ミドルフェイズ01
GM:シーンプレイヤーは佑ちゃん。他の人も全員登場推奨です。
GM:出る人はどうぞ。なお、最初にちょこっとだけ佑ちゃん単独シーンが入ります。
谷神錬磨:登場します
名塚佑:東京ーっ
谷神錬磨:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 3[3]+44 → 47
名塚佑:名塚佑の侵蝕を+5(1D10->5)した (侵蝕:36->41)
朝比奈 望:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44
水波賢哉:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 5[5]+45 → 50
GM:集合地点の三丁目公民館。佑ちゃんは今そこへ向かっている最中だ。二人で。
GM:君の隣にいるのは……正確には、君の家まで君を迎えにきたのは、
GM:今回増援として派遣されてきたUGNチルドレン。春月瑠璃。
春月瑠璃:「――一気に説明してしまったけど、状況はそんな感じ。当面の敵は、あなたの命を狙う"結社"の魔術師ね」
春月瑠璃:「急にこんな事言われても、なかなか信じられないかしら」
名塚佑:「け、“結社”……?」
名塚佑:「なんで“結社”が……ボクを。それに、水波くんじゃないの?」
春月瑠璃:佑ちゃんより少し年上の黒髪女性です。ダークブルーのスーツを着込んでいる。
春月瑠璃:「うん。状況説明には私が最適だと思ったから、私が来たわ。水波賢哉の方には別のエージェントが行ってるし」
春月瑠璃:「……というか、心配するのはそこなの? 命を狙われているとわかったら、そっちを気にしない?」
名塚佑:「気にしてるよ」
名塚佑:「でも……色々、心配になってて」
名塚佑:「なんていうか、皆、どこかに行ってないよね?」
春月瑠璃:「どこかに?」
名塚佑:「……何も、変わったところはないよね?」念を押す。
春月瑠璃:「……さあ。それは、本人たちに直接聞いたほうが早いんじゃないかしら」
春月瑠璃:「もし彼らも同じ事を気にしているなら、何か答えてくれるかも」
春月瑠璃:「もし、の話ね」
名塚佑:「い、行こう!別に気にしてないし……!」
名塚佑:脅迫状の一件から、怯えている。誰かがこのことを知っているのだ。
春月瑠璃:「ふ」 あきらかに気にしてるじゃない、という言葉を飲み込む。
春月瑠璃:「ね。今からするのは」
春月瑠璃:「今回のミッションとは全く関係のない……つまりわたしの興味本位から出た質問だから、答えなくてもいいのだけど」
春月瑠璃:「"起源"の力。この町に伝わる"ツキガミ"すら凌駕するかもしれない、禁断の果実……そんなものを突然宿してしまって、命を狙われている」
春月瑠璃:「この力に対する怒りだとか、捨てられるなら力なんて捨ててしまいたいだとか……」
春月瑠璃:「そういう気持ちは、ある?」
名塚佑:「そのことは、皆知ってるの!?」
名塚佑:「“起源”とか、名塚の家が…………とか……!」
春月瑠璃:「あなたを守るのだから、知ってるわ」
春月瑠璃:「正確には大雑把な連絡だけがいってて……これから改めてブリーフィングがある」
春月瑠璃:「……クリティカルな部分はぼかしてあるわ。あなたから説明したいなら、それでもいいと思う」
GM:ゲーム的には情報収集で明かすので、最低限しか伝わってない感じですね。今のところは。
名塚佑:「やだ。説明したくない」
名塚佑:「……皆に言うのは、待って。お願いだから」
名塚佑:「“結社”の敵はボクが倒す」
春月瑠璃:「そんな駄々を……」
春月瑠璃:「……何がイヤなの? 情報を明かしたほうが、守りやすくなるのに」
名塚佑:「……」黙り込んだまま歩いていきます。
春月瑠璃:「わかったわ。あなたが嫌な情報は伝えないから、機嫌を直して」
名塚佑:「……行こう」
春月瑠璃:「うん。行きましょうか」
春月瑠璃:「あ」
春月瑠璃:「そうだ。ごめんなさい、一番大事な事を聞くのを忘れていたわ」
名塚佑:「なに!?」不機嫌だ。
GM:不意に風が止む。
GM:世界が息を呑んだかのように、すべての音が消え――瑠璃の口だけが動く。
春月瑠璃:「あなたは覚えてる?」
春月瑠璃 -> 名塚佑:『Q"市"のこと』
春月瑠璃 -> 名塚佑:『本来の事件のこと』
春月瑠璃 -> 名塚佑:『"現実世界"のツキガミ事件は、既にあなた達が解決したということ』
春月瑠璃 -> 名塚佑:『事件終結後――R災害予測システム"ツクヨミ"の生体コアになった、ツキガミ様。月代コヨミ』
春月瑠璃 -> 名塚佑:『彼女が再暴走したせいで、あなた達四人の精神が"ツクヨミ"内に囚われている事――』
春月瑠璃:「どうかしら」 音が戻る。
名塚佑:「知らない……」
名塚佑:「わたしは、何も知らない……」それは、魔術の奥義でもある。
名塚佑:知っているものを、知らないでいるかのようにできる。
春月瑠璃:「……そう」 さして気にした様子もない。 「それなら、それでいいのかも」
春月瑠璃:「行きましょうか。集合時間に遅刻しちゃうわ」
春月瑠璃:先ほどとは逆。用事は済んだとでも言うように、さっさと歩き出す。
名塚佑:目の辺りをこする。春月に追いつかれまいと歩く。
GM:Q町、第二公民館。
GM:普段は子供たちの遊び場、あるいは地域の社交場として賑わっている施設だが、今日はひどく静かだ。
GM:それもそうだろう。今この場は、UGN対"結社"の最前線基地となっているのだから。
GM:君たちはそんな公民館の一角、大きな和室に集まっている。
桜生ジン:「だいたいの状況はいま説明した通り。名塚さん……苗字が同じだと混乱しますね」
桜生ジン:「佑さんを、"結社"の魔術師が狙っている。それを撃退するのが今回の仕事です」 最低限の説明。
GM:室内には君たち四人。それから桜生、ナザ、春月、名塚清三の計八人がいます。大所帯だ。
朝比奈 望:綾瀬さんはぶっちぎってきた
GM:あっいる!綾瀬もいる!
朝比奈 望:突き離せなかったか…!
名塚佑:「ううう。恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい……」床に体育座りをして、両手で顔を覆っている。
谷神錬磨:「……”結社”か……。難しいな」 あまりよくわかっていない。”難しい”というのもそのままの意味だ。
水波賢哉:気合を入れる時の仕事用のダークスーツを着用し、長めの前髪を邪魔にならないように後ろにざっくり撫でつけ臨戦態勢で待機。
水波賢哉:「エフェクトを使う相手なら、ツキガミと大差ないだろ。と、言いたいけどね。僕にしても未知の相手だ、大口は叩けないね」
水波賢哉:と谷神君の言葉に返す。
春月瑠璃:「ええと」 《彼方からの声》。朝比奈、水波、錬磨だけに発信している。
春月瑠璃:「……ごめんなさい。既に皆さんに伝わってるとは思うのだけど」
春月瑠璃:「"起源"の事とか、あまり知られたくないみたい。名塚佑さん」
春月瑠璃:「必要な情報は調査せざるを得ないのだけど。なるべく突っ込まないであげてね」
GM:本セッションでは、瑠璃からの《彼方からの声》はこのタブで行います。返信も可能。
GM:返信した場合、基本的にPC全員に聞こえると思ってください。今だけは佑ちゃんを除く3人のみですが。
水波賢哉:ちらと横目で春月さんを見てさり気なく頷こう。
谷神錬磨:無言のまま。片方の眉だけを動かす。
朝比奈 望:「ええっと、大丈夫?」と名塚さんに声を掛けます
春月瑠璃:「……ほら。お友達が心配しているのに、いつまで顔を隠しているの」
名塚佑:「だって、ひいおじいちゃんまでいて、こんな若くて」
名塚佑:「普通じゃないもん……! こんなの……! ううう……」
名塚清三:「うーむ、若い曽祖父というのはむしろ自慢するべきポイントだと思うのだがね?」
朝比奈 望:「ひいおじいちゃんなの!?」
谷神錬磨:「そうらしい」
名塚清三:「ああそうだ。名塚清三。三つの清い、と書いてせいぞうだ!」
名塚清三:「よろしく頼むよ、朝比奈望くん」
朝比奈 望:「は、はい。朝比奈望です。ひ孫さんにはいつもお世話になってます?」
朝比奈 望:「友達のひいおじいちゃんに挨拶ってしたことないからどうすればいいのかわからなくて、すいません。」
水波賢哉:「精々、叔父さんくらいだと思ってたけどな、そうか…ひぃおじいちゃん」少し目を丸くする。
名塚清三:「それはそうだろうね。私と同い年の人間、最近はだいたいあの世へ行ってしまっているからなあ」
名塚清三:「健康は大事だよ。ひ孫の友達に挨拶ができる」
名塚佑:「なんでひいおじいちゃんがいるの!」
名塚清三:「なんではないだろう! ひ孫の危機に駆けつけたというのに!」
名塚佑:「駆けつけなくていい!本家でお茶でも飲んでればいいじゃん!」
桜生ジン:「私は魔術の心得がある。UGNに話も通してあるし、力になれると思う……そういう申し出があったのですよ」
朝比奈 望:「ええっと、佑ちゃん、落ち着いて、ね?」
名塚佑:「なんでわざわざ出てくるの――っ!」
朝比奈 望:「なか、悪いのかな?」と小声で二人に話しかけます
名塚佑:「うう~~っ……望……」
谷神錬磨:「むしろ、仲が良さそうに見えるな……」
水波賢哉:「照れもあるんじゃん?僕には、身内がいないからこういう気持ちはさっぱりだけどさ」
水波賢哉:「……あの人、東京から来たのかな」
名塚清三:「東京?」
名塚清三:「いやいや。名塚の本家は東京とは――」
名塚佑:「東京!!」遮って言います。
名塚清三:「東京です。間違えました」
名塚佑:「ねえ、皆、無理しないで、いいから」傍にいる望くんを肩でぐーっと押したりしますね。
名塚佑:「だって、こんなに、助けてくれる大人の人、いるし」
名塚佑:「望とか錬磨とかに、戦ってもらう必要ないし」
名塚佑:「帰ってていいから」
谷神錬磨:「……そうか? 難しい状況に思えるが」
桜生ジン:「しかしですねえ」 困ったように。
桜生ジン:「実際"結社"には謎が多すぎる。手札は多い方がいいんですよ」 手元の資料を指差す。
GM:君たちの前にはいくつかの紙資料。なんとなく、どどんとふの共有メモにも同じものがある気がする。
朝比奈 望:「佑ちゃんがその方が嬉しいならそうしたいんだけど…」
GM:君たちは『結社・魔術師』について、ある程度事前知識があるものとして振る舞って良いでしょう。
資料A:"結社"について
UGNとは異なる価値観で世界の神秘を保護・隠匿する魔術師集団。
例えば、(所持すると一般人でもエフェクトが使えるような)EXレネゲイドが宿った本を
『魔導書《グリモア》』と呼び、それを回収・研究する――など。
歴史は古い。少なくとも第二次大戦時には世界各地に拠点を持っており、
旧日本軍のレ号計画――レネゲイドを用いた兵力増強計画にも関わっている。
ただし、文化は極めて閉鎖的な上、独自性が強い。
ひとことで言ってしまえば、目的の為なら手段を選ばないろくでなしが多い。
資料B:魔術師について
魔法を回すもの。魔術を編むもの。
"結社"の主な構成員であり、求道者であり、戦闘員。それが魔術師である。
彼らの『魔術』が『エフェクト』の別呼称に過ぎないのか、
それとも古のソロモン王のように本当の『魔術』を使っているのかは不明。
ただ、"結社"を抜けた魔術師がUGNエージェントと共闘してジャームを倒したという事例がある。
これを考えると、魔術師の能力はおおむねオーヴァードに準ずるものと考えて良いだろう。
資料Aの通り、"結社"は独自の文化を持っているため、魔術師の価値観も通常の人間とはやや異なる。
ひとことで言ってしまえば、ろくでなしが多い。
なお、UGNにUGNイリーガルが居るように
"結社"に属さない、あるいは"結社"を脱退したフリーランスの魔術師も多少存在する。
名塚佑:「でも、望なんて本当は普通の高校生だったんだよ!」
名塚佑:「水波くん……は、ギリギリ。いいかもだけど。でも、望と錬磨は、やだ」
名塚佑:「これまでだって、ヨミ姉ちゃんのことがあったから、仕方なかっただけなんだから」
朝比奈 望:「僕はそれだけじゃなかったけど」
水波賢哉:「そうは言っても佑ちゃんよ。君が命狙われてるって状況で、この二人が帰るわけないぜ」
朝比奈 望:「佑ちゃんだって、天音ちゃんの時は仕方ないだけじゃなかったでしょ?」
水波賢哉:「いや、帰らないよな?帰るって言ったら僕が間抜けになる」と、谷神君を見上げて言う。
名塚佑:「ううん、でも、ボクの場合は、望みがそうだったから……ゴニョゴニョ」
谷神錬磨:「なぜ、帰る必要が……?」
谷神錬磨:「敵がはっきりしている。俺も、役に立てるだろう」
名塚清三:「いい友達をもったねえ佑。おじいちゃんは嬉しいよ」
名塚清三:他人事のように言ってのける。
名塚佑:「いやだあ――っ」
名塚佑:泣き声をあげます。どうしようもない!
綾瀬春奈:「あ、あのー……なんか全然、対策会議になってない気がするんですけど……」
ナザ・シルベストリ:「そーですねえ。いっそ、佑ちゃんさん一人だけおうちで留守番してます?」
名塚佑:「ボクだけ帰るのもいやだあ」
谷神錬磨:「名塚はしばしば、よくわからないことを言う。今回もそうだろう……俺たちが帰って、状況がよくなるはずもない」
水波賢哉:「まあ、佑ちゃんの身内に関してはさ」
水波賢哉:「専門家の力が必要って事だろうね。ただ、守るだけなら僕だけで十分、倒すなら朝比奈と谷神で十分だろうけど、敵を知るには僕だけでは足りない」
朝比奈 望:「僕も、頑張るし、邪魔にはならないからさ。お願い、手伝わせて。」
朝比奈 望:前に見せた弱気な顔とは、違う表情で名塚さんを見つめます
名塚佑:「望……」
綾瀬春奈:「ほら佑ちゃん。望くんもこう言ってるし、一緒に頑張ろう? ね?」
名塚清三:「そうだよ。いっしょに頑張ろうじゃないか」
名塚佑:「うう……」
名塚佑:「う~ッ!」清三には唸る!敵意!
名塚佑:「望。絶対、あぶないことはしないでね」
名塚佑:「ボクか水波くんの後ろに隠れて。喉乾いたり、疲れたりしたら、休んでていいから」
水波賢哉:「ま、自惚れるのは良くないけどさ。何時も通り僕から離れなければ、命の心配は無しさ。佑ちゃんも朝比奈も」
朝比奈 望:「ん、わかった。僕も怖いのは嫌だから、約束する。」
朝比奈 望:その言葉を信用してもいいししなくてもいい。
名塚佑:「ん……」消極的に頷く。
谷神錬磨:「話はまとまったか……。戦の始まりだな」
ナザ・シルベストリ:「あのー。私、皆さんの能力をそこまで把握していないんですけど」
ナザ・シルベストリ:「いまの話を聞く限り、朝比奈さんと谷神さんがアタッカー。水波さんがディフェンダーで、佑さんがサポーターなんです?」
ナザ・シルベストリ:「見た目からして、ごっつい谷神さんあたりがディフェンダーだと思ってました!」
谷神錬磨:「……?」 ナザを奇妙なものを発見したような目で見る。
谷神錬磨:「水波の構えを見て、攻め手だと推測するとは……。変わった流派だな……」
ナザ・シルベストリ:「構え、見た事ないですし……」
谷神錬磨:「……? いや、いま現に、こうして……構えている……風には、見えないのか。そうか」 普通に立っている水波くんと、ナザを交互に見る。
朝比奈 望:「錬ちゃんはすごいんだよ。」
朝比奈 望:「ね、佑ちゃん」
ナザ・シルベストリ:「ほほう、そんなに」
名塚佑:「……なに?」
名塚佑:目の端の涙を拭う。
春月瑠璃:「谷神錬磨くんはすごいんだぜ、という話だと思うわ」
名塚佑:「う、うん」
名塚佑:「錬磨はすごいんだよ!」いつものペースではなかった!
谷神錬磨:「……朝比奈と名塚がそういうなら、そうかもしれない」 ひどく照れるので、それだけ言って黙る。
朝比奈 望:「でも変なところもあるから、あんまり気にしなくていいですよナザさん。」
水波賢哉:「ちなみに僕は癪だから褒めなかった」とからかうように笑う。
名塚清三:「さてさて。じゃあ、私はさっそく調査に出てみるよ」
名塚清三:「一人のほうが動きやすい。一時間後に戻ってくるとしよう」 ふらふらと出ていく。
ナザ・シルベストリ:「そうですねえ。あと谷神さん、シャイな方みたいです」 望くんに。ちょっと笑う。
ナザ・シルベストリ:「シャイで、口下手。あのおじいちゃんとは大違いですねえ」
GM:あとは皆の会話がきりのいいところで本シーンは終了となります。
谷神錬磨:「……」 水波を横目に、片眉を動かす。もしかすると、笑ったのかもしれない
水波賢哉:(僕に攻撃見切らせなかったからな、こいつ。凄い奴だよ、まったく)
水波賢哉:「よし。シャイで口下手マン。僕たちもそろそろ動くか?」
谷神錬磨:「承知した。動こう」
桜生ジン:「まずは情報を集めないといけませんからね。まあ、いつも通りです」
桜生ジン:「私は常にここに居ますから、何かあれば私へ連絡を」
水波賢哉:片手を上げて了解。と動作で応える。
水波賢哉:「しかしさ、コヨミちゃんがあんな事になってる時に、佑ちゃんが狙われるとはね。まったく、僕らの都合なんてお構いなく決闘への秒読みが始まってるな」そんな事をふと呟く。
谷神錬磨:「コヨミか。……見つからないのか、朝比奈?」
朝比奈 望:「ん、さっきまでも春ちゃんと一緒に探してたんだけどね。」
朝比奈 望:「いないんだ。本当に、どこにも。」
綾瀬春奈:「……うん。いなくなったっていうか、本当に"消えた"みたい」
綾瀬春奈:「どこに行ったのかなあ」
朝比奈 望:「佑ちゃんの騒動が終わったら、一緒に探してもらえないかな?」
朝比奈 望:探し物なら名塚さんが一番だと思ってる
谷神錬磨:「……。コヨミ、か……」 窓から外を睨んでいる。
朝比奈 望:なんとなくつられて外を見る。何か見えるのかな
水波賢哉 -> GM:あ。閉じられた部分の情報が見れなくなってる。 確か僕の記憶ではコヨミちゃんは意識不明ですよね
GM -> 水波賢哉:いえ! 現実世界のコヨミちゃんの状況は不明です。暴走状態にあることだけは確か。
GM -> 水波賢哉:現実世界のコヨミ:暴走中 君たち四人:暴走に巻き込まれ、意識不明 こんな感じですね。むしろうろ覚えのほうがそれっぽいので、うろ覚えでなんか辻褄の合わない事言ってしまっても構いません。
水波賢哉 -> GM:了解です。
水波賢哉:「探す?消えた」一瞬眉を潜める。「ああ、いや、そうか」
水波賢哉:「いや、じゃあ、早くこっちを片付けちゃわないとな」
谷神錬磨:「……目に見えている危険から、対処していく。そうだな。やるか」
朝比奈 望:「ん、頑張ろう」
朝比奈 望:「ね、佑ちゃん。」
ナザ・シルベストリ:「ちゃっちゃとやってしまいましょう。こんな田舎町じゃ、満足にお茶もできませんからー」
ナザ・シルベストリ:「おっと失礼!」
ナザ・シルベストリ:両手で口を抑える。
朝比奈 望:「食堂はあるよ!うちとか!」
ナザ・シルベストリ:「あっあるんだ!? あとで行きます!」
GM:君たちは調査を開始する。
GM:"結社"。魔術師。――"起源"。
GM:すべてが謎だ。だが、これだけはわかる。
GM:多分、ろくでもない事が待っている。
GM:シーンを終了します。ロイス取得と、購入が可能。
名塚佑:望に!
GM:佑ちゃんはシナリオロイスの春月が出てきたので、こいつ嫌いだぜブッ殺したいぜ的な想いがなければ取得してあげてください。
名塚佑:友達/朝比奈望/庇護/罪悪感:○/ロイス
GM:・シナリオロイス:春月瑠璃(はるつき・るり) 推奨感情:P信頼/N不信感 推奨感情はこれ!
名塚佑:あと、錬磨のロイスも変えます。罪悪感を○。
朝比奈 望:ロイスはとりあえず保留
朝比奈 望:ボデマ
GM:あと、PC間ロイスというものを忘れてました。PC順で取ってほしい!
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+5[5] → 15
GM:名塚(かわいい方)→水波→朝比奈→谷神→名塚 かな。
GM:つよい
朝比奈 望:買えてしまった。変えた
名塚佑:協力者/春月瑠璃/信頼/恐怖:○/ロイス
谷神錬磨:では名塚さん(かわいい方)にロイス。
水波賢哉:朝比奈くん 庇護○/隔意 で
朝比奈 望:そういやあったなPC間ロイスなんて!
名塚佑:谷神くん(かわいい方)には初期ロイスでとっていました。
GM:すっかり忘れてました
谷神錬磨:名塚佑/尊敬○/不安/ロイス
朝比奈 望:友人/谷神錬磨/友情〇/嫉妬
GM:PC間ロイスをとると、なんかPC間の絡みやすさがあがるとか、そういうデータがあるそうで・・
朝比奈 望:以上で
谷神錬磨:ボディアーマー買うかッ!
谷神錬磨:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[4,8]+1 → 9 → 失敗
谷神錬磨:はいダメ!以上です。
水波賢哉:ボディーアーマー
名塚佑:おっ
水波賢哉:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 8[8]+4 → 12
GM:ピッタ!
水波賢哉:買えました
名塚佑:達成値あげたい時は申し出ていただいてよいんですよ
谷神錬磨:まさか…!
GM:そうか、あれシナリオ縛りじゃなくてシーン縛りだから、ミドルから気軽に使えるんですね
GM:つよくない?
名塚佑:そう、これ!《夢の雫》!
GM:東京パワーで達成値をあげたい人はいるのかい!
谷神錬磨:でも使ってもらうほどじゃないですよ! 錬磨の装甲値なんて飾りっすから!
名塚佑:じゃあ何かピュアソラ・社会に購入してほしいものなどありますか
名塚佑:なければ医療トランク買おうかな。
水波賢哉:医療とランクじゃないですかね。
水波賢哉:言われてた
谷神錬磨:ご自由にどうぞですね!
名塚佑:6dx>=20 ピュアソラ・パワード!!
DoubleCross : (6R10[10]>=20) → 7[1,2,3,5,6,7] → 7 → 失敗
名塚佑:ギャアーッ
朝比奈 望:姐御ーーー!!
名塚佑:失敗!
谷神錬磨:エグザイルを混ぜておかないから…!
水波賢哉:私は以上で。
GM:東京ちゃんが一番低いw
GM:こんなところかな。じゃあ、シーンを終了しましょう。
ミドルフェイズ02
GM:情報収集パートです。シーンプレイヤーは朝比奈くんで、他の人も登場可。
GM:調べたい人はどうぞ。
名塚佑:名塚佑の侵蝕を+5(1D10->5)した (侵蝕:41->46)
名塚佑:TOKYO
朝比奈 望:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 3[3]+44 → 47
朝比奈 望:調子上がってきた
水波賢哉:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 1[1]+50 → 51
谷神錬磨:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 3[3]+47 → 50
GM:みんなひくっ! 良いことだ
GM:調査可能項目はこちら・・・を表示するまえに
GM:ちょこっと朝比奈くんの単体シーンが入ります。
GM:公民館前の道路。
GM:朝比奈くんはこれから調査に出るところだ。一緒に行く誰かを待っているところかもしれないし、単独かもしれない。
GM:……と、そこに君めがけて何かが飛んでくる。
朝比奈 望:春ちゃんをまったりしてよう
GM:難易度は対決にしましょう。こちらも判定するので、リアクションをどうぞ。
???:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 8[2,4,8]+4 → 12
朝比奈 望:何で判定をすれば!
GM:あ、ドッジかガード!
朝比奈 望:回避で!
朝比奈 望:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,4,5,10]+9[9]+1 → 20
GM:つええw
朝比奈 望:やべー
GM:じゃあ、君は飛んできたものを視認し、撃ち落とすことも掴み取ることもできる――丸めた紙くずですね。
名塚清三:《テレキネシス》。まるめた紙くずをゆるい速度で君の方に飛ばした。
朝比奈 望:一瞬下がりそうになるけど、
朝比奈 望:水波くんの動きを思い出しながら一歩前に出ながら避ける動作をします。
GM:なら、造作もなく避けられます。君の横をふわりと通って、紙くずは地面に落ちる。
朝比奈 望:「えーっと…、ポイ捨てじゃ、ないですよね」
名塚清三:「やあ朝比奈くん! すまないね、ゴミ箱が見つからないものだからついポイ捨てを」 歩いてくる。
名塚清三:「ポイ捨てを……うん。もちろん違うとも、ははは」
朝比奈 望:紙くずを広いながら
朝比奈 望:「あははは。じゃあ、お返しした方がいいですか?」
名塚清三:「いや? ただのメモ書きだからね。悪いけど君が捨てておいてくれるかな?」
名塚清三:「あ、中身は決して見ないように。決してね!」
名塚清三:「絶対にね!」
朝比奈 望:「はい、わかりました。」
GM:君は言いつけを守ってもいいし、守らなくてもいいし、そもそも捨てる事自体を忘れてポケットの底でクチャクチャにしてもいいです。
名塚清三:「君はこれから調査かね?」
名塚清三:「感心だね。私や佑のように魔術師でもないのに、"結社"との戦いに身を投じるとは」
朝比奈 望:実際問題魔術師に見ちゃあだめだよって言われたメモをみるのめっちゃこわい。
朝比奈 望:「はい、春ちゃんと一緒に。」
朝比奈 望:「それを言ったら錬ちゃんや賢ちゃんもそうですよ。
名塚清三:「フーム。でも彼らはほら、積んでるじゃないか。訓練を」 少し君に近寄ってくる。
名塚清三:「――"殺すべき時に、殺すべき敵を殺す訓練をさ"」 顔を近づける。
朝比奈 望:「……わっ!」
朝比奈 望:吃驚して、後ろに撥ね飛びます。全く警戒してなかった
名塚清三:「――君の力は強い」
GM:なら、飛び撥ねたはずなのに、
GM:君と清三との距離は全く変わっていない。
GM:飛び退いた君に顔を近づけたまま、清三が言葉を続ける。
朝比奈 望:「え?」
朝比奈 望:錬ちゃんや賢ちゃんみたいな、体術じゃない。もっと根本から異なる、奇妙な動き。
名塚清三:「君の……"蒼雁"を使った攻撃は。単純な破壊力や殺傷力なら、谷神錬磨や谷神天音をすら凌ぐだろう」
名塚清三:「だが、君は"陰陽鬼"を撃てなかった。そうだね」
朝比奈 望:「……はい…」
朝比奈 望:なんでそのことを、という疑問もわいてこない。この人なら当たり前のように知っていると思わされる。心の隙間に入り込んでくるかのような言葉。
朝比奈 望:魔術。佑ちゃんの使うそれとやっぱり似ている。
名塚清三:「……怒ってるわけじゃない。ただ、その甘さは命取りになるかもしれないと言いたいんだ」
名塚清三:「何を救い、何を殺すのか」
名塚清三:「今日の平和を明日へと繋ぎたいなら……平和な日常を守りたいなら」
名塚清三:「殺すべき相手は、殺したまえ」 《惑いの庭》を解除。
GM:いつの間にか、飛び退いた距離通り、数メートル離れたところに清三が立っている。ゆっくりと笑う。
朝比奈 望:「……でも」
名塚清三:「おじいちゃんからの忠告だよ」 にっこりと笑う。 「うん?」
朝比奈 望:言葉を詰まらせながら
朝比奈 望:「殺してしまったら、それでおしまいだから。」
名塚清三:「…………」
名塚清三:「そうか。そうかね。うん」
朝比奈 望:言葉にするだけでも、重い。改めて実感する。
朝比奈 望:「覚悟はしてます。してるつもりです。」
朝比奈 望:「でも、何かの為にとか、何かを守るためとか」
朝比奈 望:「その為なら、仕方ない犠牲だと、思えるようには、なりたくありません。」
名塚清三:「ふ」
名塚清三:「はははは! そうかそうか」
名塚清三:「……その言葉が聞けただけでも」 《猫の道》。姿を消します。 「話した甲斐はあったかもな」
名塚清三:「頑張りたまえよ。朝比奈くん」
朝比奈 望:「………はい」
GM:では調査パートです。現在調査可能な項目は次の通り。
■名塚佑が宿す"起源"について <情報:噂話><知識:レネゲイド><情報:裏社会>難易度9
■名塚清三について <情報:裏社会><情報:UGN>難易度7
■春月瑠璃について <情報:UGN><情報:噂話>難易度6
□"歪みの手"ナザ・シルベストリについて <情報:UGN><情報:噂話>難易度8
GM:なお、佑ちゃんだけは
GM:佑ちゃんが調べた情報について、(ある程度)自分で情報を加工してPCに伝える事が可能にします。
GM:要は、クリティカルな情報を隠したかったら自分で調べてね!ということですね。
名塚佑:この野郎~~ッ!
名塚佑:じゃあ私、■名塚佑が宿す"起源"について やるから!誰にも渡さねえから……
谷神錬磨:ですよねw
GM:あと、ナザについては任意オープンです。無視しても話は進むので、なんなら無視してもいいでしょう。
谷神錬磨:じゃあ、名塚清三についてを担当しましょうかね!
GM:アイヨッ!
谷神錬磨:裏社会はレベル2もあるし、いける気がする!
名塚佑:情報:UGNで起源について調べます。
GM:新情報が出るかもしれないので、とりあえず誰かが判定するのを待つのもおすすめです。らしくしろ!
朝比奈 望:じゃあ、待つ!
谷神錬磨:じゃあ、名塚ちゃんの成功を待ちます
名塚佑:6dx+1>=9 最初にあった時言っただろ? お前は……オレのモンだ……
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[2,4,5,8,9,10]+10[10]+9[9]+1 → 30 → 成功
名塚佑:バカ野郎……もう絶対……離さねえから……
谷神錬磨:エグザイルパワーだッ!
GM:30wwwww
GM:なんだ君!
名塚佑:馬鹿者~~ッ!!
名塚佑:どこからどう見てもソラリスパワーであろうが~~ッ
GM:情報開示はあとでまとめてにしましょうか。新情報がひとつ追加されます。
■名塚佑が宿す"起源"について <情報:噂話><知識:レネゲイド>難易度6
◎名塚清三について <情報:裏社会><情報:UGN>難易度7
■名塚清三が進めている怪しげな儀式について <情報:UGN><情報:噂話>難易度14
■春月瑠璃について <情報:UGN><情報:噂話>難易度6
□"歪みの手"ナザ・シルベストリについて <情報:UGN><情報:噂話>難易度8
GM:ずれたん
朝比奈 望:あやしげー
谷神錬磨:難易度14は無理だ、普通に名塚清三についてを調べよう。
GM:ん
GM:あっごめん!30は佑ちゃんか!
朝比奈 望:おっと何も見てないぜ
GM:追加情報は『名塚清三について』がオープンした場合なので、まだオープンされません! すみません!
名塚佑:なんだと~~っ!?
◎名塚佑が宿す"起源"について <情報:噂話><知識:レネゲイド>難易度6
■名塚清三について <情報:裏社会><情報:UGN>難易度7
■春月瑠璃について <情報:UGN><情報:噂話>難易度6
□"歪みの手"ナザ・シルベストリについて <情報:UGN><情報:噂話>難易度8
GM:こうですね。
名塚佑:『名塚清三について』がオープンしたらどうなっちまうのか
谷神錬磨:やるしかなくなったようだぜ…待ってな、朝比奈くん!水波くん!
名塚佑:全然分からなくなったぜ!!
水波賢哉:ふっ、谷神が抜いてくれるさ
谷神錬磨:あっしが「名塚清三について」を成功させてきますから!
谷神錬磨:情報:裏社会で、「名塚清三について」を判定!
谷神錬磨:2dx+2=>7 ドリャア~ッ!
DoubleCross : (2R10+2[10]>=7) → 5[4,5]+2 → 7 → 成功
GM:ウゲーッぴったり
谷神錬磨:ら、らく……らくしょ、楽勝ーーーッ!
名塚佑:フォホホホーッ
谷神錬磨:これが! エグザイルの力!
GM:情報開示はあとでまとめて。新情報が追加されます。
◎名塚佑が宿す"起源"について <情報:噂話><知識:レネゲイド>難易度6
◎名塚清三について <情報:裏社会><情報:UGN>難易度7
■名塚清三が進めている怪しげな儀式について <情報:UGN><情報:噂話>難易度14
■春月瑠璃について <情報:UGN><情報:噂話>難易度6
□"歪みの手"ナザ・シルベストリについて <情報:UGN><情報:噂話>難易度8
水波賢哉:儀式をやりましょう。要人への貸しを使用します。
水波賢哉:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 7[4,5,5,7]+4 → 11
GM:あっつよい
名塚佑:お客様……
名塚佑:後乗せorDIE
GM:シチュエーション的に、儀式についてはナザと一緒に山の方へ調査しにいくことになります。財産使用は可。
水波賢哉:いや、これは自腹を切りましょう。後のせするなら買い物に使ったほうがいい。
GM:そこに絡みたいかどうかで財産使うか投稿してもらうか選ぶといいかもしれないですね。
GM:東京してもらうか
水波賢哉:財産3使用して成功させます。
GM:OKです。これ今気づいたけど、一個一個情報公開していったほうがよかったな・・・w
◎名塚佑が宿す"起源"について <情報:噂話><知識:レネゲイド>難易度6
◎名塚清三について <情報:裏社会><情報:UGN>難易度7
◎名塚清三が進めている怪しげな儀式について <情報:UGN><情報:噂話>難易度14
■春月瑠璃について <情報:UGN><情報:噂話>難易度6
□"歪みの手"ナザ・シルベストリについて <情報:UGN><情報:噂話>難易度8
GM:あとはこうですね。
GM:望くんは好きな方を調べるといいよ!
朝比奈 望:じゃあ、春月さん!
朝比奈 望:噂好きの友人を使って
GM:アイヨ!
朝比奈 望:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 7[2,6,7]+4 → 11
朝比奈 望:わーい
GM:うむ
GM:このパーティー、なんか社会強いな・・・?
◎名塚佑が宿す"起源"について <情報:噂話><知識:レネゲイド>難易度6
◎名塚清三について <情報:裏社会><情報:UGN>難易度7
◎名塚清三が進めている怪しげな儀式について <情報:UGN><情報:噂話>難易度14
◎春月瑠璃について <情報:UGN><情報:噂話>難易度6
■UGNから派遣された増援について <情報:UGN><情報:噂話>難易度11
□"歪みの手"ナザ・シルベストリについて <情報:UGN><情報:噂話>難易度8
GM:新情報『増援について』が追加。順番に情報を公開していきます。
■名塚佑が宿す"起源"について
"起源"。正体不明の、遺産ともRBとも異なる高圧縮レネゲイド物質。
大小様々なものが世界中に散らばっており、間接/直接接触した者を《起源種》へ変える。
"結社"はそのうちいくつかの『オリジナル』とも呼ぶべきものを保護、隔離している。
適合者に強力な空間操作の力を与える、起源の十一、"右手"。
あらゆる過去を視る力を与える、起源の七、"目"。これは1944年に旧日本軍の実験で使用し、適合者と同化済み。
実体を持たない不可視の存在、起源の三、"声"。1970年頃に突如消失。
これら『オリジナル』は、適合者に《起源種》としての特性を付与するほか
制御次第で町一つを軽く消しされるほどの驚異的な力を秘めているとされる。
GM:佑ちゃんはこの"声"を宿していますね。
GM:この項目は佑ちゃんがオープンしたので、好きな部分を加工して皆に伝えて構いません。
名塚佑:恐ろしい……
GM:次。春月について。
■春月瑠璃について
Q町生まれのUGNイリーガル。外見年齢は20歳前後。
町を出て外で暮らしていたところで今回の事件があり、UGNの依頼でQ町に戻ってきた。君たちと出会うのも今回が初。
能力はサポート特化。
双方向テレパシーと若干の未来視能力があり、これによって攻防両面を効果的にサポート可能。
魔術や"結社"に関する知識は皆無だが、Q町の土地勘がある事もあって今回の事件の増援として参加した。
GM:双方向テレパシーは、先程飛ばした(佑ちゃんは知らないけど)《彼方からの声》ですね。
GM:次。じいさんについて。
■名塚清三について
1924年生まれのオーヴァード。外見年齢は19歳前後、シンドロームは不明。
第二次大戦末期、日本陸軍が"結社"の支援を受けて進めていた『超兵計画』の実験体に志願。
起源の七、"目"を宿す魔術師となった。
終戦後はしばらく"結社"に身を置き、上級幹部とも言える罷免達人《アデプタス・イグセンプタス》の位階を授かったが
1970年ごろ、家族との時間を大切にするために脱退。以後は名誉構成員に。
現在は名塚の家で後継者の育成に心血を注いでいる。
戦争で両親や兄妹を失ったため家族を想う気持ちは強いが、魔術師らしく一般倫理がやや欠けている。
少なくとも、現在Q町にいるメンバーの中では一番"結社"に近い、疑わしい人物である。
GM:あっ誤字ってる
GM:罷免達人→被免達人ですね。内容的には変わりなし。
GM:そして、水波くんが抜いた『名塚清三が進めている怪しげな儀式について』についてですが
GM:現時点だと『なんか怪しい儀式をやっているらしい』程度の情報だけを掴んでいる状態ですね。次シーンで独立調査イベントが入るので、そこで情報公開します。
GM:以上!
GM:ということで、水波くんが戻ったら会話パートに入りましょう。
GM:佑ちゃんはどの部分を隠すか考えてもいいし、いぬまるだしっしてもいいです。
名塚佑:えっち!
GM:ということで、Q町第二公民館。
GM:君たちはそれぞれで調べた情報を手に、一度この拠点へ帰ってきていた。
GM:この場に居るのは名塚清三を除く八人だ。清三はどこかに行っている。
綾瀬春奈:「ふーっ。戻りましたー」
ナザ・シルベストリ:「もどりまーしたー。ああ、からあげ定食美味しかった」
朝比奈 望:「お疲れさまでした。」
名塚佑:「……」すみっこで座り込んでます。
ナザ・シルベストリ:「でもさばの味噌煮とかいうやつ、あれはイマイチですねー。日本人は何でも味噌味にするの、よくないですよ!」
谷神錬磨:「蔵の書物を漁ってきた。俺の祖父の記録もあった」 古ぼけた髪の束を投げる。
谷神錬磨:紙の束
水波賢哉:皆にお茶を出そう。取って置きの来客用の紅茶を。料理技能で振っていいですか?w
GM:せっかく料理上げたんだし、振っていいですよw
水波賢哉:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 9[2,9]+4 → 13
名塚佑:「……それ」振り返らずに呟く。
名塚佑:「ボクのおじいちゃんのも混じってるかも」
ナザ・シルベストリ:「清三さんの?」
名塚佑:「うん」
谷神錬磨:「……そう思う」 名塚の背中を見つめて、うなずく。
谷神錬磨:「戦時中の……手記に近い」
名塚佑:陰鬱に座ったまま、芋虫みたいに紙の束に近づいていって
名塚佑:「ほら」中から一枚を抜き取りますね。
朝比奈 望:「読んでもいいの?」
名塚佑:「ん」
ナザ・シルベストリ:「うわ、よくわかりましたね。こんな紙の束から、一発で当たりを?」
谷神錬磨:「……名塚がそう思ってそうすれば、当たる」 不思議とは思わない。こちらも資料を読み始める。
水波賢哉:「さて、読みながら情報を纏ようか。まずは頭のリラックスからと僕は見たね」
水波賢哉:皆にお茶を振舞いつつ、資料に目を通そう。
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんがいれば、もっと簡単に読めるかな……来てないよね、ヨミ姉ちゃんは」
名塚佑:望たちと同じく、来てほしくないと考えている。
綾瀬春奈:「いないね……そっか。昔の書類だもんね。読めるかなあ」
GM:前回と比べると、さすがに近代の記録が多い。読みにくい事はありますが皆にも読めるでしょう。
谷神錬磨:「……名塚清三氏の能力と経歴については、いくつかわかったようだな。皆はどうだ」
名塚佑:(……起源の七。“目”)
名塚佑:(……! やっぱり、信用できない……っ!)ぎゅっと目をつぶる。
水波賢哉:紅茶に口をつけて皆の話を聞く。
朝比奈 望:さっきのメモのこと言った方がいいのかなと悩んでみる。
ナザ・シルベストリ:「あ、清三さんについてちょっと気になる事があるんですけど……」 手を挙げる。
ナザ・シルベストリ:「他に話したい人がいたら、そっち先にどうぞ」
ナザ・シルベストリ:「なにぶん、ふわふわした情報ですからー」
名塚佑:「……ボクだけじゃない」ボソリと呟く。
名塚佑:「“結社”に狙われるの、ボクだけじゃないよ」
春月瑠璃:「……? どういう事?」
名塚佑:「だって、ひいおじいちゃんの、この、“目”ってやつ」記述を指す。
名塚佑:「ボクにすごく近い……ものの、はずだし」“起源”については説明できない。
名塚佑:「嘘つき……ひいおじいちゃん、大嫌い」
谷神錬磨:「……名塚と同種という意味か?」
春月瑠璃:「……まあ、曽祖父とひ孫だものね。能力原理は似てて当然かも」 "起源"については言及しない。
谷神錬磨:理解力は、おそらく錬磨がこの場でもっとも低い。だが、それ故に、魔術的なアプローチにもっとも近い思考をする存在でもある。
名塚佑:「同じ名塚だし。ふふ」暗~く笑います
谷神錬磨:「なるほど。強いのだな」
水波賢哉:「あの御仁も狙われてるって?うん、力が同種と言うなら話の筋は通るな」
名塚佑:「だから、ひいおじいちゃんも見張ってたほうがいいと思う」
名塚佑:「ひいおじいちゃん、いじわるだもん……」
谷神錬磨:「……名塚清三氏を、見張る? ……それは……そうするべきなのか……」
朝比奈 望:「でも、ひいおじいちゃんも狙われてるってことなら。」
朝比奈 望:「少なくとも、今回は間違いなく一緒に頑張れるって、ことだよね。ひいおじいちゃんも危ないんだから。」
朝比奈 望:「…そうだよね?」
ナザ・シルベストリ:「うう~ん。そうですかね~?」
ナザ・シルベストリ:「実は私、ちょっと気になる情報を掴みましてー」 地図を広げる。
ナザ・シルベストリ:「このあたりで、清三さんが怪しげな儀式をやっているらしいのですよね」
GM:ナザが指し示したのは、谷神家からちょっと奥へ行ったあたりの山ですね。
GM:もともと、Q町を守護する谷神の家は地脈・霊脈が集う場所にある。
朝比奈 望:「えー……」
GM:そのあたりで何かをしている――魔術的な儀式であることは、違いない。
谷神錬磨:「儀式というのは……? 魔術師ならば、しばしば行うものではないのか?」
谷神錬磨:「何か問題があるのか……? 名塚もやるだろう。儀式」
名塚佑:「やらないよ!?」
名塚佑:「儀式魔術なんて、おじいちゃんから習ってないし……やっぱり、ヘンなことしてるんだよ、ひいおじいちゃん!」
谷神錬磨:「……やらないのか……。では、魔術師の儀式とは、危険なものなのか……。だが……。そういうことなら」
水波賢哉:「うへぇ、具体性がなくふわっとしてるな、怪しげな儀式って字面」
水波賢哉:渋面になる。
水波賢哉:「でも、だ」
ナザ・シルベストリ:「そーなんですよ。だから、あとで確かめに行こうと思うんですが……でも?」
水波賢哉:「いや、その本人が狙われてるかもしれないし、何らかの儀式をやってるなら、どの道、見張らなきゃならない。ってことさ」
水波賢哉:「人を割く必要があるのは確かなんじゃないの」
名塚佑:「むー……」
名塚佑:「じゃあ、ボクが行くよ……水波くん、ついてきてくれる?」
春月瑠璃:「そうね。ヘンな事してるのか、単に自衛目的なのか……まあ、警戒はした方がいいと思う」
水波賢哉:紅茶を飲み干す。
水波賢哉:「よし、お声が掛かった。やるよ。これで声が掛からなかったら自信無くすとこだった」
谷神錬磨:「水波が行くなら、滅多なことにはならないだろう」
名塚佑:「うん」
名塚佑:水波くんにくっつきます。「だから、望とか錬磨は!無理しなくていいからね!」
谷神錬磨:「無理はしていない。攻め手を担当する」
綾瀬春奈:「佑ちゃん、さっきからそればかりだねえ」 苦笑する。
朝比奈 望:「うん、さっき約束したから大丈夫。」
名塚佑:「そ、そんなことないもん……」
朝比奈 望:「賢ちゃんも、佑ちゃんをしっかり守って上げってね」
ナザ・シルベストリ:「あ、じゃあ私! 私も儀式の方に行きますよー!」
水波賢哉:「任せとけって。でも、ま、僕はお前らの分まで無理するつもりはないからな」
ナザ・シルベストリ:「ディフェンダーと、」水波くんを。 「サポーターでしょう?」佑ちゃんを指す。 「アタッカーが居ないといざという時に危険です!」
ナザ・シルベストリ:「私、こう見えても火力はあるんです。オトモしますから!」
谷神錬磨:「……やむを得ないな」
谷神錬磨:「こちらはこちらで、やるべきことをやるか……」
GM:シーンを終了します。ロイスと購入が可能。
水波賢哉:応急手当を買いましょう。
水波賢哉:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 2[2]+4 → 6
水波賢哉:買えた!無駄なし
朝比奈 望:応急手当かなあ
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5
GM:応急の難易度は8!
谷神錬磨:ボディアーマーっ!
朝比奈 望:おしい、終わり
GM:8です!
朝比奈 望:おしくなかった!
谷神錬磨:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 7[6,7]+1 → 8 → 失敗
名塚佑:今度こそ医療トランク!
谷神錬磨:はいだめ! ここは、これで以上です!
水波賢哉:佑ちゃんにロイスを取ろう 友情/隔意○ で
名塚佑:6dx>=20
DoubleCross : (6R10[10]>=20) → 6[1,2,2,3,5,6] → 6 → 失敗
水波賢哉:以上で。
名塚佑:アヤヤーッ!?
GM:東京ちゃん、調子悪いなあw
名塚佑:さっきは調子良かったし!
GM:それもそうだ!
GM:じゃあ、シーンは終了。
名塚佑:あ、水波くんにロイスを取ります。
GM:ほいほい!
名塚佑:友人/水波賢哉/信頼:○/依存/ロイス
朝比奈 望:ロイスは保留
GM:依存!
GM:いけないぞ佑ちゃん!
セッション三日目
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「水波賢哉」がログインしました。
どどんとふ:「朝比奈 望」がログインしました。
どどんとふ:「名塚佑」がログインしました。
どどんとふ:「谷神錬磨」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:じゃあ、今日もセッションをはじめていきましょう。
GM:前回はひいおじいちゃんが楽しそうな儀式をしていたところでした。
GM:今回は、
■UGNから派遣された増援について <情報:UGN><情報:噂話>難易度11
□"歪みの手"ナザ・シルベストリについて <情報:UGN><情報:噂話>難易度8
GM:この二つの情報調査シーンです。ナザについては任意。
GM:増援について、を開けると次がトリガーシーンになりますね。
ミドルフェイズ04
GM:ということで、シーンプレイヤーは朝比奈君。他に出たい人はどうぞ!
谷神錬磨:出ます!
朝比奈 望:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 3[3]+47 → 50
谷神錬磨:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 6[6]+50 → 56
朝比奈 望:よかよか
GM:やるじゃない
GM:水波くんと東京ちゃんは休み。
GM:じゃあ、お二人は情報にがんばってチャレンジしてください
谷神錬磨:朝比奈くんの成否を見て、行動を決めよう…
朝比奈 望:じゃあ、増援チャレンジします。
谷神錬磨:ファイトー!
朝比奈 望:ワシが!日ノ下開山!朝比奈望じゃー!!
朝比奈 望:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 9[1,3,9]+4 → 13
GM:つええwww
名塚佑:すごーい!
谷神錬磨:イエーッ!
谷神錬磨:新しい情報項目が開くかな!?
朝比奈 望:やったー
GM:開かないヨ!
水波賢哉:情報は4あるとかなり安定するよね
谷神錬磨:じゃあ、ナザさんについて調べようかな…
谷神錬磨:あるのは噂話レベル1だけ。根性で開けてみせよう。
朝比奈 望:やっちゃえ!
谷神錬磨:2dx+1=>8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 9[2,9]+1 → 10 → 成功
GM:うーんつよい
谷神錬磨:イェイ!
朝比奈 望:イエーイ
GM:ふたりとも失敗して、東京ママ出陣の流れになるかと思ってたんですが、全然いけましたね
GM:じゃあ情報を開示していきます。
■"歪みの手"ナザ・シルベストリについて
イギリス生まれのUGNチルドレン。15歳。
ピュアバロールの空間使いで、右手で空間をひっかくようにする事で空間の裂け目を自在に生み出し、防御や攻撃を行う。
魔術に関する造詣が深く、今回の事件の増援にはうってつけと判断されてQ町へ派遣された。
■UGNから派遣された増援について
"起源の力"の危険性は、UGN上層部も認識している。
"起源"の争奪戦により万が一にも力の暴走があってはならない。
今回、名塚佑が狙われている事を重く見たUGN上層部は、Q町へ増援を派遣した。
今回、Q町へ派遣されたのは二名。
ナザ・シルベストリと春月瑠璃である。
GM:以上です。
GM:ということで、公民館でちょっとしたイベントが発生します。そっちにうつりましょう。
GM:朝比奈、谷神。君たちは再三、拠点の公民館に集まっている。
GM:水波と名塚はまだ外だ。とりあえずナザだけが先行して戻ってきて、
GM:そのナザが紙資料を机に叩きつけ、怒鳴り声をあげる。
GM:「――清三さんの! 町外追放を提案します!」
ナザ・シルベストリ:「――清三さんの! 町外追放を提案します!」
朝比奈 望:ナザさんの様子を伺ったてたところにいきなり大声を出されたのでびっくりします
名塚清三:「なんと。愚かすぎる」
谷神錬磨:「……何があった?」
朝比奈 望:「えっと、なんで?っていうかいつの間にいたんですか!?」
ナザ・シルベストリ:「えっ、普通に……おんぶチャンスを逃したから、先行して《ディメンションゲート》で……」「じゃなくて!」
ナザ・シルベストリ:前回ラストに判明した、『調査報告:名塚清三が進めている怪しげな儀式について』に関する情報を一通り共有します。
谷神錬磨:「……いや。魔術師が儀式を行うのは、至極当然のように思えるが……」
名塚清三:「そうだとも。錬磨君、もっと言ってやりなさい」
朝比奈 望:一通り目を通して、「えっと、清三さんから何から意見は…?」
名塚清三:「うーむ。正直、現時点だと儀式についてはあまり明かしたくないんだよね。ヒミツの儀式です、としか言えない」
名塚清三:「自分でもむちゃくちゃ怪しいとは思うが、納得してほしい」
谷神錬磨:「そうか……秘密か。ならば仕方ないな……」
ナザ・シルベストリ:「納得できるかー!」
春月瑠璃:「……あなた達は? なにか新たな情報を掴んではいない?」 朝比奈くんと谷神君に。
朝比奈 望:「僕も、事態の深刻さを再確認できただけで。」
谷神錬磨:「俺は……。大したことではない。偵察をしていた」 言いたくない。ナザ・シルベストリの身元調査を行っていたからだ。
谷神錬磨:とりあえずは、不審なところはなさそうだった。
谷神錬磨:「UGNから、二人も追加で派遣されている。……よほど難しい事態と見た」
ナザ・シルベストリ:「……そーですかねー」 紙資料をぺらりと皆に示す。
ナザ・シルベストリ:「この資料を見ると、UGNから派遣されたのは私と春月さんだけなんですよね」
ナザ・シルベストリ:「清三さんの名前は! どこにも! 載ってないんです!」
名塚清三:「あれっ?」
名塚清三:「んん? 情報操作の手順を間違えたのかな……?」
ナザ・シルベストリ:「ほら! 操作とか言ってるし!」
谷神錬磨:「清三氏は、ひ孫娘の身を案じてやってきたのだと思っていた」
朝比奈 望:「ごめんなさい。僕も普通にそう思ってました。」
名塚清三:「ああそうだとも。UGNイリーガルの登録をして、UGNから派遣され……された、という設定のはずだったんだけどなあ」
名塚清三:「ウーン」 考え込む。
谷神錬磨:「……そうか。いずれにせよ、うまくいっていないようだな」
谷神錬磨:「……奇妙な点が多い……。”結社”の攻め手はなんだ……?」
谷神錬磨:「何か見落としている……。何か……」 珍しく考え込んでいる、ように見える。
ナザ・シルベストリ:「……むー」
朝比奈 望:「でも、どっちにしろ、佑ちゃんの話だと清三さんを放っておくというのも危ないんですよね?」
名塚清三:「なに? 佑がそんな事を?」
谷神錬磨:「……名塚が、そこまで言うとは」
朝比奈 望:「はい。ひいおじいちゃんは嘘つきだって言ってました。」
朝比奈 望:「あれ?錬ちゃんも聞いてたよね?あれ?」
谷神錬磨:「あれは照れ隠しだと思っていたが」
名塚清三:「そうそう、佑はなかなか素直になれない子なんだよ。可愛いやつだなあ」
谷神錬磨:「本気だったか……。いや……何か、こう……」
朝比奈 望:「………」
名塚清三:「……ま、いいさ」
名塚清三:「怪しまれてるみたいだから私はここで大人しくしているとして。あの儀式について、やっぱり少しだけ話しておこう」
朝比奈 望:「お願いします。」
名塚清三:「あの儀式はね。端的に言うと、《空間の圧を強める》ものなんだ。……空間使いって居るだろう?」
名塚清三:「ほら。ジョジョの四部に出てきた……主人公の相棒の……アレみたいな」
朝比奈 望:いるんですか?と言わんばかりにナザさんたちの方を見ます
谷神錬磨:「いる」
谷神錬磨:ナザの身元を洗った関係上、すぐ答えた。
ナザ・シルベストリ:「……いますぅ。っていうか、私がそれですけど……」
名塚清三:「あれは《対空間使い結界》。空間を歪めて攻撃するのを阻止する。空間を通って逃げるのを阻止する……そういう結界を張ったんだ」
名塚清三:「たぶん、今夜中には結界が完成する。明日の朝には空間使いは完全に無力な存在になっているだろう」
名塚清三:「なんとなくだけど……結社の魔術師は空間使いな気がしたからね。なんとなく」
ナザ・シルベストリ:「……」
谷神錬磨:「そうか。魔術師の直感なら、一理あるのかもしれない」
名塚清三:「そうそう、私の直感は当たるんだ! 分かってるじゃないか!」
朝比奈 望:「えーっと、それだとナザさんのゲートも使えないってことですか?」
ナザ・シルベストリ:「そーですね。このままだと、明日の朝には私は完全に役立たず、ってことになってしまいますねー」
谷神錬磨:「そうだ。こちら側にも空間使いはいる。戦力に支障をきたす恐れがある」
名塚清三:「……」 ちらりと春月の方を見る。
谷神錬磨:ナザのことだけではない! 水波くんのこともだ!
名塚清三:「この会話、多分結社の魔術師も盗聴していることだろう」
名塚清三:「賭けてもいい。魔術師は今日中に君たちを襲いにくる……私の術式が完成する前に」
谷神錬磨:「……一手遅かったのか」
名塚清三:「もし今日一日なにごともなかったら、術式は解除すると誓おう!」「絶対に解除する。私を信じてほしい!」
谷神錬磨:「……どのくらい時間があるか、だな。……こんなときに済まないが、一度、家に帰っておきたいと思っている」
朝比奈 望:「盗聴してる魔術師さんが、その言葉を真に受けて本当に何もしてこなかったらどうしましょう。」
朝比奈 望:冗談めかして言う
名塚清三:「そうだねえ。それは困るなあ。うん、とても困る」
名塚清三:「"何事もなかったら明日には解除する"――そんな言葉を信じるような魔術師は、おそろしく稀有《レア》だ」
名塚清三:「そんな手合いだと、さすがの私も出方を読めないなあ」
名塚清三:「どうするんだろうね? 魔術師さんは」 お茶をすする。
春月瑠璃:「――私の能力。若干の未来視ができるっていうのは、もう伝わっていると思う」
GM:《彼方からの声》。錬磨、望だけに発信している。
春月瑠璃:「多分、今日中に敵が現れる。清三さんは私の未来視を信じて、結界を張っているわ」
春月瑠璃:「……ごめんなさい。まだ説明出来ないことが多すぎる」
春月瑠璃:「言えない事が多すぎる」
春月瑠璃:「だから、あまりにも月並みな言葉なんだけど――」
春月瑠璃:「信じて。私や清三さんは、敵ではない」
朝比奈 望:「うん、でも僕は信じます。」
名塚清三:「そうかね。ありがとう」
朝比奈 望:「だって、清三さんが本当に悪い人なら僕にあんなこと言ってくれませんから。」
名塚清三:「望くん~~! 君は本当に素直で良い子だねえ!」
名塚清三:「まるで私みたいな純真さだ! 佑も見習ってほしい!」
谷神錬磨:「……戦うなら、万全の備えをしておきたい。天音に確認したいこともある」
ナザ・シルベストリ:「家に? 何かあるんですか、錬磨さん?」
谷神錬磨:「武具がある。時間に猶予がなければ、このままやるしかないが」
ナザ・シルベストリ:「準備は重要ですよー。一度解散にして、戦闘準備を整えましょう? ね」
谷神錬磨:「朝比奈が信じるというのなら、俺も従う。備えはどうする?」
春月瑠璃:「一度解散にしましょう。もし清三さんの言葉が確かなら、もうすぐ襲撃があるのだし」
春月瑠璃:「準備をするに越したことはないわ」
GM:ということで、このシーンは朝比奈・錬磨ふたりが良いところで終了となります。
ナザ・シルベストリ:「私も。ちょっと準備をしてきますねえ」 ちょっと不機嫌そうに部屋を出て行く。
朝比奈 望:「あ、あの」
朝比奈 望:ナザさんに声を掛けます
ナザ・シルベストリ:「? はい?」
朝比奈 望:「ごめんなさい。ナザさんを、疑ってるとか。そういうわけじゃないんです。」
ナザ・シルベストリ:「別にいーですよー。どうせやることは変わらないですし」
ナザ・シルベストリ:「疑ってないなら、なんでしょう?」
朝比奈 望:「あの、ただ清三さんがただ危ない人だとも思えなくて…その…」
ナザ・シルベストリ:「……ははぁ。わかりましたよ」
ナザ・シルベストリ:「疑ってないけど、誰を信じていいかもわからない。そんなところですかね?」
朝比奈 望:ナザさんの言う通り、結局はナザさんを信じてないのと同じことをしているのに、何を言ってるのだろうという気持ちになってくる
朝比奈 望:でも
朝比奈 望:「近いけど、多分、そうじゃない。僕は、皆を信じたいんです。」
ナザ・シルベストリ:「……はー」「水波さんといい貴方といい。なんでこう……」
ナザ・シルベストリ:「もうちょっとこう、どーでもいい奴らなら良かったのにな」 ぶつぶつ言っている。
ナザ・シルベストリ:「佑ちゃんだって可愛いし。錬磨さん……あの人はよくわからないから、まあいいか……」
朝比奈 望:「あの、ごめんなさい。なんか、よくわかんないこと言っちゃって。」
ナザ・シルベストリ:「いーんです望さん。あなたが、私を信じようとしてくれてる事は、よーくわかりましたから」
ナザ・シルベストリ:「……お礼に、ひとつだけ」
ナザ・シルベストリ:少しだけ君に近寄る。
ナザ・シルベストリ:「あなたや、あなたの大事な存在を傷つけようとする者は、間違いなく敵です」
ナザ・シルベストリ:「迷ったら……そういう"間違いなく敵"って奴を殺すんですよ」「じゃないとあなたが死にますからね!」
GM:それだけ言って、ナザはさっさと走っていきます。
朝比奈 望:「……ナザさん…?」
谷神錬磨:「……朝比奈」 いつの間にいたのか、急に後ろから声をかけます。少し話しておきたい。
朝比奈 望:「なに、錬ちゃん?」
朝比奈 望:ナザさんの言葉から受けた微かな動揺を抑えながら声を出します
谷神錬磨:「言い方が難しいな。……お前は別に、変わる必要はないと思っていた」
谷神錬磨:「だが、変わりたいのか? 戦いに関する覚悟が、少し動いている気がする。……いまの朝比奈以外の何かになりたいか?」
朝比奈 望:「………」
朝比奈 望:「なりたいな。」
朝比奈 望:「コヨミちゃんと再会してから、僕はみんなに守ってもらってるから。」
谷神錬磨:「そうか。お前がそれを望むなら」
谷神錬磨:「……俺は止めない。手伝うだろう。だが、これも覚えておいてくれ」
谷神錬磨:「俺はそういう朝比奈を、友だと思ってきた。変わろうと変わるまいと、それは変わらない」
谷神錬磨:「俺もみんなに守ってもらっているからな」
朝比奈 望:「ありがとう。」
朝比奈 望:「僕も錬ちゃんを友達だと思ってるし。友達になれて、本当によかったと思ってる。」
朝比奈 望:だから、変わらなきゃ。大好きな友達とずっと一緒にいられるように。コヨミちゃんに貸してもらっている力を正しいことに使えるように
ナザ・シルベストリ:「――はー」
ナザ・シルベストリ:「この指輪、対・名塚佑の切り札だったのになあ」
ナザ・シルベストリ:公民館の裏手。きらりと輝く、紫水晶がはめこまれた指輪を公民館の一角にかざす。
ナザ・シルベストリ:Eロイス"囚人の鳥籠"。 和室にいる名塚清三、春月瑠璃、桜生ジンを隔離。
GM:ナザ・シルベストリが死亡するか解除するまで、今後のシーンにこの三名は登場できません。
ナザ・シルベストリ:「まっ、いいか。佑さんも他の人達も、見たところ大した敵じゃなさそうだし」
ナザ・シルベストリ:「今日中に狩ろうっと」
GM:シーンを終了します。ロイス、購入が可能。
谷神錬磨:朝比奈望にロイス。友情○/不安/ロイス とります!
谷神錬磨:購入は、UGNボディアーマーッ!我が手に!
谷神錬磨:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 3[2,3]+1 → 4 → 失敗
谷神錬磨:ぜんぜん無理。以上です。
GM:朝比奈くんはどうしますか?
朝比奈 望:同行者/ナザ・シルベストリ/好意〇/不安
ナザ・シルベストリ:あっやったー!
ナザ・シルベストリ:わーいわーい!
朝比奈 望:ボデマー
朝比奈 望:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3
朝比奈 望:流石にね。おわり!
GM:じゃ、シーンを終了しましょう。
セッション四日目
どどんとふ:「谷神錬磨」がログアウトしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「朝比奈 望」がログインしました。
どどんとふ:「水波賢哉」がログインしました。
どどんとふ:「谷神錬磨」がログインしました。
どどんとふ:「名塚佑」がログインしました。
どどんとふ:谷神錬磨がファイルをアップロードしました
ファイル名:李書文.jpg
URL:http://quantum44-02.sakura.ne.jp/DodontoF/fileUploadSpace/room_4_1510977827_61125_0.jpg
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:色々あって大変でしたが、はじめましょうか。セッション四日目の舞踏会を
GM:(GMに)色々あって
GM:前回の流れは、ナザが結社の魔術師であり、そいつが裏切って襲ってきたところまででした。
GM:しかもナザは町の人達を人質にとっている。君たちは刻限までに山のUGN演習場(前回のクライマックスセレモニー会場だ)に行き、ナザを倒さなくてはならない……
GM:という感じですね。
ミドルフェイズ07
GM:おそらく最後のミドルです。シーンプレイヤーは佑ちゃん。
GM:他の人も全員登場を推奨します。
谷神錬磨:出ます!
名塚佑:名塚佑の侵蝕を+9(1D10->9)した (侵蝕:84->93)
谷神錬磨:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 10[10]+85 → 95
GM:ふええ
朝比奈 望:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 8[8]+78 → 86
水波賢哉:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 1[1]+85 → 86
朝比奈 望:ぎゃ
GM:水波くんw
GM:一人だけ冷めてるな君は!
GM:さて。情報が二つほど追加されます。
■ナザ・シルベストリの死体 <情報:噂話/UGN> 難易度6
■(ナザ殺しの犯人)について <情報:噂話/裏社会><知識:魔術> 難易度26?
GM:犯人については、このあとのロールパートでもしかしたら難易度が下がるかもしれません。
GM:そこで改めて調査をしてもいいです。
GM:もちろん、26くらい楽勝だぜというのなら、難易度ダウンを待たずに挑んでもいいです。調査したい人はどうぞ。
水波賢哉:では死体やりましょうか。シナリオロイスだったことも含めて僕やりたいな
名塚佑:水波くんなら適切!
谷神錬磨:おゆずりしますぜ!
GM:いいですよ! 挑むがいい!
水波賢哉:ではコネ要人への貸しも使用して技能UGNで
水波賢哉:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 10[1,1,3,7,8,9,10]+7[7]+4 → 21
名塚佑:犯人もいけそうだったw
GM:26いけるじゃねーか!
GM:じゃあ、死体の方だけを開示。これでロールパートが解禁されます。
水波賢哉:侵蝕は冷めてても捜査は熱いぜ。
■ナザ・シルベストリの死体
一足先にUGN演習場を偵察した結果、ナザ・シルベストリのものと思われる死体が見つかった。
かろうじて本人と見分けられる程の損傷だが、死因が不可解だ。
裂傷、火傷、毒。明らかに複数からの攻撃を受けて絶命している。
町の結界が消えている事からも、この死体がナザ・シルベストリである事は間違いない。
そしておそらく、ナザを殺した犯人こそが、今回の事件の真の敵だと考えて良いだろう。
GM:ということで、君たち四人と綾瀬春奈は演習場へ来ています。
GM:死体は水波くんが適切に処理しててもいいし、そのあたりに転がっていてもいいでしょう。
GM:なんにしても、ナザは死んだ。それは間違いありません。
水波賢哉:「貸しを作ったまま、僕の生き抜けか。君の勝ち逃げとまでは言ってやらないからな。………お疲れ様。君は君の仕事を終えたんだ。ゆっくり休むと良い」
水波賢哉:まぶたを閉じてあげよう。そして軽く十字を切る。
水波賢哉:「………」表情は険しい。彼女との決闘は終わっていなかったのだ。この終わり方は無性に腹立たしい。
綾瀬春奈:「……っ」 凄惨な状況だ。思わず目をそらす。
谷神錬磨:「……かなり、威の強い攻撃を受けている」
綾瀬春奈:「でも、ナザさんってかなり強かったんでしょ? みんなの話だと」
綾瀬春奈:「こんなになるまで……逃げる事もできずに?」
水波賢哉:「事実としてそうなんだろうね。結果としてこうなってる以上」
水波賢哉:死体を冷静に検分する。
朝比奈 望:「……」
名塚佑:死体を呆然と見ている。恐怖でもなく、ショックによるものでもない。
GM:死体には、刀剣類でつけられたと思われる切り傷。それも二種類――と、火傷がありますね。それが主な死因と考えていい。
谷神錬磨:「鋭利だな」
谷神錬磨:「傷口が……深い。このくらいの使い手が、まだ付近にいるということでもある」
水波賢哉:「裂傷、炎傷、毒、刀は二傷あたりか」
名塚佑:「…………」
名塚佑:「み、みんな……あの、さ!みんな!」
名塚佑:「じゃあ、これで事件は終わったってことだよね!もうボクを狙ってくる相手なんていないんだもん!」
綾瀬春奈:「え」「そ、そうなの……かな」
名塚佑:「“結社”の敵がいなくなったんだから、これで解決だよ!」明るく言う。
水波賢哉:「でも、さ。僕らは彼女が敵だとついさっき知ったばかりだぜ。それを誰にもまだ知らせていなかった」
水波賢哉:「増援の報告も受けていない。じゃあ、これはいったい誰がやったんだ?って事になる」
名塚佑:「ひいおじいちゃんがやったかもしれない……そうでしょ?他の人に、教えたのかも」
綾瀬春奈:「清三さんが!?」
谷神錬磨:「誰に教えた?」
名塚佑:「うっ」
名塚佑:「わ、わからない……けど……でも、春月さんとか……UGNの別の誰かとか……いたじゃん……」
水波賢哉:「魔術師らしくないね。佑ちゃん」
水波賢哉:「ひとつずつ……自分の見たものや、聞いたものから、まだ見てない世界を想像できる」
水波賢哉:「それが君の言う魔術じゃなかったか?」
谷神錬磨:「俺も、ここは現実のみを見るべきだと、思う。誰かがナザを殺した。それは複数の手練れだ」
名塚佑:「……違う!」
綾瀬春奈:「佑ちゃん?」
名塚佑:「なんで戦おうとするの!?もう天音も助かったし、ヨミ姉ちゃんが危ないわけでもないのに!」
名塚佑:「こんなの……こんな敵と、戦わないでよ!ボク……ボクは……!」
名塚佑:「……っ」その場を逃げ出します。
朝比奈 望:「え、待って…!」
綾瀬春奈:「望くん! 追いかけないと……!」
GM:おっと! じゃあ、そうですね
GM:佑ちゃんは回避で判定してください。難易度は8くらいかな。
名塚佑:1dx+1>=8 ナメくさった能力値!
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 7[7]+1 → 8 → 成功
GM:成功してんじゃねーか!
名塚佑:せ、成功してしまった!
水波賢哉:カバーリングは出来ます?と聞くまでもなかったぜ
GM:じゃあ、東京ちゃんの行き先を塞ぐように二人の影が現れる。……攻撃ではない。
名塚清三:「おっと!」
名塚清三:「おいおい佑、そんなに慌てて走ると転んでしまうよ」
春月瑠璃:「……」 山道を登ってきた。
名塚佑:突き飛ばしてその場を離れようとします。できますか?
GM:動物病院につれてこられた猫みたいだ
GM:なら、君がその考えを思いつく――よりも刹那早く、
名塚清三:「あっ、このおばか! 逃げるんじゃない!」 《テレキネシス》。先読みで佑ちゃんをゆるく拘束する。
名塚佑:「うう、うう――ッ!」
名塚佑:暴れる!無意味!
谷神錬磨:「名塚、あまり暴れない方がいい……」
朝比奈 望:「清三さん、やめて!」
名塚清三:「いや、やめてと言われてもだね望くん」
名塚清三:「ナザ殺しの犯人は佑が知っているんだから、彼女から説明させたほうが……」 拘束が緩む。
名塚佑:ひいおじいちゃんの腕に噛みつきます。
名塚清三:「あいだあー!」
名塚清三:《テレキネシス》が解除される!
名塚佑:「わあああっ!!」必死で逃げる!
谷神錬磨:「……そうか。知っていたのか」
名塚清三:「か、感心するのはあとでいいから、あのどら猫娘を追いかけてくれ!」
水波賢哉:「だとすると…僕の発言、地雷だったのかな。少し反省だよ」
水波賢哉:「朝比奈、お前が一番足が速い。頼む」
朝比奈 望:じゃあ、追いかける!
谷神錬磨:「わかった。追うか」
GM:君たちはここに居てもいいし、佑ちゃんを追いかけてもいいです。
朝比奈 望:謂れれる前に駆けだしてます
水波賢哉:こっちも追おう。
水波賢哉:ナザの死体をちらりと見る。少し未練を残すが、弔うのは終わってからと、今決めた。駆ける。
谷神錬磨:少し遅れて追います
GM:OKです。じゃあ、全員追いかけてるかな。
GM:山道は複雑だ。純粋な足の疾さよりも、直感や土地勘が重視される。
GM:名塚佑の足は思った以上に早く――ようやく追いついたのは、とりあえず、
GM:朝比奈望ひとりだけだ。
名塚佑:麓近くの、もう使われていないバス停か何かに座り込んでいます。
名塚佑:「……」
朝比奈 望:息を切らしながら、辺りを見回し
朝比奈 望:バス帝の近くにいる佑ちゃんを見つけます
朝比奈 望:「相変わらず、かくれんぼが上手だね。」
名塚佑:腐りかけたベンチの上に、膝を抱えている。
名塚佑:「……ううう」
名塚佑:「ううう……望……」
朝比奈 望:「ごめんね。みんなで、佑ちゃんを責めちゃってたんだね。」
朝比奈 望:「僕は、鈍いから、そのことにも気づけなかった。ごめんね。」
名塚佑:「違う……ボクの……ボクのせいなんだ……」
名塚佑:「叶えたい願いは、ひとつしかなかったのに――」
名塚佑:「ボクは、その手段を間違えた」
朝比奈 望:「佑ちゃんでも、間違えることってあるんだね。」
名塚佑:「ねえ、望……。望は、戦いたくなんてないよね?」
朝比奈 望:ちょっと返答に詰まる
朝比奈 望:「うん…そうだと思う。」
名塚佑:「前の事件の時、『もうこれで終わりだよ』って言ったのに」
名塚佑:「……ごめんね」
朝比奈 望:闘わないといけないとは思ってる。だけど、そう強く思わないと戦えないというのは、きっとそういうことなのだろう。
朝比奈 望:「それこそ、佑ちゃんのせいじゃないよ。」
朝比奈 望:困ったように笑いながら言います
名塚佑:朽ち果てたバス停の標識を見る。「……東京はさ……一つの路線に、何本もバスがあるんだ」
名塚佑:「10分待てば次のバスが来るのは、最初のバスと違うバスだから……」
名塚佑:「……ふ、ふふふふふっ……」
朝比奈 望:「間違って乗っちゃったら、大変だね。」
名塚佑:涙目で笑う。「東京はいいよねえ。望」
朝比奈 望:「僕は、言ったことがないからわからないや。」
名塚佑:「ボクもだよ」
名塚佑:「……ボクも、行ったことない」
朝比奈 望:「……」
名塚佑:「東京に行ったなんて」
名塚佑:「嘘なの」
朝比奈 望:「ベイブレードも、エスカレータも、バスの話も?」
名塚佑:「全部、嘘……。ううん、違う」
名塚佑:「ベイブレードだけ本当だった。一人でやってた。また会った時、遊びたかったし」
朝比奈 望:「そっか…」
朝比奈 望:「嬉しいな。佑ちゃんはQ町でも東京でもないところに行っても、僕たちとまた遊ぶことを楽しみにしててくれたんだ。」
朝比奈 望:「ねえ、佑ちゃん。」
名塚佑:「……ん……」
朝比奈 望:「僕が、本当は戦いたくないように。」
朝比奈 望:少し聞きづらそうに
朝比奈 望:「佑ちゃんも、本当は魔術師としていたくはないと、思ったりするの?」
朝比奈 望:今まで、佑ちゃん以外に魔術師を名乗る人にあったことがなかった。
朝比奈 望:だけど、今回の事件であった清三さんも、ナザさんも、佑ちゃんとは在り方が根本的なところから違うような気がした。
名塚佑:「……ううん」望の手を取ります。
名塚佑:胸に手を当てさせる。「ボクの心臓を聞いて。望」
朝比奈 望:「え…えと…!」
名塚佑:「1。1。2。2。1……」心臓の鼓動を自分で数えている。
名塚佑:「……ね?もう、普通の体じゃないの」
朝比奈 望:ちょっと動揺したけど、東京ちゃんの眼を見ると、不思議と静かに音にだけ集中することができる
名塚佑:「ボクは名塚本家で“起源”に触れた。その時から魔術師になった」
名塚佑:「東京じゃなくて、本家でずっと修行をしてた。誰にも迷惑をかけないように、またこの町に戻ってこれるように――」
名塚佑:「ずっと、魔術の修行を」
朝比奈 望:「そうじゃないよ。佑ちゃん。」
朝比奈 望:「僕は今の佑ちゃんも好きだよ。でもね、昔の、魔術なんて知らない頃の佑ちゃんのことも大好きだった。」
朝比奈 望:「だから、だからね。」
朝比奈 望:「佑ちゃんには、もっと佑ちゃんが好きな佑ちゃんでいてほしいんだ。」
朝比奈 望:「この街から離れて、魔術の修行をしてた佑ちゃんが好きならそれでもいい。東京に行ってた佑ちゃんが好きならそれでもいい。」
名塚佑:「望……う、ううっ、望……!」
朝比奈 望:「だから、教えてほしい。」
朝比奈 望:「魔術師としてでも、友達ととしてでもいいから。」
朝比奈 望:「佑ちゃんを怖がらせる、悪いヤツがどんなやつなのか。」
名塚佑:「……わたし」
名塚佑:「わたしなんだ」
朝比奈 望:「…どういうこと?」
名塚佑:「ボクを殺そうとしているのは……わたし」
名塚佑:リバースハンドアウトを公開します!
GM:くるがいい!
■PC1(名塚佑) リバースハンドアウト(1)
・シナリオロイス:"青"のツキガミ 推奨感情:P信頼/N不信感
このハンドアウトはナザ・シルベストリが死亡した後であれば、いつでも開示可能。
このハンドアウト公開により、"魔境の毒蜘蛛"の情報調査難易度が20低下する。
君のもとにやってきた春月は、開口一番で自分の正体を明かした。
自分は"青"のツキガミだ。あなたの曽祖父、清三に言われてあなたを守りにきたのだ、と。
私は少しだけ未来を観る事ができる。君を狙う"結社"の魔術師――起源の十一、"右手"を宿す大達人《アデプタス・メイジャー》、ナザ・シルベストリなどは些細な問題にすぎないと、春月は言った。
あなたを殺しうるのは、もうひとりの貴方。
力に呑まれ怪物と化した平行世界の名塚佑。”魔境の毒蜘蛛”。
彼女はもう、殺して救うしかない。そして彼女を殺すには、あなたの力が不可欠だ。
一緒に町を守ってください。今度は私もうまくやってみせるから――。
彼女を信じるか、最後まで自分達の力だけでやり遂げるかは、君次第だ。
名塚佑:「――ボクが、“起源”の力を手に入れたのは、不幸とか、偶然とかじゃない」
GM:ということで、次のシーンは佑ちゃんのRHO回想シーンとなります。
名塚佑:顔を膝に埋めて呻く。
名塚佑:「分かるんだ。ボクが望んだからだ」
名塚佑:「……ボクが、願ってしまったから……」
朝比奈 望:「…それはきっと、悪いことじゃないよ。」
朝比奈 望:「佑ちゃんは、僕たちと一緒にいたいって願ってくれたんでしょ・」
名塚佑:笑う。「……うん」
名塚佑:望がそれを理解してくれていたことが、本当に嬉しかった。
名塚佑:「ボクの願いは、ずっと……そうだった」
名塚佑:「『みんなと友達でいたい』」
朝比奈 望:「それを悪いことだって言われたら、錬ちゃんだって、賢ちゃんだって、天音ちゃんだって、春ちゃんだって、コヨミちゃんだって、みんな怒っちゃうよ。」
朝比奈 望:「僕だって、怒ってるもん。」
名塚佑:「……ごめん」
名塚佑:「ごめんね……」
谷神錬磨:「……いや。気にするな」 いつの間にかそこにいる。
谷神錬磨:「俺も同じ願い方をする……と思う」
名塚佑:「……錬、磨」
水波賢哉:こちらはバス停の雨除けの後ろに寄りかかってる。いつからか黙って聞いていたらしい。
春月瑠璃:「はあ……やっと見つかった」 木陰から出てくる。
春月瑠璃:水を差すつもりはないらしい。そのまま、少し離れたところで君たちを静観している。
朝比奈 望:「だよね。」
名塚佑:「し、知られたくなかった」
名塚佑:「前の、何も起こらなかったときみたいな友達でいたかった」
名塚佑:「お互いの秘密を握って、子供の時みたいにいられなくなるなんて、ボクの願いじゃなかった」
谷神錬磨:「……なぜだ? いまは違うのか?」
名塚佑:「だから、ずっと隠していたかった・…」
水波賢哉:「さて、僕は幼馴染同盟から外れるから、その分、率直に言うけどさ」
水波賢哉:「知られたくないにしてもさ。そんな願いに罪悪感を感じるのは、ちょっと環境良くないんじゃない」
水波賢哉:「まあ、それに、こいつら、隠される方が嫌だって人種だしね。間合い取れないから!なぁ」
谷神錬磨:「……」 少し考える 「そうかもしれない。……変わることが嫌だった。そのくらいなら、俺にもわかる。だが……」
朝比奈 望:「そうだね。僕は、この力を佑ちゃんたちに話すことが出来たのは、嬉しかったな
谷神錬磨:「結局、それでも俺は、名塚の友でいようと思っている。それは変わらない」
名塚佑:「……そう言うと思ってた。だから、ずっと……怖かった……」涙を落とす。
名塚佑:きっと許してくれるだろう。けれどお互いが知ってしまえば、もう知る前には戻れないから。
名塚佑:許すことも許されることも、頭にもよぎることのない、子供の頃のようにいたかった。
名塚佑:「……錬磨。敵は……敵は、わたしなんだ」
水波賢哉:「うん。良い奴だよな、お前ら。朝比奈も谷神もさ」
名塚佑:「“起源”の力を望んで、こうならなかった、わたし――」
谷神錬磨:「そうか。敵は名塚か……」 そのまま受け止める。
名塚佑:「ボクが友達なら、わたしは友達じゃないのかな?倒すしかないのかな」
朝比奈 望:「……」
名塚佑:「どっちが本当かなんて、わからない。ボクは……」
名塚佑:「ボクの友達が名塚佑と戦う姿なんて、見たくない」
谷神錬磨:「……」 答えられない。目の前に立てば、戦うだけだ。名塚佑を助けられるような答えを持っていない。
朝比奈 望:その言葉を聞いて悩んでると、パーカーのポケットからポロリとメモが落ちてきます。
GM:なら、メモに書かれている内容がちらりと見えるでしょう。
■"魔境の毒蜘蛛"について <情報:噂話/裏社会><知識:魔術> 難易度25→5
■"毒蜘蛛"の攻撃について <情報:噂話/裏社会><知識:魔術/レネゲイド> 難易度27→7
GM:書かれている内容はこれです。
朝比奈 望:やったー!攻撃について!
水波賢哉:「…おい、なんか、落ちたぞ、朝比奈」
朝比奈 望:敵を知り己を知れば百戦ヒャッハー!!
GM:情報判定をどうぞ。上段だけ抜けばクライマックス突入条件が整います。
朝比奈 望:「あ、これ、清三さんからもらったメモだ。」
朝比奈 望:「清三さんには開かずに捨てて言われて、そのままにしちゃってたんだ。」
朝比奈 望:最初にもらった時のままクシャクシャだけど、でも、あれだけの戦いがあったのに未だただクシャクシャなままのメモをみて、不思議に思ったりする
谷神錬磨:「魔術師の落としたものだ。……手掛かりになるかもしれない」
水波賢哉:「レネゲイドによる遅延攻撃の類はあるかも知らないけどな」
谷神錬磨:つまり朝比奈くんが読まないなら、錬磨が挑むつもりだ
水波賢哉:メモをちらっと見やる。
水波賢哉:「開けるな、か。ん、ちらっとだけど魔とか蜘って文字が見えないか?」
朝比奈 望:「開いても。いいのかな?」
名塚清三:「……おや! まだ読んでないのかい朝比奈くん」 のこのこと出てくる。
朝比奈 望:「だって清三さんが開くなって言うから。」
名塚清三:「"絶対読むなよ"っていうのは、若者からすると"読んでいいよ"の意味じゃなかったのかね?」
谷神錬磨:「そうだったのか」
名塚清三:「まさか……私の……知識が、古い……?」
名塚佑:涙目だが、少し不機嫌な顔になります。
水波賢哉:「…成程ね。流石にご高齢っていう事だな、これは」
朝比奈 望:「……佑ちゃんが清三さんに冷たく当たる気持ちが少しわかった気がしました。」
水波賢哉:「よし。谷神読め!僕が許す」
名塚清三:「ひどいなあ。万が一を見越してわざわざ書いておいたのに。危険を冒して……」
GM:そういうことで、情報収集判定をどうぞ。難易度は5と7。
谷神錬磨:「読んでみよう」 判定するつもりだ!
■"魔境の毒蜘蛛"について <情報:噂話/裏社会><知識:魔術> 難易度25→5
■"毒蜘蛛"の攻撃について <情報:噂話/裏社会><知識:魔術/レネゲイド> 難易度27→7
GM:東京ちゃんのRHOの影響で、難易度は-20されてます。
GM:ああ、すみません……"元"東京……でしたね
名塚佑:RHO最高~~
谷神錬磨:4dx+2=>7
DoubleCross : (4R10+2[10]>=7) → 9[3,4,7,9]+2 → 11 → 成功
谷神錬磨:エグザイルパワー!
GM:成功!
名塚佑:違う~~ッ!俺は東京だァ――ッ
名塚佑:俺の名を言ってみろ!!!
朝比奈 望:落ち着いて本家ちゃん!!
GM:"魔境の毒蜘蛛"について も挑んでくれ!
名塚佑:ギャアーッ!
GM:あとは佑ちゃんか朝比奈くんかな。
名塚佑:私が振ってもいいですけど
GM:(収集手番が残っているのは)
谷神錬磨:本家帰りパワーを見せてくれ!
名塚佑:社会強者用の情報が出てくる可能性もありますよね
朝比奈 望:じゃあ、おいどんがごわすしてもごわすか!
谷神錬磨:せごどん!
名塚佑:いや、でもストーリー的には私が振ったほうがいいのかなw
GM:情報はこれで最後なので、安心していいですw
GM:好きな方が振れ!
名塚佑:じゃあ私がチェスト関ヶ原します
朝比奈 望:じゃあ、本家ちゃんお願いします!
名塚佑:6dx 本家――ッ
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[4,6,9,9,10,10]+5[4,5] → 15
GM:つよいなー
名塚佑:チェイテ姫路城!
GM:コレに加えて、夢の雫とかいう後乗せエフェクトがあるので
GM:まあ最悪……RHOが公開されなくても、トリガー情報だけは自力で抜けるのでは?みたいなバランス調整でした。情報を開示します。
■"魔境の毒蜘蛛"について
ナザを殺害したのは、次元を超えて平行世界からやってきた殺戮のジャーム、"魔境の毒蜘蛛"。
ヒトだった頃の名前は、名塚佑。
"起源"の力に呑まれた平行世界の名塚佑が、更に自分の世界のツキガミや魔術師を吸収したものである。
"起源"の暴走により、平行世界のQ町は跡形もなく壊滅。死の荒野と化している。
"毒蜘蛛"の目的は『全世界、全宇宙、全分岐における名塚佑の完全抹殺』。
あくまでも己の手による殺害に固執しているため、邪魔者がいればそちらから排除する。
現在はQ町中央、月代神社に空間の裂け目を作り出し、そこに潜んでいる。
GM:ゲーム的にはエネミーエフェクト《時空の裂け目》の効果です。出入り条件はこちらの世界の名塚佑が一緒にいる事。
名塚清三:「ほら、私がヒミツの儀式で結界を張っていただろう?」
名塚清三:「あれはナザ・シルベストリ対策なんかじゃない。魔境の……」
名塚清三:「……この呼び方は嫌いだな」
名塚佑:「……」
名塚清三:「あちらの世界の佑を、この世界から逃さないためだ。なにせ空間を渡ってこっちの世界に来たんだからね」
名塚清三:「結界の維持も骨が折れるから、私は戦いでは役に立たない。小粋なトークができるだけのおじいちゃんだと考えてくれたまえ!」
名塚佑:「喋らなくていい!」なんかバス停にあった適当なオブジェクトを投げます!
名塚佑:ベチャーッ
名塚清三:「痛い!」
谷神錬磨:「小粋なトークは必要ないと思う」
水波賢哉:「それが必要って言う気持ちは分からないでもないけどさ」
水波賢哉:「TPOは考えるべきだよな」
水波賢哉:思うところあるのかうむと頷く。
GM:もう一つの情報も開示します。
■"毒蜘蛛"の攻撃について
"声"とツキガミの力が合わさり、いくつかの極めて強力な攻撃を保有している。
的確な対処が必要となるだろう。
・Eロイス"鏖殺の瘴気"
瘴気をばらまき、空間そのものを侵蝕して破壊する技。
ゲーム的にはEロイス"殺刃圏"……の強化版。クリンナップに【20d10】のHPダメージを与える。
春月のアドバイスに従う事である程度の回避が可能だが、限度はある。
・Eロイス"破滅の呼び声"
HPが0になった時にオートアクションで発動。
即座にメインプロセスを行う。
・エフェクト《魂喰い》
誰か1人が蘇生した瞬間、オートアクションで発動。即座に【9999】のHPダメージを与える。
ゲーム的には殺戮アージエフェクト《アポトーシス》……の強化版。
このエフェクトで死亡した対象が復活しなかった時、対象の持つエフェクトをシナリオ終了まで一つ奪う。
シナリオ3回まで使用可能。
名塚清三:「万が一……あらゆる万が一に対処しなければならなかった。彼女に気づかれる可能性を考えると、表立って説明はできなかった」
名塚清三:「だから、こういう迂遠な形でメモを残したんだ。まあ、杞憂に終わったようだけどね」
GM:ということで、ここからは質疑応答タイムになります。
朝比奈 望:こわ…
GM:今回の事件は、不可解な事が多すぎる。この段階に来てもなお、君たちの中にはいくつか謎が残っているかもしれない。
GM:それらを問いただしてもいいでしょう。
GM:もちろん、用事がすべて済んだのなら、毒蜘蛛のいる月代神社に行っても構わない。
春月瑠璃:「私がサポートするわ。"毒蜘蛛"の攻撃は、あなた達ならある程度避けられると思うけど……限度はある」
春月瑠璃:「行きましょう。彼女は月代神社にいる」
朝比奈 望:「清三さん、その佑ちゃんは、もう僕たちの知ってる佑ちゃんじゃ、ないんだよね。」
名塚清三:「そうだね」
名塚清三:「いや。でも、そうだな」
名塚清三:「それでも佑なんだよ。きっとね」「変わり果ててしまっても……彼女は、佑なんだ」
名塚清三:「私の大事な家族なんだよ」
朝比奈 望:「そっか、じゃあ、僕たちの大事な友達でもあるんだね。」
名塚佑:「……なんで、ボクを殺そうとするんだろう」
名塚佑:「どうして、憎んでるんだろう」
名塚佑:「恨んでるのかな」
春月瑠璃:「……彼女が抱いているのは、罪悪感。そして責任感よ」
春月瑠璃:「"自分がいなければ、Q町が滅びる事はなかった"」
春月瑠璃:「"自分がいなければ、望たちが死ぬ事もなかった"」
春月瑠璃:「"自分さえいなければ"」
春月瑠璃:「――"お前さえいなければ"」
名塚佑:「……っ!」
名塚佑:唇を噛む。自分の選択に対する後悔。“起源”を求めてしまった後悔。
名塚佑:それは何よりも自分自身がわかっていることだからだ。
朝比奈 望:「……」
水波賢哉:「…………これ、平行世界の僕達は負けたのかな。いや、あっちのQ町に僕がいたかは分からないけどさ」
名塚清三:「どうだろうね。それは、"あちらの佑"と話せばわかるかもしれない」 水波くんに。
水波賢哉:「そうか。じゃあ、僕はいなかったんだと思う。ことにする」
名塚清三:「ん、なんでだい?」
水波賢哉:「いたら、こうなってはいなかった。だから、こっちでは僕と言うイレギュラーが止めるさ」
名塚清三:「ははあ。さては君、凄まじい自信家だな?」
水波賢哉:「多分だけど、お爺ちゃん程じゃないんじゃないかなぁと」と、半分強がって笑みを浮かべる。
朝比奈 望:ちょっと辛そうなにみえる佑ちゃんに声を掛けたいです。
GM:OKです。たぶん、これが戦いの前の最後の会話だろう。
朝比奈 望:「佑ちゃん」
名塚佑:「……ん」
朝比奈 望:「もう一人の佑ちゃんが、佑ちゃんのことをどう思ってても。」
朝比奈 望:「僕たちは、"佑ちゃんがいてくれてよかった”って思ってるよ。」
名塚佑:「……分かってる」
名塚佑:「分かってるよ。だから……ボクも、本当のことを言うね」
朝比奈 望:「だから、たった一人で佑ちゃんがいなければいい思ってる人に負けるわけないよ。多数決で、圧勝だもん。」
名塚佑:「ボクはみんなが死んでしまってもいいと思ってた」
名塚佑:「だから、あんなに強い“赤”に、望を向かわせるような言葉をかけもした」
名塚佑:「たとえ……ボクや望たちが死んでしまったって、最後まで『友達だった』と思えるなら」
名塚佑:「それは引き換えにしてもいい対価だから」
朝比奈 望:「ひどいなあ」
名塚佑:「うん。だから……向こうのわたしが思っていることも分かる……分かるの……」
名塚佑:「願いが叶わなかったなら……別の世界のボクの願いを、叶えようって……」
名塚佑:「みんなに、友達だったって思ってもらえたまま……秘密を知られないまま、死んでいくなら……そう、思うはずだから……」
朝比奈 望:「ありがとうね。」
名塚佑:「え……?」
朝比奈 望:ここでこんなことをいうのは変かもしれない。でも出てきたのはそんな言葉だったし、それでいいと思った
朝比奈 望:「そんなに思い詰められるほどに知られたくなかったことを、僕たちに話してくれて」
朝比奈 望:「ここにいる佑ちゃんは、きっともう一人の佑ちゃんにも、他の佑ちゃんにはできなかったをやれたんだよ。」
名塚佑:「ごめん……ごめんね……」
名塚佑:これで願いは叶わなくなった。何も知らないままの友達ではいられなくなった。
朝比奈 望:「僕は、そんな佑ちゃんの友達でいられたことがとても嬉しいし、誇らしい。だから、ありがとう。」
名塚佑:「望……いつも、ごめんね……」全てをその願いのために使おうと決めていたのに。
朝比奈 望:「あ、ありがとうって言ってるのに、謝らないでよ……!こっちこそ、変なこと言ってごめんね?」
名塚佑:泣きながら謝る。
朝比奈 望:ちょっと困ったようにした後
朝比奈 望:「うん、いいよ。許してあげる。だから、佑ちゃんも自分を許してあげて。」
朝比奈 望:と言います
水波賢哉:「むこうはいい感じになったかな。朝比奈のああ言うところは本当に良いね」守らなきゃなと小さく呟き。そして清三さんの方を向こう。
水波賢哉:「質問いいかな?聞きたいことがあるんだけどさ」
名塚清三:「そうだねえ。佑は本当に良い友達を持ったみたいだ」
名塚清三:「こういう時に、抜け目なく質問してくる君も含めてね。何かな?」
名塚清三:「何でも答えるよ」
水波賢哉:「コヨミちゃんが今、本当はどうなってるか?貴方なら知ってるんじゃない?」
春月瑠璃:「……」
名塚清三:「うん、知っている。ずっと気にしていたのかね?」
水波賢哉:「まあ、聞かれるだろう。って予測はしてたでしょ。魔術師(佑ちゃんの師匠)だもの」
名塚清三:「ははは、それはその通りだ。魔術師の強さは、認識する現実の強さだからね」
名塚清三:「あらゆる現実を見据え、あらゆる予測を立てる……それが魔術師さ」
名塚清三:言いながら、ちらりと春月の方を見る。
春月瑠璃:「……大丈夫。今のところは」
春月瑠璃:「彼女が感づいた様子はない。説明する余裕は……あるわ。多分」
名塚清三:こくりと頷き、水波くんに向き直る。
名塚清三:「水波くん。逆なんだ」「月代コヨミが消えたんじゃない」
名塚清三:「世界から消えたのは君たちだ」
水波賢哉:「なんだって?」
名塚清三:「――月代コヨミは今、君たちと一緒に事件を解決している」
名塚清三:「彼女はこの事件の裏のレイヤーで、本来の事件。"結社"のナザ・シルベストリと、彼女の手駒になった"青"のツキガミと戦っている」
名塚清三:「そういう偽装プログラムを走らせている。いま彼女は、偽物の君たちと共に動いている」
名塚清三:「だから私も、春月くんも……堂々とこの世界に姿を晒せている。月代コヨミに悟られる事なく」
GM:君は彼の言っている事がわかるかもしれないし、よくわからないかもしれない。
GM:『彼女に気づかれる可能性を考えると、表立って説明はできなかった』と、メモの説明の時に清三は言った。
GM:『彼女』。――"毒蜘蛛"ではない。
GM:清三たちは、月代コヨミに気づかれる事を警戒している。
水波賢哉:額に手を当てて嘆息。どうも現実感が沸かない答えだ。
水波賢哉:「お前達、僕に優しく説明出来そう?」と皆を見回す。
谷神錬磨:「なるほど。コヨミではなく、消えたのは俺たちの方……か」
谷神錬磨:「……待て、水波。これ以上、どういう説明がある……?」
水波賢哉:「いや、だとすると、この世界はなんなの?とか、ほらあるじゃん」
谷神錬磨:「”この世界はなんなの”……? 難しい問いかけだ……」 ひとりで悩み始める
名塚佑:「ヨミ姉ちゃんは、無事なの?」
朝比奈 望:「僕たちが消えたってことは、コヨミちゃんも僕たちを心配してるってことだよね?」
朝比奈 望:「じゃあ、早く帰って安心させてあげないと…?」
名塚清三:「いや、そうでもない。彼女視点では、君たちと常に一緒だからね。今まで通り」
名塚清三:「……よし。ひとつずつ質問に答えていこう」
名塚清三:「まず君たちは、Q"市"――――」
春月瑠璃:「清三さん!」
GM:清三が口を開いた時だ。
GM:ザリザリと周囲の風景が、一瞬だけ霞む。
GM:世界に被さっていた幕が剥がれるように、一瞬だけ違う世界の光景が見えるだろう。
谷神錬磨:「……それどころでは無さそうだな」
水波賢哉:「また、僕の発言は地雷だったか!?」
朝比奈 望:「Q"市"…?」
GM:場所は先程と同じ、UGN演習場。
GM:操られている春月……"青"のツキガミ。
月代コヨミ:『――気をつけろ望! "青"の力は未来視だ!』
GM:戦っている君たち四人と、月代コヨミ。
GM:すぐにその光景は消える。
名塚清三:「……すまない。何でも答えると言ったが、あれは間違いだった」
名塚清三:「少しだけ時間がほしい。そう、君たちが"向こうの佑"を倒している間に……場を整えておくよ」
朝比奈 望:「コヨミちゃん…!」
朝比奈 望:「清三さん、今のは!?」
名塚清三:「本来の事件だよ望くん。覚えていないかな?」
名塚清三:「君たちが解決した、本来の事件だ。"Q市"の」
GM:清三が嘆息する。詳しく説明をしたいが、この場ではそうもいかない――そんなふうに見える。
名塚清三:「この事件が終わったら、すべて説明する。Q市の事――月代コヨミの事。君たちの事」
名塚清三:「約束する。だから今は、"向こうの佑"を止めてきてはくれないか?」
名塚清三:「……ここで話すと、月代コヨミに気づかれる可能性がある」 ぼそりと言う。
朝比奈 望:わからない。だけど、聞いたことのない、身に覚えにないはずの"Q市"という地名が、ひどくなじんだものであるかのようにも聞こえる
朝比奈 望:「約束、ですよ。」
名塚清三:「ああ。魔術師は約束を守るものだからね」
名塚清三:「言霊。口約束には強い力がある。違えないよ」 望くんに笑う。
名塚清三:「そうだ。最後に」
名塚清三:君たち四人に向き直る。
名塚清三:「"向こうの佑"。もはや彼女に……彼らに止まる手段はない」
名塚清三:「殺してやる以外にはね」
名塚清三:「ひ孫をよろしく頼むよ」 頭を下げる。
GM:清三はそう言って、結界の制御の為に別の方へ向かいます。特に君たちが止めなければ、彼はこのまま去るでしょう。
朝比奈 望:「はい」
朝比奈 望:一瞬の逡巡のあと、そう応える
谷神錬磨:「相手が誰にしろ、敵対するならば、俺はやるだろう。それはどこの世界でも同じだ。……任された」
水波賢哉:「決闘へのカウントダウンはもう終わりを告げたって事か。いいさ。やるよ。出来るさ。そう、僕にならね」
名塚佑:「――ひいおじいちゃん!」
名塚清三:「ん?」 立ち止まる。
名塚佑:「やっぱり、ひいおじいちゃんは、ひどいよ」
名塚佑:「嘘ばっかり……隠し事ばっかり……」
名塚清三:「うん。よく言われる」
名塚佑:ぐ、と涙を拭う。「ひいおじいちゃんなんか、大嫌いなんだから」
名塚清三:「私はお前の事が大好きだよ。佑」
名塚清三:「がんばりたまえ」 歩いていきます。
名塚佑:「……うん」
GM:魔境。それは力の淀み。
GM:魔境。それは暴走の終着点。
GM:――人のこころを失った、悲しき少女の成れの果て。
GM:止めるしかない。
GM:殺すしかない。
GM:シーンを終了します。ロイス、購入が可能。
GM:これが最後の購入チャンスかな。
谷神錬磨:応急手当キットを買ってきます!
朝比奈 望:応急手当
朝比奈 望:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,4,10]+7[7] → 17
朝比奈 望:いえいえい
谷神錬磨:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 9[1,1,3,9]+1 → 10 → 成功
朝比奈 望:2d10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 5[1,4]+17 → 22
名塚佑:何か買ってほしいものがある人いますかー?
谷神錬磨:使います。
谷神錬磨:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 15[6,9]+6 → 21
谷神錬磨:OK!
朝比奈 望:とくに!
水波賢哉:強化素材が欲しいが優先順位は最低ラインで化です
谷神錬磨:じゃあ、両手剣が欲しいです
名塚佑:イエス!じゃあこのバス停を……
名塚佑:ひっこぬいてやるぜ~~ッ!
名塚佑:6dx>=13 両手剣を購入します。
DoubleCross : (6R10[10]>=13) → 7[3,3,6,6,7,7] → 7 → 失敗
谷神錬磨:両手剣があれば…攻撃力が5も上がる!
谷神錬磨:これが……
名塚佑:アヤヤーッ!?
名塚佑:《夢の雫》!購入します!
谷神錬磨:東京パワーが……!
名塚佑:侵蝕3でダメージ+5と思えば
名塚佑:やすいもの!
水波賢哉:じゃあ強化素材をば。
水波賢哉:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 9[5,7,9]+4 → 13
谷神錬磨:い、いただきます! ありがたく!
名塚佑:名塚佑の侵蝕を+3した (侵蝕:93->96)
GM:侵蝕が安いw
水波賢哉:財産使っても1足りないな。以上です。
名塚佑:水波くんと私が
名塚佑:買い物逆だったらよかったですねw
GM:ロイスとかはないかなー?
水波賢哉:ですねw
谷神錬磨:こちらは以上!
名塚佑:私は最後の一枠を空けておかなければならない気がする!
水波賢哉:クライマックスに出る奴にとるかもしれないので無しー
GM:アイヨ!
GM:じゃあ、正真正銘最後のミドルシーン。東京ちゃんのRHOシーン……回想シーンですね。
GM:回想なので、侵蝕アップは無しです。