱈考助:「……礼?」
芙蓉堂太一:「さっき散々生意気な事言いましたけど、あれ、よく考えたら全部先輩が気付かせてくれたことなんですよね」
矢鱈考助:「私がか」
芙蓉堂太一:「身勝手な楽観に浸ってた僕に、いいパンチもらえて、おかげでまた歩いていけるようになったんです」
矢鱈考助:「その拳で沈んでいたかもしれないのに、全く……」
芙蓉堂太一:「変な話ですけど、ありがとうございました。先輩のやったこと、それだけでも僕の中ではきっと無駄じゃない」
芙蓉堂太一:「ふふ、沈みませんよ。鳥は、どこまでだって飛んでいくんです」
真北登:「……どんな事にも意味があって、無駄になんかならない」
真北登:「この学園に居ると、そう思うこと多いんだ」
矢鱈考助:「……どんな事でも、無駄ではないか。そうだな。」
矢鱈考助:「……私も、意見を帰る時がきたかな。」
羽石夏澄:「……せんぱい」
羽石夏澄:「そうですよ。無駄なんかじゃない。想った時間も、使った勇気も」
羽石夏澄:「全部ひっくるめて、私たちは前に進むんです」
羽石夏澄:「…ね、ミナちゃん」
夏川ミナ:「はい。今回の事件で、私は恋愛という事象について色々と詳しくなれた気がします」
夏川ミナ:「キラキラしているだけではなくて……辛いことや悲しいこともあって、」
夏川ミナ:「嬉しい事もあれば、悲しいことや辛いこと、怖いこともあって
夏川ミナ:「そういうのが“恋愛”なんだと。そう気づけたのは、ある意味で矢鱈考助先輩が事件を起こしてくれたからですね」
夏川ミナ:「事件の裁きは別として、私個人としては感謝しています。矢鱈考助先輩」
矢鱈考助:「……そうか。なら次は、学びに関する事件でも起こすか。」
夏川ミナ:「……あの」
夏川ミナ:「レ……」
夏川ミナ:レイミー先輩のことを言おうとして、やはり口を閉じる。
夏川ミナ:たぶん、ここは私が介入していいところではないのだ。
真北登:「事件は起こさないでくださいよ!なんか別の形でお願いします!」
羽石夏澄:「ふーむ。せんぱいもまた私と戦いたいと見ました」
芙蓉堂太一:「もし事件が起きたらー、僕がまた特等席で観覧しちゃいますよ?」
真北登:「というか!まず、先輩含めてみんな治療しないとだよ!」
矢鱈考助:「わかってるさ。」
芙蓉堂太一:「おっとっと。そうだった。先輩起きられます?」手を差し出そう。
矢鱈考助:「4人がかりでやられたんだ、無茶を言わないでくれ」
矢鱈考助:「だが善処しよう」その手を取るよ
芙蓉堂太一:にっこり笑って手を引っ張り……。
芙蓉堂太一:「あっだめだこれ、重いや……真北くん手伝って……」
夏川ミナ:「大丈夫ではないでしょうか。戦闘中にあのような事を口走るくらいですから」 思い出したので少しだけ視線が冷たい。
夏川ミナ:「いえ、理解不能ですから特に何の感情も抱いていませんが」
羽石夏澄:ぽんぽん、とミナちゃんの肩を軽く叩きます。
羽石夏澄:「…さっきはありがとね。ミナちゃん」
夏川ミナ:「?」
羽石夏澄:「私がやり込められてる時に、怒ってくれたじゃない」
羽石夏澄:「嬉しかったよ」
夏川ミナ:「あ」
夏川ミナ:「はい。夏澄さんはお友達ですから……あ、いえ」
夏川ミナ:ぶんぶんと首を横にふる。
夏川ミナ:「ううん」
夏川ミナ:「夏澄ちゃんは、お友達だもの」
真北登:「いや僕も結構足とか痛くて……まあ頑張るよ。そっち頼…芙蓉堂くん?芙蓉堂くーん!?」
羽石夏澄:目を見開いて
羽石夏澄:「うんっ」
羽石夏澄:にっこり、笑った。
夏川ミナ:こっちもにこーっと笑い返して、芙蓉堂君と真北君を手伝いに行く。

バックトラック

GM:ではバックトラックに移りましょう
GM:Eロイスなんてものは無いよ……
GM:ごめんな。
真北登:いいってことよ
羽石夏澄:OK!
GM:勇気の仮面の分振りなさい……と思ったけどこれあれか
GM:別に振れないんか
真北登:そうですね
羽石夏澄:仮面はEロイスとは別扱いのはず
夏川ミナ:つまり、素振りしかない!
GM:では素振りするがいい!
真北登:残りロイス5つ。二倍で振るッス
芙蓉堂太一:二倍で!
羽石夏澄:事故が怖いので倍振りするぞ
羽石夏澄:127-12d10
DoubleCross : (127-12D10) → 127-61[6,5,5,2,4,9,1,6,4,9,6,4] → 66

夏川ミナ:こっちも残り5つ。2倍振りします。
芙蓉堂太一:133-10d10
DoubleCross : (133-10D10) → 133-52[1,4,10,6,7,9,2,3,6,4] → 81

羽石夏澄:帰還!
真北登:130-10d10
DoubleCross : (130-10D10) → 130-38[7,1,1,4,1,8,1,2,4,9] → 92

芙蓉堂太一:ひゅー
真北登:ふいー
GM:シーンが多かった分ちょっときつ目のバランスになってしまいましたな。
夏川ミナ:あっしまった、あまりに動揺してたので2回めの攻撃の侵蝕をあげていませんでした。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+10した(侵蝕率:129->139)
夏川ミナ:今あげました、すみません。そして2倍。
GM:www
夏川ミナ:139-10d10
DoubleCross : (139-10D10) → 139-47[1,9,4,1,10,2,3,3,6,8] → 92

夏川ミナ:よし!
GM:いいってことよ!って結構行ってたねミナちゃん
夏川ミナ:ゾディポンの毎回必ず侵蝕+2が地味にきつかった……とはいえ生還!

ED01 - 全員共通

GM:第3保健室。あの戦いの後、君たちは4人揃ってここで手当を受けることになりました。
GM:今は手当も終わり、包帯を巻いてたり、絆創膏が貼られたりしているかもしれません。
GM:矢鱈先輩とレイミーさんは別のお部屋です。多分、特に矢鱈先輩は色々聞かれたりするので特別な保健室かもしれません。
GM:今は手当も終わり、先生とか保健委員の人も去り、君たち四人が部屋に残されています
夏川ミナ:「全員を恋人同士にするという話を聞いた時はどうなるかと思いましたが」 ベッドに腰掛けている。
夏川ミナ:「今回もなんとかなりましたね」
真北登:「みんな、お疲れ様だね」
芙蓉堂太一:「ほんと疲れたよねー」
羽石夏澄:「そうだね。………」窓の外を見たり、足をぶらぶらさせたりしている。
真北登:「大丈夫?夏澄ちゃん。力使い過ぎた?」
羽石夏澄:「これで、良かったんですよね?」
夏川ミナ:「……?」
芙蓉堂太一:「んー」
芙蓉堂太一:「なんか、心残りでもあった?」
羽石夏澄:「……なんだか。みんなを恋人同士にして、って言うの。それに従ってたらどうなったのかなって」
羽石夏澄:「本当はいいことをしようとしてたのかもしれないのにな、って思ってしまって」
羽石夏澄:「亡霊事件の時も、割とそんな感じで悩みましたけど… …今回は、身近な人が発端なだけに、考えてしまうんです」
羽石夏澄:困ったように笑う。
夏川ミナ:「間違いなく、彼なりの善意ではあったのでしょうね。想いが届かない恐怖をなくしたいと言ってましたし」
夏川ミナ:「従っていたら……うん。どうなっていたのでしょうか」
芙蓉堂太一:「それはさー、あー、うーん」頭を掻く。
芙蓉堂太一:「そうなんだけど、でもやっぱり僕が困るんだよね」申し訳なさそうに手を上げる。
羽石夏澄:「芙蓉堂さん…」
芙蓉堂太一:「他にも、いたかもしれないでしょ。島の外に相手がいる人。……それこそ、先輩みたいにさ」
芙蓉堂太一:「だから、いずれ何かしらの形で破綻は来てたんじゃないかなあって僕は思う……思いたいな」
羽石夏澄:「……はい」
羽石夏澄:「そうですね…えへへ、すみません、なんだか。いっつも、こう、やる時はすごいやる気なんですけど、」
羽石夏澄:「終わってしまうと、自分の勝手な気持ちで、色んなものを潰してるのかなって不安になっちゃうんです」
真北登:「うん。この狭い島の中で、一人も余らずにカップルになるっていうのは」
真北登:「やっぱり不自然だし、歪みは必ずなんかの形で出てくる…って気がするかなあ」
夏川ミナ:「UGNでもたまにそういう事例はありますね。記憶処置で歪みが生じてしまうとか」
夏川ミナ:「アカデミアの恋人から急に手紙が来なくなったとか、そういう事があれば島の外の方も怪しむでしょうし」
真北登:「うん、そうだね」 隣の芙蓉堂くんを注視しつつ。
芙蓉堂太一:「ん、なに? 何か言いたいことあるの?」視線を感じる!
羽石夏澄:「なるほど……」
夏川ミナ:話しながら保健室備え付けのポットであったかいお茶をいれて、皆の近くのテーブルに置いている。
羽石夏澄:「わぁ、ミナちゃんありがとう。いただきます!」
芙蓉堂太一:「あ、悪い。ありがとね、夏川さん」お茶をふうふう吹こう。
真北登:「あ、ありがと。まあ、夏澄ちゃんは大丈夫だと思うよ」
羽石夏澄:「大丈夫、ですか」
羽石夏澄:「わ。このお茶、おいしい」
真北登:「矢鱈先輩も恨み言なんか言ってなかったしね。やっぱりあの仮面は壊すべきものだった」
羽石夏澄:「……ん。…うん。そうですね」
夏川ミナ:「夏澄ちゃんは優しい人ですから、そうやって終わった後に考え込んでしまうのですね」
夏川ミナ:「気にしすぎるのは身体に毒ですが、敵だった人のことを気にかけるのは良いことだと思います」
夏川ミナ:静かにお茶を啜る。
羽石夏澄:「……!」優しいと言われてちょっと赤くなる。
羽石夏澄:「……ありがとう。」
羽石夏澄:お茶をゆっくり飲みながら、はにかんでいる。
夏川ミナ:「ふふ」
夏川ミナ:「というより、今回のこのチームは優しい人だらけだったように思います」
芙蓉堂太一:「ええ?」
芙蓉堂太一:「いや、みんなはわかるけど、僕も?」
真北登:「芙蓉堂くんもだよ」
夏川ミナ:「夏澄ちゃんは言うにおよばずですし。真北登先輩は戦闘中に他の人を気にかけていましたし」
夏川ミナ:「はい。芙蓉堂太一もですよ」 一緒に頷く。
羽石夏澄:「そうですねえ」うんうん
芙蓉堂太一:「えー、そういうもんかなあ。……ありがとうございます」少し照れた顔になる。
真北登:「あ、もちろんミナちゃんもだよ」
芙蓉堂太一:「うんうん、夏川さんは気遣い抜群だもんね」
羽石夏澄:「ミナちゃんは本当にいい子なんですよ〜頑張り屋ですし!」
夏川ミナ:「芙蓉堂太一は矢鱈考助先輩の言うことを無碍に否定せずに対話した上で……私ですか?」
夏川ミナ:「皆さんは分かりますが、私もでしょうか」
夏川ミナ:湯のみを置いたままの姿勢であっけにとられている。
真北登:「レイミーさんへの心配りとか、すごくいいなって思ったよ」
羽石夏澄:「ですです。本当に相手を思いやることが出来る子ですよ、ミナちゃんは」
芙蓉堂太一:「夏川さんはいい子だよー」
芙蓉堂太一:「僕なんか、真北くんに声かけた時、戦力ヤッター!ってくらいしか考えてなかったしね」
夏川ミナ:「戦力ヤッター」
真北登:「こらこら芙蓉堂くん。まあ確かに強さも抜群だったけど」
真北登:「番長連にファンが居るのも納得したよ」
夏川ミナ:「番長連にファンが?」
夏川ミナ:「番長連にファンが……」
真北登:「あっ、これ言っちゃいけないやつだった」 慌てて自分の口を塞ぐ。
夏川ミナ:「番長連……」 ぼーっとしはじめている。
芙蓉堂太一:「真北くんもいい用心棒だったねー。僕の目に狂いはなかったってやつ」
羽石夏澄:「ミ、ミナちゃん、ミナちゃーん!」ミナちゃんの眼の前で手をぶんぶん振っている
夏川ミナ:「は」
真北登:「まあ、結局依頼主も一緒に戦うことになっちゃったけどね」 と、苦笑。
夏川ミナ:「はい。真北登先輩は女子生徒に人気が出るのも納得の方でした」
夏川ミナ:「四股番長などと失礼な事を言ってしまった事をお詫びします」
真北登:「いやいや!別にそんなこと無いから!四股番長は忘れてくれるとありがたいけど!」
夏川ミナ:ふかぶかと頭を下げている。
羽石夏澄:「そうですねー。何かいちいち格好いいというか」
羽石夏澄:「頼れる人ですよね。がお…がろる番長」噛んだ。
真北登:「あと一歩って感じだね夏澄ちゃん……」
夏川ミナ:「“がおー”から“がろる”になったので、進捗が33%から66%になりましたね」
芙蓉堂太一:「あー、99%になってからが長いやつ」
羽石夏澄:「しんちょくあっぷ!です!」Vサイン
真北登:「ははは……」
芙蓉堂太一:「ん、でも、君と一緒に戦えてよかったと思ってるよ」片目を開ける。
芙蓉堂太一:「これはほんと」
真北登:「それは僕もだよ。ありがとう、芙蓉堂くん」
夏川ミナ:「芙蓉堂太一と真北登先輩は不思議な関係ですね」
夏川ミナ:「これが男同士の熱い友情というものなのでしょうか」
羽石夏澄:横でこくこく頷いている
芙蓉堂太一:「熱いかなあ?」小首を傾げる。
真北登:「んん?そんな大げさなものかなー」
芙蓉堂太一:「どうする? 校舎裏で殴り合いでもする? 絶対僕負けるけど」
真北登:「何その偏ったイメージ!」
芙蓉堂太一:「まあこういう風に、真北くんをからかうと面白いんだよね」笑う。
真北登:「あっ!くっ、またしても…」
羽石夏澄:「そういう掛け合いというか…性格とかそういうのはまるで違うのに、なんか馬が合ってるなあって思います」
夏川ミナ:「そう。それです」 うんうん頷いている。
真北登:「そうなのかなー。まあ、友達が増えたのは嬉しいよ」
芙蓉堂太一:「そうだねえ。情報源も増えたしね」伸びをする。
芙蓉堂太一:「それに仲いいのは女子組もじゃん」
真北登:「あはは。確かに、二人はすごく親友って感じする」
羽石夏澄:目をぱちくりさせる
夏川ミナ:「はい。私と夏澄ちゃんは台風大停電事件からの大親友ですから」 ついこの間の事だ。
羽石夏澄:「そう見えます?」ほっぺを押さえて。
羽石夏澄:「えへへ…」
羽石夏澄:「そうです。とっても仲良しなんですよー!」
夏川ミナ:「あの時はいっしょにシャワーを浴びましたし、もはや究極の友人(アルティメットフレンド)と呼んでも過言ではありません」
夏川ミナ:「とっても仲良しです」
芙蓉堂太一:「シャワー」
芙蓉堂太一:「シャワーだって真北くん」肘でつつく。
真北登:「なに!?なんで僕に振るの」
芙蓉堂太一:「いや、なんとなく、男子他にいないし」
夏川ミナ:くすくす笑いながら男子二人のやりとりを見ている。
真北登:「僕はそういうあれは一切関与しないから!女子の入浴とかに一切縁が無いから!」
羽石夏澄:そんなミナちゃんを見て微笑んでいる。
真北登:何か必死な弁明である。
芙蓉堂太一:「ほーんーとーにー?」ニヤニヤしながら。
夏川ミナ:「あ」 ぽんと手を叩く。
夏川ミナ:「そうだ。今回の事件で未だに気になっている事がありました」
真北登:「ん?」
羽石夏澄:「む?」
夏川ミナ:「レイミー先輩と矢鱈考助先輩の今後。“キューピット”の能力で結ばれたカップルの今後も気になるのですが……一番気になるのが」
芙蓉堂太一:「む」夏川さんの方を見よう。
夏川ミナ:「芙蓉堂太一が言っていた、あれです」
芙蓉堂太一:「あれ?」
夏川ミナ:「はい」
夏川ミナ:「“計画が上手くいったら誰と結ばれる予定だったのか?”ーーというやつです」
夏川ミナ:「私の場合、誰と結ばれるはずだったのか。興味があります」
羽石夏澄:「それは、私も気になるなー:
芙蓉堂太一:「ああ!」はいはい、と頷く。
羽石夏澄:「友達の子とかも誰とくっついてたのかとか…考えちゃうけど、自分のことが一番気になります」
羽石夏澄:此花リリーを思い浮かべつつ。
真北登:「わかるけど、でも、知っちゃうと変に意識しちゃうかもしれないよ」
夏川ミナ:「そうですね。友人が誰と結ばれるのか、も気になります」
夏川ミナ:「意識ですか」
夏川ミナ:「変に……?」
芙蓉堂太一:「照れて顔見られなくなっちゃったりするかもねー」
真北登:「友達と居る時に、ひょっとしたらこの人と付き合ってたかもしれない、とか考えるようになっちゃうわけだからね」
羽石夏澄:「ふーむ」
真北登:「あ、でも、それでドキドキしたりするならそれはそれで自然な恋愛なのかな…?よくわからなくなってきた」
夏川ミナ:「なるほど。たしかに」
芙蓉堂太一:「好奇心はほどほどにってやつだよ」鞄に件のリストをちゃっかり入れていることは内緒にしておく!
真北登:「ミナちゃんは居ない?もし付き合ったらって考えたらドキドキするような友達」
夏川ミナ:「む」
羽石夏澄:「あ、そういうの想像するのなんかドキドキしますね!」
夏川ミナ:「実は大変お恥ずかしい事なのですが」
夏川ミナ:「友人から恋人にステップアップした場合どうなるのかが、よくわかっていません」
夏川ミナ:「付き合ったらどうなるのかが、想像できない……といいますか……」
夏川ミナ:首をひねっている。
羽石夏澄:「ああ…」
真北登:「あ、なるほど…そこからかー」
羽石夏澄:「そこのところどうなんです、真北せんぱい」
芙蓉堂太一:「どうなんですか、先輩!」身を乗り出す。
真北登:「ヒョ?」
夏川ミナ:「どうなのでしょう、真北登先輩」
真北登:予期せず矛先が回ってきて目を丸くする。
真北登:「え、ちょっと待って、何この空気おかしい」
羽石夏澄:「おかしくないです!こういうのは経験者が語るべきですよ!」
夏川ミナ:「はい。私の具体的なイメージ錬成のため、なるべく詳細に恋人同士の生活について教えて下さい」
芙蓉堂太一:「そうだよー。付き合ったことない奴が何言ったって机上の空論なんだしさ」
真北登:「アッ思い出した僕 無道先輩に今回の報告をしないと」
真北登:ムーンウォークで保健室を出ていこうとする。
夏川ミナ:「あっ」
羽石夏澄:「むっ!」
芙蓉堂太一:「こらっ」
真北登:「ご、ごっ」保健室を飛び出す!
真北登:「ごめんなさぁああああい!!」
真北登:全力ダッシュ!
羽石夏澄:「追いましょう!」
夏川ミナ:「逃げましたね」
芙蓉堂太一:「あっ、待て! 真北くん!」
夏川ミナ:コトン、と湯のみを置いて
夏川ミナ:楽しそうな笑みを浮かべながら追いかけます。
芙蓉堂太一:同じく、ニヤリと笑いながら追いかけに行く!
羽石夏澄:それを見て、笑いながら追いかけていきます。
GM:そんなこんなで君たちは事件を解決し、すっかり元気な日常を取り戻しました。
GM:このあと保健委員からお叱りを受けるのはまた別のお話です
GM:シーンを終了します!

ED02 - 羽石夏澄

GM:では次だ!
GM:では、それから数日くらい経った頃。できたカップルは消えたりくっついたままだったり、いざこざが起こったり起こらなかったり、そんな感じの日々が続いています。
GM:羽石さんとミナさんは、なにかしかの用事か、はたまた偶然か、なんか二人で居ます。
羽石夏澄:新しくできたマフラーを見せたいとかなんとかで
羽石夏澄:呼びました。
GM:ほうほう!
羽石夏澄:かぎ針編みが基本なので、モチーフをつなげたなんかかわいいやつだ
GM:では、君たちは新しくつくったマフラーやら、他のお洋服やらを見せ合うために、春風寮の前の広場的な所に集まったりしています
夏川ミナ:せいいっぱいのオシャレ……具体的には、以前朝倉侑生に見繕って貰った唯一の私服……を着こんでます。
夏川ミナ:コートは学園指定のものだ。これしか持っていない。
羽石夏澄:なんか可愛らしい装飾の入ったコートにマフラーをしているよ。
羽石夏澄:新しいマフラーは袋の中だ。
夏川ミナ:「夏澄さん……夏澄ちゃん。おはようございます」
羽石夏澄:「おはようです、ミナちゃん!」
夏川ミナ:「申し訳ありません。くだけた口調にしようと心がけているのですが、なかなか難しいですね」
羽石夏澄:「いいんだよー、話しやすいようにしよう!」にこにこ
夏川ミナ:夏澄ちゃんのコートをしげしげと眺めてます。女の子らしいコートは一着も持っていないので、興味深い。
夏川ミナ:「やはり女性は夏澄ちゃんのようなかわいい格好の方が良いのでしょうか」
羽石夏澄:「んん…?あー…学園指定のコートだからね、そっかそっか」
夏川ミナ:「はい。いざ洋服屋さんに行くと、どのような服を買えば良いのかよくわからず……」
羽石夏澄:「うーん?私はこういう服が好きだから着てるけど…こうしなきゃいけないっていうのはないんじゃないかなー」
夏川ミナ:「そうなのですか」
羽石夏澄:「着てみたい!って思う服があったら、でいいんじゃないか、って思うよ」
夏川ミナ:「う」
夏川ミナ:「着てみたいです」
羽石夏澄:「む?」
夏川ミナ:「夏澄さんみたいなコートや、マフラー……」
夏川ミナ:「どちらで購入すれば良いのでしょうか?」 おどおどと聞く。
羽石夏澄:「…ふふ。じゃあ、今日は私のお気に入りのお店教えてあげちゃうよー!」
羽石夏澄:「その前に、」袋をごそごそ探り、
羽石夏澄:「じゃーん」マフラーを取り出す。
夏川ミナ:「……?」
夏川ミナ:「それは、マフラーでしょうか」
羽石夏澄:花のモチーフを繋げたファンシーなマフラーだ。
羽石夏澄:「そう!マフラー!新しく編んだんだよー」
夏川ミナ:「どこかで購入、 ……!」
夏川ミナ:「手作りですか」
羽石夏澄:「ふふふ。そうなのです。はい、着けてみて!」渡す。
夏川ミナ:「えっ」
夏川ミナ:「私が?」
夏川ミナ:「いいのですか」
羽石夏澄:「そう」
羽石夏澄:「いいんだよー。これは、ミナちゃんへのプレゼント!」
夏川ミナ:おずおずと手を伸ばして、壊れ物でも扱うようにそろそろーっと首に巻いていきます。
羽石夏澄:「…うん。うんうん!」
夏川ミナ:これまでつけていた無骨な合成繊維のものとは違う、やわらかい感触。
夏川ミナ:「あの、おかしくないでしょうか」
夏川ミナ:「こういう可愛らしいマフラーを身につけた事がないので……マフラーさんに失礼になっていないでしょうか」
羽石夏澄:「ううん。すっごくよく似合ってる。…ふふ」
羽石夏澄:「失礼なんてことない!マフラーさんも喜んでるよーっ」
羽石夏澄:「ミナちゃんに似合いそうな色、選んだ甲斐があったなー」
夏川ミナ:夏澄ちゃんの手を両手でぎゅっと握ります。
夏川ミナ:「夏澄ちゃん。あの、その」
羽石夏澄:「ふみゃ」
夏川ミナ:「ありがとう」
夏川ミナ:「ずっとずっと、大事にします。宝物にするからね」
羽石夏澄:「……えへへ」
羽石夏澄:「良かった」
羽石夏澄:「すっごく嬉しい。…気に入ってもらえたなら、もう、ほんと」
羽石夏澄:「えへへ」
夏川ミナ:「ふふふふ」
夏川ミナ:首からさがった自分のマフラーを両腕で抱きしめて、ころころ笑う。
GM:では、そんなふうに君達がお喋りしていると、道の方から見覚えのある男子生徒が歩いてきます
GM:顔とかにガーゼとかを張った、片手でパズルを説いている男子生徒、矢鱈考助先輩です
夏川ミナ:「む」
羽石夏澄:「…あ。」
矢鱈考助:彼は君たちに気づくと、片手を上げてやあとやった後近寄ってきます
羽石夏澄:手を軽く上げてひらひらします。
夏川ミナ:ぺこりとお辞儀します。
夏川ミナ:「おはようございます。矢鱈考助先輩」
矢鱈考助:「おはよう。仲睦まじいじゃないか、二人共。」
羽石夏澄:「おはようです。だいぶ具合も良くなったみたいで良かったです」
羽石夏澄:「へへ。ミナちゃんとはあるてぃめっとですから!」
矢鱈考助:「アルティメットか。強そうだな。いや、実際強かったが。」
夏川ミナ:「はい。アルティメットフレンドです」 無表情でピースしている。
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩はもう良いのですか。事情聴取などは」
羽石夏澄:「……あ。そうです。もう歩き回って大丈夫なんですね?」
矢鱈考助:「ああ、大方は終わった。本来ならもう少し拘留されるところだが、無理を言って、少しの間だけね。」
矢鱈考助:「用を済ましたらまた戻るよ。」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:計画が上手くいったら自分は誰と結ばれていたのか?とか
夏川ミナ:キューピットの時とテンションがだいぶ違う、とかの質問をしたいものの
夏川ミナ:まずは矢鱈考助先輩の用事を伺う構えで、口を閉じている。
羽石夏澄:「……ん。そうなんですね。……無理を言ってまで済ませたい用事って言うと……」
矢鱈考助:「ああ、後輩に呼ばれていてね。私が行かなかったら、多分あっちが乗り込んでくるだろうから。」
夏川ミナ:「あ」
夏川ミナ:ぽんと手を叩く。
羽石夏澄:「なるほど……」
夏川ミナ:「あの。これは純粋に好奇心からの質問で、答えて頂かなくても結構なのですが」
夏川ミナ:「……その後輩さんに会われて、どうされるのですか?矢鱈考助先輩は」
夏川ミナ:「どう、というか。何と返事をされるのか、というか……」
矢鱈考助:「君はどうすると思う?」
夏川ミナ:「それは」
夏川ミナ:「…………」 事情を知っているがゆえに言葉に詰まる。
矢鱈考助:「すまない。今のは少し意地が悪かったな。」
矢鱈考助:「実を言うと、私の答えは決まっているんだ。」
羽石夏澄:目を瞬かせる。
矢鱈考助:「……昔、夢を見たんだ。あの港で。一度目は叶うと思っていた夢を。二度目はついこの間、叶わないと諦めていた夢を。」
矢鱈考助:「多分その時から、本当は知っていた。結局私は諦めきれていないんだ。」
夏川ミナ:「昔の、気になっていた方を。でしょうか」
矢鱈考助:「今もだよ。彼女にはそう伝えるつもりだ。」
羽石夏澄:「……そっか。そっかあ…」目を細めて、頷く
夏川ミナ:「……むう」
夏川ミナ:「でも、そういうものなのですね。恋愛というのは」
矢鱈考助:「そういうものだ。心というのは、どうすることもできないんだ。」
羽石夏澄:「…そうですね。うん。そう、せんぱいが決めることができて、良かった」
羽石夏澄:「良かったです」
矢鱈考助:「君のお陰だ。想いは例え叶わなくとも、無駄にはならない。」
羽石夏澄:「……えへへ。」
羽石夏澄:「あ、そうだ。」
矢鱈考助:「例え届かなかったとしても、私のこの決意も、無駄なものではないのだと、そう思ったら、勇気が湧いてきてね。」
羽石夏澄:「…せんぱい、こないだ結構痛いとこついてきましたよね」
矢鱈考助:「……む?」
夏川ミナ:「夏澄ちゃん?」
羽石夏澄:「あれですよ、あーれー。戦うことに関して、です。」
羽石夏澄:「けっこー、引きずりますよ。私」
羽石夏澄:「戦うのは好きだけど、本気は出さない、とか。『私らしさ』にケチまでつけてくれちゃって」
羽石夏澄:むくれている。
矢鱈考助:「……トラッシュトークは私の常套手段でね。謝るよ。すまなかった。」
夏川ミナ:ぽんぽんと夏澄ちゃんの肩を叩いて慰めている。
夏川ミナ:「実際、驚きました。矢鱈考助先輩があのような性格になるとは」
羽石夏澄:「……ああいうので、心乱されちゃうの、まだ迷いがあるんでしょうね…」
羽石夏澄:「ミナちゃんありがとう…」
夏川ミナ:「よしよし」 ぽんぽん。
羽石夏澄:「でも、本当のことだったので。」
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩。思い出しついでに、もうひとつ質問をよろしいでしょうか」
羽石夏澄:「…気づかされたっていうか、ですね」
羽石夏澄:指をぐるぐる回している。
夏川ミナ:ぐるぐるまわっている指を目で追う。
羽石夏澄:「まあ。私のことはいいんです。これからミナちゃんにも相談したりしますから」
矢鱈考助:「?」こちらも真似してぐるぐる指を回す
羽石夏澄:「あ!これは別に何かを発動しようっていうわけじゃないですよ!」指を止める。
矢鱈考助:「む、そうか。質問は受け付けよう。待ち合わせまではもう少し時間がある。」
夏川ミナ:「はい。ええと」
夏川ミナ:「もし先輩の計画が上手くいった場合、私は誰と結ばれていたのでしょうか?」
羽石夏澄:「!それ!私も気になってた!」
羽石夏澄:「やっぱり気になります、それ」
夏川ミナ:「はい。調査途中では、矢鱈考助先輩は本当に赤い糸が見えているのでは?とさえ思いましたから」
矢鱈考助:「んー……ふ。そうだな。」
夏川ミナ:「……」 固唾を呑んで言葉を待つ。
矢鱈考助:「私とだ、と言ったらどうする?」
夏川ミナ:「!!」
夏川ミナ:目をそらしてしまう。
羽石夏澄:「……ははー。そう来ますかー」
夏川ミナ:「あれ……あれ?」 先輩を見て、また目をそらしてしまう。
夏川ミナ:「夏澄ちゃん、助けて下さい。エフェクト攻撃を受けたかもしれません」
羽石夏澄:「ミナちゃんミナちゃん、大丈夫だから」ぽんぽん
羽石夏澄:「意識しちゃうってやつだよー」
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩の顔が直視できなく……」
夏川ミナ:「意識しちゃう。これがですか」
矢鱈考助:「……とまあ、こうなることが予想されるが、それでも聞きたいかね。」
羽石夏澄:「そうそう」
羽石夏澄:「なるほど、流石にせんぱい、うまい返しをしますね」
夏川ミナ:「……」 あの人やあの人の顔が見れなくなってしまったらどうしよう。上手く話せなくなってしまったらどうしよう。
夏川ミナ:そんな事を考えてしまうと、とても“それでもいいから聞きたい”とは言えなくなってしまう。
夏川ミナ:「なるほど……」
夏川ミナ:「やはり、聞かないことにします。先輩」
矢鱈考助:「ああ、それが懸命だ。その相手は、自分自身で見つけるといい。」
羽石夏澄:「ふふ。」
羽石夏澄:「じゃあ私も、やってみますかね。『赤い糸』の相手探し」
矢鱈考助:「その時は上手く話せるように、心構えだけでもしておくといい。」
夏川ミナ:「はい。入念なイメージトレーニングをしておきます」
夏川ミナ:「競争ですね。夏澄ちゃん」
羽石夏澄:「うん!きょうそう!即ちこれ戦い!」
羽石夏澄:「頑張ろうね、ミナちゃん」
夏川ミナ:「うん。頑張ろう」
矢鱈考助:「私も応援しているよ、陰ながらね。」
矢鱈考助:「では、質問にも答えたし、そろそろ私は行くよ。元気でな。」
羽石夏澄:「はい。せんぱいも、頑張ってください」
矢鱈考助:「それと改めて。今回の事件では世話になった。ありがとう。」
羽石夏澄:「………はい。」
羽石夏澄:「お元気で」
矢鱈考助:すっと綺麗な礼をし、少し微笑んでからその場を去ります
羽石夏澄:ひら、と手を振る。その目の前を、ひとひらの桜の花びらが舞う。
羽石夏澄:「…じゃあ、行こっか。ミナちゃん」
夏川ミナ:「……うん」
夏川ミナ:「あの、夏澄ちゃん」
羽石夏澄:「うん」
夏川ミナ:「恋愛について色々知ることができて……夏澄ちゃんとまた、こうしてお話できて」
夏川ミナ:「色々ありましたけど、今回の事件に関われて良かったです」
夏川ミナ:「これからもよろしくお願いします」 ふかぶかとお辞儀。
羽石夏澄:「ふふ」
羽石夏澄:「私も、良かった」
羽石夏澄:「ミナちゃんとももっと仲良くなれたし。私の恋に、区切りつけられたし」
羽石夏澄:「あの時メッセージくれて、ありがとね、ミナちゃん」
羽石夏澄:「こちらこそ、よろしくね」
夏川ミナ:「友達ですから」
羽石夏澄:「うん」
夏川ミナ:もらったマフラーを幸せそうにいじりながら、夏澄ちゃんと一緒に歩いて行きたいと思います。
羽石夏澄:紙袋と鞄を片手に、歩いていきます。嬉しそうに、微笑みながら。

ED03 - 真北登

どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「真北登」がログインしました。
どどんとふ:「夏川ミナ」がログインしました。
GM:では真北君のシーン
GM:エンディング!

GM:事件が終わった後、君は報告のために無道ささきさんの総番長室に呼び出されていました。
GM:矢鱈さんからも話は伺っていますが、まあ周りの人の話も聞かないとだよね、というやつです。
GM:そんな訳で君は無道さんの前に居ます。ちなみに報告はもうあらかた終わった体の方がいいですかね?それとも話してなんかこうします?
真北登:だいたい終わった感じでいいかな!
GM:なるほど!では大体報告は終わった体で行きましょう。
無道ささき:無道ささきさんは君の話を聞いてうんうん頷いています
無道ささき:「ふむふむ、なるほど。そういうわけだったのか。ご苦労だったな餓狼番長!」
真北登:「いえ。でも、確かに今回はすごく大変な戦いでした……体力とか傷とかじゃなくて、心境的に」
無道ささき:「矢鱈の事情が事情だからなあ。同情してしまうのも無理は無い。」
無道ささき:「人の心を勝手にほにゃほにゃしようとしたことは許せないが、傷つけようとしてやったわけでもないし……うーむ。」
真北登:「ですね。矢鱈先輩も、幸せになる道が見つかるといいなって思います」
真北登:「そういうの助けてくれる人は、この学園にはいっぱい居るから」
無道ささき:「うむっ。私達番長連もその一員だ。何か相談されたらすぐ力にならないとな。」
真北登:「はい!……しかし、無道先輩はさすがですね」
無道ささき:「む?」
真北登:「いや、先輩がキューピットを怪しいと睨んだからこそ、僕もみんなと一緒に事件を止められたので」
真北登:「指示を早めに貰っててよかったなって思ってるんです」
無道ささき:「ヘヘへ……まあなー。なんたって総番長だからな!学園の異変には敏感だぞ!」
真北登:「わー。今後ともよろしくおねがいします!」パチパチと拍手をする。
真北登:「あとは肝心なところで寝ないでくれれば言う事ないんですが…」
無道ささき:「フッフッフ!もちろんだぐー」
真北登:「ああ!言ってるそばから!」
無道ささき:「はっ!寝てない!あと5ふん!」
真北登:「寝てる!」
無道ささき:「ね、寝てないったら寝てないぞー!……ごっほん!しかしそれを言うなら、私の期待に答えてくれた餓狼番長も見事だった!お前が居てくれて助かったよ。」
真北登:「いやいや。今回も僕は、仲間に頼りっぱなしでしたから」
真北登:「夏澄ちゃんに、情報屋の芙蓉堂くんに、風紀委員のミナちゃん。みんなのおかげです」
無道ささき:「何を言う。頼れる仲間が作れるのも、番長としての大事な素質だ。私も何度、寝ているところを皆に起こされたか……」
無道ささき:「いや、寝てない!寝てないけどな!」
真北登:「寝てたんですね…」
真北登:「うん、でも、先輩の期待に応えられていたなら何よりです。番長連の一員として、これからも仲間と一緒に頑張ります!」
無道ささき:「うむ!これからもよろしく頼む!……ところで、早速だが」
無道ささき:「実は気象監察部が妙な事を言っていてな。何でも、あさっての天気は雨のち槍だとかなんとか。」
真北登:「槍」
真北登:「妙ってレベルじゃない!」
無道ささき:「ただの妄言と切り捨ててもいいが、どうも真剣な様子なんだ。詳しい調査を頼みたい。どうだ、やってくれるか?」
真北登:「ものすごく嫌な予感がする…!」
真北登:「ともかく、了解です。情報には強くなりましたから任せてください」
真北登:立ち上がって自分の胸を叩く。
真北登:----
真北登:総番長室を後にした登は、周囲の様子をうかがってこそこそと携帯を取り出した。
真北登:何度かの呼び出し音。落ち着かない様子でキョロキョロし、唾を飲み込む。
真北登:「もしもし?あ、うん。僕だけど」
真北登:電話の相手は恋人の花廼屋律だ。
真北登:「ご、ごめん……ちょっと番長連の仕事が入っちゃって」
真北登:「いや、そっちはもう終わったんだ。…え?うん、居たけど」
真北登:「夏澄ちゃんとミナちゃんって言って……ちょっと待って!違うよ!?」
真北登:「確かに二人とも可愛いけどそういう事じゃないから!」
真北登:「男子も居たから!芙蓉堂くんって言って……今度はそっちも、って何!?」
真北登:アタフタしていた登は、覚悟を決めたように深く息を吸い込む。
真北登:「ちょっとだけ待ってて。今すぐ行くから、最短距離で!」
真北登:通話を切り、開いている窓の枠に足をかける。
真北登:(僕にできる事、やるべき事。この学園の、みんなの幸せを守る事と、大切な人を幸せにする事)
真北登:「…どっちも、全力で果たす!」
真北登:足場を力強く蹴って、登は空中へと飛び出した。

ED04 - 夏川ミナ

GM:では、時を同じくしてかは分からないが数日後!
GM:夏川ミナさんは真北くんと同じように、報告のために風紀委員長ベアトリス・ハックマンさんに会っていました
夏川ミナ:ピシッと背筋を伸ばして報告してます。
夏川ミナ:「という事で、今回の事件は概ね解決の目を見たのではないかと思います」
夏川ミナ:「恋人居ない同盟の活動も、7割縮小とのことです」
ベアトリス・ハックマン:「報告ご苦労。学内の様子を見ても、騒ぎは殆ど収束しているようだ。そのように考えて間違いないだろう。」
ベアトリス・ハックマン:「3割はそのままか。いや、例年に比べれば大幅な減少だが、釈然としないな。」
夏川ミナ:「同感です。譲れないポイントだそうです」
ベアトリス・ハックマン:「譲れないか、そうか。」
夏川ミナ:「とはいえ、恋人が出来た同盟員の一部はそのまま恋人関係を維持しているようです」
夏川ミナ:「同盟の活動力……ひいては、同名が起こす迷惑行為の規模は縮小に向かうのではないでしょうか」
夏川ミナ:芙蓉堂君に“ミナちゃんは情報屋になれる”と言われたのが嬉しかったので、少し独力で調べてみた。
夏川ミナ:我に返って別れるカップルもいれば、そのまま継続するカップルもいた。……らしい。
ベアトリス・ハックマン:「そうだったのか。ふむ、元々殆どが諦めで参加していたような奴らだったからな。成功例を見て、正の方向に努力する者も出てくるだろう。」
ベアトリス・ハックマン:「我々も他の事に手を回せるようになるかもしれんな。」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「今回の事件で、恋愛には色々な側面があることを学びました」
夏川ミナ:「そうですね。彼等は恋愛が持つ負の方向の体現者だったと言えますから」
夏川ミナ:「今回を機に明るい方向に進み、キラキラした恋愛を楽しんで欲しい。そう思います」
ベアトリス・ハックマン:「全くだ。そういった方向の努力なら、我々も手放しで喜べる。」
ベアトリス・ハックマン:ふむ、と少し考えこむような仕草をして
ベアトリス・ハックマン:「しかし、今回は思ったよりも大事になったな。」
夏川ミナ:「はい。最初こそ、カップルを成立させるだけで何を目標としているのかわかりませんでしたがーー」
夏川ミナ:「まさかアカデミアの全生徒を恋人同士にするとは。予想できませんでした
夏川ミナ:「もし一歩遅ければ……私もビーちゃんも、思いもよらぬ誰かと恋人同士になっていたかもしれません」
ベアトリス・ハックマン:「夏川がいいな……」一瞬だけ遠い目になって、ぽそっとつぶやく
夏川ミナ:「えっ」 《ウサギの耳》でキャッチしている。
ベアトリス・ハックマン:「夏川が幸せならいいなといったんだ」
夏川ミナ:「そうでしたか」 自分の勘違いを反省する。
ベアトリス・ハックマン:「そうだ」
夏川ミナ:「……幸せ、幸せ」
ベアトリス・ハックマン:「しかし、あの方法では難しかったかもしれないな。」聞き取られていた動揺を隠すために話題をふるぞ
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩のやり方ですか」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。確かに恋人はできるかもしれないが、あのやり方では恋愛……過程を経る事ができないだろう。」
夏川ミナ:「あ」
夏川ミナ:ぽん、と手をたたく。
夏川ミナ:「確かにその通りです。過程を飛ばして結果だけを手に入れたとしても」
夏川ミナ:「…………」 自分の場合を想像する。
夏川ミナ:友人から恋人同士にクラスアップしたらどんな生活になるのかすら分からない。
夏川ミナ:そんな状態で恋人同士になってしまっていいのか。
夏川ミナ:一番重要なところを飛ばしてしまって、いいのか。そう思う。
夏川ミナ:「……うん。手に入れたとしても、きっと楽しくないと思います」
夏川ミナ:「真に大事なのは、意中の相手と結ばれるまでの過程。困難を乗り越える道程だと思いますので。」
ベアトリス・ハックマン:「うむ。クラスメイト、友人、上司と部下。そのような関係から徐々にお互いの思いを認識し、それ以上の大切な間柄になっていく。それもまた、恋人になってからと同じくらい大切な時間だ。」
ベアトリス・ハックマン:「それが抜け落ちてしまっているのは、やはり寂しいと思う。」
ベアトリス・ハックマン:「私は夏川にも、そういった過程を経験して欲しい、そう考えているのだ。」
夏川ミナ:目をぱちくりとさせる。
夏川ミナ:「ふふふ」
夏川ミナ:「優しいですね、ビーちゃんは。まるでチルドレン時代の先生のようです」
ベアトリス・ハックマン:「うっ」
夏川ミナ:「ビーちゃん?」
ベアトリス・ハックマン:初めて見る夏川の笑顔に見とれ、一瞬動きが取れなくなる
ベアトリス・ハックマン:「は。すまない。う、うむ。そうかもしれない。後輩の指導は良くしていたからな。」
夏川ミナ:「?」
ベアトリス・ハックマン:「しかし、夏川。いつの間にか……なんだ。」
夏川ミナ:「はい」
ベアトリス・ハックマン:「いい顔で笑うようになったんだな。初めて見たよ。驚いた。」
夏川ミナ:「む」
夏川ミナ:両手を伸ばして、頬をモニモニする。
夏川ミナ:「変ではないでしょうか?」
ベアトリス・ハックマン:「まさか。とてもかわいい笑顔だった。」
夏川ミナ:ほっと息を吐く。
夏川ミナ:「よかったです。最近、会話中に笑ってしまう事が増えてしまったので」
夏川ミナ:「もし変だったらどうしようかと、内心不安をいだいていました」
ベアトリス・ハックマン:「杞憂というやつだな。そうか。笑うことが増えたか。」
ベアトリス・ハックマン:「夏川はだんだんと変わっていっているんだな、この学園で。」
夏川ミナ:「変わって……はい、そうですね」
夏川ミナ:「少しずつ少しずつですが、一般的な学園生活というものを満喫できている気がします」
夏川ミナ:「そう、それでビーちゃんに聞きたい事があったのですが……」
ベアトリス・ハックマン:「ああ、何でも聞くといい。」
夏川ミナ:「はい。“餓狼番長”真北登先輩に、“ミナちゃんは恋人同士になったことを想像してドキドキする人はいないの?”と聞かれたのですが」
夏川ミナ:「恋人同士の生活というのは果たしてどういうものなのでしょうか?」
ベアトリス・ハックマン:「恋人同士の……生活……」
ベアトリス・ハックマン:「それはもちろん……あれだ……その……」
夏川ミナ:「はい」
ベアトリス・ハックマン:「ほら、通学の時、今までは一人だったけど、示し合わせても居ないのにばったり同じ時間に出会って、一緒に校舎まで行ったり……」
夏川ミナ:「となると、そのまま人気のないところで手を繋いだり、腕を組んだり……?」
夏川ミナ:「場合に応じて、キスのような行為もするのでしょうか」
ベアトリス・ハックマン:「そう……会話中段々と口数が少なくなっていって、段々手が近づいていき、最後は無言で手を繋いで二人で並んで歩いたり……」
夏川ミナ:「夏祭りやクリスマスといった行事の際も、二人きりでひっそりと過ごしたりするのでしょうか
ベアトリス・ハックマン:「キスも……?」話すうちに段々と照れが入って、顔が赤くなっていく
夏川ミナ:「……」 だんだんその情景を想像してぼーっとしはじめている。
ベアトリス・ハックマン:「クラスの皆と別れて、二人だけで色々な場所をめぐり……」
ベアトリス・ハックマン:「人混みから離れた所で花火を眺めて……」
夏川ミナ:「場合によっては、花火の後も自室まで送って頂いたり……」
夏川ミナ:「………………」
ベアトリス・ハックマン:「その日に会ったことを二人で語り合って、そして……」
ベアトリス・ハックマン:「………………」
夏川ミナ:赤く染まった頬を冷やすようにぶんぶんと首を振ります。
夏川ミナ:「ドキドキしました」
夏川ミナ:「おそらく、明確な相手をイメージしたらもっとドキドキすると思います」
夏川ミナ:頬を抑えている。
ベアトリス・ハックマン:こほんと咳払いして、意識を切り替えて「うむ……。私もそんな気がする。」
ベアトリス・ハックマン:「きっと体験するときはもっとドキドキするだろうな。」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:>真北登:「うん。ミナちゃんの真面目で一生懸命なところとか、ちょっと天然なところとか、普通に参っちゃう男子は多いんじゃないかなって」
夏川ミナ:>真北登:「番長連にファンが居るのも納得したよ」
夏川ミナ:「…………」
夏川ミナ:朝倉侑生。南條文緒.これまでに知り合った数少ない男子生徒達の顔を思い浮かべる。
夏川ミナ:朝倉侑生。南條文緒。霧灯夢二、平賀迅。これまでに知り合った何人かの男子生徒の顔を思い浮かべたり、
夏川ミナ:番長連のメンバーの顔を思い出したりする。
夏川ミナ:「……………………」
夏川ミナ:頬を紅色に染めてぽーっとしてます。
レイミー・レインウッド:「タノモーーーーーー!」
レイミー・レインウッド:ッバァーン!
夏川ミナ:ビクッ
夏川ミナ:「ひゃ」
レイミー・レインウッド:と、君がポーッとしていると!勢い良く扉が開き、そこから金髪バンカラの女性が突入してくる!
夏川ミナ:「びっくりしました」
夏川ミナ:「お疲れ様です。レイミー・レインウッド先輩」
ベアトリス・ハックマン:「私も驚いた」
レイミー・レインウッド:「すまない!ノックをしても返事がなかったもので。」
夏川ミナ:「ノックをされたのですか」 全然気づかなかった。
ベアトリス・ハックマン:「すまない、気付かなかった……それで今日は何を」
レイミー・レインウッド:「はい!今日は先日助けていただいた礼をしに参りました!」
夏川ミナ:「本当に律儀な方ですね、レイミー・レインウッド先輩」
レイミー・レインウッド:「これをどうぞ!ほんの気持ちですが、お納めください!」そう言ってビーちゃんに近づき、両手で箱に入ったお菓子を差し出します
夏川ミナ:「あっ贈賄」
レイミー・レインウッド:アカデミア名物、ケラススもち(桜餅に似てるよ!)12個セットだ
レイミー・レインウッド:食べれば恋愛運アップ間違いなしというとてもご利益のあるお餅なのだ
夏川ミナ:「その、もう大丈夫なのですか。先輩」
夏川ミナ:「お怪我の方ではなく」
夏川ミナ:「その……」
レイミー・レインウッド:「もちろん、治療は既に万全、千里の彼方まで走ることも……む?」
夏川ミナ:矢鱈考助先輩とどうなったのか。それを聞こうとして、どうしても言葉に詰まってしまう。
夏川ミナ:「ええと……」
ベアトリス・ハックマン:「……そうだ、お餅で思い出したが、ちょうど今、お茶の葉が切れていたな。」
夏川ミナ:「む」
ベアトリス・ハックマン:「少し買い出しに行ってくる。少しの間留守を頼むぞ夏川。」
夏川ミナ:「でしたら、私が……あ」
夏川ミナ:ビーちゃんを見送ります。自分でもどうするべきか分からない。
夏川ミナ:「申し訳ありません。そういう事なのでお茶も出せないのですが、ビーちゃんが戻るまでお寛ぎ下さい」
ベアトリス・ハックマン:「客人と話もあるようだしな。」そう言って、部屋を出て行きます。
夏川ミナ:「はい。行ってらっしゃいませ、ビーちゃん」
レイミー・レインウッド:「元々押しかけたのはこちら!お気遣いなく!」
夏川ミナ:「……」
レイミー・レインウッド:「して、夏川殿!怪我ではないならば、何の心配を!」
夏川ミナ:「ですので、その」
夏川ミナ:恋愛の暗い側面を知る前なら大丈夫だったかもしれない。
夏川ミナ:でも知ってしまった今は、それを気軽に質問できない。だからこそ悩む。
夏川ミナ:悩んだ末に口を開きます。
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩……とは、あのあと、お話されたのでしょうか」
レイミー・レインウッド:「単位の心配なら大丈夫。こう見えても、出席は真面目に……」
レイミー・レインウッド:「……む。そうか、矢鱈先輩とのことで。」
夏川ミナ:「はい。あのあと、ずっと気になっていました」
夏川ミナ:「お二人が……なんというか……悔いなく、今回の事件を終える事ができたのかどうか、と」
夏川ミナ:「矢鱈考助先輩とは先日お会いしました。だから余計に、貴方の事が気になっていました」
レイミー・レインウッド:一瞬だけ寂しそうな顔をしてから、ぐいっと笑い
レイミー・レインウッド:「……心配は御無用!私も、そして恐らく彼も、悔いなどありません!」
夏川ミナ:「本当、ですか」
レイミー・レインウッド:「本当ですとも。」
夏川ミナ:「…………」
レイミー・レインウッド:「私の想いは見事に砕け散りましたが、全く悔いはありません。」
夏川ミナ:「!」
夏川ミナ:「失礼を承知で……お伺いします。自分の想いを伝えて、届かなくて」
夏川ミナ:「それでも?」
夏川ミナ:「何故でしょうか。何故そんなに強くいられるのでしょうか」
レイミー・レインウッド:「お答えしましょう。」
夏川ミナ:「はい」
レイミー・レインウッド:「きっと私の好きな人は、そうするだろうと思っていたからです。」
夏川ミナ:「…………」
夏川ミナ:「信頼されているのですね」
夏川ミナ:「いえ、そういう人だからこそ好きになったのですね。矢鱈考助先輩を」
レイミー・レインウッド:「よくわかっておられる」
レイミー・レインウッド:赤くなりながら、少しはにかんで
レイミー・レインウッド:「以前の彼は、そういう人だったのです。たとえくじけても、自分の思いを曲げたりはしない。真っ直ぐな人でした。」
レイミー・レインウッド:「彼女のことがあってから、彼は少しかわったように見えました。ですが、それを夏川殿達が取り戻してくれた。」
夏川ミナ:「助けになれたでしょうか」
レイミー・レインウッド:「勿論です!重ね重ね、感謝申し上げます!彼を止めていただき、本当にありがとうございました!」綺麗な直角の礼で感謝の意を表します
夏川ミナ:「夏澄ちゃん……一緒にいた番長連の方です。も言っていました」
夏川ミナ:「“自分たちの勝手な気持ちで彼の想いを叩き潰しただけなのではないか”と。今回はデリケートな問題でしたから、私も少しそう思いましたが……」
レイミー・レインウッド:頭を上げて話を聞く姿勢
夏川ミナ:「……はい。あなたの言葉で、自信が持てた気がします」
夏川ミナ:「こちらこそ、色々な事を学ぶことができました。風紀委員会を頼って頂いてありがとうございます」
夏川ミナ:深々とおじぎします。
レイミー・レインウッド:「いえ!こちらこそ!こちらこそです!」対抗してお辞儀!
ベアトリス・ハックマン:「只今戻った。話は終わったかな……」
夏川ミナ:「あっビーちゃん」
ベアトリス・ハックマン:「夏川、これはなんの……」
夏川ミナ:「……お礼合戦を……」
ベアトリス・ハックマン:「お礼合戦」
夏川ミナ:頭をあげる。顔をごしごしと擦る。
夏川ミナ:「申し訳ありません。そういえば、お茶請けのお煎餅が切れているのを忘れていました」
ベアトリス・ハックマン:「む、しまった。ついでに買ってくればよかったな。」
夏川ミナ:「大丈夫です。私がいそいで買ってきますので」
夏川ミナ:「ビーちゃんもレイミー先輩も、少々お待ちください」
レイミー・レインウッド:「はい!待ちます。」
ベアトリス・ハックマン:「うむ、ではよろしく頼む。それとその……ビーちゃんというのは……いや、嫌ではないのだが、できれば二人きりの時にと言うか……ごにょごにょ」
夏川ミナ:「? ビーちゃん?」
夏川ミナ:ごにょごにょ言っているビーちゃんに首をかしげながら、ぺこりとお辞儀して
夏川ミナ:「では、“ジェミニ”夏川ミナ。行ってまいります」
夏川ミナ:部屋を出ていきます。
GM:では、君は部屋を出て行きました
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:部屋を出てすぐ、人気のない廊下で立ち止まる。
夏川ミナ:「なんででしょう」
夏川ミナ:「エフェクト攻撃を受けたわけでは、ないのですが」
夏川ミナ:さっきから我慢していた涙を制服の袖で拭う。
夏川ミナ:恋愛というのはもっとキラキラしていて、楽しさだけが詰まっているものだと思っていた。
夏川ミナ:でも違う。そうではないのだ。
夏川ミナ:好きな人と会えない辛さがある。想いが届かない悲しさがある。
夏川ミナ:誰かが幸せになれば、別の誰かが幸せを手放さなければいけない。そういう事がある。
夏川ミナ:自分の想いを伝えたレイミー先輩はどういう気持ちだったのか。それを聞いた矢鱈考助先輩はどうだったか。
夏川ミナ:それを思うと、なぜだか涙がこぼれてくる。部屋を脱出するのが間に合ってよかった。
夏川ミナ:「……うん」
夏川ミナ:「だからこそ、皆さんは一生懸命に恋愛をするのですね」
夏川ミナ:「悔いのないように。ちゃんと想いを伝えられるように」
夏川ミナ:「私も、頑張りましょう」
夏川ミナ:ぐっと拳を握りしめて、涙を拭いて、
夏川ミナ:明るい中庭の方に歩いていきます。
GM:エンディングを終了します

ED04 - 芙蓉堂太一

GM:では最後のエンディング、芙蓉堂君のエンディングです
GM:では、事件が解決した数日後、君は放課後の屋上で諸星先輩と再び情報交換会のようなものをしていました。
GM:おおよそのやり取りが終わった後、諸星先輩はふと君にキューピットのことを訪ねてきます。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「うん、やっぱり芙蓉堂君の仕入れてくる情報はいいねえ。興味深いものばかりだよ。」
芙蓉堂太一:「先輩の話も面白かったですよ。実り多い交換会、いいなあー」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「そう言ってくれると嬉しいね。ああ、そうだ、面白い話といえば」
芙蓉堂太一:「む」瞬き。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:くるくると、ペンでハートを書きながら「そういえば、君が調べてたキューピットはどうなったんだい。ケラススの前で騒ぎが起こってたけど、やっぱりあれも彼の仕業だったのかな。」
芙蓉堂太一:「ああ、そうそう。先輩にはお話しておかなきゃと思ってたんだった」
芙蓉堂太一:まあ、ざっとキューピット事件の顛末を話しておきましょう。
芙蓉堂太一:「そういうわけで、先輩のリスト。あれが結構な決め手になりまして」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ふーん、なるほど。矢鱈君がねえ。」
芙蓉堂太一:「だから、先輩にはまあ、礼儀としてお話しとこうかなというのと」姿勢を改める。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「なるほど。それと?」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:そちらが姿勢を変えたのを見て、こちらもピタッと芙蓉堂くんを見つめます
芙蓉堂太一:「今回、僕が結構いろいろ……いろいろ、考えるところがあったりして……まあ、その、一生徒としてのお礼をと思って」
芙蓉堂太一:「ありがとうございます、先輩。助かりました」ぺこりとお辞儀をする。
芙蓉堂太一:「っていうのが、ひとつ」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「私はいつも通りやってただけだけどね。でも、受け取っておくよ。どういたしまして」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「おっと、まだあるのかい」
芙蓉堂太一:「あとこれ! このリストですよ! これじっくり読んだら凄いじゃないですか!」身を乗り出す。鞄から勝手に持ってきたリストを取り出す。
芙蓉堂太一:「こっちは情報屋としてのお礼です。僕の切り札切った甲斐があったし……」
芙蓉堂太一:と。鞄から一緒に何か小さなものが落ちる。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「だろう?日々の努力の賜物さ。でも、それに見合うものは得たと……」
芙蓉堂太一:ぱっとそれを隠す、が、もしかしたら記念切手がたくさん貼られたエアメールだということが見られたかもしれない!
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「……おやおや?随分たくさんの切手が貼られてたねえ。どこか遠くにでも出すのかい?」
芙蓉堂太一:「なんでもないです」首を振る。
芙蓉堂太一:「本当になんでもないんで、お気遣いなく」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ふーん?なんでもないかー。ふふふ!少なくとも学園内じゃないよねー。ご家族の所に出す手紙かな?」
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「それとも……将来そうなる相手へのだったり?」
芙蓉堂太一:「ぐぼ」
芙蓉堂太一:「ぼ、僕はこれ出しに行かなきゃならないんで! 先輩ありがとうございます!」赤面したまま、背を向ける。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「うふふ!それを何でもないって言えるんだ。もう日常の一部って感じ?随分なペースでやり取りしてるのかなー?んー?」
芙蓉堂太一:「やめてくださいって! 向こうも忙しいんだからそんなに頻繁には……ってあー!」頭を振る。
芙蓉堂太一:それから、ふとはっとして、もう一度先輩の顔を見ましょう。
芙蓉堂太一:『でも、同じ情報屋同士だったしね。いい組み合わせじゃない?』キューピットの言葉を思い出す。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「あはは!やっぱりそうだ。赤くなっちゃって。本当はもっとやり取りしたいけど、忙しくてできないんだ。大変そうだねえ芙蓉堂くんも」
芙蓉堂太一:もしかしたら、結ばれていた可能性があったかもしれない相手。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:そんな芙蓉堂君の様子には気づかず、諸星さんはけらけらと笑っています
芙蓉堂太一:「……ううん、やっぱり切り札を切ったのは失敗だったかな……いやでも……」ぶつぶつ呟きながら、またそっぽを向き。
芙蓉堂太一:「じゃ、行きますから。先輩、また交換会しましょうね」目を細めて、今度こそ背中を向ける。
芙蓉堂太一:微かな可能性の芽を切り捨てて、屋上を出ていく。
“ミセス・ピーピング・トム”諸星愛海:「ふふふ……っと。それじゃまた。その時には王女様の話も聞かせてくれよ。」
芙蓉堂太一:返事はしないで、手だけ振って返しましょう。
GM:---
芙蓉堂太一:校舎を抜けて、人気の少ないところにあるポストに歩いていく。
芙蓉堂太一:周りをきょろきょろと見回しながら。幸い人影はない。
芙蓉堂太一:ポストの前にたどり着き、鞄からエアメールを取り出す。英語で書かれた宛名。遠い国の住所。
芙蓉堂太一:そのまま投函をしようとし……少し躊躇い、手を止める。
芙蓉堂太一:(アルマテーラ・フォンド・ティエラ様。お元気でいらっしゃいますか)
芙蓉堂太一:(この間の手紙からすぐになってしまったけど、書きたいことができたので、筆を取りました)
芙蓉堂太一:(僕には、ずっとあなたにはっきりとは言っていなかったことがあります)
芙蓉堂太一:(この手紙は、それだけ、そのひとつだけのことを伝えるためのものです)
芙蓉堂太一:(それは、あの春からずっと、僕があなたのことを好きだっていうこと)
芙蓉堂太一:(こちらではまたいろいろなことがあって……僕は、少しだけ未来が怖くなりました)
芙蓉堂太一:(だから、伝えておきたかったんです。今、この時の気持ちを)
芙蓉堂太一:(これから先、何があって、何がどう変わるかなんて、きっと誰にもわからない)
芙蓉堂太一:(待ってて、なんて、気軽に言うべきではなかったのかもしれない。でも)
芙蓉堂太一:(それでも、僕はあなたに赤い糸を結ぶその時を、ずっと探していきたい)
芙蓉堂太一:(どうかそれまで、僕のことを忘れないでいてください。僕も、きっとずっと覚えています)
芙蓉堂太一:(学園島では、この間珍しく雪が降りました。そちらはどんな天気でしょうか)
芙蓉堂太一:(どうかお体にお気をつけて。この手紙への返信は結構です。少し、照れくさいので)
芙蓉堂太一:(愛を込めて。芙蓉堂太一)
芙蓉堂太一:少し息を吸い込んで、様々な人の顔を思い浮かべる。
芙蓉堂太一:羽石夏澄、夏川ミナ、真北登。……矢鱈考助。
芙蓉堂太一:そして、少しだけ手に力を入れて、手紙をポストに差し入れる。
芙蓉堂太一:かたん、という軽い音。白い息を吐く。
芙蓉堂太一:風に乗って、何か白いものが飛んでくるのに気付き、目を細める。雪かと思った。だが、それは溶ける様子もない。
芙蓉堂太一:(ああ、ケラススの花びら)桜の木に目を向ける。(……行ってみようかな。何か面白いことがあるかもしれない)
芙蓉堂太一:ポストに背を向け、そのまま道を歩いていく。振り返らずに。
芙蓉堂太一:(追伸)
芙蓉堂太一:(写真を二枚同封します。海に降る雪の写真と、あと、この間友達四人で撮ったものです)
芙蓉堂太一:(高等部一年の羽石さん、同い年の真北くん、それから夏川さんもいます。ちょっと懐かしいでしょう?)
芙蓉堂太一:(結構、いい顔で撮れたんじゃないかなと思っています。いつか整理がついたら、四人で過ごした時間の話も書きたいです)
芙蓉堂太一:(それでは、また)



ダブルクロス The 3rd Edition

『冬と学園と赤い糸』

             終わり